「スリー」のマルチカラーバームや「スンカ」の入浴剤、「フェティコ」のアウターなど ビューティエディターの2024年“初買い”

連載「WWDJAPANスタッフの2024年“初買い品”」、第3回目は浅野ひかるソーシャルデスクと編集部・記者の遠藤里紗が登場。日々ビューティブランドを取材する2人が年始に購入した春の新作コスメや入浴剤などを紹介します。

ソーシャルデスク 浅野の初買い品

「スリー」の“グラムトーンカラーカスタード”

「スリー(THREE)」の“グラムトーンカラーカスタード”(全10色、各3300円)は、アイシャドウやチーク、リップに使用できるマルチカラーバーム。これ1つで、手軽にワントーンメイクを楽しめます。「色ってこんなに大胆に使っていいんだ!と思わせてくれるアイテム。シアーな発色で使いやすいので、カラーメイクに挑戦してみたい人にもおすすめ。春の開放感を表現した鮮やかなカラーがめちゃくちゃかわいくて、追加でたくさん買い足した」と語ります。マットな質感ですが滑らかになじむので、マットが苦手な人でも使いやすいのだそう。

「シロ」のメタリックなネイルとアイシャドウ

「春はパステルカラーなど軽やかなカラーに意識が向かいがちだが、今年はあえて無機質なシルバーをまといたい気分」と紹介したのは「シロ(SHIRO)」の“亜麻ネイル”(7H09 シルバー、2560円)と“米ぬかアイシャドウクリーム”(3H03 オーキッドグレイ、3734円)。ネイルは一度塗りでギラっとした発色をかなえます。アイシャドウクリームはキービジュアルに惹かれて購入したそう。「カラーラインのように目尻に乗せてもいいし、伸びがいいので、まぶた全体にカジュアルに乗せてもいい。ゴールドっぽいラメも入っているので白浮きせずになじむところもポイント」とおすすめします。

「フェティコ」のアウター

「フェティコ(FETICO)」のアウターは、ウエストがくびれているためシルエットにメリハリがあり、Pコート風のデザインも相まってすっきりと着用できるそう。「裾が広がったガーリーなデザインも気に入っていて、暖冬だけど愛用している」と熱く語ります。

「フェティコ」は、23年8月の「楽天 ファッション ウィーク東京」参加後、9月に香港最大のファッションイベント「センターステージ(CENTRESTAGE)」で、ブランド初となる海外ショーを行いました。同ブランドは3月の東コレにも参加予定で、海外でのショーを経て、今シーズンはどのようなクリエイションを披露するのか注目です。

酵素入浴液“つるぽかエプソムソルト”

最後に紹介したのは、回生堂の酵素入浴液“つるぽかエプソムソルト”(2L、2800円)。“自宅で手軽に酵素風呂”をコンセプトに開発されました。「毛穴が全部開いたんじゃないかと思うほど、めちゃくちゃ汗が出る。温まるし、肌もツルツルになる」と、年末年始の溜め込みを体内からリセットしているそう。

編集部・記者 遠藤の初買い品

「スンカ」の薬用入浴剤

最初に紹介するのは、アイメイクブランド「ラブ・ライナー(LOVE LINER)」などを扱うmshが1月に立ち上げた新ブランド「スンカ(SUNCA)」の薬用入浴剤(アソート2種4錠、1210円)。パッケージには大きく10と3の数字が描かれています。数字はそれぞれ、入浴剤が溶ける時間を表しており、10分で溶ける“繭のなか”の香りが特に好きだそう。香水のように香りが移ろっていくのが特徴で、「落ち着いて、深呼吸ができるような香り」と語ります。サウナやお風呂好きの友人へのギフトにもおすすめといい、年始には同商品を箱買いしたのだとか。

「アロマティカ」のナイトクリーム

2つ目は、韓国発「アロマティカ(AROMATICA)」のナイトクリーム“グロービタグッドナイトクリーム”。「アロマティカ」は、アロマセラピストが手掛ける香りにこだわったブランドで、「自分が癒される香りを探している時に出合った」のだとか。オレンジとネロリのさっぱりした香りが気に入り、ハンドクリームとクレンジングも追加で購入したそう。

「タンタン」と写真家・石田真澄のコラボレーションバッグ

台湾のファッションブランド「タンタン(TANTAN)」と写真家の石田真澄によるコラボレーションバッグは、6種の布と8本のリボンで作られています。結び方や持ち方次第で、無限の使い方が楽しめます。付属の取り扱い説明書がグラフィカルで、ポスターとして飾れそうなデザインです。「ここで紹介されている使い方以外にも、いろいろと考えられるのが楽しい」と話します。

「タンタン」のデザイナーは、街を観察したり、偶然出会ったものを商品に落とし込むことをコンセプトにしているそう。「このバッグにも、街やビル、アパートなどを彷彿させるモチーフが使われている。私も路上の写真を撮るのが趣味なので、街の写真をまとえるという点も気に入っている」と語りました。

次回予告

連載「WWDJAPANスタッフの2024年“初買い品”」、最終回となる第4回目は「WWDJAPAN」編集長の村上要が登場します。シーズンで3桁万円を洋服に費やすという村上編集長が、今年初めに買ったものとは。来週もお楽しみに。

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大人がひたれる「プリキュア」の世界 6日間限定「プリキュア ジェニック ルーム」全貌公開

東映アニメーションの人気アニメシリーズ「プリキュア」誕生20周年をきっかけに始動したプロジェクト「プリキュア ジェニック(PRECURE GENIC)」の第1弾、ポップアップストア「プリキュア ジェニック ルーム」が3月1日から6日間限定で、下北沢アドリフトで開催中だ(※全日程事前抽選予約制で当日券の配布はなし)。

同プロジェクトは、“自分らしさの表現”をテーマに「プリキュア」とファッション、アート、音楽などさまざまなユースカルチャーをつなぐ試み。今回のポップアップストアではファッションブランド「シーロン(SIIILON)」や「ワイエムワイエム(YMYM)」、イラストレーターのKamin、tamimoon、Utomaruなどとコラボしており、アイテムを実際に手に取ったり、試着したり、購入したりすることができる。

2人の女の子が暮らす部屋をイメージ

ポップアップストア内は、“「プリキュア」に影響を受けて育った性格の違う2人の女の子が暮らす部屋”をイメージ。ハートモチーフが散りばめられた室内には、「ふたりはプリキュア」の変身アイテム“カードコミューン”をモチーフにしたクローゼットのほか、「プリキュア ジェニック」のロゴのネオンを壁に飾ったソファースペース、イラストを描くのが好きな女性とファッションデザインを楽しむ女性、それぞれの個性が詰まったデスクコーナーなどがある。

イラストレーターとのコラボ作品も壁に飾られるなど、それぞれが解釈した「プリキュア」によって彩られた空間になっており、写真映えするスポットも充実。かつて「プリキュア」が好きだった大人こそ、楽しめるに違いない。

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「サボン」の人気商品“ボディスクラブ”がリニューアル 死海の塩が進化

「サボン(SABON)」は、1997年から発売を続けるシグネチャーアイテム“ボディスクラブ”(全8種、320g、4290円/600g、6380円)をリニューアルし3月21日に発売する。死海の塩を研究開発し、構造が異なる塩をブレンドしたほか死海の水も取り入れた。3種のオーガニックボタニカルオイルも見直し、相乗効果で肌へのアプローチを強化しテクスチャーの良さを向上させた。

同商品は死海の塩とオーガニックボタニカルオイルが肌に潤いを与え角質をケアするソルト‐イン‐オイル処方が特徴。今回のリニューアルではミネラル豊富な死海の塩に加え、死海の水と死海の水を豊富に含むデッドシーソルト・ファイングレードを新たにブレンドし、これにより含有するカリウムは5倍、マグネシウムは35倍になった。

肌に潤いやハリ、艶を与えるオーガニックボタニカルオイルはモロッコ産オーガニックアルガンオイル、イスラエル産のオーガニックホホバオイル、スペイン産のオーガニックアーモンドオイルを配合。肌に伸ばした瞬間に死海の塩がシャーベットのように崩れ、オイルとともに肌に溶け込むような新感覚のテクスチャーに仕上げている。

香りは“デリケート・ジャスミン”、“パチュリ・ラベンダー・バニラ”、“グリーン・ローズ”、“ホワイトティー”、“ローズティー”、“トーキョー”、“ジンジャー・オレンジ”、“ジェントルマン”(600gのみ)の8種類で、リニューアルを記念し、スペシャルキットも発売。シャワーオイルとボディースクラブ、ボディーミルクを組み合わせた“ウェルカムキット”(全3種、各3520円)やミニサイズの“ボディスクラブ”3種をセットにした“スクラブギフト トリニティ”(3960円)などを用意している。

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「サボン」の人気商品“ボディスクラブ”がリニューアル 死海の塩が進化

「サボン(SABON)」は、1997年から発売を続けるシグネチャーアイテム“ボディスクラブ”(全8種、320g、4290円/600g、6380円)をリニューアルし3月21日に発売する。死海の塩を研究開発し、構造が異なる塩をブレンドしたほか死海の水も取り入れた。3種のオーガニックボタニカルオイルも見直し、相乗効果で肌へのアプローチを強化しテクスチャーの良さを向上させた。

同商品は死海の塩とオーガニックボタニカルオイルが肌に潤いを与え角質をケアするソルト‐イン‐オイル処方が特徴。今回のリニューアルではミネラル豊富な死海の塩に加え、死海の水と死海の水を豊富に含むデッドシーソルト・ファイングレードを新たにブレンドし、これにより含有するカリウムは5倍、マグネシウムは35倍になった。

肌に潤いやハリ、艶を与えるオーガニックボタニカルオイルはモロッコ産オーガニックアルガンオイル、イスラエル産のオーガニックホホバオイル、スペイン産のオーガニックアーモンドオイルを配合。肌に伸ばした瞬間に死海の塩がシャーベットのように崩れ、オイルとともに肌に溶け込むような新感覚のテクスチャーに仕上げている。

香りは“デリケート・ジャスミン”、“パチュリ・ラベンダー・バニラ”、“グリーン・ローズ”、“ホワイトティー”、“ローズティー”、“トーキョー”、“ジンジャー・オレンジ”、“ジェントルマン”(600gのみ)の8種類で、リニューアルを記念し、スペシャルキットも発売。シャワーオイルとボディースクラブ、ボディーミルクを組み合わせた“ウェルカムキット”(全3種、各3520円)やミニサイズの“ボディスクラブ”3種をセットにした“スクラブギフト トリニティ”(3960円)などを用意している。

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1位は、【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」から日本限定財布 3月15日の最強開運日に向けて|週間アクセスランキング TOP10(2月22〜28日)

1位は、【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」から日本限定財布 3月15日の最強開運日に向けて|週間アクセスランキング TOP10(2月8〜14日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、2月22日(木)〜2月28日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」から日本限定財布 3月15日の最強開運日に向けて

02月22日公開 / 文・WWD STAFF

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は3月15日の最強開運日に向けて、日本限定の財布を発売した。

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- 2位 -
ワコールの希望退職、150人の募集に対して215人応募

02月26日公開 / 文・WWD STAFF

 ワコールホールディングス(HD)は26日、中核会社ワコールで昨年11月に公表した希望退職者募集の150人程度の募集人数に対して215人の応募があったと発表した。

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- 3位 -
「ジルスチュアート ビューティ」“サムシングピュアブルー”24年は青い靴が着想源 恒例の香水や新登場ヘッドクレンズなど

02月26日公開 / 文・WWD STAFF

 「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は4月26日、毎年人気の限定コレクション“サムシングピュアブルー(Something Pure Blue)” を数量限定で発売する。今年はバージンロードを歩く青い靴がテーマで、ラインアップは全11種類。恒例のオードパルファムやリップ、ヘアミスト、ハンドエッセンス、ギフト用ボックスなどに加え、新たなアイテムとしてヘッドクレンズなどを展開する。

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- 4位 -
【スナップ】親が驚く「ディーゼル」挑発的スタイル 真っ昼間から夜遊び風コーデ

02月25日公開 / 文・ライターELIE INOUE

 「ディーゼル(DIESEL)」は、ミラノで2024−25年秋冬コレクションを2月21日(現地時間)に発表した。Z世代から圧倒的な支持を得るブランドだけに、会場外はミラノでは類を見ないエッジのある若々しいエネルギーに包まれた。ゲストのスタイルはマイクロミニスカートや深いネックライン、ランジェリーを覗かせる挑発的なものが多く、その大胆な露出が真冬であることを忘れさせた。

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- 5位 -
「ジーユー」×「アンダーカバー」第3弾 モッズコートやライダースに隠れた注目アイテムはコレ!

02月27日公開 / 文・五十君 花実

 「ジーユー(GU)」は、3月1日に発売する高橋盾による「アンダーカバー(UNDERCOVER)」とのコラボレーション商品第3弾を公開しました。2021年4月、10月に販売したコラボの第1弾、2弾はウィメンズ&メンズ(第2弾はキッズも)の展開でしたが、今回は第1弾、第2弾で反応のよかったメンズアイテムに集約し、XS〜3XLのサイズ展開で女性客も楽しめるようにしています。

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- 6位 -
60周年を迎えた下着界の“パリコレ”「パリ国際ランジェリー展」が開催 日本から2ブランドが出展

 「パリ国際ランジェリー展(SALON INTERNATIONAL DE LA LINGERIE)」が1月20〜22日、フランス・パリのポルト ド ベルサイユ見本市会場で開催された。同展には、下着、水着、ラウンジウエア、アクティブウエア、靴下などを扱う約260ブランドが世界から出展した。来場者は106の国と地域から1万6000人以上で、昨年から800人程度増加した。内訳は38%がフランス国内、62%はフランス国外からの来場。

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- 7位 -
【一粒万倍日】百貨店6社バイヤーに聞いたリアルな事情 最強開運日に財布の売り上げが3倍も 

02月26日公開 / 文・福永千裕

 新しいことを始めるのによいと言われる吉日、一粒万倍日。特に近年は財布の新調に適した吉日として認知されている。昨今は、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」をはじめとするラグジュアリーブランドが、この日を目掛けて新作財布を発売することも増えている。一粒万倍日と天赦日、天恩日が重なった2024年の元日に合わせ、百貨店が正月のキャンペーンで“スーパーラッキーデー”を訴求する動きも見られた。

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- 8位 -
「マクドナルド」が初のコスメコラボ 「ネイルズインク」からバーガー&ポテトネイル

02月28日公開 / 文・米国版WWD

 英国発のネイルブランド「ネイルズインク(NAILS INC)」は、マクドナルド(MCDONALD'S)とコラボレーションした限定ネイルを発売した。米国の公式オンラインストアとアマゾン(AMAZON)で取り扱い、3月3日(米・現地時間)にはGMSのターゲット(TARGET)でも販売を開始する。日本では一部商品を除き、今秋発売予定だ。

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- 9位 -
「ジーユー」×「アンダーカバー」や「ヴァンズ」×「ヒステリックブラマー」など! 来週発売のファッションアイテム6選【2/26〜3/3】

02月24日公開 / 文・WWD STAFF

 ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は2月26〜3月3日に発売するアイテムを紹介します。「ジーユー(GU)」は、「アンダーカバー(UNDERCOVER)」とのコラボコレクション第3弾を3月1日に発売します。メンズアイテム全21型とありますが、ビジュアルにあるように女性がオーバーサイズのレザージャケットやTシャツを羽織るのも素敵です。一方、「ヴァンズ」は「ヒステリックブラマー」とコラボしたスニーカーを2月26日に発売します。「アンダーカバー」の高橋盾デザイナーや「ヒステリックブラマー」の北村信彦デザイナーといった、1990年代から活躍しているデザイナーが、こうして今でも若者の刺激になるようなフロントラインに立ち続けているのは本当にカッコいいです。

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- 10位 -
【スナップ】スターが着る「サカイ」、イケおじが着る「サカイ」 十人十色に輝いたパリコレメンズ会場

02月23日公開 / 文・ライターELIE INOUE

 「サカイ(SACAI)」は、2024-25年秋冬メンズ・コレクションとウィメンズの24年プレ・フォール・コレクションをパリで現地時間1月に発表した。来場者の装いは、世界的に話題となった「カーハートWIP(CARHARTT WIP)」とのコラボアイテムの着用率が圧倒的に高かった。

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1位は、【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」から日本限定財布 3月15日の最強開運日に向けて|週間アクセスランキング TOP10(2月22〜28日)

1位は、【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」から日本限定財布 3月15日の最強開運日に向けて|週間アクセスランキング TOP10(2月8〜14日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、2月22日(木)〜2月28日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」から日本限定財布 3月15日の最強開運日に向けて

02月22日公開 / 文・WWD STAFF

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は3月15日の最強開運日に向けて、日本限定の財布を発売した。

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- 2位 -
ワコールの希望退職、150人の募集に対して215人応募

02月26日公開 / 文・WWD STAFF

 ワコールホールディングス(HD)は26日、中核会社ワコールで昨年11月に公表した希望退職者募集の150人程度の募集人数に対して215人の応募があったと発表した。

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- 3位 -
「ジルスチュアート ビューティ」“サムシングピュアブルー”24年は青い靴が着想源 恒例の香水や新登場ヘッドクレンズなど

02月26日公開 / 文・WWD STAFF

 「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は4月26日、毎年人気の限定コレクション“サムシングピュアブルー(Something Pure Blue)” を数量限定で発売する。今年はバージンロードを歩く青い靴がテーマで、ラインアップは全11種類。恒例のオードパルファムやリップ、ヘアミスト、ハンドエッセンス、ギフト用ボックスなどに加え、新たなアイテムとしてヘッドクレンズなどを展開する。

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- 4位 -
【スナップ】親が驚く「ディーゼル」挑発的スタイル 真っ昼間から夜遊び風コーデ

02月25日公開 / 文・ライターELIE INOUE

 「ディーゼル(DIESEL)」は、ミラノで2024−25年秋冬コレクションを2月21日(現地時間)に発表した。Z世代から圧倒的な支持を得るブランドだけに、会場外はミラノでは類を見ないエッジのある若々しいエネルギーに包まれた。ゲストのスタイルはマイクロミニスカートや深いネックライン、ランジェリーを覗かせる挑発的なものが多く、その大胆な露出が真冬であることを忘れさせた。

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- 5位 -
「ジーユー」×「アンダーカバー」第3弾 モッズコートやライダースに隠れた注目アイテムはコレ!

02月27日公開 / 文・五十君 花実

 「ジーユー(GU)」は、3月1日に発売する高橋盾による「アンダーカバー(UNDERCOVER)」とのコラボレーション商品第3弾を公開しました。2021年4月、10月に販売したコラボの第1弾、2弾はウィメンズ&メンズ(第2弾はキッズも)の展開でしたが、今回は第1弾、第2弾で反応のよかったメンズアイテムに集約し、XS〜3XLのサイズ展開で女性客も楽しめるようにしています。

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- 6位 -
60周年を迎えた下着界の“パリコレ”「パリ国際ランジェリー展」が開催 日本から2ブランドが出展

 「パリ国際ランジェリー展(SALON INTERNATIONAL DE LA LINGERIE)」が1月20〜22日、フランス・パリのポルト ド ベルサイユ見本市会場で開催された。同展には、下着、水着、ラウンジウエア、アクティブウエア、靴下などを扱う約260ブランドが世界から出展した。来場者は106の国と地域から1万6000人以上で、昨年から800人程度増加した。内訳は38%がフランス国内、62%はフランス国外からの来場。

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- 7位 -
【一粒万倍日】百貨店6社バイヤーに聞いたリアルな事情 最強開運日に財布の売り上げが3倍も 

02月26日公開 / 文・福永千裕

 新しいことを始めるのによいと言われる吉日、一粒万倍日。特に近年は財布の新調に適した吉日として認知されている。昨今は、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」をはじめとするラグジュアリーブランドが、この日を目掛けて新作財布を発売することも増えている。一粒万倍日と天赦日、天恩日が重なった2024年の元日に合わせ、百貨店が正月のキャンペーンで“スーパーラッキーデー”を訴求する動きも見られた。

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- 8位 -
「マクドナルド」が初のコスメコラボ 「ネイルズインク」からバーガー&ポテトネイル

02月28日公開 / 文・米国版WWD

 英国発のネイルブランド「ネイルズインク(NAILS INC)」は、マクドナルド(MCDONALD'S)とコラボレーションした限定ネイルを発売した。米国の公式オンラインストアとアマゾン(AMAZON)で取り扱い、3月3日(米・現地時間)にはGMSのターゲット(TARGET)でも販売を開始する。日本では一部商品を除き、今秋発売予定だ。

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- 9位 -
「ジーユー」×「アンダーカバー」や「ヴァンズ」×「ヒステリックブラマー」など! 来週発売のファッションアイテム6選【2/26〜3/3】

02月24日公開 / 文・WWD STAFF

 ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は2月26〜3月3日に発売するアイテムを紹介します。「ジーユー(GU)」は、「アンダーカバー(UNDERCOVER)」とのコラボコレクション第3弾を3月1日に発売します。メンズアイテム全21型とありますが、ビジュアルにあるように女性がオーバーサイズのレザージャケットやTシャツを羽織るのも素敵です。一方、「ヴァンズ」は「ヒステリックブラマー」とコラボしたスニーカーを2月26日に発売します。「アンダーカバー」の高橋盾デザイナーや「ヒステリックブラマー」の北村信彦デザイナーといった、1990年代から活躍しているデザイナーが、こうして今でも若者の刺激になるようなフロントラインに立ち続けているのは本当にカッコいいです。

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- 10位 -
【スナップ】スターが着る「サカイ」、イケおじが着る「サカイ」 十人十色に輝いたパリコレメンズ会場

02月23日公開 / 文・ライターELIE INOUE

 「サカイ(SACAI)」は、2024-25年秋冬メンズ・コレクションとウィメンズの24年プレ・フォール・コレクションをパリで現地時間1月に発表した。来場者の装いは、世界的に話題となった「カーハートWIP(CARHARTT WIP)」とのコラボアイテムの着用率が圧倒的に高かった。

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【スナップ】「マメ クロゴウチ」に業界関係者が集結 目立つのはトレンドを予期させるオールブラックの装い

「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」は2月27日(現地時間)、パリで2024-25年秋冬コレクションを発表した。ショー会場に選んだマレ地区にある高級日本食レストラン&茶房「オガタ・パリ(Ogata Paris)」には、インフルエンサーやセレブリティーの姿はなく、世界各国の業界関係者が集まった。

今季のランウエイには、黒に黒を重ねるダークトーンのスタイリングが多く見られるが、そのトレンドは早くも業界関係者の間で主流となっているようだ。ピーコートやライダースジャケット、レザーのテーラードジャケットなど、スタイル問わず黒を基調としたカラーパレットが目立った。「マメ クロゴウチ」以外にも、「サカイ(SACAI)」や「トーガ(TOGA)」といった日本を代表するブランドや、「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」の“タビ”シューズといった、日本の要素を感じるアイテムが随所に取り入れられている。

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“Yチェア”のカール・ハンセンの新代表にデンマーク系企業を率いてきた犬塚景子氏

“Yチェア“で知られるデンマーク発家具カール・ハンセン&サン ジャパンのネイサン・ベックウィス代表が3月1日、退任した。後任の犬塚景子社長は、シルバーのジョージ ジェンセンやレザーグッズのエコーなどデンマーク企業の日本法人を率いてきた人物。ジャパン社では初の日本人社長で、日本だけでなくアジアパシフィックの事業も統括する。

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ゴールドウインが中国に合弁会社設立

ゴールドウインは、中国の企業、蘇州愿景零售(以下、SGAR)と合弁会社を設立すると発表した。オリジナルブランド「ゴールウイン(GOLDWIN)」の中国での製造・販売を行う。出資比率はゴールドウイン65.0%、SGAR35.0%で、2024年4月に設立予定だ。

ゴールドウインは、「ゴールドウイン」ブランドのグローバルでの成長を中期経営戦略の重要施策の一つに掲げている。世界2位のGDPと最大規模のアパレル市場を持つ中国は最注力地域であり、2021年12月には初の直営店「ゴールドウイン 北京(GOLDWIN BEIJING)」を開いた。今後はSGARの持つネットワークを駆使して、さらなる店舗網の拡充と中国市場での事業拡大を目指す。

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ゴールドウインが中国に合弁会社設立

ゴールドウインは、中国の企業、蘇州愿景零售(以下、SGAR)と合弁会社を設立すると発表した。オリジナルブランド「ゴールウイン(GOLDWIN)」の中国での製造・販売を行う。出資比率はゴールドウイン65.0%、SGAR35.0%で、2024年4月に設立予定だ。

ゴールドウインは、「ゴールドウイン」ブランドのグローバルでの成長を中期経営戦略の重要施策の一つに掲げている。世界2位のGDPと最大規模のアパレル市場を持つ中国は最注力地域であり、2021年12月には初の直営店「ゴールドウイン 北京(GOLDWIN BEIJING)」を開いた。今後はSGARの持つネットワークを駆使して、さらなる店舗網の拡充と中国市場での事業拡大を目指す。

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【スナップ】中島健人、生見愛瑠、鈴鹿央士らが来場 「コーチ」の新コンセプトストアがオープン 

「コーチ(COACH)」は2月29日、ブランド最大規模の体験型コンセプトストア“コーチ プレイ”を東京・原宿のキャットストリート沿いにオープンした。

ブランドの拠点であるニューヨークと原宿のテイストを掛け合わせたポップな空間には、職人と一緒にカスタマイズを体験できる"コーチ クリエイト"のエリアや循環型のモノ作りを実践した新ブランド「コーチトピア(COACHTOPIA)」のエリア、オリジナルのフォトブースなどを用意する。またRK DONUTSとコラボレーションしたブランドの日本初のカフェ、"コーチ コーヒー ショップby RK DONUTS"も併設する。

オープニングには中島健人、生見愛瑠、鈴鹿央士、桜田ひより、板垣李光人、王林らが来場し、ユニークな体験を楽しんだ。

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春節で訪日客が爆増 銀座の2月免税売上高は三越3.4倍、松屋2.7倍

主要百貨店の2024年2月度月次速報が出そろった。中国では、訪日団体旅行が4年ぶりに全面解禁された春節(10〜17日の大型連休)を迎え、各社の免税売上高を大きく押し上げた。

春節の恩恵を受けたのは主に都心の店舗。三越伊勢丹は前年同月比17.3%増。うち基幹3店(伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店)の免税売上高は平均して同2.4倍、三越銀座店単体では同3.4倍だった。訪日客の関心は高額品に集中し、「ラグジュアリーバッグや財布、宝飾、時計、化粧品などの高付加価値商品への関心が高かった」(三越伊勢丹)。松屋の松屋銀座本店は、前年同月比35.6%増と大きく伸ばした。免税売上高が同2.7倍とけん引し、同店の売上高における免税のシェアは47%に達した。訪日客の購買動向は三越伊勢丹と同様の傾向で、ラグジュアリーブランドが同65%増、化粧品が同46%増、時計が同2.3倍だった。

阪急本店はバレンタイン催事も過去最高

大丸松坂屋百貨店は免税売上高が前年同月比3.3倍。訪日客割合の大きい大丸心斎橋店の売上高は同46%増と高伸長。阪急阪神百貨店の阪急本店は同32.5%増で、免税売上高は単月過去最高を更新した。また、バレンタイン商戦も日本トップクラスのにぎわいを誇る阪急本店は、催事期間中のチョコレート売上高が31億円と、こちらも過去最高となった。

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コージー本舗が「スパイファミリー」とコラボしたアイラッシュカーラーを発売

コージー本舗は4月24日、人気のテレビアニメ「スパイファミリー(SPY×FAMILY)」とコラボレーションした“カービングアイラッシュカーラー”(1980円)を数量限定で販売する。専用ケースと限定ピンクカラーの替ゴム、アニメシーンのステッカー3種を付属する。3月25日から、コージー本舗楽天公式ショップで先行販売を行う。

同商品は、まつ毛を根本からキャッチして放射状に広げるアイラッシュカーラー。目の丸み、目幅、目を開けた時のアイラインの3点にフィットする設計で、フレームの内側に支柱がないためまぶたに密着するのが特徴だ。また幅広いフレームで目頭から目尻までまつ毛をしっかりキャッチし、綺麗なカールに仕上げる。

パッケージはアーニャ、ボンド、好物のピーナッツが描かれた限定デザイン。アイラッシュカーラー本体は、星をイメージしたゴールドカラーに「スパイファミリー」のロゴを刻印した。

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ビームスが「ニューバランス」に別注したクレイジーパターンのスニーカー“BB550”

ビームスが「ニューバランス」に別注したスニーカー“BB550”(2万2000円)

ビームスは3月16日、「ニューバランス(NEW BALANCE)」に別注したスニーカーを発売する。価格は2万2000円で、予約を受付中だ。

「ニューバランス」が1980年代に発売した競技者向けバスケットボールシューズを復刻した“BB550”をベースとし、ネイビー、ビンテージインディゴ、アークティック、ライトアークティック4色のレザーを、ビームスのアイデンティティーともいえるクレイジーパターンで組み合わせて「グラデーションで見せる」。

インソールの“NB”ロゴをビームスのコーポレートカラーであるオレンジにしたり、3色のシューレースを付属したりと細部にもこだわる。

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「第7回 WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」一般投票部門 3月18日まで投票受け付け中!

「WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」は第7回を迎えた、美容師を対象とするフォトコンテストです。同コンテストの「一般投票部門」として、ウェブサイトを通した一般投票を実施します。応募作品の中から、SAKURA(Cocoon)、エザキヨシタカ(grico)、一番合戦彩(Uné GARDEN)、村上要「WWDJAPAN」の4人の審査員が“優秀作品”として選んだ40作品を掲載しているので、一番いいと思った作品にあなたの一票を入れてください。1位に輝いた作品は「WWDBEAUTY」2024年3月25日号、および「WWDJAPAN.com」にて、3月25日に発表します。

THEME

2023-24年秋冬、2024年春夏コレクションのトレンド

NY、パリ、ミラノ、ロンドン

「1番いい!」と思った作品にあなたの一票を

PRESENT

豪華コスメ詰め合わせセットを
3名様にプレゼント

投票いただいた方の中から抽選で3名様に厳選アイテムの詰め合わせをプレゼントします。健やかな髪へと導くヘアケアや、どんなメイクにも仕上げられるアイライナーなど、総額3万円相当のセットをご用意しました。WWDJAPANが厳選したアイテムでぜいたくなひとときをお過ごしください。

【キャンペーン詳細】

<募集期間>
3月1日(金)〜3月18日(月)18時

<プレゼント内容>
■manage 00 ブースタークレンジング (4,620円)
■beshared SC ローション (5,390円)
■ルミアグラス ベルベットライナー 3種セット (4,800円)
※01.ブラウンブラック×1個 / 02.ボルドーブラック×1個 /  03.オリーブブラック×1個
■『MEDULLA パーソナライズシャンプー&リペア』
■『MEDULLA HYPERLINK SERUM』
■HEMPLY HAIRマイルドスクラブシャンプー&モイスチャーエマルジョン

【応募要項】

・「WWDJAPAN.com」の会員登録が必要です。(無料)
・メルマガ会員の方も「WWDJAPAN.com」の新規会員登録が必要です。
・会員登録のうえ、応募フォームよりご応募ください。

【注意事項】

・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
・当選の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。
・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して応募者に何らかの損害が生じた場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡および賞品発送にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。

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「セリーヌ」がオーディオブランド「マスター&ダイナミック」とコラボしたワイヤレスヘッドフォンを発売 価格は12万6500円

「セリーヌ(CELINE)」は、オーディオブランド「マスター&ダイナミック(MASTER & DYNAMIC)」とコラボレーションしたにワイヤレスヘッドフォンを3月6日に発売する。カラーはブラック×ブラック、ブラック×シルバー、タン×シルバーの3色展開で価格は各12万6500円。「セリーヌ」表参道、銀座、麻布台および公式オンラインストアでの販売を予定している。

「セリーヌ」ウィメンズ 2024年サマーコレクション“TOMBOY”のショーで初めて披露された今回のヘッドフォンは、クリーンでタイムレスなデザインと、洗練されたサウンドテクノロジーにより、クリアな高音と豊かな低音、遮音性を備えた正確で広がりのあるサウンドを提供する。クイックペアリングテクノロジーを含むBluetooth 5.2を搭載し、バッテリー寿命は最大30時間。レザーと軽量アルマイト加工が施されたアルミニウム製で、取り外し可能なイヤーパッドが付属し、表にはメゾンのシグネチャーであるトリオンフのエンボス、あるいは「セリーヌ」の刻印が入っている。充電ケーブルにも“CELINE PARIS”とレーザー刻印が入るほど、そのこだわりは細部にまでおよんでいる。

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マンダムが初のメンズ美容家電「イウム」発売 「ギャツビー」「ルシード」の知見生かし若年男性を狙う

マンダムは3月1日、メンズスタイリングに特化した美容家電ブランド「イウム(IUM)」を立ち上げ、“ヘアドライヤー”(8800円※編集部調べ、以下同)、“ストレートアイロン”(6600円)、“マルチトリマー”(6600円)を発売した。全国のドン・キホーテ系列店舗(一部店舗を除く)と楽天市場で先行販売する。

背景には男性の美容意識の高まり

マンダムは「ギャツビー(GATSBY)」や「ルシード(LUCIDO)」などメンズスタイリング剤を数多く手掛けきた。初となる美容家電ブランド立ち上げの背景には、男性の美容意識の高まりがある。「イウム」開発担当者⼩坂洋介氏は「ただし、男性と親和性の高いヘアアイロンでさえ使用率は10%未満(同社調べ)だ。必要以上に美容にこだわるのは恥ずかしいという声や、女性向けの商品が多い現状を踏まえ、男性の手に取りやすさと使いやすさを考えて開発した」と話す。メインターゲットは大学生や20代前半の若年男性で、黒を基調にしたデザインや液晶ディスプレイを配置するなど、“ギア”や“ガジェット”を連想するアイテムに仕上げた。

トレンド感のあるへスタイリングに特化した家電

“ヘアドライヤー”は風量と5段階の温度を自由に調整できる。癖づけをしたい時には風量と温度を高くしたり、ダメージ毛には温度を低く設定したりなど、自分好みにアレンジ可能だ。マイナスイオン機能も搭載する。“ストレートアイロン”は15mm幅の細いプレートが特徴で、通常のアイロンよりも短い毛にウェーブをつけやすい。アイロンの外側には耐熱フェルトカバーすることで、顔まわりの火傷を防ぐ設計だ。さらにツーブロックのメンテナンスや全身の毛の処理にも使用できる“マルチトリマー”もそろえる。刈り上げ部分を調整できる3mmごとのアタッチメントや、近年クリニックへ脱毛に通う男性が増えていることからVIO用のアタッチメントも付属する。

ドンキでもメンズ美容家電は急成長カテゴリー

ドン・キホーテを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの川上知大PB企画開発サブマネージャーは、同店と「イウム」の親和性を強調した。「『ドン・キホーテ』では美容カテゴリーの全体売り上げと比較して、男性用美容家電が120%増で伸長している」と話し、その中でも男性用グルーミングは150%増で、脱毛に通う男性のニーズを象徴する。元々マンダムのスタイリング剤の売り上げが高かったことに加え、同社が運営する電子マネー「マジカカード」の会員は1300万人のうち4割が男性だったことも、導入を後押しした。「イウム」の販売により、他店より男性比率が高いアドバンテージを生かし、差別化を図る狙いだ。既に約460店舗が取り扱いを決め、北海道では「ギャツビー」の人気スタイリング剤“ムービングラバー”と並列で展開して訴求する計画も進んでいるという。

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マンダムが初のメンズ美容家電「イウム」発売 「ギャツビー」「ルシード」の知見生かし若年男性を狙う

マンダムは3月1日、メンズスタイリングに特化した美容家電ブランド「イウム(IUM)」を立ち上げ、“ヘアドライヤー”(8800円※編集部調べ、以下同)、“ストレートアイロン”(6600円)、“マルチトリマー”(6600円)を発売した。全国のドン・キホーテ系列店舗(一部店舗を除く)と楽天市場で先行販売する。

背景には男性の美容意識の高まり

マンダムは「ギャツビー(GATSBY)」や「ルシード(LUCIDO)」などメンズスタイリング剤を数多く手掛けきた。初となる美容家電ブランド立ち上げの背景には、男性の美容意識の高まりがある。「イウム」開発担当者⼩坂洋介氏は「ただし、男性と親和性の高いヘアアイロンでさえ使用率は10%未満(同社調べ)だ。必要以上に美容にこだわるのは恥ずかしいという声や、女性向けの商品が多い現状を踏まえ、男性の手に取りやすさと使いやすさを考えて開発した」と話す。メインターゲットは大学生や20代前半の若年男性で、黒を基調にしたデザインや液晶ディスプレイを配置するなど、“ギア”や“ガジェット”を連想するアイテムに仕上げた。

トレンド感のあるへスタイリングに特化した家電

“ヘアドライヤー”は風量と5段階の温度を自由に調整できる。癖づけをしたい時には風量と温度を高くしたり、ダメージ毛には温度を低く設定したりなど、自分好みにアレンジ可能だ。マイナスイオン機能も搭載する。“ストレートアイロン”は15mm幅の細いプレートが特徴で、通常のアイロンよりも短い毛にウェーブをつけやすい。アイロンの外側には耐熱フェルトカバーすることで、顔まわりの火傷を防ぐ設計だ。さらにツーブロックのメンテナンスや全身の毛の処理にも使用できる“マルチトリマー”もそろえる。刈り上げ部分を調整できる3mmごとのアタッチメントや、近年クリニックへ脱毛に通う男性が増えていることからVIO用のアタッチメントも付属する。

ドンキでもメンズ美容家電は急成長カテゴリー

ドン・キホーテを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの川上知大PB企画開発サブマネージャーは、同店と「イウム」の親和性を強調した。「『ドン・キホーテ』では美容カテゴリーの全体売り上げと比較して、男性用美容家電が120%増で伸長している」と話し、その中でも男性用グルーミングは150%増で、脱毛に通う男性のニーズを象徴する。元々マンダムのスタイリング剤の売り上げが高かったことに加え、同社が運営する電子マネー「マジカカード」の会員は1300万人のうち4割が男性だったことも、導入を後押しした。「イウム」の販売により、他店より男性比率が高いアドバンテージを生かし、差別化を図る狙いだ。既に約460店舗が取り扱いを決め、北海道では「ギャツビー」の人気スタイリング剤“ムービングラバー”と並列で展開して訴求する計画も進んでいるという。

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マンダムが初のメンズ美容家電「イウム」発売 「ギャツビー」「ルシード」の知見生かし若年男性を狙う

マンダムは3月1日、メンズスタイリングに特化した美容家電ブランド「イウム(IUM)」を立ち上げ、“ヘアドライヤー”(8800円※編集部調べ、以下同)、“ストレートアイロン”(6600円)、“マルチトリマー”(6600円)を発売した。全国のドン・キホーテ系列店舗(一部店舗を除く)と楽天市場で先行販売する。

背景には男性の美容意識の高まり

マンダムは「ギャツビー(GATSBY)」や「ルシード(LUCIDO)」などメンズスタイリング剤を数多く手掛けきた。初となる美容家電ブランド立ち上げの背景には、男性の美容意識の高まりがある。「イウム」開発担当者⼩坂洋介氏は「ただし、男性と親和性の高いヘアアイロンでさえ使用率は10%未満(同社調べ)だ。必要以上に美容にこだわるのは恥ずかしいという声や、女性向けの商品が多い現状を踏まえ、男性の手に取りやすさと使いやすさを考えて開発した」と話す。メインターゲットは大学生や20代前半の若年男性で、黒を基調にしたデザインや液晶ディスプレイを配置するなど、“ギア”や“ガジェット”を連想するアイテムに仕上げた。

トレンド感のあるへスタイリングに特化した家電

“ヘアドライヤー”は風量と5段階の温度を自由に調整できる。癖づけをしたい時には風量と温度を高くしたり、ダメージ毛には温度を低く設定したりなど、自分好みにアレンジ可能だ。マイナスイオン機能も搭載する。“ストレートアイロン”は15mm幅の細いプレートが特徴で、通常のアイロンよりも短い毛にウェーブをつけやすい。アイロンの外側には耐熱フェルトカバーすることで、顔まわりの火傷を防ぐ設計だ。さらにツーブロックのメンテナンスや全身の毛の処理にも使用できる“マルチトリマー”もそろえる。刈り上げ部分を調整できる3mmごとのアタッチメントや、近年クリニックへ脱毛に通う男性が増えていることからVIO用のアタッチメントも付属する。

ドンキでもメンズ美容家電は急成長カテゴリー

ドン・キホーテを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの川上知大PB企画開発サブマネージャーは、同店と「イウム」の親和性を強調した。「『ドン・キホーテ』では美容カテゴリーの全体売り上げと比較して、男性用美容家電が120%増で伸長している」と話し、その中でも男性用グルーミングは150%増で、脱毛に通う男性のニーズを象徴する。元々マンダムのスタイリング剤の売り上げが高かったことに加え、同社が運営する電子マネー「マジカカード」の会員は1300万人のうち4割が男性だったことも、導入を後押しした。「イウム」の販売により、他店より男性比率が高いアドバンテージを生かし、差別化を図る狙いだ。既に約460店舗が取り扱いを決め、北海道では「ギャツビー」の人気スタイリング剤“ムービングラバー”と並列で展開して訴求する計画も進んでいるという。

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米百貨店メイシーズ、2026年までに150店を閉鎖 業績低迷が続く

米百貨店大手のメイシーズ(MACY'S)は2月27日、国内におよそ500あるメイシーズ事業の店舗のうち、約150の不採算店を2026年までに閉鎖することを発表した。そのうち約50店は24年度中に閉鎖する。どの程度の人員削減を行うのかについては、現時点では明らかにしていない。

これは“大胆な新章”と名付けられた構造改革計画の一環で、“ゴーフォワード(前進させる)”と位置付けた350店への優先的な投資、サプライチェーンやフルフィルメントの合理化、在庫率や商品アロケーションの改善なども含まれている。また、高級百貨店ブルーミングデールズ(BLOOMINGDALE'S)事業のうち、ラグジュアリーおよびコンテンポラリーブランドにフォーカスした小型店ブルーミーズ(BLOOMIE'S)を今後3年間で約15店、ビューティおよびスパサービスに特化したブルーマキュリー(BLUEMERCURY)を同じく30店以上出店するという。

近年はECの台頭によって消費者動向が変化し、実店舗を主力とするメイシーズは売り上げが低下。また、以前から不採算店が多いなど経営効率の悪さをアナリストら専門家に指摘されていたほか、ノードストローム(NORDSTROM)などの競合する百貨店やスーパーマーケットチェーンのターゲット(TARGET)にも客足を奪われ苦戦していた。20年2月には3年間で125店を閉鎖し、およそ2000人の人員削減を行うことを発表。ニューヨークとオハイオ州シンシナティに置いていた本社をニューヨークに統合し、サンフランシスコにあったIT関連部門の拠点もニューヨークに移転している。

しかし、業績は思うように改善せず、23年12月には米投資会社アークハウス・マネジメント(ARKHOUSE MANAGEMENT)とブリゲード・キャピタル・マネジメント(BRIGADE CAPITAL MANAGEMENT)から58億ドル(約8700億円)の買収案を提示されたが、自力で再建を目指すとしてこれを拒否。24年1月には、管理部門を中心に、従業員の3.5%にあたるおよそ2300人の解雇を発表した。

ジェフ・ジェネット(Jeff Gennette)=メイシーズ前会長兼最高経営責任者(CEO)の後任として、2月に就任したばかりのトニー・スプリング(Tony Spring)新CEOは、「今回の決定は、“大胆な新章”の幕開けを示すものだ。ポジショニングを根本から変えて成長を促し、よりよいカスタマーエクスペリエンスを提供し、メイシーズの価値を高めたい」と語った。

同社の24年1月期決算は、売上高が前期比5.5%減の230億9200万ドル(約3兆4638億円)で、営業利益は同77.9%減の3億8200万ドル(約573億円)、純利益は91.1%減の1億500万ドル(約157億円)だった。なお、これには今後3年間でクローズする150店に関連する費用9億5000万ドル(約1425億円)などを含む10億ドル(約1500億円)の減損費用が含まれており、調整後純利益は同22.7%減の9億7300万ドル(約1459億円)だった。

米国の景気は23年下半期にかけて持ち直し、年末のホリデー商戦も当初の予想より好調だったが、メイシーズの既存店売上高は直営店が同6.9%減、フランチャイズ店を含めても同6.0%減と不調だった。

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米百貨店メイシーズ、2026年までに150店を閉鎖 業績低迷が続く

米百貨店大手のメイシーズ(MACY'S)は2月27日、国内におよそ500あるメイシーズ事業の店舗のうち、約150の不採算店を2026年までに閉鎖することを発表した。そのうち約50店は24年度中に閉鎖する。どの程度の人員削減を行うのかについては、現時点では明らかにしていない。

これは“大胆な新章”と名付けられた構造改革計画の一環で、“ゴーフォワード(前進させる)”と位置付けた350店への優先的な投資、サプライチェーンやフルフィルメントの合理化、在庫率や商品アロケーションの改善なども含まれている。また、高級百貨店ブルーミングデールズ(BLOOMINGDALE'S)事業のうち、ラグジュアリーおよびコンテンポラリーブランドにフォーカスした小型店ブルーミーズ(BLOOMIE'S)を今後3年間で約15店、ビューティおよびスパサービスに特化したブルーマキュリー(BLUEMERCURY)を同じく30店以上出店するという。

近年はECの台頭によって消費者動向が変化し、実店舗を主力とするメイシーズは売り上げが低下。また、以前から不採算店が多いなど経営効率の悪さをアナリストら専門家に指摘されていたほか、ノードストローム(NORDSTROM)などの競合する百貨店やスーパーマーケットチェーンのターゲット(TARGET)にも客足を奪われ苦戦していた。20年2月には3年間で125店を閉鎖し、およそ2000人の人員削減を行うことを発表。ニューヨークとオハイオ州シンシナティに置いていた本社をニューヨークに統合し、サンフランシスコにあったIT関連部門の拠点もニューヨークに移転している。

しかし、業績は思うように改善せず、23年12月には米投資会社アークハウス・マネジメント(ARKHOUSE MANAGEMENT)とブリゲード・キャピタル・マネジメント(BRIGADE CAPITAL MANAGEMENT)から58億ドル(約8700億円)の買収案を提示されたが、自力で再建を目指すとしてこれを拒否。24年1月には、管理部門を中心に、従業員の3.5%にあたるおよそ2300人の解雇を発表した。

ジェフ・ジェネット(Jeff Gennette)=メイシーズ前会長兼最高経営責任者(CEO)の後任として、2月に就任したばかりのトニー・スプリング(Tony Spring)新CEOは、「今回の決定は、“大胆な新章”の幕開けを示すものだ。ポジショニングを根本から変えて成長を促し、よりよいカスタマーエクスペリエンスを提供し、メイシーズの価値を高めたい」と語った。

同社の24年1月期決算は、売上高が前期比5.5%減の230億9200万ドル(約3兆4638億円)で、営業利益は同77.9%減の3億8200万ドル(約573億円)、純利益は91.1%減の1億500万ドル(約157億円)だった。なお、これには今後3年間でクローズする150店に関連する費用9億5000万ドル(約1425億円)などを含む10億ドル(約1500億円)の減損費用が含まれており、調整後純利益は同22.7%減の9億7300万ドル(約1459億円)だった。

米国の景気は23年下半期にかけて持ち直し、年末のホリデー商戦も当初の予想より好調だったが、メイシーズの既存店売上高は直営店が同6.9%減、フランチャイズ店を含めても同6.0%減と不調だった。

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「マメ クロゴウチ」が伊勢丹新宿店でポップアップを開催 限定アイテムも

「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」は2024年春夏コレクションの発売を記念し、3月6〜12日まで伊勢丹新宿本店でポップアップを開催する。初日の6日は混雑緩和のためパスマーケットによる事前抽選を実施し、3月2日正午まで申し込みを受け付ける。またアイテムは三越伊勢丹オンラインストアでも取り扱い、6日の20:00〜発売となる。

今シーズンは“Fragments”がテーマ。デザイナーの黒河内真衣子が佐賀県有田町を尋ね、17世紀前半の日本磁器である初期伊万里の陶片を介した物語を豊かなテクスチャーと繊細な柄表現を用いたピースで表現した。

ポップアップでは春夏コレクションに加え、本イベントと「マメ クロゴウチ」の直営店とECのみで販売する限定仕様のドレスが登場する。ジャージー素材のハイネックドレスで、陶磁器に描かれた柄や交わる釉薬をグラフィカルなマーブルプリントで表現した。ボディー全体を彩るマーブル柄は、世界で1社のみが有する⼿作業のプリント技術によるもので、繊細な表現が特徴だ。

■「マメ クロゴウチ」2024春夏コレクション ポップアップ
期間:3月6〜12日
場所:伊勢丹新宿本店 本館3階 センターパーク/プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
時間:10:00〜20:00

オンラインストアはこちら
※3月6日20:00〜発売

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「マメ クロゴウチ」が伊勢丹新宿店でポップアップを開催 限定アイテムも

「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」は2024年春夏コレクションの発売を記念し、3月6〜12日まで伊勢丹新宿本店でポップアップを開催する。初日の6日は混雑緩和のためパスマーケットによる事前抽選を実施し、3月2日正午まで申し込みを受け付ける。またアイテムは三越伊勢丹オンラインストアでも取り扱い、6日の20:00〜発売となる。

今シーズンは“Fragments”がテーマ。デザイナーの黒河内真衣子が佐賀県有田町を尋ね、17世紀前半の日本磁器である初期伊万里の陶片を介した物語を豊かなテクスチャーと繊細な柄表現を用いたピースで表現した。

ポップアップでは春夏コレクションに加え、本イベントと「マメ クロゴウチ」の直営店とECのみで販売する限定仕様のドレスが登場する。ジャージー素材のハイネックドレスで、陶磁器に描かれた柄や交わる釉薬をグラフィカルなマーブルプリントで表現した。ボディー全体を彩るマーブル柄は、世界で1社のみが有する⼿作業のプリント技術によるもので、繊細な表現が特徴だ。

■「マメ クロゴウチ」2024春夏コレクション ポップアップ
期間:3月6〜12日
場所:伊勢丹新宿本店 本館3階 センターパーク/プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
時間:10:00〜20:00

オンラインストアはこちら
※3月6日20:00〜発売

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【スナップ】BLACKPINKロゼ、水原希子、ケイト・モスらが来場 「サンローラン」2024-25年冬コレクション

「サンローラン(SAINT LAURENT)」は現地時間の2月27日、パリで2024-25年冬ウィメンズ・コレクションを発表した。シースルーをテーマに据えた本コレクションは、会場をエメラルド色のベルベッドのダマスク織のカーテンで2つの円形の部屋に仕切り、パリ・マルソー通りにある「サンローラン」のサロンを想起するブドワールのような空間を演出した。

会場には、アンバサダーを務める水原希子、BLACKPINKのロゼ(ROSE)、ケイト・モス(Kate Moss)に加え、大平修蔵、リリー・コリンズ(Lily Collins)、アイリス・ロウ(Iris Law)、ガブリエラ・ブルックス(Gabriella brooks)、アンソニー・ボイル(Anthony Boyle)ら豪華セレブリティーが来場した。

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「アルビオン」の“スキコン”にキャラクター誕生 誕生50年で初

アルビオンが販売するロングセラー化粧水“薬用スキンコンディショナー エッセンシャル(以下、スキコン)”のキャラクターがデビューした。誕生50周年を祝うアニバーサリー企画”スキコン50thフェスティバル”のために誕生したもので、商品誕生50年周年でキャラクターを作るのは初めて。50周年記念の限定ロゴやキャラクターデザインは、「しいたけ占い」のキャラクター制作でも知られるデザイナーのTAROUT氏が手がけている。

「50th フェスティバル ナビゲートキャラクター」として誕生したキャラクターは2人。50周年のお祝いを案内する妖精のスキコちゃんは祖母、母から続く3代目で、まだ見習いだという。手に持つステッキで、潤いを与えたり引き締めたりすることができる。4枚の葉っぱを頭に付けたアルビーはハトムギから生まれた妖精で、スキコちゃんと共に50周年企画の案内を行う。

50周年記念の限定ロゴは“スキコン”の特徴的なフォントとボトルのシルエット、リボンテープを組み合わせながら、グリーンカラーを用いて商品のイメージを形にしている。

50周年記念企画として「アルビオン」公式サイト内に特設サイトを公開し、“スキコン”を愛用する著名人のコメントやビューティジャーナリストの齋藤薫氏による特別連載、限定品情報やアニバーサリー企画などさまざまなコンテンツを用意した。

また、全国の店舗では4月10日から“トライアルフェス”と称したキャンペーンを開催。店頭でクーポンを提示しカウンセリングを体験すると、ミニサイズの“スキコン”が入った限定スペシャルボックスをプレゼントする。ほか、4月13、14日の渋谷モディを皮切りに、全国各地で商品の魅力を体感できるイベントを開催する。

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「テバ」がルクア大阪に日本初の直営店オープン シューズバッグのノベルティーも配布

「テバ(TEVA)」は、日本初となる直営店テバ ルクア大阪店をオープンした。

同店は、“アーバンモダンアウトドア”がコンセプト。売場面積23.21㎡の店内は、ブランドのルーツであるアメリカ・グランドキャニオンのコロラド川を思わせる床に、ゴールドと白、黒の3色でまとめた。商品は、ウィメンズとメンズともにサンダル、シューズをそろえ、同店オープンを記念したシューズバッグのノベルティーを、商品購入の先着200人に配布する。

「テバ」は、1984年に世界初のスポーツサンダルを開発、今年でブランド誕生から40周年を迎える。2020年からは、一部サンダルのストラップ部分を100%リサイクルプラスチック素材に変更し、環境負荷の削減にも取り組む。

◾︎テバ ルクア大阪店
営業時間:10:30〜20:30
定休日:不定休
住所:大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクア大阪3階

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「クロエ」が戻ってきた!新デザイナーのデビューに安堵 サステナビリティは「継続する」 

このブランドに周囲が期待するものを全部携えて「クロエ(CHLOE)」が戻ってきた。新クリエイティブ・ディレクター、シェミナ・カマリ(Chemena Kamali)が就任した「クロエ」2024-25年秋冬コレクションのフィナーレにはそんな、安堵とも取れる空気が流れた。カマリによるディレクションは明快で、パリらしさ、フェミニニティ、軽やかなホーボーシックなど、多くの人が思い浮かべるブランドイメージをふんだんに取り入れたもの。アクセサリーもかつて一世を風靡した“イットバッグ”をアップデートするなど、わかりやすく素直な選択だ。

バックステージのムードボードには、セピア色の「クロエ」のアーカイブ写真や、ブランドを彩ったアイコン女性たちの写真がびっしりと飾られた。コレクションはそのムードそのままに、創業者のギャビー・アギョン(Gaby Aghion)に始まり、メゾンを大きく飛躍させたカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)、その後続いたステラ・マッカートニー(Stella McCartney)、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)といった歴代の「クロエ」のデザイナーたちのエッセンスが随所に見られた。

「クロエに戻ってくるのはとても自然なことで、まるで新しいスタートのために故郷に帰ってきたような気分」というカマリの言葉に説得力があるのは、彼女自身のキャリアがここ「クロエ」でスタートしているから。ビッグメゾンを任された大役にも気負うことなく、これまで自分が見てきたもの、作ってきたものを2024年流に取り入れている。

「大切にしたのはメゾンにおける自由の精神、女性のエネルギー」と語るコレクションのベースは1970年代後半のムード。空気をはらむ柔らかなシルクやレースのブラウスに、裾を切りっぱなしにしたデニム、フリンジを飾ったレザーのコートに、ヴィンテージゴールドのアクセサリーなど肩の力が抜けた自然体で女性らしいアイテムがそろう。スモーキーで柔らかいトーンのカラーパレットもまた実に「クロエ」らしい。若々しい印象だが、フロントローにずらりと座ったシエナ・ミラー(Sienna Miller)、ジェリー・ホール(Jerry Hall)、リヤ・ケベデ(Liya Kebede)といった90年代、2000年代を彩ったアイコンたちが今着てもまた似合う。

「クロエ」が忘れてはならないのが、前任者、ガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst)が推し進めたサステナビリティの取り組みだ。リサイクル素材使いといったクリエイション面に加えて、貧困地域の女性支援を目的とした手仕事の採用やBコープ認証を取得するなど企業のあり方を含めてアグレッシブにサステナビリティに取り組み、業界を牽引してきた。新生クロエのビジネスにおけるサステナビリティ方針の詳細は明らかにはされていないが、ショー後のインタビューで「サステナビリティに関する考え方は?」とカマリにたずねると「継続する」と即答。「ここ数年、『クロエ』は大きな功績を残してきて、それはビジネス、仕事の進め方に浸透している。環境負荷が低い素材使いや、私たちの価値基準に沿ったサプライヤーやパートナーと取り組みなど、基本的に全て継続する。本当に、信じられないくらいの成果を出しているから」。毛皮に見える素材は人工ファーを使用したという。今後は取り組みをどうアウトプットするのか、また新しい考え方や技術が次々登場しているサステナビリティだけにどうアップデートを続けるのかが注目だ。

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写真で見る「新所沢パルコ、最後の日」

2月29日に新所沢パルコが閉館した。1983年6月から約40年にわたって営業してきた新所沢パルコの最後の1日を、写真家の淵上裕太が撮り下ろした。

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巡回展「GUCCI VISIONS」が4月21日に閉幕 1世紀以上にわたるブランドの軌跡を銀座で追体験

東京・銀座の「グッチ銀座 ギャラリー」で開催中の「グッチ ヴィジョンズ(Gucci Visions)」が4月21日に最終日を迎える。イタリア・フィレンツェを皮切りにスタートし昨年10月から日本でも開催している同展は、1世紀以上にわたるブランドの軌跡をたどる没入体験型の展覧会で、「グッチ(GUCCI)」のクリエイティビティーと卓越したクラフツマンシップの神髄に触れることができる。入場は無料。

2フロアからなる「グッチ銀座 ギャラリー」では、「トラベル」「アイコンズ」「クラフツマンシップ」「スターズ」「コーズ」「フローラ」の6つのテーマに沿って展示ルームを展開。「トラベル」ルームでは、創設者のグッチオ・グッチが当時のトラベラーのために最もエレガントなデザインと機能性を備えた美しいラゲージを作ることを目指したという創設の原点に立ち返ると同時に、時代が求めるライフスタイルに合わせて進化を続けてきた旅にまつわるアイテムを展示する。

ギャラリーの最上階にある「コーズ」ルームは、トランクを迷路のように配置した空間で、ホースビットやGGパターン、フローラプリント、“ジャッキー”バッグ、日本の職人とのコラボレーションアイテムなどを展示。

そのほか300点以上のアイコンバッグを展示した「アイコンズ」ルームや、フィレンツェにある「グッチ」のアートラボを再現した「クラフツマンシップ」ルーム、多くのハリウッドスターらとの関係性にフォーカスした「スターズ」ルーム、アイコンモチーフの巨大な花々が咲き誇るインスタレーションを主役にした「フローラ」ルームを通して、ブランドがたどってきたクリエイションの旅を追体験できる。

■グッチ ヴィジョンズ GUCCI VISIONS

日時:開催中〜2024年4月21日
時間:11:00〜20:00
場所:グッチ銀座 ギャラリー
住所:東京都中央区銀座4-4-10 グッチ銀座6、7階
入場料:無料

問い合わせ先
グッチ クライアントサービス
0120-99-2177

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「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー」2024-25年秋冬コレクション

「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」が2024-25年秋冬コレクションを発表した。

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ファストリが有明本部で入社式開催 24年春は400人が入社、昨年から40人増

「ユニクロ(UNIQLO)」「ジーユー(GU)」「セオリー(THEORY)」などの親会社であるファーストリテイリングは3月1日、約270人の新入社員を有明本部に迎えて入社式を行った。全国や海外への転勤可能性があるグローバルリーダー候補が中心で、4月1日には転勤のない地域正社員約130人の入社式を別途行う。2024年春の新入社員は計約400人、昨年からは約40人増加したという。

5月の大型連休前後に繁忙期を迎えるため、同社では3月入社が以前から定着している。柳井正ファーストリテイリング会長兼社長は自身の若いころの働き方などを振り返りつつ、新入社員に向けて「まずは仕事の基本を身につけること。知っていることと実際にできることは全く違う。商売の原点は現場(店頭)にある。リーダーになって人に教えられるようになるには、接客や品出し、清掃など、店舗業務の全てを最高レベルでできるようにならないといけない」と激励。「基本的なことができるようになり、相手の役に立って初めて、周囲はあなたのことを尊重し、協力してくれる。社会人として白紙であるこのタイミングに徹底的に学んでください」と続けた。

新入社員代表としては、ユニクロ ベスタ狭山店配属の浅野菜乃佳さん(24歳)と、昨年9月に入社し、日本の人事部でインターンシップ担当をしているというインド出身のアーシェイ・バルマさん(25歳)が登壇。「ユニクロが掲げる、世界で最も愛されるグローバルブランドになるという目標に向けて、目の前のお客さまの役に立ち、仲間と協力しあっていきたい」(浅野さん)、「入社説明会で聞いた“グローバルワン、全員経営”という考え方に共感した。異なる国で育ってきた仲間とチームになり、1つの目標に向かうことにやり甲斐を感じている」(バルマさん)などと挨拶した。

同社は昨年の新入社員から、初任給をグローバルリーダー候補で30万円にアップしている(それ以前は25万5000円)。それについては、「企業理念に共感して入社したので(初任給アップが)直接的な入社の決め手ではないが、上がった分は家族に旅行やディナーをプレゼントしたい」といったコメントが新入社員から出た。

同社は3月1日、主に26年卒業生に向けた各種インターンシッププログラムの詳細も公表した。各国から40〜50人の学生を日本に集めて英語で行う6日間のグローバルマネジメントプログラム(7月下旬〜8月上旬実施予定)や、日本の学生を海外拠点に約1週間受け入れるグローバルスタディプログラム(25年1月実施予定)などがある。

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「イザベル マラン」2024-25年秋冬コレクション

「イザベル マラン(ISABEL MARANT)」が2024-25年秋冬コレクションを発表した。

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「ポーター」×「シチズン プロマスター」の時計 3月1日に発売

「ポーター」×「シチズン プロマスター」の時計(8万8000円)

バッグブランドの「ポーター(PORTER)」は、スポーツウオッチブランド「シチズン プロマスター(CITIZEN PROMASTER)」とコラボした時計を3月1日に発売した。価格は8万8000円。

“旅”をテーマとしたもので、2つの国(都市)の時間を同時に示すGMT機能や、日常のわずかな光でも駆動する“エコ・ドライブ”を備える。

「ポーター」のロゴを配したブラック×オレンジのポリエステルバンドと、耐水性に富むウレタンバンドが付属する。

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閉館の新所沢パルコ、「郊外初パルコ」がもたらしたクリエイターとの絆

新所沢パルコが2月29日、閉館した。1983年6月23日開業で、約40年の歴史に幕を閉じた。パルコは、2021年2月に同館の閉鎖を発表。最終日を前に、多くのイベントを行った。

昨年末には地元の”シントコ(*注:新所沢の略)”出身のフォトグラファーが閉店のキャンペーンビジュアルへの協力を願い出でれば、なんとその後には、同じく地元出身の人気ラッパーのKID FRESINOが無料ライブのオファーがあったという。フレシノは2020年12月にリリースしたRondoのオフィシャルMVの中にも「新所沢パルコ」を登場させている。FRESINOからのオファーについて、当の山本仁也・新所沢パルコ店長は「大変ありがたかったのですが、その日は昼過ぎまでずっと前から埼玉県の商店による”マルシェ”があって、その撤収作業などを考えると、夕方からのライブにならざるを得ず、しかしそうなるとライブが夜にかかってしまうが、住宅街の真ん中なのであまり大きな音は出せず(以下、略)」と、なぜか人気ラッパーのありがたいオファーにもなんだかやや後ろ向き風な雰囲気を漂わせつつ、「けど、こういったこちらの事情にもフレシノさんは驚くほど柔軟に対応いただけた」という。フレシノ、どんだけいい人なんだ…。ちなみにこのオファーを受けた無料ライブには700人の枠に4000人の応募が殺到した。「ライブ会場となった”ガレリア”のライブにこんなにも人が集まったのは初めてだった」と山本店長は振り返る。

閉館キャンペーンを「チーム未完成」とともに手掛けたフォトグラファーの山本さんは「小学生のころに初めてファンシー文具に触れたのも、輸入雑貨店と(パルコが当時出していたフリーペーパーの)『ゴメス』を通して”カルチャー”を知ったのも新所沢パルコだった。ティーンのころは友だちとつるまず、一人でいることも多かった。新所沢パルコはそんな私に『ゴメス』やショップを通じて、カルチャーやファッションという新しい扉を開いてくれた。閉店のニュースを知って、クリエイターになるきっかけをくれた新所沢パルコにクリエイターとして関わりたいと思った」という。

1983年開業の新所沢パルコは、パルコにとっても郊外初進出のプロジェクトだった。開業当初は、3スクリーンを備えた同館の商圏は広く想定されており、店舗数も120店舗と、閉館時の70店舗と比べるとだいぶ小間も小さく区切られていた。ただ、西武線沿線の開発が進むと、徐々に商圏は小さくなり、今のような地元型のSCへと変化した。閉館キャンペーンソングを手掛け、2019年以降は年始イベントに参加してきたシンガーソングライターのキューティーパイの「まゆちゃん」は、「いろいろな商業施設でイベントやライブをやっているけど、雰囲気もお客も独特です。たまに仕事以外で来て共有スペースに座っていると、いろんなおばちゃんやおじちゃんが普通にこの前家買ってさあ、とか話しかけてくるんですよ。関西だとあるあるかもだけど、関東だとなかなかない。福井県眼鏡協会公認のメガネ大使もやっているんですが、新所沢パルコのメガネ店の店長さんに挨拶に行くと信じられない力でハグをしてくるし、毎年送った年賀状を店内に飾ってくれる。すごく嬉しいけど、マネージャーの連絡先が丸出しなので、個人情報が漏洩している…と心の中でいつも思ってました(笑)。この独特な雰囲気は新所沢パルコが生み出したものなのか、土地柄なのか。それはずっとわからないまま。もうあまり来ることもなくなるかもしれないと思うと、とても寂しいです」。

そんな新所沢パルコを象徴するテナントの一つが、東京テアトルの運営する「新所沢レッツシネパーク」だ。相撲の枡席のような多人数型のボックスシートや電動フルリクライニングシートといったユニークなサービスがあり、実際にコロナ禍前にはボックスシートにこたつをおいた「こたつシート」がSNSでばずったこともある。それ以上にパンチがあるのが、シネパークの名物にもなっている館内に置かれたオブジェたちだ。段ボールと廃材で作った映画の登場人物に合わせた人形は、ちょっとした劇団の美術セット並みの物量とクオリティーがある。だが、これは「一人の現地採用のアルバイトが勤務時間の合間に作っている」(吉川敦夫・支配人)というから驚きだ。「消防法とか、そういった商業施設として絶対に守らなければならないルール以外は、何も言ってこないおおらかさがあった。当社で運営している他のミニシアターでもこれができるか、と言われれば難しいと思う」と語る。

この数年、パルコは明確に大都市圏でのドミナント戦略を推進しており、福岡や仙台、渋谷などで大型投資を実行する一方で、不採算の郊外店舗は相次いで閉鎖している。2019年5月に宇都宮パルコ、20年2月に熊本パルコ、23年2月には津田沼パルコを閉鎖し、25年2月には松本パルコの閉鎖も予定する。2月29日に新所沢パルコは、”シントコ”に何を残したのか?山本店長は地元メディアに市民へのメッセージを問われると「本当にありがとうございます、それだけです。閉館イベントには地元の商店や企業の方々、そして地元のお客様から、ここではお話できないほどのいろいろなご協力を得た。パルコのような大型商業施設がハブのようになって、そうした小さい商店を繋いだ気にもなっていたけど、閉館はそうした役割を終えたという意味なのかもしれない。個人的には、それはとてもいい変化だと思います」。

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保水ミネラルで髪に潤いを 新クレイヘアケア「クレンド」がデビュー

ボトルワークス,クレンド,CLEND

ビューティ&ライフスタイルブランドを展開するボトルワークスから、天然クレイ※1を配合したヘアケアブランド「クレンド(CLEND)」が、現在一部のバラエティーショップとブランド公式サイトで先行販売中だ。健やかな髪と地肌を築くために必要不可欠なミネラルに注目した「クレンド」の商品には、ミネラルを豊富に含む天然クレイ※1を配合。高い洗浄力のみならず、髪に潤いを与えるクレイの力を余すことなく引き出した、これまでにないヘアケアブランドだ。

“落とす”“潤す”の両立をかなえ、
美髪へ導くクレイブレンド処方

ボトルワークス,クレンド,CLEND

髪の成長を促す重要な栄養素であるミネラルが不足すると、うねりや広がり、パサつきなど、さまざまな悩みの要因になり得る。しかしミネラルは体内で生成できないため、食事や日頃のヘアケアで取り入れることが必要だ。「クレンド」に含まれる天然クレイ※1のミネラルは、汚れを落とすだけではなく、ダメージにより空洞化した髪に潤いを与え、芯からキューティクルまでを補修。水分と油分のバランスをととのえながら、まとまりのある艶髪へと導く。さらにヒートプロテクト成分※2を配合し、ドライヤーなどの熱ダメージから髪を守りながらケアすることが可能だ。

シャンプー、トリートメント、ヘアオイルの
ライン使いでかなえる美髪ケア

今回「クレンド」から発売したのは、地肌と髪の汚れを落とすシャンプー、毛髪内部の空洞化※3とキューティクルを補修するトリートメント、髪のパサつきや広がりを抑えて艶を与えるヘアオイルの3種のアイテム。ライン使いすることで、健康的な地肌と髪の土台を築き上げ、まとまりの良い美髪へと導く。また、鉱物油、アルコール、パラベン無添加で、地肌への優しさも追求した。ブランド担当者が「リッチな泥美容体験をイメージし、バスルームのインテリアとしても男女問わず使いやすい、スタイリッシュなデザインを目指した」と語るように、バケツを彷ふつとさせるステンレスの取手がついたパッケージも印象的だ。

詰め替え用リフィルや
旅行にも便利なトライアルサイズも

“クレンド リッチモイスト ディープクレンジング ミネラル シャンプー” “同 リッチモイスト ディープリペア ミネラル トリートメント”の詰め替えリフィルも登場。さらに、持ち運びやすく、旅行などの外泊時にもおすすめなトライアルサイズもラインアップする。

※1フルボ酸(保湿)/モロッコ溶岩クレイ、カオリン、海シルト、腐植土抽出物(全て保湿)[“クレンド リッチモイスト シャンプー”“同 リッチモイスト ヘアトリートメント”に配合]/フムスエキス(保湿)[“同 リッチモイスト ヘアオイル”に配合]

※2γ−ドコサラクトン(保湿)[“同 リッチモイスト シャンプー”“同 リッチモイスト ヘアトリートメント”に配合]/メドウフォーム−δ−ラクトン(保湿)[“同 リッチモイスト ヘアオイル”に配合]

※3髪内部のダメージのこと

問い合わせ先
ボトルワークス
03-5962-5993

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藤田ニコルによるアパレル「カルナムール」の初店舗がオープン 「テンションが上がるお店」

藤田ニコルがディレクションするウィメンズアパレルブランド「カルナムール(CARNAMUR)」の初店舗が3月1日、ルミネエスト新宿にオープンした。「カルナムール」は、2021年秋冬にスタート。ブランド名は、藤田の誕生日花である“カルミア”とフランス語で愛を、意味する“アムール”の造語。“優美な野心家”をブランドコンセプトに、程よくトレンドを取り入れたフェミニンなウエアをそろえる。ブランドの運営はマークスタイラー。今までは、オンラインやポップアップで販売を行っていたが、初の実店舗が登場した。

藤田は、「『カルナムール』らしい店舗になった。かわいいテンションが上がるお店なので、多くの女性に来店してほしい」とコメント。オープンを記念し、購入者にノベルティーを用意するほか、3月16日には藤田による来店イベントを開催する。

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【2024年春コスメ】「SK-II」×「メゾン キツネ」コラボ再び ピンクの春色ボトルで新生活を応援

「SK-II」は2023年のホリデシーズンに登場し、好評だった「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」と再びコラボレーションする。新生活を応援するトライアルキット“スプリング リミテッド エディション トライアル キット”(1万2650円)を3月15日に数量限定で発売。また、TWICEのMINAを起用した新キャンペーンも行う。

同キットには、ヨガを楽しむキツネ“ヨガ フォックス”が描かれている春色デザインのロングセラー化粧水“フェイシャル トリートメント エッセンス”(75mL)、洗顔料“フェイシャル トリートメント ジェントル クレンザー”(20g)、拭き取り用化粧水“フェイシャル トリートメント クリア ローション”(30mL)、クリーム“スキンパワー アドバンスト クリーム”(15g)、集中ケアアイテムの“フェイシャル トリートメント マスク”(1枚)をセットにした。

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「カラオケないけど‟カンオケ”あります(笑)オープン2週間でもう2店目を検討」 スナックなのに全国区、日本初の終活『棺桶スナック』。クラウドファンディングで540万円を299人から集めた。

【記事のポイント】 ●スナックが半径300mの人しか来ない業態だと誰が決めた。いやいや、テーマが明確な「終活スナック めめんともり」の日常は、名古屋から、沖縄から、「死」と「生」について話したくて、ママに会いに来る。 「カラオケないけど‟カンオケ"あります」
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「アルマーニ」初の日本人メイクアップアーティスト上田裕美が語る、ショーのバックステージと目指すイノベーション

PROFILE: 上田裕美/アルマーニ グローバル メイクアップ アーティスト

上田裕美/アルマーニ グローバル メイクアップ アーティスト
PROFILE: (うえだ・ひろみ)大阪府出身。1年間の英文学留学でロンドンに魅せられ、23歳でイギリスに移住する。バックステージからファッションショーを見て、自分の情熱は美容にあることに気づき、ウエストミンスター大学に入学。メイクアップの基礎を学び、著名なメイクアップアーティストであるアレックス・ボックス、ダイアン・ケンダル、ペトロス・ペトロヒロスなどのアシスタントを務めた。2015年、写真家のデイヴィッド・シムズとのコラボレーションの機会を得て、メンズファッション誌「アリーナ オム プラス」のエディトリアルを担当したのが最初の飛躍の瞬間となった。以来、国際的なメイクアップ アーティストとして世界のトップフォトグラファーとコラボレーションを続けている。作品は、イタリア、イギリス、フランスの「ヴォーグ」「i-D」「デイズド」「アナザー」「マスターマインド」などの雑誌に掲載されている

「アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)」は1月、新グローバル メイクアップ アーティストに大阪府出身の上田裕美を任命した。上田メイクアップアーティストは今後、15年間にわたり同ポジションを務めたリンダ・カンテロ(Linda Cantello)の後任として、商品開発やキャンペーンビジュアルの制作に携わる。1月23日(パリ現地時間)に開かれた「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」2024年春夏オートクチュール・コレクションでは、ペインティング風の華やかなメイクを披露した。

「アルマーニ プリヴェ」のメイクは
1920年代からインスパイア

WWD:今回の「アルマーニ プリヴェ」のショーでは、デザイナーとどのようなやりとりがあり、どのようなテーマでメイクアップを仕上げたか?

上田裕美アルマーニ グローバル メイクアップ アーティスト(以下、上田):コレクションの2週間程前に、デザイナーであるジョルジオ・アルマーニと彼のチームから一枚のレファレンスの写真が届いた。それに基づき、さまざまなリクエストに対応できるよう、多様なメイクデザインやカラーレファレンスの写真を集め、それらをムードボードにまとめ、5つの異なるバリエーションをスケッチし、最終的にプレゼンテーションブックに落とし込んだ。ショーの数日前にコレクションを初めて確認し、その後、最終的に数人のモデルにメイクを施しどのルックがベストかを決定した。今回のクチュールコレクションはとても表現豊かなので、よりぜいたくなメイクを試すことができた。コレクションの色を取り入れたペインティング風のアイメイクは、1920年代からのインスピレーションを取り入れている。 肌は自然なままに保ちつつ、メイクは服の華やかさを引き立てている。さまざまなテクスチャーを組み合わせることで、ランウェイ上で光と影を演出した。

WWD:グローバル メイクアップ アーティスト就任の経緯やブランドとのやりとりで印象に残っているエピソードは?

上田:昨年の7月から、コレクションでゲストメイクアップアーティストとしてランウェイのメイクを担当させていただいた。前々回の「プリヴェ」が私にとって初めてアルマーニ氏と共に取り組むプロジェクトだった。その中で彼の堅実な美意識と卓越したリーダーシップを目の当たりにし、彼のような人と一緒に仕事をすることをさらに望むようになった。

WWD:「アルマーニ」での仕事とほかのブランドとの仕事で感じる違いは?

上田:「アルマーニ ビューティ」は個々の自然な美を引き出すことを重視し、肌に負担をかけずに素晴らしい表現を実現している。ほかのブランドと比較して、「アルマーニ」の仕事は顧客の個性を際立たせ、自然な美を尊重するアプローチが特徴的だ。

幼いころから“色”に親しみ
カラーセラピーを独学で身につける

WWD:メイクアップアーティストを志したきっかけや原体験は?

上田:幼いころからモノ作りやスケッチは好きで、就学期もカラーセラピーを独学で習得するなど、さまざまな面で色に関わることに進んで取り組んでいたように思う。大学では全く違った分野であるドイツ文学を専攻したが、卒業論文では「日本とヨーロッパの色彩景観条例の歴史について」をテーマに研究を進め、気づけば色に関わることに携わっていた。その後、ロンドンに移住してから、ファッションの学生との交流を通じて私はメイクアップアーティストとしてのキャリアを志すようになった。

WWD:グローバルメイクアップブランドのメイクアップアーティストに日本人が就任するのは近年では珍しいニュースだ。過去のどんな体験が糧となったか。

上田:メイクの勉強を始めてアシスタント業に携わるようになったころ、本当に楽しくて大きな夢に向かって情熱を傾けた。目標は大きく漠然としていたが、日々の小さな一歩を踏みながら着実に前進していくことが重要だと感じている。また、自分自身の道を模索し、周囲の環境に流されず、自分のペースでキャリアを築くことも重要だ。

WWD:クリエイティブのインスピレーション源となっているものは?

上田:時間があるときは、美術館や展示会に足を運び、また旅に出てさまざまな場所を訪れ、異なる文化に触れることを楽しんでいる。また、訪れた地での人々との交流や人間観察も、インスピレーションの源になっている。

商品開発ではカラーレンジの拡大、
機能性の向上を目指す

WWD:商品開発において継承したい「アルマーニ」のレガシーは?

上田:「アルマーニ ビューティ」は自然な艶のあるみずみずしい肌作りを提案した先駆者。さらなるイノベーションを起こし、改善改良を続けて多様性に対応する商品開発を続けていきたい。

WWD:エンドユーザーに注目してほしいメイクアップトレンドは?

上田:最新のメイクトレンドでは、みずみずしく艶のあるグレーズスキンをベースに、ナチュラルに骨格やパーツを強調したソフトグラムメイクが人気だ。肌を整えるために「アルマーニ ビューティ」のベースメイクアイテム“フルイド シアー”を使用し、その上にリキッドアイシャドウの“アイ ティント”のヌード系カラーやナチュラルカラーの“リップ マエストロ”を重ねると理想的な仕上がりになる。また、ワントーンで仕上げるメイクもトレンドで、顔の複数の部位に同じポップカラーを取り入れるスタイルが人気。チークカラーの“ルミナス シルク グロー ブラッシュ”と“リップ マエストロ”の色を合わせることで、より自然な印象のメイクを完成させることができる。

WWD:「アルマーニ ビューティ」で最も気に入っているアイテムは?

上田:バーム状クッションファンデーションの“パワー ファブリック コンパクト”。みずみずしいテクスチャーは薄い膜を張るように肌にピタッと密着し、ベタつかずサラッとした軽い付け心地が気に入っている。化粧直しがしやすいのもおすすめ。

WWD:今後の展望は?

上田:カラーレンジの幅を広げることやユーザーのニーズに応じた機能性の向上。目指す方向性は、フィニッシュテクスチャーのバリエーションを増やし、それをブランドイメージに一貫させること。現在、いくつかの選択肢を検討しており、今後に期待してほしい。

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「エルメス麻布台ヒルズ店」オープン 自然と調和する建築と空間

「エルメス(HERMES)」は、国内36店舗目となる「エルメス麻布台ヒルズ店」を2月29日にオープンした。開業当日のオープニングセレモニーでは、フロリアン・クラエン(Florian Craen)=エルメス・インターナショナル エグゼクティブ・バイスプレジデントや、有賀昌男エルメスジャポン社長らによるテープカットと、りんごの木の植樹式を行った。

入店は、3月3日までは抽選による事前予約制。オープンを記念して、同店が面する中央広場の麻布台ヒルズアリーナにオランジェリー(温室)も同日まで設置し、ゲストにオレンジジュースを配布している。

メゾンのスピリットと日本の美
自然が調和した空間

同店は2フロア構成で、店舗面積は476平方メートル、テラスは56平方メートルだ。デザインは、同ブランドの世界中の店舗を手掛けてきたパリの建築設計事務所RDAI(レナ・デュマ・アルシテクチュール・アンテリユール)が担当した。

日本から着想を得たデザインや手仕事を随所に反映し、ファサードは2枚のガラスの間に和紙を挟み、透明から乳白色へと美しくグラデーションする半透明のガラスで全面を覆った。和紙の後ろには、箔の技法に着想を得た発光パネルを採用。日中の開放的な雰囲気から一転し、夜は灯篭のような温かい光が建物全体を包む。

店内は、西陣織「ホソオ(HOSOO)」のテキスタイルや竹をイメージした壁紙など、日本特有の素材を生かした「エルメス」らしい上質な空間が広がる。フロアには、パリのフォーブル・サントノーレ本店同様、メゾンを象徴するモザイクとエクスリブリスのモチーフをあしらった。

1階はプレタポルテから
レザーグッズ、馬具までを展開

エントランスは2つ設けており、片方はメンズに、もう片方はウィメンズのスペースへと導く。メンズ側のスペースにはインテリアも並び、ウィメンズ側にはシルクスカーフやフレグランス、ファッションアクセサリーのコレクションもそろえる。中央のオープンスペースには、レザーグッズやジュエリー、時計、さらには馬具が並ぶ。

プライベートサロンと
秘密の屋上庭園からなる2階

2階のプライベートサロンは、限られた顧客のみが入ることができる。フロアには、オーダーメイド部門「アトリエ・オリゾン」のDJブースやホームコレクションを設置し、さらにメンズシャツなどのオーダーサービスも提供する。プライベートサロンの扉の先には、パリのフォーブル・サントノーレ本店の秘密の屋上庭園を思わせる、緑豊かなテラスが広がる。

アートと一体化しているのも同店の特徴だ。店内にはエミール・エルメス・コレクションから厳選したスケッチや絵画をはじめ、フランス人アーティストのヨッヘン・ゲルネール(Jochen Gerner)によるイラストや、アメリカ人アーティストのテリー・ ワイフェンバック(Terri Weifenbach)の写真など、古典的な作品からコンテンポラリーなものまで幅広い作品を展示する。

2階のテラスには、銀座メゾンエルメスで昨年開催した「エマイユと身体」展に参加していたフランス人アーティスト、シルヴィ・オーヴレ(Sylvie Auvray)のセラミック作品「プティット・ビュル」(2022年)を展示。今後は異なるアーティストの作品を約1年ごとに紹介する予定だという。オープンを記念して、ウインドーディスプレーには、日本の建築事務所o+hの大西麻貴と百田有希による、「エルメス」のシルク、ネクタイ、レザーを用いた作品を披露している。

メゾンの精神を継ぐ
“りんごの木”と共に

さらに、「エルメス」のスピリットを麻布台ヒルズの地に受け継ぐため、エントランス脇の小さな庭に、りんごの木を植樹した。りんごの木はフォーブル店の屋上庭園で1940年代から受け継いできたブランドの象徴の一つで、ゲストや街と共に成長していきたいという願いを込めている。

■エルメス麻布台ヒルズ店
時間:11:00~19:00
定休日:月曜日(祝日の場合は営業)
住所:東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザC 1F
※3月3日までは抽選による事前予約制。詳細はウェブサイトを参照。

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「キャサリン・イー・ハムネット」がはるやまでスーツコレクションを発売 ブランドディレクターに橋本淳氏を迎え

イギリスデザイナーのキャサリン・ハムネット(Katharine Hamnett)がエシカルブランドとして発表した「キャサリン・イー・ハムネット(KATHARINE E HAMNETT)」は3月2日、スーツを基点としたコレクションを全国のはるやま店舗およびはるやまオンラインショップで発売する。

今回、「キャサリン・イー・ハムネット」は時代にそってアップデートしたブリティッシュスタイルで再展開し、新しくブランドディレクターに雑誌「LEON」(主婦と生活社)で敏腕クリエーターと評され実績を積み重ねてきた橋本淳氏を迎えた。

ライフスタイルが多様化する中でパーソナリティーを後押しし、おしゃれさだけではなくサステナブルファッションに対するリアリティーも追求した新生「キャサリン・イー・ハムネット」の“E”には、パーソナリティーを後押しする“Enhance”(高める)、“Empower”(自信を持たせる)、 サステナブルな地球を目指す“Environment”(環境)、“Ethical”(倫理)の4つの単語の意味が込められている。

同スーツコレクションは、英国の伝統を長調するロイヤル・ブルーを基調とし、同時に日本の伝統色藍色を意識し、伝統のアップデートの象徴としてデザインを取り入れた。またスーツはビジネスでもカジュアルでも着用できる仕様だという。サスティナブルな素材も使用することで、環境に配慮した商品になっている。例えば“ウォッシャブル2ピーススーツ(5万8300円)にはウール素材にトレーサビリティーを確保した“オーセンティコ・サスティナブルウール”を使用するなどだ。

スーツコレクションのほかにバッグやニット素材シャツ、靴、ネクタイを取り扱う。また3月中旬からはセットアップ・スーツやパンツ、ポロシャツ、Tシャツ、ベルトを販売する。

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ロンハーマンが「ポロ ラルフ ローレン」別注のクルーネックスエットを発売 

ロンハーマン(RON HERMAN)は3月9日、「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」との別注企画として、2024年春夏シリーズの新作を発売する。今回は、オーガニックコットンの糸を使用した、柔らかな素材感が特徴のクルーネックスエットを用意する。価格は3万1900円、ロンハーマン各店とオンラインストアで取り扱う。

今回、通常インラインアイテムでは入らないポロ ポニー刺しゅうを、特別にホワイトカラーで左胸にセットした。また、インラインの同コレクションよりも肩幅、身幅にゆとりを持たせたオーバーサイズフィットを採用。さらに、植物由来の材料のみで染色することで、ファブリックに含まれる化学物質と合成染料への依存を軽減した。アイボリー、ベージュ、グレーの3色展開で春先にマッチするナチュラルなカラーリングを表現した。

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ロンハーマンが「ポロ ラルフ ローレン」別注のクルーネックスエットを発売 

ロンハーマン(RON HERMAN)は3月9日、「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」との別注企画として、2024年春夏シリーズの新作を発売する。今回は、オーガニックコットンの糸を使用した、柔らかな素材感が特徴のクルーネックスエットを用意する。価格は3万1900円、ロンハーマン各店とオンラインストアで取り扱う。

今回、通常インラインアイテムでは入らないポロ ポニー刺しゅうを、特別にホワイトカラーで左胸にセットした。また、インラインの同コレクションよりも肩幅、身幅にゆとりを持たせたオーバーサイズフィットを採用。さらに、植物由来の材料のみで染色することで、ファブリックに含まれる化学物質と合成染料への依存を軽減した。アイボリー、ベージュ、グレーの3色展開で春先にマッチするナチュラルなカラーリングを表現した。

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「THREE」クリエイティブディレクターとACROの石橋寧ファウンダーが退任

ポーラ・オルビスホールディングス傘下のACROは、3月31日をもって石橋寧ACROファウンダー・ブランドアドバイザーの退任と退職、「スリー(THREE)」のRIE OMOTOグローバル クリエイティブ ディレクターが契約満了で退任すると発表した。後任のディレクターは設けず、社内チームが各分野の“エキスパート”と協業しながらコレクションを創出する。OMOTOグローバル クリエイティブ ディレクターによる最後のコレクションは2025年春のコレクションになる。ブランド誕生15周年を迎える今年、「新しいステージに向かうタイミングで“卒業”という形をとった」(広報担当者)。

石橋氏はカネボウ化粧品(現:花王傘下グループ)のエキップで「RMK」(1997年~)「スック(SUQQU)」(2003年~)を立ち上げ、一躍人気ブランドとして成長させてきた。07年にポーラ・オルビスホールディングスに転職し、08年にACROを設立。初代社長を務め、翌年09年に国産原料、国内生産にこだわった「スリー」をスタート。数々のブランドの立役者として業界で名をはせてきた。今年は化粧品業界歴50年目を迎える。

OMOTOグローバル クリエイティブ ディレクターは、NYを拠点とし、世界を舞台に活躍するメイクアップアーティスト。リンダ・カンテロ(Linda Cantello)のアシスタントを経て、海外ファッション誌やハイブランド、有名アーティストとのコラボレーションワークを数多く手掛ける。09年から「スリー」、18年から「ファイブイズム バイ スリー(FIVEISM × THREE)」のグローバル クリエイティブ ディレクターを務める。

OMOTOグローバル クリエイティブ ディレクターは「『スリー』のセカンドコレクション、2010 Spring&Summer“New York Dawn”の発表会を行った際の緊張は今でも忘れません。たくさん伝えたいことがあるのになかなかスムーズにパフォーマンスできなかった自分自身にがっかりしてしまったこと、今でも良く覚えています。このような瞬間を思い返すと今では笑わずにはいられません。これは私にとって、自分の限界を恥じるのではなく、自分の弱点を克服する機会として捉え、成長と拡大につながることを理解するという経験でした。転んでも起き上がれば大丈夫。これは私が長年にわたって学んだ多くの教訓のうちの1つです。

親愛なる『スリー』のスタッフと共に、“唯一無二”のビューティーの域を超え、常に革新と直感の間の斬新なバランスを生み出すブランドの創造に努めてきました。私の心は『スリー』の素晴らしいチームとともにあります。これまで築き上げてきたものには自信を持っておりますし、これからも『スリー』はさらに進化していきますので、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。(略)またお会いする日を夢見て!N.S.D(Never Stop Dreaming)(原文ママ)」とメッセージを寄せた。

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「ピリングス」がサザビーリーグに事業譲渡  「自転車操業だった」デザイナーが大手と組む理由

根岸由香里/サザビーリーグ リトルリーグカンパニー執行役員兼ロンハーマン事業本部事業部長兼ウィメンズディレクター(右)

PROFILE: (ねぎし・ゆかり)1977年11月14日生まれ、栃木県出身。98年に文化服装学院スタイリスト科を卒業。セレクトショップ、シンゾーンで販売、企画、バイイングなどを経験。2008年、ロンハーマン立ち上げ時にサザビーリーグに転職。バイヤーを経て、16年から現職。現在、25店舗を指揮する

村上亮太/「ピリングス」デザイナー

PROFILE: (むらかみ・りょうた)1988年生まれ、大阪府出身。上田安子服飾専門学校を卒業後、山縣良和が主宰する「ここのがっこう」でさらにファッションを学ぶ。リトゥンアフターワーズのアシスタントを経て、母・村上千明と共にブランド「リョウタムラカミ」をスタート。2016年春夏シーズンより東京ファッションウィークに参加。2020年ブランド名を「ピリングス」に変更し、単独で手掛け始める。2021年に「東京ファッションアワード 2022」を受賞

サザビーリーグは、村上亮太デザイナーのブランド「ピリングス(PILLINGS)」と事業譲渡契約を結び、同ブランドの商標権を取得した。取得金額は非公表。村上デザイナーは今後も契約デザイナーとして携わりながら、前運営会社ピリングスの代表も引き続き務める。同社事業のニットスクール「アミット」も継続する。サザビーリーグと個人経営の東京デザイナーという異例のタッグが実現したのは、村上デザイナーと根岸由香里ロンハーマン リトルリーグカンパニー執行役員の出会いがきっかけだった。村上デザイナーは運営体制が変わることに何を思うのか。そして、「『ロンハーマン(RON HERMAN)』を日本でスタートさせた時のようにワクワクしている」と語る根岸執行役員の狙いとは。東京・千駄ヶ谷のサザビーリーグ内一角に移設した、「ピリングス」の新たなアトリエで2人に聞いた。

決め手は人柄
「この人たちと仕事したら面白そう」

WWDJAPAN(以下、WWD):今回の事業譲渡の経緯は。

村上亮太「ピリングス」デザイナー(以下、村上):2023年6月に、ファッションコンペに参加し、審査員だった根岸さんとお話ししたことが始まりだった。クリエイションだけでなく経営面も審査の対象で、「ピリングス」の“自転車操業”感を心配してくれて(笑)。会社の売り上げは、学校事業も合わせると下代ベースで年間約6000万円ほどだったものの、自転車操業でもタイヤのない自転車状態。「せっかく面白いことをしているから力になりたい」と根岸さんから声をかけてもらい、三根(弘毅リトルリーグカンパニープレジデント)さんとトントン拍子で直接会うことになった。

根岸由香里ロンハーマン リトルリーグカンパニー執行役員(以下、根岸):村上さんが1人でブランドを運営し、その苦労する姿に「世界に出ていける力があるのにもったいない」と感じ、その日のうちにすぐ三根に話をした。村上さんがサザビーリーグの社員になる案や、株式を過半数取得するという話もあったが、ブランドの事業譲渡契約を結ぶのがお互いにとっていいという決断に至った。

WWD:自身が大切に育ててきたブランドを、企業に譲渡するのは簡単な決断ではなかったはずだ。

村上:実は今までも他社からそういう話があったので、自分自身も最初は半信半疑だった。でも、根岸さんと三根さんの人柄に惹かれたことが一番大きい。失敗してもいいやと思えた。

WWD:具体的には?

村上:僕は、日本のニッターの技術は世界レベルで、次世代にも継承していくべきだと考えている。だからこそ手編みにこだわっていることや、コレクションの説明を話した時、三根さんが「お金儲けにはならないかもしれないけど、面白いね」と言ってくれて、気持ちがすごく楽になった。それに、僕が何度もニッターとやりとりして生まれたディテールに気づいてくれて、それがすごくうれしかった。「この人たちと一緒に仕事したら面白そう」と直感した。面白いことを始めるにはリスクもあるけれど、この人たちとなら失敗しても仕方ないと。

根岸:失敗しないよ(笑)。

国内ブランドを支援
サザビーリーグ初の取り組み

WWD:「ピリングス」を知ったきっかけは?

根岸:「東京ファッションアワード 2022」を受賞した村上さんが、その特典としてパリで展示会を開いていた時に初めてコレクションを見た。チューリップが垂れたニットバッグや、花柄ベストを見て、そのかわいさや手編みであることに驚き、23年春夏シーズンから「ロンハーマン」での買い付けを決めた。

WWD:店頭での反応は?

根岸:3シーズン連続で別注アイテムを販売しており、売り上げは非常にいい。特に23-24年秋冬シーズンはほぼ完売だった。店頭ではすぐ売れてしまうので、自分用に個人オーダーもしたほどだ。「ピリングス」には会話を生むパワーがある。多くのお客さまが洋服を見て立ち止まり、販売スタッフと会話を弾ませていた。

WWD:根岸さんとしてもこういう動きは初めてだった?

根岸:日本のブランドでは「ピリングス」が初めて。15年前に「ロンハーマン」の立ち上げに関わり、その後は海外の魅力的なブランドを日本に紹介し続けてきたが、日本のブランドでは事例がなかった。日本にも素晴らしいブランドはあるので、自分の経験値が貯まったこの段階で、新しいことをしようと考えていた。

WWD:実際に村上デザイナーと話してどのような可能性を感じた?

根岸:三根と話を聞いていて、「『ピリングス』がなくなったとしてもニッターの集まる工房は残したい」という考えを聞き、その手仕事に対する思いに感銘を受けた。サザビーリーグは企業なので、事業である以上は利益を出さないといけない。でもそれ以上に「ピリングス」の面白さに対してワクワクした。たくさんのブランドを見てきたが、ここまで心を動かされるブランドは他になかった。「ロンハーマン」を日本でスタートさせた時のようにワクワクしている。一緒にパリを目指せたら、めちゃくちゃ面白い。

WWD:今後のチーム編成はどう変わる?

村上:「ピリングス」の制作チームは、今まで通り僕ともう一人のみ。それ以外のPRやリース対応、セールス、経費管理などはリトルリーグカンパニーのチームと連動していく。これまでは全部一人でやっていたので、各部門のプロに任せられる安心感は大きい。

根岸:サザビーリーグ傘下になることで、村上さんにはやりたいことや、自分自身にしかできないことに専念してほしい。これまで金銭面や人員の関係で、実現できなかった面白いアイデアがたくさんあるはず。私たちが持っている生産背景や、チームでバックアップしてアイデアを形にし、「ピリングス」をさらに成長させていきたい。

WWD:新体制の「ピリングス」が目指す先は?

村上:母親と親子で手掛けた「リョウタムラカミ」から「ピリングス」に改名後、協力してくれるニッターたちを世間に知ってもらいたい気持ちが強くなっていった。今では「ピリングス」はハンドニットブランドだと、ある程度周知できたのではないかと思う。次は、洋服を通して人間像を提案する段階に進みたい。サザビーリーグに事業譲渡をしたことで、「こういう人のために洋服を作る」という人間像について、余裕を持って考えられるようになるはずだから。

WWD:事業譲渡については母親は何と言っていた?

村上:「やったじゃん。ラッキーだったね」と。たぶん、何も分かってないと思う。

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「ピリングス」がサザビーリーグに事業譲渡  「自転車操業だった」デザイナーが大手と組む理由

根岸由香里/サザビーリーグ リトルリーグカンパニー執行役員兼ロンハーマン事業本部事業部長兼ウィメンズディレクター(右)

PROFILE: (ねぎし・ゆかり)1977年11月14日生まれ、栃木県出身。98年に文化服装学院スタイリスト科を卒業。セレクトショップ、シンゾーンで販売、企画、バイイングなどを経験。2008年、ロンハーマン立ち上げ時にサザビーリーグに転職。バイヤーを経て、16年から現職。現在、25店舗を指揮する

村上亮太/「ピリングス」デザイナー

PROFILE: (むらかみ・りょうた)1988年生まれ、大阪府出身。上田安子服飾専門学校を卒業後、山縣良和が主宰する「ここのがっこう」でさらにファッションを学ぶ。リトゥンアフターワーズのアシスタントを経て、母・村上千明と共にブランド「リョウタムラカミ」をスタート。2016年春夏シーズンより東京ファッションウィークに参加。2020年ブランド名を「ピリングス」に変更し、単独で手掛け始める。2021年に「東京ファッションアワード 2022」を受賞

サザビーリーグは、村上亮太デザイナーのブランド「ピリングス(PILLINGS)」と事業譲渡契約を結び、同ブランドの商標権を取得した。取得金額は非公表。村上デザイナーは今後も契約デザイナーとして携わりながら、前運営会社ピリングスの代表も引き続き務める。同社事業のニットスクール「アミット」も継続する。サザビーリーグと個人経営の東京デザイナーという異例のタッグが実現したのは、村上デザイナーと根岸由香里ロンハーマン リトルリーグカンパニー執行役員の出会いがきっかけだった。村上デザイナーは運営体制が変わることに何を思うのか。そして、「『ロンハーマン(RON HERMAN)』を日本でスタートさせた時のようにワクワクしている」と語る根岸執行役員の狙いとは。東京・千駄ヶ谷のサザビーリーグ内一角に移設した、「ピリングス」の新たなアトリエで2人に聞いた。

決め手は人柄
「この人たちと仕事したら面白そう」

WWDJAPAN(以下、WWD):今回の事業譲渡の経緯は。

村上亮太「ピリングス」デザイナー(以下、村上):2023年6月に、ファッションコンペに参加し、審査員だった根岸さんとお話ししたことが始まりだった。クリエイションだけでなく経営面も審査の対象で、「ピリングス」の“自転車操業”感を心配してくれて(笑)。会社の売り上げは、学校事業も合わせると下代ベースで年間約6000万円ほどだったものの、自転車操業でもタイヤのない自転車状態。「せっかく面白いことをしているから力になりたい」と根岸さんから声をかけてもらい、三根(弘毅リトルリーグカンパニープレジデント)さんとトントン拍子で直接会うことになった。

根岸由香里ロンハーマン リトルリーグカンパニー執行役員(以下、根岸):村上さんが1人でブランドを運営し、その苦労する姿に「世界に出ていける力があるのにもったいない」と感じ、その日のうちにすぐ三根に話をした。村上さんがサザビーリーグの社員になる案や、株式を過半数取得するという話もあったが、ブランドの事業譲渡契約を結ぶのがお互いにとっていいという決断に至った。

WWD:自身が大切に育ててきたブランドを、企業に譲渡するのは簡単な決断ではなかったはずだ。

村上:実は今までも他社からそういう話があったので、自分自身も最初は半信半疑だった。でも、根岸さんと三根さんの人柄に惹かれたことが一番大きい。失敗してもいいやと思えた。

WWD:具体的には?

村上:僕は、日本のニッターの技術は世界レベルで、次世代にも継承していくべきだと考えている。だからこそ手編みにこだわっていることや、コレクションの説明を話した時、三根さんが「お金儲けにはならないかもしれないけど、面白いね」と言ってくれて、気持ちがすごく楽になった。それに、僕が何度もニッターとやりとりして生まれたディテールに気づいてくれて、それがすごくうれしかった。「この人たちと一緒に仕事したら面白そう」と直感した。面白いことを始めるにはリスクもあるけれど、この人たちとなら失敗しても仕方ないと。

根岸:失敗しないよ(笑)。

国内ブランドを支援
サザビーリーグ初の取り組み

WWD:「ピリングス」を知ったきっかけは?

根岸:「東京ファッションアワード 2022」を受賞した村上さんが、その特典としてパリで展示会を開いていた時に初めてコレクションを見た。チューリップが垂れたニットバッグや、花柄ベストを見て、そのかわいさや手編みであることに驚き、23年春夏シーズンから「ロンハーマン」での買い付けを決めた。

WWD:店頭での反応は?

根岸:3シーズン連続で別注アイテムを販売しており、売り上げは非常にいい。特に23-24年秋冬シーズンはほぼ完売だった。店頭ではすぐ売れてしまうので、自分用に個人オーダーもしたほどだ。「ピリングス」には会話を生むパワーがある。多くのお客さまが洋服を見て立ち止まり、販売スタッフと会話を弾ませていた。

WWD:根岸さんとしてもこういう動きは初めてだった?

根岸:日本のブランドでは「ピリングス」が初めて。15年前に「ロンハーマン」の立ち上げに関わり、その後は海外の魅力的なブランドを日本に紹介し続けてきたが、日本のブランドでは事例がなかった。日本にも素晴らしいブランドはあるので、自分の経験値が貯まったこの段階で、新しいことをしようと考えていた。

WWD:実際に村上デザイナーと話してどのような可能性を感じた?

根岸:三根と話を聞いていて、「『ピリングス』がなくなったとしてもニッターの集まる工房は残したい」という考えを聞き、その手仕事に対する思いに感銘を受けた。サザビーリーグは企業なので、事業である以上は利益を出さないといけない。でもそれ以上に「ピリングス」の面白さに対してワクワクした。たくさんのブランドを見てきたが、ここまで心を動かされるブランドは他になかった。「ロンハーマン」を日本でスタートさせた時のようにワクワクしている。一緒にパリを目指せたら、めちゃくちゃ面白い。

WWD:今後のチーム編成はどう変わる?

村上:「ピリングス」の制作チームは、今まで通り僕ともう一人のみ。それ以外のPRやリース対応、セールス、経費管理などはリトルリーグカンパニーのチームと連動していく。これまでは全部一人でやっていたので、各部門のプロに任せられる安心感は大きい。

根岸:サザビーリーグ傘下になることで、村上さんにはやりたいことや、自分自身にしかできないことに専念してほしい。これまで金銭面や人員の関係で、実現できなかった面白いアイデアがたくさんあるはず。私たちが持っている生産背景や、チームでバックアップしてアイデアを形にし、「ピリングス」をさらに成長させていきたい。

WWD:新体制の「ピリングス」が目指す先は?

村上:母親と親子で手掛けた「リョウタムラカミ」から「ピリングス」に改名後、協力してくれるニッターたちを世間に知ってもらいたい気持ちが強くなっていった。今では「ピリングス」はハンドニットブランドだと、ある程度周知できたのではないかと思う。次は、洋服を通して人間像を提案する段階に進みたい。サザビーリーグに事業譲渡をしたことで、「こういう人のために洋服を作る」という人間像について、余裕を持って考えられるようになるはずだから。

WWD:事業譲渡については母親は何と言っていた?

村上:「やったじゃん。ラッキーだったね」と。たぶん、何も分かってないと思う。

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「アディクション」のUVクッションに肌が艶めく限定色 微細なパールを配合

「アディクション(ADDICTION)」は4月26日、メイクの上からリタッチできる日焼け止めアイテム“スキンケアUV タッチアップ クッション”[SPF45/PA+++](4400円/ケース1430円) の限定色を発売する。

“スキンケアUV タッチアップ クッション”は昨年3月に発売を開始。いつもでUVケアができる手軽さと配合量90%美容液成分による潤い感、トーンアップも可能なカラー展開が話題になり、一時は品切れが起きるほど注目を集めた。

2年目の今年発売する限定色はパールタイプで、美容液を89%配合しつつ繊細なシルバー、ブルー、ピンクのパールが肌を艶やかに演出。10種のオーガニック植物由来成分で潤いを与えつつ、SPF45/PA+++のUVカット力で紫外線から肌を守る。

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ランニング市場は本当に盛り上がっているのか?(2024年2月26日号)

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2024年2月26日号からの抜粋です)

美濃島:毎年恒例のラン&フィットネス特集で、今回はランニング市場にフォーカスしました。コロナ禍でランニングをする人が世界的に増えて、アシックス(ASICS)などが過去最高の売上高を叩き出したりしましたが、実際の盛り上がりはどうなのか。小売り大手のアルペンやランニングレースプラットフォーム「ランネット」の運営会社などに取材しました。

林:実際にどうでした?

美濃島:やはり好調であり、層が厚くなったと感じました。消費者は健康意識が高まっていますし、メーカーもそれにあぐらをかかずに前のめりに商品開発をして興味を集めるほか、試し履きの機会やランイベント、5㎞くらいのミニレースなど、裾野を広げる努力もしています。昨年「ナイキ(NIKE)」は皇居の周りを走るランナーのためのハブになる店を銀座に作りました。「ホカ(HOKA)」は原宿のど真ん中に新店を構え、2階はイベントやランナーの交流の場になります。この盛り上がりは、まだまだ続きそうです。

林:いものが売れていますよね。かつて走り始めようと思ったら1万円くらいのランニングシューズが主流だったけれど、今は初級者も1万5000円くらい。「ナイキ」の厚底シューズが火付け役になって高機能になっているし、機能の進化も手伝ってフルマラソンの世界記録は不可能と言われてきた2時間切りが目前です。一般の人にも、いい靴に手を伸ばす動きが広がっています。

ランニングもカルチャーになってきた

美濃島:3年くらい取材してきて、僕もハイエンドなパフォーマンスシューズを取り上げがちでしたが、やはり週に1回、数㎞走る人や、ファッションとして楽しむ人など、多様なユーザーがいるからこそ、市場が拡大します。スニーカー専門店「アトモス(ATMOS)」出身者が、自分らしさを表現できるランニング専門店を新宿に開き、ほしいウエアを自分たちで作るブランドも増えています。英国のランニングカルチャー誌「ライク ザ ウィンド」の日本版も発刊されるなど、さまざな立場から、インディペンデントに商いをする人が増えて、ランの魅力が広がっています。

林:ランニングもカルチャーになってきたよね。昔は自己記録を出すというストイックな人が多かったですが、今はアプリを使って情報共有やSNS投稿もできるし、店やブランドも細分化され、コミュニティーができています。ますます面白くなりそうです。

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「ソードリーフ ヘア&スパ」がセットブースとシャンプーブースを一体化 ゲストが移動しない美容室へ

ソードリーフが展開するヘアサロン「ソードリーフ ヘア&スパ(swordlief hair&spa)」は、「シャンプー台に移動するのが面倒」「行ったり来たりで疲れる」といったゲストの意見をもとに、セットブースとシャンプーブースを一体化。ゲストが移動しない美容室へと生まれ変わった。

一般的な美容室は、セットブースとシャンプーブースが別れているため、スペースが限られる。そのため、ゲスト同士の間隔がどうしても近くなってしまいがちだ。同サロンでは、セットブースとシャンプーブースを一体化することで、スペースを有効活用。ソファーとソファーの間隔を広めに設計し、隣のゲストが気にならない造りにした。ゲストは移動することなく全てのメニューを行えるので、貴重な美容室の時間をゆったり、心地良く過ごすことができる。

セットブースのソファーは、長時間の施術でも快適に過ごせるよう、座り心地の良いものを用意。柔らかく伸びがいいソフトレザーのソファーがゲストの体型にフィットし、包み込まれるような座り心地を実現した。フルフラットの状態で行う“クリームバス頭浸浴”は、癒しメニューの中でも人気。柔らかい湯の流れで首筋まで温め、風呂に浸かっているようなリラックスタイムを提供する。

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「アナ スイ」が初のフレグランスを発売 3種類のアイスクリームサンデーの香り

「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」は5月1日、ブランド初のフレグランスコレクション“アナ スイ サンデー”を発売する。デザイナーのアナ・スイ(Anna Sui)が大好きなアイスクリームサンデーを香りとパッケージで表現した。

登場するオードトワレの香りは、ソルベミックスを思わせる爽やかなシトラス系の“サンデー プリティ ピンク オードトワレ”(50mL、7590円)、ミドルノートにオスマンサスを採用した軽やかでフローラルな“サンデー メロー イエロー オードトワレ”(50mL、7590円)、ムスクが漂うまろやかなアンバー調の“サンデー バイオレット バイブ オードトワレ”(50mL、7590円)の3種類を用意した。

ボトルはマットなフロストガラスで、心躍るデコラティブなトッピングを施している。チェリー型のスプレーポンプを採用し、サンデーのようなデザインに仕上げた。外箱は、アイスクリームのカップをイメージしている。

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「ディオール」からパステルカラーの春色リップ 水色やゴールドの“マキシマイザー”も

「ディオール(DIOR)」は4月12日、ブランドを代表する“ディオール アディクト リップスティック“(全5色、各5720円※一部数量限定)と“ディオール アディクト リップ マキシマイザー“(全7色、各4730円※数量限定)の新色を発売する。「ディオール」のファッションから着想を得てカラフルなパステルカラーをラインアップする。

“ディオール アディクト リップスティック”には鮮やかなコーラルカラーなどが定番色に加わり、数量限定で青みのあるライラックとラズベリーピンクが登場。90%自然由来成分を配合し、鮮やかな発色と艶で春らしいフレッシュな口元に導く。通常のブラックケースのほか、リップスティックケースを3種類用意する。シルクスカーフにも使われる“Dior”の文字をピンクとホワイトでデザインした“ピンク オブリーク”は「ディオール」ブティックと公式オンラインストア、各百貨店、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)のみで扱う。

同ブランドでも高い人気を誇るリッププランパー“ディオール アディクト リップ マキシマイザー”からはアイシーな水色やゴールドなど7色が数量限定で発売する。ファンの間では日本での発売前からSNS上で「水色のマキシマイザーが出る」と話題になっていた。青みのあるカラーは透明感のある唇を演出する。

ピーター・フィリップス(Peter Philips)=メイクアップクリエイティブ&イメージ・ディレクターは「みなさんのために、あらゆるムードに合わせられて心躍るカラフルなシェードを作った。美しい艶と輝きが際立って、かわいらしくありながら、控えめにはならない。パステルを手に取ってみて!」とコメントを寄せた。

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「クラランス」のボディー用美容液が進化 新成分を配合

「クラランス(CLARINS)」は4月12日、30年続くロングセラーのボディー用美容液“ボディ フィット”の成分を強化した新商品“ボディ フィット アクティヴ”(200mL、1万450円)発売する。

“ボディ フィット”は、下半身の肌をすっきりと引き締める下半身ボディー用美容液だ。進化した“ボディ フィット アクティヴ”は植物バイオテックの新しい技術を用いてアップデートしたもので、ブランド独自の日本産のオーガニック抹茶エキスとプラントカフェインの複合成分を配合した。べたつかず、みずみずしくとろけるような質感のジェルが軽い付け心地をかなえる。

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「フォクシー」クリエイティブディレクターに前田華子副社長 「アディアム」と兼任

フォクシーは3月1日、 フォクシー副社長兼「アディアム(ADEAM)」クリエイティブディレクターの前田華子が、「フォクシー(FOXEY)」のクリエイティブディレクターも兼任することを発表した。

これまでは前田義子がフォクシー代表取締役社主兼「フォクシー」クリエイティブディレクター、前田華子がフォクシー副社長兼「アディアム(ADEAM)」クリエイティブディレクターであったが、今後は前田義子が代表取締役社主、前田華子がフォクシー副社長兼クリエイティブディレクター兼「アディアム」クリエイティブディレクターとなる。就任時期は、2024年春を予定している。

前田華子は、コロンビア大学で美術史と文化人類学を専攻する傍ら、インターンシップを通じファッションエディトリアルやプレスを体験。2012年春夏シーズンから、自身がデザインを手掛けるブランド「アディアム」を開始し、2013年秋冬コレクションをニューヨーク・ファッション・ウイークで発表した。

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