世界十指のバーテンダーによる“オールインクルーシブ”なバーが麻布十番に

都心では外国人観光客の賑わいが戻り、さまざまな国籍や人種、文化や背景を持つ人々の“たまり場”が生まれ始めた。このほど東京・麻布十番にオープンした「Tokyo Confidential」も、空間設計から接客、ドリンクまで“オールインクルーシブ”をうたうユニークなコンセプトのバーだ。

Tokyo Confidentialは、六本木交差点から麻布十番駅へ至る外苑東通り沿いのビルにある。店内に足を踏み入れるとまず、壁に描かれたダイナミックなウォールアートに目を奪われる。ジャパニーズモダンを意識した内装の中で、樹齢300年の松材を使ったバーカウンターがひときわ存在感を放つ。

バーのファウンダーであるホリー・グラハム(Holly Graham)はバー業界における“世界で最も影響力のある人物100名”を選出する「Bar World 100」のトップ10に毎年ランクインする実力者。さまざまな国を旅し、現地のバー文化を体験する中で、日本の繊細な感性ともてなしに大きな感銘を受けた。同時に、日本では他の国に比べ、「人々にとってバーの敷居が特に高いイメージがある」とも感じたという。日本のバーテンダーについては、「みんなお客さまの邪魔をしないよう奥ゆかしく、まるで『ニンジャ』のように振る舞っているわね」と笑う。

日本の美意識を取り入れながらも、「外国人の自分だからこそ作れる、日本のバーの既成概念を壊すような店を作りたい」。そのような考えの下、Tokyo Confidentialではバーテンダーとゲストのフラットな関係を何より大切にする。松材のバーカウンターの設えは、バーテンダーとゲストの境界を緩やかに取り持つ。「常連さまはもちろん、初めてのお客さまも盛り上がると、バーカウンターの中に入ってきて私たちとお話していただくことも多いわ」とホリー。「ここではドレスアップしなくても、髪を下ろしていてもいい。普段は肩肘を張って生きているような東京の人たちも、ここだけで話せるような“Confidential(秘密)”があってもいいと思っているの」。

ドリンクメニューにも、彼女の“オールインクルーシブ(全てのものを包み込む)”の思想が色濃く表われる。フルストレングスのシグネチャーカクテルから低アルコール、ノンアルコールのものまで、お酒を飲む人も飲まない人も楽しめるメニューをそろえる。カクテルは、日本の伝統的素材を使用した独創的な味わいが面白い。マティーニスタイルの“デストロイ・ オール・モンスターズ”は、味噌ブラウンバタージンに、シェリー、ベルモット、ポン酢を使った深みのある味わい。“ゴー・ライトリー”はどぶろく、泡盛、エルダーフラワーにトマト、スパークリングワインを合わせ、口に含むと爽やかな余韻が後を引く。各1杯2000円。

◾️Tokyo Confidential
場所:東京都港区麻布十番1-6-1 THE V-CITY AZABUJUBAN PLACE 9階
営業時間:18:00〜26:00(月曜定休)

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「タナカダイスケ」のベビーピンクの“おまじない” 幼少期の人形遊びの記憶をたどって

田中大資デザイナーによるウィメンズブランド「タナカダイスケ(TANAKADAISUKE)」は13日、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」で2024-25年秋冬コレクションを発表した。今回のショーは、東京都と日本ファッションウィーク・推進機構(JFWO)が共催する「東京ファッションアワード2024(TOKYO FASHION AWARD 2024)」受賞による渋谷ヒカリエ使用料などのサポートと、母校である大阪文化服装学院からの支援を受けて開催した。

田中デザイナーは大阪文化服装学院を卒業後、衣装作家や刺しゅうアーティストとして活動しながら、21年に「タナカダイスケ」をスタートした。コンセプトは“おまじないをかけたように、自分の中のまだ見ぬ自分と出会えますように”。レースやベロアなどの素材や、ふんだんなビジューで装飾したドレスやアクセサリーによってロマンチックでドリーミーな世界観を作る。

“MEMORIES”をテーマした20体のコレクションで、幼少期に自身の姉と人形遊びをした記憶をたどった。田中デザイナーは当時、おもちゃ箱に人形やビーズ、スパンコールなどを集めるのが好きだったといい、ゲストに事前に送るインビテーションには、ビーズやスパンコールをちりばめたものをプリントした。会場では、ゲストの足元にもそれらがこぼれ落ちていた。

「タナカダイスケ」流
オケージョンも日常着も

今季はベビーピンクを大胆に採用した。これまではモノトーンやブラウンなどの落ち着いたカラーパレットをメインにしてきたものの、「ピンクに憧れがあり、それを強調したかった」と、序盤とラストをオールピンクのコレクションが飾った。絵本から飛び出したようなレッドとライトブルーのドレスは、上半身には王子さまのジャケット、下半身にはお姫さまの衣装のように、ボリュームたっぷりのスカートをドッキングした。胸元に大きなリボンとティアードのフリルをあしらったビスチェは、後身頃をトレーンのように長くして華やかさを加える。さらに、シルバーの糸を粗く編んだニットのセットアップや、パーティーで部屋を飾るキラキラのモールを裾に施したラメスカート、アンダーブーブを小さくカットアウトしたベロアのドレスなど、ロマンティックなディテールを連続させて世界観を感じさせた。

日常使いできるようにカジュアルダウンしたアイテムも多数登場した。肩にペイズリー柄の一部を刺しゅうしたダークグレーのジャケットや、側面にレースでラインを施したシャーベットカラーのジャージーのセットアップ、表面を箔プリントでまばらに覆ったスリムパンツで、シンプルなデザインの中にデコレーションを忍ばせる。カジュアルさの代表格であるジーンズも、スパンコールの3D刺しゅうで天使の羽のように飾った。

ブランドコンセプトの“おまじない”に合わせて、魔導書を持ったモデルも登場。ショーの最中は、会場中心の天井からスパンコールが降り注いだ。デザイナーの頭の中のおもちゃ箱をひっくり返したようなコレクションはまるで夢の中のようで、フィナーレ後もスパンコールの“水たまり”でその余韻を残した。

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「タナカダイスケ」のベビーピンクの“おまじない” 幼少期の人形遊びの記憶をたどって

田中大資デザイナーによるウィメンズブランド「タナカダイスケ(TANAKADAISUKE)」は13日、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」で2024-25年秋冬コレクションを発表した。今回のショーは、東京都と日本ファッションウィーク・推進機構(JFWO)が共催する「東京ファッションアワード2024(TOKYO FASHION AWARD 2024)」受賞による渋谷ヒカリエ使用料などのサポートと、母校である大阪文化服装学院からの支援を受けて開催した。

田中デザイナーは大阪文化服装学院を卒業後、衣装作家や刺しゅうアーティストとして活動しながら、21年に「タナカダイスケ」をスタートした。コンセプトは“おまじないをかけたように、自分の中のまだ見ぬ自分と出会えますように”。レースやベロアなどの素材や、ふんだんなビジューで装飾したドレスやアクセサリーによってロマンチックでドリーミーな世界観を作る。

“MEMORIES”をテーマした20体のコレクションで、幼少期に自身の姉と人形遊びをした記憶をたどった。田中デザイナーは当時、おもちゃ箱に人形やビーズ、スパンコールなどを集めるのが好きだったといい、ゲストに事前に送るインビテーションには、ビーズやスパンコールをちりばめたものをプリントした。会場では、ゲストの足元にもそれらがこぼれ落ちていた。

「タナカダイスケ」流
オケージョンも日常着も

今季はベビーピンクを大胆に採用した。これまではモノトーンやブラウンなどの落ち着いたカラーパレットをメインにしてきたものの、「ピンクに憧れがあり、それを強調したかった」と、序盤とラストをオールピンクのコレクションが飾った。絵本から飛び出したようなレッドとライトブルーのドレスは、上半身には王子さまのジャケット、下半身にはお姫さまの衣装のように、ボリュームたっぷりのスカートをドッキングした。胸元に大きなリボンとティアードのフリルをあしらったビスチェは、後身頃をトレーンのように長くして華やかさを加える。さらに、シルバーの糸を粗く編んだニットのセットアップや、パーティーで部屋を飾るキラキラのモールを裾に施したラメスカート、アンダーブーブを小さくカットアウトしたベロアのドレスなど、ロマンティックなディテールを連続させて世界観を感じさせた。

日常使いできるようにカジュアルダウンしたアイテムも多数登場した。肩にペイズリー柄の一部を刺しゅうしたダークグレーのジャケットや、側面にレースでラインを施したシャーベットカラーのジャージーのセットアップ、表面を箔プリントでまばらに覆ったスリムパンツで、シンプルなデザインの中にデコレーションを忍ばせる。カジュアルさの代表格であるジーンズも、スパンコールの3D刺しゅうで天使の羽のように飾った。

ブランドコンセプトの“おまじない”に合わせて、魔導書を持ったモデルも登場。ショーの最中は、会場中心の天井からスパンコールが降り注いだ。デザイナーの頭の中のおもちゃ箱をひっくり返したようなコレクションはまるで夢の中のようで、フィナーレ後もスパンコールの“水たまり”でその余韻を残した。

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1位は、小嶋陽菜のランジェリー「ロジア バイ ハーリップトゥ」からストラップレスブラ登場|週間アクセスランキング TOP10(3月7日〜13日)

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「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、3月7日(木)〜3月13日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
小嶋陽菜のランジェリー「ロジア バイ ハーリップトゥ」からストラップレスブラ登場

03月12日公開 / 文・WWD STAFF

 小嶋陽菜が代表を務めるハートリレーションのランジェリーブランド「ロジア バイ ハーリップトゥ(ROSIER BY HER LIP TO)」は、ストラップレスブラ“エブリデイエッセンシャルストラップレスブラ(Everyday Essential Strapless Bra)”を発売する。価格は4800円で、ヌードローズとブラックの2色をそろえる。3月27日から三越銀座店で開催するポップアップショップで先行販売を行い、4月5日19時からブランド公式サイトで販売する。

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- 2位 -
【一粒万倍日】最強開運日が目前! 「ルイ・ヴィトン」から清涼感のあるメンズ財布

03月12日公開 / 文・WWD STAFF

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は3月15日の最強開運日に向けて、メンズの財布を発売した。

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- 3位 -
「YSL」がNumber_i平野紫耀の新コンテンツを公開 ピンク×リフレクションの限定ギフトを提案

03月11日公開 / 文・WWD STAFF

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」(以下、YSL)は3月10日、アジア アンバサダーを務めるNumber_iの平野紫耀を起用した新コンテンツを公開した。3月1日にスタートした春の期間限定ギフトラッピング“ミラー ユア ラブ(MIRROR YOUR LOVE)”を訴求した内容で、静止画・動画共に公式サイトや各種SNSで公開。平野は動画の中で「『YSL』でギフトを送りませんか」と提案している。

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- 4位 -
「ルイ・ヴィトン」が“ミニ バムバッグ”の新作を発売 春の外出で活躍しそう

03月07日公開 / 文・WWD STAFF

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、新作“ミニ バムバッグ”を発売した。素材はしなやかなレザーで、そこにモノグラムをエンボス加工する。サイズはW17×H12×D9.5cm、価格は29万3700円〜だ。

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- 5位 -
「ディーゼル」が「リー」とのコラボデニムを発売 同業ブランドとタッグを組むプロジェクト始動第1弾

03月08日公開 / 文・WWD STAFF

 「ディーゼル(DIESEL)」は、「リー(LEE)」と協業したカプセルコレクション“ディーゼル ラブス リー(DIESEL♡VES LEE)”を発売した。ラインアップはデニムパンツ4型(各5万3900円)。「ディーゼル」銀座、渋谷、大阪、京都、福岡、クレアーレ、青山、ルクア、伊勢丹新宿店(メンズ/ウィメンズ)、阪急うめだ本店(ウィメンズ)、阪急メンズ大阪、「ディーゼル」公式オンラインストアで取り扱う。また、阪急うめだ本店3階で3月31日まで開催中の“ポップ アップ サーカス”でも取り扱う。

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- 6位 -
「ニューバランス」×「キス」 スニーカー“1906R”をリデザイン 3月11日に発売

03月08日公開 / 文・WWD STAFF

 「キス(KITH)」は「ニューバランス(NEW BALANCE)」のレトロランナー“1906R”をリデザインした“キス フォー ニューバランス 1906R」を3月11日に「キス トウキョウ(KITH TOKYO)」で発売する。

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- 7位 -
【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」が日本限定の財布を発売 華やぐピンク&イエロー

03月08日公開 / 文・WWD STAFF

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は3月15日の最強開運日に向けて、日本限定の財布を発売した。

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- 8位 -
資生堂「スノービューティー」2024年版の詳細を発表 予約受け付けは3月21日から

03月07日公開 / 文・WWD STAFF

 資生堂は7月21日、人気の薬用美白シリーズ「スノービューティー」の2024年版を発売する。予約は3月21日から店頭やウェブサイトなどで受け付ける。「スノービューティー」は“都市に降る雪の結晶をコンパクトに閉じ込める”をコンセプトに14年に誕生。24時間スキンケアができる機能性の高さと、世界のアートや文化をモチーフにした“その年にしか手に入らない”芸術的なデザインが支持され、毎年人気を集めている。24年は「スノービューティーワンダーランド」をテーマに、雪が美しく降り注ぐ情景を描いた。

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- 9位 -
仙台のセレクトショップ「リヴォルーション」が雇用調整助成金約4320万円を不正受給 地元メディアが報道

03月07日公開 / 文・WWD STAFF

 宮城・仙台で「レクルール オム」「リヴォルーション」などのセレクトショップ事業を展開するリヴォルーション(安藤俊夫社長)が、雇用調整助成金約4320万円を不正受給していたと、仙台放送など一部メディアが報じた。

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- 10位 -
「ルイ・ヴィトン」の“ニューフォーマル”な新作バッグで新生活をはじめてみる?

03月13日公開 / 文・WWD STAFF

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」はメンズ・コレクション“ニューフォーマル”から、オンオフ問わずに使える新作バッグを発売した。

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「メゾン キツネ」と「ケーウェイ」がレインウエアを発売 パリの鮮やかな色合いで

「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」と「ケーウェイ(K-WAY)」は3月18日、初のコラボレーションレインウエアを発売する。アイテムは両ブランドの直営店と公式オンラインストアで取り扱う。

同コラボレーションでは、「ケーウェイ」のアイコニックなジャケット“レオン(LEON)”、“クロード(CLAUDE)”、“テレンス(TERENCE)”を、フランスらしい遊び心のあるカラーやチェックパターンで再解釈。

ラインアップは、多彩なパリジャンファッションに着想した鮮やかな色合いの“クロード MK”(3万5200円)、“レオン GRAP MK”(3万6300円)、“クロード ブロック MK”(3万6300円)、“テレンス GRAP MK”(3万9600円)で、アイテムには「ケーウェイ」の特徴的なトリコロールカラーの「K」にキツネのシルエットが溶け込んだコラボレーションロゴをあしらった。

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「メゾン キツネ」と「ケーウェイ」がレインウエアを発売 パリの鮮やかな色合いで

「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」と「ケーウェイ(K-WAY)」は3月18日、初のコラボレーションレインウエアを発売する。アイテムは両ブランドの直営店と公式オンラインストアで取り扱う。

同コラボレーションでは、「ケーウェイ」のアイコニックなジャケット“レオン(LEON)”、“クロード(CLAUDE)”、“テレンス(TERENCE)”を、フランスらしい遊び心のあるカラーやチェックパターンで再解釈。

ラインアップは、多彩なパリジャンファッションに着想した鮮やかな色合いの“クロード MK”(3万5200円)、“レオン GRAP MK”(3万6300円)、“クロード ブロック MK”(3万6300円)、“テレンス GRAP MK”(3万9600円)で、アイテムには「ケーウェイ」の特徴的なトリコロールカラーの「K」にキツネのシルエットが溶け込んだコラボレーションロゴをあしらった。

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伝説のランドマーク作品からゆずのアルバムジャケットまで 現代美術家の松山智一を直撃

PROFILE:松山智一/現代美術家プロフィール

(まつやま・ともかず)1976年岐阜県生まれ。上智大学卒業後2002年に渡米。ニューヨーク・プラット・インスティテュートを主席で卒業。ブルックリンを拠点に、絵画、彫刻、インスタレーションを手掛ける。世界各地のギャラリー、美術館、大学施設などで展覧会を開催。ロサンゼルス・カウンティ美術館、サンフランシスコアジア美術館、マイアミ・ペレス美術館などに作品が収蔵されている。20年には、JR新宿駅東口広場のアートスペースを監修し、中心に巨大彫刻を制作

現代美術家の松山智一の日本初の大規模な展覧会「松山智一展:雪月花のとき」が3月17日まで、青森・弘前れんが倉庫美術館で開催されている。松山は米ニューヨークを拠点に活動するアーティスト。世界各地で作品の発表を行うほか、ニューヨークのランドマークであるバワリーミューラルの壁画や東京・新宿東口駅前広場の「花尾」、明治神宮の「神宮の杜芸術祝祭」で発表した「Wheels Of Fortuneホイールズ・オブ・フォーチュン」など大規模なパブリックアートを手掛けている。2022年には、ゆずのデビュー25周年ツアーのメーンビジュアルのペインティングを制作し、それがアルバム「ピープル」のジャケットに使用されたほか、ツアーのステージデザインの監修を行った。

松竹梅にゴシック文様、友禅柄など、古今東西、具象、抽象とさまざまな要素を結びつけた作品は、カラフルでポップ、極彩色で描くワンダーランドという印象だ。展覧会の英語のタイトルにある“仮想風景(FICTIONAL LANDSCAPE)”は、異なる時代や文化から印象されたさまざまな要素を再構築することで時間や文脈、地域性から解放されていという発想から生まれた。各作品は、松山がさまざまな文化や価値観の探求を通じて見つけた共通点、再利用しないと残らない情報や記憶を文様やモチーフとして散りばめた集合体だ。それら作品には、ニューヨークで活動する日本人としてのアイデンティティー、マイノリティーとしての多様性への思いが込められている。弘前れんが倉庫美術館で、松山に展覧会やアーティスト活動などについて聞いた。

ニューヨークにおける20年の軌跡

WWD:日本初の大規模な個展開催の感想は?

松山智一(以下、松山):母国の日本は自分にとって大切なもの。アート業界では小さい国だが、アジアの中で日本が発信するカルチャーは最先端だと思う。ハイカルチャー、ローカルチャーの垣根が低い特有の環境で日本の文化は進化してきた。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」メンズの前アーティスティック・ディレクターのヴァージル・アブロー(Virgil Abroh)や「ディオール(DIOR)」メンズのアーティスティック・ディレクターのキム・ジョーンズ(Kim Jones)などのラグジュアリーブランドを率いる人々は東京のストリートカルチャーに影響されてきた。NIGOも「ケンゾー パリ(KENZO PARIS)」で世界に向けて東京のカルチャーを発信している。東京のカルチャーは洗練されたファッションに強く影響してきた。ただ、2000年以降は、あまり進化しておらず、過去の貯金を使っている感じは否めない。そんな中で、日本のアートや文化を高めたい、世界に向けて発信したいという思いがある。なぜ弘前で展覧会かというと、ここには、桜、ねぶた祭り、さまざまな文化が根付いており、現代美術館も5つある。ホテルは外国人観光客で満室だ。彼らが見出した北海道ニセコや香川県・直島のようなポテンシャルを弘前にも感じる。

WWD:今回の展覧会の見どころは?

松山:ニューヨークにおける20年間の活動を凝縮した展覧会。約1200平方メートルの美術館内に5つのスペースを作り、一つ一つにストーリーを持たせ、自分自身を垣間見られるような展覧会にした。

アートは非言語で答えがない表現方法

WWD:デザインやアートに関心を持ったきっかけは?アーティストになった理由は?

松山:以前は、エクストリームスポーツのアスリートだった。スケートボードやスノーボードは、他者と接点を持とうとするコミュニティー意識の高いスポーツ。それを通して自己表現したりコミュニケーションを取ったりする。アートは非言語のコミュニケーションツールで、スケートボードと基本的なアティチュードが似ている。アーティストになろうと思ったのは、一生現役でいられるし、挑戦し続けられると思ったから。大学でコミュニケーションデザインを学んだが、それは問題解決の手段。当時のアメリカの実利的な教育や若手アーティストが台頭し始めた時代背景もあり、アートの世界へ興味が移行していった。自分の心の中にある声を作品にすることで、自己完結できるのがアート。アートを選ぶことで、自身の方向性が見つけられると思った。自分の中にあるエネルギーや社会に対する怒りを表現できる。自分の思いをキャンバスにぶつけることが原動力になった。

WWD:創造の原動力はどこから?クリエイションの過程で、一番大切なことは?

松山:基本、自分が作りたいものをつくるが、多様性の中で是か非か考える。自分がどこに、どのように向かうのか、自分が考えていることと世界がどれだけ近いのか、それとも離れているかを意識し、共有しながら制作する。アートは非言語で答えがない表現方法。例えば、人種について“白人” “黒人”など言葉にすると直接的になりすぎるが、黒人が持つ暗い歴史を鮮やかに描いた作品があったとする。それは、歴史を言葉で語るのではなく声として伝えている。美は声であり、鑑賞者に事象を固定観念やバイアスなしに伝えられる手段だと考える。

WWD:さまざまなモチーフを組み合わせた作品が多いが、それらをどのように選んで組み合わせるか?それを通して表現したいこと、伝えたいことは?

松山:違うもの同士が持つ接点について考え、それを発見できたときにはっとすることがある。例えば、ミュージシャンのファレル・ウィリアムス(Pharrel Williams)が「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」メンズのアーティスティックディレクターになって、ファッションと音楽の融合による新しい表現が生まれた。このように異なるもの同士がぶつかり合い、スパークする瞬間にワクワクする。あらゆる情報の探求をし続けて価値を見出し、考えたことのないものを生みだせるのはアートだけだ。アーティストは自己否定をしなければ新しい作品が生まれないし、生みの苦しみもある。だが、アートをツールとしてさまざまな領域を横断することにより、生きていると実感できる。アーティスト活動を通して生きていることを皆と共感したい。

ニューヨークのランドマークに新たな息吹を

WWD:キース・ヘリング(Keith Herring)やバンクシー(Banksy)などが作品を描いたバワリーミューラルを2019年、23年と2回手掛けた感想は?

松山:バワリー・ミューラルは、1982年にヘリングがグラフィティーを描いた歴史的な場所であり、ニューヨークのアイコンだ。1回目に手掛けたときは熱烈なオファーを受けて実現、2回目は許可なく作品を制作した。その理由は、落書きによってミューラルの本来の姿が損なわれ、所有者が放棄した状態にあったから。壁そのものは所有者のものだとしても、その伝説はこれまで描いてきたアーティストが作ったものだ。それで、アクティビストとして「日中、堂々とやるぞ」と1日で作品を描こうと思い、ニューヨークへの思いを込めて30のポートレート作品を完成させた。日本人が描くということがニューヨークらしさだと考えた。ニューヨークは、“受容と排除”といったような2面性を持つ町だが、マイノリティーが活躍できる多様性とチャレンジ精神がある。許可なしに描いたので所有者からクレームが来たが、完成した作品を見て「これは美しい」という言葉と共に、私がこの作品を手掛けた理由について深い理解を示してくれ、公認になった。アートを通して表現した声が響いたと感じた。

WWD:ストリートアートについてどのように考えるか?

松山:アーティスト自身は、ストリートアートと思って描いているわけではない。例えば、バンクシーは、権威の中で制作をしないというだけ。自分のアイデンティティーに真っ直ぐ活動を行い、町をキャンバスに使う、それ以上でもそれ以下でもない。

WWD:パブリックアートを多く手掛けているが、パブリックアートに必要なことは?

松山:パブリックアートは一般社会との接点。壁画や彫刻、モニュメントなど、さまざまな表現方法があるが、制作する場所の歴史や個性、意味を捉えて、その場所の価値を上げるのがパブリックアートだ。町中にアートがあると導線ができ、その場所に文化が生まれる。アートは場所に新しい価値をもたらすことができる。文化が収益性を生み、治安が良くなるケースもある。

WWD:アート後進国といわれる日本で、現代アートがブームになりつつあるが、この現象をどのように見るか?

松山:市場のインフラが整い、バブル期に失われた土壌が豊かになった。日本のアート業界は、若干産業化していると思うが、業界にビジネスとして携わる人々にとっては、作品は売買の対象であり致し方ない。だが、表現者は「売れればいい」という意識ではダメだ。ファッションブランドとのコラボなどでも、体験を通して価値を提供できるビジョンのあるアートが必要だと考える。

WWD:今後チャレンジしたいことは?

松山:パブリックアートや美術館の展覧会などを通して、アートに興味がない人との接点を持つことで、アートを感じてもらいたい。人は、バベルの塔など大きいものに感銘を受ける。だから、建築的次元でのモノづくりや、公共でスケール感のある作品などを手掛けてみたい。

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「ウカ」のペディキュアが定番化 「すぐに完売してしまう」との顧客の声から

「ウカ(UKA)」は、ペディキュア“ペディキュア スタディ”を定番化する。2020年6月の誕生以来、数量限定で販売してきたが「お客さまから『すぐに完売してしまう』『定番色の中で色のバリエーションがほしい』という声を多くもらった」(PR担当者)ことから、4月19日発売の“コットンランジェリー”をテーマにしたコレクション(全5色、各10mL、各2640円)から定番商品として展開する。

定番化する“ペディキュア スタディ”は、色を選び、重ね、楽しめる草木染のようなカラー展開が特徴。最大67%が天然由来成分で、全てビーガン処方となる。爪の保湿、補修効果が期待できる加水分解野菜タンパクや酸素透過性のある成分を配合し、爪への負担を軽減する。

カラーは渋みのあるパープル“ブドウイロ”と紫味を帯びたグレイッシュなライトブルー“アイイロ”、カーキ寄りの深みグリーン“ヨモギイロ”、肌馴染みのよいライトベージュ“クルミイロ”、ほんのりピンク味のあるブラウンベージュ“ヤマモモイロ”の5色。さらに昨年発売した限定2色も定番商品となる。

また、ブランド初のマットな質感になるトップコート“トップコート マット”(10mL、2200円)も同日発売する。コットンをイメージして作ったもので、既存のペディキュアやカラーネイルを異なる表情に演出できる。

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オイルイン美容ブランド「ララヴィ」がミニクレンジングバームを限定発売 心をほぐす3種の香り

オイル美容ブランド「ララヴィ(LALA VIE)」は3月13日、定番のクレンジングバーム(120g、5280円)から春夏限定の香り3種のミニサイズ商品(各30g、各1980円)を発売した。同ブランドはポップアップストアを開催しており、大阪・ルクア イーレの「アットコスメ オーサカ」では19日まで、大阪・なんばウォークの「アットコスメストア/ミスギ」では20日まで。

体温でとろけるテクスチャーのクレンジングバームで、メイクと毛穴汚れをすっきり落とし、ボタニカル美容オイル配合で潤った肌に導く。

限定の香りは、ヒノキと優しいシトラスが漂う“カーム”、爽やかなダマスクローズとほんのり甘いゼラニウムが華やかな“プレシャス”、甘く芳醇なイランイランとスパイシーなマジョラムを組み合わせた“ウィッシュ”の3種。ミニサイズの容量は各30gで、約3週間使用できる。

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オイルイン美容ブランド「ララヴィ」がミニクレンジングバームを限定発売 心をほぐす3種の香り

オイル美容ブランド「ララヴィ(LALA VIE)」は3月13日、定番のクレンジングバーム(120g、5280円)から春夏限定の香り3種のミニサイズ商品(各30g、各1980円)を発売した。同ブランドはポップアップストアを開催しており、大阪・ルクア イーレの「アットコスメ オーサカ」では19日まで、大阪・なんばウォークの「アットコスメストア/ミスギ」では20日まで。

体温でとろけるテクスチャーのクレンジングバームで、メイクと毛穴汚れをすっきり落とし、ボタニカル美容オイル配合で潤った肌に導く。

限定の香りは、ヒノキと優しいシトラスが漂う“カーム”、爽やかなダマスクローズとほんのり甘いゼラニウムが華やかな“プレシャス”、甘く芳醇なイランイランとスパイシーなマジョラムを組み合わせた“ウィッシュ”の3種。ミニサイズの容量は各30gで、約3週間使用できる。

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「Y-3」から「アディダス」のゴアテックス素材を用いたコレクション コートやブルゾンなど

「ワイスリー(Y-3)」は、ゴアテックス素材のコレクション“Y-3 アトリエ ゴアテックス コレクション”を発売した。「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」青山本店、名古屋パルコ ミディ、阪急メンズ東京、ワイルドサイド ヨウジヤマモト大阪及び公式ECサイトで取り扱う。

本コレクションは、「ヨウジヤマモト」及び「ヨウジヤマモト プールオム(YOHJI YAMAMOTO POUR HOMME)」のランウエイショーで発表したシルエットを、「アディダス(ADIDAS)」の技術である完全シームシーリングの防水3層ゴアテックス素材で再現している。ラインアップはコート(16万5000〜31万9000円)、ジャケット(13万7500円)、ブレザー(13万7500円)、ベスト(10万7800円)、ブルゾン(12万3200円)、パーカ(27万7200円)だ。

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トゥモローランドが「レペット」×「ジャックムス」のコラボシューズ“ジジ”を発売

トゥモローランドは3月16日、「ジャックムス(JACQUEMUS)」と「レペット(REPETTO)」のコラボレーションシューズ“ジジ ジャックムス(ZIZI JAQUEMUS)”(2色、各8万8000円)を発売する。トゥモローランド 渋谷本店、エディション グランフロント大阪店、名古屋ラシック店、デ・プレ 丸の内店、スーパー エー マーケット 新宿、京都で取り扱う。スーパー エー マーケット新宿ではメンズサイズも展開する。

“ジジ ジャックムス”は、「ジャックムス」が新コレクション“彫刻(LES SCULPTURES)”で、「レペット」のタイムレスなオクスフォードシューズ“ジジ”を新解釈したもの。スクエアトゥのアッパーとサーキュラーヒールを加えたユニークで遊び心あるデザインにアップデートした。

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高知大丸にみる地方百貨店の生き残り策

高知県で唯一の百貨店、高知大丸が生き残りをかけた変革を進めている。2021年から22年にかけて全売り場の7割を改装。従来の百貨店MDを圧縮し、集客の要になる専門店を入れた。同時に社員を半減にする構造改革も断行した。山形県、徳島県、島根県など「百貨店ゼロ県」が増える中、小島尚社長は「まだまだ百貨店としての戦い方はできる」と話す。

婦人服のOMOストアに手応え

2年前の改装では、消化仕入れで運営する百貨店区画の売り場を全体(約1.5万平方メートル)の6割に縮小し、残りの4割に集客力を期待できる専門店を入れた。専門店はハンズによる雑貨店「プラグスマーケット」、地元の家具店「シマダヤ」、アウトドア店「好日山荘」、オフプライスショップ「ラックラック」など。一方、百貨店区画で面積の大きかったアパレルは圧縮した。それに伴い、売り場にかかわる社員も減らした。

小島社長は「従来型の百貨店MDでは毎年5%ずつ売り上げが減っていた。お客さまの買い物の仕方や価値観が変わる中、大ナタは不可欠だった」と説明する。

ただ、現時点では期待したほどの成果が得られていない。本館4階のほぼ1フロアを占めるプラグスマーケットは手薄だった若い世代の集客に効果を発揮しているものの、専門店による全体への波及効果は限定的だ。24年2月期の客数も前期比4%減の見通しとなる。専門店と連携した集客策に知恵を絞る。

集約した百貨店MDの中では、オンワード樫山による「オンワード・クローゼットセレクト(OCS)」が成果を見せている。オンワード樫山の「23区」「ICB」「組曲」など複数のブランドを扱うOMO(オフラインとオンラインの融合)型店舗で、消費者がオンラインサイトで気になった服を取り寄せ、試着した上で購入できる。これまで地方百貨店では売れ筋商品や色やサイズが必ずしも十分にそろわないケースが多く、機会損失を生んでいた。それが解消できる仕組みは好評で、売り上げに占めるネット取り寄せの比率が4割を占める。

 実はオンワードホールディングスの構造改革によって、オンワードのブランドは高知大丸から全て撤退していた。だが復活を望む声も多かったため1年後に「OCS」を開いた。小山社長は「百貨店MDを集約すれば良いわけでなく、OCSのように新しい取り組みでなければお客さまは満足しない」と言う。

外商ビジネスに伸び代

高知大丸の前期(24年2月期)の総額売上高は84億円の見通し。前の期に比べて微増にとどまり、赤字のままだ。今期(25年2月期)は総額売上高89億円で、6期ぶりの黒字を目指す。

達成のカギを握るのが外商だ。総額売上高の約29%を占める。高知県の人口は約68万人と全国で3番目に少ないが、祖父・祖母世代との同居や共働きの世帯が多く、所得に余裕のある世帯はそれなりにある。だが、県内では高知大丸を含めて高級ブランドの品ぞろえがほとんどないため、県外に消費が逃げてしまう。

小島社長は「店内に常設されている高級ブランドは『ロレックス』だけ。常設の売り場を増やすのは難しいが、外商のお客さま限定の『ルイ・ヴィトン』『ディオール』『ブルガリ』などの催事を増やしていく」考えだ。現状、約10人の外商員も増強する。親会社である大丸松坂屋百貨店の外商サイト「コネスリーニュ」も活用して、提供する商品やサービスの幅を広げる。

集約した百貨店MDについても、今秋に向けて婦人服、紳士服、化粧品、食品などを対象に部分改装を予定する。

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「トーガ」×「ポーター」の第6弾 スカーフが特徴的なショルダーポーチ、トートバッグ、バックパックの3型を展開

「トーガ(TOGA)」と「ポーター(PORTER)」のコラボレーション第6弾コレクションが3月22日に発売する。今回は、ショルダーポーチ(7万2600円)、トートバッグ(7万5900円)、バックパック(10万1200円)の3型を展開。ハンドルにスカーフをぐるぐると巻いたディティールが特徴となっていて、両ブランドのオンライストアなどで販売する。

カラーはショルダーポーチがブラックとカーキの2色に加え、「トーガ」限定のブルー、「ポーター」限定のアイアンブルーも登場する。トートバッグはブラックとカーキ、バックパックはブラックのみの展開となる。

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「スナイデル」が京都ポルタに新店オープン 限定アイテムとチャームのノベルティーも

「スナイデル(SNIDEL)」は3月20日、京都ポルタに新店舗をオープンし、限定商品の販売やノベルティーの配布を行う。

「スナイデル」京都ポルタ店は、“#SNIDEL_FOR_SUSTAINABILITY”の考えに基づき、蛍光灯やブラウン管の廃材を再利用するなど、エコ・リサイクル素材を内装や什器に用いた。同ブランドでは、2019年にルミネ新宿2店の改装から、“サステナブルデザイン”を意識した店舗づくりを目指している。

「スナイデル」京都ポルタ店限定アイテムは、襟周りのスカラ編みが特徴的な“ケーブルポロニットプルオーバー”(1万780円)、裾にフリルをあしらった“ケーブルミニニットスカート”(8800円)を販売。ともにクラシックなケーブル編みで仕上げている。オープンを記念し、税込2万2000円以上の購入者に向け、オリジナルチャームを配布するほか、購入者全員に限定ショッパーも用意。ともに数量限定でなくなり次第終了となる。

■「スナイデル」京都ポルタ店
オープン日:3月20日
場所:京都ポルタ 地下1階
住所:京都市下京区烏丸通市塩小路下ル東塩小路町902

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「スナイデル」が京都ポルタに新店オープン 限定アイテムとチャームのノベルティーも

「スナイデル(SNIDEL)」は3月20日、京都ポルタに新店舗をオープンし、限定商品の販売やノベルティーの配布を行う。

「スナイデル」京都ポルタ店は、“#SNIDEL_FOR_SUSTAINABILITY”の考えに基づき、蛍光灯やブラウン管の廃材を再利用するなど、エコ・リサイクル素材を内装や什器に用いた。同ブランドでは、2019年にルミネ新宿2店の改装から、“サステナブルデザイン”を意識した店舗づくりを目指している。

「スナイデル」京都ポルタ店限定アイテムは、襟周りのスカラ編みが特徴的な“ケーブルポロニットプルオーバー”(1万780円)、裾にフリルをあしらった“ケーブルミニニットスカート”(8800円)を販売。ともにクラシックなケーブル編みで仕上げている。オープンを記念し、税込2万2000円以上の購入者に向け、オリジナルチャームを配布するほか、購入者全員に限定ショッパーも用意。ともに数量限定でなくなり次第終了となる。

■「スナイデル」京都ポルタ店
オープン日:3月20日
場所:京都ポルタ 地下1階
住所:京都市下京区烏丸通市塩小路下ル東塩小路町902

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「マルニ」が三越銀座店で“マルニマーケット” 春に向け最新カラーのバッグなど先行販売

「マルニ(MARNI)」は、ポップアップストア“マルニマーケット(MARNI MARKET)”をオープンする。3月20〜26日の期間、三越銀座店本館1階で店頭販売を行うほか、3月21日12時30分〜25日13時30分に、三越伊勢丹公式オンラインでも一部アイテムを取り扱う。

同ポップアップでは、春に向けて、多数のバッグのカラーを先行販売する。先行販売カラーは、アニマルバスケット(2万9700円)のバイオレット、ジャージーハンドルミニバスケット(各2万9700円)のアザレアとグリーンティ、ハンモックバッグ(各3万3000円)のライトピンクとシーグラス、ストライプミニショルダーバッグ(各2万3100円)のジェイドとブラック、ウルトラマリン、レトロミニバスケット(各2万7500円)のアメジストとサンイエローをラインアップする。

また最新カラーであるボートバッグ(4万700円)のエッグサンド、リヴィエラバッグ(各4万700円)のブルーローズとアザリア、ダークオリーブ、モス、コードハンドルバスケット(各2万9700 円)のラベンダーとエメラルドなども取り扱う。

各バッグの発売日が異なるため、詳細は公式サイトに記載している。そのほかスツールやミニテーブル、プラントカバーやフルーツバスケットなどを販売する。

■マルニマーケット
日程:3月20日〜26日(店頭販売)
   3月21日12時30分〜3月25日13時30分(公式オンライン)
場所:三越銀座店 本館1階 ザ・ステージ
住所:東京都中央区銀座4-6-16

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「エカト」がメイク中も“美肌育成”するUV化粧下地を発売 ピンク&ベージュの2色

スキン&ボディーケアブランド「エカト(EKATO.)」は3月15日、美容液成分を91%で構成した“美肌育成”UV化粧下地“リフティング カラーフィルター UV”[SPF50+・PA++++](全2色、各30g、各4180円)をブランド公式サイトで発売した。カラーは血色感を演出する“ピュアピンク”と、凛とした肌印象に仕上げる“ペールベージュ”の2色。

同商品は日焼け止め兼美容液下地の役割を果たし、テクニックレスでハリ感を与え、滑らかな肌に仕上げる。薄いフィルム膜を作り出す特殊なベースを採用したことで、表情の動きに合わせてストレッチし、肌にぴたっと密着する。紫外線吸収剤と界面活性剤は不使用のため、敏感肌の人でも使用でき、汗水にも強い。ノンケミカル処方と優れたスペックを両立するために、神奈川大学が特許を持つ、水でも油でもない粒子を使用した界面活性剤を使用しない特殊な乳化法「三相乳化法」を採用している。

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「エカト」がメイク中も“美肌育成”するUV化粧下地を発売 ピンク&ベージュの2色

スキン&ボディーケアブランド「エカト(EKATO.)」は3月15日、美容液成分を91%で構成した“美肌育成”UV化粧下地“リフティング カラーフィルター UV”[SPF50+・PA++++](全2色、各30g、各4180円)をブランド公式サイトで発売した。カラーは血色感を演出する“ピュアピンク”と、凛とした肌印象に仕上げる“ペールベージュ”の2色。

同商品は日焼け止め兼美容液下地の役割を果たし、テクニックレスでハリ感を与え、滑らかな肌に仕上げる。薄いフィルム膜を作り出す特殊なベースを採用したことで、表情の動きに合わせてストレッチし、肌にぴたっと密着する。紫外線吸収剤と界面活性剤は不使用のため、敏感肌の人でも使用でき、汗水にも強い。ノンケミカル処方と優れたスペックを両立するために、神奈川大学が特許を持つ、水でも油でもない粒子を使用した界面活性剤を使用しない特殊な乳化法「三相乳化法」を採用している。

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「ロンシャン」が大学開校!? すみれ、藤井夏恋、なごみらがバッグ“ロゾ”の新作と入学

1948年創業のパリブランド「ロンシャン(LONGCHAMP)」は、2024年春夏コレクション“ロンシャン ユニバーシティ”を祝したイベントを開催した。

校旗がはためくイベント会場の“ロンシャン大学”東京校には、同コレクションを着用し、ダッフルコートのトグルボタンに着想したあしらいが特徴のバッグコレクション“ロゾ”の新作を手にしたゲストが多数“入学”した。

登校したのは俳優・歌手のすみれ、歌手・モデル・俳優の藤井夏恋、ユーチューバー・モデルのなごみ、インフルエンサーのおおしま兄妹ら。早稲田大学や青山学院大学のファッションサークルに所属する大学生も参加した。

ゲストは学生証を発行したり、カフェテリアで学食を楽しんだり、図書館でテーブルサッカーに興じたりと、“現代のパリジェンヌ”候補生として、つかの間の学校生活を堪能した。

さらに、コリオグラファー(振付師)のRuu(ルウ)率いるファビュラスシスターズが、「ロンシャン」のシルクスカーフと踊るパフォーマンスを披露すると、会場はいっそう盛り上がった。

問い合わせ先
ロンシャン・ジャパン
0120-150-116

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「ロンシャン」が大学開校!? すみれ、藤井夏恋、なごみらがバッグ“ロゾ”の新作と入学

1948年創業のパリブランド「ロンシャン(LONGCHAMP)」は、2024年春夏コレクション“ロンシャン ユニバーシティ”を祝したイベントを開催した。

校旗がはためくイベント会場の“ロンシャン大学”東京校には、同コレクションを着用し、ダッフルコートのトグルボタンに着想したあしらいが特徴のバッグコレクション“ロゾ”の新作を手にしたゲストが多数“入学”した。

登校したのは俳優・歌手のすみれ、歌手・モデル・俳優の藤井夏恋、ユーチューバー・モデルのなごみ、インフルエンサーのおおしま兄妹ら。早稲田大学や青山学院大学のファッションサークルに所属する大学生も参加した。

ゲストは学生証を発行したり、カフェテリアで学食を楽しんだり、図書館でテーブルサッカーに興じたりと、“現代のパリジェンヌ”候補生として、つかの間の学校生活を堪能した。

さらに、コリオグラファー(振付師)のRuu(ルウ)率いるファビュラスシスターズが、「ロンシャン」のシルクスカーフと踊るパフォーマンスを披露すると、会場はいっそう盛り上がった。

問い合わせ先
ロンシャン・ジャパン
0120-150-116

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伊藤忠が「FILA」のジャパン社を設立、アパレルとシューズを自社展開

伊藤忠商事は3月15日、スポーツウエアブランド「フィラ(FILA)」のシューズとアパレルの企画・製造・販売を行うIFJを設立した、と発表した。「フィラ」はZ世代を中心に人気が再燃しており、中核となるシューズとアパレルを手掛けるIFJ設立で成長を加速させる。伊藤忠は2006年に日本市場におけるマスターラインセンス権を取得し、現在はアパレルやシューズなど16カテゴリーの商品をサブライセンシーとともに展開している。

IFJの社長には村岡敬介氏が就任し、2025年春夏からシューズとウエアを展開。卸に加えて、直営店も展開予定。シューズとウエア以外の帽子やバッグなどは引き続きサブライセンシーと連携する。5年後には小売ベースで500億円に引き上げる考え。

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伊藤忠が「FILA」のジャパン社を設立、アパレルとシューズを自社展開

伊藤忠商事は3月15日、スポーツウエアブランド「フィラ(FILA)」のシューズとアパレルの企画・製造・販売を行うIFJを設立した、と発表した。「フィラ」はZ世代を中心に人気が再燃しており、中核となるシューズとアパレルを手掛けるIFJ設立で成長を加速させる。伊藤忠は2006年に日本市場におけるマスターラインセンス権を取得し、現在はアパレルやシューズなど16カテゴリーの商品をサブライセンシーとともに展開している。

IFJの社長には村岡敬介氏が就任し、2025年春夏からシューズとウエアを展開。卸に加えて、直営店も展開予定。シューズとウエア以外の帽子やバッグなどは引き続きサブライセンシーと連携する。5年後には小売ベースで500億円に引き上げる考え。

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プラダ グループ、2023年は「ミュウミュウ」が50%増収と絶好調

プラダ グループ(PRADA GROUP)の2023年12月期決算は、売上高が前期比12.5%増の47億2600万ユーロ(約7561億円)、調整後EBIT(利払前・税引前利益)は同25.7%増の10億6200万ユーロ(約1699億円)、純利益は同44.3%増の6億7100万ユーロ(約1073億円)だった。

販売チャネル別で見ると、全体の88.6%を占める小売の売上高が同12.1%増の41億9000万ユーロ(約6704億円)、卸は同11.9%増の4億3300万ユーロ(約692億円)だった。

地域別での売上高(小売、以下同)は、ヨーロッパが同10.5%増の13億1200万ユーロ(約2099億円)、南北アメリカは同1.8%減の7億6700万ユーロ(約1227億円)、日本を除くアジア太平洋地域は同17.4%増の14億4600万ユーロ(約2313億円)だった。地元客が堅調かつ観光客が大幅に増加した日本は、同31.2%増(現地通貨ベースでは44%増)の4億8400万ユーロ(約774億円)と全ての地域の中で最大の成長率だった。

ブランド別に見ると、主力の「プラダ」の売上高は同7.3%増の34億8800万ユーロ(約5580億円)、「ミュウミュウ(MIU MIU)」は同50.3%増の6億4800万ユーロ(約1036億円)と、後者が非常に好調だった。部門別に見ると、売り上げ全体の45.6%を占めるレザーグッズは同3.1%増、32.2%を占めるウエアは同24.4%増、18.5%を占めるフットウエアは同12.5%増と、特にウエアが好調だった。

パトリツィオ・ベルテッリ(Patrizio Bertelli)会長兼エグゼクティブ・ディレクターは、「ブランドの魅力や比類のないクリエイティビティーに支えられ、23年も素晴らしい業績となってうれしく思っている。イノベーション、ダイナミズム、柔軟性をキーワードに、24年もさらに成長できるものと確信している」と語った。

23年1月に就任したアンドレア・グエラ(Andrea Guerra)最高経営責任者は、「強いプロダクト、コミュニケーション、リテール戦略によってブランドの魅力がさらに高まり、23年も素晴らしい結果を残すことができた。24年は、マクロ経済および地政学上の先行き不透明感があることを認識しつつも、ブランドの魅力と顧客の買い物体験をさらに磨き上げ、市場平均を上回る持続的な成長ができるよう引き続き尽力する」と述べた。

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プラダ グループ、2023年は「ミュウミュウ」が50%増収と絶好調

プラダ グループ(PRADA GROUP)の2023年12月期決算は、売上高が前期比12.5%増の47億2600万ユーロ(約7561億円)、調整後EBIT(利払前・税引前利益)は同25.7%増の10億6200万ユーロ(約1699億円)、純利益は同44.3%増の6億7100万ユーロ(約1073億円)だった。

販売チャネル別で見ると、全体の88.6%を占める小売の売上高が同12.1%増の41億9000万ユーロ(約6704億円)、卸は同11.9%増の4億3300万ユーロ(約692億円)だった。

地域別での売上高(小売、以下同)は、ヨーロッパが同10.5%増の13億1200万ユーロ(約2099億円)、南北アメリカは同1.8%減の7億6700万ユーロ(約1227億円)、日本を除くアジア太平洋地域は同17.4%増の14億4600万ユーロ(約2313億円)だった。地元客が堅調かつ観光客が大幅に増加した日本は、同31.2%増(現地通貨ベースでは44%増)の4億8400万ユーロ(約774億円)と全ての地域の中で最大の成長率だった。

ブランド別に見ると、主力の「プラダ」の売上高は同7.3%増の34億8800万ユーロ(約5580億円)、「ミュウミュウ(MIU MIU)」は同50.3%増の6億4800万ユーロ(約1036億円)と、後者が非常に好調だった。部門別に見ると、売り上げ全体の45.6%を占めるレザーグッズは同3.1%増、32.2%を占めるウエアは同24.4%増、18.5%を占めるフットウエアは同12.5%増と、特にウエアが好調だった。

パトリツィオ・ベルテッリ(Patrizio Bertelli)会長兼エグゼクティブ・ディレクターは、「ブランドの魅力や比類のないクリエイティビティーに支えられ、23年も素晴らしい業績となってうれしく思っている。イノベーション、ダイナミズム、柔軟性をキーワードに、24年もさらに成長できるものと確信している」と語った。

23年1月に就任したアンドレア・グエラ(Andrea Guerra)最高経営責任者は、「強いプロダクト、コミュニケーション、リテール戦略によってブランドの魅力がさらに高まり、23年も素晴らしい結果を残すことができた。24年は、マクロ経済および地政学上の先行き不透明感があることを認識しつつも、ブランドの魅力と顧客の買い物体験をさらに磨き上げ、市場平均を上回る持続的な成長ができるよう引き続き尽力する」と述べた。

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ルカ・オッセンドライバーによる「セオリー プロジェクト」、24年春物を本日発売

ファーストリテイリンググループの「セオリー(THEORY)」は3月15日、ルカ・オッセンドライバー(Lucas Ossendrijver)が手掛ける「セオリー プロジェクト(THEORY PROJECT)」の2024年春のカプセルコレクションを発売した。一部店舗を除く全国の「セオリー」店舗と公式ECで扱っている。2022年秋にスタートした同プロジェクトは、今回で4シーズンめとなる。

アイテムは、ウィメンズ、メンズとも靴を含む各8型。「シンプルで控えめでスポーティーなものが、私にとってアメリカ的。深みとディテールへのこだわりがあっても、それはさり気なく隠されている」とオッセンドライバーは今コレクションについてコメントしている。

その言葉通り、ウィメンズはひねりのディテールをポイントにしたノースリーブブラウス(2万6400円)やドレープのきれいなドレス(6万4900円)など、シンプルながらセンシュアリティーの香るアイテムをラインアップ。メンズはジッパーにさり気なくステッチをあしらった薄手のナイロンブルゾン(6万9300円)、ワークウエア風のポケットをポイントにしたジャケット(5万3900円)とショーツ(2万9700円)のセットアップなどをそろえる。

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ルカ・オッセンドライバーによる「セオリー プロジェクト」、24年春物を本日発売

ファーストリテイリンググループの「セオリー(THEORY)」は3月15日、ルカ・オッセンドライバー(Lucas Ossendrijver)が手掛ける「セオリー プロジェクト(THEORY PROJECT)」の2024年春のカプセルコレクションを発売した。一部店舗を除く全国の「セオリー」店舗と公式ECで扱っている。2022年秋にスタートした同プロジェクトは、今回で4シーズンめとなる。

アイテムは、ウィメンズ、メンズとも靴を含む各8型。「シンプルで控えめでスポーティーなものが、私にとってアメリカ的。深みとディテールへのこだわりがあっても、それはさり気なく隠されている」とオッセンドライバーは今コレクションについてコメントしている。

その言葉通り、ウィメンズはひねりのディテールをポイントにしたノースリーブブラウス(2万6400円)やドレープのきれいなドレス(6万4900円)など、シンプルながらセンシュアリティーの香るアイテムをラインアップ。メンズはジッパーにさり気なくステッチをあしらった薄手のナイロンブルゾン(6万9300円)、ワークウエア風のポケットをポイントにしたジャケット(5万3900円)とショーツ(2万9700円)のセットアップなどをそろえる。

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TREASUREとユニクロ「UT」が初コラボ 「BOY」「I LOVE YOU」など6曲をイメージしたTシャツを5月下旬に発売

ユニクロのTシャツブランド「UT」は、韓国発のグローバルボーイズグループTREASURE(トレジャー)と初めてコラホレーションした「Find Your TREASURE (ファインド ユア トレジャー) UT」を5月下旬から販売する。

TREASUREの代表曲である「BOY」、「I LOVE YOU」、「JIKJIN」、「DARARI」、「HELLO」、「BONA BONA」の6曲をテーマに、その曲の雰囲気やミュージックビデオをイメージしたデザインとなっている。ボディシルエットは今回のために開発したオーバーサイズの新仕様。ユニセックスで楽しめるコレクションとなっている。価格は各1500円。

デビュー曲「BOY」をイメージしてデザイン。フロントには、ミュージックビデオに登場する「Find Your TREASURE」の文字をプリント。バックプリントは、CD ジャケットのクレジットタイトルをイメージしてデザインした。

人気楽曲「I LOVE YOU」をデザイン。フロントには、2nd シングル「THE FIRST STEP:CHAPTER TWO」のCDジャケットに描かれているハートのモチーフをプリント。バックには、ミュージックビデオに登場する海辺のシーンをフォトプリントで表現した。

「JIKJIN」のミュージックビデオから感じられるクールな雰囲気や疾走感からインスピレーションを受け、 架空のカーブランドをイメージしてデザイン。フロントには、カーブランドを連想するモチーフを ワンポイントで配置。バックプリントには、架空の車が疾走するグラフィックを描いた。

人気楽曲「DARARI」の印象的な歌詞をデザイン。フロントには、歌詞にたくさん登場するオノマトペ“DARARI”のタイポグラフィーを配置。バックの裾には、TREASURE のキービジュアルグラフィックを ワンポイントでプリントした。

人気楽曲「HELLO」をデザイン。フロントには、ミュージックビデオに登場する、各言語の HELLO を タイポグラフィーで。バックプリントには、TREASURE のキービジュアルグラフィックと歌詞の “Where you’ve been all my life”を描いた。

アルバムに収録されている最も象徴的な楽曲「BONA BONA」をデザイン。フロントには TREASURE の文字と歌詞の“Born to love ya”、CD をモチーフにしたグラフィックをプリント。バックプリントには裾に TREASURE のキービジュアルグラフィックをデザイン。

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TREASUREとユニクロ「UT」が初コラボ 「BOY」「I LOVE YOU」など6曲をイメージしたTシャツを5月下旬に発売

ユニクロのTシャツブランド「UT」は、韓国発のグローバルボーイズグループTREASURE(トレジャー)と初めてコラホレーションした「Find Your TREASURE (ファインド ユア トレジャー) UT」を5月下旬から販売する。

TREASUREの代表曲である「BOY」、「I LOVE YOU」、「JIKJIN」、「DARARI」、「HELLO」、「BONA BONA」の6曲をテーマに、その曲の雰囲気やミュージックビデオをイメージしたデザインとなっている。ボディシルエットは今回のために開発したオーバーサイズの新仕様。ユニセックスで楽しめるコレクションとなっている。価格は各1500円。

デビュー曲「BOY」をイメージしてデザイン。フロントには、ミュージックビデオに登場する「Find Your TREASURE」の文字をプリント。バックプリントは、CD ジャケットのクレジットタイトルをイメージしてデザインした。

人気楽曲「I LOVE YOU」をデザイン。フロントには、2nd シングル「THE FIRST STEP:CHAPTER TWO」のCDジャケットに描かれているハートのモチーフをプリント。バックには、ミュージックビデオに登場する海辺のシーンをフォトプリントで表現した。

「JIKJIN」のミュージックビデオから感じられるクールな雰囲気や疾走感からインスピレーションを受け、 架空のカーブランドをイメージしてデザイン。フロントには、カーブランドを連想するモチーフを ワンポイントで配置。バックプリントには、架空の車が疾走するグラフィックを描いた。

人気楽曲「DARARI」の印象的な歌詞をデザイン。フロントには、歌詞にたくさん登場するオノマトペ“DARARI”のタイポグラフィーを配置。バックの裾には、TREASURE のキービジュアルグラフィックを ワンポイントでプリントした。

人気楽曲「HELLO」をデザイン。フロントには、ミュージックビデオに登場する、各言語の HELLO を タイポグラフィーで。バックプリントには、TREASURE のキービジュアルグラフィックと歌詞の “Where you’ve been all my life”を描いた。

アルバムに収録されている最も象徴的な楽曲「BONA BONA」をデザイン。フロントには TREASURE の文字と歌詞の“Born to love ya”、CD をモチーフにしたグラフィックをプリント。バックプリントには裾に TREASURE のキービジュアルグラフィックをデザイン。

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【スナップ】過激な「アヴァヴァヴ」はゲストもすごいのか 東京のDJデュオが見たミラノのユースカルチャー

音楽やファッションを軸にクリエイティブユニットとして活動するオウンシャン(OWNCEAN)のユウナ(UNA)とマッチャ(MATCHA)は、2月のミラノ・ファッション・ウイークに参加し、各ブランドのショー会場にゲストとして足を運んだ。東京を拠点にユースカルチャーに精通する2人が、独自の目線で切り取ったミラノのファッショシーンをスナップ写真とともに紹介。パーティーフォトなどを得意とするMATCHAが初めてストリートスナップに挑戦し、ユウナが現場の様子をリポートする。

オウンシャンのユウナです。普段はDJや、クリエイティブデュオとしてマッチャと音楽、アート、ファッションの活動を軸に、自分たちの視点で発信を続けています。マッチャと初めて挑戦したスナップ企画、後編はイタリアの気鋭ブランド「アヴァヴァヴ(AVAVAV)」です。前シーズンは、ポストイットドレスやテープドレスなど、インパクトに残るショーピースやユーモア溢れるショー演出が話題になりました。ビート・カールソン(Beate Karlsson)=クリエイティブ・ディレクターのファッション業界に対する皮肉混じりの表現が注目のブランドです。

今シーズンは、「ネット上における誹謗中傷」がテーマ。会場の電光掲示板には匿名のアンチコメントが延々と流れ、ランウエイを歩くモデルに向かってスタッフやゲストがゴミを投げつける過激な演出でした。ショーはエンターテインメントとしてだけはなく、SNS時代の現代を生きる身として強いメッセージを感じました。

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ラルフ ローレンがガーナの水環境整備支援のため水筒を発売

ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)は3月15日、アフリカ・ガーナの水環境整備活動“GiveMeTap(ギブミータップ)”に協賛した水筒(約500mL)を発売した。ビッグポニーとポロベアをモチーフにした2つのデザインを用意し、価格は各9900円。1本あたり、最低2.5ドル(約365円)がウオーターポンプ設置のための基金の一部となる。

“GiveMeTap”はガーナに安全な飲み水を提供するプロジェクトで、現地NGOと共に学校などにウオーターポンプを設置している。

ラルフ ローレンは2018年から同活動をサポートしており、これまでに50基のウオーターポンプを設置。これによりガーナ人約5万人が今後20年以上、安全な水を飲めるという。同社は25年までに、100基の設置を目指す。

9900円

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ラルフ ローレンがガーナの水環境整備支援のため水筒を発売

ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)は3月15日、アフリカ・ガーナの水環境整備活動“GiveMeTap(ギブミータップ)”に協賛した水筒(約500mL)を発売した。ビッグポニーとポロベアをモチーフにした2つのデザインを用意し、価格は各9900円。1本あたり、最低2.5ドル(約365円)がウオーターポンプ設置のための基金の一部となる。

“GiveMeTap”はガーナに安全な飲み水を提供するプロジェクトで、現地NGOと共に学校などにウオーターポンプを設置している。

ラルフ ローレンは2018年から同活動をサポートしており、これまでに50基のウオーターポンプを設置。これによりガーナ人約5万人が今後20年以上、安全な水を飲めるという。同社は25年までに、100基の設置を目指す。

9900円

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俳優・天翔愛が「ジル バイ ジルスチュアート」春夏ルックに登場 フレッシュな才能が表現するピュアなきらめき

「ジル バイ ジルスチュアート(JILL BY JILL STUART)」は、2024年春夏ルックに俳優の天翔愛をモデルとして起用した。ブランド設立から15周年を迎えた23年にリブランディングを行い、世界観を拡大。当初から続くフェミニンなテイストを守りながら、“クリーン”や“ヘルシー”といったキーワードを内包し、より現代的に進化している。24年春夏は“Glow with Shade”をテーマに掲げ、女性の多面的な魅力を引き出すコレクションを提案。ターゲット層と同年代の天翔は、自身もブランドのファンだと語る。大河ドラマ「どうする家康」をはじめ、バラエティーやCMなど、今まさに活躍の場を広げている彼女に、インタビューを行った。

自身のポリシーに共鳴する、
ブランドの女性像

WWDJAPAN(以下、WWD):「ジル バイ ジルスチュアート」の女性像に、自身が重なる部分はあるか?

天翔愛(以下、天翔):仕事で着る機会があり、そこからプライベートでも愛用している好きなブランドです。私は服を買う時に体のラインが綺麗に見えるかどうかを重視します。そういった私なりの好みを、「ジル バイ ジルスチュアート」は満たしてくれるんです。例えば、今回着用したデニムライクな素材のジャケット。腕やデコルテの仕立てが綺麗で、重ね着してもモタつかずスッキリと映る。ヘルシーさはありながらも、しっかりと女性らしさを引き立ててくれるデザインに共感しています。同年代の女性たちも、こういう計算されたシルエットやコーディネートのしやすさには、きっと注目しているのではないでしょうか。

アイテム自体もそうですが、個人的にはコンセプトにも共感するものがあるんです。私がブランドに抱くイメージは、清楚で上品、そして可愛さもある。自分が理想としている美しさや清らかさとぴったり重なるようで、マインドの部分でも一体になれる服だと感じていました。そういうこともあって今回オファーをいただいた時には、「こんな巡り合わせがあるんだ」と驚いたくらいです。

WWD:撮影では、2024年春夏のテーマをどう表現したか?

天翔:女性の多面性や内面から湧き上がる輝きというテーマを、自分なりに咀嚼してイマジネーションを広げていきました。1ルックごとに“花園に佇む少女”であったり、“凛と自立した女性”だったり……それに合わせてポーズや表情を工夫しました。

さまざまな側面を見せることができたらと思ったのですが、全ルックに共通するのは「幸せな気持ち」。家族や恋人、友人のような大事な人と一緒に過ごす時間にある、にじみ出るような幸せを表現したいと思いました。この撮影が本当に楽しくて、全カット撮り終えた時には「あと10着分くらいできそう」という気持ちでした。

WWD:「自分の理想としている美しさや清らかさ」という言葉が出てきた。自身がイメージする人物像や大切にしていることは?

天翔:凛としていて芯のある人になりたいです。常に大事にしていることは知性、品性、優しさの3つ。知性は、普段から父(俳優・藤岡弘)に「本と新聞を読みなさい」と言われてきたということもありますね。周りに流されず生き抜くために無くてはならないものだと思います。品性は、内面的な美しさそのもの。全てのことに対する姿勢や感謝の心、それから日本独自の道徳や文化の中に見出すものではないでしょうか。子どもの頃からよく笑う子と周囲に言われることが多かったんです。演出家の方にも「あなたの魅力はチャーミングなことだよ」と言っていただいたことがありました。

WWD:テレビドラマや舞台、バラエティー、CMと、天翔さんの活躍するフィールドは幅広く、ますます広がっていく期待に包まれている。キャリアのこれまでと今後の展望を教えてほしい。

天翔:18歳でデビューしたのですが、振り返れば小学生の頃から歌や音楽、芝居が楽しかった。ミュージカルや映画を見にいくことの多い家庭でもありました。そんな環境で、俳優という職業が自然と目標になっていった気がします。

18歳の時にミュージカル「ロミオ&ジュリエット」のオーディションに受かり、舞台での演技を初めて体験しました。もともと大好きな作品で、初舞台にして夢がかなったと思う反面、現場では右も左も分からずまさに体当たり。この経験から、表現を通して伝えたいメッセージを意識するようになりましたし、仕事に対する取り組み方や責任感も変わりました。そして何より、「歌を通して感動を与えたい」という思いが確かなものに。

今後は歌をもっと歌いたい。ディズニー映画の主題歌を歌うのが夢なんです。いつか海外作品にも挑戦したいという思いがあるので、アクションや武道も勉強しているところです。それぞれのフィールドで、それぞれの作品を楽しみながら、見てくださる方々に「この人をもう一度見たい」と思っていただけるような、夢や希望、幸せを届けられる俳優になりたい。人々の心の中の宝箱に入ることができたなら、と思っています。

BEHIND THE SCENE

ファッションシューティングでは見られなかったビハインド・ザ・シーンをお届け。さまざまな表情と魅力を見せてくれた、若き才能から目が離せない。

MODEL : AI TENSHO
PHOTOS : TAKUYA MAEDA(TRON)
MOVIE:HIROSHI FUJIWARA
STYLING : KOTOMI SHIBAHARA
HAIR & MAKEUP : TOMOAKI USUI
TEXT : CHIHARU MASUKAWA[FOR INTERVIEW]
問い合わせ先
ティーエスアイ
03-5785-6455

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俳優・天翔愛が「ジル バイ ジルスチュアート」春夏ルックに登場 フレッシュな才能が表現するピュアなきらめき

「ジル バイ ジルスチュアート(JILL BY JILL STUART)」は、2024年春夏ルックに俳優の天翔愛をモデルとして起用した。ブランド設立から15周年を迎えた23年にリブランディングを行い、世界観を拡大。当初から続くフェミニンなテイストを守りながら、“クリーン”や“ヘルシー”といったキーワードを内包し、より現代的に進化している。24年春夏は“Glow with Shade”をテーマに掲げ、女性の多面的な魅力を引き出すコレクションを提案。ターゲット層と同年代の天翔は、自身もブランドのファンだと語る。大河ドラマ「どうする家康」をはじめ、バラエティーやCMなど、今まさに活躍の場を広げている彼女に、インタビューを行った。

自身のポリシーに共鳴する、
ブランドの女性像

WWDJAPAN(以下、WWD):「ジル バイ ジルスチュアート」の女性像に、自身が重なる部分はあるか?

天翔愛(以下、天翔):仕事で着る機会があり、そこからプライベートでも愛用している好きなブランドです。私は服を買う時に体のラインが綺麗に見えるかどうかを重視します。そういった私なりの好みを、「ジル バイ ジルスチュアート」は満たしてくれるんです。例えば、今回着用したデニムライクな素材のジャケット。腕やデコルテの仕立てが綺麗で、重ね着してもモタつかずスッキリと映る。ヘルシーさはありながらも、しっかりと女性らしさを引き立ててくれるデザインに共感しています。同年代の女性たちも、こういう計算されたシルエットやコーディネートのしやすさには、きっと注目しているのではないでしょうか。

アイテム自体もそうですが、個人的にはコンセプトにも共感するものがあるんです。私がブランドに抱くイメージは、清楚で上品、そして可愛さもある。自分が理想としている美しさや清らかさとぴったり重なるようで、マインドの部分でも一体になれる服だと感じていました。そういうこともあって今回オファーをいただいた時には、「こんな巡り合わせがあるんだ」と驚いたくらいです。

WWD:撮影では、2024年春夏のテーマをどう表現したか?

天翔:女性の多面性や内面から湧き上がる輝きというテーマを、自分なりに咀嚼してイマジネーションを広げていきました。1ルックごとに“花園に佇む少女”であったり、“凛と自立した女性”だったり……それに合わせてポーズや表情を工夫しました。

さまざまな側面を見せることができたらと思ったのですが、全ルックに共通するのは「幸せな気持ち」。家族や恋人、友人のような大事な人と一緒に過ごす時間にある、にじみ出るような幸せを表現したいと思いました。この撮影が本当に楽しくて、全カット撮り終えた時には「あと10着分くらいできそう」という気持ちでした。

WWD:「自分の理想としている美しさや清らかさ」という言葉が出てきた。自身がイメージする人物像や大切にしていることは?

天翔:凛としていて芯のある人になりたいです。常に大事にしていることは知性、品性、優しさの3つ。知性は、普段から父(俳優・藤岡弘)に「本と新聞を読みなさい」と言われてきたということもありますね。周りに流されず生き抜くために無くてはならないものだと思います。品性は、内面的な美しさそのもの。全てのことに対する姿勢や感謝の心、それから日本独自の道徳や文化の中に見出すものではないでしょうか。子どもの頃からよく笑う子と周囲に言われることが多かったんです。演出家の方にも「あなたの魅力はチャーミングなことだよ」と言っていただいたことがありました。

WWD:テレビドラマや舞台、バラエティー、CMと、天翔さんの活躍するフィールドは幅広く、ますます広がっていく期待に包まれている。キャリアのこれまでと今後の展望を教えてほしい。

天翔:18歳でデビューしたのですが、振り返れば小学生の頃から歌や音楽、芝居が楽しかった。ミュージカルや映画を見にいくことの多い家庭でもありました。そんな環境で、俳優という職業が自然と目標になっていった気がします。

18歳の時にミュージカル「ロミオ&ジュリエット」のオーディションに受かり、舞台での演技を初めて体験しました。もともと大好きな作品で、初舞台にして夢がかなったと思う反面、現場では右も左も分からずまさに体当たり。この経験から、表現を通して伝えたいメッセージを意識するようになりましたし、仕事に対する取り組み方や責任感も変わりました。そして何より、「歌を通して感動を与えたい」という思いが確かなものに。

今後は歌をもっと歌いたい。ディズニー映画の主題歌を歌うのが夢なんです。いつか海外作品にも挑戦したいという思いがあるので、アクションや武道も勉強しているところです。それぞれのフィールドで、それぞれの作品を楽しみながら、見てくださる方々に「この人をもう一度見たい」と思っていただけるような、夢や希望、幸せを届けられる俳優になりたい。人々の心の中の宝箱に入ることができたなら、と思っています。

BEHIND THE SCENE

ファッションシューティングでは見られなかったビハインド・ザ・シーンをお届け。さまざまな表情と魅力を見せてくれた、若き才能から目が離せない。

MODEL : AI TENSHO
PHOTOS : TAKUYA MAEDA(TRON)
MOVIE:HIROSHI FUJIWARA
STYLING : KOTOMI SHIBAHARA
HAIR & MAKEUP : TOMOAKI USUI
TEXT : CHIHARU MASUKAWA[FOR INTERVIEW]
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ティーエスアイ
03-5785-6455

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サザビーリーグがNY発ジュエリーブランド「ミズキ」など2ブランドと独占販売契約

サザビーリーグはこのほど、ニューヨーク発のジュエリーブランド「ミズキ(MIZUKI)」とノルウェー発のビーチサンダルブランド「スリーパーズ(SLEEPERS)」と日本における独占販売契約を締結した。

「ミヅキ」はデザイナーのミズキ・ゴルツ(Mizuki Goltz)と夫のアラン・ゴルツ(Alan Goltz)が1996年に設立した。ミズキ・ゴルツは日本生まれ、ニューヨーク育ち。大学で彫刻を学び、ファッションとアートを融合するべくジュエリー製作を始めた。パールを用い、繊細でフェミニンかつエッジを効かせたデザインが特徴。ネックレスやピアス、ブレスレット、リングなどのジュエリー全般をそろえ、価格帯は6万~30万円。サザビーリーグは、2023-24年秋冬シーズンからロンハーマンおよび既存の卸先を中心に販売を開始した。

「スリーパーズ」は、天然ゴムを用いたビーチサンダルブランド。サーファーでもある創設者が「海洋汚染を可能な限り軽減させたい」という思いから、石油由来の合成ゴム製の使用を避けた責任あるモノ作りを目指す。原材料の天然ゴムはスリランカのホロナ農園で、樹木の自然なライフサイクルを保証する方法で採取する。フェアトレードの条件を遵守し、色や柄も化学薬品を使用しない方法で製造する。パッケージはFSC認証の紙を採用し、化学薬品を使わないインクでデザインする。

衝撃を吸収し足にフィットする快適な履き心地で、デザインはスクエアシェイプやプラットフォームのモデルのほか、ワイドストラップ付きのモデルもそろえる。価格帯は7000〜1万円。「ミズキ」と同様に、サザビーリーグは23-24年秋冬シーズンからロンハーマンおよび既存の卸先を中心に販売を開始。24年春夏シーズンはロンハーマンおよびRHC ロンハーマンで先行販売イベントを4月下旬に予定する。

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【スナップ】「GCDS」は個性の渋滞 東京のDJデュオが見たミラノのユースカルチャー

音楽やファッションを軸にクリエイティブユニットとして活動するオウンシャン(OWNCEAN)のユウナ(UNA)とマッチャ(MATCHA)は、2月のミラノ・ファッション・ウイークに参加し、各ブランドのショー会場にゲストとして足を運んだ。東京のユースカルチャーに精通する2人が、独自の目線で切り取ったミラノのファッショシーンをスナップ写真とともに紹介。パーティーフォトなどを得意とするMATCHAが初めてストリートスナップに挑戦し、ユウナが現場の様子をリポートする。

オウンシャンのユウナです。普段はDJや、クリエイティブデュオとして マッチャと音楽、アート、ファッションの活動を軸に、自分たちの視点で発信を続けています。マッチャと初めて挑戦したスナップ企画、最初の会場は「GCDS」です。2007年にスタートした同ブランドは、歌手のデュア・リパ(Dua Lipa)やアイス・スパイス(Ice Spice)ら海外アーティストにも愛される感度の高いブランド。この日はあいにくの天気にも関わらず、会場近辺はセレブリティを一目拝もうと、ファンとパパラッチで溢れ返っていました。

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【スナップ】「GCDS」は個性の渋滞 東京のDJデュオが見たミラノのユースカルチャー

音楽やファッションを軸にクリエイティブユニットとして活動するオウンシャン(OWNCEAN)のユウナ(UNA)とマッチャ(MATCHA)は、2月のミラノ・ファッション・ウイークに参加し、各ブランドのショー会場にゲストとして足を運んだ。東京のユースカルチャーに精通する2人が、独自の目線で切り取ったミラノのファッショシーンをスナップ写真とともに紹介。パーティーフォトなどを得意とするMATCHAが初めてストリートスナップに挑戦し、ユウナが現場の様子をリポートする。

オウンシャンのユウナです。普段はDJや、クリエイティブデュオとして マッチャと音楽、アート、ファッションの活動を軸に、自分たちの視点で発信を続けています。マッチャと初めて挑戦したスナップ企画、最初の会場は「GCDS」です。2007年にスタートした同ブランドは、歌手のデュア・リパ(Dua Lipa)やアイス・スパイス(Ice Spice)ら海外アーティストにも愛される感度の高いブランド。この日はあいにくの天気にも関わらず、会場近辺はセレブリティを一目拝もうと、ファンとパパラッチで溢れ返っていました。

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ブランド運営は全て自己資金 篠田麻里子が敏感肌ボディーケアに本気の理由

元AKB48でモデル・俳優の篠田麻里子がプロデュース・運営する「ヨカヨ(YOKAYO)」は、肌への優しさにこだわったボディーケア中心のコスメブランドだ。彼女の故郷である福岡・糸島の原料を使い、糸島の化粧品工場で生産する。ブランドスタート(2022年)から主にECで販売してきたが、3月31日に、エコサートコスモス認証取得のオーガニック処方にリニューアルした看板商品のボディーソープ(450mL、2800円)と新商品のボディーミルク(180g、3210円)の2商品を、全国の「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」で発売する。

ブランドは篠田本人が代表を務めるyokayoが運営。DtoCブランド事業などを展開するnewn(東京、中川綾太郎CEO)が経理や法務などバックオフィス業務を支援するが、ブランド運営は「全て自己資金でまかなっている」(篠田)という本気度だ。「私と同じように肌が弱い人たちに寄り添い、私なりのやり方で糸島に貢献できたら」と語る篠田に今後の展望を聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):ブランドを立ち上げたきっかけは。

篠田麻里子(以下、篠田):私自身、幼少期からアトピー性皮膚炎を患っています。食べるもの、肌に触れるものに気を遣うことで自分はなんとかなってきましたが、子供が生まれるタイミングで「この子もアトピーだったらどうしよう」という不安がすごく大きくて。私のように肌に悩んでいる人に寄り添うブランドを作りたいという気持ちが芽生えました。

WWD:市場には敏感肌向けのボディーケア商品がすでにある。どうして自分でブランドを?

篠田:私はシングルマザーとして育児をしています。その大変さを身に染みてわかっているつもりです。もちろん私も、たくさんの敏感肌向けボディーケア商品を使ってきました。ただ育児って、みなさんが想像する以上の“タスク”に追われているもの。お子さんをお風呂に入れるのだって一苦労です。市場に流通しているオーガニック系のボディーソープは300mLくらいの容量のものが多いのですが、実際に子どもを抱えながらポンプを押そうとすると、本体が軽くてボトルが転んじゃったりして、意外と厄介なんです。それに容量が少ないと、頻繁に中身を入れ替えなくちゃいけませんし。「ヨカヨ」のボディーソープは480mLの大容量。ボトルは少しずんぐりとしちゃいましたが、きっとママさんなら共感して喜んでいただけるポイントだと思っています。容器には環境にやさしいバイオマスプラスチックを使用しています。

WWD:「ヨカヨ」の処方についても教えてください。

篠田:いきなり容器からアピールしてしまいました(笑)。「ヨカヨ」のボディーソープとボディーミルクには糸島二丈の天然温泉水を使っています。この温泉水は私が幼い頃からお風呂に浸かったり、飲んだりして、ずっと身近にあった水。この温泉水をどうしても「ヨカヨ」に入れたくて、そして肌が弱い私がずっとお世話になってきた「コスメキッチン」に置いてもらいたくて。

2年前から「コスメキッチン」のバイヤーである下田裕華さんに二人三脚で協力していただきました。下田さんはオーガニックへの思いがすごく熱い方なのですが、私の糸島への思いも汲んでくれた上で一緒に処方を考えてくださったりと、頭が上がらない思いです。エコサート最高水準の「コスモスオーガニック認証」はならずとも、それに次ぐ「ナチュラル認証」の取得がかない、「コスメキッチン」で置いていただけることになりました。ボディーソープは泡立ちも、保湿力もすごくいいですし、ボディーミルクはベタつかずすっと馴染む浸透性が心地いいです。周りの近い人にも、「これ、よかよ(博多弁で“いいよ”)」と自信を持って薦められるものができたと思っています。

WWD:「コスメキッチン」で取り扱うことに加え、篠田さん自身の発信力でも知名度が広がりそうだ。

篠田:ただ、ブランドが一人歩きしてしまうのが怖いんです。かつてアパレルブランド※をプロデュースしていた時期がありました。成功した、とは決して言えないけれど、すごくいい勉強になりました。「ブランドをやるのってすごく難しいんだ」と身に染みて学びました。自分の作りたい服はあっても、でき上がってくる服は理想通りになるとは限らない。それでも折り合いをつけて走り続けなきゃいけない中、いつしか売れ線のデザインに寄っていき、自分のやりたいこととブランドが離れていくのを感じました。

※篠田は自身のアパレリブランド「リコリ」を2012〜14年にかけプロデュースしていた。

新しいことに挑戦するのが恐くなっていた時期もありましたが、またやると決めたからには、「プロデュース」ではなく本気でコミットしないとダメだと思ったんです。自己資金でやると決めたのもそれが大きな理由です。もちろん、それが自分の首を自分で締めているのは分かっているんですが。数字が大嫌いで、売上管理などのエクセルデータを見ていると本当に嫌すぎて涙が出てくることがあります(笑)。経理や法務の部分ではnewnさんにサポートいただきながら、今でも毎日勉強させてもらっています。ブランドは自分1人ではできないものだと実感します。

WWD:なぜもう一度ブランド運営に挑戦した?

篠田:人に喜んでもらいたいという気持ちと、糸島の役に立ちたいという気持ち、その両方からです。

歳をとるにつれ、ようやく自分について理解できることはありますが、私はやっぱり「人に喜んでもらえること」が好きなんだなと。アイドル時代を振り返っても、ファンの方に「元気が出ました」「勇気をもらいました」と言ってもらえるからがんばれていました。自分なりに人のためになることをするのが、私の人生なんだなと思います。

若い頃は素通りしていたような「地元のありがたみ」も感じるようになりました。実家に帰ると自然の温かさや変わらない景色に触れて、自分がリセットされる感覚があります。子供たちにこの糸島の自然を残していきたいです。地元に貢献する方法は色々あります。私が積極的にメディアに出て糸島の名前を出すことも一つですし、お金を寄付してもいいかもしれない。ただ糸島がずっと住み続けられる場所であるためにはどうしたら、という長い目線で考えると、「そこにやりがいのある仕事があるかどうか」が一番大事なんじゃないかな。

「ヨカヨ」のボディーソープは地元の酒造の酒粕や、甘夏の果皮油を使用しています。従来は破棄されていた素材をアップサイクルしているんです。商品製造をお願いしているピュールさんは、糸島に自社工場を構え、風車を使ったサステナブルな発電や廃棄削減、女性雇用の促進などさまざまな努力をされています。「ヨカヨ」に関わる全ての人と交流しながら、一緒に商品を作り上げていくプロセス自体がすごく楽しい。これからも皆さんと仕事がしたいし、ここで働きたいと思う人がもっと増えたらいいですね。

WWD:商品展開を広げる考えは?

篠田:ゆくゆくは、とも思いますが、苦労して作ったボディーソープはまるで自分の子供みたいな思い入れがあって、まずこの子たちをじっくり育てたいです。何個も矢継ぎばやに新商品を出そうという考えはありません。

「ヨカヨ」に込めた思いを伝えるには、「商品を売ること」以外にもできることはたくさんあると思っています。例えばママさんを対象にした親子ワークショップなども不定期で実施していて、使わなくなったおもちゃのフリマを開催したり、おもちゃを集めて施設に寄付したりしてきました。私も子供が4歳になり、ようやく少しは手がかからなくなってきました。大変なママたちの苦労や不安を理解し、分かち合えることがあると思いますから、活動の幅も広げていけたらいいですね。「ヨカヨ」はそんなふうに、皆さんとの“繋がり”を生み出すコミュニティーにできたらと考えています。

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ブランド運営は全て自己資金 篠田麻里子が敏感肌ボディーケアに本気の理由

元AKB48でモデル・俳優の篠田麻里子がプロデュース・運営する「ヨカヨ(YOKAYO)」は、肌への優しさにこだわったボディーケア中心のコスメブランドだ。彼女の故郷である福岡・糸島の原料を使い、糸島の化粧品工場で生産する。ブランドスタート(2022年)から主にECで販売してきたが、3月31日に、エコサートコスモス認証取得のオーガニック処方にリニューアルした看板商品のボディーソープ(450mL、2800円)と新商品のボディーミルク(180g、3210円)の2商品を、全国の「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」で発売する。

ブランドは篠田本人が代表を務めるyokayoが運営。DtoCブランド事業などを展開するnewn(東京、中川綾太郎CEO)が経理や法務などバックオフィス業務を支援するが、ブランド運営は「全て自己資金でまかなっている」(篠田)という本気度だ。「私と同じように肌が弱い人たちに寄り添い、私なりのやり方で糸島に貢献できたら」と語る篠田に今後の展望を聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):ブランドを立ち上げたきっかけは。

篠田麻里子(以下、篠田):私自身、幼少期からアトピー性皮膚炎を患っています。食べるもの、肌に触れるものに気を遣うことで自分はなんとかなってきましたが、子供が生まれるタイミングで「この子もアトピーだったらどうしよう」という不安がすごく大きくて。私のように肌に悩んでいる人に寄り添うブランドを作りたいという気持ちが芽生えました。

WWD:市場には敏感肌向けのボディーケア商品がすでにある。どうして自分でブランドを?

篠田:私はシングルマザーとして育児をしています。その大変さを身に染みてわかっているつもりです。もちろん私も、たくさんの敏感肌向けボディーケア商品を使ってきました。ただ育児って、みなさんが想像する以上の“タスク”に追われているもの。お子さんをお風呂に入れるのだって一苦労です。市場に流通しているオーガニック系のボディーソープは300mLくらいの容量のものが多いのですが、実際に子どもを抱えながらポンプを押そうとすると、本体が軽くてボトルが転んじゃったりして、意外と厄介なんです。それに容量が少ないと、頻繁に中身を入れ替えなくちゃいけませんし。「ヨカヨ」のボディーソープは480mLの大容量。ボトルは少しずんぐりとしちゃいましたが、きっとママさんなら共感して喜んでいただけるポイントだと思っています。容器には環境にやさしいバイオマスプラスチックを使用しています。

WWD:「ヨカヨ」の処方についても教えてください。

篠田:いきなり容器からアピールしてしまいました(笑)。「ヨカヨ」のボディーソープとボディーミルクには糸島二丈の天然温泉水を使っています。この温泉水は私が幼い頃からお風呂に浸かったり、飲んだりして、ずっと身近にあった水。この温泉水をどうしても「ヨカヨ」に入れたくて、そして肌が弱い私がずっとお世話になってきた「コスメキッチン」に置いてもらいたくて。

2年前から「コスメキッチン」のバイヤーである下田裕華さんに二人三脚で協力していただきました。下田さんはオーガニックへの思いがすごく熱い方なのですが、私の糸島への思いも汲んでくれた上で一緒に処方を考えてくださったりと、頭が上がらない思いです。エコサート最高水準の「コスモスオーガニック認証」はならずとも、それに次ぐ「ナチュラル認証」の取得がかない、「コスメキッチン」で置いていただけることになりました。ボディーソープは泡立ちも、保湿力もすごくいいですし、ボディーミルクはベタつかずすっと馴染む浸透性が心地いいです。周りの近い人にも、「これ、よかよ(博多弁で“いいよ”)」と自信を持って薦められるものができたと思っています。

WWD:「コスメキッチン」で取り扱うことに加え、篠田さん自身の発信力でも知名度が広がりそうだ。

篠田:ただ、ブランドが一人歩きしてしまうのが怖いんです。かつてアパレルブランド※をプロデュースしていた時期がありました。成功した、とは決して言えないけれど、すごくいい勉強になりました。「ブランドをやるのってすごく難しいんだ」と身に染みて学びました。自分の作りたい服はあっても、でき上がってくる服は理想通りになるとは限らない。それでも折り合いをつけて走り続けなきゃいけない中、いつしか売れ線のデザインに寄っていき、自分のやりたいこととブランドが離れていくのを感じました。

※篠田は自身のアパレリブランド「リコリ」を2012〜14年にかけプロデュースしていた。

新しいことに挑戦するのが恐くなっていた時期もありましたが、またやると決めたからには、「プロデュース」ではなく本気でコミットしないとダメだと思ったんです。自己資金でやると決めたのもそれが大きな理由です。もちろん、それが自分の首を自分で締めているのは分かっているんですが。数字が大嫌いで、売上管理などのエクセルデータを見ていると本当に嫌すぎて涙が出てくることがあります(笑)。経理や法務の部分ではnewnさんにサポートいただきながら、今でも毎日勉強させてもらっています。ブランドは自分1人ではできないものだと実感します。

WWD:なぜもう一度ブランド運営に挑戦した?

篠田:人に喜んでもらいたいという気持ちと、糸島の役に立ちたいという気持ち、その両方からです。

歳をとるにつれ、ようやく自分について理解できることはありますが、私はやっぱり「人に喜んでもらえること」が好きなんだなと。アイドル時代を振り返っても、ファンの方に「元気が出ました」「勇気をもらいました」と言ってもらえるからがんばれていました。自分なりに人のためになることをするのが、私の人生なんだなと思います。

若い頃は素通りしていたような「地元のありがたみ」も感じるようになりました。実家に帰ると自然の温かさや変わらない景色に触れて、自分がリセットされる感覚があります。子供たちにこの糸島の自然を残していきたいです。地元に貢献する方法は色々あります。私が積極的にメディアに出て糸島の名前を出すことも一つですし、お金を寄付してもいいかもしれない。ただ糸島がずっと住み続けられる場所であるためにはどうしたら、という長い目線で考えると、「そこにやりがいのある仕事があるかどうか」が一番大事なんじゃないかな。

「ヨカヨ」のボディーソープは地元の酒造の酒粕や、甘夏の果皮油を使用しています。従来は破棄されていた素材をアップサイクルしているんです。商品製造をお願いしているピュールさんは、糸島に自社工場を構え、風車を使ったサステナブルな発電や廃棄削減、女性雇用の促進などさまざまな努力をされています。「ヨカヨ」に関わる全ての人と交流しながら、一緒に商品を作り上げていくプロセス自体がすごく楽しい。これからも皆さんと仕事がしたいし、ここで働きたいと思う人がもっと増えたらいいですね。

WWD:商品展開を広げる考えは?

篠田:ゆくゆくは、とも思いますが、苦労して作ったボディーソープはまるで自分の子供みたいな思い入れがあって、まずこの子たちをじっくり育てたいです。何個も矢継ぎばやに新商品を出そうという考えはありません。

「ヨカヨ」に込めた思いを伝えるには、「商品を売ること」以外にもできることはたくさんあると思っています。例えばママさんを対象にした親子ワークショップなども不定期で実施していて、使わなくなったおもちゃのフリマを開催したり、おもちゃを集めて施設に寄付したりしてきました。私も子供が4歳になり、ようやく少しは手がかからなくなってきました。大変なママたちの苦労や不安を理解し、分かち合えることがあると思いますから、活動の幅も広げていけたらいいですね。「ヨカヨ」はそんなふうに、皆さんとの“繋がり”を生み出すコミュニティーにできたらと考えています。

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「ミュシャ」が作品“四つの花”をイメージしたフレグランスキャンドル4種を発売

マッシュスタイルラボの芸術家・ミュシャ財団公認ブランド「ミュシャ(MUCHA)」は、フレグランスキャンドル(全4種、125g、各9460円)を3月21日に発売する。「ミュシャ」全店舗のほか、同日12時から公式オンラインストアでも取り扱う。

香りはローズ、カーネーション、リリー、アイリスの4種類を用意。植物性のソイキャンドルで、煙が出にくく低い温度で溶けるため奥行きのある香りが広がる。ビンテージ調ブラウンのキャンドルホルダーには、ミュシャが描いたカレンダーのフレームをオマージュした箔押しのラベルを施した。ロゴ入りキャンドルカバーも付属する。

「ミュシャ」は、芸術家のアルフォンス・ミュシャ(Alphonse Mucha)の作品に着想を得たフレグランスと雑貨を取り扱うブランド。2023年9月にローンチした。

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「ミュシャ」が作品“四つの花”をイメージしたフレグランスキャンドル4種を発売

マッシュスタイルラボの芸術家・ミュシャ財団公認ブランド「ミュシャ(MUCHA)」は、フレグランスキャンドル(全4種、125g、各9460円)を3月21日に発売する。「ミュシャ」全店舗のほか、同日12時から公式オンラインストアでも取り扱う。

香りはローズ、カーネーション、リリー、アイリスの4種類を用意。植物性のソイキャンドルで、煙が出にくく低い温度で溶けるため奥行きのある香りが広がる。ビンテージ調ブラウンのキャンドルホルダーには、ミュシャが描いたカレンダーのフレームをオマージュした箔押しのラベルを施した。ロゴ入りキャンドルカバーも付属する。

「ミュシャ」は、芸術家のアルフォンス・ミュシャ(Alphonse Mucha)の作品に着想を得たフレグランスと雑貨を取り扱うブランド。2023年9月にローンチした。

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「イッセイ ミヤケ」三宅一生デザイナーの62年間にわたる全仕事をまとめた書籍発売

出版会社「タッシェン(TASCHEN)」は、 「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」の三宅一生デザイナーが手掛けた1960年から2022年にわたる全仕事をまとめた「ISSEY MIYAKE 三宅一生」(1万6500円)を発売する。4月22日に、イッセイ ミヤケ ギンザ及び一部路面店で国内先行発売する。

本書は2016年に刊行した「ISSEY MIYAKE 三宅一生」の増強改訂版で、三宅の右腕として50年間支えていた北村みどりが発案・構想した。小池一子のエッセイとともに豊富なイメージで、衣服デザインから展覧会企画、出版、21_21デザインサイト創設まで主要な仕事を年代順に紹介している。表紙はアーヴィング・ペン(Irving Penn)撮影の“リズム・プリーツ”(90年春夏コレクション)。三宅が83年に「ザ・ニューヨーカー(THE NEW YORKER)」で「型にはまることなく、前進することを何よりも目指したい」と語ったように、粘り強いリサーチに基づき、時代の先を見据えた三宅の仕事とその視点を知るための一冊となっている。

刊行を記念して、4月22〜5月6日にイッセイ ミヤケ ギンザで特別ウィンドー、ディスプレーを行い、4月22〜29日に21_21デザインサイトで書籍の紹介及び“リズム・プリーツ”の衣服展示を開催する。

■特別ウィンドー、ディスプレー
日程:4月22〜5月6日
場所:イッセイ ミヤケ ギンザ
住所:東京都中央区銀座 4-4-2

■“リズム・プリーツ”特別展示
日程:4月22〜29日
場所:21_21デザインサイト ギャラリー3
住所:東京都港区赤坂 9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン

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「イッセイ ミヤケ」三宅一生デザイナーの62年間にわたる全仕事をまとめた書籍発売

出版会社「タッシェン(TASCHEN)」は、 「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」の三宅一生デザイナーが手掛けた1960年から2022年にわたる全仕事をまとめた「ISSEY MIYAKE 三宅一生」(1万6500円)を発売する。4月22日に、イッセイ ミヤケ ギンザ及び一部路面店で国内先行発売する。

本書は2016年に刊行した「ISSEY MIYAKE 三宅一生」の増強改訂版で、三宅の右腕として50年間支えていた北村みどりが発案・構想した。小池一子のエッセイとともに豊富なイメージで、衣服デザインから展覧会企画、出版、21_21デザインサイト創設まで主要な仕事を年代順に紹介している。表紙はアーヴィング・ペン(Irving Penn)撮影の“リズム・プリーツ”(90年春夏コレクション)。三宅が83年に「ザ・ニューヨーカー(THE NEW YORKER)」で「型にはまることなく、前進することを何よりも目指したい」と語ったように、粘り強いリサーチに基づき、時代の先を見据えた三宅の仕事とその視点を知るための一冊となっている。

刊行を記念して、4月22〜5月6日にイッセイ ミヤケ ギンザで特別ウィンドー、ディスプレーを行い、4月22〜29日に21_21デザインサイトで書籍の紹介及び“リズム・プリーツ”の衣服展示を開催する。

■特別ウィンドー、ディスプレー
日程:4月22〜5月6日
場所:イッセイ ミヤケ ギンザ
住所:東京都中央区銀座 4-4-2

■“リズム・プリーツ”特別展示
日程:4月22〜29日
場所:21_21デザインサイト ギャラリー3
住所:東京都港区赤坂 9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン

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「ボビイ ブラウン」の定番プランプリップグロスに新10色が仲間入り ラズベリーやピーチなどの“⽔光カラー”

「ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)」の定番リップグロス“エクストラ プランプ セラム”(各4950円)に、新10⾊が加わる。全国発売は5⽉10⽇で、先行販売は公式オンラインストアで4⽉26⽇に、「アットコスメ トーキョー」と「アットコスメ オーサカ」では4⽉19⽇に行う。

ふっくらとした唇に導くプランピングコンプレックスと、たっぷりの潤いを与える8種類のボタニカルオイルを配合した“エクストラ プランプ セラム”は、これまでシアーな発色の“ベアピンク”1色展開だった。新たに加わる10色は、唇本来の⾊に⾃然になじむピーチ系やベージュ系、レッド系に加え、ジューシーな色味のラズベリー、透明感を与えるライラックなどの“⽔光カラー”。豊富なラインアップで、ほんのり⾊づくナチュラルな⾎⾊美をかなえる。

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【早割キャンペーン】2024-25年秋冬トレンドセミナー 最新コレクション&国内市場リポートから半年先の社会、業界、トレンドを展望

「WWDJAPAN」は4月16日、2024-25年秋冬シーズンを展望する恒例のトレンドセミナーを開催します。コレクションは3部構成。今シーズンは、これまで以上に最新コレクションが生まれるまでの背景に迫り、来季売れる洋服のヒントを提供するだけでなく、そもそも来季はどんなシーズンになるのか?を主体的に思考する手がかりを伝授します。

このような人におすすめ
・自分たちのブランドは、なぜ、このようなコレクションなのか知りたいラグジュアリー&デザイナーズブランド関係者
・競合他社は2024-25年秋冬、どんな商品を、どんなメッセージで伝えるのか知りたいラグジュアリー&デザイナーズブランド関係者
・そんなブランドとのビジネスを手掛ける百貨店や商業施設、セレクトショップ、EC、メディア関係者やクリエイター
・2024-25年秋冬以降の社会を展望しながら、どんなスタイルを提案すべきか考えているアパレルメーカーの企画担当者
・トップブランドによる社会の捉え方や時流の読み解き方、最新コレクションの思いを知りたい業界関係者やビジネスパーソン


▼前回のトレンドセミナーのダイジェストはこちら
「WWDJAPAN」2024年春夏トレンドセミナーをダイジェスト


プログラム

【第1部】13:30~15:00(90分)

2024-25年秋冬ウィメンズトレンド
最新トレンドが生まれる背景と国内マーケットへの波及を展望

第1部は、ウィメンズマーケットの展望です。パリとミラノ、ロンドン・コレクションの現地取材陣と、国内マーケットに精通する「WWDJAPAN」記者が登壇。今回は、昨今の市場環境を踏まえながら、「今シーズンのトレンドは、どうやって生まれているの?」から解説。トレンドを色濃く反映したコレクションを発表したブランドを解説しながら、デザイナーが発した社会へのメッセージに迫ります。また、一見すると先シーズンとの違いが分かりにくい昨今、24年春夏シーズンとの違いを解説しながら、24-25年秋冬のランウエイトレンドが国内マーケットにどんな影響を与えるのか?を予測。ゲストの百貨店バイヤーと、円安やインバウンドにも触れながら、次のシーズンの社会や消費者の価値観、共感されるマインドやスタイル、アイテムなどを展望します。

ゲストスピーカー:源野 里沙子/阪急本店 婦人ファッション営業統括部 モードファッション販売部 D-LAB バイヤー
PROFILE:(げんの・りさこ)1995年生まれ、大阪府出身。大学卒業後、2017年に阪急阪神百貨店に入社し、阪急うめだ本店の婦人服を担当。自主編集売り場「ロビーフォーウィメン」のバイヤー、期間MDを編集・提案する売り場「イットコンテンポラリー」の立ち上げ・バイヤーを経て23年4月から現職
スピーカー:向 千鶴/WWDJAPAN編集統括 兼 サステナビリティ・ディレクター
五十君 花実/WWDJAPAN副編集長
モデレーター:村上 要/WWDJAPAN編集長
【第2部】15:10〜16:10(60分)

2024-25年秋冬メンズトレンド
メンズの売れるトレンドをスタイルやアイテムごとに分析

第2部は、最新のメンズトレンドを解説します。2024-25年秋冬シーズンのピッティ・イマージネ・ウオモからミラノ、パリまでの現地取材を通じて見いだした新潮流を、スタイルやアイテム、バッグ&シューズなどに分けて紹介。さらに、ゲストを交えながら、最重要スタイル“グランパコア”をはじめ、これらのトレンドが日本市場で支持されるかどうかを分析します。話題のコレクションも振り返りながら、メンズの売れるトレンドを考えます。

ゲストスピーカー:國友 崇裕/伊勢丹新宿店 メンズ館6階 メンズコンテンポラリー バイヤー
PROFILE:(くにとも・たかひろ)大学卒業後2006年に伊勢丹に入社。入社以降メンズカジュアル・クリエーター領域の商品担当を長年担う。19年から現職。メンズ館のカジュアル・クリエーター領域のディレクションや買付を担当。23年からは東京都が行うTOKYO FASHION AWARD審査員も務める
スピーカー:大塚 千践/WWDJAPAN副編集長
モデレーター:村上 要/WWDJAPAN編集長
【第3部】16:20〜17:20(60分)

巨大市場の中国から学ぶ、
「ファッションIP」を活用した新ビジネスの可能性

母国でファッションブランドのマネジメントを担う中国企業のサンチは、売り上げとデザイナーやブランドのアイデンティティー、業界の内外への波及効果に大きな影響を与える知的財産を「ファッションIP」と定義。毎年、売り上げやSNSの投稿などを基に「ファッションIP ランキング100」を作成し、世界中のブランドの中国市場における知名度とビジネス価値を算出しています。今回はサンチ創設者兼CEOをゲストに招き、「ファッションIP」とは?から、中国市場での「ファッションIP」を活用したビジネスの可能性まで論じます。

ゲストスピーカー:ポール・ファン/サンチ創設者兼CEO
PROFILE:2008年にサンチを起業。17年、米国ファッションデザイナー評議会(CFDA)の戦略的パートナーに就任。CFDAの支援も踏まえ、「ファッションIP」の概念を提案し、世界各国の200人以上のデザイナーやアーティストらで構成するコミュニティネットワークを確立した。19年、「ファッションIP ランキング100」をスタート
スピーカー:村上 要/WWDJAPAN編集長

協賛:SUNTCHI JAPAN

※講義内容は予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

インフォメーション

日時

2024年4月16日(火)13:30〜17:20

実施方法

会場 または オンライン受講
※会場とオンラインの同時開催となります。
※講義終了後、一定期間のアーカイブ配信をご案内します。
※オンライン受講の視聴用URLは、受講前日17:00と当日9:00に、お申し込み時に入力いただいたメールアドレスにお送りします。入力にお間違いがないようご注意ください。メールが届かない場合は迷惑メールフォルダなどもご確認ください。
※オンライン受講はVimeoでの配信を予定しています。視聴環境をご確認ください。

会場

TRUNK(HOTEL)/ KEYAKI
東京都渋谷区神宮前5-31

募集人数

会場:60名
オンライン:150名

募集期間

4月15日(月)12:00まで
【早割10%OFFキャンペーン】
3/21(木)18:00までのお申し込みで、一般価格から10%OFFで受講いただけます。
申し込み画面でクーポンコードを入力してください。
クーポンコード:E487DGCS

受講料

スタンダードプラン:
10,500円 30%OFF
ライトプラン:13,500円 10%OFF
一般価格:15,000円 →13,500円 早割10%OFF
※表示価格は全て1名様分、税込です。
※早割期間内であっても、定員に達し次第受け付けを締め切らせていただく場合がございます。
※他のクーポンとの併用はできません。

特典

4月15日発行「WWDJAPAN 2024-25年秋冬トレンド特大号」
※会場受講の方は紙版、オンライン受講の方は電子版を贈呈します。


クーポンコードをご利用の方は、申し込み画面で入力してください。


注意事項

・受講料は会場とオンライン同額です。
・割引価格はクーポンをご利用時に適用となります。スタンダードとライトのクーポンコードはマイページを確認の上、申し込み画面で入力してください。
・申し込みの受け付けは先着順です。募集人数に達し次第締め切らせていただきます。
・定期購読者で会員登録がお済みでない方はこちら
・本ページでのお支払いはクレジットカードのみとなります。コンビニ支払いをご希望の方はこちら
・適格請求書(領収書)の発行は、こちらから。記載のお宛名をご入力の上ご連絡ください。
 弊社登録番号:T5-0110-0104-4278
・当日は会場内に撮影用のカメラが入ります。撮影した動画や写真は、「WWDJAPAN」Weeklyやウェブサイト、公式SNSなどで掲載する場合があります。ご了承いただける方のみお申し込みください。

問い合わせ先
INFASパブリケーションズ カスタマーサポート
お問い合わせフォームはこちら

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「ルイ・ヴィトン」のコンパクトなトランク型バッグ“クラッチ・ボックス”から新色

「ルイ・ヴィトン」の“クラッチ・ボックス”の新色

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、コンパクトなトランクスタイルのメンズバッグ“クラッチ・ボックス”から新色のホワイト、グリーン、ブルーを発表した。サイズはW24×H16.5×D8cmで、価格は124万3000円だ。

“クラッチ・ボックス”は同ブランドの源流ともいえるトランク作りにオマージュを捧げた商品で、長さ調節可能なストラップが付属し、ショルダーバッグやクロスボディーバッグとして使える。

PHOTOS : LOUIS VUITTON

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「バレンシアガ」が販売員を募集 ミッションは売り上げの最大化と“良質な時間”の提供

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は組織強化に伴い、正社員のショップスタッフを募集する。ファッションを通じて、同ブランドの歴史や世界観などを顧客に伝えると共に、“良質な時間”を提供することがミッションとなる。

業務はウィメンズ&メンズのアパレルアイテム、アクセサリー、シューズなどの幅広い商品を提案し、売り上げの最大化を図る。積極的に新規顧客を獲得することはもちろん、既存の顧客とも絆を深め、より根強いファンを生み出すことも重要だ。

入社後は充実した研修を用意。ブランドの伝統や歴史、商品知識、クラフツマンシップ、ブランドバリューなどの基礎知識を学び、その後は店舗での実践に沿ったOJT、その他の高度な接客スキル、専門知識を高めるための各種トレーニングも。セールスのプロフェッショナルとして、スキルを磨くことができる。

「バレンシアガ」はシンプルで大胆なデザイン、力強いメッセージを発信するショーの演出、コラボレーションアイテムの発表など、毎シーズン話題の絶えない歴史あるブランドで、年齢や性別を超えて幅広い世界中の人々に支持され続けている。底が厚く、ボリューム感のある大人気のスニーカーモデル“トリプル S”は、ダッドスニーカーの火付け役として注目を集めた。

募集職種
販売スタッフ

雇用形態
正社員
※入社後3カ月間の試用期間アリ
※試用期間中の給与・待遇に変わりなし

応募条件
高卒以上

<歓迎>
ファッション、アパレル業界での販売経験(ラグジュアリー業界での経験があればなお良し)
英語、中国語などの外国語スキルがある人

<下記の考えや知識を持っている人>
「バレンシアガ」への興味関心、思いのある人
製品に対する感受性、ファッション・トレンド知識のある人
チームワーク、積極性、成長意欲、柔軟な考え方と想像力、好奇心のある人
接客や顧客創出に対してのこだわりのある人
失敗や成功を分析して次に生かすマインドと行動力のある人

勤務地
下記都道府県にある直営店
東京都・神奈川県・大阪府・兵庫県・京都府・北海道・愛知県・福岡県・静岡県・千葉県

給与・待遇
年俸300万円以上(月々12分の1を支給、月給25万円以上)
※経験や能力を考慮し、決定
※マンスリーインセンティブ制度アリ(店舗予算達成度合いによる)
※残業代・交通費別途支給

勤務時間
シフト制(実働7.5時間、休憩1.5時間)
※平均残業は月10時間以下
※時短勤務制度アリ

休日休暇
年間休日 120日
月9~10日(シフト制)
リフレッシュ休暇 5日/年間(正社員のみ)
有給休暇(10~20日/年間)
慶弔休暇/産前産後休業/育児・介護休業等

福利厚生
年俸制(給与改定は原則年1回・4月)
時間外手当
交通費支給(月5万円まで)
インセンティブ制度(変更アリ)
※チームとして成果の最大化を図るため、月次店舗予算の達成率に応じたインセンティブ制度を用意
※月次優秀スタッフの表彰、ベストプラクティスの共有
※シーズンによりフォーカスアイテムや各種KPIを設定した特別インセンティブもアリ(不定期)

ユニホーム貸与
各種トレーニング(導入研修、商品研修、販売テクニック研修、eラーニング 等)
万が一に備えた充実の総合福祉保健、団体長期障害所得補償保険、グループ障害保険
ストック有給休暇制度(有休の繰り越し制度)
ベネフィット・ワン加入
社員販売割引制度
健康診断、インフルエンザ予防接種補助、従業員支援プログラム
年始手当
企業型確定拠出年金
永年勤続表彰(5年ごと)
シーズナルギフトなど

応募期限
4月10日まで

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【2024年春コスメ】ローソン限定「アンド バイ ロムアンド」がスティックチーク&トーンアップUVを新発売

韓国コスメブランド「ロムアンド(ROM&ND)」とローソンが共同開発しているコンビニコスメブランド「アンド バイ ロムアンド(&ND BY ROM&ND)」は3月29日、2024年春の新商品として“メロウスティックチーク”(全2色、各990円)と、UV化粧下地“グラッシーミルキートーンアップ”[SPF50+・PA++++](全2色、各990円)を全国のローソンで発売する。定番品として新発売するのは、同2アイテムがブランドローンチ以降初となる。

“メロウスティックチーク”はパールを配合したスティックタイプのチークで、頬以外にもハイライトやアイシャドウとしても使用できる。カラーは落ち着きがありつつも鮮やかなゴールドパールがきらめくローズベージュと、白味のない柔らかなピンクラベンダーの2色。

トーンアップしながら紫外線カットをかなえる化粧下地“グラッシーミルキートーンアップ”は、赤みをカバーし自然な肌トーンを演出する“ミルキーアイボリー”と、黄みを隠して透明感のある肌に仕上げる“ミルキーピーチ”の2色を用意。気になる肌悩みをカバーし、ナチュラルに肌色を整える。

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【2024年春コスメ】ローソン限定「アンド バイ ロムアンド」がスティックチーク&トーンアップUVを新発売

韓国コスメブランド「ロムアンド(ROM&ND)」とローソンが共同開発しているコンビニコスメブランド「アンド バイ ロムアンド(&ND BY ROM&ND)」は3月29日、2024年春の新商品として“メロウスティックチーク”(全2色、各990円)と、UV化粧下地“グラッシーミルキートーンアップ”[SPF50+・PA++++](全2色、各990円)を全国のローソンで発売する。定番品として新発売するのは、同2アイテムがブランドローンチ以降初となる。

“メロウスティックチーク”はパールを配合したスティックタイプのチークで、頬以外にもハイライトやアイシャドウとしても使用できる。カラーは落ち着きがありつつも鮮やかなゴールドパールがきらめくローズベージュと、白味のない柔らかなピンクラベンダーの2色。

トーンアップしながら紫外線カットをかなえる化粧下地“グラッシーミルキートーンアップ”は、赤みをカバーし自然な肌トーンを演出する“ミルキーアイボリー”と、黄みを隠して透明感のある肌に仕上げる“ミルキーピーチ”の2色を用意。気になる肌悩みをカバーし、ナチュラルに肌色を整える。

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【2024年春コスメ】ローソン限定「アンド バイ ロムアンド」がスティックチーク&トーンアップUVを新発売

韓国コスメブランド「ロムアンド(ROM&ND)」とローソンが共同開発しているコンビニコスメブランド「アンド バイ ロムアンド(&ND BY ROM&ND)」は3月29日、2024年春の新商品として“メロウスティックチーク”(全2色、各990円)と、UV化粧下地“グラッシーミルキートーンアップ”[SPF50+・PA++++](全2色、各990円)を全国のローソンで発売する。定番品として新発売するのは、同2アイテムがブランドローンチ以降初となる。

“メロウスティックチーク”はパールを配合したスティックタイプのチークで、頬以外にもハイライトやアイシャドウとしても使用できる。カラーは落ち着きがありつつも鮮やかなゴールドパールがきらめくローズベージュと、白味のない柔らかなピンクラベンダーの2色。

トーンアップしながら紫外線カットをかなえる化粧下地“グラッシーミルキートーンアップ”は、赤みをカバーし自然な肌トーンを演出する“ミルキーアイボリー”と、黄みを隠して透明感のある肌に仕上げる“ミルキーピーチ”の2色を用意。気になる肌悩みをカバーし、ナチュラルに肌色を整える。

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「ひょっとして男性更年期?」 心身の不調と向き合う方法を医師が解説

「疲れやすい」「眠れない」「ひどい発汗がある」「気分が落ち込む」、40代以上の男性で、このような症状に心当たりはないだろうか? 仕事のパフォーマンスにも影響する心身の不調には、ひょっとしたら「男性更年期」が関係している可能性がある。今回はまだ認知度の低い男性更年期について、症状や治療法、自分で出来る対策などを、順天堂大学医学部浦安病院泌尿器科医の辻村晃教授に聞いた。

どんな症状が思い当たったら「男性更年期」?

女性に比べると、まだ広く知られているとはいえない「男性更年期」。いったいどんな症状が該当するのだろう?辻村教授によると、「気力が減退してやる気が起きない、発汗、気分の落ち込み、筋力の低下や性欲の減退など、女性の更年期と共通する症状が多いといえます。男性ホルモンの低下と伴に生じる各種症状を、医学的には『加齢男性性腺機能低下症(LOH症候群)』と呼び、一般的に『男性更年期』と表現されています」。

主に40~50代男性に発生しやすいとはいえ、ストレスの影響によって若い世代でも発生する可能性があるという。下記に、男性更年期の診療に用いる「AMSスコア」の一部を掲載したい。あなたは、思い当たる項目があるだろうか?

もし、思い当たる項目が多く心身になにがしかの不調を抱えているなら、1度専門医に相談してみることをおすすめしたい。

男性更年期は病院の何科を受診すべき?

女性の更年期は「婦人科」にかかるけれど、男性の場合はそもそも病院の何科を受診すればよいのだろう?「男性ホルモンの約95%を占めるテストステロンは睾丸で作られているため、男性更年期は『泌尿器科』で対応することが多いです」。泌尿器科を受診すると、まずは血液検査でテストステロン値を計測。加えて、前述のAMSスコアと、医師による問診も含めて、総合的に男性更年期か否かを診断するという。

「ホルモン検査だけでは、一概に判断が難しい面があるからです。以前の記事で述べた通り、テストステロン値が低い群は、患者全体の3分の1程度に過ぎません。残り3分の2はなんらかの症状を抱えて来院しているわけですから、AMSや問診も含めて検討し、治療につなげていくことが重要です」

本来ホルモンは複雑に連動して働くため、不調の原因を探るなら、女性ホルモンやステロイドホルモンも含めた、総合的な検査が望ましい。しかし、現状このような検査を実施しているのは、専門的に男性更年期を診療する、一部の医療機関に限られるという。身近に男性更年期の専門外来がない場合は、泌尿器科に相談するのが現実的な選択肢となりそうだ。

泌尿器科ではどんな治療が受けられる?

血液検査でテストステロン値が低かった場合、また基準より高かったとしても、更年期症状が見られる場合、治療において第1選択肢となるのが「ホルモン補充療法」だ。具体的には、「テストステロンの筋肉注射」である。「注射後数日で体内のテストステロン値が上昇し、代謝によって減少しながら効果は3週間~1ヶ月程度持続します。個人差はありますが、月に1度くらいの頻度で接種するのが一般的です」。

注射は保険が適用されることもあるが、睾丸を摘出したケースなどを除くと自費のことが多い。自費の場合、価格は医療機関によってまちまちだが5000円前後が主流という。

頻繁にクリニックに通うのが難しい場合は、次の注射までの間に「男性ホルモンクリーム」の使用を推奨される。陰嚢やあごの下に塗布し、皮膚を通してテストステロンをゆるやかに補うクリームだ。「一般的な泌尿器科の治療ガイドラインでは『グローミン』を推奨します。第1類薬品なので、薬剤師のいるドラッグストアで購入できますが、どこにでも置いてある薬ではないため、薬局への確認が必要でしょう。男性更年期を専門的に診療する医療機関では、より濃度の高い海外製のクリームや、独自処方のクリームを処方する場合もあります」。

その他に漢方薬を用いることもあるが、「男性更年期の主要な治療法はこの2つに代表されます」。女性の更年期は、漢方薬や点滴など治療の選択肢が複数あり、すでに市販の漢方薬やサプリメントも充実していることを考えると選択肢が限定されている印象は否めない。他に何か「自分でできる対策」はないのだろうか?

自分で出来る「男性更年期対策」は
食事や睡眠などの生活習慣の見直し

自分自身で行える男性更年期対策として、辻村教授が患者に行う「生活指導」を教えてもらった。まずチェックしたいのは、肥満傾向があるかどうか。「メタボリックシンドロームと男性ホルモンの関係性は、すでに多くの論文で指摘されています。肥満気味の方は、テストステロンも低下しやすい。適度な運動と食生活の見直しが必要です」。

適度な運動とは、ウォーキング、ジョギング、スクワットのような軽い運動を1日30分程度行うこと。これにより、テストステロン値が上昇しやすくなる。反対に長時間のハードな運動は、テストステロン値を下げる場合があるので注意が必要だ。

「食生活に関しては、コレステロール値を上げるような脂っこい食材は避けて頂きたいですね。野菜を積極的に摂り、なかでも『玉ねぎ』は、テストステロン値を上げる食材として知られています。また、男性ホルモンの材料となる、『たんぱく質』の摂取も大切でしょう」

もう1つ注目したいのは、「睡眠」に関することだ。こちらもすでに論文が沢山存在し、睡眠時間が6時間以下の男性は、テストステロン値が低下しやすいという。「睡眠時間に関しては諸説ありますが、7時間程度が最もテストステロン数値が上がるとされています。あとは『笑うこと』ですね。コメディ映画を観たあとに、テストステロン値が上がるというデータが存在します」。

辻村教授の話を総合すると、「バランスのよい食生活を心がける」「適度な運動をする」「7時間の睡眠をとる」「よく笑う」と、いずれも健康のためによいとされる一般的な事柄ばかりではある。しかし、働き盛りの多忙な男性には、なかなか難しいのも実情だろう。

その一方で何もしないままでは、よくて現状維持。実際のところ、年齢と共に体内のテストステロンは減少していく。何か1つでも「できることから取り入れてみる」のはいかがだろう?そして何より、体力や気力の衰え、発汗など、若い頃とは違う不調に悩んだら、専門医への相談を選択肢に入れて欲しい。以前の記事で記した通り「原因が分からず」「誰にも相談出来ず」不調で苦しんでいる男性は、少なくないと感じるからだ。

男女問わず「更年期症状の辛さ」は、該当の世代にならないとピンとこない事柄ではある。当事者である40代以上の男性はもちろん、若い世代の男性や女性にも、男性更年期への理解が深まることを心から願っている。

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「78億の負債に真っ向から挑んだ4代目とは?」今年で創業100周年を迎えた『築地玉寿司』 中野里陽平氏インタビュー。

【記事のポイント】 ●築地江戸前寿司の代表格「築地玉寿司」が、今年で創業100周年を迎えた。多様化する寿司マーケット、昔と比べて江戸前寿司の魅力が薄れているのではないか。100周年を迎えた中野里陽平氏を取材した。
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オールバーズが1年で2度目のトップ交代 新CEOに聞く再建への道のり

経営再建を目指すサンフランシスコ発のフットウエアメーカー、オールバーズ(ALLBIRDS)は、共同創業者のジョーイ・ズウィリンガー(Joey Zwillinger)最高経営責任者(CEO)が退任し、ジョー・ヴァーナチオ(Joe Vernachio)最高執行責任者(COO)がCEOに昇格することを発表した。昨年5月に単独CEOとなったズウィリンガー前CEOは、取締役会メンバーおよび特別顧問として同社に残留する。同社は現在、商品の見直し、米国内の流通と店舗の最適化、海外戦略の見直し、コスト削減に努めているが、客単価の低下や販促費の増大、1型あたりの売り上げ個数減が続き道のりは険しい。

3月12日に報告した同社の2023年度第4四半期決算によると、オールバーズの売上高は前年同期比14.5%減の7200万ドル(約100億円)。純損失は5680万ドル(約84億円)で、通期では売上高は前期比14.7%減の2億5410万ドル(約375億円)、純損失は1億5250万ドル(約224億円)だった。

ヴァーナチオ新CEOは米「WWD」の姉妹メディア「FN(フットウエアニュース)」のインタビューに対し、計画通り改革を進めるとしつつ、改善の兆しはすでに見えていると自信を滲ませる。「この1年間で、我々はビジネスモデルを大幅に改善した。今こそ、顧客とともに勢いを取り戻し、ブランドを成長軌道に乗せる時だ」。

ヴァーナチオ新CEOによるとオールバーズは昨年、在庫状況の改善とコスト削減を実現するとともに、新商品の導入、そして物流の改善に取り組んだという。なお23年5月、同ブランドは、22年8月の8%に続き、従業員を9%削減することを発表していた。

こうした経営改革を踏まえ、24年度は1億9000万〜2億1000万ドル(約281億〜310億円)の売上高を見込んでおり、うちアメリカで1億5000万〜1億6500万ドル(約221億〜244億円)を稼ぐ見通しを発表した。利益率は42〜45%を見込んでいる。

オールバーズにとって1年未満のうちに2度目のCEO交代

同社は、1年経たないうちに再びCEOを交代することになった。前回は、共同創業者で共同CEOであったティム・ブラウン(Tim Brown)が共同創業者兼チーフ・イノベーション・オフィサーに退いている。また、1月にはケリー・オルムステッド(Kelly Olmstead)をブランド・マーケティング担当の副社長からチーフ・マーケティング・オフィサーに、エイドリアン・ナイマン(Adrian Nyman)を新設したチーフ・デザイン・オフィサーに任命するなどの人事を発表していた。

ヴァーナチオ新CEOは、「この1年で首脳陣をアップグレードさせただけでなく、その下には非常に優秀なチームが構えている。ブランドとしての基盤とチーム力は、素晴らしい成功につながると確信している」と語った。

ヴァーナチオ新CEOは21年に最高執行責任者としてオールバーズに入社して以来、在庫の削減や流通の見直しに貢献してきた。23年、同社はヴァーナチオ新CEOの職務をマネージメント、海外戦略、最終的には商品開発まで拡大。入社以前は、アウトドア・アパレルブランド「マウンテンハードウェア(MOUNTAIN HARDWEAR)」の社長を4年間務め、同社の変革と黒字化に貢献した。またVFコーポレーション(VF CORPORATION)では「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」のグローバル製品担当副社長として7年間勤務したほか、「パタゴニア(PATAGONIA)」や「ナイキ(NIKE))、「ルーツ(ROOTS)」「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」、「スパイダー(SPYDER)」など経験豊かだ。

ブランド復活に向けた基本方針

ヴァーナチオ新CEOはズウィリンガー前CEOが描いた成長の柱をさらに強化する。商品に関しては、今後も“ウール・ランナー”のような人気の定番アイテムに焦点を絞り、消費者の共感を思うように得られなかった新モデルからは一旦手を引く。

「今後もブランドを象徴する定番シリーズに軸足を置き、消費者のスタイルや使用シーンに合った商品を絶え間なく生み出していく。また25年には、定番をリニューアルし、季節感あふれるストーリーで、魅力を発信したい」。

流通に関しては、「レイ(REI)」や「ノードストローム(NORDSTROM)」「パブリックランズ(PUBLIC LANDS)」「ハウスオブスポーツ(HOUSE Of SPORTS)」「シールズ(Scheels)」などの小売パートナーは、今後も同社成長にとっては重要だろう。

CEOへの昇格を自身のキャリアにおける 「クライマックス」と表現するヴァーナチオ新CEOは、ブランドの成長の可能性に改めて自信を示す。「変革は今まさに進行中で、やるべきことはまだある。しかし、今日までに実現してきたことには大きな意義がある。当社の前途がとても楽しみだ」。

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オールバーズが1年で2度目のトップ交代 新CEOに聞く再建への道のり

経営再建を目指すサンフランシスコ発のフットウエアメーカー、オールバーズ(ALLBIRDS)は、共同創業者のジョーイ・ズウィリンガー(Joey Zwillinger)最高経営責任者(CEO)が退任し、ジョー・ヴァーナチオ(Joe Vernachio)最高執行責任者(COO)がCEOに昇格することを発表した。昨年5月に単独CEOとなったズウィリンガー前CEOは、取締役会メンバーおよび特別顧問として同社に残留する。同社は現在、商品の見直し、米国内の流通と店舗の最適化、海外戦略の見直し、コスト削減に努めているが、客単価の低下や販促費の増大、1型あたりの売り上げ個数減が続き道のりは険しい。

3月12日に報告した同社の2023年度第4四半期決算によると、オールバーズの売上高は前年同期比14.5%減の7200万ドル(約100億円)。純損失は5680万ドル(約84億円)で、通期では売上高は前期比14.7%減の2億5410万ドル(約375億円)、純損失は1億5250万ドル(約224億円)だった。

ヴァーナチオ新CEOは米「WWD」の姉妹メディア「FN(フットウエアニュース)」のインタビューに対し、計画通り改革を進めるとしつつ、改善の兆しはすでに見えていると自信を滲ませる。「この1年間で、我々はビジネスモデルを大幅に改善した。今こそ、顧客とともに勢いを取り戻し、ブランドを成長軌道に乗せる時だ」。

ヴァーナチオ新CEOによるとオールバーズは昨年、在庫状況の改善とコスト削減を実現するとともに、新商品の導入、そして物流の改善に取り組んだという。なお23年5月、同ブランドは、22年8月の8%に続き、従業員を9%削減することを発表していた。

こうした経営改革を踏まえ、24年度は1億9000万〜2億1000万ドル(約281億〜310億円)の売上高を見込んでおり、うちアメリカで1億5000万〜1億6500万ドル(約221億〜244億円)を稼ぐ見通しを発表した。利益率は42〜45%を見込んでいる。

オールバーズにとって1年未満のうちに2度目のCEO交代

同社は、1年経たないうちに再びCEOを交代することになった。前回は、共同創業者で共同CEOであったティム・ブラウン(Tim Brown)が共同創業者兼チーフ・イノベーション・オフィサーに退いている。また、1月にはケリー・オルムステッド(Kelly Olmstead)をブランド・マーケティング担当の副社長からチーフ・マーケティング・オフィサーに、エイドリアン・ナイマン(Adrian Nyman)を新設したチーフ・デザイン・オフィサーに任命するなどの人事を発表していた。

ヴァーナチオ新CEOは、「この1年で首脳陣をアップグレードさせただけでなく、その下には非常に優秀なチームが構えている。ブランドとしての基盤とチーム力は、素晴らしい成功につながると確信している」と語った。

ヴァーナチオ新CEOは21年に最高執行責任者としてオールバーズに入社して以来、在庫の削減や流通の見直しに貢献してきた。23年、同社はヴァーナチオ新CEOの職務をマネージメント、海外戦略、最終的には商品開発まで拡大。入社以前は、アウトドア・アパレルブランド「マウンテンハードウェア(MOUNTAIN HARDWEAR)」の社長を4年間務め、同社の変革と黒字化に貢献した。またVFコーポレーション(VF CORPORATION)では「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」のグローバル製品担当副社長として7年間勤務したほか、「パタゴニア(PATAGONIA)」や「ナイキ(NIKE))、「ルーツ(ROOTS)」「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」、「スパイダー(SPYDER)」など経験豊かだ。

ブランド復活に向けた基本方針

ヴァーナチオ新CEOはズウィリンガー前CEOが描いた成長の柱をさらに強化する。商品に関しては、今後も“ウール・ランナー”のような人気の定番アイテムに焦点を絞り、消費者の共感を思うように得られなかった新モデルからは一旦手を引く。

「今後もブランドを象徴する定番シリーズに軸足を置き、消費者のスタイルや使用シーンに合った商品を絶え間なく生み出していく。また25年には、定番をリニューアルし、季節感あふれるストーリーで、魅力を発信したい」。

流通に関しては、「レイ(REI)」や「ノードストローム(NORDSTROM)」「パブリックランズ(PUBLIC LANDS)」「ハウスオブスポーツ(HOUSE Of SPORTS)」「シールズ(Scheels)」などの小売パートナーは、今後も同社成長にとっては重要だろう。

CEOへの昇格を自身のキャリアにおける 「クライマックス」と表現するヴァーナチオ新CEOは、ブランドの成長の可能性に改めて自信を示す。「変革は今まさに進行中で、やるべきことはまだある。しかし、今日までに実現してきたことには大きな意義がある。当社の前途がとても楽しみだ」。

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“クワイエット・ラグジュアリー”の次は?(2024年3月11日号)

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2024年3月11日号からの抜粋です)

木村:2024-25年秋冬のミラノコレでは“クワイエット・ラグジュアリー”の次を探そうと頑張りましたが、難しかったです……。アイテムは引き続きテーラード、色もあまり変化がなかったです。

村上:革新的な提案はなかったですね。でも“クワイエット・ラグジュアリー”で装飾を減らし、服をゼロ地点に戻した動きから次のフェーズを見つけていこうというムードはありましたよね。私は「ジル サンダー(JIL SANDER)」や「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」に代表される“心地よい服”“優しい気持ちになれる服”の流れが気になりました。

木村:そうですね。確かに「ジル サンダー」には次の方向性を感じました。同じ流れは「マックスマーラ(MAX MARA)」にも漂っています。色や柄では主張しない、着る人が一番きれいに見える服。でも時には強めのシルエットで女性をエンパワーメント。「タフな時代の逆風に負けない。でも優しさも忘れない」というメッセージを受け止めました。

村上:「プラダ(PRADA)」「ミュウミュウ(MIU MIU)」の影響力も引き続き。個人的には「グッチ(GUCCI)」がめちゃくちゃよかったです。賛否両論だった前回のシンプルなデビューコレクションをブラッシュアップしたような「全然変わらない」内容で。細部にこだわった、いいものを作っている感じも終始一貫。観客のテンションが前のシーズンよりも明らかに高くて、フィナーレでの拍手も大きかったです。「洋服ってまだまだよくなれる」と感じたし、そんなメッセージを発するサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)への理解が進んでいます。

「ディーゼル」の自由なショーを満喫

木村:私は「ディーゼル(DIESEL)」のショーが楽しかったです。一般の人がランウエイ上のスクリーンにたくさん映っていて。1000人のブランドファンと一緒にショーを楽しもうというユニークな企画でした。映っている人たちはショーを見るよりも、画面越しにいかに自分をアピールするかに専念していて。被り物をしたり、宇宙人に扮したり、ものすごく多様で、自由。さすが「ディーゼル」でした。

村上:「ディーゼル」のコミュニティーがよく分かって、面白かったね。「“クワイエット・ラグジュアリー”なんて、何言ってるの?みんなもっと自己主張しちゃいなよ!」という感じ。そんな自分自身が大好きな人たちにブランドが支持されているのが垣間見え、コミュニティーと一緒にブランドの世界観を楽しむという今っぽさを感じましたね。

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“クワイエット・ラグジュアリー”の次は?(2024年3月11日号)

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2024年3月11日号からの抜粋です)

木村:2024-25年秋冬のミラノコレでは“クワイエット・ラグジュアリー”の次を探そうと頑張りましたが、難しかったです……。アイテムは引き続きテーラード、色もあまり変化がなかったです。

村上:革新的な提案はなかったですね。でも“クワイエット・ラグジュアリー”で装飾を減らし、服をゼロ地点に戻した動きから次のフェーズを見つけていこうというムードはありましたよね。私は「ジル サンダー(JIL SANDER)」や「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」に代表される“心地よい服”“優しい気持ちになれる服”の流れが気になりました。

木村:そうですね。確かに「ジル サンダー」には次の方向性を感じました。同じ流れは「マックスマーラ(MAX MARA)」にも漂っています。色や柄では主張しない、着る人が一番きれいに見える服。でも時には強めのシルエットで女性をエンパワーメント。「タフな時代の逆風に負けない。でも優しさも忘れない」というメッセージを受け止めました。

村上:「プラダ(PRADA)」「ミュウミュウ(MIU MIU)」の影響力も引き続き。個人的には「グッチ(GUCCI)」がめちゃくちゃよかったです。賛否両論だった前回のシンプルなデビューコレクションをブラッシュアップしたような「全然変わらない」内容で。細部にこだわった、いいものを作っている感じも終始一貫。観客のテンションが前のシーズンよりも明らかに高くて、フィナーレでの拍手も大きかったです。「洋服ってまだまだよくなれる」と感じたし、そんなメッセージを発するサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)への理解が進んでいます。

「ディーゼル」の自由なショーを満喫

木村:私は「ディーゼル(DIESEL)」のショーが楽しかったです。一般の人がランウエイ上のスクリーンにたくさん映っていて。1000人のブランドファンと一緒にショーを楽しもうというユニークな企画でした。映っている人たちはショーを見るよりも、画面越しにいかに自分をアピールするかに専念していて。被り物をしたり、宇宙人に扮したり、ものすごく多様で、自由。さすが「ディーゼル」でした。

村上:「ディーゼル」のコミュニティーがよく分かって、面白かったね。「“クワイエット・ラグジュアリー”なんて、何言ってるの?みんなもっと自己主張しちゃいなよ!」という感じ。そんな自分自身が大好きな人たちにブランドが支持されているのが垣間見え、コミュニティーと一緒にブランドの世界観を楽しむという今っぽさを感じましたね。

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渡辺翔太がコスメを初プロデュース アルビオン“フラルネ”とフレッシュベリーの香りのリップクリームを商品化

アルビオンのスキンケアシリーズ“フラルネ(FLARUNE)”は4月1日、ブランドアンバサダーを務める渡辺翔太とコラボレーションしたリップクリーム“リップバー S”(限定、2750円)を数量限定で発売する。それに合わせ、ブランド特設サイトでは渡辺が同商品へのこだわりを語ったムービーを3月22日に公開する。

今回の限定品は、既存のリップクリーム“リップバー”(2750円)にシアバターやムルムルバター、ミツロウの3つのトリートメント成分をプラスし、保湿力をアップさせた。ジューシーな中にも大人っぽさを加えたフレッシュベリーの香り、印象的なパープルピンクをベースにシルバーロゴを施したパッケージなど、随所に渡辺のこだわりを凝縮。リップクリームにこだわりを持つ渡辺の「リアルに欲しい!」アイテムを、ブランドと共に商品化した。

渡辺翔太は1992年11月5日生まれの東京都出身で、9人組男性アイドルグループSnow Man(スノーマン)のメンバーだ。3月14日に“フラルネ”アンバサダーの続投を発表し、2シーズン目の契約を結んだ。現在は「ありのまま美白。」をキャッチコピーに、ブライトラインを訴求した渡辺のシーズンムービーを公開している。

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