「マイケル・コース」親会社が創業者の後継探し否定 米「WWD」の「準備中」報道受けて

「マイケル・コース(MICAEL KORS)」の親会社カプリ・ホールディングス(CAPRI HOLDINGS以下、カプリ)のジョン・アイドル(John Idol)会長兼最高経営責任者(CEO)は3月20日(アメリカ時間)、同ブランドのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるマイケル・コースの後継者探しが検討されているという米「WWD」の報道をはっきりと否定した。米「WWD」は同日、ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)の退任に関する記事の中で、「『マイケル・コース』も少しずつ創業デザイナーの退任に向けて準備を進めている。現在64歳のマイケルに最近、後任探しを伝えたところだ。同ブランドのからのコメントは得られていない」と記載している。

アイドルCEOは声明の中で、「マイケル・コースは、彼の名を冠した会社のチーフ・クリエイティブ・オフィサーであり、今後もそうあり続ける。彼のビジョンは私たちの成功に不可欠で、これに反する情報はいかなるものも誤報だ」と述べた。また米「WWD」が入手したカプリの社員に向けた発表の中でも「報道は事実ではない。マイケルは引き続き、熱意をもって当社のクリエイティブなビジョンをリードする」としている。

米「WWD」記事は、事前に計画されてきたドリス・ヴァン・ノッテンの引退を踏まえ、業界のデザイナー交代が突然の退任から、ビジョンに基づく長期的な戦略へと変化し始めていることに焦点を当てたものだった。「ドリス ヴァン ノッテン」が18年にスペイン企業のプーチ(PUIG)に買収された際、ドリスは今後5年ブランドに残る意向を伝えていた。なおドリスの同ブランドでの最後のショーは、6月にパリで発表するメンズの25年春夏コレクションで、ウィメンズの25年春夏コレクションはデザインチームが担当する。後任も然るべき時期に発表する予定としている。

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アダストリアが「アロハテーブル」のゼットンを100%子会社化

「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」「ニコアンド(NIKO AND…)」などを運営するアダストリアは6月1日付で、ハワイアンカフェ「アロハテーブル(ALOHA TABLE)」などを運営する飲食企業ゼットンを100%子会社化する。これに伴いゼットンは5月30日付で、名古屋証券取引所ネクスト市場から上場廃止となる。

アダストリアとゼットンは2021年12月に資本業務提携契約を締結し、22年2月にかけて実施された第三者割当増資と公開買い付けを経て、アダストリアはゼットンの発行済株式の51%を保有、連結子会社化していた

「ゼットンが属す外食産業では急激な物価上昇や慢性的な労働力不足、IT活用の遅れなどが引き続き課題になっている」「外食産業に対する金融機関の融資姿勢は引き続き慎重」(発表資料から)であることから、アダストリアによる完全子会社化で、スピーディーな経営判断を実現する。アダストリアグループの持つ「商品開発やマーケティングのノウハウ、人材、資金力、国内外のネットワークなどの経営資源をより一層活用する」(同)考え。

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【スナップ】2024-25秋冬パリコレ・ストリートスナップ 全432枚を全部見せ!

現地時間2月26日〜3月5日の9日間にわたって2024-25年秋冬パリ・ファッション・ウイークが開催された。今季はおよそ100ブランドが参加し、「アンダーカバー(UNDERCOVER)」や「サカイ(SACAI)」、「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」など、日常着を再解釈する提案が目立った。「クロエ(CHLOE)」や「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」の新クリエイティブ・ディレクターによるデビューショーも話題の一つ。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」はニコラ・ジェスキエール=アーティスティック・ディレクターの就任10周年を記念した大規模なショーを開催し、ランウエイにはStray kidsのフィリックスが登場した。

話題に絶えない今季のパリコレには、世界中からさまざまなスタイルのゲストが来場しファッションウイークを盛り上げた。トレンドのクワイエット・ラグジュアリーや肌見せはもちろん、クラシックでドレッシーな装いからY2Kなストリートカジュアルまで、パリの街に集ったファッショニスタたちを全432枚のストリートスナップでお届けする。

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【2024年夏コスメ】「RMK」から保湿液とフィックスミスト ジェルが肌をクールダウン

「RMK」は6月7日、保湿液“モイストチャージ クーリングジェル”(150mL、4180円)と清涼感あふれるフィックスミスト“コンディショニング フィックスミスト クール”(50mL、3300円)を発売する。

数量限定販売の“モイストチャージ クーリングジェル”は、ひんやりジェルが肌に素早く潤いを与え、ぷるんとした肌に導く保湿液。みずみずしく清涼感あふれるテクスチャーで、夏の肌をひんやり心地よくクールダウンする。“コンディショニング フィックスミスト クール”は、きめ細かな霧がメイクと肌を密着させてメイクくずれを防ぎながら、過酷な環境で過ごす夏の肌をケアする。2商品共通の爽快感を感じるフローズンミント&ペアーの香りが、夏にも心地よいスキンケアタイムを演出する。

同ブランドは、既存商品の“Wトリートメントオイル”(50mL、4400円)、UVフェイスプロテクター アドバンスド[SPF50+・PA++++](60g、3850円)とのセット使いも推奨している。

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【2024年夏コスメ】「RMK」から保湿液とフィックスミスト ジェルが肌をクールダウン

「RMK」は6月7日、保湿液“モイストチャージ クーリングジェル”(150mL、4180円)と清涼感あふれるフィックスミスト“コンディショニング フィックスミスト クール”(50mL、3300円)を発売する。

数量限定販売の“モイストチャージ クーリングジェル”は、ひんやりジェルが肌に素早く潤いを与え、ぷるんとした肌に導く保湿液。みずみずしく清涼感あふれるテクスチャーで、夏の肌をひんやり心地よくクールダウンする。“コンディショニング フィックスミスト クール”は、きめ細かな霧がメイクと肌を密着させてメイクくずれを防ぎながら、過酷な環境で過ごす夏の肌をケアする。2商品共通の爽快感を感じるフローズンミント&ペアーの香りが、夏にも心地よいスキンケアタイムを演出する。

同ブランドは、既存商品の“Wトリートメントオイル”(50mL、4400円)、UVフェイスプロテクター アドバンスド[SPF50+・PA++++](60g、3850円)とのセット使いも推奨している。

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パリコレでファッションの未来を実験し続ける「ユイマ ナカザト」 ドキュメンタリー映画が公開

PROFILE: 中里唯馬/「ユイマ ナカザト」デザイナー

中里唯馬/「ユイマ ナカザト」デザイナー
PROFILE: (ゆいま・なかざと)2008年にベルギー・アントワープ王立芸術アカデミーを卒業し、09年自身の名を冠したブランド「ユイマ ナカザト」を設立。翌年7月、日本人では森英恵以来2人目となるパリ・オートクチュールコレクションの公式ゲストデザイナーに選ばれ、継続的にパリで作品を発表。数々の世界で活躍するアーティストともコラボレーションする。近年は、オランダ出身の気鋭振付家ナニーヌ・リニング(Nanine Linning)によるボストン・バレエ団の新作バレエ「ラ・メール(LaMer)」の衣装デザインを手がける。また日本人デザイナーとしては初となるフランスでのソロエキシビションも発表する PHOTO:YOW TAKAHASHI

「ユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)」を手掛けるオートクチュールデザイナー中里唯馬に密着したドキュメンタリー映画「燃えるドレスを紡いで」が、ケイズシネマ(K’s cinema)、シネクイントほかで全国で順次公開中だ。関根光才監督が手掛けた本作品は、中里デザイナーが「生み出された衣服はどこに行くのか」という問いの答えを探しに衣服の最終到達点といわれるケニアを訪れ、大量の廃棄衣類の現場や現地の人々との対話を通して得たインスピレーションを元にコレクションを制作し、パリ・ファッション・ウイークで発表するまでの1年間に密着している。

これまでも既存の価値観に疑いの眼差しをむけ実験的なアプローチで新たな美を生み出すことに挑戦してきた中里デザイナーにとって、持続可能な服作りは探求し続けているテーマだ。ケニア滞在を通じてどんな突破口が見えたのか、また映画という表現手段で何を伝えようとしたのか中里デザイナーに聞いた。

作品を通して問いを投げかけたい

WWDJAPAN(以下、WWD):今回ドキュメンタリー映画に製作過程を収めようと思った理由は?

中里唯馬(以下、中里):ファッションショーは閉ざされた場で、メッセージを届けられる人がどうしても限られてしまう。特にサステナビリティや衣服を取り巻く環境は、業界内の人々だけではなく衣服を着る全ての人に伝えたい。そこで映画という表現方法で伝えようと考えた。

WWD:映画を通して伝えたいメッセージは?

中里:生きていく上で欠かせない衣服は、多くの人にとって当たり前の存在であまり意識せずに日々触れているものだと思う。でも店頭に並ぶ商品を購入して着る以外に、実は周辺にはたくさんの世界がある。関根光才監督の手腕でもあるが、本作品ではケニアの悲惨な状況を告発するというよりも、その現状を緩やかに知ってもらい明確な答えは提示せずに問いを投げかけることに着地している。観た人が自分の中で答えを考え、意識を変えるきっかけになってほしい。

「もうこれ以上服はいらない」という切実な思いと対峙して見えたもの

WWD:映画の中で投げかけられる問いの一つが、「服作りとどう向き合うか?」だった。ケニア滞在を通して見えた中里さん自身の答えは?

中里:ケニア滞在後に一番大きく変わったのは、今この時代にどんなメッセージを発信すべきなのかを一度立ち止まって考え直す意識だろう。ケニアに行く以前から、果たしてデザインは一体何ができるだろうという問いはずっと頭の中にあった。もちろんベターな素材を選択することも1つだが、それ以上にデザイナーにできることはインスピレーションを届けること。「もうこれ以上服はいらない」と思っている人たちと現地で対面して、作り手として言葉に詰まった。でも、人間が表現したり、モノを生み出したりすること自体を否定してしまったら存在意義すら無くなってしまうのではないかと思う。表現の全てを否定するのではなく部分的に調整していくことがこれから先のサステナブルファッションの現実的な進め方なのだろう。

WWD:ファッション産業にさまざまなレイヤーがある中で、実際に日本の作り手はケニアの現状を自分ごととして捉えられない人が多いのでは。

中里:同じ衣服でもいろんなカテゴリーがあるのは事実だが、私は全てグラーデーションのようにつながっていると考える。例えばF1レースで生まれた技術が、10年後に乗用車に反映されているように、オートクチュールも日々の暮らしを支える衣服といろいろな形でつながっている。だから受注生産で環境負荷が低いから自由にやっていいというわけではない。作る上での責任はみんなにある。だからこそ、発表する前に立ち止まって自分に疑いの目を向けるアクションが重要だ。

WWD:同じファッションの作り手にはどんなことを伝えたい?

中里:私は未来のデザイナーを育成・支援するファッションアワード「ファッション フロンティア プログラム(FASHION FRONTIER PROGRAM)」も主催しているが、そこでは既存の型にハマらずに軽やかに社会に目を向けながらデザインを起こす人たちがたくさんいて、自分も刺激を受けている。なかなか周りのデザイナーがどのように服を作っているのか知る機会が少ない中で、何か刺激を受け取ってもらえたらいい。

0以下の価値の服から美しさを生み出せるか

WWD:オートクチュールという美の世界の中で、古着を素材に用いることは大きな挑戦だったのでは?

中里:非常に安価に生産された作りをしているものが不要になりケニアにたどり着く。その時点で価値はもう0以下の服をさまざまに加工して、最も高価な服を発表する場で人々に心から美しいと思ってもらえるかは、私にとっては実験だった。目の前に落ちていたら何も感情が沸かないかもしれないものに対して、デザイナーが手を加えて料理することで美しさを生み出せたら、それは技術や素材の進化以上に大きな変革になる。人々の感情を動かすことはデザイナーの役割としてとても重要で、感情が動けば技術も後から付いてくるはずだ。

WWD:2023年春夏コレクションと23-24年秋冬シーズンと2シーズンかけてケニアを題材にしたコレクションを発表した。発表後は人々の感情を動かせた手応えはあった?

中里:1番最初に発表した時には、フランスの「ル・モンド」紙がかなり大きく取り上げくれた。これまでオートクチュールを10回以上発表してきた中で、あれほど大きく掲載してくれたことはなかったし、想像以上の反響だった。

WWD:コレクションではエプソンの「ドライファイバーテクノロジー」を用いて、ケニアの古着を材料にした不織布を使用したが、製作上の課題は?

中里:不織布は正直そのままでは埃の塊のように見えてしまう。これをどうしたら美しいものにできるかは本当に大きな挑戦だった。今回のコレクションでは、不織布の上でプリント加工して深みのある色を出したり、しっとりした質感にして高級感を出したりといった試行錯誤を繰り返した。しかし、実際にはまだ耐久性に課題があり販売はできていない。今もエプソンとは継続して協業し、少しずつ改良を重ねている。

WWD:古着を服に戻す必要はないのではないかという意見もある。

中里:私は服に戻すかどうかよりも、価値を向上できるか否かの方が重要だと思っている。もう一度価値を感じられるところまで高められるかどうかに、ファッションの未来、希望がかかっている。感情を動かすためにはストーリーが重要。もちろん、わざわざケニアから古着を移動させるのにかかる環境負荷はどうなんだ、という意見があるかもしれないが、ケニアからパリに持っていくその過程、ストーリーに情緒的なものを感じてもらうヒントがあると思っている。

パリコレはファッションの歴史にページを足せるチャンス

WWD:オトクチュールは、デザイナーのメッセージを支持するパトロンがいて成り立つ。中里さんが考える革新をどんな人に着て、世界に伝えてほしいと思う?

中里:普段「ユイマ ナカザト」を選んでくれるのは、表現者や研究者。例えば慶応義塾大学医学部教授の宮田裕章さんのように、社会に対して特殊な眼差しを持っている人が多い。そういう人は大勢はいないかもしれないが、そういう人たち一人一人に服を届けられている状態は心地よい。宮田さんは「ユイマ ナカザト」を着ることで、男性が装飾をまとうこれまで社会であまりみられなかった現象を体現してくれている人だ。特に最近は、アジアの男性セレブがレッドカーペットの衣装に選んでくれていることもうれしい。

WWD:今後もパリでの発表を続ける?

中里:もちろん葛藤もある。ただパリには過去のデザイナーたちが積み上げてきた歴史があり、半年ごとにその1ページが更新されている。あの場所で自分がもう1ページ何かを付け足すことができるのは1つのモチベーションだ。過去の偉大なデザイナーたちは、ファッションの力で社会や価値観を変えてきた。彼らが裏付けてきたファッションの変革する力に勇気づけられるし、自分もいつかそういうことしたいと思う。今は半年に一度投げかけるチャンスがあると捉えている。

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パリコレでファッションの未来を実験し続ける「ユイマ ナカザト」 ドキュメンタリー映画が公開

PROFILE: 中里唯馬/「ユイマ ナカザト」デザイナー

中里唯馬/「ユイマ ナカザト」デザイナー
PROFILE: (ゆいま・なかざと)2008年にベルギー・アントワープ王立芸術アカデミーを卒業し、09年自身の名を冠したブランド「ユイマ ナカザト」を設立。翌年7月、日本人では森英恵以来2人目となるパリ・オートクチュールコレクションの公式ゲストデザイナーに選ばれ、継続的にパリで作品を発表。数々の世界で活躍するアーティストともコラボレーションする。近年は、オランダ出身の気鋭振付家ナニーヌ・リニング(Nanine Linning)によるボストン・バレエ団の新作バレエ「ラ・メール(LaMer)」の衣装デザインを手がける。また日本人デザイナーとしては初となるフランスでのソロエキシビションも発表する PHOTO:YOW TAKAHASHI

「ユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)」を手掛けるオートクチュールデザイナー中里唯馬に密着したドキュメンタリー映画「燃えるドレスを紡いで」が、ケイズシネマ(K’s cinema)、シネクイントほかで全国で順次公開中だ。関根光才監督が手掛けた本作品は、中里デザイナーが「生み出された衣服はどこに行くのか」という問いの答えを探しに衣服の最終到達点といわれるケニアを訪れ、大量の廃棄衣類の現場や現地の人々との対話を通して得たインスピレーションを元にコレクションを制作し、パリ・ファッション・ウイークで発表するまでの1年間に密着している。

これまでも既存の価値観に疑いの眼差しをむけ実験的なアプローチで新たな美を生み出すことに挑戦してきた中里デザイナーにとって、持続可能な服作りは探求し続けているテーマだ。ケニア滞在を通じてどんな突破口が見えたのか、また映画という表現手段で何を伝えようとしたのか中里デザイナーに聞いた。

作品を通して問いを投げかけたい

WWDJAPAN(以下、WWD):今回ドキュメンタリー映画に製作過程を収めようと思った理由は?

中里唯馬(以下、中里):ファッションショーは閉ざされた場で、メッセージを届けられる人がどうしても限られてしまう。特にサステナビリティや衣服を取り巻く環境は、業界内の人々だけではなく衣服を着る全ての人に伝えたい。そこで映画という表現方法で伝えようと考えた。

WWD:映画を通して伝えたいメッセージは?

中里:生きていく上で欠かせない衣服は、多くの人にとって当たり前の存在であまり意識せずに日々触れているものだと思う。でも店頭に並ぶ商品を購入して着る以外に、実は周辺にはたくさんの世界がある。関根光才監督の手腕でもあるが、本作品ではケニアの悲惨な状況を告発するというよりも、その現状を緩やかに知ってもらい明確な答えは提示せずに問いを投げかけることに着地している。観た人が自分の中で答えを考え、意識を変えるきっかけになってほしい。

「もうこれ以上服はいらない」という切実な思いと対峙して見えたもの

WWD:映画の中で投げかけられる問いの一つが、「服作りとどう向き合うか?」だった。ケニア滞在を通して見えた中里さん自身の答えは?

中里:ケニア滞在後に一番大きく変わったのは、今この時代にどんなメッセージを発信すべきなのかを一度立ち止まって考え直す意識だろう。ケニアに行く以前から、果たしてデザインは一体何ができるだろうという問いはずっと頭の中にあった。もちろんベターな素材を選択することも1つだが、それ以上にデザイナーにできることはインスピレーションを届けること。「もうこれ以上服はいらない」と思っている人たちと現地で対面して、作り手として言葉に詰まった。でも、人間が表現したり、モノを生み出したりすること自体を否定してしまったら存在意義すら無くなってしまうのではないかと思う。表現の全てを否定するのではなく部分的に調整していくことがこれから先のサステナブルファッションの現実的な進め方なのだろう。

WWD:ファッション産業にさまざまなレイヤーがある中で、実際に日本の作り手はケニアの現状を自分ごととして捉えられない人が多いのでは。

中里:同じ衣服でもいろんなカテゴリーがあるのは事実だが、私は全てグラーデーションのようにつながっていると考える。例えばF1レースで生まれた技術が、10年後に乗用車に反映されているように、オートクチュールも日々の暮らしを支える衣服といろいろな形でつながっている。だから受注生産で環境負荷が低いから自由にやっていいというわけではない。作る上での責任はみんなにある。だからこそ、発表する前に立ち止まって自分に疑いの目を向けるアクションが重要だ。

WWD:同じファッションの作り手にはどんなことを伝えたい?

中里:私は未来のデザイナーを育成・支援するファッションアワード「ファッション フロンティア プログラム(FASHION FRONTIER PROGRAM)」も主催しているが、そこでは既存の型にハマらずに軽やかに社会に目を向けながらデザインを起こす人たちがたくさんいて、自分も刺激を受けている。なかなか周りのデザイナーがどのように服を作っているのか知る機会が少ない中で、何か刺激を受け取ってもらえたらいい。

0以下の価値の服から美しさを生み出せるか

WWD:オートクチュールという美の世界の中で、古着を素材に用いることは大きな挑戦だったのでは?

中里:非常に安価に生産された作りをしているものが不要になりケニアにたどり着く。その時点で価値はもう0以下の服をさまざまに加工して、最も高価な服を発表する場で人々に心から美しいと思ってもらえるかは、私にとっては実験だった。目の前に落ちていたら何も感情が沸かないかもしれないものに対して、デザイナーが手を加えて料理することで美しさを生み出せたら、それは技術や素材の進化以上に大きな変革になる。人々の感情を動かすことはデザイナーの役割としてとても重要で、感情が動けば技術も後から付いてくるはずだ。

WWD:2023年春夏コレクションと23-24年秋冬シーズンと2シーズンかけてケニアを題材にしたコレクションを発表した。発表後は人々の感情を動かせた手応えはあった?

中里:1番最初に発表した時には、フランスの「ル・モンド」紙がかなり大きく取り上げくれた。これまでオートクチュールを10回以上発表してきた中で、あれほど大きく掲載してくれたことはなかったし、想像以上の反響だった。

WWD:コレクションではエプソンの「ドライファイバーテクノロジー」を用いて、ケニアの古着を材料にした不織布を使用したが、製作上の課題は?

中里:不織布は正直そのままでは埃の塊のように見えてしまう。これをどうしたら美しいものにできるかは本当に大きな挑戦だった。今回のコレクションでは、不織布の上でプリント加工して深みのある色を出したり、しっとりした質感にして高級感を出したりといった試行錯誤を繰り返した。しかし、実際にはまだ耐久性に課題があり販売はできていない。今もエプソンとは継続して協業し、少しずつ改良を重ねている。

WWD:古着を服に戻す必要はないのではないかという意見もある。

中里:私は服に戻すかどうかよりも、価値を向上できるか否かの方が重要だと思っている。もう一度価値を感じられるところまで高められるかどうかに、ファッションの未来、希望がかかっている。感情を動かすためにはストーリーが重要。もちろん、わざわざケニアから古着を移動させるのにかかる環境負荷はどうなんだ、という意見があるかもしれないが、ケニアからパリに持っていくその過程、ストーリーに情緒的なものを感じてもらうヒントがあると思っている。

パリコレはファッションの歴史にページを足せるチャンス

WWD:オトクチュールは、デザイナーのメッセージを支持するパトロンがいて成り立つ。中里さんが考える革新をどんな人に着て、世界に伝えてほしいと思う?

中里:普段「ユイマ ナカザト」を選んでくれるのは、表現者や研究者。例えば慶応義塾大学医学部教授の宮田裕章さんのように、社会に対して特殊な眼差しを持っている人が多い。そういう人は大勢はいないかもしれないが、そういう人たち一人一人に服を届けられている状態は心地よい。宮田さんは「ユイマ ナカザト」を着ることで、男性が装飾をまとうこれまで社会であまりみられなかった現象を体現してくれている人だ。特に最近は、アジアの男性セレブがレッドカーペットの衣装に選んでくれていることもうれしい。

WWD:今後もパリでの発表を続ける?

中里:もちろん葛藤もある。ただパリには過去のデザイナーたちが積み上げてきた歴史があり、半年ごとにその1ページが更新されている。あの場所で自分がもう1ページ何かを付け足すことができるのは1つのモチベーションだ。過去の偉大なデザイナーたちは、ファッションの力で社会や価値観を変えてきた。彼らが裏付けてきたファッションの変革する力に勇気づけられるし、自分もいつかそういうことしたいと思う。今は半年に一度投げかけるチャンスがあると捉えている。

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「ディセンシア」が敏感肌用の日やけ止め美容液発売 UVカット力最高値で肌への優しさ追求

敏感肌ブランドの「ディセンシア(DECENCIA)」は3月28日、日焼け止め美容液“ディセンシア フローレス UVプロテクター”(40g、5500円)を発売する。敏感肌の人は高いSPF、PA値の商品を使うと肌が赤くなったりかゆくなったりする経験が多いことから、酷暑による肌不調や強烈な紫外線などから肌を守るさまざまな工夫を取り入れている。

同ブランドは多量の強い紫外線を浴びてしまう現代の日本の夏に起こる肌ダメージを「酷暑ヤケ」と名付け、酷暑ヤケが肌の不調感を長引かせ、肌をバテさせる要因になることに着目し研究。厳選した紫外線吸収剤を配合して国内最高峰のUVカット基準を満たしつつ、敏感肌を考慮した処方設計を両立させた。

独自処方のフローレス フォーミュラによりテクスチャーを軽くして肌への負担を減らし、イリス根エキスやセラミドカプセルなどを酷暑ヤケをケアする成分も新配合。肌表面を平滑に整えるスムーザー効果により、その後のメイクの仕上りもアップさせる。

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2024-25年秋冬ロンドン海外バイヤー評 “クワイエット・ラグジュアリー”から脱却

2024-25年秋冬ロンドン・コレクションで海外の有力バイヤーの視線を集めたのは、「英国スタイル」と「フェイクファー」「フルスカート」。ここ数シーズン席巻した“クワイエット・ラグジュアリー”は継続することなく、イギリスのライフスタイルやカルチャーを回帰するアイデアやテクニックが織り込まれた。ブランドの伝統を重んじるダニエル・リー(Daniel Lee)による「バーバリー(BURBERRY)」のアウターウエアや「JW アンダーソン(JW ANDERSON)」のニットのバリエーション、「ロクサンダ(ROKSANDA)」を筆頭とするバリエーション豊富な色彩は、ロンドンのトレンドになりそうだ。

ハロッズ(HARRODS)

サイモン・ロングランド(Simon Longland)=ファッション部門バイイング・ディレクター

良かったブランド:「アーデム(ERDEM)」のコレクションは力強く、オペラ歌手、マリア・カラス(Maria Callas)からのインスピレーションが随所に感じられた。美しいドレスのバリエーションに加え、ニットウエアも注目したい。また、ツイードにデザインを施したトータルルックやフェザーで縁取ったセットアップなどのコーディネート提案は、シーン問わず対応でき、すぐにでも人気が出そうだ。

「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」の力強いコレクションは、ドラマチックな会場の雰囲気と相まって、感動した。フェイクファーのトリミングからシアーなスカートやケープまで、彼女が新しい形に楽しんで取り組んだことは見ているだけで楽しい気分になった。目新しい砂時計シルエットは、ここ数シーズンのトレンドに上がるスーパーフェミニンなスタイルをさらに盛り上げるだろう。

「バーバリー」は、当初から探求しているアウトドアをテーマにしていて、店頭に並ぶアイテムと同じ。ソフトなニュートラルカラーやアースグリーン、ブラックに加えたポップなレッドのカラーパレットは「バーバリー」らしいセレクション。アウターが主役となった今シーズンは、クロップド丈のボマージャケットやワックス仕上げのパーカ、レザーのトレンチコート、シアリングジャケットなどが素晴らしい。キルトや、キルトにインスパイアされたデザインも随所に見られた。

注目したいトレンド:「バーバリー」や「エミリア ウィックステッド(EMILIA WICKSTEAD)」「シモーン ロシャ」がアウターなどのポイントにしたフェイクファー。「JW アンダーソン」が提案したさまざまな形やフィット感のニットウエア。

マストハブなアイテム:「16アーリントン(16ARLINGTON)」のシルバーのテンセル生地のマキシスカート。「アーデム」のニットのスカーフセット。「バーバリー」のクラシックなトレンチやボマージャケット、シアリングジャケットは来シーズンのマストアイテムになるだろう。

ネッタポルテ(NET-A-PORTER)

リビー・ペイジ(Libby Page)=マーケット・ディレクター

良かったブランド:「アーデム」。ニューヨーク・コレクションで多かったエレガンスのトレンドをけん引。

注目したいトレンド:「アーデム」や「モリー ゴダード(MOLLY GODDARD)」が提案した“オックスブラッド(Oxblood)”の色。「エミリア ウィックステッド」や「JW アンダーソン」によるプレッピーな“グラニー・シック”のアプローチは気に入った。

マストハブなアイテム:「JW アンダーソン」の透かし編みのニットセット。

注目の新進ブランド:「トル コーカー(TOLU COKER)」。イギリス系ナイジェリア人デザイナー、トル・コーカー(Tolu Cocker)によるアフリカンテイストのエネルギッシュなコレクション。

ブラウンズ(BROWNS)

ヘザー・グラムストン(Heather Gramston)=バイイング部門シニアヘッド

良かったブランド:「16アーリントン」「JW アンダーソン」「シモーン ロシャ」。

注目したいトレンド:“クワイエット・ラグジュアリー”から脱却し、チャンキーな冬の定番アイテムとともにセクシーな着こなしへと移行している。

マストハブなアイテム:「JW アンダーソン」の卓越された技術のストライプ柄ニットとシアリングブーツ。「16アーリントン」のレザーメタリックのカーゴパンツ。

ハーヴェイ・ニコルズ(HARVEY NICHOLS)

ローラ・ラーバレスティア(Laura Larbalestier)=ファッション・ディレクター

注目したいトレンド:英国らしさを感じるインスピレーション源。「アーデム」のマリア・カラス、「16アーリントン」のモンスターとマドンナ(Madonna)、「シモーン ロシャ」のビクトリア女王の喪服、「ジェイ ダブリュー アンダーソン」の比喩や型への探求。

マストハブなアイテム:「シモーン ロシャ」のバラクラバ、「アーデム」のロンググローブ、「JW アンダーソン」のトレンチトップ。

ニーマン・マーカス(NEIMAN MARCUS)

ジョディ・カーン(Jodi Kahn)=ラグジュアリーファッション部門バイス・プレジデント

良かったブランド:「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」のクチュールを発表したばかりの「シモーン ロシャ」。コレクションのメーンテーマにあった彫刻のようなシルエットを生み出すコルセットには、テーラリングの技術が存分に発揮され、彼女の新境地が伺えた。シアーで美しい装飾が施されたドレスやスカートは、テーラリングとは対照的にソフトな印象だった。

「アーデム」のグラマラスな色彩やテクスチャー、シルエットのバリエーションには、また感心した。目を見張るようなフェザーコートから、宝石で縁取られたイブニングパジャマまで、どのアイテムもタイムレスな魅力に溢れていた。

注目したいトレンド:ロンドンのランウエイでさまざまな色彩を見ることができて、私たちはとてもうれしかった。「バーバリー」や「モリー ゴダード」「アーデム」「JW アンダーソン」による深い赤のガーネットやバーガンディ、明るい黄緑のシャルトルーズグリーンの豊かな色合い。「シモーン ロシャ」や「16アーリントン」では、チュールやシフォン、ニットといった透け感のある素材の使い方が目を引いた。全体的には、フェザーやファーが立体感を加え、ワインレッドは引き続きキーカラーになりそうだ。

マストハブなアイテム:「バーバリー」のアウター。ブランドの必需品であるが、ダニエル・リーにより確固たるものにした。シティからゲレンデまで、ブランドを象徴するデザインがそろった。特に、アイボリーのシアリングコートやチェック柄のダッフルコート、レザーのロングトレンチなどは注目。

注目の新進ブランド:「コナー アイブス(CONNER IVES)」と23年度「LVMHプライズ」セミファイナリストに選ばれた「アーロン エッシュ」(AERON ESH)」。

ノードストローム(NORDSTROM)

リッキー・デ・ソーレ(Rickie De Sole)=ウィメンズ・ファッション・ディレクター

良かったブランド:「JW アンダーソン」「アーデム」「シモーン ロシャ」「モリー ゴダード」「バーバリー」。

注目したいトレンド:けばだった質感がそこかしこに見られた。手触りのよいシアリング、風通しのよいフェザー、そしてループ状の糸がスタイリングの主役だ。「シモーン ロシャ」や「ノウルズ(KNWLS)」のレースアップのコルセットのディテールをあしらったランジェリーやインナー、「アーデム」の見せるブラやスリップスカートは、コレクション全体にセクシーなアクセントを加えた。

アウターはミックスアレンジされたトレンチコート、ボリュームのあるダッフル、オーバーサイズのツイードコートなど、評価が高い。中でも「バーバリー」は、現代的なディテールを取り入れた魅力的なスタイルでリードした。

シルエットはオーバー。「JW アンダーソン」のマクロニットや「モリー ゴダード」のふわふわとしたシフォンスカート、「シモーン ロシャ」の球根のような丸いシルエットのケープドレスなど。

マストハブなアイテム:「JW アンダーソン」のロープハンドルのバッグ、「バーバリー」の首元を覆うファンネルネックのコート。

注目の新進ブランド:2023年「LVMHプライズ」最終選考に残った、ポーリナ・ルッソとルシール・ギルマード(Lucile Guilmard)による「ポーリナ ルッソ(PAOLINA RUSSO)」。

セルフリッジ(SELFRIDGES)

ボス・ミール(Bosse Myhr)/メンズウエア&ウィメンズウエアディレクター

良かったブランド:「シモーン ロシャ」は美しくエモーショナルで、ドラマチックなコレクションを披露した。メンズウエアも充実していて満足している。「JW アンダーソン」は着やすいセパレートと独特の質感の生地を幅広く見せてくれた。

注目したいトレンド:「バーバリー」のような手の込んだアウターウエアやコート、「ロクサンダ」の一際目を引く大きなガウンのイブニングウエアやパーティウエア、「デヴィッド コーマ(DAVID KOMA)」のショートドレス。透け感のある生地や金具のアクセサリーは、ほとんどすべてのショーで見られた。

注目ブランド:サイモン・ホロウェイ(Simon Holloway)のデビューショーとなった「ダンヒル(DUNHILL)」は、ブランドのヘリテージにとても合う英国美学の真髄を捉えた素晴らしいショーだった。

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「リリー ブラウン」と「マリークヮント」が再びコラボ 阪急うめだで期間限定ストアも

「リリー ブラウン(LILY BROWN)」は、「マリークヮント(MARY QUANT)」とのコラボアイテムを発売する。3月28日から「リリー ブラウン」直営店および公式オンライン、ECサイト「ウサギオンライン」などで販売する。またすでに先行予約を受け付けているほか、3月26日まで阪急うめだ本店で期間限定ストアをオープンしている。

コラボアイテムは、ポロニット(1万3970円)、スカート(1万3970円)、ワンピース(3万1900円)、スエット(1万2980円)、Tシャツ(8910円)、ピアス(3080円)、バッグ(1万4960円)を販売する。1960年代のイギリス・ロンドンのストリートカルチャーを代表する、「マリークヮント」とのコラボは今回で第5弾2シーズン目。「マリークヮント」を象徴する“デイジー”マークが、各アイテムにあしらわれている。

また阪急うめだ本店で、期間限定ストアをオープン。カーディガンとビスチェの限定カラー、ピンクを再販売するほか、限定カラーTシャツの販売(公式オンライン、ルミネエスト新宿店でも取り扱う)や、税込2万3000円以上の購入者向けにコンパクトミラーのノベルティーも数量限定で配布する。

■「リリー ブラウン」期間限定ストア
日程:3月20日〜26日
場所:阪急うめだ本店3階
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7

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「ビルケンシュトック」が“チューリッヒ”をアップデートした新サンダルを発売

「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」は3月29日、サンダル“チューリッヒテック(ZURICH TECH)”を発売する。価格は各2万2000円。「ビルケンシュトック」一部店舗および公式オンライン、エディション全店、トゥモローランド公式オンラインで販売する。またトゥモローランド公式オンラインでは、3月25日午前11時59分まで、先行予約を受け付けている。

“チューリッヒテック”は、1964年にカール・ビルケンシュトック(Karl Birkenstock)が制作した、ブランドを代表するサンダル“チューリッヒ(ZURICH)”を土台とする。自然な歩行を目指すオリジナルフットベッドはそのままに、ウィンタースポーツを思わせるバックルや、スエード素材のアッパー、EVA製アウトソールで仕上げた。

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写真家・映像監督の中野道が主催するイベント「Room 390」が松本パルコで開催 23日と24日の2日間

写真家・映像監督として活躍する中野道が主催するポップアップイベント「Room 390」が3月23、24日の2日間、長野県松本市の松本パルコで開催される。

本イベントは“さまざまな人や文化が交わり、何かが生まれる「余白」を提供する「部屋」”をコンセプトに、特定のジャンルや地域性に捉われず、多様なフィールドのクリエーションが一堂に会することで、ここからまた文化や人の交流が生まれ、新たな可能性が開かれることを目指している。今回は全15組のインディペンデントなクリエイターが参加。うち9組はアパレルウェアや古書、アクセサリーの販売、またコーヒーや焼き菓子などショップエリアでブースを出店する。

また会場のステージではライブやトークイベントを開催する予定で、ミュージシャンの秋山信樹(DYGL)や藤原さくらをはじめ、6組(各日3組ずつ)がパフォーマンスを披露する。

「かつて若者にとって、松本パルコはは東京で流行しているファッションや海外の音楽など、多様なカルチャーを吸収する場所でした。2024年の今、ここに住む若者や、東京など市外から松本に興味がある人を対象に、インディペンデントなクリエイターが集うイベントを開催します。遡れば民藝運動など文化の発祥地だったこの場所で、新たなカルチャーが生まれ、広めるハブとなることを目指しています。タイトルは、余白=Roomと、(旧町村エリアを除く)松本市の郵便番号=390を合わせました。ここがさまざまな人や文化が交わり、何かが生まれる余白を提供する“部屋”になって欲しい。そんな願いを込めています」(中野道)。

主催の中野道は、1989年アメリカノースカロライナ州生まれ。長野県松本市で育ち、現在は東京都在住。上智大学院文学研究科修士課程修了後、2015年から写真家・映像監督として活動。16年には映像監督として「MTV Video Music Award 2016」最優秀邦楽新人 アーティストビデオ賞にノミネート。写真集に「あかつき」(20年)、「Days in Between」(23年)がある。21年から松本市の栞日にて毎年写真展とゲストを招いたトークイベントを行なっている。

■「Room 390」
開催日: 2024年3月23、24日
時間:(23日)11:00~18:00、(24日)10:00〜17:00
会場:松本パルコ 6F 特設会場
住所:長野県松本市中央1-10-30
参加者一覧 ※五十音順
秋山信樹、あさひ堂、añil、aryy、伊藤紺、大島淳一郎、オガサワラ ガク(餃子超人)、菓子 壱、studiolab404.com、TANGINGUGUN、成田酒店、nostos books、 藤原さくら、RAULA Coffee and More、脇田あすか
https://matsumoto.parco.jp/pnews/detail/?id=27189

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写真家・映像監督の中野道が主催するイベント「Room 390」が松本パルコで開催 23日と24日の2日間

写真家・映像監督として活躍する中野道が主催するポップアップイベント「Room 390」が3月23、24日の2日間、長野県松本市の松本パルコで開催される。

本イベントは“さまざまな人や文化が交わり、何かが生まれる「余白」を提供する「部屋」”をコンセプトに、特定のジャンルや地域性に捉われず、多様なフィールドのクリエーションが一堂に会することで、ここからまた文化や人の交流が生まれ、新たな可能性が開かれることを目指している。今回は全15組のインディペンデントなクリエイターが参加。うち9組はアパレルウェアや古書、アクセサリーの販売、またコーヒーや焼き菓子などショップエリアでブースを出店する。

また会場のステージではライブやトークイベントを開催する予定で、ミュージシャンの秋山信樹(DYGL)や藤原さくらをはじめ、6組(各日3組ずつ)がパフォーマンスを披露する。

「かつて若者にとって、松本パルコはは東京で流行しているファッションや海外の音楽など、多様なカルチャーを吸収する場所でした。2024年の今、ここに住む若者や、東京など市外から松本に興味がある人を対象に、インディペンデントなクリエイターが集うイベントを開催します。遡れば民藝運動など文化の発祥地だったこの場所で、新たなカルチャーが生まれ、広めるハブとなることを目指しています。タイトルは、余白=Roomと、(旧町村エリアを除く)松本市の郵便番号=390を合わせました。ここがさまざまな人や文化が交わり、何かが生まれる余白を提供する“部屋”になって欲しい。そんな願いを込めています」(中野道)。

主催の中野道は、1989年アメリカノースカロライナ州生まれ。長野県松本市で育ち、現在は東京都在住。上智大学院文学研究科修士課程修了後、2015年から写真家・映像監督として活動。16年には映像監督として「MTV Video Music Award 2016」最優秀邦楽新人 アーティストビデオ賞にノミネート。写真集に「あかつき」(20年)、「Days in Between」(23年)がある。21年から松本市の栞日にて毎年写真展とゲストを招いたトークイベントを行なっている。

■「Room 390」
開催日: 2024年3月23、24日
時間:(23日)11:00~18:00、(24日)10:00〜17:00
会場:松本パルコ 6F 特設会場
住所:長野県松本市中央1-10-30
参加者一覧 ※五十音順
秋山信樹、あさひ堂、añil、aryy、伊藤紺、大島淳一郎、オガサワラ ガク(餃子超人)、菓子 壱、studiolab404.com、TANGINGUGUN、成田酒店、nostos books、 藤原さくら、RAULA Coffee and More、脇田あすか
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ラ・プレリージャパン新社長に池田かおり氏 化粧品&テック分野で20年以上のキャリア

ラ・プレリージャパンは3月1日付で新社長に池田かおり氏が就任した。2022年1月から同社を率いたヨアン・フィケ(Johann Fiquet)前社長は、6月末までの任期で特別アドバイザーに就いた。

フランス国籍を持つ池田新社長は、ロレアル(L’OREAL)でプロダクトマネージャーやマーケティング・プロジェクトリーダーを務めた後、仏美容機器メーカーのLPGシステムズ(LPG SYSTEMS)に入社。アジア輸出マネージャーとして、エイジングケア関連機器の市場開発に携わった。その後、011年に調理器具・小型家電メーカーのグループセブ(GROUPE SEB)に入社しビューティテック領域で要職を歴任。15年から日本法人のグループセブ ジャパンでマーケティングディレクターを務め、18年にグループセブ フランス本社でパーソナルケア部門担当のグローバル・ヴァイスプレジデントに就任。昨年までブランドイノベーション戦略をリードした。また、20年にはグループセブを大株主とするビューティテックスタートアップのフィーリグリーン(FEELIGREEN)最高経営責任者(CEO)に就き、美容成分の肌への浸透を高める機器を開発した。同職は、昨年退任した。

ラ・プレリージャパンは、ヨーロッパとアジア太平洋地域で国際的なキャリアを積み、日本とヨーロッパのシナジー構築の経験と専門知識を有する新社長の下、日本市場におけるラグジュアリースキンケアブランドとしての発展とサービス強化を目指す。

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【2024春コレクション】「アンドビー」の春コレにブランド初のクリームチークやリップ新色が登場 川口春奈の新ビジュアルも公開

河北裕介ヘアメイクアップアーティストがプロデュースするライフスタイルブランド「アンドビー(& BE)」は3月30日、春のコレクションを発売する。ブランド初のクリームチークが登場するほか、ジェル膜処方のシアーリップに春の新色を追加。同コレクションの発売に合わせ、アンバサダーを務める川口春奈を起用した新ビジュアルも公開した。

河北氏ヘアメイクアップアーティストが今季提案するのは、スキントーンと同程度の白みがあるリップカラーに赤みのあるチークを合わせたメイクアップ。90年代にトレンドだったベージュリップを現代に合わせて再解釈し、ヘルシーな中にも色気が宿る洗練されたスタイルに仕上げた。

そのメイクアップを実現するカラーとして発売する春コレクションは全部で3アイテム。新登場の“クリームチーク”(1650円)はピンク味を抑えたラディーレッドで、センシュアルでナチュラルな血色感を演出。マカデミア種子油、アルガンオイルなど植物由来の保湿オイルを配合し、透け感のある上品な艶と、肌の発光感を演出するみずみずしさを備えた。唇への使用も可能で、指やスポンジで適量を取り、手の甲で発色の濃さを確かめながら、薄めに重ね付けしながら調整。丸顔や卵型、ベース型タイプは「鼻の横から目尻の下延長線まで、頬骨までチークを伸ばすと顔が大きく見えるので要注意」、面長の場合は「鼻筋中央の横〜横顔まで、横広がりにチークを乗せ、額上部や顎先にコントゥアペンでシェーディングをプラスしてください」という河北ヘアメイクアップアーティストからアドバイスも寄せられている。

オイルとワックスの組み合わせにより、なめらかに伸び広がるテクスチャーを実現したブランドを代表するアイテムの“シアーリップ”(2200円)は、ニュートラルなヌードカラーの“ネイキッドベージュ”とベージュピンクの“ネイキッドピンク”の2色が加わる。水分を含むとゲル化するモイストフィックスオイルが、唇の水分を使ってジェル状の膜を形成。唇の表面をラッピングするように包み込み、色持ちと艶を長時間キープする。

川口を起用した新ビジュアルはニュージーランドで撮り下ろしている。

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【2024年夏コスメ】「エテュセ」が毛穴対策のひんやりコスメを限定発売 パウダー&部分用プライマーの2種

「エテュセ(ETTUSAIS)」は、定番の部分用プライマーとスキンケアパウダーからひんやりとした使用感のクールタイプを数量限定で発売する。

4月4日に発売する“フェイスエディション(プライマー)フォーベリーオイリースキン”(1650円)は昨年も販売していた部分用プライマーで、アプリで加工したように毛穴をカバーし、瞬時にサラサラのセミマット肌に仕上げる。

5月9日発売のスキンケアパウダー“フェイスエディション(パウダー)クール クリアラベンダー”(2090円)は微粒子の粉で毛穴をふんわりとぼかし、凹凸のない美しい肌を演出する。クールタイプの限定カラーは、くすみを払うクリアラベンダーを用意した。

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デニム×クリスタル 「マーク ジェイコブス」の春の提案

「マーク ジェイコブス」の“クリスタル デニム”グループ

「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は“クリスタル デニム”を発売した。

その名の通り、クリスタルをデニムに装飾したグループで、フロントに“ダブルJ”を配したアイコンバッグの“ザ クリスタル デニム スナップショット”が4万7300円、ジーンズが12万5400円、スニーカーが4万7300円など。

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「アンリアレイジ オム」デビュー メンズでは避けられない王道のパターンに向き合えるか?

「アンリアレイジ(ANREALAGE)」は2024-25年秋冬シーズン、メンズの「アンリアレイジ オム(ANREALAGE HOMME)」を立ち上げ、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO. 以下RFWT)」で発表した。

メンズは、先端テクノロジーを搭載した生地で作ったり、独創的なパターンを生み出したりのウィメンズとは全く異なるアプローチだ。森永邦彦デザイナーも、「ウィメンズとは真逆に位置するメンズ像を構築し、東京で発表しようという気持ち」とメンズラインのスタート、そしてRFWT参加の経緯を語る。今シーズンは、自身の原風景を探り、洋服を作り始めた2000年代初頭の原宿の街をイメージしながら、装飾性を意識した。ファーストルックは、総ボタンのセットアップ。ジャケットと膝下丈のショートパンツには、隙間がないほどビッシリとピンクのボタンを並べた。以降もブルゾンにはフェルトなどの生地で作った花が咲き、ツイードのセットアップは金ボタンで装飾、ブリティッシュチェックのジャケットにはたくさんのワッペンをあしらった。ウィメンズとは全く異なるアプローチと言いつつ、ニットをパッチワークしたようなダウンブルゾンやショーツは、2012-13年秋冬ウィメンズ・コレクションを彷彿とさせる。「残像」という発想を取り入れたシーズンだ。

そこに、言葉通り2000年ごろの原宿の自由なムードを取り入れている。洋服を自由に楽しみ、ジェンダーの既成概念にとらわれず、歯向かうというよりは意識せずに好きなものを取り入れる現代に通じる感覚の原点だろう。オーバーサイズなのにクロップド丈なジャケットにはスカート、モールのような生地感のショーツや、半身がスカートのパンツ、幾重にも重ねた帽子など、スタイルやクリエイションはフリーダムだ。

終盤は、手仕事に圧倒される。「リーボック(REEBOK)」とのコラボは、空気を入れると膨らむ“ポンプフューリー”のよう。小さなニットを剥ぎ合わせて大きなニットを作ったり、異素材を切り返したように見えるトロンプルイユのブルゾンの上に実際異なる素材をパッチワークしたりの発想は、「アンリアレイジ」らしい。その迫力に感嘆する業界人も多かった。

ウィメンズでも「美しい洋服に仕上げれば良いのに」

ただ、メンズを立ち上げたからこそ、それが「ウィメンズとは異なるアプローチ」だからこそ、強くリクエストしたいことがある。そろそろ、王道の美しいパターンも、形にしてみるのはどうだろう?

紫外線で色が変わったウィメンズを見た時から、「革新的ゆえ大勢に感嘆してもらえる素材だからこそ、美しい洋服に仕上げれば良いのに」と考えたものだ。素材の“硬さ”などが原因なのだろうか?誤解を恐れずに言えば、「アンリアレイジ」のパターンは洗練を避けているように映る。その思いは、パターンが命のジャケットを避けて通れないメンズだからこそ、なおさら募った。

今冬発表した“ドラえもん”に着想したウィメンズのように、「アンリアレイジ」は、新しいパターンを追求したい思いが強いのは理解しているつもりだ。しかし、「真逆に位置する」というなら、メンズでは王道のパターンワークに取り組んでも良いのではないか?正直、ダッフルやベースボールブルゾンなどでニットを多用したのは、緻密なパターンワークを避けようとしているのでは?と邪推してしまう。

森永デザイナー同様、2000年代初頭には原宿に憧れていた身として、あの頃と今は、決定的に違うことがあると思っている。それは、今の世代は「本物」、歴史に裏付けられた「本物」に価値を抱くということだ。だからこそ、王道のパターンは避けては通れない。そして、それを身につければウィメンズもまた一歩、進化出来るはずだ。

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「アンリアレイジ オム」デビュー メンズでは避けられない王道のパターンに向き合えるか?

「アンリアレイジ(ANREALAGE)」は2024-25年秋冬シーズン、メンズの「アンリアレイジ オム(ANREALAGE HOMME)」を立ち上げ、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO. 以下RFWT)」で発表した。

メンズは、先端テクノロジーを搭載した生地で作ったり、独創的なパターンを生み出したりのウィメンズとは全く異なるアプローチだ。森永邦彦デザイナーも、「ウィメンズとは真逆に位置するメンズ像を構築し、東京で発表しようという気持ち」とメンズラインのスタート、そしてRFWT参加の経緯を語る。今シーズンは、自身の原風景を探り、洋服を作り始めた2000年代初頭の原宿の街をイメージしながら、装飾性を意識した。ファーストルックは、総ボタンのセットアップ。ジャケットと膝下丈のショートパンツには、隙間がないほどビッシリとピンクのボタンを並べた。以降もブルゾンにはフェルトなどの生地で作った花が咲き、ツイードのセットアップは金ボタンで装飾、ブリティッシュチェックのジャケットにはたくさんのワッペンをあしらった。ウィメンズとは全く異なるアプローチと言いつつ、ニットをパッチワークしたようなダウンブルゾンやショーツは、2012-13年秋冬ウィメンズ・コレクションを彷彿とさせる。「残像」という発想を取り入れたシーズンだ。

そこに、言葉通り2000年ごろの原宿の自由なムードを取り入れている。洋服を自由に楽しみ、ジェンダーの既成概念にとらわれず、歯向かうというよりは意識せずに好きなものを取り入れる現代に通じる感覚の原点だろう。オーバーサイズなのにクロップド丈なジャケットにはスカート、モールのような生地感のショーツや、半身がスカートのパンツ、幾重にも重ねた帽子など、スタイルやクリエイションはフリーダムだ。

終盤は、手仕事に圧倒される。「リーボック(REEBOK)」とのコラボは、空気を入れると膨らむ“ポンプフューリー”のよう。小さなニットを剥ぎ合わせて大きなニットを作ったり、異素材を切り返したように見えるトロンプルイユのブルゾンの上に実際異なる素材をパッチワークしたりの発想は、「アンリアレイジ」らしい。その迫力に感嘆する業界人も多かった。

ウィメンズでも「美しい洋服に仕上げれば良いのに」

ただ、メンズを立ち上げたからこそ、それが「ウィメンズとは異なるアプローチ」だからこそ、強くリクエストしたいことがある。そろそろ、王道の美しいパターンも、形にしてみるのはどうだろう?

紫外線で色が変わったウィメンズを見た時から、「革新的ゆえ大勢に感嘆してもらえる素材だからこそ、美しい洋服に仕上げれば良いのに」と考えたものだ。素材の“硬さ”などが原因なのだろうか?誤解を恐れずに言えば、「アンリアレイジ」のパターンは洗練を避けているように映る。その思いは、パターンが命のジャケットを避けて通れないメンズだからこそ、なおさら募った。

今冬発表した“ドラえもん”に着想したウィメンズのように、「アンリアレイジ」は、新しいパターンを追求したい思いが強いのは理解しているつもりだ。しかし、「真逆に位置する」というなら、メンズでは王道のパターンワークに取り組んでも良いのではないか?正直、ダッフルやベースボールブルゾンなどでニットを多用したのは、緻密なパターンワークを避けようとしているのでは?と邪推してしまう。

森永デザイナー同様、2000年代初頭には原宿に憧れていた身として、あの頃と今は、決定的に違うことがあると思っている。それは、今の世代は「本物」、歴史に裏付けられた「本物」に価値を抱くということだ。だからこそ、王道のパターンは避けては通れない。そして、それを身につければウィメンズもまた一歩、進化出来るはずだ。

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「プーマ」×「ワンピース」 スニーカー&アパレルを発売、新四皇がモチーフ

「プーマ」×「ワンピース」のコラボ商品

国内外のゲームおよびエンターテインメント関連商品を販売するインフォレンズ(東京、安川洋代表取締役最高経営責任者)は3月23日、「プーマ(PUMA)」と漫画・アニメ「ワンピース」のコラボ商品を発売する。

“麦わらのルフィ”ら新四皇をモチーフにしたもので、スニーカー“スウェード”が1万4300円、パーカが1万450円、バケットハットが5500円など。同社が運営するインフォレンズ・ギークショップ池袋パルコ店と公式オンラインストアで扱う。

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メイクやネイルに“コケットトレンド”が波及中? リボンやハートで“ハイパーフェミニン”に

リボンや真珠、レースなどロマンティックなアクセントをふんだんに取り入れた“コケットスタイル”がビューティトレンドに浮上した。妖艶な女性の意味を持つ英単語「coquette(コケット)」の美学が、昨年の秋以降インフルエンサーやミレニアル・Z世代に波及している。IVEのチャン・ウォニョン(Jang Wonyoung)も、リボンやハートのシールを取り入れた姿を自身のインスタグラムに公開した。

「“コケットスタイル”は、私の中の女性らしさと少女性をどちらも受け入れてくれる」と話すのは、アメリカ・ポートランドのメイクアップ・アーティストのチャイム・ドーカー(Chime Dolker)。リキッドカラーとリキッドチークを使い、複雑なピンクのリボンを鼻に描いたルックを披露した。「顔も含めて小さなピンクのリボンをつけることは、フェミニンな喜びや繊細な気持ちを取り戻してくれる」と語った。

ドバイを拠点とするビューティインフルエンサーのハラ(Hala)は、「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」の2023-24年秋冬コレクションからヒントを得たと言い、リボンと宝石でまぶたを飾り、「柔らかく、可愛いらしくて楽しい」とコメント。サイバーでオルタナティヴなデザインを得意とするネイル・アーティストのアリゼ・ザモラ(Alize Zamora)も「コケットの魅力は居心地の良さ」と話す。フレンチピンクのチップにハート型のパールや天使の飾りをアクセントにした。

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メイクやネイルに“コケットトレンド”が波及中? リボンやハートで“ハイパーフェミニン”に

リボンや真珠、レースなどロマンティックなアクセントをふんだんに取り入れた“コケットスタイル”がビューティトレンドに浮上した。妖艶な女性の意味を持つ英単語「coquette(コケット)」の美学が、昨年の秋以降インフルエンサーやミレニアル・Z世代に波及している。IVEのチャン・ウォニョン(Jang Wonyoung)も、リボンやハートのシールを取り入れた姿を自身のインスタグラムに公開した。

「“コケットスタイル”は、私の中の女性らしさと少女性をどちらも受け入れてくれる」と話すのは、アメリカ・ポートランドのメイクアップ・アーティストのチャイム・ドーカー(Chime Dolker)。リキッドカラーとリキッドチークを使い、複雑なピンクのリボンを鼻に描いたルックを披露した。「顔も含めて小さなピンクのリボンをつけることは、フェミニンな喜びや繊細な気持ちを取り戻してくれる」と語った。

ドバイを拠点とするビューティインフルエンサーのハラ(Hala)は、「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」の2023-24年秋冬コレクションからヒントを得たと言い、リボンと宝石でまぶたを飾り、「柔らかく、可愛いらしくて楽しい」とコメント。サイバーでオルタナティヴなデザインを得意とするネイル・アーティストのアリゼ・ザモラ(Alize Zamora)も「コケットの魅力は居心地の良さ」と話す。フレンチピンクのチップにハート型のパールや天使の飾りをアクセントにした。

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「アディダス オリジナルス」×「ジョウンド」 コラボ第1弾は人気の“サンバ”を発売

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、 モントリオールを拠点とするデザインスタジオ「ジョウンド(JJJJOUND)」とのコラボレーション パートナーシップを発表した。第1弾はスニーカー“サンバ MIG ジョウンド(SAMBA MIG JJJJOUND)」”を発売する。アプリ「CONFIRMED」で3月21日1時から27日16時30分まで抽選販売を受け付け、当選者は27日17時から順次発表する。

カラーはホワイトとブラックの2色展開で、ブラックは「ジョウンド」のオンライン限定で販売する。価格は各3万8500円。

本アイテムは、ドイツのシャインフェルト工場で製作され、アッパーにプレミアムレザーを採用し、ソックライナーには両ブランドのロゴを印字、シュータンにはサッカーのバックボーンを継承したデザインを採用するなど、細部にまでこだわりを感じるディテールとなっている。また、MADE IN GERMANYと記したハングタグを付属している。

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「コム デ ギャルソン」伊勢丹新宿店メンズ館がリニューアル オープン記念の限定バッグも

「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は、伊勢丹新宿本店メンズ館2階“メンズデザイナーズ”にリニューアルオープンした。またオープンを記念した限定バッグも発売する。

内装は、白いブースを中心とし、黒や白、銀色の円柱を囲むようにアイテムが並ぶ。「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」をはじめ、「コム デ ギャルソン・シャツ(COMME DES GARCONS SHIRT)」「プレイ・コム デ ギャルソン(PLAY COMME DES GARCONS)」などメンズブランドを幅広くラインアップする。

限定バッグは、全体に“CDG”をあしらったバッグ(4万8400円)と、内側に“CDG”を配した中綿入りのバッグ(6万1600円)の2型を販売。ともにポーチが付属し、デザインだけでなく実用性も考慮したニュースペーパバッグに仕上げている。

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「コム デ ギャルソン」伊勢丹新宿店メンズ館がリニューアル オープン記念の限定バッグも

「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は、伊勢丹新宿本店メンズ館2階“メンズデザイナーズ”にリニューアルオープンした。またオープンを記念した限定バッグも発売する。

内装は、白いブースを中心とし、黒や白、銀色の円柱を囲むようにアイテムが並ぶ。「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」をはじめ、「コム デ ギャルソン・シャツ(COMME DES GARCONS SHIRT)」「プレイ・コム デ ギャルソン(PLAY COMME DES GARCONS)」などメンズブランドを幅広くラインアップする。

限定バッグは、全体に“CDG”をあしらったバッグ(4万8400円)と、内側に“CDG”を配した中綿入りのバッグ(6万1600円)の2型を販売。ともにポーチが付属し、デザインだけでなく実用性も考慮したニュースペーパバッグに仕上げている。

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藤田ニコルがハートの胸元で登場 「ピーチ・ジョン」創業30周年記念の新TVCM

「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」は3月21日、創業30周年を記念した新TVCMを公開した。ミューズの藤田ニコルが今年1月に発売された“ハートブラ”を身に付けて登場し、同ブランドのメッセージ“元気・ハッピー・セクシー”をアピール。花々に囲まれたイメージで、キュートな魅力を振りまいている。「ピーチ・ジョン」ではアニバーサリーイヤーの今年、年間を通じて、藤田などとコラボレーションしたスペシャルコンテンツを発信する。

“ハートブラ”は、ハート形に盛り上がった特殊なカップで、バストを下と脇から押し上げてハートのくっきり谷間をメイクする機能がある。カラーは、スイカレッド、サーモンピンク、あじさいブルー、マーマレードオレンジ、オリーブグリーン、アイスイエロー。すみれパープル、星空ブラックの8色。価格は、ブラジャーが3600円、ショーツとソングが各1800円。

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藤田ニコルがハートの胸元で登場 「ピーチ・ジョン」創業30周年記念の新TVCM

「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」は3月21日、創業30周年を記念した新TVCMを公開した。ミューズの藤田ニコルが今年1月に発売された“ハートブラ”を身に付けて登場し、同ブランドのメッセージ“元気・ハッピー・セクシー”をアピール。花々に囲まれたイメージで、キュートな魅力を振りまいている。「ピーチ・ジョン」ではアニバーサリーイヤーの今年、年間を通じて、藤田などとコラボレーションしたスペシャルコンテンツを発信する。

“ハートブラ”は、ハート形に盛り上がった特殊なカップで、バストを下と脇から押し上げてハートのくっきり谷間をメイクする機能がある。カラーは、スイカレッド、サーモンピンク、あじさいブルー、マーマレードオレンジ、オリーブグリーン、アイスイエロー。すみれパープル、星空ブラックの8色。価格は、ブラジャーが3600円、ショーツとソングが各1800円。

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「キャンメイク」が“梅雨色”ネイルを限定発売 青みピンクの“むちぷるティント”新色も

「キャンメイク(CANMAKE)」は4月下旬、塗りやすさや艶感、速乾性を兼ね備えた定番のネイルポリッシュ“カラフルネイルズ”(各396円)から、梅雨をテーマにした限定3色と新1色を発売する。

今回発売する限定色は、雨宿り中のどんよりした空と心細さを表現したミルキーなパープル“あまやどり”、水たまりに反射する風景をイメージしたくすんだ水色“みずたまり”、土砂降りのようなくすんだパープル“どしゃぶり”の3色で、全てのカラーに多色パールを配合した。新色の“あめもよう”は、赤系の偏光パールが輝くシアーパープルで、雨が降り出す直前の幻想的な空を表現。それぞれのユニークなネーミングが特徴で、パッケージは限定のホワイトラベルを採用している。

人気のティントリップ“むちぷるティント”(770円)からは、甘さが漂うモーヴピンク“ラズベリーケーキ”が登場。白みを抑えたくすんだ青みピンクで、落ち着いた表情を演出する。ミックスして使用する4色チーク“グロウフルールチークス(ブレンドタイプ)”(880円)は、儚い雰囲気をまとえる新色のラベンダーを用意した。

そのほか、ロールオンタイプのフレグランス“メイクミーハッピー オードトワレ”(8mL、770円)から、スウィートモーメントの新しい香りを販売する。オレンジやアプリコット、ベルガモット、ムスクなどを採用し、多幸感あふれるフローラルブーケの香りに仕上げた。

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「ジーユー」キッズ24年春夏はトレンド力アップ ピーナッツの“スウェT”コラボも

「ジーユー(GU)」の2024年春夏のベビー&キッズは、旅をテーマに、サファリなどの自然をインスピレーション源にしたデザインや機能性を多く提案する。人気のユーティリティーアイテムを軸に、大人と同じデザインのトレンドアイテムも増やし、引き続き大人やきょうだいでのリンクコーデを打ち出す。

自分で着替えできるベビー服は機能性アップ

ベビー(トドラー80〜110cm)は、子どもの自立心をサポートするため開発された“カンタントップス”(990円)と“サマナルパンツ”(790〜990円)が、子育てに奮闘する親からの支持を集めている。今シーズンはデザイン力と機能性をアップ。10分丈のみだった“サマナルパンツ”は、ドライ機能付きの7分丈を追加。また“カンタントップス”を応用した“カンタンパジャマ”(1290円)は、半袖タイプが初登場し、汗をかいても快適に過ごせるよう考案した。

キッズは大人と同じトレンドアイテムが充実

キッズ(100〜160cm)は、大人のトレンドにフォーカスしたパンツが充実。ユニセックスでも着やすいユーティリティーパンツは、カーゴジョガーパンツ(1990円)とドライパラシュートパンツ(同)の2種類を用意した。どちらも裾にゴムをつけ、外遊びやトイレでも裾を引きずらず汚れを気にしなくて済むよう設計。ガールズでは、ワイドパンツを推す。大人顔負けのリブタッチ(1290円)やフロントにリボン付きのライトデニムやリネンブレンド(各1990円)の3種類がそろう。一部ウィメンズのワイドパンツと同じデザインにし、リンクコーデを提案する。

トップスでは、スヌーピーで知られるピーナッツ(PEANUTS)とコラボレーションした“スウェT”(1290円)が登場。「世界への旅」をテーマに、キャラクターたちが旅を楽しむシーンが描かれた5色がラインアップする。メンズとウィメンズもあり、こちらもリンクコーデすることができる。

ティーンは成長期に合ったサイズ感に支持

昨シーズンからキッズ取り扱い全店舗に展開を拡大したティーン(140〜160cm相当)。大人の服ではフィットしない成長期のサイズ感を独自のパターンや寸法で対応するだけでなく、トレンド力を携えることで、若いファンを増やしている。中でも、カーゴジョガーパンツは、ルーズなシルエットで今らしいデザインを楽しみながら、体型の変化もカバーできるように設計。オフホワイトのパンツは股下までの裏地をつけ、インナーが透けにくくしていたり、カップ付きタンクトップを充実させたりと身体に合ったニーズを見出している。

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「ジーユー」キッズ24年春夏はトレンド力アップ ピーナッツの“スウェT”コラボも

「ジーユー(GU)」の2024年春夏のベビー&キッズは、旅をテーマに、サファリなどの自然をインスピレーション源にしたデザインや機能性を多く提案する。人気のユーティリティーアイテムを軸に、大人と同じデザインのトレンドアイテムも増やし、引き続き大人やきょうだいでのリンクコーデを打ち出す。

自分で着替えできるベビー服は機能性アップ

ベビー(トドラー80〜110cm)は、子どもの自立心をサポートするため開発された“カンタントップス”(990円)と“サマナルパンツ”(790〜990円)が、子育てに奮闘する親からの支持を集めている。今シーズンはデザイン力と機能性をアップ。10分丈のみだった“サマナルパンツ”は、ドライ機能付きの7分丈を追加。また“カンタントップス”を応用した“カンタンパジャマ”(1290円)は、半袖タイプが初登場し、汗をかいても快適に過ごせるよう考案した。

キッズは大人と同じトレンドアイテムが充実

キッズ(100〜160cm)は、大人のトレンドにフォーカスしたパンツが充実。ユニセックスでも着やすいユーティリティーパンツは、カーゴジョガーパンツ(1990円)とドライパラシュートパンツ(同)の2種類を用意した。どちらも裾にゴムをつけ、外遊びやトイレでも裾を引きずらず汚れを気にしなくて済むよう設計。ガールズでは、ワイドパンツを推す。大人顔負けのリブタッチ(1290円)やフロントにリボン付きのライトデニムやリネンブレンド(各1990円)の3種類がそろう。一部ウィメンズのワイドパンツと同じデザインにし、リンクコーデを提案する。

トップスでは、スヌーピーで知られるピーナッツ(PEANUTS)とコラボレーションした“スウェT”(1290円)が登場。「世界への旅」をテーマに、キャラクターたちが旅を楽しむシーンが描かれた5色がラインアップする。メンズとウィメンズもあり、こちらもリンクコーデすることができる。

ティーンは成長期に合ったサイズ感に支持

昨シーズンからキッズ取り扱い全店舗に展開を拡大したティーン(140〜160cm相当)。大人の服ではフィットしない成長期のサイズ感を独自のパターンや寸法で対応するだけでなく、トレンド力を携えることで、若いファンを増やしている。中でも、カーゴジョガーパンツは、ルーズなシルエットで今らしいデザインを楽しみながら、体型の変化もカバーできるように設計。オフホワイトのパンツは股下までの裏地をつけ、インナーが透けにくくしていたり、カップ付きタンクトップを充実させたりと身体に合ったニーズを見出している。

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BTSやEXOのヘアスタイリスト、パク・ネジュ K-POP発のトレンドヘアができるまで

PROFILE:パク・ネジュ/ヘアスタイリスト・「ビット&ブート」共同創業者兼共同CEO

EXOやBTS、パク・ボゴムをはじめ、韓国のさまざまなアーテイスト・俳優を担当しているトップヘアスタイリスト。サロン勤務、アシスタントを経てフリーランスに転身し、名だたる芸能人のヘアスタイリングを約20年間手掛けている。 2018年に韓国・清潭洞(チョンダムドン)で美容室「ビット&ブート」をオープンさせると、清潭洞で売上No.1になるまで成長させた。世界的に活躍する今も、常に新しい技術を研究・提案し、話題のヘアスタイルを作り出している。公式ユーチューブ登録者数は20.3万人(24年3月現在)PHOTO:TAMEKI OSHIRO

芸能人御用達サロン「ビット&ブート(Bit & Boot)」の共同創業者兼共同CEOであるパク・ネジュ(Park Naejoo)は、BTSやEXO、NCT、ルセラフィム(LE SSERAFIM)、パク・ボゴム(Park Bo Gum)ら、数多くのK-POPアーティストや俳優のヘアを手掛ける人気ヘアスタイリストだ。今やK-POPアーティストのヘアスタイルは、トレンドの源泉。MVや音楽イベントではそのヘアスタイルに多くの注目が集まり、瞬時に拡散され、世の中に広がっていく。これまで数多くのヘアスタイルを生み出してきた同氏に、K-POP界のトレンドヘアを生み出すまでの背景や、自身のキャリアについて聞いた。

EXOとBTSはデビューから担当

EXOのベクヒョン
パク・ネジュのインスタグラム(@bit.boot_naejoo)より

WWDJAPAN(以下、WWD):キャリアについて教えてほしい。

パク・ネジュ(以下、ネジュ):ヘアスタイリングに興味を持ち始めたのは高校2年生のころ。卒業後の進路について考えたときに、技術を生かせる業界で働きたいと思ったことがきっかけだ。ヘアスタイリストになってからは、ソウル近郊のアニャン(安養市)のサロンで10年ほど働いていた。その後、ソウルに上京して恩師イ・へヨン(Lee Hye Young)さんに出会い、彼女のアシスタントとしてファッション誌などの撮影に携わるようになった。独立後はフリーランスとして活動しながら、EXOやBTSのヘアなどを担当し、2018年にメイクアップアーティストのウォン・ジョンヨ(Won Jungyo)さんと、ヘアメイクサロン「ビット&ブート」を設立した。

WWD:EXOやBTSを担当することになった経緯は?

ネジュ:フリーランスになって最初のクライアントがEXOだった。当時SMエンターテインメントのクリエイティブ・ディレクターだったミン・ヒジン(Min Hee Jin)さん(現HYBE傘下の新レーベルADOR代表、New Jeansの産みの親)から、「EXOというボーイズグループがデビューするから、チームに加わってほしい」と連絡があり、デビュー前から現在に至るまで担当している。BTSは、ビッグ・ヒット・エンターテインメント(HYBEの旧社名)のビジュアル・ディレクターを通じて依頼を受け、デビューから携わっている。

WWD:ウォン・ジョンヨ氏とサロンを立ち上げた理由は?

ネジュ:彼女とは、お互いTWICEのヘアとメイクを担当していたので、旧知の仲だった。アーティストの担当になると、アルバムや広告など関わる案件が増えるのでチームで動く。関わるチームメンバーも徐々に増えていき、場所を確保するためにも一緒にサロンを立ち上げようという話になった。そして、18年にヘアメイクサロン「ビット&ブート」を設立した。サロン名は、姉のような存在の女性がプレゼントしてくれた名前だ。ビットは韓国語で“櫛(くし)”、ブートは“筆”を意味しており、それぞれヘアとメイクで使う大切な道具。その発音を英語表記にした。6つほどの候補のトップにこの名前があり、最初は店名が「くし&筆」なんてどうかと思ったが(笑)、EXOのベクヒョン(BAEKHYUN)が「すごくいいじゃん!」と言ってくれたことが後押しになった。

アルバム撮影の数カ月前から
徹底したイメージ戦略

ルセラフィム
パク・ネジュのインスタグラム(@bit.boot_naejoo)より

WWD:アーティストのヘアスタイルは、どのようなプロセスを経て作っている?

ネジュ:基本的には、アーティストが所属する事務所のビジュアル・ディレクターとそのチームとやりとりをしながら決めていく。ニューアルバムのジャケット撮影の4、5カ月前から準備に取りかかる。まずビジュアル・ディレクターから新曲・アルバムのコンセプトイメージを伝えられ、それを基にスタイリストやヘア&メイクアップアーティストが各自参考イメージを持ち寄り、パズルのようにはめ込んでいく。方向性がある程度固まってきたら、どのメンバーにどのスタイリングをするかなどを話し合う。対面やオンライン、カカオトーク(韓国のメッセンジャーアプリ)のグループチャットで頻繁にディスカッションして情報共有し、ブラッシュアップしていく。アーティストの意向をくむこともある。

WWD:一番アイデアをくれるアーティストは?

ネジュ:EXOのベクヒョンやルセラフィムのサクラはいろいろなアイデアを出してくれるので、意見を交換してやりとりしながら決めることも多い。逆に、EXOのカイ(KAI)やBTSのジョングク(JUNG KOOK)は、こちらが準備したアイデアに「いいね!そのアイデアで行こう!」と乗ってくれるタイプだ。

WWD:綿密なイメージ戦略は韓国独自のもの?

ネジュ:昔からある韓国独自のシステムというよりは、ようやく定着したと言えるかもしれない。ビジュアル・ディレクターが指揮を執り、アイドルやアーティストのイメージを作り込んで売り出すコンセプト戦略が、この5、6年で本格的に取られるようになっていった。俳優の場合も、次の映画やドラマの出演作の役柄に合わせたスタイリングで雑誌の撮影やプロモーションを行う。彼らの従来のイメージを覆すきっかけにもなり、有効的だ。

WWD:グループだと人数も多いので大変だ。

ネジュ:おっしゃる通りとても忙しくなるので、「ビット&ブート」では各担当アーティストのチーム内で分業している。私のチームは7人で、その他ヘアスタイリストとしてメインで動くスタッフが15人ほど在籍している。彼らの下でもろもろの作業をするメンバー、そしてスケジュールを管轄するマネジメントチーム12人を含め、合計約70人のチームだ。それぞれが世界中を飛び回っているので、国内では顔を合わさないメンバーも多い。昨年の11月末に日本で行われたK-POPイベント「MAMA AWARDS」で、私はホストを務める俳優パク・ボゴムのヘアを担当し、同じ会場にルセラフィムのチームもいて、約2カ月ぶりに再会した。こういったことが珍しくない。

WWD:「ビット&ブート」の強みをどう捉えている?

ネジュ:アーティストを担当すると、ワールドツアーやプロモーションで世界中を一緒に回ることになる。海外活動を含むスケジュール管理や、現地対応に長けたサロンは、韓国には少ない。「ビット&ブート」ではスタッフ教育に力を入れていて、カラーやカットはもちろん、撮影時のスタイリングやシーズンごとのトレンド共有を徹底している。グローバルに活動する芸能人を担当することが多いので、海外の会場での動線や進行に慣れており、経験値に基づいたマネジメント力や現場での対応力には韓国以外の芸能事務所も信頼を置いてくれていると感じる。

ウェス・アンダーソン作品や
アニメをヒントに

BTSのジョングク
パク・ネジュのインスタグラム(@bit.boot_naejoo)より

WWD:ヘアトレンドを生み出す側として意識していること、そしてインスピレーション源は?

ネジュ:パリやミラノ、ロンドン、ニューヨークのファッション・ウイークは常にチェックしている。個人的にはヨーロッパのヘアスタイルに注目することが多い。映画からはあまり影響を受けないが、ウェス・アンダーソン(Wes Anderson)監督作品のファンタジックな世界観は好きでよく見ている。女性のヘアスタイルは、日本のアニメがテクスチャーや色を考える際に参考になっている。ヘアスタイルは2Dで考えることが多く、アニメのキャラクターのヘアのテクスチャーをアングル別にチェックし、3Dに落とし込んでいく。集約したイメージを分類していくと、自分がどのようなヘアスタイルが好きで、どこに価値を置いているかが見えてくる。それがヘアスタイリスト独自のスタイルにつながっていくと思う。

WWD:ヘアスタイルで意識していることは?

ネジュ:それぞれの個性を生かすカスタマイズ技術はもちろん、ファッションとどうリンクさせるか、そして形を決め込むよりも、質感や雰囲気を重視している。ナチュラルだがテクスチャーがあり、どこかしらにポイントのあるヘアが私のスタイルだ。誰が見ても“パク・ネジュが手掛けたヘアスタイル”だと分かるように意識している。

WWD:アーティストのヘアスタイルで印象に残っているエピソードは?

ネジュ:BTSのジョングクが兵役前に急きょLAでの撮影が決まり、私は日本での「MAMA AWARDS」の仕事が終わり次第LAに向かった。すると、ジョングクが前髪だけすごく短く切っちゃっていたんだ(笑)。そのヘアをきれいに整え、丸刈りにするところまでを私が担当した。

WWD:世界的に人気のK-POPアーティストたちは自身にとってどのような存在?

ネジュ:私が担当しているBTSやEXO、ルセラフィムらは世界的なアーティストだが、特別視はしていない。私にとっては、第一線で活躍しているアーティストというよりも、ノーメイクで帽子をかぶり、スリッパを履き、リラックスして現場に入ってくる印象の方が強く、一緒に仕事をする仲間だ。有名になり、肩に力が入っているアーティストほど長続きしないことをすでに見てきたので、謙虚な姿勢が大事だと常に話している。それはスタッフにも通じることだ。

WWD:今後挑戦したいことは?

ネジュ:私がプロデュースしたヘアケアブランド「ネジュ(NEJOO)」を昨年7月に韓国で発売した。洗い流さないヘアトリートメントで、ありがたいことに大変反応が良く、日本での展開も進めているところだ。3月下旬に日本の皆さんに発表できることを楽しみにしている。

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BTSやEXOのヘアスタイリスト、パク・ネジュ K-POP発のトレンドヘアができるまで

PROFILE:パク・ネジュ/ヘアスタイリスト・「ビット&ブート」共同創業者兼共同CEO

EXOやBTS、パク・ボゴムをはじめ、韓国のさまざまなアーテイスト・俳優を担当しているトップヘアスタイリスト。サロン勤務、アシスタントを経てフリーランスに転身し、名だたる芸能人のヘアスタイリングを約20年間手掛けている。 2018年に韓国・清潭洞(チョンダムドン)で美容室「ビット&ブート」をオープンさせると、清潭洞で売上No.1になるまで成長させた。世界的に活躍する今も、常に新しい技術を研究・提案し、話題のヘアスタイルを作り出している。公式ユーチューブ登録者数は20.3万人(24年3月現在)PHOTO:TAMEKI OSHIRO

芸能人御用達サロン「ビット&ブート(Bit & Boot)」の共同創業者兼共同CEOであるパク・ネジュ(Park Naejoo)は、BTSやEXO、NCT、ルセラフィム(LE SSERAFIM)、パク・ボゴム(Park Bo Gum)ら、数多くのK-POPアーティストや俳優のヘアを手掛ける人気ヘアスタイリストだ。今やK-POPアーティストのヘアスタイルは、トレンドの源泉。MVや音楽イベントではそのヘアスタイルに多くの注目が集まり、瞬時に拡散され、世の中に広がっていく。これまで数多くのヘアスタイルを生み出してきた同氏に、K-POP界のトレンドヘアを生み出すまでの背景や、自身のキャリアについて聞いた。

EXOとBTSはデビューから担当

EXOのベクヒョン
パク・ネジュのインスタグラム(@bit.boot_naejoo)より

WWDJAPAN(以下、WWD):キャリアについて教えてほしい。

パク・ネジュ(以下、ネジュ):ヘアスタイリングに興味を持ち始めたのは高校2年生のころ。卒業後の進路について考えたときに、技術を生かせる業界で働きたいと思ったことがきっかけだ。ヘアスタイリストになってからは、ソウル近郊のアニャン(安養市)のサロンで10年ほど働いていた。その後、ソウルに上京して恩師イ・へヨン(Lee Hye Young)さんに出会い、彼女のアシスタントとしてファッション誌などの撮影に携わるようになった。独立後はフリーランスとして活動しながら、EXOやBTSのヘアなどを担当し、2018年にメイクアップアーティストのウォン・ジョンヨ(Won Jungyo)さんと、ヘアメイクサロン「ビット&ブート」を設立した。

WWD:EXOやBTSを担当することになった経緯は?

ネジュ:フリーランスになって最初のクライアントがEXOだった。当時SMエンターテインメントのクリエイティブ・ディレクターだったミン・ヒジン(Min Hee Jin)さん(現HYBE傘下の新レーベルADOR代表、New Jeansの産みの親)から、「EXOというボーイズグループがデビューするから、チームに加わってほしい」と連絡があり、デビュー前から現在に至るまで担当している。BTSは、ビッグ・ヒット・エンターテインメント(HYBEの旧社名)のビジュアル・ディレクターを通じて依頼を受け、デビューから携わっている。

WWD:ウォン・ジョンヨ氏とサロンを立ち上げた理由は?

ネジュ:彼女とは、お互いTWICEのヘアとメイクを担当していたので、旧知の仲だった。アーティストの担当になると、アルバムや広告など関わる案件が増えるのでチームで動く。関わるチームメンバーも徐々に増えていき、場所を確保するためにも一緒にサロンを立ち上げようという話になった。そして、18年にヘアメイクサロン「ビット&ブート」を設立した。サロン名は、姉のような存在の女性がプレゼントしてくれた名前だ。ビットは韓国語で“櫛(くし)”、ブートは“筆”を意味しており、それぞれヘアとメイクで使う大切な道具。その発音を英語表記にした。6つほどの候補のトップにこの名前があり、最初は店名が「くし&筆」なんてどうかと思ったが(笑)、EXOのベクヒョン(BAEKHYUN)が「すごくいいじゃん!」と言ってくれたことが後押しになった。

アルバム撮影の数カ月前から
徹底したイメージ戦略

ルセラフィム
パク・ネジュのインスタグラム(@bit.boot_naejoo)より

WWD:アーティストのヘアスタイルは、どのようなプロセスを経て作っている?

ネジュ:基本的には、アーティストが所属する事務所のビジュアル・ディレクターとそのチームとやりとりをしながら決めていく。ニューアルバムのジャケット撮影の4、5カ月前から準備に取りかかる。まずビジュアル・ディレクターから新曲・アルバムのコンセプトイメージを伝えられ、それを基にスタイリストやヘア&メイクアップアーティストが各自参考イメージを持ち寄り、パズルのようにはめ込んでいく。方向性がある程度固まってきたら、どのメンバーにどのスタイリングをするかなどを話し合う。対面やオンライン、カカオトーク(韓国のメッセンジャーアプリ)のグループチャットで頻繁にディスカッションして情報共有し、ブラッシュアップしていく。アーティストの意向をくむこともある。

WWD:一番アイデアをくれるアーティストは?

ネジュ:EXOのベクヒョンやルセラフィムのサクラはいろいろなアイデアを出してくれるので、意見を交換してやりとりしながら決めることも多い。逆に、EXOのカイ(KAI)やBTSのジョングク(JUNG KOOK)は、こちらが準備したアイデアに「いいね!そのアイデアで行こう!」と乗ってくれるタイプだ。

WWD:綿密なイメージ戦略は韓国独自のもの?

ネジュ:昔からある韓国独自のシステムというよりは、ようやく定着したと言えるかもしれない。ビジュアル・ディレクターが指揮を執り、アイドルやアーティストのイメージを作り込んで売り出すコンセプト戦略が、この5、6年で本格的に取られるようになっていった。俳優の場合も、次の映画やドラマの出演作の役柄に合わせたスタイリングで雑誌の撮影やプロモーションを行う。彼らの従来のイメージを覆すきっかけにもなり、有効的だ。

WWD:グループだと人数も多いので大変だ。

ネジュ:おっしゃる通りとても忙しくなるので、「ビット&ブート」では各担当アーティストのチーム内で分業している。私のチームは7人で、その他ヘアスタイリストとしてメインで動くスタッフが15人ほど在籍している。彼らの下でもろもろの作業をするメンバー、そしてスケジュールを管轄するマネジメントチーム12人を含め、合計約70人のチームだ。それぞれが世界中を飛び回っているので、国内では顔を合わさないメンバーも多い。昨年の11月末に日本で行われたK-POPイベント「MAMA AWARDS」で、私はホストを務める俳優パク・ボゴムのヘアを担当し、同じ会場にルセラフィムのチームもいて、約2カ月ぶりに再会した。こういったことが珍しくない。

WWD:「ビット&ブート」の強みをどう捉えている?

ネジュ:アーティストを担当すると、ワールドツアーやプロモーションで世界中を一緒に回ることになる。海外活動を含むスケジュール管理や、現地対応に長けたサロンは、韓国には少ない。「ビット&ブート」ではスタッフ教育に力を入れていて、カラーやカットはもちろん、撮影時のスタイリングやシーズンごとのトレンド共有を徹底している。グローバルに活動する芸能人を担当することが多いので、海外の会場での動線や進行に慣れており、経験値に基づいたマネジメント力や現場での対応力には韓国以外の芸能事務所も信頼を置いてくれていると感じる。

ウェス・アンダーソン作品や
アニメをヒントに

BTSのジョングク
パク・ネジュのインスタグラム(@bit.boot_naejoo)より

WWD:ヘアトレンドを生み出す側として意識していること、そしてインスピレーション源は?

ネジュ:パリやミラノ、ロンドン、ニューヨークのファッション・ウイークは常にチェックしている。個人的にはヨーロッパのヘアスタイルに注目することが多い。映画からはあまり影響を受けないが、ウェス・アンダーソン(Wes Anderson)監督作品のファンタジックな世界観は好きでよく見ている。女性のヘアスタイルは、日本のアニメがテクスチャーや色を考える際に参考になっている。ヘアスタイルは2Dで考えることが多く、アニメのキャラクターのヘアのテクスチャーをアングル別にチェックし、3Dに落とし込んでいく。集約したイメージを分類していくと、自分がどのようなヘアスタイルが好きで、どこに価値を置いているかが見えてくる。それがヘアスタイリスト独自のスタイルにつながっていくと思う。

WWD:ヘアスタイルで意識していることは?

ネジュ:それぞれの個性を生かすカスタマイズ技術はもちろん、ファッションとどうリンクさせるか、そして形を決め込むよりも、質感や雰囲気を重視している。ナチュラルだがテクスチャーがあり、どこかしらにポイントのあるヘアが私のスタイルだ。誰が見ても“パク・ネジュが手掛けたヘアスタイル”だと分かるように意識している。

WWD:アーティストのヘアスタイルで印象に残っているエピソードは?

ネジュ:BTSのジョングクが兵役前に急きょLAでの撮影が決まり、私は日本での「MAMA AWARDS」の仕事が終わり次第LAに向かった。すると、ジョングクが前髪だけすごく短く切っちゃっていたんだ(笑)。そのヘアをきれいに整え、丸刈りにするところまでを私が担当した。

WWD:世界的に人気のK-POPアーティストたちは自身にとってどのような存在?

ネジュ:私が担当しているBTSやEXO、ルセラフィムらは世界的なアーティストだが、特別視はしていない。私にとっては、第一線で活躍しているアーティストというよりも、ノーメイクで帽子をかぶり、スリッパを履き、リラックスして現場に入ってくる印象の方が強く、一緒に仕事をする仲間だ。有名になり、肩に力が入っているアーティストほど長続きしないことをすでに見てきたので、謙虚な姿勢が大事だと常に話している。それはスタッフにも通じることだ。

WWD:今後挑戦したいことは?

ネジュ:私がプロデュースしたヘアケアブランド「ネジュ(NEJOO)」を昨年7月に韓国で発売した。洗い流さないヘアトリートメントで、ありがたいことに大変反応が良く、日本での展開も進めているところだ。3月下旬に日本の皆さんに発表できることを楽しみにしている。

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【2024年夏コスメ】「スック」はとろけるシロップメイクを提案 カラフルなアイパレットや“苺飴色”のチーク&リップなど

「スック(SUQQU)」は5月10日、2024年夏コレクションを数量限定で発売する。テーマは「タッチ オブ ネクター(TOUCH OF NECTAR)」で、みずみずしくとろっとしたシロップから着想を得た4色アイシャドウパレットやチーク&リップに使えるマルチアイテム、リップグロスなどをそろえ、ジューシーでデューイーな表情を演出する“シロップメイク”を提案する。

ブランドを代表する4色アイシャドウパレット“シグニチャー カラー アイズ”(各7700円)から、イチゴやオレンジを思わせるプレイフルな配色の限定2種が登場する。“138 涼苺 -RYOUICHIGO”はイチゴの蜜にきな粉を振りかけたかき氷のような優しさと柔らかさを組み合わせたピンクトーンで、“139 夏焦 -NATSUKOGASHI”は甘いシロップを煮詰めた深みとフレッシュなカラーをセット。深みのある“透けマット”なカラーを合わせることで、印象的な目元に導く。

頬やリップに使用できる“クリーム タッチ ブラッシュ & リップ”(各5500円)は、溶け込むような血色感を宿すマルチアイテム。じゅわっとにじみ出るような発色と艶をかなえ、濃淡の調整も思いのままに操れる。カラーは肌なじみの良い上品なティーベージュ、鮮やかなピンクレッド、大人っぽくモードな雰囲気をまとうベリーの限定3色。

ケア効果、美しい発色、艶の3つを兼ね備えたリップグロス“トリートメント ラッピング リップ”(各4400円)からは青みを感じるグレープと白みのニュアンスを足したミルキーなオレンジを、定番の“ネイル カラー ポリッシュ”(各2750円)からはクリアなパープルとイエローを販売する。

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【2024年夏コスメ】「スック」はとろけるシロップメイクを提案 カラフルなアイパレットや“苺飴色”のチーク&リップなど

「スック(SUQQU)」は5月10日、2024年夏コレクションを数量限定で発売する。テーマは「タッチ オブ ネクター(TOUCH OF NECTAR)」で、みずみずしくとろっとしたシロップから着想を得た4色アイシャドウパレットやチーク&リップに使えるマルチアイテム、リップグロスなどをそろえ、ジューシーでデューイーな表情を演出する“シロップメイク”を提案する。

ブランドを代表する4色アイシャドウパレット“シグニチャー カラー アイズ”(各7700円)から、イチゴやオレンジを思わせるプレイフルな配色の限定2種が登場する。“138 涼苺 -RYOUICHIGO”はイチゴの蜜にきな粉を振りかけたかき氷のような優しさと柔らかさを組み合わせたピンクトーンで、“139 夏焦 -NATSUKOGASHI”は甘いシロップを煮詰めた深みとフレッシュなカラーをセット。深みのある“透けマット”なカラーを合わせることで、印象的な目元に導く。

頬やリップに使用できる“クリーム タッチ ブラッシュ & リップ”(各5500円)は、溶け込むような血色感を宿すマルチアイテム。じゅわっとにじみ出るような発色と艶をかなえ、濃淡の調整も思いのままに操れる。カラーは肌なじみの良い上品なティーベージュ、鮮やかなピンクレッド、大人っぽくモードな雰囲気をまとうベリーの限定3色。

ケア効果、美しい発色、艶の3つを兼ね備えたリップグロス“トリートメント ラッピング リップ”(各4400円)からは青みを感じるグレープと白みのニュアンスを足したミルキーなオレンジを、定番の“ネイル カラー ポリッシュ”(各2750円)からはクリアなパープルとイエローを販売する。

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「ギャルソン」好きの整形外科医が骨を折って手に入れた(!?)青春時代の憧れ

「WWDJAPAN」の連載「1000円で何する?」

連載「1000円で何する?」24回目に登場するのは、神奈川県横須賀市で整形外科クリニックを運営する内田宙司(ひろし)さん。「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」を約50着所有し、メディカルウエアブランド「エクリュ(ECR.U)」も手掛けるファッション好きの院長が手に入れた青春時代の憧れとは?

“デロリアン DMC-12”のミニカー(990円)

“デロリアン DMC-12”のミニカー(990円)

「“デロリアン”のミニカーです。

同車は、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場するスポーツカー型のタイムマシンで、米国のデロリアン・モーター・カンパニー(DELOREAN MOTOR COMPANY)が1981~82年に実際に生産した“DMC-12”を、劇中に登場する科学者の“ドク”が改造したという設定。

こちらは米国の玩具メーカー、マテル(MATTEL)のミニカーブランド『ホットウィール(HOT WHEELS)』の商品で、なんといってもホバー(飛行)モードを造形化しているところに引かれました。デロリアンがトランスフォームして空を飛び、未来へ向かう“1”のラストシーンは鳥肌が立つくらい好きなので!」。

内田宙司/整形外科医

内田宙司/整形外科医 プロフィール

(うちだ・ひろし)1969年7月25日生まれ、東京都出身。聖マリアンナ医科大学および大学院を卒業し、同校に就職。2020年、内田宙司整形外科を開院。メディカルウエアブランド「エクリュ」も手掛ける。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のほか、「スター・ウォーズ」や「ゴーストバスターズ」も好き

連載「1000円で何する?」とは?

原宿での隠れ家ランチや、朝の気分をあげるスターバックスのオプション、週末の美術館の入館料など、ファッション&ビューティ業界人に1000円(税込1100円)で日常をキラキラさせるコト・モノを紹介してもらいます。ファミリーマートの靴下や古着のバンダナなど、アパレル商品もあったり?

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「服をくれたら『#PR』なしで投稿してあげる」とインフルエンサーからDM、コレってセーフ?アウト?【マンガで学ぶステマ規制】

実際は広告なのに一般消費者には広告ではないように見える表示「ステルスマーケティング」については、ファッション&ビューティ企業も正しく理解し、対策を講じることが必要です。そこで「WWDJAPAN」は、企業のSNSやインフルエンサー・マーケティングを担うLIDDELL(リデル)に協力を依頼して毎週、業界あるあるな「ステマかも!?」クイズを出題。ステマ規制に該当するポイントを明らかにしながら、講じるべき対策を伝授します。

ケーススタディ23

今回の事業者
アパレルブランドのEC担当のA
投稿者
A一押しのファッション系インフルエンサー

アパレルブランドのEC担当のAは、ファッション系インフルエンサーからDMをもらいました。そこには「すてきなブランドなので、私のアカウントでコーディネートを紹介したい。無償で提供してくれたら『#PR』を付けずに投稿します」と書いてありました。Aは普段からこのインフルエンサーを「私たちのブランドの雰囲気にぴったり!」と注目し、SNSをフォローしていたので、今回の申し出を喜んでいます。

インフルエンサーに商品を提供し、「#PR」なしで投稿してもらうのはステマ?それともセーフ?


ステマに該当します。

インフルエンサーからの申し出でも、販促活動を目的に商品を提供し、投稿してもらうことに変わりはありません。したがって広告とみなされます。

ステマ回避のためには「#PR」「#ad」などの広告表記か、「◯◯(ブランド名)からの提供」など、ブランドから提供された旨を明記するようインフルエンサーに依頼する必要があります。
※状況や前後関係、関係性において判断が異なります。

室木おすし/イラストレーター・漫画家 プロフィール

(むろき・おすし)建築家という響きに憧れ建築の大学に入学するも、直線がうまく引けないため挫折。卒業後、渋谷アートスクールに入学。24歳のとき、フリーのイラストレーターに。3児の父で、著書に「貴重な棒を持つネコ」「君たちが子供であるのと同じく」「悲しみゴリラ川柳」がある。オモコロライターとしても活躍

LIDDELL

COMPANY PROFILE:SNS・インフルエンサーマーケティングのパイオニアとして、インフルエンサー3.5万人と共に、7000社を超える企業との取引実績を誇り、多くのSNSトレンドを創出。「個人の影響力を、人々の未来のために。」をミッションとして掲げ、企業と個人が対等に取引できる社会の実現を目指す

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「ル ラボ」が日本初のカフェ併設店をオープン 築145年の京町家を改装

ニューヨーク発のフレグランスブランド「ル ラボ(LE LABO)」は3月20日、日本初となるカフェを併設したショップを京都・木屋町通にオープンする。1879年に建てられた酒蔵跡の町屋を改装した店舗で、日本の文化や伝統を融合した空間を演出する。

1階では全商品をラインアップし、バス・ボディー商品はシンクで試すことも可能。カフェは店内奥に併設する。テイクアウト専門で、コーヒーや紅茶、定期的に入れ替わるビーガンのペストリーを用意する。カフェの併設は上海、ブルックリンに続く世界3店舗目。

ラボは今夏に併設予定。その場で注文を受けてから手作業で調合を行い、フレッシュなフレグランスを提供する「フレッシュ ブレンディング」や、ラベルに好きなメッセージを入れることができる「パーソナライゼーション」サービスを用意する。なお、同店では日本語(ひらがな・カタカナ・漢字)を追加し提供する。

2階は畳の部屋で調香師の仕事場を表現した“調香の間”と、日本のクラフツマンシップを表現した“工匠の間”の2つの空間を有する。“調香の間”は、中国とアムステルダムの2店舗のみで展開していた、数100種類のエッセンシャルオイルや調香師のノートなどを展示したフレグランスオルガン(道具)スペース。“工匠の間”は、日本の職人やアーティストを迎え、日本の伝統工芸をオマージュしたオープンなアトリエのように活用する。

■ル ラボ 京都町家
住所:京都府京都市中京区木屋町通四条上る2丁目下樵木町206番地
営業時間:10:00~19:00

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「ル ラボ」が日本初のカフェ併設店をオープン 築145年の京町家を改装

ニューヨーク発のフレグランスブランド「ル ラボ(LE LABO)」は3月20日、日本初となるカフェを併設したショップを京都・木屋町通にオープンする。1879年に建てられた酒蔵跡の町屋を改装した店舗で、日本の文化や伝統を融合した空間を演出する。

1階では全商品をラインアップし、バス・ボディー商品はシンクで試すことも可能。カフェは店内奥に併設する。テイクアウト専門で、コーヒーや紅茶、定期的に入れ替わるビーガンのペストリーを用意する。カフェの併設は上海、ブルックリンに続く世界3店舗目。

ラボは今夏に併設予定。その場で注文を受けてから手作業で調合を行い、フレッシュなフレグランスを提供する「フレッシュ ブレンディング」や、ラベルに好きなメッセージを入れることができる「パーソナライゼーション」サービスを用意する。なお、同店では日本語(ひらがな・カタカナ・漢字)を追加し提供する。

2階は畳の部屋で調香師の仕事場を表現した“調香の間”と、日本のクラフツマンシップを表現した“工匠の間”の2つの空間を有する。“調香の間”は、中国とアムステルダムの2店舗のみで展開していた、数100種類のエッセンシャルオイルや調香師のノートなどを展示したフレグランスオルガン(道具)スペース。“工匠の間”は、日本の職人やアーティストを迎え、日本の伝統工芸をオマージュしたオープンなアトリエのように活用する。

■ル ラボ 京都町家
住所:京都府京都市中京区木屋町通四条上る2丁目下樵木町206番地
営業時間:10:00~19:00

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【2024年夏コスメ】「ディオール」は太陽降り注ぐフレンチ・リビエラが着想源 コーラル&ライラックのアイパレットなど発売

「ディオール(DIOR)」は5月3日、2024年夏コレクションを数量限定で発売する。4月30日は、公式オンライン ブティックおよび一部店舗で先行販売を行う予定だ。晴れやかな色合いを詰め込んだ夏にぴったりのアイシャドウパレットや鮮やかなリップ、ネイルなどの全6アイテムの限定色を用意した。

アイコニックな5色アイシャドウパレット“ディオールショウ サンク クルール”(各1万10円)から、太陽が降り注ぐリゾート地のフレンチ・リビエラから着想を得たカラフルな2種が登場する。ウォームブロンズやライトコッパー、アンバーブラウンに加え、晴れやかなイエローとコーラルを組み合わせた“333 コーラル フレーム”と、ライラックやピンクを主役に、トープブラウンとミントブルーのアクセントを加えた涼しげな配色の“933 パステル グロウ”で、ナチュラルからインテンスな印象まで多彩な仕上がりを楽しめる。アイシャドウの部分には、象徴的な“ディオール オブリーク ロゴ”を施した。

発売したばかりのリキッドハイライター“ディオールスキン フォーエヴァー グロウ マキシマイザー”(5940円)は、繊細な偏光パールがきらめく、夏らしい健康的な艶肌をかなえるヌードカラーを販売。ピュアな血色を与えるチークカラー“ロ―ジ― グロウ”(各6380円)はカラフルに輝くピンクコーラルと、優しい色味のラベンダーの2色をそろえる。

メイクしながらリップケア効果をもたらすティントリップ“ディオール アディクト リップ グロウ”(各4730円)はコーラルピンクとラベンダーの2色を、“ディオール アディクト リップ ティント”(4730円)は夏の青空に映える鮮やかなコーラルレッドの1色を発売する。また、ネイルポリッシュ“ディオール ヴェルニ”(各4620円)からもソルベのようなパステル調の2色が登場し、指先を夏仕様に彩る。

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【2024年夏コスメ】「ディオール」は太陽降り注ぐフレンチ・リビエラが着想源 コーラル&ライラックのアイパレットなど発売

「ディオール(DIOR)」は5月3日、2024年夏コレクションを数量限定で発売する。4月30日は、公式オンライン ブティックおよび一部店舗で先行販売を行う予定だ。晴れやかな色合いを詰め込んだ夏にぴったりのアイシャドウパレットや鮮やかなリップ、ネイルなどの全6アイテムの限定色を用意した。

アイコニックな5色アイシャドウパレット“ディオールショウ サンク クルール”(各1万10円)から、太陽が降り注ぐリゾート地のフレンチ・リビエラから着想を得たカラフルな2種が登場する。ウォームブロンズやライトコッパー、アンバーブラウンに加え、晴れやかなイエローとコーラルを組み合わせた“333 コーラル フレーム”と、ライラックやピンクを主役に、トープブラウンとミントブルーのアクセントを加えた涼しげな配色の“933 パステル グロウ”で、ナチュラルからインテンスな印象まで多彩な仕上がりを楽しめる。アイシャドウの部分には、象徴的な“ディオール オブリーク ロゴ”を施した。

発売したばかりのリキッドハイライター“ディオールスキン フォーエヴァー グロウ マキシマイザー”(5940円)は、繊細な偏光パールがきらめく、夏らしい健康的な艶肌をかなえるヌードカラーを販売。ピュアな血色を与えるチークカラー“ロ―ジ― グロウ”(各6380円)はカラフルに輝くピンクコーラルと、優しい色味のラベンダーの2色をそろえる。

メイクしながらリップケア効果をもたらすティントリップ“ディオール アディクト リップ グロウ”(各4730円)はコーラルピンクとラベンダーの2色を、“ディオール アディクト リップ ティント”(4730円)は夏の青空に映える鮮やかなコーラルレッドの1色を発売する。また、ネイルポリッシュ“ディオール ヴェルニ”(各4620円)からもソルベのようなパステル調の2色が登場し、指先を夏仕様に彩る。

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「グッチ ビューティ」が国内1号店を大丸心斎橋にオープン 「デパコ」でも取り扱い

「グッチ ビューティ(GUCCI BEAUTY)」は3月1日、国内初の百貨店常設店を大丸心斎橋店にオープンした。ブランドのアイコンリップ“ルージュ ア レーヴル”をはじめ、メイクアップアイテムやネイル、香水を展開する。また、大丸・松坂屋が手掛けるコスメのオンラインストア「デパコ(DEPACO)」でも取り扱う。

大丸心斎橋店のカウンターでは、温かみのある淡いピンクの什器を基調にし、化粧台には布張りの椅子を配置した。居心地の良い邸宅を表現し、エレガントと遊び心のある雰囲気に仕上げた。またデジタルスクリーンを設置し、口紅やアイシャドウをバーチャルで試すことができる。

「グッチ ビューティ」はこれまで、一部の「グッチ」ショップと公式オンラインストアで販売していた。昨年の10~12月には伊勢丹新宿本店でポップアップを期間限定開催した。

■「グッチ ビューティ」大丸心斎橋店
オープン日:3月1日
時間:10:00~20:00※百貨店の営業時間に準ずる
場所:大丸心斎橋店 本館1Fコスメティック
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1

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退任を決めたドリス・ヴァン・ノッテンからの公式レターを公開

ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)は、自身が1986年に創業したブランド「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」のクリエイティブ・ディレクターを6月で退くことを発表した。一報を出した後の反響の大きさからは、ドリスがどれだけファッション業界や服好きから愛されてきたが伺える。そして、退任にショックを受ける人々が知りたいのは、何よりもドリス自身の言葉だろう。ここでは、ドリス本人からのレターを公開する。


1980年代初頭、アントワープ出身の若者だった私が描いた夢は、ファッションの中に何かを伝える 声をもつことでした。ロンドン、パリ、さらにその先へ私を導いたこの旅を通して、そして数え切れないほどの人々の協力や支えによって、その夢は実現しました。

そしてこれからは、これまで時間を割くことのできなかったすべてのことに焦点を移したいと思ってい ます。このように6月末をもって退任することをお知らせするのは悲しくもあり、同時に嬉しくもあります。私はこの時に備え、しばらくの間準備をしてきました。そして、新しい世代の才能がブランドに新たなビ ジョンをもたらす余地を残す時期が来たと感じています。

次の2025年春夏メンズ・コレクションが、私の「ドリス ヴァン ノッテン」での現在の役割における最後のショーとなります。

25年春夏ウィメンズ・コレクションについては、長年にわたり非常に緊密に協力してきた私のスタジオ・チームが制作します。彼らは、必ず素晴らしい仕事をしてくれるでしょう。

今後適切な時期に、「ドリス ヴァン ノッテン」のメンズとウィメンズのストーリーを引き継ぐデザイナーを発表する予定です。

しかしながら、私は自分がとても大切にしているこのメゾンに引き続き関わることになります。

マーク・プーチ(Marc Puig)、マヌエル・プーチ(Manuel Puig)、ホセ・マヌエル・アルベサ(Jose Manuel Albesa)、アナ・トリアス(Ana Trias)をはじめ、私たちを信じ続け、さらに強力な会社の構築に協力してくれたプーチ (Puig)の関係者に感謝します。

また、ファブリックやアクセサリーのサプライヤー、アトリエ、メーカー、インドの刺しゅうに携わる人々、そ してたくさんの美しいアイデアを実現するために協力してくれたすべての人に感謝の意を表します。

「ドリス ヴァン ノッテン」チームの全員にも感謝の気持ちでいっぱいです。この数年間、正確に言えば38年間、あなたたちは私にショーを開催し、ショップをオープンし、年に4つのコレクションを制作し、「ドリス ヴァン ノッテン」というブランドを今日の成功に導く機会とエネルギーを与えてくれました。

プーチが私たちのビジネスの一部となって以来、私たちが望むとおりに成長を続けることができました。ビューティと香水のラインが加わり、アクセサリーを拡張し、eコマースをスタートし、エキサイ ティングで革新的なショップをオープンしました。このブランドには今、たくさんの花が咲き誇っている。庭と同じように、ここに何を植えるかを決めるのはあなたたちです。やがてそれは育ち、ある時が来れば花は咲き続けるのです。

そして言うまでもなく、私とともに全てのコレクション制作に関わり、一番初めからこのメゾンを築くためにサポートし続けてくれたパトリック・ファンヘルーヴェ(Patrick Vangheluwe)に深く感謝します。

最後になりましたが、私たちの活動を愛してくださっているすべての人に、心からの感謝をお伝えしたいと思います。私たちの服が世に出るのを目にし、着る人の人生の中に、その服の居場所があることを知る...。そのことに、私は言葉では言い表せないほどの充実感を感じています。

そして今、私は確信しています。

「ドリス ヴァン ノッテン」の未来は、これからも明るく輝き続けることを。

LOVE,
DRIES

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【2024年夏コスメ】「スリー」がネイルポリッシュを刷新 速乾性アップ&天空から着想を得た全20色

「スリー(THREE)」の2024年夏コレクションは、定番のネイルポリッシュを“ネイルラッカー”(各7mL、各2420円)にリニューアルし、5月22日に発売する。テーマは“指先が奏でる、天空のシンフォニー”で、天空の美しい情景から着想を得た20色をそろえる。

リニューアルポイントはカラー展開が18色から20色になり、従来よりも乾く時間が短縮して速乾性が増した点。さらに、トップコート不要のロングラスティング力も兼ね備えた。カラーは深みのあるブルーやシアーな水色、夕焼けをイメージしたレッドやオレンジ、雲のように柔らかなホワイトなど豊富なラインアップだ。

“ネイルラッカー トップコート”(各7mL、各2420円)からは、艶と透明感を与えるクリアタイプ、上質なきらめきと深みをプラスするダスティーグレー、セミマットな質感に変化するウォーミーピンクの3種を用意した。爪を保護するアルガンオイルやシアバターなども配合している。

8日には、定番のスキンケア“バランシング”シリーズから、植物オイルと精油、クレイを配合したチューブタイプのクレンジングバーム“バランシング クレンジング バーム”(90g、4840円)を発売する。肌を柔らかくほぐしつつ、不要な汚れを浮かせて吸着する“吸着クレンズバーム処方”を採用した。美容液成分83%配合で、ふっくらとした滑らかな肌に導く。香りは宮崎県産のレモン精油を含んだ、爽やかなシトラス系に仕上げた。

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「ヘンネ」堂々のショーデビュー “強きロマンチスト”は餅やシュウマイ着想の変幻自在シルエット

アンナ・チョイ (ANNA CHIOI)=デザイナーが手掛けるウィメンズブランド「ヘンネ (HANGNAE)」は16日、「楽天 ファッション ウィーク東京 (Rakuten Fashion Week TOKYO)」で2024-25年秋冬コレクションを発表した。

同ブランドのコンセプトは"強きロマンチストのための洋服"で、自愛精神を含めた“愛”を洋服で表現しようと試みる。立ち上げ7シーズン目で初めてのショーは、2021-22年秋冬のファーストコレクションのテーマと同じ"loving philosophy(愛する哲学)"を掲げ、ブランドの原点に立ち返った。

「ヘンネ」のブランドカラーにはレッドとベージュ、ブラックの3色で、それぞれに愛と優しさ、強さの意味を込める。ショーではファーストルックから7体連続でオールレッドのスタイルを披露し、続けてベージュ、ブラックのワントーンコーディネートも同数ずつ登場。ゲストにブランドのシグニチャーを印象付けた。

シルエットや素材は、過去のコレクションから象徴的なものを選んで再構築した。ギャザーをたっぷりと膨らませたアームカバーや、ショルダーをなめらかにカーブさせて袖をバルーン状にしたジャージーブラウス、細かいプリーツの入ったラップスカートや、レザーのキャミソールとチュールスカートをドッキングしたドレスでは、縦長のシルエットを強調する。張り出したチュールでAラインを描くスカートも登場した。

シルエットの着想源は餅やシュウマイ

これらのアイテムには日本ならではのエスプリを効かせており、“おもちスリーブ”や“ちくわぶラップスカート”“きしめんレザードレス”“シュウマイスカート”などのユニークな名前を付けている。ブランド初のキルティングコートについては、新潟の縫製工場の協力を得て、全てニットで編んでおり、「うどんみたいな毛糸をつぶしながら、ステッチをかけて作った」とチョイ=デザイナーは笑った。

ほかにも、ベルトループ付きのスカートをベアトップにして、デコルテを美しく見せるドレスや、ヘアアクセサリーのシュシュのような形の帯ベルトも登場した。ブランドロゴ入りのシアーなボディースーツや、楕円形のホールをメッシュ状に開けたニットドレスは、フェティッシュなムード。また、大きく膨らませたスリーブやドレスに、巾着のようにたゆませた小さなバッグを合わせたスタイリングは、トリョーシカを着想源にしたという。

チョイ=デザイナー本人こそが“強きロマンチスト”という印象で、愛に溢れた空間づくりに長けていた。ショー開始直前、スタッフ全員に「最後まで行くよ!」「ぜがひでも洋服をみんなでお送りしましょう」とこまめに声をかけ、ショー後は「やり切った!」というような爽快感でいっぱいの笑顔を浮かべ、友人らや自身の家族に囲まれていた。多くのゲストが駆けつけていたのは、人を引きつけるデザイナーの人柄もあるのだろう。

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「ヘンネ」堂々のショーデビュー “強きロマンチスト”は餅やシュウマイ着想の変幻自在シルエット

アンナ・チョイ (ANNA CHIOI)=デザイナーが手掛けるウィメンズブランド「ヘンネ (HANGNAE)」は16日、「楽天 ファッション ウィーク東京 (Rakuten Fashion Week TOKYO)」で2024-25年秋冬コレクションを発表した。

同ブランドのコンセプトは"強きロマンチストのための洋服"で、自愛精神を含めた“愛”を洋服で表現しようと試みる。立ち上げ7シーズン目で初めてのショーは、2021-22年秋冬のファーストコレクションのテーマと同じ"loving philosophy(愛する哲学)"を掲げ、ブランドの原点に立ち返った。

「ヘンネ」のブランドカラーにはレッドとベージュ、ブラックの3色で、それぞれに愛と優しさ、強さの意味を込める。ショーではファーストルックから7体連続でオールレッドのスタイルを披露し、続けてベージュ、ブラックのワントーンコーディネートも同数ずつ登場。ゲストにブランドのシグニチャーを印象付けた。

シルエットや素材は、過去のコレクションから象徴的なものを選んで再構築した。ギャザーをたっぷりと膨らませたアームカバーや、ショルダーをなめらかにカーブさせて袖をバルーン状にしたジャージーブラウス、細かいプリーツの入ったラップスカートや、レザーのキャミソールとチュールスカートをドッキングしたドレスでは、縦長のシルエットを強調する。張り出したチュールでAラインを描くスカートも登場した。

シルエットの着想源は餅やシュウマイ

これらのアイテムには日本ならではのエスプリを効かせており、“おもちスリーブ”や“ちくわぶラップスカート”“きしめんレザードレス”“シュウマイスカート”などのユニークな名前を付けている。ブランド初のキルティングコートについては、新潟の縫製工場の協力を得て、全てニットで編んでおり、「うどんみたいな毛糸をつぶしながら、ステッチをかけて作った」とチョイ=デザイナーは笑った。

ほかにも、ベルトループ付きのスカートをベアトップにして、デコルテを美しく見せるドレスや、ヘアアクセサリーのシュシュのような形の帯ベルトも登場した。ブランドロゴ入りのシアーなボディースーツや、楕円形のホールをメッシュ状に開けたニットドレスは、フェティッシュなムード。また、大きく膨らませたスリーブやドレスに、巾着のようにたゆませた小さなバッグを合わせたスタイリングは、トリョーシカを着想源にしたという。

チョイ=デザイナー本人こそが“強きロマンチスト”という印象で、愛に溢れた空間づくりに長けていた。ショー開始直前、スタッフ全員に「最後まで行くよ!」「ぜがひでも洋服をみんなでお送りしましょう」とこまめに声をかけ、ショー後は「やり切った!」というような爽快感でいっぱいの笑顔を浮かべ、友人らや自身の家族に囲まれていた。多くのゲストが駆けつけていたのは、人を引きつけるデザイナーの人柄もあるのだろう。

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伊勢丹新宿メンズ館の特選売り場が拡大 本館の時計売り場も


伊勢丹新宿本店本館とメンズ館は、一部フロアをリニューアルする。メンズ館は、3階の特選売り場“メンズデザイナーズ”を2、3階の2フロアに拡大し、3月20日にオープンする。本館は、5階ウオッチ売り場のスペースを拡大し、27日にオープンする。

改装後のメンズ館2階には、同館初の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」常設店をはじめ、「ディオール(DIOR)」「セリーヌ(CELINE)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「バーバリー(BURBERRY)」「コーナー・コム デ ギャルソン(CORNER COMME DES GARCONS)」が入る。「ルイ・ヴィトン」は、メンズ・コレクションにフォーカスした国内4つ目の店舗で、ウエアやシューズ、レザーグッズ、ラゲージ、フレグランス、アクセサリーと豊富なジャンルがそろう。

リニューアルを記念して、同館限定のアイテムも発売する。「ディオール」のアイコン“サドル”をアップデートした“ギャロップ”シリーズのミニスリングバッグ(38万5000円)や、「セリーヌ」の“C”のパッチをあしらったテディジャケット(43万4500円)、「バレンシアガ」のフーデットバイカージャケット(146万9600円)、ビスコースツイルの裏地を施した「バーバリー」のダブルブレストトレンチコート(52万8000円)、「メゾン マルジェラ」のスエード素材の“5ジップ”ジャケット(51万1500円)などを扱う。

本館5階は、ラグジュアリーウオッチ売り場を拡充する。初めて機械式時計を買う人からコアな時計好きまでをターゲットに、アイテムの幅を広げる。「路面店級の品ぞろえ」で、比較検討できる売り場を目指す。

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伊勢丹新宿メンズ館の特選売り場が拡大 本館の時計売り場も


伊勢丹新宿本店本館とメンズ館は、一部フロアをリニューアルする。メンズ館は、3階の特選売り場“メンズデザイナーズ”を2、3階の2フロアに拡大し、3月20日にオープンする。本館は、5階ウオッチ売り場のスペースを拡大し、27日にオープンする。

改装後のメンズ館2階には、同館初の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」常設店をはじめ、「ディオール(DIOR)」「セリーヌ(CELINE)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「バーバリー(BURBERRY)」「コーナー・コム デ ギャルソン(CORNER COMME DES GARCONS)」が入る。「ルイ・ヴィトン」は、メンズ・コレクションにフォーカスした国内4つ目の店舗で、ウエアやシューズ、レザーグッズ、ラゲージ、フレグランス、アクセサリーと豊富なジャンルがそろう。

リニューアルを記念して、同館限定のアイテムも発売する。「ディオール」のアイコン“サドル”をアップデートした“ギャロップ”シリーズのミニスリングバッグ(38万5000円)や、「セリーヌ」の“C”のパッチをあしらったテディジャケット(43万4500円)、「バレンシアガ」のフーデットバイカージャケット(146万9600円)、ビスコースツイルの裏地を施した「バーバリー」のダブルブレストトレンチコート(52万8000円)、「メゾン マルジェラ」のスエード素材の“5ジップ”ジャケット(51万1500円)などを扱う。

本館5階は、ラグジュアリーウオッチ売り場を拡充する。初めて機械式時計を買う人からコアな時計好きまでをターゲットに、アイテムの幅を広げる。「路面店級の品ぞろえ」で、比較検討できる売り場を目指す。

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ドリス・ヴァン・ノッテンが退任 6月の2025年春夏メンズを最後に

「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」の創業者であり、40年近くクリエイションを率いてきたベルギー人ファッションデザイナーのドリス・ヴァン・ノッテンは、米「WWD」の取材に対し、6月に退任することを認めた。現役としての最後のショーは、6月のパリ・メンズ・ファッション・ウイーク中に予定されている2025年春夏メンズ・コレクションになる。ドリスは、米WWDに独占公開した声明の中で、「そのうちにブランドのストーリーを引き継ぐデザイナーを発表する」とし、「私はこの瞬間のためにしばらく準備をしてきた。新しい世代の才能がブランドにビジョンをもたらすために、彼らに余地を残すべき時だと感じている」とコメント。関係者によると、後継者探しはここ数カ月のうちに、静かに始まったという。

独創的でありながら美しい色使いやプリント、エキゾチックなディテールで彩られたスタイルで多くの人に愛されてきた現在65歳のデザイナーは、18年にメゾンの株式の過半数をスペインのプーチグループに売却した時から後継者への継承のロードマップを築いていた。プーチは買収当時、ドリスが少数ではあるが株式を長期間保有し、「チーフ・クリエイティブ・オフィサー兼会長として取締役会にも参加する」としていた。同社は明言していなかったが、ドリスは最低5年はクリエイションの最前線に立ち続ける想定だったようだ。

後継については、彼の右腕が最有力だが、一方でヨーロッパのデザイナーとの交渉は始まっているとの話もある。秋に開くウィメンズ・コレクションについて、ドリスは「仕事を共にしてきたデザインチームが手がけるだろう。彼らは、素晴らしいコレクションを生み出すはず。私には、その自信がある」と話しつつ、「一方で、後継デザイナーについては、追ってアナウンスしたい。ただ、宝物のように大事なブランドには、これからも何らかの形で関わるつもりだ」としている。

プーチのマーク・プーチ(Marc Puig)会長兼最高経営責任者は、「ドリスが38年のキャリアに区切りをつけ、第一線を退く決断をしたことに敬意を表したい。プーチは、彼のレガシーを未来へとつなげる。まずはドリスと我々にとって、刺激的な新章をスタートしたい」としている。

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ドリス・ヴァン・ノッテンが退任 6月の2025年春夏メンズを最後に

「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」の創業者であり、40年近くクリエイションを率いてきたベルギー人ファッションデザイナーのドリス・ヴァン・ノッテンは、米「WWD」の取材に対し、6月に退任することを認めた。現役としての最後のショーは、6月のパリ・メンズ・ファッション・ウイーク中に予定されている2025年春夏メンズ・コレクションになる。ドリスは、米WWDに独占公開した声明の中で、「そのうちにブランドのストーリーを引き継ぐデザイナーを発表する」とし、「私はこの瞬間のためにしばらく準備をしてきた。新しい世代の才能がブランドにビジョンをもたらすために、彼らに余地を残すべき時だと感じている」とコメント。関係者によると、後継者探しはここ数カ月のうちに、静かに始まったという。

独創的でありながら美しい色使いやプリント、エキゾチックなディテールで彩られたスタイルで多くの人に愛されてきた現在65歳のデザイナーは、18年にメゾンの株式の過半数をスペインのプーチグループに売却した時から後継者への継承のロードマップを築いていた。プーチは買収当時、ドリスが少数ではあるが株式を長期間保有し、「チーフ・クリエイティブ・オフィサー兼会長として取締役会にも参加する」としていた。同社は明言していなかったが、ドリスは最低5年はクリエイションの最前線に立ち続ける想定だったようだ。

後継については、彼の右腕が最有力だが、一方でヨーロッパのデザイナーとの交渉は始まっているとの話もある。秋に開くウィメンズ・コレクションについて、ドリスは「仕事を共にしてきたデザインチームが手がけるだろう。彼らは、素晴らしいコレクションを生み出すはず。私には、その自信がある」と話しつつ、「一方で、後継デザイナーについては、追ってアナウンスしたい。ただ、宝物のように大事なブランドには、これからも何らかの形で関わるつもりだ」としている。

プーチのマーク・プーチ(Marc Puig)会長兼最高経営責任者は、「ドリスが38年のキャリアに区切りをつけ、第一線を退く決断をしたことに敬意を表したい。プーチは、彼のレガシーを未来へとつなげる。まずはドリスと我々にとって、刺激的な新章をスタートしたい」としている。

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「バレンシアガ」が伊勢丹新宿メンズ館の改装に伴いリロケーションオープン 24年春夏の限定・先行販売も

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は3月20日、伊勢丹新宿本店メンズ館の新たに改装された2階フロアにメンズストアをリロケーションオープンする。店舗ではメンズのプレタポルテやシューズ、バッグ、アクセサリー、アイウエアのコレクションなどをそろえる。

オープンに合わせて限定・先行アイテムも用意する。2024年春夏コレクションからはダーティ ブルーのマットレザーの“フーデッド バイカージャケット”(146万9600円)、ブラックのセミシャイニーレザーの“オーバーサイズ バギーパンツ”(95万1500円)を店舗限定で販売する。さらに“カーゴ M トート バッグ”(31万9000円)、“カーゴ L トート バッグ”(36万8500円)を先行販売する。

内装には意図的に粗い構造や模擬腐食などのディテールを施した。ブラシ仕上げのコンクリートの床や未処理のコンクリートで作る壁や棚、倉庫備品を模して緑青仕上げを施したテーブルとリサイクルレザーのベンチなどが、本物の本質を問うような空間を演出する。

◼️バレンシアガ 伊勢丹新宿店メンズ館
住所:東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店 メンズ館2階

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「バレンシアガ」が伊勢丹新宿メンズ館の改装に伴いリロケーションオープン 24年春夏の限定・先行販売も

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は3月20日、伊勢丹新宿本店メンズ館の新たに改装された2階フロアにメンズストアをリロケーションオープンする。店舗ではメンズのプレタポルテやシューズ、バッグ、アクセサリー、アイウエアのコレクションなどをそろえる。

オープンに合わせて限定・先行アイテムも用意する。2024年春夏コレクションからはダーティ ブルーのマットレザーの“フーデッド バイカージャケット”(146万9600円)、ブラックのセミシャイニーレザーの“オーバーサイズ バギーパンツ”(95万1500円)を店舗限定で販売する。さらに“カーゴ M トート バッグ”(31万9000円)、“カーゴ L トート バッグ”(36万8500円)を先行販売する。

内装には意図的に粗い構造や模擬腐食などのディテールを施した。ブラシ仕上げのコンクリートの床や未処理のコンクリートで作る壁や棚、倉庫備品を模して緑青仕上げを施したテーブルとリサイクルレザーのベンチなどが、本物の本質を問うような空間を演出する。

◼️バレンシアガ 伊勢丹新宿店メンズ館
住所:東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店 メンズ館2階

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「ビルケンシュトック」が国内2店舗目のコンセプトストアを新宿にオープン

「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」はこのほど、東京・新宿に旗艦店「ビルケンシュトック新宿コンセプトストア」をオープンした。住所は東京都新宿区新宿3-33-10で、昨年オープンした原宿店に続く国内2店舗目のコンセプトストアだ。

店舗は、”共存(Coexistence)”がテーマ。新宿の街に根付く文化と「ビルケンシュトック」の伝統をはじめ、打ちっぱなしのコンクリート壁と日本を代表する格子状に組まれた竹壁、ネオンサインと和の素材を用いた什器などが絶妙なバランスで共存し、フロアの一部には“自然な歩行”を想起させる砂をイメージした床材を採用している。また、ブランドを象徴するコルクオークがウィンドーを飾っているのもコンセプトストアならではの意匠だ。

そして、定番アイテムから最新作、ハイエンドラインの“ビルケンシュトック 1774”まで、国内最大規模の品ぞろえを誇り、オープンにあわせて誕生した新モデル“シンジュク(SHINJUKU)”(3万1900円)も取り扱う。

なお現在、税抜2万5000円以上の購入者に先着で「ビルケンシュトック」の250周年を記念したキーチャームをプレゼント中だ。

■ビルケンシュトック新宿コンセプトストア
住所:東京都新宿区新宿3-33-10 新宿モリエールビル 1階
営業時間:11:00〜20:00

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「ギャップ」が「パレス スケートボード」とコラボ 限定デッキや初のキッズ商品も

「ギャップ(GAP)」は、ロンドン発のスケートブランド「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」とコラボレーションし、大人と子どものアパレルコレクションを発売する。3月23日午前11時から「ギャップ」の5店舗(新宿フラッグス店、心斎橋店、ららぽーとなごやみなとアクルス店、札幌イケウチゲート店、キャナルシティ博多店)と公式オンラインストアで販売する。

1990年代に着想した同コレクションは、「ギャップ」のアイコニックな商品を「パレス スケートボード」」の視点で再構築し、両ブランドのロゴをリミックスして融合した。ラインアップはバーシティージャケット、カーゴパンツ、Tシャツ、アクセサリーなどを含む55点で、「パレス」初のキッズ商品も用意する。

ほか、3種類の限定ロゴ・スケートデッキと「パレス スケートボード」」のアイコニックなイラスト、“ジェレミーダック(Jeremy Duck)”の限定版ぬいぐるみも販売する。スケートボードデッキ3種は「ギャップ」の新宿フラッグス店と心斎橋店のみで販売する。

同コラボレーションを記念し、ジム・ゴールドバーグ(Jim Goldberg)が撮影しウィル・ロブソン=スコット(Will Robson-Scott)が監督した“PALACE GAP”のキャンペーンも発表する。90秒のオリジナル動画では、子どもたちがカール・ワトソン(Karl Watson)、エリッサ・スティーマー(Elissa Steamer)、トミー・ゲレロ(Tommy Guerrero)といったスケーター界のレジェンドたちや、ケニン・ガーナ―(Kanin Garner)、ジャマール・スミス(Jamal Smith)、ヘイター・ダ・シルヴァ(Heitor Da Silva)、ジャミール・ブラウン(Jahmir Brown)といったパレス・スケーターたちと一緒に滑る姿を映し出す。シンガーソングライターで元Spice Girls(スパイス・ガールズ)のメラニー・C (Melanie C)と9歳のプロスケートボーダーのアンナ・シア(Anna Shea)も起用した。

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「ギャップ」が「パレス スケートボード」とコラボ 限定デッキや初のキッズ商品も

「ギャップ(GAP)」は、ロンドン発のスケートブランド「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」とコラボレーションし、大人と子どものアパレルコレクションを発売する。3月23日午前11時から「ギャップ」の5店舗(新宿フラッグス店、心斎橋店、ららぽーとなごやみなとアクルス店、札幌イケウチゲート店、キャナルシティ博多店)と公式オンラインストアで販売する。

1990年代に着想した同コレクションは、「ギャップ」のアイコニックな商品を「パレス スケートボード」」の視点で再構築し、両ブランドのロゴをリミックスして融合した。ラインアップはバーシティージャケット、カーゴパンツ、Tシャツ、アクセサリーなどを含む55点で、「パレス」初のキッズ商品も用意する。

ほか、3種類の限定ロゴ・スケートデッキと「パレス スケートボード」」のアイコニックなイラスト、“ジェレミーダック(Jeremy Duck)”の限定版ぬいぐるみも販売する。スケートボードデッキ3種は「ギャップ」の新宿フラッグス店と心斎橋店のみで販売する。

同コラボレーションを記念し、ジム・ゴールドバーグ(Jim Goldberg)が撮影しウィル・ロブソン=スコット(Will Robson-Scott)が監督した“PALACE GAP”のキャンペーンも発表する。90秒のオリジナル動画では、子どもたちがカール・ワトソン(Karl Watson)、エリッサ・スティーマー(Elissa Steamer)、トミー・ゲレロ(Tommy Guerrero)といったスケーター界のレジェンドたちや、ケニン・ガーナ―(Kanin Garner)、ジャマール・スミス(Jamal Smith)、ヘイター・ダ・シルヴァ(Heitor Da Silva)、ジャミール・ブラウン(Jahmir Brown)といったパレス・スケーターたちと一緒に滑る姿を映し出す。シンガーソングライターで元Spice Girls(スパイス・ガールズ)のメラニー・C (Melanie C)と9歳のプロスケートボーダーのアンナ・シア(Anna Shea)も起用した。

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「アークネッツ」が「パラブーツ」に別注したスエード靴 4⽉6⽇に発売

「アークネッツ」が「パラブーツ」に別注した“ティエール”(5万7200円)

リストリクト(栃木、伊勢博社長)が運営するウェブサイト「アークネッツ」は4⽉6⽇、フランスの靴ブランド「パラブーツ(PARABOOT)」に別注した商品を発売する。

「パラブーツ」の“ティエール”をベースとしたもので、アッパー素材はスエード。靴底は、クッション性に富む⾃社製のシャークソールだ。価格は5万7200円。

同社は、「⾒た⽬は重厚だが、スニーカーのような履き⼼地を味わえる」と話す。

リストリクトは栃⽊県宇都宮市を中⼼に群⾺県、埼⽟県に18店舗を展開する。

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語られ始めた更年期 多くの女性が悩む尿もれに対峙する日米のCEOが対談

フェムテック、フェムケアという言葉が浸透し、生理や女性ホルモンにまつわる女性のからだの変化について語られる機会も増えてきた。その一方で更年期の症状、特に尿もれについては代表的な症状であるにも関わらず話題に上がることは少ない。多くの女性が悩むその問題解決に向けて商品を開発したのが、吸水ショーツブランド「ベア(BE-A)」と骨盤底筋トレーニングアイテム「ケーゲルベル(KEGELBELL)」だ。2月に開催された「フェムテック フェス!(FEMTECH FES!)」に出展した両者に、タブー視されがちな尿もれに対する課題や2人が目指す将来像について語ってもらった。

――尿もれに着目した経緯は?

ステファニー・スコール=ケーゲルベルCEO(以下、スコール):母が骨盤底筋の外科手術で慢性的な症状を負ったことを機に、多くの女性が骨盤底筋に関する問題を抱えているにもかかわらず、根本的な解決方法に出合えていないことを知りました。それがきっかけとなり、2016年に創業し骨盤底筋トレーニングアイテムの「ケーゲルベル」を開発しました。

髙橋くみベアジャパンCEO(以下、髙橋):「ベア」はこれまではサニタリーショーツを販売していましたが、2月に発売した“ベア シグネチャー ショーツ04”は、ニオイ対策など尿もれにも安心して使える機能を備えました。ただそれだけでは根本的な解決にはなりません。同時に骨盤底筋を鍛える大切さもステファニーさんと一緒に伝えていきたい。

――初対面ですぐに意気投合したと聞いた。

髙橋:ステファニーさんは元哲学の大学教授で、私はロンドン大学で哲学を専攻していた事から勝手に親近感を持っていました。「哲学者は起業家に向いているのかも?」と話をしたり、私が家族と住むロサンゼルスと日本を行き来している話をしたりして、盛り上がりましたね。

表には出てこない、尿もれに悩む人の多さ

――「ベア」の吸水ショーツを見た感想は?

スコール:環境にも配慮した素晴らしい商品です。女性が一生のうちに使用するプラスチック製の生理用品や尿もれパットなどは莫大な量で、使い捨て生理用品は海洋プラスチックゴミの第5位と言われていますから、その解決の一助にもなりますね。

髙橋:1回の周期で使用する生理用ナプキンを25枚として、約40年間使用すると1万2000枚になりますから、それだけでも莫大な量ですし、金額的にもかなりの負担です。

――ケーゲルベルのビジネスの広がりは?

ステファニー・スコール/ケーゲルベル発明者CEO博士 プロフィール

アメリカ ペンシルベニア州フィラデルフィアにあるテンプル大学で哲学の教授を務める。自身の母が骨盤底筋の外科手術で慢性的な症状を負ったことがきっかけに、今まで目を向けられてこなかった骨盤底筋の弱さに起因する課題を解決すべく、2016年にケーゲルベルを創業

スコール:はじめは調査と開発に3年を費やし、19年にアメリカで医療機器として認可されました。その後ある見本市に出展したところ、インフルエンサーに注目され、コストコのバイヤーの目に留まりました。商談に呼ばれたものの、当時は開発に25000ドル(約367万円)かけやっと商品化した直後でバイヤーにサンプルを渡せないほどお金がなかったんです(笑)。コストコの基準は厳しく、会社の倫理観なども問われましたが、無事に20年にはコストコオンラインで発売できました。その後はコロナ禍となり、予定していたホテルでの販売がキャンセルになるなどありましたが、人々の在宅時間が増えるなか、TikTokに投稿した「ケーゲルベル」の動画が200万回再生されるなど、SNSを中心に商品の認知度がぐんと上がりました。

――購入者層の中心は、やはり更年期世代?

スコール:たしかに40代が最もリーチしやすい年代ですが、出産をきっかけに尿もれに悩むようになったり、パートナーと性的により良い関係を築くために使用したりと目的はさまざまで購入者は20〜50代と幅広いですね。

髙橋:当社が10〜60代の女性192人を対象には実施したアンケートでは、75%が「尿もれした事がある」との回答に。さらにその半数が20〜30代で初めての尿もれを経験し、中には10代で「スポーツしている時に経験した」という回答もありました。表に出てこない、とても言いにくいトピックなのだと思います。

スコール:アメリカでは肥満の人が尿もれしやすいと言われ、10代、20代でも悩んでいる人は多いですね。20代で20%、30代では30%、40代では40%の人が悩んでいるというデータもあります。

ナオミ・ワッツらセレブの影響で更年期の話題がオープンに

――ケーゲルベルを創業した2016年当時と今では、更年期についての捉え方は変わりましたか?

スコール:変わりましたね。とくにここ1年の変化は大きいと思います。きっかけはミッシェル・オバマ(Michelle Obama)やオプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)、ナオミ・ワッツ(Naomi Watts)などの著名人がメディアで更年期について語るようになったこと。とくに影響力の強いオプラが自分のトーク番組にセレブを招いて更年期を話題にするようになってから、「オープンに話していいのね」という空気が広がっています。

髙橋くみ/ベア ジャパン代表取締役CEO プロフィール

UCL(ロンドン大学)卒業後、外資系映画会社、外資系アパレル会社を経て、山本未奈子共同経営者と共にMNCニューヨークを設立。シングルマザーに育てられた経験から「ジェンダー平等」「女性のエンパワーメント」には人一倍の関心と持論を持つ。 2020 年 3月にはベア ジャパンを設立。家族と住むアメリカ・ロサンゼルスと日本を行き来しながら経営を行う傍ら、生理や女性活躍推進に関してのセミナー等を積極的に行っている

髙橋:日本でも人口の多い団塊ジュニアが更年期世代に差し掛かったことで、空気が変わってきましたよね。経済産業省調べで生理や不妊治療、女性特有の疾患、更年期などによる経済損失は毎年6兆3700億円にも上ると数字を出していますし、人口減少もあり「そこをきちんとやらなければ」と考える大企業の経営者が増えていると感じます。実は取引先のバイヤーからは「生理の次はベアさんの力で尿もれについてもオープンに語れるように啓発して欲しい」と言われています。

スコール:啓発していくこと、話せる空気を作ることが何より大切。そのために、お互いやる事はたくさんありますね。

――今後、挑戦することは?

スコール:まだ日本では販売されていませんが、「ケーゲルベル」の半分の価格で購入できる「ケーゲルカップ」を開発しました。重りの替わりにペットボトルを使用するもので、これをアメリカの貧困層、インドやアフリカにも広げたいと思っています。ゆくゆくは現地のNGOと連携して、それぞれの地域で製造する道も模索しています。それが体の健康に役立つだけでなく、雇用の機会も生まれ、女性の人権を守る事につながると考えます。

髙橋:当社も、エチオピアの方に吸水ショーツについて知ってもらい、日本の縫製技術を学んでもらう取り組みを始めました。エチオピアでは生理用品の購入が困難な事から、古布をあてて生理期間をしのぎ、洋服を汚す不安から学校に行くのを止めてしまう少女達がいるんです。将来は吸水ショーツを自分達で製造し、それが自立への道を広げる一助になる事を願っています。生理についても尿もれについても、正しい知識を持ってもらうことがとにかく大事。女性のからだに起こる当たり前の事であり、それを解決できる選択肢がある。解決する方法があるのに、知らずに悩み続けるという環境を変えていきたいですね。

スコール:100%賛成です!哲学者としても、女性達が必要以上の苦しみを背負う事がないよう願います。

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ECサイト「グレイル」運営会社が下請法違反 下請事業者に対して合計で約8200万円を減額

公正取引委員会(以下、公取委)は3月19日、ヤングレディス向けECサイト「グレイル(GRL)」を運営するジオ(GIO)社が下請代金から合計で約8200万円を減額したことが下請法違反に当たるとして、勧告を行った。ジオ社は減額した額を1月31日までに支払ったという。

ジオ社は、下請事業者1名に対して、下請代金の支払いまでの期間を短縮する代わりに「値引き」と称して、下請代金から総額で約1527万円の減額を行った。

また、同社は下請事業者13名に対して、同社が製造を委託している商品の一部について、サンプルの納期が遅延したこと、商品に瑕疵があったことなどを理由として商品を受領したにも関わらず「委託取引」と称して商品を販売するまで代金の支払いを保留し、支払期日を過ぎても代金を支払わなかった。さらに、保留していた下請代金を支払う際に、「値引き」と称して総額で約6678万円を減額した。

公取委は同社に対して、①下請法違反行為があったことおよび今後、下請代金の減額を行わないことを株主総会で決議することや、②下請法に関する社内研修の実施、③本事案に関する自社従業員への周知、④下請事業者に対して減額した金額を支払ったことの通知を実施し、採った措置について公取委に報告するよう勧告した。

下請法は、取引当事者の資本金の額と取引内容に応じて適用の対象範囲が決まるが、グレイル社の担当者はWWDJAPANの取材に対して「(資本金に関する区分の)認識が甘かった」と述べ、公取委からの勧告を「真摯に受け止める」とコメントした。勧告事項への対応は全て完了したという。

ジオ社は2015年、「スナイデル(SNIDEL)」などの模倣品を販売したとして当時の代表取締役が不正競争防止法違反で逮捕されている。また、16年には架空のインターネット広告宣伝費などを経費に計上し、12~25年の法人税計4700万円を脱税したとして大阪国税局が告発している。

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ECサイト「グレイル」運営会社が下請法違反 下請企業に対して合計で約8200万円を減額

公正取引委員会は3月19日、ヤングレディス向けECサイト「グレイル(GRL)」を運営するジオ(GIO)社が下請代金から合計で約8200万円を減額したことが下請法違反に当たるとして、勧告を行った。ジオ社は減額した額を1月31日までに支払ったという。

ジオ社は、下請事業者1社に対して、下請代金の支払いまでの期間を短縮する代わりに「値引き」と称して、下請代金から総額で約1527万円の減額を行った。

また、同社は下請事業者13社に対して、同社が製造を委託している商品の一部について、サンプルの納期が遅延したこと、商品に瑕疵があったことなどを理由として商品を受領したにも関わらず「委託取引」と称して商品を販売するまで代金の支払いを保留し、支払期日を過ぎても代金を支払わなかった。さらに、保留していた下請代金を支払う際に、「値引き」と称して総額で約6678万円を減額した。

公正取引委員会は同社に対して、①下請法違反行為があったことおよび今後、下請代金の減額を行わないことを株主総会で決議することや、②下請法に関する社内研修の実施、③本事案に関する自社従業員への周知、④下請事業者に対して減額した金額を支払ったことの通知を実施し、採った措置について公正取引委員会に報告するよう勧告した。

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ユニクロ、自社古着販売プロジェクトの第2弾を世田谷、福岡で実施 5カ月にわたり検証

ユニクロは、2023年10月に始動した回収した自社古着の再販プロジェクトのトライアル第2弾として、3月29日から世田谷千歳台店(東京)、4月12日から天神店(福岡)に自社古着のポップアップストアをオープンする。期間はそれぞれ8月31日までと約5カ月。原宿店で昨年10月に行ったトライアル第1弾(12日間)に対してかなり長期間となり、検証を重ねて事業化につなげる。

同プロジェクトは、ユニクロの循環型社会を目指す取り組み「リ・ユニクロ(RE.UNIQLO)」の一環。「ユニクロが販売する以上、古着であっても一定のクオリティーでなければならない」という考えのもと、回収した自社古着を丁寧に洗浄・検品し、一部は小松マテーレによる製品染め加工によってビンテージのような風合いを出して販売する。洗浄済みの古着はシャツ1000円〜、スエット1500円、ボトムス2000円、アウター3000円。製品染め加工の商品はTシャツやシャツが2000円〜、スエット3000円。

古着販売による売り上げの一部は寄付を予定している。寄付先の詳細は今後発表する。23年10月に原宿店で行ったトライアル第1弾では、社会福祉法人「渋谷区社会福祉協議会」に寄付をした。また、ダウン製品の回収とダウンの再利用促進を目指し、4月25日までに不要になったダウン製品を全国の店舗に持ち込んだ客には、5000円以上の買い物で使用できる500円のデジタルクーポンを付与する。クーポンの利用期限は6月30日。

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ユニクロ、自社古着販売プロジェクトの第2弾を世田谷、福岡で実施 5カ月にわたり検証

ユニクロは、2023年10月に始動した回収した自社古着の再販プロジェクトのトライアル第2弾として、3月29日から世田谷千歳台店(東京)、4月12日から天神店(福岡)に自社古着のポップアップストアをオープンする。期間はそれぞれ8月31日までと約5カ月。原宿店で昨年10月に行ったトライアル第1弾(12日間)に対してかなり長期間となり、検証を重ねて事業化につなげる。

同プロジェクトは、ユニクロの循環型社会を目指す取り組み「リ・ユニクロ(RE.UNIQLO)」の一環。「ユニクロが販売する以上、古着であっても一定のクオリティーでなければならない」という考えのもと、回収した自社古着を丁寧に洗浄・検品し、一部は小松マテーレによる製品染め加工によってビンテージのような風合いを出して販売する。洗浄済みの古着はシャツ1000円〜、スエット1500円、ボトムス2000円、アウター3000円。製品染め加工の商品はTシャツやシャツが2000円〜、スエット3000円。

古着販売による売り上げの一部は寄付を予定している。寄付先の詳細は今後発表する。23年10月に原宿店で行ったトライアル第1弾では、社会福祉法人「渋谷区社会福祉協議会」に寄付をした。また、ダウン製品の回収とダウンの再利用促進を目指し、4月25日までに不要になったダウン製品を全国の店舗に持ち込んだ客には、5000円以上の買い物で使用できる500円のデジタルクーポンを付与する。クーポンの利用期限は6月30日。

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「ボッテガ・ヴェネタ」がブランド初のLINEスタンプを配信 動物がモチーフ

「ボッテガ・ヴェネタ」がブランド初のLINEスタンプを配信 動物がモチーフ

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は3月19日、ブランド初となるLINEスタンプ(全8種類)を配信した。公式アカウントを“友だち追加”することで無料ダウンロードできる。

2024年サマーコレクションに着想し、動物をモチーフにする点が特徴で、アイコンバッグの“サーディン”を連想させる魚や、マチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)クリエイティブ・ディレクターの愛犬ジョンジョンも登場する。

「ボッテガ・ヴェネタ」は、23年9月に公式LINEアカウントを開設した。

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「ボッテガ・ヴェネタ」がブランド初のLINEスタンプを配信 動物がモチーフ

「ボッテガ・ヴェネタ」がブランド初のLINEスタンプを配信 動物がモチーフ

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は3月19日、ブランド初となるLINEスタンプ(全8種類)を配信した。公式アカウントを“友だち追加”することで無料ダウンロードできる。

2024年サマーコレクションに着想し、動物をモチーフにする点が特徴で、アイコンバッグの“サーディン”を連想させる魚や、マチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)クリエイティブ・ディレクターの愛犬ジョンジョンも登場する。

「ボッテガ・ヴェネタ」は、23年9月に公式LINEアカウントを開設した。

「ボッテガ・ヴェネタ」がブランド初のLINEスタンプを配信 動物がモチーフ

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「H&M」と「ロク」がコラボ 4月18日に全60型発売

「H&M」は韓国人デザイナーのロク・ファン(Rok Hwang)が手掛ける「ロク(ROKH)」とのコラボコレクション「ロク・エイチ・アンド・エム(ROKH H&M)」を、4月18日から銀座並木通り店や渋谷店などの一部店舗と公式オンラインストアで販売する。ウィメンズ29型とメンズ14型、アクセサリー17型で、うち4型は日本と韓国で限定販売する。

コレクションは、1980年代のパワー・ドレッシングにカットアウトや着方を自由に変えられるボタンなどの遊び心のあるディテールを加えて表現した。ウィメンズは「ロク」のシグネチャーアイテムでもある2枚重ねのトレンチコート(3万9999円)やウエストから垂れるアイレットベルトが印象的なオーバーサイズのブレザー(3万4999円)、スタッズを施したコルセットトップス(1万2999円)、オフショルダーのワンピース(2万9999円)などのオケージョンウエアのほか、プリントTシャツ(4499円)やジャカードニットのカーディガン(9999円)などカジュアルウエアもそろえる。メンズは、オーバーサイズのトレンチコート(3万4999円)やレザーのブレザー(4万9999円)、シャツ(9999円)やケーブルニットセーター(1万6999円)、プラットフォームのダービーシューズ(2万9999円)など。メタリックなジュエリーなど華やかなアクセサリーもそろえ、ブランドのロゴをプリントしたレザーのブリーフケースは数量限定で販売する。

販売店舗は上記のほか、原宿店、新宿店、池袋店、二子玉川ライズ店、ランドマークプラザ横浜店、京都店、心斎橋店、梅田店、天神店。

ファン=「ロク」・クリエイティブ・ディレクターは、「『ロク』のデザインは、クラシックな外観と先鋭的な構造を持ち、デザインに対する時代を超えたアプローチを実現している。『H&M 』との画期的なコレクションのおかげで、世界中のより多くのお客さまと私たちのビジョンを共有できることをとても嬉しく思う」とコメントした。

「H&M」は2004年の故カール・ラガーフェルドを皮切りに、デザイナーとのコラボレーションシリーズをスタート。これまでに「ヴェルサーチェ(VERSACE)」「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」「バルマン(BALMAIN)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ステラ マッカートニー(STELLA MCCARTNEY)」「ミュグレー(MUGLER)」「ラバンヌ(RABANNE)」とのコレクションを発表している。

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「H&M」と「ロク」がコラボ 4月18日に全60型発売

「H&M」は韓国人デザイナーのロク・ファン(Rok Hwang)が手掛ける「ロク(ROKH)」とのコラボコレクション「ロク・エイチ・アンド・エム(ROKH H&M)」を、4月18日から銀座並木通り店や渋谷店などの一部店舗と公式オンラインストアで販売する。ウィメンズ29型とメンズ14型、アクセサリー17型で、うち4型は日本と韓国で限定販売する。

コレクションは、1980年代のパワー・ドレッシングにカットアウトや着方を自由に変えられるボタンなどの遊び心のあるディテールを加えて表現した。ウィメンズは「ロク」のシグネチャーアイテムでもある2枚重ねのトレンチコート(3万9999円)やウエストから垂れるアイレットベルトが印象的なオーバーサイズのブレザー(3万4999円)、スタッズを施したコルセットトップス(1万2999円)、オフショルダーのワンピース(2万9999円)などのオケージョンウエアのほか、プリントTシャツ(4499円)やジャカードニットのカーディガン(9999円)などカジュアルウエアもそろえる。メンズは、オーバーサイズのトレンチコート(3万4999円)やレザーのブレザー(4万9999円)、シャツ(9999円)やケーブルニットセーター(1万6999円)、プラットフォームのダービーシューズ(2万9999円)など。メタリックなジュエリーなど華やかなアクセサリーもそろえ、ブランドのロゴをプリントしたレザーのブリーフケースは数量限定で販売する。

販売店舗は上記のほか、原宿店、新宿店、池袋店、二子玉川ライズ店、ランドマークプラザ横浜店、京都店、心斎橋店、梅田店、天神店。

ファン=「ロク」・クリエイティブ・ディレクターは、「『ロク』のデザインは、クラシックな外観と先鋭的な構造を持ち、デザインに対する時代を超えたアプローチを実現している。『H&M 』との画期的なコレクションのおかげで、世界中のより多くのお客さまと私たちのビジョンを共有できることをとても嬉しく思う」とコメントした。

「H&M」は2004年の故カール・ラガーフェルドを皮切りに、デザイナーとのコラボレーションシリーズをスタート。これまでに「ヴェルサーチェ(VERSACE)」「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」「バルマン(BALMAIN)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ステラ マッカートニー(STELLA MCCARTNEY)」「ミュグレー(MUGLER)」「ラバンヌ(RABANNE)」とのコレクションを発表している。

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ファッションEC界の風雲児、ジェイド田中社長の目指す先:記者談話室vol.120

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

120回目のテーマは、ファッションECサイト「ロコンド」などを運営するジェイドグループの田中裕輔社長にフォーカスします。一橋大学からマッキンゼー・アンド・カンパニー、UCバークレーMBAとゴリゴリのエリートながら、既存の枠組みにとらわれず、「トリックスター」「風雲児」「進撃のロコンド」「ユーチューバー」など、さまざまな顔を持つ田中社長。上場前からウオッチしてきた横山が田中社長の素顔と魅力を語ります。

「記者談話室」ではみなさまからのお便りをお待ちしております。ご感想ご意見を聞かせてください。メールアドレスは、danwashitu@infaspub.co.jp です。

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ファッションEC界の風雲児、ジェイド田中社長の目指す先:記者談話室vol.120

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

120回目のテーマは、ファッションECサイト「ロコンド」などを運営するジェイドグループの田中裕輔社長にフォーカスします。一橋大学からマッキンゼー・アンド・カンパニー、UCバークレーMBAとゴリゴリのエリートながら、既存の枠組みにとらわれず、「トリックスター」「風雲児」「進撃のロコンド」「ユーチューバー」など、さまざまな顔を持つ田中社長。上場前からウオッチしてきた横山が田中社長の素顔と魅力を語ります。

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ファミマコスメ「ミティア オーガニック」がトゥイーティーの限定アイテム発売

マッシュビューティーラボとファミリーマートの協業スキンケアブランド「ミティア オーガニック(MITEA ORGANIC)」は4月16日、ワーナー・ブラザーズのアニメ「ルーニー・テューンズ」に登場するトゥイーティーをデザインした限定コレクションを全国のファミリーマート、「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」、「ビープル(BIOPLE)」、「メイクアップキッチン(MAKEUP KITCHEN)」と、各店のウェブストアで発売する。

同コレクションはワーナー・ブラザーズとのパートナーシップのもと実現したもので、「ルーニー・テューンズ」のキャラクターの中でも人気の高いトゥイーティーにクローズアップ。大きな青い瞳と愛くるしい黄色のボディーをしたチャーミングな仕草のトゥイーティーをメインに据え、赤い鼻がトレードマークのシルベスターもデザインしたアイテムをそろえた。

ラインアップはウッディラベンダーの香りが心も癒す美容液マスク“インテンシブマスク グリーンリペア”(23mL、352円)と“インテンシブマスクC”(23mL、352円)、艶めくパールを配合した“セラムオイルリップスティック”(全5色、各995円)の3種7アイテム。

ほか、4月2日10時からは全7アイテムと非売品の限定オリジナルステッカー2種を限定デザインボックスに詰め合わせた“トゥイーティー オールスターセット”(4620円)をコスメキッチン、ビープル、メイクアップキッチンのウェブサイトで限定販売を行う。

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ゴルチエ、「クレージュ」のニコラス・デ・フェリーチェをクチュールのゲストデザイナーに招へい

「クレージュ(COURREGES)」のニコラス・デ・フェリーチェ(Nicolas Di Felice)=アーティスティック・ディレクターは、ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)のゲストデザイナーとして、6月に2024-25年秋冬オートクチュール・コレクションを披露する。

ゴルチエは20年1月に、20年春夏オートクチュール・コレクションのショーが「私の最後のものとなる」と発表。同年3月、今後はゲストデザイナーを招いてオートクチュールを披露することを明らかにし、その第1弾として「サカイ(SACAI)」の阿部千登勢デザイナーを抜擢した。22年1月には、第2弾として「ディーゼル(DIESEL)」および「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」のクリエイティブ・ディレクターを務めるグレン・マーティンス(Glenn Martens)を迎えている。その後も、オリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)「バルマン(BALMAIN)」クリエイティブ・ディレクター、ハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)、ジュリアン・ドッセーナ(Julien Dossena)「ラバンヌ(RABANNE)」クリエイティブ・ディレクター、シモーン・ロシャ(Simone Rocha)「シモーン ロシャ」創業デザイナーを招へいし、今回で7人目。

デ・フェリーチェ=アーティスティック・ディレクターは、「私はファッション誌も売っていないような、ベルギーの小さな村で生まれ育った。ジャンポールは、そんな私の故郷で唯一、誰もが知るデザイナーだった。こうして選ばれたことは非常に光栄であり、伝説的なクチュールアトリエと共に仕事をする機会を得られて大変うれしく思う。『クレージュ』では、美しさと同時にある程度の実用性や着心地のよさを考慮する必要があるので、今回はクリエイションに集中できるのもうれしい。アトリエのアーカイブを見るのが待ちきれない」と語った。

同氏は、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)=ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターとも縁が深い。ベルギー・ブリュッセルのラ・カンブル国立美術学校(Ecole nationale superieure des arts visuels de La Cambre)を卒業後、2008年にジェスキエールが率いていた「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のデザインチームに加入。6年間在籍し、最終的にウィメンズのメイン・コレクションのシニア・デザイナー兼プレ・コレクションのヘッド・デザイナーを務めた。その後、ラフ・シモンズ(Raf Simons)時代の「ディオール(DIOR)」を経て、15年にジェスキエールを追って「ルイ・ヴィトン」に入社。同ブランドのウィメンズウエア・シニア・デザイナーを務めていた20年9月に、現職に任命された。

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「フェンディ」が体験型ポップアップを開催 Snow Man目黒蓮のムービー公開も

「フェンディ(FENDI)」は3月26〜31日まで、渋谷のメディア デパートメント 東京(MEDIA DEPARTMENT TOKYO)で体験型ポップアップストア“フェンディ セレリア(FENDI SELLERIA)”を開催する。

同ストアでは、伝統的な馬具の製法を用いた“セレリア(selleria)”シリーズの販売やアイコンバッグ“ピーカブー(Peekaboo)”のメード・トゥ・オーダーサービス、イタリア・トスカーナ州にあるフェンディ ファクトリーから来日した職人によるデモンストレーションやワークショップを行う。ワークショップは“セレリア”のDIYキットを事前購入した人が対象で、ラインでの事前予約制となる。

ほか、ジャパンメンズブランドアンバサダーを務めるSnow Manの目黒蓮がフェンディ ファクトリーを訪れ、メゾンのクラフツマンシップとその背景にあるブランドの哲学を学ぶスペシャルムービー「目黒蓮 フェンディクラフツマンシップと職人のフィロソフィーを辿る旅」も特別公開する。

アクセサリーおよびメンズウエア部門アーティスティック ディレクターのシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)は、「創業100周年を祝う2025年を迎えるにあたり、私たちはメゾンの“支柱”を探求しています。そして“セレリア”は最も重要な存在なのです。“セレリア”はレザーグッズに根ざすメゾンのルーツを体現しながら、技術の重要性も表現しバッグや衣服に現れるサドルステッチを際立たせています。多くの意味で、これこそ私たちが何であり、誰であるのかを示しているのです」とコメントしている。

◼️フェンディ セレリア 概要
期間:3月26〜31日
住所:東京都渋谷区宇田川町19-3
開催時間:10:30〜20:30(最終入場20:00)
※イベントなどにより、開催時間は予告なしに変更となる可能性あり
※最新情報はライン公式アカウント内の特設ページに記載

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「フェンディ」が体験型ポップアップを開催 Snow Man目黒蓮のムービー公開も

「フェンディ(FENDI)」は3月26〜31日まで、渋谷のメディア デパートメント 東京(MEDIA DEPARTMENT TOKYO)で体験型ポップアップストア“フェンディ セレリア(FENDI SELLERIA)”を開催する。

同ストアでは、伝統的な馬具の製法を用いた“セレリア(selleria)”シリーズの販売やアイコンバッグ“ピーカブー(Peekaboo)”のメード・トゥ・オーダーサービス、イタリア・トスカーナ州にあるフェンディ ファクトリーから来日した職人によるデモンストレーションやワークショップを行う。ワークショップは“セレリア”のDIYキットを事前購入した人が対象で、ラインでの事前予約制となる。

ほか、ジャパンメンズブランドアンバサダーを務めるSnow Manの目黒蓮がフェンディ ファクトリーを訪れ、メゾンのクラフツマンシップとその背景にあるブランドの哲学を学ぶスペシャルムービー「目黒蓮 フェンディクラフツマンシップと職人のフィロソフィーを辿る旅」も特別公開する。

アクセサリーおよびメンズウエア部門アーティスティック ディレクターのシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)は、「創業100周年を祝う2025年を迎えるにあたり、私たちはメゾンの“支柱”を探求しています。そして“セレリア”は最も重要な存在なのです。“セレリア”はレザーグッズに根ざすメゾンのルーツを体現しながら、技術の重要性も表現しバッグや衣服に現れるサドルステッチを際立たせています。多くの意味で、これこそ私たちが何であり、誰であるのかを示しているのです」とコメントしている。

◼️フェンディ セレリア 概要
期間:3月26〜31日
住所:東京都渋谷区宇田川町19-3
開催時間:10:30〜20:30(最終入場20:00)
※イベントなどにより、開催時間は予告なしに変更となる可能性あり
※最新情報はライン公式アカウント内の特設ページに記載

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ベイクルーズのデニムショップ「ザニーム」が「ニューマニュアル」と「タナカ」とのコラボアイテムを発表

ベイクルーズが運営するウィメンズのデニムショップ「ザニーム(THENIME)」は、「ニューマニュアル(NEW MANUAL)」と「タナカ(TANAKA)」とコラボレーションしたアイテムを3月22日に発売する。虎ノ門ヒルズ内にある「ザニーム」の店舗と公式オンラインストアで取り扱う。

今回は、「ザニーム」と「ニューマニュアル」と「タナカ」がトリプルコラボしたデニムのジャンプスーツと、「ザニーム」と「ニューマニュアル」がコラボした2色展開のデニムジャケットを用意。デニムのジャンプスーツは、胸元が綺麗に見えるようにノーカラー仕様としたほか、袖口を深めに開き、ウエストに程よいタックを入れるなど、ウィメンズならではのディティールを落とし込み、随所に「ニューマニュアル」と「タナカ」のボタンを配している。デニムジャケットは、1941、42年に生産されたアイテムをベースに、厚手で粗野な表情を持つ「ニューマニュアル」のオリジナル生地で製作。ドロップショルダーのシルエットや太い袖、絞りのない寸胴な身頃を特徴に、背面は藤原裕「ニューマニュアル」ディレクターのアイコンともいえる“Tバック”を採用した。価格は、ジャンプスーツが8万5800円でデニムジャケットが6万3800円だ。

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ベイクルーズのデニムショップ「ザニーム」が「ニューマニュアル」と「タナカ」とのコラボアイテムを発表

ベイクルーズが運営するウィメンズのデニムショップ「ザニーム(THENIME)」は、「ニューマニュアル(NEW MANUAL)」と「タナカ(TANAKA)」とコラボレーションしたアイテムを3月22日に発売する。虎ノ門ヒルズ内にある「ザニーム」の店舗と公式オンラインストアで取り扱う。

今回は、「ザニーム」と「ニューマニュアル」と「タナカ」がトリプルコラボしたデニムのジャンプスーツと、「ザニーム」と「ニューマニュアル」がコラボした2色展開のデニムジャケットを用意。デニムのジャンプスーツは、胸元が綺麗に見えるようにノーカラー仕様としたほか、袖口を深めに開き、ウエストに程よいタックを入れるなど、ウィメンズならではのディティールを落とし込み、随所に「ニューマニュアル」と「タナカ」のボタンを配している。デニムジャケットは、1941、42年に生産されたアイテムをベースに、厚手で粗野な表情を持つ「ニューマニュアル」のオリジナル生地で製作。ドロップショルダーのシルエットや太い袖、絞りのない寸胴な身頃を特徴に、背面は藤原裕「ニューマニュアル」ディレクターのアイコンともいえる“Tバック”を採用した。価格は、ジャンプスーツが8万5800円でデニムジャケットが6万3800円だ。

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京セラが水使用を極限まで削減したインクジェット捺染プリンター開発 生地の無償提供も

京セラは、水の使用量を極限まで削減したインクジェット捺染プリンター「フォレアス(FOREARTH)」を開発し、同プリンターを使用した生地「トゥルー ブルー テキスタイル(TRUE BLUE TEXTILE)」を「アンリアレイジ(ANREALAGE)」ならびバンタンデザイン研究所とのコラボレーションにより発表した。

13日に開いた記者発表会では、タレントの山田優が協業によるドレスを着用して登場。森永邦彦「アンリアレイジ」デザイナーとトークセッションを行った。プリントに採用したのは、高知県・仁淀川の水を用いた水面の柄。仁淀川は国土交通省による全国一級河川の水質調査で10年間で8回、ランキング1位になっている。

「フォレアス」は、高速・高画質印刷を実現するインクジェット技術と、京セラドキュメントソリューションズのインク・機器開発技術を融合して開発した。従来、捺染の前後処理工程で使われるスチームや洗浄などの専用設備が不要なため、同社によると水の使用は1キログラムあたり0.02リットルと極限まで削減。また、綿、シルク、ポリエステル、ナイロン、混紡など多様な記事への印刷が可能だという。

また同社は、3月22日の「世界水の日」に合わせて、人々の環境意識の向上を目指した「トゥルー・ブルー・テキスタイル(TRUE BLUE TEXTILE)」プロジェクトを実施する。同プロジェクトは“水をまもるために、まとう”をコンセプトに「ファッションを身に着けることで繊維・アパレル業界における社会課題を知り、考えるきっかけを促す」ことを目指す。3月22日から24日まで、京都市京セラ美術館で協業による5着の衣装を展示するほか、趣旨に賛同する人に先着順で同テキスタイルを無償提供する。

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「ワイズ」と「ドクターマーチン」のコラボサンダルが2型登場

「ワイズ(Y'S)」は、「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」とコラボレーションした2型のサンダルを3月22日に発売する。「ワイズ」の公式オンラインストアと全国の直営店、「ドクターマーチン」の原宿店、青山店、ドクターマーチン ショールーム TYOで取り扱う。

今回は、「ドクターマーチン」の“ブレアー(BLAIRE)”と“ダイン(DAYNE)”をベースとした2型を用意し、“ブレアー”は全てのベルトをベルクロ仕様に、“ダイン”はアンクルストラップを付けることで履きやすさをアップデート。どちらも軽量なソール“ゼブリラス(ZEBRILUS)”を搭載しているほか、左右のヒールストラップにそれぞれ「ワイズ」と「ドクターマーチン」のロゴをエンボス加工であしらい、イエローのウェルトステッチを施している。価格は、“ブレアー”が4万2900円で“ダイン”が4万700円だ。

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「ワイズ」と「ドクターマーチン」のコラボサンダルが2型登場

「ワイズ(Y'S)」は、「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」とコラボレーションした2型のサンダルを3月22日に発売する。「ワイズ」の公式オンラインストアと全国の直営店、「ドクターマーチン」の原宿店、青山店、ドクターマーチン ショールーム TYOで取り扱う。

今回は、「ドクターマーチン」の“ブレアー(BLAIRE)”と“ダイン(DAYNE)”をベースとした2型を用意し、“ブレアー”は全てのベルトをベルクロ仕様に、“ダイン”はアンクルストラップを付けることで履きやすさをアップデート。どちらも軽量なソール“ゼブリラス(ZEBRILUS)”を搭載しているほか、左右のヒールストラップにそれぞれ「ワイズ」と「ドクターマーチン」のロゴをエンボス加工であしらい、イエローのウェルトステッチを施している。価格は、“ブレアー”が4万2900円で“ダイン”が4万700円だ。

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「アディダス オリジナルス」からスケルトンデジタル時計 販路限定カラーも

「アディダス オリジナルス」の新作時計“デジタル ツー クリスタル”(1万3750円)

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は3月22日、新作時計“デジタル ツー クリスタル”を発売する。価格は1万3750円で、販路限定カラーも用意する。

スケルトンボディーと、1980年代風のレトロな雰囲気が特徴だ。

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「アディダス オリジナルス」からスケルトンデジタル時計 販路限定カラーも

「アディダス オリジナルス」の新作時計“デジタル ツー クリスタル”(1万3750円)

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は3月22日、新作時計“デジタル ツー クリスタル”を発売する。価格は1万3750円で、販路限定カラーも用意する。

スケルトンボディーと、1980年代風のレトロな雰囲気が特徴だ。

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「メゾン マルジェラ」が伊勢丹新宿メンズ館をリニューアル 店舗限定アイテムも発売

「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は3月20日、伊勢丹新宿本店メンズ館を拡張リニューアルし、2階に移転オープンする。

78平方メートルの新しいストアは、モダンなデザインの中に親密な雰囲気を醸し出す。エスカレーターに面したガラススクリーン越しには無垢のトラバーチンのポールを配置し、ストア内には職人が製作した、気泡入りのガラスペデスタルを採用した。

店頭ではアパレル、シューズ、レザーグッズ、アクセサリー、ジュエリーをはじめ、オールジェンダーコレクションをそろえる。

オープンを記念して、スエード素材の“5-ZIP”ジャケット(51万1500円)、2024年春夏“Co-Ed”コレクションに登場したトレンチコート(56万8700円)、ホワイトデニムを使用したアイコンバッグ“5AC”のエクストララージ(43万8900円)とラージサイズ(41万1400円)を同店舗限定で販売する。

◼️メゾン マルジェラ 伊勢丹新宿本店メンズ
営業時間:10:00〜20:00(休業日は伊勢丹新宿に準ずる)
住所:東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿 メンズ館2階 メンズデザイナーズ
電話番号:03-5369-4199

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「メゾン マルジェラ」が伊勢丹新宿メンズ館をリニューアル 店舗限定アイテムも発売

「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は3月20日、伊勢丹新宿本店メンズ館を拡張リニューアルし、2階に移転オープンする。

78平方メートルの新しいストアは、モダンなデザインの中に親密な雰囲気を醸し出す。エスカレーターに面したガラススクリーン越しには無垢のトラバーチンのポールを配置し、ストア内には職人が製作した、気泡入りのガラスペデスタルを採用した。

店頭ではアパレル、シューズ、レザーグッズ、アクセサリー、ジュエリーをはじめ、オールジェンダーコレクションをそろえる。

オープンを記念して、スエード素材の“5-ZIP”ジャケット(51万1500円)、2024年春夏“Co-Ed”コレクションに登場したトレンチコート(56万8700円)、ホワイトデニムを使用したアイコンバッグ“5AC”のエクストララージ(43万8900円)とラージサイズ(41万1400円)を同店舗限定で販売する。

◼️メゾン マルジェラ 伊勢丹新宿本店メンズ
営業時間:10:00〜20:00(休業日は伊勢丹新宿に準ずる)
住所:東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿 メンズ館2階 メンズデザイナーズ
電話番号:03-5369-4199

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「アンドビー」の日焼け止めがリニューアル 機能アップ&値下げを実施

ヘアメイクアップアーティストの河北裕介氏がプロデュースするライフスタイルブランド「アンドビー(&BE)」は3月30日、日焼け止め“アンドビー UVミルク”(30g、1760円)をリニューアルする。ノンケミカル処方でUV カット最高値 のSPF50+・PA++++を実現したほか、パッケージも高級感のある装いに変更。価格も従来の1980円から1760円に値下げを行う。

同商品はウオーターベースのみずみずしく軽いテクスチャーが特徴。紫外線散乱剤の課題であるきしみや白浮きを極力抑えた製法を取り入れていて、塗り心地のよさと白浮きのない仕上がりが支持されている。カラー1色で、潤いと輝き、艶肌を演出するエモリエント成分と繊細パールを配合。光の効果でトーンアップさせつつ、豊富に配合している植物由来エキスがPM2.5、花粉、たばこの煙、排気ガスなどの環境ストレス、紫外線による肌荒れや乾燥ダメージからケアする。

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800社25カ国から出展 「ファッションワールド 東京 2024春」 4月開幕

日本最大級のファッション展示会「ファッションワールド 東京(FaW TOKYO) 2024春」(RX Japan主催)が4月17〜19日の3日間、東京ビッグサイトで開催される。7つの専門エリアから構成され、アパレル、バッグ、シューズ、アクセサリーのメーカー、生地、素材、副資材のサプライヤーやファッションテック企業などが出展。2万3000人の来場を予定する。業界の最新動向やトレンドが詰まった、同展の見どころを紹介する。

ユニークなクリエイション
注目の海外ブランド多数

世界25ヵ国800社が出展する「FaW TOKYO」では、ユニークなコンセプトや高いクラフツマンシップを秘めた日本未上陸ブランドを“発掘”できるのも醍醐味だ。「ハンデッド バイ(HANDED BY)」は1996年にオランダで設立した、手編みバッグやバスケットなどを製作するホームアクセサリーブランド。日本以外では世界20か国で展開している。使用する素材は、すべてリサイクルプラスチックや環境にやさしい木材など。機械での大量生産はせず、職人の手作りにこだわる。「ピュアウェイスト(PURE WASTE)」は、衣料品の製造工程で出るコットンの端材、端切れをリサイクルして服にするフィンランド発のアパレルブランド。 綿栽培に必要な大量の水を抑制するだけでなく、端材を色ごとに集めて再利用するため再染色の必要がない。水質汚染の原因となる薬剤も一切使用せず、「廃棄物に対する人々の認識を変えること」を使命に掲げる。

高まる健康・美容・スポーツの熱
カテゴリーを網羅する特設ブース

ウェルネスファッションブースは、今回から「健康・美容・スポーツウェアEXPO」として取り扱い領域をさらに拡大。ユタックスの「ハグミュー(HUGMWU)」は、快適な着用感を追求して産学連携で生まれたシームレスナイトブラを作る。吸放湿性の高い素材で、かつ360°から支えるハンモック構造でバストを守る。ピップの着圧レッグウエア「スリムウォーク(SLIMWALK)」は、医学的見地から生まれた段階圧力製法で、足首から上へいくに従って着圧が低くなる設計が脚をより軽やかにすっきり見せる。アパレルやキャラクターブランドとのコラボレーションにも積極的だ。

サステナビリティは“当たり前”に
環境配慮型素材、資源循環に注目

サステナビリティが“当たり前”になりつつあるファッション業界において、「サステナブルファッションEXPO」に出展する各社の取り組みは必見だ。ブランド・製品ゾーンで注目は「エシカル&シー(ETHICAL&SEA)」。生産者の思いやストーリーを大切にしながら、オーガニック原料やプラスチックフリー容器のエシカルなコスメを展開しており、アパレルショップへの導入にも積極的。アップサイクル素材ゾーンでは、合繊素材の国内一大産地に本社を構えるジャテックに注目したい。生分解性合繊糸“シクロ(CICLO®)”の取扱高拡大に向け、目下営業を強化中。ポリエステルやナイロンを問わず幅広い提案が可能だ。

業界で活躍するプロ講師陣が
接客やブランディングを指南

ファッション分野の各方面で活躍するプロフェッショナルから学べるのも、FaW TOKYOの魅力だ。特別講演は3日間随時行われているが、ここでピックアップしたいのは、「ビームス 恵比寿」のサービスマスター兼オムニスタイルコンサルタントを務めるHeg.さんが登場するセッション(17日10時半〜)。“令和のカリスマ販売員”を決めるコンテスト「スタッフオブザイヤー」(バニッシュ・スタンダード主催)で2022年にグランプリに輝いた彼女から、デジタルとリアルの掛け合わせによる接客の極意を聞くことができる。同日13時半からは、サザビーリーグ リトルリーグカンパニー プレジデントの三根弘毅さんが登壇。「ロンハーマン」をはじめとした人気ショップ・ブランドを多数仕掛ける同社のブランディングの本質を聞く。ユナイテッドアローズからは入社2年で新ブランド「アティセッション(ATTISESSION)」のブランドディレクターに抜擢された四谷奈々可さんが登壇(18日15時〜)。MZ世代が考える次世代顧客層へのアプローチを語る。

INFORMATION
FaW TOKYO(ファッションワールド 東京)2024春

期間:2024年4月17日(水)〜19日(金)
時間:10:00〜18:00(最終日は17:00まで)
会場:東京ビッグサイト 西ホール
住所:東京都江東区有明3-11-1

※入場には必ず事前登録が必要
問い合わせ先
RX Japan FaW TOKYO (ファッションワールド)事務局
fw.jp@rxglobal.com

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「バルマン」のCEOが退任 後任は未定

バルマン(BALMAIN)は3月18日、ジャン・ジャック・ゲヴェル(Jean-Jacques Guevel)最高経営責任者(CEO)が退任することを発表した。後任は未定。

ゲヴェルCEOは、フランスの名門校HECビジネススクール(HEC Business School)およびパリ政治学院(Institut d'etudes politiques de Paris)を卒業後、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)のファッション部門をはじめ、ルイ・ヴィトンやエス・テー・デュポン(S.T. DUPONT)などでキャリアを積んだ。その後、同じくLVMHが擁するセリーヌ(CELINE)のインターナショナル・ディレクターを8年務めている。2017年にザディグ エ ヴォルテール(ZADIG & VOLTAIRE)のジェネラル・マネージャーに就任し、後にCEOに昇格。20年2月、バルマンにCEOとして加わった。なお、同氏は「ほかの関心事を追求するため」に退任するとしており、今後の動きは明らかにしていない。

バルマンを擁するカタールの投資会社メイフーラ・グループ(MAYHOOLA GROUP)のCEOでもあるラシード・モハメド・ラシード(Rachid Mohamed Rachid)=バルマン会長は、「『バルマン』の成功に多大なる貢献をしてくれたジャン・ジャックに深く感謝している。彼の今後の活動が成功するよう願っている」とコメントした。なお、メイフーラはヴァレンティノ(VALENTINO)も保有しており、23年7月には同ブランドの株式30%をケリング(KERING)に売却している。

バルマンでは今月、最高マーケティング責任者も退任しているが、その後任も未定だという。

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「ニューバランス」×「ジュンヤ ワタナベ マン」による新型“RC42”が3月22日に発売

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「ジュンヤ ワタナベ マン(JUNYA WATANABE MAN)」とコラボレーションした“RC42(アールシー・フォーティ・ツー)”を3月22日に全国の「ジュンヤ ワタナベ マン」取り扱い店舗で発売する。同アイテムは2023年6月のパリメンズ ファッションウィークのランウェイで登場したもので、25、26、27、28、29cmの4サイズ展開。ブラックとホワイトの2色展開で価格は3万7400円。※なお「ニューバランス」と「ジュンヤ ワタナベ」によるウィメンズの“RC42”は国内では4月5日に発売する。

“RC42”は、クラシックなデザインに現代的なアプローチを加えたフットウェアで、今回コラボレーションでは、“RC42”の素材やカラーリング、ディティールをアップデート。モノトーンのプレミアムな素材使いに加え、シュータンのダブルネームロゴと、ヒールとインソールに配したブランドロゴが、特別なコラボレーションを象徴している。

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「サボン」初の“ボディスクラブ アンバサダー”に赤楚衛二が就任 「ぴったりの香りを提案するソムリエをやってみたい」

「サボン(SABON)」は3月19日、基幹アイテム“ボディスクラブ”(全8種、320g、4290円/600g、6380円)のリニューアルを記念した発表会を都内で開催。ブランド初の“ボディスクラブ アンバサダー”に指名した俳優の赤楚衛二が登壇した。赤楚は「世間の皆さんに伝わっているかわからないのですが、“お風呂大好き俳優”なので、アンバサダーに選んでいただき光栄です」と就任の喜びを語り、「香りの種類がたくさんあるので、全てを贅沢に使ってみたい。また、店頭でお客さまにぴったりの香りを選ぶ『サボン』の“ボディスクラブ“ソムリエをやってみたいですね」と微笑んだ。

新しくなった“ボディスクラブ”を実際に使用した赤楚は「いい香りでとても癒されるし、肌がすべすべに。乾燥肌ですが、お風呂上がりでもしっとり感が続くのでとても助けられています」とコメント。気に入った香りは爽やかな“ホワイトティー“だが「その日の気分に合った香りの“ボディスクラブ”をチョイスし、充実したバスタイムを過ごしたいです」と癒しの時間に想いを馳せた。

発表会では3月1日に30歳を迎えた赤楚にビッグサイズの“ボディスクラブ”ケーキが贈られるサプライズも。赤楚は「とっても嬉しいです。30代がスタートした年にアンバサダーに指名していただけたので、『サボン』と共に全力で頑張っていきます」と意気込んだ。

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