「キョウトグラフィー」2025リポート 写真を通して「人間性」を問う国際フェスティバル

春の京都の名物になりつつある国際写真フェスティバル「キョウトグラフィー(KYOTOGRAPHIE)」が開催中だ。2013年にスタートした同フェスティバルは、毎年異なる社会的・文化的テーマのもと、世界から集まった写真作品を町屋や蔵などの京都ならではの建築で展示する。会期は桜の開花やゴールデンウィークに重なるため、日本のみならず、世界各国から多くの来場者が訪れる。京都という土地の魅力と、写真芸術の力を組み合わせたユニークな文化イベントだ。

そんな「キョウトグラフィー」の今年のテーマは「HUMANITY(人間性)」。同フェスティバルのルシール・レイボーズ共同ディレクターらが「日本と西洋という異なる文化的視点を通じて人間の営みの複雑さを浮かび上がらせる」と語るように、各作品は単なる人間讃歌にとどまるわけではない。環境やジェンダー、多様性、人権などの社会的トピックスに目を向け、人間性が抱える矛盾や負の側面をも浮き彫りにし、鑑賞者に問いを投げかける。集めた作品はどれも、アーティストたちのパーソナルな主題や問題意識から始まったプロジェクトだが、それらを語る中で見えてくる「人間性」にまつわるユニバーサルな問題を提示する。

全展示を見て回った「WWDJAPAN」記者が、読者にぜひ見てほしい5つの展示を厳選して紹介する。なお全ての展示が素晴らしかったので時間のある方はぜひ全てをチェックしてほしい。

JR(ジェイ・アール)「クロニクル京都 2024」
展示会場:JR京都駅ビルの北側通路壁面、京都新聞ビル

市民のポートレートで作り上げる壮大な写真物語

京都の玄関口、JR京都駅ビルの北側通路壁面に巨大な写真イメージを展示するのは、フランス人アーティストのJR(ジェイ・アール)。今回出展した「クロニクル(Chronicles)」シリーズは、地域社会の多様性と物語を巨大な写真壁画として表現する参加型アートプロジェクトだ。

「クロニクル」は、その土地に住む人々のポートレートを多数撮影し、コラージュして記念碑のようなパブリック・アートを作り上げる。JRは、今回の「キョウトグラフィー」のために昨年秋に京都に滞在。市内各所に設えた撮影スタジオで総勢505人の地元民を撮影し、それらを一つ一つパズルのように組み合わせていった。この気の遠くなるようなプロセスを経て、京都市長から舞妓や芸妓、さらにはドラァグクイーンまでの多種多様な京都人が織りなす「壮大な物語(=クロニクル)」を完成させた。

この作品が単なる合成写真ではなく(それだけでも甚大な労力だが)、奥行きある参加型アートプロジェクトとして成立するのは、街の人を撮影するだけでなく、全員に聞き取りを行い、彼らのライフストーリーも収集しているから。集めた各自の音声は、専用のウェブページで確認できるほか、作品に専用のアプリをかざすことで聴くこともできる。

別会場の京都新聞ビルの展示では、その膨大なライフストーリーや「クロニクル」の制作プロセスに光を当てる。特に同ビル地下の高さ10m、広さ1000平方メートルに及ぶ印刷工場跡地での展示は圧巻だ。提灯の手法で巨大な立体彫刻として再構築した数人のポートレートが、自らのストーリーを来場者に語りかける。空間の広さや作品の大きさも手伝い、そこで語られるパーソナルな物語は私たちの心を静かに揺さぶる。JRは「このプロジェクトの趣旨は、全ての人に平等に光を当てること。それだけに立体彫刻として再構築すべき人を選定するのは難しかったが、特異なストーリーを持っている10人を選んだ」と語った。あらためて、街という「クロニクル」はさまざまな個人のストーリーが折り重なって成り立っていることを思い出させてくれる作品だ。

レティシア・キイ
「ラブ&ジャスティス」「キョウト・ヘア・イメージ」
展示会場:アスフォデル、出町桝形商店街

アフリカ女性としての自分を受け入れ表現する毛髪アート

「キョウトグラフィー」は20年、アフリカ出身の若手作家を対象にしたアーティスト・イン・レジデンス(滞在制作)プログラムを開始した。今回、同プログラムに参加したのがコートジボワール出身のレティシア・キイ(Laetitia Ky)だ。

フランスの旧植民地国で生まれ育ったキイにとって、欧米を中心に形成された美の基準に当てはまらない自分の「白くない」肌や「まっすぐではない」毛髪を受け入れることは容易ではなかったという。自己受容のための模索のなかで出合ったのが、植民地期以前のアフリカの女性たちが編み出した自由で創造的な髪型の数々。それらに強い興味を持ったキイはリサーチを進め、当時の女性にとって髪は単なる「美」の道具でなく、アイデンティティを物語るための表現であり「対話」の形だったことを知る。それをきっかけに自分の髪の毛をメディアとして、造形物を作る活動を始めた。やがてキイの作品は、現代の女性を取り巻く規範やスティグマ、人種的な抑圧や不公正に対して、ブラック・フェミニストとして表明する詩的なメッセージとなっていった。

キイが展示を行ったのは、古くから舞妓やお茶屋の女将が活躍し、歴史的に女性の街とされてきた祇園。会場の「アスフォデル(ASHODEL)」には、女性の生理や体毛、妊娠など、社会的にはまだまだセンシティブな内容に触れる作品が並ぶ。しかし、キイが毛髪で作るポップな写真イメージは、身構える鑑賞者の緊張を解き、作品のメッセージをさりげなく心に届けてくれる。何より葛藤を乗り越えて自分を受け入れ、生き生きと写真に写るキイの姿そのものが、自分の境遇やアイデンティティを肯定することの意義を率直に伝えている。なおキイは、滞在制作の拠点だった出町桝形商店街にも作品を展示している。こちらには、シリアスなトピックスに触れる祇園の展示とは対照的に、アフリカ出身の若者が、京都の文化に触れて得たインスピレーションを形にしたユーモラスでコミカルな写真イメージが、バナーとして商店街を彩る。

リー・シュルマン&オマー・ヴィクター・ディオプ「ビーイング ゼア」
展示会場:嶋䑓ギャラリー

ノスタルジックな空間と写真が多様性を考える装置に

同じく写真イメージを通して、人種的なパワーバランスの不均衡というトピックに触れるのが、イギリス人アーティスト、リー・シュルマン(Lee Shulman)とセネガル出身の写真家、オマー・ヴィクター・ディオプ(Omar Victor Diop)の共作「ビーイング ゼア(Being There)」だ。

2人は、町屋を改装した「嶋䑓ギャラリー」に、ミッドセンチュリースタイルの家具とポップな色味の壁紙を配置。「古き良きアメリカ」を思わせる心地良い空間を設えた。展示するのは、家具と同時代のものと思われるノスタルジックな写真や映像。だがよく見ると、全てのイメージに同じ黒人男性が写り込んでいる。アーティストのヴィクター・ディオプ本人だ。実はこれらのイメージは、1950〜60年代の北米で撮られたスナップ写真に、ディオプのイメージを合成して作り上げたフィクション写真。しかし「そもそも、家族のアルバムは巧妙に作られたフィクションだ。調和のとれた世界を演出し、厄介な真実はフレームの外側に追いやる」とシュルマンは言う。

シュルマンは、匿名の家族写真や日常のスナップショットを収集・保存するプロジェクト「アノニマス・プロジェクト(The Anonymous Project)」を主宰する。現在、1950年代から2000年代までに撮られた100万点以上の画像を所蔵するシュルマンは、20世紀半ばに北米で撮られたスナップ写真を多数見るうち、牧歌的な魅力に引かれつつ、人口の多数を占めていたはずのアフリカ系アメリカ人の「不在」に気付く。それらを批判的に考察し、再構築するためにセルフポートレートを中心に活動する黒人アーティスト、ヴィクター・ディオプを写り込ませるアイデアを着想した。当時のアメリカは第二次世界大戦後の経済繁栄を謳歌していたが、平等とは程遠い状況にあった。人種隔離政策が敷かれ、多くの人が肌の色を理由に、基本的人権の制限を受けていた。その事実に向き合った時、先ほど使った「古き良きアメリカ」という言い回しの残酷さに気付かされ、快適だった「おしゃれ」な展示空間は、当時の白人中産階級的ライフスタイルの外側に追いやられた人種的マイノリティーたちへの想像を喚起する装置となる。

2人の作品は、そうした歴史を批判しつつも、どこか軽妙でユーモアすら感じさせる。しかし同時に、私たちにフレームの内側と外側に作用するポリティクスへの思考をうながし、複雑な歴史に滑らかなコーティングをほどこす「ノスタルジア」の危険な魅力を浮き彫りにさせる。

マーティン・パー「スモール・ワールド」
展示会場:タイムズ

観光がパッケージ化してしまう文化 写真で切り取るオーバーツーリズム

安藤忠雄の設計により1984年に建てられた高瀬川沿いの「タイムズ(TIME’S)」では二つの展示を見ることができる。一つはマーティン・パー(Martin Parr)の「スモール・ワールド(Small World)」。マグナムフォトのレジェンドの作品を、街中の会場で気軽に見ることができるのも「キョウトグラフィー」の魅力の一つだ。

今回展示している「スモール・ワールド」はパーの代表作のひとつ。国際的な観光の拡大とその表層性、均質化を鋭く、かつユーモラスに批評した写真シリーズだ。1980年代から90年代初頭にかけて、パーは世界各国の観光地(ヨーロッパ、アメリカ、日本など)をめぐり、観光客たちの行動、ポーズ、消費行動を写真で記録。「観光」という営みがもたらす画一的な光景──人々が同じ場所で同じポーズを取り、同じようにお土産を買う姿──を、鮮やかなカラー写真で捉えている。クスッと笑ってしまう作品群だが、グローバル化や消費社会に対する辛辣な風刺が込められている。

今回の「キョウトグラフィー」に合わせ、パーは一足早く来日。桜の開花でにぎわう京都の観光客にレンズを向け「スモール・ワールド」の京都バージョンを撮り下ろした。皮肉を感じさせる独特な距離感で切り取った京都のオーバーツーリズム。パーの冷静な態度は、京都観光で浮かれる観光客の「滑稽さ」を少し意地悪に浮き彫りにしてしまう。それに拍車をかけるように写真はコミカルなBGMにのせてスライドショー形式で展示される。インスタグラムの登場により、文化を「映えるか映えないか」という基準でジャッジする風潮が高まったが、パーが80年代から続けてきた「スモール・ワールド」は、それを予見してきた作品とも言え、今の時代にますます強いメッセージを放っている。

アダム・ルハナ「ロジック・オブ・トゥルース」
展示会場:「八竹庵」

パレスチナの日常の写真を通して問う「真実」

「八竹庵」で展示するアダム・ルハナ(Adam Rouhana)の作品「ロジック・オブ・トゥルース(真実の論理)」は、パレスチナの人々の日常生活を切り取った写真を通じて、歴史の操作や真実の歪曲に意義を唱え、観客に新たな視点を提供する。

パレスチナ系アメリカ人のルハナは、アメリカで育ち、現在はエルサレムとロンドンを拠点に活動する写真家だ。写真を通して、西洋を中心に構築されてきた「東洋」への偏ったまなざしを再構築することをテーマにかかげる。ルハナは、パレスチナの家庭や日常の美しい風景を撮影する。日本家屋の中にインスタレーションとして展示されるこれらの写真は、メディアによって描かれるステレオタイプなイメージとは異なる、現地の人々の生きた日常を伝えている。

ニュース番組を通して放映される戦地の映像は、私たちの日常とあまりにもかけ離れているからこそ、時に現実感に乏しく、戦禍の影響を受ける人々への想像力を奪ってしまう。繰り返し流される凄惨で「非現実的」な映像は、戦争被害者にもおだやかな日常や家族とのささやかな幸せがあったことを忘れさせてしまう。またその戦禍の「真実」は「誰が報じるか」によって見え方はまるで違ってしまうことも事実だ。「ロジック・オブ・トゥルース」は、そんな忘却や印象の操作に抗う作品だ。パレスチナの人々の生活を記録した写真を通して、私たちの想像力に働きかけ、植民地主義や帝国主義を起因とする混迷の歴史を見直し、真実とは何かを問いかける。

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「キョウトグラフィー」2025リポート 写真を通して「人間性」を問う国際フェスティバル

春の京都の名物になりつつある国際写真フェスティバル「キョウトグラフィー(KYOTOGRAPHIE)」が開催中だ。2013年にスタートした同フェスティバルは、毎年異なる社会的・文化的テーマのもと、世界から集まった写真作品を町屋や蔵などの京都ならではの建築で展示する。会期は桜の開花やゴールデンウィークに重なるため、日本のみならず、世界各国から多くの来場者が訪れる。京都という土地の魅力と、写真芸術の力を組み合わせたユニークな文化イベントだ。

そんな「キョウトグラフィー」の今年のテーマは「HUMANITY(人間性)」。同フェスティバルのルシール・レイボーズ共同ディレクターらが「日本と西洋という異なる文化的視点を通じて人間の営みの複雑さを浮かび上がらせる」と語るように、各作品は単なる人間讃歌にとどまるわけではない。環境やジェンダー、多様性、人権などの社会的トピックスに目を向け、人間性が抱える矛盾や負の側面をも浮き彫りにし、鑑賞者に問いを投げかける。集めた作品はどれも、アーティストたちのパーソナルな主題や問題意識から始まったプロジェクトだが、それらを語る中で見えてくる「人間性」にまつわるユニバーサルな問題を提示する。

全展示を見て回った「WWDJAPAN」記者が、読者にぜひ見てほしい5つの展示を厳選して紹介する。なお全ての展示が素晴らしかったので時間のある方はぜひ全てをチェックしてほしい。

JR(ジェイ・アール)「クロニクル京都 2024」
展示会場:JR京都駅ビルの北側通路壁面、京都新聞ビル

市民のポートレートで作り上げる壮大な写真物語

京都の玄関口、JR京都駅ビルの北側通路壁面に巨大な写真イメージを展示するのは、フランス人アーティストのJR(ジェイ・アール)。今回出展した「クロニクル(Chronicles)」シリーズは、地域社会の多様性と物語を巨大な写真壁画として表現する参加型アートプロジェクトだ。

「クロニクル」は、その土地に住む人々のポートレートを多数撮影し、コラージュして記念碑のようなパブリック・アートを作り上げる。JRは、今回の「キョウトグラフィー」のために昨年秋に京都に滞在。市内各所に設えた撮影スタジオで総勢505人の地元民を撮影し、それらを一つ一つパズルのように組み合わせていった。この気の遠くなるようなプロセスを経て、京都市長から舞妓や芸妓、さらにはドラァグクイーンまでの多種多様な京都人が織りなす「壮大な物語(=クロニクル)」を完成させた。

この作品が単なる合成写真ではなく(それだけでも甚大な労力だが)、奥行きある参加型アートプロジェクトとして成立するのは、街の人を撮影するだけでなく、全員に聞き取りを行い、彼らのライフストーリーも収集しているから。集めた各自の音声は、専用のウェブページで確認できるほか、作品に専用のアプリをかざすことで聴くこともできる。

別会場の京都新聞ビルの展示では、その膨大なライフストーリーや「クロニクル」の制作プロセスに光を当てる。特に同ビル地下の高さ10m、広さ1000平方メートルに及ぶ印刷工場跡地での展示は圧巻だ。提灯の手法で巨大な立体彫刻として再構築した数人のポートレートが、自らのストーリーを来場者に語りかける。空間の広さや作品の大きさも手伝い、そこで語られるパーソナルな物語は私たちの心を静かに揺さぶる。JRは「このプロジェクトの趣旨は、全ての人に平等に光を当てること。それだけに立体彫刻として再構築すべき人を選定するのは難しかったが、特異なストーリーを持っている10人を選んだ」と語った。あらためて、街という「クロニクル」はさまざまな個人のストーリーが折り重なって成り立っていることを思い出させてくれる作品だ。

レティシア・キイ
「ラブ&ジャスティス」「キョウト・ヘア・イメージ」
展示会場:アスフォデル、出町桝形商店街

アフリカ女性としての自分を受け入れ表現する毛髪アート

「キョウトグラフィー」は20年、アフリカ出身の若手作家を対象にしたアーティスト・イン・レジデンス(滞在制作)プログラムを開始した。今回、同プログラムに参加したのがコートジボワール出身のレティシア・キイ(Laetitia Ky)だ。

フランスの旧植民地国で生まれ育ったキイにとって、欧米を中心に形成された美の基準に当てはまらない自分の「白くない」肌や「まっすぐではない」毛髪を受け入れることは容易ではなかったという。自己受容のための模索のなかで出合ったのが、植民地期以前のアフリカの女性たちが編み出した自由で創造的な髪型の数々。それらに強い興味を持ったキイはリサーチを進め、当時の女性にとって髪は単なる「美」の道具でなく、アイデンティティを物語るための表現であり「対話」の形だったことを知る。それをきっかけに自分の髪の毛をメディアとして、造形物を作る活動を始めた。やがてキイの作品は、現代の女性を取り巻く規範やスティグマ、人種的な抑圧や不公正に対して、ブラック・フェミニストとして表明する詩的なメッセージとなっていった。

キイが展示を行ったのは、古くから舞妓やお茶屋の女将が活躍し、歴史的に女性の街とされてきた祇園。会場の「アスフォデル(ASHODEL)」には、女性の生理や体毛、妊娠など、社会的にはまだまだセンシティブな内容に触れる作品が並ぶ。しかし、キイが毛髪で作るポップな写真イメージは、身構える鑑賞者の緊張を解き、作品のメッセージをさりげなく心に届けてくれる。何より葛藤を乗り越えて自分を受け入れ、生き生きと写真に写るキイの姿そのものが、自分の境遇やアイデンティティを肯定することの意義を率直に伝えている。なおキイは、滞在制作の拠点だった出町桝形商店街にも作品を展示している。こちらには、シリアスなトピックスに触れる祇園の展示とは対照的に、アフリカ出身の若者が、京都の文化に触れて得たインスピレーションを形にしたユーモラスでコミカルな写真イメージが、バナーとして商店街を彩る。

リー・シュルマン&オマー・ヴィクター・ディオプ「ビーイング ゼア」
展示会場:嶋䑓ギャラリー

ノスタルジックな空間と写真が多様性を考える装置に

同じく写真イメージを通して、人種的なパワーバランスの不均衡というトピックに触れるのが、イギリス人アーティスト、リー・シュルマン(Lee Shulman)とセネガル出身の写真家、オマー・ヴィクター・ディオプ(Omar Victor Diop)の共作「ビーイング ゼア(Being There)」だ。

2人は、町屋を改装した「嶋䑓ギャラリー」に、ミッドセンチュリースタイルの家具とポップな色味の壁紙を配置。「古き良きアメリカ」を思わせる心地良い空間を設えた。展示するのは、家具と同時代のものと思われるノスタルジックな写真や映像。だがよく見ると、全てのイメージに同じ黒人男性が写り込んでいる。アーティストのヴィクター・ディオプ本人だ。実はこれらのイメージは、1950〜60年代の北米で撮られたスナップ写真に、ディオプのイメージを合成して作り上げたフィクション写真。しかし「そもそも、家族のアルバムは巧妙に作られたフィクションだ。調和のとれた世界を演出し、厄介な真実はフレームの外側に追いやる」とシュルマンは言う。

シュルマンは、匿名の家族写真や日常のスナップショットを収集・保存するプロジェクト「アノニマス・プロジェクト(The Anonymous Project)」を主宰する。現在、1950年代から2000年代までに撮られた100万点以上の画像を所蔵するシュルマンは、20世紀半ばに北米で撮られたスナップ写真を多数見るうち、牧歌的な魅力に引かれつつ、人口の多数を占めていたはずのアフリカ系アメリカ人の「不在」に気付く。それらを批判的に考察し、再構築するためにセルフポートレートを中心に活動する黒人アーティスト、ヴィクター・ディオプを写り込ませるアイデアを着想した。当時のアメリカは第二次世界大戦後の経済繁栄を謳歌していたが、平等とは程遠い状況にあった。人種隔離政策が敷かれ、多くの人が肌の色を理由に、基本的人権の制限を受けていた。その事実に向き合った時、先ほど使った「古き良きアメリカ」という言い回しの残酷さに気付かされ、快適だった「おしゃれ」な展示空間は、当時の白人中産階級的ライフスタイルの外側に追いやられた人種的マイノリティーたちへの想像を喚起する装置となる。

2人の作品は、そうした歴史を批判しつつも、どこか軽妙でユーモアすら感じさせる。しかし同時に、私たちにフレームの内側と外側に作用するポリティクスへの思考をうながし、複雑な歴史に滑らかなコーティングをほどこす「ノスタルジア」の危険な魅力を浮き彫りにさせる。

マーティン・パー「スモール・ワールド」
展示会場:タイムズ

観光がパッケージ化してしまう文化 写真で切り取るオーバーツーリズム

安藤忠雄の設計により1984年に建てられた高瀬川沿いの「タイムズ(TIME’S)」では二つの展示を見ることができる。一つはマーティン・パー(Martin Parr)の「スモール・ワールド(Small World)」。マグナムフォトのレジェンドの作品を、街中の会場で気軽に見ることができるのも「キョウトグラフィー」の魅力の一つだ。

今回展示している「スモール・ワールド」はパーの代表作のひとつ。国際的な観光の拡大とその表層性、均質化を鋭く、かつユーモラスに批評した写真シリーズだ。1980年代から90年代初頭にかけて、パーは世界各国の観光地(ヨーロッパ、アメリカ、日本など)をめぐり、観光客たちの行動、ポーズ、消費行動を写真で記録。「観光」という営みがもたらす画一的な光景──人々が同じ場所で同じポーズを取り、同じようにお土産を買う姿──を、鮮やかなカラー写真で捉えている。クスッと笑ってしまう作品群だが、グローバル化や消費社会に対する辛辣な風刺が込められている。

今回の「キョウトグラフィー」に合わせ、パーは一足早く来日。桜の開花でにぎわう京都の観光客にレンズを向け「スモール・ワールド」の京都バージョンを撮り下ろした。皮肉を感じさせる独特な距離感で切り取った京都のオーバーツーリズム。パーの冷静な態度は、京都観光で浮かれる観光客の「滑稽さ」を少し意地悪に浮き彫りにしてしまう。それに拍車をかけるように写真はコミカルなBGMにのせてスライドショー形式で展示される。インスタグラムの登場により、文化を「映えるか映えないか」という基準でジャッジする風潮が高まったが、パーが80年代から続けてきた「スモール・ワールド」は、それを予見してきた作品とも言え、今の時代にますます強いメッセージを放っている。

アダム・ルハナ「ロジック・オブ・トゥルース」
展示会場:「八竹庵」

パレスチナの日常の写真を通して問う「真実」

「八竹庵」で展示するアダム・ルハナ(Adam Rouhana)の作品「ロジック・オブ・トゥルース(真実の論理)」は、パレスチナの人々の日常生活を切り取った写真を通じて、歴史の操作や真実の歪曲に意義を唱え、観客に新たな視点を提供する。

パレスチナ系アメリカ人のルハナは、アメリカで育ち、現在はエルサレムとロンドンを拠点に活動する写真家だ。写真を通して、西洋を中心に構築されてきた「東洋」への偏ったまなざしを再構築することをテーマにかかげる。ルハナは、パレスチナの家庭や日常の美しい風景を撮影する。日本家屋の中にインスタレーションとして展示されるこれらの写真は、メディアによって描かれるステレオタイプなイメージとは異なる、現地の人々の生きた日常を伝えている。

ニュース番組を通して放映される戦地の映像は、私たちの日常とあまりにもかけ離れているからこそ、時に現実感に乏しく、戦禍の影響を受ける人々への想像力を奪ってしまう。繰り返し流される凄惨で「非現実的」な映像は、戦争被害者にもおだやかな日常や家族とのささやかな幸せがあったことを忘れさせてしまう。またその戦禍の「真実」は「誰が報じるか」によって見え方はまるで違ってしまうことも事実だ。「ロジック・オブ・トゥルース」は、そんな忘却や印象の操作に抗う作品だ。パレスチナの人々の生活を記録した写真を通して、私たちの想像力に働きかけ、植民地主義や帝国主義を起因とする混迷の歴史を見直し、真実とは何かを問いかける。

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「キョウトグラフィー」2025リポート 写真を通して「人間性」を問う国際フェスティバル

春の京都の名物になりつつある国際写真フェスティバル「キョウトグラフィー(KYOTOGRAPHIE)」が開催中だ。2013年にスタートした同フェスティバルは、毎年異なる社会的・文化的テーマのもと、世界から集まった写真作品を町屋や蔵などの京都ならではの建築で展示する。会期は桜の開花やゴールデンウィークに重なるため、日本のみならず、世界各国から多くの来場者が訪れる。京都という土地の魅力と、写真芸術の力を組み合わせたユニークな文化イベントだ。

そんな「キョウトグラフィー」の今年のテーマは「HUMANITY(人間性)」。同フェスティバルのルシール・レイボーズ共同ディレクターらが「日本と西洋という異なる文化的視点を通じて人間の営みの複雑さを浮かび上がらせる」と語るように、各作品は単なる人間讃歌にとどまるわけではない。環境やジェンダー、多様性、人権などの社会的トピックスに目を向け、人間性が抱える矛盾や負の側面をも浮き彫りにし、鑑賞者に問いを投げかける。集めた作品はどれも、アーティストたちのパーソナルな主題や問題意識から始まったプロジェクトだが、それらを語る中で見えてくる「人間性」にまつわるユニバーサルな問題を提示する。

全展示を見て回った「WWDJAPAN」記者が、読者にぜひ見てほしい5つの展示を厳選して紹介する。なお全ての展示が素晴らしかったので時間のある方はぜひ全てをチェックしてほしい。

JR(ジェイ・アール)「クロニクル京都 2024」
展示会場:JR京都駅ビルの北側通路壁面、京都新聞ビル

市民のポートレートで作り上げる壮大な写真物語

京都の玄関口、JR京都駅ビルの北側通路壁面に巨大な写真イメージを展示するのは、フランス人アーティストのJR(ジェイ・アール)。今回出展した「クロニクル(Chronicles)」シリーズは、地域社会の多様性と物語を巨大な写真壁画として表現する参加型アートプロジェクトだ。

「クロニクル」は、その土地に住む人々のポートレートを多数撮影し、コラージュして記念碑のようなパブリック・アートを作り上げる。JRは、今回の「キョウトグラフィー」のために昨年秋に京都に滞在。市内各所に設えた撮影スタジオで総勢505人の地元民を撮影し、それらを一つ一つパズルのように組み合わせていった。この気の遠くなるようなプロセスを経て、京都市長から舞妓や芸妓、さらにはドラァグクイーンまでの多種多様な京都人が織りなす「壮大な物語(=クロニクル)」を完成させた。

この作品が単なる合成写真ではなく(それだけでも甚大な労力だが)、奥行きある参加型アートプロジェクトとして成立するのは、街の人を撮影するだけでなく、全員に聞き取りを行い、彼らのライフストーリーも収集しているから。集めた各自の音声は、専用のウェブページで確認できるほか、作品に専用のアプリをかざすことで聴くこともできる。

別会場の京都新聞ビルの展示では、その膨大なライフストーリーや「クロニクル」の制作プロセスに光を当てる。特に同ビル地下の高さ10m、広さ1000平方メートルに及ぶ印刷工場跡地での展示は圧巻だ。提灯の手法で巨大な立体彫刻として再構築した数人のポートレートが、自らのストーリーを来場者に語りかける。空間の広さや作品の大きさも手伝い、そこで語られるパーソナルな物語は私たちの心を静かに揺さぶる。JRは「このプロジェクトの趣旨は、全ての人に平等に光を当てること。それだけに立体彫刻として再構築すべき人を選定するのは難しかったが、特異なストーリーを持っている10人を選んだ」と語った。あらためて、街という「クロニクル」はさまざまな個人のストーリーが折り重なって成り立っていることを思い出させてくれる作品だ。

レティシア・キイ
「ラブ&ジャスティス」「キョウト・ヘア・イメージ」
展示会場:アスフォデル、出町桝形商店街

アフリカ女性としての自分を受け入れ表現する毛髪アート

「キョウトグラフィー」は20年、アフリカ出身の若手作家を対象にしたアーティスト・イン・レジデンス(滞在制作)プログラムを開始した。今回、同プログラムに参加したのがコートジボワール出身のレティシア・キイ(Laetitia Ky)だ。

フランスの旧植民地国で生まれ育ったキイにとって、欧米を中心に形成された美の基準に当てはまらない自分の「白くない」肌や「まっすぐではない」毛髪を受け入れることは容易ではなかったという。自己受容のための模索のなかで出合ったのが、植民地期以前のアフリカの女性たちが編み出した自由で創造的な髪型の数々。それらに強い興味を持ったキイはリサーチを進め、当時の女性にとって髪は単なる「美」の道具でなく、アイデンティティを物語るための表現であり「対話」の形だったことを知る。それをきっかけに自分の髪の毛をメディアとして、造形物を作る活動を始めた。やがてキイの作品は、現代の女性を取り巻く規範やスティグマ、人種的な抑圧や不公正に対して、ブラック・フェミニストとして表明する詩的なメッセージとなっていった。

キイが展示を行ったのは、古くから舞妓やお茶屋の女将が活躍し、歴史的に女性の街とされてきた祇園。会場の「アスフォデル(ASHODEL)」には、女性の生理や体毛、妊娠など、社会的にはまだまだセンシティブな内容に触れる作品が並ぶ。しかし、キイが毛髪で作るポップな写真イメージは、身構える鑑賞者の緊張を解き、作品のメッセージをさりげなく心に届けてくれる。何より葛藤を乗り越えて自分を受け入れ、生き生きと写真に写るキイの姿そのものが、自分の境遇やアイデンティティを肯定することの意義を率直に伝えている。なおキイは、滞在制作の拠点だった出町桝形商店街にも作品を展示している。こちらには、シリアスなトピックスに触れる祇園の展示とは対照的に、アフリカ出身の若者が、京都の文化に触れて得たインスピレーションを形にしたユーモラスでコミカルな写真イメージが、バナーとして商店街を彩る。

リー・シュルマン&オマー・ヴィクター・ディオプ「ビーイング ゼア」
展示会場:嶋䑓ギャラリー

ノスタルジックな空間と写真が多様性を考える装置に

同じく写真イメージを通して、人種的なパワーバランスの不均衡というトピックに触れるのが、イギリス人アーティスト、リー・シュルマン(Lee Shulman)とセネガル出身の写真家、オマー・ヴィクター・ディオプ(Omar Victor Diop)の共作「ビーイング ゼア(Being There)」だ。

2人は、町屋を改装した「嶋䑓ギャラリー」に、ミッドセンチュリースタイルの家具とポップな色味の壁紙を配置。「古き良きアメリカ」を思わせる心地良い空間を設えた。展示するのは、家具と同時代のものと思われるノスタルジックな写真や映像。だがよく見ると、全てのイメージに同じ黒人男性が写り込んでいる。アーティストのヴィクター・ディオプ本人だ。実はこれらのイメージは、1950〜60年代の北米で撮られたスナップ写真に、ディオプのイメージを合成して作り上げたフィクション写真。しかし「そもそも、家族のアルバムは巧妙に作られたフィクションだ。調和のとれた世界を演出し、厄介な真実はフレームの外側に追いやる」とシュルマンは言う。

シュルマンは、匿名の家族写真や日常のスナップショットを収集・保存するプロジェクト「アノニマス・プロジェクト(The Anonymous Project)」を主宰する。現在、1950年代から2000年代までに撮られた100万点以上の画像を所蔵するシュルマンは、20世紀半ばに北米で撮られたスナップ写真を多数見るうち、牧歌的な魅力に引かれつつ、人口の多数を占めていたはずのアフリカ系アメリカ人の「不在」に気付く。それらを批判的に考察し、再構築するためにセルフポートレートを中心に活動する黒人アーティスト、ヴィクター・ディオプを写り込ませるアイデアを着想した。当時のアメリカは第二次世界大戦後の経済繁栄を謳歌していたが、平等とは程遠い状況にあった。人種隔離政策が敷かれ、多くの人が肌の色を理由に、基本的人権の制限を受けていた。その事実に向き合った時、先ほど使った「古き良きアメリカ」という言い回しの残酷さに気付かされ、快適だった「おしゃれ」な展示空間は、当時の白人中産階級的ライフスタイルの外側に追いやられた人種的マイノリティーたちへの想像を喚起する装置となる。

2人の作品は、そうした歴史を批判しつつも、どこか軽妙でユーモアすら感じさせる。しかし同時に、私たちにフレームの内側と外側に作用するポリティクスへの思考をうながし、複雑な歴史に滑らかなコーティングをほどこす「ノスタルジア」の危険な魅力を浮き彫りにさせる。

マーティン・パー「スモール・ワールド」
展示会場:タイムズ

観光がパッケージ化してしまう文化 写真で切り取るオーバーツーリズム

安藤忠雄の設計により1984年に建てられた高瀬川沿いの「タイムズ(TIME’S)」では二つの展示を見ることができる。一つはマーティン・パー(Martin Parr)の「スモール・ワールド(Small World)」。マグナムフォトのレジェンドの作品を、街中の会場で気軽に見ることができるのも「キョウトグラフィー」の魅力の一つだ。

今回展示している「スモール・ワールド」はパーの代表作のひとつ。国際的な観光の拡大とその表層性、均質化を鋭く、かつユーモラスに批評した写真シリーズだ。1980年代から90年代初頭にかけて、パーは世界各国の観光地(ヨーロッパ、アメリカ、日本など)をめぐり、観光客たちの行動、ポーズ、消費行動を写真で記録。「観光」という営みがもたらす画一的な光景──人々が同じ場所で同じポーズを取り、同じようにお土産を買う姿──を、鮮やかなカラー写真で捉えている。クスッと笑ってしまう作品群だが、グローバル化や消費社会に対する辛辣な風刺が込められている。

今回の「キョウトグラフィー」に合わせ、パーは一足早く来日。桜の開花でにぎわう京都の観光客にレンズを向け「スモール・ワールド」の京都バージョンを撮り下ろした。皮肉を感じさせる独特な距離感で切り取った京都のオーバーツーリズム。パーの冷静な態度は、京都観光で浮かれる観光客の「滑稽さ」を少し意地悪に浮き彫りにしてしまう。それに拍車をかけるように写真はコミカルなBGMにのせてスライドショー形式で展示される。インスタグラムの登場により、文化を「映えるか映えないか」という基準でジャッジする風潮が高まったが、パーが80年代から続けてきた「スモール・ワールド」は、それを予見してきた作品とも言え、今の時代にますます強いメッセージを放っている。

アダム・ルハナ「ロジック・オブ・トゥルース」
展示会場:「八竹庵」

パレスチナの日常の写真を通して問う「真実」

「八竹庵」で展示するアダム・ルハナ(Adam Rouhana)の作品「ロジック・オブ・トゥルース(真実の論理)」は、パレスチナの人々の日常生活を切り取った写真を通じて、歴史の操作や真実の歪曲に意義を唱え、観客に新たな視点を提供する。

パレスチナ系アメリカ人のルハナは、アメリカで育ち、現在はエルサレムとロンドンを拠点に活動する写真家だ。写真を通して、西洋を中心に構築されてきた「東洋」への偏ったまなざしを再構築することをテーマにかかげる。ルハナは、パレスチナの家庭や日常の美しい風景を撮影する。日本家屋の中にインスタレーションとして展示されるこれらの写真は、メディアによって描かれるステレオタイプなイメージとは異なる、現地の人々の生きた日常を伝えている。

ニュース番組を通して放映される戦地の映像は、私たちの日常とあまりにもかけ離れているからこそ、時に現実感に乏しく、戦禍の影響を受ける人々への想像力を奪ってしまう。繰り返し流される凄惨で「非現実的」な映像は、戦争被害者にもおだやかな日常や家族とのささやかな幸せがあったことを忘れさせてしまう。またその戦禍の「真実」は「誰が報じるか」によって見え方はまるで違ってしまうことも事実だ。「ロジック・オブ・トゥルース」は、そんな忘却や印象の操作に抗う作品だ。パレスチナの人々の生活を記録した写真を通して、私たちの想像力に働きかけ、植民地主義や帝国主義を起因とする混迷の歴史を見直し、真実とは何かを問いかける。

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資生堂「ザ・ギンザ」が艶と透明感を引き出すスキンケア2品を刷新 “ハイブリット”な洗顔料も

資生堂のプレステージスキンケアブランド「ザ・ギンザ(THE GINZA)」は5月1日、艶やかに磨く除去化粧水“クラリファイングローション n”(200mL、1万5400円※編集部調べ)と、キメを整える収れん美容液“コンディショニングリファイナー n”(200mL、1万8700円※編集部調べ)の2品をリニューアル発売する。加えて、マスクと洗顔料を兼ね備えた“ハイブリッドクレンザー n”(130g、1万3200円※編集部調べ)が新登場。ブランド取り扱い店舗や公式ECなどで展開する。

3アイテムとも、リンデンの花から抽出したエキスのほか、アシタバ葉・茎エキス、イチョウ葉エキスなど保湿整肌の複合成分を共通配合。肌を潤いで満たし、乾燥などの外部環境から守りながら滑らかに整える。銀座の並木通りにあるリンデンの生花に着想したグリーンフローラルの香りで、透明感あるリンデンにスウィートオレンジやローズが軽やかに重なる。

リニューアルの2品

リニューアルの除去化粧水“クラリファイングローション n”は、ごわつきがちな角層をほぐし、磨き上げたような艶と透明感あふれる肌に導く。同じく収れん美容液“コンディショニングリファイナー n”は、清涼感のある使い心地とともに潤いを与え、毛穴を目立ちにくくする。どちらもパッケージ容器をガラスボトルに変更し、プラスチック量を削減する。

新発売の洗顔料

“ハイブリッドクレンザー n”は、天然ミネラルクレイ配合のマスクと洗顔料のハイブリッドアイテム。洗顔フォームに置き換えて使用し、美容成分を抱え込んだクレイ状のクリームを顔全体にマッサージするように広げた後、約20秒放置して洗い流す。週1~2回のスペシャルケアをかなえ、肌に透透明感をもたらす。

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「ヘビーローテーション」の眉マスカラにひんやりグレージュ&柔らかベージュの限定2色が登場

伊勢半の眉メイクブランド「ヘビーローテーション(HEAVY ROTATION)」は6月9日、ブランドを代表する眉マスカラ“カラーリングアイブロウ EX”(各924円※編集部調べ)から、儚げなムードをまとう限定のミュートカラー2色を発売する。

同製品は、“自眉級”の仕上がりと発色をかなえるアイブロウマスカラで、薄膜でふんわりとした眉を演出する。眉毛1本1本を染め上げる、地肌につきにくいコンパクトブラシを採用した。

限定色は、ひんやり涼しげな印象を与えるアイスグレージュと、淡く柔らかなクリームベージュの2色。夏のアイブロウメイクに活躍する明るめな発色が特徴だ。

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ZOZO、営業利益7.8%増の647億円 物価高で出荷単価は12四半期連続で上昇 25年3月期

「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するZOZOの2025年3月期通期決算は、商品取扱高(=GMV、その他商品取扱高を除く)が前年同期比7.0%増の5746億円、売上高が同8.2%増の2131億円、営業利益が同7.8%増の647億円、経常利益が同8.6%増の648億円、純利益が同2.3%増の453億円だった。配当は上期が53円、下期が54円、合計107円で配当性向は70.1%。同社は配当性向80%を目安としており、5月1日から9月1日まで100億円、または1000万株を上限とする自己株買いを行う。

GMV対比の粗利率は34.5%で、前期比0.4ポイント改善した。販管費は0.3ポイント悪化の23.2%。1〜3月のセールが振るわず、広告費を積み増したことで同期間の営業利益は9.6%減と減益となった。

主力の「ゾゾタウン」事業のGMVは同5.9%増の4919億円、LINEヤフーコマースが同20.6%増の696億円、広告事業の売上高が同15.1%増の112億円だった。ドラバラ系のアイテム拡充が進むZOZOコスメのGMVは、同30%増の147億円と好調だった。

商品単価及び出荷単価は、物価高の影響を受け、じわりと上昇している。商品単価は3四半期連続で増加しており、直近の4Qでは前年同期比で0.9%増の4038円。出荷単価は23年3月期の第1四半期以来、12四半期連続で増加している。

26年3月期の見通しは、GMV(その他商品取扱高を除く)が前期比1.5%増の6034億円、売上高が同5.1%増の2241億円、営業利益が同7.8%増の698億円、経常利益が同7.6%増の698億円、純利益が同7.0%増の485億円だった。英Lyst買収に伴い、今期からEBITDAを開示し、同項目は10.2%増の769億円、EBITDAマージンは12.7%になる。なお、いずれも4月に買収を発表した英Lystの影響は精査中で業績に反映していない。

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「オルビス」“エッセンスインヘアミルク”のプレミアムなサロン専売品が誕生 美容師と共同開発

「オルビス(ORBIS)」は5月25日、人気“エッセンスインヘアミルク”から、さらに上質な仕上がりを目指すヘアケアのプレミアムラインとして、ヘアサロン専売品“エッセンスインヘアミルク プロフェッショナルユース”(本体140g、2860円/リフィル280g、4950円)を発売する。「オルビス」公式ECや店舗、バラエティーショップでの取り扱いはなく、取り扱いヘアサロンでのみ販売する。

“エッセンスインヘアミルク プロフェッショナルユース”は、オルビスとウェブメディア「ヘアー(HAIR)」などを運営するシェアリング・ビューティーに加え、全国の現役美容師が約2年半をかけて共同開発。既存品“エッセンスインヘアミルク”の実力を土台に、スキンケアの浸透技術を応用したミルクタイプのアウトバストリートメントだ。保湿成分のリペアセラミドとリペアコラーゲンが深いダメージ髪もうるおいで満たし、髪の内部まで補修。これ1本で、一人ひとりのダメージレベルに合わせたヘアケアをかなえる。

同製品はシェアリング・ビューティーが一次取次ぎ窓口を担い、全国の提携美容サロンネットワークを通じて展開する。

ユーザーも美容師もヘアケアに“課題”

開発背景は、オルビスが行った調査から。ユーザーの髪悩みを追求していくと、「髪悩みが複雑で自分にあったケアが分からない」といった声に辿り着いた。お客さまがヘアケアに対して迷いを抱えていると同様に、サロンで適切なヘアケアを提案している美容師にとっても多様化するヘア事情に課題を感じていることも分かった。

そこから、へアサロン専売品“エッセンスインヘアミルク プロフェッショナルユース”の開発をスタート。一人ひとりの「美しくなりたい」という思いを実現することを目的に、ヘアサロン市場において、スキンケアを得意とする「オルビス」が新たな顧客価値創出に挑んだ。

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「フェイラー」が「母の日」イベントを開催 春満開なフラワーモチーフで溢れる空間

「フェイラー(FEILER)」は4月30日から5月6日までの7日間、六本木ヒルズで「母の日」にちなんだポップアップイベント「花言葉からハンカチを贈ろう フェイラー ポップアップ フォーマム(FEILER POPUP FOR MOM)」を開催する。ハンカチを販売するポップアップショップと、オリジナルフードを提供するカフェの2コンテンツで構成する空間だ。

ポップアップショップでは、ブランドの代名詞であるシュニール織りの花柄ハンカチ10種類(2750円)を販売する。今年の「母の日」のために2年前からブランドファンと共に開発した新作のスイートピー柄のほか、ネモフィラやバラ、スズラン柄などをラインアップする。花言葉からプレゼントに適したデザインを選ぶコーナーも用意しており、フェイラージャパンの八木直久代表は「お母様の人柄や一緒に過ごした時間を思い浮かべながら、『フェイラー』のハンカチを選んでいただきたい」とコメントを発表している。

カフェブースでは、ショップで取り扱うハンカチのデザインから着想したオリジナルドリンク3種と、ショートケーキとワッフルの2種を用意する。

ポップアップショップとカフェブース共に、10時から14時までの時間帯は事前予約が必要だ。来場する前日の23時59分までに、専用の予約フォームから申し込む。14時以降の枠については、当日13時から現地で入場を受け付ける。

■「花言葉からハンカチを贈ろう フェイラー ポップアップ フォーマム」
会期:4月30日〜5月6日
時間:11:00〜20:00(最終日は18:00まで)
会場:六本木ヒルズ内 ヒルズカフェ/スペース
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド2F
チケット料金:無料
予約専用フォーム:予約はこちらから

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「フェイラー」が「母の日」イベントを開催 春満開なフラワーモチーフで溢れる空間

「フェイラー(FEILER)」は4月30日から5月6日までの7日間、六本木ヒルズで「母の日」にちなんだポップアップイベント「花言葉からハンカチを贈ろう フェイラー ポップアップ フォーマム(FEILER POPUP FOR MOM)」を開催する。ハンカチを販売するポップアップショップと、オリジナルフードを提供するカフェの2コンテンツで構成する空間だ。

ポップアップショップでは、ブランドの代名詞であるシュニール織りの花柄ハンカチ10種類(2750円)を販売する。今年の「母の日」のために2年前からブランドファンと共に開発した新作のスイートピー柄のほか、ネモフィラやバラ、スズラン柄などをラインアップする。花言葉からプレゼントに適したデザインを選ぶコーナーも用意しており、フェイラージャパンの八木直久代表は「お母様の人柄や一緒に過ごした時間を思い浮かべながら、『フェイラー』のハンカチを選んでいただきたい」とコメントを発表している。

カフェブースでは、ショップで取り扱うハンカチのデザインから着想したオリジナルドリンク3種と、ショートケーキとワッフルの2種を用意する。

ポップアップショップとカフェブース共に、10時から14時までの時間帯は事前予約が必要だ。来場する前日の23時59分までに、専用の予約フォームから申し込む。14時以降の枠については、当日13時から現地で入場を受け付ける。

■「花言葉からハンカチを贈ろう フェイラー ポップアップ フォーマム」
会期:4月30日〜5月6日
時間:11:00〜20:00(最終日は18:00まで)
会場:六本木ヒルズ内 ヒルズカフェ/スペース
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド2F
チケット料金:無料
予約専用フォーム:予約はこちらから

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「トゥミ」創業50周年 ゴールドカラーのキャリーケースなど世界250個限定発売

「トゥミ(TUMI)」は、創業50周年を祝し、ブリオンゴールドカラーのアイテムを世界250個限定で発売した。「トゥミ」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。

世界250個限定
シリアルナンバー入り

限定アイテムは、「トゥミ」を代表する“19 ディグリー アルミニウム(19 DEGREE ALUMINUM)”コレクションのブリーフケース(34万1000円)、“インターナショナル・キャリーオン”(26万4000円)、“ウォッチ・トラベルケース”(10万4500円)、ミノディエール(20万7900円)をそろえる。航空機規格のアルミニウム素材を用い、立体的な斜角をデザイン、それぞれシリアルナンバーを配す。

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「トゥミ」創業50周年 ゴールドカラーのキャリーケースなど世界250個限定発売

「トゥミ(TUMI)」は、創業50周年を祝し、ブリオンゴールドカラーのアイテムを世界250個限定で発売した。「トゥミ」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。

世界250個限定
シリアルナンバー入り

限定アイテムは、「トゥミ」を代表する“19 ディグリー アルミニウム(19 DEGREE ALUMINUM)”コレクションのブリーフケース(34万1000円)、“インターナショナル・キャリーオン”(26万4000円)、“ウォッチ・トラベルケース”(10万4500円)、ミノディエール(20万7900円)をそろえる。航空機規格のアルミニウム素材を用い、立体的な斜角をデザイン、それぞれシリアルナンバーを配す。

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エディフィス×「リー」×「マーカウェア」 コラボジーンズを101本限定発売

エディフィス(EDIFICE)は、「リー(LEE)」「マーカウェア(MARKAWARE)」とトリプルコラボしたジーンズ“リー 101(LEE 101)”を101本限定で発売する。価格は3万6300円。5月1日21時から「マーカウェア」公式オンラインで、5月2日からエディフィス一部店舗、「マーカウェア」直営店のパーキング(PARKING)、渋谷で開催する「リー」のポップアップで販売する。

“リー 101”が100周年
数量限定コラボジーンズ

コラボジーンズは、“リー 101”の100周年を記念したもの。1930年代のカウボーイパンツを土台とし、「マーカウェア」のワイドストレートシルエットでパターンから別注。デザイナーがウガンダで調達したオーガニックコットンを、国内でインディゴのロープ染色、岡本テキスタイルで白耳のセルビッチデニムに織り上げ、備中染工で仕上げた。ヘアオンハイドのラベルや、特別仕様のボタン、リベットをあしらったほか、シリアルナンバーが付く。

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春の東京で聞いたサステナのヒント 「ヴェジャ」「J.M.ウエストン」そして“選ぶ力”

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「サステナブルファッション・トーク」は、ファッション業界のサステナビリティに関する最新ニュースやトレンドをざっくばらんにお話しする番組です。本番組では、サステナビリティ担当記者木村和花がホストを務め、「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクター向千鶴とともにお届けします。

桜の季節でもある4月は来日ラッシュ。多くのファッション関係者が日本を訪れ、「WWDJAPAN」もインタビューの機会を得ました。今回はそんな来日インタビューの裏話や共通して見えきたことなどをお伝えします。東京・虎ノ門ヒルズに期間限定でオープンした「セレクト バイ ベイクルーズ(SELECT BY BAYCREW’S)」のキュレーターを務めた元コレットのサラ・アンデルマン(Sarah Andelman)からはセレクトショップのバイヤー魂を受け取り、フランスのラグジュアリーシューズ「ジェイエムウエストン(J.M. WESTON)」のヴィンテージライン戦略を通じて自社ブランドのリセールマーケットの可能性を考えました。「ヴェジャ(VEJA)」の共同創業者からは、最初のキャリアである銀行をわずか半年で辞めた理由を聞いて納得。キーワードは「止める勇気」です。



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「ルルルン」のハイドラシリーズに化粧水フェイスマスクが登場 抗酸化&毛穴ケア成分配合でレタッチ肌へ

フェイスマスクブランド「ルルルン(LULULUN)」は5月15日、全国のプラザ(PLAZA)、ミニプラザ(MINiPLA)で“ルルルン ハイドラ ID マスク”(7枚入り、770円)を数量限定発売する。抗酸化成分のイデベノンや健やかな艶を引き出すさまざまな毛穴ケア成分を配合し、レタッチしたかのような肌へと導く。

健やかな艶肌へと導く成分を配合

ハイドラシリーズは「潤い+α」をコンセプトに、肌悩みにアプローチする成分などを配合した製品が特徴だ。限定の新作はコエンザイムQ10に似た構造を持つ抗酸化成分のイデベノンを独自のカプセル技術で超微細な粒子にして、肌への浸透性を高めた。ほか、白玉点滴でおなじみのグルタチオン、紫外線から肌を守るアルブチン、ビタミンB群のひとつで近年注目を集めるナイアシンアミド、肌を引き締める白桃リーフエキス、整肌成分のアラントインやティアーズモイスチャーなどを配合している。

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軽井沢「万平ホテル」が「フェイラー」と初コラボ “すずらん”モチーフのハンカチを発売

長野県軽井沢町の「万平ホテル」は5月1日、ドイツの伝統工芸織物シュニール織のブランド「フェイラー(FEILER)」とコラボレーションした“万平すずらんハンカチ”(3800円)を数量限定で発売する。ホテルの店頭および公式オンラインストアのみで販売する。

クラシカルなホテルの雰囲気を落とし込んだデザイン

1894年の開業当初から万平ホテルの象徴であるすずらんをモチーフにした優雅なデザインが魅力。すずらんと可憐な小花を際立たせるため周囲をブルーで彩り、華やかな印象に仕上げた。

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「メゾン キツネ」から初のビューティライン 第1弾はヒノキの香りのフレグランスアイテム5品

「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」を展開するキツネは4月30日、新ビューティライン“キツネ ビアン エートル(KITSUNE BIEN-ÊTRE)”を発売した。第1弾はオードパルファムのほか、ボディー・ヘアケアなどヒノキの香りのセルフケアアイテム全5品そろえる。価格帯は3520〜2万4200円。ブランド公式ECと直営店で取り扱う。

“キツネ ビアン エートル”は、日本とフランスの文化を称えたブランド初のビューティライン。日本の化粧品の技術力とフランスの調香技術を融合し、今回“ヒノキの香り”がベースのフレグランスアイテムを用意した。「カフェ キツネ(CAFE KITSUNE)」の近くに位置するパリのオスマン建築様式パレ・ロワイヤルに着想し、磨き上げられた床やバラを想起させるワックスド・ウッドに日本の木々やスパイス、寺院を象徴するヒノキの香りを重ね合わせた。

ラインアップは、グラースローズとサンダルウッドを組み合わせた香りの“ノート ドゥ ヒノキ オードパルファム”(100mL、2万4200円)、乾燥を防ぎながら優しく洗い上げる“ノート ドゥ ヒノキ ハンド&ボディソープ”(300mL、4730円)、外的刺激から守りながら頭皮と毛髪を健やかに保つ“ノート ドゥ ヒノキ シャンプー”(300mL、4730円)、髪全体に潤いを与え艶のある髪に整える“ノート ドゥ ヒノキ コンディショナー”(300mL、4730円)、シアバター配合で高い保湿力の“ノート ドゥ ヒノキ ハンドクリーム”(50mL、3520円)の全5品。書道を彷彿とさせるタイポグラフィをあしらったパッケージデザインは、グラフィックデザイナーのカイサ・スタハル(Kajsa Stahl)が手掛ける。

キツネは、共同創設者のジルダ・ロアエック(Gildas Loaec)と黒木理也によって2002年に設立。ファッションブランド「メゾン キツネ」のほか、カフェ、ロースタリー、バー、レストラン「カフェ キツネ」、音楽レーベル「キツネ ミュージック(KITSUNE MUSIQUE)」を展開し、幅広いジャンルで独自のライフスタイルを築く。

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「メゾン キツネ」から初のビューティライン 第1弾はヒノキの香りのフレグランスアイテム5品

「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」を展開するキツネは4月30日、新ビューティライン“キツネ ビアン エートル(KITSUNE BIEN-ÊTRE)”を発売した。第1弾はオードパルファムのほか、ボディー・ヘアケアなどヒノキの香りのセルフケアアイテム全5品そろえる。価格帯は3520〜2万4200円。ブランド公式ECと直営店で取り扱う。

“キツネ ビアン エートル”は、日本とフランスの文化を称えたブランド初のビューティライン。日本の化粧品の技術力とフランスの調香技術を融合し、今回“ヒノキの香り”がベースのフレグランスアイテムを用意した。「カフェ キツネ(CAFE KITSUNE)」の近くに位置するパリのオスマン建築様式パレ・ロワイヤルに着想し、磨き上げられた床やバラを想起させるワックスド・ウッドに日本の木々やスパイス、寺院を象徴するヒノキの香りを重ね合わせた。

ラインアップは、グラースローズとサンダルウッドを組み合わせた香りの“ノート ドゥ ヒノキ オードパルファム”(100mL、2万4200円)、乾燥を防ぎながら優しく洗い上げる“ノート ドゥ ヒノキ ハンド&ボディソープ”(300mL、4730円)、外的刺激から守りながら頭皮と毛髪を健やかに保つ“ノート ドゥ ヒノキ シャンプー”(300mL、4730円)、髪全体に潤いを与え艶のある髪に整える“ノート ドゥ ヒノキ コンディショナー”(300mL、4730円)、シアバター配合で高い保湿力の“ノート ドゥ ヒノキ ハンドクリーム”(50mL、3520円)の全5品。書道を彷彿とさせるタイポグラフィをあしらったパッケージデザインは、グラフィックデザイナーのカイサ・スタハル(Kajsa Stahl)が手掛ける。

キツネは、共同創設者のジルダ・ロアエック(Gildas Loaec)と黒木理也によって2002年に設立。ファッションブランド「メゾン キツネ」のほか、カフェ、ロースタリー、バー、レストラン「カフェ キツネ」、音楽レーベル「キツネ ミュージック(KITSUNE MUSIQUE)」を展開し、幅広いジャンルで独自のライフスタイルを築く。

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敏腕PRディレクター南奈未が説くファッション業界の道標 Vol.2 【イマドキの“ラグジュアリーマーケティング”】

PROFILE: 南奈未

南奈未
PROFILE: (みなみ・なみ)アメリカの大学でマーケティングを専攻し卒業。米国や日本にて外資系企業などを経て、クリスチャン・ディオールに入社。その後ダミアーニ、ドルチェ&ガッバーナに転職。2004年に「ルイ・ヴィトン」で、ウィメンズとメンズのPRを担当。12年、マイケル・コースのコミュニケーション・ジェネラルマネージャーに就任。17年、ドルチェ&ガッバーナに復職し、PR&コミュニケーション ディレクターに就く。24年10月退職 PHOTO:MAKOTO NAKAGAWA(magNese) HAIR&MAKE UP:KIKKU(Chrysanthemum)
ファッション業界において、花形職とされるPR。そのトップに就くPRディレクターは、ブランドの“縁の下の力持ち”や“影の立役者”として認識されるほど、目立たずともブランドの大きな役割と責任を担っている。特にラグジュアリーブランドにおいては、常にVIP顧客やメディア、デザイナーやチームの中核的存在だ。交渉術やコミュニケーション能力も必要とされる。南奈未さんは約20年間、ファッションシーンをリードする数々の海外ブランドの日本法人のPRを統括。日本はもちろん、グローバルでその手腕を発揮してきた言わずと知れた人物だ。この10年でデジタルやマーケティングの概念が多様化する中、ファッションラグジュアリーの世界は大きく様変わりしているという。この連載では数回に分けて、南さんが培ってきたファッションPRの仕事そしてその裏側について語る。2回目は、時代とともに変化する“ラグジュアリーマーケティング”について。

ラグジュアリーを伝えるPRのあり方

南奈未:ファッション業界に長く携わってきましたが、デジタルファーストの現代におけて、ラグジュアリーファッションのマーケティングの考え方は大きく変化しています。そもそも“マーケティング”とは、消費者のニーズをブランドの商品やサービスに反映させ、自然に売れる流れを設計すること。ですが、これがラグジュアリーファッションだと顧客のニーズだけではなく、デザイナーのクリエイションが土台にあるので、一般的な量産型商品とは異なります。すべてではないですが、矢印がボトムアップというよりトップダウンの時もよくあります。例えば、ファッション・ウイーク中に発表されるものはデザイナーの個性やメッセージ性が色濃く表れていることが多く(昨今は消費者の顔色を伺ったコマーシャル寄りのものを発表しているコレクションも多くなりましたが)、そこから時代やトレンドを創造していき、消費者にぶつけていく。また、メディアがさまざまな切り取りをしていますね。

商品が店頭に並ぶ約半年前に行われるファッションショーは、最新コレクションを初披露する重要な場。20年前は主に百貨店バイヤーやモード誌編集長、VIP顧客など、世界中の限られた人数だけを招待するものでした。彼らの反応や意見を聞いては実際に販売するもの、しないものを取捨選択する場合もありました。だから、発表まで情報解禁されることはタブー。今のように、会場からのSNSを通じたリアルタイムの配信や投稿なんて全く想像もしなかったですよね。われわれPRもコンセプトなんて直前までまったく共有なんてされないから、よくショー終了後のバックステージに入り込んで、ジャーナリストたちのインタビューに応えるデザイナーの言葉をこっそり聞いて理解を深めたものです。思えばスッと気配を消す術を習得したのはそのころから(笑)。目立たなければ摘み出されることもないでしょ?

“ラグジュアリーファッションのマーケティング”は別格の概念

最近は、猫も杓子も「マーケティング」。果たして本来の意味を理解している人がどれほどいるのかと疑問に思うことがあります。商品もサービスもラグジュアリーブランドにおいては、仕組みや概念も別ものです。デザイナーがアーティスティック・ディレクターやクリエイティブ・ディレクターと呼ばれるようになったこの20年。ファッションだけじゃなく、アートやカルチャーに精通した多才なデザイナーがクリエイティブチームのトップとして、広告ビジュアルやショーの見せ方、コラボレーションなどを指揮することが主流になってきました。ブランドの世界観を伝えるには、洋服やバッグをデザインするだけでは不十分なのでしょう。ブランド間の競争が激化するほど、より多くの引き出しを獲得してどう魅せるのかがポイントになってきています。ラグジュアリーブランドは売り物が商品だけではありません。クリエイティブ・ディレクターはメゾンの歴史やアーカイブ、熟練の職人技を理解し、モダンに再解釈していきます。今のライフスタイルには、何が必要なのか。どんなウエアやバッグがスタイルを輝かせるか。それらのクリエイティビティーに見合う価格やサービスは、やはり従来のマーケティングとは違う特別な考えだと思います。常に変化する時代に沿って2歩、3歩先を行かなければならないので大変ですね。今は2歩、3歩じゃ足りないかも!

ただし、その“ラグジュアリーマーケティング”もまた変化を遂げています。ソーシャルメディアが普及してからは、世代を問わず、消費者の審美眼はどんどん鍛えられています。ここ5年ほどはラグジュアリーブランドもその世界に消費者を誘おうと、展覧会やポップアップストアといった一般の方も入れる間口の広い体験型イベントでブランドの新しい価値観や魅力を提供してきました。ただ、選択肢やSNS上のトレンドがあまりに多様化した今、従来の手法では物足りなさを感じる人も出てきているかもしれませんね。5月11日まで開催中の「ロエベ(LOEWE)」初の大展覧会(“ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界”)は、ブランドのヘリテージやクラフツマンシップを今っぽくモダンに仕上げていて一見の価値あり。ジブリファンの心も鷲掴みです!

最近はクリエイティブ・ディレクターの交代劇が盛んですね。ブランドの次なる価値を示す新しいマーケティングへの転換期に差し掛かっているかもしれません。

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「ストーンアイランド」がリアムの息子のジーン・ギャラガーを起用した最新キャンペーンを発表

「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」は、2025年春夏コレクションから独自の素材加工とガーメントダイが際立つ新作アウターウエア(3型)にフォーカスした新キャンペーンを発表した。アウターは全国の直営店および公式オンラインストアで販売中だ。

キャンペーンビジュアルは、写真家デイビッド・シムズ(David Sims)が撮影し、モデルには、リアム・ギャラガー(Liam Gallagher)の息子で、ミュージシャンのジーン・ギャラガー(Gene Gallagher)、映画監督のスパイク・リー(Spike Lee)、ロンドンの星付きレストラン「The River Cafe」のオーナーシェフ、ルース・ロジャース(Ruth Rogers)を起用。世代もジャンルも異なる3人が、「ストーンアイランド」の“機能美”を体現する。

TELA RESINATA BLOCK COLOUR

ジーン・ギャラガーが着用するのは、“テラ・レジナータ ジャケット”(18万920円)。「ストーンアイランド」が1982年に発表したファーストコレクション「テラ・ステラ(TELA STELLA)」からインスパイアされ、そのブランドの原点ともいえるアイコニックな素材を現代的に再解釈したテラ・ステラ(TELA STELLA)を用いたジャケット。片面に染色を施したコットンキャンバス地に、もう片面から顔料樹脂を浸透させたダブルフェイス構造。撥水加工も施され、機能性と独自のカラーコントラストが融合した一着。

MUSSOLA PRISMATICA

スパイク・リーが着用するのは、“ムソラ・プリズマティカ ジャケット”(29万2600円)。軽量なコットンモスリンに、光沢のある耐水・防風性を備えたポリウレタンフィルムをボンディング。素材全体に特殊な樹脂加工を施し、その上からガーメントダイを行うことで不均一かつ立体的な表情が生まれ、マーブル調の風合いに仕上げた。機能性とデザイン性を兼ね備え、背面には取り外し可能なポケットを配し、着脱によりシルエットを変化させることができる。

LINO GOMMATO

ルース・ロジャースが着用するのは、軽やかなリネン生地を使用した隠しフード付きの“リノ・ゴマート アウターウェア”(20万5700円)。ガーメントダイの工程で特別な透明樹脂を外側に染み込ませることで、リネン特有のスラブ(糸の太さのムラ)構造が 際立つよう仕上げられている。染色の際、樹脂を“動かす”ことで色の吸収に差が生まれ、その結果、スラブ感が一層強調される。 フードは襟の中に収納できる仕様で、異なる素材によって生まれるコントラストカラーが、ガーメントダイを引き立てる。

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【2025年夏コスメ】「エテュセ」の人気“マスカラベース”が限定ミルキーピンクデザインに アイライナーも進化

「エテュセ(ETTUSAIS)」は5月と6月の2回に分けて、2025年夏コレクションを発売する。人気製品の“マスカラベース”(1320円)の限定デザインと、リニューアルしたアイライナー(全5色、各1760円)をそろえる。

第1弾:5月15日発売

“マスカラベース”は、根元から持ち上げるように塗布することで、長時間カールキープをかなえるマスカラ下地。上品な束感に仕上げ、ロングな印象のまつげに導く。限定パッケージは、儚げなミルキーピンクカラーに仕上げた。

第2弾:6月12日発売

“ラスティング リキッドライナー”のリニューアルポイントは、容器の後ろ側に重りとなる「金属ウェイト」をを後ろ側に入れた点だ。アイラインが安定し、ブレにくい設計にしたことで、より美しい線を描けるようになった。カラーは5色で、マイルドブラックやビターブラウン、コットンブラウンなど。ナチュラルに目元のフレームを際立たせる。

吉田ユニの新ビジュアルも公開

同コレクションの発売に合わせ、アートディレクターの吉田ユニが制作したシーズンビジュアルも公開。夏らしく涼しげなリボンモチーフのアップヘアで、25年夏コレクションのテーマカラーであるパステル調のブルー、ピンク、パープルの3パターンを展開した。

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【2025年夏コスメ】「エテュセ」の人気“マスカラベース”が限定ミルキーピンクデザインに アイライナーも進化

「エテュセ(ETTUSAIS)」は5月と6月の2回に分けて、2025年夏コレクションを発売する。人気製品の“マスカラベース”(1320円)の限定デザインと、リニューアルしたアイライナー(全5色、各1760円)をそろえる。

第1弾:5月15日発売

“マスカラベース”は、根元から持ち上げるように塗布することで、長時間カールキープをかなえるマスカラ下地。上品な束感に仕上げ、ロングな印象のまつげに導く。限定パッケージは、儚げなミルキーピンクカラーに仕上げた。

第2弾:6月12日発売

“ラスティング リキッドライナー”のリニューアルポイントは、容器の後ろ側に重りとなる「金属ウェイト」をを後ろ側に入れた点だ。アイラインが安定し、ブレにくい設計にしたことで、より美しい線を描けるようになった。カラーは5色で、マイルドブラックやビターブラウン、コットンブラウンなど。ナチュラルに目元のフレームを際立たせる。

吉田ユニの新ビジュアルも公開

同コレクションの発売に合わせ、アートディレクターの吉田ユニが制作したシーズンビジュアルも公開。夏らしく涼しげなリボンモチーフのアップヘアで、25年夏コレクションのテーマカラーであるパステル調のブルー、ピンク、パープルの3パターンを展開した。

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Number_i神宮寺勇太が「ジバンシイ」の人気コレクターとパウダーのキャンペーンに登場

「ジバンシイ(GIVENCHY)」は4月30日、ビューティアンバサダーであるNumber_iの神宮寺勇太を起用した“プリズム・リーブル・スキンケアリング・コレクター”と“プリズム・リーブル・トラベル”のキャンペーンを公開する。

人気2商品の仕上がりを神宮寺勇太が体現

“プリズム・リーブル・スキンケアリング・コレクター”について神宮寺は、「自分の肌悩みやなりたい肌の印象に合わせて、色補正できる魔法の杖のようでした!ポイントポイントで細かく塗布できますし、手軽さも魅力ですね。僕はブルーとラベンダーがお気に入りです。はっきりと顔の明るさを強調したい時はブルー。優しい明るさをプラスしたい時はラベンダーと使い分けてます!顔の赤みが気になる日はグリーンも使いたいです」とコメントした。

また、“プリズム・リーブル・トラベル”についても「動画で胸ポケットから取り出したのですが、サイズ感が持ち運びしやすくて可愛いですよね!撮影の合間のメイク直しでも細かい部分に使えてぴったりでした。仕事で移動することが多いので、どこでも手軽に使えるのも嬉しいと思います。僕はNo.00と01がおすすめです。特にNo.01は青系の4色なので、清潔感の増した透明感をプラスできます」と話した。

“プリズム・リーブル・スキンケアリング・コレクター” は、みずみずしいテクスチャーで溶けこむように肌になじみ、肌の色むらを自然に整えるフェイスカラー。滑らかな使用感で、気になる部分へのポイント使いから広範囲の塗布まで幅広く使えるのが特徴だ。4色フェイスパウダーの“プリズム・リーブル・トラベル” ブランドのロングセラーアイテム。4色パウダーがしっとりとした光沢をもたらしてくすみや毛穴を目立ちにくくさせるほか、ブランド独自のアトマイズ・テクノロジーにより微粒子パウダーが密着力と繊細な質感をもたらす。

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【2025年夏コスメ】「エトヴォス」からワントーンメイクに着目したサマーコレクションが登場

「エトヴォス(ETVOS)」は5月1日、軽やかでシンプルなワントーンメイクに着目したサマーコレクション“セレニティ ラグーン”を発売する。

リニューアルした美容液マルチパウダーや
紫外線をカットしながら毛穴をカバーできるアイテムが登場

同コレクションでは、美容液マルチパウダー“ミネラルマルチパウダー”(全6色うち限定2色、各2530円)をリニューアルして発売するほか、“ミネラルUVシルキーフィットプライマー”[SPF50・PA ++++](限定、4180円)、“ミネラルシルキーべール” [SPF20・PA ++](限定、3520円)をそろえる。

1つでアイシャドー、チーク、リップの役目を果たす“ミネラルマルチパウダー”は、進化した高オイルリッチ処方とマルチ使用ニーズに応えた新美容成分配合で登場。仕上がりの美しさやカラーバリエーションもリニューアルした。“ミネラルUVシルキーフィットプライマー”は、紫外線から肌を守りながら毛穴をなめらかにカバーする素肌に溶け込むような美容液下地だ。美容成分配合で敏感な肌にも心地よいスキンケア効果と、明るく艶やかなメイク効果を両立する。美しい肌とスキンケアの潤いをかなえる“ミネラルシルキーべール”からは、涼しげな印象のホワイトパッケージが登場。7種の美容成分配合でメイクをしているときでも肌を健やかに導く。

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LE SSERAFIM専属メイク担当が手掛けるコスメブランド「ピュット」誕生 コンセプトは“推し活現場”

化粧品の製造および販売を行うストーリーは、K-POPガールズグループのルセラフィム(LE SSERAFIM)専属メイクアップアーティストのダソム(WOOSUN)が手掛けるコスメブランド「ピュット(PYT)」をローンチする。6月6日に、メイクアイテム3品を発売。イセタン ミラー メイク&コスメティクスやロフト(LOFT)、プラザ(PLAZA)などで取り扱う。

“現場”から生まれたメイク品

第1弾はリップティント、リップグロス、グリッターの3つが登場する。“ゲンバリップ”(各1980円)は、ダソムの仕事「現場」とファンが足を運ぶコンサート会場の「現場」を掛け合わせたネーミングで、プロが現場で使いたくなるようなクオリティーと、推しの現場に付けていきたくなるかわいさを兼ね備えた。カラーは肌トーンを選ばない5色で、水分を26%配合した「水分膜テクスチャー」により、さらっとした付け心地と長時間持続するティント力を実現している。

“ゲンバリップグロス”(各1980円)は艶と保湿にこだわったリップグロスで、ステージ上でも輝くラメをぜいたくに配合。しっとりとしたテクスチャーと、やさしいプランピング効果でぷっくりと艶のある唇の印象に導く。

“ニンチグリッター”(各1980円)は、ステージで観客に美しく「認知」されるような輝きと、推しに「認知」されるほどの華やかさを放つグリッターライナーだ。シルバーホワイト、ピーチコーラル、シェルピンクの3色で、ラメの大きさや輝き方が異なる。

「ピュット」とは?

ブランドネームの「ピュット」は、デンマーク語で「気にしない」「大丈夫」という前向きな意味を持つ言葉から名付けた。ダソムのテクニックをセルフメイクに取り入れやすいよう設計したコスメラインだ。

ダソムは、ルセラフィムやトゥワイス(TWICE)のメイクアップアーティストとして活動。韓国・チョンダムドンにあるヘアメイクサロン「ウソン(WOOSUN)」に所属している。

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「セント マイケル」×「ネイバーフッド」 グラフィックTやシルバー925のリングなど

「セント マイケル(©︎SAINT MXXXXXX)」は5月3日、「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」とのコラボアイテムを発売する。「セント マイケル」一部正規取扱店で販売する。

「ネイバーフッド」コラボ
Tシャツとアクセサリーの全7型

コラボアイテムは、グラフィックを施したTシャツ(4万2900円〜)や、「セント マイケル」では初となるシルバー925製のリング(17万6000円)、ネックレス(5万9400円)、キーホルダー(4万4000円)など全7型をラインアップする。

「セント マイケル」は、「レディメイド(READYMADE)」の細川雄太デザイナーと、アーティスト兼デザイナーのカリ・デウィット(Cali DeWitt)によるブランド。

「ネイバーフッド」は、滝沢伸介=クリエイティブ ディレクターが1994年に原宿で開始、メインラインに加え、キッズライン“ネイバーフッド ワンサード(NEIGHBORHOOD ONE THIRD)”や、植物をテーマとした“SRL”ラインなども手掛ける。

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世界のチェンジメーカーが集うサステナビリティサミットがパリで開催 ケリングが認めた日本のスタートアップも出展

地球の問題解決に取り組む世界のチェンジメーカーが集う大型サステナビリティサミット「チェンジナウ(ChangeNOW)」が4月24〜26日、フランス・パリのグランパレで開催された。2017年に同名の社会的企業がスタートした「チェンジナウ」は、今世紀の主要な環境的・社会的課題に対応する具体的な行動とソリューション(解決策)の展開を促進することを目指している。8回目を迎えた今回は、約400社がブースを出展し、総勢500人のスピーカーが登壇。カンファレンスやトークセッション、分野別のピッチに加え、ワークショップやミートアップ、アートの展示など充実したプログラムを用意し、盛り上がりを見せた。

今年は、パリ協定の採択から10周年という節目でもある。オープニングセレモニーに登壇したサンティアゴ・ルフェーブル(Santiago Lefebvre)=チェンジナウ創設者兼最高経営責任者(CEO)は、「10年前、この街で196カ国が地球温暖化を努力目標1.5度以内、そして目標2度以内に抑えるために集まった。パリ協定は気候変動対策の礎石であり、人類がどのように団結してグローバルな課題に立ち向かうことができるかの象徴でもある。そして私たちが決めたのはパリのレガシーを守ること、そして、それ以上に野心を行動に変えていこうということ。それこそが『チェンジナウ』の開催意義だ」とコメント。今回は世界78カ国からチェンジメーカーを迎えたといい、「『チェンジナウ』は行動であると同時につながりや架け橋でもある。出会い、創造し、会話を始め、新たな友人を作り、そしてそこから学ぼう」と呼びかけた。

また最終日は、学生から子連れのファミリーまで全ての人に持続可能な開発について考え学ぶ機会を提供するため、会場を一般開放。企業と求職者をつなぐ「インパクト・ジョブフェア」も実施した。さらに今回からの取り組みとして、会場近隣のセーヌ川沿いに海や水にまつわるアクティビティーやトークセッション、ソリューションの紹介などを行う入場無料の屋外展示スペース「ウォーター・オデッセイ」を設けたほか、会期前後を含めた日程でパリ市内のさまざまな会場でカンファレンスや上映会など30以上の独立イベントを開催する「チェンジナウ・プラネット・ウイーク」も始動。より開かれた形で、サステナビリティのムーブメントを推進している。

政治家やビジネスリーダーから活動家まで多彩なスピーカー

「チェンジナウ」の醍醐味の一つは、3日間朝から夕刻まで会場内に設けられた5つのステージと「ウォーター・オデッセイ」のステージで同時進行する100以上のカンファレンスやトークセッションだ。スピーカーは、ポリシーメーカーやビジネスリーダー、企業のCSRやサステナビリティ推進を担う責任者から、国連関係者、スタートアップ企業やNGOの代表、活動家まで実に幅広く、トピックも多岐にわたる。

今年は、パリ協定が採択されたCOP21で議長を務めたローラン・ファビウス(Laurent Fabius)や今年11月にブラジルで開催されるCOP30のCEOでもあるアナ・トニ(Ana Toni)=ブラジル環境・気候変動省気候変動担当副大臣、メアリー・ロビンソン(Mary Robinson)元アイルランド大統領、サステナビリティの推進とビジネスの成長を両立した経営手腕で知られるポール・ポールマン(Paul Poman)元ユニリーバ(UNILEVER)CEO、「グッチ(GUCCI)」などを擁するケリング(KERING)のマリー=クレール・ダヴー(Marie-Claire Daveu)=チーフ・サステナビリティ・オフィサー兼渉外担当責任者、エコロジー思想家で平和運動家のサティシュ・クマール(Satish Kumar)、俳優のナタリー・ポートマン(Natalie Portman)らが登壇。それぞれの視点から現状の課題やより良い未来に向けた考えを語り、人気のプログラムには立ち見が出るほどだった。

日本版「ケリング・ジェネレーション・アワード」受賞者も初参加

ガラス屋根から自然光が差し込むグラン・パレの広々とした空間には、「エコシステムの促進」や「循環経済」「土壌と農業」「海洋と水」から「ファッション」「習慣の見直し」「エネルギー」「フード」「インパクトのためのAI」「モビリティー」まで18の分野に分かれて、企業のブースがずらりと並んだ。ファッション関連は今回、藻類や飲料・食品製造で発生する廃棄物を活用した代替素材、環境負荷の少ない顔料や染色技術、デッドストック生地や余剰素材の再販プラットフォームを手掛けるスタートアップ企業が中心となった。

そして今回の「チェンジナウ」には、第1回「ケリング・ジェネレーション・アワード・ジャパン(KERING GENERATION AWARD X JAPAN)」で受賞者に選ばれたファーメンステーション(FERMENSTATION)、アンフィコ(amphico)、アルガルバイオ(algal bio)、そして同じく初開催された「ケリング・ジェネレーション・アワード・サウジアラビア(KERING GENERATION AWARD X SAUDI ARABIA)」の受賞3社も出展した。

独自の発酵技術を有し、食品廃棄物などの未利用資源から機能性バイオ原料を生み出すファーメンステーションの酒井里奈・代表取締役は、初めて参加した「チェンジナウ」について「気候変動の課題に対する共通認識をベースに、これだけのソリューションが集まっている場所に来られた意味は大きい」とし、次のように語った。「弊社も『Bコープ』認証をとっているが、チェンジナウも同じく取得している。その空気を、イベントの事前準備からブースに紙が使われていたりフードコートに難民シェフによる店が入っていたりという会場作りに至るまで徹底して感じた。グローバルでいろんな展示会に訪れているけれど、地域やコミュニティーなど全方位的にソーシャルインパクトを残しているものは他に見たことがない。そして『Bコープ』取得の有無にかかわらず、マインドとしてサステナブルなビジネスに取り組みたいという人が集まっていて、トークセッションの締め括りも自分のアピールではなく、みんなで取り組もうという『Act now, Change now』の姿勢が見られる。そこに夢と希望を感じた」。

また同社は4月上旬に24年版のインパクト・リポートを出したばかりでもあり、トークセッションを聞く中で「今できていることだけでなく、何が課題かということも示すということが方向として間違っていないと実感できた」という。さらに「課題意識のある人が集まっているので、ブースで受ける質問もシャープ。アプリでボタンを押すだけで投資家に声をかけてアポを取れるシステムなどもあり、実際にやり取りができたことも面白かった」と振り返った。

「ケリング・ジェネレーション・アワード」のブースはファッションのエリアにあり、訪れたのはファッションやインテリアなどの実際に生地を扱うデザイナーや関係者が多かった。英国と日本に拠点を持ち、アウトドアアパレル用の機能性防湿防水テキスタイルを「PFAS(有機フッ素化合物)」を使わずに実現する技術や無水着色技術を有するアンフィコの亀井潤・創業者兼CEOは、「通常の素材見本市だとテキスタイルを買いに来てはいるが、必ずしもサステナブルなものを求めているわけではないので、来る人が前提としてサステナブルな素材を探しているというのが良かった」と述べた。「内装用として使えるか?」や「天然繊維で実現できるか?」などの質問を受けたり、協業の可能性も含めて他の参加企業とも交流したりもしたといい、今後の広がりが期待できそうだ。

一方、東京大学の20年以上にわたる研究をベースにした微細藻類の育種、量産、培養技術を有し、化粧品やサプリメントからインク素材まで幅広く持続可能な素材や商品開発を行うアルガルバイオは、ブースで自然の色素を持つ藻類の粉末を色材として使用したカラフルなタイルや漆塗りの木魚などを展示。小田康太郎レッドバイオ事業部グループリーダーは、「ファッションやビューティに興味のある方に加え、インテリアのデザイナーやアーティスト、ギャラリストもブースに来られたが、ベースとしてサステナビリティに対する意識が高い。説明を行う中で(微細藻類による)CO2固定の話などをすると反応が変わり、ソリューションとして受け入れられやすい土壌があると感じた」という。

さらに「『チェンジナウ』は参加者同士のコミュニケーションが活発で、ワークショップやミーティングなど距離感が近い。VC(ベンチャーキャピタル)を中心に、日本と比べて興味を持ってくれる人が多いという感触もあった。同じ藻類を扱っていたり循環経済に取り組んだりしている企業との話も弾んだので、ここでの出合いをきっかけにつながり、次のステップのためのオンラインミーティングなども組んでいきたい」とコメント。「ケリング・ジェネレーション・アワード」を通して踏み出したファッション&ビューティ分野や、アート&デザイン系のコラボレーションなども含め、「藻類技術のアプリケーションをさまざまな産業に広げていきたい」と先を見据える。

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「ミルクタッチ」から唇にふわっと密着する“クリームチーズリップ” 桃に着想した全8色

韓国のコスメブランド「ミルクタッチ(MILKTOUCH)」は6月20日、“クリームチーズ”のような塗り心地のマットリップティント“スプレッドフィットブラーティント”(全8色、各1969円)を発売する。公式オンラインストアや楽天市場、アマゾン(AMAZON)、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)などで取り扱う。5月1日から先行販売を行う。

唇をふんわり彩るピーチカラー全8色

“スプレッドフィットブラーティント”は、高密度パウダーと柔らかジェルのバランスにこだわった新感触のマットリップティント。クリームチーズのように濃密でなめらかな塗り心地で唇に密着し、鏡がなくてもムラなくなじませることができる。また、清涼成分メントングリセリンアセタールによる自然なプランピング効果で、フィルターをかけたようなふっくらとハリのある唇へと導く。

カラーのラインアップは、ヨーロッパで愛される平らな形の桃“ドーナツピーチ”に着想した全8色。自然にぼかしたようなマットな色味で、繊細な桃のニュアンスを楽しめる。

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「MCM」からアニマルキャラクターたちを香りで表現した新作フレグランスが登場

ドイツ発のファッションブランド「MCM」は、アニマルキャラクターを香りで表現した新たなフレグランスコレクションを発売した。「MCM」直営店舗および公式オンラインストアで数量限定販売中だ。

キャラクターを香りで表現した個性豊かなコレクション

同コレクションは、“マイティ ベア”や“ダーリング ドキシー”などのユニークで遊び心あふれるアニマルキャラクターたちをボトルに飾り、香りと共に個性を表現した。

力強さとしなやかさを象徴する“マイティ ベア オードパルファム”(100mL、2万2440円)は、ベルモットやバニラ、サンダルウッドが織りなす重厚な香りが特徴。愛らしさを体現した“ジョリー ラビット オーデパルファム”(100mL、2万2440円)は、オレンジ、ネロリ、ベチバーが調和する元気な香りで、遊び心と個性を香りで表現した。“チャーミング パップ オーデパルファム”(100mL、2万2440円)は、ローズとシダーウッド、ベチバーの香りに包まれ、特徴的なポーズが華を添える。友情と忠誠心を表した“ダーリング ドキシー オーデパルファム”(100mL、2万2440円)は、イランイラン、サンダルウッド、カモミールを調合し、優しく心を癒す香りが広がる。

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「アンリアレイジ」がビヨンセの最新ツアー衣装を手掛ける 変幻自在のLEDドレスで圧巻の演出

「アンリアレイジ(ANREALAGE)」が、現地時間4月28日に米・ロサンゼルスで開幕したビヨンセ(Beyoncé)の新たなワールドツアー「Cowboy Carter & The Rodeo Chitlin’ Circuit Tour」の衣装デザインを担当した。2023年の「Renaissance World Tour」に続くタッグで、今回が2度目のコラボレーションとなる。

衣装の制作は、3月に発表された「アンリアレイジ」2025-26年秋冬コレクション「SCREEN」のルックがきっかけとなり、ビヨンセ側からの直接オファーで実現した。森永邦彦率いる「アンリアレイジ」チームは日本とロサンゼルスを往復しながら、オリジナルの衣装を開発。ステージで披露されたドレスは、“液晶のように表情を変える”布地「LED TEXTILE」を採用したクリノリン入りの一着だ。

このドレスは、楽曲「DAUGHTER」に合わせてプログラムされており、赤のタータンチェック柄から半身が青のチェックへ、さらに真紅のスパンコール、黒一色のロンプルイユ風レース模様へと、次々に変化していく。その後、ゴールドの輝きを放つスパンコールドレスから、アメリカ国旗を想起させる赤・白・青のノイズパターン、そして白黒へのステンドグラス模様のグラフィックが現れ、フィナーレでは、ステンドグラスの光が星々の爆発のように広がり、やがて宇宙の闇へと溶け込む。その闇から再び光が降り注ぎ、ドレスがまばゆい輝きをまとって完成するという、壮大な演出が展開される

テクノロジー面では、「アンリアレイジ」とクリエイティブカンパニー「MPLUSPLUS(エムプラスプラス)」による共同開発素材「LED TEXTILE」を使用。1着のドレスに約3万5000個のフルカラーLEDを搭載し、無線制御システムや映像設計もMPLUSPLUSが担った。さらに、黒のドレス表現には、京セラドキュメントソリューションズの次世代プリント技術「FOREARTH(フォレアス)」を採用。顔料インクジェット方式により、染料を用いず、水の使用量を99.98%削減したサステナブルな生産工程を実現。基布には、繊維メーカー・シキボウが開発した高機能素材「AZEK®」を採用。古代建築「校倉(あぜくら)構造」に着想を得た同素材は、光の透過性を活かして、布地そのものを映像スクリーン化することを可能にしている。

なお、ツアー初日を迎えるにあたり、森永を含む「アンリアレイジ」およびMPLUSPLUSのチームはロサンゼルスのSoFiスタジアムで最終の現地調整を実施。ツアー中は、両チームがスタッフの一員として全32公演に帯同し、ビヨンセのステージ演出を支える。

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「キス トリーツ」からタイダイ柄のグラフィックTシャツが登場 スペシャルドリンクの限定フレーバーも

「キス(KITH)」が手掛けるシリアルアイスクリームバー「キス トリーツ(KITH TREATS)」は、“トリーツ デスティネーション”と題し、タイダイ柄のグラフィックTシャツ3種と限定メニューを発売した。「キス トリーツ」全店舗で取り扱い中だ。

楽園のようなロケーションに構える「キス トリーツ」をプリントしたTシャツ

Tシャツは、トロピカル、シーサイドと砂漠をテーマにした楽園のようなロケーションに構える「キス トリーツ」の店舗をイメージしたイラストをプリントした。

ミルクシェイクベースのフルーティーな限定シェイクも

4月26日〜5月11日の期間限定で登場する限定メニューは、スペシャルドリンク“ザ チラー”(全3種、各1210円)の新フレーバー3種。“ザ チラー”ミルクシェイクをベースに、フルーティーなスラッシュを重ねた2層仕立てのフローズンハイブリッドドリンクだ。

今回登場するTシャツの各テーマとカラーから着想を得て、それぞれブルーベリーやストロベリー、抹茶をブレンドしたミルクシェイクにレモネードスラッシュを重ね、仕上げにフルーツガニッシュを添える。

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「キス トリーツ」からタイダイ柄のグラフィックTシャツが登場 スペシャルドリンクの限定フレーバーも

「キス(KITH)」が手掛けるシリアルアイスクリームバー「キス トリーツ(KITH TREATS)」は、“トリーツ デスティネーション”と題し、タイダイ柄のグラフィックTシャツ3種と限定メニューを発売した。「キス トリーツ」全店舗で取り扱い中だ。

楽園のようなロケーションに構える「キス トリーツ」をプリントしたTシャツ

Tシャツは、トロピカル、シーサイドと砂漠をテーマにした楽園のようなロケーションに構える「キス トリーツ」の店舗をイメージしたイラストをプリントした。

ミルクシェイクベースのフルーティーな限定シェイクも

4月26日〜5月11日の期間限定で登場する限定メニューは、スペシャルドリンク“ザ チラー”(全3種、各1210円)の新フレーバー3種。“ザ チラー”ミルクシェイクをベースに、フルーティーなスラッシュを重ねた2層仕立てのフローズンハイブリッドドリンクだ。

今回登場するTシャツの各テーマとカラーから着想を得て、それぞれブルーベリーやストロベリー、抹茶をブレンドしたミルクシェイクにレモネードスラッシュを重ね、仕上げにフルーツガニッシュを添える。

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ひろゆき&AKB48グループら総勢44人が集結、「UP-T」新CM発表

丸井織物の運営するオリジナルTシャツの制作プラットフォーム「UP-T」は4月30日、新CMを発表した。西村博之(ひろゆき)とAKB48グループのAKB48、SKE48、NMB48、佐久間宣行のプロデュースするラフ×ラフのメンバー総勢45人をイメージキャラクターに起用。都内で行った発表会にもCMのイメージキャラクター44人が駆けつけた。丸井織物の宮本智行・代表取締役副社長は「すでに米国でも販売を開始しており、今後は海外展開も強化する」という。

「UP-T」は、Tシャツやパーカ、スマホケースをオンデマンドで制作できる日本最大級のECサイト。誰でもデータをアップすればオリジナルで1枚・1着からアイテムを制作でき、作ったアイテムを販売もできる。

丸井織物は国内で1100台の織機を稼働させる日本最大級のテキスタイルメーカー。「UP-T」は宮本副社長がスタートした新事業の一つで、石川県内の自社工場内にTシャツプリント機を設置し、ECサイトの開発・運営からTシャツ生産、販売、発送までを行っている。

丸井織物とひろゆきのタッグはこの「UP-T」に加え、アラミド繊維を100%使った7万円の高級パーカでもコラボレーションしている。

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「アフタヌーンティー・リビング」×「サーティーワン」 人気フレーバーを描いた夏にぴったりなアイテムが登場

「アフタヌーンティー・リビング(AFTERNOON TEA LIVING)」は5月28日、アイスクリーム専門店「サーティーワンアイスクリーム」との初のコラボレーションアイテムを発売する。「アフタヌーンティー・リビング」の店舗および、公式オンラインストアで扱う。

人気フレーバーを書き下ろしたアイテムが登場
プレゼントキャンペーンも開催

同コラボでは、 “ポッピングシャワー”や“ラブポーションサーティーワン”などの人気フレーバーを「アフタヌーンティー・リビング」らしいオリジナルアートで描き下ろした。イラストを施したクリアボトルや接触冷感素材のクッションなど夏にぴったりなアイテムをそろえる。

また、アフタヌーンティー公式Xアカウントのフォローと該当投稿のリポストをすると抽選で31人にコラボレーションアイテムの“クールクッション”が当たるキャンペーンも実施する。

さらに5月28日から、「アフタヌーンティー・ホーム&リビング」ららぽーとTOKYO-BAYと「アフタヌーンティー・リビング」ルクア大阪店、ミナモア広島店の3店舗では、フォトスポットが登場し、写真撮影も楽しめる。

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グラニフの台湾店が好調発進、初月の売上高5500万円

グラニフの台湾の台北市にオープンした大型ショッピングモール「ららぽーと 台北南港」が絶好調だ。同館開業日の3月20日に約100坪(約300㎡)でオープンし、初月の売上高が5500万円になった。計画比で3倍増と当初の計画を大幅に超えた。村田昭彦社長は「台湾は、今後の海外展開の重要なテストマーケティングの拠点と位置づけている。(好調を受け)今後も台湾を始めとした海外出店を加速する」とコメントした。

グラニフによると、「ららぽーと 台北南港」の衣料品カテゴリーの中でもナンバーワン(3月20日〜4月19日)だったという。品揃えはアパレルと雑貨が8:2で、国内とほぼ同じ。同社のオリジナルキャラクターから人気の有力キャラクターまで多彩なグラフィックのアイテムを、Tシャツやパーカーといったアパレル、シューズやキャップなどの雑貨まで幅広いアイテムで展開していることで人気を集めた。

グラニフは東京・原宿の旗艦店(約130坪=約430㎡)を筆頭に、店舗の大型化を進めてきた。コロナ前に20〜30坪(約66〜100㎡)が中心だった店舗面積は、スクラップ&ビルドで50〜100坪(約165〜330㎡)に拡大している。「ららぽーと 台北南港」も100坪で、国内を含めても大型店の一つになる。

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「ミューラル」の新拠点が南青山に 「ブランドのさまざまな花を育てる場所にしたい」

村松祐輔と関口愛弓が手掛ける「ミューラル(MURRAL)」が5月12日、「サロン ド ミューラル 南青山(Salon de MURRAL Minamiaoyama)」をオープンする。代官山で月に1回開催していた予約制ワークショップスペースを移転し、新たに完全予約制の店舗として構えた。

花を手にするトキメキとブランドの根源にある二面性をデザイン

ストアのコンセプトは「花屋」。村松デザイナーは、「僕自身、家に飾る花をよく買う。何か美しいものを求める時、人は自分に精神的な力を込めたいという思うからではないか。新店舗は、そんな花のように豊かできらびやかなものを日常に提供できる場にしたい」と語る。そこで「ブーケを受け取る感覚をデザインのヒントにした」。店内は白を基調に、「ミューラル」のために時間を設けてくれた客をゆったりもてなす客間をイメージ。角を丸く仕上げた中央の白い什器や、シンプルなシルバーラインのハンガーラックなど、ブランドが大切にする“有機質と無機質”や“直線と曲線”“柔らかさと硬さ”といった二面性を、空間の随所に落とし込んだ。さらに、コレクションの着想源や制作過程の展示など、モノ作りのストーリーも体感できる。

「南青山の閑静な雰囲気が新しい空間の一部になる」

店舗はあえて看板を持たない。場所は、六本木通りに程近い骨董通り沿いに位置。都心の中心にありながらも閑静なエリアで、店内から遠目に望む根津美術館の竹林のグリーンが白い空間を引き立てている。それほど、村松デザイナーはこのエリアとこの場所にこだわったという。「名の知れたファッションやアート、カフェの店が連なる通りでも、駅から離れた静けさもある。時には子連れのファミリーが通りがかり、子どもたちの声も聞こえて生活感も感じられる。この雰囲気がブランドの新たな空間に一部になる」と場所を決めた。

また「店自体も花のようでありたい」とサロンとしての新たな思いも語る。「他ジャンルのアーティストやクリエイターの作品も展示するギャラリーなど、ブランドの世界観や強みを研ぎ澄ませていくスペースを設ける。『ミューラル』だから体験できることを常に提案したい。種から始まり、いろんな活動や出会いを経て、さまざまなブランドの花を咲かせられるように。つぼみが開くまでどんな花になるかわからないし、時には咲かない花もある。ここを拠点にブランドの幅広い挑戦をつなげていきたい」。

オープン時は、ストアのコンセプトに合った植物や花をテーマにした最新の2025年春夏コレクションに加え、絵描きのイズミダリー(Lee Izumida)を起用したブランド初のカプセルコレクションを先行発売する。「エデン(EDEN)」をテーマに、映画監督のデレク・ジャーマン(Derek Jarman)の自宅の庭から着想を得たイズミダによるポピーの花のイラストが、キャミソールドレス(5万5000円)やノースリーブトップス(3万3000円)、スラックスパンツ(3万9600円)を彩る。また、帽子ブランド「メゾンドリリス(LA MAISON DE LYLLIS)」とコラボレーションしたハット(3万3000円)もラインアップする。

◼️サロン ド ミューラル 南青山
オープン日:5月12日
住所:東京都港区南青山6-7-1 タウンハウス南青山1F
営業時間:10:00〜19:00(完全予約制)
※月2回営業する土日の週末は13〜17時に限り、予約なしで入店可

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「サカイ」から「ナイキ」コラボスニーカーと花井祐介によるスカルプチャーが販売

「サカイ(SACAI)」は5月9日、「ナイキ(NIKE)」とコラボレーションしたスニーカー“ナイキ × サカイ ゼガマドーム(NIKE x sacai Zegamadome)”(全3色、各2万5080円)を、「サカイ」青山と公式オンラインストアの抽選サイトで、数量限定で発売する。

さらに同日、昨年発売した「ナイキ」とのコラボレーションアパレルに着想したイラストレーター花井祐介とのスカルプチャー“ナイキ サカイ スカルプチャー バイ ユウスケ ハナイ(Nike sacai Sculpture by Yusuke Hanai)”(全3色、各18万1500円)も登場。「サカイ」公式オンラインストアで先着で発売する。

両アイテムの購入方法の詳細は、「サカイ」公式サイトから確認できる。

「ナイキ」の代表的な2シューズに「サカイ」の要素を融合

アッパーは「ナイキ」のトレイルランニングシューズ“ゼガマ(Zegama)”をベースに、メッシュ、スエード、レザーの異なる要素を組み合わせ、アウトソールにはハイキングブーツの”ラバドーム(Lava Dome)“から着想を得たデザインを採用した。ミッドソールにはズームエックスを、底面にはヴィブラム(VIBRAM)のソールを用いることで、ミニマルなフォルムでありながらも機能性と耐久性を備えた一足に仕上げた。

シューズ側面には“ナイキ × サカイ”の象徴のダブルスウッシュを、シュータンにはロゴをプリントあしらった。カラーは、“ブラック/アンスラサイト-ブラック”、“サミット ホワイト/ホワイト-ホワイト”、“マット シルバー/ツアー イエロー-ブラック”の全3色をラインアップする。

日本の美的感覚とアメリカのレトロなイラストレーションを融合

“ナイキ サカイ スカルプチャー バイ ユウスケ ハナイ”は、花井が考えた“つまずいて転んで、もう無理だと思ってもそこにいる誰かのおかげでまた一歩を踏み出せる”というストーリーからメッセージを落とし込んだデザインとなっている。カラーはブラック、グレー、ホワイトの全3色で展開する。

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「ファミリア」が「コンバース」と再びコラボ 青い“ファミリアチェック”の“オールスター”

「ファミリア(FAMILIAR)」は、「コンバース(CONVERSE)」との第2弾コラボスニーカーを発売する。5月7日10時から「ファミリア」公式オンラインで販売する。

「コンバース」コラボ
キッズとベビーサイズも制作

コラボスニーカーは、「コンバース」を代表する“オールスター(ALL STAR)”に、「ファミリア」を象徴する“ファミリアチェック”柄をまとわせ、青を基調としたデザインに仕上げた。ラインアップは大人サイズ(2万2000円)に加え、ハイカットモデルのキッズサイズ(1万5400円)、ゴムのシューレースを用いたベビーサイズ(1万3200円)で、インソールには、両ブランドネームを並べた。

両ブランドは2024年11月に初コラボ、赤い“ファミリアチェック”の“オールスター”を制作している。

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BeReal CEOエメリック・ロフェが来日 関西コレクションのメディアパートナーとして参加

2020年にフランスで生まれたBeReal(ビーリアル)は、ユーザーの8割以上がZ世代であり、昨年6月にゲーム会社Voodooに買収された。現在CEOとして舵を切るのは、VoodooでSNS関連サービスをけん引してきたエメリック・ロフェ(Aymeric Roffe)だ。3月にファッションイベント、KANSAI COLLECTION 2025 SPRING & SUMMERとのパートナーシップを結び、更なる日本市場での強化を目的に初の来日を果たしたエメリックCEOに話を聞いた。

PROFILE: エメリック・ロフェ/BeReal CEO

エメリック・ロフェ/BeReal CEO
PROFILE: 幼少期からテクノロジーに関心を持ち、14才の時にプログラミングを学び始める。Voodooの子会社Wizzを立ち上げた。2024年6月にVoodooが買収したBeRealの新CEOに就任

WWD:昨年CEOに就任して以来、ユーザー数や広告機能についてどのような変化が見られたか

エメリック・ロフェCEO(以下、エメリック):昨年は日本でのユーザー数が40%増と大きく伸びた。また、昨年7月に新たに追加した広告機能は、予想を超えるほどの需要があった。特に良い広告パフォーマンスが得られたのは、Z世代向けにリーチしたいという広告主だ。ファッションやコスメ、そしてゲームなどのエンタメ、アルバイト募集なども含まれる。現在のユーザーの83%はZ世代だが、徐々にユーザーの年齢幅は広がっている。美容やスポーツアパレル、エンターテインメント分野は、グローバルとして今後も特に注力したい分野だ。

特にランダムな時間に通知が届き投稿するBeRealでは、時にすっぴんの姿やおしゃれをしていないタイミングに投稿をしなければいけないことも多い。その点において、昨今のファッションやビューティー業界では、“ありのままの美しさ”に注目していることを考えると、非常に相性が良いと考えている。

WWD:今回の市場調査ではどのような収穫が得られたか。

エメリック:今回は主に高校生、大学生のユーザーに話を聞いた。大前提として、日本のユーザーはエンゲージメントがとても高い。通知の時に写真を撮るだけではなく、その時以外でもたくさん撮影をしていることが分かっている。そして世界的に見てセルフィーを撮影する人はすごく多いが、特に日本のユーザーは友達などとグループショットを撮っている印象を受けた。またメモリー機能を使用し、これまでに自分が投稿した写真をよく見返している。また印象的だったのは、日本のユーザーがすごくクリエイティブにBeRealを使用している点だ。フロントカメラとバックカメラ、それぞれが起動する間には1秒ほどの時間があるが、その1秒の間に色々な工夫を加えていることがわかった。

WWD:3月には、KANSAI COLLECTION 2025 SPRING & SUMMERとBeRealのパートナーシップを発表した

エメリック:グローバル全体で見て、BeRealとイベントのコラボレーションは非常に相性が良いと考えている。KANSAI COLLECTIONではイベント中に12分間のBeRealステージを作り、Z世代に支持されるインフルエンサーらがランウエイを歩いた。彼女達には、BeRealらしく“ありのまま”の姿を見せるため、私服を着用してもらった。そしてアジア領域一体でBeRealの通知は同時に行われているが、ランウエイ中にBeRealの通知が届いたのだ。その瞬間、たくさんの来場者がBeRealで撮影をし、投稿を行った。とてつもない熱狂が起きた瞬間だった。こんなにも多くのユーザーが同時に撮影をしているのを目の当たりにでき、これまでにない手応えを感じられた。今後もKANSAI COLLECTIONとのパートナーシップは継続していく予定だ。

WWD:今後、Voodoo傘下のゲームとBeRealでの直接的な連携を行う予定はあるのか?

エメリック:現時点では予定していない。Voodooのサービスとの直接的な連携を行うというよりも、Voodooが10 年以上培ってきた開発やスケール、マネタイズなどの知見をシェアしていきたいと考えている。

WWD:今後の目標とは?

エメリック:主に3つある。1つはプロダクトの改良、改善。それによってユーザーのエンゲージメントを高め、ユーザーがBeRealをもっと楽しめるように注力したい。2つ目はユーザーの更なるグロース。一般ユーザーだけではなく、ブランドや著名人などの公式アカウントを増やし、彼らのファンコミュニティー層をBeRealに引き込んでいきたいと考えている。そして3つ目は広告機能。より使いやすく、手が届きやすい広告システムへと改善していけるよう努めていく。

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発酵スキンケア「ソフィスタンス」が米国進出 日本に伝わる“発酵療法”を啓蒙するイベントをNYで開催

日本発の発酵スキンケアブランド「ソフィスタンス(SOPHISTANCE)」はこのほど、米国に進出し、EC販売を開始した。米国三井物産(本社ニューヨーク)と販売代理店契約を結び、同社が手掛ける日本発スキンケアブランドをセレクトするECプラットフォーム「シコウ ビューティ(SHIKO BEAUTY)」で取り扱う。またニューヨークで開催した発売イベントでは、マンハッタンにあるギャラリー兼レストラン「ザ ギャラリー バイ オードー(THE GALLERY BY ODO)」で製品の主成分である“柚子”を堪能する懐石料理をゲストに振る舞い、日本の発酵文化やブランドの起源を食とともに啓蒙した。

同ブランドは、圧搾法でじっくり抽出された柚子エキスを主成分とし、さらに200年の歴史を誇る蔵元の杜氏(とうじ)職人の伝統発酵技法によって5年熟成したコメヌカ発酵液と美肌菌(皮膚常在菌)ケアの技術を組み合わせた、独自の“美活菌発酵液”を全製品に配合しているのが特徴。日本古来の発酵技術と自然療法を融合し、肌の皮膚常在菌のバランスを整えることで肌本来の再生力を促進するホリスティックな製品群を展開する。

日本市場では敏感肌、乾燥肌、脂性肌など肌質別の展開を特徴とするが、米国では現地の需要に合わせてエイジングケアに特化した製品を全面に押し出し、保湿美容液の“フローレス”(120mL、195ドル=約2万7000円)、乳液の“グロウ”(80g、180ドル)=約2万5000円、クリームの“ユナイト” (50g、180ドル=約2万5000円)、アイクリームの“インテンシブ”(15g、150ドル=約2万1000円)の4品を発売。米国でも昨今注目されるマイクロバイオームケアで敏感肌にもアプローチするラグジュアリースキンケアブランドとして打ち出す。

日本の美学、“調和”を世界に発信していく

ブランド誕生のきっかけは、作家兼脚本家としても活躍する河原れん=創業者が自身が手掛けた浮世絵師、葛飾北斎の伝記映画「HOKUSAI」の脚本を描く過程で、北斎が細かく切り刻んだ柚子を日本酒と煮詰めた自家製の薬で病を治したという記述を古文書に発見したことだった。自ら試作し肌に塗布してみたところ、長年悩まされていたニキビ肌に効果を感じたことから製品開発に至ったという。河原=創業者はブランドへの思いについて、「発酵液の効能を偶然発見したのが始まり。さらに知識を深めていくうちに肌の健康には善玉菌だけでなく悪玉菌の両方が必要であることを知り、肌の上でさえ“陰陽が調和・共存して生きる”という東洋哲学が通ずるのだと衝撃を受けた。化粧品という媒介を通して、日本の哲学や先人たちの叡智を世界に伝えていきたいという思いが根底にある」と明かし、また「世界に発信していく出発点として、ニューヨークが最もふさわしい場所だと思った」ことから今回の場所を選んだという。

「シコウ ビューティ」のマクギバン美登利マネージングディレクターは今回の提携について、「韓国ビューティの台頭から米国でもスキンケアに対する多様化が進み、Jビューティへの需要が確実に高まっている。『ソフィスタンス』は日本独自の発酵技術にレチノールなどモダンなスキンケア成分を組み合わせており、今の米国市場で勝負できるブランドだと確信している」と期待を寄せた。

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発酵スキンケア「ソフィスタンス」が米国進出 日本に伝わる“発酵療法”を啓蒙するイベントをNYで開催

日本発の発酵スキンケアブランド「ソフィスタンス(SOPHISTANCE)」はこのほど、米国に進出し、EC販売を開始した。米国三井物産(本社ニューヨーク)と販売代理店契約を結び、同社が手掛ける日本発スキンケアブランドをセレクトするECプラットフォーム「シコウ ビューティ(SHIKO BEAUTY)」で取り扱う。またニューヨークで開催した発売イベントでは、マンハッタンにあるギャラリー兼レストラン「ザ ギャラリー バイ オードー(THE GALLERY BY ODO)」で製品の主成分である“柚子”を堪能する懐石料理をゲストに振る舞い、日本の発酵文化やブランドの起源を食とともに啓蒙した。

同ブランドは、圧搾法でじっくり抽出された柚子エキスを主成分とし、さらに200年の歴史を誇る蔵元の杜氏(とうじ)職人の伝統発酵技法によって5年熟成したコメヌカ発酵液と美肌菌(皮膚常在菌)ケアの技術を組み合わせた、独自の“美活菌発酵液”を全製品に配合しているのが特徴。日本古来の発酵技術と自然療法を融合し、肌の皮膚常在菌のバランスを整えることで肌本来の再生力を促進するホリスティックな製品群を展開する。

日本市場では敏感肌、乾燥肌、脂性肌など肌質別の展開を特徴とするが、米国では現地の需要に合わせてエイジングケアに特化した製品を全面に押し出し、保湿美容液の“フローレス”(120mL、195ドル=約2万7000円)、乳液の“グロウ”(80g、180ドル)=約2万5000円、クリームの“ユナイト” (50g、180ドル=約2万5000円)、アイクリームの“インテンシブ”(15g、150ドル=約2万1000円)の4品を発売。米国でも昨今注目されるマイクロバイオームケアで敏感肌にもアプローチするラグジュアリースキンケアブランドとして打ち出す。

日本の美学、“調和”を世界に発信していく

ブランド誕生のきっかけは、作家兼脚本家としても活躍する河原れん=創業者が自身が手掛けた浮世絵師、葛飾北斎の伝記映画「HOKUSAI」の脚本を描く過程で、北斎が細かく切り刻んだ柚子を日本酒と煮詰めた自家製の薬で病を治したという記述を古文書に発見したことだった。自ら試作し肌に塗布してみたところ、長年悩まされていたニキビ肌に効果を感じたことから製品開発に至ったという。河原=創業者はブランドへの思いについて、「発酵液の効能を偶然発見したのが始まり。さらに知識を深めていくうちに肌の健康には善玉菌だけでなく悪玉菌の両方が必要であることを知り、肌の上でさえ“陰陽が調和・共存して生きる”という東洋哲学が通ずるのだと衝撃を受けた。化粧品という媒介を通して、日本の哲学や先人たちの叡智を世界に伝えていきたいという思いが根底にある」と明かし、また「世界に発信していく出発点として、ニューヨークが最もふさわしい場所だと思った」ことから今回の場所を選んだという。

「シコウ ビューティ」のマクギバン美登利マネージングディレクターは今回の提携について、「韓国ビューティの台頭から米国でもスキンケアに対する多様化が進み、Jビューティへの需要が確実に高まっている。『ソフィスタンス』は日本独自の発酵技術にレチノールなどモダンなスキンケア成分を組み合わせており、今の米国市場で勝負できるブランドだと確信している」と期待を寄せた。

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【スナップ】富永愛、アニャ・テイラー=ジョイらが来場 「ティファニー」がメトロポリタン美術館でイベントを開催

「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、ハイジュエリーコレクションの最新作“ブルーブック2025:シー オブ ワンダー”の発売を記念してイベントを開催した。会場には、アニャ・テイラー=ジョイ(Anya Taylor Joy)やカミーユ・コッタン(Camille Cottin)、日本からは富永愛が来場し、“ブルー ブック2025”の発表を祝福した。

同イベントは、創造性とクラフツマンシップの象徴であるメトロポリタン美術館で開催。昨年同館に収蔵された“ガーデン・ランドスケープ”は、アグネス・F・ノースロップ(Agnes F Northrop)がルイス・コンフォート・ティファニー(Louis Comfort Tiffany)のためにデザインした作品で、記念すべき一夜に美しい詩的な印象を添えた。

来場者スナップ

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「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、ハイジュエリーコレクションの最新作“ブルーブック2025:シー オブ ワンダー”の発売を記念してイベントを開催した。会場には、アニャ・テイラー=ジョイ(Anya Taylor Joy)やカミーユ・コッタン(Camille Cottin)、日本からは富永愛が来場し、“ブルー ブック2025”の発表を祝福した。

同イベントは、創造性とクラフツマンシップの象徴であるメトロポリタン美術館で開催。昨年同館に収蔵された“ガーデン・ランドスケープ”は、アグネス・F・ノースロップ(Agnes F Northrop)がルイス・コンフォート・ティファニー(Louis Comfort Tiffany)のためにデザインした作品で、記念すべき一夜に美しい詩的な印象を添えた。

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「BPQC」「コスメキッチン」のけん引者、小木充が化粧品業界に提言Vol.2  「海外コスメブランド短観」

PROFILE: 小木充/ウェルネスビューティーコンサルタント

小木充/ウェルネスビューティーコンサルタント
PROFILE: (おぎ・みつる)1997年伊勢丹入社、2000年にオープンしたBPQC(現、伊勢丹新宿本店ビューティアポセカリー)の立ち上げに参画。10年よりマッシュビューティーラボの副社長/クリエイティブディレクターとして「コスメキッチン」の運営や自社製品の開発に注力。21年末に退社し独立、ビューティ・ファッション企業のコンサルティングを行う。23年8月ナチュラル&オーガニックスキンケアブランド「ニュースケープ」を開始

空前の訪日客消費に沸いているのは化粧品業界も同様。とはいえ市場を見てみると、相変わらず元気がいいのはハイファッションコスメと韓国コスメ。日本のコスメブランドには何が足りていない? ビューティ・ジャーナリストの木津由美子が今回話を伺うのは、小売りの現場に長らく携わってきた小木充氏。現在はニュースケープ代表も務めるその独自目線から、5回にわたって提言をいただく。

――:3月、東京・代官山に「ノンフィクション(NONFICTION)」が日本初の路面店をオープンしましたが、まさかあの場所にあの規模感で出してくるとは思っていなかったので驚きました。

小木充(以下、小木):「タンバリンズ(TAMBURINS)」と同じ発想ですよね。「ジェントルモンスター(GENTLE MONSTER)」というアイウエアブランドを元金融マンのCEOが2011年に立ち上げ、売り上げが3桁ぐらいに乗ってきた時に「タンバリンズ」を17年にスタート。そしてハンドクリーム、フェイスクリーム、化粧水、フレグランスの4アイテムで韓国のカロスキル(新沙洞街路樹通り)に2階建ての旗艦店をオープン。CEOによると、既存の化粧品業界は製品は頑張っているけれど、世界観を表現できているブランドが少ないので、まだまだ商機はあると思っていたそうです。

――:韓国発フレグランスブランド「ボーン トゥ スタンドアウト(BORNTOSTANDOUT)」の創業者にインタビューした時も同様の印象を受けました。フレグランスコレクターの元金融マンは、ラグジュアリーフレグランスの自国ブランド立ち上げと自国の現代アーティスト支援にこだわっていて、漢南洞(ハンナムドン)にまるでアートギャラリーのような旗艦店をオープンしました。

小木:「タンバリンズ」青山店ができた時も行列でしたが、それは世界観への共感だと思いますね。あれが欲しいこれが欲しいというよりも、そこの世界観で何か欲しいと思わせる買い方になっている。ただこれらのブランドが “デパコス”として旗艦店のような面積で展開できるかといったら、百貨店の常識からはかけ離れているので難しいでしょう。

――:百貨店の常識は坪効率だから。

小木:そう、そこには余白がない。今は円安だからいいけれど、金利が当然上がり、日本での買い物のメリットがなくなったときには、訪日客にしてみれば自国に全てあるわけで。インバウンド需要減少の対応策は必須です。3月に上海を視察してきたんですが、あらゆる店舗に人が本当にいない。定点観測してもいない。10店舗回って6人ほどの来店客がいたのが唯一「エルメス(HERMES)」のみ。“バーキン”しかり“ケリー”しかり、本当に欲しいものがあるから。中国は24年上半期で百貨店13店舗を閉鎖しています。バブル崩壊のうえ、7〜8割がEC購入という背景からですね。

――:打開策として考えられることは?

小木:一つは、3月に大規模改装した「アットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)」のようにドラッグ〜バラエティ〜デパコスを横断して買い物体験ができる業態。もう一つは、現在世界で約3000店舗と言われる「セフォラ(SEPHORA)」。1999年に日本に上陸した当時は、消費者がセルフ業態に慣れていなかったのでなかなかフィットせず、わずか2年で撤退しましたが、今の時代だったらうまくいく可能性もあるかと。

――:同時期にオープンして撤退した英国の「ブーツ(BOOTS)」も併せて、今こそ入ってきてほしいですね。百貨店とドラッグストアの間を埋めてくれるショップとして若者のニーズは高いように思います。

小木:当時の日本への参入障壁とはだいぶ変わっているだろうし。セフォラが入ることで、ラグジュアリーが中心にはなるけれど、化粧品業界が盛り上がりますよね。3000店舗あるということは日本にあってもおかしくない。ところでセフォラに入っているクリーンビューティブランドで、個人的にずっと注目しているのが「タタハーパー(TATA HERPER)」と「イリア(ILIA)」。前者はコロンビア出身の夫婦が米国バーモント州に移り住んで2010年に創業し、22年にアモーレパシフィックが買収。後者はカナダ・バンクーバー出身の女性が11年に創業し、クラランス創業家が22年に買収しています。どちらも高価格帯だけど、欧米で人気。しかも資本がついたので、日本の百貨店売り場の一角をこういうインディーズから始まったブランドが担っていったら面白いと思う。

――:今後も増えていくクチュールコスメは服飾品と一緒に派手に展開してもらって、こういうニューフェイスはニューフェイスで固めてくれればすごく楽しい売り場になると思いますね。秋にはいよいよ「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のコスメも誕生するので、ぜひそれを機に。

小木:僕もそう思っていて、新たに目が出てきそうな資本がついたブランドを入れるというのが僕の予想図。アメリカのベンチャー系ブランドにとって、セフォラで成功するというのが一つのルート。ここで失敗すると返品・買収・民事再生などブランドがスクラップされるというのがこの10年の流れですが、この2つはそれを乗り切った。こういうブランドがさらに資本をつけて日本に上陸するというのは、いろんな意味で業界を活性化すると思う。日本でも信念を持って、哲学を持って、いろんな業界のバックグラウンドがあって、化粧品業界を俯瞰した際に、自社ならではの特徴やAI的な発想で新たなマーケット開拓にチャレンジするブランドが出てきて欲しいですね。

――:そのためには小売り業界の変化も必要です。今はどこもこじんまりした感じが拭えません。

小木:僕が伊勢丹に勤めていた時代は2カ月に1回くらいのペースで海外出張に行かせてもらっていたけれど、今は百貨店の部長もバイヤーもほとんど行っていないようです。首脳陣から見たら、化粧品は全て効率だけの話。何が売れてどうするのが効率がいいのか? 僕の時代もそういう節はあったけれど、例えば1〜2店舗くらいしかなかった「ロクシタン(L'OCCITANE)」や「ラッシュ(LUSH)」に火をつけたのはBPQC(現ビューティアポセカリー)だったと思っています。お客さまの本音を具現化したいと思ってやっていたので。とはいえ、今の効率重視の売り場作りをドラスティックに変えるのは難しい。変えられないまま円高に振れてくると訪日客分がマイナスになる。そうなると増えたものがシュリンクし始めるので、余計に今のブランドでせめぎ合いが起こり始め、参入障壁はより高くなるでしょうね。遠い先は分からないけれど。今、ファッションのハイブランド品がかなり高額になっていて売れにくくなってきている。中国では前年比2桁マイナスと言われていて、これが化粧品にもくるんじゃないかと思う。訪日客を除いた売り上げは落ちているだろうし、この3年で内外価格差はなくなると想定されるから、3年後を見据えて日本の消費者に対してどうするか、今から考えておくことが喫緊の課題ですね。

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「BPQC」「コスメキッチン」のけん引者、小木充が化粧品業界に提言Vol.2  「海外コスメブランド短観」

PROFILE: 小木充/ウェルネスビューティーコンサルタント

小木充/ウェルネスビューティーコンサルタント
PROFILE: (おぎ・みつる)1997年伊勢丹入社、2000年にオープンしたBPQC(現、伊勢丹新宿本店ビューティアポセカリー)の立ち上げに参画。10年よりマッシュビューティーラボの副社長/クリエイティブディレクターとして「コスメキッチン」の運営や自社製品の開発に注力。21年末に退社し独立、ビューティ・ファッション企業のコンサルティングを行う。23年8月ナチュラル&オーガニックスキンケアブランド「ニュースケープ」を開始

空前の訪日客消費に沸いているのは化粧品業界も同様。とはいえ市場を見てみると、相変わらず元気がいいのはハイファッションコスメと韓国コスメ。日本のコスメブランドには何が足りていない? ビューティ・ジャーナリストの木津由美子が今回話を伺うのは、小売りの現場に長らく携わってきた小木充氏。現在はニュースケープ代表も務めるその独自目線から、5回にわたって提言をいただく。

――:3月、東京・代官山に「ノンフィクション(NONFICTION)」が日本初の路面店をオープンしましたが、まさかあの場所にあの規模感で出してくるとは思っていなかったので驚きました。

小木充(以下、小木):「タンバリンズ(TAMBURINS)」と同じ発想ですよね。「ジェントルモンスター(GENTLE MONSTER)」というアイウエアブランドを元金融マンのCEOが2011年に立ち上げ、売り上げが3桁ぐらいに乗ってきた時に「タンバリンズ」を17年にスタート。そしてハンドクリーム、フェイスクリーム、化粧水、フレグランスの4アイテムで韓国のカロスキル(新沙洞街路樹通り)に2階建ての旗艦店をオープン。CEOによると、既存の化粧品業界は製品は頑張っているけれど、世界観を表現できているブランドが少ないので、まだまだ商機はあると思っていたそうです。

――:韓国発フレグランスブランド「ボーン トゥ スタンドアウト(BORNTOSTANDOUT)」の創業者にインタビューした時も同様の印象を受けました。フレグランスコレクターの元金融マンは、ラグジュアリーフレグランスの自国ブランド立ち上げと自国の現代アーティスト支援にこだわっていて、漢南洞(ハンナムドン)にまるでアートギャラリーのような旗艦店をオープンしました。

小木:「タンバリンズ」青山店ができた時も行列でしたが、それは世界観への共感だと思いますね。あれが欲しいこれが欲しいというよりも、そこの世界観で何か欲しいと思わせる買い方になっている。ただこれらのブランドが “デパコス”として旗艦店のような面積で展開できるかといったら、百貨店の常識からはかけ離れているので難しいでしょう。

――:百貨店の常識は坪効率だから。

小木:そう、そこには余白がない。今は円安だからいいけれど、金利が当然上がり、日本での買い物のメリットがなくなったときには、訪日客にしてみれば自国に全てあるわけで。インバウンド需要減少の対応策は必須です。3月に上海を視察してきたんですが、あらゆる店舗に人が本当にいない。定点観測してもいない。10店舗回って6人ほどの来店客がいたのが唯一「エルメス(HERMES)」のみ。“バーキン”しかり“ケリー”しかり、本当に欲しいものがあるから。中国は24年上半期で百貨店13店舗を閉鎖しています。バブル崩壊のうえ、7〜8割がEC購入という背景からですね。

――:打開策として考えられることは?

小木:一つは、3月に大規模改装した「アットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)」のようにドラッグ〜バラエティ〜デパコスを横断して買い物体験ができる業態。もう一つは、現在世界で約3000店舗と言われる「セフォラ(SEPHORA)」。1999年に日本に上陸した当時は、消費者がセルフ業態に慣れていなかったのでなかなかフィットせず、わずか2年で撤退しましたが、今の時代だったらうまくいく可能性もあるかと。

――:同時期にオープンして撤退した英国の「ブーツ(BOOTS)」も併せて、今こそ入ってきてほしいですね。百貨店とドラッグストアの間を埋めてくれるショップとして若者のニーズは高いように思います。

小木:当時の日本への参入障壁とはだいぶ変わっているだろうし。セフォラが入ることで、ラグジュアリーが中心にはなるけれど、化粧品業界が盛り上がりますよね。3000店舗あるということは日本にあってもおかしくない。ところでセフォラに入っているクリーンビューティブランドで、個人的にずっと注目しているのが「タタハーパー(TATA HERPER)」と「イリア(ILIA)」。前者はコロンビア出身の夫婦が米国バーモント州に移り住んで2010年に創業し、22年にアモーレパシフィックが買収。後者はカナダ・バンクーバー出身の女性が11年に創業し、クラランス創業家が22年に買収しています。どちらも高価格帯だけど、欧米で人気。しかも資本がついたので、日本の百貨店売り場の一角をこういうインディーズから始まったブランドが担っていったら面白いと思う。

――:今後も増えていくクチュールコスメは服飾品と一緒に派手に展開してもらって、こういうニューフェイスはニューフェイスで固めてくれればすごく楽しい売り場になると思いますね。秋にはいよいよ「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のコスメも誕生するので、ぜひそれを機に。

小木:僕もそう思っていて、新たに目が出てきそうな資本がついたブランドを入れるというのが僕の予想図。アメリカのベンチャー系ブランドにとって、セフォラで成功するというのが一つのルート。ここで失敗すると返品・買収・民事再生などブランドがスクラップされるというのがこの10年の流れですが、この2つはそれを乗り切った。こういうブランドがさらに資本をつけて日本に上陸するというのは、いろんな意味で業界を活性化すると思う。日本でも信念を持って、哲学を持って、いろんな業界のバックグラウンドがあって、化粧品業界を俯瞰した際に、自社ならではの特徴やAI的な発想で新たなマーケット開拓にチャレンジするブランドが出てきて欲しいですね。

――:そのためには小売り業界の変化も必要です。今はどこもこじんまりした感じが拭えません。

小木:僕が伊勢丹に勤めていた時代は2カ月に1回くらいのペースで海外出張に行かせてもらっていたけれど、今は百貨店の部長もバイヤーもほとんど行っていないようです。首脳陣から見たら、化粧品は全て効率だけの話。何が売れてどうするのが効率がいいのか? 僕の時代もそういう節はあったけれど、例えば1〜2店舗くらいしかなかった「ロクシタン(L'OCCITANE)」や「ラッシュ(LUSH)」に火をつけたのはBPQC(現ビューティアポセカリー)だったと思っています。お客さまの本音を具現化したいと思ってやっていたので。とはいえ、今の効率重視の売り場作りをドラスティックに変えるのは難しい。変えられないまま円高に振れてくると訪日客分がマイナスになる。そうなると増えたものがシュリンクし始めるので、余計に今のブランドでせめぎ合いが起こり始め、参入障壁はより高くなるでしょうね。遠い先は分からないけれど。今、ファッションのハイブランド品がかなり高額になっていて売れにくくなってきている。中国では前年比2桁マイナスと言われていて、これが化粧品にもくるんじゃないかと思う。訪日客を除いた売り上げは落ちているだろうし、この3年で内外価格差はなくなると想定されるから、3年後を見据えて日本の消費者に対してどうするか、今から考えておくことが喫緊の課題ですね。

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「ミュウミュウ」×「ニューバランス」 プロテニス選手ココ・ガウフを称えるスニーカーとウエア

「ミュウミュウ(MIU MIU)」は9月10日、プロテニスプレーヤーのココ・ガウフ(Coco Gauff)を称えた、「ニューバランス(NEW BALANCE)」とのコラボコレクション“ニューバランス × ミュウミュウ ウィズ ココ・ガウフ(New Balance x Miu Miu with Coco Gauff)”を発売する。今回は、新作のシューズに加えて、初のコラボウエアも用意し、「ミュウミュウ」の一部店舗および、公式オンラインストアで扱う。

また同日に「ミュウミュウ」ニューヨーク57番街店で開催するイベントに同選手が来店し、2025-26年秋冬コレクションからキュレーションしたアイテムとともに、同コラボアイテムを披露する。

10代でグランドスラム初優勝など
栄光を称えるコラボコレクション

同選手は、5月のローマ、6月のベルリン、8月のシンシナティで開催される大会で、同コラボのウエアとシューズを着用予定だ。コート上では「ニューバランス」から登場している自身のシグネチャーシューズ“ココ CG2”を両ブランドがリメイクした新作を着用し、オフコートではレザーとメッシュを同色で組み合わせた、「ミュウミュウ」と「ニューバランス」のコラボスニーカー“530 SL”の新作を着用する。

ココ・ガウフは2004年3月13日生まれ、アメリカ・ジョージア州出身のプロテニスプレーヤー。「ニューバランス」が支援するアスリートグループ“チームエヌビー(TEAM NB)”に所属し、4月21日時点で世界ランキングは4位。

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「ミュウミュウ」×「ニューバランス」 プロテニス選手ココ・ガウフを称えるスニーカーとウエア

「ミュウミュウ(MIU MIU)」は9月10日、プロテニスプレーヤーのココ・ガウフ(Coco Gauff)を称えた、「ニューバランス(NEW BALANCE)」とのコラボコレクション“ニューバランス × ミュウミュウ ウィズ ココ・ガウフ(New Balance x Miu Miu with Coco Gauff)”を発売する。今回は、新作のシューズに加えて、初のコラボウエアも用意し、「ミュウミュウ」の一部店舗および、公式オンラインストアで扱う。

また同日に「ミュウミュウ」ニューヨーク57番街店で開催するイベントに同選手が来店し、2025-26年秋冬コレクションからキュレーションしたアイテムとともに、同コラボアイテムを披露する。

10代でグランドスラム初優勝など
栄光を称えるコラボコレクション

同選手は、5月のローマ、6月のベルリン、8月のシンシナティで開催される大会で、同コラボのウエアとシューズを着用予定だ。コート上では「ニューバランス」から登場している自身のシグネチャーシューズ“ココ CG2”を両ブランドがリメイクした新作を着用し、オフコートではレザーとメッシュを同色で組み合わせた、「ミュウミュウ」と「ニューバランス」のコラボスニーカー“530 SL”の新作を着用する。

ココ・ガウフは2004年3月13日生まれ、アメリカ・ジョージア州出身のプロテニスプレーヤー。「ニューバランス」が支援するアスリートグループ“チームエヌビー(TEAM NB)”に所属し、4月21日時点で世界ランキングは4位。

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GWに1ランク上の「ヌン活」の選択肢 「ブルガリ ホテル」のサンデーブランチでリゾート気分の美食体験

ここ数年、アフタヌーンティーの人気が高まり、アフタヌーンティーを楽しむ「ヌン活」という言葉が定着した。季節ごとのメニューはもちろん、ホテルとさまざまなブランドのコラボレーションが続々と登場している。価格は1万円程度と安くはないが、ゆったりとした空間で優雅な時間が過ごせると女性の間で大人気。色とりどりのスイーツやセイボリーはSNS映えするということもあり、すぐに予約で埋まるプランもあるようだ。非日常空間で、美味しいスイーツをゆっくりと楽しむアフタヌーンティー。ゴールデンウイークに「ヌン活」を予定している人もいることだろう。

ヨーロッパの日曜日の“美味しい”過ごし方を日本でも

アフタヌーンティーは英国発祥の紅茶と軽食を楽しむ習慣だが、サンデーローストという日曜日の昼食に提供される料理もある。ローストした牛肉や鶏肉、羊肉などと野菜をグレービーソースで食べるというもので、イギリス国内のパブやレストランでも提供されている。イギリスだけでなく、ヨーロッパで日曜日は家族と食卓を囲む大切な休日。イタリアでも日曜日は家族でランチを楽しむ習慣があるという。

「ブルガリ ホテル 東京(BVLGARI HOTEL TOKYO)」(以下、ブルガリ ホテル)ではアフタヌーンティーも提供しているが4月に、新たにルーフトップバーでサンデーブランチをスタート。ミシュラン3つ星シェフのニコ・ロミートが手掛けるイタリア伝統料理の数々からスイーツまで楽しめるというものだ。プランは、ソフトドリンクまたは、シャンパーニュ「ルイ ロデール(LOUIS ROEDERER)」コレクション245か「ルイナール(RUINART)」のブラン・ド・ブランから選べる。バーというだけあり、オリジナリティー溢れるカクテルも充実。イタリアの伝統的カクテル“ネグロニ”はもちろん、“セルペンティ”や“ナイト ジュエル”といったジュエラーならではのカクテルもある。それらを楽しみたいという人には、別料金でカクテルのオーダー可能だ。シェフのロミートは、「イタリアでは、日曜日の午後に家族全員で食卓を囲み過ごす。用意するのは、ラザーニャやポテトのローストなどオーブン料理が中心で、夜は、皆でピザを食べに出掛ける」とコメント。その文化を日本でもと企画したのがサンデーブランチ。季節ごとに使用する食材を変えて提供するという。

リゾート感溢れるラウンジで美食ブランチを

テラス席がある45階のバーは開放的なスペースが広がり、まるでヨーロッパのリゾートか個人宅を訪れたよう。2つのルーフトップテラスの間にあるバーはイタリア式庭園に佇む古いあずま屋を想起させる。心地よくリラックスしたムードが漂い、日曜日の午後をゆったり過ごすには申し分ない贅沢な空間だ。アフタヌーンティーの非日常感とはまた違ったプライベート感と特別感がある。屋外、室内が選べ、これからの季節にぴったりだ。

バーカウンターでは、色とりどりの前菜やスイーツをビュッフェ式で提供。カルパッチョやロブスターのサラダ、タコとじゃがいものサラダなど豪華な前菜料理ずらりと並べられている。ミシュランスターシェフが手掛けた料理をビュッフェ式で楽しめるということもあり、ついつい、全種類試したくなる。それに加え、イタリア各地から厳選されたチーズや生ハム類、パンなどの数々があり、前菜だけでお腹いっぱいになりそうだ。サラダなどいろいろ試してみたが、日本であまりお目にかかることのない子牛のトンナートは、ツナの香りが引き立つ味わい深い一品。フォカッチャも色々な種類があり、焼き立てでとても美味しい。

卵料理からメーンまで唸る美味しさのオンパレード

前菜に続き提供される卵料理は、“黒トリュフのエッグフロランタン”“タラバガニ、アボカドとフライドエッグのトースト”“濃厚ウニのスクランブルエッグ”の3種類。ロミートは、「卵料理はブランチでは欠かせないものだから、こだわった」と話す。トリュフにカニ、ウニと贅沢な食材と合わせた独創的なメニューを開発した。通常、ホテルのスクランブルエッグというとクリーミーなものが多いが、ウニのスクランブルエッグは、しっかりとした炒り卵のような風合いでウニとの相性がぴったり。

卵料理の後には、パスタとリゾットのワゴンサービスがある。ナポリの伝統的なパスタ・ミスタは、異なる形状のパスタをミックスしたもので、一見シンプルだが、濃厚なイカ墨のソースがさまざまなパスタの食感と融合した絶品。季節のホワイトアスパラガスのリゾットは、上品な甘味があり滋味深く優しい味わいだ。「カルナローリ米を使用している。質感が硬めで澱粉質が多く、リゾットにぴったりだ。イタリアでは、リゾットの残りを焼いてお焦げ風にして食べることも」とロミート。

メーンは、 “牛肉のタリアータ ローズ風味”または、“黒タラのロースト スパイスド トマト ポテトクリーム“の2種類から選べる。タリアータは牛肉を焼いたイタリアを代表するシンプルな肉料理。自宅で作ることもあるが、同じ料理かと思うほど肉が柔らかく、風味も複雑で上品、唸る美味しさだった。

ビュッフェ式で楽しめるデザートは、イタリア伝統のドルチェをロミートがモダンに解釈。ラム酒が効いた“ババ”やイタリア版シュークリーム“ビニェ”、ペストリー菓子の“カンノーロ シチリアーノ”など素朴でありながらも上品なデザートの数々が楽しめる。

ミシュランスターシェフによる料理の数々がビュッフェ式で気軽に楽しめる「ブルガリ ホテル」のサンデーブランチ。料金は、ソフトドリンクパッケージが2万4000円、ルイ・ロデレール コレクション 245のプランが3万7000円、ルイナール ブラン・ド・ブランのプランが4万2000円。都心にいながらリゾート気分&美食体験ができるサンデーブランチは、「ヌン活」の新たな選択肢になるか注目が集まる。

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GWに1ランク上の「ヌン活」の選択肢 「ブルガリ ホテル」のサンデーブランチでリゾート気分の美食体験

ここ数年、アフタヌーンティーの人気が高まり、アフタヌーンティーを楽しむ「ヌン活」という言葉が定着した。季節ごとのメニューはもちろん、ホテルとさまざまなブランドのコラボレーションが続々と登場している。価格は1万円程度と安くはないが、ゆったりとした空間で優雅な時間が過ごせると女性の間で大人気。色とりどりのスイーツやセイボリーはSNS映えするということもあり、すぐに予約で埋まるプランもあるようだ。非日常空間で、美味しいスイーツをゆっくりと楽しむアフタヌーンティー。ゴールデンウイークに「ヌン活」を予定している人もいることだろう。

ヨーロッパの日曜日の“美味しい”過ごし方を日本でも

アフタヌーンティーは英国発祥の紅茶と軽食を楽しむ習慣だが、サンデーローストという日曜日の昼食に提供される料理もある。ローストした牛肉や鶏肉、羊肉などと野菜をグレービーソースで食べるというもので、イギリス国内のパブやレストランでも提供されている。イギリスだけでなく、ヨーロッパで日曜日は家族と食卓を囲む大切な休日。イタリアでも日曜日は家族でランチを楽しむ習慣があるという。

「ブルガリ ホテル 東京(BVLGARI HOTEL TOKYO)」(以下、ブルガリ ホテル)ではアフタヌーンティーも提供しているが4月に、新たにルーフトップバーでサンデーブランチをスタート。ミシュラン3つ星シェフのニコ・ロミートが手掛けるイタリア伝統料理の数々からスイーツまで楽しめるというものだ。プランは、ソフトドリンクまたは、シャンパーニュ「ルイ ロデール(LOUIS ROEDERER)」コレクション245か「ルイナール(RUINART)」のブラン・ド・ブランから選べる。バーというだけあり、オリジナリティー溢れるカクテルも充実。イタリアの伝統的カクテル“ネグロニ”はもちろん、“セルペンティ”や“ナイト ジュエル”といったジュエラーならではのカクテルもある。それらを楽しみたいという人には、別料金でカクテルのオーダー可能だ。シェフのロミートは、「イタリアでは、日曜日の午後に家族全員で食卓を囲み過ごす。用意するのは、ラザーニャやポテトのローストなどオーブン料理が中心で、夜は、皆でピザを食べに出掛ける」とコメント。その文化を日本でもと企画したのがサンデーブランチ。季節ごとに使用する食材を変えて提供するという。

リゾート感溢れるラウンジで美食ブランチを

テラス席がある45階のバーは開放的なスペースが広がり、まるでヨーロッパのリゾートか個人宅を訪れたよう。2つのルーフトップテラスの間にあるバーはイタリア式庭園に佇む古いあずま屋を想起させる。心地よくリラックスしたムードが漂い、日曜日の午後をゆったり過ごすには申し分ない贅沢な空間だ。アフタヌーンティーの非日常感とはまた違ったプライベート感と特別感がある。屋外、室内が選べ、これからの季節にぴったりだ。

バーカウンターでは、色とりどりの前菜やスイーツをビュッフェ式で提供。カルパッチョやロブスターのサラダ、タコとじゃがいものサラダなど豪華な前菜料理ずらりと並べられている。ミシュランスターシェフが手掛けた料理をビュッフェ式で楽しめるということもあり、ついつい、全種類試したくなる。それに加え、イタリア各地から厳選されたチーズや生ハム類、パンなどの数々があり、前菜だけでお腹いっぱいになりそうだ。サラダなどいろいろ試してみたが、日本であまりお目にかかることのない子牛のトンナートは、ツナの香りが引き立つ味わい深い一品。フォカッチャも色々な種類があり、焼き立てでとても美味しい。

卵料理からメーンまで唸る美味しさのオンパレード

前菜に続き提供される卵料理は、“黒トリュフのエッグフロランタン”“タラバガニ、アボカドとフライドエッグのトースト”“濃厚ウニのスクランブルエッグ”の3種類。ロミートは、「卵料理はブランチでは欠かせないものだから、こだわった」と話す。トリュフにカニ、ウニと贅沢な食材と合わせた独創的なメニューを開発した。通常、ホテルのスクランブルエッグというとクリーミーなものが多いが、ウニのスクランブルエッグは、しっかりとした炒り卵のような風合いでウニとの相性がぴったり。

卵料理の後には、パスタとリゾットのワゴンサービスがある。ナポリの伝統的なパスタ・ミスタは、異なる形状のパスタをミックスしたもので、一見シンプルだが、濃厚なイカ墨のソースがさまざまなパスタの食感と融合した絶品。季節のホワイトアスパラガスのリゾットは、上品な甘味があり滋味深く優しい味わいだ。「カルナローリ米を使用している。質感が硬めで澱粉質が多く、リゾットにぴったりだ。イタリアでは、リゾットの残りを焼いてお焦げ風にして食べることも」とロミート。

メーンは、 “牛肉のタリアータ ローズ風味”または、“黒タラのロースト スパイスド トマト ポテトクリーム“の2種類から選べる。タリアータは牛肉を焼いたイタリアを代表するシンプルな肉料理。自宅で作ることもあるが、同じ料理かと思うほど肉が柔らかく、風味も複雑で上品、唸る美味しさだった。

ビュッフェ式で楽しめるデザートは、イタリア伝統のドルチェをロミートがモダンに解釈。ラム酒が効いた“ババ”やイタリア版シュークリーム“ビニェ”、ペストリー菓子の“カンノーロ シチリアーノ”など素朴でありながらも上品なデザートの数々が楽しめる。

ミシュランスターシェフによる料理の数々がビュッフェ式で気軽に楽しめる「ブルガリ ホテル」のサンデーブランチ。料金は、ソフトドリンクパッケージが2万4000円、ルイ・ロデレール コレクション 245のプランが3万7000円、ルイナール ブラン・ド・ブランのプランが4万2000円。都心にいながらリゾート気分&美食体験ができるサンデーブランチは、「ヌン活」の新たな選択肢になるか注目が集まる。

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「キコ コスタディノフ」が「ニューエラ」とコラボしたキャップを日本限定で発売

「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」は5月3日、「ニューエラ(NEW ERA)」とコラボしたキャップ3型を日本限定で発売する。価格はいずれも1万9800円で、キコ・コスタディノフ トーキョーおよび、ドーバー ストリート マーケット ギンザで扱う。

コレクションのキー素材をキャップに

3型のキャップには、昨年6月にパリで発表した25年春夏メンズ・コレクションに登場したピンストライプコットン、ヘリンボーンウール、ジャガードウィーブをそれぞれボディーに使用した。サイドには、ブランドを象徴するコレクションナンバリングの「00182025」を刺しゅうであしらった。

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「キコ コスタディノフ」が「ニューエラ」とコラボしたキャップを日本限定で発売

「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」は5月3日、「ニューエラ(NEW ERA)」とコラボしたキャップ3型を日本限定で発売する。価格はいずれも1万9800円で、キコ・コスタディノフ トーキョーおよび、ドーバー ストリート マーケット ギンザで扱う。

コレクションのキー素材をキャップに

3型のキャップには、昨年6月にパリで発表した25年春夏メンズ・コレクションに登場したピンストライプコットン、ヘリンボーンウール、ジャガードウィーブをそれぞれボディーに使用した。サイドには、ブランドを象徴するコレクションナンバリングの「00182025」を刺しゅうであしらった。

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“雪肌精 ブルー” “プレディア ブルー”は海外展開に手応え 有楽町マルイの1号店から国内出店を加速

コーセーは4月24日、新スキンケアシリーズ“雪肌精 ブルー”と “プレディア ブルー”を融合した初の直営店を有楽町マルイ1階にオープンした。5月16日の全国展開に先駆けた先行販売の場と位置付け、今後の展開を見据えた発信の拠点とする。

“雪肌精 ブルー”は、東洋思想をベースに肌・体・心のホリスティックなアプローチによって、内外から整える提案を強みとする。一方、“プレディア ブルー”は“リフレッシュ ウィズ シー”をコンセプトに、海泥をはじめとした海由来成分を用い、肌と心を澄ませるような使用感を訴求。ブランドごとの訴求軸は異なるが、いずれもサステナビリティと透明性を重視しており、共存する空間設計が可能と判断した。

店舗面積は約27平方メートルで、常駐する販売員数は3名を想定。カウンセリングを重視しながら、従来型の対面カウンターではなく、販売員と顧客の空間をシームレスにつなぐ内装に仕上げた。動線に配慮し、顧客とスタッフの会話が自然に生まれる設計とすることで、ブランドが掲げる“心地よさ”を実装した場を目指す。

“雪肌精 ブルー”は17品目、“プレディア ブルー”は7品目をそろえる。“雪肌精 ブルー”ではライン使いを提案し、洗浄ケアを中心とする“プレディア ブルー”はポイント使いを提案することで、カニバリゼーションを避け、シナジー効果創出を狙う。

店頭では“雪肌精 ブルー”専用のカウンセリングアプリ「ファインド バランス(FIND BALANCE)」を体験できる。肌状態のほか、体質や気分のバランスをチェックし、ライフスタイルを提案。オンライン上でも利用可能で、OMOの起点としても活用する。

また、使用済み化粧品容器の常設回収ボックスを設置し、同社の他店舗に先駆けて再資源化の取り組みを本格化する。容器は回収後、分別・洗浄・乾燥・粉砕などの工程を経て再生。循環型社会に向けた実証拠点としても機能する。

有楽町マルイを1号店として選んだ理由は、20代後半〜30代前半の感度の高い層が多く来館するという立地特性にある。すでに両シリーズはジアを中心に約50店舗で展開しており、計画比を上回る伸長を見せているという。ブランド担当は「海外の方はクリーンビューティへの認知も高く、東洋思想への関心も追い風となっている」と分析し、国内でも同様の価値観に共鳴する層を中心に拡大を狙う。具体的な店舗数は非公開だが、国内での出店は重点を置いて加速させる意向だ。

■雪肌精BLUE 有楽町マルイ店
営業時間:11時〜20時
住所:東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町マルイ1階

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“雪肌精 ブルー” “プレディア ブルー”は海外展開に手応え 有楽町マルイの1号店から国内出店を加速

コーセーは4月24日、新スキンケアシリーズ“雪肌精 ブルー”と “プレディア ブルー”を融合した初の直営店を有楽町マルイ1階にオープンした。5月16日の全国展開に先駆けた先行販売の場と位置付け、今後の展開を見据えた発信の拠点とする。

“雪肌精 ブルー”は、東洋思想をベースに肌・体・心のホリスティックなアプローチによって、内外から整える提案を強みとする。一方、“プレディア ブルー”は“リフレッシュ ウィズ シー”をコンセプトに、海泥をはじめとした海由来成分を用い、肌と心を澄ませるような使用感を訴求。ブランドごとの訴求軸は異なるが、いずれもサステナビリティと透明性を重視しており、共存する空間設計が可能と判断した。

店舗面積は約27平方メートルで、常駐する販売員数は3名を想定。カウンセリングを重視しながら、従来型の対面カウンターではなく、販売員と顧客の空間をシームレスにつなぐ内装に仕上げた。動線に配慮し、顧客とスタッフの会話が自然に生まれる設計とすることで、ブランドが掲げる“心地よさ”を実装した場を目指す。

“雪肌精 ブルー”は17品目、“プレディア ブルー”は7品目をそろえる。“雪肌精 ブルー”ではライン使いを提案し、洗浄ケアを中心とする“プレディア ブルー”はポイント使いを提案することで、カニバリゼーションを避け、シナジー効果創出を狙う。

店頭では“雪肌精 ブルー”専用のカウンセリングアプリ「ファインド バランス(FIND BALANCE)」を体験できる。肌状態のほか、体質や気分のバランスをチェックし、ライフスタイルを提案。オンライン上でも利用可能で、OMOの起点としても活用する。

また、使用済み化粧品容器の常設回収ボックスを設置し、同社の他店舗に先駆けて再資源化の取り組みを本格化する。容器は回収後、分別・洗浄・乾燥・粉砕などの工程を経て再生。循環型社会に向けた実証拠点としても機能する。

有楽町マルイを1号店として選んだ理由は、20代後半〜30代前半の感度の高い層が多く来館するという立地特性にある。すでに両シリーズはジアを中心に約50店舗で展開しており、計画比を上回る伸長を見せているという。ブランド担当は「海外の方はクリーンビューティへの認知も高く、東洋思想への関心も追い風となっている」と分析し、国内でも同様の価値観に共鳴する層を中心に拡大を狙う。具体的な店舗数は非公開だが、国内での出店は重点を置いて加速させる意向だ。

■雪肌精BLUE 有楽町マルイ店
営業時間:11時〜20時
住所:東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町マルイ1階

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「プーマ」×「アリーズ」第2弾 スポーツと総合格闘技の融合からインスピレーションを得たコレクション

「プーマ(PUMA)」は5月3日、ロンドン初のストリートウエアブランド「アリーズ(ARIES)」とのコラボレーションコレクションの第2弾を発売する。同コレクションは、スポーツと総合格闘技の融合からインスピレーションを得たアイテムをそろえる。プーマストア原宿キャットストリート、プーマストア大阪および公式オンラインストア、プーマアプリ、一部取扱店で販売する。

シューズは1999年発売の“モストロ”を再解釈

アパレルでは、総合格闘技に着想を得たネオトライバルなグラフィックをあしらったタイトなトップスやドレスシャツ、グラデーションカラーとビーズ装飾が印象的なライトジャケットとパンツを展開する。ほか、「アリーズ」のAをモチーフにした総柄グラフィックをフーディーやショーツに落とし込んだアイテムや、格闘中の人物グラフィックをプリントしたTシャツやキャップなどもそろえる。

シューズは、1999年に登場した“モストロ”を再解釈。従来の前足部ストラップを覆うように設計されたレースクロージャーやディテールにこだわったレザー使いでクラフト感のある風合いに仕上げた。

また、同コレクションのキャンペーンビジュアルのモデルにはプロムエタイファイターのアンナ“スーパーガール”ジャルンサック(Anna “Supergirl” Jaroonsak)を起用し、コレクションが持つフィジカルさとファイティングスピリットを表現した。

製品概要

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士郎正宗の初の大規模展覧会「士郎正宗の世界展〜『攻殻機動隊』と創造の軌跡〜」の見どころは? 

世田谷文学館は開館30周年記念として、漫画家・イラストレーターの士郎正宗の初の大規模展覧会「士郎正宗の世界展〜『攻殻機動隊』と創造の軌跡〜」を8月17日まで開催中だ。

同展では、士郎正宗の代表作「攻殻機動隊」をはじめ、「アップルシード」「ブラックマジック」「ドミニオン」「仙術超攻殻オリオン」など、多岐にわたる作品群の原画300点以上に加え、愛用の品や蔵書など、約440点が11の区画にわかれて展示されている。

熱狂的な人気を誇る士郎正宗は、1985年にSF漫画「アップルシード」でメジャーデビュー、1989年に「攻殻機動隊」の連載を開始。当時はまだ世に浸透していなかった先端技術を独自の感覚で取り入れた、情報化社会の現代を予見しているかのような世界観は、多くのクリエイターにも影響を与えた。細部まで描きこまれた絵、膨大な情報で組まれたプロット、欄外にまで及ぶ作家の言葉は必見。

同展のグラフィックデザインは坂脇慶、飛鷹宏明が、空間構成にはトラフ建築設計事務所が担当。展示会場や物販に至るまでこだわりが詰まった展示の詳細をお伝えする。ぜひ、実際に展示に行って、その熱量を体感してほしい。

展示会場入り口

世田谷文学館の2階で「士郎正宗の世界展〜『攻殻機動隊』と創造の軌跡〜」の展示が行われている。展示の各所には士郎正宗のコメントも掲示されている。ユーモアあふれるコメントは必読。

士郎正宗の創造の軌跡

展示会場に入ると最初に目にするのが士郎正宗の年表だ。どの時期に、どんな作品を発表しているのかが一目で分かるうえに、士郎のコメントも。

士郎正宗の描き方

「士郎正宗の描き方」の区画では、漫画を描く過程を細かく紹介するほか、愛用の道具や影響を受けた本を展示しており、科学雑誌に加えて、「HEAVY METAL」なども挙げられている。

アップルシード

「アップルシード」の区画では、1985年に発表されたSF漫画「アップルシード」の原画を展示している。同作は、第五次大戦後、廃墟となった街で生きていたSWATのデュナンと全身サイボーグのブリアレオスの姿を描くSFアクション。

ドミニオン

1986年に刊行された「警察戦車隊」所属のレオナと愛機の小型戦車・ボナパルトの、悪党・武悪一味との戦いをコミカルに描く「ドミニオン」。

攻殻機動隊

1989年に連載がスタートした士郎正宗の代表作「攻殻機動隊」。同作では、首相直轄の攻性組織「公安9課」の戦いを描く。会場内では多くのモノクロ、カラー原画を見ることができる。原画の欄外にまで細かいコメントが書かれており、そのこだわりをぜひ体感してほしい。

仙術超攻殻オリオン

1990年から91年にかけて発表された超古代の魔術師たちと召喚された神々が「仙術九頭龍」をめぐって争うファンタジー作品「仙術超攻殻オリオン」。

フチコマ

「攻殻機動隊」に登場する小型ロボット「フチコマ」の区画も。

士郎正宗のイラストワーク

士郎正宗のイラストを集めた区画。デジタルの作品も多い。

コラボレーション

今回のコラボレーション企画では、漫画・アニメ・現代アートの各分野からアーティストが参加する。「カードキャプターさくら」などを手掛けた創作集団「CLAMP」、代表作「BLAME!」で知られる漫画家の弐瓶勉、「天上天下」、「エア・ギア」で知られる漫画家・大暮維人、テレビゲーム「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」を手掛けたアニメーション監督・北久保弘之、映画「キル・ビル」のアニメパートの演出で国際的に評価を受けたアニメーション監督・中澤一登、ロシア出身のイラストレーター・イリヤ・クブシノブ、グラフィックデザイナーの河村康輔、イラストレーターの長場雄、写真家・小浪次郎、といったアーティストとのコラボレーション作品を制作した。

物販エリア

1階の物販エリアでは多くのオリジナルのグッズのほか、「ギークス ルール(GEEKSRULE)」や「ベアブリック(BE@RBRICK)」、「メクリ(MEQRI)」、「ブレインデッド(BRAIN DEAD)」、「マックスファクトリー(MAXFACTORY)」、「ガート(GAAAT)」といったブランドとのコラボグッズも販売している。

PHOTOS:YOHEI KICHIRAKU

■「士郎正宗の世界展~『攻殻機動隊』と創造の軌跡~」

会期:4月12日~8月17日
休館日:月曜日 ※祝日の場合は開館し、翌平日休館
会場:世田谷文学館
住所:東京都世田谷区南烏山1-10-10
チケット料金:一般1500円、65歳以上・大学・高校生900円、小・中学生450円。特典グッズ付きチケットは4000円で、展覧会オリジナルスペシャルトートバッグが付き。
主催:公益財団法人せたがや文化財団世田谷文学館、講談社、パルコ  
企画協力:青心社
特別協力:士郎正宗
グラフィックデザイン:坂脇慶、飛鷹宏明
空間構成:トラフ建築設計事務所
https://www.shirow-masamune-ex.jp

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1970年大阪万博の未完のアートを現代に再現 グッチ銀座 ギャラリーで開幕した「横尾忠則 未完の自画像―私への旅」をリポート

PROFILE: 横尾忠則/美術家

横尾忠則/美術家
PROFILE: (よこお・ただのり)現代美術家。1936年兵庫県生まれ。72年にニューヨーク近代美術館で個展。その後もパリ、ベネチア、サンパウロなどの世界3大ビエンナーレに招待出品。ステデリック美術館やハンブルグ工芸美術館、パリのカルティエ財団現代美術館、東京都現代美術館、東京国立博物館などの世界各国美術館で多数の個展を開催。2012年、神戸に横尾忠則現代美術館が開館。13年、香川県豊島に豊島横尾館が開館。作品はメトロポリタン美術館、ニューヨーク近代美術館、大英博物館、ポンピドゥ・センター・メス、ウフィツィ美術館など世界各国の主要美術館に収蔵されている。26年春にイギリスのテームズ・アンド・ハドソンより500ページの作品集が世界発売する PHOTO:MAYUMI HOSOKURA

横尾忠則の個展「横尾忠則 未完の自画像 - 私への旅」が東京・銀座のグッチ銀座 ギャラリーで8月24日まで開催している。同展は横尾と「グッチ(GUCCI)」が2020年にグッチ渋谷 ミヤシタパークのオープンの際のコラボレーションが発展した形で実現した。

同展では、横尾が一貫して掲げてきた「未完」をテーマに、約30点の作品を鑑賞できる。​初公開となる自画像や家族の肖像など最新作6点も含まれている。キュレーションは美術評論家の南雄介が担当し、「旅」を想起させるテーマを描いた作品を中心に構成されている。

展示は「未完」「自画像」「旅」の3つのテーマで構成されている。「未完」では、1970年の大阪万博「せんい館」で発表されたインスタレーション《未完の足場》が再構築され、真っ赤な足場が空間を支配。​「自画像」では、最新作6点が展示されており、夫婦を描いた4点、家族全員を描いた1点、自画像1点からなる。​「旅」では「Y字路」シリーズを含む、旅を想起させるテーマを描いた作品がそれぞれ展示されている。

創造の源泉である“未完”

同展のために描かれた新作自画像は、横尾がこれまで「描いたことがない」という6点の連作で展示されている。家族の肖像を描いた《家族総出演》は、微笑む横尾夫妻を取り囲むように描かれた家族の姿がある。奇抜な色使いと「朦朧派」のような輪郭が不分明な構成の中に、あたたかい眼差しと時間の積層が感じられる作品だ。《未完の自画像》は、キャンバスの中央に描かれた自身の顔の一部が塗り残されているが、単なる制作途中ではない。むしろ「未完であること」そのものが意図された完成形のようでもあり、観る側に補完する視線を求めるようにも感じられる。横尾の創作は今なお現在進行形であり、見ること、観察することへの執着が強くにじみ出ているように感じた。

1970年の大阪万博「せんい館」を現代に再現

7階から屋上に通じ、さらに屋上のビルボード作品へと続くインスタレーション《未完の足場》の再構築にも注目したい。1970年の大阪万博「せんい館」で物議を醸した「未完のアート」を55年ぶりに再現した同作は、天井まで届く真っ赤な足場が空間を支配し、その中に《原始宇宙》の複製が浮かぶように展示されている。「建設途中の構造物を展示する」という挑発的なコンセプトが時を経て今再び、鮮烈な印象で鑑賞者を圧倒する。「未完」という状態そのものを空間全体で体験することができる。

会場には“旅”をイメージさせるモチーフが繰り返し登場するが、インタビュー映像で横尾は「旅は外へ出ることではなく、内面への回帰」と語り、自画像の連作については「自画像というのは私への旅」とし「自分の存在というものはわからない。不思議で謎に満ちている。そこから『自分への探求』を始めてみようと。それが自画像」と結んでいる。作品を通じた自己回帰の旅は、我々が今なお「旅」の途中であり未完であることを強く示しているようだ。

同展は横尾の「未完」という美学を多角的に体感できる貴重な機会であり、​最新作から過去の代表作までを通じて、創作の旅路を追体験することができる。​現在に再現された《未完の足場》は当時の革新的な試みを現代に蘇らせるものであり、インスタレーションも必見の展示といえる。

◼️「横尾忠則 未完の自画像 ― 私への旅」
会期:8月24日まで(予定)
会場:グッチ銀座 ギャラリー
住所:東京都中央区銀座4-4-10 グッチ銀座 7階
時間:11:00〜20:00(最終入場は19:30)
休日:会期中無休
料金:無料(予約優先) 
※屋上スペースの展示は天候・時間によって観覧不可の場合あり
来場予約:https://line.me/R/app/1601842270-wAXNyj2g

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1970年大阪万博の未完のアートを現代に再現 グッチ銀座 ギャラリーで開幕した「横尾忠則 未完の自画像―私への旅」をリポート

PROFILE: 横尾忠則/美術家

横尾忠則/美術家
PROFILE: (よこお・ただのり)現代美術家。1936年兵庫県生まれ。72年にニューヨーク近代美術館で個展。その後もパリ、ベネチア、サンパウロなどの世界3大ビエンナーレに招待出品。ステデリック美術館やハンブルグ工芸美術館、パリのカルティエ財団現代美術館、東京都現代美術館、東京国立博物館などの世界各国美術館で多数の個展を開催。2012年、神戸に横尾忠則現代美術館が開館。13年、香川県豊島に豊島横尾館が開館。作品はメトロポリタン美術館、ニューヨーク近代美術館、大英博物館、ポンピドゥ・センター・メス、ウフィツィ美術館など世界各国の主要美術館に収蔵されている。26年春にイギリスのテームズ・アンド・ハドソンより500ページの作品集が世界発売する PHOTO:MAYUMI HOSOKURA

横尾忠則の個展「横尾忠則 未完の自画像 - 私への旅」が東京・銀座のグッチ銀座 ギャラリーで8月24日まで開催している。同展は横尾と「グッチ(GUCCI)」が2020年にグッチ渋谷 ミヤシタパークのオープンの際のコラボレーションが発展した形で実現した。

同展では、横尾が一貫して掲げてきた「未完」をテーマに、約30点の作品を鑑賞できる。​初公開となる自画像や家族の肖像など最新作6点も含まれている。キュレーションは美術評論家の南雄介が担当し、「旅」を想起させるテーマを描いた作品を中心に構成されている。

展示は「未完」「自画像」「旅」の3つのテーマで構成されている。「未完」では、1970年の大阪万博「せんい館」で発表されたインスタレーション《未完の足場》が再構築され、真っ赤な足場が空間を支配。​「自画像」では、最新作6点が展示されており、夫婦を描いた4点、家族全員を描いた1点、自画像1点からなる。​「旅」では「Y字路」シリーズを含む、旅を想起させるテーマを描いた作品がそれぞれ展示されている。

創造の源泉である“未完”

同展のために描かれた新作自画像は、横尾がこれまで「描いたことがない」という6点の連作で展示されている。家族の肖像を描いた《家族総出演》は、微笑む横尾夫妻を取り囲むように描かれた家族の姿がある。奇抜な色使いと「朦朧派」のような輪郭が不分明な構成の中に、あたたかい眼差しと時間の積層が感じられる作品だ。《未完の自画像》は、キャンバスの中央に描かれた自身の顔の一部が塗り残されているが、単なる制作途中ではない。むしろ「未完であること」そのものが意図された完成形のようでもあり、観る側に補完する視線を求めるようにも感じられる。横尾の創作は今なお現在進行形であり、見ること、観察することへの執着が強くにじみ出ているように感じた。

1970年の大阪万博「せんい館」を現代に再現

7階から屋上に通じ、さらに屋上のビルボード作品へと続くインスタレーション《未完の足場》の再構築にも注目したい。1970年の大阪万博「せんい館」で物議を醸した「未完のアート」を55年ぶりに再現した同作は、天井まで届く真っ赤な足場が空間を支配し、その中に《原始宇宙》の複製が浮かぶように展示されている。「建設途中の構造物を展示する」という挑発的なコンセプトが時を経て今再び、鮮烈な印象で鑑賞者を圧倒する。「未完」という状態そのものを空間全体で体験することができる。

会場には“旅”をイメージさせるモチーフが繰り返し登場するが、インタビュー映像で横尾は「旅は外へ出ることではなく、内面への回帰」と語り、自画像の連作については「自画像というのは私への旅」とし「自分の存在というものはわからない。不思議で謎に満ちている。そこから『自分への探求』を始めてみようと。それが自画像」と結んでいる。作品を通じた自己回帰の旅は、我々が今なお「旅」の途中であり未完であることを強く示しているようだ。

同展は横尾の「未完」という美学を多角的に体感できる貴重な機会であり、​最新作から過去の代表作までを通じて、創作の旅路を追体験することができる。​現在に再現された《未完の足場》は当時の革新的な試みを現代に蘇らせるものであり、インスタレーションも必見の展示といえる。

◼️「横尾忠則 未完の自画像 ― 私への旅」
会期:8月24日まで(予定)
会場:グッチ銀座 ギャラリー
住所:東京都中央区銀座4-4-10 グッチ銀座 7階
時間:11:00〜20:00(最終入場は19:30)
休日:会期中無休
料金:無料(予約優先) 
※屋上スペースの展示は天候・時間によって観覧不可の場合あり
来場予約:https://line.me/R/app/1601842270-wAXNyj2g

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「アニヤ・ハインドマーチ」が空の旅がテーマのポップアップ 東京・六本木ヒルズで

「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」は5月5〜31日、東京・六本木ヒルズで空の旅がテーマのポップアップ“アニヤ エアー”を開催する。

目玉は、キャンバス生地の“ウォルトン”コレクション。スーツケースやトートバッグ、バニティバッグなどは同ポップアップで先行発売となる。どのアイテムもアルファベットのアップリケでカスタマイズすることが可能。ブリティッシュ・エアウェイズのコンコルドやパン・アメリカン航空のファースト・クラス用のタグをモチーフにしたタグやチャームも充実する。

同ブランドは6月5〜21日、同じ場所でポップアップ“アニヤズ ダイブ ショップ”を開催する予定。「“エアー アニヤ”で向かったのは海」という設定のもと、浮き輪やフィンなど海水浴にまつわるアイテムが登場する。

◾️アニヤ エアー
期間:5月5〜31日
時間:11:00〜20:00
場所:六本木ヒルズ「ヒルズ ボックス」(六本木ヒルズ ヒルサイド 2階)

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「アニヤ・ハインドマーチ」が空の旅がテーマのポップアップ 東京・六本木ヒルズで

「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」は5月5〜31日、東京・六本木ヒルズで空の旅がテーマのポップアップ“アニヤ エアー”を開催する。

目玉は、キャンバス生地の“ウォルトン”コレクション。スーツケースやトートバッグ、バニティバッグなどは同ポップアップで先行発売となる。どのアイテムもアルファベットのアップリケでカスタマイズすることが可能。ブリティッシュ・エアウェイズのコンコルドやパン・アメリカン航空のファースト・クラス用のタグをモチーフにしたタグやチャームも充実する。

同ブランドは6月5〜21日、同じ場所でポップアップ“アニヤズ ダイブ ショップ”を開催する予定。「“エアー アニヤ”で向かったのは海」という設定のもと、浮き輪やフィンなど海水浴にまつわるアイテムが登場する。

◾️アニヤ エアー
期間:5月5〜31日
時間:11:00〜20:00
場所:六本木ヒルズ「ヒルズ ボックス」(六本木ヒルズ ヒルサイド 2階)

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【5/7早割終了】最新データから裏を読む!ファッション・ビューティ業界動向分析セミナー《オンライン&現地開催》

外資から日本企業まで、データだけでは読み取れない
最新動向&潮流をチェック

このような人におすすめ

・来秋冬に、売れる商品企画や買い付けのヒントを得たいデザイナーやバイヤー
・ファッションからビューティ、外資から日系企業まで、業界を広く俯瞰したい方々
(昨年は百貨店はもちろん、商業施設を開発するデベロッパーやデザイン・設計事務所、投資や金融関連企業にご参加いただきました)
・業界における自社の強みや課題を認識したいファッション&ビューティ業界の皆様
・また、こうした企業とのビジネスに取り組むマーケティング活動支援ツールやHRサービスを手がける皆様
・業界を広く、深く展望して、自分のキャリアアップを図りたい業界若手の皆様


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早割クーポンコード【H8Bn6LGp】/有料会員の方はこちらからクーポンコードを取得してください

 


インフォメーション

日時

2025年5月27日(水)13:00〜16:10
※講座開始30分前から会場受付開始

実施方法

会場 または オンライン受講
※受講前日17時と当日9時を目安に、ご案内メールをお送りしますので、ご入力にお間違いがないようご注意ください。セミナー当日は受付でメールをご提示ください。
※オンライン受講の方は、ご案内メールに視聴用URLを記載しております。また、OneStreamでの配信を予定しています。
※ご案内メールが届かない場合は迷惑メールフォルダなどもご確認ください。
※セミナー終了後、会場&オンライン受講者へのアーカイブ配信の案内はありませんのでご了承ください。後日アーカイブ動画は、単体で購入することが可能です。

会場

株式会社TSIホールディングス 本社
東京都港区赤坂 8-5-27 住友不動産青山ビル東館

募集人数

会場:50名
オンライン:100名

募集期間

2025年4月28日(月)〜 2025年5月26日(月)12時まで
【早割10%OFFキャンペーン】
5/7(水)18時までのお申し込みで、一般価格から10%OFFで受講いただけます。
申し込み画面でクーポンコードを入力してください。
クーポンコード:H8Bn6LGp

受講料金

一般価格:16,500円14,850円早割10%OFF
スタンダードプラン:11,550円 30%OFF
ライトプラン:14,850円 10%OFF
※表示価格は全て1名様分、税込です。
※他のクーポンとの併用はできません。
※早割期間内であっても、募集人数に達し次第受け付けを締め切らせていただく場合がございます。

 

講座終了後、アーカイブ受講の販売を予定しております。

 


プログラム

 

「WWDJAPAN」は、2025年版「ファッション&ビューティ業界入門」を踏まえ、注目企業の最新動向や業界の未来を左右する時流・潮流を伝授するセミナーを開催します。本年度最初の「WWDJAPAN」の特集となった「ファッション&ビューティ業界入門」は、LVMHやナイキ、ロレアル、ファストリ、資生堂、ユナイテッドアローズまで、国内外の有力68社と傘下のブランド、携わるデザイナーらをまとめたデータブックです。この特集を活用したセミナーでは、外資ファッション、国内ファッション、デザイナー、外資ビューティ、国内ビューティの注目企業や動向について、担当記者が登壇して解説。時流や潮流、消費者の価値観の変化などを学んで、データブックをより深く咀嚼しながら、業界の未来を展望し、会社の戦略をアップデートしていただくことを願います。

【Session#1】13:00~14:10(70分)

【外資ファッション】
ラグジュアリーとSPAの優勝劣敗、その原因は?(25分)

第一部は外資ファッションから、ラグジュアリーとSPAにおける勝因・敗因や優勝劣敗の理由を分析します。ラグジュアリーの世界では、LVMHが踏みとどまっているのに対して、ケリングは低迷が続いています。一方エルメスは、世界経済が低迷する中でも好業績が続き、その時価総額はLVMHを上回りました。このパートでは、同じラグジュアリーの世界でも、なぜ明暗がハッキリしているのか?を読み解きます。また同様に、インディテックスが躍進する一方、へネス・アンド・マウリッツは停滞、ギャップは低迷するSPA各社の勝因・敗因も考えます。

スピーカー:村上 要/WWDJAPAN編集長
PROFILE:(むらかみ・かなめ)1977年7月7日生まれ。東北大学教育学部卒業後、地元の静岡新聞社で社会部記者を務める。退職後、ニューヨーク州立ファッション工科大学(F.I.T.)でファッション・ジャーナリズムを含むファッション・コミュニケーションを専攻。2度目の大学卒業後、現地でのファッション誌アシスタントを経て帰国。タイアップ制作、「WWDビューティ」デスク、「WWDモバイル」デスク、「ファッションニュース」編集長、「WWDJAPAN.com」編集長を経て、2021年4月から現職
スピーカー:林 芳樹/WWDJAPAN編集委員
PROFILE:(はやし・よしき)1972年、千葉県生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、98年に業界紙の日本繊維新聞社に入社。広告営業を経て編集記者になり、メンズウエア、スポーツウエア、SPAなどを取材する。2009年2月にINFASパブリケーションズに入社。「WWDジャパン」編集部に配属され、主にビジネスニュースを担当する

 

【国内ファッション】
ファストリ&アシックス、国内を上回る海外売上高の理由(25分)

国内ファッションからは、海外売上高が国内を上回るファーストリテイリングとアシックスを取り上げます。両社は、どのような課題を乗り越え、世界的プレイヤーに成長して今に至っているのでしょう?これまでの海外戦略、その失敗や軌道修正を振り返りながら直近の世界戦略や今後の展望などをまとめ、日本企業が海外で戦うための術を考えます。同様にグレーターチャイナやグローバルサウスへの進出を画策している企業をピックアップし、海外マーケットの現状を踏まえながら、その戦略を分析。海外進出やインバウンド攻略のヒントを考えます。

スピーカー:林 芳樹/WWDJAPAN編集委員

【デザイナー】
今、ブランドに求められるデザイナー戦略(20分)

デザイナーのカテゴリーでは、再発掘したブランドの価値をコンテンポラリーに表現し直すことで、売上の拡大につなげたり、顧客の若返りに成功してきたりしたブランドに焦点を当て、企業デザイナーも含め、「今、デザイナーに求められている心構えや考え方」を紐解きます。ことラグジュアリーを中心に海外ブランドは、ブランドのレガシーを大事にしてストーリーを発信しながら、一方で時流をキャッチしたデザイナーは新しい価値観と商品でストーリーの魅力を高め、新たなコミュニティーの共感をつかんでいます。クリエイションとビジネスの良好な関係性についても考えます。

スピーカー:村上 要/WWDJAPAN編集長

【Session#2】14:25~15:15(50分)

【外資ビューティ】
アフターコロナだけじゃない、フレグランス市場拡大の理由(25分)

外資ビューティについては、各社が注力するフレグランス、その中でも若い世代の流入が続き売上構成比が高まっている、商品単価は数万円台〜という「(ウルトラ)プレステージ・フレグランス」に注目します。フレグランスを筆頭に「香り」が日本でも市民権を獲得したのは、「おうち時間」が長くなったコロナ禍が原因と言われていますが、昨今の躍進には、それ以上の理由があります。その理由は?そして、その中でも売れるブランドの製品から接客、コミュニケーションに至るまでの秘密を考えます。

スピーカー:村上 要/WWDJAPAN編集長

【国内ビューティ】
国内第4位に浮上したロート製薬の強さ(25分)

国内ビューティでは、ポーラ・オルビス ホールディングスを抜いて国内第4位のビューティ企業に躍り出たロート製薬を取り上げます。製薬会社ならではの研究力で「効果・効能実感」の高い「肌ラボ」や「メラノCC」を発売してきた同社は近年、世界戦略を加速。「グローバルサウス」市場については、ゼロから市場を創造してきました。一方、近年は食や農業にも進出し、「美=健康」などビューティの概念を拡大しています。「効果・効能実感」や「グローバルサウス」そして「美=健康」など、結果的に時流に即して、その世界やビジネスを拡大している同社を解剖します。

スピーカー:新関 瑠里/WWDJAPANヘッドリポーター
PROFILE:(にいぜき・るり)長野県松本市出身。文化出版局で総合生活誌、制作会社で書籍や女性向けファッション誌の編集を経て2016年にINFASパブリケーションズに入社。現在はビューティ分野で小売り、OEM、地方創生、国内化粧品企業を取材。年2回の特別付録ビジネスリポートやサステナブルビューティ特集などを担当

※講義内容やタイトルは予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

 

【Extra】ミートアップ:15:20~16:10(50分)

ミートアップ

会場受講の方はセミナー終了後、登壇記者も参加するミートアップにご参加いただけます。ドリンクを用意しておりますので、さらなるコミュニケーションの場としてご活用ください。

 

特典

 

注意事項

・受講料は会場とオンライン同額です。
・割引価格はクーポンをご利用時に適用となります。スタンダードとライトのクーポンコードはマイページをご確認の上、申し込み画面で入力してください。
・申し込みの受け付けは先着順です。募集人数に達し次第締め切らせていただきます。
・申し込み完了後のキャンセルは受け付けておりません。
・定期購読者で会員登録がお済みでない方はこちら
・本ページでのお支払いはクレジットカードのみとなります。コンビニ支払いをご希望の方はこちら
・適格請求書(領収書)の発行は、こちらから。記載のお宛名をご入力の上ご連絡ください。
弊社登録番号:T5-0110-0104-4278
・当日は会場内に撮影用のカメラが入ります。撮影した動画や写真は、「WWDJAPAN」Weeklyやウェブサイト、公式SNSなどで掲載する場合があります。ご了承いただける方のみお申し込みください。

 

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講座終了後、アーカイブ受講の販売を予定しております。

 

問い合わせ先
INFASパブリケーションズ カスタマーサポート
お問い合わせフォームはこちら

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「ニューバランス」が大谷翔平コレクションのポップアップを原宿と心斎橋で再び開催

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は5月1〜6日と5月16〜22日の期間、3月に渋谷で開催した大谷翔平シグネチャーコレクションの期間限定店“ザ ショウヘイ オオタニ コレクション イン トウキョウ”を「ニューバランス」原宿と「ニューバランス」心斎橋で開催する。

3月に好評だったキャップの再販売や着用クリーツを展示

同ポップアップでは、“ザ オオタニ シグネチャー コレクション”のアパレルや、3月のポップアップで好評だった“ザ オオタニ シグネチャー コレクション トウキョウ 限定キャップ”を再販売する。また、購入したキャップにワッペンをカスタムできるワークショップや大谷選手が着用したクリーツやサイン入りアイテム、グローブの展示も行う。

開催概要

◼️“ザ ショウヘイ オオタニ コレクション イン トウキョウ イン ニューバランスストア”

日程:5月1〜6日(原宿)、5月16〜22日(心斎橋)
場所:ニューバランス原宿、ニューバランス心斎橋
住所:東京都渋谷区神宮前4-32-16(原宿)、大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-4-18(心斎橋)
時間:11:00〜19:00(原宿)、11:00〜20:00(心斎橋)

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「アミ パリス」がパリのマレ地区に最大規模の旗艦店 景観に溶け込む「馴染みの店」で目指すもの

「アミ パリス(AMI PARIS)」は2月、パリのマレ地区にブランドにとって最大規模の旗艦店をオープンした。約600平方メートルの面積を擁する2フロアの店舗は、ショッピングストリートが交差する角地に位置する。

同店舗は、デスティネーションストアというより、景観に溶け込む「近所の馴染みの店」のような店舗を目指すという。ブランドの創設者であり、クリエイティブ・ディレクターのアレクサンドル・マテュッシ(Alexandre Mattiussi)は「ショップの周りにはカフェやレストラン、学校、薬局、パン屋がある。土曜日にカフェでコーヒーを軽く飲んだ後に『アミ パリス』をチェックしてもらうのもいいだろう。私たちは、マレ地区を散策する人々の日常の一部になる」と語る。大きな出窓から自然光が差し込む店舗の1階には砂岩の床に木製や革製の椅子を配し、温かみのある色を強調した。ジェンダーの境界を越えるというブランドコンセプトに沿い、メンズとウィメンズのアイテムは混在し、アクセサリーはスペース全体にわたって棚に並べる。

2012年にボーマルシェ通りにオープンした最初の路面店から徒歩5分の場所にある同店舗を、マテュッシ=クリエイティブ・ディレクターは「理想のワードローブを選べる巨大なドレッシングルームのような場所」と表現する。その言葉通り、今後はインテリア雑貨や、ブランドの中古品を扱うプログラム「アミ フォー エヴァー(Ami For Ever)」向けのコンシェルジュサービスなども追加していく。アートイベントや本の朗読会なども開催予定だ。

同店は、ニコラス・サンティ・ウェイル(Nicolas Santi-Weil)=最高経営責任者(CEO)にとって、国内外におけるブランドのポテンシャルを体現するもの。現在「アミ パリス」は、世界76店のブティックを抱え、100か国以上で700店の販売拠点を持つ。同社は24年度の最終的な数字をまだ把握していないものの、3億ユーロ(481億円)の売上を達成した昨年度と同等の業績を上げているという。「小売は自社主導で行い、自分たちのストーリーをコントロールできるようにしていく」とサンティ・ウェイルCEOは語る。現在はイタリアやベルギー、タイ、インドネシア、カナダ、米国、中国で店舗オープンを準備しており、今後も「理にかなったロケーション」に進出予定だ。ウィメンズはビジネスの15%を占めるまでに増加。2年前は5%に満たなかったアクセサリーは、現在10%を占め、大きな成長の可能性を示す。高騰するラグジュアリー市場において「アミ パリス」の価格帯には競合ブランドがほとんどないことも、ブランドが順調に成長する一因だ。

一方で、サンティ・ウェイルCEOは「『アミ パリス』の成長は金銭面だけで測れるものではない」と強調する。直近では、フランスの権威あるデザイナー賞「アンダム ファッション アワード(ANDAM fashion award)」のスポンサーになると共に、パリのファッションスクール、フランスモード研究所(Institute Francais de la Mode, 以下IMF)と提携して若手起業家を支援するために立ち上げた「アミ パリス」 x IFM アントレプレナーシップ賞の、4度目の開催に向けた準備を進める。またマテュッシ=クリエイティブ・ディレクターは、南仏のイエール市で開催されるファッション、写真、アクセサリーのコンペティション「イエール国際フェスティバル」で、今年度のファッション審査員を務める。

「この店舗での目標は、ブランドに対する私たちの野心にふさわしいプロジェクトを持ち、パリこそが流行の発信地であるというメッセージを世界に向けて発信すること」と、サンティ・ウェイルCEOは未来を見据える。

問い合わせ先
アミ パリス ジャパン
03-3470-0505

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「アミ パリス」がパリのマレ地区に最大規模の旗艦店 景観に溶け込む「馴染みの店」で目指すもの

「アミ パリス(AMI PARIS)」は2月、パリのマレ地区にブランドにとって最大規模の旗艦店をオープンした。約600平方メートルの面積を擁する2フロアの店舗は、ショッピングストリートが交差する角地に位置する。

同店舗は、デスティネーションストアというより、景観に溶け込む「近所の馴染みの店」のような店舗を目指すという。ブランドの創設者であり、クリエイティブ・ディレクターのアレクサンドル・マテュッシ(Alexandre Mattiussi)は「ショップの周りにはカフェやレストラン、学校、薬局、パン屋がある。土曜日にカフェでコーヒーを軽く飲んだ後に『アミ パリス』をチェックしてもらうのもいいだろう。私たちは、マレ地区を散策する人々の日常の一部になる」と語る。大きな出窓から自然光が差し込む店舗の1階には砂岩の床に木製や革製の椅子を配し、温かみのある色を強調した。ジェンダーの境界を越えるというブランドコンセプトに沿い、メンズとウィメンズのアイテムは混在し、アクセサリーはスペース全体にわたって棚に並べる。

2012年にボーマルシェ通りにオープンした最初の路面店から徒歩5分の場所にある同店舗を、マテュッシ=クリエイティブ・ディレクターは「理想のワードローブを選べる巨大なドレッシングルームのような場所」と表現する。その言葉通り、今後はインテリア雑貨や、ブランドの中古品を扱うプログラム「アミ フォー エヴァー(Ami For Ever)」向けのコンシェルジュサービスなども追加していく。アートイベントや本の朗読会なども開催予定だ。

同店は、ニコラス・サンティ・ウェイル(Nicolas Santi-Weil)=最高経営責任者(CEO)にとって、国内外におけるブランドのポテンシャルを体現するもの。現在「アミ パリス」は、世界76店のブティックを抱え、100か国以上で700店の販売拠点を持つ。同社は24年度の最終的な数字をまだ把握していないものの、3億ユーロ(481億円)の売上を達成した昨年度と同等の業績を上げているという。「小売は自社主導で行い、自分たちのストーリーをコントロールできるようにしていく」とサンティ・ウェイルCEOは語る。現在はイタリアやベルギー、タイ、インドネシア、カナダ、米国、中国で店舗オープンを準備しており、今後も「理にかなったロケーション」に進出予定だ。ウィメンズはビジネスの15%を占めるまでに増加。2年前は5%に満たなかったアクセサリーは、現在10%を占め、大きな成長の可能性を示す。高騰するラグジュアリー市場において「アミ パリス」の価格帯には競合ブランドがほとんどないことも、ブランドが順調に成長する一因だ。

一方で、サンティ・ウェイルCEOは「『アミ パリス』の成長は金銭面だけで測れるものではない」と強調する。直近では、フランスの権威あるデザイナー賞「アンダム ファッション アワード(ANDAM fashion award)」のスポンサーになると共に、パリのファッションスクール、フランスモード研究所(Institute Francais de la Mode, 以下IMF)と提携して若手起業家を支援するために立ち上げた「アミ パリス」 x IFM アントレプレナーシップ賞の、4度目の開催に向けた準備を進める。またマテュッシ=クリエイティブ・ディレクターは、南仏のイエール市で開催されるファッション、写真、アクセサリーのコンペティション「イエール国際フェスティバル」で、今年度のファッション審査員を務める。

「この店舗での目標は、ブランドに対する私たちの野心にふさわしいプロジェクトを持ち、パリこそが流行の発信地であるというメッセージを世界に向けて発信すること」と、サンティ・ウェイルCEOは未来を見据える。

問い合わせ先
アミ パリス ジャパン
03-3470-0505

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「ブルーノ」が全身用のEMS美容器と電動洗顔ブラシを発売 夏のおうちスパに

キッチン家電の「ブルーノ(BRUNO)」は4月28日、美容ラインの「ブルーノ ビューティ(BRUNO BEAUTY)」から“EMSスカルプ&ボディーケア”(1万6500円)と“イオン洗顔ブラシ”(8800円)発売する。「ブルーノ」直営店舗と公式オンラインストアで取り扱う。

EMSで全身ケア

“EMSスカルプ&ボディーケア”は、頭皮に加え、デコルテ、肩、脚などアプローチしたい部分に合わせ、EMSレベルを3段階で調整して全身のリフトケアをかなえる。アタッチメントは、地肌を刺激する頭皮用と、ハンド感覚でつまみ上げるボディー用の2つが付属。浴室でも使える防水仕様で、洗髪中に目を閉じたままでも操作できるよう、ボタン2つのシンプルな設計だ。

毎日の洗顔をワンランクアップ

“イオン洗顔ブラシ”は、イオンクレンジングと音波振動機能で、手洗顔では落としきれない微細な汚れを擦らずにオフする。ブラシ部分には肌の負担を軽減するソフトなシリコーンゴムを採用した。防水仕様のため簡単に丸洗いできる。

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「ブルーノ」が全身用のEMS美容器と電動洗顔ブラシを発売 夏のおうちスパに

キッチン家電の「ブルーノ(BRUNO)」は4月28日、美容ラインの「ブルーノ ビューティ(BRUNO BEAUTY)」から“EMSスカルプ&ボディーケア”(1万6500円)と“イオン洗顔ブラシ”(8800円)発売する。「ブルーノ」直営店舗と公式オンラインストアで取り扱う。

EMSで全身ケア

“EMSスカルプ&ボディーケア”は、頭皮に加え、デコルテ、肩、脚などアプローチしたい部分に合わせ、EMSレベルを3段階で調整して全身のリフトケアをかなえる。アタッチメントは、地肌を刺激する頭皮用と、ハンド感覚でつまみ上げるボディー用の2つが付属。浴室でも使える防水仕様で、洗髪中に目を閉じたままでも操作できるよう、ボタン2つのシンプルな設計だ。

毎日の洗顔をワンランクアップ

“イオン洗顔ブラシ”は、イオンクレンジングと音波振動機能で、手洗顔では落としきれない微細な汚れを擦らずにオフする。ブラシ部分には肌の負担を軽減するソフトなシリコーンゴムを採用した。防水仕様のため簡単に丸洗いできる。

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「オニツカタイガー」がイエローコレクションのコンセプトストアを表参道に出店 銀座に次いで2店舗目

「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、イエローコレクションのコンセプトストアを表参道にオープンした。同コレクションを中心に扱うコンセプトストアは、2023年8月に銀座でオープンした店舗に次いで2店舗目となる。

同ストアは、イタリア・ミラノを拠点に活動を行う建築事務所のSTUDIODINICATALDIが、“東京が持つエネルギッシュな一面と繊細な感覚の対比”に着想を得て手掛けた。外観は、ブランドのシグネチャーカラーである鮮やかなイエローやレタリングのブランドロゴなどを用いて、ブランドらしさを全面に表現した。

店内は4フロア構成で、地下1階から2階はミラノ・ファッション・ウイークで発表したコレクションや、日本製のデニムに焦点をあてたシリーズ“デニヴィータ(DENIVITA)”をメーンに展開。3階ではブランドのアーカイブを現代風にアレンジしたアイテムを中心にそろえる。

店内の天井や什器には、さまざまな素材を“障子”や“すだれ”などを彷ふつとさせるデザインで取り入れ、日本の伝統美を表現した。

店舗情報

◼️「オニツカタイガー」表参道 イエローコンセプトストア

時間:11:00〜20:00
場所:東京都渋谷区神宮前6-3-9

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「オニツカタイガー」がイエローコレクションのコンセプトストアを表参道に出店 銀座に次いで2店舗目

「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、イエローコレクションのコンセプトストアを表参道にオープンした。同コレクションを中心に扱うコンセプトストアは、2023年8月に銀座でオープンした店舗に次いで2店舗目となる。

同ストアは、イタリア・ミラノを拠点に活動を行う建築事務所のSTUDIODINICATALDIが、“東京が持つエネルギッシュな一面と繊細な感覚の対比”に着想を得て手掛けた。外観は、ブランドのシグネチャーカラーである鮮やかなイエローやレタリングのブランドロゴなどを用いて、ブランドらしさを全面に表現した。

店内は4フロア構成で、地下1階から2階はミラノ・ファッション・ウイークで発表したコレクションや、日本製のデニムに焦点をあてたシリーズ“デニヴィータ(DENIVITA)”をメーンに展開。3階ではブランドのアーカイブを現代風にアレンジしたアイテムを中心にそろえる。

店内の天井や什器には、さまざまな素材を“障子”や“すだれ”などを彷ふつとさせるデザインで取り入れ、日本の伝統美を表現した。

店舗情報

◼️「オニツカタイガー」表参道 イエローコンセプトストア

時間:11:00〜20:00
場所:東京都渋谷区神宮前6-3-9

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「アメリ」と「金子眼鏡」が初コラボ ウェリントン型とメタルフレームの2型を発売

ウィメンズブランド「アメリ(AMERI)」は、「金子眼鏡」と初のコラボレーションとなるアイウエア(2型)を5月8日に発売する。今回はウェリントン型のサングラス/伊達眼鏡と、1980年代のビンテージのアーカイブに「アメリ」らしいエッセンスを加えたサングラスを展開する。どちらにもテンプル内側には“AMERI KANEKO”と“NO RULES FOR FASHION”のメッセージを刻印し、テンプルエンドには、「アメリ」オリジナルロゴが入っている。

KANEKOOPTICAL × Ameri ACETATE GLASSES

ブラックとマルチには抜け感のあるクリアレンズを、ベージュとカーキには目元を優しく彩るライトカラーレンズを採用した“アセテート”(全4色、各3万800円)。フレームのアウトラインは、丁寧な手磨きで滑らかな甲丸仕上げた。フィット感にもこだわり、金属製のノーズパッドを採用。より快適なかけ心地を実現した。

KANEKOOPTICAL × Ameri METAL GLASSES

80年代ビンテージのアーカイブからインスパイアされたディテールを、「アメリ」らしい視点でモダンに昇華させたメタルフレームのサングラス (全4色 各3万7400円)。ファッションに合わせて選べる濃色レンズと、軽やかに装いたいときのライトカラーレンズをカラーごとにセレクトできる。さらに付属のクリアレンズに付け替えも可能だ。フロントには軽量でしなやかなチタン素材を採用し、長時間でも快適なかけ心地。テンプルは肌あたりを考慮した華奢な設計に仕上げた。

LOOK

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「DDDD」が2回目のショー開催 “夜明け”をテーマに内なる葛藤と前進を表現

ファッションブランド「ディフォー(DDDD)」が3月、2回目となるランウエイショーを寺田倉庫で開催した。テーマは“Dawn(夜明け)”。規律に縛られた環境から、自らの意志で一歩を踏み出すティーンエージャーの姿を、服を通して描いた。「自らの意思で何かを変えようとする、その内なる葛藤と一歩踏み出す瞬間を表現したかった」とSHIGEKIデザイナーは語る。映画「いまを生きる」「ウォールフラワー」など、若者の自立や挑戦を描いた作品から着想を得たという。

今回のコレクションでは、ミリタリーやトラッドなどの“規律ある服”をベースにしながら、そこに変化や破綻を加えることで、“型にはまらない意志”を38体のルックで表現した。ハイネックやベルトなど、身体を守る(保護する)ディテールも多く見られた。素材の9割以上は別注で製作したという。ホースレザーやチベットラム、ハラコなど、質感にこだわった生地を使用。色使いはブラックやベージュ、カーキ、チャコールを基調に、差し色としてワインやパープル、ピンクを用いた。シックな色味の中に、抑えきれない情熱を感じさせる構成となった。

ブランドの根幹にあるのは、“Dress Up Lazy(怠けたドレスアップ)”という考え方だ。「前回はカジュアルなストリート感が強かったが、今回はより“きれいなもの”に挑戦した。カジュアルとラグジュアリーの間にある“余白”がブランドの幅を生み出す」とSHIGEKIデザイナー。服作りでは、紙の上のデザインだけでなく「人が動いたときの揺れ」まで計算し、10年以上付き合いのある、信頼するパタンナーとともに一から練り上げたという。これまで20年以上にわたり、現場主義の服作りを貫いてきたSHIGEKIデザイナーが、前回に続き、展示会形式ではなくショーという発表形式を選択した。「人に見せるからこそ、ちゃんと作ろうと思える。ショーには“夢を見せる力”がある」と語る。

ショーは東京ファッション・ウイークの翌週に開催した。当初は公式スケジュールへの参加も検討していたが、希望する時間帯の会場枠がすでに埋まっていたため、独自開催を選んだという。「公式か非公式かよりも、どう見せるかを突き詰めたかった。むしろ、独自開催だからこそ、空間や演出も含めて、より深く掘り下げられた気がする」。

「ディフォー」は2024年9月にブランドを始動し、今年1月に東京・代官山に直営店(東京都渋谷区代官山町13-1)をオープン。店舗とアトリエ機能を併設し、製作と販売が一体化した運営体制を取っている。今後の展望について、SHIGEKIデザイナーは少し迷いながらも「ブランドとして、いつかパリ・コレクションで服を見てもらいたいという思いがある」と語った。今回のショーは、その実現に向けた“夜明け”を告げるものだった。

問い合わせ先
DDDD
dddd@nobuokaholdings.jp

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「DDDD」が2回目のショー開催 “夜明け”をテーマに内なる葛藤と前進を表現

ファッションブランド「ディフォー(DDDD)」が3月、2回目となるランウエイショーを寺田倉庫で開催した。テーマは“Dawn(夜明け)”。規律に縛られた環境から、自らの意志で一歩を踏み出すティーンエージャーの姿を、服を通して描いた。「自らの意思で何かを変えようとする、その内なる葛藤と一歩踏み出す瞬間を表現したかった」とSHIGEKIデザイナーは語る。映画「いまを生きる」「ウォールフラワー」など、若者の自立や挑戦を描いた作品から着想を得たという。

今回のコレクションでは、ミリタリーやトラッドなどの“規律ある服”をベースにしながら、そこに変化や破綻を加えることで、“型にはまらない意志”を38体のルックで表現した。ハイネックやベルトなど、身体を守る(保護する)ディテールも多く見られた。素材の9割以上は別注で製作したという。ホースレザーやチベットラム、ハラコなど、質感にこだわった生地を使用。色使いはブラックやベージュ、カーキ、チャコールを基調に、差し色としてワインやパープル、ピンクを用いた。シックな色味の中に、抑えきれない情熱を感じさせる構成となった。

ブランドの根幹にあるのは、“Dress Up Lazy(怠けたドレスアップ)”という考え方だ。「前回はカジュアルなストリート感が強かったが、今回はより“きれいなもの”に挑戦した。カジュアルとラグジュアリーの間にある“余白”がブランドの幅を生み出す」とSHIGEKIデザイナー。服作りでは、紙の上のデザインだけでなく「人が動いたときの揺れ」まで計算し、10年以上付き合いのある、信頼するパタンナーとともに一から練り上げたという。これまで20年以上にわたり、現場主義の服作りを貫いてきたSHIGEKIデザイナーが、前回に続き、展示会形式ではなくショーという発表形式を選択した。「人に見せるからこそ、ちゃんと作ろうと思える。ショーには“夢を見せる力”がある」と語る。

ショーは東京ファッション・ウイークの翌週に開催した。当初は公式スケジュールへの参加も検討していたが、希望する時間帯の会場枠がすでに埋まっていたため、独自開催を選んだという。「公式か非公式かよりも、どう見せるかを突き詰めたかった。むしろ、独自開催だからこそ、空間や演出も含めて、より深く掘り下げられた気がする」。

「ディフォー」は2024年9月にブランドを始動し、今年1月に東京・代官山に直営店(東京都渋谷区代官山町13-1)をオープン。店舗とアトリエ機能を併設し、製作と販売が一体化した運営体制を取っている。今後の展望について、SHIGEKIデザイナーは少し迷いながらも「ブランドとして、いつかパリ・コレクションで服を見てもらいたいという思いがある」と語った。今回のショーは、その実現に向けた“夜明け”を告げるものだった。

問い合わせ先
DDDD
dddd@nobuokaholdings.jp

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「セサミストリートマーケット」が「ニューエラ」とコラボ カラバリ豊富なキャップ6型

マッシュスタイルラボが手掛ける、物販・カフェ・ワークショップを複合した「セサミストリート(SESAME STREET)」の公式ストア「セサミストリートマーケット(SESAME STREET MARKET)」は5月1日、「ニューエラ(NEW ERA)」とのコラボレーションコレクションを発売する。「セサミストリートマーケット」池袋サンシャインシティ店、アーバンドックららぽーと豊洲店および公式オンラインストアで取り扱う。

セサミストリートの世界観を表現したコラボコレクション

差し色になる深みのあるグリーンや優しいピンクの2カラー展開でキャラクターの刺しゅうがポイントの“9TWENTY キャラクター刺しゅう”(全2色、各6930円)、正面部分にブランドロゴ、側面にキャラクター、バックル部分にキャラクターの名前の刺しゅうが施された“9TWENTY ロゴ刺しゅう”(全2色、各7040円)、正面にブランドロゴ刺しゅう、側面にキャラクター刺しゅう、後ろの部分にセサミストリートの世界観を表現するようなメッセージが施された“9TWENTY メッセージ刺しゅう”(全2色、各7040円)をラインアップする。

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「セサミストリートマーケット」が「ニューエラ」とコラボ カラバリ豊富なキャップ6型

マッシュスタイルラボが手掛ける、物販・カフェ・ワークショップを複合した「セサミストリート(SESAME STREET)」の公式ストア「セサミストリートマーケット(SESAME STREET MARKET)」は5月1日、「ニューエラ(NEW ERA)」とのコラボレーションコレクションを発売する。「セサミストリートマーケット」池袋サンシャインシティ店、アーバンドックららぽーと豊洲店および公式オンラインストアで取り扱う。

セサミストリートの世界観を表現したコラボコレクション

差し色になる深みのあるグリーンや優しいピンクの2カラー展開でキャラクターの刺しゅうがポイントの“9TWENTY キャラクター刺しゅう”(全2色、各6930円)、正面部分にブランドロゴ、側面にキャラクター、バックル部分にキャラクターの名前の刺しゅうが施された“9TWENTY ロゴ刺しゅう”(全2色、各7040円)、正面にブランドロゴ刺しゅう、側面にキャラクター刺しゅう、後ろの部分にセサミストリートの世界観を表現するようなメッセージが施された“9TWENTY メッセージ刺しゅう”(全2色、各7040円)をラインアップする。

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ENHYPENソンフンが華麗に着こなす「アディダス オリジナルス」の新ビジュアル “テコンドー”など3型

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、25年春夏シーズンに発売したスニーカー“テコンドー(TAEKWONDO)”(1万5950円)“テコンドーシューレース(TAEKWONDO LACE)” (1万2100円)“トーキョー(TOKYO)(1万2100円)”のビジュアルに、韓国の人気アイドルグループENHYPEN(エンハイプン)のソンフン(SUNGHOON)を起用した。新たなビジュアルでは、各モデルを都会的なスタイリングとともに着用し、その魅力を表現している。

ビジュアル

ムービー

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人気美容師がナプラの「N. ルフレカラー」で提案 2025年春夏ファッションに映える最旬ヘアカラー

ナプラ,Napla,N. ルフレカラー,エヌドット ルフレカラーロマンチックやフェミニンなムードが一気に広がった2025年春夏のファッション。その潮流に合わせ、ヘアスタイルにも軽やかさや優しさ、柔らかさを求める動きが表れ始めている。ここでは4人の人気美容師に、高発色がかなうナプラのヘアカラー「N.(エヌドット)ルフレカラー」を使い、その変化を表現した最旬ヘアを披露してもらった。

人気サロン「バイオレット」が
“今っぽいピンク”と
ラベンダーベージュを提案

「バイオレット(Violet)」の前原穂高代表は、“今っぽいピンク”を「N. ルフレカラー」の“スピネルで表現した。「長めの前髪でフェミニンなムードを、透明感のあるカラーと内巻きのワンカールで軽やかさを出したレイヤースタイル。最近人気が上昇している“スピネル”と“スカーレット”の暖色系でワンメイクカラーリングを施した。サロンでも暖色系のリクエストが増え、ピンクとオレンジはトレンドセッター的な人が取り入れている。ピンクのカラー剤は何百色とあり、少しの色ブレで全く違う印象になる中、安定して“今っぽさ”が出せるのが“スピネル”の魅力だ」。

「バイオレット ジェム(Violet ʻjem)」の宮司佳奈副店長は、“アメトリン”と“ラピス”でほんのり艶感が出るラベンダー調ベージュを披露。「あご下にレイヤーを入れたかわいい印象のハッシュカット。“アメトリン”と“ラピス”で作るラベンダー調ベージュはほんのりと艶感が出るので、それを生かしつつ、仕上げのスタイリング剤には“N. パウダリーヘアスプレー 2”を使ってドライな質感に。服と髪両方の透明感が生きるバランスに仕上げた。カラー&カットだけでなく質感も考慮することで、よりトレンド感を出しやすくなる」。

人気サロン「アピッシュ」は
トレンド感あふれる
2種のブラウンを提案

「アピッシュ アオヤマ(apish AOYAMA)」の夏琳アートクリエイターは“チェスナット”と“ペリドット”で表現する、レイヤーと好相性のまろやかブラウンを披露した。「最近はハイトーンなベージュより、透明感のある中明度でまろやかな印象のブラウンが人気。“チェスナット”だけでも十分だが、赤みを消しつつより柔らかな印象が生まれる“ペリドット”をベースコントロールとして使用した。2色で作ったブラウンは、今っぽいドライなスタイリングにしてもパサつき感が出ず、レイヤースタイルとも好相性だ」。

「ジェノ バイ アピッシュ(JENO by apish)」の嶋根寛明/「アピッシュ(apish)」クリエイティブティレクターは、“ブリック”と“ペオニー”を使い、ほどよいトレンド感の暖色系ブラウンに仕上げた。「トップからレイヤーを入れ、服に合わせて内巻きにも外巻きにも自在に動きが出せるカット。ヘアカラーで最近人気の暖色系は、複雑な履歴がある髪もカバーしやすく、リスクもなくきれいに仕上がる点でもおすすめ。“ブリック”や“サンド”などのベースカラーに“ペオニー”や“スカーレット”などの暖色を加えると発色もよりきれいで、ほどよく鮮度感を出せるのもいい」。

2025年春夏のトレンドカラーにまつわる
5つの質問に4人の人気美容師が回答

2025年春夏の、ファッションとトレンドカラーにまつわる5つの質問に、4人の人気美容師が回答する。

Q1:ファッショントレンドの変化はヘアに影響する?

A1:「クワイエット・ラグジュアリーに代表される洗練されたシンプルなファッションから、装飾のあるものや古着などいろいろなテイストが混ざったカジュアルなスタイルが多くなったことで、ヘアもレイヤーの入った動きのあるスタイルがかなり人気。カラーも暖色系のリクエストが増えた。これまで黒と白しか着なかった人が暖色系のジャケットを羽織るようになる、といった流れと連動する」(前原代表)。「ファッションがいろんな素材や要素をミックスするようになって、ヘアカラーはハイトーンから中明度の落ち着いた色が支持されるようになった」(夏琳アートクリエイター)。「フェミニンなファッションの流れからか、ヘアにもより柔らかい印象を求める声は多く聞かれる」(宮司副店長)。

Q2:最近、多いと感じるお客さまのリクエストは?

A2:「ベージュのリクエストは変わらず多いが、奥深くなっていて、お客さま一人一人が思い描いているベージュが違う。オリーブ系かラベンダー系か、そのニュアンスの違いを追求するのがカギ。春夏になると明るい色にしたい人が増え、ニーズが高まる“高明度×オリーブ系”を表現するのに“ペリドット”が活躍している。さらに“メタル”を入れて、まろやかさを出すことも多い」(宮司副店長)。「春になって柔らかい印象の暖色系のリクエストは確実に増えている」(嶋根クリエイティブディレクター)。「柔らかさが重視され、暗めのトーンでツヤっぽく見せたいとのリクエストは多い。ただスタイリングはドライな質感が今はきているので、ドライなスタイリングでもパサついて見えない色が重要」(夏琳アートクリエイター)。

Q3:2025年春夏の推しカラーは?

A3:「全体的にはグレージュを選ぶお客さまがまだ多いが、それだと新しさが出ないので“スカーレット”“ペオニー”“モーヴ”などの暖色系を提案して喜んでいただいている」(嶋根クリエイティブディレクター)。「よく使っているのは“サンド”と“ペリドット”。それに“スピネル”や“モーヴ”を組み合わせたり、“メタル”を入れたり。銀座にあるサロンのため遊び過ぎないカラーを求める方が多いが、その中でも新しさを出したいお客さまからはラベンダーベージュ、ラベンダーグレージュというワードが聞かれる。広く使えるけれど新しさも出る“アイリス”は推し」(宮司副店長)。「“ペリドット”を“サンド”で割ったオリーブが気に入っている。クール過ぎない優しい雰囲気の寒色で、今のムードを表している」(前原代表)。

Q4:「N. ルフレカラー」がトレンドヘアにマッチする理由は?

A4:「『アピッシュ』はパーマを得意とするので、8割がパーマのお客さま。ブリーチなしでパーマ毛にもしっかり色が出せるのがいい。暗めの色でも、透明感や柔らかさを出せるのも魅力」(夏琳アートクリエイター)。「これだけの色展開があれば出せない色はない。ブラウン系カラーが流行っている今、お客さまの髪のベースカラーや肌映りに対しコントロールすることが重要。その点でも、ベージュ・ブラウンのバリエーションの多さは最大の強み」(前原代表)。「ナチュラル系カラーが人気の中、ブリーチなしでも高明度高発色が出せるのでお客さまに提案しやすい。髪色の違いを実感してもらえるので、雰囲気を変えたいお客さまが増える春はとくにおすすめしやすい」(嶋根クリエイティブディレクター)。

カラーバリエーション豊富で
高発色がかなう
「N. ルフレカラー」

にごりのないクリアな発色で透けるような質感を髪に与え、軽やかな仕上がりをかなえるヘアカラー。あらゆるニーズに応える15色相をラインアップし、どんな明度も色鮮やかかつ洗練された印象に仕上げる。

前原さん:シャツ5万5000円,ショートパンツ3万3000円/ブランカ(H3Oファッションビュロー)、ロングパンツ5万600円/カルラ スペティック(H3Oファッションビュロー)、チューブトップ/スタイリスト私物
宮司さん:トレンチコート10万1200円/カルラ スペティック、ワンピース(インナー付)6万2700円,パンツ4万6200円/マサコ テラニシ(アプレドゥマン)、バングル2万900円/ジャンティーク
夏琳さん:ガウン3万8500円/ジャンティーク、タンクトップ2万9700円/オットダム(パサージュ デュ ストックマン 恵比寿店)、マルチカラートップス1万1900円/デシグアル(デシグアルストア 銀座中央通り店)、パンツ5万3900円/ユニオン ランチ(リトルリーグ インク)、シューズ2万9700円/カスタニエール(H3Oファッションビュロー)、バングル2万900円/ジャンティーク
嶋根さん:ベスト5万9400円,パンツ4万9500円,トップス3万1900円/オットダム、サンダル4万2900円/イル サンダロ オブ カプリ(アマン),ベルト8800円/ジャンティーク、ネックレス3万6300円,ブレスレット4万4000円,ひし形バングル3万3000円,楕円バングル3万5200円/FRONT 11201
PHOTOS : YOHEI KICHIRAKU
STYLING : CHIE GONDO
TEXT : YOSHIE KAWAHARA
問い合わせ先
ナプラ
0120-189-720

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人気美容師がナプラの「N. ルフレカラー」で提案 2025年春夏ファッションに映える最旬ヘアカラー

ナプラ,Napla,N. ルフレカラー,エヌドット ルフレカラーロマンチックやフェミニンなムードが一気に広がった2025年春夏のファッション。その潮流に合わせ、ヘアスタイルにも軽やかさや優しさ、柔らかさを求める動きが表れ始めている。ここでは4人の人気美容師に、高発色がかなうナプラのヘアカラー「N.(エヌドット)ルフレカラー」を使い、その変化を表現した最旬ヘアを披露してもらった。

人気サロン「バイオレット」が
“今っぽいピンク”と
ラベンダーベージュを提案

「バイオレット(Violet)」の前原穂高代表は、“今っぽいピンク”を「N. ルフレカラー」の“スピネルで表現した。「長めの前髪でフェミニンなムードを、透明感のあるカラーと内巻きのワンカールで軽やかさを出したレイヤースタイル。最近人気が上昇している“スピネル”と“スカーレット”の暖色系でワンメイクカラーリングを施した。サロンでも暖色系のリクエストが増え、ピンクとオレンジはトレンドセッター的な人が取り入れている。ピンクのカラー剤は何百色とあり、少しの色ブレで全く違う印象になる中、安定して“今っぽさ”が出せるのが“スピネル”の魅力だ」。

「バイオレット ジェム(Violet ʻjem)」の宮司佳奈副店長は、“アメトリン”と“ラピス”でほんのり艶感が出るラベンダー調ベージュを披露。「あご下にレイヤーを入れたかわいい印象のハッシュカット。“アメトリン”と“ラピス”で作るラベンダー調ベージュはほんのりと艶感が出るので、それを生かしつつ、仕上げのスタイリング剤には“N. パウダリーヘアスプレー 2”を使ってドライな質感に。服と髪両方の透明感が生きるバランスに仕上げた。カラー&カットだけでなく質感も考慮することで、よりトレンド感を出しやすくなる」。

人気サロン「アピッシュ」は
トレンド感あふれる
2種のブラウンを提案

「アピッシュ アオヤマ(apish AOYAMA)」の夏琳アートクリエイターは“チェスナット”と“ペリドット”で表現する、レイヤーと好相性のまろやかブラウンを披露した。「最近はハイトーンなベージュより、透明感のある中明度でまろやかな印象のブラウンが人気。“チェスナット”だけでも十分だが、赤みを消しつつより柔らかな印象が生まれる“ペリドット”をベースコントロールとして使用した。2色で作ったブラウンは、今っぽいドライなスタイリングにしてもパサつき感が出ず、レイヤースタイルとも好相性だ」。

「ジェノ バイ アピッシュ(JENO by apish)」の嶋根寛明/「アピッシュ(apish)」クリエイティブティレクターは、“ブリック”と“ペオニー”を使い、ほどよいトレンド感の暖色系ブラウンに仕上げた。「トップからレイヤーを入れ、服に合わせて内巻きにも外巻きにも自在に動きが出せるカット。ヘアカラーで最近人気の暖色系は、複雑な履歴がある髪もカバーしやすく、リスクもなくきれいに仕上がる点でもおすすめ。“ブリック”や“サンド”などのベースカラーに“ペオニー”や“スカーレット”などの暖色を加えると発色もよりきれいで、ほどよく鮮度感を出せるのもいい」。

2025年春夏のトレンドカラーにまつわる
5つの質問に4人の人気美容師が回答

2025年春夏の、ファッションとトレンドカラーにまつわる5つの質問に、4人の人気美容師が回答する。

Q1:ファッショントレンドの変化はヘアに影響する?

A1:「クワイエット・ラグジュアリーに代表される洗練されたシンプルなファッションから、装飾のあるものや古着などいろいろなテイストが混ざったカジュアルなスタイルが多くなったことで、ヘアもレイヤーの入った動きのあるスタイルがかなり人気。カラーも暖色系のリクエストが増えた。これまで黒と白しか着なかった人が暖色系のジャケットを羽織るようになる、といった流れと連動する」(前原代表)。「ファッションがいろんな素材や要素をミックスするようになって、ヘアカラーはハイトーンから中明度の落ち着いた色が支持されるようになった」(夏琳アートクリエイター)。「フェミニンなファッションの流れからか、ヘアにもより柔らかい印象を求める声は多く聞かれる」(宮司副店長)。

Q2:最近、多いと感じるお客さまのリクエストは?

A2:「ベージュのリクエストは変わらず多いが、奥深くなっていて、お客さま一人一人が思い描いているベージュが違う。オリーブ系かラベンダー系か、そのニュアンスの違いを追求するのがカギ。春夏になると明るい色にしたい人が増え、ニーズが高まる“高明度×オリーブ系”を表現するのに“ペリドット”が活躍している。さらに“メタル”を入れて、まろやかさを出すことも多い」(宮司副店長)。「春になって柔らかい印象の暖色系のリクエストは確実に増えている」(嶋根クリエイティブディレクター)。「柔らかさが重視され、暗めのトーンでツヤっぽく見せたいとのリクエストは多い。ただスタイリングはドライな質感が今はきているので、ドライなスタイリングでもパサついて見えない色が重要」(夏琳アートクリエイター)。

Q3:2025年春夏の推しカラーは?

A3:「全体的にはグレージュを選ぶお客さまがまだ多いが、それだと新しさが出ないので“スカーレット”“ペオニー”“モーヴ”などの暖色系を提案して喜んでいただいている」(嶋根クリエイティブディレクター)。「よく使っているのは“サンド”と“ペリドット”。それに“スピネル”や“モーヴ”を組み合わせたり、“メタル”を入れたり。銀座にあるサロンのため遊び過ぎないカラーを求める方が多いが、その中でも新しさを出したいお客さまからはラベンダーベージュ、ラベンダーグレージュというワードが聞かれる。広く使えるけれど新しさも出る“アイリス”は推し」(宮司副店長)。「“ペリドット”を“サンド”で割ったオリーブが気に入っている。クール過ぎない優しい雰囲気の寒色で、今のムードを表している」(前原代表)。

Q4:「N. ルフレカラー」がトレンドヘアにマッチする理由は?

A4:「『アピッシュ』はパーマを得意とするので、8割がパーマのお客さま。ブリーチなしでパーマ毛にもしっかり色が出せるのがいい。暗めの色でも、透明感や柔らかさを出せるのも魅力」(夏琳アートクリエイター)。「これだけの色展開があれば出せない色はない。ブラウン系カラーが流行っている今、お客さまの髪のベースカラーや肌映りに対しコントロールすることが重要。その点でも、ベージュ・ブラウンのバリエーションの多さは最大の強み」(前原代表)。「ナチュラル系カラーが人気の中、ブリーチなしでも高明度高発色が出せるのでお客さまに提案しやすい。髪色の違いを実感してもらえるので、雰囲気を変えたいお客さまが増える春はとくにおすすめしやすい」(嶋根クリエイティブディレクター)。

カラーバリエーション豊富で
高発色がかなう
「N. ルフレカラー」

にごりのないクリアな発色で透けるような質感を髪に与え、軽やかな仕上がりをかなえるヘアカラー。あらゆるニーズに応える15色相をラインアップし、どんな明度も色鮮やかかつ洗練された印象に仕上げる。

前原さん:シャツ5万5000円,ショートパンツ3万3000円/ブランカ(H3Oファッションビュロー)、ロングパンツ5万600円/カルラ スペティック(H3Oファッションビュロー)、チューブトップ/スタイリスト私物
宮司さん:トレンチコート10万1200円/カルラ スペティック、ワンピース(インナー付)6万2700円,パンツ4万6200円/マサコ テラニシ(アプレドゥマン)、バングル2万900円/ジャンティーク
夏琳さん:ガウン3万8500円/ジャンティーク、タンクトップ2万9700円/オットダム(パサージュ デュ ストックマン 恵比寿店)、マルチカラートップス1万1900円/デシグアル(デシグアルストア 銀座中央通り店)、パンツ5万3900円/ユニオン ランチ(リトルリーグ インク)、シューズ2万9700円/カスタニエール(H3Oファッションビュロー)、バングル2万900円/ジャンティーク
嶋根さん:ベスト5万9400円,パンツ4万9500円,トップス3万1900円/オットダム、サンダル4万2900円/イル サンダロ オブ カプリ(アマン),ベルト8800円/ジャンティーク、ネックレス3万6300円,ブレスレット4万4000円,ひし形バングル3万3000円,楕円バングル3万5200円/FRONT 11201
PHOTOS : YOHEI KICHIRAKU
STYLING : CHIE GONDO
TEXT : YOSHIE KAWAHARA
問い合わせ先
ナプラ
0120-189-720

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ユニクロ「UT」が矢沢あい作品とコラボ 人気漫画「NANA」などをモチーフにした全5種

「ユニクロ(UNIQLO)」のTシャツブランド「UT」は7月上旬、今年デビュー40周年を迎える漫画家・矢沢あいが手掛ける作品とコラボレーションしたコレクションを発売する。同コレクションでは、「天使なんかじゃない」、「ご近所物語」、「パラダイス・キス」、「NANA」の4作品からイラストやモチーフをTシャツに落とし込んだTシャツ5種をそろえる。価格は1500円。

各物語のイラストやモチーフを落とし込んだコレクション
描き下ろしデザインも

矢沢あい作品の中でも人気を誇る「NANA」の主人公の1人である大崎ナナをUTのために描き下ろしたデザインや、「天使なんかじゃない」の内表紙イラストをフロントにデザインしたアイテム、「パラダイス・キス」の物語のキーとなるファッションショーからインスピレーションを受けたTシャツなどを展開する。また、各アイテムには矢沢あいのサインもプリントし、細部まで矢沢あいの魅力を感じられるコレクションに仕上げた。

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ユニクロ「UT」が矢沢あい作品とコラボ 人気漫画「NANA」などをモチーフにした全5種

「ユニクロ(UNIQLO)」のTシャツブランド「UT」は7月上旬、今年デビュー40周年を迎える漫画家・矢沢あいが手掛ける作品とコラボレーションしたコレクションを発売する。同コレクションでは、「天使なんかじゃない」、「ご近所物語」、「パラダイス・キス」、「NANA」の4作品からイラストやモチーフをTシャツに落とし込んだTシャツ5種をそろえる。価格は1500円。

各物語のイラストやモチーフを落とし込んだコレクション
描き下ろしデザインも

矢沢あい作品の中でも人気を誇る「NANA」の主人公の1人である大崎ナナをUTのために描き下ろしたデザインや、「天使なんかじゃない」の内表紙イラストをフロントにデザインしたアイテム、「パラダイス・キス」の物語のキーとなるファッションショーからインスピレーションを受けたTシャツなどを展開する。また、各アイテムには矢沢あいのサインもプリントし、細部まで矢沢あいの魅力を感じられるコレクションに仕上げた。

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【スナップ】横田真悠、安斉星来らが来場 「セリーヌ」が渋谷パルコに新店をオープン

「セリーヌ(CELINE)」が4月19日、渋谷パルコに新店舗をオープンし、モデルの横田真悠や安斉星来、伊原葵らが祝福に訪れた。ピンクのグラデーションの内装で飾られた同店では、ウィメンズコレクションのレザーグッズやアクセサリー、オート パフューマリーコレクションほか、“セリーヌ ボーテ(CELINE BEAUTE)”のリップスティックを展開する。

オープン記念の限定アイテムも登場

ブティックでは、オープンを記念して、2025年サマーコレクションから爽やかなパステルカラーのバッグ、スモールレザーグッズ、コスチュームジュエリーなどを限定販売する。また、夏に向けた“エテ・セリーヌ(ETE CELINE)”コレクションからラフィア素材のミニバッグやハットなどもそろえる。

来場者スナップ

店舗にはほか、佐藤晴美や村上愛花、雑賀サクラも来店した。

店舗詳細

◼️セリーヌ 渋谷パルコ店

場所:渋谷パルコ1階
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1
時間11:00〜21:00

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“N.ハリウッド コンパイル”が「テバ」と初のコラボサンダルを発売 足入れの良さが魅力

「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」は5月2日、ドレスライン“N.ハリウッド コンパイル(N.HOOLYWOOD COMPILE)”から「テバ(TEVA)」と初のコラボサンダル“M ボヤ スライド N-ハリウッド(M VOYA SLIDE N-HOOLYWOOD)”を発売する。サイズは、25.0〜30.0cmを1cm刻みでそろえ、価格は1万5400円。ミスターハリウッド 東京、大阪および、「N.ハリウッド」の直営店と公式オンラインストアのほか、ECのゾゾヴィラ、楽天ファッションで扱う。

夏の装いに溶け込むコラボサンダル

今回は、尾花大輔「N.ハリウッド」デザイナーもその履き心地の良さから手放せないという「テバ」の軽量スライドサンダル“ボヤ スライド”をベースに採用した。リサイクルポリエステルを使用した4本のストラップで構成したアッパーには、両者のネームをそれぞれあしらったほか、フットベットには「テバ」のブランドロゴを型押し。また、ソールは低反発クッションソールの“マッシュ(Mush)”と、EVAアウトソールを合わせたソールユニットを搭載し、履き込むごとに足裏にフィットする感覚を味わえる。カラーは、大理石を着想源とした“N.ハリウッド コンパイル”2025年春コレクションに合わせたチャコールで用意する。

尾花デザイナーは、今回のコラボについて「今回のコラボレーションでは、そのバランスを崩さずに、いかに“N.ハリウッド コンパイル”らしさを加えるかという点に注力した。『テバ』のロゴはモノトーンに変更し、私たちのシューズラインに使っているネームタグの位置を踏襲するように、ロゴの配置にもアレンジを加えた。カラーはダークネイビーグレーをベースに、奥行きと深みのある表情を目指した」と述べた。

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ベイプ ストア コム デ ギャルソン大阪が5周年記念で限定コレクションを発売

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」と「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は4月29日、「コム デ ギャルソン」大阪店内、ベイプ ストア コム デ ギャルソン大阪の5周年を記念した限定コレクションを発売する。店頭購入を優先的に受け付け、オンラインでは30日11時からの販売を予定している。店頭での29日11~12時までの先行入場枠は28日12時まで事前抽選を行う。

同コレクションは、コーチジャケット(3万7400円)やショーツ(2万6400円)など、5周年を彩るアイテムをラインアップ。モノトーンのオリジナルカモフラージュを全面に施し、“CDG OSAKA BAPE®”のカレッジロゴをプリントしたグラフィックTシャツや、5色の“APE HEAD”が重なり合ったデザインのTシャツも登場。カモ柄の5周年ロゴのTシャツには、記念の缶に封入した特別パッケージが付属する。

また、“ベイプ スタ(BAPE STA)”には、ホワイトのアッパーに同色で“COMME des GARÇONS”のロゴをプリント。付属のオリジナルシューズバッグに加え、特別仕様のシューズボックスに収めた。

アイテム一覧

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ベイプ ストア コム デ ギャルソン大阪が5周年記念で限定コレクションを発売

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」と「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は4月29日、「コム デ ギャルソン」大阪店内、ベイプ ストア コム デ ギャルソン大阪の5周年を記念した限定コレクションを発売する。店頭購入を優先的に受け付け、オンラインでは30日11時からの販売を予定している。店頭での29日11~12時までの先行入場枠は28日12時まで事前抽選を行う。

同コレクションは、コーチジャケット(3万7400円)やショーツ(2万6400円)など、5周年を彩るアイテムをラインアップ。モノトーンのオリジナルカモフラージュを全面に施し、“CDG OSAKA BAPE®”のカレッジロゴをプリントしたグラフィックTシャツや、5色の“APE HEAD”が重なり合ったデザインのTシャツも登場。カモ柄の5周年ロゴのTシャツには、記念の缶に封入した特別パッケージが付属する。

また、“ベイプ スタ(BAPE STA)”には、ホワイトのアッパーに同色で“COMME des GARÇONS”のロゴをプリント。付属のオリジナルシューズバッグに加え、特別仕様のシューズボックスに収めた。

アイテム一覧

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「タトラス」が初夏に向けた“リゾートコレクション”を発売 洗練×リラックスの融合

「タトラス(TATRAS)」は4月25日、初夏に向けた都会的でリラックス感のある“リゾートコレクション”を発売した。幅広いシーンで活躍する洗練されたクラッシックなデザインにヘルシーな躍動感をプラスしたコレクションで、メンズ21型とウィメンズ24型を用意した。「タトラス」の直営店と公式ECサイトで販売中だ。

今シーズンの着想源は、ワインの王様としても知られている「バローロ」。成熟した深みのある渋さと、力強いタフな味わいが特徴の最高峰のイタリアワインだ。生産地であるバローロ地区にある水分を失ったぶどうや枯れ木、大地などが生み出す霧がかった神秘的な情景を、カラーパレットやボタニカルパターンに落とし込んだ。

ラインアップはリラックスムードあふれるシアー素材や、肌触りの良いツイル素材を使用したシャツやジャケット、ワイドパンツ、ワンピース、バッグなど。自信に満ちた色彩や美しいシルエットで、洗練された都会と開放的なリゾートを融合したリラックススタイルに昇華している。

また、毎シーズン好評の「タトラス」のモノグラム柄で織り上げたジャカードのセットアップをはじめ、透け感が特徴的なポリエステルオーガンジーのジップアップブルゾンや、ポリエステル×タフタ素材のワンピースなど、同ブランドが得意とするタフさと上質さを兼ね備えたアイテムも並ぶ。初夏の旅先でも、都会でも活躍する製品を豊富にそろえた。



問い合わせ先
タトラス 銀座
03-6228-7770

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「ランコム」“ジェニフィック”シリーズのアイクリームが進化 “回復美容”に着目

「ランコム(LANCOME)」は6月6日、ブランドを代表する美容液“ジェニフィック アルティメ セラム”のシリーズから、リニューアルした目元用クリーム“ジェニフィック アルティメ アイクリーム”(20mL、1万1000円)を発売する。5月9日には、公式オンラインショップ、伊勢丹新宿本店、イセタン ビューティー オンライン(ISETAN BEAUTY ONLINE)、阪急うめだ本店、阪急ビューティーオンライン(HANKYU BEAUTY ONLINE)で先行販売を行う。

同アイテムは、乾燥やハリ不足などの目元悩みに着目し、これらのダメージを受けた肌の回復に働きかける“回復美容”の発想を取り入れた。肌のバリア機能をサポートする7種のプレ/プロバイオティクス由来成分のほか、肌のハリを高める保湿成分のβグルカンと、肌荒れを防ぐ成分のグリチルレチン酸を新配合。クマの原因にアプローチし、目元をすっきりとした明るい印象に導く。滑らかで伸びの良いテクスチャーが、薄く繊細な目元の肌に優しくなじむ。

パッケージのデザインも一新した。“ランコムローズ”を刻印した高級感のあるフタで封印したガラス容器は20%リサイクル可能で、クリームを取り出しやすい広口瓶を採用した。

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薄型財布、ここに極まる 設計術を追求した京都府発の匠の技

「生まれるべきものが生まれ、広がるべきものが広がり、残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに掲げるマクアケによる、“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」には、伝統技術を現代的なアイテムに活用したプロジェクトが数多い。この連載では、全国各地の匠の技に注目。実行者の思いとともに、匠の技をどう活用し、どう訴求しているのかを考える。目指すは、47都道府県の匠の技の探訪だ。第5回は、京都府を訪れた。


今回の技術は…

極薄財布の設計術

キャッシュレス決済の普及で現金を持ち歩かない人が増えている昨今、コンパクトな財布の需要が高まっています。応援購入サービス「マクアケ」も例に漏れず、縦8.6cm、横8.9cm、カードを入れても厚さは約1cmという小さな二つ折り財布が大きな反響を集めています。開発しているのは、京都に拠点を置く工房アルテジャーノです。

縄田真悟代表は大学を卒業後、ハンドメイドウオッチの製造会社に入社しました。2年で退職した後は、独学でレザークラフトを開始。2016年には、「見た目以上にたくさん入る」三つ折り財布“コレット”を製作し、「マクアケ」でプロジェクトも実施しました。

実は、このプロジェクトでは、想定していたほどの成果は得られませんでした。悔しく思った縄田代表は、雑誌の財布特集を見たり、ライフスタイルの変化を調査したりと、「今の時代に合った財布の形」の研究を重ねていきました。その中で誕生したのが、コンパクトかつ使い勝手の良い二つ折り財布“ウスハ”です。カードとコインの収納スペースを分けて配置することで厚みを軽減。一切ステッチ幅を設けないことで、コンパクトなサイズ感を実現しています。

“ウスハ”は、「マクアケ」のプロジェクトでも好評を博し、800万円以上の応援購入が集まりました。勢いに乗った縄田代表は、その後も細かな改良を繰り返し、全てのパーツにコードバン(馬の臀部の皮から作る高級なめし革)を使用した最新作“ニューウスハ3”を制作。3月7日から、「マクアケ」で先行予約販売プロジェクトを実行しています。

“ニューウスハ3”は、今までで最も“薄さ”にこだわった財布です。革の重なりを最小限にしているほか、ボタンの代わりにギボシ(主にレザークラフトで使用するネジ式の金具)を使用することで、一般の財布より厚みを抑えています。前作ではオマケだった “札押さえパーツ”も財布と一体化させ、とことん薄さを追求しました。一方、最大収納数はカード6枚、コイン15枚、お札15枚と、収納力も担保。カードを出し入れしやすくしたり、一目で全ての硬貨が見えるよう小銭入れを浅めに設計したりと、キャッシュレス派・現金派を問わず使用できるよう工夫を凝らしています。

縄田代表は、「財布を持ち替えることなく、スムーズに収納物を出し入れできるよう随所に細かいこだわりを詰め込んだ」と語ります。今後は、“ウスハ”以外の商品ラインアップを増やしていきたいとのこと。「次はファスナーの長財布かな」と夢を膨らませます。

薄さと堅牢さを両立する3つのポイント

1.デッドスペースがない設計

コインとカードが重なる構造にし、デッドスペースがない最大限の収納力を実現しました。二つ折り財布はサイドに1cmの縫製を施すことが一般的ですが、“ニューウスハ3”は一枚革を巻き込む形で“縫製せずに”設計しており、その分コンパクトなサイズ感を実現しています。

2.薄さの限界値を見極めた革すき

耐久性を考えた上で極限の薄さである0.7mmですきますが、どうしても0.1mm程度の誤差が生まれることも。その時は、パーツごとにふさわしい厚みを見極め、最適な革を選定・使用しています。

3.コバは染料磨き

“ニューウスハ3”のコバは、色を入れながら磨いていく“染料磨き”という技術を駆使しており、使い込んでもボロボロになりにくくなっています。1mmにも満たないコバの部分を手磨きで染めています。

京都発!
応援購入が高額なプロジェクト3選

“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」で大きな反響が寄せられた京都府発のプロジェクトを3つ紹介する。

PICK UP 1 : 応援購入総額5162万円

世界の風景で彩りを。
窓型スマートディスプレイ「Atmoph Window 2」

縦長のディスプレーに、1000種類以上の風景を映すことができるスマートウインドー。映像だけでなく、画面全体から響くサウンドも楽しめる。映し出される風景は全て、4Kのプロフェッショナルカメラで、音声は高性能マイクで撮り下ろした。

PICK UP 2 : 応援購入総額3390万円

寒い冬もこれ一枚!宇宙服×先端技術、
薄くて洗える「フェアリーノヴァ掛け布団」

NASAが宇宙服に使用している断熱素材の技術を応用し、3cmの薄さでありながら高い防寒性を誇る掛け布団。臭いや汚れが気になったときは、洗濯機で丸洗いもできる。持ち運びができる収納袋付きで、キャンプや車内泊をする人にもおすすめ。

PICK UP 3 : 応援購入総額1785万円

【地球上では再現不可】宇宙の神秘模様!
メテオライト(隕石)日本製自動巻き腕時計

希少価値が高いメテオライト(宇宙から地球へ飛来した隕石の総称)を文字盤に用いた日本製の腕時計。メテオライトの美しい網目状の模様を形成するには、100万年以上の時間を要する。まるで小宇宙が手元にあるような神秘的な逸品。

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薄型財布、ここに極まる 設計術を追求した京都府発の匠の技

「生まれるべきものが生まれ、広がるべきものが広がり、残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに掲げるマクアケによる、“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」には、伝統技術を現代的なアイテムに活用したプロジェクトが数多い。この連載では、全国各地の匠の技に注目。実行者の思いとともに、匠の技をどう活用し、どう訴求しているのかを考える。目指すは、47都道府県の匠の技の探訪だ。第5回は、京都府を訪れた。


今回の技術は…

極薄財布の設計術

キャッシュレス決済の普及で現金を持ち歩かない人が増えている昨今、コンパクトな財布の需要が高まっています。応援購入サービス「マクアケ」も例に漏れず、縦8.6cm、横8.9cm、カードを入れても厚さは約1cmという小さな二つ折り財布が大きな反響を集めています。開発しているのは、京都に拠点を置く工房アルテジャーノです。

縄田真悟代表は大学を卒業後、ハンドメイドウオッチの製造会社に入社しました。2年で退職した後は、独学でレザークラフトを開始。2016年には、「見た目以上にたくさん入る」三つ折り財布“コレット”を製作し、「マクアケ」でプロジェクトも実施しました。

実は、このプロジェクトでは、想定していたほどの成果は得られませんでした。悔しく思った縄田代表は、雑誌の財布特集を見たり、ライフスタイルの変化を調査したりと、「今の時代に合った財布の形」の研究を重ねていきました。その中で誕生したのが、コンパクトかつ使い勝手の良い二つ折り財布“ウスハ”です。カードとコインの収納スペースを分けて配置することで厚みを軽減。一切ステッチ幅を設けないことで、コンパクトなサイズ感を実現しています。

“ウスハ”は、「マクアケ」のプロジェクトでも好評を博し、800万円以上の応援購入が集まりました。勢いに乗った縄田代表は、その後も細かな改良を繰り返し、全てのパーツにコードバン(馬の臀部の皮から作る高級なめし革)を使用した最新作“ニューウスハ3”を制作。3月7日から、「マクアケ」で先行予約販売プロジェクトを実行しています。

“ニューウスハ3”は、今までで最も“薄さ”にこだわった財布です。革の重なりを最小限にしているほか、ボタンの代わりにギボシ(主にレザークラフトで使用するネジ式の金具)を使用することで、一般の財布より厚みを抑えています。前作ではオマケだった “札押さえパーツ”も財布と一体化させ、とことん薄さを追求しました。一方、最大収納数はカード6枚、コイン15枚、お札15枚と、収納力も担保。カードを出し入れしやすくしたり、一目で全ての硬貨が見えるよう小銭入れを浅めに設計したりと、キャッシュレス派・現金派を問わず使用できるよう工夫を凝らしています。

縄田代表は、「財布を持ち替えることなく、スムーズに収納物を出し入れできるよう随所に細かいこだわりを詰め込んだ」と語ります。今後は、“ウスハ”以外の商品ラインアップを増やしていきたいとのこと。「次はファスナーの長財布かな」と夢を膨らませます。

薄さと堅牢さを両立する3つのポイント

1.デッドスペースがない設計

コインとカードが重なる構造にし、デッドスペースがない最大限の収納力を実現しました。二つ折り財布はサイドに1cmの縫製を施すことが一般的ですが、“ニューウスハ3”は一枚革を巻き込む形で“縫製せずに”設計しており、その分コンパクトなサイズ感を実現しています。

2.薄さの限界値を見極めた革すき

耐久性を考えた上で極限の薄さである0.7mmですきますが、どうしても0.1mm程度の誤差が生まれることも。その時は、パーツごとにふさわしい厚みを見極め、最適な革を選定・使用しています。

3.コバは染料磨き

“ニューウスハ3”のコバは、色を入れながら磨いていく“染料磨き”という技術を駆使しており、使い込んでもボロボロになりにくくなっています。1mmにも満たないコバの部分を手磨きで染めています。

京都発!
応援購入が高額なプロジェクト3選

“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」で大きな反響が寄せられた京都府発のプロジェクトを3つ紹介する。

PICK UP 1 : 応援購入総額5162万円

世界の風景で彩りを。
窓型スマートディスプレイ「Atmoph Window 2」

縦長のディスプレーに、1000種類以上の風景を映すことができるスマートウインドー。映像だけでなく、画面全体から響くサウンドも楽しめる。映し出される風景は全て、4Kのプロフェッショナルカメラで、音声は高性能マイクで撮り下ろした。

PICK UP 2 : 応援購入総額3390万円

寒い冬もこれ一枚!宇宙服×先端技術、
薄くて洗える「フェアリーノヴァ掛け布団」

NASAが宇宙服に使用している断熱素材の技術を応用し、3cmの薄さでありながら高い防寒性を誇る掛け布団。臭いや汚れが気になったときは、洗濯機で丸洗いもできる。持ち運びができる収納袋付きで、キャンプや車内泊をする人にもおすすめ。

PICK UP 3 : 応援購入総額1785万円

【地球上では再現不可】宇宙の神秘模様!
メテオライト(隕石)日本製自動巻き腕時計

希少価値が高いメテオライト(宇宙から地球へ飛来した隕石の総称)を文字盤に用いた日本製の腕時計。メテオライトの美しい網目状の模様を形成するには、100万年以上の時間を要する。まるで小宇宙が手元にあるような神秘的な逸品。

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来店客数は増えていないのに売り上げ30%増! 店長が体験した店頭在庫の真実

2025年1月からWWDJAPAN.comでマンガ版「ザ・ゴールシリーズ 在庫管理の魔術」が連載中です。在庫過剰に陥ると、つい値下げセールに頼ってしまう――。しかし、本当にそれしか方法はないのか? 利益を高め、最大化するための解決策を、アパレル在庫最適化コンサルで「ユニクロ対ZARA」「アパレル・サバイバル」「図解アパレルゲームチェンジャー」等の著者である齊藤孝浩ディマンドワークス代表が、同マンガを読みながら、解説して行きます。今回は、第4話を取り上げます。

来店客数は同じなのに売り上げは30%アップ

第4話のテーマは「欠品と買上率の関係」です。

マンガ「在庫管理の魔術」の第4話は コチラ

今回は、主人公の店舗で在庫を減らしたのに売り上げが20~30%も増えたカラクリに迫ります。アパレル業界で働いている方は、前回で既にお気づきだったかもしれませんが、売り上げ増の根本的な理由は欠品が減ったためです。

店長の安堂徹は「お客さんの数はそれほど増えていないはず」と語っています。来店客数が変わらないにもかかわらず、売り上げが増加した理由として2つのことが考えられます。

1つ目の理由は、買上率が大きくなったことです。買上率とは「来店客数に対して実際に商品を購入した人数の割合」です。徹は「商品を買って帰るのは5人に1人くらい」と言っているので、この店の買上率は20%だったということになります。売り上げが30%増加したと想定して計算してみると、買上率は26%となります。おおよそ、4人に1人が商品を購入するようになり、買って帰る人が増えたわけです。

2つ目の理由は、1人当たりの平均買上点数が増えたことです。会社によって、セット率、パック率、関連率などと呼ばれる数値です。アパレル店の場合、百貨店であれば1.2~1.3、ショッピングセンターに入居するがブランドであれば1.5~1.8、低価格チェーンでは2~3くらいでしょうか。この数字が増えれば、買上率が変わらなくても、客単価は上がり、売り上げは増加します。

売り上げアップの鍵は、欠品回避と買上率の改善にあり

つまり、欠品を減らすことができれば、買上率と平均買上点数の両方の向上が期待できます。おそらく、徹の店舗でも、両方が向上したに違いありません。今回は、欠品の削減が売上げの向上に大きく寄与するということが学べるストーリーとなっています。

アパレル業界にいる方は一度、自分の担当店舗の買上率(※1)や平均買上点数、また、売れ筋商品のトップ10について欠品率(※2)を調べてみるとよいでしょう。

この数値から、あなたの店の伸びしろが見えてくるかもしれません。

※1 買い上げ率は、比較的客数の多い時間帯の入店客数30人くらいに対して、何人のお客さまがお買い物をしてお帰りになったかをカウントすれば分かります。「計算式=購入客数÷退店客数」。これを他店と比較してみましょう。

※2 欠品率は売れ筋商品を10品番ほどピックアップして、店頭の品番、カラー、サイズの在庫の有無をチェックして、欠品しているSKUの数を10品番の全展開SKU数で割れば分かります。「計算式=欠品SKU数÷展開SKU数」。欠品が多いようなら、本部に連絡して、いつ補充してもらえるか、確認しましょう。

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「アンプルール」からPHA・AHA配合のひんやりピーリングマスク 潤いを守りながら角質オフ

「アンプルール(AMPLEUR)」は5月23日、ひんやりした使い心地のピーリングマスク“ポアクレイマスク”(100g、4400円)を発売する。

同製品は、涼しげな“毛穴レス肌”に磨き上げるクレイマスク。ピーリング成分のPHAとAHAが潤いを抱え込みながら古い角質を優しくオフ。くすみやゴワつきを払拭し、柔らかく澄んだ肌に導く。ほか、パパイン酵素が毛穴汚れを分解しながら微粒子クレイ3種が余分な皮脂を吸着。ヒト型セラミド3種に加え、吸着型ヒアルロン酸、CICAなどの美容成分を配合し、洗い流した後も保湿感をキープする。滑らかに伸びるクリームテクスチャーと天然色素によるブルーカラーが特徴で、メントール誘導体がひんやり感をもたらす。

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「アンプルール」が髪内部から補修するペプチド配合のヘアエッセンスを発売 黒くしなやかな艶髪に

「アンプルール(AMPLEUR)」は6月5日、睡眠の間に髪の芯まで修復する頭皮・髪用エッセンス“ナイトリペアスカルプ&ヘア エッセンス”(100mL、6600円)を発売する。

同製品は、エイジングによるうねりやパサつき、広がりを抑え、毛先までしなやかにまとまる艶髪に導くヘアエッセンス。切れたアミノ酸の結合を補強するボンディングペプチド、キューティクルを補修・保護するピノプレックス、流出したタンパク質を補充する発酵コラーゲン水を掛け合わせた独自技術「トリプルボンディングテクノロジー」を採用し、髪の内部構造からの修復をかなえる。ほか、メラニンを誘導する独自成分「ブラックキノン」が黒く若々しい髪色と艶やかさをキープ。ディフェンスカルプとヘマチンが頭皮トラブル改善と頭皮・髪のエイジングケアにアプローチし、頭皮に潤いを与えてフケや荒れを防ぎながら、ハリコシのある髪に仕上げる。

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「サイラス」が映画「ブラック・レイン」のTシャツを発売 高倉健や松田優作をプリント

「サイラス(SILAS)」は、1989年に公開された日米合作映画「ブラック・レイン」の世界観を落とし込んだTシャツコレクション(3型、各7150円)を発売した。オフィシャルオンラインストアと「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」で販売する。

「ブラック・レイン」は、リドリー・スコット監督作品、また松田優作の遺作としても知られている。本コレクションは高倉健、松田優作演じる実際のシーンや特徴的なフォントをデザインに落とし込み、ダークな雰囲気に仕上げている。

今回はTシャツ3型を展開。1つ目は、フロントに「BLACK RAIN」のロゴを大胆にプリント。バックには松田優作と高倉健の出演シーンを対照的に切り取った写真がプリントされている。2つ目は左胸にはワンポイントで「BLACK RAIN」ロゴを配置、背中には銃を携える高倉健のモノクロ写真をプリント。3つ目は、フロント中央に松田優作のモノクロ写真を大判でプリント、バックには「BLACK RAIN」ロゴをシンプルにプリントしている。

アイテム一覧

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「サイラス」が映画「ブラック・レイン」のTシャツを発売 高倉健や松田優作をプリント

「サイラス(SILAS)」は、1989年に公開された日米合作映画「ブラック・レイン」の世界観を落とし込んだTシャツコレクション(3型、各7150円)を発売した。オフィシャルオンラインストアと「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」で販売する。

「ブラック・レイン」は、リドリー・スコット監督作品、また松田優作の遺作としても知られている。本コレクションは高倉健、松田優作演じる実際のシーンや特徴的なフォントをデザインに落とし込み、ダークな雰囲気に仕上げている。

今回はTシャツ3型を展開。1つ目は、フロントに「BLACK RAIN」のロゴを大胆にプリント。バックには松田優作と高倉健の出演シーンを対照的に切り取った写真がプリントされている。2つ目は左胸にはワンポイントで「BLACK RAIN」ロゴを配置、背中には銃を携える高倉健のモノクロ写真をプリント。3つ目は、フロント中央に松田優作のモノクロ写真を大判でプリント、バックには「BLACK RAIN」ロゴをシンプルにプリントしている。

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「アナ スイ」×「ジュレーム」や「イヴ・サンローラン」「スック」の夏コスメが登場! 今週発売のビューティアイテム12選【4/28〜5/4】

ビューティアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は4月28〜5月4日に発売するアイテムを紹介します。今週は根強いファンが多い「アナ スイ(ANNA SUI)」がデザインを監修した「ジュレーム(JE LAIME)」が登場。ブランドの世界観を表現したパッケージデザインのほか、「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」で採用しているティーローズの香りも注目です!「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」や「スック(SUQQU)」のサマーコレクションもぜひチェックを。

【4月28日発売】
イプサ
(IPSA)

“ザ・タイムR アクア”が限定ボトルに 

「イプサ(IPSA)」は、定番の化粧水“ザ・タイムR アクア”【医薬部外品】をピンク×グリーンのグラデーションの限定ボトルで発売する。デジタルアーティストのインディゴ(INDIGO)が手掛けた本デザインは、肌と心を潤いで満たすアクアフルネスを表現した。外装箱もオリジナルで、デジタルカメラで撮影した光の屈折を抽象的に落とし込んだ。

■商品詳細

“ザ・タイムR アクア”【医薬部外品】の限定デザイン(各200mL、各4730円)

【4月29日発売】
カントリー&ストリーム
(COUNTRY&STREAM)

シトラスグリーン香るネイルオイル 

「カントリー&ストリーム(COUNTRY&STREAM)」は、シトラスグリーンの香りの“ネイルトリートメントオイル C”を発売する。甘皮への浸透と爪表面のコートにそれぞれ特化したケラチン2種に加え、爪の補修に効果的なシルクプロテインを配合。さらに、アルガンオイルなど6種のオーガニックオイルが爪や甘皮を柔らかく整える。

■商品詳細

“ネイルトリートメントオイル C”(7g、1100円)

【5月1日発売】
ジュレーム
(JE LAIME)

「アナ スイ」とコラボ 

「ジュレーム(JE LAIME)」は、“リラックス”シリーズから「アナ スイ(ANNA SUI)」がデザインを監修し、「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」で採用しているティーローズの香りを“リラックス”シリーズに合わせて開発した限定セット“ジュレーム リラックス アナ スイ ヘアケアボックス”を発売する。

■商品詳細

“ジュレーム リラックス アナ スイ ヘアケアボックス”(2640円※編集部調べ)

【5月1日発売】
シセイドウ
(SHISEIDO)

光を味方につけるスティックコンシーラー 

「シセイドウ(SHISEIDO)」は、フレッシュで生き生きとした肌に仕上げるベースメイクシリーズ“シンクロスキン”から、光を味方につけて肌悩みをカバーする“シンクロスキン ラディアントリフティング コンシーラー”を発売する。カラーは、目元のクマやシミなどのさまざまな肌悩みをカバーする6色を用意した。

■商品詳細

“シンクロスキン ラディアントリフティング コンシーラー”(全6色、各4400円)

【5月1日発売】
イニスフリー
(INNISFREE)

 クレイパックからチョコミントフレーバー

「イニスフリー(INNISFREE)」は、毛穴悩みを集中ケア“スーパーヴォルカニック ポア クレイマスク”から、スイートで爽やかなチョコミントフレーバーを発売する。従来処方にプラスしたグレープシードパウダーが古い角質を除去。心地良いクーリング感で夏の開き毛穴にアプローチし、肌を引き締める。

■商品詳細

“スーパーヴォルカニック ポア クレイマスク クールミントチョコレート”(100mL、1950円)

【5月1日発売】
B.A

“ライトアップ仕上がり”のプレストパウダー 

ポーラの最高峰ブランド「B.A」は、光を生かしたハリ艶仕上げのプレストパウダー“B.A オアシスライト パウダー”を発売する。全ての粉体をオイルと美容成分でコーティングする「オアシスライト設計」を搭載し、肌への密着感と潤い感を実現。輝度のある艶粉体が光を活かし、くすみや色ムラを補正する。

■商品詳細

“B.A オアシスライト パウダー”(ケース・パフ付き、9350円)
リフィル(パフ付き、6600円)
ケース(2750円)
パフ(495円)

【5月1日発売】
クリオ
(CLIO)

リップ&チークに新色 

クリオ(CLIO)」は、指の温度でとろける使い心地が特徴のリップ&チークバーム“エッセンシャル リップチークタップ”から、温もりを感じるアプリコットオレンジと、爽やかなプラムパープルの新2色を発売する。

■商品詳細

“エッセンシャル リップチークタップ”(各1980円)

【5月1日発売】
アナ スイ コスメティックス
(ANNA SUI COSMETICS)

ティント ルージュにフルーツカラー新4色

「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」は、クリアな透け感発色とみずみずしいテクスチャーが特徴の“水”のような“ティント ルージュ”から、フレッシュなフルーツをイメージしたクランベリー、ピーチフラッペ、プラムコンポート、マンゴースカッシュの4色を発売する。

■商品詳細

“ティント ルージュ”(各3300円)

【5月2日発売】
イヴ・サンローラン
(YVES SAINT LAURENT)

透明感溢れるサマーコレクション

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は、ピュアな透明感を追求した“YSLサマーコレクション”から、チークシリーズ“YSL メイクミーブラッシュ パウダー”の限定色“ラベンダーラスト”と、リップシリーズ”YSL ラブシャイン“の3タイプからそれぞれ新色を発売する。

■商品詳細

“YSL メイクミーブラッシュ パウダー ラベンダーラスト”(限定、8360円)
“YSL ラブシャイン キャンディ グロウ バーム ラベンダーブレイズ”(4950円)
“YSL ラブシャイン リップスティック ヌード ラヴァリエール”(5940円)
“YSL ラブシャイン キャンディグレーズ ラズベリー クラッシュ”(5940円)

【5月2日発売】
スック
(SUQQU)

2025年サマーコレクション

「スック(SUQQU)」は、"静と動のコントラスト"をテーマにした2025年サマーコレクションを発売する。新商品のアイラッシュベースとアイラッシュマスカラが登場するほか、4色アイシャドウパレット、チーク&ハイライター、リップスティック、ネイルポリッシュの限定色をそろえ、柔らかな陰影や立体感、輝きを演出する。

■商品詳細

“ディファイニング アイラッシュ ベース”(3850円)
“3D アイラッシュ マスカラ ウォータープルーフ”(4730円)
“3D アイラッシュ マスカラ”(4730円)
“シグニチャー カラー アイズ”(各7700円)
“ブラーリング カラー ブラッシュ”(限定2種、各6600円)
“モイスチャー グレイズ リップスティック”(セット価格、各5830円/リフィル、各4840円/専用ケース、990円)
“ネイル カラー ポリッシュ”(限定色2色、2750円)

【5月2日発売】
クラランス
(CLARINS)

アイコイックな美容液がアップデート

「クラランス(CLARINS)」は、アイコン美容液“ダブル セーラム ADC”のオイル相を見直し、より軽やかな使用感を実現した美容液“ダブル セーラム ライト ADC”を発売する。ノンコメドジェニック処方で、オイリー肌、女性より皮脂の分泌量が多い男性の肌にも快適に使用できる。

■商品詳細

“ダブル セーラム ライト ADC”(30mL、1万2100円/50mL、1万7380円/75mL、2万3650円)

【5月2日発売】
シャネル
(CHANEL)

人気メンズ香水がマルチバームに 

「シャネル(CHANEL)」は、マルチに使えるフレグランスケアアイテム“ブルー ドゥ シャネル オールオーバー バーム”を発売する。ブランドを代表するメンズフレグランス“ブルー ドゥ シャネル”香りをまとったバームで、手肌や髪、髭などさまざまなパーツに使用できるマルチな機能性が特徴だ。

■商品詳細

“ブルー ドゥ シャネル オールオーバー バーム”(90g、1万670円)

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【2025年日焼け止めトピックス4】紫外線防御指数のその先へ…… 今年も日焼け止めの進化が止まらない!

ゴールデンウイークに入り、日焼け止めシーズンも本格化!今年も驚きの技術や進化が詰まった日焼け止めが多数登場しています。2025年の日焼け止めはどんなものがあるのか?「追いUV」や各社の研究&技術が垣間見える「ロングUV-A対策」「自動修復機能」など、新製品を元にまとめた注目の日焼け止めトレンドを紹介します。

【トピック1】
塗り直しニーズに多様な提案!
“追いUVケア”アイテムが続々

こまめな塗り直しが重要と言われる日焼け止めですが、外出時にメイクの上から塗り直すのは大変なもの。そんな悩みを受けて塗り直しのUVパウダーやUVカット値が高いクッションファンデーションはこれまでも発売されていましたが、25年はさらにアイテム数が拡大。日焼け止めのトップブランド「アネッサ(ANESSA)」からはブラシ一体型のパウダーが、「雪肌精」からは顔に直接吹き付けることができる独自技術を搭載した日焼け止めミストが登場しています。

【“追いUV”に便利な日焼け止め新作4選】

アネッサ
(ANESSA)
ブラシ一体型のUVカットパウダー 

資生堂の「アネッサ(ANESSA)」から、今年はメイクの上からさっとひと塗りで簡単に塗り直しができるUVカットパウダー“パーフェクトUV ブラッシュオンパウダー”が登場。持ち運びに便利なブラシ一体型のパウダータイプで、手を汚さずに使用できる。ウオータープルーフタイプで、汗や水に強い処方を採用した。記事の続きはこちら

■商品詳細

“パーフェクトUV ブラッシュオンパウダー”[SPF50+・PA++++](3498円※編集部調べ)


雪肌精
ブランド初のUVケアミスト

「雪肌精」はUVケアミスト“スキンケア UV エッセンスミスト”を発売する。顔に直接吹き付けられる処方をコーセーで初採用したほか、ブランドの特徴である和漢植物由来の美容液成分を85%配合。メイクの上からも手軽に吹き付けられ、UVケアと潤いケアを同時にかなえる。記事の続きはこちら

■商品詳細

“スキンケア UV エッセンスミスト”[SPF35・PA+++](60mL、1870円※編集部調べ)


ベアミネラル
(BAREMINERALS)
ノンケミカルUV、ルースパウダー、ブラシが1つになったポケットUVパウダー

「ベアミネラル(BAREMINERALS)」は、ポケットに収まるほどコンパクトなブラシ一体型のルースパウダー“オリジナル ミネラルベール UVパウダーを発売。外出先やファンデーションの上からでも日焼け止めのリタッチが可能で、皮脂を吸収し、長時間さらりとした美しさを保つため、化粧直しとしても最適だ。記事の続きはこちら

■商品詳細

“オリジナル ミネラルベール UVパウダー(SPF25・PA++)”(5.3g、5280円)


ナチュラグラッセ
(NATURAGLACE)
ひと塗りで仕上がるスティックタイプ

「ナチュラグラッセ(NATURAGLACE)」は、ひと塗りで仕上がる“UVスティックファンデーション”と艶と透明感をプラスするマーブル模様の“UVマーブルスティック”のスティック型アイテム2種を発売する。“UVマーブルスティック”は、ハイライトとして使うこともでき、日焼けしやすい頬や額などの部分使いにも活用できる。記事の続きはこちら

■商品詳細

“UVスティックファンデーション”[SPF50+・PA+++](全2色、各12g、各4730円)
“UVマーブルスティック”[SPF50+・PA+++](限定、11g、4730円)


【トピック2】
ロングUV-Aを深掘り!
指標からは見えない企業努力

日焼け止めのUVカット力を示す指標といえば「SPF50+ PA++++」。この指標は紫外線防御効果を示す国際規格です。紫外線は波長によってオゾン層で吸収され地上には届かないUV-C(280~315nm)とレジャー紫外線と言われ肌に火傷のような赤みを残すUV-B(315~400nm)、日常紫外線と言われ光老化の原因と言われるUV-A(315~400nm)の3種類に分類されており、「SPF」はUV-Bのカット力を、「PA」はUV-Aのカット力を示しています。

UV-Aは波長によってUV-A Ⅱ(320~340nm)とUV-A I(340~400nm)に分けられていますが、シミやシワ、たるみといった老化原因は波長が長いUV-A Iにあると言われていて、近年はUV-A Iの研究が進んでいます。2014年に世界で初めてUVA-Ⅰの可視化に成功した富士フイルムはこれを「ディープ紫外線」と命名し独自技術を搭載した製品を発売し続けているほか、リニューアルした「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」のトーンアップUVも新たなUVフィルターを2種配合し、波長が長いロングUV-Aのカット力を強化しました。これらの特徴は紫外線防御指標で示すことができませんが、“光老化を防ぐ”という各社の企業努力を見ることができます。

【ロングUV-Aに負けない日焼け止め新作3選】

ラ ロッシュ ポゼ
(LA ROCHE POSAY)
紫外線防御を強化し、くすみをはね返すトーンアップUV 

「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE POSAY)」は、“UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ”をリニューアルした“UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ+”を発表。UVフィルターの設計を既存商品の7種から8種に増やし、ロングUVAを含む紫外線の防御力を高める。記事の続きはこちら

■商品詳細

“UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ” [SPF50+・PA++++](30mL、3960円)


アスタリフト
(ASTALIFT)
独自の紫外線防御剤で“Deep紫外線”を徹底カット

「アスタリフト(ASTALIFT)」は、紫外線から写真フィルムを守るために独自の紫外線防御剤を開発してきた富士フイルムならではの、シミの元になる“Deep紫外線”を防ぐ技術の開発に成功。“D-UVシールド トーンアップ”は、新たなシミ発生ルートのブロック、破れないUV膜の作成、“Deep紫外線”を光に変換するトーンアップ効果も実現する。記事の続きはこちら

■商品詳細

“D-UVシールド トーンアップ”[SPF50+・PA++++](2色、各30g、各4290円)


ニベア
(NIVEA)
“ディーププロテクト&ケア”シリーズを初改良

「ニベア(NIVEA)」は、定番の“ニベアUV ディーププロテクト&ケア”シリーズを初めて大型改良。スキンケアのような心地良い使用感はそのままに、UV-Bのほか、UV-Aによるシミ原因に着目した。また、日中の塗り直しに最適なミストUV“ニベアUV ディーププロテクト&ケア ミルクミストも販売している。記事の続きはこちら

■商品詳細

ジェル、エッセンス、トーンアップエッセンス[SPF50+・PA++++](各1078円※編集部調べ、以下同)
“ニベアUV ディーププロテクト&ケア ミルクミスト”[SPF50+・PA++++](60mL、1188円)


【トピック3】
これは美容液?日焼け止め?
スキンケアとのボーダレス化が止まらない

美容液成分を豊富に含んだ「美容液ファンデーション」と同様に、日焼け止めも美容液とのボーダレス化が進んでいます。テクスチャーの軽さや肌への潤いなど、スキンケアの一環として取り入れやすいアイテムが豊富に登場していて、「エトヴォス(ETVOS)」は美白美容液UV下地を、「SK-II」は美白美容液シリーズ“ジェノプティクス”からUVクリームを発売。どちらもマルチ機能が備わっている点が魅力です。

【もはや美容液な日焼け止め新作3選】

SK-II
美白美容液シリーズからUVアイテムが登場

「SK-II」は、美白美容液シリーズ“ジェノプティクス”から“CC プライマー”と“UV クリーム”を発売。ハリ、UVカット、下地&ナチュラルカバーという5つの効果を1本に凝縮し、潤いとUVカットのベールを長時間持続する。独自成分ピテラのほか、ナイアシンアミドやビサボロールを配合し、日中の外的要因にさらされた肌を穏やかに整えて潤いで満たす。記事の続きはこちら

■商品詳細

“CC プライマー”[SPF50+・PA++++](全2色、各30mL、各9900円)
“UV クリーム”[SPF50+・PA++++](全2色、各30mL、各9900円)


エトヴォス
(ETVOS)
美白ケア“ホワイトニングクリアライン”のUV下地

「エトヴォス(ETVOS)」は、美白ケア“ホワイトニングクリアライン”から美白ケア、日焼け止め、化粧下地として使えるUV下地 “薬用 UVホワイトニングクリアセラム”を販売している。トラネキサム酸がメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ。ほか、くすみへアプローチする10の保湿成分も配合した。記事の続きはこちら

■商品詳細

“薬用 UVホワイトニングクリアセラム”[SPF35・PA+++](4400円)


エリクシール
(ELIXIR)
“大人のUV乳液”が進化 新処方採用&新成分を配合

「エリクシール(ELIXIR)」は、高機能のUV乳液“デーケアレボリューション”が進化し、なりたい肌に合わせて選べる透明感×ハリの“デーケアレボリューション ブライトニング ba”【医薬部外品】と、潤い×ハリの“デーケアレボリューション ba”【医薬部外品】の2種を販売中。新成分の「ミトケアエッセンス」を配合し、紫外線ダメージを受けにくい肌にアプローチする。また、SPF50+・PA++++の商品に美容成分の配合量を増やす資生堂初の新処方「マイクロUV美容処方」も採用した。記事の続きはこちら

■商品詳細

“デーケアレボリューション ブライトニング ba”【医薬部外品】(全2種、各35mL、3410〜3740円)
“デーケアレボリューション ba”【医薬部外品】(全2種、各35mL、3410〜3740円)


【トピック4】
外的環境やヨレに対応
心強い「自動修復機能」

「こまめな塗り直しが肝心」と言われる日焼け止めですが、会話や食事で口元にはシワができ、笑えば目元も大きく動く。活動していればそれらは当然起こることで、防ぎようがありません。そんな日常の動きに対応するのが、日焼け止めの自動修復機能です。資生堂やポーラなど以前から取り入れている企業は多いですが、今年もユニークなアイテムが続々。「ランコム(LANCOME)」は磁石のように引き合う力に着目し開発した独自技術を搭載。「シセイドウ(SHISEIDO)」は熱や汗、水によって防御膜を強化する技術を、「ビオレUV(BIORE UV)」は湿度に応じてUVカット膜の厚みが変化する技術を取り入れました。各社の独自研究と技術が詰め込まれた自動修復機能に注目です。

【ヨレを自動で修復する日焼け止め新作4選】

ランコム
(LANCOME)
崩れた膜を復元する独自技術を搭載

「ランコム(LANCOME)」の“UV エクスペール エクストリーム シールド”は、磁石のように引き合う力に着目し開発した技術、マグネティック UVネットワークを搭載した日焼け止め下地。汗や水、こすれなどでUVブロック膜が圧力を受けると、プラスとマイナス分子が引き合う力で素早く崩れた箇所を復元し、隙なく紫外線から肌を守る。記事の続きはこちら

■商品詳細

“UV エクスペール エクストリーム シールド” [SPF50+・PA++++ 耐水性★★](50mL、1万2980円)


シセイドウ
(SHISEIDO)
熱や汗、水によって防御膜が強化するUVローション

「シセイドウ(SHISEIDO)」が発表した新サンケアシリーズの“パーフェクト サン プロテクター ローション”には、同ブランドで初めて熱や汗、水によって防御膜が強化し、動きによるヨレや隙間に対し膜が自ら均一になるシンクロシールドリペア技術を搭載している。記事の続きはこちら

■商品詳細

“パーフェクト サン プロテクター ローション”(50mL、6600円)


コーセー
水分蒸発後の穴を埋める“衝撃の紫外線ブロック”

コーセーは、化粧崩れ対策に特化した“メイク キープ”シリーズから日焼け止めミルク“衝撃の紫外線ブロック”を販売している。従来のUV膜にあった肌の水分が蒸発した後に生じる“揮発穴”に着目し、これを埋める新アプローチで、水分蒸発後も紫外線防御力の高いすき間のない膜を持続する。記事の続きはこちら

■商品詳細

“衝撃の紫外線ブロック”[SPF50+・PA++++](40mL、1430円※編集部調べ)


ビオレUV
(BIORE UV)
肌湿度で厚みが変化するUVクリーム

花王は、「ビオレUV(BIORE UV)」のアクアリッチシリーズから、“ビオレUV アクアリッチ エアリーホールドクリーム(呼吸感ベールUV)”を発表。湿度応答剤を含むため、日中、湿度に応じて膜の厚みが変化。蒸し暑い環境では塗膜中の湿度応答剤が汗を吸って肌がべたつくのを防ぐほか、エアコンが効いた室内では塗膜が肌の乾燥を防ぐ。記事の続きはこちら

■商品詳細

“ビオレUV アクアリッチ エアリーホールドクリーム(呼吸感ベールUV)”[SPF50+・PA++++ 耐水性★★](70g、1430円※編集部調べ)

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【2025年日焼け止めトピックス4】紫外線防御指数のその先へ…… 今年も日焼け止めの進化が止まらない!

ゴールデンウイークに入り、日焼け止めシーズンも本格化!今年も驚きの技術や進化が詰まった日焼け止めが多数登場しています。2025年の日焼け止めはどんなものがあるのか?「追いUV」や各社の研究&技術が垣間見える「ロングUV-A対策」「自動修復機能」など、新製品を元にまとめた注目の日焼け止めトレンドを紹介します。

【トピック1】
塗り直しニーズに多様な提案!
“追いUVケア”アイテムが続々

こまめな塗り直しが重要と言われる日焼け止めですが、外出時にメイクの上から塗り直すのは大変なもの。そんな悩みを受けて塗り直しのUVパウダーやUVカット値が高いクッションファンデーションはこれまでも発売されていましたが、25年はさらにアイテム数が拡大。日焼け止めのトップブランド「アネッサ(ANESSA)」からはブラシ一体型のパウダーが、「雪肌精」からは顔に直接吹き付けることができる独自技術を搭載した日焼け止めミストが登場しています。

【“追いUV”に便利な日焼け止め新作4選】

アネッサ
(ANESSA)
ブラシ一体型のUVカットパウダー 

資生堂の「アネッサ(ANESSA)」から、今年はメイクの上からさっとひと塗りで簡単に塗り直しができるUVカットパウダー“パーフェクトUV ブラッシュオンパウダー”が登場。持ち運びに便利なブラシ一体型のパウダータイプで、手を汚さずに使用できる。ウオータープルーフタイプで、汗や水に強い処方を採用した。記事の続きはこちら

■商品詳細

“パーフェクトUV ブラッシュオンパウダー”[SPF50+・PA++++](3498円※編集部調べ)


雪肌精
ブランド初のUVケアミスト

「雪肌精」はUVケアミスト“スキンケア UV エッセンスミスト”を発売する。顔に直接吹き付けられる処方をコーセーで初採用したほか、ブランドの特徴である和漢植物由来の美容液成分を85%配合。メイクの上からも手軽に吹き付けられ、UVケアと潤いケアを同時にかなえる。記事の続きはこちら

■商品詳細

“スキンケア UV エッセンスミスト”[SPF35・PA+++](60mL、1870円※編集部調べ)


ベアミネラル
(BAREMINERALS)
ノンケミカルUV、ルースパウダー、ブラシが1つになったポケットUVパウダー

「ベアミネラル(BAREMINERALS)」は、ポケットに収まるほどコンパクトなブラシ一体型のルースパウダー“オリジナル ミネラルベール UVパウダーを発売。外出先やファンデーションの上からでも日焼け止めのリタッチが可能で、皮脂を吸収し、長時間さらりとした美しさを保つため、化粧直しとしても最適だ。記事の続きはこちら

■商品詳細

“オリジナル ミネラルベール UVパウダー(SPF25・PA++)”(5.3g、5280円)


ナチュラグラッセ
(NATURAGLACE)
ひと塗りで仕上がるスティックタイプ

「ナチュラグラッセ(NATURAGLACE)」は、ひと塗りで仕上がる“UVスティックファンデーション”と艶と透明感をプラスするマーブル模様の“UVマーブルスティック”のスティック型アイテム2種を発売する。“UVマーブルスティック”は、ハイライトとして使うこともでき、日焼けしやすい頬や額などの部分使いにも活用できる。記事の続きはこちら

■商品詳細

“UVスティックファンデーション”[SPF50+・PA+++](全2色、各12g、各4730円)
“UVマーブルスティック”[SPF50+・PA+++](限定、11g、4730円)


【トピック2】
ロングUV-Aを深掘り!
指標からは見えない企業努力

日焼け止めのUVカット力を示す指標といえば「SPF50+ PA++++」。この指標は紫外線防御効果を示す国際規格です。紫外線は波長によってオゾン層で吸収され地上には届かないUV-C(280~315nm)とレジャー紫外線と言われ肌に火傷のような赤みを残すUV-B(315~400nm)、日常紫外線と言われ光老化の原因と言われるUV-A(315~400nm)の3種類に分類されており、「SPF」はUV-Bのカット力を、「PA」はUV-Aのカット力を示しています。

UV-Aは波長によってUV-A Ⅱ(320~340nm)とUV-A I(340~400nm)に分けられていますが、シミやシワ、たるみといった老化原因は波長が長いUV-A Iにあると言われていて、近年はUV-A Iの研究が進んでいます。2014年に世界で初めてUVA-Ⅰの可視化に成功した富士フイルムはこれを「ディープ紫外線」と命名し独自技術を搭載した製品を発売し続けているほか、リニューアルした「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」のトーンアップUVも新たなUVフィルターを2種配合し、波長が長いロングUV-Aのカット力を強化しました。これらの特徴は紫外線防御指標で示すことができませんが、“光老化を防ぐ”という各社の企業努力を見ることができます。

【ロングUV-Aに負けない日焼け止め新作3選】

ラ ロッシュ ポゼ
(LA ROCHE POSAY)
紫外線防御を強化し、くすみをはね返すトーンアップUV 

「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE POSAY)」は、“UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ”をリニューアルした“UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ+”を発表。UVフィルターの設計を既存商品の7種から8種に増やし、ロングUVAを含む紫外線の防御力を高める。記事の続きはこちら

■商品詳細

“UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ” [SPF50+・PA++++](30mL、3960円)


アスタリフト
(ASTALIFT)
独自の紫外線防御剤で“Deep紫外線”を徹底カット

「アスタリフト(ASTALIFT)」は、紫外線から写真フィルムを守るために独自の紫外線防御剤を開発してきた富士フイルムならではの、シミの元になる“Deep紫外線”を防ぐ技術の開発に成功。“D-UVシールド トーンアップ”は、新たなシミ発生ルートのブロック、破れないUV膜の作成、“Deep紫外線”を光に変換するトーンアップ効果も実現する。記事の続きはこちら

■商品詳細

“D-UVシールド トーンアップ”[SPF50+・PA++++](2色、各30g、各4290円)


ニベア
(NIVEA)
“ディーププロテクト&ケア”シリーズを初改良

「ニベア(NIVEA)」は、定番の“ニベアUV ディーププロテクト&ケア”シリーズを初めて大型改良。スキンケアのような心地良い使用感はそのままに、UV-Bのほか、UV-Aによるシミ原因に着目した。また、日中の塗り直しに最適なミストUV“ニベアUV ディーププロテクト&ケア ミルクミストも販売している。記事の続きはこちら

■商品詳細

ジェル、エッセンス、トーンアップエッセンス[SPF50+・PA++++](各1078円※編集部調べ、以下同)
“ニベアUV ディーププロテクト&ケア ミルクミスト”[SPF50+・PA++++](60mL、1188円)


【トピック3】
これは美容液?日焼け止め?
スキンケアとのボーダレス化が止まらない

美容液成分を豊富に含んだ「美容液ファンデーション」と同様に、日焼け止めも美容液とのボーダレス化が進んでいます。テクスチャーの軽さや肌への潤いなど、スキンケアの一環として取り入れやすいアイテムが豊富に登場していて、「エトヴォス(ETVOS)」は美白美容液UV下地を、「SK-II」は美白美容液シリーズ“ジェノプティクス”からUVクリームを発売。どちらもマルチ機能が備わっている点が魅力です。

【もはや美容液な日焼け止め新作3選】

SK-II
美白美容液シリーズからUVアイテムが登場

「SK-II」は、美白美容液シリーズ“ジェノプティクス”から“CC プライマー”と“UV クリーム”を発売。ハリ、UVカット、下地&ナチュラルカバーという5つの効果を1本に凝縮し、潤いとUVカットのベールを長時間持続する。独自成分ピテラのほか、ナイアシンアミドやビサボロールを配合し、日中の外的要因にさらされた肌を穏やかに整えて潤いで満たす。記事の続きはこちら

■商品詳細

“CC プライマー”[SPF50+・PA++++](全2色、各30mL、各9900円)
“UV クリーム”[SPF50+・PA++++](全2色、各30mL、各9900円)


エトヴォス
(ETVOS)
美白ケア“ホワイトニングクリアライン”のUV下地

「エトヴォス(ETVOS)」は、美白ケア“ホワイトニングクリアライン”から美白ケア、日焼け止め、化粧下地として使えるUV下地 “薬用 UVホワイトニングクリアセラム”を販売している。トラネキサム酸がメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ。ほか、くすみへアプローチする10の保湿成分も配合した。記事の続きはこちら

■商品詳細

“薬用 UVホワイトニングクリアセラム”[SPF35・PA+++](4400円)


エリクシール
(ELIXIR)
“大人のUV乳液”が進化 新処方採用&新成分を配合

「エリクシール(ELIXIR)」は、高機能のUV乳液“デーケアレボリューション”が進化し、なりたい肌に合わせて選べる透明感×ハリの“デーケアレボリューション ブライトニング ba”【医薬部外品】と、潤い×ハリの“デーケアレボリューション ba”【医薬部外品】の2種を販売中。新成分の「ミトケアエッセンス」を配合し、紫外線ダメージを受けにくい肌にアプローチする。また、SPF50+・PA++++の商品に美容成分の配合量を増やす資生堂初の新処方「マイクロUV美容処方」も採用した。記事の続きはこちら

■商品詳細

“デーケアレボリューション ブライトニング ba”【医薬部外品】(全2種、各35mL、3410〜3740円)
“デーケアレボリューション ba”【医薬部外品】(全2種、各35mL、3410〜3740円)


【トピック4】
外的環境やヨレに対応
心強い「自動修復機能」

「こまめな塗り直しが肝心」と言われる日焼け止めですが、会話や食事で口元にはシワができ、笑えば目元も大きく動く。活動していればそれらは当然起こることで、防ぎようがありません。そんな日常の動きに対応するのが、日焼け止めの自動修復機能です。資生堂やポーラなど以前から取り入れている企業は多いですが、今年もユニークなアイテムが続々。「ランコム(LANCOME)」は磁石のように引き合う力に着目し開発した独自技術を搭載。「シセイドウ(SHISEIDO)」は熱や汗、水によって防御膜を強化する技術を、「ビオレUV(BIORE UV)」は湿度に応じてUVカット膜の厚みが変化する技術を取り入れました。各社の独自研究と技術が詰め込まれた自動修復機能に注目です。

【ヨレを自動で修復する日焼け止め新作4選】

ランコム
(LANCOME)
崩れた膜を復元する独自技術を搭載

「ランコム(LANCOME)」の“UV エクスペール エクストリーム シールド”は、磁石のように引き合う力に着目し開発した技術、マグネティック UVネットワークを搭載した日焼け止め下地。汗や水、こすれなどでUVブロック膜が圧力を受けると、プラスとマイナス分子が引き合う力で素早く崩れた箇所を復元し、隙なく紫外線から肌を守る。記事の続きはこちら

■商品詳細

“UV エクスペール エクストリーム シールド” [SPF50+・PA++++ 耐水性★★](50mL、1万2980円)


シセイドウ
(SHISEIDO)
熱や汗、水によって防御膜が強化するUVローション

「シセイドウ(SHISEIDO)」が発表した新サンケアシリーズの“パーフェクト サン プロテクター ローション”には、同ブランドで初めて熱や汗、水によって防御膜が強化し、動きによるヨレや隙間に対し膜が自ら均一になるシンクロシールドリペア技術を搭載している。記事の続きはこちら

■商品詳細

“パーフェクト サン プロテクター ローション”(50mL、6600円)


コーセー
水分蒸発後の穴を埋める“衝撃の紫外線ブロック”

コーセーは、化粧崩れ対策に特化した“メイク キープ”シリーズから日焼け止めミルク“衝撃の紫外線ブロック”を販売している。従来のUV膜にあった肌の水分が蒸発した後に生じる“揮発穴”に着目し、これを埋める新アプローチで、水分蒸発後も紫外線防御力の高いすき間のない膜を持続する。記事の続きはこちら

■商品詳細

“衝撃の紫外線ブロック”[SPF50+・PA++++](40mL、1430円※編集部調べ)


ビオレUV
(BIORE UV)
肌湿度で厚みが変化するUVクリーム

花王は、「ビオレUV(BIORE UV)」のアクアリッチシリーズから、“ビオレUV アクアリッチ エアリーホールドクリーム(呼吸感ベールUV)”を発表。湿度応答剤を含むため、日中、湿度に応じて膜の厚みが変化。蒸し暑い環境では塗膜中の湿度応答剤が汗を吸って肌がべたつくのを防ぐほか、エアコンが効いた室内では塗膜が肌の乾燥を防ぐ。記事の続きはこちら

■商品詳細

“ビオレUV アクアリッチ エアリーホールドクリーム(呼吸感ベールUV)”[SPF50+・PA++++ 耐水性★★](70g、1430円※編集部調べ)

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日本再上陸のホノルルコーヒーが銀座と麻布十番に新店オープン “アロハスピリット”を感じるくつろぎ空間

ホノルルコーヒージャパンは5月1日、ホノルルコーヒー銀座店と麻布十番店をオープンする。それぞれの街の雰囲気に合わせた内装が特徴で、銀座店はアートな雰囲気に、麻布十番店はラグジュアリーとローカルを両立させたインテリアに仕上げた。ホノルルコーヒーは2024年に日本に再上陸しており、今回の新店オープンで都内3カ所に店舗を構えることになる。

日本に溶け込むハワイのコーヒー体験 店舗ごとの限定メニューも

東銀座駅徒歩1分、銀座駅徒歩4分のエリアに構える銀座店は、高級感と伝統、文化が息づく銀座のムードにハワイのリラックス感を加え「上質だけど気取らない」都会のオアシスを目指した。席数は51席で、壁面アートエリアで知られるハワイ・カカアコ地区の倉庫をイメージ。店内にはカヌーのパドルや、コーヒー豆を入れる麻袋を飾る。

麻布十番駅からすぐの場所にある麻布十番店はテーブル席に加え、カウンター席やソファー席、麻布十番商店街を見渡せるテラス席など全39席を用意した。麻布十番の住民が日常的に立ち寄れる心地よさを意識して温かみのある家具を設置しつつ、店内の一角にはホノルルコーヒーの象徴的なデザインをハンドペインティングで描くなどし、ハワイらしい彩りも加えている。

日本でのホノルルコーヒーは2012年から米国本社とフランチャイズ契約を結んだフジオフードグループが店舗展開をしてきたが、契約満了とコロナ禍の客足減少により撤退。24年、新たにフランチャイズ契約を結んだホノルルコーヒージャパンにより、六本木の期間限定店を経て12月に再上陸1号店を原宿にオープンしていた。萩原利貴ホノルルコーヒージャパン社長は、「一部店舗では限定メニューの展開も予定している。3つの異なる表情を持つ店舗を巡りながら、各店舗に宿るハワイのエッセンスや“ホノルルコーヒーらしさ”を感じていただければ」とコメントしている。

■ホノルルコーヒー銀座店/麻布十番店
オープン日:5月1日
営業時間:8:oo〜20:00(オープン日のみ9:00/12:00から)
住所:東京都中央区銀座5-14-1/東京都港区麻布十番1-11-11

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