大人女性の“かゆいところに手が届く”「バウト」 6シーズン目でメンズラインも開始

靱江千草(うつぼえ・ちぐさ)デザイナーによる「バウト(BOWTE)」は、大人女性の”かゆいところに手が届く“ウィメンズブランドだ。2023年春夏の立ち上げから2年ほどしか経過していないものの、ロンハーマン(RON HERMAN)、エイチ ビューティ&ユース(H BEAUTY&YOUTH)など有力セレクトショップを中心に約30の卸先を抱えるまでに成長した。上質な生地選びとメンズのテーラリングの合わせ技で、ハンサムにもレディライクにも、デイリーにもオケージョンにも着られるウエアがそろう。

メンズラインをスタート

25年秋冬から新たにメンズラインをデビューする。ウィメンズで展開する商品をサイズアップし、ジャケットやシャツ、スラックス、コートなど7型を発表。靱江デザイナーは、「メンズライクな発想のモノ作りをしていたことから、メンズウエアの別注依頼が続いていた。これを受けて、自ブランドでメンズの取り扱いに着手するに至った」と経緯を話す。「バウト」がウィメンズブランドであることから、まずはユニセックスアイテムを取り扱うセレクトショップを卸先に見据えるという。

ウィメンズの着想源は90年代のムード

ウィメンズは90年代前半に特有のナローなシルエットをモダンにアップデートし、オーバーサイズな仕立てで着やすさも両立した。例えばダブルフロントのジャケット(15万4000円)やワンピース(10万4500円)はショルダー部分に薄いパッドを採用し、アーム部分のパターンに前振りを利かせないことによって、ドレッシーながらミニマルな印象に仕上げるほか、スーピマコットンを使用したTシャツ(1万8700円)にも肩パッドを入れて、さりげなくショルダーラインを引き立てた。

スタイリングのアクセントとなるアイテムも豊富だ。フィッシュテールスカート(13万7500円)やスカラップ袖のラメニット(5万7200円)、ニドム加工で褪色した風合いを出したモヘヤベスト(9万5700円)、共地のケープがドッキングしたカットソー(3万3000円)など、一捻りあるディテールをデザインに加えている。

運営元が虫文毛織(愛知・一宮)であることから、素材へのこだわりも強い。虫文毛織製に限らず、アイテムに最も適した素材を使うのが特徴で、国内外から仕入れている。虫文毛織による梳毛ウール100%の「スーパー180」を採用したローブコート(22万円)は、ダブルフェースで着心地の良さを実現。「あまりにも気持ちいい生地だから」と裏地を貼らずにパンツも作っており、靱江デザイナーが太鼓判を押す商品だ。ヤギファーを再現したというショートジャケット(25万3000円)には、希少なスーリアルパカ毛を80%混ぜ、柔らかな質感を追求した。

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大人女性の“かゆいところに手が届く”「バウト」 6シーズン目でメンズラインも開始

靱江千草(うつぼえ・ちぐさ)デザイナーによる「バウト(BOWTE)」は、大人女性の”かゆいところに手が届く“ウィメンズブランドだ。2023年春夏の立ち上げから2年ほどしか経過していないものの、ロンハーマン(RON HERMAN)、エイチ ビューティ&ユース(H BEAUTY&YOUTH)など有力セレクトショップを中心に約30の卸先を抱えるまでに成長した。上質な生地選びとメンズのテーラリングの合わせ技で、ハンサムにもレディライクにも、デイリーにもオケージョンにも着られるウエアがそろう。

メンズラインをスタート

25年秋冬から新たにメンズラインをデビューする。ウィメンズで展開する商品をサイズアップし、ジャケットやシャツ、スラックス、コートなど7型を発表。靱江デザイナーは、「メンズライクな発想のモノ作りをしていたことから、メンズウエアの別注依頼が続いていた。これを受けて、自ブランドでメンズの取り扱いに着手するに至った」と経緯を話す。「バウト」がウィメンズブランドであることから、まずはユニセックスアイテムを取り扱うセレクトショップを卸先に見据えるという。

ウィメンズの着想源は90年代のムード

ウィメンズは90年代前半に特有のナローなシルエットをモダンにアップデートし、オーバーサイズな仕立てで着やすさも両立した。例えばダブルフロントのジャケット(15万4000円)やワンピース(10万4500円)はショルダー部分に薄いパッドを採用し、アーム部分のパターンに前振りを利かせないことによって、ドレッシーながらミニマルな印象に仕上げるほか、スーピマコットンを使用したTシャツ(1万8700円)にも肩パッドを入れて、さりげなくショルダーラインを引き立てた。

スタイリングのアクセントとなるアイテムも豊富だ。フィッシュテールスカート(13万7500円)やスカラップ袖のラメニット(5万7200円)、ニドム加工で褪色した風合いを出したモヘヤベスト(9万5700円)、共地のケープがドッキングしたカットソー(3万3000円)など、一捻りあるディテールをデザインに加えている。

運営元が虫文毛織(愛知・一宮)であることから、素材へのこだわりも強い。虫文毛織製に限らず、アイテムに最も適した素材を使うのが特徴で、国内外から仕入れている。虫文毛織による梳毛ウール100%の「スーパー180」を採用したローブコート(22万円)は、ダブルフェースで着心地の良さを実現。「あまりにも気持ちいい生地だから」と裏地を貼らずにパンツも作っており、靱江デザイナーが太鼓判を押す商品だ。ヤギファーを再現したというショートジャケット(25万3000円)には、希少なスーリアルパカ毛を80%混ぜ、柔らかな質感を追求した。

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「ベアミネラル」が日本撤退 公式ECでの販売は5月29日に終了

「ベアミネラル(BAREMINERALS)」は8月31日、日本事業の運営を終了する。公式店舗での販売は5月末から順次終了し、公式ECでの販売は5月29日に終了する。

公式オンラインのポイント付与は、4月30日付の付与分をもって終了。保有ポイントは、公式ECの販売最終日(5月29日)まで1ポイント=1円相当として使用できる。

「ベアミネラル」は1995年、“オリジナル ファンデーション”[SPF15・PA++](全12色、各8g、各4950円)の発売とともに米国カリフォルニアで創業した。ファンデーションのほか、ポイントメイクアップやスキンケアなどアイテムを拡充。「つけないよりも、肌に良い」をコンセプトに掲げ、ミネラルを使った地球と肌に優しい化粧品、クリーンビューティを発信してきた。

2004年に日本に上陸。10年に資生堂が同ブランドの親会社ベアエッセンシャル(BARE ESCENTUALS)を買収した。しかし新型コロナウイルスの影響でメイクアップ事業が苦戦し、スキンケアに注力する中長期計画「WIN 2023 and Beyond」の下で「ベアミネラル」を含む3ブランドを21年に売却した。21 年以降は、米投資ファンドのアドベント・インターナショナル(ADVENT INTERNATIONAL)が設立したオルヴェオン(ORVEON)傘下で展開されていた。

日本撤退の発表を受けてSNSでは、「『ベアミネラル』しか使えない人も多い、肌に優しいコスメだったのに残念。困る人は多そう」「コンシーラーがお気に入りで毎日使っているのに......悲しい」「膝から崩れ落ちるくらいショックだけど、後悔する前に買えるだけ買う」など撤退を悲嘆する声が相次いだ。

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「カナデル」からエイジング悩みを引き起こす肌内部の炎症に着目した“鎮静化粧水”

エイジングケアブランド「カナデル(CANADEL)」は4月22日、肌内部の炎症に着目した薬用ローション“チューニングローション”【医薬部外品】(110mL、3630円)を発売する。

同製品は、エイジング悩みを加速させる肌内部の炎症に着目した鎮静薬用ローション。炎症を抑制するグリチルレチン酸ステアリルを特殊技術でナノ化した「浸透ナノSG」を採用し、肌への浸透性と抗炎症性を高めた。肌荒れをケアするアラントインとダブル配合することで蓄積する炎症を瞬時に、かつ徹底的に鎮静する。ほか、ドクダミやツボクサ、ヨモギなど植物エキス5種を配合。大気汚染物質や紫外線など、ダメージのもとをブロックしながら受けたダメージの回復にアプローチする。

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「カナデル」からエイジング悩みを引き起こす肌内部の炎症に着目した“鎮静化粧水”

エイジングケアブランド「カナデル(CANADEL)」は4月22日、肌内部の炎症に着目した薬用ローション“チューニングローション”【医薬部外品】(110mL、3630円)を発売する。

同製品は、エイジング悩みを加速させる肌内部の炎症に着目した鎮静薬用ローション。炎症を抑制するグリチルレチン酸ステアリルを特殊技術でナノ化した「浸透ナノSG」を採用し、肌への浸透性と抗炎症性を高めた。肌荒れをケアするアラントインとダブル配合することで蓄積する炎症を瞬時に、かつ徹底的に鎮静する。ほか、ドクダミやツボクサ、ヨモギなど植物エキス5種を配合。大気汚染物質や紫外線など、ダメージのもとをブロックしながら受けたダメージの回復にアプローチする。

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グランプリ受賞者が教える “良いピッチ”の秘訣 【ファーメンステーション・酒井里奈代表】

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「サステナブルファッション・トーク」は、ファッション業界のサステナビリティに関する最新ニュースやトレンドをざっくばらんにお話しする番組です。本番組では、サステナビリティ担当記者木村和花がホストを務め、「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクター向千鶴とともにお届けします。

先週に引き続き、注目のスタートアップ企業、ファーメンステーションの酒井里奈代表取締役をゲストにお迎えしました。ケリング(KERING)が日本で初開催したスタートアップ企業のアワード「ケリング・ジェネレーション・アワード(KERING GENERATION AWARD)」での最優秀賞受賞をはじめ、世界各国でビジネスピッチを行い成果を上げている酒井代表に、人の心をつかむピッチの秘訣などを伺います。世界へ飛び出し、ファーメーステーションがこれから目指す世界についてもお話しいただきました。



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「ディオール」が京都の東寺でファッションショー 京都の職人と対話し、素材から染色に至るまで協業

「ディオール(DIOR)」は4月15日、京都の東寺で2025年プレ・フォール・コレクションのランウエイショーを開催した。「ディオール」が京都でショーを開くのは、1953年以来で72年ぶり。53年には、メゾンを創設したクリスチャン・ディオール(Christian Dior)が西洋のファッションをいち早く持ち込み、以来「ディオール」と日本、パリと京都の友好関係は長い。アーティスティック・ディレクターのマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)は、そんな日本、特に京都の職人たちとクラフツマンシップに関する「対話」と称するコラボレーションを楽しんだ。

京都にあるさまざまな工房の中でも、今回は龍村美術織物と田畑染飾美術研究所、そして福田工芸染繍研究所と共にコレクションを手がけた。龍村美術織物は、クリスチャン・ディオール本人による「羅生門」や「東京」「歌麿」と呼ばれる作品の素材を提供。今回マリアは、その中から2種類の素材を現代的に蘇らせ、小紋柄や花柄の着物風コートやパンツ、ラップブルゾンやタイトスカートなどに仕上げた。龍村美術織物の5代目となる龍村平蔵は、「ムッシューは浮世絵や文化に興味があり、初代の平蔵はフランス・リヨンからジャカード織機を導入するなど、両者は互いの文化をリスペクトしてきた。ファッションの最先端を走るマリアさんを通して、培ってきた技術が世の中の人たちにどう受け止められるのか?が楽しみ」と話した。

田畑染飾美術研究所は、19世紀から続く京友禅の老舗。今回は、桜などをモチーフにした新しい京友禅を製作した。田畑喜八会長は、「友禅は着物に限らず、いろんなものを染められる。発表する今の時期を考え、日本の春を代表する桜を中心としたデザインを考えた」と話す。そしてマリアは、すでにソメイヨシノは散り際だったものの、東寺の歴史を見つめ続ける桜のように、田畑染飾美術研究所の京友禅をコレクションの随所に散りばめた。ムッシューが着物の上から羽織ることを前提に生み出したと言われるラグランスリーブでオーバーサイズのフロックコートを筆頭に、シフォンのようにエアリーな素材で作ったブラウスとパンツのセットアップやラップコートなど、ホワイトからヌードのドレスやコートは、淡い桜で彩られ、詩的で幻想的なムードを掻き立てた。

福田工芸染繍研究所は、祖業の刺しゅうから発展した染色を担当。福田喜代表は、「境界線が存在しない、自然なグラデーションの引き染めにこだわった」と話す。引き染めによる藍や紫のグラデーションは、桜や菊、牡丹などの花々と共に、トレンチコートやローブコート、コンパクトなMA-1、ラップスカートなどの普遍的なアイテムを彩った。花と同系色だったり藍色だったりのグラデーションは、花々が咲き乱れる幻想的なムードを強調する。着物のような前合わせに色を加えることで、オリエンタルなディテールを強調するアイテムもあった。
コレクションは全編、着物のようにシンプルかつエフォートレスなシルエット。そこにベアトップやワンショルダーのニット、カスケードチュールのスカートなど、マリアの「ディオール」らしいアイテムを加えていく。パンツやスカートの多くもラップディテールで、着物のような前合わせのパターンだ。そして京都の職人との対話の影響は、全編に及んでいる。ダメージデニムのセットアップは、マリアが龍村美術織物を見学した時に見たという「古代ギレ」の現代的な再解釈なのだろう。時代を感じる布のようにダメージを加えて、和洋折衷なコレクションのスパイスとした。

これだけ日本の文化や歴史にオマージュを捧げると、コレクションは(特に日本人には)袖を通し難い“ジャポニスム”のムードを帯びがちだが、今回の「ディオール」はリアリティも担保した。その理由もおそらく、マリアと京都の職人たちとの「対話」のおかげだろう。「対話を通して、伝統を次の世代に継承したい」と話すマリアに賛同するかのように、3人の職人は、「美しいものを作って、身につけた人がより幸せな姿になるのを見るのが無常の喜び」(5代目龍村平蔵)や「お召しになる方が主人公で、着物が主人公ではない。お召しになる人を考え、あまり色を使わずに仕上げている」(田畑喜八会長)、「女性を美しく引き立てるため、技術を発展させてきた」(福田喜代表)と話し、あくまで「女性が主役」との考えで共通している。「女性が主役」という、マリアが長年「ディオール」で訴え続けるフェミニズムの姿勢は、伝統を現代風に昇華し、未来に継承するにおいても有効な考え方なのだ。改めて「ディオール」というブランドの歴史を9年にわたって紡ぎ直し、現代、そして未来に継承し続けてきたマリアに思いを馳せた。

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「ディオール」が京都の東寺でファッションショー 京都の職人と対話し、素材から染色に至るまで協業

「ディオール(DIOR)」は4月15日、京都の東寺で2025年プレ・フォール・コレクションのランウエイショーを開催した。「ディオール」が京都でショーを開くのは、1953年以来で72年ぶり。53年には、メゾンを創設したクリスチャン・ディオール(Christian Dior)が西洋のファッションをいち早く持ち込み、以来「ディオール」と日本、パリと京都の友好関係は長い。アーティスティック・ディレクターのマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)は、そんな日本、特に京都の職人たちとクラフツマンシップに関する「対話」と称するコラボレーションを楽しんだ。

京都にあるさまざまな工房の中でも、今回は龍村美術織物と田畑染飾美術研究所、そして福田工芸染繍研究所と共にコレクションを手がけた。龍村美術織物は、クリスチャン・ディオール本人による「羅生門」や「東京」「歌麿」と呼ばれる作品の素材を提供。今回マリアは、その中から2種類の素材を現代的に蘇らせ、小紋柄や花柄の着物風コートやパンツ、ラップブルゾンやタイトスカートなどに仕上げた。龍村美術織物の5代目となる龍村平蔵は、「ムッシューは浮世絵や文化に興味があり、初代の平蔵はフランス・リヨンからジャカード織機を導入するなど、両者は互いの文化をリスペクトしてきた。ファッションの最先端を走るマリアさんを通して、培ってきた技術が世の中の人たちにどう受け止められるのか?が楽しみ」と話した。

田畑染飾美術研究所は、19世紀から続く京友禅の老舗。今回は、桜などをモチーフにした新しい京友禅を製作した。田畑喜八会長は、「友禅は着物に限らず、いろんなものを染められる。発表する今の時期を考え、日本の春を代表する桜を中心としたデザインを考えた」と話す。そしてマリアは、すでにソメイヨシノは散り際だったものの、東寺の歴史を見つめ続ける桜のように、田畑染飾美術研究所の京友禅をコレクションの随所に散りばめた。ムッシューが着物の上から羽織ることを前提に生み出したと言われるラグランスリーブでオーバーサイズのフロックコートを筆頭に、シフォンのようにエアリーな素材で作ったブラウスとパンツのセットアップやラップコートなど、ホワイトからヌードのドレスやコートは、淡い桜で彩られ、詩的で幻想的なムードを掻き立てた。

福田工芸染繍研究所は、祖業の刺しゅうから発展した染色を担当。福田喜代表は、「境界線が存在しない、自然なグラデーションの引き染めにこだわった」と話す。引き染めによる藍や紫のグラデーションは、桜や菊、牡丹などの花々と共に、トレンチコートやローブコート、コンパクトなMA-1、ラップスカートなどの普遍的なアイテムを彩った。花と同系色だったり藍色だったりのグラデーションは、花々が咲き乱れる幻想的なムードを強調する。着物のような前合わせに色を加えることで、オリエンタルなディテールを強調するアイテムもあった。
コレクションは全編、着物のようにシンプルかつエフォートレスなシルエット。そこにベアトップやワンショルダーのニット、カスケードチュールのスカートなど、マリアの「ディオール」らしいアイテムを加えていく。パンツやスカートの多くもラップディテールで、着物のような前合わせのパターンだ。そして京都の職人との対話の影響は、全編に及んでいる。ダメージデニムのセットアップは、マリアが龍村美術織物を見学した時に見たという「古代ギレ」の現代的な再解釈なのだろう。時代を感じる布のようにダメージを加えて、和洋折衷なコレクションのスパイスとした。

これだけ日本の文化や歴史にオマージュを捧げると、コレクションは(特に日本人には)袖を通し難い“ジャポニスム”のムードを帯びがちだが、今回の「ディオール」はリアリティも担保した。その理由もおそらく、マリアと京都の職人たちとの「対話」のおかげだろう。「対話を通して、伝統を次の世代に継承したい」と話すマリアに賛同するかのように、3人の職人は、「美しいものを作って、身につけた人がより幸せな姿になるのを見るのが無常の喜び」(5代目龍村平蔵)や「お召しになる方が主人公で、着物が主人公ではない。お召しになる人を考え、あまり色を使わずに仕上げている」(田畑喜八会長)、「女性を美しく引き立てるため、技術を発展させてきた」(福田喜代表)と話し、あくまで「女性が主役」との考えで共通している。「女性が主役」という、マリアが長年「ディオール」で訴え続けるフェミニズムの姿勢は、伝統を現代風に昇華し、未来に継承するにおいても有効な考え方なのだ。改めて「ディオール」というブランドの歴史を9年にわたって紡ぎ直し、現代、そして未来に継承し続けてきたマリアに思いを馳せた。

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「ディオール」2025年プレ・フォール・コレクション

「ディオール(DIOR)」が2025年プレ・フォール・コレクションを発表した。

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「タンバリンズ」の新作“ボタリ”が日本上陸 SNSで話題の“爆発的な生命力”の香り

「タンバリンズ(TAMBURINS)」は4月16日、新パフュームコレクション“ボタリ(BOTTARI)”を東京・南青山のフラッグシップストアと大阪・阪急うめだ本店、公式オンラインストアで発売した。同コレクションは日本での販売に先駆けて韓国で3月に先行発売し、ユニークなプロモーションと共にSNSで話題を集めていた。

ラインアップは、パフューム2サイズ(50mL・11mL)とバーム、実店舗限定のキャンドル3サイズ(3.2kg、900g、260g)に加え、ブランド初となるロールオンタイプのパフュームオイルをそろえる。さらに、ファッションアイテムとしてバッグやベルトに装着でき、アクセサリー感覚で香りを身に付けられるレザーウエア パフュームオイルも、ブラックとホワイトの2色を用意する。

“香りの旅路”を表現したコレクション

“ボタリ”コレクションはキノコの胞子の生命力に着想を得ており、“結ばれた包み(ボタリ)”が完全に開くまでの変化をセンシュアルな香りで表現。トップノートには爽やかなアキガラウッドを、ミドルノートには苔と木肌の香りを、ラストノートにはアンバーグリスと濃厚なムスクを使用し、徐々に広がる香りでキノコの胞子の“爆発的な生命力”を具現化したという。

日本発売を記念して、東京の旗艦店と阪急うめだ本店では4月16日から5月21日まで、オンラインストアでは5月11日まで、購入特典付きのキャンペーンを実施中だ。条件を満たした購入者には、限定ポーチやミニパフューム(2mL)、ラバーインセンスを数量限定でプレゼントする。

超巨大キノコが聖水旗艦店に出現

“ボタリ”が日本上陸前から話題を集めた理由の一つが、「タンバリンズ」らしいユニークなプロモーションだ。韓国・聖水のフラッグシップストアでは、東京とロンドンを拠点に活動するアーティストデュオ「エーエー・ムラカミ(A.A.MURAKAMI)」とのコラボレーションによるインスタレーション“The Space Between Thoughts”を、ローンチに合わせて公開した。キノコの菌糸体ネットワークに着想を得た超巨大キノコのオブジェからは、一定時間ごとに霧状のフォグリング(Fog rings)を噴射。キノコの胞子が弾ける瞬間の生命力で、人間の思考の先にある未知の可能性を表現している。巨大オブジェのデザインと空間全体を「タンバリンズ」が制作し、フォグリングの内部設計を「エーエー・ムラカミ」担当した。

ブルーを基調とした店内には、グレイ・ソレンティ(Gray Sorrenti)が撮り下ろしたBLACKPINK ジェニー(JENNIE)のキャンペーンビジュアルも展示。観光客で溢れる注目エリアで、SNSで発信したくなるようなインパクトのある演出と、没入感のある神秘的な空間作りで、“ボタリ”のコンセプトを分かりやすく伝えている。

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「群言堂」の“植物担当” 染料調達・営農・朝食のおもてなし、3足のわらじを履くに至るまで

PROFILE: 鈴木良拓:他郷阿部家 暮らし紡ぎ人兼SUZUKI FARMS代表

鈴木良拓:他郷阿部家 暮らし紡ぎ人兼SUZUKI FARMS代表
PROFILE: (すずき・よしひろ)1988年福島県南会津町生まれ。秋田公立美術工芸短期大学プロダクトデザイン科でデザインの基礎を学び、文化服装学院テキスタイルデザイン科でテキスタイルを学ぶ。2012年に石見銀山生活文化研究所に入社と同時に島根県大田市大森町へ移住。企画担当として主にテキスタイルデザインを手掛ける。19年に独立。「他郷阿部家」での朝食、台所周りの掃除や「阿部家」のメンテナンス業務、お客さまの感動価値を上げるものづくりに取り組みながら、随時里山パレットの染料となる植物の調達を行う

島根県大田市に拠点を置く群言堂グループが運営する宿泊施設「他郷阿部家」で朝食を担当する鈴木良拓さんは、自ら育てた野菜と卵を宿泊客にふるまう。聞けば、もともとは「石見銀山 群言堂」のテキスタイルデザインを担当し、大森町周辺で採取した草花や枝木などから染めた「里山パレット」を開発した人物で、今も「里山パレット」の染料になる植物を採集しながら、「阿部家」の仕事と営農を行う。

WWD:仕事のタイムスケジュールを教えてほしい。

鈴木:朝6時半に「阿部家」に来て8時からの朝食を準備し、朝食後はお客さまに群言堂の関連施設のご案内などを行う。11時のチェックアウト業務後は14時頃まで洗濯や掃除などを行う。お昼休憩後、15時頃からは(群言堂グループの創業者)登美さんからの頼まれごとや畑仕事、「里山パレット」の業務を行っている。18時には帰宅して家族のために夕食を作っている。「里山パレット」の下げ札に描かれた植物画も僕の担当。

WWD:大森町に移住したきっかけは?

鈴木:学生時代に生地の産地を巡り、機屋や染工場を見学させていただく中でインターンを経験した。そこでさまざまなブランドの生地ファイルが並ぶ中で「石見銀山生活文化研究所」というファイルを見つけた。「石見銀山」「研究所」って何だ?と興味を持ちファイルを見るとちゃんとした生地を作っていて惹かれた。調べると島根を拠点に面白い取り組みをしていた。求人は出ていなかったが問い合わせると面接することになり、学生時代に取り組んでいた自生する植物繊維で作った物や植物で染めた衣服などの作品をたくさん持って臨んだ。

WWD:大森町の本社で面接を行った。

鈴木:(創業者の)登美さんと大吉さん(夫妻)はもちろん経営陣がそろい10人に囲まれた面接だった。いろんな質問をされて答える中で大吉さんが盛り上がってきて「この町には手つかずの自然の資源があるが、生かし切れていない。植物資源を使ったものづくりをやってみないか」と言われた。後に登美さんが教えてくれたのは、登美さんは面接の時点では迷いがあって、面接帰りの電車で偶然一緒になりいろんな話をする中で採用を決めたそう。

WWD:12年にデザイナーとして採用され、テキスタイルデザインを担当した。

鈴木:入社後すぐに大森町周辺の植物を生かしたものづくりに取り組みはじめ、今は食堂になっているかやぶき屋根の建物で実験的に染め始め入社して1年が経ったころに「里山パレット」をスタートすることになった。

WWD:「里山パレット」は完全な草木染めではなく化学染料も用いる「ボタニカルダイ」を採用した。

鈴木:流通させるにはある程度の耐久性が必要だった。「ボタニカルダイ」は従来の草木染めで用いるような重金属を使わない自然由来の糊で色を吸着させる。色落ち防止のための化学染料を用いたハイブリッドな染色法で、文化服装学院時代に染め織りのアドバイスを頂いていた有機化学研究者が在籍する染めの会社が取り組んでいた。

WWD:「里山パレット」はどんな植物を用いているのか。また、染料になるかどうかをどう見極めているのか。

鈴木:畦道にある蓬、梅や桜の剪定をするときに出た枝、収穫が間に合わず落ちてしまったブルーベリーの実、山に自生する香りの良い黒文字(クロモジ)や湿気の多いところに生えるシダ植物など、大森の環境で得られるいろんな植物を使っている。大森らしい植物は何かな?という視点で探している。

色に関してはどの植物も色素を持っているので、例えば枝や幹、渋み味が強い植物はタンニンが多いのでブラウン系かな?とか、ブルーベリーやヨウシュヤマゴボウだったらアントシアニン系が多いかな?と大体の予測は立てながら集めている。

WWD:現在何種類くらいの植物から染料を作っているのか。

鈴木:少しずつ増えていて今は100種類以上ある。植物別にデータ化してシーズンごとに選んでいる。人気なのは明るめではっきりとした色。嬉しいのは10年続けると、「今年の黒文字の色が良かったよ」と徐々に色ではなく植物で見比べてくれる人が増えていること。気に入った形の服で10色そろえてくれる方もいる。

WWD:染料をどのように作り、染めているか。

鈴木:大森で染料となる植物を集めて乾燥か冷凍してストックし、それを「ボタニカルダイ」ができる会社に送り染料にしてもらった後に染工場で染めていただいている。1種類50~60kgストックしているものもあれば、集めにくいものは1kg単位でストックしてキロ単位で出荷している。採集しやすい植物も難しい植物も価格は一律で、どれくらい貴重か(採集が難しいか)などは「里山パレット」のページで紹介している。特に貴重なのは冬頃に集めるサカキやヒサカキの実で、小粒の実を寒い冬に集めなきゃいけないので手が冷たくなるし大変だけど、色がいい。

WWD:今は「里山パレット」の材料収集と営農、「阿部家」の運営に携わる。なぜ3足のわらじを履くことに?

鈴木:大森に移住してきてから田畑が荒れていくのが徐々に目立つようになった。もともと植物や森に興味があり「自然と自分の繋がり」を畑で表現してみたくなった。群言堂のお取引先などのお客さまが大森にいらしたときにスタッフたちが採ってきた山菜やイノシシ肉などでおもてなすることもあり、野菜も自分たちの手で育てたものが提供できればと考えた。また、大森町で畑や田んぼをしている人は少なく、1人くらい農業に注力する人がいると面白いいかな?とも思った。独立を選んだのは農家じゃないと農地が借りられないことに加えて、畑を借りるための資金がなかったから。借金をするために独立した。「群言堂」の仕事も引き続き行うことも決まっていたから独立できた。

実態は「群言堂」で稼いで畑に投資、それでも営農する意味

WWD:荒れた畑を野菜が採れる畑にするのは簡単ではない。今ではニホンミツバチが畑にやってくるまでになった。

鈴木:最初の3年は全く野菜ができず、意味があると思って始めたことだったがしんどかった。「群言堂」の仕事をしながら、もともと田んぼだった場所を畑にするなど土木工事から行っていたからとにかく必死だった。4年目からは人参や葉物野菜が採れるようになり、野菜による売り上げはわずかだったが心が安定した。その頃に「阿部家」に合流して、野菜のおもてなしを始めた。自分たちの手で育てた野菜と卵でつくる朝食は納得感があっていい仕事だと感じている。今は手放しでも野菜の花が咲いて種がこぼれ、新しく芽がでて放っておいても自然環境に任せることができるようになった。

育てた野菜は「阿部家」の朝食をメインに大森町にあるドイツパン屋べッカライコンディトライヒダカや近くのジビエ料理屋さんなど、顔が見える数店舗に卸している。そのほか、近所におすそ分けしたり、野菜のある時期に町の人や滞在されている人、保育園や学童の子どもたちに畑に入ってもらって収穫してもらっている。つい先日も保育園の子どもたちがタケノコ堀りに畑に来て、町の中での立ち位置ができて営農する意味を感じている。

WWD:畑で利益を出すのは難しいと聞く。

鈴木:大規模農家や土壌環境がいい畑以外はほぼ赤字なのではないか。僕は経費をかけずにやっていても営農だけでは赤字で、「『群言堂』で稼いで畑に投資」が実態に近い(笑)。今は投資になっているが、教育など何かをきっかけに活用できる可能性があるとも感じている。また群言堂グループとして「生活観光」を打ち出しているので畑が自分を表現できる場所として確立したい。

WWD:自然農法にこだわっている。

鈴木:森のような畑を作りたくて、農薬や肥料を使っていないので結果的に「自然農法」になった。人が支配的に管理するのではなく、自然環境に近い畑を作りたいと思った。というのも、父親が林業に関わっていたこともあり、家族の話題は森や自然のことが多く興味を持つようになった。中学生の頃に出合った植物生態学者の宮脇明さんの本に「本来の自然(森)というは、いろんな生き物がせめぎ合っている場所である。高木の下に亜高木、低木、下草、そして地面の下にもミミズや様々なバクテリアがいる」とあった。空間の中に色んな生き物がせめぎ合っているのが「自然」だという言葉が強く印象に残った。宮脇さんの植樹方法は本来そこにあったであろう植生を神社の鎮守の森などから導き出して何十種類もの木を混生密植させるもので、僕もそれを参考に60種類くらい科の違う野菜の種を混ぜて、はなさかじいさんのように畑に種をばら撒いて「小さな森のような畑」を作っている。農業というよりもものづくりに近い感覚で、生態系が成立する畑をつくっている。

WWD:結果的に「群言堂」の価値を上げる取り組みになった。

鈴木:経済優先の効率重視した農業ではなく、大森の「暮らし」の延長線上にある畑で採れたものをお客さまへのおもてなしとして提供した点がよかったのではないか。「里山パレット」もそうだが、里山の暮らしから環境に負荷をかけずに少しずついただいていることが「群言堂」らしく結果的に価値を高めることになるのではないか。

WWD:「群言堂らしさ」とは。

鈴木:よそのものに価値を見出してありがたがるのではなく、価値あるものは自分の身近にあると「群言堂」は考えている。僕の領域でいうならこの土地にある植物を活用すること。

WWD:大森町の暮らしについて教えてほしい。

鈴木:よそ者に対して壁がないのが第一印象だった。着いて1週間くらい経った頃、男子寮の前に軽トラを乗り付け「港にアジがあふれているから乗れ、いくぞ」と町の人が声をかけてくれた。

大森町は栄えていた時期はIターンで出来上がった町で、それが大森の気質として残っているのではないか。400人の小さな町で1本道に家が並んでいるので、それぞれの暮らしぶりがなんとなくわかるし、外から来た人でも感じられるところがユニークなところ。

WWD:群言堂で働くことについてどんなところが面白いか。

鈴木:単に出勤してから退勤するまでの関係でなく、そこで働くスタッフも(全員ではないが)大森に暮らしがあり、その家族や子どもたちも大森で生活している。働く場と暮らしの場、子育ての場がつながっているところが面白いと感じる。単に仕事の関係だけではなく、みな町民でもあり消防団や町の役割も持っていて町の機能を担い、助け合っている。仕事とプライベートが曖昧でそれが面白いと思う。夫婦、兄弟、親子で働く人もいて家族の延長の雰囲気がある。

WWD:今後取り組みたいことは?

鈴木:大吉さんが旗振りをしている町のコンソーシアムによって500年祭(2027年は石見銀山発見500年)に向けて山の整備が進んでおり、その際に切られる木を活用したい。町では森に関わる勉強会も行っていて、今年の6月頃から本格的に整備が始まる予定だ。例えば暮らしにつながる製品として「阿部家」の食卓に並べる食器を作るのはどうかと試作品を作っている。半年後に登美さんにプレゼンする予定だ。経済的な循環を生まなくても暮らしに溶け込む循環を生みたい。

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【スナップ】「ディオール」2025年フォール コレクションを京都の東寺で発表 中谷美紀や新木優子、山下智久らが来場 

「ディオール(DIOR)」は4月15日、京都・東寺の庭園で2025年フォール コレクションを発表した。

「ディオール(DIOR)」は4月15日、京都・東寺の庭園で2025年秋コレクションを発表。会場にはディオール アンバサダーの中谷美紀、新木優子、八木莉可子、横浜流星、北村匠海、江村美咲、ディオール ビューティ アンバサダーの吉沢亮、山下智久が集結した。

アンバサダーたちの華麗なる競演

中谷美紀

中谷は、2025年フォール コレクションのレッドウールのノースリーブジャケットとスカートを着用。また、ディオール ファイン ジュエリーの“ローズ デ ヴァン”のイヤリングとリングを身に着けた。

新木優子

新木は、2025年フォール コレクションのグレーウールとシルクのドレスを纏い、ディオール ファイン ジュエリーの“ローズ ディオール バガテル”のブレスレットに、“ボワ ドゥ ローズ”のブレスレットとリングを身に付けた。

横浜流星

横浜は、2025年ウィンター メンズ コレクションのブラックウールのジャケットと同色のパンツに“ディオール パルマレス”ダービーシューズを合わせたスタイルで登場。

山下智久

山下は、“ディオール アイコンズ”カプセルコレクションのベージュのカシミヤジャケットとホワイトのカシミヤポロニット、ブラックのヴァージンウールパンツを纏い、「ディオール カーロ」ダービーシューズを着用した。

来場者スナップ

ほか、会場には竹内涼真、檀れい、冨永愛、清原果耶、三吉彩花、吉岡里帆らも来場。第76回エミー賞でアジア人初となる主演女優賞を獲得し、ディオール グローバル アンバサダーに就任したアンナ・サワイ(Anna Sawai)や、ソフィー・マルソー(Sophie Marceau)、ソナム・カプール(Sonam Kapoor)といった豪華セレブも世界中から集まった。

来場者スナップ

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「ギークス ルール」×「スター・ウォーズ」コラボ第2弾Tシャツ発売 「ローグ・ワン」と「クローン・ウォーズ」の2デザイン

「ギークス ルール(GEEKS RULE)」は、日本では17年ぶりに開催されるスター・ウォーズファン最大の祭典「スター・ウォーズセレブレーション ジャパン 2025」の開催に合わせ、同会場で「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」と「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」のTシャツ2型(各1万3200円)を先行販売する。販売期間は4月18日から20日まで、幕張メッセで開催される同イベント内のROBOT ROBOTブース(ブース番号:24-31)にて実施する。会場での購入は1人1着限りとなっている。

「ギークス ルール」は、90年代のTシャツ文化にフォーカスし、デザインからプリント技術、素材に至るまで徹底的にこだわったブランド。今回の映画を題材にしたプロジェクト第2弾では、「スター・ウォーズ」シリーズの中でも重要な位置づけとなる2作品をセレクトした。

「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」は創始者ジョージ・ルーカスが直接制作に関わった最後の作品として知られる。一方の「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」は、オリジナル3部作の第1作目「スター・ウォーズ/新たなる希望」の前日譚という位置づけだ。

両デザインとも15版(15色)による高度な分版技術を駆使し、多色使いのビジュアルをシルクスクリーンプリントで表現している。「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」デザインはファイナルシーズンのキービジュアルを採用。「ローグ・ワン」デザインはオリジナルのコラージュにより、キービジュアルのような迫力あるビジュアルに仕上げている。

イベント会場での先行販売後、4月21日12時から23日12時まで「ギークス ルール」」公式オンラインで抽選販売も実施される。サイズ展開はM〜XXLの4サイズで、いずれもカラーはブラック。

「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」

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「Y/プロジェクト」最後のコレクション発売 “ヘブン バイ マーク ジェイコブス”とコラボ

“ヘブン バイ マーク ジェイコブス(HEAVEN BY MARC JACOBS以下、ヘブン)”は、「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」とのコラボレーションコレクションを発売した。公式オンラインストアと「マーク ジェイコブス」渋谷パルコ店で扱っている。

「Y/プロジェクト」の最後のコレクション

同コラボコレクションは、今年1月にブランドの終了を発表した「Y/プロジェクト」にとって、最後のコレクションとなる。両ブランドのロゴを配したフーディーや裾がたるんだデニムパンツ( 4万7300円)、ロングスリーブのデニムジャケット( 4万7300円)、アクセサリー、「Y/プロジェクト」の“I Love You”ベルトの新作をそろえる。

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「ステラ マッカートニー」が剛力彩芽をビジュアルに起用 バッグ“ステラ ロゴ”を提げて

「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」は、俳優・モデルの剛力彩芽を起用した、バッグ“ステラ ロゴ”のビジュアルを公開した。

バッグ“ステラ ロゴ”
伊レザー職人が手作り

バッグ“ステラ ロゴ”シリーズは、ロント部分にパンチングやスタッズでロゴをあしらい、リサイクル素材やバイオベース素材を取り入れた代替レザーを用いて、イタリアのレザー職人が手作業で仕上げる。「ステラ マッカートニー」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。

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累計販売個数1億本突破 韓国発酵素インナーケア「エヌジーティー」が日本初上陸

「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」は16日、韓国発のプレミアム健康食品専門ブランド「エヌジーティー(NGT)」の取り扱いをスタートする。全国の「コスメキッチン」、「ビープル(BIOPLE)」の店舗および公式オンラインストアで取り扱う。

「エヌジーティー」は酵素を使用した健康機能食品ブランドとして2016年に韓国で誕生した。自社で原料工場を保有し、原料の開発や生産を行っている。韓国での販路はECが主軸で、主軸製品の“ディーエンザイム”は累計販売個数が1億本(18年7月〜25年3月)を突破した。

韓国は日本と比べて酵素の注目度が高いことに加え、好調要因をブランド担当者は「『味としては美味しくないが体にはいいから』と摂取するケースが多かったが、機能性だけでなく味の“おいしさ”も追求した製品がリピートにつながり、高い評判につながった」と分析する。

“ディーエンザイム”(4g×30本、6480円)は、消化をスムーズに助ける穀物発酵酵素と、体脂肪が気になる人のダイエットサポートをかなえるガルシニアカンボジアエキスを配合。ガルシニア特有の苦味を可能な限り抑制し、美味しく気軽に摂取できるようにきな粉のような風味に仕上げた。ダイエットで不足しがちな栄養素を補い、エネルギー生成や健康維持に役立つ。

そのほか、乳酸菌を配合した “エーエンザイム”(3g×30本、6264円)、女性特有の悩みをサポートするイノシトールを配合した“ルナシトロール”(3g×30本、6804円)をそろえる。6月から、りんご味のゼリーでデザートのように摂取できる“ディーフィットゼリー”(25g×14本、4320円)の取り扱いもスタートする。

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「プラダ」が24時間潤い続く新リップバーム全5色を発売 “リ・ナイロン”着想の環境配慮型デザイン

「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」は5月21日 、艶めきあふれる新作リップバーム“プラダ ライト グローイング リップバーム”(全5色、各7260円)を発売する。14日から旗艦店のプラダ ビューティ トーキョー(PRADA BEAUTY TOKYO)と公式オンラインストアで先行発売する。艶めきと潤いを追求したほか、ケースはブランドを象徴する“リ・ナイロン(Re-Nylon)”から着想を得たデザインに仕上げた。

艶感のある仕上がりとケア効果を両立

ブランドのベストセラーとなった“プラダ バーム”と“プラダ モノクローム”、2つのリップの伝統を受け継ぎ、光あふれる艶感のある仕上がりとケア効果を両立させたフォーミュラを採用。超微粒子「マイクロラメ」を配合し、びっしりと重なり合う細かい光が、艶と潤いで唇を包み込むほか、ビフィズス菌エキスとパッションフルーツオイルを配合し、24時間唇にとろけるような付け心地と潤いを与えるケア効果も備えた。

カラーはイタリア語で赤を意味し、微かにベリーを思わせるロッソ、赤みのあるブラウンとイエローホワイトラメのブラウン、ナチュラルなローズウッドピンクのピンク、キャンディのようなローズピンクのローズ、シルバーとゴールドのラメが輝くシアーなホワイトの5色展開だ。

“リ・ナイロン”の素材から着想を得たケースはエンボス加工を施し、シルバーにメタリックピンクのリングを配した。一部のカラーではリフィル対応で、フルパッケージと比較して約76%の資材削減を可能にしている。

“プラダ ライト グローイング リップバーム”カラーラインアップ

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「ロエベ」からスペインのイビザ島に着想を得たコレクション ビジュアルにaespaジゼルが登場

「ロエベ(LOEWE)」は4月17日、“パウラズイビザ”コレクションを店舗および公式オンラインストアで発売する。

“パウラズイビザ”は、3月に退任を発表した元クリエイティブ・ディレクターのジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)のクリエイションに影響を与えたという、スペインのリゾート島・イビザ島に着想を得たコレクション。今回が9回目の実施となる。今年は、かつてイビサ島のスタイルアイコンとして愛されたブティック「パウラズ」に着想を得たコレクションを展開。

aespaジゼルがビジュアルに登場

キャンペーンには、ブランドアンバサダーのaespaジゼル、俳優のソフィー・ワイルド(Sophie Wilde)、エンゾ・ヴォグリンシク(Enzo Vogrincic)、ジェイミー・ドーナン(Jamie Dornan)が出演。ポルトガルにあるコンポルタの砂浜で写真家のグレイ・ソレンティ(Gray Sorrenti)が撮影した。

コレクションでは、流れるようなシルエットや手仕事による装飾、コンパスや羽根のモチーフ、そして島の植生に着想を得たグラフィックプリントを通して、自由と遊び心を感じさせる“ミックス&マッチ”のワードローブを提案。ドレープやギャザーをあしらった軽やかなブレンド素材のドレスやスカートをはじめ、波打つようなシルエットに短いドーナツチェーンが特徴的なオラ バッグの新作やフェザーライト パズルのミニサイズ、手編みのラフィアのパンチホール バスケット、デニムとレインボービーズがあしらわれたバケットハットなどがそろう。

同コレクションを伊勢丹新宿店で世界先行発売する。期間は4月16〜22日までで、ウェア、バッグ、アクセサリーを用意する。

◾️“パウラズイビザ”コレクション ポップアップ

期間:2025年4月16〜22日
会場:伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ

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「ロエベ」からスペインのイビザ島に着想を得たコレクション ビジュアルにaespaジゼルが登場

「ロエベ(LOEWE)」は4月17日、“パウラズイビザ”コレクションを店舗および公式オンラインストアで発売する。

“パウラズイビザ”は、3月に退任を発表した元クリエイティブ・ディレクターのジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)のクリエイションに影響を与えたという、スペインのリゾート島・イビザ島に着想を得たコレクション。今回が9回目の実施となる。今年は、かつてイビサ島のスタイルアイコンとして愛されたブティック「パウラズ」に着想を得たコレクションを展開。

aespaジゼルがビジュアルに登場

キャンペーンには、ブランドアンバサダーのaespaジゼル、俳優のソフィー・ワイルド(Sophie Wilde)、エンゾ・ヴォグリンシク(Enzo Vogrincic)、ジェイミー・ドーナン(Jamie Dornan)が出演。ポルトガルにあるコンポルタの砂浜で写真家のグレイ・ソレンティ(Gray Sorrenti)が撮影した。

コレクションでは、流れるようなシルエットや手仕事による装飾、コンパスや羽根のモチーフ、そして島の植生に着想を得たグラフィックプリントを通して、自由と遊び心を感じさせる“ミックス&マッチ”のワードローブを提案。ドレープやギャザーをあしらった軽やかなブレンド素材のドレスやスカートをはじめ、波打つようなシルエットに短いドーナツチェーンが特徴的なオラ バッグの新作やフェザーライト パズルのミニサイズ、手編みのラフィアのパンチホール バスケット、デニムとレインボービーズがあしらわれたバケットハットなどがそろう。

同コレクションを伊勢丹新宿店で世界先行発売する。期間は4月16〜22日までで、ウェア、バッグ、アクセサリーを用意する。

◾️“パウラズイビザ”コレクション ポップアップ

期間:2025年4月16〜22日
会場:伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ

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「シーイン」、英国でのIPOに仮承認 トランプ政権の対中関税で逆風も?

英国の金融行為規則機構(Financial Conduct Authority以下、FCA)は、ロンドン証券取引所でのIPO(新規上場)を申請していたグローバルSPAの「シーイン(SHEIN)」に対し仮承認を与えたとロイター(REUTERS)が報じた。

「シーイン」は2012年に中国・南京で設立し、22年に本社をシンガポールに移転。23年11月には、米国証券取引委員会(Securities and Exchange Commission)に非公開でIPOの申請をしたものの、承認は難航。このため、24年6月にFCAへの申請を行っていた。なお、今回の仮承認はIPOの実現に向けた大きな一歩だが、同社は現在、中国証券監督委員会(China Securities Regulatory Commission以下、CSRC)など中国の関連当局の承認を待っている状態だという。本件について、「シーイン」およびCSRCからのコメントは得られなかった。

企業イメージの改善に関する取り組み

「シーイン」は、豊富な商品ラインアップを圧倒的な低価格で販売し若年層を中心に人気を集める一方で、著作権侵害などによる訴訟トラブルをいくつも抱え、サプライチェーンにおける劣悪な労働環境への懸念が絶えない。こうした企業イメージを改善する意味もあり、同社は24年7月、英国とEUにおけるアパレル事業の循環性の実現を支援する2億ユーロ(約324億円)規模の基金を設立。また、より幅広いESG(環境・社会・ガバナンスを考慮した持続的な成長)の推進に向けて5000万ユーロ(約81億円)を投資すると発表した。

なお、EC向けのメールマーケティング会社オムニセンド(OMNISEND)によれば、不安定な世界情勢や全体的な景気の減速を背景に、英国の消費者は“お得感”により敏感になっており、調査対象の60%近くが過去1年の間に「シーイン」や「ティームー(TEMU)」など中国の越境ECを利用したことがあると回答。一方で、これらのプラットフォームを信頼していると回答したのは4%程度だったという。

トランプ政権の対中関税政策が「シーイン」にも影響か

ロイターの調査によれば、米国は「シーイン」にとって最大の市場であり、売り上げの28%以上を占めているという。その理由の一つとして、米国では輸入申告額が800ドル(約11万円)以下の少額貨物に対して関税の支払いが免除される“デミニミス(非課税基準額)ルール”が設けられていることがある。ちなみに、24年に同ルールに基づいて米国に非課税で輸入された荷物数は約14億個に上り、その半数程度が中国からのものだ。しかし、中国との“関税闘争”を繰り広げているドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は4月2日、中国本土および香港からの輸入品に対し、5月2日付で同ルールを撤廃することを発表。これは「シーイン」にとって痛手となることは間違いなく、IPOを実施する際の企業価値の算定にも影響する可能性がある。

英国は中国との貿易拡大に合意など関係改善へ

米国が中国への締め付けを強化する一方、英国は関係を深めようとしているようだ。英中関係はこれまで、新疆ウイグル自治区での人権侵害や言論の自由に関する問題などにより冷え込んでいたが、経済成長を重要政策の一つに掲げるキア・スターマー(Keir Starmer)英首相は24年11月、ブラジルで開催された主要20カ国首脳会議(G20サミット)で中国の習近平国家主席と会談し、「両国の強固な関係の重要性」を確認。英首相と習主席が直接会談を行ったのは6年ぶりだった。

今年1月には、レイチェル・リーブス(Rachel Reeves)英財務大臣が訪中し、経済政策などを統括する何立峰 副首相と会談。両国間の貿易拡大や貿易障壁の撤廃、金融サービス分野での連携などに合意し、中国が今後5年にわたって英国に6億ポンド(約1122億円)を投資する約束を取り付けている。

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疲れた足にいやしを インソール世界大手「シダス」が新作リカバリーサンダル発売

国内ではシダスジャパンが運営するインソールブランドの大手、仏「シダス(SIDAS)」は、リカバリーフットウェアシリーズの新作として、一体成型のリカバリーサンダル“リコラ”(9460円)を発売した。世界45カ国以上で販売し、さまざまな分野のアスリートをサポートしているインソールの技術を生かして開発。公式ECのほか、石井スポーツやスーパースポーツゼビオの一部店舗で扱っている。

「シダス」は2022年に、一般医療機器を取得した独自のインソール形状のリカバリーサンダルを発売したのを皮切りに、リカバリーフットウエアに参入。ルームシューズ用途のリカバリーシューズなども販売している。

一般的に、リカバリーフットウエアは柔らかく、足を包み込む履き心地の分、長時間歩く際などは足がサポートされづらいといった傾向がある。新作“リコラ”では、足裏のアーチサポートの研究成果を生かし、柔らかいだけでなく足裏をしっかり支える履き心地を追求したという。

深く覆うアッパーは足の甲をホールドしながら舟状骨を支え、かかとを包み込む深めのヒールカップが歩行時のブレを抑制。さらに、接地面積を広げた台形のアウトソールが横揺れを防ぎ、スムーズな体重移動を促す設計となっている。

カラーはグレージュとブラックの2色展開で、XSからXLまでの5サイズをラインナップした。

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元カリスマホスト、年商20億円の社長になる 目指す頂は「ビューティ業界のLVMH」

2010年代に歌舞伎町のトップホスト“神7”に名を連ねた男がいた。源氏名は縁賀希蓮(えんがきれん)。ホストクラブでは誰よりも早く出勤し、誰よりもストイックに努力を重ね、シャンパンタワーの夜を駆け抜けた。

お金、名声、地位ーー欲しいものはすべて手に入れた。だが、心は空っぽだった。ふと蘇ったのは、かつて生死をさまよった交通事故の記憶と、444日かけて歩いた四国八十八箇所、そして“森翔太”(本名)という素の自分だった。

「人に支えられてきた人生だからこそ、恩返しをしたい」。そう決意した森が次に選んだ舞台は、美容業界。2018年、イスラエル発のスキンケアブランド「クリスティーナ」の日本総代理店としてクリスティーナジャパンを創業。またたく間に、年商20億円に迫るまで事業を成長させた。

「美容業界のLVMHを作る。誰も見たことのない景色を見せる」。ビューティビジネスの頂を目指す森は今、その挑戦への意志を自ら証明するかのように、世界最高峰・エベレストへの登頂に挑んでいる。

イスラエルの過酷な環境が生んだ
本物のコスメを“人の手”で届ける

WWD:まず、クリスティーナジャパンという会社について教えてください。

森翔太クリスティーナジャパン社長(以下、森):「クリスティーナ(CHRISTINA)」は、イスラエル発のスキンケアブランドです。砲撃や極度の乾燥といった過酷な環境で傷ついた兵士の肌を治すために生まれた製品には、科学と哲学が詰まっています。僕たちが届けたいのは、単なるスキンケアではありません。肌が変われば、自信が生まれ、未来が変わる。僕らは“人生に自信と希望を持てる未来”を売っているんです。

クリスティーナジャパンは、2018年に日本総代理店として事業をスタートしました。僕らが大切にしているのは、お客さま一人ひとりの悩みに寄り添い、その人生に伴走する存在であること。そのために、僕らは“カウンセリングコスメ”として専門のスタッフによる接客を徹底しています。

生死を分けた事故
「人に恩返しをしたい」

WWD:森社長は元ホストと聞きました。

森:はい。隠すことは何もありません。源氏名は縁賀希蓮(えんが・きれん)。大阪・心斎橋のホストクラブでナンバーワンになり、東京へ進出。“神7”と呼ばれる全国トップホストの一人に選ばれました。

WWD:それまでに、どんな紆余曲折が?

森:実は小学校時代は学級委員を務めるような真面目な子どもだったんです。ただ、中学に入って環境が一変しました。ラグビー部に入部したもののいじめに遭い、家庭でも両親が家庭内別居状態。家にも学校にも、自分の居場所がどこにもないと感じていました。そんなとき、姉の彼氏がヤンキーで、いつも僕を守ってくれた。その姿に憧れ、自分も暴走族に入り、バイクを乗り回すようになりました。

18歳で車の営業職に就いたんですが、超ブラック企業でした。朝7時集合、夜は10時〜12時まで勤務。片道1時間半をバイクで通う日々。ある日、疲労困憊の中で車で帰宅する途中、居眠り運転でトラックと衝突してしまったんです。

車は大破し、顔面にフロントガラスが突き刺さり、20〜30針を縫う大怪我を負いました。意識不明の重体で、警察には「生きているのが奇跡」と言われるほどの事故でした。

WWD:それは……壮絶ですね。

森:この事故で、自分の中に強烈に刻まれたんです。「この命は“生かされている命”なんだ」と。だったら人のため、社会のために使わないといけない。価値観が一気に変わりました。

事故の1カ月後、僕は四国八十八箇所の遍路に出ました。普通は車やバスで回る人が多いのですが、僕はあえて歩くことを選びました。444日かけて、路上やバス停、公園で寝泊まりしながら、自分の罪を償い、自分自身と徹底的に向き合う旅でした。

その旅の中で、やっぱり最後に気づかされたのは“家族”の存在でした。どれだけ反抗しても、どれだけ迷惑をかけても、最終的に自分を支えてくれたのは両親や兄弟でした。この人たちに恩返しがしたい。そのためには、世の中に貢献できる人間にならなければ。そう心に決めました。

“当たり前のこと”を実践
歌舞伎町のトップに

WWD:ホストという仕事を選んだ理由は?

森:当時の僕は、ほぼ中卒同然。社会に出たとき、選べる仕事は限られていました。けれど負けず嫌いな性格もあって、「どうせやるなら、ナンバーワンになってやる」と腹を括ったんです。僕にとってホストは、あくまで経営資金を貯めるための“手段”でした。

大阪・心斎橋でホストとして修行を始めたときは、とにかく“当たり前のこと”を誰よりも徹底しました。誰よりも早く店に入り、キャッチに立ち、トイレ掃除をして。そのスタンスで働き続け、入店からわずか1年でナンバーワンになったんです。大阪でも知らない人がいないほどの知名度を手に入れることができました。

WWD:それほどの短期間に、結果を出すことができたのはなぜ?

森:当時、僕が何度も読み返していたのが「7つの習慣」(スティーブン・R・コヴィー著)という本です。これは今でもクリスティーナジャパンの“バイブル”にしています。

この本に書かれている「求める前に与える」「靴を大事にする」「人が嫌がることを率先してやる」といった価値観は、ホスト時代に徹底的に自分に叩き込みました。先輩たちに「1年以内にナンバーワンになります」と宣言し、それを本当に実現したのも、こうした哲学を実践し続けた結果だと思っています。

大阪でやり切ったあとは、自然と次の舞台が見えてきました。それが東京。ホスト業界において、大阪と東京は「日本のプロ野球とメジャーリーグ」くらいの差がある。全国区で名前を知られるには、東京で結果を出すしかないと覚悟を決めました。

東京でも一つ一つ実績を積み上げ、“神7”と呼ばれる全国トップホスト7人に選ばれるまでになりました。目標としていたのは、ローランドさんや零士さんといった一流のホストたち。彼らの背中を追いながら、自分もストイックに挑戦を続けていました。

“全て”が手に入り
思い出した原点

WWD:ホストをずっと続けるという選択肢もあったのでは。

森:もちろんありました。実際、僕は“ストイックな自分”が大好きだったんです。人が遊んでいるときに働き、人が休んでいるときに努力している。そんな自分に酔っていたし、それが自信にもなっていた。

ホストとして、街を歩けばちやほやされる。お金も、地位も、名誉も手に入った。歌舞伎町では「会えるアイドル」を自称して、自己顕示欲も満たされていました。

でも、それでも心のどこかは満たされなかったんです。夜の世界で競い合い、勝つことだけに夢中になる日々。人生が狂っていくお客さんたちも目の当たりにしていました。自分は何のためにお金を稼ぎたかったんだろう。そんな問いが、ふと頭をよぎるようになりました。

WWD:そのとき、原点を思い出したんですね。

森:はい。交通事故で死にかけ、四国遍路を歩きながら、自分が決めた人生の目的。それは「恩返し」であり、「人の役に立つこと」だったはずだと。ホストとして、女性に支えられ、応援されてきた自分が次に挑戦すべきなのは、女性の人生を豊かにする仕事。そう思ったとき、自然と“美容”という答えにたどり着きました。

ホスト時代の後輩2人と一緒に、3人で会社を立ち上げました。最初は、妻が経営していたクリニック事業を手伝いながら、事業の土台をコツコツとつくっていきました。

その中で出合ったのが「クリスティーナ」でした。製品の背景や理念に共感し、日本でこのブランドを広げたいと強く思った。ちょうど日本総代理店権があると知り、「これを軸に勝負しよう」と決めたんです。

2018年、青山に借りたオフィスは、机もパソコンもない空っぽの部屋。社員は3人だけ。まさにゼロからのスタートでした。でも、届けたいものがある。叶えたい未来がある。そこだけは最初からブレていなかった。

経営に生きたホスト経験
「求める」前に「与える」

WWD:どのように事業を軌道に載せましたか?

森:正直、経営のことなんて何もわからなかった。完全に素人。でも、やりながら学ぶしかないと思って、とにかく行動し続けました。

初年度の売上目標は3億円。走りながらも軌道修正を重ね、結果的に5億円、7億円、10億円と右肩上がりに伸びていった。現在は日本で1000以上のクリニック・サロンで取り扱いがあり、年商20億円に迫る規模になっています。

WWD:成長を支えたものは?

森:間違いなく、製品そのものの力です。創業時に僕らが大きな広告を打ったことは一度もありません。それでも、有名な芸能人やモデルの方たちが「クリスティーナ」を自分で購入し、SNSで自然発信してくれたんです。

これはPRで仕掛けた“演出”ではありません。本当に使って、良いと思ってもらえたからこそ起きた現象でした。だからこそ、製品の説得力が世の中に伝わったのだと思います。

WWD:会社の組織づくりで大切にしていることは?

森:どれだけ商品が良くても、それだけでは限界がある。最終的にブランドを支えるのは“人の力”です。だから僕は、社員教育に特に力を入れています。僕たちは“カウンセリングコスメ”として、専門家による丁寧な接客を徹底しています。単に商品を売るのではなく、お客さまの肌と人生に寄り添う存在でありたいと思っているからです。

WWD:ホスト時代の経験は経営にどう生きていますか?

森:たくさんありますが、まずは「絶対にナンバーワンになる」という意識。大阪でホスト修行をしていたとき、僕は誰よりも早く出勤し、キャッチに立ち、トイレ掃除まで自ら進んでやっていました。当たり前のことを、誰よりも徹底する。これはビジネスの本質でもあるはずです。

もうひとつは、先ほども触れた「求める前に与える」という考え方。お客さまに対しても、社員に対しても、思いを先に読み、先に価値を提供するようにしている。すると信頼が生まれ、関係が育ち、もっと大きいものが返ってくる。

ホスト時代、僕は7年間、無遅刻・無欠勤で働きました。誰かに言われたからじゃない。自分との約束を守るためです。ストイックにやり抜く姿勢は、いま経営者としての僕の“芯”にもなっています。

誰よりもまず先に「自分が」挑戦

WWD:だからこそ、山に登る?

森:そうです。言葉だけで「挑戦しろ」と言っても、説得力はない。僕は“背中で語る”タイプなんです。だからこそ、自ら動き、実践する。昨年には標高8163mのマナスルに登頂しました。

酸欠で何度も吐き気に苦しんで、シャワーなんて数日に一度、ちょろちょろの水でもありがたかった。それでも、Wi-Fiがつながるときは現地から会社のビデオ会議にも参加しました。経営者は、どこにいても責任を果たさなければならないと思っているので。山頂では、「クリスティーナ」の美容液でしっかり肌を整えましたよ。当然のことでしょう。

そして、いよいよ4月15日から、世界最高峰・エベレストへの挑戦をスタートします。

WWD:エベレストの頂の先に、何を見るのでしょう?

森:まず、生きて帰ってきます。その上で、次は“日本一過酷なレース”と呼ばれる「トランスジャパンアルプスレース(TJAR)」への挑戦も考えています。北アルプス・中央アルプス・南アルプスを、8日間以内に自力で縦走するレースです。

WWD:会社としての構想は。

森:美容だけにとらわれない会社をつくっていきます。すでに飲食事業もスタートしていますし、今後はホールディングス体制への移行や、多ブランド展開も視野に入れています。

僕が目指すのは「美容業界のLVMH」です。単なるブランドの集合体ではなく、理念と哲学でつながる本物のグループをつくりたい。美容を軸にしながらも、社会に貢献し、価値を届け続ける会社を、本気でつくっていきます。まだ誰も見たことのない“頂”の景色を、この目で確かめにいく。これからも挑戦をやめることはありません。

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「ミズノ」と「ウィンダンシー」のコラボ第2弾が登場 スパイクレスゴルフシューズを発売

「ミズノ(MIZUNO)」は4月19日、「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」とのコラボレーション第2弾のシューズ“MXR ウィンダンシー ゴルフ”を発売する。価格は2万6400円で、サイズは23cm〜29cm。「ウィンダンシー」東京、大阪、阪急梅田、公式オンラインストアとミズノショップ心斎橋、大阪茶町、京都四条、ミズノゴルフヨドバシ、公式オンラインストアで取り扱う。

第1弾コラボモデルをベースとしたゴルフシューズ

同シューズは、昨年11月に発売した第1弾のコラボモデル“MXR ウィンダンシー”のアッパー部分と、「ミズノ」のスパイクレスゴルフシューズである“ハザードエナジー ボア”のソールを組み合わせて製作。アッパーは「ウィンダンシー」の海や⾃然のイメージと、「ミズノ」の持つ広⼤な⼤地を⾛るイメージを融合し、海や⾃然の緑を表現したカラーパレットで用意する。ソールにはミッドソール全体に高反発ソール素材であるミズノエナジーを搭載し、歩行時の突き上げが少ないクッション性に優れた履き心地を実現。アッパーをはじめとした⼤きなパーツにはリネンとスエードをあしらい、サイドのランバードラインなど細部には刺しゅうを施した。

「ミズノ」×「ウィンダンシー」第2弾アイテム一覧

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「タワレコ仮面」が復活 「ラッドミュージシャン」×「タワーレコード」 2004年の伝説コラボTシャツが復刻

「ラッドミュージシャン(LAD MUSICIAN)」は、「タワーレコード(TOWER RECORDS)」とコラボレーションしたスペシャルアイテムを4月19日から順次、直営店舗とオンラインショップで発売する。今回のコラボは「ラッドミュージシャン」の30周年を記念したもので、ビッグTシャツ(1万2650円)やスーパービッグTシャツ(1万4300円)、トートバッグ(8250円)を展開する。

過去のコラボデザインを復刻

今回のコラボレーションでは、2004年にタワーレコードの別注として制作したTシャツを復刻する。フロントには、タワーレコードのシンボルであるビニールのレコードバッグを手で形作り、ツノや顔の輪郭、目の窪みなどを表現したグラフィックを配置。取っ手を口に見立てたユニークな「タワレコ仮面」デザインが特徴だ。バックには「LAD TOWER RECORDS MUSICIAN」のミックスロゴをプリント。シンプルながらも存在感のあるデザインに仕上げている。

サイズは、ビッグTシャツは42、44、46の3サイズ展開で、スーパービッグTシャツはフリーサイズ。カラーバリエーションはホワイト、アッシュグレー、モスグレー、ブラック×イエロー、ピンクベージュ、ダルイエローの6色だ。

5月中旬には、同じデザインを採用したトートバッグも登場。ブラック×イエロー、イエロー×レッドの2色展開。

タワレコ別注カラー

なお、タワーレコードのオンラインでは、別注カラーとしてブラック×レッドのスーパービッグTシャツとトートバッグを発売。4月21日正午から予約を開始し、Tシャツは4月24日から発売となる。

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「ネイルホリック」誕生10周年で全12商品を刷新 “つめ用ファンデ”の新色、ネイルオイルなどの新作登場

コーセーのネイルブランド「ネイルホリック(NAILHOLIC)」は誕生10周年を記念し、6月16日に全12種類のネイルアイテムをリニューアル発売する。素爪をきれいに見せる“つめ用ファンデ”シリーズの新製品や、くすみ系の新色、極細筆の“アートネイル”のほか、新作のトップコートやベースコート、ネイルオイルなどをラインアップする。

素爪を美しく補正する“つめ用ファンデ+”

“つめ用ファンデ”シリーズは、“つめ用ファンデ+”(5mL、各440円)にリニューアル。パーソナルカラーに合わせたベージュやピンクベージュなど、全20色を用意する。“ツヤ感アップ成分”が指先を艶やかに仕上げ、爪の表面を滑らかに整える。速乾性もアップし、ストレスフリーに美しい仕上がりをかなえる。

肌に血色感を与える“くすみカラーズ”

“くすみカラーズ”(5mL、各396円)は、くすんだ色味が特徴のピンク系やブルー系など、多彩な全15色が登場する。彩度の低いくすみカラーを爪に塗ることで、相対的に手指の彩度が上がって見え、肌に血色感を与えるという視覚効果も期待できる。シアーな発色で、重ねる回数で好みのニュアンスに調整できる。

極細筆でラインアートが楽しめる“アートネイル”

“アートネイル”(5mL、各440円)は、極細筆で思い通りのラインアートが簡単に楽しめるアイテムだ。カラーはシルバー、ゴールド、ブラックなど全5種。発色がよく乾きが早いため、繊細ラインもにじまずきれいに描ける。

トップコートは速乾タイプやラメ配合まで幅広く

トップコートは、ジェルネイルのようにぷっくりと仕上がる“ぷっくり トップコート”(5mL、440円)、マットな質感に変える“マット トップコート”(5mL、440円)、速乾性がアップする“速乾 トップコート”(5mL、440円)のほか、ラメをプラスする“ラメ トップコート”(5mL、各440円)や繊細な偏光パールをトッピングする“偏光パール トップコート”(5mL、各440円)を用意する。

“ラメ トップコート”は“大粒ラメ”や“グレイズド”、“繊細ゴールド”、“繊細シルバー”の4種を、“偏光パール トップコート”は“オーロラブルー”と“オーロラピンク”の2種をそろえる。

爪のケアに必須な“補強 ベースコート”やオイルなど

“補強 ベースコート”(5mL、各440円)は、薄爪を補強し、ネイルカラーの均一な広がりと持ちを高めるベースコート。艶仕上がりのクリアタイプと、色補整効果のあるコンシーラータイプの2種類をラインアップする。

ほか、ネイルカラーの上から塗るとネイルが素早く乾く“速乾オイル”(5mL、440円)、軽やかに広がってベタつかず爪や甘皮をケアする“キューティクルオイル L”(5mL、各440円)、こっくり濃密なオイルでしっとり美しい指先をかなえる“キューティクルオイル R”(5mL、440円)を発売する。

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櫻坂46の山﨑天を起用 「ゾフ」がサングラスの魅力を伝える新ウェブサイトを公開

「ゾフ(ZOFF)」は、新たにウェブサイト「アイパフォーマンス インスピレーション フロム サングラス(EYE PERFORMANCE INSPIRATION FROM SUNGLASSES)」を公開した。

第1弾コラボはRemi Takenouchi
モデルに山﨑天ら

同サイトは、アーティストとコラボし、サングラスの可能性や新たな楽しみ方を提案するもの。第1弾コラボは、スタイリストのRemi Takenouchiを起用し、“「ゾフ」に潜む新しい魅力”をスタイリングと演出で表現。モデルには、アイドルグループ、櫻坂46の山﨑天らを起用した。

Remi Takenouchiは、雑誌やCM、アーティストのMVなど、幅広く活躍、米津玄師や藤井風のスタイリングなどでも知られる。

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櫻坂46の山﨑天を起用 「ゾフ」がサングラスの魅力を伝える新ウェブサイトを公開

「ゾフ(ZOFF)」は、新たにウェブサイト「アイパフォーマンス インスピレーション フロム サングラス(EYE PERFORMANCE INSPIRATION FROM SUNGLASSES)」を公開した。

第1弾コラボはRemi Takenouchi
モデルに山﨑天ら

同サイトは、アーティストとコラボし、サングラスの可能性や新たな楽しみ方を提案するもの。第1弾コラボは、スタイリストのRemi Takenouchiを起用し、“「ゾフ」に潜む新しい魅力”をスタイリングと演出で表現。モデルには、アイドルグループ、櫻坂46の山﨑天らを起用した。

Remi Takenouchiは、雑誌やCM、アーティストのMVなど、幅広く活躍、米津玄師や藤井風のスタイリングなどでも知られる。

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「ナナミカ」が京都に関西で2店舗目となる直営店をオープン グラフィックデザイナー三重野龍との限定アイテムも

「ナナミカ(NANAMICA)」は4月26日、関西で2店舗目となる直営店を京都にオープンする。

新店舗は、代官山、神戸、福岡、ニューヨークに続く新たな店舗として京都に出店。京都の文化やライフスタイルに調和した、ブランドの世界観を体感できる空間に仕上げる。店頭では、“ユーティリティ(UTILITY)”と“スポーツ(SPORTS)”をキーワードに、ファッション性と機能性を兼ね備え、ジャンル、年齢、性別を超えたニュートラルなデザインのスタンダードウエアを展開する。

グラフィックデザイナー三重野龍との限定コラボアイテム

オープンを記念して、京都のグラフィックデザイナー三重野龍とコラボレーションした限定商品を発売。同氏のアートワークをプリントしたオーガニックコットン天竺のグラフィックTシャツ(1万1000円)とアートワークを刺繍した「ナナミカ」オリジナルのカバーリングコアヤーンチノクロスの“6パネルキャップ(1万1000円)”をラインアップする。

また1万2000円以上の購入者に、お香3種が入ったギフトボックスセットのノベルティを配布する。

■ナナミカ京都店

オープン日:2025年4月26日
住所:京都府京都市中京区手洗水町 647
営業時間:11:00~19:00

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「シロ」の“木頭ゆず”を使用したシリーズが定番品に 洗顔料と美容液が新作として登場

「シロ(SHIRO)」は4月17日、ブランドの新たな定番として、徳島県木頭地区で生産された“木頭ゆず”を使用したシリーズを発売する。洗顔料 “ゆずフェイスウォッシュ”(150mL、4730円)と美容液“ゆずオイルインセラム”(30mL、9350円)を新たにラインアップするほか、既に販売しているミスト化粧水“ゆずフェイスミスト”、“ゆずオイルインウォーター”は、精油の配合量を増やしてリニューアル。 同シリーズは、「シロ」の直営店および、公式オンラインストアで扱う。

“木頭ゆず”を余すことなく使った新定番
爽やかな香りに包まれながらスキンケアを

同シリーズに新たに仲間入りするのはフェイスウオッシュとオイルインセラムの2種。“ゆずフェイスウォッシュ”は、保湿力の高い果汁を配合することで皮脂汚れを落としながら、酸味と甘みのバランスが取れたフレッシュな香りを楽しめる。“ゆずオイルインセラム”は、果皮から取れる蒸留水や精油、果汁のほか、種子から取れるオイル、エキスに至るまで、“木頭ゆず”を贅沢にまるごと使用。種から抽出したとろみのあるエキスが肌を潤し、使うたびキメの整った健やかな肌へ導く。

また、すでに発売している同シリーズの“ゆずフェイスミスト”は、果皮から取れる精油量を約2.6倍に、“ゆずオイルインウォーター”は、精油量を約7.6倍に高めリニューアル。これまで以上に“木頭ゆず”の香りを追求した。

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コーセーの化粧崩れ防止“メイクキープパウダー”が進化 携帯に便利な“紙パウダー”も登場

コーセーは6月16日、化粧崩れ対策に特化した“メイク キープ”シリーズから、リニューアルしたフェイスパウダー“メイク キープ パウダー EX”(5g、1386円 ※編集部調べ、以下同)と、“メイク キープ オイルブロック 紙パウダー”(50枚入り、495円)を発売する。

“メイク キープ パウダー EX”は、同社のフェイスパウダー“メイク キープ パウダー”をアップデートしたもので、肌への密着度が高い“コーティング粉体”を新配合した。同成分が表情の動きによる化粧膜のよれを防ぐことで、膜のすき間から皮脂が広がることによるテカリの発生を防止する。ベースメイクの仕上げにサッとひと塗りするだけで、蒸し暑い環境でもサラサラ肌が長時間持続する。

化粧直しに便利な“紙パウダー”も登場

“メイク キープ オイルブロック 紙パウダー”は、あぶらとり紙にパウダーをコーティングした、1枚でテカりをさっと修正できる紙パウダー。軽く抑えるだけで余分な皮脂を吸収し、毛穴の凹凸をカバーしながら白浮き感のない自然な仕上がりを実現する。無香料で、持ち運びや化粧直しにも最適だ。

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ブルーボトルコーヒーと「マリメッコ」がコラボ 限定トートバッグやエプロン、マグなどを発売

「マリメッコ(MARIMEKKO)」は4月25日、ブルーボトルコーヒー(BLUE BOTTLE COFEE)とコラボレーションした限定アイテムやカフェメニューを発売する。ブルーボトルコーヒー公式オンラインストア及び青山店と福岡天神店を含む一部店舗で取り扱う。

グリーン×ブルーのウニッコ柄アイテム

同コラボは、“日々の習慣が生活を特別なものにする”という両ブランドに共通する信念やクラフツマンシップ、デザインを織り込んで誕生した。

限定アイテムは、モダンで洗練されたデザインのタンブラー(6600円)やコーヒーマグ(6050円)、エプレッソカップ&ソーサー(6600円)、コーヒースプーン(2750円)、トートバッグ(7700円)、ピンズ(3850円)、そしてアジア限定販売のエプロン(9900円)をラインアップ。プリント加工はフィンランド・ヘルシンキのマリメッコ社の工場で施し、ノルディック・グリーンとブルーボトルコーヒーのブルーを配色した。

アイテム一覧

シナモンロールが着想源のラテ

カフェメニューには、“マリメッコ ラテ”(819円)が4月25日〜5月16日までの期間限定で登場。シナモン、ハチミツ、バニラにほのかなオレンジゼストをブレンドし、フィンランドのシナモンロール、“コルヴァプースティ”を表現した。さらに、自宅で “マリメッコ ラテ”を再現できるレシピを同封した“リミテッドエディション クラフトインスタント エスプレッソジャー”(4860円)をウニッコ柄限定パッケージで販売する。取り扱いは、青山店と福岡天神店のみ。

また、ブルーボトルコーヒー青山店と福岡天神店では、ウニッコ柄が一面に飾られ、カフェの外観や店内を鮮やかに演出する。バリスタもウニッコ柄を全面に描いたエプロンを着用する予定だ。

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