石川涼と「ごゑもん」が語る 世界で戦う“日本のものづくり”の未来

ユニークな発想で世界に挑み続けてきた「せーの」代表・石川涼が、一目惚れした一足の雪駄。“雲駄(unda)”というその履き物は、ミッドソールにPU素材とエアーソールを採用し、柔らかさとクッション性を備えている。雪駄とスニーカーを融合させた、まるで雲の上を歩いているかのような、ふわりとした履き心地が特徴だ。この常識を覆すプロダクトを生み出したのは、プロダクトデザインユニット「ごゑもん(goyemon)」。工業高校の同級生だった大西藍と武内賢太によって、2018年に立ち上げられた。「あなたの常識を盗みます──」。そんな挑戦的な想いを込め、ブランド名は“天下の大泥棒”石川五右衛門にちなんで名付けられたという。4月26日には、石川が手がける「#FR2」とカフェ「兎珈琲」とのコラボレーションモデルも発売予定だ。石川と「ごゑもん」の3人の視点から、日本のものづくりが世界で戦うためのヒントを探る。

出合いは直感。
“雲駄”を履いた石川涼

──まずは、3人の出会いから教えてください。涼さんが最初に「ごゑもん」の雪駄“雲駄”をプライベートで履いていたとか。

石川涼(以下、石川):そう。インバウンド向けのビジネスをやっていると、外国人に刺さるものが肌感でわかる。“雲駄”もネットで見かけて、「うわ、これ売れそうだな」ってピンと来たから、すぐにオーダーして自分で履いてみた。

大西藍(以下、大西):履いているところをインスタのストーリーズで見て、「あの石川涼が履いている!」と思って、すぐにメッセージさせていただきました。返事が来るとも思っていなかったんですが、すぐにお返事をいただけて。

石川:それで、そのあとお店(オーナーを務める会員制のバー)に挨拶に来てくれたから「じゃあ、とりあえず仕入れさせてよ」って。自分たちのお客さんに売れるのはわかっていたから、すぐにやらせてって言ったんだけど、全然在庫を分けてくれなくて(笑)。

武内賢太(以下、武内):いや、本当に在庫が無かったんです(笑)。でもやっぱりインバウンドと相性が良かったのか、すぐに売り切れました。

日本の伝統×最新技術で
雪駄を現代的にアップデート

──「ごゑもん」はクラウドファンディングから始まったんですよね?

大西:はい。当時はクラウドファンディングを使いたかったんです。それで、「マクアケ(クラウドファンディングサービス)」をすごく研究していたら、日本の伝統と最新技術のミックスが支持を得ていることに気づきました。そんな商品を作りたくて、2人でブランドを立ち上げることにしました。

──雪駄を“発明”するアイデアはどこから?

大西:僕ら自身が雪駄を履いていたのもあるんですが、あれってもともと江戸時代のものじゃないですか。砂利道を歩くために作られてるから、現代のアスファルトには合っていないんです。だったら、底をスニーカーの素材にしたら?って思って。

武内:伝統的な製品に支援金が集まっているのは、モノ自体にストーリー性があるから。単にかっこいいだけじゃなく、生活に寄り添った機能がある。それを僕たちなりに表現するとしたら、最新技術ってどんどん進化していくものだから、伝統も日々アップデートできるんじゃないかって。

大西:実際にクラファンに出してみたら、予想以上の反響でした。3カ月の予定だったんですが、1週間で2000万円分のオーダーが入り、そこで打ち切ることにしました。初めての試みだったので、職人の手が回らず、お届けが何年も先になるリスクがあったため、早めにやめようと。

石川:面白いのは、2人は「マクアケ」の中で、お金が集まるものを研究した結果、“雲駄”が生まれたってこと。でも、結局それが今の日本に求められている“個性”というか。最初から世界に売ろうとして作ったわけじゃない。「マクアケ」の中でウケがいいものを考えたら、それが結果的に、外国人にも求められている日本のコンテンツと合致したんだよね。

──涼さんも常々“ただ洋服を作っていてはダメ”と言っていますが。

石川:やっぱり「記念に残るもの」っていうか、日本らしいもの。そういうものが、より求められるようになってきたと思うんだよね。昔はインターネットでものなんて買えなかったから、旅行のお土産には特別感があった。海外旅行でも国内旅行でもそう。でも今は、なんでもネットで買える時代になっちゃったから、逆に“そこにしかないもの”の方が価値が高くなっている。パリに行ったらやっぱり「パリっぽいもの」が欲しいじゃん。でもそれが日本でも買えるってなったら、わざわざ現地で買う意味が薄れる。でも「現地じゃないと手に入らない」ものって、どんどん減ってきてる。ネットで何でも買えるから。世界はどんどん便利になっていってるし、実際その方向を目指してるけど、便利になればなるほど、“わざわざ買う意味”が薄れていく。例えば、Apple製品みたいなデバイス系は、どこでも同じクオリティで手に入るのが便利だし、世界中の人が使ってるから意味があるんだけど。

──インフラに近い存在というか。

石川:うん。洋服も気づかないうちにそっち寄りになってきてると思う。みんなが感じている“本当の価値”って、“便利”とはまったく別物なのに、なんとなく、そっちが正しいって思い込んでいるというか。本来ファッションって、もっと“特別なもの”であるべき。一見、ネットでいつでもどこでも誰でも買えるようなものの方が売れそうに見えるけど、それって要するに日用品なんだよね。靴下とか。そういうのは、どこでもいつでも買えればいいと思う。だって消耗品だから。でも、より便利になってきたからこそ、「その土地でしか買えないもの」ってすごく価値があるし、そういうものにしかお金を払わなくなると思う。これからますます外国人が増えていくからこそ、「ごゑもん」がやっている“日本っぽいもの”って、すごく可能性があると思うんだよね。

“売れるもの”の先にあった
「日本の個性」

大西:僕らが意識しているのは、「日本の伝統と最新技術」というコンセプトをしっかり前面に打ち出すこと。その軸はずっと大事にしていて、そのコンセプトの上で「自分たちが本当に作りたいもの」を作っています。でも、そうなると当然コストも手間もどんどん増えてくるから、量産は難しいし、価格も上がっていく。お客さんからすると、ちょっと遠い存在に感じられることもあるかもしれません。でも、むしろそこにこそ価値を感じていただけているのかな、と思っています。

──日本らしさといえば、「#FR2」も「梅」や「柳」など、店舗名に漢字を多用しています。

石川:当初は、それも社内では反対された。でも、俺は「もうこれしかない」って思ったの。日本を“売る”しか、突破口がないと思ったし、しかも誰もやってなかった。だから、思い切って全て漢字にして、日本語のプリントも始めた。当時は「日本語のプリントなんてダサい」って、みんなに言われたけど。

──ファレル・ウィリアムスとNIGOさんが手掛けた「ルイ・ヴィトン」の2025-26年秋冬メンズコレクションにも日本語が多用されていましたよね。

石川:そう。やっぱり“そういうこと”だと思うんだよね。それが俺たちの個性なんだから。歴史的に見れば、戦後のコンプレックスや欧米信仰で、日本人の中に劣等感があるのかもしれない。でも結局、真田広之の「SHOGUN 将軍」がゴールデン・グローブ賞を獲ったように、海外の人から見た日本は、今でも“侍”と“忍者”なんだよ。だから本当はもっと自信持って、日本人自身が、日本の歴史とかアイデンティティーをもっと大切にすべきだと思う。いつの間にか、「アメリカの方がかっこいい」とか、「ファッションはヨーロッパ」って思い込んでるけど、それはそれでいいとしても、俺たちは俺たちで、自分たちの個性を持たなきゃ、そもそも価値がない。だって今は、インターネットで世界中がつながってるわけじゃん。世界がひとつになってるこの時代に、「世界の誰かと同じこと」をやってても、意味がないと思う。

「ごゑもん」が目指す
“粋”を伝えるデザイン哲学

武内:“雲駄”の“左右がない”デザインも、もともとの雪駄のストーリーから着想を得ました。昔の雪駄には、定期的に左右を入れ替えて履くことでソールが均等にすり減り、長く使えるという日本人の知恵があったんです。でも現代のサンダルになると、どうしても履きやすさを重視して“左右がある”設計になるんですよね。でも僕らとしては、「左右が同じ形のフットウエア」なんて今まで見たことなかったし、それを現代の玄関で“あえて左右を入れ替えて履く”という所作が、すごく面白いなと思って、あえて左右の区別をつけずに、「定期的に入れ替えて履いてくださいね」という思いで作ったんです。

──サイズ展開もS・M・Lの3サイズ展開なんですね。

大西:そうなんですよ。実は最初、「マクアケ」でクラファンやったときは、MとLの2サイズ展開でした。在庫リスクのことも考えて、「サンダルを売るのは難しいな」と思ったのもあって。

──あと、雪駄はかかとを出して履くのが粋だとか。

武内:そうなんです。僕らの世代って、「粋な履き方」とか「デザインの意味」とか、そういった文化をほとんど知らないんですよね。でも、そういう日本人独自の美意識をちゃんと伝えていきたいなと思っています。僕らも「雪駄をやろう」ってなったときに、あらためて調べてみたら、めちゃくちゃ面白かったんです。「あ、こういう深い背景があるんだ」って気づくと、一気に世界が広がるというか。だから、そういう部分も含めて伝えていきたいと思っています。

──「ごゑもん」では、アパレルも展開しています。そもそも、プロダクトデザインとファッションを結びつけようと思ったきっかけは?

大西:正直言うと特に無いんですが、ブランドにする上で広がりを考えたときに、コレクション性が高いのではと思いました。

──オリジナルアパレルのこだわりは?

武内:クリエイターの身の回り品をサポートするラインとして「ゴヱモンジェネラルガジェット(GOYEMON GENERAL GADGET)」と名付けています。僕らが仕事をするために使う道具なので、例えばスウェットでは、デスクワークで最も消耗するであろう手首まわりにナイロン製の補強布を取付けました。エルボーパッチではなく、“リストパッチ”仕様です。シャツは、クイックに袖をまくれるように、カフスをリブにしました。

──今回コラボレーションした“雲駄”について教えてください。「#FR2」が黒とベージュの2色、「兎珈琲」がネイビーの1色ですね。

大西:ナイロンをベースに織った生地で、草履っぽい見た目が特徴です。涼さんに最初に買っていただいたものに近いカラーでもあります。日本の伝統と最新技術の対比がもっとも強く出ているモデルですね。涼さんのこだわりで、雪駄らしく左右を入れ替えて履けるように、ロゴは片側に入れています。左右対称に入れると入れ替えて履けないので。

武内:毎年少しずつクッション材を変えたり、軽量化したり、鼻緒の形状を改良したりしていて、ぱっと見ではほとんど分かりませんが、履き心地はかなり向上しています。

石川:「ごゑもん」は、本当に可能性に満ちていると思うんだよね。和柄とか着物とか、そういう安易な表現じゃなく、日本が大事にしてきた“本質”を突き詰めてる。だからそのポリシーをこれからも大事にしてほしい。あと、なんか2人とも漫画のキャラクターみたいで、そこもいいよね(笑)。

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石川涼と「ごゑもん」が語る 世界で戦う“日本のものづくり”の未来

ユニークな発想で世界に挑み続けてきた「せーの」代表・石川涼が、一目惚れした一足の雪駄。“雲駄(unda)”というその履き物は、ミッドソールにPU素材とエアーソールを採用し、柔らかさとクッション性を備えている。雪駄とスニーカーを融合させた、まるで雲の上を歩いているかのような、ふわりとした履き心地が特徴だ。この常識を覆すプロダクトを生み出したのは、プロダクトデザインユニット「ごゑもん(goyemon)」。工業高校の同級生だった大西藍と武内賢太によって、2018年に立ち上げられた。「あなたの常識を盗みます──」。そんな挑戦的な想いを込め、ブランド名は“天下の大泥棒”石川五右衛門にちなんで名付けられたという。4月26日には、石川が手がける「#FR2」とカフェ「兎珈琲」とのコラボレーションモデルも発売予定だ。石川と「ごゑもん」の3人の視点から、日本のものづくりが世界で戦うためのヒントを探る。

出合いは直感。
“雲駄”を履いた石川涼

──まずは、3人の出会いから教えてください。涼さんが最初に「ごゑもん」の雪駄“雲駄”をプライベートで履いていたとか。

石川涼(以下、石川):そう。インバウンド向けのビジネスをやっていると、外国人に刺さるものが肌感でわかる。“雲駄”もネットで見かけて、「うわ、これ売れそうだな」ってピンと来たから、すぐにオーダーして自分で履いてみた。

大西藍(以下、大西):履いているところをインスタのストーリーズで見て、「あの石川涼が履いている!」と思って、すぐにメッセージさせていただきました。返事が来るとも思っていなかったんですが、すぐにお返事をいただけて。

石川:それで、そのあとお店(オーナーを務める会員制のバー)に挨拶に来てくれたから「じゃあ、とりあえず仕入れさせてよ」って。自分たちのお客さんに売れるのはわかっていたから、すぐにやらせてって言ったんだけど、全然在庫を分けてくれなくて(笑)。

武内賢太(以下、武内):いや、本当に在庫が無かったんです(笑)。でもやっぱりインバウンドと相性が良かったのか、すぐに売り切れました。

日本の伝統×最新技術で
雪駄を現代的にアップデート

──「ごゑもん」はクラウドファンディングから始まったんですよね?

大西:はい。当時はクラウドファンディングを使いたかったんです。それで、「マクアケ(クラウドファンディングサービス)」をすごく研究していたら、日本の伝統と最新技術のミックスが支持を得ていることに気づきました。そんな商品を作りたくて、2人でブランドを立ち上げることにしました。

──雪駄を“発明”するアイデアはどこから?

大西:僕ら自身が雪駄を履いていたのもあるんですが、あれってもともと江戸時代のものじゃないですか。砂利道を歩くために作られてるから、現代のアスファルトには合っていないんです。だったら、底をスニーカーの素材にしたら?って思って。

武内:伝統的な製品に支援金が集まっているのは、モノ自体にストーリー性があるから。単にかっこいいだけじゃなく、生活に寄り添った機能がある。それを僕たちなりに表現するとしたら、最新技術ってどんどん進化していくものだから、伝統も日々アップデートできるんじゃないかって。

大西:実際にクラファンに出してみたら、予想以上の反響でした。3カ月の予定だったんですが、1週間で2000万円分のオーダーが入り、そこで打ち切ることにしました。初めての試みだったので、職人の手が回らず、お届けが何年も先になるリスクがあったため、早めにやめようと。

石川:面白いのは、2人は「マクアケ」の中で、お金が集まるものを研究した結果、“雲駄”が生まれたってこと。でも、結局それが今の日本に求められている“個性”というか。最初から世界に売ろうとして作ったわけじゃない。「マクアケ」の中でウケがいいものを考えたら、それが結果的に、外国人にも求められている日本のコンテンツと合致したんだよね。

──涼さんも常々“ただ洋服を作っていてはダメ”と言っていますが。

石川:やっぱり「記念に残るもの」っていうか、日本らしいもの。そういうものが、より求められるようになってきたと思うんだよね。昔はインターネットでものなんて買えなかったから、旅行のお土産には特別感があった。海外旅行でも国内旅行でもそう。でも今は、なんでもネットで買える時代になっちゃったから、逆に“そこにしかないもの”の方が価値が高くなっている。パリに行ったらやっぱり「パリっぽいもの」が欲しいじゃん。でもそれが日本でも買えるってなったら、わざわざ現地で買う意味が薄れる。でも「現地じゃないと手に入らない」ものって、どんどん減ってきてる。ネットで何でも買えるから。世界はどんどん便利になっていってるし、実際その方向を目指してるけど、便利になればなるほど、“わざわざ買う意味”が薄れていく。例えば、Apple製品みたいなデバイス系は、どこでも同じクオリティで手に入るのが便利だし、世界中の人が使ってるから意味があるんだけど。

──インフラに近い存在というか。

石川:うん。洋服も気づかないうちにそっち寄りになってきてると思う。みんなが感じている“本当の価値”って、“便利”とはまったく別物なのに、なんとなく、そっちが正しいって思い込んでいるというか。本来ファッションって、もっと“特別なもの”であるべき。一見、ネットでいつでもどこでも誰でも買えるようなものの方が売れそうに見えるけど、それって要するに日用品なんだよね。靴下とか。そういうのは、どこでもいつでも買えればいいと思う。だって消耗品だから。でも、より便利になってきたからこそ、「その土地でしか買えないもの」ってすごく価値があるし、そういうものにしかお金を払わなくなると思う。これからますます外国人が増えていくからこそ、「ごゑもん」がやっている“日本っぽいもの”って、すごく可能性があると思うんだよね。

“売れるもの”の先にあった
「日本の個性」

大西:僕らが意識しているのは、「日本の伝統と最新技術」というコンセプトをしっかり前面に打ち出すこと。その軸はずっと大事にしていて、そのコンセプトの上で「自分たちが本当に作りたいもの」を作っています。でも、そうなると当然コストも手間もどんどん増えてくるから、量産は難しいし、価格も上がっていく。お客さんからすると、ちょっと遠い存在に感じられることもあるかもしれません。でも、むしろそこにこそ価値を感じていただけているのかな、と思っています。

──日本らしさといえば、「#FR2」も「梅」や「柳」など、店舗名に漢字を多用しています。

石川:当初は、それも社内では反対された。でも、俺は「もうこれしかない」って思ったの。日本を“売る”しか、突破口がないと思ったし、しかも誰もやってなかった。だから、思い切って全て漢字にして、日本語のプリントも始めた。当時は「日本語のプリントなんてダサい」って、みんなに言われたけど。

──ファレル・ウィリアムスとNIGOさんが手掛けた「ルイ・ヴィトン」の2025-26年秋冬メンズコレクションにも日本語が多用されていましたよね。

石川:そう。やっぱり“そういうこと”だと思うんだよね。それが俺たちの個性なんだから。歴史的に見れば、戦後のコンプレックスや欧米信仰で、日本人の中に劣等感があるのかもしれない。でも結局、真田広之の「SHOGUN 将軍」がゴールデン・グローブ賞を獲ったように、海外の人から見た日本は、今でも“侍”と“忍者”なんだよ。だから本当はもっと自信持って、日本人自身が、日本の歴史とかアイデンティティーをもっと大切にすべきだと思う。いつの間にか、「アメリカの方がかっこいい」とか、「ファッションはヨーロッパ」って思い込んでるけど、それはそれでいいとしても、俺たちは俺たちで、自分たちの個性を持たなきゃ、そもそも価値がない。だって今は、インターネットで世界中がつながってるわけじゃん。世界がひとつになってるこの時代に、「世界の誰かと同じこと」をやってても、意味がないと思う。

「ごゑもん」が目指す
“粋”を伝えるデザイン哲学

武内:“雲駄”の“左右がない”デザインも、もともとの雪駄のストーリーから着想を得ました。昔の雪駄には、定期的に左右を入れ替えて履くことでソールが均等にすり減り、長く使えるという日本人の知恵があったんです。でも現代のサンダルになると、どうしても履きやすさを重視して“左右がある”設計になるんですよね。でも僕らとしては、「左右が同じ形のフットウエア」なんて今まで見たことなかったし、それを現代の玄関で“あえて左右を入れ替えて履く”という所作が、すごく面白いなと思って、あえて左右の区別をつけずに、「定期的に入れ替えて履いてくださいね」という思いで作ったんです。

──サイズ展開もS・M・Lの3サイズ展開なんですね。

大西:そうなんですよ。実は最初、「マクアケ」でクラファンやったときは、MとLの2サイズ展開でした。在庫リスクのことも考えて、「サンダルを売るのは難しいな」と思ったのもあって。

──あと、雪駄はかかとを出して履くのが粋だとか。

武内:そうなんです。僕らの世代って、「粋な履き方」とか「デザインの意味」とか、そういった文化をほとんど知らないんですよね。でも、そういう日本人独自の美意識をちゃんと伝えていきたいなと思っています。僕らも「雪駄をやろう」ってなったときに、あらためて調べてみたら、めちゃくちゃ面白かったんです。「あ、こういう深い背景があるんだ」って気づくと、一気に世界が広がるというか。だから、そういう部分も含めて伝えていきたいと思っています。

──「ごゑもん」では、アパレルも展開しています。そもそも、プロダクトデザインとファッションを結びつけようと思ったきっかけは?

大西:正直言うと特に無いんですが、ブランドにする上で広がりを考えたときに、コレクション性が高いのではと思いました。

──オリジナルアパレルのこだわりは?

武内:クリエイターの身の回り品をサポートするラインとして「ゴヱモンジェネラルガジェット(GOYEMON GENERAL GADGET)」と名付けています。僕らが仕事をするために使う道具なので、例えばスウェットでは、デスクワークで最も消耗するであろう手首まわりにナイロン製の補強布を取付けました。エルボーパッチではなく、“リストパッチ”仕様です。シャツは、クイックに袖をまくれるように、カフスをリブにしました。

──今回コラボレーションした“雲駄”について教えてください。「#FR2」が黒とベージュの2色、「兎珈琲」がネイビーの1色ですね。

大西:ナイロンをベースに織った生地で、草履っぽい見た目が特徴です。涼さんに最初に買っていただいたものに近いカラーでもあります。日本の伝統と最新技術の対比がもっとも強く出ているモデルですね。涼さんのこだわりで、雪駄らしく左右を入れ替えて履けるように、ロゴは片側に入れています。左右対称に入れると入れ替えて履けないので。

武内:毎年少しずつクッション材を変えたり、軽量化したり、鼻緒の形状を改良したりしていて、ぱっと見ではほとんど分かりませんが、履き心地はかなり向上しています。

石川:「ごゑもん」は、本当に可能性に満ちていると思うんだよね。和柄とか着物とか、そういう安易な表現じゃなく、日本が大事にしてきた“本質”を突き詰めてる。だからそのポリシーをこれからも大事にしてほしい。あと、なんか2人とも漫画のキャラクターみたいで、そこもいいよね(笑)。

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“ミャクミャク”が「ジェラート ピケ」とコラボ Tシャツやヘアバンドなど17型発売

ルームウエアブランド「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は、大阪・関西万博の公式キャラクター“ミャクミャク”とコラボレーションしたアイテムを発売する。アイテムは万博会場内のオフィシャルストア 東ゲート店 大丸松坂屋百貨店でのみ取り扱う。

コラボでは、ミャクミャクをデザインしたウエアから雑貨まで、全17型を用意する。「ジェラート ピケ」らしいパステルカラーでそろえる。

ミャクミャクをジャカードで施したニットシリーズ

ニットシリーズから、ウィメンズはミャクミャクをジャカードで施したプルオーバー(9900円)、ロングパンツ(9900円)、ルームシューズ(5940円)が登場する。メンズはプルオーバー (1万1000円)、ロングパンツ(1万1000円)、ブルーのルームシューズ(6160円)をそろえ、ユニセックスではオフホワイトのショールカーディガン(1万4300円)を用意。4月25日に発売する。

ワンポイントでミャクミャクをデザインしたTシャツやワンピース

カットソーシリーズから、ウィメンズは接触冷感機能のあるTシャツ(6380円)、ロングパンツ(6930円)、ワンピース(7920円)をそろえ、メンズは同じ素材を使用したチャコールグレーのTシャツ(6930円)とハーフパンツ(6380円)をラインアップ。現在発売中だ。

ミャクミャクのヘアバンドや抱き枕も

このほかに、ティッシュケース(7150円)、抱き枕(1万2980円)、ヘアバンド(3520円)、チャーム(3960円)、ブランケット(8580円)といったミャクミャクデザインの雑貨も用意。雑貨は5月21日から販売する。

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“ミャクミャク”が「ジェラート ピケ」とコラボ Tシャツやヘアバンドなど17型発売

ルームウエアブランド「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は、大阪・関西万博の公式キャラクター“ミャクミャク”とコラボレーションしたアイテムを発売する。アイテムは万博会場内のオフィシャルストア 東ゲート店 大丸松坂屋百貨店でのみ取り扱う。

コラボでは、ミャクミャクをデザインしたウエアから雑貨まで、全17型を用意する。「ジェラート ピケ」らしいパステルカラーでそろえる。

ミャクミャクをジャカードで施したニットシリーズ

ニットシリーズから、ウィメンズはミャクミャクをジャカードで施したプルオーバー(9900円)、ロングパンツ(9900円)、ルームシューズ(5940円)が登場する。メンズはプルオーバー (1万1000円)、ロングパンツ(1万1000円)、ブルーのルームシューズ(6160円)をそろえ、ユニセックスではオフホワイトのショールカーディガン(1万4300円)を用意。4月25日に発売する。

ワンポイントでミャクミャクをデザインしたTシャツやワンピース

カットソーシリーズから、ウィメンズは接触冷感機能のあるTシャツ(6380円)、ロングパンツ(6930円)、ワンピース(7920円)をそろえ、メンズは同じ素材を使用したチャコールグレーのTシャツ(6930円)とハーフパンツ(6380円)をラインアップ。現在発売中だ。

ミャクミャクのヘアバンドや抱き枕も

このほかに、ティッシュケース(7150円)、抱き枕(1万2980円)、ヘアバンド(3520円)、チャーム(3960円)、ブランケット(8580円)といったミャクミャクデザインの雑貨も用意。雑貨は5月21日から販売する。

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「ニューエラ」と「アメリ」が2度目のコラボ オリジナルロゴを配したキャップなど4型

「アメリ(AMERI)」は、「ニューエラ(NEW ERA)」と2度目となるコラボレーションアイテムを発売する。第1弾は4月29日、第2弾は5月30日から、アメリ ヴィンテージ公式オンラインストア、アメリ ヴィンテージ直営店(代官山店、ルミネ新宿店、心斎橋店、名古屋店、大阪店)、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)で取り扱う。

4月に発売する第1弾はキャップ

第1弾では、キャップをラインアップ。ウォッシュ加工のコットン生地を使用し、「ニューエラ」の定番モデル “9TWENTY“に「アメリ」のオリジナルロゴを刺しゅうで施した“BASIC LOGO CAP“(7150円)と“9TWENTY“にアシッドウォッシュ加工を施し、同じくオリジナルロゴを刺しゅうであしらった “ACID WASH VINTAGE LIKE CAP“(7150円)をそろえる。

5月に発売する第2弾はサンシェードキャップとバケットハット

第2弾では、「ニューエラ」独自開発の軽量ポリエステル素材を採用し、はっ水加工と紫外線カット機能を搭載した取り外し可能なメッシュのサンシェードが付いた“SUNSHADE CAP“(9900円)を用意。このほかに、アメリカ海軍の水兵帽にルーツを持つ「ニューエラ」の“BUCKET-01 SAILOR BRIM“をベースに、サイドに取り外し可能のオリジナルプリントのテープを配したバケットハット(8250円)をそろえる。それぞれ、「アメリ」のオリジナルロゴをデザインする。

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「ニューエラ」と「アメリ」が2度目のコラボ オリジナルロゴを配したキャップなど4型

「アメリ(AMERI)」は、「ニューエラ(NEW ERA)」と2度目となるコラボレーションアイテムを発売する。第1弾は4月29日、第2弾は5月30日から、アメリ ヴィンテージ公式オンラインストア、アメリ ヴィンテージ直営店(代官山店、ルミネ新宿店、心斎橋店、名古屋店、大阪店)、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)で取り扱う。

4月に発売する第1弾はキャップ

第1弾では、キャップをラインアップ。ウォッシュ加工のコットン生地を使用し、「ニューエラ」の定番モデル “9TWENTY“に「アメリ」のオリジナルロゴを刺しゅうで施した“BASIC LOGO CAP“(7150円)と“9TWENTY“にアシッドウォッシュ加工を施し、同じくオリジナルロゴを刺しゅうであしらった “ACID WASH VINTAGE LIKE CAP“(7150円)をそろえる。

5月に発売する第2弾はサンシェードキャップとバケットハット

第2弾では、「ニューエラ」独自開発の軽量ポリエステル素材を採用し、はっ水加工と紫外線カット機能を搭載した取り外し可能なメッシュのサンシェードが付いた“SUNSHADE CAP“(9900円)を用意。このほかに、アメリカ海軍の水兵帽にルーツを持つ「ニューエラ」の“BUCKET-01 SAILOR BRIM“をベースに、サイドに取り外し可能のオリジナルプリントのテープを配したバケットハット(8250円)をそろえる。それぞれ、「アメリ」のオリジナルロゴをデザインする。

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「コーチェラ2025」でバズったルックは? レディー・ガガやジェニーの衣装が話題

アメリカ最大級の音楽フェス「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル 2025(Coachella Valley Music and Arts Festival 2025)」(以下、「コーチェラ」)が4月11〜13日、18〜20日(現地時間)の2週に渡り、米カリフォルニア州インディオで開催された。「コーチェラ」といえば、奇抜なファッションが毎年話題になるが、2025年も例外ではない。ステージ衣装からパーティールックまで、今年の「コーチェラ」は、ドラマチックかつシアトリカルで、シアーなルックが多数見られた。

1週目には、ジュリア・フォックス(Julia Fox)が、波打つラインを加えた近未来的な服装で「コーチェラ」期間中に多数開催されるパーティーの1つに登場。一方ステージ上では、レディー・ガガ(Lady Gaga)がシアトリカルなワードローブを披露した。

ここでは、SNS上でバズった「コーチェラ2025」のルックを振り返る。

ジュリア・フォックス

 

ジュリア・フォックスは、米テレビシリーズ「The Overcompensating House」のイベントに参加。ストラップレスのコルセットにガーター、ブラウンのニーハイブーツに、ライトブラウンのシアーなボディースーツを合わせた。フォックスはさらに、サングラスで近未来的な要素をプラスした。

レディー・ガガ

 

レディー・ガガは多数の衣装を披露し、「コーチェラ」に“ドラマ”をもたらした。鳥の爪と羽がついた衣装は「フィーカル・マター(FECAL MATTER)」の特注で、ガガは、網タイツを合わせてコーディネートした。

ジェニー

 

BLCKPINKのジェニー(Jennie)は、ウエスタンスタイルで登場。「ジョルジュ オベイカ(GEORGES HOBEIKA)」2025-26年秋冬コレクションのブラトップと「コットン キャンディ LA(COTTON CANDY LA)」のカスタムミニショーツ、「ディドゥ(DIDU)」2025年春夏コレクションのロングブーツを着用した。

ノア・サイラス

 

ノア・サイラス(Noah Cyrus)は、ヴィクトリア風のドレスでシアートレンドを体現。マキシ丈でロングスリーブのホワイトドレスには、複雑にデザインされたフローラルの模様が華やかなレースで全体に施されていた。

インフルエンサーは
カウガールスタイルで

 

「レッドブル(RED BULL)」のイベント、「レッドブル ミラージュ(Red Bull Mirage)」に参加したインフルエンサーのチャーリー・ダミリオ(Charli D’Amelio)も、トレンドのシアールックをチョイス。「クロエ(CHLOE)」のクロップド丈のレーストップスに、「ロベルト カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)」のビンテージショートパンツでスタイリングした。ウエスタンスタイルにインスパイアされたルックには、カウガールブーツでアクセントをつけ、タッセルやフリンジでフェスティバルスタイルを強調した。

@katiefanggg

DAY 1

♬ original sound - Ankith Woods

インフルエンサーのケイティー・ファング(Katie Fang)は、マイクロミニスカートにギラギラと輝くゴールドのトップス、カウガールハットでルックを仕上げた。

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「ヴァレンティノ」、24年は3%減収 ビューティ事業は51%増収と好調

ヴァレンティノ(VALENTINO)の2024年12月期決算は、売上高が前期比3%減の13億1000万ユーロ(約2109億円)、EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は同22%減の2億4600万ユーロ(約396億円)だった。なお、EBITDAの大幅な減少は非経常損失を計上したためだという。

地域別の売上高は、南北アメリカ、日本、中東は好調だったものの、欧州と日本を除くアジア太平洋地域は主に下半期に減速。部門別では、ロレアル(L'OREAL)とライセンス契約を締結しているビューティ&フレグランス事業が同51%増だった。

販売チャネル別では、売り上げ全体の70%を占める小売(ECを含む)は同5%増だった。なお、ECは小売の15%程度を占めている。同社は現在、「より統合されたパートナーシップを通じた販売」とするため卸の割合を調整しており、24年におよそ20%縮小した。

CEOはミケーレを高く評価

24年4月に着任したアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)新クリエイティブ・ディレクターが、わずか2カ月後の6月にルックブックで披露した25年リゾート・コレクションは、9〜10月に店頭に並んだ。

ヤコポ・ヴェントゥリーニ(Jacopo Venturini)最高経営責任者は、「アレッサンドロは、デビューコレクションですでに、その極めて優れた独自の審美眼と素晴らしいインスピレーションによって過去を再解釈し、天才ぶりを発揮するべく自由に創作していることを示した。厳しく困難な年においても、称賛に値するたゆまぬ努力とコミットメントによってメゾンを前進させてくれた、アレッサンドロとチームに感謝する」と語った。

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「ヴァレンティノ」、24年は3%減収 ビューティ事業は51%増収と好調

ヴァレンティノ(VALENTINO)の2024年12月期決算は、売上高が前期比3%減の13億1000万ユーロ(約2109億円)、EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は同22%減の2億4600万ユーロ(約396億円)だった。なお、EBITDAの大幅な減少は非経常損失を計上したためだという。

地域別の売上高は、南北アメリカ、日本、中東は好調だったものの、欧州と日本を除くアジア太平洋地域は主に下半期に減速。部門別では、ロレアル(L'OREAL)とライセンス契約を締結しているビューティ&フレグランス事業が同51%増だった。

販売チャネル別では、売り上げ全体の70%を占める小売(ECを含む)は同5%増だった。なお、ECは小売の15%程度を占めている。同社は現在、「より統合されたパートナーシップを通じた販売」とするため卸の割合を調整しており、24年におよそ20%縮小した。

CEOはミケーレを高く評価

24年4月に着任したアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)新クリエイティブ・ディレクターが、わずか2カ月後の6月にルックブックで披露した25年リゾート・コレクションは、9〜10月に店頭に並んだ。

ヤコポ・ヴェントゥリーニ(Jacopo Venturini)最高経営責任者は、「アレッサンドロは、デビューコレクションですでに、その極めて優れた独自の審美眼と素晴らしいインスピレーションによって過去を再解釈し、天才ぶりを発揮するべく自由に創作していることを示した。厳しく困難な年においても、称賛に値するたゆまぬ努力とコミットメントによってメゾンを前進させてくれた、アレッサンドロとチームに感謝する」と語った。

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「ブルックス ブラザーズ」×「アイ ジュンヤ ワタナベ マン」 コラボ新作は迷彩柄がポイントのブレザーなど

「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」は、2025年春夏シーズンも「アイ ジュンヤ ワタナベ マン(EYE JUNYA WATANABE MAN)」とのコラボレーションコレクションを4月18日から順次発売する。

今回のコラボコレクションは、ブレザー(15万9500円)、ブルゾン(2色展開、各9万9000円)、ボタンダウンシャツ(6万500円)、トラウザーズ(6万500円)とショーツ(5万5000円 5月中旬発売予定)をラインアップ。全国の「ジュンヤ ワタナベ マン」正規取扱店と、ブルックス ブラザーズの表参道店と大阪店で販売する。

ブレザーは、「ブルックス ブラザーズ」を代表するウエストの絞りのないボックス型の段返り3ボタンセンターベントのトラディショナルサックモデルをベースに、コットンポリエステルのギャバジン生地を使用し、「アイ ジュンヤ ワタナベ マン」のパターンで仕上げた。ライナーには迷彩柄のメッシュを配し、腰ポケットはパッチ&フラップ仕様でカジュアルスタイルを表現している。

ブレザー同様のコットンポリエステルのギャバジン生地を使用したトラウザーズのシルエットは、「ジュンヤ ワタナベ マン」アーカイブからのチノパン型を採用。ショーツは、ミリタリーパンツのデティールをベースにアレンジ。どちらもブレザーとセットアップでの着用可能だ。

「ブルックス ブラザーズ」の代名詞とも言えるボタンダウンシャツは、スーピマコットンのオックスフォード生地に洗い加工を施し、「アイ ジュンヤ ワタナベ マン」のパターンで仕上げている。

ドッグイヤーカラー、アンブレラヨーク、そして裏面にポケットワークを施したデザインが特徴的なブルゾンは、ベージュとネイビーの2色展開。ライナーには迷彩柄のメッシュを配し、左胸に配されたトーナルカラーのゴールデン フリースがあしらわれている。

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「ブルックス ブラザーズ」×「アイ ジュンヤ ワタナベ マン」 コラボ新作は迷彩柄がポイントのブレザーなど

「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」は、2025年春夏シーズンも「アイ ジュンヤ ワタナベ マン(EYE JUNYA WATANABE MAN)」とのコラボレーションコレクションを4月18日から順次発売する。

今回のコラボコレクションは、ブレザー(15万9500円)、ブルゾン(2色展開、各9万9000円)、ボタンダウンシャツ(6万500円)、トラウザーズ(6万500円)とショーツ(5万5000円 5月中旬発売予定)をラインアップ。全国の「ジュンヤ ワタナベ マン」正規取扱店と、ブルックス ブラザーズの表参道店と大阪店で販売する。

ブレザーは、「ブルックス ブラザーズ」を代表するウエストの絞りのないボックス型の段返り3ボタンセンターベントのトラディショナルサックモデルをベースに、コットンポリエステルのギャバジン生地を使用し、「アイ ジュンヤ ワタナベ マン」のパターンで仕上げた。ライナーには迷彩柄のメッシュを配し、腰ポケットはパッチ&フラップ仕様でカジュアルスタイルを表現している。

ブレザー同様のコットンポリエステルのギャバジン生地を使用したトラウザーズのシルエットは、「ジュンヤ ワタナベ マン」アーカイブからのチノパン型を採用。ショーツは、ミリタリーパンツのデティールをベースにアレンジ。どちらもブレザーとセットアップでの着用可能だ。

「ブルックス ブラザーズ」の代名詞とも言えるボタンダウンシャツは、スーピマコットンのオックスフォード生地に洗い加工を施し、「アイ ジュンヤ ワタナベ マン」のパターンで仕上げている。

ドッグイヤーカラー、アンブレラヨーク、そして裏面にポケットワークを施したデザインが特徴的なブルゾンは、ベージュとネイビーの2色展開。ライナーには迷彩柄のメッシュを配し、左胸に配されたトーナルカラーのゴールデン フリースがあしらわれている。

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「ポータークラシック」が聖林公司のショップ、オクラとコラボした限定のバックパックを発売

「ポータークラシック(PORTER CLASSIC)」は5月16日、聖林公司が運営するブランド「ブルーブルージャパン(BLUE BLUE JAPAN)」の旗艦店、オクラ(OKURA)とコラボレーションしたバックパック2型を発売する。価格はいずれも7万7000円で、同ショップおよび聖林公司の公式オンラインストアで扱うほか、同ECでは現在、先行予約を受け付け中だ。期間は5月12日11時まで。

ほっこりとしたデザインのコラボモデル
さりげない手仕事がアクセントに

同バックパックは、老舗寝具メーカーの昭和西川を代表する体圧分散敷き布団“ムアツ(muatsu)”をショルダーハーネスに採用し、開発に3年もの歳月を要したという次世代型バックパック“ニュートン(Newton)”をベースに採用。

ボディーは、摩耗や引き裂きに強いコーデュラナイロンを採用し、高い耐久性を備えるほか、本体右ポケットやメインファスナーの引き手部分には、石川県・能登地方で採取した植物“オオバクロモジ”で染めた糸を用いた、ワッペンや刺しゅうでデザインを加えた。また、本体の持ち手部分には「ブルーブルージャパン」の残反を再利用したサキオリ生地のハンドルカバーを取り付けたほか、内ポケットには「ARIGATO」の文字をあしらうなど、細部にまでこだわった。

今回は、コンパクトなサイズ感で都市生活向けの“ニュートン シティー ラックサック”(7万7000円)と、シンプルなデザインながらポケット数も豊富で、15インチのノートパソコンも収納可能なビジネス向けの“ニュートン ビジネス ラックサック”(7万7000円)の2モデルを用意する。

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「リーバイス」が名古屋ゼロゲートにオープン 有名飲食店とのコラボイベントも開催

「リーバイス(LEVI'S)」は4月25日、名古屋ゼロゲートに新店舗をオープンする。

同店舗は、ワンフロアでは国内最大級の面積で、東海地方最大数の商品を展開する。東海地方初のリーバイス テーラーショップ(Levi’s Tailor Shop)も併設し、同ブランド商品であればいつどこで購入したものでも、カスタマイズ、リペア、オルタネーションを施すことができる。

名古屋の名店とコラボした
カスタマイズイベントを開催

4月25日〜5月11日には、元祖台湾ラーメンの店、中国台湾料理 味仙、元祖あんかけスパゲッティの店、スパゲッティ・ハウス ヨコイ、純喫茶、洋菓子・喫茶ボンボンとコラボレーションしたイベントを開催する。名古屋で愛される名店のロゴをデザインしたグラフィックを、熱で転写するヒートプリント(大6種、各4000円/中9種、2000円/小9種、1000円)やワッペン(各2200円)、機械刺しゅう(各2200円)に投影し、Tシャツやデニムなどのアイテムにカスタマイズすることができる。

同期間中、店内にはカプセルトイも登場。1点以上商品を購入すると1回回すことができ、名店の有名メニューチケットや、リーバイス テーラーショップで使えるカスタマイズチケットなどが当たる。

限定アイテムやプレゼントも

 

オープンを記念し、リーバイス マスターテーラー監修でバギーシルエットにデザインした“550™ カスタマイズ エクスパンション バギー(CUSTOMIZES EXPANSION BAGGY)”(2万7500円)を限定発売する。カラーは、ブラック、ダークウォッシュ、ミディアムウォッシュの3色を用意。同アイテムにはそれぞれ名古屋の名店3店舗のワッペンが付属する。

また1万5000円以上の購入者を対象に、軽量で耐久性に優れたポリプロピレン素材のトートバッグを先着でプレゼントする。リーバイスの会員プログラム「リーバイス レッドタブ」では、ショッピングバッグを辞退した人に、エコマイルとして50マイルを付与するサービスも開始予定だ。

店舗概要

◾️リーバイス ストア 名古屋ゼロゲート店

オープン日:4月25日
営業時間:11:00〜20:00
住所:愛知県名古屋市中区栄3-28-11

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「リーバイス」が名古屋ゼロゲートにオープン 有名飲食店とのコラボイベントも開催

「リーバイス(LEVI'S)」は4月25日、名古屋ゼロゲートに新店舗をオープンする。

同店舗は、ワンフロアでは国内最大級の面積で、東海地方最大数の商品を展開する。東海地方初のリーバイス テーラーショップ(Levi’s Tailor Shop)も併設し、同ブランド商品であればいつどこで購入したものでも、カスタマイズ、リペア、オルタネーションを施すことができる。

名古屋の名店とコラボした
カスタマイズイベントを開催

4月25日〜5月11日には、元祖台湾ラーメンの店、中国台湾料理 味仙、元祖あんかけスパゲッティの店、スパゲッティ・ハウス ヨコイ、純喫茶、洋菓子・喫茶ボンボンとコラボレーションしたイベントを開催する。名古屋で愛される名店のロゴをデザインしたグラフィックを、熱で転写するヒートプリント(大6種、各4000円/中9種、2000円/小9種、1000円)やワッペン(各2200円)、機械刺しゅう(各2200円)に投影し、Tシャツやデニムなどのアイテムにカスタマイズすることができる。

同期間中、店内にはカプセルトイも登場。1点以上商品を購入すると1回回すことができ、名店の有名メニューチケットや、リーバイス テーラーショップで使えるカスタマイズチケットなどが当たる。

限定アイテムやプレゼントも

 

オープンを記念し、リーバイス マスターテーラー監修でバギーシルエットにデザインした“550™ カスタマイズ エクスパンション バギー(CUSTOMIZES EXPANSION BAGGY)”(2万7500円)を限定発売する。カラーは、ブラック、ダークウォッシュ、ミディアムウォッシュの3色を用意。同アイテムにはそれぞれ名古屋の名店3店舗のワッペンが付属する。

また1万5000円以上の購入者を対象に、軽量で耐久性に優れたポリプロピレン素材のトートバッグを先着でプレゼントする。リーバイスの会員プログラム「リーバイス レッドタブ」では、ショッピングバッグを辞退した人に、エコマイルとして50マイルを付与するサービスも開始予定だ。

店舗概要

◾️リーバイス ストア 名古屋ゼロゲート店

オープン日:4月25日
営業時間:11:00〜20:00
住所:愛知県名古屋市中区栄3-28-11

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ABCマート、俳優の榎本加奈子と畑野ひろ子を社外取締役に

靴小売の「ABCマート」を運営するエービーシー・マートは、俳優の榎本加奈子と畑野ひろ子を社外取締役に新任する。5月27日に開催する第40回定時株主総会での承認を経て、正式に就任する見通し。

榎本氏は1990年代から2000年代にかけて多数のドラマや映画で活躍し、08年からは飲食事業を展開する企業の経営にも携わってきた。畑野氏はファッション誌「JJ」の専属モデル出身で、俳優やフラワーライフプロデューサーとして活動。2014年にはライフスタイルブランド「ウィル ガーデン(WILL GARDEN)」を立ち上げた。

両氏は芸能活動による高い知名度に加え、ライフスタイル・ファッション領域に深く関わってきた経歴から、生活者視点に立った提案力や、ブランドへの“共感”や“憧れ”を喚起する力が期待される。エービーシー・マートは両氏の感性を取り入れ、従来の価格訴求型ビジネスからの脱却、ライフスタイル文脈での提案力強化を図る狙いとみられる。

社外取締役に求めるスキルも変化

芸能人やインフルエンサーなどを商品開発や広告起用で協業する事例はアパレル業界の定番だが、近年はその枠を超え、企業経営に参画させる動きが出てきた。取締役に求めるスキルセットにおいても、財務・法務といった伝統的な専門性だけでなく、消費者への「影響力」「共感力」「生活者視点での提案力」などを評価する動きが出てきた。23年6月にはワークマンがユーチューバーの「サリーさん」を社外取締役に選任。上場企業として、初めてユーチューバーを社外取に起用した事例として注目を集めた。

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ABCマート、俳優の榎本加奈子と畑野ひろ子を社外取締役に

靴小売の「ABCマート」を運営するエービーシー・マートは、俳優の榎本加奈子と畑野ひろ子を社外取締役に新任する。5月27日に開催する第40回定時株主総会での承認を経て、正式に就任する見通し。

榎本氏は1990年代から2000年代にかけて多数のドラマや映画で活躍し、08年からは飲食事業を展開する企業の経営にも携わってきた。畑野氏はファッション誌「JJ」の専属モデル出身で、俳優やフラワーライフプロデューサーとして活動。2014年にはライフスタイルブランド「ウィル ガーデン(WILL GARDEN)」を立ち上げた。

両氏は芸能活動による高い知名度に加え、ライフスタイル・ファッション領域に深く関わってきた経歴から、生活者視点に立った提案力や、ブランドへの“共感”や“憧れ”を喚起する力が期待される。エービーシー・マートは両氏の感性を取り入れ、従来の価格訴求型ビジネスからの脱却、ライフスタイル文脈での提案力強化を図る狙いとみられる。

社外取締役に求めるスキルも変化

芸能人やインフルエンサーなどを商品開発や広告起用で協業する事例はアパレル業界の定番だが、近年はその枠を超え、企業経営に参画させる動きが出てきた。取締役に求めるスキルセットにおいても、財務・法務といった伝統的な専門性だけでなく、消費者への「影響力」「共感力」「生活者視点での提案力」などを評価する動きが出てきた。23年6月にはワークマンがユーチューバーの「サリーさん」を社外取締役に選任。上場企業として、初めてユーチューバーを社外取に起用した事例として注目を集めた。

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「サンローラン」からY型の新作バッグが登場 ロゼやチャ・ウヌらセレブも愛用

「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、2025年夏シーズンの新作“Y ホーボー”(全2色、各52万8000円)を発売する。

ロゼやチャウヌ、ベラ・ハディッドらも愛用

BLACKPINKのロゼやチャ・ウヌ、ベラ・ハディッド(Bella Hadid)など、数々のセレブリティーが手にし話題となった同アイテムは、新たなアイコンバッグとして登場した“Y シリーズ”のもの。シグネチャーを分かりやすく表現するカッティングで、Yの形がバッグの構造のひとつとして組み立てられているのが特徴だ。

“Y”のデザインは、1970年代にプレタポルテライン“リヴ・ゴーシュ”から発表され、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)の名前から着想を得た。クリエイティブ・ディレクターのアンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vacarello) が、“Yシリーズ”の自由なアティチュードを体現するようにデザインした同アイテムは、しなやかなレザーを採用し、一眼のショルダーストラップや自立する筒形にすることで快適さと実用性を実現した。

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「サンローラン」からY型の新作バッグが登場 ロゼやチャ・ウヌらセレブも愛用

「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、2025年夏シーズンの新作“Y ホーボー”(全2色、各52万8000円)を発売する。

ロゼやチャウヌ、ベラ・ハディッドらも愛用

BLACKPINKのロゼやチャ・ウヌ、ベラ・ハディッド(Bella Hadid)など、数々のセレブリティーが手にし話題となった同アイテムは、新たなアイコンバッグとして登場した“Y シリーズ”のもの。シグネチャーを分かりやすく表現するカッティングで、Yの形がバッグの構造のひとつとして組み立てられているのが特徴だ。

“Y”のデザインは、1970年代にプレタポルテライン“リヴ・ゴーシュ”から発表され、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)の名前から着想を得た。クリエイティブ・ディレクターのアンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vacarello) が、“Yシリーズ”の自由なアティチュードを体現するようにデザインした同アイテムは、しなやかなレザーを採用し、一眼のショルダーストラップや自立する筒形にすることで快適さと実用性を実現した。

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「ラッシュ」がサンリオとコラボ キャラクター型のバスボムなど8種が登場

英国発のナチュラルコスメブランド「ラッシュ(LUSH)」は4月24日、サンリオのキャラクターとコラボレーションした“ラッシュ×ハロー キティ アンド フレンズ”を発売する。「ラッシュ」全国78店舗 および公式オンラインストアで取り扱う。また、23日から公式アプリで先行販売を行う。ラインアップは、キャラクター型のバスボム4種とソープ2種、シャワージェル、パフュームの全8種。

友情と優しさを世界に訴求する
甘い香りのアイテム

ハローキティやマイメロディなど人気キャラクターをかたどったバスボム(全4種、各1150円)は、種類によって異なるバニラやチェリーなどの甘い香りが特徴。本物のケーキのような“フレンドシップケーキ ソープ”(100g、930円)はタンジェリンオイルとオレンジオイルが香るソープで、ムルムルバターとオーガニックアガベシロップが潤いのある肌へ導く。

ハローキティのアイコンでもあるミルクびんをイメージした“ミルクボトルバブルバー”(150g、1860円)は、湯船に入れるとふわふわのバブル、煌めくラスターがバスタブを彩る。シャワージェルの“ハローキティ&フレンズ”(115g、1900円/285g、3800円/560g、6300円)は、ラッシュの人気シリーズ“スノーフェアリー”の綿菓子のような香りとパチョリオイル、スイートオレンジオイルがやさしく香るクリーミーな香り。“ハローキティ&フレンズ パフューム”(30ml、6000円)は、洗い立てのシーツに包まれたキャンディフロスを思わせる香りだ。

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「ラッシュ」がサンリオとコラボ キャラクター型のバスボムなど8種が登場

英国発のナチュラルコスメブランド「ラッシュ(LUSH)」は4月24日、サンリオのキャラクターとコラボレーションした“ラッシュ×ハロー キティ アンド フレンズ”を発売する。「ラッシュ」全国78店舗 および公式オンラインストアで取り扱う。また、23日から公式アプリで先行販売を行う。ラインアップは、キャラクター型のバスボム4種とソープ2種、シャワージェル、パフュームの全8種。

友情と優しさを世界に訴求する
甘い香りのアイテム

ハローキティやマイメロディなど人気キャラクターをかたどったバスボム(全4種、各1150円)は、種類によって異なるバニラやチェリーなどの甘い香りが特徴。本物のケーキのような“フレンドシップケーキ ソープ”(100g、930円)はタンジェリンオイルとオレンジオイルが香るソープで、ムルムルバターとオーガニックアガベシロップが潤いのある肌へ導く。

ハローキティのアイコンでもあるミルクびんをイメージした“ミルクボトルバブルバー”(150g、1860円)は、湯船に入れるとふわふわのバブル、煌めくラスターがバスタブを彩る。シャワージェルの“ハローキティ&フレンズ”(115g、1900円/285g、3800円/560g、6300円)は、ラッシュの人気シリーズ“スノーフェアリー”の綿菓子のような香りとパチョリオイル、スイートオレンジオイルがやさしく香るクリーミーな香り。“ハローキティ&フレンズ パフューム”(30ml、6000円)は、洗い立てのシーツに包まれたキャンディフロスを思わせる香りだ。

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韓国コスメ「フィー」が国内2店舗目を大阪にオープン 日本限定“ミニチュアキーリング”の贈呈も

韓国のコスメブランド「フィー(FWEE)」は4月25日、東京・新大久保・に続く国内2番目のオフライン店舗「フィーアジト大阪」をオープンする。場所は心斎橋駅およびなんば駅から徒歩約5分。オープン記念として、4月25日~5月11日の期間限定で全商品20%オフキャンペーンを実施する。

店内にはブランドを代表するアイテム“リップアンドチークブラーリープリンポット”をはじめ、チャーム型の新商品“ポケットチークパレット”や、人気の“3Dボリューミンググロス”などを含む全製品が並ぶ。ブルーを基調とした外観で、店内には“写真映え”するさまざまなフォトスポットも設置した。

数量限定の購入者特典も多数用意している。購入者全員に日本限定キーリングをプレゼントするほか、ポケットシリーズの購入でミニアイシャドウキーリングを、“グリッツストーンハイライター”の購入でミニグリッターキーリングを贈呈。購入金額に合わせたノベルティーもあり、充実の内容となっている。

◾️「フィーアジト大阪」
住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋2-9-38
営業時間:11:00〜20:00

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韓国のコスメブランド「フィー(FWEE)」は4月25日、東京・新大久保・に続く国内2番目のオフライン店舗「フィーアジト大阪」をオープンする。場所は心斎橋駅およびなんば駅から徒歩約5分。オープン記念として、4月25日~5月11日の期間限定で全商品20%オフキャンペーンを実施する。

店内にはブランドを代表するアイテム“リップアンドチークブラーリープリンポット”をはじめ、チャーム型の新商品“ポケットチークパレット”や、人気の“3Dボリューミンググロス”などを含む全製品が並ぶ。ブルーを基調とした外観で、店内には“写真映え”するさまざまなフォトスポットも設置した。

数量限定の購入者特典も多数用意している。購入者全員に日本限定キーリングをプレゼントするほか、ポケットシリーズの購入でミニアイシャドウキーリングを、“グリッツストーンハイライター”の購入でミニグリッターキーリングを贈呈。購入金額に合わせたノベルティーもあり、充実の内容となっている。

◾️「フィーアジト大阪」
住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋2-9-38
営業時間:11:00〜20:00

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「プラザ」が選んだ“HEARTS UP!”アイテムが集合「プロジェクトキャンプ」2025SSの魅力を深掘り

プラザ,PLAZA,プロジェクトキャンプ 2025SS

新スローガン「HEARTS UP!」を掲げ、日常の心拍数を上げる原動力となる「ライフモチベートブランド」へアップデートした「プラザ(PLAZA)」。昨年に始動した内覧会「プロジェクトキャンプ」は、独自の目利き力と売り場編集力で各時代のライフスタイルを彩ってきた強みをあらためてアピールするイベントとして成功を収めた。今年は規模を拡大し、バイヤーこだわりのセレクトブースを目玉に、注目の韓国コスメや人気ブランドとのコラボアイテム、キャラクターグッズの最新作、海外のポップな菓子などをそろえ、今年のトレンドまる分かりの内容に。各ブースと敏腕バイヤーの「推したい」アイテムから、「プロジェクトキャンプ」2025SSをレポートする。

「プロジェクトキャンプ」とは、「プラザ」がいま注目するモノ・コト、ネクストブレイクアイテムを集めた内覧会。敏腕バイヤーが厳選したトレンド必至のアイテムや「プラザ」限定コスメ、新作の輸入菓子など、今シーズンの最新トレンドがいち早く体感できる。

バイヤーの審美眼が光る!
コスメの最新トレンド予測

プラザ,PLAZA,プロジェクトキャンプ 2025SS

注目度が高いビューティは、展示数も最多。ブランドの個性が反映されたブースの中、目を引くのがトレンド予測から厳選した製品をカテゴリー別に展示したバイヤーズピックだ。カテゴリー別で最も売り上げ構成比が高いメイク製品は、ブラウンリップにフォーカスし、「ラカ(LAKA)」の限定色をお披露目。スキンケアは“肌管理”トレンドを意識し、PDRNやイデベノンなど話題の成分配合の製品をセレクトした。美髪トレンドが続くヘアケアは、スキンケアと同様に配合成分にこだわった製品に注目。UVケアは、メイクやスキンケア効果などプラスアルファの機能が付いたアイテムがそろった。

ビィーティーバイヤーがピックアップしたアイテムの1つ目は、「ラカ」“フルーティーグラムティント P101 Pave”プラザ限定(4.5g、1980円※5月中旬発売予定)。「大人気のティントリップに『プラザ』限定色が登場。既存のブラウンより赤みを抑え、パーソナルカラー問わず使いやすい色味に仕上げたアイテム」(ビューティバイヤー)。

2つ目は、「ルルルン(LULULUN)」“ハイドラIDマスク7枚入り”プラザ限定(770円※5月15日発売予定)。「注目の成分を妥協なく配合した『ルルルン』のプラザ限定品。肌に艶を与え、明るく滑らかな“レタッチ肌”へと導く」。

3つ目は、「サミュ(SAM'U)」“センシティブポケットサンスティック”(3300円)。「2個入りでシェアができるミニサイズのスティックUVアイテム。コンパクトなバッグにも余裕で入るサイズ感がうれしい」。

4つ目は、「アンドペア(&PAIR)」“コントロールリペア2in1ヘアミルクミスト”(150mL、1595円)。「ゆっくりプッシュするとミルク状、素早くプッシュするとミスト状に。うねりケアと寝癖直しが1つでかなう2in1ヘアミスト」。

新学期や新生活を
“プラザらしく”提案

プラザ,PLAZA,プロジェクトキャンプ 2025SS

雑貨のバイヤーズピックブースのテーマは「バック・トゥ・スクール」。パステルカラーとビビッドカラーを掛け合わせた「プラザ」らしい世界観で展開した。注目は、6月後半から「プラザ」で先行発売する韓国発の人気キャラクター「エスターバニー(ESTHER BUNNY)」のアイテム。そのほか、iPhone用ケースが人気のロンドン発ファッション雑貨ブランド「スキニーディップ(SKINNYDIP)」や、「プラザ」を代表するステッカーブランド「ミセス・グロスマン(MRS.GROSSMAN'S)」、アイコニックなハンドル付きステンレスタンブラーを展開する「スタンレー(STANLEY)」といった生活雑貨アイテムまで、「プラザ」ならではの雑貨ブランドブースが並んだ。

雑貨バイヤーがピックアップした1つ目のアイテムは、「ミセス・グロスマン」“ステッカー”(ベア250円、ハート220円)。「『プラザ』でロングセラーを誇るカリフォルニア生まれのステッカーブランド。アイコニックなベアやハートは根強い人気」(雑貨バイヤー)。

2つ目は、「プラザ ベーシックス(PLAZA BASICS)」“スライダーバッグSセット“(660円)「『プラザ ベーシックス』の中で特に人気のジッパー付ビニール袋。文字記入のスペースがあり、ちょっとしたプレゼントを入れるのにもおすすめ」。

3つ目は、「スキニーディップ」“iPhone用ケース ハローキティCS、マイメロディCS、クロミCS”(各3960円※4月30日発売予定、5月13日までプラザ先行販売)。「『スキニーディップ』の新作は、欧米でも人気のサンリオキャラクターズとコラボ。逆輸入のニュアンスも感じられるデザインにも注目だ」。

全140種を超えるデザインTシャツが集結!
目玉は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」

プラザ,PLAZA,プロジェクトキャンプ 2025SS

「プラザがTシャツ屋さんに大変身!」をテーマに、前回の130を超える140種以上のデザインを展開する。「音楽」「映画」「テレビドラマ」「キャラクター」「おもちゃ」のジャンルをそろえ、目玉は今年で公開から40周年を迎える『バック・トゥ・ザ・フューチャー』だ。40周年限定のアートを使った特別なデザインや、カラフルなピクセルゲーム風のデザイン、全3部作それぞれのイメージがミックスされたデザインなど、全10デザインがそろう。誰もがきっとひとつはときめくデザインを見つけられるであろうバリエーションの豊富さは、古参ファンも最新トレンドに敏感な若者も訪れる「プラザ」ならではの魅力だ。

アパレルバイヤーがピックアップした1つ目のTシャツは、「ハンナ・モンタナ」“Tシャツピンク(”4620円)。「大ヒットドラマ『シークレット・アイドルハンナ・モンタナ』。マイリー・サイラスのレトロなヘア&メイクがキュート!」(アパレルバイヤー)。

2つ目は、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」“Tシャツブラックピクセル”(4620円)。「公開40周年を迎えるSF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をピクセル画でゲームテイストにした1枚。クールにも個性的な着こなしにもぴったり」。

3つ目は、「ファービー」“Tシャツホワイト”(4400円)。「ぱっちりお目めがトレードマークのファービーが、目をつむっているレアな1枚。自身で撮影したこだわりのアイテムだ」。

フードや季節のアイテムも
「プラザ」の魅力が盛り沢山

会場フロントラインには「テイスティングバー」を設置した。「プラザ」で人気の数々の菓子を試食でき、多くの人が集った。バイヤーズピックコーナーは、「楽しい味覚体験」をテーマにした海外のサワー系グミやキャンディがセレクトされた。6月には全国の「プラザ」に並ぶという。

そのほか、ライセンスキャラクターからプライベートブランドまで、「プラザ」はオリジナル性にこだわり幅広く事業を展開している。

スキンケアブランド「デュナミス(DUNAMIS)」は、数多くの化粧品を販売する「プラザ」が、スキンケアに迷っている人への「伝えたい」を詰め込んだオリジナルブランド。皮脂テカリをはじめとした等身大の肌悩みに着目し、独自のスキンケアラインを展開する。ブランドディレクター自身の経験から、自分に合った肌ケアをすること、自分の肌を知ることの大切さも発信している。

「レイジースタイルズ(LAZY STYLES)は、「OFF DAYS ON」をコンセプトにした、「プラザ」初のプライベートウエアブランド。シーンやジェンダーに捉われず、曖昧さを楽しむ“FUZZ-ISH”ウエアを展開する。シーンを選ばないデザイン、男女問わず着用できるサイズ展開で、何気ない日常のレイジーな時間も自分らしくポジティブでいられる、最旬のストリートスタイルを提案している。

「プラザ ベーシックス」は、「プラザ」のプライベート雑貨ブランド。“POSITIVE BASICS”をスローガンに掲げ、毎日をちょっとポジティブな方向へ導く、デザイン性と利便性を兼ね備えた生活雑貨を展開する。新生活にそろえたいランチボックスやランドリーボックスなど日常に取り入れて気分の上がるアイテムが充実している。

PHOTO : TAMEKI OSHIRO
TEXT : NAOMI SAKAI
問い合わせ先
プラザ カスタマーサービス室
0120-941-123

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伊藤忠が韓国コスメ「フランクリー」の独占販売権取得 3年後に売上高5億円目指す

伊藤忠商事はこのほど、韓国発スキンケアブランド「フランクリー(FRANKLY)」を展開するザ・クッキー(TheKooky)と日本市場における独占輸入販売権の契約を締結した。国内の販売代理店として東京堂と独占契約を結び、4月19日から全国のロフトとハンズで先行販売を開始。5月上旬から全国のバラエティーショップで販売する。スタート時はスター製品の美容液“クローザーセラム”など4品を扱う。3年後の売り上げは小売り上代ベースで5億円を目指す。

「フランクリー」は22年に韓国の研究者が立ち上げたサイエンススキンケアブランド。ブランド名は、正直さや透明性という意味を持ち、”高品質な商品を適正価格で”消費者に届けたいという思いが込められている。伊藤忠商事は「ブランドとしては若いながらも、韓国国内での実績を重ねている。日本においても本格展開前からECサイトなどで安定した売り上げを獲得していたため、日本市場での可能性を感じた」(同社)ことから導入を決めた。ブランドコンセプトは「EasyForEveryone 誰でも簡単に良い商品を」。肌効果が得られ日常的に使い続けられる価格設定を貫く。現在世界13カ国のドラッグストアやビューティストアにて販売する。

スタート時の製品ラインアップは、ブランド内で人気が高い毛穴悩みにアプローチする美容液“クローザーセラム”(30mL、1870円)と、皮脂ケアがかなう美容液“ナイアシンジンクビーズセラム”(30mL、1870円)、シワやハリ、艶をかなえる“レチノール0.1%クリーム”(30mL、2200円)、“レチノール0.3%クリーム” (20mL、2530円)を扱う。今秋をめどに第2弾製品を展開する予定だ。

伊藤忠商事と化粧品事業

伊藤忠商事は19年に英国発「キャス・キッドソン(CATH KIDSTON)」のコスメ、22年に韓国発のメイクアップブランド「ジョンセンムル(JUNGSAEMMOOL)」、2月に韓国総合化粧品ブランド「トニーモリー(TONYMOLY)」、24年に韓国発メイクブランド「ミュード(MUDE)」の独占販売権を取得。20年4月には化粧品ECプラットフォーム「ノイン(NOIN)」に出資するなど、化粧品事業を強化している。

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伊藤忠が韓国コスメ「フランクリー」の独占販売権取得 3年後に売上高5億円目指す

伊藤忠商事はこのほど、韓国発スキンケアブランド「フランクリー(FRANKLY)」を展開するザ・クッキー(TheKooky)と日本市場における独占輸入販売権の契約を締結した。国内の販売代理店として東京堂と独占契約を結び、4月19日から全国のロフトとハンズで先行販売を開始。5月上旬から全国のバラエティーショップで販売する。スタート時はスター製品の美容液“クローザーセラム”など4品を扱う。3年後の売り上げは小売り上代ベースで5億円を目指す。

「フランクリー」は22年に韓国の研究者が立ち上げたサイエンススキンケアブランド。ブランド名は、正直さや透明性という意味を持ち、”高品質な商品を適正価格で”消費者に届けたいという思いが込められている。伊藤忠商事は「ブランドとしては若いながらも、韓国国内での実績を重ねている。日本においても本格展開前からECサイトなどで安定した売り上げを獲得していたため、日本市場での可能性を感じた」(同社)ことから導入を決めた。ブランドコンセプトは「EasyForEveryone 誰でも簡単に良い商品を」。肌効果が得られ日常的に使い続けられる価格設定を貫く。現在世界13カ国のドラッグストアやビューティストアにて販売する。

スタート時の製品ラインアップは、ブランド内で人気が高い毛穴悩みにアプローチする美容液“クローザーセラム”(30mL、1870円)と、皮脂ケアがかなう美容液“ナイアシンジンクビーズセラム”(30mL、1870円)、シワやハリ、艶をかなえる“レチノール0.1%クリーム”(30mL、2200円)、“レチノール0.3%クリーム” (20mL、2530円)を扱う。今秋をめどに第2弾製品を展開する予定だ。

伊藤忠商事と化粧品事業

伊藤忠商事は19年に英国発「キャス・キッドソン(CATH KIDSTON)」のコスメ、22年に韓国発のメイクアップブランド「ジョンセンムル(JUNGSAEMMOOL)」、2月に韓国総合化粧品ブランド「トニーモリー(TONYMOLY)」、24年に韓国発メイクブランド「ミュード(MUDE)」の独占販売権を取得。20年4月には化粧品ECプラットフォーム「ノイン(NOIN)」に出資するなど、化粧品事業を強化している。

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「ジョー マローン ロンドン」で人気のフゼアの香りに新作 キャンドル&ボディースプレー

「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は4月25日、ブランドで人気の香り“サイプレス&グレープバイン”コレクションから新作のアイテムを発売する。フレグランスとボディー&ハンドウオッシュを展開していた同コレクションだが、今回新たにキャンドル(200g、1万4630円)とボディースプレー(125mL、9900円)が仲間入り。ブランドの店舗および、公式オンラインストアで扱う。

ブランドで人気の
フゼアの香りに新作2種が登場

サイプレスやブドウのつる、アンバーなどを使用した爽やかな香りが特徴の同コレクションは昨年、俳優のトム・ハーディ(Tom Hardy)をアンバサダーに起用したことでも話題を集めた。今回新たに登場するのは、空間を柔らかく包み込み上質で落ち着いたムードを演出する“クラシック キャンドル”と、全身で軽やかにまとえる“オール オーバー ボディスプレー”の2種だ。ボディースプレーは、すでに発売している同コレクションのフレグランス(9mL/4730円、50mL/2万2880円、100mL/3万2890円)と重ね付けすることで、より長い時間気品ある香りを楽しめる。

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「ジョー マローン ロンドン」で人気のフゼアの香りに新作 キャンドル&ボディースプレー

「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は4月25日、ブランドで人気の香り“サイプレス&グレープバイン”コレクションから新作のアイテムを発売する。フレグランスとボディー&ハンドウオッシュを展開していた同コレクションだが、今回新たにキャンドル(200g、1万4630円)とボディースプレー(125mL、9900円)が仲間入り。ブランドの店舗および、公式オンラインストアで扱う。

ブランドで人気の
フゼアの香りに新作2種が登場

サイプレスやブドウのつる、アンバーなどを使用した爽やかな香りが特徴の同コレクションは昨年、俳優のトム・ハーディ(Tom Hardy)をアンバサダーに起用したことでも話題を集めた。今回新たに登場するのは、空間を柔らかく包み込み上質で落ち着いたムードを演出する“クラシック キャンドル”と、全身で軽やかにまとえる“オール オーバー ボディスプレー”の2種だ。ボディースプレーは、すでに発売している同コレクションのフレグランス(9mL/4730円、50mL/2万2880円、100mL/3万2890円)と重ね付けすることで、より長い時間気品ある香りを楽しめる。

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「サンローラン」が芸術家フランチェスコ・クレメンテとコラボレーションした2025年夏のキャンペーンを発表

「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、芸術家のフランチェスコ・クレメンテ(Francesco Clemente)とコラボレーションした2025年夏のキャンペーンを発表した。

ビジョンを有する芸術家たちと関わっていくという
アンソニーの取り組みを体現したコラボ

俳優のゾーイ・クラヴィッツ(Zoe Kravitz)とイザベラ・フェラーリ(Isabella Ferrari)、モデルのペネロペ・テルネス(Penelope Ternes)とアジュス・サミュエル(Ajus Samuel)を被写体に親密な女性らしさや力強さを描き出した。クレメンテの表現豊かなアプローチに魅了されたアンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vacarello)=クリエイティブ・ディレクターは、クレメンテのレイヤーを駆使した色使いが2025年夏コレクションの精神と調和すると考えた。同コラボは、分野を超えてビジョンを有する芸術家たちと関わっていくという、アンソニーの取り組みを反映している。

クレメンテが1970年代以降、多様な文化を横断する旅によって形作られた。1980年代にニューヨークに拠点を置いてからは、精神的なものと物質的なもの、女性的なものと男性的なもの、といったアイデンティティの流動性を探求するような作品を多く生み出した。

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「サンローラン」が芸術家フランチェスコ・クレメンテとコラボレーションした2025年夏のキャンペーンを発表

「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、芸術家のフランチェスコ・クレメンテ(Francesco Clemente)とコラボレーションした2025年夏のキャンペーンを発表した。

ビジョンを有する芸術家たちと関わっていくという
アンソニーの取り組みを体現したコラボ

俳優のゾーイ・クラヴィッツ(Zoe Kravitz)とイザベラ・フェラーリ(Isabella Ferrari)、モデルのペネロペ・テルネス(Penelope Ternes)とアジュス・サミュエル(Ajus Samuel)を被写体に親密な女性らしさや力強さを描き出した。クレメンテの表現豊かなアプローチに魅了されたアンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vacarello)=クリエイティブ・ディレクターは、クレメンテのレイヤーを駆使した色使いが2025年夏コレクションの精神と調和すると考えた。同コラボは、分野を超えてビジョンを有する芸術家たちと関わっていくという、アンソニーの取り組みを反映している。

クレメンテが1970年代以降、多様な文化を横断する旅によって形作られた。1980年代にニューヨークに拠点を置いてからは、精神的なものと物質的なもの、女性的なものと男性的なもの、といったアイデンティティの流動性を探求するような作品を多く生み出した。

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「リモワ」のスーツケースに限定の新2色が追加 自然に着想したビビッドなカラー

「リモワ(RIMOWA)」は4月24日、ポリカーボネート製のスーツケース“エッセンシャル コレクション(ESSENTIAL COLLECTION)”から限定のシーズナルカラー、“ヴェルデ”と“グラナダ”のアイテムを発売する。全国の「リモワ」ストアおよび、公式オンラインストアで扱う。

工学的なデザインと自然界のカラー
を掛け合わせたスーツケース

今回は、自然界にインスピレーションを得た2色をラインアップ。“ヴェルデ”は多肉植物“アガベ”の断面に見られる美しいグリーンカラーをイメージし、“グラナダ”は完熟したザクロに着想を得た。

同スーツケースは、「リモワ」の他のスーツケースと同様、独自の“マルチホイールシステム”や取手を好みの高さに調節できる“テレスコープハンドル”、収納物を整理整頓できる“フレックスディバインダー”などの機能を搭載するほか、生涯保証も付く。

さらに、“グラナダ”はスーツケースに加えて、ポリカーボネート製のメッセンジャーバッグ“パーソナル クロスボディバッグ”と再生ナイロンを使用した“フラップ バックパック スモール”、“スライディング トート”の2モデルも用意。いずれのアイテムも一体型のトラベルストラップを搭載し、スーツケースに簡単に取り付けることができる。

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「ビックリマン」の人気キャラがTシャツになって蘇る “ヘッドロココ”や “魔肖ネロ” など

アメリカに特化したライフスタイル型専門商社のネバーマインドは、ロッテのチョコレート菓子「ビックリマン」に登場するキャラクターをあしらったオリジナルTシャツを発売する。価格は5390円。

懐かしのあのキャラがTシャツに

これまで「ビックリマン」デザインのジャージ、ロングスリーブTシャツ、キャップ、スカジャンを展開してきた同社。今回は、「ビックリマン」シリーズの中でも人気の高い“ヘッドロココ” “聖フェニックス” “魔肖ネロ” “サタンマリア”の4キャラクターを用いた。ボディーは、インクジェットプリントでそれぞれのキャラクターの細かな描写とカラーを再現し、オリジナルのパッケージに入れて販売する。

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「コンバース」が連載開始55周年を迎えた「ドラえもん」とのコラボアイテムを発売

「コンバース(CONVERSE)」は、国民的まんが「ドラえもん」の連載開始55周年を記念したコラボアイテムを発売する。4月25日にはバッグ7型を、4月30日にはスニーカー3型を販売。サックスバー公式オンラインストアおよびサックスバーグループ取扱店舗で取り扱う。

キャッチーで愛らしい特別デザインのスニーカーとバッグ

スニーカーでは、ドラえもんがひょこっとのぞいているキャッチーなデザインの“オールスター エイジド FP HI/ドラえもん”(全4色、各1万2100円)と、原作コミックスの感動的なシーンやコミカルなシーンなどを組み合わせたオリジナル柄を採用したデザインの“オールスター エイジド CP HI/ドラえもん”(1万4300円)、「ドラえもん」の全45巻分の表紙のイラストを落とし込んだデザインの“オールスター エイジド TC HI/ドラえもん”(1万4300円)の3型をラインアップする。

バッグコレクションは、ドラえもんの魅力を落とし込んだデザインで、日常使いから特別なシーンまで幅広く活躍するデザインを取りそろえる。

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「コンバース」が連載開始55周年を迎えた「ドラえもん」とのコラボアイテムを発売

「コンバース(CONVERSE)」は、国民的まんが「ドラえもん」の連載開始55周年を記念したコラボアイテムを発売する。4月25日にはバッグ7型を、4月30日にはスニーカー3型を販売。サックスバー公式オンラインストアおよびサックスバーグループ取扱店舗で取り扱う。

キャッチーで愛らしい特別デザインのスニーカーとバッグ

スニーカーでは、ドラえもんがひょこっとのぞいているキャッチーなデザインの“オールスター エイジド FP HI/ドラえもん”(全4色、各1万2100円)と、原作コミックスの感動的なシーンやコミカルなシーンなどを組み合わせたオリジナル柄を採用したデザインの“オールスター エイジド CP HI/ドラえもん”(1万4300円)、「ドラえもん」の全45巻分の表紙のイラストを落とし込んだデザインの“オールスター エイジド TC HI/ドラえもん”(1万4300円)の3型をラインアップする。

バッグコレクションは、ドラえもんの魅力を落とし込んだデザインで、日常使いから特別なシーンまで幅広く活躍するデザインを取りそろえる。

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東武百貨店に“お子様・おとな様ランチ”が大集合 昭和100年を記念した“昭和レトロな百貨店”での企画

東武百貨店池袋本店のレストラン街スパイスでは4月23日〜5月21日まで、42店舗でイベント“お子様・おとな様ランチ大集合”を開催する。

2025年は“昭和100年”。全館にて開催する昭和100年を記念した“昭和レトロな百貨店”に合わせ、お子さまランチを約60種用意。またゴールデンウィーク期間に家族で楽しめるよう、大人にはお子さまランチを贅沢にアレンジした、大人も楽しめるお子様ランチ=“おとな様ランチ”も約10種展開する。

なお「大阪道頓堀 ぼてぢゅう」の“大阪グルメお子さまぼてぢゅう®プレート”や「果実園リーベル」の“お子様ランチ”、「但馬屋珈琲店」の“大人のお子様ランチ”や「銀座 福助」の“大人のお子様ランチ”は東武百貨店限定となっている。

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【2025年母の日】「ケイタ マルヤマ」×「フェイラー」×ザ トウキョウ ダリア柄アイテムを発売

「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」は4月30日、「フェイラー(FEILER)」、ザ トウキョウ(THE TOKYO)とトリプルコラボレーションした母の日向けアイテムを「ケイタ マルヤマ」店舗で発売する。また22日11時から、ザ トウキョウおよび「ケイタ マルヤマ」公式オンラインストアで先行予約の受け付けを行う。

第5弾となる今回のコラボでは、ハンカチ(全3色、各3690円)、ミニバッグ(1万2980円)、ポーチ(7590円)、メガネケース(8910円)の4種を発売する。

デザインには、“感謝の気持ちを特別なかたちで届けたい”という想いのもと、「ケイタ マルヤマ」のアーカイブから“感謝”の花言葉を持つダリア柄をセレクト。古風な柄をモダンにアレンジした色鮮やかなオリジナルテキスタイルで、大切な人へ“ありがとう”の気持ちを優しく伝えるアイテムに仕上げた。

アイテム一覧

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「マークジェイコブス」阪急うめだ店がリニューアルオープン 新作バッグの先行販売も

「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は4月26日、阪急うめだ店を3階に移設しリニューアルオープンする。

先行販売に加えてノベルティの進呈も

店内は、クールで洗練されたデザインにこだわった。象徴的な“マークの手”の巨大オブジェを配置し、写真撮影も楽しめる。

同店では、2025年プレフォールコレクションの“ザ サック バッグ”に愛らしいボウをあしらった新型や、シーズン素材であるデニム、エアーブラシやデイジープリントのアイテムを全国での発売に先駆けて販売する。また、リニューアルオープンを記念して5万5000円以上の購入でアーカイブファブリックを使用したダストバッグを数量限定で進呈する。

店舗概要

◼️マークジェイコブス 阪急うめだ店
オープン日:4月26日
場所:阪急うめだ本店 3階
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7

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価格40%、年齢マイナス5歳 「ジェイエムウエストン」のヴィンテージが生む新たな接点

ブランドが自社製品を顧客から回収し、修理・補修をして再販売するビジネスが広がっている。1891年創業のフランスの靴ブランド「ジェイエムウエストン(J.M. WESTON)」もそのひとつ。革靴には修理しながら長く愛用するカルチャーが根付いているが、同社は2019年からそれをビジネスモデルに組み込み、グローバル展開している。通常の40%という価格設定も手伝い、「ウエストン・ヴィンテージ(WESTON VINTAGE)」の顧客年齢は通常ラインと比べてマイナス5歳と新規顧客獲得にもつながっているという。伊勢丹新宿店メンズ館でのポップアップストアを控えて来日したマーク・デューリー ジェイエムウエストンCEOにその戦略と成果、課題を聞いた。

ヴィンテージを事業化するという挑戦

WWD:「ウエストン・ヴィンテージ」プロジェクトを始めたきっかけを教えてください。

マーク・デューリー ジェイエムウエストンCEO:このプロジェクトを始めたのは2019年です。実は「ジェイエムウエストン」では創業当初から靴の修理を行っており、現在では毎年約1万足をフランス・リモージュの工房で修理しています。多くのお客様が修理のために靴を持ち込まれる中で「もう履けない」と言われることが増えました。理由はさまざまで、足の形が変わった、ライフスタイルが変わったなどです。

お客様から「もう履けないけれど、この靴をどうすればいいか?」という声を受けて、われわれは「では、それらの靴を何かに活かせないか?」と考え始めました。同時に、当社のアーティスティック・ディレクターであり、ファッション史家でもあるオリヴィエ・サイヤール(Olivier Saillard)が、当社の“修理のDNA”を活かして、古い靴で何ができるかを模索していました。彼は、ヴィンテージの靴をカスタマイズしてパフォーマンスとして見せる試みを行っていて、それを店頭で展示しました。そこからこのプロジェクトがスタートしました。

2020年には、お客様から300足を買い取りました。24年には2000足と、23年から倍増しています。確実に関心が高まっていると感じています。

WWD:プロジェクトを開始したとき、チームや顧客の反応はどうでしたか?

マーク:19年当時、ヴィンテージや回収の取り組みを行っているブランドはほとんどありませんでした。「ジェイエムウエストン」の顧客はすでに修理に慣れていたので、靴を「売る」という新たなステップも比較的受け入れていただけました。

正直なところ、私自身もこの会社に入るまではヴィンテージの靴を履いたことがありませんでした。でも、「ウエストン・ヴィンテージ」では靴を完全に内部まで消毒し、インソールを交換して新品同様に仕上げています。また、「ジェイエムウエストン」の靴は伝統的な作りで、新品は硬く感じることがありますが、ヴィンテージはすでに履きならされているので、最初から快適です。

23年は2000足を回収し、そのうち670足を販売

WWD:若い世代の顧客が増えたそうですね。

マーク: はい、ヴィンテージ靴は新品より約40%安いため、若い世代にとって魅力的です。実際、ヴィンテージ製品の購入者の平均年齢は、通常の顧客より5歳若くなっています。日本でもフランスでも新しい顧客が増えており、初めて「ジェイエムウエストン」の靴を購入するきっかけになっています。

WWD:ヴィンテージ靴の魅力とは?

マーク: 例えば、長年履かれた革のパティーナ(経年変化による艶や風合い)は唯一無二の美しさを生み出します。また、すでに販売終了となっているモデルとも出会える可能性があります。5年前の靴もあれば、20年、25年前の靴もあります。当時の革は、現在の規制とは異なるなめし方法で加工されており、より深みのある表情を楽しめます。

WWD:回収した靴のうち、再販可能な割合は?

マーク: 23年は2000足を回収し、そのうち670足を販売しました。つまり約33%です。前年までは1000足回収して600足販売していたので、通常は60%前後です。昨年は回収数が急増したため、販売率が少し下がりました。

WWD: 「ウエストン・ヴィンテージ」を2019年にスタートして、これまで6年経ちました。特に印象に残っていることや、顧客の反応はありますか?

マーク: いくつかありますが、私が特に気に入っているのは、“宝探し”のような感覚です。ラグジュアリー業界では、世界中どこへ行ってもだいたい同じ商品が店頭に並んでいます。でも、ウェストンのヴィンテージはその都度違うので、サイズ、カラー、スタイルが毎回異なり、思いがけない出会いがあります。これは本当にワクワクする体験です。私自身、店舗でヴィンテージコーナーがあると、必ずチェックしています。

また、多くのお客さまが「この靴は修理できて、また再販売できるんだ」と発見してくださるのも素晴らしいことです。当社の価格帯では「長く大切に履ける投資価値のある靴」であることを実感していただきたいですし、二度、三度と履き継がれていくことで、さらにポジティブな気持ちになっていただけます。

日本について一つ紹介したいエピソードがあります。私たちが2回目のヴィンテージイベントを伊勢丹新宿店メンズ館で開催した際、開店初日に予想を超える反響がありました。地上階のポップアップスペースから、なんと7階まで行列ができたのです。お待たせしてご迷惑をおかけしましたが、その反響の大きさは本当に嬉しかったです。

伊勢丹新宿店で5回目のポップアップを開催

WWD: 日本の顧客は職人技やタイムレスに価値をおく傾向がありますから。

マーク: 日本のお客様は本当に職人技に敏感で、非常に知識が豊富です。時には私たち以上に靴の製法に詳しい方もいて、昨日も店舗マネージャーとの夕食で、縫製について非常に専門的な質問を受けました。こうした対話があるのは日本ならではで、多くのスタッフの教育が必要だと感じています。

WWD: 職人と深く話すこと自体がエンターテインメントですよね。

マーク: まさにその通りです。だからこそ、今年はマーケティング部門のスタッフの一人が、自ら靴を一足丸ごと作れるようになりました。彼は以前、靴工場で働いていたんです。こうした人材がいることで、クラフトマンシップをよりわかりやすく伝えることができます。個人的にも、日本のお客様は伝統的なものづくりを世界でもっとも理解してくださるマーケットだと感じています。

WWD: 4月30日から伊勢丹新宿店で5回目のポップアップを開催しますが、これまでとの違いは?

マーク: 初年度はミックスイベントだったので実質6回目ですが、本格的なヴィンテージイベントとしては今年で5回目になります。フランスから多くの靴を日本に持ち込みます。限定商品も一部用意しています。ヴィンテージ自体が一点物ですが、さらに特別な商品も並びます。

100足すべて違う靴を修理する難しさ

WWD: このプロジェクトにおける課題について教えてください。

マーク: 最大の課題の一つは、すべての靴が修理可能なわけではないということです。アウトソールを取り外して、新たに取り付けるには、アッパーの革が十分にしっかりしている必要があります。お手入れが不十分だと、革が乾燥してしまい、修理に耐えられないことがあります。これはお客様にとって理解が難しい点でもありますが、時にはどうしても修理できない靴もあるのです。

また、サプライチェーン面でも大きな挑戦があります。毎回違う靴が届くので、店舗ごとに回収した靴を一旦工場に集めて修理する必要があります。100足同じモデルを修理するのではなく、100足すべて違う靴を扱うことになるのです。

WWD: サイズの問題も大きいのでは?

マーク: そうですね、重要なポイントです。履き込まれた靴は、サイズが変わっていることがあります。オリジナルのサイズを表示するべきか、実際のサイズを再評価するべきか悩むところです。店舗スタッフにとっても、適切なフィッティングの提案がより難しくなります。ただし、履き心地自体は柔らかくて快適なことが多いです。

日本ではヴィンテージを「売る量」のほうが「買い取る量」より多い。つまり、フランスで回収した靴が日本市場のサイズに合わないことがあり、それも課題の一つです。ただ一方で、「パリで履かれていた靴を、今は東京で誰かが履いている」というロマンチックな物語にもなります。

新製品の開発に与える影響

WWD: 新品にはないストーリーですね。このプロジェクトは、新製品の開発にも影響を与えていますか?

マーク: はい、間違いなく影響があります。当初はアイコニックなモデルのみ修理対象としていましたが、今では全製品の100%を修理可能にしたいと考えています。たとえば、スニーカーではアウトソールを交換可能なように、全周にステッチを入れるなどの設計をしています。現在ではすべてのコレクション開発において、将来的に修理ができる構造かどうかを検討しています。

WWD: EUで進む消費者の「修理する権利」の規制への対応にもなりますね。それには職人の育成も必要です。

マーク: その通りです。靴産業では通常、工場ごとに特化した製品しか作らないのが一般的です。フランス・リモージュの工場では130年間、グッドイヤー製法の靴だけを作っていましが、現在はスニーカー製造を含めた職人技の幅を広げました。

最初に復刻したスニーカーは、1938年に作ったテニスシューズの再現です。もともと1920〜30年代、ウェストンはスポーツシューズのメーカーでもありました。社内で修理技術を持つことが、外部に依頼せず修理を可能にする重要なポイントなのです。

■ジェイエムウエストン 伊勢丹新宿店メンズ館 ポップアップ
日時: 2025年4月30日(水)~5月13日(火)
場所: 伊勢丹新宿店 メンズ館1階「ザ・ステージ」
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
ジャズライブ: 5月10日(土)14時~/15時~/16時~ 各回約20分予定

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「ユニクロ」、「ジーユー」銀座店舗でホテルまでの商品配送サービスを開始

ファーストリテイリングとエアポーター(Airporter)は、マロニエゲート銀座2内の「ユニクロ(UNIQLO)」 および「ジーユー(GU)」の店舗で、観光客向けのホテル配送サービスの導入を開始した。

同サービスは、購入した商品を同店舗内のサービスカウンターで預けると、エアポーターが宿泊ホテル、または空港まで商品を配送するというもの。

ホテルへの配送料金は1650円で、「ユニクロ」店舗のみで受け付ける羽田空港行きは1650円、成田空港行きは2200円。商品の受け取り時間は、ホテルで翌日の20時以降、空港で翌日16時以降だ。なお、民泊施設やゲストハウスなど、スタッフが常駐していない宿泊施設への配送は行なっていない。

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「ユニクロ」、「ジーユー」銀座店舗でホテルまでの商品配送サービスを開始

ファーストリテイリングとエアポーター(Airporter)は、マロニエゲート銀座2内の「ユニクロ(UNIQLO)」 および「ジーユー(GU)」の店舗で、観光客向けのホテル配送サービスの導入を開始した。

同サービスは、購入した商品を同店舗内のサービスカウンターで預けると、エアポーターが宿泊ホテル、または空港まで商品を配送するというもの。

ホテルへの配送料金は1650円で、「ユニクロ」店舗のみで受け付ける羽田空港行きは1650円、成田空港行きは2200円。商品の受け取り時間は、ホテルで翌日の20時以降、空港で翌日16時以降だ。なお、民泊施設やゲストハウスなど、スタッフが常駐していない宿泊施設への配送は行なっていない。

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「キャンメイク」がベイクド製法のハイライターを発売 “眉コンシーラー”の新色も

「キャンメイク(CANMAKE)」は5月下旬、ハイライターとアイブロウパウダーの新商品に加え、アイブロウコンシーラーと化粧下地の新色を発売する。

“ムーングロウハイライター”(各880円)は、繊細パールを高配合した新製品のハイライトパウダー。粉をまとめて高温のオーブンで焼き固める「ベイクド製法」を採用したことで、肌の内側からにじみ出るような上品な艶感を演出する。カラーは高級感のあるホワイトベージュと、愛らしさをプラスするライトピンクの2色。テクスチャーはしっとりとしており、肌にピタッと密着する。

また、すでにホワイトベージュのみ、ロフト(LOFT)やプラザ(PLAZA)で先行販売を行なっている。

“フィットスタイラーアイブロウ”(各880円)は、高発色&高密着の3色セットアイブロウパウダーで、ふんわりとした美しい眉が長時間続く。カラーはナチュラルブラウンとマロンブラウンの2種で、1番上の淡いカラーはノーズシャドウにも使用できる。また、パウダーの油剤の比率を少なくしたことで、表面の一部が固まって取れにくくなる現象「ケーキング」を防ぐよう対策をした。

地眉の存在感を薄くするアイブロウマスカラ“コンシーラーブロウマスカラ”(748円)からは、新色のホワイトベージュが登場する。既存のピンクベージュは明るめな仕上がりだったが、新色は黄み寄りでカジュアルな印象の眉に色付ける。

化粧下地“モイストプリズムプライマー”(990円)からも透明感を宿す新色のペールブルーがお目見え。黄ぐすみや赤みをカバーし、肌をほどよくトーンアップ。高輝度のパールが立体感と潤いのある艶肌を演出する。

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「シュウ ウエムラ」×シャボンヌ・ウォン “冷感パステル”の6色アイパレットや近未来的なレフ板リップなど発売

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は5月16日、フォーブス誌「30アンダー30(アジア版)」にも選出されたシャボンヌ・ウォン(Shavonne Wong)=ニューメディアアーティストとコラボレーションした限定コレクション“シュウウエムラ×シャボンヌウォン”を発売する。14日には、「シュウウエムラ」公式オンラインストアおよび、表参道の旗艦店「シュウトウキョウメイクアップボックス」で先行販売を行う。

同コレクションは、シャボンヌ・ウォンの得意とする3D技術を駆使した芸術性と、鮮やかで高揚感あふれる色彩が融合した6色アイシャドウパレットやリップ、フェイスパウダー、クレンジングオイルの限定アイテムをそろえる。

アイシャドウパレット2種

限定のアイシャドウパレット(各8800円)は、目を引くミントカラーやアイスピンクを組み合わせた“ミントブースターアイパレット”と、フューチャリスティックなモーヴトーン“モーヴハイアイパレット”の2種。デジタルクリエイティビティーの斬新さや近未来性をとらえつつ、2025年春夏のトレンドカラーであるシアーで涼しげな「バイオミント」と偏光パールが輝く「メタモーヴ」を落とし込んだ。

リップシリーズ“キヌケア”の限定色

同ブランドの人気リップシリーズ“キヌケア”からも限定色(各5060円)を発売する。“キヌケアグローアップグリーム”は血色感のある偏光パールがきらめく“ピンクフィルター”とブルーパールが揺らめく“バイオレットピンク”を、“キヌケアヌードグリーム”はパールが溶け込んだ神秘的な濡れ艶をまとう“VR ライラック”と鮮やかなグリーンのきらめきが広がる“AR ヌード”を用意した。

フェイスパウダー&クレンジングオイル

フェイスパウダー“アンリミテッドmopo ルースパウダー”(6600円)から柔らかなきらめきと赤みを抑える穏やかなミントカラーを、定番のクレンジングオイル“アルティム8∞ スブリムビューティクレンジングオイルn”(1万4960円)からはコレクション限定デザインが登場する。

製品一覧

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100年の歴史が生み出す“100年モノのナイフ” 石川県発の匠の技

「生まれるべきものが生まれ、広がるべきものが広がり、残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに掲げるマクアケによる、“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」には、伝統技術を現代的なアイテムに活用したプロジェクトが数多い。この連載では、全国各地の匠の技に注目。実行者の思いとともに、匠の技をどう活用し、どう訴求しているのかを考える。目指すは、47都道府県の匠の技の探訪だ。第4回は、石川県を訪れた。


今回の技術は…

“一生モノのナイフ”を作り出す野鍛冶の技術

石川県能登町のふくべ鍛冶は、包丁や農具、漁具など、暮らしに必要な道具の開発や製造を手掛ける野鍛冶です。1908年の創業から100年以上にわたり、能登町の農業や漁業に関わる人々の生活を支えてきました。

道具を長く使えるよう、“修理”の文化を受け継いでいるのも同社の特徴です。年間数万件以上の修理を手掛ける現在も、奥能登の集落をワゴンカーで回る“移動鍛冶”を行い、住民一人一人と向き合いながら「困った」を「良かった」に変えています。一方、農業が機械化したり、大量生産した格安刃物が流通したりと、野鍛冶を取り巻く環境は決して安定しているとは言えません。

同社は2024年、これまで培ってきた技術力をもとに、サバイバルナイフ“タフ”を開発しました。「切る」「断つ」「削る」など包丁の一般的な機能に加えて、スターター着火(キャンプなどに適した燃料を必要としない着火方法)が可能。使用する材料にもこだわり、手入れをしながら経年変化を楽しめる“一生モノのナイフ”に仕上げています。

“タフ”は、「マキリ」のサバイバルナイフとも言えます。「マキリ」とは、日本海沿岸の漁師に親しまれている万能包丁のことで、海と山の両方に接している能登半島では、内陸部でも使われているのが特徴です。もともと「『マキリ』のサバイバルナイフが欲しい」という声は多く挙がっていましたが、24年1月1日に発生した能登半島地震が本格的な開発のきっかけになりました。同社は、「野鍛冶職人たちの『包丁を作りたい。野鍛冶文化を未来につなげたい』という一言に心を動かされた」と振り返ります。

“タフ”は、長年磨いてきた職人の技術に、日本刀を作る技術を掛け合わせています。鋼となる安来鋼青紙2号(以下、青紙2号)を地金のステンレスで挟み込んだ「本三枚造り」(3種類の鋼で日本刀を構成すること)を採用することで、鋭い切れ味と耐久性を実現しました。鋼の青紙2号は焼き入れで硬度が増し、切れ味が上がるという性質がある一方、熱処理の温度が高すぎると脆くなったり、低すぎると切れ味が弱くなったりしてしまいます。温度管理に細心の注意を払い試行錯誤を繰り返すことで、最適な塩梅を見つけることができました。

「マクアケ」でのプロジェクトでは、復興を願う人からの応援購入に加え、キャンプ好きからも反響を集めています。「ふくべ鍛冶」は、「時代の変化とともに野鍛治の数が少なくなってきたからこそ、その重要性を伝えていきたい」と語ります。今後は、海外向けのクラウドファンディングも活用しつつ、各国の生活習慣に合わせたモノ作りにも挑戦していきたいとのことです。

切れ味と耐久性を実現する4つのポイント

1.鍛造技術

堅牢さを重視し、地金を挟む「本三枚造り」を採用。800度に熱して何度も鍛造することで、金属分子が細かくなるため欠けにくくなり、不純物を出すため錆びにくくなります。切れ味を左右する刃金(刃物の刃先に用いる金属)にもこだわっています。

2.研磨

一つ一つ職人の手で削っています。切り刃や腹は、あえてハマグリ刃(ハマグリのような丸みを帯びた刃先)にすることで薪を割れるほどの強度を実現。わざとヘコませることで、刃離れも良くしています。

3.焼き入れ・焼き戻し

鋼の青紙2号は、焼き入れで硬度が増し、切れ味が向上する性質を持っています。一方、250度に下げる焼き戻しを行うことで、粘りや強靭性を向上。鋭さとしなやかなさを持ち合わせた包丁に仕上げています。

4.研ぎ

腹から刃元にかけては厚めに研いで硬度の耐久性を、刃先は薄めに研いで鋭い切れ味を実現し、万能に使える包丁に仕上げました。包丁を研いで小さくなるまで、ずっと切れ味が持続する点もポイントです。

石川発!
応援購入が高額なプロジェクト3選

“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」で大きな反響が寄せられた石川県発のプロジェクトを3つ紹介する。

PICK UP 1 : 応援購入総額1715万円

手軽に家ごはんを格上げ!
箸やお椀を一から設計し、ごはんを美味しくする食器ARAS

食器ブランド「ARAS」が開発した和食器のシリーズ。同ブランドは、料理をおいしく味わうための素材や形状について研究しており、今回も「においや口当たりで料理の邪魔をしない食器」という商品コンセプトのもと、樹脂とガラス素材を混ぜ合わせた最新素材を採用した。

PICK UP 2 : 応援購入総額1320万円

高性能キーボード
「HHKB」×伝統工芸「輪島塗」の融合!

石川県かほく市のPFUが手掛ける“ハッピー ハッキング キーボード(HHKB)”と、輪島塗を生業とする大徹八井漆器工房のコラボ。能登半島地震で被災した同工房を支援するため、「リ:ジャパンプロジェクト」として、18年ぶりの協業が実現した。

PICK UP 3 : 応援購入総額1009万円

雨の日も気にしない、
機能性に優れた3WAYトートバッグ

化学素材メーカー・小松マテーレの高機能ナイロン生地“コンブ®”を活用したトートバッグ。「ナチュラルでドライな風合い」や「硬度からくる自立性」「驚くほどの軽量さと強さ」が特長。25年2月には、最新プロジェクトを開始する予定。

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「在庫が多いほど売り上げが増える」という思い込み

2025年1月からWWDJAPAN.comでマンガ版「ザ・ゴールシリーズ 在庫管理の魔術」が連載中です。在庫過剰に陥ると、つい値下げセールに頼ってしまう――。しかし、本当にそれしか方法はないのか? 利益を高め、最大化するための解決策を、アパレル在庫最適化コンサルで「ユニクロ対ZARA」「アパレル・サバイバル」「図解アパレルゲームチェンジャー」等の著者である齊藤孝浩ディマンドワークス代表が、同マンガを読みながら、解説して行きます。今回は、第3話を取り上げます。

思い込みが過剰在庫を生む

第3話のテーマは「思い込みが過剰在庫を生む」という現場のリアルな問題に迫っています。

マンガ「在庫管理の魔術」の第3話は コチラ

前話までに、主人公の店舗では地下のバックヤード倉庫が水浸しで使えなくなったため、これまで店舗で持っていた在庫を4カ月分から20日分に絞ると決めました。そして、毎日、必要な商品を中央倉庫に発注し、翌日補充してもらうという仕組みをつくりました。しかし、実際に運用してみると在庫が20日分を超える発注ばかりになっていました。例えば、「グリーンの商品が売れたから、ほかの色の商品も売れるだろう」といった思い込みから、各担当者が多めに発注してしまっていたのです。

実際の店舗でも、こうした行動がよく見受けられますね。ある日によく売れた商品があると、次の発注時には通常の2倍も発注したり、要望したりするといった行動もありがちです。店舗の人たちはみんな、欠品することで、販売機会を逃したくないと考えています。「在庫が多いほど売り上げが増える」という思い込みに基づいて行動すると、その結果、全店が日常的に過剰在庫を抱えることになります。

思い込みを捨て、売れた分だけを補充する

そのような状況の中で、主人公の店舗に、実際、在庫が常に20日分になるように、在庫を毎日確認して、その日に売れた、必要な分だけを忠実に発注している担当者がいました。

毎日在庫を計算するのは現実的ではない。

しかし、この担当者のやりかたが参考になると考え、シンプルに、POSデータを活用して、売れた分だけを補充することを思いつき、すべての担当者にこのやりかたを徹底します。

あわせて、今まで発注要望をしても、発送単位にならないからと、倉庫から届けてもらえなかった商品も、ダメ元で注文することにしました。

しばらくすると、本部から、店舗の売り上げが期間売上で全国1位と飛躍的に伸びたことを知らされます。

在庫を減らしたのに売り上げが伸びた理由とは──。

そこには、在庫が減ることで売り場に“ある変化”が起きたという意外なカラクリがありました。次回、その全貌が明らかになります。

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