また、1920〜48年に存在した黒人リーグの野球チーム“ニューヨーク・キューバンズ(New York Cubans)”へのオマージュとして、同チームのバッジをあしらったTシャツ(半袖/長袖)、クルーネックスエット(オリーブ/ストーン/ネイビー/グレー/ホワイト)のほか、ベースボールキャップなどのビンテージアイテムを復刻させるブランド、「エベッツフィールドフランネルズ(EBBETS FIELD FLANNELS)」製のキャップ(オリーブ/ネイビー)も登場する。
ほか、「パレス スケートボード」と長年のコラボレーターのマイケル・J・フォックス(Michael J. Fox)によるショートフィルムとルックブックも制作した。
「メットガラ2025」が5月5日(現地時間)、米ニューヨークのメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)で開催された。今年のテーマは、“スーパーファイン:テーラリング ブラック スタイル(Superfine: Tailoring Black Style)”で、ドレスコードは “Tailored for You.”(あなただけの仕立て)だった。同イベントの終幕に伴い、パントン・カラー・インスティテュート(PANTONE COLOR INSTITUTE以下、パントン)とグーグルは、「メットガラ」にインスパイアされたトレンドを予測している。
パントンはさらに、ブラウンのバリエーションが、より多用途で使用されること、そして、グラマラスさを演出することも期待している。アイズマンは、2025年の「カラー・オブ・ザ・イヤー(Color of the Year)」に選ばれた モカ・ムース というカラーが、バッド・バニー(Bad Bunny)の「プラダ(PRADA)」によって着こなされたことについても言及した。
「メットガラ2025」が5月5日(現地時間)、米ニューヨークのメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)で開催された。今年のテーマは、“スーパーファイン:テーラリング ブラック スタイル(Superfine: Tailoring Black Style)”で、ドレスコードは “Tailored for You.”(あなただけの仕立て)だった。同イベントの終幕に伴い、パントン・カラー・インスティテュート(PANTONE COLOR INSTITUTE以下、パントン)とグーグルは、「メットガラ」にインスパイアされたトレンドを予測している。
パントンはさらに、ブラウンのバリエーションが、より多用途で使用されること、そして、グラマラスさを演出することも期待している。アイズマンは、2025年の「カラー・オブ・ザ・イヤー(Color of the Year)」に選ばれた モカ・ムース というカラーが、バッド・バニー(Bad Bunny)の「プラダ(PRADA)」によって着こなされたことについても言及した。
ベルリンのクロイツベルク地区に位置する「グロピウス・バウ(Gropius Bau)」で、オノ・ヨーコの展覧会「YOKO ONO : MUSIC OF THE MIND」が開催している。同展は、ロンドンのテート・モダンが主催し、デュッセルドルフのノルトライン・ヴェストファーレン州立美術館とベルリンのグロピウス・バウがコラボレーションする形で実現した大規模な回顧展だ。
エントランスを抜け、吹き抜け天井から自然光が差し込む開放的なアトリウムに向かうと「PEACE is POWER」の巨大バナーが目に入る。これは、オノ・ヨーコが2017年から継続的に行っている平和を願うプロジェクトであり、世界各地で開催されている展覧会を通じて観客にメッセージを伝えている。
バナーの下には「Wish Tree for Berlin」と題した9本の木が設置されており、短冊のような白い紙に観客は自由に願いごとを書き、枝に結びつけることができる。96年より世界各地で設置されてきた「Wish Tree」は、幼い頃に訪れた日本の寺院からインスパイアされているという。ベルリンの「Wish Tree」は「破壊と再生」がテーマ。空襲により廃墟となったグロピウス・バウは、しばらくの間放置され、解体の危機にまで晒されていたが、見事に美術館として再建された現在の姿と放置されていた間に自然発生した落葉樹からイメージされている。
いくつもの部屋に分かれている2階の展示エリアでは、50年代から制作してきた200点以上もの作品が時系列に沿って紹介されている。直筆の文章で部屋中が埋め尽くされた66年制作の「The Blue Room Event」や64年に自費出版された「グレープフルーツ」の草稿を全公開するなど、オノ・ヨーコ作品を代表する言葉や文章が様々な展示方法で観ることができる。
また、01年に制作された「Helmets (Pieces of Sky)」は、第二次世界大戦中に使用されたドイツ軍のヘルメットを天井から逆さに吊るし、中に青色のパズルのピースが入れた作品。戦争の象徴である軍用ヘルメットを逆さにすることで単なる容器として扱い、中には平和の象徴である青い空をイメージしたブルーカラーのパズルのピースを入れることによって「暴力の器を希望で満たす」という強い比喩を生み出している。観客はパズルのピースを自由に取り出したり、持ち帰ることが可能。
60年代のアメリカは、黒人公民権運動、フェミニズム運動、ベトナム戦争への反発が高まった時代であり、オノ・ヨーコも活動家として注目を集めていた。中でもジョン・レノンとの共作「WAR IS OVER! IF YOU WANT IT」や「ベッド・イン」は、世界の誰もが知っているメッセージ性の強い代表作だろう。戦争によって1つの街の中で1つの国が東西に分断されるという数奇な運命をたどったベルリンで、大規模な展覧会を開催する意義があると実感させられる展示であり、オノ・ヨーコ本人も13年に以下のコメントを残している。
“I love Berlin and have already been here so many times. Berlin is part of my body!”(私はベルリンが大好きで、すでに何回も訪れています。ベルリンは私の身体の一部なのです)
現在、ベルリンではグロピウス・バウと並行して、オノ・ヨーコに関連する展示が2カ所で開催されている。近年、フェミニズムやセクシュアリティにフォーカスした展覧会に力を入れている美術館「ノイエ・ナショナルギャラリー(Neue Nationalgalerie)」では、「YOKO ONO : MUSIC OF THE MIND」と連動したサテライト展覧会として「YOKO ONO: DREAM TOGETHER」が開催されている。また、ミッテ地区に位置する「ノイエ・ベルリナー・クンストフェライン(n.b.k.)」では、屋外ビルボードにて「TOUCH」の文字が掲示されている。
ホン・チョン(Hong Chong)=「セルフ-ポートレート」クリエイティブ・ディレクターは、「私たちはいつもキャンペーンで物語を伝えてきたが、ヴィッカースやこうしたテクノロジーとの協力で、現実と空想の境界を曖昧にすることができた。AIは何かを代替するためではなく、ジスの新しい世界を構築するためにあった」とコメント。AIの使用により、25年プレ・フォール・コレクションの、“familiar but surreal, nostalgic but completely new (見慣れたものでありながらも現実離れしていて、懐かしくありながらも全く新しい)”という雰囲気を巧みに映し出すことができたと言う。
同店は、「パム」の渋谷パルコ店や名古屋パルコ店を手掛けた、設計事務所イマ(ima)と、ブランドをディレクションしているアパレルブランド「スポークンワーズプロジェクト(SPOKEN WORDS PROJECT)」が共同で担当。築80年の古民家をフルリノベーションし、思わず帰ってきたくなるような空間を目指した。店頭では、新作のアイテムに加えて、オープン記念のノベルティーも用意する予定だ。詳細はブランドの公式SNS等で順次公開する。