「ジャックダニエル」から100年以上ぶりに“ジャックダニエル テンイヤーオールド”が復刻 ゲストに松山ケンイチ

米テネシー発ウイスキーブランド「ジャックダニエル(JACK DANIEL)」は8月、ウルトラプレミアムライン“ジャックダニエル テンイヤーオールド(Jack Daniel’s 10 Years Old)”の日本展開を開始する。5月20日に開催された特別イベント“ジャックダニエル ジ エクスクルーシブ モーメント(JACK DANIEL’S THE EXCLUSIVE MOMENT)”では、ライフスタイルブランド「モミジ(MOMIJI)」のクリエイティブディレクターを務める俳優の松山ケンイチが登壇した。

“ジャックダニエル テンイヤーオールド”は、ジャックダニエル蒸溜所で1900年代諸島に誕生した10年熟成のテネシーウイスキーを現代的に再現。マスターディスティラーのクリス・フレッチャー(Chris Fletcher)が10年以上かけて開発したこの商品は、同ブランドの定番商品“ジャックダニエル オールド ナンバーセブン(Jack Daniel’s Old No.7)”と同じくコーン80%、モルト12%、ライ麦8%を使用。鉄分を含まないケーヴ・スプリングの天然湧水で仕込む。「ジャックダニエル」ならではのチャコール・メローイング製法と、に段階処理を施した自社製ホワイトオークの新樽を使用。さらに熟成過程ではバレルハウスの上層階から下層階へ移す手法で、長期熟成ならではの奥行きある香りと味わいを実現した。

ゲストとして登壇した松山ケンイチは、「ジャックダニエル」と自身のブランド「モミジ」に通ずるものづくりの信念について「『モミジ』というブランドは、農林被害を防ぐために捕獲され、そして破棄されてしまう野生動物の皮や肉を利活用するために生まれたプロジェクトだ。『どうしてまだ利用できるのに捨ててしまうんだろう』という疑問を突き詰めてきた。この疑問を追求した結果生まれた“ものを作りたいという情熱”と、それを丁寧に伝えていくコミュニケーションこそがものづくりにおいて大切だと思う」と語る。そして「ジャックダニエル」のウイスキーについて「“オールド ナンバーセブン”は、ロックやストレート、ハイボールなど、さまざまな飲み方で楽しめる。膨大な時間をかけて研究しているからこそ、いろいろな角度から楽しめるような、複雑な味の設計になっているのだろう。そして新たに登場した“テンイヤー オールド”は、ストレートで飲みたくなるような濃厚で完成された味わい。香りは甘く、少しスパイシーさを感じる味だ」とコメントした。

クリス・フレッチャーは「“テンイヤーオールド”は、実はアメリカで4年前にローンチしている。生産数の都合上、当時はアメリカのみでの展開だったが、今回ようやく日本へ届けることができた。非常に長い歴史がある商品だが、素晴らしいチームと共にたくさんのトレーニングを行ってきたので、“世界でナンバーワンのウイスキーブランドだ”という誇りを持ちながら自信を持って開発に臨むことができた。ぜひこの“歴史の味”を、多くの人に楽しんでいただきたい」と語り、“テンイヤーオールド”の飲み方について「味わいや香りを感じるにはストレートももちろん良いが、個人的には冷たい状態で飲むウイスキーが好きなので、ロックがおすすめだ」と続けた。

“ジャックダニエル テンイヤーオールド”は8月から、高級ホテル併設のバーやオーセンティックバー、会員制バーなど、一部料飲店で数量限定で提供する予定だ。

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「ジャックダニエル」から100年以上ぶりに“ジャックダニエル テンイヤーオールド”が復刻 ゲストに松山ケンイチ

米テネシー発ウイスキーブランド「ジャックダニエル(JACK DANIEL)」は8月、ウルトラプレミアムライン“ジャックダニエル テンイヤーオールド(Jack Daniel’s 10 Years Old)”の日本展開を開始する。5月20日に開催された特別イベント“ジャックダニエル ジ エクスクルーシブ モーメント(JACK DANIEL’S THE EXCLUSIVE MOMENT)”では、ライフスタイルブランド「モミジ(MOMIJI)」のクリエイティブディレクターを務める俳優の松山ケンイチが登壇した。

“ジャックダニエル テンイヤーオールド”は、ジャックダニエル蒸溜所で1900年代諸島に誕生した10年熟成のテネシーウイスキーを現代的に再現。マスターディスティラーのクリス・フレッチャー(Chris Fletcher)が10年以上かけて開発したこの商品は、同ブランドの定番商品“ジャックダニエル オールド ナンバーセブン(Jack Daniel’s Old No.7)”と同じくコーン80%、モルト12%、ライ麦8%を使用。鉄分を含まないケーヴ・スプリングの天然湧水で仕込む。「ジャックダニエル」ならではのチャコール・メローイング製法と、に段階処理を施した自社製ホワイトオークの新樽を使用。さらに熟成過程ではバレルハウスの上層階から下層階へ移す手法で、長期熟成ならではの奥行きある香りと味わいを実現した。

ゲストとして登壇した松山ケンイチは、「ジャックダニエル」と自身のブランド「モミジ」に通ずるものづくりの信念について「『モミジ』というブランドは、農林被害を防ぐために捕獲され、そして破棄されてしまう野生動物の皮や肉を利活用するために生まれたプロジェクトだ。『どうしてまだ利用できるのに捨ててしまうんだろう』という疑問を突き詰めてきた。この疑問を追求した結果生まれた“ものを作りたいという情熱”と、それを丁寧に伝えていくコミュニケーションこそがものづくりにおいて大切だと思う」と語る。そして「ジャックダニエル」のウイスキーについて「“オールド ナンバーセブン”は、ロックやストレート、ハイボールなど、さまざまな飲み方で楽しめる。膨大な時間をかけて研究しているからこそ、いろいろな角度から楽しめるような、複雑な味の設計になっているのだろう。そして新たに登場した“テンイヤー オールド”は、ストレートで飲みたくなるような濃厚で完成された味わい。香りは甘く、少しスパイシーさを感じる味だ」とコメントした。

クリス・フレッチャーは「“テンイヤーオールド”は、実はアメリカで4年前にローンチしている。生産数の都合上、当時はアメリカのみでの展開だったが、今回ようやく日本へ届けることができた。非常に長い歴史がある商品だが、素晴らしいチームと共にたくさんのトレーニングを行ってきたので、“世界でナンバーワンのウイスキーブランドだ”という誇りを持ちながら自信を持って開発に臨むことができた。ぜひこの“歴史の味”を、多くの人に楽しんでいただきたい」と語り、“テンイヤーオールド”の飲み方について「味わいや香りを感じるにはストレートももちろん良いが、個人的には冷たい状態で飲むウイスキーが好きなので、ロックがおすすめだ」と続けた。

“ジャックダニエル テンイヤーオールド”は8月から、高級ホテル併設のバーやオーセンティックバー、会員制バーなど、一部料飲店で数量限定で提供する予定だ。

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「THE BEACH 2025」が荒天のため開催中止 ケミカル・ブラザーズなどが出演予定

5月31日に千葉・海浜幕張ビーチで開催を予定していたダンスミュージック特化型フェス「THE BEACH 2025」が、荒天の影響により中止が発表された。

「THE BEACH 2025」実行委員会は、当日は強風と雨の予報に加え、気温の大幅な低下が見込まれており、天候の回復も終演時間まで見込めないことから、来場者の安全および健康を最優先に判断し、中止を決定した。

チケットの払い戻しについては、オフィシャルサイトや公式SNS、購入元のプレイガイドから詳細が後日発表される予定で、払い戻しにはチケットが必要とのこと。

「THE BEACH 2025」はヘッドライナーのケミカル・ブラザーズ(THE CHEMICAL BROTHERS)をはじめ、DJのサラ・ランドリー(Sara Landry)、石野卓球、ムラ・マサ(Mura Masa)、ドングロッソ(DONGROSSO)、¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U(Yousuke Yukimatsu)、250(イオゴン)らが出演予定だった。

■「THE BEACH 2025」公式サイト
https://thebeach.co.jp

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「THE BEACH 2025」が荒天のため開催中止 ケミカル・ブラザーズなどが出演予定

5月31日に千葉・海浜幕張ビーチで開催を予定していたダンスミュージック特化型フェス「THE BEACH 2025」が、荒天の影響により中止が発表された。

「THE BEACH 2025」実行委員会は、当日は強風と雨の予報に加え、気温の大幅な低下が見込まれており、天候の回復も終演時間まで見込めないことから、来場者の安全および健康を最優先に判断し、中止を決定した。

チケットの払い戻しについては、オフィシャルサイトや公式SNS、購入元のプレイガイドから詳細が後日発表される予定で、払い戻しにはチケットが必要とのこと。

「THE BEACH 2025」はヘッドライナーのケミカル・ブラザーズ(THE CHEMICAL BROTHERS)をはじめ、DJのサラ・ランドリー(Sara Landry)、石野卓球、ムラ・マサ(Mura Masa)、ドングロッソ(DONGROSSO)、¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U(Yousuke Yukimatsu)、250(イオゴン)らが出演予定だった。

■「THE BEACH 2025」公式サイト
https://thebeach.co.jp

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“トラック オイル”のラメ入り美容オイルが誕生 艶感と上品なきらめきをプラス

ナチュラルケアブランド「トラック(TRACK)」は6月15日、美しいきらめきを与えるラメ入りの美容オイル“トラック グリッターオイル”(限定2種、各2200円)を数量限定で発売する。ルクア大阪店とタカシマヤ ゲートタワーモール店の直営2店舗と、公式オンラインストアで取り扱う。

微細で上品なラメを配合した“トラック グリッターオイル”は、立体感のある艶肌に導く美容オイルだ。肌にやさしくなじむオイルベースで、天然由来成分をぜいたくに配合した。ロールオンタイプで、デコルテや頬などの細かな部分にも使用できる。

カラーは、細やかなピンクラメでほのかな血色感を演出するピンクと、ゴールドパールがひそかに輝くゴールドの2色。香りは、それぞれ異なるものを採用した。ピンクは、かれんで華やかなベリーフローラル。ゴールドは、爽やかかつ透明感あふれるホワイトフローラルに仕上げた。

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「リサイクルはエモーショナルな行為になった」 「無印良品」清水社長、循環型に手応え

「がまんを強いるようなリサイクルやリユースは長続きしない」と語るのは、「無印良品」を運営する良品計画の清水智社長だ。

消費者から回収した服を再販する動きは広がっているが、消費者の支持を集めて収益性を確保するのは難しいと言われる。そんな中、回収した商品をアップサイクルして再販するプロジェクト「ReMUJI(リムジ)」は、販売数量を順調に伸ばしており、衣料品では2024年8月期に前年の2倍近くの5万5746着を売った。単に環境配慮の理想を消費者に訴えるのではなく、染め直したり、異なる柄を縫い合わせたりするなど一点物の魅力を高めたことで「リサイクルはエモーショナルな行為になった」と自信を深める。

3月に開店した世界最大店舗の「無印良品イオンモール橿原」(奈良県)に「ReMUJI」の国内最大の売り場を設けたところ、「計画以上に売れている。商品が足りない心配をするほどだ」という。一点物のリサイクル品を求めて、遠方から訪れる客も少なくない。「ReMUJI」の課題だった収益性も確保できるまでになった。

良品計画は30日、メディアやアナリスト向けに「ESG説明会」を開いた。清水社長は「ESGは無印の本業」と語り、ESGという言葉が存在しない1980年の創業時から環境問題や社会性を意識した事業活動をしてきた歴史を振り返った。衣料・雑貨分野では、環境負荷の少ない木の実「カポック」の積極的な採用や、再資源化に向けて服地やボタン、縫製糸などを単一素材で作る取り組みなどが紹介された。

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2025年の夏はどの香りにする? 「YSL」「ジョー マローン ロンドン」「メゾン マルジェラ」など新作フレグランス9選

2025年も新作フレグランスが続々と登場しています。アマルフィ海岸沿いでそよ風に運ばれるオレンジの香りをイメージした「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」、海をテーマにした「イッセイ ミヤケ パルファム(ISSEY MIYAKE PARFUMS)」、太陽の輝きをイメージした「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」など、特にこの時期は夏をイメージした香りが充実!また、「ブルガリ(BVLGARI)」の“オ パフメ”や2000年代前半を象徴する香りの一つである「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」の“ライトブルー”もリニューアルしています。新フレグランスをまとって夏気分を楽しんで。

「パルファム ジバンシイ」
“レ ジャルダン”

まとう人の個性を引き出すシトラス香水3種

“レ ジャルダン”は「パルファム ジバンシイ(PARFUMS GIVENCHY)」のフレグランスコレクション“ラ コレクション パルティキュリエ”から発売する新シリーズ。爽やかなベルガモットを中心に、スパイシーなジンジャーとドライなシダーウッドをあわせた“ド ジバンシイ アンファン テリブル”、トップのグリーンマンダリンから、ハチミツを彷ふつとさせるオレンジブロッサム、クリーミーなサンダルウッドへとなめらかに移ろう“ド ジバンシイ タパジュール”、レモンの原種とも呼ばれている柑橘、セドラを使用した弾けるような爽やかさが特徴的な“ド ジバンシイ デゾベイサン”と、シトラスをメーンとした3つの香りをそろえた。続きを読む>>

■製品情報

発売日:6月1日
“『ラ コレクション パルティキュリエ』ド ジバンシイ アンファン テリブル”
“『ラ コレクション パルティキュリエ』ド ジバンシイ タパジュール”
“『ラ コレクション パルティキュリエ』ド ジバンシイ デゾベイサン”
価格:各50mL、各2万5630円/各100mL、各3万6850円
公式サイト>>


「メゾン マルジェラ」
“オードトワレ ネバーエンディング サマー”

アマルフィ海岸沿いでそよ風に運ばれるオレンジの香り

「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」人気フレグランス“レプリカ”の新作は、イタリア語で“甘い生活”を意味する“ラ・ドルチェ・ヴィータ”をオマージュ。輝くアマルフィ海岸をイメージした爽やかさと明るさを併せ持つ香りで、夏の自由で開放的な精神を表現した。続きを読む>>

■製品情報

発売日:6月5日
“オードトワレ ネバーエンディング サマー”
価格:10mL、5280円/30mL、1万1880円/100mL、2万3540円(※編集部調べ)
公式サイト>>


「イッセイ ミヤケ パルファム」
“ロードゥ イッセイ オードパルファム インテンス”
“ロードゥ イッセイ プールオム オードパルファム”

海をテーマに制作した2つの新作

「イッセイ ミヤケ パルファム(ISSEY MIYAKE PARFUMS)」は、海をテーマに制作した新作フレグランス。海洋保護への関心を集めることを目的としたプロジェクト“ワン・オーシャン(1 Ocean)”を創設したアレクシス・ローゼンフェルド(Alexis Rosenfeld)とパートナーシップを結んだことをきっかけに、制作に至った。続きを読む>>

■製品情報

発売日:6月11日
“ロードゥ イッセイ オードパルファム インテンス”
価格:30mL、1万2320円/50mL、1万7270円/100mL、2万4200円/レフィル150mL、2万5410円
“ロードゥ イッセイ プールオム オードパルファム”
価格:40mL、9570円/75mL、1万2430円/125mL、1万7270円/レフィル150mL、1万6390円
公式サイト>>


「プラダ ビューティ」
“インフュージョン ドゥ プラダ ルバーブ オーデパルファム”

ルバーブの遊び心あふれる個性を表現

「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」のアイコニックなフレグランス“インフュージョン ドゥ プラダ”夏の新作は、、野菜でありながら果物のようなトーンで知られるルバーブの遊び心あふれる個性を表現した。グリーンベルガモット、グリーンマンダリン、オレンジ、ルバーブ、ローズ、ホワイトムスク、アンブロフィックスが香るフローラルフルーティーのフレグランスに仕上げている。続きを読む>>

■製品情報

発売日:6月11日
“インフュージョン ドゥ プラダ ルバーブ オーデパルファム”
価格:10mL、7700円/100mL、3万800円(※編集部調べ)
公式サイト>>


「ヴァレンティノ ビューティ」
“ロックスタッズ ノワール オードパルファン”
“1968 オードパルファン”

レイヤリングを楽しむコレクションに2つの新たな香り

「ヴァレンティノ ビューティ(VALENTINO BEAUTY)」のクチュールフレグランスコレクション“ヴァレンティノ アナトミー オブ ドリームス”から発売となる2種のレイヤリングフレグランス。単体はもちろんのこと、同コレクションのフレグランスと重ねて使うことで、香りに深みのあるパーソナルな表情を添えることができる。“ロックスタッズ ノワール オードパルファン”は、ミステリアスなサンダルウッドの香り。ベルガモットやバニラのノートで、官能的な香りを楽しめる。“1968 オードパルファン”は、明るくクリーンなホワイトムスクの香りだ。続きを読む>>

■製品情報

発売日:6月11日
“ヴァレンティノ アナトミー オブ ドリームス ロックスタッズ ノワール オードパルファン”
“ヴァレンティノ アナトミー オブ ドリームス 1968 オードパルファン”

価格:各30mL、2万2000円
公式サイト>>


「イヴ・サンローラン」
“リブレ ロー ニュ”

シトラス際立つブランド初のアルコールフリーフレグランス

アイコンフレグランスライン“リブレ オーデパルファム”の新作で、太陽の光が降り注ぐシトラスをイメージした。「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」初のアルコールフリー処方で、さらに2種類のスキンケア成分を配合。香りをまとわせながら滑らかな肌へと導く。続きを読む>>

■製品情報

発売日:発売中
“リブレ ロー ニュ”
価格:10mL、5060円(※一部店舗限定)/50mL、1万8810円/90mL、2万8820円
公式サイト>>


「ジョー マローン ロンドン」
“ビーチ ブロッサム コロン”

今年の“ブロッサムズ コレクション”は太陽の輝きがテーマ

花をテーマにした「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」恒例の“ブロッサムズ コレクション”。2025年はインド洋に浮かぶセーシェルにある、彫刻のようなフォームが美しいヤシの木、ココ・デ・メールにインスパイアされた“ビーチ ブロッサム”と、フレッシュなレモンのひねりが太陽のように輝くフランジパニにジャスミンとエキゾチックなイランイランがアクセントを添える“フランジパニ フラワー”を用意した。続きを読む>>

■製品情報

発売日:発売中
“ビーチ ブロッサム コロン”
価格:10mL、4950円(オンラインショップ限定)/50mL、1万7710円/100mL、2万4750円
“フランジパニ フラワー”
価格:10mL、4950円(オンラインショップ限定)/30mL、1万2430円/100mL、2万4750円
公式サイト>>


「ブルガリ」
“オ パフメ”

アイコニックなフレグランス“オ パフメ”が進化

「ブルガリ(BVLGARI)」のアイコニックなフレグランス“オ パフメ”が進化した。緑茶のエッセンスを使用した“ブルガリ オ パフメ テ ヴェール オードトワレ”は、活力と活気に溢れるシトラス・アロマティック、白茶とムスクを融合した“ブルガリ オ パフメ テ ブラン オードトワレ”は、包み込まれるようなウッディ・フローラル・ムスクの香りだ。続きを読む>>

■製品情報

発売日:発売中
“ブルガリ オ パフメ テ ヴェール オードトワレ”
“ブルガリ オ パフメ テ ブラン オードトワレ”
価格:各75mL、2万1340円/150mL、3万2780円
公式サイト>>


「ドルチェ&ガッバーナ」
“ライトブルー オードトワレ”
“ライトブルー プールオム オードトワレ”

2000年代前半のあの香水がアップデート

2000年代初頭に登場しユニセックスな香りが幅広く支持された「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」の“ライトブルー”がリニューアル。アイコニックな香りはそのままに香りの持続性を高めたほか、ボトルデザインを変更した。また、マヨリカ柄をまとった“ライトブルー カプリインラブ”も同時発売している。続きを読む>>

■製品情報

発売日:発売中
“ライトブルー オードトワレ”
価格:30mL、9020円/50mL、1万2540円/100mL、1万6720円
“ライトブルー プールオム オードトワレ”
価格:50mL、1万1220円/100mL、1万5070円
公式サイト>>

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2025年の夏はどの香りにする? 「YSL」「ジョー マローン ロンドン」「メゾン マルジェラ」など新作フレグランス9選

2025年も新作フレグランスが続々と登場しています。アマルフィ海岸沿いでそよ風に運ばれるオレンジの香りをイメージした「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」、海をテーマにした「イッセイ ミヤケ パルファム(ISSEY MIYAKE PARFUMS)」、太陽の輝きをイメージした「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」など、特にこの時期は夏をイメージした香りが充実!また、「ブルガリ(BVLGARI)」の“オ パフメ”や2000年代前半を象徴する香りの一つである「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」の“ライトブルー”もリニューアルしています。新フレグランスをまとって夏気分を楽しんで。

「パルファム ジバンシイ」
“レ ジャルダン”

まとう人の個性を引き出すシトラス香水3種

“レ ジャルダン”は「パルファム ジバンシイ(PARFUMS GIVENCHY)」のフレグランスコレクション“ラ コレクション パルティキュリエ”から発売する新シリーズ。爽やかなベルガモットを中心に、スパイシーなジンジャーとドライなシダーウッドをあわせた“ド ジバンシイ アンファン テリブル”、トップのグリーンマンダリンから、ハチミツを彷ふつとさせるオレンジブロッサム、クリーミーなサンダルウッドへとなめらかに移ろう“ド ジバンシイ タパジュール”、レモンの原種とも呼ばれている柑橘、セドラを使用した弾けるような爽やかさが特徴的な“ド ジバンシイ デゾベイサン”と、シトラスをメーンとした3つの香りをそろえた。続きを読む>>

■製品情報

発売日:6月1日
“『ラ コレクション パルティキュリエ』ド ジバンシイ アンファン テリブル”
“『ラ コレクション パルティキュリエ』ド ジバンシイ タパジュール”
“『ラ コレクション パルティキュリエ』ド ジバンシイ デゾベイサン”
価格:各50mL、各2万5630円/各100mL、各3万6850円
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「メゾン マルジェラ」
“オードトワレ ネバーエンディング サマー”

アマルフィ海岸沿いでそよ風に運ばれるオレンジの香り

「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」人気フレグランス“レプリカ”の新作は、イタリア語で“甘い生活”を意味する“ラ・ドルチェ・ヴィータ”をオマージュ。輝くアマルフィ海岸をイメージした爽やかさと明るさを併せ持つ香りで、夏の自由で開放的な精神を表現した。続きを読む>>

■製品情報

発売日:6月5日
“オードトワレ ネバーエンディング サマー”
価格:10mL、5280円/30mL、1万1880円/100mL、2万3540円(※編集部調べ)
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「イッセイ ミヤケ パルファム」
“ロードゥ イッセイ オードパルファム インテンス”
“ロードゥ イッセイ プールオム オードパルファム”

海をテーマに制作した2つの新作

「イッセイ ミヤケ パルファム(ISSEY MIYAKE PARFUMS)」は、海をテーマに制作した新作フレグランス。海洋保護への関心を集めることを目的としたプロジェクト“ワン・オーシャン(1 Ocean)”を創設したアレクシス・ローゼンフェルド(Alexis Rosenfeld)とパートナーシップを結んだことをきっかけに、制作に至った。続きを読む>>

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発売日:6月11日
“ロードゥ イッセイ オードパルファム インテンス”
価格:30mL、1万2320円/50mL、1万7270円/100mL、2万4200円/レフィル150mL、2万5410円
“ロードゥ イッセイ プールオム オードパルファム”
価格:40mL、9570円/75mL、1万2430円/125mL、1万7270円/レフィル150mL、1万6390円
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「プラダ ビューティ」
“インフュージョン ドゥ プラダ ルバーブ オーデパルファム”

ルバーブの遊び心あふれる個性を表現

「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」のアイコニックなフレグランス“インフュージョン ドゥ プラダ”夏の新作は、、野菜でありながら果物のようなトーンで知られるルバーブの遊び心あふれる個性を表現した。グリーンベルガモット、グリーンマンダリン、オレンジ、ルバーブ、ローズ、ホワイトムスク、アンブロフィックスが香るフローラルフルーティーのフレグランスに仕上げている。続きを読む>>

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発売日:6月11日
“インフュージョン ドゥ プラダ ルバーブ オーデパルファム”
価格:10mL、7700円/100mL、3万800円(※編集部調べ)
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「ヴァレンティノ ビューティ」
“ロックスタッズ ノワール オードパルファン”
“1968 オードパルファン”

レイヤリングを楽しむコレクションに2つの新たな香り

「ヴァレンティノ ビューティ(VALENTINO BEAUTY)」のクチュールフレグランスコレクション“ヴァレンティノ アナトミー オブ ドリームス”から発売となる2種のレイヤリングフレグランス。単体はもちろんのこと、同コレクションのフレグランスと重ねて使うことで、香りに深みのあるパーソナルな表情を添えることができる。“ロックスタッズ ノワール オードパルファン”は、ミステリアスなサンダルウッドの香り。ベルガモットやバニラのノートで、官能的な香りを楽しめる。“1968 オードパルファン”は、明るくクリーンなホワイトムスクの香りだ。続きを読む>>

■製品情報

発売日:6月11日
“ヴァレンティノ アナトミー オブ ドリームス ロックスタッズ ノワール オードパルファン”
“ヴァレンティノ アナトミー オブ ドリームス 1968 オードパルファン”

価格:各30mL、2万2000円
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「イヴ・サンローラン」
“リブレ ロー ニュ”

シトラス際立つブランド初のアルコールフリーフレグランス

アイコンフレグランスライン“リブレ オーデパルファム”の新作で、太陽の光が降り注ぐシトラスをイメージした。「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」初のアルコールフリー処方で、さらに2種類のスキンケア成分を配合。香りをまとわせながら滑らかな肌へと導く。続きを読む>>

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発売日:発売中
“リブレ ロー ニュ”
価格:10mL、5060円(※一部店舗限定)/50mL、1万8810円/90mL、2万8820円
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「ジョー マローン ロンドン」
“ビーチ ブロッサム コロン”

今年の“ブロッサムズ コレクション”は太陽の輝きがテーマ

花をテーマにした「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」恒例の“ブロッサムズ コレクション”。2025年はインド洋に浮かぶセーシェルにある、彫刻のようなフォームが美しいヤシの木、ココ・デ・メールにインスパイアされた“ビーチ ブロッサム”と、フレッシュなレモンのひねりが太陽のように輝くフランジパニにジャスミンとエキゾチックなイランイランがアクセントを添える“フランジパニ フラワー”を用意した。続きを読む>>

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発売日:発売中
“ビーチ ブロッサム コロン”
価格:10mL、4950円(オンラインショップ限定)/50mL、1万7710円/100mL、2万4750円
“フランジパニ フラワー”
価格:10mL、4950円(オンラインショップ限定)/30mL、1万2430円/100mL、2万4750円
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「ブルガリ」
“オ パフメ”

アイコニックなフレグランス“オ パフメ”が進化

「ブルガリ(BVLGARI)」のアイコニックなフレグランス“オ パフメ”が進化した。緑茶のエッセンスを使用した“ブルガリ オ パフメ テ ヴェール オードトワレ”は、活力と活気に溢れるシトラス・アロマティック、白茶とムスクを融合した“ブルガリ オ パフメ テ ブラン オードトワレ”は、包み込まれるようなウッディ・フローラル・ムスクの香りだ。続きを読む>>

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発売日:発売中
“ブルガリ オ パフメ テ ヴェール オードトワレ”
“ブルガリ オ パフメ テ ブラン オードトワレ”
価格:各75mL、2万1340円/150mL、3万2780円
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「ドルチェ&ガッバーナ」
“ライトブルー オードトワレ”
“ライトブルー プールオム オードトワレ”

2000年代前半のあの香水がアップデート

2000年代初頭に登場しユニセックスな香りが幅広く支持された「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」の“ライトブルー”がリニューアル。アイコニックな香りはそのままに香りの持続性を高めたほか、ボトルデザインを変更した。また、マヨリカ柄をまとった“ライトブルー カプリインラブ”も同時発売している。続きを読む>>

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発売日:発売中
“ライトブルー オードトワレ”
価格:30mL、9020円/50mL、1万2540円/100mL、1万6720円
“ライトブルー プールオム オードトワレ”
価格:50mL、1万1220円/100mL、1万5070円
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「ロムアンド」が韓国・ソンスに初の旗艦店をオープン 300以上の全製品をそろえ、限定品や豪華ノベルティーも用意

「ロムアンド(ROM&ND)」はこのほど、韓国・聖水(ソンス)に初の旗艦店「ピンクオフィス(PINK OFFICE)」をオープンした。“ゲット・ユア・スウォッチ”をテーマに、世界で唯一300以上の全製品をラインアップし、限定品やノベルティーを用意。製品を体験して発見する場として話題を集めている。

1階では全製品のスウォッチと購入が可能

同店は2層で展開。1階は、中央にスウォッチゾーンを広く構える。マットや・艶、ブルベ・イエベといった分類で300以上の全製品を展示。QRコードをスマートフォンで読み取って注文すると、ラッピングされた製品がベルトコンベアに乗って運ばれてくる仕組みだ。まるで自分にプレゼントをするような感覚を味わえる。

入って右手の壁面は、新製品を初めて披露する場としても機能する。製品をカラーのグラデーションで並べた展示は、自分好みのカラーの製品を直感的に見つけるのにも役立つ。ガチャゾーンには、これまでにコラボレーションしてきたIP(知的財産)のグッズや、バンダイのガチャガチャを用意。ノベルティーでプレゼントするティントリング(バッグなどにティントをチャームとしてつけることができるシリコン製のリング)にキーホルダーをつけて、自分好みにカスタマイズできる。エントランスには、巨大な“ザジューシーラスティングティント”のあるフォトスポットも設置した。

2階は体験やコミュニケーションの場

「ロムアンド」はファンを“コスメオタク”と呼び、「コスメオタクハウス」を略した「コハ(COHA)」というアプリを運営する。2階は、オフラインでもコスメオタクの活動ができるようにミートアップなどを企画するほか、パーソナルカラー診断を提供する。また「メイク・ユア・オウン・カラー(MAKE YOUR OWN COLOR)」と名付けた部屋では、自分で顔料を調合し、オリジナルのカラーを作ることができる。

同店限定で、ブランドのアイコン製品“ザジューシーラスティングティント”のミニサイズ(全13色)を販売。ブラックやライトグリーン、ネイビーなどの奇抜な色もそろえるが、ミニサイズのため試しやすい。また、購入金額別にノベルティーを用意。1万ウォン(約1000円)以上でティントリング、2万ウォン(約2000円)以上でそれに加えて“ザジューシーラスティングティントミニ”、3万ウォン(約3000円)以上でピンクスクエアポーチ、4万ウォン(約4000円)以上でリユーザブルバッグをプレゼントする。なお「ロムアンド」は7月31日まで期間限定で、東京・原宿に日本初の旗艦店をオープンしている。

■ピンクオフィス(PINK OFFICE)
時間:11:00〜21:00
定休日:2階 MYOC/パーソナルカラー診断は月曜定休
住所:ソウル特別市城東区演武場88路(聖水洞)

本文中の円換算レート:1ウォン=0.10円

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石橋英子、7年ぶりの歌のアルバム「Antigone」を語る なぜ今、歌の作品をつくるのか?

濱口竜介監督の映画「ドライブ・マイ・カー」や「悪は存在しない」の音楽を手掛け、国内外で注目を集める石橋英子。個人の活動に加えて多岐にわたる共演(星野源、前野健太、坂本慎太郎)でも知られ、近年は海外でのリリースや演奏の機会も増える彼女が、最新アルバム「Antigone」を発表した。件(くだん)のサウンドトラック以後もさまざまな形態の作品を制作している石橋だが、歌入りのアルバムとしては7年ぶり、2018年の「The Dreams My Bones Dream」以来の作品となる。長年制作を共にするジム・オルークと石橋自身が共同でプロデュースを務め、レコーディングには山本達久をはじめマーティ・ホロベック、ermhoi、松丸契ら多彩なミュージシャンが参加。揺らぎをたたえた演奏はジャズやサイケデリック、アンビエント……を交差しながらかたちを変え、幽玄で流れるようなサウンドスケープが彼女の「歌」を余韻豊かに演出している。

ギリシャ神話に登場するオイディプスの娘アンティゴネの悲劇にちなんでタイトルがつけられた「Antigone」。その理由について本人は明言を避けるが、「The Model」で引用された哲学者ミシェル・フーコーのテキスト「18世紀における健康政策」も印象的な今作における彼女の「言葉」は、具体的な場面も想起させる描写(「8月に灰が降る/10月に血が光る」)を交えながら、聴くものの注意を静かに惹きつける。そして、今作が生まれた背景には、“アクチュアル”と言ってもいい直接的で明確な動機が彼女の中にあったことが、以下のインタビューからはうかがえる。

「なぜ今、歌の作品をつくるのか」――彼女が立てたその問いは、「Antigone」のスタート地点にして、作品の基底に流れるテーマとして、それぞれの楽曲を大きく束ねている。今作が制作された背景、そして濱口監督との出会い、その音楽活動と密接に結びついた映画体験について、海外での公演のため日本を立つ直前の彼女に話を聞いた。

アルバムをつくるのは
長い航海に出るような感覚

——先日のLIQUIDROOMで行われたライブを終えられて、いかがでしたか。

石橋英子(以下、石橋):準備はとても大変だったんですけど、すごく楽しかったです。みんな(メンバー)も楽しんで演奏してくれたのが伝わってきましたし、お客さんもすごく温かい雰囲気で、なんだか勇気づけられながら演奏したって感じでした。

——“勇気づけられた”という感覚は、これまでのライブではあまりなかったものでしたか。

石橋:そうですね。あんなに大きいキャパシティーでライブをすること自体、あまり多くはないので。それに、もともと人前で歌うのがそんなに好きじゃないので(笑)、それで緊張するというのもあるんですけど。でも、お客さんが温かい感じで見守ってくださっている感じがあって、それがすごくありがたかったです。

——新作の「Antigone」を聴かせていただいて、とても軽やかで、動きが感じられるバンドの演奏が印象に残りました。今回の曲づくり自体はいつごろから始められたんですか。

石橋:2022年くらいからですね。22年に始めて、23年のはじめくらいにベーシックを録って、それから少しずつオーバーダブしていったり、ストリングスの方にお願いしたり、アレンジを考えたりしていました。

——最初のイメージでは、ジュリー・クルーズ(※「ツイン・ピークス」のテーマ曲で知られるシンガー)が場末のバーで歌っているようなアルバムをつくろうと考えていたとか。

石橋:その時の自分がかなり疲れていたというのもあるんですけど……ただ、どよーんとして漂っていられるようなアルバムをつくりたいと思って。最初はそれだけだったんですけど、だんだんそれが重くなってきてしまって(笑)。でも、ジュリー・クルーズが人のいないバーで歌っているようなイメージは、ずっとありましたね。

——昨年受けたインタビューでは、制作中に「自信をなくすような音が聞こえてくる」とおっしゃっていましたね。曲作りで苦労されている様子もうかがえましたが。

石橋:アルバムをつくるのって厄介な仕事ですね、本当に(笑)。でも、だからといってやりたくないわけではないんです。ただ、長い航海に出るような感覚というか。急いでつくりたくないという気持ちもあるし、それと、自分の中の“サム・サム・センサー”との戦いでもあって(笑)。その分、自分の内面を見つめざるを得ないな、という感覚が強くあります。

——その“長い航海”の中で、道しるべになったものはありましたか。

石橋:普段から映画をよく観るんですが、そういうものが、行き詰まった時に違う角度から物事を見せてくれたりする感じは常にあります。あとはもちろん、ジム(・オルーク)さんに聴いてもらって意見を聞くことも、道しるべになったりします。

「なぜ今、歌の作品をつくるのか」

——久しぶりの歌ものアルバムということで、それゆえの難しさみたいなものもありましたか。

石橋:そういうことよりも、「なぜ今、歌の作品をつくるのか」、そして「どうやって新しい作品にするのか」ということを考えると、どうしても時間がかかってしまうというのはあるかもしれないです。すでに世の中にはいい作品がたくさんある中で、「なぜ自分がつくるのか」ということを考え直す過程でもあるので。

——その問いに対する、答えのようなものは見つかりましたか?

石橋:解決はできてないですけど、“あえて”つくるのであればどういう作品がつくりたいかを、すごく絞って考えられた気はします。自分の中でテーマみたいなものを見つけられたなと。

今って1曲ずつサブスクで聴かれる時代ですけど、私は1曲単位で消費されるような作品はつくりたくないという気持ちがあるので。アルバムというかたちで、自分が表現できるものを考えていたので……その中で、自分なりの落としどころみたいなものができたかなという気がします。

——ちなみに、最初にできたのはどの曲だったんですか。

石橋:最初にできたのは「Mona Lisa」ですね。

——そこからアルバム全体のイメージやストーリーラインが広がっていった感じですか。

石橋:いや、最初はそこまで全体のイメージはなかったんです。その次に「The Model」ができて、それが全体のイメージを形づくるきっかけになった気がします。

——曲順はどんな風に決めていったんですか。

石橋:曲順は、ジムさんがミックスして、その時に並べてくれた順番が良かったので、「じゃあ、それで」って(笑)。ジムさんはたぶん、音のつながりだけで並べたと思うんです。歌詞とか、あまり気にしてないと思うから。

——でも、それが石橋さんの中のイメージと合致していた?

石橋:そうなんです。ジムさんは、もちろん日本語ができる方ですけど、そこまで歌詞の世界について考えてないと思うんですよね。でも、ジムさんがつなげようと思った感じと、私が物語としてつなげたかった感じが一致していて、なんだか不思議なことだなって思いました。でもそれって、歌と歌詞と曲のイメージがあまりかけ離れていないということなのかもしれないと思って、すごくうれしかったですね。

——長年一緒にやってきたからこそ、みたいなところもあるんですかね?

石橋:それもあるかもしれないですね。でも、私たちが洋楽を聴く時って、歌詞の意味が分からなくても、音から受け取る印象と、後から訳を読んだ時の印象があまり変わらなかったりすることってあるじゃないですか。そういうことが今回も起きているのかなって気がします。言葉じゃない何かみたいなものを語るところが、音には確かにあるんだなと感じます。

自分が肌で感じていることを言葉にする

——前回の歌ものアルバムの「The Dream My Bones Dream」は、自身のルーツや歴史を掘り起こすというアプローチで制作された作品でしたが、今回はどういったテーマがあったのでしょうか。

石橋:今回は、最初から前作のように明確なテーマがあったわけではなくて。でも、いま日々の中で強く感じていることや、違和感のようなものを、8曲のアルバムの中で“神話”的な構造と重ね合わせて、一つの物語にしたいという思いはありました。近未来の話とか、フィリップ・K・ディックのSFや(カート・)ヴォネガットみたいな、時間を行き来するような小説からも影響を受けています。それで、ギリシャ神話の「アンティゴネ」に出てくる“埋葬”というテーマと、現代における死体の大量廃棄のような現実が重なったりして、そういうものを一つの話にできたらと思っていました。

——その「日々の中で強く感じていること」や違和感というのは、いまの世の中や社会的な事柄と地続きにあるものでしょうか。

石橋:もう、だんだんと無関係ではいられなくなってきていて。私は、そこまで直接的に表現したいとは思っていないんですけど、でも、日常の中にそういった問題が溶け込んでいて、みんな逃れられなくなってきている。それはどんどんひどくなっているという実感が確かにあります。でも、だからと言って、「あまりネガティブなものはつくりたくなかった」という気持ちもあるんですけどね。ただ、そういう感覚が作品に反映されていると思います。

——「The Model」では、「健康」が国家による管理の対象となったことを指摘したフーコーのテキスト「18世紀における健康政策」が引用されています。

石橋:身近に、同じバンドの山本達久さんという障がいのある方がいるんですけど、ツアーに行くと、やっぱり彼の生きづらさを私もすごく感じざるを得なくて。普段一緒に行動している中でも、怒りのようなものを覚えることがあります。あと、昨年知り合った岡部(宏生)さんというALSの方がいて、ALSの患者さんの生活向上のために全国を飛び回っていた方なんですけど、その方と“安楽死”について話したこともあって。それまで私はどちらかというと安楽死に賛成の立場だったんですけど、岡部さんと知り合って、安楽死というものが現代においてどういう意味を持つのかと考えた時に、優生思想とつながってくるという話を聞いて、改めて考えるようになったんです。そういう経験と、昔読んでいたフーコーのことが自然とつながってきて。「The Model」では、そういう現実の延長線上にある、ちょっとパラレル・ワールド的な場面として、といっても現実そのものでしかないのですが、フーコーの言葉が出てくるのが面白いかなと思って、取り入れました。

——「優生思想」という言葉が出ましたが、日本にもかつて「富国強兵」というスローガンがあって、あれも国民の「健康」を国家の管理の対象にするという側面がありました。そうした価値観が、今また肯定的に語られる風潮がある中で、今回のアルバムはそういう空気とも向き合っているように感じました。

石橋:はい、それもあります。戦争に向かって“強いものが生き残る”みたいな考え方への危機感みたいなものが影響しています。

——そうした危機感を歌わざるを得ないという感情が湧き上がったのは、今回のアルバムが初めてだったのでしょうか。

石橋:でも、前の作品(「The Dream My Bones Dream」)の時にも、そういう、日本がまた戦争に向かっていく予感みたいなものがあって。昔、(祖父が働いていた)満州という国を建てたことだって、そんなに昔の話でもないのに、それがまるでなかったかのようになっている。そういうことをもう一度考察してみたくてつくった部分もあったので、政治的・社会的なものを意識したのは今回が初めてというわけではないですね。

——山本さんのお話もそうですが、そこで歌われていることは、あくまで石橋さん自身の日常や実体験から自然に出てきたものが大事にされているという印象を受けます。

石橋:そうですね。そういう方が、具体的に歌詞にするとなった時に、中身のある言葉になるんじゃないかなと思います。他から持ってきたものとかよりも、やっぱり自分が肌で感じていることを言葉にした方が、アルバムとしても奥行きのあるものになるんじゃないかなという気がします。

——それは先ほどの、「なぜ今、歌の作品をつくるのか」という問いにもつながっているような気がします。

石橋:そうかもしれないですね。もっと考えるべきことがある、という。

濱口監督との仕事

——歌入りのアルバムとしては7年ぶりとなる「Antigone」ですが、この間もさまざまな形態の作品を発表されていて。なかでも「ドライブ・マイ・カー」のサウンドトラックをはじめとした濱口監督との仕事は、石橋さんにとって新たなリスナーと出会うきっかけになったのではないかと思います。そうした実感や手応えのようなものはありますか。

石橋:どうかな……あんまりないかな(笑)。でも確かに、海外で「ドライブ・マイ・カー」のセットをやってくれというリクエストがいくつかあったり、あの映画がいかにいろんな人に愛されているかということが分かりましたね。まさか、あのサウンドトラックだけを演奏するライブをやってほしいというオファーが来るなんて、思いもよらなかったことだったので。それは、映画が広まったからこそのことだったんだなと思いました。

——濱口監督の作品は海外での受賞もありましたが、音楽そのものの力が届いたという感覚もあったのでは?

石橋:どうですかね……でも、やっぱり作品の力というのは、サントラというよりかは、濱口さんがつくった映画と、キャストをはじめとするいろいろな要素が絡まってのことなので。もちろん、すごく恵まれたと思いますし、濱口さんとの作業は本当に楽しくて、幸せな時間でした。だから、なんて言うんだろう……こういう風に“一緒に何かをつくれる人がいる”ってことに感動したし、それがすごくうれしくて。これからも、そうやって作品をつくっていけたらいいなって思いました。

——濱口さんはとてもストイックな作家という印象がありますが、一緒に制作されてご自身の音楽との向き合い方にも変化はありましたか。

石橋:そうですね。濱口さんって、いい意味で“無茶ぶり”をしてくるんですよ(笑)。「名曲をつくってください」みたいに言われると、もう諦めるというか、自分のプライドを抜きにしてでも、大失敗してもいいから大きなものをつくってみよう、って思えるようになるというか。そこは濱口さんのおかげかなって思います。自分1人でやってると、「このくらいが限界かな」ってどこかで思ってしまいがちだけど、そうやって“大きいこと”を言ってもらえると、チャレンジするしかないなと(笑)。それは本当にありがたいことでした。

——例えば、濱口監督との経験が、今作に影響を与えたと感じるところはありますか。

石橋:そうですね。ちょうど時期が重なっていたというのもあって、「悪は存在しない」の音楽をつくったり、ゲント国際映画祭のためのオーケストラ作品をつくったりしていたんですけど、その作業とアルバム制作が行ったり来たりしていたので、すごく相互作用があったと思います。その時の気分みたいなものが自然と反映されていたりして、影響を与え合っていたんじゃないかなって思います。あと、濱口さんの、ゆっくり丁寧に時間をかけて制作していく姿勢にはすごく影響を受けましたね。いつまでに出そうとか、早く急いでつくるよりも、自分が納得できるものをつくることに、ちゃんと時間をかけられたなと思います。

——以前、映画音楽の制作にまつわるインタビューで「観客を特定の方向に誘導するような音楽はつくりたくない」とおっしゃっていたのが印象的でした。それはご自身の音楽にも通じる部分でしょうか。

石橋:どうでしょうね……でも、そうかもしれないです。あまりセンチメンタルなものはつくりたくないっていう気持ちはありますね。

——ちなみに、今作を聴いた濱口監督の第一声は?

石橋:「思っていたのと違った言葉がいっぱいあって、それが面白かった」とおっしゃっていて。最初、歌詞を渡してなかったんですけど、なんか結構聞き間違われていたみたいで。その話がCD版のライナーノーツになっているので、後でお送りします(笑)。

映画と音楽

——ところで、そもそも石橋さんが“音楽”の存在を強く意識するようになった映画体験のルーツって、どういうところにあるのでしょうか。

石橋:やっぱり(ジャン=リュック・)ゴダールの作品ですね。音楽の使い方もそうですけど、映像の編集の仕方もすごく“音楽的”で。音の扱いに対するこだわりとか、編集の感覚とか、すごく影響を受けていると思います。あとは普通にサントラが好きなのは、マイケル・スモールが音楽を手がけている「パララックス・ビュー」とか、「ナイトムーブス」ですね。それともちろん、デヴィッド・リンチの(アンジェロ・)バダラメンティの音楽も印象に残っています。大御所で言うと、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト」のエンニオ・モリコーネも本当に素晴らしい。

——ゴダールの音楽の使い方で、特に惹かれるのはどんなところですか。

石橋:音の切り方ですね。スペースのつくり方、音がないところのつくり方がすごい。素晴らしいです。

——最近の映画で、音楽の使い方が印象的だった作品はありますか。

石橋:「けものがいる」ですね。ベルトラン・ボネロというフランスの監督の作品なんですけど、音楽は監督自身がつくっていて、すごく面白い。なんかこう、思考を刺激するようなというか、とても独特で。

——アカデミー賞やゴールデングローブ賞の近年の傾向を見ていると、例えば「TAR/ター」や「ジョーカー」のヒドゥル・グドナドッティルとか、「哀れなるものたち」のイェルスキン・フェンドリックスなど、いわゆる映画音楽専門の作家ではない、インディー・ロック/ミュージック出身の人たちが評価されるようになってきていますよね。こうした傾向について何か思うことはありますか。

石橋:どうでしょうね。でもやっぱり、映画音楽の世界って、まだすごく特殊だなって思いますね。ヒドゥルさんはとてもアカデミックな方ですし、なんだかんだ言ってエージェントに入っているような方はアカデミックな方が多いと思います。一方イェルキンさんはCafe OTO(※ロンドンの音楽ヴェニュー。石橋さんをはじめ、過去にサン・ラ、オノ・ヨーコ、大友良英など多くのアーティストが演奏)で演奏しているような方ですよね。だから、少しずつ変わってきてる感じはあるけれど、でもやっぱり全体の中ではまだ珍しいのかなっていう気がします。

——例えば、「ブルータリスト」で今年のアカデミー賞の作曲賞を受賞したダニエル・ブルンバーグは、インディ・ロック・バンドでソングライターをしていた人で。そういった視点が映画音楽に活かせる部分って、もしかしたらあるのかなと。

石橋:そうかもしれないですね。やっぱり映画というもの自体が総合的なものだったりもするので。音楽の柔軟さみたいなものが必要とされることが多いのだと思います。監督とのコミュニケーションの中で、その人が人生の中でどういう音楽を聴いてきたか、どんな音楽をつくってきたかみたいな“歴史”があると、それと照らし合わせて映画の場面にも合うような音楽が自然と浮かんでくる。人生と音楽が一緒にあるように、映画と音楽も一緒にあるというか、そういう感覚ですね。

——ちなみに、ミュージック・ビデオについては、石橋さん自身どんな感じで関わっているのでしょうか。

石橋:今回の「Mona Lisa」のMVは、私から「こういう映像が撮りたい」というアイデアを伝えて、それを大美賀均さんという「悪は存在しない」で主演をされた方が監督してくださいました。

近所の公民館でやっているカラオケクラブがあって、そこで歌っている90歳のすごく素敵なおばあちゃんがいて。その方が、私の曲を歌っているという設定で……というか、その方が「私」っていう設定で作った映像です。出だしの歌詞(「キャビア シャンパン/コカイン Tバック」)を90歳のおばあちゃんに歌ってもらうのは、ちょっと申し訳ない気持ちもありましたけど(笑)。

——話を伺っていると、石橋さんにとってはやはり、映画体験というものが自身のつくられているもの全てに影響を与えているんだな、と。

石橋:そうですね。たぶん音楽を聴いてる時間よりも、映画を観てる時間の方が長いんじゃないかなと思います。

——学生時代には映画制作を志していた時期もあったそうですが、今でもそういった憧れはありますか。

石橋:うーん……映画はもういいかなって思うんですけど、自分は(笑)。やっぱりお金もかかるし、すごく多くの人と関わらないといけない。そのバイタリティは、自分にはないなって思いますね。

「Antigone」に込めた想い

——今回の「Antigone」というタイトルはギリシャ悲劇にちなんだもので、アルバムには同名の曲も収録されていますが、この言葉を選んだのはどうしてだったのでしょうか。

石橋:うーん、説明するのが難しいんですけど、あの曲(「Antigone」)をつくっている時に「これは『Antigone』にしよう」って思いついたんです。歌詞を書きながら、自然にそう思ったというか。だから、アルバムのタイトルにする以前に、まずその曲のタイトルとして「Antigone」が浮かんで。ただ、そこはあまり詳しくは説明しない方がいいかなって思ってます(笑)。

——ギリシャ悲劇の「アンティゴネ」は、王制という男性性的な社会に翻弄された女性の物語でもありますよね。

石橋:そうですね。でも、女性性というよりも……今って、だんだん世界が“分かりやすさ”を求める方向に進んでいると思うんです。でも、人間って本来、割り切れない葛藤の中で日々を生きているもので、ただ、その複雑さを手放して分かりやすいものを求めていくことが、戦争のような状況にもつながっていく気がするんです。

「アンティゴネ」の物語って、敵国にいた兄を(主人公で妹のアンティゴネが)埋葬するっていう、すごく境界線上の行為じゃないですか。そういう“分かりやすくない”選択の中で、それでも生きていくっていう人間の宿命のようなものを感じて、それが自然と反映されたのかなっていう風には思います。

——例えば、「October」の“10月に血が光る”という歌詞は、最近の事象も想起させるとても差し迫った描写ですよね。

石橋:うん、そうですね……ただあとは作品を聴いた皆さんの想像に任せたいと思います。

「Antigone」

■「Antigone」
Eiko Ishibashi
1.October
2.Coma
3.Trial
4.Nothing As
5.Mona Lisa
6.Continuous Contiguous
7.The Model
8.Antigone
all songs written by Eiko Ishibashi
(Except ‘Nothing As’ written by Jim O'Rourke)
Produced with Jim O'Rourke
Recorded by Jim O’Rourke and Eiko Ishibashi
Mixed by Jim O'Rourke
Strings and Horn Arrangements:Eiko Ishibashi and JJim O'Rourke
Recorded at Hoshi to Niji Recording Studio,Steamroom,Atelier Eiko
https://lnk.to/antigone

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「呪術廻戦 懐玉・玉折」×「フリークス ストア」 五条悟や夏油傑などをプリントしたTシャツ発売

「フリークス ストア(FREAK’S STORE)」は、MAPPAがアニメーション制作を手掛ける「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」の五条悟や夏油傑などの“原画”をデザインしたオリジナルアイテムを発売する。5月30日正午から公式オンラインストアや「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」などで予約販売する。

ピグメント加工を施した古着のような風合いの「フリークス ストア」オリジナルTシャツに、”原画”をより感じれるように同色プリントで、作中のさまざまなシーンのアニメーション”原画”をプリントした特別な1着。また、登場するキャラクターを描いた缶バッチとキーホルダーも原画仕様で展開する。

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「イッセイ ミヤケ パルファム」から“香り”が存在しない海に着想した新作香水2種

「イッセイ ミヤケ パルファム(ISSEY MIYAKE PARFUMS)」は、海をテーマに制作した新作フレグランス2種を発売する。6月1日から「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」の直営店で先行発売し、11日からはブランドの公式オンラインストアや百貨店のフレグランスコーナー、資生堂の総合美容施設「シセイドウ ザ ストア」などで一般販売を開始する。

同フレグランスは、海洋保護への関心を集めることを目的としたプロジェクト“ワン・オーシャン(1 Ocean)”を創設したアレクシス・ローゼンフェルド(Alexis Rosenfeld)とパートナーシップを結んだことをきっかけに、制作に至った。

存在しない“香り”を表現した2種

“ロードゥ イッセイ オードパルファム インテンス”(30mL、1万2320円/50mL、1万7270円/100mL、2万4200円/レフィル150mL、2万5410円)は、調香師のアマンディーヌ・クレール・マリー(Amandine Clerc Marie)が地中海に生息している水中植物の“ポシドニア”に着想し制作。アクアティックノートをメーンに、やさしい甘さのイランイランとバニラを重ね、みずみずしくも温かみのある香りに仕上げた。

“ロードゥ イッセイ プールオム オードパルファム” (40mL、9570円/75mL、1万2430円/125mL、1万7270円/レフィル150mL、1万6390円)は、魅惑的な海の色をインスピレーション源に調香師のソフィー・ラベ(Sophie Labbe)が手掛けた。香りは、アクアティックノートを中心に、スパイシーな花椒のトップから、バルサムファーとシダーウッドが織りなす力強いウッディノートへと移ろう。

両フレグランスのボトルデザインは、ブランドで定番の“ロードゥ イッセイ”と“ロードゥ イッセイ プールオム”のデザインをベースに採用した。木製のキャップは、木目を活かしつつ、海面に反射する光をイメージしたシルバーで色付けした。

ドキュメントムービー

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肌身離さず着けられるダイヤモンド「レッドライン」が20周年 創業者に聞く“幸運のお守り”の誕生秘話

PROFILE: レティシア・コーエン・スカリ/「レッド ライン」デザイナー

レティシア・コーエン・スカリ/「レッド ライン」デザイナー
PROFILE: フランス生まれ。大学卒業後、デザインとマネジメントの専門学校であるクレアポールで工業デザインを学ぶ。デザインと視覚コミュニケーション修士課程の卒業プロジェクトで「レッドライン」と名付けたコードジュエリーを発表。セレクトショップ「コレット」やパリの百貨店から「レッドライン」のオーダーが入り、2005年にブランドをスタート PHOTO:MAYUMI HOSOKURA

フランス発ジュエリー「レッドライン(RED LINE)」が今年、誕生20周年を迎えた。同ブランドは、パリでレティシア・コーエン・スカリが創業。日常的に誰もが着けられるダイヤモンドをコンセプトに、ユニークなジュエリーを提案している。ダイヤモンドジュエリーというと、通常プラチナや18金を組み合わせたものが主流で価格も高い。スカリは、世界各地でお守りなどして着用される糸に着目。ダイヤモンドと組み合わせたジュエリーを開発したところ、パリのセレクトショップの「コレット(COLETTE)」や百貨店からオーダーが入り起業した。日本では、アッシュ・ペー・フランス(以下、HP)がブランド誕生時から輸入販売している。来日したスカリに話を聞いた。

「HPは創業時からずっと販売している取引先。彼らは今年創業40周年、『レッドライン』は20周年。お互いのアニバーサリーを祝うために来日した」とスカリは話す。生粋のパリっ子であるスカリ。大学で経済学を学んだが、クリエイションしたいという強い思いがあり、アート関連の専門学校に入った。その卒業プロジェクトとして発表したのが「レッドライン」だ。スカリは、「“ポルト・ボナール(幸運のお守り)をコンセプトに永遠を象徴するダイヤモンドを民主化したいと考えた。誰もが手に入れられるダイヤモンドジュエリーを作りたかった」と話す。

「コレット」に認められた卒業プロジェクト

彼女は当時、多くのセレブリティーが手首に着用していた糸から着想を得る。ずっと手首に巻いているため、糸はボロボロ。それでも、皆がお守り代わりに着けていた。スカリは、「糸は、ミサンガやエルサレムの赤い紐など、さまざまな国や文化において意味を持つ。だから、ジュエリーに糸を使用したいと思った」と話す。彼女が思い描いたのは、ダイヤモンドとボロボロにならず、切れない糸を組み合わせたコードジュエリーだ。そしてジュエリーを制作し、当時人気だった「コレット」に持参すると、すぐにオーダーが入った。ギャラリー・ラファイエットなどの百貨店からも取り引きしたいと声が上がった。

生産のアイデアがなかった彼女は母親に相談。自営業をしていた母親は、切れない糸を探しだし、ダイヤモンドと組み合わせてジュエリーにする職人を見つけた。その後、百貨店からもオーダーが入り、デザインはスカリ自身が手掛け、ビジネスの運営は母親、弟が営業というファミリービジネスがスタート。スカリは、「子どもの頃は、自営業は嫌だと思っていた。自然な流れで始まったファミリービジネスだが、家族ゆえの信頼や強い絆でブランドを運営している」と話す。

誰もが手に入れられる“幸運のお守り

「レッドライン」では、リングやブレスレット、ネックレス、イヤリングなどあらゆるジュエリーを展開。ダイヤモンドは0.1〜0.4ct、18金は4種類、糸は80色のバリエーションがある。累計789のデザインと糸を組み合わせてカスタマイズが可能だ。パリに路面店があり、世界中約200店舗で販売している。主要な市場は、フランス、香港、台湾、中国、イギリス、イタリアなどだ。スカリは、「国により売れ筋の糸の色が違う。中国では95%が赤色で、フランスはブルーや黒、リゾート地では蛍光色が好まれる。日本では、ライラックやライトブルーといったニュアンスカラーが人気」と話す。

ベストセラーの一つは“イリュージョン”で、7粒のメレダイヤモンドを、まるで一粒のダイヤのようにセッティングしたチャーム付き。ゴールドチェーンとカラーコードで0.1カラッとのダイヤモンドを挟んだ“ピュアダブル”も人気だ。20周年を記念し、チャームの両サイドで糸の色が違う“ピコロール”が登場した。ブレスレットの価格帯は10万〜20万円程度。「性別や年齢を選ばない。新生児からお年寄りまでがつけられるジュエリー。予算がなくても買えるし、遊びの感覚で富裕層が購入することもある」。繊細でありながらもタフな「レッドライン」は、肌身離さず着けられる日常的なお守りジュエリーとして世界中で広がっている。

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アソビシステムが渋谷にカフェギャラリーを出店 こだわりのドリンクやオリジナルグッズを展開

アソビシステムは5月30日、渋谷・神山町にコーヒースタンドとアートギャラリー、お土産ショップの3つを備えた複合店「CC(シーシー)」をオープンした。

店名はメールの“CC”に由来

「CC」は、同社が運営している渋⾕・道⽞坂のカジュアルバー「CARBON(カーボン)」と、福岡・天神のコーヒースタンド&ギャラリー「CARBON COFFEE(カーボンコーヒー)」の系列店。店名の「CC」は、“沢⼭の⼈と共有しともに創造しあう場にしたい”との思いを込め、「Carbon Copy(カーボンコピー)」の頭文字からとった。

内装は、シルバーを基調とした落ち着いたデザインで、壁には複数のアーティストらによるアートを描いた。

こだわりのコーヒーから
和なホットサンドまで

店内では、オリジナルのローストビーンズを使⽤したコーヒーをはじめ、オーガニックな国産抹茶やほうじ茶を使⽤したドリンクのほか、“きんぴらごぼうチーズサンド”、“焼きうどんサンド”などの和テイストなホットサンドも提供する。

オリジナルグッズも展開
「ナナナナ」とのコラボトートなど

また、店内のカウンターでは、“にっぽん”をテーマに制作した同店オリジナルのグッズも販売する。「ナナナナ(NANA-NANA)」とコラボした市松柄のトートバッグのほか、Tシャツや⼿ぬぐい、ステッカーなどをラインアップ。グッズのデザインや同店のロゴは、クリエイティブスタジオの「エンター(yenter)」が手掛けた。

店舗情報

◼️CC

時間:8:00〜19:00
住所:東京都渋⾕区神⼭町10−14
定休:なし

メニュー

ドリンク
⽔出しコーヒー
アメリカーノ
カフェラテ
有機抹茶ミルク
有機ほうじ茶ミルク
⽣搾りみかんジュース
オリジナルレモンサワー
プロテインスムージー

フード
きんぴらごぼうチーズサンド
焼きうどんサンド
たまごサンド
シナモンロール

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アソビシステムが渋谷にカフェギャラリーを出店 こだわりのドリンクやオリジナルグッズを展開

アソビシステムは5月30日、渋谷・神山町にコーヒースタンドとアートギャラリー、お土産ショップの3つを備えた複合店「CC(シーシー)」をオープンした。

店名はメールの“CC”に由来

「CC」は、同社が運営している渋⾕・道⽞坂のカジュアルバー「CARBON(カーボン)」と、福岡・天神のコーヒースタンド&ギャラリー「CARBON COFFEE(カーボンコーヒー)」の系列店。店名の「CC」は、“沢⼭の⼈と共有しともに創造しあう場にしたい”との思いを込め、「Carbon Copy(カーボンコピー)」の頭文字からとった。

内装は、シルバーを基調とした落ち着いたデザインで、壁には複数のアーティストらによるアートを描いた。

こだわりのコーヒーから
和なホットサンドまで

店内では、オリジナルのローストビーンズを使⽤したコーヒーをはじめ、オーガニックな国産抹茶やほうじ茶を使⽤したドリンクのほか、“きんぴらごぼうチーズサンド”、“焼きうどんサンド”などの和テイストなホットサンドも提供する。

オリジナルグッズも展開
「ナナナナ」とのコラボトートなど

また、店内のカウンターでは、“にっぽん”をテーマに制作した同店オリジナルのグッズも販売する。「ナナナナ(NANA-NANA)」とコラボした市松柄のトートバッグのほか、Tシャツや⼿ぬぐい、ステッカーなどをラインアップ。グッズのデザインや同店のロゴは、クリエイティブスタジオの「エンター(yenter)」が手掛けた。

店舗情報

◼️CC

時間:8:00〜19:00
住所:東京都渋⾕区神⼭町10−14
定休:なし

メニュー

ドリンク
⽔出しコーヒー
アメリカーノ
カフェラテ
有機抹茶ミルク
有機ほうじ茶ミルク
⽣搾りみかんジュース
オリジナルレモンサワー
プロテインスムージー

フード
きんぴらごぼうチーズサンド
焼きうどんサンド
たまごサンド
シナモンロール

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ユナイテッドアローズが「ウカ」の制服をプロデュース 上質感・実用性・機能性を兼備

ユナイテッドアローズの法人向けユニホームレーベル「アイディー ユナイテッドアローズ(ID UNITED ARROWS)」は、トータルビューティブランド「ウカ(UKA)」のスタッフウエアをプロデュースした。全国のウカストアおよびサロン15店舗で6月1日から着用が開始される。

本企画は、両社の理念の共鳴により実現した。コスメ販売に加え、サロンやカフェも展開するウカは、「うれしいことが、世界でいちばん多い店」をブランドコンセプトに掲げる。その「製品やサービスを通じて、より良い明日を提供する」という姿勢が、ユナイテッドアローズの理念と合致したことを背景に協働が実現した。

ウエアの開発にあたり、顧客に対してはブランドの世界観とおもてなしを体現するデザイン性、実際に着用するスタッフに対しては動きやすさ、快適さ、高揚感を重視。上質感、実用性、機能性を兼ね備えたウエアを追求した。

デザインは、コンパクトなプルオーバーとワイドストレートパンツのセットアップ。プルオーバーは店舗の白基調インテリアに調和するよう、ストアスタッフ用にベージュ、サロンスタッフ用にはネイビーを採用した。パンツは背面にゴムを配したイージー仕様ながら、正面からはきちんとした印象を与える設計。しゃがんでもインナーが見えにくく、長時間の着用でも疲れにくいほか、体型カバーへの配慮もされている。

プルオーバーは、ボリュームのある袖とショート丈を組み合わせたデザイン。袖の取り付け角度やバランスに工夫を凝らし、動きやすさとデザイン性を両立させた。フロントにはコンシールファスナーを採用し、ミニマルな見た目でありつつ着脱のしやすさを確保。素材は、軽量で透けにくく、耐久性に優れた薄手のファブリックを使用している。

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ユナイテッドアローズが「ウカ」の制服をプロデュース 上質感・実用性・機能性を兼備

ユナイテッドアローズの法人向けユニホームレーベル「アイディー ユナイテッドアローズ(ID UNITED ARROWS)」は、トータルビューティブランド「ウカ(UKA)」のスタッフウエアをプロデュースした。全国のウカストアおよびサロン15店舗で6月1日から着用が開始される。

本企画は、両社の理念の共鳴により実現した。コスメ販売に加え、サロンやカフェも展開するウカは、「うれしいことが、世界でいちばん多い店」をブランドコンセプトに掲げる。その「製品やサービスを通じて、より良い明日を提供する」という姿勢が、ユナイテッドアローズの理念と合致したことを背景に協働が実現した。

ウエアの開発にあたり、顧客に対してはブランドの世界観とおもてなしを体現するデザイン性、実際に着用するスタッフに対しては動きやすさ、快適さ、高揚感を重視。上質感、実用性、機能性を兼ね備えたウエアを追求した。

デザインは、コンパクトなプルオーバーとワイドストレートパンツのセットアップ。プルオーバーは店舗の白基調インテリアに調和するよう、ストアスタッフ用にベージュ、サロンスタッフ用にはネイビーを採用した。パンツは背面にゴムを配したイージー仕様ながら、正面からはきちんとした印象を与える設計。しゃがんでもインナーが見えにくく、長時間の着用でも疲れにくいほか、体型カバーへの配慮もされている。

プルオーバーは、ボリュームのある袖とショート丈を組み合わせたデザイン。袖の取り付け角度やバランスに工夫を凝らし、動きやすさとデザイン性を両立させた。フロントにはコンシールファスナーを採用し、ミニマルな見た目でありつつ着脱のしやすさを確保。素材は、軽量で透けにくく、耐久性に優れた薄手のファブリックを使用している。

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「プラダ ビューティ」がブランド初のヘアフレグランスを発売 フローラルアンバリーの香り

「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」は、ブランド初のヘアフレグランス、“プラダ パラドックス ヘアミスト”(30mL、7810円※編集部調べ)を発売する。6月20日に同ブランド公式オンラインストアおよびプラダ ビューティ 東京で先行販売を開始し、7月2日に一般発売する。

同製品は、「プラダ ビューティ」のアイコニックなフレグランス“プラダ パラドックス”から誕生した、フローラルアンバリーの香りのヘアミスト。ヴェール ドゥ ベルガモットのトップノートから、ネロリとジャスミンのアコードによるフローラルなハートノートへと続き、締めくくりのベースノートはムスクとアンバーのアコードで表現した。

ヘアケア成分にはアルガンオイルとライスビネガーを配合し、艶やかでふんわりとした髪に導く。髪全体に直接スプレーして香りのベールをまとうほか、ミストを軽くスプレーしたブラシで髪をとかすことでより濃密な香りを体感できる。また、“プラダ パラドックス オーデパルファム”とレイヤリングすると、香りの持続性を高めながら爽やかさをプラスできる。

ボトルは、“プラダ パラドックス”全製品に共通する「プラダ(PRADA)」ロゴにインスピレーションを得たトライアングルボトルに、フロストガラスを使用した新たなデザインで用意する。

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ヘイリー・ビーバーのD2Cコスメ「ロード」をE.L.F.ビューティが約1420億円で買収 

米エルフ ビューティ(E.L.F. BEAUTY)は28日(現地時間)、モデルのヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)が手掛けるビューティブランド「ロード(RHODE)」を10億ドル(約1420億円)で買収することに合意したと発表した。8億ドル(約1136億円)を現金と株式で支払い、残りの2億ドル(約284億円)は今後3年間の業績に応じた条件付きの支払いとなる。買収額は、2023年に3億5500万ドル(約504億円)で「ナチュリウム(NATURIUM)」を買収した際を上回り、同社史上最大。ヘイリー・ビーバーは、今後もチーフ・クリエイティブ・オフィサー兼イノベーション責任者として製品開発やマーケティングに携わり、統合後の企業の戦略アドバイザーも務める。

「ロード」は、ヘイリーが提唱しSNSで話題を呼んだ“グレーズドドーナツスキン(健康的で艶やかな肌を表現した言葉)”を基本コンセプトに22年に設立。リップバームやセラム、モイスチャライザーなど、厳選した製品展開でファンを拡大した。その後、カラーコスメやスマホケースなど製品ラインアップを拡張し、今秋に北米セフォラ(SEPHORA)での販売も開始する。タラン・アミン(Tarang Amin)=エルフ ビューティ会長兼最高経営責任者(CEO)は、「米国とカナダのセフォラ全店に加え、年内に英国市場にも展開予定だ」とし、「ロード」が同社にとって初のセフォラ進出ブランドになると明かした。

ヘイリーが語る取引の舞台裏
「コミュニティー重視の姿勢に共感」

ヘイリー・ビーバーは今回の合意について、「エルフ ビューティは、創業者のビジョンを尊重し、後押ししてくれる。ブランドがグローバル展開を含む次のステージに進むために理想的なパートナーだ」と語った。「『ロード』は私の“ベイビー”のような存在。信頼できる“家”を探すのは難しかったが、エルフ ビューティとはコミュニティーを重視する姿勢やチームビルディングの価値観で強く共鳴した」。

アミンCEOは、「3年足らずの間にわずか10種ほどの製品とD2Cだけで2億1200万ドル(約301億円)の売り上げを達成したのは驚異的。ヘイリーの持つ勢いや全てが、ビューティ業界に変革をもたらしたいというわれわれの企業理念と合致する」とコメント。

E.L.F.のM&A戦略は一段落
今後は既存ブランドに注力

エルフ ビューティは昨年上半期、ニューヨーク証券取引でトップクラスの業績を上げ、売上高が10億ドルを突破する大きな節目を迎えた。しかし最近は、関税問題の逆風に直面している。同社は製品の75%を中国で製造する。その結果、株価は1年間で約25%下落した。対応策として同社は先週、全製品で1ドル(約142円)の値上げをする価格改定を発表したばかりだ。一方、「ロード」はイタリアと韓国を主要生産拠点としている。

エルフ ビューティは「ナチュリウム」や歌手のアリシア・キーズ(Alicia Keys)による「キーズ ソウルケア(KEYS SOULCARE)」を大きくした実績がある。これ以上のM&Aを計画しているかどうかについてアミンCEOは「当社は昨年、全ブランドが前年を上回る成長を達成した。特に『ナチュリウム』と『キーズ ソウルケア』は過去最高の売り上げを記録した。今後は既存ブランドの成長に注力する」と強調した。

化粧品M&A市場で
「ロード」は異例の成功例に

M&A市場が冷え込む中、セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)の「レア ビューティ(RARE BEAUTY)」やキム・カーダシアン(Kim Kardashian)の専属メイクアップアーティストが手掛ける「メイクアップ バイ マリオ(MAKEUP BY MARIO)」、「コーサス(KOSAS)」「メリット(MERIT)」「ジェーン・アイルデール(JANE IREDALE)」など、多くの人気ブランドが買い手を見つけられずにいる。その中で、エルフ ビューティによる「ロード」の買収劇は、業界筋から過去最速の“ビリオンダラーディール(10億ドルの取引)”として注目を集めている。

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「モンクレール」とラッパーのトベ・ンウィーグウェが協業 パステルグリーンのスニーカーを発売

「モンクレール(MONCLER)」は5月31日、ラッパーのトベ・ンウィーグウェ(Tobe Nwigwe)と協業したスニーカー“トレイルグリップ モミント(TRAILGRIP MOMINT)”を発売する。価格は12万3200円。「モンクレール」一部店舗および公式オンライン、その他一部取扱店で販売する。

トベ・ンウィーグウェと
初のデザインコラボ

本スニーカーは、トベ・ンウィーグウェが好むトーナルグリーンカラーと、グラミー賞にもノミネートされた、同氏のアルバム「MoMINTs」にヒントを得て制作。スムーススエードレザーや、ヌバック、テクスチャードスエードを組み合わせ、アッパーには「ゴアテックス(GORE-TEX)」を、フットプレートはカーボンファイバー素材、インソールは“オーソライト(ORTHOLITE)”、アウトソールはヴィブラム(VIBRAM)の“メガグリップ(MEGAGRIP)”を採用した。また同氏のフルネーム、ブランド名の“トベクチュウ(Tobechukwu)”にちなみ、“Chukwu”のステッチをあしらう。キャンペーンは、トベ・ンウィーグウェと妻のファット、子どもたちが出演する。

トベ・ンウィーグウェは、2022年に「モンクレール」の70周年キャンペーンに出演、23年にはイタリア・ミラノで開催した、「モンクレール」とファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)コラボのローンチイベントで、ライブパフォーマンスを含むクリエイティブディレクションを勤めた。「モンクレール」とのデザインコラボは今回が初となる。

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 「ニューエラ」からシャツ生地を採用した上品なキャップが登場 ベイクルーズのギフトショップで発売

ベイクルーズが展開するギフトショップ、ザ スタンド フール ソー グッズは、「ニューエラ(NEW ERA)」のエクスクルーシブキャップを6月6日に発売する。価格はキャップが各7700円、キーチェーンが4180円。虎ノ門ヒルズステーションタワー店とジャーナルスタンダード二子玉川店のスタンドコーナーで取り扱う。

トルコの生地メーカーSOKTAS(ソクタス)や老舗シャツ生地メーカーSIDOGRAS(シドグラス)が手掛けたシャツ地を使用し、ツバやトップボタン、ストラップをイタリアの高級素材、アルカンターラにアップグレードすることでカジュアルながらも上品に仕上げた。

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WEST.の神山智洋&なにわ男子の長尾謙杜が監修したゲームシャツが「パルクローゼット」で限定販売

パルグループ公式通販サイト「パルクローゼット(PAL CLOSET)」は、公式アンバサダーを務めるWEST.の神山智洋&なにわ男子の長尾謙杜が監修したゲームシャツの受注販売を行う。受注期間は、5月29日12:00~6月8日23:59。

キービジュアルでは、それぞれが監修したゲームシャツを着用。神山が手がけたデザインは、サテン生地、パール付きの襟、袖のレース、胸元のエンブレム、左下のタグと、細部にまでこだわった一枚。ジェンダーレスを意識しながら、スポーティーさと上品さを融合させた仕上がりとなっている。一方、長尾は“スクール感”をテーマにデザイン。ワッペン使いやネーム記入可能な内タグ、サイドスリットなど、日常使いにも適した遊び心ある仕様が特徴だ。

両者のアイデアが反映された本アイテムは、「パルクローゼット」限定で販売され、価格は各9900円。あわせて公開されたインタビュー映像では、両者がアイテムに込めた思いやおすすめのコーディネートも語っている。

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「スナイデル ビューティ」×「パワーパフ ガールズ」 “可愛い正義の味方”になる全6アイテム

 

「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」は、「パワーパフ ガールズ」とのコラボレーションアイテム全6種を発売する。6月13日に予約受付を開始し、27日に「スナイデル ビューティ」全店舗および公式オンラインストアなどで発売する。同コラボは、「パワーパフ ガールズ」からキュートなヒロイン、ブロッサム、バブルス、バターカップをフューチャーした。ガールズパワー全開の3人娘のようなチャーミングなコスメやグッズをラインアップする。

スーパーヒロインをデザインした限定アイテム

“テイラード カラー アイズ”

“テイラード カラー アイズ”(4950円)は、ガールズそれぞれの個性のように、3つの質感のアイシャドウをセットした。

“スキン グロウ ブラッシュ”

頬に溶け込んで花が咲いたように色づくパウダータイプの“スキン グロウ ブラッシュ”(限定2色、各3300円)は、ベア シャインとベビー チークの2色を用意。

“クレイ ピール ウォッシュ”

 

“クレイ ピール ウォッシュ”(2970円)は、透明感肌に忍び寄る“ヴィラン”、毛穴の詰まりと角栓にアプローチする。濃縮フルーツ酸MIX、4種のクレイ、天然スクラブを配合した。

“オリジナルポーチ”

 

“オリジナルポーチ”(2750円)は、くるくる変わる色々な表情の3人をデザインしたクリア素材のポーチで、アイパレットやチーク、ルージュが全て収まる。

“オリジナルチャーム”

 

“オリジナルチャーム”(660円)は、ガールズをキラキラのアクリルに閉じ込めた。“ルージュ クチュール”に取り付けて使用できる。同製品は、“ルージュ クチュール・メルティング フィット バーム”の購入者を対象に販売する。

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Stray KidsのI.Nも出演 「ボッテガ・ヴェネタ」が“イントレチャート”誕生50周年を記念し新キャンペーンを発表

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、ブランドを象徴するレザーの編み“イントレチャート”の誕生50周年を祝し、新キャンペーン「Craft is our Language(クラフトは私たちの言語)」を発表した。第1弾として、K-POPボーイズグループStray KidsのI.N(アイエン)や俳優の宮沢りえ、ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)といったファッションから音楽、アート、文学、スポーツまで幅広い分野で活躍する世界のクリエイターらが参加したキャンペーンビジュアルとショートフィルムを発表した。

本キャンペーンは、ミラノの芸術家ブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari)が1963年に発表した、イタリアのジェスチャーを集めた書籍『Supplemento al Dizionario Italiano(イタリア語辞典の補足)』に着想を得て、「手の所作」に焦点を当てている。1975年に考案され、「ボッテガ・ヴェネタ」を象徴するクラフトとして今日まで受け継がれてきた“イントレチャート”は、“フェットゥーチェ”と呼ばれる細いレザーのひもを手作業で編み上げる独自の技法だ。キャンペーンでは、この手仕事を一つのメタファーとして捉え、職人との協働を重視するブランドの精神を体現するアイコンとして解釈。写真家ジャック・デイヴィソン(Jack Davison)が撮影し、「手の動き」を通してクラフツマンシップ、創造性、そして多様な美しさを称えている。

メゾンの職人とアーティストらの対話の様子を収めたショートフィルムでは、言葉を超えたやりとりを通じ、身ぶりや手ぶりの共通点や、文化や慣習の枠を超え、「手」がコミュニケーションやモノ作りにおいて果たす役割を探求した。

参加アーティストには上記のほか、映画「アメリカン・ジゴロ」で“イントレチャート”のクラッチバッグを身に着けた女優のローレン・ハットン(Lauren Hutton)や、95年から2000年までブランドのデザインディレクターを務めたデザイナーのエドワード・ブキャナン(Edward Buchanan)、映画監督のダリオ・アルジェント(Dario Argento)、俳優のテレンス・ラウ(Terrance Lau)、作家のゼイディー・スミス(Zadie Smith)、レコーディングアーティスト兼プロデューサーのタイラー・オコンマ(Tyler Okonma)、アーティストのバーバラ・チェイス=リボウ(Barbara Chase-Riboud)ら、ブランドにゆかりのあるクリエイターたちが多数登場する。

9月にはキャンペーン第2弾の写真と映像のほか、ジェスチャーをテーマにした書籍も刊行予定だ。

問い合わせ先
ボッテガ・ヴェネタ
0120-60-1966

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「サタデーズNYC」が「アヤメ」とコラボ “トロ”と“オールドスター”を限定仕様で

「サタデーズ ニューヨーク シティ(SATURDAYS NYC)」は6月5日、アイウエアブランド 「アヤメ(AYAME)」とのコラボレーションしたアイウエアを日本国内限定で発売する。「サタデーズ ニューヨーク シティ」公式オンラインストアおよび直営店舗で取り扱う。

「アヤメ」のモデルから“トロ”(4万4000円)と“オールドスター”(4万9500円)の2型をセレクトし、インラインでは展開していないフレームとレンズカラーの組み合わせで製作した。コラボ限定仕様で、テンプル内側に“SATURDAYS”の刻印を施した。

特別仕様のアイウエア

“トロ”は、ブラウン管テレビのような形状から“テレビジョンカット”と呼ばれるカッティングで奥行きのある立体的なフォームを採用し、6mmの厚さのフロントで存在感あるデザインに仕上げた。

“オールドスター”は、1920〜30年代のオプティカルフレームにインスピレーションを得た、彫金加工を施したオーセンティックなメタルサングラス。素材はチタンに再設計し、強度を高めつつ軽量化も実現した。

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「プラダ」が伊勢丹新宿店メンズ館で開催中のポップアップ アメリカンな会場で夏を先取り

「プラダ(PRADA)」は現在、伊勢丹新宿本店 メンズ館1階でポップアップイベントを開催中だ。期間は6月17日まで。アメリカンなムードの店内には、夏の訪れを予感させる軽やかなウエアやスニーカー、小物などが並ぶ。

会場は古き良き時代の
アメリカをイメージ

会場のデザインは、1950年代のアメリカンカルチャーにインスピレーションを得た。ネオンサインを用いたインテリアやパステルカラーの壁、市松模様のフロアなどは、当時のボウリング場やダイナーをモチーフに配置した。

店頭には、軽量のキャンバス生地を用いたジャケットやストライプ柄のボウリングシャツをはじめ、コットン素材のショーツ、落ち着いた色味のデニムなど、夏らしい軽やかなウエアをラインアップ。

また、スニーカーはフローラルプリントが目を引く“インプリント”や、レザーとスエードを組み合わせたモデル“モンテカルロ”を用意するほか、サステナブルな再生ナイロンを使用したバッグやハット、サングラスなどの小物もそろえる。

イベント詳細

日程:5月28日〜6月17日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店 メンズ館1階 ザ・ステージ
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

取り扱いアイテム例

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「ショット」×「パイナップルジュース」 黒を基調としたハワイアンシャツ4型を発売

「ショット(SCHOTT)」は5月30日、ハワイアンシャツの「パイナップルジュース(PINEAPPLE JUICE)」と協業したシャツ4型を発売する。価格は各2万2000円。「ショット」直営店、同公式オンラインで取り扱う。

“ショット ハワイアンシャツ コレクション2025”
ビジュアルに“ジュースごくごく倶楽部”

協業アイテムは、レーヨン100%素材を用い、黒を基調とした4型を制作。またオリジナルのハワイアンシャツ2型を加え、“ショット ハワイアンシャツ コレクション2025”としてラインアップする。ビジュアルは、お笑い芸人の“ニッポンの社長”の辻、“ロングコートダディ”の堂前、“シカゴ実業”の山本プロ野球、“マユリカ”の阪本、“滝音”のさすけ、山崎おしるこら6人からなる、バンド“ジュースごくごく倶楽部”を起用した。

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“オーティーダブリューバイヴァンズ”×「ファンダメンタル」 “刺し子”を思わせる幾何学模様をまとったスニーカー

「ヴァンズ(VANS)」の“オーティーダブリューバイヴァンズ(OTW BY VANS)”ラインは、「ファンダメンタル(FDMLT)」とのコラボスニーカーを発売した。「ファンダメンタル」直営店、同公式オンライン、その他正規取扱店で販売する。

「ファンダメンタル」コラボ
“オールドスクール”と“ハーフキャブ”

コラボスニーカーは、“オールドスクール 36 EK(OLD SKOOL 36 EK)”(1万7050円)と、“ハーフキャブ 33 EK(HALF CAB 33 EK)”(1万7600円)の2型を制作。布地を重ねて幾何学模様を刺し縫いする、“刺し子”技法に着想を得たデザインを、「ヴァンズ」の“エンジニアードニット(ENGINEERED KNIT)”テクノロジーであしらう。ともに白のステッチとパインピングアイレットを配したアッパーに、シタデルブルーのアウトソール、マシュマロカラーのミッドソールを合わせた。また“ハーフキャブ 33 EK”には、「ファンダメンタル」のピスタグを付した。

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登山用品店「山荘 飯島」オーナーがシューズブランド「アム」立ち上げ 第1弾は山でも街でも履けるサンダル

東京・世田谷の登山用品店「山荘 飯島」の田窪朗オーナーはこのほど、シューズブランド「アム(AM)」を立ち上げ、第1弾プロダクトを6月7日から販売する。コンセプトに“上品であり、快適であること”を掲げ、登山のセカンドシューズでありながら都会のライフスタイルにもフィットするシューズを提案する。

第1弾プロダクトは、2種類のベアフットサンダルを用意。オールブラックの“PCB サンダル 001(PCB SANDALS 001)”(2万2000円)は、アッパーがナイロン製の8ミリ紐を使用した立体構造のためスムーズな足入れを実現。ヒールのバックル付きストラップは取り外しが可能で、スリッパのようにも履くことができる。ソール全体がヒールからトゥまでの高低差のないゼロドロップ仕様で、インソールにはスイートダイヤの型押しを施したステアレザーを用い、アウトソールはグリップ力に加え、軽量性と耐久性を兼ね備えたビブラム(Vibram)社製となっている。

“PCB サンダル 002(PCB SANDALS 002)”(2万6400円)は、アッパーからインソールまでオールブラウンレザーの作りで、履き込むほどに経年変化が楽しめるのが特徴だ。スペックは“PCB サンダル 001”と同様だが、ヒールにはドイツのパーツメーカー「フィドロック(FIDLOCK)」が開発したマグネットバックルを採用している

6月7日から「アム」の公式オンラインストアと「山荘 飯島」で取り扱う。なお、7〜8日には「山荘 飯島」で試着販売イベントを行う。

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「バオ バオ イッセイ ミヤケ」がNYソーホーに欧米初店舗をオープン 囲炉裏をイメージした店内

「バオ バオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)」は6月12日、米ニューヨーク・ソーホー地区のプリンスストリート126番地に旗艦店をオープンする。同店舗は、欧米で初の単独店舗となる。

同店舗は、店舗面積が約48平方メートル、間口が約13メートルで、日本のデザインスタジオモーメント(MOMENT)が設計を担当した。

店内デザインは、“「バオ バオ イッセイ ミヤケ」の製品を囲んでコミュニケーションの輪を広げていきたい”という想いから、家族や仲間が集う“囲炉裏”に着想を得た。中央には暖かい光を灯す照明を設置し、内装には左官仕上げの壁や、槌目加工を施したアルミニウム製のテーブルを採用した。

オープンにあたり、赤のワントーンで統一されたシリーズ“ルーセント ラブ(LUCENT LOVE)”を発売する。トートバッグ、クロスボディーバッグ、ポーチなど限定アイテムもラインアップする予定だ。

店舗概要

◾️「バオ バオ イッセイ ミヤケ」

住所:126 プリンス ストリート、ニューヨーク、NY 10012

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「バオ バオ イッセイ ミヤケ」がNYソーホーに欧米初店舗をオープン 囲炉裏をイメージした店内

「バオ バオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)」は6月12日、米ニューヨーク・ソーホー地区のプリンスストリート126番地に旗艦店をオープンする。同店舗は、欧米で初の単独店舗となる。

同店舗は、店舗面積が約48平方メートル、間口が約13メートルで、日本のデザインスタジオモーメント(MOMENT)が設計を担当した。

店内デザインは、“「バオ バオ イッセイ ミヤケ」の製品を囲んでコミュニケーションの輪を広げていきたい”という想いから、家族や仲間が集う“囲炉裏”に着想を得た。中央には暖かい光を灯す照明を設置し、内装には左官仕上げの壁や、槌目加工を施したアルミニウム製のテーブルを採用した。

オープンにあたり、赤のワントーンで統一されたシリーズ“ルーセント ラブ(LUCENT LOVE)”を発売する。トートバッグ、クロスボディーバッグ、ポーチなど限定アイテムもラインアップする予定だ。

店舗概要

◾️「バオ バオ イッセイ ミヤケ」

住所:126 プリンス ストリート、ニューヨーク、NY 10012

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「北海道の自然と人が原動力」 ナチュラルアイランドの共生するモノ作り

2010年に誕生したナチュラルアイランドは、妊婦や乳幼児向けの製品を主軸に展開するナチュラルサイエンスの「肌に良い製品を作る」という哲学を受け継ぎつつ、大人が植物の恵みや香りを楽しみながら肌を整えることを目指したスキンケアメーカーだ。研究員たちの「良い水で化粧品を作りたい」という思いが北海道・倶多楽湖の湧水との出合いにつながり、17年から白老町の廃校を再生した拠点「ナチュの森」で丁寧なモノ作りに向き合っている。北海道はいわば“偶然”ともいえるつながりだったが、小松正和社長は「今は何よりも地域と共にある気持ちが強い」と話す。

北海道白老町は、南西エリアに位置し、人口約1万5000人の太平洋と山々に囲まれた地域だ。町内にある倶多楽湖は世界でも珍しい真ん丸なカルデラ湖。外輪山に囲まれているため川が流れ込まず、雪解け水と雨水で構成された純度が高い軟水かつ有機物の少ない良質な水質を誇る。

現地で出合った廃校を活用し、工場、農園、ガーデン、カフェなどを備えた複合施設「ナチュの森」を17年に設立。学校という地域の記憶を受け継ぎ、製造拠点としてだけでなく、人が集う文化拠点として再生した。設計の根底にあるのは「好奇心こそがモノ作りの根幹」という考え。五感を通したクイズで香りについての学びを深める“香りのラボ”や蒸留の仕組みが学べる“蒸留実験室”などで、知的好奇心を育む。「地域の人々の文化的な貢献につなげたい」という同社の思いが「ナチュの森」全体で表現されている。

トレーサビリティーと安全性を重視する同社は、「誰がどんな思いで育てているか」を大切に“顔が見える”素材調達を行っている。自社農園に加え、希少な素材であるセントジョーンズワートや和ハッカは生産者と相互理解を深めた上で契約。長期的な関係を重視する姿勢と自分たちが選んだ素材への信頼から、創業当初から15年以上続く取引先も多い。たとえ1つの製品が売れなくても、原料は別の製品に活用するなど関係を持続する努力を惜しまない。農家の厳しさを胸に素材と真摯に向き合う姿勢が、地域農業との継続的な取引や経済への還元にもつながっている。

拠点を北海道白老町に置いた理由に体現されている通り、化粧品作りの全ての過程で良い素材を追求する姿勢を貫いている。自社農園で栽培するカレンデュラは収穫後に花びらを1枚ずつ手で選別するなど、「効率よりも丁寧さ」を重視している。小松社長は「1つの植物といえど、花、葉、枝、根で香りも成分も効能もまったく異なる。効率的とはいえないかもしれないが、こうした作業こそが弊社のモノ作りの根幹」と話す。自然への敬意を込めて素材を扱い、製品の質と安全性を高めることで、顧客に伝わるクオリティーを生み出す。

オーガニックへのこだわりと科学的証明の両立を目指し、部位や抽出法による違いを検証しながら肌への有効性を学術的に裏付けている。ナチュラルサイエンスの研究体制を活用し、年単位・高コストの研究にも取り組む。たとえば、白老町・虎杖浜に自生する「オオイタドリ」は、長年雑草として見過ごされていたが、「旺盛な繁殖力に理由があるはず」と大学との共同研究を開始。7年以上かけて、エキスに頭皮や髪のハリ・コシを高める効果があることを実証し、ヘアケア関連の製品化につなげた。自然を科学で深掘りする姿勢がブランドの革新性を支える。

栽培の過程から植物と向き合って化粧品へと仕立てる同社にとって、“生活を豊かにする力”を持つ香りは重要な要素だ。スキンケアや入浴の時間にリラックスをもたらす香りで、大人が使う時間そのものを楽しめる製品を目指している。また、「ナチュの森」では、香りの魅力を五感で体験できる施設も展開。エステ施設「アクアサロン」では自社製の有機ハーブオイルを使ったトリートメントや湧水スパで癒やしを与える。「森の工舎」内には“香りのラボ”や“香りの図書室”を設置し、香りの文化を伝える学びも提供する。

PHOTOS: MADOKA KOIZUMI
問い合わせ先
ナチュラルアイランド
011-615-7153

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東京デザインスタジオ ニューバランスから“ミニマス”シリーズの最新作“MT10Tv1”が誕生

東京デザインスタジオ ニューバランス(TOKYO DESIGN STUDIO NEW BALANCE、以下TDS)は、裸足感覚に近づけるフットウエアシリーズ“ニューバランス ミニマス(NEW BALANCE MINIMUS)”の最新作“MT10Tv1”を6月5日に発売する。価格は2万4200円で、ブラックとホワイトの2カラーを用意。国内では、「ニューバランス」の公式オンラインストアをはじめ、東京・日本橋のティーハウスニューバランス(T-HOUSE NEW BALANCE)やニューバランス 六本木 19:06、ニューバランス堀江などで取り扱う。

“MT10Tv1”は、2011年にオフロードランニングに適した保護とトラクションを持つミニマリスト・トレイルランニングシューズとして発売された“MT10”をベースに、「TDS」がディテールをアップデートしたモデルだ。シルエットは、ミニマルかつロープロファイルで、アンライニング仕様のアッパーにはヌバック素材を使用。ミッドソールは、安定性の実現のために最小限のクッションを搭載した固めの仕上げで、ラグアウトソールにはグリップ性と耐久性に優れたビブラム社製ラバーを採用。また、ラストは裸足感覚に近付けることを目的に作られたシリーズ専用の“NL-1”で、つま先部分が広がったオブリーク状の構造が自然な足指の広がりと動きを可能にするという。

なおキャンペーンビジュアルは、フランス人フォトグラファーのゴールディ・ ウィリアムズ・ヴェリカン(Goldie Williams Vericain)が撮影し、モノクロのトーンで“MT10Tv1”の世界観を表現した。

“ニューバランス ミニマス”は、シューズの機能を最小限にまで削ぎ落とすことで、人間の足に本来備わっている機能を呼び戻す事をコンセプトとした裸足に近いフットウエアシリーズ。

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「イプサ」主力“ME”刷新で若年層を開拓 ブランド体験の再構築も

資生堂グループの「イプサ(IPSA)」は8月5日、主力化粧液“ME”をリニューアル発売する。初代発売から38年を経て10代目となる今回は、20代からの若年層の取り込みも意識した設計に刷新。カウンセリングサービスの高度化やデジタル施策と併せて、ブランド全体で“肌と心”の両面に寄り添う価値を訴求する。

“ME”は1987年に誕生し、現在は日本におけるブランド売上高の約25%を占める基幹アイテム。リピート率は44%と高く、親子2代で使用する顧客もいる。「イプサ」が掲げる「悩みに対処するのではなく、肌本来の力を引き出す」哲学を象徴する製品として、長年支持を集めてきた。

新“ME n“【医薬部外品】は、全8種を展開し、容量175mL、価格は各7350円(別売りの専用ディスペンサーは770円)。柔らかな肌に整えるユキノシタエキスなど独自の保湿成分を新たに配合した。美白有効成分のm-トラネキサム酸と、肌荒れ防止有効成分のグリチルリチン酸ジカリウムも配合し、透明感のある肌印象へと導く。

ボトル容器は、「シセイドウ」の化粧液“オイデルミン エッセンスローション”で導入された容器技術「リキフォーム」を採用。使うたびに形を変える柔らかな感触や、使用後にはコンパクトに潰せる機能性を実現した。

“心”の状態を可視化するサービスを導入

「イプサ」は1986年に誕生。スキンケア、メイクアップ、バランスケアをそろえ、日本含むアジアの5つの国と地域で展開している。小田淳社長は「『イプサ』は現在、転換期にある」とした上で、「今は誰もが揺らぎやすい時代。1人1人の個性が輝き続ける今を共に作るというミッションのもと、肌だけでなく心にも寄り添う“Fullness of skin and mind”を実現するブランドを目指す」と、今夏からブランドマーケティングを刷新する方針を示した。

その一環として、全国の店舗カウンターを7月以降順次リニューアルする。立ち寄りやすいスペースと、質の高いカウンセリングを両立させた新設計で、五感に訴える体験コンテンツも導入し、ブランド体験を深める。

カウンセリングでは、20種類以上の分析項目を持つ独自の肌測定器「イプサライザー」をアップデート。従来の肌分析に加え、顔立ちや心の状態も測定・可視化できるように進化した。得られたデータはCRMにも活用し、より高度なパーソナライズ提案を可能にする。

リアル店舗に加え、オンラインチャネルの拡充も進める。8月には公式ECサイトにAIレシピストを導入し、ユーザーの肌状態に応じて最適な商品や手入れ方法を提案する。5月には、オンライン肌測定サービス「CO-HADA Scan」に新たに「肌・こころ・からだ『美のバランス』」機能を追加した。

小田社長は、「肌が満たされれば心も満たされ、逆もまた然り。肌と心の“良循環”こそが、これからの美の基盤になる。原点に立ち返りながら、未来へと進んでいく」と、若年層との接点を拡大しながら、ブランドの成長を目指す。

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「BPQC」「コスメキッチン」のけん引者、小木充が化粧品業界に提言  Vol.3「クリーンビューティはどうなる?〈店舗編〉」

PROFILE: 小木充/ウェルネスビューティーコンサルタント

小木充/ウェルネスビューティーコンサルタント
PROFILE: (おぎ・みつる)1997年伊勢丹入社、2000年にオープンしたBPQC(現、伊勢丹新宿本店ビューティアポセカリー)の立ち上げに参画。10年よりマッシュビューティーラボの副社長/クリエイティブディレクターとして「コスメキッチン」の運営や自社製品の開発に注力。21年末に退社し独立、ビューティ・ファッション企業のコンサルティングを行う。23年8月ナチュラル&オーガニックスキンケアブランド「ニュースケープ」を開始

空前の訪日客消費に沸いているのは化粧品業界も同様。とはいえ市場を見てみると、相変わらず元気がいいのはハイファッションコスメと韓国コスメ。日本のコスメブランドには何が足りていない? ビューティ・ジャーナリストの木津由美子が今回話を伺うのは、小売りの現場に長らく携わってきた小木充氏。現在はニュースケープ代表も務めるその独自目線から、5回にわたって提言をいただく。

――:小木さんはいわゆるナチュラルコスメセレクトショップの仕掛け人といえますが、今までの流れを教えていただけますか?

小木充(以下、小木): まず1999年に伊勢丹の社内で「新宿本店地下2階プロジェクト」というプロジェクトチームができたんですね。24、25歳だったかな、入社3年目くらいで服飾雑貨担当。当時の地下2階のボイラー室を改装し、時代に先駆けた新しいライフスタイルフロアにしよう、価格がこなれていながら伊勢丹の高感度層も納得するものをそろえようというコンセプトで始動し、2000年に「BPQC」が誕生しました。当時はポーラ傘下になる前の「ジュリーク(JURLIQUE)」や、日本法人ができたばかりの「ロクシタン(L'OCCITANE)」や「ラッシュ(LUSH)」などを入れ、数十億円の売り上げを作っていましたが、他店舗展開の構想はなかったんです。

――:当時注目されていた英国のコスメセレクトショップ「スペース NK(SPACE NK)」を参考にしながら、ホワイトニング専門のティースケアサロンなども入れていたところが新鮮でした。

小木:そして04年に「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」ができるんだけど、赤字体質からなかなか脱出できない状況でした。僕は07年に伊勢丹を退社していて、08年にコスメキッチン事業を黒字化するためにディレクター委託契約を締結。MDや店舗の見直しをしつつ、フランチャイズ事業を推進し、契約から半年で単月黒字化に転換しました。さらにその頃、吉祥寺に出店をしたんですが、感度が高くて自然でいいものを背景も含めて読み取れる吉祥寺の客層には、ブランドよりも本質的なものが売れるんだな、ということが分かりましたね。その後マッシュグループ(以下、マッシュ)の門を叩き、10年に傘下に入りました。

――:当時のマッシュはコスメ事業をまだスタートしていませんでしたが、なぜマッシュを選んだんですか?

小木:マッシュは複数のファッションブランドを展開していましたが、商業施設側からすれば、マッシュと組むと複数の人気ブランドショップが一気にゾーニングできて、商業施設のプレゼンスが高まります。それまでナチュラル・オーガニックコスメというと百貨店の3階や5階にしか入れなかったけれど、マッシュ傘下によるシナジー効果で1階や2階のいい場所に展開することができるわけです。そこから店舗が増えていき、3年前に僕が退く時には60店舗で年商100億円が射程距離に入ってきていました。現在はコスメキッチン業態としては70店舗くらいで、エキナカの「ビオップ(BIOP)」などさらに進化した業態開発に注力していると感じます。

――:あっという間に店舗が増えた印象があります。世界でも稀有な例ですね。

小木:世界のナチュラルコスメセレクトショップを見てみると、05年に香港で創業した「ビオルグ(BEYOND ORGANIC)」は現在8店舗。創業者はブレンダ・リーという女性で、香港の主要な場所は押さえています。時系列で行くと08年に英国でイメルダ・バークという女性が「コンテント(CONTENT)」を創業しましたが、コロナ禍に店舗を閉め、現在はECのみ。米国では、10年に「デトックスマーケット(DETOX MARKET)」、15年に「クレド ビューティ(CREDO BEAUTY)」が創業。ロマン・ガイヤールがロサンゼルスで立ち上げた前者は現在カナダを含めて6店舗、アニー・ジャクソンとシャシ・バトラがサンフランシスコで立ち上げた後者は米国内に15店舗を展開している。多くても十数店舗といったところで、国土は小さいながらも「コスメキッチン」が店舗数も売り上げ規模も圧倒的に世界一なんです。

――:なぜそういうことになるんでしょう?

小木:世界のナチュラル・オーガニックのセレクトショップは創業者のオーガニック思想や哲学にビジネスが引っ張られることで、成長スピードにブレーキがかかるように感じますね。一方コスメキッチンは、マッシュ傘下に入ったことで一気にドライブできたことが大きいと思います。日本では路面店のみで勝負するのは難しいから、集客力の強い商業施設の中で展開するほうがビジネススピードが速く、トップラインが伸びるという考え方になる。先ほど挙げた海外店は「マネーよりアース」みたいな創業者の哲学が強く、経営方針も含めサステナビリティとは無縁の店と並ぶのを嫌がり、だいたい30〜40坪の路面店が多いです。

――:日本でコスメキッチンの競合が出てこないのはなぜですか?

小木:想定される競合業態を事前に自分たちで作っていったからですね。食と組み合わせた「ビープル(BIOPLE)」、今は縮小傾向にあるメイクアップだけ集めた「メイクアップキッチン(MAKEUP KITCHEN)」など。あらゆる商業施設に全てのマッシュブランドを入れたいと思っていたので、ちょっとずつ業態を変えながら出店するという戦略を取っていました。

――:前回も話に出ましたが、セフォラやブーツが日本にあればクリーンビューティ市場はもっと活性化するだろうに、と残念です。

小木:単純にリテールだけを見た場合、日本でセフォラの代わりは?と考えると、「アットコスメ」がどう見ても今一番勢いがありますね。「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」の選んだ先が伊勢丹新宿本店、阪急うめだ本店、そしてアットコスメトーキョー。本国が決定したわけで、雨の日なのに入場規制がかかるぐらいの行列ができる来客数を視察で確認したんだろうなあと思う。アットコスメストアは大阪も売れているし、名古屋にも6月にオープンするし。

――:そしてその知見を生かし、年内には東アジア最大級の「アットコスメホンコン」をオープンします。

小木:一つの空間にラグジュアリー、プチプラ、モデレートラインまで全てをそろえたのは見事。「ディオール(DIOR)」の横とは言わないけれど、目と鼻の先にプチプラがあってもOKで、日本の人はもちろんインバウンドの人が「こんな空間なかったよね」と楽しめる空間ができあがった。

――:1999年創業のたかがクチコミサイトがまさかこんなことになるとは、誰も想像できなかったですね。

小木:昔、「ランキンランキン」というランキングショップがあったじゃないですか。その化粧品版ができただけでしょ、と思っていたら、本当の意味での口コミを背景にお客さまを確保して、出店してくれるブランドも多かったんでしょうね。今ではリテールセクションが重要視されているそうです。

――:でも個人的には見慣れてしまったのか、原宿のリニューアルはあまり面白く感じなかったんですよね。

小木:それはよくブランドを知っているからですよ。一般的にはこんな安いものとハイブランドとフレグランスと、多種多彩なブランドがまるで宝探しのように積み上がっている感じは他にない。一緒に並べていいよとは今まで誰も言わなかったし、むしろ今までは小売り側が価格帯でセクションを分けていました。ネットから出てきて小売りの経験がなかったから、「面白そうじゃん、他と同じことをやってもしょうがないじゃん」と、真の意味でのユーザー目線に立って戦略を立案していると思います。

――:でも今回の目玉とされるフレグランスゾーンは疑問が残ります。何がしたいのかよく分からなかったし、ラインアップも謎。

小木:百貨店や小売業出身者ではなく異業種から参入したキーマンたちによる面白い発想だとは言えるけど。違う切り口で再構成すれば、間違いなくまた話題になりますね。そういう意味ではヘアケア製品もまだまだ伸び代があると思う。カテゴリーで考えた場合、化粧品の中で10〜15%はヘアケアというのがあって、効率やMDのバランスを考えたら「ヘアケアで10%は取れる」と計算するのが一般だけど、売り上げがいいからそういう計算をする必要がなく、「このMDを入れよう」という発想にならないんだと思う。フレグランス市場が伸びているというのはいろんなところで言われているからやってみた、ところが3階であることがネックになったのかもしれない。テコ入れの余地がたくさんありますね。クリーンビューティも同様で、これもアットコスメにはない。セフォラにはコーナーがあるし、新しいところではヒュンダイ ソウルが「ビークリーン(B CLEAN)」という100坪くらいのクリーンビューティコーナーを作ってカッティングエッジ的なことをやり始めている。クリーンビューティにおいてもまだまだやれることはいろいろある、と期待したいですね。

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情報化時代の産地をどう編集する?

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年5月26日号からの抜粋です)

廣田:「地域文化商社」を掲げるうなぎの寝床を見に、福岡県八女市に家族旅行したのが今回の特集のきっかけです。もんぺがそんなに売れるのか?なぜ都心のいい場所でポップアップができるのだろう?と不思議だったのですが、福岡市からもかなり離れている店に、多くの人が車で来ていて、楽しそうに買い物をしていました。こういう形で地域が活性化するのは素敵だな、と。特集の前半は、地域文化から生まれる新しい経済循環として2つの事例を紹介しました。

:私はこの半年で多くの繊維産地を取材しましたが、すごく魅力的なモノを作っているのに、それが世の中にうまく伝わっていないと感じることが多々ありました。事業者数は15年で半減し、メード・イン・ジャパンのアパレルはもはや1%程度という中で、地域の価値・財産を資源化する視点は、日本の産地も生かすべきです。特集の後半では、八女のような事例を生かせるであろう魅力ある産地14カ所にスポットを当てました。

視点の持ち方と編集の仕方が重要

廣田:うなぎの寝床も地元の伝統工芸である久留米絣をなんとかせねば、から始まっています。いいモノ作りをしていても、それをどう世の中に伝えていくか。うなぎの寝床創業者の白水高広さんが「この時代において、価値化は情報化」と語っていたのがとても印象的でした。視点の持ち方と編集の仕方が重要なのですが、デザイナーや編集者のスキルにも通ずると感じました。

:私も“日本のモノ作り”ってよく言っていたけれど、あまり産地に足を運んでこなかったことを反省して、今回多く巡りましたが、「日本にこんなに豊かな地域があるんだ」と感動しました。今、国としても観光に力を入れ始めていて、オープンファクトリーも増えてきています。アパレル業界で働く人は、ぜひ産地に行ってほしい。人生も職業人としても豊かになります。これぞサステナビリティですよね。

廣田:はい。日本国の持続可能性について考えました。ぜひ読んで、現地に行ってみてほしいです。

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情報化時代の産地をどう編集する?

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年5月26日号からの抜粋です)

廣田:「地域文化商社」を掲げるうなぎの寝床を見に、福岡県八女市に家族旅行したのが今回の特集のきっかけです。もんぺがそんなに売れるのか?なぜ都心のいい場所でポップアップができるのだろう?と不思議だったのですが、福岡市からもかなり離れている店に、多くの人が車で来ていて、楽しそうに買い物をしていました。こういう形で地域が活性化するのは素敵だな、と。特集の前半は、地域文化から生まれる新しい経済循環として2つの事例を紹介しました。

:私はこの半年で多くの繊維産地を取材しましたが、すごく魅力的なモノを作っているのに、それが世の中にうまく伝わっていないと感じることが多々ありました。事業者数は15年で半減し、メード・イン・ジャパンのアパレルはもはや1%程度という中で、地域の価値・財産を資源化する視点は、日本の産地も生かすべきです。特集の後半では、八女のような事例を生かせるであろう魅力ある産地14カ所にスポットを当てました。

視点の持ち方と編集の仕方が重要

廣田:うなぎの寝床も地元の伝統工芸である久留米絣をなんとかせねば、から始まっています。いいモノ作りをしていても、それをどう世の中に伝えていくか。うなぎの寝床創業者の白水高広さんが「この時代において、価値化は情報化」と語っていたのがとても印象的でした。視点の持ち方と編集の仕方が重要なのですが、デザイナーや編集者のスキルにも通ずると感じました。

:私も“日本のモノ作り”ってよく言っていたけれど、あまり産地に足を運んでこなかったことを反省して、今回多く巡りましたが、「日本にこんなに豊かな地域があるんだ」と感動しました。今、国としても観光に力を入れ始めていて、オープンファクトリーも増えてきています。アパレル業界で働く人は、ぜひ産地に行ってほしい。人生も職業人としても豊かになります。これぞサステナビリティですよね。

廣田:はい。日本国の持続可能性について考えました。ぜひ読んで、現地に行ってみてほしいです。

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他産地から事業継承、自社で「産地化」 山形・寒河江市の佐藤繊維

日本の繊維産業がこの数十年にわたり縮小を続ける中で、山形県寒河江市に本社と工場を構える紡績メーカーの佐藤繊維は、内製化と業容拡大を続けてきた。従来の主力事業である紡績に加え、最新鋭の「ホールガーメント」機を導入、アパレルブランドを立ち上げ、さらにはセレクトショップ「ギア(GEA)」をスタートした。糸から製品、販売までを本社および寒河江市で一貫して行える体制を構築してきた。2020年のコロナ禍の前後には、同業で廃業、あるいは撤退した紡績機を引き取ったり、紡績前工程の設備の導入、糸染めの設備などを拡充した。佐藤正樹社長の狙いは、かつて全国に分散していた生産機能を自社、あるいは産地内に移管し、産地内の一貫サプライチェーンを構築すること。「技術が失われることを防ぎ、コストの削減にもなる。一部の先進国のために、それ以外の地域が競ってモノを供給する、現在の構造こそ歪(いびつ)だ。ものすごく長い目で見れば、少なくとも国内で消費する分は国内で生産するという時代が来る。その時のためにも技術とモノ作りの基盤を残す」と指摘する。

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日本の繊維産業がこの数十年にわたり縮小を続ける中で、山形県寒河江市に本社と工場を構える紡績メーカーの佐藤繊維は、内製化と業容拡大を続けてきた。従来の主力事業である紡績に加え、最新鋭の「ホールガーメント」機を導入、アパレルブランドを立ち上げ、さらにはセレクトショップ「ギア(GEA)」をスタートした。糸から製品、販売までを本社および寒河江市で一貫して行える体制を構築してきた。2020年のコロナ禍の前後には、同業で廃業、あるいは撤退した紡績機を引き取ったり、紡績前工程の設備の導入、糸染めの設備などを拡充した。佐藤正樹社長の狙いは、かつて全国に分散していた生産機能を自社、あるいは産地内に移管し、産地内の一貫サプライチェーンを構築すること。「技術が失われることを防ぎ、コストの削減にもなる。一部の先進国のために、それ以外の地域が競ってモノを供給する、現在の構造こそ歪(いびつ)だ。ものすごく長い目で見れば、少なくとも国内で消費する分は国内で生産するという時代が来る。その時のためにも技術とモノ作りの基盤を残す」と指摘する。

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設立20年「産地クラスター」の先駆け、産官学で技術磨く 東レ合繊クラスター

東レと産地企業が互いに有機的な連携を目指して設立した「東レ合繊クラスター」は、昨年で20周年を迎えた。直近では北陸の産地企業を中心に83社が加盟しており、「人材育成」「マーケティング」「技術・素材開発」などの部会ごとに分かれ、「ほぼ毎週のように何らかの会合が実施されている」(事務局を務める東レの石毛正幸北陸支店長)ほど精力的に活動している。年に1度の総合展の開催のほか、さまざまな展示会への会員同士による出展や「合繊クラスター」発のテキスタイル開発、さらには産地に共通した経営課題に産官学で取り組むハブのような役割を果たすようにもなりつつある。「クラスター」はもともと米国の経営学者マイケル・E・ポーター(Michael E. Porter)が提唱したコンセプトだ。石川、福井、富山にまたがる北陸は歴史的に糸や織物、ニット、染色加工、およびその周辺の撚糸や縫製などの企業群が集積していた。「東レ合繊クラスター」の発足で、それまで「系列」と呼ばれ大手素材メーカーごとに連なっていた北陸の企業群を、有機的に結びつけ、産地企業の自主・自立を促すことになった。

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東レと産地企業が互いに有機的な連携を目指して設立した「東レ合繊クラスター」は、昨年で20周年を迎えた。直近では北陸の産地企業を中心に83社が加盟しており、「人材育成」「マーケティング」「技術・素材開発」などの部会ごとに分かれ、「ほぼ毎週のように何らかの会合が実施されている」(事務局を務める東レの石毛正幸北陸支店長)ほど精力的に活動している。年に1度の総合展の開催のほか、さまざまな展示会への会員同士による出展や「合繊クラスター」発のテキスタイル開発、さらには産地に共通した経営課題に産官学で取り組むハブのような役割を果たすようにもなりつつある。「クラスター」はもともと米国の経営学者マイケル・E・ポーター(Michael E. Porter)が提唱したコンセプトだ。石川、福井、富山にまたがる北陸は歴史的に糸や織物、ニット、染色加工、およびその周辺の撚糸や縫製などの企業群が集積していた。「東レ合繊クラスター」の発足で、それまで「系列」と呼ばれ大手素材メーカーごとに連なっていた北陸の企業群を、有機的に結びつけ、産地企業の自主・自立を促すことになった。

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“薬用 ビューネ”新CMで竹内涼真と松坂慶子が初共演 製品リニューアルに合わせ

日本メナード化粧品は6月21日、ロングセラー製品“薬用 ビューネ”【医薬部外品】(160mL、6600円※編集部調べ)をリニューアルする。それに伴い、6月1日から俳優の竹内涼真と松坂慶子が出演する新CMを公開。“薬用 ビューネ”のCM出演歴9年目の竹内と、日本メナード化粧品の広告出演歴は50年以上となる松坂だが、両者の共演は今回が初めてとなる。

“薬用 ビューネ”型の島でビューネの魅力を伝える新CM

2人が共演する「⽵内涼真 × 松坂慶⼦ すこやかな⼈」篇は、“薬用 ビューネ”のブランドアンバサダーを務める竹内が、温泉に浮かぶ“薬用 ビューネ”をモチーフにした島で松坂とメナード総合研究所の研究員と対談する内容で、製品が年齢性別問わずに幅広い層の肌の調子を整え、生活に健やかに寄り添う存在であることを伝えた。ほか、竹内とメナードの研究員が出演する「⽵内涼真×メナード研究員 ⼈⽣のパートナー」篇も公開する。

松坂はCMの見どころについて、「今回私たちが対談した場所って、上から⾒ると薬⽤ ビューネの形になっているんですよね。とてもいい空間だったんですよ。そういった細かいところまでこだわって作られているのでぜひお楽しみに」とコメント。竹内は、「今回のCMではリニューアルにふさわしい新しい世界観が⽣まれたなあと感じています。そこに僕と松坂さん2⼈が座って、“薬⽤ ビューネ”の魅⼒やスキンケアが⼈々の前向きさや笑顔につながる近い存在であること伝えていく世界観になったことが嬉しかったです」と語った。

新成分や新処方を新たに配合した新“薬用 ビューネ”

製品のリニューアルポイントは、新たに肌を整える植物エキスを開発し配合した点だ。“薬用 ビューネ”は「肌荒れやニキビで悩む肌を潤いで整える」をコンセプトに誕生した薬用プレローションだが、自社調査で肌荒れやニキビなどの突然起こる肌悩みは年代や性別を問わずに多く経験していること、悩みが現れるきっかけが多様であることがわかったことから、リニューアルに着手。一人ひとりの肌環境が異なることに着目し、3種類の温泉ミネラルと肌荒れやニキビを防ぐ有効成分のメディカルエッセンスSP に加え、日本源さんの多年草植物で健康や美肌に良いと古くから知られているトウキ(当帰)の有用成分を生かした寒ざらしトウキエキスを新たに配合した。

また、プレローションとしての機能を高めるため新たに「うるおいキャッチ・ホールド処方」を開発し採用。後から使用するスキンケア製品の水分を引き寄せてなじみを良くし、肌の潤いをキープする。

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“薬用 ビューネ”新CMで竹内涼真と松坂慶子が初共演 製品リニューアルに合わせ

日本メナード化粧品は6月21日、ロングセラー製品“薬用 ビューネ”【医薬部外品】(160mL、6600円※編集部調べ)をリニューアルする。それに伴い、6月1日から俳優の竹内涼真と松坂慶子が出演する新CMを公開。“薬用 ビューネ”のCM出演歴9年目の竹内と、日本メナード化粧品の広告出演歴は50年以上となる松坂だが、両者の共演は今回が初めてとなる。

“薬用 ビューネ”型の島でビューネの魅力を伝える新CM

2人が共演する「⽵内涼真 × 松坂慶⼦ すこやかな⼈」篇は、“薬用 ビューネ”のブランドアンバサダーを務める竹内が、温泉に浮かぶ“薬用 ビューネ”をモチーフにした島で松坂とメナード総合研究所の研究員と対談する内容で、製品が年齢性別問わずに幅広い層の肌の調子を整え、生活に健やかに寄り添う存在であることを伝えた。ほか、竹内とメナードの研究員が出演する「⽵内涼真×メナード研究員 ⼈⽣のパートナー」篇も公開する。

松坂はCMの見どころについて、「今回私たちが対談した場所って、上から⾒ると薬⽤ ビューネの形になっているんですよね。とてもいい空間だったんですよ。そういった細かいところまでこだわって作られているのでぜひお楽しみに」とコメント。竹内は、「今回のCMではリニューアルにふさわしい新しい世界観が⽣まれたなあと感じています。そこに僕と松坂さん2⼈が座って、“薬⽤ ビューネ”の魅⼒やスキンケアが⼈々の前向きさや笑顔につながる近い存在であること伝えていく世界観になったことが嬉しかったです」と語った。

新成分や新処方を新たに配合した新“薬用 ビューネ”

製品のリニューアルポイントは、新たに肌を整える植物エキスを開発し配合した点だ。“薬用 ビューネ”は「肌荒れやニキビで悩む肌を潤いで整える」をコンセプトに誕生した薬用プレローションだが、自社調査で肌荒れやニキビなどの突然起こる肌悩みは年代や性別を問わずに多く経験していること、悩みが現れるきっかけが多様であることがわかったことから、リニューアルに着手。一人ひとりの肌環境が異なることに着目し、3種類の温泉ミネラルと肌荒れやニキビを防ぐ有効成分のメディカルエッセンスSP に加え、日本源さんの多年草植物で健康や美肌に良いと古くから知られているトウキ(当帰)の有用成分を生かした寒ざらしトウキエキスを新たに配合した。

また、プレローションとしての機能を高めるため新たに「うるおいキャッチ・ホールド処方」を開発し採用。後から使用するスキンケア製品の水分を引き寄せてなじみを良くし、肌の潤いをキープする。

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