「日本一コスメビジネスがしやすい街」を目指す、九州屈指のビューティ県とは?

「日本一コスメビジネスがしやすい街」を目指し、注目を集める地域がある。九州北部に位置する佐賀県だ。中でも唐津市は、美と健康を軸にした「コスメティック産業」の集積地を目指し、産業誘致を進めながら自然由来の原料開発・生産に力を注ぐ。2018年には、自然派化粧品で知られるクレコス(本社・奈良県)が同市に自社工場「ファクト(FACTO)」を開設。24年8月には、「スリー(THREE)」を運営するアクロが唐津市と「地産素材活用連携及び進出協定」を締結。今秋には、体験型の精油蒸留所「スリー アロマ ディスティラリー」の開業も予定されている。そこで佐賀県のポテンシャルを、取り組みを進める各社の取材から浮き彫りにする。オーガニックコスメ「アムリターラ(AMRITARA)」が取り扱う、唐津市の自然栽培レモンを主役にした季節限定製品や、佐賀県が推進する「フードツーリズム」についても紹介する。

工場や精油蒸留所を佐賀県唐津市に開設する理由

工場の開設場所に佐賀県唐津市を選んだ理由について暮部達夫クレコス社長は、「唐津市から誘致を受け、助成金の制度を活用し、工場移転を実現させた。佐賀県のコスメティック産業推進室や唐津市のコスメティック産業振興室など、行政にコスメの専門部署が設けられており、手厚いサポートがある。コスメ業界への理解が進んでいることが、工場の移転先を決定する上で大きなポイントになった」と話した。秋に精油蒸留所の開業を予定する「スリー」の佐井賢太郎ホリスティック リサーチセンター センター長は、「唐津市コスメティック産業集積促進補助金を活用した。交付要件を満たすと、認定された日から2年間補助金が受けられるため、唐津市を選んだ」と、両者ともに助成金について言及した。

自社工場や精油蒸留所では、農産物の原料化から製造、出荷までをワンストップで完結できる。暮部クレコス社長は、「最大のメリットはスピードだ。春に採れたフレッシュな植物を使い、初夏には製品化して市場に出せる。全ての工程を“見える化”できることもメリットとなる。セミファブレス(自社工場を持ちつつも、一部の製造工程を外部のOEMに委託するビジネスモデル)にも通じるが、顧客が来訪した際に、原料を作るところから最終製品を作るところまで見ることができる。化粧品原料の開発もスムーズだ。現在、佐賀県と唐津市、玄海町、ジャパン・コスメティックセンターとともに、佐賀県産の素材を化粧品原料化して業界に流通させるプロジェクトを進めている。佐賀県産のユズ種子やアスパラガス、白イチゴ、トウキ、青ミカンなどから化粧品原料を開発中だ」とコメント。

「スリー」は23年、「スリー ハーブガーデン」を唐津市に開設し、ティーツリーやロザリーナ、ユーカリ、ジュニパーなどを定植栽培している。特にローズマリーは日本一の規模を誇り、今年5月にさらに定植予定。蒸留した精油は秋以降、ホリスティックケア製品への配合が予定されている。佐井「スリー」ホリスティック リサーチセンター センター長は、「精油がどこで栽培され、生産され、どのように納品されるのか把握できることは重要だ。メリットは主に3つある。まずは、調達の安定性。昨今の石油や人件費などの高騰、また香りの世界的な需要増により、精油の価格は上がるばかりで調達は不安定だ。国内製造されている精油は海外情勢の影響に左右されることがなく、価格が安定する。次に、環境負荷が低い。基本的に栽培圃場の近くに蒸留所を設けている。精油は植物を水蒸気蒸留した油溶性の芳香成分であり、合成香料と比較してもエネルギー負荷が低い。さらに、誰がどこで作ったか、サプライチェーン上の全ての顔が見えて把握できることは、信頼と安心につながっている。現在日本には活用されていない圃場が多くあり、私たちは耕作放棄地の活用に取り組んでいる。ブランドの認知や売り上げとともに、関わる人たち全員の働きがいや、自社製品を愛用してくださる顧客にも誇れる活動にしたい」と述べた。

「アムリターラ」の佐賀県唐津市産“自然栽培レモン”シリーズが好評

「アムリターラ」もまた、唐津市で自然栽培したレモンを主役にした季節限定製品を取り扱う。“シトラスシリーズ”として、16年に発売した“アロマティック クレンジングクリーム ジャパニーズシトラス”(150g、4950円※数量限定)から始まり、毎年すぐに完売となるレモン果汁“佐賀県産 唐津のレモン果汁 ストレート100%”(200ml、1080円※25年度分完売)、21年からはレモンの蒸留水を配合したイエローとグリーンの二層式“シトラス オイル イン ミスト”(100mL、4840円※数量限定)をラインアップする。

勝田小百合アムリターラ代表・商品開発は、「日本で流通しているレモンの約9割は輸入品という状況で、国産かつ栽培中は肥料すら使用しない自然栽培レモンはとても希少だ。環境にできるだけ負荷をかけない方法で農業に取り組む生産者を応援することが、美しい自然を守り、地域の活性化につながると考え、毎年数量限定で販売している」と述べた。

「フードツーリズム」「ウェルネスツーリズム」の観点からも商機

佐賀県が推進するのはコスメビジネスだけではない。美術館に飾るような器で同県の食材を楽しむ期間限定レストラン「ユージアムサガ(USEAM SAGA)」を主催している。第6回を迎えた今年3月には、佐賀市「ショクドウ 欅(SHOKUDO 欅)」と、宮城県仙台市「松石」のシェフがタッグを組み1日限りのスペシャルコースを提供した。佐賀県伝統の陶磁器のプロモーションと、「ローカルガストロノミー」としてのポテンシャルを発信する。

オーガニック・ナチュラルブランドに特化したPR会社ラキャルプは、地方創生と同時に、旅する人の美容と健康をかなえる「ウェルネスツーリズム」の提案をスタート。地方自治体や地方の企業とタッグを組み、地域と暮らしに密着した新しい旅のスタイルを企画・提案する。新井ミホ代表は、「第1弾は。今年5月に兵庫県で開催する。佐賀県をデスティネーションとしたツアーも構想中だ」と明かす。「多様性の時代、単に外側の美しさを磨くだけではなく、内側をいかに美しく健やかに整えるかというウェルネスへの関心が高まっている中で、旅は一つの美容法としても注目されている。旅を通して、心も体もキレイになれる“リトリート旅”や“ウェルネスツアー”は、今後さらに盛り上がるだろう」とコメントした。

The post 「日本一コスメビジネスがしやすい街」を目指す、九州屈指のビューティ県とは? appeared first on WWDJAPAN.

「パレス スケートボード」が「エンジニアド ガーメンツ」とコラボ 伝説的野球チームへのオマージュも

「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」は5月17日11時、「エンジニアド ガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)」とのコラボレーションコレクションを発売する。「パレス スケートボード」東京、大阪店および公式オンラインストア、ドーバー ストリート マーケット ギンザで取り扱う。価格は、発売日に公開する。

同コレクションは、「パレス スケートボード」のテクニカルなストリートスタイルと、「エンジニアド ガーメンツ」のナチュラルで抜け感のあるダウンタウンスタイルが融合。都市生活に適したスマートかつ実用性のあるカジュアルウエアをそろえる。

また、1920〜48年に存在した黒人リーグの野球チーム“ニューヨーク・キューバンズ(New York Cubans)”へのオマージュとして、同チームのバッジをあしらったTシャツ(半袖/長袖)、クルーネックスエット(オリーブ/ストーン/ネイビー/グレー/ホワイト)のほか、ベースボールキャップなどのビンテージアイテムを復刻させるブランド、「エベッツフィールドフランネルズ(EBBETS FIELD FLANNELS)」製のキャップ(オリーブ/ネイビー)も登場する。

ほか、「パレス スケートボード」と長年のコラボレーターのマイケル・J・フォックス(Michael J. Fox)によるショートフィルムとルックブックも制作した。

コラボコレクション詳細

The post 「パレス スケートボード」が「エンジニアド ガーメンツ」とコラボ 伝説的野球チームへのオマージュも appeared first on WWDJAPAN.

過去最高売上高の阪急本店が見据える「インバウンドビジネス大転換」

エイチ・ツー・オー リテイリング(以下、H2O)の2025年3月期連結業績は、総額売上高が前期比8%増の1兆1596億円、営業利益が同33%増の348億円、純利益が同59%増の348億円と、いずれも過去最高となった。成長をけん引したのは、阪急阪神百貨店が運営する百貨店事業だ。

阪急阪神百貨店の単体決算は、総額売上高が前期比10.0%増の6356億円、営業利益が同42.7%増の282億円。阪急本店、博多阪急、神戸阪急といった都心店の業績が好調だったほか、粗利益率の改善や費用抑制により営業利益率が改善した。なかでも阪急本店は、売上高が同16.3%増の3653億円と過去最高を記録した。

グループ全体の免税売上高は500億円増の1298億円に達するなど、やはりけん引役となったのはインバウンドだ。だが、ここに来て踊り場が訪れている。第1四半期(24年4〜6月)は円安と値上げ前の駆け込み需要でインバウンド売上が急伸したものの、第4四半期(25年1〜3月)は前年同期比7%増にとどまり、明らかな減速傾向が出てきた。

H2Oの26年3月期連結業績予想は、総額売上高が前期比0.7%増の1兆1680億円、営業利益が同13.9%減の300億円、純利益が同48.3%減の180億円。特別利益の反動や、阪急本店の改装に伴う売場閉鎖に加え、インバウンドの目減りを織り込んだ結果、減益予想となった。免税売上高は同15%減の1100億円を見込み、特に上期(4〜9月)は前年同期比22%減と、大幅な落ち込みを想定する。

阪急本店も今期は減収予想

これまで勢いよく売り上げを伸ばしてきた阪急本店も、売上高は前期比4.3%減の3495億円を予想する。改装による一部の売場閉鎖により43億円程度のマイナスを見込むものの、やはりインバウンドの一服感が大きいとみる。決算会見に登壇したH2Oの荒木直也社長は、「足元では大きな変調は出ていないが、中国人の購買行動の変化が潜在的なリスクになる」と述べた。

こうした状況に対応し、インバウンド戦略を「一過性のツーリスト頼み」から「リピート前提のビジネス」へと大きく転換する。阪急本店は「グローバルデパートメントストア」を標榜し、大規模なリモデルを進める。とりわけ海外VIPに対応するMDの高度化が大きな柱で、ラグジュアリーブランドの旗艦店やハイエンドジュエリー・時計の拡充に加え、高級カフェ・レストラン、アート・家具などの上質な品ぞろえと接客環境を整える。

さらにVIPとつながるCRMのハブになるのが、阪急うめだ本店13階に新設する「体験型VIPサロン」だ。2026年3月期中の本格稼働を予定し、海外VIP専任のスタッフも配置する。10階・5階・6階にもVIPルームを拡充し、フロア横断型で接遇体制を構築する。あわせて、昨年子会社化した中国・寧波阪急を“海外顧客とのタッチポイント”と位置づけ、阪急本店との連携を強化。寧波阪急のVIP顧客が阪急本店に来店した際には、同等のサービスを提供する体制を整備する。

商品の魅力と空間、CRMによるサービスの上質化を進め、免税の収益源を「観光客」から「海外VIP」へ比重を移す。一連の取り組み効果により、H2Oは中期経営計画において、2031年3月期に免税売上高を2000億円まで引き上げる目標を掲げる。海外VIPの会員数は現在の3.9万人から9万人に、免税売上高に占めるVIPの売り上げ比率は現在の30%から50%へと高める方針だ。

The post 過去最高売上高の阪急本店が見据える「インバウンドビジネス大転換」 appeared first on WWDJAPAN.

かき氷デザート“ピンス”に着想を得た「エスティ ローダー」限定コレクション BT21のチャーム付きポーチ企画も

「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」は5月14日、韓国のかき氷デザート、ピンスにインスパイアされた限定コレクション“ピンス ブリス コレクション(Bingsu Bliss Collection)”を発売する。エスティ ローダー公式オンラインショップのほか、エスティ ローダー公式ショップ楽天市場店、LINEギフトでの限定販売で、6月18日からは阪急うめだ本店と阪急のオンラインサイト、25日からは阪神梅田本店、神戸阪急、西宮阪急、川西阪急、千里阪急、高槻阪急、博多阪急でも取り扱う。エスティ ローダー グローバル ブランド アンバサダーを務める韓国のシンガーソングライター、IUを起用したビジュアルも公開した。

リップバームとクッションファンデーションの2種

ラインアップはリップとファンデーションの2種で、どちらもヒンスの涼やかで美しいグラデーションをイメージした限定パッケージに仕上げた。2024年12月にオンライン チャネル限定で登場したハイブリッドリップ バーム“ピュア カラー ジェリー グロウ バーム”(3960円)は、唇のpHに反応し、一人一人に合わせてに異なる色味を引き出す自然な発色とちゅるんとした艶感が特徴だ。限定シェードとして用意したのはみずみずしいストロベリーピンクにほんのりと涼しげな透明感を添えた06 ピンク チルで、軽やかで洗練された唇を演出する。

1998年の発売以来、ブランドを代表するアイテムとして支持を集めている“ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ”のクッションファンデーション“ダブル ウェア ソフト グロウ マット クッション メークアップ”[SPF45・PA+++](限定2色、各8580円)も、限定パッケージ品を用意した。毛穴や色ムラをしっかりカバーする高い補正力と光を含んだような内側からにじみ出るような艶が魅力で、軽やかな付け心地でありながら美しい仕上がりを長時間キープする。限定パッケージのシェードは1W1ボーンと2C0 クールバニラの2色で、替えリフィルは付属しない。

公式オンラインショップとLINEギフトでは限定特典を用意

エスティ ローダー公式オンライン ショップとLINEギフトの限定特典として、同コレクションのアイテム購入者にBT21のチャームがついたオリジナル ポーチを先着順でプレゼントする。プレゼントは1会計につき1セットのみとなる。ほか、対象製品はピンスをイメージした限定ギフトボックスで配送する。

The post かき氷デザート“ピンス”に着想を得た「エスティ ローダー」限定コレクション BT21のチャーム付きポーチ企画も appeared first on WWDJAPAN.

かき氷デザート“ピンス”に着想を得た「エスティ ローダー」限定コレクション BT21のチャーム付きポーチ企画も

「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」は5月14日、韓国のかき氷デザート、ピンスにインスパイアされた限定コレクション“ピンス ブリス コレクション(Bingsu Bliss Collection)”を発売する。エスティ ローダー公式オンラインショップのほか、エスティ ローダー公式ショップ楽天市場店、LINEギフトでの限定販売で、6月18日からは阪急うめだ本店と阪急のオンラインサイト、25日からは阪神梅田本店、神戸阪急、西宮阪急、川西阪急、千里阪急、高槻阪急、博多阪急でも取り扱う。エスティ ローダー グローバル ブランド アンバサダーを務める韓国のシンガーソングライター、IUを起用したビジュアルも公開した。

リップバームとクッションファンデーションの2種

ラインアップはリップとファンデーションの2種で、どちらもヒンスの涼やかで美しいグラデーションをイメージした限定パッケージに仕上げた。2024年12月にオンライン チャネル限定で登場したハイブリッドリップ バーム“ピュア カラー ジェリー グロウ バーム”(3960円)は、唇のpHに反応し、一人一人に合わせてに異なる色味を引き出す自然な発色とちゅるんとした艶感が特徴だ。限定シェードとして用意したのはみずみずしいストロベリーピンクにほんのりと涼しげな透明感を添えた06 ピンク チルで、軽やかで洗練された唇を演出する。

1998年の発売以来、ブランドを代表するアイテムとして支持を集めている“ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ”のクッションファンデーション“ダブル ウェア ソフト グロウ マット クッション メークアップ”[SPF45・PA+++](限定2色、各8580円)も、限定パッケージ品を用意した。毛穴や色ムラをしっかりカバーする高い補正力と光を含んだような内側からにじみ出るような艶が魅力で、軽やかな付け心地でありながら美しい仕上がりを長時間キープする。限定パッケージのシェードは1W1ボーンと2C0 クールバニラの2色で、替えリフィルは付属しない。

公式オンラインショップとLINEギフトでは限定特典を用意

エスティ ローダー公式オンライン ショップとLINEギフトの限定特典として、同コレクションのアイテム購入者にBT21のチャームがついたオリジナル ポーチを先着順でプレゼントする。プレゼントは1会計につき1セットのみとなる。ほか、対象製品はピンスをイメージした限定ギフトボックスで配送する。

The post かき氷デザート“ピンス”に着想を得た「エスティ ローダー」限定コレクション BT21のチャーム付きポーチ企画も appeared first on WWDJAPAN.

デビアス、人工ダイヤブランド「ライトボックス」を終了 大幅な値崩れで

ダイヤモンド大手のデビアス グループ(DE BEERS GROUP以下、デビアス)は5月8日、傘下に持つラボグロウンダイヤモンド(人工ダイヤ)のジュエリーブランド「ライトボックス(LIGHTBOX)」を終了すると発表した。同社によれば、これは宝飾市場における人工ダイヤの大幅な値崩れが主な原因で、ブランド終了に伴い、在庫を含む一部資産の売却を複数の買い手候補と協議しているという。なお、終了手続きの期間中は、購入品の保証やアフターサービスを継続する。

デビアスは、「ライトボックス」を2018年にスタート。天然ダイヤモンドはその希少性や美しさによって人気があるものの、採掘にまつわる環境破壊、過酷な労働環境や搾取といった懸念があることは否めず、サステナビリティ意識の高まりとともによりエシカル(倫理的)な人工ダイヤに注目が集まっていた。15年には、レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)が米国の人工ダイヤメーカー、ダイヤモンド・ファウンドリー(DIAMOND FOUNDRY)に投資。22年には、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)が擁する投資会社LVMHラグジュアリー・ベンチャーズ(LVMH LUXURY VENTURES)がイスラエルの人工ダイヤメーカー、ルシックス(LUSIX)に投資している。

技術革新により品質が向上したことや、天然ダイヤよりも安価であることが後押しし、ラボグロウンダイヤを使用したジュエリーは倫理面を重視する若者世代を中心に広まったが、やがて一般的にも人気に。現在、米国では大手スーパーマーケットなどでも取り扱われるマス向けの商材となっている。「ライトボックス」は、設立当初から“1カラット当り800ドル(約11万円)”と明瞭な価格体系を導入しているが、宝飾市場におけるラボグロウンダイヤの卸売価格は初期と比べて90%下落したという。

「天然ダイヤとラボグロウンは別のカテゴリー」

デビアスのアル・クック(Al Cook)最高経営責任者(CEO)は、「ラボグロウンダイヤの価値が下がり続けていることにより、人工および天然ダイヤの差別化が進んでいることが明確になった。中国でより低コストの人工ダイヤが製造され、競争がさらに厳しくなっている上、米国ではスーパーマーケットが販売したことで大幅に値崩れしている。今後、製造コストと販売価格の両方がいっそう下がると見込まれる」と語った。

同社は声明文の中で、「ラボグロウンダイヤの価値の変化は、希少で価値の高い天然ダイヤと、低コストで大量生産されるラボグロウンダイヤは異なるカテゴリーのものだという当社の考えを裏付けることとなった」と述べ、クックCEOも「『ライトボックス』の計画的な事業終了は、当社の天然ダイヤへのコミットメントを反映している」とコメントした。

なお、デビアスの子会社で、以前は「ライトボックス」向けのラボグロウンダイヤを製造していたエレメントシックス(ELEMENT SIX)は、産業用の人工ダイヤメーカーとして事業を継続する。

デビアス自体も親会社により売却の予定

デビアスは11年に、グローバルな鉱業資源会社アングロ・アメリカン(ANGLO AMERICAN)の子会社となっている。デビアスの株式の85%をアングロ・アメリカンが、残り15%をボツワナ共和国の政府が保有しているが、同社は24年5月、デビアスを売却する計画を発表。アングロ・アメリカンによれば、これは事業全体を合理化し、株主価値を高めるためだという。

The post デビアス、人工ダイヤブランド「ライトボックス」を終了 大幅な値崩れで appeared first on WWDJAPAN.

ラッパー・ACE COOL × 映像作家・鈴木竜也 異色のタッグが挑んだアニメ映画「無名の人生」制作秘話

PROFILE: 左:ACE COOL/ラッパー、右:鈴木竜也/映像作家

PROFILE: 左:(エースクール)1992年3月17日生まれ。広島県呉市出身。卓越したスキルで抒情的・哲学的なラップを放ち、聴く者を魅了する。2020年、自身の半生をつづったコンセプトアルバム「GUNJO」を発表。続く2ndアルバム「明暗」にはプロデューサーにJJJ、Miru Shinodaらを迎え、その作品のテーマ、実験性に満ち溢れた音楽性がシーンを越えて多くの反響を呼んでいる。25年3月には渋谷WWW Xで東京2度目のワンマンライブ「明暗白日」を開催した。 右:(すずき・りゅうや)1994年12月3日生まれ。宮城県仙台市出身。東北芸術工科大学映像学科を卒業後、実写監督を志すも流れ流れて歌舞伎町のオイスターバーの雇われ店長に。コロナ禍を機に独学で作り始めた短編アニメが、国内の自主映画祭で数多の賞を受賞。2022年には「鈴木竜也短篇集三人の男」が劇場公開。令和5年度宮城県芸術選奨メディア芸術部門新人賞受賞。今作は、クラウドファンディングで制作費を集め、仙台の実家にこもり、1年半をかけて全て1人で描き上げた。

東北の団地に暮らすいじめられっ子の寡黙な少年が、転校生との出会いをきっかけに父親と同じアイドルの道を歩みはじめる。それは波乱に満ちた彼の人生の始まりにすぎなかった——。いくつもの名前を獲得しながら数奇な運命を辿る男の生涯を、芸能界の闇や高齢者ドライバーによる事故、格差に戦争など、現実に起こる社会問題を反映させながら描いた長編アニメーション「無名の人生」が、5月16日から公開される。

監督はコロナ禍にアニメーション制作を始め、個人製作した短編作品「MAHOROBA」、「無法の愛」が国内の映画祭で数々の賞を受賞した鈴木竜也。そんな彼が単独で、先の展開を決めないまま1年半かけて描き上げた満を持しての長編デビュー作が本作である。作画だけでなく、音楽や編集なども自ら担当。国内外を席巻した「音楽」の岩井澤健治監督がプロデューサーとして、劇場用の仕上げから宣伝体制まで全面的なバックアップを行ったという。

いろんな名前を持つ主人公を演じるのは、日本屈指のラップスキルと抒情的なリリックで聴く者を圧倒する孤高のラッパー・ACE COOL。少ない台詞で、つかみどころがない男が変化していく模様を見事に体現する。ほかにも田中偉登や宇野祥平、猫背椿に鄭玲美など、錚々たる実力派俳優が声優として集結。一寸先も読めない規格外の物語に、説得力を宿すことに成功している。

なぜ主人公に声優初挑戦のACE COOLが抜擢されたのか。キャスティングの理由から、予想もつかない物語の制作プロセス、声優の難しさなどについて鈴木竜也監督とACE COOLに語り合ってもらった。

ACE COOL抜擢の理由

——鈴木監督が初めてアニメ製作を行ったのが、ちょうどパンデミックで自粛期間中だった5年前の春ですよね。インスタグラムにアップされていますが、最初はGIFスタンプでつくったんだとか。そこから5年で、劇場公開される長編アニメーション映画を製作したというのは本当に驚きです。アヌシー国際アニメーション映画祭の長編コントルシャン部門にノミネートという快挙も果たしたわけですが、「無名の人生」という作品に対するお2人の自信はいかがですか?

鈴木竜也(以下、鈴木):全国の皆さんにどう受け入れてもらえるか不安がないといえば嘘になりますが、僕は「これが一番面白い」と思いながらつくったので自信はあります。

ACE COOL(以下、ACE):あまり映画に詳しいというわけではないんですが、完成品を観たときにすごく面白いと感じました。先行上映会に来てくれた自分の周りにいる信頼の置ける人たちにも絶賛してもらえたので、いろいろ観ている人にも届いてくれる作品じゃないかなと思います。

——リリックにマイケル・マンが出てきたり、音源を聴いているかぎりACEさんはかなり映画好きという印象があったのですが。

ACE:好きではありますが自分はかなり偏っているので。監督と映画の話をすると全然だなと思いますし。

——本作の冒頭をはじめ、監督は台詞を使わず物語を伝えることに長けた映像作家である一方、ACEさんはラップだけで情景を浮かばせる言葉のプロですよね。とても対照的なお2人が組んだことがある種の化学変化となったのかなとも思うのですが、本作の主役に声優未経験のACEさんを抜擢した経緯を教えてもらえますか?

鈴木:本作の主人公は、主人公だけど一番異物感があっていいキャラクターというイメージだったんです。最初は寡黙そうな役者さんが良いのかなとも考えていたんですが、ちょうどキャスティングを考えていたのは、リリースされたばかりのACEさんのアルバム「明暗」をずっと聴いていた時期で。この映画自体がACEさんの楽曲にインスピレーションを受けながらつくったという部分もありますし、ラッパーの方って楽曲にたくさんの言葉を詰め込みますが、逆に寡黙なこのキャラクターをACEさんにお願いしたらどんなことが起こるんだろうって想像したんですよね。それで字幕が載った途中までの無音の映像と企画書をACEさんの公式HP経由でお送りしてオファーさせていただきました。でも2日くらい返事が来なかっただけで僕はブルっちゃって。

ACE:(笑)。

鈴木:「もうダメかも、終わりだ……」と思いながら今度はSNSでDMしたんですよ。ただDMだと相手に承認されないと長文が送れないんですよ。でもテンパってたからそれに気付かず途中まで書いた短い文章だけ送っちゃって。「ヤバい……」と思ってたら承認してくれて、きちんとお送りしましたが(笑)。そういうことがあった後に、承諾いただきました。

——ACEさんとしては思ってもいなかったオファーだったと思いますが、挑戦しようと思ったのはなぜでしょうか?

ACE:やっぱり最初はびっくりしましたよね。連絡をもらった最初の2日間で送ってくれた映像を観て、脇役とかならまだしも、初めての声優で主人公なんてできるのか……という葛藤はありました。そしたら監督から「僕のアルバムを聴いて原画を描いた」といった熱い思いが詰まったDMが来て、オファーをくれた理由が腑に落ちたんです。ならそれに応えよう、と思って受けさせて頂きました。

——でも「明暗」って昨年の5月末にリリースされた楽曲ですよね。聴きながら描いてたとなるとかなり最近の話ですね。

鈴木:まず先行で配信されていた楽曲でACEさんを知って、そこから過去作を聴いていたらアルバムが出たらしいということで「明暗」を聴くようになったんです。中でも「虚無主義」という楽曲にすごくシンパシーを感じながらこの作品に取り組んでいました。だからファン歴は短いんですが。

ACE:確かに「虚無主義」の空気感が映画にありますね。

鈴木:そうなんですよ。それを聴いて、ACEさんに「くだらねぇ」って言ってほしいなって思って(笑)。出演者でありインスピレーションもとでもある唯一の存在なんです。

鈴木監督作品の作家性

——監督は実写監督作である「バッド、フロム、トゥモロー」(2016)からその後のショートアニメまで、一貫して「思わぬ方向に転がっていく人生」を描いていますよね。またACEさんも自伝的な1stアルバム「群青」で人生の変遷をラップで表現していましたし、作品づくりに対する態度は似ているのではないかと感じました。ACEさんは監督の過去作はご覧になられたんでしょうか?

ACE:最初にお話をいただいたときにYouTubeにアップされている「無法の愛」を観ました。

鈴木:「観なくていいです」って言って逃げたんですけどね(笑)。作品を重ねる中で絵がだんだん上手くなってくると、過去作が観れなくなるんですよ。「下手くそだな〜」って。

ACE:アニメーションが独特すぎてめちゃくちゃ印象に残りました。観たことのないタイプで「こういうのもあるんだ。面白いな」って。

鈴木:ACEさんの楽曲は内に迫ってくるような感覚が魅力だと思うんですが、僕はできるかぎり私情を挟まないようにしてるんです。キャラクターに投影しすぎないように意識しているけど、自然と部分的に投影されてしまうくらいがちょうどいいのかなと。だからある意味対照的だとも思うのですが、姿勢が似ていると言ってもらえるのはとてもうれしいですね。

——キャラクターに投影しすぎないけれど、序盤の舞台となる東北や主人公の男性アイドル好きというのは監督の地元や過去がベースとなっているんですよね。

鈴木:アニメだけど、知ってる場所や好きなことを入れ込んでリアリティーが出ると、作品の重心が取れるし観たことがないものが生まれるんじゃないかと思ったんですよね。そういう意味で知っているものを描きつつも、キャラクターに肩入れしない中立の立場でつくっていきました。

——中盤で主人公が完全にACEさんの見た目になりますよね。あれはオファーをしてから描いたんですか?

鈴木:そのときACEさんを聴いてはいたんですが、実はオファーするという発想はまったくない段階で……。ただ楽曲からインスピレーションを受けて、格好良いファッションとしてACEさんのサングラスを参考にしました。その後、オファーを受けてもらったので結果オーライということで。

ACE:予告編を観た周りの人から、「本人役で出てるの?」って言われるんですよ(笑)。

鈴木:あれが主人公像の中で一番気に入っているんですよ。そのパートを描いてたころの自分に言ってあげたいですよね。「バレるぞ」って(笑)。

脚本を書かずつくり上げた作品

——あはは。ACEさんは今回が声優初挑戦ですが、どういう話し方や声でいくかなど、どのように準備されたんでしょうか?

ACE:アフレコする前に、自分が使っているスタジオに監督が打ち合わせで来てくれたんです。それまで「どういう声でいけばいいんだろう」と不安だったんですが、監督に「普段のしゃべり方で良い」と言われてイメージを固めることができました。

鈴木:まさに今の感じですよね。ACEさんのインタビュー動画を見て、普段のしゃべり声も素敵だなと思っていたのでそれをお伝えさせていただきました。

——脚本を書かずつくり上げた作品と伺いましたが、後に書き起こしたんですか?

鈴木:演者さん用に台詞だけ書き起こした簡易的な台本はつくりましたが、ト書きがあるものは未だ存在しないです。だからクレジットにも脚本ってのは書いてないんですよ。1年半1人で描き続けておいて説得力がないかもしれないんですが、僕は基本的に飽き性で面倒くさがりなのでなるべく早く取り掛かりたい。だから脚本も絵コンテもキャラクターデザインも根こそぎカットして、いきなり本番として原画を描き進めていきました。謎の自信に満ち溢れていたんですが、もしちょっとでも分岐を間違っていたら大変なことになっていたんだろうなと今では思いますよね。

ACE:どういう方向に進むか分からずつくっていったのが、作品の中身にも反映されていますよね。それが面白く作用して、展開が予測できない。

鈴木:予測できないほうを常に選択していきましたからね。

——全編通して観ると緻密につくられた雰囲気も感じますよね。

鈴木:元も子もない発言なんですが、「伏線って結構後からでもつくれるんだな」という気付きはありました。だから緻密さって何だろうって考えるきっかけにもなったし。でもこのつくり方は1人じゃないと無理だなと思いましたね。

——でも従来の作品と異なり、撮影や録音、音響といったスタッフも参加されていますよね。アニメ部分ができてからの話だと思いますが、そこはこれまでとも違ったのでは?

鈴木:「ダイ・ハード」をやっていたつもりが「アベンジャーズ」みたいに仲間が増えた感じでしたからね。それはプロデューサーの岩井澤さんが「これは劇場でやれるクオリティーですが、そのためには音を作り込む必要があります」と指南してくれて。それでスタッフだけでなくキャストも有名な方を呼んで、スタジオで録ってというように進めていきました。途中からチームで製作できたのもとても良い経験でしたね。仙台から東京で作業するという冒険感も楽しかったです。

——仙台といえば、ロケーションは結構現実にある場所を忠実に再現していますよね。

鈴木:場所はいろいろと探しました。オーディション会場として描いた「せんだいメディアテーク」なんかは一応許可をもらっています。個人的に良い場所を見つけたなと思ったのは仙台駅の屋上です。

初めてのアフレコ体験

——主人公は台詞が少ないぶん、言葉1つひとつの重みもあったと思うのですが、アフレコの際に意識したことはありますか?

ACE:幼少期の台詞はかなり少なくて、後半に長めの台詞が増えてくるんですよね。冒頭の独白以外は順番にアフレコをしていったので、基本的には物語の流れに沿った内面を少しだけ意識していきました。ただ基本的には感情を入れない無機質なトーン。でも最後の最後だけ少し感情を入れる、というふうに調整しました。監督からも「淡々と、ガッとしゃべるというよりはボソッとつぶやくくらい」と言われていたので、監督がほしいのはこれかなと僕の中でビートたけしをイメージしながらやっていました。

鈴木:絵柄が基本的に真顔なので、声優の皆さんも自動的に淡々としたトーンに持ってきてくれたんですよね。あとスタジオに入るときに最初に「声をもっと低く」といった調整だけして、あとはポンポンと録っていきました。だからACEさんとキン役の田中偉登さんの2人でアフレコしたのに、一時間くらいで全部終わって(笑)。早く終わらせたいというわけでもなかったし、普通映画監督ってもっと粘るよな……と思いつつもどのテイクもOKだったんで。サブキャストの方に至るまで全員見事にハマっていたので、そこはすごく自信があります。

——田中さんと一緒にアフレコした経験はいかがでした?

ACE:収録といってもラップとは全然違うので体験として緊張しましたよね。スタジオの雰囲気も違うし、ブースもめっちゃ広い。マイクが複数あって映像が流れる中録るのを、ガラスの向こうに監督やエンジニアとかいろんな人がいるんです。ラップを録るときは狭いブースに一人で、エンジニアは声だけがつながっているくらい。だからラップだったらもっと自信を持ってできるんですけど、今回は何もかも違うから「これでいいのかな?」ってなっちゃったんですよね。田中さんとの掛け合いもなかなか難しくて。

鈴木:田中さんは声優っぽいセンスの持ち主で、ACEさんと対照的な声の方にあえて1番近い役をやってもらったんです。

ACE:田中さんは自主的に何度もやり直しをされるんですよね。監督がOKって言っても納得するまでやるのを見ていると、やっぱり役者ってすごいんだなと思いました。僕は監督にOKって言われたらそれに納得してたので。

——アフレコを経た上で、監督はACEさんにどんな魅力があると思いますか?

鈴木:心情がすごく伝わるリリックでラップしている人なのに、普段のしゃべり声からは心情が読めない印象は最初からあって。HIP HOPシーンにおいてもカリスマ性があるじゃないですか。みんな外と闘っている人が多い中、ACEさんは1人自分と闘っている感じが魅力だと思いますし、それは本作の主人公に通じるところがあるなと思いました。

——声優としての経験は今後の音楽活動に活かせそうですか?

ACE:普段の活動でポエトリーリーディングのようなことはしないんですが、アフレコの経験を経て「そういうことをやってみるのもアリかもな?」って思いました。

——————————以下、物語のラストに言及する記述があります——————————

タイトルに込めた想い

——監督は本作に限らず、毎回音楽を自分でつくられていますよね。作品ごとにソウルフルだったりオーセンティックだったりビートのテイストが変わりますが、本作はその集大成的なサウンドだと個人的には感じました。

鈴木:最初の構成段階から、物語を10章に分けて、章ごとに色彩や音楽も変えようと決めていたんです。制作終盤で音を考える際には、スプライス(サンプル音源サービス)にある音源を聴きまくって、楽器から各章に落とし込む音の方向を決めていきました。例えば前半は弦楽器多めで、後半にかけてドラムが増えていくというように。決して明るいだけの作品ではないので、音楽でテンポやグルーヴを出すことが作品のエンターテインメント性を引き出すことにつながるかなと思ってそこはこだわりましたね。いろいろ実験しながらやってたのですごく楽しかったです。

ACE:音楽もめっちゃ良いですよね。作曲も自分でやってるって聞いてすごいなって思いました。いろんなジャンルの音楽が、この音以外には考えられないって場面に入れられていて。映画とかを観ているとたまに思う「この音は違うな」というのがなかった。

鈴木:邦画を観てると「ここで泣いてください」みたいなBGMが流れてくるときがあるじゃないですか。本作でも主人公が偽の父親と会うときに流しているんですが、それをぶった切るというのがやりたかった(笑)。

——エンディングの主題歌はてっきりACEさんが歌うものと思っていたので、少し懐かしい感じのアイドルソングが来て仰天しました。あれも監督が作詞・作曲ですよね。

鈴木:終盤になると僕もどうかしてて、とにかくぶっ飛ぶような展開で終わりたいなと考えたんです。それで最後のカットでキレよく物語を終わらせたあとに、これも邦画あるあるの「企業が選んだ絶妙に合っていない主題歌」で締めたいなと(笑)。物語的にもアイドルソングは重要ですし、あの主題歌のピアノバージョンを前編で伏線のように組み込んでおいて、最後に流すと観ている人も唖然としながら終わっていくんじゃないかなと思いました。

作曲する際には僕の鼻歌を原夕輝さんに送って、イントロなどのリクエストをしながらつくってもらいました。だから実質作曲はほぼ原さんです。「シェイク」や「青いイナズマ」をイメージしつつ、そこに「マツケンサンバ」の要素も加えてくれたので最高でしたね。

——終盤のぶっ飛んだ展開をACEさんはどう観られたんですか?

ACE:観たことのない展開で面白かったです。ただ簡単に咀嚼できなくて、監督にいろいろ質問しました。「あの被り物はなんなんですか?」って聞いて「被ったらなんでも見えて長生きできる装置です」って教えてもらったり。終盤の中でも、ずっと主人公の後頭部が映って時間が経過していくモンタージュがすごく好きでした。いろんな時代が過ぎていって、最後に自分の名前を呼ばれる部分にすごくグッと来たんですよね。

鈴木:自分の記憶を振り返ったときに、そこに自分の姿も映っていることってありませんか? あのパートではそういう感覚を呼び起こさせたかったんですよね。

——監督はこれまでも作品の中に現実で起きたことを反映してきましたよね。本作では自動車事故や男性アイドルの性被害が描かれていますが、あえてアニメで現実社会を映す理由を教えてもらえますか?

鈴木:アニメだからこそ残酷な現実のことを描いても輪郭が丸くなって観られると言いますか、自分がそれまでもやってきた風刺的な作風がアニメに結構マッチするということに気付いたんですよね。最初から男性アイドルを出すことを決めて2023年の初めごろに本作をつくり始めたんですが、その前後にアイドル事務所の問題が報じられて。当初は普通にアイドルを描くつもりだったんですが、これは避けて通れないなと思って描くことを変えていきました。僕は無名だし好きにやらせてもらおうと。ただ僕自身アイドルは好きですし、その人たちの2次加害になるような描写は避けるように意識はしました。

——タイトルにもある「名前」が本作では非常に重要な要素となってきますよね。主人公はいろんな名前を獲得しながら人生の旅を経験していくわけですが、この「名前」というものに何を見出し、物語を展開させたんでしょうか?

鈴木:一番最初に浮かんだのが「無名の人生」というタイトルなんですよね。そこから「じゃあ名前と人生の映画をつくればいいんだな」と物語を膨らませていったんです。名前ってみんないろいろあるじゃないですか。SNSのニックネームや職場や家族での呼び名とか。それが変わっていくという展開にすれば面白いんじゃないかなと。それで最終的に「名前なんてなくてもいいんじゃないか」というところまで到達するという。

——最後に、お2人が本作で特に好きなポイントを教えてもらえますか?

ACE:やはり絵作りが良いですよね。特に好きだったのは車が固定されたまま景色がどんどん変わっていく冒頭。すこし北野映画っぽいし、音楽もピアノとストリングスがきれいですごく良いなと思いました。

鈴木:あの音楽がラストの主題歌のバラードバージョンなんですよね(笑)。本作は脚本も書かずアドリブで制作を進めて、物語を制限しなかったことによって狙ってた以上に暴走してくれました。だからこそナルシシズムのない他人事のような作品になってくれたことが僕は好きですね。

PHOTOS:MASASHI URA

映画「無名の人生」

■映画「無名の人生」
5月16日から新宿武蔵野館 他 全国順次公開
監督・原案・作画監督・美術監督・撮影監督・色彩設計・キャラクターデザイン・音楽・編集:鈴木竜也
声の出演:ACE COOL
田中偉登 宇野祥平
猫背椿 鄭玲美 鎌滝恵利 西野諒太郎(シンクロニシティ)、
中島歩 毎熊克哉 大橋未歩 津田寛治
プロデューサー:岩井澤健治(「音楽」「ひゃくえむ。」)
配給:ロックンロール・マウンテン
配給協力:インターフィルム
2024年/日本/カラー/93分/2.35:1/5.1ch /DCP ©鈴木竜也
https://mumei-no-jinsei.jp

The post ラッパー・ACE COOL × 映像作家・鈴木竜也 異色のタッグが挑んだアニメ映画「無名の人生」制作秘話 appeared first on WWDJAPAN.

「ディーン&デルーカ」がコットン素材のトートバックを限定発売 2サイズを用意

「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は5月20日、 “コットントートバッグ カーキ”(Lサイズ、5830円/Sサイズ、4290円)を数量限定で発売する。マーケット店舗、カフェ店舗、公式オンラインストア、ECモール公式ストアで取り扱う。

同アイテムはシンプルなデザインのコットン素材のバッグで、全2サイズを用意。Sサイズは、マチをコンパクトにして中身を安定して持ち歩きやすくした。Lサイズは、ショルダーハンドル付きのダブルハンドル仕様で、ノートパソコンも収まる大容量ながらすっきりと収納できる。

また、両サイズとも真鍮の鋲(びょう)とロゴ入りタグ、3つのポケットを付けたほか、パチンと閉まるマグネットボタンで財布や鍵などを取り出しやすく、楽に開閉できる。

アイテム一覧

The post 「ディーン&デルーカ」がコットン素材のトートバックを限定発売 2サイズを用意 appeared first on WWDJAPAN.

「ディーン&デルーカ」がコットン素材のトートバックを限定発売 2サイズを用意

「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は5月20日、 “コットントートバッグ カーキ”(Lサイズ、5830円/Sサイズ、4290円)を数量限定で発売する。マーケット店舗、カフェ店舗、公式オンラインストア、ECモール公式ストアで取り扱う。

同アイテムはシンプルなデザインのコットン素材のバッグで、全2サイズを用意。Sサイズは、マチをコンパクトにして中身を安定して持ち歩きやすくした。Lサイズは、ショルダーハンドル付きのダブルハンドル仕様で、ノートパソコンも収まる大容量ながらすっきりと収納できる。

また、両サイズとも真鍮の鋲(びょう)とロゴ入りタグ、3つのポケットを付けたほか、パチンと閉まるマグネットボタンで財布や鍵などを取り出しやすく、楽に開閉できる。

アイテム一覧

The post 「ディーン&デルーカ」がコットン素材のトートバックを限定発売 2サイズを用意 appeared first on WWDJAPAN.

「ディーン&デルーカ」がコットン素材のトートバックを限定発売 2サイズを用意

「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は5月20日、 “コットントートバッグ カーキ”(Lサイズ、5830円/Sサイズ、4290円)を数量限定で発売する。マーケット店舗、カフェ店舗、公式オンラインストア、ECモール公式ストアで取り扱う。

同アイテムはシンプルなデザインのコットン素材のバッグで、全2サイズを用意。Sサイズは、マチをコンパクトにして中身を安定して持ち歩きやすくした。Lサイズは、ショルダーハンドル付きのダブルハンドル仕様で、ノートパソコンも収まる大容量ながらすっきりと収納できる。

また、両サイズとも真鍮の鋲(びょう)とロゴ入りタグ、3つのポケットを付けたほか、パチンと閉まるマグネットボタンで財布や鍵などを取り出しやすく、楽に開閉できる。

アイテム一覧

The post 「ディーン&デルーカ」がコットン素材のトートバックを限定発売 2サイズを用意 appeared first on WWDJAPAN.

伊勢丹新宿本店の売上高4212億円に 24年度、東京地区百貨店でシェア4分の1

三越伊勢丹ホールディングス(HD)は13日、基幹店である伊勢丹新宿本店の2025年3月期の売上高が前期比12.1%増の4212億円になったと発表した。計画の4240億円にはわずかに届かなかったものの、初めて4000億円台に載せた。コロナ前の20年3月期に比べて1.5倍になった。また日本百貨店協会の24年度(暦年)の東京地区の百貨店売上高(22店舗計)1兆7310億円に対して、同店は約24%のシェアを占めることになる。

三越伊勢丹HDが同日に発表した25年3月期連結業績は、総額売上高が前期比6.5%増の1兆3036億円、売上高が同3.6%増の5555億円、営業利益が同40.4%増の763億円、純利益が同5.0%減の528億円だった。主力の百貨店事業の売上高が同6.4%増だったことに加えて、販管費を同1.2%減に抑制した効果が出た。

百貨店事業は引き続き富裕層とインバウンド(訪日客)がけん引した。伊勢丹新宿本店以外の基幹店の売上高は、三越日本橋本店が同5.7%増の1616億円、三越銀座店が同18.5%増の1241億円だった。

オンラインの決算説明会に登壇した細谷敏幸社長は、伊勢丹新宿本店の好調について「入店数はコロナ前に完全には戻っていないが、一人あたりの買い上げ金額が上昇している。新宿本店は約70%が識別顧客(アプリ会員、カード会員、外商会員など)を占めており、このお客さまたちと深くコミュニケーションができた」と述べた。

The post 伊勢丹新宿本店の売上高4212億円に 24年度、東京地区百貨店でシェア4分の1 appeared first on WWDJAPAN.

“中顔面短縮”をかなえる涙袋コンシーラーに血色チェリーの限定色 BCLの「アイホリック」から登場

BCLカンパニーのアイメイクブランド「アイホリック(EYE HOLIC)」は5月13日、涙袋用の“コンシーラーペンシル”(1540円)から、限定色の“血色感チェリー”を数量限定で発売した。

“コンシーラーペンシル”はダブルエンドタイプの涙袋用コンシーラーで、自然な立体感をつくるマットコンシーラーと、涙袋の影を仕込むリキッドライナーを1本にした。テクニックいらずで自然な涙袋メイクができ、“中顔面短縮”をかなえる。

限定の“血色感チェリー”はじんわり赤みを感じるチェリーカラーで、白浮きせずにぷっくりとした涙袋が描ける。

The post “中顔面短縮”をかなえる涙袋コンシーラーに血色チェリーの限定色 BCLの「アイホリック」から登場 appeared first on WWDJAPAN.

卓越テクニックに可愛いをミックス、中国Z世代に人気の「ウーヤー」が日本上陸

中国・上海を拠点に置くファッションブランド「ウーヤー(UOOYAA)」が日本市場への本格進出を計画している。2014年4月に設立した「ウーヤー」は、Z世代を中心とする20〜40代の女性から支持を集め、拡大を続けてきた。上海・新天地に1号店を構えた後は、国内80都市以上で100店舗以上を展開。オンラインではTモール(Tmall/天猫)を含む主要プラットフォームでも販売を行っており、EC化率は25%で、年間売上高は100億円を突破きている。

デジタル大国で実績を積んだ独自のモノ作りとオフライン販売

「ウーヤー」のコレクションは、モードやストリートを掛け合わせた独自性の高いウエアを取りそろえる。主な商品の価格帯はトップスが2万5000〜4万円、ジャケットが8万〜10万円。インクジェットによる3Dプリントや手作業による刺しゅうなど、最新技術と個性的なデザインを特徴的で、平均客単価は約6万円。デザインは全て自社のクリエイティブチームが手掛けていて、企画から生産までを社内で行うことで、2週間に1度のサイクルで20〜30SKUが店頭に並ぶスピード感を実現している。

また、デジタル社会が浸透する中国において、リアル店舗での顧客体験にも注力してきた。それぞれの店舗にはテーマを設け、内装や接客を通じてブランドの世界観を表現。プロモーションでは、SNS広告や出稿をほとんど行わず、年2回発行のZINEで最新コレクションやブランドストーリーをていねいに発信している。さらに、動物保護施設と組み、里親を探す猫の写真をTシャツにプリントし活動をサポートするなど、社会的活動も積極的に取り組んでいる。

過去に「ラクロワ」やセントマ卒業生とコラボ。海外展開を進める

海外ではこれまでに、「クリスチャン・ラクロワ(CHRISTIAN LACROIX)」やロンドン芸術大学のセントラル・セント・マーチンズ校卒業生との協業を行ってきた。「ウーヤー ラボ(UOOYAA LAB)」という他ブランドやアーティストなどとのコラボレーションを生むプロジェクトを設け、メーンのコレクションとは差別化することで、さらなる独自性を磨いていく。

イン・ケンキョウ(Yin Jian Xia)会長兼最高経営責任者(CEO)は、北京服飾学院出身で、過去に中国最大のSPAブランド「メーターズボンウェ(Metersbonwe)」のデザインディレクター兼取締役副社長を務めた人物だ。インCEO日本でも実店舗を構えることで、新たなブランドの可能性を図る。「着回しやすさ、そしてユニークさを探求してきた『ウーヤー』は、若い世代のエネルギーが湧くようなデザインを特徴としている。ヨーロッパは社会性を強く感じるが、日本は文化や技術を重んじるクリエイティブな国。そして東京はデザイナー出身の私にとって憧れの都市だ。トレンドに敏感な日本の若い人々は海外ファッションにとても興味がある。そこに私たちがチャレンジできる余地があると期待したい」と語った。

ブランド初の日本での展示会を5月15日に渋谷のミルギャラリーで実施する予定だ。日本窓口は、上海と東京にオフィスを置く益運豊(NST brand management consulting、劉瑶代表)。

The post 卓越テクニックに可愛いをミックス、中国Z世代に人気の「ウーヤー」が日本上陸 appeared first on WWDJAPAN.

「プリマヴィスタ」が初の洗顔料発売 ベースメイクの“ノリ・持ち”に着目し開発

花王のベースメイクブランド「プリマヴィスタ(PRIMAVISTA)」は7月5日、ブランド初の洗顔料“プリマヴィスタ プレメイクアップ ジェルウォッシュ”(110g、2420円※編集部調べ)を発売する。下地やファンデーションとは異なる視点からベースメイクのノリや持ちの良さに着目し、「プレメイクアップ洗顔」という新ジャンルの洗顔料を企画、開発した。

2つの独自技術を採用

同製品はベースメイクのノリや持ちを悪化させる要因である「肌の皮脂・角栓」と「スキンケア品のムラづき」に対応。ジェルをなじませるだけで角栓や皮脂を除去する技術、すすぎ時に保水カプセルがとろけヴェールとなって肌に密着する技術の2つを取り入れた。泡立て不要なジェルタイプで、爽やかなグリーンフローラルの香りに仕上げている。

The post 「プリマヴィスタ」が初の洗顔料発売 ベースメイクの“ノリ・持ち”に着目し開発 appeared first on WWDJAPAN.

【2025年夏コスメ】「アイプチ」の“ひとえ・奥ぶたえ用マスカラ”からオレンジパールきらめく夏の限定色

「アイプチ(EYEPUTTI)」は6月13日、“ひとえ・奥ぶたえ用マスカラ”(1320円)から手持ち花火に着想した限定色の“宵星ブラック”を数量限定で発売する。取り扱いは全国のバラエティーストアとイミュ公式EC。6月20日からAmazonで販売を開始する。

同製品は、黒のベースカラーに青やシルバー、オレンジカラーのパールを組み合わせた。光の当たり方で藍色やグレーカラーに見え方が変化し、上品にきらめくまつ毛を演出する。クリアな発色で艶と立体感のあるまつ毛に仕上げ、パッチリとした目元をかなえる。カールキープの高さとにじみにくさを両立し、カールしたての“上向きまつ毛”を長時間キープする。

The post 【2025年夏コスメ】「アイプチ」の“ひとえ・奥ぶたえ用マスカラ”からオレンジパールきらめく夏の限定色 appeared first on WWDJAPAN.

【メットガラ2025】パントンとグーグルがトレンドを予測 今年は深みのあるカラーに大注目

「メットガラ2025」が5月5日(現地時間)、米ニューヨークのメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)で開催された。今年のテーマは、“スーパーファイン:テーラリング ブラック スタイル(Superfine: Tailoring Black Style)”で、ドレスコードは “Tailored for You.”(あなただけの仕立て)だった。同イベントの終幕に伴い、パントン・カラー・インスティテュート(PANTONE COLOR INSTITUTE以下、パントン)とグーグルは、「メットガラ」にインスパイアされたトレンドを予測している。

リアトリス・アイズマン(Leatrice Eiseman)=パントン・エグゼクティブ・ディレクターは、多数のセレブリティーが黒、白、白黒の衣装を披露したために、クラシックな黒と白の人気は今後も続くと予想している。アイズマンによると、黒と白の組み合わせは、今年のテーマ、 “スーパーファイン:テーラリング ブラック スタイル” に通じるノスタルジックな要素をもたらしてくれると言う。また、ワインレッドと、トレンドに関しては、ブラウンの系統色が力を増し続けるそう。

アイズマンは、「今年のテーマに合わせ、黒を基調とした壮観なデザインや仕上がりが登場した一方で、白の衣装は、未来が何をもたらすのかを示す光と明瞭さをもたらした」とし、「モノクロのルックでは、ダイアナ・ロス(Diana Ross)のドレスが証明したように、色そのものだけでなく、トレーンや、テーラリング、ケープやボリューミーさにより、たくさんのドラマが見られた」と語る。

ワインレッドやブラウンに関心

ワインレッドやマルーン(茶色味を帯びた赤色)は、サバンナ・ジェームズ(Savannah James)の「ハニーファ(HANIFA)」の衣装に見られたように、ウィンザーワインカラーとマッチし、また、その色味は2025年春夏ロンドン・ファッション・ウイークの「カラートレンドレポート」でも台頭していた。さらに、ウィンザーワインやその類似色は、ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)が着用した「トム ブラウン(THOM BROWNE)」のメンズ・ウエアにインスパイアされたドレスにアクセントとして現れていた。

アイズマンは、アリシア・キース(Alicis Keys)とスウィズ・ビーツ(Swizz Beats)が着用したエドワード・エニンフル(Edward Enninful)が手掛けた「モンクレール(MONCLER)」と「EE72」のコラボレーションは、ブルーとレッドを組み合わせることで、マルーンカラーのイルージョンを生み出したことにも言及した。それから、ジョディ・ターナー=スミス(Jodie Turner-Smith)が着用した「バーバリー(BURBERRY)」の構造的なドレスとその模様は、「ラグジュアリーな雰囲気にドラマをプラスした」と言う。

アイズマンによると、ワインレッドの長らく続く人気は、そのリッチさと安定性によるためだそう。「私たちは、ワインレッドはパワーカラーだと考えている。というのも、レッドをもっと洗練されたカラーに引き上げてくれるからだ。華やかな口紅のようなレッドドレスを買って、ほんの数回着れば、たくさんの褒め言葉をもらえるだろう。しかしウィンザーレッドのアイテムは、シーズンごとに着たとしても、エレガントさと贅沢さを感じたいときに手を伸ばす、より永久的な買い物になりうるのだ」。

パントンはさらに、ブラウンのバリエーションが、より多用途で使用されること、そして、グラマラスさを演出することも期待している。アイズマンは、2025年の「カラー・オブ・ザ・イヤー(Color of the Year)」に選ばれた モカ・ムース というカラーが、バッド・バニー(Bad Bunny)の「プラダ(PRADA)」によって着こなされたことについても言及した。

また、オーロラ・ジェームズ(Aurora James)による「テベ・マググ(THEBE MAGUGU)」のルックと、カラ・ヤング(Kara Young)が着用したマックスウェル(Maxwell)によるデザインの「アンオンリーチャイルド(ANONLYCHILD)」も評価した。「(ブラウン)の継続する人気の一因は、あるときは贅沢で濃厚な食べ物を表すと同時に、大地そのものの色を表現することができるという汎用性にある。ブラウンが常に流行しているのは、ムードの両端を提供してくれるからだ」とアイズマン。

“ゼンデイヤの帽子”が急上昇

グーグル検索では、 ゼンデイヤ(Zendaya) が「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のルックを披露した後、“ゼンデイヤの帽子”への関心が170%跳ね上がった。そのほか、“ポルカドットネクタイ”や“パバハット”、“ブローチ”、"大きな赤いブローチ”、“メットガラのパステルカラー”、“ラベンダースーツ”、"レッドスーツ”、“フローラルスーツ”も広く検索されたと言う。また“プエルトリコハット”の検索は650%まで伸びたという。

The post 【メットガラ2025】パントンとグーグルがトレンドを予測 今年は深みのあるカラーに大注目 appeared first on WWDJAPAN.

【メットガラ2025】パントンとグーグルがトレンドを予測 今年は深みのあるカラーに大注目

「メットガラ2025」が5月5日(現地時間)、米ニューヨークのメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)で開催された。今年のテーマは、“スーパーファイン:テーラリング ブラック スタイル(Superfine: Tailoring Black Style)”で、ドレスコードは “Tailored for You.”(あなただけの仕立て)だった。同イベントの終幕に伴い、パントン・カラー・インスティテュート(PANTONE COLOR INSTITUTE以下、パントン)とグーグルは、「メットガラ」にインスパイアされたトレンドを予測している。

リアトリス・アイズマン(Leatrice Eiseman)=パントン・エグゼクティブ・ディレクターは、多数のセレブリティーが黒、白、白黒の衣装を披露したために、クラシックな黒と白の人気は今後も続くと予想している。アイズマンによると、黒と白の組み合わせは、今年のテーマ、 “スーパーファイン:テーラリング ブラック スタイル” に通じるノスタルジックな要素をもたらしてくれると言う。また、ワインレッドと、トレンドに関しては、ブラウンの系統色が力を増し続けるそう。

アイズマンは、「今年のテーマに合わせ、黒を基調とした壮観なデザインや仕上がりが登場した一方で、白の衣装は、未来が何をもたらすのかを示す光と明瞭さをもたらした」とし、「モノクロのルックでは、ダイアナ・ロス(Diana Ross)のドレスが証明したように、色そのものだけでなく、トレーンや、テーラリング、ケープやボリューミーさにより、たくさんのドラマが見られた」と語る。

ワインレッドやブラウンに関心

ワインレッドやマルーン(茶色味を帯びた赤色)は、サバンナ・ジェームズ(Savannah James)の「ハニーファ(HANIFA)」の衣装に見られたように、ウィンザーワインカラーとマッチし、また、その色味は2025年春夏ロンドン・ファッション・ウイークの「カラートレンドレポート」でも台頭していた。さらに、ウィンザーワインやその類似色は、ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)が着用した「トム ブラウン(THOM BROWNE)」のメンズ・ウエアにインスパイアされたドレスにアクセントとして現れていた。

アイズマンは、アリシア・キース(Alicis Keys)とスウィズ・ビーツ(Swizz Beats)が着用したエドワード・エニンフル(Edward Enninful)が手掛けた「モンクレール(MONCLER)」と「EE72」のコラボレーションは、ブルーとレッドを組み合わせることで、マルーンカラーのイルージョンを生み出したことにも言及した。それから、ジョディ・ターナー=スミス(Jodie Turner-Smith)が着用した「バーバリー(BURBERRY)」の構造的なドレスとその模様は、「ラグジュアリーな雰囲気にドラマをプラスした」と言う。

アイズマンによると、ワインレッドの長らく続く人気は、そのリッチさと安定性によるためだそう。「私たちは、ワインレッドはパワーカラーだと考えている。というのも、レッドをもっと洗練されたカラーに引き上げてくれるからだ。華やかな口紅のようなレッドドレスを買って、ほんの数回着れば、たくさんの褒め言葉をもらえるだろう。しかしウィンザーレッドのアイテムは、シーズンごとに着たとしても、エレガントさと贅沢さを感じたいときに手を伸ばす、より永久的な買い物になりうるのだ」。

パントンはさらに、ブラウンのバリエーションが、より多用途で使用されること、そして、グラマラスさを演出することも期待している。アイズマンは、2025年の「カラー・オブ・ザ・イヤー(Color of the Year)」に選ばれた モカ・ムース というカラーが、バッド・バニー(Bad Bunny)の「プラダ(PRADA)」によって着こなされたことについても言及した。

また、オーロラ・ジェームズ(Aurora James)による「テベ・マググ(THEBE MAGUGU)」のルックと、カラ・ヤング(Kara Young)が着用したマックスウェル(Maxwell)によるデザインの「アンオンリーチャイルド(ANONLYCHILD)」も評価した。「(ブラウン)の継続する人気の一因は、あるときは贅沢で濃厚な食べ物を表すと同時に、大地そのものの色を表現することができるという汎用性にある。ブラウンが常に流行しているのは、ムードの両端を提供してくれるからだ」とアイズマン。

“ゼンデイヤの帽子”が急上昇

グーグル検索では、 ゼンデイヤ(Zendaya) が「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のルックを披露した後、“ゼンデイヤの帽子”への関心が170%跳ね上がった。そのほか、“ポルカドットネクタイ”や“パバハット”、“ブローチ”、"大きな赤いブローチ”、“メットガラのパステルカラー”、“ラベンダースーツ”、"レッドスーツ”、“フローラルスーツ”も広く検索されたと言う。また“プエルトリコハット”の検索は650%まで伸びたという。

The post 【メットガラ2025】パントンとグーグルがトレンドを予測 今年は深みのあるカラーに大注目 appeared first on WWDJAPAN.

「アナ スイ」からフレグランス誕生25周年を記念したコレクション 5種のオーデパルファムを展開

「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」は6月18日、ブランドのフレグランス誕生25周年を記念し、フレグランスコレクション“ワイルド ワンダー”を発売する。ローズが香るオーデパルファム5種をそろえ、容量・価格は全て各50mL、各9350円。

同コレクションは、“夢の世界で広がる5つの冒険”をコンセプトに掲げる。パッケージは、フラワーモチーフをあしらったクリアボトルにローズの花びらをかたどったゴールドのキャップをセットし、モダンで遊び心のあるデザインに仕上げた。

“ユートピア ミスト オーデパルファム”

“ユートピア ミスト オーデパルファム”はあたたかくモダンなフローラルスパイシーの香り。ユズやミッドナイトバイオレット、カシミアウッドをブレンドした。

“ソーン オブ ア ローズ オーデパルファム”

“ソーン オブ ア ローズ オーデパルファム”は清々しくエネルギッシュなフローラルウッディの香り。ピンクペッパーやダマスクローズ、インセンスを組み合わせた。

“デュウ フィールド オーデパルファム”

“デュウ フィールド オーデパルファム”は、爽やかでエッジーなフレッシュフローラルの香り。グリーンティにピオニー、サンダルウッドを掛け合わせた。

“ミスティック ルナ オーデパルファム”

“ミスティック ルナ オーデパルファム”は、ムーディで繊細なフローラルアンバーの香り。ベルガモットやジャスミンペタル、クリスプアンバーが重なり合う。

“エレクトリック ウィスパー オーデパルファム”

“エレクトリック ウィスパー オーデパルファム”は、ジューシーなフローラルフルーティの香り。ブラックカラントやライチ、ベチパーが調和する。

The post 「アナ スイ」からフレグランス誕生25周年を記念したコレクション 5種のオーデパルファムを展開 appeared first on WWDJAPAN.

「バウム」が誕生5周年を記念したブランド初のディフューザーを限定発売 切り株から立つ樹木の香り

資生堂のスキン&マインドブランド「バウム(BAUM)」は6月5日、ブランド誕生5周年を記念し、ブランド初のフレグランスディフューザー“バウム5thアニバーサリー フレグランスディフューザー”(2万5300円)を数量限定で発売する。200mLのフレグランスに木製パーツとガラス容器、ファイバーリードスティック10本、エコバッグのMサイズをセット。1度あたり40~50mLをガラス容器に移し替える想定で、4~5回使用可能だ。

同製品は、ブランドを象徴する香り“ウッドランド ウインズ”のフレグランスディフューザー。シダーウッド、サイプレスなど樹木の香りを調香し、湖畔の林に吹く風のような清々しさで日々の暮らしに心地良い“森林浴空間”をもたらす。

木製パーツにはウォルナットとオーク2つのパーツを用い、切り株をイメージしたデザインに仕上げた。カリモク家具とコラボレーションし、家具を製造する過程で発生する端材を使用。上下の組み合わせを変更して異なるフォルムで楽しめるほか、使用後はフラワーベースやオブジェとして活用できる。ブランドを象徴するグリーン地のパッケージには、樹木の年輪がモチーフのアニバーサリーロゴをあしらい、時の流れをシンボリックに表す。

「バウム」について

「バウム」は、2020年6月に誕生。「樹木との共生」をテーマに掲げ、樹木資源を未来につないでいくブランドとして90%以上自然由来の素材から製造するアイテムを展開する。

The post 「バウム」が誕生5周年を記念したブランド初のディフューザーを限定発売 切り株から立つ樹木の香り appeared first on WWDJAPAN.

シアードレスは禁止!? カンヌ国際映画祭がドレスコードを更新

第78回カンヌ国際映画祭が13日に開幕する。それに先立ち、同映画祭の運営組織は11日、レッドカーペットにおけるドレスコードを更新した。

同映画祭の公式サイトによれば、「良識の観点から、レッドカーペットおよび映画祭の全てのエリアにおけるヌードを禁止する。また、通行や劇場内での着席を妨げるようなボリュームのある衣装や長いトレーンも禁止する。これらのルールを尊重していない人物に対し、映画祭のウェルカムチームは、レッドカーペットへのアクセスを禁止する義務を負う」という。これに伴い、極端にボリュームのあるドレスや、最近話題を集めているヌードのように見えるシアードレスは着用が難しくなりそうだ。

昨年の同映画祭では、ベラ・ハディッド(Bella Hadid)やナターシャ・ポーリー(Natasha Poly)、ハイディ・クルム(Heidi Klum)らがシアードレスや、露出の多いバンデージスタイルのドレスで参加。また、ドミニカ共和国の俳優マッシエル・タベラス(Massiel Taveras)は、イエス・キリストの顔が描かれた長いトレーンを着用して登場したため、レッドカーペット上の通行を妨げないように早く歩くことを警備員に促される一幕もあった。

以前は“ハイヒール論争”が話題に

今回はルールが厳格化されたが、過去には逆のケースも。15年のカンヌ国際映画祭では、映画「キャロル(原題:Carol)」のプレミアに参加しようとした女性らがフラットシューズを履いていたため、“ハイヒールを履いていない”という理由により入場を拒否された。この出来事は社会的な論争を巻き起こし、16年にはジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)が、18年にはクリステン・スチュワート(Kristen Stewart)が裸足で同映画祭のレッドカーペットを歩いた。その後、ルールが更新され、現在は“ヒールのある、もしくはヒールのないエレガントなシューズやサンダル(ただしスニーカーは不可)”となっている。

The post シアードレスは禁止!? カンヌ国際映画祭がドレスコードを更新 appeared first on WWDJAPAN.

シアードレスは禁止!? カンヌ国際映画祭がドレスコードを更新

第78回カンヌ国際映画祭が13日に開幕する。それに先立ち、同映画祭の運営組織は11日、レッドカーペットにおけるドレスコードを更新した。

同映画祭の公式サイトによれば、「良識の観点から、レッドカーペットおよび映画祭の全てのエリアにおけるヌードを禁止する。また、通行や劇場内での着席を妨げるようなボリュームのある衣装や長いトレーンも禁止する。これらのルールを尊重していない人物に対し、映画祭のウェルカムチームは、レッドカーペットへのアクセスを禁止する義務を負う」という。これに伴い、極端にボリュームのあるドレスや、最近話題を集めているヌードのように見えるシアードレスは着用が難しくなりそうだ。

昨年の同映画祭では、ベラ・ハディッド(Bella Hadid)やナターシャ・ポーリー(Natasha Poly)、ハイディ・クルム(Heidi Klum)らがシアードレスや、露出の多いバンデージスタイルのドレスで参加。また、ドミニカ共和国の俳優マッシエル・タベラス(Massiel Taveras)は、イエス・キリストの顔が描かれた長いトレーンを着用して登場したため、レッドカーペット上の通行を妨げないように早く歩くことを警備員に促される一幕もあった。

以前は“ハイヒール論争”が話題に

今回はルールが厳格化されたが、過去には逆のケースも。15年のカンヌ国際映画祭では、映画「キャロル(原題:Carol)」のプレミアに参加しようとした女性らがフラットシューズを履いていたため、“ハイヒールを履いていない”という理由により入場を拒否された。この出来事は社会的な論争を巻き起こし、16年にはジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)が、18年にはクリステン・スチュワート(Kristen Stewart)が裸足で同映画祭のレッドカーペットを歩いた。その後、ルールが更新され、現在は“ヒールのある、もしくはヒールのないエレガントなシューズやサンダル(ただしスニーカーは不可)”となっている。

The post シアードレスは禁止!? カンヌ国際映画祭がドレスコードを更新 appeared first on WWDJAPAN.

【2025年夏コスメ】「ナチュリエ」の“ハトムギ”シリーズから部分用シートやパウチ付きの限定セットが登場

イミュのスキンケアブランド「ナチュリエ(NATURIE)」は5月30日、ブランド人気の“ハトムギ化粧水"と"ハトムギ保湿ジェル"から部分用シートやパウチ付きの限定品2種を数量限定で発売する。取り扱いは全国のドラッグストアや大型スーパーなど。強い紫外線やエアコンによりインナードライになりやすい肌を潤った状態に整え、化粧ノリや化粧持ちをアップする。

“ハトムギ化粧水 限定スクエアシート&ケースつき”(748円※編集部調べ)は、さっぱりした使用感でみずみずしく潤う“ハトムギ化粧水”の現品(500mL)に部分用シート12枚をセットした。シートはぴたっと密着しやすく、パックすることで肌の水分量を高める。化粧水を染み込めせるための専用ケース付き。

“ハトムギ保湿ジェル 限定ジェルパウチつき”(990円※編集部調べ)は、べたつかない使用感でしっとりした潤いをキープする“ハトムギ保湿ジェル”の現品(180g)に、パウチタイプの同製品を3包セットした。パウチ1包あたりのジェルは通常使用量とされる500円玉2枚分の約3倍量で、顔から首、デコルテまでの保湿ケアをかなえる。ジェルパックやスリーピングパックとしても使用可能だ。

The post 【2025年夏コスメ】「ナチュリエ」の“ハトムギ”シリーズから部分用シートやパウチ付きの限定セットが登場 appeared first on WWDJAPAN.

【2025年夏コスメ】「ナチュリエ」の“ハトムギ”シリーズから部分用シートやパウチ付きの限定セットが登場

イミュのスキンケアブランド「ナチュリエ(NATURIE)」は5月30日、ブランド人気の“ハトムギ化粧水"と"ハトムギ保湿ジェル"から部分用シートやパウチ付きの限定品2種を数量限定で発売する。取り扱いは全国のドラッグストアや大型スーパーなど。強い紫外線やエアコンによりインナードライになりやすい肌を潤った状態に整え、化粧ノリや化粧持ちをアップする。

“ハトムギ化粧水 限定スクエアシート&ケースつき”(748円※編集部調べ)は、さっぱりした使用感でみずみずしく潤う“ハトムギ化粧水”の現品(500mL)に部分用シート12枚をセットした。シートはぴたっと密着しやすく、パックすることで肌の水分量を高める。化粧水を染み込めせるための専用ケース付き。

“ハトムギ保湿ジェル 限定ジェルパウチつき”(990円※編集部調べ)は、べたつかない使用感でしっとりした潤いをキープする“ハトムギ保湿ジェル”の現品(180g)に、パウチタイプの同製品を3包セットした。パウチ1包あたりのジェルは通常使用量とされる500円玉2枚分の約3倍量で、顔から首、デコルテまでの保湿ケアをかなえる。ジェルパックやスリーピングパックとしても使用可能だ。

The post 【2025年夏コスメ】「ナチュリエ」の“ハトムギ”シリーズから部分用シートやパウチ付きの限定セットが登場 appeared first on WWDJAPAN.

ロレアル傘下「3CE」の取り扱い店舗が拡大 昨年9月に再上陸の韓国コスメブランド

韓国発コスメブランド「3CE」は、取り扱い店舗を拡大する。韓国のD2Cファッションブランド「スタイルナンダ(STYLENANDA)」から生まれたメイクアップブランド。2018年にロレアル傘下となり、一度日本から撤退していたがリブランディングを行い24年9月に再上陸を果たしていた。上陸当初はバラエティーストアやオンラインが中心だったが、ドラッグストアの取り扱い店が増えた。

リブランディング後の「3CE」は“より洗練されたプレミアムブランド”がテーマ。色彩や質感に個性を添え、シーズンごとのファッショントレンドを日常に取り入れやすい高品質なメイクアップアイテムをそろえる。人気アイテムとして自然な透け感と上品に輝く艶感が人気の“シャインリフレクター”(全7色、各1990円※編集部調べ)などがある。

取り扱い店舗は以下の通り。

・プラザ
・ロフト
・アットコスメ
・ショップイン
・アインズ&トルぺ…ココノススキノ店/地下街店/新さっぽろデュオ店/札幌国際ビル店/小田急百貨店町田店/かわぐちキャスティ店/グランエミオ所沢2F店/渋谷モディ店/西武新宿ペペ店/博多マルイ店/アミュプラザ鹿児島店/アミュプラザくまもと店/ららぽーと福岡店/LINKS UMEDA店/梅田ヘップファイブ店
・マツモトキヨシ…SHIBUYA DOGENZAKA FLAG店/原宿駅表参道口店/池袋Part2店/matsukiyoLAB上大岡店/matsukiyoLAB相模大野ステーションスクエア店/横浜ジョイナスPart1店
・ココカラファインヘルスケア…東京新宿三丁目店

・ハンズ…名古屋店
・オンラインショップ…キューテン/アマゾン/楽天/アットコスメショッピング/ゾゾタウン(ZOZOTOWN)

The post ロレアル傘下「3CE」の取り扱い店舗が拡大 昨年9月に再上陸の韓国コスメブランド appeared first on WWDJAPAN.

ワイン用ぶどうの副産物を生かすエシカルコスメ 「アースアンドユー」からコスモス認証取得のスカルプケア乳液登場

アースアンドユーが展開する長野県産ワイン用ぶどうの副産物を美容に生かすエシカルコスメブランド「アースアンドユー(EARTH∞YOU)」は5月21日、植物由来成分100%の頭皮ケアアイテム“スカルプケア美容乳液”(27mL、3278円※編集部調べ)を発売する。

同製品は、コスモスオーガニック認証を取得したスカルプケア乳液。乳液タイプのスカルプケアアイテムとしての認証取得は世界初(※JMR生活総合研究所調べ/2025年4月時点)だという。“潤す”スキンケア発想でフケやかゆみの地肌悩みにアプローチ。水分と油分を補いながら水分蒸発を防ぎ、頭皮の保湿とさらさらとした髪の仕上がりをかなえる。

長野県上田市で有機栽培するワイン用ぶどうのつるや枝、葉から抽出したポリフェノールの1種「レスベラトロール」を高濃度に含むぶどうつるエキスを整肌成分として配合。乾燥によるキメの乱れなど顔や頭皮のエイジングサインに働きかけ、毛髪を育む地肌を健やかに整える。みずみずしく肌なじみの良いテクスチャーが特徴で、石油系界面活性剤をはじめ、防腐剤、合成保存料、合成香料、シリコン、鉱物油は不使用。

The post ワイン用ぶどうの副産物を生かすエシカルコスメ 「アースアンドユー」からコスモス認証取得のスカルプケア乳液登場 appeared first on WWDJAPAN.

オノ・ヨーコ回顧展「MUSIC OF THE MIND」に込められたベルリンへの思い

ベルリンのクロイツベルク地区に位置する「グロピウス・バウ(Gropius Bau)」で、オノ・ヨーコの展覧会「YOKO ONO : MUSIC OF THE MIND」が開催している。同展は、ロンドンのテート・モダンが主催し、デュッセルドルフのノルトライン・ヴェストファーレン州立美術館とベルリンのグロピウス・バウがコラボレーションする形で実現した大規模な回顧展だ。

グロピウス・バウは、1881年に建築家マルティン・グロピウスによって設立された「王立応用美術博物館(Königliches Kunstgewerbemuseum)」と付属の装飾美術学校の跡地になるが、第二次世界大戦の時に空爆を受け、一旦は廃墟と化した。しかし、1978年から大規模な改修工事を行い、展覧会施設として必要な設備を整え、81年にオープン。設立当初の19世紀ネオ・ルネサンス様式をそのまま取り入れた外観と当時の風情を残しつつ、現代に合わせたモダンな内装が特徴的でレストランやショップも併設されている。現在は、ベルリンの重要歴史的建築として文化財保護法のもと保護されている。

エントランスを抜け、吹き抜け天井から自然光が差し込む開放的なアトリウムに向かうと「PEACE is POWER」の巨大バナーが目に入る。これは、オノ・ヨーコが2017年から継続的に行っている平和を願うプロジェクトであり、世界各地で開催されている展覧会を通じて観客にメッセージを伝えている。

バナーの下には「Wish Tree for Berlin」と題した9本の木が設置されており、短冊のような白い紙に観客は自由に願いごとを書き、枝に結びつけることができる。96年より世界各地で設置されてきた「Wish Tree」は、幼い頃に訪れた日本の寺院からインスパイアされているという。ベルリンの「Wish Tree」は「破壊と再生」がテーマ。空襲により廃墟となったグロピウス・バウは、しばらくの間放置され、解体の危機にまで晒されていたが、見事に美術館として再建された現在の姿と放置されていた間に自然発生した落葉樹からイメージされている。

展覧会終了後、「Wish Tree」の願いごとはアイスランドに位置するジョン・レノンの誕生日を記念して設置された光の塔「IMAGINE PEACE TOWER」に埋められる仕組みだ。アトリウムは無料で開放されており、誰でも同プロジェクトに参加することが可能。

いくつもの部屋に分かれている2階の展示エリアでは、50年代から制作してきた200点以上もの作品が時系列に沿って紹介されている。直筆の文章で部屋中が埋め尽くされた66年制作の「The Blue Room Event」や64年に自費出版された「グレープフルーツ」の草稿を全公開するなど、オノ・ヨーコ作品を代表する言葉や文章が様々な展示方法で観ることができる。

他にも、観客の参加によって完成する「インストラクション・ピース」やコンセプチュアル・アート、さらに未公開の写真、音楽、映像などで構成されており、各部屋ごとにテーマに沿った空間が演出されている。

ある部屋では、64年に草月アートセンターで上演したオノ・ヨーコのパフォーマンスとして最も知られている「Cut Piece」の映像が上映されている。これは、ストリップティーズをアートに落とし込んだ「Strip Tease Show」の一部で、観客がハサミで彼女の服を一枚ずつ切り取っていく様子がモノクロフィルムで映し出されていた。恥じらいを帯びた訝しい表情がクローズアップされ、露になった胸を隠しながら、震えているようにも見える姿が印象的だ。

オノ・ヨーコは、同じパフォーマンスを03年にパリの小劇場でも再演している。9.11以降の政治的状況やイラク戦争へ抗議し、観客に切り取られた衣服の断片を愛する人に送るよう呼びかけた。いつの時代であっても、世界のどこに拠点を置いていても、オノ・ヨーコの作品は一貫として「平和」を訴えかけ、観客が自主的に参加し、考え、行動することに意味を持たせている。

66年に制作された「White Chess Set」は、戦略や戦争のメタファーでもあるチェスの駒と盤を白一色に統一し、色の識別ができないことで、対立が不可能になることや互いに助け合いながらゲームを進める必要があることを表現し、対立よりも共存と協調が大切であることを促している。

また、01年に制作された「Helmets (Pieces of Sky)」は、第二次世界大戦中に使用されたドイツ軍のヘルメットを天井から逆さに吊るし、中に青色のパズルのピースが入れた作品。戦争の象徴である軍用ヘルメットを逆さにすることで単なる容器として扱い、中には平和の象徴である青い空をイメージしたブルーカラーのパズルのピースを入れることによって「暴力の器を希望で満たす」という強い比喩を生み出している。観客はパズルのピースを自由に取り出したり、持ち帰ることが可能。

60年代のアメリカは、黒人公民権運動、フェミニズム運動、ベトナム戦争への反発が高まった時代であり、オノ・ヨーコも活動家として注目を集めていた。中でもジョン・レノンとの共作「WAR IS OVER! IF YOU WANT IT」や「ベッド・イン」は、世界の誰もが知っているメッセージ性の強い代表作だろう。戦争によって1つの街の中で1つの国が東西に分断されるという数奇な運命をたどったベルリンで、大規模な展覧会を開催する意義があると実感させられる展示であり、オノ・ヨーコ本人も13年に以下のコメントを残している。

“I love Berlin and have already been here so many times. Berlin is part of my body!”(私はベルリンが大好きで、すでに何回も訪れています。ベルリンは私の身体の一部なのです)

現在、ベルリンではグロピウス・バウと並行して、オノ・ヨーコに関連する展示が2カ所で開催されている。近年、フェミニズムやセクシュアリティにフォーカスした展覧会に力を入れている美術館「ノイエ・ナショナルギャラリー(Neue Nationalgalerie)」では、「YOKO ONO : MUSIC OF THE MIND」と連動したサテライト展覧会として「YOKO ONO: DREAM TOGETHER」が開催されている。また、ミッテ地区に位置する「ノイエ・ベルリナー・クンストフェライン(n.b.k.)」では、屋外ビルボードにて「TOUCH」の文字が掲示されている。

なお、グロピウス・バウの会期は8月31日までとなっており、会期中にはさまざまなプログラムが予定されている。

PHOTOS:LUCA GIRARDINI

◼️Gropius Bau
住所:Niederkirchnerstraße 7 10963 Berlin
https://www.berlinerfestspiele.de/en/gropius-bau

The post オノ・ヨーコ回顧展「MUSIC OF THE MIND」に込められたベルリンへの思い appeared first on WWDJAPAN.

「エンポリオ アルマーニ」と「アワー レガシー」のコラボ第2弾が登場 初のウィメンズアイテムを発売

「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は5月14日、「アワー レガシー(OUR LEGACY)」のサステナブルにフォーカスするプロジェクト“アワー レガシー ワークショップ(OUR LEGACY WORK SHOP)”とのコラボレーション第2弾を発売する。日本国内ではドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET)で先行販売し、16日からエッセンス(SSENSE)や「アワー レガシー 」直営店などで取り扱う。

両ブランドのコラボレーションは2023年に始動。第2弾となる今回は、初めてウィメンズウエアを展開する。「エンポリオ アルマーニ」のアーカイブをベースに「アワー レガシー」の視点で再解釈し、過去に「アルマーニ」が使用した生地やトリムを取り入れたほか、ヴィンテージの「エンポリオ アルマーニ」の生地を再現した素材も採用。

今回のコレクションでは、東アジアの伝統的な衣服にインスピレーションを得たアイテムをラインアップ。和装の構造を取り入れたローブ型の“Toga Coat”(6万7100円)や、ホテルのスリッパに着想を得た“Cigarr Slipper”(7万1500円)などがそろう。このほかに、バッグやハット、シューズなどの小物も用意する。

The post 「エンポリオ アルマーニ」と「アワー レガシー」のコラボ第2弾が登場 初のウィメンズアイテムを発売 appeared first on WWDJAPAN.

「エンポリオ アルマーニ」と「アワー レガシー」のコラボ第2弾が登場 初のウィメンズアイテムを発売

「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は5月14日、「アワー レガシー(OUR LEGACY)」のサステナブルにフォーカスするプロジェクト“アワー レガシー ワークショップ(OUR LEGACY WORK SHOP)”とのコラボレーション第2弾を発売する。日本国内ではドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET)で先行販売し、16日からエッセンス(SSENSE)や「アワー レガシー 」直営店などで取り扱う。

両ブランドのコラボレーションは2023年に始動。第2弾となる今回は、初めてウィメンズウエアを展開する。「エンポリオ アルマーニ」のアーカイブをベースに「アワー レガシー」の視点で再解釈し、過去に「アルマーニ」が使用した生地やトリムを取り入れたほか、ヴィンテージの「エンポリオ アルマーニ」の生地を再現した素材も採用。

今回のコレクションでは、東アジアの伝統的な衣服にインスピレーションを得たアイテムをラインアップ。和装の構造を取り入れたローブ型の“Toga Coat”(6万7100円)や、ホテルのスリッパに着想を得た“Cigarr Slipper”(7万1500円)などがそろう。このほかに、バッグやハット、シューズなどの小物も用意する。

The post 「エンポリオ アルマーニ」と「アワー レガシー」のコラボ第2弾が登場 初のウィメンズアイテムを発売 appeared first on WWDJAPAN.

キャサリン妃は白と黒のドットのドレスで出席 終戦80周年を記念する式典に

5月8日(現地時間)、ロンドンのウェストミンスター寺院で第2次世界大戦終結80周年を記念する式典にロイヤルファミリーがそろって出席した。

ケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は、王室スタイルの定番ともいえる白黒のドット柄のドレスで登場した。袖口を絞った長袖とハイネックが特徴的な、「アレッサンドラ リッチ(ALESSANDRA RICH)」のドレスだ。小物には、「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」のゴールドのカーフスキン製のパンプスとロンドン発のブランド「デメリエー(DEMELLIER)」のバッグを合わせた。

アクセサリーは、ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元英国皇太子妃(以下ダイアナ妃)が愛用していたイヤリングを着用。ダイヤモンドの留め石に、3列の小さなダイヤモンドのキャップを重ね、その下に涙型のホワイトパールが揺れるデザインが特徴だ。

また同日に行われた第2次世界大戦終結80周年を記念するコンサートにキャサリン妃は、「セルフ-ポートレート(SELF-PORTRAIT)」のクリームカラーのブークレとシフォンの素材を使用したミディドレスを着用。ブレザー風のトップスにふんわりと広がるプリーツ仕立てのスカート組み合わせたデザインだ。小物は、「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」のスエードのパンプスと、「シャネル(CHANEL)」のクラシックなスクエアミニフラップバッグを合わせた。

アクセサリーは、ビンテージジュエラーのスーザン・キャプラン(Susan Caplan)による1980年代のルネッサンスリバイバルのイヤリングを着用。またキャサリン妃は、同ジュエラーによる1980年代のビンテージの5連フェイクパールネックレスを合わせた。

同式典には、カミラ王妃も出席。お気に入りのロンドンのデザイナー アンナ・バレンタイン(ANNA VALENTINE)による白と黒のミディドレスを着用。長袖と丸みのあるネックラインが特徴で、袖口や前身頃、ネックラインにはブラックのステッチが施され、シンプルながらも洗練されたアクセントを添えた。また、「フィリップ・トレーシー(PHILIP TREACY)」の帽子、「エリオット・ゼッド(ELIOT ZED)」のスエード素材のパンプス、愛用している「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」のブレスレットを合わせた。

The post キャサリン妃は白と黒のドットのドレスで出席 終戦80周年を記念する式典に appeared first on WWDJAPAN.

キャサリン妃は白と黒のドットのドレスで出席 終戦80周年を記念する式典に

5月8日(現地時間)、ロンドンのウェストミンスター寺院で第2次世界大戦終結80周年を記念する式典にロイヤルファミリーがそろって出席した。

ケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は、王室スタイルの定番ともいえる白黒のドット柄のドレスで登場した。袖口を絞った長袖とハイネックが特徴的な、「アレッサンドラ リッチ(ALESSANDRA RICH)」のドレスだ。小物には、「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」のゴールドのカーフスキン製のパンプスとロンドン発のブランド「デメリエー(DEMELLIER)」のバッグを合わせた。

アクセサリーは、ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元英国皇太子妃(以下ダイアナ妃)が愛用していたイヤリングを着用。ダイヤモンドの留め石に、3列の小さなダイヤモンドのキャップを重ね、その下に涙型のホワイトパールが揺れるデザインが特徴だ。

また同日に行われた第2次世界大戦終結80周年を記念するコンサートにキャサリン妃は、「セルフ-ポートレート(SELF-PORTRAIT)」のクリームカラーのブークレとシフォンの素材を使用したミディドレスを着用。ブレザー風のトップスにふんわりと広がるプリーツ仕立てのスカート組み合わせたデザインだ。小物は、「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」のスエードのパンプスと、「シャネル(CHANEL)」のクラシックなスクエアミニフラップバッグを合わせた。

アクセサリーは、ビンテージジュエラーのスーザン・キャプラン(Susan Caplan)による1980年代のルネッサンスリバイバルのイヤリングを着用。またキャサリン妃は、同ジュエラーによる1980年代のビンテージの5連フェイクパールネックレスを合わせた。

同式典には、カミラ王妃も出席。お気に入りのロンドンのデザイナー アンナ・バレンタイン(ANNA VALENTINE)による白と黒のミディドレスを着用。長袖と丸みのあるネックラインが特徴で、袖口や前身頃、ネックラインにはブラックのステッチが施され、シンプルながらも洗練されたアクセントを添えた。また、「フィリップ・トレーシー(PHILIP TREACY)」の帽子、「エリオット・ゼッド(ELIOT ZED)」のスエード素材のパンプス、愛用している「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」のブレスレットを合わせた。

The post キャサリン妃は白と黒のドットのドレスで出席 終戦80周年を記念する式典に appeared first on WWDJAPAN.

「レブロン」のシュガーリップスクラブに新色“アサイー ベリー”が登場

「レブロン(REVLON)」は6月9日、ブランドを代表するリップスクラブ“キス シュガー スクラブ”(全6種うち新1種、各990円)から、アサイーボウルから着想を得た爽やかで甘酸っぱい香りが特徴の新色“アサイー ベリー”を発売する。

同製品は、塗るだけで角質&保湿ケアができるリップケアアイテム。洗い流さないシュガースクラブリップで、唇を滑らかに整える。ザクロ種子油、ヨーロッパキイチゴ種子油、ブドウ種子油と3種のフルーツオイルを配合し、乾燥から唇を守る。

The post 「レブロン」のシュガーリップスクラブに新色“アサイー ベリー”が登場 appeared first on WWDJAPAN.

BLACKPINKジスが「セルフ-ポートレート」キャンペーンに登場 AI生成画像を背景に

「セルフ-ポートレート(SELF-PORTRAIT)」は、 BLACKPINKのジス(Jisoo)を同ブランド2025年プレ・フォール・コレクションのキャンペーンに起用し、 レトロフューチャーなビジュアルを公開した。同ブランドとジスのコラボは、今回で3回目となる。

撮影は、フォトグラファーのドリュー・ヴィッカース(Drew Vickers)によりソウルで行われ、ジスは、“スウィンギング・60s”の活気溢れるエネルギーにインスパイアされたAI生成画像を背景にポーズをとった。

同キャンペーンビジュアルは、“Dreams of Past Lives(前世の夢)”と名付けられ、ノスタルジアとフューチャリズム、超現実的なものと合成を並列させ、ジスが夢の空間で揺らめいているようなイメージを作り出した。

 

ジスが着用したのは、25年プレ・フォール・コレクションから、ギンガムチェックのチューブトップにナイロンのウインドーブレーカー、千鳥格子のミニスカートを合わせたルックや、レースのホワイトブラウスにビーズをあしらったクリーム色のデニムスカートでコーディネートしたルックなどだ。

AIで夢のような世界観を表現

 

ホン・チョン(Hong Chong)=「セルフ-ポートレート」クリエイティブ・ディレクターは、「私たちはいつもキャンペーンで物語を伝えてきたが、ヴィッカースやこうしたテクノロジーとの協力で、現実と空想の境界を曖昧にすることができた。AIは何かを代替するためではなく、ジスの新しい世界を構築するためにあった」とコメント。AIの使用により、25年プレ・フォール・コレクションの、“familiar but surreal, nostalgic but completely new (見慣れたものでありながらも現実離れしていて、懐かしくありながらも全く新しい)”という雰囲気を巧みに映し出すことができたと言う。

またチョンは、「ジスがこれまで成し遂げてきたことにも、まだまだミステリアスな雰囲気があるし、だからこそ、ジスはブランドの顔として相応しいのだと思う。私たちには自然なクリエイティブのリズムがあり、毎回のキャンペーンは、私たちの対話の続きであるように感じている」と言い、ジスとパートナーシップを継続するにあたって、まだまだ探索の余地があると語った。

ジスは、「チョンと『セルフ-ポートレート』とのコラボは、毎回とても刺激的です。自分らしくいられるのと同時に、自分のパーソナリティとスタイルの様々な面に触れる自由を感じられます。チョンと私には本物の信頼関係があって、今回の新しいキャンペーンで、とても新しくて斬新なものを作り上げられたと思います」と話した。

チョンは、「ジスは、いつでも『セルフ-ポートレート』の物語の一部であり、これは自然な流れだ。私には多岐に渡る層のオーディエンスがいて、ジスは私の顧客にインスピレーションを与えている。ジスは多くの人のロールモデルだ」と付け加えた。

The post BLACKPINKジスが「セルフ-ポートレート」キャンペーンに登場 AI生成画像を背景に appeared first on WWDJAPAN.

yutoriのホームウエアブランド「パム」に初の旗艦店 6月7日表参道でオープン

yutoriが運営するホームウエアブランド「パム(PAMM)」は6月7日、ブランド初となる旗艦店を東京・表参道にオープンする。

同店は、「パム」の渋谷パルコ店や名古屋パルコ店を手掛けた、設計事務所イマ(ima)と、ブランドをディレクションしているアパレルブランド「スポークンワーズプロジェクト(SPOKEN WORDS PROJECT)」が共同で担当。築80年の古民家をフルリノベーションし、思わず帰ってきたくなるような空間を目指した。店頭では、新作のアイテムに加えて、オープン記念のノベルティーも用意する予定だ。詳細はブランドの公式SNS等で順次公開する。

メーンビジュアルには、俳優ののんを起用。リノベーション前の古民家を舞台に、写真家の草野庸子が撮影を行った。

店舗情報

オープン日:2025年6月7日
時間:12:00〜20:00
住所:東京都渋谷区神宮前4-17-17

The post yutoriのホームウエアブランド「パム」に初の旗艦店 6月7日表参道でオープン appeared first on WWDJAPAN.

アウトレットモールをもっと知ろう!:記者談話室vol.176

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、記者たちが分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

今回のテーマは「アウトレットモールをもっと知ろう!」です。日本初のアウトレットモールが開業してから約30年。ブランド品をお得に買える場としてすっかり浸透したアウトレットモールですが、改めて普通のショッピングセンターと何が違うのでしょうか。知っているようで知らないアウトレットモールについて、ざっくばらんに語り合いました。

この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。
Apple Podcast
Spotify

The post アウトレットモールをもっと知ろう!:記者談話室vol.176 appeared first on WWDJAPAN.

カネボウ化粧品「ミラノコレクション2026」は原点回帰 初代復刻デザインで“女神カバーおしろい”を訴求

カネボウ化粧品の「ミラノコレクション(MILANO COLLECTION)」は11月22日、“フェイスアップパウダー2026”(1万450円※編集部調べ)を数量限定で発売する。26年は初代の容器デザインを復刻し、原点回帰として“女神カバーおしろい”の訴求を強める。5月20日から予約を受け付ける。

「ミラノコレクション」の定番商品“フェースアップパウダー”は1991年に誕生。おしろい市場において17年連続売り上げNo.1(2008年1月〜24年12月、インテージSRI調べ)を誇る。機能面では均一で滑らかな仕上がりを実現する「板状粉体技術」と密着感を高める「ジェリーコートパウダー」を採用し、カバー力と透明感を両立。天然精油の香りを生かし、希少な2種のローズをブレンドしたプレミアムローズの香りに仕上げている。

毎年テーマを設けたパッケージデザインが特徴で、26年は“繋ぐ幸せ”をテーマに掲げた。初代モデルの女神の彫刻をピンクのボディーとゴールドレリーフで包み込んだ宝石箱のような意匠を復刻。中央の女神像も、カメオや陶器のような質感で新たに再現した。近年の彫刻技術の進化により、女神の表情や髪の造形はより精巧かつ洗練された仕上がりとなっている。

26年版は“品質元年”

近年の「ミラノコレクション」は、芸術性の高いアーティストコラボでも注目を集めてきた。24年には、ゲーム「ファイナルファンタジー(FINAL FANTASY)」のキャラクターデザインで知られる画家・イラストレーターの天野喜孝氏による限定デザインを採用。翌25年には、世界的芸術家のアルフォンス・ミュシャの代表作「羽根」とのコラボを実現するなど、新規顧客層との接点を拡大してきた。

一方で、「芸術性は評価されているが、肝心の品質が十分に伝わっていない」という認識も社内では強まっていた。コロナ禍を契機に、各社が“おしろい”を主力商品として戦略的に再定義する中、「ミラノコレクション」も改めて製品の本質に立ち返る方針を明確にした。

植田優子「ミラノコレクション」マーケティング担当は、「おしろい市場はいま“戦国時代”に突入している。だからこそ『ミラコレ』の強みでもある“女神カバー品質”を強く訴えていく」と語る。26年を「品質元年」と位置づけ、製品そのものの評価軸に再び焦点を当てる。

サンプル配布やモデル起用のビジュアルで訴求強化

その施策の一環として、SNSやウェブキャンペーンと連動し、初の試みとなるサンプル配布を実施する。消費者に実際に試してもらうことで、見た目の美しさだけでなく「機能としての価値」を体感させる戦略に打って出る。またブランドとしては初めて、モデルを起用したビジュアル訴求にも踏み込む。

若年層を中心に「価格に見合う価値があるかどうか」で購買が決まる今の市場環境において「ミラノコレクション」は、「価格の高さがネックなのではなく、品質が伝わりきれていないだけ。だからこそ、“次の一歩”として品質訴求に本腰を入れる」と力を注ぐ。

The post カネボウ化粧品「ミラノコレクション2026」は原点回帰 初代復刻デザインで“女神カバーおしろい”を訴求 appeared first on WWDJAPAN.

「トリデン」“セルメイジング”シリーズのコラーゲンライン3種が日本上陸

韓国スキンケアブランド「トリデン(TORRIDEN)」は5月12日、人気の“セルメイジング”シリーズからコラーゲンライン3種を発売した。全国のバラエティーショップおよびドラッグストアなど、取り扱い店舗で販売する。今回日本上陸するコラーゲンラインは、毛穴、ハリ、弾力ケアに特化し、分子のサイズが異なる5種類のコラーゲンを複合成分“5D-複合コラーゲン”とペプチドを共通成分として配合している。

5種のコラーゲンによる複合成分を配合した3製品

毛穴ケアに特化した“セルメイジング コラーゲン ポア パーフェクティング アンプル”(30mL、2530円)は、LHAとPHAで詰まり毛穴をケアし、「トリデン」独自の“5D-複合コラーゲン”とペプチドでたるみ毛穴にもアプローチする。“5D-複合コラーゲン”やペプチド、ヒアルロン酸などを配合したエッセンスをそのままハイドロゲルマスクにした“セルメイジング コラーゲン ファーミング ゲルマスク”(1枚、36g、594円)は、水分保湿とハリ、弾力のスペシャルケアをかなえる。ベタつかない使用感の“セルメイジング コラーゲン ファーミング クリーム”(120mL、1320円)は、“5D-複合コラーゲン”、ペプチド、ヒアルロン酸を配合し、ハリや弾力ケアをしながら、しっとりと保湿し肌を潤いで満たす。

The post 「トリデン」“セルメイジング”シリーズのコラーゲンライン3種が日本上陸 appeared first on WWDJAPAN.

「トリデン」“セルメイジング”シリーズのコラーゲンライン3種が日本上陸

韓国スキンケアブランド「トリデン(TORRIDEN)」は5月12日、人気の“セルメイジング”シリーズからコラーゲンライン3種を発売した。全国のバラエティーショップおよびドラッグストアなど、取り扱い店舗で販売する。今回日本上陸するコラーゲンラインは、毛穴、ハリ、弾力ケアに特化し、分子のサイズが異なる5種類のコラーゲンを複合成分“5D-複合コラーゲン”とペプチドを共通成分として配合している。

5種のコラーゲンによる複合成分を配合した3製品

毛穴ケアに特化した“セルメイジング コラーゲン ポア パーフェクティング アンプル”(30mL、2530円)は、LHAとPHAで詰まり毛穴をケアし、「トリデン」独自の“5D-複合コラーゲン”とペプチドでたるみ毛穴にもアプローチする。“5D-複合コラーゲン”やペプチド、ヒアルロン酸などを配合したエッセンスをそのままハイドロゲルマスクにした“セルメイジング コラーゲン ファーミング ゲルマスク”(1枚、36g、594円)は、水分保湿とハリ、弾力のスペシャルケアをかなえる。ベタつかない使用感の“セルメイジング コラーゲン ファーミング クリーム”(120mL、1320円)は、“5D-複合コラーゲン”、ペプチド、ヒアルロン酸を配合し、ハリや弾力ケアをしながら、しっとりと保湿し肌を潤いで満たす。

The post 「トリデン」“セルメイジング”シリーズのコラーゲンライン3種が日本上陸 appeared first on WWDJAPAN.

「バーバリー」からチャールズ国王の慈善団体を支援する新コレクションが登場 エリザベス・マクガヴァンらをキャンペーンに起用

「バーバリー(BURBERRY)」は、チャールズ3世国王陛下とカミラ王妃陛下の私邸を囲むハイグローヴ・ガーデンとの関係を称えたカプセルコレクション“ハイグローブ×バーバリー”からチャールズ3世国王(King Charles III)が設立した慈善団体“ザ キングス ファウンデーション”(THE KING‘S FOUNDATION)の活動を支援する新しいコレクションを発売した。

“ハイグローブ・ガーデン”内の“キッチン・ガーデン”から着想を得た
アートワークを落とし込んだアイテム

同コレクションは、英国人アーティストのヘレン・ブロック(Helen Bullock)が手がけたアートワークを採用した。自然の恵みをテーマにした“ハイグローブ・ガーデン”内の“キッチン・ガーデン”から着想を得た4点のアートワークをメンズ、ウィメンズ、アクセサリーの28型に落とし込んだ。素材には、環境に配慮した認証済みのウールやオーガニックコットン、オーガニックシルクを使用した。

キャンペーンには、英国のカントリーハウスと庭園を舞台に俳優のエリザベス・マクガヴァン(Elizabeth McGovern)やローラ・カーマイケル(Laura Carmichael)、ショペ・ディリス(Sope Dirisu)が登場し、温かな家族の時間を描き出した。

また、同コレクションの発売を祝して、世界各国の一部店舗では華やかなビジュアルの展開を実施する。中国・青島の店舗では、ヘレン・ブロックの作品から着想を得たウィンドウディスプレイを展開。さらに、マイアミ、北京・三里屯、ロンドン・リージェントストリート、東京の店舗でも、英国のカントリーガーデンを彷彿とさせる花々やベンチで彩られた特別なインスタレーションが登場する。

The post 「バーバリー」からチャールズ国王の慈善団体を支援する新コレクションが登場 エリザベス・マクガヴァンらをキャンペーンに起用 appeared first on WWDJAPAN.

ヨウジヤマモトが「ワイズ」「ワイズ フォー メン」「リミ フゥ」の新店を渋谷パルコに開店

ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)は4月25日、「ワイズ(Y'S)」「ワイズ フォー メン(Y‘S FOR MEN)」「リミ フゥ(LIMI FEU)」の3ブランドを取り扱う新店舗を渋谷パルコにオープンした。

店内は「直線の中の大きな斜線」をテーマに、ブラックやグレー、ホワイトを基調とした洗練された空間となっている。アーモンド(R.mond inc.)を主宰するセットデザイナー、アーティストのENZO氏が手掛けた。3ブランドそれぞれが表現する世界観を際立たせる設計にした。

アイテムは定番製品から限定コレクションまで、メンズ・ウィメンズの豊富なラインアップを用意。同店とポップアップストアでのみ販売する、「ワイズ」の残布で制作した“ファブリックフラワー”(5500〜1万6500円)も並ぶ。

◾️Y's / Y’s for men / LIMI feu 渋谷PARCO店
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ 3階
営業時間:11:00〜21:00

The post ヨウジヤマモトが「ワイズ」「ワイズ フォー メン」「リミ フゥ」の新店を渋谷パルコに開店 appeared first on WWDJAPAN.

「シロル」からシミの原因に着目した新スキンケアシリーズ 美白・肌荒れ防止有効成分をダブル配合

「シロル(SHIRORU)」は5月22日、クリスタルのような“透明素肌”に導く新シリーズ“薬用美白クリスタル”を発売する。ラインアップは、化粧水“クリスタル エッセンスウォーター”【医薬部外品】(100mL、4400円)と“同モイスチャークリーム”【医薬部外品】(30g、4950円)の2品。ブランド公式ECや楽天などの各種EC、全国のバラエティーショップで取り扱う。

同シリーズは、シミの原因となるメラニンの発生メカニズムに着目。シミやそばかすを防ぐ美白有効成分と肌荒れ防止有効成分をダブル配合し、セラミドなどの保湿成分でできたカプセルに閉じ込めた。肌への優しさを保ちながら浸透性を高め、角質細胞の1000分の1以下の微細なサイズで肌の奥まで素早く浸透する。ほか、肌の“シンデレラタイム”をキープするワイルドタイムエキスや真珠エキス、ドクダミエキスなどの美容保湿成分を配合。メラニンを生成させない“徹底美白設計”で、毛穴やくすみ、乾燥、肌荒れ防止にアプローチし、潤ったクリアな素肌に導く。

化粧水とクリームの2品をラインアップ

美白成分が素早く浸透する即効型の化粧水“クリスタル エッセンスウォーター”には、メラニンを無色に還元するS-ビタミンC誘導体と、肌荒れを防ぎ健やかに保つトラネキサム酸を配合。メラニン抑制効果を長時間キープする持続型のクリーム“クリスタル モイスチャークリーム”には、メラニンを作る酵素の働きを抑えるアルブチンと、肌コンディションを整えるグリチルリチン酸ジカリウムを配合した。

The post 「シロル」からシミの原因に着目した新スキンケアシリーズ 美白・肌荒れ防止有効成分をダブル配合 appeared first on WWDJAPAN.

「シロル」からシミの原因に着目した新スキンケアシリーズ 美白・肌荒れ防止有効成分をダブル配合

「シロル(SHIRORU)」は5月22日、クリスタルのような“透明素肌”に導く新シリーズ“薬用美白クリスタル”を発売する。ラインアップは、化粧水“クリスタル エッセンスウォーター”【医薬部外品】(100mL、4400円)と“同モイスチャークリーム”【医薬部外品】(30g、4950円)の2品。ブランド公式ECや楽天などの各種EC、全国のバラエティーショップで取り扱う。

同シリーズは、シミの原因となるメラニンの発生メカニズムに着目。シミやそばかすを防ぐ美白有効成分と肌荒れ防止有効成分をダブル配合し、セラミドなどの保湿成分でできたカプセルに閉じ込めた。肌への優しさを保ちながら浸透性を高め、角質細胞の1000分の1以下の微細なサイズで肌の奥まで素早く浸透する。ほか、肌の“シンデレラタイム”をキープするワイルドタイムエキスや真珠エキス、ドクダミエキスなどの美容保湿成分を配合。メラニンを生成させない“徹底美白設計”で、毛穴やくすみ、乾燥、肌荒れ防止にアプローチし、潤ったクリアな素肌に導く。

化粧水とクリームの2品をラインアップ

美白成分が素早く浸透する即効型の化粧水“クリスタル エッセンスウォーター”には、メラニンを無色に還元するS-ビタミンC誘導体と、肌荒れを防ぎ健やかに保つトラネキサム酸を配合。メラニン抑制効果を長時間キープする持続型のクリーム“クリスタル モイスチャークリーム”には、メラニンを作る酵素の働きを抑えるアルブチンと、肌コンディションを整えるグリチルリチン酸ジカリウムを配合した。

The post 「シロル」からシミの原因に着目した新スキンケアシリーズ 美白・肌荒れ防止有効成分をダブル配合 appeared first on WWDJAPAN.

セブン-イレブンで愛され25周年 コンビニコスメの先駆け「パラドゥ」が限定復刻デザイン品を発売

セブン-イレブンで展開するコスメブランド「パラドゥ(PARADO)」は5月23日、誕生25周年を記念しブランドデビュー当時のパッケージを再現した限定アイテムを発売する。アイテムはアイブロウペンシル、リップスティック、リップスティック付きのパウダリーファンデーションで、ブランド名の由来でもある“楽園(パラダイス)”をイメージしたデザインになっている。

デビュー当時のデザインをアップデート

ラインアップは、自然なふんわり眉が描ける“アイブロウペンシルN”(全3色、各750円)、美容液成分を約80%配合し、青みを抑えて明るい印象をかなえる“エッセンスルージュS”(全2色、各990円)のほか、気になる毛穴をふわっとぼかす“パウダリィファンデーションex”[SPF35+・PA+++]の価格を据え置き“エッセンスルージュS”限定色のカシスブラウンを付けた“リップ付きパウダリィファンデーションex”(全2色、各1320円)の3種7アイテム。アイブロウは髪色に合わせた3色、リップはブラウンレッドとローズピンクの2色を用意した。

華やかな花々が彩るパッケージは、ブランド誕生当時の「使うたびにパラダイスにいるような心躍るときめきを感じてほしい」という願いを込めたデザインをアップデートしている。

“コンビニコスメの女王”が歩んだ25年

「パラドゥ」はコンビニコスメ黎明期の2000年4月、ピアスグループのメイクアップブランド「ケサランパサラン(KESALANPATHARAN)」の妹ブランドとしてデビュー(現在は独自ブランドとして展開)。セブン-イレブンの店頭販売の知見と、デパコスからプチプラまで幅広い製品を手掛けるピアスグループの技術を融合させ、それまでのコンビニエンスストアにはなかった「使用感も発色も満足できる」本格的なコスメを企画、開発した。

コンビニは毎日のように食品や日用品の新製品が店頭に並び、8割のユーザーが週に1回来店するという、化粧品販路の中でも特殊な環境にある。「パラドゥ」は当初からその環境を意識して新作を発売しており、25年間で投入したアイテムは全289品目1266品種。週に1個新作を投入している計算で、ブランド全体の累計売上個数は1億個にのぼる。

誕生時は間に合わせや緊急買いニーズが約8割を占めていたが、03年のティント美容液や08年の涙袋メイクパウダー&アイライナーなど、トレンドを先取りしたアイテムがヒットするなどし、やがて「セブン-イレブンで買えるコスメ」として広く定着。以来、四半世紀もの間、最旬アイテムが買えるコスメとしてセブン-イレブンの日用品棚で存在感を放っている。

The post セブン-イレブンで愛され25周年 コンビニコスメの先駆け「パラドゥ」が限定復刻デザイン品を発売 appeared first on WWDJAPAN.

セブン-イレブンで愛され25周年 コンビニコスメの先駆け「パラドゥ」が限定復刻デザイン品を発売

セブン-イレブンで展開するコスメブランド「パラドゥ(PARADO)」は5月23日、誕生25周年を記念しブランドデビュー当時のパッケージを再現した限定アイテムを発売する。アイテムはアイブロウペンシル、リップスティック、リップスティック付きのパウダリーファンデーションで、ブランド名の由来でもある“楽園(パラダイス)”をイメージしたデザインになっている。

デビュー当時のデザインをアップデート

ラインアップは、自然なふんわり眉が描ける“アイブロウペンシルN”(全3色、各750円)、美容液成分を約80%配合し、青みを抑えて明るい印象をかなえる“エッセンスルージュS”(全2色、各990円)のほか、気になる毛穴をふわっとぼかす“パウダリィファンデーションex”[SPF35+・PA+++]の価格を据え置き“エッセンスルージュS”限定色のカシスブラウンを付けた“リップ付きパウダリィファンデーションex”(全2色、各1320円)の3種7アイテム。アイブロウは髪色に合わせた3色、リップはブラウンレッドとローズピンクの2色を用意した。

華やかな花々が彩るパッケージは、ブランド誕生当時の「使うたびにパラダイスにいるような心躍るときめきを感じてほしい」という願いを込めたデザインをアップデートしている。

“コンビニコスメの女王”が歩んだ25年

「パラドゥ」はコンビニコスメ黎明期の2000年4月、ピアスグループのメイクアップブランド「ケサランパサラン(KESALANPATHARAN)」の妹ブランドとしてデビュー(現在は独自ブランドとして展開)。セブン-イレブンの店頭販売の知見と、デパコスからプチプラまで幅広い製品を手掛けるピアスグループの技術を融合させ、それまでのコンビニエンスストアにはなかった「使用感も発色も満足できる」本格的なコスメを企画、開発した。

コンビニは毎日のように食品や日用品の新製品が店頭に並び、8割のユーザーが週に1回来店するという、化粧品販路の中でも特殊な環境にある。「パラドゥ」は当初からその環境を意識して新作を発売しており、25年間で投入したアイテムは全289品目1266品種。週に1個新作を投入している計算で、ブランド全体の累計売上個数は1億個にのぼる。

誕生時は間に合わせや緊急買いニーズが約8割を占めていたが、03年のティント美容液や08年の涙袋メイクパウダー&アイライナーなど、トレンドを先取りしたアイテムがヒットするなどし、やがて「セブン-イレブンで買えるコスメ」として広く定着。以来、四半世紀もの間、最旬アイテムが買えるコスメとしてセブン-イレブンの日用品棚で存在感を放っている。

The post セブン-イレブンで愛され25周年 コンビニコスメの先駆け「パラドゥ」が限定復刻デザイン品を発売 appeared first on WWDJAPAN.

【2025年夏コスメ】「アンミックス」はリップとアイシャドウから新色が登場  “クール”と“ホット”を掛け合わせたメイクを提案

ビューティクリエイターの吉川康雄が手掛けるメイクアップブランド「アンミックス(UNMIX)」は2025年のサマーコレクションを6月と7月に発売する。6月10日に“リップスティック”(各3960円)、7月10日にアイシャドウ“アイリッドニュアンス”(各2860円)の新色の販売を開始する。

6月10日発売のリップスティック

透け感と色の落ちにくさを両立するリップスティックは、きらめく血色ピンクカラーの“04 ピンクベリー”が登場。ラベンダーやピンク、ブルーカラーの大小さまざまなラメとパールが繊細な雰囲気の輝きを作り出し、透けて色付く火照ったような唇を演出する。

7月10日発売のアイシャドウ

クリームアイシャドウのような質感が特徴のアイシャドウは、クールに輝くブルーカラー“17 ラベンダーブルー”が仲間入り。ブルーにグレージュのくすみカラーを組み合わせ、ラベンダーピンク、ラベンダーブルー、シャンパンゴールドカラーのきらめきと血色感をプラスした。

The post 【2025年夏コスメ】「アンミックス」はリップとアイシャドウから新色が登場  “クール”と“ホット”を掛け合わせたメイクを提案 appeared first on WWDJAPAN.

LA発「ランディーズドーナツ」が東京・代官山に上陸 “あの”巨大ドーナツオブジェと迫力のショーケースがお出迎え

アメリカ・ロサンゼルスで人気のドーナツショップ「ランディーズドーナツ(RANDY’S DONUTS)」が5月15日、国内1号店を東京・代官山の商業施設ログロード代官山にオープンする。

「ランディーズドーナツ」は1952年にロサンゼルスで創業したドーナツ店で、米国ではロサンゼルスを中心に25店舗を展開。近年は韓国やフィリピン、サウジアラビア、メキシコなどの海外展開を拡大している。ハリウッド映画やミュージックビデオなどのロケ地としても知られており、聖地巡礼に訪れるファンも多いそうだ。

「ランディーズドーナツ」といえば、店舗外にある直径約4mの巨大なドーナツ型サイン看板がシンボルとして知られている。マーベル映画「アイアンマン2」で、主人公のトニー・スタークが巨大なドーナツの看板の上でドーナツを食べるシーンで有名になったオブジェ。ロサンゼルスの店舗同様、代官山店にも設置した。

巨大ショーケースは迫力大! ドンキでの学びを反映

同店は、街中でよく見かけるドーナツ屋さんとは一味違う。入り口を入ると、ドーナツが大量に並ぶ大型ショーケースがお出迎え。上から下までぎっしりとカラフルなドーナツが並んでおり、最大で約1000個のドーナツをディスプレーできるという。その迫力に、思わずシャッターを切りたくなる人が続出するだろう。

そんな内装を手掛けたのは、「ランディーズドーナツ」の日本展開におけるマスターフランチャイズ権利を取得したグリット・インターナショナル。芳賀剛社長は、ドン・キホーテで20年にわたりキャリアを積んだ経歴を持つ、小売り業界出身の人物だ。「長年ドンキで培った“エンターテインメント性を届ける店作り”という学びを、『ランディーズドーナツ』にも取り入れた。例えば、入り口正面のショーケース。バックヤードにドーナツの在庫がたくさんあるなら、陳列した方が見栄えが良いし、美しく魅せることでお客さまの財布の紐が緩むかもしれない」。ワクワクするような体験型店舗を意識したそうで、内装はどこを切り取っても“写真映え”する。

注文はタッチパネルによるセルフオーダー方式で、キャッシュレス決済のみ。来店客が画面を操作して注文を完結するスタイルで、ドーナツ店としては珍しい仕組みだ。これを導入することで、注文ミスの削減や人手不足の解消にもつながる。店内奥にはイートインスペースも完備しており、心地よいテラス席では愛犬を連れての食事も可能だ。

アメリカンサイズのドーナツはシェア必須

ドーナツは40種類以上で、価格は360〜550円。目玉は、ビッグサイズの“ストロベリーチョコレートテキサス グレイズド”(550円)だ。甘酸っぱいイチゴ風味のチョコレートにフリーズドライのイチゴを振りかけたドーナツで、意外にさっぱりと食べられる。直径約16cmと、顔と同じくらいの大きさで、3〜4人で分けてシェアするのがおすすめだ。

ほか、定番の“シュガーレイズド”(380円)や“ミルクチョコレイズド”(440円)、“スモアズレイズド”(550円)など、クラシックからプレミアムまで色とりどりのドーナツがそろい、どれも大きめなサイズ感。生地はしっかりとしており、1つ食べるだけでも満足感を得られるだろう。

ドリンクはコーヒーや紅茶だけでなく、レモネードやスムージー、タピオカまで。ドリンクだけでも十分に楽しめるラインアップだ。

日本上陸のキッカケは“オレンジのドーナツボックス”!?

「ランディーズドーナツ」の日本上陸のきっかけは、意外にも“オレンジ色のドーナツボックス”だったと芳賀社長は語る。「正直ドーナツそのものよりも、あのオレンジのボックスにひと目惚れしてしまった。その後、米『ランディーズドーナツ』を運営するクワッド クイーンズLLC代表のマーク・ケレギアン(Mark Kelegian)にオファーを出し、日本への進出が決まった。もちろんドーナツもおいしくて、すぐに『ランディーズドーナツ』のファンになった」と振り返る。

一方、マーク氏は「40〜50社から問い合わせがあった中で、芳賀社長のパッションと『ランディーズドーナツ』への深い愛情が印象的だった。価値観を共有できるすばらしいパートナーと出会えた」と語っている。両者が出会わなければ、「ランディーズドーナツ」の日本上陸は実現しなかったと言っても過言ではない。

芳賀社長は「この店舗で実績を作り、さらに日本国内の店舗数を増やしていきたい」と店舗拡大を視野に入れ、意欲を示した。

積極的なファッションコラボで、ドーナツ屋の枠を超える

「ランディーズドーナツ」は、ファッションブランドとの協業にも力を入れている。店頭で販売しているTシャツは「フリークス ストア(FREAK'S STORE)」が、キャップは「ニューエラ(NEW ERA)」が制作。スタッフが着用するユニホームのエプロンは、ロサンゼルス発のワークウエアブランド「クックマン(COOKMAN)」によるものだ。

今後もさまざまなコラボレーションを検討しており、ファッションとの親和性も含めた新たな魅力の発信を目指す。“映えるドーナツショップ”にとどまらず、ファッションやライフスタイルの交差点としても注目を集めそう。今後の展開にも注目したい。

◼️ランディーズドーナツ渋谷代官山店
オープン日:5月15日
場所:ログロード 代官山 L2棟
住所:東京都渋谷区代官山町13-1
営業時間:11:00〜19:00
席数:40席(テラス席含む)

The post LA発「ランディーズドーナツ」が東京・代官山に上陸 “あの”巨大ドーナツオブジェと迫力のショーケースがお出迎え appeared first on WWDJAPAN.

「ステラ マッカートニー」が“ファラベラ”にフォーカスしたカプセルコレクション ビジュアルはアオイヤマダ

「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」は5月15日、ブランドのアイコンの1つであるビーガンバッグ“ファラベラ”に焦点を当てた限定カプセルコレクション“ジェネレーション フェラベラ(GEN F)”を発売する。日本限定のキャンペーンビジュアルには、2022年サマーのグローバルキャンペーンにも登場したダンサーのアオイヤマダを起用した。

“ジェネレーション フェラベラ”は、「若者たちの友情と自由奔放な精神、楽しさを讃える」(発表リリースから)コレクションで、“フェラベラ”を中心に展開する。“フェラベラ”は09年ウィンターコレクションでの発売以来、イタリアの職人によって手作業で製作されてきた。レザーを使わず、同時に動物性素材を使った製品と同様のクラフツマンシップ、品質、耐久性を誇るという。

キャンペーンビジュアルに登場したアオイヤマダは、ダンサー、モデル、俳優として活動し、次世代を代表するクリエイターとして21年に開催された東京五輪の閉会式でパフォーマンスを披露し、いっそう注目を集めた。キャンペーンビジュアルでは、「ステラ マッカートニー」と「アディダス」の協業アイテムであるシューズ“ラサント”の日本限定カラーの黒と、“ロック ロイヤリティ”をテーマにした25年秋物のウエアを着用している。

アイテム詳細

The post 「ステラ マッカートニー」が“ファラベラ”にフォーカスしたカプセルコレクション ビジュアルはアオイヤマダ appeared first on WWDJAPAN.

「ディオール」の“ディオールショウ サンク クルール”にカナージュケースの限定4種が登場 新マスカラとアイライナーも

「ディオール(DIOR)」は、アイシャドウ“ディオールショウ サンク クルール”の数量限定エディション(全4種、各1万10円)と新ボリュームマスカラ“マスカラ ディオールショウ オーバーボリューム”(5610円)、新アイライナー“ディオールショウ リキッド ライナーウォータープルーフ”(全9色、各4840円)を発売する。5月21日に先行発売、30日に全国発売を開始する。

目元をドレスアップ!
“ディオールショウ サンク クルール”の限定エディション

“ディオールショウ サンク クルール”は、同ブランドを象徴する“カナージュ”をまとったケースで登場。ピーター・フィリップスが再解釈した4つのニュートラルシェードをセットし、マット、メタリック、グリッター、サテンの4つの質感で仕上げ、多彩なグラデーションをかなえる。

カラーは、柔らかなベージュやブラウン、淡いピンクの“647 シルク トープ”、エレガントなローズカラーの“857 ローズ オーガンザ”、コーラルやピーチカラーの“671 コーラル クチュール”、アースカラーの“557 ブラウン カシミア”の全4種をそろえる。

“カナージュ”をまとうマスカラ

同ブランドのマスカラで初めて“カナージュ”のパッケージで用意する“マスカラ ディオールショウ オーバーボリューム”は、花びら型のブラシがまつ毛を逃さずキャッチして1本1本を際立たせ、存在感を放つ目元に導く。使うたびにハリのあるまつ毛に整えるトリートメント効果のあるケア成分も配合した。

にじみをブロックして鮮やかに発色するリキッドライナー

“ディオールショウ リキッド ライナーウォータープルーフ”は、インクがフィルムに変化して肌に密着し、鮮やかな発色が続くアイライナー。また、皮脂・汗・涙・こすれに強く、にじみにくいウオータープルーフ処方、手もとがブレにくいフェルトチップを採用した。

ラインアップは、サテン、パーリー、シマーの異なる3つの質感に、ホワイト、ブラック、インディゴ、ミント、エメラルド、ブラウン、ローズ、ピンク、バーガンディーの全9色。シマーのローズとミントには繊細に輝くカラーベースを採用しており、下瞼や目尻に塗布すると自然に光をキャッチして目元を明るく演出する。

The post 「ディオール」の“ディオールショウ サンク クルール”にカナージュケースの限定4種が登場 新マスカラとアイライナーも appeared first on WWDJAPAN.

「ノンネイティブ」×「グラミチ」のイージーパンツ&ショーツが発表 「ロロ・ピアーナ」の生地を使用

藤井隆行が手掛ける「ノンネイティブ(NONNATIVE)」は、「グラミチ(GRAMICCI)」とコラボレーションしたイージーパンツとショーツを5月17日に発売する。価格はパンツが5万9180円で、ショーツが4万7080円。東京・中目黒にある「ノンネイティブ」の旗艦店とセレクトショップ「カバーコード(COVERCHORD)」の福岡店および公式オンラインストアで取り扱う。

今回のコラボでは、生地にイタリアの高級生地メーカーとしても知られる「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」の高繊度メリノウール素材「スーパー130’s(Super130’s)」を使用しており、絹のような光沢と滑らかな風合いが特徴となっている。そして、「ノンネイティブ」らしい立体的なカッティングで腰と太もも周りにゆとりを持たせたることで、美しく動きのあるシルエットを実現。また、「グラミチ」ならではのガゼットクロッチやウェビングベルトなどのディテールを採用している。

The post 「ノンネイティブ」×「グラミチ」のイージーパンツ&ショーツが発表 「ロロ・ピアーナ」の生地を使用 appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】関口メンディー、MFSらが来場 「アディダス オリジナルス」×「ウィリー チャヴァリア」プレローンチパーティー

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は5月7日、「ウィリー チャヴァリア(WILLY CHAVARRIA)」とのコラボコレクションの発売を記念して、セレクトショップの「ヌビアン(NUBIAN)」原宿店でプレローンチパーティーを開催した。同コレクションのキーカラーである赤を基調とした華やかな会場には、ラッパーのエムエフエス(MFS)やザ ディー ソラキ(THE D Soraki)、元GENERATIONSの関口メンディーらが登場。トラックメーカーのヨウヘイ オキ(Yohei Oki)ことYYIOYやDJのMARTAのDJプレーとともに、コラボアイテムの発売を祝福した。

会場の様子

来場者スナップ一覧

The post 【スナップ】関口メンディー、MFSらが来場 「アディダス オリジナルス」×「ウィリー チャヴァリア」プレローンチパーティー appeared first on WWDJAPAN.

デンマーク発「フリッツ・ハンセン」のクリエイティブ・ディレクターに聞く 世代を超えて引き継がれる価値

PROFILE: エリス・ヴァン・ホーレベーク / 「フリッツ・ハンセン」クリエイティブ・ディレクター

エリス・ヴァン・ホーレベーク / 「フリッツ・ハンセン」クリエイティブ・ディレクター
PROFILE: ベルギー生まれ。ベルギーのLUCAスクール・オフ・アーツのインテリアデザイン科卒業。「ヴィトラ」をはじめ、大手デザイン企業のインテリアデザイナーとして活躍。ロンドンでコワーキングスペースを展開するザ オフィス グループのインテリアデザイン部門の責任者を経てコペンハーゲン拠点の「アンド トラディション」のクリエイティブ&ブランドディレクターを務めた。2024年11月から現職

デンマーク発インテリア「フリッツ・ハンセン(FRITZ HANSEN)」のエリス・ヴァン・ホーレベーク=クリエイティブ・ディレクターが来日した。彼女は、「ヴィトラ(VITRA)」でデザイナーとして活躍後、デンマーク発インテリア「& トラディション(AND TRADITION)」のクリエイティブ・ブランドディレクターを約5年間務めた人物。「フリッツ・ハンセン」といえば、アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)の“セブン チェア”や“エッグ チェア”などミッドセンチュリーの北欧名作家具で知られるブランド。一方で、NENDOやセシリエ・マンツ(Cecilie Manz)などと協業し、現代の名作を生み出している。来日したホーレベークに、話を聞いた。

彼女の来日の目的は、「フリッツ・ハンセン」の日本のチームと会い、市場を知ることだ。昨年、クリエイティブ・ディレクターに就任してから世界各市場を回ってきたという。その中でも、日本市場における店舗作りは参考になるようだ。ホーレベークは、「日本のショップの作り方はヨーロッパと違う。感謝の気持ちを感じる落ち着いた空間で、入店する全ての人歓迎する雰囲気がある。誰もが居場所がある快適さがある一方で、保守的なヨーロッパと違い実験的な面もあり、支払いなどテクノロジーの導入が進んでいる」と話す。日本の消費者動向やどんなブランドが人気か、それらがどのようにコミュニケーションを取っているかリサーチするのも目的だが、日本市場はさまざまな面でインスピレーション源になるという。

創業以来変わらない“ラグジュアリーは品質から”という哲学

 「フリッツ・ハンセン」は1872年の創業以来、“ラグジュアリーは品質から”という徹底した姿勢を貫いてきた。ブランド哲学について彼女は、「機能性と美しさが同居するタイムレスなデザイン。それがブランドの歴史を作ってきた。デンマークデザインのルーツがわれわれにはあるといってもいい。クラフツマンシップに裏付けされた妥協ない品質の高さ、快適さといったものが、使う人に安心感と愛着をもたらしている」と話す。
クリエイティブ・ディレクターとしての役割は、単にデザインの統括やブランドイメージの監督だけではない。「デザイナーの選別から製品デザイン、生産開発から発売、製品のストーリーやコミュニケーション方法、空間デザインまでA to Z全てに関わる。それがブランドアイデンティティーになるから」。協業するデザイナーは、ベテランから若手まで幅広い。ホーレベークは、デザイン学校の学生の卒業作品などにも注目しているという。協業する基準について、「機能性やモノ作りに対する知識はもちろん、『フリッツ・ハンセン』を正しい方向に引っ張ってくれる力があるデザイナー。お互いに強いコネクションを感じ率直に話し合える関係であることが大切だ。ある意味デザイナーとの協業は結婚のようなもの」と話す。

メーカーだから提供できる世代を超えて使える家具

今後の強化点については、「新作家具の発表はもちろん、過去の素晴らしいアーカイブがあるから、それらを掘り起こしたい」と話す。「フリッツ・ハンセン」にとって日本はデンマークに次ぐ第二の市場だという。日本市場では、コロナ以降、年商は右肩上がりだ。「日本とは親和性が高い。多くの日本人がブランドに興味を持ってくれている。インスタグラムなどSNSを入り口に、ECやショップなどに来てもらえるようにあらゆるメディアを通して接点を持ちたい」。一方で、ヤコブセンなどデザイナー名と「フリッツ・ハンセン」がリンクしない消費者も多いという。

ブランドにとっての一番の課題は、認知度アップだ。「ファッションブランドのように多くの人に知ってもらいたい。われわれには、それだけの長い歴史と品質の高さがある。1脚の椅子が投資になる。リペアして次の世代に引き継ぐことができる」と話す。現在「フリッツ・ハンセン」では、同ブランドの使用済みの家具を回収し、再利用するサーキュラープログラムに力を入れ、家具のライフサイクルを伸ばす活動をしている。「これは、メーカーでなければできないこと。世代や時代を超えて使うことができるのが『フリッツ・ハンセン』の一番の強み。アイコニックな製品を生かし続けることがわれわれの使命だ」。

The post デンマーク発「フリッツ・ハンセン」のクリエイティブ・ディレクターに聞く 世代を超えて引き継がれる価値 appeared first on WWDJAPAN.

デンマーク発「フリッツ・ハンセン」のクリエイティブ・ディレクターに聞く 世代を超えて引き継がれる価値

PROFILE: エリス・ヴァン・ホーレベーク / 「フリッツ・ハンセン」クリエイティブ・ディレクター

エリス・ヴァン・ホーレベーク / 「フリッツ・ハンセン」クリエイティブ・ディレクター
PROFILE: ベルギー生まれ。ベルギーのLUCAスクール・オフ・アーツのインテリアデザイン科卒業。「ヴィトラ」をはじめ、大手デザイン企業のインテリアデザイナーとして活躍。ロンドンでコワーキングスペースを展開するザ オフィス グループのインテリアデザイン部門の責任者を経てコペンハーゲン拠点の「アンド トラディション」のクリエイティブ&ブランドディレクターを務めた。2024年11月から現職

デンマーク発インテリア「フリッツ・ハンセン(FRITZ HANSEN)」のエリス・ヴァン・ホーレベーク=クリエイティブ・ディレクターが来日した。彼女は、「ヴィトラ(VITRA)」でデザイナーとして活躍後、デンマーク発インテリア「& トラディション(AND TRADITION)」のクリエイティブ・ブランドディレクターを約5年間務めた人物。「フリッツ・ハンセン」といえば、アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)の“セブン チェア”や“エッグ チェア”などミッドセンチュリーの北欧名作家具で知られるブランド。一方で、NENDOやセシリエ・マンツ(Cecilie Manz)などと協業し、現代の名作を生み出している。来日したホーレベークに、話を聞いた。

彼女の来日の目的は、「フリッツ・ハンセン」の日本のチームと会い、市場を知ることだ。昨年、クリエイティブ・ディレクターに就任してから世界各市場を回ってきたという。その中でも、日本市場における店舗作りは参考になるようだ。ホーレベークは、「日本のショップの作り方はヨーロッパと違う。感謝の気持ちを感じる落ち着いた空間で、入店する全ての人歓迎する雰囲気がある。誰もが居場所がある快適さがある一方で、保守的なヨーロッパと違い実験的な面もあり、支払いなどテクノロジーの導入が進んでいる」と話す。日本の消費者動向やどんなブランドが人気か、それらがどのようにコミュニケーションを取っているかリサーチするのも目的だが、日本市場はさまざまな面でインスピレーション源になるという。

創業以来変わらない“ラグジュアリーは品質から”という哲学

 「フリッツ・ハンセン」は1872年の創業以来、“ラグジュアリーは品質から”という徹底した姿勢を貫いてきた。ブランド哲学について彼女は、「機能性と美しさが同居するタイムレスなデザイン。それがブランドの歴史を作ってきた。デンマークデザインのルーツがわれわれにはあるといってもいい。クラフツマンシップに裏付けされた妥協ない品質の高さ、快適さといったものが、使う人に安心感と愛着をもたらしている」と話す。
クリエイティブ・ディレクターとしての役割は、単にデザインの統括やブランドイメージの監督だけではない。「デザイナーの選別から製品デザイン、生産開発から発売、製品のストーリーやコミュニケーション方法、空間デザインまでA to Z全てに関わる。それがブランドアイデンティティーになるから」。協業するデザイナーは、ベテランから若手まで幅広い。ホーレベークは、デザイン学校の学生の卒業作品などにも注目しているという。協業する基準について、「機能性やモノ作りに対する知識はもちろん、『フリッツ・ハンセン』を正しい方向に引っ張ってくれる力があるデザイナー。お互いに強いコネクションを感じ率直に話し合える関係であることが大切だ。ある意味デザイナーとの協業は結婚のようなもの」と話す。

メーカーだから提供できる世代を超えて使える家具

今後の強化点については、「新作家具の発表はもちろん、過去の素晴らしいアーカイブがあるから、それらを掘り起こしたい」と話す。「フリッツ・ハンセン」にとって日本はデンマークに次ぐ第二の市場だという。日本市場では、コロナ以降、年商は右肩上がりだ。「日本とは親和性が高い。多くの日本人がブランドに興味を持ってくれている。インスタグラムなどSNSを入り口に、ECやショップなどに来てもらえるようにあらゆるメディアを通して接点を持ちたい」。一方で、ヤコブセンなどデザイナー名と「フリッツ・ハンセン」がリンクしない消費者も多いという。

ブランドにとっての一番の課題は、認知度アップだ。「ファッションブランドのように多くの人に知ってもらいたい。われわれには、それだけの長い歴史と品質の高さがある。1脚の椅子が投資になる。リペアして次の世代に引き継ぐことができる」と話す。現在「フリッツ・ハンセン」では、同ブランドの使用済みの家具を回収し、再利用するサーキュラープログラムに力を入れ、家具のライフサイクルを伸ばす活動をしている。「これは、メーカーでなければできないこと。世代や時代を超えて使うことができるのが『フリッツ・ハンセン』の一番の強み。アイコニックな製品を生かし続けることがわれわれの使命だ」。

The post デンマーク発「フリッツ・ハンセン」のクリエイティブ・ディレクターに聞く 世代を超えて引き継がれる価値 appeared first on WWDJAPAN.

グレン・マーティンスによる新生「メゾン マルジェラ」、7月のオートクチュールで初披露へ

「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」の新クリエイティブ・ディレクターに就任したグレン・マーティンス(Glenn Martens)は7月、同メゾンのクチュールに相当する“アーティザナル”コレクションのショーでデビューを飾る。米「WWD」の取材で明らかになった。ショーは7月7〜10日にパリで行われる2025-26年秋冬オートクチュール・ファッション・ウイーク中に開催される予定だ。

同ブランドは声明の中で「これは、メゾンのクリエイティブな価値観に根差し、マルジェラのクチュールの伝統によって形作られたインスピレーションに溢れる新章の幕開けだ。グレンのディレクションの下、クチュールはブランドのクリエイティビティーに火を点け、境界を押し広げるデザインをけん引し続けていくだろう」と述べている。

「メゾン マルジェラ(旧メゾン マルタン マルジェラ)」の“アーティザナル”コレクションは、06年からパリ・オートクチュール協会の公式カレンダーに名を連ね、12年に正式なオートクチュールメゾンと認められた。同ブランドが最後に“アーティザナル”コレクションを披露したのは、前任のジョン・ガリアーノが手掛けていた24年1月。クリエイティビティーを遺憾無く発揮した超大作は世界的な賞賛を浴びたが、それが10年間メゾンを率いたガリアーノのラストコレクションとなった。

そして今年1月、「メゾン マルジェラ」の親会社であるOTBグループは、同じく傘下の「ディーゼル(DIESEL)」でクリエイティブ・ディレクターを務めているマーティンスがガリアーノの後を継ぎ、「ディーゼル」にも留まりながら「メゾン マルジェラ」の「独創的なデザインコードとブランド価値」を構築すると発表した。マーティンスは22年1月、古巣の「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」でゲストデザイナーとしてクチュールを手掛けて他経験があり、レンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)OTB会長は「マルジェラと同じアントワープ王立芸術アカデミーで学んだグレンは、すでにクチュールにおける才能とビジョンを持っている」と評価している。

なお、7月のオートクチュール・ファッション・ウイークでは、「グッチ(GUCCI)」に移籍するデムナ(Demna)が「バレンシアガ(BALENCIAGA)」での最後の仕事となるクチュール・コレクションを披露するほか、3Dプリント技術などを生かしながら異世界的な作品を手掛ける「イリス ヴァン ヘルペン(IRIS VAN HERPEN)」が復帰を予定。ニュースの多いシーズンになる。

The post グレン・マーティンスによる新生「メゾン マルジェラ」、7月のオートクチュールで初披露へ appeared first on WWDJAPAN.

“トレンドが見えにくい”時代の心強い羅針盤! 「WWDJAPAN」が2025-26年秋冬コレクションを徹底解説

「WWDJAPAN」は4月22日、2025-26年秋冬トレンドセミナーを開催した。セッションは二部構成となっており、第一部ではデザイナーの交代劇が続くパリとミラノ、不安定な社会情勢の影響が強く見られたロンドンとニューヨークなど、ファッション・ウイークの現地取材を通してつかんだ海外ランウエイの最旬トレンドを分析。第二部では、それを国内のリアルマーケットで実際の商品企画やスタイリングに生かすためのコツを、現場で活躍するプロ目線で解説した。

購入には事前にOneStreamの会員登録が必要です。
視聴期限:2026年4月30日(水)23:59 まで
「アカウント作成はこちら」から作成してください。
※10分間のお試し視聴ののち、「購入する」ボタンが表示されます。

【第一部】
コレクションサーキットのトレンドを解説

第一部は、柴田麻衣子リステア クリエイティブ・ディレクターをゲストスピーカーに迎えたほか、ベルリン在住の藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員がオンラインで参加した。村上要編集長とともに、装飾主義のカムバックなど2025年春夏シーズンの動向を振り返りつつ、それがいかに25-26年秋冬のトレンドにつながっているのか、という大きな流れについての解説でスタート。

一大潮流になるかと思われた装飾主義が海外市場では意外にも大きく広がらず、不穏な時代の中で“優しく寄り添う”、もしくは“立ち向かうべくエンパワーする”という2つの流れが生まれたことを、「サカイ(SACAI)」や「エルメス(HERMES)」などのコレクションを示しつつ説明。一方、国内市場では、日々のコーディネートに使いやすい“映えトップス”やバッグなどで装飾性をうまく取り入れたことが奏功し、実需を掘り起こした事例などを紹介した。

また、東京デザイナーの躍進についても言及。その理由として、海外ラグジュアリーブランドで相次ぐデザイナー交代に伴う疲弊感や急激な価格上昇などの外的要因のほか、国内ブランドの“大人化”という内的要因もあるという指摘が興味深い。

その後は、「コージー&テンダー(優しく包み込むことで生み出す安らぎ)」「コーポレート・シック(パワフルなオフィスルック)」「ノスタルジック・ロマンス(過去を見つめ直して描くロマンチック)」などの7つのキーワードを軸に、今季のトレンドを丁寧に分析。「WWDJAPAN」の本橋涼介ヘッドリポーターや木村和花記者も加わり、各キーワードを代表するブランドのランウエイ動画を鑑賞しながらの、多角的な解説が続く。

例えば「コージー&テンダー」であれば、“優しく包み込む”ためのスカーフやショール、首を守るタートルネックのニット、すっぽりとくるまれるようなブランケットコートといったマストアイテムはもちろん、ファーやシアリング、カシミヤなど安心感やぬくもりを与える着心地のいい素材についての話や、テーラードに大判ストールを巻くことでスタイリングを新鮮にアップデートする方法など、具体的な提案がぽんぽん飛び出す。暖冬の日本で首元に何かを巻くのはつらいのではないか、という疑問には、シフォン素材がメインのファーをあしらったショールを使う、シューズやバッグでファー素材を取り入れるなどの実用的な解決法が提示された。すぐにでも売り場で活用できそうなアイデアの数々に、熱心にメモを取る参加者の姿が印象的だ。

【第二部】
国内市場のリアルクローズを展望

第二部には、浅子智美UA本部ウィメンズ商品部 ユナイテッドアローズ ブランドディレクターと、橋本航平 伊勢丹新宿本店本館3階「リ・スタイル」バイヤーが登場。第一部で紹介したランウエイの潮流や注目トレンドを、どうリアルクローズに落とし込むのかについて、第一線で活躍するプロの目線で詳細に解説した。

浅子ブランドディレクターは、温暖化が進む日本の秋冬シーズンは「長い秋」と「短期決戦の冬」に分けられると指摘。24-25年秋冬には、気温に対応しつつ秋の気分を楽しめるベストや羽織感覚で使えるジャケットなどが好評だったことから、それらを今季らしくアップデートしていくという。一方で、長い秋の後にいざ冬が到来したら、用意していたアウターの数が足りなかったことを踏まえ、寒くなってからの短期決戦に備えてオリジナル商品と仕入れの両方を強化する予定だと話した。また、冬の到来が遅くなる中でも顧客が「絶対に買いたい!」と感じる定番商品をどう開発し、アップデートしていくかについて具体例を交えて紹介。これは手の内を見せるかのような、貴重な内容といえるだろう。

橋本バイヤーは、「ディスプレジャー(ちょっとした不快感、イライラをエネルギーに変えて)」「エッセンス(本質を見極め独自の価値を高めるエネルギー)」「ドラマチック(ノスタルジックな感性に触れ、感情のままに放つエネルギー)」というテーマでトレンドを分析。買い付けの裏にある哲学とともに、テーマをさらにいくつかに分類しつつ、いかにリアルクローズに落とし込むかを伝授した。例えば「ドラマチック」の中の“タイムレス・エレガンス”では、まず“タイムレス”を古い壁紙などに感じる懐かしさ、“エレガンス”はクラシカルな淑女のようなルックと実現しやすいワードに分解。壁紙調の柄のワンピースやスカートでレディーライクな雰囲気を表現しつつ、セピア色を思わせる赤みのあるブラウンのトップスなどでいっそうノスタルジックな空気をまとわせ、黒のベルトやブーツなどでモダンに仕上げるという、今季らしいスタイルにするためのコツを惜しみなく披露した。

その後は、参加者からの質問に答える時間を挟み、「WWDJAPAN」の注目アイテムについて本橋ヘッドリポーターが紹介していく。アウターウエア、トップス、スカート&ドレス、パンツといったアイテム別のほかに、素材やパターン別、そしてパワーショルダー、フリル、ラップデザインなどのディテール別にまとめ、それぞれ売れているものは何か、日本ではどのようなスタイルで着こなせるかなどを、浅子ブランドディレクターと橋本バイヤーとともにディスカッション。続く質疑応答タイムでは、今季のアクセサリーで気になるものや、実際に売り場で人気を博しているアイテムについて披露して会場の関心を引き付けた。

セミナーの終了後は、恒例のミートアップを実施。登壇者とセミナーの参加者が、ドリンクを片手に和やかに歓談した。

購入には事前にOneStreamの会員登録が必要です。
視聴期限:2026年4月30日(水)23:59 まで
「アカウント作成はこちら」から作成してください。
※10分間のお試し視聴ののち、「購入する」ボタンが表示されます。

問い合わせ先
INFASパブリケーションズ カスタマーサポート
お問い合わせフォームはこちら

The post “トレンドが見えにくい”時代の心強い羅針盤! 「WWDJAPAN」が2025-26年秋冬コレクションを徹底解説 appeared first on WWDJAPAN.

ユニクロ、「難民映画基金」に10万ユーロ寄付 カンヌ映画祭中にケイト・ブランシェットら登壇するイベント

ユニクロ(UNIQLO)は「Displacement Film Fund(難民映画基金)」に、創設パートナーとして10 万ユーロ(約1630万円)を寄付した。同基金は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)親善大使でもある俳優のケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)氏と、ヒューバート・バルス基金が、2025 年 1 月のロッテルダム国際映画祭で創設を発表したもの。同基金は5月23日、カンヌ国際映画祭の公式イベントとして、ブランシェット氏らが登壇するパネルイベントを行うといい、ファーストリテイリングの柳井康治取締役も渡仏予定だ。

「難民映画基金」は、「難民という境遇にありながら活動を続けてきた才能ある映画制作者5人に対し、短編映画制作のために1人当たり10万ユーロを支援し、26年のロッテルダム国際映画祭で、作品のプレミア上映の機会を提供する」(発表リリースから)もの。ウクライナ、ソマリア、シリア、イラン、アフガニスタン出身の5人の制作者への支援を発表している。

「パーフェクト・デイズ」の製作も担当

ファーストリテイリングの柳井取締役は、「映画は人々の意識を変えることができると強く信じている。ユニクロが、映画業界の専門家、ビジネスリーダー、慈善活動家、そして実際に避難生活を経験した方々を集めた、この新しい取り組みに参加できることをうれしく思う」とコメント。なお、柳井取締役は過去に、役所広司氏が渋谷区のトイレ清掃人を演じたヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)監督の「パーフェクト・デイズ(PERFECT DAYS)」の製作も個人会社で担っている。同作で役所氏は、23年のカンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した。

ファーストリテイリングは01年にアフガニスタン難民にエアテックジャケット1万2000着を寄付し、難民支援に着手。06年以降はUNHCRと協働し、世界の難民、国内避難民を支援してきた。国内外の店舗で、難民雇用を推進しており、国内の「ユニクロ」「ジーユー(GU)」店舗では24年4月時点で約60人の難民が就労しているという。

The post ユニクロ、「難民映画基金」に10万ユーロ寄付 カンヌ映画祭中にケイト・ブランシェットら登壇するイベント appeared first on WWDJAPAN.

ユニクロ、「難民映画基金」に10万ユーロ寄付 カンヌ映画祭中にケイト・ブランシェットら登壇するイベント

ユニクロ(UNIQLO)は「Displacement Film Fund(難民映画基金)」に、創設パートナーとして10 万ユーロ(約1630万円)を寄付した。同基金は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)親善大使でもある俳優のケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)氏と、ヒューバート・バルス基金が、2025 年 1 月のロッテルダム国際映画祭で創設を発表したもの。同基金は5月23日、カンヌ国際映画祭の公式イベントとして、ブランシェット氏らが登壇するパネルイベントを行うといい、ファーストリテイリングの柳井康治取締役も渡仏予定だ。

「難民映画基金」は、「難民という境遇にありながら活動を続けてきた才能ある映画制作者5人に対し、短編映画制作のために1人当たり10万ユーロを支援し、26年のロッテルダム国際映画祭で、作品のプレミア上映の機会を提供する」(発表リリースから)もの。ウクライナ、ソマリア、シリア、イラン、アフガニスタン出身の5人の制作者への支援を発表している。

「パーフェクト・デイズ」の製作も担当

ファーストリテイリングの柳井取締役は、「映画は人々の意識を変えることができると強く信じている。ユニクロが、映画業界の専門家、ビジネスリーダー、慈善活動家、そして実際に避難生活を経験した方々を集めた、この新しい取り組みに参加できることをうれしく思う」とコメント。なお、柳井取締役は過去に、役所広司氏が渋谷区のトイレ清掃人を演じたヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)監督の「パーフェクト・デイズ(PERFECT DAYS)」の製作も個人会社で担っている。同作で役所氏は、23年のカンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した。

ファーストリテイリングは01年にアフガニスタン難民にエアテックジャケット1万2000着を寄付し、難民支援に着手。06年以降はUNHCRと協働し、世界の難民、国内避難民を支援してきた。国内外の店舗で、難民雇用を推進しており、国内の「ユニクロ」「ジーユー(GU)」店舗では24年4月時点で約60人の難民が就労しているという。

The post ユニクロ、「難民映画基金」に10万ユーロ寄付 カンヌ映画祭中にケイト・ブランシェットら登壇するイベント appeared first on WWDJAPAN.

大阪・関西万博“マエ・アト”をホテルで楽しみ尽くすコンテンツを提供 「OMO7大阪 by 星野リゾート」による施策

“なにわラグジュアリー”を体感できるホテル「OMO(おも)7大阪 by 星野リゾート」は10月13日までの期間、万博マエ・アトをホテルで楽しみ尽くすコンテンツ“ほれてまうわ、EXPO”を提供する。

大阪・関西万博で空飛ぶクルマのデモフライトを行っているSkyDriveとコラボレーションし、2020年8月に日本初の公開有人デモフライトを成功させた有人試験機“SD-03”の展示機が館内に登場。実際に展示機を見ながら、空飛ぶクルマの特徴や仕組みを学べるほか、展示機への搭乗も体験できる。

また、万博に精通した“万博マニア”と呼ばれる藤井秀雄氏と二神敦氏を隔週で招き、マニア独自の視点で万博の楽しみ方を伝える講座を開催。マニアがおすすめする注目のパビリオンや食だけでなく、おすすめの来場時間や万博で楽しめる3つの出会いなどを紹介する。

さらに、万博の楽しみ方を徹底的にサポートする「EXPOサポート」を提供。万博会場へのアクセス方法やチケットの購入方法はもちろん、ご近所ガイド“OMOレンジャー”が実際に会場へ足を運んで見つけた情報をもとに、今行くべきおすすめのパビリオンや注目の食事、会場の回り方など万博の楽しみ方を徹底的に提案する。“OMOレンジャー”独自の視点で見つけてきた情報で、万博の楽しみ方が広がる。

The post 大阪・関西万博“マエ・アト”をホテルで楽しみ尽くすコンテンツを提供 「OMO7大阪 by 星野リゾート」による施策 appeared first on WWDJAPAN.

「コーチ」からニューヨークの街を体現した新作メンズ香水 NBAジェイソン・テイタムがビジュアルに

「コーチ(COACH)」は5月14日、新作のフレグランス“コーチ マン オードパルファム”(40mL/8470円、60mL/1万2980円、100mL/1万7050円)を発売する。全国の百貨店にあるフレグランスコーナーや、ブルーベル・ジャパンの「ラトリエ デ パルファム」などで扱う。

新作フレグランスは
ニューヨークのエネルギーを体現

調香師のジュリエット・カラグーゾグー(Juliette Karaguezoglou)が手掛けた同フレグランスは、“コーチ マン オードトワレ” (40mL/7810円、60mL/1万1770円、100mL/1万5510円)の香りを凝縮し、スパイスやウッディなどの要素をブレンドした新作。ベルガモットやカルダモンを使用した爽快感のあるトップから始まり、ゼラニウムとシダーウッドが香るミドル、サフィアーノレザーとベチバーが重なり落ち着きのある色気を醸し出すラストノートへと移ろう。

アンティークの薬瓶を想起させるデザインのボトルには、ブランドを象徴する“ホース アンド キャリッジ”をブラックラッカーであしらい、レザーのハングタグとゴールドのメタルプレートを付けた。

また、同フレグランスの発売を記念して、「コーチ」のフレグランス製品を1万1770円以上購入した人には“コーチ マン グリーン オードトワレ”のミニチュアサイズ(4.5mL)を数量限定でプレゼントする。

キャンペーンビジュアルは
NBAのジェイソン・テイタム

キャンペーンビジュアルには、NBAのボストン・セルティックス(BOSTON CELTICS)に所属するジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)を起用した。ブランドのメンズフレグランスカテゴリーでアンバサダーを務める同氏が、ブランド誕生の地であるアメリカ・ニューヨークを散策する様子を写真家の北島敬三がカメラに収めた。

The post 「コーチ」からニューヨークの街を体現した新作メンズ香水 NBAジェイソン・テイタムがビジュアルに appeared first on WWDJAPAN.

「ジル サンダー」ギンザ シックス店がオープン 同店限定の25年春夏アイテムも用意

「ジル サンダー(JIL SANDER)」はこのほど、リニューアル中のギンザ シックス(GINZA SIX)で新規出店を果たした。

重厚感のある大理石
を用いたモダンな内装

同店は、世界的な建築設計事務所のカスパー ミュラー クニアー アーキテクツ(Casper Mueller Kneer Architects)が手掛けた、ロンドン・ボンドストリートの旗艦店のデザインをもとに、自然素材や再生素材を取り入れ経年変化を楽しめるようにデザイン。店内は、壁や床にイタリア産のトラバーチンを使用し、什器は真鍮素材のラックや自然な風合いをひきたてるマルモリーノ左官材、キャラメルのように加工したリサイクルプラスチック製のテーブルを配置した。

シューズエリアはアイテムを引き立てるようゆとりのある空間にしたほか、フィッティングルームはスコード仕上げのトラバーチンと柔らかいカーテンが調和するように設計した。店頭には、最新のコレクションから新作のシグネチャーバッグ“エルドラド”をはじめ、ウエア、シューズ、アクセサリーをラインアップ。さらに、1月に発売したフレグランスコレクション“オルファクトリー シリーズ 1”も扱う。

同店でのみ扱う
25年春夏アイテムも

また、同店でのみ扱う25年春夏コレクションのアイテムも用意。メンズは、透け感のあるニット素材のレイヤードトップスやTシャツ、レザーのように見えるリネン素材のボトムスなどをラインアップ。ウィメンズは、ヨーロッパで街路樹として親しまれるリンデンの色を採用した“ゴジ”スカーフストラップ付バッグやサンドカラーのオーバーサイズロゴ入りレインコートを用意する。

店舗情報

◼️「ジル サンダー」ギンザ シックス

時間:10:30〜20:30
場所:ギンザ シックス 3階
住所:東京都中央区銀座6-10-1

The post 「ジル サンダー」ギンザ シックス店がオープン 同店限定の25年春夏アイテムも用意 appeared first on WWDJAPAN.

「ジル サンダー」ギンザ シックス店がオープン 同店限定の25年春夏アイテムも用意

「ジル サンダー(JIL SANDER)」はこのほど、リニューアル中のギンザ シックス(GINZA SIX)で新規出店を果たした。

重厚感のある大理石
を用いたモダンな内装

同店は、世界的な建築設計事務所のカスパー ミュラー クニアー アーキテクツ(Casper Mueller Kneer Architects)が手掛けた、ロンドン・ボンドストリートの旗艦店のデザインをもとに、自然素材や再生素材を取り入れ経年変化を楽しめるようにデザイン。店内は、壁や床にイタリア産のトラバーチンを使用し、什器は真鍮素材のラックや自然な風合いをひきたてるマルモリーノ左官材、キャラメルのように加工したリサイクルプラスチック製のテーブルを配置した。

シューズエリアはアイテムを引き立てるようゆとりのある空間にしたほか、フィッティングルームはスコード仕上げのトラバーチンと柔らかいカーテンが調和するように設計した。店頭には、最新のコレクションから新作のシグネチャーバッグ“エルドラド”をはじめ、ウエア、シューズ、アクセサリーをラインアップ。さらに、1月に発売したフレグランスコレクション“オルファクトリー シリーズ 1”も扱う。

同店でのみ扱う
25年春夏アイテムも

また、同店でのみ扱う25年春夏コレクションのアイテムも用意。メンズは、透け感のあるニット素材のレイヤードトップスやTシャツ、レザーのように見えるリネン素材のボトムスなどをラインアップ。ウィメンズは、ヨーロッパで街路樹として親しまれるリンデンの色を採用した“ゴジ”スカーフストラップ付バッグやサンドカラーのオーバーサイズロゴ入りレインコートを用意する。

店舗情報

◼️「ジル サンダー」ギンザ シックス

時間:10:30〜20:30
場所:ギンザ シックス 3階
住所:東京都中央区銀座6-10-1

The post 「ジル サンダー」ギンザ シックス店がオープン 同店限定の25年春夏アイテムも用意 appeared first on WWDJAPAN.

「アメリ」と「ケイタマルヤマ」が再びコラボ 「アメリ」初となる浴衣が登場

「アメリ(AMERI)」は5月22日、「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」とのコラボレーションアイテムを発売する。今回のコラボでは、「アメリ」初となる浴衣3型をラインアップする。

国内生地、国内プリントにこだわったオリジナル浴衣

同アイテムは、「ケイタマルヤマ」を象徴する花柄を「アメリ」らしいカラーで表現した国内生地、国内プリントにこだわったオリジナル浴衣だ。価格は3万8500円。半帯には、福井県で織り上げた両面ジャガード生地を使用し、各浴衣に合わせた半帯と帯紐をセットする。

The post 「アメリ」と「ケイタマルヤマ」が再びコラボ 「アメリ」初となる浴衣が登場 appeared first on WWDJAPAN.

「アメリ」と「ケイタマルヤマ」が再びコラボ 「アメリ」初となる浴衣が登場

「アメリ(AMERI)」は5月22日、「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」とのコラボレーションアイテムを発売する。今回のコラボでは、「アメリ」初となる浴衣3型をラインアップする。

国内生地、国内プリントにこだわったオリジナル浴衣

同アイテムは、「ケイタマルヤマ」を象徴する花柄を「アメリ」らしいカラーで表現した国内生地、国内プリントにこだわったオリジナル浴衣だ。価格は3万8500円。半帯には、福井県で織り上げた両面ジャガード生地を使用し、各浴衣に合わせた半帯と帯紐をセットする。

The post 「アメリ」と「ケイタマルヤマ」が再びコラボ 「アメリ」初となる浴衣が登場 appeared first on WWDJAPAN.

ユナイテッドアローズが越境ECサイトを今秋オープン 海外の消費者との接点を拡大

ユナイテッドアローズ(以下、UA)は、2023年5月に発表した中期経営計画の主要戦略の1つ“UA マルチ戦略 グローバル拡大”に基づき、越境ECサイト「ユナイテッドアローズ グローバル オンライン」を今秋オープンする。

主要3ブランドをはじめ、オリジナルアイテムを中心に展開

同サイトでは、「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」、「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS)」、「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(UNITED ARROWS GREEN LABEL RELAXING)」の主要3ブランドをはじめ、UAのオリジナルアイテムを中心に取りそろえる。

同社は、新規出店拡大による台湾事業の成長や越境ECの強化に加え、24年には、タイ・バンコクおよび、シンガポールに初出店した。また、23年以降、上海や北京、杭州など中国本土でポップアップストアを開催し、ニーズの把握やブランド認知の拡大を進め、今年1月に中国大陸初の直営店をオープンした。

海外におけるEC展開では、台湾の自社ECサイトや中国のECモール“天猫国際(Tmall Global)”に続き、24年11月に伝統的な和文化を象徴する日用品や工芸品を取り扱う“タバヤ ユナイテッドアローズ(TABAYA UNITED ARROWS)”をUAが運営する初の越境ECサイトとしてオープンしている。

The post ユナイテッドアローズが越境ECサイトを今秋オープン 海外の消費者との接点を拡大 appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】「YSL」のポップアップに山田優、桐谷美玲、大平修蔵、久間田琳加らが来場 新作フレグランスを堪能

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」(以下、YSL)は5月14日まで、表参道ヒルズで新作フレグランス“リブレ ロー ニュ”(90mL、2万8820円/50mL、1万8810円/10mL、5060円※一部店舗限定)を先行して体験できるポップアップイベントを開催している。初日の9日には山田優、桐谷美玲、大平修蔵、久間田琳加、佐藤晴美、藤岡真威人、本田響矢、山中柔太朗、emmaが会場を訪れ、YSLの新たなフレグランスの誕生を祝った。

ブランド初のアルコールフリー みずみずしいシトラス際立つ香り

2019年にアイコンフレグランスとなった“リブレ オーデパルファム”シリーズとなる、“リブレ ロー ニュ”は、ボディーにはもちろんヘアにも使用できるブランド初となるアルコールフリー処方のフレグランス。オイルインウォーターフォーミュラにより、それぞれの原料から本来の純粋な芳香成分を閉じ込めた。さらに2種類のスキンケア成分配合で、香りをまとわせながら滑らかな肌へと導く。

太陽の光が降り注ぐシトラスをイメージした香りは、イタリアのカラブリア産のグリーンマンダリンと、ベルガモットの果肉と果皮の成分を高濃度で加えた爽快なトップノートから、オレンジブロッサムアコードへと移り、ラストノートはシトラスの香りを際立たせながらも存在感を放つラベンダーの香りに仕上げた。全国発売は16日となる。

発売記念のプレゼント企画も用意

新作の発売を記念し、表参道の旗艦店および、公式オンラインストアで10mLサイズ、ボディー、ヘア、キャンドルを除く、フレグランス製品の購入者には“リブレ シャワージェル”(50mL)を数量限定でプレゼントする。なお、店頭でプレゼントを受け取るには同ポップアップで配布されるリーフレットが、オンラインで受け取る場合には、プロモーションコード「LIBRE0509」の入力が必要となる。期間は18日まで。

ポップアップ来場者スナップ

ポップアップ詳細

■“リブレ ロー ニュ”POP UP EVENT

日程:5月9〜14日
時間:11:00〜19:00
場所:表参道ヒルズ 本館1階 メインエントランス
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10
入場:無料
予約:不要

The post 【スナップ】「YSL」のポップアップに山田優、桐谷美玲、大平修蔵、久間田琳加らが来場 新作フレグランスを堪能 appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】「YSL」のポップアップに山田優、桐谷美玲、大平修蔵、久間田琳加らが来場 新作フレグランスを堪能

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」(以下、YSL)は5月14日まで、表参道ヒルズで新作フレグランス“リブレ ロー ニュ”(90mL、2万8820円/50mL、1万8810円/10mL、5060円※一部店舗限定)を先行して体験できるポップアップイベントを開催している。初日の9日には山田優、桐谷美玲、大平修蔵、久間田琳加、佐藤晴美、藤岡真威人、本田響矢、山中柔太朗、emmaが会場を訪れ、YSLの新たなフレグランスの誕生を祝った。

ブランド初のアルコールフリー みずみずしいシトラス際立つ香り

2019年にアイコンフレグランスとなった“リブレ オーデパルファム”シリーズとなる、“リブレ ロー ニュ”は、ボディーにはもちろんヘアにも使用できるブランド初となるアルコールフリー処方のフレグランス。オイルインウォーターフォーミュラにより、それぞれの原料から本来の純粋な芳香成分を閉じ込めた。さらに2種類のスキンケア成分配合で、香りをまとわせながら滑らかな肌へと導く。

太陽の光が降り注ぐシトラスをイメージした香りは、イタリアのカラブリア産のグリーンマンダリンと、ベルガモットの果肉と果皮の成分を高濃度で加えた爽快なトップノートから、オレンジブロッサムアコードへと移り、ラストノートはシトラスの香りを際立たせながらも存在感を放つラベンダーの香りに仕上げた。全国発売は16日となる。

発売記念のプレゼント企画も用意

新作の発売を記念し、表参道の旗艦店および、公式オンラインストアで10mLサイズ、ボディー、ヘア、キャンドルを除く、フレグランス製品の購入者には“リブレ シャワージェル”(50mL)を数量限定でプレゼントする。なお、店頭でプレゼントを受け取るには同ポップアップで配布されるリーフレットが、オンラインで受け取る場合には、プロモーションコード「LIBRE0509」の入力が必要となる。期間は18日まで。

ポップアップ来場者スナップ

ポップアップ詳細

■“リブレ ロー ニュ”POP UP EVENT

日程:5月9〜14日
時間:11:00〜19:00
場所:表参道ヒルズ 本館1階 メインエントランス
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10
入場:無料
予約:不要

The post 【スナップ】「YSL」のポップアップに山田優、桐谷美玲、大平修蔵、久間田琳加らが来場 新作フレグランスを堪能 appeared first on WWDJAPAN.

「ギークス ルール」が話題の映画「サブスタンス」とコラボ 小島秀夫がビジュアルに登場

「ギークス ルール(GEEKS RULE)」が、話題の映画「サブスタンス」とのコラボレーションTシャツ3型を発売する。

「サブスタンス」は、第97回アカデミー賞でメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞したほか、主演女優賞を含む5部門にノミネートされた注目作。監督はコラリー・ファルジャ、主演にデミ・ムーアとマーガレット・クアリーを迎え、老いと再生医療をテーマに描いた衝撃作だ。

今回のコレクションは、映画のインパクトあるビジュアルを13版のシルクスクリーンプリントで緻密に再現。主演のデミ・ムーアとマーガレット・クアリーのビジュアルを用いた2型に加え、劇中でキーアイテムとなる“サブスタンス”の瓶の蛍光色を表現した1型の計3型が登場する。

今回のキービジュアルには、同作を高く評価し、監督やキャストと親交のあるゲームクリエイターの小島秀夫が登場する。

コラボTシャツ

デミ・ムーアとマーガレット・クアリーのTシャツ2型は、ドーバー ストリート マーケット ギンザにて5月16日より店頭先行販売。翌日17日からは同店のオンラインショップでも取り扱う。また、「ギークス ルール」公式オンラインショップでは、同日正午から5月20日正午まで抽選販売を実施する。

THE SUBSTANCE “DEMI MOORE” × GEEKS RULE 13 SILKSCREEN PRINTING T SHIRT

THE SUBSTANCE “MARGARET QUALLEY” × GEEKS RULE 13 SILKSCREEN PRINTING T SHIRT

一方、“サブスタンス”の瓶のビジュアルを使用したTシャツは、5月16日からTOHOシネマズ日比谷で販売を開始。17日からは「ギークス ルール」オンラインでも先着順で販売する。

THE SUBSTANCE × GEEKS RULE SILKSCREEN PRINTING T SHIRT

The post 「ギークス ルール」が話題の映画「サブスタンス」とコラボ 小島秀夫がビジュアルに登場 appeared first on WWDJAPAN.

森香澄が「クリオ」の日本アンバサダーに就任 透明感溢れるビジュアルを公開

韓国コスメブランドの「クリオ(CLIO)」は、森香澄を日本アンバサダーに起用した。また、「クリオ」製品を使用した森の新しいビジュアルを順次公開している。

今回のコラボレーションは、清潔感と透明感のあるビジュアルで注目を集める森香澄と「クリオ」の世界観が一致したことにより実現した。

The post 森香澄が「クリオ」の日本アンバサダーに就任 透明感溢れるビジュアルを公開 appeared first on WWDJAPAN.

森香澄が「クリオ」の日本アンバサダーに就任 透明感溢れるビジュアルを公開

韓国コスメブランドの「クリオ(CLIO)」は、森香澄を日本アンバサダーに起用した。また、「クリオ」製品を使用した森の新しいビジュアルを順次公開している。

今回のコラボレーションは、清潔感と透明感のあるビジュアルで注目を集める森香澄と「クリオ」の世界観が一致したことにより実現した。

The post 森香澄が「クリオ」の日本アンバサダーに就任 透明感溢れるビジュアルを公開 appeared first on WWDJAPAN.

アーバンリサーチ ドアーズが「プチバトー」に別注 新作を含むTシャツ2型を発売

アーバンリサーチ ドアーズ(URBAN RESEARCH DOORS)は、「プチバトー(PETIT BATEAU)」に別注したTシャツを発売する。アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)およびアーバンリサーチ ドアーズ一部店舗、公式オンラインで取り扱う。

「プチバトー」別注
クルーネックTシャツ2型

アイテムは、左胸に“Petit Bateau”と刺しゅうを施したTシャツ(5005円〜/5月13日発売予定)を新たに別注したほか、ロゴを小さくあしらったTシャツ(4682円〜/6月上旬発売予定)を、新色ピンクボーダーを含む6色で再びラインアップする。

The post アーバンリサーチ ドアーズが「プチバトー」に別注 新作を含むTシャツ2型を発売 appeared first on WWDJAPAN.

BLACKPINKリサやロゼ、ティモシー・シャラメがレーシングスタイルに 「F1マイアミ・グランプリ2025」

「FIA-F1世界選手権マイアミ・グランプリ2025」が5月4日(現地時間)、米フロリダのマイアミ・インターナショナル・オートドロームで開催された。レース場には、BLACKPINKのリサ(Lisa)やロゼ(Rose)、俳優のティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)ら多数のセレブリティーも駆けつけた。

来場セレブをチェック!

ティモシー・シャラメ

ティモシー・シャラメは、レーシングコンストラクターの“ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ”のユニホームに、「クロムハーツ(CHROME HEARTS)」のパンツ、「ティンバーランド(TIMBERLAND)」のブーツを着用した。

ロゼ

 

ロゼは、ブラックのミニドレスに、白黒のストライプのライダースジャケット、「プーマ(PUMA)」の“スピードキャット”スニーカーでコーディネート。

リサ

 

リサは、「フェラーリ(FERRARI)」2025-26秋冬コレクションからレッドのフリンジドレスを身にまとった。

シモーヌ・アシュリー

 

シモーヌ・アシュリー(Simone Ashley)は、「16アーリントン(16ARLINGTON)」のイエローのジャンプスーツに、「アイ・ダブリュー・シー(IWC)」のウオッチ、“インヂュニア・オートマティック 35”を身につけた。

ローリン・ヒル

 

ローリン・ヒル(Lauryn Hill)は、「アミリ(AMIRI)」のベージュスーツを着て、カーボンビーチでパファーマンスを披露。

アレクサンダー・アルボン

 

レーシングドライバーのアレクサンダー・アルボン(Alex Albon)は、「ボーディ(BODE)」のホワイトのTシャツにブラックのジーンズでスタイリングした。

ベッキー・G

 

ベッキー・G(Becky G)は、「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」AGXGPコレクションからブラックのヴァーシティジャケットに、同ブランド25年春夏コレクションのパンツ、クロスボディバッグを合わせた。

The post BLACKPINKリサやロゼ、ティモシー・シャラメがレーシングスタイルに 「F1マイアミ・グランプリ2025」 appeared first on WWDJAPAN.

カリモク家具が「アシックス」の廃棄シューズからソファを製作

国内製造の木製家具メーカー、カリモク家具はこのほど、「アシックス(ASICS)」製シューズが由来のリサイクル材料に用いた3種類のソファを製作した。一般販売の予定はなく、現在アシックスジャパン本社のVIPラウンジとワーキングカフェ、オープンミーティングスペースに全14台が設置されている。

今回の取り組みは、「アシックス」が昨年からヨーロッパ限定で販売しているスニーカー“ネオカーブ(NEOCURVE)”の製造技術を応用して実現した。“ネオカーブ”は、オランダに拠点を置くシューズリサイクルメーカーのファストフィートグラインド(FastFeetGrinded)の独自技術を駆使し、「アシックス」製シューズのデッドストックやサンプル品を分解したリサイクル材料を用いて生産されている。

そして、ソファの座面にリサイクル材料のうちのフォーム材(EVA)を採用しており、カリモク家具がシューズ由来の材料から家具製品を制作するのは、これが初めて。フォーム材と綿を混合させることで反発性やクッション性を調整し、座面上部にはフォーム材を固めた3mm厚のシートを重ねることで適度な剛性をもたせ、座り心地を向上させているそうだ。

村岡秀俊「アシックス」サーキュラーエコノミー推進部部長は、「このプロジェクトは、シューズのリサイクル材料を自社製品だけでなく、他業種にも活用できる可能性を探ることから始まった。『アシックス』はシューズの快適性を追求し、カリモク家具は座り心地の快適性を重視するという、製品設計に対するアプローチが近い点が共通している。今回のソファは、カリモク家具の開発チームがリサイクル材料の特性を生かし、最適な快適性を実現してくれた。今後も、循環型モノづくりに向けての取り組みを続けていきたいと考えており、その中でさまざまな可能性を検証していく予定だ」とコメント。また、池田令和カリモク家具事業開発本部主席も、「家具の内装部材にリサイクル材料を活用することは、弊社にとって新たな挑戦だった。未知のフォーム素材に試行錯誤しながら、弊社が長年培ってきた座り心地へのノウハウを生かし、新たな価値を創造できたことは大きな喜びだ。この経験を糧に、今後も異業種との連携を深め、新たな素材や技術を取り入れながら、家具のさらなる価値創造に挑戦していきたい」としている。

なおソファの他に、シューズに使われていた繊維を30%混入させた糸を表面の生地に使用した吸音パネルも制作し、アシックスジャパン本社の5つの会議室に計24枚が採用された。

The post カリモク家具が「アシックス」の廃棄シューズからソファを製作 appeared first on WWDJAPAN.

【4名様にプレゼント】「トーガ」と「スイコック」のコラボサンダル メタルのバックルとフリンジを配した2型


「トーガ(TOGA)」は5月16日、フットウエアブランドの「スイコック(SUICOKE)」とコラボしたサンダルの第6弾を発売する。今回は、新たなモデルを採用した2型をそろえ、「トーガ」の直営店、一部取り扱い店および、公式オンラインストアと「スイコック」の公式オンラインストア、ECの楽天ファッションで扱う。

シンプルなデザインに
メタルが映えるコラボサンダル

“スライド トーガ×スイコック SP”(4万2900円)は、「スイコック」の定番モデル“パドリ(PADRI)”をベースに、「トーガ」の象徴的なリングメタルとフリンジのコンビをアッパーに施した。カラーはブラック、カーキのほか、「トーガ」の直営店限定でパープルもそろえる。

“カッポ トーガ×スイコック SP”(4万700円)は、熱で溶かした素材を金型に流し込み成型する技法“インジェクション成型”を用いるのが特徴のモデル“カッポ(CAPPO)”を採用。かかとには、ベルクロ仕様のメタルバックルつきストラップをあしらった。カラーはブラックとブルーの2色をラインアップする。

サイズは、両モデルとも22〜29cmを1cm刻みで用意する。

コラボサンダルを4名様にプレゼント

“カッポ トーガ×スイコック SP”(4万700円)

「WWD JAPAN」は、「トーガ」と「スイコック」のコラボサンダル“カッポ トーガ×スイコック SP”を合計4名様にプレゼントする。カラーはブラックとブルーをそれぞれ2足ずつ用意する。

【キャンペーン詳細】

<募集期間>5月12日(月)10:00〜6月9日(月)10:00
<対象プレゼント>
・「トーガ」×「スイコック」“カッポ トーガ×スイコック SP”(ブラック、ブルーのうちいずれか1足)

【応募要項】

・「WWDJAPAN.com」の会員登録が必要です。(無料)
・メルマガ会員の方も「WWDJAPAN.com」の新規会員登録が必要です。
・読者プレゼントの情報をメルマガで定期的に配信しています。ぜひ、「メールマガジン配信を希望する」にチェックを入れて登録してください。
・会員登録のうえ、応募フォームよりご応募ください。

【注意事項】

・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
・当選の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して応募者に何らかの損害が生じた場合、又は賞品に破損などの不備等があった場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
>プライバシーポリシーはこちら

The post 【4名様にプレゼント】「トーガ」と「スイコック」のコラボサンダル メタルのバックルとフリンジを配した2型 appeared first on WWDJAPAN.

【4名様にプレゼント】「トーガ」と「スイコック」のコラボサンダル メタルのバックルとフリンジを配した2型


「トーガ(TOGA)」は5月16日、フットウエアブランドの「スイコック(SUICOKE)」とコラボしたサンダルの第6弾を発売する。今回は、新たなモデルを採用した2型をそろえ、「トーガ」の直営店、一部取り扱い店および、公式オンラインストアと「スイコック」の公式オンラインストア、ECの楽天ファッションで扱う。

シンプルなデザインに
メタルが映えるコラボサンダル

“スライド トーガ×スイコック SP”(4万2900円)は、「スイコック」の定番モデル“パドリ(PADRI)”をベースに、「トーガ」の象徴的なリングメタルとフリンジのコンビをアッパーに施した。カラーはブラック、カーキのほか、「トーガ」の直営店限定でパープルもそろえる。

“カッポ トーガ×スイコック SP”(4万700円)は、熱で溶かした素材を金型に流し込み成型する技法“インジェクション成型”を用いるのが特徴のモデル“カッポ(CAPPO)”を採用。かかとには、ベルクロ仕様のメタルバックルつきストラップをあしらった。カラーはブラックとブルーの2色をラインアップする。

サイズは、両モデルとも22〜29cmを1cm刻みで用意する。

コラボサンダルを4名様にプレゼント

“カッポ トーガ×スイコック SP”(4万700円)

「WWD JAPAN」は、「トーガ」と「スイコック」のコラボサンダル“カッポ トーガ×スイコック SP”を合計4名様にプレゼントする。カラーはブラックとブルーをそれぞれ2足ずつ用意する。

【キャンペーン詳細】

<募集期間>5月12日(月)10:00〜6月9日(月)10:00
<対象プレゼント>
・「トーガ」×「スイコック」“カッポ トーガ×スイコック SP”(ブラック、ブルーのうちいずれか1足)

【応募要項】

・「WWDJAPAN.com」の会員登録が必要です。(無料)
・メルマガ会員の方も「WWDJAPAN.com」の新規会員登録が必要です。
・読者プレゼントの情報をメルマガで定期的に配信しています。ぜひ、「メールマガジン配信を希望する」にチェックを入れて登録してください。
・会員登録のうえ、応募フォームよりご応募ください。

【注意事項】

・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
・当選の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して応募者に何らかの損害が生じた場合、又は賞品に破損などの不備等があった場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
>プライバシーポリシーはこちら

The post 【4名様にプレゼント】「トーガ」と「スイコック」のコラボサンダル メタルのバックルとフリンジを配した2型 appeared first on WWDJAPAN.

「ニューバランス」とも協業 「ディストリクト ヴィジョン」がマインドフルなランナーへおくる、日本製アイウエア

PROFILE: トム・デイリー(左)、マックス・ヴァロット/「ディストリクト ビジョン」共同創業者

トム・デイリー(左)、マックス・ヴァロット/「ディストリクト ビジョン」共同創業者
PROFILE: トムは英アスコット出身、マックスは独ケルン出身。2016年、2人で米ロサンゼルスを拠点に「ディストリクト ビジョン」を設立。アイウエアを中心にマインドフルなアスリートのためのツールを研究・開発し、機能第一でパフォーマンスを向上させる製品を生み出している。アスリートに対する包括的なアプローチと精神的なウェルビーイングがあらゆる身体運動の基礎であるという考えを信条としている PHOTO:MARISA SUDA

昨今のランニング人気を背景に、インディペンデントなスポーツブランドの台頭に注目が集まっている。米ロサンゼルスが拠点の「ディストリクト ビジョン(DISTRICT VISION)」は、アスリートへ向けたアイウエアブランド。ブランドは昨年10周年を迎え、アパレルやランニングシューズも展開するほどに成長し、この度、5度目となる「ニューバランス(NEW BALANCE)」とのコラボレーションシューズ“エム ティ テン オー(MT10O)”をローンチした。それを記念し、東京でドーバー ストリート マーケット ギンザから皇居までを往復するランニングイベントを開催。来日したブランド創設者のトム・デイリー(Tom Daly)とマックス・ヴァロット(Max Vallot)に話を聞いた。

ーーランニングとの出合いを教えてください。

マックス・ヴァロット「ディストリクト ビジョン」共同創業者(以下、マックス):私たちふたりは15年以上前に、ロンドンで出会った友人同士です。ともに人生について好奇心が旺盛で、夢中になったことは何でも追求してきました。10代でロンドンからニューヨークに移り住んだころは、パーティー三昧で徹夜続きの毎日。そんな生活を続けて、25、6歳になったとき、私たちは自分自身を心身ともに健康だと思えなくなっていたんです。もっといい気分、いい健康状態になれる方法を考えなければならない。そうしてまずは、トムがランニングに夢中になり、ニューヨークのダウンタウンで仲間と一緒に走るように。決まって夜に走っていましたね。クラブキッズだった私たちにとって、ランニングはとても刺激的でした。

私自身は瞑想とヨガにのめり込み、神経系を落ち着かせ、より穏やかに内なる平和を見つけることを学びました。その流れで、ランナーたちに瞑想を教えるようになり、マインドフルなアスリートたちの小さなコミュニティーができました。マインドフルネスとランニング、パフォーマンス、スポーツの統合、橋渡し役になれたんです。そして私たちはいつもアイウエア、特に日本製の製品を愛用していました。本当に世界最高の技術ですよね。当時は既存のスポーツ用アイウエアで適切なレベルとデザイン性のものを見つけることができずにいました。機能的でラグジュアリー感があるものがなかったんです。

ーー「ディストリクト ビジョン」の立ち上げ経緯は。

マックス:最初の試みとして、2014年にダウンタウンのランナーたちとスポーツ用アイウエアの技術的なテストを始めました。そして、2年間かけて実生活で使用したフィードバックと日本のエンジニアリングを組み合わせ、最初のモデルの土台となる“ケイイチ(Keiichi)”ランニング・サングラス・システムが誕生しました。チタン製で軽量で着け心地がいい、さらに低アレルギー性の素材でできた、調整可能なノーズ、イアパッドが付属したスポーツフレームのサングラスです。

ーー日本のアイウエア工場や職人とはどのようにつながったのですか。

トム・デイリー「ディストリクト ビジョン」共同創業者(以下、トム):ロンドンで一緒に暮らしていた17歳のころ、よくワーダーストリート(Wardour Street)にある眼鏡屋へ行っていたんです。そこにはすばらしいメイド・イン・ジャパンの眼鏡が置いてあって、店員の男性はいつもその眼鏡を手に取って「これが最高だ」「これが傑作だ」と見せてくれました。そのときから日本製品の魅力は、私たちの心をつかんでいました。それから11年、私たちが会社を立ち上げようとしたとき、そのアイウエアを作っていた人たちとコンタクトを取ることができたんです。福井・鯖江に住む中西ファミリーは優れたアイウエア工場を所有しています。福井には何度も足を運び、さまざまな素材や先端技術などをテストしています。サングラスを専門にしている人と会うことは楽しく、日本の様子に心躍ります。私たちのやり方で、職人技を守り、モノ作りを健全に保ち、自分たちの役割を果たしたいと考えています。

「追求し続けることで、
結果として精神的な次元に達する」

ーー「ディストリクト ビジョン」のアイウエアのこだわりを聞かせてください。

マックス:サングラスの場合、フレームは主にナイロンとチタンを使うことが多く、その2つの相互作用にこだわっています。パフォーマンスやコンディションに対応するために、さまざまなレンズ技術も用意していて、度付きレンズもあります。 科学と東洋哲学を融合させ、眼筋を保護し、解放することで身体能力を向上させるための包括的なアプローチを研究しています。

トム:私たちはナイロンとベータチタンを組み合わせ、特殊な仕上げを施し、レンズ技術、調整機能などを駆使した軽量なアイウエアからブランドをスタートしました。同じモノ作りを続けて、ようやく11年目。フレームのために開発した小さな機能も、基本的な構造はずっと同じ。それを何度も何度も繰り返し改良することで、さらなる面白さが生まれ、ある種の精神的な次元に達することができるんです。

マックス:「何かにおいて好奇心とこだわりを持ち続けて追求していれば、結果的に精神的なものになる」ということは、日本人が私たちに教えてくれたことです。お寿司でもアイウエアでも、アートでもいい。常に探究心を持って自らに問い続け、一つ一つ発展させられれば、それはスピリチュアルな次元にまで昇華できる。だから、必ずしもスピリチュアルなテーマを製品に押し付けるのではなく、私たちのアプローチや姿勢、そしてプロセスの中にこそスピリチュアルな側面があると考えています。

ーーランニングもフィジカルな側面と精神性を追求する側面がありますね。

マックス:ランニングが興味深いのは反復練習だから。同じ動きを何度も何度も繰り返すことで、人生においてある種の技術を身につけられる。さらにその技に磨きをかけていく。だからランニングをしていると、走ることそのものを超えて、もっと大きな意味を見出した人にたくさん出会います。「ディストリクト ヴィジョン」は、そういったランニングの新しい解釈に興味を持っているランナーたちを対象にしたブランドだと言えるでしょう。

ーー最初の製品となった“ケイイチ”というモデルは、鯖江のアイウエア職人から名前を取っています。

トム:この仕事を始めたとき、私たちはデザインから開発まで、とても長いプロセスが必要だと理解しました。最初の開発には非常に長い時間をかけました。 幸運なことに、非常に優秀な工場と出合い、スポーツサングラスのアイデアを極限まで洗練させる機会を得ました。 11年前にサポートしてくれた(PRやセールスを手掛ける)エドストローム オフィスのヨシコ・エドストロームさんや鯖江のみなさんとの出会いが全ての始まりです。 それを形に残したいと思い、すべてのオリジナルフレームには関わってくれた人の名前をつけています。 中にはエンジニアの名前がついたフレームもある。今日、私たちが何かを購入するとき、誰の手によって作られているのかがわかりづらいですよね。そんな中、私たちなりに作り手への最大限のリスペクトを表しているんです。

「ランニングは、
誰もが自分なりに楽しめる」

ーーマックスは「サンローラン(SAINT LAURENT)」、トムは「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」で働いていた過去があります。ファッション業界での経験は、新たにブランドを作るにあたって役立ちましたか。

マックス:ファッションは、ある種の終わりのないクリエイティブ・プロセス。作り手の多様なアイデアや人々がどのような世界でどんな生き方をしたいのか、さまざまな側面を製品を通して表現することができます。 例えば、サブカルチャーから素材とのさまざまな相互作用などまで。それを知ることができました。

トム:いつも「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」からインスピレーションを受けています。 ファッションが教えてくれたことは、枠にとらわれずにスポーツウエアの基本的な考えや基本的なルール、あるべき姿に疑問を投げかけること。そう問い続ける自信も私たちに与えてくれたと思います。 新しいスポーツウエアの開発には、限りない自由なアプローチが必要なのです。

ーーいま、世界中でランニングブームだと言われます。実感はありますか。

トム:スポーツの分野には常に何かしらのサイクルがあるものですが、ランニングは現在、ある種の成熟期にあると言えるのかもしれません。世界中の国や地域にランニングチームやコミュニティーができています。ランニングはどんな服装でも楽しめるし、それが人々のアイデンティティーの一部になってきています。街でコーヒーを飲んでいても、散歩していても、ランニンググッズを身につけている人が本当に増えました。ある意味、カテゴリーを超越した大きな流れだと思っています。

マックス:ブームになっている最も大きな理由は、誰もが自分なりにランニングを楽しめるからだと思います。人によってはレースに傾倒して競争に夢中になるかもしれないですが、ほとんどの人は、より健康に、より幸せになりたいと思ってランニングを始めます。きっかけは「流行っているからやってみよう」という無邪気なものでいいですし、それからどう自分のスタイルに合わせて進化させいくかはランニングを続ける楽しみの一つ。ランニングは民主的なものだと思うんです。 例えば、東京マラソンで優勝した人は当然プロのアスリートですが、一般ランナーも同じコースを走ることができますよね。F1のように、10人のドライバーのうちの1人になる必要はありません。

トム:かつてはパーティーをしたり、お酒を飲んだり、タバコを吸ったりすることこそがクールだという考え方もありました。でも今の時代は、人々がさまざまな生き方を選択できます。たとえばニューヨーカーも、以前より健康志向で若々しくなっていると感じます。アメリカでは、学校で走ることも流行っています。学生たちは大学を卒業してからも、そのまま移り住んだニューヨークの友人たちと趣味として走り続けている。 それもあの街にランナーが増えた理由だと思います。17時や18時にウェストサイド・ハイウェイに行くと、ランナーの多さに驚きます。ニューヨークはマンハッタンをぐるっと一周走れるので、交通量が多い東京よりも少し走りやすいかもしれないですね。

LAやNYに出店の考えも

ーー「ニューバランス」との第5弾となるコラボコレクションも先日発売しました。

マックス:ミニマムなベアフットランニングシューズです。 足を地面に近づけるように設計されています。最近のランニングシューズの多くは、エネルギー効率を重視し、衝撃から関節を保護するために、非常に厚いソールを採用している しかし、このシューズはシンプルさを追求しています。 もともとは2000年代初頭に開発され、大流行したシルエットをベースにしています。

トム:昨今のシューズと比較すると、クッション性は低く、ソールはかなり薄くなっています。クッション性が高くなればなるほど、地面から足が遠くなるため安定性が損なわれてしまいます。安定性を高め、地面に近い感覚を得られるように設計し、それを天然繊維で実現しました。

ーーワン・ダイレクションのハリー・スタイルズ(Harry Styles)が3月の東京マラソンで、「ディストリクト ヴィジョン」のアイウエアを着用しました。その影響を教えてもらえますか。

マックス:このニュースは日本で大きなインパクトがあったようですね。彼が出場することは、ちょっとした秘密でした。 彼らにとって、おそらく7回目か8回目のマラソン・レースだったと思います。彼はかなり多くのことを経験しているランナーで、「ディストリクト・ヴィジョン」を愛用してくれています。

ーー今後の展望を聞かせてください。

マックス:成長が最優先に考えられる昨今では、多くのブランドができるだけ大きな影響力を持とうとします。それに対し、私たちはできる限り本物でありたい。もちろん成長はしたいし、ビジネスをしてお金も稼ぐでしょう。しかし、常に問題に感じているのは、どうすれば自分自身に忠実でありながらビジネスで成功できるのかということ。表現者として正直であり続けながら、ブランドを新しい水準にまで引き上げ、製品を最高のものにしたい。そして次のステップとしてそれを世界に広めること、これが「ディストリクト ビジョン」の大きな次のステップになると感じています。そう、常に自分たちが持っているものすべてに疑問を持ち続けながら。

トム:あとは、ロサンゼルスやニューヨーク、そしていつか東京にも店舗をオープンする予定です。

The post 「ニューバランス」とも協業 「ディストリクト ヴィジョン」がマインドフルなランナーへおくる、日本製アイウエア appeared first on WWDJAPAN.

ベートーベンの名曲をストライプ柄に!? 音楽をデザインに変える東京都発の匠の技

「生まれるべきものが生まれ、広がるべきものが広がり、残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに掲げるマクアケによる、“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」には、伝統技術を現代的なアイテムに活用したプロジェクトが数多い。この連載では、全国各地の匠の技に注目。実行者の思いとともに、匠の技をどう活用し、どう訴求しているのかを考える。目指すは、47都道府県の匠の技の探訪だ。第6回は、東京都を訪れた。


今回の技術は…

音階やリズムをデザインに変える技術

音階やリズムをストライプ柄に変換するーーそんなユニークなファッションアイテムが生まれました。開発を担うのは、2024年11月に創業したノクターブ。音楽・ファッション・アートの境界を越えた、新たな形のクリエイティブを追求するアーティスト集団です。音にまつわる数々のプロジェクトに携わってきた安藤コウ代表を中心に、ファッションブランド「イン」のデザイナーを務める印致聖(イン・チソン)、3Dファッションのスペシャリスト李在⿓(イ・ジェヨン)という各分野の専門家が集まっています。

最初のプロジェクトは、音階をストライプ柄に変換するシステム“ストライプトラック”を活用したファッションアイテムの製作でした。元となったのは、「『心地良い音に包まれる』という比喩表現を現実にできたら」という安藤代表自身のアイデア。10年ほど前に思い付いたというこのアイデアは、安藤代表が広告代理店に勤めていた際、クライアントに提案したこともあるほど、実現を望んでいたものと言います。今回はまず、友人である印デザイナーにアイデアを相談するところからスタート。その後、3D技術に詳しい李さんもメンバーに加わりました。

こだわったのは、“アーティストの音楽を視覚化させる”こと。初期は、「音階には色調が存在している」という説に着目し、それぞれの音階を表した12色でストライプ柄を作ろうと試みました。しかし、色調だけではアーティストらしさを表現しきれず、色の見え方は人に異なることも判明。こうした課題を踏まえ、制作背景やコンセプトなど、楽曲にまつわる情報を生成AIに学習させ、それらをもとに1枚の“絵画”を作成。その“絵画”から12色を抽出し、色の出現率と音階の使用頻度を対応するようにペアリング。そのペアリングした色で視覚的な模様(柄)を生成する、というプロセスにたどり着きました。

今回、題材にしたのはクラシック音楽の巨匠・ベートーベンの名曲です。「歓喜の歌」「運命」の2曲を使い、ストライプ柄のニットウエアを製作しました。安藤代表は、「彼の楽曲は、曲によってテーマや雰囲気が異なるため、同じストライプ柄でも違いが出やすい」と説明します。4月7日、応援購入サービス「マクアケ」でも先行販売プロジェクトをスタートしました。

安藤代表は「今後は、童謡や民謡、ポップスなど、多くの人々に親しまれている楽曲をファッションアイテムに変換させたい」と展望します。家具のファブリックデザインなど、ファッション以外の分野にも挑戦し、音楽が持つ可能性を広げていきたいとのことです。

デザイン化する際の4つのポイント

1.音楽情報の
取り込みと解析

まず、楽曲に含まれるメロディーやハーモニーのデータを解析します。特に、音階(C、C#、D...B)の使用頻度が重要。各音が全体に占める割合を数値化していきます。

2.生成AIを活用した
絵画制作

音色やテンポ、雰囲気など、楽曲の特徴をもとに、生成AIが“絵画”を作成します。静かな楽曲であれば「柔らかな色合い」、エネルギッシュな楽曲なら「鮮やかな色調」の“絵画”に仕上がります。

3.色の抽出と解析

作成した“絵画”から、使用している色を抽出し、各色の出現率を算出します。それをもとに、“絵画”の色を使用頻度順に並べます。

4.色と音階の対応と
柄の生成

楽曲内の音階と“絵画”内の色の使用頻度を照合し、各音階に対応する色を割り当てます。音階とペアリングした色をもとに、楽曲全体を視覚的な模様(柄)としてデザインします。

東京発!
応援購入が高額なプロジェクト3選

“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」で大きな反響が寄せられた東京都発のプロジェクトを3つ紹介する。

PICK UP 1 : 応援購入総額1億7390万円

さらに進化【毎日の睡眠習慣が変わる】
消臭機能付きワンタッチふとん乾燥機|cado

「空気をデザインする We design for atmosphere.」をコンセプトに、空気清浄機や加湿器などの開発や販売を手掛けているカドー。消臭機能付きのワンタッチふとん乾燥機“フェーン 001”の好評を受け、“フェーン PRO”と“フェーン 002”の2機種を発表した。オゾン除菌と消臭の機能を追加している。

PICK UP 2 : 応援購入総額6181万円

カジュアルなのに高機能
オンオフ使える2階建て構造-FLOORPACK Flex

“フロアーパック”は、メーンの収納スペースを“2階建て”構造にすることで、荷物を取り出しやすくしたバックパック。累計販売額1億円以上のヒットを記録した。今回、初代をアップデートした“フロアーパック フレックス”が登場。取り外し可能な仕切りパッドを取り入れ、汎用性を高めた。

PICK UP 3 : 応援購入総額4567万円

ミニマル高機能 ブレインスリープ
マットレス・枕・布団が一つになったスリープギア

マットレスと布団、枕が一つになったオールインワンベッド。9割以上が空気という独自のエアループ素材が、寝床内の熱や湿気を逃し、朝まで快適な睡眠を保つ。通常のシングルベッドの2/3、たためば1/20というコンパクトなサイズ感も魅力の一つ。

The post ベートーベンの名曲をストライプ柄に!? 音楽をデザインに変える東京都発の匠の技 appeared first on WWDJAPAN.

ベートーベンの名曲をストライプ柄に!? 音楽をデザインに変える東京都発の匠の技

「生まれるべきものが生まれ、広がるべきものが広がり、残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに掲げるマクアケによる、“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」には、伝統技術を現代的なアイテムに活用したプロジェクトが数多い。この連載では、全国各地の匠の技に注目。実行者の思いとともに、匠の技をどう活用し、どう訴求しているのかを考える。目指すは、47都道府県の匠の技の探訪だ。第6回は、東京都を訪れた。


今回の技術は…

音階やリズムをデザインに変える技術

音階やリズムをストライプ柄に変換するーーそんなユニークなファッションアイテムが生まれました。開発を担うのは、2024年11月に創業したノクターブ。音楽・ファッション・アートの境界を越えた、新たな形のクリエイティブを追求するアーティスト集団です。音にまつわる数々のプロジェクトに携わってきた安藤コウ代表を中心に、ファッションブランド「イン」のデザイナーを務める印致聖(イン・チソン)、3Dファッションのスペシャリスト李在⿓(イ・ジェヨン)という各分野の専門家が集まっています。

最初のプロジェクトは、音階をストライプ柄に変換するシステム“ストライプトラック”を活用したファッションアイテムの製作でした。元となったのは、「『心地良い音に包まれる』という比喩表現を現実にできたら」という安藤代表自身のアイデア。10年ほど前に思い付いたというこのアイデアは、安藤代表が広告代理店に勤めていた際、クライアントに提案したこともあるほど、実現を望んでいたものと言います。今回はまず、友人である印デザイナーにアイデアを相談するところからスタート。その後、3D技術に詳しい李さんもメンバーに加わりました。

こだわったのは、“アーティストの音楽を視覚化させる”こと。初期は、「音階には色調が存在している」という説に着目し、それぞれの音階を表した12色でストライプ柄を作ろうと試みました。しかし、色調だけではアーティストらしさを表現しきれず、色の見え方は人に異なることも判明。こうした課題を踏まえ、制作背景やコンセプトなど、楽曲にまつわる情報を生成AIに学習させ、それらをもとに1枚の“絵画”を作成。その“絵画”から12色を抽出し、色の出現率と音階の使用頻度を対応するようにペアリング。そのペアリングした色で視覚的な模様(柄)を生成する、というプロセスにたどり着きました。

今回、題材にしたのはクラシック音楽の巨匠・ベートーベンの名曲です。「歓喜の歌」「運命」の2曲を使い、ストライプ柄のニットウエアを製作しました。安藤代表は、「彼の楽曲は、曲によってテーマや雰囲気が異なるため、同じストライプ柄でも違いが出やすい」と説明します。4月7日、応援購入サービス「マクアケ」でも先行販売プロジェクトをスタートしました。

安藤代表は「今後は、童謡や民謡、ポップスなど、多くの人々に親しまれている楽曲をファッションアイテムに変換させたい」と展望します。家具のファブリックデザインなど、ファッション以外の分野にも挑戦し、音楽が持つ可能性を広げていきたいとのことです。

デザイン化する際の4つのポイント

1.音楽情報の
取り込みと解析

まず、楽曲に含まれるメロディーやハーモニーのデータを解析します。特に、音階(C、C#、D...B)の使用頻度が重要。各音が全体に占める割合を数値化していきます。

2.生成AIを活用した
絵画制作

音色やテンポ、雰囲気など、楽曲の特徴をもとに、生成AIが“絵画”を作成します。静かな楽曲であれば「柔らかな色合い」、エネルギッシュな楽曲なら「鮮やかな色調」の“絵画”に仕上がります。

3.色の抽出と解析

作成した“絵画”から、使用している色を抽出し、各色の出現率を算出します。それをもとに、“絵画”の色を使用頻度順に並べます。

4.色と音階の対応と
柄の生成

楽曲内の音階と“絵画”内の色の使用頻度を照合し、各音階に対応する色を割り当てます。音階とペアリングした色をもとに、楽曲全体を視覚的な模様(柄)としてデザインします。

東京発!
応援購入が高額なプロジェクト3選

“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」で大きな反響が寄せられた東京都発のプロジェクトを3つ紹介する。

PICK UP 1 : 応援購入総額1億7390万円

さらに進化【毎日の睡眠習慣が変わる】
消臭機能付きワンタッチふとん乾燥機|cado

「空気をデザインする We design for atmosphere.」をコンセプトに、空気清浄機や加湿器などの開発や販売を手掛けているカドー。消臭機能付きのワンタッチふとん乾燥機“フェーン 001”の好評を受け、“フェーン PRO”と“フェーン 002”の2機種を発表した。オゾン除菌と消臭の機能を追加している。

PICK UP 2 : 応援購入総額6181万円

カジュアルなのに高機能
オンオフ使える2階建て構造-FLOORPACK Flex

“フロアーパック”は、メーンの収納スペースを“2階建て”構造にすることで、荷物を取り出しやすくしたバックパック。累計販売額1億円以上のヒットを記録した。今回、初代をアップデートした“フロアーパック フレックス”が登場。取り外し可能な仕切りパッドを取り入れ、汎用性を高めた。

PICK UP 3 : 応援購入総額4567万円

ミニマル高機能 ブレインスリープ
マットレス・枕・布団が一つになったスリープギア

マットレスと布団、枕が一つになったオールインワンベッド。9割以上が空気という独自のエアループ素材が、寝床内の熱や湿気を逃し、朝まで快適な睡眠を保つ。通常のシングルベッドの2/3、たためば1/20というコンパクトなサイズ感も魅力の一つ。

The post ベートーベンの名曲をストライプ柄に!? 音楽をデザインに変える東京都発の匠の技 appeared first on WWDJAPAN.

まとめて出荷”の常識を疑え 在庫を細かく動かせば利益は倍増する

2025年1月からWWDJAPAN.comでマンガ版「ザ・ゴールシリーズ 在庫管理の魔術」が連載中です。在庫過剰に陥ると、つい値下げセールに頼ってしまう――。しかし、本当にそれしか方法はないのか? 利益を高め、最大化するための解決策を、アパレル在庫最適化コンサルで「ユニクロ対ZARA」「アパレル・サバイバル」「図解アパレルゲームチェンジャー」等の著者である齊藤孝浩ディマンドワークス代表が、同マンガを読みながら、解説して行きます。今回は、第5話を取り上げます。

在庫の小口移動が利益を生む

第5話のテーマは、「物流コストと機会損失の関係」です。

マンガ「在庫管理の魔術」の第5話は コチラ

主人公と中央倉庫の担当者との会話から、渋谷店に発送している商品は同店がもともと預けていた在庫だけではないことが明らかになりました。倉庫の責任者は、渋谷店から発注があると、同店の在庫がなくなっても、倉庫に眠っていた「バラ在庫」を発送してくれていたのでした。倉庫で配送ロットにならずに、滞留していた在庫を融通してもらったことによって欠品がなくなり、売り上げが劇的に伸びたのです。

前回も話題にしましたが、大半のアパレル事業者は、配送コストの削減を目的として、まとまった量の商品を発送するルールを持っています。そのため、発送する商品の量が一定数にならないと、出荷しないというのが普通です。こうしたルールのために、一定数に届かずにすぐには出荷できない商品が「バラ在庫」として倉庫に眠っているケースがあります。

渋谷店は、地下倉庫が水浸しになったという緊急事態に対応するために、その日に売れた分だけを、預け在庫とフリー在庫の中から、毎日、倉庫に発注する仕組みにしました。それに対応してもらえるなら、と、ある担当者がダメ元で、以前、欲しくても送ってもらえなかった欠品商品も、追加リクエストしてみたところ、倉庫側は、気を利かせて、他店向けの滞留していた在庫を回してくれたのです。これがプラスアルファの売り上げにつながったことは間違いありません。他店がそれを知ったら怒るでしょうけどね(笑)。

こうした体制では、売り上げが伸びる半面、配送コストが増えるのは確かです。1日ごとにバラバラと配送しているため、商品1点当たりの配送コストが大きくなるからです。

配送コストを気にするよりも、欠品を防いでプロパー販売機会を増やす!

しかし、欠品が減り、売り上げが増えることによって、その分、仕入れ原価などの変動経費は増えても、今までと同じ人員体制で店舗運営が出来て固定費が増えなければ、売り上げ増によって増えた粗利額(売上高―仕入原価)は、そのまま利益として残ります。

これが、渋谷店の売り上げが20~30%しか増えなかったのに、営業利益が倍増した理由です。

注:ショッピングセンターに出店しているテナントにとっては、家賃は売上歩合制なので、家賃も変動費(売上が増えれば、それに連動して増える経費)。固定費は人件費や通信費などにとどまります。一方、ハンナズ渋谷店は路面店のため、家賃も固定費になるため、売り上げが増えても、家賃は増えない契約のため、売れば売るほど利益が増える構造という違いがあります。しかし、テナントの場合でも、同じ販売体制で人件費など固定費が変わらなければ、20~30%も売り上げが増えると、利益は1.5倍くらいになるはずです。

私も、支援しているアパレル事業者さんに対しては、配送コストという制約を気にせずに欠品を防いでプロパー販売機会を増やすことを勧めています。なぜなら、定価で販売できれば、経費の増加分よりも粗利の増加分の方がはるかに大きいからです。例えば、販売価格が5000円の商品であれば、粗利はだいたい半分の2500円。しかし、セールになって30%オフになってしまえば、売り上げは3500円になりますので、粗利は1000円しか儲かりません。その差額は、1500円。たった1点を送る配送費よりも多くの粗利額が稼げると思いませんか?

倉庫から店舗に限らず、店舗間移動に関しても、配送ロットにとらわれるルールの中では、プロパー販売のタイミングを逸してしまったり、タイミングを誤れば、過剰在庫となる商品が出てきたりします。こうした商品は、後にセールとして値下げをして販売せざるを得なくなったり、売れ残り在庫になったりしてしまい、稼げる粗利をみすみす失ってしまうことになるでしょう。シーズン商品を扱うアパレル事業者の方は、改めて物流コストと欠品の関係を見直してみるとよいでしょう。

The post まとめて出荷”の常識を疑え 在庫を細かく動かせば利益は倍増する appeared first on WWDJAPAN.

ロート製薬がトップ人事で布陣強化 瀬木常務が社長、ポーラ・オルビス出身の末延氏登用

ロート製薬は、6月26日付で次期社長に瀬木英俊常務(62)が就任すると発表した。社長交代は2019年以来6年ぶり。杉本雅史社長(63)は退任し、グループ全体の経営について助言を行うロートグループ・エグゼクティブ アドバイザーに就く。

瀬木氏は1962年7月18日生まれ。85年に日本ヴイックス(現P&G ジャパン)に入社し、97年にロート製薬に転じた。2011年から14年間にわたり経営企画部部長を務め、22年にはCSO(最高戦略責任者)に就任。グループ全体の経営戦略をけん引してきた。商品企画、国際事業、事業開発など重要分野で実績を積み重ね、開発・生産からマーケティング・販売に至るまでを統括するなど、幅広い領域で手腕を発揮してきた。今後は「次なるステージを切り開く最適かつ不可欠なリーダー」(同社)として、新たな経営体制を担う。

同日付で、元ポーラ・オルビスホールディングス執行役員の末延則子氏が取締役 戦略デザイン本部 E.Designerに就任する。末延氏はシワ改善の薬用化粧品「リンクルショット」初代生みの親としても知られる。25年4月にロート製薬に入社し、スキンケア事業の中長期的な成長と企業価値向上を担う人材として起用された。

The post ロート製薬がトップ人事で布陣強化 瀬木常務が社長、ポーラ・オルビス出身の末延氏登用 appeared first on WWDJAPAN.

ロート製薬がトップ人事で布陣強化 瀬木常務が社長、ポーラ・オルビス出身の末延氏登用

ロート製薬は、6月26日付で次期社長に瀬木英俊常務(62)が就任すると発表した。社長交代は2019年以来6年ぶり。杉本雅史社長(63)は退任し、グループ全体の経営について助言を行うロートグループ・エグゼクティブ アドバイザーに就く。

瀬木氏は1962年7月18日生まれ。85年に日本ヴイックス(現P&G ジャパン)に入社し、97年にロート製薬に転じた。2011年から14年間にわたり経営企画部部長を務め、22年にはCSO(最高戦略責任者)に就任。グループ全体の経営戦略をけん引してきた。商品企画、国際事業、事業開発など重要分野で実績を積み重ね、開発・生産からマーケティング・販売に至るまでを統括するなど、幅広い領域で手腕を発揮してきた。今後は「次なるステージを切り開く最適かつ不可欠なリーダー」(同社)として、新たな経営体制を担う。

同日付で、元ポーラ・オルビスホールディングス執行役員の末延則子氏が取締役 戦略デザイン本部 E.Designerに就任する。末延氏はシワ改善の薬用化粧品「リンクルショット」初代生みの親としても知られる。25年4月にロート製薬に入社し、スキンケア事業の中長期的な成長と企業価値向上を担う人材として起用された。

The post ロート製薬がトップ人事で布陣強化 瀬木常務が社長、ポーラ・オルビス出身の末延氏登用 appeared first on WWDJAPAN.

「オペラ」復刻リップや「ナーズ」「ルナソル」「シュウ ウエムラ」の限定コレクションが登場 今週発売のビューティアイテム10選【5/12〜5/18】

ビューティアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は5月12〜18日に発売するアイテムを紹介します。今週は「ルナソル(LUNASOL)」から熱帯雨林をテーマに据えた夏コレクションが、「ナーズ(NARS)」からは蝶のモチーフをあしらったアジア限定コレクション、「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」からはシャボンヌ・ウォン(Shavonne Wong)=ニューメディアアーティストとコラボレーションした限定コレクションが登場。ブランドの個性がちりばめられたデザインとカラーは注目です!「オペラ(OPERA)」もブランドを代表するリップスティック“リップティントN”から、“ハートの温度”に着想を得た新3色を発売。再販の要望が多かった“ピンクレッド”も復刻するのでぜひチェックを。

【5月12日発売】
スキンリメド
(SKIN REMED)

“朝C夜レチ”ニーズに応え朝用美容液が登場

ドクターズスキンケアブランド「スキンリメド(SKIN REMED)」は、朝用美容液“薬用ケアブライトセラム5.0”【医薬部外品】と“VCシャインセラム27.0”を発売する。新製品2種を朝に、3段階のレチノールグレードを用意している既存の“レチノダーマクリーム”を組み合わせることで、朝にビタミンC、夜にレチノール配合のスキンケアを取り入れる“朝C夜レチ”のニーズに応えた。

■商品詳細

“薬用ケアブライトセラム5.0”【医薬部外品】(15mL、3300円)
“VCシャインセラム27.0”(10mL、4400円)

【5月14日発売】
オペラ
(OPERA)

“ハートの温度”に着想したリップティント 

「オペラ(OPERA)」は、ブランドを代表するリップスティック“リップティントN”から、“ハートの温度”に着想を得た新3色を発売する。ピュアな温度感を宿す青みピンク“ブライトピンク”、柔らかなくすみ感で上品なローズ“ダスティローズ”の新2色に加え、再販の要望が多かった“ピンクレッド”を復刻する。

■商品詳細

“リップティントN”(各1760円)

【5月16日発売】
ルナソル
(LUNASOL)

熱帯雨林がテーマの夏コレクション 

「ルナソル(LUNASOL)」は、2025年夏コレクション“Rainforest Sanctuary”を発売する。森の奥深くに眠る泉や鮮やかな生命の輝きを、大胆な色彩や深みのある色を表現したアイシャドウや、定番のリップスティックの限定色など全5品を展開する。

■商品詳細

“アイカラーレーションN”(限定2種、各7700円)
“モノアイカラーレーション”(限定2色、各3520円)
“ベアカラーバーム”(限定2色、各4620円)
“ブラッシュスティック”(限定2色、各4950円)
“ネイルポリッシュ”(限定2色、各2200円)

【5月16日発売】
コスメデコルテ
(DECORTE)

フローラスムスクのフレグランスヘアミスト

「コスメデコルテ(DECORTE)」は、ブランドの最高峰ライン“AQ”からフローラルムスクの香りのヘアミスト“パフュームド ヘアミスト”を発売する。キューティクルの補修や上品な艶をまとわせるための厳選された美容成分をぜいたくに配合し、潤いに満ちた魅力的な髪へと導く。

■商品詳細

“パフュームド ヘアミスト”(30mL、7700円)

【5月16日発売】
イヴ・サンローラン
(YVES SAINT LAURENT)

“リブレ”シリーズから肌と溶け合うシトラスの香り

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は、フレグランスライン“リブレ オーデパルファム”からブランド初のアルコールフリー処方のフレグランス“リブレ ロー ニュ“を発売する。香りのイメージは、太陽の光が降り注ぐシトラス。オイルインウォーターフォーミュラにより、それぞれの原料から本来の純粋な芳香成分をまるで木から手摘みしたばかりのように閉じ込めた。

■商品詳細

“リブレ ロー ニュ”(90mL、2万8820円/50mL、1万8810円/10mL、5060円※一部店舗限定)

【5月16日発売】
ナーズ
(NARS)

アジア限定メイクアップコレクション 

「ナーズ(NARS)」は、アジア限定の“ザ ビューティ トランスフォームド コレクション(THE BEAUTY TRANSFORMED COLLECTION)”を数量限定で発売する。洗練された蝶のモチーフをあしらったデザインが特徴で、新感覚のリップオイルやアイシャドウなど、全5アイテム7種類をラインナップする。

■商品詳細

“アフターグロー リップオイル”(限定2色、各4180円)
“クワッドアイシャドー”(7700円)
“ブラッシュ N”(限定2色、各5060円)
“ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N”(6160円)
“ナチュラルラディアント ロングウェア クッションファンデーション ケース”(2310円)

【5月16日発売】
ワンバイコーセー
(ONE BY KOSE)

保湿スクラブ配合の洗顔料 

「ワンバイコーセー(ONE BY KOSE)」は、2種のスクラブ、炭、3種のクレイ配合のきめ細かい濃密な泡で洗浄する洗顔フォーム“ポアクリア スクラブ ウォッシュ”を発売する。潤いを含んだ“保湿スクラブ”と、毛穴の約1/10サイズの“自然由来マイクロスクラブ”が、毛穴の黒ずみや角栓を洗浄する。

■商品詳細

“ポアクリア スクラブ ウォッシュ”(130g、1980円※編集部調べ)

【5月16日発売】
M・A・C

目元の存在感を格上げするアイテム

「M・A・C」は、“ダズルシャドウ”をスティックタイプにした“ダズルシャドウ アイシャドウ スティック”、まつ毛の存在感をアップさせる“スタック エレベイテッド マスカラ”、ソフトにラインを描けるジェルライナー“カラー エクセス ジェルペンシル”を発売する。

■商品詳細

“ダズルシャドウ アイシャドウ スティック”(全8色、各3740円)
“スタック エレベイテッド マスカラ”(4620円)
“カラー エクセス ジェルペンシル”(全19色、限定4色、各4070円)

【5月16日発売】
シュウ ウエムラ
(SHU UEMURA)

芸術家のシャボンヌ・ウォンとコラボ

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は、シャボンヌ・ウォン(Shavonne Wong)=ニューメディアアーティストとコラボレーションした限定コレクション“シュウウエムラ×シャボンヌウォン”を発売する。6色アイシャドウパレットやリップ、フェイスパウダー、クレンジングオイルの限定アイテムをそろえる。

■商品詳細

“ミントブースターアイパレット”(限定1種、8800円)
“キヌケアグローアップ グリーム” (限定2色、各5060円)
“アルティム8∞ スブリムビューティクレンジングオイルnコレクション限定デザイン”(450mL、1万4690円)
“アンリミテッドmopoルースパウダードリームミント” (限定、6600円)

【5月18日発売】
アンフィネス
(INFINESSE)

1カ月集中型のスキンケアセット 

「アンフィネス(INFINESSE)」は毎日使用できる5種の保湿成分を配合した美容液(30mL)と、週1回を目安に使用するヒアルロン酸配合のマイクロニードル(針)状の部分用マスク(2枚×4包の4回分)をセットにした、1カ月集中型のスキンケアセット“ダーマジェン”を発売する。

■商品詳細

“ダーマジェン”(1万6500円)

The post 「オペラ」復刻リップや「ナーズ」「ルナソル」「シュウ ウエムラ」の限定コレクションが登場 今週発売のビューティアイテム10選【5/12〜5/18】 appeared first on WWDJAPAN.

「オペラ」復刻リップや「ナーズ」「ルナソル」「シュウ ウエムラ」の限定コレクションが登場 今週発売のビューティアイテム10選【5/12〜5/18】

ビューティアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は5月12〜18日に発売するアイテムを紹介します。今週は「ルナソル(LUNASOL)」から熱帯雨林をテーマに据えた夏コレクションが、「ナーズ(NARS)」からは蝶のモチーフをあしらったアジア限定コレクション、「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」からはシャボンヌ・ウォン(Shavonne Wong)=ニューメディアアーティストとコラボレーションした限定コレクションが登場。ブランドの個性がちりばめられたデザインとカラーは注目です!「オペラ(OPERA)」もブランドを代表するリップスティック“リップティントN”から、“ハートの温度”に着想を得た新3色を発売。再販の要望が多かった“ピンクレッド”も復刻するのでぜひチェックを。

【5月12日発売】
スキンリメド
(SKIN REMED)

“朝C夜レチ”ニーズに応え朝用美容液が登場

ドクターズスキンケアブランド「スキンリメド(SKIN REMED)」は、朝用美容液“薬用ケアブライトセラム5.0”【医薬部外品】と“VCシャインセラム27.0”を発売する。新製品2種を朝に、3段階のレチノールグレードを用意している既存の“レチノダーマクリーム”を組み合わせることで、朝にビタミンC、夜にレチノール配合のスキンケアを取り入れる“朝C夜レチ”のニーズに応えた。

■商品詳細

“薬用ケアブライトセラム5.0”【医薬部外品】(15mL、3300円)
“VCシャインセラム27.0”(10mL、4400円)

【5月14日発売】
オペラ
(OPERA)

“ハートの温度”に着想したリップティント 

「オペラ(OPERA)」は、ブランドを代表するリップスティック“リップティントN”から、“ハートの温度”に着想を得た新3色を発売する。ピュアな温度感を宿す青みピンク“ブライトピンク”、柔らかなくすみ感で上品なローズ“ダスティローズ”の新2色に加え、再販の要望が多かった“ピンクレッド”を復刻する。

■商品詳細

“リップティントN”(各1760円)

【5月16日発売】
ルナソル
(LUNASOL)

熱帯雨林がテーマの夏コレクション 

「ルナソル(LUNASOL)」は、2025年夏コレクション“Rainforest Sanctuary”を発売する。森の奥深くに眠る泉や鮮やかな生命の輝きを、大胆な色彩や深みのある色を表現したアイシャドウや、定番のリップスティックの限定色など全5品を展開する。

■商品詳細

“アイカラーレーションN”(限定2種、各7700円)
“モノアイカラーレーション”(限定2色、各3520円)
“ベアカラーバーム”(限定2色、各4620円)
“ブラッシュスティック”(限定2色、各4950円)
“ネイルポリッシュ”(限定2色、各2200円)

【5月16日発売】
コスメデコルテ
(DECORTE)

フローラスムスクのフレグランスヘアミスト

「コスメデコルテ(DECORTE)」は、ブランドの最高峰ライン“AQ”からフローラルムスクの香りのヘアミスト“パフュームド ヘアミスト”を発売する。キューティクルの補修や上品な艶をまとわせるための厳選された美容成分をぜいたくに配合し、潤いに満ちた魅力的な髪へと導く。

■商品詳細

“パフュームド ヘアミスト”(30mL、7700円)

【5月16日発売】
イヴ・サンローラン
(YVES SAINT LAURENT)

“リブレ”シリーズから肌と溶け合うシトラスの香り

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は、フレグランスライン“リブレ オーデパルファム”からブランド初のアルコールフリー処方のフレグランス“リブレ ロー ニュ“を発売する。香りのイメージは、太陽の光が降り注ぐシトラス。オイルインウォーターフォーミュラにより、それぞれの原料から本来の純粋な芳香成分をまるで木から手摘みしたばかりのように閉じ込めた。

■商品詳細

“リブレ ロー ニュ”(90mL、2万8820円/50mL、1万8810円/10mL、5060円※一部店舗限定)

【5月16日発売】
ナーズ
(NARS)

アジア限定メイクアップコレクション 

「ナーズ(NARS)」は、アジア限定の“ザ ビューティ トランスフォームド コレクション(THE BEAUTY TRANSFORMED COLLECTION)”を数量限定で発売する。洗練された蝶のモチーフをあしらったデザインが特徴で、新感覚のリップオイルやアイシャドウなど、全5アイテム7種類をラインナップする。

■商品詳細

“アフターグロー リップオイル”(限定2色、各4180円)
“クワッドアイシャドー”(7700円)
“ブラッシュ N”(限定2色、各5060円)
“ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N”(6160円)
“ナチュラルラディアント ロングウェア クッションファンデーション ケース”(2310円)

【5月16日発売】
ワンバイコーセー
(ONE BY KOSE)

保湿スクラブ配合の洗顔料 

「ワンバイコーセー(ONE BY KOSE)」は、2種のスクラブ、炭、3種のクレイ配合のきめ細かい濃密な泡で洗浄する洗顔フォーム“ポアクリア スクラブ ウォッシュ”を発売する。潤いを含んだ“保湿スクラブ”と、毛穴の約1/10サイズの“自然由来マイクロスクラブ”が、毛穴の黒ずみや角栓を洗浄する。

■商品詳細

“ポアクリア スクラブ ウォッシュ”(130g、1980円※編集部調べ)

【5月16日発売】
M・A・C

目元の存在感を格上げするアイテム

「M・A・C」は、“ダズルシャドウ”をスティックタイプにした“ダズルシャドウ アイシャドウ スティック”、まつ毛の存在感をアップさせる“スタック エレベイテッド マスカラ”、ソフトにラインを描けるジェルライナー“カラー エクセス ジェルペンシル”を発売する。

■商品詳細

“ダズルシャドウ アイシャドウ スティック”(全8色、各3740円)
“スタック エレベイテッド マスカラ”(4620円)
“カラー エクセス ジェルペンシル”(全19色、限定4色、各4070円)

【5月16日発売】
シュウ ウエムラ
(SHU UEMURA)

芸術家のシャボンヌ・ウォンとコラボ

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は、シャボンヌ・ウォン(Shavonne Wong)=ニューメディアアーティストとコラボレーションした限定コレクション“シュウウエムラ×シャボンヌウォン”を発売する。6色アイシャドウパレットやリップ、フェイスパウダー、クレンジングオイルの限定アイテムをそろえる。

■商品詳細

“ミントブースターアイパレット”(限定1種、8800円)
“キヌケアグローアップ グリーム” (限定2色、各5060円)
“アルティム8∞ スブリムビューティクレンジングオイルnコレクション限定デザイン”(450mL、1万4690円)
“アンリミテッドmopoルースパウダードリームミント” (限定、6600円)

【5月18日発売】
アンフィネス
(INFINESSE)

1カ月集中型のスキンケアセット 

「アンフィネス(INFINESSE)」は毎日使用できる5種の保湿成分を配合した美容液(30mL)と、週1回を目安に使用するヒアルロン酸配合のマイクロニードル(針)状の部分用マスク(2枚×4包の4回分)をセットにした、1カ月集中型のスキンケアセット“ダーマジェン”を発売する。

■商品詳細

“ダーマジェン”(1万6500円)

The post 「オペラ」復刻リップや「ナーズ」「ルナソル」「シュウ ウエムラ」の限定コレクションが登場 今週発売のビューティアイテム10選【5/12〜5/18】 appeared first on WWDJAPAN.

「ビームス プラス」バイヤー金子茂が愛してやまないアウトドアの世界を堪能できるイベント 5月17日から開催

ビームス(BEAMS)は5月17〜25日、クラシックアウトドアの世界を味わえるイベント“エクスペディション クラブ(EXPEDITION CLUB)”をビームス 原宿店で開催する。同イベントは、ファッションやライフスタイルにこだわりを持つスタッフを掘り下げるブックシリーズ“アイ アム ビームス(I AM BEAMS)”から、「ビームス プラス(BEAMS PLUS)」でチーフバイヤーを務める金子茂が手掛けた書籍「OUTDOOR EXPEDITION BOOK 99」の発売を記念したもの。

貴重な品の展示から
アイテムの販売まで

会場では、同氏が収集したアウトドアアイテムや、ユタ州立大学の図書館内にある資料室「アウトドア リクリエイション アーカイブ(Outdoor Recreation Archive)」が所蔵するカタログを展示するほか、書籍内で同氏と対談を行ったスタイリストの原田学がキュレーションしたアイテム約650点も販売する。

また、来場者には先着で、イベント名をあしらったバッジをプレゼントする。

イベント詳細

◼️“エクスペディション クラブ”

日程:5月17〜25日
時間:12:00〜18:00
場所:ビームス 原宿店 3階
住所:東京都渋谷区神宮前3-24-7
※会場は現金使用不可

The post 「ビームス プラス」バイヤー金子茂が愛してやまないアウトドアの世界を堪能できるイベント 5月17日から開催 appeared first on WWDJAPAN.

【2025年夏コスメ】「プラダ ビューティ」に夏の新作フレグランス ルバーブの個性と遊び心を表現

「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」は6月11日、ブランドのアイコニックなフレグランス“インフュージョン ドゥ プラダ”から夏の新作“インフュージョン ドゥ プラダ ルバーブ オーデパルファム”(10mL、7700円/100mL、3万800円※編集部調べ)を発売する。

“インフュージョン ドゥ プラダ”は、まとう人の自分らしさを引き立て、セカンドスキンのような感覚をももたらすフレグランスコレクション。全ての香りに共通するノートとして、ムスクとシトラスのエッセンスである“エスプリ ドゥ イン フュージョン”を配合。包み込むような肌の香りを表現し、それぞれのメイン香料と合わさることによって、肌に溶け合うようになじむ。

爽やかで大胆なルバーブを表現

新作の“ルバーブ オーデパルファム”は、野菜でありながら果物のようなトーンで知られるルバーブの遊び心溢れる個性を表現。グリーンベルガモット、グリーンマンダリン、オレンジ、ルバーブ、ローズ、ホワイトムスク、アンブロフィックスが香るフローラルフルーティーのフレグランスに仕上げた。

ボトルデザインは、メイン香料であるルバーブを表現し、キャップには、「プラダ(PRADA)」を象徴するサフィアーノ レザーに着想を得た鮮やかなピンクを採用した。

The post 【2025年夏コスメ】「プラダ ビューティ」に夏の新作フレグランス ルバーブの個性と遊び心を表現 appeared first on WWDJAPAN.

「ラルフ ローレン」がポップアップを開催 ファーマーズマーケットやフラワーショップ、フードやドリンクなどを展開

「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」は5月13〜23日まで、表参道交差点すぐ横の表参道 クロッシングパークでポップアップ“Ralph Lauren The Hamptons Garden”を開催する。入場料は無料。

ポップアップでは、ニューヨーカーの避暑地として知られるハンプトンズで開催した2025年春のランウエイショーの会場の雰囲気を再現。ファーマーズマーケットやフラワーショップ、ハンプトンズを着想源にしたフードやドリンク、体験型イベントを通して、バカンス気分を楽しめる空間を演出する。

料理や絵画の体験型イベントも

体験型イベントは、クッキングクラスや水彩画を描くペインティングクラス、貝殻やシーグラスを使ってフォトフレームやアクセサリー、オブジェを作成するアートクラスを用意する。なお、同ポップアップでの売り上げは全額を公益財団法人 日本対がん協会に寄付。「ラルフ ローレン」が2000年から継続して取り組んでいるがんの治療と予防に特化した“ピンク ポニー”イニシアティブの一部となる。

■Ralph Lauren The Hamptons Garden

日程:2025年5月13〜23日
場所:OMOTESANDO CROSSING PARK
住所:東京都港区南青山5-1-1
営業時間:11:00~20:00

The post 「ラルフ ローレン」がポップアップを開催 ファーマーズマーケットやフラワーショップ、フードやドリンクなどを展開 appeared first on WWDJAPAN.

「アシックス スポーツスタイル」が“GT-2160”の新色を発表 「ミタスニーカーズ」などで取り扱い

「アシックス スポーツスタイル(ASICS SPORTSTYLE)」は、スニーカー“GT-2160”の新色を5月15日に発売する。価格は1万5400円で、「アシックス スポーツスタイル」の直営店のほか、東京・上野のスニーカーショップ「ミタスニーカーズ(MITA SNEAKERS)」と、虎ノ門ヒルズ内のフットウエア専門店「ヘリンボーン フットウェア(HERRINGBONE FOOTWEAR)」、ベイクルーズグループが運営する「スピック&スパン(SPICK & SPAN)」のみで取り扱う。

“GT-2160”は、「アシックス」の名作シリーズ“GT-2000”の機能性とデザインを踏襲し、2010年に誕生。走行効率を高めるため、靴底の前後方向に溝を配したガイダンスライン構造を搭載し、衝撃緩衝機能「GEL」を内蔵することでソフトな蹴り出しにより快適な走行をサポートするなど、優れた機能を兼ね備えた1足だ。

今作は、アッパーのアンダーレイにホワイトのオープンメッシュを採用し、サイドのアシックスストライプをはじめとしたディテールにメタリックカラーを用いることで、どこかテクニカルな雰囲気に仕上がっている。

The post 「アシックス スポーツスタイル」が“GT-2160”の新色を発表 「ミタスニーカーズ」などで取り扱い appeared first on WWDJAPAN.