ABG改めオーセンティックが中国に現法を設立したワケ【ヒキタミワの水玉上海】

1993年から上海在住のライターでメイクアップアーティストでもあるヒキタミワさんの連載「水玉上海」は、ファッションやビューティの最新トレンドや人気のグルメ&ライフスタイル情報をベテランの業界人目線でお届けします。今回は上海にアジア太平洋地域のヘッドクオーター開設したオーセンティック・ブランズ・グループについて。盛大なパーティを取材した。

オーセンティック・ブランズ・グループ(Authentic Brands Group以下、オーセンティック)は上海で6月5日、アジア太平洋地域のヘッドクオーター開設の記念セレモニーを開催した。会場は上海の中心地にそびえるオフィスビル「太古匯」、街全体を一望できる絶好のロケーションだ。イベントは中国らしい獅子舞と太鼓の演出で幕を開けたが、ひと際注目を浴びたのは、オーセンティックの大株主であり、戦略的なパートナーとなった世界的アイコンでもあるデイビッド・ベッカムの姿だった。

今回開設されたアジア本部は約2000㎡の規模で、5つの没入型ショールーム、専用スタイルスタジオ、エグゼクティブラウンジなどを備える。ライフスタイル、エンタメ、ブランド運営、ビジネス開発、PR、マーケティングなど各分野のプロフェッショナルが常駐し、APAC全体のブランド展開を統括する。マット・マドックス(Matt Maddox)社長は「このオフィスは単に私たちのチームのための場ではなく、パートナーを迎えることができ、オーセンティックブランドが細部に至るまで“具現化”されている空間だ」と語った。

オーセンティックは創業以来、「Think global, act local(グローバルに考え、ローカルに動く)」という戦略を軸に、地域ごとのハブを整備してきた。今回のアジア本部の設立は、2024年のEMEA本部に続く展開であり、アジア市場における成長の起爆剤としての意味を持つ。ジェイミー・ソルターCEOは「上海はダイナミックで革新的な都市であり、アジア本部の本拠地として最適だ」と語り、中国市場の可能性に強い自信を示した。

中国市場では、まずチャンピオン、ノーティカ、ハンターといった認知度の高いブランドに注力、その中でもチャンピオンは中国最大規模のシューズ企業である百麗時尚(ベル・インターナショナル)と戦略的パートナー契約を締結し、中華圏での販売のための合弁会社を設立した。その他、宝尊電商(Baozun)など中国国内の有力企業が、商品開発から店舗運営までを展開する計画が進んでいる。

オーセンティックのアジア太平洋市場におけるリテール売上は20億ドル(約2880億円)で、米国市場で200億ドル(約2兆8800億円)に達している。これはアジア太平洋地域に非常に大きな成長機会があることを示している。

オーセンティックは50を超えるブランドの知的財産を保有・展開する世界的なブランドプラットフォームであり、スポーツ、ライフスタイル、エンタメ領域で知的財産を戦略的に保有・拡張し、最適なパートナーと連携して成長を遂げている。現在、150カ国に2万9000の直営・ショップインショップ店舗、40万の卸先など、グローバルなスケールとローカルの実行力を兼ね備えている。

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ディオールの“フォーエバー”から新プレストパウダーが登場 美肌フィルター加工をメイクアップで実現

「ディオール(DIOR)」は7月4日、“ディオールスキン フォーエヴァー”からSNSのフィルター加工に着想を得た新プレストパウダー2種を発売する。公式オンラインブティックと一部店舗では7月2日から先行発売を行う。素肌に直接塗布しても、ファンデーションのラスティング力を高める仕上げとしても使えるほか、日中のタッチアップにも活用できる多機能性を備えた。

光のフィルターをかけたような美肌感を演出

SNSなどでおなじみの美肌フィルター効果をメイクアップで実現させる新製品は、毛穴などの肌の気になる部分をカバーしつつ、光のフィルターをかけたような透明感を演出する点が特徴だ。何もつけていないような軽やかさでありながら、ヒアルロン酸配合でしっとりとしたうるおいを感じる付け心地を実現した。

軽い付け心地の“ディオールスキン フォーエヴァー ヌード ラディアント フィルター”(7810円)は、繊細なマイクロパールをクリアなジェルベースに配合した。このマイクロパールが光を反射し、自然な輝きと明るさをプラスして透明感あふれる肌を実現する。毛穴レスなセミマット肌へ導く“ディオールスキン フォーエヴァー ヌード マット フィルター”(7810円)は、ベルベットのように柔らかなテクスチャーが特徴。配合した球状パウダーがテカりやヨレを防ぎながら、ブラーリング効果で毛穴や小じわを目立たなくする。

パッケージはディオールに継承されるクチュールのDNAから着想を得た、クールベージュのカナージュモチーフを採用。持ち運びにも適したコンパクトサイズに仕上げた。

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“ジェリーシューズ”は今年も夏のトレンドに 「スキムス」の透明サンダルがTikTokで話題

「ザ・ロウ(THE ROW)」が復活させ、2024年のサマートレンドとして注目を集めた“ジェリーシューズ”が、今年も流行中だ。 キム・カーダシアンによる「スキムス(SKIMS)」のシューズが完売し、TikTokで盛り上がりを見せるなど、1980〜90年代からのリバイバルフットウエアは、25年夏のトレンドとしても存在感を示している。

「スキムス」のジェリーシューズは、通気孔のある“クレイ(Clay)”と呼ばれるヌードカラーが特徴で、価格は58ドル(約8500円)。公式オンラインストアでは現在売り切れている。

このトレンドについて、マリカ・アンドリュース(Malika Andrews)らセレブリティーのスタイリングを手掛けるレオン・グレイ(Leon Gray)は、「ジェリーシューズの復活の大きな要因は、ヘルシーで楽しいアクセントをファッションに与えるからだと思う。特に、ありったけの楽しいものを必要としている今の時代には!“ミレニアル世代のアイデンティティー”が再びクールなものになっていることと、『スキムス』による発売も相まって、TikTokで旋風を巻き起こし、ジェリーシューズの夏の定番アイテムとしての地位は確固たるものになった」と話した。また、「このトレンドで興味深いのは多様なブランドがジェリーシューズの個性をそれぞれに解釈し、遊び心溢れる本質をキープしながらも洗練されたデザインに仕上げていることだ。『ベロニカ・ビアード(VERONICA BEARD)』が最たる例で、ヒールタイプもフラットタイプも、あらゆるカラーで展開している」とコメントした。

実際、リバイバルトレンドに乗るのは「スキムス」だけではない。リアーナ(Rihanna) による“フェンティ×プーマ(FENTY×PUMA)”シリーズからは、ネオンカラーの”キャットクリートジェリーサンダル”、パリ発のシューズブランド「ノダレト(NODALETO)」からは、「メリッサ(MELISSA)」とコラボしたPVC素材のサンダルとバレエシューズが登場した。ビーチサンダルなどを取り扱う「ティキーズ(TKEES)」は、「Jクルー(J.CREW)」とコラボレーションしたカラフルなTストラップサンダルを発表した。

 

また、「クロエ(CHLOE)」や「ジャンバティスタ ヴァリ(GIAMBATTISTA VALLI)」が25年春夏コレクションで発表したように、ラグジュアリーブランドもジェリーシューズを発表。「スティーブマデン(STEVE MADDEN)」や「オールドネイビー(OLD NAVY)」のようなブランドは、より安価で類似のスタイルを展開している。

マリッサ・ガランテ・フランク(Marissa Galante Frank)=ブルーミングデールアクセサリー・ファッション・ビューティ・ディレクターは去年、25年春夏コレクションの最もホットなアクセサリーとして「クロエ」のシューズを挙げていた。フランクによると、「『クロエ』のジェリーシューズは、25年春夏ランウェイの若々しいスピリットを完璧に捉えた。シェミナ・カマリ(Chemena Kamali)のフェミニンでボヘミアン・ルックに合わせたスタイリングがとても新鮮で、同シーズンの2大テーマと完璧に合致していた」という。

TikTokでは、ジェリーシューズのノスタルジックな要素について活発な議論が交わされている。ビニル製のシューズを履いたことでまめができたり、蒸れたりしたネガティブな側面を思い出す人もいるようだ。

また、PVC素材の有毒性についての懸念も持ち出され、よりサステナブルな選択を模索するブランドも見られる。アパレルやハウスウエアを展開するブルックリン発の「ソルターハウス(SALTERHOUSE)」は、植物繊維から作るヘンププラスチックを使用したジェリーサンダルを制作するなどしている。

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“ジェリーシューズ”は今年も夏のトレンドに 「スキムス」の透明サンダルがTikTokで話題

「ザ・ロウ(THE ROW)」が復活させ、2024年のサマートレンドとして注目を集めた“ジェリーシューズ”が、今年も流行中だ。 キム・カーダシアンによる「スキムス(SKIMS)」のシューズが完売し、TikTokで盛り上がりを見せるなど、1980〜90年代からのリバイバルフットウエアは、25年夏のトレンドとしても存在感を示している。

「スキムス」のジェリーシューズは、通気孔のある“クレイ(Clay)”と呼ばれるヌードカラーが特徴で、価格は58ドル(約8500円)。公式オンラインストアでは現在売り切れている。

このトレンドについて、マリカ・アンドリュース(Malika Andrews)らセレブリティーのスタイリングを手掛けるレオン・グレイ(Leon Gray)は、「ジェリーシューズの復活の大きな要因は、ヘルシーで楽しいアクセントをファッションに与えるからだと思う。特に、ありったけの楽しいものを必要としている今の時代には!“ミレニアル世代のアイデンティティー”が再びクールなものになっていることと、『スキムス』による発売も相まって、TikTokで旋風を巻き起こし、ジェリーシューズの夏の定番アイテムとしての地位は確固たるものになった」と話した。また、「このトレンドで興味深いのは多様なブランドがジェリーシューズの個性をそれぞれに解釈し、遊び心溢れる本質をキープしながらも洗練されたデザインに仕上げていることだ。『ベロニカ・ビアード(VERONICA BEARD)』が最たる例で、ヒールタイプもフラットタイプも、あらゆるカラーで展開している」とコメントした。

実際、リバイバルトレンドに乗るのは「スキムス」だけではない。リアーナ(Rihanna) による“フェンティ×プーマ(FENTY×PUMA)”シリーズからは、ネオンカラーの”キャットクリートジェリーサンダル”、パリ発のシューズブランド「ノダレト(NODALETO)」からは、「メリッサ(MELISSA)」とコラボしたPVC素材のサンダルとバレエシューズが登場した。ビーチサンダルなどを取り扱う「ティキーズ(TKEES)」は、「Jクルー(J.CREW)」とコラボレーションしたカラフルなTストラップサンダルを発表した。

 

また、「クロエ(CHLOE)」や「ジャンバティスタ ヴァリ(GIAMBATTISTA VALLI)」が25年春夏コレクションで発表したように、ラグジュアリーブランドもジェリーシューズを発表。「スティーブマデン(STEVE MADDEN)」や「オールドネイビー(OLD NAVY)」のようなブランドは、より安価で類似のスタイルを展開している。

マリッサ・ガランテ・フランク(Marissa Galante Frank)=ブルーミングデールアクセサリー・ファッション・ビューティ・ディレクターは去年、25年春夏コレクションの最もホットなアクセサリーとして「クロエ」のシューズを挙げていた。フランクによると、「『クロエ』のジェリーシューズは、25年春夏ランウェイの若々しいスピリットを完璧に捉えた。シェミナ・カマリ(Chemena Kamali)のフェミニンでボヘミアン・ルックに合わせたスタイリングがとても新鮮で、同シーズンの2大テーマと完璧に合致していた」という。

TikTokでは、ジェリーシューズのノスタルジックな要素について活発な議論が交わされている。ビニル製のシューズを履いたことでまめができたり、蒸れたりしたネガティブな側面を思い出す人もいるようだ。

また、PVC素材の有毒性についての懸念も持ち出され、よりサステナブルな選択を模索するブランドも見られる。アパレルやハウスウエアを展開するブルックリン発の「ソルターハウス(SALTERHOUSE)」は、植物繊維から作るヘンププラスチックを使用したジェリーサンダルを制作するなどしている。

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「マリークワント」誕生70周年記念のピンクコレクションが登場 コスメからファッションアイテムまで

「マリークワント(MARY QUANT)」は7月2日、ブランド誕生70周年を記念した“ピンク コレクション”を数量限定で発売する。フェイスカラーやバームクリームなどのコスメからトップスやトートバッグなどのファッションアイテムまで、ピンク色のアイテムを幅広くラインアップする。

コスメアイテム

“シークレット スムーザー L-01”

限定パレットに入れ復刻する“シークレット スムーザー L-01”(2530円)は、色を付けずに毛穴をカバーできるメイクアップベース。ひと塗りで毛穴のへこみを埋めフラットな肌に仕上げるほか、皮脂吸着パウダーとオイルコントロールポリマーにより余分な皮脂を吸着して化粧崩れを防止する。

“ターゲット グロウ ”

“ターゲット グロウ”(全2色、各2530円)は、透け感のある発色と濡れたような質感で艶感を演出する部分用パウダーだ。艶を出したい部分にピンポイントで使うほか、チークの仕上げにも利用できる。ワントーン明るい光を放つコットンピンクの01は、偏光レッドパールとシルバーパールを配合した。02は、肌なじみの良いベージュピンクで、偏光ゴールドパールとシルバーパールを加えている。

“モイスチャー バーム”

目元や口元など顔はもちろん、指先などの乾燥が気になる部分に使用できるバーム状の保湿クリーム“モイスチャー バーム”(2530円)は、ダマスクバラ花油とナチュラルミクスチャーオイル配合でしっかり保湿しながらも、ベタつかず気軽に使用できる。

“コンパクト ミラー”

コンパクトのフタをひっくり返すとスタンド式になる人気の“コンパクト ミラー”(全2色、各2750円)の限定カラーも用意する。デイジー型のキュートなデザインが特徴だ。

ファッションアイテム

ウエアは、中央にアイコニックな花柄をラメであしらった“ラメデイジー ニット プルオーバー”(全2色、各8800円)と胸元にワンポイントで花柄を描いた“ピンクグリッター ロゴ Tシャツ”(全2色、各5280円)の2種をラインアップ。

小物では、メタリックな素材を採用した”メタリックワンハンドル トート“(7920円)や、シンプルなデザインの“ピンクエポデイジー スクエアペンケース”(3850円)、ブラックの生地にピンクのブランドロゴが映える“クリアデイジーピンクロゴ ラウンドポーチ”(4180円)、淡いピンクに花柄とブランドロゴを刺しゅうした“ピンクステッチデイジー バネクチポーチ”(3300円)を用意する。アクセサリーは、“スムースエンボスデイジー リング”(3520円)と“スムースエポデイジー バングル”(3960円)をラインアップするほか、ピンクの大きなデイジーパッチがついたパスケースやピンクのラインがアクセントのソックスなどもそろえる。

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「マリークワント」誕生70周年記念のピンクコレクションが登場 コスメからファッションアイテムまで

「マリークワント(MARY QUANT)」は7月2日、ブランド誕生70周年を記念した“ピンク コレクション”を数量限定で発売する。フェイスカラーやバームクリームなどのコスメからトップスやトートバッグなどのファッションアイテムまで、ピンク色のアイテムを幅広くラインアップする。

コスメアイテム

“シークレット スムーザー L-01”

限定パレットに入れ復刻する“シークレット スムーザー L-01”(2530円)は、色を付けずに毛穴をカバーできるメイクアップベース。ひと塗りで毛穴のへこみを埋めフラットな肌に仕上げるほか、皮脂吸着パウダーとオイルコントロールポリマーにより余分な皮脂を吸着して化粧崩れを防止する。

“ターゲット グロウ ”

“ターゲット グロウ”(全2色、各2530円)は、透け感のある発色と濡れたような質感で艶感を演出する部分用パウダーだ。艶を出したい部分にピンポイントで使うほか、チークの仕上げにも利用できる。ワントーン明るい光を放つコットンピンクの01は、偏光レッドパールとシルバーパールを配合した。02は、肌なじみの良いベージュピンクで、偏光ゴールドパールとシルバーパールを加えている。

“モイスチャー バーム”

目元や口元など顔はもちろん、指先などの乾燥が気になる部分に使用できるバーム状の保湿クリーム“モイスチャー バーム”(2530円)は、ダマスクバラ花油とナチュラルミクスチャーオイル配合でしっかり保湿しながらも、ベタつかず気軽に使用できる。

“コンパクト ミラー”

コンパクトのフタをひっくり返すとスタンド式になる人気の“コンパクト ミラー”(全2色、各2750円)の限定カラーも用意する。デイジー型のキュートなデザインが特徴だ。

ファッションアイテム

ウエアは、中央にアイコニックな花柄をラメであしらった“ラメデイジー ニット プルオーバー”(全2色、各8800円)と胸元にワンポイントで花柄を描いた“ピンクグリッター ロゴ Tシャツ”(全2色、各5280円)の2種をラインアップ。

小物では、メタリックな素材を採用した”メタリックワンハンドル トート“(7920円)や、シンプルなデザインの“ピンクエポデイジー スクエアペンケース”(3850円)、ブラックの生地にピンクのブランドロゴが映える“クリアデイジーピンクロゴ ラウンドポーチ”(4180円)、淡いピンクに花柄とブランドロゴを刺しゅうした“ピンクステッチデイジー バネクチポーチ”(3300円)を用意する。アクセサリーは、“スムースエンボスデイジー リング”(3520円)と“スムースエポデイジー バングル”(3960円)をラインアップするほか、ピンクの大きなデイジーパッチがついたパスケースやピンクのラインがアクセントのソックスなどもそろえる。

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ファッション産業の透明性に情熱を注ぐUPDATER山浦誉史さんの意外なこれまで

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「サステナブルファッション・トーク」は、ファッション業界のサステナビリティに関する最新ニュースやトレンドをざっくばらんにお話しする番組です。本番組では、サステナビリティ担当記者木村和花がホストを務め、「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクター向千鶴とともにお届けします。

本日のゲストは、再エネ事業「みんな電力」などを手掛けるUPDATER(アップデーター)から山浦誉史さんをお迎えしました。山浦さんは現在、SXコンサル&イノベーション本部に所属し、ファッション領域のSXサービス「Shift C」にて国内のアパレル企業に向けたサステナビリティ・ガイドツール「グッドメジャーズ(good measures)」などの提供を担当しています。前職は、H&Mジャパンでサステナビリティを推進。ファッション業界の変化を現場から見てきた山浦さんのこれまでの歩みを聞きました。



この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。​
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本日のゲストは、再エネ事業「みんな電力」などを手掛けるUPDATER(アップデーター)から山浦誉史さんをお迎えしました。山浦さんは現在、SXコンサル&イノベーション本部に所属し、ファッション領域のSXサービス「Shift C」にて国内のアパレル企業に向けたサステナビリティ・ガイドツール「グッドメジャーズ(good measures)」などの提供を担当しています。前職は、H&Mジャパンでサステナビリティを推進。ファッション業界の変化を現場から見てきた山浦さんのこれまでの歩みを聞きました。



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「グローブ・トロッター」がタイラー・ザ・クリエイターと再タッグ 鮮やかなパステルカラーの新コレクション

「グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)」は、ラッパー兼プロデューサーのタイラー・ザ・クリエイター(Tyler, the Creator)が手掛けるアパレルブランド「ゴルフ ル フルール(GOLF LE FLEUR)」とのコラボレーションコレクションを発売した。全国の「グローブ・トロッター」直営店舗で取り扱い中だ。

伝統的なクラフツマンシップと独創的なデザインを融合したアイテム

4度目のコラボとなる今回は、ラグジュアリー・トラベルの概念を再定義する鮮やかな新コレクションを発表した。「グローブ・トロッター」の伝統的なクラフツマンシップと、「ゴルフ ル フルール」の独創的なデザインを融合した同コレクションは、“キャリーオンケース”(47万8500円)、“ザ・ロンドン スクエア”(全3色、各26万9500円)、“パスポートスリーブ”(全3色、各4万9500円)、“レザーチャーム”(全3色、各2万7500円)、“ラゲッジタグ”(3万8500円)などがソフトブルーやダスティピンク、サンシャインイエローのパステルカラーパレットで登場する。

同コレクションの目玉である全体にカモフラージュ柄のプリントを施した4輪“キャリーオンケース”は、柄の中に隠れた「ゴルフ ル フルール」の文字が個性的なスーツケース。ハンドバッグとしてもクロスボディーとしても使用できる“ザ・ロンドン スクエア”のライニングには、細部までこだわったシグネチャーカモフラージュプリントが施した。“キャリーオンケース”、“ザ・ロンドン スクエア”ともに、全世界150個の限定生産で内部にはシリアルナンバーが刻印されたレザーパッチをあしらった。

アイテム概要

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「グローブ・トロッター」がタイラー・ザ・クリエイターと再タッグ 鮮やかなパステルカラーの新コレクション

「グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)」は、ラッパー兼プロデューサーのタイラー・ザ・クリエイター(Tyler, the Creator)が手掛けるアパレルブランド「ゴルフ ル フルール(GOLF LE FLEUR)」とのコラボレーションコレクションを発売した。全国の「グローブ・トロッター」直営店舗で取り扱い中だ。

伝統的なクラフツマンシップと独創的なデザインを融合したアイテム

4度目のコラボとなる今回は、ラグジュアリー・トラベルの概念を再定義する鮮やかな新コレクションを発表した。「グローブ・トロッター」の伝統的なクラフツマンシップと、「ゴルフ ル フルール」の独創的なデザインを融合した同コレクションは、“キャリーオンケース”(47万8500円)、“ザ・ロンドン スクエア”(全3色、各26万9500円)、“パスポートスリーブ”(全3色、各4万9500円)、“レザーチャーム”(全3色、各2万7500円)、“ラゲッジタグ”(3万8500円)などがソフトブルーやダスティピンク、サンシャインイエローのパステルカラーパレットで登場する。

同コレクションの目玉である全体にカモフラージュ柄のプリントを施した4輪“キャリーオンケース”は、柄の中に隠れた「ゴルフ ル フルール」の文字が個性的なスーツケース。ハンドバッグとしてもクロスボディーとしても使用できる“ザ・ロンドン スクエア”のライニングには、細部までこだわったシグネチャーカモフラージュプリントが施した。“キャリーオンケース”、“ザ・ロンドン スクエア”ともに、全世界150個の限定生産で内部にはシリアルナンバーが刻印されたレザーパッチをあしらった。

アイテム概要

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「マルニ」のフランチェスコ・リッソ=クリエイティブ・ディレクターが退任

「ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」などを擁するOTBは6月18日、同じく傘下に持つ「マルニ(MARNI)」のフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)=クリエイティブ・ディレクターが退任することを発表した。後任については、現時点では明らかにされていない。

同氏は、2016年10月に「マルニ」創業デザイナーのコンスエロ・カスティリオーニ(Consuelo Castiglioni)前クリエイティブ・ディレクターが退任したことを受け、同年11月に後任としてブランドに加わった。それ以前には、「アレッサンドロ・デラクア(ALESSANDRO DELL'ACQUA)」「マーロ(MALO)」「プラダ(PRADA)」などでキャリアを積んでいる。

OTBのレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)会長は、「フランチェスコはメゾンのスピリットと価値観を体現し、チームと共に新たな、そしてエキサイティングな『マルニ』の土台を築いた。真のアーティストである彼は、とてもユニークなデザイナーだ。彼の今後のさらなる活躍を心から願っている」と語った。

リッソ=クリエイティブ・ディレクターは、「私を信じ、想像もし得なかったこの旅のフロントシートを与えてくれたレンツォに、心から感謝する。『マルニ』は私にとってスタジオであり、ステージであり、夢だった。多様な色や直感、ケア、そして誰もが自分らしくいられる場所を与えてくれた。感情を込めて創造することや、真のコラボレーションがいかにパワフルかを教えてくれた。『マルニ』のチーム全員、そして旅に加わってくれたみんなに感謝を。そして、将来のさらに素晴らしい旅を祝して乾杯!」とコメントした。

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「マルニ」のフランチェスコ・リッソ=クリエイティブ・ディレクターが退任

「ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」などを擁するOTBは6月18日、同じく傘下に持つ「マルニ(MARNI)」のフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)=クリエイティブ・ディレクターが退任することを発表した。後任については、現時点では明らかにされていない。

同氏は、2016年10月に「マルニ」創業デザイナーのコンスエロ・カスティリオーニ(Consuelo Castiglioni)前クリエイティブ・ディレクターが退任したことを受け、同年11月に後任としてブランドに加わった。それ以前には、「アレッサンドロ・デラクア(ALESSANDRO DELL'ACQUA)」「マーロ(MALO)」「プラダ(PRADA)」などでキャリアを積んでいる。

OTBのレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)会長は、「フランチェスコはメゾンのスピリットと価値観を体現し、チームと共に新たな、そしてエキサイティングな『マルニ』の土台を築いた。真のアーティストである彼は、とてもユニークなデザイナーだ。彼の今後のさらなる活躍を心から願っている」と語った。

リッソ=クリエイティブ・ディレクターは、「私を信じ、想像もし得なかったこの旅のフロントシートを与えてくれたレンツォに、心から感謝する。『マルニ』は私にとってスタジオであり、ステージであり、夢だった。多様な色や直感、ケア、そして誰もが自分らしくいられる場所を与えてくれた。感情を込めて創造することや、真のコラボレーションがいかにパワフルかを教えてくれた。『マルニ』のチーム全員、そして旅に加わってくれたみんなに感謝を。そして、将来のさらに素晴らしい旅を祝して乾杯!」とコメントした。

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「プチバトー」×「ウィンダンシー」 コラボロゴを配した家族で楽しめるTシャツやパジャマなど

「プチバトー(PETIT BATEAU)」は「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」とコラボレーションしたコレクションを7月16日から公式オンラインブティックと伊勢丹新宿本店ポップアップストアで先行発売する。一部店舗では7月18日に発売、阪急うめだ本店では7月30日から8月5日まで取り扱う。

海や自然を愛するブランドが出会い生まれたコレクションは、「プチバトー」を代表する1×1リブ編み素材のTシャツやパジャマに、「ウィンダンシー」のグラフィックをプリントしたモダンなラインアップ。また、両ブランドのアイコニックなモチーフのハートとスペードが融合した総柄プリントなど、ベビーからキッズ、大人までおそろいで着用でき、遊び心あふれるデザインに仕上げた。半袖Tシャツはベビーが5500円、キッズが6600円〜、大人用が7700円。他にもショートロンパースや半袖パジャマ、トートバッグ、大人とキッズのキャップなどをそろえる。

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東海地方最大級「アットコスメ」名古屋・旗艦店を一挙公開 初の“サンプルガチャ”やミニコスメ充実

アイスタイルリテールは6月19日、東海地方初の旗艦店「アットコスメ ナゴヤ(@COSME NAGOYA)」をJR名古屋駅直結のタカシマヤ ゲートタワーモール5階にオープンする。大阪、東京に続く3店舗目の旗艦店として、東海エリアでのプレゼンスを一段と高める。

出店場所は、以前「センス オブ プレイス」が入居していた区画で、店舗面積は約810平方メートル。大阪の旗艦店と同様に約500ブランドを取りそろえるほか、コスメセレクトショップでは初となる「グッチ ビューティ(GUCCI BEAUTY)」の取り扱いも開始する。ジェイアール名古屋タカシマヤとの連携も進め、相互送客によるシナジー創出を狙う。

化粧品専門店初の「グッチ ビューティ」導入
東海エリア初上陸ブランドも続々

「アットコスメ」初の取り扱いとなる「グッチ ビューティ」を筆頭に、「ディオール(DIOR)」や「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」などのラグジュアリーブランドから手頃な価格帯のプチプラコスメまで幅広い製品群をそろえる。

名古屋エリアに初めて上陸するブランドとしては、中国発の「花西子フローラシス(FLORASIS)」のほか、「ディセンシア(DECENCIA)」「ファチュイテ(FATUITE)」などがある。さらに、ご当地コスメを集めたコーナーでは、「おいせさん」「金泉の水」「オカザえもんシリーズ」など、地域色豊かな商品を展開する。

ミニサイズの限定コスメも充実

「アットコスメトーキョー」で3月におよそ2000万円の売上を記録した人気のミニコスメコーナーを導入。全126SKUのうち約4割が「アットコスメ」限定商品であり、ここでしか手に入らないアイテムがそろう。

ポイントで楽しめる「サンプルガチャ」

アットコスメのポイントと引き換えにガチャを回してサンプルがもらえる、同社初の体験型コンテンツ「サンプルガチャ」を設置。毎月約2万個を限定で配布する。アットコスメのアプリと連動し、1回20ポイントで利用可能。新規会員登録者には300ポイントが付与され、すぐに体験できる仕組みとなっている。
初回では、「ファンケル(FANCL)」「エクセル(EXCEL)」「イニスフリー(INNISFREE)」「バイオヒールボ(BIOHEAL BOH)」「フローラシス(FLORASIS)」など15ブランドをラインアップする。

トレンドが見つかるコーナーも

人気商品を集めた「セールスランキングタワー」や、歴代ベストコスメ受賞アイテムを展示する「ベストコスメアワードウォール」などの注目コーナーも設置。加えて、シートマスクコーナーや「アットコスメストア」初となるリップカウンターも登場する。

オープン限定品も見逃せない

オープン記念ならではの限定商品を用意。6月28日までの期間限定で、30以上のブランドから特別セットを発売する。

レジは12台設置、待ち時間楽しめる工夫も

店内奥に12台のレジを配置。レジ待ちの列には「ついで買い」を促すコスメを陳列し、細部にまで工夫を凝らしている。

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東海地方最大級「アットコスメ」名古屋・旗艦店を一挙公開 初の“サンプルガチャ”やミニコスメ充実

アイスタイルリテールは6月19日、東海地方初の旗艦店「アットコスメ ナゴヤ(@COSME NAGOYA)」をJR名古屋駅直結のタカシマヤ ゲートタワーモール5階にオープンする。大阪、東京に続く3店舗目の旗艦店として、東海エリアでのプレゼンスを一段と高める。

出店場所は、以前「センス オブ プレイス」が入居していた区画で、店舗面積は約810平方メートル。大阪の旗艦店と同様に約500ブランドを取りそろえるほか、コスメセレクトショップでは初となる「グッチ ビューティ(GUCCI BEAUTY)」の取り扱いも開始する。ジェイアール名古屋タカシマヤとの連携も進め、相互送客によるシナジー創出を狙う。

化粧品専門店初の「グッチ ビューティ」導入
東海エリア初上陸ブランドも続々

「アットコスメ」初の取り扱いとなる「グッチ ビューティ」を筆頭に、「ディオール(DIOR)」や「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」などのラグジュアリーブランドから手頃な価格帯のプチプラコスメまで幅広い製品群をそろえる。

名古屋エリアに初めて上陸するブランドとしては、中国発の「花西子フローラシス(FLORASIS)」のほか、「ディセンシア(DECENCIA)」「ファチュイテ(FATUITE)」などがある。さらに、ご当地コスメを集めたコーナーでは、「おいせさん」「金泉の水」「オカザえもんシリーズ」など、地域色豊かな商品を展開する。

ミニサイズの限定コスメも充実

「アットコスメトーキョー」で3月におよそ2000万円の売上を記録した人気のミニコスメコーナーを導入。全126SKUのうち約4割が「アットコスメ」限定商品であり、ここでしか手に入らないアイテムがそろう。

ポイントで楽しめる「サンプルガチャ」

アットコスメのポイントと引き換えにガチャを回してサンプルがもらえる、同社初の体験型コンテンツ「サンプルガチャ」を設置。毎月約2万個を限定で配布する。アットコスメのアプリと連動し、1回20ポイントで利用可能。新規会員登録者には300ポイントが付与され、すぐに体験できる仕組みとなっている。
初回では、「ファンケル(FANCL)」「エクセル(EXCEL)」「イニスフリー(INNISFREE)」「バイオヒールボ(BIOHEAL BOH)」「フローラシス(FLORASIS)」など15ブランドをラインアップする。

トレンドが見つかるコーナーも

人気商品を集めた「セールスランキングタワー」や、歴代ベストコスメ受賞アイテムを展示する「ベストコスメアワードウォール」などの注目コーナーも設置。加えて、シートマスクコーナーや「アットコスメストア」初となるリップカウンターも登場する。

オープン限定品も見逃せない

オープン記念ならではの限定商品を用意。6月28日までの期間限定で、30以上のブランドから特別セットを発売する。

レジは12台設置、待ち時間楽しめる工夫も

店内奥に12台のレジを配置。レジ待ちの列には「ついで買い」を促すコスメを陳列し、細部にまで工夫を凝らしている。

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仏上院、「ファストファッション法案」可決 「シーイン」など対象に広告制限や1点あたり最大10ユーロの課税も

フランス上院は、中国の「シーイン(SHEIN)」や「ティームー(TEMU)」などの“ウルトラ・ファストファッション”と呼ばれるブランドを規制する「ファストファッション法案」をほぼ全会一致で可決した。

同法案では、“ウルトラ・ファストファッション”企業を対象に、EU域外から発送される小包1個あたり2〜4ユーロ(約330〜660円)の課税を行うほか、製品および企業の広告を全面的に禁止する。最終的に、2030年までに1商品あたりの課税上限を10ユーロ(約1651円)に引き上げられる可能性がある。また、20年に施行された売れ残り商品の廃棄を禁止する「廃棄禁止及びサーキュラーエコノミーに関する法律」により、未販売品を「寄付」することで得られる税制優遇も廃止される見通しだ。

なお、広告の全面禁止といった措置については、EUレベルでの承認が必要となるため、フランス政府はまず欧州委員会への通知を行う。その後、最終調整が行われる予定で、成立は早くても9月末から10月が予想される。

一方、シーインは価格に敏感な消費者や低所得世帯を罰するものだと主張。同社のフランス広報担当クエンティン・ルファ(Quentin Ruffat)はAFPの取材に対し、「今回の法案が成立すれば、当社の顧客の財布に直接的な負担を強い、購買力を大幅に低下させることになる」と主張した。同社は、法案のさらなる修正を求めてロビー活動を続ける方針を示している。

可決をめぐっては、“ウルトラ・ファストファッション”の定義が争点となった。原案では、より広義のファストファッションが対象とされていたが、企業側の「地域雇用への貢献」といった主張による強いロビー活動により、内容が一部緩和された。今回の法案では、“ウルトラ・ファストファッション・プラットフォーム”と、実店舗を構えるファストファッションブランドを区別することで、結果的にスウェーデン、アイルランド、スペインといった欧州本社の企業は、実際には中国、インド、バングラデシュなど低賃金国での下請け生産や複雑なサプライチェーンに依存している場合にも規制の適用を免れる形となる。

フランス上院で法案の推進役を務めた共和党所属のシルヴィー・ヴァラント・ル・イール(Sylvie Valente Le Hir)議員は、「我々は明確に線を引いた。規制すべきは“ウルトラ・ファスト・ファッション”。一方フランスに雇用を生み、地域経済とつながりを持つ、国に根付いた手頃なファッションブランドは保護していきたい」と述べた。

法案は今後、施行に向けて細則の整備が進められる見通しだが、「ウルトラ・ファストファッションを規制する法制度としては世界初となり、他国の政策にも影響を与える可能性がある。

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仏上院、「ファストファッション法案」可決 「シーイン」など対象に広告制限や1点あたり最大10ユーロの課税も

フランス上院は、中国の「シーイン(SHEIN)」や「ティームー(TEMU)」などの“ウルトラ・ファストファッション”と呼ばれるブランドを規制する「ファストファッション法案」をほぼ全会一致で可決した。

同法案では、“ウルトラ・ファストファッション”企業を対象に、EU域外から発送される小包1個あたり2〜4ユーロ(約330〜660円)の課税を行うほか、製品および企業の広告を全面的に禁止する。最終的に、2030年までに1商品あたりの課税上限を10ユーロ(約1651円)に引き上げられる可能性がある。また、20年に施行された売れ残り商品の廃棄を禁止する「廃棄禁止及びサーキュラーエコノミーに関する法律」により、未販売品を「寄付」することで得られる税制優遇も廃止される見通しだ。

なお、広告の全面禁止といった措置については、EUレベルでの承認が必要となるため、フランス政府はまず欧州委員会への通知を行う。その後、最終調整が行われる予定で、成立は早くても9月末から10月が予想される。

一方、シーインは価格に敏感な消費者や低所得世帯を罰するものだと主張。同社のフランス広報担当クエンティン・ルファ(Quentin Ruffat)はAFPの取材に対し、「今回の法案が成立すれば、当社の顧客の財布に直接的な負担を強い、購買力を大幅に低下させることになる」と主張した。同社は、法案のさらなる修正を求めてロビー活動を続ける方針を示している。

可決をめぐっては、“ウルトラ・ファストファッション”の定義が争点となった。原案では、より広義のファストファッションが対象とされていたが、企業側の「地域雇用への貢献」といった主張による強いロビー活動により、内容が一部緩和された。今回の法案では、“ウルトラ・ファストファッション・プラットフォーム”と、実店舗を構えるファストファッションブランドを区別することで、結果的にスウェーデン、アイルランド、スペインといった欧州本社の企業は、実際には中国、インド、バングラデシュなど低賃金国での下請け生産や複雑なサプライチェーンに依存している場合にも規制の適用を免れる形となる。

フランス上院で法案の推進役を務めた共和党所属のシルヴィー・ヴァラント・ル・イール(Sylvie Valente Le Hir)議員は、「我々は明確に線を引いた。規制すべきは“ウルトラ・ファスト・ファッション”。一方フランスに雇用を生み、地域経済とつながりを持つ、国に根付いた手頃なファッションブランドは保護していきたい」と述べた。

法案は今後、施行に向けて細則の整備が進められる見通しだが、「ウルトラ・ファストファッションを規制する法制度としては世界初となり、他国の政策にも影響を与える可能性がある。

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映画「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」×「グラウンド ワイ」 ビジュアルに鈴鹿央士を起用

ヨウジヤマモトの「グラウンド ワイ(GROUND Y)」は、映画「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」とのコラボアイテムを発売する。6月20〜29日まで「グラウンド ワイ」直営店で、6月20日12時から6月29日23時59分まで「グラウンド ワイ」公式オンラインで予約販売する。商品は、2025年9月下旬頃から順次発送を予定する。

「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」コラボ
シャツとTシャツ、パンツを制作

コラボアイテムは、テレビアニメ第2期「懐玉・玉折」に登場する“闘魚”と、“五条悟”の“手”、“懐玉・玉折”の文字を刻み水面のように幻想的なシャツ(8万5800円)、“五条悟”の覚醒シーンを描いたチェック柄シャツ(8万5800円)、夏油傑が操る呪霊“虹龍”をストライプで表現した半袖シャツ(7万2600円)とパンツ(8万8000円)が登場。また“呪霊”の“口裂け女”と“虹龍”をモノクロ調で描いたシャツ(6万6000円)や、“五条悟”と“夏油傑”の顔を前後でつなぐグラフィックTシャツ(5万5000円)、“伏黒甚爾”の身体に巻きつく“格納呪霊”をモチーフにしたTシャツ(4万6200円)などをラインアップする。ビジュアルには、俳優、モデルの鈴鹿央士を起用した。「グラウンド ワイ」と「呪術廻戦」は、2023年にもコラボを実施、今回で2回目となる。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

映画「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」は、芥見下々による漫画を原作としたアニメ「呪術廻戦」の第2期で描かれた、“五条悟”と“夏油傑”の過去にまつわるエピソード「懐玉・玉折」を、劇場版総集編として再編集した。

特設サイト

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「フジロック2025」に出演 音楽家でありグラフィック・アーティスト、ティコ(Tycho)が語る創作哲学

アメリカ・カリフォルニア州サクラメント出身のスコット・ハンセン(Scott Hansen)によるプロジェクト、ティコ(Tycho)。2020年には5作目「Weather」(2019年)がグラミー賞のノミネーションも受けた、すでに20年以上のキャリアを誇るエレクトロニック・ミュージック界の第一人者の1人だが、彼にはもう一つ知られた顔がある。それが映像クリエイター/グラフィック・デザイナーとしての活動で、近年は主にティコ周りのビジュアル制作を通じて、音楽とともに彼のクリエイションの重要な柱を担ってきた。その仕事は、作品のアートワークからツアー用のポスター作成、さらにはライブで使用する映像監修やステージ演出にまで及ぶ。ニュー・アルバム「Infinite Health」(24年)を携えて行われた今年1月の来日公演は、そんな彼が手掛けるビジュアル・ワークの最新の発表の場でもあったわけだ。

スコットいわく「没入型オーディオ・ビジュアル体験のプラットフォーム」と定義される現在のティコ。音楽制作に先駆けたグラフィック・デザイナーとしての原点。映像と音楽の関係性をめぐる哲学。そして、AIとクリエイションの問題、新たに立ち上げたプロジェクト「Tycho Open Source」について。来月の「フジロック」への出演(7月25日@RED MARQUEE)も控えるスコットに話を聞いた。

音楽と映像による
没入感のあるライブ

——先日のライブですが、非常に没入感のあるステージングで素晴らしかったです。

スコット・ハンセン(以下、スコット):しばらくライブをしない期間があって、その間に「どうすればこれまでとは違った形にできるか?」「どう進化させたり変化させたりできるか?」とずっと考えていたんだ。特に意識したのはビジュアル面のアップデートで、よりダイナミックに、音楽と視覚が結びついたステージにしたいと思っていた。それに、パフォーマンス自体もメンバー全員がもっと楽しめるような環境にしたかったんだ。以前は機材のセッティングがちょっと複雑で、ステージに立つこと自体がストレスになることもあったから、今回は思い切ってシステム全体を再設計した。今では純粋に“演奏すること”に集中できるし、ステージに立つのが心から楽しいと思えるようになったよ。

——映像演出については、どんなコンセプトがありましたか。

スコット:僕はいつも、音楽と映像のあいだに何かしらストーリーや映画的なつながりを持たせるようなアプローチを心がけているんだ。例えば「Devices」の映像——東京で撮影したんだけど、普段はMVを切り貼りしてライブ用に再構成するところを、今回はほとんどそのまま使ってる。いくつか色味を調整したくらいでね。それから、今回初めて取り入れたのが「i/MAG」っていう手法で、ステージ上に小型カメラを設置して、ライブ中のパフォーマンスをリアルタイムで撮影・投影してるんだ。僕のキーボードの上とか、観客からは見えないアングルを映して、そこにエフェクトをかけて加工しながら他のビジュアルと組み合わせていくんだけど、それがすごく楽しかった。自分たちが演奏してる“今”の瞬間が、そのまま視覚的な物語として重なっていく感覚があってね。

——スコットさんはティコについて、「没入型オーディオ・ビジュアル体験のプラットフォーム」とみずから謳(うた)われています。その意味するところを教えていただけますか。

スコット:僕にとって、音楽とビジュアルってすごく近いところから生まれているものなんだ。同じ感情やアイデアを別のかたちで表現してるだけでね。自分の音楽でも他の人の音楽でも、聴くときはいつも視覚的なイメージが頭に浮かぶし、僕にとってそれは自然なことなんだ。音楽と映像の両方を手がけてるのが同じ自分自身だから、それらが自然と統合されて、一体感のあるものになっているんだと思う。特にインストゥルメンタル・ミュージックには、聴く人の心の中に広がる“風景”のようなものがあると思っていて。聴いていると、まるで海や山が見えるかのように、心が自然とさまよっていく。その感覚って、すごく自由で瞑想的な体験だと思う。

一方で、ボーカル・ミュージックはもっと感情や言葉に根ざしたもので、コミュニケーションや人間のつながりについて考えるきっかけになる。だからこそ僕は、音楽とビジュアルをつなぐことで、その両方の感覚を横断できるような体験をつくりたいと思っている。ビジュアルが音楽に“意味”を押しつけるものにはしたくないんだよね。ビジュアルが音楽にもう一つの奥行きや余白を与えて、見る人がそれぞれに“別の次元”を感じられるようなライブにしたい。それが、僕が考える“没入体験”なんだ。

ボーズ・オブ・カナダからの影響

——そうした音楽とビジュアルを横断するアプローチは、これまで作品を重ねる中でどのように進化・変化してきたという手応えがありますか。

スコット:僕にとってこのプロジェクトの大きなモチベーションの一つが、エンジニアリングやプロダクションといった技術的な側面にあるんだ。音も映像も、制作において“どうつくるか”という部分にすごく刺激を受けるし、それを探求することが自分の創作意欲につながってる。

音に関しても、以前よりもずっと効率的に、少ない要素で多くを語れるようになってきたと感じてる。ソングライティングやアレンジの構造もより洗練されたものにしたいし、何より“伝えたいことをいかにシンプルに表現できるか”っていう点に今は強く意識が向いてる。結果として、全体としての表現もどんどん削ぎ落とされて、より凝縮されたものになってきているんじゃないかなって思うよ。

——スコットさんの考える「没入体験」という視点から、例えばラスベガスの「Sphere」のような施設はどのように映るのでしょうか。

スコット:すごく魅力的に思えるよね。実際に行ったことはないけど映像では見たことがあって、本当にすごいなって感じたよ。ああいうコンセプトは大好きだよ。

「Meow Wolf」っていうアートスペースがあって、いくつか拠点があるんだけど、たしかデンバーにある会場だったかな。立方体のような構造で、「Sphere」より規模は全然小さいけど、壁が全部スクリーンになっていて、たしか天井にも何か映っていたと思う。中に入ると、完全に包み込まれるような空間なんだ。そこで一度DJをしたことがあって、すごくクールだったよ。自分としては「Sphere」の中にいるという感覚に最も近い体験だったと思う。「Meow Wolf」って、ちょっと奇妙な場所なんだよね。最近のツアーでも、たしかニューメキシコの別の施設で演奏したんだけど、そこもまた全然違う空間だった。確か今は5カ所以上あると思うけど、どこも独自の美学を持っていて、すごくインスピレーションを受けるよ。

——“没入型のショー”というと、個人的に印象深いのはビョークやワンオートリックス・ポイント・ネヴァーだったりするのですが、スコットさんにとってそういうアーティストとなると誰になりますか。

スコット:例えばボーズ・オブ・カナダ(Boards of Canada)は、ずっと僕にとって大きな存在だった。あの独特な美学はいつも際立っていたし、たしか彼らには映像やビジュアル制作を手がけるコレクティブみたいなチームがいたんじゃないかな。初期の作品には特に強くそれを感じた。タイトルは忘れちゃったけど、あのころのビデオなんかは本当にすごくて、音楽とビジュアルが完全に一体になってたんだ。まるで音楽にぴったり寄り添う完璧なパートナーみたいに感じられて。だから彼らには、音楽面でもビジュアル面でも、本当にたくさんのインスピレーションをもらってきたと思うよ。

グラフィック・デザイナーとしてのキャリア

——ティコのビジュアル・ワークにまつわる話として、スコットさんが「ISO50」名義で活動されたグラフィック・デザイナーとしてのキャリアについて教えてください。

スコット:たぶん1990年代後半から2012年くらいまでの話かな。当時の僕の本業は、インターフェース・アーキテクチャ、つまりソフトウェアやウェブのUXデザインだったんだ。生活のための仕事としてはずっとウェブ・デザインをやっていて、音楽はあくまで趣味というか、サイド・プロジェクトとしてちょこちょこ触っていたくらいだった。

転機が訪れたのは06年ごろで、「ISO50」っていう名前でビジュアルの活動をしていたんだけど、その名前でブログを始めたんだ。最初は主にデザイン中心のブログだったんだけど、次第に音楽も紹介するようになって、それが思いのほか注目されるようになった。そのブログを、自分の音楽プロジェクトの発信の場としてもうまく活用していて、好きなグラフィックや音楽を紹介する合間に“これも聴いてみて”って、自分の曲をさりげなく載せたりしてたんだよね。結果的にそれが大きなきっかけになって、ティコの名前がより多くの人に知られるようになったと思う。当時は広告業界のアート・ディレクターやマーケターなんかもよく見てくれてて、ブログで聴いた曲をCMやキャンペーンに使ってくれたりもしてね。

でも、10年には「Dive」の制作が終わりに近づいて、翌年リリースされるタイミングでツアーを始めたんだ。ライブ・バンドも結成して、本格的に音楽に注力するようになった。そうなると、ブログやデザインに使える時間がどんどんなくなっていって……気づけば、あのブログも自然と終わってしまった。というのも、それまでの15年くらいをデザインにささげてきたから、次の10年は音楽にささげてみようって思ったんだよね。でも、気づいたらもう14年経ってた(笑)。ただ、今もティコのポスターやカバーアート、映像作品の多くは自分で手がけているし、グラフィックの仕事も完全には手放してない。忙しいけど、充実した日々を送れてると思うよ。

——スコットさんの中で、ティコと「ISO50」はどういう関係性にあるのでしょうか。

スコット:僕にとっては完全に一体化してる。同じプロジェクトの異なる側面という感じでね。「ISO50」という名前は、もともと写真にハマっていた時期に使い始めたもので、富士フイルムの「Velvia」っていうポジフィルムの感度に由来しているんだ。そのころはTシャツのデザインとかもやっていて、そのロゴとして「ISO50」を使ったりしてね。でも、結局どっちも自分のプロジェクトで、プロとしての側面を見せるときに名前を分けていただけで、今では全部一つの「ティコ」というプロジェクトの中に統合されている。音楽とビジュアルが完全に一体となった、オーディオ・ビジュアル・プロジェクトとしてね。

——「ISO50」としては、ティコ以外でどんなデザインの仕事をしていたんですか。

スコット:主にやっていたのはウェブのインターフェース・デザインだった。例えばスキューモーフィック(skeuomorphic)な、現実の物体を模したようなウェブサイトをつくることが多かったね。紙っぽく見えるインターフェースとか、本のページをめくるような操作感とか、そういう質感重視のデザインが得意だった。Flash全盛の時代で、リアルなテクスチャや立体感をデジタルで再現するのがクールだったんだ。

でも僕の夢は、いつか音楽の世界とつながって、コンサート・ポスターやアルバムのカバーを手がけることだったんだ。ティコの活動を通じて徐々にそういう機会も増えていって、それがすごくうれしかったよ。ただ、仕事の大半はクライアント・ワークじゃなくて、自分の作品を売ることだった。Tシャツやアート・プリントをつくって、自分で販売してたんだ。大判のエプソンの44インチ・プリンターでジークレープリントを刷って、サイトで直接販売するような形でね。そういう個人制作の発表と流通の場として機能してたんだよ。

——ちなみに、ファッション関係の仕事ってありましたか。

スコット:一度だけ、「ディーゼル(DIESEL)」のキャンペーンでポスターをつくったことがあるよ。たしか20周年か何かの記念企画だったと思う。でも、グラフィックをTシャツにプリントしたりはしてたけど、服そのものをデザインするってことはしていない。服飾って三次元で考えなきゃいけないし、構造も複雑だし、本当に難しい分野だと思うんだよね。だから、そういうことができる人たちにはすごく尊敬の念があるよ。

影響を受けたグラフィック・デザイナー

——新作の「Infinite Health」のアートワークですが、自然の中に人工物が同居したシュールな構図が、マイク・オールドフィールドの「Tubular Bells」や、ヒプノシスが手がけたピンク・フロイドなどのジャケットを連想させるところがありました。サウンドとビジュアルとのつながりという観点で、スコットさんが影響を受けたり好きなデザイナーがいたら教えてください。

スコット:うん、今回は、70年代のアートワーク──ストーム・ソーガソンとか、ピンク・フロイドのジャケットみたいなやつ──そういう感じのものを参考にしたいって思ってて。あの時代の、でっかいプログレのアルバム・カバーを見て育ったんだよね。で、当時のアートワークでクールだと思っていたのは、写真ベースなんだけど、どこかイラストみたいに見えるやつで。コラージュ的に構成されているのに、仕上がりは曖昧で、絵なのか写真なのかよく分からない。そういう中間的な感じが面白いなと思って。それから、有機的なものと人工的なものを対比する構成も意識していた。それって70年代のサイケデリック・アートによく見られるテーマで、そういった感覚を取り入れたかったんだ。

——デザインや映像の道に進む上で、大きな影響を受けた人物はいますか。

スコット:一番影響を受けたのは、アルノー・メルシエ(Arnaud Mercier)というグラフィック・デザイナーだね。フランス系カナダ人で、富士フイルムの「Velvia」を使って写真を撮ってたんだけど、その上にものすごくシンプルなグラフィックを重ねてて、それがとにかく美しかった。今回のジャパン・ツアーのポスターも、実は彼へのオマージュなんだよ。十字のモチーフや、ミニマルな構成なんかは、まさに彼がよく使っていたスタイルなんだ。

僕が本格的にアートやデザインをやり始めるずっと前から彼の作品には惹かれていて、いつかこういうのを自分もつくれたらってずっと思っていて。それで思い切って彼にメールを送ってみたんだ。いろいろ質問してみたら、彼は本当に親切で、丁寧に答えてくれた。それから少しずつやりとりが続くようになって、何年も連絡を取り合ってた。彼が使ってた「Velvia」についても詳しく教えてくれて、そこから自分の「ISO50」っていう名前も生まれたんだ。彼はすごくインスピレーションをくれる存在で、デザインに関する多くのことを教えてくれた。5年くらい前に亡くなってしまったんだけど、今でも彼のデザインが僕の中には残っているよ。

「健康」と音楽

——今回の新作はタイトルにもある通り「健康」がテーマということで、背景にはパンデミックの影響があったと伺っています。サウンドはとてもダンス・フィールに溢れた仕上がりですが、スコットさんにとって今作はヒーリング的な意味合いもあったりしたのでしょうか。

スコット:音楽ってやっぱり、根本的に癒やしの力があるものだと思う。つくるっていう行為自体もそうだし、聴くこともそう。どっちのプロセスにもある種の瞑想的な側面があるし、本当に強い力を持ってる。でも同時に、自分にとって音楽は“仕事”でもある。ハードワークだし、正直ストレスも大きい。放っておくとその波にどんどんとのまれてしまう。しかも、自分はそのストレスを割と許容しすぎてしまうタイプで、だから今回の作品では、改めて自分に「もっとバランスを取らなきゃいけない」と言い聞かせるような気持ちがあった。

今は子どももいるし、家族もいて、人生のいろんな局面を持続可能にしていくフェーズに入ったなと感じてるんだ。全ての要素をより健康的に、よりサステナブルな視点から捉え直していく必要がある。たぶん、それが今回の作品に込めた大きなテーマだったと思う。もちろん、パンデミックの影響もある。あの時期を通じて、誰もが「自分の健康」ってことを改めて考えさせられたと思う。だからこの作品には、自分がこれからも音楽を続けていく上で、それがちゃんと健やかで充実した営みであるように……という願いも込められてるんだ。

——パンデミックの経験が、その後の人生設計やキャリアの計画を見直すきっかけになった、と話すミュージシャンは多いですよね。

スコット:うん、まさにそうだね。あの時間がなければ、たぶん今みたいな形で家族を持つこともできなかったと思う。というのも、それまではツアーとアルバム制作の繰り返しで、とにかく立ち止まる余裕が一切なかったんだ。気がつけば10年くらい一瞬で過ぎてて、「自分は今まで何をしてきたんだろう?」って、ふと我に返る瞬間があった。

だから、一度立ち止まって「これから何を大事にしたいのか」「どう生きていきたいのか」っていうのを考える時間が持てたのは、本当に大きかった。ただ、あの期間も創作自体はずっと続けていて、自分に課していたのは“毎日1曲、もしくは何かしらのアイデアを必ず残す”っていうルールだった。ほんの小さなメロディーの断片でもいいから、とにかく“種”をまいておくという感覚で。その蓄積が今回の作品につながってる。あのときに書いた曲の多くは当時の空気感そのものをまとってて、自分にとってもすごく手応えがあった。4年分のストックの中からじっくり選んで構築していくことができたし、こんなふうに余裕を持って作品をつくる経験は初めてだったから、自分の中でもかなり特別なアルバムになったと思うよ。それに、実はもう一枚分のアルバムがすでにできていて、それも近いうちにリリースしたいと思ってるんだ。

——これは以前ジョン・ホプキンスにインタビューした際にも話題に出たのですが、近年、アンビエントなどのエレクトロニック・ミュージックにおいてAIによる自動生成が大きな話題となっています。それこそセラピーやヒーリングなどさまざまな効果を謳ったプレイリストがストリーミング・サービスでは溢れかえり、莫大な再生数を記録している現状は、音楽における芸術性や作者の独創性の概念に問いを投げかけ、新たな議論を巻き起こしています。スコットさんはこうした状況をどのように捉えていますか。

スコット:その分野については正直、そこまで詳しいわけじゃないから断言はできないんだけど……もし本当に機械が人間からアートを奪うようなことになるなら、それって本当に悲しいことだと思う。一番影響を受けるのは、これから出てこようとしてる若いアーティストたちなんじゃないかな。すでに確立されてる人ならある程度は耐えられるかもしれないけど、それでも今はとにかく飽和状態で、音楽で生計を立てていくことがますます難しくなってきてるし。

僕自身はAIに関して深く調べたわけじゃないけど、ただ、今のところ「これはすごい!」って思えるような音楽には出会ったことがなくて。“曲っぽいもの”はあるけど、それはどちらかというとチープなポップ・ソングのシミュレーションみたいなもので、それ以上のものではなかった。例外として、人間が素材を与えてAIが構成したビジュアル作品で、ちょっと面白いものは見たことはある。でも、完全にAIだけでつくられたもので、心を動かされた経験はまだない。

AIがジョン・ホプキンスみたいな個性的なサウンドを再現できるようになる——って話も、理屈では面白いけど、現実的にはまだ信じられないかな。本当にそんな時代が来たら、そのときに改めて判断すればいいと思ってる。今の段階では、どこか「手品」っぽく見えるんだよね。AIに投資してる人たちは「もうすぐすごいことになるぞ!」って煽ってるけど、実際はまだそこまでじゃない。まぁ、こういうことを言うと、ラッダイト(新しいテクノロジーや機械、作業方法に反対する人)っぽく聞こえるのかもしれないけど(笑)、少なくとも今の自分にとっては、“AIの音楽”がすぐに深刻な脅威になるとは感じていない。もちろん、この先どうなるかは分からないけどね。

——逆に、スコットさん自身が心を落ち着けたいときに自然と手が伸びる音楽って、ありますか。

スコット:その時々の状況によるかな。というのも、僕ってそもそも音楽を“リラックスのため”に聴くタイプじゃないんだ。制作中の音楽は別だけど、普段何かを聴くときは、むしろ“ワクワク感”とか“エネルギー”が欲しいときで。

例えばインターポールは自分の大好きなバンドの一つで、特にデザインとか映像の仕事をしてるときにいつも流している。集中力を保ちたいときとか、細かいデザイン作業をしてるときにぴったりなんだよね。実際、自分たちのアルバムのジャケットもインターポールをループ再生しながらつくったんだ。「Turn on the Bright Lights」なんて、永遠にリピートできると思う(笑)。

それと、今はダンス・ミュージックばっかり聴いてて。DJセットのためのリサーチ目的でね。“この曲はクラブでどう機能するか”とか、そういう視点で聴いてるんだ。だから結局、音楽を制作したりDJセットの準備で音楽を聴く時間が増えるほど、純粋に楽しむためだけに音楽を聴く時間ってどんどん少なくなってきてる気がするよ。

——ところで、3年ほど前に「Tycho Open Source」というプラットフォームを新たに立ち上げられましたね。これはどういった目的で始められたものなのでしょうか。

スコット:もともとのきっかけは、自分がブログをやってたころに遡るんだけど、当時はちゃんと“コミュニティー”と呼べるものが存在していて、そこにいる人たちとも直接つながれてたし、誰がどんなことをしてるのかも見えていた。ちゃんと人と人との感覚があったんだよね。でもSNSが主流になると、それがだんだん失われていった。最初はSNSもその延長線上にあると思ってたんだけど、気づけばアルゴリズムに支配されて、投稿しても届かない、リーチできない。いわば“ゲートキーピング”されてしまった感覚がある。例えば、フォロワーがたくさんいても、実際にはその多くに何も届いていない。1000人が見たって表示されても、それが誰なのかも分からないし、結局ファンとのコミュニケーションの手段が失われてるっていう実感があるんだよね。

だから、今やってる“オープンソース”的な取り組みは、ある意味でファンクラブ的でもあるけど、もっと直接的で、双方向な関係をつくるための実験でもある。参加してる人にとっても“受け身”じゃない体験になるし、互いに交流できる場にもなる。もっと実用的なことを言えば、そこでライブの先行予約ができたり、特典が用意されていたり、アーティストとより深くつながれる手段としても機能する。単に音楽を届けるっていうだけじゃなくて、そこに関わる人たちにちゃんと“場”を提供したいっていう気持ちが大きいかな。

——「没入型オーディオ・ビジュアル体験のプラットフォーム」としてのティコの展望については、どんなことを思い描いていますか。

スコット:僕は常にライブのビジュアル面を進化させていきたいと思ってる。今回のショーでは、ようやく自分がずっと描いていたビジョンにかなり近づけた気がしてるんだ。例えば、いろんな角度に配置したスクリーンやスクリム(半透明の幕、紗幕)を使ったり、ステージ上に複数のパーツを組み込んだりしてね。ただ、残念ながらそういう装置はすごく大きくて、日本公演には持ち込めなかった。アメリカのショーでは、各ステーションに真っ白なプラットフォームやファサード(前面の装飾)を設置して、それら全てにプロジェクションマッピングを施してるんだ。とくに気に入ってるのは、白く塗装したアンプやオブジェクトをステージ上に置いて、それぞれに別々の映像をマッピングしていく方法で。そうすることで、平面のスクリーンに投影するだけじゃなく、映像が空間の中に立体的に“入り込んでいく”ような体験をつくれると思ってる。もっと没入感のある、3D的なビジュアル空間をつくりたいんだ。そういう体験型のプロジェクトとして、ティコをさらに進化させていきたいと思ってるよ。

PHOTOS:TAKUROH TOYAMA
TRANSLATION:EMI AOKI

◾️Tycho「Infinite Health」
2024年8月30日リリース
Label: BEAT RECORDS / Ninja Tune

TRACK LIST:
01. Consciousness Felt
02. Phantom
03. Restraint
04. Devices
05. Infinite Health
06. Green
07. DX Odyssey
08. Totem
09. Epilogue
10. Phantom Prologue *Bonus Track
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=14204

配信リンク:
https://tycho.lnk.to/infinite-healthPR

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ミャクミャクと「リラックマ」のコラボぬいぐるみが登場 万博会場内限定で購入が可能

大丸松坂屋百貨店は6月25日、「リラックマ」と大阪・関西万博の公式キャラクター“ミャクミャク”のコラボレーションアイテムを発売する。アイテムは万博会場内のオフィシャルストア東ゲート店 大丸松坂屋百貨店でのみ取り扱う。

コラボでは、ミャクミャクをデザインにあしらったリラックマとコリラックマのぬいぐるみ2型を用意する。ミャクミャク柄の脱着できる寝袋が付属するぬいぐるみ(6930円)と、ミャクミャクを抱えた“ぶらさげぬいぐるみ”(3960円)がそろう。

■販売場所

万博会場内オフィシャルストア 東ゲート店 大丸松坂屋百貨店

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ミャクミャクと「リラックマ」のコラボぬいぐるみが登場 万博会場内限定で購入が可能

大丸松坂屋百貨店は6月25日、「リラックマ」と大阪・関西万博の公式キャラクター“ミャクミャク”のコラボレーションアイテムを発売する。アイテムは万博会場内のオフィシャルストア東ゲート店 大丸松坂屋百貨店でのみ取り扱う。

コラボでは、ミャクミャクをデザインにあしらったリラックマとコリラックマのぬいぐるみ2型を用意する。ミャクミャク柄の脱着できる寝袋が付属するぬいぐるみ(6930円)と、ミャクミャクを抱えた“ぶらさげぬいぐるみ”(3960円)がそろう。

■販売場所

万博会場内オフィシャルストア 東ゲート店 大丸松坂屋百貨店

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「オーシバル」×アンドレ・サライヴァ マリンテイストなTシャツやトートバッグなど

「オーシバル(ORCIVAL)」は6月25日、グラフィティアーティスト、アンドレ・サライヴァ(Andre Saraiva)とのコラボアイテムを発売する。オーシバル 東京、「オーシバル」公式オンライン、ビショップ(BSHOP)一部店舗で販売する。また6月25日〜7月1日の期間、伊勢丹新宿本店でポップアップをオープンする。

アンドレ・サライヴァとコラボ
キャラクター“ミスター・エー”を随所に

コラボアイテムは、アンドレ・サライヴァによるキャラクター“ミスター・エー(Mr. A)”をモチーフに制作。ラインアップは、「オーシバル」を象徴するストライプを配したバスクシャツ(2万5080円)や、Tシャツ(1万780円〜)、キャンバス地のトートバッグ(1万5180円〜)、大判ハンカチ(3300円)をそろえる。またオーシバル 東京、ビショップ、伊勢丹新宿本店のポップアップで、本コラボアイテムを税込1万円以上の購入者に向け、ノベルティーのトートバッグを先着で配布する。

「オーシバル」は、1939年にフランス・リヨンでスタート、“フレンチマリン”をテーマとし、蜂のエンブレムを配したバスクシャツなどを手掛ける。

アンドレ・サライヴァは、スウェーデン・ウプサラ出身のアーティスト。パリを拠点とし、シルクハットとステッキが特徴のキャラクター“ミスター・エー”などで知られる。

■ポップアップ
日程:6月25日〜7月1日
場所:伊勢丹新宿本店 本館3階
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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高橋アランが体感 「バウム」が取り組む樹木の循環

6月でブランド誕生5周年を迎えた「バウム(BAUM)」は、“樹木との共生”をテーマに掲げるスキン&マインドケアブランドだ。“樹木の恵みを受け取るだけでなく、自然に還していく”というブランドの哲学に基づき、2021年から「BAUM オークの森」(岩手県盛岡市)でオーク(ナラ)の苗木の植樹活動を、昨年からは愛媛県新居浜市に位置する「BAUM ひのきの森」でもひのきの植樹活動を開始。2年目を迎えたこの活動に、モデルの高橋アラン氏が参加した。

「バウム」のパッケージには、木製家具の老舗メーカーであるカリモク家具との協業により家具の製作過程で発生する端材をアップサイクルした木製パーツが使用されている。そのブランド哲学や温かみがありながらもスタイリッシュなたたずまいは、年代・ジェンダーを超えて支持されている。昨年春には、“ハイドロ エッセンスローション n”やスキンオイル“モイスチャライジング オイル n”などの主要スキンケア成分をリニューアル。ひのきの貯水力と、外的ダメージへの防御力に着目し、四国地方の豊かな森で育てたひのきから抽出された樹木由来成分「ひのき水*」を採用した。中味成分においても循環の輪を生み出すことを掲げ、「BAUM ひのきの森」での植樹を行っている。

循環の輪には店舗で育てた苗木も

「バウム」の店頭には苗木を育てる一角がある。その苗は、住友林業の苗木生産施設・本山樹木育苗センター(高知県長岡郡)へ送られ、植樹に適した大きさの苗木になるまで大切に育てられる。種まきから出荷までの期間は、ひのきで約1.5〜2年ほどだという。
アラン氏は、苗木作り(移植)と苗木のコンテナ苗への植え替えを体験した。「こんなに小さなベビーちゃん(幼苗)が大きくなるんですね」と目を輝かせる。「森になるのはきっと80年、100年と先のこと。けれど、生きたものを『いただきます』と手に取るような感謝の気持ちであふれますね」。

トップス 7150円、ジャケット2万2000円、キャップ4180円/以上、サロモン(サロモンコールセンター03-6825-2134)、ネックレス5万8300円、(右手人差し指)天然石リング4万1800円/以上、マリハ(マリハ 03-6459-2572)、その他スタイリスト私物

企業と地域で紡ぐ未来の森

「BAUM ひのきの森」で行われた2回目の植樹式。愛媛県新居浜市、住友林業、資生堂の3社が協定を結び、2.1haの敷地で植樹活動を行っている。ただ植えるだけでなく、下草刈りや獣害よけのネットの設置など丁寧な管理のもと、健やかな森づくりを目指している。植樹には「バウム」ブランドチームのほか、店舗スタッフも参加し、約600本のひのきの苗木を植えた。

トップス1万1000円、キャップ4180円/以上、サロモン(サロモンコールセンター03-6825-2134)、ネックレス5万8300円、ハートチャーム4万700円、(右手人差し指)天然石リング4万1800円/以上、マリハ(マリハ 03-6459-2572)、その他スタイリスト私物
標高約800m、急傾斜の敷地を進みながら笑顔でひのきの苗木を植えるアラン氏。「種から苗になるまで大切に育てる人がいて、『バウム』の店舗でもその苗を育て、さらに育った苗をこうして植えて、森を広げていく──。僕が体験したのは製品になるまでのほんの一部だけれど、その過程に触れることができて、自然と僕たち人間とのつながりを感じ、学ぶことができました」。

樹木との共生で次世代へつなぐ

高橋アラン/モデル
PROFILE:イタリア&ブラジル人の父と 日本人の母のもとに生まれ日本で育つ。天真爛漫な性格の持ち主で、カポエイラやサンバ、トゥアークなどブラジルカルチャーにも精通する。NETFLIX - THE BOYFRIEND -出演後、日本国内のみならず世界中からの反響に応えていくべく、表現者・発信者として日々活動する。音声配信プラットフォーム「Artistspoken(アーティストスポークン)」にて、ポッドキャスト番組「高橋アランのBONCHACHA」を配信中
鮮やかな緑がまぶしい新緑の森を歩きながら、今回の見学や植樹体験を振り返るアラン氏。「苗を育てること、製品にすること、そして植樹。全てがつながっていて、その取り組みに自然へのリスペクトを感じました」と語る。「幼い頃、母とよく家庭菜園をした記憶があります。母とおしゃべりをしながら土に触れていた時間は僕にとって濃く、幸せな思い出です。自然には人と気持ちをつなげる力があるし、こうして森の中にいるだけでとても心地いい。樹木と共生することで、心も暮らしも豊かになることをあらためて実感しました」。
ローションをきっかけに「バウム」を愛用しているというアラン氏。「『バウム』を知ってから自然とのつながりを考えるだけではなく、自分自身の気持ちと向き合う時間が増えたように思います。『バウム』の製品はレフィルを買って、木製パーツをずっと使うことができますよね。経年による木の色味の変化が愛おしいですし、“育てていく”喜びがあります。日々の買い物でも、なるべくレフィルができるアイテムを選ぶようになりました」。

「バウム」の循環ストーリー

「バウム」はブランド立ち上げ当時から一貫して、“樹木は循環する資源の象徴”と考える。業界を超えて、思いに共感するプロフェッショナルと共に樹木を守り、森の循環への取り組みを続けている。「BAUMの森」での植樹活動もその一つだ。パッケージの木製パーツに端材を使用しているオークを育む「BAUM オークの森」と、主要スキンケアの中味成分「ひのき水*」の原料となるひのきが育つ「BAUM ひのきの森」。2つの森には、それぞれ毎年600本ずつ植樹を行っている。
店頭では春夏にオークを、秋冬にはひのきの苗を育てる。スタッフは年に2回の植樹活動にも参加。ブランドが掲げる“循環”を知識だけでなく実体験として理解し、その思いを自らの言葉で顧客に伝える──。川上から川下まで流れる情熱と姿勢で、さらなる循環の輪を広げていく。
*配合目的:保湿・肌保護
PHOTOS:KAZUSHI TOYOTA
STYLING:KOUKI IWASAKI(UNTLIM)

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問い合わせ先
BAUM お客さま窓口
0120-332-133

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高橋アランが体感 「バウム」が取り組む樹木の循環

6月でブランド誕生5周年を迎えた「バウム(BAUM)」は、“樹木との共生”をテーマに掲げるスキン&マインドケアブランドだ。“樹木の恵みを受け取るだけでなく、自然に還していく”というブランドの哲学に基づき、2021年から「BAUM オークの森」(岩手県盛岡市)でオーク(ナラ)の苗木の植樹活動を、昨年からは愛媛県新居浜市に位置する「BAUM ひのきの森」でもひのきの植樹活動を開始。2年目を迎えたこの活動に、モデルの高橋アラン氏が参加した。

「バウム」のパッケージには、木製家具の老舗メーカーであるカリモク家具との協業により家具の製作過程で発生する端材をアップサイクルした木製パーツが使用されている。そのブランド哲学や温かみがありながらもスタイリッシュなたたずまいは、年代・ジェンダーを超えて支持されている。昨年春には、“ハイドロ エッセンスローション n”やスキンオイル“モイスチャライジング オイル n”などの主要スキンケア成分をリニューアル。ひのきの貯水力と、外的ダメージへの防御力に着目し、四国地方の豊かな森で育てたひのきから抽出された樹木由来成分「ひのき水*」を採用した。中味成分においても循環の輪を生み出すことを掲げ、「BAUM ひのきの森」での植樹を行っている。

循環の輪には店舗で育てた苗木も

「バウム」の店頭には苗木を育てる一角がある。その苗は、住友林業の苗木生産施設・本山樹木育苗センター(高知県長岡郡)へ送られ、植樹に適した大きさの苗木になるまで大切に育てられる。種まきから出荷までの期間は、ひのきで約1.5〜2年ほどだという。
アラン氏は、苗木作り(移植)と苗木のコンテナ苗への植え替えを体験した。「こんなに小さなベビーちゃん(幼苗)が大きくなるんですね」と目を輝かせる。「森になるのはきっと80年、100年と先のこと。けれど、生きたものを『いただきます』と手に取るような感謝の気持ちであふれますね」。

トップス 7150円、ジャケット2万2000円、キャップ4180円/以上、サロモン(サロモンコールセンター03-6825-2134)、ネックレス5万8300円、(右手人差し指)天然石リング4万1800円/以上、マリハ(マリハ 03-6459-2572)、その他スタイリスト私物

企業と地域で紡ぐ未来の森

「BAUM ひのきの森」で行われた2回目の植樹式。愛媛県新居浜市、住友林業、資生堂の3社が協定を結び、2.1haの敷地で植樹活動を行っている。ただ植えるだけでなく、下草刈りや獣害よけのネットの設置など丁寧な管理のもと、健やかな森づくりを目指している。植樹には「バウム」ブランドチームのほか、店舗スタッフも参加し、約600本のひのきの苗木を植えた。

トップス1万1000円、キャップ4180円/以上、サロモン(サロモンコールセンター03-6825-2134)、ネックレス5万8300円、ハートチャーム4万700円、(右手人差し指)天然石リング4万1800円/以上、マリハ(マリハ 03-6459-2572)、その他スタイリスト私物
標高約800m、急傾斜の敷地を進みながら笑顔でひのきの苗木を植えるアラン氏。「種から苗になるまで大切に育てる人がいて、『バウム』の店舗でもその苗を育て、さらに育った苗をこうして植えて、森を広げていく──。僕が体験したのは製品になるまでのほんの一部だけれど、その過程に触れることができて、自然と僕たち人間とのつながりを感じ、学ぶことができました」。

樹木との共生で次世代へつなぐ

高橋アラン/モデル
PROFILE:イタリア&ブラジル人の父と 日本人の母のもとに生まれ日本で育つ。天真爛漫な性格の持ち主で、カポエイラやサンバ、トゥアークなどブラジルカルチャーにも精通する。NETFLIX - THE BOYFRIEND -出演後、日本国内のみならず世界中からの反響に応えていくべく、表現者・発信者として日々活動する。音声配信プラットフォーム「Artistspoken(アーティストスポークン)」にて、ポッドキャスト番組「高橋アランのBONCHACHA」を配信中
鮮やかな緑がまぶしい新緑の森を歩きながら、今回の見学や植樹体験を振り返るアラン氏。「苗を育てること、製品にすること、そして植樹。全てがつながっていて、その取り組みに自然へのリスペクトを感じました」と語る。「幼い頃、母とよく家庭菜園をした記憶があります。母とおしゃべりをしながら土に触れていた時間は僕にとって濃く、幸せな思い出です。自然には人と気持ちをつなげる力があるし、こうして森の中にいるだけでとても心地いい。樹木と共生することで、心も暮らしも豊かになることをあらためて実感しました」。
ローションをきっかけに「バウム」を愛用しているというアラン氏。「『バウム』を知ってから自然とのつながりを考えるだけではなく、自分自身の気持ちと向き合う時間が増えたように思います。『バウム』の製品はレフィルを買って、木製パーツをずっと使うことができますよね。経年による木の色味の変化が愛おしいですし、“育てていく”喜びがあります。日々の買い物でも、なるべくレフィルができるアイテムを選ぶようになりました」。

「バウム」の循環ストーリー

「バウム」はブランド立ち上げ当時から一貫して、“樹木は循環する資源の象徴”と考える。業界を超えて、思いに共感するプロフェッショナルと共に樹木を守り、森の循環への取り組みを続けている。「BAUMの森」での植樹活動もその一つだ。パッケージの木製パーツに端材を使用しているオークを育む「BAUM オークの森」と、主要スキンケアの中味成分「ひのき水*」の原料となるひのきが育つ「BAUM ひのきの森」。2つの森には、それぞれ毎年600本ずつ植樹を行っている。
店頭では春夏にオークを、秋冬にはひのきの苗を育てる。スタッフは年に2回の植樹活動にも参加。ブランドが掲げる“循環”を知識だけでなく実体験として理解し、その思いを自らの言葉で顧客に伝える──。川上から川下まで流れる情熱と姿勢で、さらなる循環の輪を広げていく。
*配合目的:保湿・肌保護
PHOTOS:KAZUSHI TOYOTA
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「グラニフ」が「デスノート」と初コラボ 夜神月やLをデザインした全18アイテムを7月1日に発売

「グラニフ(GRANIPH)」は、人気漫画「デスノート(DEATH NOTE)」とのコラボレーションアイテムを7月1日に発売する。販売は公式オンラインストアおよび国内店舗で行う。発売に先駆けオンラインストアでは、6月18日0:00〜30日23:59の期間中は、予約販売を実施する。

本コレクションでは、主人公の夜神月(やがみ・ライト)やL、死神リューク、ミサといったキャラクターたちに加え、作中の名シーンをモチーフにしたグラフィックが登場。Tシャツ、シャツ、バッグ、ハット、ソックスなど、全18型をラインアップする。価格は1200〜7900円。

デザインは、作品のダークで知的な世界観をファッションに落とし込んだ仕上がりで、普段使いしやすい一方で、ファンにはたまらないディテールが随所に施されている。アイテムはユニセックス仕様で、幅広い層が楽しめる構成となっている。

アイテム一覧

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「フジロック」と「キーン」がコラボ第6弾でフェス特化型サンダルを発売

日本最大級の音楽フェス「フジロックフェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL)」(以下、「フジロック」)と米発のアウトドア・フットウエアブランド「キーン(KEEN)」は、コラボ第6弾サンダル“ハイパーポート エイチツー(HYPEPORT H2)”を発売した。「フジロック」公式オンラインショップ、6月27日まで開催されるオフィシャルショップ岩盤のポップアップ、「キーン」直営店、「キーン」公式オンラインストア、各取り扱い店舗にて発売中だ。サイズ展開は、ウィメンズが22.5〜26.0cm、メンズが25.0〜29.0、30.0cmだ。

地球環境負荷を低減した製法で革新的なハイブリッドフットウエアを提案する「キーン」が、“自然と音楽の共生”をテーマとして持続可能な野外フェスを提供する「フジロック」に共感して今回のコラボも実現した。

フジロッカー必須のフェス特化型サンダル

トウ・プロテクションがつま先を守る「キーン」の代名詞でもある水陸両用サンダル「ニューポート(NEWPORT)」をリデザインした同商品は、長時間の歩行でも疲れにくいソール構造とグリップ力の高いアウトソールがアクティブな足元をサポートし、脱ぎ履きしやすいバンジーコードシステムや夜道でも視認性の高い蓄光仕様を採用した。さらに、シュータンには「フジロック」のロゴを施し、インナー素材には苗場の⽊々や⾃然にインスパイアされたツリーカモ柄をデザインした。

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「フジロック」と「キーン」がコラボ第6弾でフェス特化型サンダルを発売

日本最大級の音楽フェス「フジロックフェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL)」(以下、「フジロック」)と米発のアウトドア・フットウエアブランド「キーン(KEEN)」は、コラボ第6弾サンダル“ハイパーポート エイチツー(HYPEPORT H2)”を発売した。「フジロック」公式オンラインショップ、6月27日まで開催されるオフィシャルショップ岩盤のポップアップ、「キーン」直営店、「キーン」公式オンラインストア、各取り扱い店舗にて発売中だ。サイズ展開は、ウィメンズが22.5〜26.0cm、メンズが25.0〜29.0、30.0cmだ。

地球環境負荷を低減した製法で革新的なハイブリッドフットウエアを提案する「キーン」が、“自然と音楽の共生”をテーマとして持続可能な野外フェスを提供する「フジロック」に共感して今回のコラボも実現した。

フジロッカー必須のフェス特化型サンダル

トウ・プロテクションがつま先を守る「キーン」の代名詞でもある水陸両用サンダル「ニューポート(NEWPORT)」をリデザインした同商品は、長時間の歩行でも疲れにくいソール構造とグリップ力の高いアウトソールがアクティブな足元をサポートし、脱ぎ履きしやすいバンジーコードシステムや夜道でも視認性の高い蓄光仕様を採用した。さらに、シュータンには「フジロック」のロゴを施し、インナー素材には苗場の⽊々や⾃然にインスパイアされたツリーカモ柄をデザインした。

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「ルイ・ヴィトン」新作フレグランスはオレンジブロッサム×レモンの調和 夏の太陽をイメージ

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は7月3日、新作フレグランス“サン ソング”(100mL、4万8400円)を発売する。6月19日から公式サイトで先行販売を行う。カリフォルニアの西海岸とロサンゼルスからインスピレーションを得た“パルファン・ド・コローニュ”コレクションの一作で、夏の太陽の喜びを表現した。

フルーティなミストの軽やかさとフローラルの奥深さを融合

「ネロリ、オレンジブロッサム アブソリュート、鮮烈なプティ·グラン エッセンスといった最高峰のオレンジブロッサムの抽出成分を扱うことは、グラース出身者の夢」とジャック・キャヴァリエ・ベルトリュード(Jacques Cavallier Belletrud)マスター・パフューマーが語る同作は、晴れわたる日々やターコイズブルーの空、海に反射する太陽の光への讃歌として調香した。レモンがそれらとの調和を生み出し、ラストノートのムスクが香りの旋律を奏でる構成になっている。

ボトルデザインは、モダンアートの第一人者であるアーティストのアレックス・イスラエル(Alex Israel)が担当した。カリフォルニアの生活にインスパイアされた独特なスタイルと鮮やかな色彩で知られる同氏は、特大のサングラスレンズをモチーフにした代表作品「Summer」を基にケースを装飾している。太陽のイエローオレンジカラーが徐々に変化するグラデーションを採用し、光がボトルに集まっているような視覚効果を演出。また、タイムレスなシグネチャーであるモノグラム・モチーフを装飾として施している。

■製品情報

“サン ソング”
価格:100mL、4万8400円
公式サイト>>

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「ルイ・ヴィトン」新作フレグランスはオレンジブロッサム×レモンの調和 夏の太陽をイメージ

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は7月3日、新作フレグランス“サン ソング”(100mL、4万8400円)を発売する。6月19日から公式サイトで先行販売を行う。カリフォルニアの西海岸とロサンゼルスからインスピレーションを得た“パルファン・ド・コローニュ”コレクションの一作で、夏の太陽の喜びを表現した。

フルーティなミストの軽やかさとフローラルの奥深さを融合

「ネロリ、オレンジブロッサム アブソリュート、鮮烈なプティ·グラン エッセンスといった最高峰のオレンジブロッサムの抽出成分を扱うことは、グラース出身者の夢」とジャック・キャヴァリエ・ベルトリュード(Jacques Cavallier Belletrud)マスター・パフューマーが語る同作は、晴れわたる日々やターコイズブルーの空、海に反射する太陽の光への讃歌として調香した。レモンがそれらとの調和を生み出し、ラストノートのムスクが香りの旋律を奏でる構成になっている。

ボトルデザインは、モダンアートの第一人者であるアーティストのアレックス・イスラエル(Alex Israel)が担当した。カリフォルニアの生活にインスパイアされた独特なスタイルと鮮やかな色彩で知られる同氏は、特大のサングラスレンズをモチーフにした代表作品「Summer」を基にケースを装飾している。太陽のイエローオレンジカラーが徐々に変化するグラデーションを採用し、光がボトルに集まっているような視覚効果を演出。また、タイムレスなシグネチャーであるモノグラム・モチーフを装飾として施している。

■製品情報

“サン ソング”
価格:100mL、4万8400円
公式サイト>>

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「グローバル ワーク」が東南アジア初進出 7月にタイのショッピングモールに出店

アダストリアの「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」は7月4日、東南アジア初出店となる店舗、グローバルワーク ザ・モール・ライフストア・ガムウォンワンをタイ・バンコクの北の玄関口となるエリア、ノンタブリー市にオープンする。

住宅街や学校が集中するタイの北の玄関口に出店

東南アジア1号店を出店するのは、タイの大手デベロッパーであるザ モール グループ(THE MALL GROUP)が手掛ける郊外型モールだ。タイ・バンコクの北の玄関口となるエリア、ノンタブリーエリアは、住宅街と大学を含む学校が集中するエリア。同ブランドのメーンターゲットであるファミリー層の来店も多い同施設でメンズ、ウィメンズ、キッズのフルカテゴリーを展開する。

タイは年間を通して高温の気候であることを考慮し、特に日本の秋冬シーズンでは、主力アイテムを活かしつつ、シーズンギャップやタイ人の趣向に対応するため、最低30%はローカルMDでの展開を予定している。

同ブランドは、2012年に台湾と⾹港にそれぞれ1号店を出店して以来、現在では両国でオンラインストアを含む21店舗を展開している。また同社は23年に、タイに子会社を設立し、同年「ニコアンド(NIKO AND...)」が1号店を出店しており、現在は3号店まで出店を拡大している。24年にブランド30周年を迎え、注⼒戦略の1つとして、海外売上を30年に現在の約4倍になる100億円を⽬指すことを発表した。その⽬標に向け、経済成⻑と⼈⼝増加傾向にある東南アジアでの事業成⻑は必須と考え、今回の出店に至ったという。

初のグローバルキービジュアルを制作

今回の東南アジア初上陸にあたり、初のグローバルキービジュアルを制作。ブランドのステートメントである「ともに⽣きよう(Live together)」を想起した複数⼈が同じフレームに⼊る写真に、ブランドカラーと東京発ブランドであることを強調している。

◾️グローバルワーク ザ・モール・ライフストア・ガムウォンワン

オープン日:7月4日
住所:Bang Khen, Mueang Nonthaburi District, Nonthaburi11000
売り場面積:400㎡

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「ドクターマーチン」がNY発「メイド ミー」と再タッグ 90年代のレイヴカルチャーに着想

「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は6月19日、アメリカ・ニューヨーク発のブランド「メイド ミー(MADE ME)」とコラボレーションしたシューズ“バズ ストラップ メイドミー ブラック+ホワイト プレイド ヘアオン”(2万9700円)を発売する。サイズは22cm〜26cm。「ドクターマーチン」公式アプリおよび東京・表参道に位置するブランドコンセプトストア・ドクターマーチン ショールームTYOで取り扱う。

チェックパターンが印象的な“女の子による、女の子のための”デザイン

今回は、90年代のレイヴカルチャーのノスタルジーとアティチュードを融合し、アーカイブを再解釈した“バズ シューズ”をシルエットに、ヘアオンレザーを使用したブラックとホワイトのチェックパターンで個性的でありながら汎用性の高いアイテムに仕上げた。オーバーサイズのベルクロストラップで固定し、ラバー加工された「メイド ミー」のバブルロゴをあしらった。足首周りにはパッド入りカラーを採用し、履き心地にも考慮した。ソールには、90年代を象徴するような曲線的でボリュームのある“バズ アウトソール”を搭載。

「メイド ミー」は、「シュプリーム(SUPREME)」のチーフ クリエイティブ オフィサーであるエリン・マギー(Erin Magee)によって設立されたブランドだ。“by girls for girls(⼥の⼦による、⼥の⼦のための)”を掲げる同ブランドは、90年代から2000年代初頭のパンクやスケート、レイヴカルチャーに影響を受けた大胆でノスタルジックな視点で、女性による女性のためのデザインを発信している。

アイテム概要

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米コティ、プレステージとマス部門を分割売却検討か 「グッチ」「バーバリー」など展開

複数の情報筋によれば、米化粧品大手コティ(COTY)はプレステージ部門とコンシューマービューティー部門を分割して売却することを検討しているようだ。交渉は初期段階にあるとされるが、同社の広報担当者は本件について「噂や憶測にはコメントしない」としている。

コティのプレステージ部門は、「グッチ ビューティ(GUCCI BEAUTY)」「バーバリー ビューティ(BURBERRY BEAUTY)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」「ヒューゴ ボス(HUGO BOSS)」などを傘下に持ち、多くのブランドがフレグランスを中心に展開するが、一部のブランドでカラーコスメやスキンケアも取り扱う。コンシューマービューティー部門は、メイクアップブランドの「カバーガール(COVERGIRL)」「リンメル(RIMMEL)」「マックスファクター(MAX FACTOR)」など、マス市場向けのブランドを擁する。

香水中心のプレステージ部門
売却先にインターパルファムの名も

関係者によると、同社はプレステージ部門に関してインターパルファム(INTERPARFUMS)と交渉中だというが、インターパルファムの関心は「バーバリー ビューティ」と「ヒューゴ ボス」だけにあると推測されている。ただし、2023年にコティが発売した香水“バーバリー ゴッデス”は同社史上最大規模の新製品であり、「ヒューゴ ボス」も昨年欧州で下半期の男性用フレグランス売り上げの2位に浮上した。そのため関係者は、完全買収ではなく戦略的提携や合併の形態を取る可能性があると指摘する。インターパルファムは過去にも、1993年から2013年末まで「バーバリー ビューティ」のライセンスを保有していた。既に再契約を申し出ているともいわれているが、インターパルファムの広報担当者は「機会があれば常に検討する」と述べるに留めた。

「グッチ」はライセンス終了で
ケリングに統合の可能性

一方で、プレステージ部門の要である「グッチ ビューティ」もコティとのライセンス契約期限が迫っている。しかし、業界内では「グッチ」の親会社であるケリング(KERING)の下以外では短命に終わる可能性が高いといわれている。ケリングは近年ビューティ部門の拡大を進めており、「グッチ ビューティ」のライセンス契約終了後は、自社に統合する計画だと長年噂されてきた。「グッチ ビューティ」のライセンス契約の有効期間は50年とされ、28年にその契約が切れるといわれている。コティのスー・ナビ(Sue Nabi)最高経営責任者(CEO)は、23年に行われた記者会見で、ライセンス更新に関する議論は今後少なくとも5年は行わないと示唆していた。

マスブランド部門は減収
買い手探しが難航か

業界筋によると、コティ売却に関する最大の障壁はマス向けブランドを扱うコンシューマー ビューティー部門の買い手を探せるかどうかにあるという。同社の25年2025年1〜3月期(第3四半期)の売上高は、前年同期比6%減の12億9910万ドル(約1870億円)で、コンシューマービューティー部門の売上高は同9%減の4億6970万ドル(約676億円)の減収だった。これは、マスビューティ市場全体の需要鈍化を反映している。別の情報筋は、コティがアジアでコンシューマー ビューティー部門の買い手を見つけることを希望していたが、アジア地域の景気減速と米国との関税摩擦の影響により、この可能性はますます低くなっているとの見方を示した。

さらに、コンシューマー ビューティ部門はいくつかの課題に直面している。マスブランド市場はD2Cブランドとの競争が激化しており、投資家はマスブランドをラグジュアリーブランドほど魅力的ではないとみている傾向がある。それでも、コンシューマー ビューティー部門がプライベートエクイティの関心対象になる可能性があると指摘する情報筋もいる。しかし、全ての関係者が独占禁止法上の問題をはじめとするさまざまな要因から、コティの事業全体を単一の企業に売却するのは不可能だと考えている。ある関係者は、「コンシューマー ビューティー部門の買い手が見つかれば、フレグランス事業(プレステージ部門)は明日でにも売却されるだろう」と述べた。

ウエラの保有株売却の計画進まず
スー・ナビCEO退任の噂も

コティはまた、保有するヘアケア大手ウエラカンパニー(WELLA COMPANY以下、ウエラ)の残りの株式の売却も試みている。投資会社IGFウェルス マネジメント(IGF WEALTH MANAGEMENT)への売却提案で合意寸前まで進んだものの、23年10月に最終的に破談となった。コティは25年までにウエラの株式を完全に売却すると計画していた。

一方、コティのナビCEOの任期に関する業界の憶測も高まっている。一部の情報筋は、同氏が今夏にも退任する可能性があると推測している。ナビCEOはロレアル(L’OREAL)に20年間在籍した後、ビーガンスキンケアブランド「オルヴェーダ(ORVEDA)」を設立。20年にピーター・ハーフ(Peter Harf)前CEOの後任としてコティのCEOに就任した。

売却の可能性が高まる理由
背景に株価の急落、提携失敗も

複数の要因が重なり、コティが売却される可能性が高まっている。まず、同社の株価は大幅に下落している。年初来、コティの株価は30.7%下落しており、9.9%上昇したロレアルや、2.4%下落したエスティ ローダー カンパニーズ(ESTTEE LAUDER COMPANIES)とは対照的だ。さらに、「グッチ」のライセンス問題も懸念材料だ。このライセンス契約の終了は、コティにとって大きな打撃となる可能性がある。

また、5月には第3四半期の売上収益が減収となる中、保有していたキム・カーダシアン(Kim Kardashian)のビューティブランド「スキンバイキム(SKKN BY KIM)」の少数株式20%を手放し、7110万ドル(約102億円)の損失を計上した。 コティは22年に2億ドル(約288億円)を投じてカーダシアンのコスメブランド「KKW ビューティ(KKW BEAUTY)」の株式20%を取得し、共同でスキンケアとカラーコスメのブランド「スキンバイキム」を立ち上げた。しかし、これらの取り組みは以前ほどの成功を収めていないようだ。その後、3月にカーダシアンは自身の補正下着とアパレルの会社であるスキムス(SKIMS)を通じてコティが保有する株式を買い戻し過半数株式を保有するに至った。

もう一つの要因は、カイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)がプロデュースする「カイリー・コスメティクス(KYLIE COSMETICS)」も期待通りに伸びていないといわれている点だ。コティは19年11月に、約6億ドル(約864億円)で同ブランドの過半数株式を取得していた。ただし、同ブランドは昨年、香水事業への参入で好調な成績を上げている。

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「ティファニー」がダニエル・アーシャムとコラボ 39点限定のネックレスを発売

 

「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、コンテンポラリーアーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とコラボレーションした“ティファニー & アーシャム スタジオ ハードウェア ネックレス”を全39点限定で発売する。同アイテムは、“ブロンズ エローデッド ペニー ベッセル(侵食した硬貨のブロンズ製ケース)”と呼ばれるブロンズ製ケースに収められる。

今回のコラボでは、「ティファニー」のアーカイブに残る1971年製のハードウエアコレクションから、アイコニックなデザインをモダンに再解釈した。18Kホワイトゴールドに計6カラットを超える約1000石のダイヤモンドと、計3カラットを超える約500石のツァボライトを使用。ニューヨークのアーシャムスタジオで手作業で製作した。

 

ブロンズ製ケースは、1885年に「ティファニー」が手掛けたアメリカ合衆国国章のデザインと、2013年にアーシャムが発表した“スタディ オブ ジ エローデッド ペニー(侵食した硬貨の研究)”に着想を得た。緑青をまとったブロンズにクリスタルを配し、アーシャムの代表的な“フューチャー レリックス(未来の遺物)”の美学を体現する。

ネックレスを入れたケースは、アート作品を運ぶ木箱をイメージし、金属製の留め具を施した“ティファニーブルー”の木箱に収める。また、「ティファニー」とアーシャムの両名が入ったホワイトグローブを収めたブルーボックスも付属する。

 

アーシャムは、「私の作品は、歴史とは生きて進化するという考えを探求している。『ティファニー』もまた、クラフツマンシップとヘリテージに対する深い敬意を共有している。このコラボレーションを通して、私の“フューチャー レリックス”というコンセプトをさらに進化させ、アイコニックなシンボルを全く新しいものへと変貌させることができた」とコメントした。

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「ティファニー」がダニエル・アーシャムとコラボ 39点限定のネックレスを発売

 

「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、コンテンポラリーアーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とコラボレーションした“ティファニー & アーシャム スタジオ ハードウェア ネックレス”を全39点限定で発売する。同アイテムは、“ブロンズ エローデッド ペニー ベッセル(侵食した硬貨のブロンズ製ケース)”と呼ばれるブロンズ製ケースに収められる。

今回のコラボでは、「ティファニー」のアーカイブに残る1971年製のハードウエアコレクションから、アイコニックなデザインをモダンに再解釈した。18Kホワイトゴールドに計6カラットを超える約1000石のダイヤモンドと、計3カラットを超える約500石のツァボライトを使用。ニューヨークのアーシャムスタジオで手作業で製作した。

 

ブロンズ製ケースは、1885年に「ティファニー」が手掛けたアメリカ合衆国国章のデザインと、2013年にアーシャムが発表した“スタディ オブ ジ エローデッド ペニー(侵食した硬貨の研究)”に着想を得た。緑青をまとったブロンズにクリスタルを配し、アーシャムの代表的な“フューチャー レリックス(未来の遺物)”の美学を体現する。

ネックレスを入れたケースは、アート作品を運ぶ木箱をイメージし、金属製の留め具を施した“ティファニーブルー”の木箱に収める。また、「ティファニー」とアーシャムの両名が入ったホワイトグローブを収めたブルーボックスも付属する。

 

アーシャムは、「私の作品は、歴史とは生きて進化するという考えを探求している。『ティファニー』もまた、クラフツマンシップとヘリテージに対する深い敬意を共有している。このコラボレーションを通して、私の“フューチャー レリックス”というコンセプトをさらに進化させ、アイコニックなシンボルを全く新しいものへと変貌させることができた」とコメントした。

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「ティファニー」がダニエル・アーシャムとコラボ 39点限定のネックレスを発売

 

「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、コンテンポラリーアーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とコラボレーションした“ティファニー & アーシャム スタジオ ハードウェア ネックレス”を全39点限定で発売する。同アイテムは、“ブロンズ エローデッド ペニー ベッセル(侵食した硬貨のブロンズ製ケース)”と呼ばれるブロンズ製ケースに収められる。

今回のコラボでは、「ティファニー」のアーカイブに残る1971年製のハードウエアコレクションから、アイコニックなデザインをモダンに再解釈した。18Kホワイトゴールドに計6カラットを超える約1000石のダイヤモンドと、計3カラットを超える約500石のツァボライトを使用。ニューヨークのアーシャムスタジオで手作業で製作した。

 

ブロンズ製ケースは、1885年に「ティファニー」が手掛けたアメリカ合衆国国章のデザインと、2013年にアーシャムが発表した“スタディ オブ ジ エローデッド ペニー(侵食した硬貨の研究)”に着想を得た。緑青をまとったブロンズにクリスタルを配し、アーシャムの代表的な“フューチャー レリックス(未来の遺物)”の美学を体現する。

ネックレスを入れたケースは、アート作品を運ぶ木箱をイメージし、金属製の留め具を施した“ティファニーブルー”の木箱に収める。また、「ティファニー」とアーシャムの両名が入ったホワイトグローブを収めたブルーボックスも付属する。

 

アーシャムは、「私の作品は、歴史とは生きて進化するという考えを探求している。『ティファニー』もまた、クラフツマンシップとヘリテージに対する深い敬意を共有している。このコラボレーションを通して、私の“フューチャー レリックス”というコンセプトをさらに進化させ、アイコニックなシンボルを全く新しいものへと変貌させることができた」とコメントした。

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「ルイ・ヴィトン」がファレルが手掛けたスニーカー“LV バターソフト”を発売 ストリートウエアとダンディズムの融合

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、メンズ クリエイティブ·ディレクターのファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が手掛けたスニーカー“LV バターソフト”を7月10日に発売する。価格は19万2500円〜23万1000円。一般発売に先駆け、「ルイ・ヴィトン」の公式サイト、アプリ、クライアントサービスで6月29日までホワイトのみ先行予約を受付中だ。同キャンペーンには、メソンのアンバサダーを務める俳優カラム・ターナー(Callum Turner)を起用した。

ストリートウェアとダンディズムの融合
バターのようなレザーの“LV バターソフト”

2025-26年秋冬メンズコレクションの一つである“LV バターソフト”は、バターのようになめらかなレザーを使用し、スニーカーの快適性とフォーマルシューズの品質を融合させ、「ルイ・ヴィトン」のメンズ・スタジオのインスピレーション源となるダンディズムを表現した。また、スニーカーが初めてスポーツウエアから日常のワードローブの仲間入りを果たした1960年代のモデルや2000年代にヒップホップコミュニティーで流行したエスプリのスタイルにインスパイアを得て、ストリートウエアカルチャーへのオマージュも込めた。

ファレル・ウィリアムスの顔をモチーフにした「Phriendship」をシュータンに、本コレクションをデザイナーNIGO®と共同制作した想い出に根差したロブスターのモチーフを裏側にあしらい、遊び心あふれるディテールも落とし込んだ。

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渋谷慶一郎のアタック・トーキョーが最新の人型ロボット“アンドロイド・マリア”を発表

音楽家・渋谷慶一郎が代表を務めるアタック・トーキョーはこのほど、最新の人型ロボット“アンドロイド・マリア(ANDROID MARIA)”を発表した。

“アンドロイド・マリア”は、渋谷がかつて喪った妻“マリア”がモデルで、“死はひとつではない”というテーマを具現化した作品。単なる機械ではなく記憶や音楽、人工知能、そして拡張された身体性の交差点に立つ新たな存在として、舞台芸術における“次なる演者”を目指すものだ。

渋谷慶一郎が挑む最新人型ロボット

最新作は、渋谷が10年近く取り込んできたアンドロイド・オペラやテクノロジーを用いた舞台芸術の成果をもとに、さらなる身体性と表現の進化、そして世界一美しいアンドロイドを目指して開発された。造形は、古代から現代に至る多様な女神像や菩薩像を学習した生成AIのコンセプトデザインをベースに、下半身は地下茎を思わせる無数のチューブで覆うことで、大地との繋がりや生命などを想起させることを意図しているという。そして、これまでの空気圧駆動を使用したアンドロイドとは異なり、今回は50以上の関節を全てモーター駆動化することで、より滑らかで有機的な動きが可能となっているほか、内蔵カメラとマイクで常時人間の存在を認識し、対話やパフォーマンスもできるそうだ。なお、制作にはAIのコンセプトデザインと会話プログラムを手掛けたアーティストの岸裕真と、近年の“アンドロイド・マリア”でプログラミングを担当するコンピュータ音楽家の今井慎太郎ら、20人近いコラボレーターやエンジニア陣の協力を得た。

渋谷慶一郎のコメント

「偶然のようにアンドロイドと仕事をし始めて10 年近くが経った。アンドロイドは、僕にとってオペラのような劇場作品の強力なアイコンで足り得ると同時に、開発中の楽器のようなものでもあり、故にいくつかのバージョンアップを経てもなお、自分が満足する地点には辿り着かなかった。なかでも、これまでのアンドロイドの空気制御による身体表現は、柔らかく“自然な動作”を作ることは出来るが、 逆に言えば厳密な制御と即興的、自律的な運動の間を揺れたりすることは出来ないし、人間では全く不可能なより“不自然な運動”を作る点においては限界を感じていた。なので、いつか自分が望む動きと相貌を兼ね備えたアンドロイドを作りたいという願望は、『なぜ、こんなにもアンドロイドと作品を作り続けているのか?』という自問と同時に僕の中に長い間横たわっていた。そして、アンドロイドと仕事をし始めた時に感じた『これは将来AIの容れ物となるだろう』という直感は現在では現実となり、今回製作した“アンドロ イド・マリア”もリアルタイムAPIによるほぼあらゆる言語でのスムーズな会話が可能になっている。歌詞や歌唱の即興性は、今後も恐ろしく進化していくことが目に見えており、僕は本当に新しい楽器と生命を同時に手にしたような喜びに震えている」(渋谷慶一郎)

“アンドロ イド・マリア”は6月初旬、「プラダ モード 大阪(PRADA MODE OSAKA)」で世界初公開され、今後は11月5日に都内コンサートホールで行われる本格的なデビュー公演を経て、2027年にヨーロッパ初演が予定されている。

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ファッションやアートピースを取り扱う住所非公開ショップ「シネマ」が大岡山のギャラリーで4時間限定のポップアップ

6月1日にオープンした、住所非公開のアポイント制ショップ「シネマ(CINEMA)」が6月21日の夜、4時間限定でポップアップを開催する。

「シネマ」は作家が一つ一つ丁寧に作ったウエアやバッグ、陶器などに加えて、オブジェや写真等のアートピースも取り扱う。ポップアップは18:00から22:00までの4時間限定で東京・大岡山のアートギャラリー「LOWW」内にオープンする。

ポップアップの開催に合わせて、特別なコラボレーションアイテムも販売予定だ。

■取扱作家
・principle of overprint
・at dusk
・NOFACE
・装身具LCF
・Tomohito Morita
・Nobuyuki Takeda
・Yoshihiro Sakurai

■CINEMA POP-UP
日程:6月21日
時間:18:00〜22:00
会場:LOWW
住所:東京都目黒区大岡山1-6-6

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「マックスマーラ」2026年プレ・スプリング・コレクション

「マックスマーラ(MAX MARA)」が2026年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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「マックスマーラ」2026年プレ・スプリング・コレクション

「マックスマーラ(MAX MARA)」が2026年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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スタジオジブリの名作「海がきこえる」のリバイバル上映を記念して、「フィルマークス」が限定Tシャツを発売

「スタジオジブリ」による1993年の名作アニメ「海がきこえる」のリバイバル上映が7月4日から全国でスタートする。これを記念し、「フィルマークス(Filmarks)」が展開するアパレルブランド「フィルマークス カルチャー ウェア(FILMARKS CULTURE WEAR)」との限定コラボTシャツの販売が決定した。「フィルマークス」ストアで、7月4日12:00〜31日23:59まで受注販売を行う。また一部上映劇場でも同日より販売する予定だ。

今回のコラボレーションTシャツ(5940円)は、フロントに作品ロゴ、背面には今回の上映のために新たにデザインされた特製ポスターグラフィックを大胆にプリント。作中の情景を彷彿とさせる“時刻表のディテール”や、繊細な人物描写を高品質なプリントで再現し、作品の空気感を日常の中でさりげなくまとえる一着に仕上がっている。サイズはS〜XXLを展開する。

「海がきこえる」作品情報

1993年にテレビ放送されたスタジオジブリの青春アニメ作品で、原作は氷室冴子、監督は望月智充。高知と東京を舞台に、高校生たちの複雑で繊細な感情の機微を描いた“ジブリの異色作”として根強い人気を誇る。7月4日からの上映では、Filmarks主催のもと全国171館での3週間限定上映が予定されており、劇場数は今後も追加される見込みだという。最新の上映情報は公式Xで随時発信される。

FILMARKS CULTURE WEARとは

「フィルマークス カルチャー ウェア」は、映画やアニメを単なるモチーフではなく、作品に込められた思想・感情・世界観そのものとして捉えたデザインを展開。Tシャツを通して“作品と生きる”という新たなカルチャーの体験を提案している。

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アナウンサー平井理央の新たな挑戦は「チョコレート」 フジテレビ時代の同期と挑んだチョコ作りの裏側を聞く

PROFILE: 左:平井理央/フリーアナウンサー・パラスポーツジャーナリスト、右:錦織まゆ/angeles代表取締役

左:平井理央/フリーアナウンサー・パラスポーツジャーナリスト、右:錦織まゆ/angeles代表取締役
PROFILE: 左:(ひらい・りお)2005年フジテレビ入社。同社でアナウンサーとして7年半勤務した後、現在はフリーアナウンサー・パラスポーツ ジャーナリストとして、テレビやラジオ、イベントなどで活動。2023年から錦織とともに設立した会社アンジェルス(angeles)の共同代表を務める  右:(にしきおり・まゆ)2005年フジテレビ入社。報道局、情報局で勤務し退社。その後、教育系出版社のバックオフィスを担当。23年から平井と共に設立した会社アンジェルス(angeles)の代表取締役を務める PHOTO:MICHIKA MOCHIZUKI

フリーアナウンサーの平井理央は昨年10月、チョコレートブランド「ビビッドカカオ(VIVID CACAO)」をフジテレビ時代の同期である錦織まゆとともに立ち上げた。薬剤師・予防医学士の監修のもと、乳酸菌やチョコレートとしては珍しいビタミンを配合した、栄養といおいしさのバランスを追求し、タイ・ランパン産のカカオ豆を使用し、東京・奥沢の工場で手作業で加工しているこだわりのハイカカオチョコレートだ。

チョコレートはタブレットタイプをメーンに展開し、3つのタイプ全てに約1000億個の乳酸菌を配合。カカオ70%のダークチョコレートのベーシックな“001 リラックス”(2160円)、同じく70%のダークチョコレートにレモン42個分のビタミンCを配合した“002 リフレッシュ”(2376円)、カカオ50%のオーツミルクチョコレートにマルチビタミンを加えた“003 ビューティ”(2376円)をそろえる。

なぜチョコレートに挑戦したのか、共に認定予防医学士の資格を取得し、2人にブランド立ち上げた背景とこだわりのチョコレートについて聞いた。

WWD:チョコレートブランドを立ち上げたきっかけを教えてほしい

平井理央(以下、平井):大学時代に家族でベルギーのブルージュを旅行したとき、チョコレート工場の隣にある直売所で作りたてのチョコレートを食べたんです。そのおいしさが衝撃的で、平井家一同「チョコレートってこんなにおいしいの!?」と感動で震えたのを覚えています。それから、チョコレートは私にとって特別な存在になりました。

その後フジテレビに入社して、当時はまだ働き方改革前で、今では「うそでしょ」というぐらい激務でした。私は夜の番組を担当していたので、1時間しか寝ずに朝から沖縄に日帰りで取材に行くような生活。そんなとき、コンビニで買ったチョコレートをポケットに入れてこっそり食べて、また現場に戻るみたいなことをしていて、自分の日常を少しチョコレートに支えてもらっていました。

でも、どんなにチョコレートが好きでも「肌荒れしないかな」「太るかも」と気になって、毎日は食べられなかった。だからむしろ「毎日食べた方がいい」って言えるぐらいの健康や美容に良いチョコレートがあったらいいなと思ってその話を同期入社でもあり、20年来の友人でもある錦織に話したら、錦織もちょうどチョコレートが大好きで作ってみようとなりました。

錦織まゆ(以下、錦織):いつだかの新年会のときに平井から急に「チョコレートを作ってみたいんだよね」と言われて(笑)。「それなら私も!」って言ったのがきっかけです。

グーグル検索から始めた、手探りのチョコ作り

WWD:そこからすぐ行動に?

平井:私たちはチョコレートは好きなものの、専門的な知識は全くなかったので、とにかく勉強しました。ショコラティエさんが開いている講座に参加してみたり、工場を探したり。パッケージやデザインは誰にお願いすればいいのか探したりしました。だんだんやっているうちに、これはもう個人的にやるっていうより、会社にしないと難しいという話になっていきました。

錦織:最初は「ただ仲のいい友だち同士で盛り上がってるだけなんじゃない?」という目で見られていたと思います。もちろん、みなさん優しかったんですけど、どこかに「本当に実現するの?」という空気もあって。だからこそ、「ちゃんと考えてますよ」という姿勢を見せたくて、会社アンジェルス(angeles)を設立することにしました。

WWD:会社の設立後、どのように開発に向かって動き始めたのか?

平井:最初から「ビーントゥーバー」というカカオ豆から板チョコを作る製法で、豆の味を最大限に生かしたチョコレートを作ろうと決めていました。

錦織:とはいえ、私たちは専門家でもなければ製造の経験もゼロ。だからOEM先を探すことから始めて、「ビーントゥーバー OEM」でグーグルで検索して、一番最初に出てきた世田谷区の奥沢にあるフーズカカオさんに電話してみたんです。

平井:一番最初に検索でヒットした工場に、まさかアポイントを取れてその方とパートナーシップを結んでいただけるとは、われわれも思っていなかったです。

錦織:そこからはとにかく足を運びました。工場の社長がつかまらないと聞けば、「じゃあ今から行きます」と(笑)。報道記者時代の突撃精神が生きましたね(笑)。

平井:そしてもう1つ大切にしているのが「誰も嫌な思いをしないチョコレートを届けたい」という想いです。チョコレート業界には、フェアトレードや児童労働など、さまざまな課題があります。だからこそ、生産の最初から最後まで、関わる全ての人にとってフェアであることを大事にしたいと考えました。だからこそ、私たちは実際にカカオ豆の産地にも自分たちの足で訪れることにしたんです。

錦織:ちょうどフーズカカオさんがタイ・ランパンのカカオ農園と直接取引されていたので、現地に連れて行っていただくことができました。

平井:タイの農園でカカオの収穫から発酵、乾燥までの工程を見させていただきました。現地の農園の方も私たちのチョコレートのコンセプトを気に入ってくれて、とても協力してくださっています。デビューのポップアップにもタイからいらしてくれました。

錦織:タイでも最近チョコレートの人気が高まっていて、カカオ豆の取り合いのような状況になってきているそうなんです。市場全体としても流通量が減ってきていて。でも、顔が見える関係だからこそ、「うちのカカオ豆はなんとかお願いします」とお伝えしていて、無理を聞いていただいています。

平井:今振り返るとグーグル検索から始まった手探りのスタートでしたが、素敵なご縁に恵まれて、本当にいい巡り合わせだったなと思います。

カカオのカラフルな色をブランド名とパッケージに

WWD:「ビビッド カカオ」というブランド名の由来は?

平井:タイにカカオ豆の視察に行ったとき、木になっているカカオポッドを初めて見ました。カカオポッドの中には、白くてみずみずしい果肉“パルプ”が詰まっていて、その中のタネがチョコレートになるんです。黄色だったり赤だったりすごくカラフルで、カカオってもともとはこんなに力強くて色鮮やかな南国のフルーツだったんだなと実感して、帰り道の飛行機の中で、“ビビッド”という言葉が浮かびました。

WWD:スタイリッシュなパッケージだがデザインのこだわりは?

平井:デザイナーさんにお願いして、発光するようなネオンカラーのビビッドな色を使ってもらいました。食べた人が内側から輝くような、そんなイメージを込めて制作しました。

WWD:パッケージにチャックがついているのが珍しい

錦織:そうなんです。板チョコって、2口くらい食べて残しておくとボロボロになったり、風味が飛んでしまったりするんですよね。銀紙や箱入りだと、カバンにも入れにくいし。そういう煩わしさをなるべく減らしたくてチャックをつけました。

カップヨーグルト10個分、約1000億個の乳酸菌を1枚のチョコレートに

WWD: 中身のこだわりについても聞きたい。特に「乳酸菌」と「ビタミンC」が入ったチョコレートは珍しいと思うが、どのようにたどり着いたのか?

平井:「毎日食べたほうがいいチョコレート」を目指す中で、薬剤師で予防医学士の坂田武士さんと出会いました。坂田さんに「おいしくて、肌もキレイになるようなチョコレートってできますか?」と聞いたら、「できますよ」と即答されて(笑)。

具体的にどういう成分が適しているのかを知りたくて、坂田さんからいろんな栄養素の話を聞く中で、特に私たちがピンときたのが乳酸菌でした。最近は“腸活”という言葉もよく聞きますが、腸内環境を整えると、脳の状態も良くなるという研究結果も出てきています。もともと私自身、緊張するとお腹を壊すタイプだったので、腸と脳がつながっているという感覚は体験としても分かる部分がありました。

錦織:実はチョコレートそのものが、食物繊維が豊富で腸に良いだけでなく、発酵食品でもあるんです。現地タイの農園で、カカオパルプをバナナの葉で包んで発酵させている工程を見て、「腸活にぴったりかも」と思いました。腸活って、発酵食品を取る、食物繊維を取る、乳酸菌を取る、みたいな要素がありますが、チョコレートはそれら全てを備えているんです。だから乳酸菌を加えることで、より理にかなったチョコレートになると思いました。

WWD:実際どれぐらいの量の乳酸菌が入っているのか?

乳酸菌は全ての製品に配合しています。ただ“入ってます”とうたうだけではなく、しっかり体に届く量を入れたくて、1枚の板チョコに含まれる乳酸菌は約1000億個。カップヨーグルト10個分に相当します。そのうえで、おいしさとのバランスもしっかりとれるように、配合や味の調整にも時間をかけました。

ほとんど前例がないビタミンの配合に挑戦「突き抜けるような酸味」を実現

WWD:では、ビタミンの配合はどうやって実現したのか

平井:ビタミンCは水溶性で体内に蓄積できないので、少量ずつこまめに摂取するのが理想的。そういう意味でも、チョコレートとの相性が良いと思ったんです。ですが、ビタミンの配合は大きな挑戦でした。乳酸菌を入れることはできても、ビタミンをチョコレートに加えるというのは、チョコレート業界でも前例がほとんどなかったんです。また最初は「本当にビタミン入るの?」と懐疑的な声もありました。ですが工場に確認すると、粒子の大きさ的にも製造温度的にも可能だと。ただし、味とのバランスを取るのは試行錯誤の連続でした。

WWD:ビタミンの酸味のある味が印象的だった

平井:タイのランパン産のカカオ豆はもともと酸味があって、その自然な酸味との相乗効果で「突き抜けるような酸味のある味」を目指しました。

錦織:当初は「酸っぱすぎるかな?」と不安もありましたが、好評でうれしかったです。

ヘッドスパサロンとの異色のコラボ

WWD:頭ほぐし専門店「悟空のきもち」とのユニークなコラボレーションも行っている

平井:「悟空のきもち」さんとは、日本橋三越本店で、施術を受けながらチョコレートを楽しむコラボレーションを行いました。施術前には、オーツミルクとマルチビタミンを配合した甘めの“003 ビューティ”を、施術後には、ビタミンCを加えた酸味のある“002 リフレッシュ”を提供する取り組みです。

WWD:今後はどのような場所で展開していきたいか?

錦織:メーンはオンラインストアでの販売ですが、期間限定のポップアップストアやイベントで、実際に手に取っていただける機会を増やしていけたらと思っています。正直、大量生産がまだ難しい状況なので、スーパーマーケットなどに広く展開することはできません。だからこそ、健康や美容に意識のある方々が、忙しい日常の中でふと手に取れるような場所に置けたら理想だと思っています。

WWD:今後挑戦していきたいことは?

平井:まずはチョコレートという形で、マルチタスクを頑張る人たちの日常を支えられるようなものを届けたいという思いがあって、チョコレートをリリースしました。今後も、そうした人たちの背中を少しでも支えられるようなプロダクトや健康に関する情報などを、誠実に届けていけたらと思っています。

錦織:やっぱり、目の前の人が幸せになってくれることが、私たちにとって一番うれしいです。自分たちが学んできた知識をもっともっと伝えていけたらと思いますし、それを実践してもらえたらなおうれしいです。平井にはもっと広い場で発信できる力があると思っているので、目の前の人だけじゃなく、より大きな影響を与えられるようになってくれたらいいなと思っています。

撮影協力:GARDE

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【2025年夏コスメ】「レブロン」が崩れにくさを追求したテカリ防止UVパウダーを発売

「レブロン(REVLON)」は7月14日、落ちにくさと崩れにくさを追求した“カラーステイ”シリーズから、サラサラ肌を長時間キープする“ロングウェア UV プレスト パウダー”[SPF42・PA++++](全3色、各2420円)を発売する。全国の化粧品専門店やドラッグストアなどで取り扱う。

同製品は、テカリ防止パウダーで余分な皮脂を吸収し、柔軟なフィルムを形成する“フィット&フレキシブルWパウダー”が、肌にフィットしてメイク崩れを防ぐ。また、細かい超微粒子のパウダーが光を反射し、毛穴や色ムラをカバーしながら、ソフトマットな肌に仕上げる。保湿成分としてスクワランも配合した。

パッケージは、マットブラックを基調としたスリムなデザインを採用。付属のスポンジパフは厚みがあり、毛羽立ちがないためムラになりにくい仕上がりを実現する。

カラーは、明るめのポーセリン、自然なバフ、ピンク系のヌードの全3色をそろえる。

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安達祐実が登場!小田切ヒロが初のポップアップに込めた思いを語る 「人生を左右したほどお気に入り」“ヒロセレクト”の38ブランドのコスメが集結

ヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロが初めてプロデュースする期間限定ポップアップイベント「エナジェティックモンスター(ENERGETIC MONSTER)」を、6月18〜22日の5日間、表参道のクレインズ6142で開催する。これに先駆け17日、オープニングイベントを実施。小田切ヒロとゲストに安達祐実が登場し、ポップアップへの思いやこだわりを語った。

「誰かのためではなく、自分のためにときめいてほしい」

同ポップアップは、小田切ヒロがお気に入りの商品を厳選して集めたセレクトショップ。小田切は、「『本当はこういうメイクがしたい』や『これが自分らしい』という気持ちを大切にして、ありのままの自分を肯定してほしい」という思いから、今回のポップアップを企画。小田切の「人生を左右したほどお気に入り」だという38ブランドのコスメが並ぶほか、占いやフォトスポットなどユニークなコンテンツを用意する。「ポップアップを通じて『美の概念が変わった』と感じてもらえることが目的」と話し、「誰かのためではなく、自分のためにときめくこと。そんな美容の本質を感じてもらえたら嬉しい」と語った。

安達祐実が登場し、親交深い小田切とトークセッション

オープニングイベントのゲストには俳優の安達祐実が登場した。小田切とはプライベートでも親交が深く、安達がプロデュースするコスメブランド「ウプト(UPT)」も、今回のポップアップでセレクトされている。

トークセッションで、ポップアップ名である「エナジェティックモンスター」にちなみ「エネルギッシュに生きる」ための秘訣を尋ねられると、小田切は「自分を自分で肯定するしかない!」と笑顔で回答。「どんなに辛くてしんどい日も鏡を見たときに“ビューティー”って声に出して、自分に言い聞かせるんです」と自身のルーティンを明かした。安達は「私は自分を許す時間や甘やかす時間を大切にしていて、必要な時のためにエネルギーを蓄えている」と語った。

トークセッションの締めくくりで、安達は「ヒロさんと過ごす時間はいつも楽しくて、私も元気をもらっています。この会場にはヒロさんのエネルギーがたくさん詰まっているので、ぜひ楽しんでいってください」とコメント。小田切は「このイベントが、皆さんの価値観を少しでも前向きに変えるきっかけになれば嬉しいです」とポップアップへの意気込みを語った。

同ポップアップは、1階〜3階の3フロア構成で、1階には小田切がセレクトしたブランドのコスメが並ぶ。2階には、小田切のYouTubeチャンネルで人気の“ヒロ子”の巨大オブジェや“ヒロ子の最愛アイテム展”と題した展示、小田切の格言が書いてある“ヒロ占い”を楽しむことができる。3階では、小田切のメイクショーやトークショーが行われる予定だ。

なお入場料は無料で、事前予約制(予約なしでも当日入場は可能)。事前予約者には、小田切がセレクトしたブランドのサンプルコスメを詰め合わせた“ヒロギフト”をプレゼントする。

■エナジェティックモンスター HIRO ODAGIRI BEAUTY SELECTED POP UP
日程:6月18~22日
時間:11:00~20:00
場所:クレインズ6142
住所:東京都渋谷区神宮前6-14-2
>特設サイトはこちら

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TOKYO BASEの「ステュディオス」韓国店が拡大リニューアル ウイメンズは初進出

TOKYO BASEは6月21日、今年3月に韓国・ソウル狎鴎亭トサン地区でオープンした「ステュディオス(STUDIOUS)」メンズ店舗を、店舗面積を倍に拡大してリニューアルオープンする。それに伴い、韓国初となるウイメンズ事業も開始する。

「ウジョー」に別注したオープン記念アイテムも

今回のウイメンズ韓国初上陸を記念し、「ウジョー(UJOH)」にコラボレーションコレクション“ソウル エクスクルーシブ”を別注した。素材をアップデートして、ブランドの代名詞であるストライプ柄やスーピマコットンを採用した復刻版のシャツ(全2色、各39万ウォン)や、「ステュディオス」完全別注のポケットシャツ(全3色、各49万5000ウォン)とラップパンツ(全2色、各59万2000ウォン)を用意する。

▪️STUDIOUS DOSAN

オープン日:6月21日
住所:서울시 강남구 언주로 168길 34

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TOKYO BASEの「ステュディオス」韓国店が拡大リニューアル ウイメンズは初進出

TOKYO BASEは6月21日、今年3月に韓国・ソウル狎鴎亭トサン地区でオープンした「ステュディオス(STUDIOUS)」メンズ店舗を、店舗面積を倍に拡大してリニューアルオープンする。それに伴い、韓国初となるウイメンズ事業も開始する。

「ウジョー」に別注したオープン記念アイテムも

今回のウイメンズ韓国初上陸を記念し、「ウジョー(UJOH)」にコラボレーションコレクション“ソウル エクスクルーシブ”を別注した。素材をアップデートして、ブランドの代名詞であるストライプ柄やスーピマコットンを採用した復刻版のシャツ(全2色、各39万ウォン)や、「ステュディオス」完全別注のポケットシャツ(全3色、各49万5000ウォン)とラップパンツ(全2色、各59万2000ウォン)を用意する。

▪️STUDIOUS DOSAN

オープン日:6月21日
住所:서울시 강남구 언주로 168길 34

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韓国発「ノンフィクション」がローズ香るヘアセラムミスト&トラベルセットバッグを発売

韓国発のライフスタイルビューティブランド「ノンフィクション(NONFICTION)」は6月20日、ヘアケアラインの“ローズペール ヘアセラムミスト” (100mL、6270円)と、代官山店と公式オンラインストア限定で取り扱う“ローズペールトラベルセットバッグ” (1万2100円)を発売する。

ローズペールサマー

ローズの香りをそのまま閉じ込めヘアセラムミストは、コーティング層と保湿層の二層式。振って使用することで香りと共に艶感と潤い感が髪にもたらされ、乾燥やダメージからケアする。

トラベルセットバッグは、ボディーケアアイテムからローズペール ヘアケアシリーズまで、旅に必要なものを便利なトラベルサイズでそろえた。ピンクのポーチとイタリアの老舗ブランド「アッカカッパ(ACCA KAPPA)」のトラベルサイズパドルブラシも付属する。

購入特典

また、同製品発売に合わせ購入特典を用意。代官山店、阪急うめだ本店、公式オンラインストアでローズペールアイテムを含む1万3000円以上購入するとヘアコームを進呈する。

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韓国発「ノンフィクション」がローズ香るヘアセラムミスト&トラベルセットバッグを発売

韓国発のライフスタイルビューティブランド「ノンフィクション(NONFICTION)」は6月20日、ヘアケアラインの“ローズペール ヘアセラムミスト” (100mL、6270円)と、代官山店と公式オンラインストア限定で取り扱う“ローズペールトラベルセットバッグ” (1万2100円)を発売する。

ローズペールサマー

ローズの香りをそのまま閉じ込めヘアセラムミストは、コーティング層と保湿層の二層式。振って使用することで香りと共に艶感と潤い感が髪にもたらされ、乾燥やダメージからケアする。

トラベルセットバッグは、ボディーケアアイテムからローズペール ヘアケアシリーズまで、旅に必要なものを便利なトラベルサイズでそろえた。ピンクのポーチとイタリアの老舗ブランド「アッカカッパ(ACCA KAPPA)」のトラベルサイズパドルブラシも付属する。

購入特典

また、同製品発売に合わせ購入特典を用意。代官山店、阪急うめだ本店、公式オンラインストアでローズペールアイテムを含む1万3000円以上購入するとヘアコームを進呈する。

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「アイヴァン」が2026年新卒初任給を30万円に引き上げ 次世代を担う才能への投資

「アイヴァン(EYEVAN)」は、2026年4月入社予定の新卒社員の初任給を、今期に比べて6万円増の30万円に引き上げる。またこの改定に伴い、既存社員の給与水準の引き上げも実施する。これにより、業界の未来を担う優秀な人材とともに、持続的な成長とブランド価値の向上を目指す。

100年ブランドに向けた持続可能な成長戦略

「アイヴァン」は“着る眼鏡”というコンセプトのもと、眼鏡を視力矯正器具からファッションアイテムへ、そのデザイン性と福井・鯖江の伝統的な職人技術の融合が国内外で評価を得ている。今回の給与水準改定により、業界の未来を担う若い才能が経済的な基盤を確立し、プロとして成長できる環境を提供するとともに、高い専門知識と豊かな感性、客に寄り添う姿勢を持つ人材の育成を強化する。

同社の山本典之社長は、「今回の全社的な給与水準の見直しは、未来をともに創造する全ての社員への感謝と期待の表れであり、仕事に夢中になれる環境の提供と成長のサポートを全力で行う。『アイヴァン』の次の50年を、情熱あふれる人材とともに築いて行けることを楽しみにしている」と語る。

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【2025年秋コスメ】「セルヴォーク」からプレイフルな新色がそろうメイクコレクションが発売 黒ハートの限定パッケージ

「セルヴォーク(CELVOKE)」は、2025年秋冬のメイクアップコレクション第1弾を7月18日に、第2弾を8月20日に全国の直営店舗および公式オンラインストアで発売する。第1弾は7月4日から、第2弾は8月6日から先行予約を受け付ける。本コレクションのテーマは“アンシーン エモーション(UNSEEN EMOTION)”。秋冬らしい深みのあるカラーリングのアイテムを、遊び心と品格が共存した黒ハートの限定パッケージで用意する。

7月18日発売アイテム

“リベレイティッド マットリップス N”

ウェットマットな質感の“リベレイティッド マットリップス N”(定番5色、限定1色、レフィル各2970円/ケース各990円/セット各3960円)は、ボールドな発色とシームレスな使用感にリニューアル。定番の5色に加え、スモーキーなローズピンクの限定色を展開する。

“ドローイング リップペンシル”

太めのラインとまろやかな発色でふっくらとした唇の形に仕上げる新製品の“ドローイング リップペンシル”(定番3色、各3080円)は、血色感を与える大人っぽいカラーバリエーションをそろえた。

“ステルス ダズルライナー”

新製品の“ステルス ダズルライナー”(限定2色、各2750円)は、高輝度パールが配合された極細筆のラメライナーだ。肌に優しい自然由来の保湿成分を配合し、お湯でオフできるフィルムタイプに仕上げた。

“ヴァティック アイパレット“

“ヴァティック アイパレット“(限定2色、各6820円)は、ベーシックな配色にプレイフルなラメを組み合わせた新色2色をラインアップ。スムースなテクスチャーとシームレスな輝きで、洗練されたニュアンスメイクを作り上げる。

“オムニコンシャス ラッシュ“

“オムニコンシャス ラッシュ“(新色2色、各3850円)は、ビビットカラーにブラックのニュアンスを重ねた深みのあるマスカラ。お湯でオフできるフィルムタイプで、セパレート、ロングラッシュ、カールキープの全てをかなえる。

8月20日発売アイテム

“ルミナスドーム ブラッシュ”

ドーム型のパウダーチーク“ルミナスドーム ブラッシュ”(限定2色、各3300円)は、新製品のふんわりとした血色感と繊細なレッドパールの輝きでさりげない立体感を演出する。

“クレイヴド ネイルポリッシュ”

“クレイヴド ネイルポリッシュ”(新色1色、2640円)は、インパクトのある新色のボルドーを追加した。塗り心地を考慮した酸素透過性処方で、容器には環境配慮型樹脂を採用している。

“リトルブラック ハートキット”

“リトルブラック ハートキット”(限定2種、各7920円)は、“リベレイティッド マットリップス N”の限定カラー2色のミニサイズとブラックハートポーチのセットだ。ベージュカラーのAキットとボールドカラーのBキットの2種を用意する。

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【2025年秋コスメ】「セルヴォーク」からプレイフルな新色がそろうメイクコレクションが発売 黒ハートの限定パッケージ

「セルヴォーク(CELVOKE)」は、2025年秋冬のメイクアップコレクション第1弾を7月18日に、第2弾を8月20日に全国の直営店舗および公式オンラインストアで発売する。第1弾は7月4日から、第2弾は8月6日から先行予約を受け付ける。本コレクションのテーマは“アンシーン エモーション(UNSEEN EMOTION)”。秋冬らしい深みのあるカラーリングのアイテムを、遊び心と品格が共存した黒ハートの限定パッケージで用意する。

7月18日発売アイテム

“リベレイティッド マットリップス N”

ウェットマットな質感の“リベレイティッド マットリップス N”(定番5色、限定1色、レフィル各2970円/ケース各990円/セット各3960円)は、ボールドな発色とシームレスな使用感にリニューアル。定番の5色に加え、スモーキーなローズピンクの限定色を展開する。

“ドローイング リップペンシル”

太めのラインとまろやかな発色でふっくらとした唇の形に仕上げる新製品の“ドローイング リップペンシル”(定番3色、各3080円)は、血色感を与える大人っぽいカラーバリエーションをそろえた。

“ステルス ダズルライナー”

新製品の“ステルス ダズルライナー”(限定2色、各2750円)は、高輝度パールが配合された極細筆のラメライナーだ。肌に優しい自然由来の保湿成分を配合し、お湯でオフできるフィルムタイプに仕上げた。

“ヴァティック アイパレット“

“ヴァティック アイパレット“(限定2色、各6820円)は、ベーシックな配色にプレイフルなラメを組み合わせた新色2色をラインアップ。スムースなテクスチャーとシームレスな輝きで、洗練されたニュアンスメイクを作り上げる。

“オムニコンシャス ラッシュ“

“オムニコンシャス ラッシュ“(新色2色、各3850円)は、ビビットカラーにブラックのニュアンスを重ねた深みのあるマスカラ。お湯でオフできるフィルムタイプで、セパレート、ロングラッシュ、カールキープの全てをかなえる。

8月20日発売アイテム

“ルミナスドーム ブラッシュ”

ドーム型のパウダーチーク“ルミナスドーム ブラッシュ”(限定2色、各3300円)は、新製品のふんわりとした血色感と繊細なレッドパールの輝きでさりげない立体感を演出する。

“クレイヴド ネイルポリッシュ”

“クレイヴド ネイルポリッシュ”(新色1色、2640円)は、インパクトのある新色のボルドーを追加した。塗り心地を考慮した酸素透過性処方で、容器には環境配慮型樹脂を採用している。

“リトルブラック ハートキット”

“リトルブラック ハートキット”(限定2種、各7920円)は、“リベレイティッド マットリップス N”の限定カラー2色のミニサイズとブラックハートポーチのセットだ。ベージュカラーのAキットとボールドカラーのBキットの2種を用意する。

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「YSL」のジェンダーレス香水にウッディレザーの新作が登場 人気の香りのリキッドソープも

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」(以下、YSL)は、ジェンダーレスフレグランスコレクション“ル ヴェスティエール デ パルファム”から新作“ミューズ”(75mL、3万6300円/125mL、5万600円)を発売する。また同コレクションから、“ブラウス”と“タキシード”の香りの“リキッドソープ”(各400mL、各1万3200円)も用意する。7月23日に公式オンラインストアと表参道フラッグシップストアで先行販売を開始し、8月1日に一部店舗で発売する。

ウッディレザー調の新作“ミューズ”

“ル ヴェスティエール デ パルファム”は、ブランド創設者のイヴ・サンローランが創るワードローブと世界観にオマージュを捧げたフレグランスコレクションだ。

謎めいた雰囲気をまとうウッディレザーの香りの新作“ミューズ”は、「YSL」の精神を体現してきたミューズたちの本質を表現した。ムスクの風合いと時間が経つと際立つフローラルやバニラが特徴で、トップノートにインセンス、ミドルノートにオリスコンクリートを調香。ラストノートには、ミューズたちのスケッチを描いたインクをイメージし、紙と肌を思わせる特別な香料を用いたアコードとマダガスカル産のバニラブルボンを合わせた。

ハンド&ボディーソープ

“リキッドソープ”には、人気の“ブラウス”と“タキシード”が登場する。“ブラウス”は、ダマスクローズにフレッシュなガルバナムとアンジェリカシードを組み合わせ、“タキシード”は、ダークでスモーキーな質感のパチョリにコリアンダー、ローズを調和させた。

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「YSL」のジェンダーレス香水にウッディレザーの新作が登場 人気の香りのリキッドソープも

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」(以下、YSL)は、ジェンダーレスフレグランスコレクション“ル ヴェスティエール デ パルファム”から新作“ミューズ”(75mL、3万6300円/125mL、5万600円)を発売する。また同コレクションから、“ブラウス”と“タキシード”の香りの“リキッドソープ”(各400mL、各1万3200円)も用意する。7月23日に公式オンラインストアと表参道フラッグシップストアで先行販売を開始し、8月1日に一部店舗で発売する。

ウッディレザー調の新作“ミューズ”

“ル ヴェスティエール デ パルファム”は、ブランド創設者のイヴ・サンローランが創るワードローブと世界観にオマージュを捧げたフレグランスコレクションだ。

謎めいた雰囲気をまとうウッディレザーの香りの新作“ミューズ”は、「YSL」の精神を体現してきたミューズたちの本質を表現した。ムスクの風合いと時間が経つと際立つフローラルやバニラが特徴で、トップノートにインセンス、ミドルノートにオリスコンクリートを調香。ラストノートには、ミューズたちのスケッチを描いたインクをイメージし、紙と肌を思わせる特別な香料を用いたアコードとマダガスカル産のバニラブルボンを合わせた。

ハンド&ボディーソープ

“リキッドソープ”には、人気の“ブラウス”と“タキシード”が登場する。“ブラウス”は、ダマスクローズにフレッシュなガルバナムとアンジェリカシードを組み合わせ、“タキシード”は、ダークでスモーキーな質感のパチョリにコリアンダー、ローズを調和させた。

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「N.ハリウッド テスト・プロダクト・エクスチェンジ・サービス」2025年秋コレクション

「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」が2025年秋テスト・プロダクト・エクスチェンジ・サービスを発表した。

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世界を熱狂させる謎のキャラクター「ラブブ」 中国発の玩具メーカーが仕掛けるIPビジネス

2010年に設立した中国発の玩具メーカー・ポップマートは、現在30カ国以上の国と地域で500を超える店舗を展開している。日本でも東京を中心に9つの直営店をオープンし、連日行列が絶えない店舗も少なくない。そんな今注目の企業が生み出したキャラクター「ラブブ」が、世界で急激に人気を高めている。日本でも“ぶさカワ(ぶさいくでカワイイ)”人形として、少しずつメディアに取り上げられることが増えてきたものの、すでにグローバル規模では品薄状態が続くほどの熱狂ぶりだ。キャラクターIPビジネスに強いことで知られてきた日本にとって、「ラブブ」の出現は脅威かもしれない。

「ラブブ」の生みの親は香港出身のアーティストであるカシン・ロン(龍家昇)だ。同氏が2013年に台湾で発表した絵本作品「マイ リトル プラネット」で初めて描き、15年発売のシリーズ作「ザ・モンスターズ」を出版したことで、世間に知られるようになった。ウサギのような耳と不敵な笑みを浮かべたシニカルな表情が特徴で、中国発の玩具メーカーであるポップマートとのコラボレーションによって、19年にフィギュアとして発売されて以降、コレクターズトイとして成長。これまでに、コラボアイテムやバッグチャームを含めて300型以上を販売してきた。

起爆剤となったのはSNSで、25年に入ってからインターネット上で急激に関心が高まり、TikTokでは「#ラブブ」のタグがついた動画が160万本以上、インスタグラムでは100万本以上存在する(5月12日時点)。最近の“バッグチャームじゃら付け”のトレンドにも乗っており、ラグジュアリー市場を席巻している。BLACKPINKのリサ、リアーナ、デュア・リパ、ポスト・マローンらのセレブリティーや、タイの王族までもが「ラブブ」のファンであると公言しているほどだ。

ポップマートのアメリカ地域のIP担当者のエミリー・ブラフによれば、「『ラブブ』は単なるコレクターズアイテムの枠を超え、個人のスタイルを大胆に表現するツールになっている」という。実際、3月のパリ・ファッション・ウイークや5月のカンヌ国際映画祭でも、バッグに「ラブブ」のキーチャームを付けたスタイルが見られた。ポップマートはほかにも、パンダの着ぐるみを着た子どもがモチーフの「スカルパンダ」や、架空のガールズパンクバンドのメンバーがモチーフの「ピーチライオット」などの人気キャラクターを送り出してきたが、「それらと同様に『ラブブ』はファッション文脈にコレクターズアイテムを持ち込むのに適した存在で、セレブリティーやスタイリストの関心の高さからも可能性の広がりを感じる」とブラフIP担当者は話す。

今年3月にはイギリスの老舗百貨店ハロッズが、6週間にわたるポップアップを開催したことからも、「ラブブ」に対する世間の熱狂がうかがえる。レアな限定モデルを購入し、在廊する作者のロンを一目見るために、熱烈なファンたちが開店前から店の外に長い列を作った。また、ロンがファッション誌の「パーフェクト」と共に、同月にロンドンのドーバー ストリート マーケットでサインイベントを実施した際にも、抽選に当たった約100人のファンによる行列が見られた。彼らは自分の「ラブブ」コレクションを持参しただけでなく、中には「ラブブ」風の服を着せたペットを連れてきた人もいた。

人気の秘密は
“ブラインドボックス戦略”にアリ

「ラブブ」がこれほどまでに注目度を高めた理由の一つに、ポップマートによるブラインドボックス戦略がある。箱を開けるまでどのフィギュアが入っているか分からないというガチャガチャのような仕様で、購入者に驚きと発見を与えて気分を盛り上げる狙いだ。各シリーズには標準的なフィギュアのパターンのほかに、少なくとも一つ以上のシークレットフィギュアを入れており、入手困難さがコレクター心に火を付けてきた。ブラフIP担当者いわく、「これは単なる製品に体験価値を持ち込み、他者とその体験を共有したり、商品を交換したりする楽しさを演出する。また、ポップマートが売り出す新たなキャラクターと世間とのエンゲージメントを即座に築く効果もある」。SNS上ではインフルエンサーの多くがブラインドボックスの開封動画を投稿している。

他のキャラクターシリーズと比較すると、「ラブブ」はファッション業界での人気が非常に高く、限定スニーカーや「エルメス」の“バーキン”のような希少性を誇るアイテムもある。他のキャラクターのブラインドボックスが平均して13〜16ドル(約1872〜2304円)であるのに対し、「ラブブ」の最新シリーズは27ドル(約3888円)と高めの価格設定。とはいえ、ブラフIP担当者は「ファンが参入障壁を感じることなく収集できるように、ポップマートは手頃な価格帯を維持しようと意識している。もちろん、フィギュアの素材や作りの複雑さによって価格が多少変動することはあるが、“手に入れやすさ”を重視する姿勢に変わりはない」と強調する。「ラブブ」は転売業者の買い占め対象になっており、商品によってはオンライン市場の「ストックX」や「eBay」などで3134ドル(約45万1296円)もの高値を付けているものも存在する。

積極的なコラボレーション企画

「ラブブ」はさまざまなアーティストや企業とコラボレーションをしてきた。代表的なのは、SFイラストレーターの横山宏やコカ・コーラ、ユニクロ、中国発のデザイナーズブランド「プロナウンス」との協業だ。中でも、ファッション業界での注目企画は、6月10日に発表した「サカイ」とK-Popアイドルのセブンティーン、ファレル・ウィリアムスが運営するオークションサイト「ジュピター」とのプロジェクトだろう。セブンティーンの新曲「Bad Influence」をファレルがプロデュースしたことと、そのMVの中でメンバーが「サカイ」の衣装をまとっていることが背景にある。同グループは13人のメンバーで構成しているため、「サカイ」がデザインしたベージュのオールインワンを着用した「ラブブ」13体と、シークレットモデル1体を「ジュピター」に出品し、18日まで入札を受け付けている。

ブラフIP担当者は、「われわれのビジネスはまだ始まったばかりだ。『ラブブ』の新商品を世界規模で発表し続けるつもりだし、同時に全ての人が自分にとって親しみやすいキャラクターを見つけられるように、他のキャラクターのリーチを広げていく」という。「世界観に没入できる店舗からオンライン販売まで、クリエイティブな世界に命を吹き込める新たな方法を模索中だ。ファンダムを成長させるとともに、ポップマートの世界観も成長するだろう」。

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「ドクターシーラボ」が人気の化粧水を試せる期間限定ポップアップストア 来場・購入特典も用意

「ドクターシーラボ(DR.CI:LABO)」は6月25日〜7月1日、ポップアップストアを「アットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)」にオープンする。ブランド内人気のスキンケアライン“VC100”のアイテムを試せるほか、肌測定体験やカウンセリングなどを実施。来場特典や購入特典も用意する。

同ポップアップでは、滑らかでハリのある肌に整える“VC100”から、累計販売本数1200万本(2012年6月〜25年2月時点)を超える化粧水“VC100エッセンスローションEX”(100mL、3905円/150mL、5390円)を試すことができる。2025年2月にリニューアルし、高浸透ビタミンCをカプセル化する独自技術を搭載。肌の潤いや毛穴、艶、キメにアプローチし、透明感ある肌に導く。加えて、肌の透明指数を測定する独自の美肌診断「Ci:SkinCam」や美容部員によるカウンセリングを実施する。

アイテムは、化粧水をはじめ、3種のビタミンC配合の乳液“VC100エマルジョンEX”(100mL、3905円/150mL、5390円)や、温感ゲルが毛穴汚れをオフする“VC100ホットピールKEANAクレンジング”(150g、3190円)、透明感あふれる艶肌に導くエッセンスマスク“VC100エッセンスローションEXフェイスマスク”(20枚入、2640円)、温感クレンジングと化粧水、乳液のミニサイズをセットした“VC100トライアルセット”(5日分、1430円)の5種をそろえた。

なお、来場特典として、公式SNSアカウントのフォローおよび肌測定を受けた人に“VC100エッセンスローションEX”2回分のサンプルをプレゼントする。さらに、購入額別に特典A・Bを用意。Aは化粧水・乳液のサンプルセット(各1回分、各2個)と化粧水(14mL)、温感クレンジング(18g)の3品を、Bは化粧水(14mL)・温感クレンジング(18g)のセットと化粧水(28mL)、乳液(28mL)の3品をそれぞれラインアップする。2500円以上の購入でA から1つ、5000円以上の購入でBから2つのアイテムをプレゼントする。来場・購入特典ともに数量限定でなくなり次第終了する。

ほか、肌測定の感想または“VC100”ラインの“推しポイント”を、「#ドクターシーラボ」「#VC100」「#透明感リミットレス」のハッシュタグを付けSNSに投稿した人から抽選で、化粧水・乳液5日分のセットをプレゼントする。こちらもなくなり次第終了する。

■「ドクターシーラボ」ポップアップストア
日程:6月25日〜7月1日
時間:11:00〜21:00
場所:「アットコスメトーキョー」 ポップアップスペース 2F
住所:東京都渋谷区神宮前1丁目14-27

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