「やさしいせいふく」代表、未来を変える糸口を探してアメリカ留学を決意

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「サステナブルファッション・トーク」は、ファッション業界のサステナビリティに関する最新ニュースやトレンドをざっくばらんにお話しする番組です。本番組では、サステナビリティ担当記者木村和花がホストを務め、「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクター向千鶴とともにお届けします。

前回に引き続き、ゲストは学生団体「やさしいせいふく」代表の福代美乃里さん。福代さんは、サステナビリティという複雑な課題を解決する糸口を探すため、この8月からアメリカの大学に進学することを決めたそう。混沌とするアメリカで挑戦してみたいこと、福代さんが描く未来について深掘りしました。



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五感で選ぶ、新スキンケア「シェフドボーテ」誕生 「成分」ではなく「感覚」での選択を提案

桃谷順天館はこのほど、新スキンケアブランド「シェフドボーテ(CHEF DE BEAUTÉ)を発売した。第1弾は、化粧水“ハダキキ ローション”(全5種、各100mL、各6600円)、クリーム“ハダキキ クリーム”(全4種、各30g、各8800円)、“スキンフレグランス”(全4種、各10包、各1540円)。公式オンラインサイトで取り扱う。

同社が3万人以上の肌分析と生活者との継続的な対話を通じて導き出した「自分の肌に合うものは自分の肌が一番よく知っている」というコンセプトを核に設計。スキンケア選びにおいて一般化しつつある“成分重視”の手法に一石を投じ、心地よさや触感といった主観的な感覚にフォーカスした“感覚ベース”での製品選択を提案する。

ローションとクリームは香りによる印象の先入観を排除する目的でいずれも無香料。使用感やテクスチャーの違いに着目して選べる構成となっている。一方で、「香りもスキンケアにおける重要な要素」との考えから自然の情景をモチーフにした4種の“スキンフレグランス”をそろえた。

また、ボトルデザインはローションとクリームが積み重なって一体化する構造を採用。視覚的にも使いやすさと美しさを両立している。

ブランドアンバサダーには俳優の小雪氏を起用。ブランドが提唱する“感覚への信頼”という価値観を体現する存在としての役割を担う。

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ジャパニーズ・ブレックファストが語る 韓国滞在、ジェンダー、ファッション、文学、そして新作について

ジャパニーズ・ブレックファスト(Japanese Breakfast)として知られるミシェル・ザウナー(Michelle Zauner)の活動は、ここ数年で目覚ましい展開を見せている。音楽にとどまらず、文学やファッション、映像といった領域にも表現の場を広げ、その創作はジャンルの垣根を越えて多面的に展開されてきた。とりわけ、韓国系アメリカ人としてのルーツと、母の死という私的な喪失を綴った回想録「Hマートで泣きながら」で見せた、心の奥底に触れるような語りと、個と社会をつなぐ繊細なまなざしは、彼女を単なる“ミュージシャン”の枠には収めきれない存在にしている。

グラミー賞のノミネートも受けた3作目「Jubilee」(2021年)のツアー終了後、韓国に1年間滞在し、語学を学びながら現地での生活を送ったミシェル。その時間は、彼女にとって自身のルーツをあらためて見つめ直す機会でもあった。アメリカで育った韓国系女性という“中間的な存在”としての自覚。言語や世代の違いがもたらす文化的な隔たり、日常のふるまいや関係性に生じる微妙な揺らぎ――そうした「ずれ」を肯定し、受け入れることで彼女のアイデンティティーはより柔軟で、開かれたものへと形を変えていった。今年リリースされた最新アルバム「For Melancholy Brunettes (& Sad Women)(「フォー・メランコリー・ブルネッツ(&サッド・ウィメン))」、リリース。には、その思索が静かに、けれど確かなかたちで息づいている。

同時に、彼女の表現の根底には、個人の内面を超えて社会の構造に目を向ける視点がある。保守的な価値観が根強く残る社会で若者たちが抱える葛藤。特に、女性として日常的に経験してきた違和感や恐怖は、近年の作品にも色濃く刻まれていて、ネット社会や政治環境におけるジェンダーの問題にも彼女は鋭い眼差しを向ける。ただし、その批評的な感性は、あくまで自身の痛みや実感を出発点としながら、丁寧な語り口で社会と接続されていく。その姿勢こそが、彼女の創作を根底から支えている。

文化、言語、社会、政治、ジェンダー。さまざまな要素が交差する場所に身を置き、そのあわいで見えてきた感情や記憶を、音楽や言葉、あるいは身体の動きとして表現へと変換していく。それは、経験を重ねた今だからこそ選べる彼女のスタイルであり、また、制約の多い社会の中で、どれだけ自由に自分でいられるかを探る試みでもあるのだろう。「次のアルバムは、もっとバカっぽくて、くだらないくらい楽しいものにしたい」。そう笑う彼女に、先日行われたジャパン・ツアーの東京公演前日、都内のオフィスで話を聞いた。

韓国での生活と変化

——3年前に「フジロック'22」で来日した際にもインタビューさせてもらったのですが、その時に韓国への移住を考えているとおっしゃっていて。「半年か1年、韓国に住めば、きっと韓国語も話せるようになる」とお母さまによく言われていた、と。

ミシェル・ザウナー(以下、ミシェル):ちゃんと約束は守りましたよ(笑)。実際に住んでみて、本当に楽しかったです。自分でも驚くくらい、韓国での暮らしが性に合っていたというか、その土地での日々がどんどん好きになっていったんです。最初は「きっと退屈で、寂しいんじゃないかな」と思っていたけれど、全然そんなことはなくて。学校に通って、言葉を学んで、少し質素な生活を送る――そんなシンプルな日々そのものが、すごく心地よかったんです。派手さはなかったけれど、一つひとつの時間が丁寧で、ちゃんと自分の足で暮らしている実感があって。「ああ、こういう生活もすごくいいな」と、素直に思えました。

——その韓国での暮らしの中で、ご自身でも気づかなかった一面に出会ったり、新たな自分を発見するようなこともありましたか。

ミシェル:特に、言葉がうまく話せなかったからこそなのかもしれませんが、自分でも驚くくらい穏やかになった気がするんです。前よりずっと静かに、人の話をちゃんと聞くようになっていて。韓国語で会話していると、「すごく純粋な人だと思った」と言われることがよくあるんです。でも、英語で話す自分って、どうしてももっと攻撃的で、感情を強く出すところがあって……今思うと、ちょっと恥ずかしいくらい(笑)。だから、韓国語を話しているときのほうが、言葉遣いも丁寧だし、心まで穏やかになっている気がするんですよ。そんな自分に出会えたことがうれしかったです。

——韓国人としてのルーツやアイデンティティーについて意識させられるような場面はありましたか。

ミシェル:面白いことに、以前の私は、韓国系アメリカ人が「本当の韓国人」として見てもらえないことに対して、どこかで劣等感を抱いていたんだと思います。でも、韓国で長く過ごす中で、そういう“違い”があることそのものに、少しずつ心地よさを感じられるようになって。「その枠の中に入れてもらいたい」と思う気持ちも、だんだんと薄れていったんです。最終的には、自分はその文化の内側に完全に入りきれてはいないけど、ちゃんと関わっている――そんな“中間的な立ち位置”に自然と安心感を見出せた気がしています。

——実際に韓国で暮らしてみて、“想像していた韓国”とのギャップを感じることは?

ミシェル:それはたくさんありました。かなり大きな隔たりがあったと思います。例えば、発音なんかはすごく馴染みやすくて、親しみを感じる瞬間もあったんですけど、一方で敬語やマナー、礼儀作法のような文化的な部分は、私が育ってきた環境にはないものばかりで。友達同士でもあまりハグしないとか、人との距離感や接し方がまるで違う。

若い頃の私は、そういう違いに対してどこか反発していたというか、ちょっと身構えてしまうところがありました。でも今は年齢を重ねたことで、その文化に対してより深く敬意を持てるようになってきたと思います。きっと、ある程度キャリアを積んで、“一人の成功した女性”として韓国に行けたからこそ、誰かの承認を求める必要を感じなくなったのかなって。今の私は、自分がどんな人間で、どんな価値を持っているかをちゃんと理解している。だからこそ、以前みたいに「仲間に入れてほしい」「評価されたい」って焦る気持ちは、あまりなくなった気がします。

ジェンダー間の対立

——先日、韓国では大統領選が行われましたが、近年、韓国では男女間の対立が深刻化していて、その影響が政治に色濃く表れているという報道を多く目にしました。実際にそうした社会の空気を感じることはありましたか。

ミシェル:そういった韓国社会の側面には、それまであまり馴染みがなかったんですが……実は、(尹)大統領の弾劾を求める集会に参加したことがあって、それは私にとって本当に貴重な体験でした。そういった政治的な動きに触れたことで、韓国の文化をより身近に感じられるようになった気がしたんです。

ただ、ちょっと驚いたのは、若い世代の中にも、意外と保守的な考え方を持っている人がいるんだなと気づいたことで。それまでは「若い人たちはみんな進歩的なんだろう」と思い込んでいたので、そのギャップには少し驚かされました。すごく新鮮だったし、自分の視野も広がった気がします。

——今回のアルバムに収録された「Mega Circuit」は、いわゆる“インセル・カルチャー”に着想を得た曲だと伺いました。例えば、韓国社会の分断やジェンダー問題との関わりを、作品のテーマと重ねて考えることもありましたか。

ミシェル:私は子どもの頃から、男性に対して強い恐怖心を持つように育てられてきました。男性は危険で、いつか自分を傷つける存在なんだって、無意識のうちにそう教え込まれていたんです。でもそれって、私だけじゃなくて、多くの若い女性が持っている感覚なんじゃないかと思います。

韓国でも以前、戒厳令が敷かれたとき、政治的な混乱に乗じて、女性を攻撃しようとするような投稿が男性たちによって掲示板に大量に書き込まれていたことがあって。それを見たとき、ものすごくショックを受けたんです。「どうしてそんな欲望が生まれるんだろう!?」って、心の底から理解できなかった。もし私が同じように不安定な状況に置かれたとしても、「この混乱に乗じて男性にひどいことをしてやろう!」なんて、絶対に思わない。でも現実には、「戒厳令が出たら女をレイプする」みたいな書き込みが、何千件もあった。それを見た瞬間、本当に言葉を失いました。

こういう現象って、けっして韓国だけじゃなくて、世界中のあちこちで見られると思います。特に歪んだオンライン・コミュニティーでは、保守と革新の対立が先鋭化する中で、女性に対する暴力的な言動がどんどんあからさまになっている。今の時代、フェミニズムやジェンダー平等といった価値観が広まりつつある一方で、「自分たちは置き去りにされている」と感じている男性たちが、一の世代として存在しているように感じるんです。だから、私が抱いてきた男性への恐怖は、単なる個人的な体験ではなくて、今この社会の構造や政治とも深く結びついた問題なんだと実感するようになりました。

韓国のミュージャンとの交流

——一方、韓国滞在中には、現地のミュージシャンとの交流も多くあったそうですね。特にイ・ランさんとイ・ミンフィさんからは、大きなインスピレーションを受けたと聞きしました。

ミシェル:はい、韓国でライブをしたときに彼女たちと出会いました。どちらも本当に創造的で、しかも政治的にも強く発信しているアーティストで。それぞれのコミュニティーに深く根ざしながら、アクティビズムにも熱心に取り組んでいて、心から尊敬しています。

一緒に韓国の曲をカバーする機会があって、それが「百万本のバラ」――元はロシアの古い曲なんですけど、彼女たちが「どのお母さんもこの曲が好きなんだよ」って教えてくれて。それをAsian Pop Festival(2024年)で一緒に演奏しました。

また、韓国では今、障害のある方々が政府とアクセシビリティーの問題で闘っているんですけど、そのコミュニティーを支援するチャリティ・パフォーマンスも一緒に行いました。そういう活動を通じて彼女たちのような素晴らしい人たちと出会えたことは、自分にとって本当に特別な経験だったと思います。

——少し前には韓国のバンド、セソニョン(SE SO NEON)のファン・ソユンさんとのコラボレーションも話題になりましたが、今の韓国インディー・ミュージックの活気や個性についてはどう感じていますか。

ミシェル:私自身すごくワクワクしているし、今の韓国の音楽シーンは特別な時期を迎えていると思います。ご存じのように、K-POPは韓国文化を代表する巨大な輸出産業になっていますよね。でもその一方で、インディー・バンドやオルタナティブな音楽がなかなか国際的に注目されにくいという現実もある。

韓国で多くの人と話して印象的だったのは、「どうして日本にはあんなにサブカルチャーを受け入れる土壌があるのに、韓国にはないんだろう?」という声で。日本ではオルタナティブな音楽や文化が当たり前のように認められていて、ほんとうに豊かですよね。でも、すぐ隣の韓国では、なぜそういったカルチャーがあまり育ってこなかったのかなって。

理由はいくつかあると思うんですが、一つには韓国の教育制度の厳しさがあるんじゃないかと思います。授業が終わっても塾に行って、さらに課題をこなして……朝8時から夜8時までずっと勉強しているような毎日では、自分の興味や関心に触れたり、趣味を見つけたりする時間が持てないんです。でも最近は、そういったプレッシャーに対して見直そうという動きも出てきていて、社会全体が少しずつ変わり始めていると感じています。そして、まさに今の韓国では、新しくてエネルギーに満ちたオルタナティブなシーンが生まれつつある。だから私は、この動きをもっと多くの人に知ってほしいし、自分もその流れの中に関わっていきたいと思っています。

ファッションのこだわり

——ジャパニーズ・ブレックファストは、作品ごとにファッションも個性的で目を惹きます。今回のアルバムではどんなイメージやコンセプトでスタイリングを組んでいったのでしょうか。

ミシェル:「Jubilee」のときは「喜び」と「黄色」がテーマだったので、すごく明るい色の服を着たり、華やかなビジュアルを打ち出していました。結果的に、全体としてとてもフェミニンな表現にもなっていたと思う。でも正直なところ、ずっと黄色ばかり見ていたら、さすがにちょっとうんざりしてしまって(笑)。それに、ずっとフェミニンな服を着続けることにも少し疲れてしまったんです。なので今回は、もう少しロマンティックな雰囲気にしてみました。黒と白を基調にしていて、ルネサンス風のディテールを取り入れたり、中性的なニュアンスも意識しています。ほんの少しだけですけど、海軍っぽい(ノーティカルな)モチーフもあって、どこか航海を連想させるような要素も織り込んでいます。

——服選びで大切にしていることは?

ミシェル:アルバムのカバーやミュージックビデオの制作に取りかかると、そこから少しずつビジュアルの世界観が立ち上がってくるんです。だから私は、いろんなブランドのルックやランウェイのショー、昔のファッション誌の特集なんかをたくさん見て、じっくり時間をかけてインスピレーションを集めています。

バンドとしての活動が広がるにつれて、そうしたビジュアル面も私たちのアイデンティティーにとって欠かせない要素になってきたと感じていて。だからこそ、すべてのディテールにきちんと心を配るようにしています。ファッションにのめり込むようになった最初のきっかけは、スタイリストの方と一緒に仕事をする中で、いろんなブランドを紹介してもらったことでした。そこからどんどんファッションへの興味が深まって、自分なりの好みや楽しみ方も見えてきた。今では、「このブランドは、あのアルバムの世界観そのものだな」と感じることもあるんです。

——その「ブランド」は具体的に?

ミシェル:「ジュンヤ・ワタナベ(JUNYA WATANABE)」や「ヨウジ・ヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」のような、ちょっと奇抜で、ダークで、幻想的な中に遊び心があって、でもどこかロマンティックな服がとても好きなんです。それから、「アン・ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」もすごく魅力的で。彼女の服にはゴシックでロマンティックな要素があって、本当に素晴らしい。それともう一人、アイルランド出身のロイシン・ピアス(Róisín Pierce)というデザイナーがいて、彼女のつくる服はすごく繊細で、美しいピースばかりなんです。

——ちなみに、「ヨウジ・ヤマモト」や「コム デ ギャルソン」の服に袖を通すようになったきっかけは?

ミシェル:スタイリストと一緒に仕事をしたり、ファッション誌の撮影現場やプレス関連のイベントにいると、「コム デ ギャルソン」のアイテムがあるだけでみんな本当にワクワクするんです(笑)。ラックにそれらのピースがかかっているだけで、「わあ、これは特別なものだ!」って、自然と敬意のようなものが生まれる。そういう存在なんです。私も、まずはそういう空気感を通じて興味を持つようになって、それから実際に日本を訪れて、ドーバー ストリート マーケット ギンザや「コム デ ギャルソン」のショップで買い物をするうちに、どんどん惹かれていきました。

——「コム デ ギャルソン」といえば、デザイナーの川久保玲さんに強い敬意を抱いているファンも多いですが、ミシェルさんは?

ミシェル:彼女は本当に素晴らしいアーティストだと思います。唯一無二という言葉がぴったりの存在ですよね。しかも、あれだけ男性優位な業界の中で独自の美学を貫いて、あの存在感を放っているというのはものすごく特別なことだと思います。

ファッション・アイコンは
フェイ・ウォン

——ミュージシャンにとって「ファッション」も重要な自己表現の一つだと思います。音楽活動を重ねる中で、ファッションとの関わり方や向き合い方はどう変化してきましたか。

ミシェル:音楽を始めたばかりの頃は(※最初に組んだバンド、リトル・ビッグ・リーグ時代)、ファッションに対して少し距離を置いていたというか、どこか“対立するもの”のように感じていたところがありました。女性として音楽の世界に身を置く上で、あえてすごく男性的で、飾り気のないシンプルな見た目でいたかったんです。“音楽以外の部分”に注目が集まらないようにしたくて。でも、ジャパニーズ・ブレックファストを始めてからは、自分なりの「ユニフォーム」みたいなスタイルを持ちたいと思うようになりました。ツアーの最中でも、「これは『Psychopomp』のときに着ていた服だな」とか、「この衣装は『Soft Sounds from Another Planet』のサイクルだったな」って、自分でもはっきりわかるようにしておきたかったんです。

「Soft Sounds from Another Planet」の時期からは、白を基調にした、ちょっと宇宙っぽい雰囲気のユニフォームスタイルをデザイナーと一緒につくっていって。それがきっかけで、「アルバムごとにビジュアルもがらっと変えていきたい」って、本格的に思うようになったんです。「Jubilee」では、「いつも黄色を着る」「明るくて喜びにあふれたスタイルにする」っいう、すごく明確なコンセプトがありました。だから、写真を見返すとすぐに「これは『Jubilee』の時期だな」ってわかる。グラミーに出たときも黄色のドレスを選んだし、イベントではもう少しロマンティックで、少しダークなスタイルを選ぶこともありました。

そうやってビジュアルに一貫性を持たせることで、自分自身もそのアルバムの世界観に入り込めるし、リスナーにとっても「今はこの“アーティスティックな時期”にいるんだ」という感覚が伝わりやすくなるんじゃないかと思っています。

——ミシェルさんにとってのファッション・アイコン、また影響を受けたスタイルがあったら教えてください。

ミシェル:90年代のフェイ・ウォン(Faye Wong)が大好きなんです。彼女って、シックでありながらどこかユーモラスで、遊び心があって、衣装も本当に印象的で。ファッションって、ある意味で“冗談”みたいな要素があってもいいと思うんです。特にパフォーマーにとっては、ちょっと笑えるとか、意表を突くスタイルの方が、かえって記憶に残るというか。

例えば、前回「フジロック」に出たときに、子犬の顔が縫い付けられたトップスを着てたんですけど、それがすごく話題になって(笑)。演奏の内容よりも、まず最初に「犬のトップス着てたよね!」って言われるんです。それってすごく面白いし、衣装の力ってすごいんだなって実感しました。

だから私にとって、フェイ・ウォンは今でもスタイル・アイコンなんです。彼女が着ていた、もこもこのセーターに、下着がうっすら透けて見えるシャワードレス――あのコーディネートこそ、私にとって完璧なんです。

——ちなみに、最近買ったお気に入りの服やアイテムはありますか。

ミシェル:この帽子、ちょっとボートのような形をしていて、ニューヨークの「ボーディ(BODE)」というブランドのものなんです。私、水兵帽がすごく好きで、「Orlando in Love」という曲がセイレーンに誘惑される水夫の物語なんですけど、この帽子がその世界観にぴったり合っていて。

もうひとつお気に入りのブランドが、「キムヘキム(KIMHEKIM)」。今かけているこのサングラスもそうなんですが、涙のように見えるパールがあしらわれていて、それがとても気に入っています。真珠って貝から生まれるものだし、今回のモチーフにぴったりだなと思って選びました。

最近のお気に入りでいうと、「ヨウジ・ヤマモト」のこのトレンチコート。シルエットも雰囲気も本当に素敵なんです。それから、「アミリ(AMIRI)」のショートパンツもよく履いています。このTシャツは「プッシュボタン(PUSHBUTTON)」という韓国のブランドで、これもお気に入りの一枚です。

——逆に、どんな時でも身につけているものはありますか。

ミシェル:普段よく履いているのは、「プラダ(PRADA)」のローファーですね。あとは……そうですね、強いて言えば、結婚指輪くらいかな(笑)。

——ファッションもそうですが、ミシェルさんといえば個性的なタトゥーも目を惹きます。

ミシェル:私はキューピーが大好きなんです(笑)。母が毎年お正月になると、キューピーマヨネーズにホタテとマサゴを合わせた巻き寿司をつくってくれていて。その影響で、あの赤ちゃんのキャラクターが描かれたマヨネーズの容器を見ると、すごく懐かしくて愛着を感じるんです。

それから、このタトゥーは韓国のお菓子をモチーフにしたトランプで。子どもの頃、祖母と叔母、それに母がこのカードゲームでよく遊んでいて、私もそばで見ていました。だからこれは、私にとって家族の記憶や幼少期の思い出が詰まったすごく大事なモチーフなんです。

それとこれは、「パラッパラッパー」というゲームのキャラクターで。こうやって、いろんな時代の記憶や好きなものが自然に混ざり合って、自分の体の上に物語として積み重なっている感じですね。

文章を書くことの魅力

——ミシェルさんはジャパニーズ・ブレックファストとしての活動と並行して、3年前に初の著書となる回顧録「Hマートで泣きながら」を上梓されました。

ミシェル:とても温かく、ポジティブな反応だったので、書き手として大きな励みになりました。それがあったからこそ、より歌詞にフォーカスした作品をつくる勇気が持てたんだと思います。

——次回作の構想はもうあるのでしょうか。

ミシェル:はい、昨年の韓国滞在について書いたものになります。語学を学びながら感じたこと、留学生活の中で直面したこと、そして言葉が少しずつ自分の中に根づいていく感覚……そうした日々の気づきや感情の変化を、海外でのさまざまな出来事と交差させながら綴っています。

——ミシェルさんにとって、“書く”ことへの情熱はどこから湧き上がってくるのでしょうか。

ミシェル:私は一人っ子で、アメリカの田舎町で育ったんです。まわりに同世代の子どもがあまりいなくて、どこか孤立したような子ども時代だったと思います。だから自然と想像の世界に入り込むようになって、小さい頃から物語をつくることがごく当たり前の遊びでした。いまそれを「仕事」として続けられているのは、本当に幸運なことだと思っています。いわゆる“普通の仕事”をしなくていい、というのは私にとって大きなモチベーションでもあって。「もう元の働き方には戻りたくない」っていう気持ちがあるからこそ、今の生活にちゃんと責任を持って、一生懸命やれているのかもしれない。いまのこの生き方、本当に気に入ってるんです(笑)。

——“書く”ことで得られるカタルシスは、やはり音楽で得られるものとは違いますか。

ミシェル:あの本(「Hマートで泣きながら」)は、自分が伝えたかったことを、読んでくれた人たちが本当に正確に受け取ってくれた――そう実感できた初めての作品だったと思います。あれほど「理解してもらえた」と確信できた経験は、それまでになかったんです。

それに比べて、音楽については、これまであまり「ちゃんと伝わった」と感じることが少なかったように思います。べつに難解にしようとか、ミステリアスにしようとしているわけではないんですけど、詩的な表現になるぶん、どうしてもストレートに届かないことも多くて。聴いてくれる人の側に戸惑いが生まれることもあると思うんです。

だからこそ、本を通して、あれだけ明確に、しかも多くの人たちに思いを届けられたという体験は、私にとって本当に解放的でした。音楽ではまだ味わったことのない感覚だったかもしれません。

——先ほど音楽の話が出ましたが、日本では近年、韓国文学、特に女性作家による作品が大きな注目を集めています。ハン・ガンさんのノーベル文学賞受賞も話題になりましたが、ミシェルさんが韓国文学にどのように触れてきたのか興味があります。

ミシェル:正直に言うと、今の私はまだ韓国語の小説を原文でしっかり読みこなせるレベルには達していなくて、韓国文学と深い関係を築けているとは言えないんです。ハン・ガンの作品は本当に大好きですし、もっとたくさんの韓国文学を読みたいという気持ちは強くあるんですけど。昨年は「なるべく韓国語で本を読む!」と決めていたものの、小説を読みこなすにはまだ語学力が足りなくて、結局、ちゃんと読めたのはイ・ランの漫画作品くらいでした(笑)。それが今の自分のレベルなんです。

ただ、韓国系アメリカ人の作家では好きな作品はたくさんあります。シン・ギョンスクさんの「母をお願い」は、ちょうど「Hマートで泣きながら」を執筆していた頃に読んだのですが、深く心に響いたのをよく覚えています。他には……アレクサンダー・チーという作家が書いた「How to Write an Autobiographical Novel」というエッセイ集。それから、イ・ミンジンの「パチンコ」ももちろん素晴らしかったし、キャシー・パク・ホンの「マイナー・フィーリングズ」も強く印象に残っています。あと、友人のチャン=レイ・リーも本当に優れた作家だと思います。

でも私は、言語を深く理解するためには、その言語で書かれた小説と向き合うことが不可欠だと感じていて。そういう意味でも、これからはもっと本格的に韓国語の文学に触れていきたいと思っています。これからじっくり時間をかけて、韓国文学の世界をもっと深く知っていけたらと考えています。

人生における
ライフステージの変化

——前回インタビューさせていただいたとき、前作の「Jubilee」について「インディ・アーティストには“悲しみ”を期待されがちだからこそ、あえて“喜び”をテーマにした」と話されていたのが印象的でした。一方で、新作では“Sad Woman”とあるタイトルが象徴するように、再び悲しみやメランコリーが色濃く流れている印象を受けました。

ミシェル:それはたぶん、自分の年齢とか、今いる人生のタイミングが大きいと思います。「Jubilee」のあと、あの作品で3年かけてツアーして、プロモーションして……その後には、「絶対にまったく違うことがしたい」って気持ちがはっきりあったんです。だから今回は、もっとダークな色味のパレットで、ギターを軸にしたアルバムをつくりたかったんです。

最初は「ちょっと不気味なアルバムにしよう!」と意気込んでたんですけど、正直言って、不気味な曲を10曲書くって本当に大変で(笑)。例えば「Honey Water」や「Mega Circuit」には、その面影が少し残ってると思うんですけど、全体を通してそのムードで貫くのは、自分にとってやっぱりどこか違和感があって。がんばってその方向性で書こうとすると、なぜか全然うまくいかなくて……。最終的には、もっと広い意味でのメランコリックさとか、ほんのりとした不穏さに自然と落ち着いていきました。

それにやっぱり、人生経験の影響も大きいですね。年齢を重ねるにつれて、時間の流れとか、一つの人生を選ぶことで手放してきた他の選択肢のこととか、そういう「選ぶこと」の重みについて、より考えるようになった気がします。あと……「死ぬこと」についても最近よく考えるんです(笑)。

——今回の新作では、“成功”との距離感や、その意味をめぐる戸惑いのようなものも滲んでいるように感じました。アーティストとして大きな評価を得た今、あらためてご自身にとって「成功」とはどういうものだと考えていますか。

ミシェル:うーん、自分は本当に恵まれていると思います。でも、どんなことにも代償はつきものですよね。私、しばらくの間は完全に仕事に取り憑かれていたというか……人生で大きな喪失を経験したあと、その痛みから目をそらすように、すべてのエネルギーを仕事に注ぎ込んでいた時期がありました。そうすることで何とか自分を保っていたというか。

でも、仕事に打ち込めば打ち込むほど、家族や友人との距離はどうしても開いていくんです。長くツアーに出ていると、季節の移り変わりも感じられないし、大切な人の誕生日を一緒に過ごすこともできない。仲の良かった友達を失ってしまったこともあるし、自分自身の健康が危うくなったこともありました。普通の生活とはまったく違うんですよね。家にいない時間が長くなるぶん、いい友達にも、いい家族にもなれない。そんな自分に対して、ちょっとした罪悪感を感じることもあって。

それに最近は、年齢を重ねていく中で「家族を持つ」ということも現実的に考えるようになってきました。この仕事を続けている限り、もしかしたら母親にはなれないかもしれない。そう思うと、人生の中で何をどこまで後回しにしてまでキャリアを優先するのか――そのバランスについて、以前よりもずっと真剣に考えるようになりました。

——今回の新作をへて、今のミシェルさんの中では、そうしたライフステージの変化とアーティストとしてのアイデンティティーは、どのように折り合いをつけられるようになったのでしょうか。

ミシェル:昨年は、自分のためにちゃんと何かをしようと、大きな決断をした年だったと思います。1年間、意識的に音楽活動から少し距離を置いて、自分の知的好奇心を刺激してくれるものに集中することにしたんです。そして、改めて音楽の現場に戻ってきたとき、自分の中にすごく明確な“境界線”ができていることに気づきました。

以前の私は、ただひたすらミュージシャンになりたくて、どんなライブでも、どんなインタビューでも「イエス」と答えていた。体や心の健康なんて二の次で、やれることはすべてやりたいと思っていたんです。

でも今は、何よりもバランスが大事だということがよくわかっています。そのバランスを崩してしまったら、いちばん大切な「音楽への愛情」そのものを失ってしまうかもしれない。だからこそ今は、その愛を丁寧に育てながら、無理のない形で音楽と向き合っていきたいと思っているんです。

——最後に次のアルバムの構想はもうできていますか?

ミシェル:次のアルバムでは、もっとバカっぽくて、くだらないくらい楽しいものにしたいと思っていて。とにかく、「すごく愛されやすいアルバム」にしたいんです。それが今の自分にとって、いちばん自然でしっくりきている気がします。

PHOTOS:TAKUTOH TOYAMA

「For Melancholy Brunettes (& Sad Women)」

◾️JAPANESE BREAKFAST 「FOR MELANCHOLY BRUNETTES (& SAD WOMEN)」
収録曲:
1. Here is Someone
2. Orlando in Love
3. Honey Water
4. Mega Circuit
5. Little Girl
6. Leda
7. Picture Window
8. Men in Bars (Feat. Jeff Bridges)
9. Winter in LA
10. Magic Mountain
11. Young Gun*
*日本盤ボーナス・トラック (CD)
https://bignothing.net/japanesebreakfast.html

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Mrs. GREEN APPLEのデビュー10周年記念 「アンドエスティ」がコラボサングラスを発売

アダストリアグループの「アンドエスティ(and ST)」は7月18日、デビュー10周年を迎えたバンド、ミセス・グリーン・アップル(Mrs. GREEN APPLE)とのコラボサングラスを発売する。価格は2490円。原宿のアンドエスティ トーキョー、横浜・山下公園内のレストラン、ザ・ワーフハウス山下公園(THE WHARF HOUSE YAMASHITA KOEN)、「アンドエスティ」公式オンラインで取り扱う。

ミセス・グリーン・アップル
デビュー10周年コラボ

コラボサングラスは、全体にグリーンをまとわせ、ミセス・グリーン・アップルと「アンドエスティ」のロゴをあしらう。パッケージは、同バンドのベストアルバム「10」のコンセプトフォトをもとに描き下ろした、オリジナルデザインで仕上げた。

アンドエスティ トーキョーとザ・ワーフハウス山下公園両店では、事前来店予約を受け付けるほか、アンドエスティ トーキョーでは、7月18日11時〜8月15日21時まで、フォトスポットなど特設コーナーを設ける。詳細は、公式サイトに記載する。

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紳士靴「カルマンソロジー」がトゥモローランドとの別注第3弾 着想源は19世紀末米発のダンス

金子真ディレクター兼デザイナーが率いる国産革靴ブランド「カルマンソロジー(CALMANTHOLOGY)」は9月上旬、トゥモローランド(TOMORROWLAND)との別注シューズ“コメディアン”を発売する。2色展開で価格は15万4000円。トゥモローランド渋谷本店、トゥモローランド名古屋ラシック店、トゥモローランド京都BAL店の3店舗限定で販売する。

“自由”と“尊厳への敬意”の二面性を表現

同セレクトショップとの別注第3弾となる“コメディアン”は、着想源は19世紀末にアメリカで生まれたダンス“Cakewalk(ケイクウォーク)”。元々上流階級の間で流行していたダンスのパロディとして始まったとされ、相手を模倣しながらも、その奥にある敬意や憧れ、切なさなどの様々な思いを抱えながら自由に踊る姿をシューズに重ね、“自由”と“尊厳への敬意”というメッセージを込めたという。その二面性を思わせるクラシックなツートン配色で、甲部分には取り外しが可能なキルトをあしらった。

「カルマンソロジー」は2018年春夏スタート。国内工場で生産し、人間の二足歩行を研究した上で、独特のねじれのある木型を採用。25年秋冬コレクションでは、ブランド開始から6年間続いた“ページ”というテーマに幕を下ろし、「即興性」を象徴する造語“エマルイラ”を掲げて再出発。新たにウィメンズ向けの製品もラインアップした。

「カルマンソロジー」とトゥモローランドは本モデルのほか、19年には大きなバックルが印象的なドレスローファー“エラ”、20年にはファイアパターンを施したカットシューズを別注し、発売した。

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紳士靴「カルマンソロジー」がトゥモローランドとの別注第3弾 着想源は19世紀末米発のダンス

金子真ディレクター兼デザイナーが率いる国産革靴ブランド「カルマンソロジー(CALMANTHOLOGY)」は9月上旬、トゥモローランド(TOMORROWLAND)との別注シューズ“コメディアン”を発売する。2色展開で価格は15万4000円。トゥモローランド渋谷本店、トゥモローランド名古屋ラシック店、トゥモローランド京都BAL店の3店舗限定で販売する。

“自由”と“尊厳への敬意”の二面性を表現

同セレクトショップとの別注第3弾となる“コメディアン”は、着想源は19世紀末にアメリカで生まれたダンス“Cakewalk(ケイクウォーク)”。元々上流階級の間で流行していたダンスのパロディとして始まったとされ、相手を模倣しながらも、その奥にある敬意や憧れ、切なさなどの様々な思いを抱えながら自由に踊る姿をシューズに重ね、“自由”と“尊厳への敬意”というメッセージを込めたという。その二面性を思わせるクラシックなツートン配色で、甲部分には取り外しが可能なキルトをあしらった。

「カルマンソロジー」は2018年春夏スタート。国内工場で生産し、人間の二足歩行を研究した上で、独特のねじれのある木型を採用。25年秋冬コレクションでは、ブランド開始から6年間続いた“ページ”というテーマに幕を下ろし、「即興性」を象徴する造語“エマルイラ”を掲げて再出発。新たにウィメンズ向けの製品もラインアップした。

「カルマンソロジー」とトゥモローランドは本モデルのほか、19年には大きなバックルが印象的なドレスローファー“エラ”、20年にはファイアパターンを施したカットシューズを別注し、発売した。

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スポーツと多様なカルチャーが交差する「ニューバランス」の新しいアパレルライン「NB GREY」がデビュー

ニューバランス,NEW BALANCE,NB GREY,エヌビー グレー

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は2025年秋冬シーズン、新たなアパレルライン「NB GREY(エヌビー グレー)」を立ち上げる。ブランドのフィロソフィーを現代的に再構築した本コレクションは、“Intersection of Sports & Culture(スポーツとカルチャーの交差点)”をキーワードに、都市生活者に向けた新しい“バランス”を提案する。

1906年に誕生した「ニューバランス」は、その名の通り、履く人に“新しいバランス”をもたらすことを使命としてきた。矯正靴の製造からスタートし、現在では多彩なカテゴリーを展開する世界的なスポーツブランドへと発展。その背景には、履き心地や機能性といった“実用の美学”を追求する姿勢が一貫して根付いている。

そうしたクラフツマンシップの精神を受け継ぎ、2025年秋冬シーズンに新たにスタートするのがアパレルライン「NB GREY」だ。コレクション名に冠した“グレー”は、80年代に「ニューバランス」が打ち出したシグネチャーカラー。都市になじむその色合いは、⽩やポップな配⾊が主流だった当時のランニングシューズの常識を覆し、多くのファンに支持されてきた。その哲学が、時代を超えて新たなかたちへと進化する。

スニーカーを起点としたデザイン

競技と日常、伝統と革新、機能と情緒、装飾と質素—。多様な“対極”を受け止めてきた「ニューバランス」が導き出したのが“Intersection of Sports & Culture”という価値観だ。「NB GREY」が掲げるのは、スポーツに日常着の要素を取り入れることでも、日常着にスポーツの要素を取り入れることでもない。一方通行の発想ではなく、スポーツとあらゆるカルチャーが交差し、混ざり合う“交差点”のような在り方である。スポーツウエアが持つ機能性と、ファッションがもたらす自由な表現を横断するアイデアから生まれたコレクションは、どのスタイリングにも「ニューバランス」のスニーカーが調和するように設計。洗練されたデザインや上質感、品の良さといった要素は、都市生活との高い親和性を示している。

「NB GREY」のもう一つの特徴は、アーカイブを活用したデザインアプローチだ。パターンや縫製だけでなく、腕の可動域を考慮したショルダーラインや動きやすいパンツのシルエットなど、ブランドの歴史に刻まれたディテールを現代のニーズに合わせて再構築。また、例えばかつてフリース素材だったアイテムをスエットに置き換えたり、カラーブロッキングで構成されていたジャケットを異素材の切り替えでデザインしたりすることで、より都会的なイメージに仕上げている。デザインの要素自体は忠実にアーカイブから引用しつつも、リサイクル素材を取り入れたり、用途をアップデートしながら、ブランドのDNAを引き継いでいるのだ。“フライングNBロゴ”を配したラグランスリーブTシャツも、ビンテージのような風合いや、モダンなシルエットに加え、裾にドローコードを付けるなど、ギミックを融合した。日常にもアクティビティーにも対応する、まさに“交差点”的な一着に仕上げている。

そして、“All colors included.”というコンセプトが象徴するように、色使いも「NB GREY」のアイデンティティーを形成する重要な要素だ。ベースには“Adjustability(適応性)”“Amplified wardrobe(ワードローブの拡張)“”Distinct color(個性ある色使い)”の3つのキーワードが息づいている。シーズンの立ち上がりとなる7月から9月にかけては涼感を誘うブルーや秋口の日差しを感じさせる柔らかなイエローを展開。10月以降は、トーンダウンしながらも、差し色を巧みに取り入れたスタイリングを提案する。

「NB GREY」が目指す
次なるアイコン

「NB GREY」が目指すのは、トレンドやシーズンに左右されず、長く愛用できるタイムレスなプロダクトである。それは、“990”をはじめとする歴代のマスターピースと同様に、「NB GREY」からも普遍的で上質なプロダクトを創出し、「ニューバランス」の新たなアイコンとなることを意味している。今後は、ロゴが無くとも「NB GREY」と認識できるような独自のフィット感と快適性を体現するシルエットを追求し、ブランドのアイデンティティーをより一層強化していく。また、アジアに加え、欧米市場での展開も視野に入れ、グローバルブランドとしての存在感を高めていく方針だ。

アクティブと端正の接点が生む
NB GREYのメンズスタイル

しなやかさと強さが“溶け合う”
NB GREYのウィメンズライン

Shop List

・ニューバランス公式オンラインストア
・ニューバランス ZOZOTOWN ストア
・ニューバランス Rakuten Fashion ストア
・ニューバランスオフィシャルストア
ヒューリック札幌、仙台PARCO、柏髙島屋ステーションモール、原宿 ※現在一時休業中(12月上旬リニューアルオープン予定)、渋谷スクランブルスクエア、銀座、ニュウマン高輪店 ※9月12日オープン予定、六本木 19:06、お台場、ニュウマン新宿店、玉川髙島屋S・C、池袋 P’PARCO、吉祥寺、ニュウマン横浜店、MARK IS みなとみらい、テラスモール湘南、エミテラス所沢、名古屋、タカシマヤ ゲートタワーモール、mozo ワンダーシティ、心斎橋、堀江、グランフロント大阪、阪急うめだ本店、あべのHoop ※7月11日オープン予定、京都髙島屋S.C.、大丸神戸、広島PARCO、福岡、ららぽーと福岡、博多阪急、長崎スタジアムシティ

※その他一部のニューバランス取扱い店舗にて販売。
※取扱い商品は店舗により異なります。
EDIT & TEXT:YUKI KOIKE(VINYL)
問い合わせ先
ニューバランスジャパン お客様相談室
0120-85-7120

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「ケイト」から毛穴の大きさに着目した化粧下地が登場 肌質別3タイプを用意 

「ケイト(KATE)」は7月19日、毛穴をカバーしメイク崩れを防ぐ化粧下地"ポアレスキーパー”[SPF50+・PA+++](全3種、各1540円※編集部調べ)を発売する。頬の毛穴の大きさによって化粧の崩れ方が異なることに着目し、乾燥肌、混合肌、脂性肌の3つの肌質に応じた処方を採用した。

毛穴レスを演出する肌質別の専用処方

ラインアップはうるおいジェリー処方により毛穴をしっとり包み込み、1日中メイクの乾燥感を防いで粉浮きを抑制する乾燥肌向けの"ポアレスキーパー FORドライ”、しとさらキープ処方により毛穴に極薄フィットし、テカリと乾燥の両方を防ぐ混合肌向けの"ポアレスキーパー FORドライ&オイリー”、皮脂ダブルブロック処方により過剰な皮脂を吸着・固化し、1日中テカリとギラつきを防ぐ脂性肌向けの"ポアレスキーパー FORオイリー”の3種。

3種ともSPF50+・PA+++の紫外線カット力を備えているほか、ヒアルロン酸やツボクサ葉、茎エキスなどのうるおいシカ成分も配合した。カラーは、"FORドライ"がルーセントピンクカラー、"FORドライ&オイリー"と"FORオイリー”やブライトベージュカラーを採用している。

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「アラン ミクリ」復帰のデザイナー、アラン・ミクリタリアンが語るカムバックの経緯と時代の変化

革新的な色使いや機能美で1980年代からアイウエアデザインを牽引してきたフランス人デザイナー、アラン・ミクリタリアン(Alain Miklitarian)が、自身のブランド「アラン ミクリ(ALAIN MIKLI)」で再びデザイナーとしての活動を開始した。ファッショナブルなデザインで多くのセレブリティーに愛され、アイウエアのあり方を変えたレジェンドの復帰は、市場に新たな動きをもたらすだろうか。来日したアランに復帰の経緯や今の時代への思い、2012年にブランドを買収したエシロールルクスオティカ(EssilorLuxottica)との関係性について話を聞いた。

WWD:今回、東京と大阪を訪れた理由は?

アラン・ミクリタリアン(以下、アラン):日本の消費者はブランドを理解してくれていると感じており、好きな場所です。来日の目的は、これらの都市ともう一度つながりを感じること。ただ訪れるだけでなく、街を歩き、細部を観察し、雰囲気を吸収したかったんです。というのも、今、来年発売予定の日本限定コレクションを開発中なんです。現地の消費者に真に響く製品を創造するためには、その土地の機微を捉えることが不可欠。今の時代の若者がコレクションを見てどう思うのかは未知数ですが、反応を見るのが楽しみですね。

WWD:街の中で印象に残ったことは?

アラン:多くの変化を感じました。今では世界中どの都市に行っても同じようなグローバルブランドに囲まれています。東京の独自性は徐々に失われ、他の大都市と同じようになってきているようにも感じました。レイアウトや表現方法は日本的なものも多いですが、内容は均一化しているように思います。

ブランドへの復帰の経緯

WWD:単刀直入ですが、デザイナーとして「アラン ミクリ」に戻った経緯とは?

アラン:このような形でブランドに戻ることは、全く予想もしていませんでした。会社をエシロールルックスオオティカに売却後、もう関わることはないと思っていましたが、ルックスオティカ社から「ブランドに戻ってほしい」と声がかかったんです。今は、また仕事をして、考えて、夢を見ることができる。大きな組織の中でアイデアを具現化できる自由があるのは、とても幸運だと思っています。現在のデザインチームは4人の若いメンバーで構成されていて、私の役割はメンターとして、経験を共有し、彼らの成長を支援すること。世代間の良い交流が生まれています。

WWD:以前と今を比較して、アイウエアを取りまく状況に変化を感じますか?

アラン:比較することができないくらい、状況は変わっています。消費者の価値観、生産方法、ノウハウまで、全てが進化しています。失ったものも多いですが、新しい発見もたくさんあります。失ったものを嘆いたり、過去を懐かしんだりするのではなく、未来を受け入れることが重要でしょう。

WWD:消費者の価値観にも変化はありますか?

アラン:フランスでは、職人文化へのリスペクトが薄れてしまったと感じます。素材への情熱や、プロセスへのこだわりがなくなってきている気がするのです。しかし日本では、伝統的な職人技を再び評価する消費者が増えていると感じます。それは、日本文化の一部とも言えるかもしれませんが、有望なトレンドです。

WWD:あらためて、競争の激しいアイウエア市場で「アラン ミクリ」が際立っている点とは?

アラン:私たちはアイウエアに特化したブランド。それが全てであり、徹底的に追求しているポイントです。多くのブランドが、コスメからアパレル、アクセサリーまで、あらゆる分野に商品ラインアップを拡大しますが、それはクリエイティブな戦略というよりは、財務面やビジネス面を考慮した戦略であることの方が多いのではないでしょうか。真のデザインとは、独自の技術を極めることから生まれます。全てを網羅しようとするのではなく、得意分野に集中することが重要です。

WWD:最新のコレクションについて教えてください。

アラン:私はもともと眼鏡技師なので、コレクションの大部分を占めるのはメガネフレーム。割合としては小さいですが、ファッション性や楽しさを重視したサングラスもそろえています。メガネのフレームは精度が求められます。快適で軽量であり、個人に合ったデザインでなければなりません。技術的な制約と視覚的な楽しみをバランスよく調和させるのが好きです。

WWD:その中で個人的に気に入っているアイテムは?

アラン:5層のラミネート素材で作られた新しいフレームです。この技術によって、色、輝き、透明度を精密にコントロールすることができます。技術的には難しさが伴いますが、美しい見た目をもたらしてくれます。

エシロールルクスオティカとのパートナーシップがもたらすもの

WWD:世界最大のアイウエアグループ、エシロールルクスオティカとのパートナーシップはブランドにとってどんな意味を持ちますか?

アラン:「アラン ミクリ」とエシロールルックスオティカは、元来全く異なる視点を持っています。私は、できることなら一人一人の顧客のために1つずつ特別なフレームをデザインしたいという思いがあります。一方で、彼らは数百万人を満足させられるプロダクトをデザインしています。しかしありがたいのは、エシロールルクスオティカは私の思いを理解し、ありのままで仕事をさせてくれること。彼らは市場に多様性が必要だと理解しており、それこそが協業が機能する理由です。

WWD:エシロールルクスオティカ傘下の他ブランドは、メタ社との協業を通してスマートグラスなども開発しています。「アラン ミクリ」も3Dプリンターを活用するなど、最新技術を積極的に取り入れていますが、進行中の特別なプロジェクトはありますか?

アラン:フレームにNFC(Near Field Communication)チップを内蔵したアイウエアをリリースしています。スマートフォンでタッチすることで製品名が表示され、真正性や出荷状況、購入履歴などをリアルタイムで確認できる機能です。過去には、“ミクリビジョン”というCCDカメラがついたアイウエアを発売したこともあります。25年以上も前の話なので、時代を先取りしすぎたのかもしれませんね(笑)。現在はブランドの核となる部分の再構築に注力しており、スマートグラスなどの開発はしていませんが、いずれはまた、その領域にも着手したいです。

WWD:バイオアセテート素材や環境に優しいパッケージを採用し、サステナビリティーの問題にも取り組んでいます。

アラン:太陽光発電を使用したり、材料をリサイクルしたり、できるだけクリーンな運営を目指しています。アイウエア生産が環境に与える影響を考えてもいなかった15年前と比べると大きな進歩を遂げましたが、まだ課題は山積みです。解決策を模索し、どうすればより良いブランドになれるのかを日々頭を巡らせることは、楽しみでもあります。

WWD:ブランドとして、個人として、今後のビジョンを聞かせてください。

アラン:正直、未来についてはあまり考えません。ただ仕事ができる毎日に感謝し、楽しんでいます。それが数週間続くのか、10年続くのかは分かりません。私はアイウエア以外にもいくつかの事業をやっており、他の企業とも協業しています。いくつかの軸を持って仕事をするのが自分にはあっていると思っています。

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「イカゲーム」と「グラニフ」が初コラボ Tシャツやシャツ、ショルダーバッグなど

「グラニフ(GRANIPH)」は7月29日、ネットフリックス(NETFLIX)作品「イカゲーム」との初コラボアイテムを発売する。「グラニフ」一部店舗および公式オンラインで販売する。

「イカゲーム」コラボ
14型をラインアップ

コラボアイテムは、登場人物や劇中のゲームをモチーフとした、Tシャツ(3500円〜)や総柄シャツ(6900円)、ショートパンツ(6900円)、バケットハット(4500円)、ショルダーバッグ(3900円)、ソックス(1200円)など14型をラインアップする。

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「イカゲーム」と「グラニフ」が初コラボ Tシャツやシャツ、ショルダーバッグなど

「グラニフ(GRANIPH)」は7月29日、ネットフリックス(NETFLIX)作品「イカゲーム」との初コラボアイテムを発売する。「グラニフ」一部店舗および公式オンラインで販売する。

「イカゲーム」コラボ
14型をラインアップ

コラボアイテムは、登場人物や劇中のゲームをモチーフとした、Tシャツ(3500円〜)や総柄シャツ(6900円)、ショートパンツ(6900円)、バケットハット(4500円)、ショルダーバッグ(3900円)、ソックス(1200円)など14型をラインアップする。

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エポラ×ユーグレナ、美容室専売の新ヘアケア「エビ」誕生 女性の髪のハリ、コシ、ボリュームにアプローチ

エポラはこのほど、親会社であるユーグレナと共同で美容室専売の新ヘアケアブランド「エビ(EVI)」を立ち上げた。ラインアップは、“プレミアムバウンステックシャンプー”(300mL、3960円)と“同トリートメント”(240g、3960円)の2種。全国の契約理美容室で販売する。美容室専売品の展開は、同社およびユーグレナグループにとっても初の試みだ。

同社は数年前より女性の薄毛やボリュームダウンの悩みに着目し、育毛剤ブランドを展開してきた。リクルートの調査によると、「薄毛に該当する割合は男性の方が多いが、その悩み度合いは女性の方が年齢とともに増していく」傾向がある。特にエイジング世代は、ハリ・コシ・ボリュームの低下に対する問題意識が高く、これらを解消するために多くの女性が育毛剤やスタイリング剤、美容機器に継続的に投資しているという。

一方で、「女性の悩みの深刻度合いと反比例し、こうした悩みにアプローチする日常的なシャンプー・トリートメントが市場に少ない」(竹村孝介社長)ことに着目。「髪が立ち上がらないことがストレス」「毎朝のスタイリングが決まらず気分が沈む」といった声に応えるべく、「エビ」の立ち上げに至った。

ブランド名は「Evidence(根拠)」に由来する。科学的な裏付けに基づいた製品づくりへの姿勢を表現した。製品は既存の育毛剤やスタイリング剤では補完しきれない、物理的な髪の立ち上がりと頭皮環境の根本的な改善という2軸の価値を同時に提供することを目指した。

シャンプーには、髪の主成分であるケラチン由来の成分を採用し、洗い流した後も髪にケラチンが残る処方を採用。そこにトリートメントに配合された超高分子ケラチンが結びつき、物理的な立ち上がりをかなえる。

また、ユーグレナグループの独自原料である“ユーグレナエキス”や“ヒト毛根幹細胞バイオエキス”を配合。頭皮環境を整え、髪密度・髪強度にアプローチする。2つの熱吸着型成分で髪内部やキューティクルのダメージを補修。ドライヤーやヘアアイロンの熱に反応して毛髪に吸着し、ノンシリコンながら根本から毛先までまとまり感と艶のある滑らかな髪に仕上げる。

今後は頭皮美容液やスタイリング剤などにラインアップを拡充する計画だ。「ハリ、コシ、ボリュームといったら『エビ』。そういうポジションを目指す」(竹村社長)。

エポラとは

エポラは、愛媛県松山市に本社を構える1994年設立の企業。2015年にユーグレナグループ傘下に入り、化粧品・健康食品・ヘアケア製品を開発しており、足元ではヘアケア分野に注力している。

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【2025年秋コスメ】「クレ・ド・ポー ボーテ」が秋色ルージュとアイシャドウの新色を発売

資生堂の「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」は8月21日、肌印象を明るく輝かせる“ルージュアレーブル”の新5色(各7150円※編集部調べ、以下同)、“ルージュアレーブル マット”(各7150円)の新4色、アイシャドウ“オンブルクルールクアドリ”の限定色(6820円)を全国で発売する。

高発色ルージュに全9色を追加

“ルージュアレーブル”は、プレミアムアルガンオイル配合で唇に潤いをもたらし、なめらかに整える。また、鮮やかな発色を高めるトランスルーセントピグメントEXが唇表面の凹凸を目立たなくし、明るい印象に仕上げる。新色は、同ラインのカラーテーマ、“いきいきと鮮やかに魅了する花々の輝き”を表現した。

スキンケア成分配合のトリートメントアイシャドウ

まぶたに潤いを与え目元をケアしながら高発色をかなえるアイシャドウ、“オンブルクルールクアドリ”からは、ほんのり赤みを帯びた暖かなウオームトーンのカラーが登場。“陽だまりに佇む石”にインスパイアされ、繊細な輝きと品格のある色を演出する。同製品はプライマー1色とパウダー3色がセットになっており、プライマーにパウダーを重ねることで目もとに奥行き感が生まれ、光と色のグラデーション効果をもたらす。

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「レブロン」が“ジュレリップオイル”を限定発売 フルーツジュレのような全5色

「レブロン(REVLON)」は7月22日、“レブロン スーパー ラストラス グリマー リップ オイル”(全5色、各1430円)を数量限定で発売する。とろけるような潤いとぽってりとしたジュレのような質感が特徴のリップオイルで、カラーは全5色を用意した。全国のドラッグストアやバラエティーショップで販売する。

ナチュラルな発色とぷっくり唇が特徴

同製品はフルーツキャンディのようなフレッシュな色味と、ぷるんとしたジューシーな艶質感を楽しめるジュレリップオイルだ。つけた瞬間に唇に潤いと上質な艶を与え、ナチュラルな発色で透明感のある魅力的なぷっくり唇を演出する。

オイルベースながらべたつき感のないライトなテクスチャーで、唇へのなじみが良い。植物由来のスクワランオイルや保湿成分のサイザルアサエキス、ハナスゲ根エキスを配合し、とろけるような潤いを唇に届ける。

白桃やアプリコットをイメージしたキュートなカラー

カラーは全5色を用意した。“キャンディ ハーツ”は白桃ジュレ、“ミス コーラル”はアプリコットジュレ、“グロウ ママ”はチェリージュレをイメージした。ローズジュレのような“ゴーン ローズ”、グレープジュレのような“ヴァイオーリット”など、フレッシュな発色も特徴になっている。

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ラブブのウェディングドレスが登場 米ブライダルブランドがカスタムオーダーを受注

アメリカのブライダルブランド「デイビッズ ブライダル(DAVID’S BRIDAL)」は、中国発玩具メーカー、ポップマートのキャラクター“ラブブ”のウェディングドレスを発売する。オーダーは、同ブランドの実店舗のみで受け付ける。

同アイテムは、花嫁本人のドレスを再現するなど様々なスタイルにカスタムできる。ドレスに合わせ、ブライダルアクセサリーやブライズメイドに合う手作りの衣装も注文可能だ。また、「デイビッズ ブライダル」でクチュール・デザイン部門の責任者を務めるヴィオラ・チャン(Viola Chan)のデザイン2点をラブブサイズに再構築したドレスも登場する。

クチュールやウェディングドレスなど、カスタマイズ可能な衣装は50ドル(約7000円)から、ブライズメイドのドレスやその他の衣装は35ドル(約5000円)から用意する。

 

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ヤブノ・ケンセイによる個展「NEGATIVE APPROACH」が開催

ヤブノ・ケンセイによる個展「NEGATIVE APPROACH」が東京・富ヶ谷のCALLAS Tokyoで開催する。会期は7月18日から8月16日まで。

同展では、無意識的な衝動やリズムがそのまま現れているようなパターンと、架空の生命体のように増殖するユニークな質感の作品群が登場する。

没入感とリアルで鑑賞する体験の強さが際立つ展示で、作品の販売も行う予定だ。

また、17日の19:00からオープニングパーティーが開催され、KIRI、HE IS SHEが音楽を担当する。

■NEGATIVE APPROACH
会期:7月18日〜8月16日
会場:CALLAS Tokyo
住所:東京都渋谷区富ヶ谷2-45-21
時間:19:00〜27:00

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ヤブノ・ケンセイによる個展「NEGATIVE APPROACH」が開催

ヤブノ・ケンセイによる個展「NEGATIVE APPROACH」が東京・富ヶ谷のCALLAS Tokyoで開催する。会期は7月18日から8月16日まで。

同展では、無意識的な衝動やリズムがそのまま現れているようなパターンと、架空の生命体のように増殖するユニークな質感の作品群が登場する。

没入感とリアルで鑑賞する体験の強さが際立つ展示で、作品の販売も行う予定だ。

また、17日の19:00からオープニングパーティーが開催され、KIRI、HE IS SHEが音楽を担当する。

■NEGATIVE APPROACH
会期:7月18日〜8月16日
会場:CALLAS Tokyo
住所:東京都渋谷区富ヶ谷2-45-21
時間:19:00〜27:00

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ソニックも降臨、渋谷パルコに「セガ ストア」旗艦店 日本1号店

セガは7月18日、日本1号店となる旗艦店「セガストア トーキョー(SEGA STORA TOKYO)」を渋谷パルコ6階にオープンする。セガはゲームに加え、映画やグッズ、マンガなどの複数のメディアで展開する「トランスメディア」戦略を推進しており、重要な拠点に位置づける。旗艦店業態「セガストア」は5月に上海にオープンしており、世界で2店舗目。渋谷パルコ6階は「ニンテンドー トーキョー」を筆頭に、日本屈指の有力なIP(知財・キャラクター)ショップが集積しており、訪日客の多い渋谷パルコの中でも特にインバウンド比率が高いフロア。セガは「ソニック・ザ・ヘッジホッグ(以下、ソニック)」、ドラマや映画化された「龍が如く」、アニメやマンガ化もしている「ペルソナ」シリーズなどの自社の人気キャラクターのグッズを日本だけでなく世界に発信する。

7月16日に行った記者会見には、内海州史セガ社長COOとジャスティン・スカルポーネ=セガ常務執行役員トランスメディア事業本部長、アーティストの河村康輔、平松有吾・渋谷パルコ店長に加え、人気キャラクターのソニックも参加した。内海社長は「渋谷パルコはファッションやアート、カルチャーが交差する場所。『セガストア』というトランスメディア戦略の最重要拠点のオープンを皮切りに、今後は(ファッションやアート分野の)クリエイターとのコラボレーションも積極的に仕掛けていく」と意気込む。

オープンを記念して7月18〜21日にはソニックが店舗に登場するほか、河村康輔とのコラボレーショントイや手のひらサイズのマスコット型ぬいぐるみシリーズ「セガ こ〜ろ(SEGA CORO)」の販売を開始する。「セガ こ〜ろ」の第一弾としてソニックや龍が如くのキャラクターである桐生一馬などを商品化する。

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ソニックも降臨、渋谷パルコに「セガ ストア」旗艦店 日本1号店

セガは7月18日、日本1号店となる旗艦店「セガストア トーキョー(SEGA STORA TOKYO)」を渋谷パルコ6階にオープンする。セガはゲームに加え、映画やグッズ、マンガなどの複数のメディアで展開する「トランスメディア」戦略を推進しており、重要な拠点に位置づける。旗艦店業態「セガストア」は5月に上海にオープンしており、世界で2店舗目。渋谷パルコ6階は「ニンテンドー トーキョー」を筆頭に、日本屈指の有力なIP(知財・キャラクター)ショップが集積しており、訪日客の多い渋谷パルコの中でも特にインバウンド比率が高いフロア。セガは「ソニック・ザ・ヘッジホッグ(以下、ソニック)」、ドラマや映画化された「龍が如く」、アニメやマンガ化もしている「ペルソナ」シリーズなどの自社の人気キャラクターのグッズを日本だけでなく世界に発信する。

7月16日に行った記者会見には、内海州史セガ社長COOとジャスティン・スカルポーネ=セガ常務執行役員トランスメディア事業本部長、アーティストの河村康輔、平松有吾・渋谷パルコ店長に加え、人気キャラクターのソニックも参加した。内海社長は「渋谷パルコはファッションやアート、カルチャーが交差する場所。『セガストア』というトランスメディア戦略の最重要拠点のオープンを皮切りに、今後は(ファッションやアート分野の)クリエイターとのコラボレーションも積極的に仕掛けていく」と意気込む。

オープンを記念して7月18〜21日にはソニックが店舗に登場するほか、河村康輔とのコラボレーショントイや手のひらサイズのマスコット型ぬいぐるみシリーズ「セガ こ〜ろ(SEGA CORO)」の販売を開始する。「セガ こ〜ろ」の第一弾としてソニックや龍が如くのキャラクターである桐生一馬などを商品化する。

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【スナップ】谷まりあ、前田敦子らが来場 「ロンシャン」がパリの日常を体験するイベントを開催

「ロンシャン(LONGCHAMP)」は7月3〜13日、体験型ポップアップ“パリジャン・アルチザン(PARISIAN ARTISANS)”を開催した。会場の代官山Tサイトガーデンギャラリーには、谷まりあ、すみれ、前田敦子、藤井夏恋、よしあき、ミチ、ダイシュン、おおしま兄妹らが「ロンシャン」の秋ルックや最新バッグを身にまとって来場。ブーランジェリー(パン屋)やフルリスト(花屋)などを設置したトワルドジュイ(2色使いの情景)な街並みが広がる空間で、パリの何気ない日常を体験した。

来場者スナップ

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【スナップ】谷まりあ、前田敦子らが来場 「ロンシャン」がパリの日常を体験するイベントを開催

「ロンシャン(LONGCHAMP)」は7月3〜13日、体験型ポップアップ“パリジャン・アルチザン(PARISIAN ARTISANS)”を開催した。会場の代官山Tサイトガーデンギャラリーには、谷まりあ、すみれ、前田敦子、藤井夏恋、よしあき、ミチ、ダイシュン、おおしま兄妹らが「ロンシャン」の秋ルックや最新バッグを身にまとって来場。ブーランジェリー(パン屋)やフルリスト(花屋)などを設置したトワルドジュイ(2色使いの情景)な街並みが広がる空間で、パリの何気ない日常を体験した。

来場者スナップ

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「インターナショナル ギャラリー ビームス」がポップアップ開催 ブランドに合わせたビンテージ品の販売も

ビームス(BEAMS)の「インターナショナル ギャラリー ビームス(INTERNATIONAL GALLERY BEAMS)」は、アンダーウエアブランド「ヘイズ(HAZE)」のポップアップショップを、ビームス ウィメン 原宿とビームス 六本木ヒルズに開く。期間はビームス ウィメン 原宿で7月19日〜27日、ビームス 六本木ヒルズで8月1日〜11日。

「ヘイズ」は、老舗ランジェリーショップ「ガブリエル ペコ」でバイヤーとして経験を積んだ金野仁美が2023年に設立。日本産のシルクと中国産のカシミアを主要素材に用いた、上質なアンダーウエアを提案する。

ポップアップでは、厚手のシルクを用いた美しいドレープ感が特徴のバイアスカットドレス(8万3600円)やシルクキャミソール(3万5000円)、シルクリブのタンクトップ(2万1000円)、カシミアカーディガン(5万5000円)、ユニセックスで着られるカシミアプルオーバー(6万6000円)など、バリエーション豊かにそろえる。また、コレクションに合わせ、金野デザイナーが祐天寺のビンテージショップ「ウィッティー ビンテージ(Witty Vintage)」からセレクトしたウエアや、「インターナショナルギャラリー ビームス」の片桐恵利佳バイヤーがヨーロッパで買い付けたジュエリーやバッグもあわせて販売する。

■「ヘイズ」ポップアップショップ
日程:7月19日〜27日
場所:ビームス ウィメン 原宿
住所:東京都渋⾕区神宮前3-25-15 神宮前テラス 1階・地下1階

日程:8月1日〜11日
場所:ビームス 六本木ヒルズ
住所:東京都港区六本木6-10−1 ヒルズ ウェストウォーク 2階・3階

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【スナップ】「エミ」×「アシックス」から別注モデルのスニーカー ポップアップにヨンアらが来場

マッシュスタイルラボが運営する「エミ(EMMI)」は、「アシックス(ASICS)」とのコラボスニーカー“ゲルキネティック フルーエント(GEL-KINETIC FLUENT)”から別注カラーを新たに発売した。ローンチイベントには、モデルのヨンアをはじめ、矢野未希子や宮田聡子、俳優の島崎遥香などが参加した。同商品はすでにウサギオンラインで先行予約を、スニーカーマーケット バイ エミで先行発売を開始しており、7月17日から「エミ」全国直営店で販売する。価格は2万5850円。

昨年のコラボに続き、今回はパウダーブルーを基調にシルバーやホワイトといったニュートラルカラーをまとわせた。ミッドソールには反発性や衝撃緩衝性のあるゲルを搭載。シューレースは3種類付属する。サイズは22.5〜28.5cm展開で、メンズサイズは一部直営店と公式オンラインストアのみでの取り扱いだ。

モデルのヨンアは「来月息子と2人でロンドンに行くので、一緒に履いて行きたい」、俳優の島崎遥香は「愛犬と一緒にちょっと遠出をしたい」とコメント。日常使いから旅先まで、さまざまな用途で使えるアイテムに仕上げた。

ローンチイベントでのスナップ

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「ヒューマンメイド」がシェイク シャックとコラボ Tシャツやキャップ、ポーチなど

「ヒューマンメイド(HUMAN MADE)」は7月19日、アメリカ発のハンバーガー店、シェイク シャック(SHAKE SHACK)とのコラボアイテムを発売する。またコラボメニューの提供も実施する。

シェイク シャックコラボ
ハンバーガーやロゴデザインをあしらう

コラボアイテムは、ハンバーガーのモチーフや、双方のロゴをあしらった、Tシャツ(1万3200円)やキャップ(7480円)、PVC素材のポーチ(4950円)、パスケース(6380円)、クッション(1万5400円)の5型をラインアップ、「ヒューマンメイド」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。またキーリングとピンバッジも制作、シェイク シャック一部店舗で数量限定販売する。

コラボメニューは、ハンバーガー“テリヤキ・シャック”とフライドポテト“カレーチーズフライ”“マンゴーユズシェイク”の3品を用意。7月19日から日本をはじめ、アジアのシェイク シャックで提供する。

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「ヴァレンティノ ビューティ」が初のリップバームを発売 pHに反応する4色のカラー

「ヴァレンティノ ビューティ(VALENTINO BEAUTY)」は8月20日、ブランド初のリップバーム“スパイク ヴァレンティノ リップバーム”(全4色、各6930円)を発売する。全国のヴァレンティノ ビューティ取扱店舗および公式オンラインブティックで販売する。すべてのカラーにpHに反応して変化する処方を採用し、唇をケアしながら一人ひとりの唇を引き立てるカラーに仕上げる。

保湿成分とパール技術を配合

リップコレクション“スパイク ヴァレンティノ”の新作となる同製品は、アイコニックなスタッズを132個まとったローズゴールドのケースを採用しクチュールアクセサリーのようなデザインに仕上げた。バームにはスクワラン、セラミド、コットンシードオイルといった保湿成分を配合。リッチなバターのようなテクスチャーが唇へシームレスに溶け込み長時間保湿するほか、カレイドスコープのように美しく反射するローマの光にインスピレーションを得て開発した独自の多層構造パールとマイクロパールが、光を拡散させ唇に輝きと透明感をもたらす。

pHに反応する4色のカラー

カラーバリエーションは4色で、唇のpHに反応しなじみやすい自然な色づきで素の唇の色を引き立たせる。柔らかさと洗練さを醸し出すローズカラーの“199A ローズインザウッド”、チョコレートカラーの“120R ボールドブラウン”のほか、フレッシュで鮮やかなピンク“302R エクストラピンク”、エネルギッシュなコーラルカラーの“「400A ソーラー コーラル”をそろえた。キャンペーンビジュアルにはブランドアンバサダーのNANAを起用。レトロクールな世界観とモダンな新作リップバームの融合を表現している。

カラーラインアップ

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「ヴァレンティノ ビューティ」が初のリップバームを発売 pHに反応する4色のカラー

「ヴァレンティノ ビューティ(VALENTINO BEAUTY)」は8月20日、ブランド初のリップバーム“スパイク ヴァレンティノ リップバーム”(全4色、各6930円)を発売する。全国のヴァレンティノ ビューティ取扱店舗および公式オンラインブティックで販売する。すべてのカラーにpHに反応して変化する処方を採用し、唇をケアしながら一人ひとりの唇を引き立てるカラーに仕上げる。

保湿成分とパール技術を配合

リップコレクション“スパイク ヴァレンティノ”の新作となる同製品は、アイコニックなスタッズを132個まとったローズゴールドのケースを採用しクチュールアクセサリーのようなデザインに仕上げた。バームにはスクワラン、セラミド、コットンシードオイルといった保湿成分を配合。リッチなバターのようなテクスチャーが唇へシームレスに溶け込み長時間保湿するほか、カレイドスコープのように美しく反射するローマの光にインスピレーションを得て開発した独自の多層構造パールとマイクロパールが、光を拡散させ唇に輝きと透明感をもたらす。

pHに反応する4色のカラー

カラーバリエーションは4色で、唇のpHに反応しなじみやすい自然な色づきで素の唇の色を引き立たせる。柔らかさと洗練さを醸し出すローズカラーの“199A ローズインザウッド”、チョコレートカラーの“120R ボールドブラウン”のほか、フレッシュで鮮やかなピンク“302R エクストラピンク”、エネルギッシュなコーラルカラーの“「400A ソーラー コーラル”をそろえた。キャンペーンビジュアルにはブランドアンバサダーのNANAを起用。レトロクールな世界観とモダンな新作リップバームの融合を表現している。

カラーラインアップ

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【一粒万倍日】「フェンディ」から新作ウオレットやカードケースが登場 7月24日の最強開運日に向けて

「フェンディ(FENDI)」は、天赦日(てんしゃび)、一粒万倍日、大安が重なる最強開運日の7月24日に向けて新作のスモールレザーグッズを「フェンディ」直営店および公式オンラインストアで7月中旬から順次発売する。

ウィメンズコレクションでは、ダイアゴナルに配置された“FF”ロゴバックルとメゾンを象徴するバイカラーが際立つ“FF ダイヤモンド(FF DIAMOND)”に、2025-26年秋冬コレクションのシーズナルカラーのマカロンピンクを加えた“FF ダイヤモンド 三つ折りウオレット”(8万5800円)や、シグネチャーの“FF”ロゴエンボスとバックルがラグジュアリーなアクセントを添える“バゲット(BAGUETTE)”にソルベイエローを落とし込み、使いやすさを高めてリニューアルした“バゲット ロングウオレット”(16万8300円)などをラインアップする。

さらに、ウサギ、クマなど7種類の小さな動物たちをあしらった“フェンディ BFFカードケース”(7万1500円)は、個性的かつ生き生きとしたシェイプと色でデザインされ、付属のロングストラップを活用することで手首にかけたり、チャームとしてバッグに着けたり自由なアクセサライズが可能だ。

メンズコレクションからは、創業以来100年近く続く伝統的なローマの馬具職人の技術とクラフツマンシップを解釈した“セレリア(SELLERIA)”のスモールレザーグッズコレクションから“セレリア カードケース”(6万7100円)や“セレリア 二つ折りウオレット”(8万2500円)が登場する。さらに、なめらかなカーフレザーにメタリックな“FF”ロゴが際立つ“FF スクエア”シリーズからは、充実した収納力と機能性を備えたブラックとサンドカラーの新色の“FF スクエア ロングウオレット”(11万3300円)と“FF スクエア 二つ折りウオレット”(7万1500円)もラインアップする。

7月24日は最強開運日

7月24日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日“、すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日“、万事に進んでよしとされる“大安“が重なるトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日“は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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【一粒万倍日】「フェンディ」から新作ウオレットやカードケースが登場 7月24日の最強開運日に向けて

「フェンディ(FENDI)」は、天赦日(てんしゃび)、一粒万倍日、大安が重なる最強開運日の7月24日に向けて新作のスモールレザーグッズを「フェンディ」直営店および公式オンラインストアで7月中旬から順次発売する。

ウィメンズコレクションでは、ダイアゴナルに配置された“FF”ロゴバックルとメゾンを象徴するバイカラーが際立つ“FF ダイヤモンド(FF DIAMOND)”に、2025-26年秋冬コレクションのシーズナルカラーのマカロンピンクを加えた“FF ダイヤモンド 三つ折りウオレット”(8万5800円)や、シグネチャーの“FF”ロゴエンボスとバックルがラグジュアリーなアクセントを添える“バゲット(BAGUETTE)”にソルベイエローを落とし込み、使いやすさを高めてリニューアルした“バゲット ロングウオレット”(16万8300円)などをラインアップする。

さらに、ウサギ、クマなど7種類の小さな動物たちをあしらった“フェンディ BFFカードケース”(7万1500円)は、個性的かつ生き生きとしたシェイプと色でデザインされ、付属のロングストラップを活用することで手首にかけたり、チャームとしてバッグに着けたり自由なアクセサライズが可能だ。

メンズコレクションからは、創業以来100年近く続く伝統的なローマの馬具職人の技術とクラフツマンシップを解釈した“セレリア(SELLERIA)”のスモールレザーグッズコレクションから“セレリア カードケース”(6万7100円)や“セレリア 二つ折りウオレット”(8万2500円)が登場する。さらに、なめらかなカーフレザーにメタリックな“FF”ロゴが際立つ“FF スクエア”シリーズからは、充実した収納力と機能性を備えたブラックとサンドカラーの新色の“FF スクエア ロングウオレット”(11万3300円)と“FF スクエア 二つ折りウオレット”(7万1500円)もラインアップする。

7月24日は最強開運日

7月24日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日“、すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日“、万事に進んでよしとされる“大安“が重なるトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日“は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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「エムエム6 メゾン マルジェラ」と「ドクターマーチン」のコラボシューズがオールホワイトで復活

 

「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」は7月17日、「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」とコラボレーションし、“1460 / 1461 ブーツ”(7万1500円)と“ペントン /1461 シューズ”(6万6000円)を発売する。「エムエム6 メゾン マルジェラ」表参道店、銀座シックス店、渋谷パルコ店、伊勢丹新宿本店、阪急うめだ本店、金沢店、公式オンラインストア、「ドクターマーチン」コンセプトストア ショールーム TYOと公式アプリおよび一部のセレクトショップで取り扱う。

今回は、第1弾コラボで登場した2モデルをオールホワイトのカラーで復活させた。

ホワイト・オン・ホワイトのアイコニックな2モデル

 

“1460 / 1461 ブーツ”は、「ドクターマーチン」のアイコン、“1460 8 ホールブーツ”と“1461 3 ホールシューズ”のデザインを融合した。シルエットの曲線を強調するバンプトゥを採用し、足首部分に刻印した「エムエム6」のナンバリングロゴ、ホワイトのカスタムエアウェア(AirWair)ヒールループを備える。

 

“1461 3 ホールシューズ”と“ペントンローファー”を組み合わせた“ペントン / 1461 シューズ”は、レースアップの構造とスリッポンの履きやすさを合わせ、靴の中の靴というアイデアを反映した。

どちらもスムースレザーとヴァージニアレザーを使用し、同色のウェルトステッチと「ドクターマーチン」のバウンシングソールでクラシックなフォームと脱構築的なディテールの対比を際立たせた。

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カーディ・B、デュア・リパの圧倒的な存在感! 「スキャパレリ」2025-26年秋冬オートクチュール・コレクション

「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」は7月7日(現地時間)、2025-26年秋冬オートクチュール・コレクションをパリで発表した。会場には、歌手のカーディ・B(Cardi B)とデュア・リパ(Dua Lipa)が来場。それぞれ同ブランド24年春夏オートクチュール・コレクションから、前衛的で存在感のあるルックを身にまとって登場した。

カーディ・B

 

カーディ・Bのドレスは、丸みを帯びた大きく開いたネックライン、細長く引き伸ばしたような構造の強調されたショルダーライン、そして、パールをあしらったフリンジを全体に施した額縁のようなシルエットが特徴的だった。

 

アクセサリーはミニマルに留め、パールのストリングを引き立てるティアドロップのパールのステートメントイヤリングをつけた。ヘアは、1920年代に流行したスタイルを彷ふつとさせる波打ったサイドパートをつけ、毛先をそろえたブラントボブにまとめた。メイクアップは、太めの眉、ドラマチックなアイライン、グロッシーなリップで仕上げた。

カーディ・Bはショーが始まる前、プチ・パレの階段でカラスと一緒に写真撮影。米「WWD」にカラスと一緒にポーズをとった気分について尋ねられると、「あの鳥は怖くないわ。友達なの!コントロールできたわ、私たちは親友よ」と答えた。

デュア・リパ

 

デュア・リパは、羽に似せた生地を全体にあしらった白の長袖のドレスを着用した。床に届く丈のこのドレスは、丸みを帯びたネックラインと体にフィットするシルエット、太ももの高さまで入ったスリットが目を引く。中央には、1930年代から「スキャパレリ」のデザインに度々登場してきたシグネチャーモチーフである鍵穴のカットアウトをあしらった。

 

リパは、ステートメントイヤリング、ブラックのヒールを合わせてルックを完成させた。ヘアはナチュラルなウェーブスタイル、メイクアップは太めの眉と軽く引いたアイライン、艶やかなリップで仕上げた。

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