小嶋陽菜のランジェリーブランド「ロジア バイ ハーリップトゥ(ROSIER BY HER LIP TO)」は、ブランド初のフェムケア商品2品を発売する。アイテムはデリケートゾーンのための美容オイル“ヴェルサイユ フェムローズオイル”とソープ“ヴェルサイル フェムローズウォッシュ”で、デリケートゾーンに安心して使えるよう、天然来成分100%で仕上げた。
(左)横山泰明/編集部記者:1泊2日で合計8件の取材を敢行。移動と取材のみにほぼ全ての時間を費やしたが、面白いお店や人ばかりで大満足。取材といっしょに器も買えた!夏にまた行きたい! (右)利川果奈子/編集部記者:ここ数年なぜか、第六感が鋭敏な人に出会うことが急激に増えた。最近驚いたのは、地元・愛知県で小さな電気屋の店主をしつつ、紹介制で占い業をする霊能者のおじいちゃん ILLUSTRATION : UCA
団体名:ESMOD TOKYO
イベント名:ESMOD TOKYO 40TH FASHION SHOW
日程:2025年3月23日
場所:TODA HALL & CONFERENCE HALL A
住所:東京都中央区京橋1丁目7−1 TODA BUILDING 4階 >公式サイト >ESMOD TOKYO 40TH FASHION SHOWについて
団体名:ESMOD TOKYO
イベント名:ESMOD TOKYO 40TH FASHION SHOW
日程:2025年3月23日
場所:TODA HALL & CONFERENCE HALL A
住所:東京都中央区京橋1丁目7−1 TODA BUILDING 4階 >公式サイト >ESMOD TOKYO 40TH FASHION SHOWについて
ファッションのランウエイショーでも、下着から着想を得たランジェリールックやランジェリーを見せる着こなしは定着し、ウエアとランジェリーのボーダーレス化が確実に進んでいる。今回の「パリ国際ランジェリー展(SALON INTERNATIONAL DE LA LINGERIE)」では、ランジェリーとファッションの関係について、検索エンジンのタグウォーク(TAGWALK)との共同研究による興味深い調査が報告された。2016年にアレクサンドラ・ヴァン・ハウテ(Alexandra Van Houtte)が設立したタグウォークは、パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨークのランウエイショーの画像を、テーマ、色、スタイル別に紹介している。「パリ国際ランジェリー展」との合同調査で2億件以上のルックを分析し、ランジェリーがファッションに与える影響が大きいという結果が出た。ランジェリーにインスパイアされた作品が多く見られた2025年秋冬シーズン。キーワード別に、“見せるボディー”に分類されるルックが24年秋冬に比べて3倍、“レース”を使用したルックが45%増、“トランスペアレント”なルック24%増。さらに“見せるランジェリー”が19%増と重要なトレンドであると発表。2026年秋冬には、シアー素材や見せブラといったランジェリー傾向がさらに拡大すると予測している。
下着関連の見本市である「パリ国際ランジェリー展(SALON INTERNATIONAL DE LA LINGERIE)」が1月18〜20日、フランス・パリのポルト ド ベルサイユ見本市会場で開催された。同展には、 下着や水着などを手掛ける220ブランドが出展し、2025-26年秋冬の新作を披露。出展ブランド数は減少したが、全体の37%が新規出展社だった。同じ会場で同時期開催の素材・資材メーカーの見本市「アンテルフィリエール・パリ(INTERFILIERE PARIS)」には180社が出展し、21%が新規出展。両展合わせると約30%が新規出展で、78%がフランス国外からの出展になった。両展には99カ国から約1万6000人が来場。ランウエイショーやトレンドセミナーなどに参加した。会場では、ファッションの見本市「フーズネクスト」やジュエリーの見本市「ビジョルカ」も同時開催されていた。全体の32%がそれらの相互来場だった。
下着関連の見本市である「パリ国際ランジェリー展(SALON INTERNATIONAL DE LA LINGERIE)」が1月18〜20日、フランス・パリのポルト ド ベルサイユ見本市会場で開催された。同展には、 下着や水着などを手掛ける220ブランドが出展し、2025-26年秋冬の新作を披露。出展ブランド数は減少したが、全体の37%が新規出展社だった。同じ会場で同時期開催の素材・資材メーカーの見本市「アンテルフィリエール・パリ(INTERFILIERE PARIS)」には180社が出展し、21%が新規出展。両展合わせると約30%が新規出展で、78%がフランス国外からの出展になった。両展には99カ国から約1万6000人が来場。ランウエイショーやトレンドセミナーなどに参加した。会場では、ファッションの見本市「フーズネクスト」やジュエリーの見本市「ビジョルカ」も同時開催されていた。全体の32%がそれらの相互来場だった。
「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」は、唐辛子によるプランプ効果と鮮やかな発色を兼ね備えたリッププランパー“リフタープランプ L”を発売する。カラーのラインアップは、粘膜カラー“バーニングピーチ”、華やかなレッド“ホットチリ”、オレンジラメ入り“スパイシージンジャー”の全3色。
「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」は、唐辛子によるプランプ効果と鮮やかな発色を兼ね備えたリッププランパー“リフタープランプ L”を発売する。カラーのラインアップは、粘膜カラー“バーニングピーチ”、華やかなレッド“ホットチリ”、オレンジラメ入り“スパイシージンジャー”の全3色。
TOKYO BASEは、大人の女性をターゲットにした新ブランド「リタン(RITAN)」をローンチする。同ブランドは、日本製による高品質なモノづくりと、シンプルで着る人本来の美しさを引き立てるようなデザイン提案が特徴。ファーストコレクションは、自然界の曲線美に着想を受け女性の体を美しく健康的に表現したアイテムを展開する。
展覧会やイベントの開催は、時間と手間がかかる。しかも、ポップアップとは異なり、直接、売り上げに反映されるわけではない。京都・自社主催の展示を行ったばかりの「フリッツ・ハンセン」。昨年末〜1月に両足院で開催した「ポール・ケアホルム展 in 京都」には、想定の1.5倍が来場た。フリッツ・ハンセン・ジャパンの鈴木利昌代表は、「展示を通してより幅広い人に感動を届け、ブランドを知ってもらいたい。また、地方でイベントを開催することで、地方文化の魅力を伝えられる」と話す。展示という文化的アプローチを通して地方にリーチすることで、ビジネスの分母が拡大できるという考えだ。
(左)佐藤慎一郎/編集部記者:水戸生まれ、水戸育ちの割とアウトドア派。高校生の頃はあれほど東京に出たかったのに、なぜか今は神奈川の海沿いに住み、週末は農業をし、六本木まで一時間半かけて通勤中 (右)木村和花/編集部記者:東京生まれ、東京育ちのインドア派。本特集で知らない土地への興味が湧き、今の愛読書は「ビームス」の鈴木修司執行役員が監修した「小学生からの都道府県おでかけ図鑑」 ILLUSTRATION : UCA
小島氏は、製品の企画、戦略策定、設計、開発、そして販売に至るまでの全過程を管理するシステムPDM(Product Data Management)導入の必要性を強調する。それにより企画段階からデザインをデジタルで共有し、海外の工場への発注もスムーズに行える。欧米ではすでにスタンダードになっていると語り、日本企業の導入の遅れを指摘した。
小島氏は、製品の企画、戦略策定、設計、開発、そして販売に至るまでの全過程を管理するシステムPDM(Product Data Management)導入の必要性を強調する。それにより企画段階からデザインをデジタルで共有し、海外の工場への発注もスムーズに行える。欧米ではすでにスタンダードになっていると語り、日本企業の導入の遅れを指摘した。
「LDK the Beauty」は、特集「美容のウソホント」内のコラムで“栄一コスメ”を扱った際に公式Xアカウントでアンケートを実施。栄一コスメ、渋沢コスメ、そのほか(諭吉コスメ含む)はそれぞれ3割程度という結果だった。井上副編集長は「新紙幣への切り替えから間もない時期だったため、呼び方が定着しておらず票が分散したと推測する」とコメントしている
「LDK the Beauty」は、特集「美容のウソホント」内のコラムで“栄一コスメ”を扱った際に公式Xアカウントでアンケートを実施。栄一コスメ、渋沢コスメ、そのほか(諭吉コスメ含む)はそれぞれ3割程度という結果だった。井上副編集長は「新紙幣への切り替えから間もない時期だったため、呼び方が定着しておらず票が分散したと推測する」とコメントしている
「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」、“LOVE”をテーマにした25年春コレクション“アイラブユーソー(I LOVE YOU SO)”を数量限定で発売する。ラインアップはリップは2種とクッションファンデーションの全3点で、パッケージにスカイブルーとブロッサムピンクのグラデーションを施し、春の空気が漂う特別感を演出した。
「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」、“LOVE”をテーマにした25年春コレクション“アイラブユーソー(I LOVE YOU SO)”を数量限定で発売する。ラインアップはリップは2種とクッションファンデーションの全3点で、パッケージにスカイブルーとブロッサムピンクのグラデーションを施し、春の空気が漂う特別感を演出した。
「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は2月12〜18日の期間、伊勢丹新宿本店でポップアップ“ザ ハウス オブ マークジェイコブス(THE HOUSE OF MARC JACOBS)”を開催する。会場では、アーティストの故スティーブン・スプラウス(Stephen Sprouse)とコラボした“40TH アニバーサリー×スティーブン・スプラウス ザ トート バッグ”をポップアップ限定で世界先行販売する。
「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は2月12〜18日の期間、伊勢丹新宿本店でポップアップ“ザ ハウス オブ マークジェイコブス(THE HOUSE OF MARC JACOBS)”を開催する。会場では、アーティストの故スティーブン・スプラウス(Stephen Sprouse)とコラボした“40TH アニバーサリー×スティーブン・スプラウス ザ トート バッグ”をポップアップ限定で世界先行販売する。
「ブルー・ベルベット」はアメリカで賛否両論を巻き起こし、リンチは「カルト映画の帝王」として熱狂的なファンを生み出した。そして、一つの事件をきっかけに平和な街の隠された秘密が露わになる、という「ブルー・ベルベット」の構造をテレビ・シリーズで展開したのが「ツイン・ピークス」(90〜91年)だ。田舎町のツイン・ピークスで、ローラ・パーマーという美しい少女が何者かに殺される。先が読めない犯人探しと個性的なキャラクターが繰り広げる日常のドラマが融合した本作は、これまでのテレビ・ドラマにはなかったユニークな作風が人気を集めてエミー賞を受賞。劇場版「ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間」(92年)や続編「ツイン・ピークス The Return」(2017年)も作られた。「ツイン・ピークス」シリーズの魅力は次々と生まれる謎にある。不可解で魅力的な謎が物語の推進力になるリンチの作風が、この時期から本格的化していった。こうした謎は計算ではなく、リンチの無意識から生み出されたものだった。
ミュージシャンにリンチのファンは多く、「イレイザーヘッド」に衝撃を受けたデヴィッド・ボウイは「ロスト・ハイウェイ」に曲を提供し、「ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間」に俳優として出演。「ロスト・ハイウェイ」にはマリリン・マンソンが、「ツイン・ピークス The Return」にはナイン・インチ・ネイルズが出演している。またデュラン・デュランがドキュメンタリー映画「デュラン・デュラン:アンステージド」(11年)の監督にリンチを迎えたり、X-JAPANがミュージック・ビデオを依頼したりとリンチは音楽シーンにも大きな影響を与えた。そんな中、リンチは2001年から本格的に音楽活動をスタート。定期的に作品を発表し、16年にはキュレーションを務めた音楽フェス、フェスティバル・オブ・ディスラプションを開催した。
「ブルー・ベルベット」はアメリカで賛否両論を巻き起こし、リンチは「カルト映画の帝王」として熱狂的なファンを生み出した。そして、一つの事件をきっかけに平和な街の隠された秘密が露わになる、という「ブルー・ベルベット」の構造をテレビ・シリーズで展開したのが「ツイン・ピークス」(90〜91年)だ。田舎町のツイン・ピークスで、ローラ・パーマーという美しい少女が何者かに殺される。先が読めない犯人探しと個性的なキャラクターが繰り広げる日常のドラマが融合した本作は、これまでのテレビ・ドラマにはなかったユニークな作風が人気を集めてエミー賞を受賞。劇場版「ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間」(92年)や続編「ツイン・ピークス The Return」(2017年)も作られた。「ツイン・ピークス」シリーズの魅力は次々と生まれる謎にある。不可解で魅力的な謎が物語の推進力になるリンチの作風が、この時期から本格的化していった。こうした謎は計算ではなく、リンチの無意識から生み出されたものだった。
ミュージシャンにリンチのファンは多く、「イレイザーヘッド」に衝撃を受けたデヴィッド・ボウイは「ロスト・ハイウェイ」に曲を提供し、「ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間」に俳優として出演。「ロスト・ハイウェイ」にはマリリン・マンソンが、「ツイン・ピークス The Return」にはナイン・インチ・ネイルズが出演している。またデュラン・デュランがドキュメンタリー映画「デュラン・デュラン:アンステージド」(11年)の監督にリンチを迎えたり、X-JAPANがミュージック・ビデオを依頼したりとリンチは音楽シーンにも大きな影響を与えた。そんな中、リンチは2001年から本格的に音楽活動をスタート。定期的に作品を発表し、16年にはキュレーションを務めた音楽フェス、フェスティバル・オブ・ディスラプションを開催した。
ファーストリテイリング傘下の仏ウィメンズブランド「コントワー・デ・コトニエ(COMPTOIR DES COTONNIERS)」とのコラボコレクションは、昨年好評だったリネンTシャツ(※写真9枚目)に注目。PR担当は「昨年より取り扱い店舗を増やし、より多くのお客さまに届けられるようにしていく」と意気込む。同社傘下の仏インナー・ランジェリーブランド「プリンセス・タム・タム(PRINCESSE TAM.TAM)」は、外出着と部屋着の境目をなくしたようなアイテムが目白押し。ピンクのストライプのパジャマ(写真11枚目)が象徴的だ。
ファーストリテイリング傘下の仏ウィメンズブランド「コントワー・デ・コトニエ(COMPTOIR DES COTONNIERS)」とのコラボコレクションは、昨年好評だったリネンTシャツ(※写真9枚目)に注目。PR担当は「昨年より取り扱い店舗を増やし、より多くのお客さまに届けられるようにしていく」と意気込む。同社傘下の仏インナー・ランジェリーブランド「プリンセス・タム・タム(PRINCESSE TAM.TAM)」は、外出着と部屋着の境目をなくしたようなアイテムが目白押し。ピンクのストライプのパジャマ(写真11枚目)が象徴的だ。
「アーバンリサーチ ドアーズ(URBAN RESEARCH DOORS)」は、「ムーンスター(MOONSTAR)」のプロダクトライン“エイトテンス(810s)”に別注しスニーカー“スチューデン”を発売する。ネイビーのワントーンカラーの新作に加え、ファーストシーズンにリリースしたグレーカラーも発売する。
「アーバンリサーチ ドアーズ(URBAN RESEARCH DOORS)」は、「ムーンスター(MOONSTAR)」のプロダクトライン“エイトテンス(810s)”に別注しスニーカー“スチューデン”を発売する。ネイビーのワントーンカラーの新作に加え、ファーストシーズンにリリースしたグレーカラーも発売する。
今季の出発点は、モーリス・センダック(Maurice Sendak)によるベストセラーの絵本を元にした実写映画「かいじゅうたちのいるところ(Where the Wild Things Are)」。家出したイタズラ好きのやんちゃな少年がボートを漕いでたどり着いた島での “かいじゅう”たちと出会いとふれあいを描いた物語だ。「私たちがずっと大切にしている仲間を描いているところに惹かれた」という阿部千登勢デザイナーは、そこから自然という概念にまつわる アイデアを探求。「自然の中で生きる」ということに加え、「既成概念にとらわれない思考、そして抑制されない情熱と感情の本質」を表現した。
今季の出発点は、モーリス・センダック(Maurice Sendak)によるベストセラーの絵本を元にした実写映画「かいじゅうたちのいるところ(Where the Wild Things Are)」。家出したイタズラ好きのやんちゃな少年がボートを漕いでたどり着いた島での “かいじゅう”たちと出会いとふれあいを描いた物語だ。「私たちがずっと大切にしている仲間を描いているところに惹かれた」という阿部千登勢デザイナーは、そこから自然という概念にまつわる アイデアを探求。「自然の中で生きる」ということに加え、「既成概念にとらわれない思考、そして抑制されない情熱と感情の本質」を表現した。
PROFILE: 東京・渋谷生まれ。大学卒業後、国内の靴メーカー勤務を経て渡英。英国ノーザンプトンのトレシャム・インスティテュート フットウェアコースで靴のデザインと製作を学ぶ。卒業後「ポールハーデン」でインターン経験を積む。2004年帰国。靴修理職人として働きながら靴のデザインと製作を継続。07年春夏シーズンに独自の皮革にこだわったシューズコレクションを発表し、大手セレクトショップで取り扱われる。10年東京目黒区に靴の修理店「THE SHOE OF LIFE」を開店。同年新宿伊勢丹メンズ館シューズラボ、12年レクレルールとドーバーストリートマーケットギンザでの販売が始まる。16年2月にノーザンプトン博物館&美術館の美術館コレクションに収蔵される。20年3月国家資格クリーニング師資格取得
シューズブランド「エイチ・カツカワ(H.KATSUKAWA)」を手掛けるエイチ・カツカワがこのほど「Bコープ」認証を取得した。総合スコアは97.8点で内訳はガバナンス8.7、従業員29.3、コミュニティ24.2、環境31.3、顧客4。2006年に創業し、パリのレクレルール(L’Eclaireur)やドーバーストリートマーケットギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)といった有力店に並び、16年にはノーザンプトン博物館&美術館(Northampton Museum and Art Gallery)にコンセプチュアルシューズ作品「Return to the Soil」が美術館コレクションに収蔵されるなど、品質とデザイン、そしてコンセプトが評価されてきた。「ポーター(PORTER)」や「フレッドペリー(FRED PERRY)」などこれまでさまざまなブランドとコラボレーションを行っている。10年には靴の修理店「THE SHOE OF LIFE」を目黒に開き、これまで約6万足を修理。また、東京を中心に街のコインランドリーでもスニーカークリーニングができるように技術指導や協力を行うなど活動の幅広さが目を引く。勝川永一代表取締役が目指すこととは。
ノーザンプトン博物館&美術館の美術館コレクションに東洋人初めての靴作品として収蔵されたコンセプチュアルシューズ作品「Return to the Soil」ノーザンプトン博物館&美術館の美術館コレクションに東洋人初めての靴作品として収蔵されたコンセプチュアルシューズ作品「Return to the Soil」
日本やヨーロッパ各地のビンテージ市場で高い評価を受けるアイテムを厳選し、希少な一点ものを揃えるセンスはもちろん、彼女のクリエイティビティと独自の視点が生み出すその空間は、上海のサブカルファッションシーンを牽引している。店内には「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」、「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」、「マルタン・マルジェラ(MARTIN MARGIELA)」、「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」など、アートピースのような個性と存在感を放つコレクションがずらりと並び、その数は5000点にも上る。
日本やヨーロッパ各地のビンテージ市場で高い評価を受けるアイテムを厳選し、希少な一点ものを揃えるセンスはもちろん、彼女のクリエイティビティと独自の視点が生み出すその空間は、上海のサブカルファッションシーンを牽引している。店内には「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」、「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」、「マルタン・マルジェラ(MARTIN MARGIELA)」、「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」など、アートピースのような個性と存在感を放つコレクションがずらりと並び、その数は5000点にも上る。
マリアが誘った夢の国は、童心に溢れた少女が自由奔放に駆け回る花畑のような世界だ。ファーストルックは、バージャケットのシルエットを思わせるスタンドカラーのロングジャケット。前合わせや背面には同色の花を豊富に散りばめた。多出する、生地を緩やかに捻ることで今花開こうとする蕾のようなシルエットを描いたバルーンスカートにもたっぷりの花のあしらう。ジャケットから一転、セカンドルックは肌が透ける繊細なチュールのボウブラウス。蕾のようにふんわり膨らむパフスリーブのブラウスには、こちらも小花柄のレースを絡める。その姿はまるで、花畑で“かくれんぼ”をして、花と一体化した妖精のようだ。随所にあしらったパフは花の蕾を思わせ、カスケード状に連ねてケープに仕上げたチュールの一枚一枚は花弁のよう。クリノリンから垂れ下がるフリンジは蔦のように見え、チュールに金糸の刺繍で描いた花は押し花のようだ。レオタードにドライフラワーの花束をいくつも重ねてスカートのように見せたり、クリノリンに花模様のレースを絡めてトピアリーの仕上げたり。今季はイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)が「ディオール」で発表した、裾広がりのトラペーズラインにオマージュを捧げたが、終盤のシルエットはドラマチック。ハリのあるチュールを贅沢に用い、ペプラムやラッフルを刻んだり、大胆に捻ったりすることで、まるで花の中に身を潜めたかのようなドレスが完成した。
「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」の2025-26年秋冬シーズンは、さまざまな国や時代の戦闘服を解体して、まるで童心に返ったように切り貼りしたり重ねたりしてスーツに再構築し、直訳すると「戦争なんてクソ喰らえ」となる“TO HELL WITH WAR”のメッセージを世界に示した。
「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」の2025-26年秋冬シーズンは、さまざまな国や時代の戦闘服を解体して、まるで童心に返ったように切り貼りしたり重ねたりしてスーツに再構築し、直訳すると「戦争なんてクソ喰らえ」となる“TO HELL WITH WAR”のメッセージを世界に示した。
それを裏付けるように、ショーの数日前には英メディア「ビジネス オブ ファッション(BUSINESS OF FASHION、BOF)」で、2019年から売上高は10倍に伸び、1億ドル(約156億円)に達していることが報じられた。ショー後の囲み取材で、ルメールは「私たちは、あまり声高なコミュニケーションもせず、ファッション界で成功するための“正しいレシピ”とされるルールを守っているわけでもない。ただ自分たちらしいことに取り組んでいるだけだ。だからこそ、(その中での成功を)とてもうれしく思っている。というのも、商業的な成功は自信をもたらすから。そして、自分たちの仕事を向上させることに役立ち、『新しいラグジュアリー』を定義することにつながるだろう」とコメント。最近は「ラグジュアリー」という言葉が使われ過ぎているとしつつ、自分たちが考える「新しいラグジュアリー」について、次のように語った。
「セレクト バイ ベイクルーズ(SELECT BY BAYCREW’S)」は、ファッションキュレーターの小木“Poggy”基史が「ポルシェ(PORCHE)」に着想を得たウエアを限定発売する。藍染め仕上げのセットアップや、上岡拓也のアートワークを配したベストなど幅広く制作。すでに公式オンラインでは予約販売を受け付けている。
「セレクト バイ ベイクルーズ(SELECT BY BAYCREW’S)」は、ファッションキュレーターの小木“Poggy”基史が「ポルシェ(PORCHE)」に着想を得たウエアを限定発売する。藍染め仕上げのセットアップや、上岡拓也のアートワークを配したベストなど幅広く制作。すでに公式オンラインでは予約販売を受け付けている。
同ブランドは、30年の時を超えて愛される“定番商品”を多く抱える。その1つであるポケットTシャツは、84年の発売当初から21色ものカラーバリエーションで販売していた。85年には、マイケル・J・フォックス(Michael J. Fox)が映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」内で着用し話題に。その10年後にポケット部分にアイコニックな“ATHLETIC”ロゴをあしらったデザインが登場している。
(左)関戸和/編集制作:普段からタイアップの企画などで芸能人と接しているが、こういった取材ができたのは新鮮だった。“人”を立てないブランドでも、彼らのビジネスアプローチは参考になるだろう (右)和田実桜/編集部記者:“推し”のバンドのメンバーがブランドを手掛けているが少々ニッチなため、本特集では提案できず。新作発売時にアクセス過多でサーバーがダウンするほど人気なので、いつか取材したい! ILLUSTRATION : UCA