情報筋によれば、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)系の投資会社Lキャタルトン(L CATTERTON)は、保有するエトロ(ETRO)の株式の一部もしくは全てを売却することを検討しているようだ。
エトロは1968年にジェローラモ・エトロ(Gerolamo Etro)がテキスタイル会社として創業。80年代にはウエアやライフスタイル分野に手を広げ、香水やスーツケースも手掛けるようになった。長らく一族経営を続けていたが、2021年7月に株式の60%をLキャタルトンに売却。取引額は5億ユーロ(約790億円)程度だったといわれている。同年12月には、ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)やダンヒル(DUNHILL)などで要職を務めたファブリッツィオ・カルディナリ(Fabrizio Cardinali)が最高経営責任者(CEO)に就任。クリエイティブ面でも、それまで率いてきた創業一族に代わり、22年6月にマルコ・デ・ヴィンチェンツォ(Marco De Vincenzo)がクリエイティブ・ディレクターに就任している。
LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)を率いるベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者(CEO)は12月2日、フランス学士院(Institut de France)を構成するアカデミーの一つ、フランス人文院(Academy of Moral and Political Sciences)の正会員に選出された。
フランス学士院は、芸術、科学、人文学などの発展のため1795年に設立された国立の学術団体。その前身となる王立アカデミーは、1635年に設立されたアカデミー・フランセーズ(Academie Francaise)などから構成されていたが、フランス革命中の1793年に解体された。フランス学士院と同じく95年に設立されたフランス人文院は、革命後の1803年に一度解体されたものの、32年に復活。現在、フランス学士院はフランス人文院に加えて、アカデミー・フランセーズ、フランス文学院(Academie des Inscriptions et Belles-lettres)、フランス科学院(Academie des Sciences)、フランス芸術院(Academie des Beaux-arts)の5つのアカデミーを擁している。
今回の“福エビス”のために、サッポロビールはブランドテーマの「たのしんでるから、世界は変えられる。」を体現する北陸3県の若手アーティストによる合同アートプロジェクト「HART project produced by aQ-studio」と共創している。
缶のデザインは「HART project produced by aQ-studio」メンバーのアーティスト、秋山雅貴(Masaki Akiyama)が手がけ、350mL缶と500mL缶の2種類を用意した。秋山は「耳馴染みの深い『エビスビール』の年末年始仕様である“福エビス”に自分の描いた作品が起用されたことを非常にうれしく思います。年始を祝う縁起の良いモチーフとして、荘厳な富士山と可憐な梅の花を、自分らしい表現で描かせていただきました」とコメント。
“福エビス”の発売記念展覧会「福エビス ART GALLERY」を渋谷のレイヤード ミヤシタパーク(RAYARD MIYASHITA PARK)で12月7日、8日に、恵比寿のエビス ブルワリー トーキョー(YEBISU BREWERY TOKYO)で12月9日〜12月26日に開催する。
展覧会では、秋山をはじめ「HART project produced by aQ-studio」メンバーである10名の若手アーティストが“福エビス”を題材に制作したアート作品を展示するほか、レイヤード ミヤシタパーク会場限定で、「持ち帰れるアート展」として、“福エビス”のサンプリングのほか、“福エビス”の写真をSNS(X、インスタグラム、フェイスブック)投稿する特典として、10名のアーティストが制作したミニポスターをプレゼントする。
■「福エビス ART GALLERY」開催概要
・RAYARD MIYASHITA PARK
住所:東京都渋谷区神宮前6 丁目 20−10 MIYASHITA PARK SOUTH 2F 吹き抜け広場
期間:12月7日~12月8日
時間:11:00~21:00
特典:①“福エビス” サンプリング(20歳以上で車の運転をしない来場者に、一人につき1本)
②ミニポスター(“福エビス”の写真をSNSに投稿した来場者限定)
ペルヴェ新CEOは、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)の香水&コスメティクス部門でキャリアをスタート。その後、プロクター・アンド・ギャンブル(PROCTER & GAMBLE)のマーケティングや事業開発部門で10年過ごした。2014年にはオーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)に加わり、ブランド・コミュニケーション部門ヘッドを2年務めた。16年には、最高マーケティング責任者としてヴァシュロン・コンスタンタンに入社。21年に現職に就任した。
ランバート新CEOは、スイスの国営企業である郵便事業会社スイスポスト(SWISS POST)の財務部門で経験を積み、1996年にファイナンシャル・コントローラーとしてジャガー・ルクルトに入社。99年に同社の最高財務責任者に就任し、2002年から13年までCEOを務めた。また、09年から11年まで、同じくリシュモンが擁するドイツの高級時計ブランド、A.ランゲ&ゾーネ(A. LANGE & SOHNE)のCEOを兼任している。13年には、やはりリシュモンが保有するモンブラン(MONTBLANC)のCEOに就任。17年からリシュモンのCOOを、18年からはCEOを務め、24年6月から現職。
同社は先日、03年スタートの「ブラックバイマウジー(BLACK BY MOUSSY)」の休止を発表したばかり。24年3〜8月期連結業績は、売上高が前年同期比2.6%減の277億円となり、3億9000万円の最終赤字を計上。国内事業の売上高は前年同期比2.3%減の253億円。同社の最大ブランド「アズール バイ マウジー(AZUL BY MOUSSY)」や「ブラックバイマウジー」などを含む、売上高の4割を占めるSCブランド群は同5.9%減、主力の「マウジー(MOUSSY)」や「スライ(SLY)」などのファッションビル・駅ビルブランドは前年並みで推移となった。一方「エンフォルド」などの百貨店ブランドは同2.8%増も、売り上げのパイは小さくSCブランドの不振をカバーするには至らなかった。価格やクオリティーの競争化にある主力のアパレルを再編する中、高価格の「エンフォルド」率いる「ナゴンスタンス(NAGONSTANS)」と「アーキタイプ」で新たなポートフォリオ作成を急ぐ。
同社は先日、03年スタートの「ブラックバイマウジー(BLACK BY MOUSSY)」の休止を発表したばかり。24年3〜8月期連結業績は、売上高が前年同期比2.6%減の277億円となり、3億9000万円の最終赤字を計上。国内事業の売上高は前年同期比2.3%減の253億円。同社の最大ブランド「アズール バイ マウジー(AZUL BY MOUSSY)」や「ブラックバイマウジー」などを含む、売上高の4割を占めるSCブランド群は同5.9%減、主力の「マウジー(MOUSSY)」や「スライ(SLY)」などのファッションビル・駅ビルブランドは前年並みで推移となった。一方「エンフォルド」などの百貨店ブランドは同2.8%増も、売り上げのパイは小さくSCブランドの不振をカバーするには至らなかった。価格やクオリティーの競争化にある主力のアパレルを再編する中、高価格の「エンフォルド」率いる「ナゴンスタンス(NAGONSTANS)」と「アーキタイプ」で新たなポートフォリオ作成を急ぐ。
LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)系の投資会社Lキャタルトン(L CATTERTON)は、保有する仏ライフスタイルブランド、アー・ペー・セー(A.P.C.)の新たな社長として、仏アパレルブランドのバッシュ(BA&SH)で最高経営責任者(CEO)を務めていたピエール・アルノー・グレネード(Pierre-Arnaud Grenade)を任命した。
グレネード新社長は、現在56歳。モルガン(MORGAN)、オックスボー(OXBOW)、プリンセス タム・タム(PRINCESS TAM TAM)で最高執行責任者などの要職を歴任したほか、仏ウィメンズウエア連盟(FRENCH FEDERATION OF WOMEN’S READY-TO-WEAR)のアドミニストレーター務めている。
第1部では大きな話題となった虎ノ門ヒルズの大型店舗「セレクト バイ ベイクルーズ(SELECT BY BAYCREW’S)」に加え、名古屋と福岡、仙台に1200〜3000㎡クラスの大型店を相次いで出店したベイクルーズの古峯正佳ベイクルーズ上席取締役副社長が登場。デジタル全盛の時代に、あえて大型店を仕掛け続ける狙いや、練り上げられた戦略、セレクトショップを革新し続けるベイクルーズの中心にある熱い魂を語った。
PROFILE: 右:(おおもり・ときお)1995年生まれ、東京都出身。2019年にテレビ東京へ入社。「Aマッソのがんばれ奥様ッソ!」「このテープもってないですか?」「SIX HACK」「祓除」「イシナガキクエを探しています」を担当。Aマッソの単独公演「滑稽」でも企画・演出を務めた。昨年「世界を変える30歳未満 Forbes JAPAN 30 UNDER 30」に選出。今夏「行方不明展」も手掛けた。
左(うおと)1997年生まれ、東京都出身。2018年「ひゃくえむ。」で連載デビュー。20年から連載した「チ。―地球の運動について―」にてマンガ大賞2年連続ランクイン、手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞など数々の漫画賞を受賞。23年から「ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ」を連載し、現在は完結。25年上旬から「週刊少年チャンピオン」で原案とネーム協力を担当する「Dr.マッスルビートル」(画:古町)が連載予定。
2階は近年成長著しい、ファッションカテゴリーに相当するスポーツスタイルの売り場。開業時は「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」とのコラボレーションシューズや、初のコラボレーションアパレルも目玉アイテムとして陳列。試着用のベンチやチェアに、祖業であるウィンタースポーツカテゴリーのスキーブーツやスノーボードを活用しているのもポイント。
資生堂は、グローバルブランド「シセイドウ(SHISEIDO)」の旗艦店「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」(東京・銀座)を10月31日で閉店した。テクノロジーを融合した体験型店舗と位置付けていたが、コロナ禍の影響で「国内外のお客さまに体験価値を十分に提供できなかった。当初の計画よりも時間がかかってしまった」(広報担当)ことから、閉店を決めた。
「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」1階「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」1階デジタルテスターオートテスターオートテスター「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」2階無料のラッピングサービス日本初導入のメディテーションカプセル「ソマドーム」日本初導入のメディテーションカプセル「ソマドーム」「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」外観
ゴールドウインの2024年4〜9月期連結業績は、売上高が前年同期比4.4%増の533億円、純利益が同7.4%増の78億円だった。主力の「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」で、訪日客による売り上げが好調。子会社による韓国での「ザ・ノース・フェイス」販売も引き続き好調で利益を押し上げた。
箱根駅伝でのシェアにおいて、「ナイキ」は厚底シューズ旋風以降、躍進を見せてきた。しかし、21年に出場選手の95.7%が「ナイキ」を着用していた(出典『ALPEN GROUP MAGAZINE』)のをピークに、22年以降は他社の厳しい追い上げの中、各社の技術や機能が拮抗。結果、24年は「ナイキ」は着用率1位は保ちつつも、シェアを42.6%(同)まで落とした。10月に開催された出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝での選手の着用率をもとに、25年の箱根での「ナイキ」シェアを厳しめに予想する声もある。
箱根駅伝でのシェアにおいて、「ナイキ」は厚底シューズ旋風以降、躍進を見せてきた。しかし、21年に出場選手の95.7%が「ナイキ」を着用していた(出典『ALPEN GROUP MAGAZINE』)のをピークに、22年以降は他社の厳しい追い上げの中、各社の技術や機能が拮抗。結果、24年は「ナイキ」は着用率1位は保ちつつも、シェアを42.6%(同)まで落とした。10月に開催された出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝での選手の着用率をもとに、25年の箱根での「ナイキ」シェアを厳しめに予想する声もある。