ワコールは、基軸ブランドである「ワコール(WACOAL)」を2024年秋冬にリブランディングする。創業以来、時代に合わせて提案してきた下着が持つ力を“美しさ”から“新しい自分への出合い”に再定義。ブランドメッセージを“愛するわたしへ。Love your moment.”とし、日々の下着を選ぶ時間が、自分を見つめ、愛せる瞬間になるようなブランドを目指す。ブランドキービジュアルには、映画「PERFECT DAYS」でデビューした女優の中野有沙を起用。幅広い年代の女性をエンパワーメントしたいという思いを表現している。
ワコールは、基軸ブランドである「ワコール(WACOAL)」を2024年秋冬にリブランディングする。創業以来、時代に合わせて提案してきた下着が持つ力を“美しさ”から“新しい自分への出合い”に再定義。ブランドメッセージを“愛するわたしへ。Love your moment.”とし、日々の下着を選ぶ時間が、自分を見つめ、愛せる瞬間になるようなブランドを目指す。ブランドキービジュアルには、映画「PERFECT DAYS」でデビューした女優の中野有沙を起用。幅広い年代の女性をエンパワーメントしたいという思いを表現している。
(左)林芳樹/シニアエディター:「WWDJAPAN」編集部は港区の六本木交差点付近にあるため、六本木ヒルズや東京ミッドタウンにはよく行く。意外と緑が多く、毛利庭園や檜町公園がお気に入り (右)佐藤慎一郎/編集部記者:かつてテレビが大々的に報じた六本木ヒルズの開業を、遠い世界の出来事として見ていた地方出身のミレニアル世代。その後上京し、港区に隣接する大学で4年間を過ごした ILLUSTRATION : UCA
(左)林芳樹/シニアエディター:「WWDJAPAN」編集部は港区の六本木交差点付近にあるため、六本木ヒルズや東京ミッドタウンにはよく行く。意外と緑が多く、毛利庭園や檜町公園がお気に入り (右)佐藤慎一郎/編集部記者:かつてテレビが大々的に報じた六本木ヒルズの開業を、遠い世界の出来事として見ていた地方出身のミレニアル世代。その後上京し、港区に隣接する大学で4年間を過ごした ILLUSTRATION : UCA
タペストリー(TAPESTRY)は、傘下に持つケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)のリズ・フレイザー(Liz Fraser)最高経営責任者(CEO)兼ブランドプレジデントの退任を発表した。これに伴い、後任としてロレアル(L'OREAL)が擁するアーバン ディケイ(URBAN DECAY)のグローバルプレジデントを務めていたエヴァ・アードマン(Eva Erdmann)を任命。同氏は10月に就任する。
新CEOの経歴は?
アードマン新CEO兼ブランドプレジデントは、フランスのグノーブル理工科大学およびHEC経営大学院で修士号を取得。ディオール(DIOR)のビューティ部門でマーケティング分野の経験を積んだ後、ロレアルが擁するランコム(LANCOME)のフランス事業や、イヴ・サンローラン・ボーテ(YVES SAINT LAURENT BEAUTE)の要職を歴任。2018年に、アーバン ディケイのグローバルプレジデントに就任した。
フレイザー前CEO兼ブランドプレジデントは、20年3月に就任。それ以前には、マーク バイ マーク ジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS)の社長、アン・クライン(ANNE KLEIN)のCEO、ラファイエット 148 ニューヨーク(LAFAYETTE 148 NEW YORK)の社長を務めていた。
23年10月に現職としてDVFに加わったグラツィアーノ・デ・ボニ(Graziano de Boni)最高経営責任者は、就任直後から事業再編に着手。「『ダイアン フォン ファステンバーグ』は、アイコニックなラップドレスだけでなく、ファブリックやプリントの豊かなアーカイブがあり、幅広い年齢層の顧客と誠実でパーソナルな関係性を築いている。ブランドの未来に向けてビジネスモデルを再構築するにあたり、デザインのコントロールを取り戻すことは重要な第一歩だ」と語った。
「ブルガリ(BVLGARI)」と「フレッド(FRED)」は、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下。「フレッド」は今年1月にチャールズ・レオン(Charles Leung)前フレッドCEOが同グループ傘下の「ショーメ(CHAUMET)」のCEOに就任した後も、暫定的に任務を兼任していた。
LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の化粧品小売店セフォラ(SEPHORA)は、中国事業において人員削減を行う。全従業員の3%にあたる120人が対象となる。同社は2005年から中国に出店しており、「厳しい市場環境に対応しながら中国で成長するために、本社の組織構造を簡素化する」と声明で述べた。
ナイキ(NIKE)は「スポーツと創造的な遊びを推進すること」を目的に、レゴグループと複数年にわたるパートナーシップを発表した。2ブランドの取り組みは、2025年から本格的に開始し、レゴブロックが生み出す創造力とナイキの“Just Do It”スピリットを融合させ、共同でプロダクツやコンテンツの体験を世界中の子どもたちやその家族に向けて展開。ナイキとレゴグループが協力することで、子どもたちに新しい運動や遊びの機会を生み出していく。
情報筋によれば、米百貨店サックス・フィフス・アベニュー(SAKS FITH AVENUE)などを擁するカナダの小売り大手ハドソンズ・ベイ・カンパニー(HUDSON'S BAY COMPANY以下、HBC)による、ニーマン マーカス グループ(NEIMAN MARCUS GROUP以下、NMG)の買収が、米連邦取引委員会(Federal Trade Commission以下、FTC)および米司法省(Department of Justice)により承認されたようだ。
日程などは未定だが、取引の成立後、HBCは百貨店の運営と店舗の土地開発などの不動産業を行う新会社サックス・グローバル(SAKS GLOBAL)を設立し、サックス・フィフス・アベニュー、そのオフプライスストアであるサックス・オフ・フィフス(SAKS OFF 5TH)、ニーマン・マーカス、バーグドルフ・グッドマンを運営する。
米「WWD」が確認したウィリアム・P・ローダー(William P. Lauder)=エグゼクティブ・チェアマンによる社内メモによると、後任は複数の候補者の中から検討中で、選定は「かなり進んでいる」という。同氏は「取締役会とローダー一族を代表して、ファブリツィオの16年以上にわたる会社への貢献に心から感謝の意を表したい。正式な退任日まで、取締役会とファブリツィオ、経営陣全体で現在の課題を解決することに集中して取り組んでいく」とコメントした。なお、後任が決定するまで、フリーダCEOが引き続き同社を率いる。
スポーツマーケティングの効果測定およびデータ分析を専門とするレロメトリクス(RELO METRICS)の調査によれば、パリオリンピックで最も高いソーシャルメディアバリューと認知度を獲得したのは、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)だった。
スポーツマーケティングの効果測定およびデータ分析を専門とするレロメトリクス(RELO METRICS)の調査によれば、パリオリンピックで最も高いソーシャルメディアバリューと認知度を獲得したのは、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)だった。
「バリー」は1851年、カール・フランツ・バリー(Carl Franz Bally)がスイス・シェーネンヴェルトで創業した。当初はサスペンダーなどを製造するリボン工場だったが、シューズの生産を始め、急激に事業が拡大。1951年には、カールの孫であるマックス・バリー(Max Bally)が、ブランドの代名詞となるメンズのドレスシューズ“スクリーブ(SCRIBE)”を発表した。マックスの死後、同社は一族以外の起業家に売却されたものの、事業は存続。2018年には、中国最大の繊維メーカーである山東如意がバリーを買収する取引で合意に至ったが成立せず、その後はルクセンブルクの持株会社JABホールディングの傘下となった。
「バリー」は1851年、カール・フランツ・バリー(Carl Franz Bally)がスイス・シェーネンヴェルトで創業した。当初はサスペンダーなどを製造するリボン工場だったが、シューズの生産を始め、急激に事業が拡大。1951年には、カールの孫であるマックス・バリー(Max Bally)が、ブランドの代名詞となるメンズのドレスシューズ“スクリーブ(SCRIBE)”を発表した。マックスの死後、同社は一族以外の起業家に売却されたものの、事業は存続。2018年には、中国最大の繊維メーカーである山東如意がバリーを買収する取引で合意に至ったが成立せず、その後はルクセンブルクの持株会社JABホールディングの傘下となった。
エスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES以下、ELC)は新エグゼクティブ・バイスプレジデント兼ジェネラル・カウンセルにラシダ・ラ・ランデ(Rashida La Lande)氏を任命した。同氏は4月に退任したディアドリ・スタンリー(Deirdre Stanley)の後を継ぐ。
ランデ新エグゼクティブ・バイスプレジデントは食品メーカーのクラフト・ハインツ・カンパニー(THE KRAFT HEINZ COMPANY)で6年以上法務顧問を務め、以前は法律事務所ギブソン・ダン&クラッチャー(GIBSON, DUNN & CRUTCHER)の共同経営者だった。今後はグローバルで法務戦略と方針を指揮し、ファブリツィオ・フリーダ(Fabrizio Freda)最高経営責任者(CEO)とウィリアム・P・ローダー(William P. Lauder)=エグゼクティブ・チェアマンの監督下となる。