1位は、MTGが総工費約107億円の新社屋 隈研吾が設計し広場やカフェを併設した複合施設として一般開放|週間アクセスランキング TOP10(7月10日〜7月16日)

1位は、MTGが総工費約107億円の新社屋 隈研吾が設計し広場やカフェを併設した複合施設として一般開放|週間アクセスランキング TOP10(7月10日〜7月16日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、7月10日(木)〜16日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
MTGが総工費約107億円の新社屋 隈研吾が設計し広場やカフェを併設した複合施設として一般開放

07月15日公開 / 文・沼 璃子

 MTGは、名古屋市熱田区に新本社社屋を建築する。建築家の隈研吾が設計・監修し、カフェやミュージアムなどを併設した複合施設として一般にも開放。竣工(完成)は2027年1月を予定する。総工費は約107億円を見込む。

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- 2位 -
G-DRAGON初の展覧会が東京で開幕 初日に1万人来場で熱狂

07月13日公開 / 文・皆合 友紀子

 BIGBANGのG-DRAGONによる初の展覧会「G-DRAGON MEDIA EXHIBITION : Übermensch」が、東京・新宿の新宿住友ビル三角広場で開幕した。12日の開催初日には約1万人が来場し、彼のカリスマ性を印象付けた。会期は7月21日まで。チケットはQoo10で販売中だ。同展は、G-DRAGONがサードアルバム「Übermensch(超人)」に込めた“限界を超える挑戦”や“自己表現”といったメッセージを、デジタルメディアアートで表現した体験型展示。東京展は、今年3月に韓国・ソウルで開催された初回展の約3倍となる、約2600平方メートルの会場規模を誇る。

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- 3位 -
キャサリン妃は家族そろって登場 シンシア・エリヴォやニコール・キッドマンも「ウィンブルドン選手権2025」

07月15日公開 / 文・米国版WWD

 「ウィンブルドン選手権2025」が6月30日〜7月13日(現地時間)、英ロンドンで開催された。会場には連日、ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)やシンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)ら多数の豪華俳優やロイヤルファミリーが来場し、夏らしい爽やかなファッションを披露していた。

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- 4位 -
渋谷にポケモン出現、東急8施設でスタンプラリー 複雑な駅前ルートを攻略しゴールは最難関「渋谷サクラステージ」

07月10日公開 / 文・WWD STAFF

 ポケモンは7月18〜27日、睡眠ゲームアプリ「ポケモンスリープ」のリリース2周年を記念した東京・渋谷の回遊イベントを実施する。渋谷の東急グループ8施設に、さまざまな寝顔のポケモン装飾やフォトスポットが出現し、デジタルスタンプを集めてゴールの「渋谷サクラステージ」で提示するとオリジナルノベルティをプレゼントする。参加施設は渋谷サクラステージのほかは「渋谷109」「マグネットバイ渋谷109」「渋谷ストリーム」「渋谷マークシティ」「東急プラザ渋谷」「渋谷アクシュ」「渋谷ヒカリエ」の8つ。

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- 5位 -
【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」が鮮やかなメンズのウオレットを国内限定発売

07月10日公開 / 文・WWD STAFF

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、一粒万倍日、天赦日(てんしゃび)、大安の3つの吉日が重なる、7月24日の最強開運日に向け、メンズの各種ウオレットを国内限定で発売した。

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- 6位 -
ジャスティン・ビーバーが新作「SWAG」を緊急リリース 21曲を収録した7枚目のアルバム

07月11日公開 / 文・WWD STAFF

 ジャスティン・ビーバー (Justin Bieber)が、日本時間7月11日13時、4年ぶりとなる新作「SWAG(スワッグ)」を緊急リリースした。

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- 7位 -
「フジロック」がBLANKEY JET CITYやTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTとのコラボTシャツ発売

07月11日公開 / 文・WWD STAFF

 「フジロックフェスティバル’00(FUJI ROCK FESTIVAL'00)」でBLANKEY JET CITY(ブランキー・ジェット・シティ)とTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)が日本人初のヘッドライナーを務めてから25年の時を経て、「フジロック'25」開催を機に両バンドとフジロックとのコラボTシャツ3型(各6600円)が発売される。

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- 8位 -
中森明菜の還暦記念イベントの限定Tシャツ第2弾が発表 「I MISSED “THE SHOCK”」と「ノンフィクション エクスタシー」

07月14日公開 / 文・WWD STAFF

 7月16日から22日まで伊勢丹新宿店で開催される中森明菜の60歳の誕生日を記念した特別企画「AKINA NAKAMORI 60th Birthday Special Collaboration with ISETAN」。その限定Tシャツの第2弾が発表された。

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- 9位 -
TSIが「フリークス ストア」運営のデイトナを子会社化 取得金額は283億円

07月14日公開 / 文・WWD STAFF

 TSIホールディングスは14日、カジュアル衣料やライフスタイル雑貨を展開する「フリークス ストア(FREAK’S STORE)」などを運営するデイトナ・インターナショナルの株式を取得し、100%子会社化することを発表した。取得金額は283億円。取引は9月2日に完了予定だ。 

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- 10位 -
「ニューバランス」× 大谷翔平の25年秋冬コレクションが発売 “メイド・イン・ジャパン”の限定ニットも抽選販売

07月13日公開 / 文・WWD STAFF

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、大谷翔平選手のシグネチャーコレクション“ショウヘイオオタニ シグネチャーコレクション(Shohei Ohtani Signature Collection)”の2025年秋冬の新作を発売した。全国の「ニューバランス」オフィシャルストアおよび公式オンラインストアなどで順次販売がスタートする。

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「リック・オウエンス」回顧展がパレ・ガリエラ美術館で開幕 “小便リック様”を設置した“礼拝堂”まで!!

「リック・オウエンス(RICK OWENS)」の回顧展「テンプル・オブ・ラブ(Temple of Love)」がこのほど、パリのパレ・ガリエラ美術館(Palais Galliera)で開幕した。会期は2026年1月4日まで。キュレーションは、パレ・ガリエラ美術館のコレクション責任者アレクサンドル・サムソン(Alexandre Samson)と、オウエンス本人が共同で担当した。

会場では、オウエンスの30年にわたる衣服をピラミッド状にそびえ立つように配置。展示された約100体のルックには、女性のウエストラインを際立たせるテーラードドレスやメンズコート、マントのようなケープなど、彫刻的なフォルムの作品が並ぶ。また、彫刻を思わせる自由な造形のビーズ装飾トップスや、袖にニット素材を仕込んでシャープに仕上げたレザージャケットなど、異素材を重ねた実験的な衣服をそろえる。加えて、凧のようなシルエットやドーナツを彷彿とさせるデザイン、石棺を模した風変わりな作品も展示。ほか、同氏が不慣れなフランス語を話す音声ガイドや、妻でありミューズでもあるミシェル・ラミー(Michele Lamy)と暮らした寝室の再現、シアリングとスウェット素材をドレープする様子をiPhoneで1時間撮影した映像が公開されている。

挑発的な要素が健在
主流とは一線を画す美意識を発信

同展では、オウエンスがキャリア初期に手掛けた、劣化した布地を使用した「破壊的スタイル」と言える衣服も展示。「それは現状への反発、つまり軽蔑のジェスチャーだった」と同氏は語った。しかし現在は、ただ否定するのではなく、何かを“つくる”必要があると応答する姿勢へと移行した。「いまの服は黒く、仕立てがよく、洗練されている。混沌とした世界に、少しだけフォーマルさを差し込みたい」と述べたように、成熟と構築性を帯びるデザインに進化し、新しい価値観を発信しようとしている。

威圧的なモデルや誇張されたショルダーといったオウエンスの美学は、常に多様性の担い手であり、従来の規範から外れた人々を包み込んでいる。「美の基準に柔軟性を持たせることは、自分を見失いがちな時代において、誰かの救いになるはずだ」と、彼は変わらぬ信念を語った。

オウエンス自身を模した像が金属製の水槽で小便する作品も登場。「舞台裏では“ピス・チャペル(小便の礼拝堂)”と呼んでいた」と同氏はさらりと述べた。そこには道徳主義や偏見に対する不満が込められており、「逸脱は僕の抗議。でも、ただ過激なだけでは続かない。人に共感されるには、クオリティと洗練が不可欠だ」と語ったように、同氏はデザインにおいて現実主義的な側面も重視している。

なお、今回の開催にあわせて、パレ・ガリエラ美術館の外観や中庭もオウエンスの手によって変貌を遂げている。彫像にはケープ姿のフィギュアを被せたり、中庭には同ブランドがローンチした「プロング(PRONG)」家具シリーズのチェアをベースにした彫刻を設置したり、アサガオを植えたりしている。屋外のレストランのウェイターの衣装やパンカゴ、ギフトショップに取り扱っている猪毛の歯ブラシにまで同氏がデザインを手掛け、「リック・オウエンス」の美意識が余すところなく体現している。

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「リック・オウエンス」回顧展がパレ・ガリエラ美術館で開幕 “小便リック様”を設置した“礼拝堂”まで!!

「リック・オウエンス(RICK OWENS)」の回顧展「テンプル・オブ・ラブ(Temple of Love)」がこのほど、パリのパレ・ガリエラ美術館(Palais Galliera)で開幕した。会期は2026年1月4日まで。キュレーションは、パレ・ガリエラ美術館のコレクション責任者アレクサンドル・サムソン(Alexandre Samson)と、オウエンス本人が共同で担当した。

会場では、オウエンスの30年にわたる衣服をピラミッド状にそびえ立つように配置。展示された約100体のルックには、女性のウエストラインを際立たせるテーラードドレスやメンズコート、マントのようなケープなど、彫刻的なフォルムの作品が並ぶ。また、彫刻を思わせる自由な造形のビーズ装飾トップスや、袖にニット素材を仕込んでシャープに仕上げたレザージャケットなど、異素材を重ねた実験的な衣服をそろえる。加えて、凧のようなシルエットやドーナツを彷彿とさせるデザイン、石棺を模した風変わりな作品も展示。ほか、同氏が不慣れなフランス語を話す音声ガイドや、妻でありミューズでもあるミシェル・ラミー(Michele Lamy)と暮らした寝室の再現、シアリングとスウェット素材をドレープする様子をiPhoneで1時間撮影した映像が公開されている。

挑発的な要素が健在
主流とは一線を画す美意識を発信

同展では、オウエンスがキャリア初期に手掛けた、劣化した布地を使用した「破壊的スタイル」と言える衣服も展示。「それは現状への反発、つまり軽蔑のジェスチャーだった」と同氏は語った。しかし現在は、ただ否定するのではなく、何かを“つくる”必要があると応答する姿勢へと移行した。「いまの服は黒く、仕立てがよく、洗練されている。混沌とした世界に、少しだけフォーマルさを差し込みたい」と述べたように、成熟と構築性を帯びるデザインに進化し、新しい価値観を発信しようとしている。

威圧的なモデルや誇張されたショルダーといったオウエンスの美学は、常に多様性の担い手であり、従来の規範から外れた人々を包み込んでいる。「美の基準に柔軟性を持たせることは、自分を見失いがちな時代において、誰かの救いになるはずだ」と、彼は変わらぬ信念を語った。

オウエンス自身を模した像が金属製の水槽で小便する作品も登場。「舞台裏では“ピス・チャペル(小便の礼拝堂)”と呼んでいた」と同氏はさらりと述べた。そこには道徳主義や偏見に対する不満が込められており、「逸脱は僕の抗議。でも、ただ過激なだけでは続かない。人に共感されるには、クオリティと洗練が不可欠だ」と語ったように、同氏はデザインにおいて現実主義的な側面も重視している。

なお、今回の開催にあわせて、パレ・ガリエラ美術館の外観や中庭もオウエンスの手によって変貌を遂げている。彫像にはケープ姿のフィギュアを被せたり、中庭には同ブランドがローンチした「プロング(PRONG)」家具シリーズのチェアをベースにした彫刻を設置したり、アサガオを植えたりしている。屋外のレストランのウェイターの衣装やパンカゴ、ギフトショップに取り扱っている猪毛の歯ブラシにまで同氏がデザインを手掛け、「リック・オウエンス」の美意識が余すところなく体現している。

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“最高のふつう”を世界へ 好調ビショップの新たな挑戦と原点

ビショップ,Bshop,ビショップ ハンナム フラッグシップストア,Bshop Hannam Flagship Store1994年に兵庫・神戸で誕生したセレクトショップのビショップは、“暮らしに寄り添う定番”を信念に歩みを重ねてきた。創業から30年、現在では店舗数は43に増え、年商約140億円に成長し、常時約100ブランドを取り扱う。2025年5月には初の海外直営店を韓国・ソウルにオープンし、グローバル事業を本格始動させた。さらに、創業者・森省三の出身地である京都・京丹後では、約2万平方メートルの敷地を活用した、自然と共存する複合施設「ホリデーホーム(HOLIDAY HOME)」も運営し、都市とローカルの両面から“最高のふつう”を発信している。国内外で存在感を高めるビショップの真髄と、これから向かう先とは。

海外展開を本格化
韓国で広がるビショップ流“定番”

海外初の直営店ビショップ ハンナム フラッグシップストア(Bshop Hannam Flagship Store)は、延床面積約465平方メートル、2フロア構成で自社最大規模を誇る。ビショップは同店の出店に当たり、韓国市場の動向を10年以上にわたり注視し、ファッションブランドが集まる梨泰院通り沿いの好立地に満を持してオープンした。店内は、木材や左官の質感を生かした落ち着きと温かみを感じさせる空間で、ブランドの世界観“エブリデイ クラシック”を体現している。

1階は、同社が日本独占販売契約を結ぶ英国発「レイバー・アンド・ウエイト(LABOUR AND WAIT)」を中心に、ライフスタイル雑貨やキッチン用品を扱う。ビショップが長年打ち出してきた、ブランドの世界観を伝えるフロア構成だ。エントランス付近のポップアップスペースでは、シーズンごとの企画も実施する。

2階は、韓国で高い人気を誇る「ダントン(DANTON)」のアパレルからグッズまで幅広いラインアップをそろえる。ほかにも「オーシバル(ORCIVAL)」や「ジムフレックス(GYMPHLEX)」、さらに日本の「シンゾーン(SHINZONE)」「ゴールドウイン(GOLDWIN)」「アンフィル(UNFIL)」などが並ぶ、ゆったりとした空間だ。日本で培ったスタイルを韓国市場に向けて本格発信する旗艦店として、オープン早々から客足が絶えない。

日常の本質を追求した
ビショップ30年の軌跡

ビショップ韓国1号店の挑戦
日本らしさがどこまで通じるか

韓国展開も果たし、着実に勢いを増すビショップ。創業から30年、“好きなものを届ける”という哲学を貫いてきた背景には、変わらぬ信念がある。その先に見据えるビジョンと、グローバル展開への手応えについて、森威社長に話を聞いた。

WWD:初の海外直営店を韓国・ソウルに決めた理由は?

森威ビショップ社長(以下、森):社長に就任した10年前から、いつか海外で自社の取扱商品を売りたいと思っていた。その最初のステップとなったのが、就任とほぼ同時期に始まった韓国での卸ビジネスだった。以来、韓国市場を調査し続け、コロナ前あたりから、ソウルへの直営店出店を計画し始めた。日本で韓国人スタッフの雇用を増やし、スタッフ教育を行うなど準備を進め、ようやく実現した。

WWD:韓国進出を後押しした要因は?

森:ビショップでは、インバウンド需要の中でも韓国人観光客の比率が高く、当社の商品が受け入れられている実感があった。さらに、韓国のファッションシーンはこの10年で一段と多様化し、ライフスタイルとの結び付きもより強くなっている。音楽や食、カルチャー全体において本質的な価値を重視する動きが広がり、“用の美”を大切にする日本的な感性にも共鳴が見られる。こうした市場の変化も、出店を後押しする一因となった。

WWD:オープン後の現地の反応は?

森:オープンから1カ月間の売り上げは、想定比約160%と好調に推移している。中でも「ダントン」は安定した人気を誇り、現地でも幅広い層に支持されている。さらに、英雑貨ブランド「レイバー・アンド・ウエイト」は、実用性とデザイン性の高さから、ギフト需要としても好評だ。取り扱いブランドへの反応からも、現地のニーズと私たちのセレクトの親和性を実感している。

WWD:韓国の顧客層は?

森:メインの顧客層は30〜50代で、日本と大きくは変わらない。ただし、韓国市場では日本に比べて男性客の比率がやや高く、現状では男女比がおおよそ4:6だ。韓国のウィメンズ市場は欧米志向が強い傾向にある一方で、メンズは日本とスタイルが近い。そうした違いが背景にあるのではと考えている。

WWD:店舗設計でこだわった点は?

森:こだわったのは、日本のやり方が韓国でどこまで通用するか、という点だ。店舗設計もコリアナイズドはせず、国内店舗と同じように、木材をベースにした温かみのある空間づくりを意識した。日本ではどうしても坪数が限られてしまうが、ソウル店はビショップの原点により回帰した、ゆったりとしたスペースになっていると思う。

変わらないブランド哲学
売れても売れなくても“好きなもの”

WWD:ビショップが支持される理由をどのように感じている?

森:私たちはこれまで、「普遍的で、自分たちが本当にいいと思うもの」、そして「誰かの暮らしに長く寄り添えるもの」を軸に、商品をセレクトしてきた。時代が移り変わってもシンプルでベーシックなものは残ると信じているため、トレンドに流されることなく、この30年間で取り扱いブランドを大きく入れ替えたことは一度もない。

魅力を感じるのは、ルーツや背景を持つブランドだ。作り手の思いや、彼らが触れてきた文化、その国の“匂い”が感じられるアイテムに強く引かれる。例えば、グループ会社のボーイズが2006年から日本総代理店を務めるフランス発の「ダントン」は、もともと作業着やユニホームを手掛けていたワークウエアブランドだ。また、同じくフランスの「オーシバル」は、1950〜60年代にフランス海軍の制服としてマリンTシャツを供給していた歴史を持つ。さらに、2年前から取り扱いを始めた韓国ブランド「ユノイア(EUNOIA)」は、韓国の彫刻や建築、陶器、瓦に見られるなだらかな曲線美をデザインに取り入れており、どこか韓国の伝統衣装を思わせるシルエットが印象的だ。

WWD:時代によって売れ筋も変わる中で、セレクトの方針を貫く理由は?

森:もちろん、時代の流れによって特定のブランドが売れたり売れなかったりすることはある。でも、売れる・売れないを基準に仕入れを決めたことはない。お客さまに「何のために、なぜ買うのか」を感じてもらうことが、何より大切だと考えているからだ。その思いがあるからこそ、“好きなものを扱う”という信念を貫いてきた。それがビショップらしさとなり、お客さまからの信頼にもつながっている。

WWD:今回、ビショップゆかりの地、京丹後久美浜の複合施設「ホリデーホーム」での取材だった。ここは森社長にとってどのような場所?

森:ビショップが掲げる“実直で日常に根ざしたライフスタイル提案”を体現する発信拠点だ。先代と私にとって京丹後は、生まれ育った“帰ってこられる場所”であり、この自然豊かな地で地域住民に必要とされる場所をつくりたかった。田舎の生活を少しでも豊かにできるような道具や服──そうした価値観は、ビショップのコンセプトとも深く重なる。「ホリデーホーム」の敷地内には、ホテルやレストランに加え、「ザ・ノース・フェイス」との共創店舗もある。ショップやホテルは、地域の雇用創出や久美浜という土地の魅力発信にもつながる。今後も地域と共に歩む拠点として育てていきたい。

WWD:最後に、森社長自身がこれから目指す先は?

森:韓国については、ありがたいことに、百貨店やテナントからもお声がけをいただいている。しかし、まずはこの1号店をしっかり軌道に乗せることが最優先。1階にポップアップスペースを設けているので、ビショップが注目している韓国や日本ブランドの展示なども実現したい。

ブランドとしては、「何年後に何店舗、売り上げ何億円」といった具体的な数値目標を掲げたことはない。目の前のお客さまに喜んでもらえる店舗づくりを大事にしたい。その積み重ねが結果につながってきたので、これからもその姿勢を貫いていきたい。

PHOTOS : YURIE FUNAI(TAKASE OFFICE)
問い合わせ先
ビショップ
03-5775-3266

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「自身の恐怖心と向き合うための展示」——「恐怖心展」が7月18日に開幕

テレビ東京は、ホラー作家の梨、闇、テレビ東京の大森時生が手がける「恐怖心展」を7月18日から8月31日まで渋谷BEAMギャラリーで開催する。開幕に先がけ7月16、17日の2日間に渡って開催された関係者・メディア向けの先行体験会には多くの来場者が詰めかけ、SNSでは体験会の様子が多く投稿されている。

本展について梨は、「血糊をつけたキャストや、大音量の叫び声に驚かされることはありません。これは、あなたの恐怖心と向き合うための展示です」とコメントする。

「恐怖心展」とは

「恐怖心展」は、「恐怖心」(あるもの・ことに対して、その人が生理的に感じる恐れや不安)に関する展覧会。恐怖心は、命の危険や苦痛を伴うものだけでなく、一見して恐怖の対象とは思えないものにも生じることがあり、これらの恐怖は、時に説明のつかない不合理さを伴う。そうした考えのもと、展示は、「先端」「閉所」「視線」といった、さまざまなものに対して抱く「恐怖心」をテーマに展開する。

「恐怖心展」概要

◾️「恐怖心展」
会期:2025年7月18日〜8月31日
会場:BEAMギャラリー
住所:東京都渋谷区宇田川町31-2 渋谷BEAM 4F
時間:11:00〜20:00(最終入場19:30)※観覧所要時間:約90分
入場料:2300円 ※小学生以上有料
主催:闇、テレビ東京、ローソンエンタテインメント
https://kyoufushin.com

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平野紫耀が出演「ルイ・ヴィトン」特別提供番組が7月27日にBS日テレで放送

「マリ・クレール TV~ルイ・ヴィトンのエスプリに出逢う旅~」が7月27日15時〜15時半、BS日テレで放送される。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」アンバサダーを務める平野紫耀とグラフィックアーティストVERDYが登場し、同ブランドのクラフツマンシップの真髄に迫る。放送後は、TVerで6週間配信する予定だ。

同番組は、パリ創刊の女性誌「マリ・クレール(marie claire)」の視点からさまざまなテーマを特集するシリーズの第1弾で、大阪中之島美術館で9月17日まで開催される「ルイ・ヴィトン」の展覧会“ビジョナリー・ジャーニー”展を記念したもの。

平野紫耀は、パリ郊外のアニエールにあるアトリエを訪ね、初めてスペシャル・オーダーを体験。一方、ヴェルディは、「ルイ・ヴィトン」を象徴する“クーリエ・トランク”を自身のユニークな世界観に着想を得てデザインした。

番組概要

◾️「マリ・クレール TV~ルイ・ヴィトンのエスプリに出逢う旅~」

放送日程:7月27日15:00〜15:30
放送局:BS日テレ

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平野紫耀が出演「ルイ・ヴィトン」特別提供番組が7月27日にBS日テレで放送

「マリ・クレール TV~ルイ・ヴィトンのエスプリに出逢う旅~」が7月27日15時〜15時半、BS日テレで放送される。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」アンバサダーを務める平野紫耀とグラフィックアーティストVERDYが登場し、同ブランドのクラフツマンシップの真髄に迫る。放送後は、TVerで6週間配信する予定だ。

同番組は、パリ創刊の女性誌「マリ・クレール(marie claire)」の視点からさまざまなテーマを特集するシリーズの第1弾で、大阪中之島美術館で9月17日まで開催される「ルイ・ヴィトン」の展覧会“ビジョナリー・ジャーニー”展を記念したもの。

平野紫耀は、パリ郊外のアニエールにあるアトリエを訪ね、初めてスペシャル・オーダーを体験。一方、ヴェルディは、「ルイ・ヴィトン」を象徴する“クーリエ・トランク”を自身のユニークな世界観に着想を得てデザインした。

番組概要

◾️「マリ・クレール TV~ルイ・ヴィトンのエスプリに出逢う旅~」

放送日程:7月27日15:00〜15:30
放送局:BS日テレ

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「ワコマリア」とミスターブラザーズ カットクラブがコラボ 同理容室10周年を記念し

ファイヤーワークスが運営する理容室、ミスターブラザーズ カットクラブ(MR.BROTHERS CUT CLUB)は7月19日、創業10周年を記念したコラボ第3弾として、「ワコマリア(WACKO MARIA)」とのコラボアイテムを発売する。またファイヤーワークスが手掛けるポマード「ブロッシュ(BROSH)」と「ワコマリア」のコラボ商品も同日発売する。「ブロッシュ」によるセレクトショップの葛屋東京、「ワコマリア」直営店、公式オンライン、その他の「ワコマリア」正規取扱店で販売する。

ミスターブラザーズ カットクラブと
「ワコマリア」のコラボアイテム

ミスターブラザーズ カットクラブと「ワコマリア」のコラボアイテムは、胸元に双方のグラフィック刺しゅうを施した、半袖シャツ(2万9700円)と長袖シャツ(3万800円)、“天国東京”や“兄弟髪切倶楽部”とあしらった、ロンT(1万3200円)とTシャツ(1万1000円)をラインアップする。

「ブロッシュ」と
「ワコマリア」のコラボアイテム

「ブロッシュ(BROSH)」と「ワコマリア」のコラボ商品は、グリースとコームを用意。グリースは、艶のあるウエット感と自然な束感を目指し、髪を上げるスタイルに合う。お湯で洗い流しやすい水溶性タイプで、ネロリとシトラス、ローズマリーを加えた、シトラス・アロマティックの香りに仕上げている。

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「ワコマリア」とミスターブラザーズ カットクラブがコラボ 同理容室10周年を記念し

ファイヤーワークスが運営する理容室、ミスターブラザーズ カットクラブ(MR.BROTHERS CUT CLUB)は7月19日、創業10周年を記念したコラボ第3弾として、「ワコマリア(WACKO MARIA)」とのコラボアイテムを発売する。またファイヤーワークスが手掛けるポマード「ブロッシュ(BROSH)」と「ワコマリア」のコラボ商品も同日発売する。「ブロッシュ」によるセレクトショップの葛屋東京、「ワコマリア」直営店、公式オンライン、その他の「ワコマリア」正規取扱店で販売する。

ミスターブラザーズ カットクラブと
「ワコマリア」のコラボアイテム

ミスターブラザーズ カットクラブと「ワコマリア」のコラボアイテムは、胸元に双方のグラフィック刺しゅうを施した、半袖シャツ(2万9700円)と長袖シャツ(3万800円)、“天国東京”や“兄弟髪切倶楽部”とあしらった、ロンT(1万3200円)とTシャツ(1万1000円)をラインアップする。

「ブロッシュ」と
「ワコマリア」のコラボアイテム

「ブロッシュ(BROSH)」と「ワコマリア」のコラボ商品は、グリースとコームを用意。グリースは、艶のあるウエット感と自然な束感を目指し、髪を上げるスタイルに合う。お湯で洗い流しやすい水溶性タイプで、ネロリとシトラス、ローズマリーを加えた、シトラス・アロマティックの香りに仕上げている。

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「エスクァイア」日本版の新編集長に近藤智之が就任 雑誌とデジタルを統括

PROFILE: 近藤智之/「エスクァイア」日本版編集長

近藤智之/「エスクァイア」日本版編集長
PROFILE: 明治大学法学部を卒業後、編集プロダクション・出版社でファッション誌・広告の編集を経て、2014年に阪急コミュニケーションズ(現CEメディアハウス)に入社。 20年雑誌「ペン(Pen)」副編集長に就任し、21 年「Pen」オンライン編集長を兼任。21年11月、ファーストリテイリングに入社し、グローバル クリエイティブ ラボ トウキョウのマネジャーとして、ユニクロ全体のブランディング向上を担う。また、同社のフリーマガジン「ライフウェアマガジン(LifeWear magazine)」の編集およびクリエイティブディレクションを担当。 25 年 7 月からハースト・デジタル・ジャパンに入社、「エスクァイア」日本版の編集長に就任 PHOTO:NORIHIKO OKIMURA

ハースト婦人画報社は、「エスクァイア( Esquire)」日本版の新編集長に7月18日付けで近藤智之が就任したことを発表した。近藤氏は今後、雑誌と「Esquire Digital」の両方の編集を統括していく。

「エスクァイア」日本版は、ファッションやライフスタイル、アート、デザイン、ジャーナリズムを結びつけたグローバルメディアだ。今年2月に、雑誌をリニューアルし、“創造の物語を、ジャーナリスティックな目線で”をテーマに、35~45 歳の探求心と好奇心旺盛な新富裕層をコアターゲットとしている。

佐藤俊紀前編集長からバトンを引き継ぐ近藤編集長は「1933 年のアメリカ創刊以来、『エスクァイア』は“Man at His Best”をコンセプトに、時代ごとの“理想の男性像”を探求し続けてきた。新生『エスクァイア』日本版は、東京を起点に世界中の都市生活者のライフスタイルをグローバルな視点から探求し、ファッション、アート、フード、トラベル、時計や車など多様な分野において、現代的でありながら本質を見極めた価値を提案していく。また、“美と実用性の調和”という考え方のもと、日本独自の美しさと機能性を深く掘り下げると同時に、日本および世界に向けて、その価値を力強く発信していく」とコメントしている。

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「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ」が描く魅惑的な黒の世界 デザイナー本人不在でも光る厳格な美学

「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」の2025-26年秋冬オートクチュールのショーは、コレクションを手掛けるジョルジオ・アルマーニ不在の中で行われた。アルマーニは、6月のミラノ・メンズ・ファッション・ウイークを前に自宅で療養中であることを明かし、「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」と「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」のメンズショーを欠席。クチュールは「自分自身はパリへ赴く準備ができていると感じていた」としつつも、常に彼の側で働くチームを信頼し、医師の助言に従って休養を伸ばすことにしたという。

多様な素材で表現する黒のエレガンス

そんな中、パリに構える拠点パラッツォ アルマーニで披露されたコレクションは、ニュアンス豊かな黒がもつ究極のエレガンスを描いたものだ。特にアルマーニは、「黒のエレガントで夜を思わせる、魅惑的な側面」を探求。「デザイナーにとって黒は、最もクラシックであると同時に、極めて高い精度が求められる色彩。黒を用いる際には、一切の誤りが許されず、細部に至るまで正確さと完成度が要求される。これは、黒が衣服の構造やデザインの本質を明確に浮き彫りにするためだ」と説明する。

ショーは、ジュエルトーンのコンパクトなジャケットに黒のベルベットを用いたジョッパーズパンツからスタート。その後も序盤はアルマーニらしいジャケットスタイルが軸になるが、構築的な肩のラインやペプラム、後ろ前やワンショルダーでアレンジしたデザインが目を引く。そして次第にジュエルトーンは暗闇に溶けるように消え、少しのゴールドやクリスタルの輝きを残しながら、ベルベットやメタリックシルク、チュール、オーガンジー、スパンコール、ラインストーン、フェザーなど多様な素材で表現する黒の世界が広がっていく。そのラインアップには、男性の正装から着想したようなテイルコートやタキシードからスリムなテーラードパンツにカマーバンド、ドレスシャツとボウタイまでマスキュリンなスタイルと、大きなボウやフェザー飾りが特徴のボディーラインに滑らかに沿うイブニングドレスやビスチエからシアスカートが広がるボールガウンといったフェミニンなアイテムが混ざり合う。

リモートでショーの現場を監督

今回、アルマーニは20年間にわたる「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ」の歴史の中で初めてショーの現場に立ち会えなかったものの、ビデオ通話を通してフィッティングから構成、メイクアップまでをリモートで監督したという。自身の厳格な美学を追求するその姿勢は、「クリエイティブな作業こそが自分の存在理由」と考えるデザイナーらしい。

7月11日に91歳になった巨匠は、誕生日にコメントを発表。「過去数週間、私を気にかけてくれた人々の温かな支援を強く感じた」とし、家族や従業員、メディア関係者、SNSのフォロワーに感謝の意を表した。そして「9月にまた会いしましょう」と締めくくり、復帰を宣言。ミラノ・ファッション・ウイークでのウィメンズショーでその手腕を発揮し、フィナーレに元気な姿を見せてくれることだろう。

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村上隆×「ケースティファイ」第2弾 “カイカイ”と“キキ”をデザインしたアイテムを発売 

「ケースティファイ(CASETIFY)」は、アーティストの村上隆とのコラボレーションコレクション第2弾を発売した。村上のキャラクター“カイカイ”と“キキ”をデザインに取り入れたスマホアクセサリーや新色“プリムローズピンク”のスーツケースなどをそろえる。「ケースティファイ」公式オンラインストアおよび全国の店舗で取り扱っている。

“ドブ(DOB)君”をモチーフにした第1弾に続く今回のコラボでは、「ケースティファイ」初となる数量限定のピンクカメラリングのスマホケース(1万4960円)や、“バウンス キャリーオン スーツケース”(10万6040円)、“バウンス トランク スーツケース”(14万3330円)が登場する。

数量限定フィギュアも

また、箱を開けるまでどの個体が入っているか分からないブラインドボックス仕様で販売する“カイカイ”と“キキ”のスマホケースフィギュア(7370円)や3Dデザインのイヤホンケース(4万5320円)などのコレクターズアイテムに加え、“ドブ(DOB)君”の耳をあしらったトレーディングカードホルダー(1万1990円)、スマホストラップ(1万4960円)、ウオッチバンド(1万2100円)も用意する。

村上は、「このコレクションの次の章が、『ケースティファイ』という現代的なキャンバスの上で実現したことが嬉しい。“カイカイ”と“キキ”は、私のキャラクターの中でも唯一のツインキャラクターとして、愛らしさや悪戯っぽさ、豊かな喜怒哀楽を見せてきた。『ケースティファイ』とのコラボレーションが、彼らの魅力をさらに引き出してくれることを楽しみにしている」とコメントした。

公式オンラインストア

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3年で売上高約4倍「リリー ブラウン ランジェリー」 肌見せファッションの強い味方“ソルーションインナー”がヒット

2022年4月にスタートしたマッシュスタイルラボの「リリー ブラウン ランジェリー(LILY BROWN LINGERIE)」(以下、リリー ブラウン)は、デビュー当時からキャミソールやタンクトップなどファッションアイテムの延長ではなく、ワイヤーブラを展開してきた。ワイヤーブラの開発には専門的な知識と技術が必要なため、下着専業メーカーで経験を積んだデザイナーやMDを採用してチームを編成し、本格的に下着に取り組んだ。快適性を追求する下着市場の拡大や独立系デザイナーの増加により、大手下着メーカーは苦戦、市場取り巻く環境は変わった。ブランド設立から3年で、初年度約4000万円だった売上高が約1億5000万円に成長。「リリー ブラウン」の今後の展開について、マッシュスタイルラボの生熊昂太MD本部MD2部「リリー ブラウン」MD担当課長と仲谷陽子企画本部アンダーウェアデザイン課課長に聞いた。

ランジェリーがブランドの顧客年齢層拡大に貢献

マッシュスタイルラボは、2020年に「スナイデル(SNIDEL)」から「スナイデル ホーム(SNIDEL HOME)」、2021年に「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」から「ジェラート ピケ スリープ(GELATO PIQUE SLEEP)」と、アイテムを拡大したブランドを派生させている。「リリー ブラウン」も同様の流れで、肌見せファッションの流行や服とランジェリーのボーダーレス化が進む中、ブランドの世界観を生かしつつ、ファッションの幅を広げる存在としてスタートした。「リリー ブラウン」と同じく、コンセプトに“ビンテージ”を掲げ、ビンテージ特有の繊細なレースやディテールをデザインに落とし込んだランジェリーを提案している。モノ作りに関して仲谷課長は、「『リリー ブラウン』らしさを大切に、消費者起点で、方向性を決めクリエイティブチームで何度も意見を交換する」と話す。時には、社内の700〜800人に向けて一斉メールで意見を募ることもあるという。直接意見を伝えてくれる社員の存在もあり、貴重なリサーチになっている。そんな社員のリアルな声が、トレンドを反映したスピード感のある商品開発につながっている。

ランジェリーの購買層や購買動向はアパレルとは違うようだ。生熊課長は、「購入層は、アパレルは20代が中心だが、ランジェリーは20代後半〜30代後半が中心で、40〜50代もいる。ランジェリー商材により顧客の年齢層が広がった。また、アパレルは6~7割が店頭で購入するのに対し、ランジェリーは7割がECの売り上げだ」と言う。

“シアーファンデシリーズ”が1万3000枚のヒットに

「リリー ブラウン」はアパレルと共通のコンセプトで商品開発する一方で、ファッションを楽しむための機能を持たせた“ソリューションインナー”を強化している。“ソリューションインナー”とは、肌見せアウターやオフショルダートップ着用時の下着問題を解決するものだ。その代表格が、売り上げをけん引する“シアーファンデシリーズ”だ。第一弾の“シアーファンデブラ”が登場したのは23年4月。ストラップと背中の部分がパワーネットで、アジャスターやホックなどブラジャーパーツを使っていないのが特徴だ。そのため肌と同化し、シアー素材や背中が開いた洋服と相性がいい。「肌見せ服を着たいが、ストラップレスやシリコンタイプのブラは苦手」という消費者のニーズに応えた。また、肌を美しく見せるファンデーション効果も期待できる。

“シアーファンデブラ”発売のきっかけは、マッシュスタイルラボがブランドを横断して開催するポップアップイベント“ザ ドレス ラボ”だった。仲谷課長は、「背中が開いたドレスが多数あり、それに合わせる下着を考えついた。会議にサンプルを持参してプレゼンしたのが始まりだ」と話す。“シアーファンデブラ”の発売直後にはSNSで火がついた。「23年に約6000枚を販売した。翌年、ブラトップスやボディースーツなどラインアップを拡大し、販路も広げた。その結果、シリーズ累計約1万3000枚を販売した。今後さらに展開を広げる」と生熊課長。 それだけでなく、“バッククロスブラレット”や “レディメイクブラ”なども、「リリー ブラウン」を象徴するソリューションインナーだ。

アンダーウエアデザイン課設立で効率とスキルアップ

アパレルを含むブランド全体の年商は約56億円。ブランド全体でさらに成長するために、ランジェリー売上高の拡大を図る。生熊課長は、「トレンドの服を美しく着られるソリューションインナー中心に販路を広げていきたい」と話す。同社は24年秋、「リリー ブラウン」「アンダーソンアンダーソン(UNDERSON UNDERSON)」「バレリット(BALLELITE)」の3ブランドを擁するアンダーウエアデザイン課を設けた。アンダーウエア事業を強化するため、アイデアや情報、素材や資材などのリソースの共有が目的で、スタッフのスキルアップも図るという。下着に対する価値観が多様化する中で、下着メーカーとは異なる視点とスピーディな企画・開発力で、既存の下着とは違う付加価値のある商品を提供していくようだ。

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3年で売上高約4倍「リリー ブラウン ランジェリー」 肌見せファッションの強い味方“ソルーションインナー”がヒット

2022年4月にスタートしたマッシュスタイルラボの「リリー ブラウン ランジェリー(LILY BROWN LINGERIE)」(以下、リリー ブラウン)は、デビュー当時からキャミソールやタンクトップなどファッションアイテムの延長ではなく、ワイヤーブラを展開してきた。ワイヤーブラの開発には専門的な知識と技術が必要なため、下着専業メーカーで経験を積んだデザイナーやMDを採用してチームを編成し、本格的に下着に取り組んだ。快適性を追求する下着市場の拡大や独立系デザイナーの増加により、大手下着メーカーは苦戦、市場取り巻く環境は変わった。ブランド設立から3年で、初年度約4000万円だった売上高が約1億5000万円に成長。「リリー ブラウン」の今後の展開について、マッシュスタイルラボの生熊昂太MD本部MD2部「リリー ブラウン」MD担当課長と仲谷陽子企画本部アンダーウェアデザイン課課長に聞いた。

ランジェリーがブランドの顧客年齢層拡大に貢献

マッシュスタイルラボは、2020年に「スナイデル(SNIDEL)」から「スナイデル ホーム(SNIDEL HOME)」、2021年に「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」から「ジェラート ピケ スリープ(GELATO PIQUE SLEEP)」と、アイテムを拡大したブランドを派生させている。「リリー ブラウン」も同様の流れで、肌見せファッションの流行や服とランジェリーのボーダーレス化が進む中、ブランドの世界観を生かしつつ、ファッションの幅を広げる存在としてスタートした。「リリー ブラウン」と同じく、コンセプトに“ビンテージ”を掲げ、ビンテージ特有の繊細なレースやディテールをデザインに落とし込んだランジェリーを提案している。モノ作りに関して仲谷課長は、「『リリー ブラウン』らしさを大切に、消費者起点で、方向性を決めクリエイティブチームで何度も意見を交換する」と話す。時には、社内の700〜800人に向けて一斉メールで意見を募ることもあるという。直接意見を伝えてくれる社員の存在もあり、貴重なリサーチになっている。そんな社員のリアルな声が、トレンドを反映したスピード感のある商品開発につながっている。

ランジェリーの購買層や購買動向はアパレルとは違うようだ。生熊課長は、「購入層は、アパレルは20代が中心だが、ランジェリーは20代後半〜30代後半が中心で、40〜50代もいる。ランジェリー商材により顧客の年齢層が広がった。また、アパレルは6~7割が店頭で購入するのに対し、ランジェリーは7割がECの売り上げだ」と言う。

“シアーファンデシリーズ”が1万3000枚のヒットに

「リリー ブラウン」はアパレルと共通のコンセプトで商品開発する一方で、ファッションを楽しむための機能を持たせた“ソリューションインナー”を強化している。“ソリューションインナー”とは、肌見せアウターやオフショルダートップ着用時の下着問題を解決するものだ。その代表格が、売り上げをけん引する“シアーファンデシリーズ”だ。第一弾の“シアーファンデブラ”が登場したのは23年4月。ストラップと背中の部分がパワーネットで、アジャスターやホックなどブラジャーパーツを使っていないのが特徴だ。そのため肌と同化し、シアー素材や背中が開いた洋服と相性がいい。「肌見せ服を着たいが、ストラップレスやシリコンタイプのブラは苦手」という消費者のニーズに応えた。また、肌を美しく見せるファンデーション効果も期待できる。

“シアーファンデブラ”発売のきっかけは、マッシュスタイルラボがブランドを横断して開催するポップアップイベント“ザ ドレス ラボ”だった。仲谷課長は、「背中が開いたドレスが多数あり、それに合わせる下着を考えついた。会議にサンプルを持参してプレゼンしたのが始まりだ」と話す。“シアーファンデブラ”の発売直後にはSNSで火がついた。「23年に約6000枚を販売した。翌年、ブラトップスやボディースーツなどラインアップを拡大し、販路も広げた。その結果、シリーズ累計約1万3000枚を販売した。今後さらに展開を広げる」と生熊課長。 それだけでなく、“バッククロスブラレット”や “レディメイクブラ”なども、「リリー ブラウン」を象徴するソリューションインナーだ。

アンダーウエアデザイン課設立で効率とスキルアップ

アパレルを含むブランド全体の年商は約56億円。ブランド全体でさらに成長するために、ランジェリー売上高の拡大を図る。生熊課長は、「トレンドの服を美しく着られるソリューションインナー中心に販路を広げていきたい」と話す。同社は24年秋、「リリー ブラウン」「アンダーソンアンダーソン(UNDERSON UNDERSON)」「バレリット(BALLELITE)」の3ブランドを擁するアンダーウエアデザイン課を設けた。アンダーウエア事業を強化するため、アイデアや情報、素材や資材などのリソースの共有が目的で、スタッフのスキルアップも図るという。下着に対する価値観が多様化する中で、下着メーカーとは異なる視点とスピーディな企画・開発力で、既存の下着とは違う付加価値のある商品を提供していくようだ。

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“ラブブ”のポップアップが東京ソラマチで開催 限定アイテムやフォトスポットも

中国発のアートトイブランド「ポップ マート(POP MART)」は、東京ソラマチでポップアップショップ「ラブブ ミニ マーケット(LABUBU MINI MARKET)」を7月18日から8月5日まで開催する。

今回のポップアップは日本初の“ラブブ(LABUBU)”専門店。会場は東京ソラマチ4階12番地特設会場で、初日の7月18日から23日まではすでに抽選による入場制限を実施し、21日までは当選者のみ入場・購入ができる。また今後も期間中に抽選による入場制限を実施さする場合もあり、詳しくは、ポップマート ジャパンの各種SNS公式アカウントで要確認。

限定グッズ&ノベルティー

店頭では、ポップアップ限定商品を含む「ザ・モンスターズ ワッキーマート(THE MONSTERS Wacky Mart)」シリーズの販売に加え、会期中の購入金額に応じたノベルティーキャンペーンも展開。7月18日以降に1会計あたり6000円以上購入した人には「ザ・モンスターズうちわ」、7月25日以降に1万4000円以上の購入した人には「ザ・モンスターズキーホルダー」をプレゼントする。※各キャンペーン1人1点まで。

フォトスポット

期間中の7月17~27日、地下3階エントランススペースにフォトスポットを設置。フォトスポットで撮影した写真を、#LABUBUMINIMARKET のハッシュタグをつけてXまたはインスタグラムに投稿すると、抽選で1人に「ザ・モンスターズ ワッキーマート」シリーズのぬいぐるみペンダント(1個)をプレゼントする。

◾️「ラブブ ミニ マーケット」
会場:東京ソラマチ 4階12番地特設会場
住所:東京都墨田区押上1- 1-2
期間:7月18日~8月5日
時間:10:00〜21:00
※営業時間は変更、または臨時休業の場合あり。
※入場制限あり。詳しくはポップマート ジャパンの各種SNS公式アカウントで要確認

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ファミマ「コンビニエンスウェア」が要望の多かったXXLのアウターTシャツや“こどもくつした”を発売

落合宏理デザイナーが手がけるファミリーマートの「コンビニエンスウェア(CONVENIENCE WEAR)」は7月22日、再販のリクエストがあった商品を含む、各種アイテムを発売する。ファミリーマート一部店舗で販売する。

オンライン限定だった“アウターTシャツ XXL”が店頭に

販売するアイテムは、軽量化してコンパクトになった“レインポンチョ”(2435円)、子どもサイズのラインソックス“こどもくつした”(429円)、“下着でありながら、服としても着られる”ことをコンセプトに独自開発した“ブラウェア”(2290円)の新色オレンジ・テラコッタカラー、公式オンライン限定で販売していた、XXLサイズの“アウターTシャツ”(1490円)をラインアップする。また再販の要望が多かったとする、コクヨと共同開発した“メッシュポーチ”(790円)をすでに販売している。

落合デザイナーは、「『コンビニエンスウェア』の夏の新商品はみなさまからのリクエストが特に多かった“こどもくつした”と“アウターTシャツ XXL”を展開する。さまざまな方々に手に取っていただける『コンビニエンスウェア』だからこそ、このようなリクエストは大変嬉しいものだ。“ブラウェア”の新色と軽量化した“レインポンチョ”とともに、みなさまの生活に必要とされるブランドへと進化していく『コンビニエンスウェア』を、ぜひ手に取っていただきたい」とコメントしている。

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アメリカ発ランニングシューズブランド「ブルックス」 即完売した“グリセリンマックス”に新色登場

ランニングシューズの「ブルックス(BROOKS)」は、アメリカで1914年に創業した老舗ブランド。米国のパフォーマンスランニングシューズ市場で長らく売り上げシェア1位を誇り、ランナーたちの信頼を勝ち取っている。そんな「ブルックス」が2024年10月に発売し、公式ECで即完売、再入荷後も完売を記録したモデルが“グリセリンマックス(Glycerin MAX)”だ。25年秋冬向けの新色を7月18日に発売予定で、公式ECでは11日から先行販売している。

“グリセリンマックス”の最大の特長は、クッション性と反発性の2つを高い次元で両立していること。近年のランニングシューズ開発競争の中で、各ブランドは独自のソールテクノロジーの開発に余念がないが、“グリセリンマックス”はミッドソールに最新のクッションフォームである「DNAチューン(DNA TUNED)」を採用。2段階の射出成形と超臨界発泡技術を取り入れることで、かかと部には接地時の衝撃を吸収する大きな気泡が、前足部には蹴り出しによる推進力をサポートする小さな気泡が多く含まれる独自構造になっている。

ミッドソールは、前足部が39mm、かかと部が45mmと、ブランド史上最も分厚い作り。クッションが快適な履き心地を提供するとともに、見た目のボリューム感に反して軽量で(27.0cmで片足約300g)、高い耐久性も実現した。また、かかとからつま先にかけてのロッカー構造“グライドロールロッカー(Glide Roll Rocker)”は重心の移動をスムーズに導き、安定感を保ちながら、楽に走れる感覚をもたらす。

新色として、目の覚めるようなイエロー(メンズ)や鮮やかなラベンダー(ウィメンズ)のほか、普段の着こなしにも取り入れやすいグレーもメンズ、ウィメンズ共に企画した。各2万7500円。

問い合わせ先
アキレスお客様相談室
0120-89-4192

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銀座ソニーパークで「ピーナッツ」の誕生75周年記念展示「スヌーピーは、今日も語る。」が開催

ソニー(SONY)が運営する東京・銀座の銀座ソニーパークは、スヌーピーで知られる人気漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」の誕生75周年を記念した展示「スヌーピーは、今日も語る。 – ピーナッツ 75th Anniv.(PEANUTS 75th Anniv.)–」を8月11日まで開催中だ。

本展は、スヌーピーをはじめとした登場キャラクターたちの“言葉”に焦点を当てたイベントで、地下3階から地上4階までの4フロアを舞台に「10人のゲストキュレーターが選ぶ大切にしたい言葉」「言葉を再構築したオリジナルアイテム」「食と言葉を一緒に楽しむカジュアルダイニング」の3つの切り口で構成されている。

10人のゲストキュレーターが選ぶ大切にしたい言葉

「10人のゲストキュレーターが選ぶ大切にしたい言葉」には、音楽家の青葉市子、詩人の最果タヒ、芸人で小説家のニシダ(ラランド)、エッセイストでフードディレクターの平野紗季子、ラッパーでクリエイティブ・ディレクターのTaiTan、クリエイティブ・ディレクターのharu.、ファッションディレクターでスタイリストの長谷川昭雄、芸人のヒコロヒー、イギリス発のホームファニシングショップ「ザ・コンランショップ(THE CONRAN SHOP)」の日本法人で代表を務める中原慎一郎、エッセイストでクリエイティブ・ディレクターの松浦弥太郎が名を連ねる。

青葉氏は自身が選んだ作品を朗読した音声と共に展示し、平野氏は食にまつわるシーンの言葉をセレクトして散りばめたテーブルウエアを並べ、中原氏はチャーリー・ブラウンとスヌーピーが暮らす部屋を本物の家具で再現したほか、最果氏とヒコロヒー氏はルーシーにフォーカスした鏡のインスタレーションとコラムを展開。また、長谷川氏は作中のセリフをプリントした一点モノのスエットを48枚用意し、会期終了後に希望の来場者に抽選でプレゼントするなど、それぞれが思い思いの作品をディスプレーしている。

言葉を再構築したオリジナルアイテム

「言葉を再構築したオリジナルアイテム」は、地下2階の展示空間内に併設されるショップで取り扱う。銀座ソニーパークでしか購入できないTシャツ(4950円)やトートバッグ(2750〜3080円)、マグカップ(1980円)、ステッカー(990円)といったオリジナルアイテムを用意。さらに、ゲストキュレーターである長谷川氏との2型のコラボTシャツ(6600〜7150円)とキャップ(6050円)、平野氏との2型のコラボプレート(3300円)もラインナップする。

食と言葉を一緒に楽しむカジュアルダイニング

「食と言葉を一緒に楽しむカジュアルダイニング」では、地下3階のカジュアルダイニング「1/2(ニブン ノ イチ)」とコラボし、1/2サイズのオムライスやハンバーグ、ホットドッグなどの洋食メニューを提供。どれも「ピーナッツ」の舞台であるアメリカンテイストにアレンジされ、漫画とセリフが印刷されたプレイスマットやメニューブックと共に楽しむことができる。なお、「1/2」は入場券なしでも入店可能だが、限定ショップを含む他フロアは有料チケットエリアとなっている。

■スヌーピーは、今日も語る。 – ピーナッツ 75th Anniv.–
日程:7月16日〜8月11日
時間:10:00〜20:00(予定)/7月29日〜8月11日11:00〜19:00(予定)
場所:銀座ソニーパーク
住所:東京都中央区銀座5-3-1
入場料:一般1500円、中学・高校生1000円、小学生以下無料

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「トーガ」が「アンブロ」と初コラボ ゲームシャツやドレス、バッグなど7型を発売

「トーガ(TOGA)」は、デサントが展開するフットボールブランド「アンブロ(UMBRO)」との初となるコラボレーションアイテムを発売する。2026年2月末から3月上旬に発売を開始する予定だ。トーガの直営店で主に取り扱う。

初コラボではゲームシャツからドレスまで展開

コラボでは、トーガのアイコニックなカッティングとシルエットにアンブロのスポーティーな要素を加えたアイテムをラインアップする。アンブロの定番のゲームシャツ(4万3900円〜5万4900円)をはじめ、ゲームシャツとプリーツスカートを組み合わせたドレス(9万24000円)、ブルゾン(9万2400円)、トラックジャケット(7万5900円)とトラックパンツ(6万4900円)、トートバッグ(3万9600円)を揃える。各アイテムに、両ブランドのロゴを組み合えわせたコラボオリジナルロゴを配す。

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ユナイテッドアローズがアニメIP活用する新プロジェクト「UACG」始動 Z世代社員が発案

ユナイテッドアローズの「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS)」は、アニメ・漫画・ゲームに特化した新プロジェクト「UACG(ユーエーシージー)」を始動した。第1弾として、漫画家・イラストレーター江口寿史の作品を用いたコラボTシャツ3型を7月26日からビューティー&ユース ユナイテッドアローズ 吉祥寺店と「エイチ ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ」の公式オンラインストアで販売する。

「UACG」は、同社のZ世代社員の本山綺良莉さんが発案した。幼少期からアニメや漫画、ゲームが生活の一部だったという本山さんの「好きや感動を、アパレルを通じてより多くの人に届け、当時のカルチャーの熱量を橋渡したい」という強い想いから、2年間の構想期間を経て実現した。

プロジェクト名は、UAに、「ANIME」「COMIC」「GAME」の頭文字を組み合わせた造語。「消費されないアニメTシャツ」をコンセプトに、アニメ、漫画、ゲームの作品をモチーフにしたファッションアイテムを企画する。小ロット生産で素材から仕立てまで高品質にこだわって製作し、「大量生産されるファングッズではなく、アートを着る感覚で未来に残る1枚を提案したい」と本山さん。

第1弾は、1990年代に公開されたアニメ映画のビジュアルをベースにし、江口が新たに天地を書き加えた特別なイラストをシルクスクリーンプリントした“UACG HRK Z001”(8800円)、10版のシルクスクリーンプリントでイラストの色彩や繊細な線まで再現し、首元に手刺しゅう風のディテールを加えた“UACG HRK BIKES”(1万1000円)、インクジェットプリントで色の陰影やキャラクターの表情の再現性を追求し、背面には江口の最新サインをリフレクタープリントで配した“UACG HRK LB PREM”(1万5400円)の3型を企画した。“UACG HRK LB PREM”は、99点限定で1点ずつシリアルナンバーを入れた。オリジナルのブリスターバッグも付属し、「飾りたくなるようなワクワク感を仕掛けた」という。

第2弾では、人気漫画「ドラゴンヘッド」をモチーフにしたアイテムを販売予定。「UACG」の公式SNSでは、制作背景やアイテムに込めた想いも発信していく。また「エイチ ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ」内でのポップアップなど、作品の世界観を体験できるイベント施策も検討している。今後は2〜3カ月ごとのペースで、新作を発表予定。

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ユナイテッドアローズがアニメIP活用する新プロジェクト「UACG」始動 Z世代社員が発案

ユナイテッドアローズの「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS)」は、アニメ・漫画・ゲームに特化した新プロジェクト「UACG(ユーエーシージー)」を始動した。第1弾として、漫画家・イラストレーター江口寿史の作品を用いたコラボTシャツ3型を7月26日からビューティー&ユース ユナイテッドアローズ 吉祥寺店と「エイチ ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ」の公式オンラインストアで販売する。

「UACG」は、同社のZ世代社員の本山綺良莉さんが発案した。幼少期からアニメや漫画、ゲームが生活の一部だったという本山さんの「好きや感動を、アパレルを通じてより多くの人に届け、当時のカルチャーの熱量を橋渡したい」という強い想いから、2年間の構想期間を経て実現した。

プロジェクト名は、UAに、「ANIME」「COMIC」「GAME」の頭文字を組み合わせた造語。「消費されないアニメTシャツ」をコンセプトに、アニメ、漫画、ゲームの作品をモチーフにしたファッションアイテムを企画する。小ロット生産で素材から仕立てまで高品質にこだわって製作し、「大量生産されるファングッズではなく、アートを着る感覚で未来に残る1枚を提案したい」と本山さん。

第1弾は、1990年代に公開されたアニメ映画のビジュアルをベースにし、江口が新たに天地を書き加えた特別なイラストをシルクスクリーンプリントした“UACG HRK Z001”(8800円)、10版のシルクスクリーンプリントでイラストの色彩や繊細な線まで再現し、首元に手刺しゅう風のディテールを加えた“UACG HRK BIKES”(1万1000円)、インクジェットプリントで色の陰影やキャラクターの表情の再現性を追求し、背面には江口の最新サインをリフレクタープリントで配した“UACG HRK LB PREM”(1万5400円)の3型を企画した。“UACG HRK LB PREM”は、99点限定で1点ずつシリアルナンバーを入れた。オリジナルのブリスターバッグも付属し、「飾りたくなるようなワクワク感を仕掛けた」という。

第2弾では、人気漫画「ドラゴンヘッド」をモチーフにしたアイテムを販売予定。「UACG」の公式SNSでは、制作背景やアイテムに込めた想いも発信していく。また「エイチ ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ」内でのポップアップなど、作品の世界観を体験できるイベント施策も検討している。今後は2〜3カ月ごとのペースで、新作を発表予定。

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デキるマネジャーはゴール設定が上手い!

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年7月14日号からの抜粋です)

小田島:普段の取材で、経営幹部やデザイナー、販売員などはよくお会いしますが、中間管理職の方たちとはあまり接点がありません。彼らのマネジメント手法に光を当てたら面白いのではと思い、「令和のプレイングマネジャー特集」を企画しました。上からは結果を求められ、下からは突き上げられる中間管理職は、今や罰ゲームだなんて言われることもありますよね。

沼:中間管理職は組織の中で大事なポジションなのにあまり前に出てこないし、大変だというマイナスイメージも強い。だからこそ、実際その立場にある人たちがどう働いているのか知りたいと、私も思いました。

視野の広さがモノを言う

小田島:取材を通して見えたのは、デキるマネジャーはゴール設定がうまいということ。上司から降りてくる数字やKPIをそのまま伝えても、部下の気持ちは盛り上がりません。上からの目標をどう解釈し、達成過程を含めいいゴールをどう設定するか。そこに力量が表れるのだなと。視野の広さやクリエイティビティーなどがモノを言うのが、今の時代の中間管理職なんだと感じました。もちろん、令和ならではのコミュ力や寄り添い力も大切です。

沼:私が取材した中で一番グッときたのは、「ウィゴー(WEGO)」の登美幸PR制作チーム マネージャー。すごく楽しそうに働いていて、そういう上司は部下から見てもすてき。あっけらかんとしていて、部下に気を遣わせない、接しやすさを感じました。最近、良いアティチュードとして話題になることが多い“ギャルマインド”にも通じるのかも。

小田島:確かに。皆さん安定感があり、壁がなくて接し方がフラットでしたよね。部下の年齢が上か下かもあまり意識していなさそうでした。

沼:11人の皆さんが「(マネジャーを)やってよかった」と共通しておっしゃっているのも印象的でした。実際にその立場になったらどんな世界が見えるんだろうって、私も好奇心が湧きました。チャンスがあれば私もマネジャーをやってみたいです!

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「シャネル」初のクチュールから110年 カンボン通りのサロンを再現した空間で見せる自然への賛辞

今年は、「シャネル(CHANEL)」の創業者ガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)が初めてクチュール・コレクションをデザインしてから110年になる。その節目を記念して9月に発売予定のコーヒーテーブルブック「シャネル オートクチュール(CHANEL HAUTE COUTURE)」が、2025-26年秋冬クチュールショーの招待状と共にホテルに届けられた。メゾンとつながりの深いソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)が編集した総計448ページの一冊にまとめられているのは、これまでのランウエイ写真やキャンペーン、エディトリアル、デッサンからオートクチュールサロン、アトリエの職人たちの手仕事まで、多彩なビジュアルの数々。そこからは、メゾンに脈々と受け継がれるオートクチュールの歴史が感じられる。

その伝統に光を当てるかのように、今季はグラン・パレの中心にある巨大なネフ(身廊)ではなく、規模の小さなサロン・ドヌールに、ベルベットのソファーや連なるミラーを並べ、カンボン通り 31 番地にあるアイコニックなオートクチュールサロンを再現。ベージュでまとめられた空間には、親密なムードが漂う。

牧歌的ムードとエレガンスが融合

コレクションで表現したのは、広大な自然への賛辞。現代的なファッションを通して女性の体に自由な動きをもたらしたシャネルは、英国の田園風景からも着想を得ていた。メゾンを象徴する素材ツイードを用いるようになったのも彼女がかつて交際していた第2代ウェストミンスター公爵の装い、そして彼と頻繁に訪れたスコットランドがきっかけだった、というのは有名な話だ。今季は、そののどかな情景につながるような落ち着いたカラーで彩ったツイードのスーツやドレスが充実。メンズウエアからヒントを得たという直線的なシルエットは、生地の豊かな質感や装飾を際立たせる。

前半に登場したツイードアイテムは、フリンジ状に仕上げた裾や襟元、袖口が特徴。フェザーやシフォンを組み合わせ、よりダイナミックに表現したものもある。すっきりとしたシルエットにファーのようなボリュームを加えるフェザーの装飾も印象的だ。また柔らかなモヘアのスーツは深い緑や赤の色合いで、秋の自然を映し出すかのよう。一方、メタリックなゴールドは大地に降り注ぐ太陽の光を想起させる。後半には、滑らかなサテンがエレガントなドレープを生むチューリップスカートにアトリエの技術を駆使したぜいたくな刺しゅうのトップスを合わせたドレススタイルや、透け感や煌めきを取り入れて「シャネル」らしい白と黒の配色を軽やかに仕上げたルックを披露した。

そしてゲストの座席に置かれていたのは、黄金に輝く麦の穂。シャネルが大切にしていたモチーフは豊かさの象徴であり、今季の牧歌的なイメージにリンクする。そんなモチーフはジュエルボタンや刺しゅうとしてデザインに用いられ、ラストを飾ったマリエ姿のモデルも麦の穂の束を携えて登場した。

高まる次章への期待

クリエイション スタジオが手掛けるコレクションは今回のクチュールで最後になり、10月にはいよいよマチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)アーティスティック・ディレクターによる新生「シャネル」が披露される。ガブリエル・シャネル、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)、ヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)、そしてこの1年間メゾンのクリエイションを守ってきたスタジオからのバトンを受け継ぐマチューは、メゾンのコードや歴史、サヴォアフェールをどのように未来へとつないでいくのか。その現代的な感性とチームワークを大切にする姿勢を生かして作り上げるフレッシュなコレクションに期待が高まる。

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ユナイテッドアローズ、「サンズ」初の単独店を渋谷パルコに 20代後半に向け提案強化

ユナイテッドアローズのメンズ業態「ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)」は7月18日、渋谷パルコ3階に初の単独店舗をオープンする。店舗面積は約145平方メートル。同業態は2010年に「ユナイテッドアローズ」原宿本店地下1階に誕生し、同店の改装に伴い一時店舗営業を休止していた。新天地では、これまでの客層よりも若い20代後半にターゲット層を広げ、新規顧客の開拓を狙う。

同業態は、主力業態「ユナイテッドアローズ」の息子(=SONS)のコンセプトでスタート。責任者の辻智也UA本部メンズ商品部DO課統括リーダー・「ユナイテッドアローズ&サンズ」課長は、「原宿店は『サンズ』にとって実家のような存在だった。親業態の『ユナイテッドアローズ』から離れ、初めての挑戦となる。『サンズ』らしい提案にいっそう磨きをかけていきたい」と意気込む。

「先進的なユナイテッドアローズを見せたい」

新店舗のコンセプトは、従来の“サルトリアル ストリート“に、新たに“シック“というワードを加え、「クラシック」「ストリート」「モダン」の3テイストで構成。店内は木目調の重厚感のある内装で、来店客がゆったりと滞在できるようにした。

店舗正面には、オープン記念で企画した「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」と「ニート(NEAT)」とのトリプルコラボのコレクションを陳列。加えて同日同フロアにオープンする「江口洋品店 江口時計」が同コレクションに合わせてセレクトしたビンテージ時計やジュエリーも合わせて販売する。

壁面には、「アシックス(ASICS)」「ナイキ(NIKE)」「ニューバランス(NEW BALANCE)」などのスニーカー群をずらりと並べた。「スニーカーは強みの1つ。ファッション性の高いアイテムを厳選し見応えのあるラインアップになっている。インバウンドからの反応も期待したい」と辻課長。「パルコ内では抜け落ちているカテゴリー」として、香水やソープなどの生活雑貨やアクセサリー類も豊富に並べた。店内奥は、ドレス類を中心とするラグジュアリーコーナー。ジャケットにグラフィックTシャツの合わせなど、ブランドの原点である型にはまらないスーツスタイルを提案する。「クラシックとカルチャーの融合を語るのがこのレーベルの特徴。先進的なユナイテッドアローズの姿を見せたい」という。

若手ブランドを拡充 ウィメンズ提案も

辻課長は「昨年11月に渋谷パルコでポップアップを開催した際に、原宿とは明確な客層の違いを感じた。原宿では商品の文脈が大事にされる一方で、渋谷はかっこいいものを瞬間的に判断して購入する人や、今っぽいアイテムをシックに着こなす人が多くいた」と分析する。また、女性客からの手応えもあったことから同店ではウィメンズおよびユニセックスの提案にも挑戦するという。スタート時には尾花大輔デザイナーがディレクションを手掛けるオリジナルブランド「ディー オー ユナイテッドアローズ バイ ダイスケ オバナ(D.O UNITED ARROWS BY DAISUKE OBANA)」のウィメンズ商品を展開。26年春夏から仕入れによるウィメンズ商品も本格的に導入し、将来的には商品構成の約2割を占める計画だ。

また、「レイドビー(LAID.B)」や「タム(TAMME)」「フジ(FUJI)」「コッキ(KHOKI)」などの若手ブランドも新たに取り扱う。「若いお客さまからの共感が得られる、若手ブランドを今後も積極的に仕入れていく」という。販売スタッフも20代のスタッフを意識的に配置した。

独自性を高める策として、オリジナル商品を強化する方針だ。現在「ドレス」「ベーシック」「モダン」の3カテゴリーで、それぞれ外部のディレクターを招へいして商品企画を進めており、26年春夏から店頭に並ぶ予定。現在仕入れとオリジナルの構成は7:3だが、今後オリジナルを5割にまで引き上げる計画だ。

今後の出店計画については、「1店舗で終わるつもりはない。オリジナル商品が軌道に乗れば、さらなる出店の可能性も出てくると思う。発信地としては関西にも出店を目指したい」とコメントした。

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ユナイテッドアローズ、「サンズ」初の単独店を渋谷パルコに 20代後半に向け提案強化

ユナイテッドアローズのメンズ業態「ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)」は7月18日、渋谷パルコ3階に初の単独店舗をオープンする。店舗面積は約145平方メートル。同業態は2010年に「ユナイテッドアローズ」原宿本店地下1階に誕生し、同店の改装に伴い一時店舗営業を休止していた。新天地では、これまでの客層よりも若い20代後半にターゲット層を広げ、新規顧客の開拓を狙う。

同業態は、主力業態「ユナイテッドアローズ」の息子(=SONS)のコンセプトでスタート。責任者の辻智也UA本部メンズ商品部DO課統括リーダー・「ユナイテッドアローズ&サンズ」課長は、「原宿店は『サンズ』にとって実家のような存在だった。親業態の『ユナイテッドアローズ』から離れ、初めての挑戦となる。『サンズ』らしい提案にいっそう磨きをかけていきたい」と意気込む。

「先進的なユナイテッドアローズを見せたい」

新店舗のコンセプトは、従来の“サルトリアル ストリート“に、新たに“シック“というワードを加え、「クラシック」「ストリート」「モダン」の3テイストで構成。店内は木目調の重厚感のある内装で、来店客がゆったりと滞在できるようにした。

店舗正面には、オープン記念で企画した「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」と「ニート(NEAT)」とのトリプルコラボのコレクションを陳列。加えて同日同フロアにオープンする「江口洋品店 江口時計」が同コレクションに合わせてセレクトしたビンテージ時計やジュエリーも合わせて販売する。

壁面には、「アシックス(ASICS)」「ナイキ(NIKE)」「ニューバランス(NEW BALANCE)」などのスニーカー群をずらりと並べた。「スニーカーは強みの1つ。ファッション性の高いアイテムを厳選し見応えのあるラインアップになっている。インバウンドからの反応も期待したい」と辻課長。「パルコ内では抜け落ちているカテゴリー」として、香水やソープなどの生活雑貨やアクセサリー類も豊富に並べた。店内奥は、ドレス類を中心とするラグジュアリーコーナー。ジャケットにグラフィックTシャツの合わせなど、ブランドの原点である型にはまらないスーツスタイルを提案する。「クラシックとカルチャーの融合を語るのがこのレーベルの特徴。先進的なユナイテッドアローズの姿を見せたい」という。

若手ブランドを拡充 ウィメンズ提案も

辻課長は「昨年11月に渋谷パルコでポップアップを開催した際に、原宿とは明確な客層の違いを感じた。原宿では商品の文脈が大事にされる一方で、渋谷はかっこいいものを瞬間的に判断して購入する人や、今っぽいアイテムをシックに着こなす人が多くいた」と分析する。また、女性客からの手応えもあったことから同店ではウィメンズおよびユニセックスの提案にも挑戦するという。スタート時には尾花大輔デザイナーがディレクションを手掛けるオリジナルブランド「ディー オー ユナイテッドアローズ バイ ダイスケ オバナ(D.O UNITED ARROWS BY DAISUKE OBANA)」のウィメンズ商品を展開。26年春夏から仕入れによるウィメンズ商品も本格的に導入し、将来的には商品構成の約2割を占める計画だ。

また、「レイドビー(LAID.B)」や「タム(TAMME)」「フジ(FUJI)」「コッキ(KHOKI)」などの若手ブランドも新たに取り扱う。「若いお客さまからの共感が得られる、若手ブランドを今後も積極的に仕入れていく」という。販売スタッフも20代のスタッフを意識的に配置した。

独自性を高める策として、オリジナル商品を強化する方針だ。現在「ドレス」「ベーシック」「モダン」の3カテゴリーで、それぞれ外部のディレクターを招へいして商品企画を進めており、26年春夏から店頭に並ぶ予定。現在仕入れとオリジナルの構成は7:3だが、今後オリジナルを5割にまで引き上げる計画だ。

今後の出店計画については、「1店舗で終わるつもりはない。オリジナル商品が軌道に乗れば、さらなる出店の可能性も出てくると思う。発信地としては関西にも出店を目指したい」とコメントした。

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「アンテプリマ」のポップアップが“オモカド”にオープン ルセラフィムのキム・チェウォンとハローキティのビジュアルを公開

「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」は7月25日〜8月7日、「ザ シェルター トーキョー(THE SHEL’TTER TOKYO)」東急プラザ表参道“オモカド”店でアンテプリマ/ワイヤーバッグ(ANTEPRIMA/WIREBAG)のポップアップストアをオープンする。7月31日までの第1部キャンペーンビジュアルには、ガールズグループLE SSERAFIM(ルセラフィム)のキム・チェウォン(KIM CHAEWON)を起用。ポケモンのキャンペーンビジュアルには、モデルの藤田ニコルらを起用した。

第1部は、ハローキティとコラボレーションしたキュートなポシェット(8万9000円)やミニポーチ(3万3000円)など、ポップアップ先行アイテムやベストセラーアイテムをそろえる。8月1日からの第2部は、ポケモンの人気キャラとのコラボアイテムを取り扱う。さらにポップアップストアで対象の商品を購入すると、”アンテプリマ オリジナル ヘアクリップ“がもらえる。カラーは2色展開でなくなり終了する。

「アンテプリマ」コラボアイテム

ベストセラーアイテムとノベルティー

店舗概要

◾️「ザ シェルター トーキョー」東急プラザ表参道“オモカド”店

日程:7月25日〜8月7日
時間:11:00〜20:00
住所:東京都渋谷区神宮前4-30-3 東急プラザ表参道原宿

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「アンテプリマ」のポップアップが“オモカド”にオープン ルセラフィムのキム・チェウォンとハローキティのビジュアルを公開

「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」は7月25日〜8月7日、「ザ シェルター トーキョー(THE SHEL’TTER TOKYO)」東急プラザ表参道“オモカド”店でアンテプリマ/ワイヤーバッグ(ANTEPRIMA/WIREBAG)のポップアップストアをオープンする。7月31日までの第1部キャンペーンビジュアルには、ガールズグループLE SSERAFIM(ルセラフィム)のキム・チェウォン(KIM CHAEWON)を起用。ポケモンのキャンペーンビジュアルには、モデルの藤田ニコルらを起用した。

第1部は、ハローキティとコラボレーションしたキュートなポシェット(8万9000円)やミニポーチ(3万3000円)など、ポップアップ先行アイテムやベストセラーアイテムをそろえる。8月1日からの第2部は、ポケモンの人気キャラとのコラボアイテムを取り扱う。さらにポップアップストアで対象の商品を購入すると、”アンテプリマ オリジナル ヘアクリップ“がもらえる。カラーは2色展開でなくなり終了する。

「アンテプリマ」コラボアイテム

ベストセラーアイテムとノベルティー

店舗概要

◾️「ザ シェルター トーキョー」東急プラザ表参道“オモカド”店

日程:7月25日〜8月7日
時間:11:00〜20:00
住所:東京都渋谷区神宮前4-30-3 東急プラザ表参道原宿

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オーストラリア発の「ステート オブ エスケープ」が伊勢丹新宿店でポップアップ開催 「ヘラルボニー」とのコラボも


リトルリーグが取り扱うオーストラリア発のバッグブランド「ステート オブ エスケープ(STATE OF ESCAPE)」は、伊勢丹新宿本店1階でポップアップを7月23日〜8月5日まで開催する。

29日までの期間は、障がいのある作家の作品を起用し新たな価値や文化を生み出す 「ヘラルボニー(HERALBONY)」とのコラボレーション商品にフィーチャーする。「ヘラルボニー」との5回目のコラボとなる今回は、「ステート オブ エスケープ」の“エスケープ(Escape)”、“フライング ソロ(Flying Solo)”、 “エブリデイ ポーチ(Everyday Pouch)”シリーズをキャンバスに、「ヘラルボニー」の所属アーティストのアートをシルクスクリーンプリントで表現した特別なアイテムを数量限定で販売する。

7月30日〜8月5日までの後半は、ブランドを象徴する“エスケープ コレクション(Escape collection)”の新色を先行販売する。また、今春発売した “エブリデイ ポーチ”も色やサイズのバリエーションを拡充してそろえる。

「ステート オブ エスケープ」は、オーストラリア・シドニー発のハンドメイドバッグブランド。“ユニークかつエッジーで、美しくデザイン性のあるキャリーオールを作る”というコンセプトのもと、アイテムを展開している。全てのコレクションには、軽量で柔らかなネオプレン素材や、ショルダーとしてセーリングロープを採用。コンパクトに畳めて水洗いが可能な機能性も兼ね備える。

■「ステート オブ エスケープ」ポップアップショップ
日程:7月23日~8月5日
営業時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店 本館1階 ハンドバッグ・財布 プロモーションスペース
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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オーストラリア発の「ステート オブ エスケープ」が伊勢丹新宿店でポップアップ開催 「ヘラルボニー」とのコラボも


リトルリーグが取り扱うオーストラリア発のバッグブランド「ステート オブ エスケープ(STATE OF ESCAPE)」は、伊勢丹新宿本店1階でポップアップを7月23日〜8月5日まで開催する。

29日までの期間は、障がいのある作家の作品を起用し新たな価値や文化を生み出す 「ヘラルボニー(HERALBONY)」とのコラボレーション商品にフィーチャーする。「ヘラルボニー」との5回目のコラボとなる今回は、「ステート オブ エスケープ」の“エスケープ(Escape)”、“フライング ソロ(Flying Solo)”、 “エブリデイ ポーチ(Everyday Pouch)”シリーズをキャンバスに、「ヘラルボニー」の所属アーティストのアートをシルクスクリーンプリントで表現した特別なアイテムを数量限定で販売する。

7月30日〜8月5日までの後半は、ブランドを象徴する“エスケープ コレクション(Escape collection)”の新色を先行販売する。また、今春発売した “エブリデイ ポーチ”も色やサイズのバリエーションを拡充してそろえる。

「ステート オブ エスケープ」は、オーストラリア・シドニー発のハンドメイドバッグブランド。“ユニークかつエッジーで、美しくデザイン性のあるキャリーオールを作る”というコンセプトのもと、アイテムを展開している。全てのコレクションには、軽量で柔らかなネオプレン素材や、ショルダーとしてセーリングロープを採用。コンパクトに畳めて水洗いが可能な機能性も兼ね備える。

■「ステート オブ エスケープ」ポップアップショップ
日程:7月23日~8月5日
営業時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店 本館1階 ハンドバッグ・財布 プロモーションスペース
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「ジョジョの奇妙な冒険」の世界初ショップ、申し込み殺到で当面の間は事前予約制に 渋谷パルコ

渋谷パルコはは7月24日、6階に超人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」の世界初の公式ショップ「ザ ジョジョワールド(THE✬JOJO WORLD)」をオープンする。店舗面積は約80坪(約264㎡)で、オリジナルグッズ販売のほか体験型のアトラクションゲームなどもある。記者会見に登場した原作者の荒木飛呂彦氏は「今回のために9人の主人公のイラストを描き下ろして入口に設置した。渋谷パルコの守り神になってほしい」と語った。

店舗の運営はバンダイナムコエクスペリエンス。6月5日から入店のための抽選予約を行ってきたが、現時点で申し込みが殺到しており、当面の間は事前予約制(入場は無料)になる。

店舗は88種類のオリジナルグッズや2種のミニゲーム、ジョジョの世界観に没入できるアトラクション、カフェ、イギーおみくじ、ガシャポンなどを設置。店内の随所に”スタンド”が隠れており、探しながら買い物をしたり、一定時間になると「ザ・ワールド」により時間が止まる映像演出など、まさに「ジョジョワールド」が楽しめる多数の演出がなされている。同店舗のプロデューサーを務めた久家麻衣子氏は「ミニゲームやグッズは定期的に入れ替えて、何度来ても楽しめ、店舗も変化し、進化していく」という。

同社は2021年3月以降、体験型イベントとして「ジョジョワールド」を日本全国に加え、米国など海外でも実施、累計の来場者数は45万人以上を集めていた。

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沖縄のハイエンドホテル「セブン バイ セブン 石垣」が新ムービー公開 夏限定ファミリープランも開始

沖縄・石垣島にあるハイエンドホテル「セブン バイ セブン ⽯垣」は、新たにキャンペーンムービーを公開した。動画は、同ホテルを手掛けたデイビッド・ミスキン(David Miskin)=チーフクリエイティブディレクター自らがナビゲート。客室やプール、レストランを巡りながら、コンセプトやこだわりの空間デザイン、地元文化へのリスペクトなど、ホテルに込めた思いを余すことなく語っている。

「セブン バイ セブン 石垣」は、ラグジュアリーとセルフホスピタリティーを掛け合わせた、新しいスタイルを提唱するハイエンドホテルだ。客室は全121室21タイプを用意。青い海と白砂がまぶしいマエサトビーチ至近に佇む、海外リゾートを思わせる非日常なロケーションで、喧騒を離れて心ゆくまでくつろげる。

そんな同ホテルは、期間限定で小学生以下の宿泊料が無料になるファミリープランをスタート。全客室が割引対象となっており、家族4人(大人2人・子ども2人)での宿泊でも、大人2人分の料金のみで利用可能。夏の思い出作りを後押しする。

多彩な客室をそろえる中でも、ファミリーにおすすめなのが“バンクタイプ”だ。2段ベッドを備えており、子どもたちがワクワクする遊び心あふれる空間に。滞在を楽しく彩る部屋にデザインしている。期間中は、シーサー色塗り体験や星空天体観測などの、子どもも大人も楽しめる各種アクティビティーを提供する予定だ。

施設内には、サウナを併設した大人専用のインフィニティプールと、子連れでも安心して楽しめるファミリープールの2種を用意。日中は家族で、夕暮れ時は大人だけで。時間帯によって異なる楽しみ方ができるよう設計されており、刻々と表情を変えるリゾートの魅力をぜいたくに堪能できる。

ほかにも、地元⾷材を使⽤したラテンイタリア料理を楽しめるレストラン、プロサウナー集団「TTNE」がプロデュースした“シーサーサウナ”、200種類のジンを取りそろえているバーなども完備。滞在そのものがアクティビティーになる、充実のホテルステイをかなえる。

問い合わせ先
セブン バイ セブン 石垣
ishigaki@sevenxseven.com

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沖縄のハイエンドホテル「セブン バイ セブン 石垣」が新ムービー公開 夏限定ファミリープランも開始

沖縄・石垣島にあるハイエンドホテル「セブン バイ セブン ⽯垣」は、新たにキャンペーンムービーを公開した。動画は、同ホテルを手掛けたデイビッド・ミスキン(David Miskin)=チーフクリエイティブディレクター自らがナビゲート。客室やプール、レストランを巡りながら、コンセプトやこだわりの空間デザイン、地元文化へのリスペクトなど、ホテルに込めた思いを余すことなく語っている。

「セブン バイ セブン 石垣」は、ラグジュアリーとセルフホスピタリティーを掛け合わせた、新しいスタイルを提唱するハイエンドホテルだ。客室は全121室21タイプを用意。青い海と白砂がまぶしいマエサトビーチ至近に佇む、海外リゾートを思わせる非日常なロケーションで、喧騒を離れて心ゆくまでくつろげる。

そんな同ホテルは、期間限定で小学生以下の宿泊料が無料になるファミリープランをスタート。全客室が割引対象となっており、家族4人(大人2人・子ども2人)での宿泊でも、大人2人分の料金のみで利用可能。夏の思い出作りを後押しする。

多彩な客室をそろえる中でも、ファミリーにおすすめなのが“バンクタイプ”だ。2段ベッドを備えており、子どもたちがワクワクする遊び心あふれる空間に。滞在を楽しく彩る部屋にデザインしている。期間中は、シーサー色塗り体験や星空天体観測などの、子どもも大人も楽しめる各種アクティビティーを提供する予定だ。

施設内には、サウナを併設した大人専用のインフィニティプールと、子連れでも安心して楽しめるファミリープールの2種を用意。日中は家族で、夕暮れ時は大人だけで。時間帯によって異なる楽しみ方ができるよう設計されており、刻々と表情を変えるリゾートの魅力をぜいたくに堪能できる。

ほかにも、地元⾷材を使⽤したラテンイタリア料理を楽しめるレストラン、プロサウナー集団「TTNE」がプロデュースした“シーサーサウナ”、200種類のジンを取りそろえているバーなども完備。滞在そのものがアクティビティーになる、充実のホテルステイをかなえる。

問い合わせ先
セブン バイ セブン 石垣
ishigaki@sevenxseven.com

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目黒蓮やTWICEミナが着こなす「フェンディ」のイットバッグ “フェンディ スパイ”が登場

「フェンディ(FENDI)」はフェンディ家3代目となるシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)によって2005年に誕生し、世界中で“イットバッグ”ブームを巻き起こした“フェンディ スパイ(FENDI Spy)”を2025-26年秋冬ウィメンズコレクションから復刻する。これに合わせ、ブランドアンバサダーを務めるTWICEミナ(MINA)や目黒蓮、川口春奈、Stray Kids(ストレイキッズ)のバンチャン(Bang Chan)をはじめ、佐野勇斗や藤田ニコル、歌手のピンクパンサレス(PinkPantheress)らが“フェンディ スパイ”を使用した着こなしを披露した。「フェンディ」直営店および公式オンラインストアで取り扱い中だ。

>「フェンディ」2025-26年秋冬コレクション

“フェンディ スパイ”をセレブリティーが着用

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目黒蓮やTWICEミナが着こなす「フェンディ」のイットバッグ “フェンディ スパイ”が登場

「フェンディ(FENDI)」はフェンディ家3代目となるシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)によって2005年に誕生し、世界中で“イットバッグ”ブームを巻き起こした“フェンディ スパイ(FENDI Spy)”を2025-26年秋冬ウィメンズコレクションから復刻する。これに合わせ、ブランドアンバサダーを務めるTWICEミナ(MINA)や目黒蓮、川口春奈、Stray Kids(ストレイキッズ)のバンチャン(Bang Chan)をはじめ、佐野勇斗や藤田ニコル、歌手のピンクパンサレス(PinkPantheress)らが“フェンディ スパイ”を使用した着こなしを披露した。「フェンディ」直営店および公式オンラインストアで取り扱い中だ。

>「フェンディ」2025-26年秋冬コレクション

“フェンディ スパイ”をセレブリティーが着用

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「キス」が「ニューバランス」と再びタッグ 夏の雰囲気を落とし込んだスニーカー3色をラインアップ

「キス(KITH)」は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」と再びパートナーシップを組み、スニーカー“キス フォー ニューバランス 204L(KITH FOR NEW BALANCE 204L)”を発売する。7月18日に「キス」東京店、同大阪店で店頭抽選販売するほか、同日11時から「キス」公式オンライン、同公式アプリなどでも販売する。なお、価格は発売まで非公開だ。

“キス フォー ニューバランス 204L”

本スニーカーは、夏の雰囲気をイメージした、カメリアとサンバースト、ブルーベルの3色をラインアップ。スエードとヌバックのアッパーと、メッシュ地のアンダーレイを組み合わせ、側面にはリフレクティブ素材の“N”ロゴ、ヒール部分の背面に「キス」と「ニューバランス」の共同ブランディングを刺しゅうする。リフレクティブ仕様のシューレースが付属する。

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仏バッグ「モワナ」初のペットコレクション、伊勢丹新宿店でお目見え

仏バッグブランド「モワナ(MOYNAT)」は7月22日まで、伊勢丹新宿本店でポップアップを開催している。2月にパリの老舗百貨店ボン・マルシェ(LE BON MARCHE)でお披露目した、ブランド初のペットコレクションが目玉。

ペットコレクションは、ベストセラーの“Mキャンバス”シリーズから登場。アイテムは、5kgほどの小型犬を運べるペット トート(31万6800円)や首輪(7万400円)、リード(8万9100円)、ペットボウル(43万3400円)など。どれも、“M”モチーフの総柄があしらわれている。

会場では、6月のメンズ・ファッション・ウイーク中にボン・マルシェで発表した“ビンテージ M キャンバス トート”(33万4400円)の販売も。アーカイブ・トランクに着想したペイントが目を引く。そのほか、ホーボーバッグ(35万8600円)や、ポシェット(11万7700円)ムーンバッグ(16万2800円)など、“M キャンバス”の新作5型も取り扱う。

■「モワナ」ポップアップ
日程:7月16〜22日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿店本館1階 ハンドバッグプロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

アイテム一部

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【一粒万倍日】「フェラガモ」からウオレットやカードケース ウィメンズとメンズ共にラインアップ

「フェラガモ(FERRAGAMO)」は、一粒万倍日、天赦日(てんしゃび)、大安の3つの吉日が重なる、7月24日の最強開運日に向け、ウィメンズとメンズのウオレット、カードケースなどを発売した。

ウオレットやカードケース、
フラグメントケースをラインアップ

ウィメンズのアイテムは、“ダブル・ガンチーニ”モチーフをあしらい、カーフ素材で仕上げた、オレンジの“ガンチーニ カードウォレット”(7万1500円)、オレンジとブルーの“ガンチーニ 二つ折り財布”(6万2700円)、ブルーの“ガンチーニ カードケース”(3万3000円)をラインアップする。

メンズのアイテムは、カーフスキンとスエードの紐を折り合わせた“二つ折り財布”(8万2500円)と二つ折り型の“カードケース”(5万9400円)、フラット型の“カードケース”(4万6200円)、ブラックとモスグリーン、ブラウンの3色を合わせ、カーフ素材で制作した、“カードケース”(5万7200円)と“フラグメントケース”(6万4900円)を販売する。

7月24日は最強開運日

7月24日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、万事に進んでよしとされる“大安”が重なるトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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大丸松坂屋がショッピングバッグを一新した理由 「本店がない」百貨店の“変革“の旗印

大丸松坂屋百貨店は7月30日から、全国15店舗のショッピングバッグなどの包装資材を一新する。包材の刷新は大丸が35年ぶり、松坂屋が23年ぶり。新包材は大丸と松坂屋で異なるデザインでS・M・Lの3サイズを展開。まずは一部売場から順次導入する。

宗森耕二社長は「百貨店のショッピングバッグは屋号を象徴するシンボル。大胆な刷新には不安もあったが、今こそ変革のタイミングと判断した」と話す。

「大丸松坂屋とは何者か」

大丸松坂屋百貨店は、2007年に大丸と松坂屋が経営統合し、2010年に誕生した。以降、同社は本店を持たず、全国の土地に根付いた個々の色が強い店舗を展開してきた。しかし、「コーポレートとしての見え方に配慮してこなかった」(寺井孝夫ブランディング戦略室室長)という課題を抱えていた。小売・百貨店業界で競争が激化し、差別化が難しさを増す中で、「大丸松坂屋とは何者か」に向き合う必要があったという。

社内外での議論を通じて「各店舗の印象がバラバラ」という問題の裏に企業としての価値観や思想がバラバラだったという根本課題に気づいた。また、「本店がない」「地域でバラバラ」であることは、画一的で均一になりやすい時代において、むしろ強みでありDNAだと認識。さらに、歴史、土地、うつろい、気持ちの“4つの眼差し”という企業としての共通する価値観に気づいた。

店舗の「つないできた歴史」や「それぞれの地域性」、「時代の空気感や瞬間の美しさ」「お客さまへの心配り」。この“4つの眼差し”の価値観を「百様」と名付け、可視化して社内外に浸透する手段として今回のビジュアル刷新を実施した。

「ショッピングバッグは屋号の象徴であり、歩く広告。お客様への外部的な発信であると同時に従業員にとってのインナーブランディングの役割も大きい」(寺井ブランディング戦略室室長)。

「百様図」でビジュアル化

「百様」の価値観をビジュアル化したパターンが「百様図」だ。曼荼羅や万華鏡のように多様な柄で構成したデザインは日本デザインセンターの三澤遥氏が手がけた。大丸と松坂屋がそれぞれ持つシンボルマークから、丸と四角の形を抽象化し、色は伝統色であるピーコックグリーンとロイヤルブルーを継承した。丸や四角の形を紙から抜き、その台紙を組み合わせて立体的なグラフィックに仕上げた。

大丸と松坂屋のデザインの親和性について「2つのデザインは兄弟・姉妹のような関係性を見出した。よく見ると個性があり、似ているけど違うところがある。紙袋でそんな関係性を表現した」(三澤デザイナー)。小・中・大それぞれ「百様図」の異なる部分のパターンを使用しているため、柄が異なりながらも下辺のラインが横に並べると地平線のようにつながる構成とした。包装紙はそれぞれのイメージカラー1色を使用した「百様図」を採用している。

ショッピングバックの刷新にあたり、全国15店舗の地元顧客に向けた手紙も作成。各地の文化や記憶を反映し、15のパターンを用意。コピーライターの長瀬香子氏が現地取材を重ね、各店の従業員からアイデアを集めて制作した。「土地の匂いが立ち上がるように作成した。地元の方にとってラブレターになり、文化に想いを馳せる時間が生まれたらうれしい」(長瀬コピーライター)。

今回の刷新は2025年までの中期経営計画「変革期」の一環であるとした。従業員にとっても「屋号の象徴」である包材を通じてインナーブランディングを進めてブランド価値の浸透と再認識を図り、次の「飛躍期」へとつなげる。

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大丸松坂屋がショッピングバッグを一新した理由 「本店がない」百貨店の“変革“の旗印

大丸松坂屋百貨店は7月30日から、全国15店舗のショッピングバッグなどの包装資材を一新する。包材の刷新は大丸が35年ぶり、松坂屋が23年ぶり。新包材は大丸と松坂屋で異なるデザインでS・M・Lの3サイズを展開。まずは一部売場から順次導入する。

宗森耕二社長は「百貨店のショッピングバッグは屋号を象徴するシンボル。大胆な刷新には不安もあったが、今こそ変革のタイミングと判断した」と話す。

「大丸松坂屋とは何者か」

大丸松坂屋百貨店は、2007年に大丸と松坂屋が経営統合し、2010年に誕生した。以降、同社は本店を持たず、全国の土地に根付いた個々の色が強い店舗を展開してきた。しかし、「コーポレートとしての見え方に配慮してこなかった」(寺井孝夫ブランディング戦略室室長)という課題を抱えていた。小売・百貨店業界で競争が激化し、差別化が難しさを増す中で、「大丸松坂屋とは何者か」に向き合う必要があったという。

社内外での議論を通じて「各店舗の印象がバラバラ」という問題の裏に企業としての価値観や思想がバラバラだったという根本課題に気づいた。また、「本店がない」「地域でバラバラ」であることは、画一的で均一になりやすい時代において、むしろ強みでありDNAだと認識。さらに、歴史、土地、うつろい、気持ちの“4つの眼差し”という企業としての共通する価値観に気づいた。

店舗の「つないできた歴史」や「それぞれの地域性」、「時代の空気感や瞬間の美しさ」「お客さまへの心配り」。この“4つの眼差し”の価値観を「百様」と名付け、可視化して社内外に浸透する手段として今回のビジュアル刷新を実施した。

「ショッピングバッグは屋号の象徴であり、歩く広告。お客様への外部的な発信であると同時に従業員にとってのインナーブランディングの役割も大きい」(寺井ブランディング戦略室室長)。

「百様図」でビジュアル化

「百様」の価値観をビジュアル化したパターンが「百様図」だ。曼荼羅や万華鏡のように多様な柄で構成したデザインは日本デザインセンターの三澤遥氏が手がけた。大丸と松坂屋がそれぞれ持つシンボルマークから、丸と四角の形を抽象化し、色は伝統色であるピーコックグリーンとロイヤルブルーを継承した。丸や四角の形を紙から抜き、その台紙を組み合わせて立体的なグラフィックに仕上げた。

大丸と松坂屋のデザインの親和性について「2つのデザインは兄弟・姉妹のような関係性を見出した。よく見ると個性があり、似ているけど違うところがある。紙袋でそんな関係性を表現した」(三澤デザイナー)。小・中・大それぞれ「百様図」の異なる部分のパターンを使用しているため、柄が異なりながらも下辺のラインが横に並べると地平線のようにつながる構成とした。包装紙はそれぞれのイメージカラー1色を使用した「百様図」を採用している。

ショッピングバックの刷新にあたり、全国15店舗の地元顧客に向けた手紙も作成。各地の文化や記憶を反映し、15のパターンを用意。コピーライターの長瀬香子氏が現地取材を重ね、各店の従業員からアイデアを集めて制作した。「土地の匂いが立ち上がるように作成した。地元の方にとってラブレターになり、文化に想いを馳せる時間が生まれたらうれしい」(長瀬コピーライター)。

今回の刷新は2025年までの中期経営計画「変革期」の一環であるとした。従業員にとっても「屋号の象徴」である包材を通じてインナーブランディングを進めてブランド価値の浸透と再認識を図り、次の「飛躍期」へとつなげる。

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「エトロ」、日本初のホームコレクションの旗艦店を銀座に レセプションに髙橋海人

「エトロ(ETRO)」は、日本初となる「エトロホーム」のフラッグシップストアおよびショールームを、東京・エトロ銀座本店地下1階に7月23日にオープンする。14日に行われたレセプションパーティーには、ブランドアンバサダーを務めるKing & Princeの髙橋海人も来場した。

約200平方メートルの店内では、リビング、ダイニング、ベッドルームと複数のゾーンに分けて、多様な生活スタイルに対応したスタイリングをキュレーション形式で提案する。カーテンやクッションなどファブリック製品を中心に、好みのテキスタイルでカスタムできるオーダーサービスも提供する。2017年からパートナーシップを契約するオニーログループ(ONIRO GROUP)がインテリアコレクションの製造と流通を担う。

同社は近年、不動産プロジェクト「エトロレジデンス プーケット」をタイ・プーケットで開始。ライフスタイルブランドとしての存在感を強化している。

■「エトロホーム」フラッグシップストア・ショールーム

オープン日:7月23日
場所:エトロ銀座本店
住所:東京都中央区銀座6-6-1 地下1階

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「エトロ」、日本初のホームコレクションの旗艦店を銀座に レセプションに髙橋海人

「エトロ(ETRO)」は、日本初となる「エトロホーム」のフラッグシップストアおよびショールームを、東京・エトロ銀座本店地下1階に7月23日にオープンする。14日に行われたレセプションパーティーには、ブランドアンバサダーを務めるKing & Princeの髙橋海人も来場した。

約200平方メートルの店内では、リビング、ダイニング、ベッドルームと複数のゾーンに分けて、多様な生活スタイルに対応したスタイリングをキュレーション形式で提案する。カーテンやクッションなどファブリック製品を中心に、好みのテキスタイルでカスタムできるオーダーサービスも提供する。2017年からパートナーシップを契約するオニーログループ(ONIRO GROUP)がインテリアコレクションの製造と流通を担う。

同社は近年、不動産プロジェクト「エトロレジデンス プーケット」をタイ・プーケットで開始。ライフスタイルブランドとしての存在感を強化している。

■「エトロホーム」フラッグシップストア・ショールーム

オープン日:7月23日
場所:エトロ銀座本店
住所:東京都中央区銀座6-6-1 地下1階

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キャサリン妃の2025年春夏コーデを振り返り お気に入りは「ジャンヴィト ロッシ」のパンプス

英国王室のケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は、今年も鮮やかなファッションで世界中から注目を浴びている。2025年の春夏シーズンは、これまで通り英国発ブランドを好んで着用したほか、イタリアの高級シューズブランド「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」のパンプスを履いた姿が多く見られた。エレガントなドレスにハットという定番スタイルからパンツスーツスタイルまで、各イベントに合わせた着こなしを振り返る。

「ディオール」で仏大統領夫妻をお出迎え

キャサリン妃は7月8日(現地時間、以下同)、ウィンザー城でエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領とブリジット・マクロン(Brigitte Macron)夫人を迎えた。この日は、「ディオール(DIOR)」の“ローズ デ ヴァン”というピンクカラーの“30 モンテーニュ バー ジャケット”とチュール素材のプリーツスカート、「ジャンヴィト ロッシ」のスエードパンプスでフェミニンなルックを披露した。ハットは、帽子ブランド「ジェス・コレット・ミリナー(JESS COLLETT MILLINER)」と「セフィン(CEFINN)」のコラボレーションによるもので、ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元皇太子妃(以下、ダイアナ妃)の3連パールネックレスと、“コリングウッド ダイヤモンド&パール イヤリング”も身につけていた。

 

同日に開催された公式晩餐会では、サラ・バートン(Sarah Burton)がデザインした「ジバンシィ(GIVENCHY)」のエレガントなドレスを着用。ドレスと同色のスズランの刺しゅうが施されたクラッチバッグも「ジバンシィ」のもので、足元には「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」のバーガンディのベルベットパンプスを合わせた。アクセサリーには、推定130万ドル(約1億8800万円)の“ラバーズ ノット ティアラ”と、“グレヴィル シャンデリア イヤリング”、ダイアナ妃の3連パールブレスレットをチョイスした。

カジュアルなスーツ姿も披露

7月2日には、イングランド南東部コルチェスターにある病院のウェルビーングガーデンを訪れた。「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」のコットンポプリン地のストライプシャツに、「ブレーズ・ミラノ(BLAZE MILANO)」のピンストライプ柄のダブルブレストブレザーを羽織り、チョコレートブラウンカラーのパンツとベルト、「ヴェジャ(VEJA)」のレザースニーカーでコーデをまとめた。アクセサリーは、「カルティエ(CARTIER)」のブレスレットとホワイトゴールドのイヤリング、ロンドンを拠点とするジュエリーブランド「オーリー ジュエリー(AUREE JEWELRY)」のネックレスを身につけた。

ブレザードレス×ビンテージジュエリー

6月16日、ウィンザー城の聖ジョージ教会で「ガーター勲章」授与式に出席したキャサリン妃は「セルフ-ポートレート(SELF-PORTRAIT)」から、ブレザースタイルの上半身に、裾がレースになったミディ丈のスカートがついたドレスを着用。「ジャンヴィト ロッシ」のニュートラルカラーのスエードパンプス、「スーザン・カプラン(SUSAN CAPLAN)」の5連フェイクパールネックレスとビンテージフェイクパールのイヤリングを合わせてコーディネートした。

「マックイーン」で“パワー・ドレッシング”

6月10日には、「マックイーン(McQUEEN)」に身を包んでロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート美術館を訪問。エレクトリックブルーのクレープジャケットに同色のシガレットウールのパンツ、「ラルフローレン」の白いパフスリーブのトップス、「プラダ(PRADA)」のネイビーのスエードパンプスという“パワー・ドレッシング”なスーツスタイルを披露した。アクセサリーには、ロンドンのジュエリーブランド「カルーセル ジュエルズ(CAROUSEL JEWELS)」による瑠璃と月長石のイヤリング、ニューヨークのジュエリーブランド「ローラ ロンバルディ(LAURA LOMBARDI)」のイエローゴールドのネックレスを合わせた。

艦艇命名式にはマリンルックで

キャサリン妃は5月22日、スコットランドのグラスゴーで英国海軍のフリゲート艦“HMS グラスゴー”の命名式に参加。「スザンナ ロンドン(SUZANNAH LONDON)」のネイビーのコートドレスを身にまとい、「フィリップ・トレーシー(PHILIP TREACY)」のソーサーハット、「ジャンヴィト ロッシ」のスエードパンプスでスタリングした。クラッチバッグは「エミー ロンドン(EMMY LONDON)」のもので、ダイアナ妃のサファイアとダイヤモンドのイヤリングも身につけた。

トレンドのバターイエローを取り入れたルック

5月20日には、バッキンガム宮殿のガーデンパーティーに姿を見せた。ウエストの位置でクロスされた生地が印象的な「エミリア ウィックステッド(EMILIA WICKSTEAD)」のバターイエローのドレスを着用し、「ジャンヴィト ロッシ」のスエードパンプス、「ロビンソン ペラム(ROBINSON PELHAM)」のイヤリング、「フォーエバー ニュー(FOREVER NEW)」のクラッチバッグを合わせた。コーデを仕上げたのは「フィリップ・トレーシー」によるファシネーターと呼ばれるヘッドドレスで、ブーケの花が目を引くデザインだった。

「ヴィクトリア ベッカム」のスーツも着用

5月13日には、「エリザベス2世英国デザイン賞」授賞式に出席。「ヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」2025年春夏コレクションからオリーブグリーンのブレザーと同色のパンツというスーツスタイルで登場した。

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キャサリン妃の2025年春夏コーデを振り返り お気に入りは「ジャンヴィト ロッシ」のパンプス

英国王室のケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は、今年も鮮やかなファッションで世界中から注目を浴びている。2025年の春夏シーズンは、これまで通り英国発ブランドを好んで着用したほか、イタリアの高級シューズブランド「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」のパンプスを履いた姿が多く見られた。エレガントなドレスにハットという定番スタイルからパンツスーツスタイルまで、各イベントに合わせた着こなしを振り返る。

「ディオール」で仏大統領夫妻をお出迎え

キャサリン妃は7月8日(現地時間、以下同)、ウィンザー城でエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領とブリジット・マクロン(Brigitte Macron)夫人を迎えた。この日は、「ディオール(DIOR)」の“ローズ デ ヴァン”というピンクカラーの“30 モンテーニュ バー ジャケット”とチュール素材のプリーツスカート、「ジャンヴィト ロッシ」のスエードパンプスでフェミニンなルックを披露した。ハットは、帽子ブランド「ジェス・コレット・ミリナー(JESS COLLETT MILLINER)」と「セフィン(CEFINN)」のコラボレーションによるもので、ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元皇太子妃(以下、ダイアナ妃)の3連パールネックレスと、“コリングウッド ダイヤモンド&パール イヤリング”も身につけていた。

 

同日に開催された公式晩餐会では、サラ・バートン(Sarah Burton)がデザインした「ジバンシィ(GIVENCHY)」のエレガントなドレスを着用。ドレスと同色のスズランの刺しゅうが施されたクラッチバッグも「ジバンシィ」のもので、足元には「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」のバーガンディのベルベットパンプスを合わせた。アクセサリーには、推定130万ドル(約1億8800万円)の“ラバーズ ノット ティアラ”と、“グレヴィル シャンデリア イヤリング”、ダイアナ妃の3連パールブレスレットをチョイスした。

カジュアルなスーツ姿も披露

7月2日には、イングランド南東部コルチェスターにある病院のウェルビーングガーデンを訪れた。「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」のコットンポプリン地のストライプシャツに、「ブレーズ・ミラノ(BLAZE MILANO)」のピンストライプ柄のダブルブレストブレザーを羽織り、チョコレートブラウンカラーのパンツとベルト、「ヴェジャ(VEJA)」のレザースニーカーでコーデをまとめた。アクセサリーは、「カルティエ(CARTIER)」のブレスレットとホワイトゴールドのイヤリング、ロンドンを拠点とするジュエリーブランド「オーリー ジュエリー(AUREE JEWELRY)」のネックレスを身につけた。

ブレザードレス×ビンテージジュエリー

6月16日、ウィンザー城の聖ジョージ教会で「ガーター勲章」授与式に出席したキャサリン妃は「セルフ-ポートレート(SELF-PORTRAIT)」から、ブレザースタイルの上半身に、裾がレースになったミディ丈のスカートがついたドレスを着用。「ジャンヴィト ロッシ」のニュートラルカラーのスエードパンプス、「スーザン・カプラン(SUSAN CAPLAN)」の5連フェイクパールネックレスとビンテージフェイクパールのイヤリングを合わせてコーディネートした。

「マックイーン」で“パワー・ドレッシング”

6月10日には、「マックイーン(McQUEEN)」に身を包んでロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート美術館を訪問。エレクトリックブルーのクレープジャケットに同色のシガレットウールのパンツ、「ラルフローレン」の白いパフスリーブのトップス、「プラダ(PRADA)」のネイビーのスエードパンプスという“パワー・ドレッシング”なスーツスタイルを披露した。アクセサリーには、ロンドンのジュエリーブランド「カルーセル ジュエルズ(CAROUSEL JEWELS)」による瑠璃と月長石のイヤリング、ニューヨークのジュエリーブランド「ローラ ロンバルディ(LAURA LOMBARDI)」のイエローゴールドのネックレスを合わせた。

艦艇命名式にはマリンルックで

キャサリン妃は5月22日、スコットランドのグラスゴーで英国海軍のフリゲート艦“HMS グラスゴー”の命名式に参加。「スザンナ ロンドン(SUZANNAH LONDON)」のネイビーのコートドレスを身にまとい、「フィリップ・トレーシー(PHILIP TREACY)」のソーサーハット、「ジャンヴィト ロッシ」のスエードパンプスでスタリングした。クラッチバッグは「エミー ロンドン(EMMY LONDON)」のもので、ダイアナ妃のサファイアとダイヤモンドのイヤリングも身につけた。

トレンドのバターイエローを取り入れたルック

5月20日には、バッキンガム宮殿のガーデンパーティーに姿を見せた。ウエストの位置でクロスされた生地が印象的な「エミリア ウィックステッド(EMILIA WICKSTEAD)」のバターイエローのドレスを着用し、「ジャンヴィト ロッシ」のスエードパンプス、「ロビンソン ペラム(ROBINSON PELHAM)」のイヤリング、「フォーエバー ニュー(FOREVER NEW)」のクラッチバッグを合わせた。コーデを仕上げたのは「フィリップ・トレーシー」によるファシネーターと呼ばれるヘッドドレスで、ブーケの花が目を引くデザインだった。

「ヴィクトリア ベッカム」のスーツも着用

5月13日には、「エリザベス2世英国デザイン賞」授賞式に出席。「ヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」2025年春夏コレクションからオリーブグリーンのブレザーと同色のパンツというスーツスタイルで登場した。

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【スナップ】大谷翔平・真美子夫人、山本由伸、菊池雄星らが登場 「MLBオールスターゲーム2025」

 

「MLBオールスターゲーム2025」が7月15日(現地時間)、アトランタのトゥルーイスト・パークで開催され、レッドカーペットに大谷翔平、真美子夫人、山本由伸、菊池雄星、瑠美夫人らが登場した。大谷は、「ボス(BOSS)」のオールホワイトの“Gary スニーカー グレインレザー コンシールシューレース”(8万6680円)を着用していた。

レッドカーペットスナップ

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「MLBオールスターゲーム2025」が7月15日(現地時間)、アトランタのトゥルーイスト・パークで開催され、レッドカーペットに大谷翔平、真美子夫人、山本由伸、菊池雄星、瑠美夫人らが登場した。大谷は、「ボス(BOSS)」のオールホワイトの“Gary スニーカー グレインレザー コンシールシューレース”(8万6680円)を着用していた。

レッドカーペットスナップ

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小宮山書店が「ポーター」表参道でイベントを開催 数量限定でコラボバッグの販売も

東京・神保町で80年以上続く老舗古書店の小宮山書店は、吉田カバンの旗艦店「ポーター(PORTER)」表参道ギャラリー1でイベントを開催する。期間は7月19日〜8月11日。同イベントでは、小宮山書店がセレクトした幅広いジャンルの古書を週替わりでテーマを変えて、展示と販売をする。また、“本を持ち運ぶ"をコンセプトにした数量限定のコラボトートバッグ(7万7000円)も販売。「ポーター」表参道、吉田カバンオフィシャルオンラインストア、小宮山書店で取り扱う。

コラボアイテムは、イベントの開催を記念して発売する。デザインは、A4サイズの書類や雑誌類が入る大きさで設計した。開口部にはホックの他にナスカンで止めることができるベルトを取り付け、荷物をたくさん入れても開口部を閉じることができる仕様だ。外装ポケットのほか、内装にも3つのポケットを配し、荷物を収納することができる。さらに、取り外しできるショルダーストラップを付属し、斜め掛けで使用することも可能。デイリーユースからショートトリップにも最適なアイテムだ。

イベント詳細

小宮山書店 in the 「ポーター」 ギャラリー 1

開催期間:7月19日~8月11日
開催場所: 「ポーター」表参道ギャラリー1
住  所:東京都渋谷区神宮前5-6-8
営業時間:12:00~20:00

アイテム詳細

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ジャパニーズ・ブレックファストが語る 韓国滞在、ジェンダー、ファッション、文学、そして新作について

ジャパニーズ・ブレックファスト(Japanese Breakfast)として知られるミシェル・ザウナー(Michelle Zauner)の活動は、ここ数年で目覚ましい展開を見せている。音楽にとどまらず、文学やファッション、映像といった領域にも表現の場を広げ、その創作はジャンルの垣根を越えて多面的に展開されてきた。とりわけ、韓国系アメリカ人としてのルーツと、母の死という私的な喪失を綴った回想録「Hマートで泣きながら」で見せた、心の奥底に触れるような語りと、個と社会をつなぐ繊細なまなざしは、彼女を単なる“ミュージシャン”の枠には収めきれない存在にしている。

グラミー賞のノミネートも受けた3作目「Jubilee」(2021年)のツアー終了後、韓国に1年間滞在し、語学を学びながら現地での生活を送ったミシェル。その時間は、彼女にとって自身のルーツをあらためて見つめ直す機会でもあった。アメリカで育った韓国系女性という“中間的な存在”としての自覚。言語や世代の違いがもたらす文化的な隔たり、日常のふるまいや関係性に生じる微妙な揺らぎ――そうした「ずれ」を肯定し、受け入れることで彼女のアイデンティティーはより柔軟で、開かれたものへと形を変えていった。今年リリースされた最新アルバム「For Melancholy Brunettes (& Sad Women)(「フォー・メランコリー・ブルネッツ(&サッド・ウィメン))」、リリース。には、その思索が静かに、けれど確かなかたちで息づいている。

同時に、彼女の表現の根底には、個人の内面を超えて社会の構造に目を向ける視点がある。保守的な価値観が根強く残る社会で若者たちが抱える葛藤。特に、女性として日常的に経験してきた違和感や恐怖は、近年の作品にも色濃く刻まれていて、ネット社会や政治環境におけるジェンダーの問題にも彼女は鋭い眼差しを向ける。ただし、その批評的な感性は、あくまで自身の痛みや実感を出発点としながら、丁寧な語り口で社会と接続されていく。その姿勢こそが、彼女の創作を根底から支えている。

文化、言語、社会、政治、ジェンダー。さまざまな要素が交差する場所に身を置き、そのあわいで見えてきた感情や記憶を、音楽や言葉、あるいは身体の動きとして表現へと変換していく。それは、経験を重ねた今だからこそ選べる彼女のスタイルであり、また、制約の多い社会の中で、どれだけ自由に自分でいられるかを探る試みでもあるのだろう。「次のアルバムは、もっとバカっぽくて、くだらないくらい楽しいものにしたい」。そう笑う彼女に、先日行われたジャパン・ツアーの東京公演前日、都内のオフィスで話を聞いた。

韓国での生活と変化

——3年前に「フジロック'22」で来日した際にもインタビューさせてもらったのですが、その時に韓国への移住を考えているとおっしゃっていて。「半年か1年、韓国に住めば、きっと韓国語も話せるようになる」とお母さまによく言われていた、と。

ミシェル・ザウナー(以下、ミシェル):ちゃんと約束は守りましたよ(笑)。実際に住んでみて、本当に楽しかったです。自分でも驚くくらい、韓国での暮らしが性に合っていたというか、その土地での日々がどんどん好きになっていったんです。最初は「きっと退屈で、寂しいんじゃないかな」と思っていたけれど、全然そんなことはなくて。学校に通って、言葉を学んで、少し質素な生活を送る――そんなシンプルな日々そのものが、すごく心地よかったんです。派手さはなかったけれど、一つひとつの時間が丁寧で、ちゃんと自分の足で暮らしている実感があって。「ああ、こういう生活もすごくいいな」と、素直に思えました。

——その韓国での暮らしの中で、ご自身でも気づかなかった一面に出会ったり、新たな自分を発見するようなこともありましたか。

ミシェル:特に、言葉がうまく話せなかったからこそなのかもしれませんが、自分でも驚くくらい穏やかになった気がするんです。前よりずっと静かに、人の話をちゃんと聞くようになっていて。韓国語で会話していると、「すごく純粋な人だと思った」と言われることがよくあるんです。でも、英語で話す自分って、どうしてももっと攻撃的で、感情を強く出すところがあって……今思うと、ちょっと恥ずかしいくらい(笑)。だから、韓国語を話しているときのほうが、言葉遣いも丁寧だし、心まで穏やかになっている気がするんですよ。そんな自分に出会えたことがうれしかったです。

——韓国人としてのルーツやアイデンティティーについて意識させられるような場面はありましたか。

ミシェル:面白いことに、以前の私は、韓国系アメリカ人が「本当の韓国人」として見てもらえないことに対して、どこかで劣等感を抱いていたんだと思います。でも、韓国で長く過ごす中で、そういう“違い”があることそのものに、少しずつ心地よさを感じられるようになって。「その枠の中に入れてもらいたい」と思う気持ちも、だんだんと薄れていったんです。最終的には、自分はその文化の内側に完全に入りきれてはいないけど、ちゃんと関わっている――そんな“中間的な立ち位置”に自然と安心感を見出せた気がしています。

——実際に韓国で暮らしてみて、“想像していた韓国”とのギャップを感じることは?

ミシェル:それはたくさんありました。かなり大きな隔たりがあったと思います。例えば、発音なんかはすごく馴染みやすくて、親しみを感じる瞬間もあったんですけど、一方で敬語やマナー、礼儀作法のような文化的な部分は、私が育ってきた環境にはないものばかりで。友達同士でもあまりハグしないとか、人との距離感や接し方がまるで違う。

若い頃の私は、そういう違いに対してどこか反発していたというか、ちょっと身構えてしまうところがありました。でも今は年齢を重ねたことで、その文化に対してより深く敬意を持てるようになってきたと思います。きっと、ある程度キャリアを積んで、“一人の成功した女性”として韓国に行けたからこそ、誰かの承認を求める必要を感じなくなったのかなって。今の私は、自分がどんな人間で、どんな価値を持っているかをちゃんと理解している。だからこそ、以前みたいに「仲間に入れてほしい」「評価されたい」って焦る気持ちは、あまりなくなった気がします。

ジェンダー間の対立

——先日、韓国では大統領選が行われましたが、近年、韓国では男女間の対立が深刻化していて、その影響が政治に色濃く表れているという報道を多く目にしました。実際にそうした社会の空気を感じることはありましたか。

ミシェル:そういった韓国社会の側面には、それまであまり馴染みがなかったんですが……実は、(尹)大統領の弾劾を求める集会に参加したことがあって、それは私にとって本当に貴重な体験でした。そういった政治的な動きに触れたことで、韓国の文化をより身近に感じられるようになった気がしたんです。

ただ、ちょっと驚いたのは、若い世代の中にも、意外と保守的な考え方を持っている人がいるんだなと気づいたことで。それまでは「若い人たちはみんな進歩的なんだろう」と思い込んでいたので、そのギャップには少し驚かされました。すごく新鮮だったし、自分の視野も広がった気がします。

——今回のアルバムに収録された「Mega Circuit」は、いわゆる“インセル・カルチャー”に着想を得た曲だと伺いました。例えば、韓国社会の分断やジェンダー問題との関わりを、作品のテーマと重ねて考えることもありましたか。

ミシェル:私は子どもの頃から、男性に対して強い恐怖心を持つように育てられてきました。男性は危険で、いつか自分を傷つける存在なんだって、無意識のうちにそう教え込まれていたんです。でもそれって、私だけじゃなくて、多くの若い女性が持っている感覚なんじゃないかと思います。

韓国でも以前、戒厳令が敷かれたとき、政治的な混乱に乗じて、女性を攻撃しようとするような投稿が男性たちによって掲示板に大量に書き込まれていたことがあって。それを見たとき、ものすごくショックを受けたんです。「どうしてそんな欲望が生まれるんだろう!?」って、心の底から理解できなかった。もし私が同じように不安定な状況に置かれたとしても、「この混乱に乗じて男性にひどいことをしてやろう!」なんて、絶対に思わない。でも現実には、「戒厳令が出たら女をレイプする」みたいな書き込みが、何千件もあった。それを見た瞬間、本当に言葉を失いました。

こういう現象って、けっして韓国だけじゃなくて、世界中のあちこちで見られると思います。特に歪んだオンライン・コミュニティーでは、保守と革新の対立が先鋭化する中で、女性に対する暴力的な言動がどんどんあからさまになっている。今の時代、フェミニズムやジェンダー平等といった価値観が広まりつつある一方で、「自分たちは置き去りにされている」と感じている男性たちが、一の世代として存在しているように感じるんです。だから、私が抱いてきた男性への恐怖は、単なる個人的な体験ではなくて、今この社会の構造や政治とも深く結びついた問題なんだと実感するようになりました。

韓国のミュージャンとの交流

——一方、韓国滞在中には、現地のミュージシャンとの交流も多くあったそうですね。特にイ・ランさんとイ・ミンフィさんからは、大きなインスピレーションを受けたと聞きしました。

ミシェル:はい、韓国でライブをしたときに彼女たちと出会いました。どちらも本当に創造的で、しかも政治的にも強く発信しているアーティストで。それぞれのコミュニティーに深く根ざしながら、アクティビズムにも熱心に取り組んでいて、心から尊敬しています。

一緒に韓国の曲をカバーする機会があって、それが「百万本のバラ」――元はロシアの古い曲なんですけど、彼女たちが「どのお母さんもこの曲が好きなんだよ」って教えてくれて。それをAsian Pop Festival(2024年)で一緒に演奏しました。

また、韓国では今、障害のある方々が政府とアクセシビリティーの問題で闘っているんですけど、そのコミュニティーを支援するチャリティ・パフォーマンスも一緒に行いました。そういう活動を通じて彼女たちのような素晴らしい人たちと出会えたことは、自分にとって本当に特別な経験だったと思います。

——少し前には韓国のバンド、セソニョン(SE SO NEON)のファン・ソユンさんとのコラボレーションも話題になりましたが、今の韓国インディー・ミュージックの活気や個性についてはどう感じていますか。

ミシェル:私自身すごくワクワクしているし、今の韓国の音楽シーンは特別な時期を迎えていると思います。ご存じのように、K-POPは韓国文化を代表する巨大な輸出産業になっていますよね。でもその一方で、インディー・バンドやオルタナティブな音楽がなかなか国際的に注目されにくいという現実もある。

韓国で多くの人と話して印象的だったのは、「どうして日本にはあんなにサブカルチャーを受け入れる土壌があるのに、韓国にはないんだろう?」という声で。日本ではオルタナティブな音楽や文化が当たり前のように認められていて、ほんとうに豊かですよね。でも、すぐ隣の韓国では、なぜそういったカルチャーがあまり育ってこなかったのかなって。

理由はいくつかあると思うんですが、一つには韓国の教育制度の厳しさがあるんじゃないかと思います。授業が終わっても塾に行って、さらに課題をこなして……朝8時から夜8時までずっと勉強しているような毎日では、自分の興味や関心に触れたり、趣味を見つけたりする時間が持てないんです。でも最近は、そういったプレッシャーに対して見直そうという動きも出てきていて、社会全体が少しずつ変わり始めていると感じています。そして、まさに今の韓国では、新しくてエネルギーに満ちたオルタナティブなシーンが生まれつつある。だから私は、この動きをもっと多くの人に知ってほしいし、自分もその流れの中に関わっていきたいと思っています。

ファッションのこだわり

——ジャパニーズ・ブレックファストは、作品ごとにファッションも個性的で目を惹きます。今回のアルバムではどんなイメージやコンセプトでスタイリングを組んでいったのでしょうか。

ミシェル:「Jubilee」のときは「喜び」と「黄色」がテーマだったので、すごく明るい色の服を着たり、華やかなビジュアルを打ち出していました。結果的に、全体としてとてもフェミニンな表現にもなっていたと思う。でも正直なところ、ずっと黄色ばかり見ていたら、さすがにちょっとうんざりしてしまって(笑)。それに、ずっとフェミニンな服を着続けることにも少し疲れてしまったんです。なので今回は、もう少しロマンティックな雰囲気にしてみました。黒と白を基調にしていて、ルネサンス風のディテールを取り入れたり、中性的なニュアンスも意識しています。ほんの少しだけですけど、海軍っぽい(ノーティカルな)モチーフもあって、どこか航海を連想させるような要素も織り込んでいます。

——服選びで大切にしていることは?

ミシェル:アルバムのカバーやミュージックビデオの制作に取りかかると、そこから少しずつビジュアルの世界観が立ち上がってくるんです。だから私は、いろんなブランドのルックやランウェイのショー、昔のファッション誌の特集なんかをたくさん見て、じっくり時間をかけてインスピレーションを集めています。

バンドとしての活動が広がるにつれて、そうしたビジュアル面も私たちのアイデンティティーにとって欠かせない要素になってきたと感じていて。だからこそ、すべてのディテールにきちんと心を配るようにしています。ファッションにのめり込むようになった最初のきっかけは、スタイリストの方と一緒に仕事をする中で、いろんなブランドを紹介してもらったことでした。そこからどんどんファッションへの興味が深まって、自分なりの好みや楽しみ方も見えてきた。今では、「このブランドは、あのアルバムの世界観そのものだな」と感じることもあるんです。

——その「ブランド」は具体的に?

ミシェル:「ジュンヤ・ワタナベ(JUNYA WATANABE)」や「ヨウジ・ヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」のような、ちょっと奇抜で、ダークで、幻想的な中に遊び心があって、でもどこかロマンティックな服がとても好きなんです。それから、「アン・ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」もすごく魅力的で。彼女の服にはゴシックでロマンティックな要素があって、本当に素晴らしい。それともう一人、アイルランド出身のロイシン・ピアス(Róisín Pierce)というデザイナーがいて、彼女のつくる服はすごく繊細で、美しいピースばかりなんです。

——ちなみに、「ヨウジ・ヤマモト」や「コム デ ギャルソン」の服に袖を通すようになったきっかけは?

ミシェル:スタイリストと一緒に仕事をしたり、ファッション誌の撮影現場やプレス関連のイベントにいると、「コム デ ギャルソン」のアイテムがあるだけでみんな本当にワクワクするんです(笑)。ラックにそれらのピースがかかっているだけで、「わあ、これは特別なものだ!」って、自然と敬意のようなものが生まれる。そういう存在なんです。私も、まずはそういう空気感を通じて興味を持つようになって、それから実際に日本を訪れて、ドーバー ストリート マーケット ギンザや「コム デ ギャルソン」のショップで買い物をするうちに、どんどん惹かれていきました。

——「コム デ ギャルソン」といえば、デザイナーの川久保玲さんに強い敬意を抱いているファンも多いですが、ミシェルさんは?

ミシェル:彼女は本当に素晴らしいアーティストだと思います。唯一無二という言葉がぴったりの存在ですよね。しかも、あれだけ男性優位な業界の中で独自の美学を貫いて、あの存在感を放っているというのはものすごく特別なことだと思います。

ファッション・アイコンは
フェイ・ウォン

——ミュージシャンにとって「ファッション」も重要な自己表現の一つだと思います。音楽活動を重ねる中で、ファッションとの関わり方や向き合い方はどう変化してきましたか。

ミシェル:音楽を始めたばかりの頃は(※最初に組んだバンド、リトル・ビッグ・リーグ時代)、ファッションに対して少し距離を置いていたというか、どこか“対立するもの”のように感じていたところがありました。女性として音楽の世界に身を置く上で、あえてすごく男性的で、飾り気のないシンプルな見た目でいたかったんです。“音楽以外の部分”に注目が集まらないようにしたくて。でも、ジャパニーズ・ブレックファストを始めてからは、自分なりの「ユニフォーム」みたいなスタイルを持ちたいと思うようになりました。ツアーの最中でも、「これは『Psychopomp』のときに着ていた服だな」とか、「この衣装は『Soft Sounds from Another Planet』のサイクルだったな」って、自分でもはっきりわかるようにしておきたかったんです。

「Soft Sounds from Another Planet」の時期からは、白を基調にした、ちょっと宇宙っぽい雰囲気のユニフォームスタイルをデザイナーと一緒につくっていって。それがきっかけで、「アルバムごとにビジュアルもがらっと変えていきたい」って、本格的に思うようになったんです。「Jubilee」では、「いつも黄色を着る」「明るくて喜びにあふれたスタイルにする」っいう、すごく明確なコンセプトがありました。だから、写真を見返すとすぐに「これは『Jubilee』の時期だな」ってわかる。グラミーに出たときも黄色のドレスを選んだし、イベントではもう少しロマンティックで、少しダークなスタイルを選ぶこともありました。

そうやってビジュアルに一貫性を持たせることで、自分自身もそのアルバムの世界観に入り込めるし、リスナーにとっても「今はこの“アーティスティックな時期”にいるんだ」という感覚が伝わりやすくなるんじゃないかと思っています。

——ミシェルさんにとってのファッション・アイコン、また影響を受けたスタイルがあったら教えてください。

ミシェル:90年代のフェイ・ウォン(Faye Wong)が大好きなんです。彼女って、シックでありながらどこかユーモラスで、遊び心があって、衣装も本当に印象的で。ファッションって、ある意味で“冗談”みたいな要素があってもいいと思うんです。特にパフォーマーにとっては、ちょっと笑えるとか、意表を突くスタイルの方が、かえって記憶に残るというか。

例えば、前回「フジロック」に出たときに、子犬の顔が縫い付けられたトップスを着てたんですけど、それがすごく話題になって(笑)。演奏の内容よりも、まず最初に「犬のトップス着てたよね!」って言われるんです。それってすごく面白いし、衣装の力ってすごいんだなって実感しました。

だから私にとって、フェイ・ウォンは今でもスタイル・アイコンなんです。彼女が着ていた、もこもこのセーターに、下着がうっすら透けて見えるシャワードレス――あのコーディネートこそ、私にとって完璧なんです。

——ちなみに、最近買ったお気に入りの服やアイテムはありますか。

ミシェル:この帽子、ちょっとボートのような形をしていて、ニューヨークの「ボーディ(BODE)」というブランドのものなんです。私、水兵帽がすごく好きで、「Orlando in Love」という曲がセイレーンに誘惑される水夫の物語なんですけど、この帽子がその世界観にぴったり合っていて。

もうひとつお気に入りのブランドが、「キムヘキム(KIMHEKIM)」。今かけているこのサングラスもそうなんですが、涙のように見えるパールがあしらわれていて、それがとても気に入っています。真珠って貝から生まれるものだし、今回のモチーフにぴったりだなと思って選びました。

最近のお気に入りでいうと、「ヨウジ・ヤマモト」のこのトレンチコート。シルエットも雰囲気も本当に素敵なんです。それから、「アミリ(AMIRI)」のショートパンツもよく履いています。このTシャツは「プッシュボタン(PUSHBUTTON)」という韓国のブランドで、これもお気に入りの一枚です。

——逆に、どんな時でも身につけているものはありますか。

ミシェル:普段よく履いているのは、「プラダ(PRADA)」のローファーですね。あとは……そうですね、強いて言えば、結婚指輪くらいかな(笑)。

——ファッションもそうですが、ミシェルさんといえば個性的なタトゥーも目を惹きます。

ミシェル:私はキューピーが大好きなんです(笑)。母が毎年お正月になると、キューピーマヨネーズにホタテとマサゴを合わせた巻き寿司をつくってくれていて。その影響で、あの赤ちゃんのキャラクターが描かれたマヨネーズの容器を見ると、すごく懐かしくて愛着を感じるんです。

それから、このタトゥーは韓国のお菓子をモチーフにしたトランプで。子どもの頃、祖母と叔母、それに母がこのカードゲームでよく遊んでいて、私もそばで見ていました。だからこれは、私にとって家族の記憶や幼少期の思い出が詰まったすごく大事なモチーフなんです。

それとこれは、「パラッパラッパー」というゲームのキャラクターで。こうやって、いろんな時代の記憶や好きなものが自然に混ざり合って、自分の体の上に物語として積み重なっている感じですね。

文章を書くことの魅力

——ミシェルさんはジャパニーズ・ブレックファストとしての活動と並行して、3年前に初の著書となる回顧録「Hマートで泣きながら」を上梓されました。

ミシェル:とても温かく、ポジティブな反応だったので、書き手として大きな励みになりました。それがあったからこそ、より歌詞にフォーカスした作品をつくる勇気が持てたんだと思います。

——次回作の構想はもうあるのでしょうか。

ミシェル:はい、昨年の韓国滞在について書いたものになります。語学を学びながら感じたこと、留学生活の中で直面したこと、そして言葉が少しずつ自分の中に根づいていく感覚……そうした日々の気づきや感情の変化を、海外でのさまざまな出来事と交差させながら綴っています。

——ミシェルさんにとって、“書く”ことへの情熱はどこから湧き上がってくるのでしょうか。

ミシェル:私は一人っ子で、アメリカの田舎町で育ったんです。まわりに同世代の子どもがあまりいなくて、どこか孤立したような子ども時代だったと思います。だから自然と想像の世界に入り込むようになって、小さい頃から物語をつくることがごく当たり前の遊びでした。いまそれを「仕事」として続けられているのは、本当に幸運なことだと思っています。いわゆる“普通の仕事”をしなくていい、というのは私にとって大きなモチベーションでもあって。「もう元の働き方には戻りたくない」っていう気持ちがあるからこそ、今の生活にちゃんと責任を持って、一生懸命やれているのかもしれない。いまのこの生き方、本当に気に入ってるんです(笑)。

——“書く”ことで得られるカタルシスは、やはり音楽で得られるものとは違いますか。

ミシェル:あの本(「Hマートで泣きながら」)は、自分が伝えたかったことを、読んでくれた人たちが本当に正確に受け取ってくれた――そう実感できた初めての作品だったと思います。あれほど「理解してもらえた」と確信できた経験は、それまでになかったんです。

それに比べて、音楽については、これまであまり「ちゃんと伝わった」と感じることが少なかったように思います。べつに難解にしようとか、ミステリアスにしようとしているわけではないんですけど、詩的な表現になるぶん、どうしてもストレートに届かないことも多くて。聴いてくれる人の側に戸惑いが生まれることもあると思うんです。

だからこそ、本を通して、あれだけ明確に、しかも多くの人たちに思いを届けられたという体験は、私にとって本当に解放的でした。音楽ではまだ味わったことのない感覚だったかもしれません。

——先ほど音楽の話が出ましたが、日本では近年、韓国文学、特に女性作家による作品が大きな注目を集めています。ハン・ガンさんのノーベル文学賞受賞も話題になりましたが、ミシェルさんが韓国文学にどのように触れてきたのか興味があります。

ミシェル:正直に言うと、今の私はまだ韓国語の小説を原文でしっかり読みこなせるレベルには達していなくて、韓国文学と深い関係を築けているとは言えないんです。ハン・ガンの作品は本当に大好きですし、もっとたくさんの韓国文学を読みたいという気持ちは強くあるんですけど。昨年は「なるべく韓国語で本を読む!」と決めていたものの、小説を読みこなすにはまだ語学力が足りなくて、結局、ちゃんと読めたのはイ・ランの漫画作品くらいでした(笑)。それが今の自分のレベルなんです。

ただ、韓国系アメリカ人の作家では好きな作品はたくさんあります。シン・ギョンスクさんの「母をお願い」は、ちょうど「Hマートで泣きながら」を執筆していた頃に読んだのですが、深く心に響いたのをよく覚えています。他には……アレクサンダー・チーという作家が書いた「How to Write an Autobiographical Novel」というエッセイ集。それから、イ・ミンジンの「パチンコ」ももちろん素晴らしかったし、キャシー・パク・ホンの「マイナー・フィーリングズ」も強く印象に残っています。あと、友人のチャン=レイ・リーも本当に優れた作家だと思います。

でも私は、言語を深く理解するためには、その言語で書かれた小説と向き合うことが不可欠だと感じていて。そういう意味でも、これからはもっと本格的に韓国語の文学に触れていきたいと思っています。これからじっくり時間をかけて、韓国文学の世界をもっと深く知っていけたらと考えています。

人生における
ライフステージの変化

——前回インタビューさせていただいたとき、前作の「Jubilee」について「インディ・アーティストには“悲しみ”を期待されがちだからこそ、あえて“喜び”をテーマにした」と話されていたのが印象的でした。一方で、新作では“Sad Woman”とあるタイトルが象徴するように、再び悲しみやメランコリーが色濃く流れている印象を受けました。

ミシェル:それはたぶん、自分の年齢とか、今いる人生のタイミングが大きいと思います。「Jubilee」のあと、あの作品で3年かけてツアーして、プロモーションして……その後には、「絶対にまったく違うことがしたい」って気持ちがはっきりあったんです。だから今回は、もっとダークな色味のパレットで、ギターを軸にしたアルバムをつくりたかったんです。

最初は「ちょっと不気味なアルバムにしよう!」と意気込んでたんですけど、正直言って、不気味な曲を10曲書くって本当に大変で(笑)。例えば「Honey Water」や「Mega Circuit」には、その面影が少し残ってると思うんですけど、全体を通してそのムードで貫くのは、自分にとってやっぱりどこか違和感があって。がんばってその方向性で書こうとすると、なぜか全然うまくいかなくて……。最終的には、もっと広い意味でのメランコリックさとか、ほんのりとした不穏さに自然と落ち着いていきました。

それにやっぱり、人生経験の影響も大きいですね。年齢を重ねるにつれて、時間の流れとか、一つの人生を選ぶことで手放してきた他の選択肢のこととか、そういう「選ぶこと」の重みについて、より考えるようになった気がします。あと……「死ぬこと」についても最近よく考えるんです(笑)。

——今回の新作では、“成功”との距離感や、その意味をめぐる戸惑いのようなものも滲んでいるように感じました。アーティストとして大きな評価を得た今、あらためてご自身にとって「成功」とはどういうものだと考えていますか。

ミシェル:うーん、自分は本当に恵まれていると思います。でも、どんなことにも代償はつきものですよね。私、しばらくの間は完全に仕事に取り憑かれていたというか……人生で大きな喪失を経験したあと、その痛みから目をそらすように、すべてのエネルギーを仕事に注ぎ込んでいた時期がありました。そうすることで何とか自分を保っていたというか。

でも、仕事に打ち込めば打ち込むほど、家族や友人との距離はどうしても開いていくんです。長くツアーに出ていると、季節の移り変わりも感じられないし、大切な人の誕生日を一緒に過ごすこともできない。仲の良かった友達を失ってしまったこともあるし、自分自身の健康が危うくなったこともありました。普通の生活とはまったく違うんですよね。家にいない時間が長くなるぶん、いい友達にも、いい家族にもなれない。そんな自分に対して、ちょっとした罪悪感を感じることもあって。

それに最近は、年齢を重ねていく中で「家族を持つ」ということも現実的に考えるようになってきました。この仕事を続けている限り、もしかしたら母親にはなれないかもしれない。そう思うと、人生の中で何をどこまで後回しにしてまでキャリアを優先するのか――そのバランスについて、以前よりもずっと真剣に考えるようになりました。

——今回の新作をへて、今のミシェルさんの中では、そうしたライフステージの変化とアーティストとしてのアイデンティティーは、どのように折り合いをつけられるようになったのでしょうか。

ミシェル:昨年は、自分のためにちゃんと何かをしようと、大きな決断をした年だったと思います。1年間、意識的に音楽活動から少し距離を置いて、自分の知的好奇心を刺激してくれるものに集中することにしたんです。そして、改めて音楽の現場に戻ってきたとき、自分の中にすごく明確な“境界線”ができていることに気づきました。

以前の私は、ただひたすらミュージシャンになりたくて、どんなライブでも、どんなインタビューでも「イエス」と答えていた。体や心の健康なんて二の次で、やれることはすべてやりたいと思っていたんです。

でも今は、何よりもバランスが大事だということがよくわかっています。そのバランスを崩してしまったら、いちばん大切な「音楽への愛情」そのものを失ってしまうかもしれない。だからこそ今は、その愛を丁寧に育てながら、無理のない形で音楽と向き合っていきたいと思っているんです。

——最後に次のアルバムの構想はもうできていますか?

ミシェル:次のアルバムでは、もっとバカっぽくて、くだらないくらい楽しいものにしたいと思っていて。とにかく、「すごく愛されやすいアルバム」にしたいんです。それが今の自分にとって、いちばん自然でしっくりきている気がします。

PHOTOS:TAKUTOH TOYAMA

「For Melancholy Brunettes (& Sad Women)」

◾️JAPANESE BREAKFAST 「FOR MELANCHOLY BRUNETTES (& SAD WOMEN)」
収録曲:
1. Here is Someone
2. Orlando in Love
3. Honey Water
4. Mega Circuit
5. Little Girl
6. Leda
7. Picture Window
8. Men in Bars (Feat. Jeff Bridges)
9. Winter in LA
10. Magic Mountain
11. Young Gun*
*日本盤ボーナス・トラック (CD)
https://bignothing.net/japanesebreakfast.html

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Mrs. GREEN APPLEのデビュー10周年記念 「アンドエスティ」がコラボサングラスを発売

アダストリアグループの「アンドエスティ(and ST)」は7月18日、デビュー10周年を迎えたバンド、ミセス・グリーン・アップル(Mrs. GREEN APPLE)とのコラボサングラスを発売する。価格は2490円。原宿のアンドエスティ トーキョー、横浜・山下公園内のレストラン、ザ・ワーフハウス山下公園(THE WHARF HOUSE YAMASHITA KOEN)、「アンドエスティ」公式オンラインで取り扱う。

ミセス・グリーン・アップル
デビュー10周年コラボ

コラボサングラスは、全体にグリーンをまとわせ、ミセス・グリーン・アップルと「アンドエスティ」のロゴをあしらう。パッケージは、同バンドのベストアルバム「10」のコンセプトフォトをもとに描き下ろした、オリジナルデザインで仕上げた。

アンドエスティ トーキョーとザ・ワーフハウス山下公園両店では、事前来店予約を受け付けるほか、アンドエスティ トーキョーでは、7月18日11時〜8月15日21時まで、フォトスポットなど特設コーナーを設ける。詳細は、公式サイトに記載する。

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紳士靴「カルマンソロジー」がトゥモローランドとの別注第3弾 着想源は19世紀末米発のダンス

金子真ディレクター兼デザイナーが率いる国産革靴ブランド「カルマンソロジー(CALMANTHOLOGY)」は9月上旬、トゥモローランド(TOMORROWLAND)との別注シューズ“コメディアン”を発売する。2色展開で価格は15万4000円。トゥモローランド渋谷本店、トゥモローランド名古屋ラシック店、トゥモローランド京都BAL店の3店舗限定で販売する。

“自由”と“尊厳への敬意”の二面性を表現

同セレクトショップとの別注第3弾となる“コメディアン”は、着想源は19世紀末にアメリカで生まれたダンス“Cakewalk(ケイクウォーク)”。元々上流階級の間で流行していたダンスのパロディとして始まったとされ、相手を模倣しながらも、その奥にある敬意や憧れ、切なさなどの様々な思いを抱えながら自由に踊る姿をシューズに重ね、“自由”と“尊厳への敬意”というメッセージを込めたという。その二面性を思わせるクラシックなツートン配色で、甲部分には取り外しが可能なキルトをあしらった。

「カルマンソロジー」は2018年春夏スタート。国内工場で生産し、人間の二足歩行を研究した上で、独特のねじれのある木型を採用。25年秋冬コレクションでは、ブランド開始から6年間続いた“ページ”というテーマに幕を下ろし、「即興性」を象徴する造語“エマルイラ”を掲げて再出発。新たにウィメンズ向けの製品もラインアップした。

「カルマンソロジー」とトゥモローランドは本モデルのほか、19年には大きなバックルが印象的なドレスローファー“エラ”、20年にはファイアパターンを施したカットシューズを別注し、発売した。

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紳士靴「カルマンソロジー」がトゥモローランドとの別注第3弾 着想源は19世紀末米発のダンス

金子真ディレクター兼デザイナーが率いる国産革靴ブランド「カルマンソロジー(CALMANTHOLOGY)」は9月上旬、トゥモローランド(TOMORROWLAND)との別注シューズ“コメディアン”を発売する。2色展開で価格は15万4000円。トゥモローランド渋谷本店、トゥモローランド名古屋ラシック店、トゥモローランド京都BAL店の3店舗限定で販売する。

“自由”と“尊厳への敬意”の二面性を表現

同セレクトショップとの別注第3弾となる“コメディアン”は、着想源は19世紀末にアメリカで生まれたダンス“Cakewalk(ケイクウォーク)”。元々上流階級の間で流行していたダンスのパロディとして始まったとされ、相手を模倣しながらも、その奥にある敬意や憧れ、切なさなどの様々な思いを抱えながら自由に踊る姿をシューズに重ね、“自由”と“尊厳への敬意”というメッセージを込めたという。その二面性を思わせるクラシックなツートン配色で、甲部分には取り外しが可能なキルトをあしらった。

「カルマンソロジー」は2018年春夏スタート。国内工場で生産し、人間の二足歩行を研究した上で、独特のねじれのある木型を採用。25年秋冬コレクションでは、ブランド開始から6年間続いた“ページ”というテーマに幕を下ろし、「即興性」を象徴する造語“エマルイラ”を掲げて再出発。新たにウィメンズ向けの製品もラインアップした。

「カルマンソロジー」とトゥモローランドは本モデルのほか、19年には大きなバックルが印象的なドレスローファー“エラ”、20年にはファイアパターンを施したカットシューズを別注し、発売した。

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スポーツと多様なカルチャーが交差する「ニューバランス」の新しいアパレルライン「NB GREY」がデビュー

ニューバランス,NEW BALANCE,NB GREY,エヌビー グレー

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は2025年秋冬シーズン、新たなアパレルライン「NB GREY(エヌビー グレー)」を立ち上げる。ブランドのフィロソフィーを現代的に再構築した本コレクションは、“Intersection of Sports & Culture(スポーツとカルチャーの交差点)”をキーワードに、都市生活者に向けた新しい“バランス”を提案する。

1906年に誕生した「ニューバランス」は、その名の通り、履く人に“新しいバランス”をもたらすことを使命としてきた。矯正靴の製造からスタートし、現在では多彩なカテゴリーを展開する世界的なスポーツブランドへと発展。その背景には、履き心地や機能性といった“実用の美学”を追求する姿勢が一貫して根付いている。

そうしたクラフツマンシップの精神を受け継ぎ、2025年秋冬シーズンに新たにスタートするのがアパレルライン「NB GREY」だ。コレクション名に冠した“グレー”は、80年代に「ニューバランス」が打ち出したシグネチャーカラー。都市になじむその色合いは、⽩やポップな配⾊が主流だった当時のランニングシューズの常識を覆し、多くのファンに支持されてきた。その哲学が、時代を超えて新たなかたちへと進化する。

スニーカーを起点としたデザイン

競技と日常、伝統と革新、機能と情緒、装飾と質素—。多様な“対極”を受け止めてきた「ニューバランス」が導き出したのが“Intersection of Sports & Culture”という価値観だ。「NB GREY」が掲げるのは、スポーツに日常着の要素を取り入れることでも、日常着にスポーツの要素を取り入れることでもない。一方通行の発想ではなく、スポーツとあらゆるカルチャーが交差し、混ざり合う“交差点”のような在り方である。スポーツウエアが持つ機能性と、ファッションがもたらす自由な表現を横断するアイデアから生まれたコレクションは、どのスタイリングにも「ニューバランス」のスニーカーが調和するように設計。洗練されたデザインや上質感、品の良さといった要素は、都市生活との高い親和性を示している。

「NB GREY」のもう一つの特徴は、アーカイブを活用したデザインアプローチだ。パターンや縫製だけでなく、腕の可動域を考慮したショルダーラインや動きやすいパンツのシルエットなど、ブランドの歴史に刻まれたディテールを現代のニーズに合わせて再構築。また、例えばかつてフリース素材だったアイテムをスエットに置き換えたり、カラーブロッキングで構成されていたジャケットを異素材の切り替えでデザインしたりすることで、より都会的なイメージに仕上げている。デザインの要素自体は忠実にアーカイブから引用しつつも、リサイクル素材を取り入れたり、用途をアップデートしながら、ブランドのDNAを引き継いでいるのだ。“フライングNBロゴ”を配したラグランスリーブTシャツも、ビンテージのような風合いや、モダンなシルエットに加え、裾にドローコードを付けるなど、ギミックを融合した。日常にもアクティビティーにも対応する、まさに“交差点”的な一着に仕上げている。

そして、“All colors included.”というコンセプトが象徴するように、色使いも「NB GREY」のアイデンティティーを形成する重要な要素だ。ベースには“Adjustability(適応性)”“Amplified wardrobe(ワードローブの拡張)“”Distinct color(個性ある色使い)”の3つのキーワードが息づいている。シーズンの立ち上がりとなる7月から9月にかけては涼感を誘うブルーや秋口の日差しを感じさせる柔らかなイエローを展開。10月以降は、トーンダウンしながらも、差し色を巧みに取り入れたスタイリングを提案する。

「NB GREY」が目指す
次なるアイコン

「NB GREY」が目指すのは、トレンドやシーズンに左右されず、長く愛用できるタイムレスなプロダクトである。それは、“990”をはじめとする歴代のマスターピースと同様に、「NB GREY」からも普遍的で上質なプロダクトを創出し、「ニューバランス」の新たなアイコンとなることを意味している。今後は、ロゴが無くとも「NB GREY」と認識できるような独自のフィット感と快適性を体現するシルエットを追求し、ブランドのアイデンティティーをより一層強化していく。また、アジアに加え、欧米市場での展開も視野に入れ、グローバルブランドとしての存在感を高めていく方針だ。

アクティブと端正の接点が生む
NB GREYのメンズスタイル

しなやかさと強さが“溶け合う”
NB GREYのウィメンズライン

Shop List

・ニューバランス公式オンラインストア
・ニューバランス ZOZOTOWN ストア
・ニューバランス Rakuten Fashion ストア
・ニューバランスオフィシャルストア
ヒューリック札幌、仙台PARCO、柏髙島屋ステーションモール、原宿 ※現在一時休業中(12月上旬リニューアルオープン予定)、渋谷スクランブルスクエア、銀座、ニュウマン高輪店 ※9月12日オープン予定、六本木 19:06、お台場、ニュウマン新宿店、玉川髙島屋S・C、池袋 P’PARCO、吉祥寺、ニュウマン横浜店、MARK IS みなとみらい、テラスモール湘南、エミテラス所沢、名古屋、タカシマヤ ゲートタワーモール、mozo ワンダーシティ、心斎橋、堀江、グランフロント大阪、阪急うめだ本店、あべのHoop ※7月11日オープン予定、京都髙島屋S.C.、大丸神戸、広島PARCO、福岡、ららぽーと福岡、博多阪急、長崎スタジアムシティ

※その他一部のニューバランス取扱い店舗にて販売。
※取扱い商品は店舗により異なります。
EDIT & TEXT:YUKI KOIKE(VINYL)
問い合わせ先
ニューバランスジャパン お客様相談室
0120-85-7120

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「アラン ミクリ」復帰のデザイナー、アラン・ミクリタリアンが語るカムバックの経緯と時代の変化

革新的な色使いや機能美で1980年代からアイウエアデザインを牽引してきたフランス人デザイナー、アラン・ミクリタリアン(Alain Miklitarian)が、自身のブランド「アラン ミクリ(ALAIN MIKLI)」で再びデザイナーとしての活動を開始した。ファッショナブルなデザインで多くのセレブリティーに愛され、アイウエアのあり方を変えたレジェンドの復帰は、市場に新たな動きをもたらすだろうか。来日したアランに復帰の経緯や今の時代への思い、2012年にブランドを買収したエシロールルクスオティカ(EssilorLuxottica)との関係性について話を聞いた。

WWD:今回、東京と大阪を訪れた理由は?

アラン・ミクリタリアン(以下、アラン):日本の消費者はブランドを理解してくれていると感じており、好きな場所です。来日の目的は、これらの都市ともう一度つながりを感じること。ただ訪れるだけでなく、街を歩き、細部を観察し、雰囲気を吸収したかったんです。というのも、今、来年発売予定の日本限定コレクションを開発中なんです。現地の消費者に真に響く製品を創造するためには、その土地の機微を捉えることが不可欠。今の時代の若者がコレクションを見てどう思うのかは未知数ですが、反応を見るのが楽しみですね。

WWD:街の中で印象に残ったことは?

アラン:多くの変化を感じました。今では世界中どの都市に行っても同じようなグローバルブランドに囲まれています。東京の独自性は徐々に失われ、他の大都市と同じようになってきているようにも感じました。レイアウトや表現方法は日本的なものも多いですが、内容は均一化しているように思います。

ブランドへの復帰の経緯

WWD:単刀直入ですが、デザイナーとして「アラン ミクリ」に戻った経緯とは?

アラン:このような形でブランドに戻ることは、全く予想もしていませんでした。会社をエシロールルックスオオティカに売却後、もう関わることはないと思っていましたが、ルックスオティカ社から「ブランドに戻ってほしい」と声がかかったんです。今は、また仕事をして、考えて、夢を見ることができる。大きな組織の中でアイデアを具現化できる自由があるのは、とても幸運だと思っています。現在のデザインチームは4人の若いメンバーで構成されていて、私の役割はメンターとして、経験を共有し、彼らの成長を支援すること。世代間の良い交流が生まれています。

WWD:以前と今を比較して、アイウエアを取りまく状況に変化を感じますか?

アラン:比較することができないくらい、状況は変わっています。消費者の価値観、生産方法、ノウハウまで、全てが進化しています。失ったものも多いですが、新しい発見もたくさんあります。失ったものを嘆いたり、過去を懐かしんだりするのではなく、未来を受け入れることが重要でしょう。

WWD:消費者の価値観にも変化はありますか?

アラン:フランスでは、職人文化へのリスペクトが薄れてしまったと感じます。素材への情熱や、プロセスへのこだわりがなくなってきている気がするのです。しかし日本では、伝統的な職人技を再び評価する消費者が増えていると感じます。それは、日本文化の一部とも言えるかもしれませんが、有望なトレンドです。

WWD:あらためて、競争の激しいアイウエア市場で「アラン ミクリ」が際立っている点とは?

アラン:私たちはアイウエアに特化したブランド。それが全てであり、徹底的に追求しているポイントです。多くのブランドが、コスメからアパレル、アクセサリーまで、あらゆる分野に商品ラインアップを拡大しますが、それはクリエイティブな戦略というよりは、財務面やビジネス面を考慮した戦略であることの方が多いのではないでしょうか。真のデザインとは、独自の技術を極めることから生まれます。全てを網羅しようとするのではなく、得意分野に集中することが重要です。

WWD:最新のコレクションについて教えてください。

アラン:私はもともと眼鏡技師なので、コレクションの大部分を占めるのはメガネフレーム。割合としては小さいですが、ファッション性や楽しさを重視したサングラスもそろえています。メガネのフレームは精度が求められます。快適で軽量であり、個人に合ったデザインでなければなりません。技術的な制約と視覚的な楽しみをバランスよく調和させるのが好きです。

WWD:その中で個人的に気に入っているアイテムは?

アラン:5層のラミネート素材で作られた新しいフレームです。この技術によって、色、輝き、透明度を精密にコントロールすることができます。技術的には難しさが伴いますが、美しい見た目をもたらしてくれます。

エシロールルクスオティカとのパートナーシップがもたらすもの

WWD:世界最大のアイウエアグループ、エシロールルクスオティカとのパートナーシップはブランドにとってどんな意味を持ちますか?

アラン:「アラン ミクリ」とエシロールルックスオティカは、元来全く異なる視点を持っています。私は、できることなら一人一人の顧客のために1つずつ特別なフレームをデザインしたいという思いがあります。一方で、彼らは数百万人を満足させられるプロダクトをデザインしています。しかしありがたいのは、エシロールルクスオティカは私の思いを理解し、ありのままで仕事をさせてくれること。彼らは市場に多様性が必要だと理解しており、それこそが協業が機能する理由です。

WWD:エシロールルクスオティカ傘下の他ブランドは、メタ社との協業を通してスマートグラスなども開発しています。「アラン ミクリ」も3Dプリンターを活用するなど、最新技術を積極的に取り入れていますが、進行中の特別なプロジェクトはありますか?

アラン:フレームにNFC(Near Field Communication)チップを内蔵したアイウエアをリリースしています。スマートフォンでタッチすることで製品名が表示され、真正性や出荷状況、購入履歴などをリアルタイムで確認できる機能です。過去には、“ミクリビジョン”というCCDカメラがついたアイウエアを発売したこともあります。25年以上も前の話なので、時代を先取りしすぎたのかもしれませんね(笑)。現在はブランドの核となる部分の再構築に注力しており、スマートグラスなどの開発はしていませんが、いずれはまた、その領域にも着手したいです。

WWD:バイオアセテート素材や環境に優しいパッケージを採用し、サステナビリティーの問題にも取り組んでいます。

アラン:太陽光発電を使用したり、材料をリサイクルしたり、できるだけクリーンな運営を目指しています。アイウエア生産が環境に与える影響を考えてもいなかった15年前と比べると大きな進歩を遂げましたが、まだ課題は山積みです。解決策を模索し、どうすればより良いブランドになれるのかを日々頭を巡らせることは、楽しみでもあります。

WWD:ブランドとして、個人として、今後のビジョンを聞かせてください。

アラン:正直、未来についてはあまり考えません。ただ仕事ができる毎日に感謝し、楽しんでいます。それが数週間続くのか、10年続くのかは分かりません。私はアイウエア以外にもいくつかの事業をやっており、他の企業とも協業しています。いくつかの軸を持って仕事をするのが自分にはあっていると思っています。

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「イカゲーム」と「グラニフ」が初コラボ Tシャツやシャツ、ショルダーバッグなど

「グラニフ(GRANIPH)」は7月29日、ネットフリックス(NETFLIX)作品「イカゲーム」との初コラボアイテムを発売する。「グラニフ」一部店舗および公式オンラインで販売する。

「イカゲーム」コラボ
14型をラインアップ

コラボアイテムは、登場人物や劇中のゲームをモチーフとした、Tシャツ(3500円〜)や総柄シャツ(6900円)、ショートパンツ(6900円)、バケットハット(4500円)、ショルダーバッグ(3900円)、ソックス(1200円)など14型をラインアップする。

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「イカゲーム」と「グラニフ」が初コラボ Tシャツやシャツ、ショルダーバッグなど

「グラニフ(GRANIPH)」は7月29日、ネットフリックス(NETFLIX)作品「イカゲーム」との初コラボアイテムを発売する。「グラニフ」一部店舗および公式オンラインで販売する。

「イカゲーム」コラボ
14型をラインアップ

コラボアイテムは、登場人物や劇中のゲームをモチーフとした、Tシャツ(3500円〜)や総柄シャツ(6900円)、ショートパンツ(6900円)、バケットハット(4500円)、ショルダーバッグ(3900円)、ソックス(1200円)など14型をラインアップする。

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ラブブのウェディングドレスが登場 米ブライダルブランドがカスタムオーダーを受注

アメリカのブライダルブランド「デイビッズ ブライダル(DAVID’S BRIDAL)」は、中国発玩具メーカー、ポップマートのキャラクター“ラブブ”のウェディングドレスを発売する。オーダーは、同ブランドの実店舗のみで受け付ける。

同アイテムは、花嫁本人のドレスを再現するなど様々なスタイルにカスタムできる。ドレスに合わせ、ブライダルアクセサリーやブライズメイドに合う手作りの衣装も注文可能だ。また、「デイビッズ ブライダル」でクチュール・デザイン部門の責任者を務めるヴィオラ・チャン(Viola Chan)のデザイン2点をラブブサイズに再構築したドレスも登場する。

クチュールやウェディングドレスなど、カスタマイズ可能な衣装は50ドル(約7000円)から、ブライズメイドのドレスやその他の衣装は35ドル(約5000円)から用意する。

 

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ヤブノ・ケンセイによる個展「NEGATIVE APPROACH」が開催

ヤブノ・ケンセイによる個展「NEGATIVE APPROACH」が東京・富ヶ谷のCALLAS Tokyoで開催する。会期は7月18日から8月16日まで。

同展では、無意識的な衝動やリズムがそのまま現れているようなパターンと、架空の生命体のように増殖するユニークな質感の作品群が登場する。

没入感とリアルで鑑賞する体験の強さが際立つ展示で、作品の販売も行う予定だ。

また、17日の19:00からオープニングパーティーが開催され、KIRI、HE IS SHEが音楽を担当する。

■NEGATIVE APPROACH
会期:7月18日〜8月16日
会場:CALLAS Tokyo
住所:東京都渋谷区富ヶ谷2-45-21
時間:19:00〜27:00

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ヤブノ・ケンセイによる個展「NEGATIVE APPROACH」が開催

ヤブノ・ケンセイによる個展「NEGATIVE APPROACH」が東京・富ヶ谷のCALLAS Tokyoで開催する。会期は7月18日から8月16日まで。

同展では、無意識的な衝動やリズムがそのまま現れているようなパターンと、架空の生命体のように増殖するユニークな質感の作品群が登場する。

没入感とリアルで鑑賞する体験の強さが際立つ展示で、作品の販売も行う予定だ。

また、17日の19:00からオープニングパーティーが開催され、KIRI、HE IS SHEが音楽を担当する。

■NEGATIVE APPROACH
会期:7月18日〜8月16日
会場:CALLAS Tokyo
住所:東京都渋谷区富ヶ谷2-45-21
時間:19:00〜27:00

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ソニックも降臨、渋谷パルコに「セガ ストア」旗艦店 日本1号店

セガは7月18日、日本1号店となる旗艦店「セガストア トーキョー(SEGA STORA TOKYO)」を渋谷パルコ6階にオープンする。セガはゲームに加え、映画やグッズ、マンガなどの複数のメディアで展開する「トランスメディア」戦略を推進しており、重要な拠点に位置づける。旗艦店業態「セガストア」は5月に上海にオープンしており、世界で2店舗目。渋谷パルコ6階は「ニンテンドー トーキョー」を筆頭に、日本屈指の有力なIP(知財・キャラクター)ショップが集積しており、訪日客の多い渋谷パルコの中でも特にインバウンド比率が高いフロア。セガは「ソニック・ザ・ヘッジホッグ(以下、ソニック)」、ドラマや映画化された「龍が如く」、アニメやマンガ化もしている「ペルソナ」シリーズなどの自社の人気キャラクターのグッズを日本だけでなく世界に発信する。

7月16日に行った記者会見には、内海州史セガ社長COOとジャスティン・スカルポーネ=セガ常務執行役員トランスメディア事業本部長、アーティストの河村康輔、平松有吾・渋谷パルコ店長に加え、人気キャラクターのソニックも参加した。内海社長は「渋谷パルコはファッションやアート、カルチャーが交差する場所。『セガストア』というトランスメディア戦略の最重要拠点のオープンを皮切りに、今後は(ファッションやアート分野の)クリエイターとのコラボレーションも積極的に仕掛けていく」と意気込む。

オープンを記念して7月18〜21日にはソニックが店舗に登場するほか、河村康輔とのコラボレーショントイや手のひらサイズのマスコット型ぬいぐるみシリーズ「セガ こ〜ろ(SEGA CORO)」の販売を開始する。「セガ こ〜ろ」の第一弾としてソニックや龍が如くのキャラクターである桐生一馬などを商品化する。

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ソニックも降臨、渋谷パルコに「セガ ストア」旗艦店 日本1号店

セガは7月18日、日本1号店となる旗艦店「セガストア トーキョー(SEGA STORA TOKYO)」を渋谷パルコ6階にオープンする。セガはゲームに加え、映画やグッズ、マンガなどの複数のメディアで展開する「トランスメディア」戦略を推進しており、重要な拠点に位置づける。旗艦店業態「セガストア」は5月に上海にオープンしており、世界で2店舗目。渋谷パルコ6階は「ニンテンドー トーキョー」を筆頭に、日本屈指の有力なIP(知財・キャラクター)ショップが集積しており、訪日客の多い渋谷パルコの中でも特にインバウンド比率が高いフロア。セガは「ソニック・ザ・ヘッジホッグ(以下、ソニック)」、ドラマや映画化された「龍が如く」、アニメやマンガ化もしている「ペルソナ」シリーズなどの自社の人気キャラクターのグッズを日本だけでなく世界に発信する。

7月16日に行った記者会見には、内海州史セガ社長COOとジャスティン・スカルポーネ=セガ常務執行役員トランスメディア事業本部長、アーティストの河村康輔、平松有吾・渋谷パルコ店長に加え、人気キャラクターのソニックも参加した。内海社長は「渋谷パルコはファッションやアート、カルチャーが交差する場所。『セガストア』というトランスメディア戦略の最重要拠点のオープンを皮切りに、今後は(ファッションやアート分野の)クリエイターとのコラボレーションも積極的に仕掛けていく」と意気込む。

オープンを記念して7月18〜21日にはソニックが店舗に登場するほか、河村康輔とのコラボレーショントイや手のひらサイズのマスコット型ぬいぐるみシリーズ「セガ こ〜ろ(SEGA CORO)」の販売を開始する。「セガ こ〜ろ」の第一弾としてソニックや龍が如くのキャラクターである桐生一馬などを商品化する。

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【スナップ】谷まりあ、前田敦子らが来場 「ロンシャン」がパリの日常を体験するイベントを開催

「ロンシャン(LONGCHAMP)」は7月3〜13日、体験型ポップアップ“パリジャン・アルチザン(PARISIAN ARTISANS)”を開催した。会場の代官山Tサイトガーデンギャラリーには、谷まりあ、すみれ、前田敦子、藤井夏恋、よしあき、ミチ、ダイシュン、おおしま兄妹らが「ロンシャン」の秋ルックや最新バッグを身にまとって来場。ブーランジェリー(パン屋)やフルリスト(花屋)などを設置したトワルドジュイ(2色使いの情景)な街並みが広がる空間で、パリの何気ない日常を体験した。

来場者スナップ

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【スナップ】谷まりあ、前田敦子らが来場 「ロンシャン」がパリの日常を体験するイベントを開催

「ロンシャン(LONGCHAMP)」は7月3〜13日、体験型ポップアップ“パリジャン・アルチザン(PARISIAN ARTISANS)”を開催した。会場の代官山Tサイトガーデンギャラリーには、谷まりあ、すみれ、前田敦子、藤井夏恋、よしあき、ミチ、ダイシュン、おおしま兄妹らが「ロンシャン」の秋ルックや最新バッグを身にまとって来場。ブーランジェリー(パン屋)やフルリスト(花屋)などを設置したトワルドジュイ(2色使いの情景)な街並みが広がる空間で、パリの何気ない日常を体験した。

来場者スナップ

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「インターナショナル ギャラリー ビームス」がポップアップ開催 ブランドに合わせたビンテージ品の販売も

ビームス(BEAMS)の「インターナショナル ギャラリー ビームス(INTERNATIONAL GALLERY BEAMS)」は、アンダーウエアブランド「ヘイズ(HAZE)」のポップアップショップを、ビームス ウィメン 原宿とビームス 六本木ヒルズに開く。期間はビームス ウィメン 原宿で7月19日〜27日、ビームス 六本木ヒルズで8月1日〜11日。

「ヘイズ」は、老舗ランジェリーショップ「ガブリエル ペコ」でバイヤーとして経験を積んだ金野仁美が2023年に設立。日本産のシルクと中国産のカシミアを主要素材に用いた、上質なアンダーウエアを提案する。

ポップアップでは、厚手のシルクを用いた美しいドレープ感が特徴のバイアスカットドレス(8万3600円)やシルクキャミソール(3万5000円)、シルクリブのタンクトップ(2万1000円)、カシミアカーディガン(5万5000円)、ユニセックスで着られるカシミアプルオーバー(6万6000円)など、バリエーション豊かにそろえる。また、コレクションに合わせ、金野デザイナーが祐天寺のビンテージショップ「ウィッティー ビンテージ(Witty Vintage)」からセレクトしたウエアや、「インターナショナルギャラリー ビームス」の片桐恵利佳バイヤーがヨーロッパで買い付けたジュエリーやバッグもあわせて販売する。

■「ヘイズ」ポップアップショップ
日程:7月19日〜27日
場所:ビームス ウィメン 原宿
住所:東京都渋⾕区神宮前3-25-15 神宮前テラス 1階・地下1階

日程:8月1日〜11日
場所:ビームス 六本木ヒルズ
住所:東京都港区六本木6-10−1 ヒルズ ウェストウォーク 2階・3階

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【スナップ】「エミ」×「アシックス」から別注モデルのスニーカー ポップアップにヨンアらが来場

マッシュスタイルラボが運営する「エミ(EMMI)」は、「アシックス(ASICS)」とのコラボスニーカー“ゲルキネティック フルーエント(GEL-KINETIC FLUENT)”から別注カラーを新たに発売した。ローンチイベントには、モデルのヨンアをはじめ、矢野未希子や宮田聡子、俳優の島崎遥香などが参加した。同商品はすでにウサギオンラインで先行予約を、スニーカーマーケット バイ エミで先行発売を開始しており、7月17日から「エミ」全国直営店で販売する。価格は2万5850円。

昨年のコラボに続き、今回はパウダーブルーを基調にシルバーやホワイトといったニュートラルカラーをまとわせた。ミッドソールには反発性や衝撃緩衝性のあるゲルを搭載。シューレースは3種類付属する。サイズは22.5〜28.5cm展開で、メンズサイズは一部直営店と公式オンラインストアのみでの取り扱いだ。

モデルのヨンアは「来月息子と2人でロンドンに行くので、一緒に履いて行きたい」、俳優の島崎遥香は「愛犬と一緒にちょっと遠出をしたい」とコメント。日常使いから旅先まで、さまざまな用途で使えるアイテムに仕上げた。

ローンチイベントでのスナップ

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「ヒューマンメイド」がシェイク シャックとコラボ Tシャツやキャップ、ポーチなど

「ヒューマンメイド(HUMAN MADE)」は7月19日、アメリカ発のハンバーガー店、シェイク シャック(SHAKE SHACK)とのコラボアイテムを発売する。またコラボメニューの提供も実施する。

シェイク シャックコラボ
ハンバーガーやロゴデザインをあしらう

コラボアイテムは、ハンバーガーのモチーフや、双方のロゴをあしらった、Tシャツ(1万3200円)やキャップ(7480円)、PVC素材のポーチ(4950円)、パスケース(6380円)、クッション(1万5400円)の5型をラインアップ、「ヒューマンメイド」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。またキーリングとピンバッジも制作、シェイク シャック一部店舗で数量限定販売する。

コラボメニューは、ハンバーガー“テリヤキ・シャック”とフライドポテト“カレーチーズフライ”“マンゴーユズシェイク”の3品を用意。7月19日から日本をはじめ、アジアのシェイク シャックで提供する。

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【一粒万倍日】「フェンディ」から新作ウオレットやカードケースが登場 7月24日の最強開運日に向けて

「フェンディ(FENDI)」は、天赦日(てんしゃび)、一粒万倍日、大安が重なる最強開運日の7月24日に向けて新作のスモールレザーグッズを「フェンディ」直営店および公式オンラインストアで7月中旬から順次発売する。

ウィメンズコレクションでは、ダイアゴナルに配置された“FF”ロゴバックルとメゾンを象徴するバイカラーが際立つ“FF ダイヤモンド(FF DIAMOND)”に、2025-26年秋冬コレクションのシーズナルカラーのマカロンピンクを加えた“FF ダイヤモンド 三つ折りウオレット”(8万5800円)や、シグネチャーの“FF”ロゴエンボスとバックルがラグジュアリーなアクセントを添える“バゲット(BAGUETTE)”にソルベイエローを落とし込み、使いやすさを高めてリニューアルした“バゲット ロングウオレット”(16万8300円)などをラインアップする。

さらに、ウサギ、クマなど7種類の小さな動物たちをあしらった“フェンディ BFFカードケース”(7万1500円)は、個性的かつ生き生きとしたシェイプと色でデザインされ、付属のロングストラップを活用することで手首にかけたり、チャームとしてバッグに着けたり自由なアクセサライズが可能だ。

メンズコレクションからは、創業以来100年近く続く伝統的なローマの馬具職人の技術とクラフツマンシップを解釈した“セレリア(SELLERIA)”のスモールレザーグッズコレクションから“セレリア カードケース”(6万7100円)や“セレリア 二つ折りウオレット”(8万2500円)が登場する。さらに、なめらかなカーフレザーにメタリックな“FF”ロゴが際立つ“FF スクエア”シリーズからは、充実した収納力と機能性を備えたブラックとサンドカラーの新色の“FF スクエア ロングウオレット”(11万3300円)と“FF スクエア 二つ折りウオレット”(7万1500円)もラインアップする。

7月24日は最強開運日

7月24日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日“、すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日“、万事に進んでよしとされる“大安“が重なるトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日“は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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【一粒万倍日】「フェンディ」から新作ウオレットやカードケースが登場 7月24日の最強開運日に向けて

「フェンディ(FENDI)」は、天赦日(てんしゃび)、一粒万倍日、大安が重なる最強開運日の7月24日に向けて新作のスモールレザーグッズを「フェンディ」直営店および公式オンラインストアで7月中旬から順次発売する。

ウィメンズコレクションでは、ダイアゴナルに配置された“FF”ロゴバックルとメゾンを象徴するバイカラーが際立つ“FF ダイヤモンド(FF DIAMOND)”に、2025-26年秋冬コレクションのシーズナルカラーのマカロンピンクを加えた“FF ダイヤモンド 三つ折りウオレット”(8万5800円)や、シグネチャーの“FF”ロゴエンボスとバックルがラグジュアリーなアクセントを添える“バゲット(BAGUETTE)”にソルベイエローを落とし込み、使いやすさを高めてリニューアルした“バゲット ロングウオレット”(16万8300円)などをラインアップする。

さらに、ウサギ、クマなど7種類の小さな動物たちをあしらった“フェンディ BFFカードケース”(7万1500円)は、個性的かつ生き生きとしたシェイプと色でデザインされ、付属のロングストラップを活用することで手首にかけたり、チャームとしてバッグに着けたり自由なアクセサライズが可能だ。

メンズコレクションからは、創業以来100年近く続く伝統的なローマの馬具職人の技術とクラフツマンシップを解釈した“セレリア(SELLERIA)”のスモールレザーグッズコレクションから“セレリア カードケース”(6万7100円)や“セレリア 二つ折りウオレット”(8万2500円)が登場する。さらに、なめらかなカーフレザーにメタリックな“FF”ロゴが際立つ“FF スクエア”シリーズからは、充実した収納力と機能性を備えたブラックとサンドカラーの新色の“FF スクエア ロングウオレット”(11万3300円)と“FF スクエア 二つ折りウオレット”(7万1500円)もラインアップする。

7月24日は最強開運日

7月24日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日“、すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日“、万事に進んでよしとされる“大安“が重なるトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日“は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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「エムエム6 メゾン マルジェラ」と「ドクターマーチン」のコラボシューズがオールホワイトで復活

 

「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」は7月17日、「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」とコラボレーションし、“1460 / 1461 ブーツ”(7万1500円)と“ペントン /1461 シューズ”(6万6000円)を発売する。「エムエム6 メゾン マルジェラ」表参道店、銀座シックス店、渋谷パルコ店、伊勢丹新宿本店、阪急うめだ本店、金沢店、公式オンラインストア、「ドクターマーチン」コンセプトストア ショールーム TYOと公式アプリおよび一部のセレクトショップで取り扱う。

今回は、第1弾コラボで登場した2モデルをオールホワイトのカラーで復活させた。

ホワイト・オン・ホワイトのアイコニックな2モデル

 

“1460 / 1461 ブーツ”は、「ドクターマーチン」のアイコン、“1460 8 ホールブーツ”と“1461 3 ホールシューズ”のデザインを融合した。シルエットの曲線を強調するバンプトゥを採用し、足首部分に刻印した「エムエム6」のナンバリングロゴ、ホワイトのカスタムエアウェア(AirWair)ヒールループを備える。

 

“1461 3 ホールシューズ”と“ペントンローファー”を組み合わせた“ペントン / 1461 シューズ”は、レースアップの構造とスリッポンの履きやすさを合わせ、靴の中の靴というアイデアを反映した。

どちらもスムースレザーとヴァージニアレザーを使用し、同色のウェルトステッチと「ドクターマーチン」のバウンシングソールでクラシックなフォームと脱構築的なディテールの対比を際立たせた。

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カーディ・B、デュア・リパの圧倒的な存在感! 「スキャパレリ」2025-26年秋冬オートクチュール・コレクション

「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」は7月7日(現地時間)、2025-26年秋冬オートクチュール・コレクションをパリで発表した。会場には、歌手のカーディ・B(Cardi B)とデュア・リパ(Dua Lipa)が来場。それぞれ同ブランド24年春夏オートクチュール・コレクションから、前衛的で存在感のあるルックを身にまとって登場した。

カーディ・B

 

カーディ・Bのドレスは、丸みを帯びた大きく開いたネックライン、細長く引き伸ばしたような構造の強調されたショルダーライン、そして、パールをあしらったフリンジを全体に施した額縁のようなシルエットが特徴的だった。

 

アクセサリーはミニマルに留め、パールのストリングを引き立てるティアドロップのパールのステートメントイヤリングをつけた。ヘアは、1920年代に流行したスタイルを彷ふつとさせる波打ったサイドパートをつけ、毛先をそろえたブラントボブにまとめた。メイクアップは、太めの眉、ドラマチックなアイライン、グロッシーなリップで仕上げた。

カーディ・Bはショーが始まる前、プチ・パレの階段でカラスと一緒に写真撮影。米「WWD」にカラスと一緒にポーズをとった気分について尋ねられると、「あの鳥は怖くないわ。友達なの!コントロールできたわ、私たちは親友よ」と答えた。

デュア・リパ

 

デュア・リパは、羽に似せた生地を全体にあしらった白の長袖のドレスを着用した。床に届く丈のこのドレスは、丸みを帯びたネックラインと体にフィットするシルエット、太ももの高さまで入ったスリットが目を引く。中央には、1930年代から「スキャパレリ」のデザインに度々登場してきたシグネチャーモチーフである鍵穴のカットアウトをあしらった。

 

リパは、ステートメントイヤリング、ブラックのヒールを合わせてルックを完成させた。ヘアはナチュラルなウェーブスタイル、メイクアップは太めの眉と軽く引いたアイライン、艶やかなリップで仕上げた。

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「マルニ」の新ディレクターにメリル・ロッゲ就任 「マーク ジェイコブス」や「ドリス」で経験を積んだ女性デザイナー

「ディーゼル(DIESEL)」や「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」なども擁するOTBは7月15日、傘下ブランド「マルニ(MARNI)」の新たなクリエイティブ・ディレクターにメリル・ロッゲ(Meryll Rogge)「メリル ロッゲ」デザイナーを指名した。6月に約10年間の任期を終えて退任したフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)の後任となる。

ベルギー・ヘント出身のロッゲは2008年にアントワープ王立芸術アカデミーを卒業後、ニューヨークに移住。「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」でおよそ7年にわたって経験を積んだ。14年にアントワープに戻り、「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」でウィメンズのヘッドデザイナーを4年間務めた後、20年に自身のブランドを立ち上げた。21年にはベルギー・ファッション・アワード(BELGIAN FASHION AWARD)で、心身デザイナーに贈られる「エマージング・タレント・オブ・ザ・イヤー」を受賞。そして24年には、同アワード(BELGIAN FASHION AWARD)で、女性として初めて「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。フランス国立モード芸術開発協会が主催する「ANDAMファッション・アワード(ANDAM FASHION AWARD)」では、やはり24年にファイナリストに選出され、25年にはグランプリを受賞。25年のインターナショナル・ウールマーク・プライズ(INTERNATIONAL WOOLMARK PRIZE)でもファイナリストに選ばれている。

就任に際して、ロッゲは「長年その独立した精神に敬意を抱いてきた『マルニ』に加わることを本当に光栄に思う。先見性のあるクリエイティブ・ディレクターたちによって定義されてきた役割を担うことは、謙遜であるとともに刺激的。レンツォとステファノが私たちの世界観の共鳴を評価し、この非凡な機会を託してくれたことに深く感謝している。『マルニ』のこれからを形作ることに貢献できるのが楽しみ」と話した。

レンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)OTB会長は「私たちは多くの優秀な候補者と会ったが、『マルニ』が世界中のクリエイターを引き付け、インスパイアし続けていることを改めて認識した。メリルは、ブランドのDNAを再解釈するために示した感性で私たちを魅了し、アクセサリーやインテリアデザイン、コミュニケーション、スペシャルプロジェクトなど『マルニ』のあらゆる側面をグローバルに包含するコンテンポラリーなビジョンを示してくれた」とコメント。「クリエイティビティーをアイデンティティーの核に据えてきたチームとグループと共に、情熱を持ってこのビジョンを推進する彼女の活躍を祈っている」と続けた。また、レンツォ会長の息子でもあるステファノ・ロッソ(Stefano Rosso)「マルニ」CEOは「メリルを『マルニ』に迎えられて、とても光栄だ。彼女は卓越したクリエイティブな才能とインスピレーションにあふれる女性であり、そのビジョンと専門知識が、この素晴らしいブランドの未来を形作る上で重要な役割を果たすだろう」と述べた。

OTB傘下のブランドではこの1年、デザイナー交代が活発化している。「メゾン マルジェラ」には、「ディーゼル」と兼務する形でグレン・マーティンス(Glenn Martens)が就任。7月9日にパリ・オートクチュール・ファッション・ウイークで “アーティザナル”コレクションのショーを開き、デビューを飾ったばかりだ。また、「ジル サンダー」にはシモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)が着任しており、9月のミラノ・ファッション・ウイークにランウエイデビューを控えている。

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「マルニ」の新ディレクターにメリル・ロッゲ就任 「マーク ジェイコブス」や「ドリス」で経験を積んだ女性デザイナー

「ディーゼル(DIESEL)」や「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」なども擁するOTBは7月15日、傘下ブランド「マルニ(MARNI)」の新たなクリエイティブ・ディレクターにメリル・ロッゲ(Meryll Rogge)「メリル ロッゲ」デザイナーを指名した。6月に約10年間の任期を終えて退任したフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)の後任となる。

ベルギー・ヘント出身のロッゲは2008年にアントワープ王立芸術アカデミーを卒業後、ニューヨークに移住。「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」でおよそ7年にわたって経験を積んだ。14年にアントワープに戻り、「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」でウィメンズのヘッドデザイナーを4年間務めた後、20年に自身のブランドを立ち上げた。21年にはベルギー・ファッション・アワード(BELGIAN FASHION AWARD)で、心身デザイナーに贈られる「エマージング・タレント・オブ・ザ・イヤー」を受賞。そして24年には、同アワード(BELGIAN FASHION AWARD)で、女性として初めて「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。フランス国立モード芸術開発協会が主催する「ANDAMファッション・アワード(ANDAM FASHION AWARD)」では、やはり24年にファイナリストに選出され、25年にはグランプリを受賞。25年のインターナショナル・ウールマーク・プライズ(INTERNATIONAL WOOLMARK PRIZE)でもファイナリストに選ばれている。

就任に際して、ロッゲは「長年その独立した精神に敬意を抱いてきた『マルニ』に加わることを本当に光栄に思う。先見性のあるクリエイティブ・ディレクターたちによって定義されてきた役割を担うことは、謙遜であるとともに刺激的。レンツォとステファノが私たちの世界観の共鳴を評価し、この非凡な機会を託してくれたことに深く感謝している。『マルニ』のこれからを形作ることに貢献できるのが楽しみ」と話した。

レンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)OTB会長は「私たちは多くの優秀な候補者と会ったが、『マルニ』が世界中のクリエイターを引き付け、インスパイアし続けていることを改めて認識した。メリルは、ブランドのDNAを再解釈するために示した感性で私たちを魅了し、アクセサリーやインテリアデザイン、コミュニケーション、スペシャルプロジェクトなど『マルニ』のあらゆる側面をグローバルに包含するコンテンポラリーなビジョンを示してくれた」とコメント。「クリエイティビティーをアイデンティティーの核に据えてきたチームとグループと共に、情熱を持ってこのビジョンを推進する彼女の活躍を祈っている」と続けた。また、レンツォ会長の息子でもあるステファノ・ロッソ(Stefano Rosso)「マルニ」CEOは「メリルを『マルニ』に迎えられて、とても光栄だ。彼女は卓越したクリエイティブな才能とインスピレーションにあふれる女性であり、そのビジョンと専門知識が、この素晴らしいブランドの未来を形作る上で重要な役割を果たすだろう」と述べた。

OTB傘下のブランドではこの1年、デザイナー交代が活発化している。「メゾン マルジェラ」には、「ディーゼル」と兼務する形でグレン・マーティンス(Glenn Martens)が就任。7月9日にパリ・オートクチュール・ファッション・ウイークで “アーティザナル”コレクションのショーを開き、デビューを飾ったばかりだ。また、「ジル サンダー」にはシモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)が着任しており、9月のミラノ・ファッション・ウイークにランウエイデビューを控えている。

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「ランジェリーク」が代官山にセレクトショップ 上質な下着とラウンジウエアがそろう大人のための隠れ家

日本発ランジェリー「ランジェリーク(LANGELIQUE)」は7月12日、東京・代官山に新コンセプトストアを出店した。同ブランド今年は、誕生15周年。繊細なレースや素材を使用した大人のための上質なランジェリーやラウンジウエアを提供している。約43平方メートルのランジェリーク 代官山では、同ブランドをはじめ、フランス発「ヤスミン エスラミ(YASMINE ESLAMI)」やニューヨーク発「アラクス(ARAKS)」、バルセロナ発ソックス「コンドル(CONDOR)」など6ブランドを販売する。同店舗は、代官山駅からほど近くフランス発フレグランス「オフィシーヌ ユニヴェルセル ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」代官山店の2階。自然光が差し込む心地よい空間で、ゆったりとランジェリーを選ぶことができる隠れ家的なショップだ。

インバウンド客にも認められるクオリティー

現在、「ランジェリーク」は伊勢丹新宿本店、阪急うめだ本店、松屋銀座店など百貨店内に6店舗を運営するほか、セレクトショップへ卸販売している。日本からどんどんインポートのランジェリーブランドが撤退し、専門店も激減、百貨店のコーナーも縮小する中でのオープンだ。カドリールインターナショナル ランジェリー事業部の有馬智子クリエイティブディレクターは、「ニュウマン新宿の店舗が閉店し、ブランドの世界観を表現できる場所を探していた。ゆったりと下着やラウンジウエアを選ぶ楽しみを提供したい」とコメント。代官山店では、「ランジェリーク」の商品8割、その他のブランド2割で構成するという。ブラジャーの中心価格帯は、ブラジャーが1万5000円、ショーツが8000円程度。

「ランジェリーク」のコンセプトは洗練された大人の豊かな日常に溶け込むランジェリーブランド。素材やパターンにこだわり、自然なフィット感や心地よさを重視している。そのクオリティーの高さは、インバウンド客からの支持も高い。有馬ディレクターは、「店舗によっては、売上高の3割をインバウンド客が占めることも。シルクやコットンなど天然素材のラウンジウエアやランジェリーの人気が高くリピーターも多い」と話す。中には、まとめ買いをするインバウンド客もいるという。その洗練されたデザインと上質の素材で丁寧に仕上げられているにもかかわらず、手に取りやすい価格帯がインバンドからも支持される理由のようだ。

■ランジェリーク 代官山
住所:東京都渋谷区代官山猿楽町24-2 ホリイビル2F
時間:11:00~19:00
定休日:月曜日

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デムナによる「バレンシアガ」完結 10年間の軌跡を感じる最後のクチュール

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が7月8日にパリで開いたクチュールショーは、とてもエモーショナルなものだった。それは、10年間アーティスティック・ディレクターを務めてきたデムナ(Demna)による同メゾンでの最後の仕事だったから。おなじみの会場となったジョルジュ・サンク通り10番地に構えるクチュールサロンには、彼の母親をはじめとする親族、アントワープ王立芸術アカデミー時代の恩師や友人なども多く集まり、いつも以上にアットホームな雰囲気に包まれていた。そんな中行われたショーのサウンドトラックは、過去10年間にデムナが描くビジョンの実現を支えてきたチームメンバーの名前を読み上げたもの。そこには、彼の感謝の気持ちが込められている。

創業者への敬意とデムナのコードを織り交ぜた集大成

ショーは、テーラリング技術を生かした構築的なロングトップスとフルレングススカートのミニマルなドレススタイルからスタート。その後は、前傾したパワーショルダーとカールしたチューリップ型のラペルが印象的なスーツなど、ウィメンズのテーラードアイテムが続く。そして目を引いたのは、創業者クリストバル・バレンシアガ(Christobal Balenciaga)へのリスペクトを込めたハウンドトゥース柄のスカートスーツ。彼の元でハウスモデルを務めたダニエル・スラヴィック(Danielle Slavick)が1967年に着用したアンサンブルを再現したもので、7000時間にも及ぶ刺しゅうで柄を描いた大作だ。スラヴィックは、デムナのラブコールで2022年のクチュールショーにモデルとしても登場していたが、創業者を実際に知る彼女と出会い、そして彼女に認められたことがデムナに自信をもたらしたという。

また今回のコレクションでは、ニットをメディチ家の装いから着想した高い襟で仕上げたり、トレンチコートをドレスのように仕立てたり、レザーパンツとブーツを一体化させたりと、自身がこれまでに確立してきたデザインの応用も多出。極めて軽量のテクニカルシルクで作ったボンバージャケットからタフテッド刺しゅうによるトロンプルイユで表現したコーディロイ風パンツまで、デムナのクチュールの特徴の一つであるカジュアルウエアの再解釈も見られた。

デムナ期を象徴する顔ぶれが登場

ランウエイには、過去のショーでもモデルを務めたことのあるキム・カーダシアン(Kim Kardashian)やPPクリット(PP Krit)といったアンバサダーも登場した。デムナにとってハリウッドの黄金時代は尽きることのないインスピレーション源であり、キムは女優エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)へのオマージュとして、映画「熱いトタン屋根の猫」の衣装をイメージしたシルクのスリップドレスとフェザーの刺しゅうを全面にあしらったミンク風のコート、ジュエリーデザイナーのロレイン・シュワルツ(Lorraine Schwarz)によるカスタムメードのハイジュエリーを着用。そのほか、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)にヒントを得た黒のスパンコールガウンや、社交界のデビュタントのようなテクニカルオーガンジー製のプリンセスドレスも披露された。

一方、PPクリットは、ナポリにある4つのテーラーと共に開発したアンコン仕立てのスーツをまとった。これは、ボディービルダーの体をもとに“ワンサイズ・フィット・オール”のアイデアで作られたもの。筋骨隆々から華奢まで異なる体型のモデルが着用することで、「衣服が体を定義するのではなく、体が衣服を定義する」という考えを表現している。

そしてラストルックは、16-17年秋冬のデビューショーでもオープニングを飾ったデムナ期の「バレンシアガ」を象徴するエリザ・ダグラス(Eliza Douglas)がまとうシームレスなギュピールレースのガウン。22年のクチュールも思い起こさせるミニマルで彫刻的なシルエットは、帽子制作の技術を応用して作られたものだ。

「クチュールと現実世界の関連性を生み出したい」

21年にクチュールコレクションを復活させて以来、先を見据えるデムナは創業者と現代のつながりを見出しつつも、クチュール界のしきたりにとらわれることなく、観るものに驚きを与えてきた。Tシャツやデニムなどの日常着やテクニカルな素材のクチュールへの昇華、アーティストが油彩で描くアートワークや精巧なトロンプルイユといった手仕事の取り入れ方、熱処理やアルミニウムを挟んだ生地で作る独創的なシルエットなど、例を挙げればキリがない。

そんなこれまでの4回に比べると、今回のコレクションはよりクリーンで洗練されたスタイルに重きを置いたものであり、見た目のインパクトは控えめだったかもしれない。ただ、今回のコレクションを通して探求したのは、彫刻的かつ精緻な構造でありながらミニマルで、軽やかさや快適さを表現すること。メンズのテーラリングは現代人のニーズに合うようにシャツのような着心地で仕上げ、象徴的なアワーグラスシルエットを生むコルセットも今回はボーンを用いずシェイプウエアを発展させたような構造で作り上げている。そんな軽やかさや快適さは、実際に袖を通す顧客だけが身をもって感じられる贅沢さだろう。

また今回公開されたルック画像は、デムナ自身がファッションのキャリアをスタートした場所へのオマージュとして、クチュールサロンではなく、日常を想起させるパリの街中を背景にしたものだった。そんなロケーションと彼が提案する服には、「卓越した職人技によって生み出されるクチュールを宮殿や素晴らしいサロンではなくリアリティーという文脈に置き、クチュールと現実世界の関連性を生み出したい」という思いが反映されている。

「バレンシアガ」での仕事を終え「グッチ」へ

デムナは最後のクチュールショーに先駆け、「バレンシアガ」での10年間の軌跡を振り返る展覧会をケリング本社で開催した。それは、彼がファッション界の常識を打ち破り、時に物議を醸しながらもスタイルに変革をもたらし、ファッション史に残る一時代を築いたことを示すものだった。その一章は、このクチュールコレクションをもって完結。「私は『バレンシアガ』を愛しているし、最も美しいクチュールメゾンだと思う。ただ、そのコードは限定的で、現在のビジネスのタイプに比例していない。この10年間、私はコクーンやアワーグラスに取り組んできたが、それだけでは十分ではなかったため、たくさんの“デムナ”コードを組み込む必要があった」とショー後のバックステージで振り返った。

移籍先の「グッチ(GUCCI)」での初のショーは、来年3月になるという。「次の章には、これまでに使ったことや手にしたことがなかった多様なコードがそろっているという豊かさがある。それにとてもワクワクしている。私はシェフのような存在であり、料理を作るための材料が増えることはエキサイティングだ」。そう話す彼が「グッチ」ではどんなクリエイションを見せてくれるのか、期待を込めて待ちたい。

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デムナによる「バレンシアガ」完結 10年間の軌跡を感じる最後のクチュール

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が7月8日にパリで開いたクチュールショーは、とてもエモーショナルなものだった。それは、10年間アーティスティック・ディレクターを務めてきたデムナ(Demna)による同メゾンでの最後の仕事だったから。おなじみの会場となったジョルジュ・サンク通り10番地に構えるクチュールサロンには、彼の母親をはじめとする親族、アントワープ王立芸術アカデミー時代の恩師や友人なども多く集まり、いつも以上にアットホームな雰囲気に包まれていた。そんな中行われたショーのサウンドトラックは、過去10年間にデムナが描くビジョンの実現を支えてきたチームメンバーの名前を読み上げたもの。そこには、彼の感謝の気持ちが込められている。

創業者への敬意とデムナのコードを織り交ぜた集大成

ショーは、テーラリング技術を生かした構築的なロングトップスとフルレングススカートのミニマルなドレススタイルからスタート。その後は、前傾したパワーショルダーとカールしたチューリップ型のラペルが印象的なスーツなど、ウィメンズのテーラードアイテムが続く。そして目を引いたのは、創業者クリストバル・バレンシアガ(Christobal Balenciaga)へのリスペクトを込めたハウンドトゥース柄のスカートスーツ。彼の元でハウスモデルを務めたダニエル・スラヴィック(Danielle Slavick)が1967年に着用したアンサンブルを再現したもので、7000時間にも及ぶ刺しゅうで柄を描いた大作だ。スラヴィックは、デムナのラブコールで2022年のクチュールショーにモデルとしても登場していたが、創業者を実際に知る彼女と出会い、そして彼女に認められたことがデムナに自信をもたらしたという。

また今回のコレクションでは、ニットをメディチ家の装いから着想した高い襟で仕上げたり、トレンチコートをドレスのように仕立てたり、レザーパンツとブーツを一体化させたりと、自身がこれまでに確立してきたデザインの応用も多出。極めて軽量のテクニカルシルクで作ったボンバージャケットからタフテッド刺しゅうによるトロンプルイユで表現したコーディロイ風パンツまで、デムナのクチュールの特徴の一つであるカジュアルウエアの再解釈も見られた。

デムナ期を象徴する顔ぶれが登場

ランウエイには、過去のショーでもモデルを務めたことのあるキム・カーダシアン(Kim Kardashian)やPPクリット(PP Krit)といったアンバサダーも登場した。デムナにとってハリウッドの黄金時代は尽きることのないインスピレーション源であり、キムは女優エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)へのオマージュとして、映画「熱いトタン屋根の猫」の衣装をイメージしたシルクのスリップドレスとフェザーの刺しゅうを全面にあしらったミンク風のコート、ジュエリーデザイナーのロレイン・シュワルツ(Lorraine Schwarz)によるカスタムメードのハイジュエリーを着用。そのほか、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)にヒントを得た黒のスパンコールガウンや、社交界のデビュタントのようなテクニカルオーガンジー製のプリンセスドレスも披露された。

一方、PPクリットは、ナポリにある4つのテーラーと共に開発したアンコン仕立てのスーツをまとった。これは、ボディービルダーの体をもとに“ワンサイズ・フィット・オール”のアイデアで作られたもの。筋骨隆々から華奢まで異なる体型のモデルが着用することで、「衣服が体を定義するのではなく、体が衣服を定義する」という考えを表現している。

そしてラストルックは、16-17年秋冬のデビューショーでもオープニングを飾ったデムナ期の「バレンシアガ」を象徴するエリザ・ダグラス(Eliza Douglas)がまとうシームレスなギュピールレースのガウン。22年のクチュールも思い起こさせるミニマルで彫刻的なシルエットは、帽子制作の技術を応用して作られたものだ。

「クチュールと現実世界の関連性を生み出したい」

21年にクチュールコレクションを復活させて以来、先を見据えるデムナは創業者と現代のつながりを見出しつつも、クチュール界のしきたりにとらわれることなく、観るものに驚きを与えてきた。Tシャツやデニムなどの日常着やテクニカルな素材のクチュールへの昇華、アーティストが油彩で描くアートワークや精巧なトロンプルイユといった手仕事の取り入れ方、熱処理やアルミニウムを挟んだ生地で作る独創的なシルエットなど、例を挙げればキリがない。

そんなこれまでの4回に比べると、今回のコレクションはよりクリーンで洗練されたスタイルに重きを置いたものであり、見た目のインパクトは控えめだったかもしれない。ただ、今回のコレクションを通して探求したのは、彫刻的かつ精緻な構造でありながらミニマルで、軽やかさや快適さを表現すること。メンズのテーラリングは現代人のニーズに合うようにシャツのような着心地で仕上げ、象徴的なアワーグラスシルエットを生むコルセットも今回はボーンを用いずシェイプウエアを発展させたような構造で作り上げている。そんな軽やかさや快適さは、実際に袖を通す顧客だけが身をもって感じられる贅沢さだろう。

また今回公開されたルック画像は、デムナ自身がファッションのキャリアをスタートした場所へのオマージュとして、クチュールサロンではなく、日常を想起させるパリの街中を背景にしたものだった。そんなロケーションと彼が提案する服には、「卓越した職人技によって生み出されるクチュールを宮殿や素晴らしいサロンではなくリアリティーという文脈に置き、クチュールと現実世界の関連性を生み出したい」という思いが反映されている。

「バレンシアガ」での仕事を終え「グッチ」へ

デムナは最後のクチュールショーに先駆け、「バレンシアガ」での10年間の軌跡を振り返る展覧会をケリング本社で開催した。それは、彼がファッション界の常識を打ち破り、時に物議を醸しながらもスタイルに変革をもたらし、ファッション史に残る一時代を築いたことを示すものだった。その一章は、このクチュールコレクションをもって完結。「私は『バレンシアガ』を愛しているし、最も美しいクチュールメゾンだと思う。ただ、そのコードは限定的で、現在のビジネスのタイプに比例していない。この10年間、私はコクーンやアワーグラスに取り組んできたが、それだけでは十分ではなかったため、たくさんの“デムナ”コードを組み込む必要があった」とショー後のバックステージで振り返った。

移籍先の「グッチ(GUCCI)」での初のショーは、来年3月になるという。「次の章には、これまでに使ったことや手にしたことがなかった多様なコードがそろっているという豊かさがある。それにとてもワクワクしている。私はシェフのような存在であり、料理を作るための材料が増えることはエキサイティングだ」。そう話す彼が「グッチ」ではどんなクリエイションを見せてくれるのか、期待を込めて待ちたい。

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「ハンティングワールド」と「ソルソ」がコラボ 野生動物保護のチャリティーアイテム

環境保護活動家のロバート・M・リー(ROBERT M LEE、通称ボブ・リー)が展開した「ハンティングワールド(HUNTING WORLD)」の「グリーンタグ(GREENTAG)」レーベルは、ガーデンツール、グリーンショップ、グリーンデザインなどを手掛ける「ソルソ(SOLSO)」とコラボしたアイテムを発売する。売り上げの一部は、認定NPO法人“ボルネオ保全トラスト・ジャパン”を通じて、ボルネオ島に棲む野生動物の命をつなぐ活動に寄付する。

「ハンティングワールド」は、ボブ・リーが人々を雄大な自然へ誘うための道具を提供するためにニューヨークで設立し、その想いを継承すべく、「自然との共生」の理念のもと、環境保全団体を支援やチャリティーを目的とした「グリーンタグ」レーベルを展開した。大自然とのつながりや意識をもつことの大切さを、植物に触れることをきっかけに知ってほしいという思いから、「ソルソ」とのコラボが実現した。

“都市生活の収穫籠”バッグ&ガーデニングとファッション両用の作業用編手袋

収穫をテーマに包み込むようなかごに着想を得た“2ウエイ トートバッグ”(3万6300円)は、ワークウエアの象徴でもあるデニムやリサイクルポリエステル×コットンによるエコ素材を採用し、鋭利な道具から守り耐水力を高めるためのPVC加工を生地の裏側に施した。デニムブルーにビビットなオレンジのアクセントを効かせたデザインで、両サイドのスナップボタンで側面のシルエットの変化やクロスボディーショルダーとしても楽しめる2ウエイ仕様だ。

“作業用編手袋”(5500円)は、一般的な綿糸ではなく、原料はインド産のオーガニックコットンでコンパクトスピンで精紡されたソフトタイプの綿糸を採用し、ソフトな綿の風合いはそのままシャープで光沢に富んだ生地に仕上げた。天然有機系抗菌防臭加工を施し、肌に優しく臭いの原因となる繊維上の常在菌が繁殖するのを抑制する。さらに、燃やしても有害な物質が発生しない安全なシリコン素材を用いてグリップ力を高めるとともに、手袋内に土が入りづらくする。

プロジェクトの詳細について

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「ハンティングワールド」と「ソルソ」がコラボ 野生動物保護のチャリティーアイテム

環境保護活動家のロバート・M・リー(ROBERT M LEE、通称ボブ・リー)が展開した「ハンティングワールド(HUNTING WORLD)」の「グリーンタグ(GREENTAG)」レーベルは、ガーデンツール、グリーンショップ、グリーンデザインなどを手掛ける「ソルソ(SOLSO)」とコラボしたアイテムを発売する。売り上げの一部は、認定NPO法人“ボルネオ保全トラスト・ジャパン”を通じて、ボルネオ島に棲む野生動物の命をつなぐ活動に寄付する。

「ハンティングワールド」は、ボブ・リーが人々を雄大な自然へ誘うための道具を提供するためにニューヨークで設立し、その想いを継承すべく、「自然との共生」の理念のもと、環境保全団体を支援やチャリティーを目的とした「グリーンタグ」レーベルを展開した。大自然とのつながりや意識をもつことの大切さを、植物に触れることをきっかけに知ってほしいという思いから、「ソルソ」とのコラボが実現した。

“都市生活の収穫籠”バッグ&ガーデニングとファッション両用の作業用編手袋

収穫をテーマに包み込むようなかごに着想を得た“2ウエイ トートバッグ”(3万6300円)は、ワークウエアの象徴でもあるデニムやリサイクルポリエステル×コットンによるエコ素材を採用し、鋭利な道具から守り耐水力を高めるためのPVC加工を生地の裏側に施した。デニムブルーにビビットなオレンジのアクセントを効かせたデザインで、両サイドのスナップボタンで側面のシルエットの変化やクロスボディーショルダーとしても楽しめる2ウエイ仕様だ。

“作業用編手袋”(5500円)は、一般的な綿糸ではなく、原料はインド産のオーガニックコットンでコンパクトスピンで精紡されたソフトタイプの綿糸を採用し、ソフトな綿の風合いはそのままシャープで光沢に富んだ生地に仕上げた。天然有機系抗菌防臭加工を施し、肌に優しく臭いの原因となる繊維上の常在菌が繁殖するのを抑制する。さらに、燃やしても有害な物質が発生しない安全なシリコン素材を用いてグリップ力を高めるとともに、手袋内に土が入りづらくする。

プロジェクトの詳細について

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キャサリン妃は家族そろって登場 シンシア・エリヴォやニコール・キッドマンも「ウィンブルドン選手権2025」

「ウィンブルドン選手権2025」が6月30日〜7月13日(現地時間)、英ロンドンで開催された。会場には連日、ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)やシンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)ら多数の豪華俳優やロイヤルファミリーが来場し、夏らしい爽やかなファッションを披露していた。

セレブの観戦ファッションをチェック!

シンシア・エリヴォ

 

シンシア・エリヴォは、「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」から、ドロップウエストのシルエットに長袖、長めのカフという1960年代風のミニドレスを着用。クリームトーンに入ったダークなストライプが特徴で、ポルカドット柄のネクタイとブラックのプラットホームヒールを合わせた。

リリー・コリンズ

 

リリー・コリンズ(Lily Collins)は、「ステラ ジャン(STELLA JEAN)」のブルーとホワイトのストライプ柄のミディドレスで登場。マクラメ編みのようなハチドリの刺しゅうで胸元を飾った。足元には、ゴールドイエローのメッシュ地のバレエシューズを合わせた。

ニコール・キッドマン

ニコール・キッドマンは、先日米「Vogue」編集長を退任することを発表したアナ・ウィンター(Anna Winter)と並んで観戦。黒のボタンを2列並べた爽やかな白のダブルブレストブレザーでクラシックなメンズウエアスタイルの装いを披露した。さらに、オフホワイトのストロー素材に黒のグログランリボンで飾った「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」のパナマハットと同ブランドの黒のサングラス、「オメガ(OMEGA)」の“コンステレーション”25mmでコーディネートした。

キャサリン妃

ケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は、ウィリアム皇太子(Prince William)、シャーロット王女(Princess Charlotte)、ジョージ王子(Prince George)と一緒に来場。キャサリン妃のコバルトブルーのラップスタイルのドレスは「ロクサンダ(ROKSANDA)」のもので、半袖とフィットする上半身とフレアスカートのシルエットが特徴だ。ミディ丈のドレスには「ラルフ ローレン」のポインテッドトゥパンプスを合わせ、「LK ベネット( LK BENNETT)」のハットを被り、「ダニエラ・ドレイパー(DANIELLA DRAPER)」のチェーンネックレスを含むゴールドのジュエリーを重ね付けした。また、2014年の結婚記念でウィリアム皇太子からプレゼントされた「カルティエ(CARTIER)」の“バロン ブルー ドゥ”ウオッチも身につけていた。

ウィリアム皇太子は、金ボタンのダブルブレストのネイビーブレザー、ジョージ王子は、ネイビーのジャケットとパンツにそれぞれ身を包んだ。シャーロット王女は、ネックラインにフリルをあしらい、ネイビーのパイピングを施したノースリーブの白のミディドレスを着用し、白のメリージェーンシューズを合わせた。

カミラ王妃

カミラ王妃(Queen Camilla)は、お気に入りデザイナーのフィオナ・クレア(Fiona Clare)によるシャツドレスを身にまとった。ドレスには、像や豹、ヌーなどの動物がブルー、グレー、イエロー、ピーチなどの色合いでプリントされていた。シューズには「シャネル(CHANEL)」のブラックとベージュのキャップトゥのスエードサテンローヒールパンプスをチョイスし、カミラ王妃定番の「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」のブレスレットとパリ発のアイウエアブランド「イジピジ(IZIPIZI)」のサングラスでコーデを仕上げた。

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キャサリン妃は家族そろって登場 シンシア・エリヴォやニコール・キッドマンも「ウィンブルドン選手権2025」

「ウィンブルドン選手権2025」が6月30日〜7月13日(現地時間)、英ロンドンで開催された。会場には連日、ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)やシンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)ら多数の豪華俳優やロイヤルファミリーが来場し、夏らしい爽やかなファッションを披露していた。

セレブの観戦ファッションをチェック!

シンシア・エリヴォ

 

シンシア・エリヴォは、「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」から、ドロップウエストのシルエットに長袖、長めのカフという1960年代風のミニドレスを着用。クリームトーンに入ったダークなストライプが特徴で、ポルカドット柄のネクタイとブラックのプラットホームヒールを合わせた。

リリー・コリンズ

 

リリー・コリンズ(Lily Collins)は、「ステラ ジャン(STELLA JEAN)」のブルーとホワイトのストライプ柄のミディドレスで登場。マクラメ編みのようなハチドリの刺しゅうで胸元を飾った。足元には、ゴールドイエローのメッシュ地のバレエシューズを合わせた。

ニコール・キッドマン

ニコール・キッドマンは、先日米「Vogue」編集長を退任することを発表したアナ・ウィンター(Anna Winter)と並んで観戦。黒のボタンを2列並べた爽やかな白のダブルブレストブレザーでクラシックなメンズウエアスタイルの装いを披露した。さらに、オフホワイトのストロー素材に黒のグログランリボンで飾った「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」のパナマハットと同ブランドの黒のサングラス、「オメガ(OMEGA)」の“コンステレーション”25mmでコーディネートした。

キャサリン妃

ケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は、ウィリアム皇太子(Prince William)、シャーロット王女(Princess Charlotte)、ジョージ王子(Prince George)と一緒に来場。キャサリン妃のコバルトブルーのラップスタイルのドレスは「ロクサンダ(ROKSANDA)」のもので、半袖とフィットする上半身とフレアスカートのシルエットが特徴だ。ミディ丈のドレスには「ラルフ ローレン」のポインテッドトゥパンプスを合わせ、「LK ベネット( LK BENNETT)」のハットを被り、「ダニエラ・ドレイパー(DANIELLA DRAPER)」のチェーンネックレスを含むゴールドのジュエリーを重ね付けした。また、2014年の結婚記念でウィリアム皇太子からプレゼントされた「カルティエ(CARTIER)」の“バロン ブルー ドゥ”ウオッチも身につけていた。

ウィリアム皇太子は、金ボタンのダブルブレストのネイビーブレザー、ジョージ王子は、ネイビーのジャケットとパンツにそれぞれ身を包んだ。シャーロット王女は、ネックラインにフリルをあしらい、ネイビーのパイピングを施したノースリーブの白のミディドレスを着用し、白のメリージェーンシューズを合わせた。

カミラ王妃

カミラ王妃(Queen Camilla)は、お気に入りデザイナーのフィオナ・クレア(Fiona Clare)によるシャツドレスを身にまとった。ドレスには、像や豹、ヌーなどの動物がブルー、グレー、イエロー、ピーチなどの色合いでプリントされていた。シューズには「シャネル(CHANEL)」のブラックとベージュのキャップトゥのスエードサテンローヒールパンプスをチョイスし、カミラ王妃定番の「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」のブレスレットとパリ発のアイウエアブランド「イジピジ(IZIPIZI)」のサングラスでコーデを仕上げた。

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「ルイ・ヴィトン」が大阪で大規模展覧会 130年前の“モノグラム”のサンプルや150年前の日本初の顧客の姿までを展示

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は7月15日、大阪の中之島美術館で没入型のエキシビション「ビジョナリー・ジャーニー」展を開幕した。9月17日まで。大阪・関西万博の開催と創業170 周年を記念して、ブランドの歴史と、日本との長きにわたる対話を綴る。展覧会は、ファッション史家のフロランス・ミュラー(Florence Muller)がキュレーションを、重松象平率いるOMAがデザインを担当。1000点以上ものアーカイブと200点を超える日本の伝統工芸品を見せる展覧会は、イノベーションやサヴォアフェール(匠の技)など、12 のテーマにわたってブランドの発展を紐解く。

フロランス・ミュラーは、「初公開のアーカイブも数多い。中でも注目すべきは、パリ市立公文書館に眠っていた最初の“モノグラム”のサンプル。商標登録のために制作し、長年箱の中で保管していた貴重な品を箱の外に出して展示している。日本で最初の『ルイ・ヴィトン』のクライアントとして知られる外交官の鮫島尚信については、駒場美術館からポートレートを拝借した。それから170年を経たファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)とNIGOによる2025-26年秋冬コレクションのティー・セレモニー・トランクに至るまで、ブランドの歴史と日本との繋がりを楽しんでほしい」と話した。1896年に作られた“モノグラム”のサンプルについては、「小さなキャンバス片でありながら、大きな何かの始まりとなったという意味において感動的だった」という。メゾンは1880年代後半、ルイ・ヴィトン創業者の息子ジョルジュ(Georges)が“ダミエ”やストライプ柄などを次々と商標登録。しかし何度も広く模倣されたたため、ジョルジュは1896年、LVのイニシャルと幾何学模様を組み合わせたモノグラムを創作したという。

一方の重松は、ある部屋は熱気球の内部のように、別の部屋は輝く金属片で覆われたドーム型などさまざまな空間を用意。「それぞれの部屋は、連続した物語の中の独立したセットで、メゾンの創造性の幅広さを反映しつつ、空間としての多様性を提供している。実験的なブランドなので竹やバルーン、アクリル、畳など、さまざまな素材を用いた」と話した。

「ルイ・ヴィトン」の会長兼最高経営責任者を務めるピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)は米「WWD」の取材に対し、「今は、人々が意味を求めている時代。『ルイ・ヴィトン』には多くの意味、本物らしさ、そして歴史がある。私たちは、私たちの起源、歴史、そして私たちが何者であるかを改めて明確にする必要がある」と話し、中之島美術館には一昨年前から予約を入れていたという。「この展覧会は、大阪、この素晴らしい美術館、そしてこの時期に大阪を訪れる何百万人もの観光客の存在により、重要なものになるだろう。歴史をより多くの人々に知ってもらえば、彼らが忠実な顧客になる可能性は高まると確信している」との期待を示した。

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「ルイ・ヴィトン」が大阪で大規模展覧会 130年前の“モノグラム”のサンプルや150年前の日本初の顧客の姿までを展示

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は7月15日、大阪の中之島美術館で没入型のエキシビション「ビジョナリー・ジャーニー」展を開幕した。9月17日まで。大阪・関西万博の開催と創業170 周年を記念して、ブランドの歴史と、日本との長きにわたる対話を綴る。展覧会は、ファッション史家のフロランス・ミュラー(Florence Muller)がキュレーションを、重松象平率いるOMAがデザインを担当。1000点以上ものアーカイブと200点を超える日本の伝統工芸品を見せる展覧会は、イノベーションやサヴォアフェール(匠の技)など、12 のテーマにわたってブランドの発展を紐解く。

フロランス・ミュラーは、「初公開のアーカイブも数多い。中でも注目すべきは、パリ市立公文書館に眠っていた最初の“モノグラム”のサンプル。商標登録のために制作し、長年箱の中で保管していた貴重な品を箱の外に出して展示している。日本で最初の『ルイ・ヴィトン』のクライアントとして知られる外交官の鮫島尚信については、駒場美術館からポートレートを拝借した。それから170年を経たファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)とNIGOによる2025-26年秋冬コレクションのティー・セレモニー・トランクに至るまで、ブランドの歴史と日本との繋がりを楽しんでほしい」と話した。1896年に作られた“モノグラム”のサンプルについては、「小さなキャンバス片でありながら、大きな何かの始まりとなったという意味において感動的だった」という。メゾンは1880年代後半、ルイ・ヴィトン創業者の息子ジョルジュ(Georges)が“ダミエ”やストライプ柄などを次々と商標登録。しかし何度も広く模倣されたたため、ジョルジュは1896年、LVのイニシャルと幾何学模様を組み合わせたモノグラムを創作したという。

一方の重松は、ある部屋は熱気球の内部のように、別の部屋は輝く金属片で覆われたドーム型などさまざまな空間を用意。「それぞれの部屋は、連続した物語の中の独立したセットで、メゾンの創造性の幅広さを反映しつつ、空間としての多様性を提供している。実験的なブランドなので竹やバルーン、アクリル、畳など、さまざまな素材を用いた」と話した。

「ルイ・ヴィトン」の会長兼最高経営責任者を務めるピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)は米「WWD」の取材に対し、「今は、人々が意味を求めている時代。『ルイ・ヴィトン』には多くの意味、本物らしさ、そして歴史がある。私たちは、私たちの起源、歴史、そして私たちが何者であるかを改めて明確にする必要がある」と話し、中之島美術館には一昨年前から予約を入れていたという。「この展覧会は、大阪、この素晴らしい美術館、そしてこの時期に大阪を訪れる何百万人もの観光客の存在により、重要なものになるだろう。歴史をより多くの人々に知ってもらえば、彼らが忠実な顧客になる可能性は高まると確信している」との期待を示した。

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「マルニ」が博多阪急でマルニマーケットを開催 フルーツ柄や新色のバッグを先行販売

「マルニ(MARNI)」は7月16〜29日、博多阪急1階メディアステージでポップアップストア“マルニマーケット(MARNI MARKET)”をオープンする。フルーツや花々をモチーフに、最新色のバッグやポーチなどを先行販売する。新型および最新色などのバッグはそれぞれ発売日が異なる。詳細はホームページに記載している。

“フルーツ バスケット”(3万1900円)には、ウオーターメロンとペアーをあしらった。また、“フルーツ バッグ”(4万9500円)と“フルーツ ポーチ”(4万700円)は、それぞれウオーターメロン、キウイ、オレンジを用意する。

“フラワー バスケット”(3万1900円)とともにコロンビアの職人による手編みで生産されている“トランスペアレントバスケット”(3万800円)は、先行販売カラー5色が並ぶ。同じく、コロンビアの伝統的なハンモックから着想を得た“ハンモックバッグ”(3万3000円)からは、インディアンレッドとミントが登場。同シリーズには“ビッグチェック ハンモックバッグ”(3万3000円)と“チェック ハンモックバッグ”(3万3000円)もラインアップ。

“バンダナトート”(2万4200円)は、京都の染色工場の職人が手捺染という手法で染め上げたアイテム。さらに、“マルニ マーケット”のアイコニックな“フィッシュバッグ”から、ひと回り小さな“ミニ フィッシュバッグ”(5万3900円)が、ブラックとフィヨルドのカラー展開で登場する。そのほか、“フォールディッドバッグ”(5万7200円)シリーズもラインアップする。底面を仕切り収納に優れたデザインに仕上げた。

イベント詳細

◾️マルニマーケット

日程:7月16〜29日
時間:10:00〜20:00
場所:博多阪急1階メディアステージ
住所:福岡県福岡市博多区博多駅中央街1−1
>特設サイト

アイテム一覧

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TSIがデイトナ買収を決めたワケ 「同質」の課題と「異質」の強み

TSIホールディングスが、セレクト業態「フリークス ストア(FREAK’S STORE)」擁するデイトナ・インターナショナルを買収する。主力ブランドの伸び悩みや統合ECへの移行遅れなど、不安要素が残るTSI。なぜこのタイミングで攻めの大型買収に踏み切ったのか。

TSIによるデイトナ買収額は約283億円、9月2日に株式取得を予定する。売主はユニゾンキャピタル。案件は年初にマーケットに出され、TSIは4月頃に買収の意向を固めたという。TSIは現在、自己資本1000億円超、現預金と有価証券を合わせて約560億円、借入金は10億円台という、比較的健全な財務基盤を持つ。15日に行われたTSIホールディングスの2025年3〜5月期決算発表会で、下地毅社長はこの大型ディールについて、「成長投資と株主還元の両立が可能だ」と説明した。

ただ同日発表されたTSIの3〜5月期決算では、売上高は前年同期比9.4%減の356億円。百貨店(前年同期比19.4%)減や駅ビルなどの非百貨店(同4.0%減)、EC(同14.9%減)といったすべての販路で売り上げは前年割れとなり、2月に発足した新統合ECモール「ミックスドットトーキョー(MIX.TOKYO)」も、旧サイトからの会員移行が想定を下回った。「ナノ・ユニバース(NANO・UNIVERSE)」は前年同期比7.8%減、「マーガレット・ハウエル(MARGALET HOWELL)」は同13.7%減、「パーリーゲイツ(PEARLY GATES)」は18.0%減と、主力ブランドも軒並み苦戦した。

売り上げの足元を見ると、「攻め時」とは言い難い局面に見える。それでもTSIが、このタイミングでの買収を選択したのはなぜなのか。その理由のひとつが、デイトナとTSIが同質の課題=伸び代を抱えている点にある。

デイトナは仕入れ構造改革で
「営業利益10%に高められる」

デイトナは直近3カ年で最終赤字が続いており、25年2月期の連結売上高は393億円と伸長したが営業利益は5億3900万円にとどまり、最終損益は3期連続で赤字。“仕入れ構造の重さ”をボトルネックとして抱えており、粗利率の改善余地やコスト構造の見直しが必要となっている。

これは、TSIが近年直面していた課題でもある。そこで同社はここ数年、プライシングの見直し、在庫圧縮、原価管理を通じて収益構造改革を実施。その結果、この第1四半期では売上総利益率が1.4ポイント改善、販管費や在庫評価損も抑制し、純利益19億6000万円(前年同期から+14.2 億円)を確保するなど、一定の成果が出た。

TSIは、デイトナと同じ課題を持っているからこそ、適切にメスが入れられると考えているのだろう。下地社長はデイトナについて、「将来的には営業利益率を 10%まで高めたい」と目標を語る。

若い顧客基盤とOMO
統合ECにノウハウ注入

一方、デイトナはTSIにはない強みもある。主力の「フリークス ストア」をはじめ20代を中心とした若年層に強く支持されており、EC化率は50%超。自社モール「デイトナパーク(DAYTONA PARK)」やSNS運用、リアル店舗とのOMO連携など、デジタルとリアルを融合させたビジネスモデルはすでに成熟している。TSIは「ミックスドットトーキョー」が滑り出しの段階にある中、デイトナのOMOノウハウを取り込み、相互送客やクロスバイの促進、UI/UX設計のブラッシュアップにつなげる目論見がある。

一見、「攻めどき」とは思えないTSIによるデイトナの買収。既存ブランドの立て直しという目下の課題に直面しながら、未来へ向けた布石を打つ。

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クルミッ子 が「ピエール・エルメ・パリ」と再びコラボ バラとクルミのフロマージュ

鎌倉紅谷は、「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」とコラボした“イスパハン クルミッ子 6個入り(缶)”(2538円)を発売する。7月20日に阪急百貨店オンラインストアで事前受注を開始し、阪急うめだ本店では8月6〜12日の期間、鎌倉紅谷八幡宮前本店と小町横路店は8月8日から取り扱う。その他一部百貨店や鎌倉紅谷公式オンラインショップでも、順々に数量限定で販売する。

イスパハン×クルミッ子のフロマージュ

歯ごたえの良いクルミと自家製キャラメル、バラが香るフランボワーズジャムをバター生地で挟み焼き上げた。“イスパハン”と“クルミッ子”それぞれを彷ふつとさせる味わいを楽しめる1品。小町横路店と阪急うめだ本店では、本商品の切れ端にあたる“イスパハン クルミミ”(1242円)も販売する。

「ピエール・エルメ・パリ」に着想を得たパッケージ

宝石箱のような八角形の缶にはパティシエ姿の“リスくん”をあしらい、エンブレム風のデザインに仕上げた。また、「ピエール・エルメ・パリ」一部店舗で取り扱う“マカロン クルミッ子”の缶にはマカロンを持ったリスくんをデザイン。両者のパッケージを比較し今回のコラボレーションを楽しむこともできる。 なお、鎌倉紅谷店舗での“マカロン クルミッ子”の単品販売はない。

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クルミッ子 が「ピエール・エルメ・パリ」と再びコラボ バラとクルミのフロマージュ

鎌倉紅谷は、「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」とコラボした“イスパハン クルミッ子 6個入り(缶)”(2538円)を発売する。7月20日に阪急百貨店オンラインストアで事前受注を開始し、阪急うめだ本店では8月6〜12日の期間、鎌倉紅谷八幡宮前本店と小町横路店は8月8日から取り扱う。その他一部百貨店や鎌倉紅谷公式オンラインショップでも、順々に数量限定で販売する。

イスパハン×クルミッ子のフロマージュ

歯ごたえの良いクルミと自家製キャラメル、バラが香るフランボワーズジャムをバター生地で挟み焼き上げた。“イスパハン”と“クルミッ子”それぞれを彷ふつとさせる味わいを楽しめる1品。小町横路店と阪急うめだ本店では、本商品の切れ端にあたる“イスパハン クルミミ”(1242円)も販売する。

「ピエール・エルメ・パリ」に着想を得たパッケージ

宝石箱のような八角形の缶にはパティシエ姿の“リスくん”をあしらい、エンブレム風のデザインに仕上げた。また、「ピエール・エルメ・パリ」一部店舗で取り扱う“マカロン クルミッ子”の缶にはマカロンを持ったリスくんをデザイン。両者のパッケージを比較し今回のコラボレーションを楽しむこともできる。 なお、鎌倉紅谷店舗での“マカロン クルミッ子”の単品販売はない。

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「フジロック 2025 」のライブ配信決定 「アマゾン」のプライム・ビデオと Twitchで

7月25〜27日の3日間、新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催される音楽フェス「フジロック フェスティバル’25(FUJI ROCK FESTIVAL'25)」のライブ配信が決定した。

GREEN STAGE、WHITE STAGE、RED MARQUEE、FIELD OF HEAVEN の4つのステージで行われるアーティストのライブや出演アーティストのインタビュー動画など、現地苗場の模様をプライム・ビデオ(Prime Video)と Twitch(ツイッチ)のAmazon Music公式チャンネルで無料でライブ配信される。詳しい配信アーティストやタイムテーブルは後日発表となる。

プライム・ビデオでは、「アマゾン(Amazon)」のアカウントを持っていれば無料楽しむことができ、プライム会員資格は必要なし。ブラウザでストリーミングできるほか、 プライム・ビデオのアプリを利用すると、対応するスマートフォン、タブレット、ケーブルテレビ用端末、ゲーム機器、スマートTV、Fire TV、Fire TV stick、Fireタブレットなどのさまざまなデバイスで見ることができる。

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「フジロック 2025 」のライブ配信決定 「アマゾン」のプライム・ビデオと Twitchで

7月25〜27日の3日間、新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催される音楽フェス「フジロック フェスティバル’25(FUJI ROCK FESTIVAL'25)」のライブ配信が決定した。

GREEN STAGE、WHITE STAGE、RED MARQUEE、FIELD OF HEAVEN の4つのステージで行われるアーティストのライブや出演アーティストのインタビュー動画など、現地苗場の模様をプライム・ビデオ(Prime Video)と Twitch(ツイッチ)のAmazon Music公式チャンネルで無料でライブ配信される。詳しい配信アーティストやタイムテーブルは後日発表となる。

プライム・ビデオでは、「アマゾン(Amazon)」のアカウントを持っていれば無料楽しむことができ、プライム会員資格は必要なし。ブラウザでストリーミングできるほか、 プライム・ビデオのアプリを利用すると、対応するスマートフォン、タブレット、ケーブルテレビ用端末、ゲーム機器、スマートTV、Fire TV、Fire TV stick、Fireタブレットなどのさまざまなデバイスで見ることができる。

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パジャマ来店で90%オフのイベントを開催 「コアラ」がショールームを移転オープン

オーストラリア発寝具ブランド「コアラ(KOALA)」は7月12日、ショールームを表参道から外苑前に移転オープンした。ショールームの売り場面積は、表参道の約3倍となった。全製品を展示・販売するほか、新たにカフェスペースも設置。ホームウエアコレクションも上陸させた。日本人の睡眠の質(スリープパフォーマンス以下、スリパ)を高めるための情報発信拠点として活用する。オープン初日には、パジャマ着用で来店した先着100人に“コアラマットレス KORE”(シングル8万9900円〜)を90%オフで販売した。

ショールームのコンセプトは、“レイドバック”ムード。リラックスした、ゆったりしたを指す言葉で、オーストラリア人の気質やライフスタイルとも関連づけられるという。内装は木を基調に、ブランドカラーであるティールブルーを取り入れた。都会的でありながら、くつろいだ雰囲気を演出する。

日本で初めて販売するホームウエアコレクションは、クッションカバー、ラグ、スロー(ベッドの足元部分に横向きにかける細長い布)をそろえる。オーストラリアの自然からインスパイアされた色合いやデザインが特徴だ。

カフェではオーストラリア発祥のコーヒー“ロングブラック”や“フラットホワイト”のほか、アボカドトーストやバナナブレッド、クッキーなどを提供する。「オーストラリアのコーヒー文化を広めるとともに、ゆったりとアットホームな空間を楽しんでもらいたい。今後は、快眠に重要な脳内物質セラトニンの材料となるトリプトファンを多く含む食材を使ったメニューなども検討している」(「コアラ」PR担当)といい、さまざまなアプローチでスリパの向上を目指す。

「コアラ」史上最安値でマットレスを販売

オープン初日のイベントでは、パジャマ着用で来店した先着100人に“コアラマットレス KORE”を「コアラ」史上最安値の90%オフで販売した。10時に受付開始を予定していたが、「コアラ」PR担当によれば、8時過ぎの時点ですでに行列は250人を超えていた。栄えある1人目は、国分寺から来たという26歳の男性。「前日の21時に並び始めた。数年間、『コアラ』のマットレスが欲しいと思っていたが、予算が厳しかったので、今回購入できてうれしい」と話した。

100人目となったのは、川崎から来たという男女のカップル。「始発の電車に乗り、5時半ごろに外苑前駅に着いた。自分たちが先頭かと思っていたが、パジャマで走っている人たちがいたので自分たちも走ったところ、ギリギリで最後の2人だった」とコメントした。

■Koala 青山ショールーム
オープン日:7月12日
時間:月〜金曜日 11:00〜20:00 / 土・日曜日・祝日 11:00〜19:00
カフェ営業時間:8:00〜17:00
定休日:不定休
住所:東京都港北区北青山3-2-4 日新青山ビル1F

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「マーガレット・ハウエル」×「ポーター」 キャンバス地の2ウエイ バックパックを発売

「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」は、「ポーター(PORTER)」とコラボレーションし、2014年のコラボモデルをアップデートした2ウエイ バックパック(6万8200円)を発売した。「マーガレット・ハウエル」直営店およびミックスドットトウキョウ(mix.tokyo)公式オンラインストアで取り扱っている。

同製品は、開口部をナスカン付きのベルトに変更し、開閉の利便性に加え、荷物の飛び出しなどを防ぐ機能性を備える。背面のストラップはよりシンプルな仕様にし、調整や着脱もスムーズにした。生地にはコットンとリサイクルナイロンを組み合わせた11号帆布を用い、薄くて軽くかつ耐久性があるキャンバス素材を採用した。ホックやバックルなどの付属パーツは、ダールメッキで統一し、モダンな印象に仕上げている。

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ローズバッドが「マリークワント」別注アイテム含むカプセルコレクションを発売 バッグチャームやポーチも

ビーズインターナショナルが運営するセレクトショップにローズバッド(ROSE BUD)は、「マリークワント(MARY QUANT)」別注アイテムを含むカプセルコレクションを 8月1日にアウトレットを除く全店舗で発売する。今回はトップス3型、ファッション雑貨6型をラインアップ。すでにローズバッド オンラインストアで先行予約を開始しており、7月26日にルミネエスト新宿6階のイベントスペース、エストマでのポップアップで先行発売する。

別注アイテムもラインアップ

ニットプルオーバー(全3色、9350円)は、レッドカラーが別注アイテム。ケーブル編みでTシャツ感覚での着こなしがかなう1着に仕上げた。リンガーTシャツ(全2色、5720円)は、イエローカラー、コンパクトサイズ、ビッグシルエットサイズのそれぞれが別注だ。デイジー刺しゅうを胸元にあしらったタンクトップ(4400円)やレザーのトートバッグ(7480円)、その他フェイクファーのマスコットキーホルダー(2420円)、バッグチャーム(2200円)、ポーチ(4180円)、メタル素材のクリップ(3520円)とヘアピン(2640円)をラインアップする。

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ローズバッドが「マリークワント」別注アイテム含むカプセルコレクションを発売 バッグチャームやポーチも

ビーズインターナショナルが運営するセレクトショップにローズバッド(ROSE BUD)は、「マリークワント(MARY QUANT)」別注アイテムを含むカプセルコレクションを 8月1日にアウトレットを除く全店舗で発売する。今回はトップス3型、ファッション雑貨6型をラインアップ。すでにローズバッド オンラインストアで先行予約を開始しており、7月26日にルミネエスト新宿6階のイベントスペース、エストマでのポップアップで先行発売する。

別注アイテムもラインアップ

ニットプルオーバー(全3色、9350円)は、レッドカラーが別注アイテム。ケーブル編みでTシャツ感覚での着こなしがかなう1着に仕上げた。リンガーTシャツ(全2色、5720円)は、イエローカラー、コンパクトサイズ、ビッグシルエットサイズのそれぞれが別注だ。デイジー刺しゅうを胸元にあしらったタンクトップ(4400円)やレザーのトートバッグ(7480円)、その他フェイクファーのマスコットキーホルダー(2420円)、バッグチャーム(2200円)、ポーチ(4180円)、メタル素材のクリップ(3520円)とヘアピン(2640円)をラインアップする。

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「ユニクロ:シー」2025-26年秋冬コレクションは機能性素材×スマートなテーラリング

「ユニクロ(UNIQLO)」とデザイナーのクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)による「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」は、2回に分けて2025-26年秋冬コレクションを発売する。第1弾は7月18日、第2弾は9月5日に「ユニクロ」店舗と公式オンラインストアで販売を開始する。ヒートテックカシミヤや天然の羽毛を使わない“パフテック”素材を使用したアウターなど、スマートなテーラリングと機能性素材を組み合わせたウィメンズ全22型、メンズ全15型、アクセサリー全8種をそろえる。

第1弾は、シグネチャーアイテムのスエットに、クルーネックが新たに登場する。ウィメンズはクロップド丈のコクーンシャツやミディ丈のキュロットなど晩夏から快適に着こなせるアイテムを用意する。

第2弾は、ヒートテックカシミヤのメンズモデルにクルーネックとタートルネックの2型が初登場する。ウィメンズには、サンドベージュ、フォレストグリーン、ネイビー、バーガンディなど、宝石のような色鮮やかなカラーパレットを追加する。また、ジャケットやコートなどのアウターもラインアップする。

価格は、ウィメンズのアウターが7990〜1万2900円、スカート・パンツが3990〜5990円、シャツが3990円、ニットが3990〜1万4900円、ドレスが4990〜5990円。メンズは、アウターが7990〜1万4900円、パンツが3990〜4990円、シャツ・カットソーが3990円、ニットが3990〜4990円、シューズが4990〜6990円だ。

第1弾アイテム一覧

メンズ

ウィメンズ

第2弾アイテム一覧

メンズ

ウィメンズ

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「ユニクロ:シー」2025-26年秋冬コレクションは機能性素材×スマートなテーラリング

「ユニクロ(UNIQLO)」とデザイナーのクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)による「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」は、2回に分けて2025-26年秋冬コレクションを発売する。第1弾は7月18日、第2弾は9月5日に「ユニクロ」店舗と公式オンラインストアで販売を開始する。ヒートテックカシミヤや天然の羽毛を使わない“パフテック”素材を使用したアウターなど、スマートなテーラリングと機能性素材を組み合わせたウィメンズ全22型、メンズ全15型、アクセサリー全8種をそろえる。

第1弾は、シグネチャーアイテムのスエットに、クルーネックが新たに登場する。ウィメンズはクロップド丈のコクーンシャツやミディ丈のキュロットなど晩夏から快適に着こなせるアイテムを用意する。

第2弾は、ヒートテックカシミヤのメンズモデルにクルーネックとタートルネックの2型が初登場する。ウィメンズには、サンドベージュ、フォレストグリーン、ネイビー、バーガンディなど、宝石のような色鮮やかなカラーパレットを追加する。また、ジャケットやコートなどのアウターもラインアップする。

価格は、ウィメンズのアウターが7990〜1万2900円、スカート・パンツが3990〜5990円、シャツが3990円、ニットが3990〜1万4900円、ドレスが4990〜5990円。メンズは、アウターが7990〜1万4900円、パンツが3990〜4990円、シャツ・カットソーが3990円、ニットが3990〜4990円、シューズが4990〜6990円だ。

第1弾アイテム一覧

メンズ

ウィメンズ

第2弾アイテム一覧

メンズ

ウィメンズ

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「ユニクロ:シー」2025-26年秋冬コレクションは機能性素材×スマートなテーラリング

「ユニクロ(UNIQLO)」とデザイナーのクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)による「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」は、2回に分けて2025-26年秋冬コレクションを発売する。第1弾は7月18日、第2弾は9月5日に「ユニクロ」店舗と公式オンラインストアで販売を開始する。ヒートテックカシミヤや天然の羽毛を使わない“パフテック”素材を使用したアウターなど、スマートなテーラリングと機能性素材を組み合わせたウィメンズ全22型、メンズ全15型、アクセサリー全8種をそろえる。

第1弾は、シグネチャーアイテムのスエットに、クルーネックが新たに登場する。ウィメンズはクロップド丈のコクーンシャツやミディ丈のキュロットなど晩夏から快適に着こなせるアイテムを用意する。

第2弾は、ヒートテックカシミヤのメンズモデルにクルーネックとタートルネックの2型が初登場する。ウィメンズには、サンドベージュ、フォレストグリーン、ネイビー、バーガンディなど、宝石のような色鮮やかなカラーパレットを追加する。また、ジャケットやコートなどのアウターもラインアップする。

価格は、ウィメンズのアウターが7990〜1万2900円、スカート・パンツが3990〜5990円、シャツが3990円、ニットが3990〜1万4900円、ドレスが4990〜5990円。メンズは、アウターが7990〜1万4900円、パンツが3990〜4990円、シャツ・カットソーが3990円、ニットが3990〜4990円、シューズが4990〜6990円だ。

第1弾アイテム一覧

メンズ

ウィメンズ

第2弾アイテム一覧

メンズ

ウィメンズ

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【スナップ】平野紫耀、広瀬すず、ファレルらが登場 「ルイ・ヴィトン」が大阪中之島美術館で“ビジョナリー・ジャーニー”展を開催

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は9月17日まで、大阪・関西万博とメゾンの創業170周年を記念したエキシビション“ビジョナリー・ジャーニー”展を大阪中之島美術館で開催中だ。7月14日に行われたプレスイベントには、「ルイ・ヴィトン」のメンズ・クリエイティブ・ディレクターのファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)、アンバサダーの平野紫耀と広瀬すず、フレンド・オブ・ザ・ハウスを務めるモデルのKoki、ローラ、さらにNCT127のYUTA、堀米雄斗、VERDY(ヴェルディ)らゲストが多数来場した。

本展覧会では、ファッション史家のフロランス・ミュラー(Florence Muller)がキュレーション、建築家の重松象平がデザインを担当し、アトリウムのインスタレーションを含んだ12のテーマにわたってメゾン発展の歴史と日本と長きにわたる文化的な対話の軌跡を語る。

併設のギフトショップでは、“ビジョナリー・ジャーニー”展ブックレット、ノートブック、メゾンの厳選アイテムを販売する。ニューヨークの書店リッツオーニ(RIZZOLI)と共同出版の書籍“ルイ・ヴィトンと日本:ビジョナリー・ジャーニー”は、ギフトショップ、リッツオーニ、「ルイ・ヴィトン」店舗で先行発売中だ。さらに、7月18日16時30分〜18時30分には同展覧会で作品を紹介しているフランス人フォトグラファージャン=ヴァンサン・シモネ(JEAN VINCENT SIMONET)のフォトブック“ファッション・アイ大阪”のサイン会も同ギフトショップで開催予定だ。

■「ルイ・ヴィトン」“ビジョナリー・ジャーニー”展
日程:7月15日〜9月17日
時間:日〜木曜日 10:00〜17:00(入場は16:30まで)/ 金・土・祝前日 10:00〜19:00(入場は18:30まで)
休館日:7月21、8月11日、9月15日を除いた月曜日、7月22日
場所:大阪中之島美術館 5階展示室
住所:大阪府大阪市北区中之島4-3-1
入場料:一般2000円、大学・専門学生1500円、高校生以下無料(要事前申込)

大阪中之島美術館 チケットサイト

来場者スナップ一覧

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コンラッド大阪とミャクミャクがコラボ 愛らしい“なりきりぬいぐるみベア”を発売

コンラッド大阪は、大阪・関西万博公式キャラクター“ミャクミャク”をモチーフにした“ミャクミャク なりきりぬいぐるみベア”を発売した。コンラッド大阪館内、ホテル公式サイトで取り扱う。 価格は1体2900円。

コンラッド大阪の人気マスコット“コンラッド・ベア”とミャクミャクがコラボした本アイテムは、取り外し可能なチェーン付きで、バッグチャームとして旅先にも持ち運べる。2500体限定で販売する。

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PSポール・スミスから「コンバース」コラボスニーカーやアパレルコレクション ““ジャパン リミテッド プロジェクト”第2弾

PSポール・スミス(PS PAUL SMITH)は7月18日、次世代に向けた新たな取り組み“ジャパン リミテッド プロジェクト”(JAPAN LIMITED PROJECT)”の第2弾として、アパレルカプセルコレクションを発売する。加えて25日には、「コンバース(CONVERSE)」とコラボレーションしたスニーカー(1万9800円)も発売する。なお、スニーカーはすでに先行予約を開始している。「ポール・スミス」渋谷パルコ店で“ジャパン リミテッド プロジェクト”のフルラインアップを用意するほか、公式オンラインショップおよび全国のポール・スミスショップなどでも取り扱う。「PSポール・スミス(PS PAUL SMITH)」は「ポール・スミス(PAUL SMITH)」のデザインDNAを継承しながら、よりカジュアルで実用性の高いアイテムを提案するディフュージョンラインだ。

アパレルコレクションは
フラワープリントを大胆にあしらったTシャツなど16型

アパレルコレクションでは、「ポール・スミス」のテーラリングのエッセンスを活かしてデザインしたオーバーサイズシルエットのセットアップや、フラワープリントを大胆にあしらったTシャツなど16型を展開する。セットアップは、ロングとショートの2種類のボトムスを、トップスは、ジャケットのほか、裾をドローコードで調整することでシルエットを変えられるベストやショートスリーブプルオーバー、ハーフジッププルオーバーなど多様なラインアップで好みに合わせて組み合わせることができる。

コンバースコラボの遊び心溢れるスニーカー

「コンバース」とのコラボでは、リサイクルマテリアルを随所に使用し、“オールスター”の次世代モデル“オールスター アール(ALL STAR R)”をベースにブラックとホワイトの2色を展開する。オリジナルの織ネームを使用したアンクルパッチは、「ポール・スミス」のシグネチャーストライプで表現し、かかと紐にはロゴ入りのエンボステープを配した。カップインソールは、左足がレッド、右足がブルーと左右で異なるカラーを採用。さらに、ヒールラベルも左足には“オールスター アール”、右足には“PS ポール・スミス”とそれぞれ異なる遊び心あるデザインに仕上げた。また、セルチップにスポーツストライプをプリントしたスペアシューレースも付属する。

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「ファミリア」が阪神タイガースと再びコラボ 甲子園球場で野球をする“ファミちゃん”と“トラッキー”をデザイン

「ファミリア(FAMILIAR)」は7月16日10時から、プロ野球球団「阪神タイガース」と阪神電気鉄道が運営する阪神甲子園球場とのコラボレーションアイテムを発売する。「ファミリア」公式オンラインショップで取り扱う。なお、購入個数は1注文あたり各商品1点までだ。「ファミリア」のキャラクター“ファミちゃん”と阪神タイガースのマスコットキャラクター“トラッキー”や、阪神甲子園球場をデザインに落とし込んだ6アイテムを展開する。

野球観戦にもぴったりなサコッシュなど6アイテム

ファミリー層や子どもたちに野球観戦を楽しんでほしいという思いから2022年に実現した同コラボは、25年4月に創業75周年を迎えた「ファミリア」と同年12月に創立90周年を迎える「阪神タイガース」のアニバーサリーイヤーを記念して第2弾が実現。

ラインアップは、ピッチャー姿の“トラッキー”とバッター姿の“ファミちゃん”がポイントになったデニムバッグ(2万7500円)や、「ファミリア」のキャラクターと「阪神タイガース」のキャラクターが大集合したレッスンバッグ(5500円)、裏側にポケットのついたサコッシュ(1万1000円)、“ファミちゃん”と“トラッキー”を配したパスケース(9900円)、阪神甲子園球場を連想させるカラーのタオルハンカチ(2200円)のほか、“ファミちゃん”と“リアちゃん”のユニホーム姿が可愛いステッカー(1650円)をそろえる。

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英国政府がファッションに特化した大学院奨学金 日本から留学生を募集

英国政府が提供する修士課程対象の奨学金制度「チーヴニング奨学金(Chevening Scholarship)」は、英国の大学院でファッションを学ぶ奨学生を日本で募集している。英国の大学院への留学を対象とした社会人向けの奨学金プログラムで、日本を含む160以上の国と地域で募集中だ。学費、渡航費、生活費などを修了まで全て返済不要で提供する。

チーヴニング奨学金自体に専攻分野の制限はないが、2024年にファッションを含む芸術分野に特化した受賞枠「コウジ・ワタナベ ファッションスカラシップ(The Koji Watanabe Fashion Scholarship)」を日本で新たに導入した。銀座の老舗オートクチュール・メゾン「コージアトリエ(KOJI ATELIER)」の創業者、渡辺弘二氏の出資によって実現した枠となる。従来の英国外務省の資金提供される通常の枠に加え、民間の出資で枠を増設するパートナーシップによって設けられた。

同枠は毎年1人に授与する見込みだ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(London College of Fashion)やロイヤル・カレッジ・オブ・アート(Royal College of Art)、セントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)などを含むロンドン芸術大学群(University Of The Arts London)への進学を優先するが、専攻が適当であれば学校に指定はない。

渡辺氏自身もロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業しており、イギリス王室のアン王女(Anne, Princess Royal)のスーツをデザインするなど、英国との関わりも深いことから同国で学びたい日本の若者を応援する思いで、支援に至った。

8月上旬から募集開始

チーヴニング奨学金がファッションに特化した枠を導入したのは初めて。過去には通常の枠で、後に「アーデム(ERDEM)」のデザイナーとなるアーデム・モラリオグル(Erdem Moralioglu、カナダ出身)がロイヤル・カレッジ・オブ・アートのファッションの修士課程に留学している。

筆者自身も2022年に「WWD JAPAN」を退職し、チーヴニング奨学金を通じて渡英した。さまざまな業界で活躍するアルムナイ(卒業生)のネットワークに参加できる点も、同奨学金の魅力の一つだ。理系・文系から芸術までの幅広い分野を選択でき、ファッション業界の社会人に適した数少ない全額給付型プログラムであると言える。

応募の窓口は、通常のチーヴニング奨学金と共通。募集期間は毎年8月上旬から11月上旬で、詳細な日程は公式サイトで発表される。応募条件として、応募国の国籍を保持していること、2年間(2800時間)以上の職務経験があることなどが求められる。なお修了後は帰国し、2年間は自国に貢献をする必要がある。

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「セント マイケル」が黒夢や「寄生獣」「ディズニー」「ワイルド・スピード」とのコラボアイテムを7月19日に発売

「セント マイケル(©SAINT Mxxxxxx)」が、2025年秋冬コレクションの最新作を7月19日に全国の正規取扱店にて発売する。デザイナーの細川雄太と、ロサンゼルスを拠点とするアーティスト、カリ・デウィット(Cali DeWitt)が手がける同ブランドは、リアルなビンテージ感を再現する高度な加工技術と、ジャンルを横断したコラボレーションで注目を集めてきた。

今回のコレクションでは、岩明均によるSF漫画「寄生獣」、映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」、「ディズニー」の名作「美女と野獣」、さらにメジャーデビュー30周年を迎えるロックバンド「黒夢」とのコラボレーションが実現。いずれもポスタービジュアルやキャラクターを大胆にプリントし、ブランドの象徴であるビンテージ加工を加えたインパクトのあるデザインに仕上げている。

「寄生獣」コラボTシャツ

「寄生獣」とのコラボでは、主人公・泉新一の右手に寄生する“ミギー”を大胆にあしらったデザインで、作品の世界観をストレートに表現したデザイン2型を展開する。価格は3万5200円と4万6200円。

「黒夢」コラボTシャツ

「セント マイケル」デザイナーと親交があることから、黒夢のメジャーデビュー30周年という記念すべき節目にコラボレーションが実現。伝説のアルバム「CORKSCREW」のジャケットに使用されたクリエイティブを全面にプリントしたデザイン。価格は4万4000円。本コラボレーションのビジュアルは清春がモデルを務め、同氏が開催中のツアー「TOUR 2025 LOCAL APPLAUSE PART 1」でデザイナーの細川雄太が撮りおろした。

「ワイルド・スピード」コラボTシャツ

映画公開から来年で25年を迎える「ワイルド・スピード」シリーズから、2015年の作品、スカイミッションのポスターに採用されたメインビジュアルを大胆にプリント。シリーズ7作目にしてもなお、人々を魅了した映画のバックボーンが垣間見えるデザインとなっている。価格は4万2900円。

「ディズニー」コラボTシャツ

毎シーズン高い人気を誇るディズニーコレクションに、ディズニーアニメーション映画「美女と野獣」をフィーチャーした最新作が登場。作中に登場する陽気な従者「ルミエール」にフォーカスし、そのコミカルでチャーミングな魅力を表現したプリントが施されている。価格は4万700円。

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「ルイ・ヴィトン」が“ビジョナリー・ジャーニー”展でスマホ用カードケースの限定色を発売

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、7月15日~9月17日に大阪中之島美術館で開催するエキシビション“ビジョナリー・ジャーニー”展のギフトショップで、スマートフォン用カードケース(各5万8300円)を限定発売する。

同製品は、マグネットを組み込んだ“ポルト カルト・マグネット”の限定カラーをモノグラム・キャンバスで仕立てた。MagSafeを搭載したiPhone12以降の全ての機種に対応し、アイコニックな“V”シェイプの2つのカードスロットが特徴だ。

ほか、同展限定のブックレットや、「ルイ・ヴィトン」と日本の関係に焦点を当てた書籍、ノートブックなど、幅広くセレクトしたアイテムがそろう。

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「ルイ・ヴィトン」が“ビジョナリー・ジャーニー”展でスマホ用カードケースの限定色を発売

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、7月15日~9月17日に大阪中之島美術館で開催するエキシビション“ビジョナリー・ジャーニー”展のギフトショップで、スマートフォン用カードケース(各5万8300円)を限定発売する。

同製品は、マグネットを組み込んだ“ポルト カルト・マグネット”の限定カラーをモノグラム・キャンバスで仕立てた。MagSafeを搭載したiPhone12以降の全ての機種に対応し、アイコニックな“V”シェイプの2つのカードスロットが特徴だ。

ほか、同展限定のブックレットや、「ルイ・ヴィトン」と日本の関係に焦点を当てた書籍、ノートブックなど、幅広くセレクトしたアイテムがそろう。

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