(左)大塚千践/副編集長:新しいシルエットを探求するデザイナーの心意気が大好きで、2025-26年秋冬は「サカイ」のスーツを購入。1ブランドでの1シーズンの購入額最高記録をうっかり更新してしまう (右)藪野淳/欧州通信員:今季の日常に根差したリラックス感と洗練を併せ持つ提案に共感。物欲も高まり、個人的ベストの一つ「オーラリー」でレザーブルゾンをオーダーした。すでに秋冬が待ち遠しい ILLUSTRATION : UCA
モデルで俳優のジャクソンは、「イリス ヴァン ヘルペン(IRIS VAN HERPEN)」2022年春夏コレクションから、ボディス部分のマクラメ編みと肩から流れ落ちるようなデザインが目を引くロングドレスで登場。ヘアメイクはオールバックに赤リップでシンプルに仕上げ、深海海洋生物に着想したアイコニックなドレスを着こなした。
モデルで俳優のジャクソンは、「イリス ヴァン ヘルペン(IRIS VAN HERPEN)」2022年春夏コレクションから、ボディス部分のマクラメ編みと肩から流れ落ちるようなデザインが目を引くロングドレスで登場。ヘアメイクはオールバックに赤リップでシンプルに仕上げ、深海海洋生物に着想したアイコニックなドレスを着こなした。
ケリング(KERING)は、日本に事業拠点があるスタートアップ企業を対象にした「ケリング・ジェネレーション・アワード・ジャパン(KERING GENERATION AWARD X JAPAN)」の第1回授賞式を、東京・虎ノ門の“トウキョウ ノード ホール(TOKYO NODE HALL)”で3月13日に開催する。午後5時半からの授賞式はオンライン配信も行い、事前登録すれば視聴が可能だ。
ケリング(KERING)は、日本に事業拠点があるスタートアップ企業を対象にした「ケリング・ジェネレーション・アワード・ジャパン(KERING GENERATION AWARD X JAPAN)」の第1回授賞式を、東京・虎ノ門の“トウキョウ ノード ホール(TOKYO NODE HALL)”で3月13日に開催する。午後5時半からの授賞式はオンライン配信も行い、事前登録すれば視聴が可能だ。
ILLITは、オーディション番組を経て2024年3月にデビューした韓国発のガールズグループ。メンバーは、韓国人のユナ(YUNAH)、ミンジュ(MINJU)、ウォンヒ(WONHEE)と日本人のモカ(MOKA)、イロハ(IROHA)の計5人。1stミニアルバム「SUPER REAL ME」に収録された楽曲「Magnetic」が世界中で人気を博し、昨年末に行われた第66回日本レコード大賞では新人賞を受賞。また第75回NHK紅白歌合戦にも初出場を果たすなど今注目のアーティストだ。先月14日には、現在公開中の映画「顔だけじゃ好きになりません」の主題歌に起用された、初の日本オリジナル楽曲「Almond Chocolate」をデジタルリリースした。
RIZEのメンバーが「クロックス」を愛用していることやアーティスト活動のスタイルに本ブランドが共感し、就任に至ったという。ブランドのアイデンティティー“COME AS YOU ARE(いつだって自分らしく)”を掛け合わせたコンテンツを展開する。キャンペーンムービーは“クロックス クラシック ベイ クロッグ”と“クラシック クロッグ”の2パターンで撮影を行った。いずれもアイテムを身につけたメンバーの魅力的なダンスシーンが見どころだ。
上記は、2024年11月の「THE NEW YORKER」に掲載された村上春樹の発言だ。近年の武力紛争が小説の執筆にどういった影響を与えているか、という旨の質問に対する回答だが、この件に限らず、20年代の社会に対して中世との類似性を指摘する意見が昨今目につく。宗教やイデオロギーによる争いだけではない。格差の拡大、ヒエラルキーの非流動性、封建的な権力構造、社会不安のはけ口としてのスケープゴート、知と学問の断片化――あらゆる局面で、異端審問や宗教戦争、魔女狩り、領主による分権的統治や権力者による知の独占といった、中世において繰り返されてきた問題と似たような事態が顕在化してきている。
そのような状況下で、ファッションやポップミュージック、デザインの領域において、中世風のファッションをベースとした「メディーバルコア(Medieval Core)」、あるいは「キャッスルコア(Castle Core)」といったトレンドが昨年後半から浮上してきているのは当然のことなのかもしれない。アメリカの「W MAGAZINE」は昨秋、「What’s Behind the Sudden Surge of Gladiator-Inspired Celebrity Style?(突然のグラディエーター風セレブスタイルの急増にはどういった背景がある?)」という記事を特集した。その後も各国のメディアで「メディーバルコア」や「キャッスルコア」の盛り上がりが取り上げられており、Pinterestにおける関連ワードの検索数も急増しているようだ。もちろん、中世の世界観に近いものをモチーフにすること自体は特段目新しいアプローチではなく、例えば「指輪物語」関連の小説や映画作品、マノウォー(Manowar)をはじめとしたヘヴィメタルバンド、さらには国内だとMALICE MIZER(マリスミゼル)といったビジュアル系バンドなど多方面において観察されてきた。王家の内乱を描いたドラマシリーズ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」にしろ、封建制や騎士道の価値観を見せる映画「デューン」にしろ、はたまた中世ヨーロッパ風のファンタジー小説としてアメリカの若者の間でベストセラーとなっている「A Court of Thorns and Roses」にしろ、昨今も中世の世界観を参照したような作品がさまざまな領域でヒットしている。この春に公開予定の「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」が壮大な中世ヨーロッパを描いていたり、バズ・ラーマン監督が映画「ジャンヌダルク」を製作中というニュースが入ってきたりと、中世を舞台にした作品は今後もまだまだ増えそうだ。
UK発の新鋭バンドとして目下ブレイク中のザ・ラスト・ディナー・パーティー(The Last Dinner Party)も、象徴的な存在だ。インターネットを通じて中世からインスピレーションをもらっていると語る彼女たちは、シアトリカルなたたずまいの中に風通しの良いナチュラルさもうまく組み合わせながら、“新しい中世”の感覚を具現化している。
「M A S U」は、「プーマ(PUMA)」とのカプセルコレクションを10月に発売する。アイテムはスニーカー(2万2000円)とトラックフーディー(2万6400円)、トラックパンツ(2万4200円)の3型。「M A S U」が大手スポーツメーカーとコラボレーションするのは初めて。
サッカー好きに人気のスニーカー
“パレルモ ブレス”(2万2000円)
スニーカー“パレルモ ブレス(PALERMO BLESS)”は、「プーマ」が1980年代初頭に発表した“パレルモ”をベースにしている。同モデルは“ジャーマントレーナー”を踏襲した作りで、先端のT字型構造やスエードのパーツ使い、クラシックなガムソール、ヒールにあしらったゴールドの“プーマキャット”ロゴが特徴だ。発表当時は海外のサッカースタジアムに集う観衆に人気だったモデルで、「今の『M A S U』らしいスニーカーだと思った」と、元ストライカーの後藤愼平デザイナー。
コラボレーションでは、スエードのパーツやソールをオリジナルカラーでアレンジした。スニーカー全面に配した天使のアイコンは泥跳ねのシミをイメージしており、汚れも個性だと肯定する「M A S U」らしいポジティブなメッセージを込めている。シューレースは、ラメ糸入りのタイプとオフホワイトカラーの2種類が付属する。サイズは22.5〜30cm。シューズボックスには“時を超えて愛される1足になるように”という願いから、長年保管していた贈り物のリボンを解いたような日焼け跡をエンボスプリントしている。
ウエアは、「M A S U」が得意とするショート丈のコンパクトなトップスと、ワイドなパンツのシルエットを用いている。タウンユースを意識し、ストレッチ性に富んだベロア生地を表地に採用した。ネイビーベースのレトロなカラーリングは、トップ下起用にも応える後藤デザイナー私物のビンテージ「プーマ」に着想している。
「M A S U」は、「プーマ(PUMA)」とのカプセルコレクションを10月に発売する。アイテムはスニーカー(2万2000円)とトラックフーディー(2万6400円)、トラックパンツ(2万4200円)の3型。「M A S U」が大手スポーツメーカーとコラボレーションするのは初めて。
サッカー好きに人気のスニーカー
“パレルモ ブレス”(2万2000円)
スニーカー“パレルモ ブレス(PALERMO BLESS)”は、「プーマ」が1980年代初頭に発表した“パレルモ”をベースにしている。同モデルは“ジャーマントレーナー”を踏襲した作りで、先端のT字型構造やスエードのパーツ使い、クラシックなガムソール、ヒールにあしらったゴールドの“プーマキャット”ロゴが特徴だ。発表当時は海外のサッカースタジアムに集う観衆に人気だったモデルで、「今の『M A S U』らしいスニーカーだと思った」と、元ストライカーの後藤愼平デザイナー。
コラボレーションでは、スエードのパーツやソールをオリジナルカラーでアレンジした。スニーカー全面に配した天使のアイコンは泥跳ねのシミをイメージしており、汚れも個性だと肯定する「M A S U」らしいポジティブなメッセージを込めている。シューレースは、ラメ糸入りのタイプとオフホワイトカラーの2種類が付属する。サイズは22.5〜30cm。シューズボックスには“時を超えて愛される1足になるように”という願いから、長年保管していた贈り物のリボンを解いたような日焼け跡をエンボスプリントしている。
ウエアは、「M A S U」が得意とするショート丈のコンパクトなトップスと、ワイドなパンツのシルエットを用いている。タウンユースを意識し、ストレッチ性に富んだベロア生地を表地に採用した。ネイビーベースのレトロなカラーリングは、トップ下起用にも応える後藤デザイナー私物のビンテージ「プーマ」に着想している。
イタリアのバッグブランド「サルチェ(SALCE)」が日本に上陸した。同ブランドは、6万〜8万円が中心価格帯で、主に30代から50代から支持を集めている。日本では、セレクトショップの「ヴェルメイユ パー イエナ(VERMEIL PER IENA)」「ガリャルダガランテ(GALLARDAGALANTE)」「スタニングルアー(STUNNING LURE)」「プラージュ(PLAGE)」「モアサロンエロペ(MOI SALON ET ROPE)」に卸しており、2025年春夏コレクションは予約完売のショップも出ているなど、初動から良い動きを見せている。
第31回「ヴァニティ・フェア・オスカーパーティー(Vanity Fair Oscar Party)」が3月2日(現地時間)、第97回アカデミー賞の授賞式に続いて開催された。アカデミー賞関連のイベントとしてハリウッドで最も権威あるこのパーティーは、ラディカ・ジョーンズ(Radhika Jones)=「ヴァニティ・フェア」編集長の主催で、アカデミー賞ノミネートや受賞者をはじめ多数のゲストが集結した。
第31回「ヴァニティ・フェア・オスカーパーティー(Vanity Fair Oscar Party)」が3月2日(現地時間)、第97回アカデミー賞の授賞式に続いて開催された。アカデミー賞関連のイベントとしてハリウッドで最も権威あるこのパーティーは、ラディカ・ジョーンズ(Radhika Jones)=「ヴァニティ・フェア」編集長の主催で、アカデミー賞ノミネートや受賞者をはじめ多数のゲストが集結した。
左:「ユンヌフィグ」のシルクランジェリー PHOTO:HUA WANG 右:「ユンヌフィグ」のHPにあるリトグラフ。エデンの園で禁断の果実を食べたアダムとイヴが腰みのとしてつけたのがイチジク葉で下着の起源とも言えると思い、ブランド名に“フィグ”を採用Yバックブラは5色展開(各3万5200円)PHOTO:HUA WANGタイプUタンクは4色展開(各2万9700円)PHOTO:HUA WANGメッシュブラは3色展開(2万9700円)PHOTO:HUA WANGいろいろな着方ができるコンバーチブルトップは3色展開(5万5000円)PHOTO:HUA WANGユニセックス ロングパンツは2色展開(各5万7200円)PHOTO:HUA WANG
イタリア現地時間の2月25日に開幕した2025-26年秋冬ミラノ・ファッション・ウイーク。2日目の目玉は100周年を迎えた「フェンディ(FENDI)」など。「ジル サンダー(JIL SANDER)」はこれがルーシー&ルーク・メイヤー(Lucie and Luke Meier)のラストショーとなりました。