写真家の細倉真弓が東京で久しぶりの個展「曖昧な決定、肉、光」

写真家の細倉真弓は2月1〜23日まで、東京・板橋のコピーセンターギャラリー(COPYCENTER GALLERY)で、個展「曖昧な決定、肉、光」を行う。2フロアを使って、存在しない肉体を写真上で作り建物内の“すきま”に合わせて伸び縮みさせる「からだのいえ」シリーズと、写真とテキストによる新作の映像作品を展示する。

細倉真弓/写真家
(ほそくら・まゆみ)立命館大学文学部及び日本大学芸術学部写真学科卒業。触覚的な視覚を軸に身体や性、人と人工物、有機物と無機物など、移り変わっていく境界線を写真と映像で扱う。主な個展に「散歩と潜水」(2023年、Takuro Someya Contemporary Art、東京)、「Sen to Me」(2021年、Takuro Someya Contemporary Art、東京)、「NEW SKIN |あたらしい肌」(2019年、mumei、東京)、「Jubilee」(2017年、nomad nomad、香港)など。主なグループ展に、「恵比寿映像祭2023 テクノロジー?」(2023年、東京都写真美術館、東京)、「後人類敘事——以科學巫術之名 Post-Human Narratives—In the Name of Scientific Witchery」(2022年、香港医学博物館、香港)、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2022」(2022年、HOSOO GALLERY 、京都)、「The Body Electric」(2020年、オーストラリア国立美術館、キャンベラ)など。写真集に『NEW SKIN』(2020年、MACK)、『Jubilee』(2017年、アートビートパブリッシャーズ)、『Transparency is the new mystery』(2016年、MACK)など。

■細倉真弓個展「曖昧な決定、肉、光」
日程:2月1〜23日(月〜水曜日休み)
時間:14:00〜19:00
場所:COPYCENTER GALLERY
住所:〒173-0004 東京都板橋区板橋4−4−2 ミクニビル1F
入場料:500円(冊子付き)

The post 写真家の細倉真弓が東京で久しぶりの個展「曖昧な決定、肉、光」 appeared first on WWDJAPAN.

モード編集者、龍淵絵美の人気スレッズ連載が書籍化 日記形式の新感覚エッセイ

ファッション・ディレクター龍淵絵美の人気スレッズ(THREADS)連載“#モード編集者日記”を書籍化した「ファッションエディターだって風呂に入りたくない夜もある」(発行:集英社インターナショナル 発売:集英社 2200円)が3月5日に発売される。日本のモード界を牽引してきた女侍(ファッションエディター)たちの群像劇を、1日500ワードの日記形式で綴った新感覚エッセイとなっている。

龍淵絵美はSNS総フォロワー数1万2000人を超えるファッション・ディレクター。立教大学経済学部卒業後、モード誌のエディターとして出版社勤務を経てフリーランスに転身。現在はブランドディレクション業を手掛けつつ、ラグジュアリー・メディア「ヴェリィ ネイヴィ(VERY NAVY)」で“1970年代以降生まれの新・Beautiful Aging 50代のロールモデルがいない!?”を連載中。

The post モード編集者、龍淵絵美の人気スレッズ連載が書籍化 日記形式の新感覚エッセイ appeared first on WWDJAPAN.

“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”がエムエムパリスと初コラボ ポートレートをもとにデザインしたアイテム5型

ヨウジヤマモトの“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”は、エムエムパリス(M/M PARIS)と初コラボしたアイテムを発売した。ワイルドサイド公式オンラインプラットフォーム、ワイルドサイド ヨウジヤマモト 大阪、ワイルドサイド ヨウジヤマモト 原宿、阪急メンズ東京ヨウジヤマモトで取り扱い中だ。

初コラボアイテムとして、エムエムパリスのマティアス・オグスティニアック(Mathias Augustyniak)がドローイングしたアルファベットのポートレート“ABCD’Orsay”をもとに、エムエムパリスがデザインしたTシャツとフーディーの5型をラインアップする。“ABCD’Orsay”は、マティアス・オグスティニアックがオルセー美術館に展示されている作品それぞれのアーティスト名の頭文字と、その作品から引き出したモチーフを絡ませてアルファベットとして作ったポートレート。本コラボは、エムエムパリスがポートレートを用いて制作したデザインを、ヨウジヤマモトのTシャツとフーディーのボディーに落とし込んだ。

ラインアップは、フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)、エドゥアール・マネ(Edouard Manet)の作品をもとにデザインした半袖Tシャツ(各1万3200円)や、エミール・ゾラ(Emile Zola)の作品をもとにデザインした長袖Tシャツ(1万6500円)、前後に“WILDSIDE”のグラフィックをあしらった半袖Tシャツ(1万3200円)、バックに“YOHJI”のグラフィックをあしらったプルオーバーフーディー(2万7500円)の全5型。各アイテムに赤の“Y”パッチも配した。

アイテム一覧

エムエムパリスは、マティアス・オグスティニアック(Mathias Augustyniak)とミカエル・アムザラグ(Michael Amzalag)の2人がパリを拠点に活動するクリエイティブユニット。作品には、使用する写真に文字を効果的に組み合わせるタイポグラフィーという手法が多く使われているのが特徴。数々のラグジュアリーメゾンとのコラボレーションワークや、著名アーティストのアルバムやミュージックビデオを手掛け、ファッション、アート、音楽など幅広い分野で活動している。

The post “ワイルドサイド ヨウジヤマモト”がエムエムパリスと初コラボ ポートレートをもとにデザインしたアイテム5型 appeared first on WWDJAPAN.

「ダブレット」がワコールの新技術「メループ」と協業 パリメンズで“違和感のある”レジ袋や卵パックを発表

「ダブレット(DOUBLET)」は1月26日、2025-26年秋冬パリメンズ・ファッション・ウイークでワコールの新技術「メループ(Melooop)」との協業アイテムを発表した。協業アイテムは、ポーチとバッグの3点。ロゴの入ったレジ袋や卵パックをモチーフにした「ダブレット」らしいユーモアのある小物に仕上がっている。

「メループ」とは、メルトブロー法(不織布を作る技法)で立体物を製作する新技術のこと。単一素材を用いているのでリサイクルしやすく、型に繊維を吹き付け成形するため廃棄物も少ない。環境に配慮したものづくりができる新技術だ。ワコールは、ブラジャーカップ生産の技術として「メループ」を開発し、2020年に実用化。「メループ」という名前は、“メルトブロー(Meltbrown)”と“ループ(Loop)”をかけ合わせたもので、ワコールの“既存概念を溶かすことによる新しい価値の創造”と“資源の循環”という思いが込められている。

「ダブレット」のコンセプトを実現する新技術

ワコールは24年、ブラジャー以外でも「メループ」の活用ができないかと経済産業省による次世代クリエイターの事業化支援「みらいのファッション人材育成プログラム」に参画。そこで「ダブレット」との協業がスタートした。過去の技法では実現できなかった“かたち”や“テクスチャー”が表現できる「メループ」は、ダブレット」の“違和感のある普段着”というコンセプト及び、環境に配慮したものづくりとマッチし、パリコレで発表するアイテムの製作が決定した。

ワコールは、ファッション分野以外への「メループ」の活用も視野に入れた技術開発を継続するという。

The post 「ダブレット」がワコールの新技術「メループ」と協業 パリメンズで“違和感のある”レジ袋や卵パックを発表 appeared first on WWDJAPAN.

「ダブレット」がワコールの新技術「メループ」と協業 パリメンズで“違和感のある”レジ袋や卵パックを発表

「ダブレット(DOUBLET)」は1月26日、2025-26年秋冬パリメンズ・ファッション・ウイークでワコールの新技術「メループ(Melooop)」との協業アイテムを発表した。協業アイテムは、ポーチとバッグの3点。ロゴの入ったレジ袋や卵パックをモチーフにした「ダブレット」らしいユーモアのある小物に仕上がっている。

「メループ」とは、メルトブロー法(不織布を作る技法)で立体物を製作する新技術のこと。単一素材を用いているのでリサイクルしやすく、型に繊維を吹き付け成形するため廃棄物も少ない。環境に配慮したものづくりができる新技術だ。ワコールは、ブラジャーカップ生産の技術として「メループ」を開発し、2020年に実用化。「メループ」という名前は、“メルトブロー(Meltbrown)”と“ループ(Loop)”をかけ合わせたもので、ワコールの“既存概念を溶かすことによる新しい価値の創造”と“資源の循環”という思いが込められている。

「ダブレット」のコンセプトを実現する新技術

ワコールは24年、ブラジャー以外でも「メループ」の活用ができないかと経済産業省による次世代クリエイターの事業化支援「みらいのファッション人材育成プログラム」に参画。そこで「ダブレット」との協業がスタートした。過去の技法では実現できなかった“かたち”や“テクスチャー”が表現できる「メループ」は、ダブレット」の“違和感のある普段着”というコンセプト及び、環境に配慮したものづくりとマッチし、パリコレで発表するアイテムの製作が決定した。

ワコールは、ファッション分野以外への「メループ」の活用も視野に入れた技術開発を継続するという。

The post 「ダブレット」がワコールの新技術「メループ」と協業 パリメンズで“違和感のある”レジ袋や卵パックを発表 appeared first on WWDJAPAN.

ビオトープが神戸に3月上旬オープン カフェ&レストラン併設の2フロア構成

ジュンのセレクトショップ、ビオトープ(BIOTOP)は3月上旬、4店舗目となる新店舗「ビオトープ コウベ(BIOTOP KOBE)」を神戸にオープンする。場所は三宮駅から徒歩約10分の旧居留地。整然とした街路に重厚な石造りのビルが立ち並び、異国情緒の漂うエリアとなっている。

新たな“街のランドマーク”を目指して

「ビオトープ コウベ」は、カフェ&レストランとコスメ、生活雑貨を展開するフロアと、アパレルとポップアップスペースを展開するフロアの2層で構成する。

建築家の柳原照弘が手掛けた内装は、“建物の中に街を作る”をコンセプトに旧居留地の空気感を建物の中に取り込んだデザイン。通常、外壁に使用されることの多いレンガタイルを空間内にも使用したほか、飲食スペースと物販スペースを緩やかに連続させることで、内と外、そして空間全体の統一性と調和を表現している。

日常に寄り添うカフェ&レストラン

カフェ&レストランのメニュー開発は、東京・日本橋のビストロ、ネキ(Neki)や東京・世田谷代田のフレンチ、ソングブック(songbook)を手掛ける西恭平が担当。食やナチュラルワインを愛する人、そして店舗付近に位置する東遊園地を訪れる人が気軽に立ち寄れる、公園のように開かれた場所をイメージしている。

◾️「ビオトープ コウベ」
オープン日:3月上旬 ※詳細は後日発表
住所:兵庫県神戸市中央区江戸町103-1 建泰ビル 1、2階
特設サイト

The post ビオトープが神戸に3月上旬オープン カフェ&レストラン併設の2フロア構成 appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】中谷美紀やBLACKPINKジスらが来場 「クリスチャン ディオール」2025年春夏オートクチュール・コレクション

「クリスチャン ディオール(CHRISTIAN DIOR)」は、フランス・パリで2025年春夏オートクチュール・コレクションを発表した。

マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)アーティスティック・ディレクター(以下、キウリ)が手掛けた本コレクションのインスピレーション源は、1958年にイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)が「ディオール(DIOR)」のために生み出した“トラペーズ”ライン。小説「鏡の国のアリス」を彷ふつとさせる鏡だらけの会場で、“今”や“ここ”が絶えずかくれんぼをして遊び出すような、予測不可能な出会いの連続を全68のルックで表現した。

ショーの背景を飾った9枚の絵画からなる没入型アートワークはリティカ・マーチャント(Rithika Merchant)の作品。世界中の女性アーティストを支援するというキウリと「ディオール」のコミットメントを反映したこの作品は、1月28日から2月2日までの5日間一般公開する。

会場スナップ

日本からは、ファイン ジュエリー&タイムピーシズ ジャパン アンバサダーの中谷美紀が来場。そのほか、BLACKPINKのジスやアニャ・テイラー=ジョイ(Anya Taylor-Joy)、ジェナ・オルテガ(Jenna Ortega)、アレクサンドラ・ダダリオ(Alexandra Daddario)ら豪華セレブリティーがフロントローを彩った。

The post 【スナップ】中谷美紀やBLACKPINKジスらが来場 「クリスチャン ディオール」2025年春夏オートクチュール・コレクション appeared first on WWDJAPAN.

トラベルライター間庭がハコ推し! 今こそ行くべき“サティパホテル”「グランドメルキュール」

旅の質が重視される今、気分や価値観にフィットし、心から満足できるサティスファクション パフォーマンス=サティパのいいホテルが求められている。コンセプトが明確で、ブランド力のある宿をトラベルライターの間庭典子が毎回、“ハコ推し!”。今回は日本でも注目のフランスのアコーホテルズのブランド、「グランドメルキュール」をクローズアップする。

“いつもの旅”のその先へと誘う「はなれ旅」というコンセプト

2024年4月、「グランドメルキュール」と「メルキュール」は全国23カ所を一気にリブランドオープンさせたことで注目を集めた。さらに話題となったのが「はなれ旅」というコンセプト。京都や大阪などの観光やビジネスの中心地だけではなく、あえて少しエリアをずらして、その土地ならではの滞在を提案している。ローカルでしか味わえない食体験や絶景、伝統や文化、人とのつながりなど、日本のその土地に根付いた魅力を、モダンにアップデートする試みだ。

各地に点在する23施設は那須高原や浜松、南房総、伊勢志摩、淡路島など、自然や文化が豊かでありながら、ゆったりと過ごせるロケーションばかり。観光地に集中するオーバーツーリーズムを回避し、近隣エリアに雇用機会をもたらす効果もあるだろう。また「はなれ旅」には物理的な距離だけではなく、都市部や観光中心地を「母屋(おもや)」、その一歩先のまだあまり知られていない美しい地域を「離れ(はなれ)」と捉えるなど、メンタル面での意味も込められている。別宅のようにプライベートな時間を過ごしてほしいという思いもあるだろう。

「結びビト」がその地域の文化や産業とをつなぐナビゲーターに

各施設には地域の文化や産業に携わる職人やアーティストが「結びビト」となり、その地の魅力を伝えている。例えば「グランドメルキュール淡路島リゾート&スパ」では塩職人の末澤輝之さんから塩を精製する工程やこだわりについて学ぶアクティビティーがある。

ほかにも「グランドメルキュール和歌山みなべリゾート&スパ」では古来の巡礼の正装・壺装束(つぼしょうぞく)をまとった「結びビト」と熊野古道をガイドする体験プログラムがある。現在の地図にはないが、平安時代から鎌倉時代には正式な参詣道であったルートを巡るとあって、歴史の1ページを垣間見ることができるツアーとして人気だ。

心もふところもリラックスするオールインクルーシブを推進

また「グランドメルキュール」のもうひとつの特徴は、宿泊料金に朝食や夕食、ラウンジでのドリンクやおつまみ、温泉やアクティビティーなどが含まれるオールインクルーシブを導入していること。一部のドリンクやアクティビティーは有料ではあるが、お財布を気にすることなくゆったりと滞在できる。滞在中の出費が固定され、把握できることで、旅全体のプランが立てやすくなる。オールインクルーシブは今までにも体験型リゾートなどでもあったシステムだが、それよりもう少し気軽な、施設内のドリンクやスナック、温浴施設などの使用料が滞在費に含まれている、くらいの感覚だ。例えばチェックイン後の15時から開放されるラウンジは、18時まではティールームのように(それでもビールサーバーやワインが並んでいるのがうれしい!)、ディナー後の21時から23時にはウィスキーやジンなどのハードリカーも楽しめるナイトキャップのバーとなり、照明もがらりと変わる。本格的なプールや温泉がある施設も多く、それらの使用料ももちろん滞在費に含まれている。

沖縄県最大規模のプール施設を誇る残波岬でバカンス

この夏、取材で訪れたことをきっかけに、プライベートでも訪れたのが「グランドメルキュール沖縄残波岬リゾート」だ。那覇空港から車で約70分、リムジンバスも運行し(予約制)、那覇中心地からのアクセスもいい。「やちむんの里」などがある読谷村の先の岬なので、静かで、大自然の中で過ごせるのも、魅力だ。10月までオープンしていた残波ビーチがまるでプライベートビーチのような開放感で、館内には海に面した眺望風呂もある。

フランスを拠点とし、世界90カ国以上で3500軒以上のホテルを展開するアコーホテルズのブランドだからか、ヨーロッパ系のゲストが多い。夕食もミルク仕立ての沖縄そばや、トリュフオイルのゴーヤチャンプルーなど、郷土料理をフレンチ風にひとひねり利かせたものが並ぶ。とにかく味もプレゼンテーションも洗練されているのだ。オールインクルーシブには、ワインや泡盛などのアルコールも含まれ、ここでもふところを気にしなくていい安心感が。朝食にもスパークリングワインが並んでいるので、オレンジジュースと割ってカクテル、ミモザにアレンジしてみた。これは楽しい!

ウォータースライダーや流れるプールにオトナもはしゃぐ!

そして2024年8月にオープンしたという沖縄県最大級のオールデイプールもすごかった!本格的なウォータースライダーはウルトラブーメランなど3種類。もちろん追加料金はなく、何度でも滑りたい放題。高さ86メートル、長さ62メートルのスライダーはスリル満点だ。

自由に使える浮き輪などの遊具もあり、「てぃんがーらプール(流れるプール)」にぷかぷか浮かび、童心に帰って夏休みを満喫した。子ども用プールも充実し、キッズが大はしゃぎだったが、ご安心あれ。奥には18歳以上は使用できないオトナ専用の「ゆくる(=休む)プール」もあり、高級リゾートならではの時間に満足した。夜はドラマチックなライティングのナイトプールに。温水エリアでは11、12月でも泳げるので、時期をずらした「はなれ旅」もおすすめだ。

スタイリッシュでありながらキッズも遊べるファミリーリゾート

大人も子どもも大満足の“洗練されたファミリーリゾート”であることも「グランドメルキュール」の特徴のひとつだ。大人の空間に子どもが窮屈な思いでいるわけでも、子供に合わせて妥協するわけでもなく、ともに満足でき、かつ写真におさめたくなるようなスタイリッシュなリゾートになるよう工夫されている。

多くの施設にはプールや温泉などがあり、滞在中は自由に利用できる。なかでも「グランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパ」のプレイグラウンド「杜の8(もりのえいと)」は秀逸だ。遊びながら学べるみんなの遊び場で、無垢材でできたアスレチック「アリの巣タワー」や「てトロ(手回しトロッコ)」ボルダリングウォールなどがある。小学生以上対象の三輪車のドリフト「星空サーキット」や0歳から未就学児のための「キッズマウンテンエリア」など、あらゆる年代が夢中になれる構成となっている。

「グランドメルキュール南房総リゾート&スパ」や「グランドメルキュール淡路島リゾート&スパ」など館内にキッズスペースや、ベイビーウェルカムなデザインのゲストルームを備えた施設も多く、子連れにはうれしいサービスが満載。洗練されたブッフェではあるが、離乳食(既製品)や高さが低いテーブルのキッズコーナーがあるなど工夫されている。

オーバーツーリズムを回避する「はなれ旅」、滞在中はお財布を気にせずにすむ「オールインクルーシブ」、そして家族全員がわくわくする「洗練されたファミリーリゾート」は一新した「グランドメルキュール」の強みだ。今度はこの地域に行こう、この結びビトに会い、ローカルでしかできない体験をしようという期待が、リピートにもつながる。満足度がホテルのブランド力を高めるのだ。

The post トラベルライター間庭がハコ推し! 今こそ行くべき“サティパホテル”「グランドメルキュール」 appeared first on WWDJAPAN.

トラベルライター間庭がハコ推し! 今こそ行くべき“サティパホテル”「グランドメルキュール」

旅の質が重視される今、気分や価値観にフィットし、心から満足できるサティスファクション パフォーマンス=サティパのいいホテルが求められている。コンセプトが明確で、ブランド力のある宿をトラベルライターの間庭典子が毎回、“ハコ推し!”。今回は日本でも注目のフランスのアコーホテルズのブランド、「グランドメルキュール」をクローズアップする。

“いつもの旅”のその先へと誘う「はなれ旅」というコンセプト

2024年4月、「グランドメルキュール」と「メルキュール」は全国23カ所を一気にリブランドオープンさせたことで注目を集めた。さらに話題となったのが「はなれ旅」というコンセプト。京都や大阪などの観光やビジネスの中心地だけではなく、あえて少しエリアをずらして、その土地ならではの滞在を提案している。ローカルでしか味わえない食体験や絶景、伝統や文化、人とのつながりなど、日本のその土地に根付いた魅力を、モダンにアップデートする試みだ。

各地に点在する23施設は那須高原や浜松、南房総、伊勢志摩、淡路島など、自然や文化が豊かでありながら、ゆったりと過ごせるロケーションばかり。観光地に集中するオーバーツーリーズムを回避し、近隣エリアに雇用機会をもたらす効果もあるだろう。また「はなれ旅」には物理的な距離だけではなく、都市部や観光中心地を「母屋(おもや)」、その一歩先のまだあまり知られていない美しい地域を「離れ(はなれ)」と捉えるなど、メンタル面での意味も込められている。別宅のようにプライベートな時間を過ごしてほしいという思いもあるだろう。

「結びビト」がその地域の文化や産業とをつなぐナビゲーターに

各施設には地域の文化や産業に携わる職人やアーティストが「結びビト」となり、その地の魅力を伝えている。例えば「グランドメルキュール淡路島リゾート&スパ」では塩職人の末澤輝之さんから塩を精製する工程やこだわりについて学ぶアクティビティーがある。

ほかにも「グランドメルキュール和歌山みなべリゾート&スパ」では古来の巡礼の正装・壺装束(つぼしょうぞく)をまとった「結びビト」と熊野古道をガイドする体験プログラムがある。現在の地図にはないが、平安時代から鎌倉時代には正式な参詣道であったルートを巡るとあって、歴史の1ページを垣間見ることができるツアーとして人気だ。

心もふところもリラックスするオールインクルーシブを推進

また「グランドメルキュール」のもうひとつの特徴は、宿泊料金に朝食や夕食、ラウンジでのドリンクやおつまみ、温泉やアクティビティーなどが含まれるオールインクルーシブを導入していること。一部のドリンクやアクティビティーは有料ではあるが、お財布を気にすることなくゆったりと滞在できる。滞在中の出費が固定され、把握できることで、旅全体のプランが立てやすくなる。オールインクルーシブは今までにも体験型リゾートなどでもあったシステムだが、それよりもう少し気軽な、施設内のドリンクやスナック、温浴施設などの使用料が滞在費に含まれている、くらいの感覚だ。例えばチェックイン後の15時から開放されるラウンジは、18時まではティールームのように(それでもビールサーバーやワインが並んでいるのがうれしい!)、ディナー後の21時から23時にはウィスキーやジンなどのハードリカーも楽しめるナイトキャップのバーとなり、照明もがらりと変わる。本格的なプールや温泉がある施設も多く、それらの使用料ももちろん滞在費に含まれている。

沖縄県最大規模のプール施設を誇る残波岬でバカンス

この夏、取材で訪れたことをきっかけに、プライベートでも訪れたのが「グランドメルキュール沖縄残波岬リゾート」だ。那覇空港から車で約70分、リムジンバスも運行し(予約制)、那覇中心地からのアクセスもいい。「やちむんの里」などがある読谷村の先の岬なので、静かで、大自然の中で過ごせるのも、魅力だ。10月までオープンしていた残波ビーチがまるでプライベートビーチのような開放感で、館内には海に面した眺望風呂もある。

フランスを拠点とし、世界90カ国以上で3500軒以上のホテルを展開するアコーホテルズのブランドだからか、ヨーロッパ系のゲストが多い。夕食もミルク仕立ての沖縄そばや、トリュフオイルのゴーヤチャンプルーなど、郷土料理をフレンチ風にひとひねり利かせたものが並ぶ。とにかく味もプレゼンテーションも洗練されているのだ。オールインクルーシブには、ワインや泡盛などのアルコールも含まれ、ここでもふところを気にしなくていい安心感が。朝食にもスパークリングワインが並んでいるので、オレンジジュースと割ってカクテル、ミモザにアレンジしてみた。これは楽しい!

ウォータースライダーや流れるプールにオトナもはしゃぐ!

そして2024年8月にオープンしたという沖縄県最大級のオールデイプールもすごかった!本格的なウォータースライダーはウルトラブーメランなど3種類。もちろん追加料金はなく、何度でも滑りたい放題。高さ86メートル、長さ62メートルのスライダーはスリル満点だ。

自由に使える浮き輪などの遊具もあり、「てぃんがーらプール(流れるプール)」にぷかぷか浮かび、童心に帰って夏休みを満喫した。子ども用プールも充実し、キッズが大はしゃぎだったが、ご安心あれ。奥には18歳以上は使用できないオトナ専用の「ゆくる(=休む)プール」もあり、高級リゾートならではの時間に満足した。夜はドラマチックなライティングのナイトプールに。温水エリアでは11、12月でも泳げるので、時期をずらした「はなれ旅」もおすすめだ。

スタイリッシュでありながらキッズも遊べるファミリーリゾート

大人も子どもも大満足の“洗練されたファミリーリゾート”であることも「グランドメルキュール」の特徴のひとつだ。大人の空間に子どもが窮屈な思いでいるわけでも、子供に合わせて妥協するわけでもなく、ともに満足でき、かつ写真におさめたくなるようなスタイリッシュなリゾートになるよう工夫されている。

多くの施設にはプールや温泉などがあり、滞在中は自由に利用できる。なかでも「グランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパ」のプレイグラウンド「杜の8(もりのえいと)」は秀逸だ。遊びながら学べるみんなの遊び場で、無垢材でできたアスレチック「アリの巣タワー」や「てトロ(手回しトロッコ)」ボルダリングウォールなどがある。小学生以上対象の三輪車のドリフト「星空サーキット」や0歳から未就学児のための「キッズマウンテンエリア」など、あらゆる年代が夢中になれる構成となっている。

「グランドメルキュール南房総リゾート&スパ」や「グランドメルキュール淡路島リゾート&スパ」など館内にキッズスペースや、ベイビーウェルカムなデザインのゲストルームを備えた施設も多く、子連れにはうれしいサービスが満載。洗練されたブッフェではあるが、離乳食(既製品)や高さが低いテーブルのキッズコーナーがあるなど工夫されている。

オーバーツーリズムを回避する「はなれ旅」、滞在中はお財布を気にせずにすむ「オールインクルーシブ」、そして家族全員がわくわくする「洗練されたファミリーリゾート」は一新した「グランドメルキュール」の強みだ。今度はこの地域に行こう、この結びビトに会い、ローカルでしかできない体験をしようという期待が、リピートにもつながる。満足度がホテルのブランド力を高めるのだ。

The post トラベルライター間庭がハコ推し! 今こそ行くべき“サティパホテル”「グランドメルキュール」 appeared first on WWDJAPAN.

「スワロフスキー」がアリアナ・グランデとコラボしたカプセルコレクションを発売

「スワロフスキー(SWAROVSKI)」は、グローバル・ブランドアンバサダーのアリアナ・グランデ(Ariana Grande)とコラボした“アリアナ・グランデ × スワロフスキー カプセル コレクション”を発表した。

同コレクションはアリアナと「スワロフスキー」のグローバル・クリエイティブ・ディレクターのジョバンナ・エンゲルバート共同で手掛けた新作で、音符モチーフのブレスレットやイヤリング、ティアラ、ハートのペンダントなど16点を展開する。価格は2万2000〜7万4800円。

1月28日から「スワロフスキー」銀座およびオンラインサイトで会員限定に販売を開始し、 30日から全店舗および公式サイトでも販売する。

アリアナは、「『スワロフスキー』とのクリエイティブな旅を、音楽と自己表現への愛を込めたこの輝くジュエリーコレクションを通じて続けられることがとてもエキサイティングです。ジョバンナと共にデザインしたこの特別なコレクションを、皆さんにもぜひ手に取っていただき、それぞれの個性が輝く瞬間を楽しんでほしいです。この美しいピースを私と同じように愛していただけることを心から願っています」とコメントする。

アイテム一覧

The post 「スワロフスキー」がアリアナ・グランデとコラボしたカプセルコレクションを発売 appeared first on WWDJAPAN.

【2月5日まで早割受付中】2025-26年秋冬メンズトレンドセミナー ミラノ&パリコレから爆速で単独初開催

トレンドキーワードからヒットアイテムまで
「WWDJAPAN」恒例トレンドセミナーのメンズ版を開催!

「WWDJAPAN」は2月26日、毎シーズンの恒例となったトレンドセミナーのメンズ版を単独初開催します。ご好評いただいているウィメンズのトレンドセミナー同様、第1部は1月に開かれた2025-26年秋冬のミラノ&パリ・メンズ・ファッション・ウイークから、時流を読み解くキーワードと共に注目ブランドの最新コレクションを解説。実際パリに参加したデザイナーも招き、トップクリエイターが今という時代をどう捉え、ゆえにどんな洋服を提案しようと考えたのか、クリエイションの源泉や背景を探ります。第2部は、百貨店のトップバイヤーを招き、同じくミラノ&パリのメンズブランドから、アイテムや素材、色柄、スタイリングなどのトレンドをディスカッション。最新コレクションの発表から1カ月で、発売前の「WWDJAPAN」メンズ特集号をお手元に届けて、来季のメンズシーンを展望します。

このような人におすすめ

・メンズブランドのデザインや企画、MDを担当する皆さん
・ブランドと共にメンズウエアを手掛けるOEM、ODM企業の皆さん
・来季の売り場を考えるバイヤーやショップスタッフの皆さん
・メンズファッションの情報を発信するメディアやインフルエンサーの皆さん
・ライバルブランドがどんな思いを込めて、何を発表したのか知りたいラグジュアリーブランドの皆さん

 

クーポンコードをご利用の方は、申し込み画面で入力してください
有料会員の方はこちらからクーポンコードを取得してください



プログラム

【Session#1】19:00~19:45(45分)

デザイナーと探る 2025-26年秋冬メンズの潮流とは?

第1部では、「WWDJAPAN」のメンズ担当記者が25-26年秋冬メンズのトレンドを総括。前シーズンまでの流れや、リアルマーケットの動向を踏まえ、新しいシーズンの潮流をキーワードと共に解説。こうしたムードを体現したコレクションを発表した代表的なブランドを動画を交えて読み解きます。さらに台頭する日本人デザイナーにフォーカスする特集を踏まえ、パリでコレクションを発表したばかりのデザイナーが登壇。トップクリエイターは今という時代をどう読み解き、どのようにしてブランドらしく、現代を生きる消費者に向けた洋服を作り、パリコレで発表したのかを伺います。

ゲストスピーカー:近日公開
スピーカー:大塚 千践/WWDJAPAN副編集長
PROFILE:(おおつか・かずふみ)1982年生まれ。書籍やカタログ、メンズファッション誌などの編集を経て2015年にINFASパブリケーションズに入社。主な取材分野は国内外のメンズファッション。「WWDJAPAN」「WWDJAPAN.com」の海外メンズ・コレクションや東京ファッション・ウイークの速報、メンズのリアルトレンド特集などを担当している
スピーカー:藪野 淳/WWDJAPAN欧州通信員
PROFILE:(やぶの・じゅん)大阪府出身。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション卒業後、「WWDJAPAN」の編集記者として、パリやミラノのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手がけている。20年2月から「WWDJAPAN」欧州通信員。20-21年秋冬シーズンからウィメンズ、24-25年秋冬からはメンズ・ウィメンズ両方のトレンド分析を担当している

【Session#2】19:45~20:30(45分)

トップバイヤーと分析する、25-26年秋冬のヒット候補は?

第2部は、引き続きメンズ担当記者がアイテムから素材、色柄、ディテール、バッグ&シューズに至るまでトレンドを解説。伊勢丹新宿本店メンズ館の椋田暁バイヤーは、売り場から海外コレクションの動向を踏まえ、「WWDJAPAN」が提案するトレンドがヒットする可能性を展望します。このパートの資料は、3月3日に発売する「WWDJAPAN」のメンズ特集号。ご受講いただく皆さんには、一足早く、「WWDJAPAN」を手にしていただけます。企画はもちろん、売り場づくりや接客フレーズまで、来シーズンのマーケットに臨むためのアイデアを蓄えてください。

ゲストスピーカー:椋田 暁/三越伊勢丹 第2MDグループ 新宿紳士商品部 メンズクリエーターズ2 バイヤー
PROFILE:(むくた・あきら)2018年に株式会社三越伊勢丹に入社。入社以来、伊勢丹新宿店メンズ館 メンズクリエーターズにて販売・バイヤー業務に従事。2024年より現担当の伊勢丹新宿店メンズ館 メンズクリエーターズ2のバイヤーに着任。TOKYO FASHION AWARD 2025 審査員
スピーカー:大塚 千践/WWDJAPAN副編集長
スピーカー:藪野 淳/WWDJAPAN欧州通信員

※講義内容は予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

【Extra】20:40 ~21:30(40分)

ミートアップ

会場受講の方はセミナー終了後、登壇記者も参加するミートアップにご参加いただけます。ドリンクを用意しておりますので、さらなるコミュニケーションの場としてご活用ください。また、ミートアップ開始前に、本セミナーの会場であるWovn Technologies株式会社よりサービスをご紹介させていただく時間がございます。

 


インフォメーション

日時

2025年2月26日(水)19:00〜21:30
※講座開始30分前から会場受付開始

実施方法

会場 または オンライン受講
※受講前日と当日に、ご案内メールをお送りしますので、ご入力にお間違いがないようご注意ください。セミナー当日は受付にてメールをご提示ください。
※オンライン受講の方は、ご案内メールに視聴用URLを記載しております。また、OneStreamでの配信を予定しています。
※ご案内メールが届かない場合は迷惑メールフォルダなどもご確認ください。
※セミナー終了後、会場&オンライン受講者へのアーカイブ配信の案内はありませんのでご了承ください。後日アーカイブ動画は、単体で購入することが可能です。

会場

WOVN Studio Tokyo
東京都港区南青山2-26-1D-LIFEPLACE南青山9F

募集人数

会場:50名
オンライン:100名

募集期間

2025年1月29日(水)〜 2025年2月25日(火)12時まで
【早割10%OFFキャンペーン】
2/5(水)18時までのお申し込みで、一般価格から10%OFFで受講いただけます。
申し込み画面でクーポンコードを入力してください。
クーポンコード:D4MAVT3N

受講料金

一般価格:22,000円19,800円 早割10%OFF
スタンダードプラン:15,400円 30%OFF
ライトプラン:19,800円 10%OFF
※表示価格は全て1名様分、税込です。
※他のクーポンとの併用はできません。
※早割期間内であっても、募集人数に達し次第受け付けを締め切らせていただく場合がございます。

特典

2月3日発行「2025-26年秋冬メンズコレクション速報」特集

クーポンコードをご利用の方は、申し込み画面で入力してください
早割クーポンコード【D4MAVT3N】/有料会員の方はこちらからクーポンコードを取得してください

注意事項

・受講料は会場とオンライン同額です。
・割引価格はクーポンをご利用時に適用となります。スタンダードとライトのクーポンコードはマイページをご確認の上、申し込み画面で入力してください。
・申し込みの受け付けは先着順です。募集人数に達し次第締め切らせていただきます。
・申し込み完了後のキャンセルは受け付けておりません。
・定期購読者で会員登録がお済みでない方はこちら
・本ページでのお支払いはクレジットカードのみとなります。コンビニ支払いをご希望の方はこちら
・適格請求書(領収書)の発行は、こちらから。記載のお宛名をご入力の上ご連絡ください。
弊社登録番号:T5-0110-0104-4278
・当日は会場内に撮影用のカメラが入ります。撮影した動画や写真は、「WWDJAPAN」Weeklyやウェブサイト、公式SNSなどで掲載する場合があります。ご了承いただける方のみお申し込みください。

 

講座終了後、アーカイブ受講の販売を予定しております。

 

問い合わせ先
INFASパブリケーションズ カスタマーサポート
お問い合わせフォームはこちら

The post 【2月5日まで早割受付中】2025-26年秋冬メンズトレンドセミナー ミラノ&パリコレから爆速で単独初開催 appeared first on WWDJAPAN.

【2月5日まで早割受付中】2025-26年秋冬メンズトレンドセミナー ミラノ&パリコレから爆速で単独初開催

トレンドキーワードからヒットアイテムまで
「WWDJAPAN」恒例トレンドセミナーのメンズ版を開催!

「WWDJAPAN」は2月26日、毎シーズンの恒例となったトレンドセミナーのメンズ版を単独初開催します。ご好評いただいているウィメンズのトレンドセミナー同様、第1部は1月に開かれた2025-26年秋冬のミラノ&パリ・メンズ・ファッション・ウイークから、時流を読み解くキーワードと共に注目ブランドの最新コレクションを解説。実際パリに参加したデザイナーも招き、トップクリエイターが今という時代をどう捉え、ゆえにどんな洋服を提案しようと考えたのか、クリエイションの源泉や背景を探ります。第2部は、百貨店のトップバイヤーを招き、同じくミラノ&パリのメンズブランドから、アイテムや素材、色柄、スタイリングなどのトレンドをディスカッション。最新コレクションの発表から1カ月で、発売前の「WWDJAPAN」メンズ特集号をお手元に届けて、来季のメンズシーンを展望します。

このような人におすすめ

・メンズブランドのデザインや企画、MDを担当する皆さん
・ブランドと共にメンズウエアを手掛けるOEM、ODM企業の皆さん
・来季の売り場を考えるバイヤーやショップスタッフの皆さん
・メンズファッションの情報を発信するメディアやインフルエンサーの皆さん
・ライバルブランドがどんな思いを込めて、何を発表したのか知りたいラグジュアリーブランドの皆さん

 

クーポンコードをご利用の方は、申し込み画面で入力してください
有料会員の方はこちらからクーポンコードを取得してください



プログラム

【Session#1】19:00~19:45(45分)

デザイナーと探る 2025-26年秋冬メンズの潮流とは?

第1部では、「WWDJAPAN」のメンズ担当記者が25-26年秋冬メンズのトレンドを総括。前シーズンまでの流れや、リアルマーケットの動向を踏まえ、新しいシーズンの潮流をキーワードと共に解説。こうしたムードを体現したコレクションを発表した代表的なブランドを動画を交えて読み解きます。さらに台頭する日本人デザイナーにフォーカスする特集を踏まえ、パリでコレクションを発表したばかりのデザイナーが登壇。トップクリエイターは今という時代をどう読み解き、どのようにしてブランドらしく、現代を生きる消費者に向けた洋服を作り、パリコレで発表したのかを伺います。

ゲストスピーカー:近日公開
スピーカー:大塚 千践/WWDJAPAN副編集長
PROFILE:(おおつか・かずふみ)1982年生まれ。書籍やカタログ、メンズファッション誌などの編集を経て2015年にINFASパブリケーションズに入社。主な取材分野は国内外のメンズファッション。「WWDJAPAN」「WWDJAPAN.com」の海外メンズ・コレクションや東京ファッション・ウイークの速報、メンズのリアルトレンド特集などを担当している
スピーカー:藪野 淳/WWDJAPAN欧州通信員
PROFILE:(やぶの・じゅん)大阪府出身。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション卒業後、「WWDJAPAN」の編集記者として、パリやミラノのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手がけている。20年2月から「WWDJAPAN」欧州通信員。20-21年秋冬シーズンからウィメンズ、24-25年秋冬からはメンズ・ウィメンズ両方のトレンド分析を担当している

【Session#2】19:45~20:30(45分)

トップバイヤーと分析する、25-26年秋冬のヒット候補は?

第2部は、引き続きメンズ担当記者がアイテムから素材、色柄、ディテール、バッグ&シューズに至るまでトレンドを解説。伊勢丹新宿本店メンズ館の椋田暁バイヤーは、売り場から海外コレクションの動向を踏まえ、「WWDJAPAN」が提案するトレンドがヒットする可能性を展望します。このパートの資料は、3月3日に発売する「WWDJAPAN」のメンズ特集号。ご受講いただく皆さんには、一足早く、「WWDJAPAN」を手にしていただけます。企画はもちろん、売り場づくりや接客フレーズまで、来シーズンのマーケットに臨むためのアイデアを蓄えてください。

ゲストスピーカー:椋田 暁/三越伊勢丹 第2MDグループ 新宿紳士商品部 メンズクリエーターズ2 バイヤー
PROFILE:(むくた・あきら)2018年に株式会社三越伊勢丹に入社。入社以来、伊勢丹新宿店メンズ館 メンズクリエーターズにて販売・バイヤー業務に従事。2024年より現担当の伊勢丹新宿店メンズ館 メンズクリエーターズ2のバイヤーに着任。TOKYO FASHION AWARD 2025 審査員
スピーカー:大塚 千践/WWDJAPAN副編集長
スピーカー:藪野 淳/WWDJAPAN欧州通信員

※講義内容は予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

【Extra】20:40 ~21:30(40分)

ミートアップ

会場受講の方はセミナー終了後、登壇記者も参加するミートアップにご参加いただけます。ドリンクを用意しておりますので、さらなるコミュニケーションの場としてご活用ください。また、ミートアップ開始前に、本セミナーの会場であるWovn Technologies株式会社よりサービスをご紹介させていただく時間がございます。

 


インフォメーション

日時

2025年2月26日(水)19:00〜21:30
※講座開始30分前から会場受付開始

実施方法

会場 または オンライン受講
※受講前日と当日に、ご案内メールをお送りしますので、ご入力にお間違いがないようご注意ください。セミナー当日は受付にてメールをご提示ください。
※オンライン受講の方は、ご案内メールに視聴用URLを記載しております。また、OneStreamでの配信を予定しています。
※ご案内メールが届かない場合は迷惑メールフォルダなどもご確認ください。
※セミナー終了後、会場&オンライン受講者へのアーカイブ配信の案内はありませんのでご了承ください。後日アーカイブ動画は、単体で購入することが可能です。

会場

WOVN Studio Tokyo
東京都港区南青山2-26-1D-LIFEPLACE南青山9F

募集人数

会場:50名
オンライン:100名

募集期間

2025年1月29日(水)〜 2025年2月25日(火)12時まで
【早割10%OFFキャンペーン】
2/5(水)18時までのお申し込みで、一般価格から10%OFFで受講いただけます。
申し込み画面でクーポンコードを入力してください。
クーポンコード:D4MAVT3N

受講料金

一般価格:22,000円19,800円 早割10%OFF
スタンダードプラン:15,400円 30%OFF
ライトプラン:19,800円 10%OFF
※表示価格は全て1名様分、税込です。
※他のクーポンとの併用はできません。
※早割期間内であっても、募集人数に達し次第受け付けを締め切らせていただく場合がございます。

特典

2月3日発行「2025-26年秋冬メンズコレクション速報」特集

クーポンコードをご利用の方は、申し込み画面で入力してください
早割クーポンコード【D4MAVT3N】/有料会員の方はこちらからクーポンコードを取得してください

注意事項

・受講料は会場とオンライン同額です。
・割引価格はクーポンをご利用時に適用となります。スタンダードとライトのクーポンコードはマイページをご確認の上、申し込み画面で入力してください。
・申し込みの受け付けは先着順です。募集人数に達し次第締め切らせていただきます。
・申し込み完了後のキャンセルは受け付けておりません。
・定期購読者で会員登録がお済みでない方はこちら
・本ページでのお支払いはクレジットカードのみとなります。コンビニ支払いをご希望の方はこちら
・適格請求書(領収書)の発行は、こちらから。記載のお宛名をご入力の上ご連絡ください。
弊社登録番号:T5-0110-0104-4278
・当日は会場内に撮影用のカメラが入ります。撮影した動画や写真は、「WWDJAPAN」Weeklyやウェブサイト、公式SNSなどで掲載する場合があります。ご了承いただける方のみお申し込みください。

 

講座終了後、アーカイブ受講の販売を予定しております。

 

問い合わせ先
INFASパブリケーションズ カスタマーサポート
お問い合わせフォームはこちら

The post 【2月5日まで早割受付中】2025-26年秋冬メンズトレンドセミナー ミラノ&パリコレから爆速で単独初開催 appeared first on WWDJAPAN.

「コーチ」グローバルCMOが語る バッグメーカーから“自己表現のプラットフォーム”への脱皮

米タペストリー傘下の「コーチ(COACH)」はここ数年、老舗レザーブランドとしてのヘリテージを守りながら、着実に進歩を遂げてきた。

高品質な製品を、手に届くリアルな価格で提供する。そんな“アフォーダブル・ラグジュアリー”の先にある価値を追求するため、“エクスプレッシブ・ラグジュアリー”を合言葉に、Z世代やアルファ世代などの若者の間で共感と支持を広げてきた。

バッグなどの生産工程で派生した端材などを生まれ変わらせて作る姉妹ブランド「コーチトピア(COACHTOPIA)」が象徴的な取り組みの一つだ。世界中のZ世代と「ベータ・コミュニティー」を形成し、サステナブルな価値観や考えを深めている。

「私たちはバッグを作るメーカーから、次世代の若者の自己表現のプラットフォームとして生まれ変わりたい」。そう語るのは、このほど来日した「コーチ」のグローバルチーフマーケティングオフィサー(CMO)であるサンディープ・セス(Sandeep Seth)氏。革製品メーカーを超えた視座でビジネスに取り組む「コーチ」のこれからをサンディープ氏に聞いた。

WWD:まず「コーチ」のグローバルビジネスの概況について聞きたい。

サンディープ・セス「コーチ」グローバルCMO(以下、サンディープ):堅調に成長している。それも健全に、値引きに頼らないビジネスができている。地域別では、まずアジアが好調だ。韓国では一昨年12月に着任した責任者の下で、商品企画の全面ローカライズを行った。また、ラッパーのイ・ヨンジを起用した2023秋のグローバルプロモーションは、現地のセレブのファッションや生活様式などを反映したクリエイティブが反響を呼んだ。

中国はマクロ経済の見通しが厳しいが、同国のZ世代の人口は5000万を超えるほどの規模がある。データ上では、私たちはそのわずか1%しか顧客化できていない。伸び代はまだまだあるということだ。北米もここしばらく景気が後退していたが、状況は良くなっている。ニューヨークの旗艦店のスタッフからは先日、「これまでで(単日の)最高の売り上げを達成した」という報告のメッセージが届いた。そして欧州ではここ2、3年、過去にないほどの伸長率を見せている。

WWD :好調要因をどう分析するか。

サンディープ:ターゲットを的確に理解し、求められている体験を届けられれば、よい反応を得られるということだ。コーチの80年以上のヘリテージは、変化の上では足かせにもなり得る。ときに、「シニアのためのブランド」と捉えられることもあった。だが近年は、次世代にふさわしいブランドに向け、着実なアップデートができている。強みのレザーバッグは、ブランドのヘリテージを大切にしながら若い層に向けて新鮮なエッセンスを提供できている。例えばアイコンバッグの“タビー”(TABBY)はZ世代の関心を引くような、これまでにない色や形の展開を広げた。“ブルックリン”“エンパイア”といった、ブランドのコアを再解釈し、新鮮な要素を取り入れた商品開発にも取り組んでいる。フットウエア、特にスニーカーは次なる柱に成長させられる確信があるから、もっと展開を強化したい。25年春夏のランウエイにも登場したスニーカーの“ソーホー”は私自身も愛用している、すばらしい一足だ。

WWD:ニューヨークで発表した25年春夏コレクションは、自由でポジティブな表現が目を引いた。

サンディープ:それが伝わって何よりだ。私たちは高品質な製品を通じたラグジュアリーな体験を、インクルーシブな価格帯で、なるべく多くの人に提供する。この価値はこれからも変わらないだろう。ただ、商品はあくまでブランドの一部であり、“Courage To Be Real(リアルに生きる勇気)”という我々のパーパスを実現する上での、重要なピースの一つだと捉えている。私たちは3年ほど前から“エクスプレッシブ・ラグジュアリー”という新しい合言葉の下に変革を進めている。

WWD:“エクスプレッシブ・ラグジュアリー”とは。

サンディープ:セルフ・エクスプレッション。つまり自己表現をする人に自信を持ってもらえるような、新しい価値のこと。ラグジュアリーはこれまでステータスやロゴが重要視されてきたが、その価値観はZ世代やα世代の中で大きく変容している。彼・彼女たちにとってラグジュアリーとは、「見せびらかし」ではなく、自己表現そのものだ。

今、若い世代は2つの大きな変化の中にいる。一つはソーシャルメディアによる世界の変容。SNSでは、自分たちの行いや思いが全て記述されている。私の子供時代は、私のことは私の周りの友人しか知り得なかったが、今はそこに自分の全てが表現されているわけだ。今の若者は、自己表現への感度や意識が、私たちの子供の頃とまるで違う。

オンラインとオフラインが融和した世界の複雑さが、さまざまな個性や表現を生んでいる。1人のおとなしい若者が、ティックトックだとアグレッシブな性格に変わり、インスタでは別の人格で表現している。そんなことはザラにあるだろう。バーチャルアバターを持っているかもしれない。たくさんの自己表現の形が生まれる中で、「コーチ」は若い世代の自己表現のプラットフォームになりたいと考えている。

自己表現は、「Courage to Be Real」のパーパスを実現する上で欠かせないもの。24年秋冬の“Unlock Your Courage”(自分らしさの、その先へ)』のキャンペーンは、完璧さを求めることは、時に自己表現の妨げになることもあるからこそ、「ありのままの自分を受け入れる勇気を持ってもらいたい」というメッセージを込めた。

WWD:23年にスタートした姉妹ブランド「コーチトピア」は、Z世代を巻き込みながら、サステナビリティに本気でコミットしている。

サンディープ:「コーチトピア」は、「コーチ」のバッグを製造する上で生まれた歯切れから作られている。エンジニアリングに求められる投資や技術力は非常にヘビーなものだが、このようなイノベーションに、商品開発レベルから深く取り組んでいるファッション企業は他にはないと自負している。若い顧客を中心に非常にいいリアクションを頂いていて、発売後はすぐに完売することが多々ある。

「コーチトピア」では、Z世代を巻き込んだ「ベータ・コミュニティー」というグローバルコミュニティーを作っている。ファッション業界が与える環境負荷への課題認識を共有する学生やクリエイター、環境活動家など約200人が所属していて、各地でサステナビリティにまつわる意見交換などを通じ、考えを深めている。これも「自己表現の場」として、コーチが目指すべきモデルケースの一つになっている。

「コーチ」、Z世代200人と共創 循環型ブランド起点に広がるコミュニティー

WWD:新世代の価値観にキャッチアップするためには?

サンディープ:新しいチャレンジを連続すること。多くの人は壊れそうなものがあったら、そっとしておくはずだ。だが私は、まだ壊れていないものがあったら「壊せ」と言う。そこからまた、新しいものを作ることができる。でないと、周りから取り残されてしまう。足を止めてしまってはダメなんだ。今の世の中において物事の移り変わるスピードは加速度的だ。変化を理解し、予測するには、消費者を洞察することが欠かせない。

WWD:「洞察」とは具体的に?

サンディープ:僕はビジネスで「マジック」と「ロジック」という言葉を頻繁に使う。お客さまを魅了するマジック(魔法)を使うには、ビジネスのターゲットについて理解しないと、効力を発揮しない。そのロジック(論理)を理解するための材料がデータだ。ただ、定量調査だけでは足りない。傾向が分かっても、その背景が分からなければ、使い物にならない。だから定性調査、つまりリアルに“人”と接することが必要だ。

私は、オフィスで腰を落ち着けていることはあまりない。世界を飛び回り、各国のお客さまの自宅を訪問し、今の生活についてや憧れ、リアルな思いを聞いている。クローゼットの中身も見せてもらう。服を着たとき、バッグを持ったときにどういう気持ちになるか?を聞く。もちろん、お買い物にも同行させていただく。お客さま1人と4、5時間を一緒に過ごしていることはザラだ。

この前はソウルで、男の子のコンピューターゲームの集まりについて行って、若者たちに怪訝な目で見られたよ(笑)。福岡では24歳の女性に会って、ひどく感銘を受けた。彼女は学校を中退していて、ソーシャルメディアで2万人のフォロワーがいた。彼女が世の中をどういうふうに見ているかを話してくれた。きっとこの世代だったら、世界のあらゆることを変えられると感じた。そして、私の家にいる2人のZ世代、19歳の息子と14歳の娘からも常に学ぼうとしている。

WWD:若者たちから感じることは?

サンディープ:みんな、葛藤している。自己表現はしたいけれど、周りが受け止めてくれるかどうか?と悩んでいる。服をどう着こなし、どう行動したらいいか分からない。一歩が踏み出せないんだ。だから「コーチ」は彼・彼女たちに寄り添える、自己表現のプラットフォームになりたい。自信を持って自己表現するための、インスピレーション源になりたい。

だからバッグマーケットのシェアをひたすら奪取しようという視点からは、もうすでに離れている。「コーチ」といえば“バッグ”ではなく、“自己表現の場所”。皆さんからそう思ってもらえることを、心から望んでいるんだ。

The post 「コーチ」グローバルCMOが語る バッグメーカーから“自己表現のプラットフォーム”への脱皮 appeared first on WWDJAPAN.

10周年の「アメリ」が「レスポートサック」とコラボ 上品かつモードなバッグやポーチ

黒石奈央子がディレクターを務める「アメリ(AMERI)」はブランド10周年を記念し3月19日10時、「レスポートサック(LESPORTSAC)」とのコラボコレクションを発売する。両ブランドの店舗及び公式オンラインストアで取り扱う。18日15時から19日9時の期間、「アメリ」の会員サービス“AMATE”で先行販売を行う。

両ブランドのエッセンスを融合

本コレクションのイメージは、上品さを守りながらもトレンドを取り入れて周りとちょっとした差をつけられるモードママにも嬉しい洗練されたスタイル。実用性とデザインを追求しつつ、「アメリ」の都会的な要素を取り入れた全6型をラインアップする。

“レスポートサック×アメリ CB ドロースリング”

“レスポートサック×アメリ CB ドロースリング”(全2色、各2万5300円)は、コロンとしたフォームがかわいらしい巾着型2ウエイショルダーバッグ。小ぶりながらも十分なマチがあるデザインで、外側には小分けの収納に便利な3つのポケット付き。3つのうち1つにはパテント素材を使用し、エッジの効いたデザインに仕上げた。ブラックとホワイトの2色で展開する。

“レスポートサック×アメリ マルチ ポーチ”

“レスポートサック×アメリ マルチ ポーチ”(全2色、各1万9250円)は、ミニ財布とポーチ付きのスマホショルダー。「アメリ」オリジナルのコードチャームと取り外し可能なリストレット付きで、シーンに合わせてフレキシブルに使用できる。カーキとシルバーの2色で展開する。

“レスポートサック×アメリ DX MED ウィークエンダー”

“レスポートサック×アメリ DX MED ウィークエンダー”(全2色、各3万9600円)は、軽さと抜群の機能性が魅力のミディアムサイズのボストンバッグ。外側のバインディングテープをあえて全て無くし、クタっとしたしなやかなラインがでるよう設計した。ブラックとカーキの2色で展開する。

“レスポートサック×アメリ DX ベルトバッグ”

“レスポートサック×アメリ DX ベルトバッグ”(全2色、各1万8700円)は、500mLのペットボトルを入れても余裕のあるサイズ感。サイドにはビンテージ感あるメタルジッパーと「アメリ」オリジナルのコードチャームを付け、特別感を演出した。ブラックとカーキの2色で展開する。

“レスポートサック×アメリ DX イージー キャリー TTE”

“レスポートサック×アメリ DX イージー キャリー TTE”(全2色、各2万900円)は、クッション入りショルダーストラップ付きトートバッグ。A4サイズやPCがすっぽり入る収納力で、通勤トートにも最適のサイズとなっている。カラーのラインアップはブラックとシルバーの全2色。

“レスポートサック×アメリ コスメティック クラッチ”

“レスポートサック×アメリ コスメティック クラッチ”(全2色、各7590円)は、マチ付きで大きめサイズのポーチ。カラーのラインアップはブラックとシルバーの全2色で、どちらもダブルファスナーで小分けのしやすい仕様となっている。

The post 10周年の「アメリ」が「レスポートサック」とコラボ 上品かつモードなバッグやポーチ appeared first on WWDJAPAN.

10周年の「アメリ」が「レスポートサック」とコラボ 上品かつモードなバッグやポーチ

黒石奈央子がディレクターを務める「アメリ(AMERI)」はブランド10周年を記念し3月19日10時、「レスポートサック(LESPORTSAC)」とのコラボコレクションを発売する。両ブランドの店舗及び公式オンラインストアで取り扱う。18日15時から19日9時の期間、「アメリ」の会員サービス“AMATE”で先行販売を行う。

両ブランドのエッセンスを融合

本コレクションのイメージは、上品さを守りながらもトレンドを取り入れて周りとちょっとした差をつけられるモードママにも嬉しい洗練されたスタイル。実用性とデザインを追求しつつ、「アメリ」の都会的な要素を取り入れた全6型をラインアップする。

“レスポートサック×アメリ CB ドロースリング”

“レスポートサック×アメリ CB ドロースリング”(全2色、各2万5300円)は、コロンとしたフォームがかわいらしい巾着型2ウエイショルダーバッグ。小ぶりながらも十分なマチがあるデザインで、外側には小分けの収納に便利な3つのポケット付き。3つのうち1つにはパテント素材を使用し、エッジの効いたデザインに仕上げた。ブラックとホワイトの2色で展開する。

“レスポートサック×アメリ マルチ ポーチ”

“レスポートサック×アメリ マルチ ポーチ”(全2色、各1万9250円)は、ミニ財布とポーチ付きのスマホショルダー。「アメリ」オリジナルのコードチャームと取り外し可能なリストレット付きで、シーンに合わせてフレキシブルに使用できる。カーキとシルバーの2色で展開する。

“レスポートサック×アメリ DX MED ウィークエンダー”

“レスポートサック×アメリ DX MED ウィークエンダー”(全2色、各3万9600円)は、軽さと抜群の機能性が魅力のミディアムサイズのボストンバッグ。外側のバインディングテープをあえて全て無くし、クタっとしたしなやかなラインがでるよう設計した。ブラックとカーキの2色で展開する。

“レスポートサック×アメリ DX ベルトバッグ”

“レスポートサック×アメリ DX ベルトバッグ”(全2色、各1万8700円)は、500mLのペットボトルを入れても余裕のあるサイズ感。サイドにはビンテージ感あるメタルジッパーと「アメリ」オリジナルのコードチャームを付け、特別感を演出した。ブラックとカーキの2色で展開する。

“レスポートサック×アメリ DX イージー キャリー TTE”

“レスポートサック×アメリ DX イージー キャリー TTE”(全2色、各2万900円)は、クッション入りショルダーストラップ付きトートバッグ。A4サイズやPCがすっぽり入る収納力で、通勤トートにも最適のサイズとなっている。カラーのラインアップはブラックとシルバーの全2色。

“レスポートサック×アメリ コスメティック クラッチ”

“レスポートサック×アメリ コスメティック クラッチ”(全2色、各7590円)は、マチ付きで大きめサイズのポーチ。カラーのラインアップはブラックとシルバーの全2色で、どちらもダブルファスナーで小分けのしやすい仕様となっている。

The post 10周年の「アメリ」が「レスポートサック」とコラボ 上品かつモードなバッグやポーチ appeared first on WWDJAPAN.

「ペン」が初の“クリエイターアワード”出張版イベントを開催 知的欲求を刺激されるぜい沢なひと時

CCCメディアハウスのカルチャー&ライフスタイルメディア「ペン(PEN)」は1月25日、「ウェルカム トゥ ペン 2025 クリエイターズ フェス(WELCOME TO PEN 2025 CREATORS FES.)」を虎ノ門ヒルズで開催した。その年に活躍したクリエイターを選出する「ペン クリエイター アワード(PEN CREATOR AWARDS 2024)」初の大規模リアルイベントだ。

ジャンルの枠を超えたアーティストやクリエイターが集まった。冒頭では、「ペン クリエイター アワード 2024」の授賞式を実施。映画「ルックバック」の監督である押山清高や、田中義久と飯田竜太によるアーティストデュオのネルホル、アーティストの毛利悠子、脚本家の吉田恵里香、ピアニストの角野隼斗の5組が受賞した。

その後、アニメや映画、生成AI、お酒、ホラー、音楽など、さまざまな角度からカルチャーを深堀りする5コンテンツを届けた。「ダウ90000」の主宰を務める蓮見翔を進行役に、「ルックバック」の押山監督と原作の担当編集・林士平が映画の制作秘話を振り返るトークセッションや、BSフジ「ウイスキぺディア」のパーソナリティー役で俳優の倉田英二と、ナレーターの青木崇高、ウイスキージャーナリストの西田嘉孝による「ウイスキートーク」、フェイクドキュメンタリーを牽引するテレビプロデューサーの大森時生と作家・小川哲の対談「現実と虚構」、音楽家の蓮沼執太とコーネリアスの小山田圭吾が特別共演ライブなどを盛り込んだ。

中でもおもしろかったのが映画「generAIdoscope:ジェネレイドスコープ」をテーマにした鼎談だ。生成AIを用いた物語創作の魅力や技術的なハードルなどについて、同作に参加した安達寛高、曽根剛、山口ヒロキの映像作家3人が語り合った。

制作に用いた代表的なツールは、動画生成AI「ランウエイ(RUNWAY)」。短スパンで新バージョンが提供されるため、動画内のキャラクターの動きや、人らしい表情の作り方、音声と口の動きのシンクロ度合いなどの精度が、制作を続ける最中にもどんどん高まっていったという。「generAIdoscope:ジェネレイドスコープ」は現時点で、それぞれの作家による3本のショートムービーをオムニバス形式で編成している。そのため、制作の進行が順調な人ほど、技術の発展を横目に古いバージョンのソフトで作り続けなければならなかったようだ。そういった思わぬ弊害やジレンマもあったにせよ、「今まで技術面や予算面から頓挫した作品も、生成AIが成長すれば1人で作れるようになるし、過去の作品をAIでリメイクしたり、アニメ版に変えたりすることもできる」と山口は目を輝かせる。指数関数的な速さで変容するAIが切り拓く、クリエイションの可能性を垣間見たような時間だった。

The post 「ペン」が初の“クリエイターアワード”出張版イベントを開催 知的欲求を刺激されるぜい沢なひと時 appeared first on WWDJAPAN.

世界的ファンク・バンド、WARの来日50周年を記念したトリプルコラボTシャツ発売

世界的ファンク・バンド、ウォー(WAR)の来日50周年を記念し、「ウォー」と「ブルーノート東京(Blue Note Tokyo)」、ファッションブランド「シティーカントリーシティー(CITY COUNTRY CITY)」によるトリプルコラボTシャツが誕生した。

Tシャツのデザインは、ウォーの象徴的なアルバム「Why can’t we be friends?」のアートワークをベースに、“CITY COUNTRY CITY”と“Blue Note Tokyo”のロゴを組み合わせた特別仕様となっている。カラーはブラック、ホワイト、ネイビー(※ブルーノート東京限定)の3色展開で、サイズは各M〜XL。価格は各9900円。

1月31日18時から「シティーカントリーシティー」公式オンラインストアで先行販売を行い、2月7、8日に「ブルーノート東京」で開催されるウォー来日50周年特別公演で販売する。

WAR 来日50周年特別公演

■WAR 来日50周年特別公演
日程:2月7、8日
時間:2月7日[1st] Open 5:00pm / Start 6:00pm [2nd] Open 7:45pm / Start 8:30pm、2月8日[1st] Open 3:30pm / Start 4:30pm [2nd] Open 6:30pm / Start 7:30pm
会場:Blue Note Tokyo
メンバー:ロニー・ジョーダン(ボーカル、キーボード)、サル・ロドリゲス(ドラムス)、マルコス・J・レイエス(パーカッション)、レネ・カマチョ(ベース)、 ジェームズ・ゾタ・ベイカー(ギター)、スコット・マーティン(サックス)、ミッチ・カシュマー(ハーモニカ)

The post 世界的ファンク・バンド、WARの来日50周年を記念したトリプルコラボTシャツ発売 appeared first on WWDJAPAN.

新生「ランバン」は黄金期の20年代のフォーカス 柔らかさを取り戻して好発信

ピーター・コッピング(Peter Copping)新アーティスティック・ディレクターによる新生「ランバン(LANVIN)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。来年60歳のピーターは、2010年代には「ニナ リッチ(NINA RICCI)」のトップを務め、直近は「バレンシアガ(BALENCIAGA)」でオートクチュールのチームをリード。彼は自身のキャリアを存分に活かし、コンテンポラリーな要素を加えながら、1920年代という「ランバン」にとっての黄金期を再解釈してメゾンの再興を試みた。世間にとっての「ランバン」は、アルベール・エルバス(Alber Elbaz)やルカ・オッセンドライバー(Lucas Ossendrijver)による2010年前後のイメージが強く、ココ・シャネル(Coco Chanel)やポール・ポアレ(Paul Poiret)と共に活躍した創業デザイナー、ジャンヌ・ランバン(Jeanne Lanvin)のイメージは薄い。加えてエルバスとルカの退任後はビジネスでもクリエイションでも迷走し、再起においてはアイデンティティーの再定義が欠かせない。そんな中でのジャンヌが活躍した20年代を思わせる流動的なシルエットと、クラシカルで気品漂うベルベットやベロア、シルクサテンの生地を根幹に据えたコレクションは、野心的ながらベテランの経験に裏打ちされ、再興への確かな一歩を感じさせた。

ウィメンズ、メンズともに
直線的一辺倒から脱却

頻繁に登場するドレスは、生地をバイアスに裁断したり、タックを入れてドレープを効かせたり、生地を贅沢に使ったり、時には少し捻ったり手繰り寄せたりで流動的なシルエットを描く。ダイヤモンドや、唐草のようなボタニカルなどの柄は控えめ。主役はあくまで生地の動きだ。ウオッシュドシルクをバイアスに使ったり、細長く切り裂いてカスケード状に繋げ直したりのドレスは、エルバスのクリエイションを思わせる。前任のブルーノ・シアレッリ(Bruno Sialelli)時代と比べると、パターンは格段に豊富。柔らかさを手に入れ、直線的なシルエット一辺倒だったムードから脱却した。

メンズも、正統派のクラシカルなムードだ。端正なチェスターコートやタートルネックのニット、ソルト&ペッパーなヘリンボーンなどでクラシカルなムードを発信しながら、カーブを描くニットやパンツ、オーバーサイズのコートなどを加えてコンテンポラリーに仕上げた。

実質3カ月の準備期間を考えると、ファースト・コレクションは上出来。じっくり半年クリエイションに向き合える次回は、バッグにプレタポルテ同様の柔らかさが加わることを期待したい。

The post 新生「ランバン」は黄金期の20年代のフォーカス 柔らかさを取り戻して好発信 appeared first on WWDJAPAN.

アカデミー賞最多ノミネート「エミリア・ペレス」の衣装を解説  サンローラン プロダクションが共同制作 

1月23日(現地時間)、第97回アカデミー賞のノミネート作品が発表され、映画「エミリア・ペレス」が最多12部門・13ノミネートを獲得した。同映画の日本公開は3月28日を予定している。

「エミリア・ペレス」は、主演女優賞にノミネートされたカーラ・ソフィア・ガスコン(Karla Sofia Gascon)が主演を務め、助演女優賞にノミネートされたゾーイ・サルダナ(Zoe Saldana)やセレーナ・ゴメス(Selena Gomez)らが出演。第82回「ゴールデン・グローブ賞」では、作品賞、非英語作品賞、助演女優賞(サルダナ)、歌曲賞を受賞した。

サンローラン プロダクションが共同制作

 

同映画は、アンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)「サンローラン(SAINT LAURENT)」=クリエイティブ・ディレクターの指揮する映画制作会社、サンローラン プロダクション(SAINT LAURENT PRODUCTIONS)が共同プロデューサーで、多くの衣装がヴァカレロのアーカイブから使用されている。また、「ゴールデン・グローブ賞」でもサルダナが「サンローラン」のカスタムドレスを着用していた。

「エミリア・ペレス」は、カーラ演じるメキシコの麻薬カルテルのリーダー、マニタスが、サルダナ演じる弁護士のリタに女性として生きるための新たな生活を用意してほしいと極秘の依頼をし、“エミリア”として新しい人生を歩む、というストーリーだ。ジャック・オーディアール(Jacques Audiard)監督は、ヴィルジニー・モンテル(Virginie Montel)をアーティスティック・ディレクターと衣装デザイナーに任命した。

モンテル長くは制作に関わっており、当初、サルダナのキャラクターが男性として描かれていたと記憶している。モンテルは、「しかし、結局は女性の映画になった」と話し、ダンスナンバーの多いミュージカルに携わる機会が最初からあったという。「普通の映画にはない多くの可能性を広げることになるのは歌とダンスだ」と語る。

モンテルは、「自分たちが何をしていくかについて、既に本当にとてもいいアイデアがあった」、「音楽があって、ダンスがあったし、リタがテーブルの上で踊るシーンがあるので、衣装には慎重にならなければいけないことも分かっていた」と明かした。

サルダナとゴメスは同映画でそれぞれ「サンローラン」を着用している。サルダナは赤いベルベットのスーツを含む鮮烈なルックを披露し、ゴメスは、同ブランドのプリントブレザーや、スイスのシーンではファーコートを身につけた。

モンテルはゴメスの衣装について、「私たちは最初、セレーナをもっとギャングガールのようにしたかった。私たちは「ナルコス」(コロンビアの麻薬組織と麻薬取締捜査官の戦いを描いたドラマシリーズ)よりもラップミュージックにもっと影響を受けていた。(映画の)後半では、セレーナはスイスに4、5年いることになり、その間、もっとヨーロピアンなスタイルを持つことになる」と語った。

ジェンダーアイデンティティーの変化を強調

またモンテルは、ガスコンが、マニタスと後のエミリアとして着る衣装には、衣服を通してジェンダーアイデンティティーの変化を見せるよう努めたと言う。

モンテルはエミリアの衣装について「私たちは、ガスコンをかなりフェミニンにしたかったので(ガスコンの衣装は)とても物柔らかいものを選んだ。彼女には、色、柄など持たせたいものが多かったが、時々やりすぎてしまうこともあったから、結局、トーンダウンさせることにした。彼女にはそれでも多くの色と柄を持たせたけれど。彼女の(衣装は)やりすぎずに、本当にエレガントでフェミニンになった」。

一方、マニタスの衣装については、「ガスコンは元々マニタスというキャラクターだったから、彼女が演じた2つのパートにはつながりがあった。マニタスはサッカー選手のようなスタイルからラッパースタイルになって、そしてロングヘアにジュエリーをつけていた。私たちは彼女に、フェミニンでありながら、ラップを引用している部分を持たせたかった。彼女はとても大きな『カルティエ(CARTIER)』のリングや金歯のように歯にジュエリーをつけ、髪も長かった。女性の視点でマニタスを見つけていくのはより興味深いこといことだった」と話した。

「サンローラン」のシグネチャースーツも登場

リタのワードローブの中でひときわ目を引くのは、重要なダンスナンバーで着用された赤いベルベットのスーツだ。「皆が赤いスーツのことを話している。デビッド・ボーイ(David Bowie)による曲のようだ」と話すモンテルは、赤いスーツを探すつもりで「サンローラン」のアーカイブを見て回ったが、すぐに見つかったため、そのスーツがどのコレクションのものかを思い出せないほどだという。「赤が欲しかったの。そしてスモーキングジャケットは、本当に『サンローラン』のシグネチャー」とモンテルは言う。

各キャラクターのスタイルは劇的に変化するが、モンテルはその挑戦を歓迎する。「映画の前半から後半にかけて大きな変化がある。映画は、常に移り変わるもの、エミリアのように」と語った。

The post アカデミー賞最多ノミネート「エミリア・ペレス」の衣装を解説  サンローラン プロダクションが共同制作  appeared first on WWDJAPAN.

第97回アカデミー賞ノミネート作品が発表 「ウィキッド ふたりの魔女」のアリアナとシンシアも候補に

映画「ウィキッド ふたりの魔女」でW主演のアリアナ・グランデ(Ariana Grande)とシンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)は1月22日(現地時間)、ロンドンのナショナル・ユース・シアターで座談会に出席した。

2人は引き続き“ メソッド・ドレッシング ”を実践。グリンダを演じたアリアナは、シグネチャーカラーであるピンクのクロップド丈のカーディガンに1950年代風のフリルのスカートを合わせた。エルファバを演じたシンシアは、ジュエリーのアップリケがついたブラックのセーターにサテンのマキシスカートを合わせ、ダークな美学を取り入れた。

2025年アカデミー賞ノミネート作品が発表

1月23日には、第97回アカデミー賞のノミネートが発表された。3月2日19時(東部時間、日本時間3月3日9時)からロサンゼルスで開催され、米放送局、ABCで放送される予定だ。

最多は「エミリア・ペレス」で、全12部門13ノミネートを獲得。続いて「ウィキッド ふたりの魔女」、「ブルータリスト」が10部門にノミネートした。シンシアは、2019年の「ハリエット」以来2度目となる主演女優賞に、アリアナは、助演女優賞で初めてオスカーにノミネート。「エミリア・ペレス」主演のカーラ・ソフィア・ガスコン(Karla Sofia Gascon)は、トランスジェンダーを公表している演者として初めて主演女優賞の部門にノミネートした。

また、「サブスタンス」でゴールデン・グローブ賞を受賞したデミ・ムーア(Demi Moore)は、初めてオスカーにノミネートされた。

衣装デザイン賞には、「ウィキッド ふたりの魔女」衣装デザイナーのポール・タゼウェル(Paul Tazawell)のほか、「教皇選挙」、「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」、「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」、「ノスフェラトゥ(Nosferatu)」がノミネート。

また、「ウィキッド ふたりの魔女」と「ノスフェラトゥ」はメイク・ヘアスタイリング賞にもノミネートした。

各部門のノミネート作品は以下の通り。

ノミネート作品一覧

作品賞

・「ANORA アノーラ」
・「ブルータリスト」
・「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」
・「教皇選挙」
・「デューン 砂の惑星PART2」
・「エミリア・ペレス」
・「アイム・スティル・ヒア(I'm Still Here)」
・「ニッケル・ボーイズ(Nickel Boys)」
・「ウィキッド ふたりの魔女」
・「サブスタンス」

監督賞

・ショーン・ベイカー「ANORA アノーラ」
・ブラディ・コーベット「ブルータリスト」
・ジェームズ・マンゴールド「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」
・ジャック・オーディアール「エミリア・ペレス」
・コラリー・ファルジャ「サブスタンス」

主演女優賞

・シンシア・エリヴォ「ウィキッド ふたりの魔女」
・カルラ・ソフィア・ガスコン「エミリア・ペレス」
・マイキー・マディソン「ANORA アノーラ」
・デミ・ムーア「サブスタンス」
・フェルナンダ・トーレス「アイム・スティル・ヒア」

主演男優賞

・エイドリアン・ブロディ「ブルータリスト」
・ティモシー・シャラメ「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」
・コールマン・ドミンゴ「シンシン/SING SING」
・レイフ・ファインズ「教皇選挙」
・セバスチャン・スタン「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」

助演男優賞

・ユーラ・ボリソフ「ANORA アノーラ」
・キーラン・カルキン「リアル・ペイン~心の旅~」
・ガイ・ピアース「ブルータリスト」
・エドワード・ノートン「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」
・ジェレミー・ストロング「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」

助演女優賞

・モニカ・バルバロ「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」
・アリアナ・グランデ「ウィキッド ふたりの魔女」
・フェリシティ・ジョーンズ「ブルータリスト」
・イザベラ・ロッセリーニ「教皇選挙」
・ゾーイ・サルダナ「エミリア・ペレス」

国際長編映画賞

・「アイム・スティル・ヒア」
・「ザ・ガール・ウィズ・ザ・ニードル(The Girl with the Needle)」
・「エミリア・ペレス」
・「聖なるイチジクの種」
・「Flow」

撮影賞

・「ブルータリスト」
・「デューン 砂の惑星PART2」
・「エミリア・ペレス」
・「マリア(Maria)」
・「ノスフェラトゥ」

脚色賞

・ジェイ・コックス、ジェームズ・マンゴールド「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」
・ピーター・ストローハン「教皇選挙」
・ジャック・オーディアール、トマ・ビデガン、ニコラ・リヴェッキ、レア・ミシウス「エミリア・ペレス」
・ジョスリン・バーンズ、ラメル・ロス「ニッケル・ボーイズ」
・クリント・ベントリー、グレッグ・クウェダー、クラレンス・マクリン、ジョン・ディヴァインG・ホイットフィールド「シンシン/SING SING」

脚本賞

・ショーン・ベイカー「ANORA アノーラ」
・ブラディ・コーベット、モナ・ファストヴォールド「ブルータリスト」
・ジェシー・アイゼンバーグ「リアル・ペイン~心の旅~」
・ティム・フェールバウム、モーリッツ・ビンダー、アレックス・デヴィッド「セプテンバー5」
・コラリー・ファルジャ「サブスタンス」

長編アニメ賞

・「Flow」
・「インサイド・ヘッド2」
・「かたつむりのメモワール」
・「ウォレスとグルミット 仕返しなんてコワくない!」
・「野生の島のロズ」

視覚効果賞

・「エイリアン:ロムルス」
・「BETTER MAN/ベター・マン」
・「デューン 砂の惑星PART2」
・「猿の惑星/キングダム」
・「ウィキッド ふたりの魔女」

編集賞

・「ANORA アノーラ」
・「ブルータリスト」
・「教皇選挙」
・「エミリア・ペレス」
・「ウィキッド ふたりの魔女」

美術賞

・「ブルータリスト」
・「教皇選挙」
・「デューン 砂の惑星PART2」
・「ノスフェラトゥ」
・「ウィキッド ふたりの魔女」

メイクアップ&ヘアスタイリング賞

・「ア・ディファレント・マン(A Different Man)」
・「エミリア・ペレス」
・「ノスフェラトゥ」
・「サブスタンス」
・「ウィキッド ふたりの魔女」

衣装デザイン賞

・「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」
・「教皇選挙」
・「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」
・「ノスフェラトゥ」
・「ウィキッド ふたりの魔女」

音響賞

・「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」
・「デューン 砂の惑星PART2」
・「エミリア・ペレス」
・「ウィキッド ふたりの魔女」
・「野生の島のロズ」

長編ドキュメンタリー賞

・「ブラック・ボックス・ダイアリーズ(Black Box Diaries)」
・「ノー・アザー・ランド 故郷は他にない」
・「ポーセリン・ワー(Porcelain War)」
・「サウンドトラック・トゥ・ア・クーデター(Soundtrack to a Coup d’Etat)」
・「SUGARCANE シュガーケイン」

短編ドキュメンタリー賞

・「デス・バイ・ナンバーズ(Death by Numbers)」
・「アイ・アム・レディー、ワーデン(I Am Ready, Warden)」
・「インシデント(Incident)」
・「Instruments of a Beating Heart」
・「ザ・レディ・イン・オーケストラ NYフィルを変えた風」

短編映画賞

・「ア・リアン(A Lien)」
・「アヌジャ(Anuja)」
・「私は人間」
・「ザ・ラスト・レンジャー(The Last Ranger)」
・「ザ・メン・フー・クド・ノット・サイレント(The Man Who Could Not Remain Silent)」

短編アニメ賞

・「美しき男たち」
・「イトスギの影の中で」
・「あめだま」
・「フシギなフラつき」
・「ヤック!(Yuck!)」

歌曲賞

・「El Mal」「エミリア・ペレス」
・「The Journey」「6888郵便大隊」
・「Like a Bird」「シンシン/SING SING」
・「Mi Camino」「エミリア・ペレス」
・「Never Too Late」「エルトン・ジョン:Never Too Late」

作曲賞

・「ブルータリスト」
・「教皇選挙」
・「エミリア・ペレス」
・「ウィキッド ふたりの魔女」
・「野生の島のロズ」

The post 第97回アカデミー賞ノミネート作品が発表 「ウィキッド ふたりの魔女」のアリアナとシンシアも候補に appeared first on WWDJAPAN.

第97回アカデミー賞ノミネート作品が発表 「ウィキッド ふたりの魔女」のアリアナとシンシアも候補に

映画「ウィキッド ふたりの魔女」でW主演のアリアナ・グランデ(Ariana Grande)とシンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)は1月22日(現地時間)、ロンドンのナショナル・ユース・シアターで座談会に出席した。

2人は引き続き“ メソッド・ドレッシング ”を実践。グリンダを演じたアリアナは、シグネチャーカラーであるピンクのクロップド丈のカーディガンに1950年代風のフリルのスカートを合わせた。エルファバを演じたシンシアは、ジュエリーのアップリケがついたブラックのセーターにサテンのマキシスカートを合わせ、ダークな美学を取り入れた。

2025年アカデミー賞ノミネート作品が発表

1月23日には、第97回アカデミー賞のノミネートが発表された。3月2日19時(東部時間、日本時間3月3日9時)からロサンゼルスで開催され、米放送局、ABCで放送される予定だ。

最多は「エミリア・ペレス」で、全12部門13ノミネートを獲得。続いて「ウィキッド ふたりの魔女」、「ブルータリスト」が10部門にノミネートした。シンシアは、2019年の「ハリエット」以来2度目となる主演女優賞に、アリアナは、助演女優賞で初めてオスカーにノミネート。「エミリア・ペレス」主演のカーラ・ソフィア・ガスコン(Karla Sofia Gascon)は、トランスジェンダーを公表している演者として初めて主演女優賞の部門にノミネートした。

また、「サブスタンス」でゴールデン・グローブ賞を受賞したデミ・ムーア(Demi Moore)は、初めてオスカーにノミネートされた。

衣装デザイン賞には、「ウィキッド ふたりの魔女」衣装デザイナーのポール・タゼウェル(Paul Tazawell)のほか、「教皇選挙」、「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」、「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」、「ノスフェラトゥ(Nosferatu)」がノミネート。

また、「ウィキッド ふたりの魔女」と「ノスフェラトゥ」はメイク・ヘアスタイリング賞にもノミネートした。

各部門のノミネート作品は以下の通り。

ノミネート作品一覧

作品賞

・「ANORA アノーラ」
・「ブルータリスト」
・「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」
・「教皇選挙」
・「デューン 砂の惑星PART2」
・「エミリア・ペレス」
・「アイム・スティル・ヒア(I'm Still Here)」
・「ニッケル・ボーイズ(Nickel Boys)」
・「ウィキッド ふたりの魔女」
・「サブスタンス」

監督賞

・ショーン・ベイカー「ANORA アノーラ」
・ブラディ・コーベット「ブルータリスト」
・ジェームズ・マンゴールド「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」
・ジャック・オーディアール「エミリア・ペレス」
・コラリー・ファルジャ「サブスタンス」

主演女優賞

・シンシア・エリヴォ「ウィキッド ふたりの魔女」
・カルラ・ソフィア・ガスコン「エミリア・ペレス」
・マイキー・マディソン「ANORA アノーラ」
・デミ・ムーア「サブスタンス」
・フェルナンダ・トーレス「アイム・スティル・ヒア」

主演男優賞

・エイドリアン・ブロディ「ブルータリスト」
・ティモシー・シャラメ「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」
・コールマン・ドミンゴ「シンシン/SING SING」
・レイフ・ファインズ「教皇選挙」
・セバスチャン・スタン「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」

助演男優賞

・ユーラ・ボリソフ「ANORA アノーラ」
・キーラン・カルキン「リアル・ペイン~心の旅~」
・ガイ・ピアース「ブルータリスト」
・エドワード・ノートン「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」
・ジェレミー・ストロング「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」

助演女優賞

・モニカ・バルバロ「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」
・アリアナ・グランデ「ウィキッド ふたりの魔女」
・フェリシティ・ジョーンズ「ブルータリスト」
・イザベラ・ロッセリーニ「教皇選挙」
・ゾーイ・サルダナ「エミリア・ペレス」

国際長編映画賞

・「アイム・スティル・ヒア」
・「ザ・ガール・ウィズ・ザ・ニードル(The Girl with the Needle)」
・「エミリア・ペレス」
・「聖なるイチジクの種」
・「Flow」

撮影賞

・「ブルータリスト」
・「デューン 砂の惑星PART2」
・「エミリア・ペレス」
・「マリア(Maria)」
・「ノスフェラトゥ」

脚色賞

・ジェイ・コックス、ジェームズ・マンゴールド「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」
・ピーター・ストローハン「教皇選挙」
・ジャック・オーディアール、トマ・ビデガン、ニコラ・リヴェッキ、レア・ミシウス「エミリア・ペレス」
・ジョスリン・バーンズ、ラメル・ロス「ニッケル・ボーイズ」
・クリント・ベントリー、グレッグ・クウェダー、クラレンス・マクリン、ジョン・ディヴァインG・ホイットフィールド「シンシン/SING SING」

脚本賞

・ショーン・ベイカー「ANORA アノーラ」
・ブラディ・コーベット、モナ・ファストヴォールド「ブルータリスト」
・ジェシー・アイゼンバーグ「リアル・ペイン~心の旅~」
・ティム・フェールバウム、モーリッツ・ビンダー、アレックス・デヴィッド「セプテンバー5」
・コラリー・ファルジャ「サブスタンス」

長編アニメ賞

・「Flow」
・「インサイド・ヘッド2」
・「かたつむりのメモワール」
・「ウォレスとグルミット 仕返しなんてコワくない!」
・「野生の島のロズ」

視覚効果賞

・「エイリアン:ロムルス」
・「BETTER MAN/ベター・マン」
・「デューン 砂の惑星PART2」
・「猿の惑星/キングダム」
・「ウィキッド ふたりの魔女」

編集賞

・「ANORA アノーラ」
・「ブルータリスト」
・「教皇選挙」
・「エミリア・ペレス」
・「ウィキッド ふたりの魔女」

美術賞

・「ブルータリスト」
・「教皇選挙」
・「デューン 砂の惑星PART2」
・「ノスフェラトゥ」
・「ウィキッド ふたりの魔女」

メイクアップ&ヘアスタイリング賞

・「ア・ディファレント・マン(A Different Man)」
・「エミリア・ペレス」
・「ノスフェラトゥ」
・「サブスタンス」
・「ウィキッド ふたりの魔女」

衣装デザイン賞

・「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」
・「教皇選挙」
・「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」
・「ノスフェラトゥ」
・「ウィキッド ふたりの魔女」

音響賞

・「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」
・「デューン 砂の惑星PART2」
・「エミリア・ペレス」
・「ウィキッド ふたりの魔女」
・「野生の島のロズ」

長編ドキュメンタリー賞

・「ブラック・ボックス・ダイアリーズ(Black Box Diaries)」
・「ノー・アザー・ランド 故郷は他にない」
・「ポーセリン・ワー(Porcelain War)」
・「サウンドトラック・トゥ・ア・クーデター(Soundtrack to a Coup d’Etat)」
・「SUGARCANE シュガーケイン」

短編ドキュメンタリー賞

・「デス・バイ・ナンバーズ(Death by Numbers)」
・「アイ・アム・レディー、ワーデン(I Am Ready, Warden)」
・「インシデント(Incident)」
・「Instruments of a Beating Heart」
・「ザ・レディ・イン・オーケストラ NYフィルを変えた風」

短編映画賞

・「ア・リアン(A Lien)」
・「アヌジャ(Anuja)」
・「私は人間」
・「ザ・ラスト・レンジャー(The Last Ranger)」
・「ザ・メン・フー・クド・ノット・サイレント(The Man Who Could Not Remain Silent)」

短編アニメ賞

・「美しき男たち」
・「イトスギの影の中で」
・「あめだま」
・「フシギなフラつき」
・「ヤック!(Yuck!)」

歌曲賞

・「El Mal」「エミリア・ペレス」
・「The Journey」「6888郵便大隊」
・「Like a Bird」「シンシン/SING SING」
・「Mi Camino」「エミリア・ペレス」
・「Never Too Late」「エルトン・ジョン:Never Too Late」

作曲賞

・「ブルータリスト」
・「教皇選挙」
・「エミリア・ペレス」
・「ウィキッド ふたりの魔女」
・「野生の島のロズ」

The post 第97回アカデミー賞ノミネート作品が発表 「ウィキッド ふたりの魔女」のアリアナとシンシアも候補に appeared first on WWDJAPAN.

「メゾン ド フルール」から“さくらコレクション”が登場 オリジナル刺しゅうのバッグやポーチなど

ストライプインターナショナルの「メゾン ド フルール(MAISON DE FLEUR)」 は2月1日、“さくらコレクション(SAKURA Collection)”をメゾン ド フルール各店舗とECサイトのストライプクラブで発売する(ECサイトは1月31日20時から発売)。

“さくらコレクション”はブランド名でもあり、フランス語で花という意味の“フルール”と日本の “さくら”を掛け合わせ、オリジナルの柄や刺しゅうで表現したシリーズ。優しいパステルトーンや、落ち着きのあるスモーキーなピンクをベースに桜を連想させる色合いのアイテムを用意する。

アイテム一覧

“刺しゅうスクエアトートバッグ”(6600円)、“スクエア2ウエイトートバッグ”(8000円)、“ダブルリボン2ウエイトートバッグ”(6200円)にはオリジナルの桜アートを刺しゅうであしらった。帆布素材で大容量の“3ルームトートバッグ”(1万2100円)は、花びらをさりげなく散りばめることで桜の儚さを表現。揺れる桜チャーム付きの“プリントボトルケース”(4400円)、マットサテン生地の“スクエアポーチ”(4700円)、“刺しゅうタオルハンカチ”(1490円)、“桜プリントエコバッグ”(2200円)などもラインアップする。

The post 「メゾン ド フルール」から“さくらコレクション”が登場 オリジナル刺しゅうのバッグやポーチなど appeared first on WWDJAPAN.

「メゾン ド フルール」から“さくらコレクション”が登場 オリジナル刺しゅうのバッグやポーチなど

ストライプインターナショナルの「メゾン ド フルール(MAISON DE FLEUR)」 は2月1日、“さくらコレクション(SAKURA Collection)”をメゾン ド フルール各店舗とECサイトのストライプクラブで発売する(ECサイトは1月31日20時から発売)。

“さくらコレクション”はブランド名でもあり、フランス語で花という意味の“フルール”と日本の “さくら”を掛け合わせ、オリジナルの柄や刺しゅうで表現したシリーズ。優しいパステルトーンや、落ち着きのあるスモーキーなピンクをベースに桜を連想させる色合いのアイテムを用意する。

アイテム一覧

“刺しゅうスクエアトートバッグ”(6600円)、“スクエア2ウエイトートバッグ”(8000円)、“ダブルリボン2ウエイトートバッグ”(6200円)にはオリジナルの桜アートを刺しゅうであしらった。帆布素材で大容量の“3ルームトートバッグ”(1万2100円)は、花びらをさりげなく散りばめることで桜の儚さを表現。揺れる桜チャーム付きの“プリントボトルケース”(4400円)、マットサテン生地の“スクエアポーチ”(4700円)、“刺しゅうタオルハンカチ”(1490円)、“桜プリントエコバッグ”(2200円)などもラインアップする。

The post 「メゾン ド フルール」から“さくらコレクション”が登場 オリジナル刺しゅうのバッグやポーチなど appeared first on WWDJAPAN.

「マルニ」が新作バッグ“リヴィエラ”を発売 トラペーズからスクエアに変形できる仕様の3型

「マルニ(MARNI)」は新作バッグ“リヴィエラ(RIVIERA)”を発売した。

アイコンバッグ”トランカルー(TRUNKAROO)”の象徴であるスタッズモチーフをもとにカーフレザーでデザイン。マグネット付きのサイドパネルを折りたたむことでトラペーズ(台形)からスクエア(正方形)に変形する仕様に仕上げた。

イメージ画像

マチのあるシングルコンパートメンで収納力を備え、なめらかなカーフレザーを使用した肩掛け可能な長さのショルダーストラップとレザー製トリムとハンドルの2ウエイで使用可能。キャンバスとカーフレザーのレッド/ホワイト(27万8300円)、オールカフレザーのブラック(31万7900円)とシナモン(31万7900円)をラインアップする。

アイテム詳細

The post 「マルニ」が新作バッグ“リヴィエラ”を発売 トラペーズからスクエアに変形できる仕様の3型 appeared first on WWDJAPAN.

「マルニ」が新作バッグ“リヴィエラ”を発売 トラペーズからスクエアに変形できる仕様の3型

「マルニ(MARNI)」は新作バッグ“リヴィエラ(RIVIERA)”を発売した。

アイコンバッグ”トランカルー(TRUNKAROO)”の象徴であるスタッズモチーフをもとにカーフレザーでデザイン。マグネット付きのサイドパネルを折りたたむことでトラペーズ(台形)からスクエア(正方形)に変形する仕様に仕上げた。

イメージ画像

マチのあるシングルコンパートメンで収納力を備え、なめらかなカーフレザーを使用した肩掛け可能な長さのショルダーストラップとレザー製トリムとハンドルの2ウエイで使用可能。キャンバスとカーフレザーのレッド/ホワイト(27万8300円)、オールカフレザーのブラック(31万7900円)とシナモン(31万7900円)をラインアップする。

アイテム詳細

The post 「マルニ」が新作バッグ“リヴィエラ”を発売 トラペーズからスクエアに変形できる仕様の3型 appeared first on WWDJAPAN.

【2025年バレンタイン】「ビームス クチュール」×「ルル メリー」が今年も登場 包装に描かれた花をアパレルに

「ビームス クチュール(BEAMS COUTURE)」は1月31日、チョコレートがメーンのスイーツブランド「ルル メリー(RURU MARY’S)」とコラボしたアパレルとスイーツを発売する。アパレルはビームス(BEAMS)の一部店舗および、公式オンラインストアで扱い、スイーツはビームス 新宿、池袋、名古屋で販売する。

花のデザインが印象的なウエアやバッグ、シューズなど

両者のタッグは今回で4度目。毎年バレンタインの時期に行われ、今回は「ルル メリー」のパッケージに使用しているアイコニックな花のイラストを取り入れたアイテムをラインアップする。

大胆に花柄をあしらったリバーシブルのキルトアウター(3万9600円)や総柄ニット(2万2000円)、さまざまなバリエーションのバッグのほか、キャップ(6380円)、刺しゅう入りオペラシューズ(2万2000円)などをそろえる。

「ルル メリー」の定番スイーツをビームスでも販売

また両ブランドの協業に伴い、一部店舗では「ルル メリー」の定番スイーツも販売する。クラシックな花のイラストが描かれたボックスに入った“ショコラサブレ”(2枚入、410円)と“お花のティグレ”(2枚入、864〜972円)を用意する。

The post 【2025年バレンタイン】「ビームス クチュール」×「ルル メリー」が今年も登場 包装に描かれた花をアパレルに appeared first on WWDJAPAN.

「ボッテガ・ヴェネタ」から新作バッグ“バンバン”が登場 肩掛けとバニティーケースの2ウエイ

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は新作のミニバッグ“バンバン”を発売した。同ブランドの店舗および、公式オンラインストアで取り扱う。

クラフツマンシップが詰まった新作バッグ

新作のアイコンバッグ“バンバン”は、レザーを縫わずに手作業で編み上げる技法“イントレチャート”を用いて製作。取り外し可能なストラップが付属し、肩掛けのバッグとしてはもちろん、コスメを収納するバニティーケースとしても使用できる。また、内側にはメーンとなる収納スペースのほか、フラットポケットも搭載。デザインだけでなく、収納性の高さも魅力的だ。

価格は、カーフレザーを使用したモデルが37万9500円、カーフレザーとコットンを使用したモデルが35万2000円。

また同バッグは、豊富なカラーバリエーションを用意。カーフレザーを使用したモデルは、ブラックやホワイト、ブラウンなどの定番色からピンクやグリーンなど春らしいカラーをそろえる。

The post 「ボッテガ・ヴェネタ」から新作バッグ“バンバン”が登場 肩掛けとバニティーケースの2ウエイ appeared first on WWDJAPAN.

「ボッテガ・ヴェネタ」から新作バッグ“バンバン”が登場 肩掛けとバニティーケースの2ウエイ

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は新作のミニバッグ“バンバン”を発売した。同ブランドの店舗および、公式オンラインストアで取り扱う。

クラフツマンシップが詰まった新作バッグ

新作のアイコンバッグ“バンバン”は、レザーを縫わずに手作業で編み上げる技法“イントレチャート”を用いて製作。取り外し可能なストラップが付属し、肩掛けのバッグとしてはもちろん、コスメを収納するバニティーケースとしても使用できる。また、内側にはメーンとなる収納スペースのほか、フラットポケットも搭載。デザインだけでなく、収納性の高さも魅力的だ。

価格は、カーフレザーを使用したモデルが37万9500円、カーフレザーとコットンを使用したモデルが35万2000円。

また同バッグは、豊富なカラーバリエーションを用意。カーフレザーを使用したモデルは、ブラックやホワイト、ブラウンなどの定番色からピンクやグリーンなど春らしいカラーをそろえる。

The post 「ボッテガ・ヴェネタ」から新作バッグ“バンバン”が登場 肩掛けとバニティーケースの2ウエイ appeared first on WWDJAPAN.

50周年を迎える「ジョルジオ アルマーニ」がDNAを色濃く反映したコレクションを発表 

今年50周年を迎える「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」は、ブランドのDNAを語るに欠かせないエッセンシャルな銘品かつ、メンズファッションの要素を讃えつつジェンダーの境界を超えるコレクション“ザッツ ソウ アルマーニ(That’s so Armani)”を発売した。同コレクションは、「ジョルジオ アルマーニ」の主要ブティックおよび、公式オンラインストアで取り扱い中だ。

上質な素材を使用したワードローブ

同コレクションは、ビキューナやカシミア、ウールなどの上質な素材を使用し、ソフトなテーラリングで仕立てるのが特徴。ブランドのシグネチャーカラーであるネイビーブルーとブラックのカラーパレットをベースにミニマルなデザインのアイテムがそろう。

シングルやダブルブレストのジャケット、ロールヘムのニットブレザー、スポーティーなブルゾンのほか、上品なコート、クルーネックのプルオーバー、Tシャツなど幅広いアイテムをラインアップする。

キャンペーンビジュアル

キャンペーンビジュアルには、音楽プロデューサーのケイトラナダ(Kaytranada)、俳優のアーチー・ルノー(Archie Renaux)、モデルのスジュ(Soo Joo)の3人を起用。ベルリンを拠点に活動するアーティスト、ルイス・アルベルト(Luis Alberto)が撮り下ろした。

アイテム例

The post 50周年を迎える「ジョルジオ アルマーニ」がDNAを色濃く反映したコレクションを発表  appeared first on WWDJAPAN.

50周年を迎える「ジョルジオ アルマーニ」がDNAを色濃く反映したコレクションを発表 

今年50周年を迎える「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」は、ブランドのDNAを語るに欠かせないエッセンシャルな銘品かつ、メンズファッションの要素を讃えつつジェンダーの境界を超えるコレクション“ザッツ ソウ アルマーニ(That’s so Armani)”を発売した。同コレクションは、「ジョルジオ アルマーニ」の主要ブティックおよび、公式オンラインストアで取り扱い中だ。

上質な素材を使用したワードローブ

同コレクションは、ビキューナやカシミア、ウールなどの上質な素材を使用し、ソフトなテーラリングで仕立てるのが特徴。ブランドのシグネチャーカラーであるネイビーブルーとブラックのカラーパレットをベースにミニマルなデザインのアイテムがそろう。

シングルやダブルブレストのジャケット、ロールヘムのニットブレザー、スポーティーなブルゾンのほか、上品なコート、クルーネックのプルオーバー、Tシャツなど幅広いアイテムをラインアップする。

キャンペーンビジュアル

キャンペーンビジュアルには、音楽プロデューサーのケイトラナダ(Kaytranada)、俳優のアーチー・ルノー(Archie Renaux)、モデルのスジュ(Soo Joo)の3人を起用。ベルリンを拠点に活動するアーティスト、ルイス・アルベルト(Luis Alberto)が撮り下ろした。

アイテム例

The post 50周年を迎える「ジョルジオ アルマーニ」がDNAを色濃く反映したコレクションを発表  appeared first on WWDJAPAN.

深川麻衣 × 若葉竜也 映画「嗤う蟲」で感じた「城定監督のすごさ」——「みんなの想像を超えてくる」

PROFILE: 右:深川麻衣/俳優 左:若葉竜也/俳優

PROFILE: (ふかがわ・まい)1991年生まれ、静岡県出身。2017年舞台「スキップ」で初主演。18年には主演映画「パンとバスと2度目のハツコイ」でTAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞。主な出演作として、「愛がなんだ」(19)、「水曜日が消えた」(20)、「今はちょっと、ついてないだけ」(22)、「パレード」(24)などがある。「おもいで写眞」(21)、「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」(23)では主演を務めた。「他と信頼と」(24)、朗読劇「ハロルドとモード」(24)など舞台でも活躍の幅を広げている。 (わかば・りゅうや)1989年生まれ、東京都出身。「葛城事件」(16)での鬼気迫る芝居で注目を集め、第8回TAMA映画賞・最優秀新進男優賞を受賞。「愛がなんだ」(19)や「街の上で」(21)、「窓辺にて」(22)など今泉力哉監督作品で欠かせない存在に。近年の出演作として、「ちひろさん」(23)、「愛にイナズマ」(23)、「市子」(23)、「ペナルティループ」(24)、「ぼくのお日さま」(24)。ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(24)では、第120回ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞・最優秀助演男優賞、東京ドラマアウォード 2024 助演男優賞を受賞。

城定秀夫(じょうじょう・ひでお)監督の快進撃が止まらない。青春映画「アルプススタンドのはしの方」(2020)や、恋愛映画「夜、鳥たちが啼く」(22)、ラブコメディー「愛なのに」(22)などジャンルを自由自在に行き来しながら、人間を深く活写する。2020年以降だけでもなんと16本の商業長編映画を監督している多作ぶりに驚かされる。

その城定監督の最新作「嗤う蟲(わらうむし)」が現在公開中だ。スローライフに憧れて田舎の村に移住したイラストレーターの杏奈(深川麻衣)と、脱サラした夫・輝道(若葉竜也)のカップルが、村の掟に追い詰められていく姿を描くヴィレッジスリラー。

ジャンル映画でありながら、ありえないことが何一つないリアリティーにより、観客が自分事として没入できるこれぞエンターテインメント。現場を体験した深川と若葉へのインタビューから、城定秀夫監督のクリエイティブの秘密に迫る。

「嗤う蟲」の撮影について

——「嗤う蟲」に出演するにあたり、興味を惹かれた、もしくはやりがいを感じたポイントをお聞かせください。

深川麻衣(深川):サスペンスやミステリーを題材にしたものがもともと好きで、映画やドラマ、小説で楽しんでいました。閉鎖的な村を舞台にした作品がいろいろ作られてきた中で、「嗤う蟲」の後半で明らかになっていく、村の人たちが隠している秘密に対する着眼点に惹かれました。今までありそうでなかったなって。城定監督と初めてご一緒できることもうれしかったです。

若葉竜也(若葉):城定さんに対してずっと興味があったんです。今は大作も撮ってますけど、もともと割とアンダーグラウンドな場所で戦っていたイメージがあったので。その城定さんと、しっかりとメインストリームに君臨している深川麻衣という女優が一緒にやったときに、どんな化学反応が起きるのかなということに一番興味がありました。

——城定監督が現場ではどんな演出をするのか、とても興味があります。

若葉:「自由にやってください」みたいな感じでしたね。

深川:そんなに細かい演出はなくて、ピンポイントで入る程度なんですけど、それがすごく的確でした。杏奈がリモートで(担当の編集者と)打ち合わせしているシーンで、本番直前に「貧乏ゆすりをずっとしててほしい」と言われて。「どう撮るのかな、上半身と下半身のカットを分けるのかな」と思っていたら、貧乏ゆすりしている足元から愛想笑いしている顔までを、カメラがスーッと動いてワンカットで撮影したんです。すごく面白いなと思いました。

——あのカメラワーク、面白かったです。杏奈の貧乏ゆすりも強烈でした。

若葉:すごく長いシーンでも、ほとんどワンシーンをワンカットで撮ってました。「この尺感で、必要なものは全てフレームに詰め込める」という計算がある程度あるんだな、自信があるんだな、と思いました。段取りとテストを同時にやって、アングルも城定さんの中でほぼ決まっているからすぐに本番へ。毎日3時間くらい予定より早く終わってました。

深川:城定さんはすでに頭の中に絵が見えていたと思うのですが、ライブ感を大切にしていて、しっかりとお芝居を見ていてくださいました。家の軒先に蜘蛛の巣ができていたときは、蜘蛛の巣越しのカットにしようとか、現場でそのときの環境やお芝居を見て決めていくんです。トントントンっと撮影が進んでいくけれど、丁寧に撮るところはちゃんと時間をかけて準備をする。その進み方が心地よかったです。

若葉:アクションシーンだったらテストや段取りを積み重ねた方がいいと思いますし、感情的なシーンだったらテイク数もアングルも少なくしてほしいというのが役者の願いではあると思います。今回は(田口)トモロヲさんや松浦(祐也)さんといった(村の住民を演じる)個性豊かな俳優さんたちがどんなことをやってくるのか分からなかったので、それに対する生っぽいリアクションも撮れるという意味では、このスピード感は大切だったように感じます。

——村の人たちが仕掛けてくるものをいかに受けていくか、というお芝居だった。

若葉:そうですね。僕らは余計なことはしなかったです。

深川:基本、受け身でした。村人のみなさんの言動があってこそのリアクションだったので。ナチュラルに、余計なことをしないように。

若葉:みなさん全然違う毛色のお芝居でした。全員の演技を間近で見ることができたのは、特権だったかなと思います。

深川:台本を読んでいただけでは想像できなかったお芝居やアプローチがみなさんからどんどん飛び出してくるので、そこに新鮮な気持ちで反応していくという体験が面白かったです。

——特に強烈だった俳優さんはいますか?

若葉:僕は接する場面が多かったので、(自治会長の田久保役の)トモロヲさんですね。トモロヲさんはもともとばちかぶりというパンクバンドで大暴れしていた人で。すごく優しいし腰も低いけど、その中に潜んでいる狂気みたいなものがあって。それに触れた瞬間は、今までに触ったことのないものに触ってしまった、という感覚があってゾッとしました。

「作品に対してどう最善を尽くせるかを考えるのが役者の仕事」

——杏奈と輝道が追い込まれてじわじわと変化していく様がそれぞれにリアルでした。終盤の杏奈は顔の面積の中で白目部分が占める割合が大きいというか、目がぎょろぎょろしていて異様というか…。多少体重を落としたり、特殊メイクをしたりしましたか?

深川:いえ、特別なことは何もしていないです。仕上がったものを見て、すごい顔をしているなと自分でも思いました(笑)。ジャンルレスな映画ということになっていますが、こういうヴィレッジスリラー的な題材のものはやはり、監督によっては分かりやすいお芝居を求められるときもあると思うんです。「もっと強く、分かりやすく気持ちを表現して」と。でも今回はかなり繊細にやらせていただけました。

——輝道の全身から漂う「諦めていく感じ」も素晴らしかったです。

若葉:作為的なものを入れることでもないなと思っていたので、台本に書かれている通りにやりました。あと、ロケ地があまり自分に合ってなかったです。その場所に行くのがどんどん嫌になっていったので、自分の精神と肉体が役とリンクしていた感じはあります。

深川:心霊体験もしてましたよね。

若葉:晴れていても暗い、閉鎖的な場所だったので、早く帰りたかったです(笑)。

深川:私は撮影した場所が緑が多くて、自然が好きなので生き生きしてました。

——受け取り方が全然違いますね(笑)。お2人は「愛がなんだ」(18/今泉力哉監督)以来の共演となります。今回は夫婦役ということで、どのように役柄の関係性をつくっていきましたか?

若葉:夫婦だから特別どうこうしようということはなかったです。夫婦も所詮他人なので、対人間として呼応していきました。

深川:特に「このシーンをこうしよう」とか話したわけではなく。でも、「愛がなんだ」で共演した経験から、何をやっても受け止めてくれるという信頼感と安心感が土台にありました。言い合いや殴るシーンもあったんですけど、若葉くんだから思い切り気持ちをぶつけることができました。

——若葉さんは過去のインタビューで、主演する作品では脚本の打ち合わせに入ることが多いとおっしゃっていました。今回は何か提案しましたか?

若葉:台詞の中の抽象を具象にしていきました。例えば「コンビニに行ってくるわ」という台詞があったとしたら、「セブン(イレブン)行ってくるわ」にした方が見てる人たちの環境と地続きになると思うんです。一つの接点になるというか。今回は「台詞の『電子タバコ』を『IQOS』にできますか?」という相談はしました。その作品に対してどういう最善を尽くせるかを考えるのが役者の仕事だと思うので。

——深川さんは杏奈について提案したことはありますか?

深川:いくつかの台詞について「こう言った方が分かりやすいですかね?」という相談はしました。あと、今回杏奈は途中で出産するんですけど、世の中のお母さんが見たときに、杏奈の言動に違和感を持ってほしくないなと思って。出産経験のあるお友達に話を聞きました。(田久保の妻の)よしこさんがおせっかいで赤ちゃんの面倒を見に来ることになるシーンで、本当は嫌だけれどよしこさんに任せて、杏奈は2階で仕事をしてて。しばらくして杏奈が下に降りていくと、よしこさんがミルクを勝手にあげている。「何してるんですか!」と怒って、赤ちゃんを取り戻すんですけど、そのときの不快感ってどのぐらいなんだろうって。そこでお芝居として大きな嫌悪を出さなければいけない場合、そもそも目を離して仕事をしていることが違和感にならないかなと考えました。「第1子だったら特に慎重になるから、離れるときはベビーカメラを付けて見てたりするよ」という人もいて。この夫婦はスローライフに憧れてはいるけれどデジタルに頼っているところもあるので、ベビーカメラがあっても不思議じゃないのかなと思って、提案してみたりしました。

城定監督のすごさ

——城定監督の現場を体験したお2人から見て、監督が近年ハイペースで映画を撮ることができるのはなぜだと思いますか?

若葉:城定さんと1回プライベートでご飯を食べに行ったとき、「なんでこんなに急にとんでもない数の映画を撮り出したんですか?」と聞いたら、「いや分かんないけど、撮るスピードが速いし、予算もそんなかかんないし、プロデューサーからしたら便利なんじゃない?」と言ってました(笑)。でもそれだけじゃないですよね。やっぱりみんなの想像を超えるからじゃないでしょうか。僕も、撮影中と試写を見てからでこの映画の印象が変わりました。自分が思っていたリズムでは全然なかったんです。「あ、このリズムがこの人には見えていたんだ」と。正直、現場では「こんなにもワンカットでいっていいのかな」と不安になることが多かったんですけど、本編を見たら全くそんな心配はいらなかったことが分かりました。出来を見て「また一緒に仕事したいな」と思える監督は最高だと思います。

深川:演出と、判断の的確さが本当にすごいなと思います。私も今回ワンカット・ワンシーンが多かったので、つながったときにどういう映像になるのか全然想像がつかなくて。もうちょっとスローテンポの作品になるのかなと思ったんですけど(うなずく若葉)、試写を見たら、つなぎ方や間に入れるちょっとしたショットで、見ている人がハッとさせられたり、緊迫感のある不気味な空気が漂うシーンになっていました。城定さんは撮影しながら頭の中でこれをイメージできていたのか、という驚きがありました。

2024年を振り返って

——2024年は若葉さんにとって激動の年になったのではないでしょうか。「アンメット」で6年ぶりに民放の連ドラに出演し、「東京ドラマアウォード2024」で助演男優賞を受賞。「大きな転機になった作品だと思っています。良くも悪くもかもしれないですが」という受賞コメントが印象的です。これからどういう作品に出ていきたいかがより明確になりましたか?

若葉:激動でしたけど、自分の指針がブレることはまずないです。ただ、転機ということでいうと、生活しづらくなったなって(苦笑)。収入が爆発的に上がったわけでもないし、デメリットの方が大きいんですよね。顔が知られてしまって。

深川:世の中に。

若葉:そう。面倒くさいことの方が多くなりました。ただ、まだ解禁になってないんですけど、昨年末まで撮影していた作品で、自分が目標にしていた場所にたどり着いた感じがあったんです。

深川:そうなんですね。

若葉:演技に関してではなくて、「こんな人たちと、こんな風に、こんな作品を」というものを作れたんじゃないかと少し思えたんです。今から環境を変えるということではないですけど、ちょっと自分を裏切っていきたいなというか、視点を少し変えて違うステージを見つめていきたいな、みたいなことはぼんやりとは思いました。

——情報解禁が楽しみです。深川さんは何か転機や心境の変化はありましたか?

深川:2024年でいうと、3年ぶりに舞台ができたことが大きかったです。舞台はかなり気合を入れないと、本当に自分を奮い立たせないと怖くてできない場所なんです。今まで私が出演した舞台はコメディータッチのものが多かったんですけど、日常に沿うような舞台をやってみたいと思っていて、そういう題材の作品(「他と信頼と」)でたまたまオファーをいただけて、できたことが大きかったです。立て続けに朗読劇「ハロルドとモード」にも出ることができました。お話自体も大好きでしたし、ご一緒した黒柳徹子さんが「100歳まで舞台に立ちたい」とおっしゃっていて、本当にすてきでした。

若葉:(真剣な表情で)うん。

深川:2時間出ずっぱりですごくパワーも使う中、立ち居振る舞いも、誰に対しても同じ目線で話してくださるところも、とてもチャーミングでした。自分は100歳までできないかもしれないですけど、お仕事でも趣味でも意識して好きなものを探求していかないと駄目だなと思いました。「なんかないかなー」ではなくて、自分から意識して選択して、充実させて、ずっと新鮮な気持ちでやる。それが大事だなと思った年でした。

——昨年は若葉さんがメインストリームに再合流した年だったわけですが、できれば普段は地下に潜っていたい?

若葉:僕はそうですね。できることなら、メディアとかテレビとか一切出たくないですね(笑)。出ることで収入が150倍くらいになったらいいですけど、そんな感じでもないし。聖人君子か、聞き分けのいい子以外はめんどくさい人として扱われる世界なんで、僕は向いてないんですよね。

深川:うん(笑)。

若葉:この業界がこのままの方向に進んでいくんだったら、興味ないなという感じではあります。ただ、今はできることをやろうかなとは、ぼんやりとは思っています。

——その業界のメインストリームで戦ってきた深川さんのことはどうご覧になっていますか?

若葉:多分ご本人の中で嫌なこともあったとは思うんですけど、表舞台に立ってきた人の強さを感じます。迷いながらも戦ってきた面構えというか、懐の深さを感じました。深川麻衣さんと城定監督、そして曲者ぞろいの役者たち、すてきな化学反応を特等席で見せてもらいました。

——深川さん、曲者たちに全然負けていなかったです。

若葉:いやむしろ(笑)。

深川:ありがとうございます。でも私は全然メインストリームじゃないですよ!(笑)。

PHOTOS:YUKI KAWASHIMA
STYLING:[MAI FUKAGAWA]YAMAGUCHI KAHO、[RYUYA WAKABA]TOSHIO TAKEDA(MILD)
HAIR & MAKEUP:[MAI FUKAGAWA] AYA MURAKAMI
HAIR:[RYUYA WAKABA]ASASHI(ota office)

映画「嗤う蟲」

■映画「嗤う蟲」
全国公開中
出演:深川麻衣
若葉竜也
松浦祐也 片岡礼子 中山功太 / 杉田かおる
田口トモロヲ
監督:城定秀夫
脚本:内藤瑛亮、城定秀夫
音楽:ゲイリー芦屋
編集:城定秀夫
配給:ショウゲート
製作プロダクション:ダブ
2024年/日本/カラー/99分/5.1ch/シネスコ/PG-12
Ⓒ2024 映画「嗤う蟲」製作委員会
https://waraumushi.jp

The post 深川麻衣 × 若葉竜也 映画「嗤う蟲」で感じた「城定監督のすごさ」——「みんなの想像を超えてくる」 appeared first on WWDJAPAN.

深川麻衣 × 若葉竜也 映画「嗤う蟲」で感じた「城定監督のすごさ」——「みんなの想像を超えてくる」

PROFILE: 右:深川麻衣/俳優 左:若葉竜也/俳優

PROFILE: (ふかがわ・まい)1991年生まれ、静岡県出身。2017年舞台「スキップ」で初主演。18年には主演映画「パンとバスと2度目のハツコイ」でTAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞。主な出演作として、「愛がなんだ」(19)、「水曜日が消えた」(20)、「今はちょっと、ついてないだけ」(22)、「パレード」(24)などがある。「おもいで写眞」(21)、「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」(23)では主演を務めた。「他と信頼と」(24)、朗読劇「ハロルドとモード」(24)など舞台でも活躍の幅を広げている。 (わかば・りゅうや)1989年生まれ、東京都出身。「葛城事件」(16)での鬼気迫る芝居で注目を集め、第8回TAMA映画賞・最優秀新進男優賞を受賞。「愛がなんだ」(19)や「街の上で」(21)、「窓辺にて」(22)など今泉力哉監督作品で欠かせない存在に。近年の出演作として、「ちひろさん」(23)、「愛にイナズマ」(23)、「市子」(23)、「ペナルティループ」(24)、「ぼくのお日さま」(24)。ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(24)では、第120回ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞・最優秀助演男優賞、東京ドラマアウォード 2024 助演男優賞を受賞。

城定秀夫(じょうじょう・ひでお)監督の快進撃が止まらない。青春映画「アルプススタンドのはしの方」(2020)や、恋愛映画「夜、鳥たちが啼く」(22)、ラブコメディー「愛なのに」(22)などジャンルを自由自在に行き来しながら、人間を深く活写する。2020年以降だけでもなんと16本の商業長編映画を監督している多作ぶりに驚かされる。

その城定監督の最新作「嗤う蟲(わらうむし)」が現在公開中だ。スローライフに憧れて田舎の村に移住したイラストレーターの杏奈(深川麻衣)と、脱サラした夫・輝道(若葉竜也)のカップルが、村の掟に追い詰められていく姿を描くヴィレッジスリラー。

ジャンル映画でありながら、ありえないことが何一つないリアリティーにより、観客が自分事として没入できるこれぞエンターテインメント。現場を体験した深川と若葉へのインタビューから、城定秀夫監督のクリエイティブの秘密に迫る。

「嗤う蟲」の撮影について

——「嗤う蟲」に出演するにあたり、興味を惹かれた、もしくはやりがいを感じたポイントをお聞かせください。

深川麻衣(深川):サスペンスやミステリーを題材にしたものがもともと好きで、映画やドラマ、小説で楽しんでいました。閉鎖的な村を舞台にした作品がいろいろ作られてきた中で、「嗤う蟲」の後半で明らかになっていく、村の人たちが隠している秘密に対する着眼点に惹かれました。今までありそうでなかったなって。城定監督と初めてご一緒できることもうれしかったです。

若葉竜也(若葉):城定さんに対してずっと興味があったんです。今は大作も撮ってますけど、もともと割とアンダーグラウンドな場所で戦っていたイメージがあったので。その城定さんと、しっかりとメインストリームに君臨している深川麻衣という女優が一緒にやったときに、どんな化学反応が起きるのかなということに一番興味がありました。

——城定監督が現場ではどんな演出をするのか、とても興味があります。

若葉:「自由にやってください」みたいな感じでしたね。

深川:そんなに細かい演出はなくて、ピンポイントで入る程度なんですけど、それがすごく的確でした。杏奈がリモートで(担当の編集者と)打ち合わせしているシーンで、本番直前に「貧乏ゆすりをずっとしててほしい」と言われて。「どう撮るのかな、上半身と下半身のカットを分けるのかな」と思っていたら、貧乏ゆすりしている足元から愛想笑いしている顔までを、カメラがスーッと動いてワンカットで撮影したんです。すごく面白いなと思いました。

——あのカメラワーク、面白かったです。杏奈の貧乏ゆすりも強烈でした。

若葉:すごく長いシーンでも、ほとんどワンシーンをワンカットで撮ってました。「この尺感で、必要なものは全てフレームに詰め込める」という計算がある程度あるんだな、自信があるんだな、と思いました。段取りとテストを同時にやって、アングルも城定さんの中でほぼ決まっているからすぐに本番へ。毎日3時間くらい予定より早く終わってました。

深川:城定さんはすでに頭の中に絵が見えていたと思うのですが、ライブ感を大切にしていて、しっかりとお芝居を見ていてくださいました。家の軒先に蜘蛛の巣ができていたときは、蜘蛛の巣越しのカットにしようとか、現場でそのときの環境やお芝居を見て決めていくんです。トントントンっと撮影が進んでいくけれど、丁寧に撮るところはちゃんと時間をかけて準備をする。その進み方が心地よかったです。

若葉:アクションシーンだったらテストや段取りを積み重ねた方がいいと思いますし、感情的なシーンだったらテイク数もアングルも少なくしてほしいというのが役者の願いではあると思います。今回は(田口)トモロヲさんや松浦(祐也)さんといった(村の住民を演じる)個性豊かな俳優さんたちがどんなことをやってくるのか分からなかったので、それに対する生っぽいリアクションも撮れるという意味では、このスピード感は大切だったように感じます。

——村の人たちが仕掛けてくるものをいかに受けていくか、というお芝居だった。

若葉:そうですね。僕らは余計なことはしなかったです。

深川:基本、受け身でした。村人のみなさんの言動があってこそのリアクションだったので。ナチュラルに、余計なことをしないように。

若葉:みなさん全然違う毛色のお芝居でした。全員の演技を間近で見ることができたのは、特権だったかなと思います。

深川:台本を読んでいただけでは想像できなかったお芝居やアプローチがみなさんからどんどん飛び出してくるので、そこに新鮮な気持ちで反応していくという体験が面白かったです。

——特に強烈だった俳優さんはいますか?

若葉:僕は接する場面が多かったので、(自治会長の田久保役の)トモロヲさんですね。トモロヲさんはもともとばちかぶりというパンクバンドで大暴れしていた人で。すごく優しいし腰も低いけど、その中に潜んでいる狂気みたいなものがあって。それに触れた瞬間は、今までに触ったことのないものに触ってしまった、という感覚があってゾッとしました。

「作品に対してどう最善を尽くせるかを考えるのが役者の仕事」

——杏奈と輝道が追い込まれてじわじわと変化していく様がそれぞれにリアルでした。終盤の杏奈は顔の面積の中で白目部分が占める割合が大きいというか、目がぎょろぎょろしていて異様というか…。多少体重を落としたり、特殊メイクをしたりしましたか?

深川:いえ、特別なことは何もしていないです。仕上がったものを見て、すごい顔をしているなと自分でも思いました(笑)。ジャンルレスな映画ということになっていますが、こういうヴィレッジスリラー的な題材のものはやはり、監督によっては分かりやすいお芝居を求められるときもあると思うんです。「もっと強く、分かりやすく気持ちを表現して」と。でも今回はかなり繊細にやらせていただけました。

——輝道の全身から漂う「諦めていく感じ」も素晴らしかったです。

若葉:作為的なものを入れることでもないなと思っていたので、台本に書かれている通りにやりました。あと、ロケ地があまり自分に合ってなかったです。その場所に行くのがどんどん嫌になっていったので、自分の精神と肉体が役とリンクしていた感じはあります。

深川:心霊体験もしてましたよね。

若葉:晴れていても暗い、閉鎖的な場所だったので、早く帰りたかったです(笑)。

深川:私は撮影した場所が緑が多くて、自然が好きなので生き生きしてました。

——受け取り方が全然違いますね(笑)。お2人は「愛がなんだ」(18/今泉力哉監督)以来の共演となります。今回は夫婦役ということで、どのように役柄の関係性をつくっていきましたか?

若葉:夫婦だから特別どうこうしようということはなかったです。夫婦も所詮他人なので、対人間として呼応していきました。

深川:特に「このシーンをこうしよう」とか話したわけではなく。でも、「愛がなんだ」で共演した経験から、何をやっても受け止めてくれるという信頼感と安心感が土台にありました。言い合いや殴るシーンもあったんですけど、若葉くんだから思い切り気持ちをぶつけることができました。

——若葉さんは過去のインタビューで、主演する作品では脚本の打ち合わせに入ることが多いとおっしゃっていました。今回は何か提案しましたか?

若葉:台詞の中の抽象を具象にしていきました。例えば「コンビニに行ってくるわ」という台詞があったとしたら、「セブン(イレブン)行ってくるわ」にした方が見てる人たちの環境と地続きになると思うんです。一つの接点になるというか。今回は「台詞の『電子タバコ』を『IQOS』にできますか?」という相談はしました。その作品に対してどういう最善を尽くせるかを考えるのが役者の仕事だと思うので。

——深川さんは杏奈について提案したことはありますか?

深川:いくつかの台詞について「こう言った方が分かりやすいですかね?」という相談はしました。あと、今回杏奈は途中で出産するんですけど、世の中のお母さんが見たときに、杏奈の言動に違和感を持ってほしくないなと思って。出産経験のあるお友達に話を聞きました。(田久保の妻の)よしこさんがおせっかいで赤ちゃんの面倒を見に来ることになるシーンで、本当は嫌だけれどよしこさんに任せて、杏奈は2階で仕事をしてて。しばらくして杏奈が下に降りていくと、よしこさんがミルクを勝手にあげている。「何してるんですか!」と怒って、赤ちゃんを取り戻すんですけど、そのときの不快感ってどのぐらいなんだろうって。そこでお芝居として大きな嫌悪を出さなければいけない場合、そもそも目を離して仕事をしていることが違和感にならないかなと考えました。「第1子だったら特に慎重になるから、離れるときはベビーカメラを付けて見てたりするよ」という人もいて。この夫婦はスローライフに憧れてはいるけれどデジタルに頼っているところもあるので、ベビーカメラがあっても不思議じゃないのかなと思って、提案してみたりしました。

城定監督のすごさ

——城定監督の現場を体験したお2人から見て、監督が近年ハイペースで映画を撮ることができるのはなぜだと思いますか?

若葉:城定さんと1回プライベートでご飯を食べに行ったとき、「なんでこんなに急にとんでもない数の映画を撮り出したんですか?」と聞いたら、「いや分かんないけど、撮るスピードが速いし、予算もそんなかかんないし、プロデューサーからしたら便利なんじゃない?」と言ってました(笑)。でもそれだけじゃないですよね。やっぱりみんなの想像を超えるからじゃないでしょうか。僕も、撮影中と試写を見てからでこの映画の印象が変わりました。自分が思っていたリズムでは全然なかったんです。「あ、このリズムがこの人には見えていたんだ」と。正直、現場では「こんなにもワンカットでいっていいのかな」と不安になることが多かったんですけど、本編を見たら全くそんな心配はいらなかったことが分かりました。出来を見て「また一緒に仕事したいな」と思える監督は最高だと思います。

深川:演出と、判断の的確さが本当にすごいなと思います。私も今回ワンカット・ワンシーンが多かったので、つながったときにどういう映像になるのか全然想像がつかなくて。もうちょっとスローテンポの作品になるのかなと思ったんですけど(うなずく若葉)、試写を見たら、つなぎ方や間に入れるちょっとしたショットで、見ている人がハッとさせられたり、緊迫感のある不気味な空気が漂うシーンになっていました。城定さんは撮影しながら頭の中でこれをイメージできていたのか、という驚きがありました。

2024年を振り返って

——2024年は若葉さんにとって激動の年になったのではないでしょうか。「アンメット」で6年ぶりに民放の連ドラに出演し、「東京ドラマアウォード2024」で助演男優賞を受賞。「大きな転機になった作品だと思っています。良くも悪くもかもしれないですが」という受賞コメントが印象的です。これからどういう作品に出ていきたいかがより明確になりましたか?

若葉:激動でしたけど、自分の指針がブレることはまずないです。ただ、転機ということでいうと、生活しづらくなったなって(苦笑)。収入が爆発的に上がったわけでもないし、デメリットの方が大きいんですよね。顔が知られてしまって。

深川:世の中に。

若葉:そう。面倒くさいことの方が多くなりました。ただ、まだ解禁になってないんですけど、昨年末まで撮影していた作品で、自分が目標にしていた場所にたどり着いた感じがあったんです。

深川:そうなんですね。

若葉:演技に関してではなくて、「こんな人たちと、こんな風に、こんな作品を」というものを作れたんじゃないかと少し思えたんです。今から環境を変えるということではないですけど、ちょっと自分を裏切っていきたいなというか、視点を少し変えて違うステージを見つめていきたいな、みたいなことはぼんやりとは思いました。

——情報解禁が楽しみです。深川さんは何か転機や心境の変化はありましたか?

深川:2024年でいうと、3年ぶりに舞台ができたことが大きかったです。舞台はかなり気合を入れないと、本当に自分を奮い立たせないと怖くてできない場所なんです。今まで私が出演した舞台はコメディータッチのものが多かったんですけど、日常に沿うような舞台をやってみたいと思っていて、そういう題材の作品(「他と信頼と」)でたまたまオファーをいただけて、できたことが大きかったです。立て続けに朗読劇「ハロルドとモード」にも出ることができました。お話自体も大好きでしたし、ご一緒した黒柳徹子さんが「100歳まで舞台に立ちたい」とおっしゃっていて、本当にすてきでした。

若葉:(真剣な表情で)うん。

深川:2時間出ずっぱりですごくパワーも使う中、立ち居振る舞いも、誰に対しても同じ目線で話してくださるところも、とてもチャーミングでした。自分は100歳までできないかもしれないですけど、お仕事でも趣味でも意識して好きなものを探求していかないと駄目だなと思いました。「なんかないかなー」ではなくて、自分から意識して選択して、充実させて、ずっと新鮮な気持ちでやる。それが大事だなと思った年でした。

——昨年は若葉さんがメインストリームに再合流した年だったわけですが、できれば普段は地下に潜っていたい?

若葉:僕はそうですね。できることなら、メディアとかテレビとか一切出たくないですね(笑)。出ることで収入が150倍くらいになったらいいですけど、そんな感じでもないし。聖人君子か、聞き分けのいい子以外はめんどくさい人として扱われる世界なんで、僕は向いてないんですよね。

深川:うん(笑)。

若葉:この業界がこのままの方向に進んでいくんだったら、興味ないなという感じではあります。ただ、今はできることをやろうかなとは、ぼんやりとは思っています。

——その業界のメインストリームで戦ってきた深川さんのことはどうご覧になっていますか?

若葉:多分ご本人の中で嫌なこともあったとは思うんですけど、表舞台に立ってきた人の強さを感じます。迷いながらも戦ってきた面構えというか、懐の深さを感じました。深川麻衣さんと城定監督、そして曲者ぞろいの役者たち、すてきな化学反応を特等席で見せてもらいました。

——深川さん、曲者たちに全然負けていなかったです。

若葉:いやむしろ(笑)。

深川:ありがとうございます。でも私は全然メインストリームじゃないですよ!(笑)。

PHOTOS:YUKI KAWASHIMA
STYLING:[MAI FUKAGAWA]YAMAGUCHI KAHO、[RYUYA WAKABA]TOSHIO TAKEDA(MILD)
HAIR & MAKEUP:[MAI FUKAGAWA] AYA MURAKAMI
HAIR:[RYUYA WAKABA]ASASHI(ota office)

映画「嗤う蟲」

■映画「嗤う蟲」
全国公開中
出演:深川麻衣
若葉竜也
松浦祐也 片岡礼子 中山功太 / 杉田かおる
田口トモロヲ
監督:城定秀夫
脚本:内藤瑛亮、城定秀夫
音楽:ゲイリー芦屋
編集:城定秀夫
配給:ショウゲート
製作プロダクション:ダブ
2024年/日本/カラー/99分/5.1ch/シネスコ/PG-12
Ⓒ2024 映画「嗤う蟲」製作委員会
https://waraumushi.jp

The post 深川麻衣 × 若葉竜也 映画「嗤う蟲」で感じた「城定監督のすごさ」——「みんなの想像を超えてくる」 appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】「エルメス」会場に最高の“エレおじ”集まる 高貴すぎる紳士の装い

「エルメス(HERMES)」は、2025-26年秋冬メンズ・コレクションをパリで現地時間1月25日に発表した。ショー会場には、業界関係者から同ブランドの顧客まで、幅広い世代の男女が来場する。中でも、レザーアイテムを着こなすエレガントな紳士“エレおじ”が一際目を引いた。ブルゾンやジャケット、ワークウエアは、体になじむ柔らかいレザーにより品のある雰囲気を醸し出す。バッグは、ケリー(Kelly)やオータクロア(Haut a Courroies)、バーキン(Birkin)が安定して高い所持率を誇り、丸みを帯びたフォームのボリード(Bolide)も、男性から支持を集め始めているようだ。職人が一つ一つ手作業で染色するシルクスカーフ“カレ(Carres)”は、首に巻いたり、肩に掛けたり、軽く結んだりと、ノンシャランなスタイリングが大人の粋な遊び心を演出していた。

The post 【スナップ】「エルメス」会場に最高の“エレおじ”集まる 高貴すぎる紳士の装い appeared first on WWDJAPAN.

「カラー」の新メインデザイナーに堀内太郎を任命 阿部潤一は「サブとしてぴったりくっついていく」

2024年11月に伊藤忠商事の100%子会社コロネット傘下となった「カラー(KOLOR)」は1月27日、新たなデザイナーに「タロウ ホリウチ(TARO HORIUCHI」の堀内太郎デザイナーを任命した。ブランド創設者であり前デザイナーの阿部潤一は25日(現地時間)、パリ・メンズ・ファッション・ウィークで行った2025-26年秋冬コレクションのランウエイショーで、同職を退任することを発表していた。

「カラー」の公式Instagramで午後8時に、阿部デザイナーと堀内デザイナーの対談形式のショートムービーを投稿した。動画内で阿部デザイナーは、2017年に自身の父親が他界したことをきっかけに「人って死ぬよな」「『カラー』はずっとあり続けるのであれば変わっていかなければならない」と実感し、2月に迎える60歳の節目として、有限会社カラーを定年退職することを意識したと語っている。

堀内デザイナーを任命した理由として、阿部前デザイナーは「一着入魂みたいな(服の)作り方をするから。こだわりとか、妥協しない部分は同じ感覚で、そういう部分は近い」と話している。それを受けて堀内デザイナーは、「『カラー』のDNAをしっかり継承しながら、新しい提案をしていきたいと思っている」と応えた。今後はメインデザイナーを堀内デザイナーとしつつ阿部デザイナーは「サブとしてぴったりくっついていく」と述べた。

堀内デザイナーはアントワープ王立美術アカデミーを卒業後、2009年にウィメンズブランド「タロウ ホリウチ」をスタート。その後約10年間コレクションを発表していたが、19年に始動した「ティーエイチ プロダクツ(TH PRODUCTS)」に専念するため、同年に「タロウ ホリウチ」を休止。23年春夏シーズンに「よりリアリティーのあるウィメンズウエアを作りたい」とアート・ディレクターにファッションエディターの大平かりんを迎え、再始動していた。

「カラー」は04年に阿部デザイナーがスタート。12-13年秋冬シーズンからパリでのコレクション発表に参加するなどしながら、海外でも高い評価を得てきた。12年には毎日新聞社主催の「第30回毎日ファッション大賞」を受賞し、13年春夏シーズンからメンズブランド「カラー ビーコン(KOLOR BEACON)」を開始。24年11月には、コロネットが有限会社カラーを事業承継し、有限会社と国内の小売店舗、国内外の卸といった組織と事業、スタッフを引き継いだ新体制を築いていた。なお、その親会社である伊藤忠商事はブランドの国内外における商標権を獲得していた。

The post 「カラー」の新メインデザイナーに堀内太郎を任命 阿部潤一は「サブとしてぴったりくっついていく」 appeared first on WWDJAPAN.

「ヨウジヤマモト」暖かさとエレガンスの共存 冬の定番カジュアルアウターへの挑戦状

近年の「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」には、コレクションの背景に優しさや温かみを感じることが多い。それは、山本耀司デザイナーが何気ない日常と向き合い、コレクションを制作しているからかもしれない。

パファーアイテムをエレガントに

2025-26年秋冬メンズの出発点は、山本デザイナーが近所で見かけた人々の装い。寒い冬には多くの人がダウンジャケットやパファージャケットに身を包んでいるが、個性がなく安っぽく見えたという。そこで、今季はパファーアイテムをエレガントに仕上げることに挑んだ。提案のベースになるのは、「ヨウジヤマモト」を象徴するゆったりしたテーラードルック。ただ、ジャケットやコートにもパンツにも中綿を入れ、ふっくらとしたシルエットを描く。そこに合わせるインナーのシャツにも薄いキルティングが施されているほどの徹底ぶりだ。

そんなボリュームのあるアイテムが野暮ったくならないのは、分量と配置にこだわり、手作業で中綿を入れてシルエットを作っているから。例えば、肩やヒップには中綿を入れずスッキリとしたラインに仕上げる一方、身頃や腿には中綿をたっぷり加えて防寒性を高めている。

表裏で表情が全く異なるリバーシブル仕様

また、ジャケットやコート、パンツの多くは、リバーシブル仕様。スナップボタンでパファーのライニングを取り外せるようになっているものもあり、真冬だけでなく幅広い時期に着用できる。ショーでは、何人かのモデルたちがランウエイの途中で立ち止まり、アウターやジャケットを裏返して羽織り直したり、隣にいるモデルと交換したり。片面はスーツライクなピンストライプのウールや質感豊かな別珍、もう片面はよりカジュアルでスポーティーなナイロンといったように、表裏で全く異なるイメージに仕上げている。

色はブランドを象徴する真っ黒はいつもより控えめで、よりソフトな墨黒やグレー、オリーブ、カーキ、エクリュなどの落ち着いたトーンが中心。そこに、深みのある赤や紫でアクセントを加えたり、山本デザイナー自身やアトリエチームが手掛けたグラフィックや写真とともに「SADNESS AND SUFFERING ARE THE FLOWER OF LIFE」や「WOULD YOU LIKE TO DANCE WITH ME?」といった言葉をあしらったり。シルバーのチェーン装飾を背中やサイドに垂らしたパンクムード漂うデザインも目を引く。

モデルからも垣間見えるリアリティー

今回のショーにはプロのモデルに加え、画家のリュック・タイマンス(Luc Tuymans)とアーティストのカーラ・アロチャ(Carla Arocha)夫妻や、バレエダンサーのユーゴ・マルシャン(Hugo Marchand)、シンガーソングライターのマムード(Mahmood)、俳優のポール・ハミー(Paul Hammy)、写真家のモハメッド・ブーロイサ(Mohamed Bourouissa)をはじめとする多彩な顔ぶれが登場。ほぼアドリブでランウエイを歩いたという個性豊かなモデルたちからは、人間味が滲む。その人選について、山本デザイナーは「(普通の)モデルにはとても飽きた。ショーの観客が見たのは、普通の芸術家、歌手、画家たち。彼らはいつも魅力的だ」と米「WWD」にコメント。そこには、日常からコレクションのヒントを得たように、演出でもよりリアリティーを表現したいという思いが垣間見える。

The post 「ヨウジヤマモト」暖かさとエレガンスの共存 冬の定番カジュアルアウターへの挑戦状 appeared first on WWDJAPAN.

「ジョン ローレンス サリバン」2025-26年秋冬コレクション

「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

The post 「ジョン ローレンス サリバン」2025-26年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

「ジョン ローレンス サリバン」2025-26年秋冬コレクション

「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

The post 「ジョン ローレンス サリバン」2025-26年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

LAの山火事を在住スタイリストがリポート ファッション&ビューティの支援も続々

1月23日現在、ロサンゼルスの山火事は鎮火していない。

今月7日、スタイリストの私は、翌日パラマウントピクチャーズ(PARAMOUNT PICTURES)で行われるプレミア(映画の初演)で女優がレッドカーペットで着用するドレス集めに奔走していた。夕方になると、風が強いことに気が付いた。パームツリーの大きな枝が落ちてきて、危険だった。

自宅に戻り、山火事が広がっていることを知った。そして深夜、映画のプレミアがキャンセルになったという電話が届く……。ダブルショックだった。

翌日、ドレスの返却に向かう途中、パリセーズ(ロサンゼルスの西側にある高級住宅街で、今回の山火事によりほぼ壊滅している)方面から巨大な煙が空に浮かぶ異様な光景を目にした。

ロデオドライブのみならず、ほとんどの店舗は休業していた。

1月8日には各所で山火事がさらに発生
SNSではフェイクも含め情報が錯綜

そしてこの日は、最悪だった。暴風が止まず、火が燃え広がる勢いを早めたのだ。多くの人が家や家族、ペットを失い、いたたまれない思いだった。

パリセーズの火は道を挟んだ海岸沿いにまでに及び、世界中の人が憧れるセレブ達の家やレストランを焼き尽くした。

カリフォルニアドリームが破壊されていくかのようだった。

一週間前の元旦、私は新年を美しい景色で迎えたくて現地に赴いたのだが、それがこの目で見た最後の景色になってしまった。胸が張り裂けそうだった。

さらに夜には不可解なことに海から離れたロサンゼルス北部でも火事が起こった。パサディナ、ハリウッドの裏山、そしてウエストハリウッドまで。アラームや消防車のサイレンが鳴り続け、ロサンゼルスの街全体が火に囲まれているような状況だった。

ハリウッドには、ユニバーサルスタジオやネットフリックス、CNNを始め、多くの映画やテレビ局のエンターテイメント発信地がある。ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(ハリウッドスターやキャラクター、作品の名前が記された星型のプレートが記された歩道)やアカデミー賞が行われるチャイニーズシアター、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)のお化けが出ることで有名なルーズベルトホテルなど、再建できない伝統的な建築物も多いので、とても心配になった。燃えてしまうと“夢の街”と言われるロサンゼルスが完全に崩壊してしまう。

SNSやYouTube、ニュースでは、多くの情報が飛び交い、人々を混乱させた。後にフェイクとわかったが、かの有名な「HOLLYWOOD」サインまで燃えている映像さえ出回った。
避難命令を受けるかもしれなかったが、私は街の方が心配だった。ただ祈るしかなかった。ロサンゼルス中の人が眠れない夜を過ごした。

その後、3カ所の火事は鎮火したが、他2カ所はいまだに鎮火していない。イベントの仕事はキャンセル。バルコニーには白い灰がたまり、空気は黄味がかっている。マスクが必須だ。

サンタモニカの百貨店は休館せず
多くの店舗は時短や休業、撤退ブランドも

大気汚染が気になる中、パリセーズの隣、サンタモニカに行ってみた。

百貨店の「ノードストロム(NORDSTROM)」は1日も休館しなかったというが、「ナイキ(NIKE)」は5日間閉店したそう。大抵の店は閉店時間を早めたり、休業していたようだ。パンデミック以降も営業を続けていた「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」と「ティファニー(TIFFANY)」がついに撤退してしまったことは残念でならない。

日本人ネイリストも参加
クリエイターの支援の輪広がる

そんな中、心温まる出来事もあった。

インスタグラムのストーリーズでは、「部屋が空いてるから、困っていたら誰でも知らせて」と投げかけたり、物資を募ったりの投稿が即座に始まった。

セレブ達は次々とロサンゼルスから離れたが、自身の自宅も全焼したパリス・ヒルトン(Paris Hilton)らこの街をこよなく愛するセレブは離れず真っ先に寄付を始めた。

数多くのセレブをクライアントにもつ、ネイリストのブリトニートーキョーも、「自分にも何か出来たら! 」と、フォトグラファーと組んで、寄付を行った。彼女はネイル料金の100%を寄付したという。

「100%寄付」といえば、日本発のアイウエアブランド「ジンズ(JINS)」は17日、アボットキニーに店舗をオープン。3日間の売り上げを100%を寄付した。

カリフォルニア発のオンライン「リボルブ(REVOLVE)」は、2日に渡りフリーショップイベントをダウンタウンで開催した。

1月30日には、レディー・ガガ(LADY GAGA)、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(RED HOT CHILI PEPPERS)、ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)、ロッド・スチュワート(Rod Stewart)他によるチャリティーイベントが行われる。苦難を吹き飛ばす、ポジティブなパワーにとても感動した。

私自身もいてもたってもいられない気持ちで、ドネーションイベントを企画している。経済、環境他さまざまな問題が生じているが、私は「愛は地球を救う」を信じている。

The post LAの山火事を在住スタイリストがリポート ファッション&ビューティの支援も続々 appeared first on WWDJAPAN.

青山商事が20年ぶりに社長交代 創業家以外から初

青山商事は、4月1日付で遠藤泰三・執行役員管理本部長が執行役員社長に就任し、6月26日付けで青山理代表取締役社長が代表取締役会長に、遠藤氏が代表取締役社長兼執行役員社長に就任することを発表した。青山商事の社長交代は20年ぶりで、創業家以外からの選出は初めて。

遠藤氏は1967年12月26日生まれ。90年3月に青山商事に入社後「洋服の青山」せんげん台店店長に就任し、その後、人材開発部部長代理、総務部部長代理などとして活躍。カジュアルランドあおやまの取締役リユース事業本部長、人事部長、執行役員人事戦略本部長等の要職を経て、2021年4月に執行役員管理本部長に就いた。

創業60周年を機に、次期経営体制への交代を決定。新たな経営体制の下でデジタル化やカジュアル化といった社会構造の変化に迅速に対応し、企業価値のさらなる向上と持続的成長を目指す。

同社は紳士服専門店の最大手。値ごろなスーツを売る「洋服の青山」を全国各地の幹線道路沿いに出店するとともに、積極的なテレビCMなどで成長を遂げた。創業者の青山五郎氏(1930~2008年)は、完全買い取りの仕入れや多店舗化によるスケールメリットによって「スーツの価格破壊」として名を馳せた。都市部では「ザ・スーツカンパニー」「スーツスクエア」などの業態を運営する。2022年にはオーダースーツの「麻布テーラー」を買収した。売上高に占めるビジネスウエアの割合は約7割だが、ビジネスシーンの変化に伴い、カジュアルな服も拡大している。また子会社を通じて靴の修理店「ミスターミニット」事業、飲食店やフィットネスジムのフランチャイジー事業を行っている。2024年3月期の売上高は前期比12%減の1936億円、営業利益は119億円だった。

遠藤氏は、創業者の青山五郎氏、青山五郎氏の義弟である宮前省三氏、青山五郎氏の長男である理氏に続く4代目の社長となる。

The post 青山商事が20年ぶりに社長交代 創業家以外から初 appeared first on WWDJAPAN.

青山商事が20年ぶりに社長交代 創業家以外から初

青山商事は、4月1日付で遠藤泰三・執行役員管理本部長が執行役員社長に就任し、6月26日付けで青山理代表取締役社長が代表取締役会長に、遠藤氏が代表取締役社長兼執行役員社長に就任することを発表した。青山商事の社長交代は20年ぶりで、創業家以外からの選出は初めて。

遠藤氏は1967年12月26日生まれ。90年3月に青山商事に入社後「洋服の青山」せんげん台店店長に就任し、その後、人材開発部部長代理、総務部部長代理などとして活躍。カジュアルランドあおやまの取締役リユース事業本部長、人事部長、執行役員人事戦略本部長等の要職を経て、2021年4月に執行役員管理本部長に就いた。

創業60周年を機に、次期経営体制への交代を決定。新たな経営体制の下でデジタル化やカジュアル化といった社会構造の変化に迅速に対応し、企業価値のさらなる向上と持続的成長を目指す。

同社は紳士服専門店の最大手。値ごろなスーツを売る「洋服の青山」を全国各地の幹線道路沿いに出店するとともに、積極的なテレビCMなどで成長を遂げた。創業者の青山五郎氏(1930~2008年)は、完全買い取りの仕入れや多店舗化によるスケールメリットによって「スーツの価格破壊」として名を馳せた。都市部では「ザ・スーツカンパニー」「スーツスクエア」などの業態を運営する。2022年にはオーダースーツの「麻布テーラー」を買収した。売上高に占めるビジネスウエアの割合は約7割だが、ビジネスシーンの変化に伴い、カジュアルな服も拡大している。また子会社を通じて靴の修理店「ミスターミニット」事業、飲食店やフィットネスジムのフランチャイジー事業を行っている。2024年3月期の売上高は前期比12%減の1936億円、営業利益は119億円だった。

遠藤氏は、創業者の青山五郎氏、青山五郎氏の義弟である宮前省三氏、青山五郎氏の長男である理氏に続く4代目の社長となる。

The post 青山商事が20年ぶりに社長交代 創業家以外から初 appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】北村匠海やケイト・モスらが来場 「ディオール」2025-26年秋冬メンズコレクション

「ディオール(DIOR)」はパリ・エコール ミリテールで、2025-26年秋冬メンズコレクションを発表した。会場には、俳優の北村匠海やケイト・モス(Kate Moss)、ハン・ソヒ(Han So-Hee)、ロバート・パティンソン(Robert Pattinson)ら豪華セレブリティーらが来場した。

同コレクションでは、変化と進化を体現した。キム・ジョーンズはメンズプレタポルテの変容、特に1954-55年秋冬 オートクチュール コレクションの「Hライン」のインスピレーションを起点にメンズウエアの進化という概念を探求した。

北村匠海

日本からは、ディオール ジャパン アンバサダーの北村匠海がキム・ジョーンズによるメンズ コレクションをまとい出席した。

来場者スナップ

The post 【スナップ】北村匠海やケイト・モスらが来場 「ディオール」2025-26年秋冬メンズコレクション appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】北村匠海やケイト・モスらが来場 「ディオール」2025-26年秋冬メンズコレクション

「ディオール(DIOR)」はパリ・エコール ミリテールで、2025-26年秋冬メンズコレクションを発表した。会場には、俳優の北村匠海やケイト・モス(Kate Moss)、ハン・ソヒ(Han So-Hee)、ロバート・パティンソン(Robert Pattinson)ら豪華セレブリティーらが来場した。

同コレクションでは、変化と進化を体現した。キム・ジョーンズはメンズプレタポルテの変容、特に1954-55年秋冬 オートクチュール コレクションの「Hライン」のインスピレーションを起点にメンズウエアの進化という概念を探求した。

北村匠海

日本からは、ディオール ジャパン アンバサダーの北村匠海がキム・ジョーンズによるメンズ コレクションをまとい出席した。

来場者スナップ

The post 【スナップ】北村匠海やケイト・モスらが来場 「ディオール」2025-26年秋冬メンズコレクション appeared first on WWDJAPAN.

「ディオール」がムッシュ ディオールの愛犬ボビーとミス ディオールのLINEスタンプ第2弾を無料配布

「ディオール(DIOR)」は4月10日までの期間、“ミス ディオール パルファン”のスティックフレグランス“ミス ディオール パルファンミニ ミス”の発売を記念して、ムッシュ ディオールの愛犬ボビーと“ミス ディオール”をモチーフにしたLINEスタンプを配布中だ。同ブランドのLINE公式アカウントを“友だち追加”し、IDを連携することで、無料でダウンロードできる。スタンプの使用期間は、ダウンロードから180日間。

ダウンロードURL

The post 「ディオール」がムッシュ ディオールの愛犬ボビーとミス ディオールのLINEスタンプ第2弾を無料配布 appeared first on WWDJAPAN.

「ディオール」がムッシュ ディオールの愛犬ボビーとミス ディオールのLINEスタンプ第2弾を無料配布

「ディオール(DIOR)」は4月10日までの期間、“ミス ディオール パルファン”のスティックフレグランス“ミス ディオール パルファンミニ ミス”の発売を記念して、ムッシュ ディオールの愛犬ボビーと“ミス ディオール”をモチーフにしたLINEスタンプを配布中だ。同ブランドのLINE公式アカウントを“友だち追加”し、IDを連携することで、無料でダウンロードできる。スタンプの使用期間は、ダウンロードから180日間。

ダウンロードURL

The post 「ディオール」がムッシュ ディオールの愛犬ボビーとミス ディオールのLINEスタンプ第2弾を無料配布 appeared first on WWDJAPAN.

キム・ジョーンズ、フランスのレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章

キム・ジョーンズ(Kim Jones)「ディオール(DIOR)」メンズ・アーティスティック・ディレクターは1月24日、フランス政府による最高位の勲章、レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章した。

授章式には、プレゼンターとしてアナ・ウィンター(Anna Wintour)米「ヴォーグ(VOGUE)」編集長兼コンデナスト チーフ・コンテンツ・オフィサーが出席したほか、デルフィーヌ・アルノー(Delphine Arnault)=クリスチャン ディオール クチュール会長兼最高経営責任者(CEO)、シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)「フェンディ(FENDI)」メンズ&アクセサリー・アーティスティック・ディレクター、デザイナーのザック・ポーゼン(Zac Posen)、俳優のロバート・パティンソン(Robert Pattinson)らが駆け付けて祝福した。

レジオン・ドヌール勲章について

同勲章は、1802年にナポレオン・ボナパルト(Napoleon Bonaparte)が創設。軍人や、文化・科学・産業・商業・創作活動などの分野における民間人の卓越した功績を表彰することを目的とした、フランスで最も権威のある国家勲章だ。功績などによりシュヴァリエ(5等)、オフィシエ(4等)、コマンドール(3等)、グラントフィシエ(2等)、グランクロワ(1等)と5つの等級がある。外国人の場合、1〜3等は主に国家元首や首相、大臣クラスの人物に授与されるという。

キム・ジョーンズの経歴は?

ジョーンズ=メンズ・アーティスティック・ディレクターは、1973年イギリス生まれ。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校を卒業後、自身のブランドを設立。その後、「ダンヒル(DUNHILL)」と「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズを経て、18年に現職に就任した。また、20年9月から24年10月まで「フェンディ」のアーティスティック・ディレクターを兼任し、オートクチュールおよびウィメンズのプレタポルテを手掛けた。なお、同氏は20年、英国に多大なる貢献をしたとして、大英帝国勲章オフィサー(OBE、第4等)を受章している。

親会社LVMHの会長は過去に2回受章

「ルイ・ヴィトン」「ディオール」「フェンディ」を擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)を率いるベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼CEOは、11年にレジオン・ドヌール勲章グラントフィシエ(2等)を、24年に同グランクロワ(1等)を受章している。

また、日本人デザイナーではこれまで、森英恵、三宅一生、高田賢三、コシノジュンコらが受章している。

The post キム・ジョーンズ、フランスのレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章 appeared first on WWDJAPAN.

キム・ジョーンズ、フランスのレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章

キム・ジョーンズ(Kim Jones)「ディオール(DIOR)」メンズ・アーティスティック・ディレクターは1月24日、フランス政府による最高位の勲章、レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章した。

授章式には、プレゼンターとしてアナ・ウィンター(Anna Wintour)米「ヴォーグ(VOGUE)」編集長兼コンデナスト チーフ・コンテンツ・オフィサーが出席したほか、デルフィーヌ・アルノー(Delphine Arnault)=クリスチャン ディオール クチュール会長兼最高経営責任者(CEO)、シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)「フェンディ(FENDI)」メンズ&アクセサリー・アーティスティック・ディレクター、デザイナーのザック・ポーゼン(Zac Posen)、俳優のロバート・パティンソン(Robert Pattinson)らが駆け付けて祝福した。

レジオン・ドヌール勲章について

同勲章は、1802年にナポレオン・ボナパルト(Napoleon Bonaparte)が創設。軍人や、文化・科学・産業・商業・創作活動などの分野における民間人の卓越した功績を表彰することを目的とした、フランスで最も権威のある国家勲章だ。功績などによりシュヴァリエ(5等)、オフィシエ(4等)、コマンドール(3等)、グラントフィシエ(2等)、グランクロワ(1等)と5つの等級がある。外国人の場合、1〜3等は主に国家元首や首相、大臣クラスの人物に授与されるという。

キム・ジョーンズの経歴は?

ジョーンズ=メンズ・アーティスティック・ディレクターは、1973年イギリス生まれ。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校を卒業後、自身のブランドを設立。その後、「ダンヒル(DUNHILL)」と「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズを経て、18年に現職に就任した。また、20年9月から24年10月まで「フェンディ」のアーティスティック・ディレクターを兼任し、オートクチュールおよびウィメンズのプレタポルテを手掛けた。なお、同氏は20年、英国に多大なる貢献をしたとして、大英帝国勲章オフィサー(OBE、第4等)を受章している。

親会社LVMHの会長は過去に2回受章

「ルイ・ヴィトン」「ディオール」「フェンディ」を擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)を率いるベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼CEOは、11年にレジオン・ドヌール勲章グラントフィシエ(2等)を、24年に同グランクロワ(1等)を受章している。

また、日本人デザイナーではこれまで、森英恵、三宅一生、高田賢三、コシノジュンコらが受章している。

The post キム・ジョーンズ、フランスのレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章 appeared first on WWDJAPAN.

“ティーハウス ニューバランス”がドーバー ギンザに期間限定オープン 「ジョウンド」コラボシューズなどを週替わりで展開

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、日本橋浜町のコンセプトストア“ティーハウス ニューバランス”(T-HOUSE NEW BALANCE)をドーバー ストリート マーケット ギンザの5階スペースで期間限定で出店中だ。

同店舗は、日本の伝統文化である茶室の精神性にインスパイアされた空間で、築122年の蔵を現代の建築技法で、蔵という日本の伝統的様式に現代の機能と価値観を融合させており、「ニューバランス」の歴史を体現する商品を新鮮な視点で見られる内装に仕上げている。同店舗は“トウキョウ デザイン スタジオ”(TOKYO DESIGN STUDIO)としても機能し、開業以来、独自の文化発信と最新のコンセプトやプロダクトの展示・販売を行っている。

週替わりで限定スニーカーを販売 
“ノット ファー”の配布も

スペシャル スペースでは、“トウキョウ デザインスタジオ ニューバランス”がプロデュースするフリーマガジン“ノット ファー”(NOT FAR)の最新号と、ドーバーがセレクトした「ニューバランス」2025年春夏シーズンのフットウエアが共存する“マガジン&スニーカーズ”をスペシャルインスタレーションとともに展開する。

また、同スペースでは週替わりで限定フットウエアを発売する。第1弾は、1月中旬に世界の限定店舗で展開し即日完売した“ジョウンド×ニューバランス メイド イン USA 993”(4万4000円)を1月31日に発売する。その後の期間中も、未公開のフットウエアの発売を予定している。さらに、「ニューバランス」商品購入者に“ノット ファー”の最新号を無料配布する。(数量限定で無くなり次第終了)

開催概要

◼️ティーハウス ニューバランス スペシャル スペース “ノット ファー”マガジン&スニーカーズ アット ドーバー ストリート マーケット ギンザ
日程:1月27日〜未定
場所:ドーバー ストリート マーケット ギンザ 5階
住所:東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ西館5階
営業時間:11:00〜20:00
※限定フットウエアの発売スケジュールおよび販売方法の詳細はドーバー ストリート マーケット ギンザ オフィシャルウエブサイト、インスタグラムで告知

The post “ティーハウス ニューバランス”がドーバー ギンザに期間限定オープン 「ジョウンド」コラボシューズなどを週替わりで展開 appeared first on WWDJAPAN.

文化服装学院学生がZOZOの古着を使って社会課題を発信 渋谷109で展示

文化服装学院とSHIBUYA109エンタテイメント、ZOZOが連携し、古着を使って制作した作品を通じて社会課題を発信する産学連携コラボレーションを実施。1月24日、「Z世代が感じる社会問題×アップサイクルファッション」をテーマにした15作品の公開プレゼンテーションを文化服装学院で行った。

この取り組みは、学生たちが社会課題を深く理解し、ファッションを通じた解決策の発信が目的だ。文化服装学院ファッション流通専門課程の1年生250人が40チームに分かれ、ZOZOの物流拠点を訪れ選んだ取扱基準に満たないゾゾユーズド(ZOZOUSED)の古着約600点を使用して作品を制作。その中から選出された15作品がプレゼンテーションを行った。

学生たちはチームごとに社会課題を探し、データや資料をもとにその課題における現状と自分たちの考えを、ビジュアルと共に説明。その課題に対しての自分たちなりの回答を、古着を用いて作品に落とし込んだ。それぞれ作品をモデルに着用させて短い動画も制作し、メッセージと世界観を伝えた。「自殺」や「学びの格差」「飢餓」「原爆の風化」「睡眠障害」「アイデンティティクライシス」など、学生たちが選んだテーマは多岐にわたった。

審査基準はテーマ発見・分析力、コンセプト発想力、アップサイクル度、ビジュアルクリエーション力、プレゼン力の5項目。最優秀賞を獲得したのは、佐瀬はるかさん率いるチームで、課題は「ルッキズム」だ。「日本の10代の女性で自分の容姿に自信がないと答えたは93%」といったデータと共に外見至上主義の要因と現状、対策をポップでカラフルなビジュアルにまとめ、個性を認め合う世界を求めて、“唯一無二の華“をテーマに作品を作った。個性を象徴する花と蕾に、人々の感情を表す目と個性を認め合う心を表すモチーフがにぎやかに組み合わされたドレスを披露した。

2位は飯山紗世さん率いる「学びの格差」。誰もがしたい学びをできる社会の実現を願い、右半身が富裕層、左半身が貧困層をイメージしたドレスを制作。ボディーを横から見せ、貧困層側からは富裕層側の華やかなドレスが見えるが、富裕層側からは貧困層側が見えないという問題提起をうまく織り込んだ。

3位は明比貴奈子さん率いる「痴漢や性被害の二次被害について」。性被害に遭った際の「スカートが短いから」といった周囲の反応、偏見、固定観念による問題を指摘。そうした偏見に傷つきながらも対抗心を燃やすエネルギーを“女王蜂”をテーマにした作品で表現した。ボロボロな心と希望を左右の羽で表現し、「被害者は何も悪くない、ファッションの自由を奪うな」というメッセージを込めてロングスカートを切ってミニスカートにした。

ZOZOによる特別賞、ソウゾウのナナメウエ賞を獲得したのは、榎本苺さん率いるチームの「いじめ」。赤と青と紫をそれぞれ加害者、被害者、傍観者として、“表裏一体”をテーマに、「誰がどの立場になってもおかしくない」という自分事化を訴えた。

ファッションで社会問題を自分事化する

SHIBUYA109エンタテイメントは2021年から文化服装学院と産学連携プロジェクトを実施している。入賞チームの作品を渋谷109で2月25日から、そのほかの12点は3月4日から展示する(3月10日まで)。審査した石田直裕プロモーション・SNSリサーチ担当ディレクターは、「多様で、深い部分の社会課題に取り組んでいて、学が多かった。こういう作品を展示できてうれしい」と語った。

ソウゾウのナナメウエ賞を選出したZOZO CI本部フレンドシップマネージメント部の梅澤孝之ディレクターは、「いじめについて、自分の体験をベースに、被害者、加害者だけでなく傍観者の視点を入れたことがナナメウエに感じた」と評した。同賞と最優秀賞は、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)内のサステナビリティ情報発信コンテンツ「elove by ZOZO」に掲載される。同部の李銀珠さんも「どの課題も考えさせられるテーマだった。皆さんと同じ世代であるメインユーザー層に見せていきたい」と語った。

同じく審査員を務めた鈴木ゆうみ「ユウミアリア」デザイナーは、「自分たちのアイデアを最後までよく仕上げた。これからも自信を持って活動してほしい」と語り、文化服装学院の相原幸子学院長は「普段の作品とは違い、社会問題とアップサイクルの組み合わせの審査は難しかった。1位は、作品が際立っていて、見ている私たちを元気にしてくれる。文句なしの1位だった」と総評。「入選しなかった作品も含めてどれも良かった。参加したことに意義がある」と学生たちを激励し、会を締めくくった。

学生たちがピックアップした社会問題も興味深かったが、その課題についての考えをどう服で表現するか。ただ問題提起するだけでなく、「一緒に考えよう」と促す作品が多く、感心した。渋谷109やゾゾタウンで発信されることで、さらに輪が広がるだろう。

The post 文化服装学院学生がZOZOの古着を使って社会課題を発信 渋谷109で展示 appeared first on WWDJAPAN.

文化服装学院学生がZOZOの古着を使って社会課題を発信 渋谷109で展示

文化服装学院とSHIBUYA109エンタテイメント、ZOZOが連携し、古着を使って制作した作品を通じて社会課題を発信する産学連携コラボレーションを実施。1月24日、「Z世代が感じる社会問題×アップサイクルファッション」をテーマにした15作品の公開プレゼンテーションを文化服装学院で行った。

この取り組みは、学生たちが社会課題を深く理解し、ファッションを通じた解決策の発信が目的だ。文化服装学院ファッション流通専門課程の1年生250人が40チームに分かれ、ZOZOの物流拠点を訪れ選んだ取扱基準に満たないゾゾユーズド(ZOZOUSED)の古着約600点を使用して作品を制作。その中から選出された15作品がプレゼンテーションを行った。

学生たちはチームごとに社会課題を探し、データや資料をもとにその課題における現状と自分たちの考えを、ビジュアルと共に説明。その課題に対しての自分たちなりの回答を、古着を用いて作品に落とし込んだ。それぞれ作品をモデルに着用させて短い動画も制作し、メッセージと世界観を伝えた。「自殺」や「学びの格差」「飢餓」「原爆の風化」「睡眠障害」「アイデンティティクライシス」など、学生たちが選んだテーマは多岐にわたった。

審査基準はテーマ発見・分析力、コンセプト発想力、アップサイクル度、ビジュアルクリエーション力、プレゼン力の5項目。最優秀賞を獲得したのは、佐瀬はるかさん率いるチームで、課題は「ルッキズム」だ。「日本の10代の女性で自分の容姿に自信がないと答えたは93%」といったデータと共に外見至上主義の要因と現状、対策をポップでカラフルなビジュアルにまとめ、個性を認め合う世界を求めて、“唯一無二の華“をテーマに作品を作った。個性を象徴する花と蕾に、人々の感情を表す目と個性を認め合う心を表すモチーフがにぎやかに組み合わされたドレスを披露した。

2位は飯山紗世さん率いる「学びの格差」。誰もがしたい学びをできる社会の実現を願い、右半身が富裕層、左半身が貧困層をイメージしたドレスを制作。ボディーを横から見せ、貧困層側からは富裕層側の華やかなドレスが見えるが、富裕層側からは貧困層側が見えないという問題提起をうまく織り込んだ。

3位は明比貴奈子さん率いる「痴漢や性被害の二次被害について」。性被害に遭った際の「スカートが短いから」といった周囲の反応、偏見、固定観念による問題を指摘。そうした偏見に傷つきながらも対抗心を燃やすエネルギーを“女王蜂”をテーマにした作品で表現した。ボロボロな心と希望を左右の羽で表現し、「被害者は何も悪くない、ファッションの自由を奪うな」というメッセージを込めてロングスカートを切ってミニスカートにした。

ZOZOによる特別賞、ソウゾウのナナメウエ賞を獲得したのは、榎本苺さん率いるチームの「いじめ」。赤と青と紫をそれぞれ加害者、被害者、傍観者として、“表裏一体”をテーマに、「誰がどの立場になってもおかしくない」という自分事化を訴えた。

ファッションで社会問題を自分事化する

SHIBUYA109エンタテイメントは2021年から文化服装学院と産学連携プロジェクトを実施している。入賞チームの作品を渋谷109で2月25日から、そのほかの12点は3月4日から展示する(3月10日まで)。審査した石田直裕プロモーション・SNSリサーチ担当ディレクターは、「多様で、深い部分の社会課題に取り組んでいて、学が多かった。こういう作品を展示できてうれしい」と語った。

ソウゾウのナナメウエ賞を選出したZOZO CI本部フレンドシップマネージメント部の梅澤孝之ディレクターは、「いじめについて、自分の体験をベースに、被害者、加害者だけでなく傍観者の視点を入れたことがナナメウエに感じた」と評した。同賞と最優秀賞は、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)内のサステナビリティ情報発信コンテンツ「elove by ZOZO」に掲載される。同部の李銀珠さんも「どの課題も考えさせられるテーマだった。皆さんと同じ世代であるメインユーザー層に見せていきたい」と語った。

同じく審査員を務めた鈴木ゆうみ「ユウミアリア」デザイナーは、「自分たちのアイデアを最後までよく仕上げた。これからも自信を持って活動してほしい」と語り、文化服装学院の相原幸子学院長は「普段の作品とは違い、社会問題とアップサイクルの組み合わせの審査は難しかった。1位は、作品が際立っていて、見ている私たちを元気にしてくれる。文句なしの1位だった」と総評。「入選しなかった作品も含めてどれも良かった。参加したことに意義がある」と学生たちを激励し、会を締めくくった。

学生たちがピックアップした社会問題も興味深かったが、その課題についての考えをどう服で表現するか。ただ問題提起するだけでなく、「一緒に考えよう」と促す作品が多く、感心した。渋谷109やゾゾタウンで発信されることで、さらに輪が広がるだろう。

The post 文化服装学院学生がZOZOの古着を使って社会課題を発信 渋谷109で展示 appeared first on WWDJAPAN.

「ステラ マッカートニー」と「アディダス」のコラボシューズ“ラサント”が発売 

「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」は、「アディダス(ADIDAS)」とコラボレーションしたユニセックスシューズ“ラサント(Rasant)”(3万3000円)を発売した。「ステラ マッカートニー」店舗と両ブランドの公式オンラインストアで取り扱う。

話題のシューズが世界同時発売

同シューズは、パリで発表された2025年春夏コレクションに登場し、モデルのアレックス・コンサニ(Alex Consani)や元飛込競技選手のトム・デイリー(Tom Daley)らが着用したことで話題となった。

“ラサント”は、ドイツ語で“速い”を意味し、1970〜80年代に人気を博した「アディダス」のアイコニックなスニーカー“モンザ”にインスパイアされた。

2025年の春夏コレクションでは、スニーカーのアウトラインがモダンにアップデートされ、ヌバックレザーに代わり、クルエルティーフリーのヴィーガン素材を使用している。 カスケード状に重ねられたレースが生むダイナミックな動きや、ナチュラルなカラーパレット、直線的なフォームなどが特徴だ。

The post 「ステラ マッカートニー」と「アディダス」のコラボシューズ“ラサント”が発売  appeared first on WWDJAPAN.

「ステラ マッカートニー」と「アディダス」のコラボシューズ“ラサント”が発売 

「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」は、「アディダス(ADIDAS)」とコラボレーションしたユニセックスシューズ“ラサント(Rasant)”(3万3000円)を発売した。「ステラ マッカートニー」店舗と両ブランドの公式オンラインストアで取り扱う。

話題のシューズが世界同時発売

同シューズは、パリで発表された2025年春夏コレクションに登場し、モデルのアレックス・コンサニ(Alex Consani)や元飛込競技選手のトム・デイリー(Tom Daley)らが着用したことで話題となった。

“ラサント”は、ドイツ語で“速い”を意味し、1970〜80年代に人気を博した「アディダス」のアイコニックなスニーカー“モンザ”にインスパイアされた。

2025年の春夏コレクションでは、スニーカーのアウトラインがモダンにアップデートされ、ヌバックレザーに代わり、クルエルティーフリーのヴィーガン素材を使用している。 カスケード状に重ねられたレースが生むダイナミックな動きや、ナチュラルなカラーパレット、直線的なフォームなどが特徴だ。

The post 「ステラ マッカートニー」と「アディダス」のコラボシューズ“ラサント”が発売  appeared first on WWDJAPAN.

「ウィリー チャヴァリア」2025-26年秋冬コレクション

「ウィリー チャヴァリア(WILLY CHAVARRIA)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

The post 「ウィリー チャヴァリア」2025-26年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

「ウィリー チャヴァリア」2025-26年秋冬コレクション

「ウィリー チャヴァリア(WILLY CHAVARRIA)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

The post 「ウィリー チャヴァリア」2025-26年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】「コム デ ギャルソン・オム プリュス」ゲストは癖スゴ服も余裕で着こなす

「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」は、2025-26年秋冬コレクションをパリで現地時間1月24日に発表した。ショー会場には、ショーツやスカートの下にカラータイツを合わせたり、ミドル丈スカートにパンツをレイヤードしたりと、同ブランドのデザイン性の高いアイテムを自己流に着こなす上級者が集結した。そんな来場者の多くは黒を基調にしながら、前シーズンのコレクションで多用した鮮烈なホットピンクを差し色で取り入れる配色も目立った。

The post 【スナップ】「コム デ ギャルソン・オム プリュス」ゲストは癖スゴ服も余裕で着こなす appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】「コム デ ギャルソン・オム プリュス」ゲストは癖スゴ服も余裕で着こなす

「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」は、2025-26年秋冬コレクションをパリで現地時間1月24日に発表した。ショー会場には、ショーツやスカートの下にカラータイツを合わせたり、ミドル丈スカートにパンツをレイヤードしたりと、同ブランドのデザイン性の高いアイテムを自己流に着こなす上級者が集結した。そんな来場者の多くは黒を基調にしながら、前シーズンのコレクションで多用した鮮烈なホットピンクを差し色で取り入れる配色も目立った。

The post 【スナップ】「コム デ ギャルソン・オム プリュス」ゲストは癖スゴ服も余裕で着こなす appeared first on WWDJAPAN.

「ギークス ルール」が「ルパン三世 カリオストロの城」とのコラボ第2弾Tシャツを発売

「ギークス ルール(GEEKS RULE)」は、1979年12月15日の公開から45周年を迎える宮崎駿にとって初の監督作品となる映画「ルパン三世 カリオストロの城」とのコラボレーションTシャツ第2弾を発売する。今回はアニバーサリーに相応しいスペシャルTシャツ2型を展開。サイズはM〜XXLまでをそろえ、価格は各1万2100円。

コラボTシャツ vol.02

1型は代表的なポスタービジュアルを採用。 主要キャラクターの他、城や爆破シーンなど、作品の魅力を存分に表現したビジュアルを、版のサイズを最大限使用しフロントにプリント。前作以上の色数を今回も最高の分版技術で15版に分版。色数、緻密な爆破シーンや城の淡い光などアニメーションの表現をシルクスクリーンで再現している。

コラボTシャツ vol.03

もう1型は、双葉社から出版された表紙絵にも採用されたルパンと次元の哀愁漂う貴重なシーン絵を採用。城をバックに、月明かりの中タバコを嗜む非常に印象的なシーンを、こちらもシルクスクリーン15版で表現。同じトーンの彩色の絵ながら、15版使用することで、月明かりやタバコの火の光など、細部まで再現している。またタイトルも特別にフランス語版の タイトルを採用している。

本コラボTシャツは、「ドーバー ストリート マーケット ギンザ」で1月31日11時から店頭先行販売、2月1日から同オンラインで販売。2月3日からは「ギークス ルール」オンライン、トムスショップオンラインでも抽選販売する。抽選販売期間は2月3日12時〜5日12時。詳細については、「ギークス ルール」公式インスタグラム、X、販売店舗各公式SNSで要確認。

The post 「ギークス ルール」が「ルパン三世 カリオストロの城」とのコラボ第2弾Tシャツを発売 appeared first on WWDJAPAN.

【2025年バレンタイン】「アルマーニ/ドルチ」からスペシャルコレクション 限定フレーバーのハート型チョコやプラリネがセットに

ジョルジオ アルマーニ ジャパンは1月20日~3月14日、「アルマーニ/ドルチ」のバレンタインとホワイトデーのコレクションを発売する。アルマーニ/ドルチ 銀座で取り扱うほか、アルマーニ/カフェ 表参道では1月27日に発売する。

2025年の限定フレーバーは、2種類のハート型チョコレートとプラリネをそれぞれセットにして用意。ミルクチョコレートにはピエモンテ産ヘーゼルナッツの粒、ホワイトチョコレートにはシチリア産ピスタチオと塩を組み合わせた。正方形のボックスには、限定プラリネ4個入り(3500円)、9個入り(5000円)、16個入りの3サイズ(9000円)を、限定缶ボックス(5500円)にはハート型のチョコレート12個とロゴ入りのプラリネ1個を詰めたアソートメントをそろえる。パッケージは幾何学的なエンボス加工のグラフィックと深紅の色合いが特徴で、日本の建築美学に着想を得た。

The post 【2025年バレンタイン】「アルマーニ/ドルチ」からスペシャルコレクション 限定フレーバーのハート型チョコやプラリネがセットに appeared first on WWDJAPAN.

【2025年バレンタイン】「アルマーニ/ドルチ」からスペシャルコレクション 限定フレーバーのハート型チョコやプラリネがセットに

ジョルジオ アルマーニ ジャパンは1月20日~3月14日、「アルマーニ/ドルチ」のバレンタインとホワイトデーのコレクションを発売する。アルマーニ/ドルチ 銀座で取り扱うほか、アルマーニ/カフェ 表参道では1月27日に発売する。

2025年の限定フレーバーは、2種類のハート型チョコレートとプラリネをそれぞれセットにして用意。ミルクチョコレートにはピエモンテ産ヘーゼルナッツの粒、ホワイトチョコレートにはシチリア産ピスタチオと塩を組み合わせた。正方形のボックスには、限定プラリネ4個入り(3500円)、9個入り(5000円)、16個入りの3サイズ(9000円)を、限定缶ボックス(5500円)にはハート型のチョコレート12個とロゴ入りのプラリネ1個を詰めたアソートメントをそろえる。パッケージは幾何学的なエンボス加工のグラフィックと深紅の色合いが特徴で、日本の建築美学に着想を得た。

The post 【2025年バレンタイン】「アルマーニ/ドルチ」からスペシャルコレクション 限定フレーバーのハート型チョコやプラリネがセットに appeared first on WWDJAPAN.

LVMHグループのお墨付き 「モワナ」本国チームが語る最上位のクラフトマンシップ

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の仏老舗バッグブランド「モワナ(MOYNAT)」とグラフィックデザインの巨匠・永井一正のコラボコレクションが、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で販売中だ。このほど来日した本国チームに、永井とのコラボレーションや、ベストセラーのキャンバスシリーズ“Mコレクション”、同ブランドのモノ作りについて深掘りした。

「モワナ」と永井 クリエイションの共鳴

本国チームは、「『モワナ』が持つブランドの奥深さは、永井の目にも魅力的に映ると確信があった」と自信を持って語り始める。「コラボレーションの話は、2024年2月に日本デザインセンター(東京)で永井と彼のチームに会ったときから本格化した。彼は94歳だったにも関わらず、毎週月曜日はここに来ていると話していた」と尊敬の念をにじませる。永井は長いキャリアの中で、三菱UFJフィナンシャル・グループやアサヒビール、1966年の札幌冬季オリンピックのシンボルマークなど、誰もが一度は見たことのある作品を手掛けている。「彼のダイナミックで印象的、かつ明るい作風は、私たちの打ち出したいコレクションにぴったりだと思った」。

今回のコラボコレクションでは、永井の代表作である“LIFE”シリーズを採用した。ライオンやチンパンジー、タコやヒトデなど水陸の生物をモチーフに、「生物にとって最も重要な“命”を表現している」(日本デザインセンター公式サイト)。コレクションの反応は、国を問わずポジティブだったという。「永井は日本を代表するグラフィックデザイナーだから、日本における売れ行きの良さは想像ができた。しかし、彼を知らない人、そして「モワナ」を知らない人にもこのキャッチーなデザインは響いた」。24年11月にコレクションを発売し、2週間で完売した。

老舗ブランドとしての誇りを胸に

「ドーバー ストリート マーケット ギンザ限定のコラボコレクションは、「モワナ」のベストセラー“Mコレクション”シリーズが主役だ。永井の作品が持つ「カラフル」「ハッピー」「ジョイフル」といった要素は、同シリーズが長年大切にしてきたことでもある。「“Mコレクション”は、新規顧客、特に若年層を引き付けている。『モワナ』は特にメーンターゲットを設けておらず、(今の段階で)若年層に特化した施策を打ち出してはいない。それでも“Mコレクション”を通して若い世代とつながれることをうれしく思う」。ローンチを記念したカクテルパーティーも、若者が中心となり活気のある雰囲気を作っていた。

バッグ市場では近年、“Mコレクション”のようなキャンバストート型のバッグにアーティストが描くモチーフをプリントする動きがある。「この流れに乗っているのは老舗が多く、どこもクラフトマンシップを謳っている。しかし、そのクラフトマンシップこそ私たちの強み。私たちはモノ作りを一切妥協しない。使用しているレザーはどれも一級品で、耐久性にもとことん向き合っている」と真っ直ぐ語る。「多くのレザーバッグがブラックやブラウンなのに対し、鮮やかなレッドやブルー、グリーンなど他にはないカラーバリエーションで作れるのも、『モワナ』の技術力があってこそだ」。

かつて「モワナ」のクリエイティブ・ディレクターを務めていたアンリ・ラパン(Henri Rapin)は、庭園美術館(東京)の内装に関わっていた。「今回のコレクションも、日本とフランスの架け橋になるようなコラボにしたかった。この2国には通ずるものがあると信じている」。

■ドーバー ストリート マーケット ギンザ ポップアップ

日程:1月31日まで
時間:11:00〜20:00
場所:ドーバー ストリート マーケット ギンザ 3階 アクセサリースペース
住所:東京都中央区銀座6-9-5

The post LVMHグループのお墨付き 「モワナ」本国チームが語る最上位のクラフトマンシップ appeared first on WWDJAPAN.

LVMHグループのお墨付き 「モワナ」本国チームが語る最上位のクラフトマンシップ

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の仏老舗バッグブランド「モワナ(MOYNAT)」とグラフィックデザインの巨匠・永井一正のコラボコレクションが、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で販売中だ。このほど来日した本国チームに、永井とのコラボレーションや、ベストセラーのキャンバスシリーズ“Mコレクション”、同ブランドのモノ作りについて深掘りした。

「モワナ」と永井 クリエイションの共鳴

本国チームは、「『モワナ』が持つブランドの奥深さは、永井の目にも魅力的に映ると確信があった」と自信を持って語り始める。「コラボレーションの話は、2024年2月に日本デザインセンター(東京)で永井と彼のチームに会ったときから本格化した。彼は94歳だったにも関わらず、毎週月曜日はここに来ていると話していた」と尊敬の念をにじませる。永井は長いキャリアの中で、三菱UFJフィナンシャル・グループやアサヒビール、1966年の札幌冬季オリンピックのシンボルマークなど、誰もが一度は見たことのある作品を手掛けている。「彼のダイナミックで印象的、かつ明るい作風は、私たちの打ち出したいコレクションにぴったりだと思った」。

今回のコラボコレクションでは、永井の代表作である“LIFE”シリーズを採用した。ライオンやチンパンジー、タコやヒトデなど水陸の生物をモチーフに、「生物にとって最も重要な“命”を表現している」(日本デザインセンター公式サイト)。コレクションの反応は、国を問わずポジティブだったという。「永井は日本を代表するグラフィックデザイナーだから、日本における売れ行きの良さは想像ができた。しかし、彼を知らない人、そして「モワナ」を知らない人にもこのキャッチーなデザインは響いた」。24年11月にコレクションを発売し、2週間で完売した。

老舗ブランドとしての誇りを胸に

「ドーバー ストリート マーケット ギンザ限定のコラボコレクションは、「モワナ」のベストセラー“Mコレクション”シリーズが主役だ。永井の作品が持つ「カラフル」「ハッピー」「ジョイフル」といった要素は、同シリーズが長年大切にしてきたことでもある。「“Mコレクション”は、新規顧客、特に若年層を引き付けている。『モワナ』は特にメーンターゲットを設けておらず、(今の段階で)若年層に特化した施策を打ち出してはいない。それでも“Mコレクション”を通して若い世代とつながれることをうれしく思う」。ローンチを記念したカクテルパーティーも、若者が中心となり活気のある雰囲気を作っていた。

バッグ市場では近年、“Mコレクション”のようなキャンバストート型のバッグにアーティストが描くモチーフをプリントする動きがある。「この流れに乗っているのは老舗が多く、どこもクラフトマンシップを謳っている。しかし、そのクラフトマンシップこそ私たちの強み。私たちはモノ作りを一切妥協しない。使用しているレザーはどれも一級品で、耐久性にもとことん向き合っている」と真っ直ぐ語る。「多くのレザーバッグがブラックやブラウンなのに対し、鮮やかなレッドやブルー、グリーンなど他にはないカラーバリエーションで作れるのも、『モワナ』の技術力があってこそだ」。

かつて「モワナ」のクリエイティブ・ディレクターを務めていたアンリ・ラパン(Henri Rapin)は、庭園美術館(東京)の内装に関わっていた。「今回のコレクションも、日本とフランスの架け橋になるようなコラボにしたかった。この2国には通ずるものがあると信じている」。

■ドーバー ストリート マーケット ギンザ ポップアップ

日程:1月31日まで
時間:11:00〜20:00
場所:ドーバー ストリート マーケット ギンザ 3階 アクセサリースペース
住所:東京都中央区銀座6-9-5

The post LVMHグループのお墨付き 「モワナ」本国チームが語る最上位のクラフトマンシップ appeared first on WWDJAPAN.

BLACKPINKロゼがキム・カーダシアンの「スキムス」バレンタインキャンペーンに登場

キム・カーダシアン(Kim Kardashian)の補正下着ブランド「スキムス(SKIMS)」は、韓国のガールズグループBLACLPINKのロゼ(Rose)を起用した2025年バレンタインコレクションのキャンペーンビジュアルを公開した。

ピンクとハートのキュートな世界観

ビジュアルにはベルベットのスリップドレスやレースのパジャマを身につけ、コレクションのラブリーな雰囲気を体現したロゼが登場。撮影はカリン・バックオフ(Carin Backoff)が手掛けた。

ロゼはキャンペーンについて「バレンタインデーは私にとっていつも特別な日。それは多分、私の誕生日の3日後にあたるこのイベントが、まるで2回目の誕生日みたいでワクワクするから。このコレクションは、そんなロマンチックでキュートな気分を切り取ったデザインになっている。みんなが、私のようにこのアイテムをまとうことで自分に自信を持って欲しい」と語った。

カーダシアンはビジュアルについて「ロゼのおかげで『スキムス』のアイコニックなキャンペーンが完璧な仕上がりになった。このコレクションはロマンチックさと楽しさ、そして個人のストーリーに基づいているが、彼女はそのイメージを美しく表現してくれた」とコメントした。

コレクションラインアップ

レースのキャミソールとショーツのセット(約1万3700円)や真っ赤なボディースーツ(約1万1500円)、フレアレギンス(約1万1500円)、スリッパ(約7500円)など、バレンタインのロマンチックな雰囲気を落とし込んだアイテムをラインアップする。日本からは、公式オンラインサイトなどで購入できる。

The post BLACKPINKロゼがキム・カーダシアンの「スキムス」バレンタインキャンペーンに登場 appeared first on WWDJAPAN.

「ランバン」2025-26年秋冬コレクション

「ランバン(LANVIN)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

The post 「ランバン」2025-26年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

「ランバン」2025-26年秋冬コレクション

「ランバン(LANVIN)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

The post 「ランバン」2025-26年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

「アー・ペー・セー」のリユースプロジェクト第2弾 青山&神戸店で昨年回収分を販売

「アー・ペー・セー(A.P.C.)」は1月31日から2月28日の期間限定で、不要になった過去シーズンのウエアの回収、査定、ポイント付与を行う“アー・ペー・セー ビンテージプロジェクト”第2弾を展開する。

同企画は、不要になった「アー・ペー・セー」のウエアを対象ショップに持ち込み査定をクリアした人を対象に、会計時に使えるメンバーシップポイントを付与。回収したアイテムをクリーニングし、一部店舗で再販売するサステナブルなプロジェクトだ。

第2弾“アー・ペー・セー ビンテージプロジェクト”

今回は1月31日〜2月11日の期間青山店で、2月15〜28日の期間神戸店で、昨年日本で回収したウエアを再販売する。さらに1月31日〜2月28日の期間、対象ショップで過去シーズンのウエアの回収を行う。

回収対象商品はTシャツ、スエットシャツ、フーディー、セーター、カーディガン、シャツ、ブラウス、スカート、ショーツ、パンツ、ジーンズ、ジョギングパンツ、ワンピース、オールインワン、コート、ジャケット、ブルゾンのみ。付与ポイントはアイテムごとに異なり、カットソーは500ポイント、ニットは1000ポイント、ワンピース、ボトムスは1500ポイント、アウターは3000ポイントとなる。ポイントは3月14日前後に付与予定で、有効期限は6月30日。

「アー・ペー・セー」は2022年4月にパリのノートルダム・ド・ナザレ通りにアー・ペー・セー ビンテージストアをオープンしている。

プロジェクト概要

◾️“アー・ペー・セー ビンテージプロジェクト再販”

再販期間:1月31日〜2月11日(青山)、2月15〜28日(神戸店)
住所:東京都渋谷区神宮前5-47-13(青山)、兵庫県神戸市京町70(神戸)

◾️“アー・ペー・セー ビンテージプロジェクト回収”

回収期間: 1月31日〜2月28日

対象店舗:代官山FEMME、代官山HOMME、原宿アンダーグラウンド、青山、渋谷パルコ、日比谷、二子玉川、横浜ニュウマン、湘南、名古屋、なんば、梅田、神戸、西宮、京都、金沢、広島、福岡、博多、大分、鹿児島、仙台、札幌店

引き取り条件:
・メンバーシップへのご登録が必須
・2010年以降の商品で、洗濯表示ラベルにA.P.C. Japanの表記があり、洗濯表示ラベルが縫い付けられている。ラベルには、2から始まる10桁あるいは11桁の品番が印字されている
・判断が難しい場合はスタッフが査定を行う
・素材が緩んでいないか、歪んでいない
・穴、裂け目、引っ掛かり、毛玉、臭いがない
・ボタン、ジッパーなどが欠損していない
・手直しや改造がされていない
・雑貨の回収は行わない
・1人3点まで
・回収後の取り下げ、キャンセル不可

The post 「アー・ペー・セー」のリユースプロジェクト第2弾 青山&神戸店で昨年回収分を販売 appeared first on WWDJAPAN.

「ファセッタズム」×「ニューエラ」の新作 イエローの刺しゅうがポイントの“バケットハット”

「ファセッタズム(FACETASM)」が、4シーズン連続となる「ニューエラ(NEW ERA)」とのコラボレーションヘッドエアを2月1日に発売する。「ファセッタズム」の直営店及び正規取扱店、「ニューエラ」のオンラインストアで限定で販売する。価格は5060円。

今季は“バケット01 セーラーブリム(Bucket-01 Sailor Brim)”をベースに「ファセッタズム」のアイコンをイエローの刺しゅうでデザイン。「ニューエラ」のフラッグロゴや各所のステッチにスモークブルーの刺しゅう糸を採用するなど、「ファセッタズム」ならではのアレンジがほどこされている。

The post 「ファセッタズム」×「ニューエラ」の新作 イエローの刺しゅうがポイントの“バケットハット” appeared first on WWDJAPAN.

「ファセッタズム」×「ニューエラ」の新作 イエローの刺しゅうがポイントの“バケットハット”

「ファセッタズム(FACETASM)」が、4シーズン連続となる「ニューエラ(NEW ERA)」とのコラボレーションヘッドエアを2月1日に発売する。「ファセッタズム」の直営店及び正規取扱店、「ニューエラ」のオンラインストアで限定で販売する。価格は5060円。

今季は“バケット01 セーラーブリム(Bucket-01 Sailor Brim)”をベースに「ファセッタズム」のアイコンをイエローの刺しゅうでデザイン。「ニューエラ」のフラッグロゴや各所のステッチにスモークブルーの刺しゅう糸を採用するなど、「ファセッタズム」ならではのアレンジがほどこされている。

The post 「ファセッタズム」×「ニューエラ」の新作 イエローの刺しゅうがポイントの“バケットハット” appeared first on WWDJAPAN.

「コム デ ギャルソン・オム プリュス」の叫び 平和を願うバトルスーツ

「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」の2025-26年秋冬シーズンは、さまざまな国や時代の戦闘服を解体して、まるで童心に返ったように切り貼りしたり重ねたりしてスーツに再構築し、直訳すると「戦争なんてクソ喰らえ」となる“TO HELL WITH WAR”のメッセージを世界に示した。

戦いの意味を変える

ファーストルックは、カーキの軍服に燕尾ジャケットのフォームを融合し、センターと袖の金ボタンをまるで残像のように2列に配置した。パンツは裾に向かって緩やかにテーパードし、戦闘服というにはあまりに柔らかい素材感でしなやかさを取り入れる。続くスタイルも、体にフィットするユニホームライクなミリタリージャケットに対し、ボトムはスカートで軽快。以降も、ミリタリーウエアの袖やポケットなど、あらゆるパーツを解体しながら、「オム プリュス」にとっての戦闘服であるスーツとの融合が徐々に強まっていく。テーラードジャケットには袖と裾を断ち切りした軍服を重ね、燕尾ジャケットには巨大な袖をドッキングする。逆に、肩章付きのミリタリージャケットのセンターと袖口にはスーツのパーツを縫い付けた。ほかにも、ベーシックなストライプシャツにはスラントポケットを装飾し、ショーツにはファスナーを大量に配するなど、過酷な戦闘のために開発された機能的パーツをバラバラにし、ファッションの“飾り”として随所に用いることで、ミリタリーウエアに宿る戦いの要素をあっさりとリセットする。

中盤以降は、カモフラージュをカラフルに再解釈したモチーフをはじめ、極端なまでの色使いが際立っていく。真っ赤なスタンドカラーとエポレットに、グリーンとキャメルの袖と身頃を組み合わせたクレイジーパターンや、色とりどりのテキスタイルをパッチワークしたミリタリーコート、斜めに歪んだスーツの左半身にはアーミージャケットが覆い被さる。スコットランドの誇りであり、抑圧への反抗の象徴でもあるタータンチェックはボトムに採用した。

会場に充満する感情

ほぼ全てのルックに合わせた「キッズ ラブ ゲイト(KIDS LOVE GAITE)」とのコラボレーションシューズは、つま先が上に90度そり上がり、中世からルネサンス期に貴族階級が履いたプーレーヌを想起させる。つま先がそり返ったプーレーヌは、貴族階級が労働をしないという証の靴でもあったため、まるで戦争に行かないという意志を示すような形状である。「 ヒヅメ(HIZUME)」の日爪ノブキとコラボレーションしたヘッドピースは、M1ヘルメットを花や光沢生地で装飾。戦いが終わり、荒地に咲いた花のような可憐でたくましい印象をコレクションに与えた。

今シーズンは「コム デ ギャルソン・オム プリュス」のここ数年のコレクションでは最も分かりやすく、会場内のほぼ全員が反戦のメッセージを受け取っただろう。ニーナ・シモン(Nina Simone)の“Four Women”ラストの叫びのような歌声がピタッと止むと、張り詰めた緊張感から解放されたかのように、割れんばかりの拍手がしばらく鳴り止まなかった。反戦のメッセージに共感した者もいれば、装いのテクニックに胸を打たれた者、言葉にできない感情を掻き立てられた者も、一緒になって夢中に手を叩いた。この生身の人間の感情が充満する空間は、巨額を投じたエンターテインメントショーでは絶対に体験できない。ファッションに憑依した川久保玲の強い意志は、いつの時代も人々の心を突き動かす。

The post 「コム デ ギャルソン・オム プリュス」の叫び 平和を願うバトルスーツ appeared first on WWDJAPAN.

「コム デ ギャルソン・オム プリュス」の叫び 平和を願うバトルスーツ

「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」の2025-26年秋冬シーズンは、さまざまな国や時代の戦闘服を解体して、まるで童心に返ったように切り貼りしたり重ねたりしてスーツに再構築し、直訳すると「戦争なんてクソ喰らえ」となる“TO HELL WITH WAR”のメッセージを世界に示した。

戦いの意味を変える

ファーストルックは、カーキの軍服に燕尾ジャケットのフォームを融合し、センターと袖の金ボタンをまるで残像のように2列に配置した。パンツは裾に向かって緩やかにテーパードし、戦闘服というにはあまりに柔らかい素材感でしなやかさを取り入れる。続くスタイルも、体にフィットするユニホームライクなミリタリージャケットに対し、ボトムはスカートで軽快。以降も、ミリタリーウエアの袖やポケットなど、あらゆるパーツを解体しながら、「オム プリュス」にとっての戦闘服であるスーツとの融合が徐々に強まっていく。テーラードジャケットには袖と裾を断ち切りした軍服を重ね、燕尾ジャケットには巨大な袖をドッキングする。逆に、肩章付きのミリタリージャケットのセンターと袖口にはスーツのパーツを縫い付けた。ほかにも、ベーシックなストライプシャツにはスラントポケットを装飾し、ショーツにはファスナーを大量に配するなど、過酷な戦闘のために開発された機能的パーツをバラバラにし、ファッションの“飾り”として随所に用いることで、ミリタリーウエアに宿る戦いの要素をあっさりとリセットする。

中盤以降は、カモフラージュをカラフルに再解釈したモチーフをはじめ、極端なまでの色使いが際立っていく。真っ赤なスタンドカラーとエポレットに、グリーンとキャメルの袖と身頃を組み合わせたクレイジーパターンや、色とりどりのテキスタイルをパッチワークしたミリタリーコート、斜めに歪んだスーツの左半身にはアーミージャケットが覆い被さる。スコットランドの誇りであり、抑圧への反抗の象徴でもあるタータンチェックはボトムに採用した。

会場に充満する感情

ほぼ全てのルックに合わせた「キッズ ラブ ゲイト(KIDS LOVE GAITE)」とのコラボレーションシューズは、つま先が上に90度そり上がり、中世からルネサンス期に貴族階級が履いたプーレーヌを想起させる。つま先がそり返ったプーレーヌは、貴族階級が労働をしないという証の靴でもあったため、まるで戦争に行かないという意志を示すような形状である。「 ヒヅメ(HIZUME)」の日爪ノブキとコラボレーションしたヘッドピースは、M1ヘルメットを花や光沢生地で装飾。戦いが終わり、荒地に咲いた花のような可憐でたくましい印象をコレクションに与えた。

今シーズンは「コム デ ギャルソン・オム プリュス」のここ数年のコレクションでは最も分かりやすく、会場内のほぼ全員が反戦のメッセージを受け取っただろう。ニーナ・シモン(Nina Simone)の“Four Women”ラストの叫びのような歌声がピタッと止むと、張り詰めた緊張感から解放されたかのように、割れんばかりの拍手がしばらく鳴り止まなかった。反戦のメッセージに共感した者もいれば、装いのテクニックに胸を打たれた者、言葉にできない感情を掻き立てられた者も、一緒になって夢中に手を叩いた。この生身の人間の感情が充満する空間は、巨額を投じたエンターテインメントショーでは絶対に体験できない。ファッションに憑依した川久保玲の強い意志は、いつの時代も人々の心を突き動かす。

The post 「コム デ ギャルソン・オム プリュス」の叫び 平和を願うバトルスーツ appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】「ヨウジヤマモト」ゲストは真冬でも薄着 雨に艶めく黒の美学

「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は、2025-26年秋冬メンズ・コレクションをパリで現地時間1月23日に発表した。ショー会場は、今季も同ブランドを象徴する軽やかな黒の装いで、山本耀司デザイナーへの敬意を表する来場者で溢れた。スタイルの主軸は、リラックス感のある柔らかな生地を用いたテーラリングだ。春夏仕様のライトなジャケットを複数枚重ねたり、アシンメトリーなベストをインナーに備えたりと、ブラック・オン・ブラックのレイヤードで装いに奥行きを持たせるスタイリングが、雨が降る真冬のパリの街中でさらに艶っぽく映える。

The post 【スナップ】「ヨウジヤマモト」ゲストは真冬でも薄着 雨に艶めく黒の美学 appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】「リック・オウエンス」特盛ゲストは怖い、高い、巧い

「リック・オウエンス(RICK OWENS)」は、2025−26年秋冬メンズ・コレクションをパリで現地時間1月23日に発表した。ショー会場のパレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)は今季も、全身黒ずくめのリック信者によりダークムードに包まれた。床をひきずるフルレングスのドレスやコート、14.5cmヒールの高いプラットフォームブーツで雨に濡れた道を颯爽と歩く姿は、まるでランウエイショーのデジャブのようだ。また、黒に黒を重ねるスタイリングが威圧感があるものの、その風変わりなシルエットを強調する点においては実はスタイリング巧者ばかり。誇張したパワーショルダーや異形のビルドアップショルダー、作るバルーン状に広がる変形型など、怪奇的なアウトライン。リックが生み出す独創的なウエアと個性を称える精神性を享受した信者は、その唯一無二の世界観で自己表現を実現しているようだった。

The post 【スナップ】「リック・オウエンス」特盛ゲストは怖い、高い、巧い appeared first on WWDJAPAN.

【2025年バレンタイン】「ジャン=ポール・エヴァン」からジャングルをパッケージに描いたボンボン ショコラ

「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)」は1月11日〜2月28日、“バレンタイン コレクション 2025”を発売する。

本コレクションは2024-25年のコレクションテーマ“新しい世界(LES NOUVEAUX MONDES)”のもと、フランスでは珍しいエキゾチックなスパイスやフルーツとカカオを組み合せた。バレンタイン限定デザインは、アンリ・ルソーのジャングルへの憧れから描かれた絵画に着想を得た“ジャングル ラブ”、パリの街をモチーフにした“アーバン ジャングル”をパッケージにあしらった。

バレンタインの限定コレクション

コレクションには、期間限定のショコラを含むボンボン ショコラを詰め合わせた“ボンボン ショコラ 9個 ジャングル ラブ”(6588円)、“ボンボン ショコラ 16個 ジャングル ラブ”(8535円)、“ボンボン ショコラ 6個 アーバン ジャングル”(3456円)、“ボンボン ショコラ 10個 アーバン ジャングル”(5454円)、“ボンボン ショコラ 25個 レ ヌーヴォー モンド”(1万2404円)を用意。ほか、抹茶とパッションフルーツのガナッシュをビターチョコレートでコーティングした“トリュフ マッチャ パッション 9個”(4472円)、ハート型のパレと、クマの形のショコラ、ハートのショコラとペルル クラッカントゥを詰めた“ボワットゥ メタル アムール ドンファンス”(4104円)、カカオの風味とウッディーな香りが特徴のカメルーン産カカオの“パレ ノワール カメルーン”3枚と、バターキャラメル風味のミルクチョコレートにフルール ドゥ セルのアクセントを加えた“パレ レ キャラメル フルール ドゥ セル”2枚を詰めた“サック バゲット パレ 5枚 レ ヌーヴォー モンド”(1998円)、限定パッケージの“タブレット ノワール カメルーン レ ヌーヴォー モンド”(1242円)、“タブレット レ キャラメル フルール ドゥ セル レ ヌーヴォー モンド”(1242円)をそろえる。

バレンタイン限定のボンボン ショコラ

バレンタイン限定のボンボン ショコラには、アーモンドとヘーゼルナッツのプラリネに赤い果実を連想させるタスマニア産スパイスを加え、ビターチョコレートでコーティングした“クール ノワール タスマニ”(573円)、サクサクしたビスキュイがアクセントのアーモンドとヘーゼルナッツのプラリネをミルクチョコレートでコーティングした“ウルソン ローズ レ”(594円)、ミルクコーヒーガナッシュにカルダモンを少し加え、ビターチョコレートでコーティングした“アムール プラン クール”(540円)、ライムとバジルのミルクガナッシュをビターチョコレートでコーティングした“アムール オ プロミエ ルガー”(540円)、バーベナ香るオレンジのキャラメルをビターチョコレートでコーティングした“アムール フォール ”(540円)、バナナと抹茶のキャラメルをミルクチョコレートでコーティングした“アムール アルドゥン”(540円)、サワ―ソップのトロピカルな風味が広がるミルクガナッシュをミルクチョコレートでコーティングした“アムール ドンファンス”(540円)、マンゴーとココナッツのキャラメルをミルクチョコレートでコーティングした“アムール ヴォラジュ”(540円)をラインアップする。

The post 【2025年バレンタイン】「ジャン=ポール・エヴァン」からジャングルをパッケージに描いたボンボン ショコラ appeared first on WWDJAPAN.

「リーバイス」の人気デニムパンツ2型を再解釈 「アーバンリサーチ」で限定販売

「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」は2月中旬、「リーバイス(LEVI'S)」の人気モデル2型をアップデートしたデニムパンツ2型を発売する。現在公式オンラインストアで先行予約を受け付けている。

“エクスクルーシブ XL ストレート”

ミッドオンスの100%コットン素材で柔らかな穿き心地が魅力の“エクスクルーシブ XL ストレート”(1万4300円)は、オーバーサイズのスタイルと幅広のストレートレッグが人気の“XL ストレート”をアップデートしたアイテム。サイドパネルにデザインを施すことで、より立体的なシルエットに仕上げつつ、調整可能なウエストバンドを追加することで着回しの幅を広げた。

“エクスクルーシブ 501 90s アンクル”

“エクスクルーシブ 501 90s アンクル”(1万5400円)は、1990年代のトレンドに着想した“501‘90S”を、ゆったりとしたシルエットに生まれ変わらせたデニムパンツ。生地には経年変化を楽しめる”501“特有の“シュリンク・トゥ・フィット”素材を使用。ライズ(股上)が腰のすぐ下にくるデザインで、スタイリッシュでありながらゆとりのあるフィット感を実現した。「リーバイス」らしいビンテージ加工入りミッドインディゴカラーで、季節を問わず着用できる。

The post 「リーバイス」の人気デニムパンツ2型を再解釈 「アーバンリサーチ」で限定販売 appeared first on WWDJAPAN.

「リーバイス」の人気デニムパンツ2型を再解釈 「アーバンリサーチ」で限定販売

「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」は2月中旬、「リーバイス(LEVI'S)」の人気モデル2型をアップデートしたデニムパンツ2型を発売する。現在公式オンラインストアで先行予約を受け付けている。

“エクスクルーシブ XL ストレート”

ミッドオンスの100%コットン素材で柔らかな穿き心地が魅力の“エクスクルーシブ XL ストレート”(1万4300円)は、オーバーサイズのスタイルと幅広のストレートレッグが人気の“XL ストレート”をアップデートしたアイテム。サイドパネルにデザインを施すことで、より立体的なシルエットに仕上げつつ、調整可能なウエストバンドを追加することで着回しの幅を広げた。

“エクスクルーシブ 501 90s アンクル”

“エクスクルーシブ 501 90s アンクル”(1万5400円)は、1990年代のトレンドに着想した“501‘90S”を、ゆったりとしたシルエットに生まれ変わらせたデニムパンツ。生地には経年変化を楽しめる”501“特有の“シュリンク・トゥ・フィット”素材を使用。ライズ(股上)が腰のすぐ下にくるデザインで、スタイリッシュでありながらゆとりのあるフィット感を実現した。「リーバイス」らしいビンテージ加工入りミッドインディゴカラーで、季節を問わず着用できる。

The post 「リーバイス」の人気デニムパンツ2型を再解釈 「アーバンリサーチ」で限定販売 appeared first on WWDJAPAN.

「マルジェラ」、ガリアーノの後任に「ディーゼル」のグレン・マーティンスが急浮上

ジョン・ガリアーノ(John Galliano)が去った「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」のトップに、現在「ディーゼル(DIESEL)」を手掛けているグレン・マーティンス(Glenn Martens)が就任するのでは?という噂が急浮上した。グレンは2020年から「ディーゼル」のトップを務めており、若い世代が夢中になるブランドに再生した実績がある。「Y/プロジェクト(Y/Project)」におけるクリエイションには、「メゾン マルジェラ」に通じるものもあった。また「ディーゼル」と「メゾン マルジェラ」は、同じOTB傘下にある。

この噂に対して、OTBはコメントしていない。

 1983年、ベルギー生まれのマーティンス新クリエイティブ・ディレクターは、アントワープ王立芸術アカデミー(Antwerp’s Royal Academy of Fine Arts)を2008年に卒業した後、「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」でキャリアをスタートした。13年には「Y/プロジェクト」のクリエイティブ・ディレクターに就任したが、昨年退任。その後、経営破たんした「Y/プロジェクト」には希望する価格での買い手がつかず、ブランドは終了することにセクシなった。

一方、ジョン・ガリアーノは昨年末、「メゾン マルジェラ」との別離を発表。2024年春夏のクチュール・コレクションは、近年稀に見る高評価でブランドの存在感をさらに高めるのに一役買った。

The post 「マルジェラ」、ガリアーノの後任に「ディーゼル」のグレン・マーティンスが急浮上 appeared first on WWDJAPAN.

「マルジェラ」、ガリアーノの後任に「ディーゼル」のグレン・マーティンスが急浮上

ジョン・ガリアーノ(John Galliano)が去った「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」のトップに、現在「ディーゼル(DIESEL)」を手掛けているグレン・マーティンス(Glenn Martens)が就任するのでは?という噂が急浮上した。グレンは2020年から「ディーゼル」のトップを務めており、若い世代が夢中になるブランドに再生した実績がある。「Y/プロジェクト(Y/Project)」におけるクリエイションには、「メゾン マルジェラ」に通じるものもあった。また「ディーゼル」と「メゾン マルジェラ」は、同じOTB傘下にある。

この噂に対して、OTBはコメントしていない。

 1983年、ベルギー生まれのマーティンス新クリエイティブ・ディレクターは、アントワープ王立芸術アカデミー(Antwerp’s Royal Academy of Fine Arts)を2008年に卒業した後、「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」でキャリアをスタートした。13年には「Y/プロジェクト」のクリエイティブ・ディレクターに就任したが、昨年退任。その後、経営破たんした「Y/プロジェクト」には希望する価格での買い手がつかず、ブランドは終了することにセクシなった。

一方、ジョン・ガリアーノは昨年末、「メゾン マルジェラ」との別離を発表。2024年春夏のクチュール・コレクションは、近年稀に見る高評価でブランドの存在感をさらに高めるのに一役買った。

The post 「マルジェラ」、ガリアーノの後任に「ディーゼル」のグレン・マーティンスが急浮上 appeared first on WWDJAPAN.

「カラー」の阿部潤一デザイナーが退任 「今後も変わらずサポートしていく」

「カラー(KOLOR)」の阿部潤一デザイナーが、1月25日(現地時間)にパリ・メンズ・ファッション・ウイークで行われた25-26年秋冬コレクションのショーで、同職を退任することを発表した。会場では、エントランスで銀色の袋に入ったギフトを来場者に配布。ショー前に開封するように促され、中身を見ると「was is will」と描かれたグラフィックTシャツと、退任を知らせる手紙が入っていた。

手紙の中で、阿部デザイナーは「Kolor AW25 Showが始まります。この時間は私にとって特別なものになります。それは、Kolorのデザイナーとして最後のショーになるからです」と綴った。また、今後について「私は変わらずKolorの中でサポートを続けていきます」とコメント。「今までありがとうございました。今後共Kolorを宜しく御願い致します。では、ショーをお楽しみください」と締めくくった。

「カラー」は、2004年に阿部デザイナーが設立。09年には東京・南青山に直営店を開いた。 12-13年秋冬シーズンからは、パリでの発表をスタート。12年には「毎日ファッション大賞」を受賞し、新たなブランド「カラー ビーコン(KOLOR BEACON)」も立ち上げた。

そして24年11月には、伊藤忠商事の100%子会社のコロネットが「カラー」を手掛ける有限会社カラーを事業承継。伊藤忠商事が「カラー」ブランドの国内外における商標を取得し、コロネットが有限会社及び国内の小売9店舗や国内外の卸80件などの組織と事業、スタッフを承継した。これに伴い、コロネットは「カラー」の阿部デザイナーと業務委託契約を結んでいた。

The post 「カラー」の阿部潤一デザイナーが退任 「今後も変わらずサポートしていく」 appeared first on WWDJAPAN.

「カラー」の阿部潤一デザイナーが退任 「今後も変わらずサポートしていく」

「カラー(KOLOR)」の阿部潤一デザイナーが、1月25日(現地時間)にパリ・メンズ・ファッション・ウイークで行われた25-26年秋冬コレクションのショーで、同職を退任することを発表した。会場では、エントランスで銀色の袋に入ったギフトを来場者に配布。ショー前に開封するように促され、中身を見ると「was is will」と描かれたグラフィックTシャツと、退任を知らせる手紙が入っていた。

手紙の中で、阿部デザイナーは「Kolor AW25 Showが始まります。この時間は私にとって特別なものになります。それは、Kolorのデザイナーとして最後のショーになるからです」と綴った。また、今後について「私は変わらずKolorの中でサポートを続けていきます」とコメント。「今までありがとうございました。今後共Kolorを宜しく御願い致します。では、ショーをお楽しみください」と締めくくった。

「カラー」は、2004年に阿部デザイナーが設立。09年には東京・南青山に直営店を開いた。 12-13年秋冬シーズンからは、パリでの発表をスタート。12年には「毎日ファッション大賞」を受賞し、新たなブランド「カラー ビーコン(KOLOR BEACON)」も立ち上げた。

そして24年11月には、伊藤忠商事の100%子会社のコロネットが「カラー」を手掛ける有限会社カラーを事業承継。伊藤忠商事が「カラー」ブランドの国内外における商標を取得し、コロネットが有限会社及び国内の小売9店舗や国内外の卸80件などの組織と事業、スタッフを承継した。これに伴い、コロネットは「カラー」の阿部デザイナーと業務委託契約を結んでいた。

The post 「カラー」の阿部潤一デザイナーが退任 「今後も変わらずサポートしていく」 appeared first on WWDJAPAN.

「ルメール」が考える日常に根差した新たなラグジュアリー 「自分自身をより良くなったように感じられることが大切」

「ルメール(LEMAIRE)」のショーを歩くモデルたちには、パーソナルな魅力がある。それは、クリストフ・ルメール(Christoph Lemaire)が「私たちはファッションが大好きだからこそ、日常生活に根差したリアルな感覚を大切にしている」と話すように、実在する人々の暮らしに目を向け、常にそれを反映したスタイルを探求しているからだろう。だからこそシーズンごとに大きく変わることはないが、個々のスタイルを表現するための新たな提案が加わり、スタイリングにはその時々思い描くアティチュードが込められている。

「自分の存在を示し、用心深くいなければならない今を生きることの激しさ」を表現したとサラ・リン・トラン(Sarah-Linh Tran)が説明する鼓動の音とパーカッション音楽で幕を開けた2025-26年秋冬ショーは、いつもよりも強さが印象的だ。ファーストルックの女性モデルがまとうのは、タフな印象のレザーブルゾンに、ふんわりとしたミッドカーフ丈のバルーンスカートでコントラストを効かせたブラックスタイル。メンズでは、「服のアーキタイプに取り組んだ」という70年代風のクラシックなスーツに、シアーなニットタンクやスニーカーを合わせたシンプルなルックも登場した。

カギは強さと官能性のバランス

今季は、「ルメール」らしいユーティティームードとゆったりとしたシルエットのアウターやパンツを軸にしつつ、レイヤードはいつもより控えめな印象。肩やウエストのラインを強調したデザインが特徴になる。そして、ダークトーンや褪せたようなニュアンスカラーに加えた目が覚めるようなスカーレットレッドやコバルトブルー、そしてツヤのあるレザーやコーティング素材の質感も強さの主張につながる。一方、柔らかく流れるようなシルエットやシアーな素材感もミックス。強さと官能性とのバランスを模索したという。

コレクションのデザインプロセスの背景にあるのは、ピナ・バウシュ(Pina Bausch)やマース・カニンガム(Merce Cunningham)のダンスに見られるようなダイナミックでありながら滑らかな動き。リハーサル後のダンサーたちのように決めすぎない着こなしを通してエフォートレスなムードを醸し出し、リアリティーにおける共感度を高めている。

好調なビジネスが自身をもたらす

「ルメール」は23年にはフランス・パリの旗艦店を拡大移転し、韓国・ソウルにも伝統的な韓屋をリノベーションした旗艦店をオープン。昨年11月には東京・恵比寿の1960年代に建てられた個人邸宅を改装した旗艦店を開いた。それぞれ意匠は異なるが、どの店も温かみのあるコージーな雰囲気で、まさにブランドの世界観を体現する環境が広がりつつある。さらに、近年は服だけでなくバッグなどのアクセサリービジネスも軌道に乗っている。

それを裏付けるように、ショーの数日前には英メディア「ビジネス オブ ファッション(BUSINESS OF FASHION、BOF)」で、2019年から売上高は10倍に伸び、1億ドル(約156億円)に達していることが報じられた。ショー後の囲み取材で、ルメールは「私たちは、あまり声高なコミュニケーションもせず、ファッション界で成功するための“正しいレシピ”とされるルールを守っているわけでもない。ただ自分たちらしいことに取り組んでいるだけだ。だからこそ、(その中での成功を)とてもうれしく思っている。というのも、商業的な成功は自信をもたらすから。そして、自分たちの仕事を向上させることに役立ち、『新しいラグジュアリー』を定義することにつながるだろう」とコメント。最近は「ラグジュアリー」という言葉が使われ過ぎているとしつつ、自分たちが考える「新しいラグジュアリー」について、次のように語った。

「私たちがラグジュアリーだと思うのは、身につけたり、美しいものに触れたりするときに抱く感情。あるいは、ある種の高揚感を感じること。だから、それはもちろん社会の中で別人を装うことでもなく、見せびらかしたり、エリートに属するふりをしたりすることでもない。それよりも、自分自身をより良くなったように感じられることが大切だ。だから、どうすれば自信や高揚感を与えられるような服やアクセサリーを作ることができるかに、私たちはこだわっている」。

The post 「ルメール」が考える日常に根差した新たなラグジュアリー 「自分自身をより良くなったように感じられることが大切」 appeared first on WWDJAPAN.

「フェイラー」×「シルバニアファミリー」や「ロペピクニック」の「ヨックモック」コラボなど! 来週発売のファッションアイテム13選【1/27〜2/2】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は1月27〜2月2日に発売するアイテムを紹介します。「フェイラー(FEILER)」は、シルバニアファミリーと初のコラボアイテムを1月29日に発売します。これは“カワイイ”の渋滞ですね(笑)。シルバニア村のほっこりさが「フェイラー」のシュニール織で絶妙に表現されています。

一方、こちらも初コラボで「ロペピクニック(ROPE PICNIC)」×「ヨックモック(YOKU MOKU)」のアイテムが31日に発売になります。ブラウスやスカート、ニット、トレンチコートなど、コラボとしてこれだけのアイテム数を制作するのは珍しいかも。それだけに熱量が伝わってきます!

【1月28日発売】
グラニフ
(GRANIPH)

「進撃の巨人」コラボ
ウエアやバッグ、ハットなど

「グラニフ(GRANIPH)」は、諫山創による漫画作品「進撃の巨人」との初コラボアイテムを発売する。アイテムは、キャラクターや作中のシーンを落とし込んだほか、グラニフのキャラクター“ビューティフルシャドー”や“イカク”とのコラボデザインも制作。

■商品詳細

ブルゾン(1万3000円)
カーディガン(6900円)
シャツ(6900円)
Tシャツ(3500円〜)
バケットハット(4500円)
※一部商品

【1月29日発売】
オニツカタイガー
(ONITSUKA TIGER)

新シリーズ“デニヴィータ”
着想源はデニム

「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、“デニム”に着想を得た“デニヴィータ(DENIVITA)”シリーズを発売する。日本製デニムを用い、ロックとクラシックの要素を融合したスタイルを提案。デニムのほか、ニットやスエット、Tシャツなどもそろえる。

■商品詳細

デニムパンツ(4万6200円)
デニムスカート(4万1800円)
デニムシャツ(4万6200円)
デニムハット(1万9800円)
パーカ(4万9500円)
※一部商品

【1月29日発売】
フェイラー
(FEILER)

シルバニアファミリーと初コラボ
ハンカチやバッグ、ポーチなど

「フェイラー(FEILER)」は、シルバニアファミリーと初のコラボアイテムを発売する。グリーンを基調とし、“シルバニア村”の世界観をを「フェイラー」のシュニール織で表現する。ショコラウサギの女の子、くるみリスの男の子、ペルシャネコの女の子がモチーフ。

■商品詳細

ハンカチ(2970円)
プティバス(1万9250円)
バッグ(1万4300円)
ミニポーチ(6050円)
ポーチ(7150円)

【1月29日発売】
スナイデル
(SNIDEL)

「アディダス オリジナルス」に別注
トラックスーツと“サンバ”

「スナイデル(SNIDEL)」は、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」に別注した、限定カラーのトラックスーツとスニーカー“サンバ”を発売する。スニーカーは、ホワイトとブラックの2色をラインアップする。

■商品詳細

トラックジャケット(1万3200円)
トラックパンツ(1万2100円)
スニーカー(1万7600円)

【1月30日発売】
フォーエバー21
(FOREVER21)

「ヤンジャン」コラボロンT
「キングダム」「推しの子」など

「フォーエバー21(FOREVER 21)」は、45周年を迎えた集英社のコミック誌「週刊ヤングジャンプ」とのコラボアイテムを発売する。「ゴールデンカムイ」「キングダム」「ジャンケットバンク」「推しの子」「ダイヤモンドの功罪」「スナックバス江」「ドッグスレッド」「のあ先輩はともだち。」「テラフォーマーズ」をモチーフとしたロンTを販売する。

■商品詳細

ロングTシャツ(4990円)

【1月30日発売】
アシックス
(ASICS)

ランニングシューズ“ゲルニンバス”最新モデル
クッション性と快適性を追求

アシックスジャパンは、クッション性と快適性を追求したランニングシューズ“ゲルニンバス27(GEL-NIMBUS 27)”を発売する。ミッドソール全体を前モデルよりも2ミリメートル厚くし、“エフエフブラストプラスエコ”を採用、軽量で柔らかなクッション性を目指した。かかと部分には、足にかかる負担を軽減する衝撃緩衝機能の「ピュアゲル(PureGEL)」を内蔵する。

■商品詳細

ランニングシューズ(2万900円)

【1月31日発売】
セレクト バイ ベイクルーズ
(SELECT BY BAYCREW’S)

“Poggy”が「ポルシェ」に着想を得て制作
藍染めセットアップやブレザーなど

「セレクト バイ ベイクルーズ(SELECT BY BAYCREW’S)」は、ファッションキュレーターの小木“Poggy”基史が「ポルシェ(PORCHE)」に着想を得たウエアを限定発売する。藍染め仕上げのセットアップや、上岡拓也のアートワークを配したベストなど幅広く制作。すでに公式オンラインでは予約販売を受け付けている。

■商品詳細

ブレザー(6万500円)
ワークトラウザーズ(4万4000円)
ワークジャケット(5万2800円)
ベスト(3万800円)
スエットパンツ(2万2000円)
※一部商品

【1月31日発売】
ロペピクニック
(ROPE PICNIC)

「ヨックモック」コラボ
クッキー缶デザインをウエアや小物に

「ロペピクニック(ROPE PICNIC)」は、洋菓子ブランド「ヨックモック(YOKU MOKU)」との初コラボアイテムを発売する。「ロペピクニック」のシーズンテーマ“花”をモチーフとした、詰め合わせクッキー缶のパッケージを制作。パッケージ柄をブラウスやスカート、日傘などに落とし込んだ。すでにジュン公式オンラインで予約を受け付けている。

■商品詳細

詰め合わせクッキー缶(1650円)
ブラウス(5489円)
スカート(5995円)
ニット(5489円)
ショートトレンチコート(9999円)
※一部商品

【1月31日先行発売】
リーバイス
(LEVI'S)

プレミアムラインを始動
ジーンズやジャケット、シャツなど

「リーバイス(LEVI'S)」は、プレミアムライン“リーバイス ブルータブ(LEVI'S BLUE TAB)”を開始する。メンズとウィメンズをラインアップし、ジーンズに加え、デニムのジャケットやシャツ、スカートなどを販売する。

■商品詳細

ジーンズ
デニムジャケット
デニムシャツ
デニムスカート
Tシャツ
※一部商品

【1月31日発売】
メゾン ド フルール
(MAISON DE FLEUR)

バレンタイン限定コレクション
リボンが目を引くバッグとポーチ

「メゾン ド フルール(MAISON DE FLEUR)」は、バレンタイン限定コレクションを発売する。“想いを結ぶリボン”をテーマに、リボンをメインにしたバッグとポーチ合わせて3型を用意。カラーはピンクとレッドで統一、アイテムの前面にサイズの異なるリボンをふんだんにあしらった。

■商品詳細

バッグ(8800円)
ポーチ(4400円)

【2月1日発売】
フラグメント デザイン
(FRAGMENT DESIGN)

「機動戦士ガンダム」と協業
原宿でポップアップ

ジュンは2月1〜24日の期間、「機動戦士ガンダム」シリーズと、藤原ヒロシが主宰する「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」が協業した、ポップアップを原宿のV.A.でオープンする。Tシャツやキャップ、“ガンダム”のプラモデル、フィギュア、ぬいぐるみなどを販売する。

■商品詳細

Tシャツ(7700円〜)
キャップ(6600円)
プラモデル(8800円)
フィギュア(3万8500円)
ぬいぐるみ(5500円)
※一部商品

【2月1日発売】
エイポック エイブル イッセイ ミヤケ
(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE)

スパイバー社と新プロジェクト
第1弾はストライプ柄パンツ

「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE)」は、スパイバー社との協業プロジェクト“TYPE-XI Spiber project”を開始。第1弾として5ポケット型ストレートパンツを発売する。“ブリュード・プロテイン ファイバー”の糸と植物由来のポリエステル糸の縮率差を活かし、“スチームストレッチ技法”を用いてストライプ柄を表現した。

■商品詳細

パンツ(7万7000円)

【2月1日発売】
トムウッド
(TOM WOOD)

天然石による限定リング

「トムウッド(TOM WOOD)」は、新たに“カレイドスコープ(KALEIDOSCOPE)”リングを4型を発売する。万華鏡に着想を得ており、天然石のカラフルな輝きが楽しめる。リング“森林”は2月7日に発売。

■商品詳細

リング(10万8700円〜)

The post 「フェイラー」×「シルバニアファミリー」や「ロペピクニック」の「ヨックモック」コラボなど! 来週発売のファッションアイテム13選【1/27〜2/2】 appeared first on WWDJAPAN.

「フェイラー」×「シルバニアファミリー」や「ロペピクニック」の「ヨックモック」コラボなど! 来週発売のファッションアイテム13選【1/27〜2/2】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は1月27〜2月2日に発売するアイテムを紹介します。「フェイラー(FEILER)」は、シルバニアファミリーと初のコラボアイテムを1月29日に発売します。これは“カワイイ”の渋滞ですね(笑)。シルバニア村のほっこりさが「フェイラー」のシュニール織で絶妙に表現されています。

一方、こちらも初コラボで「ロペピクニック(ROPE PICNIC)」×「ヨックモック(YOKU MOKU)」のアイテムが31日に発売になります。ブラウスやスカート、ニット、トレンチコートなど、コラボとしてこれだけのアイテム数を制作するのは珍しいかも。それだけに熱量が伝わってきます!

【1月28日発売】
グラニフ
(GRANIPH)

「進撃の巨人」コラボ
ウエアやバッグ、ハットなど

「グラニフ(GRANIPH)」は、諫山創による漫画作品「進撃の巨人」との初コラボアイテムを発売する。アイテムは、キャラクターや作中のシーンを落とし込んだほか、グラニフのキャラクター“ビューティフルシャドー”や“イカク”とのコラボデザインも制作。

■商品詳細

ブルゾン(1万3000円)
カーディガン(6900円)
シャツ(6900円)
Tシャツ(3500円〜)
バケットハット(4500円)
※一部商品

【1月29日発売】
オニツカタイガー
(ONITSUKA TIGER)

新シリーズ“デニヴィータ”
着想源はデニム

「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、“デニム”に着想を得た“デニヴィータ(DENIVITA)”シリーズを発売する。日本製デニムを用い、ロックとクラシックの要素を融合したスタイルを提案。デニムのほか、ニットやスエット、Tシャツなどもそろえる。

■商品詳細

デニムパンツ(4万6200円)
デニムスカート(4万1800円)
デニムシャツ(4万6200円)
デニムハット(1万9800円)
パーカ(4万9500円)
※一部商品

【1月29日発売】
フェイラー
(FEILER)

シルバニアファミリーと初コラボ
ハンカチやバッグ、ポーチなど

「フェイラー(FEILER)」は、シルバニアファミリーと初のコラボアイテムを発売する。グリーンを基調とし、“シルバニア村”の世界観をを「フェイラー」のシュニール織で表現する。ショコラウサギの女の子、くるみリスの男の子、ペルシャネコの女の子がモチーフ。

■商品詳細

ハンカチ(2970円)
プティバス(1万9250円)
バッグ(1万4300円)
ミニポーチ(6050円)
ポーチ(7150円)

【1月29日発売】
スナイデル
(SNIDEL)

「アディダス オリジナルス」に別注
トラックスーツと“サンバ”

「スナイデル(SNIDEL)」は、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」に別注した、限定カラーのトラックスーツとスニーカー“サンバ”を発売する。スニーカーは、ホワイトとブラックの2色をラインアップする。

■商品詳細

トラックジャケット(1万3200円)
トラックパンツ(1万2100円)
スニーカー(1万7600円)

【1月30日発売】
フォーエバー21
(FOREVER21)

「ヤンジャン」コラボロンT
「キングダム」「推しの子」など

「フォーエバー21(FOREVER 21)」は、45周年を迎えた集英社のコミック誌「週刊ヤングジャンプ」とのコラボアイテムを発売する。「ゴールデンカムイ」「キングダム」「ジャンケットバンク」「推しの子」「ダイヤモンドの功罪」「スナックバス江」「ドッグスレッド」「のあ先輩はともだち。」「テラフォーマーズ」をモチーフとしたロンTを販売する。

■商品詳細

ロングTシャツ(4990円)

【1月30日発売】
アシックス
(ASICS)

ランニングシューズ“ゲルニンバス”最新モデル
クッション性と快適性を追求

アシックスジャパンは、クッション性と快適性を追求したランニングシューズ“ゲルニンバス27(GEL-NIMBUS 27)”を発売する。ミッドソール全体を前モデルよりも2ミリメートル厚くし、“エフエフブラストプラスエコ”を採用、軽量で柔らかなクッション性を目指した。かかと部分には、足にかかる負担を軽減する衝撃緩衝機能の「ピュアゲル(PureGEL)」を内蔵する。

■商品詳細

ランニングシューズ(2万900円)

【1月31日発売】
セレクト バイ ベイクルーズ
(SELECT BY BAYCREW’S)

“Poggy”が「ポルシェ」に着想を得て制作
藍染めセットアップやブレザーなど

「セレクト バイ ベイクルーズ(SELECT BY BAYCREW’S)」は、ファッションキュレーターの小木“Poggy”基史が「ポルシェ(PORCHE)」に着想を得たウエアを限定発売する。藍染め仕上げのセットアップや、上岡拓也のアートワークを配したベストなど幅広く制作。すでに公式オンラインでは予約販売を受け付けている。

■商品詳細

ブレザー(6万500円)
ワークトラウザーズ(4万4000円)
ワークジャケット(5万2800円)
ベスト(3万800円)
スエットパンツ(2万2000円)
※一部商品

【1月31日発売】
ロペピクニック
(ROPE PICNIC)

「ヨックモック」コラボ
クッキー缶デザインをウエアや小物に

「ロペピクニック(ROPE PICNIC)」は、洋菓子ブランド「ヨックモック(YOKU MOKU)」との初コラボアイテムを発売する。「ロペピクニック」のシーズンテーマ“花”をモチーフとした、詰め合わせクッキー缶のパッケージを制作。パッケージ柄をブラウスやスカート、日傘などに落とし込んだ。すでにジュン公式オンラインで予約を受け付けている。

■商品詳細

詰め合わせクッキー缶(1650円)
ブラウス(5489円)
スカート(5995円)
ニット(5489円)
ショートトレンチコート(9999円)
※一部商品

【1月31日先行発売】
リーバイス
(LEVI'S)

プレミアムラインを始動
ジーンズやジャケット、シャツなど

「リーバイス(LEVI'S)」は、プレミアムライン“リーバイス ブルータブ(LEVI'S BLUE TAB)”を開始する。メンズとウィメンズをラインアップし、ジーンズに加え、デニムのジャケットやシャツ、スカートなどを販売する。

■商品詳細

ジーンズ
デニムジャケット
デニムシャツ
デニムスカート
Tシャツ
※一部商品

【1月31日発売】
メゾン ド フルール
(MAISON DE FLEUR)

バレンタイン限定コレクション
リボンが目を引くバッグとポーチ

「メゾン ド フルール(MAISON DE FLEUR)」は、バレンタイン限定コレクションを発売する。“想いを結ぶリボン”をテーマに、リボンをメインにしたバッグとポーチ合わせて3型を用意。カラーはピンクとレッドで統一、アイテムの前面にサイズの異なるリボンをふんだんにあしらった。

■商品詳細

バッグ(8800円)
ポーチ(4400円)

【2月1日発売】
フラグメント デザイン
(FRAGMENT DESIGN)

「機動戦士ガンダム」と協業
原宿でポップアップ

ジュンは2月1〜24日の期間、「機動戦士ガンダム」シリーズと、藤原ヒロシが主宰する「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」が協業した、ポップアップを原宿のV.A.でオープンする。Tシャツやキャップ、“ガンダム”のプラモデル、フィギュア、ぬいぐるみなどを販売する。

■商品詳細

Tシャツ(7700円〜)
キャップ(6600円)
プラモデル(8800円)
フィギュア(3万8500円)
ぬいぐるみ(5500円)
※一部商品

【2月1日発売】
エイポック エイブル イッセイ ミヤケ
(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE)

スパイバー社と新プロジェクト
第1弾はストライプ柄パンツ

「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE)」は、スパイバー社との協業プロジェクト“TYPE-XI Spiber project”を開始。第1弾として5ポケット型ストレートパンツを発売する。“ブリュード・プロテイン ファイバー”の糸と植物由来のポリエステル糸の縮率差を活かし、“スチームストレッチ技法”を用いてストライプ柄を表現した。

■商品詳細

パンツ(7万7000円)

【2月1日発売】
トムウッド
(TOM WOOD)

天然石による限定リング

「トムウッド(TOM WOOD)」は、新たに“カレイドスコープ(KALEIDOSCOPE)”リングを4型を発売する。万華鏡に着想を得ており、天然石のカラフルな輝きが楽しめる。リング“森林”は2月7日に発売。

■商品詳細

リング(10万8700円〜)

The post 「フェイラー」×「シルバニアファミリー」や「ロペピクニック」の「ヨックモック」コラボなど! 来週発売のファッションアイテム13選【1/27〜2/2】 appeared first on WWDJAPAN.

GRe4N BOYZが語る映画「サンセット・サンライズ」のインスパイア・ソング「シオン」に込めた想い

PROFILE: GRe4N BOYZ

PROFILE: (グリーンボーイズ)HIDE、navi、92、SOHの男性4人組、福島県で結成されたボーカルグループ。メンバー全員が歯科医師免許を持ち、医療との両立のため顔を伏せて活動中。「愛唄」「キセキ」「遥か」「オレンジ」など、GReeeeNとしてデビュー以来、数々のヒット曲を生み出し、「キセキ」は今も日本国内において最も多くダウンロード販売されたシングルとしてギネス記録を持つ。また、楽曲だけでなく、自身を題材にした映画「キセキ -あの日のソビト-」(松坂桃李・菅田将暉ダブル主演)の大ヒットにより、その”生き方”も話題となる。2024年3月、グループ名をGRe4N BOYZと改名し、その新たな活動への注目が集まる。同年、全国ツアー「GRe4N BOYZ イマーシブライブシアター 2024 “The CUBE”〜何処かに広がる大きな声が〜」を開催した。

監督:岸善幸 × 脚本:宮藤官九郎 × 主演:菅田将暉による映画「サンセット・サンライズ」は、新型コロナのパンデミックに世の中が揺れた2020年の東北を舞台にした物語だ。大企業に勤める晋作(菅田将暉)は、リモートワークになったことをきっかけに東京から三陸の街に引っ越してきて大好きな釣り三昧の日々。そこで出会った地元の人々と触れ合うことで晋作は大きく変わっていく。コロナや東日本大震災などさまざまな問題を盛り込みながら、笑いと涙に満ちた人間ドラマに仕上がった本作。そのインスパイア・ソングを手掛けたのは、24年にGReeeeNから改名したGRe4N BOYZ(グリーンボーイズ)だ。大学時代を福島で過ごしたということもあり、映画から受けた印象だけではなく、東北で暮らす人の思いも反映させたというインスパイア・ソング「シオン」はどのようにして生まれたのか。メンバーのHIDEとnaviに話を聞いた。

——「シオン」は主題歌ではなくインスパイア・ソングということですが、どんな風に曲を作り上げていったのでしょうか。

HIDE:これまでインスパイア・ソングというのはやったことがなかったので、自分の中にどういう感情が生まれるのかを意識しながらまずは映画を観させていただきました。主題歌を書く時もそうなんですけど、事前に映画に関する情報は何も入れずに、初めて観た時に感じたことを大切にして曲を作ろうと思ったんです。

——映画を観てどう思われました?

HIDE:脚本が宮藤官九郎さんということもあって、笑いの要素もたくさんありますし、楽しく観られる映画だと思う反面、とても繊細な部分も描かれていました。その両方の部分を曲に反映させつつ、自分たちが東北で過ごしていた時のことや、震災直後に現地に入った時のことを思い出しながら曲にしていこうと思いました。

——naviさんは映画にはどんな感想を持たれました?

navi:いろんなテーマが重なっていて、それに対して登場人物の一人一人がそれぞれの立場で向き合っている姿が印象的でしたね。あと、映画の舞台になった三陸に親戚がいるんですけど、映画が現地の雰囲気をすごく捉えていることに驚きました。出てくる人たちの方言もすごくリアルで親近感を感じました。特に中村雅俊さんの方言のイントネーションが本物過ぎて。中村さんが地元の方だというのを後で知って「だからか!」と思いました。

——方言やイントネーションは大切ですよね。その土地の文化でもありますし。

navi:あと、コロナが広まっていった時の地方の小さな町の雰囲気もリアルに描かれていました。(コロナが広まっている)東京から人が来て大ごとになる感じとか、確かにそうだったよなって。当時、帰省する時は気を付けていましたが、しっかり検査して帰省したとしても目に見えない恐怖というのは拭い去れないので、地元では外から来る人を警戒していたんだろうなって改めて思いました。そういう距離感も映画ではうまく表現されていましたね。

HIDE:あと、地元のおいしいものがいろいろ出てくるのも良いですね。映画の後半に出てくる「芋煮会」は僕らもよくやっていたんです。友達と「芋煮会しようか」って。バーベキューとかお花見みたいなものなんですけど、友達と集まって一緒に芋を煮て食べるんです。

——映画では人間関係が煮詰まった時に芋煮会を開いて、そこで晋作が気持ちをさらけ出します。きっと、そういう雰囲気になる会なんですね。

HIDE:自然の中で仲間と鍋を囲むことで自分の心が裸になれるというか。だから、晋作の感情が爆発してしまうのも分かる。あそこは映画を観ていてシビれる展開でしたね。

「癒やしを必要な人に、癒やしが届く曲になれば良いな」

——インスパイア・ソングの「シオン」は、そんな風に強い感情が溢れ出すような曲ですね。いろんな要素、いろんな感情が詰まった映画でしたが、曲を作る時には映画のどんなところに焦点を当てたのでしょうか。

HIDE:自分たちが作った曲が映画を見た方にとっての何かになってほしい、と思った時に、この作品にはいろんな要素があるけれど、一番大きな要素は「癒やし」じゃないかと思ったんです。いま、癒やしを必要な人に癒やしが届く曲になれば良いな、と思いました。

navi:どんなメロディーや曲調にしたら映画の雰囲気に合うのかな、と考えながら映画を観させてもらったんですけど、いろんな要素がある映画なのでどんな曲でも合いそうだったんですよね。明るい曲にもできたし、もっとバラードっぽくもできた。でも、最終的に癒やしをテーマしたことでこの曲が生まれたんです。

HIDE:その一方で、癒やしに限らず、映画を観た方が必要としているものを届けられる曲にしたいとも思ったんです。そして、映画全体が醸し出している雰囲気みたいなものが曲になったらどんな風になるんだろう?と考えながらギターを弾いている時にメロディーが降りてきました。

——まず、メロディーが生まれたんですね。

HIDE:僕らの曲はいつもメロディーが先なんです。今回は「この映画を観て良かった。この曲を聴いて良かった」と思ってほしい相手を想像して、その人に向けて歌詞を考えました。

——「あなた」に語りかける歌詞になっていますね。季節が歌詞のモチーフになっているようにも思えたのですが。

HIDE:気が付いたらそうなっていた、という感じですね。設計図的なものはなく、自然に出てきた言葉をつなげて歌詞にしました。

——naviさんはHIDEさんが書いた歌詞について、どう思われました?

navi:季節を巡りつつ、最後に「私は生きていく」という強い意志を出すところが印象的でしたね。

HIDE:震災が起こってから、今も前に進めない方がたくさんいらっしゃると思うんですよ。でも、動けなくても今ある命を惜しみなく使っている。そういう気がしたんですよね。

——晋作が想いを寄せる百香(井上真央)も、震災以降に動けなくなった女性でしたね。「シオン」という曲名はどこから取られたのでしょうか。

HIDE:曲のタイトルを決めるのはいつも一番最後なんです。できた曲を聴いたり、歌詞を読んだりして、この曲は何を言っているんだろう?と考えて曲名を考えるんですけど、そこでたどり着いたのが「シオン」でした。シオン(紫苑)の花言葉が「追憶」で、それが映画や曲にも合っていると思ったんです。でも、「この曲名の意味は追憶です」と言い切りたくはなくて。ただ、「シオン」という言葉の響きがすてきだな、と思っていただいてもいいですし、曲を聴かれる方それぞれが好きなように感じてくれたら良いな、と思います。

——東日本大震災で傷ついた人々を、映画の題材として取り上げるのはとてもデリケートなことです。お二人は震災も体験し、HIDEさんは震災直後に歯科医師として現地に入られたりもされましたが、映画で描かれた震災が人々に与えた影響についてどう思われました?

HIDE:この映画で伝えたいのは、東北は時間はかかりながらもちゃんと前向いていますよっていうことだと思うんですよ。そういうことが映画をご覧になった方に伝わるのは素晴らしいし、そういう作品に参加できたのはありがたかったですね。

——晋作と衝突していた地元住民のケン(竹原ピストル)が、芋煮会で晋作に向かって「俺たちのことを見ててくれたらいいんだ」と言うのを聞いて、そういう想いもあるのか、と思いました。被災地で暮らす人々に対して、どんなふうに接していいのか分からない自分にとって心に響く言葉でした。

navi:僕も今、そのセリフを思い出していたんです。地元の人たちの意見はいろいろあると思うんですけど、「見ててくれたらいい」というのは、とてもバランスが取れた良い答えというか、あのセリフを聞いて「そうだよな」ってすごく納得しました。

GRe4N BOYZとしての新たなスタート

——昨年、GReeeeNはGRe4N BOYZとして再出発して新作アルバムもリリースされました。グループ名を変えたことで、音楽に対する向き合い方に変化は生まれました?

HIDE:急に何かが大きく変わったりはしないんですけど、名前が変わるというのは大きなことだというのは実感しました。新しいグループ名を認知していただくのがすごく大変で。でも、僕らのことや僕らの音楽を信じてライブに来ていただいたり、作品を聴いてくださったりしてる方たちが、こんなにもたくさんいてくださるんだということを知ることができた。そういう人々に対して恩返しをするというか、これから一緒に成長していけたら良いな、と思ってます。

navi:名前を変えてもついて来てくれるファンの方には本当に感謝してます。あと、GReeeeNだった時は、メンバーの間で「GReeeeNってこうだよね」ってなんとなく意識していることがあったんです。でも、GRe4N BOYZになってからは、そういうことは意識せずにいろんなことに挑戦するようになりました。そのおかげで音楽の幅が広がった気がするんですよね。

——晋作が三陸で暮らすようになって新しい人生を歩み始めたことと、GReeeeNがGRe4N BOYZとして再出発したことは重なるところがあるような気がします。

HIDE:そうですね。晋作は新しい価値観に触れて、今までとは違ったものを素敵だと思えるようになった。今の自分たちはそういう状態に近い気がします。これまで僕たちの音楽を聴いてくれていた人たちにとっても、そうだと思うんですよ。GRe4N BOYZの音楽に触れて、新しい魅力を感じてくれるとうれしいですね。

navi:晋作が前向きな姿勢で新しい価値観に向き合っているところにも共感していて。いま、僕たちもフレッシュな気持ちで音楽に向き合っていて、これからいろんなことに出会えそうだなって今すごくワクワクしているんです。

■映画「サンセット・サンライズ」
出演:菅田将暉
井上真央
竹原ピストル 山本浩司 好井まさお 藤間爽子 茅島みずき
白川和子 ビートきよし 半海一晃 宮崎吐夢 少路勇介 松尾貴史
三宅健 池脇千鶴 小日向文世 / 中村雅俊
脚本:宮藤官九郎
監督:岸善幸
原作:楡周平「サンセット・サンライズ」(講談社文庫)
音楽:網守将平
歌唱:⻘葉市子
企画・プロデュース:佐藤順子
制作プロダクション:テレビマンユニオン
配給:ワーナー・ブラザース映画
©︎楡周平/講談社 ©︎2024「サンセット・サンライズ」製作委員会
https://wwws.warnerbros.co.jp/sunsetsunrise/

The post GRe4N BOYZが語る映画「サンセット・サンライズ」のインスパイア・ソング「シオン」に込めた想い appeared first on WWDJAPAN.

RHC ロンハーマンから「チャンピオン」別注パーカ フルジップデザインの裏毛仕様

RHC ロンハーマン(RHC RON HERMAN)は2月8日、「チャンピオン(CHAMPION)」に別注したパーカを発売する。価格は2万900円。RHC ロンハーマン各店、ロンハーマン千駄ヶ谷「アール」、ロンハーマン京都「R」、公式オンラインで販売する。

「チャンピオン」別注
フルジップの裏毛仕様

別注パーカは、フルジップデザインで裏毛仕様。前面と袖元に“R”“RHC”のロゴをあしらう。素材は、アメリカコットンとリサイクルポリエステルを採用、表面を高密度に編み立て、型崩れしにくい仕上がりを目指した。カラーはアイボリーとグレー、ブラックの3色をラインアップする。

The post RHC ロンハーマンから「チャンピオン」別注パーカ フルジップデザインの裏毛仕様 appeared first on WWDJAPAN.

「マメ クロゴウチ」が伊勢丹新宿店でポップアップ 琉球の螺鈿細工着想の限定アイテムも用意

「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」は2025年春夏コレクション“katachi”の発売を記念し1月29日〜2月7日の期間、伊勢丹新宿本店でポップアップを開催する。会場には通常アイテムに加え、本ポップアップと青山店及び公式オンラインストアのみで販売する限定アイテムが登場。1月29日午後20時から、三越伊勢丹オンラインストアでも販売する。

“かたち”という最もシンプルな物質的要素へ目を向け制作した2025年春夏コレクション。異なる文化や時代に出自を持つオブジェや小石、貝殻などの自然の産物を収集し、その多様なフォームに着想したデザインをそろえている。

花鳥風月柄をまとった全6アイテムを初披露

ポップアップ及び直営店舗限定アイテム

琉球漆器の技法にも使われる螺鈿をオリジナルの花鳥柄ジャカードで表現したニットトップス2型をラインアップ。イタリア製の特殊な丸編み機を採用し、極細のラメ糸とウーリー糸を編み上げることで実現した透け感のある繊細な編み地と、濃淡をつけた柄で演出した奥行きと深みのあるネイビートーンが魅力だ。

ポップアップ、三越銀座店、岩田屋及び直営店舗限定アイテム

琉球漆器の螺鈿紋様や沖縄の染め物“紅型”の模様に着想したチャイナボタンのブルゾン、ロングドレス、シャツ、パンツで構成するエレガントなファブリックシリーズを限定カラーのネイビーで用意した。琉球漆器の螺鈿紋様や沖縄の染め物“紅型”に着想した、光沢感と落ち感の美しいレーヨン素材が印象的なコレクションとなっている。

ポップアップ概要

イベント初日のみ混雑緩和のため、パスマーケットによる事前抽選を実施する。すでに申し込み受付は終了している。

■2025年春夏コレクション“katachi”ポップアップ

日程:1月29日〜2月7日
場所:伊勢丹新宿本店 本館3階 ウエストパーク/プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-11

The post 「マメ クロゴウチ」が伊勢丹新宿店でポップアップ 琉球の螺鈿細工着想の限定アイテムも用意 appeared first on WWDJAPAN.

「マメ クロゴウチ」が伊勢丹新宿店でポップアップ 琉球の螺鈿細工着想の限定アイテムも用意

「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」は2025年春夏コレクション“katachi”の発売を記念し1月29日〜2月7日の期間、伊勢丹新宿本店でポップアップを開催する。会場には通常アイテムに加え、本ポップアップと青山店及び公式オンラインストアのみで販売する限定アイテムが登場。1月29日午後20時から、三越伊勢丹オンラインストアでも販売する。

“かたち”という最もシンプルな物質的要素へ目を向け制作した2025年春夏コレクション。異なる文化や時代に出自を持つオブジェや小石、貝殻などの自然の産物を収集し、その多様なフォームに着想したデザインをそろえている。

花鳥風月柄をまとった全6アイテムを初披露

ポップアップ及び直営店舗限定アイテム

琉球漆器の技法にも使われる螺鈿をオリジナルの花鳥柄ジャカードで表現したニットトップス2型をラインアップ。イタリア製の特殊な丸編み機を採用し、極細のラメ糸とウーリー糸を編み上げることで実現した透け感のある繊細な編み地と、濃淡をつけた柄で演出した奥行きと深みのあるネイビートーンが魅力だ。

ポップアップ、三越銀座店、岩田屋及び直営店舗限定アイテム

琉球漆器の螺鈿紋様や沖縄の染め物“紅型”の模様に着想したチャイナボタンのブルゾン、ロングドレス、シャツ、パンツで構成するエレガントなファブリックシリーズを限定カラーのネイビーで用意した。琉球漆器の螺鈿紋様や沖縄の染め物“紅型”に着想した、光沢感と落ち感の美しいレーヨン素材が印象的なコレクションとなっている。

ポップアップ概要

イベント初日のみ混雑緩和のため、パスマーケットによる事前抽選を実施する。すでに申し込み受付は終了している。

■2025年春夏コレクション“katachi”ポップアップ

日程:1月29日〜2月7日
場所:伊勢丹新宿本店 本館3階 ウエストパーク/プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-11

The post 「マメ クロゴウチ」が伊勢丹新宿店でポップアップ 琉球の螺鈿細工着想の限定アイテムも用意 appeared first on WWDJAPAN.

ニコライ・バーグマンが25周年記念で「ファセッタズム」とコラボ バンダナのデザインに着想したフラワーボックス

フラワーアーティストのニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)は1月25日、同氏の代名詞といえるフラワーボックスの誕生から25周年を祝して、「ファセッタズム(FACETASM)」と協業したコラボレーションボックスを発売する。「ニコライ バーグマン フラワーズ&デザイン」各店と公式オンラインストアで扱う。

コラボのきっかけは2022年、「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ」がオープンした際にガーデニングウエアを手掛けたいという想いを抱いたニコライ・バーグマンと、新たな挑戦をしたいという落合宏理「ファセッタズム」デザイナーの想いが重なり、今回のタッグが実現した。

25周年を記念したコラボ第1弾

デザインを手掛けた落合デザイナーが着想したのは、1980年代のアメカジの代名詞で、ガーデナーが着用するバンダナ柄のデザイン。「ファセッタズム」オリジナルカラーのアイスブルーと植物のグリーンを掛け合わせ、ボックス全体に切れ目なくデザインをあしらった。蓋の中央には、植物の有機的な力強さを表現した曲線に両者のブランド名を記した。中のフラワーアレンジメントは、ホワイトやアイボリーカラーのローズ、カーネーションをメーンに、グリーンでコントラストをつけ、バンダナのデザインとリンクするよう仕上げた。コラボレーションボックスは、フレッシュフラワーとプリザーブドフラワーそれぞれ2種ずつデザインを用意し、S、Mの2サイズで展開する。

また同日に、25周年のアニバーサリーロゴを入れたローズコレクションのフラワーボックスも発売する。

The post ニコライ・バーグマンが25周年記念で「ファセッタズム」とコラボ バンダナのデザインに着想したフラワーボックス appeared first on WWDJAPAN.

【2025年バレンタイン】「エシレ・パティスリー・オ ブール」から大きなハートがポイントの限定デザインが登場

フランス産発酵バター・エシレを使った焼菓子が楽しめる「エシレ・パティスリー オ ブール(ECHIRE PATISSERIE AU BEURRE)」は2月1日〜3月中旬、バレンタインデーとホワイトデーに向けて“愛とともに”のメッセージを添えた限定デザインのタグやショッパーを用意する。

大きなハートがプリントが施された限定ショッパー

「エシレ・パティスリー オ ブール」のバレンタインデー、ホワイトデーは“変わらぬ日常の中にある愛”をテーマに、ギフトボックス限定デザインタグと大きなハートがポイントのトリコロールカラーのショッパーを用意する。

トリコロールカラーの取手に大きなハートをあしらった限定デザインのショッパーは、タイプライターで打ち込んだような文字で “AVEC L `AMOUR”(愛とともに)のプリントを施し、レトロで温かみのある手紙を思わせるデザインだ。

バレンタイン・ホワイトデーにおすすめのギフト

バレンタイン・ホワイトデーにおすすめのギフトとして、フィナンシェとマドレーヌを好きにセットできる詰め合わせ“フィナンシェ・マドレーヌ ギフト”(5個/2052円、10個/3996円)や、バターをたっぷり使ったサブレ“プティブール・エシレ”(20枚入り、4320円)、サクサクのバターサブレに“エシレ バター”と砂糖で仕上げたグラッセを贅沢にかけた“サブレ グラッセ”(10枚入り、4320円)をそろえる。

The post 【2025年バレンタイン】「エシレ・パティスリー・オ ブール」から大きなハートがポイントの限定デザインが登場 appeared first on WWDJAPAN.

【2025年バレンタイン】「エシレ・パティスリー・オ ブール」から大きなハートがポイントの限定デザインが登場

フランス産発酵バター・エシレを使った焼菓子が楽しめる「エシレ・パティスリー オ ブール(ECHIRE PATISSERIE AU BEURRE)」は2月1日〜3月中旬、バレンタインデーとホワイトデーに向けて“愛とともに”のメッセージを添えた限定デザインのタグやショッパーを用意する。

大きなハートがプリントが施された限定ショッパー

「エシレ・パティスリー オ ブール」のバレンタインデー、ホワイトデーは“変わらぬ日常の中にある愛”をテーマに、ギフトボックス限定デザインタグと大きなハートがポイントのトリコロールカラーのショッパーを用意する。

トリコロールカラーの取手に大きなハートをあしらった限定デザインのショッパーは、タイプライターで打ち込んだような文字で “AVEC L `AMOUR”(愛とともに)のプリントを施し、レトロで温かみのある手紙を思わせるデザインだ。

バレンタイン・ホワイトデーにおすすめのギフト

バレンタイン・ホワイトデーにおすすめのギフトとして、フィナンシェとマドレーヌを好きにセットできる詰め合わせ“フィナンシェ・マドレーヌ ギフト”(5個/2052円、10個/3996円)や、バターをたっぷり使ったサブレ“プティブール・エシレ”(20枚入り、4320円)、サクサクのバターサブレに“エシレ バター”と砂糖で仕上げたグラッセを贅沢にかけた“サブレ グラッセ”(10枚入り、4320円)をそろえる。

The post 【2025年バレンタイン】「エシレ・パティスリー・オ ブール」から大きなハートがポイントの限定デザインが登場 appeared first on WWDJAPAN.

1位は、「無印良品」の世界最大店舗が3月1日に奈良県にオープン 新業態「本と喫茶」を併設|週間アクセスランキング TOP10(1月16〜22日)

1位は、「無印良品」の世界最大店舗が3月1日に奈良県にオープン 新業態「本と喫茶」を併設|週間アクセスランキング TOP10(1月16〜22日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、1月16日(木)〜1月22日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「無印良品」の世界最大店舗が3月1日に奈良県にオープン 新業態「本と喫茶」を併設

01月20日公開 / 文・WWD STAFF

 良品計画は3月1日に、「無印良品」の世界最大となる大型店「無印良品 イオンモール橿原)をオープンする。

> 記事の続きはこちら

- 2位 -
「スターバックス」×「ポーター」の第2弾 コーヒーカラーのバッグ&ボトルを発売

01月16日公開 / 文・WWD STAFF

 スターバックス コーヒー ジャパンは2月5日、バッグブランド「ポーター(PORTER)」とコラボ第2弾となるアイテムを発売する。今回は、コラボバッグ5種とステンレスボトル8種にスターバックス カード2種を加えた計15アイテムを「スターバックス(STARBUCKS)」公式オンラインストアで扱うほか、スターバックス リザーブ ロースタリー 東京(以下、ロースタリー 東京)とコラボしたアイテム3点は、同店の店頭でも扱う。なお、コラボバッグ5種は1月16日から同オンラインストアで先行抽選販売を行う。

> 記事の続きはこちら

- 3位 -
トランプ次期米大統領夫妻がワシントンに到着 メラニア夫人は「ディオール」のコートを着用

01月20日公開 / 文・米国版WWD

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領とメラニア・トランプ(Melania Trump)夫人は1月18日、同月20日(現地時間)の大統領就任式を前に首都ワシントンD.C.に到着した。メラニア夫人は「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」の白のパンツスーツに「ディオール(DIOR)」のグレーのコートをチョイス。トランプ次期大統領と同行した息子のバロン・トランプ(Barron Trump)は、いずれもダークスーツに白いシャツ、ネクタイにゴールドのカフスボタンを着用した。

> 記事の続きはこちら

- 4位 -
「ブルーボトルコーヒー」が日本上陸10周年キャンペーンを実施 限定マグやトートが登場

01月21日公開 / 文・WWD STAFF

 ブルーボトルコーヒー(BLUE BOTTLE COFFEE)は2月6〜28日、日本上陸10周年を記念したキャンペーンを実施する。限定アイテムの発売やブルーボトルコーヒー カフェでドリップコーヒーとエスプレッソドリンクのシングルオリジンのオプション料金を無料にする企画など行う。

> 記事の続きはこちら

- 5位 -
「スナイデル」×「アディダス オリジナルス」 “サンバ XLG”から限定カラーを発売

01月20日公開 / 文・WWD STAFF

 「スナイデル(SNIDEL)」は1月29日、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」に別注したスペシャルコレクション全3型を発売する。全国の店舗で取り扱う。また1月22日12時から公式オンラインストアおよびECデパートメントストアのウサギオンライン、マッシュストアアプリで先行予約販売を開始する。

> 記事の続きはこちら

- 6位 -
「リファ」が2種のブローブラシを発売 サロン帰りの髪を手軽に実現

01月21日公開 / 文・WWD STAFF

 「リファREFAは2月18日、ブロー用ブラシ“リファロールブラシ”(3種)と“リファアークブラシ”(1種)を発売する。同日から一部ヘアサロンでテスト販売を行い、5月からは全国の美容室での取り扱いを開始。その後MTGオンラインショップなど各チャネルで発売する。

> 記事の続きはこちら

- 7位 -
「キャンメイク」の8色アイパレットに限定ラメタイプ登場 涙袋用アイシャドウのイチゴカラーも再販

01月21日公開 / 文・WWD STAFF

 「キャンメイク(CANMAKE)」は2月下旬、既存の8色入りアイシャドウパレット“プティパレットアイズ”からスパークリングタイプ(限定2種、各1210円)や、クッションファンデーション“フィットグロウクッション”[SPF50+・PA+++](全2色、各1650円)などを発売する。

> 記事の続きはこちら

- 8位 -
「ルイ・ヴィトン」から90年代のラゲージデザインに着想を得たバッグや日本限定財布などを発売

01月20日公開 / 文・WWD STAFF

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、新たなマヒナ・ブルーム パーフォレーションで仕上げたウィメンズ新作バッグや財布、バケットデザインのウィメンズ新作バッグ“オール・イン”を発売した。

> 記事の続きはこちら

- 9位 -
「私の服を愛してくださった方たちへ」 稲葉賀惠がデザイナー人生をまとめた著書を発売

01月21日公開 / 文・利川 果奈子

 「ビギ(BIGI)」「モガ(MOGA)」「ヨシエイナバ(YOSHIE INABA)」を手掛けた稲葉賀惠デザイナーはこのほど、自身のデザイナー人生をまとめたバイオグラフィー「yoshie inaba」(5500円)を発売した。今回の著書発売は、2月に2025年2月をもって「ヨシエ イナバ」を終了することを踏まえたもの。「私の服を愛してくださった方たち、それから服飾の世界を志す若い世代がもし手に取ってくれたらうれしいという願いを込めた」とあとがきに記している。全184ページで発行元は講談社。

> 記事の続きはこちら

- 10位 -
「コスメキッチン」がミッフィー70周年記念コレクション発売 「ミッフィーカフェ」コラボも同時開催

01月16日公開 / 文・WWD STAFF

 マッシュビューティーラボが運営する「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」は2月21日、ミッフィー(Miffy)70周年を記念したコラボレーションコレクション第1弾を発売する。5日10時から「コスメキッチン」と「ビープル(BIOPLE)」公式オンラインストアで先行予約を受け付ける。第2弾の発売は6月を予定している。

> 記事の続きはこちら

The post 1位は、「無印良品」の世界最大店舗が3月1日に奈良県にオープン 新業態「本と喫茶」を併設|週間アクセスランキング TOP10(1月16〜22日) appeared first on WWDJAPAN.

1位は、「無印良品」の世界最大店舗が3月1日に奈良県にオープン 新業態「本と喫茶」を併設|週間アクセスランキング TOP10(1月16〜22日)

1位は、「無印良品」の世界最大店舗が3月1日に奈良県にオープン 新業態「本と喫茶」を併設|週間アクセスランキング TOP10(1月16〜22日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、1月16日(木)〜1月22日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「無印良品」の世界最大店舗が3月1日に奈良県にオープン 新業態「本と喫茶」を併設

01月20日公開 / 文・WWD STAFF

 良品計画は3月1日に、「無印良品」の世界最大となる大型店「無印良品 イオンモール橿原)をオープンする。

> 記事の続きはこちら

- 2位 -
「スターバックス」×「ポーター」の第2弾 コーヒーカラーのバッグ&ボトルを発売

01月16日公開 / 文・WWD STAFF

 スターバックス コーヒー ジャパンは2月5日、バッグブランド「ポーター(PORTER)」とコラボ第2弾となるアイテムを発売する。今回は、コラボバッグ5種とステンレスボトル8種にスターバックス カード2種を加えた計15アイテムを「スターバックス(STARBUCKS)」公式オンラインストアで扱うほか、スターバックス リザーブ ロースタリー 東京(以下、ロースタリー 東京)とコラボしたアイテム3点は、同店の店頭でも扱う。なお、コラボバッグ5種は1月16日から同オンラインストアで先行抽選販売を行う。

> 記事の続きはこちら

- 3位 -
トランプ次期米大統領夫妻がワシントンに到着 メラニア夫人は「ディオール」のコートを着用

01月20日公開 / 文・米国版WWD

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領とメラニア・トランプ(Melania Trump)夫人は1月18日、同月20日(現地時間)の大統領就任式を前に首都ワシントンD.C.に到着した。メラニア夫人は「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」の白のパンツスーツに「ディオール(DIOR)」のグレーのコートをチョイス。トランプ次期大統領と同行した息子のバロン・トランプ(Barron Trump)は、いずれもダークスーツに白いシャツ、ネクタイにゴールドのカフスボタンを着用した。

> 記事の続きはこちら

- 4位 -
「ブルーボトルコーヒー」が日本上陸10周年キャンペーンを実施 限定マグやトートが登場

01月21日公開 / 文・WWD STAFF

 ブルーボトルコーヒー(BLUE BOTTLE COFFEE)は2月6〜28日、日本上陸10周年を記念したキャンペーンを実施する。限定アイテムの発売やブルーボトルコーヒー カフェでドリップコーヒーとエスプレッソドリンクのシングルオリジンのオプション料金を無料にする企画など行う。

> 記事の続きはこちら

- 5位 -
「スナイデル」×「アディダス オリジナルス」 “サンバ XLG”から限定カラーを発売

01月20日公開 / 文・WWD STAFF

 「スナイデル(SNIDEL)」は1月29日、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」に別注したスペシャルコレクション全3型を発売する。全国の店舗で取り扱う。また1月22日12時から公式オンラインストアおよびECデパートメントストアのウサギオンライン、マッシュストアアプリで先行予約販売を開始する。

> 記事の続きはこちら

- 6位 -
「リファ」が2種のブローブラシを発売 サロン帰りの髪を手軽に実現

01月21日公開 / 文・WWD STAFF

 「リファREFAは2月18日、ブロー用ブラシ“リファロールブラシ”(3種)と“リファアークブラシ”(1種)を発売する。同日から一部ヘアサロンでテスト販売を行い、5月からは全国の美容室での取り扱いを開始。その後MTGオンラインショップなど各チャネルで発売する。

> 記事の続きはこちら

- 7位 -
「キャンメイク」の8色アイパレットに限定ラメタイプ登場 涙袋用アイシャドウのイチゴカラーも再販

01月21日公開 / 文・WWD STAFF

 「キャンメイク(CANMAKE)」は2月下旬、既存の8色入りアイシャドウパレット“プティパレットアイズ”からスパークリングタイプ(限定2種、各1210円)や、クッションファンデーション“フィットグロウクッション”[SPF50+・PA+++](全2色、各1650円)などを発売する。

> 記事の続きはこちら

- 8位 -
「ルイ・ヴィトン」から90年代のラゲージデザインに着想を得たバッグや日本限定財布などを発売

01月20日公開 / 文・WWD STAFF

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、新たなマヒナ・ブルーム パーフォレーションで仕上げたウィメンズ新作バッグや財布、バケットデザインのウィメンズ新作バッグ“オール・イン”を発売した。

> 記事の続きはこちら

- 9位 -
「私の服を愛してくださった方たちへ」 稲葉賀惠がデザイナー人生をまとめた著書を発売

01月21日公開 / 文・利川 果奈子

 「ビギ(BIGI)」「モガ(MOGA)」「ヨシエイナバ(YOSHIE INABA)」を手掛けた稲葉賀惠デザイナーはこのほど、自身のデザイナー人生をまとめたバイオグラフィー「yoshie inaba」(5500円)を発売した。今回の著書発売は、2月に2025年2月をもって「ヨシエ イナバ」を終了することを踏まえたもの。「私の服を愛してくださった方たち、それから服飾の世界を志す若い世代がもし手に取ってくれたらうれしいという願いを込めた」とあとがきに記している。全184ページで発行元は講談社。

> 記事の続きはこちら

- 10位 -
「コスメキッチン」がミッフィー70周年記念コレクション発売 「ミッフィーカフェ」コラボも同時開催

01月16日公開 / 文・WWD STAFF

 マッシュビューティーラボが運営する「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」は2月21日、ミッフィー(Miffy)70周年を記念したコラボレーションコレクション第1弾を発売する。5日10時から「コスメキッチン」と「ビープル(BIOPLE)」公式オンラインストアで先行予約を受け付ける。第2弾の発売は6月を予定している。

> 記事の続きはこちら

The post 1位は、「無印良品」の世界最大店舗が3月1日に奈良県にオープン 新業態「本と喫茶」を併設|週間アクセスランキング TOP10(1月16〜22日) appeared first on WWDJAPAN.

井桁弘恵が着こなす「アンフィ」の新色下着 「ネイルズインク」とコラボしたカラーで女性を応援

ワコールが展開する「アンフィ(AMPHI)」は1月24日、ロンドンのネイルブランド「ネイルズインク (NAILS INC)」とコラボレーションした新作を発売した。これは女性を応援する“カラー・ユア・デイズ”キャンペーンの第1弾で、同キャンペーンでは累計販売枚数450万枚以上のノンワイヤーブラ“ブラジェニック”の2型に新色が加わる。

下着とカラーのパワーにフォーカス

第1弾では、心身のバランスを整えて気持ちを癒す力のある“カラー”と日々の生活に欠かせない“下着”が持つ力にフォーカス。 “ブラジェニック”スムージングタイプに「ネイルズインク」とコラボしたカラー4色が登場する。前向きな気持ちにしてくれるエメラルドグリーン“ジャスト・アボカドゥー・イット(JUST AVOCADO IT)”、心に調和をもたらすブルー“ソウル・サーフィング(SOUL SURFING)”、内に秘めた美しさを引き出すプラムフレックス・マイ・コンプレックス(FLEX MY COMPLEX)”、優しく寄り添うアイボリーピンク“ビー・フィアレス・スウィッチ・オフ(BE FEARLESS, SWITCH OFF)”をそろえる。価格は3690円。購入者には、各色のメッセージを添えたオリジナルコラボステッカーのプレゼントがある。

第2弾は、国連が制定した3月8日の「国際女性デー」に合わせ、シンボルフラワーであるミモザをはじめ花をテーマにした新色が“ブラジェニック”の脇高細見えタイプに加わる。カラーは、ブラック、クリーム、ピンク、サックスの4色。価格は3990円。2月7日発売。

コラボ商品を含む“ブラジェニック”の売上金の一部は、NGO公益財団法人ジョイセフへ寄付され、若い世代のエンパワーメントの取り組みに役立てられる。

これらを着用してキャンペーンに登場する「アンフィ」のミューズである井桁弘恵は、「下着は自分に一番近いもの。好みのカラーの下着を着けるとテンションがアップする」とコメントしている。

The post 井桁弘恵が着こなす「アンフィ」の新色下着 「ネイルズインク」とコラボしたカラーで女性を応援 appeared first on WWDJAPAN.

井桁弘恵が着こなす「アンフィ」の新色下着 「ネイルズインク」とコラボしたカラーで女性を応援

ワコールが展開する「アンフィ(AMPHI)」は1月24日、ロンドンのネイルブランド「ネイルズインク (NAILS INC)」とコラボレーションした新作を発売した。これは女性を応援する“カラー・ユア・デイズ”キャンペーンの第1弾で、同キャンペーンでは累計販売枚数450万枚以上のノンワイヤーブラ“ブラジェニック”の2型に新色が加わる。

下着とカラーのパワーにフォーカス

第1弾では、心身のバランスを整えて気持ちを癒す力のある“カラー”と日々の生活に欠かせない“下着”が持つ力にフォーカス。 “ブラジェニック”スムージングタイプに「ネイルズインク」とコラボしたカラー4色が登場する。前向きな気持ちにしてくれるエメラルドグリーン“ジャスト・アボカドゥー・イット(JUST AVOCADO IT)”、心に調和をもたらすブルー“ソウル・サーフィング(SOUL SURFING)”、内に秘めた美しさを引き出すプラムフレックス・マイ・コンプレックス(FLEX MY COMPLEX)”、優しく寄り添うアイボリーピンク“ビー・フィアレス・スウィッチ・オフ(BE FEARLESS, SWITCH OFF)”をそろえる。価格は3690円。購入者には、各色のメッセージを添えたオリジナルコラボステッカーのプレゼントがある。

第2弾は、国連が制定した3月8日の「国際女性デー」に合わせ、シンボルフラワーであるミモザをはじめ花をテーマにした新色が“ブラジェニック”の脇高細見えタイプに加わる。カラーは、ブラック、クリーム、ピンク、サックスの4色。価格は3990円。2月7日発売。

コラボ商品を含む“ブラジェニック”の売上金の一部は、NGO公益財団法人ジョイセフへ寄付され、若い世代のエンパワーメントの取り組みに役立てられる。

これらを着用してキャンペーンに登場する「アンフィ」のミューズである井桁弘恵は、「下着は自分に一番近いもの。好みのカラーの下着を着けるとテンションがアップする」とコメントしている。

The post 井桁弘恵が着こなす「アンフィ」の新色下着 「ネイルズインク」とコラボしたカラーで女性を応援 appeared first on WWDJAPAN.

「アトモス」が映画「ゴッドファーザー」のTシャツとスエットを発売 コルレオーネを大胆にプリント

「アトモス(ATMOS)」は、映画「ゴッドファーザー」の作中に描かれる名シーンにフォーカスし、映画のエッセンスを融合させたTシャツ2型とウエット1型を1月25日に「アトモス」の各店とオンラインで発売する。

Tシャツ(01)

作中屈指の名言として知られる象徴的なシーンを、台詞のタイポグラフィーとともに配置。厚手のヘビーウェイトな生地にビンテージ加工を施し、適度な無骨さが演出されたTシャツ。カラーはホワイトとブラックの2色で、サイズ展開はM〜XXL。価格は7700円

Tシャツ(02)

Tシャツ(02)は映画の冒頭でマフィアのドン、ヴィトー ・コルレオーネが登場する印象的なシーンをフロントに大胆なプリント。そしてバックにも大判のタイトルロゴを設置した・ベースのブラックカラーとのコントラストが際立つインパクトのあるデザイン。サイズ展開はM〜XL。価格は7700円

スエット

スエットには、“魚と一緒に眠っている=海に沈められている”という意味のマフィアの隠語、“HE SLEEPS WITH THE FISHES”のメッセージがバックプリントされている。ボリューム感のある裏毛素材を使用していることで温かく着心地の良い仕上がり。カラーはグレーとブラックの2色で、サイズ展開はM〜XXL。価格は1万4300円。

The post 「アトモス」が映画「ゴッドファーザー」のTシャツとスエットを発売 コルレオーネを大胆にプリント appeared first on WWDJAPAN.

「シュタイン」パリでのショーでさらなる進化へ 静かに強く、優しく大胆に

「シュタイン(SSSTEIN)」の浅川喜一朗デザイナーは、初の大舞台を前に落ち着かない様子だった。東京都と繊維ファッション産学協議会が主催するファッションコンペ「ファッション プライズ オブ トウキョウ」を受賞し、パリ・ファッション・ウイーク期間中の1月21日に現地での2025-26年秋冬コレクションのショーが決まってから、準備は完璧に進めてきた。この隙のない完璧さがコンペを勝ち抜いた要因であり、「シュタイン」の強みでもある。ショー当日も、演出からスタイリング、トップクラスのモデル、PRまで盤石の布陣を敷き、それぞれの細かい修正点も確認し、あとは本番を迎えるのみだった。ただ、当の浅川デザイナーは「ソワソワする」と漏らしながら会場を転々とし、ストレッチを繰り返している。

自然を完璧にデザインする

ショー会場には、自然光がたっぷり入るパレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)を選んだ。場内には言われても気づかないほど薄いスモークを巡らせ、光との調和で心地良い空間を作り出す。今シーズンは、日常の心地良さに焦点を当てたコレクションで、服や靴、身に纏う人、人同士の会話、会話中の表情、表情を照らす光など、日常生活のささやかな点と点が共鳴し合う心地良いスタイルで表現し、自然体を完璧にデザインするという、ある種矛盾のクリエイションに挑んだ。

序盤は、グレーのカラーパレットで静謐な強さを主張する。ウールカシミヤビーバーのピークドラペルジャケットとワイドトラウザーズ、ドッキングコートやスリーブレスジャケットは、ひと目見て伝わる素材の上質さと柔らかさで、リバー仕立てのジャケットが体を軽やかに包む。さらに、カミシヤ100%のラフなシャギーニットや整然としたホワイトシャツとのレイヤードで、素材感のメリハリを加えた。「シュタイン」の代名詞ともいえるたっぷりとしたサイズ感は、上質素材との出合いでエレガントなドレープを作り出し、モデル一人一人の動きに合わせてしなやかになびく。

“ショー映え”しない服の伝え方

今シーズンの着想源になった写真集からは、浅川デザイナーが特に印象に残ったアイテムを抽出し、「シュタイン」なりのアレンジを加えた。例えば、バラクラバをマフラー風にアレンジしたり、ソフトな履き心地のニットパンツの裾にスリットを入れたり、スエードジャケットをブルゾンに仕立てたり。デニムアイテムの色落ちやダメージ感も細部まで計算しており、フレアやバギー、ワイドショーツとバリエーション豊富にそろえた。

いずれのアイテムも、一目見て分かる派手なデザインではないため伝わりにくいが、山口翔太郎による大胆なスタイリングと、浅川デザイナーが緻密に計算した静かなエレガンスが共鳴し合うことで、個々のアイテムが凛とした強いスタイルへと変わり、そのスタイル同士が柔らかな日差しと共鳴し合うことで美しいムードが広がる。ショー形式での発表には、賛否の意見があるブランドかもしれない。しかし、ルック画像を画面上でスワイプしただけでは伝わらない「シュタイン」らしいムードが、会場には確かに広がっていた。奇抜なアイデアで個性的な服作りを行うデザイナーは数いれど、「シュタイン」のようにムードを作れるデザイナーはそう多くない。フィナーレに登場した浅川デザイナーはすっかり体と表情がほぐれており、ゲストにお辞儀を2回して感謝を伝えた。

「シュタイン」に欠かせないこと

「シュタイン」にとって、パリでのショーは念願だった。コンペを受賞する前から、海外での知名度を上げるためにパリでのプロジェクトを計画していたという。同ブランドは2年前から単独での展示会をパリで開いており、現在は海外32社に卸している。徐々に広がっていく口コミと取引先に自信をつけ、今回のショーをきっかけにさらなる成長を目指す。

しかし、浅川デザイナーのクリエイションスタンスである「静かに、強く」という哲学はビジネスにも共通しており、一気に知名度を広げることはおそらく本人も望んでいない。新規の卸先とは、これまで通り深く対話していく。そのきっかけとなる場所作りとして、ショー形式の発表を選んだ。今回のショーがビジネスとしてどう機能するかは未知数である。しかし、ショーを通じて出会った新たなビジネスのパートナーやクリエイターら、多くの人を巻き込んで「シュタイン」のモノづくりのスケール、ムード作りの精度はさらに上がっていくだろう。完璧で隙がないように見えて、「シュタイン」のクリエイションの背景には“人”の温かさがあるからだ。ショー後に駆け寄って来た2人の娘を抱きかかえる浅川デザイナーの表情を見て、そう確信した。

The post 「シュタイン」パリでのショーでさらなる進化へ 静かに強く、優しく大胆に appeared first on WWDJAPAN.