アトモスが「プーマ」に別注したスニーカー“スカジャン”が発売 第3弾は龍がモチーフ

アトモス(ATMOS)は12月20日、「プーマ(PUMA)」に別注したスニーカー“スウェード VTG MIJ スカジャン 3.0(SUEDE VTG MIJ SKAJAN 3.0)”を発売する。サイズは、24.0〜29.0、30.0、31.0cmをそろえ、価格は2万9700円。アトモス各店および、公式オンラインストアで扱う。また、19日8:59まで公式オンラインサイトで抽選を受け付ける。

アメカジ要素満載の別注スニーカー

「プーマ」のスニーカー“スカジャン(SKAJAN)”はその名の通り、スカジャンのデザインをスニーカーに落とし込んだモデルで、同モデルのアトモスによる別注は今回で3度目。今回は、神秘的な龍をモチーフに採用した。アッパーには、上品な光沢感のあるナイロン素材を使用し、力強い龍と日本地図をジャパンメイドの刺しゅうであしらった。

キービジュアルは、横須賀出身のレゲエDJ、ルイード(RUEED)を起用し、横須賀ドブ板通りのスカジャン専門店を背景に撮影を行った。

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秋冬ブラウン系コーデのお手本7スタイル【2024-25年秋冬トレンド】

穏やかなブラウン系のカラーが再び勢いづいています。人気復活の背景は、控えめで上品な“クワイエット・ラグジュアリー”の波。さらに、最近では落ち着きを重視したスタイルへの深化も追い風になっています。レトロやビンテージといった、ロングトレンドとなじませやすい点でも好都合です。

例えば、「マリメッコ(MARIMEKKO)」はシグネチャーモチーフのウニッコ柄をブラウンで彩りました。赤や黄色のイメージが強いウニッコ柄をブラウンにすることで、一気に落ち着いた大人のムードに。もともと癖が強くない色調なので、全身でまとってもくどくならず、むしろソフトでナチュラルな表情に映ります。今回は、さまざまなシチュエーションで好印象を与えてくれるブラウン系のコーディネート術を、国内外の2024-25年秋冬コレクションルックからご紹介します。

レイヤードでジグザグ天気にも対応

秋冬は、レイヤードスタイルを重宝するシーズンです。ブラウン系コーデは、「ジグザグ天気」とも呼ばれるほどのめまぐるしい気候変化にも対応しやすく、近いトーンが多いため、組み合わせも楽。全体をワントーンでまとめれば、落ち着き度がさらにアップします。

「ユニクロ ユー(UNIQLO U)」は、穏やかな中間色のトーナルカラーを打ち出しました。アズキ色や焦げ茶の色調を帯びた絶妙なブラウンで全身を統一。ニットアウターの上からシャツを腰に巻き、多彩なレイヤードを試みました。

ブラウン系は、広義で捉えればイエローやベージュなども含むので、同系色でのレイヤードスタイルの選択肢は豊富です。トーンの明るい色同士を引き合わせれば、軽やかなムードに整います。

写真2枚目の「ウジョー(UJOH)」は、淡いベージュ系のニットトップスに、明るいモカ系のコートを重ねました。ニットの色が複数の箇所から顔を出し、入り組んだレイヤードに仕上がっています。さらに、ストールをかぶせて立体感をアップ。ピンストライプのハンサムパンツが、マニッシュな印象を加えました。

ボヘミアンミックスでレトロに演出

くすんだ色調のブラウンは、全体にノスタルジックな雰囲気を添えます。勢いが続くボヘミアンテイストの装いとも好相性。秋冬ルックをレトロムードに仕上げられます。

「アナ スイ(ANNA SUI)」は、お得意のビンテージ風コートを軸に据えました。レンガのようなブラウンカラーが懐かしげなたたずまい。カラートーンが通じ合うニットトップスとチェック柄のスカートを合わせました。赤がアクセントのアーガイル柄ソックスを差し色にして、ニット帽とバッグにもレトロテイストをまとわせています。

ブラウンの同系色で合わせると、アイテムの持ち味が強まり、動きのあるスタイリングに仕上がります。パッチワークや切り替え、レイヤードなどと組み合わせるのが効果的。ノスタルジックでこなれた印象に導けます。

巧みなカラーバランスでグラマラスに仕上げたのは、2枚目の「カレンテージ(CURRENTAGE)」。シックなジャケットにファーの袖をあしらい、袖のファーはパッチワークで動きを出しました。身頃と袖で“マスキュリン×グラマー”のアシンメトリーを演出します。ダメージ加工を施したボトムスに加え、柄タイツとポインテッドトーのシューズでミックス感を高めました。

お仕事ルックにも好相性

全体を同色でそろえるワントーンに向くのが、ブラウン系の強み。もともと中間色なので、穏やかなムードにまとまり、お仕事ルックにも使いやすい配色です。

ジャケットの代わりにコートを取り入れたスリーピースは、冬に出番が増える組み合わせ。「セオリー(THEORY)」のセットアップは、トレンチコートとタートルニット、パンツで上品にまとめました。キャメル系のハーモニーで落ち着かせた一方で、バッグとシューズはチョコレートブラウンで引き締めて、濃淡のコントラストを際立たせました。

パンツスーツは、主張が強くないブラウン系の持ち味が生きて、オフィスになじむお仕事ルックです。ジェンダーレスに着こなせるもブラウン系の良さで、ライトカラーを選べば、ソフトな印象をまとえます。

2枚目の写真「リッチアイ(RICH I)」は、ボクシーなジャケットとストレートパンツのコンビネーションが、ジェンダーレスなスタイルを演出。淡いブラウントーンも上品で落ち着いた印象を引き立てます。上下ともにオーバーサイズ仕立てで、タフさとのどかさを同居させました。

ブラウン系は、黒やグレーと比べて気負わない自然体なムードをまといやすいのも特徴です。着るシーンを選ばない万能色なので、イベントの増える年末にもぴったり。レイヤードのベースカラーに据えれば、着こなしのバリエーションも広がります。現在のトレンドに乗りやすい点でも、レパートリーに加える価値がありそうです。

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1位は、「ユニクロ」が創業40周年を記念して人気コラボアイテムを復刻 「+J」や「ルメール」コラボも|週間アクセスランキング TOP10(12月5日〜12月11日)

1位は、「ユニクロ」が創業40周年を記念して人気コラボアイテムを復刻 「+J」や「ルメール」コラボも|週間アクセスランキング TOP10(12月5日〜12月11日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、12月5日(木)〜12月11日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「ユニクロ」が創業40周年を記念して人気コラボアイテムを復刻 「+J」や「ルメール」コラボも

12月09日公開 / 文・WWD STAFF

 「ユニクロ(UNIQLO)」は12月20日、創業40周年を記念し、過去のコラボコレクションで人気の高かったアイテムを日本限定で再販する。全国の「ユニクロ」店舗および公式オンラインストアで扱う。

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- 2位 -
「ディーン&デルーカ」から機能性を追求したバックパックが登場 12月9日発売

12月06日公開 / 文・WWD STAFF

 「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は12月9日、大容量“バックパック ブラック”(7480円)を、マーケット店舗および公式オンラインストアで数量限定発売する。公式オンラインストアでは11時から販売する。

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- 3位 -
「ブラックバイマウジー」休止にSNS悲鳴 “ジーンズ難民”となる大人女性の救世主待たれる

12月10日公開 / 文・本橋 涼介

 バロックジャパンリミテッドの「ブラックバイマウジー(BLACK BY MOUSSY)」は、2025年プレスプリング(24年12月〜25年1月)をもってブランドを休止する。SNSなどでは、30〜40代の女性を中心に、休止を惜しむ声が広がった

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- 4位 -
「レスポートサック」が「ピーナッツ」とコラボ トートやポーチ、スヌーピーをかたどったバッグも

12月10日公開 / 文・WWD STAFF

 「レスポートサック(LESPORTSAC)」は12月11日、「ピーナッツ(PEANUTS)」とのコラボコレクションを発売する。レスポートサック各店舗、公式オンラインストア、ほか一部オンラインストアで取り扱う。

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- 5位 -
「ケイト」が小鼻メイクも完成するアイブロウを発売 アイベースやマスカラの限定色も

12月10日公開 / 文・WWD STAFF

 「ケイト(KATE)」は12月14日、1つで目まわりと小鼻メイクが完成する“デザイニングアイブロウ3D(デュアルコントゥアカラー)”(全3種、各1430円)を発売する。オンラインのほか、店舗では数量限定で取り扱う。また同日、アイシャドウベースの“カラーコントロールアイベース”(全4色、各1045円)と、まつ毛が“アガル”、“カールアウェイキングマスカラ”(新2色、各1540円)から、ブラックニュアンスカラーの限定色を数量限定で発売する。価格は全て編集部調べ。

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- 6位 -
「アダム エ ロペ」×「アニエスベー」 人気コラボの25年春夏の第1弾アイテム発売

12月10日公開 / 文・WWD STAFF

 「アダム エ ロペ(ADAM ET ROPE)」は、「アニエスベー(AGNES B.)」とコラボレーションした2025年春夏の第一弾アイテムが発売する。

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- 7位 -
ローソンで「アンドバイロムアンド」の福袋発売 パーソナルカラー別の2種

12月11日公開 / 文・WWD STAFF

 韓国コスメブランド「ロムアンド(ROM&ND)」とローソンが共同開発するコンビニコスメブランド「アンド バイ ロムアンド(&ND BY ROM&ND)」は、全国のローソン店舗で"ラッキーバッグ"(全2種、各2200円)を発売した。アイテムは4色アイシャドウパレット、化粧下地、ティントリップの3品で、それぞれブルべ、イエベのパーソナルカラーに合わせた厳選カラーをセレクトしているほか、購入特典としてリボンピンを進呈する。

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- 8位 -
「ザ・ノース・フェイス」韓国の2024-25年秋冬コレクションの一部をゴールドウインの公式サイトで発売

12月11日公開 / 文・WWD STAFF

 「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」 の韓国レーベル「ザ・ノース・フェイス・コリア(THE NORTH FACE KOREA)」の2024-25年秋冬コレクションの一部をゴールドウインの公式オンラインストアで発売した。

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- 9位 -
「ディオール」が銀座にカフェをオープン ファンにはたまらない世界観と最上級の味わい

12月10日公開 / 文・WWD STAFF

 「ディオール(DIOR)」は12月11日、ギンザ シックス(GINZA SIX)内の旗艦店ハウス オブ ディオール ギンザに「カフェ ディオール バイ アンヌ=ソフィー・ピック」をオープンする。世界で最もミシュランの星を獲得したフランス人女性シェフ、アンヌ=ソフィー・ピック(Anne-Sophie Pic)とタッグを組み、ブランドのレガシーとフランスの美食文化を融合させた空間とメニューを提供する。

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- 10位 -
「ファミリア」×「ビームス ジャパン」第5弾 2025年の干支・巳がモチーフ

12月11日公開 / 文・WWD STAFF

 「ファミリア(FAMILIAR)」は12月18日、ビームスが運営する日本の魅力を国内外に発信するブランド「ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)」との限定コラボレーションアイテムを両ブランドの公式オンラインストアで発売する。「ファミリア」は10時から、「ビームス ジャパン」は11時から販売を開始する。

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「オニツカタイガー」が「パトゥ」とのコラボ記念ポップアップ ロンドン旗艦店が東京とパリのティーンをイメージしたアパルトマンに変身 

「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、パリのメゾンブランド「パトゥ(PATOU)」との初のコラボレーションを記念して、イギリス・ロンドンの旗艦店「オニツカタイガー」リージェントストリート店で、ブランドの世界観を体験できる没入型イベント「スリープオーバー アット アパルトマン パトゥ タイガー(SLEEPOVER AT L’APPARTEMENT PATOU TIGER)」を12月22日まで開催している。

今年で創業75周年を迎えた「オニツカタイガー」は、110周年の歴史を持つ「パトゥ」とコラボコレクションを発表。“メキシコ 66”、“メキシコ リンカン“、”メキシコ 66 バレリーナ“の3型のシューズには、いずれも「パトゥ」のシグネチャーであるグログランリボンがあしらわれ、ピンクやブラックのカラーが目を引く。また、全8型のアパレル(フーディー、Tシャツ、キャップ、ビーニー、ソックス)を展開している。こちらもグログラン生地が使われた光沢感のある仕上がりだ。

コラボを記念した本ポップアップイベントは、アイテムの展示はもちろん、二つのブランドのルーツである日本とフランスの文化が融合した世界観の体験がテーマ。「東京とパリのティーンエイジャーKIKOとROSEが、あるアパルトマンで一つ屋根の下でルームシェアをしている」という設定。来場者は想像力が掻き立てられる空間を体験できる。

会場となったのはイギリス・ロンドンの「オニツカタイガー」のグローバル旗艦店。昼夜問わず往来する人で賑わうショッピングストリート沿いに位置する。全コレクションを展開する1Fと、地下1Fにあるアーティスト支援のためのハブ「タイガーギャラリー」で構成されている店舗だ。

イベントが催されている地下1Fへ足を踏み入れると、まず来場者を迎えるのはパジャマ姿のスタッフ。そこで靴を脱いで用意されたスリッパに履き替え、二人の住むアパルトマンという東京とパリが融合した仮想空間に招かれる。

空間一面がピンクに包まれた部屋には、柔らかいカーペットが敷かれ、甘い香りが漂う。ガーリーなテイストの空間の床には雑誌や漫画、ぬいぐるみが置かれ、生活感のあるテイストに。もちろんコラボ商品のシューズやアパレルも会場に散りばめられている。他にも共同のクローゼットやドレッサー、ツインベッドやソファ、またこたつとアナログテレビまで置かれている。

アナログテレビのそばの棚には、「うる星やつら」や「勝手にしやがれ」など。日仏のあらゆる映画のDVDが並べられている。来場者はそこから好きなタイトルを選んで、テレビで見ることができる。筆者が訪れた日の会場では「プリティーウーマン」の映像が流れていた。

こたつやドレッサーには「交換ノート」のようなメモ帳が置かれて、好きなようにイラストやメッセージを書き残すことができる。“プロフィール帳“の紙も部屋のあちこちにあり、名前や星座、好きな芸能人や音楽など、来場者が記入した紙がドレッサーの引き出しいっぱいに入っていた。寄せ書きのアクティビティへの反応は上々で、書き残していく人が予想以上に多いそうだ。

一方、部屋の奥はキッチンをイメージしたカフェスペース。おにぎりと緑茶が振る舞われている。全農提供のななつぼしと魚沼産コシヒカリのお米が使用されたおにぎりの具は、ツナマヨネーズ、セサミ鮭、ピンク梅干し、高菜の全四種。緑茶には桜と塩のトッピングというこだわりも。座ったり寝転んだりしながら会場内のどこでも楽しむことができる。

事前予約制の同イベント。実際に誰かの家にお邪魔するような、できるだけ現実に近い形の体験の提供を目指し、人数を制限し、来場者には1時間の滞在時間を許している。心地のいい時間を過ごしてもらうため、スタッフからの接客やコラボ商品の試着はイベント会場では行っていない。アイテムはさりげなく展示しているものの、あくまで世界観を表現する一要素という位置付けだ。

イベント会場となっている、リージェントストリート店の最寄駅オックスフォードサーカス駅では、現在「オニツカタイガー」と「パトゥ」が構内の広告をジャック。元々コラボを知っていた人だけでなく、TikTokや駅の広告がきっかけでイベントに来場した人もいるそうだ。

オニツカタイガーは、「オニツカタイガー」と「パトゥ」は共に伝統を築きながらも、現代的な視点で再解釈することに重きを置いているので、今回のコラボレーションは自然な流れだった」と振り返る。本イベントについては、「東京とパリ、2つの文化が交差した誰もが楽しめる空間を作りたいと話し合ったことがきっかけ。フードカルチャーや日本式の玄関、バニティデスクなど、多文化の生活をリアルに体験することができる場所になった」と、展示空間を振り返った。

PHOTOS:NAOKI YAMASHITA

■「Sleepover at L’appartement PATOU Tiger」

期間:12月22日まで
時間:11:00〜20:00、12:00〜18:00(日曜)
住所:Onitsuka Tiger Regent Street, London Flagship
249-251 Regent St, Mayfair, London W1B 2EP, United Kingdom

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「オニツカタイガー」が「パトゥ」とのコラボ記念ポップアップ ロンドン旗艦店が東京とパリのティーンをイメージしたアパルトマンに変身 

「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、パリのメゾンブランド「パトゥ(PATOU)」との初のコラボレーションを記念して、イギリス・ロンドンの旗艦店「オニツカタイガー」リージェントストリート店で、ブランドの世界観を体験できる没入型イベント「スリープオーバー アット アパルトマン パトゥ タイガー(SLEEPOVER AT L’APPARTEMENT PATOU TIGER)」を12月22日まで開催している。

今年で創業75周年を迎えた「オニツカタイガー」は、110周年の歴史を持つ「パトゥ」とコラボコレクションを発表。“メキシコ 66”、“メキシコ リンカン“、”メキシコ 66 バレリーナ“の3型のシューズには、いずれも「パトゥ」のシグネチャーであるグログランリボンがあしらわれ、ピンクやブラックのカラーが目を引く。また、全8型のアパレル(フーディー、Tシャツ、キャップ、ビーニー、ソックス)を展開している。こちらもグログラン生地が使われた光沢感のある仕上がりだ。

コラボを記念した本ポップアップイベントは、アイテムの展示はもちろん、二つのブランドのルーツである日本とフランスの文化が融合した世界観の体験がテーマ。「東京とパリのティーンエイジャーKIKOとROSEが、あるアパルトマンで一つ屋根の下でルームシェアをしている」という設定。来場者は想像力が掻き立てられる空間を体験できる。

会場となったのはイギリス・ロンドンの「オニツカタイガー」のグローバル旗艦店。昼夜問わず往来する人で賑わうショッピングストリート沿いに位置する。全コレクションを展開する1Fと、地下1Fにあるアーティスト支援のためのハブ「タイガーギャラリー」で構成されている店舗だ。

イベントが催されている地下1Fへ足を踏み入れると、まず来場者を迎えるのはパジャマ姿のスタッフ。そこで靴を脱いで用意されたスリッパに履き替え、二人の住むアパルトマンという東京とパリが融合した仮想空間に招かれる。

空間一面がピンクに包まれた部屋には、柔らかいカーペットが敷かれ、甘い香りが漂う。ガーリーなテイストの空間の床には雑誌や漫画、ぬいぐるみが置かれ、生活感のあるテイストに。もちろんコラボ商品のシューズやアパレルも会場に散りばめられている。他にも共同のクローゼットやドレッサー、ツインベッドやソファ、またこたつとアナログテレビまで置かれている。

アナログテレビのそばの棚には、「うる星やつら」や「勝手にしやがれ」など。日仏のあらゆる映画のDVDが並べられている。来場者はそこから好きなタイトルを選んで、テレビで見ることができる。筆者が訪れた日の会場では「プリティーウーマン」の映像が流れていた。

こたつやドレッサーには「交換ノート」のようなメモ帳が置かれて、好きなようにイラストやメッセージを書き残すことができる。“プロフィール帳“の紙も部屋のあちこちにあり、名前や星座、好きな芸能人や音楽など、来場者が記入した紙がドレッサーの引き出しいっぱいに入っていた。寄せ書きのアクティビティへの反応は上々で、書き残していく人が予想以上に多いそうだ。

一方、部屋の奥はキッチンをイメージしたカフェスペース。おにぎりと緑茶が振る舞われている。全農提供のななつぼしと魚沼産コシヒカリのお米が使用されたおにぎりの具は、ツナマヨネーズ、セサミ鮭、ピンク梅干し、高菜の全四種。緑茶には桜と塩のトッピングというこだわりも。座ったり寝転んだりしながら会場内のどこでも楽しむことができる。

事前予約制の同イベント。実際に誰かの家にお邪魔するような、できるだけ現実に近い形の体験の提供を目指し、人数を制限し、来場者には1時間の滞在時間を許している。心地のいい時間を過ごしてもらうため、スタッフからの接客やコラボ商品の試着はイベント会場では行っていない。アイテムはさりげなく展示しているものの、あくまで世界観を表現する一要素という位置付けだ。

イベント会場となっている、リージェントストリート店の最寄駅オックスフォードサーカス駅では、現在「オニツカタイガー」と「パトゥ」が構内の広告をジャック。元々コラボを知っていた人だけでなく、TikTokや駅の広告がきっかけでイベントに来場した人もいるそうだ。

オニツカタイガーは、「オニツカタイガー」と「パトゥ」は共に伝統を築きながらも、現代的な視点で再解釈することに重きを置いているので、今回のコラボレーションは自然な流れだった」と振り返る。本イベントについては、「東京とパリ、2つの文化が交差した誰もが楽しめる空間を作りたいと話し合ったことがきっかけ。フードカルチャーや日本式の玄関、バニティデスクなど、多文化の生活をリアルに体験することができる場所になった」と、展示空間を振り返った。

PHOTOS:NAOKI YAMASHITA

■「Sleepover at L’appartement PATOU Tiger」

期間:12月22日まで
時間:11:00〜20:00、12:00〜18:00(日曜)
住所:Onitsuka Tiger Regent Street, London Flagship
249-251 Regent St, Mayfair, London W1B 2EP, United Kingdom

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ゴールドウインが大阪万博パビリオンのユニホームを製作 中里唯馬、宮田裕章とタッグ

ゴールドウインは12月12日、2025年開催の大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「Better Co-Being®(いのちを響き合わせる)」にサプライヤー協賛することを発表し、中里唯馬「ユイマナカザト(YUIMA NAKAZATO)」デザイナーとともに手掛けたアテンダントスタッフのユニホームを披露した。

厳しい暑さなど気候の変化が予想される4月13日〜10月13日までの長期間中、屋根も壁もない森の中をイメージしたパビリオンで、常駐するスタッフが快適に過ごせるよう、デザイン性と環境性、機能性を大きな柱に、パビリオンのコンセプトに沿った“自然と共鳴する衣服”を製作。テーマ事業プロデューサーを務め、「Better Co-Being®」を手掛ける慶應義塾大学医学部の宮田裕章教授とゴールドウイン、中里デザイナーが協業の背景を明かした。

屋根も壁もない、日光と雨風を心地よく感じるパビリオン

「Better Co-Being®」は、万博の中心に位置するメインのパビリオンとなる。宮田教授はパビリオンの名前とコンセプトについて、現在に重きを置いた“Well-Being”のWellを未来に向かうBetterに変えて、「共に生きる」という意味のCo-beingと組み合わせた。さらに、未来につながる持続可能性と一人ひとりの多様な豊かさが調和する考え方のもとに、世界とのつながりを生態系の中でつなげていこうと緑豊かなスペースを作り上げた。設計は金沢21世紀美術館などを手掛けた妹島和世と西沢立衛によるユニット、SANAA事務所が担当。敷地面積は1634㎡。パビリオンでは人と人、人と世界、人と未来の3つのシークエンスを描き、それらが結びつき共鳴する体験をアートインスタレーションなどで表現する。

少ない型数でさまざまな着方ができるように、着物に着想

オートクチュールデザイナーとしてファッションの最高峰の衣服を手掛けてきた中里デザイナーだが、昨今は実験的なアプローチで新たな美を生み出す持続可能な服作りに挑戦してきた。そして今回「Better Co-Being®」のコンセプトのもと、中里デザイナーのミッションは、世界中の人を迎え入れるフォーマルさと環境負荷軽減を考えた機能美だった。ユニホームの大きな特徴は、着る人の性別も体型も問わないサイズ展開と好みの着方ができるということ。アイテムは、半袖Tシャツと長袖パンツ、ロング丈のシャツ、レインコート、帽子の1型ずつのみ。シャツにおいては、長い袖を半袖またはノースリーブに変形でき、ウエスト位置はベルトを用いることで4段階に調整することができる。また、前立てを左右どちらも使えるよう設計することでユニセックスでの着用を可能とした。「環境負荷を与えないよう、また多様なニーズに応えられるよう、少ない型数でさまざまな体型にフィットできる仕掛けに工夫した。そこで、私もよくデザインのヒントとする着物にインスピレーションを得て、帯や前立てのアイデアを採用した」と中里デザイナー。

太陽光反射率の高い新素材と3Dデジタル技術を採用

今回のユニホーム開発には、ゴールドウインの富山本店にある研究開発施設「ゴールドウイン・テック・ラボ」(以下「テック・ラボ」)が中心となり、素材の開発やプリントデザインにおいて最新技術を提供した。素材については、屋外で着用する暑さ対策として、太陽光反射率に着目した素材を新たに東レと開発。特殊な加工技術により、紫外線遮蔽率(UVカット値)と太陽光の反射率をともに高め、ユニホームのジャケットとシャツ、パンツに採用した。さらには隙間を作る織り方により、通気性も確保した。日本で回収された使用済みPETボトルを原料にしたリサイクル率76%の超フルダム糸を使った素材でもあり、環境に配慮している。

印象的なプリントデザインは、朝から夕方までパビリオンを照らす太陽光の木漏れ日に着想。時間によって変化する木漏れ日の写真と中里デザイナーによるドローイングを重ね、「テック・ラボ」のAI技術を駆使したテキスタイルパターンと3Dデジタル技術によるグラフィックのサイズや配置の開発・検証を行い、つなぎ目のない連続したパターン制作を実現した。これらの技術により、残反削減だけでなく、試作サンプルもデジタル上で作成することで、資源の削減にも成功。また、セイコーエプソンのデジタル捺染機「モナリザ」の顔料インクを使用し、アナログ染料プリントに比べ96%の水使用量を削減した。

ファッションの未来も捉えたユニホーム

中里デザイナーは、「最先端技術により、アイテム一枚一枚に異なるプリントを配することができ、パビリオンのコンセプトでもある個性を輝かせるデザインを完成することができた。また防水のレインコートも新素材によって、ダイナミックな風も受けられる通気性を備えているし、脇のファスナーを開ければケープのように着ることもできる心地よさがある。襖や障子のある和室のような構造をイメージに衣類の中で空気を変化させていく。ともに試行錯誤した『テック・ラボ』との協業は、(15年以上ファッションに携わる)私にとって新しい発見と学びが多くあり、楽しく制作することができた」と話した。

ゴールドウインの新井元常務執行役員は、「われわれの使命はパビリオンの環境の中で、スタッフが安全に、そして快適に過ごせるかを実現すること。オファーがあった時は、相当難易度が高いなと思った。私たちを照らす太陽の光は大事であるが、現代の環境を考えると遮熱や遮断を考慮しなければいけない。さらに風が吹けば、速やかに通気できる機能も必要だ。『テック・ラボ』は天候に合わせた研究開発を行っている。今回は中里さんのデザインを具現化し、快適性を実現できる材料を考え、長期間でもクオリティーを落とさず着用できることに注力した」と明かした。

開発の裏側について話を聞いた宮田教授は、「中里さんは未来の責任からどう服を作るのかという問いに挑む、尊敬するデザイナー。個性を尊重するという多様性の時代において、服を通してチャレンジできたことにとても感謝している。そして自然環境と常に向き合ってきたゴールドウインの技術力もすばらしく、遮断しながらも風や緑、光の自然の魅力を感じることができる。ファッションにおいて、今回掲げたデザイン性と環境性、機能性のバランスは難しく、両者においても優先順位が異なる中で、すてきなユニホームを完成することができた。長く着ることで素材の風合いがさらに良くなることだろう。着用するのが楽しみだ」と喜びを語った。

「Better Co-Being®」のユニホームは12月13〜14日、東京・青山にあるゴールドウイン本社1階のイベントスペース「FASHION FRONTIER PROGRAM」エキシビションで特別展示をしている。

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yutori、i.Dのコスメブランド「ミニュム」事業を譲受 コスメ領域に本格参入

アパレル企業のyutoriは13日、化粧品メーカーのi.Dからコスメブランド「ミニュム(minum)」事業を譲り受けると発表した。最新の在庫状況により変動する可能性はあるが、譲受価額は1億1000万円を想定。事業譲受日は14日を予定する。

yutoriは、既存のアパレルビジネスをベースに別商材への参入でさらなる成長と事業の高収益化を目指している。今回の譲受は「リスクを取りながら積極的な投資を行うことで、コスメ事業におけるノウハウを培っていきたい」という狙いから。同時に、コスメ領域を強化していく姿勢も明確にした。

「ミニュム」は2024年3月にyutoriとi.Dの協働ブランドとして誕生。yutoriはリスクを抑えながら新しい領域にトライすべく、自社で商品開発とプロデュースを担い、i.Dに商品の生産や流通を任せるスタイルで運営してきた。ドラックストアを中心に導入店数は3000店を突破し、数点のアイテムでベスコスを受賞するなど、好調な滑り出しを見せている。

yutoriは今回の事業譲渡で「われわれが主体となりブランドを運営することで、先行投資を早めて事業拡大のスピードを速めたい」とした。

今後はSNSや店頭販促、マスメディア広告を活用した新しいプロモーション施策を実施し、認知向上を図る。“ワンコイン価格“のメイクアップ商品のほか、付加価値を加えた600~800円台のアイテムも新たに展開し、ターゲット層を拡大する。25年度以降はヘアケアやスキンケアのカテゴリーへの拡大も計画。卸流通については引き続きi.Dとの協業体制を維持する予定だ。

「ミニュム」は、「品質×かわいい×価格 すべて欲張りたい」をコンセプトにしたミニサイズのコスメブランド。全商品を手のひらサイズで設計しており、ほぼ全てのアイテムを“ワンコイン”価格で提供する。リップ、グリッター、アイシャドウ、アイライナー、ファンデーションを展開する。

yutoriは18年に創業。20年にZOZOグループ傘下に入り、23年12月には東証グロース市場へアパレル企業としては最短上場を果たした。 SNSマーケティングを強みに「9090」「HTH」「パム(PAMM)」といった若者層に支持の高いD2Cブランドなど29ブランドを運営し、全国に31の実店舗を展開する。元AKB48の小嶋陽菜氏がCCOを務めるheart relationを子会社化するなど、M&Aも積極的に実施している。

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LA発のアパレルブランド「ロード」が終了 鮮やかな色使いのドレスが人気

米ロサンゼルス発のアパレルブランド「ロード(RHODE)」は12月12日、ブランドの終了を発表した。

同ブランドは、2014年にプルナ・カタウ(Purna Khatau)とフィービー・ヴィッカーズ(Phoebe Vickers)が創業。鮮やかな色使いの花柄のワンピースやスイムウエアが人気で、ビヨンセ(Beyonce)やヒラリー・ダフ(Hilary Duff)をはじめとするセレブリティーに衣装を提供をしてきたほか、米百貨店サックス・フィフス・アベニュー(SAKS FIFTH AVENUE)など世界で170の小売店で販売していた。また、近年はECにも力を入れており、23年は前年比で90%の成長率だったという。

過去にはヘイリー・ビーバーのブランドを提訴

22年6月には、ヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)が同年に立ち上げたビューティブランド「ロード(RHODE)」のブランド名が商標権を侵害しているとして、ヘイリーとブランドを提訴。取り扱う商品のジャンルは異なるとはいえ、ビューティとアパレルは非常に近しい業界で協業する機会も多いこと、またヘイリーが過去に「ロード」を被服の分野で商標出願したことなどに触れ、混同を招く恐れがあると主張していたが、24年7月にこれを取り下げている。

共同創業者のコメント

共同創業者のカタウとヴィッカーズは、ブランドの終了に際し、「創業から素晴らしい10年間を過ごしたが、数週間後にブランドを終了することを決定した。簡単な決断ではなかったものの、新たな、そしてエキサイティングな夢に向かって進むことにした」とブランドの公式インスタグラムに投稿した。

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LA発のアパレルブランド「ロード」が終了 鮮やかな色使いのドレスが人気

米ロサンゼルス発のアパレルブランド「ロード(RHODE)」は12月12日、ブランドの終了を発表した。

同ブランドは、2014年にプルナ・カタウ(Purna Khatau)とフィービー・ヴィッカーズ(Phoebe Vickers)が創業。鮮やかな色使いの花柄のワンピースやスイムウエアが人気で、ビヨンセ(Beyonce)やヒラリー・ダフ(Hilary Duff)をはじめとするセレブリティーに衣装を提供をしてきたほか、米百貨店サックス・フィフス・アベニュー(SAKS FIFTH AVENUE)など世界で170の小売店で販売していた。また、近年はECにも力を入れており、23年は前年比で90%の成長率だったという。

過去にはヘイリー・ビーバーのブランドを提訴

22年6月には、ヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)が同年に立ち上げたビューティブランド「ロード(RHODE)」のブランド名が商標権を侵害しているとして、ヘイリーとブランドを提訴。取り扱う商品のジャンルは異なるとはいえ、ビューティとアパレルは非常に近しい業界で協業する機会も多いこと、またヘイリーが過去に「ロード」を被服の分野で商標出願したことなどに触れ、混同を招く恐れがあると主張していたが、24年7月にこれを取り下げている。

共同創業者のコメント

共同創業者のカタウとヴィッカーズは、ブランドの終了に際し、「創業から素晴らしい10年間を過ごしたが、数週間後にブランドを終了することを決定した。簡単な決断ではなかったものの、新たな、そしてエキサイティングな夢に向かって進むことにした」とブランドの公式インスタグラムに投稿した。

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藤原ヒロシがディレクションしたジュンの新店「V.A.」が多数のコラボアイテムをそろえてオープン 

ジュンは12月15日、2022年3月に閉店した東京・表参道のカフェ「モントーク(MONTOAK)」の跡地にコンセプトストア「V.A.(ヴイエー)」をオープンする。店名の「V.A.」は、“Various Artists”の略で、さまざまなモノやコトが交差する場所として新たなカルチャーを発信する。

多数のコラボアイテムとカフェ、ベーカリーをそろえる新店

店内は、「モントーク」の内装を生かしつつ新たな要素を取り入れた空間に仕上げた。1階は物販、2階はカフェ、ベーカリーで構成し、ディレクターとして藤原ヒロシ氏、カフェ監修として山本宇一氏が参画し、ストアデザインは荒木信雄氏が手がけた。

1階の物販・ポップアップスペースでは、「チャンピオン(CHAMPION)」、「エンダースキーマ(HENDER SCHEME)」、「リーバイス(LEVI'S)」、「エル・エル・ビーン(L.L.BEAN)」、「ニューエラ(NEW ERA)」など多数のブランドと協業したアイテムのほか、高橋盾「アンダーカバー(UNDERCOVER)」デザイナー、や西山徹「ダブルタップス(WTAPS)」「ディセンダント(DESCENDANT)」デザイナーが同ストアのために制作したアイテムをそろえる。

2階では、店内で焼き上げたパンやドーナツを提供するベーカリーショップ「VAT BAKERY(バットベーカリー)」とカフェスペースを展開する。カフェスペースは、東京・神田で営業していた老舗の純喫茶「エース」から家具を引き継ぎ、ノスタルジックな雰囲気を演出する。

店舗概要

オープン日:12月15日
営業時間:10:00〜20:00
住所:東京都渋谷区神宮前6-1-9
定休日:不定

取り扱い商品一覧

「アニエスべー(AGNES B.)」

「オーデパールパリ(AU DEPART PARIS)」

「ボクセル(BOXEL)」

「チャンピオン(CHAMPION)」

「コンバース(CONVERSE)」

「エンダースキーマ((HENDER SCHEME))」

「キータグ(KEYTAG)」

「エル・エル・ビーン(L.L.BEAN)」

「リーバイス(LEVI’S)」

「ラゲッジ タグ(LUGGAGE TAG)」

「ニューエラ(NEW ERA)」

「パックマン ゴースト フラグメント(PAC-MAN GHOST FRGMT)」

「パケ(PAKE)」

「ショット(SCHOTT)」

「アンブレラ(UMBRELLA)」

「ビクトリノックス(VICTORINOX)」

ベーカリーメニュー一覧

カフェメニュー一覧

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藤原ヒロシがディレクションしたジュンの新店「V.A.」が多数のコラボアイテムをそろえてオープン 

ジュンは12月15日、2022年3月に閉店した東京・表参道のカフェ「モントーク(MONTOAK)」の跡地にコンセプトストア「V.A.(ヴイエー)」をオープンする。店名の「V.A.」は、“Various Artists”の略で、さまざまなモノやコトが交差する場所として新たなカルチャーを発信する。

多数のコラボアイテムとカフェ、ベーカリーをそろえる新店

店内は、「モントーク」の内装を生かしつつ新たな要素を取り入れた空間に仕上げた。1階は物販、2階はカフェ、ベーカリーで構成し、ディレクターとして藤原ヒロシ氏、カフェ監修として山本宇一氏が参画し、ストアデザインは荒木信雄氏が手がけた。

1階の物販・ポップアップスペースでは、「チャンピオン(CHAMPION)」、「エンダースキーマ(HENDER SCHEME)」、「リーバイス(LEVI'S)」、「エル・エル・ビーン(L.L.BEAN)」、「ニューエラ(NEW ERA)」など多数のブランドと協業したアイテムのほか、高橋盾「アンダーカバー(UNDERCOVER)」デザイナー、や西山徹「ダブルタップス(WTAPS)」「ディセンダント(DESCENDANT)」デザイナーが同ストアのために制作したアイテムをそろえる。

2階では、店内で焼き上げたパンやドーナツを提供するベーカリーショップ「VAT BAKERY(バットベーカリー)」とカフェスペースを展開する。カフェスペースは、東京・神田で営業していた老舗の純喫茶「エース」から家具を引き継ぎ、ノスタルジックな雰囲気を演出する。

店舗概要

オープン日:12月15日
営業時間:10:00〜20:00
住所:東京都渋谷区神宮前6-1-9
定休日:不定

取り扱い商品一覧

「アニエスべー(AGNES B.)」

「オーデパールパリ(AU DEPART PARIS)」

「ボクセル(BOXEL)」

「チャンピオン(CHAMPION)」

「コンバース(CONVERSE)」

「エンダースキーマ((HENDER SCHEME))」

「キータグ(KEYTAG)」

「エル・エル・ビーン(L.L.BEAN)」

「リーバイス(LEVI’S)」

「ラゲッジ タグ(LUGGAGE TAG)」

「ニューエラ(NEW ERA)」

「パックマン ゴースト フラグメント(PAC-MAN GHOST FRGMT)」

「パケ(PAKE)」

「ショット(SCHOTT)」

「アンブレラ(UMBRELLA)」

「ビクトリノックス(VICTORINOX)」

ベーカリーメニュー一覧

カフェメニュー一覧

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【スナップ】ティモシー・シャラメはベイブレード片手に登場 映画「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」プレミア

12月10日(現地時間)、映画「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」のプレミアがアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアター(Dolby Theatre)で行われた。会場には、メーンキャストを務めるティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)やエル・ファニング(Elle Fanning)、ディレクターのジェームズ・マンゴールド(James Mangold)らが登場。それぞれ映画の舞台である1960年代を彷ふつとさせるスタイリングを披露した。

映画「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」は世界的ミュージシャン、ボブ・ディラン(Bob Dylan)の若き日の物語。60年代初頭のニューヨークを舞台に、ミネソタ出身の無名ミュージシャンであった彼がスターダムを駆け上がる様子を、実際のストーリーに基づき描いている。日本公開は2025年2月28日。

ティモシー・シャラメ

ボブ・ディラン役を演じるシャラメは、「プラダ(PRADA)」のブラックレザーブレザーにグレーのシャツ、ブラックのパンツを合わせたルックで登場。ジャケットには60年代のロックンロールファッションにインスパイアされたグラフィックピンを付け、映画の雰囲気をファッションに落とし込んだ。

そして、手にはなんと1999年にタカラトミーから発売されたベーゴマ型玩具“ベイブレード”。レッドカーペットדベイブレード”という異色の組み合わせの真意は不明だが、日本文化に興味を持っていると公言している彼のユーモラスなアイデアなのかもしれない。

エル・ファニング

当時のディランの恋人スージー・ロトロ(Suze Rotolo)に着想したシルヴィ・ルッソ(Sylvie Russo)役を演じるファニングは、スクエア型のネックラインとシルバーに煌めくリボンがレトロな「グッチ(GUCCI)」のドレスで登場。ドレスのデザインに合わせたシルバーのヘアアクセサリーとテニスブレスレット、カクテルリングはすべて「カルティエ(CARTIER)」のもの。

モニカ・バルバロ

フォーク歌手のジョーン・バエス(Joan Baez)を演じるモニカ・バルバロ(Monica Barbaro)は、「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」2024-25年秋冬コレクションからカットアウトが特徴的なブラックドレスに身を包み登場した。

レッドカーペットスナップ

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【スナップ】ティモシー・シャラメはベイブレード片手に登場 映画「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」プレミア

12月10日(現地時間)、映画「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」のプレミアがアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアター(Dolby Theatre)で行われた。会場には、メーンキャストを務めるティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)やエル・ファニング(Elle Fanning)、ディレクターのジェームズ・マンゴールド(James Mangold)らが登場。それぞれ映画の舞台である1960年代を彷ふつとさせるスタイリングを披露した。

映画「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」は世界的ミュージシャン、ボブ・ディラン(Bob Dylan)の若き日の物語。60年代初頭のニューヨークを舞台に、ミネソタ出身の無名ミュージシャンであった彼がスターダムを駆け上がる様子を、実際のストーリーに基づき描いている。日本公開は2025年2月28日。

ティモシー・シャラメ

ボブ・ディラン役を演じるシャラメは、「プラダ(PRADA)」のブラックレザーブレザーにグレーのシャツ、ブラックのパンツを合わせたルックで登場。ジャケットには60年代のロックンロールファッションにインスパイアされたグラフィックピンを付け、映画の雰囲気をファッションに落とし込んだ。

そして、手にはなんと1999年にタカラトミーから発売されたベーゴマ型玩具“ベイブレード”。レッドカーペットדベイブレード”という異色の組み合わせの真意は不明だが、日本文化に興味を持っていると公言している彼のユーモラスなアイデアなのかもしれない。

エル・ファニング

当時のディランの恋人スージー・ロトロ(Suze Rotolo)に着想したシルヴィ・ルッソ(Sylvie Russo)役を演じるファニングは、スクエア型のネックラインとシルバーに煌めくリボンがレトロな「グッチ(GUCCI)」のドレスで登場。ドレスのデザインに合わせたシルバーのヘアアクセサリーとテニスブレスレット、カクテルリングはすべて「カルティエ(CARTIER)」のもの。

モニカ・バルバロ

フォーク歌手のジョーン・バエス(Joan Baez)を演じるモニカ・バルバロ(Monica Barbaro)は、「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」2024-25年秋冬コレクションからカットアウトが特徴的なブラックドレスに身を包み登場した。

レッドカーペットスナップ

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「ニューバランス」×「ディストリクト ヴィジョン」コラボ トレイルランニングシューズを発売

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、アメリカ・カリフォルニア州のスポーツブランド「ディストリクト ヴィジョン(DISTRICT VISION)」とコラボしたトレイルランニングシューズ“フレッシュ フォーム エックス ヒエロ(FRESH FOAM X HIERRO)”を発売した。価格は2万7500円で、サイズは25.5〜29.0cm。「ニューバランス」原宿店および公式オンライン、ティーハウス ニューバランスで販売する。

「ディストリクト ヴィジョン」コラボ
“N”ロゴに“レッド ドット”をあしらう

コラボシューズは、メッシュ地のアッパーに、“フレッシュ フォーム エックス クッション ミッドソール”と、“ビブラム マイクロ トラクション ラグ(VIBRAM MICRO TRACTION LUG)”を組み合わせた。2000年代はじめのランニングシューズを思わせるデザインに、「ニューバランス」の“N”ロゴと、「ディストリクト ヴィジョン」を象徴する赤い点“レッド ドット(RED DOT)”マークを組み合わせるなど、コラボならではの意匠を凝らした。両ブランドのコラボは4回目となる。

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「オフ-ホワイト」からスニーカー“アウト オブ オフィス”の新作が発売 NY発「ビーストロイ」とコラボ

「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」(以下、「オフ-ホワイト」)は、ニューヨーク発のストリートブランド「ビーストロイ(BSTROY)」とコラボしたスニーカー“オフホワイト c/o ビーストロイ アウト オブ オフィス(Off-White c/o BSTROY OUT OF OFFICE)”を発売した。カラーは2色をそろえる。「オフ-ホワイト」旗艦店“サムシング&アソシエイツ” c/o オフ-ホワイト トウキョウやオフ-ホワイト ギンザ シックスのほか、公式オンラインストアで扱う。

スケッチ風デザインが目をひくコラボモデル

「オフ-ホワイト」と初のコラボとなる「ビーストロイ」は、2013年にアメリカ・ジョージア州アトランタで設立したストリートブランド。ヴァージル・アブロー(VIRGIL ABLOH)は生前、創業者の2人と親しい友人であったことから今回のコラボが実現した。

ベースとなったスニーカー“アウト オブ オフィス”は、ヴァージル・アブローが2020年にデザインした「オフ-ホワイト」のシグネチャーモデル。今回は、「ビーストロイ」とヴァージル・アブローが共有するポルシェ911の車体をイメージしたホワイト、シルバー、ブラックがベースのシンプルなモデルと、ヴァージル・アブローが行った指で写真にスケッチを加えるという方法に着想したシルバーのアッパーにブルー、グリーン、ブラックのイラスト風デザインを加えた2色を用意。また、両モデルにはアイコニックなピンクのアローモチーフをあしらった。

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「オフ-ホワイト」からスニーカー“アウト オブ オフィス”の新作が発売 NY発「ビーストロイ」とコラボ

「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」(以下、「オフ-ホワイト」)は、ニューヨーク発のストリートブランド「ビーストロイ(BSTROY)」とコラボしたスニーカー“オフホワイト c/o ビーストロイ アウト オブ オフィス(Off-White c/o BSTROY OUT OF OFFICE)”を発売した。カラーは2色をそろえる。「オフ-ホワイト」旗艦店“サムシング&アソシエイツ” c/o オフ-ホワイト トウキョウやオフ-ホワイト ギンザ シックスのほか、公式オンラインストアで扱う。

スケッチ風デザインが目をひくコラボモデル

「オフ-ホワイト」と初のコラボとなる「ビーストロイ」は、2013年にアメリカ・ジョージア州アトランタで設立したストリートブランド。ヴァージル・アブロー(VIRGIL ABLOH)は生前、創業者の2人と親しい友人であったことから今回のコラボが実現した。

ベースとなったスニーカー“アウト オブ オフィス”は、ヴァージル・アブローが2020年にデザインした「オフ-ホワイト」のシグネチャーモデル。今回は、「ビーストロイ」とヴァージル・アブローが共有するポルシェ911の車体をイメージしたホワイト、シルバー、ブラックがベースのシンプルなモデルと、ヴァージル・アブローが行った指で写真にスケッチを加えるという方法に着想したシルバーのアッパーにブルー、グリーン、ブラックのイラスト風デザインを加えた2色を用意。また、両モデルにはアイコニックなピンクのアローモチーフをあしらった。

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アンカーインクが渋谷で初ポップアップ “OFFICE”スエットや温度計付きキーホルダーなど

デザインオフィスのアンカーインク(ANCHOR INC.)は12月21、22日、初のポップアップを渋谷のザ・プラグ(THE PLUG)でオープンする。

「チャンピオン」別注スエットや
フリースセットアップ、キャップなど

アンカーインクは、「ブラックアイパッチ(BLACKEYEPATCH)」を手掛けるクリエイティブエージェンシーとして活動。本ポップアップでは、前面に“OFFICE”のアップリケを配した「チャンピオン(CHAMPION)」別注スエット(1万9800円)や、左胸にロゴをあしらった裏起毛パーカ(1万9800円)、裏地にメッシュ生地を用いたラグランフリースジャケット(2万7500円)とフリースパンツ(2万5300円)、オリジナルボディーに刺繍を施したキャップ(7700円)、トートバッグ(7700円)、大中小の3サイズ1組としたパッキングキューブのセット(1万1000円)、温度計付きキーホルダー(2750円)をラインアップする。

■ポップアップ オフィス
日程:12月21、22日
時間:11:00〜20:00
場所:ザ・プラグ
住所:東京都渋谷区神宮前6-12-9 1階

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新たなトーク番組「ボイス コレクション」がスタート 初回のゲストは電気グルーヴ Tシャツなども販売

合同会社Double Masa Brothersが運営するブランド「ヘイコラ(HEYCOLA)」が、オーディオ‧カルチャーメディア「アーティストスポークン(Artistspoken)」とタッグを組み、12月13日から新たなトーク番組「ボイス コレクション(VOICE COLLECTION)」をスタートした。同番組は、ゲストに、自身の「ヘイコラしてない/しちゃった」エピソードをテーマにトークしてもらい、さらに、番組内で出てきた「ヘイコラワード」をTシャツなどのプロダクトにし、限定商品として販売する。

初回ゲストは電気グルーヴ

記念すべき初回のゲストは、電気グルーヴ。全3回にわたり、2人のこれまでの生き方や仕事を振り返って、「ヘイコラしていないエピソード」や、逆に「ヘイコラしちゃったエピソード」をテーマにトークする。1回目は「タッキュウノヘイコラ」(石野卓球に関するヘイコラ) 、2回目が「タキノヘイコラ」(ピエール瀧に関するヘイコラ)、3回目が「デンキノヘイコラ」(電気グルーヴに関するヘイコラ)となっている。

「ヘイコラワード」をプロダクトも販売

また12月14日正午から番組内で出てきた「ヘイコラワード」をプロダクトに落とし込み、限定商品として「ヘイコラ」オンラインショップで販売する。今回は、Tシャツ (2種、1万1550円)、ロンT(2種、各1万2650円)、フーディー(2種、各2万2550円)、ステッカー(7枚セット、2750円)をラインアップ。Tシャツ、ロンT、フーディーは各100枚限定となっている。

Tシャツ

ロンT

※2枚並べると、2人の対話構造になっている

フーディー

ステッカー(7枚セット)

「ヘイコラ」とは

「ヘイコラ」は、2024年6月に立ち上がった、世の中の媚びへつらいに中指を立てながらも、そんな自分たちも無意識のうちにしてしまっている「ヘイコラ」をあえて自虐的に捉えることで、「自然体」を見直すきっかけづくりを投げかける、無農薬‧無添加「ヘイコラ」体現型ブランドであり、メディアであり、概念だという。

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新たなトーク番組「ボイス コレクション」がスタート 初回のゲストは電気グルーヴ Tシャツなども販売

合同会社Double Masa Brothersが運営するブランド「ヘイコラ(HEYCOLA)」が、オーディオ‧カルチャーメディア「アーティストスポークン(Artistspoken)」とタッグを組み、12月13日から新たなトーク番組「ボイス コレクション(VOICE COLLECTION)」をスタートした。同番組は、ゲストに、自身の「ヘイコラしてない/しちゃった」エピソードをテーマにトークしてもらい、さらに、番組内で出てきた「ヘイコラワード」をTシャツなどのプロダクトにし、限定商品として販売する。

初回ゲストは電気グルーヴ

記念すべき初回のゲストは、電気グルーヴ。全3回にわたり、2人のこれまでの生き方や仕事を振り返って、「ヘイコラしていないエピソード」や、逆に「ヘイコラしちゃったエピソード」をテーマにトークする。1回目は「タッキュウノヘイコラ」(石野卓球に関するヘイコラ) 、2回目が「タキノヘイコラ」(ピエール瀧に関するヘイコラ)、3回目が「デンキノヘイコラ」(電気グルーヴに関するヘイコラ)となっている。

「ヘイコラワード」をプロダクトも販売

また12月14日正午から番組内で出てきた「ヘイコラワード」をプロダクトに落とし込み、限定商品として「ヘイコラ」オンラインショップで販売する。今回は、Tシャツ (2種、1万1550円)、ロンT(2種、各1万2650円)、フーディー(2種、各2万2550円)、ステッカー(7枚セット、2750円)をラインアップ。Tシャツ、ロンT、フーディーは各100枚限定となっている。

Tシャツ

ロンT

※2枚並べると、2人の対話構造になっている

フーディー

ステッカー(7枚セット)

「ヘイコラ」とは

「ヘイコラ」は、2024年6月に立ち上がった、世の中の媚びへつらいに中指を立てながらも、そんな自分たちも無意識のうちにしてしまっている「ヘイコラ」をあえて自虐的に捉えることで、「自然体」を見直すきっかけづくりを投げかける、無農薬‧無添加「ヘイコラ」体現型ブランドであり、メディアであり、概念だという。

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SEVENTEENウォヌが「ジンズ」のキャンペーンに スペシャルムービーでメガネ姿を披露

アイウエアの「ジンズ(JINS)」は、SEVENTEENのウォヌ(WONWOO)を起用したキャンペーンを開始する。スペシャルムービー「JINS with WONWOO」をグループ名にちなんで12月17日9時に公開する。

ウォヌのスペシャルムービーを公開
自然体なメガネ姿を撮影

「ジンズ」は、キャンペーンに際し、スペシャルムービー“ジンズ ウィズ ウォヌ”を制作。枕元のメガネを手に取る寝起き姿や、洋服に合わせメガネを選ぶ様子など、「ジンズ」のアイウエア“ジンズ ホーム(JINS HOME)”や“コンビネーション チタニウム(COMBINATION TITANIUM)”“モダン リム メタル(MODERN RIM METAL)”を着用し、自然体な姿を撮影。12月17日から公式サイトおよび「ジンズ」の公式ユーチューブで公開する。同氏は、「普段どおりの⽇常を撮影する感覚が新鮮で楽しかった」とコメントしている。

またスペシャルムービーの公開を記念し、12月17日から対象商品の購入者に向けて、ウォヌの完全撮り下ろしポストカードを合計2万人に先着プレゼント企画や、2025年1月に、参加者全員に向け、待ち受け画像を受け取れるキャンペーンを実施。詳細は公式サイトに記載する。

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SEVENTEENウォヌが「ジンズ」のキャンペーンに スペシャルムービーでメガネ姿を披露

アイウエアの「ジンズ(JINS)」は、SEVENTEENのウォヌ(WONWOO)を起用したキャンペーンを開始する。スペシャルムービー「JINS with WONWOO」をグループ名にちなんで12月17日9時に公開する。

ウォヌのスペシャルムービーを公開
自然体なメガネ姿を撮影

「ジンズ」は、キャンペーンに際し、スペシャルムービー“ジンズ ウィズ ウォヌ”を制作。枕元のメガネを手に取る寝起き姿や、洋服に合わせメガネを選ぶ様子など、「ジンズ」のアイウエア“ジンズ ホーム(JINS HOME)”や“コンビネーション チタニウム(COMBINATION TITANIUM)”“モダン リム メタル(MODERN RIM METAL)”を着用し、自然体な姿を撮影。12月17日から公式サイトおよび「ジンズ」の公式ユーチューブで公開する。同氏は、「普段どおりの⽇常を撮影する感覚が新鮮で楽しかった」とコメントしている。

またスペシャルムービーの公開を記念し、12月17日から対象商品の購入者に向けて、ウォヌの完全撮り下ろしポストカードを合計2万人に先着プレゼント企画や、2025年1月に、参加者全員に向け、待ち受け画像を受け取れるキャンペーンを実施。詳細は公式サイトに記載する。

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「ブルックス ブラザーズ」が英靴ブランド「クロケットアンドジョーンズ」とコラボ 革靴2型を日本限定で発売

「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」は、英国の老舗シューズブランド「クロケットアンドジョーンズ(CROCKETT & JONES)」とコラボしたレザーシューズ2型を日本限定で発売した。同シューズは、「ブルックス ブラザーズ」表参道、丸の内、大阪および、公式オンラインストアで扱う。価格はどちらも12万6500円。

ドレスからカジュアルまで トラディショナルな定番2型

同コラボでは、「クロケットアンドジョーンズ」で人気のモデル2型をそろえた。クラシックなストレートチップ“コノート(CONNAUGHT)”のアップデートモデル“コノート 2(CONNAUGHT 2)”は、英国のクラシックなラウンドトゥを継承しながらフィッティングが向上した木型“ラスト379”を使用し、レザーソールを採用した一足。汎用性の高いシンプルなデザインで、ビジネスシーンのほか冠婚葬祭などでも着用できる。

タッセルローファーの“キャベンディッシュ(CAVENDISH)”は、従来から使用している木型をベースに、日本人の足型を考慮してかかとまわりやアーチ部分のサイズを狭めホールド感をアップさせた木型“ラスト375”を採用した。アッパーは、自然な光沢感で滑らかなアニリンカーフを使用し、ソールはシンプルなシングルレザーに仕上げた。デザインアイコンのタッセルは、職人の手作りによるもの。

両シューズとも、インソールにはダブルネームの刻印をあしらった。

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「ブルックス ブラザーズ」が英靴ブランド「クロケットアンドジョーンズ」とコラボ 革靴2型を日本限定で発売

「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」は、英国の老舗シューズブランド「クロケットアンドジョーンズ(CROCKETT & JONES)」とコラボしたレザーシューズ2型を日本限定で発売した。同シューズは、「ブルックス ブラザーズ」表参道、丸の内、大阪および、公式オンラインストアで扱う。価格はどちらも12万6500円。

ドレスからカジュアルまで トラディショナルな定番2型

同コラボでは、「クロケットアンドジョーンズ」で人気のモデル2型をそろえた。クラシックなストレートチップ“コノート(CONNAUGHT)”のアップデートモデル“コノート 2(CONNAUGHT 2)”は、英国のクラシックなラウンドトゥを継承しながらフィッティングが向上した木型“ラスト379”を使用し、レザーソールを採用した一足。汎用性の高いシンプルなデザインで、ビジネスシーンのほか冠婚葬祭などでも着用できる。

タッセルローファーの“キャベンディッシュ(CAVENDISH)”は、従来から使用している木型をベースに、日本人の足型を考慮してかかとまわりやアーチ部分のサイズを狭めホールド感をアップさせた木型“ラスト375”を採用した。アッパーは、自然な光沢感で滑らかなアニリンカーフを使用し、ソールはシンプルなシングルレザーに仕上げた。デザインアイコンのタッセルは、職人の手作りによるもの。

両シューズとも、インソールにはダブルネームの刻印をあしらった。

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「トゥミ銀座」がリニューアル アジア最大級の店舗でブランドのレガシーを発信

トラベルブランド「トゥミ(TUMI)」は11月30日、東京・銀座1丁目の「トゥミ銀座」をリニューアルオープンした。アジア最大規模の約200平方メートルの店舗面積を誇る。ビジネス・トラベル製品や、メンズ・ウィメンズバッグ、アクセサリー、フレグランスなど豊富なラインアップを用意するほか、直営店限定商品や、ラゲージコレクション“19 ディグリー タイタニウム(19 Degree Titanium)”も取り扱う(国内では同店とトゥミ表参道限定)。

同店は、外装から内装に至るまで、ホワイトとグレーで統一した。上質なマーブル調の床材や艶やかなステンレススチールなど、資材にこだわりを見せる。接客用のデモンストレーションテーブルをはじめとする店内の什器には「トゥミ」の“T”モチーフを、特徴的なチタンコーティングの円柱には“T”ロゴパターンをあしらった。季節のテーマごとにディスプレイが変わるチタンメタリックペイントのマグネティックウォールやカスタム体験を提供するコーナー、クラブチェアを配置したVIPスペースも備える。

リニューアルオープンを記念して、12月25日まで、8万8000円以上の購入でオリジナルカードケースをプレゼントしている。なお、グローバルアンバサダーを務めるプロサッカー選手ソン・フンミン氏の直筆サイン入りアイテムが抽選で当たるプレゼントキャンペーンも実施。同アイテムはキャンペーン期間中、「トゥミ銀座」で展示している。

「トゥミ」は1975年の創業以来、「暮らしの中の移動をより快適に、楽に、そして美しくするためのビジネス&トラベルバッグやアクセサリー」をテーマに商品を企画・販売している。“卓越した機能性”と“創造の精神”を融合させ、アクティブに旅を楽しむ人の“生涯のパートナー”になることをブランドの目的としている。

■トゥミ銀座
時間:11:00~20:00
定休日:施設休業日に準ず
住所:東京都中央区銀座1丁目8-19 KIRARITO GINZA 1階

問い合わせ先
トゥミ・カスタマーセンター
0120-006-267

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「ディオール」が公式LINEアカウントで“ジオマンシー占い”を配信 鏡リュウジが監修

「ディオール(DIOR)」は、占星術研究家・鏡リュウジ監修による“ジオマンシー占い”のオリジナルコンテンツを配信する。同ブランドLINE公式アカウントの友だち登録で閲覧することができる。

“ジオマンシー占い”は、1200前以上前にアラビアで発祥し、“成功へ導く羅針盤”と称されている。同占いは、時間や岐路の選択など、4つの質問に答えて進むことで、16種類のシンボルと大地からのメッセージを提供する。また、フォーチューンメッセージが入ったオリジナル壁紙も用意する。

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「ボッテガ・ヴェネタ」の新クリエイティブ・ディレクターに「カルヴェン」のルイーズ・トロッター マチュー・ブレイジーの後任

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」の新クリエイティブ・ディレクターに、ルイーズ・トロッター(Louise Trotter)「カルヴェン(CARVEN)」クリエイティブ・ディレクターが就任する。「シャネル(CHANEL)」に移籍するマチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)の後任。彼女は来年1月24日に「カルヴェン」を去り、同月末に「ボッテガ・ヴェネタ」に入社する予定だ。

レザーを革新的な方法で取り入れ、職人とのものづくりを大切にする「ボッテガ・ヴェネタ」に新たな興奮と活気をもたらしたブレイジーに対し、トロッターがデザイナーとしてこれまでに見せてきたスタイルは彼よりもさらに控えめと言える。しかし、かつて「自分のイニシャルだけで十分(When your own initials are enough)」というキャッチフレーズを掲げていたブランドにとっては、おそらく理想的だろう。トロッターは、声明の中で「『ボッテガ・ヴェネタ』の芸術性と革新性という名高い遺産は、真にインスピレーションを刺激するもの。その未来に貢献し、その時代を超越したビジョンを称えられることを楽しみにしている」と述べた。

一方、バルトロメオ・ロンゴーネ(Bartolomeo Rongone)最高経営責任者(CEO)は、「ルイーズは、精巧なデザインと崇高なクラフツマンシップをシームレスが融合させた美学を持ち、文化的な支援に対する彼女のコミットメントは『ボッテガ・ヴェネタ』のビジョンと美しくマッチする。『ボッテガ・ヴェネタ』は彼女の洗練された視点を通して、その伝統を称え続けながら、現代との関連性を保っていくだろう」とコメント。ブレイジーに対しても「『ボッテガ・ヴェネタ』に魅力、エモーショナルな共鳴、そして知的なアイデンティティーを吹き込む上で、素晴らしいパートナーであったマチューに深く感謝している」と語った。

親会社ケリング(KERING)のフランチェスカ・ベレッティーニ(Francesca Bellettini)=ブランド開発担当副CEOは、トロッターについて、「『ボッテガ・ヴェネタ』の大胆なクリエイティビティーと比類なき卓越性の伝統に、豊かな経験とフレッシュな視点をもたらしてくれる。彼女は、ロンゴーネCEOや『ボッテガ・ヴェネタ』のチームと一緒に、マチュー・ブレイジーと共に始めた素晴らしい旅を引き継ぐ上で理想的と言えるクリエイティブな才能だ」と話した。また、「明確なビジョンのある創造性」をブランドにもたらしたブレイジーにも心からの感謝を表した。

ルイーズ・トロッターの経歴は?

トロッターは英国出身。ニューカッスル大学でファッションデザインを学び、コンテンポラリーブランド「ウィッスルズ(WHISTLES)」で働いた後、渡米。「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」「ギャップ(GAP)」「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」でキャリアを積んだ。その後ロンドンに戻り、「ジグソー(JIGSAW)」を経て、09年に「ジョゼフ(JOSEPH)」のクリエイティブ・ディレクターに就任。18年10月から約4年間クリエイティブ・ディレクターを務めた「ラコステ(LACOSTE)」では、ウィメンズウエアを強化するとともにアップサイクルの革新的な方法を探求した。

そして2023年2月、上海とパリに拠点を置くファッション企業ICCFグループ傘下の「カルヴェン」のクリエイティブ・ディレクターに就任。当時、シャウナ・タオ(Shawna Tao)最高経営責任者は、トロッターを 「メゾン再生ための完璧な候補者」と評していた。一方、トロッターはデビューショーに先駆け、「店舗もロゴも、すべてを変えるつもり」とコメント。「私の視点としては、かなり慎重に、そしてゆっくりと、築き上げていきたい」と新たな章への意気込みを語っていた。彼女の手掛ける控えめでありながら官能的なコレクションはメゾンに再び活気をもたらし、パリ・ファッション・ウイークへの復帰も果たしたが、3シーズンでの退任となった。

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「ボッテガ・ヴェネタ」の新クリエイティブ・ディレクターに「カルヴェン」のルイーズ・トロッター マチュー・ブレイジーの後任

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」の新クリエイティブ・ディレクターに、ルイーズ・トロッター(Louise Trotter)「カルヴェン(CARVEN)」クリエイティブ・ディレクターが就任する。「シャネル(CHANEL)」に移籍するマチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)の後任。彼女は来年1月24日に「カルヴェン」を去り、同月末に「ボッテガ・ヴェネタ」に入社する予定だ。

レザーを革新的な方法で取り入れ、職人とのものづくりを大切にする「ボッテガ・ヴェネタ」に新たな興奮と活気をもたらしたブレイジーに対し、トロッターがデザイナーとしてこれまでに見せてきたスタイルは彼よりもさらに控えめと言える。しかし、かつて「自分のイニシャルだけで十分(When your own initials are enough)」というキャッチフレーズを掲げていたブランドにとっては、おそらく理想的だろう。トロッターは、声明の中で「『ボッテガ・ヴェネタ』の芸術性と革新性という名高い遺産は、真にインスピレーションを刺激するもの。その未来に貢献し、その時代を超越したビジョンを称えられることを楽しみにしている」と述べた。

一方、バルトロメオ・ロンゴーネ(Bartolomeo Rongone)最高経営責任者(CEO)は、「ルイーズは、精巧なデザインと崇高なクラフツマンシップをシームレスが融合させた美学を持ち、文化的な支援に対する彼女のコミットメントは『ボッテガ・ヴェネタ』のビジョンと美しくマッチする。『ボッテガ・ヴェネタ』は彼女の洗練された視点を通して、その伝統を称え続けながら、現代との関連性を保っていくだろう」とコメント。ブレイジーに対しても「『ボッテガ・ヴェネタ』に魅力、エモーショナルな共鳴、そして知的なアイデンティティーを吹き込む上で、素晴らしいパートナーであったマチューに深く感謝している」と語った。

親会社ケリング(KERING)のフランチェスカ・ベレッティーニ(Francesca Bellettini)=ブランド開発担当副CEOは、トロッターについて、「『ボッテガ・ヴェネタ』の大胆なクリエイティビティーと比類なき卓越性の伝統に、豊かな経験とフレッシュな視点をもたらしてくれる。彼女は、ロンゴーネCEOや『ボッテガ・ヴェネタ』のチームと一緒に、マチュー・ブレイジーと共に始めた素晴らしい旅を引き継ぐ上で理想的と言えるクリエイティブな才能だ」と話した。また、「明確なビジョンのある創造性」をブランドにもたらしたブレイジーにも心からの感謝を表した。

ルイーズ・トロッターの経歴は?

トロッターは英国出身。ニューカッスル大学でファッションデザインを学び、コンテンポラリーブランド「ウィッスルズ(WHISTLES)」で働いた後、渡米。「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」「ギャップ(GAP)」「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」でキャリアを積んだ。その後ロンドンに戻り、「ジグソー(JIGSAW)」を経て、09年に「ジョゼフ(JOSEPH)」のクリエイティブ・ディレクターに就任。18年10月から約4年間クリエイティブ・ディレクターを務めた「ラコステ(LACOSTE)」では、ウィメンズウエアを強化するとともにアップサイクルの革新的な方法を探求した。

そして2023年2月、上海とパリに拠点を置くファッション企業ICCFグループ傘下の「カルヴェン」のクリエイティブ・ディレクターに就任。当時、シャウナ・タオ(Shawna Tao)最高経営責任者は、トロッターを 「メゾン再生ための完璧な候補者」と評していた。一方、トロッターはデビューショーに先駆け、「店舗もロゴも、すべてを変えるつもり」とコメント。「私の視点としては、かなり慎重に、そしてゆっくりと、築き上げていきたい」と新たな章への意気込みを語っていた。彼女の手掛ける控えめでありながら官能的なコレクションはメゾンに再び活気をもたらし、パリ・ファッション・ウイークへの復帰も果たしたが、3シーズンでの退任となった。

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「シャネル」の次期ディレクターに「ボッテガ・ヴェネタ」のマチュー・ブレイジーが正式決定 来年秋にデビュー予定

「シャネル(CHANEL)」は、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」のクリエイティブ・ディレクターを務めるマチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)を次期アーティスティック・ディレクターに任命した。

マチューはオートクチュールとプレタポルテ、バッグやシューズなどのコレクションを手掛ける。40歳のマチューは、来年上半期、4月をメドに「シャネル」に加わり、10月に2026-27年秋冬コレクションを発表する予定という。ブルーノ・パブロフスキー(Bruno Pavlovsky)=ファッション部門プレジデント兼シャネルSASプレジデントが米「WWD」のインタビューで明らかにした。

ブルーノ・プレジデントは、「マチューとの関係が10、15年と長らく続くことを望んでいる。私たちの物語は始まったばかりだ。ともに新たなストーリーを紡ぐことができるだろう」と話した。同時に彼は、後任候補にはマチューのほか2人のデザイナーがおり、様々なブランドのナンバー2はもちろん、3、4番手との面談も重ねたという。ブルーノ・プレジデントは、「全ての候補者は素晴らしい才能の持ち主だった。改めて、なぜラグジュアリー業界はこんなにエキサイティングなのかを理解したよ」と続ける。

またシャネル社のアラン・ヴェルタイマー(Alain Wertheimer)=グローバル・エグゼクティブ・チェアマンは、「マチューは、この世代で最も傑出したデザイナーの1人。彼のビジョンと才能は、ブランドのエネルギーを活性化させ、ラグジュアリー業界のリーダーとしてのポジションを強固なものにするだろう」と期待する。

マチューは、ヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)の後任を務め、創業から114年を迎えたメゾンに参画する。「『シャネル』という素晴らしいメゾンに加わることができて光栄に思う。チームと出会い、ともに新たな物語を描くことが楽しみで仕方ない」とのコメントを米「WWD」に送った。

一方、「ボッテガ・ヴェネタ」を擁するケリング(KERING)は12日(現地時間)、マチューの後任としてルイーズ・トロッター(Louise Trotter)「カルヴェン(CARVEN)」クリエイティブ・ディレクターを起用することを正式に発表した。

マチューは、1984年パリ生まれ。ベルギー・ブリュッセルにあるファッションスクール、ラ・カンブル(La Cambre)を卒業後、「ラフ シモンズ(RAF SIMONS)」のメンズデザイナーとしてキャリアをスタートさせた。その後、「メゾンマルジェラ(MAISON MARGIELA)」を経て、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)時代の「セリーヌ(CELINE)」のデザインチームに。14年にはシニアデザイナーに昇格した。16年からは、当時ラフ・シモンズがチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任した「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」でデザイン・ディレクターを務め、昨年「ボッテガ・ヴェネタ」に加わった。

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VTuber界隈の熱量を伝えたい!

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2024年12月9日号からの抜粋です)

小田島:日々取材をする中で、「VTuberとのコラボ商品がヒットした」という声を聞く機会が増えました。ポップアップイベントを訪れてみると非常に盛り上がっていて、今これだけ熱量があって勢いのあるカルチャーなんだということを伝えたいと思い、特集を企画しました。自分の娘たちも保育園児のころからキャラクターがゲーム実況する動画を見ています。娘たちの世代にとって、VTuberは芸能人やYouTuber、アニメキャラよりも身近な存在になりそうだと思いました。

沼:私はこの特集に参加するまでVTuberの知識はゼロでした。渋谷109の担当者が、「今はK - POPアイドルのポップアップと同じくらい引きがある」と話していたのに驚きました。ファッションやビューティの領域って、実際にそれを着て見せたり、化粧したりすることが重要ですが、VTuberにはそれができない。でも、彼・彼女らは画像を交えた配信のトークで魅力を十二分にファンに伝えることができ、それでモノが売れたりしています。

小田島:VTuberが商品を魅力的に伝えると、ファンは“推し”が推しているものを着てみたい!使ってみたい!という気持ちになります。彼・彼女らはほぼ毎日ライブ配信をしていて、ファンはリアルタイム視聴で時間を共にし、コメントを書き込んで反応を楽しんでいます。

見た目と中身のギャップが面白い

沼:私は初めて見たVTuberということもあって、アダストリアが運営するバーチャルファッションマーケットプレイス「スタイモアー」が衣装協力した“メタばあちゃん”のバーチャルファッションショーが面白かったです。80歳以上のおばあちゃんによるVTuber集団で、見た目はいまどきの女の子なのに、話すとおばあちゃんというギャップが面白く、企画中に寝始めたり、歌い出したりする自由奔放さが魅力的です。

小田島:3Dモデリングは時間と労力がかかるので、次々に新作!というわけにいかないけれど、それもあるせいか、VTuberの新衣装お披露目って、すごく盛り上がるんです。そこにブランドやデザイナーがかかわっていけたら面白そうだなと思いました。あと、本当にライブ配信がうまいので、フロントローに座るのは無理かもですが、コレクション実況コラボなども実現したら、面白いんじゃないかなと想像しました。

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【2025年ホワイトデー】「ピエール・エルメ・パリ」のテーマは“花が持つ無限の力”

「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」は2025年3月1〜14日、ホワイトデーコレクション“フラワーパワー”(全11品、1404円〜1万368円)を限定発売する。花が持つ無限の力をテーマに、植物の生命力を表現。青山旗艦店と他直営店、公式EC、各百貨店の催事場で取り扱う。パッケージデザインは、フラワーアーティストの東信が手掛けた。

マカロン

ホワイトデーコレクションで毎年人気No.1のマカロンからは、“マングー パッション”と“ヴィクトリア”が登場する。詰め合わせは6個入り(3294円)、10個入り(4482円)、15個入り(6480円)をそろえ、色とりどりのフラワーアレンジメントを施した限定ボックスが春の陽気を演出する。また、リース形の限定ボックスに20個のマカロンを詰め合わせた“ナチュール ヴェルト”(1万368円)も用意する。

パティスリー

ハートをモチーフにしたケーキは3種、直営店限定で販売する。新作の“クール アーリア”(3996円)は、ピスタチオ尽くしの構成で多様なテクスチャーを追求した一品。個性的なパートサブレや柔らかなビスキュイ、サクサクしたプラリネ、とろとろのクリームが合わさり、ピスタチオが持つあらゆるフレーバーを引き出す。“クール ミロワール イスパハン”(3996円)は、シャキッと爽快なフランボワーズとライチの華やかな風味が甘いバラクリームと融合する。“チーズケーキ セレスト クール メレ”(3996円)は、ピエール・エルメ(Pierre Herme)がアルザスで過ごした子供時代を想起させるイチゴとルバーブの組み合わせをチーズケーキに落とし込んだ。

サブレ

贈り物にも最適なサブレの新作は、ピスタチオのフレーバーをオレンジフラワーが繊細に引き立てる“アーリア”。香り高いバニラをたっぷり使用した“アンフィニマン ヴァニーユ”や、フルール・ド・セルのほのかな塩気がアクセントの“アンフィニマン ショコラ”など3種の詰め合わせ(5292円)を用意する。ココナツとラム酒風味のサブレをミルクチョコレートでコーティングした“ガレット ナンテーズ オ ショコラ ノワール”(1944円)は、青山店限定で販売する。

その他

そのほかに、ピスタチオ風味のパウンドケーキにピスタチオとプラリネ入りオレンジフラワー風味クリームを合わせた“ケーク アーリア”(3240円)や、紅茶(全3種、各1404円)、チョコレートの詰め合わせなどをラインアップする。

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「ルルレモン」渋谷の中心に最大規模の旗艦店 片寄涼太とパク・ソジュンがテープカット

「ルルレモン(LULULEMON)」は、国内最大の旗艦店を東京・渋谷のスクランブル交差点近くに12月14日にオープンする。延床面積は、651.5平方メートル。オープンに先駆け12日、俳優のパク・ソジュンとGENERATIONSの片寄涼太をゲストに招いたテープカットセレモニーを開催した。「ルルレモン」は今年10月に、大阪・御堂筋に関西の旗艦店を出店したばかり。両店を拠点にブランドの認知度を高め、5年以内に全国展開を目指す方針。

セレモニーに参加したソジュンは、「普段スポーツをする時はいつも、『ルルレモン』を制服のように着用している。渋谷店にもたくさんの人が訪れて、素晴らしい製品に触れてほしい」とコメントした。また、ライブ前にはヨガをすることが習慣だという片寄は製品の着心地の良さに触れ、「運動するシーンはもちろん、現場に向かう間や家族との散歩の時間など色々なシーンに着用している」と話した。渋谷店については、「すごくシンボリックな店舗で、これから多くの人々の日常に『ルルレモン』が広がっていくのだと感じた。これからは新しい待ち合わせスポットにもなるのでは」とコメントした。

「日本最大のウェルビーイングバブ」目指す

同店は2フロア構成で、1階はウィメンズ、2階はメンズとユニセックスの商品を扱う。男性客獲得に向け、通常3割程度のメンズ商品を4割程度に拡充した。また訪日客が多い立地の特性も踏まえ、サイズ展開も従来店舗よりも広げている。販売スタッフは、年齢や国籍問わず多様なバックグラウンドを持つ人材を採用し、インクルーシブなブランドイメージを訴求する。

同社は渋谷店を「日本最大のウェルビーイングバブ」にすることを目指し、近隣のスタジオと連携したヨガやフィットネスイベントの開催にも力を入れる。2025年には、100のワークアウトセッションを無償で提供する方針で、運動習慣のない人々ともブランドとの接点を作る狙い。ステュワート・テューダー(Stewart Tudor)=ルルレモン・ジャパン社長は、「東京の中心地でブランドコミュニティーの新たなハブになることを願っている」とコメントした。同社は現在国内で11店舗を運営する。

◾️ルルレモン渋谷

オープン日:12月14日
営業時間:11:00〜21:00
住所:東京都渋谷区神南1-23-10

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「ルルレモン」渋谷の中心に最大規模の旗艦店 片寄涼太とパク・ソジュンがテープカット

「ルルレモン(LULULEMON)」は、国内最大の旗艦店を東京・渋谷のスクランブル交差点近くに12月14日にオープンする。延床面積は、651.5平方メートル。オープンに先駆け12日、俳優のパク・ソジュンとGENERATIONSの片寄涼太をゲストに招いたテープカットセレモニーを開催した。「ルルレモン」は今年10月に、大阪・御堂筋に関西の旗艦店を出店したばかり。両店を拠点にブランドの認知度を高め、5年以内に全国展開を目指す方針。

セレモニーに参加したソジュンは、「普段スポーツをする時はいつも、『ルルレモン』を制服のように着用している。渋谷店にもたくさんの人が訪れて、素晴らしい製品に触れてほしい」とコメントした。また、ライブ前にはヨガをすることが習慣だという片寄は製品の着心地の良さに触れ、「運動するシーンはもちろん、現場に向かう間や家族との散歩の時間など色々なシーンに着用している」と話した。渋谷店については、「すごくシンボリックな店舗で、これから多くの人々の日常に『ルルレモン』が広がっていくのだと感じた。これからは新しい待ち合わせスポットにもなるのでは」とコメントした。

「日本最大のウェルビーイングバブ」目指す

同店は2フロア構成で、1階はウィメンズ、2階はメンズとユニセックスの商品を扱う。男性客獲得に向け、通常3割程度のメンズ商品を4割程度に拡充した。また訪日客が多い立地の特性も踏まえ、サイズ展開も従来店舗よりも広げている。販売スタッフは、年齢や国籍問わず多様なバックグラウンドを持つ人材を採用し、インクルーシブなブランドイメージを訴求する。

同社は渋谷店を「日本最大のウェルビーイングバブ」にすることを目指し、近隣のスタジオと連携したヨガやフィットネスイベントの開催にも力を入れる。2025年には、100のワークアウトセッションを無償で提供する方針で、運動習慣のない人々ともブランドとの接点を作る狙い。ステュワート・テューダー(Stewart Tudor)=ルルレモン・ジャパン社長は、「東京の中心地でブランドコミュニティーの新たなハブになることを願っている」とコメントした。同社は現在国内で11店舗を運営する。

◾️ルルレモン渋谷

オープン日:12月14日
営業時間:11:00〜21:00
住所:東京都渋谷区神南1-23-10

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パリメンズは「オム プリッセ」ではなく「アイム メン」で イッセイ ミヤケが発表

イッセイ ミヤケと三宅デザイン事務所は、2025年1月開催の25-26年秋冬パリ・メンズ・コレクションに、これまでの「オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE)」ではなく、「アイム メン(IM MEN)」で参加する。「オム プリッセ イッセイ ミヤケ」は19年以降、5年間パリメンズでコレクションを発表し続け、イッセイ ミヤケの中でメンズの中核を担うブランドに成長した。

「アイム メン」は、故・三宅一生氏の構想をもとに2021年に始動。デザインとエンジニアリングが融合したモノ作りを目指し、三宅デザイン事務所に所属する河原遼と板倉裕樹、小林信隆の3人が中心となったデザインチームがコレクションを手がけている。デザインチームは、デザインと構造の両面から衣服を再構築し、一枚の布という思想の服作りの進化を試みている。

「オム プリッセ イッセイ ミヤケ」は、今後の発展と進化を見据え、新しい計画を立案中という。

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小泉智貴デザイナーが初の自著を出版 「マーク ジェイコブス」渋谷パルコでサイン会を開催

「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は12月18日19時30分から、デザイナーでアーティスト小泉智貴の初の自著「TOMO KOIZUMI クリエイションブック Stitching Dreams 夢を縫う」(講談社)の出版を祝いローンチパーティー&サイン会をマーク ジェイコブス渋谷パルコ店で開催する。

ローンチパーティーはゲストに小泉を招き、ウチダメグをモデレーターに開催。本書はマーク ジェイコブス渋谷パルコ店で販売しており、購入者先着でサイン会の整理券を配布している。在庫がなくなり次第販売は終了で、予約や取り置きはできない。価格は2640円。

小泉智貴は、国際的に注目を集める独学のデザイナー兼アーティスト。2019年、スタイリストのケイティ・グランド(Katie Grand)に才能を見出され、「マーク ジェイコブス」等のサポートによりニューヨークで初のファッションショーを開催した。その後、LVMHプライズ受賞や2021年に開催された東京2020オリンピックの開会式で国歌斉唱を務めたMISIAの衣装を手掛けるなど、活躍の幅を広げる。彼の作品はメトロポリタン美術館などにも永久収蔵される。量産は行わずアートとファッションの境界を超えるクリエイションを続けている。

本書では、服飾専門の教育を受けていない彼がどうやってクリエイティブを紡ぎ出すか、それをどう世界に向けて発信するか、クリエイターの秘密を使用する道具なども含め具体的にビジュアルと文章で語る。小さなところからスタートできるSNSやマーケティング、ビジネスの手法もアドバイスする。

◾️ “小泉智貴「TOMO KOIZUMI クリエイションブック Stitching Dreams 夢を縫う」ブックローンチパーティー&サイン会”
日程:12月18日
時間:19時30分〜
場所:渋谷パルコ 2階 マーク ジェイコブス
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

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小泉智貴デザイナーが初の自著を出版 「マーク ジェイコブス」渋谷パルコでサイン会を開催

「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は12月18日19時30分から、デザイナーでアーティスト小泉智貴の初の自著「TOMO KOIZUMI クリエイションブック Stitching Dreams 夢を縫う」(講談社)の出版を祝いローンチパーティー&サイン会をマーク ジェイコブス渋谷パルコ店で開催する。

ローンチパーティーはゲストに小泉を招き、ウチダメグをモデレーターに開催。本書はマーク ジェイコブス渋谷パルコ店で販売しており、購入者先着でサイン会の整理券を配布している。在庫がなくなり次第販売は終了で、予約や取り置きはできない。価格は2640円。

小泉智貴は、国際的に注目を集める独学のデザイナー兼アーティスト。2019年、スタイリストのケイティ・グランド(Katie Grand)に才能を見出され、「マーク ジェイコブス」等のサポートによりニューヨークで初のファッションショーを開催した。その後、LVMHプライズ受賞や2021年に開催された東京2020オリンピックの開会式で国歌斉唱を務めたMISIAの衣装を手掛けるなど、活躍の幅を広げる。彼の作品はメトロポリタン美術館などにも永久収蔵される。量産は行わずアートとファッションの境界を超えるクリエイションを続けている。

本書では、服飾専門の教育を受けていない彼がどうやってクリエイティブを紡ぎ出すか、それをどう世界に向けて発信するか、クリエイターの秘密を使用する道具なども含め具体的にビジュアルと文章で語る。小さなところからスタートできるSNSやマーケティング、ビジネスの手法もアドバイスする。

◾️ “小泉智貴「TOMO KOIZUMI クリエイションブック Stitching Dreams 夢を縫う」ブックローンチパーティー&サイン会”
日程:12月18日
時間:19時30分〜
場所:渋谷パルコ 2階 マーク ジェイコブス
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

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「フランフラン」がシーズン2公開間近の「イカゲーム」とコラボ カラフルな雑貨27点を用意

「フランフラン(FRANCFRANC)」は12月26日、ネットフリックス(Netflix)オリジナルシリーズの人気ドラマ「イカゲーム」のシーズン2の世界配信に合わせてコラボアイテムを発売する。同コラボアイテムは、「フランフラン」の一部店舗および、公式オンラインストアで扱う。

ペールトーンのカラフルなインテリア雑貨が豊富にラインアップ

今回は、「イカゲーム」を象徴するキャラクターやモチーフをデザインに落とし込んだアイテム全27点をラインアップ。作中に登場する階段に着想を得たクッション(3800円)やスロー(6800円)などのインテリアのほか、同ドラマで印象的なアイコンの丸、三角、四角の図形を用いたスナックグラス(1800円)、スプーンマドラーセット(1800円)に加えて、鑑賞のお供にぴったりなスナックホルダー付きタンブラー(2800円)や割れにくいバンブー素材を使用したプレート(600円)、“ヨンヒ人形”がモチーフのマグ(1800円)などをそろえる。

「イカゲーム」は、ネットフリックスオリジナルシリーズのサバイバル・スリラードラマ。配信開始後28日間で視聴時間16億5045万時間を記録し、世界94カ国で“今日の総合TOP10”首位を獲得、また非英語作品で初めてエミー賞を受賞するなど、ネットフリックス史上最大のヒットを記録した。シーズン2では、主人公のソン・ギフン(Seong Gi-hun)がイカゲームで優勝してから3年後の世界を描く。12月26日からネットフリックスで世界独占配信がスタート。

特設サイト

アイテム一覧

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賀来賢人と堀田真由が「カルティエ」の特別な夜を堪能 クリスマスツリーや特別なコンテンツで愛と絆を紡ぐ

カルティエ,CARTIER,カルティエ マジカルホリデー ポップアップ,賀来賢人,堀田真由
カルティエ,CARTIER,カルティエ マジカルホリデー ポップアップ,賀来賢人,堀田真由
「カルティエ(CARTIER)」は11月29日から表参道で ”カルティエ マジカルホリデー” ポップアップを開催している。会期は12月29日まで。同ポップアップはカルティエが日本に最初のブティックをオープンして50周年を迎えた節目を祝う、今年を締めくくる集大成となるイベントだ。

会場は「カルティエ」を象徴するパリ・ラペ通13番地のブティックを思われる空間に仕上げ、“マジカルホリデー”のテーマのもと音楽や言葉、アートを通じて“愛”や“絆”を感じさせる。場内では、年間を通じてメゾンにまつわるエピソードを募集してきたプロジェクト“YOUR STORY with Cartier”から抜粋されたメッセージや香取慎吾による来場者参加型のアート作品“Magical Puzzle”に加えて、毎週火曜日の18時30分からミュージックパフォーマンスや日時と数量限定のホットチョコレートなどのコンテンツも楽しめる。

オープン前夜には、ポップアップの開催を祝うクリスマスツリーの点灯式に俳優の賀来賢人と堀田真由が登場。カウントダウンとともにツリーが点灯すると周囲から歓声が上がった。

ホリデーシーズンを彩る
クリスマスツリーの点灯式に
賀来賢人と堀田真由が登場

カルティエ,CARTIER,カルティエ マジカルホリデー ポップアップ,賀来賢人
カルティエ,CARTIER,カルティエ マジカルホリデー ポップアップ,賀来賢人
賀来は、メゾンを象徴するパンテールにダイヤモンドをパヴェセッティングしたブローチと、「タンク ルイ カルティエ」ウオッチ、「トリニティ」リングを合わせて登場。自身もエピソードを残した"YOUR STORY with Cartier"について、「『カルティエ』のパリ本店の窓や風景をイメージして作られた空間は、まるでフランスに来たような感覚になる。その中で、さまざまなエピソードが見られるという、温かくて遊び心にあふれたポップアップ」と見どころを語った。また、ファッションについては「ジャケットに合わせたこの『カルティエ』のブローチがポイント。どんなシーンにも合うし、気分をゴージャスにしてくれる。ブローチは今後、メンズのファッションでも定番になっていくのではないか」と語った。
カルティエ,CARTIER,カルティエ マジカルホリデー ポップアップ,堀田真由
カルティエ,CARTIER,カルティエ マジカルホリデー ポップアップ,堀田真由
堀田は「リフレクション ドゥ カルティエ」から24.35カラットのダイヤモンドをセットしたネックレス、ブレスレット、イヤリング、“ブロドリー ドゥ カルティエ”のリングを合わせたきらびやかな装いを披露した。同ポップアップについては、「表参道の交差点がパリの街並みのように彩られて、大きなクリスマスツリーが立っている空間が幻想的。屋内でもさまざまなエピソードを見られたり、アートや音楽を楽しめるぜいたくな空間」と語った。また、この1年を振り返り「自分自身と会話したような1年だった。これまではなかなか自分の時間を作ることができなかったが、今年は海外旅行にも行って自分のやりたいことや心が動く瞬間を感じることができた」と振り返り、年の締めくくりにポップアップを訪れ「胸がときめくような気分。これから来場される方にもワクワクする瞬間を感じてほしい」と結んだ。

冬の夜空を彩る高さ約7.5メートルの
クリスマスツリー

カルティエ,CARTIER,カルティエ マジカルホリデー ポップアップ
カルティエ,CARTIER,カルティエ マジカルホリデー ポップアップ
会場である表参道の交差点にセットされたのは、高さ約7.5メートルのクリスマスツリー。メゾンのアイコンでもあるレッドボックスのオーナメントが印象的で、12時から22時までイルミネーションが点灯し特別なホリデームードを彩る。

"YOUR STORY with Cartier"で届いた
約2万9000件もの
メゾンにまつわるエピソード

屋内では、カルティエの日本上陸50周年を祝い、絆を深めることをテーマにメゾンにまつわるエピソードを募集してきたプロジェクト "YOUR STORY with Cartier"のコンテンツが楽しめる。
パリ・ラペ通りの本店をイメージした4つの窓には、“LOVE(絆)”“INHERITANCE(継承)”“ASPIRATION(憧れ)”“PROMISE(約束)”“ENCOURAGEMENT(自信)”の5つのテーマに沿って、フレンズ オブ メゾンのセレブリティーのストーリーを含む約2万9000件ものエピソードの中からセレクトしたメッセージが、雪が舞い降りるように表現される。
17時から21時まで、カルティエ ワゴンと限定コンテンツが屋外スペースに登場し、エピソードを掲載した「YOUR STORY with Cartier」のタブロイドと一輪の花が配布される。また、毎週火曜の18時30分と19時30分にミュージックパフォーマンスが行われる他、日時と数量限定でホットチョコレートも振る舞われる。

香取慎吾が
「カルティエ」のために制作した
参加型アート作品“Magical Puzzle”

カルティエ,CARTIER,カルティエ マジカルホリデー ポップアップ,香取慎吾
カルティエ,CARTIER,カルティエ マジカルホリデー ポップアップ,香取慎吾
アーティストとしても活動し、フレンズ オブ メゾンでもある香取慎吾が、「カルティエ」のために制作した新たなアート作品“MagicalPuzzle”が披露された。同作は"マジカルホリデー“ をテーマに、ホリデーシーズンの高揚感を表現。キャンパスには色とりどりにさまざまなモチーフが描かれており、全体が1万ピースに区分けされている。来場者が1ピースに思い思いの色を塗ることで完成するのだが、人のつながりや愛と絆を紡ぐように思いがけない作品を生み出す。
INFORMATION
◼️"カルティエ マジカルホリデー" ポップアップ

会期:12月29日まで
会場:表参道交差点
住所:東京都港区南青山5-1-1
時間:クリスマスツリー点灯:12:00~22:00、屋内スペース 12:00~19:00、屋外スペース 17:00~21:00
※最終入場は終了時間の30分前まで

◼️ミュージックパフォーマンス

実施日時:毎週火曜 18:30、19:30スタート(約15分間)
※時間は多少前後する可能性あり

◼️ドリンクサービス

実施日:12月12、13、19、20、23~27日
時間:17:00~21:00
※各日、数量限定。なくなり次第終了

MOVIE PRODUCE:TAKUYA SAKAI(FLAIR TOKYO)
MOVIE DIRECTION:TAKUMI GUNJI
PRODUCTION MANAGEMENT:SATORU MIZUNO(FLAIR TOKYO)
PHOTOS:SHUHEI SHINE

※モバイル版のみ
問い合わせ先
カルティエ カスタマー サービスセンター
0120-1847-00

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「モンクレール」と「パーム エンジェルス」のコラボコレクションが発売 F1に着想

「モンクレール(MONCLER)」アートディレクターと「パーム エンジェルス(PALM ANGELS)」デザイナーを兼任するフランチェスコ・ラガッツィ(Francesco Ragazzi)は、レーシングに着想を得た両ブランドのコラボコレクションを発売した。同コラボコレクションは、「モンクレール」の一部ブティックと公式オンラインストアのほか、セレクトショップで扱う。

F1のビンテージにオマージュを捧げたコラボコレクション

同コレクションは、10月に「モンクレール」が上海で開催した没入型体験イベント“シティ・オブ・ジーニアス(The City of Genius)”で披露したもので、F1のレーシングカルチャーに着想した。「モンクレール」のアイコニックなロゴにヤシの木をリミックスした限定デザインや、グラフィックロゴ、チェック柄モチーフ、刺繍ワッペンなど、ヴィンテージ調のデザインを多く用いて、レーシング調のイタリアンテイストとアメリカのカレッジテイストの融合を表現した。アイテムは、定番のアウターに加えてカーディガンやフーディ、ロングスリーブTシャツ、パンツ、ニットキャップなどをそろえる。

アイテム一覧

アイテム一覧

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「ギャップ」が新ライン“ギャップ スタジオ”を発表 1月にはホリデーコレクションを発売

「ギャップ(GAP)」は、ブランドでクリエイティブ・ディレクターを務めるザック・ポーゼン(Zac Posen)とニューヨークの制作チームが手掛ける新ライン“ギャップ スタジオ(Gap Studio)”を発表した。1月14日には、同ラインのホリデーコレクションを「ギャップ」新宿フラッグス店と公式オンラインストアで発売する。

今回のホリデーコレクションでは、「ギャップ」で人気のアイテムに着想を得た汎用性の高いアイテムをラインアップ。 “リブ タンク マキシ ドレス”(1万2900円)、“デニム ミディ ドレス”(1万9900円)、“コーテッド デニム クロップ モト ジャケット”(3万4900円)、“コーテッド デニム モト ジャケット”(3万8900円)などをラインアップ。

セレブリティも着用

モデルのエミリー・ラタコウスキー(Emily Ratajkowski)は、ニューヨークでの外出時に“コーテッド デニム クロップ モト ジャケット”を、俳優のデミ・ムーア(Demi Moore)は、サンフランシスコ映画祭の授賞式で“コーテッド デニム クロップ モト ジャケット”と“リブ タンク マキシ ドレス”を着用した。

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「ゾゾタウン」が47都道府県のご当地ディズニーTシャツを数量限定で発売

ZOZOが運営する「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」は47都道府県のご当地ディズニーTシャツコレクション“ディズニー マイ ホームタウン コレクション 47都道府県(DISNEY MY HOME TOWN COLLECTION 47PREF)”(47種展開、各5500円)を発売する。12月20日〜1月7日に「ゾゾタウン」で抽選を受け付ける。

ZOZOはウォルト・ディズニー・ジャパンとライセンス契約を締結しており、このコレクション発売は契約後初の企画となる。本コレクションは地元への愛を感じてもらうことをコンセプトにしており、47都道府県ごとの特色を生かしたミッキーマウスとミニーマウスのアートを活用した、「ゾゾタウン」オリジナルデザインのTシャツを展開する。合計2020点限定となるが、この数は都道府県別人口の割合に基づいており、1点1点エディションナンバーを手書きで入れて販売する。

アイテム詳細

抽選受け付けサイト

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アーバンリサーチが大阪・関西万博に出店 “すごい”をシェアする未来型ストア

アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)は、大阪・関西万博の会場内の“セービングゾーン”エリアに出店することを発表した。2025年4月13日〜10月13日に店舗をオープンする。

店舗名は“アーバンリサーチ エキスポ2025 ストア(URBAN RESEARCH EXPO2025 STORE)”。アーバンリサーチはSDGsの基本方針として、“衣料資源の有効活用(Clothing Innovation)”、 “地球環境負荷の軽減(Clean Earth)”、 “コミュニティの形成(Community Building)”という3つのテーマを中心にした“3C”を掲げている。この出店でも、万博を通じて多くの人と“すごい”をシェアしたいという想いをもとに「未来に繋がる“すごい”をシェアするサステナブルな未来型ストア」を用意する。

店内では、人や環境に配慮した循環型ファッションライフスタイルを提案するプラットフォームストア「ザ グッドランド マーケット(THE GOODLAND MARKET)」や、雑貨用資材として再利用するプロジェクト「コンポスト(COMMPOST)」、日本のさまざまな土地の魅力を発信する「ジャパン メイド プロジェクト(JAPAN MADE PROJECT)」といったアーバンリサーチの各レーベルのアパレル商品や生活雑貨を販売する。また3Dプリンターを使用した空間演出を行うなど、未来を体験できる場所を提供する。

店舗概要

◾️アーバンリサーチ エキスポ2025 ストア
日程:2025年4月13日〜10月13日
場所:大阪市此花区夢洲中一丁目地先S74 ウォータープラザマーケットプレイス西

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「ドルチェ&ガッバーナ」が東京・名古屋・大阪でホリデーマーケットを開催中

「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」は青山店、栄店、御堂筋店で、ホリデーシーズンに向けた期間限定のホリデーマーケットを開催中だ。シチリアの伝統的な荷馬車であるカレットをモチーフにしたスペシャルなディスプレイで彩った店内では、ホリデーシーズンの華やいだ世界観を楽しむことができる。

ワインやスイーツを販売

ホリデーマーケットでは、「フィアスコナーロ(FIASCONARO)」のパネットーネ(イタリアの伝統的な発酵菓子パン)とパネットーネにぴったりのクリーム、そして「ドンナフガータ(DONNAFUGATA)」のワインを特別に販売する。すべてのアイテムのパッケージ、ラベル、ボックスにはそれぞれシチリア島の豊かな自然の美しさを想起させる色鮮やかなデザインを施した。

限定アイテムも登場

さらに、家具やアクセサリーの“カーサ コレクション”では、カレット柄を基調としたデザインのプレートやグラスなどのテーブルアクセサリーや、アロマキャンドルやノートなどライフスタイルグッズ、そして「ビアレッティ(BIALETTI)」コラボのモカエキスプレスまで、普段ブティックでは取り扱いのないアイテムを多数ラインアップする。

そのほか、ウィメンズ・コレクションからは“ディヴォーション バッグ”(27万5000円)などを、メンズ・コレクションからはパッチワークデニムの新作バッグ“アダモ スモール"(27万7200円)やスモールレザーグッズなどを特別に販売する。

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“クロミ”デザインのキュートな「BABY-G」 チャームスタイルで2ウエイ使用も

カシオ計算機の「BABY-G」は12月20日、30周年を記念し、同ウオッチのアンバサダーを務める、サンリオのキャラクター“クロミ”とのコラボウオッチ“ベイビージープラス(BABY-G+PLUS)”を発売する。価格は1万6500円。カシオ公式オンライン、その他一部取扱店で販売、すでに公式オンラインで予約を受け付けている。

キュートなコラボウオッチ
バックライトで“クロミ”が出現

コラボウオッチは、ブラックをベースにパープルやピンクを配色。額に「BABY-G」の“BG”を施した“クロミ”を随所にあしらい、液晶のバックライトを点灯すると、同キャラクターが浮かび上がる仕掛けも。裏蓋には時計を模した“クロミ”モチーフをデザインした。チャームとして使用できる専用ホルダーが付属するほか、交換用バンドループやオリジナルステッカーを同封、独自のアレンジも楽しめる。

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「ディプティック」と協業した“フェルトの女王”に聞くコラボからクリスマスの過ごし方まで

「ディプティック(DIPTYQUE)」は今年のホリデーコレクションで、イギリス人のアーティストであるルーシー・スパロー(Lucy Sparrow)とコラボレーションした。スパローは、“フェルトの女王”と呼ばれるアーティスト。フェルトで作った「ハインツ(HEINZ)」のケチャップや「ケロッグス(KELLOGGS)」のコーンフレークス、「スキッピー(SKIPPY)」のピーナッツバターなど9000個ものアイテムを並べたコンビニエンスストアやベーグルやキャンディを並べたベーカリーの展示など、独自の世界観で注目を集めている。彼女は、「ディプティック」のホリデーコレクションのために、モミの木やジンジャーブレッドマンなどのモチーフをデザイン。パリとロンドンの旗艦店であるメゾン ディプティックの高級デリカテッセンのインスタレーションも手掛けた。スパローに、コラボの感想やクリスマスの過ごし方などについて聞いた。

子どもの頃の興奮をアドベントカレンダーで表現

WWD:「ディプティック」とコラボした感想は?

ルーシー・スパロー(以下、スパロー):創業者3人のインスピレーションを忠実に守り続けているところが大好き。パリのアーカイブを訪れたときは、スケッチブックや世界中を旅して集めたオブジェ、フェルトのアート作品など、私自身のクリエイションと重なるものがあった。「ディプティック」は“遊び心”と“喜び”に満ちたブランド。その2つの要素は私のクリエイションの核でもある。

WWD:「ディプティック」のイメージは?
スパロー:美しいだけでなく、ハンドメードにこだわった職人的なアプローチがある。世界観にフィットするものを作るためにディテールに気を配り、手間のかかる努力をしている。今回のホリデーキャンドルの新コレクションに私の手縫いのフェルトを取り入れてくれてとても嬉しい。

WWD:「ディプティック」の世界観や香りの世界をどのようにコラボで表現したか?

スパロー:メゾンとしての文化はもちろん、パリのメゾン ディプティックのインスタレーションのためにフランスの伝統的なホリデーについて学んだ。遊び心と情熱を加えて表現したつもり。「ディプティック」のパリのチームは素晴らしかった。ロンドンのメゾン ディプティックを何度も訪れ、すっかりスタッフと友人になった。ぶらぶらするだけで楽しい場所で、何時間も過ごせる。

WWD:コラボで苦労した点と楽しかった点は?

スパロー:「ディプティック」のオードトワレやオードパルファン、キャンドルなどの複雑なディテールを描き出すのが難しかった。おなじみの楕円形のロゴはもちろん、住所など細部まで再現した。コラボの制作中に「ディプティック」と1万回は描いたと思う。ソーイングボックス型のアドベントカレンダーについては、明確なビジョンを持っていた。私が子どもの頃に初めて裁縫箱を手にしたときの興奮を表現した。裁縫箱はクリエイションの可能性に満ちた世界に私を解き放ってくれた。その驚きを閉じ込めたつもり。

クリスマスに欠かせないのは「ディプティック」のキャンドル

WWD:「ディプティック」でお気に入りの香りとその理由は?

スパロー:ロンドン旗艦店の限定キャンドル“107 ニューボンドストリート”。なぜなら、私の故郷を思い起こさせる香りでコレクションを制作するときにずっと焚いていたから。

WWD:世界各地のイベントではフェルト作品が完売するほどの人気だが?

スパロー:特に1950年代初期のレトロなものから80年代のテクノカラーのパッケージまで、アメリカのブランドデザインの進化に影響を受けている。中でも、カラフルなラベルで日々の生活に欠かせない洗剤に夢中。自分のインスタレーションを通して、多くの人が特定のブランドや製品に個人的な関心を示すことに気づくようになった。おそらく、子どもの頃に買ってもらったお菓子や初めて味わったビールとか・・・・・・。それが私にとってのインスピレーション源。クリエイション過程で生まれる会話やエピソードは大好きだ。自分の作品が、人々を日常生活から離れた場所に誘うことができること願っている。

WWD:今年のクリスマスはどこでどのように過ごす?

スパロー:暖かい場所に旅行する予定だけど、お気に入りのフェルトのクリスマス・スターを持っていくつもり。

WWD:クリスマスに欠かせないものは?

スパロー:「ディプティック」のキャンドルは欠かせない。あとは、暖かい靴下とオレンジ、そして、大好きなチョコレートをたくさん。

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「ボッテガ・ヴェネタ」麻布台ヒルズを永瀬廉と巡る クラフツマンシップが息づく空間

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は11月28日、麻布台ヒルズに新店舗をオープンした。同店はマチュー・ブレイジー=クリエイティブ・ディレクターが手掛けるアジア初のコンセプトストアで、ウエアやホームコレクションなどを取り扱うほか、店内に併設したプライベートサロンでの特注サービスや店舗限定アイテムの販売などを行う。

また、オープン前日にはイベントを開催。King & Princeの永瀬廉が来場した。

新店舗を永瀬廉と巡る
語った「ボッテガ・ヴェネタ」への愛

店内を訪れた永瀬は、同店について「空間の使い方がぜいたくで、とてもテンションが上がる」と世界観を楽しんだ。さらに、購入を検討しているアイテムやバッグの魅力についても触れ、柔らかなムードにあふれる店内を巡りながら「ボッテガ・ヴェネタ」愛を語り、今季の新作を堪能した。

地中海の美学に着想を得た
伝統と現代性が響き合う空間

同店は地中海モダニズム建築から着想を得た、洞窟のような空間が特徴だ。弧を描くように丸みを帯びた壁面には日本の漆喰を使用し、足元には北イタリアのべネト地方の床材をアレンジしたタイルを広げた。伝統的な建築要素をモダンに再解釈して組み込み込むことで、歴史と現代性が響き合う空間に仕上げた。

店内の奥にはプライベートサロンを併設した。世界中から厳選したインテリアを基調としたこの空間ではメード・トゥ・オーダーのサービスを取り扱い、顧客一人一人に寄り添った特別な体験を提供する。

エントランス扉のハンドルや店内のガラス棚、ミラーには、ガラスアーティストの三嶋りつ惠による作品を施した。プラントハンターの西畠清順によるガジュマルの植栽も随所に配置し、日本のデザインやクラフツマンシップにリスペクトを示しながら、空間に息づく地中海の美学と日本の職人文化の共存を図った。

空間を飾る日本のアーティストと職人の
創造の源泉

新店舗の空間で一際目を惹くのは、空間を飾る優美なガラス作品や生命力あふれる植栽だろう。これらを手掛けた2人に今回のプロジェクトへの想いを聞いた。

ガラス作品を手掛けた三嶋は、「職人技を現代的にアレンジする『ボッテガ・ヴェネタ』の哲学と、ムラーノの職人の伝統的な技法を使い、現代的なエネルギーで新しい輝きをもたらしたいという私自身の想いが重なり、これまでも繰り返しブランドと関わってきた。今回改めて重要だと感じたのは “職人”の存在だ。店内の柔らかなデザインから作品の取り付けに至るまで、職人たちの情熱が重なり合う空間に思いを馳せながら挑戦し、楽しんで作品を製作できた」と自らの想いをブランドの哲学に重ねながら、同プロジェクトに携わる職人たちに敬意を表した。

植栽を手掛けた西畠は、その狙いについて「“究極のクラフツマンシップ”というブランドのアイデンティティーに呼応するように、職人の手と自然が融合して初めて到達できる植栽を選定した。似たような店舗の緑化があふれる中、店舗デザインやコンセプトと調和するように仕上げた。自分自身が生粋の“職人”として答えを追求した植栽が、職人文化を称える空間と共鳴し、店舗の一つのシグネチャーになれればうれしい」と話し、自身の植栽と空間が一体となって生まれる魅力に期待を寄せた。

店舗限定、先行販売アイテムが集結

2025年プレ・スプリング・コレクションから店舗限定アイテムとして、彫刻的なムラーノガラス製のハンドルが目を惹く“サーディン”(179万3000円)や、全体にウッドスタッズを施した“スモール アンディアーモ”(163万3500円)など、アイコニックで特別なバッグがラインアップした。

また、マチューがクリエイティブ・ディレクター就任後初となるファインジュエリーも先行販売する。ブランドを象徴する水滴のモチーフ“ドロップ”を用いた金のネックレス(429万円)や、野生の草花の繊細さにインスピレーションを受けた“プリマヴェーラ”のリング(154万円)など、18Kゴールドとダイヤモンドを使用した高級感あふれるジュエリーをそろえた。

INFORMATION
ボッテガ・ヴェネタ 麻布台ヒルズ

営業時間:11:00~20:00
住所:東京都港区虎ノ門5-9-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザB 1F

MOVIE PRODUCE:TAKUYA SAKAI(FLARE TOKYO)
PRODUCTION MANAGEMENT:SATORU MIZUNO(FLARE TOKYO)
VIDEOGRAPHY:FOOLISH
PHOTOS:KUNIHISA KOBAYASHI, SHUHEI SHINE
問い合わせ先
ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
0120-60-1966

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「サイラス」が奇才ジャズ・ピアニストのセロニアス・モンクとコラボ アルバムにフィーチャーした4型を用意

イギリス・イーストロンドン発のストリートブランド「サイラス(SILAS)」は、アメリカ生まれの奇才ジャズ・ピアニスト、セロニアス・モンク(Thelonious Monk)とコラボレーションしたコレクションを12月13日に発売する。ビーズインターナショナルの公式オンラインストア「カリフ(CALIF)」と「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」で取り扱う。

今回のコラボは、ジャズ史上最高の奇才として名高いセロニアス・モンクへのリスペクトから誕生し、ジャガードニットとジップアップ仕様のフーディー、プルオーバー仕様のフーディー、ロングスリーブTシャツの全4型を用意した。1954年発表のジャズ・サックス奏者ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)との共作アルバム「THELONIOUS MONK AND SONNY ROLLINS」や名作ソロアルバム「Thelonious Alone in San Francisco」をはじめ、どれもモンクのアルバムのアートワークにフィーチャーしたデザインになっている。価格は、ジャガードニットが1万6500円、ジップアップ仕様のフーディーが1万5400円、プルオーバー仕様のフーディーが1万4300円、ロングスリーブTシャツが7700円だ。

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【スナップ】ビヨンセ親子が映画「ライオン・キング:ムファサ」プレミアに黄金のドレスで登場 

映画「ライオン・キング:ムファサ」のプレミアが、12月9日(現地時間)アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアター(Dolby Theatre)で行われた。会場には、本作で声優を務めたビヨンセ(Beyonce)と12歳の長女ブルー・アイビー・カーター(Blue Ivy Carter)がそろいのメタリックドレスでサプライズ登場し、夫ジェイ・Z(Jay-Z)と母ティナ・ノウルズ(Tina Knowles)が応援に駆け付けた。

本作は、2019年に公開された映画「ライオン・キング」の前日譚にあたる物語。ビヨンセは前作に引き続き主人公の幼馴染ナラ役を、そして映画初出演となるブルーはその娘キアラ役を務めた。

ビヨンセ

「バルマン(BALMAIN)」の映画「ライオン・キング」30周年記念コラボコレクションから、ゴールドに輝くストラップレスドレスを着用。中指に輝くリングは「ピアジェ(PIAGET)」の“エッセンス オブ エクストラレガンザ 150周年記念ハイジュエリーリング”だ。

ブルー・アイビー・カーター

スイートハートネックと繊細に施されたドレープが目を引く、「クリスチャン・シリアノ(CHRISTIAN SIRIANO)」のボールガウンをセレクト。同ブランドのデザイナークリスチャン・シリアノ(Christian Siriano)は自身のインスタグラムで、「ブルー、あなたは女神のように美しい。このドレスをあなたに作ることができて光栄に思う」とコメントした。

ビヨンセはインスタグラムに愛娘の姿を投稿し、「私のゴージャスな娘。あなたはキアラとして素晴らしい働きをした。あなたの家族はこの上なく誇りに思っている。これからも輝き続けて」と称賛を送った。

親子モーメントも

ジェイ・Zはブラウンのスーツに、ノウルズは「アムサーラ(AMSALE)」のカスタムパンツスーツに身を包み家族の晴れ舞台を見守った。

レッドカーペットスナップ

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スターバックスから新年を祝う縁起物チャームが登場 京都府内の3店舗で限定発売

スターバックス コーヒー ジャパンは12月13日、幸運を招く干支アイテム“縁起物チャーム”を数量限定で発売する。同チャームは、スターバックス コーヒー 京都祇園ホテル店、京阪祇園四条駅店、京都二寧坂ヤサカ茶屋店の3店舗のみで扱う。

新年に向けて運試しができる限定のチャーム

“縁起物チャーム”は、紅白の丸い玉に縁起物を入れる京都・祇園町の風習“福玉”に着想を得たもの。紅白のカプセルの中には、1859年に京都で創業した老舗の人形工房、島田耕園人形工房とスターバックスがオリジナルで製作した縁起物モチーフのチャームがランダムでひとつ入る。チャームは、幼児の厄災を祓い、魔除けや身代わりの人形として用いられる御所人形の這児(はいこ)や、子宝に恵まれ安産、多産のお守りになる駒犬のほか、商売繁盛の縁起物、招き猫のミケ(京都祇園ホテル店限定)、シロ(京阪祇園四条駅店限定)、クロ(京都二寧坂ヤサカ茶屋店限定)をそろえる。価格は2700円。

また、2025年の干支である乙巳(きのとみ)にちなんで、弁財天の使いで富と財をもたらす縁起の良い動物、白蛇をモチーフにしたチャーム“乙巳歳 干支土鈴”(きのとみどし えとどれい)(2700円)もラインアップに加える。

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ハリウッド俳優・ノーマン・リーダスの写真集「IN TRANSIT」の日本版が発売 ポップアップも開催

東京・渋谷にあるミヤシタパーク内にあるギャラリー「サイ(SAI)」 では、ハリウッド俳優、写真家、プロデューサーなど、多岐にわたって活動するノーマン・リーダス(Norman Reedus)による写真集「IN TRANSIT」の日本限定エディション(128ページ、2万5300円)の発売を記念して1月4日から12日まで期間限定のポップアップストアを開催する。

2023年のパリ、24年の「サイ」でのワールドツアーを経て販売される写真集「IN TRANSIT」は、アーティストであるノーマンが時間、記憶、そして動きを個人的に探求したものであり、1990年代のアンダーグラウンドシーンから現在に至るまでの作品を収録している。

ノーマンは、「『IN TRANSIT』は直感的な探求、個人的な経験、そして精神分析的で催眠的なものである。このコレクションは90年代から現代に至るまでの未公開作品が多数含まれているが常に、『IN TRANSIT』でありこれらの異なる時代の深部を探求するような過程である」と語る。

写真集「IN TRANSIT」の日本限定エディションは1000部限定。今回の日本エディションのために製作した豪華なスリップケースは、ノーマン・リーダスの親しい友人の小島秀夫が手掛けた。

同書にはノーマン・リーダス直筆のサイン入りブックプレートがすべてに付属。写真集は1月4日から本ポップアップストアで販売される他、特設サイトでのオンライン販売も行う。なお会場で購入した人限定で、本書からノーマンがセレクトしたイメージのポラロイド写真をランダムに同封する。※商品の購入は1人2点まで。

■「IN TRANSIT」POPUP
会期:2025年1月4〜12日
会場:サイ(SAI)
住所:東京都渋谷区神宮前 6-20-10 レイヤード ミヤシタパーク 3階
時間:11:00〜20:00
入場料:無料

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銀座ソニーパークがオープン 吹き抜け構造の“街に開かれた施設”で体験型プログラム

銀座ソニーパークプロジェクトは2025年1月26日、銀座ソニーパークをオープンする。

1月26日オープン
「ソニーパーク展2025」を開催

銀座ソニーパークは、2024年8月に竣工、ソニービルの設計思想“街に開かれた施設”や、“ジャンクション建築”“縦のプロムナード”といった要素を継承。テナントなどの常設店舗は設けず、各フロアで変化するアクティビティを楽しめる。工事期間中にも一部フロアを開放し、吹き抜け空間を生かしたアート展示「アート イン ザ パーク(工事中)」など、特別なプログラムを実施。オープン日の1月26日からは、体験型プログラム「ソニーパーク展2025」を開催する。同展は、ソニーグループが取り組む、ゲームと音楽、映画、エンタテインメントテクノロジー、半導体、金融(ファイナンス)の分野をテーマに、ソニーミュージックグループを中心とした6組のアーティストが加わり、新たなプログラムを予定する。

◾︎銀座ソニーパーク
オープン日:2025年1月26日
住所:東京都中央区銀座5-3-1

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「アトモス」が「アシックス スポーツスタイル」に別注した“GT-2160”が誕生 随所にリフレクターを搭載

スニーカーショップ「アトモス(ATMOS)」は、「アシックス スポーツスタイル(ASICS SPORTSTYLE)」にカラー別注した“GT-2160”を12月20日に発売する。価格は1万8700円で、「アトモス」と「アトモス ピンク」の各店および公式オンラインストアで取り扱う。なお、「アトモス」の特設サイトでは12月19日8時59分まで抽選販売を受け付けている。

今作は、暗闇で反射する動物の網膜の作りであるタペタム(輝板)に着想した1足だ。全体をブラックベースのモノトーンに仕上げ、サイドのストライプやつま先からヒールにかけての曲線、シューレースなどのディテールにリフレクターを搭載。また、インソールには「アトモス」と「アシックス スポーツスタイル」の別注アーカイブから続くタイガー・カモフラージュ柄をプリントした。

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「ア ベイシング エイプ®」が「ベイプストア® 銀座」をオープン ストリートブランドとしての新たな挑戦

東京を拠点に、日本発信のトレンドを提案する「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、「ベイプ®︎」)。1993年のブランド設立以来、30年以上にわたりストリートファッションをけん引し、日本国内だけではなく、アメリカ、イギリス、フランス、中国など、世界中で愛されるブランドとなった。12月5日には東京・銀座の中央通りに新たに路面店「ベイプストア® 銀座(BAPE STORE® GINZA)」をオープンした。同店には「ベイプ®︎」のフルコレクションに加え、最高級ラインの“ベイプ ブラック(BAPE BLACK®)”や「スワロフスキー(SWAROVSKI)」とのコラボコレクションなど、特別なアイテムをラインアップする。

東京・原宿発のストリートブランドが銀座に路面店を出店するのは大きな挑戦であり、ノーウェアは「ベイプストア® 銀座」を含めると今年だけで5店舗目の出店だ。成長を続ける「ベイプ®」の強さの秘密はどこにあるのか。今年2月、新たにノーウェアの社長に就任したシモーネ・ウゴリーニ(Simone Ugolini)氏に話を聞いた。

シモーネ・ウゴリーニ社長が語る
「新たな成長戦略」

WWD:ノーウェアの社長に就任し、10カ月ほど経つが、どういったことに注力してきた?

シモーネ・ウゴリーニ=ノーウェア社長(以下、シモーネ):「ア ベイシング エイプ®」(以下、「ベイプ®」)は1993年に誕生し、30年以上の歴史がある。私はこれまで主にイタリアやフランスのラグジュアリーブランドで働いてきたので、まずは「ベイプ®」というブランドのDNAやコード、歴史を勉強し、そこで改めて「ベイプ®」の商品やストアの素晴らしさを理解した。ブランドマーケティングは、プロダクト、プレイス、プロモーション、プライスの“4P”を考えるが、今年からこの“4P”を“4C”に変えた。“4C”は、コンシューマー、コミュニティー、カンバセーション(対話)、コンシダレーション(思いやり)で、これまで商品や店舗という点で考えていたものから、それを起点によりお客さまとのつながりを重視する方針にした。インスタグラムやLINEでのオンラインでのコミュニケーションも積極的に活用しつつ、その分、店舗では特別な体験を提供し、楽しんでもらえるように考えている。

WWD:「ベイプ®」の強みはどこに感じている?

シモーネ:「ベイプ®」はとてもユニークなブランドだ。日本のストリートカルチャーを、“メイド・イン・ジャパン”の高いクオリティーでファッションを通して表現してきた。加えて、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」や「マスターマインド(MASTERMIND)」など多くのブランドとコラボレーションするなど、良い関係性を築いている。さらにアートやミュージックと関わりが深いのも「ベイプ®」の強さだ。アートでいえば、11月に渋谷のミヤシタパークのアートギャラリー「SAI」でアート展「ベイプギャラリーTM トーキョー」を開催し、国内外のアーティストやブランド25組とコラボレーションを行った。ミュージックに関しても「ベイプ®」の歴史は常に音楽と密接に関係してきた。今年はニュージーンズ(NewJeans)のライブ用に「ベイプ®」が衣装を提供するなど、多くのアーティストとお互いにリスペクトし合い、自然と良い関係ができている。カルチャー、アート、ミュージック、この3つの強みを持つ「ベイプ®」には、まだまだ成長の可能性を感じている。

WWD:社長就任以降、3月に「エーエイプ(AAPE)」京都店、4月に「ベイプキッズ®(BAPE KIDS ®)」の阪急梅田本店と京都高島屋S.C.店、8月に新コンセプトストア「ベイプ® シンク(BAPE® THINK)」と、次々にオープンしてきた。積極的に出店する狙いは?

シモーネ:もちろん一番は成長を続けるため。そのためにはメインの「ベイプ®」だけでなく、ほかのブランドも育てていかなければいけない。「エーエイプ」と「ベイプキッズ®」の出店はそれが大きな理由だが、おかげさまでどの店舗も好調だ。一方で8月にオープンした「ベイプ® シンク」は初となるコンセプトストア。今年31周年を迎え、新たな挑戦の一つがこの店舗で、「ミスター ベイシング エイプ®(MR. BATHING APE®)」を中心に、特別なコラボアイテムや人気のスニーカー“ベイプスタTM”を豊富にそろえている。3階にはVIPルームを用意し、お客さまにとって特別な体験ができる店舗となっている。

「ア ベイシング エイプ®」に
受け継がれる“パイオニア精神”

WWD:12月5日には「ベイプストア® 銀座」がオープンしたが、出店の経緯は?

シモーネ:ブランドビジネスで考えると銀座に路面店があった方がいいとは考えていた。今回、銀座のメイン通りである中央通りでかつ路面店という良い条件だったのが出店の大きな理由の一つだ。ただ、出店するにしても、その場所でコミュニティーがしっかりと育っていくことが大切だ。原宿発のストリートブランドが銀座のメイン通りに路面店を出店することは大きな挑戦だが「ベイプ®」は設立以来、常にパイオニア精神を持ってやってきた。今回もそのパイオニアになりたいと考えている。

WWD:銀座店の特徴は?

シモーネ:銀座の街に合わせて、外観も内観もウッド調をベースにしている。外観の「エイプヘッド」はまさに“ブランドの顔”の役割で、ブランドの認知度を高めることに大きく貢献してくれるはずだ。さらにそこに銀座店ならではのウッド調のカモ柄をデザインし、外からでも「ベイプ®」の雰囲気が伝わるようにした。内装では1階は大きなウインドウでウェルカムな雰囲気を出しつつ、2階はゆったりと買い物ができるようにアイテムを配置している。什器も銀座店のために高級感のある特別なものを用意した。

WWD:アイテムに関しては?

シモーネ:銀座店では「ベイプ®」のフルコレクションに加え、ハイエンドラインの“ベイプ ブラック”を展開する。2階の中央の商品台には時計やジュエリーのアイテムを豊富にラインアップする。「ベイプ®」の顧客の大部分はZ世代だが、このブランドは30〜40代の人々の間でよく知られている。新しい店舗の目的は、銀座のコミュニティーを拡大し、複数の世代に真にユニークな「ベイプ®」体験を提供することだ。加えて、ウィメンズのアイテムを多く取り扱う。「ベイプ®」はメンズに強いブランドだと思われているかもしれないが、メンズとウィメンズの比率は約6:4。近年はウィメンズの売り上げが好調で、今年は前年比40%増で伸長している。特にZ世代は150%増で成長しており、ポテンシャルがあると感じている。

WWD:インバウンドの集客も考えている?

シモーネ:もちろん、グローバルなお客さまとより接点を持つというのは銀座店の狙いの一つではあるが、それよりもローカルのお客さまの方をメインに考えている。現在ローカルとインバウンドの売り上げ比率は約6:4。私たちがさらに成長を続けるにはローカルによりフォーカスしなければならないし、そのコミュニティーをしっかりと銀座でも作っていきたい。

WWD:「ドーバー ストリート マーケット ギンザ」内にも「ベイプストア®」があるが、どう差別化していくのか。

シモーネ:「ドーバー ストリート マーケット ギンザ」と「ベイプ®」は長年にわたり良好なコラボレーションを続けており、随時リリースする特別なコラボレーションを通じて、常に良い関係を育んでいる。「ドーバー」には複数のブランドが入っているので、そこで「ベイプ®」を知る人もいる。そうした新規のお客さまとの接点を持てるのは大きなメリットだし、「ドーバー」に来るお客さまと「ベイプ®」の親和性は高いと考えており、2つの店舗が良いバランスで共存できるはずだ。

WWD:2025年の具体的な出店などは決まっているか。

シモーネ:23年は過去最高の売り上げだったが、今年はさらにそれを上回って20%以上伸長している。特にローカルのお客さまが前年比で40%ほど増えており、まだまだ国内でも伸ばすチャンスはあると考えている。どういった形態かまだ決まってはいないが、来年はさらなる出店を検討している。ぜひ楽しみにしていてほしい。

落ち着いた雰囲気の店内
コラボアイテムも販売

「ベイプストア® 銀座」は、1階と2階を存在感のあるらせん階段で行き来できる2フロア構成。親しみを感じさせるウッドを基調に「ベイプ®︎」らしい遊び心を加えた高級感のある店内に仕上げた。

1階は全面透明なガラス張りで、気軽に入れるような空間作りを心掛けた。入って右手には2階へと続く存在感のあるらせん階段があり、正面には、同店限定の「スワロフスキー」とのコラボコレクションや「ベイプストア® 銀座」オリジナルカモ柄を使用したオープン記念の「エイプヘッド」Tシャツを並べた。左手には“ベイプ ブラック”や「バウンティーハンター(BOUNTY HUNTER)」やラッパーのドン・トリバー(Don Toliver)とのコラボコレクション、スニーカー“シャークスタ”などがディスプレーされている。

2階は中央には時計やアクセサリーをディスプレーした同店のための特別な商品棚を配置。両サイドにはウィメンズを含む「ベイプ®」のフルコレクションを並べ、広々としてゆったりと落ち着いて買い物がしやすい空間を演出。銀座の街に合わせた新たな「ベイプストア®」が誕生した。

オープニングには
「ベイプ®︎」ゆかりのセレブが来場

12月4日に「ベイプストア® 銀座」で開催されたオープニングレセプションには、俳優でモデルのKōki,やラッパーのSWAY、DJ Dirtykrates a.k.a. Zeebraなど「ベイプ®︎」にゆかりのある多数のゲストがお祝いに駆けつけた。DJ Dirtykrates a.k.a. ZeebraによるDJなどもあり、会場は大いに盛り上がった。

INFORMATION
BAPE STORE® GINZA

営業時間:11:00〜20:00
住所:東京都中央区銀座2-6-5

問い合わせ先
ノーウェア
03-5410-6310

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ユナイテッドアローズ6ブランドからスパイバー社“ブリュード・プロテイン ファイバー”を用いたアイテム15型を発売

ユナイテッドアローズは2025年1月中旬以降、同社6ブランドからスパイバー(SPIBER)社が開発したプロテイン繊維“ブリュード・プロテイン ファイバー”を原料に含む生地を用いたアイテムを発売する。各ブランドの店舗および公式オンラインで取り扱う。

“ブリュード・プロテイン ファイバー”採用は2度目
6ブランドから15型を発売

本企画は、ユナイテッドアローズのサステナビリティ活動の合言葉“サローズ(SARROWS)”に基づき、「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」からメンズのアウター(7万9970円)、ウィメンズのブラウスブルゾン(4万6970円)とスカート(2万7940円)、ハット(1万2980円)、「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS)」からメンズのジャケット(3万5200円)とパンツ(2万4200円)、ウィメンズのオールインワン(3万9930円)、「エイチ ビューティー&ユース(H BEAUTY&YOUTH)」からメンズのパンツ(4万1910円)、ウィメンズのキャミソール(2万7940円)、ワンピース(4万9940円)、ショートパンツ(2万9920円)、「スティーブン アラン(STEVEN ALAN)」からメンズのパンツ(2万9920円)、ウィメンズのシャツジャケット(4万4000円)、「アストラット(ASTRAET)」からウィメンズのベスト(5万7200円)、「ロエフ(LOEFF)」からオールインワン(6万9300円)をラインアップする。ユナイテッドアローズの“ブリュード・プロテイン ファイバー”を用いた商品は、2024年2月に発売の「バトナー(BATONER)」別注ニットに続き今回で2回目となる。

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「メゾン マルジェラ」のジョン・ガリアーノが退任 ファッションの感動とビジネスの発展をもたらした10年の関係に終止符

「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」のジョン・ガリアーノ(John Galliano)=アーティスティック・ディレクターが退任した。後任は未定。ガリアーノも今後の活動については明言していない。

2014年に就任したガリアーノは、これまでの10年間でファッションの感動や文化的な瞬間、そしてビジネスの発展をもたらしてきた。「メゾン マルジェラ」と彼のパートナーシップは、1月に開催された24年“アーチザナル”コレクションのショーで頂点に到達。クリエイティビティーに軸を据えたスペクタクルで世界的な賞賛を浴び、ガリアーノをファッション界の頂点に押し上げた。

「WWD」の独占取材に対し、同ブランドを擁するOTBのレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)会長とガリアーノは、このパートナーシップは豊かで人生を変えるような画期的なものだったとし、お互いに感謝の意を表するとともに円満な別れであることを強調した。

ガリアーノは、「この美しいメゾンとの別れに際し、私の心は喜びと感謝であふれ、魂は微笑んでいる。私はこれからも償い続け、夢を見ることを決して止めない」とコメント。ロッソ会長との関係を「家族」という一言で表現し、「マルタンが築き上げたメゾンのアーティスティック・ディレクターのポジションに私を招いてくれたことで、彼は私に最大かつ最も貴重な贈り物を与えてくれた。私が声なき声になっていたときに、もう一度自分のクリエイティブな声を見つける機会を与えてくれた」と話した(これは11年にパリのバーで人種差別と反ユダヤ主義的な暴言を吐き、「ディオール(DIOR)」と自身の名を冠したブランドから追放されたことを指している)。

一方、ロッソ会長も「ジョンと、仕事を超えて、尊敬と感謝、そして深い友情に基づいた関係を築き上げられたことを誇りに思っている。私たちは、ファッションの歴史に永遠に刻まれるような素晴らしい偉業を共に成し遂げた」と述べた。また、「同じようなコレクションがますます増え、製品も本当の意味で際立ったDNAを持たなくなりつつあるこの世界で、ジョンが中心に据えてきたのは、製品の素晴らしさや文化、価値。彼は、『メゾン マルジェラ』をクリエイティビティーへの欲求とファッションへの夢を体現するユニークなメゾンにし、こうした稀有な製品価値に基づく世界的な成功へと導いた。そして、彼は世界中の若者たちにインスピレーションを与えた。前回の“アーティザナル”ショーの後、彼がネット上で生み出したものを見てみれば分かるだろう。ショーの後、すでにキャリアを確立している多くのデザイナーたちが彼に連絡を取り、自分たちの仕事の理由を思い出させてくれたと伝えた。今の時代においては尊いことだ」と説明。「私の親愛なる友人であるジョンの成功を祈っている。そして将来、私たちがコラボレートできる他のプロジェクトもあると思う」と続けた。

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英写真家キングスリー・イフィルが日本初展示 髙橋優香によるブックストア「ハイ・ブリッジ・ブックス」で開催

髙橋優香によるブックストア「ハイ・ブリッジ・ブックス(Hi Bridge Books)」は12月15日まで、イギリス人の写真家キングスリー・イフィル(Kingsley Ifill)の日本初となる展示「Bard-o」を開催中だ。

同展は、写真表現の一つである「不確かさ」と「曖昧さ」がテーマで、カラーハンドプリントを使って色の感情と記憶を探究した作品を展示。プリントテクニックによる景色が溶け出したように混じり合う色彩は、「現実を捉える写真は、実は記憶と意識が混ざり合っているものではないか」という不確かな感情を表現している。

キングスリー・イフィルの作品一覧

イフィルは、ロンドンを拠点に活動するアーティスト。これまでに「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」2024年ブライダル・クチュールコレクションのキャンペーンを撮影しているほか、英雑誌「ザ・フェイス(The Face)」や「アリーナ・オム・プラス(Arena HOMME+)」などの表紙やファッションストーリーも手がけている。

◼️写真展「Bard-o」
会期:12月15日まで
場所:ハイ・ブリッジ・ブックス
住所:非公開 ※ハイ・ブリッジ・ブックスのインスタグラムから詳細を確認
入場料:無料

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「ソフトハイフン」×「サキアス」第3弾 アイコニックなデザインを採用したメンズブーツ

「ソフトハイフン(SOFTHYPHEN)」は、ウィメンズシューズブランド「サキアス(SAKIAS)」とのコラボレーションアイテムを12月13日に発売する。

第3弾となるコラボレーションでは「サキアス」のアイコニックなデザインの1つである甲のステッチが特徴の5-(ファイブ・ステッチ)シリーズから、ウィメンズブーツとして展開している“5-LES”をベースに素材やディテールの検討まで両者のものづくりを反映し、メンズサイズで展開する。価格は8万5800円で、ソフトハイフン“ザ・ハウス“(SOFTHYPHEN “THE HOUSE”)、ザ・コンテンポラリー・フィックス(THE CONTEMPORARY FIX)京都店、「ソフトハイフン」公式オンラインストアで取り扱う。

素材はマットなカウレザーに対してマットブラックに塗装したシューレースフックを追加し、メンズブーツとして上品でモダンに仕上げた。また、ウィメンズの“5-LES”同様にブーツの甲にアイコニックなハンドステッチが施された、取り外し可能なフォルスタンが付く。

足の動きに合わせて屈曲するタンクソールは素材を軽量性、クッション性を兼ね備えたEVA素材を採用し重厚感のあるブーツのデザインでありながらも、柔らかな履き心地と軽さを実現した。

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ビームス設楽社長、2027年に退任へ

「ビームス」創業者の設楽洋社長が2027年4月末で退任し、会長に就任すると複数のメディアが報じた。後任は未定。設楽社長は現73歳。遠藤恵司副社長は25年4月末で退任し、最高顧問に就任する。

設楽社長は1951年生まれ。76年2月に家業の新光の新規事業として「ビームス」1号店となる洋品店「アメリカン ライフ ショップ ビームス」を開業。83年電通を退社し、ビームスと新光の専務に。88年ビームス、新光、ビームスクリエイティブの代表取締役を兼任。2011年からビームスホールディングス社長を務める。

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「ザ・ノース・フェイス」韓国の2024-25年秋冬コレクションの一部をゴールドウインの公式サイトで発売

「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」 の韓国レーベル「ザ・ノース・フェイス・コリア(THE NORTH FACE KOREA)」の2024-25年秋冬コレクションの一部をゴールドウインの公式オンラインストアで発売した。

韓国の文化やトレンドをスタイリッシュに落とし込んだアイテム全10型をラインアップする。フード一体型のスポーティーなシルエットをクロップド丈に仕上げてフェミニン感をプラスした“グロッシーショートダウンジャケット”(4万8400円)は光沢感のある生地でスタイリッシュな雰囲気を演出。1990年代の「ザ・ノース・フェイス」を代表するヘリテージモデルであるヌプシジャケットのデザインを継承したウィメンズシルエットの“WL ヌプシベスト”(3万1350円)と“WL ヌプシジャケット”(4万4550円)も用意。どちらもバックに干渉する肩部分は厚手の素材に切り替え、ややクロップド丈に仕上げた。

ほか、トートとクロスバッグの2ウエイ使用の“バケットバッグミニ”(8800円)は、片手で持ち歩けるサイズ感でメーンコンパートメントは大きく開閉できるドローコード仕様。バッグ以外のアパレルは韓国限定レーベルのアイテムだ。

アイテム一覧

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注目のオルタナティブ・ロック・バンド、ニューダッド(NewDad) ピクシーズやザ・キュアーからの影響を語る

PROFILE: ニューダッド(NewDad)

PROFILE: アイルランド、ゴールウェイ出身の4人組インディー・ロック・バンド。フロントマンのボーカル/ギター、ジュリー・ドーソン(Julie Dawson)を中心に学校で知り合ったベースのエインドル・オーバイン(Aindle O‘Beim)、ドラムスのフィアクラ・パースロー(Fiacra Parslow)で2018年に結成。20年にギタリストのショーン・オダウド(Sean O’Dowd)が加入。22年にカーラ・ジョシ(Cara Joshi)がアーインドルに代わって加わり、現在のラインアップとなった。2021年に自主制作でEP「WAVES」を、22年にEP「BANSHEE」をリリース。24年2月にフル・アルバムを「Madra(マドラー)」発売した。

フォンテインズD.C.の登場以降、活況が続いているアイルランドのロック・シーン。中でも、今年を代表するホープの筆頭といえるのが、港町のゴールウェイで結成された4人組のバンド、ニューダッド(NewDad)だ。その魅力は、シューゲイザーやグランジ、ドリーム・ポップなど1980〜90年代のオルタナティブ・ロックの影響を受けた没入感のあるサウンド。そして、敬愛するザ・キュアーの面影も重なるダークでメランコリックなムード。さらに加えて、チャーリー・xcxやピンクパンサレスのカバー/リワークにも窺えるポップ・ミュージックへの鋭い感覚を持ち合わせたソングライティングが、彼女らの音楽を華やかに際立たせている。マイ・ブラッディ・ヴァレンタインやスマッシング・パンプキンズの作品で知られるアラン・モウルダーがミキシングを手がけたデビュー・アルバム「Madra(マドラー)」は、そんな彼女らの個性が凝縮された目覚ましい成果だった。

今はアイルランドを離れ、ロンドンに新たな活動拠点を置いているニューダッド。早くも次のアルバムを制作中と伝えられる中、「Madra」のブレイクによって拓けたバンドの現在地を彼らはどう見ているのか。その音楽的な背景や創作のインスピレーション、そして彼女らが直面しているアイリッシュネスの問題について、先日大盛況に終わったジャパン・ツアーの東京公演2日目のライブ直前、ボーカリストでソングライターのジュリー・ドーソンに話を聞いた。

初来日について

——日本での初めてのライブはどうでした?

ジュリー・ドーソン(以下、ジュリー):最高だった! ずっと楽しみにしていたツアーだったので、ここに来られて本当に嬉しい。こんな素晴らしい場所は初めてだし、観客のみんなも温かく迎えてくれて感動しました。だから、この場所を離れるのが今からもう寂しくて(笑)。

——東京をぶらぶらする時間はありましたか。

ジュリー:今日は一日中ショッピングを楽しみました。キャットストリートだっけ? 原宿をあちこち歩き回って、可愛い洋服やぬいぐるみとか、たくさん買い物ができて大満足です(笑)。

——一番のお気に入りは?

ジュリー:古着屋で「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」のスカートを見つけて! シモーン・ロシャ(Simone Rocha)はアイルランド出身の素晴らしいデザイナーで、彼女の服が大好きなんです。だから最高に嬉しい。しかもとても安く買えて、ラッキーでした(笑)。

——今日のファッションも素敵ですが、タトゥーも個性的で目を惹きます。

ジュリー:(日本語で)アリガトウゴザイマス(笑)。ほとんどのタトゥーは友達のサラがデザインしてくれたもので。中でも一番のお気に入りは、(ワシリー・)カンディンスキーの絵をモチーフにしたもの。ゴールウェイの私の家に飾ってあった絵がずっと好きで、その一部を参考にデザインしてもらいました。あの絵の、虹の橋を渡るような神秘的なイメージがずっと心に残っていて、タトゥーを入れられる年齢になったら入れたいって思っていたんです。それと、ケイト・ブッシュの「Hounds of Love」からインスピレーションを得たこれも気に入っています。このいかつい表情をした2匹の犬は、「Hounds of Love」ってタイトルから連想したイメージなんです(笑)。

影響を受けたアーティスト

——デビュー・アルバムの「Madra」は大きな反響を呼びました。自分たちとしてはどんな手応えを感じていますか。

ジュリー:正直、リリースされた当初はあまり注目されてなかった気がしていて。でも、ここ数カ月の間にアートワークがバズり始めたり、より多くの人に知ってもらえるようになって、みんなが自分たちの曲を大好きだってって言ってくれるようになった。だから、最近になってあらためてあのアルバムへの愛が深まった気がするし、バンドとして着実に成長していることを実感できていて嬉しいです。

——最近リリースされた新曲の「Under My Skin」は、そうしたバンドを取り巻く世界の広がりを象徴するナンバーですよね。

ジュリー:はい。「Under My Skin」は当初、「Madra」の収録曲としてレコーディングされた曲だったんだけど、その後、「Life is Strange」というビデオゲームのサウンドトラックとして使われることになって。あの曲をゲームに登場するキャラクターのストーリーと重ねて聴いてくれているファンがいて、そうした“相乗効果”を見るのはとてもクールだし楽しい。聴いた人がそれぞれにいろんなものを感じ取ってくれることは、私たちにとっても大きな喜びなんです。

——ニューダッドのサウンドからは1980年代や90年代のオルタナティブ・ロックの影響が強く感じられますが、実際にどんなアーティストがインスピレーションになっているのでしょうか。

ジュリー:私たちの音楽を聴いてそう感じてもらえたなら嬉しい。私たちがバンドを始めたきっかけはピクシーズで、彼らが奏でるベース・サウンドや、独特な表現スタイルに惹かれて自分たちもバンドをやりたいって思ったんです。そこから90年代のギター・バンドやスロウダイブにハマって、ザ・キュアーやコクトー・ツインズのようなバンドからも影響を受けながら曲をつくり始めるようになりました。彼らのような、夢見心地でワクワクするような感覚を自分たちも音楽で表現したいなって。

——ライブではキュアーの「Just Like Heaven」のカバーをレパートリーに入れていますが、キュアーはやはりニューダッドにとって特別なバンドですか。

ジュリー:はい、みんなキュアーを聴いて育ったようなものなので(笑)。ニューダッドを始めた頃、ダブリンでジャスト・マスタードというアイルランドのバンドがキュアーの前座を務めたのを観て。ダンドーク出身の小さなバンドが、世界でも最も偉大なバンドをサポートしていて、私たちもいつかこんなステージに立てたらいいなって夢を抱くようになりました。キュアーへの愛は、私たちの音楽の原点と言えるんじゃないかな。それに、ロバート・スミスはやっぱり最高のソングライターだと思う。

——同じソングライターとして、ロバート・スミスのどんなところに惹かれますか。

ジュリー:ちょっと陰鬱な雰囲気が好きなんです(笑)。彼の曲は、とても美しくて繊細で、でも同時にゾッとするようなところがあって。抱きしめられるような、それでいて突き放されるような感じというか。何か新しいものが生まれそうな予感があって面白いし、その相反する感覚をうまく調和させているところが魅力だと思う。

——ちなみに、カバーについて本人から何か反応はありましたか。

ジュリー:そう、彼がリツイートしてくれて! とても興奮しました(笑)。いつか彼と共演できたら最高。それが今の私たちの目標なんです。

憧れのアラン・モウルダーのミックス

——「Madra」はミックスをアラン・モウルダーが手がけたことも話題ですが、ニューダッドの音楽性を考えると、彼の貢献は大きなものがあったのではないでしょうか。

ジュリー:アランとは2枚目か3枚目、それか4枚目のアルバムで一緒に仕事ができたらって思っていて。だからデビュー・アルバムのミックスをやってくれるなんて夢にも思っていなかったし、彼から返事が戻ってきて、私たちの曲を気に入ってくれたと聞いたときはとても興奮しました。彼は、私たちに影響を与えた90年代の素晴らしいギター・バンドの作品を生み出したひとだから。スタジオで完成した楽曲も素晴らしい出来だったけど、アランの手によってさらに磨きがかかり、完成度は格段に向上しました。彼の才能にあらためて気付かされたし、彼に仕事を引き受けてもらえてとても感謝しています。

——アラン・モウルダーが手がけた作品の中で、お気に入りの一枚は?

ジュリー:そうだな……スマッシング・パンプキンズの「Mellon Collie and the Infinite Sadness」かな。あとは……そうだ、彼が「Loveless」(マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)をやっていたのをすっかり忘れていました! 同じアイルランドのバンドなのに……こういう大事なことを忘れてしまうところがあるんです、私は(笑)。でもそうですね、「Loveless」は間違いなく彼の代表作の一つだと思います。

——そういえば、「Madra」のリファレンスとして、ピクシーズの「Doolittle」と共にウィーザーのファーストを挙げていましたね。リブァース・クォモの詩はナーディーというか……。

ジュリー:うん、わかります(笑)。

——(笑)なので少し意外な気もしたんですが、あのアルバムのどんなところに繋がりを感じていますか。

ジュリー:学生の頃に大好きだったバンドの一つなんです。16歳のときの私は、とにかくクールになりたくて、誰にどう思われても気にしない!みたいな感じで。既存のルールにとらわれず、周囲の目を気にしないような自分になりたかった。ウィーザーみたいな“スラッカー・ロック”はまさにそうした私の心情を代弁した音楽で、友達のパーティーで彼らの「Undone – The Sweater Song」を初めて演奏した時の興奮は今もはっきりと覚えています。

私が書くギター・ラインの多くは彼らの音楽から生まれたもので、とてもシンプルだけど彼らの楽曲に込められた世界観は、私自身のアイデンティティーの形成に大きな影響を与えています。自分たちがどうありたい、どんな音楽を作りたいかを模索しているとき、その初期の段階で彼らからたくさんのインスピレーションをもらったんです。

ポップミュージックとの関わり

——一方で、ニューダッドはチャーリー・xcxのカバー(「ILY2」)やピンクパンサレスのリワーク(「Angel」)もやっていたりと、今のポップ・ミュージックへの関心も窺えますが、そのあたりはいかがですか。

ジュリー:ポップ・ミュージックは大好きです。最近は自分が書く曲もだんだんとポップな要素が強くなってきたように思うし、大衆に広く受け入れられるものって確立された構造や巧みな表現技法があって、やっぱりよくできているというか(笑)。例えばチャペル・ローンみたいなアーティストを見て、自分ももっとうまく歌いたいって思うし、学ぶことがたくさんあって、何より聴いていて楽しい。それにライブの前とか、気難しいロックを聴くよりもチャーリー・xcxみたいなポップ・ミュージックを聴く方が気分転換になるし、パフォーマンスも上がる気がする。結局、私ってどんなものでも音楽は好きだし、自分の中でジャンルの区別ってないタイプなんです。

——最近書いている曲というのは、次のアルバム用の曲のことですか。

ジュリー:そうです。「Madra」の「Nightmares」や「Nosebleed」でコラボレーションしたジャスティン・パーカーとまた一緒に曲を書いていて。もうかれこれ何度も仕事をしているからお互いのことを深く理解し合えているし、とても高いレベルで曲づくりができていると思う。どれもポップな曲なんだけど、それをスタジオに持ち込んで生ドラムとかギターを重ねて、より立体感のあるサウンドに仕上げているところです。

——ジャスティン・パーカーといえば、ラナ・デル・レイやデュア・リパ、リアーナとのコラボレーションでも知られる、今のポップ・ミュージックと関わりの深いソングライターでありプロデューサーですよね。

ジュリー:ジャスティンは本当にすごいソングライターで、学ぶことが多いし、彼とのプロジェクトはとても刺激的です。例えば、ジャスティンはセッション中にレディオヘッドを聴かせてくれて、楽曲の構成やアレンジだったり、彼らの音楽から学ぶべきポイントをいろいろとディレクションしてくれます。特に「In Rainbows」は、作曲の前に必ず聴くアルバムになっていて。レディオヘッドは昔から好きだったけど、ジャスティンのおかげで彼らの音楽に対する理解が深まったというか、いろんなヒントをもらったりインスピレーション受けるようになりました。そんなふうにしてジャスティンは、私がもっといいソングライターになるように背中を押してくれます。今制作している曲は、今までやったどの曲よりも満足しているし、これまでで最も満足のいく出来栄えだと思う。

母国アイルランドへの思い

——今はアイルランドを離れてロンドンを拠点に活動されているそうですが、刺激を受けるところはありますか。

ジュリー:ロンドンではたくさんのライブを観れるのが楽しい。でも、個人的に一番刺激をもらっているのは、他のアイリッシュのアーティストたちの音楽なんです。カーディナルズっていうバンドはトラッド・ロックみたいなことをやっていてかっこいいし、スプリントもイギリスとかヨーロッパやアメリカでも大規模なツアーを回っててすごく活躍していて、とても刺激になる。友達のCiaraがやっているKynsyっていうプロジェクトも大好き。それに、フォンテインズD.C.も地元のこととかいろいろ話してくれて、新しい街に引っ越してきたばかりの私たちにとって彼らみたいな先輩がいるのは心強く、学ぶことが多くてとても助かっています。

——離れてみたことで、母国への想いや見方が変化したようなことはありますか。

ジュリー:愛着がより深まった気がします。ロンドンみたいに賑やかで大きな街と比べると、故郷の静けさがすごく心地よく感じる。ロンドンは私が慣れ親しんできたものとはまったく違っていて、だからゴールウェイに帰るととても穏やかで、平和なんです。ロンドンに引っ越すまでは、その素晴らしさをよくわかっていなかったんだと思う。だからアイルランドがもっと好きになりました。

——例えば、フォンテインズD.C.の「Skinty Fia」というアルバムでは、同じくアイルランドを離れてロンドンで暮らすようになり、そこで感じた葛藤や故郷への複雑な思い、アイルランド人としてのアイデンティティーがテーマになっていました。今のあなたたちも大いに共感するところがあるのではないでしょうか。

ジュリー:とても共感します。すごくありきたりかもしれないけど、次のアルバムでは、故郷を離れて暮らすことについて歌っていて。新しい国って、最初は期待に胸を膨らませてワクワクするけど、いざ住んでみると孤独で、家族と離れて暮らすのは本当につらい――特に私は家族ととても仲がいいから。グリアン・チャッテンが書く歌詞からは、そうした新しい環境への期待と現実の厳しさとのギャップに悩みながら、心の奥底から湧き出るような正直な感情が感じられて感心させられるし、とてもストレートで心に響いてくる。それでいてとても詩的で、いつか彼のように自分も率直な気持ちを歌えるようになりたいって思います。

彼がアイルランドについて書くのが好きなんです。アイルランドは完璧な国ではないし、多くの問題を抱えている。でも彼にとってかけがえのない故郷であるということが、彼の楽曲から伝わってきます。アイルランドへの深い愛着を持ちながら、その国の光と影を描き出していて、その2つのバランスを取る書き方が本当に面白いし、的確だと思う。とても力強くて説得力があるし、彼の楽曲は、現代のアイルランドの若者が感じていることを完璧に表現していると思う。

——「Madra」では、鬱や孤独など、10代が抱える不安が親密なトーンで綴られています。ジュリーさんが歌詞を書く上で大事にしていることは何ですか。

ジュリー:「Madra」は、まさに10代の自分そのもののような作品でした。あの頃の経験が私たちの音楽の根底にあって、「Madra」を聴くと10代の頃の自分に戻ったような気がします。私にとって、ハッピーな曲やラブソングを書くのは難しくて、どこか嘘っぽくて安っぽく感じてしまう。本心から楽しめなくて、心が重くなる。むしろ、心の奥底にある孤独や憂鬱な感情を掘り下げて音楽にぶつけると、心が軽くなる。表現の幅が広がる気がするし、大げさに書いたり深く考え込んだりできるから、そういう方が音楽を作るのが楽しいんです。

学生時代に曲を書き始めて、20代前半になって、10代の頃の経験から学んだことを振り返るようになりました。だから「Madra」は、私の人生のある章を要約したものなんだと思います。でも、次のアルバムは、24歳になり、新しい街で新しいことを始めた今の私の姿を映し出したものなんです。

——今年の春に開催されたSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)では、米軍からのスポンサーシップをめぐってボイコットの動きが起こりました。ニューダッドをはじめ多くのバンドやアーティストが抗議の声を上げましたが、あの経験を今どのように受け止めていますか。

ジュリー:行動を起こしてよかったと思います。あの出来事を通じて、アイルランドのアーティスト同士が団結して、互いに協力し合い、連帯感を深めることができました。その結果、彼らは資金援助を打ち切った。あのボイコットには効果があったし、そこから多くのことを学ぶことができました。最初は不安もあったけど、現地を訪れ、みんなと一緒に行動したことで、自分たちの決断は正しかったと心の底から思えたんです。あの経験は、私にとって大きな意味がありました。

——勇気づけられたリアクションはありましたか。

ジュリー:インターネット上では、些細なことで過剰な反応を示されることが多くて残念に思います。でも、私たちのファンは本当に優しい。特にアイルランドの人たちは、今回のことでさらに応援してくれるようになった。何か新しいことを始めようとすると、反対意見が生じることは避けられない。でも、そんなの気にしなくていいと思うんです。大切なのは、本当に私たちのことを応援してくれる人たちなんだから。

——そうしたある種のポリティカルな視点も、今作っているアルバムに反映されそうですか。

ジュリー:うーん、それはないと思う。私自身、特に曲作りに関してはそういうことを言葉にするのに自信がないというか、自分が感じたことや個人的な経験しか表現できない。でも、いつか自分の音楽でそういうメッセージを伝えられるようなソングライターになりたいと思います。だから今はまだ、自分の内面と向き合ってる感じかな。

——改めて、次のアルバムはどんな感じになりそうですか。

ジュリー:もっとアコースティックな感じで、フォークっぽい曲が多いかな。「Modra」みたいに重たい感じじゃなくて、もっと軽やかで明るいサウンドになると思う。今、もう一人の新しいソングライターと一緒に仕事をしていて。彼はチェロ奏者でありながら素晴らしいギタリストで、彼が弾くアコースティックギターの音色が素晴らしくて、楽曲に心地よい響きや温かみを添えてくれています。だから「Madra」が深い海の底みたいな感じなら、次のアルバムは春の小川みたいに清澄というか、そんなイメージかな。

——アイルランドといえばトラッド・ミュージックが盛んですが、そうしたアイリッシュ・フォーク的なものもジュリーさんのルーツにあるのでしょうか。

ジュリー:いえ、個人的にはそれほど聴いてなくて。アイルランドでは小さな子供はみんな、ティン・ホイッスル(※アイルランドの伝統的な笛)を習うんだけど、フィアクラ(Dr)は歩けるようになる前からアイリッシュ・ミュージックに触れて育っていて、そうした影響がニューダッドの音楽にも出ているところはあるかもしれない。ステージでバウロン(※アイルランドの伝統的な打楽器)を演奏することがあるのも故郷へのリスペクトからで、そういうつながりがあるのは大切なことだと思います。

PHOTS:MASASHI URA

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「ニューエラ」とアニメ「僕のヒーローアカデミア」がコラボ キャラクターをあしらったキャップ9型

「ニューエラ(NEW ERA)」は12月20日、TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」とのコラボアイテム を発売する。ニューエラ新宿、横浜、大阪、名古屋、福岡と公式オンラインストアで取り扱う。

“9THIRTY”をベースにクラウンをやや深くアレンジしたボディーに、フロントには緑谷出久、爆豪勝己、麗日お茶子、轟焦凍、エンデヴァー、ホークス、死柄木弔、荼毘、トガヒミコの9キャラクターをフィーチャーしたデザインをあしらい、後頭部にはヒーローは“PLUS ULTRA!”、敵(ヴィラン)は“VILLANS”の文字を施した。価格は6050円。

アイテム一覧

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新鋭アーティスト・杉山日向子の個展が渋谷パルコで開催 印象的なポートレート作品を展示

パルコは、渋谷パルコ4階の「パルコミュージアム トーキョー」でアーティストの杉山日向子による「Hinako Sugiyama solo exhibition “Mirror Play”」を12月20日から25年1月13日まで開催する。

杉山は、ダイナミックかつセンセーショナルな画面構成で印象的なポートレートを描き、ナルシシズムを考察する新進気鋭のアーティスト。同展は、新作絵画を中心に約20点の作品を展示する過去最大の規模の個展となり、「杉山日向子」の現在地を感じられる内容となっている。また新作の一部やシルクスクリーンのエディション作品も発売予定だ。

■「Hinako Sugiyama solo exhibition “Mirror Play”」
会場:パルコミュージアム トーキョー(PARCO MUSEUM TOKYO)
会期:12月20日〜2025年1月13日
2025年1月1〜2日全館休館
時間:11:00〜21:00 ※入場は閉場の30分前まで。最終日18時閉場
※12月31日は営業時間11:00~18:00(全館)
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ4階
料金::無料
https://art.parco.jp/museumtokyo/detail/?id=1620

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「ファミリア」×「ビームス ジャパン」第5弾 2025年の干支・巳がモチーフ

「ファミリア(FAMILIAR)」は12月18日、ビームスが運営する日本の魅力を国内外に発信するブランド「ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)」との限定コラボレーションアイテムを各ブランドの公式オンラインストアで発売する。「ファミリア」は10時から、「ビームス ジャパン」は11時から販売を開始する。

本コラボは、2021年から“記憶に残る干支バッグを”をテーマに実施しているコラボレーション企画の第5弾。今年は2025年の干支“巳”をモチーフにしたデニムバッグ(2万2000円)、ショルダーバッグ(1万6500円)、ポーチ(9900円)を両ブランド限定カラーで展開するほか、お正月にぴったりのだるまやポチ袋も販売する。

「ファミリア」×「ビームス ジャパン」

デニムバッグはお花、ハート、リボンを詰め込んだ華やかでラブリーなアートで登場。花束には年号をデザインし、巳にあしらった花で「ビームス ジャパン」の“B”と「ファミリア」の“F“を表現した。ショルダーバッグとポーチには、クマちゃんが巳にいちごをプレゼントしているデザインを採用。女の子とクマちゃんの洋服は、両ブランドの頭文字を織り込んだオリジナルのチェック柄になっている。

「ファミリア」限定カラー

「ファミリア」は、明るいパープルの別注平デニム生地にグレーの合皮を合わせた華やかなカラー。

「ビームス ジャパン」限定カラー

「ビームス ジャパン」は、ネイビーの平デニム生地にネイビーの合皮を合わせた日常使いしやすいカラーパレットで用意した。

両ブランド販売アイテム

職人が手描きで絵付けをした個性のある表情が魅力のだるま(8800円)と、コラボアイテムとリンクしたデザインのポチ袋(1100円)を、両ブランド公式オンラインストアで販売する。ポチ袋のみ18日から一部「ファミリア」店舗で販売する。

お年玉キャンペーン

今回のコラボを記念し、両ブランドの公式インスタグラムをフォローし、キャンペーン投稿にいいねすると、抽選で6人にコラボアイテムをプレゼントするキャンペーンを実施する。応募期限は20日までだ。

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「ビオトープ」が「コンバース」に別注した2025年春夏モデルを発売 機能性とクラシックなデザインを両立

「ビオトープ(BIOTOP)」は12月26日、「コンバース(CONVERSE)」に別注した“コンバース フォー ビオトープ(CONVERSE for BIOTOP)”2025年春夏シーズンの新作を発売する。ビオトープ各店舗とオンラインストア、アダム エ ロペ全店で取り扱う。

今回のモデルは、リサイクルマテリアルを使用しつつ、履き心地とクラシックなデザインを両立させたオールスターの次世代モデル“オールスター アール”のソールをアレンジした。ほどよい高さの50mmのソールが特徴で、足もとにボリューム感を与えることでコーディネートのアクセントになり、男女問わずさまざまなスタイリングが楽しめる。ソール部分にはウレタンフォームを内蔵し、歩きやすいクッション性と軽量化も実現。長時間の歩行でも疲れにくい仕様に仕上げ、見た目だけでなく機能性にもこだわった。サイズは22.5〜28.0、29.0cmで価格は1万4850円。ビオトープのオンラインストアで予約を受付中だ。

アイテム詳細

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サブリナ・カーペンターが「シャネル」でホリデーグラマラスなスタイリングを披露 

12月6日(現地時間)、ニューヨークで行われたネットフリックスのバラエティー音楽特別番組「ナンセンス・クリスマス with サブリナ・カーペンター」(以下、ナンセンス・クリスマス)のプレミアにサブリナ・カーペンター(Sabrina Carpenter)が登場した。サブリナは、「シャネル(CHANEL)」1994-95年秋冬コレクションから、ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)がランウエイで着用したルックを身にまとった。

ビンテージドレスでグラマラスなホリデーの装いを披露

 

サブリナが着用したのは、ホワイトの袖口と縁取りが特徴的な、ロングファーで作られたクロップドファージャケット。会場に入ると、下に身に着けていた、ブラックのニットトップに白黒のファースカートのスパゲティストラップのドレスを披露した。足元には、「キャンディー シューズ(KANDEE SHOES)」のフェイクミンクファーのストラップがついたブラックベルベットのミュールサンダルを合わせ、メイクアップはレッドリップとチークで仕上げた。

“ナンセンス・クリスマス”は、サブリナが2023年にリリースしたホリデーミニアルバム、“フルーツケーキ”(Fruitcake)をフィーチャー。配信は12月7日(日本時間)に開始され、チャペル・ローン(Chappell Roan)や、タイラ(Tyla)、シャナイア・トゥエイン(Shania Twain)、カリ・チウス(Kali Ushis)らスペシャルゲストとデュエットを披露した。ほか、キンタ・ブランソン(Quinta Brunson)、カーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)、ミーガン・ステルター(Megan Stalter)らが登場した。

ナオミ・キャンベルのファッションとリンク

サブリナは、今年10月、“Time 100 Next”にノミネートされた際にもナオミ・キャンベルのルックを引用。ナオミが97年に着用した「ヴィクトリアズ・シークレット(VICTORIA’S SECRET)」のアーカイブの赤いドレスで同雑誌の表紙を飾った。

また、「2024 Time 100 Nextガラ」では、「ヴェルサーチェ(VERSACE)」のアルミメタルメッシュのドレスで登場。スイートハートネックのメタリックなドレスは太ももの高さまでドラマチックなスリットが入っており、同じ素材のスカーフを巻いてコーディネートした。

 

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「コンバース」の厚底“オールスター”からハートのスタッズ煌めく大人可愛い新作

「コンバース(CONVERSE)」は12月20日、定番“オールスター”シリーズから“オールスター PLTS ハートスタッズ HI(ALL STAR PLTS HEARTSTUDS HI)”(全2色、各1万1000円)を発売する。カラーはブラックとホワイトの2色展開。サイズは22.0~25.0cmを用意した。

シンプルかつスタイリッシュな一足

“オールスター PTLS ハートスタッズ HI”は、厚底スニーカー“オールスター PLTS”をベースに、ハート型スタッズをあしらったキュートなデザイン。スタッズやハトメ、アンクルパッチはゴールドで統一し上品な華やかさを演出した。インソールには軽量で柔らかなE.V.A.インソールを採用することで、快適な履き心地をかなえた。

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「2025年を象徴するカラー」はホライゾングリーン、日本流行色協会が発表

日本流行色協会(JAFCA)は、「2025年の色」としてホライゾングリーンを選定した。自然災害や紛争など先の見通せない状況が続く中で、「自然の色と言えばグリーン。中でも青みを帯びたグリーンは深い森の樹木、豊かな海、美しい珊瑚など、壮大な自然を想起させる。青みに、混沌とした時代を冷静に読むまなざしや、その先にある希望のイメージを重ね、青みを帯びたグリーンを2025年の色として選定した」という。

「流行色」について同協会は「単に来年流行する色という意味ではなく、特定の商品分野に向けたものでもない。その年の人々の心や考えを表す色であり、世の中にむけた”メッセージカラー”として選定している」という。

キーワードもあわせて発表し、「水平線/地平線/地球/自然/森林浴/空気/ラグーン/環境/平和/静けさ/冷静に考える/確かな希望/シーズンレス/二面性/開けた視野/確信」を挙げている。

■概要
色名:ホライゾングリーン(Horizon Green)
マンセル値:9.9BG4.4/7.0 
参考値:Hexadecimal・16進数=#007a88・CMYK値=C100/M20/Y40/K20
系統色名:モデレート・ブルーイッシュ・グリーン

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「2025年を象徴するカラー」はホライゾングリーン、日本流行色協会が発表

日本流行色協会(JAFCA)は、「2025年の色」としてホライゾングリーンを選定した。自然災害や紛争など先の見通せない状況が続く中で、「自然の色と言えばグリーン。中でも青みを帯びたグリーンは深い森の樹木、豊かな海、美しい珊瑚など、壮大な自然を想起させる。青みに、混沌とした時代を冷静に読むまなざしや、その先にある希望のイメージを重ね、青みを帯びたグリーンを2025年の色として選定した」という。

「流行色」について同協会は「単に来年流行する色という意味ではなく、特定の商品分野に向けたものでもない。その年の人々の心や考えを表す色であり、世の中にむけた”メッセージカラー”として選定している」という。

キーワードもあわせて発表し、「水平線/地平線/地球/自然/森林浴/空気/ラグーン/環境/平和/静けさ/冷静に考える/確かな希望/シーズンレス/二面性/開けた視野/確信」を挙げている。

■概要
色名:ホライゾングリーン(Horizon Green)
マンセル値:9.9BG4.4/7.0 
参考値:Hexadecimal・16進数=#007a88・CMYK値=C100/M20/Y40/K20
系統色名:モデレート・ブルーイッシュ・グリーン

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【小学館「プレシャス」】真のエレガンスを追い続ける唯一無二のラグジュアリー誌に

小学館初のラグジュアリー誌として誕生した「プレシャス(PRECIOUS)」が今年4月号で創刊20周年を迎えた。同誌はその名前を意味する「貴重な」「高価な」「尊敬すべき」に通ずるエレガンス、そしてラグジュアリーの本質を創刊から問うてきた。「エレガンスとはなんですか」 ―その探求心は、細部に宿る美にこだわりながら、誌面において美しく贅沢に表現されている。池永裕子新編集長に、同誌の揺るがない指針について聞く。

WWD:2025年1月号から率いる「プレシャス」の方向性は?

池永裕子編集長(以下、池永):根本的には大きく変えるつもりはありません。今もなお第一線で活躍されている方々を含め、フォトグラファーやエディトリアルデザイナー、スタイリスト、ヘアメイク、ライターら創刊メンバーも多く携わっていて、20年間打ち出している“エレガンス”と“ラグジュアリー”を探求する根幹は継続していきます。

WWD:「プレシャス」の根幹について改めて教えてほしい。

池永:情報過多の時代において、自分にとってのラグジュアリーとは何か、その本質とは何かを見極められる審美眼、そして内面も外面も輝いていたいと思う人の気持ちは創刊から大事にしています。トレンドは最優先にはしていません。かといって、必要じゃないということではなく、自分を潤してくれるものを求める読者にとって最終的に役立つものを厳選しています。

WWD:読者に役立つ、そして生き方につながるラグジュアリーな提案とは。

池永:例えば、上質なカシミヤのブランケットを紹介するために、森林に囲まれた別荘にある、暖炉とソファーを置いた温かな部屋の中心にブランケットをさりげなく置く。そうすることで、豊かな週末を思い描くことができます。なぜこのアイテムがここにあるのか、なぜこの人がここにいるのかという違和感のある写真にならないように、絵コンテからシーンを考え、単にモノにフォーカスするということではなく、ライフスタイルに寄り添った提案を心掛けています。

WWD:強みとしてきた“本質”の提案は、今のラグジュアリーブランドが打ち出していることに近いのでは?

池永:そうですね。“シンプル・ラグジュアリー”を以前から提案してきた雑誌なので、インティメートになってきたなという感覚はあります。アイテムの素晴らしさを伝えるために、サヴォアフェールのストーリーや上質な素材のテクスチャーだけでなく、実用性を伝えるスペックもしっかり説明するよう徹底しています。今やコスメも成分買いが主流ですが、ラグジュアリーアイテムを熟知する「プレシャス」読者もそうしたモノ作りの背景やエビデンスを大切にしています。どういう思いや経緯で生まれたアイテムなのか、そこにロマンを感じられるんですよね。

本質を知るため触れて理解する  
デジタル以前の編集の基本を徹底

WWD:変わりゆく時代の中、“変わらないもの”を続けることのやりづらさはないか。

池永:ていねいな交渉は必要です。名品を集めた人気の特集では、私たちが考える、受け継がれてきた絶対的人気の“永遠の名品”を紹介しています。必ずしも、店頭に並ぶ最新商品ではないため、その場合は編集部から、なぜこのアイテムが必要かをきちんと説明するようにしています。本誌のためにお力を貸してくださるPRのみなさまには、心より感謝申し上げます。

WWD:紙媒体としてのこだわりや、公式サイト「Precious.jp」との差別化は?

池永:紙の魅力はやはり写真だと思うのです。モデルやアイテムと、背景の余白をどう使うことで美しいビジュアルが作れるか、細かくこだわっています。なので、ロケハンにもよく行きますし、先方からアイテム画像だけを提供いただくことは極力避けています。“本質”を探求する上で、アイテムは必ず手に取り、重さや素材の風合いを理解します。そこから、フォトグラファーとどんなライティングにすれば、起毛した素材やダイヤモンドのきらめきを伝えられるドラマティックな撮影ができるか考えていきます。アイテムは必ず全方位見ること。デジタルがない時代の編集の基本ですよね。一方で、「Precious.jp」はラグジュアリー体験の入り口のような場所。紙は色校正を2回出す早めの進行スケジュールのため、キャッチーな情報を取りこぼしてしまうことがあるので、そこを補完する役割も担っています。

WWD:24年4月号から頻繁に発行している別冊付録は、本誌とは異なる、より身近なライフスタイルの視点、そしてクオリティーの高さが多くの反響を呼んでいる。

池永:「プレシャス」は当初から現物の付録文化のある媒体モデルではなかったので、単行本を作る気持ちで制作しています。世界各地のアマン、オープンしたばかりの麻布台ヒルズを丸々一冊紹介する編集企画もありますが、読者のライフスタイルの延長線にあるシーンやアイテムを、本誌とは違う切り口で考えています。トライアルで企画することも多く、たとえ1ブランドフォーカスでも媒体として今必要であると思えば、ブランド協力を得て編集企画として制作することもあります。付録の良さは長く読んでもらえること。ありがたいことに発行から数カ月〜数年後に問い合わせを頂くことがあるほど、継続的な反響もあり、売り上げに寄与していると実感しています。

WWD:今後の展望は?

池永:さらに20年後にもバトンをつなげたいという思いで取り組んでいます。創刊号で紹介したアイテムを、最新号でもう一度名品として紹介しているのも「プレシャス」という媒体だからこそ。やはり、持続していくことは、すごく難しい。私たちは未来にしか歩いていけないので、その未来を照らしてくれるものを常に提案していきたいです。いいものをきちんと見極めて、ちゃんと更新していきたい、ライフステージに合ったものを身につけていたいと思う人たちと常に対話をしながら誌面を作っているので、媒体を大きくし、もっと有名にするために違う方向性を考えるということはしていません。流動的な時代の中で、変化し続けるラグジュアリーの定義を自分自身に常に問いかけながら、真のエレガンスを探求していきたいです。


「プレシャス」(小学館) DATA
【MAGAZINE】創刊:2004年4月 発行部数:3万9000部
【WEB】月間UU:359万 月間PV:564万
【SNS】X:1万 IG:24万 LINE:84万 YT:7900

TEXT : RIE KAMOI
PHOTO : HIDEAKI NAGATA
問い合わせ先
小学館
03-3230-5350

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フィンランド発「カレワラ」が伊勢丹新宿本店でポップアップを開催 人気の「マリメッコ」コラボや代々受け継がれる1点ものジュエリーをそろえる

フィンランド発ジュエリー「カレワラ(KALEVALA)」は12月18~25日、伊勢丹新宿本店の本館3階でポップアップショップを開催する。フィンランドの国民的なブランドで、最近では「マリメッコ(MARIMEKKO)」と協業し、ウニッコのジュエリーをデザインした。職人が一つ一つ手仕事で仕上げるジュエリーは、まるで“身に着ける彫刻”のようにアーティスティックだ。「カレワラ」は、リサイクルメタルの使用をはじめ、工房やオフィスの運営を再生エネルギーで行うなど環境にやさしいジュエリーを提案している。

人気の“ウニッコ”ジュエリーから日本初上陸のセカンドハンドまで

今回のポップアップでは、人気の「マリメッコ」とのコラボジュエリーをはじめ、松の木をモチーフにした新作の“マントゥ”や1970年代の映画「スターウォーズ」でレイア姫が着用したアイコニックな“プラネターリセット・ラークソット”ネックレスなどをそろえる。また、日本では初めて、セカンドハンドコレクション“カレワラ・プリラブド”やゴールドジュエリーから構成される“ヴィンテージ・エクスクルーシブ”を展示販売する。

価格は、「マリメッコ」のコラボジュエリーが3万1900〜12万7710円、“マントゥ”シリーズが1万6830円〜43万430円、“プラネターリセット・ラークソット”ネックレスは66万9640円。“プリラブド”コレクションは1万1770円〜、“ヴィンテージ・エクスクルーシブ”が26万4000~。

世代から世代へと受け継がれる “プリラブド”

“プリラブド”コレクションは、2022年にスタート。「カレワラ」が力を入れているサステナビリティ活動の一環として始めたプロジェクトで、「カレワラ」やグループブランド「ラッポニア(LAPPONIA)」の中古ジュエリーを買い取り、自社工房でメンテナンス後に再販している。これは、1937年に創業し、国民的ブランドとして愛され続けてきた同ブランドだからこそできる取り組みだ。今では見られないようなデザインや独特な風合いを持つ1点ものの世代から世代へ受け継がれるジュエリーを提案している。

ポップアップでジュエリーを購入すると、ペンダントトップとしても使用できる小さなクマのブロンズ製プリラブドチャームをプレゼントする。

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【マガジンハウス「ギンザ」】“知的好奇心をくすぐる毒っ気”を継承する新体制の強み

矢部光樹子編集長が率いる新体制の「ギンザ(GINZA)」が、2024年10月発売号からスタートした。同誌は1997年の創刊以降、東京らしい視点でビューティやさまざまなカルチャーを新しいかたちで融合してきた。歴代編集長が作り上げてきた「ギンザ」の個性を引き継いだ矢部編集長は、「ギンザ」の強みをどう捉え、メディアとして進化させていくのか。誌面と連動させる仕掛けや、今後強化してくこと、目標について聞いた。

WWD:新体制の「ギンザ」をどのように率いていきたい?

矢部光樹子編集長(以下、矢部):まず、「ギンザ」がこれまでに作り上げてきたファッションとカルチャーを融合させたメディアとしての形は、引き継いでいきたいです。「ギンザ」は読者の中で「こういうテイストの雑誌」というイメージが確立している媒体です。大きな影響力を持つ媒体の強みは継承しつつ、どんなカラーで仕上げていくかを今後実践していくつもりなので、現状では大幅なリニューアルは考えていません。誌面のアートディレクターも変更せずにスタートしました。

WWD:特にこだわっていきたい点は?

矢部:洋服の見せ方です。まずは誌面巻頭のファッションビジュアルで、二次元バーコードとウェブを連動させました。ウェブでは洋服の物撮りを見ることができ、洋服のフォームからディテールまで情報がしっかり届くようにしました。「ギンザ」読者は洋服をしっかり見極めたいと思うほどファッション感度が高いため、満足度をさらに上げていくことが目的です。また、そうすることで誌面でさらに世界観重視の思い切ったチャレンジができるようになると思っています。また、その号を象徴するビジュアルページからスタートするといった新たな構成にも挑戦しています。

WWD:前任の編集長から引き継いだことは?

矢部:マガジンハウス入社以降、編集者として「ギンザ」に携わることも、編集長という役割も初めてなので、前任の芦谷富美子には基本的な編集長業務から心構えについてなど質問攻めの毎日でした。同時に、マガジンハウス入社1年目に受けた研修で「見慣れたはずのものであっても、どこに光を当てるかで見え方が全然変わる。それが編集だよ」と言われた言葉に改めて思いを馳せています。新鮮な情報や人選を常に追いながらも、視点を変えることで新しい面を引き出していきたいです。

WWD:編集長として「ギンザ」のナンバーワンをどう捉えているのか。

矢部:“情報に対する高い感度”と“ビジュアルの強さ”、そして“人選”です。それらが「ギンザ」らしさにつながり、クライアントからもアウトプットを任せていただける要因の一つなのだと自負しています。「ギンザ」らしさをひと言で表すなら、“知的好奇心をくすぐる毒っ気”。身の回りにあるハッピーなものを取り扱いながら、必ずどこかに仕掛けがあります。

WWD:「ギンザ」らしい人選はビジネスと相互作用していそうだ。

矢部:人選への期待は多方面からも当然大きいですし、実際にクライアントから喜んでいただけるケースも多いです。それも“ギンザはこういうもの”という像が脈々と受け継がれ、広く認知されているから成立することだと思います。

「これがギンザ」―
雑誌を面白くする強い結束力

WWD:初号の特集“モードなドラマたち”にはどのような思いを込めたのか。

矢部:読むことで前向きな気持ちになり、綴った言葉から気付きが得られる媒体でありたい。そんな思いから、ファッションと一見関連性のない“ドラマ”という切り口に至りました。中面はファッションページをはじめ、ドラマ衣装に関わるスタイリストの話やクリエイターインタビューなどの読み物企画。ファッションページは映像作品としてのドラマを切り口にしたページもあれば、“ドラマチック”という言葉を切り口にしたページもあり、広い解釈で捉えています。

WWD:「ギンザ」はファッションページ以外に特集内のコラムや連載ページなど読み物企画も充実している印象だ。

矢部:私自身、これまで培ったことを最も生かせるのが読み物企画なのかもしれません。編集者として見聞きした有益な情報を届けることが一番のモチベーションで、世の中にある多くの情報から何をピックし、プリントメディアという限られたページ枠でいかに面白く収めるかを考え続けてきたことで鍛えられた面はあります。何より、編集部員たちと外部スタッフ一人一人が本当にプロフェッショナル。今、「ギンザ」チームは比較的若い世代が中心になりつつあります。実際に読者として「ギンザ」を楽しんできたからこそ「こんな企画がやりたい」という思いを形にしてくれるので、心強いです。

WWD:矢部編集長はK-POPカルチャーに強いと聞いた。

矢部:一例ですが、かなり早くからBTSを「アンアン(anan)」で継続的に記事にしていました。22年に彼らを特集した号は、重販分も完売になるほど好評でした。K-POPに限らず、ポップカルチャーは関心がもともと強い部分です。これまでの「ギンザ」のカルチャー感にミックスしながらまた新しい層を築いていければと考えています。オルタナティブな存在を大切にする「ギンザ」に、フレッシュさも常に取り入れ続けたいです。

WWD:今後の展望は?

矢部:ビューティも強化したいと考えています。近年はインスタグラムを見て興味を持ち、そこから読者になってくださるケースが増えているので、面白くて役に立つSNSコンテンツは充実させる必要があります。ウェブは昨年リニューアルしたばかりなので、ここからどうアプローチしていくかを組み立てていく段階ですが、連載企画が特に人気です。綾瀬はるかさんや森星さんら、著名な方がほかでは読めない文章をつづってくださっています。また、ウェブからムック化した連載企画もあります。デジタルで大事なのは、熱心なファンが定期的にチェックしに来てくれる、面白い記事が届けられているかどうか。本誌同様これからも力を入れていく予定です。


「ギンザ」(マガジンハウス) DATA
【MAGAZINE】創刊:1997年3月 発行部数:4万5833部 印刷証明付き
【WEB】月間UU:111万8500 月間総PV:882万6900
【SNS】X:26万9900 IG:40万8000 LINE:33万9200 YT:1万1600 TikTok:7800

TEXT : KEISUKE HONDA
PHOTO : HIDEAKI NAGATA

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マガジンハウス
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「ステューシー」と「ドクターマーチン」がコラボ アーカイブシルエットを再構築

「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は12月13日、「ステューシー(STUSSY)」とコラボレーションしたブーツ“2295”(ブラック/サンド、各3万8500円)を発売する。サイズは「ステューシー」での取り扱いが23cm〜30cm、「ドクターマーチン」での取り扱いが24cm〜29cmで、「ドクターマーチン」公式アプリ、ドクターマーチン ショールーム ティーワイオー(Dr. Martens SHOWROOM TYO)、「ステューシー」公式オンラインストアおよびチャプターの一部店舗、ドーバー ストリート マーケット ギンザで販売する。

コラボならではのディテールが詰まった一足

同アイテムは、ドクターマーチンのアーカイブシルエットである“2295”を2種のレザーとカラーでモダンに再解釈した。ワーカーの足元を危険から守るために作られたプルオンタイプのリガースタイルブーツは、柔らかで履き心地の良いブラックのワナマレザーと、長めのナップのテクスチャーが独特なサンドヘアリースエードで仕上げた。プルタブは「ステューシー」の“ワーク ギア”エンボスバッジで固定され、アウトソールには「ドクターマーチン」のシグネチャーであるイエローステッチが施されたコラボならではのディテールが楽しめる。

商品詳細

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音楽家・渋谷慶一郎と香水ブランド「ラニュイ パルファン」、アーティスト・和泉侃がつくる“音楽×香り”の一夜 ピアノソロコンサート「Living Room」が提示する可能性

今年6月に、アンドロイドとオーケストラ、仏教音楽・声明が交錯する前代未聞のオペラ作品「MIRROR」(初演:2022年・ドバイ)の凱旋公演を成功させた音楽家・渋谷慶一郎。そんな渋谷のピアノソロコンサートが12月19日に東京・紀尾井ホールで開催される。

「Keiichiro Shibuya Playing Piano−Living Room」と題された今回の公演は、"架空のリビングルーム”をテーマに、ステージには建築家・妹島和世がデザイン・制作してきた家具や、同氏が所有するルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ(Ludwig Mies van der Rohe、以下、ミース)やル・コルビュジェ(Le Corbusier、以下、コルビジェ)の家具が配置された「リビングルーム」のような空間を再現。気鋭のバイオリニスト・石上真由子をゲストに迎え、渋谷の楽曲の他、エリック・サティ(Erik Satie)やアルヴォ・ペルト(Arvo Part)、高橋悠治らの楽曲を演奏する。

特筆すべきは、「香り」とのコラボレーション。会場は香水ブランド「ラニュイ パルファン(LA NUIT PARFUM)」とアーティスト・和泉侃(いずみ かん)が、渋谷のアルバム「for maria」を着想源として制作した香りで満たされることになる。この他に類を見ないコンサートは、いかにして実現に至ったのか。制作背景や狙い、その可能性について、渋谷と和泉、「ラニュイ パルファン」代表・海老原光宏の3人に話を聞いた。

「架空のリビングルーム」をコンセプトとした理由

——まず、渋谷さんが「架空のリビングルーム」というコンセプトのもとにピアノソロコンサートを開催しようと思った経緯についてお聞かせください。

渋谷慶一郎(以下、渋谷):6月に凱旋公演を行ったアンドロイド・オペラは、規模が大きく未来的で、観客に「手元から離れたものを見ている」ような感覚を与えるパフォーマンスでした。続けて12月にピアノソロコンサートを開催するにあたり、アンドロイド・オペラとは全く異なるものにしたいと考え構想を練っていた時に、「リビングルーム」というコンセプトが思い浮かびました。

——「リビングルーム」という言葉・イメージにはリファレンスがあるのでしょうか?

渋谷:「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」のコレクションの舞台裏に迫った写真集も出しているニック・ワプリントン(Nick Waplington)というフォトグラファーの写真集を集めていたことがありました。彼の一番有名な写真集のタイトルが、確か「リビングルーム」と近いニュアンスの言葉だったんです。

海老原光宏(以下、海老原):ニック・ワプリントンは、「Living Room」という写真集を出してますね。

渋谷:あ、完全に一緒でしたか。何かがおぼろげに分かっている時や、モチーフになりそうなイメージやキーワードが思い浮かんだりしている時は、オリジナルソースを遡らないようにしているんです。 今回の話でも、実際にニック・ワプリントンの写真集を見返してしまうと、アイデアがそのイメージに収斂し、独自の創作への発展が難しくなってしまうので。

話を戻すと、ニック・ワプリントンの「Living Room」という写真集のイメージが頭にありつつ、家具が配置されたどこか不気味なリビングルームをステージ上に再現し、そこで僕が演奏しているのを観客が見ているみたいなパフォーマンスが実現できたら、新しいコンサート体験を提示できるのでは、と考えました。

ステージ演出を具体化するにあたって妹島和世さんに相談し、その結果、妹島さんが制作されてきたインテリアと、所有するミースやコルビュジェらによるインテリアをミックスしてコンポジションすることになりました。

「ラニュイ パルファン」、和泉とのコラボレーションが生まれた経緯

——海老原さんとのご関係についても教えてください。

渋谷:海老原さんとやり取りをするようになったのは、3年ぐらい前。今回のピアノソロの会場でもある紀尾井ホールで開催された田中彩子さんのコンサートで、編集者の太田睦子さんに紹介してもらったんです。その時から「いつか一緒に何かできたらいいですね」って話はずっとしていて、今回ようやく実現することができました。

——海老原さんは渋谷さんのご活動をどのようにご覧になっていましたか?

海老原:今に続く間柄になったのは渋谷さんがお話しされていたタイミングなんですけど、実は、渋谷さんがボーカロイドオペラ「THE END」 をBunkamuraオーチャードホールで上演された2013年に、編集者として取材させてもらったことがありました。渋谷さんは東京藝術大学ご出身でオーセンティックな音楽の基盤を持ちながら、現代の新しい音楽を切り開くという稀有なご活動をされているので「ラニュイ パルファン」を立ち上げた頃から、機会があればご一緒したいと思っていました。

——そもそも「ラニュイ パルファン」はなぜクラシック音楽に根ざした香水をつくっているのでしょうか?

海老原:私はクラシック音楽が大好きで、趣味でピアノを弾きます。その趣味が高じて、コロナ禍に少し時間の余裕ができたタイミングで編集業の傍ら「ラニュイ パルファン」を立ち上げました。背景には「クラシック音楽があまり聴かれていないのはなぜか?」という問題意識があります。

クラシック音楽は決して難しいものではないにも関わらず、魅力が多くの人に伝わらないのは、クラシック音楽がライフスタイルと繋がっていないからだと考えたんです。よって、クラシック音楽を日常的に使うプロダクトに落とし込むことができれば、より多くの人にリーチできると思い、検討とリサーチを重ね、香水でクラシック音楽を表現するプロジェクトを始めることにしたんです。最初にリリースした香水はモーリス・ラヴェル(Maurice Ravel)のピアノ曲をモチーフとした「夜のガスパール」。調香は今回のプロジェクトにも参加している(和泉)侃さんに担当してもらいました。

音楽から香りをつくり出すプロセス・方法論

——和泉さんは今回のプロジェクトで渋谷さんの楽曲「for maria」をモチーフとした香りを制作されたと伺っていますが、調香のプロセスについて教えていただけますか?

和泉侃(以下、和泉):制作に入る前に、渋谷さんがフランスから帰国されているタイミングでお会いする機会があって、その際に、亡くなられたマリア(maria)さんのことや、アルバム制作時に精神安定剤を服用されていて「凪」のような精神状態だったこと、この作品を契機に先進的な電子音楽だけではなくアコースティックな作品も発表するようになったことなど、「for maria」という作品にまつわるさまざまなことを教えてもらいました。

作品や作者にシンクロというか憑依するように制作するのが僕の基本的なスタイル。渋谷さんからのお話を受け止め、「for maria」を何度も繰り返し聴きながら、頭の中に浮かんでくる映像を香りに変換するイメージで、まずは3パターンのサンプルを制作しました。

渋谷:僕の方ではパリに送ってくれたサンプルを実際につけて生活してみて、そこで感じたことや、自分なりの意見を和泉さんにお伝えしました。その時、和泉さんが「作者が生きているのが嬉しい」と言っていたのが印象的でした。

和泉:僕が「ラニュイ パルファン」で携わるプロジェクトでは、前出のラヴェルやヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach)など故人に関連するものが多く、今回のように作者である渋谷さんとコミュニケーションしながら制作できること自体がとても貴重で、嬉しい経験です。

——打ち合わせを経て、どのように香りをアップデートしていきましたか?

和泉:振り返ってみて、最初に制作した3つのサンプルは、1曲を解釈し過ぎた結果、曲とあまりにも調和し過ぎてしまい、既に自体で完成している「for maria」に対して蛇足になっていたと反省しました。そこで、「for maria」というアルバム全体から捉え直し、そこから得たインスピレーションで何を表現したいかを考え、香りに落とし込むことにしました。

また、最初のサンプル制作の段階では、自分自身の表現をどこまで前面に出すべきか迷いがありました。お二人との打ち合わせを経て、渋谷さんの「for maria」という問いかけに対して、自分の感情や解釈をもっと自由にぶつけてもいいんだと後押ししてもらった感覚があります。

——和泉さんが「for maria」に対して表現したいものとは?

和泉:生命のサイクル、でしょうか。芽吹いて伸びていくけれど、最終的には枯れ果てていく——。そんな生命の在りようを、ボタニカルでフレッシュなトップノートからだんだん緑を深めていきながらも、焦げたような匂いのラストノートへ変化していくような香りで表現できればと、新たなサンプルを制作しました。その背景には、命は尊く愛しいものであるという主観的な感情と、生まれたものが別け隔てなく死んでいくという自然の摂理という二極が相殺しあい、「凪」のような静寂をつくりだしているようなイメージもあります。

——お話を聞き、今回のプロジェクトがアーティスト同士のコラボレーションであることがよくわかりました。

渋谷:そうですね。和泉さんがアーティストだから今回のプロジェクトを一緒にやれています。もっと業務的な調香師の方だったら難しかったと思います。当たり前ですけど、僕は香水のビジネスをやりたいわけじゃなくて、一緒に新しいものや体験を作りたいだけなんです。

あと、和泉さんと話していて面白かったのは、昔、新品のマックブックを箱から開いた時の匂いを再現してみたことがあるということですね。

和泉:マックブックを箱から出して最初に開いた時って、独特の匂いがします。素材であるアルミ自体とアルマイト加工された表面の匂い、そして紙とインクの匂いが入り混じった近未来的な匂いで。もう10年前ぐらいの処方ですが、渋谷さんに合いそうだなと思い、久しぶりに持ち出してきて見返してみたんです。

渋谷:最終的にグリーンでオーガニックな方向性にたどり着くにしても、最初の段階でそういう人工的で未来的な香りが存在していたのは、「for maria」という作品の背景や僕のキャリアにもぴったり合っていて、とても興味深く感じました。

——渋谷さんと和泉さんという2人アーティストの間に立ちプロジェクトを実現させる上で、海老原さんが心掛けられていたことがあれば教えてください。

海老原:編集の仕事でもアーティストやフォトグラファー、スタイリストの方々と一緒に仕事をすることがあるじゃないですか。その時に私が何を大切にしているかといったら、スピード感以外になくて。「ラニュイ パルファン」のプロジェクトでも一緒で、納期をスケジュールに合わせるのが私の責任で、とにかく早く進行する以外に意識することは何もないですね。両者ともに卓越したアーティストで、お二人にやっていただけさえすればクオリティの高いアウトプットが生まれるのは間違いないので、そのためにスケジュールを整備して進行を徹底するだけです。あとは出てきたもののコストに見合った適正な値付けをするのが私の仕事ですね。

音楽と香りが共にあることで、何が生まれるのか

——音楽と香りの関係性や、両者のコラボレーションで生まれる可能性などについて、皆さんのお考えを聞かせていただけますか?

海老原:「ラニュイ パルファン」でも香水を発売しているアレクサンドル・スクリャービン(Alexander Scriabin)というロシアの作曲家は、共感覚を持ち、音から色が見えていたと言われています。晩年に構想していた未完作「神秘劇」では香りも取り入れ、聴覚・視覚・嗅覚が混然一体となった世界を実現しようとしていました。そんなスクリャービンを敬愛する自分にとって、今回、渋谷さんと侃さんと一緒に、音楽と香りが織りなす特別な体験を作り出せるのは、とても嬉しいことです。

あと、香りの最も魅力的な点は、その場に行かなければ体験できないという稀少性だと思っています。それは音についても同じこと。録音は可能ですけど、「生の音」はその場でしか聴くことができません。あらゆるものがデジタル化された現代において、直接的な体験こそが最も貴重で、そこに真にラグジュアリーな価値が宿っていると言えるのではないでしょうか。

和泉:匂いは情報です。動物は食べ物や敵味方、交配の時期などさまざまな情報を匂いから受け取っています。それは人間も同じで、古い家に足を踏み入れると、匂いからその家が過ごしてきた時間の蓄積を情報として受け取ることができる。そして、どんな空間にも音と匂いは存在しています。匂いの中に音という情報が含まれていると考えることもできますし、逆に、ある音や音楽が鳴っている空間に本来あるべき香りとはどんなものかと想像を巡らすこともできる。そういう意味で、匂いと音は切り離せないもの、欠けている要素を埋め合う相互補完的なものだと思っているんです。

また、コンディショニングという観点でも両者の親和性は高く、香りはより良い状態で音楽を聴くための手助けにもなります。昨年開催された「アンビエント キョウト(Ambient Kyoto)」で、僕は「聴覚のための香りのリサーチ」という展示のための香りの制作しました。聴覚を向上させる成分を研究し、会場の空間に適した香りに落とし込む試みです。音楽を聴く耳を研ぎ澄ませ、脳や身体のコンディションを最適化するという点でも、音と香りは非常に相性が良いと考えています。

渋谷:僕はコンサートでサウンドチェックをしている時、PAの方に「お客さんが楽器の中にいると感じられるような音響にしてほしい」とよく言うんです。お客さんが音に包まれているような空間をつくることには、まだまだ新しい可能性が残されていると考えています。

今回のピアノソロで香りを取り入れたのは、コンサートにおける新しい全方位的な体験を実現したかったから。聴覚だけの体験も、視覚と聴覚に訴えるオーディオ&ヴィジュアル体験もさまざま実施されていますが、嗅覚を使った音楽体験には、まだまだ開拓の余地がある。それに、オーディエンス側の体験だけではなく、演奏する自分にどういう効果が生じるのかということにも、興味があります。

前例のない体験をつくり出すために

——前例のない音楽体験を志向するという意味で、アンドロイドオペラでも今回のピアノソロでも、渋谷さんの姿勢は一貫していると感じます。

渋谷:僕は劇場で何かやるときは、新しい体験を創造することに注力しています。しかし、文化を受容する多くの人たちが、音楽や香りといった「消えていくもの」「所有できないもの」に対して十分な価値を認めていないと感じていて、そこに憤りを覚えることもあります。

今、現代アートが流行っていますが、所有・売買できるという資産的価値ありきの熱狂みたいなところがありますよね。これは日本だけじゃなく世界全体の話になりますが、文化的成熟度を測る上で「所有できないもの」の価値を認識できるのは重要で、今、人類が次の段階へ到達できるか否かが試されているとすら考えています。

——作品の受容の話で言うと、プレスリリースに寄せたコメントではエリック・サティにも触れていましたね。サティが観客に対して「自由に振る舞え」と言っても、結局みんな音楽を聴き入ってしまう。そういった状況をステージ側から壊したい、と。

渋谷:サティの「家具の音楽」についても、僕は思うところがあって。僕はオーディエンスと自分との関係をいかにフレキシブルにしていくかということに興味がありますが、 ほとんどの人は「自由にしていいよ」なんて言われても、自由どころか、もっと不自由になるだけです。

だけど、自由にやっている人を見るのは、みんな好きなんです。だから「リビングルーム」というコンセプトのもとに空間を構成しパフォーマンスを行うことで、コンサート体験の枠組みや演者とオーディエンスの関係性について、新しい枠組みや可能性を提示できるのではないかと考えました。

——具体的な演出や選曲についても教えていただけますか?

渋谷:家具が配置されたステージでは、ゲストのバイオリニストである石上真由子さんが、曲を弾き終えてもステージからはけずにソファに座って休んだり、次の曲を準備したりするなど、よりシアトリカルな演出を検討しています。

そんな環境でパフォーマンスする上で、どういう選曲がいいかと考えた結果、アルヴォ・ペルトや高橋悠治さんの曲も弾くことに決めました。ただ心地良いだけの音楽も、ただ不快なだけの音楽も、圧倒的に情報量が少ないんです。コンサート全体としてそのどちらでもないものにしようとする時に、人によっては僕の曲だけを弾いた方が喜ぶと思うのですが、彼らの曲も弾いた方が新しいバランスになると思いました。

——最後に、和泉さんと海老原さんからもコンサート込めた思いを聞かせてください。

和泉:コラボレーションって、すごく難しいと思うんです。ただの足し算で終わっているもの、つまり「僕はこれできます」「私はあれできます」という感じで、銘々が出してきたものをただ並べているようなものがたくさんある。そんな中で、意見のキャッチボールをしながら1つのものを本当の意味で一緒に作り上げていくっていうことを、今やっていて。

もちろん渋谷さんの音楽がメインではありますが、本当のコラボレーションをすると、ただの音楽でもただの香りでもなく、そのジャンル自体が変わるというか、作品の形態として別のものになるという感覚を、身をもって感じています。ぜひその新しい感覚を、1人でも多くの人に体験していただきたいです。

海老原:かつてベル・エポック期のパリでは、サティやココ・シャネル(Coco Chanel)、サルバドール・ダリ(Salvador Dali)といった芸術家が舞台作品を共同制作し、結集した創造力で新たな芸術を生み出しました。渋谷さんに妹島さん、石上さん、侃さんが協力し作り上げる今回のコンサートもまた、この上なく創造的で貴重な一夜となります。会場では「ラニュイ パルファン」の香水「for maria」の先行発売も予定していますので、特別な体験の記憶とともに香りを持ち帰っていただき、コンサートが終わった後の日々でも愉しんでいただけると嬉しいです。 

⚫︎インフォメーション
「Keiichiro Shibuya Playing Piano―Living Room」
日時:2024 年12 月19 日(木)開場18:20、開演19:00
会場:紀尾井ホール(〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町6-5)
前売料金:S 席 11,000 円、A 席7,700 円、B 席 5,500 円、C 席 3,300 円

⚫︎クレジット
ピアノ:渋谷慶一郎
ヴァイオリン:石上真由子
ステージデザイン:妹島和世
フレグランス:La Nuit parfum
セントデザイン:和泉侃

⚫︎プログラム
for maria ‒ 渋谷慶一郎
Midnight Swan ‒ 渋谷慶一郎
Scary Beauty ‒ 渋谷慶一郎
Painful ‒ 渋谷慶一郎
Gnossiennes ‒ Erik Satie
Fratres ‒ Arvo Pärt
Spiegel im Spiegel ‒ Arvo Pärt
Furniture Renku ‒ 高橋悠治 他
※曲目や演出は変更の可能性があります。

主催:アタック・トーキョー株式会社
協賛:株式会社 ポーラ、株式会社ソウワ・ディライト
協力:一般社団法人コミュニケーション・デザイン・センター
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[ 東京ライブ・ステージ応援助成]

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仕組みも価値観もDIY スニーカーブランド「ヴェジャ」の“優しい”経営をパリで見た!

2004年に創業したパリ発のスニーカーブランド「ヴェジャ(VEJA)」は、近年ヨーロッパを中心に、人気を集めている。シンプルながら一目で「ヴェジャ」と分かるキャッチーなデザインを強みに、「マルニ(MARNI)」や「リック・オウエンス(RICK OWENS)」、ヴィブラム(VIBRAM)などの有名ブランドとコラボしてきたほか、キャサリン英国皇太子妃やメーガン妃、エマニュエル・マクロン=フランス大統領ら著名人も愛用するまでに成長した。

同ブランドの魅力は、どんなスタイルにもなじむ使い勝手の良さだけではない。サステナビリティや経営の透明性などに向き合う、“四方よし”な存在であることだ。「倫理的な配慮をしている」と掲げる企業やブランドは多いものの、それを実現するのは容易ではない。「ヴェジャ」はどのように、人と環境に優しくあろうとしているのか。朝晩の冷え込みが厳しくなったパリで、その現場を訪ねた。

「ヴェジャ」の本社は、サクレ・クール寺院で名高いモンマルトルからほど近い。過去に広告代理店やフランス共産党の印刷工場が入居してきた、約4000㎡の建物であり、石造りの建築が美しい。しつらえや備品に至るまで、ほとんどが環境負荷の少ない素材で構成されており、全てビンテージでそろえた家具、リサイクルプラスチック製のカーペット、屋外の明るさに合わせて光の強さが自動調整される照明など、徹底した姿勢がうかがえる。

まずはブランドの始まりと経営理念について聞いてほしい、と出迎えてくれたのは、創業者の1人であるセバスチャン・コップ(Sebastien Kopp)だ。ブランドヒストリーを知らずに商品を購入する顧客が8〜9割であることから、「なりゆきに任せすぎず、自分からも『ヴェジャ』の輪を広げていきたい」と話す。

“普通であること”を大事に
「ヴェジャ」の経営哲学

「僕はもともと靴の好みにちょっとうるさいタイプにすぎず、スニーカー作りにかけては全くの素人だった」。誰も見たことがないモデルを作りたい、人間と環境を守るものを作りたい、という思いから、もう1人の創業者であるフランソワ・ギラン・モリィヨン(Francois Ghislain Morillion)と、スニーカーに使われる素材を研究し始めたという。そんな中で目に留まったのが、アッパーに使うコットンと、ソールに用いるラバーを生産するブラジルだった。それらをオーガニック栽培すれば、農場や生産者の健康も損なわずに済むと考え始めた。ブランドの立ち上げ当初から、素材を市場価格の2倍で買い上げ、前金を40%支払うなど、フェアトレードを貫いてきた。「彼らは生計を立てられなければ、森林を伐採して家畜を飼うスペースに変えざるを得ない。従業員の保護が大事だと思った」。

実際「ヴェジャ」は、会社に関わる人々に、健康で文化的な生活を提供する仕組みを整えている。例えばブラジルに10人ほどいる現地社員は、「週40時間労働でバカンスも取得可能」と言うし、EC在庫管理のための倉庫「ロギンス(LOG’INS)」を、障がい者支援団体ロギンスとともに運営して、彼らの社会復帰をサポートしている。アレルギーや糖尿病、認知障害、難聴などで就労先を見つけられず、長い離職期間に苦しむ人が、“トランポリンで次のステップに跳ねられるように”、物流やパソコン業務といったスキルを習得できる場になっている。

来年の2月で設立20周年を迎える「ヴェジャ」だが、直営店舗は数世界に計9つと意外にも少ない。コップ共同創業者は、「今の企業体力なら年間100店舗をオープンさせることも可能だが、あえてそうしていない。社員全員が自分らしくいられる場を作るために、時間と哲学を注いでブランドをゆっくりと成長させてきたから、1年に1店舗開くくらいのペースで十分。有名ブランドになるのではなく、普通の人と関わりながら、普通であることを大事にしたい」と話す。

「ヴェジャ」の精神性が表れる出店戦略
ボルドーの店舗が面白い

コップ共同創業者は、「ヴェジャ」は人と環境に優しい存在であることを目指しており、「好きな場所にしか店を出したくない」と出店戦略にもその思いを反映しているという。中でもブランドらしさが表れているのが、フランス・ボルドーの観光スポット「ダーウィン(DARWIN)」にある店舗「ヴェジャ×ダーウィン」だ。

まずは「ダーウィン」について説明したい。環境保護活動家などのアクティビスト4人が共同設立した社会的かつエコロジカルな空間で、9万㎡の広々とした土地には、レストランやショップなどの商業施設があり、来場者は食事やショッピングを楽しめる。面白いのは、高校や診療所、難民やホームレスのためのシェルター、シェルター居住者が自給自足する農場などの非営利施設も軒を連ねている点。不用品を回収するスリフトや、家具や自転車などを修繕する工房も存在し、創業者2人が「ダーウィン」の「さまざまなことを試していこう」という機運に共感したというのも理解できる。

ちなみに、取材時は「ダーウィン」の隣で土地開発工事が行われている真っ最中だった。それを阻止しようとする者がペンキで書いたであろう「違法建築(CHANTIER ILLEGAL)」との大きな文字を発見した。デモなどにあまりなじみのない日本人は、少し面食らうかもしれないほど、ソーシャルアクションの香りがそこかしこに充満していた。

話を「ヴェジャ×ダーウィン」に戻す。その他の店舗と異なり、ここでは最新コレクションを取り扱わない。というのも、リペア(修繕)サービスを導入した初号店だからだ。アーカイブやプロトタイプ、不良品を適宜修繕して割引価格で販売するほか、顧客が持ち込んだスニーカーをリペアするカウンターも設置している。店舗スタッフによれば、「新しいスニーカーを買いに来たお客様が、欲しい商品が見つからなくて結局リペアを選ぶケースもある」。フランス国内のみならず、郵送でヨーロッパ各地から依頼が届くといい、月に70足ほど対応している。パーツの補強やゴムソールの取り替え、クリーニングなどを手掛けており、金額も思った以上に手ごろ。ダメージの度合いによっても価格は変動するが、クリーニングのみで済むケースは1足10ユーロ(1580円)、全体を手直しする必要があるケースでも1足80ユーロ(1万2640円)である。新たに新品が買える値段で、修繕を選ぶ人はまだまだ多数派ではないからこそ、「修繕へのハードルを低くしたいから」と、靴を持ち込めば持ち込むほど1足あたりのリペア費用は安くなるようにしている。環境にも顧客の財布にも優しい仕組みが整っている。

有名ブランドで経験を積んだ職人も
靴は売らない、リペアに特化した店

「サステナビリティ」は、真面目な印象に受け止められやすい中、ファッション関係者からは「『デザインがすてきで購入した商品のブランドが、実はサステナビリティに注力していた』と結果的に明らかになる構図が理想的」という声があがることも少なくない。その点、「ヴェジャ」はデザイン性を武器に支持を拡大してきた成功事例でもある。リペアという観点からも同様のことが言えるだろう。同ブランドではイケてるショップが提供するイケてるサービスとして昇華している。

「ヴェジャ」のリペアサービスをもっと知りたいならここ、と連れられたのが2月にオープンした「ジェネラルストア」だ。サンマルタン運河の走るパリ10区にあり、シューケア用品や靴下、アクセサリーなどを販売しているものの、メイン業務はスニーカーの修理という店舗になっている。木やコンクリート、ガラスを用いてミニマルながら温かみのある空間には、毎日2人のスニーカー職人のほか、クリーニングを手掛けるスタッフが常駐する。「スニーカーを修理できると知らない消費者が多いから、この店はできた」。ストアマネージャーのミカさんはそう語る。

2018年に「ヴェジャ」の勢いが強まり出したころ、「靴の生産量は増えたが、履き終わった後の靴はどうなるのか?」という問題が生じたという。そもそも一般的なスニーカーはレザーやコットン、プラスチックなどのさまざまな素材でできているため、それぞれを単独で分解し、リサイクルすることが難しい。「ヴェジャ」はそこで、リサイクルするよりも前に、リペアすればいいと気づいた。しかし、「スニーカー=履きつぶすもの」という認識が世間に浸透していたため、そもそもスニーカーの修理法が確立されていなかった。

経験者たちと試行錯誤して、革靴の修理技術をスニーカーに適応しながらリペア方法を編み出してきた。現在は、「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」「シャネル(CHANEL)」「エルメス(HERMES)」で経験を積んだ職人が、「ヴェジャ」に転職してスニーカー修理を手掛ける例もあるといい、彼らが未経験の職人志望者にレクチャーする構図もできつつある。ファッション業界の廃棄問題を解決する一端になるため、「ヴェジャ」では他ブランドの修理も受け付けており、職人たちはあらゆる靴に対応できるようトレーニングを積んでいる。「自分の仕事が大好きで、情熱を持っている人ばかりだから、その姿に引かれて職人の門戸をたたく新人もいる」。

ストアマネージャーのミカさんいわく、スニーカー修理においては2つの寿命を延ばす必要がある。1つは物理的な寿命だ。例えば、人は靴を脱ぐ時にかかと部分を踏むため、レザーで補強する方がいい。修理した靴の方が新品よりも長持ちする。2つ目は感情的な寿命。履けば履くほどアイテムに愛着がわくと同時に、飽きも来るため、「クリーニングで新品に近づけることで、今持っている靴に対して好きな気持ちを長く持続できる」という。

ミカさんに店を営む中で意識していることを聞いてみると、「僕たちは自分が行きたい店を作っているだけで、『リペアが大事』などと訴えようとはしていない。サステナビリティを看板にするのではないからこそ、強いメッセージになってお客さまに届いていると思う」と返ってきた。

取材を終えて

「ヴェジャ」取材中、常に感じていたのは、社員や店舗スタッフたちの和気あいあいとしたムードだった。身近な人たちに優しくできない人が、地球や社会にも愛を与えられるはずはないと言っているかのようだ。ゆっくり、マイペースに歩む「ヴェジャ」に、刻一刻と変わるトレンドをキャッチしようと奮闘するファッション業界は学ぶことも多いのではないか。ないなら自分たちで作ればいいと始めた仕組みや価値観が輪になって広がり、業界のスタンダードになる日も遠くないかもしれない。

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芦田多恵デザイナーが「文化庁長官特別表彰」を受賞 宇宙飛行士の船内服デザインや女性支援などが評価

文化庁は12月10日、「文化庁長官特別表彰」及び「文化庁長官表彰」の受賞者を発表し、「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」「ジュン アシダ(JUN ASHIDA)」を手掛ける芦田多恵デザイナーを「文化庁長官特別表彰」に選出した。

「文化庁長官表彰」は、文化活動に優れた成果を示し、日本の文化振興に貢献した人物や、日本文化の海外発信や国際文化交流に寄与した人物を讃えるもの。芦田デザイナーに贈った「文化庁長官特別表彰」は、今年度から創設した賞であり、中でも発信力の高い功労者を対象としている。芦田デザイナーのほかには、辻信太郎サンリオ創業者兼名誉会長、雅楽師の東儀秀樹、脚本家の中園美保(中園ミホ)ら13人が受賞した。

文化庁は芦田デザイナーを選出した理由について、「創業60年以上続くメゾンを継承するファッションデザイナーとして活躍し、宇宙飛行士の船内服をファッションデザイナーとして初めてデザインするなど、ファッションを通じて時代を切り拓き、世界に向けて“高品質なものづくり”を発信するとともに、国際文化交流や被災地支援、女性活躍支援にも取り組み、わが国の芸術文化の振興・発展に多大な貢献をしている」と発表している。

芦田デザイナーは1964年生まれ、東京都出身。ファッションデザイナー芦田淳の次女として1991年にデザイナーデビューして以来、新作コレクションを発表し続けてきた。ロイヤルファミリーやファーストレディーをはじめ、各界の著名人や俳優を顧客に持ち、年2回開催するランウエイショーには、約30カ国の駐日大使が出席する。2010年には日本人宇宙飛行士・山崎直子のために宇宙飛行士の船内服をデザインした。18年に「ジュン アシダ」のクリエイティブ・ディレクターに就任し、19年には「タエ アシダ メンズ」をスタート。東日本大震災や能登半島地震では被災地を支援し、女性の活動をバックアップする目的で、「芦田基金」を通じて「輝く女性研究者賞(ジュン アシダ賞)」を創設してきた。

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芦田多恵デザイナーが「文化庁長官特別表彰」を受賞 宇宙飛行士の船内服デザインや女性支援などが評価

文化庁は12月10日、「文化庁長官特別表彰」及び「文化庁長官表彰」の受賞者を発表し、「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」「ジュン アシダ(JUN ASHIDA)」を手掛ける芦田多恵デザイナーを「文化庁長官特別表彰」に選出した。

「文化庁長官表彰」は、文化活動に優れた成果を示し、日本の文化振興に貢献した人物や、日本文化の海外発信や国際文化交流に寄与した人物を讃えるもの。芦田デザイナーに贈った「文化庁長官特別表彰」は、今年度から創設した賞であり、中でも発信力の高い功労者を対象としている。芦田デザイナーのほかには、辻信太郎サンリオ創業者兼名誉会長、雅楽師の東儀秀樹、脚本家の中園美保(中園ミホ)ら13人が受賞した。

文化庁は芦田デザイナーを選出した理由について、「創業60年以上続くメゾンを継承するファッションデザイナーとして活躍し、宇宙飛行士の船内服をファッションデザイナーとして初めてデザインするなど、ファッションを通じて時代を切り拓き、世界に向けて“高品質なものづくり”を発信するとともに、国際文化交流や被災地支援、女性活躍支援にも取り組み、わが国の芸術文化の振興・発展に多大な貢献をしている」と発表している。

芦田デザイナーは1964年生まれ、東京都出身。ファッションデザイナー芦田淳の次女として1991年にデザイナーデビューして以来、新作コレクションを発表し続けてきた。ロイヤルファミリーやファーストレディーをはじめ、各界の著名人や俳優を顧客に持ち、年2回開催するランウエイショーには、約30カ国の駐日大使が出席する。2010年には日本人宇宙飛行士・山崎直子のために宇宙飛行士の船内服をデザインした。18年に「ジュン アシダ」のクリエイティブ・ディレクターに就任し、19年には「タエ アシダ メンズ」をスタート。東日本大震災や能登半島地震では被災地を支援し、女性の活動をバックアップする目的で、「芦田基金」を通じて「輝く女性研究者賞(ジュン アシダ賞)」を創設してきた。

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「アダム エ ロペ」×「アニエスベー」 人気コラボの25年春夏の第1弾アイテム発売

「アダム エ ロペ(ADAM ET ROPE)」は、「アニエスベー(AGNES B.)」とコラボレーションした2025年春夏の第一弾アイテムを25年1月2日に発売する。

今回は、24年春夏に販売し、即完売した「アダム エ ロペ」だけの別注スエットを、新色で制作。メンズは、品の良さを感じるネイビーとオートミールの2色を展開し、ウィメンズは、その2色に春らしさを感じるライトピンクを加えた3色で展開する。価格は各2万900円。

ドルマンスリーブの仕様やヒップにかかる程よい長さの着丈で、ラフなシルエットを表現。左胸に配した「アニエスベー」ロゴ刺しゅうされたワッペンは、さりげなく目を引くこだわりのディテール。

本アイテムは12月9日からジュンの公式オンラインショッピングストア「ジャドール ジュン オンライン」で予約受け付けを開始。25年1月2日に、「アダム エ ロペ」全店舗で販売を開始する。

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「アダム エ ロペ」×「アニエスベー」 人気コラボの25年春夏の第1弾アイテム発売

「アダム エ ロペ(ADAM ET ROPE)」は、「アニエスベー(AGNES B.)」とコラボレーションした2025年春夏の第一弾アイテムを25年1月2日に発売する。

今回は、24年春夏に販売し、即完売した「アダム エ ロペ」だけの別注スエットを、新色で制作。メンズは、品の良さを感じるネイビーとオートミールの2色を展開し、ウィメンズは、その2色に春らしさを感じるライトピンクを加えた3色で展開する。価格は各2万900円。

ドルマンスリーブの仕様やヒップにかかる程よい長さの着丈で、ラフなシルエットを表現。左胸に配した「アニエスベー」ロゴ刺しゅうされたワッペンは、さりげなく目を引くこだわりのディテール。

本アイテムは12月9日からジュンの公式オンラインショッピングストア「ジャドール ジュン オンライン」で予約受け付けを開始。25年1月2日に、「アダム エ ロペ」全店舗で販売を開始する。

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「バビロン LA」がブランド10周年に先立って東京・原宿に旗艦店オープン 

カリフォルニアのハードコアバンド、トラッシュ トーク(TRASH TALK)のメンバーギャレット・スティーブンソン(Garrett Stevenson )とリー・スピルマン(Lee Spielman)の2人が始動したスケートブランド「バビロン エルエー(BABYLON LA)」は12月14日、東京に旗艦店をオープンする。同ブランドにとって日本初出店となる。

同店舗は、2025年の「バビロン」ブランド設立 10周年、パンクバンド、トラッシュ トークの結成20周年のアニバーサリーに先立ってオープンする。同ブランドは、アニバーサリーを記念した特別プロジェクトやコラボレーション、イベントを用意する。同店舗のオープンはアニバーサリーにとって重要な役割を果たし、 アクティベーションの最前線となる予定だという。

2025年のブランド設立10周年、バンド結成20周年

オープンについてギャレットは「東京は、僕らにとって常に第2の故郷のように感じている。16年前、僕らのバンド、トラッシュ トークで音楽を演奏するために初めて東京に来た。原宿にフラッグシップストアをオープンすることは、そのつながりに敬意を表する完璧な方法だと感じている」とコメントした。

一方、リーは「私たちは2025年に向けて多くのことを計画しており、東京はそのすべての中心になる予定。 東京は常に私たちにインスピレーションを与えてくれる都市であり、私たちを当初から支えてくれたコミュニティーに恩返しができることに興奮している。バビロン トウキョウは、これらのプロジェクトの原動力となり、この街に新しいエネルギーをもたらし、私たちがブランドとしてできることの 限界を押し広げるでしょう」と述べている。

店舗概要

◾️バビロン トウキョウ
住所:東京都渋谷区神宮前4-28-7
営業時間:11:00〜19:00
定休日:なし

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「ユイマ ナカザト」が六本木ヒルズで展覧会を開催 クチュールの世界を体験

ブランド設立15周年を迎えた「ユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)」は2025年2月3〜16日、六本木ヒルズ森タワーで“YUIMA NAKAZATO展―砂漠が語る宇宙と巨大ナマズの物語は衣服に宿るか―”を開催する。

同展覧会は、中里唯馬=クリエイティブディレクターが衣装を手掛けたオペラ“イドメネオ”と派生コレクションの“UTAKATA”、“UNVEIL”を紹介するパート、2025年春夏コレクション“FADE―砂漠が語る宇宙と巨大ナマズの物語は衣服に宿るか―”の世界観をメインに据えた2つのパートで構成する。

中里は、“FADE”コレクションに至るキャリアの中で“人間の美しくあろうとする尊厳”に触れ、機能性が偏重される現代にありながら“装飾性の価値を改めて追求する”意を新たにしたという。同イベントは、中里が抱える課題を共有し、「ユイマ ナカザト」のクチュールの物語を体験することを目的としている。

中里唯馬は1985年生まれ。2008年にベルギー・アントワープ王立芸術アカデミーファッション科を卒業。16年7月にはパリ・オートクチュール・ファッション・ウイーク公式ゲストデザイナーの1人に選ばれ、現在に至るまで日本人として唯一、パリ・オートクチュール・ファッション・ウイークでコレクションを発表し続けている。近年では、単独回顧展 ”BEYOND COUTURE” がフランスの公立美術館であるカレー・レース・ファッション美術館で開催。アメリカのボストン・バレエ団やスイスのジュネーブ国立劇場等で行われるオペラやバレエ等、舞台芸術の衣装デザインを行う。また自らが発起人となり、未来を担う次世代のクリエイターのためのファッション・アワード “ファッション フロンティア プログラム(FASHION FRONTIER PROGRAM)を創設。

イベント概要

◾️YUIMA NAKAZATO展―砂漠が語る宇宙と巨大ナマズの物語は衣服に宿るか―

日程:2025年2月3〜16日
時間:10:00〜20:00(最終入館 19:30)
場所:東京シティビュー (六本木ヒルズ森タワー52階)
住所:東京都港区六本木6-10-1

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YKKファスニングアワード、グランプリは大阪文化の岩野蓮祐さんと文化服装学院のラ・ショウカさん

YKKはこのほど、学生を対象としたファッションデザインコンテスト「YKKファスニングアワード 2023」の受賞者を発表した。アパレル部門のグランプリは大阪文化服装学院の岩野蓮祐(いわの・れんゆう)さん、ファッショングッズ部門は文化服装学院のラ・ショウカ(Lo Hsiang Hua)さんが受賞した。ファッション部門、グッズ部門、いずれも2年連続で大阪文化服装学院と文化服装の学生がグランプリを獲得した。グランプリ受賞者には賞金100万円、優秀賞には20万円、特別賞には10万円などが贈られる。

「YKKファスニングアワード」は学生向けのコンテストとしては日本最大級のコンテストで、今年で23回目。今回は全国66校から9518点(アパレル7815点、グッズ部門1703点)の応募があった。YKKファスニングアワードの歴代受賞者には「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」の丸龍文人(第3回優秀賞)デザイナーらがいる。

審査員はアーティストの舘鼻則孝、「ソマルタ」の廣川玉枝、デザイナー/モデリストの坂口英明、デザイナーの藤田恭一、アーバンリサーチの村手謙介「バイヤーズセレクト」ブランドマネージャー、村上要「WWDJAPAN」編集長、大谷裕明YKK社長が務めた。

全受賞者は以下の通り。

■第24回「YKKファスニングアワード」受賞者

アパレル部門
グランプリ:岩野蓮祐(いわの・れんゆう、大阪文化服装学院)
優秀賞:Yoon Myat Su Lin(ヨン・ミャッスリン、エスモード東京校)
審査員特別賞:白草於登巴(しらくさ・おとわ、大阪文化服装学院)
審査員特別賞:田中愛友(たなか・あゆ、名古屋ファッション専門学校)
YKK特別賞:呉耀祖(ゴ・ヨウソ、文化ファッション大学院大学)

ファッショングッズ部門
グランプリ:Lo Hsiang Hua(ラ・ショウカ、文化服装学院)
優秀賞:寺尾佳樹(てらお・よしき、大阪モード学園)
審査員特別賞:齋藤瑛莉花(さいとう・えりか、国際トータルファッション専門学校)
YKK特別賞:村上諒天(むらかみ・りょうま、エスモード東京校)

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「ディオール」が銀座にカフェをオープン ファンにはたまらない世界観と最上級の味わい

「ディオール(DIOR)」は12月11日、ギンザ シックス(GINZA SIX)内の旗艦店ハウス オブ ディオール ギンザに「カフェ ディオール バイ アンヌ=ソフィー・ピック」をオープンする。世界で最もミシュランの星を獲得したフランス人女性シェフ、アンヌ=ソフィー・ピック(Anne-Sophie Pic)とタッグを組み、ブランドのレガシーとフランスの美食文化を融合させた空間とメニューを提供する。

レオパードや千鳥格子など
ブランドのアーカイブを取り入れた空間

ハウス オブ ディオール ギンザ4階の同店は、関西国際空港に続く世界2号店。関空の店舗は利用者が限られることから、誰でも気軽に訪れられるよう市中に店舗を構えるに至った。

広々とした店内は白を基調としたエレガントなムード。そこに、ブランドのアーカイブビジュアルをコラージュした壁面や「ディオール」の永遠のミューズであるミッツァ・ブリカール(Mitzah Bricard)と繋がりの深いレオパートやおなじみの千鳥格子など、ブランドのレガシーをインテリアに取り入れて唯一無二の空間を作り上げている。

細部にまでブランドのコードを盛り込む料理の数々

創業者のクリスチャン・ディオール(Christian・Dior)は美食家としても知られ、1972年にはルネ・グリュオー(Rene Gruau)のスケッチをちりばめた書籍「手縫いの料理(La Cuisine Cousu-Main)」を上梓している。タッグを組んだピックはそんなブランドの歴史とフランスの偉大なシェフであった祖父のアンドレ・ピック(Andre Pic)が遺した伝説の料理とエスプリを融合させたメニューを作り上げた。

アミューズ、パン、スープ、デザート、ドリンクなど、提供するすべてのメニューには、象徴的なカナージュやクチュールのリボン、レオパードなどといったブランドのアイコンを盛り込みつつ、ピックによる食材の組み合わせ、味付け、装飾によりアートのような料理へと昇華させている。

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【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」“カプシーヌ”コレクションから新作ウオレットが登場

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”と大安の2つが重なる開運日の12月25日と、1.“一粒万倍日”、2.天の恩恵で全ての人が福を受ける“天恩日”、3.すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、4. 十干と十二支を組み合わせた六十干支の最初の日であり、物事を始めるのに良い“甲子の日”の4つが重なる最強開運日の26日に向けて、アイコニックな“カプシーヌ”コレクションから新作ウオレットを発売した。

新たに登場した“ウォレット オン チェーン・カプシーヌ”(51万3700円)は、取り外し可能なチェーン&レザーストラップとLVイニシャルが特徴で、手持ちやショルダーバッグ、クロスボディーバッグとしても使用できる。“ポルトフォイユ・カプシーヌ タイニー”(ノワール/フリント グレイ/エムロード、各13万7500円)は、トリヨンレザーにシグネチャーのLVロゴが入ったシックなウオレットだ。

アイテム概要

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キャサリン妃が「アレキサンダー・マックイーン」でホリデールックを披露 クリスマスキャロルを主催

ケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は12月6日(現地時間)、ロンドンのウエストミンスター寺院で行われた毎年恒例のキャロルサービス、“Together at Chritmas”を主催し、華やかなホリデーの装いを披露した。

お気に入りのブランドを着用

 

キャサリン妃は、「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」の鮮やかな赤のダブルブレストコートを身にまとった。同妃は、襟元の大きなブラックのリボンと同色のボタンが特徴的なコートに「エミリア ウィックステッド(EMILIA WICKSTEAD)」のチェック柄スカート、「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」のスエードブーツを合わせ、アクセサリーには、「ハルシオンデイズ(HALCYON DAYS)」のブレスレット、「マルベリー(MULBERRY)」のパールドロップイヤリングでコーディネートした。

キャサリン妃と「アレキサンダー・マックイーン」

キャサリン妃と「アレキサンダー・マックイーン」の関係は10年以上前から続いており、2011年4月に行われたウィリアム王子との結婚式では、サラ・バートン(Sarah Burton)「アレキサンダー・マックイーン」=前クリエイティブディレクターのデザインによるウエディングドレスを着用していた。

最近では12月3日(現地時間)、夫のウィリアム王子とともにカタールのタミーム・ビン・ハマド・アル・タニ首長とシェイカ・ジャワヘル夫人をロンドンに迎え公式訪問に応じた際に、「アレキサンダー・マックイーン」のオーダーメードで仕立てたバーガンディーのロングコートを着用。また、10月10日(現地時間)、癌の化学療法を終えたことを公表してから初めて公の場に登場し、同王子とともにサウスポート・コミュニティーセンターを訪れた際にも、同ブランドのチョコレート色のダブルブレストコートを身につけていた。

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キャサリン妃が「アレキサンダー・マックイーン」でホリデールックを披露 クリスマスキャロルを主催

ケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は12月6日(現地時間)、ロンドンのウエストミンスター寺院で行われた毎年恒例のキャロルサービス、“Together at Chritmas”を主催し、華やかなホリデーの装いを披露した。

お気に入りのブランドを着用

 

キャサリン妃は、「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」の鮮やかな赤のダブルブレストコートを身にまとった。同妃は、襟元の大きなブラックのリボンと同色のボタンが特徴的なコートに「エミリア ウィックステッド(EMILIA WICKSTEAD)」のチェック柄スカート、「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」のスエードブーツを合わせ、アクセサリーには、「ハルシオンデイズ(HALCYON DAYS)」のブレスレット、「マルベリー(MULBERRY)」のパールドロップイヤリングでコーディネートした。

キャサリン妃と「アレキサンダー・マックイーン」

キャサリン妃と「アレキサンダー・マックイーン」の関係は10年以上前から続いており、2011年4月に行われたウィリアム王子との結婚式では、サラ・バートン(Sarah Burton)「アレキサンダー・マックイーン」=前クリエイティブディレクターのデザインによるウエディングドレスを着用していた。

最近では12月3日(現地時間)、夫のウィリアム王子とともにカタールのタミーム・ビン・ハマド・アル・タニ首長とシェイカ・ジャワヘル夫人をロンドンに迎え公式訪問に応じた際に、「アレキサンダー・マックイーン」のオーダーメードで仕立てたバーガンディーのロングコートを着用。また、10月10日(現地時間)、癌の化学療法を終えたことを公表してから初めて公の場に登場し、同王子とともにサウスポート・コミュニティーセンターを訪れた際にも、同ブランドのチョコレート色のダブルブレストコートを身につけていた。

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「オフ-ホワイト」と女性プロゴルファーのパリス・ヒリンスキーがコラボ 故ヴァージルとの約束が数年越しに実現

「オフ-ホワイト(OFF-WHITE )」は、女性プロゴルファーのパリス・ヒリンスキー(Paris Hilinski)とコラボレーションしたゴルフコレクション“オール イン ワン(ALL IN ONE)”を発表した。現在、「オフ-ホワイト」の公式オンラインストアにて先行販売中で、12月11日からは伊勢丹新宿店内にあるウィメンズコンセプトショップでも取り扱う。

今回のコラボは、パリス・ヒリンスキーが10代の頃、「オフ-ホワイト」のデザインを再解釈したカスタムゴルフアイテムを自ら作っていたことを故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)がSNSで発見し、オリジナルのグラフィックを提供。さらに、生前のヴァージルに将来のコラボを約束され、このたび数年越しに実現した。

“オール イン ワン”は、パリスが人生で初めて挑んだゴルフコースに着想し、ポロシャツやスニーカー、キャップ、レザーグローブ、ゴルフボールなど、アパレルからアクセサリー、小物までを豊富にラインアップ。どれもホワイトとブラックを基調に、「オフ-ホワイト」のシンボルであるアローロゴなどを採用している。価格は3万4100〜26万4000円だ。

ヒリンスキーは「ヴァージルは私の夢に対して真摯に信じてくれ、まだ切り開かれていない道を進み続けるためのサポートをしてくれた。彼は、より良い世界を作るために最善を尽くしている全ての若者たちに光を当ててくれた」とコメントしている。

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「レイ ビームス」が誕生40周年を記念した書籍を出版 スナップ誌「フルーツ」と協業

ビームスのウィメンズレーベル「レイ ビームス(RAY BEAMS)」は12月16日、同レーベルの設立40周年を記念し、雑誌「フルーツ(FRUiTS)」と協業して制作した書籍“フルーツ×レイ ビームス スペシャルブック(FRUiTS×Ray BEAMS Special Book)”を発売する。13日にビームス ウィメン 原宿で先行発売し、16日から全国の「レイ ビームス」展開店舗および、公式オンラインストアでも扱う。価格は990円。

ストリートスナップの聖地、原宿を中心に総勢104名を撮影

同書籍は、「フルーツ」の創刊者、青木正一の協力のもと原宿や関西でスナップ撮影を実施。同ブランドのスタッフや関わりのあるモデル、スタイリスト、インフルエンサーなど総勢104人のスナップと10人のインタビューを収録する。表紙はインフルエンサー・モデルとして活動する須田アンナとYURINOによるユニット「AN&YURI」とモデルでDJの水原佑果の2パターンを用意する。

また、12月13日には同書籍の発売を記念して、アニバーサリーパーティーをビームス ウィメン 原宿で開催する。アーティストの酒井いぶきがデザインした台紙でプリントできる証明写真機を設置するほか、DJデュオのlucichiやアーティストのSUNNY ONLY 1、A-FOXがDJプレイで会場を盛り上げる。また、書籍購入者には、好きな文字をカスタムペイントできるオリジナルのクリアバッグをノベルティーとしてプレゼントする。

イベント詳細

◼️レイ ビームス 40th Anniv. Party vol.3

日程:12月13日
時間:18:00〜21:00
場所:ビームス ウィメン 原宿
住所:東京都神宮前3-25-15 神宮前テラス 地下1階
入場:無料

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「レスポートサック」が「ピーナッツ」とコラボ トートやポーチ、スヌーピーをかたどったバッグも

「レスポートサック(LESPORTSAC)」は12月11日、「ピーナッツ(PEANUTS)」とのコラボコレクションを発売する。レスポートサック各店舗、公式オンラインストア、ほか一部オンラインストアで取り扱う。

今回のコラボは、「レスポートサック」50周年と「ピーナッツ」75周年を記念したコレクションをラインアップ。チャーリーブラウンと仲間たちのシルエットを描き、フラップやポケットなどパーツごとに違う色を組み合わせたカラフルなデザインのミニバックパック(3万8500円)や鼻と頭の部分にファスナーポケットがついており、しっかり荷物の収納もできるスヌーピーの顔をかたどったバックパック(3万7400円)を販売する。

他にも散歩しているスヌーピーと、スヌーピーと仲間たちが集合している2パターンのデザインをリバーシブルで楽しめるビッグサイズトート(2万5300円)や3つの異なるサイズがセットになったポーチ(1万3200円)、バッグにつけてアレンジができるチャームポーチ(8250円)も用意。ほか、さまざまなスポーツに挑戦するスヌーピーを描いたミニトート(1万6500円)とバックパック(2万7500円)、スヌーピーやチャーリーブラウン、ルーシーなどたくさんの仲間たちをあしらった賑やかなデザインのキャリートート(1万7600円)やボディーバッグ(1万4300円)をラインアップする。

アイテム一覧

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【2025年バレンタイン】「ピエール・エルメ・パリ」は“ショコラ中毒者”に贈る ジュエリーのようなショコラやハート形のケーキなど

「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」は2025年1月17日〜2月14日、バレンタインコレクション“ショコラ アディクト(ショコラ中毒)”(全18品、1836円〜1万1664円)を限定発売する。青山旗艦店と他直営店、公式EC、各百貨店の催事場で取り扱う。光り輝くジュエリーのようなショコラからハート形のケーキまで、ユーモアと独創性溢れるスイーツをラインアップする。パッケージデザインは、フランスのイラストレーターであるソレダッド・ブラヴィ(Soledad Bravi)が手掛けた。

ショコラ

ショコラからは、3つの新作が登場する。“アンフィニマン ジャスマン”は、ジャスミン風味ガナッシュをダークチョコレートでコーディングした。“ショコラ オ アンフィニマン ジャスマン”は、ジャスミン風味のマジパンでマカロンの食感を再現。“アルガエ”はベリーズ産ショコラを際立たせる海苔と、アクセントのユズを加えた。新作をはじめとするショコラを詰め込んだ“アソリュティマン ド ショコラ”は5個入り(2700円)、8個入り(3888円)、14個入り(6804円)、24個入り(1万1664円)をそろえる。

パティスリー

ハートをモチーフにしたケーキは3種、直営店限定で販売する。“オリジーヌ マダガスカル クール メレ”(4536円)は、アーモンド入りビスキュイやカカオ片入りプラリネフィユテの食感が楽しい濃厚なチョコレートケーキ。“タルト クール アンフィニマン ノワ ド ペカン”(4320円)は、ピーカンナッツのヌガティーヌや黒糖入りピーカンナッツ風味クリーム、ピーカンナッツ風味シャンティクリームで構成した、ピーカンナッツ尽くしの一品だ。真っ赤なハートが印象的な“クール ルージュ”(3996円)は、レモン風味ビスキュイやフリュイルージュのコンポート、ハイビスカス風味バニラクリームで華やかに仕上げた。

マカロン

マカロンの新作は、ガナッシュショコラとピーカンナッツのプラリネを合わせた“ショコラ エ プラリネ ノワ ド ペカン”と、パッションフルーツ風味ガナッシュショコラオレを挟んだ“モガドール”の2種。マカロンの詰め合わせは3個入り(1998円)、6個入り(3240円)、10個入り(4428円)、15個入り(6426円)をそろえる。

その他

そのほか、バラの香りとライチの風味が溶け合い、フランボワーズの風味がアクセントとなる生チョコレート“ガナッシュ イスパハン”(2700円※渋谷ヒカリエ シンクス限定)や、クリームチーズとマスカルポーネチーズをふんだんに使用し、ビターチョコレートの力強いテーストですっきりとまとめた“チーズケーキ バスク オ ショコラ”(3240円※ジェイアール名古屋タカシマヤ限定)など特定の店舗限定の商品もラインアップする。

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「パレス スケートボード」と「ニードルズ」が初コラボ アイコンを巧みに落とし込んだ全9型を用意

「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」は、ネペンテス代表の清水慶三がデザインを手掛ける「ニードルズ(NEEDLES)」とコラボレーションしたカプセルコレクションを12月14日に発売する。日本では、「パレス スケートボード」の公式オンラインストアと東京・原宿にある旗艦店「パレス スケートボード トウキョウ」、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)のみで取り扱う。商品の価格は発売日まで非公開。

両者のコラボは、今回が初めてだ。さまざまなプリントのニットパネルで構築された裾が不揃いなセーターをはじめ、同様の手法でデザインされたスクエアビーニーやベロアのパネル付きトラックスーツ、ウエスタンデニムジャケットなど、全9型を用意。どれも「ニードルズ」のアイコンであるパピヨン(蝶)やアニマルプリントをメインモチーフに採用している。

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「ブラックバイマウジー」休止にSNS悲鳴 “ジーンズ難民”となる大人女性の救世主待たれる

バロックジャパンリミテッドの「ブラックバイマウジー(BLACK BY MOUSSY)」は、2025年プレスプリング(24年12月〜25年1月)をもってブランドを休止する。SNSなどでは、30代以上と思われる大人女性を中心に、休止を惜しむ声が広がった。

同ブランドは、関係者や顧客を招いた展示会をこのほど実施した。プレスプリングのみの展示会は実施してこなかったが、休止前の最後のコレクションということで披露した。会場では、これまでのコレクションビジュアルのアーカイブ動画を流した。

「ブラックバイマウジー」は同社の人気ブランド「マウジー(MOUSSY)」から派生し、大人女性をターゲットに2003年にスタート。発足当初は当初はスーツを軸にしたビジネススタイルの提案から始まり、その後はブランド休止やリブランドなど紆余曲折あって、ジーンズを主軸にスタイリングを提案する現在の形に落ち着いた。

かっこいい「マウジー」らしさと
大人女性の求める穿きやすさが同居

年々少しずつモデルを追加してきたジーンズは、それぞれコーヒーの豆の品種の名前がつけられている。シグネチャーはワイドストレートシルエットの“コナ”1万6500円”。全体的にタイトに絞られたストイックなシルエットの「マウジー」のジーンズと比較すると、特に腰回りをはじめ大人の女性が加齢とともに気になってくる部分にゆとりを持たせるなど、細かな配慮がなされているのが特徴。ポリウレタン混のストレッチ生地は使わず綿100%で、コンフォート感を担保しながらもスタイルアップをかなえるパターン設計にこだわってきた。ビンテージを思わせる表面加工も本格的で、「マウジー」を卒業したファンに限らず支持を得てきた。

休止前最後の展示会では、ブランドの熱心なファンがジーンズを試着する来場者も多く見られた。「お客さまはもちろん、社内でもブランドのジーンズの愛用者は一定数いて、『今のうちにジーンズの予備をストックしておく』という方もちらほらいる」と行者陽子クリエイティブデザイナー。

「ブラックバイマウジー」を穿いてきた女性たちの代替案はどうなるのか。

ウィメンズリアルクローズ市場では、ジーンズ提案に力を入れているブランドは他にもあるが、「大人向けジーンズはストレッチ混で履き心地に特化したものか、ゆったりしたシルエットで気になる部位を「隠す」ことに重きを置きすぎたものが多い。ウチのように大人の女性がカッコよく、かつ快適にはけるジーンズは意外と少ない」(行者クリエイティブデザイナー)と自負する。

確かに、本家の「マウジー」は、タイトなシルエットが窮屈すぎる人もいるだろうし、他社では「アングリッド(UNGRID)」(マークスタイラー)は乗り換えにはカジュアルテイストが少々強く、「ミラ オーウェン(MILA OWEN)」はもっとベーシック寄り……となかなかいい代案が浮かばない。

バロックジャパンリミテッドは収益力回復に向けて経営資源の集中を進めており、その方針の一環として、比較的規模の小さい「ブラックバイマウジー」は休止を余儀なくされた。ただ「マウジー」の看板を背負ったブランドの影響力はその数字以上に大きく、「このジーンズしかはけない」と思っていた女性も一定数いたことだろう。

突然のブランド休止により、彼女たちはしばらくジーンズ難民になるしかないのだろうか。“救世主”の登場が待たれる。

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「ブラックバイマウジー」休止にSNS悲鳴 “ジーンズ難民”となる大人女性の救世主待たれる

バロックジャパンリミテッドの「ブラックバイマウジー(BLACK BY MOUSSY)」は、2025年プレスプリング(24年12月〜25年1月)をもってブランドを休止する。SNSなどでは、30代以上と思われる大人女性を中心に、休止を惜しむ声が広がった。

同ブランドは、関係者や顧客を招いた展示会をこのほど実施した。プレスプリングのみの展示会は実施してこなかったが、休止前の最後のコレクションということで披露した。会場では、これまでのコレクションビジュアルのアーカイブ動画を流した。

「ブラックバイマウジー」は同社の人気ブランド「マウジー(MOUSSY)」から派生し、大人女性をターゲットに2003年にスタート。発足当初は当初はスーツを軸にしたビジネススタイルの提案から始まり、その後はブランド休止やリブランドなど紆余曲折あって、ジーンズを主軸にスタイリングを提案する現在の形に落ち着いた。

かっこいい「マウジー」らしさと
大人女性の求める穿きやすさが同居

年々少しずつモデルを追加してきたジーンズは、それぞれコーヒーの豆の品種の名前がつけられている。シグネチャーはワイドストレートシルエットの“コナ”1万6500円”。全体的にタイトに絞られたストイックなシルエットの「マウジー」のジーンズと比較すると、特に腰回りをはじめ大人の女性が加齢とともに気になってくる部分にゆとりを持たせるなど、細かな配慮がなされているのが特徴。ポリウレタン混のストレッチ生地は使わず綿100%で、コンフォート感を担保しながらもスタイルアップをかなえるパターン設計にこだわってきた。ビンテージを思わせる表面加工も本格的で、「マウジー」を卒業したファンに限らず支持を得てきた。

休止前最後の展示会では、ブランドの熱心なファンがジーンズを試着する来場者も多く見られた。「お客さまはもちろん、社内でもブランドのジーンズの愛用者は一定数いて、『今のうちにジーンズの予備をストックしておく』という方もちらほらいる」と行者陽子クリエイティブデザイナー。

「ブラックバイマウジー」を穿いてきた女性たちの代替案はどうなるのか。

ウィメンズリアルクローズ市場では、ジーンズ提案に力を入れているブランドは他にもあるが、「大人向けジーンズはストレッチ混で履き心地に特化したものか、ゆったりしたシルエットで気になる部位を「隠す」ことに重きを置きすぎたものが多い。ウチのように大人の女性がカッコよく、かつ快適にはけるジーンズは意外と少ない」(行者クリエイティブデザイナー)と自負する。

確かに、本家の「マウジー」は、タイトなシルエットが窮屈すぎる人もいるだろうし、他社では「アングリッド(UNGRID)」(マークスタイラー)は乗り換えにはカジュアルテイストが少々強く、「ミラ オーウェン(MILA OWEN)」はもっとベーシック寄り……となかなかいい代案が浮かばない。

バロックジャパンリミテッドは収益力回復に向けて経営資源の集中を進めており、その方針の一環として、比較的規模の小さい「ブラックバイマウジー」は休止を余儀なくされた。ただ「マウジー」の看板を背負ったブランドの影響力はその数字以上に大きく、「このジーンズしかはけない」と思っていた女性も一定数いたことだろう。

突然のブランド休止により、彼女たちはしばらくジーンズ難民になるしかないのだろうか。“救世主”の登場が待たれる。

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「ベイプ®」が“ベイビーマイロ®”のLINEスタンプを無料配布 愛らしい全8種類

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「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、ベイプ®)は12月30日まで、マスコットキャラクター“ベイビーマイロ®(BABY MILO®︎)”のLINEスタンプを配布中だ。「ベイプ®」のLINE公式アカウントを友だち追加すると、無料でダウンロードできる。スタンプの使用期間はダウンロードから180日間。

LINEスタンプ一覧

1999年2月5日生まれの“ベイビーマイロ®“のバラエティー豊かな愛らしい全8種のスタンプをラインアップする。

ダウンロードURL

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「ベイプ®」が“ベイビーマイロ®”のLINEスタンプを無料配布 愛らしい全8種類

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「フェティコ」が伊勢丹新宿店でホリデーシーズンを祝したポップアップを開催 限定アイテムも

「フェティコ(FETICO)」は12月11〜17日、伊勢丹新宿本店でホリデーシーズンを祝うポップアップを開催する。

本ポップアップでは今シーズンのアイテムを豊富に用意し、ポップアップを記念した伊勢丹新宿本店限定アイテム7型を発売する。 ジャージー素材のロングドレス(7万5900円)や同素材のギャザードレス(6万4900円)、タートルネックのニットドレス(7万5900円)、Vネックのニットカーディガン(7万1500円)などのアパレルのほか、シルクサテンのヘアクリップ(3万1900円)、ベルベットのシュシュ(1万9800円)、同素材のチョーカー(1万9800円)などのアクセサリーをラインアップする。

限定アイテム一覧

店内は、映画「アダムスファミリー」の ウェンズデー・アダムス(Wednesday Addams)を彷ふつとさせるダークで力強く個性的な空間に仕上げ、クリスマスツリーの装飾で「フェティコ」 の世界観を体現したホリデーシーズンのムードを演出する。三越伊勢丹オンラインストアでも11日10時から販売する。

◾️“フェティコ ポップ アップ ストア”
日程: 12月11〜17日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店 本館3階 センターパーク/ザ・ステージ#3
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「フェティコ」が伊勢丹新宿店でホリデーシーズンを祝したポップアップを開催 限定アイテムも

「フェティコ(FETICO)」は12月11〜17日、伊勢丹新宿本店でホリデーシーズンを祝うポップアップを開催する。

本ポップアップでは今シーズンのアイテムを豊富に用意し、ポップアップを記念した伊勢丹新宿本店限定アイテム7型を発売する。 ジャージー素材のロングドレス(7万5900円)や同素材のギャザードレス(6万4900円)、タートルネックのニットドレス(7万5900円)、Vネックのニットカーディガン(7万1500円)などのアパレルのほか、シルクサテンのヘアクリップ(3万1900円)、ベルベットのシュシュ(1万9800円)、同素材のチョーカー(1万9800円)などのアクセサリーをラインアップする。

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店内は、映画「アダムスファミリー」の ウェンズデー・アダムス(Wednesday Addams)を彷ふつとさせるダークで力強く個性的な空間に仕上げ、クリスマスツリーの装飾で「フェティコ」 の世界観を体現したホリデーシーズンのムードを演出する。三越伊勢丹オンラインストアでも11日10時から販売する。

◾️“フェティコ ポップ アップ ストア”
日程: 12月11〜17日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店 本館3階 センターパーク/ザ・ステージ#3
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「フェティコ」が伊勢丹新宿店でホリデーシーズンを祝したポップアップを開催 限定アイテムも

「フェティコ(FETICO)」は12月11〜17日、伊勢丹新宿本店でホリデーシーズンを祝うポップアップを開催する。

本ポップアップでは今シーズンのアイテムを豊富に用意し、ポップアップを記念した伊勢丹新宿本店限定アイテム7型を発売する。 ジャージー素材のロングドレス(7万5900円)や同素材のギャザードレス(6万4900円)、タートルネックのニットドレス(7万5900円)、Vネックのニットカーディガン(7万1500円)などのアパレルのほか、シルクサテンのヘアクリップ(3万1900円)、ベルベットのシュシュ(1万9800円)、同素材のチョーカー(1万9800円)などのアクセサリーをラインアップする。

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店内は、映画「アダムスファミリー」の ウェンズデー・アダムス(Wednesday Addams)を彷ふつとさせるダークで力強く個性的な空間に仕上げ、クリスマスツリーの装飾で「フェティコ」 の世界観を体現したホリデーシーズンのムードを演出する。三越伊勢丹オンラインストアでも11日10時から販売する。

◾️“フェティコ ポップ アップ ストア”
日程: 12月11〜17日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店 本館3階 センターパーク/ザ・ステージ#3
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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写真家・瀧本幹也が代官山で展覧会を15日まで開催 約10年ぶりの写真集発売を記念して

写真家の瀧本幹也による展覧会「『ルミエール』/『プリエール』(『LUMIERE)』/『PRIERE』」が、代官山ヒルサイドフォーラムで12月15日まで開催中だ。入場料は高校生以下が無料で大人は500円。

約10年ぶりに、写真集「ルミエール」(1万3200円)と「プリエール」(1万3200円)を10月に発売したことを記念している。写真作品約60点とインスタレーション作品、映像作品を展示する。「ルミエール」は野の草花を写したシリーズ。コロナ禍で世界各地に渡航できなくなったことをきっかけに、身近な植物の内部から発せられる地球の生命力と、自然の力に気づいたことから生まれた。一方、「プリエール」は寺院を写したシリーズ。数百年、数千年前から続く時間の流れに自身が連なっていると感じた瀧本が、さまざまな寺院を巡りながら撮影した記録になっている。

瀧本幹也は1974年生まれ。藤井保に師事したのち、98年に写真家として独立した。広告写真やCM映像をはじめ、国内外での作品発表や出版など幅広く活動する。写真と映像で培った経験や、表現者としての表現が評価され、是枝裕和監督の「そして父になる」(2013年)、「海街ダイアリー(海街diary)」(2015年)、「三度目の殺人」(2017年)で映画撮影を手掛けてきた。

◼︎「ルミエール」/「プリエール」
日程:12月5日(木)〜15日(日)
時間:11:00-20:30(最終入場 20:00)
※最終日は10:00-18:00
場所:代官山ヒルサイドフォーラム
住所:東京都渋谷区猿楽町18-8ヒルサイドテラスF棟1F
入場料:500 円(高校生以下は無料)

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「ミュウミュウ」のデザイン・ディレクターが退任か 情報筋の話

情報筋によれば、プラダ グループ(PRADA GROUP)が擁する「ミュウミュウ(MIU MIU)」のダリオ・ヴィターレ(Dario Vitale)=デザイン・ディレクターが、2025年1月31日付で同ブランドを離れるようだ。後任は、フランチェスカ・ニコレッティ(Francesca Nicoletti)副デザイン・ディレクターが昇格する見込み。

23年10月には、ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)=クリエイティブ・ディレクターの右腕として「プラダ(PRADA)」と「ミュウミュウ」で長年にわたって活躍したファビオ・ザンベルナルディ(Fabio Zambernardi)前デザイン・ディレクターが退任。ヴィターレ=デザイン・ディレクターは、同氏と緊密に連携して仕事をしていたという。

ビジネス面では、23年3月からミュウミュウを率いていたベネデッタ・ペトルッツォ(Benedetta Petruzzo)最高経営責任者が24年9月に退任。現時点で後任は発表されていない。なお、同氏は10月15日付で、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)が擁するクリスチャン ディオール クチュール(CHRISTIAN DIOR COUTURE)のマネージング・ディレクターに就任した。

プラダ グループと「ミュウミュウ」の業績は?

プラダ グループの24年1〜9月期決算は、売上高が前年同期比14.5%増の38億2913万ユーロ(約6050億円)だった。ブランド別の小売りでの売上高を見ると、主力の「プラダ」は同1.3%増の25億3360万ユーロ(約4003億円)と微増だったが、「ミュウミュウ」は同91.5%増の8億5433万ユーロ(約1349億円)と大幅に成長した。なお、同ブランドはグループ全体の売り上げの24.9%を占めている。

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ダフト・パンク × 松本零士 ×「ギークス ルール」 「インターステラ5555」公開記念Tシャツ発売

「ギークス ルール(GEEKS RULE)」は、ダフト・パンク(DAFT PUNK)と松本零士によるアニメ映画「インターステラ5555: THE 5TORY OF THE 5ECRET 5TAR 5YSTEM」(以下、「インターステラ5555」)の4Kリマスター版の公開を記念して、ダフトパンクとの限定Tシャツ5型を発売する。

2001年に発売されたダフト・パンクの2枚目のアルバムとなる「DISCOVERY(ディスカバリー)」のために、かねてから松本のファンであったダフト・パンクがビデオクリップの制作を依頼したことに始まったアニメ「インターステラ5555」。今回は、Tシャツ5型のうち3型が「インターステラ5555」と、残りの2型がダフト・パンクとのコラボレーションとなる。

「インターステラ5555」コラボTシャツ

「インターステラ5555」とのコラボ3型は、松本零士によるアニメ絵と作品のキービジュアルを、片面15版、合計30版を使用し、両面にプリント。また背中の極小の松本零士の絵に至るまで、高度な分版技術とプリント技術を駆使し再現した。

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ダフト・パンクコラボTシャツ

一方のダフト・パンクとのコラボでは、1型は「ディスカバリー」期のダフト・パンクの肖像をバックに採用。ミラーボールのようなカラフルな2人の肖像を高度な分版技術で、15版で表現、フロントにはダフトパンクのロゴを配置した。もう1型は、13年に発売されたアルバム「Random Access Memories」のドラムパートを抜いた異色作「Random Access Memories(Drumless Edition)」のアルバムジャケットの表と裏のビジュアルを表現。ボディーの色を生かし、陰影をシルクスクリーンで表現した、アルバム同様異色な1着となっている。

DAFT PUNK 01

DAFT PUNK 02

メルキ オ・トレッセン撮影のビジュアル

また今回のコラボレーションTシャツのビジュアルはパリ在住のフォトグラファー、メルキ オ・トレッセン(Melchior Tresen)が撮影を担当した。

「インターステラ5555」とのカプセルコレクション3型は「グレイト(GR8)」で、 ダフトパンクとのカプセルコレクション2型は「ドーバー ストリート マーケット ギンザ」で、それぞれ12月14日に先行発売後、翌15日12時から17日12時まで「ギークス ルール」オンラインで全5型の抽選販売を実施する。また、日本発売と同日12月14日に、「ドーバー ストリート マーケット ロンドン」でも全5型の発売も予定している。詳細に関しては、「ギークス ルール」公式インスタグラム、Xで要確認。

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