村上隆が「ケースティファイ」と協業 “DOB君”モチーフのスーツケースなど数量限定発売

「ケースティファイ(CASETIFY)」は4月11日、アーティストの村上隆と協業した“タカシ ムラカミ×ケースティファイ:ミスター ドブ(TAKASHI MURAKAMI x CASETIFY:MR. DOB)”コレクションを数量限定で発売する。「ケースティファイ」一部店舗および公式オンラインで販売、各詳細は公式サイトに記載する。

数量限定アイテムを
多数ラインアップ

限定アイテムは、村上を代表するキャラクター“ドブ(DOB)君”をモチーフとし、「ケースティファイ」のオリジナルフォントでイニシャルを追加できるスーツケース(10万6040円)、白いカメラリングを配したスマホケース(1万4960円)、フィギュア型のイヤホンケース(4万5320円)、耳のデザインが特徴的なヘッドホンケース(1万6500円)、トレーディングカードホルダー(1万1990円)、フィギュア型のスマホケースアクセサリー(7370円)をラインアップする。

村上は、「今回の『ケースティファイ』とのコラボレーションを通じて、新しい世界を見たかった。“ドブ君”が携帯ケースというメディアとともに人々の生活で活躍するのが楽しみだ。“ドブ君”が“バウンス キャリーオン”(スーツケース)を包み込み、またフィギュアのような“エアーポッズ(AIRPODS)”ケースに変わる様子はキャラクターの新たな章といえるかもしれない」と語っている。

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「セリーヌ」が大阪・関西万博フランスパビリオンで特別展示 日本伝統の“漆”を用いた作品を公開

「セリーヌ(CELINE)」は、再来週に開催を控える大阪・関西万博のフランスパビリオンで特別展示"セリーヌ マキエ(CELINE MAKI-E)”を行う。同展示では、ブランドを象徴するモチーフ“トリオンフ(Triomphe)”と日本の伝統工芸である“漆”を用いて、「セリーヌ」と日本の55年にわたる関係性や、ものづくりに宿るサヴォアフェール(匠の技)を表現する。

日仏のサヴォアフェールが息づく
限定のアートピースやバッグを展示

同展示では、石川県輪島市を拠点に伝統的な“漆”を用いて作品作りを行うアーティスト集団「彦十蒔絵(ひこじゅうまきえ)」が制作した漆の“トリオンフ”アートピースとその漆と同じカラーで彩られた「セリーヌ」のアイコンバッグ“トリオンフ”を展示。なお、万博会場での展示終了後、“トリオンフ”アートピースは一部店舗で展示、アイコンバッグ“トリオンフ”は一部店舗で販売を予定する。

そのほかにも、ビジュアルアーティストの中村壮志が日本の金沢とイタリア・キャンティ地方のラダで撮影した、クラフツマンシップを称えるムービーや、“トリオンフ”と日本の美を描いた3DCGビデオインスタレーションも展示する。

展示概要

◼️セリーヌ マキエ

日程:4月13日〜5月11日
場所:大阪・関西万博 フランスパビリオン内 特別展示スペース

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「セリーヌ」が大阪・関西万博フランスパビリオンで特別展示 日本伝統の“漆”を用いた作品を公開

「セリーヌ(CELINE)」は、再来週に開催を控える大阪・関西万博のフランスパビリオンで特別展示"セリーヌ マキエ(CELINE MAKI-E)”を行う。同展示では、ブランドを象徴するモチーフ“トリオンフ(Triomphe)”と日本の伝統工芸である“漆”を用いて、「セリーヌ」と日本の55年にわたる関係性や、ものづくりに宿るサヴォアフェール(匠の技)を表現する。

日仏のサヴォアフェールが息づく
限定のアートピースやバッグを展示

同展示では、石川県輪島市を拠点に伝統的な“漆”を用いて作品作りを行うアーティスト集団「彦十蒔絵(ひこじゅうまきえ)」が制作した漆の“トリオンフ”アートピースとその漆と同じカラーで彩られた「セリーヌ」のアイコンバッグ“トリオンフ”を展示。なお、万博会場での展示終了後、“トリオンフ”アートピースは一部店舗で展示、アイコンバッグ“トリオンフ”は一部店舗で販売を予定する。

そのほかにも、ビジュアルアーティストの中村壮志が日本の金沢とイタリア・キャンティ地方のラダで撮影した、クラフツマンシップを称えるムービーや、“トリオンフ”と日本の美を描いた3DCGビデオインスタレーションも展示する。

展示概要

◼️セリーヌ マキエ

日程:4月13日〜5月11日
場所:大阪・関西万博 フランスパビリオン内 特別展示スペース

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「コーチ」が伊勢丹新宿店でバッグ“タビー”のポップアップ 限定バッグなど多数販売

「コーチ(COACH)」は4月9〜15日、バッグ“タビー(TABBY)”に着想を得たポップアップ“コーチ タビー ファクトリー(THE COACH TABBY FACTORY)”を伊勢丹新宿本店本館1階にオープンする。

三越伊勢丹限定商品を
多数ラインアップ

ポップアップは、バッグ“タビー”を作る工場をイメージし、店内は巨大な“タビー”やベルトコンベアのモチーフで装飾。またチャームやストラップをそろえ、パーソナライズを楽しめるセクションも設ける。

アイテムは、ティーローズやピンを配した"タビー ショルダー バッグ 26・ピン"(12万1000円)、フラワープリントの“タビー ショルダー バッグ 26・キルティング”(11万円)、東京がモチーフのスケッチをあしらった"タビー ショルダー バッグ 26・スケッチ プリント"(11万円)、パステルカラーの"チェーン タビー ショルダー バッグ”(9万9000円)など、三越伊勢丹限定商品を多数ラインアップする。そのほかブランドのキャラクター“レキシー(REXY)”デザインのトートバッグ(3万8500円)やTシャツ、キーケース(1万9800円)、チャーム(5500円〜)なども販売する。

また本ポップアップで期間中に税込8万円以上の購入者に向け、“コーチ オリジナル レキシー パズル”を数量限定で配布する。

■コーチ タビー ファクトリー
日程:4月9〜15日
場所:伊勢丹新宿本店 本館1階 ザ・ステージ
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「コーチ」が伊勢丹新宿店でバッグ“タビー”のポップアップ 限定バッグなど多数販売

「コーチ(COACH)」は4月9〜15日、バッグ“タビー(TABBY)”に着想を得たポップアップ“コーチ タビー ファクトリー(THE COACH TABBY FACTORY)”を伊勢丹新宿本店本館1階にオープンする。

三越伊勢丹限定商品を
多数ラインアップ

ポップアップは、バッグ“タビー”を作る工場をイメージし、店内は巨大な“タビー”やベルトコンベアのモチーフで装飾。またチャームやストラップをそろえ、パーソナライズを楽しめるセクションも設ける。

アイテムは、ティーローズやピンを配した"タビー ショルダー バッグ 26・ピン"(12万1000円)、フラワープリントの“タビー ショルダー バッグ 26・キルティング”(11万円)、東京がモチーフのスケッチをあしらった"タビー ショルダー バッグ 26・スケッチ プリント"(11万円)、パステルカラーの"チェーン タビー ショルダー バッグ”(9万9000円)など、三越伊勢丹限定商品を多数ラインアップする。そのほかブランドのキャラクター“レキシー(REXY)”デザインのトートバッグ(3万8500円)やTシャツ、キーケース(1万9800円)、チャーム(5500円〜)なども販売する。

また本ポップアップで期間中に税込8万円以上の購入者に向け、“コーチ オリジナル レキシー パズル”を数量限定で配布する。

■コーチ タビー ファクトリー
日程:4月9〜15日
場所:伊勢丹新宿本店 本館1階 ザ・ステージ
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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道玄坂近くの「アディダス」渋谷店、Z世代狙うファッション強化のトレンド発信地に

「アディダス ブランドセンター 渋谷」が4月3日、全面改装しリニューアルオープンした。2008年から構える同店は渋谷109も面する交差点に位置し、地下1階〜地上3階の4層で作られた大型路面店だ。昨年春にリニューアルオープンした「アディダス ブランドコアストア 新宿」と同じストアコンセプト「Home of Sport」を採用し、デザインを一新。さらに、取りそろえる商品もパフォーマンスウエアやトレーニングシューズを減らし、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」などのファッション性の高いアイテムを強化。スポーツを軸としながら、これまでにないトレンド発信地として位置付ける。

ブランドの根幹であるサッカー×ファッションのVMDを強化

新生「アディダス ブランドセンター 渋谷」の大きなポイントは2つ。1つは、1階のサッカーカテゴリーの売り場を拡大したことだ。1970年以降、FIFAワールドカップの公式ボールを提供し、ドイツやアルゼンチン、日本など各国代表チームのユニホームも制作してきた「アディダス」。最新の日本代表ユニホームに加え、世界のサッカーチームのユニホームなどを展開する。

また目新しいのは、ファッション力のあるVMDだ。サッカープレーに特化した店舗もある中で、同店はその強みをライフスタイルやファッションといったテーマとの掛け合わせで提案する。例えば、マネキンはサッカーユニホームを取り入れたスタイル“ブロークコア”を着こなす。ユニホームやランニングシューズに、「アディダス オリジナルス」のトラックスーツやデニム、ニットなど、ストリートトレンドを組み合わせたスポーツミックスのスタイリングがフレッシュに点在する。また、シューズも本格的なスパイクタイプを減らし、人気モデルの“サンバ(SAMBA)”や“スーパースター(SUPERSTAR)”といった日常シーンに使えるフラットタイプを幅広くそろえる。

国内最大規模の「メイド フォー ユー」や注目コレクションの展開も目玉

ポイントのもう1つは、カスタマイズサービス「メイド フォー ユー(MADE FOR YOU)」を国内最大規模で3階に常設した点。ワッペンや転写シートは、ブランドデザインやアルファベットなど豊富なデザインに加え、“しぶや”やハチ公を描いたデザイン、限定のアーティストコラボのデザインなど展開する。コットン製品であれば、店内の商品から自由に選び、自由にレイアウトし、オリジナルのウエアをつくることができる。自分用にもおみやげ・プレゼント用にも最適だ。

また、バスケットボールのアパレルのラインアップを他店よりも拡充したり、日本開発のコレクション「エッセンシャルズ プラス(ESSENTIALS PLUS)」や復刻したテーラードの“プレミアム スーツ”など注目のアイテムを豊富に取り扱ったり、幅広い客層が集う渋谷ならではのMDを構成する。

初日は狙い通りのZ世代の若者や訪日観光客で混雑

リニューアルを記念し、同店では渋谷の街に着想した“サンバ OG シブヤ”(1万7600円)やオリジナルグラフィックを描いたTシャツ(7150円)が登場。オープン初日は、元サッカー日本代表の槙野智章とサッカー好きで知られるあやてんによるトークショーも開催され、旬なスタイリングのディスプレーに目を引く若い世代やシューズエリアに集中する訪日観光客でにぎわった。

渋谷と原宿エリアにおいて、「アディダス」の業態は4店舗ある。「アディダス ブランドセンター レイヤード ミヤシタ パーク」は街をテーマにキッズからコラボレーションラインまで幅広く取り扱い、東急プラザ 表参道原宿にある「アディダス ブランドセンター 原宿」は、ブランドが掲げるサステナビリティの取り組みを体験できるコンセプトを掲げる。キャットストリートには、「アディダス オリジナルス」の東京旗艦店を出店。そして、今回リニューアルした「アディダス ブランドセンター 渋谷」は、トレンドとスポーツのカルチャーをミックスした新拠点として、差別化。渋谷駅近くでZ世代が特に集うエリアの特性を活かし、新たなカルチャーを生む業態として期待する。

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「スナイデル」ルミネ新宿2店、3月の売り上げは1億3000万円超 ブランド、館のレコードに

マッシュスタイルラボの「スナイデル(SNIDEL)」ルミネ新宿2店は、3月の月次売上高が1億3000万円を超えた。同ブランドの単店の月次売上高としては過去最高となり、またルミネ新宿2の婦人服単体ブランドとしても、月次売上高で初めての1億円超えとなった。3月26〜31日には2025年春夏のシーズンテーマである“Bouquet of Joy”にフォーカスした特設売り場も設置し、業績を押し上げた。

初の「チャコット(CHACOTT)」や「ニューエラ(NEW ERA)とのコラボ、「アグ(UGG)」や「リーバイス(LEVI‘S)」の限定カラーや別注など、特別感のある商品で店頭を賑わせた。特設売り場では、20周年イヤーを記念したアーカイブデザインのワンピース20型が人気を集めた。復刻ワンピースの売上点数は1129点にのぼり、同売り場における売り上げの約半分(金額ベース)を占めた。

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「ファミリア」が“トッテイ”開業記念で神戸つながりコラボ デニムトートや巾着などを数量限定発売

ワンブライト神戸(ONE BRIGHT KOBE)が手掛ける、ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)を中心施設とした新港第2突堤全体のエリア“トッテイ(TOTTEI)”と、神戸を拠点とする子ども服ブランド「ファミリア(FAMILIAR)」のコラボアイテムが発売する。4月11日11時から、トッテイ インディーズ ストア(TOTTEI INDIES STORE)と神戸ストークス公式オンラインで販売する。

「ファミリア」コラボ
“トッテイ”モチーフの3型

コラボアイテムは、4月4日の“トッテイ”開業を記念したもので、エリア内にあるジーライオンアリーナ神戸をデザインしたデニムトートバッグ(1万6500円)、“トッテイ グリーン”カラーのストライプを配した巾着(4950円)、“トッテイ パークの緑の丘”をイメージしたハンカチ(2750円)をラインアップする。

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「ファミリア」が“トッテイ”開業記念で神戸つながりコラボ デニムトートや巾着などを数量限定発売

ワンブライト神戸(ONE BRIGHT KOBE)が手掛ける、ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)を中心施設とした新港第2突堤全体のエリア“トッテイ(TOTTEI)”と、神戸を拠点とする子ども服ブランド「ファミリア(FAMILIAR)」のコラボアイテムが発売する。4月11日11時から、トッテイ インディーズ ストア(TOTTEI INDIES STORE)と神戸ストークス公式オンラインで販売する。

「ファミリア」コラボ
“トッテイ”モチーフの3型

コラボアイテムは、4月4日の“トッテイ”開業を記念したもので、エリア内にあるジーライオンアリーナ神戸をデザインしたデニムトートバッグ(1万6500円)、“トッテイ グリーン”カラーのストライプを配した巾着(4950円)、“トッテイ パークの緑の丘”をイメージしたハンカチ(2750円)をラインアップする。

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大阪文化服装学院の学生が伊勢丹新宿店の“ピース de ミライ”に参加 “501”をアップサイクル

ファッション専門学校の大阪文化服装学院のスーパーデザイナー学科の3年生が、新宿伊勢丹本店が手掛けるアップサイクルプロジェクト“ピース de ミライ”に参加した。本プロジェクトで制作したアイテムを、4月9~22日の期間伊勢丹新宿本店「リ・スタイルプラス」で販売するほか、参加する学生の中から選んだ2ブランドを店頭で展開する。

「リーバイス」ユーズドストックをアップサイクル

今回のプロジェクトでは、スーパーデザイナー学科の3年生18人がヤマサワプレスが所有する「リーバイス(LEVI'S)」の定番デニム“501”のユーズドストックを使用したアップサイクル商品を制作。それぞれが運営する自身のブランドのコンセプトやシーズンテーマに基づいてデザイン、制作した唯一無二のアイテムだ。

制作には、「サルバム(SULVAM)」の藤田哲平デザイナーとヤマサワプレスの山澤亮治が全面協力。藤田からは、デザインプロセスや商品作り、ブランド育成、デザイン、パターンに関する特別講義のほか、値付けをはじめとするビジネス面に至るまで一貫した指導が行われた。

「ビルビル」と「コトナ タテイシ」をフィーチャー

「リ・スタイルプラス」がフィーチャーするブランドとして本プロジェクトに参加する学生の中から、河村小太郎さんと世良洸稀さんが手掛ける「ビルビル(BILL BILL)」と、立石琴那さんが手掛ける「コトナ タテイシ(KOTONA TATEISHI)」が選出された。会期前半の1週間は「ビルビル」を、後半の1週間は「コトナ タテイシ」をアートフレームに展示する。

■“ピース de ミライ”

日程:4月9〜22日
場所:伊勢丹新宿店 本館3階「リ・スタイルプラス」
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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大阪文化服装学院の学生が伊勢丹新宿店の“ピース de ミライ”に参加 “501”をアップサイクル

ファッション専門学校の大阪文化服装学院のスーパーデザイナー学科の3年生が、新宿伊勢丹本店が手掛けるアップサイクルプロジェクト“ピース de ミライ”に参加した。本プロジェクトで制作したアイテムを、4月9~22日の期間伊勢丹新宿本店「リ・スタイルプラス」で販売するほか、参加する学生の中から選んだ2ブランドを店頭で展開する。

「リーバイス」ユーズドストックをアップサイクル

今回のプロジェクトでは、スーパーデザイナー学科の3年生18人がヤマサワプレスが所有する「リーバイス(LEVI'S)」の定番デニム“501”のユーズドストックを使用したアップサイクル商品を制作。それぞれが運営する自身のブランドのコンセプトやシーズンテーマに基づいてデザイン、制作した唯一無二のアイテムだ。

制作には、「サルバム(SULVAM)」の藤田哲平デザイナーとヤマサワプレスの山澤亮治が全面協力。藤田からは、デザインプロセスや商品作り、ブランド育成、デザイン、パターンに関する特別講義のほか、値付けをはじめとするビジネス面に至るまで一貫した指導が行われた。

「ビルビル」と「コトナ タテイシ」をフィーチャー

「リ・スタイルプラス」がフィーチャーするブランドとして本プロジェクトに参加する学生の中から、河村小太郎さんと世良洸稀さんが手掛ける「ビルビル(BILL BILL)」と、立石琴那さんが手掛ける「コトナ タテイシ(KOTONA TATEISHI)」が選出された。会期前半の1週間は「ビルビル」を、後半の1週間は「コトナ タテイシ」をアートフレームに展示する。

■“ピース de ミライ”

日程:4月9〜22日
場所:伊勢丹新宿店 本館3階「リ・スタイルプラス」
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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作り手もファンも見られる東コレの面白さ

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年3月31日号からの抜粋です)

利川:2025-26年秋冬の東コレは成熟期に突入したブランドが、新たなエレガンスを提案したり、ファンに刺さりそうなものだけでなく、コマーシャルを意識したアイテムを発表したりなど、広がりを感じたシーズンでした。

鴨井:かつて「WWDJAPAN」の編集部員としてNYとミラノのコレクション取材をしていましたが、東コレ取材はほぼ初めて。デザイナーがやりたいことを貫く、かつての「どう着るの?」と思わせる非日常的なクリエイションではなく、「着たいな」「はやりそう」と購買意欲がわく幅広い提案が面白くて、素直に楽しめました。暖冬対策で軽やかな素材を多用するアイデアにも感心しました。印象的なブランドはどれでした?

「ハトラ」の初ショーがあたたかかった

利川:チュールなどを多用したかわいらしさに宿るパンク精神が魅力の「チカ キサダ(CHIKA KISADA)」が、ガーリーやスポーティーといった要素を盛り込んでいて、「どんな人にもなっていいんだ」というメッセージを受けました。彼女のパンクな部分を知らない人にも刺さるような、分かりやすくかわいいコレクションだったのがすごく印象的でした。「ハトラ」の15年目にして初のショーも、暗い空間に彩雲のようなグラフィックが浮かび上がってきて美しかった。静ひつで知的な世界観で観客を魅了していました。全てが終了したのは22時過ぎで、通常であれば会場から疲労のムードを感じることも少なくないのですが、フィナーレでも囲み取材でも拍手が鳴りやまず、あたたかな雰囲気でとても良かったです。鴨井さんはどうでしたか?

鴨井:私は事前号でインタビューした「ピリングス」かな。村上亮太デザイナーはニット工房を持ちたいという夢を抱いていて、「LVMHプライズ」グランプリをとればそれをかなえたいと話しているほど、手編みを大事に思っています。今回、全国のニットアトリエと協業する作り手のおばさまたちもショーに来ていて、何だかとってもほほ笑ましかったですね。ブランドを支えてくれる人たちとコレクションを発表するアットホームなムードも個人的にはうれしい東コレのシーンでした。

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「ディーゼル」が新進気鋭のDJ15人にフィーチャーしたカプセルコレクションを発売

「ディーゼル(DIESEL)」は、新進気鋭のDJ15人をフィーチャーし、音楽とファッションのクロスオーバーを表現した“リマスターカプセルコレクション(REMASTERCAPSULE COLLECTION)”を発売した。一部の「ディーゼル」ストアおよび、公式オンラインストアで扱う。

新進気鋭のDJ15人をフィーチャー
各々の人生を決定づけた言葉をプリント

同コレクションは、グレン・マーティンス(Glenn Martens)「ディーゼル」クリエイティブ・ディレクター監修のもと、2022年から「ディーゼル」のパートナーとして数々のイベントを開催してきたグローバルラジオプラットフォーム「NTS」が厳選した15人のDJにフィーチャー。

カナダ出身でベルリンを拠点に活動するVENETTAやジンバブエ出身のCHARISSE C、アメリカ人DJのPHYSICAL THERAPY、ブラジル人DJのSLIM SOLEDADなど、さまざまなバックグラウンドを持つアーティストたちが参加した。同氏らは、カプセルコレクションのウエアをアレンジし、アイテムの背面には彼らのDJとしての道のりを決定づけた言葉をプリントした。

アイテムは、ビンテージのツアーグッズに着想を得たグラフィックと「ディーゼル」ならではのエッジィなデザインを融合した、シアードレスやタンクトップ、ミニスカートのほか、Tシャツ、デニムなどをラインアップ。さらに、ブランドのアイコニックなバッグ“プレイ(Play)”のアップデート版や、“オーバルDロゴ”のモチーフをあしらったブーツ“テン&ハーフ(Ten&Half)”なども用意する。

また、同コレクションのローンチを記念してイベントツアーを実施。4月12日に上海で8組のアーティストが出演する音楽フェスティバルを開催するほか、15日には東京、その後さらに名古屋、大阪へと移動し、各都市のクラブで限定のパーティーを開催する予定だ。

ラインアップ一覧

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菜々緒も太鼓判 「トリンプ」の新作“ハイブリッドブラ 秘めわざ”はワイヤーとノンワイヤーのいいとこ取り

トリンプ・インターナショナル・ジャパンは4月3日、都内でイベントを開催した。3月に発売した「トリンプ(TRIUMPH)」の新作“ハイブリッドブラ 秘めわざ”について発表。また、同ブランドのアンバサダーに就任した菜々緒がトークショーを行った。

イベントの冒頭で、同社のアンドリュー・ブバラ社長は、「社長に就任して4カ月。戦国時代にある下着市場で、“ハイブリッドブラ”という新しい選択肢を提案する」とコメント。2016年、下着市場におけるワイヤーブラの割合は50%以上を占めていたが、コロナ禍やライフスタイルの変化により24年にはノンワイヤーブラが過半数を占めるようになった。この変化を受けて開発したのがワイヤーとノンワイヤーの良さを融合した“ハイブリッドブラ”だ。最大の特徴はコンフォートワイヤーで、ワイヤーブラのようなシルエットメイクとノンワイヤーのような快適さを実現している。3月に発売した“秘めわざ”に続き“癒しのブラ”などでも“ハイブリッドブラ”が登場し、シリーズ化する。

菜々緒も感動した着け心地の良さ

トークショーに登壇した菜々緒は、完璧とも言えるプロポーションの持ち主だが、ウエイトトレーニングで体を鍛えて撮影に臨んだという。また、定期的にカイロプラティックに通い、骨から整え美しいプロポーションをキープしているようだ。菜々緒が下着を選ぶ時に重要視するのは、着け心地。彼女は、「“秘めわざ”を着用して、とにかく快適でびっくり、着け心地の良さに感動した。着けてみないと分からないので、是非着けてみてほしい」と話した。ビジュアルではグリーンを着用した菜々緒だが、カラーにより印象が変わる点も気に入っているようだ。「着け心地もデザインもいいブラジャーは少ない。ブラジャーの選択肢が増えた」とコメントしている。

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菜々緒も太鼓判 「トリンプ」の新作“ハイブリッドブラ 秘めわざ”はワイヤーとノンワイヤーのいいとこ取り

トリンプ・インターナショナル・ジャパンは4月3日、都内でイベントを開催した。3月に発売した「トリンプ(TRIUMPH)」の新作“ハイブリッドブラ 秘めわざ”について発表。また、同ブランドのアンバサダーに就任した菜々緒がトークショーを行った。

イベントの冒頭で、同社のアンドリュー・ブバラ社長は、「社長に就任して4カ月。戦国時代にある下着市場で、“ハイブリッドブラ”という新しい選択肢を提案する」とコメント。2016年、下着市場におけるワイヤーブラの割合は50%以上を占めていたが、コロナ禍やライフスタイルの変化により24年にはノンワイヤーブラが過半数を占めるようになった。この変化を受けて開発したのがワイヤーとノンワイヤーの良さを融合した“ハイブリッドブラ”だ。最大の特徴はコンフォートワイヤーで、ワイヤーブラのようなシルエットメイクとノンワイヤーのような快適さを実現している。3月に発売した“秘めわざ”に続き“癒しのブラ”などでも“ハイブリッドブラ”が登場し、シリーズ化する。

菜々緒も感動した着け心地の良さ

トークショーに登壇した菜々緒は、完璧とも言えるプロポーションの持ち主だが、ウエイトトレーニングで体を鍛えて撮影に臨んだという。また、定期的にカイロプラティックに通い、骨から整え美しいプロポーションをキープしているようだ。菜々緒が下着を選ぶ時に重要視するのは、着け心地。彼女は、「“秘めわざ”を着用して、とにかく快適でびっくり、着け心地の良さに感動した。着けてみないと分からないので、是非着けてみてほしい」と話した。ビジュアルではグリーンを着用した菜々緒だが、カラーにより印象が変わる点も気に入っているようだ。「着け心地もデザインもいいブラジャーは少ない。ブラジャーの選択肢が増えた」とコメントしている。

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サナもジェニーもハマったセレブに愛されるレイヤーカット 話題を呼んだスタイリングを紹介!

顔の形を美しく引き立てるだけでなく、スタイリング次第でさまざまな雰囲気を演出できるレイヤーカット。エレガントからラブリー、シンプルから華やかまで、長さやスタイリングを少し変えるだけで、それらの魅力を引き出すことができます。レイヤーカットは、エスパ(aespa)のカリナ(KARINA)、TWICEのサナ(SANA)、ILLIT(アイリット)のモカ(MOKA)、BLACKPINKのジェニー(Jennie)といったセレブリティーたちが実践し、注目を浴びたスタイルでもあります。今回は、彼女たちの話題のスタイリングをピックアップしてご紹介します。

カリナ&ハン・ジミンの洗練されたミディアムレイヤー

レイヤーカットは、髪にレイヤーを入れることで顔の立体感を生かし、顔のラインを美しく補正できるカット方法です。ロングからミディアム位の長さの髪型にもとても似合い、前髪を出したり、パーマをかけたりと、さまざまなスタイリングが可能です。そのため、セレブに愛されるヘアスタイルとして注目を集めています。特に、ミディアムヘアにレイヤーを追加するだけで、洗練された印象を簡単に作り出すことができます。例えば、aespaのカリナは、鎖骨までの長さにボリューム感をプラスしたレイヤードスタイルで、クールなムードを完成させています。ボリュームを出すことで小顔効果も抜群です。一方で、洗練された上品な雰囲気を演出したいなら、俳優のハン・ジミン(HAN JIMIN)のミディアムレイヤーカットがぴったり。カリナと長さは似ていますが、段差を控えめにしたレイヤーにCカールを加えることで、上品で優雅なムードが漂っています。

ジェニー&サナのエレガントなロングレイヤー

シックで洗練された雰囲気を演出したいなら、ロングヘアにレイヤーを加えるのがおすすめ。前髪にCカールを施し、顔を優しく包み込むようにラインに沿って柔らかく流すことで、顔の輪郭を補正し、エレガントな印象を引き立てる事ができます。このスタイルは、BLACKPINKのジェニーが披露し、その魅力を存分に発揮。ピンクのチークとリップ、ブルーストライプのセットアップ、そして軽やかに流れるCカールのヘアスタイルで、称賛を浴びました。また、TWICEのサナは、ブラウンの髪にレイヤーを重ねることで、落ち着きの中にある可愛らしさを巧みに演出。どちらのスタイルも、レイヤーカットの魅力を引き出し、異なる個性を際立たせています。

モカ&チョ・ユリのエレガントなラブリーなレイヤーパーマスタイル

レイヤーカット特有の軽やかな髪質を活かし、ボリューム感をプラスすることで、スタイリング次第でシックにも軽やかにも印象を変えることができます。ILLIT(アイリット)のモカは、全体的にウェーブを加えたスタイルにサイドバングを取り入れ、毛先を軽く伸ばしてラブリーさを最大化。柔らかな動きと絶妙なバランスで、可愛らしさを引き立てました。一方、チョ・ユリ(JO YURI)は、より軽くラフに仕上げたレイヤーカットに、CカールとSカールを組み合わせることで、シックで洗練された雰囲気を見せました。

ミンニ&チェヨンのユニークなぱっつん前髪とレイヤーの組み合わせ

前髪のあるヘアスタイルにレイヤーを加えることで、意外にもシックな雰囲気を作り出し、顔を小さく見せる効果も期待できます。ソロ活動中に大胆なレイヤースタイルを披露した(G)I-DLE(ジー・アイドゥル)のミンニ(MINNIE)は、ロングヘアに軽やかな質感のレイヤーを入れ、クールなムードを演出。さらに、TWICEのチェヨン(CHAEYOUNG)は、前髪を下ろして自然に顔を包み込むようにカールを加え、目鼻立ちをより一層際立たせています。

EDITOR: イスル

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サナもジェニーもハマったセレブに愛されるレイヤーカット 話題を呼んだスタイリングを紹介!

顔の形を美しく引き立てるだけでなく、スタイリング次第でさまざまな雰囲気を演出できるレイヤーカット。エレガントからラブリー、シンプルから華やかまで、長さやスタイリングを少し変えるだけで、それらの魅力を引き出すことができます。レイヤーカットは、エスパ(aespa)のカリナ(KARINA)、TWICEのサナ(SANA)、ILLIT(アイリット)のモカ(MOKA)、BLACKPINKのジェニー(Jennie)といったセレブリティーたちが実践し、注目を浴びたスタイルでもあります。今回は、彼女たちの話題のスタイリングをピックアップしてご紹介します。

カリナ&ハン・ジミンの洗練されたミディアムレイヤー

レイヤーカットは、髪にレイヤーを入れることで顔の立体感を生かし、顔のラインを美しく補正できるカット方法です。ロングからミディアム位の長さの髪型にもとても似合い、前髪を出したり、パーマをかけたりと、さまざまなスタイリングが可能です。そのため、セレブに愛されるヘアスタイルとして注目を集めています。特に、ミディアムヘアにレイヤーを追加するだけで、洗練された印象を簡単に作り出すことができます。例えば、aespaのカリナは、鎖骨までの長さにボリューム感をプラスしたレイヤードスタイルで、クールなムードを完成させています。ボリュームを出すことで小顔効果も抜群です。一方で、洗練された上品な雰囲気を演出したいなら、俳優のハン・ジミン(HAN JIMIN)のミディアムレイヤーカットがぴったり。カリナと長さは似ていますが、段差を控えめにしたレイヤーにCカールを加えることで、上品で優雅なムードが漂っています。

ジェニー&サナのエレガントなロングレイヤー

シックで洗練された雰囲気を演出したいなら、ロングヘアにレイヤーを加えるのがおすすめ。前髪にCカールを施し、顔を優しく包み込むようにラインに沿って柔らかく流すことで、顔の輪郭を補正し、エレガントな印象を引き立てる事ができます。このスタイルは、BLACKPINKのジェニーが披露し、その魅力を存分に発揮。ピンクのチークとリップ、ブルーストライプのセットアップ、そして軽やかに流れるCカールのヘアスタイルで、称賛を浴びました。また、TWICEのサナは、ブラウンの髪にレイヤーを重ねることで、落ち着きの中にある可愛らしさを巧みに演出。どちらのスタイルも、レイヤーカットの魅力を引き出し、異なる個性を際立たせています。

モカ&チョ・ユリのエレガントなラブリーなレイヤーパーマスタイル

レイヤーカット特有の軽やかな髪質を活かし、ボリューム感をプラスすることで、スタイリング次第でシックにも軽やかにも印象を変えることができます。ILLIT(アイリット)のモカは、全体的にウェーブを加えたスタイルにサイドバングを取り入れ、毛先を軽く伸ばしてラブリーさを最大化。柔らかな動きと絶妙なバランスで、可愛らしさを引き立てました。一方、チョ・ユリ(JO YURI)は、より軽くラフに仕上げたレイヤーカットに、CカールとSカールを組み合わせることで、シックで洗練された雰囲気を見せました。

ミンニ&チェヨンのユニークなぱっつん前髪とレイヤーの組み合わせ

前髪のあるヘアスタイルにレイヤーを加えることで、意外にもシックな雰囲気を作り出し、顔を小さく見せる効果も期待できます。ソロ活動中に大胆なレイヤースタイルを披露した(G)I-DLE(ジー・アイドゥル)のミンニ(MINNIE)は、ロングヘアに軽やかな質感のレイヤーを入れ、クールなムードを演出。さらに、TWICEのチェヨン(CHAEYOUNG)は、前髪を下ろして自然に顔を包み込むようにカールを加え、目鼻立ちをより一層際立たせています。

EDITOR: イスル

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「キス」からスヌーピーデザインのカプセルコレクション 「ピーナッツ」75周年を祝福

「キス(KITH)」は4月4日11時、スヌーピーなどで知られる漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」75周年を記念したカプセルコレクションを発売する。全世界の「キス」店舗と公式オンラインストア、公式アプリで販売する。国内では東京店と大阪店で取り扱う。価格は発売まで非公開。

アパレルアイテム

アパレルには、“スーベニア ジャケット”や“サテン ボンバー ジャケット”、“スリーピング ドッグハウス ネルソン フーディー”などをラインアップ。スヌーピーやウッドストック、チャーリー・ブラウンの刺しゅうや、犬小屋の上で眠るスヌーピー、オリジナルの「ピーナッツ」コミックなどのグラフィックをあしらったポップなデザインで登場する。

さらに、ビンテージウォッシュ加工を施したコットン素材で仕立てのTシャツもラインアップ。「キス」ロゴを人気キャラクターと掛け合わせ再解釈したアートワークや、サングラスをかけたスヌーピーなどのほか、「ピーナッツ」のメインキャラクターたちを描いたアートワークなど、「ピーナッツ」の世界観を落とし込んだ多彩なデザインで展開する。

アクセサリー&ライフスタイルアイテム

ヘッドウエアから、アパレルとマッチしたアートワークやロゴをあしらった「キス」のシグネチャーキャップやバケットハットを用意。ライフスタイルアイテムには、カスタムラグやマット、ピロー、キーチェーン、トートバッグ、 ドッグボウルなど、「ピーナッツ」の世界を日常で楽しめるアイテムをラインアップする。

キッズアイテム

アウターやクラシックなTシャツ、キャップなど、メーンコレクションとリンクしたアイテムをそろえるほか、スヌーピーとチャーリー・ブラウンのアートワークをあしらったスペシャル仕様のランチボックス全2種も用意する。

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「ファセッタズム」とデザインスタジオ「オールダー スタジオ」がコラボ ユニホームコレクションを制作

「ファセッタズム(FACETASM)」は、デンマークとイタリアを拠点とするデザインスタジオ「オールダー スタジオ(OLDER STUDIO)」とコラボレーションしたユニホームコレクションを発表した。

今回のコラボは、両者の革新と職人技という共通のビジョンから実現し、“服を着ることのアート”を掲げたファッションアイテムとしても着用できるコレクションを制作した。どれも「ファセッタズム」らしいボリューム感や個性的なデザインと、「オールダー スタジオ」の精密な仕立てや持続可能な生産の取り組みが融合し、都会的で現代的なユニホームの新しい形を打ち出している。

今回のコラボを記念したローンチパーティーが、4月10日に東京・下北沢のカフェ・レコードショップ「シティー カントリー シティー(CITY COUNTRY CITY」で開催される。本パーティーでは、今回のコラボコレクションに加え、「オールダー スタジオ」のアーカイブアイテムも展示されるほか、モーテン・テューセン(Morten Thuesen)「オールダー スタジオ」共同創設者が作成した特別なプレイリストを楽しむことができる。さらに、17日までは「シティー カントリー シティー」のスタッフがコラボコレクションをフルコーディネートで着用する。

なおコラボコレクションは、レストランやショップに合わせたセミオーダーの受注生産が可能で、今後は一部店舗での取り扱いも予定しているという。

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「ファセッタズム」とデザインスタジオ「オールダー スタジオ」がコラボ ユニホームコレクションを制作

「ファセッタズム(FACETASM)」は、デンマークとイタリアを拠点とするデザインスタジオ「オールダー スタジオ(OLDER STUDIO)」とコラボレーションしたユニホームコレクションを発表した。

今回のコラボは、両者の革新と職人技という共通のビジョンから実現し、“服を着ることのアート”を掲げたファッションアイテムとしても着用できるコレクションを制作した。どれも「ファセッタズム」らしいボリューム感や個性的なデザインと、「オールダー スタジオ」の精密な仕立てや持続可能な生産の取り組みが融合し、都会的で現代的なユニホームの新しい形を打ち出している。

今回のコラボを記念したローンチパーティーが、4月10日に東京・下北沢のカフェ・レコードショップ「シティー カントリー シティー(CITY COUNTRY CITY」で開催される。本パーティーでは、今回のコラボコレクションに加え、「オールダー スタジオ」のアーカイブアイテムも展示されるほか、モーテン・テューセン(Morten Thuesen)「オールダー スタジオ」共同創設者が作成した特別なプレイリストを楽しむことができる。さらに、17日までは「シティー カントリー シティー」のスタッフがコラボコレクションをフルコーディネートで着用する。

なおコラボコレクションは、レストランやショップに合わせたセミオーダーの受注生産が可能で、今後は一部店舗での取り扱いも予定しているという。

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リーバイスが傘下の「ドッカーズ」売却間近か 米ブランドマネジメント会社マーキーとの交渉大詰め

ブランドマネジメント会社マーキーブランズ(Marquee Brands、以下マーキー)が「ドッカーズ(DOCKERS)」の買収について、保有元のリーバイス(LEVI’S)と独占交渉を進めているという。両社からのコメントは得られていない。

リーバイスは、ミシェル・ガス(Michelle Gass)=最高経営責任者(CEO)のもと、自社の「リーバイス(LEVI’S)」ブランド、中でもウィメンズに、これまで以上に力を入れている。このため昨年10月にはメンズ中心の「ドッカーズ」事業の「戦略的代替案」を模索するため、米4大銀行の一つ、バンク・オブ・アメリカ(BANK OF AMERICA)と契約したと発表した。

「ドッカーズ」は当初から、マーキーのほか、WHPグローバル(WHP GLOBAL、以下WHP)、オーセンティック・ブランズ・グループ(Authentic Brands Group、以下ABG)のような大手ブランド管理会社が関心を持つと見られていた。中でもWHPとABGの両社は、昨年約3億1800万ドル(468億円)の売り上げを計上しつつも売上高の約5%しか担っていない「ドッカーズ」の事業に注目しているという。

このためマーキーの取り引きが成立しなかった場合、ABGなどが参入する可能性は高い。とは言え情報筋によれば、ABGは規模が大きくなるにつれ、ますますブランド選定に慎重になっているという。

「ドッカーズ」は世界的な知名度を誇り、販売する50カ国に多くの顧客を抱える。リーバイスは長年、同ブランドでさまざまなアプローチを試みてきたが、依然として自社に留めておくだけの十分な勢いがあるとは言いがたい。さらに、同社は現在、デニム以外の分野への事業の多角化を図っており、21年にヨガウエアブランド「ビヨンド ヨガ」を買収した。

マーキーは、「マーサ スチュワート(MARTHA STEWART)」「ベン シャーマン(BEN SHERMAN)」「ローラ アシュレイ(LAURA ASHLEY)」など18のブランドを所有。ブランドの知的財産の保持・発展を担いつつ、ライセンス契約を結んだパートナー企業に生産を委託している。

リーバイスとの契約がまとまりつつある中、マーキーは製造を担うパートナー企業を物色中。目下交渉中と言われるランダ・アパレル&アクセサリー(Randa Apparel & Accessories)はもともと、ジュエリーやアクセサリーの製造・販売を行っていた企業だが、13年にアパレルメーカーのハガー(Haggar)を手中に収め、衣料品も手がけるようになった。マーキーは、海外にも多くの生産パートナーを抱える。

リーバイスは4月7日に26年度第1四半期の決算を発表する予定。マーキーとの契約が間近に迫っているのであれば、発表するには自然なタイミングだ。

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リーバイスが傘下の「ドッカーズ」売却間近か 米ブランドマネジメント会社マーキーとの交渉大詰め

ブランドマネジメント会社マーキーブランズ(Marquee Brands、以下マーキー)が「ドッカーズ(DOCKERS)」の買収について、保有元のリーバイス(LEVI’S)と独占交渉を進めているという。両社からのコメントは得られていない。

リーバイスは、ミシェル・ガス(Michelle Gass)=最高経営責任者(CEO)のもと、自社の「リーバイス(LEVI’S)」ブランド、中でもウィメンズに、これまで以上に力を入れている。このため昨年10月にはメンズ中心の「ドッカーズ」事業の「戦略的代替案」を模索するため、米4大銀行の一つ、バンク・オブ・アメリカ(BANK OF AMERICA)と契約したと発表した。

「ドッカーズ」は当初から、マーキーのほか、WHPグローバル(WHP GLOBAL、以下WHP)、オーセンティック・ブランズ・グループ(Authentic Brands Group、以下ABG)のような大手ブランド管理会社が関心を持つと見られていた。中でもWHPとABGの両社は、昨年約3億1800万ドル(468億円)の売り上げを計上しつつも売上高の約5%しか担っていない「ドッカーズ」の事業に注目しているという。

このためマーキーの取り引きが成立しなかった場合、ABGなどが参入する可能性は高い。とは言え情報筋によれば、ABGは規模が大きくなるにつれ、ますますブランド選定に慎重になっているという。

「ドッカーズ」は世界的な知名度を誇り、販売する50カ国に多くの顧客を抱える。リーバイスは長年、同ブランドでさまざまなアプローチを試みてきたが、依然として自社に留めておくだけの十分な勢いがあるとは言いがたい。さらに、同社は現在、デニム以外の分野への事業の多角化を図っており、21年にヨガウエアブランド「ビヨンド ヨガ」を買収した。

マーキーは、「マーサ スチュワート(MARTHA STEWART)」「ベン シャーマン(BEN SHERMAN)」「ローラ アシュレイ(LAURA ASHLEY)」など18のブランドを所有。ブランドの知的財産の保持・発展を担いつつ、ライセンス契約を結んだパートナー企業に生産を委託している。

リーバイスとの契約がまとまりつつある中、マーキーは製造を担うパートナー企業を物色中。目下交渉中と言われるランダ・アパレル&アクセサリー(Randa Apparel & Accessories)はもともと、ジュエリーやアクセサリーの製造・販売を行っていた企業だが、13年にアパレルメーカーのハガー(Haggar)を手中に収め、衣料品も手がけるようになった。マーキーは、海外にも多くの生産パートナーを抱える。

リーバイスは4月7日に26年度第1四半期の決算を発表する予定。マーキーとの契約が間近に迫っているのであれば、発表するには自然なタイミングだ。

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「ハイク」とシューズブランド「パコ」のコラボサンダル第2弾 シャークソールを採用した新モデル

シューズデザイナーの竹ヶ原敏之介がディレクションを務めるブランド「パコ(PPACO)」は4月4日12時、「ハイク(HYKE)」と2度目となるコラボシューズを発売する。今回は、前回発売したサンダルのほか、新作のモデルも加えた計2型を用意。両ブランドの公式オンラインストアおよび、セレクトショップのビオトープ(BIOTOP)やユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)、パリゴ(PARIGOT)などで扱う。

シャークソールが目を引く新作モデル
オープントウで通気性も抜群

コラボレーションモデルの新作“LUX-2 ハイクエディション”は、通気性を促すオープントウタイプをベースに設計。軽量かつ柔軟なのが特徴だ。ソールには、高いグリップ力を備えるビブラム(VIBRAM)社製の“リップルソール(RIPPLE SOLE)”を採用。アッパーには、「ハイク」のロゴをレーザープリントで施した。サイズは、5(23cm)〜10(28cm)を1cm刻みでそろえ、価格は1万8700円。

第1弾のサンダルも再び
柔らかなフォルムのウィメンズモデル

前回発売した“LITE-1 ハイク エディション”は、女性の足のフォルムに沿って設計したウィメンズモデル。複数のサークルが特徴のアウトソールは、程よく地面にグリップし、適度なクッション性を実現。また、ヒールには高さを持たせ、女性らしいシャープな印象を演出した。サイズは、5(23cm)〜7(25cm)を1cm刻みでそろえ、価格は1万3200円。

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「ディーン&デルーカ」×「ブリーフィング」 初のキャリーケースや“サコッシュトート”など

「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は4月15日、「ブリーフィング(BRIEFING)」とのコラボアイテムを発売する。「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」公式オンライン、「ブリーフィング」一部直営店および同公式オンラインで取り扱う。

「ブリーフィング」コラボ

コラボアイテムは、“食を巡る旅”をテーマとし、初となるキャリーケース(6万4900円)のほか、“サコッシュトートバッグ”(1万5400円)、“トラベルポーチ”(Sサイズ5500円、Mサイズ6050円)をラインアップする。

キャリーケース

キャリーケースは、コラボ限定の白をカラーリング、マットな質感に仕上げ、両ブランドのロゴをあしらう。外装は、耐衝撃性や耐熱性のあるポリカーボネイトを採用、3層構造のシェル素材で強度を上げた一方、軽量に仕上げた。プッシュボタンでロック解除可能なキャスターロックや、USBポート、アメリカ運輸保安局認可の“TSAロック”、吊るしてウォールポケットとして使える仕切り板が付く。2、3泊程度の旅に適した容量で、国内線(100席以上)の機内持ち込み対応サイズだ。

“サコッシュトートバッグ”

“サコッシュトートバッグ”は、メッシュポケットを配したサコッシュとして、また裏側に収納したバッグを開き、トートバッグとしての2通りで使用できる。

“トラベルポーチ”

“トラベルポーチ”は、SとMサイズをラインアップ。素材にリサイクルナイロンを用い、抗ウイルスおよび抗菌加工を施した。

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「ジーユー」が名作映画とコラボ 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「グレムリン」など

「ジーユー(GU)」は4月11日、名作映画とコラボしたTシャツ4型をラインアップする。価格は各1990円。「ジーユー」一部店舗および公式オンラインで販売する。

映画4作とコラボ
ビンテージライクな5部袖T

ラインアップは、1993年公開の映画「ジュラシック・パーク」とコラボした、Tレックスを大胆に配したTシャツ、1984年公開の映画「グレムリン」とコラボした、キャラクター“ギズモ”の背後に“ストライプ”を描いたTシャツ、1984年公開の「ゴーストバスターズ」とコラボした、タイトルグラフィックに“ゴーストバスターズ”につながる電話番号を付したTシャツ、1985年公開の映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とコラボした、映画ポスターを手掛けるアーティストの作品をあしらったTシャツを制作。全てビンテージの風合いを表現、5部袖に仕上げた。

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“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”と「モス スタジオ」のコラボコレクション ビジュアルには森田剛、宮沢りえ夫妻を起用

ヨウジヤマモトの“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”は4月5日、クリエイティブスタジオ「モス スタジオ(MOSS STUDIO)」とのコラボコレクションを発売する。両社の公式オンラインストアで扱うほか、10日からはワイルドサイド ヨウジヤマモト 原宿、大阪でも販売する。今回は、「モス スタジオ」が制作した映像作品「叉鬼-MATAGI-」をテーマに、ジャンパーとロングスリーブTシャツを制作。キービジュアルには俳優の森田剛、宮沢りえ夫妻を起用している。

森田剛主演の映像作品がテーマ
無骨なデザインの2型

ジャンパー

今回は、「モス スタジオ」が制作した映像作品「叉鬼-MATAGI-」をテーマに、ジャンパーとロングスリーブTシャツを制作。

ジャンパーは、同作品に登場する毛むくじゃらの妖怪をメーンモチーフに、グラフィックデザイナーの荒居誠がデザインを担当。横振りミシンを使用する“横振り刺繍”という技法を用いて、職人の手で作り上げた。価格は15万4000円で、モノクロのデザインは“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”限定、カラーのデザインは「モス スタジオ」限定で販売する。

ロングスリーブTシャツ

ロングスリーブTシャツは、フロントに同作品で主演を務めた森田剛の姿を、袖口に両ブランドのコラボロゴを配置。さらに、ワンウオッシュ加工や2種類のプリント手法も施しビンテージライクに仕上げた。価格は1万7600円で、“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”限定で扱う。

キービジュアルは森田剛、宮沢りえ夫妻
色気あふれるショットに

キービジュアルはフォトグラファーのTAKAYが撮影。森田、宮沢夫妻をモデルに、色気あふれるクールなショットで同コレクションの世界観を表現している。

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「ウカ」×北欧寝具「ノルディック スリープ」が伊勢丹新宿本店でポップアップショップを開催

デンマーク発寝具ブランド「ノルディック スリープ(NORDIC SLEEP)」はトータルビューティカンパニー「ウカ(UKA)」とコラボレーション第二弾を記念し、伊勢丹新宿本店本館地下2階でポップアップショップを開催する。“スリープ・シェイプス・ユー・ビューティフル(眠りが美を整える)”をコンセプトに、「ウカ」が監修したカラーの寝具コレクションとスリープミストを展示販売する。

寝具コレクションは、ウイークエンドカラー3色に加えコラボ第二弾でウィークデーカラー4色が登場。同じく第二弾で登場したスリープミストは、「ウカ」で人気のパフュームコレクションから心地良い眠りのための「24:45」と爽やかな目覚めをサポートする「7:15」の香りをベースに調合されたもので、快適な眠りをサポートする。会期は4月15日まで。

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「ウカ」×北欧寝具「ノルディック スリープ」が伊勢丹新宿本店でポップアップショップを開催

デンマーク発寝具ブランド「ノルディック スリープ(NORDIC SLEEP)」はトータルビューティカンパニー「ウカ(UKA)」とコラボレーション第二弾を記念し、伊勢丹新宿本店本館地下2階でポップアップショップを開催する。“スリープ・シェイプス・ユー・ビューティフル(眠りが美を整える)”をコンセプトに、「ウカ」が監修したカラーの寝具コレクションとスリープミストを展示販売する。

寝具コレクションは、ウイークエンドカラー3色に加えコラボ第二弾でウィークデーカラー4色が登場。同じく第二弾で登場したスリープミストは、「ウカ」で人気のパフュームコレクションから心地良い眠りのための「24:45」と爽やかな目覚めをサポートする「7:15」の香りをベースに調合されたもので、快適な眠りをサポートする。会期は4月15日まで。

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「ニューエラ」× ケミカル・ブラザーズが初コラボ アルバムやシングルのジャケットから着想したデザイン

「ニューエラ(NEW ERA)」は4月10日、1989年にイギリスで結成され、史上最も影響力のあるエレクトロニック・アーティストと評されるケミカル・ブラザーズ(The Chemical Brothers)との初のコラボレーションしたアイテムを、「ニューエラストア」全店と公式ウェブサイトで発売する。

今回のコレクションではケミカル・ブラザーズの過去のアルバムやシングルのジャケットデザインを落とし込んだキャップや、シングルジャケットのカラーリングからインスピレーションを得たキャップなどをラインアップする。

“59FIFTY Dig Your Own Hole”

“59FIFTY Dig Your Own Hole”(6820円)は、97年にリリースされ、初の全英1位を獲得したケミカル・ブラザーズを象徴するアルバム「Dig Your Own Hole」のジャケットデザインをキャップに落とし込んだ。バックのリア部分にはリリース年も刺しゅうしている。

“59FIFTY BLOCK ROCKIN‘ BEATS” 

“59FIFTY BLOCK ROCKIN‘ BEATS”(6600円)は、ケミカル・ブラザーズの代表曲とも言えるシングル「Block Rockin’ Beats」のジャケットデザインからインスパイアされたカラーリングで、フロントに英語表記と日本語表記のアーティストネームロゴを、バックには曲名が刺しゅうされている。

“9FIFTY”

“9FIFTY”(各6380円)は、2005年にリリースされたアルバム「Push the Button」と、04年にリリースされたシングル「Galvanize」のクリエーションを踏襲した2種のデザインを展開。バックにはアーティストネームロゴを配置している。

“9TWENTY”

“9TWENTY”(各4620円)は、“9FIFTY”同様に、05年にリリースされたアルバム「Push the Button」と、04年にリリースされたシングル「Galvanize」に加え、05年にリリースされたシングル「Believe」のジャケットクリエーションを踏襲したデザインの3種を展開。右サイドにはアーティストネームロゴを配置。

“9THIRTY”

“9THIRTY”(各4620円)は、23年にリリースされたアルバム「For The Beautiful Feeling」、15年にリリースされたアルバム「Born in the Echoes」、07年にリリースされたアルバム「We Are The Night」のジャケットクリエーションをキャップに落とし込んだ3種のデザイン。

“9FORTY A-FRAME TRUCKER”

“9FORTY A-FRAME TRUCKER”(各4400円)は、3種のデザインで展開。1つ目はフロントにカタカナ表記のグループ名を刺しゅうした日本ならではのデザイン。2つ目は16年にリリースされたアルバム「C-h-e-m-i-c-a-l」のジャケットに写っているトップスの柄をフィーチャーしたデザイン。バックにはアーティストネームロゴを配置。3つ目は、2005年にリリースされたシングル「The Boxer」のジャケットクリエーションとグループロゴを組み合わせて、フロントに刺しゅうした。

“Retro Crown 9FIFTY”

“Retro Crown 9FIFTY”(各6380円)は、フロントにアーティストネームロゴを刺しゅうしたシンプルなデザイン。アンダーバイザーには15年にリリースされたアルバム「Born in the Echoes」のジャケットデザインを配した2色。

“Adventure Wide Brim”

“Adventure Wide Brim”(6600円)は、07年にリリースされたアルバム「We Are the Night」のジャケットクリエーションを全体に配し、フロントにはアーティストネームロゴ、アンダーバイザーにはアルバムタイトルを刺しゅうしたデザイン。

“Bucket-01 Reversible”

“Bucket-01 Reversible”(5500円)は、表側はグループロゴのみを刺しゅうしたシンプルなデザイン、裏側は04年にリリースされたシングル「Galvanize」のジャケットクリエーションを総柄で配したリバーシブルタイプ。

Tシャツ

フロント左胸にはアーティストネームロゴ、バックに04年にリリースされたシングル「Galvanize」のジャケットクリエーションを配したオーバーサイズTシャツ(5940円)と、ケミカル・ブラザーズの代表曲とも言えるシングル「Block Rockin’ Beats」のジャケットクリエーションからインスパイアされたカラーリングで、フロントセンターには曲名を刺しゅうし、バックにはアーティストネームロゴを英字表記、漢字表記でプリントしたウォッシュドTシャツ(5500円)。

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「ニューエラ」× ケミカル・ブラザーズが初コラボ アルバムやシングルのジャケットから着想したデザイン

「ニューエラ(NEW ERA)」は4月10日、1989年にイギリスで結成され、史上最も影響力のあるエレクトロニック・アーティストと評されるケミカル・ブラザーズ(The Chemical Brothers)との初のコラボレーションしたアイテムを、「ニューエラストア」全店と公式ウェブサイトで発売する。

今回のコレクションではケミカル・ブラザーズの過去のアルバムやシングルのジャケットデザインを落とし込んだキャップや、シングルジャケットのカラーリングからインスピレーションを得たキャップなどをラインアップする。

“59FIFTY Dig Your Own Hole”

“59FIFTY Dig Your Own Hole”(6820円)は、97年にリリースされ、初の全英1位を獲得したケミカル・ブラザーズを象徴するアルバム「Dig Your Own Hole」のジャケットデザインをキャップに落とし込んだ。バックのリア部分にはリリース年も刺しゅうしている。

“59FIFTY BLOCK ROCKIN‘ BEATS” 

“59FIFTY BLOCK ROCKIN‘ BEATS”(6600円)は、ケミカル・ブラザーズの代表曲とも言えるシングル「Block Rockin’ Beats」のジャケットデザインからインスパイアされたカラーリングで、フロントに英語表記と日本語表記のアーティストネームロゴを、バックには曲名が刺しゅうされている。

“9FIFTY”

“9FIFTY”(各6380円)は、2005年にリリースされたアルバム「Push the Button」と、04年にリリースされたシングル「Galvanize」のクリエーションを踏襲した2種のデザインを展開。バックにはアーティストネームロゴを配置している。

“9TWENTY”

“9TWENTY”(各4620円)は、“9FIFTY”同様に、05年にリリースされたアルバム「Push the Button」と、04年にリリースされたシングル「Galvanize」に加え、05年にリリースされたシングル「Believe」のジャケットクリエーションを踏襲したデザインの3種を展開。右サイドにはアーティストネームロゴを配置。

“9THIRTY”

“9THIRTY”(各4620円)は、23年にリリースされたアルバム「For The Beautiful Feeling」、15年にリリースされたアルバム「Born in the Echoes」、07年にリリースされたアルバム「We Are The Night」のジャケットクリエーションをキャップに落とし込んだ3種のデザイン。

“9FORTY A-FRAME TRUCKER”

“9FORTY A-FRAME TRUCKER”(各4400円)は、3種のデザインで展開。1つ目はフロントにカタカナ表記のグループ名を刺しゅうした日本ならではのデザイン。2つ目は16年にリリースされたアルバム「C-h-e-m-i-c-a-l」のジャケットに写っているトップスの柄をフィーチャーしたデザイン。バックにはアーティストネームロゴを配置。3つ目は、2005年にリリースされたシングル「The Boxer」のジャケットクリエーションとグループロゴを組み合わせて、フロントに刺しゅうした。

“Retro Crown 9FIFTY”

“Retro Crown 9FIFTY”(各6380円)は、フロントにアーティストネームロゴを刺しゅうしたシンプルなデザイン。アンダーバイザーには15年にリリースされたアルバム「Born in the Echoes」のジャケットデザインを配した2色。

“Adventure Wide Brim”

“Adventure Wide Brim”(6600円)は、07年にリリースされたアルバム「We Are the Night」のジャケットクリエーションを全体に配し、フロントにはアーティストネームロゴ、アンダーバイザーにはアルバムタイトルを刺しゅうしたデザイン。

“Bucket-01 Reversible”

“Bucket-01 Reversible”(5500円)は、表側はグループロゴのみを刺しゅうしたシンプルなデザイン、裏側は04年にリリースされたシングル「Galvanize」のジャケットクリエーションを総柄で配したリバーシブルタイプ。

Tシャツ

フロント左胸にはアーティストネームロゴ、バックに04年にリリースされたシングル「Galvanize」のジャケットクリエーションを配したオーバーサイズTシャツ(5940円)と、ケミカル・ブラザーズの代表曲とも言えるシングル「Block Rockin’ Beats」のジャケットクリエーションからインスパイアされたカラーリングで、フロントセンターには曲名を刺しゅうし、バックにはアーティストネームロゴを英字表記、漢字表記でプリントしたウォッシュドTシャツ(5500円)。

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「バブアー」×「クロックス」 “ハウスタータン”チェックのシューズと“ビデイル”を発売

「バブアー(BARBOUR)」は4月9日、「クロックス(CROCS)」とのコラボアイテムを発売する。「バブアー」直営店および公式オンラインで取り扱う。

「クロックス」コラボ
シューズとジャケットを制作

コラボアイテムは、“ウェリントン ブーツ(WELLINGTON)”と“クラシック クロッグ(CLASSIC CLOG)”、ジャケット“オーバーサイズド ビデイル(OVERSIZED BEDALE)”をラインアップする。シューズ2型は、バブアーを象徴するチェック柄“ハウスタータン”をあしらい、ダブルネームのロゴをあしらった。

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「ユニクロ」「マリメッコ」「ヨウヘイ オオノ」など多彩な顔ぶれ!2025年大阪万博ユニホームまとめ【随時更新】

4月13日から10月13日の期間、大阪府の夢洲(ゆめしま)で日本国際博覧会「大阪・関西万博」が開催される。180以上のパビリオンが設置され、世界の文化や技術を間近に楽しむことができる本イベントだが、各スタッフの個性溢れるユニホームも見逃せない。有名スポーツブランドから新進気鋭のデザイナーズブランド、地域密着型アーティストまで、多種多様なデザイナーが手掛けた公式ユニホームを一挙に紹介する。

【ユニクロ】
国連パビリオン

展示になじむプレッピースタイル

「ユニクロ(UNIQLO)」は、大阪・関西万博で国連パビリオンのアテンダントユニホームの提供を発表した。提供ユニホームは国連パビリオンになじむ伝統的なプレッピースタイルをベースに、シルエットやディテール、素材感を現代的なスタイルへアップデートした。記事の続きはこちら

【ミズノ・水野信四郎】
いのちの遊び場 クラゲ館

“クラゲの揺らぎ”と快適性を両立

2025大阪・関西万博「いのちの遊び場 クラゲ館」は、開幕に先駆けて全容を公開した。同時に、アテンダントと運営スタッフのユニホームをお披露目し、デザインはウェディングドレスデザイナーの水野信四郎氏、企画や製造をミズノが手がけたことを発表した。全て違う柄のデザインや、クラゲの足をイメージした切り込みによるさまざまな着方の提案などで、『個々では違うが皆一緒』ということを表現した。記事の続きはこちら

【マリメッコ・ヴィバ】
北欧

フィンランド発の「マリメッコ」と「ヴィバ」がパートナーに

デンマークとフィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンからなる北欧パビリオンは、公式ユニホームに関わるパートナーを、「マリメッコ(MARIMEKKO)」と「ヴィバ(VIBAE)」に決定したと発表した。「マリメッコ」はトップスを、「ヴィバ」はシューズをそれぞれ手がける。記事の続きはこちら

【コシノジュンコ】
タカラベルモント

性別や年齢を問わないシルバーと白で統一した1スタイル

理美容機器や化粧品、医療機器などの製造・販売を行うタカラベルモントは、コシノジュンコがデザインを務めた大阪・関西万博展示ブーススタッフのユニホームを発表した。性別や年齢を問わない1スタイルで、同社ブース“量子飛躍する美の世界”の立体造形をモチーフにしたデザインによって、展示とユニホームが一体となることで展示が完成する。記事の続きはこちら

【ヨウヘイ オオノ・⼤野陽平】
住友館

ペットボトルリサイクルなど活用した繊維を採用

住友グループは、⼤阪・関⻄万博の「住友館」のアテンダントユニフォームのデザインを「ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)」の⼤野陽平デザイナーと協業した。ユニフォームには、住友商事グループ企業が全国の⼩売店などで独⾃に回収したペットボトルから再⽣した特殊⻑繊維⽤ペレット「ボトリウム(BOTTOLIUM)」と、住友化学が開発した吸熱と放熱の特性を併せ持つ温度調節樹脂「コンフォーマ」を⽤いた繊維を採⽤する。記事の続きはこちら

【ゴールドウイン・中里唯馬】
Better Co-Being®(いのちを響き合わせる)

少ない型数でさまざまな着方ができるように、着物に着想

ゴールドウインは12月12日、2025年開催の大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「Better Co-Being®(いのちを響き合わせる)」にサプライヤー協賛することを発表し、中里唯馬「ユイマナカザト(YUIMA NAKAZATO)」デザイナーとともに手掛けたアテンダントスタッフのユニホームを披露した。パビリオンのコンセプトに沿った“自然と共鳴する衣服”を製作。記事の続きはこちら

【中田優也】
日本政府館(日本館)

着物に着想を得た“日本の美意識を纏う”がコンセプトのユニホーム

大阪・関西万博の日本政府館(日本館)アテンダントのユニホームが発表された。デザインは、ファッションブランドの運営を軸に活動を広げているクリエイティブ・ディレクターの中田優也が手掛け、“日本の美意識を纏う(まとう)”をコンセプトに制作した。さらに、リサイクルしやすいモノマテリアル(単一素材)が採用されており、環境に配慮した工夫を施している。記事の続きはこちら

【ミナ ペルホネン】
Dialogue Theater -いのちのあかし-

“ダイアログシアター”のロゴである吹き出しのモチーフを採用

河瀨直美監督がテーマ事業プロデューサーを務めるシグネチャーパビリオン“Dialogue Theater -いのちのあかし-”は、アテンダントスタッフユニホームを「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」が、オリジナルメイクを資生堂のヘアメイクアップアーティストが手がけることを発表した。記事の続きはこちら

【V&Aジャパン】
大阪関西万博スタッフユニホーム

“土に還るポリエステル”を採用

大阪のV&Aジャパンが“土に還るポリエステル”として打ち出す「クラフトエボ リーテ(CRAFTEVO ReTE)」がEXPO2025大阪関西万博の運営スタッフのユニフォームの素材として採用された。「クラフトエボ リーテ」は、同社が独自開発したもので特定条件のたい肥に埋めると水と二酸化炭素、バイオマスに分解する特殊なポリエステル。記事の続きはこちら

【キノフ】
関西

徳島の自然から感じ取る生命やその精神性を「阿波藍」で表現

大阪・関西万博の関西パビリオンは、杉の間伐材から生まれた新素材「キノフ(KINOF)」を採用し、天然染料「阿波藍(あわあい)」で染めたユニホームを採用した。今回のユニホームは、藍師・染師集団「ぶあいそう(BUAISOU)」がデザインおよび染色を手がけた。 記事の続きはこちら

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「ユニクロ」「マリメッコ」「ヨウヘイ オオノ」など多彩な顔ぶれ!2025年大阪万博ユニホームまとめ【随時更新】

4月13日から10月13日の期間、大阪府の夢洲(ゆめしま)で日本国際博覧会「大阪・関西万博」が開催される。180以上のパビリオンが設置され、世界の文化や技術を間近に楽しむことができる本イベントだが、各スタッフの個性溢れるユニホームも見逃せない。有名スポーツブランドから新進気鋭のデザイナーズブランド、地域密着型アーティストまで、多種多様なデザイナーが手掛けた公式ユニホームを一挙に紹介する。

【ユニクロ】
国連パビリオン

展示になじむプレッピースタイル

「ユニクロ(UNIQLO)」は、大阪・関西万博で国連パビリオンのアテンダントユニホームの提供を発表した。提供ユニホームは国連パビリオンになじむ伝統的なプレッピースタイルをベースに、シルエットやディテール、素材感を現代的なスタイルへアップデートした。記事の続きはこちら

【ミズノ・水野信四郎】
いのちの遊び場 クラゲ館

“クラゲの揺らぎ”と快適性を両立

2025大阪・関西万博「いのちの遊び場 クラゲ館」は、開幕に先駆けて全容を公開した。同時に、アテンダントと運営スタッフのユニホームをお披露目し、デザインはウェディングドレスデザイナーの水野信四郎氏、企画や製造をミズノが手がけたことを発表した。全て違う柄のデザインや、クラゲの足をイメージした切り込みによるさまざまな着方の提案などで、『個々では違うが皆一緒』ということを表現した。記事の続きはこちら

【マリメッコ・ヴィバ】
北欧

フィンランド発の「マリメッコ」と「ヴィバ」がパートナーに

デンマークとフィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンからなる北欧パビリオンは、公式ユニホームに関わるパートナーを、「マリメッコ(MARIMEKKO)」と「ヴィバ(VIBAE)」に決定したと発表した。「マリメッコ」はトップスを、「ヴィバ」はシューズをそれぞれ手がける。記事の続きはこちら

【コシノジュンコ】
タカラベルモント

性別や年齢を問わないシルバーと白で統一した1スタイル

理美容機器や化粧品、医療機器などの製造・販売を行うタカラベルモントは、コシノジュンコがデザインを務めた大阪・関西万博展示ブーススタッフのユニホームを発表した。性別や年齢を問わない1スタイルで、同社ブース“量子飛躍する美の世界”の立体造形をモチーフにしたデザインによって、展示とユニホームが一体となることで展示が完成する。記事の続きはこちら

【ヨウヘイ オオノ・⼤野陽平】
住友館

ペットボトルリサイクルなど活用した繊維を採用

住友グループは、⼤阪・関⻄万博の「住友館」のアテンダントユニフォームのデザインを「ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)」の⼤野陽平デザイナーと協業した。ユニフォームには、住友商事グループ企業が全国の⼩売店などで独⾃に回収したペットボトルから再⽣した特殊⻑繊維⽤ペレット「ボトリウム(BOTTOLIUM)」と、住友化学が開発した吸熱と放熱の特性を併せ持つ温度調節樹脂「コンフォーマ」を⽤いた繊維を採⽤する。記事の続きはこちら

【ゴールドウイン・中里唯馬】
Better Co-Being®(いのちを響き合わせる)

少ない型数でさまざまな着方ができるように、着物に着想

ゴールドウインは12月12日、2025年開催の大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「Better Co-Being®(いのちを響き合わせる)」にサプライヤー協賛することを発表し、中里唯馬「ユイマナカザト(YUIMA NAKAZATO)」デザイナーとともに手掛けたアテンダントスタッフのユニホームを披露した。パビリオンのコンセプトに沿った“自然と共鳴する衣服”を製作。記事の続きはこちら

【中田優也】
日本政府館(日本館)

着物に着想を得た“日本の美意識を纏う”がコンセプトのユニホーム

大阪・関西万博の日本政府館(日本館)アテンダントのユニホームが発表された。デザインは、ファッションブランドの運営を軸に活動を広げているクリエイティブ・ディレクターの中田優也が手掛け、“日本の美意識を纏う(まとう)”をコンセプトに制作した。さらに、リサイクルしやすいモノマテリアル(単一素材)が採用されており、環境に配慮した工夫を施している。記事の続きはこちら

【ミナ ペルホネン】
Dialogue Theater -いのちのあかし-

“ダイアログシアター”のロゴである吹き出しのモチーフを採用

河瀨直美監督がテーマ事業プロデューサーを務めるシグネチャーパビリオン“Dialogue Theater -いのちのあかし-”は、アテンダントスタッフユニホームを「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」が、オリジナルメイクを資生堂のヘアメイクアップアーティストが手がけることを発表した。記事の続きはこちら

【V&Aジャパン】
大阪関西万博スタッフユニホーム

“土に還るポリエステル”を採用

大阪のV&Aジャパンが“土に還るポリエステル”として打ち出す「クラフトエボ リーテ(CRAFTEVO ReTE)」がEXPO2025大阪関西万博の運営スタッフのユニフォームの素材として採用された。「クラフトエボ リーテ」は、同社が独自開発したもので特定条件のたい肥に埋めると水と二酸化炭素、バイオマスに分解する特殊なポリエステル。記事の続きはこちら

【キノフ】
関西

徳島の自然から感じ取る生命やその精神性を「阿波藍」で表現

大阪・関西万博の関西パビリオンは、杉の間伐材から生まれた新素材「キノフ(KINOF)」を採用し、天然染料「阿波藍(あわあい)」で染めたユニホームを採用した。今回のユニホームは、藍師・染師集団「ぶあいそう(BUAISOU)」がデザインおよび染色を手がけた。 記事の続きはこちら

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キンプリ髙橋海人が日本人初の「エトロ」グローバルブランドアンバサダーに就任

「エトロ(ETRO)」は、King & Princeの髙橋海人を日本人初のグローバルブランドアンバサダーに起用した。

日本人初となる
グローバルブランドアンバサダーに

髙橋は、2024年から「エトロ」の各種プロジェクトに参加、マルコ・デ・ヴィンチェンツォ(Marco De Vincenzo)=クリエイティブ・ディレクターとの交流や、イタリア・ミラノでのファッションショーへ出席している。

髙橋は就任に際し、「グローバルブランドアンバサダーを務めさせていただくことになりました、King & Princeの髙橋海人です。今日に至るまで、2度イタリア本社に伺い、クラフツマンシップにあふれたエトロの美しいアーカイブに触れ、尊敬するクリエイティブ・ディレクターのマルコと心踊る言葉を交わし、たくさんのアイテムに袖を通し、全身の細胞で『エトロ』を感じてきました。僕は、"『エトロ』とは着飾るアートである"、と思っています。僕が感銘を受け続けた『エトロ』の歴史とデザインを。これから出会うまだ知らない『エトロ』を。そしてまとったときに感じるあのときめきを。僕なりの言葉で誠実に、たくさんの方に伝えていきます」と語っている。

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キンプリ髙橋海人が日本人初の「エトロ」グローバルブランドアンバサダーに就任

「エトロ(ETRO)」は、King & Princeの髙橋海人を日本人初のグローバルブランドアンバサダーに起用した。

日本人初となる
グローバルブランドアンバサダーに

髙橋は、2024年から「エトロ」の各種プロジェクトに参加、マルコ・デ・ヴィンチェンツォ(Marco De Vincenzo)=クリエイティブ・ディレクターとの交流や、イタリア・ミラノでのファッションショーへ出席している。

髙橋は就任に際し、「グローバルブランドアンバサダーを務めさせていただくことになりました、King & Princeの髙橋海人です。今日に至るまで、2度イタリア本社に伺い、クラフツマンシップにあふれたエトロの美しいアーカイブに触れ、尊敬するクリエイティブ・ディレクターのマルコと心踊る言葉を交わし、たくさんのアイテムに袖を通し、全身の細胞で『エトロ』を感じてきました。僕は、"『エトロ』とは着飾るアートである"、と思っています。僕が感銘を受け続けた『エトロ』の歴史とデザインを。これから出会うまだ知らない『エトロ』を。そしてまとったときに感じるあのときめきを。僕なりの言葉で誠実に、たくさんの方に伝えていきます」と語っている。

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50周年を迎える「カンペール」 原宿と渋谷の2か所でアニバーサリーイベントを同時開催

2025年の春夏シーズンに50周年を迎えるスペイン発のシューズブランド「カンペール(CAMPER)」は、4月4日(金)〜9日(水)に渋谷と原宿の2か所で、ブランドの歴史をひもとくスペシャルイベントを同時開催する。

会場となるのは、渋谷のレイヤード ミヤシタパーク3階にあるギャラリー「サイ(SAI)」と、表参道のアートスペース「スタンドバイ(StandBy)」。両会場では、日本初公開アイテムを含む貴重なアーカイブコレクションや、巨大なシューズオブジェ、バルーンアートなどを展示。「サイ」では、アニバーサリーコレクションやイベント限定の記念グッズや書籍を販売する。

メイン会場である「サイ」では、「カンペール」を象徴するシューズの一つ“コバラ”の巨大オブジェ、ブランドの歴史を紹介するムービー、過去の広告ポスターやショッピングバッグ、アーティストやブランドとのコラボレーションプロジェクト「カンペール トゥギャザー(CAMPER TOGETHER)」のアーカイブなどを展覧会形式で紹介。また、キャンペーンの一環でシーズンごとに発行してきた書籍「ザ ウォーキング ソサエティ マガジン(THE WALKING SOCIETY MAGAZINE)」のバックナンバーを展示・販売するほか、50周年を記念するアニバーサリーコレクションのシューズやバッグも販売する。

会場先行発売のアニバーサリーアイテムとして、ブランドの本拠地、マヨルカ島をテーマにイギリス人フォトグラファーのマーティン・パー(Martin Parr)が制作した「ザ ウォーキング ソサエティ マガジン」の最新号や、ブランドカラーの赤をまとった“コバラ”などそろえる。他にもポスターやマグネット、ポストカード、ステッカー、ガチャガチャなど、会場限定発売のアニバーサリーグッズも豊富に用意する。

さらに、会場には韓国発のセルフフォトブース「フォトマチック(PHOTOMATIC)」とコラボレーションしたフォトブースも設置。さらに4950円以上の買い物をした来場客には、特典として、別会場の「スタンドバイ」で利用できるコーヒーチケットをプレゼントする。

一方の「スタンドバイ」では、アーティストユニットのデイジーバルーン(Daisy Ballon)が、「カンペール」のシグネチャーカラーやロゴ、シューズのシルエットなどをバルーンアートで表現したインスタレーションを展示する。来場者はスペシャルな空間でコーヒーを楽しめるほか、「カンペール」と「スタンドバイ」が今回のために制作したオリジナルタブロイドを読むことができる。

ミヤシタパーク SAI
期間:4月4日(金)〜 4月9日(水)
時間:11:00 〜 20:00
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10 ミヤシタパーク サウス3階

スタンドバイ
期間:4月3日(木)〜 4月9日(水)
時間:10:00 〜 19:00
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-1

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4月26日は“ワラビーデイ” 「クラークス」がアイコンシューズの魅力を祝うキャンペーン 限定アイテムなどが登場

シューズブランド「クラークス オリジナルズ(CLARKS ORIGINALS)」は、ブランドを象徴するアイテム“ワラビー”の魅力を祝う4月26日の“ワラビー デイ”に向けてグローバルキャンペーンや、限定コラボレーション、アクティベーションを行う。

実際のエピソードにちなんだキャンペーンイメージが登場

今年は“世界に愛されるワラビー”をテーマに、ワラビーを自分らしく楽しむ人たちにフォーカスしながら、ユニークな企画や限定プロダクトを用意する。

同キャンペーンは、1971年4月26日に起きたエピソードをもとにしている。ニューヨークの空港に到着した“ワラビー”を税関職員が動物のワラビーと勘違いし、ケージを準備したが、箱を開けてみると中に入っていたのは靴だったというエピソードを再現するビジュアルとして木箱に梱包された“ワラビー”やフェイクの通関ラベルをあしらったキャンペーンイメージを展開する。

スペシャルエディションの“ワラビー”を発売

また4月26日、“ワラビーデイ”に合わせてスペシャルエディションのコレクション“ワラビーデイ パック”(全3色、各2万7500円)を発売する。カラー展開は、ブライトピンク、サンド、グリーンの3色で、シューズには、“ワラビーデイ”と“ワラビー“をモチーフにしたスペシャルフォブとカスタマイズが楽しめるマルチカラーのシューレースが付属する。さらに、ヒール部分には、特別仕様の“ワラビー”ロゴをあしらった。

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4月26日は“ワラビーデイ” 「クラークス」がアイコンシューズの魅力を祝うキャンペーン 限定アイテムなどが登場

シューズブランド「クラークス オリジナルズ(CLARKS ORIGINALS)」は、ブランドを象徴するアイテム“ワラビー”の魅力を祝う4月26日の“ワラビー デイ”に向けてグローバルキャンペーンや、限定コラボレーション、アクティベーションを行う。

実際のエピソードにちなんだキャンペーンイメージが登場

今年は“世界に愛されるワラビー”をテーマに、ワラビーを自分らしく楽しむ人たちにフォーカスしながら、ユニークな企画や限定プロダクトを用意する。

同キャンペーンは、1971年4月26日に起きたエピソードをもとにしている。ニューヨークの空港に到着した“ワラビー”を税関職員が動物のワラビーと勘違いし、ケージを準備したが、箱を開けてみると中に入っていたのは靴だったというエピソードを再現するビジュアルとして木箱に梱包された“ワラビー”やフェイクの通関ラベルをあしらったキャンペーンイメージを展開する。

スペシャルエディションの“ワラビー”を発売

また4月26日、“ワラビーデイ”に合わせてスペシャルエディションのコレクション“ワラビーデイ パック”(全3色、各2万7500円)を発売する。カラー展開は、ブライトピンク、サンド、グリーンの3色で、シューズには、“ワラビーデイ”と“ワラビー“をモチーフにしたスペシャルフォブとカスタマイズが楽しめるマルチカラーのシューレースが付属する。さらに、ヒール部分には、特別仕様の“ワラビー”ロゴをあしらった。

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「ドクターマーチン」から世界限定1460足のブーツ “ザ 1460 ブーツ”65周年にちなみ

「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は、“ザ 1460 ブーツ(THE 1460 BOOT)”の65周年を記念し、“1460 パスカル ラブレター ブーツ(PASCAL LOVE LETTER BOOTS)”を世界限定1460足で発売した。価格は8万8000円、サイズは25〜28cm。「ドクターマーチン」一部店舗および公式オンラインで販売する。

世界限定1460足
“1460 パスカル ラブレター ブーツ”

ブーツ“1460 パスカル ラブレター ブーツ”は、1904年創業のタンナー、チャールズ・エフ・ステッド(C.F. STEAD)社のフルグレインクラシックカーフレザーを用い、全体に深いバーガンディーカラーをまとう。タン部分にはデボス加工した“1.4.60”の文字、ゴールドのアイレットを配し、同ブランドを象徴するイエローステッチをあしらった。ブランドの創業地であるイギリス・ノーサンプトン州ウォラストンのオリジナル工場で製造、“ラブレター”の名は、初めて製造した1960年4月1日への愛と、これまでブーツに携わった人々への感謝の意味を込めた。

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「ドクターマーチン」から世界限定1460足のブーツ “ザ 1460 ブーツ”65周年にちなみ

「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は、“ザ 1460 ブーツ(THE 1460 BOOT)”の65周年を記念し、“1460 パスカル ラブレター ブーツ(PASCAL LOVE LETTER BOOTS)”を世界限定1460足で発売した。価格は8万8000円、サイズは25〜28cm。「ドクターマーチン」一部店舗および公式オンラインで販売する。

世界限定1460足
“1460 パスカル ラブレター ブーツ”

ブーツ“1460 パスカル ラブレター ブーツ”は、1904年創業のタンナー、チャールズ・エフ・ステッド(C.F. STEAD)社のフルグレインクラシックカーフレザーを用い、全体に深いバーガンディーカラーをまとう。タン部分にはデボス加工した“1.4.60”の文字、ゴールドのアイレットを配し、同ブランドを象徴するイエローステッチをあしらった。ブランドの創業地であるイギリス・ノーサンプトン州ウォラストンのオリジナル工場で製造、“ラブレター”の名は、初めて製造した1960年4月1日への愛と、これまでブーツに携わった人々への感謝の意味を込めた。

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「ジョニーウォーカー」から7年半ぶりの通年新商品“ジョニーウォーカー ブラックルビー” イベント“THE WALKERS IN TOWN 2025”も開催

スコッチウイスキーブランド「ジョニーウォーカー(JOHNNIE WALKER)」は4月1日、7年半ぶりの通年新商品“ジョニーウォーカー ブラックルビー”を発売した。ブレンドの傑作とされる同ブランドの“ブラックラベル”、大胆なスモーキーさが特徴の“ダブルブラック”をラインアップに持つ“ブラックラベル”シリーズに属する同商品は、「ジョニーウォーカー」のマスターブレンダー、エマ・ウォーカー(Emma Walker)が手掛け、スコッチウイスキーに馴染みがない層にも親しみやすい味わいにこだわった。甘味やフルーティーさを引き出し、蜂蜜のような濃厚さを引き立てるため、“ブラックラベル”からモルトを厳選し、赤ワイン樽、シェリー樽(ペドロヒメネス、オロロソ)、バーボン樽で熟成。ディアジオが有する先進的な蒸留所“ローズアイル”ならではの甘味が感じられる、リッチで滑らかなモルトが含まれていることも特徴だ。

発売を記念し、4月1日に開催された発表会には、小泉達也ディアジオ ジャパン社長と平野伸和「ジョニーウォーカー」ブランドマネージャーが登壇。小泉社長は「“ブラックルビー”は、芳醇で味わい深く、甘さを感じる“ブラックラベル”シリーズの中でも、より皆様が手に取りやすいウイスキーを提案したいという思いで開発された。スコットランドに29のシングルモルト蒸留所を有するディアジオが探求してきた『ジョニーウォーカー』の集大成といえるだろう」と語る。

平野ブランドマネージャーは「スコッチのノンユーザーがより甘くフルーティーな味わいを求めているという調査から、“ブラックルビー”は上品な甘さとフルーティーさを表現した。スコッチといえば“ルールが多く、男性が1人でバーで飲む”という印象を持たれることが多いが、ウイスキー市場全体を見ると、より躍動的で友だちと楽しむようなニーズが増えてきている。同商品はこれまでのブレンデッドスコッチウイスキーのイメージを払拭し、新たな可能性を示していく存在になるだろう」と続けた。

発表会の終盤には、スペシャルゲストとして俳優の片寄涼太が登壇。“ジョニーウォーカー ブラックルビー”を日本最速試飲し、「味わい深さはブラックラベルらしさを感じつつも、後味はそこまで強くない印象。初めてウイスキーを飲む人にも良い商品だと思う。カクテル“ジョニーブラックルビー ベリークーラー”はスイーツのようで女性でも飲みやすい。日常のさまざまな幕開けの瞬間を、ぜひこの一杯と共に楽しんでほしい」と片寄。さらに昨年12月に北海道で行われた“ジョニーウォーカー ブルーラベル アイスシャレー ポップアップ ストア&バー”を振り返り、「最近は氷入りの水で口の中を冷やしてからウイスキーを飲むことにハマっている」と自分流のウイスキーの楽しみ方を明かした。

同商品の発売に伴い、4月2〜7日は渋谷・MEDIA DEPARTMENT TOKYOでローンチイベント“THE WALKERS IN TOWN 2025”を開催。「ジョニーウォーカー」のブランドイメージ形成を目的としたもので、“ジョニーウォーカー ブラックルビー”を使用したハイボールやカクテルを提供するほか、Daichi Yamamotoら豪華アーティストによる音楽ライブやDJパフォーマンスを行い、よりモダンな飲用シーンを拡散していく。

また、アーティスト、アートディレクターとして活躍するとんだ林蘭が同商品をイメージし制作、スタイリストの二宮ちえがスタイリングを行ったファッションアイテムの展示に加え、オリジナルコラボTシャツが当たるSNSキャンペーンも実施する。創業から200年以上に渡り歩み続けてきた「ジョニーウォーカー」のキーメッセージ“KEEP WALKING”のコンセプトのもと、日々カルチャーを前進させ続ける人々“THE WALKERS”が集結する6日間となる。

◼JOHNNIE WALKER BLACK RUBY presents “THE WALKERS IN TOWN 2025”
期間:4月2〜7日
会場:MEDIA DEPARTMENT TOKYO
住所:東京都渋谷区宇田川町 19-3
営業時間:平日17:00〜21:00、土日12:00〜21:00
ゲストアーティスト:BIGYUKI、bird、brkfstblend、Daichi Yamamoto、Julia Shortreed、Julia Takada、NAGAN SERVER、大比良瑞希、鈴木真海子、長塚健斗&井上幹(WONK)、11など

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「クラークス」×マーティン・ローズ アイコニックなシルエット2型を“モッククロコ”で現代的なデザインに

シューズブランド「クラークス オリジナルズ(CLARKS ORIGINALS)」は、ゲストクリエイティブ・ディレクターのマーティン・ローズ(Martine Rose)とコラボレーションした2025年春夏コレクション“カミング アップ ローゼズ(Coming Up Roses)”を発売した。「クラークス」公式オンラインストアと日本国内の一部セレクトショップで取り扱う。

同コレクションは、「クラークス」のアイコニックなシルエット2型を再解釈し、伝統を重んじつつ現代的なデザインに仕上げた。レザー素材は「クラークス」アーカイブから選び抜かれローズのシグネチャーである“モッククロコ”の質感を採用した。

伝統的なメンズドレスシューズの“ダービー”は、大胆なアレンジを加え、未加工のアウトソールとセンターシームを採用。「クラークス」の新定番“トービュー”は、控えめながら洗練されたデザインで、自然なフォームを引き立てるシェイプが特徴だ。

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道枝駿佑や本田翼らが来場 「ヴァレンティノ」2025年春夏“コレクションローンチ記念パーティー

「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は3月31日東京国立博物館の表慶館で、2025年春夏“パヴィヨン デ フォリ”コレクションのローンチ記念パーティーを開催した。

会場には、アーティスト兼俳優の道枝駿佑や俳優の本田翼、モデルの新井貴子らが来場。“パヴィヨン デ フォリ”コレクションのルックや“ヴァレンティノ ガラヴァーニ”のアクセサリーをまとい、ファッションと音楽の没入体験を楽しんだ。

来場者スナップ

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俳優・浅野忠信が大規模個展を伊勢丹新宿店で開催 約200点以上の作品を展示販売

俳優、アーティストとして活動する浅野忠信によるアート個展「TADANOBU ASANO EXHIBITION PLAY WITH PAIN(T)」が4月2日から6日まで、東京・伊勢丹新宿店本館6階催物場で開催中だ。

本展では、浅野のアートの根底にある「PLAY WITH PAIN(T)=痛みと遊ぶ」をテーマに、感情の奥深くに潜むエネルギーがダイナミックに表現された作品群を展示。浅野忠信にとって伊勢丹新宿店での初の大規模個展で、新作の絵画やオブジェクトを含む約200点以上の展示販売を行う。原画の販売を行うのは今回が初めて。

浅野は、俳優としてのキャリアと並行しながらアート活動を精力的に続け、過去にはワタリウム美術館やパルコのアートギャラリーなどで個展を開催。2018年には自身の画集「error」をリトルモアから刊行するなど、表現の場を広げている。1日1点、多いときは1日4、5点の作品を10年以上にわたり生み出し続け、現在までに3500点以上に及ぶ膨大な作品を制作している。

プレス向けの内覧会で、アートを始めたきっかけを聞かれ、「もともと父が若いころ絵描きになりたかったということもあって、子供のころから家に画集や画材があり、兄と落書きみたいなことをはじめて、自然と絵を描くようになった。2013年に中国で映画の撮影していたときに、撮影のストレス発散として、絵を描いたら、すごくリラックスできて。そこから毎日絵を描くようになった」と答えた。

アーティストと俳優活動のバランスについては、「2つは切り離せないもの。『SHOGUN 将軍』の撮影でカナダに行ったときも画材を持っていって、撮影後や撮影がない日も毎日絵を描いて、画材が足りなくなったら、現地で買っていた。撮影をしている期間の方が絵を描けるかもしれない」とコメント。最後に、今回の展示の見どころについては、「20年くらい前の作品もあり、僕の中の俳優の歴史とも重なる部分があって、愛おしい作品の数々を展示しています。ぜひみなさんに見てもらいたい」と話す。

また、内覧会では3点ほど作品を紹介。1作品目は滝沢カレンの写真を見て描いたという自画像。2作品目は「ゾンビ」をモチーフにした作品。3作品目の自画像は、自分が住んでいるところのテラスでセルフィーで撮影したものをもとに背景は想像で描いたという。

「TADANOBU ASANO EXHIBITION PLAY WITH PAIN(T)」

■「TADANOBU ASANO EXHIBITION PLAY WITH PAIN(T)」
会期:2025年4月2〜6日
時間:10〜20時(2日15時終了/ 6日18時終了)
会場:伊勢丹新宿店本館6階 催物場
入場料:無料
https://www.mistore.jp/shopping/event/shinjuku_e/tadanobuasanoexhibition_10

展示会場の様子

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「パトリック」が「ピーナッツ」スヌーピーデザインのスニーカーを発売

フランス発のスニーカーブランド「パトリック(PATRICK)」は、世界的人気コミック「ピーナッツ(PEANUTS)」のスヌーピーデザインの限定スニーカー(全2種、各1万9800円)を発売する。4月30日15時まで、「パトリック」公式オンラインストアで先行予約を受け付けている。

キュートなスヌーピーを落とし込んだ2デザイン

本コラボスニーカーのベースは、履き心地の良さと飽きのこないデザインが魅力のスニーカー、マラソン(MARATHON)”。ホワイトをベースにステアベロアとベージュの2本ラインを合わせ、スヌーピーの横顔をプリントしたホワイト“スヌーピー・マラソン3”と、宇宙をイメージしたカラーリングにアストロノーツになりきったスヌーピーをプリントしたブラック“スヌーピー・マラソン4”の2種類をラインアップする。

シュータンの織ネームは耳を立てたスヌーピーのイラストを採用。インソールのつま先部分にもスヌーピーとウッドストックをプリントするなど、見えない部分にもこだわった。

サイズは22.5〜28.0cmで展開。どちらも耳を立てているスヌーピーをプリントしたオリジナルシューズ袋付きで用意する。

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「マリメッコ」と「ヴィバ」が大阪・関西万博の北欧パビリオン公式ユニホームに

デンマークとフィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンからなる北欧パビリオンは、公式ユニホームに関わるパートナーを、「マリメッコ(MARIMEKKO)」「ヴィバ(VIBAE)」に決定したと発表した。

“ウニッコ”の「マリメッコ」
ハンドメードシューズの「ヴィバ」

北欧パビリオンは、2025年の大阪・関西万博では、“ノルディック・サークル〜北欧と共に、より良い明日へ〜”をコンセプトに、テクノロジーやイノベーション、サステナビリティの3分野での取り組みを紹介する。同万博のユニホームは、共にフィンランドのブランドである「マリメッコ」がトップスを、「ヴィバ」がシューズを手掛ける。

「マリメッコ」は、1951年にアルミ・ラティア(Armi Ratia)が創業。“時代に流されることのない機能的でわかりやすいデザイン”をミッションに掲げ、“ウニッコ”柄などで知られる。ウエアからバッグ、小物など幅広く展開する。

「ヴィバ」は、2020年に設立のシューズブランド。“ミニマリストかつユニセックスなデザイン”で知られ、ハンドメードで制作している。

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「エーグル」が「ドラえもん」とカプセルコレクションを発売 人生の旅がテーマの大人&子ども向けアイテム

「エーグル(AIGLE)」は5月14日、「ドラえもん」とのカプセルコレクションを発売する。たまプラーザ テラス店、新宿高島屋店、大丸東京店、北千住マルイ店、東急百貨店さっぽろ店、阪急うめだ本店、大丸梅田店、西宮阪急店、京都高島屋店、大丸神戸店、公式オンラインストアで取り扱う。

コレクションのテーマは“子どもから大人へと成長する人生の旅”。「ドラえもん」のユニークな世界観と「エーグル」ならではの機能性を融合させたデザインの、大人向けとキッズ向けアイテム全11型をラインアップする。

幅広いシーンで活躍する機能派アイテム

大人向けには、コンパクトに収納できるパッカブルポケットにドラえもんのデザインを施した“タケコプター レインパックポンチョ”(4万6200円)や、フードの赤い調節紐と青いフロントジッパーでさりげなくドラえもんのカラーを演出した“タケコプター ジャケット”(4万6200円)、ドラえもんの総柄プリントが印象的なバッグ3型(各1万5400〜2万2000円)、ドラえもんのワンポイントを施したシューズ“コーレイ クロッグ”(1万3200円)などをラインアップ。

キッズ向けには、ドラえもんとひみつ道具の総柄デザインの“ひみつ道具ポンチョ”(2万5300円)と「エーグル」の定番キッズブーツ“ロリポップ”に、ドラえもんのプリントとカラーをプラスした“ロリポップ ラバーブーツ”(1万1000円)を展開する。

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キャサリン妃のお気に入りコーデから140年前のティアラまで プリンセス達のファッションをチェック!

ロイヤルファミリーは、その華麗なファッションでも常に世界中の注目を集めている。ここでは、英国王室のシグネチャールックから、デンマークの歴史ある豪勢なジュエリー、スペイン王妃のビジネスライクなスーツスタイルまで、各国のプリンセス・クイーンが魅せた最新ロイヤルファッションをお届けする。

モナコ公国・シャルレーヌ妃

モナコ公国のシャルレーヌ妃(Princess Charlene)は3月29日(現地時間)、モナコ・モンテカルロで開催された「ローズ・ボール(The Rose Ball)」に夫のアルベール公(Prince Albert II)やデザイナーのクリスチャン・ルブタン(Christian Louboutain)らと共に参加した。

 

シャレルーヌ妃は、「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」からボタニカルなレースをアシンメトリーに配置した優美なドレスを着用。スイートハートネックラインのブラックのストラップレスドレスにゴールドとグリーンの色合いのレースを重ね、ロマンチックで繊細な雰囲気を作り出した。ウエストにはシルエットを決めるブラックのベルトをつけ、アクセサリーはミニマムに、ステートメントイヤリングのみに留めた。ブロンドヘアは顔周りの毛を少しだけ残してきつめのシニヨンにまとめ、メイクアップはグロッシーなリップを施し、ナチュラルな印象に仕上げた。

英国・カミラ王妃

英国のカミラ王妃(Queen Camilla)は19日(現地時間)、夫のチャールズ国王(King Charles III)と共に北アイルランドを公式訪問した。カミラ王妃は以前から着用しているお気に入りのエメラルドグリーンのドレスで登場。ブラックの、ブーツ、レザーの手袋、バッグ合わせてコーディネートした。

 

アクセサリーには「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」を選び、今回は鮮やかなインコのブローチをプラスした。ブローチは、カミラ王妃を象徴するアイテムで、彼女個人のコレクションや先代女王、エリザベス2世(ElizabethⅡ)から受け継いだものが度々登場している。

英国・キャサリン妃

ケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は17日、ロンドンで開催された「聖パトリックス・デー」のパレードに姿を見せた。キャサリン妃は、「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」の落ち着いたグリーンカラーのコートを身にまとい、「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」のロングブーツ、「コーネリア・ジェームス(CORNELIA JAMES)」のブラックの手袋、「キキ・マックドノウ(KIKI MCDONOUGH)」のジュエリー、「カルティエ(CARTIER)」の三つ葉のブローチでルックを仕上げた。

キャサリン妃は、「シックス・ネイションズ・チャンピオンシップ」ウェールズ対イングランドの試合観戦の際にも、「アレキサンダー・マックイーン」のネイビーコートを着用。「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」のロングブーツに、ロンドンのジュエリーブランド「シャイラ(SHYLA)」のイヤリング、「グレース ハン(GRACE HAN)」のバッグを合わせた。

また10日には、ロンドンのウェストミンスター寺院で英連邦記念日(コモンウェールズデー)を祝う式典に参加。「キャサリン・ウォーカー(CATHERINE WALKER)」の胸元にリボンをあしらった赤いコートドレスを着用していた。

デンマーク・メアリー王妃

デンマークのメアリー王妃(Queen Mary)は4日(現地時間)、夫のフレデリック国王(Frederik X)と共に、フィンランド・ヘルシンキで、アレクサンデル・ストゥブ(Alexander Stub)フィンランド大統領が主催したガラ・ディナーに出席した。メアリーは、「イェスパー ホバリング(JESPER HOVRING)」の葉っぱ模様のレースのドレスを身につけ、カロリーネ・アマーリエ・ア・アウグステンボー王妃(Caroline Amalie af Augustenborg)のゴールドのティアラと、デンマーク王フレゼリク6世の末娘、ヴィルヘルミーネ・マリー・ア・ダンマーク(Vilhelmine Marie af Danmark)のブレスレットを着用した。デンマーク王室によると、両アイテムとも140年以上誰にも使用されていなかったという。

同ティアラは、1820年にカロリーネ・アマーリエ王妃のために制作され、夫のクリスチャン8世(Christian Ⅷ)と共に1819年から1821年にかけてイタリアへ旅行した際に集めた11個の宝石が付けられている。また同ブレスレットは、ヴィルヘルミーネ・マリーのために1820年に制作され、イタリアのナポリ湾に位置する活火山、ベスビオ山の周辺で集められた半貴石が埋め込めれている。

メアリー王妃はさらに、1860年代にデンマークのジュエラー、J・ディゼレクセン(J. Diderichsen)が制作したイエローゴールドと黄水晶のドロップイヤリングも着用した。

スペイン・レティシア王妃

スペインのレティシア王妃(Queen Letizia)は19日(現地時間)、マドリードにあるユニセフ本部を訪れた。レティシア王妃は、ブラックのシェードにホワイトのピンストライプが入ったスーツで“パワースーツ”の着こなしを披露。スリムなシルエットでシャープなラペルがついたシングルブレストブレザーにテーパードパンツを合わせた。スーツの下には、パウダーブルーのブラウス、足元にはブラックのパテントレザーパンプスでスタイリングした。

18日(現地時間)にサルスエラ宮殿で姿を見せた際には、スペインのブランド「インディ&コールド(INDI&COLD)」から、リブニットのマキシドレスを着用。同ドレスは、動きと優雅さを与えるサイドのスリットと袖元のスリットが特徴で、ウエストはブラックのベルトでマークした。

メアリー王妃は4日(現地時間)、「世界希少・難治性疾患の日」のイベントに参加し、“パワー・スーツ”にメンズウエア風のひねりを加えた装いで登場。ダークな生地に控えめなホワイトのラインが入ったダブルブレストブレザーとワイドパンツに、ホワイトのシャツ、ブラックのネクタイを合わせた。

アクセサリーには、ルックを邪魔しないシンプルなスタッズイヤリングを身につけ、メイクアップは、濃いアイブロウとスモーキーなアイシャドウ、グロッシーなリップで仕上げた。

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キャサリン妃のお気に入りコーデから140年前のティアラまで プリンセス達のファッションをチェック!

ロイヤルファミリーは、その華麗なファッションでも常に世界中の注目を集めている。ここでは、英国王室のシグネチャールックから、デンマークの歴史ある豪勢なジュエリー、スペイン王妃のビジネスライクなスーツスタイルまで、各国のプリンセス・クイーンが魅せた最新ロイヤルファッションをお届けする。

モナコ公国・シャルレーヌ妃

モナコ公国のシャルレーヌ妃(Princess Charlene)は3月29日(現地時間)、モナコ・モンテカルロで開催された「ローズ・ボール(The Rose Ball)」に夫のアルベール公(Prince Albert II)やデザイナーのクリスチャン・ルブタン(Christian Louboutain)らと共に参加した。

 

シャレルーヌ妃は、「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」からボタニカルなレースをアシンメトリーに配置した優美なドレスを着用。スイートハートネックラインのブラックのストラップレスドレスにゴールドとグリーンの色合いのレースを重ね、ロマンチックで繊細な雰囲気を作り出した。ウエストにはシルエットを決めるブラックのベルトをつけ、アクセサリーはミニマムに、ステートメントイヤリングのみに留めた。ブロンドヘアは顔周りの毛を少しだけ残してきつめのシニヨンにまとめ、メイクアップはグロッシーなリップを施し、ナチュラルな印象に仕上げた。

英国・カミラ王妃

英国のカミラ王妃(Queen Camilla)は19日(現地時間)、夫のチャールズ国王(King Charles III)と共に北アイルランドを公式訪問した。カミラ王妃は以前から着用しているお気に入りのエメラルドグリーンのドレスで登場。ブラックの、ブーツ、レザーの手袋、バッグ合わせてコーディネートした。

 

アクセサリーには「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」を選び、今回は鮮やかなインコのブローチをプラスした。ブローチは、カミラ王妃を象徴するアイテムで、彼女個人のコレクションや先代女王、エリザベス2世(ElizabethⅡ)から受け継いだものが度々登場している。

英国・キャサリン妃

ケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は17日、ロンドンで開催された「聖パトリックス・デー」のパレードに姿を見せた。キャサリン妃は、「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」の落ち着いたグリーンカラーのコートを身にまとい、「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」のロングブーツ、「コーネリア・ジェームス(CORNELIA JAMES)」のブラックの手袋、「キキ・マックドノウ(KIKI MCDONOUGH)」のジュエリー、「カルティエ(CARTIER)」の三つ葉のブローチでルックを仕上げた。

キャサリン妃は、「シックス・ネイションズ・チャンピオンシップ」ウェールズ対イングランドの試合観戦の際にも、「アレキサンダー・マックイーン」のネイビーコートを着用。「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」のロングブーツに、ロンドンのジュエリーブランド「シャイラ(SHYLA)」のイヤリング、「グレース ハン(GRACE HAN)」のバッグを合わせた。

また10日には、ロンドンのウェストミンスター寺院で英連邦記念日(コモンウェールズデー)を祝う式典に参加。「キャサリン・ウォーカー(CATHERINE WALKER)」の胸元にリボンをあしらった赤いコートドレスを着用していた。

デンマーク・メアリー王妃

デンマークのメアリー王妃(Queen Mary)は4日(現地時間)、夫のフレデリック国王(Frederik X)と共に、フィンランド・ヘルシンキで、アレクサンデル・ストゥブ(Alexander Stub)フィンランド大統領が主催したガラ・ディナーに出席した。メアリーは、「イェスパー ホバリング(JESPER HOVRING)」の葉っぱ模様のレースのドレスを身につけ、カロリーネ・アマーリエ・ア・アウグステンボー王妃(Caroline Amalie af Augustenborg)のゴールドのティアラと、デンマーク王フレゼリク6世の末娘、ヴィルヘルミーネ・マリー・ア・ダンマーク(Vilhelmine Marie af Danmark)のブレスレットを着用した。デンマーク王室によると、両アイテムとも140年以上誰にも使用されていなかったという。

同ティアラは、1820年にカロリーネ・アマーリエ王妃のために制作され、夫のクリスチャン8世(Christian Ⅷ)と共に1819年から1821年にかけてイタリアへ旅行した際に集めた11個の宝石が付けられている。また同ブレスレットは、ヴィルヘルミーネ・マリーのために1820年に制作され、イタリアのナポリ湾に位置する活火山、ベスビオ山の周辺で集められた半貴石が埋め込めれている。

メアリー王妃はさらに、1860年代にデンマークのジュエラー、J・ディゼレクセン(J. Diderichsen)が制作したイエローゴールドと黄水晶のドロップイヤリングも着用した。

スペイン・レティシア王妃

スペインのレティシア王妃(Queen Letizia)は19日(現地時間)、マドリードにあるユニセフ本部を訪れた。レティシア王妃は、ブラックのシェードにホワイトのピンストライプが入ったスーツで“パワースーツ”の着こなしを披露。スリムなシルエットでシャープなラペルがついたシングルブレストブレザーにテーパードパンツを合わせた。スーツの下には、パウダーブルーのブラウス、足元にはブラックのパテントレザーパンプスでスタイリングした。

18日(現地時間)にサルスエラ宮殿で姿を見せた際には、スペインのブランド「インディ&コールド(INDI&COLD)」から、リブニットのマキシドレスを着用。同ドレスは、動きと優雅さを与えるサイドのスリットと袖元のスリットが特徴で、ウエストはブラックのベルトでマークした。

メアリー王妃は4日(現地時間)、「世界希少・難治性疾患の日」のイベントに参加し、“パワー・スーツ”にメンズウエア風のひねりを加えた装いで登場。ダークな生地に控えめなホワイトのラインが入ったダブルブレストブレザーとワイドパンツに、ホワイトのシャツ、ブラックのネクタイを合わせた。

アクセサリーには、ルックを邪魔しないシンプルなスタッズイヤリングを身につけ、メイクアップは、濃いアイブロウとスモーキーなアイシャドウ、グロッシーなリップで仕上げた。

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河瀨直美監督のパビリオンは「ミナ ペルホネン」のユニホームと資生堂のヘアメイク 大阪・関西万博 

4月13日から10月13日の期間、大阪府の夢洲で日本国際博覧会「大阪・関西万博」が開催される。河瀨直美監督がテーマ事業プロデューサーを務めるシグネチャーパビリオン“Dialogue Theater -いのちのあかし-”は、アテンダントスタッフユニホームを「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」が、オリジナルメイクを資生堂ビューティークリエイションセンターのヘアメイクアップアーティストが手掛ける。

“Dialogue Theater -いのちのあかし-”は、対話を通じて世界の至るところにある分断を明らかにし、解決を試みる実験型のパビリオン。“万博184日間、毎日が人類史上、はじめての対話”をテーマに、お互いに全く知らない国籍や人種、文化の異なる人同士の対話を通じて人種、宗教、文化など互いの違いなどについて理解し乗り越えることを目指す。

「ミナ ペルホネン」によるユニホーム

ユニホームには、“ダイアログシアター(Dialogue Theater)”のロゴである吹き出しのモチーフを採用。全体にあしらうことで、多様な対話が飛び交う温かく楽しげな雰囲気を表現した。

特にこだわったのは、コートジャケットの胸の前の重なり。右と左の生地が対話をするように重なり合うデザインを採用することで、一般常識や男女の慣習などを取り払い、多様なテーマについて考えてみようというメッセージを込めた。また、バンダナはアテンダントスタッフの個性やその日の気分によってさまざまな巻き方ができ、スタッフ自身が装いにアレンジを加えることができるように設計した。

「ミナ ペルホネン」の皆川明デザイナーは本ユニホームについて、「テーマとなる吹き出しのマークがテーマカラーのイエローの中に飛んでいるシンプルなものにしました。とっても簡単なようでとっても難しい対話。とっても難しくてとっても楽しい対話。みんなの受け取り方はみんなちがってみんないい。その実証の場が楽しくなるようにユニホームをデザインしました」とコメントした。

資生堂によるオリジナルメイク“ダイアローグ ビューティー”

ヘアメイクのコンセプトは、対話によって社会とつながり、コミュニケーションを図っていくためには“美の力”が大切だという考えから生まれた“ダイアローグ ビューティー(Dialogue Beauty)”。メイクにはユニホームデザインにある吹き出しのモチーフを模したフェイスアクセサリーをあしらい、年代やジェンダーの隔てなくその日の気分に合わせ自由にカスタムできる仕様とした。

年代やジェンダーに囚われることなく個性を大切にすることを目指し、資生堂のヘアメイクアップアーティストによるアテンダントへのヘアメイク研修を実施する。

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河瀨直美監督のパビリオンは「ミナ ペルホネン」のユニホームと資生堂のヘアメイク 大阪・関西万博 

4月13日から10月13日の期間、大阪府の夢洲で日本国際博覧会「大阪・関西万博」が開催される。河瀨直美監督がテーマ事業プロデューサーを務めるシグネチャーパビリオン“Dialogue Theater -いのちのあかし-”は、アテンダントスタッフユニホームを「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」が、オリジナルメイクを資生堂ビューティークリエイションセンターのヘアメイクアップアーティストが手掛ける。

“Dialogue Theater -いのちのあかし-”は、対話を通じて世界の至るところにある分断を明らかにし、解決を試みる実験型のパビリオン。“万博184日間、毎日が人類史上、はじめての対話”をテーマに、お互いに全く知らない国籍や人種、文化の異なる人同士の対話を通じて人種、宗教、文化など互いの違いなどについて理解し乗り越えることを目指す。

「ミナ ペルホネン」によるユニホーム

ユニホームには、“ダイアログシアター(Dialogue Theater)”のロゴである吹き出しのモチーフを採用。全体にあしらうことで、多様な対話が飛び交う温かく楽しげな雰囲気を表現した。

特にこだわったのは、コートジャケットの胸の前の重なり。右と左の生地が対話をするように重なり合うデザインを採用することで、一般常識や男女の慣習などを取り払い、多様なテーマについて考えてみようというメッセージを込めた。また、バンダナはアテンダントスタッフの個性やその日の気分によってさまざまな巻き方ができ、スタッフ自身が装いにアレンジを加えることができるように設計した。

「ミナ ペルホネン」の皆川明デザイナーは本ユニホームについて、「テーマとなる吹き出しのマークがテーマカラーのイエローの中に飛んでいるシンプルなものにしました。とっても簡単なようでとっても難しい対話。とっても難しくてとっても楽しい対話。みんなの受け取り方はみんなちがってみんないい。その実証の場が楽しくなるようにユニホームをデザインしました」とコメントした。

資生堂によるオリジナルメイク“ダイアローグ ビューティー”

ヘアメイクのコンセプトは、対話によって社会とつながり、コミュニケーションを図っていくためには“美の力”が大切だという考えから生まれた“ダイアローグ ビューティー(Dialogue Beauty)”。メイクにはユニホームデザインにある吹き出しのモチーフを模したフェイスアクセサリーをあしらい、年代やジェンダーの隔てなくその日の気分に合わせ自由にカスタムできる仕様とした。

年代やジェンダーに囚われることなく個性を大切にすることを目指し、資生堂のヘアメイクアップアーティストによるアテンダントへのヘアメイク研修を実施する。

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河瀨直美監督のパビリオンは「ミナ ペルホネン」のユニホームと資生堂のヘアメイク 大阪・関西万博 

4月13日から10月13日の期間、大阪府の夢洲で日本国際博覧会「大阪・関西万博」が開催される。河瀨直美監督がテーマ事業プロデューサーを務めるシグネチャーパビリオン“Dialogue Theater -いのちのあかし-”は、アテンダントスタッフユニホームを「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」が、オリジナルメイクを資生堂ビューティークリエイションセンターのヘアメイクアップアーティストが手掛ける。

“Dialogue Theater -いのちのあかし-”は、対話を通じて世界の至るところにある分断を明らかにし、解決を試みる実験型のパビリオン。“万博184日間、毎日が人類史上、はじめての対話”をテーマに、お互いに全く知らない国籍や人種、文化の異なる人同士の対話を通じて人種、宗教、文化など互いの違いなどについて理解し乗り越えることを目指す。

「ミナ ペルホネン」によるユニホーム

ユニホームには、“ダイアログシアター(Dialogue Theater)”のロゴである吹き出しのモチーフを採用。全体にあしらうことで、多様な対話が飛び交う温かく楽しげな雰囲気を表現した。

特にこだわったのは、コートジャケットの胸の前の重なり。右と左の生地が対話をするように重なり合うデザインを採用することで、一般常識や男女の慣習などを取り払い、多様なテーマについて考えてみようというメッセージを込めた。また、バンダナはアテンダントスタッフの個性やその日の気分によってさまざまな巻き方ができ、スタッフ自身が装いにアレンジを加えることができるように設計した。

「ミナ ペルホネン」の皆川明デザイナーは本ユニホームについて、「テーマとなる吹き出しのマークがテーマカラーのイエローの中に飛んでいるシンプルなものにしました。とっても簡単なようでとっても難しい対話。とっても難しくてとっても楽しい対話。みんなの受け取り方はみんなちがってみんないい。その実証の場が楽しくなるようにユニホームをデザインしました」とコメントした。

資生堂によるオリジナルメイク“ダイアローグ ビューティー”

ヘアメイクのコンセプトは、対話によって社会とつながり、コミュニケーションを図っていくためには“美の力”が大切だという考えから生まれた“ダイアローグ ビューティー(Dialogue Beauty)”。メイクにはユニホームデザインにある吹き出しのモチーフを模したフェイスアクセサリーをあしらい、年代やジェンダーの隔てなくその日の気分に合わせ自由にカスタムできる仕様とした。

年代やジェンダーに囚われることなく個性を大切にすることを目指し、資生堂のヘアメイクアップアーティストによるアテンダントへのヘアメイク研修を実施する。

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「百貨店の松屋」が「牛めしの松屋」とコラボ 神戸牛牛めし1100円

百貨店の松屋は、牛丼(牛めし)の松屋フーズとコラボレーションする。松屋銀座で9日から15日まで開催する食品催事に松屋フーズが出店し、“神戸牛牛めし”1100円、“国産黒毛和牛のうまトマトハンバーグ”1300円などを販売する。社名が同じという縁で決まった取り組みで、5月に控える松屋銀座の開店100周年を盛り上げる。

地下食品売り場で開催する食品催事「肉グルメが大集合!松屋のニク活 in GINZA」の目玉として企画した。お馴染みの黄色いファサードの店構えで、「高級感と親しみやすさ」をテーマに神戸牛などの国産肉を使った限定のメニュー4品を用意する。上記以外のメニューは“神戸牛牛めし肉大”1700円、“雪国育ちの濃厚トンテキ”1300円。テークアウトのみ。

松屋同士のコラボは新型コロナウイルスの影響で一度断念しながらも、松屋銀座の100周年に合わせて6年越しで実現にこぎ着けた。

きのう1日には松屋銀座の屋上看板が松屋フーズの黄色い看板に差し替えられた画像が両社の公式Xに投稿され、松屋が「松屋銀座が松屋に乗っ取られた!?」、松屋フーズが「本日、銀座の老舗百貨店『松屋』を乗っ取りました」とコメントし、エイプリルフールのジョークとしてSNSで話題になっていた。地下鉄の銀座駅のコンコースにはXと同じ写真に「まつや2(二乗)」と書かれたポスターが貼られていたため、SNSでは考察する人もいた。

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「百貨店の松屋」が「牛めしの松屋」とコラボ 神戸牛牛めし1100円

百貨店の松屋は、牛丼(牛めし)の松屋フーズとコラボレーションする。松屋銀座で9日から15日まで開催する食品催事に松屋フーズが出店し、“神戸牛牛めし”1100円、“国産黒毛和牛のうまトマトハンバーグ”1300円などを販売する。社名が同じという縁で決まった取り組みで、5月に控える松屋銀座の開店100周年を盛り上げる。

地下食品売り場で開催する食品催事「肉グルメが大集合!松屋のニク活 in GINZA」の目玉として企画した。お馴染みの黄色いファサードの店構えで、「高級感と親しみやすさ」をテーマに神戸牛などの国産肉を使った限定のメニュー4品を用意する。上記以外のメニューは“神戸牛牛めし肉大”1700円、“雪国育ちの濃厚トンテキ”1300円。テークアウトのみ。

松屋同士のコラボは新型コロナウイルスの影響で一度断念しながらも、松屋銀座の100周年に合わせて6年越しで実現にこぎ着けた。

きのう1日には松屋銀座の屋上看板が松屋フーズの黄色い看板に差し替えられた画像が両社の公式Xに投稿され、松屋が「松屋銀座が松屋に乗っ取られた!?」、松屋フーズが「本日、銀座の老舗百貨店『松屋』を乗っ取りました」とコメントし、エイプリルフールのジョークとしてSNSで話題になっていた。地下鉄の銀座駅のコンコースにはXと同じ写真に「まつや2(二乗)」と書かれたポスターが貼られていたため、SNSでは考察する人もいた。

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メリノウールブランド「オーエヌシーメリノ」が登山誌「山と溪谷」とコラボ 「山荘 飯島」で限定販売

2023年にスタートした日本発のメリノウールTシャツブランド「オーエヌシーメリノ(ONC MERINO)」は4月12日、登山雑誌「山と溪谷」とコラボレーションしたロングスリーブTシャツ(1万8700円)を発売する。ブランド公式ECでは扱わず、東京・世田谷の住宅街にある登山とファッションをシームレスにつなぐショップ「山荘 飯島」限定で販売する。

メリノウールは、吸放湿性によって夏は涼しく冬は温かいという温度調整機能を素材特性として持ち、汗などの匂いを抑える機能も天然で備わっている。そうした面から、昔から登山用のTシャツやインナーウエアの素材として支持されてきたが、近年はデザイナーズブランドがメリノウールTシャツを企画するようになるなど、“機能性も備えたおしゃれな日常着”としてのニーズも広がっている。

登山とファッションの両方を好む客層に支持されている「山荘 飯島」で普段から販売していることもあって、「オーエヌシーメリノ」のTシャツも、おしゃれな登山ウエアとしても、着心地のいい日常着としても人気がある。アウトドアブランドのメリノウールTシャツは下着のような見え方の場合も多いが、「オーエヌシーメリノ」は首周りや袖口にしっかりとしたリブを使ったり、オーバーサイズのシルエットを採用したりと、下着っぽくない作りが特徴。そうした点もおしゃれな登山者からの支持につながっている。今回発売するコラボ商品は、ブランドらしい細かいピッチのボーダー柄で、袖に「山と溪谷」のロゴを蛍光イエローでプリントした。

コラボ発売に際し、「山と溪谷」の五十嵐雅人編集長は(『オーエヌシーメリノ』のTシャツは)「100%メリノウールだから機能性は抜群。そして、登山ウエアにありがちなピタッとしたシルエットな苦手な人に、そのゆったりさが受けた。ハイキングに最適で、ゆるい山行に向いている。(中略)ゆっくりのんびり歩くのが好き、そんな人に最適なウエアである。(中略)『オーエヌシーメリノ』の魅力をもっと登山者に知ってほしい。『オーエヌシーメリノ』を着ている人に山の魅力を知ってほしい」とコメント。コラボ商品のビジュアル撮影には、「山荘 飯島」の田窪朗オーナーも協力した。

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綿花から栽培「純度100%の国産デニム」、tamaki niimeが110万円で販売

兵庫県西脇市に拠点を置くファッションブランド「タマキニイメ(tamaki niime)」は4月1日から、「純粋な国産」を掲げるデニム製品を販売する。自ら栽培した綿花を使用。大正紡績(紡績)、藍屋テロワール(本藍による糸染め)、日建千歳サイジング(整経)、篠原テキスタイル(製織)、石井刺繍(刺繍)と組み、綿花栽培のほか素材開発とデザイン・企画・縫製は「タマキニイメ」で行い、資材も含め全素材・全工程で純度100%の国産品になる。価格はデニムのロングコートが110万円(税込み)、パンツが66万円、カバーオールが88万円、ジーンズが66万円。神奈川県鎌倉市にある直営店で販売する。

玉木新雌デザイナー率いる「タマキニイメ」は、播州とも呼ばれる西脇市に自社工場兼アトリエ兼ショップを持ち、工場には紡績機や織機、編み機、ミシンなどを備え、敷地内で綿花栽培も行っている。糸からテキスタイル、縫製まで、ファッションブランド自らが多彩な機械を所有し、内製化しているのは世界的にも極めて珍しい。

今回のプロジェクトでは自社だけでなく、国産藍の栽培と本藍染めに取り組む藍屋テロワールなど、日本の繊維産地を横断し、複数の企業とコラボレーション。アパレル製品の国産比率が1.5%にまで落ち込む中、原料や工程も含めて100%国産で作り上げた。

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「ア ベイシング エイプ®」×「アディダス」 “スーパースター”をフィーチャーしたコレクション

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、「ベイプ®」)は、「アディダス(ADIDAS)」を象徴する“スーパースター(Superstar)”のレガシーを受け継ぎつつ、現代的なデザインでアップデートしたコレクション「ベイプ® スーパースター パック」を4月5日に発売する。「ベイプ®」正規取扱店舗およびオンラインストア、「アディダス」の一部店舗および公式アプリ「CONFIRMED」で販売する。

2003年、「ベイプ®」と「アディダス」は初めてタッグを組み、スニーカー“スーパーエイプスター(Super Ape Star)”をリリース。以来20年以上にわたり、両ブランドはコラボレーションを続けてきた。25年春のコラボレーションでは、大人から子どもまで楽しめるトータルルックのアイテムをラインアップする。

コラボスニーカー“SSTR Vベイプ®”

コレクションの目玉となるのがコラボスニーカー“SSTR Vベイプ®”は、クラシックな“スーパースター”のシルエットをベースに、「ベイプ®」のシグネチャーであるオリジナルカモフラージュ「ABC ソリッド カモ」の型押しを施し、交互に配置された「ベイプ® スタ」と「スリーストライプス」のディテールがアクセントとなっている。クォーターパネルにはゴールド箔の「エイプヘッド」ロゴをあしらい、メタリックゴールドのシュージュエリーを採用。ラグジュアリーかつ遊び心あるデザインに仕上げている。大人用は、ホワイト×ブラックとブルー×ホワイトの2色展開で価格は各2万4200円、キッズおよびインファントサイズは、クラシックなホワイト×ブラックの1色展開で価格は1万2100円。

アパレルコレクション

アパレルコレクションでは、「ベイプ®」を象徴する「ABC Sソリッド カモ」を大胆に取り入れた、「アディダス」“ファイヤーバードトラックスーツ」”(ブラック×レッド/ブルー×ホワイト)を展開し、フロントには両ブランドのロゴを、背面にはコラボグラフィックをプリントした。他にも、限定デザインの“トレフォイル シャークフーディー”(3万4100円)や、コラボロゴ入りのホワイトTシャツ(9350円)などもラインアップする。

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ユナイテッドアローズ入社式、ベストドレッサー企画を初実施 「個性を磨き、尖った集団に」と松崎社長

ユナイテッドアローズは4月1日、原宿の商業施設ウィズ ハラジュク(WITH HARAJUKU)内のホールで2025年度入社式を開催した。今年度は116人の新入社員を迎えた。また、新たな取り組みとして、新入社員の中からベストドレッサーを決めるアワード企画を実施し、新入社員は思い思いのファッションで式に参列した。

松崎善則社長は、「新しいファッションは次世代が生み出していくもの。皆さんの強みを一層磨いていただき、尖ったものを生み出してほしい。周囲と同調しなくて構わない。物分かりのいい大人を目指すのではなく、それぞれが際立った個性を発揮していただけたらうれしい」とエールを送った。

新入社員代表の挨拶を務めた堀江翔太さんは、ファッションユーチューバーが「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS)」を紹介していたことをきっかけに、店舗に来店。そこで受けた接客とスタッフの立ち居振る舞いに心を動かされたという。この日はジャンプスーツとお気に入りの「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ」のジャケットを選んだ。「チームから頼られる存在になることを意識し、最速で店長のポジションに就くことが目標」とコメント。

「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(UNITED ARROWS GREEN LABEL RELAXING)」配属の山下夏鈴さんは、高校生の頃から「ロク(ROKU)」のスタッフコーディネートをチェックするのが日課だった。「私の目標はお客さまを笑わせること。買ったその日から笑顔になってもらえるような接客ができるようになりたい」と話した。アウトフィットは自作のジャケットを主役にした。

オーバーオールとジャケットを合わせた柴優作さんは、「ユナイテッドアローズ」が好きだった両親の影響で同ブランドに憧れを抱いた。夢は「ユナイテッドアローズ」のバイヤーになることと語った。

「ガニー(GANNI)」のワンピースに古着のジャケットを羽織った原悠夏さんは、「ユナイテッドアローズ」店舗の洗練された空間と、お客さま一人一人の目線に立った接客に憧れたという。好きなブランドは、同社の最年少ディレクターが作るミレニアルおよびZ世代向けブランド「アティセッション(ATTISESSION)」。「アティセッション」のチームに入ることを目指しているという。

井上慶子さんは、「人を大切にする社風に惹かれた」と言う。配属は「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(UNITED ARROWS GREEN LABEL RELAXING)」の光が丘店。「ファミリー層の多い立地の特性を理解し、誰からも愛される販売員を目指したい」と話す。

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東京都のファッションデザイナーコンテストNFDTとSFDA 4人の若手がパリ行きを手に

東京都は、世界を舞台に活躍するファッションデザイナーを発掘・育成することを目的に、学生対象としたファッションコンテスト「ネクスト ファッション デザイナー オブ トウキョウ(Next Fashion Designer of Tokyo 2025 以下、NFDT)」および、着物等を活用した「サステナブル ファッション デザイン アワード 2025(Sustainable Fashion Design Award 2025 以下、SFDA)」を開催し、3月29日には六本木ヒルズ 大屋根プラザで最終審査が行われ、ファッションショーおよび審査員によるトークセッション、表彰式が実施された。大賞4名を含む、計16組(18名)が入賞を果たした。大賞には100万円が、優秀賞と特別選抜賞には50万円がそれぞれ賞金として授与された。また、受賞者には創業・ブランド立ち上げをサポートし、パリでの展示会参加などを支援する。

「SFDA」東京都知事賞ウェア部門は野口キララさんが、同ファッショングッズ部門は藤井大将がそれぞれ受賞。野口さんは「納得のいく作品を発表できただけでも十分幸せだったが、このような賞をいただけて嬉しい」とコメント。藤井大将さんは靴について学ぶ人が増え、靴業界が明るくなるきっかけとなれば嬉しい。今日の結果が新たな進歩につながることを願っている」と語った。

「NFDT」東京都知事賞フリー部門は、二宮櫻壽さんが、同インクルーシブデザイン部門は黒田菜々子さんが受賞。二宮さんは「この賞をいただけて光栄。1年間全力で制作してきたが、支えてくれた両親をはじめ、関わってくれたすべての人々に感謝している」と述べた。昨年もエントリーした黒田さんは「昨年の悔しさを、今年の結果で晴らすことができた。一人の力ではなく、先生方や友人、母の支えがあってこそ」と感謝を語った。
すべての発表の後には、小池百合子東京都知事の祝辞が、松本明子副知事によって代読された。祝辞では、「今年で3回目を迎えたNFDTとSFDAにおいて、受賞者の才能が満開の桜とともに花開いた瞬間に立ち会えたことを嬉しく思う。東京を世界有数のファッション都市とするため、未来を担うデザイナーの育成と支援を今後も続けていく」と力強いメッセージが送られた。

NFDT審査員長の日比野克彦東京藝術大学長/岐阜県美術館長/熊本市現代美術館長/東京都芸術文化評議会評議員は、「インクルーシブ部門やフリー部門では、新たな素材に刺激を受ける作品が多くあった。技術が進化する中で、若手が東京都を盛り上げてくれることを期待したい」と激励。NFDT副審査員長の原由美子ファッションディレクターは「70年代からファッションに携わってきたが、近年はインクルーシブやサステナブルといった新しい視点が加わっている。参加者はいずれも真剣に考え、自分にしかできないことを追求しており、感激した」と振り返った。

SFDA審査員長のノルベール・ルレLVMHモエヘネシー・ルイヴィトン・ジャパン合同会社社長は、「長年業界に関わってきたが、未来は明るいと実感できた。若さと未来を感じることができる場に立ち会えたことを光栄に思う。これからも若者を応援していきたい」、SFDA副審査員長の篠原ともえデザイナー/アーティストは、「大賞を受賞した二人の言葉が特に印象的だった。服づくりは一人ではできないということを、感謝の言葉からあらためて感じた。観客やスタッフの皆さまにも深く感謝を申し上げたい」としめくくった。

〈NFDT審査員〉
日比野克彦:東京藝術大学長/岐阜県美術館長/熊本市現代美術館長/東京都芸術文化評議会評議員(審査員長)
原由美子 :ファッションディレクター(副審査員長)
森永邦彦 :ANREALAGEデザイナー
高橋悠介 :株式会社CFCL/代表兼クリエイティブディレクター
向千鶴  :WWDJAPANサステナビリティディレクター
橋本航平 :株式会社三越伊勢丹 伊勢丹新宿店リ・スタイル バイヤー
織田友理子:NPO法人ウィーログ代表理事/NPO法人PADM代表(インクルーシブデザイン部門のみ)
山口大人 :一般社団法人日本アダプティブファッション協会理事(インクルーシブデザイン部門のみ)

〈SFDA審査員〉
ノルベール・ルレ:LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン・ジャパン合同会社社長(審査員長)
篠原ともえ   :デザイナー/アーティスト(副審査委員長)
石田栄莉子   :MALION vintageデザイナー
志鎌英明    :Children of the discordanceデザイナー ※当日欠席
大田由香梨   :LIFESTYLIST/クリエイティブディレクター
小湊千恵美   :FASHIONSNAPファッションディレクター
中西祥子    :株式会社三越伊勢丹 第2MDグループ/新宿 宝飾時計・雑貨商品部 婦人靴バイヤー
小泉文明    :株式会社メルカリ取締役会長/株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー代表取締役社長/公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)非常勤理事※当日欠席(事前に審査済み)

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「コペルニ」とディズニーがコラボ キャラクターテーマのアイテムが登場 グレイトでポップアップを開催中

「コペルニ(COPERNI)」はディズニープリンセス、ヴィランズ、ミッキーマウスをテーマにしたアパレルとアクセサリーを発売した。原宿のセレクトショップ、「グレイト(GR8)」では、30日までポップアップを開催中だ。オンラインでは2日から販売する。

マレフィセントをイメージしたフーディーなど
キャラクターモチーフデザインのアイテム

ラインアップは、ミッキーマウスのシルエットを模ったトートバッグ(10万4940円)や、キャラクターをプリントしたTシャツ(4万7960円)、ディズニー映画・眠れる森の美女に登場するマレフィセントをイメージしたフーディーなどをそろえる。

また、ポップアップ開催を記念してグレイトの店内では、ディズニープリンセスたちの現代的な解釈を表現したインスタレーションも用意する。

開催概要

日程:4月1〜30日
時間:11:00〜20:00
場所:グレイト
住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿1階

アイテム詳細

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「コペルニ」とディズニーがコラボ キャラクターテーマのアイテムが登場 グレイトでポップアップを開催中

「コペルニ(COPERNI)」はディズニープリンセス、ヴィランズ、ミッキーマウスをテーマにしたアパレルとアクセサリーを発売した。原宿のセレクトショップ、「グレイト(GR8)」では、30日までポップアップを開催中だ。オンラインでは2日から販売する。

マレフィセントをイメージしたフーディーなど
キャラクターモチーフデザインのアイテム

ラインアップは、ミッキーマウスのシルエットを模ったトートバッグ(10万4940円)や、キャラクターをプリントしたTシャツ(4万7960円)、ディズニー映画・眠れる森の美女に登場するマレフィセントをイメージしたフーディーなどをそろえる。

また、ポップアップ開催を記念してグレイトの店内では、ディズニープリンセスたちの現代的な解釈を表現したインスタレーションも用意する。

開催概要

日程:4月1〜30日
時間:11:00〜20:00
場所:グレイト
住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿1階

アイテム詳細

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始まりは路上のTシャツ販売 デザイン経験ゼロの夫婦による沖縄発「タイオン」が10周年

郷土愛の強さで知られる沖縄には、購入者の6割が地元民、残りの4割が観光客という沖縄発のアパレルブランドがある。大坪奈央がデザイナーを務め、夫のリー・ヤスミツ(Lee Yasumitsu)がテキスタイルの原画を描く「タイオン(TAION)」だ。沖縄の鮮やかな花々をオイルペインティングしたプリント柄がアイコンで、2015年にテキスタイルブランドとして立ち上げてから、この4月で10周年を迎える。現在、直営店を那覇市に2店舗構え、「琉球ホテル&リゾート 名城ビーチ」「ハレクラニ沖縄」などリゾートホテルを中心に県内に5つの卸先を持つほか、年に2回ほど伊勢丹新宿本店などで県外でもポップアップを開いている。

県外からふらりと移住
11年のTシャツ販売業が芽を出すまで

さぞかし沖縄に関係性の深い人物が手掛けたブランドかと思いきや、大坪デザイナーは山口県、リーは福岡県出身だ。「タイオン」の始まりは偶然だった。約20年前、数週間の滞在のつもりで沖縄を訪れた2人は、那覇市のメインストリートである国際通りの露天商たちに目を奪われた。物売りをしている人がいれば、火まわしの大道芸人もいる。そんな新鮮な環境に、「自分たちもやってみたい」と自己資金で始めたのがハンドペイントのTシャツ販売だ。2004年のことだった。

それまで一度も絵を描いた経験のないリーのTシャツは鳴かず飛ばずで、気づけば在庫を抱えたまま数年が経っていた。「スピリチュアルだと思われるかもしれないが、沖縄はパワースポットが多い土地。初めは独特の空気感になじめず、早く地元に帰った方が良いのかも、とすら感じていた」(大坪デザイナー)。しかし粘り強い2人に、沖縄の神も根負けしてくれたのだろう、ある日リーが突然「なんだか絵の描き方をつかんだかもしれない」と言い出した。すると、1枚3500円ほどのTシャツは飛ぶように売れ始め、ピーク時には数時間で10万円の売り上げを記録するようになった。

徐々に2人のTシャツを卸売りする小売店が増える中、ブランドの世界観をより大きなファブリックで表現したいと、15年にテキスタイルブランド「タイオン」にリニューアル。服飾を専門に学んだ経験のない大坪デザイナーは社内でパタンナーを雇い、オリジナルのテキスタイルからドレスやスカート、かりゆし(沖縄版アロハシャツ)、バッグまでを作り販売を開始した。「沖縄の人は地元産を大切にする傾向がある。アラマンダやブーゲンビリアなど沖縄の花を描いているから観光地にふさわしいと、すぐにリゾートホテルから取引依頼がかかるようになった」。

10周年で初のファッションショー
四季折々の花々で観客を魅了

2月下旬、沖縄市にある日本初のショッピングセンター「プラザハウスショッピングセンター」には大勢の「タイオン」ファンや関係者が詰めかけていた。この日の目当ては、ブランド設立10周年を記念して開催したランウエイショーだ。

ブランドの次のステージを示すため、大坪デザイナーは新機軸となるコレクションライン「タイオン マリアージュ(TAION MARIAGE)」を発表した。青いユリや白いデイゴ、ピンクのハイビスカスがコットンやシルク、シフォン生地の流麗なシルエットのドレスに映える、ウェディングラインだ。「同性婚でも事実婚でもなんだっていい。人生の節目に寄り添うようなコレクションを作りたかった」と大坪デザイナーは話す。リーが同ラインのために描き下ろした13種類のテキスタイルは、パフスリーブ、オフショルダー、モックネック、キャミソールなどさまざまなタイプのドレスに加え、男性用のオープンカラーシャツとして生まれ変わった。

レギュラーラインが平均3万〜5万円であるのに対し、「マリアージュ」ラインは8万〜10万円。さらに、家族やブライズメイドもそろいのスタイルを楽しめるようにと、新ラインの中に1着5000〜1万円で借りられるレンタルラインも作ったという。

沖縄仕込みの鮮やかな色彩で
世界のリゾート地を目指す

「まだまだ小さいビジネスだから」と話す大坪デザイナーの謙遜とは裏腹に、しっかりとファン層は育っている。ショー後のアフターパーティでは、「タイオン」に魅せられた観客を多く見た。豊見城市で貸し衣装業「かりゆしレンタル アン」を営む女性によれば、「『タイオン』はウエディング衣装目的でレンタルする人が多いブランド」といい、ショーのために愛知県から来たというYACOさんは「日本のブランドで色や柄がはっきりしているウエアは少ない。ホテルで購入したのがきっかけで集めるようになった。リゾート地に持っていくことが多い」と話す。沖縄を拠点に活動するジャズシンガーのMITCHYさんは、「鮮やかでステージ映えするので衣装によく選ぶ。それどこの服?と聞かれることも多々ある」と体験談を語ってくれた。

ひっそりと始めたブランドが、10年続く存在にまで成長するのはたやすいことではない。大坪デザイナーに成功の秘けつを尋ねると、「沖縄出身でないからこそ、この土地のすばらしさや新鮮さ、色彩の鮮やかさに気づけたんだと思う」とほほ笑んだ。今後は世界のリゾート地を照準に、販路拡大を狙う。沖縄でつちかったノウハウをもとに、ハワイやバリで路面店をオープンさせたり、ホテルで卸販売したりするのが夢だという。

ひょんなことから沖縄に移住することになった大坪デザイナーとリーの「タイオン」。限られた卸先から、本州の人々の目に触れる機会は多くないだろうが、ぜひ「WWDJAPAN」読者に知ってほしいブランドだ。2人が20年前に蒔いた“種”が、沖縄の花々のように、大輪を咲かせようとしている。

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「マリメッコ」のニットバッグから夏コレクション 松屋銀座でポップアップを開催

「マリメッコ(MARIMEKKO)」は4月9日、人気バッグシリーズ、ニットバッグから夏の新作を発売する。これを記念し9〜15日の期間、松屋銀座1階で“ニット バッグ ポップアップストア”を開催する。

プレイフルな新作“ニットバッグ”

昨夏に登場したニットバッグは、ハリ感のあるニット素材と大胆なデザインを融合させた、存在感のあるフォームとモダンなカラーリングが人気のシリーズ。今回のポップアップストアでは、フラワープリント“ウニッコ(Unikko)”とストライププリント“メリロスヴォ(Merirosvo)”を施した新作“ニットバッグ”全4型をラインアップする。価格は2万9700〜4万8400円。

ポップアップストアで2万2000円以上購入すると、“マリメッコロゴ柄ファブリックバッグ”をノベルティーとして数量限定で進呈する。

■“ニット バッグ ポップアップストア”

日程:4月9〜15日
時間:11:00~20:00(※13日は19:30まで)
場所:松屋銀座 1階 プロモーションスペース
住所:東京都中央区銀座3-6-1

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「リリー ブラウン」×「プーマ」の第3弾 アーカイブモデルをガーリーにアレンジ

マッシュスタイルラボの「リリー ブラウン(LILY BROWN)」は、「プーマ(PUMA)」とコラボレーションしたアイテムの第3弾を発売する。4月2日から阪急うめだ本店で先行発売し、「リリーブラウン」の公式オンラインストアおよび、アプリ「マッシュストア(MASH STORE)」、EC「ウサギオンライン(USAGI ONLINE)」、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」「楽天」で先行予約を受け付ける。一般発売は、4日から全国の「リリー ブラウン」直営店および、取り扱いECで行う。

別注カラーの“パレルモ”に加えて
ウエア3型、バッグをラインアップ

シューズ

シューズは、「プーマ」を代表するモデル”パレルモ(PALERMO)”を別注カラーで用意。LWG認証を受けたレザーを使用したアイボリーカラーのボディーに、レッドのインソールとキャットロゴが映える一足に仕上げた。サイズは22.5〜25.0cmを用意し、価格は1万4300円。

ウエア、バッグ

ウエアは、伸縮性のあるポロデザインのワンピース(8800円)に、短丈のロングTシャツ(5500円)、ウエストのサイズ調節が可能なバルーンスカート(9900円)など、スポーティーなテイストとガーリーなムードがミックスしたアイテムがそろう。バッグ(9350円)は、前回発売時に人気だったという“ミニ グリップ バッグ”にショルダーセットが付いて再登場する。

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「リリー ブラウン」×「プーマ」の第3弾 アーカイブモデルをガーリーにアレンジ

マッシュスタイルラボの「リリー ブラウン(LILY BROWN)」は、「プーマ(PUMA)」とコラボレーションしたアイテムの第3弾を発売する。4月2日から阪急うめだ本店で先行発売し、「リリーブラウン」の公式オンラインストアおよび、アプリ「マッシュストア(MASH STORE)」、EC「ウサギオンライン(USAGI ONLINE)」、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」「楽天」で先行予約を受け付ける。一般発売は、4日から全国の「リリー ブラウン」直営店および、取り扱いECで行う。

別注カラーの“パレルモ”に加えて
ウエア3型、バッグをラインアップ

シューズ

シューズは、「プーマ」を代表するモデル”パレルモ(PALERMO)”を別注カラーで用意。LWG認証を受けたレザーを使用したアイボリーカラーのボディーに、レッドのインソールとキャットロゴが映える一足に仕上げた。サイズは22.5〜25.0cmを用意し、価格は1万4300円。

ウエア、バッグ

ウエアは、伸縮性のあるポロデザインのワンピース(8800円)に、短丈のロングTシャツ(5500円)、ウエストのサイズ調節が可能なバルーンスカート(9900円)など、スポーティーなテイストとガーリーなムードがミックスしたアイテムがそろう。バッグ(9350円)は、前回発売時に人気だったという“ミニ グリップ バッグ”にショルダーセットが付いて再登場する。

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「パトゥ」と大阪文化服装学院がコラボアクセサリーを発売 阪急うめだ本店でポップアップも 

「パトゥ(PATOU)」は、大阪文化服装学院とコラボレーションしたアップサイクルアクセサリーの限定コレクションを発売する。同アクセサリーは4月2~8日、阪急うめだ本店1階 コトコトステージ11で開催のポップアップストアで先行販売する。

同コラボは、パリの「パトゥ」アトリエからクリエイティブチームが来日し、大阪文化服装学院の学生に、「パトゥ」の職人技を伝える授業の一環として行われた。

コラボアイテムは、2025年春夏コレクション“ローズ”にインスピレーションを得た“グログランチャーム”(1万3200円)と“ヘッドバンド”(1万3200円)。素材には「パトゥ」のスリーピングストック素材を活用し、全てハンドメイドで制作された。

同アイテムの収益の一部は、「国際NGOプラン・インターナショナル」を通じて、支援を必要とする子どもや女の子に寄付される。

イベント概要

◾️パトゥ “ローズ” ポップアップイベント 阪急うめだ本店

日程:4月2~8日
時間:10:00〜20:00
場所:阪急うめだ本店 1階 コトコトステージ11
住所:大阪市北区角田町8-7

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「グラウンド ワイ」と「ニューエラ」の25年春夏コレクション トラックスーツとベレー帽が初登場

ヨウジヤマモトの「グラウンド ワイ(GROUND Y)」は「ニューエラ(NEW ERA)」とコラボレーションした2025年春夏コレクションを発売した。同コレクションは、「グラウンド ワイ」の直営店と公式オンラインストア「ザ ショップ ヨウジヤマモト(THE SHOP YOHJI YAMAMOTO)」のほか、一部取り扱い店でも販売する。

シンプルにロゴをあしらったコラボアイテム
トラックスーツとベレー帽が初登場

過去、複数回にわたってコラボを実施している両ブランド。今回は同コラボで初となる、防風性に優れたナイロン素材を使用したトラックスーツ(ジャケット/2万9700円、パンツ/2万4200円)と、柔らかなフォームが特徴のベレー帽(1万1000円)をラインアップ。

そのほか、3層構造で35Lの収納力を誇るバックパック(2万9700円)や「ニューエラ」オリジナルの機能素材“クールエラ(COOLERA)”を採用したTシャツ(1万3200円)、ロゴ入りのキャップ“9FORTY”(9900円)なども用意する。全てのアイテムに「グラウンド ワイ」のロゴを施し、モノトーンを基調としたミニマルなデザインで統一した。

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水川あさみが「バーバリー」のブランドアンバサダーに就任

「バーバリー(BURBERRY)」は、俳優の水川あさみをブランドアンバサダーに起用した。

水川は、同ブランドの2024年グローバルキャンペーンに登場し、初の日本人起用を務めた。その後も、2025年サマーコレクション、ウィンターコレクションのランウエイショーに出席した。

今回の就任についてチーフ・クリエイティブ・オフィサーのダニエル・リー(Daniel Lee)は、「ブランドアンバサダーとして俳優のAsamiを迎えることにとてもワクワクしています。彼女には俳優としての天賦の才能があり、私たちはそれを讃えたいと思います」と述べ、水川も「昨年のグローバルキャンペーンに続き、『バーバリー』のブランドアンバサダーに就任させていただきとても光栄に思っております」とコメントしている。

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シンシア・エリヴォらLGBTQアイコンが集結 ピンク&グリーンの「ウィキッド」スーツも 「GLAADメディア賞」

第36回「GLAADメディア賞」が3月27日(現地時間)、ロサンゼルスで行われ、メディアを通してLGBTQコミュニティーにおける著しい功績を残した人物を称えた。司会は、俳優でテレビプロデューサーのマイケル・ユーリー(Michael Urie)が務め、シンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)やリル・ナズ・X(Lil Nas X)、MJ・ロドリゲス(Michaela Jae Rodriguez )ら、LGBTQアイコンやアライのセレブリティーが集まった。授賞式では、GLAADがエンターテイメント業界において、LGBTQの可視化や包括性を促進していることを強調した。

レッドカーペッドでは、ギラギラと輝くアンサンブルや鮮やかなカラー、大胆なシルエットで、ダイナミックで豪快なファッションが披露された。

ジェンダー・ベンディングな装いを披露したマイケル・ユーリー

マイケル・ユーリーは、映画「ウィキッド ふたりの魔女(以下、ウィキッド)」を彷ふつとさせる衣装で登場。クリスチャン・シリアノ(Christian Siriano)がデザインしたこの衣装は、ユーリーが2019年の「メットガラ」で着用したルックにも着想を得て制作された。

ユーリーは、米「WWD」に対して、「『ウィキッド』が大好きで、ピンクとグリーンが今までで1番大好きです。なぜならすっかり虜にされてしまったから」と話した。

 

ユーリーは、彼のスタイリストのマイケル・フスコ(Michael Fusco)と共に、「ウィキッド」にインスパイアされたルック着用のアイデアを思いついた。2人は、ユーリーの初登場と、シンシア・エリヴォへの敬意を表明するために特別なものを作ろうとしていた。

“ハーフ&ハーフ”デザインの衣装のカラーは、「ウィキッド」のキャラクター、グリンダとエルファバをイメージした輝くピンクとエメラルドグリーン。テーラードジャケットの半身のピンク側には、ボールガウンスタイルのスカートがついている。

 

シリアノは、「我々は、マイケルのマスキュリンと現代的な雰囲気を感じさせつつ、クールでファッショナブルでありながら、このルックに『ウィキッド』の両方のキャラクターの感情を持たせたかった。アリアナ・グランデ(Ariana Grande)とシンシア・エリヴォの素晴らしいレッドカーペッドのアイデアを参考にして、このルックに合わせたのはとても楽しかった」と語った。

 

ユーリーは、「もしシリアノが、(2019年「メット・ガラ」で披露された)女性/男性スーツを生み出していなかったら、私は、エルファバ/グリンダスーツを思い付かなかったでしょう。これはオマージュであり、続編のようなものです」と話し、また、シリアノは、『メットガラ』でマイケルには、自分でプロムのデートになりきれるというアイデアがあり、私はそのアイデアが大好きだった。同時にマスキュリンにもフェミニンにもなることが出来るし、ジェンダーがどちらか一方を決めることはない。服は、楽しい表現方法であるべきで、ルールはないし、あるべきでもない。着たいものを着て、なりたい自分になってください。ファッションはただその手助けをするだけです」と言う。

ユーリーの、シリアノと「ウィキッド」とのコラボレーションは、GLAAD賞のミッションに完璧にマッチした。1990年に創設された同賞は、世界中で恒例のLGBTQIA+アワードの中でも最も顕著なイベントであり、世界中に、受容という大きな影響力のあるメッセージを伝えている。

「LGBTQIAコミュニティーに属する私達1人1人は、エルファバのように、ありのままで完璧なのです。GLAAD賞は、メディアにおける表現と可視化のためにあります。ファッションは、完璧にフィットします。クリスチャン、『ウィキッド』、そしてシンシア、全てがそれを体現していますし、それらを称えるのに、パーティーの幕開けを飾る豪快で大胆なファッションに勝る方法があるでしょうか」とユーリーは語った。

シンシア・エリヴォ

シンシア・エリヴォは、LGBTQIA+の個人と問題の可視性を高め、受容を促進する努力に対して、「スティーブン・F・コルザック賞」を受賞した。

来場者スナップ

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シンシア・エリヴォらLGBTQアイコンが集結 ピンク&グリーンの「ウィキッド」スーツも 「GLAADメディア賞」

第36回「GLAADメディア賞」が3月27日(現地時間)、ロサンゼルスで行われ、メディアを通してLGBTQコミュニティーにおける著しい功績を残した人物を称えた。司会は、俳優でテレビプロデューサーのマイケル・ユーリー(Michael Urie)が務め、シンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)やリル・ナズ・X(Lil Nas X)、MJ・ロドリゲス(Michaela Jae Rodriguez )ら、LGBTQアイコンやアライのセレブリティーが集まった。授賞式では、GLAADがエンターテイメント業界において、LGBTQの可視化や包括性を促進していることを強調した。

レッドカーペッドでは、ギラギラと輝くアンサンブルや鮮やかなカラー、大胆なシルエットで、ダイナミックで豪快なファッションが披露された。

ジェンダー・ベンディングな装いを披露したマイケル・ユーリー

マイケル・ユーリーは、映画「ウィキッド ふたりの魔女(以下、ウィキッド)」を彷ふつとさせる衣装で登場。クリスチャン・シリアノ(Christian Siriano)がデザインしたこの衣装は、ユーリーが2019年の「メットガラ」で着用したルックにも着想を得て制作された。

ユーリーは、米「WWD」に対して、「『ウィキッド』が大好きで、ピンクとグリーンが今までで1番大好きです。なぜならすっかり虜にされてしまったから」と話した。

 

ユーリーは、彼のスタイリストのマイケル・フスコ(Michael Fusco)と共に、「ウィキッド」にインスパイアされたルック着用のアイデアを思いついた。2人は、ユーリーの初登場と、シンシア・エリヴォへの敬意を表明するために特別なものを作ろうとしていた。

“ハーフ&ハーフ”デザインの衣装のカラーは、「ウィキッド」のキャラクター、グリンダとエルファバをイメージした輝くピンクとエメラルドグリーン。テーラードジャケットの半身のピンク側には、ボールガウンスタイルのスカートがついている。

 

シリアノは、「我々は、マイケルのマスキュリンと現代的な雰囲気を感じさせつつ、クールでファッショナブルでありながら、このルックに『ウィキッド』の両方のキャラクターの感情を持たせたかった。アリアナ・グランデ(Ariana Grande)とシンシア・エリヴォの素晴らしいレッドカーペッドのアイデアを参考にして、このルックに合わせたのはとても楽しかった」と語った。

 

ユーリーは、「もしシリアノが、(2019年「メット・ガラ」で披露された)女性/男性スーツを生み出していなかったら、私は、エルファバ/グリンダスーツを思い付かなかったでしょう。これはオマージュであり、続編のようなものです」と話し、また、シリアノは、『メットガラ』でマイケルには、自分でプロムのデートになりきれるというアイデアがあり、私はそのアイデアが大好きだった。同時にマスキュリンにもフェミニンにもなることが出来るし、ジェンダーがどちらか一方を決めることはない。服は、楽しい表現方法であるべきで、ルールはないし、あるべきでもない。着たいものを着て、なりたい自分になってください。ファッションはただその手助けをするだけです」と言う。

ユーリーの、シリアノと「ウィキッド」とのコラボレーションは、GLAAD賞のミッションに完璧にマッチした。1990年に創設された同賞は、世界中で恒例のLGBTQIA+アワードの中でも最も顕著なイベントであり、世界中に、受容という大きな影響力のあるメッセージを伝えている。

「LGBTQIAコミュニティーに属する私達1人1人は、エルファバのように、ありのままで完璧なのです。GLAAD賞は、メディアにおける表現と可視化のためにあります。ファッションは、完璧にフィットします。クリスチャン、『ウィキッド』、そしてシンシア、全てがそれを体現していますし、それらを称えるのに、パーティーの幕開けを飾る豪快で大胆なファッションに勝る方法があるでしょうか」とユーリーは語った。

シンシア・エリヴォ

シンシア・エリヴォは、LGBTQIA+の個人と問題の可視性を高め、受容を促進する努力に対して、「スティーブン・F・コルザック賞」を受賞した。

来場者スナップ

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シンシア・エリヴォらLGBTQアイコンが集結 ピンク&グリーンの「ウィキッド」スーツも 「GLAADメディア賞」

第36回「GLAADメディア賞」が3月27日(現地時間)、ロサンゼルスで行われ、メディアを通してLGBTQコミュニティーにおける著しい功績を残した人物を称えた。司会は、俳優でテレビプロデューサーのマイケル・ユーリー(Michael Urie)が務め、シンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)やリル・ナズ・X(Lil Nas X)、MJ・ロドリゲス(Michaela Jae Rodriguez )ら、LGBTQアイコンやアライのセレブリティーが集まった。授賞式では、GLAADがエンターテイメント業界において、LGBTQの可視化や包括性を促進していることを強調した。

レッドカーペッドでは、ギラギラと輝くアンサンブルや鮮やかなカラー、大胆なシルエットで、ダイナミックで豪快なファッションが披露された。

ジェンダー・ベンディングな装いを披露したマイケル・ユーリー

マイケル・ユーリーは、映画「ウィキッド ふたりの魔女(以下、ウィキッド)」を彷ふつとさせる衣装で登場。クリスチャン・シリアノ(Christian Siriano)がデザインしたこの衣装は、ユーリーが2019年の「メットガラ」で着用したルックにも着想を得て制作された。

ユーリーは、米「WWD」に対して、「『ウィキッド』が大好きで、ピンクとグリーンが今までで1番大好きです。なぜならすっかり虜にされてしまったから」と話した。

 

ユーリーは、彼のスタイリストのマイケル・フスコ(Michael Fusco)と共に、「ウィキッド」にインスパイアされたルック着用のアイデアを思いついた。2人は、ユーリーの初登場と、シンシア・エリヴォへの敬意を表明するために特別なものを作ろうとしていた。

“ハーフ&ハーフ”デザインの衣装のカラーは、「ウィキッド」のキャラクター、グリンダとエルファバをイメージした輝くピンクとエメラルドグリーン。テーラードジャケットの半身のピンク側には、ボールガウンスタイルのスカートがついている。

 

シリアノは、「我々は、マイケルのマスキュリンと現代的な雰囲気を感じさせつつ、クールでファッショナブルでありながら、このルックに『ウィキッド』の両方のキャラクターの感情を持たせたかった。アリアナ・グランデ(Ariana Grande)とシンシア・エリヴォの素晴らしいレッドカーペッドのアイデアを参考にして、このルックに合わせたのはとても楽しかった」と語った。

 

ユーリーは、「もしシリアノが、(2019年「メット・ガラ」で披露された)女性/男性スーツを生み出していなかったら、私は、エルファバ/グリンダスーツを思い付かなかったでしょう。これはオマージュであり、続編のようなものです」と話し、また、シリアノは、『メットガラ』でマイケルには、自分でプロムのデートになりきれるというアイデアがあり、私はそのアイデアが大好きだった。同時にマスキュリンにもフェミニンにもなることが出来るし、ジェンダーがどちらか一方を決めることはない。服は、楽しい表現方法であるべきで、ルールはないし、あるべきでもない。着たいものを着て、なりたい自分になってください。ファッションはただその手助けをするだけです」と言う。

ユーリーの、シリアノと「ウィキッド」とのコラボレーションは、GLAAD賞のミッションに完璧にマッチした。1990年に創設された同賞は、世界中で恒例のLGBTQIA+アワードの中でも最も顕著なイベントであり、世界中に、受容という大きな影響力のあるメッセージを伝えている。

「LGBTQIAコミュニティーに属する私達1人1人は、エルファバのように、ありのままで完璧なのです。GLAAD賞は、メディアにおける表現と可視化のためにあります。ファッションは、完璧にフィットします。クリスチャン、『ウィキッド』、そしてシンシア、全てがそれを体現していますし、それらを称えるのに、パーティーの幕開けを飾る豪快で大胆なファッションに勝る方法があるでしょうか」とユーリーは語った。

シンシア・エリヴォ

シンシア・エリヴォは、LGBTQIA+の個人と問題の可視性を高め、受容を促進する努力に対して、「スティーブン・F・コルザック賞」を受賞した。

来場者スナップ

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「ラブリー バイ フェイラー」がたまごっちと初コラボ 本物そっくりな“たまごっち型ポーチ”が登場

「フェイラー(FEILER)」のギフトコンセプトショップ「ラブリー バイ フェイラー(LOVERARY BY FEILER)」は、バンダイの電子ゲーム「たまごっち」とコラボレーションした特別コレクションを数量限定で発売する。「フェイラー」銀座本店、天神地下街店、髙島屋大阪店、公式オンラインストア、全国の「ラブラリーフェイラー」ショップで、抽選で販売する。

抽選申込期間は4月2日16時〜7日16時59分で、当選発表は21日15時から。店舗での商品引換期間は25日〜5月1日で、公式オンラインストアからは4月24日から順次発送する。詳しい申込方法は以下のリンクから確認できる。
特設サイト

「たまごっち」×「ラブラリー バイ フェイラー」

アイテムのラインアップは、ハンカチ(全4種、各2970円)と“たまごっち型ポーチ”(全2種、各8250円)の全2アイテム。

ハンカチは、初代「たまごっち」から、くちぱっち、まめっち、ぎんじろっち、おやじっちをあしらった“たまごっち”(全2色)、まめっちを主役におせわアイコンをあしらった“たまごっち まめっち”、大きな唇が特徴的なくちぱっちが主役の“たまごっち くちぱっち”の3つのデザインで用意する。ゲーム機を再現した“たまごっち型ポーチ”は、“たまごっち まめっち”デザインのピンクと、“たまごっち まめっち”デザインのブルーの全2デザインで展開する。

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「ギークス ルール」がアニメ「カードキャプターさくら」とのコラボTシャツを発売

「ギークス ルール(GEEKS RULE)」は、1998年から放送されたCLAMP原作のアニメ「カードキャプターさくら」とのコラボレーションTシャツ(1万2100円)を発売する。

「ギークス ルール」がCLAMP作品とコラボするのは、昨年11月の「魔法騎士レイアース」に続く2回目。今回は「カードキャプターさくら」の主人公・木之本桜の象徴的なイラストを採用。今作は、プリントにおいて、より難易度が高いとされているブラックボディーに、色調の幅が非常に広いイラストを15版で表現するためにブラックマジックとホワイトアンダーコントロールという特殊な技法で分版し、イラストの再現に挑戦した。本コラボTシャツは、4月5日に「グレイト(GR8)」で店頭先行販売し、4月6日正午から8日正午まで「ギークス ルール」のオンラインで抽選販売する。販売に関する詳細は「ギークス ルール」のXやインスタグラムで要確認。

アイテム画像一覧

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「ギークス ルール」がアニメ「カードキャプターさくら」とのコラボTシャツを発売

「ギークス ルール(GEEKS RULE)」は、1998年から放送されたCLAMP原作のアニメ「カードキャプターさくら」とのコラボレーションTシャツ(1万2100円)を発売する。

「ギークス ルール」がCLAMP作品とコラボするのは、昨年11月の「魔法騎士レイアース」に続く2回目。今回は「カードキャプターさくら」の主人公・木之本桜の象徴的なイラストを採用。今作は、プリントにおいて、より難易度が高いとされているブラックボディーに、色調の幅が非常に広いイラストを15版で表現するためにブラックマジックとホワイトアンダーコントロールという特殊な技法で分版し、イラストの再現に挑戦した。本コラボTシャツは、4月5日に「グレイト(GR8)」で店頭先行販売し、4月6日正午から8日正午まで「ギークス ルール」のオンラインで抽選販売する。販売に関する詳細は「ギークス ルール」のXやインスタグラムで要確認。

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「ピエール アルディ」ギンザ シックス店1周年記念 店舗限定アイテム4型を発売

「ピエール アルディ(PIERRE HARDY)」は4月4日、ギンザ シックス店1周年を記念し、“アニバーサリー スイートハート カプセル コレクション(ANNIVERSARY SWEETHEART CAPSULE COLLECTION)”を同店限定で発売する。

ギンザ シックス点限定
スニーカーやバッグ、ポーチなど

限定アイテムは、ハートのモチーフをあしらった、「ピエール アルディ」を代表するスニーカー“スライダー(SLIDER)”(11万円)、“キューブパースペクティブキャンバス”のカメラバッグ(9万5700円)、ポーチ(4万9500円〜)2種をラインアップ、各30点限定となる。「ピエール アルディ」ギンザ シックス店は、国内2店舗目となる直営店。

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またまた!ニューヨーク出張報告:記者談話室vol.171

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

171回目となる今回は、準レギュラーの本橋記者による、半年前に続き2回目のニューヨーク・ファッション・ウイーク出張報告です。ちょっと危険な街、サウスブロンクスでのスナップ敢行については、こちらの記事をぜひお読みください!

この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。
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北青山のTWO ROOMSがエンターテインメントダイニングとしてリニューアル 帽子職人トム・オブライアンとのコラボルームも

2009年に開業した北青山のTWO ROOMSが4月2日、エンターテイメントダイニングとしてリニューアルオープンする。16年間で築いてきたコンセプトをアップデートし、インテリアや料理、音楽、アートなど、多彩なコンテンツでもてなす新たなホスピタリティー空間を提供する。

まるで世界を旅するような気分にさせるフュージョン料理は、オーストラリア出身のマシュー・クラブ(Matthew Crabbe)シェフが率いるチームによるもの。新メニューには和牛タルタルやウニ、キャビアなどを包み込んだ“海苔ラップ”や鰹の藁焼きを菜の花と合わせて仕立てた“鰹の藁焼きカルパッチョ-菜の花&カラスミ(高知)”などをラインアップ。シグネチャーの“TWO ROOMS シーザーサラダ”や、シェフのこだわりが詰まった“クラブケーキボール”など、長年愛され続けてきたメニューも並ぶ。マシューシェフは「TWO ROOMSはこれまでも洗練されたダイニング体験を提供してきたが、今回のリニューアルで更なる進化を遂げる。日本の美意識や職人技にインスパイアされた新たなコンセプトは、料理の精緻さ、季節感、そして芸術性を大切にしながら最高の食材をシンプルかつ洗練されたスタイルで提供することを目指す」とコメントした。

内装は、テラスや大きな窓から望む外景との調和、上質さと軽やかさのバランスを意識した空間にデザイン。ライトサンドやキャメル、ハンターグリーンなどの柔らかな色彩と、御影石、真鍮、レザーなどの自然素材を融合し、都心の風景と自然光と共に感じられる情調を重視した造りになっている。シーンに合わせ、洗練されたエレガントがテーマの“アトリエ246”、デジタルアクティベーションで現代的なエッセンスを加えた“ヴィスタラウンジ”の2つの空間を楽しめる。さらに“ヴィスタラウンジ”のワインセラーの奥には、創造性、ファッション、クラフツマンシップを讃える新たなプライベートダイニングルームが登場。ここにはオーストラリア出身で、東京を拠点に展開するハットーメーカー「ボナ・カペロ(BONA CAPELLO)」を展開するトム・オブライアンとのコラボレーションにより、世界の帽子文化の進化を表現したインスタレーションが掲示されている。

また毎週金曜日には、ジャズの生伴奏を聴きながらディナーを楽しめるほか、22時以降は世界で活躍するDJを迎えたパフォーマンスも披露。エンターテインメントダイナーとして、よりイマーシブな体験を提供していくという。

◼︎TWO ROOMS
オープン日:4月2日
住所:東京都港区北青山3-11-7 AO ビル 5階
営業時間:月~火曜日11:30~26:00、水~金曜日11:30~27:00、土曜日11:00~27:00、日曜日11:00~24:00

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北青山のTWO ROOMSがエンターテインメントダイニングとしてリニューアル 帽子職人トム・オブライアンとのコラボルームも

2009年に開業した北青山のTWO ROOMSが4月2日、エンターテイメントダイニングとしてリニューアルオープンする。16年間で築いてきたコンセプトをアップデートし、インテリアや料理、音楽、アートなど、多彩なコンテンツでもてなす新たなホスピタリティー空間を提供する。

まるで世界を旅するような気分にさせるフュージョン料理は、オーストラリア出身のマシュー・クラブ(Matthew Crabbe)シェフが率いるチームによるもの。新メニューには和牛タルタルやウニ、キャビアなどを包み込んだ“海苔ラップ”や鰹の藁焼きを菜の花と合わせて仕立てた“鰹の藁焼きカルパッチョ-菜の花&カラスミ(高知)”などをラインアップ。シグネチャーの“TWO ROOMS シーザーサラダ”や、シェフのこだわりが詰まった“クラブケーキボール”など、長年愛され続けてきたメニューも並ぶ。マシューシェフは「TWO ROOMSはこれまでも洗練されたダイニング体験を提供してきたが、今回のリニューアルで更なる進化を遂げる。日本の美意識や職人技にインスパイアされた新たなコンセプトは、料理の精緻さ、季節感、そして芸術性を大切にしながら最高の食材をシンプルかつ洗練されたスタイルで提供することを目指す」とコメントした。

内装は、テラスや大きな窓から望む外景との調和、上質さと軽やかさのバランスを意識した空間にデザイン。ライトサンドやキャメル、ハンターグリーンなどの柔らかな色彩と、御影石、真鍮、レザーなどの自然素材を融合し、都心の風景と自然光と共に感じられる情調を重視した造りになっている。シーンに合わせ、洗練されたエレガントがテーマの“アトリエ246”、デジタルアクティベーションで現代的なエッセンスを加えた“ヴィスタラウンジ”の2つの空間を楽しめる。さらに“ヴィスタラウンジ”のワインセラーの奥には、創造性、ファッション、クラフツマンシップを讃える新たなプライベートダイニングルームが登場。ここにはオーストラリア出身で、東京を拠点に展開するハットーメーカー「ボナ・カペロ(BONA CAPELLO)」を展開するトム・オブライアンとのコラボレーションにより、世界の帽子文化の進化を表現したインスタレーションが掲示されている。

また毎週金曜日には、ジャズの生伴奏を聴きながらディナーを楽しめるほか、22時以降は世界で活躍するDJを迎えたパフォーマンスも披露。エンターテインメントダイナーとして、よりイマーシブな体験を提供していくという。

◼︎TWO ROOMS
オープン日:4月2日
住所:東京都港区北青山3-11-7 AO ビル 5階
営業時間:月~火曜日11:30~26:00、水~金曜日11:30~27:00、土曜日11:00~27:00、日曜日11:00~24:00

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北京発スタートアップ企業が仕掛ける服やインテリアの「オンディマンド生産」を堪能【ヒキタミワの水玉上海】

1993年から上海在住のライターでメイクアップアーティストでもあるヒキタミワさんの連載「水玉上海」は、ファッションやビューティの最新トレンドや人気のグルメ&ライフスタイル情報をベテランの業界人目線でお届けします。今回は友人の起業家が仕掛けるファッション×オンディマンドの新ビジネスについて。次々と新ビジネスが生まれる中国の雰囲気が伝わってきます。

起業、売却、留学を経て
ファッション×テックのオンデマンド起業を設立

PROFILE: 詹金艳(ジャン・ジン・イェン)/「アート・ジャーニー」ファウンダー

詹金艳(ジャン・ジン・イェン)/「アート・ジャーニー」ファウンダー
PROFILE: 1978年9月22日生まれ、重慶出身。四川大学外語系英語専業本科を卒業後、2002年に厦門藍芒科技有限公司の最高執行責任者(COO)に就任。08年に同社を世纪互連に売却し、世纪互連にジョイン。10年間にわたりクラウドコンピューティング事業やIDC事業などを担当。12年には世纪互連がナスダックに上場した。2017年にパリへ留学し、IFAでラグジュアリーマネジメントを学ぶ。24年4月に「アートジャーニー」の運営会社を設立。15年以上にわたり、世界中でアートやファッションのコレクションを収集・出品するコレクターでもある

今回のお話は北京より。私の友人であるJoss(ジョス)が始めた、とてもキュートでエキサイティングな事業について紹介しよう。

ジョスこと重慶出身の詹金艳(ジャン・ジン・イェン、46歳)の情熱とビジョンから生まれたブランド「アートジャーニー(ArtJourney以下、AJ)」は、「誰でもデザイナーになれる」、まさにAIが後押しする「プリント・オン・デマンド」のブランドだ。

彼女がこのブランドを立ち上げたきっかけは、娘が幼少期から描いていた独創的な絵を形に残したいという思いだった。その思いが、誰でも簡単に自分だけのデザインを作れるプラットフォームの構築へとつながった。

Jossは四川大学外語系英語専業本科を卒業後、2002年にアプリ開発会社のCOOとしてキャリアをスタート。起業、売却、そしてNASDAQ上場まで経験した。一方で、彼女は15年以上にわたりアートとファッションの交差する領域に深い関心を持ち、世界各地で貴重なコレクションを収集してきた。2017年にはフランスに渡り、パリのファッションとマーケティングの専門学校である「IFAパリ」でラグジュアリーマネジメントを学び、本格的にファッション・アート業界へ転身。その経験を活かし、2018年にはファッション留学支援ビジネスもスタート。中国のファッション企業家たちをパリ、ミラノ、ロンドン、東京といった国際都市に導き、ファッションを学ぶ機会を提供した。

コロナ禍により海外渡航は難しくなったが、「IFA」で生徒として紡績やプリント技術などを持つサプライヤーに出逢ったことも今回起業する上で、大きな手助けとなっている。

24年2月に満を持して起業
写真やアートを気軽に服やインテリアに

そして2023年初頭、児童アート作品からインスピレーションを受け、娘のオリジナル作品をモチーフにした親子お揃いのファッションやホームインテリアシリーズを制作。これが2023年4月「AJ」誕生のきっかけとなり、2024年4月に会社を設立した。

「AJ」は生成AI技術を駆使して、オンライン上でアパレルやインテリアデザインを瞬時に作成できるプラットフォームだ(現在は微信内のミニプログラムでオーダー可能)。また、都市中心部には300㎡規模のオフライン体験型店舗を設置し、来店者がその場でデザインし、即座にプリントできる環境も整えている。

現在展開しているアイテムは携帯ケース、Tシャツ、スウェット、水筒、マグカップ、バッグ、スケートボード、ベッドカバー、カーテン〜高級オーダーメイドファッションなど、多岐にわたる。例えばスウェットだけでも10種類ほどのデザインや価格帯があり、好みに合ったものを選びやすい。Jossが起業したため、デザイン性や品質へのこだわりも格別だ。

他国にも類似のサービスは存在するが、例えばアメリカではオンラインショップのみだったり、日本だとユニクロの類似のサービスだと「UTme」になるが、オフライン店舗での提供のみであり、どちらも限られたデザインの中から選ぶスタイルになる。一方で「AJ」は、完全にオリジナルのデザインを自由に作成できる点で圧倒的な違いがある。

私も実際に「AJ」のサイトを試してみたが、その自由度と使いやすさには驚いた。まず、自分の作品となる絵や写真をアップロードし、購入したい商品を選ぶ。画像は自由に拡大・縮小・回転ができ、「AJ」オリジナルのパターンとも組み合わせられる。私は家の猫をデザインしたマグカップを作ってみた。通常の配送で約3〜5日、エクスプレスなら1〜2日で届く。北京在住なら、店舗で直接プリントアウトすることも可能だ。

ちょうどビデオインタビュー中に来店していた14歳の女子中学生は、「クラスメイトに聞いて来た」と言い、自作のイラストをTシャツにプリントしてもらっていた。完成した商品は可愛らしい「AJ」オリジナルボックスに入れられ、手渡しされる。

ゴン・リーやチャン・ツィイーら中国トップ女優を輩出した名門・中央戯劇学院のギフトショップでのアパレル展開や、中央バレエ団との衣装製作、さらには国内外のアーティストとのコラボレーションなど、アプリの枠を超えたクリエイティブな挑戦も加速している。

まだ立ち上がったばかりのブランドだが、日本進出の計画もあるという。日本にはオリジナリティを重視するクリエイティブな層が多く、不景気でラグジュアリーブランドは手が届かなくても、自分だけのデザインを手に入れられるなら、それこそが何よりの贅沢に感じられるかもしれない。実際、Jossが私に送ってくれたTシャツには私の名前が入っており、それだけで特別な気分になった。

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北京発スタートアップ企業が仕掛ける服やインテリアの「オンディマンド生産」を堪能【ヒキタミワの水玉上海】

1993年から上海在住のライターでメイクアップアーティストでもあるヒキタミワさんの連載「水玉上海」は、ファッションやビューティの最新トレンドや人気のグルメ&ライフスタイル情報をベテランの業界人目線でお届けします。今回は友人の起業家が仕掛けるファッション×オンディマンドの新ビジネスについて。次々と新ビジネスが生まれる中国の雰囲気が伝わってきます。

起業、売却、留学を経て
ファッション×テックのオンデマンド起業を設立

PROFILE: 詹金艳(ジャン・ジン・イェン)/「アート・ジャーニー」ファウンダー

詹金艳(ジャン・ジン・イェン)/「アート・ジャーニー」ファウンダー
PROFILE: 1978年9月22日生まれ、重慶出身。四川大学外語系英語専業本科を卒業後、2002年に厦門藍芒科技有限公司の最高執行責任者(COO)に就任。08年に同社を世纪互連に売却し、世纪互連にジョイン。10年間にわたりクラウドコンピューティング事業やIDC事業などを担当。12年には世纪互連がナスダックに上場した。2017年にパリへ留学し、IFAでラグジュアリーマネジメントを学ぶ。24年4月に「アートジャーニー」の運営会社を設立。15年以上にわたり、世界中でアートやファッションのコレクションを収集・出品するコレクターでもある

今回のお話は北京より。私の友人であるJoss(ジョス)が始めた、とてもキュートでエキサイティングな事業について紹介しよう。

ジョスこと重慶出身の詹金艳(ジャン・ジン・イェン、46歳)の情熱とビジョンから生まれたブランド「アートジャーニー(ArtJourney以下、AJ)」は、「誰でもデザイナーになれる」、まさにAIが後押しする「プリント・オン・デマンド」のブランドだ。

彼女がこのブランドを立ち上げたきっかけは、娘が幼少期から描いていた独創的な絵を形に残したいという思いだった。その思いが、誰でも簡単に自分だけのデザインを作れるプラットフォームの構築へとつながった。

Jossは四川大学外語系英語専業本科を卒業後、2002年にアプリ開発会社のCOOとしてキャリアをスタート。起業、売却、そしてNASDAQ上場まで経験した。一方で、彼女は15年以上にわたりアートとファッションの交差する領域に深い関心を持ち、世界各地で貴重なコレクションを収集してきた。2017年にはフランスに渡り、パリのファッションとマーケティングの専門学校である「IFAパリ」でラグジュアリーマネジメントを学び、本格的にファッション・アート業界へ転身。その経験を活かし、2018年にはファッション留学支援ビジネスもスタート。中国のファッション企業家たちをパリ、ミラノ、ロンドン、東京といった国際都市に導き、ファッションを学ぶ機会を提供した。

コロナ禍により海外渡航は難しくなったが、「IFA」で生徒として紡績やプリント技術などを持つサプライヤーに出逢ったことも今回起業する上で、大きな手助けとなっている。

24年2月に満を持して起業
写真やアートを気軽に服やインテリアに

そして2023年初頭、児童アート作品からインスピレーションを受け、娘のオリジナル作品をモチーフにした親子お揃いのファッションやホームインテリアシリーズを制作。これが2023年4月「AJ」誕生のきっかけとなり、2024年4月に会社を設立した。

「AJ」は生成AI技術を駆使して、オンライン上でアパレルやインテリアデザインを瞬時に作成できるプラットフォームだ(現在は微信内のミニプログラムでオーダー可能)。また、都市中心部には300㎡規模のオフライン体験型店舗を設置し、来店者がその場でデザインし、即座にプリントできる環境も整えている。

現在展開しているアイテムは携帯ケース、Tシャツ、スウェット、水筒、マグカップ、バッグ、スケートボード、ベッドカバー、カーテン〜高級オーダーメイドファッションなど、多岐にわたる。例えばスウェットだけでも10種類ほどのデザインや価格帯があり、好みに合ったものを選びやすい。Jossが起業したため、デザイン性や品質へのこだわりも格別だ。

他国にも類似のサービスは存在するが、例えばアメリカではオンラインショップのみだったり、日本だとユニクロの類似のサービスだと「UTme」になるが、オフライン店舗での提供のみであり、どちらも限られたデザインの中から選ぶスタイルになる。一方で「AJ」は、完全にオリジナルのデザインを自由に作成できる点で圧倒的な違いがある。

私も実際に「AJ」のサイトを試してみたが、その自由度と使いやすさには驚いた。まず、自分の作品となる絵や写真をアップロードし、購入したい商品を選ぶ。画像は自由に拡大・縮小・回転ができ、「AJ」オリジナルのパターンとも組み合わせられる。私は家の猫をデザインしたマグカップを作ってみた。通常の配送で約3〜5日、エクスプレスなら1〜2日で届く。北京在住なら、店舗で直接プリントアウトすることも可能だ。

ちょうどビデオインタビュー中に来店していた14歳の女子中学生は、「クラスメイトに聞いて来た」と言い、自作のイラストをTシャツにプリントしてもらっていた。完成した商品は可愛らしい「AJ」オリジナルボックスに入れられ、手渡しされる。

ゴン・リーやチャン・ツィイーら中国トップ女優を輩出した名門・中央戯劇学院のギフトショップでのアパレル展開や、中央バレエ団との衣装製作、さらには国内外のアーティストとのコラボレーションなど、アプリの枠を超えたクリエイティブな挑戦も加速している。

まだ立ち上がったばかりのブランドだが、日本進出の計画もあるという。日本にはオリジナリティを重視するクリエイティブな層が多く、不景気でラグジュアリーブランドは手が届かなくても、自分だけのデザインを手に入れられるなら、それこそが何よりの贅沢に感じられるかもしれない。実際、Jossが私に送ってくれたTシャツには私の名前が入っており、それだけで特別な気分になった。

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アーティストのVERDYが「ゲスジーンズ」のクリエイティブ・パートナーに就任

ゲス(GUESS)のデニムブランド「ゲス ジーンズ(GUESS JEANS)」は、日本人アーティストのVERDY(ヴェルディ)とのクリエイティブ・パートナーシップを発表した。同ブランドは、これにより日本での存在感を高めることを目指す。

「ゲス ジーンズ」のニコライ・マルシアーノ(Rafael Pavarotti)=最高新規事業開発責任者は、「長年にわたりVERDYと友人として交流し、彼の親切な人柄や、関わるもの全てに楽しさや遊び心を吹き込む能力に感銘を受けてきた」と語る。「日本における戦略を『ゲス ジーンズ』を中心としたものへと大幅にシフトする中、ブランドの新章にVERDYを迎えたいと強く思った」。

2023年より同ブランドと協業してきたVERDYは、「『ゲス ジーンズ』および親しい友人のニコライとの仕事を心から楽しみにしている。彼らがブランドに注ぎ込んできた情熱には、常に敬意を抱いてきた。歴史とカルチャーのあるゲスの一員となれることをうれしく思う」と語った。

VERDYはこれまでに、「ナイキ(NIKE)」「ケンゾー(KENZO)」「ドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET)」などとコラボレーションをしてきた。また、22年のコンプレックスコン ロングビーチ(ComplexCon Long Beach)や24年のコンプレックスコン香港(ComplexCon Hong Kong)、そして23年に終了したブラックピンク(BLACK PINK)の「Born Pink」ツアーでは、芸術監督を務めた。

なお「ゲスジーンズ」のブランドアンバサダーには、俳優のジュード・ロウ(Jude Law)を父親に持ち、自身も俳優やモデルとして活躍するアイリス・ロウ(Iris Law)が24年に就任している。

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アーティストのVERDYが「ゲスジーンズ」のクリエイティブ・パートナーに就任

ゲス(GUESS)のデニムブランド「ゲス ジーンズ(GUESS JEANS)」は、日本人アーティストのVERDY(ヴェルディ)とのクリエイティブ・パートナーシップを発表した。同ブランドは、これにより日本での存在感を高めることを目指す。

「ゲス ジーンズ」のニコライ・マルシアーノ(Rafael Pavarotti)=最高新規事業開発責任者は、「長年にわたりVERDYと友人として交流し、彼の親切な人柄や、関わるもの全てに楽しさや遊び心を吹き込む能力に感銘を受けてきた」と語る。「日本における戦略を『ゲス ジーンズ』を中心としたものへと大幅にシフトする中、ブランドの新章にVERDYを迎えたいと強く思った」。

2023年より同ブランドと協業してきたVERDYは、「『ゲス ジーンズ』および親しい友人のニコライとの仕事を心から楽しみにしている。彼らがブランドに注ぎ込んできた情熱には、常に敬意を抱いてきた。歴史とカルチャーのあるゲスの一員となれることをうれしく思う」と語った。

VERDYはこれまでに、「ナイキ(NIKE)」「ケンゾー(KENZO)」「ドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET)」などとコラボレーションをしてきた。また、22年のコンプレックスコン ロングビーチ(ComplexCon Long Beach)や24年のコンプレックスコン香港(ComplexCon Hong Kong)、そして23年に終了したブラックピンク(BLACK PINK)の「Born Pink」ツアーでは、芸術監督を務めた。

なお「ゲスジーンズ」のブランドアンバサダーには、俳優のジュード・ロウ(Jude Law)を父親に持ち、自身も俳優やモデルとして活躍するアイリス・ロウ(Iris Law)が24年に就任している。

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「CFCL」5年の歩みをたどる展覧会 “ニットウエア”を革新し続けるクリエイションの源泉に迫る

高橋悠介クリエイティブ・ディレクターによる「CFCL」は、ブランド設立5周年を記念し、展覧会「CFCL:KnitwearからKnit-wareへ」を開催中だ。場所は「CFCL 表参道店」が入る複合施設「ジャイル(GYRE)」3階の「ジャイル ギャラリー(GYRE GALLERY)」で、会期は4月28日まで。

同展覧会では、来場者は4つのテーマの小部屋を巡回する形で、同ブランドのクリエイションの歩みをたどる。実際のウエア、映像作品、写真作品を展示するインスタレーションだ。高橋クリエイティブ・ディレクターのモノ作りの原点となった学生時代の作品を深掘りながら、サステナビリティーに真正面から向き合うブランドとしての生産背景、シグネチャーであるニットの編み地のバリエーション、写真家の蓮井幹生によるポートレートプロジェクト「シルエット(SILHOUETTE)」を紹介する。

高橋クリエイティブ・ディレクターによれば、同展を開催するに至った目的は3つあるという。1つ目は、「CFCL」だからできることを明確にすること。同氏1人で工場探しやInstagramのアカウント管理など、全てを手掛けていた5年前に比べると、会社が大きくなるにつれてできることも増えており、ブランドのアイデンティティーを改めて提示する必要性を感じた。2つ目は、クリエイションに注目してもらうためだ。今でも“サステナビリティーブランド”という世間の認識は強いものの、パリ・ファッション・ウィークへの参加を経て、海外のバイヤーやジャーナリストからデザインや服自体の完成度の高さなどクリエイションへの評価も高まっている。3つ目は、ドレスに特有のふわりとしたシルエットのオリジナルが「CFCL」にあると表明することだ。「われわれは社会的なインパクトを与える存在でありたい。今後、『CFCL』の影響力が世界規模になるにあたり、その源泉がここにあると知ってもらう必要があると考えた」と話す。

高橋クリエイティブ・ディレクターは、5年を振り返り、「他のラグジュアリーブランドが100年単位の歴史を持つ中で、『CFCL』はほんのわずかな年数しか重ねていない。ただ、これからもブレずにニットに注力し続けることで、ブランドの存在意義を確立していけたら」と意気込んだ。

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ジーユー柚木治社長が退任 在任15年、ファストリの「第二の柱」築く

ファーストリテイリング傘下ジーユーの柚木治社長が、あす4月1日付で退任する。2010年から約15年にわたって同社を率い、「ジーユー(GU)」を「ユニクロ(UNIQLO)」に続くグループの第二の柱に育て上げた。ファーストリテイリングのグループ上席執行役員職は続投し、同社のコーポレートサービス担当に就く。ジーユー社長の後任は、同社グローバルCOOの黒瀬友和氏。

柚木氏は1988年に一橋大学経済学部卒業後、伊藤忠商事、GEキャピタルコーポレーションを経て99年ファーストリテイリング入社。2000年に執行役員に就任し、飲食事業のエフアール・フーズ社長、ジーユー立ち上げの母体となるGOVリテイリング社長などを経て10年ジーユー社長就任。積極的なデジタルマーケティングで“マシュマロパンプス“バレルレッグジーンズ”といったヒット商品を生み出し、「ユニクロ」よりも鮮度の高いトレンド感と低価格を両立した若年層向けブランドとしてのポジションを確立させた。ジーユーは24年8月期に売上収益(売上高に相当)が3191億円(前期比8.1%増)となり、初めて3000億円を突破した。

新社長に就任する黒瀬氏は、95年にファーストリテイリングに入社。ユニクロ池袋東口店長や銀座店の初代店長を歴任し、ユニクロ台湾のCEOとして業績の回復にも貢献した。ジーユーのグローバルCOOとしては、24年9月に米ニューヨークにオープンした海外初の旗艦店設置を主導し、グローバル展開加速の端緒を作った。

ファーストリテイリングは社長交代の背景について、「当社は世界中でお客さまに最も愛されるブランドになるため、高い目標を掲げ、グローバルに事業拡大を進めている。その一環として、連結子会社であるジーユーのさらなる事業拡大に向け、経営体制を強化する」とし、「これまで以上にジーユー事業の経営の質を向上させ、ファーストリテイリンググループの第二の成長の柱として事業拡大を図る」としている。

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「リーバイス」×「デニム・ティアーズ」第4弾はニューオーリンズの伝統に敬意を込めたアイテムを展開

「リーバイス(LEVI'S)」は4月4日、4回目となる「デニム・ティアーズ(DENIM TEARS)」とのコラボレーションコレクションを発売する。同コレクションは「リーバイス」公式オンラインサイトおよび原宿フラッグシップストア、新宿店、大阪店、京都店で取り扱う。

ニューオーリンズの文化的多様性と
ブラック マスキング インディアンの文化に敬意を表したコレクション

同コレクションは、伝統とコンテンポラリーなストリートウエアを融合したデザインでニューオーリンズの豊かな文化的多様性とカーニバルを祝うアフリカ系アメリカ人であるブラック マスキング インディアンの文化に敬意を表した。

ビジュアルには、自由を求め奴隷化された黒人を支援したセミノール族に敬意を示すマルディグラの仮面グループ・ヤング セミノール ハンターズ(Young Seminole Hunters)とともに撮影し、同コレクションと彼らが称えるコミュニティとの間のつながりを捉えた。

ラインアップは、トラックジャケットやジーンズ、ドゥーラグなど8型だ。“フォト トラッカー”(4万8400円)と“フォト ジーンズ”(3万3000円)は、若いセミノール族が儀式で着用する衣装を写真にプリントしたもので、それぞれのプリントは、プリント時に意図的に歪みを作り、ひとつとして同じものが存在しないように作られている。ニューオーリンズの伝統からインスピレーションを得た“トラックジャケット”(4万700円)と“トラックパンツ”(3万800円)は、ミッドインディゴウオッシュにダークウオッシュのカラーブロッキングを施し、フランスの百合の紋章・フルール ド リスをコットンであしらった。

そのほか、花柄のギンガムプリントとダークグリーンの七分袖の組み合わせで家族の集いと共生の祝祭を象徴する南部のテーブルクロス柄を連想させる“ベースボールティー”(1万6500円)や、文化と慣習に敬意を表したアクセサリーなどを展開する。

アイテム概要

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「リーバイス」×「デニム・ティアーズ」第4弾はニューオーリンズの伝統に敬意を込めたアイテムを展開

「リーバイス(LEVI'S)」は4月4日、4回目となる「デニム・ティアーズ(DENIM TEARS)」とのコラボレーションコレクションを発売する。同コレクションは「リーバイス」公式オンラインサイトおよび原宿フラッグシップストア、新宿店、大阪店、京都店で取り扱う。

ニューオーリンズの文化的多様性と
ブラック マスキング インディアンの文化に敬意を表したコレクション

同コレクションは、伝統とコンテンポラリーなストリートウエアを融合したデザインでニューオーリンズの豊かな文化的多様性とカーニバルを祝うアフリカ系アメリカ人であるブラック マスキング インディアンの文化に敬意を表した。

ビジュアルには、自由を求め奴隷化された黒人を支援したセミノール族に敬意を示すマルディグラの仮面グループ・ヤング セミノール ハンターズ(Young Seminole Hunters)とともに撮影し、同コレクションと彼らが称えるコミュニティとの間のつながりを捉えた。

ラインアップは、トラックジャケットやジーンズ、ドゥーラグなど8型だ。“フォト トラッカー”(4万8400円)と“フォト ジーンズ”(3万3000円)は、若いセミノール族が儀式で着用する衣装を写真にプリントしたもので、それぞれのプリントは、プリント時に意図的に歪みを作り、ひとつとして同じものが存在しないように作られている。ニューオーリンズの伝統からインスピレーションを得た“トラックジャケット”(4万700円)と“トラックパンツ”(3万800円)は、ミッドインディゴウオッシュにダークウオッシュのカラーブロッキングを施し、フランスの百合の紋章・フルール ド リスをコットンであしらった。

そのほか、花柄のギンガムプリントとダークグリーンの七分袖の組み合わせで家族の集いと共生の祝祭を象徴する南部のテーブルクロス柄を連想させる“ベースボールティー”(1万6500円)や、文化と慣習に敬意を表したアクセサリーなどを展開する。

アイテム概要

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映画「バトル・ロワイアル」のリバイバル上映が決定 コラボTシャツも72時間限定で販売

国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス「フィルマークス(Filmarks)は、公開25周年を記念し「バトル・ロワイアル」を4月4日から2週間限定で、全国でリバイバル上映する。また、同作とのコラボレーションTシャツ(3種、各6930円)を4日正午から7日正午まで72時間限定で、オンラインストアで受注販売する。

コラボTシャツ

今回のデザインは3種。ダークな世界観を表現するためにボディは黒に統一し、プリントにもこだわって表現している。

“コラージュVer.”

“コラージュVer.”は、教師・キタノが本作冒頭で黒板に書いた、新世紀教育改革法の通称である“BR法”を背面に大きくプリントし、前面胸元にもワンポイントでバトル・ロワイアルの文字をプリントしている。

“鎌Ver.”

“鎌Ver.”は、本作の中でも非常に象徴的で冷酷な存在であり、柴咲コウが演じた"相馬光子"に支給された"鎌"をモチーフとして、前面センターに大きくプリントしている。

“BRロゴVer.”

“BRロゴVer.”は、バトル・ロワイアルのロゴを前面に配置し、隣には生徒たちの戦いのきっかけとなったBR法制定の背景を英文でプリントしている。

リバイバル上映

■「バトル・ロワイアル」
公開日:2025年4月4日から2週間限定上映
公開劇場:75館
レイティング:R15+
公開劇場などはこちらから確認
https://filmaga.filmarks.com/articles/320915/

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映画「バトル・ロワイアル」のリバイバル上映が決定 コラボTシャツも72時間限定で販売

国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス「フィルマークス(Filmarks)は、公開25周年を記念し「バトル・ロワイアル」を4月4日から2週間限定で、全国でリバイバル上映する。また、同作とのコラボレーションTシャツ(3種、各6930円)を4日正午から7日正午まで72時間限定で、オンラインストアで受注販売する。

コラボTシャツ

今回のデザインは3種。ダークな世界観を表現するためにボディは黒に統一し、プリントにもこだわって表現している。

“コラージュVer.”

“コラージュVer.”は、教師・キタノが本作冒頭で黒板に書いた、新世紀教育改革法の通称である“BR法”を背面に大きくプリントし、前面胸元にもワンポイントでバトル・ロワイアルの文字をプリントしている。

“鎌Ver.”

“鎌Ver.”は、本作の中でも非常に象徴的で冷酷な存在であり、柴咲コウが演じた"相馬光子"に支給された"鎌"をモチーフとして、前面センターに大きくプリントしている。

“BRロゴVer.”

“BRロゴVer.”は、バトル・ロワイアルのロゴを前面に配置し、隣には生徒たちの戦いのきっかけとなったBR法制定の背景を英文でプリントしている。

リバイバル上映

■「バトル・ロワイアル」
公開日:2025年4月4日から2週間限定上映
公開劇場:75館
レイティング:R15+
公開劇場などはこちらから確認
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ZOZO「WEAR」がリアルイベントを開催、100人超の「WEARISTA」らファッショニスタが集結

「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するZOZOは3月某日、東京都内でファッションコーディネートアプリ「WEAR by ZOZO(ウェア バイ ゾゾ、以下WEAR)」の公認ユーザー「WEARISTA(ウェアリスタ)」ら総勢100名以上を招いたクローズドパーティーを行った。Z世代を筆頭に多彩なジャンル&年代のファッショニスタが集結し、1800万以上のダウンロードと1400万件以上のコーディネート投稿を誇る「WEAR」の強みを印象付けた。ZOZOは今後「ウェアリスタ」への活動支援も強化する。

幅広く多彩なジャンル&世代の
「ウェアリスタ」、
カリスマと若手との交流も

この日のドレスコードは「あなただけのパーティースタイル」。100名超の「ウェアリスタ」をはじめとした公認ユーザーは、思い思いのスタイルで来場。会場はプロのフォトグラファー撮影によるフォトブースを設置し、「WEAR」をあしらったフードとドリンクの提供、DJ LUIによるBGM、来場者投票により当日のオシャレコーディネートNo.1を決める「ファッションアワード」でパーティーを盛り上げた。

パーティーでは長い活動歴を持つカリスマインフルエンサーが、若い「ウェアリスタ」からの記念撮影のお願いに気軽に応え、その後も談笑して盛り上がる姿も多く、世代間を超えた交流が活発に繰り広げられた。多彩な年代とファッションジャンルを横断した「WEAR」らしいイベントになった。

実は「ウェアリスタ」の
浅野忠信も降臨!
来場者のファッションをチェック

オープニングには、実は2014年1月から「WEAR」を利用しているという俳優の浅野忠信(104万フォロワー)が降臨。革ジャンとダメージジーンズ、中学生時代から大事に愛用してきたというネルシャツで登場し、会場を沸かせた。

この日は「WEAR」で92万超のフォロワーを誇るげんじや、「ゾゾタウン」で自身のブランドを展開している犬飼京、高芦あかりらを筆頭に、大人顔負けのオシャレキッズのyo-yoら100人以上の「ウェアリスタ」をはじめとした公認ユーザーが集結し、交流を楽しんだ。

「WEAR」の戦略的位置付けが高まる中
ZOZOは「ウェアリスタ」の活動を
さらに後押し

同イベントを開催した狙いを、ZOZOの藤本真美WEAR推進部ディレクターは「コーディネートを投稿できるアプリは多数あるが、『WEAR』はファッションに特化しており、ユーザーにはモデルやタレント、デザイナーといった著名人だけでなく、公認ユーザーの『ウェアリスタ』を筆頭に、熱量の高いファッション好きが集まっている。昨年5月のリニューアルでアクセス数の増加がより高まる中で、新規ユーザー、特に若年層が増加している。スタートから12年目を迎える『WEAR』は、幅広い世代・年代がユーザーになっているのも魅力の一つ。オフラインイベントで『ウェアリスタ』をはじめとした公認ユーザー同士の交流を深め、『WEAR』の熱量をさらに高めたかった」という。

リニューアルに成功した「WEAR」が戦略的な重みを増す中で、ZOZOにとっても、「WEAR」の価値の中核を担う「ウェアリスタ」の重要度が高まっている。そのためZOZOは今後さらに、積極的に「ウェアリスタ」の活動を後押しする。「ファッション好きの『WEAR』ユーザーに支持を得ているウェアリスタは、一般生活者に近い目線を持ちながら、ファッション好きへの訴求力も非常に高い。例えばブランドが企画などで『ウェアリスタ』を起用すれば、ゾゾタウンに加え、『WEAR』やその他の媒体を経由したトラフィックも期待できる。『WEAR』の場合は、ゾゾタウンで販売しているアイテムを投稿するとそのコーディネート画像がゾゾタウンの商品ページにも表示されるので、ゾゾタウンでの売り上げに寄与することも期待できる」。

昨年5月のリニューアルで新機能を搭載したことで、「『WEAR』は今後、ファッション感度と購買意欲の高いファッション好きの若年層との接点をさらに生み出しやすい場に進化する。AIやARなどのさまざまなファッションテックとの掛け合わせで、これまでよりもさらに広い需要に応えながら、新しい自分が見つかる、探しやすくなるサービスへと進化させたい」。

累計1800万DLの「WEAR」
「ゾゾタウン」連携も強化

「WEAR」は13年10月にサービス開始。24年12月末時点で1800万ダウンロードを突破し、1400万件以上のコーディネートが投稿されているファッションコーディネートアプリ。幅広いジャンルのユーザーによる1400万件以上の投稿から、AIによる診断を基に、ユーザーが「似合う」コーディネートや最新トレンドが探せる。ほかにノウハウ動画やメイク投稿、フルメイクAR機能など、メイクを含む豊富なファッション情報も手に入る。

24年5月にリニューアルし、新たな機能としてAIを活用したファッションジャンル診断を導入した。ファッションの「好みのジャンル傾向」を診断でき、ユーザーはより自分の好みに近いコーディネートと出合いやすくなった。

また、リニューアル後は「ゾゾタウン」とのシームレスな連携も強化。「ゾゾタウン」のIDと連携させることで、「ゾゾタウン」上のお気に入り登録しているブランドやショップのコーディネート、過去に購入・お気に入り登録したアイテムを使用したコーディネートを簡単に探すことも可能になっている。

PHOTOS:TAMEKI OSHIRO
問い合わせ先
WEARお問い合せページ
https://wear.jp/contact/

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「ユニクロ」が大阪・関西万博の国連パビリオンにユニホームを提供 展示になじむプレッピースタイル

「ユニクロ(UNIQLO)」は3月31日、大阪・関西万博で国連パビリオンのアテンダントユニホームの提供を発表した。提供ユニホームは国連パビリオンになじむ伝統的なプレッピースタイルをベースに、シルエットやディテール、素材感を現代的なスタイルへアップデートした。万博開催の6か月間、アテンダントがより美しく快適に仕事ができるよう上質で機能的な素材を採用した。

ジャケットとパンツは軽量、伸縮、速乾が特徴の、ブランドで人気の“感動ジャケット”“感動パンツ”の素材を用いたほか、メンズは、高品質な極細糸を使用したなめらかで上質な生地ながら、布帛のように見える“ジャージーシャツ”、ウィメンズには、国連をイメージしたさわやかなブルーとホワイトのシャツを用意する。

オリジナルアイテムも制作
ブルーベースのロゴ入りジャケットやネクタイ

ほか、国連パビリオンユニホームのためのオリジナルロゴ入りアイテムも制作。ジャケット、ネクタイ、スカーフの3型も提供する。ジャケットは、胸元にグローバルブランド「メイドフィフティワン(MADE51)」が手掛けた、SDGsのゴールカラーを配したオリーブの枝を運ぶ白い鳩を施したワッペンをあしらった。同ワッペンは、アフガニスタン難民を中心にした職人が制作したもので、この取り組みを通じて難民の自立支援に貢献したいという思いを込めた。

男性アテンダントが着用するネクタイは、国連ロゴをあしらったブルーベースのレジメンタルタイ、女性アテンダントが着用するスカーフには、平和の鳩をモチーフした国連オリジナルスカーフをリバイバルしたデザインの国連パビリオンロゴをあしらった。いずれも素材は上質なシルク100%。

「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングの取締役でグループ上席執行役員の柳井康治は、「このたび、2025年大阪・関西万博において、国連パビリオンを服のチカラでサポートできることを光栄に思う。国連パビリオンのユニホームにふさわしいモダンで洗練されたスタイルを、シンプルで高品質、高機能な『LifeWear』で実現した。このユニホームが、6カ月に渡る開催期間中、アテンダントの皆さまの任務を快適に支え、国連パビリオンで表現される平和と安全のメッセージを広く世界に発信するための一助となることを願っている」とコメントした。

国連パビリオンでは35の国連諸機関および、15の国連事務局の部局が一丸となり、“人類は団結したとき最も強くなる。(United for a Better Future)”というテーマで、様々な展示やプログラムを行う。

提供アイテム一覧

◼️メンズ

“ジャケット”(ネイビー)※国連パビリオンオリジナル、“感動パンツ ライト”(ナチュラル)、“スーパーノンアイロンジャージーシャツ”(ブルー)、“ドライノンアイロンジャージーシャツ 半袖”(ブルー)、“ネクタイ”(ブルー)※国連パビリオンオリジナル、“レザーコンビネーションメッシュベルト”(ブラウン)、“50色ソックス”(グレー)

◼️ウィメンズ

“ジャケット”(ネイビー)※国連パビリオンオリジナル、“コットンシャツ”(ブルー、ホワイト)、“パンツ”(ナチュラル)、“スカーフ”(カラー)※国連パビリオンオリジナル、“メッシュロングベルト”(ブラウン)、“ショートソックス”(ホワイト)

◼️ユニセックス

“スウェードコンビネーションスニーカー”(オフホワイト)

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ラストは可憐な「シャネル」に、淑女な「ミュウミュウ」、ミニマルに誇張する「サンローラン」 25-26年秋冬パリコレ日記最終回

9日間のパリ・ファッション・ウイークも、ついに最終日です。コレクション取材は本当に体力勝負なので、今回も体調を崩すことなく、取材を終えられそうで一安心。今シーズンもパリコレ日記にお付き合いいただきありがとうございました!それでは、朝イチの可憐な「シャネル(CHANEL)」から、少女から淑女に転じた「ミュウミュウ(MIU MIU)」、トリを飾ったミニマルでありながらダイナミックな「サンローラン(SAINT LAURENT)」まで、最終日の模様をどうぞ。

メゾンコードに裏付けられた
安定感ある「シャネル」

藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員:朝は「シャネル」のショーのためにグラン・パレへ。ガラス屋根と装飾的が施された鉄の柱が特徴の身廊は、いつ来ても壮観。広々とした空間に今回は、巨大な黒のリボンをモチーフにしたインスタレーションが用意されていました。そういえば、ホテルに届いたインビテーションも黒のサテンリボンでしたが、そんな「シャネル」のメゾンコードの一つであるリボンはコレクションのカギにもなりました。

アーティスティック・ディレクターに就くマチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)は4月に着任し、10月にデビューを予定しているため、今季も社内のクリエイション・スタジオ(デザインチーム)によるコレクションです。トップ不在となると、まとまりがなく方向性が見えづらいクリエイションになることも多いですが、そこはブレないメゾンコードが確立された「シャネル」。前述のリボンのほか、ツイードをはじめとする象徴的なジャケットやスーツ、黒と白のカラーリング、パール、コスチュームジュエリーといったコードを再解釈することで、現代的かつ若々しいコレクションに仕上げました。象徴的なのは、ミニ丈で仕上げたツイードスーツやコートの上にチュールのケープをレイヤードしたルック。さらに象徴的なスーツスタイルは、コンパクトなジャケットにラップスカートとフレアパンツを重ねて組み合わせたり、ニットのトロンプルイユで表現したり。リボンはボウタイをはじめ、袖口やスカートの装飾からプリント、ニットの立体モチーフ、カットアウト、ベルト、ヘアアクセサリーにまで採用。一方、パールはジュエリーやウエアの装飾だけでなく、ネックレスを巨大化したようなバッグやシューズのヒールとしても登場しました。可憐でありながらココ・シャネル(Coco Chanel)に通じる自立した女性像を描いた提案は、リアルで顧客から支持されそうです。

ただ、そんな安定感のあるメゾンのスタイルに新たな視点やフレッシュな感覚をもたらすことを期待されているのが、マチューです。彼は「シャネル」のコードや傘下のアトリエによる芸術的な職人技とどのように向き合い、どんなコレクションを生み出していくのか?これからが楽しみですね。

「ルイ・ヴィトン」の新作香水は
冒険者のような女性をイメージ

藪野:続いては、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の新作フレグランスの展示会へ。今回発表されたのは、フランス語で「彼女たち」を意味する「elles」から名付けられたという「eLVes ルイ・ヴィトン」。マスター・ パフューマーのジャック·キャヴァリエ·ベルトリュード(Jacques Cavallier Belletrud)さんは、メゾンの豊かな旅の歴史をインスピレーション源に、自らの道を自分で切り拓いていく冒険者のような女性をイメージしたといいます。奇しくも、今シーズン浮上した力強い女性像にもリンクします。

それを香りでどう表現したかというと、「21世紀の官能性とエレガンスの典型」というアンバーを基調に、バラとスズランのフローラルノートをミックス。色は、綺麗なパープルカラーで仕上げられています。展示会の会場には、新作フレグランスのカギとなる3つの香りをそれぞれ試すことができる仕掛けが用意されていたほか、調香用の特製トランクも展示されていました。

また、「ルイ・ヴィトン」といえば、秋にビューティラインを始動することを先日発表して話題になりましたね。ちなみに、第1弾はリップスティックなんと55色!!に加え、リップバーム10種、アイパレット8種をラインアップするそう。開発に4年を費やしたそうで、満を持してという感じですね。そんなビューティラインについては、下記の記事でご覧ください。

“とっ散らかる“「キコ」は、
他とは違うダンサーの装い

村上要「WWDJAPAN」編集長:「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」のウィメンズって、不思議ですよね?スタイリングも含めて、実験的というか、DIYっぽいというか、“生っぽい“というか、ものすごく生きている人間の“あやふや“な感じがあります。

今シーズンは、オーストラリア出身のダンサー、ヴァリ・マイヤーズ(Vali Myers)がインスピレーションの1つ。1950年代のパリのボヘミアンな夜を舞台に、服を脱ぎ捨て、シャンパンを飲みながら夜通し踊り続けた彼女の姿からコレクションを生み出しています。薄手の下着の上にコートを羽織るだけの、「着ている」とも「脱いでいる」とも言えない曖昧な美しさの表現を試みました。

ダンサーに着想源を得て、アンダーウエアの上にコートを羽織る、って、最近は他のブランドも同じようなことをしているんです。でも、なぜこんなに違うんでしょう(笑)。確かに序盤は、チュールやハイゲージニットを用いたレオタードにレッグ&アームウォーマーの装い。そこにフェザーのベストやコルセット風のベルトをプラスして、「着ている」とも「脱いでいる」とも言えないスタイルです。でも、この段階で既に他のブランドとは全然違う。他のブランドは、素材や色数をしぼったり、少なくとも1つの世界観の中で収まっているのに、「キコ コスタディノフ」のウィメンズを手掛けるローラ・ファニング(Laura Fanning)とディアナ・ファニング(Deanna Fanning)は、絶対1つの世界の中に収まらないんです(笑)。50年代のテディ・ガール風のボーイッシュなムードを取り入れたり、そもそもコルセットにあしらったベルトはオリエンタルなムードだったり、ハイパーミックスがスゴい。その後も、確かにハイゲージニットで作るトップスがダンサーの面影は残しつつも、ピンストライプのスカートで英国の紳士調、バラクラバで中東風なスタイルが現れ、中盤以降は「え、ダンサーはどこに!?」なビンテージライクなフォーマルスタイルに転換します。

“とっ散らかってる“と思う人もいるでしょうし、ランウエイのスタイルをなかなかリアルに着こなせる人は少ないでしょう。でも、「うげっ」とは思わなかったり、嫌いになれないのはナゼなのか(笑)?私は、そこに「好きなものを、好きなように着ればいい」というファッションの本質や、「1つのテーマに絞れるほど、人生って単純じゃないでしょう?」という人間の本懐があるからでは?と思うのですが、いかがですか?

「ミュウミュウ」の次の一手は
捻りを効かせた淑女スタイル

藪野:さて、たくさんのセレブが来場する「ミュウミュウ」のお時間です。ということで、会場到着後はまず自分たちの席を確認してから、エントランスの中と外に分かれてセレブの到着を待ちます。隣には、同じミッションに取り組む“戦友“のエディターの方々。一人じゃないと、待つのも苦になりません。日本のソーシャルエディターから来ていたリクエストは計4人。今回は、TWICEのモモ、(G)I-DLEのミニー、MEOVVのエラは撮影成功、IVEのウォニョンは撮り逃してしまったので3勝1敗と思っていましたが、まさかのショー後に編集長がバッチリ押さえてくれたので無事ミッションクリアです。

コレクションは、半年前の少女のようなイノセントでガーリーなスタイルから一転!1950年代ムード漂う古き良きレディーライクな着こなしをベースに、「ミュウミュウ」らしい違和感を加え、新たな一手を見せてくれました。例えば、幅広い肩のマスキュリンなウールコートやジャケットはえり抜きしたようなシルエットや胸の下に斜めに入れたダーツで柔らかくカーブを表現。また、タイトなセーターに先の尖ったコーンブラを合わせて胸を強調したり、カーディガンをオフショルダーで着崩して中のランジェリーライクなアイテムを見せたり。今季も違和感を生むスタイリングは、ロッタ・ヴォルコヴァ(Lotta Volkova)が手掛けています。

これまでもさまざまな視点で「女性らしさ」を解釈しているミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)はショー後の囲み取材で「この困難な時代には、私たちの気分を上げてくれるフェミニニティーが必要」とコメント。腕にかけたファーストールやハンドバッグ、大ぶりのブローチやジュエリー、クローシュハットといった、まさに女性らしさ満点のアイテムがスタイルの決め手となっていたのにも納得しました。

今回はこう来たか!という感じでしたが、村上さんはいかがでしたか?

村上:ミウッチャのコメントを聞いて会場を出ようとした時、「あのテンガロンハットは、絶対セレブに違いない!」と条件反射的に撮影したら、ウォニョンでした(笑)。グッジョブ、自分です。

 

それはさておき、コレクションは“レトロマダム感“さえ漂うレディーライク、淑女感でしたね(笑)。この辺りのルックは、「あたくしのぼっちゃまは、3つもお稽古に通っているんでございますのよ〜」って言い出しそうな淑女感、というよりママ感。帰り際は藪野さんと「〜ざます」口調で話し合ってしまいましたが、ここにフェミニニティーを見出し、それを増幅させることで違和感はありつつも、「なんか、いいかも」って思わせるんだから、さすがです。正直洋服と言うよりは、ドレスの胸元を少しだけはだけて見せたり、ファーのストールやハンドバッグを腕にかけたり、そこに大ぶりのジュエリーをあしらったりというスタイリングやアティチュードでフェミニニティーを表現している感じですが、それこそミウッチャがずっと言い続けている「フェミニニティーは、誰の中にもある」ってことですよね?「ミュウミュウ」を着なくちゃフェミニンになれないワケじゃなく、でも「ミュウミュウ」を着たらフェミニンをもっと自由に楽しめるかもしれない、そんなムードを感じさせるのが上手いな、と思いました。

とはいえ、次のシーズンはこんな教育ママ風のセレブが会場に集結するのでしょうか?それはそれで楽しみ(笑)。なかなか値段が高騰しているブランドですが、アイウエアはすっごく売れそうな気がします。次の秋冬は、みんな「〜ざます」感を漂わせているかもしれません(笑)。

学生時代に思いをはせた
「ウジョー」のプレッピー

藪野:「ウジョー(UJOH)」の今季の出発点は、西崎暢デザイナーがファッションに目覚めた10代の頃。厳しい校則に抗いながら自分らしさを表現するために着崩す制服に着目し、レイヤードやカッティング、アシンメトリーなシルエットが特徴のテーラードスタイルにミックスしました。「ウジョー」らしいスタイルに新鮮さをもたらすのは、オーバーサイズのライン入りニットや、ミニ丈のプリーツスカートパーツを合わせたアシンメトリースカート、セーラーカラー風の付け襟、ルーズソックス風のレッグウォーマー。自分の高校は制服はあるけれど私服通学もOKで規定は緩かったのですが、制服に合わせるためににオーバーサイズのカーディガンを買いに行ったな〜と懐かしい気持ちになりました。そして、ルールの多いテーラリングを新たな視点で解釈する「ウジョー」の姿勢と、規定を破るか破らないかのギリギリを攻めるように制服をアレンジする学生たちのマインドには、共通する部分を感じます。

フィナーレにはモデルが数人ずつ、手を繋いだり、手を振ったりしながら登場。ランウエイに置かれた教室を思い起こさせる椅子に座って、談笑します。そんな休み時間や放課後のような演出もハートウォーミングでした。

ラストは「サンローラン」の
一筆描き風のミニマリズム

村上:さて、今シーズンのフィナーレは、「サンローラン」。今シーズンは、メゾンにおける1つの理想型、まるで一筆描きのようにシンプルなシルエットを追求しました。

それでも「サンローラン」としてのエレガンスや華やかさは維持しなければならないーー。そこでアンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)は、生地とパターン、そしてカッティングに徹底的にこだわりました。用いたのは、シルクのダッチェスサテンなど。極彩色のジュエルカラーを纏わせ、ハイカラーとパワーショルダー、比翼仕立てが特徴のジャケットやボウブラウスを提案します。鮮やかさを一段と際立てるのは、色違いの帯ベルト。タイトスカートもトップスとは色を変え、鮮烈な色同士のぶつかり合いを楽しみました。キャリアウーマンのスタイルのように見えつつ、その色と大ぶりのジュエリーでイヴニングのスタイルとしても通用しそう。中盤以降は、素材をフローラルプリントのシリコンや、ギュピールセールに変え、終盤はネグリジェのような上半身に対して下半身はクリノリンで大きく膨らむドレスにレザーのブルゾンを合わせました。

まさにシンプルながら、エレガンス。先シーズンの「ヴァレンティノ(VALENTINO)」に代表されるよう、マキシマリズムな装飾主義がカムバックしていると評するバイヤーもいますが、「サンローラン」の誇張って、こういうことなんだな、と学びました。

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「アシックス スポーツスタイル」から国井栄之が手掛けた新作スニーカー 黒豹に着想

「アシックス スポーツスタイル(ASICS SPORTSTYLE)」は4月5日、東京・上野のスニーカーショップ「ミタスニーカーズ(MITA SNEAKERS)」でクリエイティブ・ディレクターを務める国井栄之とコラボレーションしたスニーカー“ゲルライトⅢ OG GTX ゴアテックス 黒豹(GEL-LYTE Ⅲ OG GTX GORE-TEX 黒豹)”(2万6400円)を発売する。「アシックス」の公式オンラインストア及び直営店、「ミタスニーカーズ」などで取り扱う。

本アイテムは、2024年7月にスタートした「アシックス スポーツスタイル」と国井氏による日本発信のスペシャルプロジェクトの最終弾となる。

伝統とモダンのバランスを追求したデザイン

ボディーカラーには、2010年に発売した黒豹がテーマの“ゲルライトⅢ OG GTX”と、17年に発売した“ゲルマイ(GEL-MAI)のデザインコンセプトを踏襲した色味を採用。都会的なムードを醸し出すモノトーンでまとめながら、レオパード柄のプリントを施したナイロンと鮮やかな色彩のヒールタブでアクセントを加えた。

優れた防水透湿性を発揮するゴアテックス(GORE-TEX)を搭載するほか、ジップ仕様の“スプリットタン”やキルティング、TPUメッシュ、プルタブ、パイピング、金網に“東京改”を組み合わせたグラフィック入りインナーソールなど、同店コラボ馴染みのディテールを散りばめた。サイズは23.0〜29.0、30.0cmで展開する。

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敏腕PRディレクター南奈未が説くファッション業界の道標 【PR職の流儀】

PROFILE: 南奈未

南奈未
PROFILE: (みなみ・なみ)アメリカの大学でマーケティングを専攻し卒業。米国や日本にて外資系企業などを経て、クリスチャン・ディオールに入社。その後ダミアーニ、ドルチェ&ガッバーナに転職。2004年に「ルイ・ヴィトン」で、ウィメンズとメンズのPRを担当。12年、マイケル・コースのコミュニケーション・ジェネラルマネージャーに就任。17年、ドルチェ&ガッバーナに復職し、PR&コミュニケーション ディレクターに就く。24年10月退職 PHOTO:MAKOTO NAKAGAWA(magNese) HAIR&MAKE UP:KIKKU(Chrysanthemum)
ファッション業界において、花形職とされるPR。そのトップに就くPRディレクターは、ブランドの“縁の下の力持ち”や“影の立役者”として認識されるほど、目立たずともブランドの大きな役割と責任を担っている。特にラグジュアリーブランドにおいては、常にVIP顧客やメディア、デザイナーやチームの中核的存在だ。交渉術やコミュニケーション能力も必要とされる。南奈未さんは約20年間、ファッションシーンをリードする数々の海外ブランドの日本法人のPRを統括。日本はもちろん、グローバルでその手腕を発揮してきた言わずと知れた人物だ。この10年でデジタルやマーケティングの概念が多様化する中、ファッションラグジュアリーの世界は大きく様変わりしているという。この連載では数回に分けて、南さんが培ってきたファッションPRの仕事そしてその裏側について語る。1回目は、ラグジュアリーPRという仕事の流儀について。

華やかなファッション業界の酸いも甘いも噛み分けて

まずは南さんのこれまでのキャリアから。アメリカの大学でマーケティングを専攻し、外資系企業などでキャリアをスタート。その後、フランスを代表するブランドである「クリスチャン・ディオール(CHRISTIAN DIOR)」(当時)から、ファッション業界に飛び込むことに。さらにイタリアの「ダミアーニ(DAMIANI)」や「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」でPRとしての経験を積み、2004年には、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」に入社し、8年間ウィメンズとメンズのPRに。当時2000年頃はラグジュアリー業界でも黄金の時代と呼ばれ、多くのファッションブランドがメガイベントを日本で開催し輝いていた。「ルイ・ヴィトン」もシャンゼリゼのオープンやパリ以外で初めて行う東京夢の島公園でのファッションショー、アーティストとのコラボレーション等、業界でも先駆けとなるさまざまなプロジェクトを実現させ、前人未到の道を突き進んでいた。また、南さんに大きな影響を与えた日本における海外ラグジュアリーブランドPRの第一人者といわれる齋藤牧里さんに出会ったのもこの時。彼女から、本国と日本の架け橋となるPRのあり方やクリエイティブな仕事をする大切さを多く学んだ。

その後、12年に米国ニューヨークの「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」でPRのトップに就き、4年で日本での大幅なビジネス拡大およびブランド復活に貢献。17年、「ドルチェ&ガッバーナ」にPR&コミュニケーション ディレクターとして復帰。デザイナー来日による伊勢丹新宿本店やイタリア大使館でのファッションショーやTVアニメ「呪術廻戦」とのコラボレーションを実現し、デジタルキャンペーンをはじめ渋谷のど真ん中にポップアップを展開するマーケティング戦略など話題を呼んだ。TVアニメ「呪術廻戦」のキャラクターたちが「ドルチェ&ガッバーナ」の服を着た広告ビジュアルは、出版社の垣根を超えてオン/オフラインメデイアに掲載され、日本雑誌広告賞の経済産業大臣賞(グランプリ)を受賞した。

と、これまでの経歴を振り返ると華やかできらびやかなファッションシーンにおいて、すばらしいクリエイションに間近で触れながらも、その裏側で時にドキッと時にヒヤッとしながら、酸いも甘いも噛み分け、PRの修行を積んできてかれこれ20年。普段はなかなか知ることのできないラグジュアリーファッションの世界、そしてPRという仕事について南さんのキャリアから紐解いていく。

きらびやかな世界で“黒子”に徹する超多忙な日々

南奈未:フランスの代表的ブランド「ルイ・ヴィトン」は、いわゆる最高峰を指すラグジュアリーブランドと呼ばれていて、世界中に多くのファンを抱え、夢や憧れを今もなお人々に与えていると思います。本国の基盤も大きく、店舗数や顧客数も多い分、企業としてもスケール感が異なり仕事もセグメントされていて上手に組織化されています。一方、規模やスケールが小さいブランドは、プロセスがスピーディーで風通しが良いのが利点ですが、ダブルワークやトリプルワークを担うことはよくあります。なので、これは「私の仕事ではないです」と明確な線引きは難しく、マルチタスクで常にブランドの立場に立って効率よく物事を進めないといけません。あとは信頼できる同じベクトルを持った少数精鋭チームを作ることも必須ですね。

デジタル施策を積極的に取り入れていた「マイケル・コース」では、PRや広告以外にもデジタルマーケティング、ソーシャルやイベントの企画などのさまざまな業務を担っていました。入社した時は「ルイ・ヴィトン」と売り上げも文化も何もかもが違いすぎて苦労しましたが、本社の人たちも聞く耳は持っていて、協力的だったのが救いでした。日本ではまだ珍しかったSNSを使った取り組みを仕掛け、デザイナーのマイケル・コース本人(Michael Kors)や当時日本で女神級に人気だったモデルのミランダ・カー(Miranda Kerr)が来日して、ファッションメディア以外にテレビ局も(NHK以外全部来た気がする……)大々的に取り上げていただきました。当時は会場の確認からメディアやインフルエンサーのアテンド、本国チームやプロダクションとのやりとりまで、全てが終わるまで気が抜けなかったのを今でも鮮明に覚えています。終わった瞬間、ホテルのエレベーターに倒れ込んだこともまだ記憶に新しいほど(笑)。でもそれをキッカケに“王道セレブから注目されているブランド”のイメージが印象づき順調に売れていった気がします。チーム一丸となって同じ方向を向いた結果ですね。

PRは基本的に裏方に徹する存在。華やかな世界の舞台裏で、主役は常にブランドであり、デザイナーのクリエイション。私たちは5分ごとに起こる“事件”に日々葛藤し、対応しなければなりません。そのために日ごろからチーム力を育て、方向性の是非を嗅ぎ分けたり、瞬時に決断が出来るよう判断力を養い、ブランドを良くすることに手間暇を惜しまない。最も大切なのは、自分がそのブランドの一番のファンでいること。下積み時代からそうした黒子の役割を教えられてきましたが、それは今も変わらないこと。多言語を話せて、海外でのマナーを知っていることも大切ですが当たり前のことを、相手の立場になって考えることをプロとしてできること。それこそが、PRとしての何より重要な仕事だと心得ています。

ブランドは街や歴史など人々の暮らしを通して理解する

同じファッションというフィールドとはいえ、国ごとに歴史も文化もトレンドも異なります。PRとして最初のステップは、ブランドを包括的に知ること。直近の業績からプレスリリース、経営陣やデザイナーのインタビュー記事、同僚からの情報まで、ブランドの最新動向を熟知することはもちろん、ブランドの会社や文化をいちはやく体得する、仲間として認めてもらうことが大切なのかもしれません。今向き合うべきブランドがどんな文化や背景で出来上がったのかを知る為に、滞在中に一人で街を散策し、タクシーや地下鉄に乗り、話題のレストランなどに行く。その拠点の空気を吸って、頭と体で体験することは必ず実行しています。

「ドルチェ&ガッバーナ」に移ったときも、世界最大の司教区といわれるミラノのドゥオーモ(大聖堂)を訪れました。隣接している博物館では、ラピス石の顔料を用いた繊細なテクニックを要する絵画や、キラキラの宝石や金をふんだんに使った美しい福音書のカバーを見て、ものすごく感動したんです。デザイナー2人が、イタリアの文化や伝統的なクラフツマンシップの精神に通ずるハンドメードの技術を長年大事にしてきたことに理解を深めることができましたね。

刺激と自由の感性に満ちた街、ニューヨークでもそう。どうしてサラダのためにあんなに並ぶの?じゃあ並んでみよう。って、現地の人と同じことをとにかく体験してみます。ブランドが発祥の地でどのような環境や風土で育ち、どう支持されているのか。その土地の人々や暮らしについて体験し、知識を深めネットで調べても実感できないブランドの魅力を再発見していきます。

やりたいことをただ主張してはダメ。本国チームとの理解と連携が大事

スタッフの仕事の進め方も国によって結構違うんですよね。儀礼的な日本やビジネス文化のアメリカの場合、ミーティングが始まればすぐに本題に入ります。一方でヨーロッパは、まず信頼関係を築くことから。初顔合わせなら自己紹介やこれまでの経歴など、その人のパーソナリティーを知ることを優先にしています。年数回の対面ミーティングでも、メンバーの近況を聞くウォーミングアップの時間をあえて設けることで、仕事を円滑に進めやすいし、パフォーマンス力も高まりやすいなと感じます。信頼関係構築の近道はイベントや大きなプロジェクトで同じ苦労を共にすることですね。大変なことを乗り越える中で互いに思いやること、そして私や日本チームのみんなを仲間として認めてもらうことが、PRディレクターとしても大事な立ち位置になるし、日本の存在感も高めていく重要なアプローチになります。

国によってファッションショーやイベントの枠組、プロモーションの考え方も違います。日本発信の企画について本国チームの了承を得ることは、PRにとって大きなミッション。例えば、渋谷のスクランブル交差点で大型広告を打ち出そうとするなら、ニューヨーカーにとって想像し易いタイムズスクエアを例に説明したりしたことも。どうしてもカルチャーや面白さの捉え方の相違はあるし、前例のないことを提案するので、何らかの壁はあります。私たちの主張やアイデアを一方的に伝えるよりも、分かりやすい例えを交えて相手の立場になりながら、短時間で理解を深めて進めていきます。ただやりたいことを主張してはダメ。各国のカルチャートレンドやマーケティングの観点の違いを念頭に、ブランドを盛り上げたいという思いがつながれば、それまでにないシナジーも生めるはず。経験も必要だけど、同僚に共通したランゲージと感覚を持っている人を見つけられるかが、同じベクトルで仕事をする上ですごく大事なことだと思っているんです。

他国メンバーとの信頼関係の話でいうと、ファッションショーのような緊張と楽しさが入り混じるドタバタの1日は、同僚のサポートのおかげで“命拾い”するようなトラブル回避もたくさんありました。例えば自国のセレブをショーに招待するとき、どうしても本国メンバーが彼らの顔を認知していなくて、ショー会場入り口のセキュリティゲートをなかなか通れないなんてことも。そうした時に、「奈未のゲストだから」とすぐにフォローしてくれて助かった!終始バタバタとしている会場で、少しでもトラブルを増やしたくないのはみんなの願い(笑)。ニューヨークでは、ショーのスタッフにインターン生がつくことも多くて、当時、大御所の元仏「ヴォーグ(VOGUE)」編集長だったカリーヌ・ロワトフェルド(Carine Roitfeld)を認識できない若いスタッフが会場入口で彼女を足止めしているなんてことがあって、さあ大変!それほどの著名人なら、インビテーションを持っていなくても“顔パス”ですぐに通すのが、PRのお作法なんです。UK担当者にトランシーバーで連絡をすると、可哀想に血相を変えて入口に向かって全力疾走してました。ヒヤヒヤしながらも楽しいエピソードもありますよ。それはまた次回に。

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敏腕PRディレクター南奈未が説くファッション業界の道標 【PR職の流儀】

PROFILE: 南奈未

南奈未
PROFILE: (みなみ・なみ)アメリカの大学でマーケティングを専攻し卒業。米国や日本にて外資系企業などを経て、クリスチャン・ディオールに入社。その後ダミアーニ、ドルチェ&ガッバーナに転職。2004年に「ルイ・ヴィトン」で、ウィメンズとメンズのPRを担当。12年、マイケル・コースのコミュニケーション・ジェネラルマネージャーに就任。17年、ドルチェ&ガッバーナに復職し、PR&コミュニケーション ディレクターに就く。24年10月退職 PHOTO:MAKOTO NAKAGAWA(magNese) HAIR&MAKE UP:KIKKU(Chrysanthemum)
ファッション業界において、花形職とされるPR。そのトップに就くPRディレクターは、ブランドの“縁の下の力持ち”や“影の立役者”として認識されるほど、目立たずともブランドの大きな役割と責任を担っている。特にラグジュアリーブランドにおいては、常にVIP顧客やメディア、デザイナーやチームの中核的存在だ。交渉術やコミュニケーション能力も必要とされる。南奈未さんは約20年間、ファッションシーンをリードする数々の海外ブランドの日本法人のPRを統括。日本はもちろん、グローバルでその手腕を発揮してきた言わずと知れた人物だ。この10年でデジタルやマーケティングの概念が多様化する中、ファッションラグジュアリーの世界は大きく様変わりしているという。この連載では数回に分けて、南さんが培ってきたファッションPRの仕事そしてその裏側について語る。1回目は、ラグジュアリーPRという仕事の流儀について。

華やかなファッション業界の酸いも甘いも噛み分けて

まずは南さんのこれまでのキャリアから。アメリカの大学でマーケティングを専攻し、外資系企業などでキャリアをスタート。その後、フランスを代表するブランドである「クリスチャン・ディオール(CHRISTIAN DIOR)」(当時)から、ファッション業界に飛び込むことに。さらにイタリアの「ダミアーニ(DAMIANI)」や「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」でPRとしての経験を積み、2004年には、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」に入社し、8年間ウィメンズとメンズのPRに。当時2000年頃はラグジュアリー業界でも黄金の時代と呼ばれ、多くのファッションブランドがメガイベントを日本で開催し輝いていた。「ルイ・ヴィトン」もシャンゼリゼのオープンやパリ以外で初めて行う東京夢の島公園でのファッションショー、アーティストとのコラボレーション等、業界でも先駆けとなるさまざまなプロジェクトを実現させ、前人未到の道を突き進んでいた。また、南さんに大きな影響を与えた日本における海外ラグジュアリーブランドPRの第一人者といわれる齋藤牧里さんに出会ったのもこの時。彼女から、本国と日本の架け橋となるPRのあり方やクリエイティブな仕事をする大切さを多く学んだ。

その後、12年に米国ニューヨークの「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」でPRのトップに就き、4年で日本での大幅なビジネス拡大およびブランド復活に貢献。17年、「ドルチェ&ガッバーナ」にPR&コミュニケーション ディレクターとして復帰。デザイナー来日による伊勢丹新宿本店やイタリア大使館でのファッションショーやTVアニメ「呪術廻戦」とのコラボレーションを実現し、デジタルキャンペーンをはじめ渋谷のど真ん中にポップアップを展開するマーケティング戦略など話題を呼んだ。TVアニメ「呪術廻戦」のキャラクターたちが「ドルチェ&ガッバーナ」の服を着た広告ビジュアルは、出版社の垣根を超えてオン/オフラインメデイアに掲載され、日本雑誌広告賞の経済産業大臣賞(グランプリ)を受賞した。

と、これまでの経歴を振り返ると華やかできらびやかなファッションシーンにおいて、すばらしいクリエイションに間近で触れながらも、その裏側で時にドキッと時にヒヤッとしながら、酸いも甘いも噛み分け、PRの修行を積んできてかれこれ20年。普段はなかなか知ることのできないラグジュアリーファッションの世界、そしてPRという仕事について南さんのキャリアから紐解いていく。

きらびやかな世界で“黒子”に徹する超多忙な日々

南奈未:フランスの代表的ブランド「ルイ・ヴィトン」は、いわゆる最高峰を指すラグジュアリーブランドと呼ばれていて、世界中に多くのファンを抱え、夢や憧れを今もなお人々に与えていると思います。本国の基盤も大きく、店舗数や顧客数も多い分、企業としてもスケール感が異なり仕事もセグメントされていて上手に組織化されています。一方、規模やスケールが小さいブランドは、プロセスがスピーディーで風通しが良いのが利点ですが、ダブルワークやトリプルワークを担うことはよくあります。なので、これは「私の仕事ではないです」と明確な線引きは難しく、マルチタスクで常にブランドの立場に立って効率よく物事を進めないといけません。あとは信頼できる同じベクトルを持った少数精鋭チームを作ることも必須ですね。

デジタル施策を積極的に取り入れていた「マイケル・コース」では、PRや広告以外にもデジタルマーケティング、ソーシャルやイベントの企画などのさまざまな業務を担っていました。入社した時は「ルイ・ヴィトン」と売り上げも文化も何もかもが違いすぎて苦労しましたが、本社の人たちも聞く耳は持っていて、協力的だったのが救いでした。日本ではまだ珍しかったSNSを使った取り組みを仕掛け、デザイナーのマイケル・コース本人(Michael Kors)や当時日本で女神級に人気だったモデルのミランダ・カー(Miranda Kerr)が来日して、ファッションメディア以外にテレビ局も(NHK以外全部来た気がする……)大々的に取り上げていただきました。当時は会場の確認からメディアやインフルエンサーのアテンド、本国チームやプロダクションとのやりとりまで、全てが終わるまで気が抜けなかったのを今でも鮮明に覚えています。終わった瞬間、ホテルのエレベーターに倒れ込んだこともまだ記憶に新しいほど(笑)。でもそれをキッカケに“王道セレブから注目されているブランド”のイメージが印象づき順調に売れていった気がします。チーム一丸となって同じ方向を向いた結果ですね。

PRは基本的に裏方に徹する存在。華やかな世界の舞台裏で、主役は常にブランドであり、デザイナーのクリエイション。私たちは5分ごとに起こる“事件”に日々葛藤し、対応しなければなりません。そのために日ごろからチーム力を育て、方向性の是非を嗅ぎ分けたり、瞬時に決断が出来るよう判断力を養い、ブランドを良くすることに手間暇を惜しまない。最も大切なのは、自分がそのブランドの一番のファンでいること。下積み時代からそうした黒子の役割を教えられてきましたが、それは今も変わらないこと。多言語を話せて、海外でのマナーを知っていることも大切ですが当たり前のことを、相手の立場になって考えることをプロとしてできること。それこそが、PRとしての何より重要な仕事だと心得ています。

ブランドは街や歴史など人々の暮らしを通して理解する

同じファッションというフィールドとはいえ、国ごとに歴史も文化もトレンドも異なります。PRとして最初のステップは、ブランドを包括的に知ること。直近の業績からプレスリリース、経営陣やデザイナーのインタビュー記事、同僚からの情報まで、ブランドの最新動向を熟知することはもちろん、ブランドの会社や文化をいちはやく体得する、仲間として認めてもらうことが大切なのかもしれません。今向き合うべきブランドがどんな文化や背景で出来上がったのかを知る為に、滞在中に一人で街を散策し、タクシーや地下鉄に乗り、話題のレストランなどに行く。その拠点の空気を吸って、頭と体で体験することは必ず実行しています。

「ドルチェ&ガッバーナ」に移ったときも、世界最大の司教区といわれるミラノのドゥオーモ(大聖堂)を訪れました。隣接している博物館では、ラピス石の顔料を用いた繊細なテクニックを要する絵画や、キラキラの宝石や金をふんだんに使った美しい福音書のカバーを見て、ものすごく感動したんです。デザイナー2人が、イタリアの文化や伝統的なクラフツマンシップの精神に通ずるハンドメードの技術を長年大事にしてきたことに理解を深めることができましたね。

刺激と自由の感性に満ちた街、ニューヨークでもそう。どうしてサラダのためにあんなに並ぶの?じゃあ並んでみよう。って、現地の人と同じことをとにかく体験してみます。ブランドが発祥の地でどのような環境や風土で育ち、どう支持されているのか。その土地の人々や暮らしについて体験し、知識を深めネットで調べても実感できないブランドの魅力を再発見していきます。

やりたいことをただ主張してはダメ。本国チームとの理解と連携が大事

スタッフの仕事の進め方も国によって結構違うんですよね。儀礼的な日本やビジネス文化のアメリカの場合、ミーティングが始まればすぐに本題に入ります。一方でヨーロッパは、まず信頼関係を築くことから。初顔合わせなら自己紹介やこれまでの経歴など、その人のパーソナリティーを知ることを優先にしています。年数回の対面ミーティングでも、メンバーの近況を聞くウォーミングアップの時間をあえて設けることで、仕事を円滑に進めやすいし、パフォーマンス力も高まりやすいなと感じます。信頼関係構築の近道はイベントや大きなプロジェクトで同じ苦労を共にすることですね。大変なことを乗り越える中で互いに思いやること、そして私や日本チームのみんなを仲間として認めてもらうことが、PRディレクターとしても大事な立ち位置になるし、日本の存在感も高めていく重要なアプローチになります。

国によってファッションショーやイベントの枠組、プロモーションの考え方も違います。日本発信の企画について本国チームの了承を得ることは、PRにとって大きなミッション。例えば、渋谷のスクランブル交差点で大型広告を打ち出そうとするなら、ニューヨーカーにとって想像し易いタイムズスクエアを例に説明したりしたことも。どうしてもカルチャーや面白さの捉え方の相違はあるし、前例のないことを提案するので、何らかの壁はあります。私たちの主張やアイデアを一方的に伝えるよりも、分かりやすい例えを交えて相手の立場になりながら、短時間で理解を深めて進めていきます。ただやりたいことを主張してはダメ。各国のカルチャートレンドやマーケティングの観点の違いを念頭に、ブランドを盛り上げたいという思いがつながれば、それまでにないシナジーも生めるはず。経験も必要だけど、同僚に共通したランゲージと感覚を持っている人を見つけられるかが、同じベクトルで仕事をする上ですごく大事なことだと思っているんです。

他国メンバーとの信頼関係の話でいうと、ファッションショーのような緊張と楽しさが入り混じるドタバタの1日は、同僚のサポートのおかげで“命拾い”するようなトラブル回避もたくさんありました。例えば自国のセレブをショーに招待するとき、どうしても本国メンバーが彼らの顔を認知していなくて、ショー会場入り口のセキュリティゲートをなかなか通れないなんてことも。そうした時に、「奈未のゲストだから」とすぐにフォローしてくれて助かった!終始バタバタとしている会場で、少しでもトラブルを増やしたくないのはみんなの願い(笑)。ニューヨークでは、ショーのスタッフにインターン生がつくことも多くて、当時、大御所の元仏「ヴォーグ(VOGUE)」編集長だったカリーヌ・ロワトフェルド(Carine Roitfeld)を認識できない若いスタッフが会場入口で彼女を足止めしているなんてことがあって、さあ大変!それほどの著名人なら、インビテーションを持っていなくても“顔パス”ですぐに通すのが、PRのお作法なんです。UK担当者にトランシーバーで連絡をすると、可哀想に血相を変えて入口に向かって全力疾走してました。ヒヤヒヤしながらも楽しいエピソードもありますよ。それはまた次回に。

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「タトラス」の人気“パールホワイト”コレクションが今年も登場 アウターやワンピースなど全19型

「タトラス(TATRAS)」は3月28日、ウィメンズ向けのカプセルコレクション“パールコレクション”を発売した。パールホワイトを着想源に、洗練されたホワイトカラーに特化した全19型をそろえる。直営店と公式ECサイトで販売中だ。

毎年人気の同コレクションは今回で3シーズン目を迎え、春夏では初となる。特別ながらも普遍的なパールが持つ優しさや柔らかさ、強さをアパレルアイテムに落とし込み、「タトラス」が考えるスポーティーとラグジュアリーを融合した都会的なコレクションに仕上げた。シンプルな中にも優雅な気品を感じとることができる、洗練されたエレガンスを提案している。

メインアイテムのアウター(17万6000円)は、コレクションを象徴するクラシックなイタリアンレースをモチーフに、オリジナルデザインで構築。定番のモッズコートに大胆なギャザーをたっぷりと施し、長めの着丈とオーバーシルエットに仕立てることで、メンズライクな雰囲気を演出した。ほか、ナイロンとレースを取り入れ軽快さと上品さを兼ね備えたワンピース(8万3600円)や、生地のハリ感を活かしたリラックス感のあるワイドパンツ(4万8400円)などを販売する。

今回は、パールが際立つスペシャルなアクセサリーも登場する。イミテーションパールがエレガントなアクセントを添えるマクラメレースストール(8万8000円)と、職人の手仕事によって丁寧に編み上げられたパールビーズ付きのつけ衿(11万円)を用意した。アウターやTシャツなどのさまざまなアイテムと相性が良く、コーディネートに1点加えるだけでワンランク上のスタイルが完成する。


問い合わせ先
タトラス 銀座
03-6228-7770

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究極のアートウオッチ「ジャケ・ドロー」日本事業終了の背景 時計熱はまだ高い中、なぜ?

「オメガ(OMEGA)」や「ブレゲ(BREGUET)」「ブランパン(BLANCPAIN)」「ロンジン(LONGINES)」「ティソ(TISSOT)」など、19の時計ブランドを傘下に置く世界最大の時計スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)が3月26日、最もハイエンドな時計ブランドのひとつ「ジャケ・ドロー(JAQUET DORZ)」の、2002年から続けてきた日本における事業終了を発表した。この決定の背景には何があるのか。筆者は1990年代のインベストコープ(INVESTCORP)によるブランド復興、2000年のスウォッチ グループによるブランド買収から一貫してウォッチしてきたので、撤退に至った理由を考察してみたい。

「ジャケ・ドロー」は、オートマタで
究極のウオッチアートを追求

「ジャケ・ドロー」は、時計の歴史に燦然と輝くブランドだ。創業者のピエール=ジャケ・ドロー(Pierre Jaquet-Droz)と息子のアンリ=ルイ(Henri-Louis)は、時計史上最高の天才時計師アブラアン=ルイ・ブレゲ(Abraham-Louis Breguet)と並び称せられる存在。1738年、わずか17歳でピエール・ジャケ・ドローは故郷ラ・ショー・ド・フォンに自身最初の時計工房を設立。精巧なグランドファーザークロックの製作を出発点に、息子アンリ=ルイとジャン=フレデリック・レショー(Jean-Frederic Leschot)と共に、人を驚かせ感動させる仕掛けを備えた芸術的な時計、オートマタ(自動人形=機械仕掛けの人形やからくり装置)でヨーロッパの王侯貴族から絶大な人気と信頼を得て、不動の名声を確立した。中でも74年に発表した、ぜんまいと歯車で動く人間型オートマタ「ライター」(文字を書く)と「ドローイングマン」(絵を書く)、「ミュージシャン」(音楽を演奏する)は、世界の技術史、工芸史に残る傑作として人々を魅了し続けている。

ただ89年のフランス革命勃発直後に続いたジャケ・ドロー父子の相次ぐ死などで、19世紀から20世紀までブランドは約200年間休眠状態に。しかし、「ブレゲ」を復活・再生させた実績を持つフランソワ・ボデ(Francois Bodet)氏とインベストコープの資金力で1989年、「ジャケ・ドロー」は復活を果たす。そして2000年にスウォッチ グループ傘下となって以降、価格戦略は幾度か変更されたが、この数年は“パイヨンエナメル”のようなエナメル装飾の最高峰技術を活用した腕時計や、ぜんまいで駆動する微小なエアポンプと笛で鳥の鳴き声を、ゴールドやエナメル装飾で動く鳥の姿を再現した「シンギングバード」ウオッチなど、創業者が得意としたオートマタ機構を腕時計に組み込んだ超絶モデルで“ウオッチアート”の究極を追求。特にここ数年はローリング・ストーンズ(Rolling Stones)やボン・ジョヴィ(Bon Jovi)らのミュージシャンと彼らの音楽をテーマにしたオートマタウオッチが一般の人々の間でも話題となった。

「ジャケ・ドロー」終了
考えられる3つの理由

その中で突然の、日本での事業終了には誰もが驚いたはず。ただ筆者は2021年にブランドの運営体制が代わってから、「もしかしたら」と考えていた。今回の決断には、おそらく3つの背景がある。

ひとつの背景は、主力市場である中国を筆頭に起きている高級時計の景気後退によるスウォッチ グループの厳しい事業状況だ。固定為替レートでのグループの2024年度の総売上高は、前年比マイナス14.6%。時計・宝飾品部門(生産部門を除く)は、売上高が大幅に減少し、それに伴い営業利益率も10.6%と前年度の17.2%と比べて低水準となった。その中でも特に深刻なのは「ブレゲ」「ブランパン」など、傘下の中でも高級な時計宝飾ブランドの不振だ。同様かそれ以上のポジションに位置する「ジャケ・ドロー」の事業終了は、この高級時計ブランド不振に対する対応策、世界的な事業展開の見直し、経費削減の一貫だと考えられる。

もうひとつの背景。それは「パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)」「オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)」「リシャール・ミル(RICHARD MILLE)」など、一部の超高級時計ブランドで進んでいる卸売りから直営ブティックへと転換する戦略。さらにもうひとつがネット社会の発展で起きているD to C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)というビジネススタイルの導入だ。

最低でも数百万円、主力製品は1000万円を超え、生産数の少ない時計ブランドは常に品薄状態。そこでブランドロイヤリティが高い顧客、常に新作を待ち望み継続的に購入する顧客が育っている高級時計ブランドでは、新規顧客の開拓は常に必要だとしても、富裕層へのダイレクトなマーケティング&セールスが主体になっている。

「ジャケ・ドロー」も21年にアラン・デラムラ(Alain Delamuraz)がCEOに就任してから、リテールビジネス部門を廃止し、100万円台のエントリーラインのコレクションを廃止。スイスのラ・ショー・ド・フォンにあるジャケ・ドローのマニュファクチュールと顧客がダイレクトにつながり、顧客と工房が共同でユニークピースを作り出していくという新しい方向性を打ち出してきた。

DTC環境では、実店舗や各国ごとの事業部門は必ずしも必要ではない。ふだんの顧客対応は基本デジタルで行い、リアルなマーケティング&セールスは年に数回の特別展示会や、顧客へのダイレクトなプレゼンテーションを行う体制にすれば、日本での事業本部は不要ともいえる。今回の事業終了宣言は、本社直轄のD to C体制への移行宣言だろう。

日本では「オメガ」「ロンジン」
「ハリー・ウィンストン」など好調

「ジャケ・ドロー」の日本における事業は終了するが、スウォッチ グループ全体が低調とは限らない。

024年度の年次報告書によれば、米国、日本、インド、中東の主要市場は、現地通貨ベースで過去最高の売上高を達成しているし、中国に次ぐ最大の時計市場である米国では「オメガ」「ロンジン」「スウォッチ(SWATCH)」が好調で、「ティソ」は初めて1億ドル(約150億円)の売り上げを超えた。またスイス時計にとって3番目に大きな輸出市場の日本では「ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)」「オメガ」「ロンジン」「ティソ」が特に好調で、2ケタ台の高い成長を達成している。

日本を筆頭に世界の時計市場は今、世界的な景気後退の影響で、販売の主体は従来よりも価格が低い時計ブランドに移っている。加えて時代を超越したクラシックデザインで、プライス・パフォーマンスが高い、価格以上の価値がある時計ブランドにシフトしている。そのシフト先になっているのが「ロンジン」と「ティソ」だ。また「オメガ」も伝統的なスタイルと最も先進的なメカニズムを両立したブランドとして高い評価を受け、やはり価格以上の価値を実現している。高級ブランドの「ブレゲ」と「ブランパン」は不振だが、落ち込みは全世界的には大きくない。「ブランパン」は「スウォッチ」とのコラボでは成功している。

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「アダム エ ロペ」が「ラコステ」に別注 アイコニックなポロシャツやTシャツを発売 

「アダム エ ロペ(ADAM ET ROPE)」は4月25日、「ラコステ(LACOSTE)」と制作した別注のポロシャツやTシャツを発売する。すでにジャドール ジュン オンライン(J’aDoRe JUN ONLINE)で予約受付を開始しており、オンラインでの配送は5月中旬頃を予定している。

ウィメンズ

ウィメンズは、メンズのサイジングをベースにオリジナルパターンで制作したポロシャツ2種(各2万900円)をラインアップ。「アダム エ ロペ」だけの配色のボーダー柄は、シックさとクリーンさを兼ね備えたカラーリングで、クリーム、ブルー、ボルドーの3色を用意する。無地のポロシャツは、ゆったりとしたシルエットながら、少し短めの着丈で仕上げ、ラコステ社シーズンカラーの中から春らしいピンクと、モードにも仕上がるチャコールの2色をセレクトした。

メンズ

 

メンズは、ウィメンズと同じボーダー柄のTシャツ(各1万4300円)を、春らしいエクリュと涼しげなサックス、シックなボルドーの3色で用意する。

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「アダム エ ロペ」が「ラコステ」に別注 アイコニックなポロシャツやTシャツを発売 

「アダム エ ロペ(ADAM ET ROPE)」は4月25日、「ラコステ(LACOSTE)」と制作した別注のポロシャツやTシャツを発売する。すでにジャドール ジュン オンライン(J’aDoRe JUN ONLINE)で予約受付を開始しており、オンラインでの配送は5月中旬頃を予定している。

ウィメンズ

ウィメンズは、メンズのサイジングをベースにオリジナルパターンで制作したポロシャツ2種(各2万900円)をラインアップ。「アダム エ ロペ」だけの配色のボーダー柄は、シックさとクリーンさを兼ね備えたカラーリングで、クリーム、ブルー、ボルドーの3色を用意する。無地のポロシャツは、ゆったりとしたシルエットながら、少し短めの着丈で仕上げ、ラコステ社シーズンカラーの中から春らしいピンクと、モードにも仕上がるチャコールの2色をセレクトした。

メンズ

 

メンズは、ウィメンズと同じボーダー柄のTシャツ(各1万4300円)を、春らしいエクリュと涼しげなサックス、シックなボルドーの3色で用意する。

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1位は、「ユニクロ」タマタカ店がロンハーマンとコラボしたTシャツ即日完売で急きょ追加生産 1人5点まで受注開始|週間アクセスランキング TOP10(3月20日〜26日)

1位は、「ユニクロ」タマタカ店がロンハーマンとコラボしたTシャツ即日完売で急きょ追加生産 1人5点まで受注開始|週間アクセスランキング TOP10(3月20日〜26日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、3月20日(木)〜3月26日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「ユニクロ」タマタカ店がロンハーマンとコラボしたTシャツ即日完売で急きょ追加生産 1人5点まで受注開始

03月21日公開 / 文・WWD STAFF

 「ユニクロ(UNIQLO)」は、3月20日にオープンした「ユニクロ」タマタカ店限定で発売したロンハーマン(RON HERMAN)とコラボレーションしたTシャツが即日完売したことを受け、追加生産を行うことを発表した。3月21~28日までの期間、玉川髙島屋S・C 南館 1階プラザ口で、1人5点まで受注を受け付け、5月以降に商品を購入できる。受付をした全ての分を用意するという。なお、電話での注文は不可。オンラインストアでの販売はない。

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- 2位 -
「コンバース」×「グラフペーパー」 “ジャックパーセル”をベースにしたローファータイプのスニーカー発売

03月26日公開 / 文・WWD STAFF

 「グラフペーパー(GRAPHPAPER)」は3月29日、「コンバース(CONVERSE)」とのコラボレーションし、“ジャックパーセル(JACK PURCELL)”をベースにしたローファータイプのスニーカーを発売する。

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- 3位 -
「ジーユー」が「ロク」との2シーズン目のコラボを4月4日発売 メンズも仲間入り

03月24日公開 / 文・WWD STAFF

 「ジーユー(GU)」は4月4日、ロック・ファン(Rok Hwang)が手掛ける「ロク(ROKH)」とのコラボレーションコレクションを発売する。2024年10月に発売したファーストシーズンに続く2シーズン目のコラボとなり、ウィメンズ14型に加え、今季はメンズ5型もそろえる。

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- 4位 -
「リーバイス」から1920年代の“ロット 201 ジーンズ”と“ロット 213 ジャケット”が復刻

03月25日公開 / 文・WWD STAFF

 「リーバイス(LEVI'S)」は3月28日、過去作を忠実復刻するコレクション“リーバイス ビンテージ クロージング(LEVI'S VINTAGE CLOTHING)”から1920年代の希少なシリーズを復刻した“ロット 213 ジャケット”(6万6000円)と“LVC 1920s ロット201 ジーン”(6万500円)を発売する。「リーバイス」原宿フラッグシップストア、新宿、大阪、京都で取り扱う。3月27日には、公式オンラインサイトで先行販売を行う。

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- 5位 -
ビームスが「セイコー プロスペックス」に別注した“モンスター”を300本限定発売 派手やかなカラーに

03月24日公開 / 文・WWD STAFF

 ビームス(BEAMS)は4月18日、「セイコー プロスペックス(SEIKO PROSPEX)」に別注したダイバーズウオッチ“SBDY136”を発売する。価格は8万2500円、一部を除く全国のビームス店舗および、公式オンラインストアで扱う。また現在、オンラインでは予約を受付中だ。

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- 6位 -
横⼭健が「ヴァンズ」の“オールドスクール”のキャンペーンに登場 愛⽤カラーのネイビーを履いて

03月20日公開 / 文・WWD STAFF

 「ヴァンズ(VANS)」は、スニーカー“オールドスクール(OLD SKOOL)”のルーツを表現する「Feel Something New. - いま感じる新しさ。」キャンペーンで、Ken Yokoyama、Hi-STANDARDとして活動する横⼭健を起⽤した。

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- 7位 -
NewJeans改めNJZの活動休止で広告起用はどうなる? 花王「エッセンシャル」は現状継続

03月26日公開 / 文・本橋 涼介

 韓国のガールズグループ「NJZ(旧NewJeans)」が活動休止を宣言した。ファッション&ビューティ業界でも彼女たちを広告塔として起用している企業・ブランドは多くあり、今後のプロモーション戦略への影響は避けられない。

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- 8位 -
「ニューバランス」から“メイド イン USA”春夏コレクション “990”シリーズやウエアなど

03月23日公開 / 文・WWD STAFF

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、“メイド イン USA(MADE IN USA)”春夏コレクションを3月27日から順次発売する。「ニューバランス」一部店舗および公式オンラインなどで販売する。

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- 9位 -
大谷翔平と村上隆が貢献 MLB東京シリーズでグッズ売り上げ約59億円を記録

03月24日公開 / 文・米国版WWD

 3月18・19日、東京ドームで、MLB開幕戦としてシカゴ・カブス対ロサンゼルス・ドジャースの「MLB東京シリーズ by グッゲンハイム(MLB Tokyo Series presented by Guggenheim)」が開催され、第1試合では、日本史上最多の視聴者数2500万人を記録した。これは2019年シリーズでの記録を1900万人以上上回り、2017年のワールドシリーズで行われたドジャース対ヒューストン・アストロズ第7試合の視聴者数2820万人に次ぐ記録だった。

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- 10位 -
「アナ スイ」とIS:SUEがコラボ もぎたて果実のようなリップティント発売に合わせ

03月20日公開 / 文・WWD STAFF

 「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」は“ティント ルージュ”(各3300円)新色発売に合わせ、ガールズグループIS:SUE(イッシュ)とコラボレーションを行う。IS:SUEのメンバーは新色を含めた全7色をポイントにしたメイクルックのモデルを務めるほか、4月30日からブランド公式オンラインやSNSを中心にさまざまな情報を公開していく。

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1位は、「ユニクロ」タマタカ店がロンハーマンとコラボしたTシャツ即日完売で急きょ追加生産 1人5点まで受注開始|週間アクセスランキング TOP10(3月20日〜26日)

1位は、「ユニクロ」タマタカ店がロンハーマンとコラボしたTシャツ即日完売で急きょ追加生産 1人5点まで受注開始|週間アクセスランキング TOP10(3月20日〜26日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、3月20日(木)〜3月26日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「ユニクロ」タマタカ店がロンハーマンとコラボしたTシャツ即日完売で急きょ追加生産 1人5点まで受注開始

03月21日公開 / 文・WWD STAFF

 「ユニクロ(UNIQLO)」は、3月20日にオープンした「ユニクロ」タマタカ店限定で発売したロンハーマン(RON HERMAN)とコラボレーションしたTシャツが即日完売したことを受け、追加生産を行うことを発表した。3月21~28日までの期間、玉川髙島屋S・C 南館 1階プラザ口で、1人5点まで受注を受け付け、5月以降に商品を購入できる。受付をした全ての分を用意するという。なお、電話での注文は不可。オンラインストアでの販売はない。

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- 2位 -
「コンバース」×「グラフペーパー」 “ジャックパーセル”をベースにしたローファータイプのスニーカー発売

03月26日公開 / 文・WWD STAFF

 「グラフペーパー(GRAPHPAPER)」は3月29日、「コンバース(CONVERSE)」とのコラボレーションし、“ジャックパーセル(JACK PURCELL)”をベースにしたローファータイプのスニーカーを発売する。

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- 3位 -
「ジーユー」が「ロク」との2シーズン目のコラボを4月4日発売 メンズも仲間入り

03月24日公開 / 文・WWD STAFF

 「ジーユー(GU)」は4月4日、ロック・ファン(Rok Hwang)が手掛ける「ロク(ROKH)」とのコラボレーションコレクションを発売する。2024年10月に発売したファーストシーズンに続く2シーズン目のコラボとなり、ウィメンズ14型に加え、今季はメンズ5型もそろえる。

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- 4位 -
「リーバイス」から1920年代の“ロット 201 ジーンズ”と“ロット 213 ジャケット”が復刻

03月25日公開 / 文・WWD STAFF

 「リーバイス(LEVI'S)」は3月28日、過去作を忠実復刻するコレクション“リーバイス ビンテージ クロージング(LEVI'S VINTAGE CLOTHING)”から1920年代の希少なシリーズを復刻した“ロット 213 ジャケット”(6万6000円)と“LVC 1920s ロット201 ジーン”(6万500円)を発売する。「リーバイス」原宿フラッグシップストア、新宿、大阪、京都で取り扱う。3月27日には、公式オンラインサイトで先行販売を行う。

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- 5位 -
ビームスが「セイコー プロスペックス」に別注した“モンスター”を300本限定発売 派手やかなカラーに

03月24日公開 / 文・WWD STAFF

 ビームス(BEAMS)は4月18日、「セイコー プロスペックス(SEIKO PROSPEX)」に別注したダイバーズウオッチ“SBDY136”を発売する。価格は8万2500円、一部を除く全国のビームス店舗および、公式オンラインストアで扱う。また現在、オンラインでは予約を受付中だ。

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- 6位 -
横⼭健が「ヴァンズ」の“オールドスクール”のキャンペーンに登場 愛⽤カラーのネイビーを履いて

03月20日公開 / 文・WWD STAFF

 「ヴァンズ(VANS)」は、スニーカー“オールドスクール(OLD SKOOL)”のルーツを表現する「Feel Something New. - いま感じる新しさ。」キャンペーンで、Ken Yokoyama、Hi-STANDARDとして活動する横⼭健を起⽤した。

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- 7位 -
NewJeans改めNJZの活動休止で広告起用はどうなる? 花王「エッセンシャル」は現状継続

03月26日公開 / 文・本橋 涼介

 韓国のガールズグループ「NJZ(旧NewJeans)」が活動休止を宣言した。ファッション&ビューティ業界でも彼女たちを広告塔として起用している企業・ブランドは多くあり、今後のプロモーション戦略への影響は避けられない。

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- 8位 -
「ニューバランス」から“メイド イン USA”春夏コレクション “990”シリーズやウエアなど

03月23日公開 / 文・WWD STAFF

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、“メイド イン USA(MADE IN USA)”春夏コレクションを3月27日から順次発売する。「ニューバランス」一部店舗および公式オンラインなどで販売する。

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- 9位 -
大谷翔平と村上隆が貢献 MLB東京シリーズでグッズ売り上げ約59億円を記録

03月24日公開 / 文・米国版WWD

 3月18・19日、東京ドームで、MLB開幕戦としてシカゴ・カブス対ロサンゼルス・ドジャースの「MLB東京シリーズ by グッゲンハイム(MLB Tokyo Series presented by Guggenheim)」が開催され、第1試合では、日本史上最多の視聴者数2500万人を記録した。これは2019年シリーズでの記録を1900万人以上上回り、2017年のワールドシリーズで行われたドジャース対ヒューストン・アストロズ第7試合の視聴者数2820万人に次ぐ記録だった。

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- 10位 -
「アナ スイ」とIS:SUEがコラボ もぎたて果実のようなリップティント発売に合わせ

03月20日公開 / 文・WWD STAFF

 「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」は“ティント ルージュ”(各3300円)新色発売に合わせ、ガールズグループIS:SUE(イッシュ)とコラボレーションを行う。IS:SUEのメンバーは新色を含めた全7色をポイントにしたメイクルックのモデルを務めるほか、4月30日からブランド公式オンラインやSNSを中心にさまざまな情報を公開していく。

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