「アダム エ ロペ」が「ラコステ」に別注 アイコニックなポロシャツやTシャツを発売 

「アダム エ ロペ(ADAM ET ROPE)」は4月25日、「ラコステ(LACOSTE)」と制作した別注のポロシャツやTシャツを発売する。すでにジャドール ジュン オンライン(J’aDoRe JUN ONLINE)で予約受付を開始しており、オンラインでの配送は5月中旬頃を予定している。

ウィメンズ

ウィメンズは、メンズのサイジングをベースにオリジナルパターンで制作したポロシャツ2種(各2万900円)をラインアップ。「アダム エ ロペ」だけの配色のボーダー柄は、シックさとクリーンさを兼ね備えたカラーリングで、クリーム、ブルー、ボルドーの3色を用意する。無地のポロシャツは、ゆったりとしたシルエットながら、少し短めの着丈で仕上げ、ラコステ社シーズンカラーの中から春らしいピンクと、モードにも仕上がるチャコールの2色をセレクトした。

メンズ

 

メンズは、ウィメンズと同じボーダー柄のTシャツ(各1万4300円)を、春らしいエクリュと涼しげなサックス、シックなボルドーの3色で用意する。

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1位は、「ユニクロ」タマタカ店がロンハーマンとコラボしたTシャツ即日完売で急きょ追加生産 1人5点まで受注開始|週間アクセスランキング TOP10(3月20日〜26日)

1位は、「ユニクロ」タマタカ店がロンハーマンとコラボしたTシャツ即日完売で急きょ追加生産 1人5点まで受注開始|週間アクセスランキング TOP10(3月20日〜26日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、3月20日(木)〜3月26日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「ユニクロ」タマタカ店がロンハーマンとコラボしたTシャツ即日完売で急きょ追加生産 1人5点まで受注開始

03月21日公開 / 文・WWD STAFF

 「ユニクロ(UNIQLO)」は、3月20日にオープンした「ユニクロ」タマタカ店限定で発売したロンハーマン(RON HERMAN)とコラボレーションしたTシャツが即日完売したことを受け、追加生産を行うことを発表した。3月21~28日までの期間、玉川髙島屋S・C 南館 1階プラザ口で、1人5点まで受注を受け付け、5月以降に商品を購入できる。受付をした全ての分を用意するという。なお、電話での注文は不可。オンラインストアでの販売はない。

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- 2位 -
「コンバース」×「グラフペーパー」 “ジャックパーセル”をベースにしたローファータイプのスニーカー発売

03月26日公開 / 文・WWD STAFF

 「グラフペーパー(GRAPHPAPER)」は3月29日、「コンバース(CONVERSE)」とのコラボレーションし、“ジャックパーセル(JACK PURCELL)”をベースにしたローファータイプのスニーカーを発売する。

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- 3位 -
「ジーユー」が「ロク」との2シーズン目のコラボを4月4日発売 メンズも仲間入り

03月24日公開 / 文・WWD STAFF

 「ジーユー(GU)」は4月4日、ロック・ファン(Rok Hwang)が手掛ける「ロク(ROKH)」とのコラボレーションコレクションを発売する。2024年10月に発売したファーストシーズンに続く2シーズン目のコラボとなり、ウィメンズ14型に加え、今季はメンズ5型もそろえる。

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- 4位 -
「リーバイス」から1920年代の“ロット 201 ジーンズ”と“ロット 213 ジャケット”が復刻

03月25日公開 / 文・WWD STAFF

 「リーバイス(LEVI'S)」は3月28日、過去作を忠実復刻するコレクション“リーバイス ビンテージ クロージング(LEVI'S VINTAGE CLOTHING)”から1920年代の希少なシリーズを復刻した“ロット 213 ジャケット”(6万6000円)と“LVC 1920s ロット201 ジーン”(6万500円)を発売する。「リーバイス」原宿フラッグシップストア、新宿、大阪、京都で取り扱う。3月27日には、公式オンラインサイトで先行販売を行う。

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- 5位 -
ビームスが「セイコー プロスペックス」に別注した“モンスター”を300本限定発売 派手やかなカラーに

03月24日公開 / 文・WWD STAFF

 ビームス(BEAMS)は4月18日、「セイコー プロスペックス(SEIKO PROSPEX)」に別注したダイバーズウオッチ“SBDY136”を発売する。価格は8万2500円、一部を除く全国のビームス店舗および、公式オンラインストアで扱う。また現在、オンラインでは予約を受付中だ。

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- 6位 -
横⼭健が「ヴァンズ」の“オールドスクール”のキャンペーンに登場 愛⽤カラーのネイビーを履いて

03月20日公開 / 文・WWD STAFF

 「ヴァンズ(VANS)」は、スニーカー“オールドスクール(OLD SKOOL)”のルーツを表現する「Feel Something New. - いま感じる新しさ。」キャンペーンで、Ken Yokoyama、Hi-STANDARDとして活動する横⼭健を起⽤した。

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- 7位 -
NewJeans改めNJZの活動休止で広告起用はどうなる? 花王「エッセンシャル」は現状継続

03月26日公開 / 文・本橋 涼介

 韓国のガールズグループ「NJZ(旧NewJeans)」が活動休止を宣言した。ファッション&ビューティ業界でも彼女たちを広告塔として起用している企業・ブランドは多くあり、今後のプロモーション戦略への影響は避けられない。

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- 8位 -
「ニューバランス」から“メイド イン USA”春夏コレクション “990”シリーズやウエアなど

03月23日公開 / 文・WWD STAFF

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、“メイド イン USA(MADE IN USA)”春夏コレクションを3月27日から順次発売する。「ニューバランス」一部店舗および公式オンラインなどで販売する。

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- 9位 -
大谷翔平と村上隆が貢献 MLB東京シリーズでグッズ売り上げ約59億円を記録

03月24日公開 / 文・米国版WWD

 3月18・19日、東京ドームで、MLB開幕戦としてシカゴ・カブス対ロサンゼルス・ドジャースの「MLB東京シリーズ by グッゲンハイム(MLB Tokyo Series presented by Guggenheim)」が開催され、第1試合では、日本史上最多の視聴者数2500万人を記録した。これは2019年シリーズでの記録を1900万人以上上回り、2017年のワールドシリーズで行われたドジャース対ヒューストン・アストロズ第7試合の視聴者数2820万人に次ぐ記録だった。

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- 10位 -
「アナ スイ」とIS:SUEがコラボ もぎたて果実のようなリップティント発売に合わせ

03月20日公開 / 文・WWD STAFF

 「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」は“ティント ルージュ”(各3300円)新色発売に合わせ、ガールズグループIS:SUE(イッシュ)とコラボレーションを行う。IS:SUEのメンバーは新色を含めた全7色をポイントにしたメイクルックのモデルを務めるほか、4月30日からブランド公式オンラインやSNSを中心にさまざまな情報を公開していく。

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「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、3月20日(木)〜3月26日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「ユニクロ」タマタカ店がロンハーマンとコラボしたTシャツ即日完売で急きょ追加生産 1人5点まで受注開始

03月21日公開 / 文・WWD STAFF

 「ユニクロ(UNIQLO)」は、3月20日にオープンした「ユニクロ」タマタカ店限定で発売したロンハーマン(RON HERMAN)とコラボレーションしたTシャツが即日完売したことを受け、追加生産を行うことを発表した。3月21~28日までの期間、玉川髙島屋S・C 南館 1階プラザ口で、1人5点まで受注を受け付け、5月以降に商品を購入できる。受付をした全ての分を用意するという。なお、電話での注文は不可。オンラインストアでの販売はない。

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- 2位 -
「コンバース」×「グラフペーパー」 “ジャックパーセル”をベースにしたローファータイプのスニーカー発売

03月26日公開 / 文・WWD STAFF

 「グラフペーパー(GRAPHPAPER)」は3月29日、「コンバース(CONVERSE)」とのコラボレーションし、“ジャックパーセル(JACK PURCELL)”をベースにしたローファータイプのスニーカーを発売する。

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- 3位 -
「ジーユー」が「ロク」との2シーズン目のコラボを4月4日発売 メンズも仲間入り

03月24日公開 / 文・WWD STAFF

 「ジーユー(GU)」は4月4日、ロック・ファン(Rok Hwang)が手掛ける「ロク(ROKH)」とのコラボレーションコレクションを発売する。2024年10月に発売したファーストシーズンに続く2シーズン目のコラボとなり、ウィメンズ14型に加え、今季はメンズ5型もそろえる。

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- 4位 -
「リーバイス」から1920年代の“ロット 201 ジーンズ”と“ロット 213 ジャケット”が復刻

03月25日公開 / 文・WWD STAFF

 「リーバイス(LEVI'S)」は3月28日、過去作を忠実復刻するコレクション“リーバイス ビンテージ クロージング(LEVI'S VINTAGE CLOTHING)”から1920年代の希少なシリーズを復刻した“ロット 213 ジャケット”(6万6000円)と“LVC 1920s ロット201 ジーン”(6万500円)を発売する。「リーバイス」原宿フラッグシップストア、新宿、大阪、京都で取り扱う。3月27日には、公式オンラインサイトで先行販売を行う。

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- 5位 -
ビームスが「セイコー プロスペックス」に別注した“モンスター”を300本限定発売 派手やかなカラーに

03月24日公開 / 文・WWD STAFF

 ビームス(BEAMS)は4月18日、「セイコー プロスペックス(SEIKO PROSPEX)」に別注したダイバーズウオッチ“SBDY136”を発売する。価格は8万2500円、一部を除く全国のビームス店舗および、公式オンラインストアで扱う。また現在、オンラインでは予約を受付中だ。

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- 6位 -
横⼭健が「ヴァンズ」の“オールドスクール”のキャンペーンに登場 愛⽤カラーのネイビーを履いて

03月20日公開 / 文・WWD STAFF

 「ヴァンズ(VANS)」は、スニーカー“オールドスクール(OLD SKOOL)”のルーツを表現する「Feel Something New. - いま感じる新しさ。」キャンペーンで、Ken Yokoyama、Hi-STANDARDとして活動する横⼭健を起⽤した。

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- 7位 -
NewJeans改めNJZの活動休止で広告起用はどうなる? 花王「エッセンシャル」は現状継続

03月26日公開 / 文・本橋 涼介

 韓国のガールズグループ「NJZ(旧NewJeans)」が活動休止を宣言した。ファッション&ビューティ業界でも彼女たちを広告塔として起用している企業・ブランドは多くあり、今後のプロモーション戦略への影響は避けられない。

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- 8位 -
「ニューバランス」から“メイド イン USA”春夏コレクション “990”シリーズやウエアなど

03月23日公開 / 文・WWD STAFF

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、“メイド イン USA(MADE IN USA)”春夏コレクションを3月27日から順次発売する。「ニューバランス」一部店舗および公式オンラインなどで販売する。

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- 9位 -
大谷翔平と村上隆が貢献 MLB東京シリーズでグッズ売り上げ約59億円を記録

03月24日公開 / 文・米国版WWD

 3月18・19日、東京ドームで、MLB開幕戦としてシカゴ・カブス対ロサンゼルス・ドジャースの「MLB東京シリーズ by グッゲンハイム(MLB Tokyo Series presented by Guggenheim)」が開催され、第1試合では、日本史上最多の視聴者数2500万人を記録した。これは2019年シリーズでの記録を1900万人以上上回り、2017年のワールドシリーズで行われたドジャース対ヒューストン・アストロズ第7試合の視聴者数2820万人に次ぐ記録だった。

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- 10位 -
「アナ スイ」とIS:SUEがコラボ もぎたて果実のようなリップティント発売に合わせ

03月20日公開 / 文・WWD STAFF

 「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」は“ティント ルージュ”(各3300円)新色発売に合わせ、ガールズグループIS:SUE(イッシュ)とコラボレーションを行う。IS:SUEのメンバーは新色を含めた全7色をポイントにしたメイクルックのモデルを務めるほか、4月30日からブランド公式オンラインやSNSを中心にさまざまな情報を公開していく。

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「ラデュレ」がハローキティとコラボ 日比谷店でアフタヌーンティー開催

「ラデュレ(LADUREE)」は4月25日〜7月31日の期間「ラデュレ」日比谷店で、サンリオのキャラクターハローキティとコラボレーションしたスペシャルイベントを開催する。限定コラボスイーツやアフタヌーンティーなど、ハローキティの世界を体験できる特別なコンテンツを展開する。

日比谷店限定コラボスイーツ

苺のジュレに苺のクリームと苺のソース、パールクラッカン、バニラクリーム、苺のソルベ、赤い果実、シブーストを重ねた“パルフェハローキティ”(2970円)が登場。トップには、ローズ風味のフランボワーズコンフィチュール、フランボワーズのパールクラッカン、エアインチョコレートを入れたハローキティ型のホワイトチョコレートと、メゾンの頭文字“L”を模ったチョコレートを装飾し、オブジェのような特別感を演出した。

さらに、「ラデュレ」でショッピングを楽しむハローキティの姿をプリントした“ハローキティ苺ラテ”(1980円)も用意。苺のシロップに、甘酸っぱいフランボワーズブリゼをアクセントに加えた苺のコールドラテとなっている。

どちらも、4月25日〜6月30日の期間限定で販売する。

限定マカロンボックス

4月25日から公式オンラインストアを含む「ラデュレ」全店舗で、愛らしいハローキティをパッケージにデザインしたマカロンボックス“ハローキティ”(6個入り、4104円〜/9個入り、5616円〜)を販売する。

さらに4月25日から7月31日の期間、人気スイーツ“マカロン・ヴァニーユ”に3種類のハローキティの姿をプリントした、プリントマカロン“ハローキティ”(全3種、各540円)を公式オンラインストアを含む「ラデュレ」全店舗で販売する。

“ハローキティアフタヌーンティー”

4月25日〜6月30日の期間、「ラデュレ」日比谷店でハローキティをイメージしたマカロンやパティスリー、セイボリー、ドリンクを楽しめる“ハローキティアフタヌーンティー”を開催する。価格は2人で1万6500円。追加料金3300円でミニパルフェ2人分を、6600円でミニパルフェと“ハローキティ苺ラテ”2人分セットを楽しむことができる。17時以降の夜のプランでは、ハローキティーのステッカーを1人につき2枚プレゼントする。

◾️“ハローキティアフタヌーンティー”

日程:4月25日~6月30日
場所:「ラデュレ」日比谷店
住所:東京都千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテ1階
料金:1万6500円(2人分)

今回のコラボレーションの第2弾としてサブレ缶とミニトートバッグを6月に発売するほか、熊本、博多、名古屋など全国の都市でのポップアップの開催を予定している。日程や場所などの詳細は、公式ホームページ及びSNSで告知する。

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「ジーユー」と「ロク」のコラボや「マルニ」×「ホカ」のシューズなど! 来週発売のファッションアイテム8選【3/31〜4/6】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は3月31〜4月6日に発売するアイテムを紹介します。「ジーユー(GU)」は、「ロク(ROKH)」とのコラボアイテムを4月4日に発売します。コラボ2シーズン目でメンズアイテムも新たに加わります。今シーズンは「“ブリティッシュガーデン”の要素も加えて、それらをミックスして面白いものを作りたい」というロック・ファン「ロク」デザイナーのコメントにあるように、小花柄などをあしらったワンピースがラインアップしています。

「マルニ(MARNI)」からは、「ホカ(HOKA)」とのコラボシューズが3日に発売になります。ラバー加工されたパデッドのポリエステル素材を用いた、ふかふかとした見た目はボリューミーでマシュマロのような可愛らしさです。

【4月1日発売】
スウォッチ
(SWATCH)

「オメガ」と再び協業
ピンクを基調とした限定ウオッチ

「スウォッチ(SWATCH)」は、「オメガ(OMEGA)」と協業したウオッチ“ミッション トゥ ザ ピンク ムーンフェーズ(MISSION TO THE PINK MOONPHASE)”を限定で発売する。年に1度のピンクムーンを祝したカラーリングを配し、バッテリーカバーには月を描いた。クロノグラフ機能とムーンフェイズ表示を備える。

■商品詳細

ウオッチ(4万6200円)

【4月1日発売】
ディーン&デルーカ
(DEAN & DELUCA)

数量限定バッグ
本体に再生ナイロン素材

「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は、“トラベルバッグ”を数量限定で発売する。“グローバル・リサイクル・スタンダード”認証取得の再生ナイロン素材を本体の生地に採用、内側にはPVC加工を施し、汚れや水濡れに配慮したほか、肩掛けと手持ち用に2本のハンドルをあしらった。バッグをコンパクトに収納する専用ポーチが付属する。

■商品詳細

バッグ(5280円)

【4月1日発売】
ホカ
(HOKA)

ランニングシューズ“クリフトン”
10代目モデル

「ホカ(HOKA)」は、ランニングシューズ“クリフトン 10(CLIFTON 10)”(1万9800円)を発売する。ドロップを3ミリ厚くし、履き心地と走る推進力を向上、またかかとのフィット感を強めて蹴り出しをスムーズにし、ソールの厚みを高め、ミッドソールの形状を改良したことで、安定感のある走りを目指した。

■商品詳細

ランニングシューズ“クリフトン 10”(1万9800円)

【4月1日先行発売】
セヴシグ
(SEVESKIG)

手塚治虫作品をテーマに
TAPPEIがアートを制作

「セヴシグ(SEVESKIG)」は、漫画「ジャングル大帝」の連載から75周年を記念し、手塚治虫作品をテーマにしたアイテムを発表した。4月1〜7日の期間、ラフォーレ原宿で開催のポップアップで先行販売する。タトゥーアーティストのTAPPEIが手塚作品を独自の視点で再解釈し、描き下ろしアートを制作。ロンTやTシャツ、キーチェーンなどをラインアップするほか、“「セヴシグ」vs LEO vs「ゴーヤ怪獣」”ソフビの抽選販売も行う。

■商品詳細

ロンT/「セヴシグ」×テヅカ ワールド×TAPPEI(1万6500円/各色25着限定)
Tシャツ/「セヴシグ」×テヅカ ワールド×TAPPEI(1万2100円〜/各色25着限定)
Tシャツ/「セヴシグ」×テヅカ ワールド(1万1000円/各色10着限定)
キーチェーン/「セヴシグ」×テヅカ ワールド×TAPPEI(3850円/各色100個限定)
キーチェーン/「セヴシグ」×テヅカ ワールド(1320円/200個限定)
※一部商品

【4月2日発売】
3.1 フィリップ リム
(3.1 PHILLIP LIM)

伊勢丹新宿本店ポップアップ
限定ブラウスとTシャツ

「3.1 フィリップ リム(3.1 PHILLIP LIM)」は4月2〜8日の期間、ブランド20周年を記念したポップアップを伊勢丹新宿本店でオープンする。会場では、2025年スプリング・コレクションに加えて、今回のために制作した限定アイテム2型を用意。2007年のランウエイコレクションに登場したアイコニックなモチーフ“ロゼッタ”をあしらったブラウスとTシャツを販売する。

■商品詳細

ブラウス(12万1000円)
Tシャツ(3万8500円)

【4月2日先行発売】
C.P. カンパニー
(C.P. COMPANY)

「サシコギャルズ」コラボ
限定15着のジップシャツ

「C.P. カンパニー(C.P. COMPANY)」は、「サシコギャルズ(SASHIKO GALS)」とコラボした“オーバーシャツ イン クローム R サシコ”を限定15着のみ発売する。「C.P. カンパニー」のオリジナルファブリック“クローム R”を採用したシャツに、「サシコギャルズ」の職人が手作業で刺し子を施した。4月2〜9日に伊勢丹新宿本店メンズ館のポップアップで先行販売する。

■商品詳細

コラボシャツ(11万5500円/15着限定)

【4月3日発売】
マルニ
(MARNI)

「ホカ」コラボ
ふかふかアッパーのシューズ4色

「マルニ(MARNI)」は、「ホカ(HOKA)」とのコラボシューズ“ボンダイ B3LS(BONDI B3LS)”を発売する。ラバー加工されたパデッドのポリエステル素材を用い、特徴的なアッパーに仕上げた。ソールは高反発なラバー製を採用し、中にはクッション性のある“EVA インソール”を配した。

■商品詳細

コラボシューズ(7万1500円)

【4月4日発売】
ジーユー
(GU)

「ロク」コラボ再び
メンズもラインアップ

「ジーユー(GU)」は、「ロク(ROKH)」とのコラボアイテムを発売する。“Play in Style”をテーマに掲げ、ワンピースやシャツ、ショート丈のトレンチコート、花柄のバケットハット、クロッグシューズ、ソックスなどのウィメンズ14型に加え、今季はユーティリティーショーツやニットポロなどメンズ5型もそろえる。

■商品詳細

コラボアイテム(590円〜)

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「ジーユー」と「ロク」のコラボや「マルニ」×「ホカ」のシューズなど! 来週発売のファッションアイテム8選【3/31〜4/6】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は3月31〜4月6日に発売するアイテムを紹介します。「ジーユー(GU)」は、「ロク(ROKH)」とのコラボアイテムを4月4日に発売します。コラボ2シーズン目でメンズアイテムも新たに加わります。今シーズンは「“ブリティッシュガーデン”の要素も加えて、それらをミックスして面白いものを作りたい」というロック・ファン「ロク」デザイナーのコメントにあるように、小花柄などをあしらったワンピースがラインアップしています。

「マルニ(MARNI)」からは、「ホカ(HOKA)」とのコラボシューズが3日に発売になります。ラバー加工されたパデッドのポリエステル素材を用いた、ふかふかとした見た目はボリューミーでマシュマロのような可愛らしさです。

【4月1日発売】
スウォッチ
(SWATCH)

「オメガ」と再び協業
ピンクを基調とした限定ウオッチ

「スウォッチ(SWATCH)」は、「オメガ(OMEGA)」と協業したウオッチ“ミッション トゥ ザ ピンク ムーンフェーズ(MISSION TO THE PINK MOONPHASE)”を限定で発売する。年に1度のピンクムーンを祝したカラーリングを配し、バッテリーカバーには月を描いた。クロノグラフ機能とムーンフェイズ表示を備える。

■商品詳細

ウオッチ(4万6200円)

【4月1日発売】
ディーン&デルーカ
(DEAN & DELUCA)

数量限定バッグ
本体に再生ナイロン素材

「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は、“トラベルバッグ”を数量限定で発売する。“グローバル・リサイクル・スタンダード”認証取得の再生ナイロン素材を本体の生地に採用、内側にはPVC加工を施し、汚れや水濡れに配慮したほか、肩掛けと手持ち用に2本のハンドルをあしらった。バッグをコンパクトに収納する専用ポーチが付属する。

■商品詳細

バッグ(5280円)

【4月1日発売】
ホカ
(HOKA)

ランニングシューズ“クリフトン”
10代目モデル

「ホカ(HOKA)」は、ランニングシューズ“クリフトン 10(CLIFTON 10)”(1万9800円)を発売する。ドロップを3ミリ厚くし、履き心地と走る推進力を向上、またかかとのフィット感を強めて蹴り出しをスムーズにし、ソールの厚みを高め、ミッドソールの形状を改良したことで、安定感のある走りを目指した。

■商品詳細

ランニングシューズ“クリフトン 10”(1万9800円)

【4月1日先行発売】
セヴシグ
(SEVESKIG)

手塚治虫作品をテーマに
TAPPEIがアートを制作

「セヴシグ(SEVESKIG)」は、漫画「ジャングル大帝」の連載から75周年を記念し、手塚治虫作品をテーマにしたアイテムを発表した。4月1〜7日の期間、ラフォーレ原宿で開催のポップアップで先行販売する。タトゥーアーティストのTAPPEIが手塚作品を独自の視点で再解釈し、描き下ろしアートを制作。ロンTやTシャツ、キーチェーンなどをラインアップするほか、“「セヴシグ」vs LEO vs「ゴーヤ怪獣」”ソフビの抽選販売も行う。

■商品詳細

ロンT/「セヴシグ」×テヅカ ワールド×TAPPEI(1万6500円/各色25着限定)
Tシャツ/「セヴシグ」×テヅカ ワールド×TAPPEI(1万2100円〜/各色25着限定)
Tシャツ/「セヴシグ」×テヅカ ワールド(1万1000円/各色10着限定)
キーチェーン/「セヴシグ」×テヅカ ワールド×TAPPEI(3850円/各色100個限定)
キーチェーン/「セヴシグ」×テヅカ ワールド(1320円/200個限定)
※一部商品

【4月2日発売】
3.1 フィリップ リム
(3.1 PHILLIP LIM)

伊勢丹新宿本店ポップアップ
限定ブラウスとTシャツ

「3.1 フィリップ リム(3.1 PHILLIP LIM)」は4月2〜8日の期間、ブランド20周年を記念したポップアップを伊勢丹新宿本店でオープンする。会場では、2025年スプリング・コレクションに加えて、今回のために制作した限定アイテム2型を用意。2007年のランウエイコレクションに登場したアイコニックなモチーフ“ロゼッタ”をあしらったブラウスとTシャツを販売する。

■商品詳細

ブラウス(12万1000円)
Tシャツ(3万8500円)

【4月2日先行発売】
C.P. カンパニー
(C.P. COMPANY)

「サシコギャルズ」コラボ
限定15着のジップシャツ

「C.P. カンパニー(C.P. COMPANY)」は、「サシコギャルズ(SASHIKO GALS)」とコラボした“オーバーシャツ イン クローム R サシコ”を限定15着のみ発売する。「C.P. カンパニー」のオリジナルファブリック“クローム R”を採用したシャツに、「サシコギャルズ」の職人が手作業で刺し子を施した。4月2〜9日に伊勢丹新宿本店メンズ館のポップアップで先行販売する。

■商品詳細

コラボシャツ(11万5500円/15着限定)

【4月3日発売】
マルニ
(MARNI)

「ホカ」コラボ
ふかふかアッパーのシューズ4色

「マルニ(MARNI)」は、「ホカ(HOKA)」とのコラボシューズ“ボンダイ B3LS(BONDI B3LS)”を発売する。ラバー加工されたパデッドのポリエステル素材を用い、特徴的なアッパーに仕上げた。ソールは高反発なラバー製を採用し、中にはクッション性のある“EVA インソール”を配した。

■商品詳細

コラボシューズ(7万1500円)

【4月4日発売】
ジーユー
(GU)

「ロク」コラボ再び
メンズもラインアップ

「ジーユー(GU)」は、「ロク(ROKH)」とのコラボアイテムを発売する。“Play in Style”をテーマに掲げ、ワンピースやシャツ、ショート丈のトレンチコート、花柄のバケットハット、クロッグシューズ、ソックスなどのウィメンズ14型に加え、今季はユーティリティーショーツやニットポロなどメンズ5型もそろえる。

■商品詳細

コラボアイテム(590円〜)

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ユナイテッドアローズが多摩電⼦⼯業と協業したモバイルバッテリー 全国のローソンで発売

ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)は、モバイル周辺機器メーカーの多摩電⼦⼯業と協業して製作した、モバイルバッテリーとカラビナ付きケーブルの3アイテムを発売した。全国のローソンを主な販路とし、ユナイテッドアローズの店舗および、公式オンラインストアでは取り扱わない。

不足の事態でもすぐ手に入る
シンプルで使いやすいモバイルバッテリー

今回は、日常的に使用するアイテムをもっとおしゃれに、充電不足という緊急事態にコンビニで充電器具が買えるように、という両者の思いのもと、協業が実現。パワーデリバリー対応の5000mAhモバイルバッテリー(3980円)と、カラビナ付きケーブル2種(USB-C to C、1780円/USB-C to Lightning、2680円)をそろえる。

ユナイテッドアローズは、アイテム本体のデザインを監修。無機質なものが多いガジェット機器を柔らかな2トーンのカラーを用いて、さまざまなシーンになじむ雰囲気に仕上げた。パッケージは、ユナイテッドアローズのブランドカラーをベースに、ブランドらしさとビジュアルのわかりやすさにこだわった。

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現代アーティストの作家性と向き合う“ゴヨウ ギャラリー”が天王洲に移転

アーティストの作家性に向き合い、ソロショーを中心に企画・運営を行う“ゴヨウ ギャラリー”(GOYO GALLERY)は4月12日、事業拡張に伴い東京・東品川のテラダ アート コンプレックスⅡ(TERRADA ART COMPLEXⅡ)に移転オープンする。

ファッションストアのアート企画のアドバイザーとしても活躍するギャラリー

新しいギャラリーは、天高のあり広くなった空間で、大型作品をより美しく展示でき、さまざまなインスタレーション作品に対応可能となった。オープン展示では、特別企画として関係性を築いている現代アーティスト9人が参加する。また、オープニング特典として、来場者のうちインスタグラムまたはXに指定のハッシュタグをつけて投稿した人に先着で3種類の中から好きなステッカーを進呈する。(なくなり次第終了)

現代アーティストの海外展開もサポートしている同ギャラリーは、その枠を超えてファッションストアのアート企画や展示にもアドバイザーとして関わっている。

開催概要

◼️ゴヨウ ギャラリー エキシビション “オープニング“
日程:4月12〜26日
時間:11:00〜19:00
休館日:日、月
入場料:無料
場所:テラダ アート コンプレックスⅡ 3階
住所:東京都品川区東品川1-32-8
参加アーティスト:NKSIN、タカハシマホ、新埜康平、橋爪悠也、ヨコサカタツヤ、谷敷謙、土屋仁応、丸山純子、西村昂祐

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ハリウッド ランチ マーケット×「ゴジラ」再び レトロタッチのゴジラをTシャツとソックスに

聖林公司が運営するハリウッド ランチ マーケット(HOLLYWOOD RANCH MARKET)(以下、HRM)は、特撮怪獣映画「ゴジラ」とのコラボレーションアイテムの第2弾を発売した。同アイテムは、「HRM」、「ブルーブルー」「聖林堂」の店舗および、聖林公司の公式オンラインストアで扱う。

レトロなタッチでゴジラを描いたコラボアイテム

今回は、Tシャツ(1万2100〜1万3200円)3型にソックス(3080円)を加えた計4型をラインアップ。各アイテムには、両者のロゴや、ゴジラが「HRM」のショップを破壊する姿などを大胆にデザインした。

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「エル・エル・ビーン」からカモ柄の“ボート・アンド・トート” 国内限定“ジャパン・ロング・ハンドル”モデルも

「エル・エル・ビーン(L.L.BEAN)」は、バッグ“ボート・アンド・トート”のカモ柄デザインを発売した。価格は8250円〜。「エル・エル・ビーン」公式オンラインなどで取り扱う。

誕生から80余年
カモ柄デザインを発売

“ボート・アンド・トート”は、今年で誕生から81年目を迎え、このほど“カタディン・ロゴ”をあしらう、カモ柄デザインを制作した。また肩掛けしやすい長めのハンドルを配した、国内限定の“ジャパン・ロング・ハンドル”モデルもラインアップする。

“ボート・アンド・トートは、電気冷蔵庫が普及する以前のアメリカで使用された、氷で庫内を冷やす木箱“アイス・チェスト”に氷を運搬するための“ビーンズ・アイス・キャリア”をルーツとし、アメリカ・メイン州の自社工場で現在も生産されている。素材は、アメリカン・コットンで折り上げた24オンス・キャンバスを用い、ボトムスはキャンバスで補強、縫い目は頑丈なT69ボンデッド・ナイロン糸のダブル・ステッチで仕上げている。

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「ルイ・ヴィトン」×村上隆の歴代コラボをアート・バーゼル香港で展示

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は3月30日(現地時間)まで、香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで開催の「アート・バーゼル・香港(Art Basel Hong Kong)」で、村上隆とのコラボレーションを記念した展示を行う。

「ルイ・ヴィトン」のトランクのようなメタリックなブースに入ると、パリの「ルイ・ヴィトン」財団のパーマネント・コレクションが所有する村上のキャラクター“ゾウチョウクン(Zoucho-Kun)”、“タモンクン(Tamon-Kun)”の大きな彫像と、“スーパーフラット ジェリーフィッシュ アイズ 1(Superflat Jellyfish Eyes 1)”が来場者を迎える。

彫像やテキスタイル、ビデオが表すのは、村上が2000年に提唱した、“ハイ”と“ロウ”、ファインアートと大衆芸術・商業美術、日本と西洋の美学の境界を曖昧にする“スーパーフラット理論”だ。

 

同展覧会は、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)が当時クリエイティブ・ディレクターを務めていた「ルイ・ヴィトン」03年春夏コレクションで発表された“モノグラム・マルチカラー”に始まる、村上と同ブランドのコラボアイテムも扱う。

03年に製作された33色のモノグラムが施された33個の“モノグラム マリリン トランク”や、08年発表の“モノグラモフラージュ”パターンのキャンバスと“キーポールバッグ”などを展示している。

「ルイ・ヴィトン」との“スーパーフラット”な試み

12月に米「WWD」のインタビューに応じた村上は、当時のアプローチは破壊的だと考えられていたと語っていた。「モノグラムそのものをキャンバスの上に描き、絵画として見せようとしていました。特に批判は受けませんでしたが、コラボをした恐らく1年後くらいから、オークションに出品した私の作品の価格が下がっていることに気が付きました。当時の現代アートの世界で、評判が良かったとは今でも思いません」と話した。

近年の村上にとって、「ルイ・ヴィトン」とのコラボはなくてはならない要素の1つだ。去年京都市京セラ美術館で開催した展覧会のため、村上は、「ルイ・ヴィトン」の“モノグラム マルチカラー トランク”を“お花の親子”像と一緒に展示することを提案していた。ピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)=「ルイ・ヴィトン」会長兼CEOは、即座に村上のアイデアに賛同したという。

村上はこれについて、「日本では、現代アートはマイナーですが、ファッションは皆が本当に本当に関心を寄せるものだからです。(『ルイ・ヴィトン』の展示)は、日本人の興味を惹くのに良いものだと思いました」と語っていた。

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注目のミュージシャン、ファビアナ・パラディーノが語る「音楽ルーツ」から「ファッションのこだわり」まで

伝説的ベーシストのピノ・パラディーノを父にもち、兄はイギリスのジャズ・シーンで活躍するロッコ・パラディーノという、音楽一家に育ったファビアナ・パラディーノ(Fabiana Palladino)。彼女が昨年発表したデビュー・アルバム「Fabiana Palladino」は、そんな出自もうなずかせる、タイムレスで洗練された魅力にあふれる作品だった。

幼い頃から彼女が親しんだ1980〜90年代のR&Bやソウル・ミュージックのエッセンスを現代に甦らせ、なめらかなグルーブと情感豊かなメロディーが織りなす奥深いサウンド。そして、アコースティックな楽器と交差するシンセサイザーの鋭いエレクトロニックの響きが、ソングライターであり「プロデューサー」としての彼女の革新性を強く印象づける。SBTRKT(サブトラクト)やサンファ(Sampha)らのセッション・ミュージシャンを務める中で身につけた生演奏のダイナミズムと、共同で制作を手掛けたジェイ・ポール(Jai Paul)との化学反応がもたらした直感的な音づくりのアプローチ。そうしてクラシックなスタイルに新たな息吹が吹き込まれ、枠を超えた自由な創造性が「Fabiana Palladino」には結実している。

コロナ禍の孤独とノスタルジーの中で生まれた「Fabiana Palladino」の楽曲たち。そこには、音楽が持つストーリーテリングの力が、彼女の手によって鮮やかに描き出される瞬間が捉えられている。アルバムのアートワークは、そんな内省的な心情を映し出す鏡であり、自身も制作に携わったミュージック・ビデオは、彼女のクリエイティブな冒険心が癒しへと昇華されるプロセスに視覚的な深みを与えている。そのサウンドや、ファッションも含めたビジュアル表現によって形づくられた彼女の独自のスタイルについて、今年1月に行われた来日公演2日目のステージ前に話を聞いた。

デビューアルバムにみる音楽的影響

——デビューアルバム「Fabiana Palladino」で、1980年代や90年代のR&B、ソウル・ミュージックのエッセンスを取り入れた音楽をつくろうとしたのはどうしてだったのでしょうか。

ファビアナ・パラディーノ(以下、ファビアナ):このアルバムをつくっているとき、子どものころに聴いていた音楽をよく思い出していたんです。特に、成長期から10代、20代にかけて夢中だったソウル・ミュージックやR&Bについて。ああいう音楽はずっと私の身近にあって、いつか自分でもそんな音楽をつくりたいって思っていました。だから私にとってはすごく自然な流れだったし、こういうサウンドこそが私が表現したい音楽そのものだったんです。

——他のインタビューではジャネット・ジャクソンや80年代にジャム&ルイスが手がけた作品からの影響について話されていましたが、例えば、その大好きだったR&Bやソウル・ミュージックの中にはシャーデー(Sade)も入っていたりしますか。

ファビアナ:シャーデーは大好きです。ただ、ちゃんと聴くようになったのはここ2、3年です。彼女の音楽はもちろん、その雰囲気やルックス、そしてミュージシャンとしてのエネルギーにとても惹かれます。彼女からはたくさんの刺激やインスピレーションをもらっているし、私にとって間違いなく大きな存在ですね。

——デビュー・アルバムの「Fabiana Palladino」ではさまざまなアコースティック楽器と並んで、シンセサイザーが効果的に使われているのが印象的です。いわゆるエレクトロニック・ミュージックと呼ばれる音楽とはどのように接してこられたのか、興味があります。

ファビアナ:私はエレクトロニック・ミュージックをそれほどたくさん聴いてきたわけではないけれど、好きなアーティストの中にはエレクトロニック・サウンドを取り入れて“遊んでいた”時期がある人がいます。その代表格がプリンスで、彼は80年代にドラムマシンやシンセサイザーを活用していました。ただ、私がそうした音楽に興味を持つようになったのは、実際に自分で音楽をつくり始めてからで、一緒に仕事をしたアーティストたちからの影響が大きいと思います。

例えばSBTRKTはその一人です。前(2014年)に彼のバンド・メンバーとして「フジロック」に出演したことがあるのですが、その経験を通じて、エレクトロニック・ミュージックへのアプローチの仕方や、ソングライティングと融合させる方法を学びました。さらに、サンファのようなアーティストをフィーチャリングする現場——特にアルバム「Wonder Where We Land」(14年)の制作過程――を間近で見ることで、多くのインスピレーションをもらいました。なので、SBTRKTからは間違いなく大きな影響を受けていますね。

——SBTRKTと制作を共にした中で特に印象的だったことはなんですか。

ファビアナ:彼のライブをつくり上げるアプローチやショーの構成は、本当に刺激的で独特なものでした。というのも、彼の音楽ではたくさんのことが“起こっている”からです。たくさんのドラム、たくさんのシンセ、たくさんのボーカルが織り交ざり、それらをまとめてライブで表現する方法を見つけるのはものすごく複雑な作業でした。でも、彼はそれを驚くほど見事にやってのけた。それも全て生演奏で。バックトラックに頼ることなく、全てのシンセがライブで演奏されていて、とても難易度が高い。成功させるまでには何度も試行錯誤が必要でしたが、彼が最終的につくり上げたものは本当にエキサイティングで、斬新で、大きな影響力があったと思います。

ジェイ・ポールとの協業

——ちなみに、ファビアナさんはクラブに行ったりしますか。

ファビアナ:ノー(笑)。めったに行かないですね。

——今作であなたと共同プロデューサーを務めているジェイ・ポールといえば、アンダーグラウンドなクラブ/エレクトロニック・ミュージックのイメージがありますが、彼とはどのようにして出会ったのでしょうか。

ファビアナ:出会ったのはクラブとは全く関係ない場所でした(笑)。彼からメールが届いたんです。私は彼のことを知らなかったし、共通の友人もいなかったのですが、彼はSoundCloudで私の音楽を聴いたことがあったそうで。彼が制作中の音楽でボーカルを探しているという話を聞いて、なんとなく会うことになったんです。そのころ、彼は次に何をしようか考えていた時期で、兄(A. K.ポール)と一緒にレーベル(「Paul Institute」)を立ち上げることを決めたばかりでした。それで、一緒に仕事をするアーティストを探していて。だから、私にとっては全てが絶妙なタイミングで重なった瞬間だったんです。

私は彼の音楽の大ファンで、彼を通じてアンダーグラウンドな音楽からも影響を受けているのを感じます。彼の音楽はとても折衷的ですが、その中に“ソングライター”としての要素がしっかりあって、単なるアンダーグラウンドにとどまらない音楽性も持ち合わせている。そこが彼の音楽の好きなところだし、私にとって刺激的なんです。

——実際に彼と一緒に作業してみてどうでしたか。

ファビアナ:ジェイってとても本能的な人です。私が彼と一緒にやり始めたころには、すでにほとんどの曲を自分で書いてて、6、7割くらいは自分でプロデュースしてたんです。それで彼に曲を聴かせたら、すぐにドラムマシンをいじり始めたり、ギターを弾いたり、いろんな楽器を次々と演奏しだして。彼って直感でどんどん音を重ねていくタイプなんです。だから私たちの間では特に話し合う必要もなく、自然と何か面白いものが生まれてくる感じでした。

彼のアイデアって、いつも私の音楽を引き上げてくれるんです。彼は私とは違ったアンダーグラウンドなエレクトロニック・ミュージックのアプローチを持っていて、私よりずっと実験的です。私はどちらかというとクラシックなスタイルだから、彼みたいな人と一緒にやることで、すごくいい化学反応が起きてるし、うまくハマってる気がします。

——ちなみに、ジェイ・ポールは素性がミステリアスな印象が強いですが、彼の人となりが分かるようなエピソードはありますか。

ファビアナ:たくさんありますよ(笑)。ジェイはとても愉快で、ユーモアのある人です。彼の音楽には独特な……なんというか、イギリス的なユーモアが詰まっていて。例えば「ハリー・ポッター」のサンプルを使ったり、挑発的で不遜な雰囲気があるんです。だから、一緒に仕事をしていて本当に楽しい。彼は気取らない人で、尊大な態度を取らない。何でも試してみるし、くだらないことだってやってみる。彼にとって音楽はとても大切なものだけど、いつも真面目にやっているわけじゃない。だからこそ、彼の音楽には遊び心が感じられて軽快なんだと思います。

MV、アートワークについて

——アルバム収録曲の「I Can't Dream Anymore」のMVでは、ファビアナさんが「コンセプター」としてクレジットされています。海や船上のシーンと、船内やベッドルームのシーンとの対比がとても印象的ですが、制作の背景について教えてください。

ファビアナ:その曲をつくったのはロックダウン中で、隔離された状態で1人、夜遅くまで作業していました。その時に、ラジオで「Shipping Forecast(船舶気象予報)」を聴いていたんです。昔から続いている番組で、船乗りやボートを持つ人たちに向けて海の情報を放送しているものなんですけど、あの時の私はそれを聴くことが心の癒しになっていて。実は私以外にも、深夜にリラックスするために聴いている人が結構いたみたいなんです。

それで、母がその放送を曲に入れるアイデアを思いついたんです。そして、そのことを母に話したら「船の上でビデオを撮るべきよ」って言われて。すると母は「Radio Caroline」のことを教えてくれました。それは60年代にあったイギリスの伝説的なラジオ局で、海賊ラジオの元祖だったそうです。そこから少し調べてみて、レーベルの人にそのアイデアを話したところ、(ラジオ局が置かれていた)当時の船がまだ一つ残っているのを探し出してくれて、そこで撮影できることになったんです。とても楽しくてエキサイティングな経験でした。視覚的にも曲の世界を表現できた素晴らしい作品になったと思います。

——ビデオでのファビアナさんはとても自然体に見えましたが、実際はどうでしたか。

ファビアナ:いや、とても不自然だったと思います(笑)。そうならざるを得なかったというか、経験がないことだったので難しかったですね。でも、演技の楽しさを味わうためにベストを尽くしました(笑)。

——音楽一家で育ったファビアナさんですが、音楽以外で自分を形づくったアート、映画や小説でも何かあったら教えてください。

ファビアナ:音楽ほどではないけれど、視覚的な要素は間違いなく私にとって重要なものです。例えば、「Paul Institute」からリリースされた最初の3枚のシングルはSFの影響を受けていて、それは彼ら(ジェイとA. K.ポール)との共通の趣味でもあります。私はずっとSFやファンタジーが大好きで、そうした作品に登場する、ちょっと過激で独特なビジュアルに惹かれていたんです。その影響がアルバムに直接的に反映されているわけではないけれど、シンセサイザーを使ってそうした世界観を音でつくり出そうとしたり、間接的な形で反映されている部分はあると思います。

——ちなみに、どんなファンタジーやSF作品が好きなんですか。

ファビアナ:エイリアン・シリーズが大好きなんです。特に「エイリアン」と「エイリアン2」にはとても影響を受けました。他にも好きな作品があって、ここ数年で観た中では、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の「メッセージ」や「DUNE/デューン 砂の惑星」が特に印象に残っています。とても衝撃を受けた作品ですね。

——デビュー・アルバムはアートワークもとても印象的です。ベルリン時代のデヴィッド・ボウイや、グレイス・ジョーンズの作品も連想させる、無機質さとセンシュアルな魅力を併せ持ったイメージに惹かれます。

ファビアナ:(アートワークでは)曲の雰囲気や、アルバムをつくっていた当時の気持ちを表現したかったんです。その時期は、COVID-19の影響でかなり孤立していて、それ以外にも個人的な理由があって、内省したり過去を振り返ったりする時間でもありました。だから、アルバムのサウンドを反映したものにしたかったし、ノスタルジックな感じを取り入れながらもモダンな雰囲気を残して、その2つを融合させるようなアプローチを目指したんです。

それで、“孤独な人物像”について考え始めたとき、すぐにフィルム・ノワールや1940年代のミステリアスな深夜の街の映像が頭に浮かびました。それが最初のコンセプトだったんです。そして、グレイス・ジョーンズやデヴィッド・ボウイは間違いなく私のイメージボードにありました。彼らはロールモデルのような存在で、特にボウイの「ロウ(Low)」のような雰囲気は意識していました。とても印象的で大胆でありながら、どこかミステリアスなものにしたかったんです。

ファッションのこだわり

——アートワークと同様に、アーティスト写真やステージでの「ファッション」も、音楽や作品の世界観を形づくる大事な要素ですよね。その辺り、どんなこだわりがありますか?

ファビアナ:ステージで何を着るかは、今も試行錯誤しているところです。自分らしさを保ちつつ、より洗練された、進化した自分を見せたい。でも、コスチュームっぽくなるのは嫌なんです。私はファッションが大好きだから、ファッションとコスチュームをうまくミックスさせたいと思っていて、そういうことをよく考えています。どうやったらうまくまとめられるか、ずっと模索してますね。ただ、快適さも大事で。暑すぎたり寒すぎたりするのはダメで、そのバランスを取るのが難しい。だから、いろんなアーティストを参考にしてきてて、例えばPJハーヴェイはとても素晴らしいと思う。彼女のスタイルは本当にユニークで、ファッションとコスチュームが見事にミックスされている。特に90年代の彼女のスタイルが大好きで、過去にやってきたことや今やっていることにもすごく惹かれます。

——ファビアナさんというと、スーツ姿の印象が強くあります。

ファビアナ:そう、そこについては、ある意味でジェンダーに関係しているんです。私は、すごく女性的でも、すごく男性的でもなくて、ちょうどその中間なんです。アンドロジニー(両性具有)のような感覚にずっと共感してきました。時にはおてんば娘のようになりたいと思うこともあれば、フェミニンでいたい時もある。その2つをミックスするのが好きなんです。スーツは男性的な象徴でありながら、ビジュアル的にも力強くて、ステージ映えする。ステージに立つと、パワフルで強い自分を感じることができる。それが(スーツを着る)理由ですね。

——アンドロジニーという話は、先ほど名前をあげたボウイやグレイス・ジョーンズともつながるところですね。

ファビアナ:そうですね。2人ともインスピレーションを与えてくれるアーティストです。特にボウイは私にとって大きな存在です。

——音楽的な部分でもボウイから受けた影響は大きいですか。

ファビアナ:そうですね。彼は私が13歳か14歳のころからずっと大好きなアーティストの1人だったんですが、この半年くらい、彼のライブ映像を見たり、インタビューや晩年の作品をたくさんチェックして、改めてハマってしまいました。ずっと好きだったのに、今まで聴いたことのない曲や知らなかった一面もたくさんあって、知るたびに本当にすごいなって。これまで以上に彼を深く知ることができて貴重な経験になっているし、インスパイアされてますね。

——ちなみに、オフのファッションのこだわり、最近買ったお気に入りのワードローブを教えてください。

ファビアナ:昨夜のステージでも着た「ガニー(GANNI)」のジャケットを買いました。「ガニー」は好きなブランドで、このジャケットはシンプルで着心地が良くて気に入っています。あと、「ディーゼル(DIESEL)」のブルーのベルベットパンツもお気に入りです。それから靴は……そう、「アディダス(ADIDAS)」のテコンドーシューズ。これが大好きなんです。「アディダス」とかスポーツウエアが好きで、「Paul Institute」のスタイルにも通じる雰囲気があるんです。着心地が良くて生地もいいものが好きで、年齢を重ねるにつれて品質にもこだわるようになりました。だから、少しずつ質の良いブランドのものを集めたいなって思っています(笑)。

坂本龍一の大ファン

——ところで、ファビアナさんにとって「日本の音楽」というとどんなイメージをお持ちですか。「日本」から連想する音楽は?

ファビアナ:坂本龍一さんの大ファンなんです。昨夜のセットでは、彼の「Rain」を少しだけ演奏しました。他に好きなアーティストだと、小さいころから聴いて育った阿川泰子さん。それから、私の友人の何人かが(宇多田)ヒカルさんのツアーで彼女のバンドに参加しているので、最近は彼女の音楽もチェックしています。

——坂本龍一の音楽とはどのように出会ったんですか。

ファビアナ:きっかけは父なんです。父は90年代に坂本龍一さんの「Heartbeat」というアルバムでベースを弾いていて。ミュージシャンの友人たちも坂本龍一さんにすごく影響を受けていて、それで私も改めて彼のことを知るきっかけになりました。昨年公開された坂本龍一さんの最後のパフォーマンスを記録した映画「Ryuichi Sakamoto | Opus」も観に行きました。本当に素晴らしい映画でした。

——最後に、デビュー・アルバムをセルフタイトルにした理由について改めて教えてください。

ファビアナ:そう……タイトルを決めるのは本当に難しかったですね。いくつか他の候補も考えたんですが、どれもしっくりこなくて、結局セルフ・タイトルに落ち着きました。でも、これが私の初めてのアルバムにふさわしい気がしたんです。完成するまでにとても時間がかかったし、すごく個人的で内省的な作品になったから。なので、自分の名前をつけることに意味があるって思ったんです。

PHOTOS:YUKI KAWASHIMA

デビュー・アルバム「Fabiana Palladino」

■ Fabiana Palladino
release: 2024年4月5日
TRACKLISTING:
01. Closer
02. Can You Look In The Mirror?
03. I Can’t Dream Anymore
04. Give Me A Sign
05. I Care
06. Stay With Me Through The Night
07. Shoulda
08. Deeper
09. In The Fire
10. Forever
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13882

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ファミマ「コンビニエンスウェア」から新商品 デニムショートパンツやポロシャツなど

ファミリーマートが販売する「コンビニエンスウェア(CONVENIENCE WEAR)」は4月1日から順次、デニムショートパンツやポロシャツなど、各種新商品を発売する。ファミリーマート一部店舗で販売する。

新商品を多数ラインアップ 
タンクトップやUVカットのキャップも

アイテムは、11.5オンスの素材を用いたデニムショートパンツ(2990円)、USAコットンの厚手素材で仕上げたスエットショートパンツ(1998円)、綿とナイロンの混紡糸を用いたショートパンツ(1998円)、UVカット機能付きのキャップ(1998円)とハット(1998円)、リジェネラティブ・オーガニック認証を受けたオーストラリアコットンを使ったポロシャツ(2990円)、USAコットンのリブタンクトップ(1290円)をラインアップする。

落合宏理デザイナーは、「春の第2弾のリリースはオーバーサイズのポロシャツとデニムショートパンツ、今までにないアイテムが展開される。全国展開をして5年目で『コンビニエンスウェア』が持つ可能性を感じ、よりアパレルらしい商品のラインアップを展開する。みなさまの日常の中に、ファミリーマートで洋服を買う文化が定着するとうれしいです」と語っている。

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「アシックス」が「アー・ペー・セー」とコラボ プレッピーなテニスコレクション

「アシックス(ASICS)」は4月5日、「アー・ペー・セー(A.P.C.)」とコラボレーションしたテニスコレクションを発売する。「アシックス」公式オンラインストア及び原宿旗艦店などで順次販売を開始する。

本コレクションは、オンコートとオフコートそれぞれのシーンに合わせた全18型で構成。「アー・ペー・セー」のシグネチャーであるモノクロームの美学を忠実に表現した鮮やかなブルーとホワイトのカラーパレットと、1970年代のプレッピースタイルを落とし込んだユニセックスなデザインが魅力だ。

オンコートアイテム

オンコートコレクションでは、「アシックス」のパフォーマンステクノロジーと「アー・ペー・セー」の洗練されたスタイルを融合したアイテムを展開。ウィメンズにはクルードレス(全2色、1万5950円)、クルースリーブレストップ(全2色、各9900円)、ショーツ(全2色、各9900円)、ロングラインブラ(7150円)、スプリンターショーツ(7150円)の全5アイテムを、メンズにはクルーショートスリーブトップ(全2色、各9900円)、クルースリーブレストップ(全2色、各9900円)、ショーツ(全2色、各8250円)の全3アイテムをラインアップする。

クルードレス、クルースリーブレストップ、ショーツには、日本の重ね着の技法“重ね”や統一を象徴する円形のモチーフ“円相”、日本の伝統的な絞り染めの技法“絞り”に着想したデザインを採用。「アシックス」発祥の地である日本ならではの、伝統美を追求したシルエットとなっている。

さらに、テニスシューズ“ゲルレゾリューションX × アー・ペー・セー(GEL-RESOLUTION X × A.P.C.)”(2万2000円)と“ソリューションスピードエフエフ3 × アー・ペー・セー(SOLUTION SPEED FF 3 × A.P.C.)”(1万9800円)がそれぞれウィメンズとメンズサイズで登場。

ウィメンズはどちらも22.5〜26.0cmで、メンズの“ゲルレゾリューションX×アー・ペー・セー”は25.0〜29.0、30.0cmで、“ソリューションスピードエフエフ3 × アー・ペー・セー”は25.0〜29cmで展開する。

そのほか、キャップ(3850円)、リストバンド(1650円)、クルーソックス(全2種、各2420〜2640円)の小物もラインアップする。

オフコートアイテム

オフコートコレクションには、「アー・ペー・セー」のジュディス・トゥイトゥ(Judith Touitou)=クリエイティブ・ディレクターがデザインを手がけた特別仕様のスニーカー“ゲルカヤノ14 ×アー・ペー・セー(GEL-KAYANO 14 × A.P.C.)”(全2色、各3万5200円)が登場。カラーは“ホワイト×ピュアシルバー”と“ミッドナイト×インディゴフォグ”の全2色で、それぞれ23.0〜29.5cmで展開する。

本アイテムは、「アシックス」ファミリーのアスリートである、内島萌夏選手やアレックス・デミノー(Alex De Minaur)選手、ボルナ・チョリッチ(Borna Coric)選手、ロレンツォ・ムゼッティ(Lorenzo Musetti)選手、ベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic)選手、ハリエット・ダート(Harriet Dart)選手、ジャスミン・パオリーニ(Jasmine Paolini)選手らがコート上で着用する予定だ。

トゥイトゥは本コレクションについて「『アシックス』のアスリートたちが成功に向かう過程で生み出すスポーツの美しい動きに焦点を当てるため、洗練されたシルエットをめざした。また、この考え方をあらゆる人々のライフスタイルに反映させたいと考え、私たちのグラデーションプリントを施すなど遊び心を加えた」と語っている。

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ヤギが環境配慮素材ブランド「ユナ・イト」で見せた「サステナぶらないサステナブル」

繊維商社のヤギは3月、環境配慮型素材ブランドのリブランディング活動である「ユナ・イト プロジェクト(UNITO project)」の展示会を東京都内で行った。ヤギは昨年11月、素材や用途で分散していた環境配慮型素材のブランドを「ユナ・イト」に統合。オーガニックコットン「ユナ・イト オーガニック(UNITO ORGANIC)」とリサイクル100%を追求したコットン素材「ユナ・イト リサイクル 100(UNITO RECYCLE 100)」、リサイクルポリエステル「ユナ・イト ポリエステル(UNITO POLYESTER)」、リサイクルポリエステルにテクノロジーや機能を加えた「ユナ・イト プラス(UNITO PLUS)」、日本を代表する合繊テキスタイル産地である北陸の技術力を活用したリサイクルナイロン「ユナ・イト ナイロン(UNITO NYLON)」という5つのラインに集約した。

日本最大級の質・量を誇るオーガニックコットンでは、オーガニックテキスタイルの国際基準を取得しているほか、約9割をトレーサビリティーシステム「コットン・アイディー(COTTON ID)」と連動し、綿花農場から紡績までをトレース管理できる体制にしている。また、ヤギと一般財団法人PBPコットンで共同運営するPBPヤーンプロジェクトを通じ、オーガニックコットン糸の出荷ケース単位で寄付金を積み立て、インドの綿花農家のオーガニックへの転換支援や自立支援、就学・奨学支援も行っている。

コットンのリサイクル100%を追求した「ユナ・イト リサイクル100」では、革新的な最新鋭機を持つインドの有力企業とタッグを組み、紡績工場や生地工場で出た糸くずや生地のハギレを原料にして糸を生産。リサイクル原料の国際認証も取得している。いずれの「ユナ・イト」コットン素材でもパーカやカットソー、スエット、カジュアルなシャツなど、糸の特性を生かした製品を開発している。

「ユナ・イト ポリエステル」「ユナ・イト ナイロン」は、いずれも世界で今なお高い競争力を誇る北陸産地の企業とタッグを組み、リサイクル原料の国際認証も取得している。「ユナ・イト ポリエステル」は使用済みPETをリサイクルしたもの。卓越した技術力を持つ北陸企業で仮撚り加工やカバーリングを行い、差別化したテキスタイルを生産する。こちらはフリースやユニフォームといったアパレル以外にカーシートなどの産業資材でも展開する。

「ユナ・イト ナイロン」は工場内から出た糸くずを収集しリサイクルしている。こちらも北陸で撚糸や仮撚り加工を行い、差別化したテキスタイルに仕上げる。

ヤギは「ユナ・イト」プロジェクトの中で、「サステナぶらないサステナブル」を掲げ、環境負荷の軽減や生産者の保護など、それぞれの素材の特性に応じた本質的な「サステナブル」を追求する。「言葉ではなく、行動とモノ作りで未来を変えていく」と意気込む。

問い合わせ先
ヤギ
06-6266-7895

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「ホワイトマウンテニアリング」と「リーボック」のコラボ第2弾スニーカー チャコールとブラウンの2色

「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」は4月11日、「リーボック(REEBOK)」とのコラボレーション第2弾スニーカーを発売する。カラーはチャコールとブラウンの2色で、サイズは22.5〜31.0cmを展開。価格は3万1900円で「ホワイトマウンテニアリング」の直営店、両ブランドのオンラインストア、「リーボック」の渋谷、原宿、心斎橋、博多などで販売する。

今回は「リーボック」の代表作でもある“クラシックレザー(Classic Leather)”をベースにアレンジ。オリジナルのトライアングルパターンをグラデーションで表現したアッパーと上品なカラーリング、パーツごとに異なる素材使いでどんなスタイル、シーンでもフィットするシューズに仕上げた。

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「アレキサンダーワン」ギンザ シックス店がコンセプトを新たに改装 記念の限定アイテムやノベルティーも

「アレキサンダーワン(ALEXANDERWANG)」はこのほど、ギンザ シックス店をブランドの最新ストアコンセプトを取り入れニューアルオープンした。同店では、リニューアル記念のアイテム3型を発売するほか、数量限定のノベルティーも用意する。

シルバーで統一したモダンな店内
商品のディスプレーもバリエーション豊かに

新たな店内は、什器をステンレスのシルバーパイプを用いたもので統一し、モダンな雰囲気を演出。壁面のディスプレースペースを拡大し、バッグやシューズなどのアイテムを以前よりも豊かなバリエーションで展開する。

同店限定のアイテムやノベルティーを用意

同店では、リニューアルオープンを記念して、ブランドのアイコンであるクリスタルをあしらったハートモチーフが特徴の“beiress リストレット”(19万2500円)“ハート リストレット”(9万6800円)“ハートアイマスク”(4万9500円)の3型を限定商品として発売。さらに3月22日〜4月20日までの間、税込8万8000円以上の商品を購入した人には、オリジナルロゴ入りのトートバッグを数量限定でプレゼントする。

店舗概要

◼️「アレキサンダーワン」ギンザ シックス店

時間:10:30〜20:30
場所:ギンザ シックス 3階
住所:東京都中央区銀座6-10-1

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「アレキサンダーワン」ギンザ シックス店がコンセプトを新たに改装 記念の限定アイテムやノベルティーも

「アレキサンダーワン(ALEXANDERWANG)」はこのほど、ギンザ シックス店をブランドの最新ストアコンセプトを取り入れニューアルオープンした。同店では、リニューアル記念のアイテム3型を発売するほか、数量限定のノベルティーも用意する。

シルバーで統一したモダンな店内
商品のディスプレーもバリエーション豊かに

新たな店内は、什器をステンレスのシルバーパイプを用いたもので統一し、モダンな雰囲気を演出。壁面のディスプレースペースを拡大し、バッグやシューズなどのアイテムを以前よりも豊かなバリエーションで展開する。

同店限定のアイテムやノベルティーを用意

同店では、リニューアルオープンを記念して、ブランドのアイコンであるクリスタルをあしらったハートモチーフが特徴の“beiress リストレット”(19万2500円)“ハート リストレット”(9万6800円)“ハートアイマスク”(4万9500円)の3型を限定商品として発売。さらに3月22日〜4月20日までの間、税込8万8000円以上の商品を購入した人には、オリジナルロゴ入りのトートバッグを数量限定でプレゼントする。

店舗概要

◼️「アレキサンダーワン」ギンザ シックス店

時間:10:30〜20:30
場所:ギンザ シックス 3階
住所:東京都中央区銀座6-10-1

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新ブランド「フラクション」が伊勢丹メンズ館でポップアップ クロコダイルのジャケットを特別販売

「フラクション(FRACTION)」は4月1日までの期間、伊勢丹新宿本店メンズ館6階でポップアップをオープンする。

伊勢丹特別アイテム
クロコダイルジャケットを販売

ポップアップでは、クロコダイルを使用したジャケットを同店特別アイテムとして販売する。「フラクション」は、1990年生まれの中野皓デザイナーが、2025年春夏コレクションから開始。ブランド名は、“わずかな”や“一部”を意味し、取るに足らない社会の一部である自分たちの反映をテーマとする。

■ポップアップ
日程:3月25日〜4月1日
場所:伊勢丹新宿本店 メンズ館6階
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「ロエベ」でのジョナサン・アンダーソンの集大成に感動 25-26年秋冬パリコレ日記vol.7

2025-26年秋冬パリ・ファッション・ウイークも、いよいよあと2日。終わりが見えてきました!今日は朝イチからパリで大人気の「セザンヌ(SEZANE)」の創業者であるモルガン・セザロリー(Morgane Sezalory)さんのインタビューをしてから、コレクション取材をスタート。今季も今の気分を巧みに表現した「サカイ(SACAI)」やパリ北駅に隣接する元駅舎が舞台の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のショーに加え、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)の集大成となる「ロエベ(LOEWE)」のプレゼンテーションが行われた8日目をリポートします。

藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員:パリコレ終盤に行われる「サカイ」のショーは、いつもシーズン中になんとなく自分が感じていたムードが表現されていて、腹落ちする感じがあります。今季も混沌とした時代に対する一つのメッセージとして感じていた安らぎを求める気持ちを、体を包み込むようなスタイルでの連打でとても明確にリアルな形で見せてくれました。コレクションの詳細や阿部さんの思いは別途リポートしていますので、下記をご覧ください。

無骨さや強さの中にエレガンスを感じる
若手ブランド「ヴォートレイト」

藪野:続いてやって来たのは、2021年に設立された若手ブランド「ヴォートレイト(VAUTRAIT)」のショー。以前から生で見たいと思っていたのですが、なかなかスケジュールが合わず、今回初めてショーを見ることができました。デザイナーのヨナサン・カーメル(Yonathan Carmel)は、伝統的な技術や手仕事をカギに、時間の経過によって新たな個性や魅力が生まれるようなコレクションを手掛けています。連続性のあるストーリーに目を向ける彼は今季、全く新しい作品を生み出すのではなく、アーカイブやビンテージアイテムを作り変えました。ボリュームのあるドラマチックなウエアは、ユーズド感のあるレザーやムートンのライダースジャケットやミリタリーアウター、幅広い肩が特徴的なパワフルなテーラリングなどの脱構築が主軸。無骨さや強さの中に丸みのあるシルエットや布のドレープで生む柔らかさを加え、エレガンスを感じるアイテムに仕上げているのが印象的でした。

「マリーン セル」も
「ガブリエラ ハースト」もアニマル

村上要「WWDJAPAN」編集長:「マリーン セル(MARINE SERRE)」のショー会場は、パリ造幣局博物館。そこで貨幣ではなく、お守りとしてのコインをキーモチーフにしたコレクションを発表しました。ワークシャツやチェスターコートのボタンをコインに変えたり、もちろんコインモチーフのネックレスなどを提案したり。お守りの力を備えた女性は、パワフルです。「マリーン セル」らしいセカンドスキンはストレッチレザーに変わり、大人っぽいコートやサテンスカートのスタイルには虎柄のボディースーツを合わせます。ビンテージ加工のレザーブルゾン、オーバーサイズのMA-1、フェイクファーの襟が存在感抜群のピーコートなど、力強いアイテムが続々。そこに官能的なスリップドレスを合わせるのは、昨今の鉄板とも言えるポピュラーなアイデアですね。

お次の「ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)」は、サステナブルなアプローチで、地球という星を司っているのか、もしくはその恩恵を享受している女神を描きました。

ボリュームたっぷりのカシミヤムートン(果たして一体おいくら⁉︎)や、象嵌細工でシェブロン柄を描いたようなフェイクファーコート、フェイクファーを編み込んだケーブルニット、そして蛇というよりは大蛇を思わせるパイソン柄のライダースブルゾンと貫頭衣のようなドレスなど、“動物からの贈り物”をありがたく享受して、洋服として長らく着用している古代の女神のような雰囲気です。こうした素材をエシカルに調達したり、代替素材を選んだりしているのもポイントですね。

ただメッセージ性が強いからこその“野生味”は、毎回少し気になるところです。蛇柄のウロコは大きすぎ&リアルすぎて、そしてそれだけで大きなトートやビスチェトップスを作るので、正直ちょっと近寄りがたい雰囲気。“動物からの贈り物”を賜っているというより、“蛇を狩った”というムードで、本能的に「素敵」と思える女性は少ないかも。体のラインを拾う大好きなロングドレス含めて、かなり自分に自信のある女性じゃないと着こなせないイメージを、いかに女性のエンパワーメントという文脈でコミュニケーションできるか?が問われそうです。

渾身の作品が並ぶ「ロエベ」
ジョナサン・アンダーソンの集大成

「ロエベ」は今回、ショーではなくプレゼンテーション形式でウィメンズとメンズのコレクションを一緒に発表しました。3月17日、正式にジョナサン・アンダーソンがブランドを去ることが発表されましたが、すでにほぼ確実と言える噂が出回っていたので、皆これが彼が「ロエベ」で手掛けるコレクションだと分かっていて…。ちょっと複雑な気持ちで会場に向かいました。

会場は、最近ファッションショーの会場として使われることもあるカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)の元邸宅。入ると、そこには2022-23年秋冬のショー会場やキャンペーンビジュアルで見たアンシア・ハミルトン(Anthea Hamilton)によるカボチャのオブジェが置かれていて、すでに懐かしい気持ちになります。2フロアからなる17の部屋には、過去にショーやキャンペーンで協業してきたアーティストの作品がトルソーに着せた新作や制作過程の展示と共に並べられ、まさにアートやクラフトを愛し、その価値をメゾンに浸透させてきたジョナサンの11年の軌跡を見ているかのようです。

そして、「アイデアのスクラップブック」として構想したというコレクションにも、複数のアイテムを一体化したトロンプルイユや比率を変えて生み出す独創的なプロポーション、ツイストされたシルエット、大胆なシェイプやボリューム、男女で共有する世界観、アーティストとの協業など、ジョナサンがこれまでに確立してきたデザインコードが存分に生かされています。美しいレザーをはじめとする上質な素材とクラフト的な手仕事や職人技術を生かして作り上げられたアイテムは、まさに渾身の作品。特に、細いチューブ状のオーガンジーの中にパールを入れ、熱を加えて粒の形状をつけた後にパールを抜いて軽やかに仕上げた鮮やかなドレスや、袖や身頃にスラッシュを入れることで中を覗かせた滑らかなナパレザーのブルゾンやトレンチコート、ジョセフ&アニ・アルバース財団(Josef & Anni Albers Foundation)の協力のもと制作されたアート作品とファッションが融合したコートやバッグが目を引きました。細かい部分までこだわりが感じられるアイテムは、見応えたっぷり。ツアーで一通り説明を受けた後も時間が許す限り会場を何周もして、じっくり見直してしまうほど素敵なプレゼンテーションでした。

そんなジョナサンのクラフトへの情熱やメゾンの歴史は、ちょうど明日から5月11日まで、東京・原宿で開催される展覧会「ロエベ クラフテッド・ワールド」で見ることができます!

シルエットの探求を続ける「ロク」
そろそろ次の一手に期待

藪野:「ジーユー(GU)」とのコラボ第2弾も4月に発売予定のロック・ファン(Rok Hwang)による「ロク(ROKH)」は、自身のコレクションではシルエットと装飾的な手仕事の探求を継続。今季は、陶芸家ルーシー・リー(Lucie Rie)の作品に見られるダイナミックな輪郭からインスピレーションを得ました。ベースとなるのは、ブランドを象徴するトレンチコートやテーラリング。そこに柔らかな布のドレープで作る体を包み込むように膨らむバルーンシェイプをはじめ、シルエットに変化を加えるボタン開閉や縦横に走るファスナー、花の立体装飾、幾重にも重ねたフリル、バックルがたくさんついたベルト、袖やスカートのパフやドレープが生むボリュームを取り入れて、構築性と流動性が入り混じるスタイルを作り上げています。

「ロク」らしさをとても感じられるコレクションではありますが、既視感のあるデザインが多いという印象も否めず。すでに「ロク」らしいスタイルは十分に確立されているので、そろそろ次の一手も見てみたいと思いました。

村上:本日のラストは、「ルイ・ヴィトン」。ショー会場が発表の直前まで明かされず、ゲストはパリ・ファッション・ウイークの期間中ずっと「どこでやるの⁉︎」とウワサしていましたが、パリ北駅に隣接する駅舎として使われていた空間でした。

ショーのレビューは、こちらをご覧ください。

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「ルイ・ヴィトン」ウオッチ&ジュエリー部門のアーティスティック・ディレクターが退任

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のフランチェスカ・アムフィテアトロフ(Francesca Amfitheatrof)=ウオッチ&ファインジュエリー部門アーティスティック・ディレクターが退任したことが明らかになった。本件に関し、「ルイ・ヴィトン」のコメントは得られなかった。

同氏は、「『ルイ・ヴィトン』のジュエリーおよびハイジュエリー・コレクションを手掛ける機会を与えられたことを、深く感謝している。7年にわたる素晴らしい経験をした後、心から誇らしく思うコレクションとレガシーを残し、私は新たにエキサイティングな冒険に旅立つ。その内容については近日中に発表する」と語った。

アムフィテアトロフ前アーティスティック・ディレクターの経歴

アムフィテアトロフ前アーティスティック・ディレクターは東京生まれで、ロンドンの名門校セント・マーチン美術大学(Central Saint Martins)で学んだ。詳しい経歴は明らかにしていないが、ロンドンのほかにも、ローマ、モスクワ、ニューヨークと世界のさまざまな都市で暮らしたことがあるという。2013年には、「ティファニー(TIFFANY & CO.)」で女性として初のデザイン・ディレクターに就任。アイコニックな“ティファニー T(Tiffany T)”や“ティファニー ハードウェア(Tiffany Hardwear)”コレクションのほか、ハイジュエリーの“ブルー ブック(Blue Book)”コレクションなどを手掛けた。18年1月に退任し、同年4月に「ルイ・ヴィトン」に移籍。ジュエリー、ハイジュエリー、ウオッチのデザインを統括し、ハイジュエリー・コレクションの“ライダーズ・オブ・ザ・ナイツ(Riders of the Knights)”や"アウェイクンド ハンズ アウェイクンド マインズ(Awakened Hands, Awakened Minds)”などを発表した。24年3月には、メンズのファインジュエリーラインをローンチ。ブランドの創業者の孫であるガストン・ルイ・ヴィトン(Gaston Louis Vuitton)にオマージュを捧げた、“レ ガストン ヴィトン(Les Gastons Vuitton)”コレクションを披露した。

なお、「ルイ・ヴィトン」を擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、20年12月に「ティファニー」を総額158億ドル(約2兆3542億円)で買収している。

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「ルイ・ヴィトン」ウオッチ&ジュエリー部門のアーティスティック・ディレクターが退任

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のフランチェスカ・アムフィテアトロフ(Francesca Amfitheatrof)=ウオッチ&ファインジュエリー部門アーティスティック・ディレクターが退任したことが明らかになった。本件に関し、「ルイ・ヴィトン」のコメントは得られなかった。

同氏は、「『ルイ・ヴィトン』のジュエリーおよびハイジュエリー・コレクションを手掛ける機会を与えられたことを、深く感謝している。7年にわたる素晴らしい経験をした後、心から誇らしく思うコレクションとレガシーを残し、私は新たにエキサイティングな冒険に旅立つ。その内容については近日中に発表する」と語った。

アムフィテアトロフ前アーティスティック・ディレクターの経歴

アムフィテアトロフ前アーティスティック・ディレクターは東京生まれで、ロンドンの名門校セント・マーチン美術大学(Central Saint Martins)で学んだ。詳しい経歴は明らかにしていないが、ロンドンのほかにも、ローマ、モスクワ、ニューヨークと世界のさまざまな都市で暮らしたことがあるという。2013年には、「ティファニー(TIFFANY & CO.)」で女性として初のデザイン・ディレクターに就任。アイコニックな“ティファニー T(Tiffany T)”や“ティファニー ハードウェア(Tiffany Hardwear)”コレクションのほか、ハイジュエリーの“ブルー ブック(Blue Book)”コレクションなどを手掛けた。18年1月に退任し、同年4月に「ルイ・ヴィトン」に移籍。ジュエリー、ハイジュエリー、ウオッチのデザインを統括し、ハイジュエリー・コレクションの“ライダーズ・オブ・ザ・ナイツ(Riders of the Knights)”や"アウェイクンド ハンズ アウェイクンド マインズ(Awakened Hands, Awakened Minds)”などを発表した。24年3月には、メンズのファインジュエリーラインをローンチ。ブランドの創業者の孫であるガストン・ルイ・ヴィトン(Gaston Louis Vuitton)にオマージュを捧げた、“レ ガストン ヴィトン(Les Gastons Vuitton)”コレクションを披露した。

なお、「ルイ・ヴィトン」を擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、20年12月に「ティファニー」を総額158億ドル(約2兆3542億円)で買収している。

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三宅健の写真展が渋谷パルコで4月11日から開催 「THE iDOL 三宅 健 写真集」の刊行を記念して

渋谷パルコの4階にある「パルコミュージアム トーキョー(PARCO MUSEUM TOKYO)」で、三宅健の写真展「KEN MIYAKE PHOTO EXHIBITION “THE iDOL”」が4月11日から5月6日まで開催される。

今回の写真展は「THE iDOL 三宅 健 写真集」の刊行を記念して開催される。写真集のテーマは“虚像とリアルの狭間“。三宅自身がクリエイティブディレクションを行い、撮影は小見山峻と草野庸子が、スタイリングはTEPPEIが手掛け、デビュー以降第一線を走り続ける三宅健の原点である「アイドル」を再解釈し、アーティストとしての新たな魅力を探る一冊となっている。A4判変型の大判サイズで上製本、128ページで、アート・カルチャーに造詣の深い三宅健こだわりの仕様となっている。

写真展では、写真集収録の撮り下ろし作品に加えて未公開カットも展示されるほか、グッズなども販売予定だ。写真展の入場には、入場券(1000円)の購入が必要で、前売り券は4月5日18:00からイープラスで販売が開始される。当日券は入場可能枠に空きがある日時のみ販売する。特典として入場時に、限定クリアファイルを1枚プレゼント。クリアファイルの絵柄は全2種で、前期(4月11〜23)と後期(4月24日〜5月6日)で切り替わる。特典はなくなり次第終了となる。

■「KEN MIYAKE PHOTO EXHIBITION “THE iDOL”」
会期:2025年4月11日〜5月6日
会場:パルコミュージアム トーキョー
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ4F
入場料:1000円(入場特典付)
時間: 11:00〜21:00 (最終日は11:00〜18:00)
※4月15、19、27日はお渡し会開催のため、一般入場不可。
※入場は閉場時間の30分まで(20:30に入場締切。最終日は17:30に入場締切)
※事前予約・日時指定制。詳細は「入場券情報」で要確認。未就学児入場無料。大人1人につき未就学児1人まで無料入場可能。小学生以下の子どもは必ず保護者同伴(18歳以上)で入場(同伴の保護者有料)。
https://art.parco.jp/museumtokyo/detail/?id=1678

お渡し会について

また、「三宅健ファンクラブ」会員向けに三宅による写真集のお渡し会も、4月15、19、27日の3日間、会場で実施される。

■「THE iDOL 三宅 健 写真集」写真集お渡し会
日程: 2025年4月15、19、27日
会場:パルコミュージアム トーキョー(渋谷パルコ4階)
時間:各日(お渡し会)14:30〜17:30、(展示鑑賞・グッズ購入)11:30〜13:30、18:00〜21:00
※お渡し会、「展示鑑賞・グッズ購入」は、日時指定で30分ごとの入替入場制。
※お渡し会の実施日時ごとに、「展示鑑賞・グッズ購入」の時間は指定。
※当日は整理番号順で案内。
※スケジュールは急遽変更となる可能性もあり。
料金:6500円 ※入場料(展示鑑賞・グッズ購入)1000円、写真集代5500円を含む。

詳細や申し込みはTOBE公式ホームページで要確認。
https://tobe-official.jp/artists/kenmiyake/news/1057

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「アンテプリマ」はアートの力で前進 現代アーティストの加藤泉とコラボ

「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」がミラノで発表した2025-26年秋冬コレクションは、現代アーティストの加藤泉をコラボレーターに迎えた。デフォルメした人物や生命体のモチーフを素朴なタッチで表現するモダン・プリミティブな加藤の世界観を基盤に、アートとファッションの融合で生まれる新しいクリエイションを披露した。

加藤のインスピレーションの引き出しを
自由に開けて制作

「アンテプリマ」の荻野いづみクリエイティブ・ディレクターは、これまでも現代アートから多くのインスピレーションを得てきた。アーティストの田島美加を全面的にフィーチャーした昨シーズンに続き、ブランドのクリエイションとアートの関係性はますます深まっている。「ファッションには人を呼び込む力がある。デザイナーとしてその力を最大限に生かしつつ、広い壁になったようなつもりでアーティストを世界に紹介していきたい」と荻野は語る。

2025-26年秋冬コレクションは、注目の現代アーティストの加藤泉とタッグを組んだ。「彼の作品を初めて見た時、その独特な世界観に驚いた。最初は正直、大きな違和感として印象に残ったが、実際に作品を家に飾ってみるとどこかかわいらしさがある。作品と向き合ううちに、すっかり彼の世界観のとりこになっていた」と荻野は振り返る。

「加藤氏のたくさんのインスピレーションの引き出しを自由に開けながら作り上げた」というコレクションは、加藤のプリミティブな世界観を、思わず触れたくなるようなシャギーニットやコーデュロイといった素材で表現した。そこに乗せるブルーやダークブラウン、ディープパープルなど、鮮やかでありながらダークなカラーパレットが今季を印象付ける。荻野は「秋冬の色を考え始めた時、アンリ・ルソーの色にひかれた。そこで加藤氏の絵画を見直すと、そこにはルソーがいた」と話す。オーバーサイズのニットとバミューダショーツ、太いカーゴパンツといったボーイッシュなスタイリングは、加藤の普段の着こなしに着想を得た。その結果、年齢やジェンダーを問わない普遍的なワードローブが完成している。色の重ねを楽しむ自由なレイヤードスタイルもブランドらしい。加藤のアートワークは、アルパカを混紡したニットに色彩豊かな風合いで落とし込んだり、リブニットを使用したコートにツートーンのシェニール糸を用いて透け感のあるポインテール編みで表現したり、ナイロンブルゾンの背面に繊細に刺しゅうしたりと職人技が光る。

目指したのは「ウエアラブルアート」

「コレクションをアーティストの宣伝の場にしたら面白いのではないかと思ったのがきっかけだった。アーティストの力を借りることで、私たちも新鮮な視点が得られるし、アーティスト本人も想像していないようなクリエイションが生まれる。双方にとってウィンウィンな新しい支援の形ができたのではないか」と荻野。目指すは、ファッションとアートを融合した「ウエアラブルアート」領域の開拓だ。「例えば、着終わった後には壁に掛けて鑑賞することもできる。ファッションとアート双方の側面を持つことで、モノとしての価値が高まる。そうして、長く大事に手元に置いてもらえるものを作ることが究極のサステナブルだと考える」。

「アンテプリマ」は今、シグネチャーのワイヤーバッグのリバイバルによって若年層にファンが広がっている。昨年改装した渋谷スクランブルスクエア店では、日本でのアパレルの販売を本格的に再始動。世代を問わずに感性に訴えかけるアートの力で、エイジレスな魅力が増している。

「ただのコピーで終わらない、
作品が良い意味で素材として使われていた」

WWD:荻野クリエイティブ・ディレクターとの出会いは?

加藤泉(以下、加藤):元々荻野さんとは香港のアートセンター「CHAT」を通じて知り合った。今回コラボのオファーを受けた時は安心して引き受けられた。荻野さんの、はっきりした性格を知っていたので「好きに作品を選んで作ってみてください」とお伝えし、自由なデザインで表現してもらった。

WWD:コレクションを見た感想は?

加藤:正直、最初はどんな部分に親和性があるのか分からなかったが、出来上がったサンプルを見たら「大丈夫なんだな」と安心した。実際にコレクションの中では、作品が良い意味で素材として使われていた。ただ作品をコピーして使うのではない姿勢が、自分の作品作りの姿勢とも似ていてうれしかった。グラフィックの解釈も「こういう風に感じてるんだな」と知ることができ、面白くて新鮮だった。またこの機会に、シグネチャーのワイヤーバッグは全て職人の手仕事で編まれていると知り、好感を持った。

WWD:「アンテプリマ」はアーティストの支援に積極的だ。

加藤:素晴らしい活動だと思う。ファッションとアートは共に専門職だと思うが、お互いにリスペクトある関係性が重要で、それがあれば、新しい何かが始まるはずだ。

アートプライズ立ち上げで
アーティストを支援

「アンテプリマ」は昨年、香港のアートセンターCHATとの協業でテキスタイルアートの新たなプライズを立ち上げた。さまざまなテキスタイル、技術、テクノロジーを駆使し、現代社会に共鳴するクリエイティブなコンセプトと、先見性に富んだアイデアの展開を促進することを目的とする。また、特にアジアの視点からテキスタイルアートの世界を探求し、新たな着眼点を生み出すことを目指している。

問い合わせ先
アンテプリマジャパン
0120-03-696

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「アンテプリマ」はアートの力で前進 現代アーティストの加藤泉とコラボ

「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」がミラノで発表した2025-26年秋冬コレクションは、現代アーティストの加藤泉をコラボレーターに迎えた。デフォルメした人物や生命体のモチーフを素朴なタッチで表現するモダン・プリミティブな加藤の世界観を基盤に、アートとファッションの融合で生まれる新しいクリエイションを披露した。

加藤のインスピレーションの引き出しを
自由に開けて制作

「アンテプリマ」の荻野いづみクリエイティブ・ディレクターは、これまでも現代アートから多くのインスピレーションを得てきた。アーティストの田島美加を全面的にフィーチャーした昨シーズンに続き、ブランドのクリエイションとアートの関係性はますます深まっている。「ファッションには人を呼び込む力がある。デザイナーとしてその力を最大限に生かしつつ、広い壁になったようなつもりでアーティストを世界に紹介していきたい」と荻野は語る。

2025-26年秋冬コレクションは、注目の現代アーティストの加藤泉とタッグを組んだ。「彼の作品を初めて見た時、その独特な世界観に驚いた。最初は正直、大きな違和感として印象に残ったが、実際に作品を家に飾ってみるとどこかかわいらしさがある。作品と向き合ううちに、すっかり彼の世界観のとりこになっていた」と荻野は振り返る。

「加藤氏のたくさんのインスピレーションの引き出しを自由に開けながら作り上げた」というコレクションは、加藤のプリミティブな世界観を、思わず触れたくなるようなシャギーニットやコーデュロイといった素材で表現した。そこに乗せるブルーやダークブラウン、ディープパープルなど、鮮やかでありながらダークなカラーパレットが今季を印象付ける。荻野は「秋冬の色を考え始めた時、アンリ・ルソーの色にひかれた。そこで加藤氏の絵画を見直すと、そこにはルソーがいた」と話す。オーバーサイズのニットとバミューダショーツ、太いカーゴパンツといったボーイッシュなスタイリングは、加藤の普段の着こなしに着想を得た。その結果、年齢やジェンダーを問わない普遍的なワードローブが完成している。色の重ねを楽しむ自由なレイヤードスタイルもブランドらしい。加藤のアートワークは、アルパカを混紡したニットに色彩豊かな風合いで落とし込んだり、リブニットを使用したコートにツートーンのシェニール糸を用いて透け感のあるポインテール編みで表現したり、ナイロンブルゾンの背面に繊細に刺しゅうしたりと職人技が光る。

目指したのは「ウエアラブルアート」

「コレクションをアーティストの宣伝の場にしたら面白いのではないかと思ったのがきっかけだった。アーティストの力を借りることで、私たちも新鮮な視点が得られるし、アーティスト本人も想像していないようなクリエイションが生まれる。双方にとってウィンウィンな新しい支援の形ができたのではないか」と荻野。目指すは、ファッションとアートを融合した「ウエアラブルアート」領域の開拓だ。「例えば、着終わった後には壁に掛けて鑑賞することもできる。ファッションとアート双方の側面を持つことで、モノとしての価値が高まる。そうして、長く大事に手元に置いてもらえるものを作ることが究極のサステナブルだと考える」。

「アンテプリマ」は今、シグネチャーのワイヤーバッグのリバイバルによって若年層にファンが広がっている。昨年改装した渋谷スクランブルスクエア店では、日本でのアパレルの販売を本格的に再始動。世代を問わずに感性に訴えかけるアートの力で、エイジレスな魅力が増している。

「ただのコピーで終わらない、
作品が良い意味で素材として使われていた」

WWD:荻野クリエイティブ・ディレクターとの出会いは?

加藤泉(以下、加藤):元々荻野さんとは香港のアートセンター「CHAT」を通じて知り合った。今回コラボのオファーを受けた時は安心して引き受けられた。荻野さんの、はっきりした性格を知っていたので「好きに作品を選んで作ってみてください」とお伝えし、自由なデザインで表現してもらった。

WWD:コレクションを見た感想は?

加藤:正直、最初はどんな部分に親和性があるのか分からなかったが、出来上がったサンプルを見たら「大丈夫なんだな」と安心した。実際にコレクションの中では、作品が良い意味で素材として使われていた。ただ作品をコピーして使うのではない姿勢が、自分の作品作りの姿勢とも似ていてうれしかった。グラフィックの解釈も「こういう風に感じてるんだな」と知ることができ、面白くて新鮮だった。またこの機会に、シグネチャーのワイヤーバッグは全て職人の手仕事で編まれていると知り、好感を持った。

WWD:「アンテプリマ」はアーティストの支援に積極的だ。

加藤:素晴らしい活動だと思う。ファッションとアートは共に専門職だと思うが、お互いにリスペクトある関係性が重要で、それがあれば、新しい何かが始まるはずだ。

アートプライズ立ち上げで
アーティストを支援

「アンテプリマ」は昨年、香港のアートセンターCHATとの協業でテキスタイルアートの新たなプライズを立ち上げた。さまざまなテキスタイル、技術、テクノロジーを駆使し、現代社会に共鳴するクリエイティブなコンセプトと、先見性に富んだアイデアの展開を促進することを目的とする。また、特にアジアの視点からテキスタイルアートの世界を探求し、新たな着眼点を生み出すことを目指している。

問い合わせ先
アンテプリマジャパン
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ニューヨーカーも恐れる街「サウスブロンクス」 決死のストリートスナップで見えたもの

霞がかるほどにそびえ立つ摩天楼。歴史ある金融機関のオフィス街。洗練されたカフェや雑貨店。

「ニューヨーク」と聞いて多くの人が思い浮かべるそんなイメージは、心臓部「マンハッタン」の景色だ。近年は、そこから少し東にある「ブルックリン」もおしゃれなエリアとして認知が広がっているから、耳馴染みがある人も多いはずだ。

では、マンハッタンの北に位置する「ブロンクス」はどうだろうか。

地図上ではニューヨークの中心部にありながら、これまでファッションの文脈ではあまり光が当たってこなかった街。ニューヨーク・ファッション・ウイークの公式ショーは、そのほとんどがマンハッタン(まれにブルックリン)で行われるから、ファッション・エディターや業界関係者たちにとっては未踏の地。現地のニューヨーカーですら、ブロンクスには行ったことがないという人は珍しくない。

それもそのはず、ブロンクスは歴史的に移民が多く、治安が悪いとされる地域だからだ。中でも南部の「サウスブロンクス」はギャングの抗争や薬物売買が絶えない“危険地帯”として語られてきた。ヒップホップの発祥の地であることからカルチャー文脈では存在感があるものの、根強いネガティブなイメージはいまだに拭いきれていない(事実として、ウワサ通りな面もあるようだ)。

しかし近年、マンハッタンの地価高騰を背景に、サウスブロンクスにも都市開発の波がじわじわと押し寄せている。マンハッタン的なシティーカルチャーと、土着のブロンクスカルチャーが徐々に混ざり合い始め、その境界ではユニークなセレクトショップやクラブ、飲食店などが次々オープン。新たなカルチャーが生まれる兆しがある。

今回のファッション・ウイーク取材ではショーの合間を縫い、変わりゆくサウスブロンクスで「キケン」と隣り合わせのストリート・スナップを敢行した。

マンハッタンから地下鉄に揺られておよそ1時間。改札を抜けると、「本当にニューヨークか?」と目を疑うほどの別世界が広がっていた。

ホームレスが物乞いをしていたり、道端で時間が止まったように動かない人がいたり。おそらく、医療用麻薬「オピオイド」の過剰摂取による中毒症状だ。大通りは露天商がずらりと並び、ハイブランドの模倣品が堂々と、山積みで売られている。

日本にいると想像がつかないが、米国の所得格差は相当なものだ。ニューヨークは、そのコントラストがさらに鮮明に浮かび上がる街。平均年収が1000万円をゆうに超えるとされるマンハッタンの煌びやかな世界も、実のところニューヨークの“ほんの一部”にすぎない。

今回の、サウスブロンクスでの撮影にあたりコーディネーターとなってくれたのは、現地で生まれ育ったエドさん。今はニューヨークのマスメディアに勤める彼も、かつては荒くれた少年時代を過ごしていたという。「小学校の頃なんて、毎日のように派手にケンカしていたよ。先生にも歯向かって、手を出したりしたね。今は更生したけど」と笑う。

「今もここら辺は、道を一本間違えるとスティッキー(やっかい)な場所が多い。麻薬を売りつけられるかもしれないし、銃声が聞こえて、命の危険を感じることだってあるかもよ」。車の中でも、じわりと汗ばむ緊張感がある。「だから、君たち(記者とカメラマン)だけで歩くのは、間違いなくおすすめできないね」。

マンハッタンから押し寄せる資本の力によって、ブロンクスの街並みと空気が変わり始めていることを肌で感じているエドさん。「でもサウスブロンクスはマンハッタンじゃないんだ。僕らはここで生まれ、暮らしていることにちゃんと誇りを持っている。それは、街にいる人たちスタイルを見てもらえれば、分かってもらえると思う」。

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「スタジオニコルソン」が渋谷パルコに出店 スエードバッグ“シボル”のネイビーを限定発売

「スタジオニコルソン(STUDIO NICHOLSON)」は3月28日、渋谷パルコ3階に新店舗をオープンする。同店では、オープン記念として限定カラーのアイコンバッグ“シボル(SHIBORU)”を取り扱う。

内装デザインは、ロンドンの建築事務所「STUDIO TUESDAY」が手掛けた。昨年12月にロンドン・レッドチャーチ ストリート店で採用した新たなコンセプトを取り入れ、洗練された空間に仕上げた。

オープンを祝して限定カラーのバッグを用意
さりげない光沢感のネイビー

同店では、ブランドの最新コレクションをそろえるほか、オープンの記念アイテムとして、スエードバッグ“シボル”の限定カラー“ダーケストネイビー”を用意する。直線と曲線を組み合わせた台形のシルエットが特徴で、ボディーはイタリア製のスエードを使用。ミニマルなデザインながら、フラップ部分には隠しマグネットを採用するなど、機能性にもこだわった。価格は15万4000円。

店舗情報

◼️スタジオニコルソン 渋谷パルコ店

オープン日:3月28日
時間:11:00〜21:00
場所:渋谷パルコ 3階
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

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「スタジオニコルソン」が渋谷パルコに出店 スエードバッグ“シボル”のネイビーを限定発売

「スタジオニコルソン(STUDIO NICHOLSON)」は3月28日、渋谷パルコ3階に新店舗をオープンする。同店では、オープン記念として限定カラーのアイコンバッグ“シボル(SHIBORU)”を取り扱う。

内装デザインは、ロンドンの建築事務所「STUDIO TUESDAY」が手掛けた。昨年12月にロンドン・レッドチャーチ ストリート店で採用した新たなコンセプトを取り入れ、洗練された空間に仕上げた。

オープンを祝して限定カラーのバッグを用意
さりげない光沢感のネイビー

同店では、ブランドの最新コレクションをそろえるほか、オープンの記念アイテムとして、スエードバッグ“シボル”の限定カラー“ダーケストネイビー”を用意する。直線と曲線を組み合わせた台形のシルエットが特徴で、ボディーはイタリア製のスエードを使用。ミニマルなデザインながら、フラップ部分には隠しマグネットを採用するなど、機能性にもこだわった。価格は15万4000円。

店舗情報

◼️スタジオニコルソン 渋谷パルコ店

オープン日:3月28日
時間:11:00〜21:00
場所:渋谷パルコ 3階
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

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2025-26年秋冬パリはデザイナー交代の話題沸騰

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年3月24日号からの抜粋です。)

藪野:2025-26年秋冬のパリは、「ジバンシィ(GIVENCHY)」「トム フォード(TOM FORD)」「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」の新クリエイティブ・ディレクターによるデビューショーがハイライトでしたね。

村上:サラ・バートン(Sarah Burton)による「ジバンシィ」は、長らく忘れていたユベール・ド・ジバンシィのクリエイションに回帰したコレクションで、シンプルな中にエレガンスがあり、すごく良かったです。クチュールを再開したいLVMHの思惑が近々実現しそう。

藪野:サラのモノ作りへのこだわりが詰まっていて、本当にきれいで洗練されていました。

村上:「トム フォード」のハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)は、トム・フォードのような直接的で開放的なセックスアピールはありませんでしたが、魅惑的な官能性を感じました。「ドリス」のジュリアン・クロスナーは、衣装から洋服に至るまでの理解と愛の深さなど、ブランドで長く働いてきたがゆえのパッションの継承を発信していて見応えがありました。

メゾンコードを理解する“実力者”が活躍

藪野:最近の傾向を見ていると、バズを起こせる若いデザイナーを抜てきするのではなく、メゾンのコードや服をきちんと理解して、自分の視点を通して解釈できる“実力者”が選ばれていると感じます。「ジバンシィ」と「トム フォード」はまさにベテランの起用ですし、「ドリス」のジュリアンもドリスの精神を受け継いでいます。

村上:でも、「ジル サンダー(JIL SANDER)」のシモーネ・ベロッティや、「グッチ(GUCCI)」のデムナ(DEMNA)と、われわれの予想と違うデザイナー起用もあり、早くも次の時代が始まっているのかも。「ジル サンダー」にシモーネ就任のニュースが流れた直後の「マリーン セル」の会場は、その話題で持ち切りでした。

藪野:そうでしたね(苦笑)。本当に過渡期ですね。デムナが去る「バレンシアガ(BALENCIAGA)」、ジョナサン・アンダーソン(JONATHAN ANDERSON)が退任した「ロエベ(LOEWE)」、すでにキム・ジョーンズが去った「ディオール(DIOR)」メンズと「フェンディ(FENDI)」などディレクター不在のブランドは多く、まだまだニュースは続きそう。日本の深夜帯に出た場合は、ベルリンでタイムリーに拾えるように頑張ります!

 

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アーティストのシャニクワ・ジャーヴィスが写真集の発売を記念してハイ・ブリッジ・ブックスでサイン会を実施

髙橋優香によるブックストアのハイ・ブリッジ・ブックス(Hi Bridge Books)は3月29日、ニューヨーク出身のアーティストであるシャニクワ・ジャーヴィス(Shaniqwa Jarvis)の写真集「Shaniqwa Jarvis」第2版の出版を記念したブックサイニングイベントを開催する。

同写真集には、ジャーヴィスが20年間におよぶプライベートスタジオで撮影した写真をはじめ、「シュプリーム(SUPREME)」や「ナイキ(NIKE)」など彼女がこれまでに撮り下ろしてきたブランドのキャンペーンビジュアルが収録されている。また、彼女の旧友でもある写真家ライアン・マッギンレー(Ryan McGinley)による序文もつづられている。

ジャーヴィスは、ニューヨークのアッパー・ウエスト・サイド生まれ。彼女がもつパワフルでユーモアあふれるマインドと共鳴するように、エネルギッシュで鮮やかな色彩のポートレート作品が特徴だ。「The Fader」や「i-D」「The New York Times Magazine」「Vice」などで撮影するほか、「アディダス(ADIDAS)」や「アウェイク ニューヨーク(AWAKE NY)」とコラボレーションするなど活動の裾野を広げている。

◼️ブックサイニングイベント
会期:3月29日
場所:ハイ・ブリッジ・ブックス
住所:非公開 ※ハイ・ブリッジ・ブックスのインスタグラムから詳細を確認
入場料:無料

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アーティストのシャニクワ・ジャーヴィスが写真集の発売を記念してハイ・ブリッジ・ブックスでサイン会を実施

髙橋優香によるブックストアのハイ・ブリッジ・ブックス(Hi Bridge Books)は3月29日、ニューヨーク出身のアーティストであるシャニクワ・ジャーヴィス(Shaniqwa Jarvis)の写真集「Shaniqwa Jarvis」第2版の出版を記念したブックサイニングイベントを開催する。

同写真集には、ジャーヴィスが20年間におよぶプライベートスタジオで撮影した写真をはじめ、「シュプリーム(SUPREME)」や「ナイキ(NIKE)」など彼女がこれまでに撮り下ろしてきたブランドのキャンペーンビジュアルが収録されている。また、彼女の旧友でもある写真家ライアン・マッギンレー(Ryan McGinley)による序文もつづられている。

ジャーヴィスは、ニューヨークのアッパー・ウエスト・サイド生まれ。彼女がもつパワフルでユーモアあふれるマインドと共鳴するように、エネルギッシュで鮮やかな色彩のポートレート作品が特徴だ。「The Fader」や「i-D」「The New York Times Magazine」「Vice」などで撮影するほか、「アディダス(ADIDAS)」や「アウェイク ニューヨーク(AWAKE NY)」とコラボレーションするなど活動の裾野を広げている。

◼️ブックサイニングイベント
会期:3月29日
場所:ハイ・ブリッジ・ブックス
住所:非公開 ※ハイ・ブリッジ・ブックスのインスタグラムから詳細を確認
入場料:無料

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東京発ファッションブランド「パーバーズ」と「ニューエラ」のコラボキャップ発売 坂脇慶によるロゴを刺しゅう

東京発ファッションブランド「パーバーズ(PERVERZE)」は4月4日、「ニューエラ(NEW ERA)」とのコラボレーションしたキャップ(1万1000円)を発売する。本コラボ商品は直営店舗ならびにオンラインサイトの他、阪急うめだ本店3階・D-LABで開催中のポップアップストアで順次販売する。

両者のコラボレーションは、今回で3回目。「ニューエラ」の定番キャップ“9TWENTY”をベースに、東京を拠点に活躍するアートディレクター/デザイナー・坂脇慶が制作したオリジナルブランドロゴが刺しゅうされている。

今回のキャンペーンビジュアルは写真家・川谷光平が撮り下ろした。

アイテム画像

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東京発ファッションブランド「パーバーズ」と「ニューエラ」のコラボキャップ発売 坂脇慶によるロゴを刺しゅう

東京発ファッションブランド「パーバーズ(PERVERZE)」は4月4日、「ニューエラ(NEW ERA)」とのコラボレーションしたキャップ(1万1000円)を発売する。本コラボ商品は直営店舗ならびにオンラインサイトの他、阪急うめだ本店3階・D-LABで開催中のポップアップストアで順次販売する。

両者のコラボレーションは、今回で3回目。「ニューエラ」の定番キャップ“9TWENTY”をベースに、東京を拠点に活躍するアートディレクター/デザイナー・坂脇慶が制作したオリジナルブランドロゴが刺しゅうされている。

今回のキャンペーンビジュアルは写真家・川谷光平が撮り下ろした。

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「コンバース」がブレックファスト クラブとコラボ ビンテージ感ある“オールスター”を発売

「コンバース(CONVERSE)」は3月28日、東京都目黒区東山の飲食店、ブレックファスト クラブ(BREAKFAST CLUB)とのコラボスニーカーを発売する。

ブレックファスト クラブとコラボ
スニーカー“オールスター”を発売

コラボスニーカーは、“オールスター Z HI(ALL STAR Z HI)”(1万3750円)と、“オールスター OX(ALL STAR OX)”(1万3200円)をラインアップする。タン部分やインソールなど、随所に“BREAKFAST CLUB”と配した。またスポンジを挟み切り落としたタンやスエードのアイレットステイ、色褪せた風合いのアンクルパッチとシューレースでビンテージ感のある仕上がりにまとめた。“オールスター Z HI”は、履き口にジップをあしらい、脱ぎ履きに配慮した。

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「コンバース」がブレックファスト クラブとコラボ ビンテージ感ある“オールスター”を発売

「コンバース(CONVERSE)」は3月28日、東京都目黒区東山の飲食店、ブレックファスト クラブ(BREAKFAST CLUB)とのコラボスニーカーを発売する。

ブレックファスト クラブとコラボ
スニーカー“オールスター”を発売

コラボスニーカーは、“オールスター Z HI(ALL STAR Z HI)”(1万3750円)と、“オールスター OX(ALL STAR OX)”(1万3200円)をラインアップする。タン部分やインソールなど、随所に“BREAKFAST CLUB”と配した。またスポンジを挟み切り落としたタンやスエードのアイレットステイ、色褪せた風合いのアンクルパッチとシューレースでビンテージ感のある仕上がりにまとめた。“オールスター Z HI”は、履き口にジップをあしらい、脱ぎ履きに配慮した。

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ジェファー・ロペス親子が仲睦まじい姿を披露 ブロードウェイ舞台「オセロ」プレミア

3月23日(現地時間)、歌手で俳優のジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)と娘のエメ・ムニス(Emme Muniz)が、ニューヨークのバリモア劇場(Barrymore Theatre)で上演されている舞台「オセロ(Othello)」のプレミアに出席した。

親子デートが実現

親子のスタイリングを務めたのはスタイリストデュオのマリエル・ヘイン(Mariel Haenn)とロブ・ザンガルディ(Rob Zangardi)。ロペスは「ズハイル・ミュラド(ZUHAIR MURAD)」2024-25年コレクションからビジューがあしらわれたクロップド丈のトップスに、そろいのロングスカートを着用。ドラマチックなブラックのファーコートを羽織り、「ブリオニーレイモンド(BRIONY RAYMOND)」のジュエリーでグラマラスなルックを完成させた。

ムニスは、ピンストライプのスーツにライトブラウンのシャツをスタイリング。胸元には、「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」のネックレスとネクタイを合わせ、アンドロジナスな雰囲気に仕上げた。

ロペスは自身のインスタグラムに愛娘との2ショットを投稿。「最高のデート相手と共に『オセロ』プレミアへ(Othello premire with the best date ever)」とコメントしている。

今回リバイバル上演となる舞台「オセロ」は、主演をデンゼル・ワシントン(Denzel Washington)とジェイク・ギレンホール(Jake Gyllenhaal)が務め、監督をケニー・レオン(Kenny Leon)が担当。プレミアにはロペス親子のほか、ジル・バイデン(Jill Biden)元大統領夫人や俳優のジェイミー・リー・カーティス(Jamie Lee Curtis)、ロージー・ペレス(Rosie Perez)らが来場した。

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「ディーン&デルーカ」から数量限定“トラベルバッグ” 本体に再生ナイロン素材を採用

「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は4月1日、再生ナイロン素材を用いた、“トラベルバッグ”を数量限定で発売する。価格は5280円。「ディーン&デルーカ」一部店舗および公式オンラインで販売する。

数量限定“トラベルバッグ”
専用ポーチが付属

“トラベルバッグ”は、“グローバル・リサイクル・スタンダード”認証取得の再生ナイロン素材を本体の生地に採用、内側にはPVC加工を施し、汚れや水濡れに配慮したほか、肩掛けと手持ち用に2本のハンドルをあしらった。バッグをコンパクトに収納する専用ポーチが付属する。

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「ディーン&デルーカ」から数量限定“トラベルバッグ” 本体に再生ナイロン素材を採用

「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は4月1日、再生ナイロン素材を用いた、“トラベルバッグ”を数量限定で発売する。価格は5280円。「ディーン&デルーカ」一部店舗および公式オンラインで販売する。

数量限定“トラベルバッグ”
専用ポーチが付属

“トラベルバッグ”は、“グローバル・リサイクル・スタンダード”認証取得の再生ナイロン素材を本体の生地に採用、内側にはPVC加工を施し、汚れや水濡れに配慮したほか、肩掛けと手持ち用に2本のハンドルをあしらった。バッグをコンパクトに収納する専用ポーチが付属する。

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「アクネ ストゥディオズ」がスポーツウエアの「カッパ」とコラボ 3月27日発売

「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」は3月27日、イタリアのスポーツウエアブランド「カッパ(KAPPA)」とコラボレーションしたカプセルコレクションを公式オンラインストアで発売する。4月3日から、世界各地の店舗でも取り扱いを開始する。

「アクネ ストゥディオズ」×「カッパ」

本コレクションはテクニカルなスポーツウエアの機能性と「アクネ ストゥディオズ」のラグジュアリーな感性を融合させたアイテム全22型で構成。「カッパ」と「アクネ ストゥディオズ」のロゴ入りピンクフットボールジャージや、「カッパ」ロゴのテーピングを施したペールウォッシュデニム、吸湿速乾性に優れたセカンドスキンTシャツなどのキーアイテムをそろえるほか、炎のモチーフとダブルロゴをあしらった“ボウリナ”バッグやロゴ入りのベースボールキャップ、スニーカーなどのアクセサリーもラインアップする。価格はTシャツが6万1600円、トラウザーが10万4500円、シューズが7万9200円など。

ジョニー・ヨハンソン(Jonny Johansson)=クリエイティブ・ディレクターは今回のコラボコレクションについて「私は以前から『カッパ』が好きだった。『カッパ』を着るのは反骨心のある人たちで、それがとても魅力的に感じる。クラシックなワークウエア、ストリートウエア、レディ・トゥ・ウエア、スポーツウエアの境界線が曖昧になっている今、『アクネ ストゥディオズ』が『カッパ』とコラボレーションし、現代的な着こなしを提案することはとても自然な流れだと思う」と語った。

ビジュアルにはトリッキーが登場

キャンペーンビジュアルには、1990年代の雰囲気を纏うミュージシャン兼レコードプロデューサーのトリッキー(Tricky)を起用。撮影はフォトグラファーのジョーダン・ヘミングウェイ(Jordan Hemingway)が、スタイリングはレオナルド・デシュマン(Leopold Duchemin)が担当した。ヘミングウェイの生々しく力強い表現により、コラボレーションの世界観を鮮やかに切り取ったビジュアルに仕上がっている。

トリッキーは今回の撮影について「素晴らしいチームと過ごした、本当に楽しい一日だった。普段は知らない人ばかりの空間だと緊張してしまうが、彼らはまるで家族のように感じさせてくれた」と振り返った。

アイテム一覧

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「ディーゼル」がアンバサダーを務めるSEVENTEENホシとのコラボコレクションを発売

「ディーゼル(DIESEL)」は4月15日、ブランドアンバサダーを務めるSEVENTEENのホシ(Hoshi)とコラボしたカプセルコレクションを発売する。同コレクションは、「ディーゼル」の一部店舗および、公式オンラインストアで扱うほか、9日からオンラインで先行予約を受け付ける。

チェーンモチーフがクールなコラボアイテム
ホシの感性を体現

同コレクションは、「ディーゼル」のクリエイティブ・ディレクター、グレン・マーティンス(Glenn Martens)がホシのクリエイティブな感性に敬意を表して、全14アイテムを制作。グレーとホワイトがメーンのカラーパレットで、シルバーのチェーンモチーフが特徴だ。

同チェーンには、「DIESEL」 の文字や“オーバルDロゴ”、“1DRバッグ”、そしてブランドスローガンの“For Successful Living”など「ディーゼル」を象徴するモチーフのほか、韓国語の「虎」と「視線」を掛け合わせた、ホシの名前を表現する特別なチャーム、タイガーヘッドなどあしらった。実際のチェーンチャームはもちろん、グラフィックモチーフとしても採用し、アイテムに取り入れた。

ウエアは、ウオッシュ加工を施したジップアップパーカやトラックデニムパンツ、スエットパーカ、カットソーを用意。小物は、2型の新作バッグ“チャームD(Charm-D)”に加えて、ベルト、キャップ、チャームをそろえる。

特設サイト

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「リモワ」がビンテージの魅力あふれるキャリーケースを発売 カラーは鮮やかな3色

「リモワ(RIMOWA)」は3月27日、1988年に発表された同ブランドの歴史的アイテム“若者のためのトラベルケース”を“ホリデー ハンドキャリーケース”として発売する。カラーはグロスレッド、グロスブルー、グロスイエローの3色で、価格は各18万5900円。「リモワ」公式オンラインストア及び一部の店舗で取り扱う。

現代のトラベラーのために再構築した同アイテムは、ビンテージの魅力と現代性を融合。休暇の到来を喜ぶ気持ちを遊び心あふれるデザインで表現し、ノズタルジアと冒険心を呼び起こす鮮やかなカラーリングで用意する。

サイズはキャビンサイズより一回り小さく、素材は軽量で耐衝撃性に優れたポリカーボネート。ロックとフレーム部分には「リモワ」のアイコニックなスーツケース“オリジナルコレクション”のディティールを採用した。

さらに、内部には外面のカラーに合わせたライニング、ビンテージムードを高めるホワイトのメッシュ製ディバイダーと圧縮製ストラップを施し、オリジナルデザインを現代風にアップデートした。レザー製ラゲージタグ、取り外し可能なショルダーストラップも付属する。

アイテム一覧

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【早割受付中】2025-26年秋冬ウィメンズトレンドセミナー 海外コレクションから国内リアルクローズまで来季トレンドを徹底解説!

業界の第一線で活躍するゲストと共に、最旬トレンドを解きほぐす

このような人におすすめ

・来秋冬に、売れる商品企画や買い付けのヒントを得たいデザイナーやバイヤー
・自分たちのブランドは、なぜ、このようなコレクションなのか知りたいラグジュアリー&デザイナーズブランド関係者
・競合他社は2025-26年秋冬、どんな商品を、どんなメッセージで伝えるのか知りたいラグジュアリー&デザイナーズブランド関係者
・そんなブランドとのビジネスを手掛ける百貨店や商業施設、セレクトショップ、EC、メディア関係者やクリエイター
・トップブランドによる社会の捉え方や時流の読み解き方、最新コレクションの思いを知りたい業界関係者やビジネスパーソン
・店頭で鮮度の高いスタイリングを実践し、周りと差をつけたい販売員
・コレクションを見る上での視点や考え方を学びたい学生

 

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インフォメーション

日時

2025年4月22日(火)13:00〜15:30
※講座開始30分前から会場受付開始

実施方法

会場 または オンライン受講
※受講前日と当日に、ご案内メールをお送りしますので、ご入力にお間違いがないようご注意ください。セミナー当日は受付にてメールをご提示ください。
※オンライン受講の方は、ご案内メールに視聴用URLを記載しております。また、OneStreamでの配信を予定しています。
※ご案内メールが届かない場合は迷惑メールフォルダなどもご確認ください。
※セミナー終了後、会場&オンライン受講者へのアーカイブ配信の案内はありませんのでご了承ください。後日アーカイブ動画は、単体で購入することが可能です。

会場

WOVN Studio Tokyo
東京都港区南青山2-26-1D-LIFEPLACE南青山9F

募集人数

会場:60名
オンライン:100名

募集期間

2025年3月27日(水)〜 2025年4月21日(月)12時まで
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4/3(木)18時までのお申し込みで、一般価格から10%OFFで受講いただけます。
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受講料金

一般価格:22,000円19,800円 早割10%OFF
スタンダードプラン:15,400円 30%OFF
ライトプラン:19,800円 10%OFF
※表示価格は全て1名様分、税込です。
※他のクーポンとの併用はできません。
※早割期間内であっても、募集人数に達し次第受け付けを締め切らせていただく場合がございます。

 

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プログラム

 

毎度、業界で活躍するプロを中心にご好評をいただいている「WWDJAPAN」主催の「トレンドセミナー」。2025-26年秋冬シーズンのコレクションサーキットを終えたばかりの「WWDJAPAN」の編集部の記者が、最旬トレンドを分かりやすく解説する内容が好評です。
デザイナーシャッフルが繰り広げられるパリとミラノ、右傾化する世界情勢の影響を強く受けるロンドンやニューヨーク。それぞれのファッション・ウイークの取材を担当した記者が、各々の視点でランウエイトレンドを分析。ゲストスピーカーとしてお招きする人気セレクトショップや百貨店のバイイング担当者、人気ブランドのディレクターの考えや意見も交えながら、国内リアルマーケットで通用する商品企画の落とし込みまで解説します。
売れる商品企画・買い付けのヒントを得たいデザイナーやバイヤー、店頭での鮮度の高いスタイリングを実践したい販売員など、ファッション業界で活躍するプロにこそ聴いていただきたい情報が満載です。

【Session#1】13:00~14:00(60分)

海外コレクションの動向からひも解く2025-26年秋冬ウィメンズトレンド

第1部では、パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨークのファッション・ウイークを現地取材した記者が2025-26年秋冬トレンドを展望します。特に注目度の高かったブランドのコレクション詳報や「WWDJAPAN」が考えるトレンドキーワードを解説。ゲストには、リステアの柴田麻衣子クリエイティブ・ディレクターをお迎えし、バイヤー目線で捉えたトレンドのポイントをお話しいただきます。

ゲストスピーカー:柴田 麻衣子/リステア クリエイティブ・ディレクター
PROFILE:(しばた・まいこ)愛知県生まれ。愛知県立大学英文科卒業後、株式会社リステアに入社。セールススタッフやVMDをへて、リステアのバイヤーとクリエイティブディレクターに就任。また、英メディア「ビジネス・オブ・ファッション」が発表するファッション業界で影響力のある人物を選出する「BoF500」2023にリストイン。世界各地のファッションウィークを周り、バイイングのほか多岐にわたる業務に携わるほか、自社の手がける二つのブランド「アイレネ」と「ルシェルブルー」のディレクションも手がける
ゲストスピーカー:藪野 淳/WWDJAPAN欧州通信員
PROFILE:(やぶの・じゅん)大阪府出身。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション卒業後、「WWDJAPAN」の編集記者として、パリやミラノのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手がけている。20年2月から「WWDJAPAN」欧州通信員。20-21年秋冬シーズンからウィメンズ、24-25年秋冬からはメンズ・ウィメンズ両方のトレンド分析を担当している
スピーカー:村上 要/WWDJAPAN編集長
スピーカー:本橋 涼介/WWDJAPANシニアエディター
スピーカー:木村 和花/WWDJAPAN記者
【Session#2】14:10~15:10(60分)

ますます暖冬化する日本 リアルクローズは何が売れる?

ランウエイの潮流やトピックスをつかんだら、次はそれをリアルクローズにどう落とし込むか?を考えなくてはなりません。トレンドのムードをうまくとらまえたデザインはもちろん、ますます暖冬化する日本においては、気候に合わせた素材や機能、重ね着などの着こなしもカギ。日本のリアルクローズ市場で存在感を発揮するブランドディレクターを招き、売れる商品企画と着こなしのヒントを探ります。

ゲストスピーカー:近日発表
ゲストスピーカー:橋本 航平/伊勢丹新宿店 本館3階 「リ・スタイルバイヤー」
PROFILE:(はしもと・こうへい)2014年三越伊勢丹入社。本館3階 インターナショナルデザイナーズでの販売を経てアシスタントバイヤー。その後、同売り場のバイヤーを経験した後に、23年4月から現職
スピーカー:村上 要/WWDJAPAN編集長
スピーカー:本橋 涼介/WWDJAPANシニアエディター

※講義内容やタイトルは予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

【Extra】15:20 ~16:30(50分)

ミートアップ

会場受講の方はセミナー終了後、登壇記者も参加するミートアップにご参加いただけます。ドリンクを用意しておりますので、さらなるコミュニケーションの場としてご活用ください。また、ミートアップ開始前に、本セミナーの会場であるWovn Technologies株式会社よりサービスをご紹介させていただく時間がございます。

 

特典

4月21日発行「2025-26年秋冬トレンドブック」

 

注意事項

・受講料は会場とオンライン同額です。
・割引価格はクーポンをご利用時に適用となります。スタンダードとライトのクーポンコードはマイページをご確認の上、申し込み画面で入力してください。
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アディダス ブランドセンター 渋谷がリニューアル 国内最大規模のカスタマイズサービスを常設

アディダスは4月3日、アディダス ブランドセンター 渋谷をリニューアルオープンする。

国内最大規模
メイド フォー ユーを常設

同店は、2008年にオープン、ストアコンセプト“HOME OF SPORT”のもと、このほどリニューアルオープンする。外観には、ウッドルーバーを用い、正面には大きく「アディダス(ADIDAS)」ロゴを掲げる。売り場面積は、714㎡。1階は、同ブランドの根幹をなすサッカーカテゴリーのアイテムを、また3階には、カスタマイズサービスのメイド フォー ユー(MADE FOR YOU)を国内最大規模で常設する。リニューアルを記念し、メイド フォー ユーでは、アーティストのZECSとYutaka Kobayashiによる限定デザインを用意するほか、スニーカー“サンバ OG シブヤ(SAMBA OG SHIBUYA)”(1万7600円)とリンガーTシャツ(7150円)を先行発売する。またリニューアルオープン当日の4月3日17時30分から、元サッカー日本代表の槙野智章と、サポーターのあやてんによるトークショーを開催する。事前登録なしで参加費無料、詳細は公式サイトに記載する。

■アディダス ブランドセンター 渋谷
オープン日:4月3日
営業時間:11:00〜21:00
住所:東京都渋谷区宇田川町23-5

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「ファセッタズム」からアイテム全てが“1点モノ”のコレクション 落合デザイナーが手作業でプリント

「ファセッタズム(FACETASM)」は3月29日、落合宏理「ファセッタズム」デザイナーが手作業でステンシルプリントを施した、各アイテムが1点モノのコレクション“シグネチャーステンシルコレクション(SIGNATURE STENCIL COLLECTION)”を発売する。同コレクションは、「ファセッタズム」青山店および、公式オンラインストアで扱う。

“世界で1つ”の14点
カラフルなプリントで遊ぶ

同コレクションは、ロングコートやデニムジャケット、フーディー、ジョガーパンツなど全7型の白を基調としたアイテムに、ブランドのロゴやチェッカーフラッグ柄、アイコニックなプリントデザインの“7BARS”などのシグネチャーモチーフをカラフルな色合いでプリントした。アイテムは全部で14点。

アイテム一覧

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第25回「YKKファスニングアワード」 周年記念で賞を増設、グランプリには海外研修も

YKKは4月1日、25回目となる日本最大級の学生向けファッションデザインコンテスト「YKKファスニングアワード」のエントリー受付を開始する。5月9日がエントリーシートとデザイン画の提出締め切りで、YKKファスニングアワード事務局必着。5月30日に第1次審査通過者を公式サイトで発表し、通過者は最終審査に向けて制作に取り掛かる。

同アワードは、「人が身に付けることができる作品」がテーマ。アパレルとファッショングッズの2部門を設け、YKKが選んだファスナーやバックル、スナップ、ボタンなどを使用した作品で競い合う。今回新たに、“メタルックス(METALUXE®)”のスタンダードカラーや“ナチュロン プラス(NATULON Plus®)” コイルファスナーなど、新商品を使った作品が対象に加わった。「(ファスニング商品の)活用度・機能性」「独創性」「デザイン性」「完成度」を審査基準に設ける。

25周年となる今回は、従来のグランプリ、優秀賞、審査員特別賞、YKK特別賞に加え、「サーキュラー デザイン 特別賞」を新設した。同賞は、上記の審査基準ほか、サーキュラー デザインの視点(製品の長寿命化、リユース・リサイクル、リメイク・アップサイクル、リペアなど)が優れていると判断された1作品に授与。サーキュラーエコノミーへの移行をけん引する次世代のデザイナーを発掘することを目指す。

審査員は、坂口英明デザイナー、廣川玉枝デザイナー、藤田恭一デザイナー、アーティストの舘鼻則孝、村手謙介「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」クリエイティブディレクター、村上要「WWDJAPAN」編集長、YKK 副社長の松嶋耕一(4月1日から社長に就任予定)の7人が務める。

入選作品は、10月8、9日に大阪・マイドームおおさか、11月5、6日に東京・YKK60ビルでランウエイを披露。11月18日には、東京・恵比寿 ザ・ガーデンホールで開催するYKKファスニングアワード25周年記念イベントで、グランプリ、優秀賞、特別賞を発表する。

グランプリ受賞者には、賞金100万円やオリジナルトロフィー、JUKI製ミシン、創作活動用のYKKファスニング商品オーダー権利5万円相当分に加え、25周年特別副賞として海外研修を贈呈。入選者30名は、審査員から個別に作品講評を受けられるほか、懇親会で学生同士の横のつながりや、審査員や歴代受賞者との縦のつながりを作ることもできる。

同コンテストは2001年、日本のファッション業界への貢献、作品制作の機会創出と学生と業界人の接点を提供することを目的に設立した。これまで「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」の丸龍文人デザイナーや、「ホウガ(HOUGA)」の石田萌デザイナー、「コッキ(KHOKI)」のKokiディレクターなどを輩出している。YKKのブランド強化と将来のビジネスパートナーの創出、ファスニング事業のタグライン“Little Parts. Big Difference.”に込めたメッセージを伝え、学生とともに副資材の可能性を見いだすことを目指している。

問い合わせ先
YKKファスニングアワード事務局
award.jpn@ykk.com

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第25回「YKKファスニングアワード」 周年記念で賞を増設、グランプリには海外研修も

YKKは4月1日、25回目となる日本最大級の学生向けファッションデザインコンテスト「YKKファスニングアワード」のエントリー受付を開始する。5月9日がエントリーシートとデザイン画の提出締め切りで、YKKファスニングアワード事務局必着。5月30日に第1次審査通過者を公式サイトで発表し、通過者は最終審査に向けて制作に取り掛かる。

同アワードは、「人が身に付けることができる作品」がテーマ。アパレルとファッショングッズの2部門を設け、YKKが選んだファスナーやバックル、スナップ、ボタンなどを使用した作品で競い合う。今回新たに、“メタルックス(METALUXE®)”のスタンダードカラーや“ナチュロン プラス(NATULON Plus®)” コイルファスナーなど、新商品を使った作品が対象に加わった。「(ファスニング商品の)活用度・機能性」「独創性」「デザイン性」「完成度」を審査基準に設ける。

25周年となる今回は、従来のグランプリ、優秀賞、審査員特別賞、YKK特別賞に加え、「サーキュラー デザイン 特別賞」を新設した。同賞は、上記の審査基準ほか、サーキュラー デザインの視点(製品の長寿命化、リユース・リサイクル、リメイク・アップサイクル、リペアなど)が優れていると判断された1作品に授与。サーキュラーエコノミーへの移行をけん引する次世代のデザイナーを発掘することを目指す。

審査員は、坂口英明デザイナー、廣川玉枝デザイナー、藤田恭一デザイナー、アーティストの舘鼻則孝、村手謙介「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」クリエイティブディレクター、村上要「WWDJAPAN」編集長、YKK 副社長の松嶋耕一(4月1日から社長に就任予定)の7人が務める。

入選作品は、10月8、9日に大阪・マイドームおおさか、11月5、6日に東京・YKK60ビルでランウエイを披露。11月18日には、東京・恵比寿 ザ・ガーデンホールで開催するYKKファスニングアワード25周年記念イベントで、グランプリ、優秀賞、特別賞を発表する。

グランプリ受賞者には、賞金100万円やオリジナルトロフィー、JUKI製ミシン、創作活動用のYKKファスニング商品オーダー権利5万円相当分に加え、25周年特別副賞として海外研修を贈呈。入選者30名は、審査員から個別に作品講評を受けられるほか、懇親会で学生同士の横のつながりや、審査員や歴代受賞者との縦のつながりを作ることもできる。

同コンテストは2001年、日本のファッション業界への貢献、作品制作の機会創出と学生と業界人の接点を提供することを目的に設立した。これまで「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」の丸龍文人デザイナーや、「ホウガ(HOUGA)」の石田萌デザイナー、「コッキ(KHOKI)」のKokiディレクターなどを輩出している。YKKのブランド強化と将来のビジネスパートナーの創出、ファスニング事業のタグライン“Little Parts. Big Difference.”に込めたメッセージを伝え、学生とともに副資材の可能性を見いだすことを目指している。

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YKKファスニングアワード事務局
award.jpn@ykk.com

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「バレンシアガ」はスタンダードを再定義、「ヴァレンティノ」ミケーレが公衆トイレ風セットに込めた意味は? 25-26年秋冬パリコレ日記vol.6

今回のパリはストライキもなく順調と思っていたら、今日は使い勝手のいい地下鉄9番線が工事のため終日運休!しかも年1回のハーフマラソン大会「セミ・ド・パリ」も開催されるとあって、日中は一部の道路が通行止めに…。そんな状況で、果たして全てのスケジュールを回り切れるのか?「ヴァレンティノ(VALENTINO)」や「バレンシアガ(BALENCIAGA)」から若手&中堅インディペンデントブランドのショーまで満載の7日目の模様をお届けします。

洗練されたタッチが光る「ラコステ」

藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員:朝からいくつかの展示会に行ってから、遠路はるばるやってきたのは全仏オープンも開催されるローラン・ギャロス・スタジアム。目的はもちろん、プロテニス選手だったルネ・ラコステ(Rene Lacoste)が立ち上げたブランド「ラコステ(LACOSTE)」のショーです。1年前は客席に座り、コートに作られたランウエイを見るスタイルでしたが、今回は客席もコートの中に配置しました。

毎シーズン、創業者の軌跡から着想を得るクリエイティブ・ディレクターのペラジア・コロトロス(Pelagia Kolotouros)は3シーズン目となる今季、創業者の実業家としての一面や社交界での姿にフォーカス。これまで以上に洗練されたタッチで、フレンチエレガンスの新たな解釈に取り組みました。そんな洗練を感じさせるのは、Vゾーンの浅いダブルブレストのスーツスタイルやコート、煌びやかな装飾を施したシアートップやスカート、流れるようなシルエットの柔らかなワイドパンツ。ブランドを象徴するポロシャツも、中綿を入れたテクニカルサテンで作ったり、起毛素材でマキシドレスに仕上げたりしています。そこに合わせるのは、Aラインを描くテックトレンチコートやパファーコート、ゆったりとしたセーター、トラックスーツなど。テクニカル&スポーティーなスタイルとエレガンスを融合を図っています。

賞レース常連の若手ブランドもチェック

藪野:ここからは若手ブランドが続きます。まずは、22年と昨年の「LVMHプライズ(LVMH PRIZE)」でファイナリストに残っていたイタリア発の「ニッコロ パスカレッティ(NICCOLO PASQUALETTI)」。最初に見た頃、手仕事やアート感、独特のプロポーションを生かしたウエアは“ほっこり感”が強く、なかなか着る人を選びそうと思っていましたが、昨シーズンからグッと垢抜けて、より都会的なイメージになりました。そこから継続するストーリーとなる今季は、レザーやツイードといった重厚感のある素材と、レースやサテン、きらめく刺しゅうを施したシアーメッシュなどの繊細さのコントラストがポイント。たっぷりとしたシルエットのアシンメトリーなスタイルを提案しました。体を包み込むようなコートやボリュームのあるファーのショールは、秋冬のトレンドにもぴったりマッチしています。

お次は、「デュラン ランティンク(DURAN LANTINK)」のショーへ。オランダ人デザイナーのデュラン・ランティンク(Duran Lantink)は、2023年の「ANDAM賞」では特別賞、昨年の「LVMHプライズ」でも特別賞であるカール・ラガーフェルド賞を獲得しており、「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」の新たなクリエイティブ・ディレクターに就任するのではないかと噂されています。そのせいもあってか、ショー会場となったオフィスは有名エディターやインフルエンサーも座りきれずに大勢のスタンディングが出るほど。集客に苦労する若手ブランドも多い中、注目度の高さが伺えます。

もうSNSなどで見た方も多いかもですが、ショーはシックスパックのたくましい体を模したシリコン製のトップスをまとう女性モデルから始まり、ラストは男性モデルがはにかみながらシリコン製の巨乳を揺らして歩くという演出。また、ゼブラ柄のボディーペイントで同柄のブリーフやブーツを一体化したり、前から見るとジーンズを履いているようなのに後ろはお尻が丸出しだったりと自由奔放でコミカルなアイデアを取り入れています。そこだけを切り取ると、単なる突飛なデザイナーと思われてしまいそうですが、コレクション全体から垣間見えるのは彼が取り組み続ける新たな造形の探求。例えば、ドレスやコートの肩が耳のあたりまでせり上がっていたり、腰にコブのような突起があったり。手編みのニットドレスは大きな輪っかが飛び出したデザイン。平面的な作りのプリーツスカートは体の前で浮くように固定され、トロンプルイユ(だまし絵)のような効果を生み出しています。そして、今季はアニマル柄をはじめ、迷彩やチェックなどをミックス。そんなユーモラスなアプローチや独自の世界観は保ちながら、バーシティージャケットやコンパクトなセーター、レザーのカーゴパンツ、生地をつまんでアレンジを効かせたワイドパンツなど、よりコマーシャルな提案も増えた印象です。生でショーを見たのは初めてでしたが、作りもしっかりしていて、今後の活躍がますます楽しみになりました。

「アクリス」は照明で損した!?
青い空間で「優しい青」を強調

村上要「WWDJAPAN」編集長:「アクリス(AKRIS)」のショーは、正直、照明で若干ソンしましたかね?「The Blue Hour」をテーマに、「青は、闇が訪れる前の最後の透明感」と捉え、「厳しい黒」に対する「優しい青」を表現しましたが、会場が青すぎて、逆に洋服の青の美しさが溶け込んでしまった印象があります(笑)。

確かに「厳しい黒」に対する「優しい青」は、魅力的でした。私が気に入ったのは、黒×ブルーなネルシャツっぽいチェックを使った、フランネルのスタイル。カジュアルなネルシャツとローブのように羽織るコート、そしてラップスカートを全て同じ布と柄で仕上げていますが、確かに「闇が訪れる前の最後の透明感」と表現しても良いほど、エレガントに仕上がっています。黒とブルーの間を絶妙に揺れ動く、ベルベットのジャケット&スカートのスタイルも素敵でした。カジュアルなパートでは、同じく玉虫色のツイル生地を使ったブルゾンやワンピースのスタイルに注目。とはいえ小さな布を無数に繋げて、それぞれの布が鈍く光り、これまた黒からブルーの間で煌めきます。だからこそ、もっと色のグラデーションがわかりやすい照明で見てみたかったな〜、と思ってしまったのは事実。どうやら紫外線に反応して青く光る顔料を使っているがゆえの演出らしいんですけれどね。自然光ではどのように見えるのか?半年後に、店頭で確かめましょう(笑)。

公衆トイレで「ヴァレンティノ」
ミケーレ様の真意は一体!?

村上:さぁ、ある意味で「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」のような禅問答、「なぜ、こんな演出で洋服を見せるのか?」に意味がある「ヴァレンティノ」のファッションショーがやってきました。

会場は、トイレです(笑)。しかも、海外にありがちなごくごくフツーの公衆トイレ。私、俳優のジャレッド・レト(Jared Leto)がアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)による「ヴァレンティノ」をめちゃくちゃカッコよく着こなしている姿を写真に捉えましたが、これじゃ「真っ赤なトイレでキメキメなジャレッド・レト」です(苦笑)。今シーズンの「ヴァレンティノ」は、公衆トイレというショー会場といい、真っ赤なライトといい、セレブ担当PR泣かせですね(笑)。

ゆえに、我々は「なぜミケーレが公衆トイレを選んだのか?」について、思いを馳せなければなりません。皆さんは、公衆トイレって、どんな空間だと捉えていますか?

ミケーレは公衆トイレを、自分だけのプライベートと公共性だったり、親密感と他人との距離感だったりが入り混じる空間と捉えました。そして自分を詳らかにする、簡単に言えばスケスケの洋服と、他者の目を意識した、こちらも簡単に言えば“ちゃんとした洋服”を交互に打ち出したり、1つのスタイルの中に融合したりします。総レースのボディータイツの上にブラトップオンリーというスタイルが現れたかと思うと、今度はビクトリアン調のつけ襟とヘッドピースで顔しか露出しないツイードのジャケット&パンツルックが出現したり。思い切って言ってしまえば、「用をたすために着替えている途中みたいなスタイルと、用をたす前・もしくは後だから身支度が整っているスタイル」が順番に現れるのです(笑)。そして、それって、一番身近だから自分本位になれるものでありながら、時には他者の視線などにも気を使うべき洋服の本質ですよね?公衆トイレを通して、洋服の本質を炙り出すとは!!さすが、ファッション業界の哲学者でございます。

加えて今シーズンは、装飾主義を若干希釈して、リアルなスタイルにシフトしています。でも変わらないのは、上述したビクトリアン調のつけ襟を含む、フリルやラッフル、プリーツの装飾。以前手がけていた「グッチ(GUCCI)」との最大の違いは、ここですね。

ボディコンシルエットの
中堅ブランド2連発

藪野:挑発的でエッジの効いたスタイルが強みの「オットリンガー(OTTOLINGER)」は、テーラードジャケットやスーツ、ブラウス、ジップアップパーカ、波ファージャケット、ジーンズ、ロングドレスまで、日常のワードローブをボディコンシャスなシルエットと脱構築的なアプローチで再解釈しました。今季のカギになるのは、ランダムに重ねたり、穴が空けたりしたシェイプウエア。そこにはキム・カーダシアン(Kim Kardashian)による「スキムズ(SKIMS)」のロゴが小さくあしらわれていて、静かにコラボアイテムをお披露目しました。

続く「アトライン(ATLEIN)」は、先史時代のビーナスの置物やコンスタンティン・ブランクーシ(Constantin Brancusi)の作品から、彫刻的なフォルムを探求。ブランドを象徴するボディーラインに沿ったセンシュアルなジャージードレスやスカートに、厳格なミリタリーコートやテーラードジャケット、コクーンシルエットのパデッドコートやジップアップパーカといったスポーティーなアイテム、人工レザーを用いたブルゾンなどをミックスしました。目新しさはあまりありませんでしたが、アウター類を拡充することで、昨シーズンに引き続き「アトライン」のワードローブを押し広げようとしているようです。

最後はこういう洋服が着たい!
な「マーガレット・ハウエル」

村上:そして私は、「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」のプレゼンテーションへ。片付けが始まりそうな中、ギリギリ間に合いました(笑)!

秋冬は、カーキブラウンやマホガニー、オートミール、チャコールなど、自然な色合い。肩の力が抜けた、リラックスしたムードの中にテーラードジャケットやニットのプリーツスカートを加えます。少しだけロング丈が多くて、クラシックなムード。でもオーバーサイズなプロポーションバランスで敷居の高さを感じさせないのが“お上手”なところですね。

今シーズンはさまざまなブランドがシアリングコートを出していますが、「マーガレット・ハウエル」は「総シアリングのコートは、リアルじゃない」と考えたのでしょう。ブーツやキャップ、スカーフにして楽しみます。「バブアー(BARBOUR)」とのコラボは、おそらくオイルを少しだけ抑え目に仕上げました。ある程度はっ水するけれど、着心地は軽いのでしょう。今回はいつも以上に、「結局、最後に着たい洋服って、こういうことだよなぁ」と惚れ惚れしてしまいました。

「スタンダード」を再定義する「バレンシアガ」

藪野:ショーの数日後に「グッチ」への“異動”が発表されたデムナ(Demna)による「バレンシアガ」のテーマは、「スタンダード」。ゲスト全員がフロントローの真っ黒な迷路のような空間を舞台に、「標準的なドレスコードを掘り下げ、標準的なフィット感や衣服をファッションの文脈に取り入れるために何が必要かを研究した」というコレクションを披露しました。冒頭は、極端なシルエットで知られるデムナの提案とは一見思えないようなスタンダードフィットのシンプルなスーツ。その後登場したシワや虫食いのような穴を加えたデザインには彼らしいアプローチを感じましたが、シルエットは“普通”に綺麗で意表を突かれました。

その後は、シャツや薄手のダウンジャケットにビスチェのデザインを加えたり、アーカイブから着想を得てフーディーをドレスとして再解釈したり、カーディガンを昨シーズンも見られたメディチカラーとマキシ丈で提案したり、Tシャツのサイドを大胆に切り取ったり、シャツやポロシャツの袖を結ぶようにしてミニスカートを作ったり。スタンダードなファッションをデムナのフィルターを通して再定義しています。そして、今季は「プーマ(PUMA)」とのコラボによるトラックスーツやスエット、バスローブ風コート、スニーカー“スピードキャット ウルトラソフト”なども登場。ランウエイで披露されたアイテムだけでなく、25年後半にはさらに幅広い商品が発表されるそうです。

全部で78ルックもあったのですが、次々に登場するモデルが足早に通り過ぎていくショーはあっという間に終了。毎シーズン、新たなアイデアやユニークなアプローチで驚きを与えてくれるデムナに対する期待が高い分、今季は正直少し物足りなさを感じました。村上さんはどうでしたか?

村上:そうですね。後半の「バレンシアガ」っぽいパートも、正直“想定の範囲内”だったから、「あ、もう終わり!?」と感じてしまいました。前回はものすごく意欲的に洋服の未来を探ってくれたので、肩透かし感は否めません。

業界筋は、「このスタンダードなコレクションは、『グッチ』への布石ではないか?」と分析していましたね。確かに「バレンシアガ」の3倍以上(推定)の大きさを誇る「グッチ」では、これまでのスーパーモードとは違う路線を探求しなければならないでしょう。だからこそ、「今回のスタンダードでは?」という邪推です(笑)。今思えば、バックステージで「今回のコレクションは、デムナ2.0なのかもしれない」と話していたのが印象的です。真の「デムナ2.0」は、「グッチ」で見せてくれるのかな?楽しみにしたいと思います。

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“眠れる森の美女”が覚醒 サラ・バートンの「ジバンシィ」、鮮烈デビュー

ジバンシィ,GIVENCHY

サラ・バートン(Sarah Burton)=アーティスティック・ディレクターによる新生「ジバンシィ(GIVENCHY)」のデビューは、2025-26年秋冬パリ・ファッション・ウイークにおける最大のニュースだ。バートンは3月7日、自身初の「ジバンシィ」のコレクションを、1959年からのメゾンの本拠地であるジョルジュ・サンク通り3番地のサロンで発表。それは、彼女が90年代後半、アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)が「ジバンシィ」のトップを務めていたとき、共に働いた思い出の場所でもある。初のコレクションは、近年のゴスやストリートへの傾倒をリセット。本懐であるシルエットに立ち返り、会心の出来栄えだった。すでにセレブリティーのレッドカーペットも手掛けており、オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)らと蜜月だったユベール・ド・ジバンシィ(Hubert de Givenchy)を彷彿とさせるメゾンへと再興しつつある。“眠れる森の美女”が覚醒した。

着想源は1952年の綿織物

ジバンシィ,GIVENCHY

「ジバンシィ」のクリエイションを託されたバートンはまず、アーカイブのリサーチに没頭。そしてユベール・ド・ジバンシィ最初のメゾン、アルフレッド・ド・ヴィニー通り8番地の邸宅にある隠し戸棚の中から改装の際に発見された、1952年のファースト・コレクションの一部を成す綿織物のパターンをインスピレーションの源にしたという。バートンはユベール・ド・ジバンシィがマネキンに生地を当てながら理想のシルエットを追求した姿を思い浮かべ、「『ジバンシィ』は、一言で言えばシルエット。理想のシルエットのために追求するパターンとカッティング、クラフツマンシップにこそ立ち戻るべき」と悟った。そして近年のゴスやストリートなどのムードを削ぎ落とし、パターンとカッティングに尽力。それぞれ計3回のモデルフィッティングというオートクチュールに匹敵する過程を経て、ジョルジュ・サンク通り3番地にある「ジバンシィ」の現在の本拠地で、シルエットへのこだわりを見せつけた。会場の椅子は、綿織物が入った茶封筒が見つかった時の様子を再現したもの。歴史を積み重ねて今日に至った「ジバンシィ」へのリスペクトなのだろう。

フィッティングへの徹底したこだわり

デビューコレクションは、メッシュで作ったボディースーツで幕を開けている。構造を詳らかにするメッシュ素材だから一切の誤魔化しが効かない。セカンドスキンのように“シンデレラ・フィット”するボディースーツでの幕開けは、パターンとカッティング、そしてフィッティングに徹底的にこだわったバートンの自信の表れに他ならない。女性の体こそ、一番美しいシルエットという思いも込めているのだろう。

「現代女性の全てを表現したい。強さや繊細さ、感情的な知性、パワフルでありながらセクシーであること、その全てを」と話す通り、バートンはテーラリングを軸に、メンズ由来の技術をウィメンズのシルエットに活用して、相反するものの融合に挑んだ。たとえばジャケットやコートは、ショルダーラインが力強いのに対して、ウエストは緩やかにくびれて優しい。覆い隠した前面に対して肌を露出する背中、レザースカートの後ろに深く刻んだスリットなどは、フォーマルのムード漂うコレクションの中で官能的な雰囲気を醸し出す。

ユベール・ド・ジバンシィへのオマージュも忘れない。オードリー・ヘプバーンも愛したリトル・ブラック・ドレスは、シャンティレースを使ったマイクロミニのベビードールドレスで提案。軍服由来のトレンチコートなどには、コクーンバックと呼ぶふんわりと広がるシンボリックなシルエットを盛り込んだ。白シャツは片方の肩でプリーツを寄せながら生地を垂らし、裾はアシンメトリーに仕上げてドレスに昇華。昨今のウィメンズに欠かせないヘルシーやアクティブ、自然体なのにエレガントな雰囲気を纏わせた。

イヴニングも圧巻だった。ユベール・ド・ジバンシィが多用したリボンやノットのアイデアで、オリエンタルなボタニカル刺しゅうを加えたダッチェスサテンを操り、ドラマチックなシルエットに仕上げていく。チュールのフリルやねじれたリボン、フェティッシュなコーンヒールのミュールやサンダル、パンプスもクチュールメゾンの品格を備えた。

“メゾンの核となるシルエットに
立ち戻ろうと考えた”

WWD:初のコレクションを制作するにあたり、どのようなことを考えたか?

サラ・バートン「ジバンシィ」アーティスティック・ディレクター(以下、バートン):私にとって、「ジバンシィ」のDNAはシルエット。それ以外の全てを削ぎ落とすことで、このメゾンの核となるものに立ち戻ろうと考えた。

WWD:アーカイブとはどのように向き合っているか?

バートン:「ジバンシィ」にはヘリテージ部門に素晴らしい女性の責任者がいて、彼女はこのメゾンでこれまでに起こったこと、例えば、手紙や写真、パターンなどのあらゆるものを集めているの。信じられない程のアーカイブで、正直まだ全てには目を通せていないけれど、まずユベールの最初のコレクションを見るところから始めた。それは、無駄を削ぎ落としてシルエットにフォーカスしたもので、かなりヒッチコック的でもあった。そこからスタートしたものの、プロポーションにひねりを加えたり、大胆に拡大したりして、現代の女性に響く服になるよう工夫した。

WWD:今回のコレクションには、化粧品のコンパクトやパウダーパフをモチーフにした装飾など、意外なユーモアも見られた。

バートン:今の世界には、ちょっとした楽しさが必要かもしれないと思ったの。私が取り組みたかったのは、私が服を手掛けたり、一緒に仕事をしたりするあらゆる女性たちに語りかけること。だから、このコレクションでは現代を生きる女性の全てを表現したかった。女性には、セクシーだと感じたい瞬間もあれば、力強さを感じたい場面もあるし、もろさや繊細さを感じたい時もある。そんな女性であることの複雑さをたたえるのは本当に素晴らしいことだと思う。

WWD:英国を代表するデザイナーズブランドからフランスの有名なクチュールメゾンへ移籍したが、心境の変化は?

バートン:どこにいても、自分自身のストーリーを語らなければならないということは同じ。そのメゾンが象徴するものを確立することは重要だけど、私たちが生きている今の世界に何を伝えたいのか、人々にどう感じてほしいのかということを、感情や信頼をもって解釈することが大切だと思う。

WWD:いずれはクチュールも手掛けたいと語っていたが、具体的な計画は?

バートン:私にとってはアトリエが全て。なので、まずは揺るぎないアトリエを確立したい。ゆくゆくは「アレキサンダー・マックイーン」時代に取り組んでいたような学生向けのパターンカッティングなどのワークショップにも取り組みたい。クチュールを手掛けたい気持ちはあるけれど、それはふさわしい時期が来たらと考えている。

レッドカーペットの世界も
バートンの「ジバンシィ」に注目

サラ・バートンによる「ジバンシィ」はパリ・ファッション・ウイークに先駆け、レッドカーペットの上で早くも注目を浴びていた。女優のエル・ファニング(Elle Fanning)は3月2日(アメリカ時間)、バートンによる「ジバンシィ」のドレス姿でアカデミー賞のレッドカーペットに登場。フランス・リヨンのレースとシルクのチュールを贅沢に用い、ブラックのグログランリボンとコルセットでウエストを緩やかにマークしたドレスは、パパラッチの注目を集めた。バートンは、ユベール・ド・ジバンシィが1952年に作ったドレスに着想源を得たという。同じ会場には、ティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)もバートンがデザインしたカスタムメードのレザースーツ姿で登場。鮮やかなバターイエローは、25-26年秋冬コレクションを彷彿とさせる。

問い合わせ先
ジバンシィ ジャパン
0120-218-025

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「ソニマニ 2025」の第1弾アーティストが発表 ザ・プロディジーやフローティング・ポインツなど5組

8月16、17日に東京と大阪で開催される「サマーソニック 2025(SUMMER SONIC 2025)」(以下、「サマソニ」)の前夜祭として15日の夜から16日の早朝にかけて幕張メッセで開催される「ソニックマニア 2025(SONICMANIA 2025)」(以下、「ソニマニ」)の第1弾アーティストが発表された。

第1弾では、サマソニ東京への出演が決定しているザ・プロディジー(THE PRODIGY)をはじめ、サマソニ大阪に出演するゲサフェルスタイン(GESAFFELSTEIN)や先日来日公演を行なったフローティング・ポインツ(FLOATING POINTS)、日本人ラッパーのTohji、ネクスト・ブレイク・スターとして注目を集めるトゥーホリス(2HOLLIS)の出演が決定した。

チケットは本日からクリエイティブマン会員先行販売がスタート、4月1日からオフィシャル先行がスタートする。

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「ダイリク」が「スター・ウォーズ」をテーマにロンTとセーターを数量限定発売

「ダイリク(DAIRIKU)」は、映画「スター・ウォーズ(STAR WARS)」をテーマとしたアイテムを数量限定発売する。3月27日20時から、「ダイリク」公式オンラインで販売する。

「スター・ウォーズ」コレクション
岡本デザイナーの“フェイバリット・ムービー”

アイテムは、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(STAR WARS: Episode I–The Phantom Menace)」のビジュアルを大きくあしらったセーター(3万8500円)と、“ANAKIN”と配したロンT(2万5300円)を制作した。「ダイリク」の岡本大陸デザイナーは、「スター・ウォーズ」を“フェイバリット・ムービー”だと語っている。

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「ダイリク」が「スター・ウォーズ」をテーマにロンTとセーターを数量限定発売

「ダイリク(DAIRIKU)」は、映画「スター・ウォーズ(STAR WARS)」をテーマとしたアイテムを数量限定発売する。3月27日20時から、「ダイリク」公式オンラインで販売する。

「スター・ウォーズ」コレクション
岡本デザイナーの“フェイバリット・ムービー”

アイテムは、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(STAR WARS: Episode I–The Phantom Menace)」のビジュアルを大きくあしらったセーター(3万8500円)と、“ANAKIN”と配したロンT(2万5300円)を制作した。「ダイリク」の岡本大陸デザイナーは、「スター・ウォーズ」を“フェイバリット・ムービー”だと語っている。

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ランニング好き清野菜名を起用 「ホカ」の“クリフトン 10”は3ミリ高で履き心地アップ

日本ではデッカーズジャパンが運営するスポーツブランド「ホカ(HOKA)」は4月1日、ブランドの入り口としても選ばれることが多いという定番ランニングシューズ“クリフトン(CLIFTON)”の10代目となる最新モデル“クリフトン 10(CLIFTON 10)”(1万9800円)を発売する。2014年に誕生した“クリフトン”は、クッション性と軽さを追求し続けるランニングシューズ。新作誕生を祝って、ビジュアルモデルにはランニング好きという俳優の清野菜名を起用した。

製品発表会に登壇した清野は、20代前半にランニングを目覚めて以来、撮影期間以外はランニングでリフレッシュしているという。「基本的に自分のペースで3〜5キロメートルを走っています。走り終わった後の爽快感が好きで、できるだけ走るようにしています」とコメント。“クリフトン 10”の履き心地については、「少し走っただけでも、自分の足の形にしっかり馴染んでいる感じ。走ると膝を痛めやすいんですが、ソールのアーチが足全体に吸い付くようにフィットしていて、クッションが一歩一歩をアシストしてくれている。そしてとにかく軽いです。外を走るのが楽しみになります」と語った。

“クリフトン 10”の大きな特徴は、ドロップ(つま先とかかとの高低差)を3ミリ厚くし、滑らかな履き心地と走る推進力を向上したこと。また、かかとのフィット感を強め、足裏の蹴り出しをスムーズにし、ソールの厚みを高め、ミッドソールの形状を改良したことで、安定感のある走りを実現した。さらにランナーにうれしいダブルレースロックを採用し、シュータンのズレを軽減し着脱も簡単にした。

デザインも一新し、足の主要部分にボリュームを持たせている。カラーバリエーションもビジネスシーンでの着用も視野に、オールブラックやニュートラルカラーも加え、ライフスタイル向けのライトピンクやブルーといったスポーティーな色もラインアップした。

「ホカ」のベカ・ブロウ(Bekah Broe)=パフォーマンスフットウエア部門シニアディレクターは、「“クリフトン”は初めて『ホカ』を試す多くの方に選ばれていて、さらに友人や家族に薦める方も多いシューズ。“クリフトン 10”はあらゆるレベルのランナーがより履きこなしやすいよう、より長く走ることができるようクッションを加えるなどし綿密に調整した」とコメントしている。

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ランニング好き清野菜名を起用 「ホカ」の“クリフトン 10”は3ミリ高で履き心地アップ

日本ではデッカーズジャパンが運営するスポーツブランド「ホカ(HOKA)」は4月1日、ブランドの入り口としても選ばれることが多いという定番ランニングシューズ“クリフトン(CLIFTON)”の10代目となる最新モデル“クリフトン 10(CLIFTON 10)”(1万9800円)を発売する。2014年に誕生した“クリフトン”は、クッション性と軽さを追求し続けるランニングシューズ。新作誕生を祝って、ビジュアルモデルにはランニング好きという俳優の清野菜名を起用した。

製品発表会に登壇した清野は、20代前半にランニングを目覚めて以来、撮影期間以外はランニングでリフレッシュしているという。「基本的に自分のペースで3〜5キロメートルを走っています。走り終わった後の爽快感が好きで、できるだけ走るようにしています」とコメント。“クリフトン 10”の履き心地については、「少し走っただけでも、自分の足の形にしっかり馴染んでいる感じ。走ると膝を痛めやすいんですが、ソールのアーチが足全体に吸い付くようにフィットしていて、クッションが一歩一歩をアシストしてくれている。そしてとにかく軽いです。外を走るのが楽しみになります」と語った。

“クリフトン 10”の大きな特徴は、ドロップ(つま先とかかとの高低差)を3ミリ厚くし、滑らかな履き心地と走る推進力を向上したこと。また、かかとのフィット感を強め、足裏の蹴り出しをスムーズにし、ソールの厚みを高め、ミッドソールの形状を改良したことで、安定感のある走りを実現した。さらにランナーにうれしいダブルレースロックを採用し、シュータンのズレを軽減し着脱も簡単にした。

デザインも一新し、足の主要部分にボリュームを持たせている。カラーバリエーションもビジネスシーンでの着用も視野に、オールブラックやニュートラルカラーも加え、ライフスタイル向けのライトピンクやブルーといったスポーティーな色もラインアップした。

「ホカ」のベカ・ブロウ(Bekah Broe)=パフォーマンスフットウエア部門シニアディレクターは、「“クリフトン”は初めて『ホカ』を試す多くの方に選ばれていて、さらに友人や家族に薦める方も多いシューズ。“クリフトン 10”はあらゆるレベルのランナーがより履きこなしやすいよう、より長く走ることができるようクッションを加えるなどし綿密に調整した」とコメントしている。

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「コンバース」×「グラフペーパー」 “ジャックパーセル”をベースにしたローファータイプのスニーカー発売

「グラフペーパー(GRAPHPAPER)」は3月29日、「コンバース(CONVERSE)」とのコラボレーションし、“ジャックパーセル(JACK PURCELL)”をベースにしたローファータイプのスニーカーを発売する。サイズは23〜30cm、カラーはブラックとブラウンを展開する。価格は各2万2000円で、「グラフペーパー」の直営店、オンラインストア、「コンバース ストア 原宿」、(3月31日から)「コンバース」オンラインストアなどで販売する。

本アイテムは、太めの糸で仕上げたU字のモカシン縫いや、レザーシューズを彷彿とさせる重厚感のあるアウトソール、“ジャックパーセル”のアイコンともいえる“スマイル” をあしらったトウガードなどに加えて、スエード素材を使用したアッパーや、革靴をイメージしたナチュラルカラーのライニングを採用することで、今までにないローファータイプのスニーカーとなっている。

最大の特徴は、共同開発した“アナトミカルラスト”を採用している点だ。この新しいラストの形状に合わせた13mmの高さのインソールウィッジを備え、ファイバーシャンクで踏まずのアーチをサポート。オーソライトのインソールと相まって豊かなクッション性と姿勢の安定をもたらし、革靴のような着用感と優れた歩行性を実現する。

アイテム画像

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「コンバース」×「グラフペーパー」 “ジャックパーセル”をベースにしたローファータイプのスニーカー発売

「グラフペーパー(GRAPHPAPER)」は3月29日、「コンバース(CONVERSE)」とのコラボレーションし、“ジャックパーセル(JACK PURCELL)”をベースにしたローファータイプのスニーカーを発売する。サイズは23〜30cm、カラーはブラックとブラウンを展開する。価格は各2万2000円で、「グラフペーパー」の直営店、オンラインストア、「コンバース ストア 原宿」、(3月31日から)「コンバース」オンラインストアなどで販売する。

本アイテムは、太めの糸で仕上げたU字のモカシン縫いや、レザーシューズを彷彿とさせる重厚感のあるアウトソール、“ジャックパーセル”のアイコンともいえる“スマイル” をあしらったトウガードなどに加えて、スエード素材を使用したアッパーや、革靴をイメージしたナチュラルカラーのライニングを採用することで、今までにないローファータイプのスニーカーとなっている。

最大の特徴は、共同開発した“アナトミカルラスト”を採用している点だ。この新しいラストの形状に合わせた13mmの高さのインソールウィッジを備え、ファイバーシャンクで踏まずのアーチをサポート。オーソライトのインソールと相まって豊かなクッション性と姿勢の安定をもたらし、革靴のような着用感と優れた歩行性を実現する。

アイテム画像

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「モエ・エ・シャンドン」とファレル・ウィリアムスが協業したシャンパンを発売 原宿V.A.でポップアップ

ジュンが運営し、全体のディレクションを藤原ヒロシが手掛けた原宿のコンセプトストア、V.A.(ヴイエー)は4月3〜13日の期間、シャンパンメゾン「モエ・エ・シャンドン(MOET & CHANDON)」とファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が協業したシャンパンのポップアップをオープンする。

V.A.でポップアップ
限定ペアリングメニュー

「モエ・エ・シャンドン」とファレル・ウィリアムスが協業、シャンパン“モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル ファレル ウィリアムス ギフトボックス”(9845円)を販売する。同氏がシャンパンボトルとボックスを手掛け、ボトルは、“オプティミズム(楽観)”や“人とのつながり”をテーマに、すべての人に訪れる誕生日を祝したデザインに仕上げた。ミッドナイトブルーとディープレッド、ゴールドの3色を用意する。ポップアップでは、今回のため制作した期間限定のペアリングメニュー“日向夏のシナモンブレッド”(2640円)を提供する。

■ポップアップ
日程:4月3日〜13日
場所:V.A.
住所:東京都渋谷区神宮前6-1-9

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フィンランド発インテリア「アルテック」が創業90周年 秋に注目のコラボレーション家具が登場

フィンランド発インテリア「アルテック(ARTEK)」が今年、創業90周年を迎える。「アルテック」は、アートとテクノロジーを融合させて新たな価値を生み出すことを目指したアルヴァ・アアルト(Alva Aalto)とアイノ・アアルト(Aino Aalto)、マイレ・グリクセン(Maire Gullichsen)、ニルス=グスタフ・ハール(Nils-Gustav Hahl)が1935年に創業。彼らは、世界中のアートやデザインを紹介してフィンランドの日常生活をより良くすると同時に、フィンランドのデザインを世界へ発信する必要があると考えた。また、フィンランドの自然は、アアルト夫妻の作品に大きな影響を与えた。アアルト建築の有機的なフォルムは湖から着想を得ており、「アルテック」の製品のほとんどはフィンランド産のバーチ材を使用している。

小見出し:周年を記念したフィンランドコラボ家具が登場

同ブランドは周年を記念し、フィンランドデザインの価値観を共有するブランドとコラボレーションを予定している。アアルトのデザインを再解釈する家具コレクションは、大きな注目を集めるだろう。さらに、フィンランド人アーティストがアニバーサリーポスターを制作。また、アアルトのアーカイブから、名作が待望の復刻を果たす。コラボレーションの発売は、「アルテック」の創業日である10月15日を予定している。

「アルテック」が老舗ブランドでありながらモダンであり続けるのは、異分野とのコラボレーションに積極的であるのが理由の一つ。特に、「コム デ ギャルソン(COMMES DES GARCON)」「ポール・スミス(PAUL SMITH)」「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」などのファッションブランドとのコラボレーションは魅力的だ。「アルテック」のマリアンネ・ゴーブル社長にそのコラボレーションの目的を尋ねてみた。「クリエイティブな交流を重視しているし、外部の視点が品にどのような影響を与えるかに興味がある。ファッションデザイナーは構造よりも装飾に注力するケースが多く、家具に対して固定観念にとらわれない自由なアプローチできる点がユニークだ。また、ブランドの認知拡大や、既存のコミュニティーとの新しいつながるツールにもなる。そういったコマーシャルな要素も期待できる」。秋に登場するファッションブランドとの協業でどのようなサプライズを見せてくれるのか楽しみだ。

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フィンランド発インテリア「アルテック」が創業90周年 秋に注目のコラボレーション家具が登場

フィンランド発インテリア「アルテック(ARTEK)」が今年、創業90周年を迎える。「アルテック」は、アートとテクノロジーを融合させて新たな価値を生み出すことを目指したアルヴァ・アアルト(Alva Aalto)とアイノ・アアルト(Aino Aalto)、マイレ・グリクセン(Maire Gullichsen)、ニルス=グスタフ・ハール(Nils-Gustav Hahl)が1935年に創業。彼らは、世界中のアートやデザインを紹介してフィンランドの日常生活をより良くすると同時に、フィンランドのデザインを世界へ発信する必要があると考えた。また、フィンランドの自然は、アアルト夫妻の作品に大きな影響を与えた。アアルト建築の有機的なフォルムは湖から着想を得ており、「アルテック」の製品のほとんどはフィンランド産のバーチ材を使用している。

小見出し:周年を記念したフィンランドコラボ家具が登場

同ブランドは周年を記念し、フィンランドデザインの価値観を共有するブランドとコラボレーションを予定している。アアルトのデザインを再解釈する家具コレクションは、大きな注目を集めるだろう。さらに、フィンランド人アーティストがアニバーサリーポスターを制作。また、アアルトのアーカイブから、名作が待望の復刻を果たす。コラボレーションの発売は、「アルテック」の創業日である10月15日を予定している。

「アルテック」が老舗ブランドでありながらモダンであり続けるのは、異分野とのコラボレーションに積極的であるのが理由の一つ。特に、「コム デ ギャルソン(COMMES DES GARCON)」「ポール・スミス(PAUL SMITH)」「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」などのファッションブランドとのコラボレーションは魅力的だ。「アルテック」のマリアンネ・ゴーブル社長にそのコラボレーションの目的を尋ねてみた。「クリエイティブな交流を重視しているし、外部の視点が品にどのような影響を与えるかに興味がある。ファッションデザイナーは構造よりも装飾に注力するケースが多く、家具に対して固定観念にとらわれない自由なアプローチできる点がユニークだ。また、ブランドの認知拡大や、既存のコミュニティーとの新しいつながるツールにもなる。そういったコマーシャルな要素も期待できる」。秋に登場するファッションブランドとの協業でどのようなサプライズを見せてくれるのか楽しみだ。

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「オム プリッセ イッセイ ミヤケ」が変わる 「ピッティ」ゲストに決定し「新たな創作の旅に出る」

「オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE)」(以下、オム プリッセ)は、イタリア・フィレンツェで6月に開催するメンズ見本市「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)」(以下、ピッティ)第108回に“名誉招待ブランド”として参加する。6月18日に、フィレンツェ市内の会場で2026年春夏コレクションを披露する予定だ。

また、「オム プリッセ」は今後の新たなクリエイティブの方針も発表した。新作は、シーズンごとに世界のさまざまな場所を巡りながら発表し、同時に、イベントや場所に合わせた企画も開催するという。「ピッティ」への参加は、その新たな試みの皮切りとなる。26年春夏シーズンは、イタリアのさまざまな街で行ったリサーチを起点にしたコレクションになるという。「旅を通して、経験と知識を積むことは、私たちのモノ作りをさらに発展させる糧となる。さまざまな文化の中で創作活動に取り組むことが、多様性に富む普遍的な服作りにつながると信じている」と同ブランド。

「ピッティ」のラファエル・ナポレオーネ(Raffaello Napoleone)最高経営責任者は「かねてより、この偉大な日本のブランドを『ピッティ』と結びつけたいと願っており、ようやく叶った。今回の“名誉招待”とは、『オム プリッセ』の世界的成功と高いクオリティー、創造性、独創性を称えるもの。同時に、創設者である三宅一生氏の“静かで気品ある魔法”を現代的に再解釈し、現在のクリエイティブディレクションを発信する意味も込めている」とコメントする。

「オム プリッセ」は、19年にパリで初のプレゼンテーションを開き、以降はパリ・メンズ・ファッション・ウイークの公式スケジュールで発表を続けてきた。今年1月のパリメンズは、同じイッセイ ミヤケのメンズブランド「アイム メン(IM MEN)」が参加し、「オム プリッセ」は「今後の発展と進化を見据え、新しい計画を立案中」としていた。

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髙橋恭司の個展「まばたき」が「ヴォイドプラス」で開催 「新しい感覚を想起させられた」新作約20点を展⽰

南青山のギャラリー「ヴォイドプラス(void+)」では、写真家・画家の髙橋恭司の個展「まばたき」を開催する。会期は3月28日〜4月26日。

同展は2年ぶりの「ヴォイドプラス」での個展で“シャッターを切る恣意的な瞬間“を逆説的に“私が消える瞬間“としてとらえ直し、“⾃らが不在となった世界“として写真を発表する。髙橋が「出してはいけないことが内包されているかのような、よそゆきでもなくドキュメンタリーでもない、さりげない、新しい感覚を想起させられた」と語る新作約20点を展⽰する。

期間中には、髙橋と兼ねてより親交が深く、写真集のアートディレクションなどを担当するフランスのアーティストでアートディレクターのクリストフ・ブルンケル(Christophe Brunnquell)が同展を記念しオリジナルポスターを制作した。ポスターは髙橋の直筆サイン入りで50部限定(4000円)で販売する。

また、会期中にはクリストフが来日し髙橋と初めての特別イベントを開催する。
詳細は「ヴォイドプラス」の公式サイトで発表する。

■髙橋恭司「まばたき」
会期:3月28日〜4月26日
会場:ヴォイドプラス
住所:東京都港区南青山3-16-14 1階
時間:12:00〜19:00
休日:日曜、月曜

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「セヴシグ」×「ジャングル大帝」× TAPPEIによる特別コレクション発売 ラフォーレ原宿でポップアップ

ファッションブランド「セヴシグ(SEVESKIG)」が、漫画「ジャングル大帝」の連載から75周年を記念し、手塚治虫作品をテーマにした「TEZUKA WORLD × SEVESKIG × TAPPEI コレクション」を発表した。4月1日から7日までラフォーレ原宿で開催されるポップアップで先行販売する。

本コレクションでは、タトゥーアーティストTAPPEIが手塚作品を独自の視点で再解釈し、描き下ろしアートを制作。ロングスリーブTシャツ(1万6500円)やTシャツ(1万2100円、1万4300円)、キーチェーン(3850円)、ポスター(3300円)を展開する。

TAPPEIは、「幼少期から漫画が大好きで、手塚治虫先生の作品には影響を受けたというよりも、僕の生活の一部の中に常に存在していました。 それほどの偉大な作品達だと思います。今回『セヴシグ』の服の上で、手塚先生のキャラクターたちと僕の描いたキャラクターたちが一緒に遊ぶことができてとても光栄です。小さい頃の自分に見せたいコラボレーションがまた一つ増えました、皆様も手に取って着たり飾ったりしてくださると嬉しいです」とコメントする。

ポップアップでは「セヴシグ」と手塚作品がコラボしたTシャツ(1万1000円)やキーチェーン(1320円)も販売する。また、「セヴシグ」vs LEOvs「ゴーヤ怪獣」のソフビ(2万2000円)の抽選販売も行う。

TAPPEI

TAPPEIは1993年生まれ、大阪府出身のアーティスト、 タトゥーアーティスト, グラフィックデザイナー。幼少期より絵と刺青に興味をもち、絵を描き続ける。神戸芸術工科大学アート・クラフト学科を中退し、肌もキャンバスの一部と考えタトゥーアーティストとして活動を開始。2014年からは東京を拠点に、原宿のアパレルセレクトショップスタッフを経て、 グラフィックデザイナーとしても活動。その後、中目黒にタトゥースタジオ兼オフィス「TAPPEI ROOM」 を設立。キャンバスや自分自身の体、人の肌、誌面、服など全てを自身の表現の場と捉えて活動を続ける。

ポップアップ

■TEZUKA WORLD ×SEVESKIG ×TAPPEI ポップアップ
会期:2025年4月1〜7日
時間:11:00〜20:00
会場:ラフォーレ原宿 5F MAKE THE STAGE
住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6

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「セヴシグ」×「ジャングル大帝」× TAPPEIによる特別コレクション発売 ラフォーレ原宿でポップアップ

ファッションブランド「セヴシグ(SEVESKIG)」が、漫画「ジャングル大帝」の連載から75周年を記念し、手塚治虫作品をテーマにした「TEZUKA WORLD × SEVESKIG × TAPPEI コレクション」を発表した。4月1日から7日までラフォーレ原宿で開催されるポップアップで先行販売する。

本コレクションでは、タトゥーアーティストTAPPEIが手塚作品を独自の視点で再解釈し、描き下ろしアートを制作。ロングスリーブTシャツ(1万6500円)やTシャツ(1万2100円、1万4300円)、キーチェーン(3850円)、ポスター(3300円)を展開する。

TAPPEIは、「幼少期から漫画が大好きで、手塚治虫先生の作品には影響を受けたというよりも、僕の生活の一部の中に常に存在していました。 それほどの偉大な作品達だと思います。今回『セヴシグ』の服の上で、手塚先生のキャラクターたちと僕の描いたキャラクターたちが一緒に遊ぶことができてとても光栄です。小さい頃の自分に見せたいコラボレーションがまた一つ増えました、皆様も手に取って着たり飾ったりしてくださると嬉しいです」とコメントする。

ポップアップでは「セヴシグ」と手塚作品がコラボしたTシャツ(1万1000円)やキーチェーン(1320円)も販売する。また、「セヴシグ」vs LEOvs「ゴーヤ怪獣」のソフビ(2万2000円)の抽選販売も行う。

TAPPEI

TAPPEIは1993年生まれ、大阪府出身のアーティスト、 タトゥーアーティスト, グラフィックデザイナー。幼少期より絵と刺青に興味をもち、絵を描き続ける。神戸芸術工科大学アート・クラフト学科を中退し、肌もキャンバスの一部と考えタトゥーアーティストとして活動を開始。2014年からは東京を拠点に、原宿のアパレルセレクトショップスタッフを経て、 グラフィックデザイナーとしても活動。その後、中目黒にタトゥースタジオ兼オフィス「TAPPEI ROOM」 を設立。キャンバスや自分自身の体、人の肌、誌面、服など全てを自身の表現の場と捉えて活動を続ける。

ポップアップ

■TEZUKA WORLD ×SEVESKIG ×TAPPEI ポップアップ
会期:2025年4月1〜7日
時間:11:00〜20:00
会場:ラフォーレ原宿 5F MAKE THE STAGE
住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6

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「パレス スケートボード」が「C.P. カンパニー」とコラボ ゴーグルジャケットやグラフィックTなど

「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」は3月29日、「C.P. カンパニー(C.P. COMPANY)」とのコラボアイテムを発売する。「パレス スケートボード」東京店および公式オンライン、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)、C.P. カンパニー シブヤ ストアで取り扱う。価格は発売日まで非公開。

「C.P. カンパニー」コラボ
ショートフィルムにマイケル・J・フォックス

コラボアイテムは、“C.P. PALACE”ロゴをあしらい、外付け“CS II”フードを配したゴーグルジャケットや、5ポケットのデニムパンツ、“50 Fili HEAVY”素材のフルジップオーバーシャツ、グラフィックTシャツ、シーアイランドコットンニットなどのウエアのほか、アクセサリーをラインアップする。また本コラボに際し、俳優のマイケル・J・フォックス(Michael J. Fox)と、「パレス スケートボード」設立者のスチュアート・ハモンド(Stuart Hammond)によるショートフィルムをイタリア・シチリアで制作した。

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「パレス スケートボード」が「C.P. カンパニー」とコラボ ゴーグルジャケットやグラフィックTなど

「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」は3月29日、「C.P. カンパニー(C.P. COMPANY)」とのコラボアイテムを発売する。「パレス スケートボード」東京店および公式オンライン、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)、C.P. カンパニー シブヤ ストアで取り扱う。価格は発売日まで非公開。

「C.P. カンパニー」コラボ
ショートフィルムにマイケル・J・フォックス

コラボアイテムは、“C.P. PALACE”ロゴをあしらい、外付け“CS II”フードを配したゴーグルジャケットや、5ポケットのデニムパンツ、“50 Fili HEAVY”素材のフルジップオーバーシャツ、グラフィックTシャツ、シーアイランドコットンニットなどのウエアのほか、アクセサリーをラインアップする。また本コラボに際し、俳優のマイケル・J・フォックス(Michael J. Fox)と、「パレス スケートボード」設立者のスチュアート・ハモンド(Stuart Hammond)によるショートフィルムをイタリア・シチリアで制作した。

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ジンズが2026年新卒初任給を30万円に引き上げ グローバル人材確保狙い

ジンズ(JINS)は、2025年9月より店舗の正社員を対象に3年連続基本給のベースアップを行う。また、26年4月入社より新卒社員を「グローバル社員」と位置付け、初任給を今期に比べて3万5000円増の月額支給額30万円に改定する。同社の調べによれば、この給与は、アイウエア業界でNo.1、小売業界でも極めて高い水準だ。これにより、世界を舞台に活躍できる優秀な人材を確保し、育成することで世界規模の成長加速を狙う。

世界規模での顧客体験の向上とグローバル人材の確保を目指して

ジンズは、スローガン「Magnify Life -まだ見ぬ、ひかりを」を掲げ、アジア地域を中心にグローバル規模で事業を展開。25年2月現在で、国内509店、中国で161店、米国5店、台湾74店、香港9店、フィリピン8店に加え、ベトナムへの進出も決定している。今回の給与水準改定により、世界に通用する人材の採用・育成を強化し、顧客体験の要である店舗でのサービス向上を目指す。

その一環として、26年以降の新卒社員は、原則的にグローバル社員として採用。海外の店舗運営を経験し、世界で活躍できる人材を育目指す。それに先立ち、25年9月(10月支給分)の店舗正社員の月額基本給を1万5000円増、グローバル社員を選択した場合の手当を2万円増とし、月額支給額を30万円〜に改定。26年4月入社の新卒グローバル社員の初任給も同様とする。また留学生などの入社機会を拡充するため、26年から10月1日を入社日に加える。

一方で、日本国内で地域を限定して活躍したい社員に対しては、勤務地域を選択できる仕組みを残し、働き方の多様性を担保。グローバル社員として入社した社員も、世界でのキャリアを経験したのちに「リージョナル社員」に転向できる。なお、リージョナル社員の月額基本給も25年9月から1万5000円増とし、店舗正社員の待遇改善を進める。

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ジンズが2026年新卒初任給を30万円に引き上げ グローバル人材確保狙い

ジンズ(JINS)は、2025年9月より店舗の正社員を対象に3年連続基本給のベースアップを行う。また、26年4月入社より新卒社員を「グローバル社員」と位置付け、初任給を今期に比べて3万5000円増の月額支給額30万円に改定する。同社の調べによれば、この給与は、アイウエア業界でNo.1、小売業界でも極めて高い水準だ。これにより、世界を舞台に活躍できる優秀な人材を確保し、育成することで世界規模の成長加速を狙う。

世界規模での顧客体験の向上とグローバル人材の確保を目指して

ジンズは、スローガン「Magnify Life -まだ見ぬ、ひかりを」を掲げ、アジア地域を中心にグローバル規模で事業を展開。25年2月現在で、国内509店、中国で161店、米国5店、台湾74店、香港9店、フィリピン8店に加え、ベトナムへの進出も決定している。今回の給与水準改定により、世界に通用する人材の採用・育成を強化し、顧客体験の要である店舗でのサービス向上を目指す。

その一環として、26年以降の新卒社員は、原則的にグローバル社員として採用。海外の店舗運営を経験し、世界で活躍できる人材を育目指す。それに先立ち、25年9月(10月支給分)の店舗正社員の月額基本給を1万5000円増、グローバル社員を選択した場合の手当を2万円増とし、月額支給額を30万円〜に改定。26年4月入社の新卒グローバル社員の初任給も同様とする。また留学生などの入社機会を拡充するため、26年から10月1日を入社日に加える。

一方で、日本国内で地域を限定して活躍したい社員に対しては、勤務地域を選択できる仕組みを残し、働き方の多様性を担保。グローバル社員として入社した社員も、世界でのキャリアを経験したのちに「リージョナル社員」に転向できる。なお、リージョナル社員の月額基本給も25年9月から1万5000円増とし、店舗正社員の待遇改善を進める。

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LA発「ヴィンス」が東京3カ所でポップアップを開催 日本再上陸のメンズアイテムも販売

アメリカ・ロサンゼルス発のライフスタイルブランド「ヴィンス(VINCE)」は4月2日から順次、日本再上陸のメンズコレクションが並ぶポップアップストアを東京都内3カ所でオープンする。4月2〜8日は銀座三越、4月23日〜5月6日は新宿高島屋、6月18〜24日は「イセタンサローネ(ISETAN SALONE)」で開催する。

ポップアップストアは、ウィメンズ&メンズコレクションが初めて同時に並ぶ貴重な機会だ。特にメンズの製品は日本では現在展開がないため、実際に製品を見て触ったりできるのはこの期間だけ。来場者には先着順でオリジナルギフトを贈呈し、会場はロサンゼルスにある「ヴィンス」本店を思わせる洗練された空間に仕上げた。

ウィメンズの2025年春夏コレクションは、「ヴィンス」の代名詞である流麗で美しいシルクや、上質で着心地の良いコットンを取り入れたアパレルウエアを取りそろえる。ガーデニングとユーティリティーをテーマに、機能性や生地、形、ディテールなどに反映した。レディーライクな1960年代の雰囲気をまとえるAラインのシルエットのスカートや、チェック柄のワンピースなどをラインアップする。メンズコレクションは、快適な着心地と上品な印象を兼ね備えたリネンパンツや、本国で人気の良質なピマコットン素材のTシャツを多彩なカラーバリエーションとシルエットで用意している。

2002年に誕生した「ヴィンス」は、ロサンゼルスに拠点を置くライフスタイルブランドだ。カリフォルニアの穏やかな気候や風景などを着想源とした、温かみのあるエフォートレスかつタイムレスなワードローブを提案している。グローバルでは、アパレルアイテムのほかにもシューズやバッグ、アクセサリーなどを展開し、上質なデザインの製品が多く並ぶ。

▪️「ヴィンス」ポップアップストアの詳細
銀座
日程:4月2〜8日
場所:銀座三越 本館4階 4th of GINZA
住所:東京都中央区銀座4-6-16

新宿
日程:4月23日〜5月6日
場所:新宿高島屋4階 中央エスカレーター前 特設会場
住所:東京都渋谷区千駄ケ谷5-24-2

六本木
日程:6月18〜24日
場所:ISETAN SALONE 1階 プロモーションスペース
住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウンガレリア

問い合わせ先
コロネット
03-5216-6516

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トラベルライター間庭がハコ推し! 今こそ行くべき“サティパホテル”「ホテルグランビナリオTSURUGA」

旅の質が重視される今、心から満足できるサティスファイドパフォーマンス=サティパのいいホテルが求められている。出張帰りに立ち寄った福井県敦賀市にある「ホテルグランビナリオTSURUGA」では朝ご飯になんと海鮮丼を提供。実にハコ推ししたくなる、機能と快適を両立させた駅前ホテルだった。

ズボ蟹を求めて敦賀まで
駅前の機能的なホテルに宿泊

京都、長浜、木ノ本と琵琶湖畔を北上する予定があったため、ならば「そうだ敦賀、いこう」とばかり、福井県の敦賀へ。湖北にある木ノ本からは電車で4駅、25分とちょっと足をのばせば寄り道できる距離。しかも北陸新幹線と接続し、かえって楽なルートかもしれない。

敦賀まで足をのばしたのは1年で約2カ月、冬にしか食べられないズボ蟹が目的だ。ズボ蟹と呼ばれる水ガニは、脱皮したての蟹。半透明の殻はまだ柔らかく、手でも簡単に裂け、まだゆるい殻から簡単にズボッと身が抜けることからズボ蟹というのだそう。身は瑞々しく、輸送が難しく足が早いため、市場にはあまり出回らない。しかも安価!そのおいしさに目覚めて以来、用事を見つけてはこんな寄り道をしている。

「ついで旅」「寄り道旅」は撮影後など、荷物が多いこともあるので、駅前の宿を拠点に。今回、宿泊した「ホテルグランビナリオTSURUGA」も気になっていたのだが、満室だったりして、なかなか泊まれなかった。とにかくロケーションがいいのだ。

JR在来線とのアクセスがよく、港へとつながる西口から徒歩0分、2024年、北陸新幹線金沢~敦賀間延伸に伴い、開業した「オッタ(otta)」という複合施設の奥に位置する。「オッタ」には、福井県の各名店、飲食店などが並び、中央には子どもが遊べる芝生広場も。駅前の新しいランドマークになっているのだが、なかでも象徴的なのがブックストアであり、カフェでもあり、ライブラリーのような「ちえなみき」だろう。ディスプレーされている本は閲覧も購入も可能。宝物を探し当てるようなワクワクした気持ちで、自分だけの一冊を探せる。各所には読書コーナーがあり、カウンターには試験勉強に励む学生たちの背中も。洗練された観光名所でありながら、ローカルの寄り合い場所のような役目も果たしている「オッタ」の一部であるこのホテルはとにかく便利だ。

嫌味のない洗練と心地よさは
無駄を省いたミニマムさゆえ

今回宿泊したのが一番コンパクトであろう「アコード(シングル)」だが、それでも16.8㎡と余裕の広さ。ベッドも1400ワイドのスランバーランド社製だ。同じシングルでも「ビジネス」だと19.5㎡。独立したライティングデスクと衣類リフレッシュ機「LGスタイラー」も備えている。ダブルは19.5㎡~ツインは22.9㎡とかなりゆとりがある。

驚くのが機能として必要な部分のノイズを感じない収まりだ。大抵このクラスのホテルだと、ちょっと違和感のある出っ張りがあったり、惜しい!と感じるデザインの収納家具や食器だったりする。ところがここの空間は黒やグレーで統一したデスク周りや、空気清浄機、ゴミ箱までもが邪魔にならないさりげなさ。ティーパックやそれを置くためのトレイも機能的であり、嫌味じゃないデザイン。なんだろうか、この既視感・・・。「無印良品」に初めて出合った時のような、「ユニクロ(UNIQLO)」のフリースに初めて袖を通した時のような、そんなこころの心地よさがあるのだ。タオルに入ったロゴの刺しゅうも裾にさりげなくグレーで……憎い!ドライヤーもベッド周りの照明も、決してこだわりのあるブランドではないのだが、うまく調和する大手メーカーなどを採用している。センスのいい人が力まずに、フツーのものをフツーに選んだらチープシックなのにかっこいい部屋になった感じ……憎い!

1階フロントも決して華美ではなく、むしろ機能性を重視したレイアウトなのだが、正面に北陸をモチーフにしたアートが飾られていたり、チェックインカウンターとはまた別にコンシェルジュデスクがあったり、単なるビジネスホテルでは終わらせない何かを提供しようという気概を感じる。地図や観光案内のパンフレットの棚には、福井県が誇る工芸品などを無造作に並べているのもよかった。全てがこれ見よがしではないのだ。

ロビーの片隅には化粧水や靴磨き用ペーパーなどを必要に応じてピックアップするアメニティーBARが。その隣には新聞を提供するスタンドもあり、ビジネスホテルとしての機能も追及。アメニティーも新聞も、欲しい人だけが持っていくようにすれば、人件費などのコストダウンも図れるのだろう。そういったシステムに無駄がなく、だから手が届く価格帯でこの快適さが可能になるのかと感動した。

朝から色とりどりの海鮮丼!
敦賀湾の「旬」を味わう喜びも

特筆すべきなのが敦賀ならではの朝ごはんだ。和食、洋食、そして海鮮丼という選択肢があるのがうれしい。海鮮丼には日本海の旬の魚で色とりどり。お好みでどうぞという揚げ玉も気が利いている。自宅でも試してみよう。お椀はあら汁。といっても魚を具材として入れず、出汁だけをとっている。魚のあぶらがじわっと優しく広がり、朝ならではのあら汁だなあと感動する。この海鮮丼はおさかな通りの名店「うお吟」が監修。季節ごとの日本海の魚が、朝6時からホテルの朝食で食べられるというのは私も初めて。海鮮丼には茶わん蒸しや小鉢もつき、揚げたての厚揚げにも感動した。ちらりと盗み見した和食や洋食もかなりの充実ぶりだ。魚や野菜など、地元の食材を使っているという。

ちなみに朝ご飯会場になっているレストラン「いざり火」は夜も越前沖の本ズワイガニやウニ、いくらを贅沢に合わせた数量限定の「越前蟹極み丼」や「越前甘えび丼」「若狭名物イカ丼」などの各種海鮮丼を提供。こちらも「うお吟」による監修で、獲れたての旬魚を吟味し、秘伝の熟成法により極限まで旨味を引き出している。仕事で遅い到着になった場合でも、敦賀らしい味覚を施設内で味わえるのはうれしい。夏はビアテラスもオープンするという。

北陸の温泉旅館やウェディング…
おもてなしをビジネスホテルでも

調べてみると「ホテルグランビナリオ」は石川県の小松、大阪府の梅田や京都府の嵐山などでも展開。いずれも機能的ながらゆったりとした間取りやきめ細やかなサービスを売りとしている。例えば梅田にはレディースフロアを設け、鍵がないと入れないオートドアによりセキュリティーを強化したり、「リファ(REFA)」のシャワーヘッドやナイトスチーマー、メイク専用ミラーも完備。マガジンラックから雑誌を選び、部屋で読めるなどのサービスもうれしい。

山陰湯村の温泉旅館「ゆあむ」や石川県のレストラン、ウェディングプロデュース会社など、北陸を中心としビジネスを展開している。そこに共通するのはこころをつくしたおもてなし。業種は違えども、そんな気持ちが伝わる駅前ホテルだった。

「ホテルグランビナリオ」のサイト内にはこんな一行も。

「主張しすぎない、しかしいつまでもあきない 五感にそっとささやくような客室を目指しました」

なるほど、納得!五感に響く、五感をフルに楽しめる感度の高いホテルはたくさんある。でもささやくような心づかいというのが優しい。この条件でこれだけ満足できるのか!と驚くサティパ(造語・サティスファイドパフォーマンス)ホテルにふさわしく、ハコ推し確定!今度は違う施設にも訪れてみようと思う。

唯一の欠点は名前が覚えにくいこと(笑)。イタリア語のgrande + binarioからできた造語で、大きなプラットフォームという意味があり、いつもより素敵な旅の拠点をイメージしているそうだが、私はいまだにホテル名を正しく覚えられていない。

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トラベルライター間庭がハコ推し! 今こそ行くべき“サティパホテル”「ホテルグランビナリオTSURUGA」

旅の質が重視される今、心から満足できるサティスファイドパフォーマンス=サティパのいいホテルが求められている。出張帰りに立ち寄った福井県敦賀市にある「ホテルグランビナリオTSURUGA」では朝ご飯になんと海鮮丼を提供。実にハコ推ししたくなる、機能と快適を両立させた駅前ホテルだった。

ズボ蟹を求めて敦賀まで
駅前の機能的なホテルに宿泊

京都、長浜、木ノ本と琵琶湖畔を北上する予定があったため、ならば「そうだ敦賀、いこう」とばかり、福井県の敦賀へ。湖北にある木ノ本からは電車で4駅、25分とちょっと足をのばせば寄り道できる距離。しかも北陸新幹線と接続し、かえって楽なルートかもしれない。

敦賀まで足をのばしたのは1年で約2カ月、冬にしか食べられないズボ蟹が目的だ。ズボ蟹と呼ばれる水ガニは、脱皮したての蟹。半透明の殻はまだ柔らかく、手でも簡単に裂け、まだゆるい殻から簡単にズボッと身が抜けることからズボ蟹というのだそう。身は瑞々しく、輸送が難しく足が早いため、市場にはあまり出回らない。しかも安価!そのおいしさに目覚めて以来、用事を見つけてはこんな寄り道をしている。

「ついで旅」「寄り道旅」は撮影後など、荷物が多いこともあるので、駅前の宿を拠点に。今回、宿泊した「ホテルグランビナリオTSURUGA」も気になっていたのだが、満室だったりして、なかなか泊まれなかった。とにかくロケーションがいいのだ。

JR在来線とのアクセスがよく、港へとつながる西口から徒歩0分、2024年、北陸新幹線金沢~敦賀間延伸に伴い、開業した「オッタ(otta)」という複合施設の奥に位置する。「オッタ」には、福井県の各名店、飲食店などが並び、中央には子どもが遊べる芝生広場も。駅前の新しいランドマークになっているのだが、なかでも象徴的なのがブックストアであり、カフェでもあり、ライブラリーのような「ちえなみき」だろう。ディスプレーされている本は閲覧も購入も可能。宝物を探し当てるようなワクワクした気持ちで、自分だけの一冊を探せる。各所には読書コーナーがあり、カウンターには試験勉強に励む学生たちの背中も。洗練された観光名所でありながら、ローカルの寄り合い場所のような役目も果たしている「オッタ」の一部であるこのホテルはとにかく便利だ。

嫌味のない洗練と心地よさは
無駄を省いたミニマムさゆえ

今回宿泊したのが一番コンパクトであろう「アコード(シングル)」だが、それでも16.8㎡と余裕の広さ。ベッドも1400ワイドのスランバーランド社製だ。同じシングルでも「ビジネス」だと19.5㎡。独立したライティングデスクと衣類リフレッシュ機「LGスタイラー」も備えている。ダブルは19.5㎡~ツインは22.9㎡とかなりゆとりがある。

驚くのが機能として必要な部分のノイズを感じない収まりだ。大抵このクラスのホテルだと、ちょっと違和感のある出っ張りがあったり、惜しい!と感じるデザインの収納家具や食器だったりする。ところがここの空間は黒やグレーで統一したデスク周りや、空気清浄機、ゴミ箱までもが邪魔にならないさりげなさ。ティーパックやそれを置くためのトレイも機能的であり、嫌味じゃないデザイン。なんだろうか、この既視感・・・。「無印良品」に初めて出合った時のような、「ユニクロ(UNIQLO)」のフリースに初めて袖を通した時のような、そんなこころの心地よさがあるのだ。タオルに入ったロゴの刺しゅうも裾にさりげなくグレーで……憎い!ドライヤーもベッド周りの照明も、決してこだわりのあるブランドではないのだが、うまく調和する大手メーカーなどを採用している。センスのいい人が力まずに、フツーのものをフツーに選んだらチープシックなのにかっこいい部屋になった感じ……憎い!

1階フロントも決して華美ではなく、むしろ機能性を重視したレイアウトなのだが、正面に北陸をモチーフにしたアートが飾られていたり、チェックインカウンターとはまた別にコンシェルジュデスクがあったり、単なるビジネスホテルでは終わらせない何かを提供しようという気概を感じる。地図や観光案内のパンフレットの棚には、福井県が誇る工芸品などを無造作に並べているのもよかった。全てがこれ見よがしではないのだ。

ロビーの片隅には化粧水や靴磨き用ペーパーなどを必要に応じてピックアップするアメニティーBARが。その隣には新聞を提供するスタンドもあり、ビジネスホテルとしての機能も追及。アメニティーも新聞も、欲しい人だけが持っていくようにすれば、人件費などのコストダウンも図れるのだろう。そういったシステムに無駄がなく、だから手が届く価格帯でこの快適さが可能になるのかと感動した。

朝から色とりどりの海鮮丼!
敦賀湾の「旬」を味わう喜びも

特筆すべきなのが敦賀ならではの朝ごはんだ。和食、洋食、そして海鮮丼という選択肢があるのがうれしい。海鮮丼には日本海の旬の魚で色とりどり。お好みでどうぞという揚げ玉も気が利いている。自宅でも試してみよう。お椀はあら汁。といっても魚を具材として入れず、出汁だけをとっている。魚のあぶらがじわっと優しく広がり、朝ならではのあら汁だなあと感動する。この海鮮丼はおさかな通りの名店「うお吟」が監修。季節ごとの日本海の魚が、朝6時からホテルの朝食で食べられるというのは私も初めて。海鮮丼には茶わん蒸しや小鉢もつき、揚げたての厚揚げにも感動した。ちらりと盗み見した和食や洋食もかなりの充実ぶりだ。魚や野菜など、地元の食材を使っているという。

ちなみに朝ご飯会場になっているレストラン「いざり火」は夜も越前沖の本ズワイガニやウニ、いくらを贅沢に合わせた数量限定の「越前蟹極み丼」や「越前甘えび丼」「若狭名物イカ丼」などの各種海鮮丼を提供。こちらも「うお吟」による監修で、獲れたての旬魚を吟味し、秘伝の熟成法により極限まで旨味を引き出している。仕事で遅い到着になった場合でも、敦賀らしい味覚を施設内で味わえるのはうれしい。夏はビアテラスもオープンするという。

北陸の温泉旅館やウェディング…
おもてなしをビジネスホテルでも

調べてみると「ホテルグランビナリオ」は石川県の小松、大阪府の梅田や京都府の嵐山などでも展開。いずれも機能的ながらゆったりとした間取りやきめ細やかなサービスを売りとしている。例えば梅田にはレディースフロアを設け、鍵がないと入れないオートドアによりセキュリティーを強化したり、「リファ(REFA)」のシャワーヘッドやナイトスチーマー、メイク専用ミラーも完備。マガジンラックから雑誌を選び、部屋で読めるなどのサービスもうれしい。

山陰湯村の温泉旅館「ゆあむ」や石川県のレストラン、ウェディングプロデュース会社など、北陸を中心としビジネスを展開している。そこに共通するのはこころをつくしたおもてなし。業種は違えども、そんな気持ちが伝わる駅前ホテルだった。

「ホテルグランビナリオ」のサイト内にはこんな一行も。

「主張しすぎない、しかしいつまでもあきない 五感にそっとささやくような客室を目指しました」

なるほど、納得!五感に響く、五感をフルに楽しめる感度の高いホテルはたくさんある。でもささやくような心づかいというのが優しい。この条件でこれだけ満足できるのか!と驚くサティパ(造語・サティスファイドパフォーマンス)ホテルにふさわしく、ハコ推し確定!今度は違う施設にも訪れてみようと思う。

唯一の欠点は名前が覚えにくいこと(笑)。イタリア語のgrande + binarioからできた造語で、大きなプラットフォームという意味があり、いつもより素敵な旅の拠点をイメージしているそうだが、私はいまだにホテル名を正しく覚えられていない。

The post トラベルライター間庭がハコ推し! 今こそ行くべき“サティパホテル”「ホテルグランビナリオTSURUGA」 appeared first on WWDJAPAN.

「ザラ」銀座店にアーティスト大巻伸嗣の特設インスタレーションが登場 限定アイテムも販売

「ザラ(ZARA)」は4月23日まで、桜の開花に合わせローカルのアーティストとコラボレーションし、芸術的なウィンドー装飾を通して彼らの作品に触れる機会を創出する“サクラ シーン バイ(SAKURA SEEN BY)”プロジェクトの第1弾として、銀座店のウィンドーにアーティスト大巻伸嗣が手掛けた特設インスタレーション設置している。

大巻伸嗣は、日本の伝統的な家庭に生まれた学際的なアーティスト。“存在するとはいかなることか”という問いを掲げ、展示空間を非日常の世界へと変容させ、鑑賞者の感覚を目覚めさせるダイナミックなアートを展開している。

“サクラ シーン バイ シンジ オオマキ”

本インスタレーションで展示するのは、立体作品“Gravity and Grace”。動植物の文様や世界各地の文明、歴史を象徴する図像など、人類が地球上で積み上げてきた膨大な時間を刻んだ2つ半透明の壷を入り口の左右に配置することで、始まりと終わりのゲートを創出。新しいものと古いものが入り混ざり、変化していく銀座という場所ならではのアートな空間を楽しむことができる。

限定カプセルコレクションも登場

本コラボレーションを記念し、作品の特徴である彫刻やデザインを取り入れたコットンTシャツ(全2色、各4390円)と、スエットシャツ(全2色、各6590円)の全2型を公式オンラインストアと日本国内の一部店舗で販売している。

■“サクラ シーン バイ シンジ オオマキ(SAKURA SEEN BY SHINJI OHMAKI)”

日程:~4月23日
場所:「ザラ」銀座店
住所:東京都中央区銀座7-9-19
時間:10:00〜21:30

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「ザラ」銀座店にアーティスト大巻伸嗣の特設インスタレーションが登場 限定アイテムも販売

「ザラ(ZARA)」は4月23日まで、桜の開花に合わせローカルのアーティストとコラボレーションし、芸術的なウィンドー装飾を通して彼らの作品に触れる機会を創出する“サクラ シーン バイ(SAKURA SEEN BY)”プロジェクトの第1弾として、銀座店のウィンドーにアーティスト大巻伸嗣が手掛けた特設インスタレーション設置している。

大巻伸嗣は、日本の伝統的な家庭に生まれた学際的なアーティスト。“存在するとはいかなることか”という問いを掲げ、展示空間を非日常の世界へと変容させ、鑑賞者の感覚を目覚めさせるダイナミックなアートを展開している。

“サクラ シーン バイ シンジ オオマキ”

本インスタレーションで展示するのは、立体作品“Gravity and Grace”。動植物の文様や世界各地の文明、歴史を象徴する図像など、人類が地球上で積み上げてきた膨大な時間を刻んだ2つ半透明の壷を入り口の左右に配置することで、始まりと終わりのゲートを創出。新しいものと古いものが入り混ざり、変化していく銀座という場所ならではのアートな空間を楽しむことができる。

限定カプセルコレクションも登場

本コラボレーションを記念し、作品の特徴である彫刻やデザインを取り入れたコットンTシャツ(全2色、各4390円)と、スエットシャツ(全2色、各6590円)の全2型を公式オンラインストアと日本国内の一部店舗で販売している。

■“サクラ シーン バイ シンジ オオマキ(SAKURA SEEN BY SHINJI OHMAKI)”

日程:~4月23日
場所:「ザラ」銀座店
住所:東京都中央区銀座7-9-19
時間:10:00〜21:30

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注目のオルタナティブK-POPバンド、Balming Tiger(バーミングタイガー) そのルーツは? 

PROFILE: Balming Tiger(バーミングタイガー)

PROFILE: 韓国で2018年に結成されたオルタナティブK-POPバンド。11人のメンバーで楽曲制作、MV撮影、パフォーマンス、PRなど、全てのプロセスを自分たちで行なっている。デビューシングル「I’m Sick」で注目を集め、19年にリリースされた「Armadillo」では韓国ヒップホップアワードにてMusic Video Of The Yearを受賞し着実に韓国国内の音楽シーンに影響を与えた。そして22年にはBTSのリーダーRMを迎えた「Sexy NUKIM」をリリースし、世界中に新たなK-POP現象の風を吹き込んだ。23年に1stスタジオアルバム「January Never Dies」を、24年11月にEP「Greatest Hits」をリリースした。

2018年に結成されたオルタナティブK-POPバンド、Balming Tiger(バーミングタイガー)。さまざまな才能を持った11人のメンバーで構成されておるオルタナティブ・コレクティブだ。ポップス、ヒップホップ、ロック、エレクトロニカなどさまざまなジャンルを取り入れた音楽で、韓国国内で独自のスタイルを確立している。22年にはBTSのリーダーRMを迎えた「Sexy NUKIM」をリリースし、一躍注目される存在になった。

今年はNHKドラマ「東京サラダボウル」の主題歌を担当したり、坂本龍一トリビュートフェス「RADIO SAKAMOTO Uday」にも出演。「フジロック ’25」への出演も決定するなど、日本での活動も徐々に増えている。今回、Balming Tigerのサンヤン(San Yawn)、オメガサピエン(Omega Sapien)、ソグム(sogumm)、bjウォンジン(bj wnjn)、マッド・ザ・スチューデント(Mudd the student)、イ・スホ(Leesuho)の6人に、メンバーのことや影響を受けた音楽、ファッションのこだわりを聞いた。

「意見の衝突を避けようとはしない」

——Balming Tigerはメンバー構成が流動的なチームですよね。まず、現在はどんな構成で活動しているか教えてください。

イ・スホ:今は構成員が11人います。ライブでステージに上がるのは、ここにいるオメガサピエン、ソグム、bjウォンジン、マッド・ザ・スチューデントとプロデューサー、映像監督の僕、イ・スホの5人。サンヤンさんはリーダー兼クリエイティブディレクター兼プロデューサー。あとは音楽プロデューサーのアンシカブル(Unsinkable)さん、実務を担当する、マーケターのヘンソン・ファン(Henson Hwang)さんとA&Rのアビス(Abyss)さん。映像監督のジャン・クィ(Jan'Qui)さん、ビジュアルアーティストのホン・チャニ(Hong Chanhee)さん。チャニさんはBalming Tiger全体のデザインの他、映像を含む撮影、スタイリングなどマルチに活躍しています。

——さまざまな役割を持つメンバーが集まっていますが、クリエイティブ制作はいつも楽曲から始まるのか、それともパフォーマンスやアートワークが先行することもあるのか……どのように進むのでしょうか?

サンヤン:多くの場合は音楽から始まるのですが、ケースバイケースです。「こういう映像を作りたい」というイメージから出発することもあるし、1枚の写真から曲作りが始まることもある。柔軟にやっています。

——メンバー間で意見がぶつかることはないですか?

オメガサピエン:(日本語で)社長(サンヤン)のリーダーシップがすごいので、大丈夫です!

サンヤン:(笑)。意見の衝突を避けようとはしないですね。それぞれに強いこだわりがあったらしっかり主張して、相手に分かってもらうように言葉を尽くすこともあります。

ソグム:いつも本当にいろんな意見が出るし、その衝突の中から生まれてくるものも多くて。それが私たちの制作において、いいエッセンスになっているんじゃないかな。常にそうしたプロセスを楽しみながら、Balming Tigerのならではの色を探求している感覚。すごく希望に満ちていると思います。

メンバーの音楽ルーツは?

——なるほど。Balming Tigerは“オルタナティブK-POP”を掲げていて、さまざまなジャンルを自由自在に取り込んでいる印象があります。皆さんそれぞれ音楽のルーツも異なるんでしょうか。

オメガサピエン:若い頃の自分にとっては、内面に湧き起こる感情を正直に外に出すことが大事で。そういったところから、ヒップホップに惹かれるようになりました。

イ・スホ:僕も同じで、若い頃はヒップホップやエレクトロニカなど、尖ったものを中心に聴いていました。怒りの感情などを素直に出せるタイプではなかったので、そうした音楽を聴くことで昇華していた部分もあると思います。

マッド・ザ・スチューデント:いつも姉が家でいろいろな音楽をかけていて。ポップにロック、ヒップホップ、エレクトロニカ……ジャンルもさまざまで、大きな影響を受けたと思います。ロックを熱心に聴いていた時期もありました。でも最初に楽曲制作をしたのはヒップホップで、そこが自分の基盤になっています。

ソグム:小6のとき、年下のいとこたちと一緒に、保護者なしで中国旅行に行ったことがあるんです。MP3プレーヤーにほんの数曲を入れて持っていったんですが、旅先でBoAさんの「Tree」という曲を夜に聴いて、音楽の力をすごく感じました。韓国語の歌詞がすごく染み渡ってきたんです。自分もそんなふうに音楽で人々を力づけたいと思い、創作活動を志すようになりました。当時の日記にもその決意が残っています。

bjウォンジン:僕はブラックミュージックをたくさん聴いてきました。特にディアンジェロ(D'Angelo)の自由な表現が大好きです。Balming Tigerとして活動しながら、多様な音楽に触れるようになり、いい影響を受けていると思います。

サンヤン:最初はラッパーや歌手になりたくてラップの歌詞を書き始めたのですが、さまざまな音楽を聴いているうちに、プロデューサーや作曲家など、裏方への関心が高まりました。振り返ってみれば僕は、常にプロデューサー型のアーティストに惹かれていて。そこから自然と、Balming Tigerの活動に行き着いたと思います。

——ちなみに、Balming Tigerの楽曲にはトロットなどのエッセンスも感じるのですが、大衆音楽には影響を受けていますか?

サンヤン:メンバーは皆、ロックやフォークを聴き始める前から、ポップミュージックが当たり前にラジオやテレビ、店先で流れている中で育ってきました。なので、やはり根っこには歌謡曲や大衆音楽があると思います。

オメガサピエン:リリックなどを含めてアメリカのヒップホップが最高だと思っていた時期もありましたが、自分の原点に立ち返った時に自然と、自分にとってのK-POPと向き合うようになりました。そこをBalming Tigerでどう表現するかということは、いつも考えていますね。

ファッションのこだわりと日本での活動

——ライブでは曲をただ披露するだけではなく、ダンスなどのパフォーマンスを盛り込んで、視覚的にも楽しませる工夫を凝らしていますよね。

オメガサピエン:僕らはインディペンデントから始まっているので、正直なところ、最初はセッションミュージシャンを雇ったり、LEDでカッコいい映像を流す余裕がなかったことが起点なのですが(笑)、自分たちでパフォーマンスのアイデアをいろいろ出していくことで、制限の中から創意が生まれたと思います。

——衣装は色味を合わせたり同じジャケットを着用したり、いつも統一感がありますが、どのようなこだわりが?

ソグム:そこも最初は、最小限の予算でやらなければならなくて(笑)。制約がある中で、色を合わせたり、ライブをひと目見たときに飛び込んでくるビジュアルを意識したりするようになりました。今は才能ある友人がデザインしてくれています。

サンヤン:やはりバラバラではなく同じ衣装を着て舞台に立つと、自分たちが1つのチームであるという一体感を感じられるんですよね。

ソグム:私はおそろいの衣装でパフォーマンスしていると、奮い立たせられるような感覚があります。あとは欧米でたくさんツアーをやっていく中で、東洋的な美的感覚も意識するようになりました。

サンヤン:YMOのように、東洋的な美学をうまく生かしたグループにもインスピレーションを受けているし、憧れています。

マッド・ザ・スチューデント:あとはもちろん、衣装にもK-POPの影響が自然に入っている気がします。

オメガサピエン:僕は居心地の悪さを演出したい。小さめのTシャツとかをよく着ます。ちょっと今の時代から外れているけど、レトロとは少し違って……7年前くらいの、中途半端な時代のイメージというか。

ソグム:オメガさんはファッションだけじゃなく、音楽の趣味とかも8年遅れているよね(笑)。

サンヤン:やっぱり生き方や性格がファッションにも表れるんだね。

オメガサピエン:ははは(笑)。

bjウォンジン:僕はオリジナルをアレンジしたようなデザインではなく、オリジナルのアイテムをしっかり着るということにこだわっています。

マッド・ザ・スチューデント:レディオヘッド(Radiohead)など90年代のロックスターに影響を受けています。ナチュラルだけどいろんな要素を持っている雰囲気に惹かれて。ビンテージのバンドTシャツを集めるのが好きですね。

ソグム:私は、お母さんが変わった人で、ファッションにもこだわりを持っていたんです。韓服をモダンに着てみたり。私が幼稚園の頃、奉仕活動や社会科見学で外に出るときに、他の子はジャージなど動きやすい服を着て参加していたんですよ。でも私の母は、私にプリンセスドレスを着せようとして(笑)。そういう独特のセンスがあったので、私も影響を受けて、ファッションへの関心や情熱が高まったと思います。

——昨年は渋谷パルコの館内BGMセレクターを務め、今年はNHKドラマ「東京サラダボウル」に主題歌「Wash Away」を提供したり、「フジロック ’25」への出演も決定するなど、Balming Tigerは日本での活動も活発化していますね。今後日本でやってみたいことや、コラボしたいアーティストはいますか?

サンヤン:これから本格的に日本での活動を行っていく予定で、やりたいことはたくさんあります。アニメのテーマソングなども興味がありますね。日本には尊敬しているアーティストがたくさんいるのですが、特に細野晴臣さんが大好きで。いつか一緒に何かできたらうれしいです。

マッド・ザ・スチューデント:僕はNUMBER GIRLが大好きだったので、ZAZEN BOYSとコラボしてみたいです。

オメガサピエン:あいみょんさん!

ソグム:私はアキツユコさん。あとは双子に見立てたセルフポートレートで知られるアーティストのfumiko imanoさんが大好きで、いつかコラボしてみたいです。

サンヤン:それからホンマタカシさんに是枝裕和さん、広瀬すずさん、奈緒さん……。

ソグム:挙げきれないくらいたくさんいます!

PHOTOS:YUKI KAWASHIMA
HAIR&MAKEUP:MAHITO

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「ソフトハイフン“ザ・ハウス“」が「ワイ アイワークアウト」の別注ウォーターボトルを発売 アウトドアやスポーツシーンで人気の“ナルゲン ボトル”

「ソフトハイフン“ザ・ハウス“(SOFTHYPHEN “THE HOUSE”)」はNY発の「ワイ アイワークアウト(Y,IWO)」の別注ウォーターボトルを3月28日に発売する。容量は1100mlで価格は4400円。

3月28日の11:30から「ワイ アイワークアウト」の新作アイテムと合わせて、「ソフトハイフン“ザ・ハウス”」と公式オンラインストア、ザ・コンテンポラリー・フィックス(THE CONTEMPORARY FIX)京都店で販売する。

今回発売するウォーターボトルは「ナルゲン(NALGENE)」のボトルで1949年にニューヨークで医療の研究用装備品として開発された。厳選素材を使用し、医療機器製造の品質管理の国際基準(ISO)を取得している認定自社工場で製造されているボトルは、気密性が高く丈夫で軽量なためアウトドアやスポーツを中心にさまざまなシーンで愛用されている。

ウォーターボトルはモノトーンで仕上げ、「ワイ アイワークアウト」の象徴的なロゴを施した。キャップと本体のねじ山がしっかり食い込む完全密閉の独自のキャップシステムで液漏れを防ぎ、パッキンも不要なため手入れが簡単で衛生面でも安心。素材は食品や飲料の容器に使用されることが多い化学物質・ビスフェノール A(BPA)を含まないイーストマン・ケミカルの飽和ポリエステル樹脂を採用している。耐冷耐熱温度は−20〜100度なので、冷凍から熱湯まで対応でき、食洗機での洗浄も可能だ。

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「ソフトハイフン“ザ・ハウス“」が「ワイ アイワークアウト」の別注ウォーターボトルを発売 アウトドアやスポーツシーンで人気の“ナルゲン ボトル”

「ソフトハイフン“ザ・ハウス“(SOFTHYPHEN “THE HOUSE”)」はNY発の「ワイ アイワークアウト(Y,IWO)」の別注ウォーターボトルを3月28日に発売する。容量は1100mlで価格は4400円。

3月28日の11:30から「ワイ アイワークアウト」の新作アイテムと合わせて、「ソフトハイフン“ザ・ハウス”」と公式オンラインストア、ザ・コンテンポラリー・フィックス(THE CONTEMPORARY FIX)京都店で販売する。

今回発売するウォーターボトルは「ナルゲン(NALGENE)」のボトルで1949年にニューヨークで医療の研究用装備品として開発された。厳選素材を使用し、医療機器製造の品質管理の国際基準(ISO)を取得している認定自社工場で製造されているボトルは、気密性が高く丈夫で軽量なためアウトドアやスポーツを中心にさまざまなシーンで愛用されている。

ウォーターボトルはモノトーンで仕上げ、「ワイ アイワークアウト」の象徴的なロゴを施した。キャップと本体のねじ山がしっかり食い込む完全密閉の独自のキャップシステムで液漏れを防ぎ、パッキンも不要なため手入れが簡単で衛生面でも安心。素材は食品や飲料の容器に使用されることが多い化学物質・ビスフェノール A(BPA)を含まないイーストマン・ケミカルの飽和ポリエステル樹脂を採用している。耐冷耐熱温度は−20〜100度なので、冷凍から熱湯まで対応でき、食洗機での洗浄も可能だ。

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好調の「オニツカタイガー」“レジャースポーツ戦略”の下、新作“アルティ アールエス”発表

アシックスが運営する「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は3月25日、「ハイファッションとパフォーマンスの融合」をテーマにした新たなスニーカーシリーズ“アルティ アールエス シリーズ(ULTI RS SERIES)”を発表した。トレイルシューズをベースにした“ティグトレイル アールエス”、ランニングシューズをベースにした“ティグラン アールエス”、バスケットボールシューズをベースにした“ティグコート アールエス”の3モデルで構成。いずれも都市生活になじむデザイン性と機能性の両立をこれまでにないレベルで追求した点が特徴だ。第一弾として、“ティグトレイル アールエス”を3月28日に全国の店舗と公式オンラインで発売する。価格は2万9700円。ほか2モデルについては、今年秋以降発売予定で価格は未定。

25日に開かれた記者発表会でアシックスの庄田良二副社長執行役員オニツカタイガーカンパニー長は、「近年のお客さまのライフスタイルの変化を踏まえ、旅行やアウトドア、街歩きまでシームレスに履けるシューズが求められている。加えて、旅行や運動といったレジャー体験こそがラグジュアリーな価値を生むようになった。そうした体験価値を内包するプロダクト開発を“レジャースポーツ戦略”と名付け、新時代のスポーツシューズを開発しようと考えた」と背景を語り、創業100周年を見据えた新たな挑戦になると意気込んだ。

トップアスリートを支えるスポーツ工学研究所の技術を搭載

同シリーズでは、トップアスリートのためのシューズを開発してきた同社のスポーツ工学研究所の持つノウハウを最大限に活用した。異なる素材の組み合わせで、トレイル、ラン、バスケそれぞれのシーンに求められる機能性と履き心地を追求している。

例えば、“ティグトレイル アールエス”は、凹凸のある地面を走行しやすいような耐久性と安定性、コントロール性を高める工夫を凝らしている。ミッドソールには、軽量かつ反発性に優れた“フライトフォーム(FLYTEFOAM)”を採用。前足部分はこれを薄く配したことで、足裏で地面を捉える感覚を実現した。足の中央部分に配した硬い“トラスティック”と呼ばれるパーツは、足のねじれを防ぎ安定性の向上に貢献している。またアウトソール部分は、菱形状のラグを斜めに配置し、全方向にグリップ力を発揮できるよう設計した。かかと部分には、緩衝材“ゲル(GEL)”を搭載。3モデル全てに採用した“ゲル(GEL)”は外に大きく飛び出した形が特徴で、衝撃緩衝性を高めると同時に、アイコニックな見た目もデザイン性として取り入れている。

アッパーは目の細かさが異なる2つのメッシュ素材を重ねた。それにより、砂などの異物がシューズに入るのを防ぎつつ、絶妙なシアー感があり、ファッション性を高めている。また、シューレースの締め付け具合を調整しやすいループ状のアイレットを採用。日常のシーンから運動時のスタイルの変化をスムースに行えるようにした。

カラーは、先行発売するホワイト、オイスターグレー、クラシックレッド、ブラックの4色のほか、ピンク、イエロー、ブラウンもそろえる。スポーツシューズでは多くない落ち着いた色味でそろえることで洗練された印象に仕上げた。ロゴはタイガーストライプをベースに、主張を控えめにしつつ、躍動感のある表現でリデザインした。

グローバル全体の売上高は過去最高を記録

同様に“ティグラン アールエス”では、長時間のランニングに耐えられるよう耐久性と安定性を追求し、“ティグコート アールエス”では激しい動きに対応するフィット性と安定性の機能を取り込んでいる。

「オニツカタイガー」の2024年12月期のグローバル売上高は、前年比58.3%増の954億円で過去最高を記録した。日本地域では前期の約2.3倍の407億円だった。店舗数は14カ国で185店舗を展開し、グローバルで存在感を高めている。今年7月にはパリのシャンゼリゼ通りに新たな旗艦店をオープン予定だ。

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「ミュグレー」に新クリエイティブ・ディレクター 「ドリス」や「ディオール」で腕を磨いたデザイナー

「ミュグレー(MUGLER)」は3月25日、新たなクリエイティブ・ディレクターとして、ポルトガル出身のデザイナー、ミゲル・カストロ・フレータス(Miguel Castro Freitas)を任命した。4月1日付で就任し、今秋のパリ・ファッション・ウイークで、デビューコレクションとなる2026年春夏コレクションを披露する。

なお、17年12月から同ブランドを率いていたケーシー・カドウォールダー(Casey Cadwallader)前アーティスティック・ディレクターについては、今春にもブランドを離れるのではないかという情報筋の話が今年2月に報じられていた。

ダニエル・ラハナ・アイデンバウム(Daniele Lahana-Aidenbaum)=ミュグレー ファッション&フレグランス部門グローバル・ブランド・プレジデントは、「ミゲルは、『ミュグレー』のスピリットやDNAを深く理解している。また、その幅広い才能とクリエイティビティーを考えると、自然な選択だった」と語った。

フレータス新クリエイティブ・ディレクターについて

フレータス新クリエイティブ・ディレクターは、04年にロンドンの名門校セント・マーチン美術大学(Central Saint Martins)を卒業。「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」「ジバンシィ(GIVENCHY)」「ランバン(LANVIN)」などでキャリアを積み、最近は「スポーツマックス(SPORTMAX)」や「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」、「ディオール(DIOR)」のオートクチュール部門でシニア・デザイナーなどを務めていた。

カドウォールダー前アーティスティック・ディレクターについて

カドウォールダー前アーティスティック・ディレクターは、米国出身の45歳。米名門コーネル大学(Cornell University)で建築を学んだ後、「ナルシソ ロドリゲス(NARCISO RODRIGUEZ)」や「J. メンデル(J.MENDEL)」「ロエベ(LOEWE)」「セイ(TSE)」などでキャリアを積んだ。その後、「アクネ ストゥディオス(ACNE STUDIOS)」に加わり、ウィメンズのプレ・コレクションのヘッド・デザイナーを務めた。2017年12月に「ミュグレー」に加わり、およそ7年にわたってブランドを率いた。

「ミュグレー」について

「ミュグレー」は、1974年にデザイナーのマンフレッド・ティエリー・ミュグレー(Manfred Thierry Mugler)が「ティエリー・ミュグレー(THIERRY MUGLER)」として創業。肩パッドを入れたワイドなショルダーとウェストを絞った逆三角形のシルエットで、80年代から90年代にかけて世界的な人気を博した。90年には、クラランス グループ(GROUPE CLARINS以下、クラランス)と協業してフレグランス事業に進出。97年に、クラランスの傘下となった。同社は2002年に同ブランドのウエア事業を終了し、これに伴ってミュグレー創業デザイナーはファッション業界から引退。10年には、ブランド名が「ミュグレー」に改称された。19年、クラランスは同ブランドをロレアル(L’OREAL)に売却。22年1月、ミュグレー創業デザイナーが73歳で死去した。カドウォールダー前アーティスティック・ディレクターが就任する以前には、ニコラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti)やデヴィッド・コーマ(David Koma)がブランドのクリエイティブ面を率いていた。

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「ギャップ」×「ザ・マペッツ」 アイテムを着用したマペットをプリント

カジュアルファッションブランド「ギャップ(GAP)」は、世界中で愛されるディズニー作品「ザ・マペッツ」シリーズに登場するマペットたちをデザインした「The Disney Muppets Collection」を「ギャップ」公式オンラインストア限定で発売した。

本コレクションは、メンズTシャツ(6990円)5型とクルーネックスエット(9900円)2型をラインアップする。プリントされたキャラクターたちは、「ギャップ」のデニムジャケット、Tシャツ、オーガニックコットンポプリンビッグシャツを着用し、スタイリングは同ブランドのクリエイティブ・ディレクターであるザック・ポーゼン(Zac Posen)が担当した。

「ザ・マペッツ」に登場するマペットのリーダーであるカーミット、映画・テレビスターのミス・ピギー、パフォーマンスアーティストのゴンゾ、お笑いが大好きなフォジー、ドラマーのアニマルなど、マペットの人気キャラクターたちがモノクロのポートレートで登場する。

アイテム一覧

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「ギャップ」×「ザ・マペッツ」 アイテムを着用したマペットをプリント

カジュアルファッションブランド「ギャップ(GAP)」は、世界中で愛されるディズニー作品「ザ・マペッツ」シリーズに登場するマペットたちをデザインした「The Disney Muppets Collection」を「ギャップ」公式オンラインストア限定で発売した。

本コレクションは、メンズTシャツ(6990円)5型とクルーネックスエット(9900円)2型をラインアップする。プリントされたキャラクターたちは、「ギャップ」のデニムジャケット、Tシャツ、オーガニックコットンポプリンビッグシャツを着用し、スタイリングは同ブランドのクリエイティブ・ディレクターであるザック・ポーゼン(Zac Posen)が担当した。

「ザ・マペッツ」に登場するマペットのリーダーであるカーミット、映画・テレビスターのミス・ピギー、パフォーマンスアーティストのゴンゾ、お笑いが大好きなフォジー、ドラマーのアニマルなど、マペットの人気キャラクターたちがモノクロのポートレートで登場する。

アイテム一覧

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「ジュンヤ ワタナベ」のドラマチックな造形に目を奪われ、「ノワール ケイ ニノミヤ」ではハッピーなムードに 25-26年秋冬パリコレ日記vol.5

今季のパリは本当に晴天続きで、昼はアウター要らず。例年、1〜3月のコレクション取材は寒かったり、雨が続いたりすることも多いので、天気がいいだけで気分が高まります。本日は、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」「ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)」「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」がコレクションを発表する“ギャルソン“デー。「エルメス(HERMES)」や「マックイーン(McQUEEN)」などもショーを開いた5日目の模様をお届けします。

キュビズムを服で表現する
「ジュンヤ ワタナベ」

藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員:朝は「ジュンヤ ワタナベ」から取材開始。今季はコム デ ギャルソン社の3ブランドとも街の中心にある同じ廃墟のようなビルが会場なので、移動しやすく助かります。トップバッターの「ジュンヤ」の会場は、V字を描くように客席を配置。ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)のロックな音楽に合わせ、V字のそれぞれの端から先端に向かってモデルが交互に歩いてきます。

「非リアルな服作りに魅了される」という渡辺淳弥さんは今季、身近な服をキュビズムの視点で再考。幾何学的な造形を服に取り入れました。序盤は、同ブランドのスタイルに欠かせない黒のライダースジャケットを連打。ただ、トゲのような形が飛び出していたり、三角のパーツを組み合わせて立体的なフォルムを作り出したり。「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」のブーツを袖にドッキングしたものまであります。続くトレンチコートやベルベットのドレスも、内側に仕込んだ立方体が出っ張っていたり、フレームが外に飛び出していたりとカクカクしたシルエットが特徴。また、MA-1は風船のようにふくらみ、ファーライクなジャケットはいくつものウィッグを組み合わせて表現しています。ラストには、三角や四角のパーツを組み合わせて作る、まさにキュビズムの概念を服に落とし込んだようなジャケットとコートを披露。ドラマチックな造形にフォーカスしたコレクションで、今季も唯一無二のクールさを追求しています。

「ノワール ケイ ニノミヤ」の
暗い時代を照らすハッピーなファンタジー

その後は、一旦「ジバンシィ(GIVENCHY)」や「リンダ ファロー(LINDA FARROW)」の展示会に行き、再び「ジュンヤ」と同じビルに戻ってきました。「ノワール ケイ ニノミヤ」の会場は、ブルーライトで照らされた薄暗い空間。ピアノの生演奏と共に、暗闇に浮かび上がるように、サンゴやイソギンチャクを想起させる立体的な装飾が幻想的に光るルックからショーはスタートしました。そんな今季のテーマは「ファンタジー」。通常は服に用いられないような素材を積極的に使う二宮さんですが、今回はレジンを用いて奥行きを生み出し、布だけではできない新しい表現を探求したといいます。

その後も、海の中を想起させるような装飾や苔玉のような飾り、カットしたレザーをリングで繋いで表現する花などが黒をベースにしたガーリーなルックにボリュームをもたらします。そして、中盤からはよりカラフルでプレイフルな世界観へ。キッチュで大きなリボンや短いしっぽを集めたような装飾から、ヘアーエクステンションで形作ったバラのような花、ベビーベッドの上に飾るモビールのようなデザインまでを取り入れたドレスが登場しました。ポップでミックス感のあるサウンドも相まって、天真爛漫な子どものように明るくハッピーなムードを感じます。

コレクションやショーについて説明するよりも自由に感じてもらうことを大切にしている二宮さんはいつも多くを語りませんが、「基本的にファッションはポジティブなもので、人が前向きになるものということは変わらない」と言います。そんな思いで作られたコレクションは、暗くなりがちなこの混沌とした時代に夢と光をもたらしてくれました。

「ヴィヴィアン ウエストウッド」の
自由でアンドロジナスなスーツスタイル

ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)の遺志を継ぐアンドレアス・クロンターラー(Andreas Kronthaler)が着目したのは、彼女から学んだというテーラリングとニットへの愛。特に「英国で発明されたテーラリングに見られるフォーマルな構築美こそ、個性を際立たせる最高のキャンバス。スーツほどセクシーなものはないだろう」と説明するように、ジェンダーを問わず、さまざまな個性を持ったキャラクターを描くスーツスタイルやセットアップがそろいます。それは、ブランドの拠点であり、オーストリア・チロル出身のアンドレアスが30年暮らしているロンドンへのオマージュでもあるそう。また、今季は、「アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド(ANDREAS KRONTHALER FOR VIVIENNE WESTWOOD)」をメーンラインの「ヴィヴィアン ウエストウッド」と初めて融合。途中でスキーウエアが何体か登場したのは唐突で真意が分からずでしたが、歴史的な装いの要素とストリート感をミックスしたり、女性はマスキュリンなジャケットを着る一方で男性はパンプスを履いていたりと、ブランドの自由でアンドロジナスなアプローチを感じるコレクションでした。

そして、この日は「国際女性デー」だったのですが、そのシンボルであるミモザを携わえてアンドレアスがフィナーレに登場。歩きながら、女性ゲストに花束をプレゼントしました。ランウエイからだったので、手渡すというより結構な勢いで投げてましたけどね(笑)。

力強く前進する
「エルメス」ウーマン

藪野:「エルメス」の会場に入ると、用意されてたのはいくつものカーブした壁で区切られ、床に土が敷かれた茶色一色の迷路のような空間。土の上をブーツで力強く歩くモデルたちが、今季のイメージである振り返らずに前進する芯のある女性を体現しています。

デザインの根底にあるのは、メンズウエアや乗馬の世界。黒やチャコールグレー、チョコレートブラウンなどダークトーンをベースに、レザーとフェルトを用いたアイテムがそろいます。例えば、ブランケットコートはラムレザーとウールフェルトのリバーシブルデザイン。そのほか、レザーはジャケットやキルティングベストからくるぶし丈のパンツやショーツ、ボディーラインに沿ったフェミニンなドレスまで、フェルト地はワイドパンツやラップスカート、ボンバージャケットを引き伸ばしたようなコートなどに用いられています。そこにアクセントを加えるのは、クラシックなメンズシューズに見られるようなパーフォレーション(パンチング)やタッセルと、ピスタチオグリーンの差し色。スカートやドレスに深く入れたスリット、背中のホール、ファスナー開閉による肌見せや透け感のあるインナーのニットによって、力強さの中にフェミニニティーを加えています。またスタイリングでは、薄手のハイゲージニットやリブニットを首や腰に自由に巻く提案が目を引きました。

今季を象徴する潮流の一つに挙げられる「力強さ」ですが、多いのは1980年代風のパワーショルダーを通した表現。「エルメス」はまた異なるアプローチで、エレガンスが共存する力強さを見せてくれました。村上さんは、どう見られましたか?

村上要「WWDJAPAN」編集長:村上要「WWDJAPAN」編集長(以下、村上):ナデージュ・ヴァンヘ・シビュルスキー(Nadege Vanhee-Cybulski)クリエイティブ・ディレクターの上手さや、「エルメス」というメゾンのアティチュードに感銘を受けました。ここ数シーズン、ナデージュはバレエダンサーを思わせるボディコンシャスなシルエットを基調にエレガンスと力強さを共存させていますが、毎回少しずつ新しいんですよね。

今シーズンは、ブラックやレザー使いを増やし、ジャケットはコンパクトに。ブーツにはガラス加工したレザーのポインテッドトーをチョイスして、時々馬具のディテールを思わせるハーネスっぽいディテールを交えることで“戦闘能力高め“な感じを強調していますが、ここ数シーズンのタイトフィットなシルエットやヘルシーなミニ丈、そこに対して包み込まれるようなニットやケープ使いなどは変わらないんですよね。体に巻きつけたハイゲージのニットや何度も登場するニットタイツは、「私がずっと夢中になっているバレリーナが着想源です!」と言われても、「そうですねぇ〜」と言っちゃいそうです(笑)。一度買ったアイテムをずっと大事に楽しんでほしい、そしてブランドの普遍性を体感してほしいというデザイナーの願いやブランドの信念が、変わり続けることも必要なファッション業界の中で上手に表現できているなぁ、と毎回感心します。

さて、その後は、「コム デ ギャルソン」のコレクションで、「Don’t think. Feel. (考えるな、感じろ)」のお時間です。今回、私は下のリンクのように感じましたが、皆さんはいかがでしょうか?

「アン ドゥムルメステール」が
「エルメス」に通じるプレイフル?

村上:続いては「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」のショー会場に向かいます。ステファノ・ガリーチ(Stefano Gallici)クリエイティブ・ディレクターになって以降、「アン ドゥムルメステール」の“ポエティック時々ロック“なムードを普段使いできそうなアイテムも交えたスタイリングで表現するのが上手くなっています。

今シーズンは、アメリカの荒野を大冒険している感じでしょうか?フリンジをあしらったスエードブルゾンやコンチョ付きのベルト、カウボーイブーツに、「アン」らしいシフォンやチュール、レースのブラウスやドレス、ロング丈&フレアパンツのセットアップを合わせます。グランジムードが漂うモヘアのニットやネルシャツで作ったラップスカート、ダメージジーンズなども加え、上手にビンテージウエアを合わせているスタイリング上級者の雰囲気を醸し出しています。今の若い世代が共感するスタイリングですよね。このあたり、さすが20代のクリエイティブ・ディレクターは「若い世代のツボを押さえているな」という感じです。そして「アン ドゥムルメステール」もある意味、一度買ったアイテムはずっと楽しめるし、毎シーズン1つプラスすれば新しいスタイリングにも挑戦できるという「エルメス」的な性格を兼ね備えてきました。若い世代にはぜひ、ダメージTシャツやデニム、つけ襟、ヘッドピースあたりから、新しい「アン ドゥムルメステール」の世界を楽しんでほしいです。ステファノは、「プレイフルなスタイリングを楽しんでほしい」と話します。

美しい「マックイーン」には
期待してしまう畏怖・畏敬

村上:そして本日の最後は、ショーン・マクギアー(Sean McGirr)による「マックイーン」。前回のスマッシュヒットは越えられなかったでしょうか?超コンケープドショルダーでアワーグラスシルエットのジャケットや、ビクトリアン調なレースのブラウス、ドレープとフリルがカスケード状に流れるドレスなどはいずれも非の打ちどころがないけれど、私は「マックイーン」にそれ以上を期待してしまうんですよね。

上の記事にある通り、私たちが「マックイーン」に期待してしまうのは、強さや美しさと共に、脆さや儚さ。ダークファンタジーに着想源を得たり、命を削っているかのような渾身のクラフツマンシップを見せつけたり、「美しい」と共に「ヤバい」という感想が漏れてしまうようなクリエイションです。前回は、アイルランドの民話に登場する叫び声で人の死を予告する長い髪の精霊バンシーを着想源にしたり、オーガンジーをほどいてフリンジ状にした後で逆毛を立てて表現したボリューム感だったりで「ヤバさ」が滲み出ていたように思いますが、今回はちょっとゴージャスにヘルシーだったかな?ショーンは夜のロンドンに潜むダンディズムを着想源に、不眠症に悩む人たちの散歩などにも思いを馳せたそうですが、そういう“狂おしさ“みたいなものはもっと出ても良いかな?と思っています。マスクや蛾のモチーフなどの直接的な表現というよりは、着想源や渾身の職人技で次回も畏怖・畏敬の念を抱かせてくれることを期待しています。そのためには、厳しい気候や土地柄ゆえダークファンタジーな民話や逸話、伝統が数多く残る、ショーンの故郷のアイルランドにもっと思いを馳せても良いですよね。

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「ジュンヤ ワタナベ」のドラマチックな造形に目を奪われ、「ノワール ケイ ニノミヤ」ではハッピーなムードに 25-26年秋冬パリコレ日記vol.5

今季のパリは本当に晴天続きで、昼はアウター要らず。例年、1〜3月のコレクション取材は寒かったり、雨が続いたりすることも多いので、天気がいいだけで気分が高まります。本日は、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」「ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)」「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」がコレクションを発表する“ギャルソン“デー。「エルメス(HERMES)」や「マックイーン(McQUEEN)」などもショーを開いた5日目の模様をお届けします。

キュビズムを服で表現する
「ジュンヤ ワタナベ」

藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員:朝は「ジュンヤ ワタナベ」から取材開始。今季はコム デ ギャルソン社の3ブランドとも街の中心にある同じ廃墟のようなビルが会場なので、移動しやすく助かります。トップバッターの「ジュンヤ」の会場は、V字を描くように客席を配置。ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)のロックな音楽に合わせ、V字のそれぞれの端から先端に向かってモデルが交互に歩いてきます。

「非リアルな服作りに魅了される」という渡辺淳弥さんは今季、身近な服をキュビズムの視点で再考。幾何学的な造形を服に取り入れました。序盤は、同ブランドのスタイルに欠かせない黒のライダースジャケットを連打。ただ、トゲのような形が飛び出していたり、三角のパーツを組み合わせて立体的なフォルムを作り出したり。「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」のブーツを袖にドッキングしたものまであります。続くトレンチコートやベルベットのドレスも、内側に仕込んだ立方体が出っ張っていたり、フレームが外に飛び出していたりとカクカクしたシルエットが特徴。また、MA-1は風船のようにふくらみ、ファーライクなジャケットはいくつものウィッグを組み合わせて表現しています。ラストには、三角や四角のパーツを組み合わせて作る、まさにキュビズムの概念を服に落とし込んだようなジャケットとコートを披露。ドラマチックな造形にフォーカスしたコレクションで、今季も唯一無二のクールさを追求しています。

「ノワール ケイ ニノミヤ」の
暗い時代を照らすハッピーなファンタジー

その後は、一旦「ジバンシィ(GIVENCHY)」や「リンダ ファロー(LINDA FARROW)」の展示会に行き、再び「ジュンヤ」と同じビルに戻ってきました。「ノワール ケイ ニノミヤ」の会場は、ブルーライトで照らされた薄暗い空間。ピアノの生演奏と共に、暗闇に浮かび上がるように、サンゴやイソギンチャクを想起させる立体的な装飾が幻想的に光るルックからショーはスタートしました。そんな今季のテーマは「ファンタジー」。通常は服に用いられないような素材を積極的に使う二宮さんですが、今回はレジンを用いて奥行きを生み出し、布だけではできない新しい表現を探求したといいます。

その後も、海の中を想起させるような装飾や苔玉のような飾り、カットしたレザーをリングで繋いで表現する花などが黒をベースにしたガーリーなルックにボリュームをもたらします。そして、中盤からはよりカラフルでプレイフルな世界観へ。キッチュで大きなリボンや短いしっぽを集めたような装飾から、ヘアーエクステンションで形作ったバラのような花、ベビーベッドの上に飾るモビールのようなデザインまでを取り入れたドレスが登場しました。ポップでミックス感のあるサウンドも相まって、天真爛漫な子どものように明るくハッピーなムードを感じます。

コレクションやショーについて説明するよりも自由に感じてもらうことを大切にしている二宮さんはいつも多くを語りませんが、「基本的にファッションはポジティブなもので、人が前向きになるものということは変わらない」と言います。そんな思いで作られたコレクションは、暗くなりがちなこの混沌とした時代に夢と光をもたらしてくれました。

「ヴィヴィアン ウエストウッド」の
自由でアンドロジナスなスーツスタイル

ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)の遺志を継ぐアンドレアス・クロンターラー(Andreas Kronthaler)が着目したのは、彼女から学んだというテーラリングとニットへの愛。特に「英国で発明されたテーラリングに見られるフォーマルな構築美こそ、個性を際立たせる最高のキャンバス。スーツほどセクシーなものはないだろう」と説明するように、ジェンダーを問わず、さまざまな個性を持ったキャラクターを描くスーツスタイルやセットアップがそろいます。それは、ブランドの拠点であり、オーストリア・チロル出身のアンドレアスが30年暮らしているロンドンへのオマージュでもあるそう。また、今季は、「アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド(ANDREAS KRONTHALER FOR VIVIENNE WESTWOOD)」をメーンラインの「ヴィヴィアン ウエストウッド」と初めて融合。途中でスキーウエアが何体か登場したのは唐突で真意が分からずでしたが、歴史的な装いの要素とストリート感をミックスしたり、女性はマスキュリンなジャケットを着る一方で男性はパンプスを履いていたりと、ブランドの自由でアンドロジナスなアプローチを感じるコレクションでした。

そして、この日は「国際女性デー」だったのですが、そのシンボルであるミモザを携わえてアンドレアスがフィナーレに登場。歩きながら、女性ゲストに花束をプレゼントしました。ランウエイからだったので、手渡すというより結構な勢いで投げてましたけどね(笑)。

力強く前進する
「エルメス」ウーマン

藪野:「エルメス」の会場に入ると、用意されてたのはいくつものカーブした壁で区切られ、床に土が敷かれた茶色一色の迷路のような空間。土の上をブーツで力強く歩くモデルたちが、今季のイメージである振り返らずに前進する芯のある女性を体現しています。

デザインの根底にあるのは、メンズウエアや乗馬の世界。黒やチャコールグレー、チョコレートブラウンなどダークトーンをベースに、レザーとフェルトを用いたアイテムがそろいます。例えば、ブランケットコートはラムレザーとウールフェルトのリバーシブルデザイン。そのほか、レザーはジャケットやキルティングベストからくるぶし丈のパンツやショーツ、ボディーラインに沿ったフェミニンなドレスまで、フェルト地はワイドパンツやラップスカート、ボンバージャケットを引き伸ばしたようなコートなどに用いられています。そこにアクセントを加えるのは、クラシックなメンズシューズに見られるようなパーフォレーション(パンチング)やタッセルと、ピスタチオグリーンの差し色。スカートやドレスに深く入れたスリット、背中のホール、ファスナー開閉による肌見せや透け感のあるインナーのニットによって、力強さの中にフェミニニティーを加えています。またスタイリングでは、薄手のハイゲージニットやリブニットを首や腰に自由に巻く提案が目を引きました。

今季を象徴する潮流の一つに挙げられる「力強さ」ですが、多いのは1980年代風のパワーショルダーを通した表現。「エルメス」はまた異なるアプローチで、エレガンスが共存する力強さを見せてくれました。村上さんは、どう見られましたか?

村上要「WWDJAPAN」編集長:村上要「WWDJAPAN」編集長(以下、村上):ナデージュ・ヴァンヘ・シビュルスキー(Nadege Vanhee-Cybulski)クリエイティブ・ディレクターの上手さや、「エルメス」というメゾンのアティチュードに感銘を受けました。ここ数シーズン、ナデージュはバレエダンサーを思わせるボディコンシャスなシルエットを基調にエレガンスと力強さを共存させていますが、毎回少しずつ新しいんですよね。

今シーズンは、ブラックやレザー使いを増やし、ジャケットはコンパクトに。ブーツにはガラス加工したレザーのポインテッドトーをチョイスして、時々馬具のディテールを思わせるハーネスっぽいディテールを交えることで“戦闘能力高め“な感じを強調していますが、ここ数シーズンのタイトフィットなシルエットやヘルシーなミニ丈、そこに対して包み込まれるようなニットやケープ使いなどは変わらないんですよね。体に巻きつけたハイゲージのニットや何度も登場するニットタイツは、「私がずっと夢中になっているバレリーナが着想源です!」と言われても、「そうですねぇ〜」と言っちゃいそうです(笑)。一度買ったアイテムをずっと大事に楽しんでほしい、そしてブランドの普遍性を体感してほしいというデザイナーの願いやブランドの信念が、変わり続けることも必要なファッション業界の中で上手に表現できているなぁ、と毎回感心します。

さて、その後は、「コム デ ギャルソン」のコレクションで、「Don’t think. Feel. (考えるな、感じろ)」のお時間です。今回、私は下のリンクのように感じましたが、皆さんはいかがでしょうか?

「アン ドゥムルメステール」が
「エルメス」に通じるプレイフル?

村上:続いては「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」のショー会場に向かいます。ステファノ・ガリーチ(Stefano Gallici)クリエイティブ・ディレクターになって以降、「アン ドゥムルメステール」の“ポエティック時々ロック“なムードを普段使いできそうなアイテムも交えたスタイリングで表現するのが上手くなっています。

今シーズンは、アメリカの荒野を大冒険している感じでしょうか?フリンジをあしらったスエードブルゾンやコンチョ付きのベルト、カウボーイブーツに、「アン」らしいシフォンやチュール、レースのブラウスやドレス、ロング丈&フレアパンツのセットアップを合わせます。グランジムードが漂うモヘアのニットやネルシャツで作ったラップスカート、ダメージジーンズなども加え、上手にビンテージウエアを合わせているスタイリング上級者の雰囲気を醸し出しています。今の若い世代が共感するスタイリングですよね。このあたり、さすが20代のクリエイティブ・ディレクターは「若い世代のツボを押さえているな」という感じです。そして「アン ドゥムルメステール」もある意味、一度買ったアイテムはずっと楽しめるし、毎シーズン1つプラスすれば新しいスタイリングにも挑戦できるという「エルメス」的な性格を兼ね備えてきました。若い世代にはぜひ、ダメージTシャツやデニム、つけ襟、ヘッドピースあたりから、新しい「アン ドゥムルメステール」の世界を楽しんでほしいです。ステファノは、「プレイフルなスタイリングを楽しんでほしい」と話します。

美しい「マックイーン」には
期待してしまう畏怖・畏敬

村上:そして本日の最後は、ショーン・マクギアー(Sean McGirr)による「マックイーン」。前回のスマッシュヒットは越えられなかったでしょうか?超コンケープドショルダーでアワーグラスシルエットのジャケットや、ビクトリアン調なレースのブラウス、ドレープとフリルがカスケード状に流れるドレスなどはいずれも非の打ちどころがないけれど、私は「マックイーン」にそれ以上を期待してしまうんですよね。

上の記事にある通り、私たちが「マックイーン」に期待してしまうのは、強さや美しさと共に、脆さや儚さ。ダークファンタジーに着想源を得たり、命を削っているかのような渾身のクラフツマンシップを見せつけたり、「美しい」と共に「ヤバい」という感想が漏れてしまうようなクリエイションです。前回は、アイルランドの民話に登場する叫び声で人の死を予告する長い髪の精霊バンシーを着想源にしたり、オーガンジーをほどいてフリンジ状にした後で逆毛を立てて表現したボリューム感だったりで「ヤバさ」が滲み出ていたように思いますが、今回はちょっとゴージャスにヘルシーだったかな?ショーンは夜のロンドンに潜むダンディズムを着想源に、不眠症に悩む人たちの散歩などにも思いを馳せたそうですが、そういう“狂おしさ“みたいなものはもっと出ても良いかな?と思っています。マスクや蛾のモチーフなどの直接的な表現というよりは、着想源や渾身の職人技で次回も畏怖・畏敬の念を抱かせてくれることを期待しています。そのためには、厳しい気候や土地柄ゆえダークファンタジーな民話や逸話、伝統が数多く残る、ショーンの故郷のアイルランドにもっと思いを馳せても良いですよね。

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「サロモン」直営店が二子玉川にオープン 限定シューズの発売やオープニングキャンペーンも

「サロモン(SALOMON)」は4月16日、二子玉川駅直結の複合施設、二子玉川ライズに直営店をオープンする。

同店では、直営店舗および公式オンラインショップ限定で取り扱う“ムーンパック”シリーズを発売する。また、2万2000円以上買い物をすると先着でオリジナルウォータープルーフバッグを進呈する。(無くなり次第終了)

店舗概要

◼️サロモン 二子玉川ライズ
オープン日:4月16日
場所:二子玉川ライズ・ショップングセンター タウンフロント N-2090区画
住所:東京都世田谷区玉川2-21-1
営業時間:10:00〜20:00

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「リーバイス」から1920年代の“ロット 201 ジーンズ”と“ロット 213 ジャケット”が復刻

「リーバイス(LEVI'S)」は3月28日、過去作を忠実復刻するコレクション“リーバイス ビンテージ クロージング(LEVI'S VINTAGE CLOTHING)”から1920年代の希少なシリーズを復刻した“ロット 213 ジャケット”(6万6000円)と“LVC 1920s ロット201 ジーン”(6万500円)を発売する。「リーバイス」原宿フラッグシップストア、新宿、大阪、京都で取り扱う。3月27日には、公式オンラインサイトで先行販売を行う。(先行販売はブルーランク以上のリーバイスレッドタブ会員限定)

1920年代の希少なシリーズが復活

同アイテムは、1890年代初頭にアイコニックな“501”のロープライスバージョンとして登場した“ロット 201”とその関連アイテムである“ロット 213 ジャケット”の1920年バージョンを復刻したものだ。

“LVC 1920s ロット201 ジーン”は、ブラックのブランドドーナツボタン、シンチバック、むき出しの銅製リベットなど1920年代の特徴であるリラックスしたフィットを再現している。日本製の“シュリンク トゥ フィット“セルビッチデニムを採用し、クラシックな赤耳ではなくブルーのラインが特徴だ。“LVC 1920s ロット201 ジーン”とセットアップで着られる“ロット 213 ジャケット”は、同じくブラックのブランドドーナツボタン、シンチバック、銅製リベットを採用し時代を反映したディテールを施している。

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90年代の裏原カルチャーを象徴する「バウンティーハンター」 が30周年記念アート展を開催 

東京・神保町の「New Gallery」は、4月3日から5月6日まで、原宿ストリートカルチャーの象徴とも言えるトイショップ「バウンティーハンター(BOUNTY HUNTER)」の30周年を記念したアート展「BH30|BOUNTY HUNTER 30TH ART EXHIBITION」を開催する。

1995年5月5日、HIKARUとTAKAによって原宿にオープンした「バウンティーハンター」は、USトイ&PUNK ROCKをコンセプトとしたトイショップとして誕生。現在ではオリジナルウエアやオリジナルトイを中心に展開している。代表的な“スカルくん”をはじめとした独自のアイコンで国内外から高い支持を集め、日本のストリートファッションシーンに多大な影響を与え続けている。

本展では、「バウンティーハンター」との関わりが深い、裏原宿オールスターズともいえるデザイナー、アーティストが一堂に会し、 「バウンティーハンター」とのコラボレーションやその世界観にインスパイアされた作品を展示・販売する。参加アーティストには、カリ・デウィット、ジェームズ・ロッキン、高橋盾、岩田圭市、河村康輔、MANKEY、滝沢伸介、SUKEBOSHINCHANG、SKETCH、西山徹、堀内俊哉、VERDYなど、国内外のストリートカルチャーを代表する顔ぶれが集結した。

会場では「バウンティーハンター」セレクトによるコレクション展示ほか、世界で1点の各アーティスト作品はもちろん、各30点限定エディションプリント、各100点限定BH30アーティストTシャツなど、いずれも本展でしか手に入らない貴重なアイテムを取り扱う。さらに、原宿の人気トイストア「SECRETBASE」とコラボした「バウンティーハンター」30周年を記念した30種類(各1個)の超限定フィギュアトイ缶も販売。こちらは会場に設置されたクレーンゲームにチャレンジすることで、限定フィギュアトイ缶の購入権を獲得することができる。加えて展覧会図録も販売する。

■「BOUNTY HUNTER 30TH ART EXHIBITION」
監修:Supervised by TAKA+HIKARU、BOUNTY HUNTER
会場:New Gallery
住所:東京都千代田区神田神保町1-28-1 mirio神保町 1階
会期:2025年4月3日〜5月6日
休日:月曜日(5月5日を除く)
時間:12:00〜20:00
入場料:無料
https://newgallery-tokyo.com/bountyhunter30th

コラボTシャツ

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「C.P.カンパニー」×「サシコギャルズ」限定15着のシャツを発売

「C.P. カンパニー(C.P. COMPANY)」は、岩手県大槌町を拠点に活動する「サシコギャルズ(SASHIKO GALS)」とコラボレーションした“オーバーシャツ イン クローム R サシコ”(限定、全4色、各11万5500円)を発売する。限定15着のみの取り扱いで、4月2〜9日に伊勢丹新宿本店メンズ館のポップアップで先行販売を行う。その後、「C.P. カンパニー」渋谷店で発売する。

伝統とテクノロジーが共存する1着

同アイテムは、「C.P. カンパニー」のオリジナルファブリック“クローム R”を採用したフルジップオーバーシャツのボディをキャンパスに「サシコギャルズ」の職人が1点ずつ手作業で刺し子を施した。“クローム R”は、光沢のあるマルチフィラメントナイロンを使用し、軽量で耐久性に優れた素材。3種類のポケットにはそれぞれ異なるオリジナルファブリックを使用した。

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「C.P.カンパニー」×「サシコギャルズ」限定15着のシャツを発売

「C.P. カンパニー(C.P. COMPANY)」は、岩手県大槌町を拠点に活動する「サシコギャルズ(SASHIKO GALS)」とコラボレーションした“オーバーシャツ イン クローム R サシコ”(限定、全4色、各11万5500円)を発売する。限定15着のみの取り扱いで、4月2〜9日に伊勢丹新宿本店メンズ館のポップアップで先行販売を行う。その後、「C.P. カンパニー」渋谷店で発売する。

伝統とテクノロジーが共存する1着

同アイテムは、「C.P. カンパニー」のオリジナルファブリック“クローム R”を採用したフルジップオーバーシャツのボディをキャンパスに「サシコギャルズ」の職人が1点ずつ手作業で刺し子を施した。“クローム R”は、光沢のあるマルチフィラメントナイロンを使用し、軽量で耐久性に優れた素材。3種類のポケットにはそれぞれ異なるオリジナルファブリックを使用した。

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【スナップ】レディー・ガガやマライア・キャリー、JO1らが集結 「アイハートラジオ・ミュージック・アワード」の個性派ルックをチェック

3月17日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー劇場(Dolby Theatre)で2025年「アイハートラジオ・ミュージック・アワード(IHEARTRADIO MUSIC AWARDS)」が開催された。会場には、受賞したレディー・ガガ(Lady Gaga)やマライア・キャリー(Mariah Carey)、JO1、ベンソン・ブーン(Benson Boone)ら豪華アーティストが集結。個性溢れる旬のルックに身を包み、授賞式を盛り上げた。

レディー・ガガ

イノベーター賞(Innovator Award)の受賞スピーチを披露したレディー・ガガは、「マックイーン(McQUEEN)」2025-26年秋冬コレクションからギャザーカフとレイヤードフローラルレースがあしらわれたポピーレッドのシルクドレスを着用。

ショーの最中は「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」2025-26年秋冬コレクションのロングスリーブブラックミニドレスに着替え、雰囲気の異なる2通りのスタイリングで授賞式を楽しんだ。

テイラー・スウィフト

ツアーオブザセンチュリー賞(Tour of the Century Award)を含む全9つの賞を受賞したテイラー・スウィフト(Taylor Swift)は、会場には来場しなかったもののビデオを通して受賞コメントを公開。

動画内で着用していたのは、ブラックのロングスリーブトップスに「ミュウミュウ(MIU MIU)」のタータンチェックスカートを合わせたシンプルなルック。胸元には2017年に発売し、近々再編成バージョンをリリースすることを予告しているアルバム「レピュテーション(Reputation)」のモチーフであるスネークを模った「カルティエ(CARTIER)」のネックレスを合わせていた。

マライア・キャリー

アイコン賞(Icon Award)を受賞したマライア・キャリーは、デザイナーのマリアナ・ロマノヴァ(Mariana Romanova) によるカスタムドレスに身を包み受賞コメントを披露。煌びやかなアクセサリーはそれぞれ、ピアスが「ETHO MARIA」、ネックレスが「ハリー・コトラー(HARRY KOTLAR)」、ブレスレットが「アキリス(AKILLIS)」のもの。

JO1

ボーイズグループJO1は、メンバー11人そろって来場した。

カットアウトルックが人気

「アレクサンドル・ボーティエ(ALEXANDRE VAUTHIER)」のドレスを着用したシンガーソングライターのケルシー・バレリーニ(Kelsea Ballerini)をはじめ、歌手のマニー・ロング(Muni Long)ら多くのセレブがカットアウトドレスをセレクト。色や素材、カットアウトの位置などで個性を出すのがレッドカーペットの新トレンドのようだ。

シースルーは引き続きトレンド

ここ数年、セレブたちから絶大な人気を誇っているシースルールックの人気はまだまだ続いていく模様。

「Beautiful Things」でソングオブザイヤー賞(Song of the Year)を受賞したベンソン・ブーンは、ブラックのシースルーレーストップスにホワイトのハイウエストパンツをスタイリング。司会を務めたニッキー・グレイザー(Nikki Glaser)は、「ステラ マッカートニー」のグリッターが散りばめられたシースルー素材のロングドレスに「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」のメタリックなプラットフォームシューズを合わせ、統一感のあるルックに仕上げた。

そのほか、ダンサーのシェリル・バーク(Cheryl Burke)やモデルのジェニー・マッカーシー(Jenny McCarthy)らが個性派シースルールックを披露した。

レッドカーペットスナップ一覧

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【スナップ】レディー・ガガやマライア・キャリー、JO1らが集結 「アイハートラジオ・ミュージック・アワード」の個性派ルックをチェック

3月17日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー劇場(Dolby Theatre)で2025年「アイハートラジオ・ミュージック・アワード(IHEARTRADIO MUSIC AWARDS)」が開催された。会場には、受賞したレディー・ガガ(Lady Gaga)やマライア・キャリー(Mariah Carey)、JO1、ベンソン・ブーン(Benson Boone)ら豪華アーティストが集結。個性溢れる旬のルックに身を包み、授賞式を盛り上げた。

レディー・ガガ

イノベーター賞(Innovator Award)の受賞スピーチを披露したレディー・ガガは、「マックイーン(McQUEEN)」2025-26年秋冬コレクションからギャザーカフとレイヤードフローラルレースがあしらわれたポピーレッドのシルクドレスを着用。

ショーの最中は「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」2025-26年秋冬コレクションのロングスリーブブラックミニドレスに着替え、雰囲気の異なる2通りのスタイリングで授賞式を楽しんだ。

テイラー・スウィフト

ツアーオブザセンチュリー賞(Tour of the Century Award)を含む全9つの賞を受賞したテイラー・スウィフト(Taylor Swift)は、会場には来場しなかったもののビデオを通して受賞コメントを公開。

動画内で着用していたのは、ブラックのロングスリーブトップスに「ミュウミュウ(MIU MIU)」のタータンチェックスカートを合わせたシンプルなルック。胸元には2017年に発売し、近々再編成バージョンをリリースすることを予告しているアルバム「レピュテーション(Reputation)」のモチーフであるスネークを模った「カルティエ(CARTIER)」のネックレスを合わせていた。

マライア・キャリー

アイコン賞(Icon Award)を受賞したマライア・キャリーは、デザイナーのマリアナ・ロマノヴァ(Mariana Romanova) によるカスタムドレスに身を包み受賞コメントを披露。煌びやかなアクセサリーはそれぞれ、ピアスが「ETHO MARIA」、ネックレスが「ハリー・コトラー(HARRY KOTLAR)」、ブレスレットが「アキリス(AKILLIS)」のもの。

JO1

ボーイズグループJO1は、メンバー11人そろって来場した。

カットアウトルックが人気

「アレクサンドル・ボーティエ(ALEXANDRE VAUTHIER)」のドレスを着用したシンガーソングライターのケルシー・バレリーニ(Kelsea Ballerini)をはじめ、歌手のマニー・ロング(Muni Long)ら多くのセレブがカットアウトドレスをセレクト。色や素材、カットアウトの位置などで個性を出すのがレッドカーペットの新トレンドのようだ。

シースルーは引き続きトレンド

ここ数年、セレブたちから絶大な人気を誇っているシースルールックの人気はまだまだ続いていく模様。

「Beautiful Things」でソングオブザイヤー賞(Song of the Year)を受賞したベンソン・ブーンは、ブラックのシースルーレーストップスにホワイトのハイウエストパンツをスタイリング。司会を務めたニッキー・グレイザー(Nikki Glaser)は、「ステラ マッカートニー」のグリッターが散りばめられたシースルー素材のロングドレスに「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」のメタリックなプラットフォームシューズを合わせ、統一感のあるルックに仕上げた。

そのほか、ダンサーのシェリル・バーク(Cheryl Burke)やモデルのジェニー・マッカーシー(Jenny McCarthy)らが個性派シースルールックを披露した。

レッドカーペットスナップ一覧

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【スナップ】冨永愛、塩野瑛久らが来場 サンローラン プロダクション映画「エミリア・ペレス」試写会

「サンローラン(SAINT LAURENT)」の映画制作の子会社サンローラン プロダクション(SAINT LAURENT PRODUCTIONS)は、3月28日ジャック・オーディアール(Jacques Audiard)監督の映画「エミリア・ペレス」を公開する。公開に先駆け3月19日に試写会を開催した。

会場には、モデルの冨永愛や松島花、俳優の塩野瑛久ら豪華セレブリティーが来場し映画を楽しんだ。

来場者スナップ

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「シーイー」の菱山豊やイギリスの元スタイリストら5人による新ブランド「オファリング」がドーバー ギンザでローンチ

元スタイリスト兼ファッションディレクターで現在はクリエイティブ・コンサルタントのサイモン・フォックストン(Simon Foxton)、「シーイー(C.E)」のトビー・フェルトウェル(Toby Feltwell)と菱山豊、映像ディレクター兼クリエイティブ・コンサルタントのニック・グリフィス(Nick Griffiths)、インテリアデザイナーー兼アンティーク・ディーラーのアダム・ブレイ(Adam Bray)の5人は英発アパレルブランド「オファリング(OFFERING)」を立ち上げた。日本国内では、3月29日にドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で開催されるイベント“オープンハウス”でローンチし、同店のみ限定で取り扱う。

ビンテージのファブリックや陶器に着想を得た
日本で生産する快適さを求めたデザイン

ファブリックの柄は、アダム・ブレイ(Adam Bray)が収集してきたビンテージのファブリックや陶器などのアーカイブに着想を得て製作した。シェイプは汎用性が高く、快適さを重視しており、全製品を日本で生産し、Tシャツを除く全ての洋服は製品染め加工が施されている。

サイモンは英国を代表するスタイリストの1人で、1984年から雑誌“i-D”でスタイリングをはじめ同誌のファッション・ディレクターを務める。サイモンが作り出した代表的なビジュアルのいくつかはヴィクトリア&アルバート博物館やテート・モダンに収蔵されている。ニックは「i-D」から「ヴァニティーフェア」まで幅広い媒体でファッションエディターやスタイリストとしてのキャリアを積み、「アディダス(ADIDAS)」などのコンサルティングを務めた後に映像の世界へと足を踏み入れた。アダムは、ロンドンを拠点に住宅や商業施設などの国際的なインテリアデザインプロジェクトに取り組んでいる。コンデナスト社のヴォーグハウスのロビーの改装などを手掛けている。トビーと菱山は「シーイー」を立ち上げたメンバーで「オファリング」では生産管理を担当する。

アイテム詳細

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「シーイー」の菱山豊やイギリスの元スタイリストら5人による新ブランド「オファリング」がドーバー ギンザでローンチ

元スタイリスト兼ファッションディレクターで現在はクリエイティブ・コンサルタントのサイモン・フォックストン(Simon Foxton)、「シーイー(C.E)」のトビー・フェルトウェル(Toby Feltwell)と菱山豊、映像ディレクター兼クリエイティブ・コンサルタントのニック・グリフィス(Nick Griffiths)、インテリアデザイナーー兼アンティーク・ディーラーのアダム・ブレイ(Adam Bray)の5人は英発アパレルブランド「オファリング(OFFERING)」を立ち上げた。日本国内では、3月29日にドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で開催されるイベント“オープンハウス”でローンチし、同店のみ限定で取り扱う。

ビンテージのファブリックや陶器に着想を得た
日本で生産する快適さを求めたデザイン

ファブリックの柄は、アダム・ブレイ(Adam Bray)が収集してきたビンテージのファブリックや陶器などのアーカイブに着想を得て製作した。シェイプは汎用性が高く、快適さを重視しており、全製品を日本で生産し、Tシャツを除く全ての洋服は製品染め加工が施されている。

サイモンは英国を代表するスタイリストの1人で、1984年から雑誌“i-D”でスタイリングをはじめ同誌のファッション・ディレクターを務める。サイモンが作り出した代表的なビジュアルのいくつかはヴィクトリア&アルバート博物館やテート・モダンに収蔵されている。ニックは「i-D」から「ヴァニティーフェア」まで幅広い媒体でファッションエディターやスタイリストとしてのキャリアを積み、「アディダス(ADIDAS)」などのコンサルティングを務めた後に映像の世界へと足を踏み入れた。アダムは、ロンドンを拠点に住宅や商業施設などの国際的なインテリアデザインプロジェクトに取り組んでいる。コンデナスト社のヴォーグハウスのロビーの改装などを手掛けている。トビーと菱山は「シーイー」を立ち上げたメンバーで「オファリング」では生産管理を担当する。

アイテム詳細

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「ジーユー」と協業2シーズン目、「ロク」のデザイナーが語る「コラボから受ける刺激」

PROFILE: 韓国ソウル生まれ、米テキサス・オースティン育ち。英ロンドンのセント・マーチン美術大学でメンズウエアとウィメンズウエアを学ぶ。2010年にフィービー・ファイロによる「セリーヌ」で3年間アシスタントデザイナーを経験後、フリーランスデザイナーとして「ルイ・ヴィトン」や「クロエ」のデザインを手掛ける。16年に自身のブランド「ロク」を立ち上げ、18年度の「LVMHプライズ」で特別賞を受賞。19-20年秋冬に初のランウエイショーをパリで発表、以来パリでの発表を続ける PHOTO:SHUHEI SHINE

「ジーユー」は4月4日、ロック・ファン(Rok Hwang)が手掛ける「ロク(ROKH)」との、2シーズン目となるコラボコレクションを発売する。「ジーユー」は2024年9月に満を持してニューヨークに常設出店し、グローバルな存在感を目指す段階にあるが、足元の業績は良いとは言えず、「確固たるブランドポジションの確立」が喫緊の課題となっている。メンズ軸では「アンダーカバー(UNDERCOVER)」の高橋盾と新ライン「ユージー(UG)」を立ち上げ、デザインアプローチを吸収し、商品精度を高めるべく研鑽を積んでいる。では「ジーユー」がウィメンズで胸を借りる相手は誰かというと、それが「ロク」だ。「このコラボは、ジーユーと私たち、どちらにとっても学びがある」と控えめに、穏やかに話すロク・ファンに、前シーズンに続き話を聞いた。

WWD:「ジーユー」との協業は2シーズン目になるが、今回はどのようにアイデアを組み立てていったのか。

ロク・ファン「ロク」デザイナー(以下、ファン):ファーストシーズンに続き“Play in Style”をコンセプトに、いろんな要素やアイテムを組み合わせていくミックスマッチの考え方でコラボレーションに臨みました。「ジーユー」と「ロク」それぞれが得意とする要素と、今シーズンは“ブリティッシュガーデン”の要素も加えて、それらをミックスして面白いものを作りたい、というのが出発点です。“ブリティッシュガーデン”の要素としては、例えばワンピースに取り入れた小花柄です。リボン付きのハットもまさにガーデニングをするときに被るようなスタイルですよね。また、ショート丈のコートは、庭いじりをするときに日差しから守るといったイメージで、ケープのようなシルエットになりました。

WWD:ガーデニングを意識したということは、ロクさん自身、自然との触れ合いを求めている?

ファン:自然がある環境はもともと好きですし、ガーデニングで土いじりをするのは自分を開放していくようなイメージがあります。自分が好きなように花や植物を植えて、遊びを込めて“自由”に庭を作っていく。それって、「ジーユー」に通じるところがあると感じましたし、ガーデニングという要素が、今回のコラボレーションにリボンをかけるようなアレンジになると考えました。

WWD:「ジーユー」のブランド名の由来が“自由”だということには、コラボのファーストシーズンのインタビューでも言及していた。

ファン:4年前に「ジーユー」チームと初めて軽く話した際、最初の会話がまさに「ジーユー」が意味するのは“自由”だ、という話でしたから(笑)。コラボとしては2シーズン目ですが、やり取りをするようになってからは4年と長いので、「ジーユー」と「ロク」のチームではさまざまな角度から会話を深めることができています。「ジーユー」チームのパタンナーや生地担当者もすばらしく、彼らからクリエイションの“自由”をもらっているので、とても仕事がしやすい状況です。

動きの中の美しさを追求

WWD:コラボ第2弾でロクさんが特に気に入っているのはどんな点か。ペプラムシャツなどの立ち上がるような立体的なフリルのディテールは、「ジーユー」のインライン商品とはやはりちょっと違うなと感じる。

ファン:立体的なパターンもそうですし、人が動いた時に服がどう見えるかということには非常に丁寧に、計算して取り組見ました。それゆえ、フィッティングの回数も多いです。フィッティングというより、お客さまが実際に着たときにどうなるかという研究をするような感じですね。例えばケープの袖は、ボタンを留めるか外すかでシルエットや動きが変わるので検証を重ねました。通常は合わないだろうと思うようなアイテムを組み合わせることで、非常に面白いシルエットができるという点でも、驚きや楽しさを感じていただけると思います。

WWD:「ロクさんはフィッティングの際にとにかくモデルをよく歩かせて、服の動きを見ている」とは、前回のコラボの際に「ジーユー」の海老澤玲子R&D部ウィメンズ部長も話していた。

ファン:動きの中で服が体の一部になっていくというか、動きの中にどう美しさがあるか、という点は自身のクリエイションにおいて非常に意識しています。止まっているときの美しさももちろん考えるんですが、実際にはお客さまが立って座ってと動いたときにどのように服が動久賀、お客さまがどう感じるかが自分にとっては大切ですから。

WWD:素材で注力したポイントはどんなところか。

ファン:小花柄プリントは今回のコラボレーションのキーになっていますが、着るのが難しい柄ではなく、お客さまが持っている服にも合わせやすいバランス感を非常によく考えて作ったものです。ペプラムシャツに採用したコットンポプリンは、着たときの肌あたりにフォーカスし、探っていこうとしたのが「ジーユー」チームとの対話の出発点でした。

WWD:前回のコラボレーションでは、客からどんな反応があったか。

ファン:「ジーユー」チームから、お客さまの着こなし写真や商品に対するコメントをフィードバックしてもらっています。“Play in Style”として、お客さまが自由に楽しめる余白のある提案をしているので、実際に皆さんが自分なりに着こなしてくださっているスタイリング写真を見るのはすごく楽しかったですね。前回はウィメンズのみのコレクションでしたが、それを男性が着こなしてくださっていたり、年齢によって、同じアイテムでもかなり違うイメージで着こなしてくださっていたり。皆さんハッピーに反応してくれて、とてもうれしかったです。今回メンズアイテムを出したことは、男性のお客さまが前回のコレクションを着こなしてくださった点にインスパイアされた部分ももちろんあります。

「お互いに学び合っている」

WWD:先日パリで発表した「ロク」の2025-26年秋冬は、エレガントで華やかなムードがいっそう高まっていた。一方で「ジーユー」とのコラボは、若々しくてフレッシュな感覚。意識的に分けているのか。

ファン:自身のラインと「ジーユー」とのコラボで共通することもありますが、ターゲットとするお客さまやマーケットが違うので、やはりアプローチは違います。自身のラインは彫刻を作るように、体の上での服の美しい動きを探っています。一方で、「ジーユー」との取り組みでは、より自由に、お客さまとのコミュニケーションを意識しながら作っています。前シーズンに続いて、キービジュアルはイタリア人アーティストの方と取り組みましたが、今回は野菜を使って撮影用の小物を作りました。そういう表現の自由さが「ジーユー」とのコラボにはありますね。

WWD:「ロク」では成熟した美しいものを作り、コラボでは楽しくフレッシュなものを作るというのは、ロクさん自身にいい影響をもたらしているか。

ファン:自分の中の異なる分野がお互いインスパイアし合っている感じですね。あと、コラボの仕事で日本にこのようにやってきて、日本の文化に触れるという機会もまた、「ロク」についても、コラボについても刺激をもらっています。どちらか一方にクリエイションが限定されることなく、さまざまな発見があることが自分にとって大きな喜びであり、良い環境だなと感じます。

WWD:今後もこのコラボが続くのだとしたら、挑戦したいことはあるか。

ファン:もし続くなら、カテゴリーを少しずつ広げていければと思っています。絵を描く際のパレットを増やすような感覚ですね。新しいアイデアを提案して、さらに楽しさが広がっていくようなものにしていきたいです。

WWD:「ジーユー」のチームからは、「ロクさんのような才能あるデザイナーとの取り組みの中で吸収するものは多い」という話が出ている。「ジーユー」のチームは、自身との取り組みを通し何を得ていると思うか。

ファン:関係性は一方的なものではなく、「ジーユー」のチームとわれわれはお互いに学び合っています。一緒に新しいものに挑戦すると、学びや発見がある。自分のアトリエでは、それを“スタディー”と呼んでいます。今回のコラボでいえばデニムの洗い加工だったり、カットやパターンの試作を何度も重ねることだったり、その中では失敗もあるんですが、「ジーユー」のチームはポジティブなので、一緒にやっていて楽しいですね。

WWD:最後に、ガーデニングは心を開放するという話が最初の方であったが、ロクさん自身は心を開放するためにどんなことを行っているか。

ファン:正直なところ、ファッション業界はリラックスすることがすごく難しいですね。いつも、何かに瞬発的に反応していないといけない。ただ、自分は旅をしたり、“スタディー”の中で何かが見つかったりすることが心のリラクゼーションになっていると思います。

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「トリー バーチ」ショー来場者に学ぶ、スポーツミックスの妙味

昨年ブランド設立20周年を迎えた「トリー バーチ(TORY BURCH)」は、ニューヨーク・ファッション・ウィーク期間中にニューヨーク近代美術館(MOMA)で2025-26年秋冬コレクションを発表した。会場には「トリー バーチ」にスポーツラインの「トリー スポーツ(TORY SPORTS)」を纏った来場者が駆け、会場を華やかに彩った。さまざまなコーデのアクセントになったのは、ブランドが得意とするバッグ。定番のチェーンバッグをはじめ、2025年春夏に発表された“ピアスバッグ”もモードな雰囲気でコーディネートされた。

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茶目っ気のあるレザー使いに注目 「コーチ」のショーはハリー・ベイリーやKōki,が来場

「コーチ(COACH)」はニューヨーク・ファッション・ウィーク期間中に2025年秋冬コレクションを発表した。日本からはグローバル・アンバサダーのKōki,が出席。多くの来場者はアイコンの “タビー(TABBY)”やオーバーサイズのがま口バッグなど、バッグをコーディネートに取り入れた。今シーズンのファッションウィークは極寒だったこともあり、レザーのムートンやレザーのコートなど、「コーチ」らしいレザーをアウターに取り入れている人も目立った。チャーム付きのスニーカーを筆頭に、最近ではブランドの定番となっている小物で遊び心を取り入れている来場者も多かった。

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茶目っ気のあるレザー使いに注目 「コーチ」のショーはハリー・ベイリーやKōki,が来場

「コーチ(COACH)」はニューヨーク・ファッション・ウィーク期間中に2025年秋冬コレクションを発表した。日本からはグローバル・アンバサダーのKōki,が出席。多くの来場者はアイコンの “タビー(TABBY)”やオーバーサイズのがま口バッグなど、バッグをコーディネートに取り入れた。今シーズンのファッションウィークは極寒だったこともあり、レザーのムートンやレザーのコートなど、「コーチ」らしいレザーをアウターに取り入れている人も目立った。チャーム付きのスニーカーを筆頭に、最近ではブランドの定番となっている小物で遊び心を取り入れている来場者も多かった。

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「プーマ」と「ハリー・ポッター」のコラボコレクション “寮”をイメージしたウエアとシューズ

「プーマ(PUMA)」は3月27日、人気映画シリーズ「ハリー・ポッター」の世界観を融合したコラボコレクション“プーマ × ハリー・ポッター(PUMA × HARRY POTTER)”を発売する。同コレクションは、プーマストア 原宿キャットストリート、大阪、京都、福岡と「プーマ」の一部取り扱い店および、公式オンラインストア、アプリで扱う。

スポーティーカジュアルなコラボウエア
細部には「寮」を象徴するデザイン

今回は、同映画に登場する、勇敢さと正義感を重んじる“グリフィンドール”と知恵と野心を象徴する“スリザリン”というホグワーツ魔法学校の2つの寮にフォーカスを当て、アイテムを展開。アパレルは、魔法界のスポーツ“クィディッチ”に着想を得たデザインのトラックスーツやフーディー、Tシャツなどをそろえる。またアクセサリーは、生徒が着用する制服をイメージしたウエストバッグやキャップなどを用意。各アイテムには、ホグワーツの寮を象徴する紋章や呪文の書を思わせるデザイン、“ゴールデン・スニッチ”の刺しゅうなどを細部に配した。

“グリフィンドール”と“スリザリン”カラーの“パレルモ”

シューズは、「プーマ」を代表する“パレルモ(PALERMO)”シリーズから“グリフィンドール”と“スリザリン”のカラーリングが登場。取り外し可能なシュータンには、それぞれの寮名とシンボルの動物あしらった。また同モデルのほかに、ミッドソールにホグワーツ4寮のカラーを取り入れた“イージーライダー(Easy Rider)”も販売する。

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エイドリアン・ブロディや渡辺直美が来場 「トム ブラウン」らしい装飾主義のプレッピー族たち


「トム ブラウン(THOM BROWNE)」の2025-26年秋冬ニューヨーク・ファッション・ウイークのショー会場には、俳優のエイドリアン・ブロディ(Adrian Brody)や女優のカーラ・デルヴィー二(Cara Delevingne)、渡辺直美らが駆けつけた。

ゲストは恒例のトム流プレッピースタイルを思い思いにアレンジしたスタイルを披露した。一目で「トム ブラウン」と分かるトリコロールストライプの入ったテーラードを軸としたスタイルが目立ったが、そのデザインバリエーションは実に豊富。動物モチーフのレザーバッグはもはや定番で、シックな色味の着こなしのアクセントになっていた。

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ビームスが「セイコー プロスペックス」に別注した“モンスター”を300本限定発売 派手やかなカラーに

ビームス(BEAMS)は4月18日、「セイコー プロスペックス(SEIKO PROSPEX)」に別注したダイバーズウオッチ“SBDY136”を発売する。価格は8万2500円、一部を除く全国のビームス店舗および、公式オンラインストアで扱う。また現在、オンラインでは予約を受付中だ。シリアルナンバー入りの300本限定で販売する。

大胆なデザインが特徴のダイバーズウオッチを別注
煌びやかなカラーリングで

今回は、その大胆なビジュアルから“モンスター”の愛称で親しまれる、2000年に発売したダイバーズウオッチ“SKX781”のシリーズをベースに別注。シルバーとゴールドをメーンのカラーリングに採用し、文字盤はグレートーンに変更することでバランスをとった。裏ぶたには、ビームスのロゴを加えたほか、“LIMITED EDITION”の文字とシリアルナンバーも刻印し、“モンスター”ならではの力強い造形を活かした。

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「プーマ」とエイサップ・ロッキーのコラボスニーカー ミニマルなアッパー&スパイクソール

「プーマ(PUMA)」は3月27日、ブランドのグローバルアンバサダーを務めるラッパーのエイサップ・ロッキー(A$AP ROCKY)とコラボレーションしたスニーカー“モストロ ディスククローズ(MOSTRO DISCCRODS)”を発売する。価格は3万3000円、プーマストア 原宿キャットストリートと「プーマ」の一部取り扱い店および、公式オンラインストア、アプリで扱う。

スパイクソールが目を引くモードな1足

今回は、1960年代のスプリンター用スパイクと80年代のサーフシューズに着想した「プーマ」のアーカイブモデルで、同氏も愛用しているという“モストロ(MOSTRO)”がベース。

アッパーは、フィット感向上のために内部のワイヤーで締め付ける“ディスククロージャーシステム”を採用。シューレースを排除することで、シンプルに仕上げた。カラーリングは、シックなオールブラックで高級感あふれる仕上がりに。また、特徴的なスパイクソールも目を引くデザインだ。

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「プーマ」とエイサップ・ロッキーのコラボスニーカー ミニマルなアッパー&スパイクソール

「プーマ(PUMA)」は3月27日、ブランドのグローバルアンバサダーを務めるラッパーのエイサップ・ロッキー(A$AP ROCKY)とコラボレーションしたスニーカー“モストロ ディスククローズ(MOSTRO DISCCRODS)”を発売する。価格は3万3000円、プーマストア 原宿キャットストリートと「プーマ」の一部取り扱い店および、公式オンラインストア、アプリで扱う。

スパイクソールが目を引くモードな1足

今回は、1960年代のスプリンター用スパイクと80年代のサーフシューズに着想した「プーマ」のアーカイブモデルで、同氏も愛用しているという“モストロ(MOSTRO)”がベース。

アッパーは、フィット感向上のために内部のワイヤーで締め付ける“ディスククロージャーシステム”を採用。シューレースを排除することで、シンプルに仕上げた。カラーリングは、シックなオールブラックで高級感あふれる仕上がりに。また、特徴的なスパイクソールも目を引くデザインだ。

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ミズノが大阪・関西万博「いのちの遊び場 クラゲ館」のユニホームを制作 “クラゲの揺らぎ”と快適性を両立

2025大阪・関西万博「いのちの遊び場 クラゲ館」は3月23日、4月14日の開幕に先駆けて全容を公開した。同時に、アテンダントと運営スタッフのユニホームをお披露目し、デザインはウェディングドレスデザイナーの水野信四郎氏、企画や製造をミズノが手がけたことを発表した。

「いのちの遊び場 クラゲ館」は、ジャズピアニスト、数学研究者、STEAM教育者である中島さち子氏がプロデューサーを務めるパビリオンだ。コンセプトは「創造性の民主化を目指し、作る喜びを全ての人に」。クラゲを“揺らぎのある遊び”の象徴とし、性別や地域、国籍、人種などを超えた全ての人が共創する場を目指した。館内には五感を使った展示や音をかなでる遊具をそろえ、毎日のようにワークショップを開く。建築は建築家の小堀哲夫氏が手がけ、天井は移築・リユースが可能な木材を使用し、床に広がる土の下には冷水を流し、「木の下にいるかのような」風通しの良い空間に仕上げた。

スポーツウエアの強みを
ユニホームに搭載

運営チームからのユニホームに対する要望は「創造性の民主化を表現すること」だったという。「個々で違いはあるが全体で見た時に統一感があると嬉しいという要望があった。量産を得意とする用品メーカーとしては難しさを感じるところもあったが、全て違う柄のデザインや、クラゲの足をイメージした切り込みによるさまざまな着方の提案などで、『個々では違うが皆一緒』ということを表現した」とミズノのコンペティションスポーツ企画・ソーシング統括部CS企画課・豊田匡孝課長補佐は話す。

アイテムは、アテンダントユニホームがチェニック、キャップ、ハーフパンツ、インナー、ポンチョの5つ、スタッフユニホームがジャケット、ボトムス、Tシャツ、インナーの4つ。テキスタイルデザインはアプリでシュミレーションし、1枚1枚異なるものを採用した。オフホワイトのベースに、クラゲをモチーフにしたカラフルな色味のグラフィックで「クラゲ館の遊び心」を表現している。

チェニックやTシャツはレーザーカットで切り込みを入れてクラゲの揺らぎを表現。縫製を入れずにカットすることで、動きが出る服にした。裾にはラグランテープを使用し、ほつれににくく仕上げている。切り込みの入ったヒダを自由に結んだりすることができるなど、スタイイングも自由にアレンジ可能とした。

4月13日〜10月13日という会期期間中に快適に過ごせるウエアを目指し、チェニック、キャップ、ジャケット、ボトムスの素材には、ミズノ独自の生地“ドライエアロフロー”を採用。汗に濡れても通気性を担保し、クーリング機能を発揮する。ハーフパンツやインナーも吸汗速乾性に優れた素材を採用し、着心地の良さを追求した。

「ミズノ」のブランドイメージの
広がりに期待

豊田課長補佐は「狙いを定めていたわけではないが、スポーツだけではない『ミズノ』の一面を見せる機会にもなった」と話す。「スポーツ以外の場面でも、スポーツのテクノロジーを使いながらさまざまなアイテムが提供できることが伝わり、ブランドイメージに幅が広がることを期待したい」(豊田課長補佐)。

ミズノは博覧会協会のスタッフやアテンダントにも、同社のシューズを3400足提供し、同じモデルのシューズを「いのちの遊び場 クラゲ館」スタッフにも提供している。

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