「プーマ」とエイサップ・ロッキーのコラボスニーカー ミニマルなアッパー&スパイクソール

「プーマ(PUMA)」は3月27日、ブランドのグローバルアンバサダーを務めるラッパーのエイサップ・ロッキー(A$AP ROCKY)とコラボレーションしたスニーカー“モストロ ディスククローズ(MOSTRO DISCCRODS)”を発売する。価格は3万3000円、プーマストア 原宿キャットストリートと「プーマ」の一部取り扱い店および、公式オンラインストア、アプリで扱う。

スパイクソールが目を引くモードな1足

今回は、1960年代のスプリンター用スパイクと80年代のサーフシューズに着想した「プーマ」のアーカイブモデルで、同氏も愛用しているという“モストロ(MOSTRO)”がベース。

アッパーは、フィット感向上のために内部のワイヤーで締め付ける“ディスククロージャーシステム”を採用。シューレースを排除することで、シンプルに仕上げた。カラーリングは、シックなオールブラックで高級感あふれる仕上がりに。また、特徴的なスパイクソールも目を引くデザインだ。

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ミズノが大阪・関西万博「いのちの遊び場 クラゲ館」のユニホームを制作 “クラゲの揺らぎ”と快適性を両立

2025大阪・関西万博「いのちの遊び場 クラゲ館」は3月23日、4月14日の開幕に先駆けて全容を公開した。同時に、アテンダントと運営スタッフのユニホームをお披露目し、デザインはウェディングドレスデザイナーの水野信四郎氏、企画や製造をミズノが手がけたことを発表した。

「いのちの遊び場 クラゲ館」は、ジャズピアニスト、数学研究者、STEAM教育者である中島さち子氏がプロデューサーを務めるパビリオンだ。コンセプトは「創造性の民主化を目指し、作る喜びを全ての人に」。クラゲを“揺らぎのある遊び”の象徴とし、性別や地域、国籍、人種などを超えた全ての人が共創する場を目指した。館内には五感を使った展示や音をかなでる遊具をそろえ、毎日のようにワークショップを開く。建築は建築家の小堀哲夫氏が手がけ、天井は移築・リユースが可能な木材を使用し、床に広がる土の下には冷水を流し、「木の下にいるかのような」風通しの良い空間に仕上げた。

スポーツウエアの強みを
ユニホームに搭載

運営チームからのユニホームに対する要望は「創造性の民主化を表現すること」だったという。「個々で違いはあるが全体で見た時に統一感があると嬉しいという要望があった。量産を得意とする用品メーカーとしては難しさを感じるところもあったが、全て違う柄のデザインや、クラゲの足をイメージした切り込みによるさまざまな着方の提案などで、『個々では違うが皆一緒』ということを表現した」とミズノのコンペティションスポーツ企画・ソーシング統括部CS企画課・豊田匡孝課長補佐は話す。

アイテムは、アテンダントユニホームがチェニック、キャップ、ハーフパンツ、インナー、ポンチョの5つ、スタッフユニホームがジャケット、ボトムス、Tシャツ、インナーの4つ。テキスタイルデザインはアプリでシュミレーションし、1枚1枚異なるものを採用した。オフホワイトのベースに、クラゲをモチーフにしたカラフルな色味のグラフィックで「クラゲ館の遊び心」を表現している。

チェニックやTシャツはレーザーカットで切り込みを入れてクラゲの揺らぎを表現。縫製を入れずにカットすることで、動きが出る服にした。裾にはラグランテープを使用し、ほつれににくく仕上げている。切り込みの入ったヒダを自由に結んだりすることができるなど、スタイイングも自由にアレンジ可能とした。

4月13日〜10月13日という会期期間中に快適に過ごせるウエアを目指し、チェニック、キャップ、ジャケット、ボトムスの素材には、ミズノ独自の生地“ドライエアロフロー”を採用。汗に濡れても通気性を担保し、クーリング機能を発揮する。ハーフパンツやインナーも吸汗速乾性に優れた素材を採用し、着心地の良さを追求した。

「ミズノ」のブランドイメージの
広がりに期待

豊田課長補佐は「狙いを定めていたわけではないが、スポーツだけではない『ミズノ』の一面を見せる機会にもなった」と話す。「スポーツ以外の場面でも、スポーツのテクノロジーを使いながらさまざまなアイテムが提供できることが伝わり、ブランドイメージに幅が広がることを期待したい」(豊田課長補佐)。

ミズノは博覧会協会のスタッフやアテンダントにも、同社のシューズを3400足提供し、同じモデルのシューズを「いのちの遊び場 クラゲ館」スタッフにも提供している。

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羽田で地元密着型のクリエイティブのお祭り TCSの一環で

羽田空港を運営する日本空港ビルデングは、地域とつながるファッション体験イベント「カラフルスカイ」を空港に隣接する羽田イノベーションシティ(東京都大田区)で13日から23日まで開いた。22日には特別プログラムとして地元の区立羽田小学校の児童によるダンスやBMXショー、各種インスタレーション、リメイクした服などを集めたフリーマケットなど、盛りだくさんの催しで多くの人を集めた。

会場の羽田イノベーションシティには、羽田小学校の4年生が「十人十色の空」をテーマに描いた絵をプリントしたTシャツが屋外に展示された。プリント技術を提供したのはリコー。同社は大田区に本社を置き、大田区とSDGsに関する連携協定を結んでいる。児童たちの原画は羽田空港内にも展示した。

最も盛り上がりを見せたのは、羽田小学校3年生の40数人による「大江戸ダンス」。4年生が描いた「十人十色の空」のTシャツを着て、息の合ったダンスパフォーマンスを披露し、集まった観客を沸かせた。児童の一人は「途中で(振りを)間違えてしまったけど、とても楽しかった」と話した。児童にダンスを指導したのは国内外で活躍するスーパー島田ブラザーズで、彼らもミニライブを開いた。

「カラフルスカイ」はファッションとクリエイティブの祭典「東京クリエイティブサロン(TCS)」(主催:東京クリエイティブサロン実行委員会、3月13〜23日)の一環。TCSは丸の内、日本橋、銀座、有楽町、赤坂、六本木、渋谷、原宿、新宿、羽田の10会場で多彩なイベントを実施した。

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「オメガ」×「スウォッチ」 年に一度のピンクムーンを祝いピンクを基調とした一本を発売

「スウォッチ(SWATCH)」は4月1日、「オメガ(OMEGA)」と協業した“バイオセラミック ムーンスウォッチ(BIOCERAMIC MOONSWATCH)”コレクションから、コラボウオッチ“ミッション トゥ ザ ピンク ムーンフェーズ(MISSION TO THE PINK MOONPHASE)”を限定で発売する。価格は4万6200円。「スウォッチ」一部店舗で販売、 購入は1人につき1店舗で1日1本となる。販売店舗は日々変わるという。販売店舗は「日本中を旅するピンクのミニチュアカーがチェックインするストアをスウォッチ公式SNSでチェックしてください」としている。

同アイテムは、年に1度のピンクムーンを祝い、ピンクを基調とした仕上がりとなっている。時間を計測するクロノグラフ機能の他に、2時位置のサブダイヤルにはムーンフェイズ表示を備え、文字盤とリューズには両ブランドのコラボロゴ、バッテリーカバーにはピンクの月が描かれ、宇宙服を思わせるピンクのベルクとストラップをあしらう。

また、2つのピンクの月がシルバーピンクオパリンのマスクの下で回転しながら、スーパールミノヴァコーティングによって、暗闇でピンクに光る。ケースは、「スウォッチ」が特許取得の“バイオセラミック(BIOCERAMIC)”製で、ホワイトオパリンのマーカーを配したパルスメータースケールが特徴だ。

今年のピンクムーンはいつもと違いマイクロムーンで、地球を回る軌道の中で最も遠い地点に到達するため、空では通常より少し小さく見えるかもしれない。このマイクロムーンとは対照的に、同アイテムは明るく輝き、複雑なディテールとピンクの色調の世界を表現する。

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「カスバ」が東京を象徴する3ブランドと限定Tシャツ 「ホワイトマウンテニアリング」らが参加

東京・恵比寿の会員制バー「カスバ(CASBA)」が、東京を代表する3ブランドと手を組んだ限定コレクションを発売した。コラボレーション相手は、「デラックス(DELUXE)」「ベドウィンアンドザハートブレイカーズ(BEDWIN & THE HEARTBREAKERS)」「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」。各ブランドが「カスバ」のカルチャーを独自に解釈し、特別なTシャツをデザインした。販売は東急プラザ原宿「ハラカド」内「コーナーショップ バイ カスバ」のみで、オンライン販売は行わない。

1996年に増田令子オーナーが開いた「カスバ」は、東京のナイトクルーズの“終着点”と称される会員制バー。恵比寿の一角に構え、国内外のファッションデザイナーや著名人が集う場として知られる。音楽、ファッション、アートが交錯する唯一無二の空間は、カルチャーの発信地として長年、東京の夜を支えてきた。

今回のコレクションでは、そんな「カスバ」の精神や美学を各ブランドが再解釈し、プリントTシャツに落とし込んだ。

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「ロエベ」がジョナサンの後任発表 「プロエンザ スクーラー」のジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデス

「ロエベ(LOEWE)」の新クリエイティブ・ディレクターに、「プロエンザ スクーラー(PROENZA SCHOULER)」を立ち上げたジャック・マッコロー(Jack McCollough)とラザロ・ヘルナンデス(Lazaro Hernandez)が就任する。2人は4月7日付で「ロエベ」のクリエイティブ・ディレクターに就任し、先週退任を発表したジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)の後任を務める。メンズ、ウィメンズ、レザーグッズ、アクセサリーなど、全コレクションを統括する。2人は、自ら立ち上げた「プロエンザ スクーラー」のクリエイティブ・ディレクターを退任しており、「ロエベ」に移籍するのでは?と言われていた。現在の「ロエベ」の売上規模は、推定20億ユーロ(約3200億円)。その売り上げは、ジョナサンの時代で約7倍に拡大したと推計されている。

ロエベのパスカル・ルポアブル(Pascale Lepoivre)最高経営責任者(CEO)は、「第一に素晴らしいクリエイティビティと起業家精神を持ち合わせ、彼らの興味・関心はファッションの次元を超越していること、第二に2人とも温かくオープンマインドで、情熱あふれる人ばかりのブランドにフィットするという点で選んだ。2人のビジョンやクリエイションは『ロエベ』が築き上げてきたスタイルコードともマッチするし、将来が楽しみだ」と話す。2人はすでに活動の拠点をパリに移し、「ロエベ」の本拠地であるスペイン・マドリードにも早く訪れたいと話しているという。

一方のマッコローとヘルナンデスは、「『ロエベ』に加わることができて光栄に思う。ブランドは、我々と近い価値やミッションを有していると思う。ジョナサンが築き上げたチームと一緒に働くことを楽しみにしている。彼は、『ロエベ』を文化的なメゾンへと飛躍させた立役者だ」と語る。また、「ロエベ」が属するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼CEOも、「2人が導くブランドの進化を楽しみにしている」と、シドニー・トレダノ(Sidney Toledano)LVMH相談役も、「私は長い間、2人の折衷主義的なクリエイティビティと、クラフトへの情熱を評価し、彼らこそ次の『ロエベ』を導くにふさわしい人材と評価していた」とのコメントを出している。

2人は米ニューヨークのパーソンズ・スクール・オブ・デザインを卒業後、2002年に「プロエンザ スクーラー」を立ち上げた。今年クリエイティブのトップからは降りたものの、2人は以降も株主としてブランドビジネスには関与し続ける予定だ。

ニューヨークのファッション・シーンの雄としてヨーロッパのトップメゾンから注目されていた2人はLVMHと長年にわたり、傘下の主要メゾンのトップとして加わることについて話し合いを続けてきたという。彼らが「ロエベ」に加わるという話は、昨年10月から水面下で始まっていたと情報筋は語っている。

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「ポーター」からシックなパープルの限定シリーズ“ピオーネ” 大阪店のリニューアル記念

吉田カバンの「ポーター(PORTER)」は3月20日、ポーター大阪をリニューアルオープンした。これを記念し、パープルカラーの“ピオーネ(PIONE)”シリーズを同店舗での完全数量限定で販売している。

“ピオーネ”シリーズは、“スクエア トート バッグ”(8万1400円)“ミニ ヘルメット バッグ”(6万1600円)“ツール バッグ”(6万6000円)“ロール バッグ”(6万3800円)、新型の“パーティー バッグ”(5万8300円)の計5型からなる。シックなパープルカラーをバッグの外側に、イエローカラーを内側に採用した。メーンにナイロンボンディング生地を使用し、ふっくらとした手触りに仕上げている。

ポーター大阪は、“ピオーネ”シリーズほか、ブランドの顔“タンカー(TANKER)”シリーズを充実したカラーバリエーションで用意。人気の“センシズ(SENSES)”シリーズもフルラインアップでそろえ、同シリーズの世界観を感じられるような体験コーナーも開設した。

◾︎ポーター大阪
時間:11:00〜21:00
定休日:不定休
場所:グランフロント大阪 ショップ&レストラン南館 3F
住所:大阪府大阪市北区大深町 4-20

“ピオーネ”シリーズ

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「ポーター」からシックなパープルの限定シリーズ“ピオーネ” 大阪店のリニューアル記念

吉田カバンの「ポーター(PORTER)」は3月20日、ポーター大阪をリニューアルオープンした。これを記念し、パープルカラーの“ピオーネ(PIONE)”シリーズを同店舗での完全数量限定で販売している。

“ピオーネ”シリーズは、“スクエア トート バッグ”(8万1400円)“ミニ ヘルメット バッグ”(6万1600円)“ツール バッグ”(6万6000円)“ロール バッグ”(6万3800円)、新型の“パーティー バッグ”(5万8300円)の計5型からなる。シックなパープルカラーをバッグの外側に、イエローカラーを内側に採用した。メーンにナイロンボンディング生地を使用し、ふっくらとした手触りに仕上げている。

ポーター大阪は、“ピオーネ”シリーズほか、ブランドの顔“タンカー(TANKER)”シリーズを充実したカラーバリエーションで用意。人気の“センシズ(SENSES)”シリーズもフルラインアップでそろえ、同シリーズの世界観を感じられるような体験コーナーも開設した。

◾︎ポーター大阪
時間:11:00〜21:00
定休日:不定休
場所:グランフロント大阪 ショップ&レストラン南館 3F
住所:大阪府大阪市北区大深町 4-20

“ピオーネ”シリーズ

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古着屋「ウェーバー」が「ストレンジャー・シングス 未知の世界」とコラボ Tシャツとキーホルダー

古着屋「ウェーバー(WEBER)」はNetflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」とのコラボレーションしたTシャツ(1万2100円)とキーホルダー(2200円)を発売する。3月29日から「ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)」で先行販売し、30日12:00から「ウェーバー」のオンラインストアで販売する。

Tシャツ

Tシャツは作品の時代設定とも重なる1980〜90年代にアメリカで多用されていたプリント技術をもとに、現代の技術で再構築した当時の風合いをよみがえらせた一品。今回は「ストレンジャー・シングス」のファーストシーズンのキービジュアルを採用し、プリントは大量生産に使われていたシルクスクリーンの製法を駆使して、劇画的に描かれたキャラクターのシリアスな表情をアメリカンラバー15版多色刷りで緻密に表現した。

パッケージも時代感を合わせ、昔懐かしいVHSビデオケースを模したレトロなデザイン。箱のひび割れや経年変化した表情もプリントで緻密に再現し、オブジェクトとしても存在感を発揮するデザインとなっている。

キーホルダー

また、Tシャツと連動した「Tシャツ」型キーホルダーも「ウェーバー」として初めて展開。Tシャツ同様に、キービジュアルを最大サイズでプリント。パッケージも時代感を合わせ、ひび割れや経年変化した表情もプリントで緻密に再現している。

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大谷翔平と村上隆が貢献 MLB東京シリーズでグッズ売り上げ約59億円を記録

3月18・19日、東京ドームで、MLB開幕戦としてシカゴ・カブス対ロサンゼルス・ドジャースの「MLB東京シリーズ by グッゲンハイム(MLB Tokyo Series presented by Guggenheim)」が開催され、第1試合では、日本史上最多の視聴者数2500万人を記録した。これは2019年シリーズでの記録を1900万人以上上回り、2017年のワールドシリーズで行われたドジャース対ヒューストン・アストロズ第7試合の視聴者数2820万人に次ぐ記録だった。

しかし、記録を破ったのは視聴者数だけではない。デジタルスポーツプラットフォームを運営するファナティクスは3月20日(米現地時間)、東京シリーズにおけるファングッズやトレーディングカードの売り上げが4000万ドル(約59億円)を記録し、同社の最高売り上げを達成したイベントになったと報告した。同グッズは、ファナティクスが運営する東京のMLBオフィシャルストア、ニューヨークのMLBフラグシップストア、ロサンゼルスと東京で開催したポップアップストア、「トップス(TOPPS)」トレーディングカードポップアップストアで販売された。

ファナティクスによると、20万人を超えるファンが東京のMLBストアに来店し、東京ドームのメーンストアに設置した140台のレジスターが稼働するほど盛況したという。3月18日に行われた第1試合前には、2000人以上のファンが、19日に行われた第2試合前には、雪の中1000人以上が店舗前に列をなしたという。

3月8日に発売されたアーティストの村上隆による限定コレクションは、ファナティクス公式アプリで1時間以内に完売し、ほとんどのアイテムが販売開始から15分で売り切れた。40枚限定の桜デザインのユニホームには、購入のチャンスを求めて5000人のファンがファナティクスのサイトに殺到した。

ほか、同じく村上のデザインによる“「トップス」シリーズ1 ジャパンメガボックス”も人気で、日本の「トップス」オンラインストアでは、数時間で1万2000個以上が売れた。

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「キス」から桜のグラフィックTシャツ アイスクリームバーで限定メニューも販売

「キス(KITH)」が手掛けるシリアルアイスクリームバー「キス トリーツ(KITH TREATS)」は、“トリーツ サクラ(TREATS SAKURA)”コレクションと題し、Tシャツと限定メニューを発売した。

グラフィックTシャツ

Tシャツは、桜の枝が垂れ下がり、水面に“KITH TREATS”と配したグラフィックをデザイン。「キス」東京店および大阪店で取り扱う。

限定アイスとラテ
4月6日まで販売

限定メニューは、バニラアイスクリームに白ごま、さくらかりんとう、ブラウンライスシリアルをブレンドし、さくらの塩漬けと麩菓子を乗せた“ザ ブロッサム(THE BLOSSOM)”(スワール1210円、ミルクシェイク1320円)と、さくらの香りと練乳の甘さが楽しめる“サクラ ラテ(SAKURA LATTE)”(770円)を用意する。「キス トリーツ」東京店および大阪店で販売する。

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「キス」から桜のグラフィックTシャツ アイスクリームバーで限定メニューも販売

「キス(KITH)」が手掛けるシリアルアイスクリームバー「キス トリーツ(KITH TREATS)」は、“トリーツ サクラ(TREATS SAKURA)”コレクションと題し、Tシャツと限定メニューを発売した。

グラフィックTシャツ

Tシャツは、桜の枝が垂れ下がり、水面に“KITH TREATS”と配したグラフィックをデザイン。「キス」東京店および大阪店で取り扱う。

限定アイスとラテ
4月6日まで販売

限定メニューは、バニラアイスクリームに白ごま、さくらかりんとう、ブラウンライスシリアルをブレンドし、さくらの塩漬けと麩菓子を乗せた“ザ ブロッサム(THE BLOSSOM)”(スワール1210円、ミルクシェイク1320円)と、さくらの香りと練乳の甘さが楽しめる“サクラ ラテ(SAKURA LATTE)”(770円)を用意する。「キス トリーツ」東京店および大阪店で販売する。

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「キス」から桜のグラフィックTシャツ アイスクリームバーで限定メニューも販売

「キス(KITH)」が手掛けるシリアルアイスクリームバー「キス トリーツ(KITH TREATS)」は、“トリーツ サクラ(TREATS SAKURA)”コレクションと題し、Tシャツと限定メニューを発売した。

グラフィックTシャツ

Tシャツは、桜の枝が垂れ下がり、水面に“KITH TREATS”と配したグラフィックをデザイン。「キス」東京店および大阪店で取り扱う。

限定アイスとラテ
4月6日まで販売

限定メニューは、バニラアイスクリームに白ごま、さくらかりんとう、ブラウンライスシリアルをブレンドし、さくらの塩漬けと麩菓子を乗せた“ザ ブロッサム(THE BLOSSOM)”(スワール1210円、ミルクシェイク1320円)と、さくらの香りと練乳の甘さが楽しめる“サクラ ラテ(SAKURA LATTE)”(770円)を用意する。「キス トリーツ」東京店および大阪店で販売する。

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ジェシーが「アンダーアーマ」のアンバサダーに就任 キャンペーンで鍛えた肉体を披露

「アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)」は、ジェシー(JESSE)をブランドキャンペーンアンバサダーに起用した“UAベースレイヤー(UA BASELAYER)”とスタイルウエアライン“UAスポーツウエア(UA SPORTSWEAR)”の新作ビジュアルを公開した。今回のビジュアルはフォトグラファーのRKが撮影した。

ジェシーは、「アンダーアーマー」と同じ1996年に生まれ、常にハイクオリティなパフォーマンスを追求し、独自の存在感を放ちながら多方面で活躍していて、「アンダーアーマー」の目指す新たなブランドイメージを体現していることから今回の起用に至ったという。

ジェシーはアンバサダー就任について、「同じ年に生まれ、ともに年を重ねてきた『アンダーアーマー』のアンバサダーに就任できてとても光栄です。『アンダーアーマー』のブランドコンセプトは、その時に一度きりのリアルでパワフルなパフォーマンスが求められる世界にいる僕にとって、そばで一緒に戦ってくれるような気持ちにしてくれます。『UA BASELAYER』はダンスや演技の練習の時、まさに“パフォーマンスを最大化” してくれる存在で、スタイルウエアラインの『UA SPORTSWEAR』は日常使いができて、オフの時も気持ちを前向きにさせてくれます。今回お話をいただいて、撮影に向けて今までよりも負荷の高い筋トレで体をより鍛えました。進化したジェシーをぜひみてもらえたらうれしいです。何かに向かって挑戦するとき、進化をもたらせるような力を与えられるよう、『アンダーアーマー』の新たな一面を切り拓いていきたいと思います」とコメントする。

また、イメージムービーも公開され、ブランドウェブサイトやソーシャルメディアで展開。テレビCMの放映や屋外広告、店頭プロモーションも実施する。

「UA BASELAYER -進化をもたらす-」編

「アンダーアーマー」の原点である“UAベースレイヤー”。「進化をもたらす」をテーマに、「アンダーアーマー」の新たな歴史を作りあげるこれからの決意を表現したムービー“UAベースレイヤー”を纏い、トレーニングに向けて準備をするジェシーを、新しい自分への進化を目指す決意と重ね、ブランドの新たな歴史のスタートの象徴とする。

「UA SPORTSWEAR -SURVIVE THE CITY-」編

アスリートの日常に寄り添うスタイルウエア“UAスポーツウエア”は、新生「アンダーアーマー」の象徴的なライン。「SURVIVE THE CITY」をテーマに、自分らしいスタイルに身を包み自分の信じた道を進む姿をまとめたムービー。日々変化する東京の街をさまようように、だが信念を持って進むジェシーが、日常のスタイルウエアに力強く踏み込む「アンダーアーマー」のこれからの決意を表現する。

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親子のデザインが共演した「ヨウジヤマモト」、現代アートのようにう既成概念を覆す「イッセイ ミヤケ」 25-26年秋冬パリコレ日記vol.4

パリコレも中盤に突入しました。中盤からはResee(ショー後の展示)のアポも増えてくるので、スケジュール調整が難航します。ただ、今日は街の中心部で開催されるショーやプレゼンテーションが多くて一安心。サラ・バートン(Sarah Burton)が手掛ける新生「ジバンシィ(GIVENCHY)」から「ヨウジ ヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」や「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」「ケンゾー(KENZO)」のショーの模様をお届けします。

舞台は歴史あるブラッスリー
パリジャンの日常を感じる「アミ」

藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員:本日は「アミ(AMI)」からスタート。メンズ・ファッション・ウイークで男女ショーを行っている「アミ」は今回、歴史あるブラッスリーのル・グラン・コルベールでプレスデーを開催しました。中は、“まさにパリ!“といった雰囲気で、日常に根差した上質なパリジャンスタイルを打ち出すブランドにぴったりです。ニュアンスのあるパステルやニュートラルカラーを軸にしたリラックス感あるシルエットが特徴のルックをまとったモデルたちは、自由で気ままな精神を体現。コーヒーやオレンジジュースを飲みながら談笑していて、和やかなムードでした。

日本では2月まで開催されていた表参道のポップアップショップが大盛況だったことも記憶に新しい「アミ」ですが、パリではマレ地区に新しい旗艦店をオープン。その広さは600平方メートルあり、幅広いアイテムがそろいます。ただ、目的を持って訪れる店ではなく「この辺りを散歩している人のリアルな日常生活の一部になる」ことが、創業者兼クリエイティブ・ディレクターであるアレクサンドル・マテュッシ(Alexandre Mattiussi)の目指す形だそう。そんな考えは、「アミ」のスタイルにも通じていて好感が持てます。

“オバさんブランド“から脱却
「レオナール」は一本足打法も改善

村上要「WWDJAPAN」編集長:「レオナール(LEONARD)」は、「シティ ノマド」がテーマ。林立するビルを砂漠と捉え、そんな空間に生命感や清らかさをもたらす花々と戯れたコレクションを発表しました。クィーン・オブ・フラワーなバラの花をキーモチーフに選び、大胆にプリント。シルクのドレスのみならず、キルティングのシャツブルゾンやジャージーにラミネート加工を施したコートなどにも加えました。20ルックあまりのコンパクトなコレクションでしたが、だんだん“オバさま“ブランドとかドレスの一本足打法から脱却しつつあり、今後が楽しみです。

成長を見せる「ロシーン ピアース」
「ポレーヌ」とのコラボバッグも

藪野:その頃、僕はドーバー ストリート マーケット パリ(DOVER STREET MARKET PARIS、DSMP)が支援する「ロシーン ピアース(ROISIN PIERCE)」のミニショーが開かれるアイルランド大使館へ。2020年に設立された同ブランドは、故郷のアイルランドで受け継がれるクロシェ、レース、スモッキングなどクラフト感のある手仕事をふんだんに取り入れた、詩的でロマンチックなスタイルが魅力。今季はその世界観やクラフトへの愛を大切にしながらも、よりリアリティーを感じるウエアラブルなアイテムも増え、DSMPによる支援の成果を感じます。「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」や「セシリー バンセン(CECILIE BAHNSEN)」に続くフェミニン&ロマンチックなブランドとして確立されるか、注目です。

また、今シーズンはパリの人気バッグブランド「ポレーヌ(POLENE)」とコラボしたバッグも登場しました。「ポレーヌ」にとっても、ファッションブランドとのコラボは初めての試み。ロシーンのビジョンを映し出すリボン風の装飾が、ボックスやボール型などクリーンなシェイプのバッグを飾ります。凝っている分、通常の「ポレーヌ」のバッグより高くなりそうで生産数も少なそうですが、「ポレーヌ」の新たな一面も垣間見えました。

ピンチを救ってくれた
「ジバンシィ」をまとう女神

藪野:さて、本日の目玉である新生「ジバンシィ」のお時間です。サラ・バートン(Sarah Burton)のこだわりが詰まったコレクションの詳細は、下記の記事をご覧ください。

ここでは、取材のこぼれ話を一つ。今回ショーが行われたのは、「ジバンシィ」が1959年からメゾンの本拠地としているジョルジュ・サンク通りのサロンでした。われわれの座席は3階、バックステージは1階だったので、ショー終了後はサラの囲み取材のためにダッシュで1階へ。しかーし、現地のPRとセキュリティーにバックステージの入口で止められ、埒があきません。もう入るのは無理かも……と思っていたら、サラに挨拶するために下りてきたアンバサダーの菜々緒さんを発見。さらっと入って行っちゃったと思ったら、中から我々のことを招き入れてくれました。まさに救いの女神!! おかげで、しっかりサラの話を聞くことをでき、コレクションへの理解も深まりました。菜々緒さん、ありがとうございました!

新作はヘビとハートをミックス

藪野:次は、「ブルガリ(BVRGARI)」の新作バッグの展示会へ。メアリー・カトランズ(Mary Katrantzou)がレザーグッズ&アクセサリーのクリエイティブ・ディレクターに就任してから、ジュエラーとしての背景や創業の地であるローマの歴史を独自の視点で解釈したバッグが提案されていますが、今季は象徴的なヘビのモチーフをハンドルに用いた“セルペンティ クオーレ1968”が新登場。ハンドルとボディで描くハートシェイプがユニークで、愛らしいアイテムに仕上がっていました。

まるでコンテンポラリーアート
「イッセイ ミヤケ」が探求する新たな美意識

藪野:「イッセイ ミヤケ」のテーマは、「 [N]either [N]or」。形態や質感、意味合いが相反する二つの物事を結びつけ、「どちらかである(either or)、どちらでもない(neither nor)」という曖昧さの表現を試みました。ショーは、オーストリア人アーティストのエルヴィン・ヴルム(Erwin Wurm)の代表作の一つである「1分間の彫刻(One Minute Sculptures)」のコンセプトを基にしたパフォーマンスからスタート。ショーが始まる前から会場にいたパフォーマーたちが、全身を“衣服“の中に入れて固まることで“彫刻“になりました。

コレクションを手掛ける近藤悟史さんは、そんなヴルムの作品から学んだ「見慣れたものを意外で独創的な方法で見せれば、見え方が変わり、見方が新しくなる」というアプローチを、服作りに反映。曖昧さや違和感の先にある新たな美意識を探りました。その表現には、多彩なアイデアが見られます。例えば、ニットの写真をプリントしたシンプルなドレスを披露した後に、その被写体となったねじれたシルエットのニットドレスを見せたり、ジャケットやシャツの下に合わせたシャツはボタンの留め方で前身頃が袖に変形したり、腕を通す位置を変えることでで中心をずらしたり。「どんなものでも体を通せば衣服になるか?」という問いから紙袋風のトップスを作り、ストライプ柄の生地はプリーツを加えることで錯覚を生み出します。また、柔らかいはずのニットはプレス加工を施すことでパリッとした硬さを表現し、構築的なシルエットを描きました。カラフルで遊び心を感じる服からなるショーは、まるで既成概念に覆すコンテンポラリーアートの展覧会のよう。今季もコンセプチュアルな表現ではありましたが、この数シーズンより自由に楽しみながらクリエイションに取り組んでいる印象を受けました。そんな「楽しい」というムードは「イッセイ ミヤケ」にとって大切な要素。今後も、素材や造形を探求しつつ楽しさを感じられるコレクションに期待です。

「イッセイ ミヤケ」の後は、DSMPが支援を始めたブランド「マティエール フィカル(MAITERES FECALES)」のショーへ!と思っていたのですが、まさかの公式バスが行き先を間違うという致命的なミスで間に合わず。次のアポがあったので、気を取り直して移動しました。

「ニナ リッチ」は大幅な進歩
次は、スタイルコードの再定義

ハリス・リード(Harris Reed)による「ニナ リッチ(NINA RICCI)」は、いくらか進歩したように見えました。ダイバーシティーと個性の表出に主眼を置いたドレスたちは「リアル」とは呼び難かったし、「で、本人が手掛ける『ハリス リード』とは何が違うの!?」という印象でしたが、そこからはだいぶ脱却したように思えます。

今シーズンは、写真家ヘルムート・ニュートン(Helmut Newton)のモノクロ写真にインスピレーションを得たと言います。ゆえに若干イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)やトム・フォード(Tom Ford)っぽい印象もありますが(笑)、ピンストライプのスーツにシルクサテンのランジェリードレス、ミニドレスのように着こなすベルベットのジャケット、そしてフェイクファーのストールなどで、グラマラスでリッチ、フェミニンとマスキュリンが交差する世界を作り上げました。

ただ、この「カッコいいカンジ」って、「ニナ リッチ」っぽいのかな?確かに他のメゾンに比べ、「ニナ リッチ」って確固たるスタイルやアイデンティティが存在していないので悩ましいところだし、ゆえにハリスは自由にスタイルコードを再定義できるのかもしれませんが、それでもコレが正解なのか?は懐疑的。やっぱり、もう少しフェミニンやエレガントな路線ではないでしょうか?ジャケットで言えば、今シーズンのようにロング丈のピークドラペルをミニドレス感覚で着るのではなく、ショールカラーのコンパクト丈をロングパンツやドレスと合わせるカンジなのかな?リッチなジュエルトーンよりは、ホワイトを中心とする淡い色合いな印象もあります。

ピーター・コッピング(Peter Copping)の「ランバン(LANVIN)」、そしてサラ・バートン(Sarah Burton)の「ジバンシィ(GIVENCHY)」が相次いでメゾンのスタイルコードに再度焦点を当て、現代に蘇らせました。こうしたベテランに比べると、ハリスの「ニナ リッチ」はまだ少し“独りよがり“感が強いように思えます。

「ケンゾー」はNIGO以外の視点を
“恋するウサギ“のカワイイ路線

「ケンゾー(KENZO)」は、8年ぶりにウィメンズの単独ショーを開催しました。正直ウィメンズの経験が乏しいNIGOさんを補完すべく、ブランドはデザインチームを強化。ウィメンズ担当のデザイン・ディレクターを迎え入れたそうです。「これからはウィメンズも頑張ります!」という意気込みを発表、ということなのでしょう。

コレクションは、ジャパニーズ“カワイイ“なポップの世界をベースに、高田賢三さんによる1979年のスケッチからイメージを膨らませた“恋するウサギ“を打ち出しました。NIGOさんの私物というサヴィル・ロウのジャケットには、チュールで作った楊柳パンツ。ストラップを肩から外して下に垂らしたスリップドレスやネグリジェのようなボトムスにクロップド丈の手編み風ニットを合わせるなど、確かにこれまでのウィメンズとは違うガーリーな世界観が広がります。そこに着物合わせのジャケットや、アーカイブの水着から拝借したというフローラルプリントを加えました。MA-1風のブルゾンや、キャップや「KENZO」バックルのベルト、腰履きするデニム、そしてウサギのモコモコサンダルなど、NIGOさんらしさも覗きます。

和洋折衷なスタイルや「木綿の詩人」と評された高田賢三さんの世界観と比べると、まだまだ違和感はあります。LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)のブランドの中では“アフォーダブル・ラグジュアリー“でしょうが、このテイストを、それなりの価格で提案して「売れるのかな?」と思ってしまうのも正直なところです。でもNIGOさんのテイストから脱却できなかった、そして拡大するにはメンズと違い脱却する必要もあったウィメンズに別の世界観を付与するというアイデア自体は賛成です。これからどんなウィメンズが出てくるのか?楽しみにしましょう。

思いやりを感じる「ヨウジヤマモト」
娘が手掛ける「リミ フゥ」のルックも登場

藪野:「ヨウジ ヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は、おなじみのパリ市庁舎でショーを開催しました。今季のクリエイションの背景にあるのは、「冬のためのコレクションだから、見ている人が寒そうに感じないようなものを着るのがいい」という考え。そのため、異なる素材を重ねたり、交差させたり、結んでだりといった手法を生かして作った温かみのあるウールやレザーのコートやドレスが充実しています。色はもちろん黒が中心ですが、アクセントカラーとして鮮やかな紫を取り入れているのが新鮮でした。

また、今季は娘の山本里美さんが手掛ける「リミ フゥ(LIMI FEU)」のルックも8体登場。耀司さんのイズムを感じさせつつも、レザーのコルセットやドレーピングを取り入れたよりシンプルなルックを提案しました。ショーの中での意外な親子共演の理由について耀司さんは「私はとても疲れたので、おそらく近い将来、彼女が私の代わりをすることになるだろう」と米「WWD」に説明。メンズ・ウィメンズ合わせてパリで年4回コレクション発表を行っているまだまだ精力的な耀司さんですが、ブランドのこれからについてもしっかり考えているようです。定年のないデザイナーにとって、いつ第一線を退くかというのは難しい判断。ですが。ちゃんと後継者がいるということは、然るべきが来た時に安心して決断を下せるために大切ですね。

そして最後には、里美さんの手がけた紫のドレスを着たモデルが2人登場した後、耀司さんによる黒のリバーシブルコートを着た6人のモデルが順にランウエイを闊歩。2人1組となって中央で立ち止まりコートを脱ぎ、裏返して鮮やかな紫で彩られたコートをお互い着せ合いました。そんな演出は1月のメンズショーでも見られたもの。思いやりの表現とも取れるフィナーレに、会場は大きな拍手と温かな空気で包まれました。

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親子のデザインが共演した「ヨウジヤマモト」、現代アートのようにう既成概念を覆す「イッセイ ミヤケ」 25-26年秋冬パリコレ日記vol.4

パリコレも中盤に突入しました。中盤からはResee(ショー後の展示)のアポも増えてくるので、スケジュール調整が難航します。ただ、今日は街の中心部で開催されるショーやプレゼンテーションが多くて一安心。サラ・バートン(Sarah Burton)が手掛ける新生「ジバンシィ(GIVENCHY)」から「ヨウジ ヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」や「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」「ケンゾー(KENZO)」のショーの模様をお届けします。

舞台は歴史あるブラッスリー
パリジャンの日常を感じる「アミ」

藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員:本日は「アミ(AMI)」からスタート。メンズ・ファッション・ウイークで男女ショーを行っている「アミ」は今回、歴史あるブラッスリーのル・グラン・コルベールでプレスデーを開催しました。中は、“まさにパリ!“といった雰囲気で、日常に根差した上質なパリジャンスタイルを打ち出すブランドにぴったりです。ニュアンスのあるパステルやニュートラルカラーを軸にしたリラックス感あるシルエットが特徴のルックをまとったモデルたちは、自由で気ままな精神を体現。コーヒーやオレンジジュースを飲みながら談笑していて、和やかなムードでした。

日本では2月まで開催されていた表参道のポップアップショップが大盛況だったことも記憶に新しい「アミ」ですが、パリではマレ地区に新しい旗艦店をオープン。その広さは600平方メートルあり、幅広いアイテムがそろいます。ただ、目的を持って訪れる店ではなく「この辺りを散歩している人のリアルな日常生活の一部になる」ことが、創業者兼クリエイティブ・ディレクターであるアレクサンドル・マテュッシ(Alexandre Mattiussi)の目指す形だそう。そんな考えは、「アミ」のスタイルにも通じていて好感が持てます。

“オバさんブランド“から脱却
「レオナール」は一本足打法も改善

村上要「WWDJAPAN」編集長:「レオナール(LEONARD)」は、「シティ ノマド」がテーマ。林立するビルを砂漠と捉え、そんな空間に生命感や清らかさをもたらす花々と戯れたコレクションを発表しました。クィーン・オブ・フラワーなバラの花をキーモチーフに選び、大胆にプリント。シルクのドレスのみならず、キルティングのシャツブルゾンやジャージーにラミネート加工を施したコートなどにも加えました。20ルックあまりのコンパクトなコレクションでしたが、だんだん“オバさま“ブランドとかドレスの一本足打法から脱却しつつあり、今後が楽しみです。

成長を見せる「ロシーン ピアース」
「ポレーヌ」とのコラボバッグも

藪野:その頃、僕はドーバー ストリート マーケット パリ(DOVER STREET MARKET PARIS、DSMP)が支援する「ロシーン ピアース(ROISIN PIERCE)」のミニショーが開かれるアイルランド大使館へ。2020年に設立された同ブランドは、故郷のアイルランドで受け継がれるクロシェ、レース、スモッキングなどクラフト感のある手仕事をふんだんに取り入れた、詩的でロマンチックなスタイルが魅力。今季はその世界観やクラフトへの愛を大切にしながらも、よりリアリティーを感じるウエアラブルなアイテムも増え、DSMPによる支援の成果を感じます。「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」や「セシリー バンセン(CECILIE BAHNSEN)」に続くフェミニン&ロマンチックなブランドとして確立されるか、注目です。

また、今シーズンはパリの人気バッグブランド「ポレーヌ(POLENE)」とコラボしたバッグも登場しました。「ポレーヌ」にとっても、ファッションブランドとのコラボは初めての試み。ロシーンのビジョンを映し出すリボン風の装飾が、ボックスやボール型などクリーンなシェイプのバッグを飾ります。凝っている分、通常の「ポレーヌ」のバッグより高くなりそうで生産数も少なそうですが、「ポレーヌ」の新たな一面も垣間見えました。

ピンチを救ってくれた
「ジバンシィ」をまとう女神

藪野:さて、本日の目玉である新生「ジバンシィ」のお時間です。サラ・バートン(Sarah Burton)のこだわりが詰まったコレクションの詳細は、下記の記事をご覧ください。

ここでは、取材のこぼれ話を一つ。今回ショーが行われたのは、「ジバンシィ」が1959年からメゾンの本拠地としているジョルジュ・サンク通りのサロンでした。われわれの座席は3階、バックステージは1階だったので、ショー終了後はサラの囲み取材のためにダッシュで1階へ。しかーし、現地のPRとセキュリティーにバックステージの入口で止められ、埒があきません。もう入るのは無理かも……と思っていたら、サラに挨拶するために下りてきたアンバサダーの菜々緒さんを発見。さらっと入って行っちゃったと思ったら、中から我々のことを招き入れてくれました。まさに救いの女神!! おかげで、しっかりサラの話を聞くことをでき、コレクションへの理解も深まりました。菜々緒さん、ありがとうございました!

新作はヘビとハートをミックス

藪野:次は、「ブルガリ(BVRGARI)」の新作バッグの展示会へ。メアリー・カトランズ(Mary Katrantzou)がレザーグッズ&アクセサリーのクリエイティブ・ディレクターに就任してから、ジュエラーとしての背景や創業の地であるローマの歴史を独自の視点で解釈したバッグが提案されていますが、今季は象徴的なヘビのモチーフをハンドルに用いた“セルペンティ クオーレ1968”が新登場。ハンドルとボディで描くハートシェイプがユニークで、愛らしいアイテムに仕上がっていました。

まるでコンテンポラリーアート
「イッセイ ミヤケ」が探求する新たな美意識

藪野:「イッセイ ミヤケ」のテーマは、「 [N]either [N]or」。形態や質感、意味合いが相反する二つの物事を結びつけ、「どちらかである(either or)、どちらでもない(neither nor)」という曖昧さの表現を試みました。ショーは、オーストリア人アーティストのエルヴィン・ヴルム(Erwin Wurm)の代表作の一つである「1分間の彫刻(One Minute Sculptures)」のコンセプトを基にしたパフォーマンスからスタート。ショーが始まる前から会場にいたパフォーマーたちが、全身を“衣服“の中に入れて固まることで“彫刻“になりました。

コレクションを手掛ける近藤悟史さんは、そんなヴルムの作品から学んだ「見慣れたものを意外で独創的な方法で見せれば、見え方が変わり、見方が新しくなる」というアプローチを、服作りに反映。曖昧さや違和感の先にある新たな美意識を探りました。その表現には、多彩なアイデアが見られます。例えば、ニットの写真をプリントしたシンプルなドレスを披露した後に、その被写体となったねじれたシルエットのニットドレスを見せたり、ジャケットやシャツの下に合わせたシャツはボタンの留め方で前身頃が袖に変形したり、腕を通す位置を変えることでで中心をずらしたり。「どんなものでも体を通せば衣服になるか?」という問いから紙袋風のトップスを作り、ストライプ柄の生地はプリーツを加えることで錯覚を生み出します。また、柔らかいはずのニットはプレス加工を施すことでパリッとした硬さを表現し、構築的なシルエットを描きました。カラフルで遊び心を感じる服からなるショーは、まるで既成概念に覆すコンテンポラリーアートの展覧会のよう。今季もコンセプチュアルな表現ではありましたが、この数シーズンより自由に楽しみながらクリエイションに取り組んでいる印象を受けました。そんな「楽しい」というムードは「イッセイ ミヤケ」にとって大切な要素。今後も、素材や造形を探求しつつ楽しさを感じられるコレクションに期待です。

「イッセイ ミヤケ」の後は、DSMPが支援を始めたブランド「マティエール フィカル(MAITERES FECALES)」のショーへ!と思っていたのですが、まさかの公式バスが行き先を間違うという致命的なミスで間に合わず。次のアポがあったので、気を取り直して移動しました。

「ニナ リッチ」は大幅な進歩
次は、スタイルコードの再定義

ハリス・リード(Harris Reed)による「ニナ リッチ(NINA RICCI)」は、いくらか進歩したように見えました。ダイバーシティーと個性の表出に主眼を置いたドレスたちは「リアル」とは呼び難かったし、「で、本人が手掛ける『ハリス リード』とは何が違うの!?」という印象でしたが、そこからはだいぶ脱却したように思えます。

今シーズンは、写真家ヘルムート・ニュートン(Helmut Newton)のモノクロ写真にインスピレーションを得たと言います。ゆえに若干イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)やトム・フォード(Tom Ford)っぽい印象もありますが(笑)、ピンストライプのスーツにシルクサテンのランジェリードレス、ミニドレスのように着こなすベルベットのジャケット、そしてフェイクファーのストールなどで、グラマラスでリッチ、フェミニンとマスキュリンが交差する世界を作り上げました。

ただ、この「カッコいいカンジ」って、「ニナ リッチ」っぽいのかな?確かに他のメゾンに比べ、「ニナ リッチ」って確固たるスタイルやアイデンティティが存在していないので悩ましいところだし、ゆえにハリスは自由にスタイルコードを再定義できるのかもしれませんが、それでもコレが正解なのか?は懐疑的。やっぱり、もう少しフェミニンやエレガントな路線ではないでしょうか?ジャケットで言えば、今シーズンのようにロング丈のピークドラペルをミニドレス感覚で着るのではなく、ショールカラーのコンパクト丈をロングパンツやドレスと合わせるカンジなのかな?リッチなジュエルトーンよりは、ホワイトを中心とする淡い色合いな印象もあります。

ピーター・コッピング(Peter Copping)の「ランバン(LANVIN)」、そしてサラ・バートン(Sarah Burton)の「ジバンシィ(GIVENCHY)」が相次いでメゾンのスタイルコードに再度焦点を当て、現代に蘇らせました。こうしたベテランに比べると、ハリスの「ニナ リッチ」はまだ少し“独りよがり“感が強いように思えます。

「ケンゾー」はNIGO以外の視点を
“恋するウサギ“のカワイイ路線

「ケンゾー(KENZO)」は、8年ぶりにウィメンズの単独ショーを開催しました。正直ウィメンズの経験が乏しいNIGOさんを補完すべく、ブランドはデザインチームを強化。ウィメンズ担当のデザイン・ディレクターを迎え入れたそうです。「これからはウィメンズも頑張ります!」という意気込みを発表、ということなのでしょう。

コレクションは、ジャパニーズ“カワイイ“なポップの世界をベースに、高田賢三さんによる1979年のスケッチからイメージを膨らませた“恋するウサギ“を打ち出しました。NIGOさんの私物というサヴィル・ロウのジャケットには、チュールで作った楊柳パンツ。ストラップを肩から外して下に垂らしたスリップドレスやネグリジェのようなボトムスにクロップド丈の手編み風ニットを合わせるなど、確かにこれまでのウィメンズとは違うガーリーな世界観が広がります。そこに着物合わせのジャケットや、アーカイブの水着から拝借したというフローラルプリントを加えました。MA-1風のブルゾンや、キャップや「KENZO」バックルのベルト、腰履きするデニム、そしてウサギのモコモコサンダルなど、NIGOさんらしさも覗きます。

和洋折衷なスタイルや「木綿の詩人」と評された高田賢三さんの世界観と比べると、まだまだ違和感はあります。LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)のブランドの中では“アフォーダブル・ラグジュアリー“でしょうが、このテイストを、それなりの価格で提案して「売れるのかな?」と思ってしまうのも正直なところです。でもNIGOさんのテイストから脱却できなかった、そして拡大するにはメンズと違い脱却する必要もあったウィメンズに別の世界観を付与するというアイデア自体は賛成です。これからどんなウィメンズが出てくるのか?楽しみにしましょう。

思いやりを感じる「ヨウジヤマモト」
娘が手掛ける「リミ フゥ」のルックも登場

藪野:「ヨウジ ヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は、おなじみのパリ市庁舎でショーを開催しました。今季のクリエイションの背景にあるのは、「冬のためのコレクションだから、見ている人が寒そうに感じないようなものを着るのがいい」という考え。そのため、異なる素材を重ねたり、交差させたり、結んでだりといった手法を生かして作った温かみのあるウールやレザーのコートやドレスが充実しています。色はもちろん黒が中心ですが、アクセントカラーとして鮮やかな紫を取り入れているのが新鮮でした。

また、今季は娘の山本里美さんが手掛ける「リミ フゥ(LIMI FEU)」のルックも8体登場。耀司さんのイズムを感じさせつつも、レザーのコルセットやドレーピングを取り入れたよりシンプルなルックを提案しました。ショーの中での意外な親子共演の理由について耀司さんは「私はとても疲れたので、おそらく近い将来、彼女が私の代わりをすることになるだろう」と米「WWD」に説明。メンズ・ウィメンズ合わせてパリで年4回コレクション発表を行っているまだまだ精力的な耀司さんですが、ブランドのこれからについてもしっかり考えているようです。定年のないデザイナーにとって、いつ第一線を退くかというのは難しい判断。ですが。ちゃんと後継者がいるということは、然るべきが来た時に安心して決断を下せるために大切ですね。

そして最後には、里美さんの手がけた紫のドレスを着たモデルが2人登場した後、耀司さんによる黒のリバーシブルコートを着た6人のモデルが順にランウエイを闊歩。2人1組となって中央で立ち止まりコートを脱ぎ、裏返して鮮やかな紫で彩られたコートをお互い着せ合いました。そんな演出は1月のメンズショーでも見られたもの。思いやりの表現とも取れるフィナーレに、会場は大きな拍手と温かな空気で包まれました。

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「アシックス スポーツスタイル」のスニーカー“ゲル NYC”からモノトーン調の新色が登場 

「アシックス スポーツスタイル(ASICS SPORTSTYLE)」は、スニーカー“ゲル NYC(GEL-NYC)”の新色を3月28日に発売する。価格は1万8700円で、「アシックス スポーツスタイル」の直営店のほか、東京・上野のスニーカーショップ「ミタスニーカーズ(MITA SNEAKERS)」と、虎ノ門ヒルズ内のフットウエア専門店「ヘリンボーン フットウェア(HERRINGBONE FOOTWEAR)」のみで取り扱う。なお現在、「ミタスニーカーズ」と「ヘリンボーン フットウェア」の公式サイトでは、予約販売を受け付け中だ。

“ゲル NYC”は、ストリートブランド「アウェイク ニューヨーク(AWAKE NY)」を手掛けるアンジェロ・バク(Angelo Baque)と「アシックス スポーツスタイル」が共同開発し、2023年に誕生したばかりのスニーカーだ。00年代初頭に展開されていた“ゲル ニンバス 3(GEL-NIMBUS 3)”のアッパー構造と、ランニングシューズ“ゲル キュムラス 16(GEL-CUMULUS 16)”のソールユニットに加え、随所に01年発売の“ゲル MC プラス 5(GEL-MC PLUS V)”のディテールを落とし込むことで、新旧のハイブリッドなデザインを特徴としている。

今作は、アッパーをブラックのナイロンメッシュとグレーのスエードで構成し、そこにブラック×ホワイトのソールユニットをドッキングすることで、全体的にモノトーン調の1足に仕上げた。

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「アシックス スポーツスタイル」のスニーカー“ゲル NYC”からモノトーン調の新色が登場 

「アシックス スポーツスタイル(ASICS SPORTSTYLE)」は、スニーカー“ゲル NYC(GEL-NYC)”の新色を3月28日に発売する。価格は1万8700円で、「アシックス スポーツスタイル」の直営店のほか、東京・上野のスニーカーショップ「ミタスニーカーズ(MITA SNEAKERS)」と、虎ノ門ヒルズ内のフットウエア専門店「ヘリンボーン フットウェア(HERRINGBONE FOOTWEAR)」のみで取り扱う。なお現在、「ミタスニーカーズ」と「ヘリンボーン フットウェア」の公式サイトでは、予約販売を受け付け中だ。

“ゲル NYC”は、ストリートブランド「アウェイク ニューヨーク(AWAKE NY)」を手掛けるアンジェロ・バク(Angelo Baque)と「アシックス スポーツスタイル」が共同開発し、2023年に誕生したばかりのスニーカーだ。00年代初頭に展開されていた“ゲル ニンバス 3(GEL-NIMBUS 3)”のアッパー構造と、ランニングシューズ“ゲル キュムラス 16(GEL-CUMULUS 16)”のソールユニットに加え、随所に01年発売の“ゲル MC プラス 5(GEL-MC PLUS V)”のディテールを落とし込むことで、新旧のハイブリッドなデザインを特徴としている。

今作は、アッパーをブラックのナイロンメッシュとグレーのスエードで構成し、そこにブラック×ホワイトのソールユニットをドッキングすることで、全体的にモノトーン調の1足に仕上げた。

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「ジーユー」が「ロク」との2シーズン目のコラボを4月4日発売 メンズも仲間入り

「ジーユー(GU)」は4月4日、ロック・ファン(Rok Hwang)が手掛ける「ロク(ROKH)」とのコラボレーションコレクションを発売する。2024年10月に発売したファーストシーズンに続く2シーズン目のコラボとなり、ウィメンズ14型に加え、今季はメンズ5型もそろえる。

ファーストシーズンに続き、“Play in Style”をテーマに掲げ、「組み合わせ自由で遊び心あふれるコーディネートを楽しめる」(発表資料から)ラインアップを追求した。「ブリティッシュガーデンにインスピレーションを得た本シーズンは、鮮やかな花柄のパターンなどがコレクション全体のアクセントになっている」「ファーストシーズンに比べ、実用性を高めることにも注力した。本コレクションだけでも何通りにも着こなしが楽しめるが、お客さま自身のワードローブと合わせた際にも着回しやすいと思っていただける丈やシルエットを追求した」と、ロック・ファンはコメントしている。

ウィメンズは、オリジナルの小花柄プリントのスモッキングワンピースや立体的なフリルが特徴のシャツ、ショート丈トレンチコートなどのウエアのほか、そろいの小花柄バケットハットやボリューミーなクロッグシューズ、ソックスなど雑貨も充実。メンズはユーティリティーショーツやニットポロなどをそろえ、ウィメンズ、メンズの枠を超えてレイヤードが楽しめる。

全国の「ジーユー」店舗と公式ECで販売する。価格帯は590〜4990円で、ウエアはXS〜3XLまでを展開(XS、XXL、3XLはECのみで販売)、シューズは23〜29センチ(29センチはECのみで販売)。コラボレーション商品の発売に先駆けて、3月24日から「ジーユー」の銀座店、マロニエゲート銀座店、渋谷点、名古屋ゲートタワー店では、ウィンドーディスプレーで特別装飾を実施する。また、マロニエゲート銀座店、名古屋ゲートタワー店では先行展示も4月3日まで行う。

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「ジーユー」が「ロク」との2シーズン目のコラボを4月4日発売 メンズも仲間入り

「ジーユー(GU)」は4月4日、ロック・ファン(Rok Hwang)が手掛ける「ロク(ROKH)」とのコラボレーションコレクションを発売する。2024年10月に発売したファーストシーズンに続く2シーズン目のコラボとなり、ウィメンズ14型に加え、今季はメンズ5型もそろえる。

ファーストシーズンに続き、“Play in Style”をテーマに掲げ、「組み合わせ自由で遊び心あふれるコーディネートを楽しめる」(発表資料から)ラインアップを追求した。「ブリティッシュガーデンにインスピレーションを得た本シーズンは、鮮やかな花柄のパターンなどがコレクション全体のアクセントになっている」「ファーストシーズンに比べ、実用性を高めることにも注力した。本コレクションだけでも何通りにも着こなしが楽しめるが、お客さま自身のワードローブと合わせた際にも着回しやすいと思っていただける丈やシルエットを追求した」と、ロック・ファンはコメントしている。

ウィメンズは、オリジナルの小花柄プリントのスモッキングワンピースや立体的なフリルが特徴のシャツ、ショート丈トレンチコートなどのウエアのほか、そろいの小花柄バケットハットやボリューミーなクロッグシューズ、ソックスなど雑貨も充実。メンズはユーティリティーショーツやニットポロなどをそろえ、ウィメンズ、メンズの枠を超えてレイヤードが楽しめる。

全国の「ジーユー」店舗と公式ECで販売する。価格帯は590〜4990円で、ウエアはXS〜3XLまでを展開(XS、XXL、3XLはECのみで販売)、シューズは23〜29センチ(29センチはECのみで販売)。コラボレーション商品の発売に先駆けて、3月24日から「ジーユー」の銀座店、マロニエゲート銀座店、渋谷点、名古屋ゲートタワー店では、ウィンドーディスプレーで特別装飾を実施する。また、マロニエゲート銀座店、名古屋ゲートタワー店では先行展示も4月3日まで行う。

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ロックバンドGEZANが初となる日本武道館での単独公演「独炎」と47都道府県ツアー「集炎」の開催を発表

ロックバンド、GEZANは3月23日、初となる日本武道館での単独公演「独炎」を2026年3月14日に開催することを発表した。本公演に伴い、写真家・森山大道がメンバーを撮影し、大島依提亜がデザインを手掛けたポスターが公開された。チケットの最速先行(先着)は3月23日22時から受け付け開始される。

また同時に47都道府県ツアー「集炎」の開催も発表された。ツアー初日となる2025年4月11日は、GEZANが初ライブを行った「難波ベアーズ」で、KK mangaとodd eyesの2組をゲストに迎えて行われる3月24日18時からチケット先行(抽選)が受け付け開始。その他のツアーの詳細は後日発表される予定だ。

■GEZAN 日本武道館 単独公演「独炎」
出演:GEZAN
PA : 内田直之
日時:2026年3月14日 開場/開演 17:30/18:30
会場:日本武道館
前売券:指定席 8000円/指定席(U-23) 4000円(税込)
※チケット最速先行(先着)
https://eplus.jp/gezan/
受付期間:2025年3月23日22:00~4月6日23:59

■GEZAN 47+ TOUR「集炎」
出演:GEZAN/KK manga/odd eyes
日時:2025年4月11日 開場/開演 18:30/19:00
会場:難波ベアーズ
※チケット先行(抽選)
https://eplus.jp/gezan/
受付期間:2025年3月24日18:00~3月26日23:59

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ロックバンドGEZANが初となる日本武道館での単独公演「独炎」と47都道府県ツアー「集炎」の開催を発表

ロックバンド、GEZANは3月23日、初となる日本武道館での単独公演「独炎」を2026年3月14日に開催することを発表した。本公演に伴い、写真家・森山大道がメンバーを撮影し、大島依提亜がデザインを手掛けたポスターが公開された。チケットの最速先行(先着)は3月23日22時から受け付け開始される。

また同時に47都道府県ツアー「集炎」の開催も発表された。ツアー初日となる2025年4月11日は、GEZANが初ライブを行った「難波ベアーズ」で、KK mangaとodd eyesの2組をゲストに迎えて行われる3月24日18時からチケット先行(抽選)が受け付け開始。その他のツアーの詳細は後日発表される予定だ。

■GEZAN 日本武道館 単独公演「独炎」
出演:GEZAN
PA : 内田直之
日時:2026年3月14日 開場/開演 17:30/18:30
会場:日本武道館
前売券:指定席 8000円/指定席(U-23) 4000円(税込)
※チケット最速先行(先着)
https://eplus.jp/gezan/
受付期間:2025年3月23日22:00~4月6日23:59

■GEZAN 47+ TOUR「集炎」
出演:GEZAN/KK manga/odd eyes
日時:2025年4月11日 開場/開演 18:30/19:00
会場:難波ベアーズ
※チケット先行(抽選)
https://eplus.jp/gezan/
受付期間:2025年3月24日18:00~3月26日23:59

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「ニューバランス」から“メイド イン USA”春夏コレクション “990”シリーズやウエアなど

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、“メイド イン USA(MADE IN USA)”春夏コレクションを3月27日から順次発売する。「ニューバランス」一部店舗および公式オンラインなどで販売する。

“メイド イン USA”春夏コレクション
夏の日差しを思わせるカラーリング

“メイド イン USA”春夏コレクションは、夏の日差しを思わせる鮮やかなカラーリングを配し、スニーカーやウエアなど幅広くラインアップする。ドロップ1〜5に分けて、段階的に発売を予定する。スニーカーは、「ニューバランス」を代表する“990”シリーズを販売する。ウエアは、パステルカラーに加え、クラシックなアスレチックグレーやシーソルトカラーもそろえる。

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「ニューバランス」から“メイド イン USA”春夏コレクション “990”シリーズやウエアなど

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、“メイド イン USA(MADE IN USA)”春夏コレクションを3月27日から順次発売する。「ニューバランス」一部店舗および公式オンラインなどで販売する。

“メイド イン USA”春夏コレクション
夏の日差しを思わせるカラーリング

“メイド イン USA”春夏コレクションは、夏の日差しを思わせる鮮やかなカラーリングを配し、スニーカーやウエアなど幅広くラインアップする。ドロップ1〜5に分けて、段階的に発売を予定する。スニーカーは、「ニューバランス」を代表する“990”シリーズを販売する。ウエアは、パステルカラーに加え、クラシックなアスレチックグレーやシーソルトカラーもそろえる。

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「ビューティフルピープル」×「アンブロ」 アイニックな技法“ダブルエンド”を採用したアイテムも

「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」はこのほど、「アンブロ(UMBRO)」とコラボレーションしたアイテムを発表した。現在、「ビューティフルピープル」の公式オンラインストアで先行販売予約を受付中で、4月13日から公式オンラインストアと青山店をはじめとした各直営店で取り扱う。

今回のコラボでは、ブルゾンとパンツ、ポロシャツ、タンクトップの全4型を用意した。このうち、国内のジャガード織機で織り上げたライトウェイトのタフタ素材およびリップストップを使用したブルゾンとパンツ、18 ゲージのジャージー素材のタンクトップは、「ビューティフルピープル」のアイコニックな技法“ダブルエンド”を採用。上下逆さまに着用することで、異なるフォームとデザインを楽しむことができるうえに、タンクトップは2つに折り畳むことでレイヤードでの着用も可能な3ウエイ仕様だ。一方ポロシャツは、極細の半透明なポリエステ ル糸とナイロン糸を使用した複雑な編み柄の切り替えが特徴で、フロントや袖先にブランドネームを大胆に刺しゅうすることで、フットボールシャツのスポンサーロゴを彷彿とさせるデザインに仕上げた。また、どのアイテムも“UMBRO”の“BR”部分が、“BP”に強調されたスペシャルロゴがあしらわれている。

価格は、ブルゾンが7万9200円、パンツが7万5900円、ポロシャツが4万9500円、タンクトップが3万3000円だ。

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峯田和伸 × 甫木元空 2人が語る「吉祥寺バウスシアター」と「映画館の魅力」

PROFILE: 左:峯田和伸/音楽家 右:甫木元空/映画監督・音楽家・小説家

PROFILE: (みねた・かずのぶ):1977年12月10日生まれ、山形県出身。96~2003年までロックバンド。GOING STEADYのボーカルとして活動。その後、銀杏BOYZを結成。田口トモロヲ監督「アイデン&ティティ」(03)の主演で映画デビュー。以来、音楽活動の傍ら俳優業もこなし、「少年メリケンサック」(08)、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(09)、「色即ぜねれいしょん」(09)などへ出演。「俺たちに明日はないッス」(08)では銀杏BOYZとして映画主題歌を担当したほか、「ピース オブ ケイク」(15)では主題歌と出演を兼ねた。近年では、映画のみならずテレビドラマや舞台へも活動の場を広げている (ほきもと・そら):1992年埼玉県生まれ。多摩美術大学映像演劇学科卒業。2016年青山真治・仙頭武則共同プロデュース、監督・脚本・音楽を務めた「はるねこ」で長編映画デビュー。第46回ロッテルダム国際映画祭コンペティション部門出品のほか、イタリアやニューヨークなど複数の映画祭に招待された。「はだかのゆめ」(22)は、第35回東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門へと選出。23年2月には「新潮」にて同名小説も発表し、9月には単行本化された。19年結成のバンド「Bialystocks」でもボーカルとして活動。映画・音楽・小説といったジャンルを横断した活動を続けている。

東京のカルチャーを代表するスポットだった映画館、吉祥寺バウスシアター。映画の上映だけではなく、音楽のライブ、演劇、落語など、さまざまな催し物が行われて、バウスシアターはアートの発信地として、多くの観客やクリエイターから愛された。そのバウスシアターを守り続けた家族の90年の歴史を描いた映画「BAUS 映画から船出した映画館」が3月21日に公開された。本来は青山真治監督が企画して監督を務める予定だったが青山監督が2022年に急逝。その企画を受け継いだのが、Bialystocks(ビアリストックス)のボーカルとして音楽活動をしつつ、小説も手掛けるなど多彩な才能を発揮している甫木元空(ほきもと・そら)だ。甫木元は青山監督から映画を学んだ愛弟子でもあった。そして、映画に出演しているのがミュージシャンで俳優としても活躍する峯田和伸。生前、青山監督は峯田の出演を熱望していたという。映画と音楽のシーンで活動し、両方の感性を持った2人に本作について話を聞いた。

青山真治監督の企画を引き継いで

——本作は青山真治監督が温めていた企画を映画化したものですが、甫木元さんはどのような想いで企画を受け継がれたのでしょうか。

甫木元空(以下、甫木元):物語の骨格はいじらず、自分ができることは何か、ということを考えました。青山さんの映画言語を使ってモノマネみたいになってしまうのだけはやりたくなかったんです。青山さんの脚本と一番違うのは、青山さんはバウスシアターを通じて吉祥寺という土地を描こうとした。青山さんの脚本は江戸時代から始まるんです。吉祥寺という寺が火事で燃えて、その焼け跡に流れ者たちが集まって共同体が生まれる。そして、時が流れて、その土地に映画館ができる。青山さんが土地に視点を置いたことに対して、僕は映画館で生活する家族に視点を置くことにしたんです。

——1927年に青森から上京してきた兄弟、ハジメとサネオが吉祥寺の映画館、井の頭会館で働き始め、社長になったサネオは映画館を家族で経営して、それがバウスシアターになる。本作には家族の年代史という側面がありますね。

甫木元:いろんな時代のエピソードでできた映画ですが、そのエピソードにどうやって一本筋を通すのか。いろいろ考えて思いついた一つが歌でした。ひとつの童謡が土地によって歌い回しが違ったり、流行歌が時代によって聞こえ方が違ったりすることに以前から興味があったんです。90年という時間を描いた物語ですが、敗戦までの歌のあり方を、峯田さんが演じたハジメを通じて描けたら、そこに一本筋が通るんじゃないかと思いました。

峯田和伸(以下、峯田):僕が歌うシーンではないんですけど、映画館の従業員が夕食を食べ終わった後にみんなで「早春賦(そうしゅんふ ※日本の童謡)」を歌うシーンが良かったですね。子供の頃から知ってる歌だけど、ああいう状況で聴くと聞こえ方が違ってくる。僕はその時代には生きてはいませんでしたが、戦争が終わった直後の日本の情景が伝わってきて、一つの歌でこんなにもいろんなことが伝わるんだなって思いました。

活弁士ハジメを演じて

——この映画では歌が重要な要素だったんですね。だからこそ、ミュージシャンの峯田さんがハジメ役に起用された。

甫木元:青山さんは亡くなる前に峯田さんに声をかけていたんですけど、断られたら映画は撮れないかもしれない、と言っていました。峯田さんはハジメと同じ東北出身なので土地の匂いもするし、当時、映画に携わっていた人たちは、ミュージシャンみたいにハイカラでいろんなアンテナを持っていた人だったんじゃないか、と青山監督は思っていたんじゃないかと思います。生まれたばかりの娯楽だったから今の映画よりもライブ感があって、今よりも演芸っぽい感じだったと思うんですよね。

——劇中でハジメが活弁士に挑戦して、お客さんにヘタクソだと言われるシーンがありましたが、活弁士が生で物語るというのは、まさにライブですよね。それにヘタクソな活弁士ってロックっぽい気がしました(笑)。

峯田:あれ、もっとうまくやりたかったんですけど(笑)。

甫木元:峯田さん、厳しい先生について特訓受けましたからね。でも、あのシーンはヘタという設定だったから(笑)。

——峯田さんから見てハジメはどんな人物でした?

峯田:うさん臭いヤツですね(笑)。戦争が始まったら、すぐに髪型とか格好が変わる。でも、完全に染まってるわけじゃないんですよ。娯楽とか芸術には人一倍敏感なんだけど、それを隠して周りになじもうとする。自分の本当の気持ちは友達や兄弟にも見せないんです。標準語を喋っている人たちから見ると、東北弁ってどこかかわいげがある感じがするみたいで良い印象を持たれやすい。それを利用してズルいことを考えている東北人って多いんですよ。そういうキャラクターを演じる機会はあまりないので。やりがいがありましたね。

虚実入り混じった「バウスシアター物語」

——そんなハジメのうさん臭さが、映画の草創期の混沌とした感じを象徴していました。この映画で面白かったのは、映画の虚構性を意識したような演出です。映画館を書き割りのセットで表現したり、スタジオで野外のシーンを撮影したり。それが不思議な空間を生み出していました。

甫木元:この物語は公園でおじいちゃん(老人になったサネオの息子、タクオ)が回想している話じゃないですか。人間の記憶というのは曖昧で、結構適当だったりする。原作は口伝えで映画館に住む家族の中で語り継がれた物語です。峯田さんが演じたハジメは、青山さんの脚本に登場していた3人くらいのキャラクターを集約させているんですけど、この話が伝えられた時にいろんな人のエピソードがごっちゃになったり、盛られて伝わったりさまざまなことが起きていると思います。そういう回想のいいかげんさを、映像で表現したらどうなるんだろうって思ったんです。

——事実に基づいた「記録」と脳が作り上げた「記憶」の違いですね。記憶を描くことでフィクションとしての表現の幅も広くなる。

甫木元:記憶の曖昧さをそのまま描く、ということに気づいたのは井の頭公園で音を録音している時でした。そこにはいろんな人がいて、いろんな声が聞こえてくる。現実も記憶もカオスなんですよね。この脚本には現実のカオスがそのまま描かれていることに気づいたんです。それにバウスシアターも、映画館でありながらライブをやったりもする混沌とした場所だったし。

——峯田さんは完成した映画をご覧になって、どんな感想を持たれました?

峯田:最初に鈴木慶一さん(タクオ)の背中を映すじゃないですか。それも結構長めに撮っている。そのシーンに青山監督の匂いを感じたんです。でも、それと同時に甫木元さんの色もあるんですよね。

——2人の監督の感性が混じり合っている?

峯田:どちらでもあって、どちらでもないというか……不思議な感じなんですよ。

——峯田さんが感じる甫木元さんの色というのは、どんなものなのでしょうか。

峯田:生と死が全く別のものではなくて、生の裏側に死があるというか。虚実入り混じった世界です。この映画は、いろんな伝承や民話を集めて作られた「遠野物語」みたいな感じがするんですよ。

——確かにいろんな逸話を集めた「バウスシアター伝説」みたいなところがありますね。

峯田:この脚本を初めて読んだ時、映画館が主人公のように思えたんです。90歳の人生を生きた生き物みたいに。だから少しファンタジーっぽいところもあるなって感じました。

——甫木元監督は青山監督の作品の匂いというと、どんなことが思い浮かびますか?

甫木元:一つは映画における時間感覚です。青山さんは映画を音楽のアルバムに例えて講義することもありました。映画と音楽を同じ時間芸術として捉えていて、そういった考え方には影響を受けましたね。この作品では、冒頭の慶一さんを撮影しているパート。敗戦までのパート。子供たちの目線のパートとそれぞれ時間の流れ方を変えたので、プログレみたいな映画になってしまいました(笑)。

——プログレ映画(笑)。映画で使用する音楽については、サントラを手がけた大友良英さんとは、どんな話をされたのでしょうか。

甫木元:最後に楽団が練り歩く、というのを青山さんから生前に伺っていて。(ミュージシャンの)ドクター・ジョン(Dr. John)のお葬式のイメージらしいです。ニューオリンズのお葬式は、陽気な音楽で街の中を練り歩いて、亡くなったことを人々に伝えるそうで、まずそのことを大友さんに伝えて、楽団が演奏する映画のテーマ曲を撮影までに作ってもらいました。あとは出来上がった映像を見てもらって曲を書いてもらったんです。大友さんはノイズからキャッチーなメロディーまで幅広く行ったり来たりできる方なんで曲をはめていくのは面白かったですね。

峯田:映画でニール・ヤングの曲が流れるじゃないですか、ぐわーって。大友さんの劇伴もニール・ヤングみたいでしたね。どっちがニール・ヤングか分からない(笑)。

——劇中の大友さんの演奏シーンもすごかったですね。ギターを爆音でかき鳴らして。

峯田:バウスシアターといえば爆音上映、というイメージが強いので、ニール・ヤングと映画はすごく合ってたな。

思い出に残っている映画

——この映画は映画との出会いの物語でもありましたが、お2人が子供の頃に観て印象に残っている作品があれば教えてください。

峯田:僕は実家が電気屋なんです。でも、家電製品だけではやっていけないということで、80年代に入ってからビデオのレンタルを始めたんですよ。僕は小学校3年生から店でバイトをしていて、ビデオの面出し(オススメのビデオのパッケージを前に出して陳列する)は僕の仕事だったんです。バイトが終わったらビデオをタダで借りられたので、映画をいっぱい観ることができたんですよ。あと、家族みんなが映画好きだったので、夕食を食べ終わったら、家族みんなで砂糖をかけたグレープフルーツを食べながら映画を観る会があって。うちのじいちゃんはマカロニウエスタンが好きで、父親は伊丹十三が好きだったんです。それで「たんぽぽ」を小学4年生で観たんですけど、女の人の胸に塩と胡椒をかけて舐めるシーンがあって、それを小学4年生で観て衝撃を受けたんです。

——性に目覚める前の子供には強烈なシーンですね(笑)。

峯田:今の家庭だったら子供には見せないですよね(笑)。でも、うちの親父は全然気にしなくて。「恥ずかしかったら下向いてろ」って感じだったんです。だから、子供の時に観て印象に残っているのは「たんぽぽ」ですね。

——そういう家庭環境だったら、いろんな映画が観られたんでしょうね。

峯田:子供のころって、友達の家に集まって誕生会とかするじゃないですか。そういう時、僕はビデオを持っていく係なんです。それをみんなで観る。そういう場で男子が集まって盛り上がる映画といえばホラーなんですよ。「死霊のはらわた2」「デモンズ」「バタリアン」……いろいろ観てホラーに詳しくなりました。

——そんなに映画が観られたなんてうらやましいです。監督はいかがですか?

甫木元:父親が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のビデオを借りてきたんですけど、うちのテレビが壊れてて字幕が出なくなっちゃたんです。それで、字幕がないまま「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を何度も観ました。英語だから何を言ってるのかわからないんですけど、音楽と映像だけで面白いんですよね。車がやって来て走り去る。そこに音楽が乗るだけで、なんでこんなに感動するんだろうって思ってました。最近、改めて見返したんですけど、(監督の)ロバート・ゼメキスは、絵で物語を物語る職人だなと改めて思いました。

峯田:俺、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の冒頭の15分間が大好きなんですよ。まだ世界で何も起こっていない15分が。

甫木元:時計がカチカチ鳴って、ギターを爆音で鳴らして吹っ飛んで(笑)。

峯田:もう、最高!(笑)。

——2人とも頭に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が刻み込まれている(笑)。子供のころはビデオの存在が大きいんですね。では、お2人にとって映画館の魅力とはどんなところでしょうか。

峯田:真っ暗な空間で、スマホの電源を切って、外界から遮断された空間で全然知らない人たちと同じ映画を観る。そういう体験が楽しいんですよ。「あ、この人はここで泣くんだ」って思ったり、「俺はなんで泣かないんだろう」と自分のことを考えたり。映画を観終わった後に外に出る時の感じも良いんですよ。「映画の主人公が食べてたラーメンがおいしそうだったから俺も食べよう」って主人公の気分になったりする。3時間くらい経ったら、いつもの自分に戻るんですけど、しばらくは映画の世界にいることができるんです。

——映画館を出た時って世界が変わって見えますね。

甫木元:内容は全然覚えていないのに、映画館を出た時の風景は覚えている映画ってあるんですよ。

——映画館に行って帰ってくる。その往復で見たことや感じたことも含めて映画体験ですよね。

甫木元:そうですね。バウスシアターに関していえば、映画館以上にバウスに行くまでの商店街の風景をすごく覚えていて。いつも「こんなに遠かったっけ?」って思うんですよ(笑)。バウスで観た映画を思い出すと街の風景もセットで浮かび上がってくる。映画で見た風景と実際に見た風景が混ざる。それってすごく異常なことだと思うんですよ。映画館で映画を観るというのは、一つの体験として自分の中に刻まれていくんでしょうね。

PHOTOS:YUKI KAWASHIMA
STYLIST:[KAZUNOBU MINETA]HIROAKI IRIYAMA、[SORA HOKIMOTO]KAZE MATSUEDA
HAIR & MAKEUP:[KAZUNOBU MINETA& SORA HOKIMOTO]CHIAKI SAGA

「BAUS 映画から船出した映画館」

■「BAUS 映画から船出した映画館」
3月21日からテアトル新宿ほか全国ロードショー
出演:染谷将太 峯田和伸 夏帆
とよた真帆 光石研 橋本愛 鈴木慶一
監督:甫木元空
脚本:青山真治 甫木元空 
音楽:大友良英
撮影:米倉伸
原作:「吉祥寺に育てられた映画館 イノカン・MEG・バウス 吉祥寺っ子映画館三代記」(本田拓夫著/文藝春秋企画出版部発行・文藝春秋発売)
企画・製作:本田プロモーションBAUS boid 
制作プロダクション:コギトワークス 
配給:コピアポア・フィルム boid
©︎本田プロモーションBAUS/boid
https://bausmovie.com

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峯田和伸 × 甫木元空 2人が語る「吉祥寺バウスシアター」と「映画館の魅力」

PROFILE: 左:峯田和伸/音楽家 右:甫木元空/映画監督・音楽家・小説家

PROFILE: (みねた・かずのぶ):1977年12月10日生まれ、山形県出身。96~2003年までロックバンド。GOING STEADYのボーカルとして活動。その後、銀杏BOYZを結成。田口トモロヲ監督「アイデン&ティティ」(03)の主演で映画デビュー。以来、音楽活動の傍ら俳優業もこなし、「少年メリケンサック」(08)、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(09)、「色即ぜねれいしょん」(09)などへ出演。「俺たちに明日はないッス」(08)では銀杏BOYZとして映画主題歌を担当したほか、「ピース オブ ケイク」(15)では主題歌と出演を兼ねた。近年では、映画のみならずテレビドラマや舞台へも活動の場を広げている (ほきもと・そら):1992年埼玉県生まれ。多摩美術大学映像演劇学科卒業。2016年青山真治・仙頭武則共同プロデュース、監督・脚本・音楽を務めた「はるねこ」で長編映画デビュー。第46回ロッテルダム国際映画祭コンペティション部門出品のほか、イタリアやニューヨークなど複数の映画祭に招待された。「はだかのゆめ」(22)は、第35回東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門へと選出。23年2月には「新潮」にて同名小説も発表し、9月には単行本化された。19年結成のバンド「Bialystocks」でもボーカルとして活動。映画・音楽・小説といったジャンルを横断した活動を続けている。

東京のカルチャーを代表するスポットだった映画館、吉祥寺バウスシアター。映画の上映だけではなく、音楽のライブ、演劇、落語など、さまざまな催し物が行われて、バウスシアターはアートの発信地として、多くの観客やクリエイターから愛された。そのバウスシアターを守り続けた家族の90年の歴史を描いた映画「BAUS 映画から船出した映画館」が3月21日に公開された。本来は青山真治監督が企画して監督を務める予定だったが青山監督が2022年に急逝。その企画を受け継いだのが、Bialystocks(ビアリストックス)のボーカルとして音楽活動をしつつ、小説も手掛けるなど多彩な才能を発揮している甫木元空(ほきもと・そら)だ。甫木元は青山監督から映画を学んだ愛弟子でもあった。そして、映画に出演しているのがミュージシャンで俳優としても活躍する峯田和伸。生前、青山監督は峯田の出演を熱望していたという。映画と音楽のシーンで活動し、両方の感性を持った2人に本作について話を聞いた。

青山真治監督の企画を引き継いで

——本作は青山真治監督が温めていた企画を映画化したものですが、甫木元さんはどのような想いで企画を受け継がれたのでしょうか。

甫木元空(以下、甫木元):物語の骨格はいじらず、自分ができることは何か、ということを考えました。青山さんの映画言語を使ってモノマネみたいになってしまうのだけはやりたくなかったんです。青山さんの脚本と一番違うのは、青山さんはバウスシアターを通じて吉祥寺という土地を描こうとした。青山さんの脚本は江戸時代から始まるんです。吉祥寺という寺が火事で燃えて、その焼け跡に流れ者たちが集まって共同体が生まれる。そして、時が流れて、その土地に映画館ができる。青山さんが土地に視点を置いたことに対して、僕は映画館で生活する家族に視点を置くことにしたんです。

——1927年に青森から上京してきた兄弟、ハジメとサネオが吉祥寺の映画館、井の頭会館で働き始め、社長になったサネオは映画館を家族で経営して、それがバウスシアターになる。本作には家族の年代史という側面がありますね。

甫木元:いろんな時代のエピソードでできた映画ですが、そのエピソードにどうやって一本筋を通すのか。いろいろ考えて思いついた一つが歌でした。ひとつの童謡が土地によって歌い回しが違ったり、流行歌が時代によって聞こえ方が違ったりすることに以前から興味があったんです。90年という時間を描いた物語ですが、敗戦までの歌のあり方を、峯田さんが演じたハジメを通じて描けたら、そこに一本筋が通るんじゃないかと思いました。

峯田和伸(以下、峯田):僕が歌うシーンではないんですけど、映画館の従業員が夕食を食べ終わった後にみんなで「早春賦(そうしゅんふ ※日本の童謡)」を歌うシーンが良かったですね。子供の頃から知ってる歌だけど、ああいう状況で聴くと聞こえ方が違ってくる。僕はその時代には生きてはいませんでしたが、戦争が終わった直後の日本の情景が伝わってきて、一つの歌でこんなにもいろんなことが伝わるんだなって思いました。

活弁士ハジメを演じて

——この映画では歌が重要な要素だったんですね。だからこそ、ミュージシャンの峯田さんがハジメ役に起用された。

甫木元:青山さんは亡くなる前に峯田さんに声をかけていたんですけど、断られたら映画は撮れないかもしれない、と言っていました。峯田さんはハジメと同じ東北出身なので土地の匂いもするし、当時、映画に携わっていた人たちは、ミュージシャンみたいにハイカラでいろんなアンテナを持っていた人だったんじゃないか、と青山監督は思っていたんじゃないかと思います。生まれたばかりの娯楽だったから今の映画よりもライブ感があって、今よりも演芸っぽい感じだったと思うんですよね。

——劇中でハジメが活弁士に挑戦して、お客さんにヘタクソだと言われるシーンがありましたが、活弁士が生で物語るというのは、まさにライブですよね。それにヘタクソな活弁士ってロックっぽい気がしました(笑)。

峯田:あれ、もっとうまくやりたかったんですけど(笑)。

甫木元:峯田さん、厳しい先生について特訓受けましたからね。でも、あのシーンはヘタという設定だったから(笑)。

——峯田さんから見てハジメはどんな人物でした?

峯田:うさん臭いヤツですね(笑)。戦争が始まったら、すぐに髪型とか格好が変わる。でも、完全に染まってるわけじゃないんですよ。娯楽とか芸術には人一倍敏感なんだけど、それを隠して周りになじもうとする。自分の本当の気持ちは友達や兄弟にも見せないんです。標準語を喋っている人たちから見ると、東北弁ってどこかかわいげがある感じがするみたいで良い印象を持たれやすい。それを利用してズルいことを考えている東北人って多いんですよ。そういうキャラクターを演じる機会はあまりないので。やりがいがありましたね。

虚実入り混じった「バウスシアター物語」

——そんなハジメのうさん臭さが、映画の草創期の混沌とした感じを象徴していました。この映画で面白かったのは、映画の虚構性を意識したような演出です。映画館を書き割りのセットで表現したり、スタジオで野外のシーンを撮影したり。それが不思議な空間を生み出していました。

甫木元:この物語は公園でおじいちゃん(老人になったサネオの息子、タクオ)が回想している話じゃないですか。人間の記憶というのは曖昧で、結構適当だったりする。原作は口伝えで映画館に住む家族の中で語り継がれた物語です。峯田さんが演じたハジメは、青山さんの脚本に登場していた3人くらいのキャラクターを集約させているんですけど、この話が伝えられた時にいろんな人のエピソードがごっちゃになったり、盛られて伝わったりさまざまなことが起きていると思います。そういう回想のいいかげんさを、映像で表現したらどうなるんだろうって思ったんです。

——事実に基づいた「記録」と脳が作り上げた「記憶」の違いですね。記憶を描くことでフィクションとしての表現の幅も広くなる。

甫木元:記憶の曖昧さをそのまま描く、ということに気づいたのは井の頭公園で音を録音している時でした。そこにはいろんな人がいて、いろんな声が聞こえてくる。現実も記憶もカオスなんですよね。この脚本には現実のカオスがそのまま描かれていることに気づいたんです。それにバウスシアターも、映画館でありながらライブをやったりもする混沌とした場所だったし。

——峯田さんは完成した映画をご覧になって、どんな感想を持たれました?

峯田:最初に鈴木慶一さん(タクオ)の背中を映すじゃないですか。それも結構長めに撮っている。そのシーンに青山監督の匂いを感じたんです。でも、それと同時に甫木元さんの色もあるんですよね。

——2人の監督の感性が混じり合っている?

峯田:どちらでもあって、どちらでもないというか……不思議な感じなんですよ。

——峯田さんが感じる甫木元さんの色というのは、どんなものなのでしょうか。

峯田:生と死が全く別のものではなくて、生の裏側に死があるというか。虚実入り混じった世界です。この映画は、いろんな伝承や民話を集めて作られた「遠野物語」みたいな感じがするんですよ。

——確かにいろんな逸話を集めた「バウスシアター伝説」みたいなところがありますね。

峯田:この脚本を初めて読んだ時、映画館が主人公のように思えたんです。90歳の人生を生きた生き物みたいに。だから少しファンタジーっぽいところもあるなって感じました。

——甫木元監督は青山監督の作品の匂いというと、どんなことが思い浮かびますか?

甫木元:一つは映画における時間感覚です。青山さんは映画を音楽のアルバムに例えて講義することもありました。映画と音楽を同じ時間芸術として捉えていて、そういった考え方には影響を受けましたね。この作品では、冒頭の慶一さんを撮影しているパート。敗戦までのパート。子供たちの目線のパートとそれぞれ時間の流れ方を変えたので、プログレみたいな映画になってしまいました(笑)。

——プログレ映画(笑)。映画で使用する音楽については、サントラを手がけた大友良英さんとは、どんな話をされたのでしょうか。

甫木元:最後に楽団が練り歩く、というのを青山さんから生前に伺っていて。(ミュージシャンの)ドクター・ジョン(Dr. John)のお葬式のイメージらしいです。ニューオリンズのお葬式は、陽気な音楽で街の中を練り歩いて、亡くなったことを人々に伝えるそうで、まずそのことを大友さんに伝えて、楽団が演奏する映画のテーマ曲を撮影までに作ってもらいました。あとは出来上がった映像を見てもらって曲を書いてもらったんです。大友さんはノイズからキャッチーなメロディーまで幅広く行ったり来たりできる方なんで曲をはめていくのは面白かったですね。

峯田:映画でニール・ヤングの曲が流れるじゃないですか、ぐわーって。大友さんの劇伴もニール・ヤングみたいでしたね。どっちがニール・ヤングか分からない(笑)。

——劇中の大友さんの演奏シーンもすごかったですね。ギターを爆音でかき鳴らして。

峯田:バウスシアターといえば爆音上映、というイメージが強いので、ニール・ヤングと映画はすごく合ってたな。

思い出に残っている映画

——この映画は映画との出会いの物語でもありましたが、お2人が子供の頃に観て印象に残っている作品があれば教えてください。

峯田:僕は実家が電気屋なんです。でも、家電製品だけではやっていけないということで、80年代に入ってからビデオのレンタルを始めたんですよ。僕は小学校3年生から店でバイトをしていて、ビデオの面出し(オススメのビデオのパッケージを前に出して陳列する)は僕の仕事だったんです。バイトが終わったらビデオをタダで借りられたので、映画をいっぱい観ることができたんですよ。あと、家族みんなが映画好きだったので、夕食を食べ終わったら、家族みんなで砂糖をかけたグレープフルーツを食べながら映画を観る会があって。うちのじいちゃんはマカロニウエスタンが好きで、父親は伊丹十三が好きだったんです。それで「たんぽぽ」を小学4年生で観たんですけど、女の人の胸に塩と胡椒をかけて舐めるシーンがあって、それを小学4年生で観て衝撃を受けたんです。

——性に目覚める前の子供には強烈なシーンですね(笑)。

峯田:今の家庭だったら子供には見せないですよね(笑)。でも、うちの親父は全然気にしなくて。「恥ずかしかったら下向いてろ」って感じだったんです。だから、子供の時に観て印象に残っているのは「たんぽぽ」ですね。

——そういう家庭環境だったら、いろんな映画が観られたんでしょうね。

峯田:子供のころって、友達の家に集まって誕生会とかするじゃないですか。そういう時、僕はビデオを持っていく係なんです。それをみんなで観る。そういう場で男子が集まって盛り上がる映画といえばホラーなんですよ。「死霊のはらわた2」「デモンズ」「バタリアン」……いろいろ観てホラーに詳しくなりました。

——そんなに映画が観られたなんてうらやましいです。監督はいかがですか?

甫木元:父親が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のビデオを借りてきたんですけど、うちのテレビが壊れてて字幕が出なくなっちゃたんです。それで、字幕がないまま「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を何度も観ました。英語だから何を言ってるのかわからないんですけど、音楽と映像だけで面白いんですよね。車がやって来て走り去る。そこに音楽が乗るだけで、なんでこんなに感動するんだろうって思ってました。最近、改めて見返したんですけど、(監督の)ロバート・ゼメキスは、絵で物語を物語る職人だなと改めて思いました。

峯田:俺、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の冒頭の15分間が大好きなんですよ。まだ世界で何も起こっていない15分が。

甫木元:時計がカチカチ鳴って、ギターを爆音で鳴らして吹っ飛んで(笑)。

峯田:もう、最高!(笑)。

——2人とも頭に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が刻み込まれている(笑)。子供のころはビデオの存在が大きいんですね。では、お2人にとって映画館の魅力とはどんなところでしょうか。

峯田:真っ暗な空間で、スマホの電源を切って、外界から遮断された空間で全然知らない人たちと同じ映画を観る。そういう体験が楽しいんですよ。「あ、この人はここで泣くんだ」って思ったり、「俺はなんで泣かないんだろう」と自分のことを考えたり。映画を観終わった後に外に出る時の感じも良いんですよ。「映画の主人公が食べてたラーメンがおいしそうだったから俺も食べよう」って主人公の気分になったりする。3時間くらい経ったら、いつもの自分に戻るんですけど、しばらくは映画の世界にいることができるんです。

——映画館を出た時って世界が変わって見えますね。

甫木元:内容は全然覚えていないのに、映画館を出た時の風景は覚えている映画ってあるんですよ。

——映画館に行って帰ってくる。その往復で見たことや感じたことも含めて映画体験ですよね。

甫木元:そうですね。バウスシアターに関していえば、映画館以上にバウスに行くまでの商店街の風景をすごく覚えていて。いつも「こんなに遠かったっけ?」って思うんですよ(笑)。バウスで観た映画を思い出すと街の風景もセットで浮かび上がってくる。映画で見た風景と実際に見た風景が混ざる。それってすごく異常なことだと思うんですよ。映画館で映画を観るというのは、一つの体験として自分の中に刻まれていくんでしょうね。

PHOTOS:YUKI KAWASHIMA
STYLIST:[KAZUNOBU MINETA]HIROAKI IRIYAMA、[SORA HOKIMOTO]KAZE MATSUEDA
HAIR & MAKEUP:[KAZUNOBU MINETA& SORA HOKIMOTO]CHIAKI SAGA

「BAUS 映画から船出した映画館」

■「BAUS 映画から船出した映画館」
3月21日からテアトル新宿ほか全国ロードショー
出演:染谷将太 峯田和伸 夏帆
とよた真帆 光石研 橋本愛 鈴木慶一
監督:甫木元空
脚本:青山真治 甫木元空 
音楽:大友良英
撮影:米倉伸
原作:「吉祥寺に育てられた映画館 イノカン・MEG・バウス 吉祥寺っ子映画館三代記」(本田拓夫著/文藝春秋企画出版部発行・文藝春秋発売)
企画・製作:本田プロモーションBAUS boid 
制作プロダクション:コギトワークス 
配給:コピアポア・フィルム boid
©︎本田プロモーションBAUS/boid
https://bausmovie.com

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「UT」の「ポケモン」コラボや「スターバックス」×「ピーナッツ」のスヌーピーTシャツなど! 来週発売のファッションアイテム10選【3/24〜3/30】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は3月24〜30日に発売するアイテムを紹介します。ユニクロの「UT」は24日、「ポケモン」とコラボしたTシャツを発売します。人気キャラクターをスケッチ画風のグラフィックで落とし込んだコレクションは、ピカチュウやニャース、ソウブレイズなど、初期から最新までのキャラクターが表情豊かにデザインされていてほっこりします。

一方、「スターバックス(STARBUCKS)」からは、漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」との第3弾コラボを25日に発売します。今回は春らしいグリーンやピンク、ブルーのパステルカラーのキャップやTシャツ、トートバッグが登場します。グリーンのエプロンにドリンクも持っている店員のようなスヌーピーもいてスペシャル感バツグンです!

【3月24日発売】
ユニクロ
(UNIQLO)

「ポケモン」との新作コラボ
メンズとキッズの全8型

「ユニクロ(UNIQLO)」のグラフィックTシャツブランド「UT」は、「ポケモン」とコラボしたTシャツを発売する。キャラクターをスケッチ画風のグラフィックに落とし込み、“ピカチュウ”や“ニャース”“ソウブレイズ”などをデザインした。

■商品詳細

Tシャツ/メンズ(1500円)
Tシャツ/キッズ(990円)

【3月25日発売】
スターバックス
(STARBUCKS)

「ピーナッツ」コラボ第3弾
Tシャツやキャップなど

「スターバックス(STARBUCKS)」は、漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」との第3弾コラボを開始する。“Kindness(相手を想う気持ち)”をテーマとし、オリジナルドリンクやフードに加え、Tシャツやキャップ、トートバッグなどのグッズを販売する。

■商品詳細

Tシャツ/国内限定(4400円)
キャップ/国内限定(3900円)
トートバッグ/国内限定(4500円)
※一部商品

【3月25日予約開始】
ファミリア
(FAMILIAR)

「ビビィ」と初コラボ
バッグやチャームなど5型

「ファミリア(FAMILIAR)」は、「ビビィ(Bibiy.)」とのコラボアイテムを予約販売する。動物をモチーフとしたバッグやチャームのほか、ショルダー、ハンドストラップをそろえる。各アイテムは、3月25日10時から予約販売を開始する。

■商品詳細

トートバッグ(3万3000円)
ミニバッグ(1万9800円)
チャーム(1万3200円)
ショルダーストラップ(1万4300円)
ハンドストラップ(1万1000円)

【3月26日先行発売】
ギークス ルール
(GEEKS RULE)

「ファイナルファンタジーXIV」コラボ
伊勢丹新宿で先行発売

「ギークス ルール(GEEKS RULE)」は、3月26日〜4月1日に伊勢丹新宿本店で開催するイベント「ファイナルファンタジーXIV×伊勢丹 スペシャルコレクション 2025」に合わせ、「ファイナルファンタジーXIV」とのコラボTシャツ(1万3200円)を販売する。同作のコンセプトアーティストを務める長嶺裕幸のイラストを採用し、特色分解、スポットカラーセパレーションによる15色分解のシルクスクリーンプリントで制作した。伊勢丹新宿本店で3月26日の1日限定で店頭先行販売する。

■商品詳細

コラボTシャツ(1万3200円)

【3月27日発売】
キャロウェイゴルフ

相葉雅紀プロデュース
Tシャツやゴルフグローブなど

キャロウェイゴルフは、アンバサダーの相葉雅紀がプロデュースしたアイテムを限定発売する。「ゴルフウエアとしてプロデュースしたが、普段の生活の中でもタウン着としても着用できるように“かたち”にこだわった」とし、Tシャツやショートパンツ、ソックス、ゴルフグローブをそろえる。

■商品詳細

Tシャツ(1万8150円)
パンツ(3万800円)
ショートパンツ(2万4200円)
ソックス(1760円)
ゴルフグローブ(3850円)

【3月27日発売】
ストーンアイランド
(STONE ISLAND)

「ニューバランス」コラボ
スニーカー“998 メイドインUSA”

「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」とコラボしたスニーカー“998 メイドインUSA(MADE IN USA)”を発売する。モーブ、ディーププラム、コッパーマルーンなど、くすみ感のあるカラーを配し、退廃的ながらも洗練されたムードに。また“N”ロゴは、暗闇で光を反射するリフレクター仕様。

■商品詳細

コラボスニーカー(4万9500円)

【3月28日発売】
アディダス オリジナルス
(ADIDAS ORIGINALS)

シップス50周年記念
別注スニーカー“ガゼル インドア”

シップス(SHIPS)は、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」に別注したスニーカー“ガゼル インドア シップス(GAZELLE INDOOR SHIPS)”を発売する。“ガゼル インドア(GAZELLE INDOOR)”を土台とし、シップスを象徴するネイビーを基調にデザイン。3月26日まで公式オンラインで先行予約を受け付けている。

■商品詳細

別注スニーカー(1万6500円)

【3月28日発売】
ヴェジャ
(VEJA)

ドーバー ギンザとコラボ
10足限定発売

「ヴェジャ(VEJA)」は、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)とのコラボスニーカーを発売する。スニーカー“パネンカ(PANENKA)”を土台とし、「サシコギャルズ(SASHIKO GALS)」の刺し子技法を採用、独自のステッチをデザインした。3月28、29日にドーバー ストリート マーケット ギンザにおいて10足限定で販売する。

■商品詳細

コラボスニーカー/10足限定(16万5000円)

【3月28日発売】
ジーユー
(GU)

「セサミストリート」コラボ
ウエアやポーチ、バッグなど

「ジーユー(GU)」は、子ども向け教育番組「セサミストリート(SESAME STREET)」とのコラボアイテムを発売する。“セサミストリートの楽しい1日”をテーマとし、ひび割れ加工などビンテージライクに仕上げたTシャツなどウエアのほか、ポーチ、ニットバッグなどを販売する。

■商品詳細

Tシャツ/ウィメンズ(1290円)
Tシャツ/メンズ(1990円)
Tシャツ/キッズ(990円〜)
ポーチ(1990円)
ニットバッグ(1990円)
※一部商品

【3月29日発売】
アトモス ピンク
(ATMOS PINK)

「ニューバランス」に別注
淡いピンクをまとう“U740”

アトモス ピンク(ATMOS PINK)は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」のスニーカー“U740”の別注モデルを発売する。砕けた赤いサンゴや貝によって、砂浜がピンク色に染まる、ピンクビーチをモチーフに配色。全体を淡いピンクで包み、両サイドに“N”ロゴ、インソールには砂浜を思わせるグラデーションをあしらった。

■商品詳細

別注スニーカー(1万6500円)

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「UT」の「ポケモン」コラボや「スターバックス」×「ピーナッツ」のスヌーピーTシャツなど! 来週発売のファッションアイテム10選【3/24〜3/30】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は3月24〜30日に発売するアイテムを紹介します。ユニクロの「UT」は24日、「ポケモン」とコラボしたTシャツを発売します。人気キャラクターをスケッチ画風のグラフィックで落とし込んだコレクションは、ピカチュウやニャース、ソウブレイズなど、初期から最新までのキャラクターが表情豊かにデザインされていてほっこりします。

一方、「スターバックス(STARBUCKS)」からは、漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」との第3弾コラボを25日に発売します。今回は春らしいグリーンやピンク、ブルーのパステルカラーのキャップやTシャツ、トートバッグが登場します。グリーンのエプロンにドリンクも持っている店員のようなスヌーピーもいてスペシャル感バツグンです!

【3月24日発売】
ユニクロ
(UNIQLO)

「ポケモン」との新作コラボ
メンズとキッズの全8型

「ユニクロ(UNIQLO)」のグラフィックTシャツブランド「UT」は、「ポケモン」とコラボしたTシャツを発売する。キャラクターをスケッチ画風のグラフィックに落とし込み、“ピカチュウ”や“ニャース”“ソウブレイズ”などをデザインした。

■商品詳細

Tシャツ/メンズ(1500円)
Tシャツ/キッズ(990円)

【3月25日発売】
スターバックス
(STARBUCKS)

「ピーナッツ」コラボ第3弾
Tシャツやキャップなど

「スターバックス(STARBUCKS)」は、漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」との第3弾コラボを開始する。“Kindness(相手を想う気持ち)”をテーマとし、オリジナルドリンクやフードに加え、Tシャツやキャップ、トートバッグなどのグッズを販売する。

■商品詳細

Tシャツ/国内限定(4400円)
キャップ/国内限定(3900円)
トートバッグ/国内限定(4500円)
※一部商品

【3月25日予約開始】
ファミリア
(FAMILIAR)

「ビビィ」と初コラボ
バッグやチャームなど5型

「ファミリア(FAMILIAR)」は、「ビビィ(Bibiy.)」とのコラボアイテムを予約販売する。動物をモチーフとしたバッグやチャームのほか、ショルダー、ハンドストラップをそろえる。各アイテムは、3月25日10時から予約販売を開始する。

■商品詳細

トートバッグ(3万3000円)
ミニバッグ(1万9800円)
チャーム(1万3200円)
ショルダーストラップ(1万4300円)
ハンドストラップ(1万1000円)

【3月26日先行発売】
ギークス ルール
(GEEKS RULE)

「ファイナルファンタジーXIV」コラボ
伊勢丹新宿で先行発売

「ギークス ルール(GEEKS RULE)」は、3月26日〜4月1日に伊勢丹新宿本店で開催するイベント「ファイナルファンタジーXIV×伊勢丹 スペシャルコレクション 2025」に合わせ、「ファイナルファンタジーXIV」とのコラボTシャツ(1万3200円)を販売する。同作のコンセプトアーティストを務める長嶺裕幸のイラストを採用し、特色分解、スポットカラーセパレーションによる15色分解のシルクスクリーンプリントで制作した。伊勢丹新宿本店で3月26日の1日限定で店頭先行販売する。

■商品詳細

コラボTシャツ(1万3200円)

【3月27日発売】
キャロウェイゴルフ

相葉雅紀プロデュース
Tシャツやゴルフグローブなど

キャロウェイゴルフは、アンバサダーの相葉雅紀がプロデュースしたアイテムを限定発売する。「ゴルフウエアとしてプロデュースしたが、普段の生活の中でもタウン着としても着用できるように“かたち”にこだわった」とし、Tシャツやショートパンツ、ソックス、ゴルフグローブをそろえる。

■商品詳細

Tシャツ(1万8150円)
パンツ(3万800円)
ショートパンツ(2万4200円)
ソックス(1760円)
ゴルフグローブ(3850円)

【3月27日発売】
ストーンアイランド
(STONE ISLAND)

「ニューバランス」コラボ
スニーカー“998 メイドインUSA”

「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」とコラボしたスニーカー“998 メイドインUSA(MADE IN USA)”を発売する。モーブ、ディーププラム、コッパーマルーンなど、くすみ感のあるカラーを配し、退廃的ながらも洗練されたムードに。また“N”ロゴは、暗闇で光を反射するリフレクター仕様。

■商品詳細

コラボスニーカー(4万9500円)

【3月28日発売】
アディダス オリジナルス
(ADIDAS ORIGINALS)

シップス50周年記念
別注スニーカー“ガゼル インドア”

シップス(SHIPS)は、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」に別注したスニーカー“ガゼル インドア シップス(GAZELLE INDOOR SHIPS)”を発売する。“ガゼル インドア(GAZELLE INDOOR)”を土台とし、シップスを象徴するネイビーを基調にデザイン。3月26日まで公式オンラインで先行予約を受け付けている。

■商品詳細

別注スニーカー(1万6500円)

【3月28日発売】
ヴェジャ
(VEJA)

ドーバー ギンザとコラボ
10足限定発売

「ヴェジャ(VEJA)」は、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)とのコラボスニーカーを発売する。スニーカー“パネンカ(PANENKA)”を土台とし、「サシコギャルズ(SASHIKO GALS)」の刺し子技法を採用、独自のステッチをデザインした。3月28、29日にドーバー ストリート マーケット ギンザにおいて10足限定で販売する。

■商品詳細

コラボスニーカー/10足限定(16万5000円)

【3月28日発売】
ジーユー
(GU)

「セサミストリート」コラボ
ウエアやポーチ、バッグなど

「ジーユー(GU)」は、子ども向け教育番組「セサミストリート(SESAME STREET)」とのコラボアイテムを発売する。“セサミストリートの楽しい1日”をテーマとし、ひび割れ加工などビンテージライクに仕上げたTシャツなどウエアのほか、ポーチ、ニットバッグなどを販売する。

■商品詳細

Tシャツ/ウィメンズ(1290円)
Tシャツ/メンズ(1990円)
Tシャツ/キッズ(990円〜)
ポーチ(1990円)
ニットバッグ(1990円)
※一部商品

【3月29日発売】
アトモス ピンク
(ATMOS PINK)

「ニューバランス」に別注
淡いピンクをまとう“U740”

アトモス ピンク(ATMOS PINK)は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」のスニーカー“U740”の別注モデルを発売する。砕けた赤いサンゴや貝によって、砂浜がピンク色に染まる、ピンクビーチをモチーフに配色。全体を淡いピンクで包み、両サイドに“N”ロゴ、インソールには砂浜を思わせるグラデーションをあしらった。

■商品詳細

別注スニーカー(1万6500円)

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「ロエベ」がジョナサン・アンダーソンの10年にわたる歩みをまとめた書籍を発売

「ロエベ(LOEWE)」は3月27日、ブランドのクリエイティブ・ディレクターとして活躍したジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)の10年間を収めた大判モノグラフ「Crafted World : Jonathan Anderson’s LOEWE」(5万6100円)を発売する。同書籍は「ロエベ」の一部店舗と公式オンラインストアのほか、一部の書店でも扱う。また、「ロエベ」のアカウントを登録済みの人は、21日から公式オンラインストアで予約を受け付ける。

同氏は、2013年に「ロエベ」のクリエイティブ・ディレクターに就任以降、約10年にわたってブランドを指揮。「ロエベ」をグローバルなラグジュアリーブランドへと飛躍させたが、先週17日に同職からの退任が発表された。

ビジュアルとテキストで振り返る10年の歩み

同書籍は、ジョナサン・アンダーソンがデビューを飾った2015年春夏ウィメンズ・コレクションから25年春夏メンズ・コレクションまでのハイライトを紹介するほか、在任期間を振り返りながら10年間で同氏が生み出したアイコニックなデザインやキャンペーン、アート、クラフト作品などを舞台裏とともに収録する。

また、これらのビジュアルのほか、英作家、ゼイディー・スミス(Zadie Smith)の序文やスタイリスト、ベンジャミン・ブルーノ(Benjamin Bruno)との長編対談、「ロエベ」のフレンズやファミリーとのダイアローグ、コラボレーションをおこなったアーティストの特集など、全636ページにもおよぶ。なお、本書は英語版のみ。

同書籍は、「ロエベ」丸井今井札幌本店、仙台藤崎、伊勢丹新宿本店、ギンザ シックス、渋谷パルコ、名古屋、阪急うめだ本店、「カサロエベ」銀座、表参道で実物を店頭にディスプレーする。

販路一覧

◼️「ロエベ」

羽田ポップアップストア、関西国際空港ポップアップストア、沖縄DFSを除く「ロエベ」の全店舗および、公式オンラインストア

◼️書店

青山ブックセンター本店、大垣書店 麻布台ヒルズ店、銀座 蔦屋書店、小宮山書店、代官山 蔦屋書店、東塔堂、まんだらけ、アーカイブ ストア、ドーバー ビブリオテカ/ストリート マーケット ギンザ、ブック アンド サンズ、バウンダリー ブックス、ハイ・ブリッジ・ブックス、ナディッフ バイテン、シェルフ、スクワット カメアリ アート センター/トゥエルブブックス、京都 蔦屋書店、京都岡崎 蔦屋書店、誠光社、本屋青旗、ノースイースト(※オンライン)

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「ロエベ」がジョナサン・アンダーソンの10年にわたる歩みをまとめた書籍を発売

「ロエベ(LOEWE)」は3月27日、ブランドのクリエイティブ・ディレクターとして活躍したジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)の10年間を収めた大判モノグラフ「Crafted World : Jonathan Anderson’s LOEWE」(5万6100円)を発売する。同書籍は「ロエベ」の一部店舗と公式オンラインストアのほか、一部の書店でも扱う。また、「ロエベ」のアカウントを登録済みの人は、21日から公式オンラインストアで予約を受け付ける。

同氏は、2013年に「ロエベ」のクリエイティブ・ディレクターに就任以降、約10年にわたってブランドを指揮。「ロエベ」をグローバルなラグジュアリーブランドへと飛躍させたが、先週17日に同職からの退任が発表された。

ビジュアルとテキストで振り返る10年の歩み

同書籍は、ジョナサン・アンダーソンがデビューを飾った2015年春夏ウィメンズ・コレクションから25年春夏メンズ・コレクションまでのハイライトを紹介するほか、在任期間を振り返りながら10年間で同氏が生み出したアイコニックなデザインやキャンペーン、アート、クラフト作品などを舞台裏とともに収録する。

また、これらのビジュアルのほか、英作家、ゼイディー・スミス(Zadie Smith)の序文やスタイリスト、ベンジャミン・ブルーノ(Benjamin Bruno)との長編対談、「ロエベ」のフレンズやファミリーとのダイアローグ、コラボレーションをおこなったアーティストの特集など、全636ページにもおよぶ。なお、本書は英語版のみ。

同書籍は、「ロエベ」丸井今井札幌本店、仙台藤崎、伊勢丹新宿本店、ギンザ シックス、渋谷パルコ、名古屋、阪急うめだ本店、「カサロエベ」銀座、表参道で実物を店頭にディスプレーする。

販路一覧

◼️「ロエベ」

羽田ポップアップストア、関西国際空港ポップアップストア、沖縄DFSを除く「ロエベ」の全店舗および、公式オンラインストア

◼️書店

青山ブックセンター本店、大垣書店 麻布台ヒルズ店、銀座 蔦屋書店、小宮山書店、代官山 蔦屋書店、東塔堂、まんだらけ、アーカイブ ストア、ドーバー ビブリオテカ/ストリート マーケット ギンザ、ブック アンド サンズ、バウンダリー ブックス、ハイ・ブリッジ・ブックス、ナディッフ バイテン、シェルフ、スクワット カメアリ アート センター/トゥエルブブックス、京都 蔦屋書店、京都岡崎 蔦屋書店、誠光社、本屋青旗、ノースイースト(※オンライン)

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「ハトラ」の“瞬く”服 15年目でたどり着いた“リミナルウエア”の完成形

長見佳祐デザイナーによる「ハトラ(HATRA)」は3月20日、2025-26年秋冬コレクションをブランド初のランウエイショー形式で発表した。ショーは東京都と日本ファッション・ウィーク推進機構が主催する「東京ファッションアワード 2025(TOKYO FASHION AWARD 2025)」受賞による特典で、ブランド設立からの15年を総括するような堂々のコレクションだった。

長見デザイナーの衣服の捉え方は哲学的だ。21年から“リミナルウエア(LIMINAL WEAR)”というコンセプトを掲げ、内向きな個人と社会をつなぎ、人を新たな体験へと誘うメディア(媒介物)として衣服の制作を続けてきた。なお、“リミナリティー”とは、旅や祝祭のような、一時的に日常と非日常を往復する状況を指す。

揺れ、瞬き、イメージを変容

今季のテーマは“瞬き”だ。アトリエ近くの隅田川を観察し、光を受けて水面の表情が次々に変化する様子に着想した。川が動くごとに人の脳内イメージが流動するように、衣服も着用者の動作に合わせて刻一刻と見え方が変わる——この状態を「ハトラ」は“瞬き”と名づけ、“リミナルウエア”との共通項を見いだした。

テーマにちなみ、軽やかな素材使いを意識した。ファーストルックは、黒一色のシフォン素材のドレス。何色もの絵の具をマーブル状に垂らしたような抽象的なプリントが印象的だ。印刷に用いたのは京セラのインクジェットプリンター「フォレアス」で、水の使用量を極限まで削減した仕組みにより、インクの重さや厚さを防ぐことができる技術だ。モデルが歩くたびにドレスの裾は揺れ、シルバーのグラスコードも薄暗い会場の中で光を反射して輝く。また、得意とする重衣料の主張は控えめに、薄手のウエアをレイヤードして作るエレガントなスタイルに挑戦した。

デジタルツールが思考を拡張する

「ハトラ」は、15年の経験に裏打ちする素材使いやデザインの引き出しが豊富で、今シーズンは長見デザイナーの創意工夫の変遷をたどるようだった。Iラインのスタイリッシュなシルエットをベースにしながら、テーラードジャケットやスラックスといったドレッシーなアイテムから、ポリエステル素材のプルオーバーやメッシュ素材のガウンとパンツ、フーディーなどのカジュアルウエア、バンドゥーやファー付きのポンチョというレディーライクなアイテムまで、スタイルは多彩だ。アシンメトリーにギャザーを寄せたトップスや構築的なAラインスカートもあり、35ルックの中であらゆるバランスを披露した。

長見デザイナーのアイデアと共に「ハトラ」のクリエイションを支えているのは、生成AI や3Dパターンソフトウエアの「クロ(CLO)」といったデジタルツールである。ニットドレスやパンツ、シフォントップスなどに映し出したSFタッチの柄は、生成AIへのプロンプトを繰り返して生み出したもの。さらに、ジャケットの前身頃やハイウエストパンツの腰回りに施した幾何学モチーフは、「クロ」で作った立体的なパターンである。長見デザイナーによると、「生成AIはその便利さがデザイナーの思考力を目減りさせるリスクがあるから、宇宙人にアドバイスをもらうような感覚で、ファッションデザインに向き合い直すためのツールとして使用している」という。

鳴り止まなかった拍手

長見デザイナーはショーを終えた感想を問われ、「あっという間に終わってしまって不安で仕方ない」とこぼした。しかし、フィナーレ後の拍手はしばらく鳴り止まなかったし、周囲のからは「鳥肌が立つショーだった」「ブランドの魅力がさらに知られることになりうれしい」と高評価だった。間違いなく、今季の東コレを代表するショーの一つだと言えるだろう。

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「ハトラ」の“瞬く”服 15年目でたどり着いた“リミナルウエア”の完成形

長見佳祐デザイナーによる「ハトラ(HATRA)」は3月20日、2025-26年秋冬コレクションをブランド初のランウエイショー形式で発表した。ショーは東京都と日本ファッション・ウィーク推進機構が主催する「東京ファッションアワード 2025(TOKYO FASHION AWARD 2025)」受賞による特典で、ブランド設立からの15年を総括するような堂々のコレクションだった。

長見デザイナーの衣服の捉え方は哲学的だ。21年から“リミナルウエア(LIMINAL WEAR)”というコンセプトを掲げ、内向きな個人と社会をつなぎ、人を新たな体験へと誘うメディア(媒介物)として衣服の制作を続けてきた。なお、“リミナリティー”とは、旅や祝祭のような、一時的に日常と非日常を往復する状況を指す。

揺れ、瞬き、イメージを変容

今季のテーマは“瞬き”だ。アトリエ近くの隅田川を観察し、光を受けて水面の表情が次々に変化する様子に着想した。川が動くごとに人の脳内イメージが流動するように、衣服も着用者の動作に合わせて刻一刻と見え方が変わる——この状態を「ハトラ」は“瞬き”と名づけ、“リミナルウエア”との共通項を見いだした。

テーマにちなみ、軽やかな素材使いを意識した。ファーストルックは、黒一色のシフォン素材のドレス。何色もの絵の具をマーブル状に垂らしたような抽象的なプリントが印象的だ。印刷に用いたのは京セラのインクジェットプリンター「フォレアス」で、水の使用量を極限まで削減した仕組みにより、インクの重さや厚さを防ぐことができる技術だ。モデルが歩くたびにドレスの裾は揺れ、シルバーのグラスコードも薄暗い会場の中で光を反射して輝く。また、得意とする重衣料の主張は控えめに、薄手のウエアをレイヤードして作るエレガントなスタイルに挑戦した。

デジタルツールが思考を拡張する

「ハトラ」は、15年の経験に裏打ちする素材使いやデザインの引き出しが豊富で、今シーズンは長見デザイナーの創意工夫の変遷をたどるようだった。Iラインのスタイリッシュなシルエットをベースにしながら、テーラードジャケットやスラックスといったドレッシーなアイテムから、ポリエステル素材のプルオーバーやメッシュ素材のガウンとパンツ、フーディーなどのカジュアルウエア、バンドゥーやファー付きのポンチョというレディーライクなアイテムまで、スタイルは多彩だ。アシンメトリーにギャザーを寄せたトップスや構築的なAラインスカートもあり、35ルックの中であらゆるバランスを披露した。

長見デザイナーのアイデアと共に「ハトラ」のクリエイションを支えているのは、生成AI や3Dパターンソフトウエアの「クロ(CLO)」といったデジタルツールである。ニットドレスやパンツ、シフォントップスなどに映し出したSFタッチの柄は、生成AIへのプロンプトを繰り返して生み出したもの。さらに、ジャケットの前身頃やハイウエストパンツの腰回りに施した幾何学モチーフは、「クロ」で作った立体的なパターンである。長見デザイナーによると、「生成AIはその便利さがデザイナーの思考力を目減りさせるリスクがあるから、宇宙人にアドバイスをもらうような感覚で、ファッションデザインに向き合い直すためのツールとして使用している」という。

鳴り止まなかった拍手

長見デザイナーはショーを終えた感想を問われ、「あっという間に終わってしまって不安で仕方ない」とこぼした。しかし、フィナーレ後の拍手はしばらく鳴り止まなかったし、周囲のからは「鳥肌が立つショーだった」「ブランドの魅力がさらに知られることになりうれしい」と高評価だった。間違いなく、今季の東コレを代表するショーの一つだと言えるだろう。

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1位は、渡辺翔太דフラルネ”のコラボリップバーム第2弾が登場 モヒートを思わせる爽やかな香り|週間アクセスランキング TOP10(3月13日〜19日)

1位は、渡辺翔太דフラルネ”のコラボリップバーム第2弾が登場 モヒートを思わせる爽やかな香り|週間アクセスランキング TOP10(3月13日〜19日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、3月13日(木)〜3月19日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
渡辺翔太דフラルネ”のコラボリップバーム第2弾が登場 モヒートを思わせる爽やかな香り

03月18日公開 / 文・WWD STAFF

 アルビオンのスキンケアシリーズ“フラルネ(FLARUNE)”は4月1日、ブランドアンバサダーを務める渡辺翔太とコラボレーションしたリップクリームの第2弾“リップバー SP”(2750円)を数量限定で発売する。第1弾同様に、リップケアにこだわりを持つ渡辺の「リアルに欲しい!」アイテムを、共に商品化した。

> 記事の続きはこちら

- 2位 -
「スターバックス」と「ピーナッツ」のコラボ第3弾が3月25日に発売 フラペチーノやタンブラーなど

03月18日公開 / 文・WWD STAFF

 「スターバックス(STARBUCKS)」は3月25日から、スヌーピーなどで知られる漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」とのコラボレーション第3弾をスタートする。第3弾は、 “Kindness”(相手を想う気持ち)をテーマに、豊かな空想力でさまざまな人物になりきるスヌーピー、“ジョー カインド スヌーピ(JOE KIND SNOOPY)”が登場。日本でも、オリジナルドリンクやフード、グッズを全国のスターバックス店舗(一部除く)と「スターバックス」公式オンラインストアで販売。一部日本限定のグッズも展開する。

> 記事の続きはこちら

- 3位 -
「アディダス オリジナルス」が新作“スーパースターII”を発売 トラックスーツも新たに登場

03月14日公開 / 文・WWD STAFF

 「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は3月14日から、スニーカー“スーパースター(SUPERSTAR)”とトラックスーツ“ファイヤーバード(FIREBIRD)”を取り上げ、グローバルキャンペーン“ジ オリジナル(THE ORIGINAL)”を開始する。

> 記事の続きはこちら

- 4位 -
「ギャップ」からアーティスト6組とのコラボTシャツ ニルヴァーナやスヌープ・ドッグなど

03月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「ギャップ(GAP)」は6組のアーティストとコラボしたTシャツを発売した。価格は各7990円でサイズはXS~XL。アウトレットを除く「ギャップ」店舗および公式オンラインで取り扱う。

> 記事の続きはこちら

- 5位 -
「ユニクロ」とロンハーマンのコラボや「レスポートサック」×「アメリ」など! 来週発売のファッションアイテム9選【3/17〜3/23】

03月15日公開 / 文・WWD STAFF

 ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は3月17〜23日に発売するアイテムを紹介します。「ユニクロ」は、玉川高島屋S・C南館4階にタマタカ店をオープンするのを記念して店舗限定コラボアイテムを発売します。特に注目なのはロンハーマンとのコラボした“エアリズムコットンクルーネックT”。メンズとキッズサイズがあるので親子で楽しめます。一方「アメリ(AMERI)」は、ブランドの10周年を記念して「レスポートサック(LESPORTSAC)」とのコラボコレクションを発売します。実用性とデザインを追求しつつ、「アメリ」の都会的な要素を取り入れた全6型です。

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- 6位 -
「カフェ キツネ」が大阪に初出店 オリジナルドーナツや限定カラーのエコバッグを販売

03月16日公開 / 文・WWD STAFF

 「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」がプロデュースする「カフェ キツネ(CAFE KITSUNE)」は3月21日、大阪・梅田のグラングリーン大阪 南館に大阪初の店舗をオープンする。

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- 7位 -
高島屋が顧客係の制服一新 芦田多恵がデザイン、53年ぶりにパンツ追加

03月14日公開 / 文・WWD STAFF

 高島屋は、顧客係(店内案内)の春夏用の制服を5年ぶりに刷新する。「ジュンアシダ」のクリエティブディレクターで、「タエアシダ」のデザイナーである芦田多恵氏が担当した。

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- 8位 -
「ストーンアイランド」×「ニューバランス」の新作 深みのあるカラーの“998 メイドインUSA”

03月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」は3月27日、「ニューバランス(NEW BALANCE)」とのコラボレーションで初となる“メイドインUSA(MADE IN USA)”シリーズからスニーカー“998”を発売する。サイズはUS 5.5〜13.0までをそろえ、価格は4万9500円。同シューズは、「ストーンアイランド」の公式オンラインストアでのみ扱う。

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- 9位 -
小嶋陽菜の「ハーリップトゥ ビューティ」の人気ボディークリームにローズの香りが仲間入り

03月14日公開 / 文・WWD STAFF

 小嶋陽菜がプロデュースするビューティブランド「ハーリップトゥ ビューティ(HER LIP TO BEAUTY)」は4月4日、人気アイテム“センシュアルリッチ ボディクリーム”から、新しくローズの香りの“ローズ ブランシュ”(180g、4600円)を発売する。3月20日から大阪 ルクア イーレ店で先行販売を行う。

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- 10位 -
【スナップ】「エルメス」ショー会場は、まるで超希少バッグの品評会 上顧客ゲストの手元が注目の的に

03月17日公開 / 文・ライターELIE INOUE

 「エルメス(HERMES)」は3月8日(現地時間)、パリで2025-26年秋冬コレクションを発表した。ファッション業界の関係者だけでなく、同メゾンの上顧客も多く招待されるショーの会場には、普段は滅多に見かけることのない希少なバッグが一堂に集結する。アリゲーターやクロコダイルといった、スペシャルオーダーのみで入手可能とされるエキゾチックレザーはほんの序の口。パリ本店フォーブル・サントノーレ店の外観をイメージしてデザインされた“バーキン・フォーブル”、ミリタリーウエアに着想を得て生まれたキャンバス素材の“バーキン・カーゴ”、トリックアートの影のようなデザインの“シャドウ・バーキン”といった、店頭のディスプレーにも並ぶことの少ないバッグが目白押しだ。

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1位は、渡辺翔太דフラルネ”のコラボリップバーム第2弾が登場 モヒートを思わせる爽やかな香り|週間アクセスランキング TOP10(3月13日〜19日)

1位は、渡辺翔太דフラルネ”のコラボリップバーム第2弾が登場 モヒートを思わせる爽やかな香り|週間アクセスランキング TOP10(3月13日〜19日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、3月13日(木)〜3月19日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
渡辺翔太דフラルネ”のコラボリップバーム第2弾が登場 モヒートを思わせる爽やかな香り

03月18日公開 / 文・WWD STAFF

 アルビオンのスキンケアシリーズ“フラルネ(FLARUNE)”は4月1日、ブランドアンバサダーを務める渡辺翔太とコラボレーションしたリップクリームの第2弾“リップバー SP”(2750円)を数量限定で発売する。第1弾同様に、リップケアにこだわりを持つ渡辺の「リアルに欲しい!」アイテムを、共に商品化した。

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- 2位 -
「スターバックス」と「ピーナッツ」のコラボ第3弾が3月25日に発売 フラペチーノやタンブラーなど

03月18日公開 / 文・WWD STAFF

 「スターバックス(STARBUCKS)」は3月25日から、スヌーピーなどで知られる漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」とのコラボレーション第3弾をスタートする。第3弾は、 “Kindness”(相手を想う気持ち)をテーマに、豊かな空想力でさまざまな人物になりきるスヌーピー、“ジョー カインド スヌーピ(JOE KIND SNOOPY)”が登場。日本でも、オリジナルドリンクやフード、グッズを全国のスターバックス店舗(一部除く)と「スターバックス」公式オンラインストアで販売。一部日本限定のグッズも展開する。

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- 3位 -
「アディダス オリジナルス」が新作“スーパースターII”を発売 トラックスーツも新たに登場

03月14日公開 / 文・WWD STAFF

 「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は3月14日から、スニーカー“スーパースター(SUPERSTAR)”とトラックスーツ“ファイヤーバード(FIREBIRD)”を取り上げ、グローバルキャンペーン“ジ オリジナル(THE ORIGINAL)”を開始する。

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- 4位 -
「ギャップ」からアーティスト6組とのコラボTシャツ ニルヴァーナやスヌープ・ドッグなど

03月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「ギャップ(GAP)」は6組のアーティストとコラボしたTシャツを発売した。価格は各7990円でサイズはXS~XL。アウトレットを除く「ギャップ」店舗および公式オンラインで取り扱う。

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- 5位 -
「ユニクロ」とロンハーマンのコラボや「レスポートサック」×「アメリ」など! 来週発売のファッションアイテム9選【3/17〜3/23】

03月15日公開 / 文・WWD STAFF

 ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は3月17〜23日に発売するアイテムを紹介します。「ユニクロ」は、玉川高島屋S・C南館4階にタマタカ店をオープンするのを記念して店舗限定コラボアイテムを発売します。特に注目なのはロンハーマンとのコラボした“エアリズムコットンクルーネックT”。メンズとキッズサイズがあるので親子で楽しめます。一方「アメリ(AMERI)」は、ブランドの10周年を記念して「レスポートサック(LESPORTSAC)」とのコラボコレクションを発売します。実用性とデザインを追求しつつ、「アメリ」の都会的な要素を取り入れた全6型です。

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- 6位 -
「カフェ キツネ」が大阪に初出店 オリジナルドーナツや限定カラーのエコバッグを販売

03月16日公開 / 文・WWD STAFF

 「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」がプロデュースする「カフェ キツネ(CAFE KITSUNE)」は3月21日、大阪・梅田のグラングリーン大阪 南館に大阪初の店舗をオープンする。

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- 7位 -
高島屋が顧客係の制服一新 芦田多恵がデザイン、53年ぶりにパンツ追加

03月14日公開 / 文・WWD STAFF

 高島屋は、顧客係(店内案内)の春夏用の制服を5年ぶりに刷新する。「ジュンアシダ」のクリエティブディレクターで、「タエアシダ」のデザイナーである芦田多恵氏が担当した。

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- 8位 -
「ストーンアイランド」×「ニューバランス」の新作 深みのあるカラーの“998 メイドインUSA”

03月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」は3月27日、「ニューバランス(NEW BALANCE)」とのコラボレーションで初となる“メイドインUSA(MADE IN USA)”シリーズからスニーカー“998”を発売する。サイズはUS 5.5〜13.0までをそろえ、価格は4万9500円。同シューズは、「ストーンアイランド」の公式オンラインストアでのみ扱う。

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- 9位 -
小嶋陽菜の「ハーリップトゥ ビューティ」の人気ボディークリームにローズの香りが仲間入り

03月14日公開 / 文・WWD STAFF

 小嶋陽菜がプロデュースするビューティブランド「ハーリップトゥ ビューティ(HER LIP TO BEAUTY)」は4月4日、人気アイテム“センシュアルリッチ ボディクリーム”から、新しくローズの香りの“ローズ ブランシュ”(180g、4600円)を発売する。3月20日から大阪 ルクア イーレ店で先行販売を行う。

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- 10位 -
【スナップ】「エルメス」ショー会場は、まるで超希少バッグの品評会 上顧客ゲストの手元が注目の的に

03月17日公開 / 文・ライターELIE INOUE

 「エルメス(HERMES)」は3月8日(現地時間)、パリで2025-26年秋冬コレクションを発表した。ファッション業界の関係者だけでなく、同メゾンの上顧客も多く招待されるショーの会場には、普段は滅多に見かけることのない希少なバッグが一堂に集結する。アリゲーターやクロコダイルといった、スペシャルオーダーのみで入手可能とされるエキゾチックレザーはほんの序の口。パリ本店フォーブル・サントノーレ店の外観をイメージしてデザインされた“バーキン・フォーブル”、ミリタリーウエアに着想を得て生まれたキャンバス素材の“バーキン・カーゴ”、トリックアートの影のようなデザインの“シャドウ・バーキン”といった、店頭のディスプレーにも並ぶことの少ないバッグが目白押しだ。

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【スナップ】「サンディー・リアング」 のショーは“Kawaii”ガールズ集結 「バレエコア」満開

BLACKPINKのジェニーがニューヨークのショップを訪れていたことでも話題となった「サンディー・リアング(SANDY LIANG)」は、ニューヨーク・ファッション・ウイーク中に2025-26年秋冬コレクションを発表した。会場には日本の“Kawaii”にも通底するファッションに身を包んだ女性たちで溢れた。パステルカラーにリボン、コサージュ、フリル、ファー使いやバレエシューズ、ルーズソックスなど、「バレエコア」全開な来場者も多く見られた。

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【スナップ】「サンディー・リアング」 のショーは“Kawaii”ガールズ集結 「バレエコア」満開

BLACKPINKのジェニーがニューヨークのショップを訪れていたことでも話題となった「サンディー・リアング(SANDY LIANG)」は、ニューヨーク・ファッション・ウイーク中に2025-26年秋冬コレクションを発表した。会場には日本の“Kawaii”にも通底するファッションに身を包んだ女性たちで溢れた。パステルカラーにリボン、コサージュ、フリル、ファー使いやバレエシューズ、ルーズソックスなど、「バレエコア」全開な来場者も多く見られた。

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ルーク・メイヤーが「ゴールドウイン」とのコラボを語る 目指したのは「温かみのあるテックウエア」

 

ルーク・メイヤー(Luke Meier)=クリエイティブ・ディレクターが手がける「OAMC」が、このほど「ゴールドウイン(GOLDWIN)」との2度目のコラボレーションを発表した。テクニカルコットンを用いたパーカやフィールドジャケット、トラウザーなど、テックウエアと天然素材の新たな融合を目指したアイテムがそろう。全国の「ゴールドウイン」店舗で販売中だ。なお、メイヤーは2024年春夏コレクションをもって「OAMC」を退任する意向を表明しており、今回が最後のコラボレーションとなる。節目となるこのコレクションに込めた思いを、メイヤーに聞いた。

WWD:コラボレーションが始まった経緯を教えてほしい。

ルーク・メイヤー(以下、メイヤー):数年前に東京でゴールドウインの渡辺貴生社長にお会いする機会があった。そこで、デザインに対する視点や質の高い製品作りへの目的意識に共通点を感じた。「ゴールドウイン」の可能性はとても広い。コラボレーションを通じて、「OAMC」にとっても新しい表現ができるのではないかと考えた。

WWD:今回のコラボレーションでこだわった点は?

メイヤー:素材と形の新しい表現だ。結果、生地の構造やボンディング、またプリントや仕上げにおいても、とても面白いアウトプットができた。シルエット自体も新しい方向に進化させられたと思う。

WWD:具体的なテーマは?

メイヤー:テクニカルウエアでありながら、ナチュラルな風合いを両立させたいと思った。私は服自体の生きている感覚やモノが持つ強いキャラクターのようなものを感じることを好む。今回のアイテムにも、ポジティブなエネルギーを宿らせることができたと信じている。従来のテクニカルウエアには珍しい、着る人が心地よさや温かみを感じられるものに仕上げられたと思う。

WWD:ゴールドウインはサステナビリティ分野の先進企業としても知られる。彼らの取り組みを見て感じたことは?
メイヤー:渡辺社長は会社をすごく良い方向へ導いていると思った。サプライチェーンの全体を把握することは非常に難しいが、ゴールドウインがその課題に対して真摯に取り組んでいる姿勢には大きな敬意を抱いている。

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ルーク・メイヤーが「ゴールドウイン」とのコラボを語る 目指したのは「温かみのあるテックウエア」

 

ルーク・メイヤー(Luke Meier)=クリエイティブ・ディレクターが手がける「OAMC」が、このほど「ゴールドウイン(GOLDWIN)」との2度目のコラボレーションを発表した。テクニカルコットンを用いたパーカやフィールドジャケット、トラウザーなど、テックウエアと天然素材の新たな融合を目指したアイテムがそろう。全国の「ゴールドウイン」店舗で販売中だ。なお、メイヤーは2024年春夏コレクションをもって「OAMC」を退任する意向を表明しており、今回が最後のコラボレーションとなる。節目となるこのコレクションに込めた思いを、メイヤーに聞いた。

WWD:コラボレーションが始まった経緯を教えてほしい。

ルーク・メイヤー(以下、メイヤー):数年前に東京でゴールドウインの渡辺貴生社長にお会いする機会があった。そこで、デザインに対する視点や質の高い製品作りへの目的意識に共通点を感じた。「ゴールドウイン」の可能性はとても広い。コラボレーションを通じて、「OAMC」にとっても新しい表現ができるのではないかと考えた。

WWD:今回のコラボレーションでこだわった点は?

メイヤー:素材と形の新しい表現だ。結果、生地の構造やボンディング、またプリントや仕上げにおいても、とても面白いアウトプットができた。シルエット自体も新しい方向に進化させられたと思う。

WWD:具体的なテーマは?

メイヤー:テクニカルウエアでありながら、ナチュラルな風合いを両立させたいと思った。私は服自体の生きている感覚やモノが持つ強いキャラクターのようなものを感じることを好む。今回のアイテムにも、ポジティブなエネルギーを宿らせることができたと信じている。従来のテクニカルウエアには珍しい、着る人が心地よさや温かみを感じられるものに仕上げられたと思う。

WWD:ゴールドウインはサステナビリティ分野の先進企業としても知られる。彼らの取り組みを見て感じたことは?
メイヤー:渡辺社長は会社をすごく良い方向へ導いていると思った。サプライチェーンの全体を把握することは非常に難しいが、ゴールドウインがその課題に対して真摯に取り組んでいる姿勢には大きな敬意を抱いている。

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【スナップ】山下智久やイ・ジェウクらが来場 「モンクレール・グルノーブル」2025-26年秋冬コレクション

「モンクレール・グルノーブル(MONCLER GRENOBLE)」は、フランス現地時間の3月15日、2025-26年秋冬コレクションを発表した。会場は、ヨーロッパで最も標高の高い空港のひとつとされるクールシュヴェル飛行場。雪が幻想的なムードを演出する同会場で、自然との一体感を表現したランウエイを披露した。

会場には、「モンクレール(MONCLER)」のブランドアンバサダーを務める山下智久や俳優のイ・ジェウク(Lee Jaewook)、アン・ハサウェイ(Anne Hathaway)、エイドリアン・ブロディ(Adrien Brody)ら多数のセレブリティーが来場した。

来場者スナップ

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【スナップ】山下智久やイ・ジェウクらが来場 「モンクレール・グルノーブル」2025-26年秋冬コレクション

「モンクレール・グルノーブル(MONCLER GRENOBLE)」は、フランス現地時間の3月15日、2025-26年秋冬コレクションを発表した。会場は、ヨーロッパで最も標高の高い空港のひとつとされるクールシュヴェル飛行場。雪が幻想的なムードを演出する同会場で、自然との一体感を表現したランウエイを披露した。

会場には、「モンクレール(MONCLER)」のブランドアンバサダーを務める山下智久や俳優のイ・ジェウク(Lee Jaewook)、アン・ハサウェイ(Anne Hathaway)、エイドリアン・ブロディ(Adrien Brody)ら多数のセレブリティーが来場した。

来場者スナップ

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「士郎正宗の世界展」のコラボ作品やコラボアイテムが公開 「CLAMP」や暮維人らが作品を制作

4月12日から8月17日まで世田谷文学館で開催される展覧会「士郎正宗の世界展〜『攻殻機動隊』と創造の軌跡〜」のアーティストコラボ作品と「ギークス ルール(GEEKSRULE)」や「ベアブリック(BE@RBRICK)」、「メクリ(MEQRI)」、「ブレインデッド(BRAIN DEAD)」、「マックスファクトリー(MAXFACTORY)」、「ガート(GAAAT)」とのコラボアイテムが公開された。

アーティストコラボ作品

今回のコラボレーション企画では、漫画・アニメ・現代アートの各分野からアーティストが参加する。「カードキャプターさくら」などを手掛けた創作集団「CLAMP」、代表作「BLAME!」で知られる漫画家の弐瓶勉、「天上天下」、「エア・ギア」で知られる漫画家・大暮維人、テレビゲーム「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」を手掛けたアニメーション監督・北久保弘之、映画「キル・ビル」のアニメパートの演出で国際的に評価を受けたアニメーション監督・中澤一登、ロシア出身のイラストレーター・イリヤ・クブシノブ、グラフィックデザイナーの河村康輔、イラストレーターの長場雄、写真家・小浪次郎、といった錚々たる面々が士郎正宗作品とのコラボレーション作品を制作。各コラボ作品を使用した展覧会オリジナルグッズの発売も予定している。

ブランドコラボアイテム

「ギークス ルール」や「ベアブリック」、「メクリ」、「ブレインデッド」、「マックスファクトリー」、「ガート」とのコラボアイテムも公開された。そのほか、「セント マイケル(©SAINT Mxxxxxx)」や「ユニオン(UNNON)」のアイテム情報も後日解禁予定だ。

「ギークス ルール」

「ベアブリック」

「メクリ」

「ブレインデッド」

「マックスファクトリー」

「ガート」

特別PV

■士郎正宗の世界展 ~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~
会期:4月12日~8月17日
休館日:月曜日 ※祝日の場合は開館し、翌平日休館
会場:世田谷文学館
住所:東京都世田谷区南烏山1-10-10
料金:(一般)1500円、(65歳以上・大学・高校生)900円、(小・中学生)450円、(特典グッズ付きチケット):4000円
展覧会入場チケットはイープラスで一般販売中
https://www.shirow-masamune-ex.jp

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「士郎正宗の世界展」のコラボ作品やコラボアイテムが公開 「CLAMP」や暮維人らが作品を制作

4月12日から8月17日まで世田谷文学館で開催される展覧会「士郎正宗の世界展〜『攻殻機動隊』と創造の軌跡〜」のアーティストコラボ作品と「ギークス ルール(GEEKSRULE)」や「ベアブリック(BE@RBRICK)」、「メクリ(MEQRI)」、「ブレインデッド(BRAIN DEAD)」、「マックスファクトリー(MAXFACTORY)」、「ガート(GAAAT)」とのコラボアイテムが公開された。

アーティストコラボ作品

今回のコラボレーション企画では、漫画・アニメ・現代アートの各分野からアーティストが参加する。「カードキャプターさくら」などを手掛けた創作集団「CLAMP」、代表作「BLAME!」で知られる漫画家の弐瓶勉、「天上天下」、「エア・ギア」で知られる漫画家・大暮維人、テレビゲーム「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」を手掛けたアニメーション監督・北久保弘之、映画「キル・ビル」のアニメパートの演出で国際的に評価を受けたアニメーション監督・中澤一登、ロシア出身のイラストレーター・イリヤ・クブシノブ、グラフィックデザイナーの河村康輔、イラストレーターの長場雄、写真家・小浪次郎、といった錚々たる面々が士郎正宗作品とのコラボレーション作品を制作。各コラボ作品を使用した展覧会オリジナルグッズの発売も予定している。

ブランドコラボアイテム

「ギークス ルール」や「ベアブリック」、「メクリ」、「ブレインデッド」、「マックスファクトリー」、「ガート」とのコラボアイテムも公開された。そのほか、「セント マイケル(©SAINT Mxxxxxx)」や「ユニオン(UNNON)」のアイテム情報も後日解禁予定だ。

「ギークス ルール」

「ベアブリック」

「メクリ」

「ブレインデッド」

「マックスファクトリー」

「ガート」

特別PV

■士郎正宗の世界展 ~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~
会期:4月12日~8月17日
休館日:月曜日 ※祝日の場合は開館し、翌平日休館
会場:世田谷文学館
住所:東京都世田谷区南烏山1-10-10
料金:(一般)1500円、(65歳以上・大学・高校生)900円、(小・中学生)450円、(特典グッズ付きチケット):4000円
展覧会入場チケットはイープラスで一般販売中
https://www.shirow-masamune-ex.jp

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「士郎正宗の世界展」のコラボ作品やコラボアイテムが公開 「CLAMP」や暮維人らが作品を制作

4月12日から8月17日まで世田谷文学館で開催される展覧会「士郎正宗の世界展〜『攻殻機動隊』と創造の軌跡〜」のアーティストコラボ作品と「ギークス ルール(GEEKSRULE)」や「ベアブリック(BE@RBRICK)」、「メクリ(MEQRI)」、「ブレインデッド(BRAIN DEAD)」、「マックスファクトリー(MAXFACTORY)」、「ガート(GAAAT)」とのコラボアイテムが公開された。

アーティストコラボ作品

今回のコラボレーション企画では、漫画・アニメ・現代アートの各分野からアーティストが参加する。「カードキャプターさくら」などを手掛けた創作集団「CLAMP」、代表作「BLAME!」で知られる漫画家の弐瓶勉、「天上天下」、「エア・ギア」で知られる漫画家・大暮維人、テレビゲーム「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」を手掛けたアニメーション監督・北久保弘之、映画「キル・ビル」のアニメパートの演出で国際的に評価を受けたアニメーション監督・中澤一登、ロシア出身のイラストレーター・イリヤ・クブシノブ、グラフィックデザイナーの河村康輔、イラストレーターの長場雄、写真家・小浪次郎、といった錚々たる面々が士郎正宗作品とのコラボレーション作品を制作。各コラボ作品を使用した展覧会オリジナルグッズの発売も予定している。

ブランドコラボアイテム

「ギークス ルール」や「ベアブリック」、「メクリ」、「ブレインデッド」、「マックスファクトリー」、「ガート」とのコラボアイテムも公開された。そのほか、「セント マイケル(©SAINT Mxxxxxx)」や「ユニオン(UNNON)」のアイテム情報も後日解禁予定だ。

「ギークス ルール」

「ベアブリック」

「メクリ」

「ブレインデッド」

「マックスファクトリー」

「ガート」

特別PV

■士郎正宗の世界展 ~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~
会期:4月12日~8月17日
休館日:月曜日 ※祝日の場合は開館し、翌平日休館
会場:世田谷文学館
住所:東京都世田谷区南烏山1-10-10
料金:(一般)1500円、(65歳以上・大学・高校生)900円、(小・中学生)450円、(特典グッズ付きチケット):4000円
展覧会入場チケットはイープラスで一般販売中
https://www.shirow-masamune-ex.jp

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LE SSERAFIMと「ジェラート ピケ」のコラボアイテム発売 ニットとサテンの2つのシリーズ

ルームウエアブランド「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は、5人組ガールズグループ、ル セラフィム(LE SSERAFIM)とのスペシャルコラボレーションアイテムを3月26日に発売する。全国の「ジェラート ピケ」店舗、「ジェラート ピケ」公式オンラインストアなどで販売する。

ニットシリーズ

滑らかな肌触りが心地よい“スムーズィー”素材を使用したニットシリーズは、カーディガン(1万560円)とブランケット(8140円)を展開。カーディガンは、ゆるっとした袖のシルエットとハートのボタンがポイントで、背中には、今回のコラボオリジナルのロゴがあしらわれており、家の中でも気分が高まるデザインに仕上げた。ブランケットは、さらりと軽い素材で外出時にも持ち運びやすい。それぞれライトグレー、ピンク、グリーン、ブルー、レッドの5色を展開する。

サテンシリーズ

上品な光沢感のある素材が大人っぽい印象のサテンシリーズ。ドロップショルダーで落ち感がきれいなシャツは、ショートパンツのフレアシルエットがちらっと見える丈感。胸元にさりげなく入ったコラボレーションのロゴ刺しゅうがポイント。ハートロゴの刺しゅうとフリルが目を引くサテンポーチは、普段使いのポーチとしてちょうど良いサイズ感。価格はサテンシャツ&ショートパンツセットが1万5950円、サテンフリルポーチが4950円。どちらもライトグレー、ピンク、グリーン、ブルー、レッドの5色を展開する。

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LE SSERAFIMと「ジェラート ピケ」のコラボアイテム発売 ニットとサテンの2つのシリーズ

ルームウエアブランド「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は、5人組ガールズグループ、ル セラフィム(LE SSERAFIM)とのスペシャルコラボレーションアイテムを3月26日に発売する。全国の「ジェラート ピケ」店舗、「ジェラート ピケ」公式オンラインストアなどで販売する。

ニットシリーズ

滑らかな肌触りが心地よい“スムーズィー”素材を使用したニットシリーズは、カーディガン(1万560円)とブランケット(8140円)を展開。カーディガンは、ゆるっとした袖のシルエットとハートのボタンがポイントで、背中には、今回のコラボオリジナルのロゴがあしらわれており、家の中でも気分が高まるデザインに仕上げた。ブランケットは、さらりと軽い素材で外出時にも持ち運びやすい。それぞれライトグレー、ピンク、グリーン、ブルー、レッドの5色を展開する。

サテンシリーズ

上品な光沢感のある素材が大人っぽい印象のサテンシリーズ。ドロップショルダーで落ち感がきれいなシャツは、ショートパンツのフレアシルエットがちらっと見える丈感。胸元にさりげなく入ったコラボレーションのロゴ刺しゅうがポイント。ハートロゴの刺しゅうとフリルが目を引くサテンポーチは、普段使いのポーチとしてちょうど良いサイズ感。価格はサテンシャツ&ショートパンツセットが1万5950円、サテンフリルポーチが4950円。どちらもライトグレー、ピンク、グリーン、ブルー、レッドの5色を展開する。

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「ポール・スミス」が東京でランウエイショー “らしい”生き方さえ滲み出ることを期待

「ポール・スミス(PAUL SMITH)」は、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」タイトルスポンサーの楽天グループによる支援プログラム「バイアール(by R)」として、2025-26年秋冬コレクションを発表した。

1月にパリで発表したコレクションをベースとして、「アート・オブ・イメージ・メイキング(イメージ創作に芸術)」をテーマとした。1950年代のニューヨークでファッション・フォトグラファーとして活躍し、後年には「カラー写真のパイオニア」と讃えられた写真家ソール・ライター(Saul Leiter)のカラー写真のように、深いトーンから着想を得たリッチなカラーパレットのブリティッシュトラッドを、同じく20世紀を代表する写真家のように少し着崩したスタイルを打ち出した。

「ポール・スミス」らしいカラフルボーダーのニットは、ところどころにケーブルニットを差し込み、イエローのシャツとコーディネート。同じ色のネクタイは少しだけ外し、自然体のムードを表現した。ウィメンズでは、同じニットをコーデュロイのセットアップと合わせた。端正なピークドラペルを、遊んだ素材で楽しんでいる。ピンストライプのウールフランネルでカーゴパンツを作ったり、ガンクラブチェックでブルゾンを提案したりと単品で遊ぶこともあれば、チェスターコートにカーゴパンツや、ジャケットにハンティングジャケットのレイヤードなどスタイリングで遊ぶルックも。英国同士のブランドとして、「バブアー(BARBOUR)」とのコラボアイテムも登場した。

細部で遊び心を表現したアイテムや、自由奔放なスタイリングは、「ポール・スミス」らしい。ただ「ルメール(LEMAIRE)」や「オーラリー(AURALEE)」など、生き方やパーソナリティーさえ滲み出る洋服やスタイルのブランドが次々現れていることを考えると、もう少し“何か”があっても良いのかもしれない。それは、もう少しコンテンポラリーなシルエットかもしれないし、もう少し大胆なスタイリングかもしれない。「機能素材で作るアノラックなどのモダンなアイテムを、過去の写真家ならどう着こなすのか?」などの想像が広がったら、さらにコレクションは面白味を増すだろう。ご本人がチャーミングなだけに、他に比べてパーソナリティーが控えめなように思えてしまう。

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「ポール・スミス」が東京でランウエイショー “らしい”生き方さえ滲み出ることを期待

「ポール・スミス(PAUL SMITH)」は、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」タイトルスポンサーの楽天グループによる支援プログラム「バイアール(by R)」として、2025-26年秋冬コレクションを発表した。

1月にパリで発表したコレクションをベースとして、「アート・オブ・イメージ・メイキング(イメージ創作に芸術)」をテーマとした。1950年代のニューヨークでファッション・フォトグラファーとして活躍し、後年には「カラー写真のパイオニア」と讃えられた写真家ソール・ライター(Saul Leiter)のカラー写真のように、深いトーンから着想を得たリッチなカラーパレットのブリティッシュトラッドを、同じく20世紀を代表する写真家のように少し着崩したスタイルを打ち出した。

「ポール・スミス」らしいカラフルボーダーのニットは、ところどころにケーブルニットを差し込み、イエローのシャツとコーディネート。同じ色のネクタイは少しだけ外し、自然体のムードを表現した。ウィメンズでは、同じニットをコーデュロイのセットアップと合わせた。端正なピークドラペルを、遊んだ素材で楽しんでいる。ピンストライプのウールフランネルでカーゴパンツを作ったり、ガンクラブチェックでブルゾンを提案したりと単品で遊ぶこともあれば、チェスターコートにカーゴパンツや、ジャケットにハンティングジャケットのレイヤードなどスタイリングで遊ぶルックも。英国同士のブランドとして、「バブアー(BARBOUR)」とのコラボアイテムも登場した。

細部で遊び心を表現したアイテムや、自由奔放なスタイリングは、「ポール・スミス」らしい。ただ「ルメール(LEMAIRE)」や「オーラリー(AURALEE)」など、生き方やパーソナリティーさえ滲み出る洋服やスタイルのブランドが次々現れていることを考えると、もう少し“何か”があっても良いのかもしれない。それは、もう少しコンテンポラリーなシルエットかもしれないし、もう少し大胆なスタイリングかもしれない。「機能素材で作るアノラックなどのモダンなアイテムを、過去の写真家ならどう着こなすのか?」などの想像が広がったら、さらにコレクションは面白味を増すだろう。ご本人がチャーミングなだけに、他に比べてパーソナリティーが控えめなように思えてしまう。

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大阪・関西万博「住友館」が“森の価値”を表現 コスチュームは「ソマルタ」の廣川玉枝がデザイン

住友グループは、2025年大阪・関西万博(以下、大阪・関西万博)に出展する「住友館」で、幅20m、高さ7.5mにおよぶ複層の映像スクリーンと音楽、人が融合する空間“UNKNOWN FOREST パフォーミングシアター”を展示する。同展示に登場するコスチュームのデザインは、廣川玉枝「ソマルタ(SOMARTA)」デザイナーが手掛ける。

巨大スクリーンを通じて森の多様な価値を表現

“UNKNOWN FOREST”は、住友グループが森との関わりの中で見出した、「森の持つ価値」を体験を通じて表現する展示。同シアターでは、ランタンを片手に、森の中を冒険する“UNKNOWN FOREST 誰も知らない、いのちの物語”のクライマックスとして特別な演出を行う。

舞台は3層のレイヤー構造で構成し、観客の目の前にはプロジェクターから立体的に映像を投射するメッシュスクリーン、奥には巨大なLEDビジョンを配置する。また、演者の動きを効果的に見せる舞台装置は、ミュージカルなどに実績を持つ美術チームが手掛ける。

また同展示は、国内外で活躍するクリエイターが共創。廣川玉枝デザイナーのほか、振り付け、ステージングはダンサーで振付家の小㞍健太、モーションロゴや楽曲のトータルディレクションは音楽監督の山﨑功、演出を落合正夫、大田俊吾が務める。

“UNKNOWN FOREST”ティーザー映像

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【スナップ】ノスタルジーと新鮮さが交差する、イマっぽ「CK」スタイル

ヴェロニカ・レオーニ(Veronica Leoni)が新クリエイティブ・ディレクターに就任し、6年ぶりにニューヨーク・ファッション・ウィーク期間中にショーを行った「カルバン・クライン コレクション(CALVIN KLEIN COLLECTION)」。会場には懐かしのCKファッションに身を包んだ人々が来場した。会場にはカルバン・クライン氏本人の他、ケイト・モスやクリスティー・ターリントンの姿も見られた。着用率が高かったのはブランドのアイコンとも言えるインディゴブルーのデニム。ウィメンズはCKロゴの入ったTシャツにシンプルなコートやレザーブルゾンを合わせたタイムレスなスタイリングも見られた。メンズはルーズフィットなデニムにスウェットやTシャツのアメカジ要素を取り入れたスタイル。テーラードスタイルもミニマムにまとめ、懐かしさと共にフレッシュなCKスタイルで溢れた。

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【スナップ】ノスタルジーと新鮮さが交差する、イマっぽ「CK」スタイル

ヴェロニカ・レオーニ(Veronica Leoni)が新クリエイティブ・ディレクターに就任し、6年ぶりにニューヨーク・ファッション・ウィーク期間中にショーを行った「カルバン・クライン コレクション(CALVIN KLEIN COLLECTION)」。会場には懐かしのCKファッションに身を包んだ人々が来場した。会場にはカルバン・クライン氏本人の他、ケイト・モスやクリスティー・ターリントンの姿も見られた。着用率が高かったのはブランドのアイコンとも言えるインディゴブルーのデニム。ウィメンズはCKロゴの入ったTシャツにシンプルなコートやレザーブルゾンを合わせたタイムレスなスタイリングも見られた。メンズはルーズフィットなデニムにスウェットやTシャツのアメカジ要素を取り入れたスタイル。テーラードスタイルもミニマムにまとめ、懐かしさと共にフレッシュなCKスタイルで溢れた。

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「ザ・ノース・フェイス」、写真家石川直樹の8000メートル峰全14座登頂を記念し写真展

ゴールドウインが運営する「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」は3月22日〜4月20日、写真家であり、ブランドの契約アスリートでもある石川直樹の写真展「With the Whole Earth Below」を開催する。場所はゴールドウイン東京本社1階ホール。入場は無料。

石川は2024年10月にヒマラヤ山脈のシシャパンマ(8027メートル)に登頂し、世界の8000メートル峰全14座登頂を達成。これを記念し、今回は20年以上にわたる石川のヒマラヤ遠征の軌跡をたどり、山岳文化や登はんの記録を収めた写真を展示。石川が遠征時に着用していた「ザ・ノース・フェイス」のウエアなども常設展示する。

◼️写真展「With the Whole Earth Below」
開催期間:3月22日〜4月20日
開催場所:ゴールドウイン東京本社1階ホール
住所:東京都港区北青山3-5-6 青朋ビル
入場料:無料

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大手アパレルから転身、53歳で漫画家デビュー 林田もずるが「本気で熱いアパレル漫画」を描いたワケ

PROFILE: 「アパレルドッグ」(講談社)

「アパレルドッグ」(講談社)
PROFILE: 週刊「モーニング」(毎週木曜発行)で絶賛連載中。社命でメンズブランドの立ち上げに奔走する29歳の大手アパレルMD田中ソラトを軸に、デザイナーやODM会社、宣伝、競合のグローバルブランドのMDなど、アパレル業界のさまざまな職種や人間たちを生き生きと描き出す。2月に待望の2巻が発売。全アパレル業界人必読の書だ (第一話) https://comic-days.com/episode/2550689798870437188

「モーニング」で絶賛連載中の漫画「アパレルドッグ」をご存知だろうか?29歳の大手アパレルMDである田中ソラトや新人の家入スバル(23)らがメンズブランドの立ち上げに奮闘する姿を軸に、アパレル業界のビジネスをリアルに描く物語だ。縮小する業界で働くことへの焦燥感とモノ作りやファッションへの熱い気持ち、新ブランド立ち上げの苦闘などをときに生々しく、けれども共感を持って描き出されたストーリーに、アパレル業界人であれば胸が熱くなるはずだ。また、MDやODM企業などアパレルビジネスの内実が丁寧かつわかりやすく描かれており、アパレルビジネス入門書としてもぜひおすすめしたい。実は作者の林田もずるさんは、某大手企業を中心にアパレル業界で約30年もの間デザイナー&ディレクターを務め、53歳で漫画家に転身した異色の経歴を持つ。全アパレル業界人必読の漫画「アパレルドッグ」の誕生秘話に迫った。

PROFILE: 林田もずる/漫画家

林田もずる/漫画家
PROFILE: 1970年生まれ、54歳。新卒で大手アパレルに就職。31歳で某有力ブランドのチーフデザイナーに。その後、複数のブランドのデザイナー・ディレクターを経て、53歳のときに「ファッションのお仕事」でちばてつや賞の一般部門準大賞を受賞。2024年7月から週刊「モーニング」で「アパレルドッグ」の連載をスタート PHOTO:HIRONORI SAKUNAGA

WWD:大手アパレルの企業デザイナーから漫画家へ。今はどんな毎日ですか?

林田もずる(以下、林田):毎日がめちゃくちゃ刺激的で楽しいですね。50代になって漫画家になり、こんな日が訪れるとは、10年前の私ならまったく予想していなかった(笑)。アパレル業界以外で働くことも、何より漫画家になっていることが、本当に驚きというか、夢みたいです。

WWD:いつから漫画家になろうと?

林田もずる(以下、林田):昔から絵を描くのは好きで、中学生くらいまでは漫画を描いていた。でも中学生、高校生くらいになると、当時は漫画好きが「ヲタク」として迫害され(笑)、音楽やファッションが「イケてる」という時代。ついそっちの方に行ってしまった(笑)。それに漫画ってスクリーントーンが1枚400〜600円もするので、限られたお小遣いの中で漫画を描くのに使うのも大変で、描かなくなってしまったんですよね。高校生以降はファッションや音楽などに夢中で、「漫画家になりたい」と思っていたこと自体、実は30年以上忘れていました。

31歳で有力ブランドのチーフデザイナーに

WWD:就職は新卒でアパレルに?

林田:そうです。新卒で大手アパレルメーカーに就職し、デザイナーとして配属。31歳では念願のチーフデザイナーになりました。

WWD:順風満帆ですね。

林田:まあ、そうとも言えますが、とにかく仕事は大変でした。そのブランドは多いときに一週間で20型くらいをデザインしていて、当時は日本でもかなりの量を生産していたので、週の前半にデザイン画を描いて、週の後半に生産担当者とふたりで工場に出張し、その場で使う糸を決めてサンプルを生産し、2時間後に上がってきたサンプルを確認&修正。そのサンプルを持ち帰ってMDが5000枚、1万枚と発注数を決め、翌週に量産して店頭に並べる、といったスケジュール。それが毎週だったので、いつも夜中の3時、4時までオフィスで働いていました。2000年代初頭まではどこのアパレル企業もそんな感じだったし、自分も30代前半で気力も体力も充実していたころので、ガンガン働いていました。平日はそんな感じで服を作っていたのに、休みの週末はまたいろいろな店舗に服を見に行っていました。まさに洋服にまみれた生活です。大変だったけど、充実していましたね。

WWD:その後は?

林田:20年近くそのブランドに在籍していましたが、そのくらい長くやっていると、ブランド自体の浮き沈みが多くて、それが一番堪えましたね。その後はいくつかのブランドのディレクターを経験して、2015年にいったん退社。その後は古巣の企業のブランドもやりつつ、フリーランスとしてさまざまなブランドのディレクションをやっていました。

50歳を超え、漫画を描くことに熱中

WWD:転機は?

林田:コロナ禍です。コロナ禍で外出できず、家にいるときに、子どもが誕生日にプレゼントした液晶タブレットで絵を描いていたのを見たんです。私自身はそれまでデザイン画もずっと手描きだったんですが、自分でも液タブを買って、初めて液タブで絵を描いてみた。これが自分でも驚くほど楽しくて。それで「クリップスタジオ」というお絵描きソフトを触ってみると漫画も描けた。そうすると、30年以上忘れていた「漫画家になりたい」という昔の自分の気持ちを思い出して、夢中になって漫画を描き始めたんです。2021年ごろです。

WWD:はじめはどんな漫画を?

林田:最初は4コマ漫画から。空いた時間を見つけては、夢中で描いていました。仕事と家事をやって、夜の空いた時間や土日に部屋に引きこもって描いていました。最初は描いているだけで満足でしたが、当然すぐに誰かに見てもらいたくなった(笑)。そこで初めてツイッター(現X)を開設し、そこで発表し、リアクションをもらったりしていました。そうこうするうちに、4コマではなく、きちんとストーリーがあるものを描くことに挑戦しよう、と。初めて描いたのは16ページの「学生バトル」物。いわゆる少年漫画です。

WWD:漫画の基礎知識はどこで?

林田:全くの素人なのでツイッターでリアクションをもらいながら、本を買ったり、YouTubeのハウツー動画を見て勉強しました。苦労したのは表情や変なポーズ、キャラクターの書き分けです。アパレルのデザイン画って基本的には人も服もかっこいいじゃないですか?でも漫画だといろいろな人が出てきて、普通のおじさんおばさんも描かないといけない。逆に服や背景を描くのはそれほど大変ではなかったです。

ツイッター以外にも、コミティアなどの同人誌イベントの、プロの編集者が見てくれる「出張編集部」にも何度か行きました。初めて描いた16ページの「処女作」も見てもらいましたが、「絵が古い」「ストーリー構成が悪い」とか、ケチョンケチョンでした。もちろん凹みましたが、プロの意見はものすごく正しくて、まったくその通りなんですよ。帰宅後にすぐに描き直してみて、すごく良くなって。やっぱりプロはすごいな、と思いました。

WWD:若いころからブランドのチーフデザイナーになり、その後も複数のブランドのディレクターも務めた。年下の編集者にけちょんけちょんに言われてプライドが傷ついたりはしなかった?

林田:めちゃくちゃ凹みはしましたが、それはなかったですね。というかアパレル時代の方が、もっと大変だったので(笑)。よくブランドの店長や、それこそMDから「こんなんじゃ売れない」「わかってない」とかズバズバよく言われていました。
(*同席した「モーニング」の担当編集者から「林田先生のハートは稀にみる強さです」と補足)

WWD:2024年1月に53歳でちばてつや賞の一般部門準大賞を受賞。働きながら、漫画はどう描いていた?

林田:朝と夜は家事・育児、日中は仕事で、夜9時から3時間くらい描いて、深夜1時には寝るという生活です。昔と違って50歳を過ぎてそんなに無理はできず、睡眠時間を削ってまでではなかったです。ただ、すでにフリーランスだったので平日でも時間の融通がきき土日も含めると週3日4〜5時間は描いていました。

WWD:連載はどう実現した?

林田:23年3月に、53歳で「モーニング」の月例賞に入賞し、一番下の名前しか出ない賞ではあるけど、初めて担当が付きました。メールを見て「来たー!」と。その前にもいくつかの出版社に持ち込んでは断られていたので、担当がつくのは本当に嬉しかったです。けっこうタイトなスケジュールでも、担当さんから「ネームのコンペがありますがやりますか?」と聞かれれば「やります!」と即答していました。そうした成果もあって24年1月にちばてつや賞準大賞を受賞し、連載の話をいただけた、という感じです。アパレル時代も、デザイナーやディレクターが止まるとその後が全部止まってしまうので、とにかく手を止めない、仕事を止めない。そして絶対に納品するっていう経験が役立ちました(笑)。

そして53歳で念願の漫画家デビュー&専業に

WWD:週刊連載のいまのスケジュールは?

林田:連載の話をきっかけに24年2月にアパレルの仕事からは足を洗い、漫画家専業になりました。以前は時間があれば外出して、ショップを見て回るのが習慣だったけど、今は座って作業することが大半です。平日は朝6時に起きて家事などを済ませると、8時から8時半くらいから漫画の仕事をスタート。アシスタントが入るときは、オンラインでつなぎながら、20時か、21時までみっちり作業をしています。ネームが遅れたり締め切りがギリギリになったりすると、23時くらいまで作業しています。

WWD:一週間単位では?

林田:1週間でだいたいサイクルが決まっていて、大体週末の2日をネームに充てていて、ネームは紙とパソコンがあればできるので、人のいない朝の時間帯を狙って近くのカフェなどに行くようにしています。そうしないと外出することがなさすぎて。平日の3〜4日は作画です。その他は週2回くらい編集者との打ち合わせが入りますね。

WWD:「アパレルドッグ」の連載で苦労していることは?

林田:展示会に行ったり、知り合いに話を聞いたりはあるものの、現在のところ、多くはストーリーなども含めて頭の中にあるものを漫画にしているような状態です。ファッションビジネスや服に関わる部分は、これまでの経験が生きています。一番大変なのが、何気なく出てくるオフィスや店舗(笑)。例えば主人公のソラトが座っている席はシマに6席あって、部長がお誕生席で…など細かく設定したつもりだったけど、1巻を出す段階で連載分を校正さんにチェックいただいた際に、矛盾が出るわ出るわ(笑)。今はかなり細かい設定資料を作って、アシスタントも含め共有していますが、それでも内装というかオフィスや店舗などを描くのはかなり苦労していますね。自動ドアの動く方向など、実は知らないことだらけ。服はあまり苦労していない、と言いたいところですが、実は校正で、シーンによって身頃が左前だったり、右前だったりを指摘されたことも。とはいえ描く際には、アシスタントさんと一緒にワイワイ話しながらやっています。アシスタントさんの存在には、そういった部分にも助けられていますね。

WWD:漫画家になって変わったことは?

林田:昨年の2月にアパレルの仕事を完全に卒業して一番の変化は、洋服を買わない人の気持ちが、ようやくわかった。それまでは、自分も周りもバンバン服を買うのが当たり前だった。今は家にいる時間が長くなり、新しい服がなくても自分自身がよくなって、ようやく「一般的な」人の気持ちや考え方が理解できた、という感じです。50を超えて、この先の医療費とかローンとか税金とか、老後の不安とかそういったことを普通に冷静に考えられるようにもなった。逆に服をバンバン買うって、「普通じゃなかったんだ!」とようやく気づきましたね。でもだからこそ、「服を買う楽しさ」「新しい服を作ること&売ることの難しさや面白さ」を、「アパレルドッグ」の主人公であるソラトたちを通じて知ってもらいたいと思っています。

登場人物が全員、アパレルビジネスにまっすぐに熱い!

WWD:主人公のソラトは仕事にまっすぐ向き合っているZ世代だが、「アパレルドッグ」には40代、50代のちょっとひねたおじさんも登場する。20年近く縮小を続けるアパレル業界でもがき続けるそんな「おじさん」たちを若いふたりが揺り動かしながら物事を進めていく展開に、読んでいて胸が熱くなった。

林田:「モーニング」読者は40代50代も多く、私もアパレル時代に「もう自分の時代じゃないのかな」とか「後輩にもっと任せなきゃ」と思ったことが何度もあった。だから、一般読者にも、そういった気持ちに共感してもらえるはず、と思ったんです。あとは、「自分は今50代だけどこんなにも楽しい!!」というのも、同世代の人に伝えたかったです。

モノ作りのためなら一肌脱ぐ工場は実体験
&できる先輩がモデルにも

WWD:他にも取引先のODMの人が最初は怒っていたのに、モノ作りへの熱意が伝わると協力的に。そんなところも「業界あるある」。実体験ですか?

林田:若い頃によく墨田区のメーカーさんに「こんなんできるわけねえだろ!」って怒られながら涙目で何度も通ってなんとかやってもらったりした経験は入っています(笑)。「アパレルドッグ」のデキる生産担当の「宮さん」は、まさに自分が一緒に仕事していたある先輩をイメージしています。いいものをつくるためなら、大変であっても一緒になってなんとかしてくれる、そんなところがアパレルの工場さんにはあります。

WWD:「アパレルドッグ」は、これまでのアパレル漫画で主役になることが多かったデザイナーやモデルではなく、一般的にはマイナーな職種であるMDが主役。デザイナーも出てくるが、生産管理やODM企業、経営管理など、いろいろな職種の人が出てくる。ただ、どのキャラクターも魅力的だ。

林田:アパレルで働いているときに「チャラチャラした格好で遅めの出社。ルーズな仕事だな」と他の業種の人からは見られているんだろうな、とは思っていました。でも「アパレルドッグ」で描いている通り、主人公でMDのソラトもそうですが、本気で洋服に対して向き合って考えてビジネスをしている。職種、あるいは企業の大小にも関わらず、みんな真剣にビジネスやファッションに向き合っています。「アパレルドッグ」ではそういった部分をきちんと描きたい。その上で、こんな楽しそうな仕事ならアパレル業界もいいじゃんって思ってくれる人が少しでも増えてほしい、そう思っています。それが30年以上、私を育ててくれたアパレル業界への恩返し。今後の展開は秘密ですが、これは揺るがずに、変わりません。ぜひこれからの「アパレルドッグ」もお楽しみに!

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大手アパレルから転身、53歳で漫画家デビュー 林田もずるが「本気で熱いアパレル漫画」を描いたワケ

PROFILE: 「アパレルドッグ」(講談社)

「アパレルドッグ」(講談社)
PROFILE: 週刊「モーニング」(毎週木曜発行)で絶賛連載中。社命でメンズブランドの立ち上げに奔走する29歳の大手アパレルMD田中ソラトを軸に、デザイナーやODM会社、宣伝、競合のグローバルブランドのMDなど、アパレル業界のさまざまな職種や人間たちを生き生きと描き出す。2月に待望の2巻が発売。全アパレル業界人必読の書だ (第一話) https://comic-days.com/episode/2550689798870437188

「モーニング」で絶賛連載中の漫画「アパレルドッグ」をご存知だろうか?29歳の大手アパレルMDである田中ソラトや新人の家入スバル(23)らがメンズブランドの立ち上げに奮闘する姿を軸に、アパレル業界のビジネスをリアルに描く物語だ。縮小する業界で働くことへの焦燥感とモノ作りやファッションへの熱い気持ち、新ブランド立ち上げの苦闘などをときに生々しく、けれども共感を持って描き出されたストーリーに、アパレル業界人であれば胸が熱くなるはずだ。また、MDやODM企業などアパレルビジネスの内実が丁寧かつわかりやすく描かれており、アパレルビジネス入門書としてもぜひおすすめしたい。実は作者の林田もずるさんは、某大手企業を中心にアパレル業界で約30年もの間デザイナー&ディレクターを務め、53歳で漫画家に転身した異色の経歴を持つ。全アパレル業界人必読の漫画「アパレルドッグ」の誕生秘話に迫った。

PROFILE: 林田もずる/漫画家

林田もずる/漫画家
PROFILE: 1970年生まれ、54歳。新卒で大手アパレルに就職。31歳で某有力ブランドのチーフデザイナーに。その後、複数のブランドのデザイナー・ディレクターを経て、53歳のときに「ファッションのお仕事」でちばてつや賞の一般部門準大賞を受賞。2024年7月から週刊「モーニング」で「アパレルドッグ」の連載をスタート PHOTO:HIRONORI SAKUNAGA

WWD:大手アパレルの企業デザイナーから漫画家へ。今はどんな毎日ですか?

林田もずる(以下、林田):毎日がめちゃくちゃ刺激的で楽しいですね。50代になって漫画家になり、こんな日が訪れるとは、10年前の私ならまったく予想していなかった(笑)。アパレル業界以外で働くことも、何より漫画家になっていることが、本当に驚きというか、夢みたいです。

WWD:いつから漫画家になろうと?

林田もずる(以下、林田):昔から絵を描くのは好きで、中学生くらいまでは漫画を描いていた。でも中学生、高校生くらいになると、当時は漫画好きが「ヲタク」として迫害され(笑)、音楽やファッションが「イケてる」という時代。ついそっちの方に行ってしまった(笑)。それに漫画ってスクリーントーンが1枚400〜600円もするので、限られたお小遣いの中で漫画を描くのに使うのも大変で、描かなくなってしまったんですよね。高校生以降はファッションや音楽などに夢中で、「漫画家になりたい」と思っていたこと自体、実は30年以上忘れていました。

31歳で有力ブランドのチーフデザイナーに

WWD:就職は新卒でアパレルに?

林田:そうです。新卒で大手アパレルメーカーに就職し、デザイナーとして配属。31歳では念願のチーフデザイナーになりました。

WWD:順風満帆ですね。

林田:まあ、そうとも言えますが、とにかく仕事は大変でした。そのブランドは多いときに一週間で20型くらいをデザインしていて、当時は日本でもかなりの量を生産していたので、週の前半にデザイン画を描いて、週の後半に生産担当者とふたりで工場に出張し、その場で使う糸を決めてサンプルを生産し、2時間後に上がってきたサンプルを確認&修正。そのサンプルを持ち帰ってMDが5000枚、1万枚と発注数を決め、翌週に量産して店頭に並べる、といったスケジュール。それが毎週だったので、いつも夜中の3時、4時までオフィスで働いていました。2000年代初頭まではどこのアパレル企業もそんな感じだったし、自分も30代前半で気力も体力も充実していたころので、ガンガン働いていました。平日はそんな感じで服を作っていたのに、休みの週末はまたいろいろな店舗に服を見に行っていました。まさに洋服にまみれた生活です。大変だったけど、充実していましたね。

WWD:その後は?

林田:20年近くそのブランドに在籍していましたが、そのくらい長くやっていると、ブランド自体の浮き沈みが多くて、それが一番堪えましたね。その後はいくつかのブランドのディレクターを経験して、2015年にいったん退社。その後は古巣の企業のブランドもやりつつ、フリーランスとしてさまざまなブランドのディレクションをやっていました。

50歳を超え、漫画を描くことに熱中

WWD:転機は?

林田:コロナ禍です。コロナ禍で外出できず、家にいるときに、子どもが誕生日にプレゼントした液晶タブレットで絵を描いていたのを見たんです。私自身はそれまでデザイン画もずっと手描きだったんですが、自分でも液タブを買って、初めて液タブで絵を描いてみた。これが自分でも驚くほど楽しくて。それで「クリップスタジオ」というお絵描きソフトを触ってみると漫画も描けた。そうすると、30年以上忘れていた「漫画家になりたい」という昔の自分の気持ちを思い出して、夢中になって漫画を描き始めたんです。2021年ごろです。

WWD:はじめはどんな漫画を?

林田:最初は4コマ漫画から。空いた時間を見つけては、夢中で描いていました。仕事と家事をやって、夜の空いた時間や土日に部屋に引きこもって描いていました。最初は描いているだけで満足でしたが、当然すぐに誰かに見てもらいたくなった(笑)。そこで初めてツイッター(現X)を開設し、そこで発表し、リアクションをもらったりしていました。そうこうするうちに、4コマではなく、きちんとストーリーがあるものを描くことに挑戦しよう、と。初めて描いたのは16ページの「学生バトル」物。いわゆる少年漫画です。

WWD:漫画の基礎知識はどこで?

林田:全くの素人なのでツイッターでリアクションをもらいながら、本を買ったり、YouTubeのハウツー動画を見て勉強しました。苦労したのは表情や変なポーズ、キャラクターの書き分けです。アパレルのデザイン画って基本的には人も服もかっこいいじゃないですか?でも漫画だといろいろな人が出てきて、普通のおじさんおばさんも描かないといけない。逆に服や背景を描くのはそれほど大変ではなかったです。

ツイッター以外にも、コミティアなどの同人誌イベントの、プロの編集者が見てくれる「出張編集部」にも何度か行きました。初めて描いた16ページの「処女作」も見てもらいましたが、「絵が古い」「ストーリー構成が悪い」とか、ケチョンケチョンでした。もちろん凹みましたが、プロの意見はものすごく正しくて、まったくその通りなんですよ。帰宅後にすぐに描き直してみて、すごく良くなって。やっぱりプロはすごいな、と思いました。

WWD:若いころからブランドのチーフデザイナーになり、その後も複数のブランドのディレクターも務めた。年下の編集者にけちょんけちょんに言われてプライドが傷ついたりはしなかった?

林田:めちゃくちゃ凹みはしましたが、それはなかったですね。というかアパレル時代の方が、もっと大変だったので(笑)。よくブランドの店長や、それこそMDから「こんなんじゃ売れない」「わかってない」とかズバズバよく言われていました。
(*同席した「モーニング」の担当編集者から「林田先生のハートは稀にみる強さです」と補足)

WWD:2024年1月に53歳でちばてつや賞の一般部門準大賞を受賞。働きながら、漫画はどう描いていた?

林田:朝と夜は家事・育児、日中は仕事で、夜9時から3時間くらい描いて、深夜1時には寝るという生活です。昔と違って50歳を過ぎてそんなに無理はできず、睡眠時間を削ってまでではなかったです。ただ、すでにフリーランスだったので平日でも時間の融通がきき土日も含めると週3日4〜5時間は描いていました。

WWD:連載はどう実現した?

林田:23年3月に、53歳で「モーニング」の月例賞に入賞し、一番下の名前しか出ない賞ではあるけど、初めて担当が付きました。メールを見て「来たー!」と。その前にもいくつかの出版社に持ち込んでは断られていたので、担当がつくのは本当に嬉しかったです。けっこうタイトなスケジュールでも、担当さんから「ネームのコンペがありますがやりますか?」と聞かれれば「やります!」と即答していました。そうした成果もあって24年1月にちばてつや賞準大賞を受賞し、連載の話をいただけた、という感じです。アパレル時代も、デザイナーやディレクターが止まるとその後が全部止まってしまうので、とにかく手を止めない、仕事を止めない。そして絶対に納品するっていう経験が役立ちました(笑)。

そして53歳で念願の漫画家デビュー&専業に

WWD:週刊連載のいまのスケジュールは?

林田:連載の話をきっかけに24年2月にアパレルの仕事からは足を洗い、漫画家専業になりました。以前は時間があれば外出して、ショップを見て回るのが習慣だったけど、今は座って作業することが大半です。平日は朝6時に起きて家事などを済ませると、8時から8時半くらいから漫画の仕事をスタート。アシスタントが入るときは、オンラインでつなぎながら、20時か、21時までみっちり作業をしています。ネームが遅れたり締め切りがギリギリになったりすると、23時くらいまで作業しています。

WWD:一週間単位では?

林田:1週間でだいたいサイクルが決まっていて、大体週末の2日をネームに充てていて、ネームは紙とパソコンがあればできるので、人のいない朝の時間帯を狙って近くのカフェなどに行くようにしています。そうしないと外出することがなさすぎて。平日の3〜4日は作画です。その他は週2回くらい編集者との打ち合わせが入りますね。

WWD:「アパレルドッグ」の連載で苦労していることは?

林田:展示会に行ったり、知り合いに話を聞いたりはあるものの、現在のところ、多くはストーリーなども含めて頭の中にあるものを漫画にしているような状態です。ファッションビジネスや服に関わる部分は、これまでの経験が生きています。一番大変なのが、何気なく出てくるオフィスや店舗(笑)。例えば主人公のソラトが座っている席はシマに6席あって、部長がお誕生席で…など細かく設定したつもりだったけど、1巻を出す段階で連載分を校正さんにチェックいただいた際に、矛盾が出るわ出るわ(笑)。今はかなり細かい設定資料を作って、アシスタントも含め共有していますが、それでも内装というかオフィスや店舗などを描くのはかなり苦労していますね。自動ドアの動く方向など、実は知らないことだらけ。服はあまり苦労していない、と言いたいところですが、実は校正で、シーンによって身頃が左前だったり、右前だったりを指摘されたことも。とはいえ描く際には、アシスタントさんと一緒にワイワイ話しながらやっています。アシスタントさんの存在には、そういった部分にも助けられていますね。

WWD:漫画家になって変わったことは?

林田:昨年の2月にアパレルの仕事を完全に卒業して一番の変化は、洋服を買わない人の気持ちが、ようやくわかった。それまでは、自分も周りもバンバン服を買うのが当たり前だった。今は家にいる時間が長くなり、新しい服がなくても自分自身がよくなって、ようやく「一般的な」人の気持ちや考え方が理解できた、という感じです。50を超えて、この先の医療費とかローンとか税金とか、老後の不安とかそういったことを普通に冷静に考えられるようにもなった。逆に服をバンバン買うって、「普通じゃなかったんだ!」とようやく気づきましたね。でもだからこそ、「服を買う楽しさ」「新しい服を作ること&売ることの難しさや面白さ」を、「アパレルドッグ」の主人公であるソラトたちを通じて知ってもらいたいと思っています。

登場人物が全員、アパレルビジネスにまっすぐに熱い!

WWD:主人公のソラトは仕事にまっすぐ向き合っているZ世代だが、「アパレルドッグ」には40代、50代のちょっとひねたおじさんも登場する。20年近く縮小を続けるアパレル業界でもがき続けるそんな「おじさん」たちを若いふたりが揺り動かしながら物事を進めていく展開に、読んでいて胸が熱くなった。

林田:「モーニング」読者は40代50代も多く、私もアパレル時代に「もう自分の時代じゃないのかな」とか「後輩にもっと任せなきゃ」と思ったことが何度もあった。だから、一般読者にも、そういった気持ちに共感してもらえるはず、と思ったんです。あとは、「自分は今50代だけどこんなにも楽しい!!」というのも、同世代の人に伝えたかったです。

モノ作りのためなら一肌脱ぐ工場は実体験
&できる先輩がモデルにも

WWD:他にも取引先のODMの人が最初は怒っていたのに、モノ作りへの熱意が伝わると協力的に。そんなところも「業界あるある」。実体験ですか?

林田:若い頃によく墨田区のメーカーさんに「こんなんできるわけねえだろ!」って怒られながら涙目で何度も通ってなんとかやってもらったりした経験は入っています(笑)。「アパレルドッグ」のデキる生産担当の「宮さん」は、まさに自分が一緒に仕事していたある先輩をイメージしています。いいものをつくるためなら、大変であっても一緒になってなんとかしてくれる、そんなところがアパレルの工場さんにはあります。

WWD:「アパレルドッグ」は、これまでのアパレル漫画で主役になることが多かったデザイナーやモデルではなく、一般的にはマイナーな職種であるMDが主役。デザイナーも出てくるが、生産管理やODM企業、経営管理など、いろいろな職種の人が出てくる。ただ、どのキャラクターも魅力的だ。

林田:アパレルで働いているときに「チャラチャラした格好で遅めの出社。ルーズな仕事だな」と他の業種の人からは見られているんだろうな、とは思っていました。でも「アパレルドッグ」で描いている通り、主人公でMDのソラトもそうですが、本気で洋服に対して向き合って考えてビジネスをしている。職種、あるいは企業の大小にも関わらず、みんな真剣にビジネスやファッションに向き合っています。「アパレルドッグ」ではそういった部分をきちんと描きたい。その上で、こんな楽しそうな仕事ならアパレル業界もいいじゃんって思ってくれる人が少しでも増えてほしい、そう思っています。それが30年以上、私を育ててくれたアパレル業界への恩返し。今後の展開は秘密ですが、これは揺るがずに、変わりません。ぜひこれからの「アパレルドッグ」もお楽しみに!

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大手アパレルから転身、53歳で漫画家デビュー 林田もずるが「本気で熱いアパレル漫画」を描いたワケ

PROFILE: 「アパレルドッグ」(講談社)

「アパレルドッグ」(講談社)
PROFILE: 週刊「モーニング」(毎週木曜発行)で絶賛連載中。社命でメンズブランドの立ち上げに奔走する29歳の大手アパレルMD田中ソラトを軸に、デザイナーやODM会社、宣伝、競合のグローバルブランドのMDなど、アパレル業界のさまざまな職種や人間たちを生き生きと描き出す。2月に待望の2巻が発売。全アパレル業界人必読の書だ (第一話) https://comic-days.com/episode/2550689798870437188

「モーニング」で絶賛連載中の漫画「アパレルドッグ」をご存知だろうか?29歳の大手アパレルMDである田中ソラトや新人の家入スバル(23)らがメンズブランドの立ち上げに奮闘する姿を軸に、アパレル業界のビジネスをリアルに描く物語だ。縮小する業界で働くことへの焦燥感とモノ作りやファッションへの熱い気持ち、新ブランド立ち上げの苦闘などをときに生々しく、けれども共感を持って描き出されたストーリーに、アパレル業界人であれば胸が熱くなるはずだ。また、MDやODM企業などアパレルビジネスの内実が丁寧かつわかりやすく描かれており、アパレルビジネス入門書としてもぜひおすすめしたい。実は作者の林田もずるさんは、某大手企業を中心にアパレル業界で約30年もの間デザイナー&ディレクターを務め、53歳で漫画家に転身した異色の経歴を持つ。全アパレル業界人必読の漫画「アパレルドッグ」の誕生秘話に迫った。

PROFILE: 林田もずる/漫画家

林田もずる/漫画家
PROFILE: 1970年生まれ、54歳。新卒で大手アパレルに就職。31歳で某有力ブランドのチーフデザイナーに。その後、複数のブランドのデザイナー・ディレクターを経て、53歳のときに「ファッションのお仕事」でちばてつや賞の一般部門準大賞を受賞。2024年7月から週刊「モーニング」で「アパレルドッグ」の連載をスタート PHOTO:HIRONORI SAKUNAGA

WWD:大手アパレルの企業デザイナーから漫画家へ。今はどんな毎日ですか?

林田もずる(以下、林田):毎日がめちゃくちゃ刺激的で楽しいですね。50代になって漫画家になり、こんな日が訪れるとは、10年前の私ならまったく予想していなかった(笑)。アパレル業界以外で働くことも、何より漫画家になっていることが、本当に驚きというか、夢みたいです。

WWD:いつから漫画家になろうと?

林田もずる(以下、林田):昔から絵を描くのは好きで、中学生くらいまでは漫画を描いていた。でも中学生、高校生くらいになると、当時は漫画好きが「ヲタク」として迫害され(笑)、音楽やファッションが「イケてる」という時代。ついそっちの方に行ってしまった(笑)。それに漫画ってスクリーントーンが1枚400〜600円もするので、限られたお小遣いの中で漫画を描くのに使うのも大変で、描かなくなってしまったんですよね。高校生以降はファッションや音楽などに夢中で、「漫画家になりたい」と思っていたこと自体、実は30年以上忘れていました。

31歳で有力ブランドのチーフデザイナーに

WWD:就職は新卒でアパレルに?

林田:そうです。新卒で大手アパレルメーカーに就職し、デザイナーとして配属。31歳では念願のチーフデザイナーになりました。

WWD:順風満帆ですね。

林田:まあ、そうとも言えますが、とにかく仕事は大変でした。そのブランドは多いときに一週間で20型くらいをデザインしていて、当時は日本でもかなりの量を生産していたので、週の前半にデザイン画を描いて、週の後半に生産担当者とふたりで工場に出張し、その場で使う糸を決めてサンプルを生産し、2時間後に上がってきたサンプルを確認&修正。そのサンプルを持ち帰ってMDが5000枚、1万枚と発注数を決め、翌週に量産して店頭に並べる、といったスケジュール。それが毎週だったので、いつも夜中の3時、4時までオフィスで働いていました。2000年代初頭まではどこのアパレル企業もそんな感じだったし、自分も30代前半で気力も体力も充実していたころので、ガンガン働いていました。平日はそんな感じで服を作っていたのに、休みの週末はまたいろいろな店舗に服を見に行っていました。まさに洋服にまみれた生活です。大変だったけど、充実していましたね。

WWD:その後は?

林田:20年近くそのブランドに在籍していましたが、そのくらい長くやっていると、ブランド自体の浮き沈みが多くて、それが一番堪えましたね。その後はいくつかのブランドのディレクターを経験して、2015年にいったん退社。その後は古巣の企業のブランドもやりつつ、フリーランスとしてさまざまなブランドのディレクションをやっていました。

50歳を超え、漫画を描くことに熱中

WWD:転機は?

林田:コロナ禍です。コロナ禍で外出できず、家にいるときに、子どもが誕生日にプレゼントした液晶タブレットで絵を描いていたのを見たんです。私自身はそれまでデザイン画もずっと手描きだったんですが、自分でも液タブを買って、初めて液タブで絵を描いてみた。これが自分でも驚くほど楽しくて。それで「クリップスタジオ」というお絵描きソフトを触ってみると漫画も描けた。そうすると、30年以上忘れていた「漫画家になりたい」という昔の自分の気持ちを思い出して、夢中になって漫画を描き始めたんです。2021年ごろです。

WWD:はじめはどんな漫画を?

林田:最初は4コマ漫画から。空いた時間を見つけては、夢中で描いていました。仕事と家事をやって、夜の空いた時間や土日に部屋に引きこもって描いていました。最初は描いているだけで満足でしたが、当然すぐに誰かに見てもらいたくなった(笑)。そこで初めてツイッター(現X)を開設し、そこで発表し、リアクションをもらったりしていました。そうこうするうちに、4コマではなく、きちんとストーリーがあるものを描くことに挑戦しよう、と。初めて描いたのは16ページの「学生バトル」物。いわゆる少年漫画です。

WWD:漫画の基礎知識はどこで?

林田:全くの素人なのでツイッターでリアクションをもらいながら、本を買ったり、YouTubeのハウツー動画を見て勉強しました。苦労したのは表情や変なポーズ、キャラクターの書き分けです。アパレルのデザイン画って基本的には人も服もかっこいいじゃないですか?でも漫画だといろいろな人が出てきて、普通のおじさんおばさんも描かないといけない。逆に服や背景を描くのはそれほど大変ではなかったです。

ツイッター以外にも、コミティアなどの同人誌イベントの、プロの編集者が見てくれる「出張編集部」にも何度か行きました。初めて描いた16ページの「処女作」も見てもらいましたが、「絵が古い」「ストーリー構成が悪い」とか、ケチョンケチョンでした。もちろん凹みましたが、プロの意見はものすごく正しくて、まったくその通りなんですよ。帰宅後にすぐに描き直してみて、すごく良くなって。やっぱりプロはすごいな、と思いました。

WWD:若いころからブランドのチーフデザイナーになり、その後も複数のブランドのディレクターも務めた。年下の編集者にけちょんけちょんに言われてプライドが傷ついたりはしなかった?

林田:めちゃくちゃ凹みはしましたが、それはなかったですね。というかアパレル時代の方が、もっと大変だったので(笑)。よくブランドの店長や、それこそMDから「こんなんじゃ売れない」「わかってない」とかズバズバよく言われていました。
(*同席した「モーニング」の担当編集者から「林田先生のハートは稀にみる強さです」と補足)

WWD:2024年1月に53歳でちばてつや賞の一般部門準大賞を受賞。働きながら、漫画はどう描いていた?

林田:朝と夜は家事・育児、日中は仕事で、夜9時から3時間くらい描いて、深夜1時には寝るという生活です。昔と違って50歳を過ぎてそんなに無理はできず、睡眠時間を削ってまでではなかったです。ただ、すでにフリーランスだったので平日でも時間の融通がきき土日も含めると週3日4〜5時間は描いていました。

WWD:連載はどう実現した?

林田:23年3月に、53歳で「モーニング」の月例賞に入賞し、一番下の名前しか出ない賞ではあるけど、初めて担当が付きました。メールを見て「来たー!」と。その前にもいくつかの出版社に持ち込んでは断られていたので、担当がつくのは本当に嬉しかったです。けっこうタイトなスケジュールでも、担当さんから「ネームのコンペがありますがやりますか?」と聞かれれば「やります!」と即答していました。そうした成果もあって24年1月にちばてつや賞準大賞を受賞し、連載の話をいただけた、という感じです。アパレル時代も、デザイナーやディレクターが止まるとその後が全部止まってしまうので、とにかく手を止めない、仕事を止めない。そして絶対に納品するっていう経験が役立ちました(笑)。

そして53歳で念願の漫画家デビュー&専業に

WWD:週刊連載のいまのスケジュールは?

林田:連載の話をきっかけに24年2月にアパレルの仕事からは足を洗い、漫画家専業になりました。以前は時間があれば外出して、ショップを見て回るのが習慣だったけど、今は座って作業することが大半です。平日は朝6時に起きて家事などを済ませると、8時から8時半くらいから漫画の仕事をスタート。アシスタントが入るときは、オンラインでつなぎながら、20時か、21時までみっちり作業をしています。ネームが遅れたり締め切りがギリギリになったりすると、23時くらいまで作業しています。

WWD:一週間単位では?

林田:1週間でだいたいサイクルが決まっていて、大体週末の2日をネームに充てていて、ネームは紙とパソコンがあればできるので、人のいない朝の時間帯を狙って近くのカフェなどに行くようにしています。そうしないと外出することがなさすぎて。平日の3〜4日は作画です。その他は週2回くらい編集者との打ち合わせが入りますね。

WWD:「アパレルドッグ」の連載で苦労していることは?

林田:展示会に行ったり、知り合いに話を聞いたりはあるものの、現在のところ、多くはストーリーなども含めて頭の中にあるものを漫画にしているような状態です。ファッションビジネスや服に関わる部分は、これまでの経験が生きています。一番大変なのが、何気なく出てくるオフィスや店舗(笑)。例えば主人公のソラトが座っている席はシマに6席あって、部長がお誕生席で…など細かく設定したつもりだったけど、1巻を出す段階で連載分を校正さんにチェックいただいた際に、矛盾が出るわ出るわ(笑)。今はかなり細かい設定資料を作って、アシスタントも含め共有していますが、それでも内装というかオフィスや店舗などを描くのはかなり苦労していますね。自動ドアの動く方向など、実は知らないことだらけ。服はあまり苦労していない、と言いたいところですが、実は校正で、シーンによって身頃が左前だったり、右前だったりを指摘されたことも。とはいえ描く際には、アシスタントさんと一緒にワイワイ話しながらやっています。アシスタントさんの存在には、そういった部分にも助けられていますね。

WWD:漫画家になって変わったことは?

林田:昨年の2月にアパレルの仕事を完全に卒業して一番の変化は、洋服を買わない人の気持ちが、ようやくわかった。それまでは、自分も周りもバンバン服を買うのが当たり前だった。今は家にいる時間が長くなり、新しい服がなくても自分自身がよくなって、ようやく「一般的な」人の気持ちや考え方が理解できた、という感じです。50を超えて、この先の医療費とかローンとか税金とか、老後の不安とかそういったことを普通に冷静に考えられるようにもなった。逆に服をバンバン買うって、「普通じゃなかったんだ!」とようやく気づきましたね。でもだからこそ、「服を買う楽しさ」「新しい服を作ること&売ることの難しさや面白さ」を、「アパレルドッグ」の主人公であるソラトたちを通じて知ってもらいたいと思っています。

登場人物が全員、アパレルビジネスにまっすぐに熱い!

WWD:主人公のソラトは仕事にまっすぐ向き合っているZ世代だが、「アパレルドッグ」には40代、50代のちょっとひねたおじさんも登場する。20年近く縮小を続けるアパレル業界でもがき続けるそんな「おじさん」たちを若いふたりが揺り動かしながら物事を進めていく展開に、読んでいて胸が熱くなった。

林田:「モーニング」読者は40代50代も多く、私もアパレル時代に「もう自分の時代じゃないのかな」とか「後輩にもっと任せなきゃ」と思ったことが何度もあった。だから、一般読者にも、そういった気持ちに共感してもらえるはず、と思ったんです。あとは、「自分は今50代だけどこんなにも楽しい!!」というのも、同世代の人に伝えたかったです。

モノ作りのためなら一肌脱ぐ工場は実体験
&できる先輩がモデルにも

WWD:他にも取引先のODMの人が最初は怒っていたのに、モノ作りへの熱意が伝わると協力的に。そんなところも「業界あるある」。実体験ですか?

林田:若い頃によく墨田区のメーカーさんに「こんなんできるわけねえだろ!」って怒られながら涙目で何度も通ってなんとかやってもらったりした経験は入っています(笑)。「アパレルドッグ」のデキる生産担当の「宮さん」は、まさに自分が一緒に仕事していたある先輩をイメージしています。いいものをつくるためなら、大変であっても一緒になってなんとかしてくれる、そんなところがアパレルの工場さんにはあります。

WWD:「アパレルドッグ」は、これまでのアパレル漫画で主役になることが多かったデザイナーやモデルではなく、一般的にはマイナーな職種であるMDが主役。デザイナーも出てくるが、生産管理やODM企業、経営管理など、いろいろな職種の人が出てくる。ただ、どのキャラクターも魅力的だ。

林田:アパレルで働いているときに「チャラチャラした格好で遅めの出社。ルーズな仕事だな」と他の業種の人からは見られているんだろうな、とは思っていました。でも「アパレルドッグ」で描いている通り、主人公でMDのソラトもそうですが、本気で洋服に対して向き合って考えてビジネスをしている。職種、あるいは企業の大小にも関わらず、みんな真剣にビジネスやファッションに向き合っています。「アパレルドッグ」ではそういった部分をきちんと描きたい。その上で、こんな楽しそうな仕事ならアパレル業界もいいじゃんって思ってくれる人が少しでも増えてほしい、そう思っています。それが30年以上、私を育ててくれたアパレル業界への恩返し。今後の展開は秘密ですが、これは揺るがずに、変わりません。ぜひこれからの「アパレルドッグ」もお楽しみに!

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「ルイ・ヴィトン」は昔の駅舎でショー開催 旅立ちや再会、帰郷、別離が喚起する感情をミックス

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、2025-26年秋冬コレクションをパリ北駅に隣接する昔の駅舎で開催した。会場は30年ほど前まで、オランダ・アムステルダムなどに向かう列車の発着駅だったという。旅の必需品だったトランクを発祥とするメゾンらしい舞台だ。

ゆえに「ルイ・ヴィトン」のニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)=ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターは、誰よりも旅について深く考えているのだろう。ニコラは今シーズン、駅のホームに渦巻くあらゆる感情、例えば旅立ちへの期待や愛する人と再会した喜び、帰郷の安らぎ、別離の悲しみなどに着目。昔から変わることのない、駅を行き交う人たちの千差万別な感情を得意のハイパーミックスなスタイルへと発展させた。ニコラは、「今は皆にストーリーを語りかけ、共感してもらうことが大事。駅舎で経験する気持ちにフォーカスしたのは、ブランドのDNAを意識しただけでなく、皆が共感できるから。コレクションの可能性を拡張できるのではないか?」と考えた。彼は、デザインチームと駅でのシーンが印象的な映画やドラマを分かち合ったという。チームが薦めた映画には、「ハリーポッター」もあった。

さまざまな感情が渦巻くよう、コレクションには異素材と相反するスタイルが同居する。ファーストルックは、リボンをあしらったベロアのシャツと、PVCのようなトレンチコートのスタイル。ベロアのシャツは60年代風のレトロな色合いでまだらに彩色。一方のトレンチコートは黒一色のモードでレトロスペクティブな未来感を漂わせる。ベロアとPVC、カラフルとオールブラック、レトロとフューチャー、そんなミックス感が楽しい。

これから気候まで異なる新天地に向かうのか?それとも、到着した目的地では天気まですっかり様変わりしていたのか?旅の必需品とも言える羽織ったり、被ったり、肩で留めたりのコートは、今シーズンのキーアイテム。雨風をしのぐ機能性素材のアノラックも欠かせないが、いずれもベロアやスパンコールのリボン付きブラウスやプリーツを施したビクトリアン調のつけ襟など真逆のテイストのアイテムと合わせる。

帽子は、ベレーからブリムの大きなバケットハット、そして北国を思わせるモヘアニットのビーニー、ヘアターバンとバリエーション豊か。世界各国のヘッドピースが大集合したかのようだ。同じく足元もサンダルからスニーカー、チャンキーヒールのパンプス、シープレザーのブーツなど、多種多様に揃えた。バッグも、注目は“ダミエ”のボディバッグだが、トランクからカメラバッグ、ボストンなど、旅行のお供が勢揃いする。

あらゆる感情が渦巻くさまざまなスタイルと、世界各国の伝統的な衣装に通じるアイテムの融合は、「ルイ・ヴィトン」というブランドが彩ってきた旅の数はもちろん、ニコラ・ジェスキエールの造詣の深さの賜物だろう。そう言えば「ルイ・ヴィトン」を擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は最近、オリエントエクスプレス(ORIENT EXPRESS)などを擁するフランスのホテルグループ大手アコー(ACCOR SA)と戦略的パートナーシップ契約を締結したばかり。今後も旅を彩り、そのスタイルを拡張してくれそうだ。と同時に、こうしたニュースをコレクションで増幅できるからこそ、デザイナー交代劇が続く中、ニコラと「ルイ・ヴィトン」は蜜月関係を維持できるのだろうと思う。

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「ルイ・ヴィトン」は昔の駅舎でショー開催 旅立ちや再会、帰郷、別離が喚起する感情をミックス

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、2025-26年秋冬コレクションをパリ北駅に隣接する昔の駅舎で開催した。会場は30年ほど前まで、オランダ・アムステルダムなどに向かう列車の発着駅だったという。旅の必需品だったトランクを発祥とするメゾンらしい舞台だ。

ゆえに「ルイ・ヴィトン」のニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)=ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターは、誰よりも旅について深く考えているのだろう。ニコラは今シーズン、駅のホームに渦巻くあらゆる感情、例えば旅立ちへの期待や愛する人と再会した喜び、帰郷の安らぎ、別離の悲しみなどに着目。昔から変わることのない、駅を行き交う人たちの千差万別な感情を得意のハイパーミックスなスタイルへと発展させた。ニコラは、「今は皆にストーリーを語りかけ、共感してもらうことが大事。駅舎で経験する気持ちにフォーカスしたのは、ブランドのDNAを意識しただけでなく、皆が共感できるから。コレクションの可能性を拡張できるのではないか?」と考えた。彼は、デザインチームと駅でのシーンが印象的な映画やドラマを分かち合ったという。チームが薦めた映画には、「ハリーポッター」もあった。

さまざまな感情が渦巻くよう、コレクションには異素材と相反するスタイルが同居する。ファーストルックは、リボンをあしらったベロアのシャツと、PVCのようなトレンチコートのスタイル。ベロアのシャツは60年代風のレトロな色合いでまだらに彩色。一方のトレンチコートは黒一色のモードでレトロスペクティブな未来感を漂わせる。ベロアとPVC、カラフルとオールブラック、レトロとフューチャー、そんなミックス感が楽しい。

これから気候まで異なる新天地に向かうのか?それとも、到着した目的地では天気まですっかり様変わりしていたのか?旅の必需品とも言える羽織ったり、被ったり、肩で留めたりのコートは、今シーズンのキーアイテム。雨風をしのぐ機能性素材のアノラックも欠かせないが、いずれもベロアやスパンコールのリボン付きブラウスやプリーツを施したビクトリアン調のつけ襟など真逆のテイストのアイテムと合わせる。

帽子は、ベレーからブリムの大きなバケットハット、そして北国を思わせるモヘアニットのビーニー、ヘアターバンとバリエーション豊か。世界各国のヘッドピースが大集合したかのようだ。同じく足元もサンダルからスニーカー、チャンキーヒールのパンプス、シープレザーのブーツなど、多種多様に揃えた。バッグも、注目は“ダミエ”のボディバッグだが、トランクからカメラバッグ、ボストンなど、旅行のお供が勢揃いする。

あらゆる感情が渦巻くさまざまなスタイルと、世界各国の伝統的な衣装に通じるアイテムの融合は、「ルイ・ヴィトン」というブランドが彩ってきた旅の数はもちろん、ニコラ・ジェスキエールの造詣の深さの賜物だろう。そう言えば「ルイ・ヴィトン」を擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は最近、オリエントエクスプレス(ORIENT EXPRESS)などを擁するフランスのホテルグループ大手アコー(ACCOR SA)と戦略的パートナーシップ契約を締結したばかり。今後も旅を彩り、そのスタイルを拡張してくれそうだ。と同時に、こうしたニュースをコレクションで増幅できるからこそ、デザイナー交代劇が続く中、ニコラと「ルイ・ヴィトン」は蜜月関係を維持できるのだろうと思う。

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【スナップ】春風を誘い込む「シャネル」来場者 ツイードを軸に甘辛ミックスのスタイリングで魅せる

「シャネル(CHANEL)」は3月11日(現地時間)、パリで2025-26年秋冬コレクションを発表した。ショー会場であるグラン・パレには、今季も同ブランドのアイコンであるツイードアイテムをまとった来場者で賑わいを見せた。ツイードジャケットは、テーラードからノーカラー、サファリ風まで。オーバーサイズもあれば、ウエストが絞られたペプラムデザインもあり、豊かな創造性によって生まれたバリエーションの幅広さを示す。ブラックからホワイトも多いが、今回は桜を思わせる淡いピンクが目立ち、花のコサージュにフェザーやファーの装飾も相まって、春らしい軽やかなムードを醸し出していた。

バッグでは、レザーからツイード、総スパンコールまで多彩なバリエーションがそろうアイコンの“マトラッセ“が圧倒的に高い支持を得ている。その次に愛用者が多いのは、巾着型のチェーンバッグ“シャネル 22”。スナップ常連のファッション愛好家ババニ・シスターズを含む上顧客は、生産数の極めて少ない、もしくはユニークピースのオブジェのようなバッグで装いに遊び心をプラスした。

リラックス感のあるワイドジーンズやエッジの利いたサングラス、ボーイッシュなバミューダパンツなどが、甘美なスタイルのスパイスとなり、可憐なだけではなく芯の強い自立した女性像という同ブランドの美学を体現していた。

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【スナップ】春風を誘い込む「シャネル」来場者 ツイードを軸に甘辛ミックスのスタイリングで魅せる

「シャネル(CHANEL)」は3月11日(現地時間)、パリで2025-26年秋冬コレクションを発表した。ショー会場であるグラン・パレには、今季も同ブランドのアイコンであるツイードアイテムをまとった来場者で賑わいを見せた。ツイードジャケットは、テーラードからノーカラー、サファリ風まで。オーバーサイズもあれば、ウエストが絞られたペプラムデザインもあり、豊かな創造性によって生まれたバリエーションの幅広さを示す。ブラックからホワイトも多いが、今回は桜を思わせる淡いピンクが目立ち、花のコサージュにフェザーやファーの装飾も相まって、春らしい軽やかなムードを醸し出していた。

バッグでは、レザーからツイード、総スパンコールまで多彩なバリエーションがそろうアイコンの“マトラッセ“が圧倒的に高い支持を得ている。その次に愛用者が多いのは、巾着型のチェーンバッグ“シャネル 22”。スナップ常連のファッション愛好家ババニ・シスターズを含む上顧客は、生産数の極めて少ない、もしくはユニークピースのオブジェのようなバッグで装いに遊び心をプラスした。

リラックス感のあるワイドジーンズやエッジの利いたサングラス、ボーイッシュなバミューダパンツなどが、甘美なスタイルのスパイスとなり、可憐なだけではなく芯の強い自立した女性像という同ブランドの美学を体現していた。

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「ユニクロ」タマタカ店がロンハーマンとコラボしたTシャツ即日完売で急きょ追加生産 1人5点まで受注開始

「ユニクロ(UNIQLO)」は、3月20日にオープンした「ユニクロ」タマタカ店限定で発売したロンハーマン(RON HERMAN)とコラボレーションしたTシャツが即日完売したことを受け、追加生産を行うことを発表した。3月21~28日までの期間、玉川髙島屋S・C 南館 1階プラザ口で、1人5点まで受注を受け付け、5月以降に商品を購入できる。受付をした全ての分を用意するという。なお、電話での注文は不可。オンラインストアでの販売はない。

受注詳細

■受注受け付け

日程:3月21~28日
時間:10:00~19:00
場所:玉川髙島屋S・C 南館 1階プラザ口
住所:東京都世田谷区玉川3-17-1
※電話での注文は不可

■「ユニクロ」タマタカ店

場所:玉川高島屋S・C 南館 4階
住所:東京都世田谷区玉川3-17-1

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クラフトの異端児「トキオ」 むき出しのパンク精神と古着愛

「東京ファッションアワード 2025(TOKYO FASHION AWARD 2025)」を受賞した「トキオ(TOKIO)」は19日、青山スパイラルホールで初めてのショーを行い、2025-26年秋冬コレクションを発表した。1985年生まれの木村登喜夫デザイナーは文化服装学院卒業後、OEM企業やアパレルブランドなどで経験を積む。乃木坂46や櫻坂46などの“坂道系アイドル”の衣装製作や映画衣装のスタイリングなどを手掛ける傍ら、古着屋「タイムズヒミツクラブ」の運営や美容師向けエプロンも手掛ける。「トキオ」は21年にスタート。自身のルーツとするパンクなどのカルチャーをベースに、古着のリペアやリメイクで培った技術を生かし、全て手作りで製作している。

光るハンドワークの技術

「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」の公式スケジュールでの大舞台に、バンドを用意した。来場者が着席すると生演奏が始まり、会場は一気に「トキオ」の空間へと変わる。今シーズンのコレクションテーマは、“I'm STRANGER(私はよそ者)”。その背景に木村デザイナーは、「『東京ファッションアワード 2025』8ブランドの受賞者の中で、僕はどこか異端だと思った。それでも僕にしかできないことがあるし、それがファッションだ。僕のファッションを見てほしい、ただそれだけ」と語った。

そう思いを込めたショーの先陣を切ったのは、タータンチェック柄の中綿ジャケットとパンツのセットアップ。ジャケットの前身頃に大きなアウトポケットを4つ、袖に立体感のあるボーダーの加工を施し、ボリュームと繊細なデザインを引き立てた。今シーズンは薄手のアウターを提案するブランドが多いため、「トキオ」のファーストルックはより異彩を放っていた。さらに、ボタンホールや裾にダメージを加え、袖を継ぎはぎしたようなカーペンタージャケット、薄いナイロンで仕立てたオールインワン、ミモザイエローが美しいツイードのセットアップなど、色とりどりの素材を巧みに使ったアイテムが続々と登場。またフリンジたっぷりのニットポンチョ、細かな手刺しゅうを施したテーラードジャケット、鮮やかな緑のバイカージャケットにウィンドウ・ペンのパンツなど、往年のミュージシャンスタイルをほうふつとするルックが並ぶ。まるで、音楽や古着、クラフトを愛し、衣装製作の実績もある木村デザイナーのポートフォリオのようだ。

パリ初挑戦での反省

昨年9月に「東京ファッションアワード 2025」受賞を受け、パリの合同ショールーム「ショールーム トーキョー(SHOWROOM.TOKYO)」に出展するチャンスを得た。しかしショー後の会見で成果を問うと「手応えはあまりなかった」と正直に話した。「パリにはアイテム数を多めに持って行った。僕はいろいろなものが好きで、根底にあるパンクのようなごちゃ混ぜな世界観が伝わればいいなと思っていたけど、それをうまく伝えられなかった。事前のリサーチや準備が足りなかったと思う」。今回のショーではその反省を生かし、自らの得意技を全力で見せた。

パリから帰国後の3月3日、木村デザイナーは「世界に向けたファションショー開催のため」に、300万円を目標としたクラウドファンディングを実施し、10日間で100万円が集まった。「東京ファッションアワード」が会場費など一部の支援を行うものの、演出やモデル、その他にかかるショー経費は、発展途上のブランドにとってあまりにも負担が大きい金額なのが実情だ。「独学でブランドを始め、基本は手作り。周りの方々にたくさん助けてもらいながら、続けることができた。今回ショーをするとなって、こんなにお金がかかるのかと驚いた。協力してくださる方にももっといいものを見せたいし、そしてこの仲間がもっと広がることで、ブランドに力をつけていきたい。パリでは厳しい意見もあったが、それでも自分がやりたいことを貫きたい。この思いを分かってもらうための近道はもっとあるはず。モノ作りをさらに研ぎ澄ましてがんばっていきたい」。

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クラフトの異端児「トキオ」 むき出しのパンク精神と古着愛

「東京ファッションアワード 2025(TOKYO FASHION AWARD 2025)」を受賞した「トキオ(TOKIO)」は19日、青山スパイラルホールで初めてのショーを行い、2025-26年秋冬コレクションを発表した。1985年生まれの木村登喜夫デザイナーは文化服装学院卒業後、OEM企業やアパレルブランドなどで経験を積む。乃木坂46や櫻坂46などの“坂道系アイドル”の衣装製作や映画衣装のスタイリングなどを手掛ける傍ら、古着屋「タイムズヒミツクラブ」の運営や美容師向けエプロンも手掛ける。「トキオ」は21年にスタート。自身のルーツとするパンクなどのカルチャーをベースに、古着のリペアやリメイクで培った技術を生かし、全て手作りで製作している。

光るハンドワークの技術

「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」の公式スケジュールでの大舞台に、バンドを用意した。来場者が着席すると生演奏が始まり、会場は一気に「トキオ」の空間へと変わる。今シーズンのコレクションテーマは、“I'm STRANGER(私はよそ者)”。その背景に木村デザイナーは、「『東京ファッションアワード 2025』8ブランドの受賞者の中で、僕はどこか異端だと思った。それでも僕にしかできないことがあるし、それがファッションだ。僕のファッションを見てほしい、ただそれだけ」と語った。

そう思いを込めたショーの先陣を切ったのは、タータンチェック柄の中綿ジャケットとパンツのセットアップ。ジャケットの前身頃に大きなアウトポケットを4つ、袖に立体感のあるボーダーの加工を施し、ボリュームと繊細なデザインを引き立てた。今シーズンは薄手のアウターを提案するブランドが多いため、「トキオ」のファーストルックはより異彩を放っていた。さらに、ボタンホールや裾にダメージを加え、袖を継ぎはぎしたようなカーペンタージャケット、薄いナイロンで仕立てたオールインワン、ミモザイエローが美しいツイードのセットアップなど、色とりどりの素材を巧みに使ったアイテムが続々と登場。またフリンジたっぷりのニットポンチョ、細かな手刺しゅうを施したテーラードジャケット、鮮やかな緑のバイカージャケットにウィンドウ・ペンのパンツなど、往年のミュージシャンスタイルをほうふつとするルックが並ぶ。まるで、音楽や古着、クラフトを愛し、衣装製作の実績もある木村デザイナーのポートフォリオのようだ。

パリ初挑戦での反省

昨年9月に「東京ファッションアワード 2025」受賞を受け、パリの合同ショールーム「ショールーム トーキョー(SHOWROOM.TOKYO)」に出展するチャンスを得た。しかしショー後の会見で成果を問うと「手応えはあまりなかった」と正直に話した。「パリにはアイテム数を多めに持って行った。僕はいろいろなものが好きで、根底にあるパンクのようなごちゃ混ぜな世界観が伝わればいいなと思っていたけど、それをうまく伝えられなかった。事前のリサーチや準備が足りなかったと思う」。今回のショーではその反省を生かし、自らの得意技を全力で見せた。

パリから帰国後の3月3日、木村デザイナーは「世界に向けたファションショー開催のため」に、300万円を目標としたクラウドファンディングを実施し、10日間で100万円が集まった。「東京ファッションアワード」が会場費など一部の支援を行うものの、演出やモデル、その他にかかるショー経費は、発展途上のブランドにとってあまりにも負担が大きい金額なのが実情だ。「独学でブランドを始め、基本は手作り。周りの方々にたくさん助けてもらいながら、続けることができた。今回ショーをするとなって、こんなにお金がかかるのかと驚いた。協力してくださる方にももっといいものを見せたいし、そしてこの仲間がもっと広がることで、ブランドに力をつけていきたい。パリでは厳しい意見もあったが、それでも自分がやりたいことを貫きたい。この思いを分かってもらうための近道はもっとあるはず。モノ作りをさらに研ぎ澄ましてがんばっていきたい」。

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【スナップ】“着負け“とは無縁の「ギャルソン」ラバー メッセージ性の強いピースも自分らしく

「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は3月8日夕刻(現地時間)、パリ中心地にある廃墟のようなビルを舞台に、2025-26年秋冬コレクションを発表した。同日の朝には「ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)」、昼には「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」も同じロケーションでショーを開催しており、1日を通して会場周辺にはメッセージ性の強いピースを堂々と着こなすゲストがあふれた。

「コム デ ギャルソン」の来場者は、“不確実な未来“をテーマに、構造物のようなルックで構成した25年春夏コレクションに共鳴。中国風の花柄を描いた真っ赤なジャガードや、難民キャンプと山積するゴミの写真、デモのプラカード、血飛沫のような表現のプリントなど、コマーシャルピースへと落とし込まれた作品を思い思いに着こなした。その多くは、同シーズンのカギとなった透け感のあるチュールで覆われているのが特徴だ。「ジュンヤ ワタナベ」では近未来的なシルバー使いが目立ち、「ノワール ケイ ニノミヤ」では黒や赤で彩られたボリュームたっぷりのチュールスカートに目を奪われた。そこに共通するのは、過去のアイテムやグループのブランド同士を組み合わせたり、プラットフォームブーツで足元を飾ったりと、“着負け“しても不思議ではない主張の強いアイテムを自己流にアレンジすることで個性を放っていること。そんな「ギャルソン」ラバーたちは、スタイリング賢者であるという印象を残した。

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【スナップ】“着負け“とは無縁の「ギャルソン」ラバー メッセージ性の強いピースも自分らしく

「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は3月8日夕刻(現地時間)、パリ中心地にある廃墟のようなビルを舞台に、2025-26年秋冬コレクションを発表した。同日の朝には「ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)」、昼には「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」も同じロケーションでショーを開催しており、1日を通して会場周辺にはメッセージ性の強いピースを堂々と着こなすゲストがあふれた。

「コム デ ギャルソン」の来場者は、“不確実な未来“をテーマに、構造物のようなルックで構成した25年春夏コレクションに共鳴。中国風の花柄を描いた真っ赤なジャガードや、難民キャンプと山積するゴミの写真、デモのプラカード、血飛沫のような表現のプリントなど、コマーシャルピースへと落とし込まれた作品を思い思いに着こなした。その多くは、同シーズンのカギとなった透け感のあるチュールで覆われているのが特徴だ。「ジュンヤ ワタナベ」では近未来的なシルバー使いが目立ち、「ノワール ケイ ニノミヤ」では黒や赤で彩られたボリュームたっぷりのチュールスカートに目を奪われた。そこに共通するのは、過去のアイテムやグループのブランド同士を組み合わせたり、プラットフォームブーツで足元を飾ったりと、“着負け“しても不思議ではない主張の強いアイテムを自己流にアレンジすることで個性を放っていること。そんな「ギャルソン」ラバーたちは、スタイリング賢者であるという印象を残した。

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【スナップ】“着負け“とは無縁の「ギャルソン」ラバー メッセージ性の強いピースも自分らしく

「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は3月8日夕刻(現地時間)、パリ中心地にある廃墟のようなビルを舞台に、2025-26年秋冬コレクションを発表した。同日の朝には「ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)」、昼には「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」も同じロケーションでショーを開催しており、1日を通して会場周辺にはメッセージ性の強いピースを堂々と着こなすゲストがあふれた。

「コム デ ギャルソン」の来場者は、“不確実な未来“をテーマに、構造物のようなルックで構成した25年春夏コレクションに共鳴。中国風の花柄を描いた真っ赤なジャガードや、難民キャンプと山積するゴミの写真、デモのプラカード、血飛沫のような表現のプリントなど、コマーシャルピースへと落とし込まれた作品を思い思いに着こなした。その多くは、同シーズンのカギとなった透け感のあるチュールで覆われているのが特徴だ。「ジュンヤ ワタナベ」では近未来的なシルバー使いが目立ち、「ノワール ケイ ニノミヤ」では黒や赤で彩られたボリュームたっぷりのチュールスカートに目を奪われた。そこに共通するのは、過去のアイテムやグループのブランド同士を組み合わせたり、プラットフォームブーツで足元を飾ったりと、“着負け“しても不思議ではない主張の強いアイテムを自己流にアレンジすることで個性を放っていること。そんな「ギャルソン」ラバーたちは、スタイリング賢者であるという印象を残した。

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【スナップ】ミケーレ節全開の「ヴァレンティノ」会場周辺 多様な文化の柄・色・装飾を折衷するマキシマリストが大集結

「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は3月9日(現地時間)、パリで2025-26年秋冬コレクションを発表した。オートクチュールを含むとアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)=クリエイティブ・ディレクターによる3回目となるショーの会場周辺は、新生「ヴァレンティノ」を特徴づける装飾主義に傾倒する来場者で華やいだ。

中東に起源を持つダマスク柄や中国趣味を意味するシノワズリのテイスト、花柄に水玉模様など、多種多様なモチーフが交錯する。それに加え、ラッフルとフリル、ブランドのシグネチャーであるリボンの装飾がドレスからシューズまで至るところにちりばめられ、原色からパステルまで色彩も豊か。ミケーレが多用するレースのタイツやターバン、リップアクセサリーでスタイリングを完成させたゲストたちは、多民族のムードを織り交ぜたエキゾチックかつロマンチックな新生「ヴァレンティノ」のスタイルを体現していた。ランウエイはもちろんだが、しばらく続いたクワイエット・ラグジュアリーのトレンドの終焉を告げる、今季最も豪華絢爛なオフランウエイの光景となった。

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「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は3月9日(現地時間)、パリで2025-26年秋冬コレクションを発表した。オートクチュールを含むとアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)=クリエイティブ・ディレクターによる3回目となるショーの会場周辺は、新生「ヴァレンティノ」を特徴づける装飾主義に傾倒する来場者で華やいだ。

中東に起源を持つダマスク柄や中国趣味を意味するシノワズリのテイスト、花柄に水玉模様など、多種多様なモチーフが交錯する。それに加え、ラッフルとフリル、ブランドのシグネチャーであるリボンの装飾がドレスからシューズまで至るところにちりばめられ、原色からパステルまで色彩も豊か。ミケーレが多用するレースのタイツやターバン、リップアクセサリーでスタイリングを完成させたゲストたちは、多民族のムードを織り交ぜたエキゾチックかつロマンチックな新生「ヴァレンティノ」のスタイルを体現していた。ランウエイはもちろんだが、しばらく続いたクワイエット・ラグジュアリーのトレンドの終焉を告げる、今季最も豪華絢爛なオフランウエイの光景となった。

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2025-26年秋冬はファーコートが来る!

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年3月17日号からの抜粋です)

木村:2025-26年秋冬ミラノコレは「フェラガモ(FERRAGAMO)」がベストでした。ランウエイ取材ではいつもいろいろなことを考えて、メモしたり写真を撮ったりと忙しいのですが、今回の「フェラガモ」は手を止めて、感じることに専念しました。すごくドキドキして、カッコいい!と思ったら、要さんが「バックステージに行こう」と言い、バックステージには同じ感覚を持った人が詰めかけていて、すごくテンションが上がりました。

村上:デザイナーシャッフルで“様子見”なシーズンなのか、トレンドが見えづらかったです。「フェラガモ」で見た構築と流動の融合は、パリの「サカイ(SACAI)」などでようやく大きな流れだと確信できたのですが、素直に「素敵!」と思えましたね。

木村:ミニマルで構築的なデザインだけれど、ジャージー素材で柔らかいというように、マクシミリアン・ディヴィス(Maximilian Davis)が新しい言語で“ミニマル”を語ろうとしていると感じて、表紙にしたいと考えました。

着る人が“安心する”服の流れ

村上:街ではテック系のシェルパーカばかりが目立っていたこともあり、起毛感や毛足の長い素材のコートをどのブランドも提案していたのが印象的でした。特に「フェンディ(FENDI)」は真面目でストイックな感じのキム・ジョーンズが去り、グラマラスでゴージャスな雰囲気のカムバックに歓迎ムードでした。

木村:アメリカのセレブの間でモブワイフ、つまりマフィアの妻のようなスタイルがはやっていたり、日本でもプードルコートやテディベアコートなどのモコモコ系のアウターが人気だったりと、着る人を包み込むようなアウターは注目ですね。

村上:思っていたより装飾主義には行かず、着る人が“安心する”服の流れがまた盛り上がりそうですね。個人的には「グッチ(GUCCI)」の新デザイナー就任のニュースが校了日に出そうな気配で、まとめたページを大きく変えなきゃいけないんじゃないか?とドキドキしています(苦笑)。

木村:ドナテラ・ヴェルサーチェ(Donatella Versace)退任のニュースはなんとか記事に反映できましたが、デムナ (DEMNA)の「グッチ」就任は校了後でしたね。「ジル サンダー(JIL SANDER)」をシモーネ・ベロッティが引き継ぐのも意外でしたし、ルーシー&ルーク・メイヤー夫妻の行く末も気になります。

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2025-26年秋冬はファーコートが来る!

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年3月17日号からの抜粋です)

木村:2025-26年秋冬ミラノコレは「フェラガモ(FERRAGAMO)」がベストでした。ランウエイ取材ではいつもいろいろなことを考えて、メモしたり写真を撮ったりと忙しいのですが、今回の「フェラガモ」は手を止めて、感じることに専念しました。すごくドキドキして、カッコいい!と思ったら、要さんが「バックステージに行こう」と言い、バックステージには同じ感覚を持った人が詰めかけていて、すごくテンションが上がりました。

村上:デザイナーシャッフルで“様子見”なシーズンなのか、トレンドが見えづらかったです。「フェラガモ」で見た構築と流動の融合は、パリの「サカイ(SACAI)」などでようやく大きな流れだと確信できたのですが、素直に「素敵!」と思えましたね。

木村:ミニマルで構築的なデザインだけれど、ジャージー素材で柔らかいというように、マクシミリアン・ディヴィス(Maximilian Davis)が新しい言語で“ミニマル”を語ろうとしていると感じて、表紙にしたいと考えました。

着る人が“安心する”服の流れ

村上:街ではテック系のシェルパーカばかりが目立っていたこともあり、起毛感や毛足の長い素材のコートをどのブランドも提案していたのが印象的でした。特に「フェンディ(FENDI)」は真面目でストイックな感じのキム・ジョーンズが去り、グラマラスでゴージャスな雰囲気のカムバックに歓迎ムードでした。

木村:アメリカのセレブの間でモブワイフ、つまりマフィアの妻のようなスタイルがはやっていたり、日本でもプードルコートやテディベアコートなどのモコモコ系のアウターが人気だったりと、着る人を包み込むようなアウターは注目ですね。

村上:思っていたより装飾主義には行かず、着る人が“安心する”服の流れがまた盛り上がりそうですね。個人的には「グッチ(GUCCI)」の新デザイナー就任のニュースが校了日に出そうな気配で、まとめたページを大きく変えなきゃいけないんじゃないか?とドキドキしています(苦笑)。

木村:ドナテラ・ヴェルサーチェ(Donatella Versace)退任のニュースはなんとか記事に反映できましたが、デムナ (DEMNA)の「グッチ」就任は校了後でしたね。「ジル サンダー(JIL SANDER)」をシモーネ・ベロッティが引き継ぐのも意外でしたし、ルーシー&ルーク・メイヤー夫妻の行く末も気になります。

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「ルイ・ヴィトン」からスケボーやバスケから着想を得たメンズスニーカーの新作が発売

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、2025年春夏メンズ・コレクションからスケートボードシューズやバスケットボールシューズから着想を得たメンズスニーカーの新作を発売した。

“LV スケート スニーカー”

今シーズンのメンズ・コレクションのメインテーマを彷彿させる、カラフルな“LV スケート スニーカー”(22万9900円)は、1990年代のスケートボードシューズから着想を得た。サイドの特徴的なグラデーションカラーのモノグラム・フラワーが魅力。ラバーアウトソールには3つのモノグラム・フラワーをあしらった。

“LV トレイナー スニーカー”

ダミエ・パターンをエンボスしたヌバックレザーで再解釈した“LV トレイナー スニーカー”(21万6700円)は、ビンテージのバスケットボールシューズから着想を得たデザイン。シューレースには取外し可能なモノグラム・フラワーのタグを、背面にはメゾンが創業した1854年を意味する「#54」シグネチャーをあしらった。

PVCの“LV トレイナー スニーカー”

モノグラム・パターンをプリントした半透明なPVCの“LV トレイナー スニーカー”(21万6700円)は、シューレースとアウトソールをいずれもアッパーと同系色に仕上げた。LVイニシャルをはじめとするラバーのシグネチャーが引き立てる。 

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「ルイ・ヴィトン」からスケボーやバスケから着想を得たメンズスニーカーの新作が発売

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、2025年春夏メンズ・コレクションからスケートボードシューズやバスケットボールシューズから着想を得たメンズスニーカーの新作を発売した。

“LV スケート スニーカー”

今シーズンのメンズ・コレクションのメインテーマを彷彿させる、カラフルな“LV スケート スニーカー”(22万9900円)は、1990年代のスケートボードシューズから着想を得た。サイドの特徴的なグラデーションカラーのモノグラム・フラワーが魅力。ラバーアウトソールには3つのモノグラム・フラワーをあしらった。

“LV トレイナー スニーカー”

ダミエ・パターンをエンボスしたヌバックレザーで再解釈した“LV トレイナー スニーカー”(21万6700円)は、ビンテージのバスケットボールシューズから着想を得たデザイン。シューレースには取外し可能なモノグラム・フラワーのタグを、背面にはメゾンが創業した1854年を意味する「#54」シグネチャーをあしらった。

PVCの“LV トレイナー スニーカー”

モノグラム・パターンをプリントした半透明なPVCの“LV トレイナー スニーカー”(21万6700円)は、シューレースとアウトソールをいずれもアッパーと同系色に仕上げた。LVイニシャルをはじめとするラバーのシグネチャーが引き立てる。 

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「ヴェジャ」×ドーバー ギンザ再び 「サシコギャルズ」がステッチを配した10足限定スニーカー

「ヴェジャ(VEJA)」は、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)とのコラボスニーカーを発売する。価格は16万5000円。3月28、29日にドーバー ストリート マーケット ギンザで開催のオープンハウスで、10足限定で販売する。

岩手の「サシコギャルズ」が
刺し子技法でステッチをデザイン

コラボスニーカーは、「ヴェジャ」のスニーカー“パネンカ(PANENKA)”を土台とし、岩手県大槌町を拠点に活動する「サシコギャルズ(SASHIKO GALS)」の刺し子技法を採用し、独自のステッチをデザイン。「ヴェジャ」とドーバー ストリート マーケット ギンザは2023年には初コラボを実施している。

「ヴェジャ」の“Clean, Repair, Collect”プロジェクトの一環として、製品の寿命を延ばすというブランドの理念に沿って実現。今回制作された“パネンカ”は全て一点モノとなる。

「サシコギャルズ」は、岩手県大槌町を拠点とし、40〜80歳までの女性15人によって構成、17世紀から伝わる、装飾的なステッチで衣類を補修および補強する刺し子の技術を用いる。

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「ヴェジャ」×ドーバー ギンザ再び 「サシコギャルズ」がステッチを配した10足限定スニーカー

「ヴェジャ(VEJA)」は、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)とのコラボスニーカーを発売する。価格は16万5000円。3月28、29日にドーバー ストリート マーケット ギンザで開催のオープンハウスで、10足限定で販売する。

岩手の「サシコギャルズ」が
刺し子技法でステッチをデザイン

コラボスニーカーは、「ヴェジャ」のスニーカー“パネンカ(PANENKA)”を土台とし、岩手県大槌町を拠点に活動する「サシコギャルズ(SASHIKO GALS)」の刺し子技法を採用し、独自のステッチをデザイン。「ヴェジャ」とドーバー ストリート マーケット ギンザは2023年には初コラボを実施している。

「ヴェジャ」の“Clean, Repair, Collect”プロジェクトの一環として、製品の寿命を延ばすというブランドの理念に沿って実現。今回制作された“パネンカ”は全て一点モノとなる。

「サシコギャルズ」は、岩手県大槌町を拠点とし、40〜80歳までの女性15人によって構成、17世紀から伝わる、装飾的なステッチで衣類を補修および補強する刺し子の技術を用いる。

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ビームスと「アークテリクス」が協業 柔らかなアースカラーをまとうシェルジャケットなど3型

ビームス(BEAMS)は3月21日、「アークテリクス(ARC’TERYX)」と制作した、“トレイルマジック”カラーの防水シェルジャケット、シェルジャケット、ウエストバッグを発売する。ビームス一部店舗および公式オンラインで販売する。

防水シェルジャケット
“ベータ ジャケット”

防水シェルジャケット“ベータ ジャケット(BETA JACKET)”(6万8200円)は、耐久性や防水透湿性、防雨風性のある「ゴアテックス(GORE-TEX)」を採用、また二酸化炭素削減などに配慮したPFCフリーの“ePEメンブレン”を用いて仕上げた。従来より薄く軽量、柔らかくしなやかな着心地を目指した。

シェルジャケット
“スコーミッシュ フーディー”

シェルジャケット“スコーミッシュ フーディー(SQUAMISH HOODY)”(2万9700円)は、高耐風性素材を用い、140gの軽量を実現。耐久性と防風性も備えるほか、胸ポケットに収納するパッカブル仕様に制作。

ウエストバッグ
“マンティス 2 ウエストパック”

ウエストバッグ“マンティス 2 ウエストパック(MANTIS 2 WAIST PACK)”(8470円)は、ジッパー式フロントポケット、スタッシュポケット、ジッパー式セキュリティポケットを備える。

発売日3月21日の購入者に向け、“リカット(RECUT)”のノベルティーを数量限定で配布するほか、「アークテリクス」製品の着用者に限り、廃棄する端材を用いたワークショップをビームス原宿で実施する。

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「ヒュンメル オー」刷新に手応え 森川マサノリがわずか2カ月で示した次世代へのビジョン

国立代々木競技場園地の野外スペースを再出発の地に選んだのは、森川マサノリ新クリエイティブ・ディレクターが率いる「ヒュンメル オー(HUMMEL 00)」だ。同ブランドはデンマーク発のスポーツメーカー「ヒュンメル」のデイリーウエアラインで、スポーツ用品のエスエスケイ(SSK)が手掛ける日本企画である。デビューからわずか1シーズンでチームを刷新し、新体制で迎えた2シーズン目となる2025-26年秋冬コレクションを、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」で18日に発表した。
 

サッカー少年が老舗を革新させる

 
ファーストルックに登場したのは、ユニホームTシャツにブレザーを合わせたスクールガール。ボックスシルエットのジャケットとスリムに整えたハーフパンツは、軽量の裏毛スエットでスポーティーに仕立てた。足元はサッカーソックスにポインテッドトーのキトゥンヒールパンプス。クラシックにテーラード、そしてストリート&スポーツ。100年以上続く老舗スポーツブランドの新たな幕開けを象徴するルックとなった。
 
新生「ヒュンメル オー」のコンセプトは、“ニューヘリテージ(New Heritage)”。森川クリエイティブ・ディレクターはまず、1923年に創業した「ヒュンメル(HUMMEL)」の膨大なアーカイブを振り返った。学生時代にサッカーをしていたこともあり、サッカー用品からスタートしたブランドの知識を得ることにさほど時間を要さなかっただろう。そこで、80年代のゲームシャツ(ユニホーム)やブランド名の由来でもあるマルハナバチ(※ドイツ語で「ヒュンメル」)をかたどった“バンブルビー”のエンブレム、V字模様の“シェブロン柄”などアイコニックなアイテムに触れ、自身のブランド「ベイシックス(BASICKS)」で支持されるスポーツやストリートのセンスを調和させた。

 
昨年7月に披露した「ヒュンメル オー」のデビューコレクションは、北欧スタイルを軸にしたエレガンスな大人のウエアだった。対して今シーズンはスポーツを軸にし、ブランドヘリテージを鮮明に表現しているのは明確だった。ピタッとしたマイクロミニサイズのゲームシャツ、シックなベロアやフレアパンツで見せたトラックスーツ、フリースのチェスターコートなど、スポーツウエアをモダンに進化させている。スポーツウエアに多用される肌あたりのよい4本針の縫製技法、フラットシーマも継承する。森川クリエイティブ・ディレクターが大事とするサステナビリティの観点においても、環境負荷の低いリサイクルポリエステルやオーガニックコットン、転写デニムなど積極的に採用してきた「ヒュンメル」のプロジェクトに共鳴している。
 

“デザイナー×スポーツ”の可能性

 
森川クリエイティブ・ディレクターが着任したのは12月で、コレクション制作の期間はわずか2カ月だった。30ルックを披露したショーを終えて、「今回できなかったアプローチもあったが、そこも含めて新生『ヒュンメル オー』のイントロダクションとなる方向性は示せたかなと思う」と手応えを語った。

ファッションデザイナーとスポーツブランドの協業は、近年ますます活発になっている。「サカイ(SACAI)」の阿部千登世デザイナーや、「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」の尾花大輔デザイナーといった海外で活躍する日本人デザイナーとグローバルメーカーのタッグを筆頭に、最近では国内の若手が「アンブロ(UMBRO)」や「プーマ(PUMA)」と小規模で短期間のコラボレーションを行う。対して「ヒュンメル」は、新ライン立ち上げという勝負に出た。若い世代に響くスタイルには定評のある森川クリエイティブ・ディレクターは、「ヒュンメル」のレガシーを次世代に向けて明確に示したといえるだろう。デザイナー×スポーツブランドの関係性にまた新たな風を吹き込みそうだ。

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「ヒュンメル オー」刷新に手応え 森川マサノリがわずか2カ月で示した次世代へのビジョン

国立代々木競技場園地の野外スペースを再出発の地に選んだのは、森川マサノリ新クリエイティブ・ディレクターが率いる「ヒュンメル オー(HUMMEL 00)」だ。同ブランドはデンマーク発のスポーツメーカー「ヒュンメル」のデイリーウエアラインで、スポーツ用品のエスエスケイ(SSK)が手掛ける日本企画である。デビューからわずか1シーズンでチームを刷新し、新体制で迎えた2シーズン目となる2025-26年秋冬コレクションを、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」で18日に発表した。
 

サッカー少年が老舗を革新させる

 
ファーストルックに登場したのは、ユニホームTシャツにブレザーを合わせたスクールガール。ボックスシルエットのジャケットとスリムに整えたハーフパンツは、軽量の裏毛スエットでスポーティーに仕立てた。足元はサッカーソックスにポインテッドトーのキトゥンヒールパンプス。クラシックにテーラード、そしてストリート&スポーツ。100年以上続く老舗スポーツブランドの新たな幕開けを象徴するルックとなった。
 
新生「ヒュンメル オー」のコンセプトは、“ニューヘリテージ(New Heritage)”。森川クリエイティブ・ディレクターはまず、1923年に創業した「ヒュンメル(HUMMEL)」の膨大なアーカイブを振り返った。学生時代にサッカーをしていたこともあり、サッカー用品からスタートしたブランドの知識を得ることにさほど時間を要さなかっただろう。そこで、80年代のゲームシャツ(ユニホーム)やブランド名の由来でもあるマルハナバチ(※ドイツ語で「ヒュンメル」)をかたどった“バンブルビー”のエンブレム、V字模様の“シェブロン柄”などアイコニックなアイテムに触れ、自身のブランド「ベイシックス(BASICKS)」で支持されるスポーツやストリートのセンスを調和させた。

 
昨年7月に披露した「ヒュンメル オー」のデビューコレクションは、北欧スタイルを軸にしたエレガンスな大人のウエアだった。対して今シーズンはスポーツを軸にし、ブランドヘリテージを鮮明に表現しているのは明確だった。ピタッとしたマイクロミニサイズのゲームシャツ、シックなベロアやフレアパンツで見せたトラックスーツ、フリースのチェスターコートなど、スポーツウエアをモダンに進化させている。スポーツウエアに多用される肌あたりのよい4本針の縫製技法、フラットシーマも継承する。森川クリエイティブ・ディレクターが大事とするサステナビリティの観点においても、環境負荷の低いリサイクルポリエステルやオーガニックコットン、転写デニムなど積極的に採用してきた「ヒュンメル」のプロジェクトに共鳴している。
 

“デザイナー×スポーツ”の可能性

 
森川クリエイティブ・ディレクターが着任したのは12月で、コレクション制作の期間はわずか2カ月だった。30ルックを披露したショーを終えて、「今回できなかったアプローチもあったが、そこも含めて新生『ヒュンメル オー』のイントロダクションとなる方向性は示せたかなと思う」と手応えを語った。

ファッションデザイナーとスポーツブランドの協業は、近年ますます活発になっている。「サカイ(SACAI)」の阿部千登世デザイナーや、「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」の尾花大輔デザイナーといった海外で活躍する日本人デザイナーとグローバルメーカーのタッグを筆頭に、最近では国内の若手が「アンブロ(UMBRO)」や「プーマ(PUMA)」と小規模で短期間のコラボレーションを行う。対して「ヒュンメル」は、新ライン立ち上げという勝負に出た。若い世代に響くスタイルには定評のある森川クリエイティブ・ディレクターは、「ヒュンメル」のレガシーを次世代に向けて明確に示したといえるだろう。デザイナー×スポーツブランドの関係性にまた新たな風を吹き込みそうだ。

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横⼭健が「ヴァンズ」の“オールドスクール”のキャンペーンに登場 愛⽤カラーのネイビーを履いて

「ヴァンズ(VANS)」は、スニーカー“オールドスクール(OLD SKOOL)”のルーツを表現する「Feel Something New. - いま感じる新しさ。」キャンペーンで、Ken Yokoyama、Hi-STANDARDとして活動する横⼭健を起⽤した。

“オールドスクール”は「ヴァンズ」の数あるシューズの中でも、もっとも⾳楽と密につながってきたモデルで、特にパンク・ハードコアシーンとの歴史は古く、2⽉にスタートした「プレミアム オールドスクール ミュージック コレクション」では、パンク・ハードコア黎明期や1990〜2000年代のラウドロックシーンを着想源にしたモデルを発表している。

今回のキャンペーンでは、「⾳楽」「スケートボード」にフォーカスし、⾳楽とのつながりを表現するキャストとして、横⼭健が出演。横⼭は、⽇頃から“オールドスクール”を愛⽤していて、本キャンペーンでは横⼭健の愛⽤カラーでもあるネイビーと、シックなブラックデニム⽣地を採⽤したABCマート限定モデルを着⽤している。

横山は「1995年の夏、サンフランシスコにレコーディングに⾏った。スタジオの裏にあったシューズセンターで初めて買った安い『ヴァンズ』。それ以来ずっと『ヴァンズ』を履いている。過去にはたまに他の靴も履いたりしたけど、⼤体似合わない気がして⽌めちゃう。『ヴァンズ』はしっくりくる。『ヴァンズ』は等⾝⼤。『ヴァンズ』は⾳を鳴らす場⾯によく似合う」とコメントする。

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横⼭健が「ヴァンズ」の“オールドスクール”のキャンペーンに登場 愛⽤カラーのネイビーを履いて

「ヴァンズ(VANS)」は、スニーカー“オールドスクール(OLD SKOOL)”のルーツを表現する「Feel Something New. - いま感じる新しさ。」キャンペーンで、Ken Yokoyama、Hi-STANDARDとして活動する横⼭健を起⽤した。

“オールドスクール”は「ヴァンズ」の数あるシューズの中でも、もっとも⾳楽と密につながってきたモデルで、特にパンク・ハードコアシーンとの歴史は古く、2⽉にスタートした「プレミアム オールドスクール ミュージック コレクション」では、パンク・ハードコア黎明期や1990〜2000年代のラウドロックシーンを着想源にしたモデルを発表している。

今回のキャンペーンでは、「⾳楽」「スケートボード」にフォーカスし、⾳楽とのつながりを表現するキャストとして、横⼭健が出演。横⼭は、⽇頃から“オールドスクール”を愛⽤していて、本キャンペーンでは横⼭健の愛⽤カラーでもあるネイビーと、シックなブラックデニム⽣地を採⽤したABCマート限定モデルを着⽤している。

横山は「1995年の夏、サンフランシスコにレコーディングに⾏った。スタジオの裏にあったシューズセンターで初めて買った安い『ヴァンズ』。それ以来ずっと『ヴァンズ』を履いている。過去にはたまに他の靴も履いたりしたけど、⼤体似合わない気がして⽌めちゃう。『ヴァンズ』はしっくりくる。『ヴァンズ』は等⾝⼤。『ヴァンズ』は⾳を鳴らす場⾯によく似合う」とコメントする。

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まさかの「富江」降臨 「ペイデフェ」ショーはホラー漫画鬼才の伊藤潤二ワールド

朝藤りむデザイナーの「ペイデフェ(PAYS DES FEES)」は2025-26年秋冬コレクションをランウエイショー形式で発表した。今シーズンはホラー漫画の鬼才である漫画家・伊藤潤二とコラボレーションし、国内外ともにカルト的人気を誇る作品をモチーフ使いしたアイテムで、ブランド特有の奇妙でかわいいムードを後押しした。

会場は東京・茗荷谷の「病院スタジオ」。血液や毛髪をイメージしたオブジェやドクロを飾り、おどろおどろしい廃病院を演出する。ランウエイを歩くモデル全員が黒髪ロングヘアーのウィッグをかぶり、伊藤の代表作である「富江」に登場する富江を現実の世界で再現した。

コレクションテーマは“分裂”だ。作中で“魔性の女”富江に恋した男性たちは、例外なく彼女に殺意を抱いて実行に移すのだが、富江は何度どのように手に掛けられても“分裂”するかのようによみがえる。朝藤デザイナーはその世界観をコレクションに反映し、セットアップやブルゾン、スカートなどに怪しげな眼差しの富江のイラストを、ジャカード織やプリントで繰り返し配置した。

ほかに、「富江」シリーズの「ベビーシッター」や、「アイスクリームバス」「煙草会」などの人気作を象徴するイラストや扉絵を、フーディーやスエットといったカジュアルなアイテムにあしらう。サテン風生地のガーリーなミニリボンを袖やフードに付けたり、カラーパレットにパステルカラーを多用したりし、不気味な伊藤ワールドを「ペイデフェ」流に解釈した。

昨年5月の「伊藤潤二展」がコラボのきっかけ

今回のコラボは、朝藤デザイナーが幼少期から伊藤作品のファンであったことから実現した。「服作りを通して少女像を描くとき、いつも伊藤先生が描く、毒っ気のあるニュアンスを含めるように意識してきた」と朝藤デザイナーは話す。昨年5月に世田谷文学館で行われた「伊藤潤二展 誘惑」のトークショーで、伊藤の対談相手を務めたタレントの中川翔子が「ペイデフェ」を衣装に着用したことから、伊藤と朝藤デザイナーの親交が深まった。

フィナーレでは朝藤デザイナーと、ショーをフロントロウで鑑賞した伊藤がハイタッチを交わした。ショーを見た伊藤は、「想像以上に作品とブランドの相性がいいと感じ、さすがファッションデザイナーだと驚いた。私も着たくなったが、体形が合わないかもしれないので、ファッションに興味がある家内と娘に勧めたい。今後もまたコラボレーションできたら」と語った。さらに「若くてチャーミングなデザイナーさんが私の漫画に興味をもってくれたことがすごくうれしい」と笑顔を見せた。

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「キス」から「ニューバランス」との協業スニーカー2型 「キス」大阪店オープン記念

「キス(KITH)」は3月21日、「キス」大阪店をオープンする。これを記念し、「ニューバランス(NEW BALANCE)」と協業したスニーカー“メイド イン USA 992(MADE IN USA 992)”と“メイド イン UK 991v2(MADE IN UK 991v2)”を数量限定でオープン同日に発売する。共に「キス」公式オンラインおよび公式アプリで取り扱うほか、“メイド イン USA 992”は「キス」大阪店限定、“メイド イン UK 991v2”は「キス」各店で販売する。また3月19日から「キス」公式アプリで“メイド イン UK 991v2”の抽選販売を受け付けている。なお、価格やサイズなどの詳細は発売まで非公開だ。

「ニューバランス」と協業
スニーカー2型をラインアップ

スニーカーは、“メイド イン USA 992”と“メイド イン UK 991v2”を新色で生まれ変わらせた。共にメッシュアッパーにスエードとレザーのオーバーレイを合わせ、ヒール部分やインソールにコラボならではの“KITH”ロゴをあしらう。また“メイド イン UK 991v2”は、1985年の登場から日本で人気を博す、“ニューバランス 1300JP”のスチールブルーに着想を得たカラーを配した。

「キス」大阪店
店舗限定アイテム多数

「キス」大阪店は、東京に続き国内2店舗目となるフラッグシップストア。店内は、インハウスコレクションやコラボアイテム、ウエア、アクセサリー、シューズなど、メンズとウィメンズ、キッズアイテムまで幅広くそろえる。同店限定アイテムとして、ウエアやアクセサリーなどを含むカプセルコレクション、開化堂とコラボした茶筒、「ニューエラ(NEW ERA)」と協業した阪神タイガース、オリックス・バッファローズのキャップなどを販売する。また向かいには“キス トリーツ(KITH TREATS)”を開店、大阪名物ミックスジュースに着想を得たスイーツなどを提供する。

■「キス」大阪店
オープン日:3月21日
営業時間:11:00〜21:00
住所:大阪府大阪市北区大深町5-1 うめきたグリーンプレイス 1階

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「キス」から「ニューバランス」との協業スニーカー2型 「キス」大阪店オープン記念

「キス(KITH)」は3月21日、「キス」大阪店をオープンする。これを記念し、「ニューバランス(NEW BALANCE)」と協業したスニーカー“メイド イン USA 992(MADE IN USA 992)”と“メイド イン UK 991v2(MADE IN UK 991v2)”を数量限定でオープン同日に発売する。共に「キス」公式オンラインおよび公式アプリで取り扱うほか、“メイド イン USA 992”は「キス」大阪店限定、“メイド イン UK 991v2”は「キス」各店で販売する。また3月19日から「キス」公式アプリで“メイド イン UK 991v2”の抽選販売を受け付けている。なお、価格やサイズなどの詳細は発売まで非公開だ。

「ニューバランス」と協業
スニーカー2型をラインアップ

スニーカーは、“メイド イン USA 992”と“メイド イン UK 991v2”を新色で生まれ変わらせた。共にメッシュアッパーにスエードとレザーのオーバーレイを合わせ、ヒール部分やインソールにコラボならではの“KITH”ロゴをあしらう。また“メイド イン UK 991v2”は、1985年の登場から日本で人気を博す、“ニューバランス 1300JP”のスチールブルーに着想を得たカラーを配した。

「キス」大阪店
店舗限定アイテム多数

「キス」大阪店は、東京に続き国内2店舗目となるフラッグシップストア。店内は、インハウスコレクションやコラボアイテム、ウエア、アクセサリー、シューズなど、メンズとウィメンズ、キッズアイテムまで幅広くそろえる。同店限定アイテムとして、ウエアやアクセサリーなどを含むカプセルコレクション、開化堂とコラボした茶筒、「ニューエラ(NEW ERA)」と協業した阪神タイガース、オリックス・バッファローズのキャップなどを販売する。また向かいには“キス トリーツ(KITH TREATS)”を開店、大阪名物ミックスジュースに着想を得たスイーツなどを提供する。

■「キス」大阪店
オープン日:3月21日
営業時間:11:00〜21:00
住所:大阪府大阪市北区大深町5-1 うめきたグリーンプレイス 1階

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「アンドワンダー」と「アルトラ」がコラボ BOAシステム仕様のトレイルシューズ“ティンプ 5”を発表

TSIホールディングス傘下のアウトドアブランド「アンドワンダー(AND WANDER)」は、アメリカ・ユタ発のランニング&ハイクシューズブランド「アルトラ(ALTRA)」とコラボレーションしたシューズ“ティンプ 5 ボア(TIMP 5 BOA)”を3月19日に発売した。価格は3万800円で、「アンドワンダー」の公式オンラインストアと直営店などで取り扱う。

“ティンプ 5 ボア”は、快適なクッション性とフィット感が特徴的な「アルトラ」のトレイルシューズ“ティンプ 5”をベースに採用し、ダイヤル操作で着脱とフィット感を容易に調整できるBOAシステム仕様にアップデートしたモデルだ。カラーは、都会的なグラナイトグレーに仕上げ、シュータンをソックス型にすることで足との一体感をさらに高め、アウトソールには「ビブラム(VIBRAM)」のアウトソール“メガグリップ”を搭載している。

今回のコラボについて、ジェニファー・マクラレン(Jennifer McLaren)「アルトラ」ブランドプレジデントは、「私たちは、単に目を引くことを狙ったデザインを作ろうとしたわけではない。山は常に私たちの実験場であり、『アンドワンダー』とのコラボレーションを通じて、技術革新とは奇抜さではなく必要性から生まれるものだという共通の理解を見出した」とコメント。また、池内啓太「アンドワンダー」デザイナーは、“ティンプ 5 ボア”を「山でも街でも垣根なく履ける、独自のバランス感覚を持った新鮮な1足」と説明している。

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「プラダ」に英デザイナーのポール・サリッジが参画か 主にメンズウエアを担当と情報筋

情報筋によれば、イギリス出身のデザイナー、ポール・サリッジ(Paul Surridge)が「プラダ(PRADA)」に加わるようだ。共同クリエイティブ・ディレクターであるミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)とラフ・シモンズ(Raf Simons)とともに働き、主にメンズウエアに携わるという。

サリッジは、ロンドンの名門セント・マーチン美術大学(Central Saint Martins BA)を卒業後、「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」や「バーバリー(BURBERRY)」などで経験を積んだ。また、ニール・バレット(Neil Barrett)が「プラダ」でメンズウエアのデザイン・ディレクターだった時代に、そのアシスタントを務めている。2007年、ラフが率いていた時代の「ジル サンダー(JIL SANDER)」でメンズのデザイン・ディレクターに就任。11年から14年までは「Z ゼニア(Z ZEGNA)」のクリエイティブ・ディレクターを、14年から「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」のクリエイティブ・コンサルタントを務めた。17年5月には、「ロベルト カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)」のクリエイティブ・ディレクターに就任し、19年に退任。22年5月からは「コルネリアーニ(CORNELIANI)」に加わり、環境問題に敏感な若年層をターゲットとしたサステナブルなラインの「サークル・コレクション(CIRCLE COLLECTION)」を2シーズンにわたって手掛けた。

ジュエリーやホームコレクション部門でも新デザイナーを採用?

「プラダ」はまた、ジュエリー&ビジュー、テキスタイル、ホームコレクションのデザイン・ディレクターとして、クレモンド・ブルジュヴァン・ブラックマン(Clemande Burgevin Blachman)を起用したようだ。

アンティーク・ディーラーの両親を持つ同氏は、「シャネル(CHANEL)」のアート・ディレクションやコピーライターを担当した後、広告代理店に勤務。また、パリでビンテージジュエリーのブティックを運営など手掛けたほか、「カルバン・クライン」のホームコレクション部門のデザイン担当バイス・プレジデントや、「アライア(ALAIA)」のクリエイティブ・コンサルタントを務めていたという。22年には、「エルメス(HERMES)」のファッションアクセサリー部門のクリエイティブ・ディレクターに就任した。

なお、「プラダ」はいずれの人事についてもコメントを差し控えるとしている。

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「サカイ」と「ジェイエムウエストン」のコラボ第2弾が3月28日に発売 ローファーとサイドゴアブーツ

「サカイ(SACAI)」は、2025年春夏メンズ・コレクションで発表した「ジェイエムウエストン(J.M. WESTON)」とのコラボレーション第2弾を3月28日に発売する。「サカイ」直営店、「ジェイエムウエストン」直営店、公式オンラインストア、その他ジェイエムウエストン」取扱店で販売する。

今回のコラボでは、ミュールタイプにもなるカーフレザーのローファー(16万8300円)とカーフレザーとヌバックのサイドゴアブーツ(19万8000円)の2型を展開。どちらもブラックとブラウンの2色を展開する。

メンズ

ウィメンズ

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「サカイ」と「ジェイエムウエストン」のコラボ第2弾が3月28日に発売 ローファーとサイドゴアブーツ

「サカイ(SACAI)」は、2025年春夏メンズ・コレクションで発表した「ジェイエムウエストン(J.M. WESTON)」とのコラボレーション第2弾を3月28日に発売する。「サカイ」直営店、「ジェイエムウエストン」直営店、公式オンラインストア、その他ジェイエムウエストン」取扱店で販売する。

今回のコラボでは、ミュールタイプにもなるカーフレザーのローファー(16万8300円)とカーフレザーとヌバックのサイドゴアブーツ(19万8000円)の2型を展開。どちらもブラックとブラウンの2色を展開する。

メンズ

ウィメンズ

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大谷翔平選手が「ボス」2025年春夏コレクションからセレクト 限定ジャケットも登場

「ボス(BOSS)」は、ブランドのアンバサダーを務める大谷翔平選手が厳選したメンズウエアコレクション“ボス セレクテッド バイ ショウヘイ オオタニ”を発売した。「ボス」店舗と公式オンラインストア及びホールセールパートナーを通じて販売している。

本コレクションの発売を記念し、大谷選手を起用した大規模広告キャンペーンを実施中だ。2025年メジャーリーグ開幕戦が行われる東京ドームシティや後楽園駅、渋谷駅周辺、「ボス」銀座店などに大型広告を掲載しているほか、大谷選手のビジュアルラッピングタクシーなどさまざまなコンテンツを展開している。

今回のコラボレーションについて大谷選手は、「『ボス』の2025年春夏コレクションとコラボレーションできることを誇りに思います。限定デザインのボンバージャケットのように、私の野球への情熱と自分自身のスタイルが融合したアイテムを選びました」とコメントした。

大谷選手の機能的な美学を体現

本コレクションは、大谷選手が「ボス」 2025年春夏メンズ・コレクションから選び抜いたタイムレスなアイテムで構成。ダークグリーンのパフォーマンステーラードウエア、ニュートラルカラーのジャージー素材のアイテム、カジュアルなスタンドカラーシャツ、そして実用的でエレガントな2種類のアウターウエアなどのアパレルアイテムをラインアップするほか、デザイン性と機能性を兼ね備えたバッグや編み込みカーフスキンレザーを使用したエレガントなスニーカーなどの小物も展開する。

限定アイテム

オフホワイトとベージュのスエードスリーブを採用した、コットンカシミア素材の限定ボンバージャケットが本コレクション限定登場。「ボス」のロゴや野球、そして大谷選手にちなんだパッチなどを同系色の刺しゅうで施し、洗練された印象に仕上げた。時代を超えた野球の美学へオマージュを捧げたデザインとなっている。

ポップアップ開催

本コレクションの発売を記念して、3月18日から4月1日の期間松坂屋名古屋店で、3月19日〜4月1日の期間三越銀座店で、3月19〜25日の期間大丸神戸店でポップアップストアを開催する。

■ポップアップストア概要

松坂屋名古屋店
日程:3月18日〜4月1日
場所:松坂屋名古屋店 北館1階 ゲンタ ザ ステージ
住所:愛知県名古屋市中区栄3-16-1

銀座三越店
日程:3月19日〜4月1日
場所:銀座三越 本館5階 ギンザステージ
住所:東京都中央区銀座4-6-16

大丸神戸店
日程:3月19〜25日
場所:大丸神戸店 1階メインステージ横特設会場
住所:兵庫県神戸市中央区明石町40

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京都人気カフェの手土産として誕生した「ヨウカンカ」がリニューアル お酒やコーヒーとも相性抜群な新感覚スイーツ

スマイルズによる新感覚の羊羹「ヨウカンカ(YO KAN KA)」がリニューアルした。同ブランドは、スマイルズが2022年まで運営していたセレクトリサイクル「パス ザ バトン(PASS THE BATON)」京都祇園店の併設カフェ「お茶と酒 たすき」の手土産として20年に登場。人気メニューのかき氷を目当てに行列が絶えず、かき氷を食べることができず帰る人の手土産として開発されたものだ。閉店後は、京都新風館内の「お茶と酒 たすき」で販売していたが、より多くの人に楽しんでほしいとリニューアルした。

イチゴタルトからジンライムまでユニークなフレーバー

「ヨウカンカ」は通常のもの異なり、パティシエがフランス菓子をベースに独自のルールで制作した新感覚の羊羹だ。開発に携わったスマイルズの葛川敬フードデザイナーは、「各フレーバーの独特のテクスチャーが特徴。砂糖が少なめで、フルーツっぽい食感を再現したものや、お酒に合うものを開発。羊羹作りを踏襲しない新しいスイーツとして楽しめる」と語った。通年販売する定番3種類は、以前から人気が高いフレーバー。“赤ワインとイチジク”は赤ワインの渋みと相性が良く、“ユズとアンズ”は爽やかな酸味が特徴でハーブティーとぴったりだ。“ラム酒と70%チョコレート”はテリーヌのようで、コーヒーはもちろんのこと、ウイスキーやブランデーとも合う。
それらに加え、春夏、秋冬で旬の限定フレーバーを展開する。新作限定フレーバーは3種類。“イチゴとタルト”はその名の通りイチゴタルトを羊羹で表現したものだ。ビスケット入りなので羊羹とサクサクした食感のコントラストが楽しめ、紅茶やシャンパンにぴったりの味だ。“煎茶とライム”は「お茶と酒 たすき」の人気かき氷フレーバーのジンライムから着想を得た。煎茶の旨味と甘み、苦味に爽やかな酸味の効いた独特の味わい。これにはジンソーダーや日本茶が愛想だ。“紅茶とスパイス”は、シナモンやカルダモン、クローブのスパイスが効いている。ミルクティーと合わせれば、まるでチャイのような味わいが楽しめる。

オリジナルのフレーバーとパッケージでB to Bも視野に

リニューアルを担当したのは、スマイルズの津田ひかるクリエイティブディレクター。彼女は、「羊羹はお皿に出してお茶と食べるものというイメージがあるが、特定のオケージョンでなくても楽しめるものにしたい。1本150~200カロリーで脂質が少なく、罪悪感がない」と話す。イメージとしては、エネルギーバーやチョコレートバーだ。パッケージも一新し、津田自身が登場している。「お茶と酒 たすき」新風館店やスマイルズが運営するネクタイブランド「ジラフ(GIRAFF)」千駄ヶ谷店、自社ECで販売する。価格は594円。3個入り、6個入りのギフトセットもある。

スマイルズは「ヨウカンカ」について、他社とのコラボレーションやB to Bの展開も視野に入れている。オリジナルのフレーバーやパッケージを開発して提供する予定だという。

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京都人気カフェの手土産として誕生した「ヨウカンカ」がリニューアル お酒やコーヒーとも相性抜群な新感覚スイーツ

スマイルズによる新感覚の羊羹「ヨウカンカ(YO KAN KA)」がリニューアルした。同ブランドは、スマイルズが2022年まで運営していたセレクトリサイクル「パス ザ バトン(PASS THE BATON)」京都祇園店の併設カフェ「お茶と酒 たすき」の手土産として20年に登場。人気メニューのかき氷を目当てに行列が絶えず、かき氷を食べることができず帰る人の手土産として開発されたものだ。閉店後は、京都新風館内の「お茶と酒 たすき」で販売していたが、より多くの人に楽しんでほしいとリニューアルした。

イチゴタルトからジンライムまでユニークなフレーバー

「ヨウカンカ」は通常のもの異なり、パティシエがフランス菓子をベースに独自のルールで制作した新感覚の羊羹だ。開発に携わったスマイルズの葛川敬フードデザイナーは、「各フレーバーの独特のテクスチャーが特徴。砂糖が少なめで、フルーツっぽい食感を再現したものや、お酒に合うものを開発。羊羹作りを踏襲しない新しいスイーツとして楽しめる」と語った。通年販売する定番3種類は、以前から人気が高いフレーバー。“赤ワインとイチジク”は赤ワインの渋みと相性が良く、“ユズとアンズ”は爽やかな酸味が特徴でハーブティーとぴったりだ。“ラム酒と70%チョコレート”はテリーヌのようで、コーヒーはもちろんのこと、ウイスキーやブランデーとも合う。
それらに加え、春夏、秋冬で旬の限定フレーバーを展開する。新作限定フレーバーは3種類。“イチゴとタルト”はその名の通りイチゴタルトを羊羹で表現したものだ。ビスケット入りなので羊羹とサクサクした食感のコントラストが楽しめ、紅茶やシャンパンにぴったりの味だ。“煎茶とライム”は「お茶と酒 たすき」の人気かき氷フレーバーのジンライムから着想を得た。煎茶の旨味と甘み、苦味に爽やかな酸味の効いた独特の味わい。これにはジンソーダーや日本茶が愛想だ。“紅茶とスパイス”は、シナモンやカルダモン、クローブのスパイスが効いている。ミルクティーと合わせれば、まるでチャイのような味わいが楽しめる。

オリジナルのフレーバーとパッケージでB to Bも視野に

リニューアルを担当したのは、スマイルズの津田ひかるクリエイティブディレクター。彼女は、「羊羹はお皿に出してお茶と食べるものというイメージがあるが、特定のオケージョンでなくても楽しめるものにしたい。1本150~200カロリーで脂質が少なく、罪悪感がない」と話す。イメージとしては、エネルギーバーやチョコレートバーだ。パッケージも一新し、津田自身が登場している。「お茶と酒 たすき」新風館店やスマイルズが運営するネクタイブランド「ジラフ(GIRAFF)」千駄ヶ谷店、自社ECで販売する。価格は594円。3個入り、6個入りのギフトセットもある。

スマイルズは「ヨウカンカ」について、他社とのコラボレーションやB to Bの展開も視野に入れている。オリジナルのフレーバーやパッケージを開発して提供する予定だという。

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10周年の「レショップ」が新ブランド「エル」をローンチ 洗練されたメンズウエアを提案

ベイクルーズが運営する「レショップ(L'ECHOPPE)」は10周年を記念し、3月22日に新ブランド「エル(EL)」をローンチする。「レショップ」青山店と渋谷店で取り扱う。

ブランドのテーマは“洗練された均衡”。対になる2つの極の間で、現代の日常生活における均衡を探ることで生み出した過不足のない日常着をラインアップする。

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ベイクルーズが運営する「レショップ(L'ECHOPPE)」は10周年を記念し、3月22日に新ブランド「エル(EL)」をローンチする。「レショップ」青山店と渋谷店で取り扱う。

ブランドのテーマは“洗練された均衡”。対になる2つの極の間で、現代の日常生活における均衡を探ることで生み出した過不足のない日常着をラインアップする。

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“ワイルドサイド ヨウジヤマモト“×エムエムパリス第2弾 アートの歴史と現代のデザインを融合 

ヨウジヤマモトの“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”は、エムエムパリス(M/M PARIS)とのコラボコレクション第2弾を発売した。ワイルドサイド公式オンラインプラットフォーム、ワイルドサイド ヨウジヤマモト 大阪、ワイルドサイド ヨウジヤマモト 原宿、阪急メンズ東京ヨウジヤマモトで取り扱い中だ。

本コレクションでは第1弾に引き続き、アート作品“L’Alphabet D’Orsay”をマティアス・オーギュスティニアック(Mathias Augustyniak)が手描きタイポグラフィーで再解釈したデザインをモチーフにしたアイテムを展開。今回はジャケット、パンツ、Tシャツ、フーディーの4型をラインアップする。

アートピースのような全4型

ボトムス(5万2800円)とフーディー(2万6500円)は、エムエムパリスとヨウジヤマモトのアルファベット頭文字“M”と“Y”を落とし込んだデザインで、ブルゾン(6万8200円)はポール・ゴーキャン(Paul Gauguin)の作品を参照したイラストをダイナミックな構図で描いたデザインで用意。Tシャツ(1万3200〜1万6500円)は白と黒を基調に、“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”のロゴの“W”と“S”と、ヨウジヤマモトの”Y”のアルファベットをオレンジ、ブラウン、イエローのアクセントカラーとともに配置したアイコニックなデザインで展開する。

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“ワイルドサイド ヨウジヤマモト“×エムエムパリス第2弾 アートの歴史と現代のデザインを融合 

ヨウジヤマモトの“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”は、エムエムパリス(M/M PARIS)とのコラボコレクション第2弾を発売した。ワイルドサイド公式オンラインプラットフォーム、ワイルドサイド ヨウジヤマモト 大阪、ワイルドサイド ヨウジヤマモト 原宿、阪急メンズ東京ヨウジヤマモトで取り扱い中だ。

本コレクションでは第1弾に引き続き、アート作品“L’Alphabet D’Orsay”をマティアス・オーギュスティニアック(Mathias Augustyniak)が手描きタイポグラフィーで再解釈したデザインをモチーフにしたアイテムを展開。今回はジャケット、パンツ、Tシャツ、フーディーの4型をラインアップする。

アートピースのような全4型

ボトムス(5万2800円)とフーディー(2万6500円)は、エムエムパリスとヨウジヤマモトのアルファベット頭文字“M”と“Y”を落とし込んだデザインで、ブルゾン(6万8200円)はポール・ゴーキャン(Paul Gauguin)の作品を参照したイラストをダイナミックな構図で描いたデザインで用意。Tシャツ(1万3200〜1万6500円)は白と黒を基調に、“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”のロゴの“W”と“S”と、ヨウジヤマモトの”Y”のアルファベットをオレンジ、ブラウン、イエローのアクセントカラーとともに配置したアイコニックなデザインで展開する。

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【スナップ】「ラルフ ローレン」のMLB開幕記念イベントに渡辺謙、小栗旬、冨永愛らが来場

「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」は3月17日、ロサンゼルスド・ジャース、シカゴ・カブス、ニューヨーク・ヤンキースの3球団とのカプセルコレクションの発表を記念した“ポロ ラルフ ローレン×MLB ローンチイベント”をラルフ ローレン表参道で開催した。

同イベントでは、「ラルフ ローレン」のマスコット、ポロベアと始球式を開催し、渡辺謙がピッチャー、佐々木主浩が審判、上原浩治がキャッチャーを務めた。

渡辺は、今回の3球団とのコラボについて、「本当に野球というスポーツはなんでこんなに楽しいんだろうと毎年思っているんです。やっぱり野球/ベースボールはアメリカの国技みたいなものだと思うんですが、アメリカの『ラルフ ローレン』という⽼舗のブランドがコラボレーションする。ヤンキースのデザインのものをみていても、ものすごくしっくりくるので流⽯だなと思います」とコメントした。

さらに、MLB開幕を祝し、会場に緑のフィールド、“芝生カーペット”が出現。コラボコレクションを着用した小栗旬、窪塚洋介、冨永愛、松岡茉優、滝沢眞規子、鈴木伸之、新田真剣佑、竜星涼、窪塚愛流、May J.、ITZYリュジンら豪華セレブリティーが来場。

小栗はファッションのお気に入りのポイントを聞かれると、「ブルゾンが今回のテーマだと思いますが、中にスエードの春らしさと男らしさというところがポイントで気に⼊っております」と答えた。

窪塚洋介は、そろって登場した息子、愛流のファッションについて、「愛流は等⾝がおばけなので、もうよく分からないですね。⾃分の⼦どもではあるんですが、確か⼦どもだったよな…︖というくらい。背も10cm程⾼くなってしまいましたし、ただ⼼の⾝⻑は完全に僕の⽅が⾼いですね」とコメントした。

来場者スナップ

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【スナップ】「ラルフ ローレン」のMLB開幕記念イベントに渡辺謙、小栗旬、冨永愛らが来場

「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」は3月17日、ロサンゼルスド・ジャース、シカゴ・カブス、ニューヨーク・ヤンキースの3球団とのカプセルコレクションの発表を記念した“ポロ ラルフ ローレン×MLB ローンチイベント”をラルフ ローレン表参道で開催した。

同イベントでは、「ラルフ ローレン」のマスコット、ポロベアと始球式を開催し、渡辺謙がピッチャー、佐々木主浩が審判、上原浩治がキャッチャーを務めた。

渡辺は、今回の3球団とのコラボについて、「本当に野球というスポーツはなんでこんなに楽しいんだろうと毎年思っているんです。やっぱり野球/ベースボールはアメリカの国技みたいなものだと思うんですが、アメリカの『ラルフ ローレン』という⽼舗のブランドがコラボレーションする。ヤンキースのデザインのものをみていても、ものすごくしっくりくるので流⽯だなと思います」とコメントした。

さらに、MLB開幕を祝し、会場に緑のフィールド、“芝生カーペット”が出現。コラボコレクションを着用した小栗旬、窪塚洋介、冨永愛、松岡茉優、滝沢眞規子、鈴木伸之、新田真剣佑、竜星涼、窪塚愛流、May J.、ITZYリュジンら豪華セレブリティーが来場。

小栗はファッションのお気に入りのポイントを聞かれると、「ブルゾンが今回のテーマだと思いますが、中にスエードの春らしさと男らしさというところがポイントで気に⼊っております」と答えた。

窪塚洋介は、そろって登場した息子、愛流のファッションについて、「愛流は等⾝がおばけなので、もうよく分からないですね。⾃分の⼦どもではあるんですが、確か⼦どもだったよな…︖というくらい。背も10cm程⾼くなってしまいましたし、ただ⼼の⾝⻑は完全に僕の⽅が⾼いですね」とコメントした。

来場者スナップ

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下町ギャンブラーの夢に思いをはせて 「ノントーキョー」ガールズのカオスなレジャーウエア

市毛綾乃デザイナーによる「ノントーキョー(NON TOKYO)」が18日、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」で3年ぶりのショーを開催し、2025-26年秋冬コレクションを発表した。市毛デザイナーは02年に中川瞬ディレクターと「バナルシックビザール(BANAL CHIC BIZARRE)」を立ち上げ、出産を機に12年に退任。その後14年春夏にリードデザイナーとして「ノントーキョー」をスタートした。コンセプトは、“ロマンチックレジャー”とも表現する“DRESS UP LEISURE”。2ウエイや防水・はっ水加工といった機能性を特徴とした独自の“ロマンチックギア”を提案する。3年ぶりのショー開催となった今シーズンも、東京らしい“ストリート&ガーリー”のスタイルで存在感を示した。

ギャンブラーのスタイルに魅せられて

今季の着想源は、“下町のギャンブラーの生き様”だ。競馬新聞とえんぴつを手に、競技場に集う人々の“カオスなファッション”から共通点を見いだした。月桂冠ロゴのキャップにフィッシングベスト、スラックスそしてウエストポーチ――それぞれ違う目的のために生まれたアイテムが一つのスタイルを作り、その人々が密集するカオスな様が、昨今のY2Kファッションの潮流に通ずるものがあったという。競馬場からインスピレーションを得たというアイデアには首をかしげたが、夢を持ったギャンブラーたちの姿にいつしか引き込まれていた市毛デザイナーのコレクションにも、彼女の夢が詰まっていることが分かる。

ステレオタイプを新たに再構築する

ギャンブラーのファッションアイテムは次々と「ノントーキョー」のポップでガーリーな世界へと入り込んでいく。裾にフリルをあしらった防水素材のフィッシングベストやラッフルと合わせたロング丈のアノラック、キーホルダーをじゃらじゃらつけたウエストポーチ、“勝負服”と呼ばれる騎手のユニホームにヒントを得たようなカラフルなジャケットなどがラインアップする。スタイリングのカギはウエストマークだ。ポーチやフリルベルト、アスレチックコードなどのアクセサリーを使い、シルエットを整える。

デザインさまざまなベストに加えて、花柄プリントのレーススカートに合わせた短丈のスエットパーカやアクセントカラーと着回すシンプルなフリースプルオーバーといったライトアウターは、この秋冬の注目アイテムになりそうだ。

今回もイージーケアの素材などを多用する中で、カラーファーの襟をつけたドカジャンやチノで仕立てたスーツなど、秋冬らしい素材でクラシックな雰囲気もプラス。シューズは、ギャンブラーが愛用するという「ダンロップ(DUNLOP)」のスニーカーをショーピース用にパンプスにカスタムし、夢追い人たちにオマージュを捧げた。最後にデザイナー2人に夢を聞くと、「自分たちのコレクションでカルチャーを作ること。ひさしぶりのショーはその一環として、今後の発表につなげていきたい」と話した。

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下町ギャンブラーの夢に思いをはせて 「ノントーキョー」ガールズのカオスなレジャーウエア

市毛綾乃デザイナーによる「ノントーキョー(NON TOKYO)」が18日、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」で3年ぶりのショーを開催し、2025-26年秋冬コレクションを発表した。市毛デザイナーは02年に中川瞬ディレクターと「バナルシックビザール(BANAL CHIC BIZARRE)」を立ち上げ、出産を機に12年に退任。その後14年春夏にリードデザイナーとして「ノントーキョー」をスタートした。コンセプトは、“ロマンチックレジャー”とも表現する“DRESS UP LEISURE”。2ウエイや防水・はっ水加工といった機能性を特徴とした独自の“ロマンチックギア”を提案する。3年ぶりのショー開催となった今シーズンも、東京らしい“ストリート&ガーリー”のスタイルで存在感を示した。

ギャンブラーのスタイルに魅せられて

今季の着想源は、“下町のギャンブラーの生き様”だ。競馬新聞とえんぴつを手に、競技場に集う人々の“カオスなファッション”から共通点を見いだした。月桂冠ロゴのキャップにフィッシングベスト、スラックスそしてウエストポーチ――それぞれ違う目的のために生まれたアイテムが一つのスタイルを作り、その人々が密集するカオスな様が、昨今のY2Kファッションの潮流に通ずるものがあったという。競馬場からインスピレーションを得たというアイデアには首をかしげたが、夢を持ったギャンブラーたちの姿にいつしか引き込まれていた市毛デザイナーのコレクションにも、彼女の夢が詰まっていることが分かる。

ステレオタイプを新たに再構築する

ギャンブラーのファッションアイテムは次々と「ノントーキョー」のポップでガーリーな世界へと入り込んでいく。裾にフリルをあしらった防水素材のフィッシングベストやラッフルと合わせたロング丈のアノラック、キーホルダーをじゃらじゃらつけたウエストポーチ、“勝負服”と呼ばれる騎手のユニホームにヒントを得たようなカラフルなジャケットなどがラインアップする。スタイリングのカギはウエストマークだ。ポーチやフリルベルト、アスレチックコードなどのアクセサリーを使い、シルエットを整える。

デザインさまざまなベストに加えて、花柄プリントのレーススカートに合わせた短丈のスエットパーカやアクセントカラーと着回すシンプルなフリースプルオーバーといったライトアウターは、この秋冬の注目アイテムになりそうだ。

今回もイージーケアの素材などを多用する中で、カラーファーの襟をつけたドカジャンやチノで仕立てたスーツなど、秋冬らしい素材でクラシックな雰囲気もプラス。シューズは、ギャンブラーが愛用するという「ダンロップ(DUNLOP)」のスニーカーをショーピース用にパンプスにカスタムし、夢追い人たちにオマージュを捧げた。最後にデザイナー2人に夢を聞くと、「自分たちのコレクションでカルチャーを作ること。ひさしぶりのショーはその一環として、今後の発表につなげていきたい」と話した。

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「クラークス」がオアシスのリアム・ギャラガーと再コラボ “デザートレイン”を発売

シューズブランド「クラークス オリジナルズ(CLARKS ORIGINALS)」は3月20日、創業200周年を迎えるにあたり、長年の「クラークス」ファンであるオアシス(Oasis)のリアム・ギャラガーとのコラボレーションシューズ“デザートレイン(Desert Rain)”(2万9700円)を発売する。今回の限定モデルは、公式オンライン、クラークス オリジナルズストア4店舗(東京、京都、大阪2店)、および卸先取扱店舗で販売する。

「クラークス オリジナルズ」とリアム・ギャラガーのコラボは2022年に続き、2度目。00年代初頭に発売された“デザートレイン”にリアム・ギャラガーのエッセンスをプラス。スエード風コットンコーデュロイのアイコン定番カラーに、リアム・ギャラガーのアイコニックなシルエットのブランディングをヒールに配置。片面に「クラークスオリジナルズ」のブランドロゴ、裏面にLGのシルエットをあしらった両面スエードのフォブ。レザーライニングで、シームレスな仕上げの同系色のシューレースなど細部までこだわった一足。

今年2月に公開された「クラークス」200年周年記念のドキュメンタリーフィルム内で、リアムは「90年代はずっと『クラークス』を履いていた。私にとって他の靴ブランドはないし、興味がない。『クラークス』に失望したことは一度もないよ」と語っている。

アイテム画像

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「クラークス」がオアシスのリアム・ギャラガーと再コラボ “デザートレイン”を発売

シューズブランド「クラークス オリジナルズ(CLARKS ORIGINALS)」は3月20日、創業200周年を迎えるにあたり、長年の「クラークス」ファンであるオアシス(Oasis)のリアム・ギャラガーとのコラボレーションシューズ“デザートレイン(Desert Rain)”(2万9700円)を発売する。今回の限定モデルは、公式オンライン、クラークス オリジナルズストア4店舗(東京、京都、大阪2店)、および卸先取扱店舗で販売する。

「クラークス オリジナルズ」とリアム・ギャラガーのコラボは2022年に続き、2度目。00年代初頭に発売された“デザートレイン”にリアム・ギャラガーのエッセンスをプラス。スエード風コットンコーデュロイのアイコン定番カラーに、リアム・ギャラガーのアイコニックなシルエットのブランディングをヒールに配置。片面に「クラークスオリジナルズ」のブランドロゴ、裏面にLGのシルエットをあしらった両面スエードのフォブ。レザーライニングで、シームレスな仕上げの同系色のシューレースなど細部までこだわった一足。

今年2月に公開された「クラークス」200年周年記念のドキュメンタリーフィルム内で、リアムは「90年代はずっと『クラークス』を履いていた。私にとって他の靴ブランドはないし、興味がない。『クラークス』に失望したことは一度もないよ」と語っている。

アイテム画像

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「ハイク」流の軽やかな暖冬対策 5年ぶりのショーで「ポーター」「アイバン」などコラボ続々

吉原秀明と大出由紀子が手掛ける「ハイク(HYKE)」は17日、2025-26年秋冬シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFWT)」で5年ぶりのショーを開催した。会場は有明アリーナで、おそらく今シーズン最も広いランウエイフロアであろうフロントローには、著名スタイリストや海外で活躍するデザイナー、国内外の有力セレクトショップバイヤー、芸能人など「RFWT」の他ブランドではあまり見かけない面々が顔をそろえた。

秋冬カラーをベースに、アイテムや異素材をプラスオン

ファーストルックは、初めて採用したというオンブレチェックのコート。ウール素材のスーパーロング丈を薄手に仕立て、ミニボトムスを合わせたモデルが颯爽と歩く。今季のカラーパレットは得意とするモノトーンやカーキをベースに、後半は赤みや黄身、深みを調整したブラウンで構成。一見すると秋冬らしいムードだが、全体的に“軽やか”な印象だ。そのカギが、素材使いや重ね着。手のひらを覆うほどに袖が長いセーターは前身頃を大きくくり抜いたように成形し、ブロックチェックのセットアップとレイヤードする。白いシャツドレスはスカートを2重にした。ひねりのあるレイヤードテクニック以上に、アイテムを“プラスオンして着る”ことでの秋冬の新しい着こなしを見せている。

重厚感のあるアウターはほとんどない。本来なら1着で提案するトレンチコートは、ショートジャケットとボリュームパンツのセットアップに切り替え、テーラードジャケットの袖には切り込みを入れた。また、ボアのような秋冬らしい素材もMA-1の袖に大ぶりにつけたり、スタンドカラーコートにベストのように重ねたりして、部分使いで提案する。コーディネートのアクセントにオーガンジーなどのシアー素材を巧みに使い、ブロックチェックのシャツやパンツにあえて黒いオーガンジーを重ねて作り、柔らかな立体感を演出した。ここ数年は秋冬にもシアー素材を加えてきたという大出デザイナーは、「暑さが残る立ち上げから冬のシーズンまで、長い目で着られるものを」と構想を広げたという。

今シーズンはおそらく、協業などで表現力を磨いてきたアウトドアベースの提案がさらに深まったのだろう。ラストシーズンとなる「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」との共同プロジェクト“ティー エヌ エフ エイチ ザ・ノース・フェイス×ハイク(TNFH THE NORTH FACE× HYKE)”からは、ダウンベストを合わせたフリースジャケットやブラウスを重ねたような半袖Tシャツなど、秋口から重宝するラインアップをそろえた。

「アイバン」や「エンドカスタムジュエラーズ」など新コラボ続々

コラボレーションアイテムは、「ザ・ノース・フェイス」を加え5つ発表した。アイウエアでは「アイバン(EYEVAN)」の「E5 アイヴァン」のコレクションから、存在感のあるアセテートフレームを数種類用意した。「エンドカスタムジュエラーズ(END CUSTOM JEWELLERS)」とは、ピアスやブレスレット、リング、ネックレスなどを、「ポーター(PORTER)」とは、シーズンカラーとなるブラウンのバッグを共同制作。継続する「ビューティフルシューズ(BEAUTIFUL SHOES)」とは、クラシックなチロリアンシューズを披露した。

「ハイク」がショー形式で発表した2つの理由

5年ぶりのフィジカルショー開催の理由を2つ挙げた。1つはいつもコレクションムービーを手掛ける映像監督が今シーズンは担当できなかったこと。もう1つは、あまり明るいニュースがない中で、自分たちの拠点である東京で力強い発信をしていきたいと思ったからだという。吉原デザイナーは「ただ、まだ映像に面白みを感じているので、次もショーをするかは分からない。ショーはショーの良さがあるけれど、必ずやるとは考えていない。今回はひさしぶりの開催で忘れていることもあったけれど、興奮するシーンもあって、すごく充実した時間を過ごせた」と話した。

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「ハイク」流の軽やかな暖冬対策 5年ぶりのショーで「ポーター」「アイバン」などコラボ続々

吉原秀明と大出由紀子が手掛ける「ハイク(HYKE)」は17日、2025-26年秋冬シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFWT)」で5年ぶりのショーを開催した。会場は有明アリーナで、おそらく今シーズン最も広いランウエイフロアであろうフロントローには、著名スタイリストや海外で活躍するデザイナー、国内外の有力セレクトショップバイヤー、芸能人など「RFWT」の他ブランドではあまり見かけない面々が顔をそろえた。

秋冬カラーをベースに、アイテムや異素材をプラスオン

ファーストルックは、初めて採用したというオンブレチェックのコート。ウール素材のスーパーロング丈を薄手に仕立て、ミニボトムスを合わせたモデルが颯爽と歩く。今季のカラーパレットは得意とするモノトーンやカーキをベースに、後半は赤みや黄身、深みを調整したブラウンで構成。一見すると秋冬らしいムードだが、全体的に“軽やか”な印象だ。そのカギが、素材使いや重ね着。手のひらを覆うほどに袖が長いセーターは前身頃を大きくくり抜いたように成形し、ブロックチェックのセットアップとレイヤードする。白いシャツドレスはスカートを2重にした。ひねりのあるレイヤードテクニック以上に、アイテムを“プラスオンして着る”ことでの秋冬の新しい着こなしを見せている。

重厚感のあるアウターはほとんどない。本来なら1着で提案するトレンチコートは、ショートジャケットとボリュームパンツのセットアップに切り替え、テーラードジャケットの袖には切り込みを入れた。また、ボアのような秋冬らしい素材もMA-1の袖に大ぶりにつけたり、スタンドカラーコートにベストのように重ねたりして、部分使いで提案する。コーディネートのアクセントにオーガンジーなどのシアー素材を巧みに使い、ブロックチェックのシャツやパンツにあえて黒いオーガンジーを重ねて作り、柔らかな立体感を演出した。ここ数年は秋冬にもシアー素材を加えてきたという大出デザイナーは、「暑さが残る立ち上げから冬のシーズンまで、長い目で着られるものを」と構想を広げたという。

今シーズンはおそらく、協業などで表現力を磨いてきたアウトドアベースの提案がさらに深まったのだろう。ラストシーズンとなる「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」との共同プロジェクト“ティー エヌ エフ エイチ ザ・ノース・フェイス×ハイク(TNFH THE NORTH FACE× HYKE)”からは、ダウンベストを合わせたフリースジャケットやブラウスを重ねたような半袖Tシャツなど、秋口から重宝するラインアップをそろえた。

「アイバン」や「エンドカスタムジュエラーズ」など新コラボ続々

コラボレーションアイテムは、「ザ・ノース・フェイス」を加え5つ発表した。アイウエアでは「アイバン(EYEVAN)」の「E5 アイヴァン」のコレクションから、存在感のあるアセテートフレームを数種類用意した。「エンドカスタムジュエラーズ(END CUSTOM JEWELLERS)」とは、ピアスやブレスレット、リング、ネックレスなどを、「ポーター(PORTER)」とは、シーズンカラーとなるブラウンのバッグを共同制作。継続する「ビューティフルシューズ(BEAUTIFUL SHOES)」とは、クラシックなチロリアンシューズを披露した。

「ハイク」がショー形式で発表した2つの理由

5年ぶりのフィジカルショー開催の理由を2つ挙げた。1つはいつもコレクションムービーを手掛ける映像監督が今シーズンは担当できなかったこと。もう1つは、あまり明るいニュースがない中で、自分たちの拠点である東京で力強い発信をしていきたいと思ったからだという。吉原デザイナーは「ただ、まだ映像に面白みを感じているので、次もショーをするかは分からない。ショーはショーの良さがあるけれど、必ずやるとは考えていない。今回はひさしぶりの開催で忘れていることもあったけれど、興奮するシーンもあって、すごく充実した時間を過ごせた」と話した。

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