永井博は1947年徳島県生まれ。グラフィックデザイナーを経て、76年よりイラストレーターとして活動。大瀧詠一の「A LONG VACATION」や「NIAGARA SONG BOOK」のレコードジャケットに代表されるトロピカルでクリアな風景イラストレーションを得意とする。近年は若者を中心に人気が再燃し、2月には「コンバース(CONVESE)」が同氏のイラストを大胆に配した”オールスター(ALL STAR)”を販売予定だ。
Kawaiiカルチャーの伝道師として知られるアーティストの増田セバスチャン氏による展覧会「Yes, Kawaii Is Art」が、11月21日まで、大阪・北加賀屋で開催されている。増田氏の作品とアクティビストとしての活動を通して、“Kawaii”が持つ奥の深さと新たな可能性を体感する試みだ。アートの街として注目される北加賀屋の古いビルやリノベーション施設を活用した3つの会場を回遊しながら、世界に広がり続ける”Kawaii”を楽しめる。
さらに、渋谷ユーロライブで定期開催している“はみ出し者映画”の特集上映イベント「サム・フリークス」が映画「マイ・ファースト・ミスター」を15日に上映するほか、フードコラボレーションとして、渋谷パルコ地下1階のスパイスカレー店「Good Luck Curry」がYogee New Wavesのドラマー・粕谷哲司とのスペシャルコラボメニューを提供する。このほか、渋谷パルコ西側のSING通りに6メートルを超える巨大なアートウォールに設置するほか、ペンギン通りとオルガン坂をつなぐ、ナカシブ通りにアーティスト6人によるによる大判フラッグの展示も行う。
ニューヨーク発のインディペンデント・マガジン「リチャードソン(Richardson)」はこのほど、3年ぶりとなる新刊を発表した。同号は、“道徳”を意味する「A10:ザ・モラリティー・イシュー(A10 The Morality Issue)」と題し、アートやカルチャー、学術的視点を交えて、「性」に関する倫理観や歴史を掘り下げている。
表紙に起用したポルノスター兼モデルのドミニク・シルバー(Dominique Silver)へのインタビューをはじめ、現代アーティストの作品、「有害な男らしさ(トキシック・マスキュリニティ)」を批評するエッセイなどを掲載している。さらに、「フッド・バイ・エアー(HOOD BY AIR)」のデザイナーとして世間をたびたび騒がせているシェーン・オリバー(Shayne Oliver)の「アノニマスクラブ(ANONYMOUS CLUB)」とコラボレーションした限定のカプセルコレクションも発売する。同雑誌を設立したアンドリュー・リチャードソン(Andrew Richardson)に、この“コントロバーシャル(=議論を巻き起こすような内容)”な号の発行について、インタビューした。
「ネ・ネット(NE-NET)」元デザイナーの髙島一精は、関西では初となる個展「THIS IS NOT A CAT.:夜の動物園」を京都・七条のKCIギャラリーで4月22〜7月30日に開催する。“夜の動物園”をテーマに、架空の動物たちのイラスト作品をはじめ、それらをモチーフにしたマスクや新作の洋服を展示。
髙島は、架空の動物たちのイラストを中心とした個展「THIS IS NOT A CAT.」を「ネ・ネット」デザイナー時代の2019年にスタート。同ブランドを代表する黒猫のキャラクター“にゃー”を思わせる“もじゃ”のほか、熊の“マロン”などの新たなキャラクターを次々に発表している。顧客とインスタグラムを通して対話しながら、洋服や小物の受注生産を行っている。昨年7月に「ネ・ネット」デザイナー退任後も個展は継続し、既存のファッションの枠組みとは異なるつながりを探求し、活動の幅を広げている。
■「THIS IS NOT A CAT.:夜の動物園」
開催日:4月22〜7月30日
営業時間:9:30〜17:00
住所:京都市下京区七条御所ノ内南町103 ワコール京都ビル5階
定休日:土・日・祝(7月19日、22日、23日は開館)
入場料:無料(完全予約制)
イタリア発ランジェリー「インティミッシミ(INTIMISSIMI)」の渋谷文化村通り店2階のアートスペースで、アーティストであるリー・イズミダ(Lee Izumida)の展覧会「プログレス」を開催している。気鋭のアートギャラリーである「シータグ(CTAG=CENTRAL TOKYO ARTS GALLERY)」とコラボした展示は、今回で3回目。イズミダのフレッシュで躍動感に溢れた作品を展示販売する。尚、作品の全ては「CTAG」がプロデュースしたアーティスト向け塗料“ストーク(STOKE)”を使用して描かれているので、その美しい色彩も楽しんでほしい。
“ANDY WARHOL × KOSUKE KAWAMURA UT”
(C)/(R)/TM THE ANDY WARHOL FOUNDATION FOR THE VISUAL ARTS, INC.
(C) KOSUKE KAWAMURA(C)/(R)/TM THE ANDY WARHOL FOUNDATION FOR THE VISUAL ARTS, INC.TRADEMARKS LICENSED BY CAMPBELL SOUP COMPANY. ALL RIGHTS RESERVED.
ユニクロ(UNIQLO)のグラフィック T シャツブランド「UT」はポップアートで知られるアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)氏の作品を題材にしたコレクションを2月8日に発売する。
渡辺真史ディレクターが手掛けるセレクトショップ「デイズ(DAYZ)」は、展覧会“THE TRUTH IS OUT THERE”を東京・渋谷の複合施設「ミヤシタパーク」のサイギャラリー(SAI GALLERY)で11月13〜29日に開催する。今回、「フォーティーパーセント アゲインストライツ(FORTY PERCENT AGAINST RIGHTS、以下FPAR)」の西山徹デザイナーをアーティストとして迎えいれた。
作品は、「FPAR」のアーカイブとビンテージのタイダイTシャツをドッキングし、そこにブリーチ加工やスクリーンプリントを加えたロングTシャツ、マスクを収納したクリアバッグにラベルや“Know your enemy”の刺しゅうを施したもの、コットンジャージーをキャンバスに見立てて製作したスクリーンなどを展示した。作品を担当した西山デザイナーは、「渡辺ディレクターの『東京のストリートシーンを伝承していきたい』という強い思いに共感し参加させていただいた。『ミヤシタパーク』を訪れた人たちには、ぜひ見てもらいたい」と語った。
また展覧会の開催を記念して、“BEYOND THE CHAOS SHALL BE THE TRUTH.”をフロントにプリントしたTシャツ(6000円)やベースボールキャップ(7000円)、マスク(3500円)を「デイズ」で販売する。
渡辺真史ディレクターが手掛けるセレクトショップ「デイズ(DAYZ)」は、展覧会“THE TRUTH IS OUT THERE”を東京・渋谷の複合施設「ミヤシタパーク」のサイギャラリー(SAI GALLERY)で11月13〜29日に開催する。今回、「フォーティーパーセント アゲインストライツ(FORTY PERCENT AGAINST RIGHTS、以下FPAR)」の西山徹デザイナーをアーティストとして迎えいれた。
作品は、「FPAR」のアーカイブとビンテージのタイダイTシャツをドッキングし、そこにブリーチ加工やスクリーンプリントを加えたロングTシャツ、マスクを収納したクリアバッグにラベルや“Know your enemy”の刺しゅうを施したもの、コットンジャージーをキャンバスに見立てて製作したスクリーンなどを展示した。作品を担当した西山デザイナーは、「渡辺ディレクターの『東京のストリートシーンを伝承していきたい』という強い思いに共感し参加させていただいた。『ミヤシタパーク』を訪れた人たちには、ぜひ見てもらいたい」と語った。
また展覧会の開催を記念して、“BEYOND THE CHAOS SHALL BE THE TRUTH.”をフロントにプリントしたTシャツ(6000円)やベースボールキャップ(7000円)、マスク(3500円)を「デイズ」で販売する。
「グッチ(GUCCI)」は、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)=クリエイティブ・ディレクターによる最新コレクションを7つの短編映画を通して発表する。同映画とコレクションは“終わらなかったものの序曲(OVERTURE of Something that Never Ended)”と題し、映画監督のガス・ヴァン・サント(Gus Van Sant)と共同で制作した。
5月にミケーレ=クリエイティブ・ディレクターは“ノーツ・フロム・ザ・サイレンス(Notes from the Silence)”と題した自身のダイアリーを公開し、これまでのファッションシーズンや発表方法における既成概念には一切捕われない考えを示した。9月末にミラノで発表する2021年春夏コレクションのショーへの参加は見送り、コレクション発表を年2回に減らす方針だ。
人の営みを通して服の価値や意味が変容していくプロセスを観察し、服の制作工程に組み込んできたPUGMENTはこれまでにも、参加者にテーマを提示し、最終的に参加者が自身のためのユニフォームを構想するワークショップ(2019、展覧会「We People Work」にて)を行うなど、ユニフォームについて考えてきた。
今回のタイトルは、“フー・イズ・フー(WHO IS WHO)”で、ソブツキが描いたさまざまな女性のポートレートを展示。誰もが異なるバックグラウンドを持ち、それぞれのストーリーがあり、全ての人々の違いがわれわれをつなげているというメッセージが込められている。展示されている作品は、過去に描かれたものや古いスケッチをベースにしたものなどで、それぞれの作品の裏側にはパーソナルな言葉やストーリーが書かれている。
A is for Accountable - 責任を持つ(ラッシード・ジョンソン〈Rashid Johnson〉, アメリカ)
B is for British – ブリティッシュ(ピーター・ブレイク〈Peter Blake〉, イギリス)
C is for Conscious – コンシャス(シャンタル・ジョフィ〈Chantal Joffe〉, アメリカ/イギリス)
D is for Desire – 欲望(エルテ〈Erte〉, ロシア/フランス)
E is for Effortless – エフォートレス(シンディ・シャーマン〈Cindy Sherman〉, アメリカ)
F is for Falabella – ファラベラ(ロレンツォ・ヴィットゥーリ〈Lorenzo Vitturi〉, イタリア)
G is for Grateful – 感謝 (ジョージ・コンド〈George Condo〉, アメリカ)
H is for Humour – ユーモア (アレックス・イスラエル〈Alex Israel〉, アメリカ)
I is for Intimacy – 親密さ(ウルス・フィッシャー〈Urs Fischer〉, スイス)
J is for Joy – 喜び(Hou Zichao, 中国)
K is for Kind – 思いやり(ジェフ・クーンズ〈Jeff Koons〉, アメリカ)
L is for Linda –リンダ・マッカートニー(リンダ・マッカートニー〈Linda McCartney〉, アメリカ)
M is for Mindful – マインドフル (マート&マーカス〈Mert + Marcus〉, トルコ/ウェールズ)
N is for Nature – ネイチャー(リラ・アズー〈Lila Azeu〉, フランス)
O is for Organic – オーガニック (オラファー エリアソン〈Olafur Eliasson〉, デンマーク/アイスランド)
P is for Progressive – プログレッシブ(革新的)(ジェイアール〈JR〉, フランス)
Q is for Question – 疑問(リチャード・アーダー〈Richard Ardagh〉, イギリス)
R is for Repurpose – 再利用 (タリン・サイモン〈Taryn Simon〉, アメリカ)
S is for Sustainability – サステナビリティ(空山基〈Hajime Sorayama〉, 日本)
T is for Timeless – タイムレス(ウィリアム エグルストン〈William Eggleston〉, アメリカ)
U is for Utility – ユーティリティ (エミリー・プリア&パオロ・アクシオリ〈Emilie Pria and Paulo Accioly〉, フランス/ブラジル)
V is for Vegan – ヴィーガン (ウィル・スウィーニー〈Will Sweeney〉, イギリス)
W is for Womanhood – 女性であること (サム・テイラー・ジョンソン〈Sam Taylor-Johnson〉, イギリス)
X is for Kiss – キス (エド・ルシェ〈Ed Ruscha〉, アメリカ)
Y is for Youth – ユース(ジャーメイン フランシス〈Jermaine Francis〉, イギリス)
Z is for Zero Waste – ゼロウェイスト(ジョアナ・ヴァスコンセロス〈Joanna Vasconselos〉, ポルトガル)
コロナ禍のなか、世界最速でスタートした国際美術展となった横浜トリエンナーレ2020。そこでアーティスティック・ディレクターであるインドのアーティストユニット、ラクス・メディア・コレクティブ(Raqs Media Collective)は、あらかじめ決められたひとつのテーマではなく、さまざまな発想を誘発する複数の源のようなものとしてのソースと、そこから抽出した5つのキーワードを提示した。
JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。20年2月からWWDジャパン欧州通信員
オリジナルフレームは、壁掛けも可能だが、スタンドミラーのように床置きで立てかけることを前提としている。下部にはスタンドパーツを設けモダンなデザインに、フィニッシュはサテンブラックの塗装でマットな質感に仕上げた。右枠には「TOKIN」のロゴと手書きのエディションナンバーが付く。
B1ポスターは「TOKION」オフィシャルECのほか、MIYASHITA PARKのTOKiON the STOREでも購入が可能だ。
クラインシュタインは2014年に、コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)で経験を積んだ小石祐介(代表)と、コイシミキが設立した、ファッション業界を中心としたコンサルティングやディレクション、企画などを請け負うクリエイティブ・スタジオ。スロバキア発のスニーカーブランド「ノヴェスタ(NOVESTA)」のクリエイティブ・ディレクションや日本国内における輸入販売を担うほか、「ブラック・コム デ ギャルソン(BLACK COMME DES GARCONS)」や「CDG」のウェブサイトのデザインや開発支援、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)のインスタレーションの企画や制作なども担当してきた。
■BIEDE COLLECTION 01 IN COLLABORATION WITH QUENTIN SHIH
日程:9月12〜18日
時間:11:00〜19:00
場所:シュタイン ボックス
住所:東京都港区南青山4-24-4 TKハウス 地下1階
クラインシュタインは2014年に、コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)で経験を積んだ小石祐介(代表)と、コイシミキが設立した、ファッション業界を中心としたコンサルティングやディレクション、企画などを請け負うクリエイティブ・スタジオ。スロバキア発のスニーカーブランド「ノヴェスタ(NOVESTA)」のクリエイティブ・ディレクションや日本国内における輸入販売を担うほか、「ブラック・コム デ ギャルソン(BLACK COMME DES GARCONS)」や「CDG」のウェブサイトのデザインや開発支援、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)のインスタレーションの企画や制作なども担当してきた。
■BIEDE COLLECTION 01 IN COLLABORATION WITH QUENTIN SHIH
日程:9月12〜18日
時間:11:00〜19:00
場所:シュタイン ボックス
住所:東京都港区南青山4-24-4 TKハウス 地下1階
イタリア発ランジェリーブランド「インティミッシミ(INTIMISSIMI)」は、新進気鋭のアートギャラリーのシータグ(CTAG/CENTRAL TOKYO ARTS GALLERY)とコラボレーションし、渋谷文化通り店に期間限定アートスペースをオープンした。シータグのキュレーションによるアーティストを約1.5~2カ月ごとに紹介する。店舗を訪れる人々に世界中のアーティストの作品と同ブランドが発信するファッションを同時に感じてもらうのが目的だ。
サックスの最初の仕事が米国の百貨店バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)のウインドーディスプレー制作であったことから、日本の百貨店での開催には特別な思いがあるという。展覧会スペースもサックス自身がデザインを手掛け、作品に多く登場するプライウッド(合板)を多用した。また、9月23日~10月13日には展覧会を記念したウインドーディスプレーを公開する。
JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。20年2月からWWDジャパン欧州通信員
コラボアイテムは、“DOWN BUT NOT OUT / ダウン・バット・ノット・アウト”と題した花井のサイン入りのウッドスカルプチャーとシリアルナンバー入りのウッドボトル(3万2000円)の2作品を用意した。作品タイトルは、「ダウンしたが、まだKOされていない」というボクシング用語から派生した言葉で、人生がうまくいかない時の辛い気持ちを自虐的に茶化して笑い、また前に進むというシンプルな生き方を表現して付けた。
花井は「今回発表したウッドスカルプチャーは普通のフィギュアよりすこし大きめだが、木彫りの人形なので北海道の木彫りの熊に腰掛けてもいいし椅子に腰掛けさせてもいい。たまに眺めて、何かに失敗してやけ酒している馬鹿な男を笑ってほしい。自分たちの人生は、子供の頃に思い描いていたような輝かしいものとはかけ離れている。馬鹿な失敗をたくさんしてきた。でもその度に、友人と酒を飲み自分たちの失敗を自虐的に笑い合い、明日のエネルギーにしてきた。失敗したり嫌な目にあったり大切なモノをなくしたり、辛いことは沢山あるけど生きている限り終わらない。“DOWN BUT NOT OUT”はそんな気持ちで作った作品」とコメントした。
京森はデジタルツールを使用した装飾絵画を得意とし、世界中の⺠芸や衣服、建築などの装飾文化を現代の解釈で組み合わせた作品が特徴だ。2020年にはエルメス(HERMES)のスカーフコンペティション「LE GRAND PRIX DU CARRE HERMES」において世界123カ国、約5500人の中からグランプリを受賞した。今回の個展では、多様な文化圏の装飾芸術を用いて欠損した肉体を描いた新作絵画「あはれび」をはじめ、日本の伝統技法である金継ぎを取り入れた藍染めシリーズを展示する。さらに自身初となる立体作品も出展するほか、会場内で京森による公開制作が行われる。
テーマはGGパターンや「グッチ」のブランドロゴといったエレメントを両アーティストがどう自由にアレンジし、作品に落とし込むか。横尾は自身の代表作でもある「HANGA JUNGLE」展のモチーフと「廣家/KOHKE」の2作品にGGパターンをコラージュ。決まった様式を持たない制作スタンスが生むファンタジー性は同作でも明確に表現されている。大友はボールペンで描き上げたとは思えないような緻密で圧倒的な描写力でサングラスを掛けた花魁風の女性の背景に「グッチ」のエレメントを描いた。両者の作品はオリジナルボックスに入ったB3サイズのポスターが付くデラックス版の雑誌として限定販売する。価格は9800円で、TOKION THE STORE(トキオン・ザ・ストア)と公式ECサイトのほか、代官山蔦屋書店、六本木蔦屋書店、銀座蔦屋書店でそれぞれ販売する。
「ビューティフルピープル」 × 写真家ロバート・メイプルソープ(c)ROBERT MAPPLETHORPE FOUNDATION. WWW.MAPPLETHORPE.ORG. LICENSED BY ARTESTAR, NEW YORK.Tシャツ(1万8000円)(c)ROBERT MAPPLETHORPE FOUNDATION. WWW.MAPPLETHORPE.ORG. LICENSED BY ARTESTAR, NEW YORK.Tシャツ(1万8000円)(c)ROBERT MAPPLETHORPE FOUNDATION. WWW.MAPPLETHORPE.ORG. LICENSED BY ARTESTAR, NEW YORK.Tシャツ(1万8000円)(c)ROBERT MAPPLETHORPE FOUNDATION. WWW.MAPPLETHORPE.ORG. LICENSED BY ARTESTAR, NEW YORK.Tシャツ(1万8000円)(c)ROBERT MAPPLETHORPE FOUNDATION. WWW.MAPPLETHORPE.ORG. LICENSED BY ARTESTAR, NEW YORK.ボウリングシャツ(3万円)(c)ROBERT MAPPLETHORPE FOUNDATION. WWW.MAPPLETHORPE.ORG. LICENSED BY ARTESTAR, NEW YORK.ライダースジャケット(サイズ120〜160、各9万5000円、170〜190、各11万5000円)(c)ROBERT MAPPLETHORPE FOUNDATION. WWW.MAPPLETHORPE.ORG. LICENSED BY ARTESTAR, NEW YORK.コーチジャケット(5万4000円)(c)ROBERT MAPPLETHORPE FOUNDATION. WWW.MAPPLETHORPE.ORG. LICENSED BY ARTESTAR, NEW YORK.パーカ(3万8000円)(c)ROBERT MAPPLETHORPE FOUNDATION. WWW.MAPPLETHORPE.ORG. LICENSED BY ARTESTAR, NEW YORK.トートバッグ(1万円)(c)ROBERT MAPPLETHORPE FOUNDATION. WWW.MAPPLETHORPE.ORG. LICENSED BY ARTESTAR, NEW YORK.トートバッグ(1万円)(c)ROBERT MAPPLETHORPE FOUNDATION. WWW.MAPPLETHORPE.ORG. LICENSED BY ARTESTAR, NEW YORK.トートバッグ(1万円)(c)ROBERT MAPPLETHORPE FOUNDATION. WWW.MAPPLETHORPE.ORG. LICENSED BY ARTESTAR, NEW YORK.トートバッグ(1万円)(c)ROBERT MAPPLETHORPE FOUNDATION. WWW.MAPPLETHORPE.ORG. LICENSED BY ARTESTAR, NEW YORK.
写真家・映画監督の蜷川実花は6月8日に、写真集「東京 TOKYO」を発売した。同写真集の発売を記念して、個展「東京 TOKYO / MIKA NINAGAW」を渋谷パルコ4階のパルコ ミュージアム トウキョウ(PARCO MUSEUM TOKYO)で6月12日から29日まで開催する。また同期間に、会場の様子を3Ⅾビューで鑑賞できるオンライン展示をパルコ アート(PARCO ART)公式ウェブサイトで併催。
リチャード・ブッシュによるポートレートストーリーは、チェリスト兼シンガーのケルシー・ルー(Kelsey Lu)にフォーカス Kelsey Lu in Jil Sander photographed by Richard Bush, Paris 2020ジュリア・ヘッタは「ジル サンダー」を着こなす俳優兼ラッパーのモス・デフ(Mos Def)を切り取った Mos Def wears Jil Sander, photography by Julia Hetta, Barcelona, 2020ルーク・メイヤーがデザインする「OAMC」に関するエッセイも OAMC brand study essay by Amy Verner, backstage photography by Jordan Hemingway, Parisそのほか写真やイラスト、エッセイなどを200ページ以上にわたって収録
Brice Marden's Studio photographed by Adrianna GlavianoBritish Columbia, Canada, photographed by Heiko KeinathFlorence, Italy during Pitti Immagine January 2019 by Lina ScheyniusParis during Covid 19 by Giasco Bertoli (left), Etna, Sicily by Emanuele Colombo (right) curated by Fantom Editions表紙は、能登半島の和紙製造業者が作る花模様の和紙をモチーフとして3Dスキャンしたもの
ルーシー&ルーク夫妻
支援先は英国赤十字社(British Red Cross)、ヨーロッパフードバンク連盟(European Food Banks Federation)、グレート・オーモンド・ストリート病院(Great Ormond Street Hospital)など計20の団体や組織だ。当初は2020年刊行、20ページ、20の団体・組織へのチャリティーがテーマだったが、予想を超える反響を得たことで72ページに変更した。
「ディーゼル(DIESEL)」が手掛ける東京・渋谷の「ディーゼル アート ギャラリー(DIESEL ART GALLERY)」は、ストリートフォトグラファーのRKによる個展「ネオリエント(NEOrient)」をオンライン上で体験できるバーチャルツアーを同ギャラリーの公式サイトで公開した。同個展は、2月28日〜5月21日に開催を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により4月8日をもって中止となっていた。5月31日まで閲覧可能だ。
桑田拓郎とコラボレーションした2020-21年秋冬の「ロエベ」ウィメンズ・コレクション PHOTO : KIM WESTON ARNOLD桑田拓郎とコラボレーションした2020-21年秋冬の「ロエベ」ウィメンズ・コレクション PHOTO : KIM WESTON ARNOLD
ロエベ財団(LOEWE FOUNDATION)とパリ装飾芸術美術館(Musee des Arts Decoratifs)は新型コロナウイルス感染拡大を受けて、5月に開催予定だった「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ 2020(LOEWE FOUNDATION CRAFT PRIZE 2020以下、ロエベ クラフト プライズ)」を21年春に延期すると発表した。
これはパリ市が保有するかつての商品取引所ブルス・ドゥ・コメルス(Bourse de Commerce)を、ピノー財団に50年間の期限で貸与して美術館として活用するというもの。広さはおよそ1万4000平方メートルで、パリ中心地のショッピングモール、フォーラム・デ・ザール(Forum des Halles)付近にある。歴史的建造物としても名高く、過去には「ポール・スミス(PAUL SMITH)」や「ランバン(LANVIN)」がショーを行っている。
写真家・濱田晋の新しい写真集「TRACKS (軌跡)」(SALT AND PEPPER)が3月27日に出版される。56ページで価格は3500円、300部限定。同写真集はスナップと月の光を利用した光線のイメージで構成されていて、デザインは「ヴァイナル アーカイブ(VAINL ARCHIVE)」デザイナーでSALT AND PEPPERを運営する大北幸平が担当した。2018年に出版された「Looking at different things / Doing the same thing」に続く待望の新刊写真集で、出版を記念して、東京・恵比寿のSALT AND PEPPERのギャラリーで展覧会も行う。写真集と展示作品を販売するほか、濱田が過去に制作した出版物(私家版)も展示予定だ。展覧会初日には濱田が在廊する。
■濱田晋「TRACKS」
日程:2020年3月27日〜4月19日
時間:12:00〜20:00
場所:SALT AND PEPPER
住所:東京都渋谷区恵比寿西2-5-2今村ビル 3階
入場料:無料
世界最高峰のパリ・オペラ座の舞台で、華麗なパフォーマンスによって人々を魅了するバレエダンサーたち。そんなダンサーたちの美しさをあますところなく捉えているのが、写真家ピエール・エリィ・ド・ピブラック(Pierre-Elie de Pibrac)だ。現在、東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールでは、2013-14年と14-15年の2シーズンにかけて彼がパリ・オペラ座バレエ団に密着、撮影した作品を展示した「In Situ」が開催中だ。
パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトン(Fondation Louis Vuitton)は4月2日~8月31日、アメリカ人アーティストのシンディ・シャーマン(Cindy Sherman)の回顧展を開催する。1500平方メートル以上に及ぶスペースに1975年から2020年までの170作品と300点以上の写真を展示する。
シンディ・シャーマンは1954年アメリカ生まれ。セルフポートレートを中心とした作品で知られる。同展では「Untitled film stills」「Rear Screen Projections」などの代表作のほか、2010年代初期の作品や未発表の作品にもスポットを当てる。