アートディレクターの永戸鉄也が個展「Kawaeye」を開催 三宅正一とのトークショーも

 アートディレクターの永戸鉄也は3月15日まで、個展「Kawaeye: Beyon by Tetsuya Nagato」を東京・池尻大橋のギャラリー104GALERIEと、同会場がプロデュースする展示スペースWarszawaの2会場で開催中だ。

 「Kawaeye(カワアイ)」とは、「Kawaii(カワイイ)」を永戸氏なりに解釈した未来形で、会場には眼が縦方向に不自然に伸びた「モナ・リザ」をはじめ、デジタルコラージュを用いた約30点の油絵作品を展示。これらの作品は、永戸氏が制作したデジタル作品の画像データを、中国に住む油絵の“贋作職人”に模写してもらうことで完成しているという。

 なお2月28日には、さまざまなメディアで執筆するライターの三宅正一を迎えた対談がWarszawaで開催され、希望する来場者の写真に永戸氏が自ら「Kawaeye」加工を施すプレゼント企画も行われる。

■Kawaeye: Beyon by Tetsuya Nagato
日程:1月25日〜3月15日
時間:11:00〜18:00
場所:104GALERIE/Warszawa
住所:東京都目黒区青葉台3-22-1/東京都目黒区大橋1-6-4 2階
休廊日:日曜、月曜
入場料:無料

■Kawaeye Talk Show: 永戸鉄也 × 三宅正一
日程:2月28日
時間:20:00〜21:00
入場料:無料

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腕一本で時代を切り開いたデザイナーの軌跡 水戸芸術館で「森英恵 世界にはばたく蝶」展開催

 茨城県・水戸芸術館現代美術ギャラリーは、2月22日~5月6日の会期で「森英恵 世界にはばたく蝶」展を開催している。これは水戸芸術館の開館30周年を記念するもので、水戸市芸術振興財団理事長でもある森英恵デザイナーの足跡をたどる展覧会だ。

 日本人ファッションデザイナーの先駆けとして活躍してきた森英恵が半世紀にわたって生み出してきたオートクチュールの作品や映画、舞台衣裳、ユニホームなど多岐にわたる仕事を通して、激動の時代を切り開いてきた軌跡を展示している。 

 展示は森英恵の代表的なモチーフである蝶を糸口にその足跡をたどる構成で、本展のエントランスには「私の蝶は銀色に輝くジェット機のイメージよ」という言葉が掲げられている。戦後の復興期にファッションデザイナーとして、女性として、そして東洋人として「世界に力強く羽ばたいていく」という強い意志が込められた言葉だ。

 展示は、蝶のモチーフを扱ったドレスを一堂に集めたセクションからスタートし、オートクチュールの技法やテクニックを集約して見せるセクション、アトリエをイメージした空間が続く。展示された作品には、いつの時代に制作されたのかの説明が一切ない。これは森英恵の意向によるもので、時代を超越したタイムレスなスタイルを見てとることができる。

 さらには、美空ひばりが東京ドームで行った復活コンサートで着用した“不死鳥と深紅の花のドレス”といった、コンサートや舞台、映画などで手掛けた貴重な衣裳の展示などが続く。最後のセクションでは“森英恵のライフストーリー”と題し、幼少期から学生時代、さらには新宿に「ひよしや」というショップを構え、その後ニューヨーク、パリへとわたり世界的に活躍するまでの道のりを写真と過去のイタビューを交えて紹介している。

 森英恵デザイナーは1926年1月8日生まれ、島根県出身。51年に東京・新宿にスタジオを開く。54年に銀座に ブティック「ハナヱ・モリ」をオープン。1950年代の日本映画全盛期には数百本にものぼる映画の衣裳をデザインする。65年にニューヨークで初めて海外コレクションを発表し、日本の素材を用いたドレスが話題に。その後、パリ・コレクションに進出する。77年にパリ・オートクチュール組合からアジア人として初めて会員として認められ、2004年までパリでオートクチュール・コレクションを発表。02年にはフランス政府からレジオン・ドヌール 勲章のオフィシエを授与される。

■「森英恵 世界にはばたく蝶」
日程:2月22日~5月6日
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8
時間:9:30〜18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日 ※ただし5月4日(月・祝)は開館
入場料:一般900円、前売り・団体(20人以上)700円、高校生以下・70歳以上、障害者手帳を持つ方と付き添いの方1人は無料

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空山基の新作個展がNANZUKAメインギャラリーと渋谷パルコで同時開催

 NANZUKAは、空山基の新作個展「SEX MATTER」を東京・渋谷のメインギャラリーで、「TREX」を渋谷パルコ2階のNANZUKA 2Gで同時開催する。空山基は2018年に東京で開催された「ディオール(DIOR)」のショーや88ライジング(88RISING)とのコラボレーションで注目を集める日本人アーティスト。

 ピンナップのイラストレーターとしてキャリアを築いてきた空山は今回、性をモチーフにしたロボット作品に挑戦。メインギャラリーの個展「SEX MATTER」では、新作のヒューマンスケールサイズの彫刻やペインティングを約10点発表する。“世の中に男と女がいることにより生命が誕生する”という事実を、作品を通して明示する。また身体改造やポストヒューマンボディー、AIなど、テーマの先の未来における新たな問題も暗示している。

 NANZUKA 2Gでの個展「TREX」では、昨年10月にタイ・バンコクで先行発表した鋳物製彫刻を5点と、ティラノサウルス、ステゴサウルス、ラプトルなどを描いた恐竜ロボットシリーズのペインティングを発表する。14日にはメインギャラリーで一般向けに、空山を囲んでのオープニングレセプションを開催する予定だ。

■SEX MATTER
日程:3月14日〜4月12日
場所:NANZUKA
住所:東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビル 地下2階
※3月14日18:00〜20:00にオープニングレセプションを開催

■TREX
日程:3月13日〜4月12日
場所:NANZUKA 2G
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ2階

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「ディーゼル アートギャラリー」でインスタフォロワー40万人の写真家RKが個展

 「ディーゼル(DIESEL)」が手掛ける東京・渋谷の「ディーゼル アートギャラリー(DIESEL ART GALLERY)」は2月28日~5月21日、ストリートフォトグラファーのRKによる個展「ネオリエント(NEOrient)」を開催する。

 写真撮影やグラフィックデザイン、DJなどマルチに活動するRKは、1982年茨城県生まれ。グラフィックデザイン会社に勤務するかたわら、2013年にランニングクルー「AFE TOKYO」の専属iPhoneフォトグラファーとして写真撮影をスタート。その後、一眼レフに持ち替え、本格的なフォトグラファーの道へ進んだ。ストリート、建造物、自然などを幻想的な色彩で切り取るスタイルが注目を浴び、海外メディアでも取り上げられてきた。“秋葉原のおじいちゃん”や“台北大橋のバイク”などの代表作も生み出し、インスタグラムでは現在フォロワー40万人以上を抱える。

 本展では、これまでの代表作や未発表の新作を展示・販売するほか、カタログやTシャツ、ポストカードなど展覧会限定のオリジナルグッズも販売する。なお、4月11日16~18時にサイン会を開催予定。

■RK「NEOrient」
日程:2月28日〜5月21日
会場:ディーゼル アート ギャラリー
住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti ディーゼル渋谷 B1階
時間:11:30〜21:00
料金:無料

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「ディーゼル アートギャラリー」でインスタフォロワー40万人の写真家RKが個展

 「ディーゼル(DIESEL)」が手掛ける東京・渋谷の「ディーゼル アートギャラリー(DIESEL ART GALLERY)」は2月28日~5月21日、ストリートフォトグラファーのRKによる個展「ネオリエント(NEOrient)」を開催する。

 写真撮影やグラフィックデザイン、DJなどマルチに活動するRKは、1982年茨城県生まれ。グラフィックデザイン会社に勤務するかたわら、2013年にランニングクルー「AFE TOKYO」の専属iPhoneフォトグラファーとして写真撮影をスタート。その後、一眼レフに持ち替え、本格的なフォトグラファーの道へ進んだ。ストリート、建造物、自然などを幻想的な色彩で切り取るスタイルが注目を浴び、海外メディアでも取り上げられてきた。“秋葉原のおじいちゃん”や“台北大橋のバイク”などの代表作も生み出し、インスタグラムでは現在フォロワー40万人以上を抱える。

 本展では、これまでの代表作や未発表の新作を展示・販売するほか、カタログやTシャツ、ポストカードなど展覧会限定のオリジナルグッズも販売する。なお、4月11日16~18時にサイン会を開催予定。

■RK「NEOrient」
日程:2月28日〜5月21日
会場:ディーゼル アート ギャラリー
住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti ディーゼル渋谷 B1階
時間:11:30〜21:00
料金:無料

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チケットプレゼント企画 代々木競技場に戻ってきたクリエイティブの祭典「ルームス40」にご招待

 アッシュ・ペー・フランスが主催するクリエイティブの祭典「ルームス40(rooms 40)」が2月20~22日に開催される。ファッション、デザイン、アート、フード、工芸、民芸などの約550ブランドが集結し、アート展示を見られるほか、セミナーに参加やデザイナーから直接商品を購入することが可能だ。記念すべき20周年で40回目の今回は会場を、国立代々木競技場第一体育館に3年ぶりに戻し、20日をビジネス関係者のみの入場、21、22日を一般開放する。これまで平日のみの開催だったが、今回は最終日が土曜日開催となる。

 MoMA(ニューヨーク現代美術館)のキュレーターが選んだ商品が並ぶMoMAデザインストアの初出展をはじめ、アーティストの加藤ユウやマサルオザキ(MASARU OZAKI)によるインスタレーション、NTTドコモとアーティストの松山しげきのコラボレーションアートなどを楽しむことができる。

 トークショーやワークショップを開催する「ルームス アカデミー」では、映画監督の押井守と脚本家で女優の近衛はな、映像作家の森本晃司らが登壇する「ILCサポーターズ未来会議」を実施するほか、SDGs、オーガニックライフ、フェミニズムなどのキーワードにまつわる13のトークショーを実施する。

 「WWD JAPAN.com」は、抽選で「ルームス40」に読者を招待する。当選者には招待状をメールで発送。応募の締め切りは2月17日15時。


■ルームス エクスペリエンス37
日程:2月20~22日 ※20日はビジネス関係者のみ
時間:10:00~18:00
場所:国立代々木競技場第一体育館
住所:東京都渋谷区神南2-1-1
入場料:前売券1500円/当日券2000円

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設計事務所が古家を“占拠” アートブックを1000円で期間限定販売

 設計事務所のDAIKEI MILLSは、昨年末に東京・原宿にオープンした多目的建築「スクワット(SKWAT)」で期間限定のアートブックストア「サウザンドブックス(Thousandbooks)」を2月中旬まで開いている。アートブックのディストリビューションを行うtwelvebooksと組み、500冊以上の本を1000円均一で販売中だ。

 建築名でありプロジェクト名でもある「スクワット」は、英国の売れないアーティストが空きマンションなどを不法占拠してアトリエとして活用するムーブメント“SKWATTING”に着想を得た。「スクワット」は元クリーニング店の古家を“占拠”。画像を大きくプリントして糊付けしただけの壁面や、プロジェクトロゴを貼っただけのブロックなど、あえて簡易な内装でコンセプトを表現している。今後は同物件以外にもプロジェクト拠点を増やし、さまざまなコンテンツを提供する。

 「サウザンドブックス」ではtwelvebooksの在庫やB級品、同社の濱中敦史代表の蔵書などを扱う。「敷居の高いアートブックを気軽に楽しんでもらうきっかけになれば」と濱中代表は語る。

■Thousandbooks
日程:12月21日〜2月中旬
時間:12:00〜18:00
定休日:日・月曜日
場所:スクワット
住所:東京都渋谷区神宮前2-18-11

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映像作家の山田智和が渋谷のビルボードをジャック 再開発中の渋谷でKID FRESINOやコムアイを撮影

 映像監督で映像作家の山田智和が、東京・渋谷駅周辺のビルボード100カ所以上にオリジナル作品“BEYOND THE CITY”を展示している。期間は2月10日まで。渋谷スクランブルスクエアの屋外サイネージに特別動画も掲出中だ。

 同作品は2019年に渋谷を舞台としたアートプロジェクト「SHIBUYA / 森山大道 / NEXT GEN」の一環で、山田が過去10年の活動で撮影した人物を、再開発中の渋谷の同一ロケーションで収めた。KID FRESINOや水曜日のカンパネラのコムアイ、オカモトレイジらが登場する。特設サイトでは本編ムービーやギャラリーを紹介しているほか、ビルボードの位置を示したグーグルマップを公開している。

 山田は「20年、東京・渋谷。目に映るあらゆる現象と世界は常に破壊と創造を繰り返していくけど、カメラを向けて観察すればその消滅という運命に抗うことができる。流れていく景色は誰も止められないけど、そこに存在した景色や物語を何度も観察することができる。目をつぶれば、今も色鮮やかな景色が確かに存在している。映像を残していくことがたまに使命のように感じることがある」とコメントを発表した。

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渋谷の都市、青森の農林水産業を“ノイズ”で体感 青森県庁協賛イベントがヒカリエで

 オーディオレーベル“サウンズグッド(SOUNDS GOOD)”は青森県庁協賛のもと、アーティストが集めた渋谷と青森の“ノイズ”を写真と映像で体感できるイベントを開催する。会期は3月5〜11日で、場所は東京・渋谷ヒカリエ8階のイベント・ショップスペース“MADO”。身近にある環境音や生活音の魅力と共に、ノイズを楽しむカルチャーを提案するプロジェクト「THIS SOUNDS GOOD?」の第1弾だ。

 今回は若者文化の中心地である渋谷と農林水産業の盛んな青森という対照的な2つの地域を舞台に選んだ。参加アーティストは、ヒップホップユニットDos Monosの荘子it、トラックメーカーのermhoi、ギタリストの関口シンゴ、青森県出身で元スーパーカーのナカコーの計4組。各アーティストが集めたノイズとその音から生まれた楽曲をビジュアルと共に展示する。

 青森県庁は「県では農林水産業の魅力を新たな手法で発信するプロジェクトに取り組んでいる。私たちが普段農林水産業の現場で感じている雰囲気を、アーティストを通して音で伝えられるという点に魅力を感じて参加を決めた。今回は、青森県出身アーティストのナカコーさんが自ら音を集めてくれるとのことで、どんな魅力を引き出してもらえるのか楽しみ」とコメントした。

 会期初日には参加アーティストと青森県庁、安藤“サウンズグッド”代表によるトークセッションを実施する。また会場ではトートバッグや下敷き、ビニール傘などのオリジナルグッズを販売する予定だ。アーティストが集めたノイズと楽曲、制作風景は会期終了後にサウンドクラウドやユーチューブで公開するほか、音源は他のアーティストに無料提供する。

■THIS SOUNDS GOOD?展 #渋谷 x 都市 #青森 x 農林水産業
日程:3月5〜11日
時間:11:00〜20:00
場所:MADO
住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階
入場料:無料

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人体に楽譜 ヤコポ・バボーニ・スキリンジの日本初個展がシャネル・ネクサス・ホールで開催中

 東京・銀座にあるシャネル・ネクサス・ホールでは2月16日まで、現代音楽家ヤコポ・バボーニ・スキリンジ(Jacopo Baboni Schilingi)による音楽と写真の融合を試みた新しいアプローチの展覧会「Bodyscore - the soul signature」を開催中だ。オーケストラやアンサンブル、ソロのための作曲だけでなく、インスタレーションや映像作品のための音楽も積極的に制作してきたバボーニ スキリンジは2007年より実験的に人体に楽譜を書き始め、次第にそれが彼の新しい作曲法へと変わっていった。モノクロで統一された会場には30点の写真作品が展示されている。

 作品に対するアプローチについてバボーニ・スキリンジは、「モデルのポーズについては、私が書きたい曲によって決める。また、どのモデルにどの曲を書くかも、そのモデルが持つ身体の表現力によって判断している。ニューヨークのマーサ・グラハム・ダンス・カンパニー(Martha Graham Dance Company)所属のダンサーには、その筋肉質な身体に見合った『フェニックス』という力強い曲を作り、ポーズでもその力強さを表現をしてもらった。一方、横たわっている女性には静かな曲調の曲を書いた」と、開催に先がけて行われたプレスプレビューで語った。

 展示された作品の中には、鑑賞者が写真の前に立つと実際にそのモデルの身体に書かれた楽譜の音楽が流れるインタラクティブなシリーズも数点。視覚と聴覚を揺さぶるバボーニ・スキリンジの世界が堪能できる展覧会となっている。

■ヤコポ バボーニ スキリンジ展「Bodyscore - the soul signature」
日程:1月15日〜2月16日
時間:12:00〜19:30
定休日:無休
場所:シャネル・ネクサス・ホール
住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
入場料:無料

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KDDIが「5G」活用で渋谷のエンタメを加速 パルコやベイクルーズなど32社が参画

 KDDIと渋谷未来デザイン、渋谷区観光協会は共同で、3月に本格的に導入予定の第5世代移動通信システム(以下、5G)を活用して渋谷の創造文化都市事業へ貢献する「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」を発足した。東急やパルコ、ベイクルーズなど32の参画企業・団体と共にKDDIのau 5Gを用いてアート、音楽、ファッションといった渋谷の文化を深化させる取り組みを実施する。

 同プロジェクトの第一弾として、24日と25日の2日間、渋谷駅のハチ公前広場に5Gの基地局を設置。スマートフォンをかざすことで1964年の渋谷の街並みを体感できるXR(クロスリアリティー。VRやAR、MRの総称)体験ブースを開設する。そのほか、観光案内所の“青ガエル”で1月24~3月31日までの期間、XR技術やAIを実験的に用いて今後実施する5Gによる拡張体験施策のガイドを行ったり、1月25日の須田景凪のライブイベントや1月26日の格闘ゲームの祭典「エボリューション チャンピオンシップ シリーズ:ジャパン2020(EVO Japan 2020)」などにも5Gを活用した拡張体験を提供する。

 プロジェクトの発足日には、メディア向けの説明会が行われた。KDDIの繁田光平ビジネスアグリゲーション本部 アグリケーション推進部部長は「昨年の9月に渋谷区とKDDIで『渋谷エンタメテック推進プロジェクト』を作り、オープンカンファレンスを開催した。議論で出てきたさまざまなアイデアを具現化し、天気や場所に応じてAIが作曲するサービスやARアートなど、2~3カ月の間で7つのコンテンツをリリースしてきた。さまざまな企業の方とつながっていく中で、今回のプロジェクトが発足した。われわれとしては次のフェーズに進んだと考えている」と経緯を説明する。今後の取り組みについては具体的な明言はなかったものの、「5Gにおける進化の方向性は、高速かつ大容量でのデータ通信が可能にするネットの進化と、リアルの世界のデジタル化の2つがある。当社としては多種多様な人が集まる場所で、エンタメなどにおける熱量をデジタルの力で増幅できればと考えている。現在まさに詳細を詰めているところだが、春ぐらいには大きな計画を発表できると思う」と話した。

 説明会には、長谷部建・渋谷区長や渋谷未来デザインでフューチャーデザイナーを務める若槻千夏らも登壇した。若槻は「5Gは単に便利、速いというイメージしか持っていなかったが、調べていくうちに世界を変える可能性を持っていると実感した。17歳でデビューしてから、18年間住み続けている渋谷をエンタメの街として、若者だけでなく私のようなママなども巻き込んでいくお手伝いをさせていただければと思っている」とコメント。長谷部渋谷区長は「2020年は東京オリンピック・パラリンピックをはじめ、明治神宮の100周年など、さまざまなイベントや行事が起きる年。実際に多くの人に注目され、足を運んでいただいている。『渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト』は、 “多様な人・モノが混ざり合い、新しい価値・文化を世界に発信していく”という渋谷区が目指すところを実現していく予感がして、今からワクワクしている。区としても出来る限りサポートしてきたい」と期待を寄せた。

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圧巻の巨大作品も 伝説のフラワーアーティスト川崎敬太による展覧会

 岡本太郎やイサム・ノグチ、ルネ・ラリック(Rene Lalique)ら多くのアーティストのコラボレーションで知られるフラワーアーティストの川崎景太による「花のメッセージ」展が、東京のワールド北青山ビルで1月22~30日に開催される。ワールドグループは自社ビルで展覧会などを開催することにより、地域のコミュニケーションと文化の創出を目指しており、同イベントはその一環だ。

 高さ3メートルのタペストリー約40点と生花を組み合わせた作品や生花を大胆に使った屏風のアート作品、癒しの箱庭などを通して、植物の持つ生命力が体感できる空間になっており、フォトスポットも多数ある。

 同展初日には、川崎と神戸ファッション美術館の浜田久仁雄学芸員によるトークイベントを開催するほか、25日には、川崎がワールドグループから出た廃材を植物と融合させる“サステナブル”をテーマにしたデモンストレーションや、“暮らしに息づく命のコケ玉”のワークショップを行う。

 川崎はマスメディアを中心に、既存のフラワーアレンジメントの常識を打ち破る斬新な作品を発表するフラワーデザイン界のリーダー的存在だ。

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アーティストの正田啓介が日本初の個展を開催 京都職人や陶芸家とのコラボレーション作品も

 アーティストの正田啓介による「スタジオ・ザ・ブルー・ボーイ(STUDIO THE BLUE BOY)」の個展が1月24~26日、東京・原宿のブリック(BRICK)で開催される。"センス・オブ・ワンダー(SENSE OF WONDERA)”と題された同展では、正田が制作したラグや徳利などさまざまな作品を展示販売する。昨年6月にパリ・パレロワイヤルのギャラリーで開催して以来、日本では初の個展になる。

 見どころは、以前キャンバス上で表現してきたことをラグや陶器などの立体的な造形で表現している点。正田ならではのアブストラクトなスタイルに新たな質感や奥行きが加わり、ユニークで表情豊かな表現となっている。正田は、「美しいものを生活に取り入れたいと思い、まず思いついたのがラグだった。共存し得ない景色のミックスやトリックアートのような日常の中に非現実を生み出す作品にした」とコメント。

 ラグはニュージーランド産ウール100%で、染色から織りまでメード・イン・ジャパンにこだわった。大阪の染色工場で染めた糸は京都の工場でフックがんと呼ばれる手持ちの機械を用いて丁寧に織られ完成する。正田自身がインターネットで丹念にリサーチして工場を探し、職人と話し合いの上でデザインするという。陶器は仮面作家兼陶芸家の坂爪安太郎とのコラボレーション。徳利の成形を坂爪が、絵付けを正田が手掛けた。また、今回の個展では、撮影時に使用した2メートルを超える巨大なアクリル板を再利用した照明なども展示する。

 陶器や一部の作品は「スタジオ・ブルー・ボーイ」のウェブサイトで販売中。ラグに関しては、一点一点手織りしているため受注生産になる。

 正田は「WWD JAPAN.COM」などでアートディレクターやグラフィックデザイナーとして活躍後、約2年前にアーティスト活動を始めた。彼自身のデジタルスキルを生かした抽象的な作品は、世界各地への旅で出合った建築物やインテリア、モダンアートなどから着想を得ている。

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パルコの広告を手掛けた山口はるみとYOSHIROTTENのコラボ展「HARUMI’S WINTER」開催

 アートギャラリー「ナンヅカ(NANZUKA)」が運営に関わる、渋谷パルコにオープンした「2G(ツージー)」は、1月25日〜3月1日に山口はるみとYOSHIROTTENのコラボレーション展「HARUMI’S WINTER」を開催する。

 同展は、山口はるみが1970年初頭から80年代半ばにかけてパルコの広告のために描き下ろしたエアブラシによるイラストレーション作品を中心に、YOSHIROTTENが全アートディレクションを担当したコラボレーション展だ。

 パルコの広告を象徴するアーティストとなった山口はるみの作品を、YOSHIROTTENの解釈によって新生渋谷パルコで新たに披露する試みでもある。1月24日の19〜21時には、アーティストを囲んでのレセプションパーティーを開催する。

 山口は島根県生まれ。東京芸術大学油画科卒業。西武百貨店宣伝部に就職し、その後フリーランスとなり、1969年パルコのオープン時に広告制作のイラストレーターとして参加。彼女が描いた女性たち“Harumi Gals”は、パルコが打ち出した現代を強く生きる女性像を表現し、20世紀後半の日本社会に大きな影響を与えた。

 YOSHIROTTENはグラフィックワークから映像作品、オプティカルなインスタレーションまでを手掛ける。昨年は「ラジオエルメス」や「オニツカ タイガー(ONITSUKA TIGER)」とのコラボレーションなどでも話題になった。YOSHIROTTENは“Harumi Gals”の最年少の演出家として山口の指名を受け、2018年にはギンザグラフィックギャラリーで開催された「HARUMI’S SUMMER」にて共演を果たした。

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「アリババ」がオリンピックに向け成田空港で日本人アーティストの作品を展示

 アリババ(ALIBABA)は東京2020オリンピック・パラリンピックのワールドワイドパートナーとして3月1日、成田国際空港で日本人アーティストの作品を展示する「アリババクラウドギャラリー」をオープンする。アリババのクラウドテクノロジーを生かしたデジタルアートを展示し、東京2020オリンピック・パラリンピックのために訪日する外国人に日本の芸術や文化を発信する。作品は第1ターミナル、第2ターミナル内の9つの通路に2021年3月31日まで展示する。なお、国際空港においてクラウドテクノロジーを生かしたアート展示を設けるのは初めてだ。

 クリス・タン(Chris Tung)=アリババグループ最高マーケティング責任者は「20年は世界中から多くの人が日本に訪れる年で、成田空港はそんな訪日外国人を受け入れる大切な玄関口になる。そこでアリババのクラウドテクノロジーを生かし、日本の素晴らしい若手アーティストの作品を展示することで日本の文化を世界中に発信できたらと思う。若手日本人アーティストのクリエイティブな作品を通じて、スポーツ、アート、文化、テクノロジーを組み合わせ、若いアーティストを応援したい。『アリババクラウドギャラリー』を通じて、日本に訪れる方々へのスペシャルウェルカムとしてユニークな体験を届けたい」と語った。

 古宮正章・公益財団法人東京2020オリンピック・パラリンピック組織委員会副事務総長は「オリンピック開会まで200日を切り、いよいよカウントダウンの期間に入っている。オリンピック・パラリンピックはスポーツだけでなく開催国の芸術や文化を発信する役割を果たしており、今回のギャラリーはまさにそのような付加価値を与えるだろう。スポーツの祭典と言われているが、このような芸術活動を通してスポーツの新たな楽しみ方を提供したい」と意気込んだ。

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オードリー・ヘプバーンの写真展 高島屋新宿店で開催

 高島屋新宿店は、オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)の写真展を2020年1月2〜7日に11階特設会場で開催する。米カリフォルニアのmptv社が所蔵するオードリーのフォトコレクションから約150点をセレクトし、ファッション、映画、プライベートの3部構成で展示する。またトートバッグやポーチなどのオリジナルグッズも販売する。入場料は一般が800円、大学・高校生は600円、中学生以下は無料。

 オードリーは「ローマの休日」(1953年)で映画デビューし、同作でアカデミー主演女優賞を受賞した。その後も「麗しのサブリナ」(1954年)や「ティファニーで朝食を」(1961年)、「マイ・フェア・レディ」(1964年)など多くの人気作に出演。“20世紀最高の美女(The Most Beautiful Women Of The 20th Century)”や“インターナショナル・ベスト・ドレッサー(International Best Dressed List)”に選出され、同時代のファッションにも刺激を与え続けてきた。

■写真展 オードリー・ヘプバーン
日程:2020年1月2〜7日
場所:高島屋新宿店11階 特設会場
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2
入場料:一般800円、大学・高校生600円、中学生以下無料

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オシリペンペンズ × 佐伯慎亮 × 豊田和志の写真展 バンド結成20周年記念

 アーティストのオシリペンペンズと写真家の佐伯慎亮と豊田和志は、写真展「オシリペンペンズ1999-2019&2020 ミッピョ、スェラヤ!」を大阪のマンティコアで12月28日〜1月31日に開催する。

 同展は、オシリペンペンズのバンド結成20周年を記念して開催し、二人の写真家が撮影したライブ中の写真やポートレート写真などを用意。佐伯はデビュー当初から親交があり、過去のアーカイブからセレクトしたものを、豊田は20周年を迎えたオシリペンペンズの今年一年間の活動を撮影したものを展示する。さらに同展を記念して、開催初日にオシリペンペンズと佐伯と豊田によるトークイベントを開催する。

 石井モタコ=オシリペンペンズボーカルは「どんなものになるのか想像がつかない。二人の写真家がお互い譲り合わず想いを押し通して欲しい。はっきりカオスと分からせて欲しい。来てくれた人は、二人の写真を通して素敵なものを見つけて欲しい。私は写真を見て少しでも自分を分かりたい。うちらは死ぬまで解散しません。不死身です」とコメント。

 オシリペンペンズと豊田は今年8月にも、東京・阿佐ヶ谷のRojiで写真展「Sign」を開催している。

■「オシリペンペンズ1999-2019&2020 ミッピョ、スェラヤ!」
日程:12月28日〜1月31日(不定休)
時間:20:00〜27:00
場所:マンティコア
住所:大阪府大阪市中央区千日前2-3-9 味園ユニバース2F

■オシリペンペンズ × 佐伯慎亮 × 豊田和志 トークイベント
日程:12月28日
時間:16:00〜
場所:マンティコア
住所:大阪府大阪市中央区千日前2-3-9 味園ユニバース2F
料金:1ドリンク+投げ銭

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伊勢丹ザ・ステージの年内ラストは「スウォッチ」 6人のアーティストの好きなアートの一部が時計に

 「スウォッチ(SWATCH)」は12月25日、カスタムウオッチ“スウォッチ バイ ユー”のポップアップストアを伊勢丹新宿本店本館1階のザ・ステージにオープンした。31日まで。年内最後のザ・ステージでのイベントだ。

 ポップアップストアには、Chocomoo、Jun Inoue、Kosuke Kawamura、Ouma、yoshi47、透明回線という6人のアーティストが「スウォッチ」のために描いたアートが登場。スクリーン上のアートの上で時計の型を動かして好きな場所を決めると、およそ20分後にはスクリーン上と全く同じ模様の時計が完成し、そのまま持ち帰ることができるショップだ。時計は、白いムーブメントと黒いムーブメントの2種類から選択可能。さらに文字盤の裏には15文字までのメッセージを入れることができる。価格は1万5120円。

 6人のイラストは、いずれも画角いっぱいに細かい模様を敷き詰めたもの。どの部分を切り取るかによって、時計の印象は大きく変わる。誰のイラストの、どの部分を時計にのせるかは、なかなか迷いそうだ。アーティストの多くは、「スウォッチ」の“インスタグラムサーフィン”で見出され、アカウントに直接ダイレクトメールが送られてきたという。Jun Inoueは、「『スウォッチ』は小学生のころ親戚からもらったけれど、ケースから取り出して身に付けることができなかったくらい大切にしていた時計。自分が、そんな時計の絵柄を描けるようになれて幸せ。身につけた人がハッピーになれる絵柄を作った」とコメントした。

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モデル兼アーティストの大社カリンが3度目となる個展を開催

 アーティストとしても活動するモデルの大社カリンは、自身3度目となる個展「FIGHT」を12月19〜21日に開催する。会場は東京・原宿のJoint galleryで、入場は無料。

 同個展では、自分自身や環境、感情、ライバルなどとのさまざまな闘いをコンセプトに制作した絵画21点を展示する。大社は「生活の中で毎日たくさんの物事と闘って生きている。あなたの闘いを、人生の時間を、肯定できるような作品をどうかこの展示で見つけてほしい」とコメントしている。展示作品は全て購入可能で、会期中はオリジナルグッズも販売する。

 大社は1993年生まれ。美術大学ではアートプロデュース表現を専攻し、卒業制作で初めて個展を開催したことを機にアーティストとしての活動を本格化させた。最近では、アーバンリサーチが運営する「KBF」渋谷パルコ店のプレオープンパーティーでライブペイントを行うなど活動の場を広げている。

■「FIGHT」
日程:12月19〜21日
時間:19日 14:00〜21:00 / 20、21日 12:00〜21:00
場所:Joint gallery
住所:東京都渋谷区神宮前3-25-18
入場料:無料

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「オフ-ホワイト」がパリのルーブル美術館とコラボ “クロスアロー”ロゴと岩窟の聖母が融合

 「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」は、仏・パリのルーブル美術館とコラボしたカプセルコレクションを発表した。同コラボは、2020年2月24日まで開催中のレオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci)没後500年を祝した「レオナルド・ダ・ヴィンチ」展を記念したもの。

 アイテムは、ヴィンチの岩窟の聖母として知られる「聖アンナと聖母子と幼児聖ヨハネ」を「オフ-ホワイト」の“クロスアロー”ロゴと融合したTシャツやパーカ、両者のロゴを胸元に施したTシャツなど用意する。価格は355(約3万8000)〜640ドル(約6万9000円)で、「オフ-ホワイト」公式オンラインストアやルーブル美術館のギフトショップ、ECサイト「ファーフェッチ(FARFETCH)」などで取り扱う。

 イメージビジュアルは、同コレクションを着用したモデルとヴィンチの22枚の絵画を組み合わせ、ルーブル美術館内のグランド・ギャラリーで撮影した。

 ヴァージル アブロー(Virgil Abloh)はこれまで、ルーブル美術館内のイベント会場で「オフ-ホワイト」2019-20年秋冬パリ・メンズ・コレクションのショーを行なったほか、「オフ-ホワイト」のアイテムにヴィンチの代表作「モナ・リザ」をプリントで採用してきた。

 ヴァージルは「ファッションとハイアートの異なる2つの世界を一緒にさせたい。どんなに排他的に見えるとしても、誰もがアクセスできることを証明することが私の仕事の重要な部分だ。ヴィンチは、おそらくその原理で生きる最初の芸術家だったと思うし、私も同じようになりたい」とコメント。

 アデル・ジアン(Adele Jian)ルーブル美術館外交部長は「ルーブル美術館は、常にそれぞれの時代のクリエイターにとって、インスピレーションを得ることができる場所だった。同コレクションは、新しい顧客層にリーチするための方法であり、ルーブル美術館に興味を持ってもらうための新しい方法でもある」と語る。

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若手写真家のヨシノハナが東京・中目黒でモノクロ写真を集めた個展開催

 若手写真家のヨシノハナは12月22〜26日に、個展「光が満ちた時に、さみしいと感じてしまったんだ」を東京・中目黒のアンビデックスナカメグロギャラリーで開催する。ヨシノが写真を撮り始めてからの5年間に撮りためてきたモノクロ写真を展示する。

 ヨシノは1996年東京生まれで、東京造形大学デザイン学部写真専攻に在学中。これまでに、個展「MEI - TEN」「“ハナビラ”私が追いかけた風のなか」「暇展」などを開催。注目の若手写真家として、ファッションブランドのルックブックやファッション誌の撮影を手掛ける。

 22日に開かれるオープニングパーティーでは、ケータリングをモデルの萌菜が担当する。

■光が満ちた時に、さみしいと感じてしまったんだ
日程:12月22〜26日
時間:12:00~20:00
場所:アンビデックスナカメグロギャラリー
住所:東京都目黒区青葉台1-16-11 3階

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渋谷の街でXRアートを体感 5Gを見据えたイベントが開催

 「渋谷エンタメテック推進プロジェクト」は電子音楽とメディアアートの祭典「MUTEK」とコラボレーションし、XRアート体験を提供する「INVISIBLE ART IN PUBLIC Vol.2“ Synthetic Landscapes”」 を12月11〜15日に開催する。会場は渋谷のシンボルであるスクランブル交差点や、渋谷ストリーム、渋谷リバーストリートなどの全5エリア8カ所。

 「渋谷エンタメテック推進プロジェクト」は5Gを見据えて、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)、MR(複合現実)などの総称であるXR(クロスリアリティ)技術を駆使し、エンターテインメントと掛け合わせることで渋谷の街をより面白く魅力的にしていくためにKDDI、渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザインが立ち上げたプロジェクト。

 2000年にカナダ、モントリオールでスタートした、電子音楽やオーディオビジュアル・アートの普及を目的とした芸術フェスティバル「MUTEK」とコラボレーションした同イベントでは、STYLY APPを端末にダウンロードし、各スポットにある“STYLYマーカー”(QRコード)を読み込んで、空間に重ねることでXRアートを体験できる。エレクトロサウンドにあわせ上空からレーザーのような光線が降り注ぐなど、画面を通してオリジナルのグラフィック作品を楽しむことができ、ユーザーが自由に音や映像をミックスすることも可能だ。

■「INVISIBLE ART IN PUBLIC Vol.2“ Synthetic Landscapes”」
期間:12月11日〜12月15日
場所:渋谷ストリーム、スクランブル交差点、LINE CUBE SHIBUYA、スクランブルスクエア
料金:無料

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「ラグジュアリー オブ レス」がアートフェアイベントを開催 アンディ・ウォーホールやダミアン・ハーストらの作品も

 アーティストバックアッププラットフォーム「ラグジュアリー オブ レス(LUXURY OF LESS)」は、アートフェアイベント「GRADATION 代官山」を12月15日までテノハ 代官山で開催中だ。同イベントは、アート、音楽、デザイン、ファッションなどさまざまな世代を超えたアンディ・ウォーホール(Andy Warhol)、ダミアン・ハースト(Damien Hirst)、森山大道、YOSHIROTTENらのアーティスト作品を展示している。

 注目スペースは、住宅展示場やオフィスとして使用されていた広大な空間をギャラリーとして作り変え、10組のアーティスト作品を展示する“LUXURY OF LESS”だ。

 “LUXURY OF LESS”のオフィス空間では、ラジカセをピラミッド型に組むことで“音源の放射グラデーション”を視覚・聴覚的に表現したマルオサ × ターボソニック(MARUOSA × TURBO SONIC)や、“OFFICE UTOPIA”をコンセプトに、希少な亜熱帯植物や生物が現存する森とオフィスの融合空間を表現したミキコ カマダ(Mikiko Kamada)らのインスタレーション作品を展示している。また、“RED HORIZON”をテーマに制作したゾーイ(Zoe)は「21世紀のモダンカルチャー産業において、本質を理解して自身の声をもち、政治によって苦しみを与えられている社会を正すために、われわれは存在している」とコメント。

 “LUXURY OF LESS”の住宅展示空間では、展示用ガラス窓を採用して、即興的にガラスペイント作品を制作したスー(Si Oux)、キッチンやお風呂場などを採用して漆黒の空間に変身させた金理有、彫金技術を駆使して“空間のゆらぎ”を表現したマーボ(Mabo)、ポップカラーのグラフィティーで3つの部屋を自身のスタジオに見立てたファフィ(Fafi)のほか、イチャス(Ichasu)、ノーマ(NOMA)、YUMEMI BOOKSの作品を展示している。

■「GRADATION 代官山」
期間:11月22日〜12月15日
場所:テノハ 代官山
住所:東京都渋谷区代官山20-23
時間:水〜土曜 12:00〜23:00日曜 12:00〜21:00(月・火曜休館)
料金:大人2000円(当日券3000円) 大学生・高校生1000円 中学生以下無料

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「シュプリーム」やユナイテッドアローズともコラボしたオートモアイが個展 新生・渋谷パルコで開催

 アーティストのオートモアイは、初のメジャー作品集刊行を記念した個展「エンジェル(ANGEL)」を、東京・渋谷パルコ地下1階のギャラリー Xで開催する。会期は12月10〜17日。

 作品は、渋谷の街を舞台に特徴的な顔のない天使が登場する。会場では19日に発売を予定している作品集(2500円)を先行販売するほか、作品をモチーフにしたキーホルダーやトートバッグ、ロングTシャツなどの関連グッズも販売する。

 オートモアイは1990年生まれ。デザイン系の専門学校でグラフィックやタイポグラフィーなどを学び、2014年から作品を描き始める。15年に初となる個展を開催し、オートモアイとして本格的に活動を開始。匿名をテーマにした作品は、暗黙につながる人と人との関係性を顔のないヒトによって描き出している。主な活動は個展「パーマネント ボードム(PERMANENT BOREDOM)」「タッキング シティ ニホンバシ(TACKING CITY NIHONBASHI)」など。そのほか「シュプリーム(SUPREME)」、ユナイテッドアローズ、「ギャップ(GAP)」とのコラボTシャツをそれぞれ製作している。

■ANGEL
日程:12月10日〜12月17日
時間: 11:00~21:00
場所:ギャラリー X
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1
入場料:無料

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渋谷パルコに蜷川実花やテセウス・チャンら全10組が共演するグループ展 「AKIRA」のアートウォールに続く第2弾

 先日オープンした渋谷パルコは、「AKIRA」のアートウォールに続く第2弾として国内外のアーティストが共演するグループ展「ワンダーラスト(WANDERLUST)」を4階のパルコ ミュージアム トウキョウ(PARCO MUSEUM TOKYO)で12月20日から1月6日まで開催する。

 同展は、“旅行熱・旅立ちへの衝動・放浪癖”などの意味を持つ「ワンダーラスト」をタイトルに、“未来を恐れずに新たなスタートを切る”というメッセージが込められている。

 参加アーティストは、写真家・映画監督の蜷川実花、アートディレクターのテセウス・チャン(Theseus Chan)、アートディレクターの井上嗣也、「アンリアレイジ(ANREALAGE)」の森永邦彦デザイナー、「リトゥンアフターワーズ(WRITTENAFTERWARDS)」の山縣良和デザイナー、さまざまなデザインを行うデザイン集団の「グルービジョンズ(GROOVISIONS)」、写真家のヴィヴィアン・サッセン(Viviane Sassen)、アーティストの田名網敬一、アーティストの日比野克彦、イラストレーターの山口はるみの10組となる。今後、さらに追加される予定だ。

 パルコ ミュージアム トウキョウは、今後も旬のアーティストの展示を定期的に行う予定だ。現在開催中の第1弾、漫画家・映画監督の大友克洋とコラージュアーティストの河村康輔による共同作品「AKIRA ART OF WALL Katsuhiro Otomo × Kosuke Kawamura AKIRA ART EXHIBITION」は12月16日まで開催している。

■パルコ ミュージアム トウキョウvol.2「WANDERLUST」
日程:12月20〜1月6日まで
会場:パルコ ミュージアム トウキョウ(渋谷パルコ 4階)
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1
時間:10:00〜21:00
料金:一般 500円、学生 300円(小学生以下無料)

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西武池袋本店に30メートルのグラフィティーアートが出現 4人のアーティストがクリスマスをテーマに

 そごう・西武はクリスマスプロモーションの一環として、西武池袋本店の外壁に4人のアーティストによるグラフィティーアートを出現させた。期間は12月25日まで。

 明治通り沿いの30メートルの外壁は、日本のグラフィティーシーンのパイオニアとして知られるsnipe1が手掛けた。そのほかヨーロッパを拠点に活動するアーティストユニットのソーセン&ミナ ハマダ(ZOSEN & Mina Hamada)、KOMESENNIN9、FATEがそれぞれの個性を生かしたアートワークを施した。

 店内の階段や入り口にもアーティストらのアイコンをちりばめたほか、地下1階のスペースではグラフィティーアートを連想させるスプレー缶を用いたオブジェを設置した。さらに、西武池袋駅地下コンコースには、各アーティストが描いたクリスマスポスターを飾っている。

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村上隆と「ポーター」のコラボ第2弾 即完売の“お花”タンカーにブラックが登場

 現代アーティストの村上隆と吉田カバンの「ポーター(PORTER)」は、第2弾のコラボレーションバッグを12月6日から順次販売する。吉田カバンの公式オンランストアや「ポーター」直営店を皮切りに、7日にはカイカイキキの運営するスーベニアショップ「トナリ ノ ジンガロ(Tonari no Zingaro)」で取り扱う。

 コラボバッグは、1983年に誕生した「ポーター」の代名詞“タンカー(TANKER)”をベースに、村上の代表的なアート“お花”を組み合わせたリュックサック(12万円)、2ウエイヘルメットバッグ(11万円)、ウエストバッグ(8万円)の全3型を用意する。全バッグに“お花”のぬいぐるみが付属しており、着脱も可能だ。また、表地の一部には“お花”を同色の刺しゅうで施して、裏地と付属する巾着ポーチには“お花”がプリントされている。そのほか金具類は、光沢を出すために丁寧にメッキ加工を施したパーツを用い、ファスナーにはYKKの“エクセラ”を採用している。

 第1弾のコラボバッグは、いまだに連絡が途絶えないほど好評で、今回の第2弾も混雑が予想される。

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「ルイ・ヴィトン」の“オブジェ・ノマド コレクション”にアンドリュー・カドレスが参加

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は12月4〜8日に、米・マイアミで開催される「デザイン・マイアミ2019」にホーム&トラベルコレクションである“オブジェ・ノマド コレクション”の作品を出展する。合わせて、このたび新たに加わったアメリカ人デザイナーのアンドリュー・カドレス(Andrew Kudless)の新作「スウェル・ウェイブ・シェルフ」を初披露する。

 「スウェル・ウェイブ・シェルフ」は、アウトラインが滑らかなオーク材の板を鮮やかな色のレザーストラップでつないだラックで、自然界の力強さとエレガンスを表現する。

 “オブジェ・ノマド コレクション”は“旅”に着想を得た限定品からなるコレクションだ。これまでパトリシア・ウルキオラ(Patricia Urquiola)やインディア・マダヴィ(India Mahdavi)、吉岡徳二といった世界のデザイナーらとのアイテムを発表している。

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「ルイナール」のメゾンに滞在して作品制作 世界最古のシャンパンが東京で現代アート展

 MHD モエ ヘネシー ディアジオが手掛けるフランスのシャンパンブランド「ルイナール(RUINART)」は、京都で開催された国際写真祭「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2019」で日本初紹介されたブラジル出身の現代アーティスト、ヴィック・ムニーズ(Vik Muniz)とのコラボレーション作品を、東京・代官山のカシヤマ ダイカンヤマ(KASHIYAMA DAIKANYAMA)のギャラリーで12月8日まで展示している。

 「ルイナール」は、新進気鋭のアーティストが一定期間、フランス・ランスにある同ブランドのメゾンに滞在して作品を制作するプロジェクト「アーティスト イン レジデンス」を10年前から毎年開催しており、今年度招いたのがヴィック・ムニーズ。「ルイナール」の精密な製造工程や自然に魅了され、“流れ”という概念に着想を得て、黒く染めた木片や木炭を使用してブドウの幹を表現した作品などを制作した。

 1729年創業の「ルイナール」とアートの関係は長く、創業当初から“アール・ド・ヴィーブル(生きる芸術)”の啓蒙を続けており、1896年にアールヌーボーの旗手と言われたアルフォンス・ミュシャ(Alfons Mucha)に広告ポスターを依頼したことでさらに深まった。現在は世界で年間30以上のアートフェアに協賛している。

 来日したフレデリック・ドュフール(Frederic Dufour)=シャンパーニュ・メゾン ルイナール社長は、「ヴィック・ムニーズが『ルイナール』のワイナリーで感じたことを自由に表現してもらった。イリュージョニストと言われる彼らしく、シャルドネの葉が変幻自在に描かれている」と評した。

 ヴィック・ムニーズは1961年、ブラジル・サンパウロ生まれ。ニューヨークやシカゴを拠点に活動し、リオデジャネイロにある世界最大級のごみ処理場で約3年間創作活動を続け、無数の廃棄物を利用して作品を制作する様子を描いたドキュメンタリー映画「ヴィック・ムニーズ/ごみアートの奇跡」が数多くの賞を受けている。

■TOKYOGRAPHIE 2019 「RUINART-SHARED ROOTS-VIK MUNIZ」
日程:12月8日まで
時間:11:00~20:00(12月8日のみ11:00~15:00)
場所:KASHIYAMA DAIKANYAMA GALLERY
住所:東京都渋谷区代官山14-18 1F

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イベント中止:オンワード樫山がマイケル・ジャクソンの絵画展 作品を題材に限定商品も販売

 
※下記イベントは、諸般の理由により中止となりました。

 オンワード樫山は、米国の世界的ポップスター、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の生前の絵画作品を展示する企画展を東京・代官山の「カシヤマ ダイカンヤマ(KASHIYAMA DAIKANYAMA)」で12月15日から開催する。

 企画展の名称は「キングスアート エキシビジョン(KINGSART EXHIBITION)」。マイケル・ジャクソンの “絵画アーティスト”としての活動に焦点を当て、1980年代後半から2002年までに描かれた作品の実物大レプリカを、世界で初めて展示する。マイケルの「ムーンウォーク」やダンスなど表舞台の活躍を象徴する絵画から、彼の内面を映し出したようなセルフポートレートまで、7つのテーマに沿って展示する。

 また、マイケルのアート作品をモチーフとしたデザインのTシャツやパーカ、ポスター、アートブックなどを、同会場と公式EC「オンワード・クローゼット(ONWARD CLOSSET)」で販売する。「オンワード・クローゼット」内に特設サイトを設け、一部商品の予約受け付けを開始した。

 会期は27日まで。同社は今後、マイケルのアートを題材にしたサブライセンス事業、商品のポップアップショップの出店なども計画しているという。「マイケルが生前、音楽とともに情熱を注いだアート作品を通して、さらにクリエイティブなアートやファッション、新たなカルチャーが生み出されるきっかけを作っていきたい」(同社広報担当者)。

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渋谷パルコがついにオープン、雨の中2500人が開店を待ちわびる

 建て替え工事中だった渋谷パルコが本日11月22日、オープンした。2016年8月に建て替え工事に入り3年の時を経て、「グッチ(GUCCI)」「ディオール(DIOR)」「ロエベ(LOEWE)」といったラグジュアリーから、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」の新業態「ガール」、アートとファッションを融合した新業態「2G」、「トーガ(TOGA)」「ビュティーフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」などの東京ブランド、大友克洋にフォーカスした「パルコミュージアム トーキョー」、ネット通販とダイレクトに繋がったオムニチャネル型自主編集売り場“キューブ(CUBE)”、日本初の任天堂公式ショップ「ニンテンドートウキョウ(Nintendo TOKYO)」など、ファッションとアート、カルチャー、テクノロジーが交差する、先進的で野心的なファッションビルに生まれ変わった。

 柏本高志・渋谷パルコ店長は、「パルコの考える商業空間は、日常と非日常の間にあるサードプレイス。売る場所ではなく、“ワクワクドキドキ”をする空間を作りたかった」と語る。パルコの第1号店である池袋パルコは50年前の1969年11月23日のオープンで、本日はそれから49年364日目というパルコの第2章の幕開けにはピッタリのメモリアルな日。「ディオール」と「リモワ(RIMOWA)」がコラボレーション出店したラグジュアリーブランドのポップアップスペース「ザ・ウィンドー」を筆頭に、第1弾に藤原ヒロシを起用したジュンのポップアップショップ「ポップ バイ ジュン」などの多彩なポップアップスペースを各フロアに設置すると共に、多種多様なギャラリー、昼と夜で形態が変わる飲食店など、月替り・週替り・日替わりでショップが変化する仕掛けを随所に仕掛け、来場者を飽きさせない仕掛けを随所に凝らした。

 開業日の朝は気温は7度で雨が降るあいにくの天気だったが、約2500人が列を作った。朝7時半から並んでいた20代前半の社会人2人は「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)の限定アイテム狙い。「インスタで見て気合を入れて早めに来た。テレビは見ないのでこんなに話題になっているのは知らなかった」と語る。「ベイト(BAIT)」でフィギュアとスニーカーの限定アイテムを購入した10代の学生は「限定アイテムの抽選のため、パルコのカード会員になってプレオープンからぐるっと回っていた。個人的にマークしている目利きの“バイヤー”がが限定アイテムをめがけてたくさん来ていた。かなりの盛り上がりを実感した」と語る。中国・杭州からこの日のために旅行で来たという20代の中国人旅行者2人は「目的は『アンブッシュ(AMBUSH)』。中国でもSNSを通じて話題になっていて、この機会に遊びに来た」という。月の収入18万円のうち4〜5万円ほどをファッションに使っていると言い「中国では代理購買が盛んだけど、直接購入した方が当たり前だけど安い。知っているブランドも多かったけど、知らないブランドが有名ブランドの隣にあってその度にインスタやウィーチャットでたくさん検索した。中国にはこんなにコンパクトなスペースに色んなブランドが入り乱れている商業ビルがないので新鮮だった」という。

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「メゾン マルジェラ」がジョン・ガリアーノによるアーティザナルの企画展 恵比寿の店舗をミュージアム化

 「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は、クリエイティブ・ディレクターのジョン・ガリアーノ(John Galliano)によるオートクチュールの“アーティザナル(ARTISANAL)” コレクションの企画展を東京・恵比寿のメゾン マルジェラ トウキョウで11月23日〜12月11日に開催する。

 「メゾン マルジェラ」のクリエイションは、パルファン(香水の原液)がオードパルファン、オードトワレと希釈されていくように、ガリアーノが“アーティザナル”で提起するアイデアや技術がプレタポルテ、プレコレクションへと“ろ過”されていくピラミッド型のデザインプロセスになっている。今回の企画展では、“アーティザナル”2019年春夏で発信した“デカダンス(退廃的)”の概念が、19-20年秋冬、20年プレ・スプリングの位置付けである20年春夏アヴァン・プルミエール・コレクションへとどう浸透したのかを見ることができる。

 同期間限定で店内の半分を展示スペース、もう半分をミュージアムショップとして美術館のように見せる。展示スペースでは、“アーティザナル”19年春夏のコレクションピース(非売品)を6ルックを披露するほか、コレクション動画を見ることができるシアタールームも設ける。

 ティザー動画では、“アーティザナル”で現代のデカダンスをイメージして登場した青いプードルのモチーフを、プレタポルテではピンクフラミンゴへと変化させた様を表現している。

■discovering the ‘Artisanal’ Co-ed Collection designed by John Galliano
Spring-Summer 2019
会期:11月23日〜12月11日
時間:12:00〜20:30
場所:メゾン マルジェラ トウキョウ
住所:東京都渋谷区恵比寿南2-8-13

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吉田ユニの大型個展、ラフォーレミュージアムでスタート

 ラフォーレミュージアム原宿は11月15日から、アートディレクターの吉田ユニの個展「Dinalog」を開く。ファッションブランド「ローリーズファーム」やラフォーレ原宿のキャンペーンビジュアルをはじめ、「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京(Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO)」のビジュアルワーク、星野源やCharaのCDジャケット、「渡辺直美展」のビジュアル、野性爆弾 くっきー!の「超くっきーランド」のアートワークなどを手掛けており、日本でいま一番注目を集めるアートディレクターの一人。2014年の初個展に続き2回目となる今回は、この展覧会のために新規に制作した作品や、これまで手掛けたさまざまな作品とその制作過程のメイキングムービーやプロップ(小道具)なども展示する。

 吉田は女子美術大学、大貫デザイン、野田凪率いる宇宙カントリーを経て、07年に独立。広告、CDジャケット、映像、装丁などの幅広い分野で活動してきた。会期中の11月20日にスペースコンポーザーの谷川じゅんじと、11月21日には野性爆弾 くっきー!とのトークイベントも行う。

■Dinalog
日程:11月15日〜12月1日
時間: 11:00~21:00
場所:ラフォーレミュージアム原宿
住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6階
入場料:無料

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「ロエベ」の銀座旗艦店がオープン アートコレクターの家をイメージした空間で感じる、今の時代のラグジュアリーとは?

 「ロエベ」は11月16日、東京・銀座に旗艦店「カサ ロエベ 東京」をオープンする。5月にクローズしていた銀座店の跡地で、画廊などが入るビルの1階と2階。アートやクラフトを多数取り入れ、クリエイティブディレクター、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)が考える今の時代のラグジュアリーを体感できる空間となっている。

 1階はバッグやレザーグッズ中心のフロア。らせん階段を上った2階が、レザーグッズと共にウィメンズ、メンズのウエアが並ぶフロアとなっている。“架空のアートコレクターの家”をイメージしたという店内は、「親密性、文化的であること、ラグジュアリー」といった要素がキーとなる。時間(をかけられること)こそがラグジュアリーという考え方のもと、「親しみの持てる図書館のような、街の文化スポット」的な存在を意識したという。

 注目は、店内のそこかしこに置かれたアートやクラフト作品だ。マドリッドの本店にも展示している、スペイン人アーティスト、グロリア・ガルシア・ロルカによる壁面インスタレーション2点や、テキスタイルアーティスト、ジョン・アレンによるカーペット、その上に置かれた木製ベンチは、工芸の若手作家を発掘・支援する「ロエベ クラフト プライズ」ファイナリストの作品だ。他にも、テキスタイルで作られた彫刻のようなシモーヌ・フェルパンの作品、桑田卓郎の茶器など、プライズ受賞者の作品を多数展示している。

 また、プライズだけでなく、「ロエベ」がデザインの祭典、ミラノサローネに合わせて行っている展示から発展したレザーを編んだ花器や、アートフェアのアート・バーゼル マイアミ期間中に行っている「チャンス エンカウンターズ」展で取り上げたアーティストの作品なども店内に配置。ブランドが行う一連の文化的活動を感じられ、商品を買わずとも楽しめる豊かな空間となっている。「ロエベ」が作成しているアートなフリーペーパーももちろん配布している。

 オープンに合わせて、1階のウィンドーや2階のフロア中央では、ウィリアム・ド・モーガン(William Frend De Morgan)の作品に着想を得たカプセルコレクションを打ち出す。モーガンはアーツ&クラフツ運動期のイギリス人陶芸家で、ドードー鳥など空想上の動物を描いたタイルなどがその作品。カプセルコレクションでは、それらの動物の柄を落とし込んだレザーブルゾンやニットウエア、バッグ、チャームなどがそろう。「ロエベ」は2年前には、アーツ&クラフツ運動を代表するウィリアム・モリス(William Morris)から着想を得たカプセルコレクションも企画していた。大量生産が広がった産業革命期に、手仕事や美術への回帰を説いたアーツ&クラフツ運動を、現代の情報革命時代に重ねているというのがその背景にはある。

 「カサ ロエベ 東京」の限定商品は、“ゲート”シリーズのトートバッグのミニサイズのラストカラー(26万8000円)。旅先のおみやげの絵ハガキのようなイメージの“ポスタル”バッグの東京柄(29万円)は、同店先行発売となる。

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写真家の細倉真弓が個展「あたらしい肌」、清澄白河のmumeiで

 写真家の細倉真弓は11月22日〜12月20日、個展「あたらしい肌」を行う。今回の展覧会では、自身の男性ポートレート作品やゲイ雑誌からの切り抜きなどを合成した巨大なデジタルコラージュを制作し、その中を漂う映像作品と写真作品を展示。新しい作風に取り組んだ。

 細倉は女性写真作家として国内外で高い評価を受けており、アートビートパブリッシャーズ(artbeat pubilishers)から「Jubilee」(2017)、イギリスの有力写真出版社MACKから「transparency is the new mystery」を出版している。作家活動の一方、商業写真も手掛けており、川崎の生々しい断層を描き出したライターの磯部涼によるノンフィクション「ルボ 川崎」(サイゾー、2017)では、取材に同行し細倉が撮り下ろした写真集「川崎」も話題を集めた。

■あたらしい肌
日程:11月22日〜12月20日(回廊日:木金土日祝)
時間:14:00~19:00
場所:mumei
住所:東京都江東区平野3-7-14 1F

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「シャネル」や「カルティエ」が参加するコルベール委員会と東京藝術大学がタッグ “令和”を表現した作品を展示

 コルベール委員会(COMITE COLBERT)ジャパンと東京藝術大学が提携し、未来の文化とアーティスト育成を目的とした共同プロジェクト「コミテコルベールアワード 2019 -令和:新しい時代-」展が11月20日まで東京・上野の同大学で開催中だ。本アワードは、2018年に始まり、今年で2回目の開催となる。今年のテーマは“令和(New Generation)”。東京藝術大学の学生が、新しい時代“令和”をそれぞれに解釈したアート作品を制作した。展覧会では、63人の応募作品から1次審査で選出された12作品を展示している。

 展覧会に先立つ8日には、12人の作品からさらに2次審査で選ばれた3人の優秀作品の発表と、その授賞式が行われた。2次審査の審査員を務めたのは、日比野克彦・東京藝術大学美術学部長、秋元雄史・東京藝術大学 大学美術館館長兼教授、ノルベール・ルレ(Norbert Leuret)LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン ジャパン社長、ヴェロニカ・プラット・ヴァン・ティール(Veronica Prat van Thiel)=リシュモン・ジャパン カルティエ プレジデント兼CEO、リシャール・コラス(Richard Collasse)=コルベール委員会ジャパン会長兼シャネル(合)会長だ。

 受賞したのは、金森由晃、本田琢人、門馬さくらの3氏。金森氏は植物の影を撮影し、それをセメントの上にプリントした作品を制作。「効率化が進み、無益なものは急激に削がれていくこの激動の時代に自身を失う怖さと共に生きている」と感じ、「そんな中、アスファルトの隙間から芽を出し、淡々と自らの時間軸を生きる植物にある種の憧れを抱いた」という。受賞について、「このような名誉ある賞をいただきありがたいと同時に、作品のコンセプトや自分の考えていることがきちんと伝わっていることをうれしく思った。これからも自分の感覚や目に見えないものを大切にしながら作品制作を続けていきたい」と語った。ヴェロニカ・プラット・ヴァン・ティール プレジデント兼CEOは「現在の世界はとても速いスピードで変化している。私たちはひたすら進み続け、時に世界や自然の美しさを描くことさえしなくなる。金森氏の作品は私たちに自然の美しさを思い出させてくれた」と話した。

 本田氏は太さ3mmの竹を使い、風などの力が加わることで移動するオブジェを制作した。「『RUBBISH THINGS』は、押されたとしても、踏ん張り戻ってくる。そして自分の心地のいい場所を自分で探す。モノに芽生え始めた新たな『意思』を感じることができるだろう」と自作について述べ、「大学入学以前は2年間フリーターをしていて、いろいろな世界を見てきた。今回の受賞を踏まえて、今後はどのような作品を作っていくか、これから考えていきたいと思う」と語った。ルレ社長は本田氏の作品について「驚いた!面白くてフレッシュだ」と称賛した。

 門馬氏は「令和の時代、ソーシャルメディアをはじめ、顔を隠しながら対話することはますます増えていく」と考え、「顔を隠しているからこそ、普段と違う自分になれるような感覚があるが、私たちがまとう仮面は、本当に顔が隠れているのか」と疑問視。それを刺しゅうで制作した能面で表現した。「私が刺しゅうで作品制作を始めたきっかけは、オートクチュールの素晴らしいドレスを見たことだった。だから、そのオートクチュールを扱うメゾンの方々から選んでいただけたことがうれしい」と受賞の喜びを語った。秋元館長兼教授は「美しく、繊細な作品。パリで学んだ刺しゅうを現代アートに変換している点、そして失われゆく伝統技術を生かしている点が評価された」と述べた。コラス会長も「作品自体の素晴らしさはもちろん、今年の“令和”というテーマにとても合っていた。仮面か本物かという考えは今後の私たちが抱えるひとつの大きな課題であり、ソーシャルネットワークと非常にリンクする」とコメントした。

 なお本アワードは、3年プロジェクトとして来年も開催される。18年から20年までの3年間で選ばれた計9人のファイナリストは、21年にフランス・パリで開催される国際コンテンポラリー・アートフェア(FIAC)へ参加招待されることが決定している。

■コミテコルベールアワード 2019 -令和:新しい時代-
日程:11月9日~20日
時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
場所:東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1
住所:東京都台東区上野公園12-8
入場料:無料

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日本を代表するテキスタイルデザイナー須藤玲子が香港で大規模個展

 紡績工場をリノベーションした香港の大規模アートセンター「CHAT(Cetntre for Heritage, Arts and Textile)」は11月24日から、日本を代表するテキスタイルデザイナー須藤玲子の過去最大の個展「須藤玲子の仕事-NUNOのテキスタイルができるまで」を開催する。同展ではテキスタイル作品に加えスケッチや素材、製造工程を公開するほか、ライゾマティクスの齋藤精一による織機を持ち込み、テキスタイルと映像、音を織り交ぜたインスタレーションも行う。

 須藤氏は東京・六本木に店舗兼アトリエを構えるテキスタイルデザイナー集団「NUNO」のディレクターで、2016年からは無印良品のアドバイザリーボードメンバーを務めている。「NUNO」のテキスタイルはビクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)やニューヨーク近代美術館(MoMA)にパーマネントコレクションとして所蔵されるなど海外で高い評価を受けているほか、高級ホテル「マンダリンオリエンタル東京」のインテリアファブリック全般のディレクションも手掛けている。須藤氏にとって大規模な展覧会は、昨年4月に国立新美術館で300匹以上の鯉のぼりを展示した「こいのぼりなう!」以来。

 香港の「CHAT」は、第2次世界大戦後から08年まで操業していた紡績工場をリノベーションした非営利のアートセンターで、水戸芸術館でチーフキュレーターを務めた高橋瑞木氏が17年3月に共同ディレクターに就任。現代アートやテキスタイルの展覧会を行っている。

■須藤玲子の仕事-NUNOのテキスタイルができるまで(Sudo Reiko: Making NUNO Textiles)
日程:11月24日〜2020年2月23日(毎週火曜日休館)
時間:11:00〜19:00
会場:CHAT(Cetntre for Heritage, Arts and Textile)
住所:The Mills, 45 Pak Tin Par St, Tsuen Wan, 香港
入場料:無料

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マーク・ジェイコブスが自慢のアートコレクションをサザビーズに出品

 マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)が所有するアートコレクションをオークションハウスのサザビーズ(SOTHEBY’S)に出品する。

 夫のチャー・デフランチェスコ(Char Defrancesco)と暮らすためにニューヨーク州・ライあるフランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)が手掛けた邸宅を購入したマークは、私物の整理をする必要があった。「“こんまり(片づけコンサルタントの近藤麻理恵)”ではないから全てを手放すことはしなかった。自分のアートコレクタ―としての役割を考え、これを機に再スタートを切ろうと思った」と今回の出品の動機を説明した。

 出品されるのは、エド・ルシェ(Ed Ruscha)やジョン・カリン(John Currin)、ウルス・フィッシャー(Urs Fischer)、リチャード・プリンス(Richard Prince)、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)らの作品を含む150点。エド・ルシェの作品「She Gets Angry at Him」の想定落札価格は200万~300万ドル(約2億1600万~3億2400万円)。

 これらは11月13日に開催される「印象派&モダンアートデー」や翌14日開催される「コンテンポラリーアートイブニング」など、複数回に分けて出品される。また、サザビーズは12月12日にマークのニューヨークの自宅を会場に開催するオークション「マーク・ジェイコブス:ア ライフ オブ デザイン」を企画するほか、パリのアパートメントにあるアイテムも12月4~13日に開催するオンラインオークションで販売する。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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ヴァージルと「イケア」がコラボ 「オフ-ホワイト」のデザインを取り入れたラグマットなど

 イケア・ジャパンは11月1日、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)とコラボした限定コレクション“MARKERAD / マルケラッド”を発売する。ミレニアル世代をターゲットに、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」のデザインで採用している“引用符”を取り入れたラグマットやバッグなど全15型をそろえ、国内外の「イケアストア」で取り扱う(「イケア(IKEA)」公式オンラインストアでの販売はない)。

 製品は、「イケア」のレシートをアート作品化したラグマットやグリーンを基調としてホワイトで“WET GRASS”のロゴを施したラグマットのほか、“SCULPTURE”のロゴを施すバッグ、1950年代の北欧デザインのスカンジナビアンモダニズムを現代風に表現するテーブル、脚先にドアストッパーが付属するチェア、ヴァージルの名前と「イケア」の発祥国であるスウェーデンが印字される掛け布団カバーと枕カバーなど。

 ヴァージルは「どの製品も誇らしさを感じられるものであってほしいし、それをみんなが手にする最大の理由が“デザインがいいから”であってほしい。僕の作るものにはいつも裏のメッセージ“少しの皮肉と、人間的なつながり”がある」と語る。

 「イケア」のヘンリック・モスト(Henrik Most)=クリエイティブリーダーは「ミレニアル世代にとっては、機能面をクリアしていることは基本であり当然。そこに彼らは、製品に愛着が持てるようになる付加価値を求めている」とコメントしている。

 同コレクションは、ヴァージルのストリートアート文化と「イケア」の製品哲学(デモクラティック・デザイン)を組み合わせ、どんなハレーションが起きるのかをイメージして製作した。“マルケラッド”はスウェーデン語で“選択”“ステートメント”“強調”を意味し、“実用性だけでなく、家具の一つ一つに愛着を抱き、自分らしさを前面に出して楽しんでほしい”という意図を込めている。

 同コラボは2017年に始動し、ヴァージルとモストによるミレニアル世代のライフスタイルの調査からスタート。消費者のダイレクトな声をワークショップやライブストリームでくみ取るなどして、製品を形にしてきた。

※デモクラティック・デザインとは、5つの要素(形、機能、品質、サステナビリティ、低価格)を全て兼ね備えた「イケア」の製品デザインから生産までのプロセスに影響を与える考え方。

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「東京ミッドタウン デザインタッチ2019」が11月4日まで開催

 東京ミッドタウンは10月18日から「東京ミッドタウン デザインタッチ2019(TOKYO MIDTOWN DESIGN TOUCH 2019)以下、デザインタッチ2019」を開催している。13回目で、会期は11月4日まで。“デザインを五感で楽しむ”をコンセプトとする同イベントには、国内外で活躍するデザイナーの作品が集結。子どもから大人まで一緒になってデザインの魅力や可能性を体感できる。19年のテーマは“FUSION(融合)”で、デザインに景色や科学、遊びなどを融合して新たな価値を提案する。

 メインとなるのは、東京ミッドタウン内のミッドタウン・ガーデンに登場した「デザインの森」だ。見る、考える、遊ぶ、創るの4つのエリアに分かれて作品が展示される。クリエイティブユニットのスプレッド(SPREAD)が手掛ける「六本木カラー渓谷」は赤、オレンジ、ピンク、ブルーに染めたメッシュ生地とミッドタウン・ガーデンの緑のコントラストが美しいインスタレーション作品だ。「自然が人を魅了し続ける理由は、色の奥にある光と影の対比にある」とし、全長約1kmのメッシュ生地は「網目に光を抱え込むことができる」ことから表現手段に採用した。会期中は17時から21時までライトアップされ、昼とは違ったインパクトを与える。

 慶應義塾大学環境情報学部で教鞭もとる現代芸術家の脇田玲は、“時間”をテーマに彫刻作品「モーメント(MOMENT)」を作った。東京ミッドタウンの風を計測してコンピューターで3次元データにし、“一瞬”を可視化(彫刻化)した。ミラー素材のため近づくと自分が映り込み、作品に溶け込んだような不思議な感覚が味わえる。

 子どもと楽しめるのが「デザインのひろば」だ。プロダクトデザイナーの深澤直人やインテリアデザイナーの五十嵐久枝がデザインした、「グッドデザイン賞」受賞の5種類の遊具で実際に遊ぶことができる。

 館内に入れば、約25mの吹き抜け空間に「ミラノサローネ国際家具見本市(MILANO SALONE)」でも活躍中のデザイナー、柿木原政広が手掛けるモビール作品が現れる。わずかな風もキャッチして揺れるモビールは、「役に立たないことにも意味があることを伝えたい」ものだという。

 会場でひときわ目を引くのが、芝生広場に設営された巨大な「オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)」のブースだ。144年におよぶ歴史を持つスイスの高級時計ブランドで、今なお創業者一族によって経営されるまれな存在だ。「オーデマ ピゲ」は「デザインタッチ2019」において、「時計以上の何か」展を開催する。時計の文字盤をイメージした12の部屋で、アーティスト池田亮司の動画作品やスイスから来日した時計師の作業と共に、創業者の一人ジュール・ルイ・オーデマ(Jules-Louis Audemars)が1875年に時計学校の卒業制作で作った懐中時計から、2019年に発売した“コード11.59 バイ オーデマ ピゲ(CODE 11.59 BY AUDEMARS PIGUET)”まで150本以上の時計を展示する。

 六本木で、さまざまなデザインに触れることのできる機会。いずれも無料なので普段は縁遠いデザインやアート、敷居の高い高級時計の世界に積極的にタッチしてみては?

TEXT : YUKO HOMMA

問い合わせ先
東京ミッドタウン
03-3475-3100

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ロートレックの絵画をチェック柄に着せ替え 「グレースコンチネンタル」が松屋銀座本店でポップアップ

 アイランドの「グレースコンチネンタル(GRACE CONTINENTAL)」は、アートとファッションの融合をテーマにしたポップアップストアを松屋銀座本店で23日までオープンしている。同ブランドは毎シーズン、有名絵画にアイテムのデザインを落とし込むことでシーズンテーマを表現することを試みており、第4弾となる今回は、19世紀末の仏画家トゥールーズ・ロートレック(Toulouse Lautrec)によるジャポニズムを表現したポスター「ディバン・ジャポネ」にフォーカスした。

 今季の「グレースコンチネンタル」がプッシュするのはクラシカルなチェック柄。そこでポップアップストアでは、「ディバン・ジャポネ」でミューズとして描かれている女性である「ジャンヌ・アヴリル」の装いをチェック柄にアレンジしたアート作品を、実際の商品を着せたトルソーのそばに展示した。さらにアート作品の雰囲気に合わせて、木村剛士社長自らセレクトしたアンティーク家具なども什器として使用するなど、ストア一体で世界観を表現している。

 美大出身でアートに造詣の深い木村社長の発案により、ブランドの20周年を皮切りに始動したアートプロジェクトは、これまでエドガー・ドガ、モネ、喜多川歌麿による浮世絵と“コラボ”した。「アートとともに展示することで、洋服がストーリーを持つようになる。また、顧客には文化的水準の高い方々も多くいらっしゃる。そういった皆さまに、単に洋服を買うだけでなく、より深い買い物体験を楽しんでいただきたいという思いで今後も取り組んでいく」(木村社長)。

 ポップアップストアでは、2019-20年秋冬の新作アイテムの先行販売のほか、限定アイテム3型を用意。3万円以上の購入者にオリジナルミニポーチをプレゼントしている。

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石川涼が手掛ける「#FR2」がギャラリーをオープン 第1弾は台湾出身アーティスト

 せーの(東京、石川涼社長)が手掛ける「#FR2(エフアールツー)」は10月19日に、「エフアールツー ギャラリー(#FR2 GALLERY)」をオープンする。「#FR2」がさまざまなアーティストとコラボし、ポップアップイベントとしてアートの展示・販売とそれに連動したアイテムを展開する。

 第1弾のコラボアーティストは台湾出身のアーティスト、カルバン・ハシ(Calvin Hashi)で、展示は25日まで。アジアを中心に20店舗のセレクトショップを展開するポップコーン(POPCORN)と共同開催する。1990年代のNBA選手が好きだという石川社長とハシが意気投合し、NBAで活躍したデニス・ロッドマン(Dennis Rodman)へのオマージュを込めて、「#FR2」のアイコンであるウサギを組み合わせたオリジナルデザインを考案した。Tシャツ(7500円)、キャップ(6500円)、100部限定のオリジナルステッカー付きアートブック(4800円)、カーペット(8万5500円)を販売する。

 ハシは1982年生まれで、台湾とタイのハーフ。ニューヨークのパーソンズ美術大学を卒業し、香港でグラフィックデザイナーとイラストレーターとして5年間活動した。過去に「ディーゼル(DIESEL)」や「ナイキ(NIKE)」とコラボした作品を発表している。

■#FR2 GALLERY ポップアップストア
期間:10月19~25日
住所:東京都渋谷区神宮前4-28-14
営業時間:11:00~18:00

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日本最大級のデザインとアートの祭典「デザイナート・トーキョー 2019」、「トリー バーチ」「プチバトー」が参加

 日本最大級のデザインとアートの祭典「デザイナート・トーキョー 2019(DESIGNART TOKYO 2019以下、デザイナート)」が10月18~27日に行われる。今年で3回目を迎える「デザイナート」は“感動の入り口”をテーマに、東京の各所でアートやデザイン、インテリア、ファッションなど業界の垣根を超えた展示やイベントを開催する。

 イベントの顔である“デザイナート フィーチャー”には香港を拠点に世界で活躍するキュレーションチームのデザインピア(DESIGN PIER)が起用され、公共建築費の1%をアートの費用に充てる文化制度である「1%フォーアート」をテーマにアジア各地のデザインやアートをワールド北青山ビルで展示する。

 今年のパートナーカントリーはイスラエルで、青山のスパイラルと神楽坂のアユミギャラリーでインスタレーションを行う。

 「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」は「ミラノサローネ2019(MILANO SALONE2019)」で発表したインスタレーションを東京で再現するほか、「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」や「プチバトー(PETIT BATEAU)」、「トリー バーチ(TORY BURCH)」などファッション関連のブティックをはじめ、「カッシーナ・イクスシー(CASSINA IXC.)」などインテリアの店舗でも展示が行われる。

 イベント初日の18日には、ワールド北青山ビルでオープニングパーティーを開催し、その後、銀座のラウンジ兼アートスペースであるプラストーキョーで「ペチャクチャナイト(PECHAKUCHA NIGHT)」を行う。

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日本最大級のデザインとアートの祭典「デザイナート・トーキョー 2019」、「トリー バーチ」「プチバトー」が参加

 日本最大級のデザインとアートの祭典「デザイナート・トーキョー 2019(DESIGNART TOKYO 2019以下、デザイナート)」が10月18~27日に行われる。今年で3回目を迎える「デザイナート」は“感動の入り口”をテーマに、東京の各所でアートやデザイン、インテリア、ファッションなど業界の垣根を超えた展示やイベントを開催する。

 イベントの顔である“デザイナート フィーチャー”には香港を拠点に世界で活躍するキュレーションチームのデザインピア(DESIGN PIER)が起用され、公共建築費の1%をアートの費用に充てる文化制度である「1%フォーアート」をテーマにアジア各地のデザインやアートをワールド北青山ビルで展示する。

 今年のパートナーカントリーはイスラエルで、青山のスパイラルと神楽坂のアユミギャラリーでインスタレーションを行う。

 「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」は「ミラノサローネ2019(MILANO SALONE2019)」で発表したインスタレーションを東京で再現するほか、「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」や「プチバトー(PETIT BATEAU)」、「トリー バーチ(TORY BURCH)」などファッション関連のブティックをはじめ、「カッシーナ・イクスシー(CASSINA IXC.)」などインテリアの店舗でも展示が行われる。

 イベント初日の18日には、ワールド北青山ビルでオープニングパーティーを開催し、その後、銀座のラウンジ兼アートスペースであるプラストーキョーで「ペチャクチャナイト(PECHAKUCHA NIGHT)」を行う。

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「ステラ マッカートニー」が阪急うめだ本店で期間限定ストア 日本初となるリンダ・マッカートニーのポラロイド写真展も開催!

 「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」は10月16~22日、2019-20年秋冬コレクションをそろえたポップアップイベントを阪急うめだ本店1階コトコトステージ11で開催する。イベント初日にはステラ・マッカートニー本人によるサステイナビリティートークイベントを阪急うめだホールで実施し、さらに日本初となるステラの母、リンダ・マッカートニー(Linda McCartney、1998年没)のポラロイド写真展「リンダ マッカートニー:ザ ポラロイド ダイアリーズ(Linda McCartney:The Polaroid Diaries)」を阪急うめだギャラリーで28日まで行う。

 一連のイベントは、サステイナブルなブランドの取り組みやアイテムを紹介して未来につなげる、阪急うめだ本店の「グッド フォー ザ フューチャー」フェアの一環として行われる。トークイベントで、ステラは、二階堂ふみと持続可能なファッションや環境に優しい未来のためにできることを探る。

 “サステイナブル”をテーマにしたポップアップイベントでは、1960年代に生まれたイギリスのクラブムーブメント“ノーザン ソウル”に着想を得た、2019年ウインターコレクションを中心にラインアップ。アーカイブ生地を使用したアップサイクルドレスやコート、トップスなど、美しさと実用性を併せ持つアイテムを豊富にそろえる。

 また「アディダス(ADIDAS)」とコラボレーションしたベジタリアンレザーの“ステラ#スタンスミス”に、ステラ・マッカートニーとスタン・スミス(Stan Smith)の直筆サインを入れたモデルを数量限定で発売予定。シグネチャーのチェーンバッグ“ファラベラ”に人工ファーを使用した“ファー フリー ファー”シリーズの日本限定ミニトートバッグの先行発売や、「ハンター(HUNTER)」とコラボレーションしたラバーブーツなども並ぶ。

 同時期開催のリンダ・マッカートニーの写真展では、ドイツの出版社タッシェン(TASCHEN)から9月に刊行されたポラロイド写真集「リンダ マッカートニー:ザ ポラロイド ダイアリーズ」の中から約250点の写真を展示する。ザ・ビートルズ(The Beatles)をはじめ、ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)やジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)などを写した60年代の有名な作品に対し、70年代初頭~90年代後半のポラロイド写真は、愛する自然や動物、家族との日常などを切り取っている。

■サステイナビリティートーク ショー
日程:10月16日
場所:阪急うめだ本店9階 阪急うめだホール
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7
※完全招待制で応募受け付けはすでに終了しています

■「ステラ マッカートニー」ポップアップストア
日程:10月16~22日
場所:阪急うめだ本店1階 コトコトステージ11
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7

■リンダ・マッカートニー写真展「リンダ マッカートニー:ザ ポラロイド ダイアリーズ」
日程:10月16~28日
時間:日~木 10:00~20:00 / 金・土 10:00~21:00(初日は17:00、最終日は18:00まで)
場所:阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7
料金:800円(中学生以下無料)

問い合わせ先
ステラ マッカートニー(ステラ マッカートニー カスタマーサービス)
03-4579-6139

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村上隆と「MOMA」がコラボ “フラワークッション”と“DOB君”フィギュアを限定発売

 「モマ デザインストア(MOMA DESIGN STORE)」は村上隆とコラボレーションし、10月8日に“フラワー クッション”を、21日に“DOB君”のフィギュアを発売する。「モマ デザインストア」表参道、京都、心斎橋、オンラインストアで販売する。

 村上隆の代表的モチーフであるレインボーの花びらの“フラワークッション”は両目がそれぞれピンクとブルーの限定デザインで、側面には“MoMA”のロゴ入りタグが縫い込まれている。サイズは30cmのスモール(8800円)と60cmのラージ(1万8000円)を用意する。

 アニメ風の大きな目と蝶ネクタイが特徴のキャラクター“DOB君”のフィギュア(5万5000円)はダークブルー、フューシャ、ライトブルー、ライトピンク、ホワイトの全5色を同色のボックス付きで展開する。自立させて飾ることができ、腕、足、頭が可動式で、靴底には“MoMA”ロゴをプリントした。詳しい販売方法は17日に、「モマ デザインストア」の公式サイトと公式インスタグラムで公開する。

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キム・ジョーンズ × ニコライ・フォン・ビスマルク 80人以上のセレブら撮影した写真集

 写真家のニコライ・フォン・ビスマルク(Nikolai von Bismarck)は今秋、キム・ジョーンズ(Kim Jones)「ディオール(DIOR)」メンズ アーティスティック・ディレクターとコラボした写真集“THE DIOR SESSIONS”を発売する。アート、スポーツ、映画、ファッションの世界から、キムとビスマルクと関係性のあるデヴィッド・ベッカム(David Beckham)、ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、エイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)、村上隆ら80人以上が掲載されている。

 同プロジェクトは、キムとビスマルクが2018年3月に英・ロンドンのハイドパークを散歩中に構想が生まれた。12カ月間にわたり、三大陸でビデオ撮影した。キムのサポートによる親密な距離感で登場人物の公私に迫り、創造の領域や登場人物との関係性、メゾンとのつながりによる内面や、キムが「ディオール」デビューを飾ったショー前夜を捉えた一連の写真などもまとめられている。

 加えて、イントロダクションにはアレキサンダー・フューリー(Alexander Fury)=「フィナンシャル・タイムズ」のファッション批評家兼「アナザー・マガジン」のファッション担当ディレクターのエッセイが掲載される。

 同書の収益の一部は、キムとビスマルクが関心を寄せる慈善団体のティーンエイジ・キャンサー・トラストに寄付される予定だ。若いがん患者にとって欠かせない専門ケアと、精神面をサポートするサービスを確保し、同団体がさらに拡大するために役立てられる。

 ティーンエイジ・キャンサー・トラストは、がんと闘う若者へのケアと支援活動を専門とする唯一の慈善団体。

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「カルティエ、時の結晶」展がスタート 意表を突く会場構成と逸品の数々の競演

 「カルティエ、時の結晶(CARTIER, CRYSTALLIZATION OF TIME)」展が10月2日から東京・国立新美術館でスタートした。日本における「カルティエ」の展覧会は4回目で1970年代以降の現代の作品にフォーカスした同展は「カルティエ」としては初の試みだ。約300点のうちほぼ半数は個人コレクターの所蔵品ということもあり、同展でしか見られない作品も多い。

 プロローグの“時の間”をはじめ、“色と素材”“フォルムとデザイン”“ユニヴァーサルな好奇心”という3つのチャプターに加え、メゾンのアイコンである“パンテール”や、アーカイブからの書籍から構成される同展の会場は新素材研究所 / 杉本博司+榊田倫之が担当。大谷石や屋久杉、神代ケヤキといった素材を用いた斬新な会場構成と「カルティエ」の数々の宝飾品との競演は見ものだ。

 時をテーマに、ミステリークロックや1970年以降に“トゥッティフルッティ”と呼ばれるようになる“ヒンドゥ”ネックレス、世界中の文化や動物、花々をモチーフにした宝飾品の数々を展示。時代の移り変わりと共に進化する「カルティエ」スタイルが異なる時代の作品との対話を通して感じられるようになっている。会期は12月16日まで。

 関連イベントとして、東京・六本木の21_21 デザインサイトで10月2日~14日、「カルティエが魅せる職人技(LES MOMENTS CARTIER /ART DE FAIRE)」が開催される。会場では、ジュエリーや時計制作のための道具や、クリエイションの源となる石などを展示し、フランスから来日した職人たちによるデモンストレーションが行われる。

■「カルティエ、時の結晶」
会期:10月2日~12月16日
時間:10:00~18:00
休館日:毎週火曜日(10月22日は開館、23日は休館)
場所:国立新美術館 企画展示室2E
住所:東京都港区六本木7-22-2
観覧料(税込):一般1600円、大学生1200円、高校生800円

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スノーボーダー國母和宏率いる「INK MOVIE」と「STONP OR DIE」によるW上映会が開催 「フリークス ストア」コラボTシャツも

 デイトナインターナショナル(以下、デイトナ)が運営するOPEN STUDIO HARAJUKUはスノーボーダーの國母和宏によるスノーボードムービー「INK MOVIE」と日本のトップライダー集団STONPと工藤洸平、長谷川篤によるユニット「STONP OR DIE」が手がけたムービー「HI DANEー火種ー」のダブル上映会を10月4日に開催する。

 当日はSTONPとデイトナが手掛ける「フリークス ストア(FREAK'S STORE)」がコラボレーションしたTシャツ“HI DANE(火種)TEE”(3500円)を会場限定で発売するほか、ラッパーのDAG FORCEによるライブやKidd blazzのDJ、inkロゴのグラフィックを担当したアーティストのWOODによるライブペイントを実施する。

■INK MOVIE×STONP OR DIE“NEW MOVIE LAUNCH EVENT”
日程:10月4日
時間:19:00〜22:00
場所:OPEN STUDIO HARAJUKU
住所:東京都渋谷区神宮前3-25-15 神宮前テラス6階
入場料:2500円(フリービール)
出演者:DAG FORCE、Kidd blazz、WOOD

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スノーボーダー國母和宏率いる「INK MOVIE」と「STONP OR DIE」によるW上映会が開催 「フリークス ストア」コラボTシャツも

 デイトナインターナショナル(以下、デイトナ)が運営するOPEN STUDIO HARAJUKUはスノーボーダーの國母和宏によるスノーボードムービー「INK MOVIE」と日本のトップライダー集団STONPと工藤洸平、長谷川篤によるユニット「STONP OR DIE」が手がけたムービー「HI DANEー火種ー」のダブル上映会を10月4日に開催する。

 当日はSTONPとデイトナが手掛ける「フリークス ストア(FREAK'S STORE)」がコラボレーションしたTシャツ“HI DANE(火種)TEE”(3500円)を会場限定で発売するほか、ラッパーのDAG FORCEによるライブやKidd blazzのDJ、inkロゴのグラフィックを担当したアーティストのWOODによるライブペイントを実施する。

■INK MOVIE×STONP OR DIE“NEW MOVIE LAUNCH EVENT”
日程:10月4日
時間:19:00〜22:00
場所:OPEN STUDIO HARAJUKU
住所:東京都渋谷区神宮前3-25-15 神宮前テラス6階
入場料:2500円(フリービール)
出演者:DAG FORCE、Kidd blazz、WOOD

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日本初のバスキア大規模展 前澤ZOZO前社長が所有する作品も

 ジャン・ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)の日本初の大規模展覧会「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」が11月17日まで、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催されている。前澤友作ZOZO前社長が所有する作品「Untittled」をはじめ、絵画やドローイング、立体作品、映像作品など初公開のプライベートコレクションを含む約130点を展示している。音声ガイドは女優の吉岡里帆が担当する。また美術館初の試みで1回のチケットで2度来場することができる。

 バスキアは美術の世界で初めて成功した黒人アーティストと呼ばれるグラフィティ・アーティスト。わずか10年の活動期間に3000点を超すドローイングと1000点以上の絵画を残した。日本との関わりもあり、バブル期を迎えていた1980年代の日本の世相を反映した作品「Yen」やひらがなを取り入れた作品などを製作していて、6回の個展と10のグループ展を日本で開催した。

 “メイド・イン・ジャパン”をテーマにした同展はキュレーターにバスキア研究のディーター・ブッフハート(Dieter Buchhart)を起用し、バスキアと日本の絆と、日本の歴史や文化が創作に及ぼした影響を模索する。

■バスキア展 メイド・イン・ジャパン
日程:9月21日~11月17日
時間:10:00~20:00(9月25日、9月26日、10月21日は17:00閉館)入場は30分前
場所:森アーツセンターギャラリー
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階
休館日:9月24日
入場料:一般2100円 / 高校・大学生1600円 / 小・中学生1100円 / 未就学児無料

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「フリークス ストア」のデイトナ鹿島研社長がアメリカを撮った写真展「デイトリッパー」を開催

 デイトナ・インターナショナルは、東京・渋谷の「フリークス ストア(FREAK'S STORE)」に併設するギャラリースペース兼ショールーム「オープン スタジオ(OPEN STUDIO)」で、9月28日~10月6日に同社の鹿島研社長による写真展「デイトリッパー(DAY TRIPPER)」を開催する。「デイトリッパー」とは、鹿島社長がアメリカを旅して出合ったものを展示会や写真展で伝えるライフワーク。

 6回目となる今回のエキシビションは“The Innovative(革新的)”をテーマに、「7月4日のアメリカ独立記念日にワシントンD.C.へ」という大まかな予定だけ決め、ニューヨークからニューケイナンへ行き、かつての首都であるフィラデルフィア、ワシントンD.C.、ピッツバーグを旅した。鹿島社長は「アメリカは毎回違う表情を見せてくれる。これがアメリカの豊かさであり、アメリカを旅する面白さだ」と語り、自身の目と心が精神性やスタイルを感じた写真と、現地でしか手に入りにくいスーベニアなどを展示販売する。

 27日18~21時には入場自由のオープニングレセプションを開催。19時からは、鹿島社長と写真家の谷口京、トラベルカルチャー誌「トランジット(TRANSIT)」の林紗代香編集長の3人で、“アメリカと旅”をテーマにしたトークイベントを行う。

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モデル、クリエイター事務所が人と人との“つながり”をテーマにしたアート展開催

 今年40周年のモデル事務所ボン イマージュと20周年のクリエイター事務所シグノ、そして10周年の芸能事務所イマージュ エンターテイメントは、それぞれの節目の年を記念してアート展“接続 UNITES”を東京・銀座のBASEMART GINZA&RETHINK CAFEで9月23日から10月16日まで開催する。

 同展は、“人が繋がり生まれるアート。アートが繋ぐ人とのコミュニケーション”をコンセプトに、さまざまなアーティストの作品を展示する。参加アーティストは、写真家の笹口悦民やレスリー・キー、元宝塚雪組トップスターの早霧せいな、現代アーティストのスプツ二子ら。また、“スイッチするインスタレーション〜またさらなる繋がりへ”と題し、会期中に展示内容を切り替え、再度訪れても楽しめるような仕掛けを用意する。

 馬渕哲也ボン イマージュ社長は「私たちが強くイメージしているビジネスエッセンスでもある多種多様な“接続”。“接続”の持つ可能性、創造性、多様性、インパクト。そのつながりや広がりを体感していただける展示を目指す」と語る。

■接続 UNITES
日程:9月23〜10月16日
時間:11:00〜21:00
場所:BASEMART GINZA&RETHINK CAFE
住所:東京都中央区銀座4-3-5 Ploom Shop銀座店地下1階&2階
料金:無料
参加者:笹口悦民、リョージ イマイズミ、Leslie Kee、スプツ二子、早霧せいな、佐々木慎一、五反田和樹、吉田元、Minori Nakada、TETSUYA NIIKURA、MASAAKI KAWAGUCHI

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週末お出掛けスポット 織物の解体と再構築という手法を用いるアーティストの個展などアート5選

 週末にオシャレして出掛けたいアートスポットをお届け。今週は織物の解体と再構築という手法を用いる現代作家の個展や横尾忠則自身がキュレーターを務める展覧会「横尾忠則 自我自損展」など5つをラインアップ。また、「WWD JAPAN.com」の過去記事の中から今週末(9月21〜23日)に開催されるイベント情報やポップアップもまとめて紹介する。

【アート5選】

【開催中イベント】

シャネル銀座で新進写真家ヴァサンタ・ヨガナンタンが日本初個展 インド大叙事詩を現代に再解釈

「エルメス」の“ラジオ局”が原宿に出現 聴いて、見て、触れるメンズの世界観を体験してみた

「ブルガリ」と「ドン ペリニヨン」のマリアージュ ブルガリ銀座タワーの最上階に

「リモワ」がストリート誌と企画展 過去のアーカイブからアーティストの作品まで

「MCM」がサステナをテーマに展示会開催 未使用バッグをドレスにアップサイクル

松屋銀座が「美しくなるビアガーデン」開催 今年もクロスフィットトレーナーAYAとコラボ

【開催中ポップアップ】

「ピエール・カルダン」日本上陸60周年 高島屋が1年間を通してフェア開催

「シャネル」が新リップ発売記念のポップアップ開催 図書館をイメージ

ワールドがスタートアップブランドを集めたポップアップ型百貨店をオープン 全13ブランドを集結

仏老舗ニット「メゾン モンタギュ」が表参道ヒルズで初のポップアップショップをオープン

ビートたけしプロデュースの「キタノブルー」が初ポップアップストアをオープン

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新鋭ネオンアーティストのwakuが渋谷の廃ビルで個展を開催

 新鋭ネオンアーティストのwakuが、個展「Dimention」を9月22日から26日まで東京・渋谷で開催する。今回の個展では、wakuが常日頃から考える「光の美しさ」について、廃ビルを会場に自身の作品を設置することで特殊な空間を生み出し見つめ直すことを目指したという。「目で見る光は、画面の中に映し出すことはできない。直接見ることでしか得られない何か、言語化することのできない感情を味わってもらいたい。他者との繋がりではなく、自己と向き合うことのできる空間になっていたら嬉しい。光にはその力があると思ってる」と、wakuは語る。

 wakeは1995年東京生まれ。自身を表現する手段としてネオンに興味を持ち、2017年から国内有数の工場シマダネオンで修行をはじめ、翌年に現代美術家ナム・ジュン・パイク(Nam June Paik)の作品も手掛けたデヴィッド・アブロン(David Ablon)に従事するためニューヨークへ渡米。現地で他アーティストや企業とのコラボを成功させ、19年に帰国。その後、「ユニクロ(UNIQLO)」サンフランシスコ店にネオンを提供するなど世界規模で活動している。

 開催初日にはレセプションパーティーが行われ、食品まつり a.k.a foodmanが登場する。

■Dimention
日程:9月22〜26日
時間:13:00〜20:00
住所:東京都渋谷区神宮前1-14-4 船場マンション 4階 402号室

■Dimention Opening Reception
日程:9月22日
時間:17:00〜21:00 ※19:00から食品まつり a.k.a foodmanのライブを予定
住所:東京都渋谷区神宮前1-14-4 船場マンション 4階 402号室

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アディダスが「ラグビーワールドカップ2019」に向けたアートプロジェクト始動 とんねるずの木梨憲武や名和晃平らが参加

 「アディダス(ADIDAS)」とニュージーランドラグビー協会はこのほど、9月20日に日本で開催される「ラグビーワールドカップ2019」に向けたアートプロジェクト「クリエイターズユナイト(#CREATORSUNITE)」を始動する。国内のクリエイターらがラグビー・ニュージーランド代表の“オールブラックス”をテーマにビジュアル作品を製作した。

 “予想外が世界をうめつくす”と題した同プロジェクトには、お笑いコンビとんねるずのメンバーで画家としても活動する木梨憲武をはじめ、紫舟、名和晃平、書道家万美、柿沼康二、上岡拓也、河村康輔といったさまざまな分野のクリエイターが参加した。

 作品は9月14日から公式オンラインサイトで公開されるほか、15日からはアディダスブランドコアストア渋谷で開催される「クリエイターズユナイトアートエキシビション」に展示する。さらに、16日以降はプロジェクトタイトルにちなみ東京各所に各アート作品をゲリラ的に展示する予定だ。

◼︎クリエイターズユナイトアートエキシビション
日程:9月15〜27日
時間:平日11:00〜20:00 / 土日祝10:00〜22:00
場所:アディダスブランドコアストア渋谷4階
住所:東京都渋谷区宇田川町23-5
入場料:無料

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テーマは「エドウイン503」 若手フォトグラファー5組による写真展を開催

女優の石橋静河を起用した新しい「503」のキャンペーンムービー

 エドウインは、代表的モデルである「503」を題材にした写真展「503 BY 5 PHOTOGRAPHERS」をきょう9月13日から15日まで東京・原宿のTHE CORNERで開催している。若手フォトグラファー5組と協業したもの。1997年のデビュー以来、広く浸透してきた「503」を若い世代のレンズを通して表現し、新たな魅力を引き出している。

 参加したのは青木柊野、池野詩織、TOKI、中村健太、タカコノエルの5組。いずれもファション、アート、コマーシャルなどの分野で将来を期待されている20〜30代半ばの新進気鋭である。彼らにこの秋、刷新された「503」を渡して自由に撮影させた。ジーンズを被写体にして、それぞれが個性的な作品を作り上げた。

 最年少20歳の青木柊野は「YOUTH」を強く意識した。「ジーンズははく人の個性が出るアイテム。モデルやスタイリストも僕と同じ年の人と組んで、ジーンズを再定義するような気持ちで撮影した」という。テクスチャーやダメージを加えて独自の世界観を出した。

 ドキュメンタリータッチが持ち味の池野詩織は、夜の闇の中を2人の女性モデルに自由に動いてもらった。「ジーンズは過去と未来をフラットにつなげる。2人を天使に見立てて、無邪気な姿を切り取った」。生々しいまでのリアリティが魅力だ。

 男女2人のユニットであるTOKIは、上半身裸の男女にジーンズをはかせ、柔らかい光を浴びせる。シンプルな中にも幻想的な雰囲気を演出する。「ジーンズは変わらずに存在するもの。同じく時代に流されない『愛』を表現した」という。

 中村健太はジーンズを「日常の延長」と捉えつつも、違和感のある独自の作風に落とし込んだ。クスリと笑える作品もある。「『503』はしっかりした作りなので寝転がったり、激しい動きの撮影もしたいと思った。警察犬に腕を噛まれるイメージもそこから生まれた」。

 タカコノエルはロックバンド「踊ってばかりの国」のメンバー5人をモデルに選んだ。コンセプトは天国と地獄。「彼らのライブは地獄にいる天使たちが演奏しているよう。死を近くに感じることで生命の強さを感じたりもする」。ジーンズを燃やした過激な写真も目を引く。

 会場では数量限定でフォトTシャツの販売や、5組のフォトグラファーによるイメージブックを配布する。15日15時からはフォトグラファーのトークショーも開く。

◾503 BY 5 PHOTOGRAPHERS
会期:9月13日(金)〜15日(日)11:00〜21:00(最終日は19:00まで)
場所:THE CORNER
住所:東京都渋谷区神宮前5-29-1

問い合わせ先
EDWIN TOKYO HARAJUKU
03-6447-0330
(写真展の会場とは別)

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資生堂が上海に開館するチームラボ・ミュージアムの公式パートナーに

 資生堂は中国地域本社の資生堂中国を通じ、アート集団チームラボによる中国・上海の大規模ミュージアム「チームラボボーダレス 上海(TEAMLAB BORDERLESS SHANGHAI)」の公式パートナーとなった。同ミュージアムは11月5日に開館し、6600平方メートルの広さに世界初公開の作品を含む約50点の作品を展示する。

 資生堂とチームラボのコラボレーションは、2017年の「資生堂 presents チームラボ かみさまがすまう森のアート展」、今年5月からシンガポールのチャンギ空港で開催中の「SHISEIDO FOREST VALLEY」のアートインスタレーション「SENSE」に続き3度目。

 チームラボボーダレスは“境界のないアート”をテーマにしており、他の作品同士が境界線なく、時には混ざり合う。そのような境界のない作品群によって連続してつながって1つの世界を作る。今回のミュージアムではさらに複雑で立体的な空間を演出する。資生堂は化粧品領域においてデジタル活用により積極的なビューティイノベーションを起こしてよりよい世界を目指していることから、最新のデジタルテクノロジーを駆使したアート創造で新たな価値を提供するチームラボをサポートしている。

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ジャンポール・ゴルチエのクリエイションをたどる企画展 復刻アイテムも販売

 オンワード樫山は、仏デザイナーのジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)のクリエイションの軌跡をたどる企画展「エクスパンディング ファッション バイ ジャンポール ゴルチエ(EXPANDING FASHION by JEAN PAUL GAULTIER)」を9月14日~10月13日に東京・代官山のカシヤマ ダイカンヤマ(KASHIYAMA DAIKANYAMA)で開催する。

 1階にゴルチエのオートクチュールのコレクションピース13 体を展示し、同氏が18 年にパリで上映した、自身の半生を題材にしたミュージカル「ファッション フリーク ショー(Fashion Freak Show)』の特別編集版を上映する。2、3階ではオンワードグループが保有する「ジャンポール・ゴルチエ」ブランドのアーカイブをリプロダクションした16型(2万1000~12万円)を限定販売。企画展にあわせ、ゴルチエのアイコンであるブルーストライプに装飾された地下1階のカフェでは、同氏と親交が深いファッションフォトグラファーのジャン・パブティスト・モンディーノ(Jean Baptiste Mondino)氏の写真作品を展示し、限定スイーツも提供する。

 ジャンポール・ゴルチエは1952 年パリ生まれ。70 年に「ピエール・カルダン(PIERRE CARDIN)」でキャリアを歩み始める。76 年に初のショーをパリで開催し、84 年にメンズウエアを発表した。97 年には夢であったオートクチュールコレクション“Gaultier Paris” をスタート。2004~11 年エルメス(HERMES)のウィメンズウエアデザイナー。15 年からはオートクチュールに注力している。

 オンワード樫山は同氏と81 年にライセンス契約を締結。86 年には代官山に路面店をオープンし、2015年の契約終了まで長期にわたり関係を築いた。

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シャネル銀座で新進写真家ヴァサンタ・ヨガナンタンが日本初個展 インド大叙事詩を現代に再解釈

 シャネル銀座ビルディング4Fのシャネル・ネクサス・ホールで、フランス人フォトグラファー、ヴァサンタ・ヨガナンタン(Vasantha Yogananthan)の日本での初個展「二つの魂の神話」が9月29日まで開催中だ。

 スリランカ出身の父親とフランス人の母親を持つヨガナンタンは1985年生まれで、2015年の「マグナムフォトアワード」受賞で一躍脚光を浴びた。「二つの魂の神話」は、インドの古典大叙事詩「ラーマーヤナ」に着想を得た写真シリーズで、登場人物を演じるインドの人々の肖像や風景で構成されており、モノクロ撮影した作品にインドの伝統的なドローイングや明るい手彩色を施しているのが特徴だ。

 来日したヨガナンタンは同ビルの「ベージュ アラン・デュカス東京」で行われたオープニングレセプションで、「この作品制作を始めたのは、現実とフィクションの境界線に興味を持ったことがきっかけで、それを表現できるのが写真だ。私はシャイな性格だが、写真を通して人と出会い、話すことができる。13年からインドを何度も旅して、多くの人と出会い、生活を共にした。本展で人生の旅を感じてほしい」などと話した。

 ヨガナンタンの作品に4~5年前に出会ったというリシャール コラス(Richard Collasse)=シャネル合同会社取締役会長は、「あえて旧式のカメラを使用して、手間と時間をかけた技術はびっくりするほど素晴らしい。伝説的な夢の世界へ招待してくれる彼の作品にはいろいろなものが詰まっている。若く才能溢れるアーティストだ」と称賛した。

 「二つの魂の神話」は7つの章で構成され、14年に共同設立したフランスの出版社Chose Communeから現在5章まで写真集が出版されており、残りの2章は来年出版される予定。

 シャネル・ネクサス・ホールは、04年12月のシャネル銀座ビルディングのオープンと同時に活動をスタートしたスペースで、芸術を愛し支援したガブリエル シャネル(Gabrielle chanel)の精神を受け継ぎ、「シャネル」ならではの企画を開催している。

■ヴァサンタ・ヨガナンタン写真展「二つの魂の神話」
日程:9月3〜29日
時間:12:00〜19:30 入場無料、会期中無休
場所:シャネル・ネクサス・ホール
住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4階

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「ドン ペリニヨン」がレニー・クラヴィッツとコラボした写真展を開催

 MHD モエ ヘネシー ディアジオが運営する「ドン ペリニヨン(DOM PERIGNON)」はミュージシャンのレニー・クラヴィッツ(Lenny Kravitz)とコラボレーションし、10月5日から9日まで東京・原宿のジング(JING)で写真展を開催する。テーマは“インスパイアしインスパイアされる相互関係”でレニー自身のライフスタイルから着想した。期間中、レニー監修の限定品を販売する。

 同展示は2018年9月にニューヨークでスタートし、ミラノ、ロンドンでの巡回展を経て今回日本で開催される。ライカカメラで切り取った画面の中に被写体の個性を力強く捉え、はかない一瞬の中に激しさをも感じさせるアンバランスな生命力を表現する。

 18年に退任した前最高醸造責任者のリシャール・ジェフロワとも親交が深いレニーは「『ドン ペリニヨン』との出合いは僕に本当にいろんなことを教えてくれたし、本当に多くのインスピレーションを与えてくれたんだ」とコメントしている。

■ASSEMBLAGE : A LENNY KRAVITZ PHOTO EXHIBITION Inspired by Dom Perignon
日程:10月5〜9日
場所:ジング 1階
住所:東京都渋谷区神宮前6-35

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ファッション界のダイバーシティー先進企業がジェンダーバイアスを超えるアート&メイクイベント

 パーソナルスタイリングサービス「ソージュパーソナル」を手掛けるモデラートは9月21~25日まで、ポーラ銀座ビルでアートとパーソナルサービスを掛け合わせた体験型イベント「BLESS THE DIFFERENCE」を開催する。「ジェンダーバイアスを超えていく、アート × パーソナルサービスの新潮流」をテーマにポーラ ミュージアム アネックスでのアート展示と、ポーラ ザ ビューティ銀座店でのパーソナルスタイリング・メイク体験会を同時開催する。

 アート展では、アートディレクターの土田あゆみと林響太郎監督によるインスタレーションを壁面に投影。期間中は、誰でも自由に観覧できる。体験会は、プロのスタイリストによるパーソナルスタイリング体験と、ポーラの秋の新作コスメを使用したパーソナルメイク体験(約1時間・予約制)だ。

 会期前日の20日には、軍地彩弓「ヌメロ・トウキョウ」(扶桑社)エディトリアル・アドバイザーをモデレーターに、ジェンダー及びパーソナルサービスに造詣の深いスタートアップ経営者たちのトークセッションを開く。

 主催するモデラートは、プロのスタイリストによるコーディネート提案を通して女性の社会進出や働き方の多様化に伴う悩みや願いに寄り添うことを目指すオンラインスタイリングサービス「Let Me Know」を展開。「結婚や出産を機に離職することも多いスタイリストや販売員に、経験を生かした選択肢を」という思いからスタートした。「誰もが“歌う”ように“自分らしさ”を楽しみ、ジェンダーバイアスにとらわれない世界を、アートとパーソナルなサービスを通じて描く」べく、女性のエンパワーメントに取り組むポーラの協力により、本イベントを企画した。

 ポーラ・オルビスホールディングスは、モデラートが昨年12月に実施した第三者割当増資に応える形で、同社に出資している。

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ディーゼル アート ギャラリーでマッド・ドッグ・ジョーンズが世界初となる個展を開催

 「ディーゼル(DIESEL)」は8月30日から11月14日まで、ビジュアルアーティスト、マッド・ドッグ・ジョーンズ(Mad Dog Jones)の世界初となる個展“アフターライフ・ワールド(AFTER-LIFE WORLD)”をディーゼル アート ギャラリー(DIESEL ART GALLERY)で開催する。また、9月7日にサイン会も開催する。

 ジョーンズはこれまで、作品の発表の場をインスタグラムに限定しており、世界観を間近で感じることができる貴重な機会だ。また、同展では15点以上の新作を展示販売するほか、Tシャツなどの関連グッズも販売する。

 ジョーンズの作品は、故郷カナダの大自然をクリエイション源に、日本のアニメや映画、サイバーパンクからインスピレショーンを得ており、自然美を逆説的に表現した作品を生み出している。サイバーパンクと大自然の相反する要素を巧みに融合し、柑橘系の色彩やネオンカラーを使用して人工的で無機質なテクノロジーを現代風に変換する。

 ジョーンズはカナダのビジュアルアーティストで2017年に活動をスタート。音楽とアートをつなげ、マルーン5(Maroon 5)、トリッピー・レッド(Trippie Red)、クローメオ(Chromeo)など数多くのバンドのアートワークを製作してきた。

■AFTER-LIFE WORLD
日程:8月30〜11月14日
時間:11:30〜21:00
場所:DIESEL ART GALLERY
住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti DIESEL SHIBUYA B1階
入場料:無料

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アナ・ウィンターをネタにしたコメディー上演 制作者「アナとはエレベーターで会ったことがある」

 米コメディアン兼俳優のライアン・ラフタリー(Ryan Raftery)が、米「ヴォーグ(VOGUE)」誌の名物編集長アナ・ウィンター(Anna Wintour)を題材としたミュージカルコメディー、「アナ・ウィンター・ミュージカル(The Anna Wintour Musical)」を9月4~5日にニューヨークのショーレストラン「ファインスタインズ/54ビロー(Feinstein’s/54 Below)」で再演する。

 ラフタリーによれば、キャリアの転機となった同ミュージカルの初演から5周年を記念して再演を決定したそうだが、実はアナ本人には数カ月前にエレベーターで偶然会ったことがあるだけだという。「こんにちはと挨拶をしたら、手元のスマートフォンから顔を上げて『どうも』と言ってくれたので、僕が誰なのかを分かってくれたのだと思う」と冗談交じりに語る。「アナはLGBTQの若者の自殺防止に力を入れている非営利団体トレバー・プロジェクト(The Trevor Project)のチャリティーオークションにサングラスを寄付してくれたので、そのことに対する感謝の気持ちを伝えたら、彼女が『どういたしまして』と答えたところでエレベーターが1階に着いた」。

 映画「プラダを着た悪魔(原題:The Devil Wears Prada)」に登場する鬼編集長のモデルとなった人物といわれ、“氷の女王”の異名を持つアナらしい、実にあっさりとしたやりとりだ。しかしアナは、初演時にかなり話題となった「アナ・ウィンター・ミュージカル」に対しても、自身をパロディー化したほかのコメディー番組などに対してもこれまで訴訟を起こしていないので、意外とジョークが通じる相手なのかもしれない。

 ラフタリーはアナのほかにも、マーサ・スチュワート(Martha Stewart)やカルバン・クライン(Calvin Klein)についてのコメディーを上演しており、将来的にはドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の長女、イヴァンカ・トランプ(Ivanka Trump)を題材にしたいと話した。

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マーク・ボスウィックら5人の写真家が参加 “視覚的な想像力の再生”がテーマのビジュアル誌が誕生

 視覚的な想像力の再生を目的としたビジュアル誌「レピクチャー(RE)PICTURE」(アタリカ)が8月24日に創刊される。

 同誌は写真家のマーク・ボスウィック(Mark Borthwick)やヤープ・シェーレン(Jaap Scheeren)、セオ・シンプソン(Theo Simpson)、濱田祐史、マーヴィン・ルーヴェイ(Marvin Levay)という国籍もバラバラな5組のゲストアーティストが、“視覚的な想像力の再生”というコンセプトをそれぞれの解釈による像(ピクチャー)で表現している。

 アートディレクションは、マシュー・M・ウィリアムス(Matthew M. Williams)による「1017 アリクス 9SM」のロゴデザインなどを手掛けたロンドンのデザインスタジオOK-RMが担当する。

 24日の15時からドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)7階のビブリオテカ(BIBLIOTHECA)で、同誌の創刊を記念したレセプションも行う。会場では「レピクチャー」の通常版(4500円)に加え、和紙ラッピング仕様に特別ポスターが付いた特装版(1万円)や、数量限定でバッグ(8000円)、Tシャツ(6500円)などのグッズも販売する。

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アジアの音楽シーンをけん引する88ライジングが空山基とコラボコレクション

 ニューヨークを拠点に、リッチ・ブライアン(Rich Brian)、ニキ(Niki)、ジョージ(Joji)、キース・エイプ(Keith Ape)などを擁するレーベルの88ライジング(88RISING)が、日本人アーティストの空山基と協業したアパレルコレクションを発表した。

 今回のコラボはニキの最新シングル「Indigo」のアートワークを空山がデザインしたことから実現した。アイテムはTシャツ、スエットシャツ、フーディーなどで、価格帯は24~100ドル(約2500~1万円)。同レーベルが8月17日にロサンゼルス州立歴史公園で開催した音楽フェスティバル「ヘッド・イン・ザ・クラウズ・ミュージック・フェスティバル(Head in the Clouds Music Festival)」で発売され、8月中には同レーベルのECサイトでも販売される。また今秋には、価格が90~600ドル(約9500~6万3000円)程度の幅広いアイテムをそろえた秋冬コレクションも発表するという。

 ショーン・ミヤシロ(Sean Miyashiro)88ライジング共同創設者は、「空山の驚異的な写実力に基づいたスーパーリアリズムの美は素晴らしく、彼が一から創り上げた世界観に誘い込む力を持っている。ある意味で、88ライジングの世界に入り込む体験もそれと似ていると思う。このコラボレーションは、2つのクリエイティブな世界を融合し、より多くの人に空山を知ってもらう絶好の機会だった」と語った。

 88ライジングは、2015年にミヤシロ共同創設者などによってニューヨークで設立された。主にアジアにルーツを持つアーティストを擁するレーベルであり、ビデオプロダクションやマーケティングなども行っている。なお、今回開催したフェスでは「ゲス(GUESS)」ともコラボレーションを行った。

 空山はこれまでも「ディオール(DIOR)」(18~19年)や「ナイキ(NIKE)」、スケートブランドの「ハフ(HUF)」など、ファッション関係で多くのコラボレーションを行っている。

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“ボツ”写真とは何なのか? 写真家の大辻隆広が個展を開催

 多くのファッション誌や広告で活躍する写真家の大辻隆広による個展「ボツ展 / BOTSU EXIBITION 2019」が、東京・中目黒のエレメンタリーストア ビン(ELEMENTARY STORE BIN)で開催される。会期は8月24日~9月1日。最終日となる9月1日16時30分からは、映画監督の枝優花とのトークショーも予定されている。

 今回の写真展について、「膨大な写真の中から選ばれ世に出る写真たち。一方で選ばれず陽の目を見ることのない大量の写真たち。ボツ写真とは何なのか?なぜボツなのか。そんな写真にフォーカスを当て、そこから派生するさまざまな想いを物語として形にした」とコメントする。

 また会場では自身2冊目となる写真集「BOTSU」をはじめ、ファションブランド「エフィレボル(EFILEVOL)」とコラボしたTシャツやイラストレーターのコマツミドリとコラボしたさまざまなグッズも販売予定だ。

 大辻は2017年にモデルのモトーラ世理奈をモデルに起用した写真集「PUPA.(ピューパ)」を出版している。

■大辻隆広 個展「ボツ展 / BOTSU EXIBITION 2019」
日程 : 8月24日~9月1日
時間:12:00〜20:00
場所:ELEMENTARY STORE BIN
住所:東京都目黒区青葉台1-9-6 1階

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写真家の立木義浩がライカギャラリーで作品展を開催

 写真家の立木義浩は写真展を開催する。会場は東京と京都のライカギャラリーで、期間は東京が8月23日〜12月4日、京都が8月24日〜12月4日。それぞれの会場で異なる作品を展示する。

 展覧会タイトルは「まばたき」。立木氏が街を歩き、まばたきするように無心で撮り下ろしたスナップショットを展示する。撮影には、モノクロ専用のデジタルカメラ“ライカMモノクローム”を使用した。

 立木氏は1937年、徳島県生まれ。58年に東京写真短期大学(現・東京工芸大学)技術科を卒業し、59年に写真家としての活動をスタート。以来、ファッション、ポートレート、広告、スポーツと幅広いジャンルで活動し、半世紀以上にわたって写真界をけん引する。コマーシャルな活動のかたわら、自身のライフワークとしてスナップ写真を撮り続け、多数の作品を世に送り出してきた。

 立木氏の名を広めたのは、65年にカメラ・写真雑誌「カメラ毎日」(毎日新聞社)に掲載されたデビュー作「舌出し天使」。女性の等身大の日常をユーモラスに記録した同作で、当時27歳の立木氏は日本写真家批評家協会新人賞を受賞した。

■まばたき
日時:8月23日〜12月4日
時間:12:00~19:00
定休日:月曜
場所:ライカギャラリー東京
住所:東京都中央区銀座 6-4-1 ライカ銀座店2階

日時:8月24日〜12月4日
時間:12:00~19:00
定休日:月曜
場所:ライカギャラリー京都
住所:京都市東山区祇園町南側570-120 ライカ京都店2階

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資生堂が高島屋で初の展覧会を開催 歴代のポスターやベストセラー商品を展示

 資生堂は高島屋5店舗で初の展覧会「美と、美と、美と。-資生堂のスタイル-」を9月18~29日まで開催する。日本橋高島屋S.C.を皮切りに大阪、名古屋、京都、横浜を巡回する。歴代のポスターやロングセラー商品など約500点を展示する。

 日本橋高島屋S.C. 本館1階に開設する特設ショップではオリジナルグッズを販売するほか、イベントコーナーでのメイクアップ体験や、8階の資生堂パーラーでのスペシャルコースの提供など展覧会と連動した“美”を発信する。また同展覧会では「赤」「花椿」「香水瓶」「時代とメークの変遷」などをテーマにした空間を用意する。

■「美と、美と、美と。-資生堂のスタイル-」
日程 :9月18~29日
時間:10:30〜20 :00(最終日のみ10:00〜18:00)※入場は閉場30分前まで
場所:日本橋高島屋S.C. 本館8階ホール
住所:東京都中央区日本橋2-4−1
入場料:一般 800円 / 大学生・高校生 600円 / 中学生以下 無料

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ストリート・スタイルフォトグラファー、イリグチケンタが写真展を開催

 各国のファッション・ウイークのストリートスナップをはじめ、ブランドルックや広告などの撮影を行う、ストリートスタイル・フォトグラファー、イリグチケンタは8月16~21日、写真展を東京・目黒のONFAdd Galleryで開催する。

 同展のテーマは“WALL(壁)”。イリグチが魅了された世界の建築物の“壁”にフォーカスした作品を展示する。ブラジル・サンパウロ出身のコラージュアーティストのヤビク エンリケ ユウジ(Yabiku Henrique Yudi)と共同制作したインスタレーションや、Tシャツ、ワークシャツ、バンダナなどのアパレルアイテムも発売する。また、同展で展示する作品は全て購入可能だ。16日の19~21時にはオープニングレセプションも開催する。

■WALL
日程 :8月16~21日
時間:14:00〜20 :00
場所:ONFAdd Gallery
住所:東京都目黒区大崎1-1-8 エバーヒルズ池尻大橋2階

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「ロエベ クラフト プライズ2020」応募受け付け開始 開催地はパリ装飾芸術美術館

 「ロエベ(LOEWE)」はこのほど、「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ 2020(LOEWE FOUNDATION CRAFT PRIZE 2020以下、ロエベ クラフト プライズ)」の応募受け付けを開始した。応募受付期間は10月31日まで。展示会の開催地はパリの装飾芸術美術館だ。

 「ロエベ クラフト プライズ」は現代のクラフツマンシップにおける卓越性、芸術的価値、オリジナリティーを称えるため、「ロエベ」のジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)=クリエイティブ・ディレクターが発案し16年に始まった。目的は優れた美的価値を持つ作品を生み出す職人の認知とサポートで、大賞受賞者には5万ユーロ(約590万円)が贈られる。

 2019年は100を超える国々から2500点以上の応募があり、東京・赤坂の草月会館で展示会が開催され、大賞には日本人としては初めて石塚源太さんが選ばれた。

 アンダーソンは「4回目となる『クラフト プライズ』では、過去3回で打ち立てた高い基準を基礎とする。同賞がクラフトにとって重要なプラットフォームであること、そして今日の文化におけるその役割が認知されてきていることをうれしく思う」とコメントを発表した。

 アーティスト、職人、エッセイスト、キュレーター、およびデザイナーで構成される専門委員会は、全応募作品に目を通して、最大30作品を最終候補として選出する。その後、パリの装飾芸術美術館で展示され、審査委員によってその中から授賞作品が選ばれる。

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「ロエベ」「マックイーン」など手掛ける気鋭写真家ジェイミー・ホークスワースが日本初の個展開催

 「ロエベ(LOEWE)」や「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」などのキャンペーン写真を手掛ける英国出身の写真家ジェイミー・ホークスワース(Jamie Hawkesworth)は、日本で初となる個展を8月2〜31日に開催する。場所は東京・六本木のタカ・イシイギャラリーフォトグラフィー/フィルム で、2017年に発売した作品集「PRESTON BUS STATION」所収の写真など合計139点を展示・販売する。

 個展開催に合わせてホークスワースも来日し、3日15〜17時には会場限定ポスターに本人がサインするイベントも開く予定だ。

■ジェイミー・ホークスワース個展「PRESTON BUS STATION」
日程:8月2〜31日
時間:11:00〜19:00
定休日:日・月・祝日(8月11〜19日は夏季休廊)
場所:タカ・イシイギャラリーフォトグラフィー/フィルム
住所:東京都港区六本木5-17-1 2F

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ビームスが原宿で女子のためのパーティーナイトを開催 lukaの写真展や酒井いぶきの証明写真機も

 ビームスは女性クリエイターとコラボレーションし、7月31日にビームス ウィメン 原宿で「ガールBパーティー(GIRL B Party)」を開催する。当日はライブやワークショップを実施し、“not just cute(かわいいだけじゃない)”とプリントされたオリジナルTシャツ(3800円)を販売する。入場料は無料。

 参加クリエイターは4グループの8人。モデルでアーティストの酒井いぶきはオリジナルデザインの台紙にプリントされる証明写真機を設置するほかテプラを使ったワークショップを開催。そのほかモデルで写真家のlukaによる写真展、「フジロックフェスティバル’19(FUJI ROCK FESTIVAL’19)」にも出演したMIRRRORのライブ、アートユニットのskydiving magazineの舞台演出、イラストレーターのHONGAMAによる似顔絵ワークショップなど多彩なコンテンツを用意する。

 ショーウィンドウには東京を拠点に活動するビジュアルアーティストのTakako Noelが水原佑果、酒井いぶき、田中シェンを撮り下ろしたビジュアルを飾る予定だ。

 「ガールB(GIRL B)」は、ファッション、音楽、アートなど、東京の“今”を体現するガールズカルチャーを発信していくビームスによるプロジェクト。かわいいだけではない、今を自分らしく生きる女子が集う場となることを目指す。

■GIRL B Party
日程:7月31日
時間:19:00〜21:00
場所:ビームス ウィメン 原宿
住所:東京都渋⾕区神宮前3-25-15 神宮前テラス B1階
入場料:無料

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ドーバー銀座の書籍スペースがリニューアル ZINEやアートブックを集めたZINE’S MATE SHOPを開催

 東京・銀座のセレクトショップ、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)は7月29日に3階の書籍スペースビブリオテカ(BIBLIOTECA)を7階に移設リニューアルオープンする。

 「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」デザイナーの川久保玲が空間デザインを手がけた同スペースでは、洋書のアートブックを中心に取り扱う本屋ポスト(POST)の代表・中島佑介がキュレーションを担当し、毎回企画内容を変えて希少性の高いアート作品や書籍をそろえる。

 今回のリニューアルオープンに伴い、中島に加え、「東京アートブックフェア(TOKYO ART BOOK FAIR)」とトゥエルブブックス(twelvebooks)の代表を務める濱中敦史が企画に加わる。

 さらにさまざまなジャンルのアートブックやZINEを展示販売する「ジンズ メイト ショップ(ZINE’S MATE SHOP)」を開催。第1回目は、「東京アートブックフェア2019」の出展者から募った作品を中心に、一般流通では出合えないような国内外のアーティスト作品が並ぶ。

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加賀美健と「パブリックトウキョウ」がコラボ Tシャツ2型を用意

 セレクトショップ「ステュディオス(STUDIOUS)」を展開するTOKYO BASEは、18年秋に立ち上げたオリジナルブランド「パブリックトウキョウ(PUBLIC TOKYO)」と現代美術家の加賀美健とのコラボレーションアイテムを7月26日に発売する。「パブリックトウキョウ」直営店、「パブリックトウキョウ」オンラインストアなどで取り扱う。

 アイテムは、加賀美がSNSにストリートブランドをモチーフにした作品としてアップしているデザインを採用し、“シュリキズ(SURIKIZU)”と“赤い長方形に白い英語の文字”のロゴを施したTシャツ2型を用意。また、購入者にはTシャツと同じデザインのステッカーを配る。価格は各7000円。

 加賀美は、東京を拠点に社会現象やカルチャーなどをユーモアを交えて作品に落とし込む現代美術家だ。これまで「ハレ(HARE)」や「パメオ ポーズ(PAMEO POSE)」などとコラボレーションをしてきた。

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「エックスガール」が仏アーティストのファフィとコラボ 原宿店ではインスタレーションを開催

 ビーズインターナショナルは、手掛ける「エックスガール(X-GIRL)」とフランス人アーティスト、ファフィ(Fafi)とのコラボレーション・コレクションを7月19日に発売した。

 タイダイ染めのクロップトTシャツ(6000円)や、オリジナルのロゴテープをサイドに施したナイロンパンツ(1万1000円)、キャミソールドレス(1万2000円)、タンクトップ(6500円)、ネイルシール(1500円)などをラインアップする。

 ファフィはこれまでにフィギアなどを手掛けるメディコム・トイや「シャネル(CHANEL)」「アディダス(ADIDAS)」「M・A・C」といったさまざまなブランドとコラボレーションを展開。今回のコラボでは女性のイラストや自身のサインと「エックスガール」のロゴを組み合わせたグラフィックを使用したアイテムを製作。現在、「エックスガール」原宿店ではコラボコレクション発売を記念して、来日したファフィが描き下ろしたアートワークなどを展示中だ。

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萌え × ストリートの異色アーティストJUN INAGAWAが秋葉原で個展を開催中

 ストリートシーンからオタクまでを賑わせる話題のアーティストJUN INAGAWAは、個展「fukurotoji」を東京・秋葉原のダブ ギャラリー(DUB GALLERY)で8月8日まで開催中だ。

 個展は、世界が崩壊した2030年の秋葉原で生き残った5人のオタクたち「OTAKU HEROEZ」が集う秘密基地がテーマ。「OTAKU HEROEZ」はオタク界の革命児OTAKU HERO、エロ同人、ゲーム、BL(ボーイズラブ)好きの3人のオタク、魔法使いの5人で結成され、彼らが生き延びようとする様子を10点以上の書き下ろしイラストと空間で演出している。

 入場料は投げ銭制で、秘密基地をイメージしたオリジナルドリンクの提供とJUN INAGAWAのサイン入りゲストパス風ステッカーが付く。

 会場ではTシャツ(2万円)やクリアファイル(4000円)、ステッカー(2000円)といった定番グッズだけでなく、抱き枕(8万円)やおっぱいマウスパッド(7万円)といった秋葉原らしいグッズも販売している。

 JUN INAGAWAは1999年東京生まれ。幼い頃から漫画を描き、2012年にアメリカ・サンディエゴへ移住し現地でオタクに目覚める。16歳のときに見たスケートビデオをきっかけにストリートカルチャーへ傾倒し、以降「ヴィーロン(VLONE)」をはじめとしたさまざまなストリートブランドやラッパーとコラボを果たす。現在は活動拠点を日本に移し、漫画家を目指す傍ら、“魔法少女まざーふぁっかー”としてDJをするなど多岐にわたって活動している。

■fukurotoji

日程:7月20日〜8月8日
時間:12:00〜19:00
会場:DUB GALLERY AKIHABARA
住所:東京都千代田区神田佐久間町1–14 第2東ビル2階 216号室
入場料:投げ銭制

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カウズが仕掛ける40m越えの巨大コンパニオンが公開

 ニューヨークを拠点とするポップアーティスト界の巨匠カウズ(KAWS)と、香港を拠点とするクリエイティブスタジオのオール ライツ リザーブド(All Rights Reserved以下、ARR)による巨大アートプロジェクト「カウズ:ホリデイ(KAWS: HOLIDAY)」が、静岡県富士宮市にある「ふもとっぱらキャンプ場」で7月19日から一般公開される。会期は24日までで、営業時間および入場料は「ふもとっぱらキャンプ場」に準じたものになる。

 「カウズ:ホリデイ」は、カウズの代表的なキャラクターであるコンパニオン(COMPANION)の巨大アートワークが“世界中を旅する”というコンセプトのプロジェクトで、2017年にカウズがエスケイ・ラム(SK LAM)ARRクリエイティブ・ディレクターに送った1枚のイラストをきっかけにスタート。18年7〜8月に1都市目の開催地ソウルで巨大コンパニオンが水に浮かべられ、その後、19年1月に台北、19年3月に香港でも同様のアートワークが設置され、今回世界4都市目として静岡が選ばれた。これまでの都心での開催から一転、キャンプ場での開催を決めた理由についてカウズは「都心での開催が続いたことに疲れ、リラックスしたいという意味から東京に近く自然があふれる場所の静岡を開催地に決めた」と話す。

 今回のアートワークはビニール製の巨大コンパニオンが仰向けに寝転んだもので、サイズは40mを超える。これはソウルでの28mのビニール製、台北での36mのブロンズ製(常設)、香港での37mのビニール製の過去3都市で設置されたアートワークよりも大きく、カウズの長年のキャリアの中でも最大級のもの。コンパニオンは空気で膨らむため軽く、風などの気象条件に左右されないよう制作し設置するのが困難を極めたそうだ。

 会場ではアートワークのほか、コンパニオンの目“××”があしらわれた箸が付く特製ラーメンのフードトラックが出店し、運が良ければカウズとのコラボバックパックが当選する「ハーシェル(HERSCHEL)」のコラボポップアップブースも設けられている。

 一般公開に先立ち、18日にはレセプションパーティーが同会場で行われた。霧が発生し終始強い雨が打ちつけるあいにくの悪天候だったが、フーチュラ(Futura)やスタッシュ(Stash)といったカウズと顔なじみのアーティストから、「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」の尾花大輔や「マジックスティック(MAGIC STICK)」の今野直隆らデザイナー、水原希子やローラ、Kohei、AMIAYAらモデル、NAOTOや佐野玲於らEXILEメンバー、設楽洋ビームス(BEAMS)社長、ジョン・C・ジェイ(John C Jay)ファーストリテイリング=クリエイティブ・ディレクター、タレント・アーティストの香取慎吾、スタイリストの祐真朋樹、ユーチューバーのジン、俳優やラッパーとしても活躍の場を広げるYOSHIなど、国内外から多くの著名人が巨大コンパニオンを一目見ようと駆けつけた。

■KAWS: HOLIDAY JAPAN
日程:7月19~24日
場所:ふもとっぱらキャンプ場
住所:静岡県富士宮市麓156
時間:ふもとっぱらキャンプ場の営業時間に準ずる
入場料:ふもとっぱらキャンプ場の入場料に準ずる

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「グッチ」協賛のアート&フィルムの祭典が2019年度受賞者を発表 ネットフリックス発「ローマ」の監督が選出

 「グッチ(GUCCI)」がプレゼンティングスポンサーを務める「アート + フィルム ガラ(Art + Film Gala)」パーティーが11月2日に、LAのロサンゼルス・カウンティ美術館(以下、LACMA)で開催される。今年もLACMA評議員のエヴァ・チャウ(Eva Chow)と、俳優のレオナルド・ディカプリオ(Leonard DiCaprio)が共同ホストを務める。第9回目となる今年度は、映画「ROMA/ローマ」監督のアルフォンソ・キュアロン (Alfonso Cuaron)とアーティストのべティ・サール(Betye Saar)が選出された。

 キュアロン監督は、これまで「リトル・プリンセス」や「ゼロ・グラビティ」など数々の作品を制作しており、今年2月にはネットフリックス(NETFLIX)映画「ROMA/ローマ」で「第91回アカデミー賞」外国語映画賞、監督賞、撮影賞の3部門を受賞した。同作品はネットフリックス作品として初めて日本の映画館で公開された。また、サールは人種やジェンダーの問題に取り組むアフリカ系アメリカ人アーティストで、アサンブラージュ・アートの発展に寄与してきた。LACMAでは1972年から作品を展示しており、今年の秋にも個展を開催する予定だ。

 「アート + フィルム ガラ」とは、LACMAが主催するアート、映画、ファッションにおいて活躍した人物を表彰するイベントで、収益は展示や教育プログラム、上映会などさまざまな試みに役立てられる。毎年受賞者のみならずパーティに来場するセレブにも注目が集まる。

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村上隆と「ポーター」の“お花”タンカーが発売 抽選販売にドレスコードも導入

 現代アーティストの村上隆と吉田カバンの「ポーター(PORTER)」は初のコラボレーションバッグ「村上隆×ポーター」を7月20日から順次発売する。「ポーター」の代名詞である“タンカー(TANKER)”シリーズの発売35周年を記念したもので、リュックサック(12万円)、2ウエイヘルメットバッグ(11万円)、ウエストバッグ(8万円)の3型をラインアップする。

 表地は“タンカー”と同一のナイロンツイルで、一部に村上の代表的なアートである“お花”の刺しゅうを細かく施し、裏地にも“お花”をプリント。さらに全型に“お花”のぬいぐるみが付属する。ぬいぐるみは大中小の3型で、各型で付属するサイズが異なる。

 20日に発売するポーターの表参道店、丸の内店、大阪店、ポータースタンドの品川駅店と東京駅店では、デジタルチケットサービス「パスマーケット(PASSMARKET)」で入場整理券の抽選を行う。事前抽選は16日21時が締め切り。抽選への参加条件としてドレスコードを設け、当選の際には「ポーター」製品を持参するか着用しなければ購入できない。吉田カバンの公式オンラインストアでは、20日の12時に発売し、27日にはカイカイキキの運営するスーベニアショップ「トナリ ノ ジンガロ(Tonari no Zingaro)」で発売する。

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野村訓市が企画した写真展がGYRE GALLERYで開催 20〜40代を代表するファッションフォトグラファーが参加

 東京・表参道のジャイル ギャラリー(GYRE GALLERY)はリニューアル第2弾のイベントとして編集者の野村訓市が企画した写真展「LOOKIN THROUGH THE WINDOW」を7月20日〜8月30日に開催する。

 同展のテーマは“20代、30代、40代の世代を代表する写真家が表現したファッションフォトの今”で、各世代を代表するファッションフォトグラファーが撮り下ろした作品を展示する。20代は石田真澄、30代は小浪次郎、40代は水谷太郎が参加し、クライアントの制約から離れて、それぞれが思うファッションフォトを同じテーマのもとに制作。SNSが全盛の時代において意味合いが変わってきたファッションフォトの存在価値と未来を提示する。企画には「ギンザ(GINZA)」(マガジンハウス)元編集長の中島敏子も参加し、アートディレクションは峯崎ノリテルが担当する。19日の19〜21時にはオープニングレセプションも開催する。

 水谷太郎は1975年東京都生まれ。ファッション、コマーシャル・フォトを中心に活動している。13年には個展「New Journal」を開催し、2015年にはアートディレクターの永戸鉄也との共作「Still Scape」を発表。16年に「KYOTOGRAPHIE京都国際写真展」に「KG+特別展」として参加。17年には「アンダーカバー(UNDER COVER)」の写真集「Chaos / Balance」を出版し、東京・表参道のブックマーク(BOOKMARC)で出版イベントも開催した。

 小浪次郎は1986年東京都生まれ。父親を撮影し続け、絶妙な親子の距離感の中で撮影された写真が高い評価を得る。2010年に「富士フォトサロン新人賞」を受賞後、13年に写真集「父をみる」を出版。ファッションやカルチャー誌のほか、ファッションブランドのカタログや広告、CDジャケット、アーティスト写真なども手掛ける。16年に活動拠点をNYに移し、「ザ・ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)」や「インタビュー マガジン(INTERVIEW MAGAZINE)」などで作品を発表している。

 石田真澄は1998年埼玉県生まれ。2017年に初の個展「GINGER ALE」を開催し、18年に初作品集「light year -光年-」を出版。その後は「ギンザ」(マガジンハウス)や「シュプール(SPUR)」(集英社)「スイッチ(SWITCH)」(スイッチ・パブリッシング)「ポパイ(POPEYE)」(マガジンハウス)などの雑誌で活躍する。そのほか、大塚製薬「カロリーメイト」の18年の広告キャンペーンやソフトバンク(Softbank)の2019年の広告キャンペーンなどの写真も手掛けている。

■LOOKIN THROUGH THE WINDOW
日程 :7月20日〜8月30日
時間:11:00〜20 :00
場所:GYRE GALLERY
住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 3階

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アーティストのジェームス・ジャービスが4年ぶりの新作展を開催

 イギリス人アーティストのジェームス・ジャービス(James Jarvis)の個展「Throw-ups」が東京・渋谷のナンヅカで7月20日から8月24日まで開催される。同展は、ジャービスにとって日本で開催する4年ぶりの新作展で、日課として描き続けているドローイング作品に加え、新作のスプレーペインティングやレーザーカットした木製のレリーフ、カラーアクリル板を用いた平面作品、そしてブロンズ製の彫刻作品を展示する。7月20日の18〜20時にはジャービスが来日し、オープニングレセプションを行う。

 同展の開催にあたりジャービスは「ドローイングは、私にとって呼吸をすることと同じで、やらなくてはいけないもののようだ」と語る。ジャービスの関心は哲学的な思考や多言語、歴史、社会的な問題からポピュラーカルチャー、スケートボードまで多岐にわたる。こうした関心を背景にして描かれたキャラクターは、極端に簡素化されているにもかかわらず、コミカルでアイロニックなものばかり。「私にとってドローイングとは、イメージを描き起こしたり記録したりするといった美学的な構造に基づいたものではなく、世界を理解するための手段。私は、何かを描くプロセスがそのことを解読し理解する方法となることに関心がある」と作品制作の背景も語った。

 ジェームス・ジャービスは、1970年生まれでロンドンを拠点に活動を行う。イラストレーターやキャラクターデザイナーとして日本でも知られている。2003〜13年まで、「サイラス(SILAS)」の共同創設者であるラッセル・ウォーターマン(Russell Waterman)と共に「エイモス(Amos)」を運営し、近年も「ナイキ(NIKE)」「ユニクロ(UNIQLO)「イケア(IKEA)」などのグローバルブランドとコラボレーションを行っている。

■Throw-ups
日程:7月20〜8月24日
時間:11:00〜19:00
定休日:日・月曜・祝日
場所 : NANZUKA
住所 : 東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビル地下2階
入場料:無料

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「ブラックアイパッチ」が限定25脚のカスタムチェアと“取扱注意”ピアスを発売 原宿で即売会

 「ブラックアイパッチ(BLACKEYEPATCH)」は7月12日〜15日まで「バックヤードミーティング(BACKYARD MEETING)」と題し、カスタムチェアの即売会と18Kピアスの受注会を実施する。場所は東京・原宿のギャラリー コモン(Gallery COMMON)。

 モダニカ社製の“シェルチェア”の裏面をロゴステッカーで覆った“ステッカー カバードシェルチェア(STICKER-COVERED SHELL CHAIR)”は8万円で限定25脚のみ販売する。18Kの“ハンドル ウィズ ケア イヤリング(HANDLE WITH CARE EARRING)”はブランドおなじみの“取扱注意”のロゴが印象的だ。

 今回のイベントに合わせて、カスタムチェアはROLLSWYZEのディレクションによるティーザームービーを、18Kピアスは写真家の小浪次郎が撮りおろしたルックを制作した。

■BACKYARD MEETING

日程:7月12〜15日
時間:13:00〜20:00(15日のみ18:00まで)
場所:ギャラリー コモン
住所:東京都渋谷区神宮前6-12-9 1階

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「東京アートブックフェア」が開催 東京都現代美術館が会場に

 10回目を迎えるアジア最大級の「東京アートブックフェア(TOKYO ART BOOK FAIR 2019)」が7月12〜15日に、今春にリニューアルオープンしたばかりの東京都現代美術館で開催される。アートブックやZINEを制作する国内外の出版社、ギャラリー、アーティストら約300組が出展する。

 毎年一つの国や地域に焦点を当てて出版文化を紹介する企画「ゲストカントリー(Guest Country)」ではアメリカを取り上げ、写真家レレ・サヴェリ(Lele Saveri)が主宰するメディアチーム「8-Ball Community」が1970年代以降のアメリカにおける重要なZINE約150タイトルを展示するほか、 現代作家とオブジェクトをコラボレーション制作し、雑誌というフォーマットを通してアートに触れる機会を創出した「The Thing Quarterly」の10年間の活動を紹介する。

 日本人作家によるアートブックを紹介する展示「Japanese Artists’ Books: Then and Now」には川島小鳥、ホンマタカシ、森山大道、山田愛子らが参加。ほかにも資生堂ギャラリーの図録アーカイブの展示やゲストを招いてのトークショー、作家によるサイン会などを予定している。

■東京アートブックフェア プレビュー
日程:7月12日
時間:15:00〜21:00
場所:東京都現代美術館
住所:東京都江東区三好4-1-1
入場料:1000円(税込、小学生以下無料)

■東京アートブックフェア 一般会期
日程:7月13〜15日
時間:11:00〜19:00
場所:東京都現代美術館
住所:東京都江東区三好4-1-1
入場料:無料

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村上隆 × ビリー・アイリッシュのイベントが一足先に関係者に披露 100枚以上のMV原画が展示

 中野ブロードウェイ内で7月10日から開催される現代芸術家の村上隆とアーティストのビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)のコラボイベント「The Making of Billie Eilish’s “you should see me in a crown” 」が9日、一足早く関係者に向け披露された。

 同イベントは、村上隆がビリー・アイリッシュの楽曲「you should see me in a crown」のMVを監督したことを記念するもので、中野ブロードウェイ2階にある「アニマンガ・ジンガロ(Animanga Zingaro)」では同MVに使用されたアニメーションの原画やビリー・アイリッシュの巨大スカルプチャーなどが展示され、4階にあるスーベニアショップ「トナリ ノ ジンガロ(Tonari no Zingaro)」ではポップアップストアが開かれる。

 「アニマンガ・ジンガロ」では100枚以上の原画が展示され、表情や背景の位置関係、カメラワークなど村上隆直筆の指示出しを見て取ることができる。中央には米国で行われた楽曲のリリースイベントに登場した巨大スカルプチャーの複製が設置され、MV内で登場する“ビリー蜘蛛”の3Dフィギュアや、同じくMV内でビリーが着用しているアイテムのサンプルなども並ぶ。また、MV撮影の舞台裏を切り取ったムービーも会場限定で上映される。

 「トナリ ノ ジンガロ」ではオリジナルTシャツやフーディー、先述のスカルプチャーのミニフィギュアを取り扱うが、入店は事前抽選制ですでに終了しており、関係者いわく「約1日半と短い期間だったが、予想をはるかに超える申し込みがあった」という。開催期間中の半ばには、細川雄太が手掛けるリメイクブランド「レディメイド(READYMADE)」と、“Girls Don't Cry”でおなじみのアーティストVERDYとのコラボグッズを販売する予定で、「レディメイド」とのコラボTシャツは全てが手刷りというだけありファン垂涎の一品となっている。価格は未定。

 会場には村上隆本人や「ユニクロ(UNIQLO)」関係者、設楽洋ビームス(BEAMS)社長、ラッパーのJP THE WAVY、ロックバンドKing Gnuのメンバー、モデルの山下翔平らが訪れたが、ビリー・アイリッシュはツアーの関係で姿を見せなかった。

■The Making of Billie Eilish's "you should see me in a crown"
日程:7月10〜23日
時間:12:00〜19:00
場所:Animanga Zingaro / Tonari no Zingaro
住所:東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ 2階 / 4階
入場料:無料

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写真家ヴァレリー・フィリップスが来日 ブックマークで出版記念サイン会を開催

 写真家ヴァレリー・フィリップス(Valerie Phillips)の10作目の作品集「ALICE IN LINDONLAND」の発売を記念し、7月10日に原宿のブックマーク(BOOKMAC)でサイン会が開催される。

 本作のテーマは、モデルであるアリスと写真家ヴァレリーによるロンドンでの旅の記録。路地裏やパブ、イギリスの伝統料理「パイ&マッシュ」の店、路上などで撮影された作品はリアルなロンドンでの出来事を生き生きと描写している。販売価格は4400円。ブックマークでは本作に加えて過去のZINEも販売される。

 ヴァレリー・フィリップスはニューヨーク出身で、現在はロンドンを拠点に活動。「ナイキ(NIKE)」や「ステューシー(STUSSY)」の広告写真のほか、ビョーク(Bjork)、ニック・ケイブ(Nick Cave)といったミュージシャンとの仕事で知られている。また、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーに作品が収蔵されている。

■ヴァレリー・フィリップス「ALICE IN LONDONLAND」出版記念サイン会

日程:7月10日
時間:19:00 スタート
場所:BOOKMARC
住所:東京都渋谷区神宮前4-26-14

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東京オペラシティアートギャラリーでジュリアン・オピー展開催

 東京オペラシティアートギャラリーは7月10日から、企画展「ジュリアン・オピー(Julian Opie)」を開催する。会期は9月23日まで。

 オピーは、点と線といった最小限の視覚言語により、人物像や風景を表現する作風で知られるイギリスを代表するアーティストの一人だ。作品の素材には、伝統的な絵画や彫刻の素材だけでなく、LEDディスプレーや看板など工業製品も含まれており、素材から生み出される新しい資格表現が幅広い層から支持を得ている。1980年代にヨーロッパのアートシーンで頭角を現し、ニューヨーク近代美術館、大英博物館など、世界の主要な美術館に所蔵されている。また、オピーは日本の浮世絵やアニメのセル画のコレクターとしても知られ、それらからの影響を感じられる作風も特徴だ。

 今回、東京オベラシティアートギャラリーは今年、開館20周年の節目の年となり、今回の企画展が同館の方向性を示す役割も担う。

 なお、同館4階では「収蔵品展067 池田良二の仕事」「project N 76 末松由華利」展も同時開催する。

■企画展「ジュリアン・オピー」
日程:7月10日〜9月23日まで
時間:11:00〜19:00(金、土は20時まで)
場所:東京オペラシティアートギャラリー
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2
入場料:一般 1200円 / 大学、高校生 800円 / 中学生以下 無料

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週末お出掛けスポット 絵を描かないアニメ監督、高畑勲の功績を振り返る展覧会などアート5選

 週末にオシャレして出掛けたいアートスポットをお届け。今週は、絵を描かないアニメ監督である高畑勲の功績を振り返る展覧会やニューヨーク拠点のアーティスト、ジョシュ・スパーリングの日本初個展など5つをラインアップ。また、「WWD JAPAN.com」の過去記事の中から今週末(7月6、7日)に開催されるイベント情報やポップアップもまとめて紹介する。

【アートスポット5選】

【開催中イベント】

眼鏡「フォーナインズ」がフォトコンテスト開催 テーマは“アクティブな夏”

女性向けライフスタイル誌「アンナ マガジン」がガレージセール クリエイターらによる“旅にまつわる”アイテムも

「ブルガリ」と「ドン ペリニヨン」のマリアージュ ブルガリ銀座タワーの最上階に

「AKIRA」の渋谷パルコ工事仮囲いなどで知られるアーティスト河村康輔のアーカイブ展開催

「リモワ」がストリート誌と企画展 過去のアーカイブからアーティストの作品まで

ファッション業界人に愛される写真家、小浪次郎が感じる東京の今

「MCM」がサステナをテーマに展示会開催 未使用バッグをドレスにアップサイクル

ペインターのピーター・ソールとエリック・パーカーが師弟初の2人展を開催

松屋銀座が「美しくなるビアガーデン」開催 今年もクロスフィットトレーナーAYAとコラボ

【開催中ポップアップ】

「ディプティック」が表参道ヒルズでポップアップ開催

「レイバン」渋谷店がオープン1周年記念キャンペーン実施 アートと音楽のストアイベント

資生堂が初のサブスク 8万通りから最適なスキンケアサービス提供

ハヤカワ五味が生理用品セレクトの期間限定ショップ 自由でおしゃれな選択肢を提案

伊勢丹の今夏の浴衣展開がスタート 西内まりやとのコラボ品と販促ムービーで多様な着用シーン喚起

眼鏡ブランド「アヤメ」が263日間のポップアップストア 直営店オープンの布石

オーガニックブランド「ラ・ブルケット」が関西で初のポップアップストア

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村上隆 × ビリー・アイリッシュのイベントが開催 VERDYとの記念コラボグッズも

 現代芸術家の村上隆と、次世代のポップアイコンとして注目を浴びるアーティストのビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)が、コラボレーションイベントを開催する。会期は7月10〜23日で、場所は東京・中野の中野ブロードウェイ内にある「アニマンガ・ジンガロ(Animanga Zingaro)」。

 「The Making of Billie Eilish’s “you should see me in a crown” 」と名付けられた今回のコラボイベントは、もともとお互いがファンだったことに端を発し実現した。タイトルにある「you should see me in a crown」はビリー・アイリッシュの同名楽曲で、昨年「サマーソニック(SUMMER SONIC)」のために来日した際、村上隆と主催するカイカイキキ(Kaikai Kiki)の映像制作部門ポンコタン(PONCOTAN)がミュージックビデオを撮影。その後、ビリーが「サマソニ」に村上隆の代表作である「お花」が全面にプリントされたセットアップで出演したり、英ファッション誌「ガレージ(GARAGE)」の表紙をコラボビジュアルで飾ったりと良好な関係を築いていた。

 本イベントでは、「you should see me in a crown」のMV制作に使用されたアニメーションの原画や、ビリー・アイリッシュが3月に発表したデビューアルバム「WHEN WE FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?」のリリースイベントで使用された村上隆デザインの巨大フィギュアなどの展示に加え、細川雄太が手掛けるリメイクブランド「レディメイド(READYMADE)」と、“Girls Don't Cry”でおなじみのアーティストVERDYとのコラボグッズの販売を予定している。

■The Making of Billie Eilish's "you should see me in a crown"
日程:7月10〜23日
時間:12:00〜19:00
場所:Animanga Zingaro
住所:東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ 2階

イベント開催のきっかけになった「you should see me in a crown」のMV。モーションキャプチャーを駆使したアニメーション映像になっている

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メトロポリタン美術館150周年記念の展覧会は所蔵コレクションを大公開

 ニューヨークのメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)は、2020年の展覧会で所蔵するコレクションを公開すると発表した。同美術館の150周年を記念した企画で、アンドリュー・ボルトン(Andrew Bolton)=メトロポリタン美術館衣装研究所キュレーターが明かした。

 「今回のテーマと今のファッション業界をとりまく状況とを関連付けるのが狙いだ。最適な方法を模索しているところだ」とボルトンは話す。同美術館は衣服やアクセサリーを3万5000点以上所蔵しており、「5大陸と7世紀にわたる男性、女性、子どもの衣服やアクセサリーを保有している」という。

 現在、同美術館では「キャンプ:ファッションについてのノート(Camp: Notes on Fashion)」展を9月9日まで開催中だ。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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元「セリーヌ」フィービーの兄が「ノア」でアート展 うつ病を乗り越え生まれた作品を販売

 元「セリーヌ(CELINE)」のクリエイティブ・ディレクター、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)の兄であるルイス・ファイロ(Louis Philo)は6月27日から、ニューヨーク、東京、ロンドン、ロサンゼルスの「ノア(NOAH)」全店でアートの展覧会“Perfectly Imperfect”を開始した。東京は裏原宿の「ノア クラブ ハウス(NOAH CLUB HOUSE)」で展示販売し、会期は未定。

 ルイスはオーストラリアのメルボルン在住。17年間、ロンドンでクリエイティブエージェンシーに所属し、クリエイティブ・ディレクターとして「ニューバランス(NEW BALANCE)」や「ナイキ(NIKE)」「ドクターマーチン(DR. MARTENS)」などのプロジェクトを、コミュニケーション・ディレクターとして「ユニクロ(UNIQLO)」や「チューダー(TUDOR)」のキャンペーンビジュアルなどを手掛けた。2017年にロンドンからメルボルンに移住したことがきっかけでうつ病となったが、その際に出合った本の「困難な時期を経験することは、創造にとって重要だ」というメッセージに感銘を受け、アート活動をスタートした。

 ルイスのアートは、スティックにカラフルなペイントを施したスティックアートで、見る人により音符や魔法の杖など、捉え方が変わるという。ルイスは作風について、「日本の“わびさび”が持つ『人生の不完全さを認め、それらの美しさを認めること』という考えは私に多大な影響を与えた。“自然”を見て、私は木がなぜ魅力的なのかと疑問に思うことがあり、それが私と自然とのつながりだと思っている。魅力的に感じる木には必ず何かがある」とコメントしている。

 今回の展覧会を記念し、コラボTシャツ(6000円)を数量限定で販売する。アートピースは1点950ドル(約10万2600円)で、購入方法はスタッフに問い合わせしてほしいとのこと。

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「シュプリーム」が19年夏シーズンのTシャツ8型を発表 定番のフォトTはブジュ・バントンをフィーチャー

 「シュプリーム(SUPREME)」は6月29日に、ブランドを象徴するフォトTシャツの新作を含む2019年夏シーズンのTシャツ8型を発売する。「シュプリーム」直営店と公式サイト、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)などで取り扱う。

 「シュプリーム」のフォトTはこれまで、モデルのケイト・モス(Kate Moss)をはじめ、シンガー・ソングライターのニール・ヤング(Neil Young)やラッパーのナズ(Nas)ら、ジャンルを超えたさまざまな人物をフィーチャーしてきたが、今回抜擢したのはジャマイカ出身のレゲエ・ミュージシャン、ブジュ・バントン(Buju Banton)だ。

 ブジュ・バントンは1973年生まれ。93年にリリースしたアルバム「Voice Of Jamaica」でメジャーデビューを果たすと、95年に発表した「Til Shiloh」が世界的ヒットを記録。その後、2009年にコカインの売買容疑で逮捕されて18年末まで服役するも、その間の11年に9枚目のアルバム「Before the Dawn」でグラミー賞の最優秀レゲエ・アルバム賞を受賞するなど、長年にわたり第一線で活躍するアーティストだ。

 フォトTは、前身頃に「シュプリーム」のボックスロゴTを着用したバントンのポートレートがプリントされ、後ろ身頃にはバントンのサインとともに“Supreme forward even stand firm jah love”の文字があしらわれている。他の7型は、名優ルゴシ・ベーラ(Lugosi Bela)が主演を務めた映画「魔人ドラキュラ」のワンシーンや、芸術家ジョッシュ・スミス(Josh Smith)の絵画をプリントしたものなどをラインアップした。

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カウズの巨大アートプロジェクトが日本初上陸 全長40メートルの「コンパニオン」が富士山の麓に

 ニューヨークを拠点とするポップアーティストのカウズ(KAWS)による巨大アートプロジェクト「カウズ:ホリデイ(KAWS: HOLIDAY)」が日本に上陸する。カウズを象徴するキャラクター“コンパニオン(COMPANION)”の巨大アートワークが、7月18~24日に、静岡県富士宮市にある「ふもとっぱらキャンプ場」で一般公開される。初日にはカウズ本人も会場を訪れる。

 香港を拠点とするクリエイティブスタジオ「AllRightsReserved(AAR)」との共同制作プロジェクト「カウズ:ホリデイ」は“コンパニオン”の巨大アートワークが“世界中を旅する”というコンセプトでこれまでにソウル、台湾、香港で開催した。今展では世界遺産である富士山の麓にカウズ史上最大となる全長40メートルの“コンパニオン”が登場するほか、アートワークの写真と共にカウズが描いたスケッチが公開される。

 初日のキックオフイベント「カウズ:ホリデイ ジャパン セレモ二アル キャンプ デイ(KAWS: HOLIDAY JAPAN Ceremonial Camp Day)」 には6月28日午前10時〜29日午前10時の公式サイトでの抽選で選ばれた400組が参加できる。同展の開催を記念し、カウズと「AllRightsReserved(AAR)」がコラボレーションで製作した富士山モチーフのぬいぐるみ3種(各1万9600円)や、こけし人形のセット(8万1000円)、マグカップ2種(各1万5250円)、Tシャツ6種(各5500円)、トートバッグ3種(各5500円)などコレクターズアイテムがオンラインストアで限定販売される。

■KAWS: HOLIDAY JAPAN
日程:7月18~24日 *7月18日は当選者限定
時間:ふもとっぱらキャンプ場の営業時間に準ずる
定休日:日・月曜日、祝日
場所:ふもとっぱらキャンプ場
住所:静岡県富士宮市麓156
入場料:ふもとっぱらキャンプ場の入場料に準ずる

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「ロエベ クラフト プライズ2019」日本人初のグランプリ “漆の今を表現した”石塚源太さん

 ロエベ財団(LOEWE FOUNDATION)は6月25日、東京・草月会館で同財団が主催する「インターナショナル クラフト プライズ 2019(International Craft Prize 2019以下、ロエベ クラフト プライズ)」の表彰式を行った。表彰式の開催場所は、第1回のスペイン・マドリード、第2回の英国ロンドンに次いで3回目の今回は東京が選ばれた。

 グランプリを受賞したのは1982年京都生まれ、京都を拠点に活動する石塚源太さんで、アレックス・ブログデン(Alex Brogden)が手掛けたトロフィーと賞金5万ユーロ(約610万円)が贈られた。日本人がグランプリを受賞するのは今回が初めて。受賞作品は、何層にも塗り重ねられた漆の深みと透明感が引き立つオブジェで、球体を連ねたような愛嬌のあるフォルムが魅力的だ。

“長い漆の歴史に参加できる作品を”

 石塚さんは「漆の艶を強調しながら奥行きを出した」と言う。ポコポコとした形状のインスピレーション源は、「スーパーマーケットのメッシュ袋入りのオレンジ」だそうだ。作品は球体の発砲スチロールを布でくるみ、その上から麻を重ねてさらに漆が何層にも塗られて作られた。「7世紀から続く漆の技法を2018年(作品に取り組んだ年)のタイムラインで表現した。長い漆の歴史に参加できる作品にしたい」と語った。また賞金については「アトリエが手狭になってきたので引っ越し費用にする」と言う。

“今、この時代に起きているかを伝える作品”

 このプライズを16年に発案したジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)=「ロエベ」クリエイティブ・ディレクターは、受賞理由を「歴史ある漆の知識が深く、それを次世代の作品として作り出していた点がすばらしい。審査員の間でも彼の作品は、今、この時代に何が起きているかを伝えるものだと評価した。次世代のクリエイションとは、タイムレスなシェイプであり作品だということ。1000年前、あるいは1000年後、どの時代に存在していても不思議ではない作品だった。アーティストの課題の一つは過去をどのように現代、未来に持ち込み表現していくか、だと思うが彼はそれを上手に見せていたと思う」と称賛した。

 このプライズは今日の文化におけるクラフト (工芸) の重要性を認識することと、未来の新たなスタンダードを創出する革新的な才能やビジョン、意志を有するアーティストを評価することを目的としている。今回は、100カ国以上の2500を超える作品の中から29人のファイナリストが選ばれ、そのうち日本人は過去最多の10人が選出された。応募作品数は前年に比べ44%増え、国別では日本からの応募が最も多かったという。

“クラフトとは人間が自己表現する基本的なこと”

 アンダーソンは、「クラフトとは人間が自己表現する基本的なこと。みんなが持っている才能だし、料理するときも、服を作るときも、陶器を作るときにクラフト心があると思っているよ。みんなが何かを作りたいと思っているしキュレートしたいと思っている。クラフトをもっとサポートされるべきで、『ロエベ』のような大きなブランドが、人々がクラフトについて対話するためのプラットフォームを作ることが大切だと思いこのプライズを立ち上げた」と語った。

 ファイナリストを選ぶ審査は、スペインの大手新聞「エル・パイス(El Pais)」の建築とデザイン担当評論家のアナツ・サバルベルコア(Anatxu Zabalbeascoa)選考委員長をはじめとする9人の専門家で構成される委員会が、マドリードで2日間にわたり全ての応募作品を審査して選出。その選考過程では、技術的成果、革新性および芸術観という点が重視されたという。

 その後、深沢直人デザイナー兼日本民藝館館長、建築家でプリツカー賞審査員のベネデッタ・タグリアブエ(Benedetta Tagliabue)氏デザイン・ミュージアム(ロンドン)館長でエッセイストのディヤン・スジック(Deyan Sudjic)氏、アンダーソン=クリエティブ・ディレクターらによって25日朝に「白熱会議が行われ」(深沢直人氏)、優勝者が決定された。特別賞には、1990年英国マンチェスター生まれのハリー・モーガン(Hurry Morgan)さんと高樋一人さんが受賞した。受賞作品とファイナリストの作品は、6月26日~7月22に同会館のイサム・ノグチが手掛けた石庭「天国」で展示される。

■インターナショナル クラフト プライズ
日程:2019年6月26日~7月22日(無休)
時間:10:00~19:00(金曜のみ20時まで)
会場:草月会館
住所:東京都港区赤坂7-2-21
入場料:無料

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クリスチャン・ルブタンの展覧会が開催 2020年フランス国立移民史博物館で

 シューズデザイナー、クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)の作品とクリエイティビティーに焦点を当てた展覧会が、2020年2月25日から7月28日までフランス国立移民史博物館で開催される。キュレーターを務めたのは19世紀の装飾芸術のスペシャリスト、オリヴィエ・ギャべ(Olivier Gabet)だ。

 同展ではクリスチャン・ルブタンのインスピレーション源や創造の過程を明らかにし、デザイナー自身のパーソナルコレクションやコレクションの中から選ばれた特に貴重な作品を通して、彼のビジョンを紹介する。展示されるシューズには、これまで未公開だった作品も含まれる。

 また、ルブタンが尊敬する職人たちのクラフツマンシップを紹介するコーナーでは、パリの工房メゾン・デュ・ヴィトライユが手掛けたステンドグラスのパネル、セビーリャ製の銀のかご、ブータン製のキャバレーの彫刻などを展示する。ルブタンにとって大切な存在であるアーティストたちとのコラボレーションの数々も初披露される予定だ。登場するアーティストは、映画監督兼写真家のデヴィッド・リンチ(David Lynch)、 ニュージーランド人マルチメディアアーティストのリサ・レイハナ(Lisa Reihana)、イギリス人デザイナーデュオのウィテカー・マレム(Whitaker Malem)、スペイン人振付師のブランカ・リー(Blanca Li)、パキスタン人アーティストのイムラン・クレシ(Imran Qureshi)。

 国立移民史博物館ではコンテンポラリーなクリエーションに焦点を当てた新しいイベントプログラムを同展に合わせて実施する。

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「ヒロココシノ」が銀座・並木通りの路面店とギャラリーをクローズ

 「ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)」は、東京・銀座の並木通りに構える路面店とギャラリー「KHギャラリー銀座」を7月末に閉めることを発表した。和光並木通りビルの1〜2階の店舗は7月31日、地下1階のギャラリーは7月28日にクローズ予定。現在、ブランドは百貨店を中心に70以上の店舗を運営するが、今回の路面店閉店に伴い銀座に新店舗を構えるため物件を探しているという。ギャラリーは銀座のほか兵庫県芦屋にも「KHギャラリー芦屋」を構えており、これからはギャラリー機能を芦屋に集約する。

 デザイナーで画家としても活動するコシノヒロコは19日に「KHギャラリー銀座」で行なったレセプションパーティーで「今は時代の変遷によって銀座には新しい商業施設が出来て路面店が停滞しています。また銀座の中で集客力のある場所に店舗を構える予定ですが、ギャラリーは芦屋が本格的。安藤忠雄の建築で、もともと住居ですがギャラリーの方がふさわしい。私は小さい頃から絵は描いてきましたが、キャリアでは絵画よりもファッションを優先してきましたので、70歳を過ぎてから絵画デビューを果たしました。銀座のギャラリーのおかげで皆さまに絵を見ていただけて、アーティストとしても認めていただけて心から感謝しています」と説明。今後について「芦屋のギャラリーでは大きな壁面を生かして、もっと大きな絵を描いていきたいと思っています。去年はニューヨークでアートの個展を開きましたが、来年はミラノで予定しています。これからも前向きに活動していきますので、今後も応援よろしくお願いします」と語った。

 「KHギャラリー銀座」では7月3日まで、バングラデシュ出身の画家、カジ・ギャスディン(Kazi Ghiyasuddin)とコシノの作品を展示する企画展「コシノヒロコ×カジ・ギャスディン —時の旋律—」を開催中。3年ぶりの2人展では、コシノとギャスディンによる新作を含む油絵、水彩画を披露している。同展の次は「KHギャラリー銀座」のフィナーレとして、「ヒロココシノ」のコレクションとデジタルマッピングを用した企画を予定している。

■コシノヒロコ×カジ・ギャスディン —時の旋律—
会期:6月18日~7月3日
時間:10:30~19:00
休廊日:日曜日
会場:KHギャラリー銀座
住所:東京都中央区 銀座4-3-13 和光並木通ビルB1F

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ニューヨーク拠点のアーティスト、ジョシュ・スパーリングが日本初の個展を開催

 ニューヨークを拠点に活動するアーティストのジョシュ・スパーリング(Josh Sperling)が、日本初となる個展「サマータイム(Summertime)」を東京・六本木の画廊、ペロタン東京(PERROTIN TOKYO)で開催する。会期は7月3日から8月5日で、入場は無料。

 ジョシュ・スパーリングは1984年ニューヨーク生まれの35歳で、カウズ スタジオ(KAWS STUDIO)でアシスタントを務めていた経歴を持つ、いま注目のアーティストだ。1960〜70年代のミニマルアートや家具デザインから強く影響を受け、幾重にも重なったシェイプトキャンバスをはじめとした絵画にも彫刻にも見えるシンプルでポップな色彩の作品で知られている。独特なシェイプトキャンバスは機械による成形だが、色付けは全て手作業で行っているため、作品は幾何学的形状でありながらどこか温かみがあるものに仕上がっている。

 今回の個展では、壁一面にカラフルな波型のシェイプトキャンバスを設置したインスタレーションや、ペインティングなど10作品以上が展示される予定だ。

■Summertime
日程:7月3日〜8月10日
時間:11:00~19:00
定休日:日・月・祝祭日
場所:PERROTIN TOKYO
住所:東京都港区六本木6-6-9
入場料:無料

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「リモワ」がストリート誌と企画展 過去のアーカイブからアーティストの作品まで

 ラゲージブランド「リモワ(RIMOWA)」は、アート企画展「RIMOWA Heritage Ginza」を東京・銀座の旗艦店、リモア ストア 銀座7丁目で開催中だ。昨年12月にオープンした同店3階ギャラリーの第1弾の企画として、過去のアーカイブと日本の現代アーティストによる展示でブランドの歴史と今を表現している。展示の最終日は未定。

 アーカイブ展示では、1898年創業のリモワが所有する20世紀初頭から現代のモデルまでのスーツケース約30点を披露。列車用のキャビンケースや楽器用の輸送ケースなど木製スーツケースや、アルミニウム製のワードローブケースなど貴重なピースを一堂に展示している。

 アーティストの展示では、ストリートカルチャーマガジン「ヒドゥン・チャンピオン(HIDDEN CHAMPION)」が選んだ日本人アーティストによる“旅”をテーマにしたスーツケースを紹介している。モデルでアーティストのコリュ(Colliu)はステッカーを用いて、薄黒(USUGROW)はカリグラフィーをのせてそれぞれ「リモワ」のスーツケースをカスタマイズした。

■RIMOWA Heritage Ginza
期間:6月14日〜
場所:リモア ストア 銀座7丁目
住所:東京都中央区銀座7-9-17 3階
時間:11:00〜20:00

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「クードス」工藤司の個展 “しあわせななにか”を写真と映像で表現

 ファッションブランド「クードス(KUDOS)」のデザイナーで写真家としても活動する工藤司の個展“something about happiness(しあわせななにかについて)”が西新宿五丁目のギャラリー、ヘットラボアトリエムで開催中だ。工藤が撮影した写真と映像作品の展示のほか、鏡や水槽などを用いた空間作品を体感できる。

 初日の6月15日にはオープニングパーティーを開き、モデルによるプレゼンテーションを披露した。“your distance moved me to tears…but not really.(あなたとの距離に涙がこみ上げる……まさかね)”の刺しゅうを入れた巨大なシャツをまとったモデルがゆっくりと回転。壁にはそのセンチメンタルな詩とリンクする写真、足元には涙の形をしたクッキーを並べた。

 工藤は「5行ほどの詩が思い浮かび、そこ作品に広げていった。テーマは”しあわせななにかについて”だが、実は作品自体にはハッピーな要素はない(笑)。辛いことがあっても日常のささいな出来事からで見つけられるハピネスを展示を通して感じられたら」といい、今後も「服以外でも表現することに向き合っていきたい」と語った。

 期間中には「クードス」のウエアを数点展示販売するほか、限定アイテムとして、フロッピーディスクを刺しゅうしたTシャツ(1万円)も用意している。

 工藤は1987年生まれ。早稲田大学を卒業後、アントワープ王立芸術学院に進学。中退後パリにて「ジャックムス(JAQUEMUS)」でデザインアシスタント、「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」でパターンアシスタントを経験した。2017年4月に帰国後にユニセックスの「クードス(KUDOS)」、ウィメンズに特化した2018年に「スドーク(SODUK)」をスタートし、デザインだけでなく、ルックの撮影やスタイリングも自身で手掛けている。17年末には代官山 蔦屋書店で写真展を開催した。

■”something about happiness”
期間:6月15~23日
開廊時間:火・木・金は15:00~20:00/土日は13:00~19:00/木はアポイントメント制
会場:ヘットラボアトリエム
住所:東京都新宿区西新宿5丁目16−2

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若手女性アーティストMASAKO.Yがフリークス ストア渋谷店併設ギャラリーで個展開催

 フリークス ストア(FREAK’S STORE)は、若手女性アーティストのMASAKO.Yによるエキシビション「フリーク.Y(FREAK.Y)」をフリークス ストア渋谷店に併設するギャラリー、オープンスタジオ(OPEN STUDIO)で開催する。会期は6月15〜23日。イベント前日の14日にはアーティスト本人も来場するレセプションパーティーを行う。

 MASAKO.Yは1994年生まれ。オーストラリア、ニューヨーク、ロンドンに単身留学し、2018年から東京を拠点に活動している。1つのジャンルにとどまらずコラージュ、ペインティング、彫刻、グラフィックなどの幅広い手法を使った作品を発表している。森星のファースト写真集オフ編でアートを担当するなど、広告、写真集、ファッションブランドへの作品提供も行っている。

 同展では“目に見えない奇妙なモノ”をテーマに、日本の妖怪、エイリアン(怪奇現象)、迷信、奇妙な動物などをユーモラスな作風でコラージュした。

 会場では、今回の展示のために描き下ろしたコラージュアートをプリントしたTシャツ(8000円)の展示と販売も行う。

■「FREAK.Y BY MASAKO.Y」
日程:6月15〜23日
時間:12:00〜20:00
場所:OPEN STUDIO
住所:東京都渋谷区神宮1-13-1

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