「ブルガリ」が新型コロナのワクチン開発支援 ローマの病院に寄付

 「ブルガリ(BVLGARI)」は中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染拡大を受け、イタリア・ローマのラザロ・スパランツァーニ(Lazzaro Spallanzani)病院の研究部門へ寄付を実施した。寄付金額は非公開としている。

 同病院で活躍する研究者のマリア・ロザリア・カポビアンキ(Maria Rosaria Capobianchi)、フランチェスカ・コラヴータ(Francesca Colavita)、コンチェッタ・カスティレッティ(Concetta Castilletti)の3人は、ヨーロッパで初めてウィルス構造の分離に成功したほか、チームは感染後48時間以内のコロナウイルスに対し、開発中のワクチンの成果を確認した。「ブルガリ」の寄付により最先端の顕微鏡画像取得システムを導入し、ウイルスの予防と治療研究を推し進める。研究は中国でスタートし、最先端のツールを利用して開発を進めている。

 ジャン・クリストフ・ババン(Jean Christophe Babin)=ブルガリグループ最高経営責任者(CEO)は「私たちの貢献がアンチウイルス治療のスピードアップに役立つことを願っている。また、この驚異的な進歩を遂げた地元のラザロ・スパランツァーニの科学チームにそれを提供できることを誇りに思う」とコメントを寄せた。

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新型ウイルスの影響でスウォッチ グループが展示会中止 過剰反応か?それとも自己防衛か?

 訪日外国人客減による免税売上高ダウンなど、日本のファッションビジネスにも深刻な影響を与えている新型コロナウイルスだが、時計業界も打撃を受けた。世界最大の時計企業であるスウォッチ グループ(SWATCH GROUP)が、3月4~6日の会期でスイス・チューリッヒで開催予定だった新作展示会「タイム・トゥ・ムーブ(TIME TO MOVE)2020」の中止を決めたのだ。同展示会では「ブレゲ(BREGUET)」「ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)」「ブランパン(BLANCPAIN)」「ジャケ・ドロー(JAQUET DROZ)」「グラスヒュッテ・オリジナル(GLASHUETTE ORIGINAL)」「オメガ(OMEGA)」の同グループ上位6ブランドを世界中の時計バイヤーやプレス関係者に披露する予定だった。

 開催までちょうど1カ月というタイミングでの決定に、時計バイヤーやプレス関係者からは困惑の声が上がった。「この状況では仕方ない」という反応の一方で、「過剰反応では?」という疑問や不満の声もある。ただ、過剰反応か否かは医学の専門家でも判断できない状況であり、来場者やスイス国内の安全を優先した決断なのだろう。

 今回の展示会中止で、SARS(重症急性呼吸器症候群)の渦中にあった03年4月に開催された世界最大の時計・宝飾見本市「バーゼル・ワールド(BASEL WORLD)」を思い出したベテラン関係者も多いかもしれない。香港、中国、シンガポール、ベトナムの時計関連企業による展示は、そもそもバーゼルから離れたチューリヒの別会場で開催予定だったが、スイス連邦保健局の命令により開催わずか2日前に中止が決定された。それどころか見本市会場や空港でアジア人を見ると、露骨に距離を取ったり、中には罵倒してくる人もいた。見本市の主催者は多額の損害を受けたとして保健局を提訴したが、棄却された。

 スウォッチ グループは高額な出展料や旧態依然とした運営体制への不満から、19年に「バーゼル・ワールド」への出展を中止した。この決定は、“バーゼルとジュネーブ、2大見本市を舞台に新作を発表する”という、1989年から30年以上続いてきた時計業界の慣例を大きく揺るがし、見本市自体の意味や価値を問い直すきっかけとなった。日本のセイコーウオッチやカシオ計算機も「バーゼル・ワールド2020」への出展を中止した。

※もう一つは「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ(WATCHES & WONDERS GENEVA)」(旧S.I.H.H.)

 そんなスウォッチ グループが19年から独自開催するのが「タイム・トゥ・ムーブ」だ。しかし結果は、同グループにとっても時計業界にとっても残念なものだった。新作発表の場が分散したことで情報も分散し、紙媒体は大型の時計特集を企画することが難しくなった。「スウォッチ グループが発信できた情報量は、前年の約6割にとどまる」と語る時計関係者もいるほどだ。

 4月25日から行われる「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ」と、それに続けて30日から開催される「バーゼル・ワールド2020」も、ウイルスの拡大次第では大きな影響を受けるだろう。場合によっては、日本を含めたアジアからの出展・来場禁止や、見本市自体の中止が検討されてもおかしくない。ただし現時点の情報を総合すると新型コロナウイルスによる致死率は2〜3%で、「感染力は強いが致死率は低く、致死率が10%を超えるSARSやMERS(中東呼吸器症候群)のような対策は不要では?」という専門家も出始めている。もちろん楽観はできないが、時計業界のためにも一刻も早い収束を願う。

【エディターズ・チェック】
3日間かけてジュネーブ、ジュウ渓谷、ビエンヌ、ラ・ショー・ド・フォンの各ブランドの本社や特設会場を巡り、工場見学や新作発表を体験したプレス向けの「タイム・トゥ・ムーブ2019」に対して、「タイム・トゥ・ムーブ2020」はチューリヒの2つのビルでプレゼンテーションを行う昨年のバイヤー展にならうスタイルだった。イベントが開催された場合、国内移動の感覚でチューリヒに来られるヨーロッパからの参加者はともかく、6ブランドだけのために多大な負担を強いられる極東からの参加者からは不満や批判が起きたかもしれない。「ロンジン(LONGINES)」「ラドー(RADO)」「ハミルトン(HAMILTON)」「ティソ(TISSOT)」など、スウォッチ グループ傘下の比較的手頃なブランドは国や地域ごとに展示会やイベントを行っており、今回の中止を契機に同グループには新作発表の方法を世界規模で再考してほしい。

渋谷ヤスヒト/オフィス・ノマド代表:1962年、埼玉県生まれ。大学卒業後、徳間書店に入社。文芸編集部を経て、「グッズプレス」編集部に配属。表紙撮影で出合った「ブライトリング」の“コスモノート”を購入したことをきっかけに時計にはまり、95年からスイス2大時計フェアや時計ファクトリーの取材を開始。2002年に同社を退社し、「エスクァイア日本版」の編集者などを経てオフィス・ノマドを設立。時計ジャーナリスト、モノジャーナリスト、編集者としての顔を持つ。趣味は料理 

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新型肺炎の影響で中国株が大暴落 上海やスイスの展示会なども中止に

 新型コロナウイルスが株価にも影響を与え始めている。その感染拡大を受け、中国では春節(旧正月)の休みが2月2日まで延長されていたが、3日に再開された中国株式市場ではおよそ3000銘柄がストップ安となった。また上海総合指数は連休前の終値比で7.7%安の2746.61ポイント、深セン総合指数は同8.4%安の9779.67ポイントと軒並み下げる展開となった。なお、日経平均は同0.9%安の2万2963円だった。

 中国共産党の機関紙「人民日報」の系列紙で主に海外ニュースを取り扱っている「環球時報」は、新型コロナウイルスの影響で1~3月期のGDP成長率は2ポイント減と大幅なマイナスとなり、金額にして600億ドル(約6兆4800億円)もの打撃を受ける可能性があると報じている。またエコノミストであり、オーストラリア国立大学(Australian National University)の教授を務めるワーウィック・マッキビン(Warwick McKibbin)は、新型コロナウイルスによる世界的な経済損失は1600億ドル(約17兆円)に上ると試算しているが、2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の経済損失がおよそ400億ドル(約4兆3200億円)だったことを考えるとその4倍にも及ぶことになる。

 感染の拡大を防ぐため、中国本土への渡航禁止や中国からの入国制限措置も広がっている。イベント運営会社のメッセフランクフルト(MESSE FRANKFURT)は、3月11~13日に上海で開催予定だったテキスタイル関連の見本市、インターテキスタイル上海(Intertextile Shanghai)とヤーン・エキスポ(Yarn Expo)を延期すると2月3日に発表した。また、同時開催のチャイナ・インターナショナル・ファッション・フェア(China International Fashion Fair)も同様に延期される。ウェンディー・ウェン(Wendy Wen)=メッセフランクフルト シニア・ジェネラル・マネジャーは、「最適な代替案を見つけるべく最大限の努力をするが、確実に安全だと分かるまでは見本市を開催しない」と語った。

 中国外でのイベントも中止が決まり始めている。世界最大の時計企業スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)は、3月4~6日の日程でスイス・チューリヒで開催予定だった展示会「タイム・トゥ・ムーブ(TIME TO MOVE)2020」を中止を決めた。同展示会では「オメガ(OMEGA)」や「ブレゲ(BREGUET)」「ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)」など、同グループの上位6ブランドをバイヤーおよびメディア関係者に披露する予定だった。

 「タイム・トゥ・ムーブ」は、19年に世界最大の時計・宝飾見本市「バーゼル・ワールド(BASEL WORLD)」から撤退したスウォッチ グループが同見本市の代わりに独自開催する展示会で、中国からのバイヤーやメディア関係者の来場を多く見込んでいた。

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UA初のジュエリーブランド「プリーク」が渋谷パルコでポップアップ

 ユナイテッドアローズ初のオリジナルジュエリーブランド「プリーク(PREEK)」は1月30日~2月9日、渋谷パルコ2階にポップアップストアをオープンする。

 「プリーク」はユナイテッドアローズでウィメンズ企画に携わっていた芦沢佳澄が2018年にスタートさせた。“日本でつくるジュエリーの新しい可能性”をコンセプトに、全てのジュエリーを日本で製作する。これまでは「エイチ ビューティ&ユース(H BEAUTY & YOUTH)」や「ユナイテッドアローズ(UNIRED ARROWS)」などで取り扱っていたが、20年春から他社への卸も始めた。ウィメンズウェア企画での経験を生かし、シーズン毎のテーマを可視化したアートピースの要素をウエアラブルなジュエリーに落とし込む。

 今回のポップアップストアでは、デビューコレクションから最新コレクションまでを一同に並べる。

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スイス発ジュエラー「ドゥ グリソゴノ」買い手付かずで倒産

 スイス発ジュエラーのドゥ グリソゴノ(DE GRISOGONO)が1月29日に倒産した。1週間前にアンゴラ前大統領の娘であるイザベル・ドス・サントス(Isabel dos Santos)のスキャンダルに関与したと報道されたばかりだ。同社は数カ月にわたり買収先を探していたが買い手を確保できず、スイス当局に倒産申請が認められれば、65人の従業員は失業する。「ドゥ グリソゴノ」は1993年にファワズ・グルオジ(Fawaz Gruosi)が創業。ブラックダイヤモンドや、透明度の低いダイヤモンドなどを使用した大胆なジュエリーでパリス・ヒルトン(Paris Hilton)やシャロン・ストーン(Sharron Stone)などセレブリティーご用達のジュエラーになった。

 国際調査報道ジャーナリスト連合によるルワンダ・リークス調査文書でドゥ グリソゴノとドス・サントスがアンゴラ政府の資金を悪用していたと報道。創業者のグリオジは2019年初旬に同社を去っており、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「ピアジェ(PIAGET)」で要職を務めたフランス人のセリーヌ・アシモン(Celine Assimon)が最高責任経営者に就任し、新進気鋭のジュエリーデザイナーであるエマニュエル・ターピン(Emmanuel Tarpin)をゲストデザイナーに迎えるなどブランドの刷新を図っていた。

 同社はドバイやクウェートの旗艦店をはじめ、ジュネーブ、ロンドン、パリ、カンヌ、サン・モリッツなどにブティックを構えている。日本ではムラキが輸入販売を行っていたが、昨年末で取り扱いを終了している。

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10代はKoki,、20代は有村架純が受賞 「第31回日本ジュエリーベストドレッサー賞」発表

 「第31回日本ジュエリーベストドレッサー賞」が発表された。今年は、10代はモデルのKoki,、20代は女優の有村架純、男性部門は俳優の田中圭、特別賞(女性)はフィギュアスケート選手の浅田真央らが受賞。受賞式には豪華な顔ぶれが登場した。

 1月21日に東京ビッグサイトで開催された同イベントは、さまざまな見本市を主催するリード エグシビション ジャパンによる「国際宝飾展」の併催イベントで、過去1年間で“最も輝いていた人”“最もジュエリーが似合う人”を世代別、男性部門、特別賞に分けて選考し表彰するものだ。

 「国際宝飾展」は4日間で約150億円の売り上げがあり、海外から約4000人のバイヤーが訪れるという。

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セイコーウオッチが欧州初のブティックをパリのヴァンドーム広場にオープン

 セイコーウオッチは3月、ヨーロッパ初となる「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」専門店グランドセイコーブティックをフランス・パリのヴァンドーム広場にオープンする。売り場面積は193平方メートルで、世界最大の品ぞろえを誇る。

 グランドセイコーブティックは、ラグジュアリーブランドや老舗ホテルが集まるショッピングエリアとして知られるヴァンドーム広場の西側に位置する。店内は日本文化を意識しながら、ブランドのテーマである“THE NATURE OF TIME”を表現する。

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「ジャスティン デイビス」からバレンタインジュエリーが登場

 ジュエリーブランド「ジャスティン デイビス(JUSTIN DAVIS)」は2月1日、バレンタインのギフトにふさわしい新作ジュエリーを発売する。幸せを運ぶクピード(キューピッド)の矢がハートを射止めるチェーンチョーカーや、幸せの連鎖を意味するチェーンモチーフのチョーカーが登場。価格はシルバーとゴールドフィニッシュのシルバー2色の‟クピード ネックレス“が2万4000円、シルバーの“シェノン チョーカー”が2万5000円、同じくシルバーの“クラウン チェーン チョーカー”が2万3000円。発売日からバレンタインフェアを開催し、購入者にはオリジナルパッケージのチョコレート“DARSダース”をプレゼントする。

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「ルイ・ヴィトン」が原石では世界で2番目に大きいダイヤモンド原石を入手

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」はベルギー・アントワープのダイヤモンド加工業者と協業で、1758カラットのダイヤモンドの原石‟スウェロ(SEWELO)”を使用したカスタムカットダイヤモンドの製作を予定している。この原石はカナダの探鉱企業であるルカラ・ダイヤモンド(LUCARA DIAMOND)が所有するボツワナのカロウェ鉱山で2019年4月に発見され、ボツワナ語で“希少な発見”を意味する‟スウェロ“と名付けられた。

 テニスボールほどの大きさで、重量は352gの“スウェロ”は、1905年に南アフリカ共和国で産出した3106カラットの“カリナン”に次ぎ、歴史上2番目に大きい原石で、ボツワナ産としては最大だ。カロウェ鉱山はカラハリ砂漠の北端に位置し、12年から採掘を初めており、産出するダイヤモンドの品質とサイズの大きさに定評があり、高い透明性を持ち窒素を含有しないタイプ2Aのダイヤモンドが多く採掘される。16年にドバイの原石取引会社が購入した813カラットの‟コンステレーション(CONSTELLATION)”やジュエラー「グラフ(GRAFF)」が17年9月に約59億円で落札した1109カラットの‟レセディ・ラ・ロナ(LESEDI LA RONA)”などもカロウェ鉱山で採掘されたものだ。

 「ルイ・ヴィトン」はダイヤモンド加工業者と協業で、‟スウェロ“を最新のスキャン技術などを駆使して精査し、原石の上部に穴を開けて中心部を可視化し、サイズや色、形状の組み合わせの構想を立てるようだ。通常大きい原石は歩止まりを最大限に考慮してできるだけ大きく研磨するが、「ルイ・ヴィトン」ではオーダーメイドのカスタムカットダイヤモンドを多数切り出すという。極めて希少性の高い“スウェロ”をカスタムカットしてルース(裸石)で提供したり、ブランドの象徴であるモノグラムにカットしてハイジュエリーに用いるなど究極のパーソナライゼーションを実現する(モノグラムカットのダイヤモンドはすでに存在しており、同ブランドのブライダルやハイジュエリーに用いられている)。カスタムメイドのトランクをルーツに持つ同ブランドならではの考えで、本格的にハイジュエリー強化を図る一環とみられる。

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夏木マリが総額3000万円の真珠まとう 「ミキモト」が心斎橋に旗艦店オープン

 ミキモトは23日、西日本初となる路面旗艦店「ミキモト(MIKIMOTO)」大阪心斎橋店を御堂筋沿いにオープンした。関西の直営店としては梅田店に続く2店舗目で、売り場面積は約303平方メートル。ハイジュエリーからブライダル、パールネックレスまで豊富なラインアップを取りそろえ、富裕層から訪日外国人、ミレニアル世代まで新たな顧客の獲得を狙う。

 店舗は「エルメス(HERMES)」や「カルティエ(CARTIER)」など国内外のラグジュアリーブランドが軒を連ね、海外からも注目されるエリアに立地。同社の中西伸一社長は「以前からブランドの世界観を表現できる店舗を出したいと好立地を探していた」と話す。昨年11月にソフトオープンしたところ、来店客の7割を訪日外国人客が占め、改めて商機を感じた。また「これまで比較的アピールが弱かった国内の富裕層と、デジタルで育ったミキモトを知らない年代にも強く訴求し、新たな世代を取り込んでいく」と話す。

 今とりわけ注力しているのが、男性がパールを着けるという新しいスタイルの提案だ。22日には「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」と「ミキモト」のコラボレーション・ジュエリーをパリで発表した。海外ではパールネックレスを楽しむ男性著名人のSNSが話題になるなど、ジェンダーレスなパールジュエリーが脚光を浴びている。「多様性の今の時代は男性もの、女性ものといった区別も意味がなくなってきている。男性がパールをつけることが違和感なく、むしろ格好いいと思ってもらえるよう『ミキモト』がオピニオンリーダーとなり、そのきっかけを作っていきたい。マーケットのさらなる拡大にも期待したい」と中西社長は意欲を見せる。

 同店のオープニングセレモニーには、俳優の夏木マリと桐山漣が登場した。

 初めてパールを身につけたという桐山は、黒のフォーマルなスーツに170万円のネックレスを着用。「真珠が男性にも合うことを初めて知った。令和の時代ならではの新境地。ブラックパールもあり、気分によって付け替えられるのでひとつ持っておくとコーディネートの幅が広がると思う。これからはプライベートでも挑戦したい」と語った。

 1500万円のネックスレスなど総額3000万円のパールジュエリーを身につけた夏木は「『ミキモト』がパールを世界に発信したことで世界中の女性がパールを身につけたいと思うようになった歴史を考えると、日本人として誇らしい気持ちになる。最近、改めてパールの魅力を再発見し、いま熱中している。晴れやかな場所に出るときはパールをつけていきたい」と話した。

 大阪心斎橋店の開業にあわせ、ブランド初となるフレグランス「ミキモト オード パルファム」も25日から国内の直営店で発売する。時代や性別を超えて愛されるパールジュエリーのようにタイムレスでジェンダレスな香りを楽しめるフレグランスで、男性客の来店動機になることを狙う。

 ミキモトは日本を代表するトップジュエラーとして、東京・銀座4丁目本店をはじめ、パリ・ヴァンドーム広場、ニューヨーク五番街、ロンドン・ボンドストリートなどに直営店を出店する。現在、アジア、欧米各地で35店舗を展開。「日本でパールを購入したお客さまが帰国してSNSに拡散していることもあり、中国を筆頭に海外での売り上げは伸びている」と話す中西社長は、大阪心斎橋店を機に、海外へのアピールをさらに強めていきたい考えだ。

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京都発ジュエラー「NIWAKA」が東京・銀座に国内最大の旗艦店 世界展開を視野に

 京都発ジュエラー「NIWAKA(ニワカ)」は2月6日に、東京・銀座2丁目に大型旗艦店をオープンする。世界展開を視野に入れた同店舗は5フロア、724平方メートルで国内最大。1階ではファッションジュエリー、2~4階でブライダルジュエリー、5階でハイジュエリーを販売する。米「アカデミー賞(ACADEMY AWARDS)」をはじめとするレッドカーペットでハリウッド女優らが着用したコレクションも同オープンに合わせて発売する。

 旗艦店のメインコンセプトは“藤棚”で、ファサードや各フロアの随所に同モチーフを施しており、店舗デザインはジュエリーと同じ世界観を実現するために、「NIWAKA」のジュエリーデザイナーや3DCGデザイナー、ディスプレーデザイナーなどでチームを編成し担当した。フロアごとに異なるテーマが設けられており、和の要素がラグジュアリーに表現された空間になっている。

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「ミキモト」と「コム デ ギャルソン」がコラボ ジェンダーレスなパールのネックレスをお披露目

 「ミキモト(MIKIMOTO)」と「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は22日、川久保玲デザインによるコラボレーション・ジュエリーをパリのヴァンドーム広場内のスペースで発表した。2月14日に発売し、コラボレーションの期間は2年を予定している。アイテムはいずれもネックレスで白蝶真珠を使った3点と南洋真珠を使った4点の計7点。価格は25万~360万円となる。

 一本のネックレスに使う真珠の光沢や色を揃えたり、中央に向けて段々大きくなるよう並べたりといったミキモトの職人技を尊重しつつ、シルバーのチェーンやロゴプレートを合わせるなど川久保玲の視点を加えることでパールの新しい魅力を引き出している。また男性が着用したビジュアルを打ち出すなどジェンダーレスに訴求。パール、特にネックレスはこれまで女性用ジュエリーのイメージが強いが、同コラボレーションをきっかけに男性がパールを身に着けるスタイルが広がりそうだ。

 「ミキモト」は本コラボレーションについて「既存の価値観が早いスピードで変化する時代、今回のコラボレーションを通して、改めて真珠の美しさやさらなる魅力、可能性を強く世界中の人々に伝えていく。 年齢・性別関係なく、世界中の人々を真珠で飾りたい。真珠のオリジネーターである『ミキモト』の新たな挑戦だ」とコメントしている。

 一方「コム デ ギャルソン」は、次のようなコメントを発表した。「ダイヤモンドと並ぶパールの価値。パールで思い出す数々のストーリー。パールには『コム デ ギャルソン』のイメージと重なるところがある。女性のイメージといえばパールだったが、男性がパールをつける。 これは最近気づいた価値観だ。130年の歴史を持つ伝統的な会社との仕事は、規制に対するイメージを越えることで新しい何かにつながる可能性がある。それは、ロゴを素材とする流行のコラボレーションとは異なるデザインを控えたパールの強さ、美しさを強調したコラボレーションである」。

 発売を予定している店舗は、「コム デ ギャルソン」の青山店、丸の内2-1店、京都店、大阪店、福岡店、パリ店、ニューヨーク店、「ドーバー ストリート マーケットギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)の世界5店舗、「ミキモト」の銀座4丁本店と銀座2丁目店。

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ダイヤモンド業界、19年は原石の売り上げが25%減 政情不安でラグジュアリー消費が冷え込む

 ダイヤモンドの業界団体アントワープ・ワールド・ダイヤモンド・センター(ANTWERP WORLD DIAMOND CENTRE)とコンサルティング会社のベイン&カンパニー(BAIN & COMPANY)が共同で発表した「グローバル・ダイヤモンド・インダストリーリポート2019(Global Diamond Industry Report 2019)」によれば、18年および19年上期におけるダイヤモンドの売り上げが減速しているという。

 これは主に地政学上の不透明感が原因となっており、19年全体ではグローバルで2%減となる見込みだ。中でも米国と中国での売り上げ減少が大きく影響している。同リポートは、「米国の19年の売り上げは前年比2%程度の落ち込みになると見られている。理由としては中国人観光客の減少によるラグジュアリー製品の売り上げ低下、米政府が19年9月に中国製ジュエリーに対して15%の追加関税を課したこと、またこれによる消費意欲の冷え込みが挙げられる。中国の場合、18年は同4%増だったが、19年は同5%減になると予想される。これは人民元安の進行や米中貿易摩擦による消費意欲の低下に加えて、香港で18年半ばから続いている大規模なデモによって同地域の小売業が低迷していることの影響が大きい」と分析する。欧州でも、ブレグジット(EU離脱問題)に揺れるイギリスや、反政府デモが長期化しているフランスなどで売り上げが落ちている。

 ダイヤモンド業界自体の見通しの甘さもある。17年のダイヤモンド生産量は前年と比べて2600万カラット増と1986年以来の大幅な増産となったが、2018年下期には前述の理由で需要が停滞し始めたため、大量の余剰在庫を抱えることとなった。これを受けて、「採掘・生産会社は19年の生産計画を見直したほか、原石の最低発注数量をこれまでの半分にして価格も5%程度下げた。中小規模の会社では10%近く下げたところもある。19年の生産量は4%減となっているため、21年以降は天然ダイヤモンドの供給量が年におよそ8%減少していくだろう」という。なお、19年の原石の売上高は前年比25%減と大幅に減少している。

 研磨済みダイヤモンドの先行きも明るくない。同リポートによれば、「ダイヤモンドジュエリーの需要が世界中で減速していることから、19年の売上高は前年比10~15%減となっている。大手小売りは在庫調整に乗り出しており、中間部門の業者は資金調達が難しくなってきている」という。また、ECの台頭も研磨済みダイヤモンド市場に影響を与えている。「ECは従来の小売りよりも効率的なサプライチェーンであることが多く、在庫も少なくて済む。中間部門の業者はビジネスモデルを考え直す必要があるだろう」と、同リポートは説明する。

 天然ダイヤモンドが苦戦する一方で、合成ダイヤが伸びている。19年の生産量は前年比15~20%増となったが、多くが中国企業によるものだ。「中国では高温高圧法で原石を生産しており、価格の安さで勝負している。米国では生産工程を自社グループ内で行い、合成ダイヤでも高級感のあるジュエリーを手掛ける方向に進んでいる」。

 20年以降の展望については、「引き続き地政学上の不透明感があり、世界的な景気後退が予想されることから、市場は今後も不安定だろう。特にノンブランドや低価格帯のジュエリーはマーケティングもあまり行われないため、いっそう厳しい展開となるのではないか」と同リポートは予想する。しかしその一方で、「歴史的に見て、ダイヤモンド市場は危機に直面しても1~2年で回復している。現在の不況を別にすれば、同市場の売り上げが落ちたのは過去50年間でたった4回だ。その間にダイヤモンド原石の生産量は3倍に成長し、価格は原石が450%増、研磨済みが250%増となっている」と、業界を鼓舞するような記述も見られた。

 市場を回復させるには、世界中で拡大している中間層のニーズをつかむ必要があると同リポートは説く。「中間層の購買力が拡大している国、中でも中国とインドに注力するべきだろう。増加した可処分所得でダイヤモンドを買ってもらうには、それを促す戦略的なマーケティングが必要だ。そうしたマーケティングによる販売支援が不足しているために、消費者の好みが天然ダイヤから合成ダイヤにシフトする可能性もある」。

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ダイヤモンド業界、19年は原石の売り上げが25%減 政情不安でラグジュアリー消費が冷え込む

 ダイヤモンドの業界団体アントワープ・ワールド・ダイヤモンド・センター(ANTWERP WORLD DIAMOND CENTRE)とコンサルティング会社のベイン&カンパニー(BAIN & COMPANY)が共同で発表した「グローバル・ダイヤモンド・インダストリーリポート2019(Global Diamond Industry Report 2019)」によれば、18年および19年上期におけるダイヤモンドの売り上げが減速しているという。

 これは主に地政学上の不透明感が原因となっており、19年全体ではグローバルで2%減となる見込みだ。中でも米国と中国での売り上げ減少が大きく影響している。同リポートは、「米国の19年の売り上げは前年比2%程度の落ち込みになると見られている。理由としては中国人観光客の減少によるラグジュアリー製品の売り上げ低下、米政府が19年9月に中国製ジュエリーに対して15%の追加関税を課したこと、またこれによる消費意欲の冷え込みが挙げられる。中国の場合、18年は同4%増だったが、19年は同5%減になると予想される。これは人民元安の進行や米中貿易摩擦による消費意欲の低下に加えて、香港で18年半ばから続いている大規模なデモによって同地域の小売業が低迷していることの影響が大きい」と分析する。欧州でも、ブレグジット(EU離脱問題)に揺れるイギリスや、反政府デモが長期化しているフランスなどで売り上げが落ちている。

 ダイヤモンド業界自体の見通しの甘さもある。17年のダイヤモンド生産量は前年と比べて2600万カラット増と1986年以来の大幅な増産となったが、2018年下期には前述の理由で需要が停滞し始めたため、大量の余剰在庫を抱えることとなった。これを受けて、「採掘・生産会社は19年の生産計画を見直したほか、原石の最低発注数量をこれまでの半分にして価格も5%程度下げた。中小規模の会社では10%近く下げたところもある。19年の生産量は4%減となっているため、21年以降は天然ダイヤモンドの供給量が年におよそ8%減少していくだろう」という。なお、19年の原石の売上高は前年比25%減と大幅に減少している。

 研磨済みダイヤモンドの先行きも明るくない。同リポートによれば、「ダイヤモンドジュエリーの需要が世界中で減速していることから、19年の売上高は前年比10~15%減となっている。大手小売りは在庫調整に乗り出しており、中間部門の業者は資金調達が難しくなってきている」という。また、ECの台頭も研磨済みダイヤモンド市場に影響を与えている。「ECは従来の小売りよりも効率的なサプライチェーンであることが多く、在庫も少なくて済む。中間部門の業者はビジネスモデルを考え直す必要があるだろう」と、同リポートは説明する。

 天然ダイヤモンドが苦戦する一方で、合成ダイヤが伸びている。19年の生産量は前年比15~20%増となったが、多くが中国企業によるものだ。「中国では高温高圧法で原石を生産しており、価格の安さで勝負している。米国では生産工程を自社グループ内で行い、合成ダイヤでも高級感のあるジュエリーを手掛ける方向に進んでいる」。

 20年以降の展望については、「引き続き地政学上の不透明感があり、世界的な景気後退が予想されることから、市場は今後も不安定だろう。特にノンブランドや低価格帯のジュエリーはマーケティングもあまり行われないため、いっそう厳しい展開となるのではないか」と同リポートは予想する。しかしその一方で、「歴史的に見て、ダイヤモンド市場は危機に直面しても1~2年で回復している。現在の不況を別にすれば、同市場の売り上げが落ちたのは過去50年間でたった4回だ。その間にダイヤモンド原石の生産量は3倍に成長し、価格は原石が450%増、研磨済みが250%増となっている」と、業界を鼓舞するような記述も見られた。

 市場を回復させるには、世界中で拡大している中間層のニーズをつかむ必要があると同リポートは説く。「中間層の購買力が拡大している国、中でも中国とインドに注力するべきだろう。増加した可処分所得でダイヤモンドを買ってもらうには、それを促す戦略的なマーケティングが必要だ。そうしたマーケティングによる販売支援が不足しているために、消費者の好みが天然ダイヤから合成ダイヤにシフトする可能性もある」。

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合成ダイヤのD2Cブランド「プライマル」が登場 モードなジュエリーが満載

 合成ダイヤモンドを使用したD2Cジュエリー「プライマル(PRMAL)」が2月1日にデビューする。同ブランドはジュエリーブランドやジュエリーのセレクトショップを手掛けてきた福島剛プライマル最高経営責任者が立ち上げたブランドで、合成ダイヤモンドをはじめ、あこや真珠などを使用したリングやピアス、ネックレスなどを販売。“未来につながるジュエリー”をコンセプトにエシカルでサステナブルなジュエリーを提案する。モードでエッジが利いたデザインが特徴で、地金は10金、18金、ホワイトゴールドの3種類があり、予算や好みに合わせて選べる。素材調達からデザイン、販売まで一貫してプライマルが行い、同社のECだけで販売するため、中心価格帯が1万~5万円と手頃だ。2月1日には渋谷のエレファント・スタジオ2階でポップアップイベントを開催する。

 合成ダイヤモンドは天然ダイヤモンドと同じ組成で、価格は30~40%安価。天然か合成か見分けるには特別な機械が必要で、見た目は全く同じだ。アメリカでは、ダイヤモンド最大手のデビアス(DEBEERS)が2018年、合成ダイヤモンドのブランド「ライトボックス・ジュエリー(LIGHTBOX JEWELRY)」を立ち上げて本腰を入れている。昨年は、ドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET)が合成ダイヤモンドメーカー大手のダイヤモンド・ファウンドリー(DIAMOND FOUNDRY)と協業し、合成ダイヤモンドを使用したファインジュエリーを販売するなど、ジュエリー業界の新しい潮流になっている。

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時計「タイメックス」の国内新パートナーはウエニ貿易

 ウエニ貿易(東京、宮上光弘社長)はアメリカの時計ブランド「タイメックス(TIMEX)」の日本における独占輸入販売権を取得し、2月3日から扱いを開始する。同ブランドの同権利は2019年12月31日までDKSHジャパン(東京、マイケル・ロフラード社長)が所有していた。修理については3月31日まではDKSHジャパンが、4月1日からはウエニ貿易が請け負う。

 ウエニ貿易は、ドイツ時計の「ツェッペリン(ZEPPELIN)」や英国時計の「ヘンリーロンドン(HENRY LONDON)」などの代理店も務め、「ヴェルサーチェ(VERSACE)」の時計も扱う。また、オリジナルブランドの「エンジェルハート(ANGEL HEART)」なども販売する。ウエニ貿易の売上高は482億円(19年8月期)。

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「ティファニー」がニューヨークに期間限定の旗艦店をオープン 5番街の本店は改装へ

 ティファニー(TIFFANY & CO.)は、ニューヨークのマンハッタン5番街に位置する本店の約2年間におよぶ全面改装に伴い、隣のビルにすべての店舗機能を移転させた期間限定の旗艦店「ザ・ティファニー・フラッグシップ・ネクストドア(The Tiffany Flagship Next Door)」を1月13日にオープンした。同店は、今後も通常通りの営業と来店者数を維持するため、店舗内部やウインドーディスプレー、通路の装飾など、至る所に工夫が凝らされている。

 同店はかつて「ナイキ(NIKE)」のストアが入っていた建物の4フロアを使い、世界各地の通常店舗と比べてライトでユニークなタッチに仕上げられている。花のオブジェやケースが並べられた店内、化粧鏡で商品を試着できる“スタイルスタジオ”、そしてジュエリー専門のスタイリストを用意するなど、“ラボラトリー(実験室)”として新しいストアデザインやマーチャンダイジング・テクニックが導入されている。

 広々とした店内には商品を見たり試着をしたりするスペースが十分に設けられており、ポップアップの設置や展示もしやすい構造になっている。

 ティファニーのビジュアル・マーチャンダイジング・チームは、スポーツブランドである「ナイキ」の店舗を洗練されたラグジュアリーな空間につくり変えるべく、中心部のアトリウムにティファニーブルーのボックスを積み上げた高さ約12.8mのエンパイア・ステート・ビル(Empire State Building)のレプリカ、上下に伸びるLEDスクリーンも設置されている。

 また、レトロな家具やフローラルデザイン、グリーンなどを用いることでスチールの梁やエスカレーターなどのコンテンポラリーな要素が引き立てられており、ニスが塗られていない明るい色のウッドパネルやコンクリートの壁面とのコントラストもいっそう際立っている。また、フロアの階数表示はニューヨーク地下鉄の標識から着想を得ているほか、マンハッタン・スカイラインの壁画が随所に施されている。

 「ティファニー」のクラシックな商品は現在のトレンド商品と共に新たな方法で展示されており、これまで数々のアイコンをデザインしてきたエルサ・ペレッティ(Elsa Peretti)のジュエリーは、「ティファニー」らしさ満点のハウスウエアと共にディスプレーされている。また、パール・コレクションも今風の新しい雰囲気で展示されており、パールにあまりなじみのない若者世代にも目を向けてもらいたいという狙いだ。

 なお数カ月のうちに、近々発表される“T1”コレクション用の新たなストアデザインの導入も計画されているという。いよいよ本店の改装が始まるが、デザインの詳細等はまだ明らかにされていない。

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スイス発ジュエラー「ピアジェ」が銀座で2店舗目のブティック ギンザ シックスに

 スイス発ジュエラー「ピアジェ(PIAGET)」は1月20日にギンザ シックス(GINZA SIX)内に銀座で2店舗目のブティックをオープンする。約50平方メートルの同店舗では、アイコンの“ポセッション”や太陽がモチーフの“サンライズ”などジュエリーやウオッチを販売。オープンを記念し、ピアジェ家4代目のイヴ・ピアジェ(Yves Piaget)会長の名を冠したバラをモチーフにした“ピアジェ ローズ”コレクションの販促を先行でスタートし、会期中の購入者には仏料理界の巨匠ピエール・ガニェール(Pierre Gagnaire)とコラボレーションしたオリジナルのチョコレートをプレゼントする。銀座本店から程近いロケーションだが、本店では従来の顧客を対象としたサービスを提供し、ギンザ シックスの店舗ではツーリストや新顧客獲得に注力する。

 ギンザ シックスには「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)などのジュエラーも入っており、訪日客や新客の取り込みには効果的なようだ。

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「アーカー」がシンガポールに初出店 グローバル化を加速

 TASAKI傘下の「アーカー(AHKAH)」は1月10日、シンガポールのニーアンシティ タカシマヤ(NGEE ANN CITY TAKASHIMAYA)SC内に初のブティックをオープンした。シンガポール随一の繁華街であるオーチャード・ロードに面する同SCは130以上の専門店があり、ファッション感度の高い消費者や世界各国から観光客が訪れる。地下1階のブティックはブランドカラーのホワイトとゴールドを基調としたラグジュアリーな空間で、「アーカー」のデザイン性の高いファッションジュエリーからラグジュアリーコレクションまで幅広いラインアップを販売する。

 「アーカー」は海外では台湾・台北で2店舗、中国の北京で2店舗、上海で3店舗を運営するほか、フランス・パリの百貨店であるボンマルシェ(BON MARCHE)でコーナー展開をしている。

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「ベアブリック」が「ディス」とコラボ第3弾 初のパールコーティングピアスを発売

 アクセサリーブランド「ディス(DIX)」は、「ベアブリック(BE@RBRICK)」とコラボレーションした第3弾を2月20日に発売する。人気のピアスに加えて新たにリングを用意し、全7型をラインアップする。

 一番人気の“ミニミニベアブリックピアス”は職人が手磨きで仕上げたシルバー製で、1万8000円。カラーはシルバーとピンクゴールドをそろえる。「ベアブリック」初のパールコーティングを施したアクセサリーは、キャンディーピアス(1万1000円)、チェーン付きボールピアス(1万1000円)、イヤーカフ(7000円)、リング(1万3000円)の4種類。日本の特殊技術である手作業の8層パールコーティングを用いており、深みのあるパールカラーを採用した。そのほかオーロラコーティングを施した樹脂製のピアスとイヤリングも用意する。

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“パンテール ドゥ カルティエ”のキャンペーンフィルムが公開 新アンバサダーのエラ・バリンスカも出演

 「カルティエ(CARTIER)」はアイコンウオッチ“パンテール ドゥ カルティエ(PANTHERE DE CARTIER)”のキャンペーンフィルムを公開した。フィルムには香港の女優、カレン・モク(Karen Mok)や中国人俳優のチャン・チェン(Chang Chen)、アナベル・ウォーリス(Annabelle Wallis)、マリアカルラ・ボスコーノ(Mariacarla Boscono)をはじめ、昨年11月に新しく就任したイギリスの女優、エラ・バリンスカ(Ella Balinska)らブランドアンバサダーが出演した。各アンバサダーを同時に起用するのは初の試み。

 撮影は世界中を舞台に行われ、出演者たちはそれぞれの個性に合ったコレクションを着用した。「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」や「エルメス(HERMES)」「リモワ(RIMOWA)」のキャンペーンでも活躍するドイツのビデオグラファー、ジョナス・リンドストローム(Jonas Lindstroem)が映像を手掛けた。

 アルノー・カレズ(Arnaud Carrez)「カルティエ」インターナショナル・マーケティング&コミュニケーション・ディレクターは「“パンテール”のスピリットを体現したアンバサダーが集結したこのフィルムを公開できることにわくわくしている。“パンテール”の壮大なストーリーをみなさんに共有し続けることができ、非常にうれしい」と語った。

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超高級時計「リシャール・ミル」が認定中古店を銀座8丁目に移転リニューアル

 平均単価が2000万円を超えるスイスの超高級時計ブランド「リシャール・ミル(RICHARD MILLE)の認定中古品を扱い、スイスの時計ブランド「H.モーザー(H.MOSER & CIE.)」(平均単価200万円)の国内唯一の直営店でもある「エヌエックス ワン(NX ONE)銀座」が1月4日に移転オープンした。吉野麻紀プレス担当は、「移転オープン後まだ1週間だが、路面店化により来店客は4~5倍になった。認知が高まれば、今後もっと増えるだろう」と述べた。同店の2019年9月期の売上高は18億円。

 同店はこれまで銀座7丁目にあるビルの2階にあったが、銀座8丁目に路面店として移転リニューアルした。新店は18年11月に銀座7丁目の並木通りに移転した「リシャール・ミル ブティック銀座」の跡地で、銀座7丁目2階の旧エヌエックス ワン銀座は「エヌエックス ワン」の名前でサロンとして残し、シェフを招いての食事会などを行いオーナー同士の情報交換の場とする。「4月には、ここで初めてオークションを行う予定」だという。

 「リシャール・ミル」の19年の生産数は約5000本で、川﨑圭太リシャールミルジャパン社長は「欲しくても買えない状態が続いている」と話す。エヌエックス ワン銀座はソリューションの一つであり、「商品価値を高い次元でキープするために認定を与えている」。同店では、生産終了モデルや限定モデルなど貴重なアーカイブの委託販売も行う。

 エヌエックス ワン銀座における「リシャール・ミル」の平均販売価格は1800万円超で、中にはプレミアが付き販売時の1.2~1.5倍になるものもあるという。中古に対する抵抗はないか聞くと、「お客さまに抵抗感は感じない。『リシャール・ミル』という価値を理解・共有いただいている方に支えられている」と答えた。

 「リシャール・ミル」は“全店舗完全直営店化”を理由に、19年をもってスイス・ジュネーブで行われる世界二大時計見本市「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ(WATCHES & WONDERS GENEVA)※旧S.I.H.H.(サロン・インターナショナル・オート・オルロジュリ)」への出展を取りやめている。

 またリシャールミルジャパンの19年9月期の売上高は110億円。

■NX ONE銀座
オープン日:1月4日
時間:11:00〜19:00
定休日:火曜日
住所:東京都中央区銀座8-4-2

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「ハミルトン」が“キャリバー 11” 誕生50周年アニバーサリーモデル発売 世界限定1972本

 「ハミルトン(HAMILTON)」は、世界初の自動巻きクロノグラフムーブメントでブームを巻き起こした“キャリバー 11”の誕生50周年を記念して、アニバーサリーモデル“クロノマチック 50”を世界限定1972本で発売した。1972本は、“クロノマチック 50”のベースに採用した1960〜70年代の「ハミルトン」の名作モデル“クロノマチック E”を発売した72年にちなんだもの。現在、「ハミルトン」公式サイトで予約注文が可能だ。価格は30万1000円。

 “クロノマチック 50”は、48mm径のビンテージ風のステンレススチールケースを採用して製作。6時位置にデイト表示、3時と9時位置にはクロノグラフカウンター、レッドカラーのクロノグラフプッシュボタンを右側に配したほか、標準持続時間は60時間に伸長した。

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伊勢丹ザ・ステージの年内ラストは「スウォッチ」 6人のアーティストの好きなアートの一部が時計に

 「スウォッチ(SWATCH)」は12月25日、カスタムウオッチ“スウォッチ バイ ユー”のポップアップストアを伊勢丹新宿本店本館1階のザ・ステージにオープンした。31日まで。年内最後のザ・ステージでのイベントだ。

 ポップアップストアには、Chocomoo、Jun Inoue、Kosuke Kawamura、Ouma、yoshi47、透明回線という6人のアーティストが「スウォッチ」のために描いたアートが登場。スクリーン上のアートの上で時計の型を動かして好きな場所を決めると、およそ20分後にはスクリーン上と全く同じ模様の時計が完成し、そのまま持ち帰ることができるショップだ。時計は、白いムーブメントと黒いムーブメントの2種類から選択可能。さらに文字盤の裏には15文字までのメッセージを入れることができる。価格は1万5120円。

 6人のイラストは、いずれも画角いっぱいに細かい模様を敷き詰めたもの。どの部分を切り取るかによって、時計の印象は大きく変わる。誰のイラストの、どの部分を時計にのせるかは、なかなか迷いそうだ。アーティストの多くは、「スウォッチ」の“インスタグラムサーフィン”で見出され、アカウントに直接ダイレクトメールが送られてきたという。Jun Inoueは、「『スウォッチ』は小学生のころ親戚からもらったけれど、ケースから取り出して身に付けることができなかったくらい大切にしていた時計。自分が、そんな時計の絵柄を描けるようになれて幸せ。身につけた人がハッピーになれる絵柄を作った」とコメントした。

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「MCM」が初のジュエリーコレクション デザイナーのロバート・タテオシアンとコラボ

 ドイツ発ライフスタイルブランド「MCM」は12月23日に、ジュエリーデザイナーのロバート・タテオシアン(Robert Tateossian)とコラボしたコレクションを発売した。全国の「MCM」直営店で取り扱う。

 同コレクションは、「MCM」の消費者におけるブランドイメージの拡大と、スタイリングと自己表現の幅を広げることを目的に製作。「MCM」がジュエリーを手掛けるのは初めて。

 アイテムは、「MCM」のシグネチャーデザインや2020年春夏コレクションに合わせたデザインに、英国に伝わる伝統的なジュエリーメイキングの職人技を融合させたメンズとウィメンズのジュエリーをそろえる。独・ミュンヘンのディスコシーンやベルリンのアイコニックなテクノクラブをインスピレーション源に、ステンレススチール、スターリングシルバー、18Kゴールドのマテリアルを採用したネックレスやピアス、リング、ブレスレット、ピン、チョーカーなどを用意した。

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電撃退社の前取締役、ティファニーとブルガリの売却を語る

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「ディオール(DIOR)」などを擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)がティファニー(TIFFANY & CO.)を162億ドル(約1兆7658億円)超相当で買収すると11月25日に発表し、ラグジュアリー業界に激震が走ったことは記憶に新しい。その数日後にティファニーを離れたことで話題となったフランチェスコ・トラーパニ(Francesco Trapani)前取締役が、伊紙「コリエーレ・デラ・セラ(CORRIERE DELLA SERA)」が12月12日にミラノで開催したイベントに登壇した。

 トラーパニ=ティファニー前取締役は発言の冒頭で、「一般論として、最高経営責任者(CEO)は65歳までだと思う。もちろん個人差はあるが、CEO職はプロのアスリートのようなもので、長年にわたって続けられるものではない。それほど厳しくてストレスの多い仕事だ」と語った。

 同氏は1957年生まれで、現在62歳。ブルガリ(BVLGARI)の創業者であるソティリオ・ブルガリ(Sotirio Bulgari)のひ孫にあたる。84年からブルガリのCEOを務め、2011年にLVMHがおよそ52億ドル(約5668億円)で同社を傘下に収めた際にLVMHウォッチ&ジュエリー部門の会長兼CEOに就任。16年までLVMHの取締役を務めた後、17年3月にティファニーの取締役に就任した。これは“もの言う投資家”のジェナ パートナーズ(JANA PARTNERS)と合わせてティファニーの株式を5.1%保有していたことによる。なお、アレッサンドロ・ボリオーロ(Alessandro Bogliolo)=ティファニーCEOもブルガリの最高執行責任者とジュエリーやウオッチ、アクセサリー部門の上級副社長などを含む要職を1996年から2012年まで務めている。

 トラーパニ=ティファニー前取締役はティファニーを離れた理由について、「ティファニーの経営に関して意見の相違があるわけではなく、米上場企業のルール上、買収後は個人的なプロジェクトなどができなくなるため退任した。LVMHには私の一族が130年にわたって経営してきたブルガリを売却しているし、友人も多くいる。私はLVMHの株主でもあるし、悪感情は全くない」と説明した。また、LVMHを率いるベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH会長兼CEOについても高く評価しているという。「私はLVMHを比類のない素晴らしいパートナーだと考えているが、それはベルナールがいるからだ。同社は長期的な戦略を立て、ゆっくりと時間をかけてブランド価値を築いていくことに長けている。ティファニーのCEOを務めているアレッサンドロは、クリエイティブ面で新風を吹き込んで同社の事業をさらに発展させるべく2年前に同職に任命されたが、LVMHは彼が進めている改革の後押しをしてくれるだろう」。ちなみに、アルノーLVMH会長兼CEOは1949年生まれの70歳だ。

 ブルガリとティファニーという、欧米を代表するラグジュアリーブランドの売却を経験したトラーパニ=ティファニー前取締役だが、それぞれの機会で異なった感慨を抱いたようだ。「ブルガリを売却した際、最後は朝の4時半まで悩み、もはや何も考えられない状態だった。結果として取引は大成功を収めた。私は深い満足感とともに言いようのない寂しさも感じたが、ティファニーに関してそうした寂しさはない。LVMHという信頼できる会社に買収されたことを、株主としてうれしく思う」と述べた。

 同氏によれば、LVMHに売却する何年も前にブルガリはほかのイタリアのラグジュアリーブランドとの合併を検討していたが、話がうまくまとまらなかったという。これはフランスとイタリアの企業文化の違いも一因ではないかと同氏は分析する。「フランスにはラグジュアリーブランドのコングロマリットが存在するが、これはブランドが創業家の手を離れているケースが多いからだと思う。一方、イタリアでは家族経営を続けている場合が多いので、コングロマリットになりにくいのではないか。もっとも、偶発的な要素があることも否めない。買収を繰り返すアグレッシブな起業家がたまたまフランスに存在していたためにそうなった、という見方もできるだろう」。

 ラグジュアリー市場そのものも、以前とはかなり異なっていると同氏は語る。「私が若かった頃、ラグジュアリーブランドは今よりも小規模で数も少なく、ごく一部の富裕層に向けて非常に高価な品を作っていた。市場は基本的にヨーロッパと米国しかなく、やや遅れてそこに日本が加わった程度だった。現在はグローバルな産業に成長しており、上場企業も珍しくない。世界中に顧客がいるし、特にアジアでの増加が著しい」。

 今やラグジュアリーブランドにとって中国は最も重要な市場の一つだが、今後は逆に中国発のラグジュアリーブランドが出てくると思うかという質問に対しては、「ラグジュアリーブランドの顧客は、“ラグジュアリー”とは何か、またそれを提供してきた歴史がある国はどこかについてはっきりとした意見を持っていることが多い」と答えるにとどめた。

 では、ラグジュアリーとは何なのだろうか。同氏は、「財力があれば、高価な物を買うのは簡単だ。問題はハイエンドなサービスを受けられるかどうかだろう。ラグジュアリーブランドにとって、サービスは非常に重要なものだ。製品の質を管理することはさほど難しくないが、ブランドにふさわしいレベルのサービスを提供することは難しい。だからこそ、ラグジュアリーブランドは販売員のトレーニングに多大な投資をする」と語った。

 近年はラグジュアリーブランドの事業形態もより複雑になっており、CEOに求められる資質も変化している。トラーパニ=ティファニー前取締役は、「まず、戦略を立てる能力に優れていること。企業は膨大な数の製品を取り扱っており、複数のチャネルや市場で事業を展開している。その中で自社の強みを見つけ、そこに注力できるのが優れたCEOだ。多くの経営陣は、全てを満遍なくやろうとして平凡な結果となってしまう。2番目に重要なのは、強いリーダーシップがあること。優秀な社員は野心的で転職をためらわない。CEOは、そうした社員にインスピレーションを与える存在でなくてはならない。そして最後に、国際的な知識や経験があること。さまざまな文化や考え方を持つ社員をまとめ、率いていかなくてはならないからだ」とその要件を上げた。

 最も好きなジュエリーは何かという質問には、「『ブルガリ』の“ビー・ゼロワン(B.ZERO1)”だ。大ヒット商品となり、当時CEOだった私は大いに助けられたからね」と笑顔で答えた。ほかにも、往年の大女優である故エリザベス・テーラー(Elizabeth Taylor)が愛用したことで知られる、ヘビをモチーフとした同“セルペンティ(SERPENTI)”シリーズも気に入っていると話した。

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今年も「カルティエ」が大切な人に“想い”を届ける特別メッセージサイトをオープン

 今年も「カルティエ(CARTIER)」が、大切な人に“想い”を届ける特設サイト「カルティエ ウイッシュ(CARTIER WISH)」をオープンした。スマートフォン専用で、2020年1月6日まで。特別サイトでは、カルティエのページボーイが、オリジナルのタイポグラフィを一生懸命組み立て、ユーザー一人ひとりのメッセージを作成。その様子と言葉、音楽付きのショートムービーは、SNS経由でプレゼント可能だ。

 サイトのトップページは、「カルティエ」レッドのジュエリーボックス。このボックスを開けるようにスクリーンをタップすると、ページボーイが現れる。あとは12文字までのメッセージと名前を入れるだけ。メッセージは「MERRY XMAS」や「THANK YOU」「WISH U JOY」など、定型文も選択可能。メッセージと名前を送信すると、「RECEIVED BY CARTEIR(カルティエが受け取りました)」のスタンプが発行され、ページボーイが「カルティエ」のジュエリーを組み込みながらメッセージを製作するショートムービーがスタートする。

 ムービーは、今年も愛らしい。ページボーイより大きなジュエリーをメッセージの中に“セッティング”するため、滑車を一生懸命に動かして反対に振り回されてしまったり、重たすぎて転んだりよろめいたり、4人がかりで肩車したり。愛らしく、健気に、アイコニックな動物“パンテール”モチーフのブローチや、“LOVE”ブレスレット、コーラルリングなどを持ち運ぶ姿は、ムービーを贈る側も、贈られる側も“ほっこり”してしまいそう。フィナーレではジュエリーボックスが開き、ジュエリー付きのメッセージが画面いっぱいに現れる。

 アニメーションは、選んだ言葉によって変化する。パートナーや友人、同僚、家族にクリスマスメッセージを贈ったり、一年の感謝の気持ちを伝えたりするときに利用したい。LINEの公式サイトでは現在、オリジナルの壁紙もダウンロードできる。

問い合わせ先
カルティエ カスタマー サービスセンター
0120-301-757

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「ディオール」が公式オンラインストア限定でホリデーギフト

 「ディオール(DIOR)」は、女性に向けたホリデーギフトとして公式オンラインストア限定アイテムを発売した。

 限定アイテムは、創立者のクリスチャン・ディオール(Christian Dior)自身も大切にしていた幸運のスターをモチーフに製作した「ディオール」のロゴが輝くブローチ(4万円)やヘアクリップ(2種、各4万円)、イヤリング(8万2000円)をそろえる。

 さらに「ディオール」は、ギフトシーズンを盛り上げるため、スナップチャットにAR機能を駆使した新フィルターを追加した。新フィルターで、ホリデーシーズン限定のショッピングバッグやギフトボックスを撮影すると、「ディオール」のロゴが輝いて花などの植物が画面に散りばめられる仕様になっている。

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「ルイ・ヴィトン」ウオッチ&ジュエリー部門ディレクターによるオリジナルジュエリーが日本初上陸

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のウオッチ&ジュエリー部門アーティスティック・ディレクター、フランチェスカ・アムフィテアトロフ(Francesca Amfitheatrof)が手掛ける「シーフ アンド ヘイスト(THIEF AND HEIST)」は12月18日から、東京・六本木のセレクトショップのリステア(RESTIR)でブレスレット“シリーズ001”(1万5000円)を販売する。アジア圏での販売は今回が初めて。

 “シリーズ001”は、一度付けるとハサミで切るまで外すことができない“タグ”をコンセプトに製作した。ただ着飾るためのアクセサリーとしてではなく、大切な思い出や願いをアクセサリーを通じて半永久的に身につけるというストーリーが込められている。カラーはブラック、ホワイト、ピンク、イエロー、オレンジ、グリーン、パープル、コーラルの全8色をそろえる。

 アムフィテアトロフは東京で幼少期を過ごしたのち、1993年にロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート(Royal College of Art)で修士号を取得。2014年に「ティファニー(TIFFANY & CO.)」のデザインディレクターに就任し、“ティファニー T”や“ハードウェア”コレクションを手掛けた。18年から「ルイ・ヴィトン」でウオッチ&ジュエリー部門アーティスティック・ディレクターを務めている。

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「グランドセイコーブティック 大阪心斎橋」が13日オープン 世界最大級の品ぞろえ

 セイコーウオッチは12月13日、大阪・心斎橋に西日本初の路面店で世界最大規模の「グランドセイコーブティック 大阪心斎橋」をオープンした。売り場面積は約170平方メートルで、「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」のみ約200点を扱う。

 ブティックには個室の接客スペースを2カ所と、それとは別にサロンスペースも設け、専門スタッフが商品選びをアシストする。サロンスペースでは定期的にイベントを開催し、「グランドセイコー」の魅力を発信する場としても活用するという。またブティック限定アイテムも扱う。

 「グランドセイコー」は1960年に誕生。精度、視認性、耐久性など、時計の本質とも言える機能を追求してきた。2010年からは本格的にグローバル展開をスタートさせ、同社の伝統と先進技術を融合させたメイド・イン・ジャパンの高級時計を提案。17年春には“Grand Seiko”のロゴを12 時位置に配し、独立ブランドとしての再スタートを切った。

 グランドセイコーブティックは、17年11月に世界初となる店舗をロサンゼルスの高級ショッピングエリア、ロデオドライブにオープンして以来、ソウル、東京・銀座など世界の主要都市に出店している。

■グランドセイコーブティック 大阪心斎橋
オープン日:12月13日
時間:月~土曜日 11:00~20:00 / 日・祝日 11:00~19:00
定休日:不定休(12月31日、1月1日は休み)
住所:大阪府大阪市中央区南船場4-3-11 大阪豊田ビルディング1階

問い合わせ先
セイコーウオッチ お客様相談室
0120-061-012

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クリスマスの風物詩「ブルガリ アウローラ アワード2019」を小雪、平原綾香、高橋尚子らが受賞

 ブルガリジャパンは11日、女性の功績や活動にスポットライトを当てた「ブルガリ アウローラ アワード2019(BVLGARI AVRORA AWARDS2018)」のセレモニーを舞浜アンフィシアターで開催した。4回目となる今回は、女優やスポーツ選手、芸術家、企業家など各界を代表する10人が受賞した。

 受賞者/推薦者は次の通り。小雪(女優) /奈良橋陽子(キャスティングディレクター)、平原綾香(シンガーソングライター、サクソフォン演奏)/湯川れい子(音楽評論家)、塩田千春(現代アーティスト)/南篠史生(森美術館館長)、川上未映子(小説家)/林真理子(小説家)、南谷真鈴(七大陸最高峰最年少登頂記録保持者)/天野喜孝(画家)、高橋尚子(スポーツキャスター、マラソン解説者)/ミキコ(演出振付家)、堀江愛利(ウーマンズ・スタートアップ・ラボ創業者・CEO)/伊達美和子(森トラスト社長)、村治佳織(ギタリスト)/操上和美(現代美術家)、ソノヤ・ミズノ (女優、モデル)/草刈民代(女優)、山中瑶子(映画監督)/坂本龍一(音楽家)

 授賞式はクリスタル ケイによるパフォーマンスで幕開け。授賞式の途中では受賞者の一人である平原絢香が熱唱するなど音楽を絡めての演出が今年の特徴に。普段から「ブルガリ」の“セルペンティー”をよく身に着けるという小雪は、「この賞を通して、こうした華やかな世界だけではなく、世界中で頑張っている女性たちを称えてあげられる世の中になっていけばいいと思います」などとコメント。また、高橋尚子は、「2008年に現役を引退してからなかなか賞に選出される機会はなかったので、新しい世界に取り組んでいることに少し自信を持てました」などと喜びを語った。続けて解説者やキャスターという立場で「来年は東京オリンピック・パラリンピックの年なので、この輝きに負けないような素晴らしい輝きを持った人を今度は私がしっかりと支えていきたい」と力強く語り会場を盛り上げた。

 会場には1200人の一般客が招待され、授賞式を観覧。開演前にゲストとして招かれた「ブルガリ」アンバサダーのKoki,やローラ、森星など著名人が次々登場すると歓声が上がった。

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「ロジェ ヴィヴィエ」から初のジュエリーコレクション “一本眉”モデルをキャンペーンに起用

 「ロジェ ヴィヴィエ(ROGER VIVIER)」は2020年春夏コレクションから初のジュエリーラインを展開する。

 コレクションのモチーフとして使われているのは、メゾンのシグネチャーをクリエイティブ・ディレクターのゲラルド・フェローニ(Gherardo Felloni)が再解釈した3種類のバックルだ。これらにクリスタルをあしらい、ブレスレットやイヤリング、チョーカー、ヘアクリップ、ティアラなどで展開する。

 ベルサイユ宮殿の庭園から着想を得て、ゲラルドのデビューコレクションで披露した“ブロッシュ”バックルを使用した“ブロッシュヴィヴィエ”ブレスレットや、クリスタルで表現した花がブーケのように連なる“ブーケストラス”バックルを使用した“ブーケストラス”ブレスレットは、すでに日本でも店頭に並んでいる。

 また、チョーカーは12月半ばに、イヤリングやヘアクリップは1月末に日本に入荷する予定だという。価格も“ブーケストラス”ブレスレット(シルバー)が3万9000円、“ブロッシュヴィヴィエ”ヘアクリップが5万4000円、“ブロッシュヴィヴィエ”イヤリングが10万6000円など、ブランドのエントリーアイテムとしての役割も担いそうだ。

 さらに、同コレクションのキャンペーンを12月7日からインスタグラムなどのソーシャルメディアで展開。キャンペーンには個性的な“一本眉”で有名になったモデルのソフィア・ハジパンテリ(Sophia Hadjipanteli)を起用した。「インスタグラムで彼女を見かけて即座に彼女の類いまれなる美しさと個性的な顔に魅入られた。彼女は現代を象徴する人だ」とゲラルドはコメントする。

 アンティークジュエリーの収集家としても知られるゲラルドは、「自分が情熱を燃やせることを仕事にも生かせるのはすばらしい。『ロジェ ヴィヴィエ』のジュエリーをデザインできてとてもうれしい」と語った。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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表参道のラグジュアリーなホテル空間で体感する「シャネル スイート」に潜入

 「シャネル(CHANEL)」は12月7~11日に表参道のバツ アートギャラリーでポップアップショップ「シャネル スイート(CHANEL SUITES)」をオープンする。同ポップアップでは、同ブランドのジュエリーとウオッチを展示販売。会場に足を一歩踏み入れると、ホワイトで統一されたホテルのサロンのようなエレガントな空間広がる。

 会場一階は、ホテルのフロントをはじめ、ユーモラスにアイコニックなアイテムを紹介するコーナー、「シャネル」のホリデーシーズンのテーマである、“オール・アイ・ウォント・イズ・シャネル(All I want is Chanel)をはじめとした、さまざまなメッセージカードが飾られたコーナー、ジュエリーやウオッチを実際手に取って楽しめるバーカウンターで構成。

 2階は”カメリア““ココクラッシュ”“コメット”と「シャネル」のアイコンをテーマにした3つのスイートルームで構成。“カメリア”スイートにはバスタブやパウダールームもあるゴージャスな作りになっている。“ココクラッシュ“のスイートは、モチーフのキルティングが施された白一色の空間、”コメット“のスイートはブラックとホワイトのモノトーンで構成されたツインルームになっている。各スイートにはテーマに沿ったアイコニックなジュエリーやウオッチが展示されている。ゆったりとしたホテルのスイートで「シャネル」のジュエリーやウオッチを楽しめる雰囲気 で、フォトスポットも満載。

 ホリデーシーズンの開幕にふさわしいポップアップショップの登場だ。気に入れば、その場で購入できるというのポップアップならでは。

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「時計屋大賞」初開催 最高金賞は「ハミルトン」など3ブランド

 ファッションウォッチ振興会は「時計屋大賞」を新設し、12月5日に初めて表彰式を行った。2018年9月から19年8月の1年間に発売された1000アイテムの中から、全国の時計店販売員200人が“オススメしたい時計”“自分も欲しい”という一本を選び、投票した。

 初回のテーマは“国・地域”で、アメリカ、イギリス、イタリア、スイス、ドイツ、北欧(スウェーデン、デンマーク)、その他欧州(フランス、オランダ、ベルギー)、日本の8部門に分け、それぞれ表彰した。アメリカ部門は「ハミルトン(HAMILTON)」、イギリス部門は「ヘンリーロンドン(HENRY LONDON)」、イタリア部門は「クラス14(KLASSE14)」、スイス部門は「ティソ(TISSOT)」、ドイツ部門は「ドゥッファ(DUFA)」、北欧部門は「ベーリング(BERING)」、その他欧州部門は「アニエスベー(AGNES B.)」、日本部門は「G-SHOCK」が受賞した。また、日本ブランドの「フューチャーファンク(FUTURE FUNK)」が特別賞を受賞した。さらに部門賞を獲得した8本の中から、「ハミルトン」「ヘンリーロンドン」「アニエスベー」が最高金賞を受賞した。

 受賞理由についてファッションウォッチ振興会は、「『ハミルトン』は軍用時計由来のデザインが男性客に支持された。一方で、『ヘンリーロンドン』は月の満ち欠けを表すムーンフェイズが女性客に受け入れられた。『アニエスベー』は、ソーラー時計としての機能性とセイコーウオッチがライセンス製造する安心感で人気だった」と総評した。

 ファッションウォッチ振興会は、パルコの子会社で時計専門店の「チックタック」などを運営するヌーヴ・エイの松崎充広社長が会長を務める非営利組織。松崎会長は、「時計ビジネスの最前線に立つ、全国の販売員が選んだことに意義がある。『時計屋大賞』を通じて、ファッションウオッチの定義、そして魅力をアピールしたい」と述べた。

 同振興会によるとファッションウオッチとは、「日常的に使いやすくて服のように着替えらえる時計を指し、中心価格帯は1万~5万円。手軽に購入・着用でき、年齢を問わない存在」だという。

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LVMHのアルノー会長、買収した「ティファニー」のNY本店に現わる

 ティファニー(TIFFANY & CO.)を162億ドル(約1兆7658億円)で買収したLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(以下、LVMH)のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH会長兼最高経営責任者(CEO)が、12月5日に「ティファニー」のニューヨーク5番街本店を訪れた。買収の発表後、同氏が正式に同店を訪問するのはこれが初となる。

 同氏は、次男のアレクサンドル・アルノー(Alexandre Arnault)=リモワ(RIMOWA)CEOと三男のフレデリック・アルノー(Frederic Arnault)=タグ・ホイヤー(TAG HEUER)戦略・デジタル担当ディレクターのほか、アントニオ・ベローニ(Antonio Belloni)LVMHグループ・マネジングディレクター、アニシュ・メルワニ(Anish Melwani)米LVMH会長兼CEOを伴って訪れ、アレッサンドロ・ボリオーロ(Alessandro Bogliolo)=ティファニーCEOと共に75分間ほど店内の各階を見学したが、大勢の警備員に囲まれてものものしい雰囲気だった。

 「ティファニー」本店は現在改装中で、2021年に新装オープンする予定だ。なお、LVMHは仏プロヴァンス地方にある名門ワイナリーのシャトー・デスクラン(CHATEAU D’ESCLANS)の株式過半を取得したことを11月29日に発表したばかりだが、次は伊フットボールクラブACミラン(AC MILAN)を買収するのではないかという噂が浮上している。

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「ロンジン」がパートナーのジャパンカップ 鈴木えみもエレガントなヘッドピースで華やかに

 日本のホースレース(競馬)の中でも権威のあるGⅠレース第39回「ジャパンカップ」が11月24日に開かれ、オフィシャルパートナー兼タイムキーパーを務めるスイスブランド「ロンジン(LONGINES)」は同日、東京・府中の東京競馬場にセレブや業界関係者らを招き、社交の場を提供した。

 東京競馬場の特別エリアには、ドレスアップした時計バイヤーやメディア、セレブリティーが集合。特に女性は、海外のホースレーシング観戦には欠かせないヘッドピースを身につけ、食事を楽しみながらレースを観戦した。いつもとは違うスタイルに、競馬場が一望できる特別席での時間。来場者は、年に1度の貴重な経験を楽しみ、親交を深めた。「ロンジン」がホースレースをサポートするのは、欧米ではエレガントかつ社交的なホースレース文化を日本に浸透させるため。普段とは違う華やかな装いで、スペシャルレースにまつわる遊びに興ずることで、親交をますます深めるのが狙いだ。

 会場には、ブラックを基調にドレスアップした鈴木えみや向井太一、横田ひかる、ヨンア、竜星涼、山賀琴子らが訪れた。

 「ロンジン」のパートナーは6度目となった「ジャパンカップ」は、年末にかけて盛り上がる秋〜冬のGⅠレースのキックオフを祝う存在。今年は出走がなかったが、従来は多くの外国産馬も参加する国際的なレースは、世界展開する「ロンジン」にとってピッタリだ。今年のレースはラストの直線で伸びたスワーヴリチャードが制し、オイシン・マーフィー(Oisin Murphy)騎手、馬主、生産者、調教師、厩務員らには、「ロンジン」の時計が贈られた。

 「ロンジン」は、1世紀以上にわたり乗馬スポーツのパートナーを務め、今日ではホースレーシングのみならず、障害馬術、総合馬術、エンデュランスまで、幅広い乗馬スポーツをサポートしている。国際競馬統括機関連盟のオフィシャルパートナー兼タイムキーパーでもある同ブランドは、三冠の一つケンタッキーダービーの他、カタール凱旋門などもサポートしている。

問い合わせ先
ロンジン
03-6254-7351

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NY発ジュエリー「ミラモア」が渋谷パルコ1階でポップアップストアをオープン

 アメリカ・ニューヨーク発ジュエリー「ミラモア(MILAMORE)」は、12月6~15日に渋谷パルコ1階でポップアップショップをオープンする。同ブランドは、NYを拠点に活動するデジタルPRコンサルタントの稲木ジョージと、代々宝石商を営んできた大和梓が2019年4月に設立。デザインをニューヨークで、生産は日本で行っている。

 ポップアップストアでは東京・南青山のショップを再現し、アンティークとフォトグラフィーが飾られた空間で、アイコンコレクションの“スプリット アニマルズ”や“パズル”コレクション、ホリデー用の新作を販売する。価格は、“ホリデー”コレクションが4万2000円~、“パズル”コレクションが9万8000円~、“デュオ チェーン”コレクションが21万8000円~。

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フォトスポット満載「ティファニー@キャットストリート」で一足早いクリスマス気分を

 「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は“ティファニー&ラブ”をテーマに東京・原宿の「ティファニー@キャットストリート」でクリスマスキャンペーンをスタートさせた。エントランスではブルーボックスで描いた“ラブ”や4mのツリーが設置され、クリスマスムードを盛り上げる。

 店内には、ニューヨークの街角をほうふつとさせるティファニーカラーで彩ったスタンドや巨大なジュエリーボックス、ニューヨークの夜景をイメージしたコーナーなど、フォトスポットが満載だ。カフェではホットチョコレート(650円)やホットジンジャーレモネード(650円)のほか、ソーセージプレッツェル(470円)、ホリデークッキー(2800円)などのクリスマス限定新メニューが登場。 キャットストリート店限定の“ハートタグチャーム”ペンダント(チェーン付き2万4500円)や“ボーンチャイナ ペーパーカップ”(ペアで1万6500円)も販売する。12月8日までの購入者には、12~18時にプロのカメラマンによる撮影写真のプレゼントがある。通常の白のリボンが赤に変わるクリスマスキャンペーンは12月25日まで。

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ティファニーの取締役が退任 「ルイ・ヴィトン」親会社による買収が理由ではないと説明

 ティファニー(TIFFANY & CO.)のフランチェスコ・トラパーニ(Francesco Trapani)取締役が11月29日付で退任した。

 同社は「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「ディオール(DIOR)」などを擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)によって162億ドル(約1兆7658億円)超相当で買収されることを11月25日に発表したばかりだ。しかし米証券取引委員会に提出された書類によれば、同氏は「ティファニーの経営などについて意見の相違があるわけではなく、自身のさらなる機会を求めるために退任する」という。本件について、ティファニーからのコメントは得られなかった。

 トラパーニ前取締役は2017年3月にティファニーの取締役会のメンバーとなった。これは“もの言う投資家”のジェナ パートナーズ(JANA PARTNERS)と合わせてティファニーの株式を5.1%保有していたことによる。それ以前は、1984年からブルガリ(BVLGARI)の最高経営責任者(CEO)を務めていたが、11年にLVMHがおよそ52億ドル(約5668億円)で同社を傘下に収めた際にLVMHのウオッチ&ジュエリー部門会長兼CEOに就任し、14年まで同職を務めた。その後、16年までLVMHの取締役と同社CEOのシニアアドバイザーを兼任した。なお、アレッサンドロ・ボリオーロ(Alessandro Bogliolo)=ティファニーCEOもブルガリの最高執行責任者とジュエリーやウオッチ、アクセサリー部門の上級副社長などを含む要職を1996年から2012年まで務めている。

 トラパーニ前取締役はまた、14年に伊投資会社クレシドラ(CLESSIDRA)の会長にも就任しており、15年の同社によるロベルト・カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)買収に一役買っている。なお、19年11月28日にドバイの投資会社ビジョン・インベストメント(VISION INVESTMENT)がロベルト・カヴァリの全株式をクレシドラから取得した。

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「ピアジェ」“ポセション”コレクションからクリスマス限定ペンダント

 「ピアジェ(PIAGET)」は、“ポセション”コレクションからクリスマス限定のペンダントを数量限定で販売している。

 同アイテムは、ホワイトクリスマスを連想させるようなやわらかな光沢感をまとうホワイトカルセドニーとピンクゴールドを組み合わせ、1粒のダイヤモンドをあしらったチェーンがアクセントになっている。価格は同ブランドのエントリープライスである20万円を下回る19万1200円。

 “ポセション”の“ホワイトカルセドニーシリーズ”では、このほかにもリング(29万4000円)やバングル(61万6000円)、ペンダント(72万円)などをそろえる。

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ミキモトの新社長に中西伸一氏が昇格 吉田均・現社長は会長に

 ミキモト(MIKIMOTO)は11月27日に、役員人事を発表した。新社長には中西伸一・取締役商品本部長が昇格。吉田均・現社長は会長に就任した。中西新社長は1955年6月8日、兵庫県生まれ。78年に同志社大学文学部卒業後、82年にミキモト入社。大阪支店長や本店営業第一部長、取締役営業本部長などの要職を務めた。

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ミキモトの新社長に中西伸一氏が昇格 吉田均・現社長は会長に

 ミキモト(MIKIMOTO)は11月27日に、役員人事を発表した。新社長には中西伸一・取締役商品本部長が昇格。吉田均・現社長は会長に就任した。中西新社長は1955年6月8日、兵庫県生まれ。78年に同志社大学文学部卒業後、82年にミキモト入社。大阪支店長や本店営業第一部長、取締役営業本部長などの要職を務めた。

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日本最大規模のデザイナーズジュエリーイベント開幕

 日本最大規模のデザイナーズジュエリーイベント「ニュー ジュエリー トウキョウ(NEW JEWELRY TOKYO以下、ニュー ジュエリー)」が11月29日~12月1日、東京・青山のスパイラルで開催される。同イベントは今年10年目で、国内外のジュエリーデザイナーや作家、メーカーが約130組出展する。

 会期中には「ボロロ(BORORO)」と詫間宝石彫刻による宝石研磨のワークショップや「シリシリ(SIRI SIRI)」や「トーカティブ(TALKATIVE)」、「ハム(HUM)」による純化によって循環する貴金属の普及活動「リファイン・メタル・プロジェクト(REFINE METAL PROJECT)」のインスタレーションも設けられる(「ハム」による商品の販売はなし)。

 「プルーフ オブ ギルド(PROOF OF GUILD)」や「シモン(SIMMON)」、「ユカ ホウジョウ(YUKA HOJO)」などブライダルシーンを彩るブランドも出展するほか、ドイツ・ミュンヘンを拠点に活動する「ジローカマタ(JIRO KAMATA)」やイギリスを拠点に活動する「カヨサイトウ(KAYO SAITO)」など世界を舞台に活躍する作家の作品もならぶ。

 会期中の会場内でのフード&ドリンクは「ミトサヤ 薬草園蒸留所」が担当し、果物や植物の香りを豊かに引き出した蒸留酒やカクテル、ビーン・トゥ・バーのチョコレート専門店のダンデライオン・チョコレート(DANDELION CHOCOLATE)による蒸留酒を使用したぺストリーなどを提供する。

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三越日本橋本店がジュエリー売り場を改装オープン 3億円の高額品も

 三越日本橋本店は27日、本館6階のジュエリー売り場を改装オープンした。大規模な改装は30年ぶり。名称を従来の宝石サロンから「ジュエリーギャラリー」に改め、面積も1.5倍に増床した。数百万円、数千万円の高額品の品ぞろえを強化し、ジュエリーに資産価値を求める富裕層のニーズにも応える。

 隣接する場所に8月に改装オープンした時計売り場「ウォッチギャラリー」と同様に、これまでのショーケース越しの対面式の商品陳列を一新し、美術館でアート作品を鑑賞するように客とスタッフが同じ側から商品を自由に見て回る“側面式”を採用した。これに伴いショーケースの高さを約10cm高くし、女性が立ったままの目線で商品を見やすくした。ゆったりとした椅子やソファーを完備したプライベートな接客スペースを充実させ、人目を気にすることなく、品定めができるよう配慮する。高額品の接客のための個室も新しくしている。

 時計売り場に続き、販売員も「カテゴリースペシャリスト」と呼ばれる専門職を6人配置した。ブランドの垣根を超えて、顧客の細かい要望に応える。売り場内での接客だけでなく、売り場の外に出てVIP客への販売も担う。

 編集ゾーン「ジェムガーデン」では、ダイヤモンド、パール、ルビー、サファイヤ、エメラルドなど素材ごとに商品を幅広く紹介する。その中に設けた「至宝ギャラリー」では、億単位のジュエリーを陳列し、約2週間で中身を変える。改装オープンに際して「ファイディー(FAIDEE)」の3億3800万円(予価)のルビーネックレスを紹介する。これまで億単位のジュエリーは売り場には陳列せず、特定のVIP顧客に紹介してきた。これをはじめ高額品の陳列を増やすようにしている。三越伊勢丹の菅百代・宝飾マーチャンダイザーは「既存のお客さま(三越日本橋本店の顧客)だけでなく、新しいお客さまとの接点を作るためにもオープンに展示していきたい」と話す。

 ブランドブティッックは既存の「ウェレンドルフ(WELLENDORF)」「ショパール(CHOPARD)」「タサキ(TASAKI)」「ダミアーニ(DAMIANI)」「ピアジェ(PIAGET)」「ポメラート(POMELLATO)」「ミキモト(MIKIMOTO)」を改装し、新たに「フレッド(FRED)」が加わった。

 百貨店のジュエリーは10月の消費増税以降、一般客の買い控え傾向が続く。同店では新しい売り場でクリスマス商戦での需要喚起を狙う。初年度の売上高は改装前の1.4〜1.5倍を計画する。

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「ティファニー」がDSMで限定メンズアイテムを販売

 「ティファニー(TIFFANY)」はドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET以下、DSM)限定のメンズジュエリー“ティファニー 1837 メイカーズ ヘリテージ エディション”コレクションを、11月29日~2020年1月15日の期間で販売する。同コレクションはシルバー製で、ペンダント、ネックレス、カフリンクス、リング、ブレスレットなど8種類で、長年愛用されたようなユーズド感が特徴だ。各商品には“ティファニー 1837メイカーズ”コレクションのモチーフである“T & CO MAKERS”や“NY”“925”や艶出し用ハンマーのシンボルが刻印されている。

 DSM銀座店、ニューヨーク店、ロサンゼルス店、シンガポール店、北京店をはじめ公式オンラインショップで販売する。

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LVMHがティファニーを買収 ジュエリー事業でさらなる存在感

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「ディオール(DIOR)」などを擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、ティファニー(TIFFANY & CO.)と買収について合意に至ったことを発表した。1株あたり135ドル(約1万4580円)、162億ドル(約1兆7496億円)超相当で買収する。

 創業1837年のティファニーはアメリカ発のラグジュアリーブランドで世界に約300店を構える。2019年1月期の売上高は前期比6.5%増の44億4210万ドル(約4797億円)で、純利益は同58.4%増の5億8640万ドル(約633億円)の増収増益だった。

 この買収によりLVMHはウォッチ&ジュエリー部門をさらに強大にし、アメリカでの存在感をより高めることになる。ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH会長兼最高経営責任者は「ティファニーをグループに迎えられることを非常にうれしく思う。類い稀なヘリテージとユニークなポジションを築いているグローバルなジュエリーブランドであり、われわれは多大に尊敬し、賞賛している。グループのメゾンとして、ブランド発展のために尽力する」と語った。

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「ルイ・ヴィトン」親会社の「ティファニー」買収いよいよ合意か 買収額を引き上げ1.7兆円で

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「ディオール(DIOR)」などを擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、ティファニー(TIFFANY & CO.)に対する買収額を引き上げており、両社は11月25日にも合意する可能性があると複数の現地メディアが報じた。

 この取引については、10月26日に米ブルームバーグ(BLOOMBERG)と仏AFP通信(L’AGENCE FRANCE-PRESSE)がスクープとして報道。同28日にLVMHが買収について事前の話し合いをしていることを認め、「ティファニーと買収の可能性について事前協議している。しかし合意に達するかは定かではない」と声明を発表していた。その際、買収額はおよそ145億ドル(約1兆5660億円)、1株当たり120ドル(約1万2960円)だとされていたが、今回の報道によれば1株あたり135ドル(約1万4580円)に引き上げられたため、合計で160億ドル(約1兆7200億円)を超えるという。なお、LVMHとティファニーは、いずれも現段階では報道に対するコメントを発表していない。

 LVMHの狙いはウオッチ&ジュエリー部門のさらなる強化だろう。同社は「ショーメ(CHAUMET)」などを擁しているほか、2011年に「ブルガリ(BVLGARI)」をおよそ52億ドル(約5616億円)で傘下に収めている。ライバルであるコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)は「カルティエ(CARTIER)」と「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」を、ケリング(KERING)は「ブシュロン(BOUCHERON)」と「ポメラート(POMELLATO)」を擁している。

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「ジャスティン デイビス」2019-20年秋冬はシルバーの魅力と独創的なクリエイションが融合

 「ジャスティンデイビス(JUSTIN DAVIS)」の2019-20年秋冬は“アブソルート(ABUSOLUTE)”をテーマに、年末年始のホリデーシーズンにもふさわしい、ハッピーでユニークなストーリーを込めたコレクションだ。直営サイトではプロモーションムービーも公開。新作コレクションを身に着けた男女は、ミステリアスな音楽とともに絶対的な世界観を醸し出す。

 コレクションは、シルバーの線材のみで表現したスタイリッシュなリング(5万8000円)や、立体のクラウンが耳たぶに沿うようにホールドできるピアス(2万6000円)、原型製作時にデニム生地を貼り付ける大胆で緻密な作業を行い、リアルなテクスチャ―を表現したパッチワーククラフトスカル(6万9000円)、可能な限り重量感を抑えたループマジックブレスレット(3万9000円)など。ブランドの世界観あふれる強いインパクトの作品に加え、シルバージュエリーの概念にとらわれない自由なアイデアから生まれたジュエリー全41型をそろえる。

 店舗とECでは、クリスマスフェアを12月25日まで開催。3万8500円以上の購入客に先着で、オリジナルのベア柄ソックスをプレゼントする。

問い合わせ先
JACK of ALL TRADES
03-3401-5001

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「シャネル」のジュエリーと時計の期間限定店「シャネル スイート」が表参道に

 「シャネル(CHANEL)」はポップアップショップ「シャネル スイート」を12月7~11日、東京・表参道のバツ アートギャラリーにオープンする。30年以上にわたり「リッツ パリ(RITZ PARIS)」に住んで友人をもてなしたガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)のライフスタイルをイメージしたホテルがテーマの空間で、ファインジュエリーやブライダルコレクション、ウオッチをそろえる。会場には、“ココ クラッシュ”や“カメリア”、“コメット”などメゾンのアイコニックなジュエリーに着想を得たスイートルームが登場するほか、ジュエリーやウオッチを試せるバーも設けられる。

 入場するには事前登録が必要で、12月4日から「シャネル」のLINE公式アカウントで登録を受け付ける。

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「タイメックス」が日本代理店との契約を終了

 DKSHジャパン(東京、マイケル・ロフラード社長)は12月31日をもって、アメリカの時計ブランド「タイメックス(TIMEX)」の代理店業務を終了する。同社によると、「最終出荷は12月26日で、同日までに出荷できない注文については、代理店権消失に伴いキャンセルとなる」という。

 同社によると、「2018年から契約更新の交渉を続けてきたが、合意に至らなかった」という。DKSHジャパンは、スイスの高級時計ブランド「ボヴェ(BOVET)」や「ローラン・フェリエ(LAURENT FERRIER)」などの代理店も務めるが、「タイメックス」は同社の主力ブランドだった。

 DKSHジャパンは02年から「タイメックス」の輸入代理店を務め、「ビジネスを約2倍に成長させた」。同社に代わる日本の代理店については、「タイメックス社が調整中で、未定」だという。製品保証およびアフターサービスについては、次期代理店決定までDKSHジャパンが対応する。

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「サカイ」がホリデーコレクションを発売 20年春夏コレクション発表アイテムなど全6型

 「サカイ(SACAI)」は11月23日、ホリデーコレクションとしてさまざまなブランドとのコラボアイテムを発売する。「サカイ」青山店や伊勢丹新宿本店など国内店舗のほか、北京の「SACAI SANLITUN」、香港の「SACAI ON LAN STREET」など海外の限定店舗で取り扱う。

 アイテムは全6型。2019-20年秋冬コレクションで発売した「ポーター(PORTER)」とのコラボバッグに、阿部千登勢「サカイ」デザイナーの美学である“ハイブリッド”を融合してフェイクファーを組み合わせたショルダーバッグ(Sサイズ 3万6000円、Lサイズ 5万4000円)、同年のランウエイで発表したフランス発のジュエリーデザイナー、シャルロット・シェネ(Charlotte Chesnais)とコラボしたイヤーカフ(Mサイズ 7万4000円、Lサイズ 7万8000円)、20年春夏メンズ・コレクションでコラボを発表した映画「ビッグ・リボウスキ(THE BIG LEBOWSKI)」内のせりふ“LET’S GO BOWLING”のグラフィックをフロントに、バックに映画のワンシーンをイメージして施したTシャツ(1万8000円)を用意する。

 また衣類以外にも、フランス発のライフスタイルブランド「アスティエ・ド・ヴィラット(ASTIER DE VILLATTE)」の白の陶器にゴールドの別素材で“ハイブリッド”にしたカップ(2万8000円)やボウル(2万9000円)、「サカイ」の過去のコレクションで採用したファブリックを再利用して製作した“ZANTAN”シリーズのトートバッグ(1万4000円)、ポーチ(1万2000円)、テディーベア(Sサイズ・キーチェーン付き 1万7000円、Mサイズ 2万2000円、Lサイズ 4万5000円)をそろえる。

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「サカイ」がホリデーコレクションを発売 20年春夏コレクション発表アイテムなど全6型

 「サカイ(SACAI)」は11月23日、ホリデーコレクションとしてさまざまなブランドとのコラボアイテムを発売する。「サカイ」青山店や伊勢丹新宿本店など国内店舗のほか、北京の「SACAI SANLITUN」、香港の「SACAI ON LAN STREET」など海外の限定店舗で取り扱う。

 アイテムは全6型。2019-20年秋冬コレクションで発売した「ポーター(PORTER)」とのコラボバッグに、阿部千登勢「サカイ」デザイナーの美学である“ハイブリッド”を融合してフェイクファーを組み合わせたショルダーバッグ(Sサイズ 3万6000円、Lサイズ 5万4000円)、同年のランウエイで発表したフランス発のジュエリーデザイナー、シャルロット・シェネ(Charlotte Chesnais)とコラボしたイヤーカフ(Mサイズ 7万4000円、Lサイズ 7万8000円)、20年春夏メンズ・コレクションでコラボを発表した映画「ビッグ・リボウスキ(THE BIG LEBOWSKI)」内のせりふ“LET’S GO BOWLING”のグラフィックをフロントに、バックに映画のワンシーンをイメージして施したTシャツ(1万8000円)を用意する。

 また衣類以外にも、フランス発のライフスタイルブランド「アスティエ・ド・ヴィラット(ASTIER DE VILLATTE)」の白の陶器にゴールドの別素材で“ハイブリッド”にしたカップ(2万8000円)やボウル(2万9000円)、「サカイ」の過去のコレクションで採用したファブリックを再利用して製作した“ZANTAN”シリーズのトートバッグ(1万4000円)、ポーチ(1万2000円)、テディーベア(Sサイズ・キーチェーン付き 1万7000円、Mサイズ 2万2000円、Lサイズ 4万5000円)をそろえる。

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ラルフ・ローレンの着こなしを再現した“ポロベア ウォッチコレクション”

 「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」は、“ポロベア ウォッチコレクション”の新作を11月18日に発売した。スイス製ムーブメントを搭載した機械式自動巻きで、価格は22万円と24万5000円。ケース径はいずれも42mmで、ラルフ・ローレン本人のスタイリングをイラストで再現した“ポロベア”をダイヤル中央にレイアウトしている。旗艦店である「ラルフ ローレン」表参道をはじめとする一部の店舗、および阪急メンズ大阪などの百貨店で販売している。

 ツイードのスポーツジャケットにジョッパーズパンツをはいた“ベッドフォードベア”は、ニューヨーク州ベッドフォードにある自宅でリラックスするローレン本人をイメージしたもので、デニムジャケットにジーンズ、星条旗柄のタートルネックセーターを着た“デニムフラッグベア”は、ローレンが所有するコロラド州の牧場で撮影された1989年の広告写真にインスピレーションを受けたもの。“タキシードベア”はダブルブレストのタキシードに味の出たジーンズ、スチールチップブーツというラルフらしい着こなしを表現したものだ。

 ベルトにもこだわり、“ベッドフォードベア”はシルク素材のタータンチェックとタンレザー、“デニムフラッグベア”はビンテージ加工のデニムとタンレザーをセットにし、“タキシードベア”には黒のアリゲーターを採用した。

 “ポロベア”は、ドイツの高級ぬいぐるみブランド「シュタイフ(STEIFF)」が91 年に200 個限定で製作したクマのぬいぐるみが起源。ラルフ ローレンは、「ポロ ラルフ ローレン」を中心にセーターやTシャツ、ネクタイなど、さまざまなアイテムにプリントや刺しゅう、パッチで“ポロベア”を登場させている。

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「ジョルジオ アルマーニ」が初のファインジュエリーをミラノで発表

 「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」は11月14日、イタリア・ミラノで初のファインジュエリーを発表した。ロゴをモチーフにした“ボルゴヌォーボ(BORGONUOVO)”をはじめ、香水の“シー(SI)”のキャップの花びらのようなモチーフからヒントを得た“シー”、夜空の星や月をイメージソースにした“フィルマメント(FIRMAMENTO)”の3ラインで、日常のさまざまなシーンの装いに合わせて楽しめるジュエリーだ。

 “ボルゴヌォーボ”はパヴェダイヤモンドを使用したリングやネックレス、イヤリングなどを中心に半貴石を使用したも。"アルマーニ ゴールド”と呼ばれるグレージュカラーのゴールドは色調にこだわった同ブランドオリジナルだ。

 モノトーンでコントラストを描いているのが“シー”でオニキスの立体的な花びらで構成されており、中心にはブラックダイヤモンドが輝きを添えている。ダイヤモンドで繊細なフラワーモチーフを描いているタイプもある。“フィルマメント”は、同ブランドのファッションでもよく登場する星や三日月をダイヤモンドのきらめきで描いたシリーズ。フリンジのような躍動感のあるものからクリーンなラインを印象付けるイヤリングやアシンメトリーなピアスなどモードなデザインもある。価格は約15万~600万円程度。11月中旬から世界中の「ジョルジオ アルマーニ」旗艦店で発売し、日本では2020年1月にアルマーニ/銀座タワーで発売予定だ。

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「カルティエ」が顧客専用のデジタルプラットフォーム メンテナンス相談にも対応

 「カルティエ(CARTIER)」は11月12日、顧客専用のデジタルプラットフォーム「カルティエ ケア」をスタートする。店頭とデジタルの間でシームレスに各種サービスや個別アドバイスなどを提供し、カスタマー・エクスペリエンスを豊かにすることを狙う。

 たとえば12日以降に「カルティエ」の時計を購入して「カルティエ ケア」に登録すると、最大8年間の国際限定保証のサービスが利用できるほか、メンテナンスや補完についてのアドバイスなどを個別に受けることができる。12日以前の購入者も、時計が国際限定保証の有効期間中ならオンライン登録可能だ。これに伴い以降、「カルティエ」は一部を除く新世代電池ならびにクオーツムーブメント搭載モデルの性能保持期間を3年から6年に拡大する。

 また「カルティエ」のジュエリー所有者には、初回の無料のサイズ調整やツヤ出し、洗浄を勧めながら、手書きの文字をベースとした刻印や、ジュエリーを収めるレッドボックスへのエンボス加工など、ブティック内で行ってきたパーソナライズサービスを提供予定だ。

 「カルティエ ケア」の対象は、ジュエリーやウオッチのみならず、レザーグッズやアクセサリーなど、メゾンの全カテゴリーに拡大予定。アルノー・カレズ(Arnaud Carrez)=カルティエ インターナショナル マーケティング & コミュニケーション ディレクターは、「『カルティエ ケア』は、より良いサービスとワンランク上のパーソナルな体験を届けるプラットフォーム。消費者の予想を超える体験、いわば“これまでになかった何か”を求める傾向は強くなるばかり。こうした要望に対応できるよう、魅力を感じていただけるつながりのあり方をデザインする」としている。

 メゾンは現在、「カルティエ」コレクションの貸し出し、最新コレクションの提案に際しての商品の買い取りなども検討中だ。

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「シャルロット シェネ」「リーフェ」など旬なジュエリーが400点集結 “渋スク”に大人のジュエリーセレクト

 国内外のコンテンポラリージュエリーのセレクトショップ「ディアリウム(DEARIUM)」が11月1日、渋谷スクランブルスクエア4階にオープンした。「シャルロット シェネ(CHARLOTTE CHASNAIS)」や「ソフィー ビル ブラーエ(SOHPIE BILLE BRAHE)」などの人気海外ブランドをはじめ、「リーフェ ジュエリー(LIEFE JEWELLERY)」「ブラン イリス(BLANC IRIS)」といった国内の気鋭のブランドを含む20ブランドから約400点をそろえる。駅直結の商業施設内でコンテンポラリージュエリーを扱うセレクトショップとしては最大級の規模だ。「ディアリウム」という店名は英語で親愛なるという意味のディアと場所を意味するアリウムを組み合わせた造語で、“インテリジェント”“センシュアル”“モード”をキーワードに大人の女性が日々楽しめる高感度なジュエリーをそろえる。

 上記ブランドのほかに、スウェーデン発「オール ブルース(ALL BLUES)」「アニカ イネズ(ANNIKA INEZ)」、「マルニ(MARNI)」の設立者であるコンスエロ・カスティリオーニ(Consuelo Castiglioni)の義娘が手掛けるイタリア発「アリータ(ALITA)」、イギリス発「ロケット(LOQUET)」、アメリカ発「テンサウザンドシングス(TENTHOUSANDTHINGS)」「シェスビー(SHAESBY)」など世界中の旬のブランドが集結したショップだ。

 「ディアリウム」を運営するのは、「ジュピター(JUPITER)」などの自社ジュエリーブランドやジュエリーセレクトEC「ジュエル アディクト(JEWEL ADDICT)」を展開するルイールコーポレーション(以下、ルイール)だ。同ショップを立ち上げたきっかけについて、海原崇ルイール代表は、「来年20周年という節目の年を迎えるにあたり、セレクト業態のプロジェクトを進めていたところ、渋谷スクランブルスクエア出店の話が来た。セレクト業態を始めようと思ったのは、国内のコンテンポラリージェリー市場を活性化できればと思ったから。弊社は渋谷が拠点ということもあり、渋谷に世界基準でトレンドジュエリーを集めて国内および世界に向けて発信できれば」と話す。渋谷にファッション感度の高いジュエリーショップがなかったのも理由の一つだという。ゆくゆくは「ディアリウム」専門のECサイト立ち上げも予定している。

 ブランドの選定に関しては、約500近い候補ブランドから価格帯や全体のバランスなどを検討し最終的に20ブランドまで絞りこんだという。ほかのセレクトショップなどで販売しているブランドも多いが、アイテムでそれらとの差別化を図るほか、定期的に新ブランドを導入していく予定だ。

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セイコーが世界最大の時計見本市の出展取りやめ

 セイコーウオッチは、スイス・バーゼルで開催される世界最大の時計・宝飾見本市「バーゼル・ワールド(BASEL WORLD)2020」への出展を取りやめた。「WWDジャパン」編集部の問い合わせに対して、同社の広報担当はこれを認めた。代わりに、これまでの「バーゼル・ワールド」開催期(3月)に、何らかの形で新製品の発表を行うという。

 同見本市をめぐっては、19年に「オメガ(OMEGA)」や「ブレゲ(BREGUET)」、「ロンジン(LONGINES)」「ブランパン(BLANCPAIN)」「ティソ(TISSOT)」「ハミルトン(HAMILTON)」「ラドー(RADO)」など多くのブランドを擁する世界最大の時計企業スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)が出展を中止。存続が危ぶまれていた。

 セイコーウオッチが同見本市に初出展したのは1986年。手巻き発電式クオーツを皮切りに、ブランドのスローガンである“常に時代の一歩先へ”を体現する最新技術を次々と発表してきた。

 「バーゼル・ワールド2020」は、ライバル関係にある「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ(WATCHES & WONDERS GENEVA)」と会期を続けて4月30日から5月5日まで開催される。しかし、そこにはセイコーウオッチの姿もスウォッチ グループの姿もない。

※10月16日に「S.I.H.H.(サロン・インターナショナル・オート・オルロジュリ)」から名称変更

 「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ」は、これまでの“バイヤーやジャーナリストなど、ごく一部に向けたエクスクルーシブな見本市”というコンセプトを一新し、時計のプロフェッショナルにとって参加必須であると同時に、時計作りの素晴らしさを世界に伝えるイベント、より一般に開かれたパブリックなイベントになることを宣言している。変われない「バーゼル・ワールド」との差は大きい。

渋谷ヤスヒト/オフィス・ノマド代表:1962年、埼玉県生まれ。大学卒業後、徳間書店に入社。文芸編集部を経て、「グッズプレス」編集部に配属。表紙撮影で出合った「ブライトリング」の“コスモノート”を購入したことをきっかけに時計にはまり、95年からスイス2大時計フェアや時計ファクトリーの取材を開始。2002年に同社を退社し、「エスクァイア日本版」の編集者などを経てオフィス・ノマドを設立。時計ジャーナリスト、モノジャーナリスト、編集者としての顔を持つ。趣味は料理

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「G-SHOCK」が八村塁とグローバル・パートナーシップ契約

 カシオ計算機の「G-SHOCK」は11月5日、米プロバスケットボールNBAで活躍する八村塁とグローバル・パートナーシップ契約を締結したと発表した。

 八村は、「『G-SHOCK』は小さい頃からの憧れ。学生時代はいつも身に着けていた愛着のある時計だ。今回サポートを受けることになってうれしい。今シーズンは、僕のバスケットボール人生において最も大事な時期。『G-SHOCK』のようなタフな気持ちで試合に臨みたい」とコメントした。

 カシオ計算機は2016年から日本のプロバスケットボールBリーグ(B.LEAGUE)のオフィシャル・タイムキーパーを務めており、プレス担当者は「今後もスポーツを通じたコミュニケーション活動を続け、選手を支援していきたい」と話す。

 八村は1998年2月8日、富山県生まれ。宮城県の明成高校を卒業後、米ゴンザガ大学に入学し、2019年6月に行われたNBAのドラフト会議で、日本人初の1巡目指名をワシントン・ウィザーズ(WASHINGTON WIZARDS)から獲得して入団。開幕戦から先発出場を続けている。

グローバル・パートナーシップ契約の締結についてコメントする八村

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新ライン「ザ マーク ジェイコブス」が初の時計コレクションを発売

 マーク ジェイコブス インターナショナル(MARC JACOBS INTERNATIONAL)と時計製造メーカーのベッドロック マニュファクチャリング コー(BEDROCK MANUFACTURING CO.以下、ベッドロック)は、今年5月にデビューした「マーク ジェイコブス」の新しいライン「ザ マーク ジェイコブス」にとって初めての時計コレクションを発売した。

 “ザ カフウオッチ”“ザ ラウンドウオッチ”“ザ クッションウオッチ”“ザ チェーンウオッチ”“ザ ペンダントウオッチ”という5つのコレクションで構成し、価格は3万6000~5万8000円。11月1日に「マーク ジェイコブス」直営店と公式オンラインストアで、8日から時計のセレクトショップ、チックタック(TiCTAC)の全国主要約50店舗で販売する。

 ダイヤルとストラップはいずれもカラフルで楽しく、そこにゴールドやシルバー、ブラックに着色したステンレススチールケースが程よい高級感をプラスする。ブランドを象徴するりんご型のペンダントウオッチや太めのチェーンブレスレットなど、「ザ マーク ジェイコブス」らしい遊び心も反映される。

 マーク・ジェイコブス=デザイナーは、「ベッドロックとのパートナーシップにより、『ザ マーク ジェイコブス』の時計をローンチできることを光栄に思う」と述べ、シャイノーラ(SHINOLA)の創業者でもあるトム・カーツォティス(Tom Kartsotis)=ベッドロック創業者は「われわれがマークと作る時計は、市場に“興奮”を届けられるはずだ」と話す。

問い合わせ先
ザ マーク ジェイコブス ウォッチ
03-4360-5445

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「ルイ・ヴィトン」の親会社、ティファニーへの買収提案を認める

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「ディオール(DIOR)」などを擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、ティファニー(TIFFANY & CO.)に買収について事前の話し合いしていることを認めた。同社は「ティファニーと買収の可能性について事前協議している。しかし合意に達するかは全く定かではない」と声明を発表した。

 10月26日、米ブルームバーグ(BLOOMBERG)と仏AFP通信(L’AGENCE FRANCE-PRESSE)はLVMHがティファニーに対しておよそ145億ドル(約1兆5660億円)、1株当たり120ドル(約1万2900円)での買収を今月初めに提示しており、ティファニーがそれを検討中だと報じていた。

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「ルイ・ヴィトン」親会社が1.5兆円で「ティファニー」買収か? 複数の海外メディアが報じる

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「ディオール(DIOR)」などを擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)が、ティファニー(TIFFANY & CO.)に買収案を提示したと複数の海外メディアが報じている。

 10月26日、米ブルームバーグ(BLOOMBERG)と仏AFP通信(L’AGENCE FRANCE-PRESSE)はLVMHがティファニーに対しておよそ145億ドル(約1兆5660億円)、1株当たり120ドル(約1万2900円)での買収を今月初めに提示しており、ティファニーはそれを検討中だと報じた。ブルームバーグは「両社が合意に至るとは限らない」と慎重な見方をしており、英フィナンシャル・タイムズ(FINANCIAL TIMES)は「ティファニーは買収案を拒否することが予想される」とコメントしている。LVMHとティファニーは、いずれも報道に対してコメントを発表していない。

 LVMHはウオッチ&ジュエリー部門では「ショーメ(CHAUMET)」などを擁しているほか、2011年に「ブルガリ(BVLGARI)」をおよそ52億ドル(約5616億円)で傘下に収めている。なお、アレッサンドロ・ボリオーロ(Alessandro Bogliolo)=ティファニー最高経営責任者(CEO)は、かつてブルガリの最高執行責任者とジュエリーやウオッチ、アクセサリー部門の上級副社長を兼任していた。また、フランチェスコ・トラパーニ(Francesco Trapani)=ティファニー取締役は、以前ブルガリのCEOおよびLVMHのウオッチ&ジュエリー部門CEOを務めていた。

 LVMHの19年7~9月期決算の売上高は、前年同期比17.0%増の133億1600万ユーロ(約1兆5979億円)と上期に引き続き増収だった。一方で、ティファニーの19年5~7月期は同2.5%減の10億4850万ドル(約1132億円)で、既存店売上高は同4%減と減収傾向にある。

 LVMHによる今回の買収案が本当であれば、ウオッチ&ジュエリー部門をさらに強化することが狙いだろう。ライバルであるコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)は「カルティエ(CARTIER)」と「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」を、ケリング(KERING)は「ブシュロン(BOUCHERON)」と「ポメラート(POMELLATO)」を擁している。なお、情報筋によればLVMHはプラダ(PRADA)の買収にも関心を示しているそうだが、両社ともコメントを控えるとした。

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日本のW杯ラグビーはまだ終わらない 次は「チューダー」が表参道で?

 ラグビーワールドカップ(以下、RWC)のオフィシャル・タイムキーパーであり、“オールブラックス(ALL BLACKS)”の愛称で知られるニュージーランド代表とパートナーシップを結ぶスイスの時計ブランド「チューダー(TUDOR)」は、10月30日表参道ヒルズ1階にポップアップストアをオープンする。会期は11月12日まで。内装はオールブラックスにちなんで黒を基調とし、「チューダー」の盾のロゴの赤を挿し色に使う。

 「チューダー」は17年に、RWCを主催する国際競技連盟・ワールドラグビーおよびニュージーランド代表とそれぞれ契約を締結している。RWCは11月1日に3位決定戦を東京スタジアムで、11月2日に決勝戦を横浜国際総合競技場で行う。オールブラックスはウェールズとの3位決定戦に臨む。

■チューダー 表参道
日程:10月30日~11月12日
時間:12:00~20:00(ただし10月30日のみ15:00~20:00)
定休日:無休
場所:表参道ヒルズ 1階
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10

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「東京ミッドタウン デザインタッチ2019」が11月4日まで開催

 東京ミッドタウンは10月18日から「東京ミッドタウン デザインタッチ2019(TOKYO MIDTOWN DESIGN TOUCH 2019)以下、デザインタッチ2019」を開催している。13回目で、会期は11月4日まで。“デザインを五感で楽しむ”をコンセプトとする同イベントには、国内外で活躍するデザイナーの作品が集結。子どもから大人まで一緒になってデザインの魅力や可能性を体感できる。19年のテーマは“FUSION(融合)”で、デザインに景色や科学、遊びなどを融合して新たな価値を提案する。

 メインとなるのは、東京ミッドタウン内のミッドタウン・ガーデンに登場した「デザインの森」だ。見る、考える、遊ぶ、創るの4つのエリアに分かれて作品が展示される。クリエイティブユニットのスプレッド(SPREAD)が手掛ける「六本木カラー渓谷」は赤、オレンジ、ピンク、ブルーに染めたメッシュ生地とミッドタウン・ガーデンの緑のコントラストが美しいインスタレーション作品だ。「自然が人を魅了し続ける理由は、色の奥にある光と影の対比にある」とし、全長約1kmのメッシュ生地は「網目に光を抱え込むことができる」ことから表現手段に採用した。会期中は17時から21時までライトアップされ、昼とは違ったインパクトを与える。

 慶應義塾大学環境情報学部で教鞭もとる現代芸術家の脇田玲は、“時間”をテーマに彫刻作品「モーメント(MOMENT)」を作った。東京ミッドタウンの風を計測してコンピューターで3次元データにし、“一瞬”を可視化(彫刻化)した。ミラー素材のため近づくと自分が映り込み、作品に溶け込んだような不思議な感覚が味わえる。

 子どもと楽しめるのが「デザインのひろば」だ。プロダクトデザイナーの深澤直人やインテリアデザイナーの五十嵐久枝がデザインした、「グッドデザイン賞」受賞の5種類の遊具で実際に遊ぶことができる。

 館内に入れば、約25mの吹き抜け空間に「ミラノサローネ国際家具見本市(MILANO SALONE)」でも活躍中のデザイナー、柿木原政広が手掛けるモビール作品が現れる。わずかな風もキャッチして揺れるモビールは、「役に立たないことにも意味があることを伝えたい」ものだという。

 会場でひときわ目を引くのが、芝生広場に設営された巨大な「オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)」のブースだ。144年におよぶ歴史を持つスイスの高級時計ブランドで、今なお創業者一族によって経営されるまれな存在だ。「オーデマ ピゲ」は「デザインタッチ2019」において、「時計以上の何か」展を開催する。時計の文字盤をイメージした12の部屋で、アーティスト池田亮司の動画作品やスイスから来日した時計師の作業と共に、創業者の一人ジュール・ルイ・オーデマ(Jules-Louis Audemars)が1875年に時計学校の卒業制作で作った懐中時計から、2019年に発売した“コード11.59 バイ オーデマ ピゲ(CODE 11.59 BY AUDEMARS PIGUET)”まで150本以上の時計を展示する。

 六本木で、さまざまなデザインに触れることのできる機会。いずれも無料なので普段は縁遠いデザインやアート、敷居の高い高級時計の世界に積極的にタッチしてみては?

TEXT : YUKO HOMMA

問い合わせ先
東京ミッドタウン
03-3475-3100

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スウォッチ グループと「カルバン・クライン」が時計ライセンス契約終了へ

 スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)とPVHコープ(PVH CORP)は、20年以上続く同グループと「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」のライセンス契約を終了することを発表した。スマートウオッチにシェアを食われ、中間価格帯市場で苦戦していることなどが理由だという。具体的な契約終了日は不明。

 スウォッチ グループは今回の契約終了について、「昨今のカルバン・クライン社の経営陣の不和や不確実性なども一因だ」としている。

 「カルバン・クライン」の親会社のPVHコープは、ここ数年のあいだ、目標に達していなかったウオッチ&ジュエリーのライセンス事業のテコ入れを検討していたという。「新たなパートナーを選定中で、決定し次第発表する」とコメントしている。

 スイスの時計業界紙「ビジネス モントレ(BUSINESS MONTRES)」は、モバード グループ(MOVADO GROUP)が有力なパートナー候補と報じているが、PVHコープからのコメントは得られなかった。モバード グループは、「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」「ヒューゴ ボス(HUGO BOSS)」「コーチ(COACH)」「ラコステ(LACOSTE)」などとライセンス契約を結んでいる。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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日本最大級のデザインとアートの祭典「デザイナート・トーキョー 2019」、「トリー バーチ」「プチバトー」が参加

 日本最大級のデザインとアートの祭典「デザイナート・トーキョー 2019(DESIGNART TOKYO 2019以下、デザイナート)」が10月18~27日に行われる。今年で3回目を迎える「デザイナート」は“感動の入り口”をテーマに、東京の各所でアートやデザイン、インテリア、ファッションなど業界の垣根を超えた展示やイベントを開催する。

 イベントの顔である“デザイナート フィーチャー”には香港を拠点に世界で活躍するキュレーションチームのデザインピア(DESIGN PIER)が起用され、公共建築費の1%をアートの費用に充てる文化制度である「1%フォーアート」をテーマにアジア各地のデザインやアートをワールド北青山ビルで展示する。

 今年のパートナーカントリーはイスラエルで、青山のスパイラルと神楽坂のアユミギャラリーでインスタレーションを行う。

 「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」は「ミラノサローネ2019(MILANO SALONE2019)」で発表したインスタレーションを東京で再現するほか、「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」や「プチバトー(PETIT BATEAU)」、「トリー バーチ(TORY BURCH)」などファッション関連のブティックをはじめ、「カッシーナ・イクスシー(CASSINA IXC.)」などインテリアの店舗でも展示が行われる。

 イベント初日の18日には、ワールド北青山ビルでオープニングパーティーを開催し、その後、銀座のラウンジ兼アートスペースであるプラストーキョーで「ペチャクチャナイト(PECHAKUCHA NIGHT)」を行う。

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日本最大級のデザインとアートの祭典「デザイナート・トーキョー 2019」、「トリー バーチ」「プチバトー」が参加

 日本最大級のデザインとアートの祭典「デザイナート・トーキョー 2019(DESIGNART TOKYO 2019以下、デザイナート)」が10月18~27日に行われる。今年で3回目を迎える「デザイナート」は“感動の入り口”をテーマに、東京の各所でアートやデザイン、インテリア、ファッションなど業界の垣根を超えた展示やイベントを開催する。

 イベントの顔である“デザイナート フィーチャー”には香港を拠点に世界で活躍するキュレーションチームのデザインピア(DESIGN PIER)が起用され、公共建築費の1%をアートの費用に充てる文化制度である「1%フォーアート」をテーマにアジア各地のデザインやアートをワールド北青山ビルで展示する。

 今年のパートナーカントリーはイスラエルで、青山のスパイラルと神楽坂のアユミギャラリーでインスタレーションを行う。

 「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」は「ミラノサローネ2019(MILANO SALONE2019)」で発表したインスタレーションを東京で再現するほか、「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」や「プチバトー(PETIT BATEAU)」、「トリー バーチ(TORY BURCH)」などファッション関連のブティックをはじめ、「カッシーナ・イクスシー(CASSINA IXC.)」などインテリアの店舗でも展示が行われる。

 イベント初日の18日には、ワールド北青山ビルでオープニングパーティーを開催し、その後、銀座のラウンジ兼アートスペースであるプラストーキョーで「ペチャクチャナイト(PECHAKUCHA NIGHT)」を行う。

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「ディオール」、ファインジュエリーのミューズにカーラ・デルヴィーニュ

 「ディオール(DIOR)」はこのほどファインジュエリーのミューズに、イギリス出身の女優でモデルのカーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)を起用した新キャンペーンを発表した。

 カーラは、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌ(Victoire de Castellane)=アーティスティック・ディレクターの手掛けるアイコニックなジュエリーの“ローズ デ ヴァン”を自由に重ねづけし、彼女が持つ現代的な奔放さや多面的なアイデンティティーを表現した。

 キャンペーン動画では、カーラがいたずらっぽい表情を浮かべながら風配図のモチーフとたわむれる様子がおさめられている。

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ベアブリックが「バカラ」から登場 デザインは藤原ヒロシ「フラグメント」

 フランス発クリスタルブランド「バカラ(BACCARAT)」は10月18日にメディコム・トイ(MEDICOM TOY)とコラボレーションした“ベアブリック フラグメントデザイン ポリゴン レッド(BE@BRICK FRAGMENDESIGN POLYGON RED)”を数量限定で発売する。「バカラ」のシンボルである赤のクリスタルを使用して多角形(ポリゴン)で構成されたベアブリックは、藤原ヒロシが主宰するフラグメントデザイン(FRAGMENTDESIGN)が意匠を手掛けた。東京・丸の内、パリ、ニューヨークの世界3店舗で販売する。ベアブリックの高さは12cmで価格は19万円。

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「カルティエ、時の結晶」展がスタート 意表を突く会場構成と逸品の数々の競演

 「カルティエ、時の結晶(CARTIER, CRYSTALLIZATION OF TIME)」展が10月2日から東京・国立新美術館でスタートした。日本における「カルティエ」の展覧会は4回目で1970年代以降の現代の作品にフォーカスした同展は「カルティエ」としては初の試みだ。約300点のうちほぼ半数は個人コレクターの所蔵品ということもあり、同展でしか見られない作品も多い。

 プロローグの“時の間”をはじめ、“色と素材”“フォルムとデザイン”“ユニヴァーサルな好奇心”という3つのチャプターに加え、メゾンのアイコンである“パンテール”や、アーカイブからの書籍から構成される同展の会場は新素材研究所 / 杉本博司+榊田倫之が担当。大谷石や屋久杉、神代ケヤキといった素材を用いた斬新な会場構成と「カルティエ」の数々の宝飾品との競演は見ものだ。

 時をテーマに、ミステリークロックや1970年以降に“トゥッティフルッティ”と呼ばれるようになる“ヒンドゥ”ネックレス、世界中の文化や動物、花々をモチーフにした宝飾品の数々を展示。時代の移り変わりと共に進化する「カルティエ」スタイルが異なる時代の作品との対話を通して感じられるようになっている。会期は12月16日まで。

 関連イベントとして、東京・六本木の21_21 デザインサイトで10月2日~14日、「カルティエが魅せる職人技(LES MOMENTS CARTIER /ART DE FAIRE)」が開催される。会場では、ジュエリーや時計制作のための道具や、クリエイションの源となる石などを展示し、フランスから来日した職人たちによるデモンストレーションが行われる。

■「カルティエ、時の結晶」
会期:10月2日~12月16日
時間:10:00~18:00
休館日:毎週火曜日(10月22日は開館、23日は休館)
場所:国立新美術館 企画展示室2E
住所:東京都港区六本木7-22-2
観覧料(税込):一般1600円、大学生1200円、高校生800円

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ダイヤモンドの輝きを体現する女性に贈られる「2019年フォーエバーマーク賞」を杏が受賞

 デビアス グループ(DE BEERS GROUP)のダイヤモンドブランドである「フォーエバーマーク(FOREVERMARK)」は9月25日、「アンダーズ東京」で「2019年フォーエバーマーク賞」の授賞式を開催した。同ブランドは日本に上陸して今年で10周年。ダイヤモンドのような“永遠の輝き”を放つ女性に09年から授与している。

 今年は、同ブランドの発表イベントでも登場したブランドのアンバサダー的な存在であるモデル兼女優の杏が受賞。「フォーエバーマーク」のロングセラーで永遠の絆を象徴する“エンコルディア® コレクション”から新作ペンダント“タイトノット”の特別版が贈呈された。ペンダントの中央には、「フォーエバーマーク」の最上級のカットで仕上げたダイヤモンド‟ブラックレーベル“のスクエアシェイプ(1.08カラット)がセットされている。

 オレンジのドレスで登場した杏は、「誕生石がダイヤモンドなので、親しみがある。“タイトノット”のペンダントには輝きと重厚感を感じるとともに、肌なじみがよく、いろいろな場面でつけられる。輝きがすばらしくスクエアカットが新鮮。日常に四角いものは多くあり、安心感がある」とコメント。絆に関しては、「家族から力をもらえる。物だけでなく経験やメッセージも含めて、ストーリーを引き継いで行きたい」と話した。

 「フォーエバーマーク」では、美しさとエシカルであることにこだわり抜いた天然未処理のダイヤモンドだけを認定し、一つ一つのダイヤモンドに同ブランドのアイコンと個別認証ナンバーが印されている。その厳しい基準を満たすのは世界のダイヤモンドのわずか1%未満。“ブラックレーベル”は、20年の研究によって生まれたデビアス グループ独自のカットで、カットの最高グレードとしてフォーエバーマーク鑑定書に記載される。

 「フォーエバーマーク」について杏は、「本物を追い求めるブランドで、一つ一つ選び抜いたダイヤモンドを提供している。このような賞をいただいてとてもうれしく光栄に思う」と笑顔を見せた。

問い合わせ先
フォーエバーマーク
03-6261-5080

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ベイクルーズのメンズジュエリー専門店「ワールドリーワイズ」がエディフィス新宿内に移転

 ベイクルーズグループが運営するメンズジュエリーのセレクトショップ「ワールドリーワイズ(WORLDLY-WISE)」は10月4日、東京・青山の骨董通りからエディフィス新宿2階に移転オープンする。同店は大人の男性をターゲットにしたベイクルーズ初のメンズジュエリーを扱う専門店として、2018年8月にオープン。“日常使いの特別感”をキーワードに、「ボルテッドスタジオ(BOLTED STUDIOS)」や「ダイキ サノ(DAIKI SANO)」「ハム(HUM)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」などのほか、ビンテージコレクションを取り扱っている。

 移転先のエディフィス新宿では、2階の3分の1ほどのスペースにインショップとしてオープンする。エディフィス店内に移転することについて担当者は、「エディフィスの地方店で開催したポップアップショップでは、1日に300万円ほどを売り上げ、エディフィスの顧客との相性の良さを感じた」という。

 「ティファニー(TIFFANY)」のアンティークカトラリーを用いた「ブラインド マン トッグス(BLIMD MAN TOGS)」の別注アイテムや、サッカーのコメンテーターとしても有名なトニー・クロスビー(Tony Crosbie)が手掛ける「コックスコーム(COXCOMB)」の別注アイテム、「ボブ ドット(BOB DOTT)」の1930~50年代のビンテージアイテムなどを新たに用意する。

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「グランドセイコー」が「デザイナート」に出展 ミラノで高評価を受けた作品を披露

 セイコーウオッチは、10月16日から20日まで東京の青山、表参道、原宿などで開催されるデザインとアートの祭典「デザイナート・トーキョー2019(DESIGNART TOKYO 2019)」の公式プログラムとして、「ザ・ネイチャー・オブ・タイム」東京展を開催する。4月にイタリアで行われた「ミラノサローネ2019(MILANO SALONE2019)」に「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」として参加した展示をスケールを拡大して再構成し、会場の原宿駅前の商業施設jingで披露する。

 展示するのは“ザ・ネイチャー・オブ・タイム”という作品。「グランドセイコー」が誇る独創のスプリングドライブをモチーフに、「移ろい流れ続ける時間とその永続性」を空間、映像、音などで表現する。TRUNKの桐山登士樹氏をプロデューサーに迎え、幅広いジャンルで活躍するデザインスタジオ「we+(ウィープラス)」と、ストーリー性のある映像で知られるCGディレクターの阿部伸吾を起用して独創性のある世界観を作り上げる。

 「ミラノサローネ2019」での展示会場は市内の個人邸宅美術館内で、そのクラシックな館内にスプリングドライブによる小宇宙を作って高い評価を受けた。会場ではダイナミックな映像を背に、光の波紋が水面に緩やかに広がる「フラックス」と題された神秘的なインスタレーションのほか、阿部氏による映像作品「ムーブメント」を紹介した。「ムーブメント」ではスプリンググドライブの流れる秒針からこぼれ落ちた光の粒子が観る者をいざない、時に追われる瞬間と周囲の喧騒から解き放つ数秒といった心の小旅行を鮮やかな映像でつづった。

 今回の東京展ではミラノよりもスケールを拡大して展開するもので、「光に誘われる、時の流れの旅」を体感する空間として再構成。会期中はトークイベントの開催も予定している。

◼ザ・ネイチャー・オブ・タイム東京展
会期:10月16日(水)〜20日(日) 11:00〜20:00
会場:jing
住所:東京都渋谷区神宮前6-35-6
(入場は無料)

◼トークイベント
日時:10月16日(水)19:00
登壇者:林信之氏(フリージャーナリスト)、畑中正人(作曲家、サウンドデザイナー)
(詳細は公式サイトに掲載)

問い合わせ先
セイコーウオッチ(株) お客様相談室
0120-302-617

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GPSソーラー時計「セイコー アストロン」から初のレディス 11月9日に発売

 セイコーウオッチ(東京都中央区、高橋修司社長)のGPSソーラー時計ブランド「セイコー アストロン(SEIKO ASTRON)」は、11月9日に初のレディスコレクション“3X シリーズ”を発売する。ラインアップはモノトーンの3モデルで、価格は23万円と24万円。

 “3X シリーズ”は世界最小の新GPSソーラームーブメント“キャリバー 3X22”を搭載し、世界で初めてGPS ソーラー時計としてケース径 40mmを下回る39.8mmを実現した。GPS ソーラー時計ならではの高い精度を保持しながら、ダイヤルに14石のダイヤモンドをセッティング。ステンレススチール製ケースは鏡面仕上げした。「セイコー アストロン」には、海外出張の多い女性キャリア層などからレディスコレクションの発売を求める声があり、それに応える形となった。

 「セイコー アストロン」は、2012年9月に世界初のGPSソーラー時計を販売した。同ブランドのGPSソーラー時計は、世界中のどこにいても簡単なボタン操作でGPS 衛星から電波を受信して、その地点の正確な時刻をすばやく表示する。また一日に最大2回、自動で時刻修正を行う。

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ジュエリーブランド「ヒロタカ」の2店舗目となる直営店が丸の内ブリックスクエアにオープン

 ジュエリーブランド「ヒロタカ(HIROTAKA)」は10月19日、2店舗目の直営店を東京・丸の内ブリックスクエアにオープンする。「ヒロタカ」丸の内店は本店として、コアコレクションをはじめアート性に富んだ限定コレクションやカラーストーンアイテムをそろえる。また、オープン記念としてクリスマスに向けた新作コレクションを先行発売する。

 天井高4メートルの店内空間には床に天然石を敷き詰め、壁には巨大な鏡を配置する。「ヒロタカ」のインスピレーション源でもある花の芯や動物の角、触覚をほうふつとさせる照明のオブジェをディスプレーし、店舗正面にはランの花に擬態するカマキリの姿を模した“カモフラージュ(Camouflage)”モチーフをエンブレムとして掲げている。プライベートな中庭や美術館の小部屋を散策するような体験を演出する。

 同ブランドの1店舗目は2016年に表参道ヒルズ地下1階にオープンした。

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「エンポリオ アルマーニ」がタッチスクリーン機能のスマートウオッチを発売 全6型を用意

 「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は9月25日に、タッチスクリーンスマートウオッチ“エンポリオ アルマーニ Connected スマートウオッチ3”を先行発売した。価格は全て5万3000円で、「エンポリオ アルマーニ」青山店や二子玉川店など全国の直営店で取り扱う。

 アイテムは、バッテリーの向上やメモリーの増量などの機能を加えた全6型。重量46グラムでブルー、グリーン、イエロー、オレンジ、シルバーカラーのアルミケースのモデルは、ブラックのラバーストラップを組み合わせた。重量111グラムでマットブラックカラーのモデルには、ステンレススチール製のブレスを組み合わせて仕上げた。さらにウオッチフェイスに、都市名を施したデザインやブランドのイーグルロゴなどを追加した。

 スピーカーが搭載されたことにより、スマートウオッチでスマートフォンの着信に応答することが可能となる。現在この機能はアンドロイドOSのみに提供されているが、今後発表予定の独自アプリをインストールすることで、iPhoneでも直接着信を受けて通話することが可能になる。また、グーグルアシスタントに話しかけると、スマートウオッチからの応答を音声で聞くことができ、通知アラートや音楽なども聴くことができる。

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伊ジュエラー「ブチェラッティ」を「カルティエ」の親会社が買収

 「カルティエ(CARTIER)」や「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」を擁するコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)は9月26日、イタリアのジュエラー「ブチェラッティ(BUCCELLATI)」の親会社であるブチェラッティ・ホールディング・イタリア(BUCCELLATI HOLDING ITALIA)の株式100%を、中国企業のガンスー・ガンタイ・ホールディング・グループ(GANSU GANGTAI HOLDING GROUP以下、ガンタイグループ)などから取得した。買収の金額など詳細は非公開。

 ヨハン・ルパート(Johann Rupert)=リシュモン会長は、「『ブチェラッティ』はそのスタイル、起源、クラフツマンシップにおいて、当社が擁するほかのジュエリーブランドを補完できる数少ない存在だ。独特のスタイルを持つ同ブランドを、長期的な目線で発展させていきたいと考えている。クリエイティブで個性的なジュエリーを探している顧客のニーズに応えてくれるだろう」と語った。

 アンドレア・ブチェラッティ(Andrea Buccellati)=ブチェラッティ名誉会長兼クリエイティブ・ディレクターは、「多くのラグジュアリーブランドを擁し、ジュエリー分野の経験が豊富な名門のリシュモンに加わることができて大変光栄に思う。長期的に戦略を策定する同社の考え方は素晴らしいと思うし、『ブチェラッティ』がリシュモンの一員として可能性を広げ、成果を上げられることを楽しみにしている」と述べた。

 シュイ・ジェンガン(Xu Jiangang)=ガンタイグループ創設者兼会長は、「名門ジュエラーである『ブチェラッティ』の中国市場への進出をサポートし、そのブランド強化に貢献できたことを大変うれしく思っている」とコメントした。なお、ジャンルカ・ブロゼッティ(Gianluca Brozzetti)=ブチェラッティ最高経営責任者によれば、同ブランドは2018年にアジアで5店舗オープンしており、それにけん引された全体の売上高も2ケタ成長となったという。

 ガンタイグループは17年8月にブチェラッティを買収。しかし当初から、高いクラフツマンシップを誇るイタリアのハイエンドジュエラーとはミスマッチなのではないかと言われていた。

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NY発メード・イン・ジャパンのジュエリー「ミラモア」の期間限定ショップがオープン

 ニューヨーク発ジュエリー「ミラモア(MILAMORE)」の1年間限定ショップがこのほど、東京・青山(東京都港区南青山3-13-3南青山YMビル2階)にオープンした。同ブランドは、ニューヨークを拠点に活躍しカリスマPRとして知られる稲木ジョージが代々一族で宝石商を営んできた大和梓と今年4月にスタート。稲木がクリエイティブ・ディレクターとしてデザインを手掛け、大和がオペレーション・ディレクターとして製造を監督するニューヨークでデザインされたメード・イン・ジャパンのジュエリーだ。隠れ家的な店舗では、ツルやカメ、金魚といった和のモチーフを用いたジュエリーやユニークなチェーンネックレス、一粒ダイヤモンドやエメラルドのチャームなどを販売する。ブランドのコンセプトは、ネームバリューやブランドのロゴなどにとらわれず身に着ける人が自分らしいスタイリングで楽しめるジュエリーだ。素材は18金でエメラルドはコロンビアかブラジル産、ダイヤモンドのクオリティーはVVS(ベリー・ベリー・スライトリー・インクルーディッド)以上とクオリティーにもこだわっている。

 青山店はNYソーホーにある稲木の自宅のリビングを再現。アンティークとフォトグラファーのベッティーナ・ランス(Bettina Rheims)が撮り下ろした「ミラモア」のビジュアルとアンティーク家具とが共存する空間になっている。

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「ティファニー」の新メンズコレクション 10月からジュエリーや時計を発売

 「ティファニー(TIFFANY)」は、新メンズコレクション“ティファニー 1837 メイカーズ(TIFFANY 1837 MAKERS)”を10月から順次発売する。同ブランドがメンズに限定したコレクションを発売するのは「ほぼ初めて」(プレス担当者)で、ジュエリーやウオッチ、ホームウエアなどで構成する。

 新作ジュエリーは男性にふさわしく大ぶりで、シルバーやゴールドを贅沢に使いながら、日常生活になじむベーシックなデザインだ。リード・クラッコフ(Reed Krakoff)「ティファニー」チーフ・アーティスティック・オフィサーも、「シンプルながら毎日身に着けてもらえる定番品になるだろう」と話す。価格はドッグタグ型のスターリングシルバー&18金イエローゴールド製ペンダントが24万円、18金イエローゴールドにオニキスをプラスしたシグネチャーリングが41万円など。

 ウオッチはいずれも機械式自動巻きで、クラシックなデザインながらブレスレットやバックルにブランド名の頭文字“T”をあしらい遊び心をプラスする。クラッコフ=チーフ・アーティスティック・オフィサーが本格的にデザインした初のウオッチ群であり、「ジュエリーとの連動性がいっそう高まっている」とプレス担当者。ケースは18金イエローゴールド、18金ローズゴールド、ステンレススチール、ブレスレットはアリゲーター、カーフレザー、ステンレススチールの各3種類で、価格は36万5000~87万円。27mmのメンズウオッチのほかに、22mmのレディスウオッチも用意する。

 クラッコフ=チーフ・アーティスティック・オフィサーは1996年から16年間にわたって「コーチ(COACH)」に携わり、クリエイティブ・ディレクターやプレジデントを務めた。2010年には自身の名を冠した「リード クラッコフ」を立ち上げたが、15年に終了。17年から現職。

 「ティファニー」は、チャールズ・ルイス・ティファニー(Charles Lewis Tiffany)によって1837年にニューヨークで創業された。子会社を含めた現在の従業員数は約1万3000人で、うち職人は5000人以上。ジュエリーやウオッチのデザインから製造、販売までを行う。同ブランドは、アメリカにおけるスターリングシルバーの基準(銀の含有率925/1000)を設定したことでも知られる。

 「ティファニー」は、同時期にテーブルウエアや筆記具からなる“ダイヤモンド ポイント(DIAMOND POINT)”コレクションも発売する。

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「プーマ」が初のスマートウオッチを発売 ブラック、イエロー、ホワイトの全3色

 スポーツブランドの「プーマ(PUMA)」は、フォッシル・グループ(FOSSIL GROUP)とコラボレーションし11月、ブランド初となるスマートウオッチ“プーマスマートウオッチ”を発売する。ユーザーのモチベーション向上やゴールトラッキングといった、アスリートのトレーニングをサポートすることに大きな期待をよせている。価格は3万2000円で、「プーマ」公式オンラインストア、タイム プラス スタイルなどで取り扱う。

 無駄を削ぎ落としたナイロンとアルミの28グラムのケースに、裏に溝を入れたシリコンストラップは着用中のグリップ性と通気性を併せ持ち、汗による不快さを軽減する。ブラック、イエロー、ホワイトの全3色をそろえる。

 グーグル フィット(GOOGLE FIT)により、ピラティスやボート漕ぎ、プッシュアップなどの筋力トレーニングの回数もトラッキングすることができる。“ワークアウトモード”では、グーグル フィットが継続的に心拍をトラッキングしてくれるので、理想的な心拍数の範囲でトレーニングできているかどうか判断することができる。

 さらに、インタラクティブダイアルが数種類インストールされており、SNSから写真をアップロードしてスマートウオッチのフェイスに設定することができる。

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「A. ランゲ&ゾーネ」新CEOはポルシェジャパンから

 コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)傘下の時計ブランド「A. ランゲ&ゾーネ(A. LANGE & SOHNE)」はこのほど、日本における新CEOに山崎香織が就任したとを発表した。

 山崎はこれまで主に自動車業界で欧米日市場のセールスやマーケティングに従事してきた。トヨタ自動車や日産自動車を経て、直近ではポルシェジャパンの執行役員マーケティング部長として、カスタマーエクスペリエンスの向上とブランドの躍進に貢献した実績を持つ。

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「ポール・スミス」が新モデルのウオッチを発売 幾何学的なデザインが特徴

 「ポール・スミス(PAUL SMITH)」は9月12日、新モデルのウオッチ“オクタゴン(OCTAGON)”を発売する。ドイツの美術学校バウハウスの建築デザインやグラフィックデザインをインスピレーション源に、メンズとウィメンズのペアモデルで用意する。価格は3万5000〜4万2000円。

 同モデルは、モデル名の由来となった美しい直線で構成された八角形のケースや、直線によってエッジィを効かせたブレスレットなど幾何学的なデザインが特徴だ。文字盤は、「ポール・スミス」のシグネチャー、“アーティストストライプ”の色からセレクトした2層のリングを採用し、ベースカラーとの組み合わせで華やかなコントラストを与えている。また、りゅうずに“アーティストストライプ”のカラーを採用し、全体にモダンな雰囲気を表現。ブレスレットは、ステンレススチール製と、鮮やかなバーガンディーレッドのカーフレザーベルトの2種類を採用する。

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「4℃」の姉妹ブランド「カナル4℃」がジュエリーのセレクトショップに

 エフ・ディ・シィ・プロダクツはジュエリーブランド「4℃(ヨンドシー)」の姉妹ブランドである「カナル4℃(CANAL 4℃)」を業態変更し、セレクトショップにする。新名称は、「カナル プロデュースド バイ ヨンドシー(CANAL PRODUCED BY 4℃以下、カナル)」で、ロゴもリニューアル。既存の人気オリジナル商品に加え、国内外のデザイナーが手掛けるブランドをそろえる。「カナル4℃」の店舗は現在45店舗。同社は9月4日に横浜ランドマークプラザ店を「カナル」1号店に、6日には福岡パルコ店を改装オープンし、徐々に改装を進める。トレンドを気軽に取り入れたい女性をターゲットに、オリジナル以外にも中村恵美による「ラミエ(LAMIE)」や兼森周平と平岩尚子による「フィリフヨンカ(FILLYJONK)」、建野みどりによる「アロム(AROM.)」などのジュエリーを販売する。中心価格帯は1万8000円。

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「シャネル」の時計“J12”アンバサダーにカヌー銅メダリストの羽根田卓也

 「シャネル(CHANEL)」はアイコンウオッチ“J12”の日本でのアンバサダーに、カヌー(スラローム)選手の羽根田卓也を指名した。その理由について「シャネル」は、「一流アスリートとしてぶれないチャレンジ精神を持ち、自己を高めて躍進しようとする姿は“J12”のコンセプトを体現する存在だ」としている。

 “J12”は2000年に発売。20年目を迎える19年6月に、高耐性セラミック製の外装をはじめとするデザインはそのままに、ムーブメントを含む約7割ものパーツを入れ替えてリニューアルした。

 羽根田は1987年、愛知県生まれ。2016年に開催されたリオデジャネイロオリンピックで、アジア人として初めてカヌー競技で銅メダルを獲得した。

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トゥモローランドの「デ・プレ」がジュエリー提案×メイクアップの体験型ポップアップ開催

 トゥモローランドの「デ・プレ(DES PRES)」は東京・丸の内店で、8月23日から9月8日までジュエリーブランド「イリスフォーセブン(IRIS47)」のポップアップを開催する。初日の23日にはアペリティフタイムとしてフードやドリンクを用意する。24、25日は「イリスフォーセブン」デザイナーの入江智子が来店し、それぞれの顧客に合ったジュエリーを提案する。また、「THREE」のトップメイクアップスペシャリストによる予約制のワンポイントレッスンも開催する。

 「イリスフォーセブン」は、デザイナーの入江智子が2016年春夏シーズンからスタートしたジュエリーブランド。身に着けることで、自然体の自分を引き立たせるようなジュエリーを提案。時代に流されない自分の感覚を大事にしている女性に向けてジュエリーを制作している。

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三越日本橋が時計売り場をリニューアル 開幕したフェアは売り上げ目標15億円!

 三越日本橋本店は本館6階の時計サロンをリニューアルし、「ウォッチギャラリー」として8月21日にオープンした。約60ブランドをそろえ、売り場面積は従来比約2.5倍の1000平方メートル強となった。改装は29年ぶり。

 リニューアルのコンセプトは“ザ・ギャラリー”。これまでの対面式の商品陳列を一新して、美術館やギャラリーでアート作品を鑑賞するように客とスタッフが同じ側から商品を見て回る。そのためウォッチギャラリーでは、ブランドを横断して接客する“時計のプロ”としてカテゴリースペシャリストを配置する。“おもてなしのスペシャリティストア”を標ぼうする同店だけあって、ブランドごとの応接スペースはもちろん、共有の商談スペースを各所に設けるなど滞在時間のアップを狙う。

 目玉は、渡辺健司・三越伊勢丹 特選MD統括部 日本橋特選営業部 時計マーチャンダイザーが「念願だった」という「キャリバー(CAL.BAR)」の開設で、時計愛好家を中心に注目を集める独立時計師系ブランドを常設展示する。独立時計師とは、企業に依存せず自らのアイデアと技術で時計を一つずつ手作りする技術者のこと。年間生産は数十本足らずで、価格は数百万~数千万円だ。キャリバーはウォッチギャラリーの中心に構え、バーカウンターをイメージした円形のカウンターと椅子を備える。展開数は「百貨店として最大級」で、独立時計師による実演やオーダー会、さらには「紳士服や食との連動イベントも企画する。お客さま同士の交流の機会も増やしたい」という。

 また同店は、21日から「第22回三越ワールドウォッチフェア」を開幕した。会場はリニューアルしたウォッチギャラリーと本館7階の催物会場で、会期はウォッチギャラリーが9月3日まで、催物会場が8月26日まで。18年の同フェアの売り上げは「WWDジャパン」推定で12億円強だったが、渡辺マーチャンダイザーは「関係各位のおかげで、こんなにすてきな売り場が完成した。今年は、さらに上を見なくてはならない。ずばり2ケタ増を目指す」と述べた。15億円超えが目標か?と水を向けると、笑顔で首を縦に振った。

 同店は18年10月に本館1階の化粧品や雑貨、新館1階の特選などを改装する第1期リニューアルを終えている。

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「オメガ」が9月12日に六本木ヒルズに都内初の直営路面店

 スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下のスイスの時計ブランド「オメガ(OMEGA)」は、9月12日にオメガブティック六本木ヒルズをオープンする。国内10店舗目で、都内初の直営路面店となる。2階建ての同店の総面積は約140平方メートルで、関東最大規模。場所は六本木けやき坂通り沿いの、「トゥミ(TUMI)」六本木ヒルズ店があった場所。

 白い大理石やシャンデリアに、ブランドを象徴する赤をアクセント使いした店内は最新のデザインコンセプトによるもので、2階奥には「オメガ」に関する書籍を集めたライブラリーが設けられ、ソファを置く。また2階ではコマ調整やストラップ、バッテリーの交換などクイックサービスも行う。

 今年は、1969年にアポロ11号の乗組員が“スピードマスター プロフェッショナル”を着用して月面に着陸してから50周年で、2020年にはオフィシャルタイムキーパーを務める東京オリンピック・パラリンピックの開催を控える。21日には日本橋三越本店内にも直営店を開店。同ブランドの広報担当者は「相次ぐ直営店のオープンで、好調さにさらに拍車を掛けたい」と話す。

 スウォッチ グループの18年12月期の売上高は、前期比6.1%増の84億7500万スイスフラン(約8983億円)で、「オメガ」はけん引役を担っている。

■オメガブティック六本木ヒルズ
オープン日:9月12日
時間:11:00〜21:00
定休日:不定休
住所:東京都港区六本木6-10-3

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「アーカー」が2019年秋冬コレクションを発売 “ハートパヴェ”シリーズなどを用意

 ジュエリーブランド「アーカー(AHKAH)」は8月21日、2019年秋冬コレクション“フェアリーテール(FAIRY TALE)”を発売する。幻想的でロマンチックな夢の世界からインスパイアされた“フェアリーテール”をテーマに、ハートモチーフやパールアイテムをフェミニンかつ華やかに表現したファンタスティックでリュクスなデザインをそろえる。

 アイテムは、「アーカー」の代表作でロングセラーの“ハートパヴェ”シリーズなどを用意。今季コレクションのアイコンで“ハートパヴェ”が連なるデザインが特徴の“ハートパヴェトリオリング”(34万円)、直線的に並んだダイヤモンドのデザインが特徴の“インラブ ネックレス”(11万8000円)などだ。

 「アーカー」は、1997年に福王寺朱美が設立したジュエリーブランド。セレクトショップや百貨店などで展開。国内だけでなく海外にも進出している。宝石商の家に生まれた福王寺は、ロサンゼルスで宝石鑑定士の資格を取得し、宝石化学研究所の鑑定部長を務める。

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「エテ」から秋コレクション登場 水滴をイメージしたクオーツの“ヌーディ”シリーズなど

 ジュエリーブランド「エテ(ETE)」は8月10日に2019年秋コレクションを発売した。テーマは“Tone”で、水滴をイメージしたクオーツをあしらった“ヌーディ(Nudie)”シリーズや耳元で揺れる大ぶりモチーフの“スウィング(Swing)”シリーズなどをラインアップする。価格は1万6000円〜。

 “ヌーディ”シリーズでは、肌に沿うようにクオーツをカットし、地金には霞みがかったような白みのある“ミスピンクゴールド”を採用した。リング、ブレスレット、ネックレス、ピアスを展開する。“スウィング”シリーズはキュービックジルコニアを使用し、流れるようなラインの一部をチェーンで仕上げており、新鮮に揺れるイヤリングとピアスを用意する。“ブリリアント(Brilliant)”シリーズは 極限まで細くした爪にメレダイヤモンドを一粒一粒隙間なく敷き詰めた、リング、ブレスレット、ネックレス、ピアスを展開する。

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「ロレックス」の弟ブランド「チューダー」が、日本初の旗艦店を銀座並木通りにオープン

 日本ロレックスが手掛ける「チューダー(TUDOR)」は9月14日、東京・銀座6丁目の並木通り沿いに日本初の路面旗艦店をオープンする。数多くの旗艦店が並ぶ、時計ブランドのメッカへの出店だ。

 場所は、兄弟ブランド「ロレックス(ROLEX)」の並木通りを挟んで斜め前。売り場面積75平方メートルの店舗は、グレーや赤を基調とする最新コンセプトを踏襲する。

 国内11番目の店舗は日本最大で、店頭には他店では買えない商品も並ぶ予定だ。

 オープン時は、開幕まで1週間に迫るラグビーワールドカップ2019のニュージーランド代表、オールブラックスも来店予定。「チューダー」は、同チームのスポンサーを務めている。

 「チューダー」は昨年秋、日本に正式上陸した。

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時計の「テンデンス」がアニメ化20周年を迎える「ワンピース」とコラボ “宝探し”を楽しめるデザイン

 スイス発の時計ブランド「テンデンス(TENDENCE)」は9月24日、今年アニメ化20周年を迎える「ワンピース」とのコラボレーションウオッチ第2弾を発売する。

 今回は文字盤が光る“フラッシュ”シリーズをベースに、3種類の異なるデザインが登場する。シンプルなホワイトカラーのモデルと、時計中央に“麦わらの一味”の海賊旗をあしらったブラックカラーのモデルには、それぞれアニメの物語に関連するメッセージやマークを隠しデザインとして施した。これらのデザイン詳細はあえて公表せず、購入者にアニメのテーマでもある“宝探し”を楽しんでもらう狙いだ。ブラックカラーの公式オンライン限定モデルにはキャラクターのシルエットをデザイン。アニメ化20周年を記念して20本限定で販売する。

 またコラボレーション第1弾の反響を受け、今回から非売品のウオッチスタンドを製作。全ての時計を対象に購入特典としてプレゼントする。高級感のあるクリアキューブの海賊旗のマークと漫画の効果音をデザインした

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「ティファニー」のコンセプトストアで出合うエルサ・ペレッティのクリエイション 限定品第2弾も登場

 「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は7月26日~9月15日にコンセプトストアの東京・渋谷の「ティファニー@キャットストリート」で、アイコンをデザインしたエルサ・ペレッティ(Elsa Peretti)のジュエリーやオブジェの数々を集めて展示販売する。「ザ モダン ビジョン オブ エルサ・ペレッティ」と題した同イベントでは、1974年にティファニーのデザイナーに就任して以来、数々のアイコンをデザインしたペレッティの作品にフォーカス。“オープンハート”や“ビーン”、“ボーンカフ”などのお馴染みのアイテムをはじめ、スネークやスコーピオンをモチーフにしたネックレスやメッシュのジュエリー、ラッカーなどを使用したオブジェなど大胆なクリエイションの数々をそろえる。オーガニックなフォルムが特徴の個性的なコレクションは今でもモダンな輝きを放ち続けている。ペレッティのクリエイティビティーと「ティファニー」の卓越したクラフツマンシップが融合したアイコンの数々をはじめ、レアなオブジェや小物なども登場する。価格帯は、シルバー製の手に取りやすいものから高額品までさまざまだ。

 第2弾となる数量限定商品は、「ティファニー@キャットストリート」のネコをモチーフにしたロゴを刻印したチャームで、シルバーのミディアムサイズのチャーム、18金ホワイトゴールドにダイヤモンドを1石セットしたミニサイズのチャーム、18金ローズゴールドのミディアムサイズの3種類。価格は、シルバーが2万4500円(チェーン付き)、ホワイトゴールドが7万1000円(チェーン別売)、ローズゴールドが11万6000円(チェーン別売)。

 大人気のカフェではティファニーカラーに彩ったソフトクリームやノンアルコールモヒートも登場。価格は税込みでソフトクリームが500円、モヒートが610円。

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ミキモトで「クラフツマンの感性」展 約10000個の真珠やジュエリーの数々を展示し制作の裏側を公開

 ミキモトは7月26日~9月2日、東京・銀座ミキモト銀座4丁目本店7階ミキモトホールで「ザ アイズ アンド ハンズ(THE EYES AND HANDS)-クラフツマンの感性」展を開催する。会場に一歩足を踏み込むとジュエリーが封じ込められた透明な球体がぶら下がった幻想的な空間が広がっている。ジュエリーデザイナーやクラフツマン、真珠の選別を行うコーナーがあり、「ミキモト(MIKIMOTO)」のジュエリー制作の過程と職人技に触れることができる。また、彼らの手仕事を支えるツールをはじめ、繊細なデザイン画、繊細な手仕事が反映されたハイジュエリー8点も展示。会場入り口のカードを展示テーブルに置くと、ムービーが再現され、クラフツマンの目線や手元をリアルに体験できるようになっている。

 また、8月7日、14日、20日の午後2時からと4時から、クラフツマンのジュエリーデザイナーによる実演を行う。8月9日夜にはジュエリージャーナリストの本間恵子と「ミキモト」のジュエリーデザイナーによるトークイベントを開催。トークイベントの定員は30名で、ウェブの専用フォームから申し込むことができる。

■THE EYES AND HANDS-クラフツマンの感性
日程:7月26日~9月2日
場所:ミキモト銀座4丁目本店 7階ミキモトホール
時間:11時~19時(最終入場は18時45分まで)
※8月21日は休館、8月30日は14時から開場
入場料:無料

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米ウオッチブランド「シャイノラ」が経営不振? 閉店や解雇も「売り上げは好調」

 米デトロイト発のブランド「シャイノラ(SHINOLA)」が閉店や解雇などを行っており、経営不振に陥っているようだ。

 同ブランドは、フォッシル(FOSSIL)の創業者であるトム・カーツォティス(Tom Kartsotis)が2011年にミシガン州デトロイトで設立した。時計をはじめバッグ、レザーグッズ、ステーショナリーなどを企画・生産しており、米国製へのこだわりがブランドのアイデンティティーとなっている。米国内とカナダ、イギリスで28の直営店を構えているほか、米百貨店ニーマン・マーカス(NEIMAN MARCUS)やノードストロム(NORDSTROM)などに卸している。

 トム・ルワンド(Tom Lewand)=シャイノラ最高経営責任者(CEO)によれば、オレゴン州ポートランド、マイアミ、ロサンゼルスの直営店と、ソーホーなどにある複数のポップアップを閉店したという。「当社はスタートアップの段階からより成熟した企業へと成長する時期に差し掛かっており、閉店はその表れだ」と語った。同氏は売上高については明かさなかったが、同社のECサイトの売り上げは2ケタ増となっており、現在の厳しい小売り環境の中でも店舗や卸の業績は非常に好調だと述べた。また1月にオープンした同社初のホテルについても、「ブランド価値を大いに高めた上に、毛布や枕などの新製品を手掛けるきっかけとなった」と成功を収めていることを強調した。

 一方で、同社はおよそ30人の従業員を解雇している。情報筋によれば、解雇されたのは生産や人事、デザイン部門などで働いていた、比較的給与の高い人が多かったという。同社はこれについて、「将来的な成長に向けて全従業員の5%未満程度の人数を減らすことにした。難しい決断だったが、利益を伴う成長をするために必要なことだった」と声明を発表した。同社は、「これ以上新しい店舗をオープンしないことを決断した」18年後半から解雇を実施したという。

 なお、18年には何人かの主要なデザイナーが同社を離れている。ジュエリー部門のコンサルタントとして起用されたパメラ・ラブ(Pamela Love)は自身のブランドに専念するため、シャイノラとの契約を更新しなかった。レザーグッズとハンドバッグ部門を立ち上げたリチャード・ランバートソン(Richard Lambertson)とジョン・トルークス(John Truex)も同様の理由で18年5月に退任しているが、いずれのポジションも空いたままだ。ルワンドCEOは、「いずれの役職についても後任を採用する予定はない。彼らが訓練したチームメンバーや若手デザイナーが育っているので、今後はそうした若手が力を発揮してくれるだろう」と述べた。

 ルワンドCEOは売り上げが堅調であることを強調しているが、解雇された従業員の複数の人が匿名を条件に明かしたところによれば、同社では商品開発や発売のペースが減速しており、売り上げも落ちているという。一時期はジャーナリストの旅費や宿泊費などを全額負担してイベントに招待したり、タイムズスクエアに大きな看板を掲げたりと華やかなプロモーションを繰り広げていたが、現在は「店舗での売り上げが芳しくないため、全社的に経費を削減している」と話した。

 「シャイノラ」の主力である腕時計の価格はエントリーモデルが550ドル(約5万9400円)からとなっており、腕時計のカテゴリーとしては市場環境が最も厳しい中価格帯に属する。アップル(APPLE)による"アップル ウォッチ(Apple Watch)”が399ドル(約4万3000円)であることを考えると、比較的シンプルな作りをした「シャイノラ」のエントリーモデルを割高だと感じる消費者もいるだろう。なお、ルワンドCEOは新たな価格帯のシリーズを8月に発表すると話したが、詳細は明らかにしなかった。

 シャイノラは“アメリカの伝統的なものづくり”を特徴としており、マーケティングでもそれを前面に押し出している。しかし米連邦取引委員会が16年に行った調査で、同社の腕時計は外国製の部品を調達して米国内で組み立てていることが明るみに出たことから、ブランドの信頼性に傷がついたことは否めない。現在、同社はマーケティング戦略を見直しており、アヴェダ(AVEDA)のグローバルマーケティング部門でバイス・プレジデントを務めていたタイラ・ニール(Tyra Neal)を最高マーケティング責任者として起用した。またオムニチャネルでの買い物体験を改善するため、CRM(顧客情報管理)コンサルティングのセールスフォース・ドットコム(SALESFORCE.COM)と提携したという。

 ルワンドCEOは、「ブランド認知度を高めるいい機会だと思う。今後も世界中から最高の部品をデトロイトに集め、一流の時計を作っていきたい」と語った。

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東京五輪まで1年 オフィシャルタイムキーパー「オメガ」が大丸東京にポップアップ

 2020年の東京オリンピックでオフィシャルタイムキーパーを務めるスウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下のスイスの時計ブランド「オメガ(OMEGA)」が、開幕1年前となる7月24日から8月13日まで大丸東京店1階にポップアップショップをオープンする。

 ポップアップショップは「オメガ」のブランドカラーの赤が特徴的で、什器のゴールドメタルがアクセントになっている。20年の東京大会でも使用される実物のスターティングピストル(陸上競技などのスタート時に使われる音の出る銃)やラストラップベル(トラックレースで最後の1周を知らせる鐘)も展示される。

 「オメガ」は同日、20年の東京大会を記念したリミテッドエディションの第2弾も発売した。今回フィーチャーするのは“シーマスター”で、東京大会のエンブレム“組市松紋”にインスパイアされたブルーの“アクアテラ”と、日本国旗をイメージした白地に赤の“プラネットオーシャン”の2アイテムを各2020本限定で販売する。

 スウォッチ グループの2018年12月期の売上高は、前期比6.1%増の84億7500万スイスフラン(約9153億円)で、沖早織「オメガ」事業本部長は「グループの好調は『オメガ』がけん引していると言える。今回のポップアップを起爆剤として、オリンピックに向けてラストスパートしたい」と述べた。

 オメガは1932年のロサンゼルス大会以来、28度のオリンピックでオフィシャルタイムキーパーを務めており、20年の東京大会で29度目となる。

■オメガ ポップアップショップ
日程:7月24日〜8月13日
時間:月〜金曜日 10:00〜21:00 / 土・日曜日、祝日 10:00〜20:00
定休日:無休
場所:大丸東京店1階
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1

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ガブリエル・シャネルの伝説に触れる巡回展「マドモアゼル プリヴェ」が東京に

 「シャネル(CHANEL)」は10月19日~12月1日に、巡回展「マドモアゼル プリヴェ/ガブリエル シャネルの世界へ(MADEMOISELLE PRIVE TOKYO以下、マドモアゼル プリヴェ)」を東京・天王洲アイルのB & Cホールで開催する。同展は2015年にロンドンでスタートし、ソウルや香港、上海を経て東京に上陸するもの。「マドモアゼル プリヴェ」とは、パリのカンボン通り31番地にあるガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)のアトリエの入り口に掲げられた言葉で、展示では、メゾンのアイコン3つにフォーカスしたものとなる。その3つとは、いかなる時代もメゾンのエスプリを体現するオートクチュール、1921年に誕生した伝説的なフレグランス「シャネルナンバー5(CHANEL NO.5)」、32年にガブリエル・シャネルがデザインしたダイヤモンドジュエリーの復刻版を含むハイジュエリーだ。それらのクリエイション過程や卓越したサヴォアフェール(メゾンの伝統の技術)紹介するとともに、究極のラグジュアリーが融合した特別な展示になる。

 ブルーノ・パブロフスキー(Bruno Pavlovsky)=シャネル ファッション部門グローバルプレジデントは、「オートクチュールもハイジュエリーもフレグランスも、ガブリエル・シャネルにより生み出された『シャネル』を象徴するアイコンだ。伝統と現代性が融合した『シャネル』の過去と現在、未来をつなげるものである。テーマは同じだが、開催地によって異なるアングルで展示をする」と述べている。

■マドモアゼル プリヴェ展 / ガブリエル シャネルの世界へ

日程:10月19日~12月1日
会場:B & Cホール-天王洲アイル
住所:東京都品川区東品川2-1-3
時間:11:00-20:00 (最終入場19:30)
入場無料

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ギャラリー・ラファイエットが老舗ジュエラー「モーブッサン」買収へ

 仏百貨店ギャラリー・ラファイエット(GALERIES LAFAYETTE以下、ラファイエット)は、仏老舗ジュエラーのモーブッサン(MAUBOUSSIN)の株式過半数を取得する計画を発表した。

 ラファイエットは、「今回の取引は当グループのジュエリー事業をさらに強化し、『モーブッサン』を次の段階へと発展させることができるだろう」と声明文を出した。

 百貨店はECの台頭などによって世界的に厳しい時代を迎えているが、ラファイエットはミレニアル世代を中心とした若年層を引き付けるための工夫を凝らした新店をシャンゼリゼ通りにオープンするなど、伝統的な百貨店ビジネスを改革しようと試みている。その一環として、ウオッチブランドの「ルイ ピオン(LOUIS PION)」やジュエリーブランドの「ゲラン ジョワイユリー(GUERIN JOAILLERIE)」を傘下に収めているほか、マレ地区にオープンした高品質なイタリアの食材を扱う総合フードマーケット「イータリー(EATALY)」とストリートウエアブランド「ア ベイシング エイプ(R)(A BATHING APE(R))」のフランスにおけるライセンスを保有している。

 1827年に誕生した「モーブッサン」は、「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」や「ショーメ(CHAUMET)」などと共に“グランサンク”と呼ばれる世界五大宝飾店の一つ。2002年にスイスの投資家ドミニク・フレモン(Dominique Fremont)がオーナーとなり、同氏がアラン・ネマルク(Alain Nemarq)を会長に起用して現在に至っている。ネマルク会長が打ち出した、1000ドル(約10万円)程度からの“女性が自分のために購入する、手の届く価格帯のラグジュアリージュエリー”を手掛けるという新たな戦略が奏功して業績を伸ばしている。売上高はおよそ8000万ユーロ(約97億円)で、EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は1000万ユーロ(約12億円)以上。現在フランス国内で75、国外で20の店舗を運営している。

 日本では06年に本国100%資本でモーブッサン・ジャパンを設立。18年に東京・表参道にコンセプトショップを出店し、3万円からのエントリー価格の商品を販売している。現在、百貨店内に直営店9店舗を運営しており、地方の百貨店10店舗およびその他30店舗に卸をしている。09年に日本初となる旗艦店を銀座にオープンした際は、先着5000人にダイヤモンドのルース(裸石)を無料でプレゼントするキャンペーンを実施して話題を呼んだ。

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ギャラリー・ラファイエットが老舗ジュエラー「モーブッサン」買収へ

 仏百貨店ギャラリー・ラファイエット(GALERIES LAFAYETTE以下、ラファイエット)は、仏老舗ジュエラーのモーブッサン(MAUBOUSSIN)の株式過半数を取得する計画を発表した。

 ラファイエットは、「今回の取引は当グループのジュエリー事業をさらに強化し、『モーブッサン』を次の段階へと発展させることができるだろう」と声明文を出した。

 百貨店はECの台頭などによって世界的に厳しい時代を迎えているが、ラファイエットはミレニアル世代を中心とした若年層を引き付けるための工夫を凝らした新店をシャンゼリゼ通りにオープンするなど、伝統的な百貨店ビジネスを改革しようと試みている。その一環として、ウオッチブランドの「ルイ ピオン(LOUIS PION)」やジュエリーブランドの「ゲラン ジョワイユリー(GUERIN JOAILLERIE)」を傘下に収めているほか、マレ地区にオープンした高品質なイタリアの食材を扱う総合フードマーケット「イータリー(EATALY)」とストリートウエアブランド「ア ベイシング エイプ(R)(A BATHING APE(R))」のフランスにおけるライセンスを保有している。

 1827年に誕生した「モーブッサン」は、「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」や「ショーメ(CHAUMET)」などと共に“グランサンク”と呼ばれる世界五大宝飾店の一つ。2002年にスイスの投資家ドミニク・フレモン(Dominique Fremont)がオーナーとなり、同氏がアラン・ネマルク(Alain Nemarq)を会長に起用して現在に至っている。ネマルク会長が打ち出した、1000ドル(約10万円)程度からの“女性が自分のために購入する、手の届く価格帯のラグジュアリージュエリー”を手掛けるという新たな戦略が奏功して業績を伸ばしている。売上高はおよそ8000万ユーロ(約97億円)で、EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は1000万ユーロ(約12億円)以上。現在フランス国内で75、国外で20の店舗を運営している。

 日本では06年に本国100%資本でモーブッサン・ジャパンを設立。18年に東京・表参道にコンセプトショップを出店し、3万円からのエントリー価格の商品を販売している。現在、百貨店内に直営店9店舗を運営しており、地方の百貨店10店舗およびその他30店舗に卸をしている。09年に日本初となる旗艦店を銀座にオープンした際は、先着5000人にダイヤモンドのルース(裸石)を無料でプレゼントするキャンペーンを実施して話題を呼んだ。

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「アガット」が琥珀ジュエリーの売り上げ一部を産地・久慈に寄付

 ジュエリーブランドの「アガット(AGETE)」を運営するエーアンドエスは、久慈琥珀を用いた2019年オータムコレクションの売り上げの一部を、産地である岩手県久慈市へ東日本大震災による災害支援のために寄付する。

 「アガット」の秋の新作はルネサンスの世界観から着想を得ており、新しい始まりを感じさせるコレクションを提案する。高度な技術でリファインド(再生)された久慈琥珀に、ギリシャ・ローマの文化の復興を目指したルネサンスの精神を重なり合わせた。こっくりとした褐色の琥珀のほかにも、絵画のように色彩溢れるカラーストーンやクラシカルモダンな装飾を用いた。価格はネックレス、リングが2万5000円〜、ピアスは2万4000円〜、チャームは1万3000円〜。

 今回のチャリティーの実施期間は7月5日〜10月4日で、売り上げの一部を久慈市財政課を通じて寄付する。

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セイコーが創業地・銀座にスポーツウオッチ専門店をオープン

 セイコーウオッチは8月2日、スポーツウオッチブランド「セイコー プロスペックス(SEIKO PROSPEX)」の専門店「セイコー プロスペックスブティック」を同社創業の地、銀座にオープンする。銀座4丁目中央通りに位置し、売り場面積は約38平方メートルで、扱うアイテムは約60点。規模は大きくないが、7月6日に発売した最高級コレクション「ルクス ライン(LXライン)」の世界観を体現するほか、年間を通してブランドにまつわるさまざまな演出を行う情報発信型ブティックとして位置付ける。ファサードや壁、床に斜めのラインをとり入れた店舗デザインで、スポーツのスピード感とアクティブさを表現する。

 同社は今年2月、「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」の専門店「グランドセイコーブティック銀座」を銀座7丁目にオープンしたばかり。昨年12月には体験型ショップ「セイコードリームスクエア」も4丁目に出店しており、ギンザ シックス(CINZA SIX)のセイコーブティック、和光本館を含めて銀座に5店舗を持つことになる。

 「ルクス ライン」は、ブランドの本質である“リアルスポーツ”のヘリテージを色濃く受け継ぎながら、高級機としての審美性も追求するコレクション。1968年、当時世界最高水準のハイビートムーブメントを搭載するプロフェッショナルダイバーズウオッチとして発売したモデルをデザインコードとしている。

■セイコー プロスペックスブティック 銀座
オープン日:8月2日
時間:11:30~19:00
定休日:無休
住所:東京都中央区銀座4-5-4

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セイコーが創業地・銀座にスポーツウオッチ専門店をオープン

 セイコーウオッチは8月2日、スポーツウオッチブランド「セイコー プロスペックス(SEIKO PROSPEX)」の専門店「セイコー プロスペックスブティック」を同社創業の地、銀座にオープンする。銀座4丁目中央通りに位置し、売り場面積は約38平方メートルで、扱うアイテムは約60点。規模は大きくないが、7月6日に発売した最高級コレクション「ルクス ライン(LXライン)」の世界観を体現するほか、年間を通してブランドにまつわるさまざまな演出を行う情報発信型ブティックとして位置付ける。ファサードや壁、床に斜めのラインをとり入れた店舗デザインで、スポーツのスピード感とアクティブさを表現する。

 同社は今年2月、「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」の専門店「グランドセイコーブティック銀座」を銀座7丁目にオープンしたばかり。昨年12月には体験型ショップ「セイコードリームスクエア」も4丁目に出店しており、ギンザ シックス(CINZA SIX)のセイコーブティック、和光本館を含めて銀座に5店舗を持つことになる。

 「ルクス ライン」は、ブランドの本質である“リアルスポーツ”のヘリテージを色濃く受け継ぎながら、高級機としての審美性も追求するコレクション。1968年、当時世界最高水準のハイビートムーブメントを搭載するプロフェッショナルダイバーズウオッチとして発売したモデルをデザインコードとしている。

■セイコー プロスペックスブティック 銀座
オープン日:8月2日
時間:11:30~19:00
定休日:無休
住所:東京都中央区銀座4-5-4

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