「アディダス」のサステナビリティ体験型店舗が原宿に誕生

 アディダス(ADIDAS)は、“サステナビリティを体感する”をテーマにした直営店「アディダス ブランドセンター 原宿」を東急プラザ表参道原宿に1月22日にオープンする。全商品の65%を再生素材使用アイテムで構成するほか、国内初のスニーカークリーニングサービス“スニーカー サービス(SNEAKER SERVICE)”や無料で使える給水スポットとオリジナルボトルの販売エリア、自然や廃材を題材としたアーティストとのコラボ作品も設置する。間伐材を使った素材を壁に用いるなど、内装でもサステナビリティに取り組む。全照明にLEDを使ったり、人感センサーで電気を制限したりして消費電力も最適化させる。

 地下1階、地上1〜2階の3フロア構成で、売り場面積は708平方メートル。女性客が多いエリア特性を踏まえ、1階はウィメンズに特化し、ランニングやスポーツウエア、トレーニング、「アディダス バイ ステラ マッカートニー(ADIDAS BY STELLA McCARTNEY)」などのカテゴリーをそろえる。「オールバーズ(ALLBIRDS)」とのコラボランニングシューズ“フューチャークラフト.フットプリント(FUTURECRAFT.FOOTPRINT)”の試しばきもできる。同ブランドは海洋ゴミを再利用したアイテムを多く扱うことから、波や等高線を彷彿とさせる曲線を内装に取り入れたほか、ゆったりしたフィッティングルームや天井のデジタルサイネージ、吊るしを活用したダイナミックなVMDも同フロアの特徴だ。

 2階は、直営店最大の43平方メートルのアウトドアエリアを設ける。クライミングやトレイルランニングなどのフットウエアを中心に、メンズ・ウィメンズのアイテムを用意する。東京限定のアイテムを扱う売り場“トウキョウ ショップ”では、アーティストのヒダ・タカヒロとコラボし、廃棄されたシューレースをファブリックに見立てた作品を展示する。バスケットボールに特化した売り場もある。

 “スニーカー サービス”は地下1階に設置する。研修を受けた専門スタッフが常駐し、5分ほどで終了するアッパーとソールの簡単なクリーニングサービス(無料)と、洗剤とスチームによる洗浄と除菌・消臭なども行う2種類の有料メニューも提供する。レザーやスエード、ヌバックのスニーカーも対応する。売り場には「アディダス オリジナルス」のアパレルや“スタンスミス(STAN SMITH)”“フォーラム(FORUM)”などの定番スニーカーをそろえる。

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「アディダス」のサステナビリティ体験型店舗が原宿に誕生

 アディダス(ADIDAS)は、“サステナビリティを体感する”をテーマにした直営店「アディダス ブランドセンター 原宿」を東急プラザ表参道原宿に1月22日にオープンする。全商品の65%を再生素材使用アイテムで構成するほか、国内初のスニーカークリーニングサービス“スニーカー サービス(SNEAKER SERVICE)”や無料で使える給水スポットとオリジナルボトルの販売エリア、自然や廃材を題材としたアーティストとのコラボ作品も設置する。間伐材を使った素材を壁に用いるなど、内装でもサステナビリティに取り組む。全照明にLEDを使ったり、人感センサーで電気を制限したりして消費電力も最適化させる。

 地下1階、地上1〜2階の3フロア構成で、売り場面積は708平方メートル。女性客が多いエリア特性を踏まえ、1階はウィメンズに特化し、ランニングやスポーツウエア、トレーニング、「アディダス バイ ステラ マッカートニー(ADIDAS BY STELLA McCARTNEY)」などのカテゴリーをそろえる。「オールバーズ(ALLBIRDS)」とのコラボランニングシューズ“フューチャークラフト.フットプリント(FUTURECRAFT.FOOTPRINT)”の試しばきもできる。同ブランドは海洋ゴミを再利用したアイテムを多く扱うことから、波や等高線を彷彿とさせる曲線を内装に取り入れたほか、ゆったりしたフィッティングルームや天井のデジタルサイネージ、吊るしを活用したダイナミックなVMDも同フロアの特徴だ。

 2階は、直営店最大の43平方メートルのアウトドアエリアを設ける。クライミングやトレイルランニングなどのフットウエアを中心に、メンズ・ウィメンズのアイテムを用意する。東京限定のアイテムを扱う売り場“トウキョウ ショップ”では、アーティストのヒダ・タカヒロとコラボし、廃棄されたシューレースをファブリックに見立てた作品を展示する。バスケットボールに特化した売り場もある。

 “スニーカー サービス”は地下1階に設置する。研修を受けた専門スタッフが常駐し、5分ほどで終了するアッパーとソールの簡単なクリーニングサービス(無料)と、洗剤とスチームによる洗浄と除菌・消臭なども行う2種類の有料メニューも提供する。レザーやスエード、ヌバックのスニーカーも対応する。売り場には「アディダス オリジナルス」のアパレルや“スタンスミス(STAN SMITH)”“フォーラム(FORUM)”などの定番スニーカーをそろえる。

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ミズノ4〜9月期で過去最高の営業利益 ゴルフとランニングがけん引

 ミズノの2021年4〜9月期連結決算は、売上高が前年同期比28.4%増の851億円、営業損益は56億円の黒字(前年同期は9億円の赤字)、純利益は前年同期の1億円から43億円に増えた。新型コロナウイルスの影響を大きく受けた前年の反動によって全カテゴリーで大幅増収になった。コスト削減施策が定着し、販管費率が2.3ポイント下がったため、営業利益は過去最高額となった。

 国内の売上高は同20%増の543億円。緊急事態宣言の影響で、部活動や地域スポーツ活動の屋内スポーツは苦戦したが、ランニングやゴルフ、サッカー、野球など屋外スポーツは回復した。

 新たなカテゴリーも伸びた。スポーツの知見を一般生活市場に活用するライフスタイルカテゴリーでは、コロナ禍における室内での運動ニーズに対応したインテリア“ミズノヘルシーインテリア”やスポーツ素材を使ったマウスカバー、通称“ミズノマスク”、高反発シューズ素材“ミズノエナジー(MIZUNO ENERGY)”搭載のウオーキングシューズ“エムイー(ME)”シリーズなどがヒットした。企業向けにユニホームやシューズを提供するワークビジネス事業は、取引先が700を突破するなど順調に成長した。

 海外市場も全て増収となった。米州の売上高は、同48%増の124億円。利益率の高いゴルフクラブがよく動いたほか、利益体質の強化が進み、営業利益は同期過去最高の18億円となった。欧州の売上高は同44%増の96億円。ランニングシューズがけん引した。アジア・オセアニアの売上高は、同46%増の88億円。韓国をはじめ、コロナの影響を強く受ける国もあったが、オーストラリアやニュージーランド、台湾を中心にランニングがよく動き、苦戦分をカバーした。

 無観客開催となった東京オリンピック・パラリンピックについて、水野明人社長は「開催国として無観客は残念だった。しかし、世界の99%の人は映像で応援する。今大会は、われわれがサポートする国内外の選手が多く活躍し、ブランドイメージ向上に大きく寄与したと考えている」と述べた。ベトナムのロックダウンなどによるサプライチェーンの影響は、「売上高ベースで最悪20億〜30億円のマイナスは覚悟している」とした上で、「そうならないよう、生産・納品調整に尽力している」と説明した。

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ミズノ4〜9月期で過去最高の営業利益 ゴルフとランニングがけん引

 ミズノの2021年4〜9月期連結決算は、売上高が前年同期比28.4%増の851億円、営業損益は56億円の黒字(前年同期は9億円の赤字)、純利益は前年同期の1億円から43億円に増えた。新型コロナウイルスの影響を大きく受けた前年の反動によって全カテゴリーで大幅増収になった。コスト削減施策が定着し、販管費率が2.3ポイント下がったため、営業利益は過去最高額となった。

 国内の売上高は同20%増の543億円。緊急事態宣言の影響で、部活動や地域スポーツ活動の屋内スポーツは苦戦したが、ランニングやゴルフ、サッカー、野球など屋外スポーツは回復した。

 新たなカテゴリーも伸びた。スポーツの知見を一般生活市場に活用するライフスタイルカテゴリーでは、コロナ禍における室内での運動ニーズに対応したインテリア“ミズノヘルシーインテリア”やスポーツ素材を使ったマウスカバー、通称“ミズノマスク”、高反発シューズ素材“ミズノエナジー(MIZUNO ENERGY)”搭載のウオーキングシューズ“エムイー(ME)”シリーズなどがヒットした。企業向けにユニホームやシューズを提供するワークビジネス事業は、取引先が700を突破するなど順調に成長した。

 海外市場も全て増収となった。米州の売上高は、同48%増の124億円。利益率の高いゴルフクラブがよく動いたほか、利益体質の強化が進み、営業利益は同期過去最高の18億円となった。欧州の売上高は同44%増の96億円。ランニングシューズがけん引した。アジア・オセアニアの売上高は、同46%増の88億円。韓国をはじめ、コロナの影響を強く受ける国もあったが、オーストラリアやニュージーランド、台湾を中心にランニングがよく動き、苦戦分をカバーした。

 無観客開催となった東京オリンピック・パラリンピックについて、水野明人社長は「開催国として無観客は残念だった。しかし、世界の99%の人は映像で応援する。今大会は、われわれがサポートする国内外の選手が多く活躍し、ブランドイメージ向上に大きく寄与したと考えている」と述べた。ベトナムのロックダウンなどによるサプライチェーンの影響は、「売上高ベースで最悪20億〜30億円のマイナスは覚悟している」とした上で、「そうならないよう、生産・納品調整に尽力している」と説明した。

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ミズノ4〜9月期で過去最高の営業利益 ゴルフとランニングがけん引

 ミズノの2021年4〜9月期連結決算は、売上高が前年同期比28.4%増の851億円、営業損益は56億円の黒字(前年同期は9億円の赤字)、純利益は前年同期の1億円から43億円に増えた。新型コロナウイルスの影響を大きく受けた前年の反動によって全カテゴリーで大幅増収になった。コスト削減施策が定着し、販管費率が2.3ポイント下がったため、営業利益は過去最高額となった。

 国内の売上高は同20%増の543億円。緊急事態宣言の影響で、部活動や地域スポーツ活動の屋内スポーツは苦戦したが、ランニングやゴルフ、サッカー、野球など屋外スポーツは回復した。

 新たなカテゴリーも伸びた。スポーツの知見を一般生活市場に活用するライフスタイルカテゴリーでは、コロナ禍における室内での運動ニーズに対応したインテリア“ミズノヘルシーインテリア”やスポーツ素材を使ったマウスカバー、通称“ミズノマスク”、高反発シューズ素材“ミズノエナジー(MIZUNO ENERGY)”搭載のウオーキングシューズ“エムイー(ME)”シリーズなどがヒットした。企業向けにユニホームやシューズを提供するワークビジネス事業は、取引先が700を突破するなど順調に成長した。

 海外市場も全て増収となった。米州の売上高は、同48%増の124億円。利益率の高いゴルフクラブがよく動いたほか、利益体質の強化が進み、営業利益は同期過去最高の18億円となった。欧州の売上高は同44%増の96億円。ランニングシューズがけん引した。アジア・オセアニアの売上高は、同46%増の88億円。韓国をはじめ、コロナの影響を強く受ける国もあったが、オーストラリアやニュージーランド、台湾を中心にランニングがよく動き、苦戦分をカバーした。

 無観客開催となった東京オリンピック・パラリンピックについて、水野明人社長は「開催国として無観客は残念だった。しかし、世界の99%の人は映像で応援する。今大会は、われわれがサポートする国内外の選手が多く活躍し、ブランドイメージ向上に大きく寄与したと考えている」と述べた。ベトナムのロックダウンなどによるサプライチェーンの影響は、「売上高ベースで最悪20億〜30億円のマイナスは覚悟している」とした上で、「そうならないよう、生産・納品調整に尽力している」と説明した。

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アシックス1〜9月期で売上高3000億円突破 五輪も追い風に

 アシックスの2021年1~9月期連結決算は、売上高が前年同期比29.8%増の3222億円、営業利益が同10倍の357億円、純損益が190億円の黒字(前年同期は34億円の赤字)に回復した。同期で売上高3000億円を超えるのは4年ぶり。日本事業と北米事業も黒字に転じた。

 コロナ禍における健康意識の高まりを受けて、パフォーマンスランニングが大きく動いた。日本、北米、欧州、中華圏、オセアニアで2ケタ増収を記録し、売上高は同38.0%増の1674億円だった。“ノヴァブラスト(NOVABLAST)”をはじめ若い世代に向けたランニングシューズが支持されたほか、国内外の大会でエリート向けシューズ“メタスピード(METASPEEED)”の着用選手が活躍し、認知向上に貢献した。「ここ数年、ランニングシューズの商品開発に注力してきた。オリンピックなどでブランド認知が拡大したほか、コロナによるスポーツ意識の高まりも追い風となり、国内外で商品力が評価されている」と廣田康人社長は語る。

 オニツカタイガーの売上高は同19.5%増の303億円。訪日客による消費がない中、中華圏と東南アジア、国内顧客の売り上げを伸ばした。映画「シンデレラ」とのコラボモデルをはじめ、戦略的な商品開発も奏功した。

 コアパフォーマンススポーツの売上高は、同29.7%増の352億円。日本でワーキングシューズが売れたほか、北米と欧州で試し履き施策を行ったテニスシューズがよく動いた。スポーツスタイルの売上高は同19.5%増の265億円。アパレル・エクィップメントは同18.6%増の253億円だった。

 デジタル施策も奏功した。ランニングアプリ“ランキーパー(RUNKEEPER)”などでECのタッチポイントを増やし、EC売上高は同28.2%増の466億円を記録。公式オンラインストア「ワンアシックス(ONEASICS)」の会員数は約500万に増えた。「(アプリやEC会員の)数字は順調に伸びており、マスデータが蓄積されている。次は、定期的にサービスを使ってもらうフェーズまで押し上げるほか、データを元にした商品開発に努めたい」と廣田社長。

 2021年12月期の連結業績予想は、売上高を3950億円に据え置く。一方で、販管費コントロールの強化により、営業利益は200億(前回予想は145億円)、純利益は40億円(同25億円)に上方修正する。

 公式パートナーを努めた東京オリンピック・パラリンピックは、新型コロナの影響で無観客開催となった。廣田社長は「会場での物販がなくなったことから、関連アイテムの売り上げは予想を下回った」と説明するも、「赤いジャケットを着た日本選手団や、イタリア、フランス、ブラジルなどわれわれがサポートしたアスリートが素晴らしい活躍を見せてくれた。ブランド価値が向上したのは間違いない。今後、良いイメージをどう商品とマーケティングに落とし込むかが重要だ」と語った。

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デサント4〜9月期、黒字に転換 中国がけん引

 デサントの2021年4〜9月期連結決算は、売上高が前年同期比16.4%増の499億円、営業損益は27億円の黒字(前年同期は24億円の赤字)、純損益が24億円(同12億円の赤字)だった。新型コロナウイルスの影響が強かった昨年同期から大きく回復し、黒字に転換した。

 日本、韓国、中国がそれぞれ伸長した。日本の売上高は同18.1%増の215億円。昨年に比べて営業店舗が増えたこと、コロナ禍におけるゴルフ人気の高まりを受けて、「デサント(DESCENTE)」と「マンシングウェア(MUNSINGWEAR)」が中心に伸びた。広告販促費の削減と、前年度に実施した希望退職による人件費の削減により、販管費は4.9%減少。グループ全体の営業利益に貢献した。

 韓国の売上高は同17.2%増の238億円。日本よりもコロナの影響が続いているが、「デサント」「アンブロ(UMBRO)」などの主要ブランドが前年同期を上回り、回復基調となった。「デサント」では、インフルエンサーを起用したランニング教室などが奏功し、ランニングシューズの売上が増加。「アンブロ」は、セットアップアイテムや、昨年人気だったスニーカーのアップデートモデル“トビー シー(TOBY C)”が大きく動いた。

 中国の売上高は同92.4%増の229億円。主軸の「デサント」の売上高は169億円で、前年同期から98億円増えた。上海に2つの大型旗艦店を出店したほか、既存店のリニューアルや面積拡大を行い、ブランド認知向上と来店客拡大に成功した。「マンシングウェア」と競泳水着「アリーナ」も、コロナ前の水準に戻りつつある。

 2022年3月期の予想は、売上高1030億円、営業利益42億円、純利益62億円に据え置く。

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「タカヒロミヤシタザソロイスト.」が読売ジャイアンツと初コラボ 「ニューエラ」の“59FIFTY”やマスク

 「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATHESOLOIST.以下、ソロイスト)」は、プロ野球球団の読売ジャイアンツと「ニューエラ(NEW ERA)」とのトリプルコラボアイテムを10月15日に発売する。それぞれの直営店や公式オンラインストアで扱う。今回の協業は、宮下貴裕「ソロイスト」デザイナーが大のジャイアンツファンであることから実現した。

 アイテムは、宮下デザイナーがオリジナルフォントで描いた“YG”マークが特徴の「ニューエラ」の“59FIFTY”(税込1万3090円)とフェイスマスク(同3190円)を用意する。カラーはブラックをベースにした、オレンジとホワイトの2色をそろえる。

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スポーツブランド「オン」が原宿にアジア初の旗艦店 デジタルツールで最新の顧客体験

 スイス発のスポーツブランド「オン(ON)」は、東京・原宿のキャットストリートにアジア初の直営店オン トーキョー(On Tokyo)を2022年春にオープンする。昨年12月に開業した米ニューヨーク店に次ぐ2つ目の直営店で、店舗面積は320平方メートル以上となる。

 同店はアジア初のフラッグショップと位置づけ、最新技術で顧客体験を提供するという。店舗のほぼ全ての壁にカメラを内蔵した“マジック・ウォール”を設置。来店客が数歩歩くだけでランニングスタイルを分析し、誤差1.25ミリメートルの深度カメラでおすすめのモデルと最適なサイズを提案する。専門スタッフも在中し、同ツールの使い方やより詳しい接客も受けられる。ほかに、アパレルコレクションを試着するスペースや、ブランドのルーツであるスイス・アルプスの岩山をスキャンした3Dプリント作品も用意する。

 オンジャパン代表の駒田博紀は、「われわれはパンデミックにより、これまでに以上に走ることの癒しと喜びを実感している。そんな今こそ、アジア初のフラッグシップのオープンに最適だと考えた。『オン』はずっとランニングコミュニティを大切にしてきた。キャットストリートは、活気ある東京の中でも多くのランナーが集まり、最新情報を共有する場所。ランナーのハブとしての役割も果たせるはず」と意気込む。

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卓球人気の影の立役者 「ヴィクタス」がデザインの力で切り拓いたもの

 東京オリンピック・パラリンピック2020東京大会で目を見張ったのは卓球代表チームの活躍だ。水谷隼・伊藤美誠選手の男女混合ダブルス金メダルを皮切りに、女子シングルスで伊藤選手が銅、男子団体が銅、女子団体で銀。日本中がメダルラッシュに湧いた。

 熱戦のかたわら、卓球経験者の記者はユニホームにも注目した。特に男女混合ダブルス決勝の両選手、男子団体チームが着用していたものは、洗練されたグラフィックデザインが印象的で、胸元に「VICTUS(ヴィクタス)」という見慣れないロゴが刻まれていた。記者の学生時代にはなかったブランドだ。

 「ヴィクタス」とは、いったいどんな卓球ブランドなのかーー。運営するヴィクタス(東京、松下浩二社長)のマーケティング部門のトップを務める板橋靖和執行役員に詳しく聞くことにした。

おしゃれなカフェと卓球台
「卓球のイメージを変える」

 取材当日に板橋氏と待ち合わせしたのは、渋谷のニトリ公園通り店の隣にあるおしゃれなカフェだった。間接照明が照らす空間の中央には卓球台が設置されており、客は自由にプレイできる。地下にはVIPルームもあり、コロナ禍以前はお酒を片手にプレーを楽しむこともできた。ここはヘアケアやスポーツ事業などを展開する、ヴィクタスの親会社スヴェンソンホールディングス(東京、児玉義則社長)が運営する卓球カフェ&バー「T4 TOKYO」だ。

 「世間の卓球へのイメージを変えたい」。そう語る板橋氏は、「ヴィクタス」の立ち上げ(2011年)当初からブランドディレクション業務全般を担ってきた。株式会社ヴィクタスの前身は1959年創業の老舗卓球メーカー・ヤマト卓球。業績が振るわなかった同社を、化粧品メーカーのスヴェンソンHDが買収。元プロ卓球選手の松下氏を社長に招へいし、社名とともに既存ブランドを「ヴィクタス」に変更して大規模なリブランディングに着手した。「松下氏は五輪球技種目で4大会連続(1992年バルセロナ大会〜2004年アテネ大会)出場した唯一の男子選手。同時に卓球初のプロ選手として生きる道を選択し、その大変さも知っている。『ヴィクタス』を卓球のプロスポーツとしての可能性を広げるブランドにしようと考えていた」。

 他業界からヴィクタスに加わった板橋氏は当初、「社内にはたくさんの卓球経験者がいたが、そのことを隠す人が多いことを不思議に思った」という。「なんで?と聞くと、『恥ずかしいから』という答えが返ってきた。僕は卓球をしたことなかったからその感覚が分からなかった」。卓球=暗いスポーツというイメージが根強いことを思い知り、松下氏との「卓球の既成概念を壊す」チャレンジが始まった。

 卓球市場に明るくなかった板橋氏は、地道なマーケットリサーチを繰り返した。「他社はラケットやラバー(ラケット表面に貼るゴムの部分)の性能に力を注ぐ一方、ユニフォームのデザイン性はお世辞にもかっこいいとは言えないものが多かった。ここにチャンスがあると考えた」。ユニホームのデザインディレクターには元大手アウトドアブランドのデザイナー経験者を起用して、ファッション業界のトレンドの要素なども取り入れた。「ユニホームでは、普段のファッションでは取り入れられないようなデザインにもチャレンジしたいという声も実は多い」。青と黒のような力強いコントラストのデザインを主役にして、ビビッドカラーも取り入れた。卓球ユニフォームのボトムスは無地のパンツがそれまでの主流だったが、2017年にグラフィックプリントのセットアップスタイルを発表。すると他のメーカーも追従し、新たなスタンダードを作った。

卓球は“観るスポーツ”へ
競技を超えて可能性を追求

 卓球の国内競技人口はコロナ禍以前の19年まで右肩上がりで伸び続け(日本卓球協会調べ)、ヴィクタスの業績も右肩上がりで推移した。特にユニホームは中高生に絶大な人気で、21年男子インターハイ富山大会での「ヴィクタス」の着用率は7割以上(同社調べ)にのぼった。今後はパステルカラーなども取り入れ、女性客の取り込みも狙う。

 「卓球は野球やサッカーのような“観る”スポーツへと認識が変わってきている。『ヴィクタス』のデザイン性もますます生きてくる」。18年にはプロ卓球リーグ「Tリーグ」が発足。開幕試合は両国国技館を2日間貸し切りで行った。試合は複数同時進行ではなく、広々とした会場に卓球台が1台だけ置かれ、スポットライトが当たる中でトップ選手がプレー。今では、石川佳純選手ら有名プレイヤーが出場する試合には、会場からの出待ち客も出るほどだ。

 「東京五輪で卓球に興味を持つ人はさらに増えた。競技そのものの面白さだけでなく、ユニホームや道具のデザインでも間口を広げていきたい」。今年10月から国際卓球連盟の定めるルールが変更され、これまで赤と黒のみしか許されなかったラバー(ラケットに貼るゴム)の色の制約事項が撤廃される。「ヴィクタス」はこれを受け、他ブランドに先駆けて水色のラバーをラインアップすることを決めた。

 板橋氏は「ヴィクタス」の今後について「卓球場を超えて競技の可能性を開拓したい」と語る。「たとえば、イケてるビーチに卓球台が置いてあってもいい。おしゃれなファッションショップのど真ん中に、ユニホームが並んでいても面白いんじゃないか」。実際に、大手セレクトショップに営業をかけている最中だという。

 既成概念にとらわれない挑戦を続けるのは、「卓球の競技としての魅力高めることが、結果的にブランドの可能性を広げる」と考えるから。「いつか『卓球をやってます』が恥ずかしい告白ではなく、キラーワードになるような世の中を、僕らが作っていきたい」。

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マッシュ社員の澤田優蘭さんが東京パラリンピック3種目に出場

 マッシュホールディングス社員の澤田優蘭(さわだ・うらん)さんが、東京2020パラリンピック競技大会の「女子走り幅跳びT12」「女子100m T12」「4x100mユニバーサルリレー」に日本代表選手として出場する。

 澤田さんは1990年10月24日生まれ、埼玉県出身。高校で盲学校に進学し、障がい者スポーツに出合った。2017年6月にマッシュHD入社。「企業スローガンの『ウェルネスデザイン』を体現し、世の中へ発信していく存在」(マッシュHD)として特定の部署には所属せず、競技に集中してきた。北京グランプリ(2018年)では、女子走り幅跳びで日本記録となる5m70を記録。女子100mでも、19年のWPAグランプリ・パリ大会で12秒39の日本新記録を樹立するなど、国内外の大会で活躍している。

今回出場する「T12」のクラスはIPC(国際パラリンピック委員会)が定めた障がいの程度に応じた区分で、「視力0.0025から0.032まで、または視野直径10度未満」のパラアスリートが出場する。

 澤田選手の出場予定種目およびテレビでの放送スケジュールは以下の通り。※変更の可能性あり

■8/29(日) 9:30~12:50 
種目:女子走り幅跳びT12 決勝
放送局:Eテレ(9:00~)→Eテレサブ(11:59~)→NHK総合(12:15~)

■9/1(水) 19:00~21:50 
種目:女子100m T12予選
放送局:なし

■9/2(木) 9:30~12:55  
種目:女子100m T12準決勝

■9/2(木) 19:00~22:05 
種目:女子100m T12決勝
放送局:NHK総合サブ→NHK総合

■9/3(金) 9:30~12:55 
種目:4x100mユニバーサルリレー 予選
放送局: NHK総合サブ(11:53~)→NHK総合(12:20~)

■9/3(金) 19::00~21:55 
種目:4x100mユニバーサルリレー 決勝

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マッシュ社員の澤田優蘭さんが東京パラリンピック3種目に出場

 マッシュホールディングス社員の澤田優蘭(さわだ・うらん)さんが、東京2020パラリンピック競技大会の「女子走り幅跳びT12」「女子100m T12」「4x100mユニバーサルリレー」に日本代表選手として出場する。

 澤田さんは1990年10月24日生まれ、埼玉県出身。高校で盲学校に進学し、障がい者スポーツに出合った。2017年6月にマッシュHD入社。「企業スローガンの『ウェルネスデザイン』を体現し、世の中へ発信していく存在」(マッシュHD)として特定の部署には所属せず、競技に集中してきた。北京グランプリ(2018年)では、女子走り幅跳びで日本記録となる5m70を記録。女子100mでも、19年のWPAグランプリ・パリ大会で12秒39の日本新記録を樹立するなど、国内外の大会で活躍している。

今回出場する「T12」のクラスはIPC(国際パラリンピック委員会)が定めた障がいの程度に応じた区分で、「視力0.0025から0.032まで、または視野直径10度未満」のパラアスリートが出場する。

 澤田選手の出場予定種目およびテレビでの放送スケジュールは以下の通り。※変更の可能性あり

■8/29(日) 9:30~12:50 
種目:女子走り幅跳びT12 決勝
放送局:Eテレ(9:00~)→Eテレサブ(11:59~)→NHK総合(12:15~)

■9/1(水) 19:00~21:50 
種目:女子100m T12予選
放送局:なし

■9/2(木) 9:30~12:55  
種目:女子100m T12準決勝

■9/2(木) 19:00~22:05 
種目:女子100m T12決勝
放送局:NHK総合サブ→NHK総合

■9/3(金) 9:30~12:55 
種目:4x100mユニバーサルリレー 予選
放送局: NHK総合サブ(11:53~)→NHK総合(12:20~)

■9/3(金) 19::00~21:55 
種目:4x100mユニバーサルリレー 決勝

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大谷翔平はファッションでも“二刀流” 「ボス」2021-22年秋冬ビジュアルで見せた二つの顔

 「ボス(BOSS)」は、2021-22年秋冬コレクションのビジュアルにMLBのロサンゼルス・エンジェルスに所属する大谷翔平選手を起用した。大谷選手は同ブランドのアンバサダーに20年に就任以降、さまざまな広告キャンペーンに出演している。

 同選手が着用するルックは、ラムレザーで仕立てたダークグリーンのレザージャケットをまとうシックなスタイリングと、グレンチェックのウールコートにホワイトのスラックスを合わせたカジュアルなコーディネートという、表情が異なる二つのスタイルを披露した。

 同選手はMLBでピッチャーとバッターの二刀流で活躍。メジャー史上初の「10登板、20本塁打、10盗塁」を記録し、2018年のア・リーグ新人王に選ばれた。今季は松井秀喜が記録したMLBの日本人選手シーズン最多本塁打を更新した。その後も本塁打数を伸ばし、現在はア・リーグ1位の40本塁打を記録。また投手としても8勝を挙げ、MLBでは“大谷フィーバー”が巻き起こっている。

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「ニューバランス」が産地直“走”キャンペーンを始動 フワちゃんが気になる食材は?

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、クッション性に特化したランニングシューズ“フレッシュ フォーム 1080(FRESH FOAM 1080)”の新色を発売した。これに合わせて、“産地直走 フレッシュ→ホーム キャンペーン”と題した施策をスタートした。「STRAVA」などのランニングアプリで100kmや10kmなど全5種類からランニング目標を選択し、期間中に目標を達成すると、抽選で全国13の産地から食材が“直送”される。食材は、鳥取和牛の特上ロースや北海道の豚しゃぶセットなど。さらに“フレッシュ フォーム”シリーズの購入者に向けて、購入時のレシートを特設サイトにアップロードすると、抽選で食材や空気清浄機などを届けるメニューもそろえる。期間は9月12日まで。

 キャンペーン開始に合わせて行った記者発表会には、タレントのフワちゃんが登壇した。“フレッシュ フォーム 1080”について、「さっきから飛んだり跳ねたりしてるけど、クッション性が超すごいの。本当に疲れない」と感想を語ったほか、キャンペーンに参加する農家との会話をオンラインで楽しんだ。記者から気になる産地を聞かれると、「最高なサーモンを送ってくれる青森県深浦市。サーモンが一番大好きだから」と回答。普段からランニングを取り入れているそうで、「週2~3回くらい走ってるかな。“ワイナイナ”っていうランニンググループを作ってて、そこで『今日は何時に走る?』とか連絡し合ってる。モチベーション上がるよ」と話した。

 “フレッシュ フォーム 1080”は、柔らかな履き心地と高いクッション性を備える“フレッシュ フォーム エックス”を使ったミッドソールと、縫い目を無くしてフィット感を高めたストレッチ性のニットアッパー、かかとを固定して安定した走りを実現する設計“ウルトラヒールサポート”を採用したモデル。フルマラソンからジョギングまで幅広い用途で使用できる。新色は、イエロー、インディゴ、ホワイトなどメンズ5色とウィメンズ3色をそろえる。税込1万7600円で、ブランド直営店と公式オンラインストア、ゼビオグループ各店で扱う。

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「サカイ」 × 「ナイキ」新作のビジュアルに窪塚洋介や秋元梢 定番アイテムをミックスしたジャケットやプリーツスカートなど

 「サカイ(SACAI)」は、「ナイキ(NIKE)」とのコラボコレクションを8月4日に発売する。「サカイ」青山店や公式オンラインストア、「ナイキラボ MA5(NIKELAB MA5)」、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)などで扱う。

 同コレクションは、スポーツの瞬間をイメージしてデザインし、スポーツが持つ人々をひとつにするエネルギーを表現した。「サカイ」定番のボンバージャケットと「ナイキ」の“ウィンドランナー ジャケット”をドッキングしたジャケットや、スポーツウエアの機能と快適性を備えたプリーツスカート、フリースパンツ、パーカ、クロップド丈のトップス、レギンスなどをラインアップする。

 イメージビジュアルにはモデルの秋元梢や森星、KEISHAN、俳優の窪塚洋介、「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」の小泉智貴デザイナー、No Plastic Japan創設者のノイハウス萌菜、クリエイターのMACCIU、アーティストの山瀬まゆみ、DJ兼モデルのロノらが登場する。

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東京オリンピック各国の公式ウエアをおさらい 「アルマーニ」「ラコステ」「ユニクロ」が手掛ける国は?

 東京オリンピックが7月23日に開幕する。競技はもちろん、それぞれの国を象徴するデザインを取り入れたウエアにも注目したい。ここでは、日本やアメリカ、フランス、イタリア、スウェーデン、オーストラリアの全6カ国の代表選手が、開会式・閉会式で着用する公式服装や選手村などで着用する公式ウエアを紹介する。

日本:「アシックス」、AOKI

 日本代表の公式ウエアは、大会ゴールドパートナーの「アシックス(ASICS)」が制作。紙を折って包む「折形」や着物を2枚以上重ねて楽しむ配色「かさねの色目」など、伝統的な技法に着想したオリジナルグラフィックが特徴だ。Tシャツやポロシャツは1枚の生地から型取りするため、同じデザインは1つとしてない。また暑さ対策として、脇などの高温多湿になる場所にメッシュ素材を施す最新技術を開発。前回大会のウエアより5倍の通気性を実現した。ジャケットは誰でも容易に着脱できるマグネットファスナーを使用し、原料の一部には日本全国で回収した約4トンの衣類から作ったリサイクル糸を使っている。

 開会式や式典で着用する公式服装は、紳士服チェーン大手のAOKIが担当。全選手の体形や要望に応えられるようにオーダーで製作した。白のジャケットは、「工」の字を斜めに崩してつなぎ合わせた伝統柄「工字繋ぎ」を陰影でプリント。ストレッチ性と通気性を併せ持ち、防シワ加工を施した素材を採用している。赤のボトムスは肌ざわりがよく、夏でも快適に着用できる。紺のジャケットは麻100%のニット地編みで、可動性と通気性が高い。これにクレリックシャツと、縁起がいいとされる「七宝柄」「うろこ柄」「縞柄」などの伝統柄を使ったネクタイとスカーフを合わせる。ボトムスは選択性で、男性用はノータックとワンタック、女性用はパンツとキュロットがある。

アメリカ:「ラルフ ローレン」

 アメリカ代表の閉会式ユニホームは、「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」がデザインした。白と青、赤を基調とした爽やかなコレクションだ。ドローストリングジャケットとポロシャツ、デニムパンツの組み合わせで、右胸には大会エンブレムを、左胸にはブランドロゴを配置。環境に配慮した素材使いもポイントで、ジャケットとストライプベルトは、ペットボトルを再生したリサイクルポリエステル“リプリーブ(REPREVE)”を使用している。デニムパンツには、植物由来の素材や農業副産物など再生可能な資源から作る人口レザー“ミルム(MIRUM)”のパッチが付く。レプリカの販売も行い、収益は全てアメリカ代表の支援に活用される。

フランス:「ラコステ」

 フランスの公式ウエアをデザインしたのは、ワニのロゴマークで知られる「ラコステ(LACOSTE)」。上部にトリコロールのパネルを付けたストレッチポロシャツにネイビーのタフタパンツ、軽量なホワイトパーカのコーディネートだ。パーカは風になびくフランス国旗からインスピレーションを得て、軽い素材でボリューム感を出した。また日本へのオマージュとして着物風のスリーブを採用している。首の内側には、ブランド創設者で7度のグランドスラム優勝を果たしたルネ・ラコステ(Rene Lacoste)が大切にしていた、“RIGOUR(厳格さ)”“PERSEVERANCE(忍耐力)”“TENACITY(粘り強さ)”“ CONFIDENCE(自信)”の4つの言葉をあしらっている。

イタリア:「エンポリオ アルマーニ EA7」

 イタリア代表が表彰台で着用する公式ウエアは、「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」のスポーツライン「エンポリオ アルマーニ EA7(EMPORIO ARMANI EA7)」が手掛けた。フロントには、「日の丸」をイタリア国旗の緑、白、赤で再解釈したグラフィックを施し、右胸にはブランドロゴを、左胸には大会エンブレムをプリント。背中には漢字をイメージした書体で“ITALIA”の文字をあしらっている。ポロシャツとトラックジャケット、トラックパンツなどをそろえる。

スウェーデン:「ユニクロ」

 スウェーデン代表の公式ウエアは、2019年に同国とパートナー契約を結んだ「ユニクロ(UNIQLO)」が提供する。スウェーデンの国旗をイメージしたグラフィックや、イエローとブルーを基調にしたシンプルなデザインを採用し、ポロシャツやフードジャケット、パーカ、トラックパンツなどを用意した。選手やアンバサダーからのフィードバックを元に、超速乾素材“ドライ EX”や“ウルトラストレッチ”といったユニクロの機能性素材を使用。ウエアの一部にはペットボトルから生まれた再生ポリエステル素材を用いている。

オーストラリア:「アシックス」

 「アシックス」は日本だけでなく、オーストラリア代表の公式ウエアも手掛けている。同国を象徴するグリーンとゴールドの配色をベースに、折り紙をモチーフにしたグラフィックを随所に配置。先住民族のタトゥーのような模様を施したTシャツは、アボリジニのアーティストでボクシング代表としてオリンピック出場経験もあるポール・フレミング(Paul Fleming)がデザインしたもの。あらゆる国や背景、文化の人々を結びつける集会所をイメージしたグラフィックだ。

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「アディダス」“爆速ランシュー”の第2世代 トレーニングからレースまで対応の5型

 「アディダス(ADIDAS)」は、“日本人を早くする”がコンセプトのランニングシューズ“アディゼロ”シリーズの最新コレクションを発売した。シーンごとに異なる機能性を追求した全5モデルをラインアップする。

 “アディゼロ アディオス プロ ツー(ADIZERO ADIOS PRO 2)”(税込2万6000円)は、昨年“爆速シューズ”として発売した“アディゼロ アディオス プロ”の第2世代。自然な重心移動と前方への推進力をもたらす5本指のカーボンバーはそのままに、シリーズ最軽量のリサイクルメッシュアッパーを採用(靴に搭載は使わないって言わなかったっけ)。低密度高反発のミッドソール“ライトストライク プロ“は2層構造に変更し、反発力を向上させた。つま先にラバーアウトソールを用いたことで、悪天候でもグリップ力を発揮する。

 新登場の“アディゼロ ボストン テン(ADIZERO BOSTON 10)”(同1万5400円)は日々のトレーニングを想定したモデル。5本指カーボンと軽量アッパーは同様だが、耐久性のあるミッドソール素材を加えている。そのほか、安定性と快適性を求めた“アディゼロ ジャパン シックス(ADIZERO JAPAN 6)”(同1万4300円)やトラック用スパイク“アディゼロ アヴァンチ トラック スパイク(ADIZERO AVANTI TRACK SPIKE)”(同1万9800円)、50ミリの超厚底が特徴のコンセプトモデル“アディゼロ プライム エックス(ADIZERO PRIME X)”(同3万6300円) をラインアップする。

 ニック・ロシェ(Nick Roche)アディダスランニング グローバルプロダクトマネージャーは、「“アディゼロ”シリーズでこれまでに成し遂げてきたことを振り返り、改善の余地があるか検証しながら今回のコレクションを制作した。トレーニングやレース当日など、さまざまな用途で使い分けることができる、トップアスリート向けのパフォーマンスフットウエアになった。今後も継続して開発を進め、アスリートの“より速く”をサポートしていく」と語った。

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「ティファニー」が「モンスト スタジアム」の優勝トロフィーを制作 24Kゴールドとシルバーで

 「ティファニー(TIFFANY & CO)」は、7月10日、11日に開催するスマホアプリゲーム「モンスターストライク スタジアム」の大会「モンストグランプリ2021 ジャパンチャンピオンシップ」の優勝トロフィーを制作する。今回の取り組みは、同ゲームを開発するミクシィの「エックスフラグ(XFLAG)」からの依頼で実現。「ティファニー」がeスポーツのトロフィーを手掛けたのは今回が初めて。

 優勝トロフィーは、「モンスターストライク スタジアム」を象徴するエンブレムから着想を得て、スターリングシルバーと24Kイエローゴールドで仕上げた。高さは約48cmで、重さは約4.5kg。また、「ティファニー」の限られたプロダクトに付く“TIFFANY & CO. MAKERS Ag 925”のほか、優勝チームの名前が刻印される。

 「ティファニー」はこれまで、米ロードアイランド州・カンバーランドに位置するホローウェア工房で、“ティファニーメーカー”と呼ばれる熟練の職人たちが、160年以上にわたり数々のスポーツのトロフィーを手作業で制作してきた。これまで手掛けたのはNFLスーパーボウルの“ヴィンス・ロンバルディ・トロフィー”やNBAの“ラリー・オブライエン・チャンピオンシップ ・トロフィー”、PGAツアー・フェデックスカップの“PGAツアー・フェデックスカップ・トロフィー”など。

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「アシックス」の東京五輪応援Tシャツはビッグシルエット ファッション系セレクトでも販売

 アシックスは、東京オリンピック日本代表選手団の公式応援グッズ“チームレッドコレクション(TEAM RED COLLECTION)”の新作Tシャツを6月23日に発売する。アシックス直営店とオンラインストアに加え、ビームス、ユナイテッドアローズ、フリークスストアなどのファッション系セレクトショップで扱う。

 ファッションとしても取り入れやすいように、ビッグシルエットにこだわったTシャツ3型を用意。メンズのTシャツ(半袖3850円、長袖4400円 いずれも税込)は、両サイドのポケットと裾のドローコードなど、実用性あるディテールが特徴。ウィメンズ向けの半袖Tシャツ(税込3300円)は、リラックスしたドロップショルダーを採用しつつ、前身頃の着丈を短くしてスッキリした印象に仕上げた。素材は吸水速乾性に優れたリサイクルポリエステルで、サイズはいずれもS〜XLをそろえる。

 “チームレッドコレクション”は、東京2020のスポーツウエアのキーカラー“サンライズレッド”と、“JAPAN”の文字を取り入れたデザインが特徴。これまでにジャケットやTシャツ、タオルなどを販売してきた。ファッション流通で扱うのは今回が初めてで「日常着としても取り入れてほしい」とアシックス担当者は語る。

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陸上の山縣亮太選手が「ナイキ」のシューズで100m新記録

 陸上の山縣亮太選手が6日、鳥取で行われたレース「布勢スプリント」で男子100メートル走9秒95の日本新記録を樹立した。2019年にサニブラウン・アブデル・ハキーム選手がマークした9秒97を100分の2秒更新した。9秒台は日本選手として4人目。

 山縣選手が着用したのは、「ナイキ(NIKE)」の“ズーム スーパーフライ エリート 2(ZOOM SUPERFLY ELITE 2)”(1万6500円、税込)。足底に付いた8本のピンが高いグリップ力をもたらし、主に100〜400メートル走やハードル競技に使用されるモデルだ。フライニットを伸ばし、蒸気で定着させてフィット感を向上させた“アトムニット”のアッパーも特徴で、「フィット感がすごく良くて、アッパーが足に密着する感じがある。レース最後まで力を出しきるには、スパイクのなかで足が滑らないことが大事なので、とても気に入っています」と山縣選手。

 山縣選手は同レースで東京五輪の参加標準記録(10秒05)を突破。6月24日に大阪で始まる日本選手権で3位以内に入れば、代表入りが内定する。

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陸上の山縣亮太選手が「ナイキ」のシューズで100m新記録

 陸上の山縣亮太選手が6日、鳥取で行われたレース「布勢スプリント」で男子100メートル走9秒95の日本新記録を樹立した。2019年にサニブラウン・アブデル・ハキーム選手がマークした9秒97を100分の2秒更新した。9秒台は日本選手として4人目。

 山縣選手が着用したのは、「ナイキ(NIKE)」の“ズーム スーパーフライ エリート 2(ZOOM SUPERFLY ELITE 2)”(1万6500円、税込)。足底に付いた8本のピンが高いグリップ力をもたらし、主に100〜400メートル走やハードル競技に使用されるモデルだ。フライニットを伸ばし、蒸気で定着させてフィット感を向上させた“アトムニット”のアッパーも特徴で、「フィット感がすごく良くて、アッパーが足に密着する感じがある。レース最後まで力を出しきるには、スパイクのなかで足が滑らないことが大事なので、とても気に入っています」と山縣選手。

 山縣選手は同レースで東京五輪の参加標準記録(10秒05)を突破。6月24日に大阪で始まる日本選手権で3位以内に入れば、代表入りが内定する。

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アディダス最大のランニングキャンペーン 1km走るごとにペットボトル10本分の海洋廃棄物を回収

 「アディダス(ADIDAS)」は、海洋プラスチック汚染に対するグローバルキャンペーン“ラン フォー ジ オーシャンズ(RUN FOR THE OCEANS)”を6月8日まで実施している。海洋環境保護団体「パーレイ フォー ジ オーシャンズ(PARLEY FOR THE OCEANS、以下パーレイ)」との共同企画で、参加者が1km走るごとに、ペットボトル10本相当の海洋プラスチックゴミを回収する。ランニングアプリの“アディダス ランニングアプリ”“ストラバ”などから誰でも参加可能だ。

 日本からは、「アディダス」グローバルアンバサダーを務める女優・タレントのローラをはじめ、カヌー スラローム競技の羽根田卓也選手やビーチバレーボールの坂口佳穂選手、マラソンの岩出玲亜選手ら「アディダス」契約アスリートが参加。さらに、アディダス ジャパンと協定を結ぶ渋谷区や原晋監督率いる青山学院大学陸上競技部、サッカー日本代表など、過去最多のパートナーが参加する。

 開催に合わせてオンラインで行った決起集会には、羽根田選手と坂口選手、原監督、長谷部健・渋谷区長が出席。ランニングの月間走行距離が200kmを超えるという長谷部区長は「心身のリフレッシュと同時に、環境問題の解決につながる素晴らしい機会。代々木公園など渋谷の自然に触れながら、せひ参加してもらいたい」と語った。羽根田選手は「200kmも走ってるんですか⁉︎僕もランニングしていますが、全然追い込めてないですね(笑)」と、長谷部区長に反応しながら、「カヌーは綺麗な水辺環境が不可欠。このキャンペーンを通して、1人でも多くの人に海洋汚染に関心を持ってもらえたらうれしいです」と話した。 

 「アディダス」はパーレイとのパートナーシップを17年に締結。これまでも1km走るごとに1ドルを寄付するキャンペーンなどを行ってきた。今回は具体的なゴミ回収量を示すことで、参加者の拡大と環境問題への意識を高める狙いだ。

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アディダス最大のランニングキャンペーン 1km走るごとにペットボトル10本分の海洋廃棄物を回収

 「アディダス(ADIDAS)」は、海洋プラスチック汚染に対するグローバルキャンペーン“ラン フォー ジ オーシャンズ(RUN FOR THE OCEANS)”を6月8日まで実施している。海洋環境保護団体「パーレイ フォー ジ オーシャンズ(PARLEY FOR THE OCEANS、以下パーレイ)」との共同企画で、参加者が1km走るごとに、ペットボトル10本相当の海洋プラスチックゴミを回収する。ランニングアプリの“アディダス ランニングアプリ”“ストラバ”などから誰でも参加可能だ。

 日本からは、「アディダス」グローバルアンバサダーを務める女優・タレントのローラをはじめ、カヌー スラローム競技の羽根田卓也選手やビーチバレーボールの坂口佳穂選手、マラソンの岩出玲亜選手ら「アディダス」契約アスリートが参加。さらに、アディダス ジャパンと協定を結ぶ渋谷区や原晋監督率いる青山学院大学陸上競技部、サッカー日本代表など、過去最多のパートナーが参加する。

 開催に合わせてオンラインで行った決起集会には、羽根田選手と坂口選手、原監督、長谷部健・渋谷区長が出席。ランニングの月間走行距離が200kmを超えるという長谷部区長は「心身のリフレッシュと同時に、環境問題の解決につながる素晴らしい機会。代々木公園など渋谷の自然に触れながら、せひ参加してもらいたい」と語った。羽根田選手は「200kmも走ってるんですか⁉︎僕もランニングしていますが、全然追い込めてないですね(笑)」と、長谷部区長に反応しながら、「カヌーは綺麗な水辺環境が不可欠。このキャンペーンを通して、1人でも多くの人に海洋汚染に関心を持ってもらえたらうれしいです」と話した。 

 「アディダス」はパーレイとのパートナーシップを17年に締結。これまでも1km走るごとに1ドルを寄付するキャンペーンなどを行ってきた。今回は具体的なゴミ回収量を示すことで、参加者の拡大と環境問題への意識を高める狙いだ。

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「ナイキ」×マシュー最新作は“日本の夏” お気に入りアイテムや漢字モチーフに込めた意味を聞く

 「ナイキ(NIKE)」は、デザイナーのマシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)とのコレボコレクションを5月27日に発売する。第4弾となる今回は、“日本の夏でも快適に着られるコレクション”をテーマに、ナイキの技術とマシューらしいテクニカルなデザインを掛け合わせた。ベストとしても使えるセパレートジャケット(6万6000円、税込 以下同)やウィメンズのボディスーツ(トップス2万7500円、タイツ1万6500円)、新作スニーカー“MMW 4“(4万9500円)などがそろう。公式サイトや「ナイキラボ(NIKELAB)」、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)のオンラインショップなどで扱う。

 発売に合わせて、マシューへのメールインタビューを実施。同コレクションのお気に入りアイテムやモチーフに使った漢字に込めた思い、コラボがもたらすクリエイションの変化などを聞いた。

WWD:今回のコレクションの特徴は?

マシュー・M・ウィリアムズ(以下、マシュー):東京の暑い夏を考えてデザインした。⾵通しが良くて、軽くて、そして便利に着こなせるコレクションだ。コンピュータで設計したニットなどの技術的な素材と、リサイクルゴアテックスといったサステナブルな素材を採⽤したのもポイント。あとは、“トレーニングのときに⼗分に機能が発揮できる”というデザインコードも継続している。

WWD:アパレルに記された“鍛錬”の⾔葉がとても⽬を引く。ストイックな精神性を感じる言葉だが、なぜこれを選んだ?

マシュー:⽇本の友⼈との会話から生まれたアイデアだ。“鍛錬”はとてもパワーのある⾔葉で、私が習慣とするトレーニングを指す⾔葉でもある。私は毎⽇を瞑想して、週2〜3回運動する。これによって、体と精神のつながりを維持し、制作へのモチベーションを⾼め、毎⽇ベストを尽くそうと前向きな意識を保てる。“鍛錬”にもそんな思いを込めた。

WWD:今回のお気に入りのアイテムは?

マシュー:セパレートジャケットとウィメンズのボディスーツ。どちらもこれまでと異なる雰囲気で、エキサイティングな印象を持つと思う。ジャケットは汎⽤性に優れていて、ベストにもアクセサリーにもなる。それにナイキの冷感技術“Pre Cool”を応用した、⽔を使った冷却パックをベストの内側に配置しているから、さまざまな気候でのトレーニングに対応する。ボディスーツは第2弾と第4弾でも作ったが、今回は初のショートスリーブ。いろんな人に着てみて欲しい。

WWD:コロナで運動の意識は変化した?

マシュー:⾃宅にジムを作り、毎⽇運動できる環境を整えて、これまで以上にスポーツや運動を⽇常に取り⼊れるようになった。ファッションはスポーツに着想を得るものだし、スポーツを通して⾃分の体に満⾜できれば、気分も高まっていっそう力を発揮できるはず。運動のほかにも、デザインプロセスやコレクションについて考え直す機会にもなった。ポジティブな変化が大きい。

WWD:「ナイキ」とのコラボは自身のクリエイションにどんな影響をもたらしている?

マシュー:コラボのたびに多くを学んでいる。ナイキチームとの共同作業で仕事の流れや知識を吸収し、⾃分たちの実⼒をフルに発揮できるようになったと思う。頭で考えるだけじゃなく、その都度実践するから上達する。“⾰新に挑戦する”という点において、私たちは⼀つのチームであり、互いに刺激を受け合うよきライバルだ。

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デサントが国内自主流通を半分まで引き上げ 「売り上げよりも利益」

 デサントが2021〜23年度の中期経営計画を発表した。国内は21年3月期で470億円だった売上高はそのままに、直営とECで構成する自主流通“DTC事業”の割合を半分まで引き上げて利益拡大を図る。好調な中国は主力の「デサント」を中心に売上高500億円まで成長させる目標だ。

 国内はこれまで、在庫量や販管費を増やして売上拡大を狙ってきたが、過去5年で横ばいが続いていた。「売り上げよりも利益を優先するべき」(小関秀一社長)と判断し、スポーツ専門店などへの卸売りに偏った販路構成を見直す。まずは主力「デサント」の直営店を積極出店する。

 新カテゴリーとして、競技シーンに限定しない“動くためのウエア”として「ムーブウエア(MOVE WARE)」というコンセプトを広める。野球やサッカー、スキーなど幅広い競技で培った技術力と、自社工場など強みである研究開発力を生かして、ニーズに刺さる物作りを強化する。徹底した生産量コントロールによる返品・値引きの抑制、在庫・販管費のさらなる削減にも着手する。
 
 コロナ禍でも21年3月期に前期比約16%増の売上高333億円を記録した中国は、「スポーティかつ普段着としても使えるカテゴリーが空白で、そこにハマった」と小関社長は分析。すでに170の直営店を持つ「デサント」をメインにさらなる成長を図り、ベーシックなライフウエアを扱う「デサント ブラン」も本格的に提案していく。

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アシックス売上高25%増の急回復 21年1〜3月期ランニングがけん引

 アシックスの2021年1〜3月期は、売上高が前年同期比24.8%増の1065億円、営業利益が146億円(前年同期は8億8200万円の赤字)、経常利益が147億円(同31億円の赤字)、純利益が104億円(同2億4300万円の赤字)と大幅な回復となった。第1四半期で売上高1000億円を超えるのは3年ぶりだ。コロナ禍で、全世界におけるEC売上高が大きく伸長した。北米と欧州で前年同期比2倍超を記録し、全体でも85.9%増となった。

 主力のパフォーマンスランニング(PF)の売上高は、同43.5%増の544億円を記録。全地域で増収を記録し、特に欧州は同55.6%増、中華圏は98.7%増と好調だった。個人スポーツへの関心の高まりが追い風となったほか、 “メタスピード スカイ(METASPEED SKY)”をはじめとする新作のほか、定番の“ゲル カヤノ(GEL-KAYANO)”やゲル ニンバス(GEL-NIMBUS)“もよく動いた。「中長期計画でナンバーワンの奪還を掲げるPFで早くも成果が出た。低調だった北米が回復しているのも安心材料だ」と廣田康人社長。

 その他のカテゴリー別の売上高は、コアパフォーマンススポーツが同18.3%増の134億円、スポーツスタイルが同20.2%増の88億円、オニツカタイガーが同30.0%増の98億円だった。オニツカタイガーは国内インバウンドが低調となったが、中華圏が伸長し、全体としてプラスとなった。

 今回の業績を踏まえ、2月に発表した21年12月期の連結業績予想を上方修正する。売上高は3850億〜3950億円(前回予想は3700億〜3850億円)、営業利益は115億〜135億円(同70億〜100億円)、経常利益は100億円〜120億円(同40億〜70億円)を見込む。コロナの影響が不透明で、特別損失を計上する可能性もあるため、純利益は20億〜35億円に据え置く。廣田社長は、「東京オリンピック・パラリンピックは、海外客が来ないと決定している。(開催されてもされなくても)ある程度は対応できる」とコメントした。

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アシックス売上高25%増の急回復 21年1〜3月期ランニングがけん引

 アシックスの2021年1〜3月期は、売上高が前年同期比24.8%増の1065億円、営業利益が146億円(前年同期は8億8200万円の赤字)、経常利益が147億円(同31億円の赤字)、純利益が104億円(同2億4300万円の赤字)と大幅な回復となった。第1四半期で売上高1000億円を超えるのは3年ぶりだ。コロナ禍で、全世界におけるEC売上高が大きく伸長した。北米と欧州で前年同期比2倍超を記録し、全体でも85.9%増となった。

 主力のパフォーマンスランニング(PF)の売上高は、同43.5%増の544億円を記録。全地域で増収を記録し、特に欧州は同55.6%増、中華圏は98.7%増と好調だった。個人スポーツへの関心の高まりが追い風となったほか、 “メタスピード スカイ(METASPEED SKY)”をはじめとする新作のほか、定番の“ゲル カヤノ(GEL-KAYANO)”やゲル ニンバス(GEL-NIMBUS)“もよく動いた。「中長期計画でナンバーワンの奪還を掲げるPFで早くも成果が出た。低調だった北米が回復しているのも安心材料だ」と廣田康人社長。

 その他のカテゴリー別の売上高は、コアパフォーマンススポーツが同18.3%増の134億円、スポーツスタイルが同20.2%増の88億円、オニツカタイガーが同30.0%増の98億円だった。オニツカタイガーは国内インバウンドが低調となったが、中華圏が伸長し、全体としてプラスとなった。

 今回の業績を踏まえ、2月に発表した21年12月期の連結業績予想を上方修正する。売上高は3850億〜3950億円(前回予想は3700億〜3850億円)、営業利益は115億〜135億円(同70億〜100億円)、経常利益は100億円〜120億円(同40億〜70億円)を見込む。コロナの影響が不透明で、特別損失を計上する可能性もあるため、純利益は20億〜35億円に据え置く。廣田社長は、「東京オリンピック・パラリンピックは、海外客が来ないと決定している。(開催されてもされなくても)ある程度は対応できる」とコメントした。

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ミズノ21年3月期は営業利益39%減 “ミズノマスク“は売り上げ70億円

 ミズノの2021年3月期連結業績は、売上高が前期比11.4%減の1504億円、営業利益が同39.2%減の38億円、純利益が同19.0%減の37億円だった。新型コロナウイルス感染拡大により、個人消費の落ち込みやスポーツイベント・競技大会の中止といった厳しい状況が続き、全ての地域で減収となった。経常利益は、為替差益などの営業外収入で0.7%減の60億円にとどまった。

 国内の売上高は同9.9%減の1063億円。ただ、野球やサッカー、ゴルフなどのアウトドアスポーツ事業は6月以降に回復基調となり、下期で前年同期を上回った。機能素材を用いたマウスカバーはSNSで話題を呼び、70億円の売り上げを記録した。その他、19年に設置した企業制服などのワークビジネス事業が同24%増と好調だった。

 米州(北米・南米)の売上高は同6.9%減の180億円だった。バレーや野球などのチームスポーツが苦戦したが、ゴルフやランニングなどの個人スポーツは回復しつつある。欧州の売上高も同14.5%減の130億円だったが、ゴルフが前年超えとなった。アジア・オセアニアの売上高は同24.1%減の130億円。期初に中国での小売り事業の大半を直営からライセンスに切り替えたことで、中国事業は減収ながら黒字化を達成した。

 22年3月期は、売上高で前期比16.3%増の1750億円、営業利益は同31.4%増の50億円、純利益は同6.6%減の35億円を見込む。「バラつきはあるが、各国でワクチン接種が進み、経済活動がある程度正常化する」(水野明人社長)。事業別には好調だったアウトドアスポーツを強化し、全カテゴリーでECシステムの改善を図る。

 東京オリンピック・パラリンピックについては、「あくまでブランドバリューを作り上げるために重要なイベントで、売り上げが急激に上がることはない。開催されても、されなくても、大きな影響があるとは思っていない」(水野社長)とコメントした。

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「アディダス」の3Dプリントソール“4D”初の本格ランシューズ 500万パターンから選んだ“蝶ネクタイ”形状

 「アディダス(ADIDAS)」は、3Dプリンターで製作した“フォーディー ミッドソール(4D MIDSOLE)”を用いた新作ランニングシューズ“フォーディー フォワード(4DFWD)”を発表した。ボウタイ(蝶ネクタイ)型の格子を無数に結合した新型ミッドソールが、着地の衝撃を前方への推進力に変換し、スムーズな足運びをかなえる。一部の国でブラック×レッドのカラーを5月15日に発売し、日本では別のカラーを7月に販売する。

 ボウタイ型の格子は、500万パターンの候補から選び抜いたもの。これまでの“4Dミッドソール”と比べて約3倍の推進力を持ち、着地の衝撃による減速も約15%抑えている。アッパーは、リサイクルポリエステルを一部に使用した“プライムニット プラス(PRIMEKNIT+)”を採用。アスリートの走行データに基づき、パーツごとに異なる密度で編み込まれたニットアッパーで、足を包み込むようなフィット感と優れた通気性を備える。

 発売に先駆けて実施したメディア向けプレゼンテーションには、本国ドイツの開発者らが登壇した。サム・ハンディ(Sam Handy)「アディダス ランニング」デザイン部門ヴァイスプレジデントは、「“次のレベルへの進化”を掲げ、数百万もの格子構造をコーディングし、最適な形状を検証した。格子1つ1つが生み出すこれまでにない推進力と滑らかなランニング体験は、『アディダス』に所属するトップランナーからも好評だ。より多くのランナーに手にとってもらいたい」とコメント。ステファン・スコルテン(Stephan Scholten)=フットウエア・グローバルディレクターは、「スリーストライプスまで黒く統一したアッパーや明るい色を目立たせたソールなど、デザイン面でも“フォーディー フォワード”のコンセプトをうまく表現できた。(トップランナー向けの)“アディゼロ(ADIZERO)”とは異なり、ターゲットは制限していない。これからランニングを始める人から記録更新を目指す人、異なるランニング体験を求める人まで幅広いランナーに対応する」と話す。

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「ジョーダン ブランド」が NBAの次世代スター、ザイオンのシグネチャーライン

 「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」は、NBAニューオーリンズ・ペリカンズに所属するザイオン・ウィリアムソン(Zion Williamson)選手のシグネチャーラインを発表した。初のシグネチャーシューズ“ザイオン ワン(Zion 1)”(1万4300円、税込)とアパレルコレクションを用意する。4月23日から、「ナイキ」公式オンラインストアやアプリ、一部店舗などで順次販売する。

 “ザイオン ワン”は、同選手の個性とバスケットシューズへのこだわりを全面に押し出したモデル。コートで大胆なプレーを見せる一方、普段は穏やかで物静かだという二面性を表すため、アッパーにはカラーやグラフィックを前後で切り替えるデザインを採用した。またザイオン選手が「シューズ選びで最も重視するパーツ」であるシュータンは、ボリュームのあるパッドを通常と異なる配置で縫製。シューレースによる圧迫感を改善し、足なじみの良さを高めている。着用時の安定感を上げるため、前足のソール幅は広く設計し、甲周りには足を固定する2本のストラップを付けた。カラーは、ザイオン選手が最もお気に入りという白黒カラー“ジェン ザイオン(Gen Zion)”のほか、流星をイメージした“ゼットエヌエー(ZNA)”、ザイオン選手の弟の名前を冠して兄弟の絆を表現した“ノア(Noah)”、故郷サウスカロライナをイメージした“マリオン(Marion)”の全4種。“ジェン ザイオン”は4月23日、“ゼットエヌエー”は5月5日、“ノア”は19日、“マリオン”は26日から販売する。

 アパレルは、動きやすさとデザイン性を備え、バスケシーンから普段着まで対応するアイテムをそろえる。ポップカルチャー好きなザイオン選手の意見を取り入れた、アニメ風のグラフィックをプリントしたフーディー(9900円、同)をはじめ、ウエストにロゴテープをあしらったフリースパンツ(1万5400円、同)や通気性・速乾性に優れたメッシュショーツ(8800円、同)などがラインアップする。

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コシノヒロコが女子サッカー強豪INAC神戸のユニホームをデザイン

 スポーツブランド「ヒュンメル(HUMMEL)」は、デザイナーのコシノヒロコが手掛けたサッカー・WEリーグ所属のINAC神戸の新ユニホームを発表した。デザインはフィールドプレイヤーとゴールキーパーそれぞれのホーム用とアウェイ用の2種類ずつで、4月24日の試合で披露する。ホーム用デザインは同チームの公式サイトで販売中(税込2万900円〜)だ。

 デザインの着想源は「ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)」2020年春夏コレクションで、音楽をイメージした多彩なモチーフを絵画のように重ねている。コシノは「女性ならではの美しさを特に気にかけました。スポンサーロゴとのカラーバランスが成り立つアート性を意識しています。サッカーは走っている姿を横から見るイメージなので、靴下もよく目立ちます。パンツの横のラインとつながるようにして、ファッション性を高めました」とコメントした。

 コシノはこれまで、体操競技やトランポリンの日本代表ユニーホームや、プロ野球の近鉄バファローズのユニホームなど、さまざまなスポーツウエアのデザインは手掛けてきた。

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コシノヒロコが女子サッカー強豪INAC神戸のユニホームをデザイン

 スポーツブランド「ヒュンメル(HUMMEL)」は、デザイナーのコシノヒロコが手掛けたサッカー・WEリーグ所属のINAC神戸の新ユニホームを発表した。デザインはフィールドプレイヤーとゴールキーパーそれぞれのホーム用とアウェイ用の2種類ずつで、4月24日の試合で披露する。ホーム用デザインは同チームの公式サイトで販売中(税込2万900円〜)だ。

 デザインの着想源は「ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)」2020年春夏コレクションで、音楽をイメージした多彩なモチーフを絵画のように重ねている。コシノは「女性ならではの美しさを特に気にかけました。スポンサーロゴとのカラーバランスが成り立つアート性を意識しています。サッカーは走っている姿を横から見るイメージなので、靴下もよく目立ちます。パンツの横のラインとつながるようにして、ファッション性を高めました」とコメントした。

 コシノはこれまで、体操競技やトランポリンの日本代表ユニーホームや、プロ野球の近鉄バファローズのユニホームなど、さまざまなスポーツウエアのデザインは手掛けてきた。

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2万枚の廃棄Tシャツがシューズに 「アシックス」の新シリーズ“アースデー パック”

 「アシックス(ASICS)」は、リサイクル糸(再生ポリエステル)を使用したシューズシリーズ“アースデー パック(EARTH DAY PACK)”を発売した。ランニングシューズ6型、タウンユースシューズ3型、テニスシューズ2型の全11型で、価格は1万1000~1万8700円(税込、以下同)。アシックス直営店と公式オンラインストア、全国のスポーツ用品店などで扱う。
 
 リサイクル糸は、不要な衣類や工場で出た繊維ゴミから作られた糸で、主にアッパーに使用した。シリーズ全体でTシャツ2万5000枚に相当する、約5トンを使っている。中敷には、あらかじめ原料自体を着色する手法“ソリューションダイ”を採用。生地製造後に着色する従来の方法と比べ、水使用量とCO2排出量を大幅に削減できるという。いずれのシューズもベージュとクリームをベースにしたシンプルなデザインで、中敷にサステナビリティを表現した“ひまわりアイコン”が付く。

 ランニングシューズは、靴底のカーブがスムーズな足運びをサポートする“グライドライド2(GLIDERIDE 2)”(1万8700円)や、初心者向けに安定性を重視した“ジーティ1000 10(GT-1000 10)”(1万1550円)などを用意。タウンユースモデルは、1990年に誕生した“ゲルライト3(GEL-LYTE III)”をベースに、シュータンを縦に分割した独自構造が特徴の“ゲルライト スリー オージー(GEL-KYTE III OG)”(1万4300円)や、バレーボールシューズに着想したアッパーとミニマルなアシックスストライプがアイコンの“スカイコート(SKYCOURT)”(1万1000円)などをそろえる。テニスシューズは、ソールの外側に壁状の樹脂パーツを施し、左右への素早い切り返しや力強いフットワークを支える“ゲルレゾリューション8 エルイー(GEL-RESOLUTION 8 L.E.)”(1万7050円)などがラインアップする。

 廣田康人代表取締役社長COOは、「スポーツを通して健康で幸せな生活を実現するには、健やかな地球環境と社会環境が必要だ。現在、世界の繊維廃棄物のうち新しい服に生まれ変わるのはわずか1%で、アパレルの70%以上が埋め立てや焼却によって処分されると言われている。(同シリーズをはじめ)今後も全ての製品カテゴリーで製造プロセスなどを変革し続け、循環型経済の構築を推進していく」とコメントしている。

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「ナイキ」の定番ランシュー“ペガサス”が新たなラスト&メッシュ構造で進化

 「ナイキ(NIKE)」は、定番のランニングシューズ“ペガサス”シリーズの38代目となる“エア ズーム ペガサス 38(AIR ZOOM PEGASUS 38)”を4月22日にメンバー限定で先行発売する。4月29日から公式アプリやオンラインストア、一部店舗で扱う。同シリーズは“あらゆるランナーのためのシューズ”として1983年に誕生し、幅広いランナーに支持されてきた。

 アッパーには、前作より柔らかく通気性に優れた新構造のメッシュ素材を採用。ラストはつまさきにゆとりを持たせた新型で、安定感を高めた。中足部には独立した4つのシューレースパーツを付け、靴ひもの締め方によって好みのフィット感に調整できる。ミッドソールは前作同様、高い反発性とクッション性を持つ“リアクトフォーム”を用いた。

 通常バージョンのほか、ファスナー開閉で簡単に着脱できる“フライイーズ(FLYEASE)”バージョンも用意する。価格はいずれも1万4300円(税込)。

 発売に先駆けて実施したメディア説明会には、東京オリンピック男子マラソン代表の中村匠吾選手が登壇。「7年近く“ペガサス”シリーズを履いてきた」という中村選手は、新作について「ひもを締めた時のフィット感と足を入れた時の安定感が上がったように思う。反発力とクッション性も向上し、スムーズに前に進む。軽量で反発力もあるので、スピードを上げた練習にも対応できる」とコメントした。

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「ナイキ」が独自のソーシャルコマース・アプリを開発 ショッピングを超えた交流の場を創出か

 ナイキ(NIKE)は、独自のソーシャルコマース・アプリ「ナッシング・バット・ゴールド(NOTHING BUT GOLD)」のローンチを告知するウェブページを開設し、ベータ版の試用希望者を募った。実験的試みとなる今回のプロジェクトでは、若い女性たちを対象にナイキのコミュニティー構築を図る。同社はウェブサイト上で、「『ナッシング・バット・ゴールド』に参加してナイキと共に未来を作ろう」と呼びかけており、参加希望者はリンク付けされた同アプリの公式インスタグラムにダイレクトメッセージを送る。またウェブページの上部には、“GOOD VIBES ONLY”や“Surround yourself with love”といったポジティブなワードが流れるバナーも表示されている。

 「ナッシング・バット・ゴールド」はスポーツ、生活スタイル、セルフケアに特化しているが、そのほかの詳細は明らかにされていない。同アプリのインスタグラム公式アカウントのフォロワー数は4月1日現在9000超で、ナイキの公式アカウントは1億4000万超、ナイキ・ウーマンの公式アカウントは750万ほどとなっている。

 同アプリについてナイキからのコメントは得られていないが、関連の求人情報を見る限りでは、ナイキがZ世代がすでにショッピングなどに利用しているインスタグラムやティックトック(TikTok)と同様の仕組みのブランドスペースを構築しようとしていることは明らかだ。

 求人情報によると、「ナッシング・バット・ゴールド」はナイキのチーフ・サステナビリティ ・オフィサーを務めていたハンナ・ジョーンズ(Hannah Jones)が2018年に立ち上げた同社のビジネス・インキュベーション部門、バリアント・ラボ(Valiant Labs)から生まれたプロジェクトで、発足後約3年にして初めて一般向けにローンチすることとなる。

 また現在ナイキは、“女の子のためにショッピングの未来を創る”ことを使命としており、同アプリを“組織内でソーシャルコマースを手掛けるためのモバイルアプリ”と位置付けている。なお現段階では、スポーツ、生活スタイル、活発さ、マインドフルネスといったテーマをミックスしており、若い女性たちがナイキの製品を購入する際に、ほかのユーザーのコーディネートを参考にすることでインスピレーションを得ることができるとしている。

 ナイキがアプリのコンテンツ制作のためにクリエイターやインフルエンサーを探しているのは明白だが、報酬に関しては一切言及されていない。同社は広告に巨額の費用を投資して収益を得ているため、アプリの正式ローンチ以降は知名度の高いセレブリティーやインフルエンサーを起用する可能性もある。なお同社は20年に、約36億ドル(約3924億円)をマーケティングに投じている。

 ナイキは15年にショッピング専用の公式アプリ「スニーカーズ(SNKRS)」を立ち上げて、限定商品や新作シューズの販売を行ってきた。同社はこうしたアプリがオンライン販売を成功させる上での原動力だとしているが、独自のソーシャルチャネルの開発は初めての試みだ。

 20年1月のジョン・ジョセフ・ドナホー2世(John Joseph Donahoe II)社長兼CEO就任後、ナイキはデジタル事業や女性向け事業に再び焦点を当てて、マタニティーラインやヒジャブを着用するムスリムの女性向けの水着コレクションなどを発表している。コロナ禍でeコマースが爆発的に普及したことを踏まえても、こうした取り組みを進めていくことは急務だ。ナイキは20年に行った投資家会議で、デジタルおよびeコマースでの売上げが常時少なくとも売上高の50%を占めるようになると予測し、ショッピング向けデジタルチャネルの開発に力を注ぐと発表した。ドナホー2世社長兼CEOは、「パンデミックによって消費者の行動は根本的に変化しており、元に戻るとは考えていない」と述べた。

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アシックスが走法で選ぶ2種の厚底シューズ発表 トップランナーも「新しい世界見えた」

 アシックス(ASICS)は30日、同社が強化する“パーソナライゼーション”の取り組みを紹介するイベント“アシックスイノベーションサミット2021”を開催し、トップランナー向けの新たなランニングシューズ2種類を披露した。

 シューズは、歩幅の長いストライド走法向けの“メタスピード スカイ(METASPEED SKY)”と、足の回転数を上げるピッチ走法向けの“メタスピード エッジ(METASPEED EDGE)”の2種類。両モデルは同社で最も反発性の高いフォーム材“エフエフ ブラスト ターボ(FF BLAST TURBO)”をミッドソール全面に採用した“厚底”仕様で、軽量のカーボンプレートが付く。アッパーは100%リサイクルポリエステルを使ったメッシュ素材で、部位によって編み方を変えて通気性とフィット感を向上させている。靴底の前部にカーブをつけて足首部分の動きをスムーズにし、効率よく推進力が得られる設計も特徴だ。

 2種類のモデルは、それぞれに適した走法に合わせて靴底の厚みや前部のカーブの角度を調整している。“スカイ”はストライドを伸ばす機能を追求し、“エフエフ ブラスト ターボ”を多く使用して反発性を可能な限り高めている。一方で“エッジ”はミッドソールの厚みをやや抑え、足の回転数をスムーズに上げられる設計を用いている。価格は共に2万7500円(税込)。3月31日にアシックスの公式オンラインストアで発売し、4月9日から一部直営店や全国のスポーツ用品店で販売する。

 イベントにゲストとして登場したマラソンの川内優輝選手は、「これまで薄底シューズにこだわってきたが、昨年12月のレースで惨敗し、選手としての限界や不安を感じていた。そんなときに“メタスピード”に出合い、新しい世界が見えた。2カ月後のびわ湖毎日マラソンで8年ぶりの自己ベストを更新し、復活どころか進化できた。このシューズで走ると姿勢が良くなり、ストライドが楽に広がる。結果もメンタルも上向いた」と絶賛。さらに「これまでの厚底は靴に走り方を合わせなければならなかったが、特性に合わせて選ぶ楽しさがある。他社でも同様の取り組みが増えれば、個々のランナーに適した厚底の選択肢が多くなり、けが防止にもつながりそうだ」と期待した。

 廣田康人社長COOは「“メタスピード”は研究開発からマーケティングまで、組織を横断した特別なプロジェクトチームで作り上げた。われわれが大切にしているけが防止の機能がありながら、ランナーが鍛錬を重ねて身につけた走法を生かして最大限のパフォーマンスを引き出す。今後も、一人一人に寄り添った価値ある製品やサービスを提供していきたい」とコメントした。

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「ミズノ」が“ミズノエナジー”搭載の新シューズ “サブ3.5”突破の味方に

 「ミズノ(MIZUNO)」は、軽量性とクッション性が特徴のランニングシューズ“ウエーブエアロ”シリーズの新作“ウエーブエアロナインティーン(WAVE AERO 19)”(1万3500円)を発売した。フルマラソンのサブ3.5(完走3時間半)を目指すランナーに向けたスピードモデルで、ミズノ史上最高の高反発素材“ミズノエナジー”を搭載したモデルだ。ミズノ直営店と公式オンラインストアのほか、各種取扱店で販売する。

 キャッチコピーは“全部、エネルギーに変えろ”。着地の衝撃を反発力に変える“ミズノエナジー”をかかと部分に用いたほか、波状のミッドソール構造“ミズノウエーブ”を従来よりも柔らかな素材で設計し、推進力を最大化させた。アッパーは、前作に引き続き横方向にのみ伸縮する“ウーブンアッパー”を使用し、シュータンを一体化させて軽量性とフィット感を高め、前足部と中甲部に伸び止めを施すことで走行時のブレを最小化させている。インソールには“アナトミカルカップインソール”を使用した。

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スポーツ用品の「マジェスティック」が街着提案の新アパレルブランド

 スポーツチームのライセンス商品を製造・販売するファナティクス・ジャパンは、スポーツファンに向けた新ブランド「オフ ザ ゲーム(OFF THE GAME)」を立ち上げた。自社ブランド「マジェスティック(MAJESTICK)」から派生し、タウンユースを意識したデザインと、アスリート企画に使われる高機能素材を使用したウエア・グッズをそろえる。3月1日からスポーツオーソリティをはじめとするスポーツ専門店で扱う。

 ファーストシーズンは、ポリエステルを高密度に織ったウインドブレーカー(1万1000円)や背面に使用したメッシュ素材で通気性を高めたトラックジャケット(8000円)、トラックパンツ(7000円)、パーカ(7000円)、吸水速乾素材を用いた長袖Tシャツ(5000円)、ショーツ(5000円)、コットン100%の半袖Tシャツ(3900円)、ストレートとカーブの2種類のつばを用意するキャップ(3900円)など全10型。いずれも、スタジアムや試合観戦以外のシーンでの着用も想定した、目立ちすぎないロゴデザインとブラックカラーが特徴だ。

 上記に加え、オフィシャルサプライヤー契約を結ぶプロ野球3球団(福岡ソフトバンクホークス、埼玉西武ライオンズ、東京ヤクルトスワローズ)のロゴでアレンジした商品も販売する。各球団のグッズ店舗や通販サイトで、3月中にローンチする(発売日は球団によって異なる)。

 ファナティクス・ジャパンの川名正憲マネジング・ディレクターは「ファンウエアはチームの個性を押し出すデザインがセオリーだが、近年は日常使いのニーズも拡大していた」と立ち上げの経緯を語り、「今後は野球以外のスポーツにも拡大させ、より多くのファンに喜ばれるブランドに成長させたい。ファナティクス・ジャパンの主力ブランドとしても強化・注力していく」と意気込む。初年度の目標売り上げは非公表。

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MTGが90歳の日本最高齢現役フィットネス・インストラクターと契約

 MTGはこのほど、トレーニングブランド「シックスパッド(SIXPAD)」で日本最高齢の90歳現役フィットネス・インストラクターの“タキミカさん(瀧島未香)”とパートナーシップ契約を結んだ。同社が展開するEMSオンラインジム「シックスパッド ホームジム」のインストラクターに就任し、今後は「シックスパッド」製品のプロモーションにも起用する。

 “タキミカさん”は65歳から運動をはじめ、87歳の時にインストラクターデビュー。「年齢はただの数字。年齢を理由に健康をあきらめない」などの考え方や生き方に支持を集める。同社は瀧島氏が提唱する“パワーエイジング”という生き方に共鳴し契約を結んだ。20年秋にスタートしたオンラインジムのインストラクターに就くほか、100歳まで健康に生きる体作りをテーマに考案した「タキミカ体操」を取り入れた新たなトレーニングメニューの開発も進める。

 「EMSを活用することで、さらにパワーエイジングな人を増やし、年齢を理由に健康をあきらめる人を減らしたい。『年齢は、ただの数字です』。この言葉を『シックスパッド』とともに体現し、人生をもっともっと楽しんでもらいたい」とコメントした。同社は、既存のストイックに体を鍛える人のほか、幅広い年齢層の取り込みも狙っている。

 「シックスパッド ホームジム」は10分の短時間・高効率を自宅で実現する「ハイブリッドトレーニング」が受けられるEMSオンラインジム。 ブランド独自のEMSトレーニングスーツ「シックスパッド パワースーツ」を着用し、東京・原宿に新設した専用スタジオ「シックスパッド ライブスタジオ」から配信するトレーニングを自宅で体験できる。

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MTGが90歳の日本最高齢現役フィットネス・インストラクターと契約

 MTGはこのほど、トレーニングブランド「シックスパッド(SIXPAD)」で日本最高齢の90歳現役フィットネス・インストラクターの“タキミカさん(瀧島未香)”とパートナーシップ契約を結んだ。同社が展開するEMSオンラインジム「シックスパッド ホームジム」のインストラクターに就任し、今後は「シックスパッド」製品のプロモーションにも起用する。

 “タキミカさん”は65歳から運動をはじめ、87歳の時にインストラクターデビュー。「年齢はただの数字。年齢を理由に健康をあきらめない」などの考え方や生き方に支持を集める。同社は瀧島氏が提唱する“パワーエイジング”という生き方に共鳴し契約を結んだ。20年秋にスタートしたオンラインジムのインストラクターに就くほか、100歳まで健康に生きる体作りをテーマに考案した「タキミカ体操」を取り入れた新たなトレーニングメニューの開発も進める。

 「EMSを活用することで、さらにパワーエイジングな人を増やし、年齢を理由に健康をあきらめる人を減らしたい。『年齢は、ただの数字です』。この言葉を『シックスパッド』とともに体現し、人生をもっともっと楽しんでもらいたい」とコメントした。同社は、既存のストイックに体を鍛える人のほか、幅広い年齢層の取り込みも狙っている。

 「シックスパッド ホームジム」は10分の短時間・高効率を自宅で実現する「ハイブリッドトレーニング」が受けられるEMSオンラインジム。 ブランド独自のEMSトレーニングスーツ「シックスパッド パワースーツ」を着用し、東京・原宿に新設した専用スタジオ「シックスパッド ライブスタジオ」から配信するトレーニングを自宅で体験できる。

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「ジャック・ウルフスキン」が創設40周年を記念したコレクションを発売 復刻モデルにトレンドを融合

 ドイツ発のアウトドアブランド「ジャック・ウルフスキン(JACK WOLFSKIN)」は、ブランド創設40周年を記念するカプセルコレクション「レトロ・アーカイブ・パック(RETRO ARCHIVE PACK)」を公式ウエブサイトと店舗で2月11日から順次発売する。

 1990年代の人気アイテム“ブリザード”と“ウォーターライン”を掛け合わせたジャケット(2万2000円)、防水透湿素材でアップデートしたサイクリングジャケット(2万4000円)、90年代に多く発売したマルチカラーのアイコンをデザインしたTシャツ(5400円)などを用意する。

 ブランド創業当時のアイテムに東京のトレンドをミックスしたコレクションで、80~90年代のヨーロッパのアウトドアのスタイル、最先端の高機能素材、日本人の体形を研究して製作したパターンを組み合わせた。同コレクションのアイテムにロゴも当時のデザインを精密に再現し、外側にあえて配置した。

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「ディースクエアード」が東京五輪を記念したカプセルコレクション発売 Jリーガーやプロサーファーをモデルに

 「ディースクエアード(DSQUARED2)」は2月3日に、東京オリンピックを記念したカプセルコレクションを伊勢丹新宿本店、阪急うめだ本店、阪急メンズ大阪のポップアップストアで先行発売した。全国展開は2月中旬を予定している。

 同コレクションは実用性と着心地の良さを追求したメンズ8型、ウィメンズ4型を製作した。ブランドロゴのカナダのメイプルリーフと日本の日の丸を掛け合わせた限定ロゴのコート(16万6000円)やTシャツ(3万2000円)のほか、日本とカナダの国旗を振るアイコニックな犬のキャラクターの“チロ”と“ヒルデガルド”をプリントしたスエット(5万3000円)やiphoneケース(1万2000円)など。限定ロゴを加えたローカットスニーカー(メンズ8万9000円、ウィメンズ9万5000円)やキャップ(3万7000円)などもそろえた。

 イメージビジュアルのモデルには、サッカー・Jリーグの横浜F・マリノス、オナイウ阿道選手とプロサーファーの加藤嵐選手を起用した。両者とも、デニムにスエットを合わせたカジュアルなスタイルで撮影にのぞんだ。

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「プーマ」もカーボンプレート入り厚底シューズ ランニングの巻き返し目指す

 「プーマ(PUMA)」は、“誰でも履けるみんなの厚底”をコンセプトにした新ランニングシューズ“ディヴィエイト ニトロ(DEVIATE NITRO)”を2月18日に発売する。同社初のカーボンプレート搭載モデルだ。価格は1万8000円で、「プーマ」直営店と公式オンラインストアなどで扱う。

 カーボンプレート“イノプレート(INNOPLATE)”は、前足の外側で着地しても力を逃さない二股の形状で、初心者でも推進力を高めやすいのが特徴。ミッドソールには窒素ガス(ニトロガス)を注入し、高い反発力と柔らかなクッショニングを実現させた新素材“ニトロ フォーム(NITRO FOAM)”を採用している。かかとには着地時のブレを抑える樹脂パーツが、アウトソールには高いグリップ力でさまざまな路面に対応するラバーソールが付き、前足部は日本人になじむよう通常よりゆったりした足型にした。

 ほかにもシリーズ最軽量の“リベレイト ニトロ(LIBERATE NITRO)”(1万2000円)、耐久性に優れる“ベロシティ ニトロ(VELOCITY NITRO)”(1万5000円)、安定性の高い“エターニティ ニトロ(ETERNITY NITRO)”(1万5000円)の3型も同時発売する。

 発売に先駆けて関係者向けのオンライン発表会も開催。国内MDの担当者は「われわれはウサイン・ボルト(Usain Bolt)選手をはじめ多くのランナーを支えてきた。“ディヴィエイト ニトロ”をきっかけにランニング市場での認知拡大を図り、ランニング事業の再強化を目指す」と語った。

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アシックスとカシオが協業 “Gショック”が自分だけのランニングコーチに

 アシックスはカシオ計算機と協業し、ランナー向けのコーチングサービス“ランメトリックス(RUNMETRIX)”を開発した。専用アプリ(無料)とモーションセンサー(1万4080円)、新開発の“Gショック”(5万7200円)を組み合わせ、ユーザーの目的に合わせたトレーニングメニューやフォーム改善策などを提供する。専用アプリは1月27日にローンチし、モーションセンサーと“Gショック”は3月4日からアシックスとカシオの直営店と、一部取り扱い店舗で販売する。

 0.1gの重さと1mmの動きを感知するモーションセンサーは、ワンクリップでパンツの腰部分に装着する。ランニングの軌跡や距離、速度、ペースのほか、重心移動や左右対称性、最大酸素摂取量、心拍数までさまざまな数値を計測し、アシックスが人工工学研究所で培ったビッグデータに照らし合わせて6項目からランニングを評価・分析する。評価結果からトレーニングメニューやフォーム改善策などを考案し、ユーザーの生活スタイルに合わせたスケジュールをアプリで提案する。専用の“Gショック”はモーションセンサーで計測した数値をリアルタイムで確認できる。いずれのツールも日常に取り入れやすいデザインを意識し、ブルーグリーンとブラックを基調にした。

 1月27日にオンラインで行った発表会には、廣田康人アシックス代表取締役社長COOと樫尾和宏カシオ計算機代表取締役社長らが登壇した。廣田社長は「われわれのランニングサイエンスの知見と、カシオの優れたウェアラブル機器技術を組み合わせ新しい体験価値を提供する。“ランメトリックス”を軸に、デジタルを活用したランニングエコシステムを構築し、健康で活気ある社会の実現に貢献していきたい」と意気込んだ。樫尾社長は「2年前にアシックスに声を掛け、共同開発を進めてきた。両社の強みを高次元で融合し、世界ナンバーワンのランニングサービスへと成長させる」と期待に胸を膨らませた。

 10月にはウオーキングに特化した“ウオーキングメトリックス”もローンチし、両サービスを軸に有料サービスの拡充や関連アイテムの開発なども行う。これらを含めて5年で売り上げ500億円、500万ユーザーの獲得を目指す。両社はこれを機にデジタルを活用したスポーツ分野におけるサービス・商品開発の協業を本格始動させ、今年中に合弁会社を設立する予定。

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大坂なおみが時計パートナーをシチズンから「タグ・ホイヤー」へ

 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)傘下のスイスの時計ブランド「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」は、プロテニスプレーヤーの大坂なおみをアンバサダーに指名した。LVMH傘下では「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が大坂をアンバサダーに指名したばかり。

 起用の理由についてプレス担当者は、「大坂選手は、自身が『テニスの次に熱中している』と話すファッションを通じても自己表現しており、彼女のスタイルやセンスはテニスの試合同様に大胆で目を引き付ける。彼女が身に着ける新たな『タグ・ホイヤー』の時計はファッションをいっそう際立たせ、ブランドのレディス商品への注目度を高めるだろう」と話す。

 またフレデリック・アルノー(Frederic Arnault)タグ・ホイヤー最高経営責任者は、「アスリートとして上を目指す姿勢はもちろん、なおみが素晴らしいのは情熱的に社会活動に取り組み、多くの人に刺激を与えている点だ。オリンピックに向けて準備するなおみをサポートできることを楽しみにしてる」と述べ、大坂も「『タグ・ホイヤー』の“Don’t Crack Under Pressure(プレッシャーに負けるな)”のスローガンは私の生き方と重なる」と答えた。

 大坂は2018年から20年までシチズン時計のアンバサダーを務めており、グランドスラム(国際テニス連盟が定めた4大大会)初制覇となった18年の全米オープンテニス優勝時には、“エコ・ドライブ Bluetooth W410 BZ4006-01E”を着用していた。

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「アディダス」の高反発シューズ“ウルトラブースト”史上最高機能の新モデル 開発者の自信とランニングへの思い

 「アディダス(ADIDAS)」は、ランニングの人気シリーズ“ウルトラブースト(ULTRABOOST)”の最新モデル“ウルトラブースト 21”(2万2000円)のプロトホワイトを1月14日に公式アプリ会員限定で先行発売した。メインカラーのソーラーイエローなどは1月21日から順次発売する。

 クッション性に優れたミッドソール“ブーストフォーム”を前モデルよりも6%増量し、アウトソールに新技術“アディダス LEP(リニアエナジープッシュ)”が付くことで前足部の剛性が15%向上。快適さと反発性をバランスよく融合し、幅広いレベルのランナーに訴求する。アッパーの軽量ニット素材“プライムニット”には、海洋プラスチック廃棄物を再利用した“プライムブルー(PRIME BLUE)”を使用する。

「ランニングで生きる楽しさを」

 シリーズ最高の機能性を実現させたものの「最も愛され続けているシリーズの一つなので、そのよさを残しながら進化させるバランスに苦労した」と、サム・ハンディ(Sam Handy)「アディダス ランニング」デザイン部門ヴァイスプレジデント。「これまでの快適性や反発性を踏襲しながら、ヒールカウンターやアウトソール、アッパー素材などをアップデートし、足を入れた瞬間に『よくなった』と実感してもらいたかった」と振り返る。「快適性と反発性をイメージした」というメインカラーのイエローやピンクの快活な色使いは、両機能に対する自信の表れだろう。「アディダスのランニングクラブに所属するプロからの意見も取り入れて、誰でもすぐに伸びのあるストライドで走行できる。きっと素晴らしい機能を感じてもらえるはずだ」。

 現在のランシューズ市場は激戦で、スピードやテクノロジーなど何か突出した特徴がないとマーケットを勝ち抜くことは難しい状況だ。しかしハンディ=ヴァイスプレジデントをはじめ、アディダスは記録や売り上げだけに固執せず、“ウルトラブースト 21”を通じてランニングそのものの魅力を発信していきたいという思いがあった。「こういった難しい時期だからこそランニングでエモーショナルなつながりを生み出してほしい。誰かに教わらなくても始められる唯一のスポーツだし、外出自粛で鈍っている自分の感覚を取り戻すことができて、生きる楽しさが感じられる――それがランニングが多くの人を魅了する理由だから」。

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アシックスがニューヨーク5番街の旗艦店を閉店

 アシックスが、米ニューヨークの旗艦店「アシックス フィフス アベニュー フラッグシップ(ASICS 5th Avenue Flagship)」を12月に閉店した。新型コロナウイルス感染症の収束が不透明な中、店舗営業の継続リスクなどを踏まえて決定した。これに伴い、2020年12月期に賃貸借契約解約損と減損損失を約23億円計上する見込み。今後、北米事業のさらなる収益改善を図る。

 同店は17年に米国初の旗艦店として、高級ショッピングエリアのニューヨーク5番街にオープン。「アシックス(ASICS)」と「アシックスタイガー(ASICS TIGER)」を扱い、ランニングからスポーツ、ライフスタイルまで幅広いカテゴリーをそろえていた。

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「ルイ・ヴィトン」で運動不足を解消! おうち時間にぴったりなモノグラムのヨガマットなどを発売

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は屋外、室内で活用できるスポーツアイテムを発売した。全国の店舗と公式オンラインストアで取り扱う。

 新型コロナウイルス感染拡大でおうち時間が増え運動不足になりがちな今、ぴったりな3つのアイテムだ。すべてのアイテムに「ルイ・ヴィトン」シグネチャーのモノグラムがデザインされている。

 滑り止めなど安全性にもこだわったモノグラムのヨガマット“エテュイ・タピ ヨガ”は25万4000円。モノグラムのストラップとカードホルダーもついている。

 テニスラケット“エテュイ・ラケット テニス”は21万円で、調整可能なストラップ付きのケースと“LV”イニシャルをデザインしたテニスボールが3つ付属する。

 魔法瓶“フラスク ホルダー”は22万2000円で、本体とホルダーの両方にモノグラムを施した。保温と保冷に対応している。

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相澤陽介が北海道コンサドーレ札幌の新ユニホームを「ミズノ」と共同で製作 

 「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」の相澤陽介デザイナーは、「ミズノ(MIZUNO)」とタッグを組み、自身がクリエイティブ・ディレクターを務めるサッカー・Jリーグの北海道コンサドーレ札幌(以下、コンサドーレ)の新ユニホームを製作した。オーセンティック及びレプリカユニホームの予約販売は1月中旬に開始する。

 選手たちが2021年シーズンにメインで着用するユニホームは、コンサドーレの伝統カラーである赤と黒の縦縞を採用。シャツの袖や裾、パンツの裾には、赤黒のチェッカー柄を配し、クラブとサポーターが一体となり選手を鼓舞していくという思いを込めた。また素材にもこだわり、速乾性とストレッチ性に優れた「ミズノ」の“ドライサイエンスストレッチ”を採用し、プレー中の激しい動きの中でも高い快適性を追求した。

 相澤デザイナーは「今回のユニホームは、『ミズノ』の協力のもと、独自のパターンメイキングから、コンサドーレのみが使うオリジナルボディーを製作した。クラブ、選手、サポーターにとってコンサドーレという存在は“唯一無二”なものであり、ユニホームはクラブの顔、そして文化だと常々感じてきた。『ミズノ』には、その思いに対して真摯に向き合っていただき、全アイテムをオリジナルで製作することができたことに感謝している」とコメントした。

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相澤陽介が北海道コンサドーレ札幌の新ユニホームを「ミズノ」と共同で製作 

 「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」の相澤陽介デザイナーは、「ミズノ(MIZUNO)」とタッグを組み、自身がクリエイティブ・ディレクターを務めるサッカー・Jリーグの北海道コンサドーレ札幌(以下、コンサドーレ)の新ユニホームを製作した。オーセンティック及びレプリカユニホームの予約販売は1月中旬に開始する。

 選手たちが2021年シーズンにメインで着用するユニホームは、コンサドーレの伝統カラーである赤と黒の縦縞を採用。シャツの袖や裾、パンツの裾には、赤黒のチェッカー柄を配し、クラブとサポーターが一体となり選手を鼓舞していくという思いを込めた。また素材にもこだわり、速乾性とストレッチ性に優れた「ミズノ」の“ドライサイエンスストレッチ”を採用し、プレー中の激しい動きの中でも高い快適性を追求した。

 相澤デザイナーは「今回のユニホームは、『ミズノ』の協力のもと、独自のパターンメイキングから、コンサドーレのみが使うオリジナルボディーを製作した。クラブ、選手、サポーターにとってコンサドーレという存在は“唯一無二”なものであり、ユニホームはクラブの顔、そして文化だと常々感じてきた。『ミズノ』には、その思いに対して真摯に向き合っていただき、全アイテムをオリジナルで製作することができたことに感謝している」とコメントした。

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YOONが女性デザイナーとして初めてNBAとコラボ 「アンブッシュ」×「ナイキ」のNBAコレクション

 「アンブッシュ(AMBUSH)」は「ナイキ(NIKE)」とNBA(National Basketball Association)とコラボしたコレクションを12月11日に発売する。

 「アンブッシュ」直営店、公式オンラインストア、SNKRS、「ナイキ」のナイキラボ MA5(NIKELAB MA5)、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で取り扱う。

 NBAが女性デザイナーとコラボするのは、「アンブッシュ」クリエイティブ・ディレクターのYOONが初となる。バスケットボールファンの女性に向けたコレクションで、YOONはロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)とブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)のユニフォームを再解釈したという。

 YOONは「女性が誇りを持って自分の好きなチームを応援できたらという思いでこのプロジェクトは生まれた。メンズファッションを着こなす1990年代の強く自立した女性たちを思い出した」とコメント。

 脇にボタンがついた伝統的なバスケットボールのウォームアップパンツにインスパイアされた遊び心あふれるパンツ(2万円)、レトロなジャージー風の長袖トップス(1万2500円)、チーム名を配した90年代風のジャケット(3万5000円)をロサンゼルス・レイカーズとブルックリン・ネッツの2タイプでそれぞれ用意した。また、バスケットボール(1万円)も発売する。

 同時に「アンブッシュ」と「ナイキ」のコラボのスニーカー“NIKE x AMBUSH DUNK HI”(2万円)も発売する。日本のバイク、車、トラックのカルチャーにインスパイアされ、「ナイキ」のマークがバイクのパイプのように飛び出しているのが特徴だ。

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「ディオール」が初のメンズ、スキー・コレクションを発表 「デサント」などとコラボで機能性を実現

 「ディオール(DIOR)」は初のメンズ スキー・カプセル・コレクションを11月に発表した。キム・ジョーンズ(Kim Jones)=メンズ アーティスティック ディレクターと、スキー・アウトドアのスペシャリストのデサント、「AK SKI」「POC」がコラボレーション。日本では12月4日から、銀座、表参道、心斎橋のブティックなどで取り扱う。

 ダウンジャケット(60万円)、ブルゾンジャケット(31万円~)、パンツ(33万円)は「デサント(DESCENTE)」とのコラボ。岩手県にある「デサント」の水沢工場で製作し、高度な保温性と快適性を実現。ジョーンズが日本のビンテージのウインタースポーツウエアにインスパイアされデザインした。

 スキーボード(100万円)とスノーボード(86万円)はスイスの「AK SKI」とのコラボで製作し、軽量でスピードにも優れている。ヘルメット(12万円)はスウェーデン発で、スポーツ用防護具で知られる「POC」と開発し、安全性にもこだわった。

 イエローやパープルの大胆な色とミニマルなシルエットが特徴で、専門のブランドや企業とのコラボで機能性も実現しているという。

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「ディオール」が初のメンズ、スキー・コレクションを発表 「デサント」などとコラボで機能性を実現

 「ディオール(DIOR)」は初のメンズ スキー・カプセル・コレクションを11月に発表した。キム・ジョーンズ(Kim Jones)=メンズ アーティスティック ディレクターと、スキー・アウトドアのスペシャリストのデサント、「AK SKI」「POC」がコラボレーション。日本では12月4日から、銀座、表参道、心斎橋のブティックなどで取り扱う。

 ダウンジャケット(60万円)、ブルゾンジャケット(31万円~)、パンツ(33万円)は「デサント(DESCENTE)」とのコラボ。岩手県にある「デサント」の水沢工場で製作し、高度な保温性と快適性を実現。ジョーンズが日本のビンテージのウインタースポーツウエアにインスパイアされデザインした。

 スキーボード(100万円)とスノーボード(86万円)はスイスの「AK SKI」とのコラボで製作し、軽量でスピードにも優れている。ヘルメット(12万円)はスウェーデン発で、スポーツ用防護具で知られる「POC」と開発し、安全性にもこだわった。

 イエローやパープルの大胆な色とミニマルなシルエットが特徴で、専門のブランドや企業とのコラボで機能性も実現しているという。

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「ディオール」が初のメンズ、スキー・コレクションを発表 「デサント」などとコラボで機能性を実現

 「ディオール(DIOR)」は初のメンズ スキー・カプセル・コレクションを11月に発表した。キム・ジョーンズ(Kim Jones)=メンズ アーティスティック ディレクターと、スキー・アウトドアのスペシャリストのデサント、「AK SKI」「POC」がコラボレーション。日本では12月4日から、銀座、表参道、心斎橋のブティックなどで取り扱う。

 ダウンジャケット(60万円)、ブルゾンジャケット(31万円~)、パンツ(33万円)は「デサント(DESCENTE)」とのコラボ。岩手県にある「デサント」の水沢工場で製作し、高度な保温性と快適性を実現。ジョーンズが日本のビンテージのウインタースポーツウエアにインスパイアされデザインした。

 スキーボード(100万円)とスノーボード(86万円)はスイスの「AK SKI」とのコラボで製作し、軽量でスピードにも優れている。ヘルメット(12万円)はスウェーデン発で、スポーツ用防護具で知られる「POC」と開発し、安全性にもこだわった。

 イエローやパープルの大胆な色とミニマルなシルエットが特徴で、専門のブランドや企業とのコラボで機能性も実現しているという。

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「ロロ・ピアーナ」がクリスティー・ターリントンを広告ビジュアルに起用 カシミアのマットで瞑想

 「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」は、ウェルビーイングをテーマにしたカプセルコレクションの広告ビジュアルにモデルのクリスティー・ターリントン(Christy Turlington)を起用した。撮影はターリントンの親しい友人でもある写真家のパメラ・ハンソン(Pamela Hanson)が手掛けた。

 米・ハンプトンビーチで撮影された映像では、秋の陽光が照りつける中、自然や自宅で自分らしく過ごす様子を表現。「ロロ・ピアーナ」のウエアを身にまとい、カシミアのストームシステムマットで瞑想を行ったほか、ヨガやデッキでのワークアウト、潮風の吹くビーチでの愛犬との散歩を撮影した。ターリントンはヨガやマインドフルな暮らしを提唱することで知られ、「体を動かせば、どんな気分もポジティブに変えることができる」と話す。

 同コレクションは最高級品質の素材と機能性、独自の肌触りを体感できるワークアウトウエアで、世界中の顧客のニーズに応えていくという。

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“スーパスター”誕生50周年キャンペーンがスタート “多様性”を表現

 「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」はこのほど、“スーパースター(SUPERSTAR)”の誕生50周年を記念したキャンペーン“SUPERSTAR 2020 ジブンだけの、色でいこう。”を開始した。

 同キャンペーンでは1969年にバスケットボールシューズとして誕生した“スーパースター”が、音楽やストリート、ファッションなどさまざまな文化に受け入れられてきたことを表現すべく、“多様性”をメッセージテーマに据える。キャンペーンビジュアルには、ブランドアンバサダーのローラをはじめ、「アディダス」バスケットボール契約選手であるオコエ桃仁花選手、テーブス海選手らが登場。また同テーマを表現したキャンペーンムービーも公開した。

 今回登場した記念モデルは、多様性を表現するカラーをあしらったアシンメトリーなスリーストライプスが特徴。ベロと側面には3Dトレフォイルロゴを施した。また、タトゥーショップのスリータイズ タトゥー(THREE TIDES TATTOO )のアーティストとコラボした“風神雷神コレクション”も登場。アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 原宿では、同コレクションをフィーチャーし、スリータイズ タトゥーの30点以上の作品や、東京・大阪を拠点に活動するタトゥーアーティストによる直筆アートを落とし込んだ“スーパースター”を展示している。

 またアディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 新宿ではローラの巨大ビジュアルが登場した。店内では、同店限定のビジュアルのほか、ローラにインスピレーションを受けたコーディネートを紹介する。ローラは「“スーパースター”は何年たっても、素敵なアイコニックなシューズだなと思うの。昔から変わらないデザインで、いろいろなスタイルに合わせやすいところが好き。カジュアルはもちろん、ちょっとキレイめな格好にも合う。カラフルなスリーストライプスはとても新鮮だなと思う。カラーが入るとハッピーカラーな格好に合わせたくなる。今回は、あえてシンプルで真っ白な色の無いコーデにして“自分らしさ”を表現してみたの。みんな違うからこそ個性があるわけだし、それを尊重する気持ちを持つことが大事だなと思う」とコメントを寄せた。

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オンラインレッスンに手応え 「ウィメンズヘルス」10月の50回配信が好評

 ハースト婦人画報社のウェブメディア「ウィメンズヘルス(WOMEN’S HEALTH)」は、10月1日から31日まで50のレッスンを配信するオンラインイベント「ラブ ボディ プラス(LOVE BODY +)」を開催中だ。ヨガ、ワークアウト、美容、料理などのレッスンを、人気のインストラクターや美容家らが生出演して行う。有料と無料のレッスンを織り交ぜて構成しているが、早々に有料レッスンの参加費だけでイベントの黒字化を達成するなど、予想を上回る反響を得ている。

 平日は毎晩8時、土日は朝から晩にかけて2〜4本のライブ配信を、Zoomやユーチューブ、インスタライブを通じて毎日行っている。講師陣はトレーナーでモデルのAYA、美容家の石井美保、長井かおり、モデルのケリー、エミ・レナータ、女子体操選手の畠田瞳、畠田千愛ら豪華な顔ぶれ。同じ会社の「エル(ELLE)」などとも連携し、内容の充実を図った。無料レッスンを含めれば参加者は約2万人を超える見通しだ。

 企画した「ウィメンズヘルス」の影山桐子編集長は「オンラインでやるならリアルに負けないスペシャル感を出したかった。なので1カ月の間、毎日途切れなく続けることにこだわった」と話す。

 例年ならばこの時期に読者を集めた大規模なイベント「フィット ナイト・アウト(FIT NIGHT OUT)」を開催していた。昨年は延べ2000人を動員するなど、盛り上がりを見せた。今年もだいぶ前に会場を押さえていたものの、コロナで中止を余儀なくされた。

 フィットネスをテーマにする媒体のため、春以降にスポーツジムの休業が広がったことは痛手だった。「何かアクションを起こさないと」と考え、緊急事態宣言直後の4月10日からインスタライブでヨガやワークアウトのライブ配信を始めた。編集部のスタッフは慣れない動画制作に悪戦苦闘しながらもゴールデンウイークも休まずに40回重ねると、参加者は延べ1万人に達した。リアルイベントに比べればコストが格段にかからず、参加者からの評判もよい。手応えを得て、10月のオンラインイベントを企画するに至った。

 ヨガに参加した地方在住の女性からは「有名な先生のレッスンが受けられてうれしい」といった声が届く。人気のインストラクターは東京に集中する。そんな物理的な壁を超えて体験価値を届けることができた。影山編集長は「私たちは『コロナのせいで』と言いがちだが、『コロナのおかげで』で可能になったこともある」と考える。

 オンラインイベントを収益化するための設計にも知恵を絞った。50レッスン受け放題の通常チケット(5000円)だけでなく、受け放題のギフトセットチケット(7500円)を企画して「ルルレモン(LULULEMON)」のオリジナルTシャツ、「ハッチ(HACCI)」のコラーゲンドリンク、「エスト(EST)」の美容液ミニセットのギフトボックスをつけた。それ以外にもウエアや化粧品、フィットネス用品などとチケットのセット販売メニューを充実させた。同社のECサイト「エル・ショップ」のプラットフォームを活用し、参加者にはお得な価格で商品を提供し、EC事業としても収益をあげる仕組みだ。人気アイテムは次々に完売した。

 コロナ禍において雑誌もウェブメディアも広告収入に依存したビジネスモデルが難しくなり、転換を迫られている。そんな中、影山編集長は「価値あるコンテンツであれば、きちんと対価をいただけることに自信が持てた」と話し、今後はオンラインレッスン以外でも新しいアイデアを具現化していく予定だ。

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オンラインレッスンに手応え 「ウィメンズヘルス」10月の50回配信が好評

 ハースト婦人画報社のウェブメディア「ウィメンズヘルス(WOMEN’S HEALTH)」は、10月1日から31日まで50のレッスンを配信するオンラインイベント「ラブ ボディ プラス(LOVE BODY +)」を開催中だ。ヨガ、ワークアウト、美容、料理などのレッスンを、人気のインストラクターや美容家らが生出演して行う。有料と無料のレッスンを織り交ぜて構成しているが、早々に有料レッスンの参加費だけでイベントの黒字化を達成するなど、予想を上回る反響を得ている。

 平日は毎晩8時、土日は朝から晩にかけて2〜4本のライブ配信を、Zoomやユーチューブ、インスタライブを通じて毎日行っている。講師陣はトレーナーでモデルのAYA、美容家の石井美保、長井かおり、モデルのケリー、エミ・レナータ、女子体操選手の畠田瞳、畠田千愛ら豪華な顔ぶれ。同じ会社の「エル(ELLE)」などとも連携し、内容の充実を図った。無料レッスンを含めれば参加者は約2万人を超える見通しだ。

 企画した「ウィメンズヘルス」の影山桐子編集長は「オンラインでやるならリアルに負けないスペシャル感を出したかった。なので1カ月の間、毎日途切れなく続けることにこだわった」と話す。

 例年ならばこの時期に読者を集めた大規模なイベント「フィット ナイト・アウト(FIT NIGHT OUT)」を開催していた。昨年は延べ2000人を動員するなど、盛り上がりを見せた。今年もだいぶ前に会場を押さえていたものの、コロナで中止を余儀なくされた。

 フィットネスをテーマにする媒体のため、春以降にスポーツジムの休業が広がったことは痛手だった。「何かアクションを起こさないと」と考え、緊急事態宣言直後の4月10日からインスタライブでヨガやワークアウトのライブ配信を始めた。編集部のスタッフは慣れない動画制作に悪戦苦闘しながらもゴールデンウイークも休まずに40回重ねると、参加者は延べ1万人に達した。リアルイベントに比べればコストが格段にかからず、参加者からの評判もよい。手応えを得て、10月のオンラインイベントを企画するに至った。

 ヨガに参加した地方在住の女性からは「有名な先生のレッスンが受けられてうれしい」といった声が届く。人気のインストラクターは東京に集中する。そんな物理的な壁を超えて体験価値を届けることができた。影山編集長は「私たちは『コロナのせいで』と言いがちだが、『コロナのおかげで』で可能になったこともある」と考える。

 オンラインイベントを収益化するための設計にも知恵を絞った。50レッスン受け放題の通常チケット(5000円)だけでなく、受け放題のギフトセットチケット(7500円)を企画して「ルルレモン(LULULEMON)」のオリジナルTシャツ、「ハッチ(HACCI)」のコラーゲンドリンク、「エスト(EST)」の美容液ミニセットのギフトボックスをつけた。それ以外にもウエアや化粧品、フィットネス用品などとチケットのセット販売メニューを充実させた。同社のECサイト「エル・ショップ」のプラットフォームを活用し、参加者にはお得な価格で商品を提供し、EC事業としても収益をあげる仕組みだ。人気アイテムは次々に完売した。

 コロナ禍において雑誌もウェブメディアも広告収入に依存したビジネスモデルが難しくなり、転換を迫られている。そんな中、影山編集長は「価値あるコンテンツであれば、きちんと対価をいただけることに自信が持てた」と話し、今後はオンラインレッスン以外でも新しいアイデアを具現化していく予定だ。

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「ルイ・ヴィトン」× NBA コラボカプセルコレクションを発表

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、北米の男子プロバスケットリーグ、ナショナル・バスケット・アソシエーション(National Basketball Association以下、NBA)とコラボレートしたカプセルコレクションを発表した。同コレクションは両者の3年にわたる契約の一環で、「ルイ・ヴィトン」のヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)=メンズ アーティスティック・ディレクターがデザインを手掛けた。11月20日に発売する。

 NBAロゴをふんだんにあしらった靴やバッグ、ウエア、ジュエリーなどを用意。プレーヤーのワードローブを表現するというアイデアに基づいて3つのテーマを設けている。1つ目は“トラベル”でグレーのカシミアのトラックスーツなどカジュアルなアイテムをそろえ、2つ目は“試合”をイメージにモノグラムのジーンズや革のジャケット、Tシャツをデザイン。3つ目のテーマは“プレスカンファレンス”で、テーラリングの技術を駆使したルックが特徴だ。

 2019-20NBAは11日、レブロン・ジェームズ(LeBron James)率いるロサンゼルス・レイカーズの優勝で幕を閉じた。優勝チームに授与されるラリー・オブライエン・トロフィーは、「ルイ・ヴィトン」の6人の職人が製作した専用ケース収められた。ケースの外側には同ブランドのシグネチャーであるモノグラム・キャンバスが使用され、NBAのトレードマークであるブルーのマイクロファイバーでライニングされている。

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「アディダス」がランニングの新アッパー素材 アスリートのデータを糸一本一本に

 「アディダス(ADIDAS)」は、ランニングの新たな素材“ストラング(STRUNG)”を開発し、コンセプトシューズ“フューチャークラフト ストラング(FUTURECRAFT. STRUNG)”を2022年に一般発売する予定だ。近年のランニングシューズ市場は“厚底”“薄底”などのソールに注目が集まっていたが、「アディダス」は新たなアッパー素材を4年かけて開発し、先手を打って発表したかたちだ。

 新素材“ストラング”は、アスリートの走行データをプログラム化して素材を構成する糸一本一本に反映し、スポーツ科学者やエンジニア、デザイナーらのチームが物理的デザインにマッピングしてアッパーを構成。柔軟性や快適性を向上させるとともに、ソフトウエアを用いることでサンプルの製造数を劇的に削減し、サステナビリティも盛り込んでいる。第1弾となる“フューチャークラフト ストラング”には、同じくアスリートの走行データに基づいて開発したミッドソール“アディダス4D(ADIDAS 4D)”が付き、トップランナー向けの高速シューズとして訴求していきたいという。

 “ストラング”はアディダスが最新技術を用いて新たなプロダクトを開発する“フューチャークラフト”プロジェクトの一環として開発された。同プロジェクトはこれまでに、海洋汚染ゴミやプラスチックなどを用いた100%リサイクル可能なランニングシューズ“フューチャークラフト.ループ(FUTURECRAFT.LOOP)”や、独自の3Dプリンターで液状樹脂に紫外線をあてて硬化させたミッドソール“アディダス4D”などを生み出してきた。

 スポーツ各社は近年ランニングシューズのソール開発にしのぎを削ってきた。カーボンファイバープレート付きの厚底ソールなどがその典型だが、飽和状態にもなりつつある。アッパーに着目した今回の新素材がレース本番で好記録を出せば、ランニング市場のトレンドを変える可能性もある。

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「ナイキ」が新たなスポーツ施設を豊洲にオープン 多様性やサステナビリティを意識

 「ナイキ(NIKE)」は三井不動産レジデンシャルと共同で新たなスポーツ施設、トーキョー スポーツ プレイグラウンド サポーテッド バイ スポーツ バイ アート(TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART)を10月10日にオープンする(東京都江東区豊洲6-4-1)。入場には「ナイキ」アプリからの事前登録が必要となる。施設のデザインは「ナイキ」と、米国ポートランドのインクルーシブ・プレイグラウンド(年齢や障害の有無にかかわらず多様な人々が遊べるユニバーサルデザインを採用した公園)のデザインをサポートする非営利団体ハーパーズ・プレイグラウンド(HARPER'S PLAYGROUND)が共同で手掛けた。

 総面積約6995平方メートルの同施設は、1周280mのランニングコースやバスケットボールコート、スケートボードプラザ、広場など、さまざまなスポーツを楽しむことができる6つのエリアで構成される。各エリアにはそれぞれ“エア マックス”などの「ナイキ」の代表的なスニーカーに着想を得たグラフィックをデザインした。「ナイキ」のアプリをはじめとするデジタルツールを活用し、施設利用者が一緒にスポーツを楽しむことができる参加型イベントなども開催する。

 設計には年齢やスポーツの経験、障害の有無にかかわらず全ての人がストレスなくスポーツを楽しむことができるインクルーシブデザインを取り入れた。施設内は車椅子での移動にも支障がないように段差をなくし、スケートボードプラザの回転遊具はエリア内の様子を360度見渡すことができるなどの工夫を凝らした。さらにクラブハウス内には使いやすさにこだわったジェンダーレストイレや、車椅子でも利用可能なシャワールームなどを設置した。

 またサステナビリティも意識し、ランニングトラックやバスケットコート、広場のフロア素材には、ナイキ製品の製造工程で発生する廃材や使用済み製品を再利用した“ナイキ グラインドア”を使用した。ラウンジスペースの内装材、椅子やテーブル、小物には、倉庫などの外壁に使われていた板材、家屋解体で発生する廃材、産業廃棄物の木材パレットなどを再利用した。施設内に自動販売機はなく、無料のウオーターサーバーを設置してゴミの削減にも取り組む。

■TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART
オープン日:10月10日
時間:平日 15:00〜21:00 / 土日祝日 10:00〜21:00
住所:東京都江東区豊洲6-4-1

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少林寺拳法グループがシキボウの抗ウイルス加工「フルテクト」を公認道衣に採用 新型コロナにも効果

 少林寺拳法グループは、繊維メーカーのシキボウが開発した抗ウイルス加工技術「フルテクト(FLUTECT)」を公認道衣に採用すると発表した。

 シキボウによると「フルテクト」は2006年に開発され、インフルエンザウイルスに対する抗ウイルス効果を確認していたが、今年4月に新型コロナウイルスにも効果を確認した。ウイルス減少率は99%以上で、10回洗濯した後も効果が持続するという。

 道衣の製造販売を手掛けるオザキは、1973年以来、少林寺拳法のオフィシャルサプライヤーとして道衣や帯など公認用品の企画・製造・販売を担っている。既存の上衣と下ばきのセットの価格は1万円代中心だが、「フルテクト」加工を施した道衣の価格は未定。

 少林寺拳法グループは、金剛禅総本山少林寺1300道院と少林寺拳法連盟1200支部で構成されており、約4万5000人が所属している。同グループの担当者は「新型コロナの感染拡大を受け、独自にガイドラインを定めて活動を継続している。『フルテクト』加工を施した道衣を着用することで安心して清潔に修練できる環境が実現できる」と話す。少林寺拳法の全国クラスの大会は、来年3月の高校選抜大会から再開される予定だ。

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少林寺拳法グループがシキボウの抗ウイルス加工「フルテクト」を公認道衣に採用 新型コロナにも効果

 少林寺拳法グループは、繊維メーカーのシキボウが開発した抗ウイルス加工技術「フルテクト(FLUTECT)」を公認道衣に採用すると発表した。

 シキボウによると「フルテクト」は2006年に開発され、インフルエンザウイルスに対する抗ウイルス効果を確認していたが、今年4月に新型コロナウイルスにも効果を確認した。ウイルス減少率は99%以上で、10回洗濯した後も効果が持続するという。

 道衣の製造販売を手掛けるオザキは、1973年以来、少林寺拳法のオフィシャルサプライヤーとして道衣や帯など公認用品の企画・製造・販売を担っている。既存の上衣と下ばきのセットの価格は1万円代中心だが、「フルテクト」加工を施した道衣の価格は未定。

 少林寺拳法グループは、金剛禅総本山少林寺1300道院と少林寺拳法連盟1200支部で構成されており、約4万5000人が所属している。同グループの担当者は「新型コロナの感染拡大を受け、独自にガイドラインを定めて活動を継続している。『フルテクト』加工を施した道衣を着用することで安心して清潔に修練できる環境が実現できる」と話す。少林寺拳法の全国クラスの大会は、来年3月の高校選抜大会から再開される予定だ。

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アルペンが自社ブランド「ティゴラ」を本格強化 初の直営店で機能服市場に挑む

 スポーツ専門店大手のアルペンは、ライフスタイルの自社ブランド「ティゴラ(TIGORA)」初の直営店を9月18日にららぽーと立川立飛にオープンする。日常からスポーツ時まで着用可能な汎用性の高いアパレルや小物などをそろえ、大型ショッピングセンターという立地を生かして幅広い客層に訴求していく。さらに10月初旬には、リアル店舗を再現したバーチャル店舗も開く。両店内ではAR(拡張現実)の技術を用いてモデルの加治ひとみと三浦理志を等身大で登場させるなど、リアルとデジタルを融合した買い物体験を提供する。

 9月16日に実施した「ティゴラ」事業戦略発表会で水野敦之社長は、「『ティゴラ』単体でのアパレルの年間売上高は15年に100億円だったが、20年は150億円にまで成長した。当社が自社ブランドを初めて立ち上げたのは1976年で、数々のトップ選手がわれわれの製品を身につけて好記録を残してきた。その商品開発技術を生かし、価格帯とデザインにこだわって他ブランドと差別化したい。まずは新規出店する2店舗で結果を残し、今後も積極的に出店を計画していきたい」と期待する。

 「ティゴラ」は2006年に水野社長も参加して立ち上げた自社ブランドで、19年からリブランディングを進めている。現在は高機能な“アルティメット”、ビジネスからタウンユースまで対応する“スマート”、ビームスのライセンスブランド「ビームス デザイン」との協業でデザイン性を追求した“ティゴラ / ビームス デザイン”の3ラインで商品を構成している。日常提案の機能服の市場はライバルの多い激戦区ではあるものの、高い機能性と手が届く価格帯、シンプルなデザインの3つのバランスを強みとして押し出していくという。2020年秋冬の主なアイテムの価格帯は“アルティメット”のフードダウンジャケットが1万9990円、ステンカラーコートが9990円、“スマート”のはっ水ステンカラーコートが7990円、ストレッチパンツが4990円、“ティゴラ / ビームス デザイン”のスエットパーカが5990円、サーマルのワンピースが5990円など。

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「アディダス」のブランドアンバサダーにKing Gnuの常田大希が就任

 「アディダス(ADIDAS)」は9月16日、バンドKing Gnuのギターボーカルを務める常田大希がブランドアンバサダーに就任したことを発表した。

 常田はKing Gnuでの音楽活動だけでなく、音楽家集団 millennium parade を主宰するほか、ミュージックビデオやアートワークを手掛けるクリエイター集団PERIMETRONを率いるなど、多方面で活躍する。今後は「アディダス」製品のPRや「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」の製品開発にも関わっていく。

 常田は「『アディダス』はスポーツシーンのみならず、カルチャー全体に大きな影響を与えてきた。音楽やファッション、アートシーンとも密接な関係を築いてきた歴史がある。俺自身、子どもの頃から愛して着続けている『アディダス』と共に、これからのカルチャーをつくり上げられることを大変光栄に思っている。共にぶっ飛んでまいりましょう。Fly with me bro!!!」とコメントを寄せた。

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「ナイキ」の日本最速の厚底“アルファフライ”に新色のマンゴー 大迫選手らが同モデルへの思い語る

 ナイキ(NIKE)は、“エア ズーム アルファフライ ネクスト%(AIR ZOOM ALPHAFLY NEXT%、以下アルファフライ)”の新色を9月18日に発売する。“ブライト マンゴー”と名付けたカラーで、文字どおりマンゴーのような鮮やかな色合いが特徴だ。価格は3万円で、オンラインサイトと公式アプリ、一部の直営店で登録メンバーに向けて先行販売し、9月25日から一般販売する。

 発売に先駆けて実施したオンライン説明会には、フルマラソンの大迫傑選手と鈴木亜由子選手が登壇し同モデルへの思いを語った。大迫選手は「僕はシンプルなユニホームが多いですが、そういった服装にも生える爽やかなカラーリングが好みです」と新色についてコメントしたほか、「クッション性と反発が強く、レース後半でもスピードが落ちないシューズ。3月の東京マラソン2020で日本新記録を出したときもこのシューズがサポートしてくれました」と“アルアファフライ”の着用感を語った。鈴木選手は「元気の出る色なので、モチベーションアップにもつながります。ほかのトレーニングシューズと併用して、スピードを出したいときや本番でこのモデルを使いたいです」と話した。

 同モデルは前足部に搭載した「ズーム エア ポッド」やイッドソールに内蔵されたカーボンファイバープレートなどが大きな推進力を生み出すのが特徴で、“厚底”シューズの代名詞的な存在だ。大迫選手は「シューズに合った走りを考えすぎるのではなく、たくさんはいて試すのが一番だと思う。それとトレーニング用シューズで自力をつけるのも近道です」と自身の考えを述べた。さらに来年に延期となった東京五輪について「休める時間があってよかった。今年は序盤から大会が続いていて、このままオリンピックがあったらキツかったと思う。心身ともに休んで、来年に向けてしっかり準備していきたい」と意気込みを述べた。

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「ジョーダン」が藤原ヒロシの「フラグメント」とコラボコレクション製作 “AJ 3“や“AJ 35”などをモダンにアップデート

 「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」は、藤原ヒロシ率いる「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN以下、フラグメント)」とのコラボコレクションを9月17日に発売する。シューズ3型とアパレルで構成する。公式アプリ“スニーカーズ(SNKRS)”や東京・南青山の「ナイキラボ MA5(NIKELAB MA5)」、銀座の「ザ・コンビニ(THE CONVENI)」などで扱う。

 シューズは、“エア ジョーダン 3(AIR JORDAN III)”(2万4200円)、“エア ジョーダン ケーダンス(AIR JORDAN CADANCE)”(1万5400円)、“エア ジョーダン 35(AIR JORDAN XXXV)”を用意する。“エア ジョーダン 3”は、2004年に藤原がディレクションした”オルカ パック(ORCA PACK)“と同じく白黒のカラーリングを採用。ヒールタブには透明の“ジャンプマン”ロゴと「フラグメント」の稲妻ロゴを配した。“エア ジョーダン ケーダンス”はグレーを基調とし、街で着用しやすいモダンな雰囲気に仕上げている。“エア ジョーダン 35”は白、黒、青で製作され、最新のテクノロジーを搭載する。同モデルのみ10月28日に発売予定だ。

 アパレルは、ジョーダンがプレーするジャンプマンロゴと稲妻を組み合わせたグラフィックなどを施したフリースやパーカ、Tシャツ、ナイロンパンツなど、クラシカルなジムウエアをテーマにしたアイテムをそろえる。全型グレーとブルーの2色を用意し、価格は6600円〜1万7600円。

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スノーピークが初の雪山向けウエア 元プロスノーボーダーが手掛ける「マウンテンオブムーズ」とコラボ

 スノーピークは、福山正和が手掛けるスノーアクティビティアパレルブランド「マウンテンオブムーズ(MOUNTAIN OF MOODS)」とのコラボアイテムを9月26日に発売する。スノーピークの機能性アイテムをベースに、元プロスノーボーダーの福山が雪山で培った知見をディテールに落とし込んでアレンジした。

 アイテムはダウンジャケットやフリースジャケット、ロングパンツ、ショーツ、Tシャツなどのアパレル10型(6800〜7万4000円)とネックウオーマーや手袋などの小物3型(5800〜1万2800円)を用意する。Tシャツをのぞくウエアには、すべてリサイクルポリエステルを使用している。ロゴは1970年代にスノーピークが用いていたデザインを復刻した。

 「マウンテンオブムーズ」は、福山が東京から群馬県谷川岳の麓に位置するみなかみ町に拠点に移した後、2015年に立ち上げた。谷川岳はスノーピークのブランド創業のルーツで、福山がスノーボードの練習場として足を運んでいた白馬は、スノーピークが新業態として開いた「スノーピークランドステーション白馬」を構える場所でもある。これらの共通項から今回のコラボが実現したという。

 長野の「スノーピーク ランドステーション白馬」をはじめとする一部直営店舗とオンラインストアで扱う。

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スポーツウエアのフェニックスが12月末で事業終了

 スポーツウエアのフェニックス(東京、ワン・ヤレイ社長)は、今年12月31日をもって事業を終了すると取引先に通知した。スキーウエア「フェニックス(PHENIX)」や伊アスレチックウエア「カッパ(KAPPA)」などを販売する創業68年の老舗企業。2008年に中国のスポーツ用品メーカーである中国動向集団の傘下に入ったが、業績低迷に歯止めがかからず、今年の新型コロナウイルスによって引導を渡された格好だ。事業終了後のブランドや店舗の扱いについて同社は「コメントできない」としている。

 日本のスキー用品業界の草分け的な存在だった田島一男氏が1952年に創業した同社は、80年代にはスキーウエア、アウトドアウエア、ゴルフウエア、ストリートウエアなどに業容を拡大。80〜90年代のスキーブームのけん引役となり、ピーク時の96年には売上高が320億円に達した。しかしスキーブームの終息によって業績が低迷し、2004年8月にはオリックスグループをスポンサーとした産業再生機構による支援が決定。だが、その後も収益が回復することはなく、08年4月にはオリックスグループが株式の約9割を中国動向集団に1円で売却した。老舗スポーツウエア企業が実質無償で中国企業の手に渡ったことが当時は大きなニュースになった。

 同社は新潟県新発田市の自社工場「テクニカルセンター」を拠点にした製品開発力に定評があった。「フェニックス」ではスキーの日本代表、「カッパ」ではサッカー・J1の北海道コンサドーレ札幌のユニホームを手がけていた。

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「ナイキ」が初のマタニティーライン 授乳可能なスポブラやトップス

 「ナイキ(NIKE)」は9月17日から、初のマタニティーライン“ナイキ エム(NIKE M)”を自社ECサイトで販売する。アイテムはタンクトップ 45ドル(約4700円)、スポーツブラ 55ドル(約5700円)、レギンス 60ドル(約6300円)、トップス 85ドル(約9000円)の4種類を用意。レギンスはウエストバンドを太めに作ってあり、妊娠中は体に沿って伸び、産後には折りたたんで着用できる。スポーツブラとトップスはそれぞれ授乳も可能だ。

 素材は70素材の中からテストを行い、リサイクルされたブロンズなど9種に絞った。それぞれのアイテムで、レギンスは83%のリサイクルされたポリエステル、タンクトップは88%のリサイクルされたポリエステル、トップスは78%のリサイクルされたポリエステルと10%のオーガニックコットンを使用。いずれも優れた伸縮性を持ち、汗などを吸収しながら湿気を逃す効果があるという。

 これまでにも「ナイキ」は幅広いサイズを展開することでインクルージョン(包摂・包括性)を打ち出してきたが、今回の取り組みでその流れをさらに推し進める。新コレクションは妊娠中または産後のアスリート30人の協力を得て意見やアイデアを募り、開発に至るまで世界中から15万のスキャンデータを集め、妊娠を通して起こる身体の変化をリサーチして開発された。

 同ブランドは、「女性のスポーツにおけるキャリアで、母親になることはブランクではなく新たなステージへのスタートであるべきだ」とコメント。19年には妊娠した選手へのスポンサー料を減らしたことから批判を浴びたこともあったが、その後12カ月間の成績ベースの支払いの減額を廃止し、20年現在その期間は18カ月になっている。

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男性記者2人がミーハー対談 スポーツ各社イチ押しのランシューをはき比べてみた

 スポーツメーカー各社がランニングシューズ開発に熱を注いでいる。一口にランニングシューズといっても、記録更新を目指すトップランナー向けから、趣味として楽しむ市民ランナー向けまでさまざまなタイプがあり、機能とデザインは多種多様だ。そしてそれらは、実際に履いてみないと本当の価値を判断できない。そこで今回は、「WWDジャパン」でスポーツ分野を担当する2人の記者が、各社の新作ランニングシューズを履き比べてみた。ファンランナーとビギナーによる対談だが、「ナイキ(NIKE)」「アディダス(ADIDAS)」「ニューバランス(NEW BALANCE)」「アシックス(ASICS)」「プーマ(PUMA)」「ミズノ(MIZUNO)」の全6社のイチ推しがそろうため、今後のランニングシューズ選びの参考にしてもらえたら幸いだ。

【対談メンバー】
大塚千践:「WWDジャパン」ニュースデスク。37歳男性。ファンランナーとして週2〜3回ほど自宅近辺をランニングしていたが、夏とともになぜかラン熱が燃え盛る。8月は月間100km走破を達成した。

美濃島匡:入社3年目の「WWDジャパン」記者。24歳男性。半年に一度、急に思い立ちスニーカーで夜道を入る程度のビギナー。体を動かすことは好きでバスケットボール、剣道、空手の経験あり。

美濃島:まずは「ナイキ」が8月末に発売した“ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%(NIKE AIR ZOMM TEMPO NEXT%)”(2万4000円)。トップランナー向けのランニングシューズ“エア ズーム アルファフライ ネクスト%(AIR ZOOM ALPHAFLY NEXT%)以下、アルファフライ”をトレーニング向けにアップデートさせたシューズです。

大塚:トレーニングモデルとはいえ、前への推進力はまあまあ強めだと感じました。ゆっくり長く走りたい人というよりスピードトレーニングに向いているのかな。

美濃島:“アルファフライ”はカーボンプレートを搭載しているのですが、このモデルには柔らかな合成素材のプレートが組み込んで安定性を高めたそうですよ。

大塚:たしかに“アルファフライ”よりはコントロールしやすかったかも。前足部の“ズーム エア ポッド”は素人でも違いが明確にわかるぐらいクッション性があって、走ってて楽しい一足だね。少しクセがあって向き不向きは分かれそうだけど、デザインがとにかくカッコイイ。

美濃島:ファンランナーにはデザインのよさがモチベーション維持に直結するので、見た目から入りたい人にはいいかもしれませんね。

美濃島:「アディダス」が“1秒でも早く“をコンセプトに開発した“アディゼロ アディオス プロ(ADIZERO ADIOS PRO)”(2万5000円)は、今年6月に限られたアカウントでファーストモデルを販売し、即完売。9月14日にこのカラーリングで初めて一般販売されます。

大塚:すごい色だね。勝ちたいという思いがデザインから溢れてる。なんたってキャッチコピーが“爆速”でしょ?ビギナーの美濃島さんは履いてみてどうだった?

美濃島:本当に爆速でした。速く走ろうと思わなくても、足が勝手に前へ進む感じ。なんだかトップランナーに仲間入りした気分でした。

大塚:僕は「アディダス」が初めてカーボンプレートを入れた“アディゼロ プロ(ADIZERO PRO)”なら履いたことがあるけど、あれも勝手に前に進むから驚きました。その分、めちゃくちゃバテたけど。

美濃島:このシューズはカーボンを五本指状に形成していて、重心移動がよりスムーズになっているそう。今はカーボンプレートが市場を席巻していますが、“五本指カーボン”がスタンダードになる日も近いかもしれません。

大塚:“ウエーブ デュエル ネオ(WAVE DUEL NEO)”(2万4000円)は真っ白でミニマルなデザインが潔くて好き。最近は機能だけじゃなくてデザインも過剰になってきているから、逆に新鮮に感じます。はき心地も無駄を削ぎ落とした感じで、初めてランニングしたときから足になじんでいるのが実感できました。

美濃島:今年1月の箱根駅伝では、10区区間賞を獲得した創価大学の島津雄大選手がこのプロトタイプを着用していましたね。真っ白なカラーリングが話題となったため、ホワイトカラーも商品化したそうです。

大塚:ただ、今回はいたモデルの中ではダントツでタイトなフィット感だから、慣れるまではちょっと大変かも。僕は結構ズボラなので、スルッと履けてスルッと脱げるシューズを選びがちだから、いちいち気が引き締まります。

美濃島:僕はきつめのフィット感は好みでしたよ。いずれにせよ、「機能もデザインも変化球はいらない」という思いが伝わってくるシューズですね。

大塚:変化球はいらないと思ったら、“ザ ミズノ エナジー(THE MIZUNO ENERGY)”(2万5000円)はメジャーリーグ級の変化球でした。

美濃島:これは「ミズノ史上最高」という柔らかさと反発性が特徴の高反発素材“ミズノ エナジー”のコンセプトモデルとして発売されたシューズ。さきほど紹介した“ウエーブ デュエル ネオ”にも搭載されていますが、こっちは機能性をそのまま表現した斬新なデザインがポイントですね。

大塚:すれ違うランナーの視線は一番感じられるシューズだね。走り心地は反発力がすごくて走っていてもフワフワするからかなりクセはあるけど、新素材の機能性は存分に体感できました。

大塚:“フューエルセル プリズム(FUELCELL PRISM)”(1万3200円)は全モデルの中で一番バランスのとれたシューズという印象。反発性やフィット感、安定感など全部がちょうどいい。気合い入れて走らない日常のランニングにはぴったりかも。

美濃島:ランニング初心者からフルマラソン4時間切りを目指すランナー、大会上位に入るエリートランナーのトレーニングにまで対応するモデルなので、バランスの良さはピカイチです。ソールのつま先が巻き上がっていて、足運びがすごく楽でした。

大塚:ミッドソールの“フューエルセル”も反発性は感じるのだけど、いい意味でいつものランニングに劇的な変化がなく、それでいて快適さも感じられました。

美濃島:スピード感を表現したロゴデザインもいいですよね。

大塚:白黒ベースに赤いロゴが映えるよね。地味過ぎず派手過ぎない絶妙な見た目が好みです。

美濃島:“ノヴァブラスト(NOVABLAST)”(1万6000円)はタイムよりも楽しさを求めるランナーに向けたシューズ。“いつもの道をはずませよう”というコピーの通り、反発性のあるはき心地が魅力です。「アシックス」らしい安定感もありました。

大塚:スピードや反発性のわかりやすさを求めるなら他社でもいいんだけど、気がついたらはいているぐらいの安心感がファンランナーには重要だからね。いろいろはき比べたからこそ、よさが際立ってた。

美濃島:ブラックとグリーンの組み合わせも好きです。

大塚:「アシックス」は最近かっこいいモデルも多いし、底力を発揮しつつあるから今後も楽しみだね。

美濃島:ミッドソールをくり抜いて軽量化させた“ウルトラライド(ULTRARIDE)”(1万円)は、軽やかなはき心地と意外な安定性を備えています。私服に合わせられそうなキャッチーなデザインもよかったです。

大塚:爽やかなカラーリングがいいよね。ランニングでは他社よりもちょっと遅れをとっているけれど、Jリーグ世代としては応援したいブランド。サニブラウン・アブデル・ハキーム(Sani Brown Abdul Hakim)選手やウサイン・ボルト(Usain Bolt)も支えてきたのだから、そのうちとんでもないテクノロジーを発表してきそうな期待感はあるかも。

美濃島:先月は米マサチューセッツ・工科大学(MIT)と共同開発した新ソール“ゼティック(XETIC)”を発表していました。これからもルールにとらわれない独自のアプローチを続けてほしいです。

対談を終えて

美濃島:この夏からスポーツ担当になり、さまざまなシューズを取り上げてきましたが、こんなにたくさん試したのは初めてでした。企業ごとに注力する機能が違ったり、デザイン傾向も異なったりして面白かったです。コロナの影響で体を動かしたいなと思うことも増えたので、これを機に自分のペースでランニングにトライしようと思います!個人的には、「アシックス」の“ノヴァブラスト”をメインに使いながら、気分を上げたいときに「アディダス」の“アディゼロ アディオス プロ”をはいて爆走したいです。

大塚:素晴しい心意気!どんどん走ってください。あらためて各社の性格が見えて面白いよね。マーケティングに隙がなかったり、不器用だけど物作りは超一流だったり、本当にいろいろ。来年開催予定のオリンピックに向けて各社はスピードを追求するのか、安全性に舵を切るのかなど、裏の戦いにも注目したいね。

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“5本指カーボン”搭載 「アディダス」の爆速ランニングシューズが初の一般発売

 「アディダス(ADIDAS)」は、日本人トップランナーに向けたランニングシューズ“アディゼロ アディオス プロ(ADIZERO ADIOS PRO)”の新色を9月14日に発売する。“日本人を早くするために”をコンセプトに高いフィット感を備えるランニングシューズ“アディゼロ”シリーズの最新モデルで、5本指に沿ったカーボンバー“エナジーロット”をミッドソールに組み込んでいるのが特徴だ。価格は2万5000円。

 足の中足骨をヒントにして5本の指状に成型したカーボンバー“エナジーロット”は、解剖学的な知見から開発されたもの。かかと着地の衝撃吸収から前足部の蹴り出しまでの重心移動がスムーズになり、推進力を最大限に高める。フォーム素材には、「アディダス」で最も軽量性・反発性に優れた“ライトストライクプロ”を採用。着地時の適度な沈み込みや安定性・反発性を加えている。アッパーには軽量ながらも足をしっかりとホールドしシューズと足のズレによるエネルギーロスを軽減させるメッシュ素材“セラーメッシュ”を使用し、アウトソールには適度なグリップ力とクッション性のあるラバー素材を用いている。「アディダス」として初めてプレート状カーボンを搭載した“アディゼロ プロ”に並び、ランニングの最高位シューズとされる。

 同モデルのファーストカラーは今年6月に限られたアカウントで販売され、即日完売となった。初の一般販売となる今回は、グラフィカルなピンクとブルー、オレンジを組み合わせた大胆なカラーパレットで提案する。この色は、タイムを追求する情熱的なアスリートの姿と、冷静に自分を見つめるアスリートの姿の両方を表現している。

 渋谷・ミヤシタパークに開業した「アディダス ブランドセンター レイヤード ミヤシタ パーク」をはじめ、「アディダス」新宿店や原宿店、公式オンラインショップ、スマートフォンアプリ“アディダス アプリ”などで扱う。アプリでは9月4日17:00〜9月14日7:30まで先行抽選を受け付け、14日8:00に当選者を発表し、当選者のみが購入できる。

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ラグビー日本代表、松田力也選手が「ジースター ロゥ」のアンバサダーに 豊富なサイズ展開をアピール

 オランダ・アムステルダム発のデニムブランド「ジースター ロゥ(G-STAR RAW)」は2020-21年秋冬コレクションから、パナソニックワイルドナイツ所属でラグビー日本代表の松田力也選手をアンバサダーに起用すると発表した。1年間の契約だ。

 9月3日に発売する同コレクションはデニム・オン・デニムのスタイリングを提案する「ハードコア・デニム(Hardcore Denim)」キャンペーンの一環で、ジーンズ、デニムジャケット、デニムの帽子などを取りそろえた。

 松田選手は「アスリートは体形に合った洋服がないが、ジースターはその悩みを解決できる」とコメントし、「ジースター ロゥ」の豊富なサイズ展開、ストレッチ感のある素材と立体的なデザインをアピールした。

 9月14日には松田選手とのコラボコンテンツが視聴できる特設ページをブランドの公式ウエブサイト内で公開する。おすすめアイテムやアスリート体形ならではの着こなしを動画で紹介する予定だ。

 日本で「ジースター ロゥ」がアスリートとアンバサダー契約を結ぶのは初めてだという。

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アシックスの“走れるビジネス靴”がさらに進化 ランニングシューズの構造を融合した最上位モデル

 アシックス ジャパンはこのほど、ビジネスシューズのブランド「ランウォーク(RUN WALK)」の最上位モデル“アシックス ランウォーク リード(ASICS RUNWALK LEAD以下、リード)”を1000足限定で発売した。公式オンラインストアや一部の直営店、全国の百貨店などで取り扱っており、伊勢丹新宿本店で8月26〜31日に開かれた紳士靴の催事「ISETAN 靴博 2020」に出展して機能性をアピールするプレゼンテーションを行った。

 “リード”は価格が4万5000円と既存モデルよりも高価だが、ランニングシューズさながらの機能性を有する。最大の特徴は、アシックスが開発した衝撃緩衝材“ゲル(GEL)”がかかと部と前部の周囲に付くことだ。さらにミッドソールにはスポンジ材“アンプリフォーム”を採用。ランニングシューズ“ゲル クォンタム インフィニティ(GEL-QUANTUM INFINITY)”のソールの構造に、新たに開発したビジネスシューズの木型を用いている。アッパーにはしわになりにくいキップレザーを使い、フィット感も向上させた。初めて足を通したときから、まるでスニーカーのような軽やかなはき心地を実現させている。

 開発に携わったウォーキング事業部の大久司マーケティングチーム マネジャーは「“リード”は、多くの方に『ランウォーク』の機能を知ってもらうためのコンセプトモデル。当社のあらゆる技術を盛り込んでいるため、本当に1000足しか作れない。今後も限られたユーザーに向けてシリーズ化していきたい」と語る。また、新型コロナウイルスの感染拡大による働き方の変化で一般的なビジネスシューズの需要は落ち込んでいるものの「“ドレススポーティーシューズ”という“リード”のコンセプトや『ランウォーク』の物作りは、ニューノーマルの働き方に適応するはずだ」と自信を見せた。

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「アディダス オリジナルス」が「ノア」とのコラボコレクションを発売 サステナブルなモノ作りに着目

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は8月27日に、米ニューヨークを拠点とする「ノア(NOAH)」とのコラボコレクションを発売する。公式オンラインストアやアディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 原宿などで取り扱う。

 同ブランドのアイコニックな“トレフォイル(三つ葉)”にフィーチャーしたライフスタイルコレクションと、「ノア」の創業者であるブレンドン・バベンジン(Brendon Babenzien)のランニングへの情熱にインスパイアされたパフォーマンスコレクションを用意する。

 ライフスタイルコレクションは、スニーカー1型、アパレル4型、アクセサリー2型の全8型をそろえる。スニーカーは1972年に誕生したSLシリーズの初代モデル“SL72”をベースに、プラスチック廃棄物をアップサイクルして生まれた新しい素材“プライムブルー(PRIMEBLUE)”をアッパーに採用して製作した。価格は1万2000円で、ブルーとグリーンのツートーンカラー、ブラックカラーの2色展開だ。そのほかリサイクル素材を30%使用したスエットやTシャツ、ショーツのアパレルから、ナップサック、ソックスなどのアクセサリーまでをラインアップ。価格は2990〜1万5000円。

 パフォーマンスコレクションは、“SL72”をインスピレーション源に製作したエントリーランナー向けの新モデル“SL20”(2色、各1万6000円)、全てリサイクルポリエステル100%で製作したマドラスチェックが特徴のランニングジャケット(3万円)、ランニングショーツ(1万1000円)、ランニングキャップ(6490円)をそろえる。

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「アディダス オリジナルス」が「ノア」とのコラボコレクションを発売 サステナブルなモノ作りに着目

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は8月27日に、米ニューヨークを拠点とする「ノア(NOAH)」とのコラボコレクションを発売する。公式オンラインストアやアディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 原宿などで取り扱う。

 同ブランドのアイコニックな“トレフォイル(三つ葉)”にフィーチャーしたライフスタイルコレクションと、「ノア」の創業者であるブレンドン・バベンジン(Brendon Babenzien)のランニングへの情熱にインスパイアされたパフォーマンスコレクションを用意する。

 ライフスタイルコレクションは、スニーカー1型、アパレル4型、アクセサリー2型の全8型をそろえる。スニーカーは1972年に誕生したSLシリーズの初代モデル“SL72”をベースに、プラスチック廃棄物をアップサイクルして生まれた新しい素材“プライムブルー(PRIMEBLUE)”をアッパーに採用して製作した。価格は1万2000円で、ブルーとグリーンのツートーンカラー、ブラックカラーの2色展開だ。そのほかリサイクル素材を30%使用したスエットやTシャツ、ショーツのアパレルから、ナップサック、ソックスなどのアクセサリーまでをラインアップ。価格は2990〜1万5000円。

 パフォーマンスコレクションは、“SL72”をインスピレーション源に製作したエントリーランナー向けの新モデル“SL20”(2色、各1万6000円)、全てリサイクルポリエステル100%で製作したマドラスチェックが特徴のランニングジャケット(3万円)、ランニングショーツ(1万1000円)、ランニングキャップ(6490円)をそろえる。

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「SK-II」が高橋礼華選手の引退を受けトリビュート動画を公開

 「SK-II」は、2016年のリオデジャネイロオリンピックのバドミントン女子ダブルスで松友美佐紀選手と共に金メダルを獲得した高橋礼華の引退発表を受け、トリビュート動画「ヴァーサス・マシーンズ(VS MACHINES)」を公開した。動画では“タカマツペア”の愛称で親しまれる両選手が心の絆により逆境を乗り越える姿を描いている。

 オリンピック公式スキンケアブランドである「SK-II」はさまざまな形でアスリート支援を行っており、2月からは美に対する既成概念や、優劣をつける世論のプレッシャーに対し問題提起を行う「#NOCOMPETITION(美は #競争ではない)」と題したキャンペーンを実施。高橋選手と松友選手は体操のシモーン・バイルス選手、卓球の石川佳純選手など共に、6組の女性アスリートを起用した「SK-II」スタジオのアニメーション シリーズ「VS」に起用されていた。

 今回の企画では、完璧を目指して競い合った結果、機械となった人間が機械に評価される未来の世界を舞台に、タカマツペアの軌跡と絆を折り込み作られた。高橋選手「私たちは競技をきっかけに出会いましたが、”タカマツペア”だったからこそ、ここまで来れたと思っています。引退は容易な決断ではありませんでしたが、松友選手のエールと、2人で成し遂げてきたこと全てに心から感謝しています」とコメント。松本選手は「『ヴァーサス・マシーンズ』には私たちの軌跡と絆が描かれていて、色んな思いが込み上げてきました。先輩がいたからこそ、ここまで来くることができましたし、先輩がいたからこそ、ここまで努力し続けられたと思います」とメッセージを寄せている。

 同動画は「SK-II」の公式ユーチューブチャンネルおよび公式サイトで公開。シリーズの他動画は今後、順次公開される。

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「ナイキ」が新作ランニングシューズ 世界最速の厚底がトレーニング仕様に進化

 「ナイキ(NIKE)」は、トップランナー向けのランニングシューズ“エア ズーム アルファフライ ネクスト%(AIR ZOOM ALPHAFLY NEXT%)以下、アルファフライ”をトレーニング用にアップデートした新作“ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%(NIKE AIR ZOMM TEMPO NEXT%)”を8月27日に発売する。公式オンラインストアや「ナイキ」アプリなどで扱う。価格は2万4200円。メンズ、ウィメンズともに2色ずつ用意する。

 着地時の反発力でスピードを最大限まで高める“ズームXフォーム”や、通気性と軽量性に優れたニットアッパーなど、“アルファフライ”の要素を受け継ぎつつトレーング用として改良した。まず内部のプレートをカーボンから柔らかな合成素材に変更。これにより従来よりも疲労感を軽減させ、スムーズな体重移動が可能となり長距離でも足への負担を減らす。また着地の衝撃からの保護と耐久性を高めるため、かかと部分に“ナイキ リアクト フォーム”を採用したほか、アウトソールのラバーパーツを増量することでより磨耗に強く耐久性のあるシューズに仕上げている。さらに前足部には、エア部分の上下を繊維でつないだ新たな“ナイキ ズーム エア ポッド”を搭載。効率よく圧力を分散し、さらなるクッショニングをもたらす。同機能は“アルファ フライ”の新作にも使用されている。

 同シューズについてフルマラソンの大迫傑選手は、「テンポ走やインターバル、早いペースの練習などさまざまなトレーニングで活躍してくれそう。マラソン練習の幅を広げるシューズだと思う」とコメントする。設楽悠太選手は「一般ランナーも活用できると思う。使い方は人それぞれだが、僕は長距離を走るときに使用して、翌日の練習にダメージが残らないようにしたい」と語った。

 なお、ベースとなった“アルファ フライ”は、昨年10月に行われた非公式レースでケニアの男子フルマラソン選手エリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge)が試作品を履いて人類初の“2時間切り”となる1時間59分40秒を達成したことで話題となったモデル。3月1日に行われた東京マラソン2020では、大迫選手が着用して日本新記録を打ち出している。

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「ナイキ」が新作ランニングシューズ 世界最速の厚底がトレーニング仕様に進化

 「ナイキ(NIKE)」は、トップランナー向けのランニングシューズ“エア ズーム アルファフライ ネクスト%(AIR ZOOM ALPHAFLY NEXT%)以下、アルファフライ”をトレーニング用にアップデートした新作“ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%(NIKE AIR ZOMM TEMPO NEXT%)”を8月27日に発売する。公式オンラインストアや「ナイキ」アプリなどで扱う。価格は2万4200円。メンズ、ウィメンズともに2色ずつ用意する。

 着地時の反発力でスピードを最大限まで高める“ズームXフォーム”や、通気性と軽量性に優れたニットアッパーなど、“アルファフライ”の要素を受け継ぎつつトレーング用として改良した。まず内部のプレートをカーボンから柔らかな合成素材に変更。これにより従来よりも疲労感を軽減させ、スムーズな体重移動が可能となり長距離でも足への負担を減らす。また着地の衝撃からの保護と耐久性を高めるため、かかと部分に“ナイキ リアクト フォーム”を採用したほか、アウトソールのラバーパーツを増量することでより磨耗に強く耐久性のあるシューズに仕上げている。さらに前足部には、エア部分の上下を繊維でつないだ新たな“ナイキ ズーム エア ポッド”を搭載。効率よく圧力を分散し、さらなるクッショニングをもたらす。同機能は“アルファ フライ”の新作にも使用されている。

 同シューズについてフルマラソンの大迫傑選手は、「テンポ走やインターバル、早いペースの練習などさまざまなトレーニングで活躍してくれそう。マラソン練習の幅を広げるシューズだと思う」とコメントする。設楽悠太選手は「一般ランナーも活用できると思う。使い方は人それぞれだが、僕は長距離を走るときに使用して、翌日の練習にダメージが残らないようにしたい」と語った。

 なお、ベースとなった“アルファ フライ”は、昨年10月に行われた非公式レースでケニアの男子フルマラソン選手エリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge)が試作品を履いて人類初の“2時間切り”となる1時間59分40秒を達成したことで話題となったモデル。3月1日に行われた東京マラソン2020では、大迫選手が着用して日本新記録を打ち出している。

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「スノーピーク」 × 「東京デザインスタジオ ニューバランス」第2弾はフィッシングがテーマのシューズとアパレル

 ニューバランスのライフスタイルブランド「東京デザインスタジオ ニューバランス(TOKYO DESIGN STUDIO NEW BALANCE以下、TDS)」と「スノーピーク(SNOW PEAK)」は、昨年に続くコラボレーション第2弾となるシューズとアパレルを8月29日に発売する。

 今回はフィッシングをテーマにしたシューズ1型とアパレル5型を制作。「TDS」の新作シューズ“ニオビウム(NIOBIUM)”をベースにした“スノーピーク × TDS ニオビウム コンセプト1”(3万5000円)は、足首回りのパーツが着脱式で、アウトドアサンダルにも室内スリッパにもなる。さらに防水透湿素材“イーベント(eVent)”のゲーター(2万6000円)を付ければブーツにもなり、さまざまな履き方が可能となる。ソールにはニューバランスのトレイルランニングモデル“MT801”のものを、アッパーには“イーベント”を採用している。セージグリーンのカラーリングは渓流の岩や苔から着想したものだ。

 アパレルは“イーベント”製のウェイダー(9万8000円)と複数ポケットが付くベスト(6万5000円)がセージグリーンとブラックの2色を、吸湿速乾糸を混紡したTシャツ(1万3000円)とショーツ(1万4000円)はブラック1色をそろえる。

 ニューバランスのティーハウス ニューバランス(T-HOUSE New Balance)やニューバランス 六本木 19:06、スノーピークの一部直営店に加え、両社の公式オンラインストアでも取り扱う。またドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)やユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)、ビームス 原宿などの主要セレクトでも販売する予定だ。

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アシックスの“ピンレス”陸上シューズ、海外アワード受賞 ソール開発の石川県の産地企業も共同で

 アシックスは、スパイクピンのない新陸上シューズ「メタスプリント(METASPRINT)」が、世界最大の複合材料展示会「JECワールド2020(JEC WORLD 2020)」で、スポーツ&経するケア部門のJECコンポジットイノベーションアワード(JEC Composites Innovation Awards)最優秀賞を受賞した。共同受賞者には、ピンレスの炭素繊維複合材料のソールをアシックスと共同開発したサンコロナ小田も名を連ねている。

 「メタスプリント」は、金属のスパイクピンを備えた従来型と大きく異なり、靴底のピンをなくしハチの巣状の立体構造を取り入れた革新的な陸上スプリントシューズ。日本を代表するスプリンターの桐生祥秀・選手も着用している。

 JECワールドは、世界最大の自動車や航空宇宙などの分野の最先端の複合材料見本市で、「メタスプリント」は世界に与えるインパクトと革新性が高く評価された。

 共同受賞者のサンコロナ小田は石川県小松市に本社があり、ファッション分野では極薄オーガンジーやチュールで知られており、「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」らが採用している。「メタスプリント」用の炭素繊維複合材料は、同社が新規事業の一環として開発を進めている「フレックスカーボン(FLEXCARBON)」で、炭素繊維ならではの強度と、複雑な立体形状を可能にする高い加工技術が高く評価されている。

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「コス」がサステナブルなスポーツウエアをそろえた“ザ アクティブ コレクション フォー メン”を発売

 H&Mグループの「コス(COS)」は8月17日、5月に発売したウィメンズ向け“アクティブ・コレクション”に続き、メンズコレクション“ザ アクティブ コレクション フォー メン”の第1弾を公式オンラインサイト限定で発売した。

 アイテムは、ランニングショーツ(6819円)やランニングジャケット(1万3637円)などのスポーツウエアのほか、アスレジャースタイルにも使えるプルオーバージャケット(1万2273円)やベスト(7728円)、Tシャツ(3546円)などの定番アイテムをそろえる。ダークグリーンやネイビー、ピスタチオグリーンなどを基調としたミニマルなデザインで、素材は環境に配慮したリサイクルポリエステルやリサイクルナイロン、オーガニックコットンなどを使用した。第2弾は10月5日に発売を予定している。

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「ナイキ」が故コービー・ブライアントの功績を称える“マンバウイーク”をスタート コラボスニーカー“コービー 5 プロトロ”も

 「ナイキ(NIKE)」は、今年1月にヘリコプターの墜落事故により死亡した元NBAのスーパースター、コービー・ブライアント(Kobe Bryant)の功績を称える週間“マンバウイーク(MAMBA WEEK)”を8月23日にスタートする。コービーと次女のジアーナを記念する「マンバ&マンバシータ・スポーツ財団」に100万ドル(約1億円)の寄付を行うほか、フットウエアコレクションやコラボアイテムなど、いくつかの施策を用意した。

 フットウエアコレクションは全5足を用意。米・ロサンゼルス発のスニーカーショップ「アンディフィーテッド(UNDEFEATED)」とコラボした2足セットのスニーカーパック“コービー 5 プロトロ UNDFTD-PACK(KOBE V PROTRO UNDFTD-PACK)”(3万9000円)は、1996年のドラフトでコービーの指名を見送った12チームのカラーを組み合わせたものと、ドラフト指名された後すぐに、ロサンゼルス・レイカーズ(LOS ANGELES LAKERS)へのトレードを行ったチームの色を取り入れたホワイトベースのクリーンな一足だ。両者は2019年にもコラボを行い、スニーカー“ズーム コービー 4 プロトロ”を発売している。

 そのほか、自身5回目の優勝から10年を記念したもので、アッパーには2009-10シーズンの功績をタトゥーのようなスタイルで表現した“コービー 5 プロトロ 1/2”(2万2000円)、2、3度目の優勝の後に贈られた記念のジャケットに着想し、アッパーはパープルとブラックを主にゴールドで1アクセントを加えたパテントレザーが特徴の“コービー 5 プロトロ”(1万8000円)をそろえる。“コービー 5 プロトロ 1/2”は26日に、“コービー 5 プロトロ”は25日に、それぞれ公式アプリ「NIKE SNKRS APP」と一部店舗で販売する。

 またコービーが17年に手掛けたユニホーム“ブラックマンバ”をベースに製作した“レイカーズ・シティ エディション”を8月28日に発売する。ブラックのスネークスキンのプリントを全面に施し、16個の星をサイドパネルにあしらった。コービーが背負い永久欠番となった「8」と「24」をフロントとバックに配した。 価格は1万3000円。

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「ナイキ」が故コービー・ブライアントの功績を称える“マンバウイーク”をスタート コラボスニーカー“コービー 5 プロトロ”も

 「ナイキ(NIKE)」は、今年1月にヘリコプターの墜落事故により死亡した元NBAのスーパースター、コービー・ブライアント(Kobe Bryant)の功績を称える週間“マンバウイーク(MAMBA WEEK)”を8月23日にスタートする。コービーと次女のジアーナを記念する「マンバ&マンバシータ・スポーツ財団」に100万ドル(約1億円)の寄付を行うほか、フットウエアコレクションやコラボアイテムなど、いくつかの施策を用意した。

 フットウエアコレクションは全5足を用意。米・ロサンゼルス発のスニーカーショップ「アンディフィーテッド(UNDEFEATED)」とコラボした2足セットのスニーカーパック“コービー 5 プロトロ UNDFTD-PACK(KOBE V PROTRO UNDFTD-PACK)”(3万9000円)は、1996年のドラフトでコービーの指名を見送った12チームのカラーを組み合わせたものと、ドラフト指名された後すぐに、ロサンゼルス・レイカーズ(LOS ANGELES LAKERS)へのトレードを行ったチームの色を取り入れたホワイトベースのクリーンな一足だ。両者は2019年にもコラボを行い、スニーカー“ズーム コービー 4 プロトロ”を発売している。

 そのほか、自身5回目の優勝から10年を記念したもので、アッパーには2009-10シーズンの功績をタトゥーのようなスタイルで表現した“コービー 5 プロトロ 1/2”(2万2000円)、2、3度目の優勝の後に贈られた記念のジャケットに着想し、アッパーはパープルとブラックを主にゴールドで1アクセントを加えたパテントレザーが特徴の“コービー 5 プロトロ”(1万8000円)をそろえる。“コービー 5 プロトロ 1/2”は26日に、“コービー 5 プロトロ”は25日に、それぞれ公式アプリ「NIKE SNKRS APP」と一部店舗で販売する。

 またコービーが17年に手掛けたユニホーム“ブラックマンバ”をベースに製作した“レイカーズ・シティ エディション”を8月28日に発売する。ブラックのスネークスキンのプリントを全面に施し、16個の星をサイドパネルにあしらった。コービーが背負い永久欠番となった「8」と「24」をフロントとバックに配した。 価格は1万3000円。

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コーセーが日本発プロダンスリーグに参画 新チーム監督にブレイクダンス世界最年少チャンピオンISSEIが就任

 コーセーは、Dリーグが発足させた日本発のプロダンスリーグ「D. LEAGUE」に参画することを決定した。2021年1月10日から開幕するレギュラーシーズンにブレイクダンスを主体とするチーム「コーセーエイトロックス(KOSÉ 8ROCKS)」をエントリー、同リーグでの優勝を目指す。

 日本のダンス市場は、08年の中学校学習指導要領の改訂で「ダンス」が必修に加わるなどいまや競技人口は約600万人、市場規模は数千億円だ。また、24年パリ五輪の追加競技として承認の可能性があるなど、世界的にも注目を集めている。

 8人のメンバーで構成される「コーセーエイトロックス」はチームディレクター(監督)に、日本人初かつ世界最年少でのブレイクダンスの世界大会「REDBULL BC ONE WORLD FINAL」優勝という偉業を成し遂げたダンサーのISSEI(イッセイ)を迎える。今回の「D. LEAGUE」参画は、コーセーのさらなる認知拡大と、チーム運営という新たな事業展開への着手とともに、同社が長年取り組んでいるスポーツ振興支援が目的。「D.LEAGUE」への参戦を通じて、ダンス市場において日本だけでなく世界中のストリートダンスシーン全体を盛り上げていく。小林一俊社長は、「当社は“美”の創造企業として、“美”“芸術性”“ファッション性”などの要素を含む各種スポーツ振興支援を行っており、ダンスにおいてもその親和性の高さを感じて参画を決意。ダンスを見た人々が明るく前向きな気持ちになれるような、愛されるチーム作りを目指す」とコメント。

 「D.LEAGUE」は、日本のストリートダンスの発展と普及を図るとともに、ストリートダンスのプロフェッショナルを生み出し、アートとスポーツ、そしてビジネス面での新たな価値を創造し、ダンサーがメインとなる世界を作り上げるために発足。コーセーのほか、エイベックス、サイバーエージェント、セガサミーホールディングス、セプテーニ・ホールディングス、フルキャストホールディングス、ベネフィット・ワン、USEN-NEXT HOLDINGSの8社がチームオーナーとして参画。チーフクリエイティブアドバイザーにはEXILE HIROが就任する。来年1月から始まるレギュラーシーズンでは総勢8チームが全12ラウンドを戦う。

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「シュウキュウ マガジン」がポップアップストアをオープン 「バルサ」や「レアル」のユニホームをリメイクしたマスクも

 フットボール・カルチャーマガジン「シュウキュウ マガジン(SHUKYU Magazine)」(SHUKYU)は8月16日まで、ポップアップストア「フットボール フリーク(FOOTBALL FREAK)」をフリークスストア渋谷(東京都渋谷区神南1-13-1)でオープン中だ。

 同ポップアップストアは、ライフスタイルとしてのフットボールを楽しむきっかけ作りをテーマに、「シュウキュウ マガジン」や普段はオンラインでしか購入できない国内外の雑誌、アパレルグッズなどをラインアップした。

 また今回のポップアップストアでは、海外の人気フットボールクラブのユニホームをリメイクしたマスクやトートバッグも販売している。価格はマスクが3800円、トートバッグが7000〜9200円となる。対象クラブは、スペイン・ラ・リーガ(リーガ・エスパニョーラ)の名門「FCバルセロナ(FC BARCELONA)」や、同リーグに所属し白い巨人の異名を持つ「レアル・マドリードCF(REAL MADRID CF)」、イギリス・プレミアリーグの2019-20年シーズン覇者「リヴァプールFC(Liverpool FC)」、「チェルシーFC(Chelsea FC)」、イタリア・セリアAに所属する「FCインテル・ミラノ(FC INTERNAZIONALE MILANO)」、「ASローマ(AS ROMA)」など。

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「バートン」が「ネイバーフッド」とコラボ 死去した創業者の最期のコレクション

 “スノーボードの父”とも呼ばれるジェイク・バートン・カーペンター(Jake Burton Carpenter)氏が創業した「バートン(BURTON)」が、「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」とコラボしたコレクションを8月13日に「バートン」公式ECサイトと東京と大阪のフラッグシップストアで発売した。

 昨年11月、がんの再発による合併症のため死去したバートン氏が手掛けた最期のコレクションで、彼のシグネチャーコレクションである“MINE77”と彼と交流のあったブランド「ネイバーフッド」とのコラボだ。“MINE77”は北アメリカ限定だったため、今回が日本で初めての販売だという。

 リバーシブルのベルベットジャケット(5万7000円)、4つのポケットが特徴的なデニムジャケット(5万5000円)、ジーンズ(5万6000円)、カーゴジーンズ(5万2000円)、オーバーオール(5万8000円)を用意した。

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「アディダス」から“ウルトラブースト”と“4D”を大胆に融合した新シューズ

 「アディダス(ADIDAS)」は、最新のミッドソール“アディダス4D(ADIDAS 4D)”とランニングの人気シリーズ“ウルトラブースト(ULTRABOOST)”のファーストモデルを融合した“ウルトラ4D(ULTRA4D)”(2万8000円)を8月11日10時からに公式アプリで先行発売する。サイズは22〜31cm。

 “ウルトラブースト”のデビュー作を忠実に再現したブラックベースのカラーで、フィット感に優れたプライムニットをアッパーに採用している。ソールの前半分には衝撃吸収性と反発力を兼ね備えた“ブースト フォーム”が付く。後ろ半分のミッドソール“アディダス4D”は、数年間にわたるアスリートの走行データに基づいて開発された。UV硬化ポリウレタン混合樹脂を光と酸素で固めた、“ラティス”と呼ばれる入り組んだ構造が特徴だ。交差する細かい樹脂によって着地時の衝撃を分散し、安定感を維持させる。

 8月13日からはアトモス(ATMOS)やビリーズ(BILLY’S)の公式サイトのほか、キス トウキョウ(KITH TOKYO)、ミタスニーカーズ(MITA SNEAKERS)、スニーカーズエンスタッフ トウキョウ(SNEAKERSNSTUFF TOKYO)などでも販売する。

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「ナイキ」が新作ヨガウエア発売 ヨガに特化した機能素材を体験

 「ナイキ(NIKE)」はこのほど、新作ヨガコレクションの発売に合わせてメディア関係者向けに体験イベントをオンラインで開いた。アイテムはジャンプスーツ(1万2100円、税込)、タンクトップ(6050円、同)、タイツ(1万1000円、同)で、参加者は新作を着用して約45分のセッションを行った。

 ウエアの生地には、「ナイキ」が2年以上かけて開発した機能素材インフィナロンを使用した。インフィナロンは、スパンデックスを改良し細い糸を多重に編んでいくことで密度を高めたもので、大きく体を動かしても生地が透けにくく、伸縮性とフィット感の程よいバランスを追求している。また、体と摩擦が起きにくい部分に縫い目を配することで、柔らかな着心地を実現させた。垂直方向の体の軸を大切にするヨガの特徴を反映し、全てのアイテムにロゴを縦向きにプリントした。

 実際に着用してヨガを行うと、タンクトップのストラップ部分は肩周りの負担が少なく、体の可動域を阻害しないように設計されていることが分かる。タイツは腰回りにホールド感がありながらも、軽く柔らかな着心地だった。

 カラーはジャンプスーツのみブルーの1色で、タンクトップとタイツはピンクとブラックの2色をそろえる。公式ECサイトと一部の「ナイキ」取り扱い店舗で販売中だ。

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タキヒヨーがLA発ラグジュアリー・ゴルフブランド「ジーフォア」と国内代理店契約を締結

 繊維商社のタキヒヨーは、アメリカ・ロサンゼルスのラグジュアリー・ゴルフアパレルブランド「ジーフォア(G/FORE)」と日本国内の正規代理店契約を締結した。

 2011年に設立された「ジーフォア」は、鮮やかな色使いのゴルフグローブをはじめ、ゴルフシューズ、アクセサリー、アパレルなど幅広く手掛けている。機能性とファッション性、クラシック感とモダンなアスリートのイメージを融合させたデザインが特徴で、ゴルファーはもちろん俳優やミュージシャンなどセレブリティーにも愛用者が多いという。価格はシューズが3万円代~4万円代など。タキヒヨーは大手ゴルフ用品専門店を中心に卸売りを拡大するとともに、10月上旬には新宿西口ハルク店に出店を予定している。

 同社が以前から販売しているゴルフ&カジュアルウエアブランド「ゾーイ(ZOY)」に加え、先ごろ韓国のコーロンインダストリーFnCとアパレルのライセンス契約を締結したゴルフウエア「ワック(WAAC)」と合わせて3つのゴルフウエアブランドを、8月5日に「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」に出店した。

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タキヒヨーがLA発ラグジュアリー・ゴルフブランド「ジーフォア」と国内代理店契約を締結

 繊維商社のタキヒヨーは、アメリカ・ロサンゼルスのラグジュアリー・ゴルフアパレルブランド「ジーフォア(G/FORE)」と日本国内の正規代理店契約を締結した。

 2011年に設立された「ジーフォア」は、鮮やかな色使いのゴルフグローブをはじめ、ゴルフシューズ、アクセサリー、アパレルなど幅広く手掛けている。機能性とファッション性、クラシック感とモダンなアスリートのイメージを融合させたデザインが特徴で、ゴルファーはもちろん俳優やミュージシャンなどセレブリティーにも愛用者が多いという。価格はシューズが3万円代~4万円代など。タキヒヨーは大手ゴルフ用品専門店を中心に卸売りを拡大するとともに、10月上旬には新宿西口ハルク店に出店を予定している。

 同社が以前から販売しているゴルフ&カジュアルウエアブランド「ゾーイ(ZOY)」に加え、先ごろ韓国のコーロンインダストリーFnCとアパレルのライセンス契約を締結したゴルフウエア「ワック(WAAC)」と合わせて3つのゴルフウエアブランドを、8月5日に「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」に出店した。

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「ザ・ノース・フェイス」が「湘南国際マラソン」のスポンサーに 世界初の“環境配慮型マラソン”に賛同

 ゴールドウインの「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」は、2021年2月28日開催予定の「第15回湘南国際マラソン」の大会スペシャルスポンサーを務める。同大会はプラスチックごみの削減を目的とした世界初の試みとして、ランナーがマイボトルを持参する“マイボトル・マラソン”に取り組む予定で、関係者が4日に会見を行った。

 「ザ・ノース・フェイス」は大会のウエアやロゴ入りのマイボトルおよびカップを提供する。森光ゴールドウイン常務執行役員は「『ザ・ノース・フェイス』が普及に努めてきたトレイルランニングは自然の中で行うので、できるだけごみを減らす工夫をしてきた。一方で、ロードランニングではいまだに使い捨てプラスチックなどが使われている。ランニング市場において両者の境界線が曖昧になっている中で、われわれの知見を生かした環境配慮型のロードランニングのあり方を提案したい」とコメントした。

 参加者は400mLのマイボトルやマイカップを携行して走行し、コース上に500カ所以上設けられた給水スポットで給水を行う。給水スポットは従来よりも大幅に数を増やすことで、混雑や密集状態を避ける狙いだ。

 この取り組みにより、これまで2万人を超える参加者のために用意していた3万1500本のペットボトルと50万個の使い捨てカップを削減する。加えて、参加Tシャツやスタッフウエアにリサイクルペットボトルが原料の繊維を用いるほか、大会プログラムの電子化など包括的な改善を通して約6tの二酸化炭素の排出量削減に貢献する。

 監修を務めた高田秀重・東京農工大学教授は「プラスチックごみは有害物質の“運び屋”で、海洋汚染の原因となっている世界的な課題だ。日本全体では数億本に近い未回収ペットボトルが海や川に流出している。今回の大会で削減が見込める3万本のペットボトルは、荒川の河口でボランティアが1年間で回収する量に匹敵し、大変意義のある取り組みだ。これまでは短期的な経済効率やタイムを競うことに注力していたが、これからは何のために走るのか、大会の本質を見据え、持続可能な方法を探っていくことが重要だろう」と同大会への期待を寄せた。

 大会名誉会長の河野太郎防衛相は、「今回導入する給水システムは、災害時の防災にも役に立つ。『湘南国際マラソン』は地元ボランティアの協力で成り立ってきた大会なので、スポーツイベントとしてだけではなく、地域防災に貢献する可能性も探りたい」と述べた。

 なお、新型コロナウイルス感染拡大に伴う同大会の開催可否は12月に最終判断する。

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ヘロン・プレストンがeスポーツ団体と契約 アドバイザーに就任

 自身の名を冠したブランドを持つデザイナーのヘロン・プレストン(Heron Preston)は、eスポーツ団体のジェン・ジー(Gen.G)のエグゼクティブ・ブランド・アドバイザーに就任した。今後同団体のために限定品のデザインを手掛けるほか、運営全般におけるアドバイスやカウンセリングを行う。まずは世界的人気のeスポーツゲーム「リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)」に参加するチームの限定アイテムを製作し、年内に発売する予定だ。

 ジェン・ジーは、アメリカとアジア諸国をつなぐ主要eスポーツ団体の一つだ。「リーグ・オブ・レジェンド」の大会では、2014年と17年に「サムスン ギャラクシー(Samsung Galaxy)」というチーム名義で世界チャンピオンに輝いた。そのほかにも「オーバーウォッチ(Overwatch)」「ヴァロラント(Valorant)」「NBA 2K」といった数々のeスポーツゲームでチームを運営し、「フォートナイト(Fortnite)」では、マッチングアプリ「バンブル(Bumble)」との提携によりアメリカ初の女性のみのチームを立ち上げた。

 ジーナ・チャン・リー(Gina Chung Lee)=ジェン・ジー ブランド担当バイス・プレジデントは、「このようなときに彼と一緒に仕事ができるのは私たちとって素晴らしいこと。協業を始めて以来、彼は私たちの文化を理解し、ゲーマーと協力するよう努めている。とても小さなコミュニティーなので、その意向を知ろうとしてくれる彼のような人物に敬意を抱いている」と述べた。

 ニューヨーク市衛生局やNASA(アメリカ航空宇宙局)とも協業するプレストンは、「ファッションデザインとeスポーツは関わりがまだ薄い。だから新しく、革新的だと感じられた」と語る。また、ジェン・ジーのeスポーツやゲームへの独自のアプローチにも惹かれたという。

 ジェン・ジーは内部教育プログラムなどを導入しているほか、男性中心になりやすいゲーム業界の中でサマープログラムなどを通じて女性のプレーヤーの誘致に力を入れている。また、ソウルにアジア初のeスポーツ専門の養成教育機関ジェン・ジー エリート イースポーツ アカデミー(Gen.G Elite Esports Academy)を設立。アメリカではイースタンミシガン大学(Eastern Michigan University)や、ケンタッキー大学(University of Kentucky)、ペンシルベニア大学(University of Pennsylvania)とパートナーシップを結んでいる。

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ゴルフアパレル「マーク&ロナ」が「ポケモン」とコラボ ポロシャツ、グローブなど

 ゴルフアパレルブランドの「マーク&ロナ(MARK & LONA)」は8月5日に「ポケモン」とコラボしたコレクションを発売する。

 ポロシャツ(3万円)、ワンピース(4万9000円)、ジャケット(4万6000円)、バイザー(1万4000円)、グローブ(8000円)を用意した。ピカチュウを含む「ポケモン」のキャラクターをピクセル風のグラフィックで描いたデザインで、形状安定性など機能にもこだわった。「マーク&ロナ」公式ECサイトと大阪・大丸心斎橋店で数量限定で取り扱う。

 同ブランドは2018年に木村拓哉を初のブランドアンバサダーとして起用。“ゴルフに自由を”をスローガンに、ユニークなデザインのゴルフアパレルを発信している。

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「アディダス」がリサイクル素材を使用したマスク発売

 「アディダス(ADIDAS)」は8月7日から、オリジナルマスク“アディダス フェイスカバー”を公式ECサイトと「アディダス」直営店で順次販売する。1日には公式アプリで先行予約を開始した。

 同アイテムには未使用のプラスチックを含まないリサイクル素材“プライムグリーン”を用いた。通気性に優れた柔らかな素材で、快適なつけ心地を提供する。また洗って繰り返し使用することができる。本体部分にはブランドロゴを、内側には“WASH. DRY. REUSE.”の文字をプリントした。1パック3枚入りで価格は1390円。

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八村塁のルーツをたどる「ナイキ」“エア ジョーダン”が登場 ベナンと日本のデザインを融合

 「ナイキ(NIKE)」はNBAワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)に所属する男子バスケットボールの八村塁選手とコラボした“エア ジョーダン 34 PE”(2万1500円)を8月8日に日本限定で発売する。「ナイキ」公式ECサイトと一部の店舗で取り扱う。

 ベナン共和国出身の父と日本人の母を持つ八村をイメージし、左足はベナン共和国の、右足は日本の伝統のデザインからインスピレーションを受けたパターンを採用。シュータンにはそれぞれの国旗をあしらった。八村は「このデザインは僕の家族への思い。家族がいるからこそ頑張れる」とコメントした。

 「ナイキ」とのインタビューでは自身のファッションのこだわりやインスピレーションを語り、NBAロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のレブロン・ジェームス(LeBron James)選手の着こなしを称賛した。

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「アシックス」がランナー向けマスク発売 飛沫の拡散を抑えながら快適な呼吸を

 「アシックス(ASICS)」は、飛沫の拡散を抑えながら快適な呼吸ができるランナー向けマスク“アシックスランナーズフェイスカバー”を9月中旬から「アシックス」直営店と公式ECサイトなどで発売する。価格は3800円。

 同アイテムは、呼吸がしやすいようにマスク本体と口との間に適度な空間を持たせた立体設計。本体部分は2層構造で、リサイクルポリエステルを31%配合した外層はマスク内にこもった熱気を吸収し乾燥させることで不快な蒸れを軽減する。内側は下部にメッシュ素材を用いることで呼気を下方に排出し、飛沫の拡散を抑制しながらマスク内の通気性を確保する仕組みになっている。素材は抗菌加工を施した速乾性に優れたもので、繰り返し使用することが可能。マスクの両サイドのゴムひもを後頭部で留め、ドローコードで調整することでフィット感も保つことができる。

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「デサント」から新作熱中症対策アイテム登場 頬を冷やすフェイスガード

 デサント ジャパンは、シャープが独自開発した蓄冷剤を用いた暑熱対策アイテム“適温クーリングフェイスガード”を8月上旬に公式ECサイトと「デサント(DESCENTE)」直営店、シャープ公式ECサイト「ココロストア(COCORO STORE)」で数量限定で発売する。

 “適温クーリングフェイスガード”(4000円)は、12℃で一定に保つ蓄冷剤“TEKION”をフェイスガードの頬の部分に挿入することで深部体温の上昇を抑制する機能を持つ。6月に同じ蓄冷剤を用いたグローブ型の商品“コア クーラー”(3600円)を発売したところ好評だったことから、今回フェイスガードタイプの商品開発に至った。頬のくぼみに蓄冷剤がフィットして運動中もずれにくく、鼻と口元を覆うため夏場の飛沫防止エチケットアイテムとしても提案する。同アイテムの特徴である蓄冷剤は、氷や保冷剤を用いる従来のような場合に温度が低すぎて血管が収縮するため冷却効果が十分に発揮されないことに着目し、12℃の温度で体に負担をかけない冷却効果にこだわった。カラーはブラックとブルーの2色をそろえる。

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ユニクロが初のチームブランドアンバサダー「ユニクロ チーム スウェーデン」を結成 13人のオリンピック選手ら起用

 ユニクロはこのほど、スウェーデンオリンピック委員会とのパートナーシップのもと、同国のアスリートら13人を起用したチームブランドアンバサダー「ユニクロ チーム スウェーデン(UNIQLO TEAM SWEDEN)」を結成した。

 ユニクロは2019年にメイン・オリンピック・パートナー兼オフィシャル・クロージング・パートナー契約を締結し、スウェーデンの代表選手団と大会関係者にユニクロ商品を提供してきた。

 今回結成された「ユニクロ チーム スウェーデン」は、レスリングのソフィア・マットソン(Sofia Mattsson)選手をはじめとする東京オリンピック・パラリンピック出場内定選手を含む現役アスリート11人と、過去オリンピックに出場して成績を残した元選手2人で構成する。同メンバーはユニクロの生産チームと協力してライフウエアコレクションの開発に取り組む。発売は2021年初夏を予定。

 また今年9月には、スウェーデン国内の子どもと若者のための新たなスポーツプロジェクト「ユニクロ ドリームプロジェクト」を開始する。同アンバサダーとの交流イベントなどを通して、子どもや若者が健康的な生活を送るきっかけづくりを創出していく。

 柳井康治ファーストリテイリング グループ上席執行役員は「今後『ユニクロ チーム スウェーデン」のメンバーと密に協力し、彼らの優れた洞察力を生かしたコレクションの開発に取り組んでいく。また新型コロナウイルスの蔓延で社会のあり方が変わってきている。これまでわれわれは日常生活を支えるライフウエアで社会に貢献してきたが、これからは本業に加えて、自社の利益のためだけでなく次の世代につながる社会貢献活動にも力を注いでいきたい。そのために今回のプロジェクトを通して、新たな社会貢献活動のあり方を模索していく」とコメントした。

 7月23日には、スウェーデン選手団を応援する公式ウエアの“SWE グラフィックTシャツ”をスウェーデン限定で発売する。デザインはコラージュアーティストの河村康輔が手掛け、スウェーデンの国旗とスウェーデン語で“Together”を意味する“Tillsammans!”の文字を施した。素材には回収ペットボトルから作られる再生ポリエステルを60%使用した。なお、日本国内でも同アイテムが当たるハッシュタグキャンペーンを実施し、13人のチームアンバサダーにちなんで13人の当選者にプレゼントする。

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アシックスがスマートシューズ市場参入 内蔵センサーで走りをリアルタイム判定

 アシックスは、センサーで足の動きを計測し効果的なトレーニングをサポートするスマートシューズ“エボライド オルフェ(EVORIDE ORPHE)”の先行予約販売を開始した。センサーシステムを開発するノーニューフォークスタジオと共同開発した。先行予約はクラウドファンディングサイト「マクアケ(MAKUAKE)」で10月18日まで受け付け、製品は11月以降に届ける予定。12月からはアシックスの一部直営店とオンラインストアでも扱う。価格はシューズ単体が1万1500円、センサーとのセットが3万1500円(いずれも先行予約価格)。

 同モデルは“シューズをコーチに”をコンセプトに開発したスマートシューズで、スマートフォンの専用アプリにブルートゥースで接続して使用する。ミッドソールに内蔵されたセンサーが走行距離やラップタイムのほか、ストライド(歩幅の長さ)、ピッチ、着地エリアとその衝撃、足の接地角度などを計測し、アプリに送信。それらのデータにアシックスポーツ工学研究所で蓄積してきた知見を組み合わせ、ランニングのスコアを5項目から算出する。ランニングのフィードバックは音声案内によってリアルタイムで受けられるほか、ユーザーの特徴に応じたトレーニングメニューも提案。ランナーの効率的なステップアップをサポートする。

 7月21日にオンラインで行った発表会には、廣田康人アシックス代表取締役社長COOや同シューズの開発に携わったスタッフらが登壇した。アシックススポーツ工学研究所のスタッフ原野健一所長は「継続的にランナーにヒアリングしているが、理想的な走りと現実のギャップで悩んでいる人はとても多い。自分の走りを客観視し、効果的な練習を行うサポートができればと思ったことから、このシューズを構想した」と開発の経緯を振り返る。アシックススポーツ工学研究所の猪股貴志氏は「ランニングのデータが可視化できるウェアラブルデバイスはいくつも開発されている。しかし、音声案内によってリアルタイムでフィードバックを受けられるもの、また適切なトレーニングメニューまで提案するものはほかに無い。この性能をぜひ多くの人に試してもらいたい」とアピールする。

 スタートアップ企業のノーニューフォークスタジオは、計測技術の開発やアプリ開発を担当。高い計測技術とシューズ本来の機能性に影響を及ぼさない軽さを備えたセンサーが必要だったため、足の動きをデータ化する既存のデジタルセンサー「オルフェ トラック(ORPHE TRACK)」を改良し、50%軽量化させた。菊川裕也ノーニューフォークスタジオ代表取締役 CEOは「3年前からこのプロジェクトを進めてきた。既存センサーの軽量化には本当に苦心したが、それが成功したからこそこの日を迎えることができた」と当時を振り返る。また、「ランニング分野の研究は進んでいるが、市民ランナーがそれを活用する機会はなかった。“エボライド オルフェ”によってランナーたちはよりよいランニング生活を送ることができるし、集まったビッグデータにより研究もどんどん加速するだろう」と胸を膨らませる。

 アシックスは同モデルで本格的にスマートシューズ市場に参入する構えだ。原野所長は「パーソナライゼーションによってユーザーニーズに対応することがランニング市場を勝ち抜くカギ。われわれはデジタル活用によってそれを実現していく。デジタルデバイス搭載がランニングシューズのスタンダードになる時代が来るかもしれない。“エボライド オルフェ”はその第一歩だ」と展望する。

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