ルルレモン、スタートアップ企業を530億円で買収 等身大の鏡型デバイスで自宅トレーニング

 ルルレモン・アスレティカ(LULULEMON ATHLETICA以下、ルルレモン)は6月29日、ホームフィットネスのスタートアップ企業ミラー(MIRROR)を5億ドル(約530億円)で買収したことを発表した。

 2018年創業のミラーは、等身大の鏡型のデバイスと、ライブやオンデマンドでのフィットネス講座を提供している。そのデバイスに映し出されるトレーナーと共に、自宅でさまざまなエクササイズができるという仕組みだ。ルルレモンは18年10月にミラーの少数株主となっており、ミラーの講座で瞑想やトレーニングクラスを開講している。

 カルバン・マクドナルド(Calvin McDonald)=ルルレモン最高経営責任者(CEO)は、「今回の取引は当社のデジタル化およびインタラクティブ機能をさらに強化するものだ。ミラーとの協業で、自宅でのパーソナルフィットネスをいっそう推進していきたい」と語った。

 ブリン・パトナム(Brynn Putnam)=ミラー創業者兼CEOは、「正式な“ルルレモンファミリー”となることができて、大変うれしく思っている。ルルレモンが持つ顧客やコミュニティーとの深いつながりに加えて、その店舗網やECチャネルなどのインフラを活用することで新たなユーザーを獲得し、さらに成長できるだろう」と述べた。なお同氏は、かつてルルレモンのブランドアンバサダーを務めていた。

 取引は20年第2四半期に成立する予定。買収後もミラーは独立した企業として運営され、パトナム創業者兼CEOは現職にとどまる。両氏はアナリスト向けの説明会で、ルルレモンとミラーの顧客は50%程度が重複しており、双方にとって事業メリットのある取引だとコメントした。

 ルルレモンはECやデジタルに強く、熱心な固定客が多くいることから、ここ数年にわたって順調に成長してきた。しかし新型コロナウイルスの影響で休業を余儀なくされたことによって、20年2~4月期(第1四半期)決算は売上高が前年同期比16.6%減の6億5196万ドル(約691億円)、純利益は同70.3%減の2863万ドル(約30億円)となっている。

 マクドナルドCEOは、「業績悪化は一時的なものだと確信している。新型コロナウイルスによって変化するものと変化しないものがあるが、アクティブなライフスタイルを送りたいという消費者の気持ちは、その変わらないものの一つだ。自宅で安全に運動をしたいというニーズは当社の追い風となる」と分析した。

 実際、北米や欧州で店舗の休業措置が取られた3月中旬に、ルルレモンがインスタグラム(Instagram)で開催したライブでのトレーニングセッションにはおよそ17万人が参加したという。また中国語圏で店が休業していた際には、中国で人気のアプリ「ウィーチャット(微信、WeChat)」のフォロワー数が急増している。同氏は、「新型コロナウイルスは、“未来”が現在となるスピードを速めた。ミラーの買収はパンデミックの前から進めていた案件だが、当社のさらなる発展に寄与するだろう」と述べた。

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「オン」とロジャー・フェデラーのコラボが公開 世界1000足限定

 スイス発のランニングシューズブランド「オン(ON)」は7月6日、プロテニス選手で同ブランドのシニアメンバーでもあるロジャー・フェデラー(Roger Federer)と共同開発した新作スニーカー“ザ・ロジャー センターコート ゼロシリーズ”(2万4800円)を世界1000足限定で発売した。サイズはメンズ(25~32cm)とウィメンズ(22~26.5cm)をそろえる。

 フェデラーは2019年11月から同ブランドのシニアメンバーに加わり、投資家やアドバイザーとして製品開発やスポーツマーケティング、チームカルチャー醸成の分野においてサポートしてきた。

 初の共同開発商品となる今作は、従来のテニスシューズのシルエットを再解釈したミニマルなデザインのライフスタイルシューズ。フェデラーがトップテニスプレーヤーとして培ってきた知見をもとに、「オン」の世界特許技術“クラウドテック”などを用いて高いクッション性と推進力を持たせた。アッパーには軽量ビーガンレザーを用いて、一般的な天然皮革よりも環境負荷を約30%抑えている。

 フェデラーは「僕はこれまでにテニスプレーヤーとしてはもちろんビジネスなどでも多面的に活動してきたが、僕のテニス人生をこのライフスタイルスニーカーという形で統合することができたと思う。そして『オン』と共にそれを成し遂げられたことを誇りに思う」とコメントした。

 同アイテムは7月6日17時20分から「オン」公式サイトで抽選販売するほか、同日時からドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)およびEショップでも取り扱う。

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ミズノがランニングの新たな高反発素材 用具開発115年目でたどりついた「史上最高」

 ミズノは1日、新たに開発したシューズ用高反発素材“ミズノ エナジー(MIZUNO ENERGY)”の発表会見をオンラインのライブ配信で行い、水野明人社長やゲストのアスリートらが登壇した。

 同素材は「ミズノ史上最高」という柔らかさと反発性が特徴で、約2年をかけて開発された。“ミズノ エナジー”のほかに軽量の“ミズノ エナジー ライト”と、最も反発性が高い“ミズノ エナジー コア”の3タイプをそろえる。接地時のエネルギーを無駄なく反発力へと変え、“コア”は従来のソール素材よりも反発性は約56%向上、柔らかさは約293%の向上を実現している。この反発性の研究にはシューズの知識だけではなく、同社が1906年の創業以来研究し続けてきた野球のバットやゴルフのクラブなど、スポーツ用具の知見も生かされているという。水野社長は「世間を厚底シューズが席巻する中、今年の箱根駅伝で“ミズノ エナジー”のプロトタイプを履いた創価大学の嶋津雄大選手が10区で区間賞を記録した。この素晴らしい素材が作れたのは、われわれが用具由来の会社として長く研究を続けてきたからこそだ。シリーズでの販売目標は100万足。ただ、もっと売れると思っている」と自信を見せた。今後はランニングだけではなく、バレーボールや卓球、バスケットボールなどの競技用品にも同素材を使用する。

 シューズを履いたラグビーの田中史朗選手は「反発性がすごく、歩いているだけでダンスしているみたいな感覚。ラグビーの練習でも使いたい」と感想を述べ、実際に試走したという陸上の飯塚翔太選手は「疲れても反発によって脚が上がり、勝手に前に出る」と語った。ブランドアンバサダーの松岡修造は「一つ難点がある。これを履いたらほかのシューズはもう履けないこと」とユーモアを交えてコメントした。

 第1弾の商品“ザ ミズノ エナジー(THE MIZUNO ENERGY)”(2万5000円)はミズノトウキョウとミズノオオサカ茶屋町、公式オンラインショップで1日から限定数を販売中。より軽量化したスピードモデル“ウエーブ デュエル ネオ(WAVE DUEL NEO)”(2万3000円)と“ウエーブ デュエル ネオ ロー(WAVE DUEL NEO Low)”(1万9000円)は7月中旬から順次発売予定だ。

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ミズノがランニングの新たな高反発素材 用具開発115年目でたどりついた「史上最高」

 ミズノは1日、新たに開発したシューズ用高反発素材“ミズノ エナジー(MIZUNO ENERGY)”の発表会見をオンラインのライブ配信で行い、水野明人社長やゲストのアスリートらが登壇した。

 同素材は「ミズノ史上最高」という柔らかさと反発性が特徴で、約2年をかけて開発された。“ミズノ エナジー”のほかに軽量の“ミズノ エナジー ライト”と、最も反発性が高い“ミズノ エナジー コア”の3タイプをそろえる。接地時のエネルギーを無駄なく反発力へと変え、“コア”は従来のソール素材よりも反発性は約56%向上、柔らかさは約293%の向上を実現している。この反発性の研究にはシューズの知識だけではなく、同社が1906年の創業以来研究し続けてきた野球のバットやゴルフのクラブなど、スポーツ用具の知見も生かされているという。水野社長は「世間を厚底シューズが席巻する中、今年の箱根駅伝で“ミズノ エナジー”のプロトタイプを履いた創価大学の嶋津雄大選手が10区で区間賞を記録した。この素晴らしい素材が作れたのは、われわれが用具由来の会社として長く研究を続けてきたからこそだ。シリーズでの販売目標は100万足。ただ、もっと売れると思っている」と自信を見せた。今後はランニングだけではなく、バレーボールや卓球、バスケットボールなどの競技用品にも同素材を使用する。

 シューズを履いたラグビーの田中史朗選手は「反発性がすごく、歩いているだけでダンスしているみたいな感覚。ラグビーの練習でも使いたい」と感想を述べ、実際に試走したという陸上の飯塚翔太選手は「疲れても反発によって脚が上がり、勝手に前に出る」と語った。ブランドアンバサダーの松岡修造は「一つ難点がある。これを履いたらほかのシューズはもう履けないこと」とユーモアを交えてコメントした。

 第1弾の商品“ザ ミズノ エナジー(THE MIZUNO ENERGY)”(2万5000円)はミズノトウキョウとミズノオオサカ茶屋町、公式オンラインショップで1日から限定数を販売中。より軽量化したスピードモデル“ウエーブ デュエル ネオ(WAVE DUEL NEO)”(2万3000円)と“ウエーブ デュエル ネオ ロー(WAVE DUEL NEO Low)”(1万9000円)は7月中旬から順次発売予定だ。

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ニューバランスが日本橋浜町に新店 築122年の蔵を改装した物作りの拠点

 ニューバランス(NEW BALANCE)は、東京・日本橋浜町に新たなコンセプトストア「ティーハウス ニューバランス(T-HOUSE New Balance)」を7月17日に開く。

 売り場面積71平方メートルの店内には、ライフスタイルカテゴリーのブランド「東京デザインスタジオ ニューバランス(TOKYO DESIGN STUDIO NEW BALANCE、以下TDS)」のウエアやシューズをはじめ、店舗限定商品や「ニューバランス」のグローバルコラボレーションアイテムなどをそろえる。さらに、アーティストやクリエイターと協業したインスタレーションやワークショップも月に一度開かれる予定だ。また店舗2階には「TDS」メンバーのオフィスを設けて商品開発を行う。

 同店の意匠監修と内装設計は建築家の長坂常が手掛けており、築122年の蔵を現代の建築技法で改装した。蔵という日本の伝統的様式に現代の機能と価値観を融合させ、ニューバランスの歴史を体現する商品が新鮮な視点で見られる内装に仕上げている。

 なお、新型コロナウイルス感染予防のため、開業から当面の間は完全アポイントメント制になる可能性があるという。

■T-HOUSE New Balance
住所:東京都中央区日本橋浜町3-9-2
営業時間:月・火曜日11:00〜14:00、15:00〜19:00、金・土・日曜日11:00〜19:00
定休日:水・木曜日

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“ゴルフ=おじさん”のイメージを打ち砕く ファッション&カルチャー視点の新ゴルフ雑誌「ボギー」創刊

 オークラ出版は、ゴルフ雑誌「ボギー(BOGEY)」を6月15日に創刊した。エディトリアル・ディレクターは雑誌「ヒュージ(HUGE)」(講談社)や「ポパイ(POPEYE)」(マガジンハウス)などを編集してきた田口悟史が、クリエイティブ・ディレクターは「ポパイ」のアートディレクションを手掛けている神戸太郎が務める。ゴルフに関連するファッションやカルチャーをはじめ、歴史や酒、本、映画など、さまざまな切り口でゴルフの魅力や楽しみ方を発信する。雑誌名には、ゴルフ初心者や未経験者に向けて「ボギーだって楽しいじゃないか」というメッセージが込められている。

 自身もゴルフ初心者である田口エディトリアル・ディレクターは、「海外にはおしゃれで品のいいゴルフ雑誌はあるのに、日本では高い年齢層向けの雑誌やメディアばかり。ゴルフに興味を持つ若い世代は増えているので、そんな人たちも楽しめるファッションやカルチャー、着眼点で新機軸のゴルフ雑誌を作れば勝負できると思った」と語る。

 表紙には世界ゴルフ殿堂入りを果たした名ゴルファーの青木功を起用し、16ページにわたって同氏のポートレートやインタビューが掲載されている。ほかにもファッションストーリーやアパレルとギアのカタログ、名選手たちの名言や逸話の紹介など、上級者からプレーしない読者まで楽しめる企画が並ぶ。

 価格は1400円(税抜)で、年2回の発行予定。全国の書店やオンライン書店で販売している。東京の代官山 蔦屋書店では7月5日まで創刊を記念したポップアップを開催しており、オリジナルのポロシャツやTシャツ、キャップ、ビールグラスなどをそろえる。

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“ゴルフ=おじさん”のイメージを打ち砕く ファッション&カルチャー視点の新ゴルフ雑誌「ボギー」創刊

 オークラ出版は、ゴルフ雑誌「ボギー(BOGEY)」を6月15日に創刊した。エディトリアル・ディレクターは雑誌「ヒュージ(HUGE)」(講談社)や「ポパイ(POPEYE)」(マガジンハウス)などを編集してきた田口悟史が、クリエイティブ・ディレクターは「ポパイ」のアートディレクションを手掛けている神戸太郎が務める。ゴルフに関連するファッションやカルチャーをはじめ、歴史や酒、本、映画など、さまざまな切り口でゴルフの魅力や楽しみ方を発信する。雑誌名には、ゴルフ初心者や未経験者に向けて「ボギーだって楽しいじゃないか」というメッセージが込められている。

 自身もゴルフ初心者である田口エディトリアル・ディレクターは、「海外にはおしゃれで品のいいゴルフ雑誌はあるのに、日本では高い年齢層向けの雑誌やメディアばかり。ゴルフに興味を持つ若い世代は増えているので、そんな人たちも楽しめるファッションやカルチャー、着眼点で新機軸のゴルフ雑誌を作れば勝負できると思った」と語る。

 表紙には世界ゴルフ殿堂入りを果たした名ゴルファーの青木功を起用し、16ページにわたって同氏のポートレートやインタビューが掲載されている。ほかにもファッションストーリーやアパレルとギアのカタログ、名選手たちの名言や逸話の紹介など、上級者からプレーしない読者まで楽しめる企画が並ぶ。

 価格は1400円(税抜)で、年2回の発行予定。全国の書店やオンライン書店で販売している。東京の代官山 蔦屋書店では7月5日まで創刊を記念したポップアップを開催しており、オリジナルのポロシャツやTシャツ、キャップ、ビールグラスなどをそろえる。

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「フェロモン腹」で話題のボディーコーディネーターが“一生太らない10秒やせストレッチ”を紹介

 山崎麻央ボディーコーディネーターの“やせる極意”を詰め込んだ書籍「10秒やせストレッチ 一生太らない!気持ちよくやせる!」が三笠書房より刊行された。

 同書では、今年2月にTBS系列の人気密着番組「バックステージ」で取り上げられて反響を呼んだ“フェロモン腹のつくり方”を紹介。“1種目10秒間、気持ちよく体をほぐすだけ”というシンプルメソッドで、“下腹ポッコリがペタンコになる”“むっちり太ももがほっそりする”“ずん胴ウエストにくびれができる”など、気になる部位がすっきりする“10秒やせストレッチ”を解説している。

 「食事制限、ランニング、筋トレなど何をやっても思うようにやせられないのは、体の中のめぐりが悪いから。代謝がいい、血流がいい、自律神経のバランスがいい、この3拍子がそろった“めぐりのいい体”になれば、体は勝手にやせて二度と太らない」という彼女の理論を分かりやすく紹介していることもポイントだ。

 山崎ボディーコーディネーターは加圧・ピラティスインストラクター、臨床分子栄養医学研修会認定カウンセラーの肩書きも持つ。慶応義塾大学を卒業後、外資系IT企業に10年間勤務。出産を機に退職し、現在は加圧トレーニングやピラティス、食カウンセリングなど、多角的に体のケアを行うプライベートスタジオ「ソラーチェ代官山」を主宰。同書では、著者が自ら実践し、多くの受講生たちの体を劇的に変えた“やせメソッド”を初公開している。

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渋谷スクランブルスクエアの「エンポリオ アルマーニ」、“スポーツ”をコンセプトに店内一新

 「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は6月1日に東京・渋谷スクランブルスクエアのエンポリオ アルマーニ サテライトの店内を“スポーツ”をコンセプトに一新した。

 同店は昨年11月に世界初のブランドコンセプトショップとしてオープンし、シーズンごとにコンセプトと店内のレイアウトやアイテムを替えている。最初のコンセプトは“トラベル”、今年3月からは“ロゴ”で、“スポーツ”は3つ目のコンセプトとなる。

 今回は、扱う約8割のアイテムが2004年に誕生したスポーツライン“EA7”となり、スエットパンツやスニーカーなどが並ぶ。また、店内はネイビーカラーを多用した内装になった。

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「グッチ」が「テニスクラッシュ」のゲームに登場 「グッチ」一色に様変わり

 「グッチ(GUCCI)」は、モバイルゲーム「プロテニス対戦:ゲームオブチャンピオンズ テニスクラッシュ(TENNIS CLASH以下、テニスクラッシュ)」とのコラボレーションを発表した。6月18日にスタートする。

 今回のコラボでは、バーチャルキャラクターとしてダイアナ(Diana)とジョナ(Jonah)が登場し、それぞれ2型ずつ用意されたテニス用ウエアやシューズ、ソックス、ヘアバンドを着用する。またそれらの実際のアイテムは「グッチ」公式オンラインストアで購入が可能だ。

 ユーザーは、「テニス クラッシュ」内の限定トーナメント「グッチ オープン(GUICCI OPEN)」に参加することができる。トーナメントは期間限定で行われ、エントリーしたユーザー同士が複数の試合で獲得ポイントを競う。さらにエントリーしたユーザーは、「グッチ」のロゴを至る所に施した試合会場でプレーできるほか、「グッチ」の限定デザインのストリング(ラケットに張られた糸)をあしらったラケットを使用できる。

 「グッチ」は2019年7月、公式アプリにゲームセクション“グッチ アーケード(GUCCI ARCADE)”を導入するなど、近年ゲーム界に積極的に参加している。“グッチ アーケード”は、1970年から80年代にゲームセンターで人気を博したビンテージのビデオゲームをインスピレーション源に、ユーザーは「グッチ」のアイコニックなキャラクター、“グッチ ビー(GUCCI BEE)”や“グッチ エース(GUCCI ACE)”などを使用して遊ぶことができる。

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ローラがサステナビリティを意識したライフスタイルブランドを開始 第1弾はヨガマットやTシャツなどのワークウエア

 モデルのローラは6月5日に、“essentials for a good life” をスローガンに掲げたライフスタイルブランド「ステュディオ アール スリーサーティー(STUDIO R330)」をスタートさせる。

 同ブランドはかねてより環境問題に関心を寄せていたローラの、「地球にも⼈にも優しいことを、できることから少しずつ始めていきたい」との思いから始まった。全てのクリエイティブをローラ自身が監修し、サステナブルな素材にこだわったトレンドに左右されないアイテムを提案していく。

 第1弾となる今回は、スポーツブラ(9500円〜)、Tシャツ(6500円〜)、ジャケット(2万8000円)、ヨガマット(7500円)などのワークアウトウエアをそろえた。スエットやTシャツにはオーガニックコットンを使用。ボマージャケットはシルエットにこだわり、長く着られるようにリバーシブル仕様になっている。

 また、日本環境設計が主催するリサイクルプロジェクト「BRING」と共同で、リサイクルポリエステルを使⽤したブランドオリジナル⽣地を開発し、全体の8割以上に「BRING」のサプライチェーンで作られた素材を使用している。ヨガマットはリサイクル可能なTPE素材を使用し、軽量で耐久性にも優れた作りになっている。タグやひもには100%FSC承認材を、パッケージは再生可能なリサイクルポリエステルを100%使用した。発送用ボックスには通常廃棄されるカカオ豆の皮を配合した再生紙を使用するなど、細部にまで環境に配慮した工夫を施した。

 ローラは「これは私が今までの⼈⽣で培ってきた経験と感性を信じて、サステナブルかつ良質なプロダクトを発信していく新しい形のライフスタイルブランド。 素材やその背景にあるストーリーを⼤切にし、⼼がわくわくすること、そしてポジティブで⾃信に満ちあふれることの素晴らしさ、同時に環境にも配慮して⼀緒に地球の未来に貢献できるようなことをしたい。そんな想いから、このブランドの⽴ち上げを決めた。私たちが本当の意味で幸せだと感じることができるコミュニティーを、みなさんと⼀緒に広げていきたい」とコメントした。

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「ナイキ」の新作“エア ズーム タイプ”は、フルマラソン2時間切りを支えたランシューから着想

 「ナイキ(NIKE)」は6月4日に、超厚底で知られるランニングシューズ“エア ズーム アルファフライ ネクスト%(AIR ZOOM ALPHAFLY NEXT%以下、アルファフライ)”の試作品をベースとしたスニーカー“エア ズーム タイプ(AIR ZOOM TYPE)”を発売する。

 “アルファフライ”は、前足部の2つの「ズーム エア ポッド」が特徴的な「ナイキ」の厚底ランニングシューズ・シリーズの最新作で、今年3月に行われた「東京マラソン」で大迫傑選手が日本記録を更新した際に履いていたもの。“アルファフライ”が大迫選手らトップランナー向けのパフォーマンスシューズであるのに対し、今回の“エア ズーム タイプ”はパフォーマンスシューズの要素をライフスタイルシューズに用い、1日の行動の中で体や足へのストレスを和らげることを目的に製作された。

 前足部には“アルファフライ”同様2つの「ズーム エア ポッド」を搭載するが、中足部はスピードを生むカーボンプレートから安定性のあるTPUプレートに変更し、シュータンは過去のランシュー“ルナレーサー(LUNARACER)”を参考にデザイン。さらに、ハンドメードで製作されたような雰囲気を醸し出すために、随所にステッチが大胆にあしらわれている。

 価格は1万6500円で、公式アプリ「NIKE SNKRS APP」と一部店舗で取り扱う。

 なお、“アルファフライ”は3月に一部のトップランナー向けに限定販売されて再販売されていなかったが、6月2日から公式サイトと公式アプリで取り扱いが始まる。

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アディダスが新型コロナ禍で奮闘する医療従事者らに向けた活動をスタート 

 アディダスジャパンは、新型コロナウイルス感染症の影響禍の最前線で奮闘しているエッセンシャルワーカー(医療従事者、公共交通機関の職員、配達員など)を支援する活動として、アディダスの公式アプリを使用した「ホームチームヒーロー チャレンジ(#HOMETEAMHERO Challenge)」を5月29日〜6月7日に実施する。“スポーツを通して、私たちには人々の人生を変える力がある”という信念のもと、スポーツブランドとしてできることを考え、さまざまなアスリートやパートナーのサポートを得て実施していくという。

 「ホームチームヒーロー チャレンジ」は、ランニングや毎朝のヨガ、腕立て伏せ、スクワットなどでユーザーが体を動かし、その動きや運動時間をアディダスの公式アプリ「アディダス ランニング(ADIDAS RUNNING)」や「アディダス トレーニング(ADIDAS TRAINING)」などで計測するプロジェクト。期間中は、その計測値の1時間につき1ドル(107円)をアディダスが「COVID19Fund(WHOに寄付するための新型コロナウイルス感染症対応連帯基金)」に寄付する。全世界で合計100万時間の達成を目標に、最大100万ドル(約107億円)の寄付を目指す。

 また公式アプリ「アディダス トレーニング」には、独・ブンデスリーガのFCバイエルン・ミュンヘン(FC BAYERN MUNCHEN)所属、ダヴィド・アラバ(David Alaba)選手、ウルトラマラソン・ランナーのサブリナ・スタンリー(Sabrina Stanley)選手、ラグビー・ウェールズ代表のジョージ・ノース(George North)選手ら、トップアスリートが指導するガイド付き練習方法を提供している。

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「ウィメンズヘルス」と「メンズヘルス」がチャリティーフィットネスイベント開催 フィットネス従事者らを支援

 ハースト婦人画報社が発行するフィットネスを柱としたライフスタイルメディア「ウィメンズヘルス(WOMEN’S HEALTH)」と男性版フィットネスメディア「メンズヘルス(MEN’S HEALTH)」は、米国のオンラインフィットネスプラットフォームのマインドボディ(MINDBODY)の協力のもとに24時間フィットネスチャリティーイベント「リレーフォーリリーフ(RELAY FOR RELIEF)」を開催する。

 「リレーフォーリリーフ」は5月15日20時(日本時間)にスタートし、翌16日までの24時間にわたって、世界中のフィットネストレーナーがリレー形式でバーチャルクラスを提供していくプログラム。参加費は1クラス30分につき約1060円(10ドル)で、集まった参加費は全て新型コロナウイルスで経済的に困難な状況にあるフィットネススタジオやトレーナーの支援と、チャリティー団体ユナイテッド・ウェイ・ワールドワイド(United Way Worldwide)の新型コロナウイルスコミュニティー対応援助資金として寄付する。

 日本からはクロスフィットトレーナーのAYAが参加し、5月16日18時から「アヤズ ブートキャンプ(AYA'S BOOT CAMP)」と題したプログラムを提供する。そのほか世界のトレーナーたちによるパワーヨガやトレイシー・アンダーソンメソッド、マットピラティス、ボクシングエクササイズ、モビリティストレッチ、自重トレーニング、ダンスカーディオ、ファンクショナルトレーニング、忍者ワークアウト、ヴィンヤサフロー、メディテーションなどさまざまなプログラムがそろう。

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「シュウキュウ マガジン」がオンラインイベントを開催 ムバッペやフィルミーノが表紙を飾る海外雑誌も

 フットボール・カルチャーマガジン「シュウキュウ マガジン(SHUKYU Magazine)」(SHUKYU)はこのほど、オンラインイベント「SHUKYU ONLINE MARKET」を開催した。フットボールカルチャーをけん引する世界各地のコミュニティーが製作したファッションアイテムやインディペンデントマガジンを、「シュウキュウ マガジン」の公式オンラインストアで販売する。

 商品は、「シュウキュウ マガジン」の1号から川崎フロンターレの中村憲剛選手らを取材した「ローカル」特集の8号までのほか、パリ・サンジェルマンFC(PARIS SAINT-GERMAIN FC)に所属するサッカーフランス代表のエース、キリアン・ムバッペ(Kylian Mbappe)選手が登場しているイタリア発のサッカーマガジン「ウンディッチ(Undici)」(2000円)や、昨年のUEFAチャンピオンズリーグで優勝を果たしたリヴァプール(LIVERPOOL)所属でブラジル代表のロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)選手が表紙を飾る、米・ニューヨーク発のサッカーカルチャー誌「エイト バイ エイト(Eight by Eight)」(2000円)などの海外雑誌もそろえた。

 また、イラストレーターのNoritakeとコラボしたサッカーボールのイラストTシャツ(4500円、2500円)やトートバッグ(2500円)、キャップ(3色、各4500円)のほか、アーティストの平山昌尚ともコラボして架空のサッカーチーム「ABCDE F.C.」のロゴをフロントに配したTシャツ(4000円)やマフラータオル(2500円)、キーホルダー(1200円)などを用意した。

 そのほか、「シュプリーム(SUPREME)」などでデザイナーを務めたディエゴ・モスコソ(Diego Moscoso)が手掛けるニューヨークのストリートサッカークラブ、ナウヒア FC(NOWHERE FC)のワッペン(1200円)やマフラー(7000円)なども販売する。

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ミズノ、欧米復調も国内苦戦で減収減益 20年3月期

 ミズノの2020年3月期連結業績は、売上高が前期比4.7%減の1697億円、本業のもうけを示す営業利益が同17.8%減の62億円、経常利益が同21.3%減の60億円だった。暖冬による秋冬アパレルの不振に加え、新型コロナウイルスの感染拡大によって主力の国内市場の売上高が同5.2%減の1180億円と苦戦。今期(21年3月期)の連結業績予想も、新型コロナウイルスの影響を精査中ため現段階では未定とした。

 米州(北米・南米)の売上高はゴルフ用品やランニングシューズが好調で同7.7%増の194億円、欧州もランニングシューズの復調やゴルフクラブ、インドアシューズが売れて同0.6%増と2年連続の増収となった。しかしアジア・オセアニアは、中国のリテール事業の大半を直営からライセンスに切り替えたことや、韓国の日本製品不買運動が影響して同16.0%減の172億円と足を引っ張った。

 ランニングシューズは復調傾向にあるものの、スポーツ用品全体は苦戦が続いている。一方でスポーツ用品開発の知見を生かしたワークウエアやシューズの売上高は同36%増と50億円を超えるなど好調を維持。19年4月に新設したワークビジネス事業部の売上高を22年3月期に100億円規模に拡大するため、今後もさらに強化していく。

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「ザ・ノース・フェイス」が自粛中の子どもにエールを送るサイトを公開 三浦雄一郎らもメッセージ寄せる

 「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」は、昨今の外出できない状況によってやりたいことができない子どもや、子どもを思う大人たちのためのプロジェクト「ヤングエクスプローラーズ(YOUNG EXPLORERS)」を発表した。

 「ヤングエクスプローラーズ」は“探求をやめてはいけない”“夢を諦めてほしくない”といった思いのもと、子どもたちが未来のために今できることに挑戦することを応援するべく実現した。「ザ・ノース・フェイス」の日本公式ユーチューブチャンネルではオリジナルムービーを公開している。なお、映像は2月27日に撮影したもの。

 また特設サイトでは、コンセプトに共感した「ザ・ノース・フェイス」の契約アスリートによるメッセージを紹介する。80歳でエベレスト登頂に成功したプロスキーヤーの三浦雄一郎は「体と心の健康がきみたちに必ず勇気を与えてくれる。いろいろな工夫をして室内でも毎日運動して汗をかいてみよう!そして太陽の光は心身をリセットしてくれるから、天気のいい日は日光浴、運動とバランスのとれた食事で免疫力を上げると気持ちが前向きになり、きみたちの探求心が発動する。夢と希望が未来を輝かせる力だ Never Stop Exploring!」と、前向きなメッセージを寄せた。そのほか写真家の石川直樹やフリークライマーの野口啓代らが、困難なときを乗り越えるためのエールを送った。

「ザ・ノース・フェイス」の「ヤングエクスプローラーズ」

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資生堂「アネッサ」が「#KeepShining」プロジェクトを始動 大坂なおみや高梨沙羅ら6人が自撮り映像を公開

 資生堂の日焼け止めブランド「アネッサ(ANESSA)」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による外出自粛が続く中、自宅で健やかに過ごすことを目的とする「#KeepShining」プロジェクトを開始した。ブランドアンバサダーを務める6人のアスリートが「#KeepShining」をキーワードに自撮り動画を公開する。初回にはスキージャンプの高梨沙羅選手が登場。今後はリレー形式で展開し、公式ツイッター、公式インスタグラム、資生堂公式ユーチューブチャンネルで順次公開予定だ。

 登場するのは高梨選手のほかに、プロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手、スポーツクライミングの伊藤ふたば選手、プロゴルファーの上田桃子選手、パラ陸上競技の重本沙絵選手、カヌースラロームの羽根田卓也選手。

 アスリート自身がスマートフォンで動画を撮影し、近況報告や応援メッセージなどを語るほか、室内でもできるユニークなトレーニング方法やすご技などを紹介する。

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「リーボック」×ヴィクトリア・ベッカムから新作シューズが登場 バスケシューズに着想

「リーボック(REEBOK)」は5月1日、ヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)とのコラボレーションラインから、新作シューズ“デュアルコート ミッド II(DUAL COURT MID II)”を発売した。「リーボック」のヘリテージである1980〜90年代のバスケットボールシューズに着想を得ており、ヴィクトリアのシグネチャーでもあるベージュをはじめ、アシッドブルー、ブラック、ホワイト、メタリックシルバーの5色で展開する。価格は3万3000円で、サイズは23.0〜27.5cm。

 レトロなバスケットボールシューズに着想したミッドカットのシルエットが特徴的なアッパーには、プレミアムタンブルレザーを使用した。また滑りにくく耐久性のあるラバーアウトソールを採用し機能性にもこだわった。2月に発売したトレーニングウエアと同様に、ヴィクトリア自身のライフスタイルとシンクロするような日常的に使いやすいアイテムを目指した。

 リーボックオンラインショップ、リーボックストア 渋谷、バーニーズ ニューヨーク銀座店、バーニーズ ニューヨークオンラインストア、伊勢丹新宿本店で取り扱う。「リーボック」直営店は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため現在休業しており、詳細は公式ブログで随時発表する。

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「コロナ太り」対策はビリー隊長に任せろ! 令和版「ビリーズブートキャンプ」のDVDが発売

 オンラインフィットネスサービス「リーンボディ」を提供するリーンボディは、「令和版 ビリーズブートキャンプ 短期集中7日間ダイエット」のDVDを6月24日に発売する。価格は1万円で、4月17日から予約受け付けを開始した。

 「ビリーズブートキャンプ」は2005年に発売し、150万部の大ヒットとなったエクササイズプログラムDVD。“ビリー隊長”の愛称で親しまれるトップインストラクターのビリー・ブランクス(Billy Wayne Blanks)が考案したプログラムで、アメリカ軍における基礎訓練がベースになっているのが特徴だ。エクササイズの中でビリー隊長が発する「お遊びのつもりか!」「痛みなくして得るものなし!」といった厳しい言葉や、反対に「君ならできる!」といった激励の言葉、そして最後の「グッジョブ!」というキメ台詞なども話題となった。

 「令和版 ビリーズブートキャンプ」は、日本人のニーズに合わせて「脂肪燃焼-やる気アクセルを踏もう」「お腹の脂肪燃焼-お腹を絞って燃やせ」といった約30分間のプログラム7本で構成。最大燃焼カロリー1600kcalで、脂肪燃焼や腹筋強化のレッスンに加えて、脚や尻、腕を引き締める部位フォーカス型のレッスンも収録している。

 「リーンボディ」では、同プログラムの独占配信を4月11日から開始している(月額480円~、各種割り引き有り)。配信公開後は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛要請を受けて、自宅にいる時間が長くなったことによる運動不足を解消したいというニーズもあり、6日で約2万1000回レッスンが受講され大きな反響を呼んだ。日頃ネットをあまり活用しない人からDVD化を希望する声が多数あり、実現に至ったという。

 ビリー隊長は同DVD化に際して、「これは7日間の短期集中ダイエットプログラムだ。全身の脂肪燃焼を目的とし、特にお腹・脚・お尻の集中トレーニングができる。大切なのは、諦めずに最後まで行うこと。みんなの入隊を待ってるぞ!」と熱いメッセージを送った。

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お手本は「ルルレモン」 新型コロナ後に生き残れるブランドの特徴をアナリストが解説

 世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るい、小売店の多くが休業を余儀なくされている。経済環境の悪化が懸念されるが、この危機的な状況をうまく切り抜けられる企業にはいくつかの特徴があるという。

 米証券ウェルズ ファーゴ(WELLS FARGO)のアイク・ボルーチョウ(Ike Boruchow)=マネジング・ディレクター兼シニア・リテール・アナリストは、「今回の危機を乗り越えられるのは手元資金が潤沢にあり、利益率が高く、返品率は低く、ECに強く、熱心な固定客がいる企業だ。これらの特徴を兼ね備えている一社として、ルルレモン・アスレティカ(LULULEMON ATHLETICA以下、ルルレモン)が挙げられる」と語った。

 小売業界では売上高に占めるECの割合が20%程度であることが多いが、ルルレモンは30%強とそれをかなり上回っている。同社が以前からD2Cに投資しており、洗練されたウェブサイトやアプリを提供していることがその要因だ。新型コロナウイルスの影響で店舗を休業していることを踏まえると、現在はそれが40%近くにまで達している可能性もある。

 またデジタル化を推進したことで、フルフィルメント業務(ECでの受注から配送までの一連の業務)が効率化されただけではなく、個別にカスタマイズされたサービスを提供して熱心なファンを育てることができたと同氏は分析する。「ルルレモンには忠実で熱心な固定客が多い。競合他社では返品率が40~50%にも上るのに、ルルレモンでは10%程度と非常に低いのはそのおかげだ。リピーターが多いので、フィット感を確かめるために同じ商品のサイズ違いを何枚も買う必要がないことも大きい」と話した。

 こうした効率的なビジネスモデルであるため、利益率が高いことも同社の強みだ。同氏は、「利益率が5%程度の小売店もある中で、ルルレモンは20~25%を確保している。フーディーが148ドル(約1万6000円)と決して安くはない商品を取り扱っているが、熱心なファンが多く、1人当たりの購入額が平均的に高いことも利益率の高さに寄与している。同社の財務状態も非常に健全だ」と説明した。

 実際、同社の2020年1月通期決算は売上高が前期比21.0%増の39億7929万ドル(約4297億円)、営業利益は同26.0%増の8億8911万ドル(約960億円)、純利益は同33.4%増の6億4559万ドル(約697億円)と増収増益だった。また10億ドル(約1080億円)以上の手元資金を保有している上に、債務を抱えていない。同社は北米と欧州の全店舗を3月中旬から休業しているが、6月1日まで従業員の給与を支払うと発表している。それが可能なのも、このようにしっかりとした財務基盤があるからだ。

 カルバン・マクドナルド(Calvin McDonald)=ルルレモン最高経営責任者は、アナリスト向けの決算発表会で、「店舗を休業していることからECが伸びているものの、店舗の売り上げ分を完全に補うほどではない」としながらも、「自宅でワークアウトをするための製品が売れ行き好調で、手応えを感じている」と述べている。ルルレモンはオンラインでのヨガクラスなどを提供しているが、これは顧客とのつながりを維持すると同時に、そうした製品の売り上げを促進するという効果がある。中国の主要な都市が封鎖されていた2月には、オンラインでの売り上げが前年同期比70%増となったという。

 新型コロナウイルスが蔓延したことにより、世界中で健康への意識が高まっていることもルルレモンにとって追い風となっている。カナダの投資銀行BMOキャピタル・マーケッツ(BMO CAPITAL MARKETS)のシメオン・シーゲル(Simeon Siegel)=マネジング・ディレクター兼シニア・リテール・アナリストは、「体力がないことは命の危険につながると感じた人が多いため、事態の収束後も健康を重視する流れは続くだろう。スポーツウエアやアスレチック用品のメーカーにとっては好機となるのではないか」と述べた。

 ボルーチョウ=マネジング・ディレクター兼シニア・リテール・アナリストは、「先行きの不透明感から株式市場が乱高下する中、投資家は少しでもましな銘柄を探している。ルルレモンの株価も2月に比べればまだ低いものの、3月中旬に底を打ち、現在はかなり回復してきている。同社のビジネスモデルの強みが評価された結果だろう」と解説した。

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「カリマー」が世界初の旗艦店を原宿にオープン アウトドア激戦区に名乗りをあげる

 イギリス発アウトドアブランド「カリマー(KARRIMOR)」は4月6日、世界初となる旗艦店「カリマーストア ハラジュク(KARRIMOR STORE HARAJUKU)」をオープンした。当初は4日にオープンする予定だったが、東京都が発表した新型コロナウイルス感染防止に伴う週末の外出自粛要請を受けて6日に変更した。しかし、7日に安倍晋三首相が緊急事態宣言を発令。今後については検討中だという。

 店舗面積は120平方メートルの1フロア構造。ブランド発祥の地であるイギリスを想起させるレンガ造りの什器をはじめ、グレーをベースとした空間に、アルピニズムレーベル“アルティメイト(ULTIMATE)”、ファッションレーベル“アスパイア(ASPIRE)”、ライフスタイルレーベル“ライフ(LIFE)”、トレッキングレーベル“エクスプローラー(EXPLORER)”の全4レーベルのフルラインナップが並ぶ。アイテムはほぼ日本企画で、国内客と合わせて外国人顧客の獲得も目指す。

 オープンを記念し、同店限定アイテムとしてブランドロゴをあしらったTシャツ(6300円)とトートバッグ(4900円)、ショルダーバッグ(3300円)をそろえる。またトラックメーカーの故Nujabesとの協業で知られるアーティストUyama Hirotoとのコラボプロジェクトもスタート。第1弾はUyama Hirotoが登山中に想到したという、「カリマー」のために手掛けた楽曲「Extension」を収録したレコードを、店頭で1万2000円以上の購入者に先着で配布する。

 同店は東京メトロ・明治神宮前駅から徒歩数分で、明治通りから1本入ってすぐの場所に構える。付近には、明治通りに「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」や「サロモン(SALOMON)」、キャッストリートに「コロンビア(COLUMBIA)」や「ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)」「グレゴリー(GREGORY)」「パタゴニア(PATAGONIA)」などの店が集まるアウトドア激戦区だ。

■KARRIMOR STORE HARAJUKU
住所:東京都渋谷区神宮前6-16-18 サンドー原宿ビル2F
営業時間:11:00〜20:00
定休日:不定休

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“サングラスの洗濯機”も設置 「オークリー」初のグローバル旗艦店が渋谷にオープン

 アメリカ・カリフォルニアのスポーツ&ライフスタイルブランド「オークリー(OAKLEY)」の初となるグローバル旗艦店が、4月24日に東京・渋谷の文化村通り沿いにオープンする。2フロアで、売り場面積は224平方メートル。店頭に全長約19mのLEDスクリーンが設置されるほか、数万通り以上の組み合わせが可能なアイウエアのカスタマイズエリアや、特許技術であるプリズムレンズの体験ブース、ウイルスを99%殺菌できる“サングラスの洗濯機”などを設ける。

 「オークリー」は、世界最大のアイウエア企業であるイタリアのルックスオティカの傘下。日本法人ルックスオティカジャパンは、「“商品を購入する場”ではなく、“ブランドを体験する場”として、『オークリー』の世界観や商品をより深く知っていただける店」と位置づける。「オークリー」は、世界で164店舗展開している(2019年12月末現在)。

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ルルレモン店舗休業中も従業員に給与支払い 6月まで

 カナダのスポーツウエア企業ルルレモンアスレティカ(LULULEMON ATHLETICA以下、ルルレモン)は今後店舗の休業が続いても従業員には6月1日まで給与を支払う。一方、幹部は給与の20%カットを受け入れた。

 ルルレモンのカルバン・マクドナルド(Calvin McDonald)最高経営責任者(CEO)は「ルルレモンは従業員を最も大切に考えている」と言い、「事業の回復やその後の成長のために必要なこととのバランスを考慮しながらも、チーム全体を助けることができ、直近の事業の優先課題に沿う決断だと考えている。将来を見据えつつ今できる責任ある判断だろう」と述べた。

 また「今後3カ月間、ルルレモン幹部は給与20%減とし、役員は現金報酬を辞退することとした。ここから発生した資金は新たに設立したウィー・スタンド・トゥゲザー・ファンド(We Stand Together Fund)を通じて、新型コロナウィルス感染拡大の影響で困難な状況にある従業員の支援に使う予定だ」と付け加えた。

 ルルレモンは他の小売り同様、新型コロナ感染拡大予防のため店舗を一時休業している。3月中旬には北米と欧州の全店舗の3月末までの休業を決めていたが、その後4月初旬まで休業期間を延長している。ニュージーランドとマレーシアの店舗やワシントンにある配送センター、カナダの本社も休業中だ。中華圏にある38店舗は2月には休業となっていたが、うち1店舗は営業を再開している。なお、日本の店舗は一部営業時間を短縮している。

 期末時点で同社は世界に491店舗を展開しており、米国に305店、カナダに63店、イギリスに14店、ニュージーランドに7店のほか、中国、ドイツ、フランスやスウェーデン、マレーシアなどにも店舗を構えている。

 同社ではオンラインで瞑想やワークアウトのクラスを提供するなどして、店舗が休業しイベントが中止となる中でも顧客とのつながりを絶やさないようにしている。北米と欧州の店舗休業後に開催されたインスタグラムのクラスには17万人以上が参加した。

 マクドナルドCEOは、「店舗が休業となっていた中国でもブランドの成長は継続していた」と言い、中国の人気SNSウィーチャット(微信、WeChat)では多くのフォロワーを獲得し、第4四半期中、中国のオンラインでの売り上げが前年同期比70%増となったことを明かした。同氏は「店舗の休業後にオンラインでの売り上げが伸び始めた。店舗売り上げの落ち込みを完全に補塡するには至っていないが、オンラインビジネスの手応えを感じている」と述べ、「自宅で運動する人が増え、ヨガマットや関連商品の売り上げが伸び始めている」と付け加えた。

 同社の2020年1月期決算は売上高が前期比21.0%増の39億7929万ドル(約4297億円)、営業利益が前期比26.0%増8億8911万ドル(約960億円)、純利益が前期比33.4%の6億4559万ドル(約697億円)で増収増益だった。オンラインの売り上げが前期比35%増となりけん引。既存店売り上げも前期比9%増だった。

 新型コロナの影響もあり、同社は20年の業績見通しを公表していないが、マクドナルドCEOはアナリストらとの電話会議で「ルルレモンの経営状態は健全だ」と述べている。同氏は「新型コロナがいつ終息するか分からないが、いつか終わる日が来るだろう」と語り、「この状況でも人々がアクティブで健康的なライフスタイルを望むトレンドは変わらない」と付け加えた。

 同社は期末時点で10億ドル(約1080億円)超の現金を保有し、無借金となっている。新規雇用や出張を抑え、設備投資を減らし、マーケティング費を削減するなどして現在の危機的状況で起こりうるリスクの低減をはかっている。

 マクドナルドCEOは、「パワー・オブ・スリー成長戦略を導入した19年は、ルルレモンにとって好調な1年となった」と述べ、「私たちは今、非常事態とも言える環境の中を生き抜いており、事業にも影響が出ている。われわれは、ブランドの強さと堅固な財務体制でこの困難な状況を乗り切りながら、将来を見据えて先々への投資を行うつもりだ」と語った。

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「ルルレモン」の旗艦店が六本木ヒルズにオープン 誰でも受講できるヨガクラスなども定期開催

 カナダ・バンクーバー発の高機能アスレチックウエアブランド「ルルレモン(LULULEMON)」は4月に、アジア最大規模となるフラグシップストアを東京・六本木の六本木ヒルズ内にオープンする(東京都港区六本木6-2-31)。国内では8店舗目となる。

 地上2フロアで構成し、店内は温かみのあるウッド素材を使用してブランド特有のナチュラルな空間を演出する。国内最大の品ぞろえとなる1階売り場スペースでは、ランニングウエアやヨガウエアなどに加えて、ビジネスシーンやカジュアルシーンにも対応する日常着を提案する。メンズアイテムを豊富にそろえていることも同店ならではの特徴だ。2階は66.99平方メートルを有するコミュニティースペースになっており、ブランドが掲げる“一日一汗(=1日1回体を動かすこと)”のメッセージを伝える場として20人のストアアンバサダーがイベントやワークショップなどを開催。ヨガやピラティス、トレーニングなどの定期クラスは会員でなくとも誰でも気軽に受講ができる。

 なお、新型コロナウイルスの影響によりオープン日は未定。

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東京2020、2021年7月開幕で合意

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020)が、来年2021年7月の開幕で決定したと一部国内メディアが報じている。公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、日本政府、東京都、国際オリンピック委員会(IOC)の4者間で合意し、オリンピックが7月23日から、パラリンピックが8月24日から開幕する新日程だという。

 延期決定に伴い、東京2020の公式サイトでは現時点でのチケットの取り扱いが発表されている。購入済みチケットは原則使用可能とし、日程や会場変更等によって来場が困難になった場合の希望者には払い戻しを予定しているそうだ。

 なお、延期の場合も大会名称は「TOKYO 2020」のままとし、大会公式エンブレムやアシックス(ASICS)が手掛ける日本代表選手団のオフィシャルスポーツウエアなどのデザイン変更は行われないという。

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東京2020の延期が正式決定 年齢制限のある競技への影響が懸念

 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下、組織委員会)は3月24日、7〜9月に予定していた東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020)の延期を発表した。同日、安倍晋三内閣総理大臣、森喜朗・組織委員会会長、トーマス・バッハ(Thomas Bach)国際オリンピック委員会(IOC)会長の3者による緊急電話会談で決定し、具体的な開催時期については今後4週間以内に調整するという。オリンピックの124年の歴史で、世界大戦による影響から中止は3度あったが(1916、40、44年)、延期は今回が初めて。これに伴い、26日から予定されていた聖火リレーは中止となった。日本では夏までに新型コロナウイルスが終息する可能性もゼロではないが、予選会を開催できない競技や、選手のトレーニング環境の確保が難しいという先行きが不透明な状況が大きく、正式発表前にカナダやオーストラリアは選手団を派遣しない方針を示していた。

 授与される金・銀・銅のメダルや聖火リレー、フィールドキャスト(大会スタッフ)およびシティキャスト(都市ボランティアスタッフ)のユニホームには“東京2020”の文字が入っているが、緊急電話会談に同席した小池百合子・東京都知事は、開催が21年になっても大会名称は東京2020から変更しないことを明言している。

 サッカー男子は、国際サッカー連盟(FIFA)の規定で出場資格は原則23歳以下の“1997年1月1日以降に生まれた選手”となっている。延期が決まったことで資格が“1998年1月1日以降に生まれた選手”に変更された場合、日本代表のキャプテンを務める中山雄太選手やベルギーで活躍する三好康児選手などが出場不可となる。同様に体操やボクシングなども年齢制限を設けており、出場資格への影響が懸念される。

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オリンピック延期決定の翌日に「ヴァレクストラ」がスポーツ賛歌のコレクション発売で日本にエール

 イタリアンブランド「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」は3月25日、伊勢丹新宿本店本館1階のザ・ステージにポップアップストア“Valextra TOKYO 2020”をオープンした。31日まで。東京2020オリンピック&パラリンピックの開催延期が確実になった翌日のオープンとかわいそうな格好になってしまったが、ストアはスポーツをイメージ。スタジアムを彷彿とさせるアクティブ&エネルギッシュな空間で、ブランド初のゴルフバッグやテニスラケットケース、卓球ラケットケースなどの受注を受け付けている。アイコンバッグの“イジィデ”と、“ソフトトート”は、新色を先行販売する。

 スポーツ・コレクションは、「ヴァレクストラ」のアーカイブで、防弾チョッキやヨットの帆などに使われてきた、軽くて強靭(きょうじん)なケブラー素材を使用した。

 ヴァレクストラのサラ・フェレロ(Sara Ferrero)最高経営責任者は、「スポーツは、才能に関係なく一生懸命働くこと、負けても次の勝利に向けて諦めないこと、そして、ルールに従いプレイすることという身体的・精神的強さを象徴している。カプセル・コレクションには、独特のグラフィックの日本国旗をあしらったタグを付けた」という。企画段階では新型コロナウイルスの感染拡大がイタリアより深刻で、オリンピックの開催が不安視されていた日本にエールを送る気持ちだったことを滲ませた。

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ナイキが総額16億円超を寄付、アンダーアーマーは2億円超 新型コロナ対策支援で

 新型コロナウイルスの感染拡大に対する支援として、ナイキ(NIKE)は従業員が居住・勤務する地域のために、財団や幹部らから総額1500万ドル(約16億5000万円)超を寄付した。

 同社は本社を置く米オレゴン州に約1万2000人の従業員を擁しているが、同州においても新型ウイルスの感染は拡大しており、ケイト・ブラウン(Kate Brown)州知事は4月28日まで学校の休校措置を要請している。

 新型ウイルスの感染拡大を受けて、ナイキの共同創立者のフィル・ナイト(Phil Knight)名誉会長と妻のペニー(Penny)夫妻、マーク・パーカー(Mark Parker)=エグゼクティブ・バイス・チェアマンと妻のキャシー(Kathy)夫妻、ジョン・ジョセフ・ドナホー2世(John Joseph Donahoe II)社長兼最高経営責任者(CEO)と妻のアイリーン(Eileen)夫妻らは、合わせて1000万ドル(約11億円)を寄付する。

 支援金は100万ドル(約1億1000万円)がオレゴンフードバンク(Oregon Food Bank)に、200万ドル(約2億2000万円)がオレゴンコミュニティー財団(Oregon Community Foundation)に、700万ドル(約7億7000万円)がオレゴン健康科学大学(Oregon Health & Science University)にそれぞれ寄付され、オレゴン州全体での協力態勢の強化、患者による受診の促進、新型コロナウイルスの検査態勢の迅速な拡充などに充てられる。

 ナイキ財団は、同感染症のパンデミックに対応する国々への支援を目的としてWHO(世界保健機関)が国連財団(United Nations Foundation)およびスイス慈善基金会(Swiss Philanthropy Foundation)と共に立ち上げたCOVID-19連帯対応基金(COVID-19 Solidarity Response Fund)に対しても100万ドル(約1億1000万円)を寄付する。

 またナイキ財団は、オレゴン・コミュニティー・リカバリー・ファンド(Oregon Community Recovery Fund)に100万ドル(約1億1000万円)、欧州、中東、アフリカ地域のパートナー支援としてキングボードウィン財団(King Baudouin Foundation)に110万ドル(約1億2100万円)、大メンフィス・コミュニティー財団(Community Foundation OC Greater Memphis)のCOVID-19地域対応基金(COVID-19 Regional Response Fund)に25万ドル(約2750万円)、ボストン財団(Boston Foundation)のCOVID-19対応基金(COVID-19 Response Fund)にも50万ドル(約5500万円)を寄付している。

 ナイキは1月にも中国青少年発展基金会(China Youth Development Foundation)に140万ドル(約1億5400万円)を寄付しており、最前線で働く人への医療支援を行ってきた。

 また3月19日には、メリーランド州ボルチモアに本社を置くアンダーアーマー(UNDER ARMOUR)が200万ドル(約2億2000万円)の寄付を発表した。寄付金の半分は非営利団体のフィーディング・アメリカ(Feeding America)に、残りの半分はグッドスポーツ(GOOD SPORTS)との“30日間フィットネスチャレンジ”の開催に充てられる。

 フィーディング・アメリカへの寄付金は、生活困窮者などに食品を配給する地域のフードバンクへの支援のほかに、ボルチモアや同社の大きな活動拠点であるカリフォルニア州のサンフランシスコ、リアルト、テネシー州のナッシュビル、テキサス州のオースティン、オレゴン州のポートランドで、隔離措置や店舗閉鎖が行われた際の食料支援にも役立てられる。

 また、アンダーアーマーは同社が提供しているスマートフォンアプリの「マイフィットネスパル(MyFitnessPal)」と「マップマイラン(MapMyRun)」で、“ヘルシーアットホーム(Healthy at Home)”と題した30日間のフィットネスチャレンジを主催している。3月23日までに参加した人を対象としたこのプログラムでは、グッドスポーツのユーススポーツ連盟に100万ドル(約1億1000万円)を上限とする寄付金と、製品の提供を行う。

 同社のパトリック・フリスク(Patrik Frisk)CEOは、「アスリートに貢献することが弊社のミッションだ。必要物資を提供することでより一層貢献していきたい。人びとの健康が脅かされている前代未聞の状況下で、栄養補給とフィットネスを通じて健康面のサポートを行っていきたい」とコメントした。

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TSI子会社が米ゴルフクラブ「ピン」のウエア販売 国内ライセンス契約結ぶ

 TSIグルーヴアンドスポーツ(東京、仙座学社長)は、米ゴルフクラブメーカーのピン(PING)と日本におけるゴルフウエアのライセンス販売契約を結んだ。4月から百貨店や同社直営店での取り扱いを始める。同社は2019年に米ゴルフクラブ「キャロウェイ(CALLAWAY)」のアパレル事業から撤退しており、用具ブランドとして知名度の高い「ピン」を後継として育成する。3年後に売上高20億円、5年度に35億円を目指す。

 デビューコレクションとなる20年春夏物はメンズ・ウィメンズで計30型ほど。価格はポロシャツで1万2000〜1万4000円、ボトムスで1万3000〜1万7000円。高機能な用具のイメージを尊重し、デザインはシンプルでスポーティーに仕立てる。メンズは40〜50代、ウィメンズは30〜40代をターゲットにする。

 TSIグルーヴアンドスポーツは「パーリーゲイツ(PEARLY GATES)」「ジャックバーニー(JACK BUNNY)」「ニューバランスゴルフ(NEW BALANCE GOLF)」などのゴルフウエアを販売している。仙座社長は「以前から『ピン』のゴルフウエアをやりたいと機会を伺っていた。ギアブランドなので、そのイメージを維持したパフォーマンスウエアを提供したい」と語る。ピンのジョン・K・ソルハイム(John Karsten Solheim)社長は「これまでウエアは日本企画やグローバル企画で展開していたが、うまくいかなかった。TSIグルーヴアンドスポーツの知見に大きな期待を寄せている」と話した。

 ピンは1959年にアリゾナ州で創業したゴルフクラブメーカー。個人の要望に応えるカスタムフィッティングが支持され、近年グローバルで2ケタ成長が続いており、日本での市場シェアは3位の15%台に達する。人気プロゴルファーの渋野日向子選手もゴルフクラブでは「ピン」と契約している。

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「サロモン」が渋谷・原宿エリアに直営店オープン 世界初のスニーカーの売り場も

 アメア スポーツ ジャパンが手掛ける「サロモン(SALOMON)」は、国内5店舗目となる直営店「サロモンストア 東京 渋谷」を3月20日にオープンする。場所は明治神宮前駅からほど近い明治通り沿いで、渋谷・原宿エリアへの直営店の出店は1980年代のスキーブーム以来となる。

 1階と地下1階の2層構造で、売り場面積は計107平方メートル。1階ではパフォーマンスラインのシーズンアイテムを取り扱い、春夏はトレイルランニングやロードランニングなどを、秋冬はスキーをはじめとしたウインタースポーツ用品をそろえる。

 地下1階はブランドの直営店としては世界初となる、歴代のパフォーマンスシューズを日常でも履くことができるようなデザインにアップデートした「サロモン スニーカーズ(SALOMON SNEAKERS)」の売り場だ。元祖トレイルランニングシューズ“XTウィング(XT-WINGS)”(1万9000円)や、人気のトレイルランニングシューズ“スピードクロス(SPEEDCROSS)”(1万8000円)をベースとしたモデルが並ぶが、2018-19年秋冬からスタートした一部のセレクトショップ限定で取り扱うファッション性の高いライン“サロモン アドヴァンスド(SALOMON ADVANCED)”は販売しない。

 「サロモン」は、2016年頃から年々ファッションシーンでの人気が高まっており、渋谷エリアへの出店は数年前から計画していたという。

 オープンを記念して1階には、21年の発売をめどに開発が進められているサステイナブルシューズを約1カ月間展示する。同シューズは100%TPU素材で作られ、回収した後にスキーブーツへと生まれ変わる“循環型”を目指す。

■サロモンストア 東京 渋谷
オープン日:3月20日
営業時間:10:00〜20:00
定休日:不定休
住所:東京都渋谷区神宮前6-18-14 J.S 神宮前

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メジャーリーガー大谷翔平が「ボス」のアンバサダーに就任

 ヒューゴ ボスは3月17日、アメリカのメジャーリーグで活躍する大谷翔平とパートナーシップを締結し「ボス」のブランドアンバサダーに起用した。大谷は今後、広告キャンペーンなどに登場する。

 EAPAC(東南アジアパシフィック)地域マネージングディレクターのマシュー・キーラン(Matthew Keighran)は「大谷翔平氏は野球界で常にベストを尽くし、私たちがブランドとして、また会社として目指す哲学である“卓越と成長”を真に体現する存在だ。彼は『ボス』にとって間違いなく素晴らしいアンバサダーとなるだろう。これから彼と一緒に仕事をすることを楽しみにしている」と述べた。

 大谷はメジャーリーグにおいてピッチャーとバッターの二刀流として活躍し、メジャー史上初の「10登板、20本塁打、10盗塁」を記録するなどで、2018年のア・リーグの新人王に選ばれた。昨年には日本人初のサイクル安打を達成している。大谷は「ボス」について「今までも着ていて大好きなブランド」と語り、「洗練された革新的な『ボス』のスマートでシンプルなデザインと機能性に憧れていた。『ボス』を着ることでさらに自信がみなぎることはもちろん、プロ野球選手として移動の多い生活をより快適にしてくれる」とコメントした。

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「ナイキラボ」 × 「アンダーカバー」最新コレクション発売 ビジュアルには高橋盾デザイナーも

 「ナイキラボ(NIKELAB)」と「アンダーカバー(UNDERCOVER)」の高橋盾デザイナーが手掛ける「ギャクソウ(GYAKUSOU)」は3月12日に、最新コレクションを発売する。コレクションビジュアルには高橋デザイナー本人も登場している。

 「ギャクソウ」は、現代のランナーのために独自性のあるパフォーマンスランニングアパレルを提供したいという、高橋デザイナーの意図を実現したもの。

 最新コレクションでは、東京のランニングスポットの一つである代々木公園にちなんだグラフィックを施したTシャツ2型(各5000円)やショーツ(1万1100円)、トラックスーツ(パーカ2万5000円、パンツ1万9000円)をそろえる。トラックスーツはランナーが最適な体温をキープできるように、部分的に保温性を高めつつ、通気性に優れた最新技術"エンジニアード ナイキ サーマフィット テクノロジー”を採用した。アイテムは全てユニセックス。

 取り扱いは、公式オンラインサイトおよび、ナイキ原宿、ナイキラボ MA5(NIKELAB MA5)、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)のほか一部店舗を予定している。

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「アディダス」がグーグルとコラボ インソールにテクノロジーを搭載してゲームと連動

 「アディダス(ADIDAS)」は3月10日に、グーグル(GOOGLE)が開発した“ジャカード(JACQUARD)”テクノロジーを搭載したインソール“アディダス ゲーマー(ADIDAS GMR)”を発売した。価格は4690円で、サイズは22.0〜31.5cm。「アディダス」公式オンラインストアや「アディダス」渋谷店、名古屋店、大阪店などで取り扱う。

 “ジャカード”は、伝導性繊維を布に織り込むことにより、簡単な操作で通話や目的地へのナビゲーション、音楽の再生などを可能にするテクノロジー。

 “アディダス ゲーマー”は、“ジャカード”の高度な機械学習アルゴリズムを使用して、ユーザーのキック精度、シュート力、ボールタッチなどを測定する。それらのデータは、“アディダス ゲーマー”の専用アプリをダウンロードして、Bluetoothでペアリングすることで計測が可能だ。またそのデータをEAスポーツのゲームアプリ、「FIFA モバイル」と連動させることで、ユーザー自身のオリジナルチームをつくる人気コンテンツのアルティメットチーム(ULTIMATE TEAM)を強化させたり、報酬を獲得したりすることができる。

 購入者特典として、伊・セリエAに所属するフットボールクラブ・ユヴェントスFC(JUVENTUS FC)で10番を背負うパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)の限定バージョンをプレゼントする。また、今回制作したオリジナルムービーにはディバラ本人も登場するほか、プレーヤーと一体となったゲーム内でのゴールシーンなども紹介されている。

 モリッツ・クロエツナー(Moritz Chloethner)=「アディダス」フットボール事業責任者は「“アディダス ゲーマー”は、グーグルや「FIFA モバイル」との協業によって、製品開発に対する従来のアプローチを探めつつ挑戦したことで、スポーツの新しい体験をサッカープレーヤーたちにもたらすことができた」と述べた。

 マット・ラフレニエール(Matt Lafrenier)=EAスポーツ「FIFA モバイル」プロデューサーは「私たちは、『FIFA モバイル』の仮想世界とサッカーの現実の世界をつなぎ、プレーヤーに新しい体験をもたらす方法を常に検討している。“アディダス ゲーマー”を通して、ピッチ内外で究極のチームをつくることができる、まったく新しい方法を紹介することができた」とコメント。

 グーグルのイワン・プピレフ(Ivan Poupyrev)は「“ジャカード”は、“アディダス ゲーマー”を日常的なものに結合して、より便利で楽しいものにした。まったく新しい体験を提供できることに興奮している」と語る。

 “ジャカード”は、デジタルサービスと日常動作のボーダーレス化を目指しており、これまでにリーバイ・ストラウス(LEVI STRAUSS)と協業したスマートジャケットのほか、「サンローラン(SAINT LAURENT)」とコラボしたバックパックなどを発売している。

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「アディダス」がグーグルとコラボ インソールにテクノロジーを搭載してゲームと連動

 「アディダス(ADIDAS)」は3月10日に、グーグル(GOOGLE)が開発した“ジャカード(JACQUARD)”テクノロジーを搭載したインソール“アディダス ゲーマー(ADIDAS GMR)”を発売した。価格は4690円で、サイズは22.0〜31.5cm。「アディダス」公式オンラインストアや「アディダス」渋谷店、名古屋店、大阪店などで取り扱う。

 “ジャカード”は、伝導性繊維を布に織り込むことにより、簡単な操作で通話や目的地へのナビゲーション、音楽の再生などを可能にするテクノロジー。

 “アディダス ゲーマー”は、“ジャカード”の高度な機械学習アルゴリズムを使用して、ユーザーのキック精度、シュート力、ボールタッチなどを測定する。それらのデータは、“アディダス ゲーマー”の専用アプリをダウンロードして、Bluetoothでペアリングすることで計測が可能だ。またそのデータをEAスポーツのゲームアプリ、「FIFA モバイル」と連動させることで、ユーザー自身のオリジナルチームをつくる人気コンテンツのアルティメットチーム(ULTIMATE TEAM)を強化させたり、報酬を獲得したりすることができる。

 購入者特典として、伊・セリエAに所属するフットボールクラブ・ユヴェントスFC(JUVENTUS FC)で10番を背負うパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)の限定バージョンをプレゼントする。また、今回制作したオリジナルムービーにはディバラ本人も登場するほか、プレーヤーと一体となったゲーム内でのゴールシーンなども紹介されている。

 モリッツ・クロエツナー(Moritz Chloethner)=「アディダス」フットボール事業責任者は「“アディダス ゲーマー”は、グーグルや「FIFA モバイル」との協業によって、製品開発に対する従来のアプローチを探めつつ挑戦したことで、スポーツの新しい体験をサッカープレーヤーたちにもたらすことができた」と述べた。

 マット・ラフレニエール(Matt Lafrenier)=EAスポーツ「FIFA モバイル」プロデューサーは「私たちは、『FIFA モバイル』の仮想世界とサッカーの現実の世界をつなぎ、プレーヤーに新しい体験をもたらす方法を常に検討している。“アディダス ゲーマー”を通して、ピッチ内外で究極のチームをつくることができる、まったく新しい方法を紹介することができた」とコメント。

 グーグルのイワン・プピレフ(Ivan Poupyrev)は「“ジャカード”は、“アディダス ゲーマー”を日常的なものに結合して、より便利で楽しいものにした。まったく新しい体験を提供できることに興奮している」と語る。

 “ジャカード”は、デジタルサービスと日常動作のボーダーレス化を目指しており、これまでにリーバイ・ストラウス(LEVI STRAUSS)と協業したスマートジャケットのほか、「サンローラン(SAINT LAURENT)」とコラボしたバックパックなどを発売している。

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「プラダ」がメリノウールの高機能ウエアでアメリカズカップに挑む ウールマークと共同開発

 「プラダ(PRADA)」は、ザ・ウールマーク・カンパニー(THE WOOLMARK COMPANY)と共同開発した公式チームジャケットを着用し、2021年1月から3月までニュージーランドのオークランドで開催されるヨットレース「第36回アメリカズカップ」に参戦する。

 ザ・ウールマーク・カンパニーは、アメリカズカップの厳しいレース環境に理想的な高性能のメリノウール生地を開発すべく、昨年からオフィシャル・テクニカル・パートナーとしてセーリングチームのルナ・ロッサ プラダ ピレリ(LUNA ROSSA PRADA PIRELLI)の製品開発チームをサポートしている。

 今回共同開発した公式チームジャケットは3層構造で、高機能の防水メンブレンと54%のメリノウールを張り合わせたもので優れた耐水性と吸放湿性を備えている。

 この公式チームジャケットは「プラダ」の世界11店舗とオンラインで発売され、日本は東京の青山店で販売中だ。価格は28万8000円。

 スチュアート・マカラック(Stuart Mccullough)=ザ・ウールマーク・カンパニー マネジング・ディレクターは「世界中の『プラダ』の主要店でこのジャケットが販売されることで、セーリングのファンもウールのファンも、世界のトップチームによるテストを受けた高機能の衣服を手にするチャンスがある。ザ・ウールマーク・カンパニーとルナ・ロッサ プラダ ピレリは、イノベーション、技術、ファッションに関する価値を共有している」とコメントした。
パトリツィオ・ベルテッリ(Patrizio Bertelli)=プラダ共同最高経営責任者とアルゼンチンのヨットデザイナー、ジャーマン・フレール(German Frers)との出会いから誕生したルナ・ロッサチームは2000年にアメリカズカップの挑戦者選抜シリーズである「ルイ・ヴィトンカップ」のデビュー戦で優勝し、49戦38勝の記録を残した。03年、07年、13年の「アメリカズカップ」に参加し、07年と13年には決勝に進出している。

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アシックスがスケートボードシューズ業界に参入 2モデルを販売

 アシックス(ASICS)はこのほど、オリジナルのスケートボードシューズの販売を開始した。同社は1997年から2003年まで、サーフィンやスケートボードなどのシューズを製造する米メーカー「エアウォーク(AIRWALK)」を販売していたが、アシックスブランドとしてスケートボードシューズを販売するのはこれが初めて。また販売開始と合わせて、16歳のプロスケートボーダー佐々木真那選手と、13歳のプロスケートボーダー渡邊星那選手とのアドバイザリースタッフ契約の締結も発表した。

 同社は18年から、若年層を中心とした幅広い層をターゲットに、アスレチックカテゴリーで培ったテクノロジーや機能とファッション性を両立させたアクティブなライフスタイルを提供するスポーツスタイルカテゴリーに注力している。その中でスケートボードは、ライフスタイルと親和性の高いスポーツであり、今夏に控える東京2020オリンピック・パラリンピックでも正式種目に採用されたことからシューズの企画開発が進んだ。

 初のスケートボードシューズとなったのは、“ゲルフレッキープロ(GEL-FLEXKEEPRO)”と“ゲルフレッキー(GEL-FLEXKEE)”の2モデル。アッパーはトリックを決める際に頻繁にボードと接触する外側部分の面積を広くした左右非対称の形状で、シューレースシステムも磨耗で切れやすいシューレースを守るために、ベロ部分の折り返しを長くしハトメも内側にするなどの工夫が施されている。また、ライディング中の足の動きを妨げないよう、前足部のアッパーとソールをつなぐラバーに溝を設けることで屈曲性を高め、着地時の衝撃を柔らげるために衝撃緩衝材「ゲル」を内蔵するなど、アシックススポーツ工学研究所で選手の動きを分析して開発された。

 価格は“ゲルフレッキープロ”が1万5000円、“ゲルフレッキー”が1万2000円で、現在インスタントスケートボードショップの各店舗および公式オンラインストアで販売中だ。

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「パリ・サン=ジェルマン ストア」3号店が名古屋パルコにオープン 「ジョーダン」コラボを追加発売

 ベイクルーズが運営する仏サッカークラブ、パリ・サン=ジェルマン(PARI SAINT-GERMAIN、以下PSG)の公式ショップ「PSGストア」は3月7日に、国内3号店を名古屋パルコにオープンする。国内では東京以外の初めての店舗となる。

 オープンを記念して、1月に発売された「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」とのコラボアイテムを再販売するほか、PSGが今年クラブ創設50周年を迎えることにちなんで、ヨーロッパ各地から買い付けたPSGの歴代ビンテージユニホームを販売する。ほかにも漫画「キャプテン翼」とのコラボコレクションの先行発売や、イタリアのデニムブランド「リプレイ(REPLAY)」とコラボしたデニムの先行予約も受け付ける。

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繊維商社タキヒヨーが韓国ゴルフウエア「ワック」と契約 イ・ボミ選手が着用

 繊維商社のタキヒヨーは、韓国コーロンインダストリーFnCが取り扱うゴルフウエア「ワック(WAAC)」とアパレルライセンス契約を締結した。

 ブランド名は、“WIN AT ALL COSTS(どんな犠牲を払っても勝つ)”の頭文字からとった。角が生えた悪魔のブランドキャラクター“ワッキー”が人気で、韓国のプロゴルファーの支持が高く、アメリカの男子ツアーに参加しているケビン・ナ(Kevin Na)やチャン・キム(Chan Kim)両選手と契約しているほか、イ・ボミ(Lee-Bo-mee)選手とは1月1日にウエア契約を結んだ。韓国では路面店や百貨店インショップなど43店舗(2月末現在)で販売している。

 商品はメンズとウィメンズがあり、価格はトップス1万8000~2万円、パンツ1万8000~2万6000円、キャップ7000円、シューズ2万4000~2万8000円など。3月28日に東京・新宿の小田急ハルクに、4月23日に大丸神戸店に出店する予定で、タキヒヨーの直営店メランジトップ名古屋店でポップアップショップオープンも計画している。2021年に百貨店、直営店など10店舗に拡大する計画だが、売り上げ目標額は非公表。

 タキヒヨーはゴルフウエア「ゾーイ(ZOY)」も手掛けているが、同社は「『ゾーイ』とは全く異なる顧客獲得のため、『ゾーイ』ではできないような新たな施策により売り上げ拡大を目指したい」としている。

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日本記録更新の大迫傑選手が記者会見 ナイキを“信頼”し厚底シューズを着用

 3月1日に開催された「東京マラソン 2020」で日本新記録となる2時間5分29秒を記録し、日本人トップの全体4位でゴールした大迫傑選手(ナイキ)が3日、都内で記者会見を行った。

 今大会は世界6大マラソンの一つで、東京2020オリンピック・パラリンピック日本代表選手の残り1枠をかけたレースでもあった。さらに新型コロナウイルスの影響から約4万人の一般参加者の出場中止が決定するなど、国内外から大きな注目を集めた。

 序盤から日本記録更新ペースのレース展開になったことについては、「前半から早いと感じ同じペースでいくのかと考えたが、流れに乗った方が堅実的だったので」と冷静に振り返る。中盤では一時先頭集団から遅れたが「いったん自分のペースでリラックスしようと思った」と、昨年9月の日本代表選考会を兼ねたマラソン大会「マラソングランドチャンピオンシップ(Marathon Grand Championship以下、MGC)」で終盤に失速したことを考慮したレース展開だったことを明かした。日本記録の更新は40km地点で意識し始めたという。「(前回日本記録を更新した2018年の)『シカゴマラソン』は最後が登りだが、今回は石畳ではあるもののほぼフラットだったので『いける』と感じた」。

 世間から大きな関心が寄せられていたナイキの厚底シューズの最新作“エア ズーム アルファフライ ネクスト%(AIR ZOOM ALPHAFLY NEXT%)”は、大会の2週間ほど前から着用して足慣らしを行ったという。「クッション性と反発力がより上がったという感覚で、今までよりも地面を叩いたときのロスが少ないイメージ」。重要な大会に新作のシューズを履くことについてのリスクは、「ナイキを信用し、新しい技術が使われているのでとりあえず履いてみようかなと。慣れるまでに時間はかからなかったが、シューズを薄底から厚底に替えたときと同じくらい足入れの感覚は違った。だが、それぞれのモデルによさがある」と話した。

 残り1枠の東京オリパラの代表選手は、8日に行われる「第75回びわ湖毎日マラソン大会」で決定する。同大会で大迫選手の2時間5分29秒を上回る選手が現れなければ、「MGC」で1位の中村匠吾選手(富士通)と2位の服部勇馬選手(トヨタ自動車)、そして大迫選手が代表選手となる。

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大迫傑が「東京マラソン」で日本新記録 ナイキの新作厚底シューズが足元を支える

 3月1日に開催された「東京マラソン 2020」で、大迫傑選手がナイキ(NIKE)の新作厚底シューズ“エア ズーム アルファフライ ネクスト%(AIR ZOOM ALPHAFLY NEXT%)”を着用し、自身が2018年に記録したタイムを21秒上回る日本新記録の2時間5分29秒で日本人トップの全体4位に入った。今大会は、東京2020オリンピック・パラリンピック日本代表選手の選考も兼ねており、8日に行われる「第75回びわ湖毎日マラソン大会」で大迫選手の記録を上回る選手が現れない限り、大迫選手が代表に内定する。

 “エア ズーム アルファフライ ネクスト%”は、ナイキが17年から発表している厚底シリーズの4代目となる最新作。前足部にナイキを代表する「エア」に着想した「ズーム エア ポッド」を搭載し、ミッドソールにはカーボンファイバープレートを内蔵するなど、従来モデルと比較しクッション性や反発力が大きく向上したシューズだ。昨年10月には、ケニアの男子フルマラソン選手エリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge)が人類初の“2時間切り”となる1時間59分40秒を達成した際に、同シューズの試作品を履いていたことでも話題になった。また、同シューズをはじめとしたナイキの厚底シリーズを着用した選手が、世界記録更新など軒並み好タイムを記録したことを受け、ワールドアスレチックス(世界陸連)が厚底シューズの機能を規制する新ルールを設けるなど、ランニングシューズ市場で大きな関心を集めていた。

 今大会では大迫選手のほか、日本人では井上大仁選手が同シューズを着用。大会2連覇を果たしたビルハヌ・レゲセ選手や2位のバシル・アブディ選手、設楽悠太選手、女子優勝のロナー・チェムタイサルピーター選手は箱根駅伝で注目を集めた前作“ズームX ヴェイパーフライ NEXT%(ZOOMX VAPORFLY NEXT%)”で臨み、女子日本人トップの10位に入った山口遥選手はアシックス(ASICS)のシューズだった。

 大迫選手はゴール後、「ずっと狙っていた大会で、勝ちたいという気持ちだけでやってきた。非常に苦しい戦いだったが、しっかりと走れてよかった。『びわ湖』の結果次第だが、自分自身ではベストを尽くせたので、あとは待つだけ。五輪が決まれば、元気を与える走りをしたい」と涙をにじませながらコメント。東京2020の男子フルマラソンには3選手が出場予定で、昨年9月に行われた「マラソングランドチャンピオンシップ(Marathon Grand Championship)」で中村匠吾選手と服部勇馬選手が代表に内定している。

 なお“エア ズーム アルファフライ ネクスト%は”、特定のランナーを対象に本日から販売されている。

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「リーボック」とヴィクトリア・ベッカムのコラボ第3弾 街中でも着られるトレーニングウエア

 「リーボック(REEBOK)」は2月27日、ヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)とのコラボレーション第3弾となる2020年春夏コレクションを発売した。取り扱い店舗はリーボックストア 渋谷、リーボックオンラインショップ、バーニーズ ニューヨーク銀座店、バーニーズ ニューヨークオンラインストア、伊勢丹新宿本店。「リーボック」のアーカイブをもとに、90年代のスポーツウエアのリラックスした雰囲気を融合した。

 「私のライフスタイルとシンクロするような服が作りたかった」と語るヴィクトリアの考えを反映し、トレーニングシーンをはじめ街中や学校への送迎などの日常生活でも活躍するアイテムをラインアップ。UVカット効果が高く収縮性のある着心地のよいアパレルをメインに、シャープなデザインに仕上げた。ボマージャケットやパーカ、スエットシャツ、ショートパンツなどを取りそろえる。

 そのほかクロスボディーバッグやトートバッグなどのアクセサリーには弱はっ水加工を施したナイロンキャンバスを使用し、ビーチでも使用できるようシーズンに合わせてアップデート。フットウエアでは前作に引き続き“ボルトン”“デュアルコート”に加え、流線型的なシルエットの新モデル“ラピード”を用意する。

 カラーリングはカリフォルニアのスイミング・サーフカルチャーからヒントを得て、ホワイトやベージュなどのソフトな色合いを中心に、鮮やかなクラインブルーなど春らしさを重視した。素材には日本製のタオル地や通気性のあるコットンとシルクを織り交ぜ、“リラックス”をテーマに肌触りのよさにもこだわった。

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アシックスとカシオ、ウエアラブル端末とアプリを共同開発 フォームを可視化・スコア化

 アシックスとカシオ計算機は、2月に東京ビッグサイトで開催されていたウエアラブル機器などの展示会「第6回ウェアラブルEXPO」で、共同開発したランニング用ウエアラブル端末と専用スマートフォンアプリを披露した。両者は昨年5月にスポーツのデジタル化を目指した業務提携の締結をしており、カシオが培ってきたセンシング技術と、アシックスが得意とするスポーツ工学の知見と蓄積してきたビッグデータを融合させた、ランナーの動作分析を行う初の共同サービスコンテンツとなる。

 ランニング用のウエアラブル端末といえばウオッチが一般的だが、「より正確なデータを得るために重心に近い腰に装着する必要があった」(担当者)と、今回発表された端末はパンツのウエストに挟むクリップ型だ。GPSに加えモーションセンサー、加速度センサー、ジャイロなどを搭載し、ペースや距離、ピッチ、スライドなどの一般的な項目だけでなく、ランナーの動作やランニングフォームなど20以上のデータを計測。連続使用時間は約15時間で、フルマラソンやウルトラマラソンにも対応する。大きさは幅40 × 高さ62 × 厚さ18mmとかなり小ぶりで、重さも約40gなので走行中も気にならない。また「スマートフォンが煩わしい」というランナーの声から、端末で計測したデータは自動でスマートフォンに転送されるため、スマホを持って走る必要もない。

 計測したデータは、グラフや3Dアニメーションなどアプリ内で分かりやすく可視化される。最大の特徴は、自身のフォームを「巧みな動き」「動きの力強さ」「スムーズな重心移動」「左右対称性」「安定した姿勢」「負担の少ない着地」の6つの項目に分けられたレーダーチャートで確認できる点だ。レーダーチャートではフォームがスコア化され、理想のフォーム(100点)を目指して楽しみながらフォーム改善に取り組むことができる。さらに、「ランニングを始めた人の7割が、『1人で走るのがツラい』『練習方法が分からない』などの理由で1年でやめてしまう。そういった方々と、数年ランニングを続ける中で記録が更新できず悩みや迷いを持つ中級の方々に、手を差し伸べるコーチのようなサービスの提供を目指した」(担当者)と、コーチング機能やトレーニングメニューの提案などのサービスも提供する。

 ウエラブル端末の発売とアプリの配信は年内を予定しており、「G-SHOCK」との連動も視野に入れているという。

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ニューバランスも“厚底”市場に本格参戦 初のカーボンプレート搭載ロングラン用シューズ

 ニューバランス(NEW BALANCE)は、優れた反発弾性を持つ独自のミッドソールフォーム「フューエルセル(FUELCELL)」とカーボンファイバープレートを組み合わせたランニングシューズ“フューエルセル”シリーズのトップランナー向けの新作を3月から順次発売する。ブランド初となるカーボンファイバープレートを搭載した厚底シューズで、トレーニングからレースまであらゆるシーンでの着用を想定した“フューエルセル TC(FUELCELL TC)”と、“フューエルセル ティーシー”の上位モデルでアスリートのレース用厚底シューズ“フューエルセル RC エリート(FUELCELL RC ELITE)”が登場する。

 ソフトな履き心地の“フューエルセル TC”は、アウトソールの前足部に「ブラウンラバー(BLOWN RUBBER)」と呼ばれるラバー素材を採用し、耐久性と安定性を向上。アッパーにはメッシュ素材を使用することで、通気性と軽量性、フィット感を高めた。また、一人一人のランナーに快適な履き心地を提供するため、ランニングシューズでは珍しく足長だけでなく足囲(甲周り)でもシューズを選ぶことができるよう2サイズを用意する。価格は2万2000円で、3月9日からブランドの公式オンラインストアのみで取り扱う。

 発売に合わせ、ニューバランス銀座とニューバランス名古屋では、“フューエルセル ティーシー”の試し履き会を3月9〜16日と19〜26日に実施し、シューズの予約も可能となっている。

 “フューエルセル RC エリート”は、より軽量化させたモデル。アッパーのメッシュ素材はフィット感を高めるために2層構造で、アウトソールの前足部に

 スパイクのようなグリップ力が高い「ダイナライド(DYNARIDE)」を採用している。価格は2万6000円で、アメリカでは3月24日に発売し、日本では今秋の販売を予定している。

 なお“フューエルセル RC エリート”は、日本での発売は今秋だがアメリカでは3月に販売が開始されるため、先日ワールドアスレチックス(世界陸連)が東京2020オリンピック・パラリンピックに合わせて発表した公式レース下におけるシューズ規定の一つである「4月30日以降、競技会で履くには4カ月以上の市販期間が必要」をクリアしている形となる。

 “フューエルセル”シリーズは、“ランナーがより速く、より効率的に走るための革新的でクリエイティビティーあふれるシューズ”を目指し、ニューバランスが2017年から女子中距離ランナーのジェニー・シンプソン(Jenny Simpson)選手と共に開発をスタート。昨年9月に初代モデルとして、短距離の高速レース用シューズ“フューエルセル 5280(FUELCELL 5280)”を発売した。

■“フューエルセル ティーシー” 試し履き会
日程:3月9〜16日
場所:ニューバランス銀座
住所:東京都中央区銀座3-10-6 マルイト銀座第3ビル

日程:3月19〜26日
場所:ニューバランス名古屋
住所:愛知県名古屋市中区錦3-25-20

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ナイキ渾身の厚底ランシュー“アルファフライ ネクスト%” トップランナーに先行販売

 ナイキ(NIKE)は3月1日、ランニングシューズ市場で話題の厚底シリーズの最新作“エア ズーム アルファフライ ネクスト%(AIR ZOOM ALPHAFLY NEXT%)”を先行販売する。価格は3万3000円で、2月27日12時までに同社のランニングアプリ「ナイキ ランニング クラブ(NIKE RUNNING CLUB)」からエントリーし、同アプリで2018年2月27日12時から2020年2月27日12時までの間にフルマラソンで男性は2時間50分切り、女性は3時間40分切りの条件を達成したランナーのみが購入権を得ることができる。なお購入は先着順で、条件達成者全員が購入することができるわけではない。

 “エア ズーム アルファフライ ネクスト%”は、従来モデルと比較しクッション性や反発力が大きく向上している。その要因が、前足部の2つの「ズーム エア ポッド」とミッドソールに用いたフォーム「ズーム X」だ。「ズーム エア ポッド」はその名の通り、ナイキの代名詞ともいえる「エア」に着想した新技術で、足を保護しながら蹴り出した際の反発から大きな推進力を生み出す。「ズーム X」はナイキ史上最も軽いフォームで、従来モデルよりも増量することでクッション性を高め、内部にはカーボンファイバープレートを1枚搭載することで反発力も向上した。アッパーには通気性の高い「アトムニット」を採用し、シューレースは締め付けによる血管の圧迫を避けるために、中央からやや外側にずれた位置に配されている。

 同シューズの発売日は、東京2020オリンピック・パラリンピックの男子・女子フルマラソンの日本代表選考会を兼ねた「東京マラソン2020」の開催日で、ナイキと契約する大迫傑選手をはじめ、元男子フルマラソン日本記録保持者の設楽悠太選手らが着用して出場することが予想される。なお、ワールドアスレチックス(世界陸連)が東京オリパラに合わせて先日発表した「反発性の高い内蔵プレートは1枚まで」「靴底の厚さは40mm以下」「4月30日以降、競技会で履くには4カ月以上の市販期間が必要」「全選手が入手可能」などの公式レース下におけるシューズ規定は全てクリアしており、東京オリパラ本番でも着用は可能となる。

 ナイキは、フルマラソンの“2時間切り”のために2013年から厚底シューズの開発に着手。初代モデル“ズーム ヴェイパーフライ エリート(ZOOM VAPORFLY ELITE)”(2017年)をはじめ、これまでに“ズーム ヴェイパーフライ 4%(ZOOM VAPORFLY 4%)”(2017年)、“ズームX ヴェイパーフライ NEXT%(ZOOMX VAPORFLY NEXT%)”(2019年)を発表し、今回の“エア ズーム アルファフライ ネクスト%”は厚底シリーズとしては4代目にあたる。同シューズは、昨年10月に行われた非公式レースで、ケニアの男子フルマラソン選手エリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge)が試作品を履いて人類初の“2時間切り”となる1時間59分40秒を達成したことで話題となった。

エリウド・キプチョゲ選手は昨年10月、非公式ながら人類初のフルマラソン“2時間切り”を達成。この時履いていたのが“エア ズーム アルファフライ ネクスト%”の試作品で、カーボンファイバープレートを3枚搭載するなどの違いがあった

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アシックスが厚さ3cmの新作ランシュー“ノヴァブラスト”を発表 タウンユースでも使える、履く場所を選ばない1足

 アシックス(ASICS)は、2月27日に発売する新作の厚底ランニングシューズ“ノヴァブラスト(NOVABLAST)”の新作発表会を都内で行った。

 イベントに登壇したアシックスジャパン カテゴリー戦略統括部の北岡慎介氏は、「“ノヴァブラスト”は走ることが楽しくなる感情を機能とデザインで表現した、アシックスにとって新しいコンセプトのランニングシューズ。タウンユースでも使える、履く場所を選ばないシューズを目指した」と述べる。

 カラーリングは男女3色ずつの全5色で、男女共にシグネチャーカラーであるブラックモデルは、ネオンカラーを差し込むことで現代的なカラーリングを表現した。32mmの厚みがあるミッドソールには、全面にアシックス史上最軽量かつ反発性に優れた独自の新スポンジ素材「フライトフォームブラスト(FLYTEFOAMBlast)」を採用。中央部にくぼみを設けたことで、踏み込んだ際にミッドソール全体が沈み、その後復元する力から弾むような履き心地をもたらす。また、前部(22mm)と後部(32mm)で10mmの高低差をつけることで、スムーズな足運びも実現。アッパーには、従来よりも半分の細さでありながら同等の強度を持つ糸素材「モノフィラメントメッシュ」を使用したことで、安定性やフィット感を保ちながら通気性も兼ね備えた1足に仕上がっている。

 発表会では“ノヴァブラスト”についてのトークセッションも行われ、北岡氏のほか、ランニング・インストラクターの資格を持つビームス(BEAMS)スタッフの牧野英明、モデルでアーティストの竹内唯人、姉弟インフルエンサーのミチとよしあきの4人も登壇。フルマラソンで2時間50分切りの記録を持つ牧野氏は履き心地について、「沈み込んだ後の跳ね返りのリアクションが早いので、ジョキングからペースの早いテンポ走まで、幅広く対応してくれる万能なシューズだと感じました」とコメント。よしあきは「履いているだけで楽しくなるシューズで、普段はマラソンなんて絶対にしたくないんですけど、“ノヴァブラスト”を履いていると走りたくなりました」と話した。

 価格は1万6000円で、アシックス直営店と公式オンラインストアのほか、全国のスポーツ用品店で取り扱う。

 同社はトップランナーに向けたカーボンプレート入りのランニングシューズ“メタレーサー(METARACER)”の発売を4月中旬に控えているが、“ノヴァブラスト”はエントリーランナー向けだという。

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東京オリパラの公式スポーツウエアがお披露目 “ジャポニズム”を掲げアシックスが製作

 この夏に開催される東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京オリパラ)で、日本代表選手団が表彰式や選手村などで着用するオフィシャル・スポーツウエアの発表記者会見が21日、都内で行われた。2015年から公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下、組織委員会)とゴールドパートナーシップを結ぶアシックス(ASICS)が手掛け、Tシャツやパンツ、スニーカー、バッグなど全17アイテムを提供する。

 コンセプトは”ジャポニズム(JAPONISM)”で、日本の伝統美と先進技術を掛け合わせた。メインカラーは前回大会でも採用された日の出を思わせる“サンライズレッド”で、朝日が昇る力強さをイメージ。プリントされた幾何学模様風のグラフィックは、”ジャパンチームキーグラフィック(JAPAN TEAM KEY GRAPHIC)”と名付けられた5色の赤からなるオリジナル柄で、”折形”や”かさねの色目”など日本の伝統的なデザインや技法に着想している。

 開発は”コンディショニング”、”ダイバーシティー”、”サステナビリティー”の3つのテーマを掲げた。日本の酷暑に対する暑熱対策として、前回大会のウエアと比較し5倍の通気性を実現。ジャケットは誰でも着脱が容易にできるよう新作ファスナーを採用し、Tシャツやポロシャツなどは1枚の生地から型取りしているため、1つとして同じデザインのウエアはないという。そして、原料の一部には、昨年日本全国で回収した約4トンの衣類からつくられたリサイクル糸を使用している。

 記者会見には、森喜朗・組織委員会会長や、尾山基アシックス会長、廣田康人アシックス社長、柔道女子78kg超級の素根輝選手、スポーツクライミングの楢崎智亜選手、元女子レスリング選手の吉田沙保里、元車いすバスケットボール選手の根木慎志らが登壇。廣田社長は、昨年のラグビーW杯時でゴールドウインが手掛ける日本代表ユニホームが20万着以上売れたことを引き合いに、明確な販売目標の数字は明らかにしなかったが、「東京ごとではなく日本ごとにしたい。できれば国民1人1着で、日本中を赤く染めたい」と意気込みを見せた。

 アシックス直営店と公式オンラインストアでは本日から、レプリカモデル29アイテムおよび応援グッズ33アイテムを順次販売しており、価格はレプリカモデルが800〜4万3000円、応援グッズが1800〜2万円。

 なお、東京オリパラの開会式などで着用する公式服装は紳士服チェーン大手のAOKIが、フィールドキャスト(大会スタッフ)およびシティキャスト(都市ボランティアスタッフ)のユニホームはアシックスが手掛けている。

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日本テニス協会が花王「ビオレUV」とスポンサー契約を締結

 サンケア専門ブランド「ビオレUV」を展開する花王は、日本テニス協会とスポンサー契約を締結した。同協会は「ビオレUV」をオフィシャル日焼け止めとして採用する。花王はトッププロアスリートへの製品提供や400万人以上いると言われているテニス愛好家に向けて、テニス協会が主催する大会やイベントなどを通して屋外での紫外線対策の重要性などを訴える。都内で行われた会見には、プロテニスプレイヤーでリオデジャネイロ五輪日本代表の穂積絵莉選手とテニスの日本代表女子ユースチームメンバーの内藤祐希選手が出席した。

 福井烈テニス協会理事は「テニスは炎天下で長時間戦うため、暑熱対策が重要だ。全ての選手が安心、安全にプレーできように、『ビオレUV』を通じて太陽光対策を強化する。同時に日焼け止めの重要性や対策についても共に啓もう活動を行っていく」と述べた。

 穂積絵莉選手は「ほとんどの試合や練習を屋外で行う私たちにとって、日焼け止めは欠かせないアイテム。日焼け止めを使うのと使わないのでは、疲労感が格段に違うことを感じている。『ビオレUV』と共に健康に気を付け世界にチャレンジしたい」とコメントした。

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「コフレドール」が「リーボック」と協業 フィットネス&メイクアップ体験イベント開催

 カネボウ化粧品のメイクアップブランド「コフレドール(COFFRET D’OR)」は3月14日、「リーボック(REEBOK)」と協業したフィットネス&メイクアップ体験イベント「SPECIAL FITNESS & MAKE-UP EVENT」を東京・虎ノ門のキタエル クロスフィット虎ノ門で開催する。参加方法は、同イベント特設サイトの応募フォームから可能だ。定員は先着40人。期間は2月17から23日まで。

 協業した背景は、既成概念に捉われることなく、“自由で自分らしく変わり続ける女性を応援したい”という「コフレドール」の思想に「リーボック」が共感したことから実現した。

 同イベントは、“フィットネスに挑戦してみたいけど、ついていけるか心配”“運動後のメイク直しの仕方がわからない”“トレンドのヘルシークリアメイク、やってみたいけど分からない”などフィットネスやメイク初心者に向けた内容となっている。クロスフィットトレーニングをベースに、経験豊富な認定トレーナーが初心者でも楽しめる短時間で効率性の高いプログラムを考案。その後、メイク会場「GOOD MORNING CAFÉ & GRILL虎ノ門」でプロのメイクアップアーティストによるメイク体験を実施する。運動中でも綺麗さを保つメイクの方法や運動後のメイクの直し方、トレンドのヘルシークリアな春メイクなどを一人一人に合わせて提案する。

 また今回のイベントを記念して、「リーボック」対象店舗でアパレルやシューズのいずれか一点を試着すると、「コフレドール」のサンプルを配布するキャンペーンを2月28日から3月28日まで実施する。対象店舗はリーボックフィットハブ 虎ノ門店や博多キャナルシティオーパ店、ららぽーとEXPOCITY店、「リーボック」渋谷店となる。

■「SPECIAL FITNESS & MAKE-UP EVENT」
日程:3月14日
時間:【1部】13:00〜15:00【2部】14:30〜16:30【3部】16:00〜18:00
場所:KITAERU Crossfit虎ノ門
住所:東京都港区西新橋2-16-6

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アシックスが5年ぶりの増収増益 2020年は東京五輪効果に期待も新型肺炎の影響に懸念

 アシックスの2019年12月期連結決算は、売上高が前期比2.2%減の3780億円、本業のもうけを示す営業利益は同1.1%増の106億円で、為替影響を除くと売上高は同1.6%増となるため、5年ぶりの増収増益となった。営業利益は、広告宣伝費を前期から30億円増やしたものの、前期から取り組んでいる構造改革や不採算店舗20店の閉店、ECの売り上げが76%増と好調に推移したため4年ぶりの増益につながった。

 カテゴリー別では、「アシックス(ASICS)」の主力のランニングシューズと「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」が売り上げをけん引。ランニングシューズの売上高は同0.4%減の1701億円だったものの、為替影響を除くと同4.4%増の1781億円と復調。苦戦が続いていた北米エリアの底打ちに加え、高い走行効率を打ち出す注力モデル“メタライド(METARIDE)”“グライドライド(GLIDERIDE)”の好調や、専門店のサービス拡充などが奏功した。

 日本や東アジアで好調の「オニツカタイガー」は売上高が同6.3%増の455億円、営業利益が同10.1%増の83億円。インフルエンサーを活用したデジタルマーケティングが直営店やECでの売り上げ拡大に寄与し増益となった。

 エリア別の売上高は、日本が同2.3%増、現地通貨ベースで北米が同1.2%増と復調した一方、欧州は同3.7%減と苦戦。EC化が進む流通に対応するとともに、「オニツカタイガー」の大型店をロンドンやミラノに開いて対策を進める。

 20年12月期は、公式スポンサーを務める東京オリンピック・パラリンピック関連のグッズの売り上げを200億円と想定し、カーボンプレート内蔵のランニングシューズなど主力商品をさらに充実させて売上高は同5.8%増の4000億円を目指す。しかし営業利益は当初の増益予想を見直し、中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスの影響なども考慮して同15.4%減の90億円を見込む。廣田康人社長COO(最高執行責任者)は「現在は中国にある140の直営店の約6割が閉店している状態。インバウントにも影響が考えられるため、マイナスは出るだろう」と危惧する一方、生産体制については「シューズはベトナム、アパレルは日本に生産拠点の移行を進めており、対応の目処はたっている」とした。

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「アシックス」がカーボンプレート内蔵の新モデル“メタレーサー”発売 「ナイキ」「アディダス」に対抗

 「アシックス(ASICS)」は、マラソンや駅伝などレースシーンに向けたランニングシューズの新モデル“メタレーサー(METARACER)”を4月中旬に発売する。

 “メタレーサー”はシューズのつま先部分が上方にそった特殊な構造となっており、加重がかかることで重心を効率的に前方へ移動させる仕組みだ。またシューズ内部には1枚のカーボンプレートを内蔵し、効率的なランニング動作をサポートする。より高速走行に対応するため、軽量素材を採用してパフォーマンス面の向上かつ軽量化も図る。

 今後、アスリートに向けた取り組みを強化し、パフォーマンス面に特化した商品ラインアップをさらに充実させていくという。

 2月14日に開催された2019年12月期決算記者説明会において、廣田康人社長COO(最高執行責任者)は「われわれはシューズに対して厚底、薄底という定義はしていない。トップアスリート向けのシューズなので、実際にアスリートに履いてもらい、結果を残してほしい」と述べた。

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東京五輪公式ブランドの「SK-Ⅱ」が、トップアスリートと「#NOCOMPETITION=美は #競争ではない」のメッセージ発信

 東京2020オリンピックの公式スキンケアブランド「SK-Ⅱ」は、6組の世界的アスリートと新キャンペーン「#NOCOMPETITION(美は #競争ではない)」をスタートする。男女を通じて史上最多のメダルを獲得した体操のシモーン・バイルス(Simone Biles)選手、世界記録を持つ水泳のリウ・シアン(Liu Xiang)選手のほか、日本からは卓球のオリンピックメダリストの石川佳純選手、バトミントンで金メダルを獲得した髙橋礼華&松友美佐紀ペア、公式種目となるサーフィンの前田マヒナ選手、そして、女子日本代表のバレーボールチーム「火の鳥 NIPPON」の一団が参加。彼女たちは、望まない競争を乗り越えた実体験を通して、美しさにおける競争を問う。ここから「SK-Ⅱ」は、女性が身近な人と話し合いながら美しさを定義し、そこに向かって一歩を踏み出すアクションを応援する。

 「SK-Ⅱ」はスポーツ、美しさ、そして人生において、“競争”は可能性を最大限に引き出すためには必要と考えつつも、一方で日常生活には“望まない競争”も多いと考える。例えば、固定概念に基づく美しさと自分の比較などは、多くの女性にとって“望まない競争”。それが周囲とのつながりに影響を与えたり、ストレスやプレッシャーを与えたりしているかもしれない。

 そこで「#NOCOMPETITION」キャンペーンでは、アスリートが“望まない競争”を乗り越えた経験を吐露し、美と人生における“競争”について、身近な人と話し合う契機を提案。世界中の女性が一歩を踏み出す勇気をサポートする。東京2020オリンピックを目前に控えてアスリートに注目が集まる今は、彼女たちと既成概念を疑ったり、新たな価値観に触れたりする絶好のタイミング。「SK-Ⅱ」はこれを機に、女性にとってストレスやプレッシャーとなっている既成概念からの解放につながるアクションが盛り上がることを願う。

 グローバルSK-Ⅱのサンディープ・セス(Sandeep Seth)は、「美しさに対する競争は常に存在している。メディアや社会、文化、そして私たちのようなビューティブランドの影響もあり、女性たちが、その不健全な競争を無視することは極めて難しい。責任を担う一員として、プレッシャーを増幅させるのではなく、女性たちを望まない美の競争から解放していくべきと考えた。キャンペーン『#NOCOMPETITION』を通して、大きなムーブメントを起こしたい。女性たちが望まない競争から抜け出し、プレッシャーで自分の可能性を制限することなく、自分自身で美しさのあり方を決められる一助になれば」とコメント。また、日本における「SK-Ⅱ」市場を指揮するヨージン・チャン(Yoegin Chang)は、「東京2020オリンピックで世界中が競争の美学に注目するなか、私たちは、女性たちが日々さらされている不健全な美の競争に声を上げる。私たちはただ製品を販売するのはなく、お客様の想いに寄り添い、人生に少しでも良い影響を与えられるブランドでありたい。『#NOCOMPETITION』をきっかけに、より多くの
人が、自らの声を上げて賛同してくれることを願っている」と続けた。

 モノでの差別化が難しくなっている中、多くのファッション&ビューティブランドは、消費者の共感を喚起するため、勇気を持って声を上げはじめている。競争の祭典でもあるオリンピックの公式スポンサーが、美しさにおける競争を否定するステートメントは注目を集めそうだ。


問い合わせ先
SK-Ⅱ

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「アディダス」が史上最速モデルで“厚底”に逆襲 初のカーボンプレート内蔵ランシューズ

 アディダス ジャパン(ADIDAS JAPAN)は、日本人ランナー向けのランニングシューズ“アディゼロ”シリーズの新作“アディゼロ プロ(adizero Pro)”を4月1日に発売する。シューズ内部には同社初となるカーボンプレートが付き、蹴り出す力を推進力に変えるとともに着地時の柔軟性を加えた。さらに高い反発性とクッション性を備えた独自の素材“ブーストフォーム”や軽量のミッドソール“ライトストライク”を組み合わせて、速さと軽さにこだわったランニングの最上位モデルと位置付ける。

 2018年11月には同モデルの試走会が東京都内で開かれ、メディア関係者らが新作を体験。足を入れた瞬間から「アディダス」の既存モデルとははき心地が明らかに異なり、走行中もこれまでとは一線を画す前への推進力に驚きの声が上がっていた。開発に携わったシューズクリエイターの大森敏明は「“アディゼロ プロ”によって、アスリートがこれまで到達できなかった速さで走ることができる」とコメント。ほかの関係者も「最速のシューズ」と口をそろえるなど自信を見せている。

 価格は2万2000円で、サイズは22〜31cm。アディダスのブランドコアストア各店とオンラインストア、ステップ スポーツ(STEP SPORTS)で販売する。

 近年のランニングシューズ市場は、同じくカーボンプレートを内蔵する「ナイキ(NIKE)」の“厚底”シューズが話題を集めている。国内外のマラソン大会で上位入賞している男性ランナーの多くが「ナイキ」を着用し、新記録を連発。さらに「第96回箱根駅伝」で総合優勝した青山学院大学は「アディダス」と包括契約を結んでいるものの、自由意思で選択できるシューズに関しては出場した選手全員が「ナイキ」を選んでいた。

 「ナイキ」の“厚底”の競技での一人勝ち状態が続いている現状に陸上の国際統括団体であるワールドアスレチックス(世界陸連)も動き、1月31日にシューズの新たな規定を発表。「内蔵するプレートは1枚まで」「靴底の厚さは40mmまで」「レースの4カ月前から一般購入できること」の3つが追加された。東京五輪のマラソンは女子が8月8日、男子が同9日に行われるため、“アディゼロ プロ”も着用可能となる。

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Jリーグ松本山雅FCが花王の「ビオレ」とのUV事業パートナー業務提携を締結

 Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)に加盟する松本山雅FCは2月4日に、花王のスキンケアブランド「ビオレ(BIORE)」と2020年シーズンにおけるUV事業パートナー業務提携を締結することを発表した。長野県松本市と「ビオレ」と松本山雅FCの3者によるキャンペーンなどを実施し、紫外線予防対策の啓発をさらに進めていく。期間は2020年2月1日から21年1月31日まで。

 両者はこれまで、18年10月のホームゲーム2試合でスポーツ観戦時の紫外線予防を提唱するキャンペーンを実施し、それぞれの試合で約1万個の日焼け止めクリームの試供品を来場者に配った。また昨年は、3月の川崎フロンターレ戦での意識調査と紫外線予防啓発を行ったほか、5月のコンサドーレ札幌戦に日焼け止めクリームを約1万7000個用意して配るなど、継続的に宣伝活動を行ってきた。

 UV事業パートナー業務提携により、松本山雅FCのホームゲーム時に来場者向け商品サンプルの提供、UV対策ブースを設置した宣伝活動、UV対策商品の販売を実施する。そのほか、松本山雅FCのユースアカデミーに所属する小学生から高校生に対しても運動時における紫外線予防について啓発する。

 松本市は標高が高く年間を通した日照時間が長いため、紫外線が日本一多いといわれており、市民の健康づくりを推進する「健康寿命延伸都市」を掲げて、紫外線予防の習慣化を促している。

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ジュンの「ナージー」が「アリシアスタン」とコラボ モチベーション高めるヨガウエアなど5型

 ジュンが運営するスポーツブランド「ナージー(NERGY)」は2月7日、山中美智子が手掛ける水着ブランド「アリシアスタン(ALEXIA STAM)」とのコラボレーションアイテムを発売する。「自分の身体と向き合う時間をよりポジティブに、モチベーション高くトレーニングに向きあえるように」という山中の思いを込めたオリジナル柄のトレーニングウエアをはじめ、メッセージ入りのヨガマット(5900円)やトレーニングチューブ(1900円)など全5型をラインアップする。

 2月10日にオープンする「ナージー」アミュプラザ博多店では限定トレーニングウエア(ピンク)を販売する。またコラボレーションアイテムの発売に合わせて、「アリシアスタン」のオリジナルウエアを同時展開する予定だ。

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アシックスがスマートランニングシューズを披露 データを即座にランナーにフィードバック

 アシックスは1月24日、「ASICS WALKING PRESS MEEETING SS20」と題したイベントを都内で開催し、2020年内の発売に向け開発を進めているスマートランニングシューズのプロトタイプの披露と、20年春夏シーズンのウオーキングシューズの展示を行った。

 スマートランニングシューズは、内部にセンサーなどを組み込み動きに応じて音や色が変化するスマートシューズ“オルフェ(ORPHE)”を開発し、8日にアシックスの子会社、アシックス・ベンチャーズから出資を受けたスタートアップ企業のno new folk studioと協業製作したもので、年内の発売を予定している。すでに7日からアメリカで開催されていた見本市「CES 2020」では披露されており、国内では今回のイベントが初披露の場となった。

 no new folk studioは17年4月以降、アシックススポーツ工学研究所と連携してさまざまな実証実験を行い、歩行中の足の動きを計測できるスマートシューズの共同開発を続けてきた。今回披露されたシューズも“オルフェ”同様内部にセンサーを埋め込むことで、着用者の走行データを可視化する。距離は歩幅だけでなく、脚の運び方、走行の安定性、接地の時間・分布などのデータを収集し、これまでアシックスが収集してきた膨大なデータと掛け合わせ、それぞれのランナーの特徴に合わせたフィードバックを専用のスマートフォンアプリでリアルタイムで確認することができる。シューズはアシックス製のものがベースで、靴底前部にカーブを設けた“ガイドソール(GUIDESOLE)”などを用いたりと、シューズ自体には走行効率を高める工夫が施されている。

 またアシックスジャパンは、1983年からビジネスシューズやパンプスなどのビジネスシーンで着用されるウオーキングシューズ事業を展開しており、今シーズンはスポーツメーカーとしての“原点回帰”をテーマに掲げた。“走れるビジネスシューズ”をうたう男性向けの“ランウオーク(RUNWALK)”と“ペダラ(PEDALA)”ではスポーティーなタイプを企画したほか、女性向けの“ペダラ”ではニット素材を採用したスニーカータイプと、さまざまなシーンに対応できるラットタイプを用意。仕事場のカジュアル化に合わせ、クッション性や機能性の高いシューズを提案する。

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仲里依紗が「リーボック」アジアパシフィックアンバサダーに就任

 リーボック(REEBOK)は1月27日、アジアパシフィックアンバサダーに女優の仲里依紗を起用することを発表した。今後は「リーボック」の核であるファッションとフィットネスの双方を表現するアイコンとして、さまざまなキャンペーンに登場する。

 仲里依紗はファッションアイコンとして注目される一方で、趣味でクロスフィットトレーニングを行う。フィットネスとファッションを自由に楽しむ彼女のライフスタイルがブランド理念と合致したことから、今回のブランドアンバサダー就任が実現した。キービジュアルでは、ランニングシューズの“インターバル”にトリコロールのアウターとショートパンツを合わせたスタイルを披露した。

 仲は「もともと『リーボック』は大好きなブランドで、私服でも取り入れていた。今回アンバサダーとして就任させていただくことになりとてもうれしかった。うれしさのあまり趣味のクロスフィットの回数も増え、毎日筋肉痛。どんどん強くなっている気がする」とコメントした。

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NBAの元スーパースター、コービー・ブライアントがヘリコプター墜落で死去

 NBAのロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)で活躍したコービー・ブライアント(Kobe Bryant)が26日(現地時間)、ヘリコプターの墜落事故により死亡した。41歳だった。地元メディアによると、ヘリコプターはロサンゼルスのカラバサスで墜落し、次女のジアーナ(13歳)ら乗客9人全員が死亡した。現在、事故の原因究明が行われているが、発生時周囲は濃い霧に覆われていたという。

 その高い攻撃力から猛毒蛇の“ブラックマンバ(Black Mamba)”の愛称で知られたコービーは、1996年に17歳でレイカーズに入団。2016年に引退するまでの20年間レイカーズ一筋でプレーし、チームを5度のリーグ制覇に導いた。個人では、NBA歴代2位の1試合81得点の記録を持ち、オールスターには18年連続で選出(NBA記録)されたほか、米国代表としてオリンピックで2つの金メダルを獲得するなど、デビュー初期から引退まで長きにわたりNBAを代表するスーパースターとして活躍。引退後、レイカーズはコービーが背負っていた「8」と「24」を永久欠番とし、今年のバスケットボール殿堂入り候補にも選ばれていた。

 長年の選手生活の中では、アディダス(ADIDAS)が1996年のデビューから6年にわたり彼をサポートし、“アディダス KB8(ADIDAS KB8)”などのシグネチャーモデルを発表。その後、2003年にナイキ(NIKE)と契約し、“ズーム コービー(ZOOM KOBE)”や“コービー X エリート(KOBE X ELITE)”などを手掛けた。

 事故の数時間前にコービーは、レイカーズのレブロン・ジェームズ(LeBron James)がコービーの持つ通算3万3643得点を抜き歴代3位に浮上しており、このレブロンへの祝福のツイートが生前最後のツイートとなった。

 NBAの各チームはコービーの死を受け、試合開始直後のショットクロックの24秒(コービーの背番号)を使い切る形などで哀悼の意を表し、バスケットボール好きで知られるネイマール(Neymar)は同日夜の試合でゴール後、「24」のハンドサインを示し祈りを捧げた。

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「ナイキラボ」と「ピガール」がコラボコレクション発売 パステルカラーを用いたTシャツやジャケットなど

 「ナイキラボ(NIKELAB)」は1月25日、「ピガール(PIGALLE)」とのコラボコレクション“スポーツの力が世界を前進させる(THE POWER OF SPORT TO MOVE THE WORLD FORWARD)”を発売する。ナイキのウェブサイトや東京・南青山の「ナイキラボ MA5」、東京・円山町の「ピガール トウキョウ」などで取り扱う。

 アイテムは、普段使いから運動時までマルチに活用できるものをそろえる。「ピガール」らしいパステルカラーを用いたTシャツやジャケット、両者のロゴを施したノースリーブ、切りっぱなしの裾が特徴のハーフパンツなど。

 なお、「ピガール」は同時期に「コンバース(CONVERSE)」とコラボレーションした“チャックテイラー 70(CHUCK TAYLOR 70)”も発売する。同スニーカーは、キャンバス地を採用したアッパーに稲妻風のデザインを施し、ブルーとホワイトをベースに製作した全2色をそろえる。日本国内での取り扱い予定はない。

 また、今回のイメージビジュアルにはステファン・アシュプール(Stephane Ashpool)「ピガール」デザイナーも登場。元バスケットボール選手であるアシュプールは、自身がナイキとの協業で設けたバスケットコート内で撮影した。

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「ルイ・ヴィトン」、NBAの優勝トロフィー専用ケースを製作 ヴァージル・アブローによるカプセルコレクションも

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、北米の男子プロバスケットリーグ、ナショナル・バスケット・アソシエーション(National Basketball Association以下、NBA)の優勝チームに授与されるトロフィーを収める専用トラベルケースを製作する。ケースの外側は同ブランドのシグネチャーであるモノグラム・キャンバスで作られており、内側はNBAのオフィシャルカラーであるブルーのマイクロファイバーでライニングされている。

 これに加えて、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)=メンズ アーティスティック・ディレクターが、プレスカンファレンス、試合、そして移動という“バスケットボール選手の人生における3つの重要な場面”を着想源とするカプセルコレクションを手掛ける。協業は数年にわたるもので、ラゲージバッグやウエアなどを2020年10月に発売する予定だ。なお1月15日(現地時間)に協業が発表された時点では、詳細は明らかにされていなかった。

 マイケル・バーク(Michael Burke)=ルイ・ヴィトン会長兼最高経営責任者は、「NBAの優勝トロフィーは選手らが人生を懸けて挑む競技の頂点にあるものだ。逆境にもくじけず、何年もかけて完璧を目指すことの象徴であり、当ブランドの価値観とも一致する」と協業の意義を語った。またカプセルコレクションについては、「ヴァージルは、バスケットボールやその選手らにまつわるコレクションを作れることに大喜びしている。スタイル、アート、ファッション、スポーツ、音楽が交じり合う彼の作品に、今度はNBAの要素が加わる」と説明した。

 マーク・テイタム(Mark Tatum)NBA副コミッショナーは、「NBAはこれまでもさまざまなファッションブランドと協業しているが、これほどの規模で行うのは初めてだ。『ルイ・ヴィトン』のアイテムを身に着けている選手も多いし、同ブランドが好きだというNBAファンもたくさんいる。今回の協業は大歓迎されるだろう」と述べた。

 「ルイ・ヴィトン」はこれまでもスポーツ関連のコラボレーションを行っており、ヨットレースのアメリカズ・カップ(America’s Cup)、FIFAワールドカップ(FIFA World Cup)、ラグビーワールドカップ(Rugby World Cup)、テニスの全仏オープン(The French Open)でもトロフィー用のケースを提供している。また19年9月には人気オンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)」などを提供する米ゲーム会社ライアットゲームズ(RIOT GAMES)と2年間のパートナー契約を締結し、優勝トロフィーを収める専用トラベルケースを製作したほか、同ゲームに着想を得たカプセルコレクションを発表している。

 NBAは、これまでに「シュプリーム(SUPREME)」「マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン(MARCELO BURLON COUNTY OF MILAN)」「ジェレミー スコット(JEREMY SCOTT)」「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」などのブランドと協業している。

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東京五輪・パラ公式服装は“縁起のいい”AOKIが製作 初の同一デザインを披露

 今夏開催される東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で、日本選手団が着用する公式服装の発表記者会見が23日、都内で行われた。公式服装は公募で選ばれた紳士服チェーン大手のAOKI、シューズは東京2020ゴールドパートナーであるアシックスが手掛ける。公式服装は“ニッポンを纏(まと)う”をコンセプトに製作された開会式用と式典用の2種類。オリンピックとパラリンピックで同一デザインが採用されるのは今回が初めてだ。

 公式服装は、全選手の体形や要望に応えられるようにオーダーで製作する。赤と白が特徴の開会式用は、“開催国、日本代表選手団の爽やかな輝き”がテーマ。白のジャケットに日本古来の伝統柄である「工字繋ぎ」を陰影でプリントしている。素材はストレッチ性と通気性を持ち合わせ、防シワ加工を施す。赤のボトムスは肌ざわりが良く、夏でも快適に着用できるように配慮。シャツは北陸産地ならではのハイゲージトリコット素材を使用する。また紺と白でフォーマルにデザインした式典用のテーマは、“力強く爽やかなフォーマリティー”。麻100%のニット地編みで、可動性と通気性を高めた。クレリックシャツに、縁起がいいとされる「七宝柄」「うろこ柄」「縞柄」などの伝統柄を使ったネクタイとスカーフを合わせる。開会式用、式典用ともにボトムスは選択性で、男性用はノータック、ワンタック、女性用はパンツ、キュロットを用意した。

 会見に登壇した東京オリパラ競技大会組織委員会の森喜朗会長は、「AOKIとわれわれ組織委員会は、2018年10月から契約しグッズなどを製作してもらっている。13年のブエノスアイレスで行われたIOC総会で、誘致に成功した際の制服も実はAOKIに製作してもらっており、非常に縁起がいい。オリンピック・パラリンピックで同じデザインを採用したことで、社会全体のテーマである“共生”を具現化できる。(開会式のある)7月24日に心躍るような体験を期待している」と述べた。AOKIの青木擴憲会長は「歴史に残る公式服装の作製に全力かつ真摯に真剣に取り組みたい。過去大会の約2倍の選手団のスーツを製作することになるが、万全の体制で企画、生産、納品、全てに対して全力を尽くす。われわれはグループ全体で全国に約1300店舗を展開している。幅広いサイズに対応するため、全国のパーソナルオーダーを行う約5000人のスタイリストの中から優秀なスタイリスト300人を抜てきし、採寸を行う。日本代表選手団の大活躍を願っている」とエールを送った。

 会見には、開会式用の公式服装を着用した競泳の瀬戸大也選手やウエイトリフティングの三宅宏美選手、馬術の黒木茜選手、パラ・アーチェリーの神山友裕選手、パラ・陸上競技の前川楓選手、パラ・トライアスロンの土田和歌子選手らオリンピアン・パラリンピアンが登壇した。

 それぞれ、「着心地がいいし、着ていて疲れない」(瀬戸)、「登壇まで座って待っていたがシワが気にならない」(黒木)、「やわらかい色味がとても素敵」(三宅)、「障がいに合わせて上半身、下半身で採寸してもらった」(土田)、「同一デザインでみんながひとつになった。キュロットから義足がちらっと見えるのも気に入っている」(前川)、「車いすだと裾がタイヤにこすれて裾が黒くなるので、袖をあえて短くしてもらった」(上山)などと印象を語った。

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東京五輪・パラ公式服装は“縁起のいい”AOKIが製作 初の同一デザインを披露

 今夏開催される東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で、日本選手団が着用する公式服装の発表記者会見が23日、都内で行われた。公式服装は公募で選ばれた紳士服チェーン大手のAOKI、シューズは東京2020ゴールドパートナーであるアシックスが手掛ける。公式服装は“ニッポンを纏(まと)う”をコンセプトに製作された開会式用と式典用の2種類。オリンピックとパラリンピックで同一デザインが採用されるのは今回が初めてだ。

 公式服装は、全選手の体形や要望に応えられるようにオーダーで製作する。赤と白が特徴の開会式用は、“開催国、日本代表選手団の爽やかな輝き”がテーマ。白のジャケットに日本古来の伝統柄である「工字繋ぎ」を陰影でプリントしている。素材はストレッチ性と通気性を持ち合わせ、防シワ加工を施す。赤のボトムスは肌ざわりが良く、夏でも快適に着用できるように配慮。シャツは北陸産地ならではのハイゲージトリコット素材を使用する。また紺と白でフォーマルにデザインした式典用のテーマは、“力強く爽やかなフォーマリティー”。麻100%のニット地編みで、可動性と通気性を高めた。クレリックシャツに、縁起がいいとされる「七宝柄」「うろこ柄」「縞柄」などの伝統柄を使ったネクタイとスカーフを合わせる。開会式用、式典用ともにボトムスは選択性で、男性用はノータック、ワンタック、女性用はパンツ、キュロットを用意した。

 会見に登壇した東京オリパラ競技大会組織委員会の森喜朗会長は、「AOKIとわれわれ組織委員会は、2018年10月から契約しグッズなどを製作してもらっている。13年のブエノスアイレスで行われたIOC総会で、誘致に成功した際の制服も実はAOKIに製作してもらっており、非常に縁起がいい。オリンピック・パラリンピックで同じデザインを採用したことで、社会全体のテーマである“共生”を具現化できる。(開会式のある)7月24日に心躍るような体験を期待している」と述べた。AOKIの青木擴憲会長は「歴史に残る公式服装の作製に全力かつ真摯に真剣に取り組みたい。過去大会の約2倍の選手団のスーツを製作することになるが、万全の体制で企画、生産、納品、全てに対して全力を尽くす。われわれはグループ全体で全国に約1300店舗を展開している。幅広いサイズに対応するため、全国のパーソナルオーダーを行う約5000人のスタイリストの中から優秀なスタイリスト300人を抜てきし、採寸を行う。日本代表選手団の大活躍を願っている」とエールを送った。

 会見には、開会式用の公式服装を着用した競泳の瀬戸大也選手やウエイトリフティングの三宅宏美選手、馬術の黒木茜選手、パラ・アーチェリーの神山友裕選手、パラ・陸上競技の前川楓選手、パラ・トライアスロンの土田和歌子選手らオリンピアン・パラリンピアンが登壇した。

 それぞれ、「着心地がいいし、着ていて疲れない」(瀬戸)、「登壇まで座って待っていたがシワが気にならない」(黒木)、「やわらかい色味がとても素敵」(三宅)、「障がいに合わせて上半身、下半身で採寸してもらった」(土田)、「同一デザインでみんながひとつになった。キュロットから義足がちらっと見えるのも気に入っている」(前川)、「車いすだと裾がタイヤにこすれて裾が黒くなるので、袖をあえて短くしてもらった」(上山)などと印象を語った。

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「ルイ・ヴィトン」がNBAと提携 詳細は1月22日のパーティーで発表か

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、北米の男子プロバスケットリーグ、ナショナル・バスケット・アソシエーション(National Basketball Association以下、NBA)と提携することを発表した。

 詳細は明らかにされていないが、1月22日に同ブランドのパリ・モンテーニュ通り店でNBAとの提携を祝したパーティーが開催される旨の招待状がメディアなどの関係者に送付されている。招待状はバスケットボールのコートとその中央に「ルイ・ヴィトン」のロゴが描かれたデザインで、「#LVxNBA」というハッシュタグが記載されている。「ルイ・ヴィトン」は、さらなるコメントは控えるとしている。なお、1月24日にはパリで史上初となるNBAのレギュラーシーズン戦がアコーホテルズ・アリーナ(AccorHotels Arena)で行われる予定だ。

 「ルイ・ヴィトン」はこれまでもスポーツ関連のコラボレーションを行っており、ヨットレースのアメリカズ・カップ(America’s Cup)、FIFAワールドカップ(FIFA World Cup)、ラグビーワールドカップ(Rugby World Cup)、テニスの全仏オープン(The French Open)ではトロフィー用のケースを提供している。また2019年9月には人気オンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)」などを提供する米ゲーム会社ライアットゲームズ(RIOT GAMES)と2年間のパートナー契約を締結し、優勝トロフィーを収める専用トラベルケースを製作したほか、同ゲームに着想を得たカプセルコレクションを発表している。

 ここ数年はラグジュアリーブランドとスポーツウエアの協業が多く見られるが、「ルイ・ヴィトン」が「シュプリーム(SUPREME)」と17年に行ったコラボレーションがその先鞭をつけたといえるだろう。最近では19年11月に「プラダ(PRADA)」と「アディダス(ADIDAS)」が長期的に協業することを発表したほか、「ディオール(DIOR)」が12月3日にマイアミで行った20年プレ・フォール・コレクションで、ナイキ(NIKE)の「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」とコラボレーションした“エア ジョーダン 1(AIR JORDAN 1)”を発表している。

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世界王者リヴァプールFCがニューバランスからナイキに鞍替え

 ナイキ(NIKE)はこのほど、昨年のFIFAクラブワールドカップ世界王者でイングランドのプレミアリーグに所属するリヴァプールFC(Liverpool FC)と複数年にわたるパートナーシップ契約を締結したことを発表した。現地時間の6月1日からスタートし、男子・女子のトップチームや下部組織などの選手が着用するユニホームをはじめ、監督やコーチングスタッフらのウエアなどを提供する。

 リヴァプールFCは、2015-16シーズンから今シーズン(2019-20シーズン)までニューバランス(NEW BALANCE)と年間2500万ポンド(約36億円)のサプライヤー契約を結んでいた。だがニューバランスが同クラブに対し契約延長を希望するも、ここ数シーズン躍進を見せるクラブ側がこれを拒否。不当と主張するニューバランスとの間で裁判に発展し、クラブが勝訴していた。

 契約金は明らかになっていないものの、現在のプレミアリーグ最高額となるアディダス(ADIDAS)とマンチェスター・ユナイテッドFC(Manchester United FC)の年間7500万ポンド(約107億円)を上回る、英国史上最高額の年間8000万ポンド(約114億円)と推測されている。

 ナイキは現在、プレミアリーグではリヴァプールFCのほかにチェルシーFC(Chelsea FC)とトッテナム・ホットスパーFC(Tottenham Hotspur FC)、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)の3クラブ、スペインではFCバルセロナ(FC BARCELONA)、イタリアではFCインテル・ミラノ(FC INTER MILANO)、フランスではパリ・サンジェルマンFC(PARIS SAINT-GERMAIN FC)などとパートナーシップ契約を結んでいる。

 なお契約発表のニュースを受け、「ニューバランス」ロンドン店には欧州王者と世界王者に輝いたメモリアルな今シーズンのユニホームを買い求める顧客が多く訪れていた。

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セリーナ・ウィリアムズがダイバーシティーを意識したショッパブルビデオを開始

 テニス界のスター、セリーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)はベライゾンメディア(Verizon Media)、ヤフーショッピングと提携し、自身のコンテンツシリーズ「エブリバディー、エブリ バディー(Everybody Every Body)」を開始した。動画上で直接商品を購入できるショッパブルビデオシリーズとして配信し、ダイバーシティーとインクルージョンにおけるメッセージを発信中だ。

 初回は友人とともに登場したセリーナ。自身のブランド「セリーナ バイ セリーナ・ウィリアムズ(SERENA BY SERENA WILLIAMS)」の赤のツイストフロントドレスを全員で着用して登場し、体型における自信の持ち方について、「私たちはさまざまな体型や性格、バックグラウンドを持っているけれど、誰もが好きな服を着ていると自信がみなぎり、大胆に行動できるようになると感じるの」と語った。また今回のビデオシリーズについては、「ベライゾンメディアとのパートナーシップでこのシリーズを継続していく中で、人々の声に耳を傾け、彼らの偉大さを守ることで、より多くの人々にリーチしインスパイアできると信じているわ」と述べた。

 初回のコンテンツでは、今年9月にニューヨーク・ファッション・ウイークでデビューした「セリーナ バイ セリーナ・ウィリアムズ」の19年秋コレクションを取り上げ、スタイルガイドとコレクションのお気に入りルックを紹介している。ビデオシリーズは2月まで配信予定だ。

 ウィリアムズが自身の名前を冠した同ブランドを立ち上げたのは2018年。09年から17年まではHSNと提携してアパレルラインを製作していた。現在はナイキと新進気鋭のデザイナーとのコラボレーションも決定しており、アパレルとフットウエアが来秋発売予定だ。

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「パーリーゲイツ」と「CW-X」が協業 遊び心あるロゴ総柄や迷彩柄

 TSIグルーヴアンドスポーツのゴルフウエア「パーリーゲイツ(PEARLY GATES)」は、ワコールのコンプレッションウエア「CW-X」と協業した商品を4月中旬に発売する。「パーリーゲイツ」の直営店や自社EC、ワコールの自社ECなどで取り扱う。

 販売するのは定番のタイツやトップスなど5型。ネイビーの無地のほか、「パーリーゲイツ」のロゴの総柄、迷彩柄など、このブランドらしい遊び心あるデザインでアピールする。ゴルフだけでなく、フィットネスジムなどでの着用を見込む。価格は柄物のタイツで2万5000円。

 主力商品は異なるとはいえ、スポーツブランド同士のダブルネームの商品は珍しい。ワコールホールディングスは、ゴルフウエア「マンシングウエア(MUNSINGWEAR)」などを販売するデサントと包括的業務提携を結んでおり、TSIグルーヴアンドスポーツと組むのも異例といえる。「パーリーゲイツ」の酒井昭征ディレクターは「『CW-X』はコンプレッションウエアの最高峰。『パーリーゲイツ』のデザイン性と組み合わせればお客さまに新しい価値が提供できると考え、当社の方からワコールさんに強くオファーさせていただいた」と話す。

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「アフタヌーンティー・リビング」が初のスポーツライン アパレルから小物まで

 サザビーリーグの「アフタヌーンティー・リビング(AFTERNOON TEA LIVING)」は2020年1月8日、ブランド初となるスポーツラインを全国の店舗と公式ECサイトで発売する。

 ヨガやジムで着られるカップ付きタンクトップ(3900円)やレギンス(3900円)、ワッフル素材のワンピース(4900円)などのアパレルアイテムのほか、軽量バックパック(5600円)や自立するポーチ(1300円〜)、吸水性の高いタオル(1500円)、暗闇で光るステンレスボトル(3000円)などの小物も幅広くそろえた。トータルコーディネートが可能なアイテムで、新年から健康的な体作りに励む女性たちを応援する。

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プーマがサニブラウンとパートナーシップを締結 陸上男子100メートル日本記録保持者

 プーマ ジャパンは12月26日に、陸上競技選手のサニブラウン・アブデル・ハキーム(Sani Brown Abdul Hakim)とパートナーシップを締結したことを発表した。このパートナーシップは、サニブラウンの常に挑戦し続ける姿勢に対して、プーマが共感したことから実現した。

 サニブラウンは、ガーナ人の父と日本人の母を両親にもつ20歳の陸上競技選手だ。男子100メートル9秒97の日本記録保持者で、今年11月にはプロ転向を表明した。また200メートルは日本歴代2位、60メートルでは日本歴代1位の記録を持っている。現在は、米・フロリダ大学に通っている。

 プーマはこれまで、人類史上最速のスプリンターと評された元陸上競技選手のウサイン・ボルト(Usain Bolt)やレーシングドライバーのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)らとパートナーシップを結んできた。現在では、モデルの藤田ニコルやアトレティコ・マドリードのGKのヤン・オブラク(Jan Oblak)らと結んでいる。

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「ジーユー」が日常着にも使えるスポーツウエア“GU アクティブ”を発売

 「ジーユー(GU)」は12月23日、ファッションとスポーツをミックスした新ライン“ジーユー アクティブ”を発売した。従来のスポーツライン“GU スポーツ”が、スポーツウエアに特化していたのに対し、“ジーユー アクティブ”では、デザイン性やカラーバリエーションを強化してスポーツシーンのみならず日常着でも着られるアイテムを提案する。

 アイテムは、吸水速乾性やストレッチ性に優れたTシャツやスエット、パーカ(790円〜)などのアパレルアイテムから、スニーカー2型(1990円〜)、ソックス(390円〜)、バッグ(990円〜)3型までをそろえる。ベーシックアイテムを中心に、スポーツをこれから始めようという人にも手に取りやすいような低価格を実現した。

 現在は「ジーユー」一部店舗と公式ECストアで取り扱っており、1月中旬からは「ジーユー」全店で取り扱う。

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横浜ビー・コルセアーズのボランティアウエアを横浜fカレッジ学生がデザイン

 岩崎学園が運営するファッション専門学校の横浜fカレッジは、Bリーグに所属するプロバスケットボールチームの横浜ビー・コルセアーズ(B-CORSAIRS)のホームゲームで活動しているボランティア“ビーコル ボランティアクルー”が着用するボランティアウエアをデザインした。岩崎学園は、2019-20シーズンから同チームのオフィシャルスポンサーとなっている。

 ボランティアウエアの特徴は、チームカラーのネイビーブルーを基調としたベースボールシャツタイプで、背中に大きなエンブレムを配した。

 デザインに携わった同校ファッションビジネス科2年の山崎美和さんは、「ボランティアクルーのみなさんに楽しく快適に作業していただけるように、またコーディネートを楽しんでもらえるようなデザインを6人で考えた。シンプルなデザインだが、背中のエンブレムの大きさや文字の配置にこだわった」とコンセプトを説明した。

 また、横浜ビー・コルセアーズの小原翼選手は「横浜fカレッジの学生にデザインしていただいたことで、ボランティアのみなさんも喜んでいると思う。僕も横浜市に住んでいるので、より多くの方がボランティア活動を通じてビーコルを好きになって、一緒に地域を盛り上げていただきたいと思う」とコメントした。

 “ビーコル ボランティアクルー”は、同チームのホームゲーム(2019−20シーズンは全30試合)での会場設営・撤去、運営のほか、同チームが主催するイベント(出港式・帰港式・パブリックビューイング・選手イベントなど)の運営サポートなどを行っており、横浜fカレッジの学生がデザインしたボランティアウエアをすでに着用して活動している。

 同チームは、神奈川県内初のプロバスケットボールチームとして2010年に創設され、約8割のホームゲームを横浜国際プールで行っている。チーム名の「ビー・コルセアーズ」の「B」は“ベイ”“ブルー”“バスケットボール”などの頭文字、「コルセアーズ」は英語で“海賊たち”“海賊船団”を意味する。

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「ナイキ」から運動中の女性の悩みを解決する新作スポーツブラが登場

 「ナイキ(NIKE)」は、新たな女性用スポーツブラ“ナイキ スウッシュ ワンピース パッド スポーツブラ”(4400円)と、“ナイキ ウルトラブリーズ スポーツブラ”(7700円)を、それぞれ1月16日と2月6日から公式ECサイトおよび、「ナイキ」取り扱い店舗で販売する。

 “ナイキ スウッシュ ワンピース パッド スポーツブラ”は、左右のパッドを一つに合体させ、従来のスポーツブラで課題となっていた胸の形崩れやパッドの紛失などを防止する。パッドはこれまでよりも厚みのあるもの採用し、サイズによって最適なサポート感を提供する。パッドを挿入するポケットには小物を収納することも可能だ。

 “ナイキ ウルトラブリーズ スポーツブラ”は、軽量かつ汗をはじくはっ水性を兼ね備えた素材を採用した。デザインでも快適さを追求し、女性が汗をかきやすい部位は素材を切り抜き、サポートが必要な部位には通気性のあるメッシュ素材を用いた。

 ウィメンズブラとイノベーションを担当するニコール・レンドーン(Nicole Rendone)=シニア・クリエイティブ・ディレクターは、「これまで選択肢がない中、あるもので我慢しなくてはいけないと思っていた女性たちの悩みを解決する。ブラのイノベーションを実現すること、そしてこれからも女性アスリートたちのために努力を続けていくことをとてもうれしく思っている」とコメントしている。

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動画追加:新国立競技場を2020人が走る アシックスが“聖地”で初のランイベント

 アシックスは、11月に完成した新国立競技場で一般客を招いたイベント“アシックス ファースト ラン”を12月21日に開催した。陸上トラックを実際に使用したイベントは完成以来初めて。イベントには抽選で選ばれた2020人のほか、国立競技場を設計した隈研吾やアシックスのブランドアンバサーで女優の土屋太鳳、渡辺直美ら多数のゲストが登場した。競技場内は5層建てで開放感があり、木材を使った屋根やアースカラーの座席など、隈がこだわる自然との一体感や温もりの演出が随所に見られた。収容人数は最大6万人で、東京オリンピック・パラリンピック終了後には8万人に拡張する予定もあり、新たなスポーツの“聖地”として期待がかかる。

 イベントではレスリングの吉田沙保里やハンマー投げの室伏広治、女子マラソンの野口みずきや有森裕子、競泳の河合純一ら歴代のメダリストに加え、陸上の桐生祥秀や井谷俊介、射撃の田口亜紀、スケートボーダーの中村貴咲といった現役アスリートが、招待された2020人と1周400メートルのトラックを走る“メモリアルラン”を行った。ランニング中は楽しそうに記念撮影をしたり、興奮した様子でトラックの状態を語り合ったりと、それぞれが貴重な時間を楽しんでいた。

 また一部の招待客とアスリートがチームを組み、5チーム対抗の800メートルリレーが行われ、吉田沙保里と井谷俊介を含む緑チームが優勝。第一走者を務めた吉田は勢い余って転倒するハプニングが起こり、「久しぶりに本気で走ったので」と笑った。7人組ユーチューバーのフィッシャーズと200メートル走で対決した桐生は「初めて国立競技場入ることができ、オリンピック本番のイメージがわいた。本番までもうすぐなのでまずは出場権を獲得し、本番ではファイナルに残ってメダルを獲りたい」と気を引き締めた。リレーのスターターを務めた土屋も「競技場はまるで高速道路のようで、走らせてくれる場所という感じがした。これからいろいろな記録が生まれそう」と期待した。

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今年最も輝いた選手は渋野日向子 資生堂が選ぶビューティー・オブ・ザ・イヤー

 資生堂と日本女子プロゴルフ協会(以下、LPGA)は、プレーの強さと内面・外面の美しさを兼ね備えた選手に贈るアワード「LPGA SHISEIDO ANESSA Beauty of the Year (LPGA 資生堂 アネッサ ビューティー・オブ・ザ・イヤー)」の受賞者を渋野日向子選手に決定した。

 今シーズンの渋野選手は「資生堂 アネッサ レディスオープン」をはじめとする国内ツアーで4勝を挙げたほか「全英女子オープン」で優勝。日本人として42年ぶりに海外メジャー制覇という快挙を成し遂げた。ラウンド中も笑顔を絶やさないことから“スマイルシンデレラ”とも呼ばれ、日本中が“しぶこ”フィーバーに包まれるなど女子ゴルフ界の盛り上げに貢献した。また、健康的なイメージを生かしたメイクなど化粧意識も高く、今後もよりいっそう洗練されていくことが期待。ファッションでも、着用したゴルフウェアが完売するほど注目度が高い。まさにアワードのコンセプトである「強く、美しく、太陽の下で輝いている選手」にふさわしいとして渋野選手が選ばれた。

 資生堂とLPGAは2015年にオフィシャルパートナー契約を締結し、LPGA会員に対して日やけ止めなどの商品提供や美容講座の開催などを行っている。16年に女子プロゴルファーの本質的な美しさを表彰する「LPGA 資生堂 アネッサ ビューティー・オブ・ザ・イヤー」を創設。LPGAツアー競技出場選手(別途定める出場試合数を満たしている選手)を対象に、競技における成績、社会への貢献姿勢、内面・外面の美しさにおいて最も輝いている女子プロゴルファー1名を、シーズン終了後に選出している。これまでにイ・ボミ選手、上田桃子選手、成田美寿々選手に授与している。

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密着フィットで、跳ねまくる 「アディダス」から宇宙に着想した“ウルトラブースト 20”が誕生

 「アディダス(ADIDAS)」は、宇宙からインスパイアされたパープルのシャイニーカラーが特徴的なランニングシューズ“ウルトラブースト トゥエンティー(ULTRABOOST 20以下、UB20)”を12月に発売した。価格は2万2000円で、サイズ展開は22.0〜31.0cm。全国のアディダス ブランドコアストア各店や公式オンラインストアのほか、エービーシー・マート(ABCマート)各店、アトモス(ATMOS)各店で取り扱っている。

 “UB20”は、11月にパートナーシップを締結した国際宇宙ステーション(以下、ISS)米国国立研究所の協力を得て開発・デザインされている。構造はスペースシャトルに着想しており、アッパーにはミリ単位で繊維を配置することができる“テーラードファイバープレースメント(TFP)”技術を用いたプライムニットアッパーを採用。これにより足全体を包み込んで程よいフィット感を実現し、蹴り出しから着地までをサポートする。ミッドソールには、従来までの“ウルトラブースト”シリーズよりも“オプティマイズド ブースト(OPTIMIZED BOOST)”フォームを20%増量することで反発力を生み出し、“トルションスプリング”も内蔵してより少ない力での推進を可能にした。さらに、足の動きに合わせてサポートするようにデザインされた“3D ヒールフレーム”をヒール部分に配してホールド感を向上させ、アキレス腱のサポートも行う。

 サム・ハンディ(Sam Handy)「アディダス ランニング」デザイン部門ヴァイスプレジデントは、 「初めて“ウルトラブースト”シリーズを発売して以来、一貫してランニングシューズデザインの限界を押し広げ、新しいリリースのたびに前作よりも一歩進化したシューズを発表してきた。“UB20”のシルエットは、象徴的な“オプティマイズド ブースト”フォームと“TFP”技術を組み合わせるなど、精密に構築されている。デザイン美学はISS米国国立研究所との提携からインスピレーションを得ており、今後もこのパートナーシップをさらに活用し“ウルトラブースト”シリーズをより高度なものにしたいと考えている」と話す。

 シャイニーカラーをミッドソールに取り入れたモデル(2型)と、スリーストライプスにあしらったモデル(2型)の全4型に加え、アトモスではアッパー全体をソーラーレッドに染め上げたモデルを限定販売している。さらに“UB20 キッズモデル”(1万8000円)のほか、シャイニーカラーを採用した“ソーラーブースト(SOLARBOOST)”(1万5000円)と“アルファエッジ 4D(ALPHAEDGE 4D)”(3万8000円)も販売中だ。

問い合わせ先
アディダスお客様窓口
0570-033-033(土日祝除く、9:30~18:00)

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アディダスがローラとパートナーシップを締結 さまざまなプロジェクトや製品開発に取り組む

 アディダス ジャパンは12月18日に、モデルのローラとパートナーシップを締結したことを発表した。このパートナーシップは、アディダスのサステナビリティへの取り組みと女性の社会的地位向上のための取り組みに対して、ローラが共感したことから実現した。

 ローラはアディダス ブランドアンバサダーとして、パフォーマンスからライフスタイルまで、アディダスのさまざまなプロジェクトや製品開発をサポートし、サステナビリティの分野に対しては、より積極的に参加していく予定だ。

 ローラは「ファッションを通してスポーツの楽しさを伝えていきたい。私もスポーツをすることで、ポジティブな思考になったり自信につながったりする。その素晴らしさをアディダスと共に伝えていきたい。東京五輪についてとてもワクワクしている。東京と初めて聞いた時には本当に嬉しかった。みんなでたくさん応援して楽しみましょう」とコメント。さらに、特に関心が高いサステナビリティについては「私が共感したのは、アディダスが100%リサイクルできるシューズを作ったことです。一緒にサステナブルであることの大切さや楽しさを伝えていきたい」と語った。

 ローラはこれまで、「プーマ(PUMA)」の国内アンバサダーを務めており、自身のインスタグラムでは最新コレクションのほか、歌手のリアーナ(Rihanna)が手掛けた「フェンティ プーマ バイ リアーナ(FENTY PUMA BY RIHANNA)」などを着用していた。

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「ナイキ」から“怪童”ムバッペ初のシグネチャーコレクション “エア マックス 98”などを用意

 「ナイキ(NIKE)」が、パリ・サンジェルマンFC(PARIS SAINT-GERMAIN FC)所属でサッカーフランス代表のエース、キリアン・ムバッペ(Kylian Mbappe)選手の初のシグネチャーコレクションを発表した。

 コレクションは、「僕の心の中には、フットボールと出合い恋に落ちたボンディが常にある」と、生まれ育ったパリ郊外の街ボンディと、父親がコーチを務めていたクラブASボンディ(AS Bondy)にオマージュを捧げたもの。キーカラーは、かつて森に覆われていた街とASボンディのクラブカラーから着想したグリーンで、普段から愛用するスパイク“マーキュリアル スーパーフライ 7 エリート(MERCURIAL SUPPERFLY 7 ELITE)”(3万円)やユニホーム(6500円)、Tシャツ(3000円)、ヒップバッグ(3000円)などのフットボール用品に加え、ムバッペ選手が大のスニーカー好きであることから“エア マックス 98(AIR MAX 98)”(1万9000円)も用意した。どのアイテムも随所に、母国フランスがFIFAワールドカップで2度優勝したことを意味する2つの星マークや、フランスの地方行政区画においてボンディを表す“93”の数字があしらわれている。

 現在、「ナイキ」公式サイトや一部専門店で販売中だ。

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錦織圭がテニスラケットのデザインを公募 「試合中にファンと一緒に戦える」

 アメア スポーツ ジャパンが手掛けるテニスラケットメーカー「ウイルソン(WILSON)」は12月4日、男子プロテニスプレーヤーの錦織圭選手のテニスラケットデザインを一般公募する「錦織圭選手に勇気を与えるラケットデザイン制作プロジェクト」を発表した。ラケットのデザイン公募は、105年の歴史を持つ「ウイルソン」と錦織選手の両者にとって初めての試み。現在同社の特設サイトから応募可能で、公募期間は2020年1月31日まで。同年6月に受賞作品を発表したのち、9月から実際の試合で使用する予定だ。受賞者には、錦織の直筆サイン入りラケットと10万円分の商品券が贈られる。

 同日都内で行われた記者会見に登壇した錦織選手は、「ラケットはコート上で唯一の“武器”。プレーする上で好きな色やデザインは、やる気にもつながるので重視している」と話し、続けて「テニスは孤独なスポーツだから、試合中にファンの方と一緒に戦えるのは新しい。今まで見たことがなかったような斬新なデザインがあってもいいので、いろいろなものが見てみたい」とデザインへの期待をあらわにした。また、「いまのお気に入りの色はグリーン」と選考基準のさりげないポイントもコメントした。

 錦織選手は20年以上にわたり「ウイルソン」のラケットを愛用している。2020年1月から一般公募デザインのラケットが出来上がる9月までの間は、自身が初めてデザインしたラケットを使用する。同ラケットは、錦織選手の地元・島根県にある日御碕灯台から着想したブルーが映えるデザインに仕上がっている。

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マシュー・ウィリアムズと「ナイキ」の第3弾コラボ インダストリアルなアパレルとスニーカーを用意

 「ナイキ(NIKE)」と「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM)」を手掛けるマシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)は、昨年から続く“Future uniform of training(未来のトレーニングユニホーム)”と題したコラボトレーニング・コレクションの第3弾を12月5日に発売する。

 同コレクションは、マシューらしいインダストリアルな要素を感じさせるトレーニングギアのアパレルとスニーカーで構成されている。“ジョイライド CC3 セッター(JOYRIDE CC3 SETTER)”と名付けられたスニーカーは、今年7月に発表された新たなクッショニングソール“ジョイライド”を搭載した1足で、「1017 アリックス 9SM」2020年春夏パリメンズのランウエイで披露されたものだ。オリジナルモデルの“ジョイライド”はシンプルなフライニットのアッパーが特徴だったが、今作のアッパーはメッシュや合皮などの素材を組み合わせており、シューレースシステムも独自のものを採用している。価格は2万円で、ホワイトとブラックの2色を用意した。

 アパレルは、肩掛けできるストラップが付いたフード付きダウンコート(8万円)をはじめ、耐風性と耐水性を持つシェルパジャケット(5万円)、マグネット式のバックルが特徴的なハイブリッドタイツ(2万7000円)、複数のポケットが配されフレンチテリー素材のタオルが付属するパンツ(2万円)、背面にメッシュポケットを備えたスポーツブラ(9000円)、アンダーウエア(3000円)などのメンズとウィメンズをそろえ、「1017 アリックス 9SM」らしいボディーバッグもラインアップする。

 「ナイキ」公式アプリ「NIKE SNKRS APP」や南青山のナイキラボ MA5(NIKELAB MA5)のほか、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)などの一部店舗で取り扱う。

 イメージビジュアルは、アメリカ・コロラド州のアスペンでコレクションを着用してトレーニングを行う様子を撮影したもので、マシュー=デザイナーのインスタグラムには自らもトレーニングを楽しむ様子が投稿されている。

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「ゴールドウイン」と児島晋輔が初コラボ 「ゴアテックス」を使用したスキーウエア

 「ゴールドウイン(GOLDWIN)」は12月6日、「キャプテン サンシャイン(KAPTAIN SUNSHINE)」デザイナーの児島晋輔との初のコラボレーションアイテムを発売する。

 長野県・白馬で育った児島デザイナーと「ゴールドウイン」、スキーにルーツをもつ両者が“雪の住人”をテーマに高機能性とファッション性を兼ね備えたスキーウエアを提案する。耐久性に優れた「ゴアテックス(GORE-TEX)」を使用したジャケット(8万円)は、リラックスしたシルエットが特徴で、スノーカフを外せば普段着としても使える。同じく「ゴアテックス」を使用したパンツ(6万5000円)は、フルオープンのサイドジッパーや大き目の腰ポケットなど、クラシックなスキーパンツのディテールを採用した。上記のジャケットとセットアップで着ることができる。そのほか、スノーシーンで活躍する軽量ダウン(3万7000円)や「キャプテン サンシャイン」の定番モデルをアップデートした半袖ダウン(3万2000円)などをそろえた。

 アイテムは、「ゴールドウイン」直営店、同社直営店、および公式ECサイトで取り扱う。

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「アディダス」が箱根駅伝を前に青山学院大学にエールを送る“アディゼロ エバーグリーンパック”を発売

 「アディダス(ADIDAS)」は12月10日、日本人ランナー向けモデルの“アディゼロ シリーズ”から、箱根駅伝を控える青山学院大学陸上競技部に向けた日本限定モデル4型を含む“アディゼロ エバーグリーンパック”を発売する。

 ラストは改良を加え、推進力とフィット感を生み出した。同ブランドが採用するメッシュ素材の中でも最軽量のセラーメッシュを用い、軽い履き心地を提供する。ミッドソールには“トルションシステム”を組み込み、着地から蹴り出しまでのスムーズな重心移動をサポートする。アウトソールには自転車などにも使われる“コンチネンタルラバー”を用い、高いグリップ力を実現した。

 商品名には“時を経ても色あせない色”の意味を持つ“エバーグリーン”を用いて、青山学院大学陸上競技部へのエールを込めた。

 アイテムは“アディゼロ ジャパン5”(1万4000円)、“アディゼロ タクミセン 6”(1万6000円)、“アディゼロ RC”(9490円)、“アディゼロ ベコジ"(8490円)。「アディダス」公式オンラインショップをはじめ、ブランドコアストア各店などで順次取り扱う。

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「オープニングセレモニー」 × 「ジョーダン ブランド」 × NBAスター選手のウェストブルック アイテムは全6型

 「オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY以下、OC)」は、NBAスター選手のラッセル・ウェストブルック(Russell Westbrook)とナイキ(NIKE)の「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」とコラボしたカプセルコレクションを11月28日に発売する。「OC」がアスリートとコラボしてデザインプロジェクトを行うのは初めて。

 アイテムは全6型。オーバーコート(5万3000円、サイズはXS〜L)、トラックジャケット(3万円、サイズはXS〜XL)、トラックパンツ(2万7000円、サイズはXS〜L)、フーディー(2万6000円、サイズはXS〜XL)、スエットパンツ(3万円、サイズはXS〜L)、Tシャツ(1万7000円、サイズはXS〜XL)をそろえ、「OC」表参道店や公式オンラインストアで取り扱う。その後12月5日に、「ナイキ」公式オンラインストア、米・ニューヨークの「NIKE LAB 21 MERCER」と「ナイキ」シカゴ店で取り扱う。

 ウェストブルックは「ファッションは私にとって大好きなものであり、楽しむもの。『ジョーダン ブランド』と、私と、どこかパートナーを選んでコラボするという機会を提案されたとき、『OC』の名前がすぐに思い浮かんだ。同コレクションは、大胆なカラーリングと遊び心のあるシルエットと私のスタイルを組み合わせて製作した。今後も、ファッション業界と取り組んでいけることを楽しみにしている」とコメント。

 「OC」のウンベルト・レオン(Humberto Leon)クリエイティブ・ディレクターは「ウェストブルックとのデザインは二人のクリエイティブな対話からスタートした。私たちのお気に入りである『ジョーダン ブランド』に、二人で話し合いを重ねて新しい要素を加えて製作した。ユーザーの皆さんがどのように解釈して日常のワードローブに取り入れてくれるかを楽しみにしている」と語る。

 なお日本における「OC」は、日本事業を担ったオンワードとのパートナーシップを今年10月に解消し、ジャパン社を設立してダイレクトに日本でのビジネスを行う。

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日本代表の久保建英らが登場 世界各地のサッカーを掘り下げる「シュウキュウ マガジンン」8号「ローカル」特集

 サッカーとその周辺のカルチャーや環境にフォーカスする「シュウキュウ マガジン(SHUKYU Magazine)」(SHUKYU)は8号目を発売する。価格は1600円。

 特集は「ローカル」。サッカーもグローバル化が進み、世界の各地域によって選手やクラブ、サポーターの個性が際立っているのが特徴だ。同特集では、各地で活動するローカルコミュニティーを取り上げ、インディペントに始まったコミュニティーが今後のサッカー界に与える影響などを考察する。

 川崎フロンターレの中村憲剛選手が語る「地域とクラブの幸福な関係」、それぞれのチームが持つユニフォームを掘り下げた「Blood In Blood Out」の他、永里優季選手 (シカゴ・レッドスターズ)や弁護士の水野祐らもコラムを寄稿した。

 また、サッカー日本代表の新ユニホームの発売を記念した特別冊子「MY SKY STORY」が付録として付く。久保建英や岩渕真奈ら代表選手から、中村俊輔や川口能活らOB、川淵三郎ら協会関係者まで、あらゆる立場で日本代表を支える11組へのインタビューを敢行した。

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「オークリー」がソフトバンク、阪神などプロ野球9球団とサングラスをコラボ

 アメリカのスポーツ&ライフスタイルブランド「オークリー(OAKLEY)」は昨年、プロ野球の北海道日本ハムファイターズ、阪神タイガース、広島東洋カープ、横浜DeNAベイスターズとのコラボレーションによるサングラス第1弾を発売したのに続き、千葉ロッテマリーンズ、東京ヤクルトスワローズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、中日ドラゴンズ、福岡ソフトバンクホークスの5球団との第2弾を「オークリー」ストア、「オークリー」ECサイト、「オークリー」の正規取扱店などで順次発売した。価格は2万8000円。これにより、全12球団のうち9球団とのコラボ商品を手掛けることになる。

 コラボ商品は、「オークリー」の代表的モデルである“レーダーロック(RADARLOCK)”を各球団のイメージカラーでアレンジした。“レーダーロック”は、素早く簡単なレンズ交換が可能な“スウィッチロックテクノロジー”機能を組み込んだスポーツアイウエアで、2012年の発売以来、多くのアスリートが愛用しているロングセラーモデルだ。

 同ブランドを手掛けるルックスオティカジャパンによると、選手に着用の義務はないが、普段から「オークリー」を愛用している選手が多く、自主トレや来年のキャンプ、シーズンイン以降も着用される予定という。

 「オークリー」は1975年にジム・ジャナード(Jim Jannard)がアメリカで創業し、カリフォルニア州フットヒル・ランチに本社を構える。全世界で600以上の特許を持つ高い技術力に定評があり、アメリカのMLB球団とのコラボレーションも多い。日本でも、元プロ野球選手のイチローをはじめ、ゴルフの松山英樹選手、スピードスケートの小平奈緒選手、スキージャンプの高梨沙羅選手などさまざまな競技のトップアスリートが契約選手として愛用している。

 「オークリー」は、世界最大のアイウエア企業であるイタリアのルックスオティカの傘下。

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マッシュHDが卓球女子・平野美宇選手の“美”をトータルサポートする契約を結んだ理由

 マッシュホールディングス(HD)はこのほど、女子卓球選手の平野美宇選手との“ライフスタイルパートナー”契約を締結した。契約は、「(同社の)ファッション、ビューティー、フード、スポーツといった事業領域を生かし、(平野選手の)ライフスタイルの充実をトータルでサポートする」というもの。11月26日、契約締結に関する記者会見を都内で実施した。

 会見で平野選手は、「スナイデル(SNIDEL)」のドレスをまとい、「トーン(TO/ONE)」でメイクアップをした華やかな姿で登場。「ファーファー(FUR FUR)」のドレスへの衣装替えも楽しんだ。ファッションコーディネートは「スタイリング/(STYLING/)」の白幡啓ディレクター、メイクは「トーン」ディレクターのRYUJI氏が手掛けた。平野選手は東京五輪への出場権争いの真っ只中。だが、近藤広幸マッシュHD社長とのトークセッションでは、スポーツ関連の質問は一切せず、「女性としての美や健康」に関する内容が占めた。

 近藤社長は、平野選手との契約を通じ、「新しい美の形を(平野選手と)共に楽しみながら表現し、世に発信していきたい」と意気込みを語る。スポーツアパレル企業がプロモーションの一環としてプロスポーツ選手と契約し、競技中に自社製品を身に着けさせたり、CMに出演させたりと、目に見えやすい形で発信するのは一般的。だが純粋なファッション・ビューティ企業が、スポーツ選手の「美と健康」をサポートする契約を結ぶ事例は珍しい。同社は2017年には、走り幅跳びパラアスリート、澤田優蘭選手を子会社マッシュスポーツラボの社員として迎え入れている。

 マッシュHDは今回の契約を通じ、普段はテレビ視聴者の目に届かない、平野選手のライフスタイルにアプローチする。五輪が近づき、視聴者の注目が出場候補選手に集まる中、メディアを通じて平野選手の姿が目に留まる機会も増える。日に日にきれいになっていく平野選手がSNSなどで話題となれば、自社の利益にもつながる。また、スポーツやウェルネスを通じて生き生きと輝く女性が増えることは、同社が世の中に発信しているメッセージとも重なる。

 平野選手のもとには、すでに「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」のパジャマが贈られ、「夜寝るときも身体が冷えずに、次の日のパフォーマンス向上につながっている」(平野選手)という。そのほかにも、日常でできるメイクアップの方法を指導したり、自然食カフェの「コスメキッチン アダプテーション(COSMEKITCHEN ADAPTATION)」で培った健康食のノウハウも提供したりと、幅広い事業領域を持つマッシュHDならではのトータルサポートを実施していく。

 平野選手は、「普段ダサいと言われることは多いけれど(笑)、もっとおしゃれな人間になりたいと思うようになりました。水分補給はスポーツドリンクばかりだけど、お水も飲んだほうがいい、その成分まで気を遣ったほうがいいことも知りました。普段からの心掛けで、外見も内面もきれいになっていきたいです」と話した。

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「ナイキ」が2020年新春開催の「第96回箱根駅伝」に向けたシューズやアパレルを発売

 「ナイキ(NIKE)」は、2020年に開催される「第96回箱根駅伝」に向けて製作した“EKIDEN PACK”を12月3日に発売する。“EKIDEN PACK”は「第96回箱根駅伝」のランナーをテーマに、ランナーが駆け抜ける日本の山岳風景からインスピレーションを得て製作したシューズやウエアをそろえる。

 シューズは全5型。駅伝ランナーがレース本番で着用するランニングシューズ“ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%(ZOOMX VAPORFLY NEXT%)”(2万7500円)、駅伝ランナーがトレーニングで着用する“ズーム フライ 3(ZOOM FLY 3)”(1万6000円)、一般ランナー向けで日々の練習に適した“エア ズーム ペガサス 36(AIR ZOOM PEGASUS 36)”(1万2000円)、長距離トレーニングに適した“ズーム ペガサス ターボ 2(ZOOM PEGASUS TUBO 2)”(1万8000円)、日本市場向けに製作した“ズーム ライバル フライ(ZOOM RIVAL FLY)”(8500円)を用意する。公式アプリ「NIKE SNKRS APP」などで取り扱う。

 ウエアは全5型。東京、神奈川、静岡の名所をモチーフに富士山などのグラフィックデザインを施したTシャツ(4000円)、ジャケット(9000円)、フーディー(6500円)などを用意する。グラフィックデザインは、「ナイキ」がサポートする大学チームの男子選手がレース本番で着用するユニホームにも施されている。

 イメージビジュアルのモデルには、「第96回箱根駅伝」出場校の名城大学駅伝部の選手(荒井優奈、井上葉南、小林成美、小森星七、山本有馬)と東海大学陸上競技部の選手(鬼塚翔太、阪口竜平、關颯人、館澤亨次、西田壮志)を起用した。選手らは、レースで“ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%”を、トレーニングには“エア ズーム ペガサス 36”や“ズーム ペガサス ターボ 2”などを着用している。
 

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“ランシュー界のアップル”と呼ばれる「オン」にロジャー・フェデラーが加入

 “ランシュー界のアップル”と呼ばれる2010年スイス創業のランニングシューズメーカー「オン(ON)」は11月23日、創業の地を地元とする男子プロテニス選手ロジャー・フェデラー(Roger Federer)がシニアチームメンバーに加入したことを発表した。「オン」はフェデラーのトップアスリートとしての知見を活かし、フェデラーはシニアチームメンバーとしてアドバイザーのほか投資家として「オン」にかかわり、来年中に新商品を発売する予定だという。

 トライアスロンの元トップアスリートで「オン」共同創業者のオリヴィエ・ベルンハルド(Olivier Bernhard)は、フェデラー参画のきっかけに「長年『オン』を愛用していた」を挙げ、続けて「友好が深まるにつれ、テニスコート外でも優れたリーダーであり、新たなことに挑戦する起業家精神をもっていることを知った。デザインとイノベーションに情熱を注ぐ私たちと同じ価値観を共有しているフェデラーがチームメンバーとなることで、とてつもない化学反応が起こると確信している」とコメントした。

 「私はファンとして長年「オン」を愛用してきた。そして創業者たちと話し知れば知るほど、単にスイス出身ということ以外にも多くの共通点があると気づいた。チームメンバーに加わりアスリートとしての経験を生かすことで、この若いパフォーマンスブランドの成功にどれだけ貢献できるかを考えるととてもワクワクする」(フェデラー)。

 なおフェデラーは、昨年ユニクロ(UNIQLO)とグローバルブランドアンバサダー契約を2028年まで結んだことを発表したほか、ナイキ(NIKE)とはキャリア初期の2002年からスポンサー契約を結んでおり、今後の動向に注目が集まる。

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“ランシュー界のアップル”と呼ばれる「オン」にロジャー・フェデラーが加入

 “ランシュー界のアップル”と呼ばれる2010年スイス創業のランニングシューズメーカー「オン(ON)」は11月23日、創業の地を地元とする男子プロテニス選手ロジャー・フェデラー(Roger Federer)がシニアチームメンバーに加入したことを発表した。「オン」はフェデラーのトップアスリートとしての知見を活かし、フェデラーはシニアチームメンバーとしてアドバイザーのほか投資家として「オン」にかかわり、来年中に新商品を発売する予定だという。

 トライアスロンの元トップアスリートで「オン」共同創業者のオリヴィエ・ベルンハルド(Olivier Bernhard)は、フェデラー参画のきっかけに「長年『オン』を愛用していた」を挙げ、続けて「友好が深まるにつれ、テニスコート外でも優れたリーダーであり、新たなことに挑戦する起業家精神をもっていることを知った。デザインとイノベーションに情熱を注ぐ私たちと同じ価値観を共有しているフェデラーがチームメンバーとなることで、とてつもない化学反応が起こると確信している」とコメントした。

 「私はファンとして長年「オン」を愛用してきた。そして創業者たちと話し知れば知るほど、単にスイス出身ということ以外にも多くの共通点があると気づいた。チームメンバーに加わりアスリートとしての経験を生かすことで、この若いパフォーマンスブランドの成功にどれだけ貢献できるかを考えるととてもワクワクする」(フェデラー)。

 なおフェデラーは、昨年ユニクロ(UNIQLO)とグローバルブランドアンバサダー契約を2028年まで結んだことを発表したほか、ナイキ(NIKE)とはキャリア初期の2002年からスポンサー契約を結んでおり、今後の動向に注目が集まる。

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「ナイキ」から厚底でも安全の新作ランシュー“リアクト インフィニティ ラン”誕生 ケガを減らすことを目的に開発

 「ナイキ(NIKE)」は1月30日、新作ランニングシューズ“リアクト インフィニティ ラン(REACT INFINITY RUN)”を発売する。価格は1万6000円で、「ナイキ」公式サイトやアプリおよび一部店舗で取り扱う。

 「ナイキ」はランニングを「STRONG(鍛える)」「FAST(スピード)」「LONG(長距離)」「EASY(快適)」の4カテゴリーに分類しており、今回の“リアクト インフィニティ ラン”は「LONG」に該当し、昨年発売された“エピック リアクト(EPIC REACT)”の後継モデルにあたる一足だ。同シューズでは、エリートからビギナーまでどんなランナーでも抱える問題の一つ、“ケガ”に着目。これまでもオーバープロネーション(かかとから着地した際に過度に内側に倒れ込み、膝に大きく負担がかかること)を防ぐ“ダイナミックサポートシステム”を搭載したシューズは発表していたが、「クッション性と反発力のあるシューズがほしい」というランナーからの声に応えてスピードよりもケガを減らす安全性を目的に開発された。

 ヒールを“ナイキ史上最速シューズ”と話題の“ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%(ZOOMX VAPORFLY NEXT%)”から着想したせり上がった形状にし、ソールをロッキングチェアのようなエンジニアードロッカー(Engineered Rocker)構造にすることで、着地から蹴り出しまでスムーズな足運びを実現する。フォームには反発力に優れたリアクトフォームを使用し、“エピック リアクト”と比べ24%増量したことで厚みが増して幅広になり、クッション性と安定性が向上した。また、従来まで中敷とリアクトフォームの間にあったストローベルと呼ばれる中板を取り除くことで、よりクッション性を感じられる工夫も。アッパーは、通気性とフィット感、耐久性を保持しながらも汗や雨などの水分吸収を抑えるために、フライニットを3層構造にしている。

 カテゴリーはあくまで「LONG」だが、ロングランだけでなくベースランやインターバル、リカバリーランまでさまざまなランニングに対応する一足として、エリートからビギナーまで全てのランナーをターゲットとしている。

 発売に先駆け、11月中旬に国内のメディアやインフルエンサーを招いた試走会が都内で行われた。履き心地はリアクトフォームのおかげてソフトな弾力感があり、3層構造のアッパーが程良い締めつけ感を生み、土踏まず部分のアーチも高いことで足全体のフィット感が高い印象を受けた。また、ケガの防止を謳うだけあり、ヒール部分をTPU素材がぐるっと囲っていることで、オーバープロネーションも防いでいる。着用前はエンジニアードロッカー構造から直立時に前のめりになる感覚があるのではないかと危惧したが、その心配もない。試走会には20人ほどが参加したのだが、当然誰もケガすることなく約5kmを快適に走り切った。

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東京五輪の公式服装はAOKIに決定 開会式などで着用

 AOKIは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で、日本代表選手団が着用する公式服装(式典用及び渡航用)を作製する。デザインは、2020年1月に発表予定。

 選考は、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)と公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会(JPC)が行った公募で、提示されたコンセプト“ニッポンをまとう”“東京2020大会の価値の発信”“歴史と伝統の継承”“国民との一体感”を踏まえ、40社の中から選ばれた。選考理由については明らかにしていない。AOKIは「選手ファーストの精神で、公式服装の作製に努めるとともに、東京2020大会及びJOC・JOCのオフィシャルサポーターとして大会の成功に向けて貢献するとともに日本代表選手団をサポートしていく」とコメントしている。

 AOKIが公式服装を手掛けるのは、18年2月の平昌五輪に続く2度目。夏季大会での公式服装は、今回が初めてとなる。

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デサントがランニングシューズ市場に再参入 “あえての”薄底シューズを開発

 デサント ジャパンは、事業拡大の一環としてランニングシューズ市場に本格参入することを発表した。同社は2012年にも一度参入していたが、他社との差別化を図れなかったことなどを理由に数年で撤退。その後、スポーツアパレルの研究開発拠点ディスク(DISC、DESCENTE INNOVATION STUDIO COMPLEX)を設けたことで開発力が飛躍的に向上し、満を持して激戦のランシューズ市場への再挑戦となった。24年までに日本を中心に韓国と中国の3カ国で販売し、販売目標はグループ全体で300万足。基幹ブランド「デサント(DESCENTE)」では100万足を掲げ、半数をランニングシューズが占める販売比率を目指す。

 参入に際し、「スポーツブランドは、シューズがあって初めて真の総合スポーツメーカーといえる。他メーカーでも事業の大半がフットウエアであり、まずはスポーツ・トレーニングの原点であるランニングのためのシューズを開発した」(小川典利デサント ジャパン代表取締役社長)と、「デサント」から新作ランニングシューズ“原点(GENTEN)”を発売する。開発に2年以上を費やしたという同シューズのコンセプトは、“新・薄底、新感覚の推進力〜日本人ランナーの足を作る〜”だ。「日本人が走るために必要な機能を持つシューズが意外と少ない」という観点から、日本人の足の形と走法を徹底的に研究。その結果、踵部と中足部のフィット感が高く、アウトソールがフラットで薄底の“原点”が生まれた。

 “原点”では、ランナーのタイプ別に異なる型を用意する。アウトソールに世界最薄・最高強度素材「グラフェン」を使用し、ミッドソールにカーボンプレートを搭載したエリートランナー向けの“原点 EL”(1万7600円)、同じく「グラフェン」付きでグリップ力を高めたフルマラソン3時間前後のランナーに向けた“原点 RC”(1万5400円)、フィット感と安定性で快適なランニングを楽しみたいフルマラソンの完走を目指すランナー向けの“原点 ST”(1万3200円)の3モデル。それぞれ無駄な力を使わせずにブレの軽減も実現し、ラスト(足型)やアウトソールのパターン、デザインはモデルによって異なる。現在、特設サイトや一部店舗では予約を受け付けており、12月13日から直営店を中心に販売を開始する。

 市場で厚底が主流となっている中で“あえて”薄底を開発した理由については、「今、速く走るには厚底しかないという考え方になっているが、ランナーにはいろいろな選択肢があるべきだ。開発の中で薄底を好む人が大勢いることが分かった。そういう人に(薄底の)新しいシューズを履いてもらい、よりランニングを楽しんで速く走ってもらいたかったから、“薄底”で勝負した」(大辻俊作デサント ジャパン第1部門フットウエア開発部部長)という。「『ランニングシューズはミッドソールだ』と言われることもあるが、原点に戻ることが『デサント』らしさであると考え、シンプルでミニマルな薄底になった。将来的にはディスクを活用していろいろなシューズを開発していくが、“原点”はその第1弾」(小川社長)。

 発表会では、ファンランナー向けのシューズ“DR ムーブ(DR-MOVE)”(8900円)と、「デサント」初となるトライアスロンシューズ“デルタ トライ OP(DELTA TRI OP)”(1万8000円)も披露し、長距離の塩尻数也選手とのアドバイザー契約締結も発表された。

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「ナイキ」がアマゾンから撤退

 ナイキ(NIKE)は11月13日、今後アマゾン(AMAZON)で自社製品の販売を行わないことを明らかにした。

 ナイキは「消費者とより直接的で緊密な関係を築いていくためにアマゾンでの販売終了を決定した」とコメントした。なお、世界中の消費者に向けてスムーズに販売を行うため、その他の小売業者や販売のプラットフォームとは引き続き独自の関係強化に努めていくという。なお、販売公式サイトとアプリでの一連のサービスを促進するため、アマゾンズウェブサービス(AWS)との関係は保持する予定だ。

 近年、数多くのファッションブランドや小売企業が事業コントロールの喪失を恐れてアマゾンでの販売を取りやめる動きがある中、ナイキはアマゾンでの販売を行ってきた。2017年夏にナイキとアマゾンは取り組みを開始し、偽造品の流通や不正販売業者に対する監視を強くする代わりに、限定モデルのシューズやアクセサリー、衣服を販売した。

 17年12月の時点で、ナイキのマーク・パーカー(Mark Parker)会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)は、プログラムが軌道に乗っていることを明らかにしていた。同月に行われたアナリストたちとの電話会議でパーカー会長兼社長兼CEOは、「限定モデルの売上高は好調。このプログラムが最高の状態で稼働すれば、ナイキとアマゾンの両社にとって相互に利益のある素晴らしい消費者向けサービスの機会がもたらされる。われわれは強気でこの事業を進めていきたい。重要なのは、よりよい方法で商品を提供し、データを共有することで消費者サービスの向上を図り、ブランド力を向上させることだ」と語っていた。

 偽造品や不正販売業者の取り締まりに加えて、アマゾンの膨大な顧客データから得られる情報も魅力だったが、証券アナリストによれば、その点に関してナイキの目論見は外れたようだ。アマゾンではいまだ第三者によって大量のナイキ製品が販売されており、偽造品の販売も横行している。実際のところ、そういった販売業者はアマゾンにとって大きな収入源であるため、アマゾンが彼らを排除することを期待するのは現実的ではなかった。

 突然の事業戦略転換の背景には、パーカー会長兼社長兼CEOが20年1月13日付でCEOを退任し、後任に米大手リセールEC企業イーベイ(eBAY)で08年から15年までCEOを務めた経験のあるジョン・ジョセフ・ドナホー2世(John Joseph Donahoe II)が就任することも関係していると見られている。

 ナイキの全体戦略としては、アマゾンでの売り上げよりも自社によるECプラットフォームを拡大することに重点を置いている。ナイキをはじめとする有名ブランドは、アマゾンよりも自社サイトの運営強化を図る方が利益も大きく、ブランド力の向上にもつながると気付いたのか。アパレルに限らず、有名ブランドのアマゾン離れは将来的にさらに加速していくとの見通しもある。

 アマゾンはこの件に関してコメントを発表していない。

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ヨドバシが初の複合商業施設をオープン アウトドアや子ども関連が充実

 ヨドバシホールディングスは、16日に大阪・梅田に開業する同社初の複合商業施設「リンクス ウメダ」の内部を公開した。地下1階から地上8階までの9フロアに、日本初や新業態19店舗、関西初23店舗を含む約200店舗が出店。カメラ・家電量販店の「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」と全フロアで連結することで売り場面積は約9万平方メートルとなり、地域内最大級の商業施設が誕生する。ヨドバシカメラの客層に加え、近隣で働くオフィスワーカーや子ども連れのファミリー、インバウンド客を狙う。初年度の年間来場者数は両館合わせて7700万人を想定。売上高はヨドバシカメラで1200億円、リンクスで500億円を見込んでいる。

 エリア内競合について、ヨドバシ建物の五鬼上大介リンクス ウメダ館長は「競合するのではなく、独自路線でいく。幅広いお客さまのニーズにこれまでは応えきれていなかったので、何でも売っているヨドバシカメラのように、ニーズを埋めるべくテナントを選んだ」と語った。

 注目売り場のひとつが、今年4月に同社の完全子会社となった石井スポーツが6階のワンフロア約4000平方メートルで展開するアウトドアとスキーの新業態。従来はエキスパート向けだったが、ビギナーやファミリー向けの商品を増やしたほか、「ザ ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「マムート(MAMMUT)」など7ブランドのショップインショップも登場する。増床改装した「ゼビオ」と合わせると、地域最大級の品ぞろえを誇るスポーツ・アウトドア売り場となる。

 5階には、幼児向けフィットネスクラブ「マイジム」や子どもと家族が安心して遊べるアミューズメント施設「モーリーファンタジー」、子ども服の「ミキハウス ホットビスケッツ(MIKIHOUSE HOT BISCUITS)」などが出店。ヨドバシカメラの玩具・ホビー・ゲーム売り場と合わせて約9900平方メートルのキッズ向けフロアが登場する。地下1階の食物販と飲食のフロアも充実。近商ストアが運営するスーパーマーケット「食品専門館ハーベス」では弁当約200種類、惣菜約200種類以上をそろえるほか、「おいしいもの横丁」では約20軒のネオ居酒屋が軒を連ね、オフィスワーカーのランチやちょい飲みのニーズに応える。

 他には、フランフランの新業態「U.F.O」が渋谷店に続いて2号店を出店。「ユニクロ(UNIQLO)」は従来の2倍の約5600平方メートルで移転オープンした。梅田初出店となる「ニトリ(NITORI)」もミドルアッパー狙いの品ぞろえで、社内トップクラスの売り上げを目指す。

 リンクスウメダには、ビジネスマッチングオフィス「ウィワーク」や全1030室の「ホテル阪急レスパイア大阪」、関西国際空港や主要都市への直行バスや観光バスが発着する「バスターミナル」も併設。「ビルの開発テーマのひとつだった“国際交流拠点”を担う施設として、インバウンドの誘客も狙っている」(ヨドバシ建物・営業部部長 安藤修一氏)。

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サッカー日本代表で背番号“10”を背負う中島翔哉、アディダスからミズノ契約選手に

 ミズノは11月12日、ポルトガル・ポルトに本拠地を置くフットボールクラブのFCポルト(FC PORTO)に所属する中島翔哉選手とブランドアンバサダー契約を締結したことを発表した。中島選手は今後、同社のスパイク“レビュラスリー(REBULA 3)”を着用して試合に臨むほか、スパイクをはじめとした商品開発に対するアドバイスを行い、さまざまなスポーツ用品の宣伝・広報活動に協力する。

 現在、サッカー日本代表で背番号“10”を背負う中島選手は、2012年にプロデビューしてからアディダス(ADIDAS)契約選手として同社のスパイクを着用していたが、今年5月から試合や練習中にロゴもないオールブラックのスパイクを着用するようになり、関係者の間で去就が注目されていた。

 なお、サッカー日本代表で近年背番号“10”を背負ってきた名波浩選手や中村俊輔選手、香川真司選手らはアディダス契約選手だった。また、同じく日本代表では吉田麻也選手や永井謙佑選手が、元日本代表では本田圭佑選手や岡崎慎司選手、中村憲剛選手がミズノ契約選手だ。

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リーボックが2020年にブランドロゴを統一 ブランド全体で一貫性のある製品開発に取り組む

 リーボックは、カジュアルライン「リーボック クラシック(REEBOK CLASSIC)」と、フィットネスライン「リーボック(REEBOK)」のロゴを2020年に統一する。リーボックは今後、カテゴリーの境界を超えてブランド全体で一貫性のある製品開発に取り組む。また19年11月に、“ベクターロゴ”を採用したフィットネスアイテムを限定発売する。

 統一の背景は、顧客の新たなニーズに応えてよりよいブランドを築くためだ。現代の顧客の特徴である日常着とスポーツウエアの垣根がなくなりつつある点も決め手となった。

 新ロゴは、「リーボック クラシック」で採用している“ベクターロゴ”と“ドロップアールワードマーク”をベースに作成。“ベクターロゴ”は、ブランドロゴとデザインマークの間隔を広げるなど、従来よりも見やすいデザインにアップデートしている。

 “ベクターロゴ”は、50年以上の歴史があるリーボックのサイドストライプとクロスチェックデザインをベースに作成した。1992年の導入以来、リーボックの最も認知度の高いブランドロゴとして浸透してきた。

 11年からフィットネスラインで採用されてきた“デルタロゴ”は、クロスフィットなど一部商品のみで引き続き採用される。

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ナイキ × ヴァージルの新作 アパレルやボディーバッグ、新作スニーカー“ヴェイパー ストリート”を用意

 ナイキ(NIKE)とヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が今年スタートさせた「ザ ナイキ c/o ヴァージル アブロー」は11月14日に、スニーカーやパフォーマンスウエアなどからなる女性向けランニングコレクション“アスリート イン プログレス(ATHLETE IN PROGRESS)”の第2弾を発売する。公式アプリ「NIKE SNKRS APP」や南青山のナイキラボ MA5(NIKELAB MA5)などの一部店舗で取り扱う。

 前回の“アスリート イン プログレス”では、ラバースパイクが目を引くスニーカー“ナイキ × オフ-ホワイト ズーム テラ カイガー 5(NIKE X OFF-WHITE ZOOM TERRA KIGER 5)”が登場し話題となっていたが、今回も同様のラバースパイクを用いた新作スニーカーを用意する。

 “ナイキ × オフ-ホワイト ヴェイパー ストリート(NIKE X OFF-WHITE VAPOR STREET)”と名付けられたこの一足は、2018年発売でランニングシューズをタウンユース向けにアップデートした同名の“ヴェイパー ストリート”をベースにしており、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」19年春夏コレクションのランウエイで披露されたもの。ビニールのような半透明な素材で覆われたアッパーをはじめ、通常のものに重ねてもう1つがあしらわれた二重構造のシューレースやインダストリアルタグなど、まさにヴァージルらしい意匠が詰まった一足に仕上がっている。またインソールにもこだわり、左右を合わせると「オフ-ホワイト」のロゴが現れるほか、今よりも細くて鋭利だった1971年考案のスウッシュロゴがプリントされている。価格は1万9000円で、ブルー、ブラック、イエローの3モデルで展開される。

 パフォーマンスウエアはブラックとイエローをメインカラーに、ギア的要素の強いジャケットや、ブラトップ&タイツのセットアップ、タイダイ柄のトップス&ショーツのセットアップなどを用意するほか、スポーツシーンで使いやすそうな密着度の高いボディーバッグもラインアップする。価格は未定。

 イメージビジュアルのモデルには、英女性短距離選手のディナ・アッシャー・スミス(Dina Asher Smith)らが起用されている。

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渋野日向子プロがトークショー 「ビームス ゴルフ」と小田急百貨店が共同で開催

 「ビームス ゴルフ(BEAMS GOLF)」は12月21日、ウエア契約を結ぶ女子プロゴルファー、渋野日向子選手のトークショーを小田急百貨店新宿店と共同で開催する。同店で12月に開催されるイベント「ハルクスポーツ・冬のゴルフフェスタ」の一環で、購入金額に応じて、トークショーに抽選で招待する。

 参加には、ビームス ゴルフ小田急ハルク店を含むハルクスポーツ1階のゴルフウエア・用品売り場で11月13~31日の期間中、1レシート4万4000円以上の購入が必要。その際にもらえる応募用紙で応募し、当選した140人を後日トークショーが開催される都内ホテルへ招待する。トークショーは13時~と15時~の2回制で、各回70人ずつ1時間程度。試合中とは違った渋野選手の表情が見られる貴重な機会となる。

 渋野日向子選手は1998年11月15日生まれ。岡山県岡山市出身。18年のプロ転向後、 19年「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で初優勝。同年の「全英AIG女子オープン」では、42年振り日本人史上2人目の海外メジャー制覇を果たす。優勝時に着ていた「ビームス ゴルフ」のポロシャツが完売し話題になった。

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「アシックス」が新国立競技場を手掛けた隈研吾とコラボ 2020足限定のシューズ

 「アシックス(ASICS)」は、建築家の隈研吾とコラボレーションしたシューズ“メタライド AMU(METARIDE AMU)”を12月20日に2020足限定で発売する。価格は3万6000円で、アシックス原宿店、心斎橋店、梅田店とオンラインストアで取り扱う。隈は2019年内に完成予定の新国立競技場をはじめ多くの建築や家具を手掛けているが、シューズのデザインは初めて。

 同社が2月に発売したランニングの注力モデル“メタライド”をベースにし、日本の伝統的な竹を編む技法“やたら編み”に着想した複数のテープがアッパーを覆う。複雑に交差したテープはブランドの代名詞である“アシックス ストライプ”を描くと同時に、足全体をサポートする機能を兼ね備えている。ミッドソールの一つは木材を原料とするセルロースナノファイバーを用いた「フライトフォーム(FLYTEFORM)」で、あえて無着色のまま用いることで“環境に配慮した優しい建築”を目指す隈の信念を表現した。ほかにも、つま先が大きくカーブしたソールの形状やヒール部に衝撃緩衝材「ゲル(GEL)」が付くなど、同社が開発した最新技術を備えた一足に仕上がっている。

 隈は、アシックスから協業の依頼が届き「やっと自分の理想のスニーカーが作れる」と快諾。建築と同様のプロセスで、まずはデザイン画をアシックスに提案して共同開発していったという。隈が初のシューズデザインを終えた感想や、協業を通じて感じた未来への可能性について語るインタビューは12時30分に公開予定(有料会員限定)。 

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「ニューバランス」がトレイルランナー向け新コレクション発表 

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は11月16日、トレイルランナーに向けた新コレクションを発売する。シューズは“MS850”と“フレッシュ フォーム ヒエロ(FRESH FOAM HIERRO)”の全2型をそろえ、ロードランから普段使いまで対応可能だ。なお8日に、公式オンラインストアでのみ先行予約を開始する。

 “MS850”は、1996年に誕生したランニングモデル“850”のシルエットやディテールからヒントを得て誕生したトレイルランニングシューズだ。ミッドソールは“フレッシュ フォーム X”を、アウトソールには「ビブラム(VIBRAM)」を採用して、トレイルランナーに重要なグリップ力と耐久性に重きを置いた。価格は1万2800円で、カラーはレッド、ブルー、イエロー(サイズは25.0〜29.0cm)をそろえる。「ニューバランス」原宿店や公式オンラインストアなどで取り扱う。

 “フレッシュ フォーム ヒエロ”は、防水性に優れるTPUコーティングを施したテキスタイルアッパーに、クッション性を高めたミッドソールの“フレッシュ フォーム X”を採用したトレイルランニングシューズだ。アウトソールには“MS850”と同じく「ビブラム」を用いた。価格は1万3500円で、カラーはメンズサイズがイエロー(25.0〜29.0cm)、ウィメンズサイズがブルー(サイズは22.0〜25.5cm、公式オンラインストアのみ取り扱う)をそろえる。「ニューバランス」原宿店や銀座店などで取り扱う。

 「ニューバランス」は過去40年以上にわたり、さまざまなトレイルランに対応するシューズを開発してきた。

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「パレス」 × 「アディダス」 × ユヴェントスのトリプルコラボがついに発売 モデルにはスケーターと選手を起用

 イギリス・ロンドン発のスケートボードブランド「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS以下、パレス)」は、「アディダス(ADIDAS)」がサプライヤーを務めるイタリアのフットボールクラブ・ユヴェントスFC(JUVENTUS FC)とのコラボコレクションを11月9日に発売する。

 今回の協業は、世界で初めてスケートボードブランドがプロチームの公式ユニホームをデザインしたという歴史的なもの。現地時間の10月30日に行われたジェノアCFC(GENOA CFC)との一戦で、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)ら選手たちがコラボユニホームを着用しゲリラ発表された。

 コレクションはユニホームをはじめ、トレーニングウエアやキャップ、GK用手袋、ボールなど、フットボールクラブとのコラボらしいアイテムを多数ラインアップ。ユヴェントスFCの愛称でもある“ビアンコネロ(ブラック&ホワイト”をメインカラーにネオンカラーを挿し込み、随所に「アディダス」と「パレス」、ユベントスFCの“J”、そしてスポンサーの「ジープ(JEEP)」のロゴが配されている。

 価格は5500〜3万円で、国内では「パレス」の旗艦店と両ブランドの公式オンラインストアでのみ取り扱う。

 なおルックには、ルシアン・クラーク(Lucien Clarke)やローリー・ミラネス(Rory Milanes)ら「パレス」所属のスケーターと、パウロ・ディバラ(Paulo Dybala)やマタイス・デ・リフト(Matthijs de Ligt)らユヴェントスFCの選手たちが起用された。

 

 

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プラダとアディダス、長期的な協業を発表 第1弾は12月発売

 プラダ(PRADA)とアディダス(ADIDAS)は11月8日、長期的に協業することを正式に発表した。その第1弾として、“プラダ フォー アディダス(PRADA FOR ADIDAS)”の限定モデルを2モデル発売する。その1つめはメンズとウィメンズの両展開で、プラダがイタリアで生産する。全世界で12月に発売される予定だ。

 両ブランドは7日、「Coming soon.」の文字とともに、「プラダ」のショッパーに「アディダス」と「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」のシューズボックスが入っているティザー画像をそれぞれのインスタグラムに上げてコラボレーションを示唆していた。

 プラダとアディダスは、「限定モデルは双方の豊かなアーカイブを着想源とした、タイムレスでクラシックなものに対するトリビュートとなる。スポーツからストリート、そしてラグジュアリーへという潮流の中で、それぞれのブランドで育まれてきたクラシックな定番を再解釈し、新しい目で見直したものになる」と共同声明で発表した。長期的な協業のその他の内容についてはまだ明らかにされていないが、プラダが所有するヨットチーム、ルナロッサ(LUNA ROSSA)向けの新たなセーリング用フットウエアを2020年に発表するという。

 プラダがスポーツブランドとこのようなコラボレーションをするのは今回が初となる。一方、アディダスはこれまでにステラ・マッカートニー(Stella McCartney)、ラフ・シモンズ(Raf Simons)、リック・オウエンス(Rick Owens)、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)などのさまざまなデザイナーやアーティストと協業している。

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