美髪コームの「ラブクロム」がニューヨークで新作発表 欧米人の髪質に向けた新形状がデビュー

ワイシー・プライマリー(YC・PRIMARILY)が手掛けるヘアケアブランド「ラブクロム(LOVECHROME)」はこのほど、ニューヨークでポップアップイベントを開催し、欧米人向けの新シリーズ“ラブクロム ウエービー ツキ”を日本に先駆けてお披露目した。前日に行われたレセプションイベントには現地の美容師やヘアアーティスト、インフルエンサーらが駆けつけた。

イベントはソーホー地区にあるアッルーシュ ギャラリー(Allouche Gallery)で行われた。会場では今回欧米で先行発売する“ラブクロム ウエービー ツキ”シリーズに加え、既存の“スカルプカッサ”“テツキ”“ツキ”“パドルコーム”から、“カットコーム”“リングコーム”など美容師に向けたプロフェッショナルシリーズ、コームと併用する“P.B ラブクロム プロフェッショナル シャンプー”“P.B ラブクロム プロフェッショナル トリートメント”などのヘアケア製品を含む全ラインアップを展示。体験スペースでは、ヘアスタイリストや毛髪診断士によるカウンセリングやヘアコームの提案が行われ、来場者は日本発のヘアケア製品に高い興味を示していた。

「ラブクロム」は、特殊加工技術“JP クロムテック”によって表面を極限まで滑らかにした“美髪コーム”を中心に展開。摩擦を70%軽減し、静電気を吸着拡散することでダメージやパサつきを抑え、髪を艶やかにまとめあげる。美容師や著名人による口コミで人気に火がつく中、近年は海外からの問い合わせも増加したことで、2年を費やし新製品の開発に至ったという。“ラブクロム ウエービー ツキ”は、絡まりやすい欧米人の細い毛髪やウエービー、カーリーヘアでも滑らかなコーミングを可能とする刃間の広さが特徴で、ゴールド、ローズゴールド、プレミアムブラック、インバスの4種を用意する(日本発売日未定)。

欧米人にも「櫛でヘアケアする」習慣を伝えたい

同社の下島千穂社長は、「開発から14年、日本の素晴らしい匠の技術を世界に発信していくことを目指してきた。23年前に初めて足を踏み入れた思い出のあるニューヨークの地で新製品を紹介できたことは感慨深い。実際に製品に対するアメリカ人の反応も良く、手応えを感じている。日本ではようやく櫛で髪を梳かす習慣が浸透してきたが、ヘアブラシに比べて櫛に馴染みがない人はまだまだ多く、米国でもスキンケア同様にヘアケアが重要であることを啓蒙していきたい」とコメント。

同ブランドは、現在日本でのヘアサロンへの卸売、小売り、EC販売に加え、欧州ではフランス・パリの老舗百貨店ル・ボン・マルシェ(LE BON MARCHE)での取り扱いがある。全米では昨年から米国向け公式オンラインストアを開設、アマゾンでの販売をスタートしていたが、今年3月にロサンゼルスにオフィスと倉庫を設立したことを機に、北米展開を本格始動していく。70ドル〜400ドル(約1万〜5万7000円)と高価格帯であることから、まずは百貨店やセレクトショップでの小売りからスタートし、裾野を広げていく計画だと明かした。

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「ラブ・ライナー」からポケモンデザインのアイライナーとマスカラ2種 パルデア“御三家”やパモが登場

「ラブ・ライナー(LOVE LINER)」は5月12日、ポケモンデザインのアイライナーとマスカラ2種を数量限定で発売する。全国のドラッグストアとバラエティーショップ、msh公式ECで取り扱う。

柔らかさとコシのバランスが取れた“リキッドアイライナーR4 ポケモンデザイン2”(全5色、各1760円)には、ピカチュウ、カビゴン、ドオー、パモ、ワッカネズミ、ヤドン、イーブイをデザインし、それぞれのイメージに合わせたカラーの容器に仕上げた。“ブラック”“ダークブラウン”“ブラウン”“モカグレージュ”“ロゼブラウン”の5色を展開する。

マスカラは、“オールラッシュ マスク ロング&セパレート<マスカラ>ポケモンデザイン”(1760円)と“オールラッシュ マスク カール&ロング<マスカラ>ポケモンデザイン”(1760円)の2種を用意。“ロング&セパレートタイプ”にはピカチュウのほか、パルデア地方旅立ちの3匹のニャオハとホゲータ、クワッスを、“カール&ロング”タイプにはゲンガーとイーブイをデザインした。どちらも“ディープブラック”の1色展開で、仕上がりの好みで選ぶことができる。

製品一覧

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「オルビス」がヘアサロン市場に参入 大ヒット“ヘアミルク”の専売品を発売

ポーラ・オルビスホールディングス傘下の「オルビス(ORBIS)」は5月25日、ヘアサロン市場に本格参入する。第1弾として主力のアウトバストリートメント“エッセンスインヘアミルク”をベースにした“エッセンスインヘアミルク プロフェッショナルユース”(140g、2860円/詰め替え280g、4950円)を投入する。美容ディーラーとコネクションを持つシェアリング・ビューティーを通じて展開する。

同製品は、オルビス独自のスキンケア理論を応用。肌への浸透力が高いスキンケア保湿成分のセラミドとコラーゲンを、髪の外側・内側ともに浸透しやすい構造へと変化させた成分として配合する。両成分がダメージを受けた毛髪内部に浸透しやすい設計を取り入れた。

製品開発を主導したのは、美容室向け専売品を扱っていたメーカーで営業経験を持つ商品企画グループの宮川春蘭さんだ。美容師と顧客の双方が抱える「髪悩みの多様化」や「アイテム選びの複雑さ」といった課題に着目し、製品設計に反映させたという。「1本で満足度の高い効果を発揮する」と自信をのぞかせる。

同社によると、アウトバストリートメント市場のシェアでは「圧倒的」にヘアオイルが優勢で、ヘアミルクの使用者が多くないという。しかし、「スキンケアのステップをヘアケアに置き換えると、化粧水の役割に当たるのがヘアミルクで、クリームの役割がヘアオイルになる」とスキンケアの考え方をヘアケアに転用し、「まずはヘアミルクからのアプローチを提案する」。ヘアオイル偏重だった市場の中でヘアミルクの重要性を訴求する。

元木正城オルビス執行役員 BtoB事業部 部長は、「ヘアサロンはコンビニよりも多いと言われているが、まずは年間で数千店舗の展開を目指す。サロン専売品の“ベーシック”となることに期待したい」と意気込む。

広告ゼロで累計1308万個販売

「エッセンスインヘアミルク」は2011年の誕生以来、一度のリニューアルもせず、広告費ゼロで累計1308万個(11年9月24日~25年3月31日の販売実績)を売り上げたロングセラーだ。SNSや口コミで人気に火がつき、23年にはアットコスメ(@cosme)の「ベストコスメアワード」で総合大賞を獲得。24年は21年比で約20倍の販売数を記録した。

23年からはドラッグストアへと販路を拡大したことも後押しし、販売は一気に加速した。「ヘアミルク市場はこれまでニッチだったが、『オルビス』によって大きな市場となったと自負している」(元木部長)と胸を張る。

今後も、ユーザー視点の製品開発と市場への新たな価値提案を強みに、ブランドとしての進化を加速させる構えだ。「ビューティーの本質」を問い続ける存在として、あらゆる顧客に新たな選択肢を提示していく。

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西川が大阪万博に自律神経センサー搭載クッションを初導入 “体調に合わせた食事”を提案

寝具メーカーの西川は、2025年大阪・関西万博のサステナブルフードコート「大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~」に、独自開発した自律神経センサー内蔵クッション「コンディシート(ココロミエール)」を導入した。センサーで取得した生体データを解析し、来場者の体調に合わせた“食の処方箋”を提案する。

「コンディシート」は、座ると30秒間で自律神経バランスなどのデータを取得する座圧分散クッション。測定結果に基づき、消化に優しいメニューや活力を与えるメニューなど、当日の心身の状態に応じた最適な料理を提案する。導入されるフードコートは、ロボットと人が協働する“未来の飲食店”モデルを体感できるゾーンであり、「食×コンディショニング」の融合によって、未来のヘルスケア体験を提示する場とされている。

自律神経と食の相関に着目 5年かけた独自技術

西川は、睡眠研究で培ったセンシング技術を「食」の領域に応用し、自律神経と食との相関に基づく特許技術を5年かけて開発。日本古来の「おもてなし」文化をテクノロジーで具現化したと位置付ける。個々人が気づきにくい身体の変化を科学的に捉え、その日の“こころとからだ”に寄り添った食事体験を可能にする。

本技術のベースには、同社が展開する高精度センシングマットレス“[エアーコネクテッド]SX マットレス”と睡眠アプリ「グーモ」のノウハウが活用されている。マットレスには1680個の点による体圧分散構造と高精度センサーが内蔵され、0.004秒に1回のデータ取得を可能とする。またアプリ「グーモ」は睡眠スコア、スマートアラーム、音声記録、生活習慣サポート機能などを備え、睡眠の質向上と健康管理をサポートする。

「コンディシート」は万博終了後、社員食堂や百貨店の物産展などへのリース展開を予定しており、企業における健康経営や生産性向上への貢献も見込まれる。実証実験では、提案メニューを摂取した従業員の午後の業務効率が平均12.3%向上したというデータもある。

西川は4月に月額制ファッションレンタル「エアークローゼット」と協業し、高精度センシングマットレス“[エアーコネクテッド]SX マットレス”と連携する「グーモ」ユーザー向けに「エアークローゼット」のスタイリスト監修による「今日のおすすめファッションカラー」のアドバイスコンテンツも公開している。自律神経バランスの測定結果から、今日の気分や体調に合わせたおすすめファッションカラー2色を導き出し、コーディネートのワンポイントアドバイスと共に提案。独自のセンシング技術をさまざまな分野に活用し始めている。

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KinKi Kidsの全356曲の配信を記念して、Spotifyで特別企画を実施

オーディオストリーミングサービスのSpotify(スポティファイ)は、KinKi Kidsの全356曲が5月5日に配信開始されることを記念して、同アーティストの音楽をより深く楽しめる特別企画・限定コンテンツを提供する。

すでに公開されているKinKi KidsのSpotifyアーティストページでは、アーティスト本人による音声メッセージを楽しむことができるほか、配信開始日には、MVが公開されている50曲を対象に、楽曲再生中のスマートフォン画面に表示される8秒間の背景動画「Canvas」や、代表楽曲を収録した公式プレイリスト「This Is KinKi Kids」を公開する。

さらに、その年の音楽シーンを象徴する名曲を収録したSpotify人気プレイリストシリーズ「スローバックTHURSDAY」とのコラボレーション企画「#Spotifyでキンキのキセキ」も同日よりスタートし、1997年から2019年までの全23年分のプレイリストカバーをKinKi Kidsがジャックする。あわせて、5月5〜14日にかけては、渋谷および大阪にて、23のプレイリストカバーを使用したポスター展開やプレゼントキャンペーンも予定している。

5月15日から配信されるSpotify限定コンテンツ「ArtistCHRONICLE」シリーズの第12弾にKinKi Kidsが決定。デビューから現在に至るまでの歩みを、数々の貴重な証言ともに振り返る「KinKi Kids: ArtistCHRONICLE」では、ナビゲーターに堂島孝平を迎え、彼らの音楽活動の軌跡を辿る。配信は5月15、22、29日の3週連続で全3回のエピソードを順次公開する。

そして、5月20日より、KinKi Kidsの対象アルバム/シングルから、ユーザー自身のトップ5を作成できるインタラクティブな体験「My Top 5」の提供を開始。国内アーティストによる同体験の実施は今回が初めてとなる。ランキング作成後には、SNSや友人に共有できるシェアカードも生成される。

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「トーガ」が青山の旗艦店で展示 斉藤思帆、森岡美樹の作品が洋服とともに並ぶ

「トーガ(TOGA)」は5月9日〜7月31日の期間、青山の旗艦店で展示プロジェクト「トーガ トライアングル(TOGA TRIANGLE)」を実施する。8回目となる今回は、アーティストの村田冬実が運営するギャラリー「18, Murata」を迎え、作家の斉藤思帆、森岡美樹による2人展“Pictura super Pavimentum”を開催する。

同展は、古代ラテン語で「床の上の絵画」を意味する“Pictura super Pavimentum”をテーマに、「視覚芸術と身体感覚」「生活と制度」「記憶と空間」の交錯を探究する。

斉藤は、和紙やアクリル、シルクスクリーンを用いて制作した絵画を棚や壁紙、机などの日常的なモチーフに配置し、「私的な空間に作品が置かれることで生まれる偶然性」を表現。また、森岡は「宗教施設や教育機関における身体感覚や記憶」に着目し、床という環境に根ざしたインスタレーションを展開する。

イベント詳細

◼️“Pictura super Pavimentum”

日程:5月9日〜7月31日
時間:12:00〜20:00
場所:トーガ アオヤマ
住所:東京都港区南青山5-3-5 ミル・ロッシュビル 地下1階

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「トーガ」が青山の旗艦店で展示 斉藤思帆、森岡美樹の作品が洋服とともに並ぶ

「トーガ(TOGA)」は5月9日〜7月31日の期間、青山の旗艦店で展示プロジェクト「トーガ トライアングル(TOGA TRIANGLE)」を実施する。8回目となる今回は、アーティストの村田冬実が運営するギャラリー「18, Murata」を迎え、作家の斉藤思帆、森岡美樹による2人展“Pictura super Pavimentum”を開催する。

同展は、古代ラテン語で「床の上の絵画」を意味する“Pictura super Pavimentum”をテーマに、「視覚芸術と身体感覚」「生活と制度」「記憶と空間」の交錯を探究する。

斉藤は、和紙やアクリル、シルクスクリーンを用いて制作した絵画を棚や壁紙、机などの日常的なモチーフに配置し、「私的な空間に作品が置かれることで生まれる偶然性」を表現。また、森岡は「宗教施設や教育機関における身体感覚や記憶」に着目し、床という環境に根ざしたインスタレーションを展開する。

イベント詳細

◼️“Pictura super Pavimentum”

日程:5月9日〜7月31日
時間:12:00〜20:00
場所:トーガ アオヤマ
住所:東京都港区南青山5-3-5 ミル・ロッシュビル 地下1階

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廃棄カカオ殻が鉛筆とアートに CLOUDYと三菱鉛筆が原宿で描いて学ぶ体験型展覧会

NPO法人CLOUDYとDOYAは、三菱鉛筆の協力のもと、アフリカ・ガーナ共和国で廃棄されているカカオの殻を鉛筆へと再生させるプロジェクト「チョコペン(CHOCOPEN)」を始動。プロジェクトのローンチにあわせて、東京・原宿のアンノン原宿で、参加型イベント「ゴミと鉛筆とアート展」を5月2日(金)から10日間限定で開催する。

同プロジェクトは、食用部分のみが使われた後、廃棄物として放置されているカカオの殻に着目。その殻を回収・洗浄し、現地雇用と技術指導を通じて鉛筆へと再生する取り組みだ。鉛筆はそのまま現地の子どもたちの文房具支援にもつながる。日本では同鉛筆を用いたアート展を通じ、環境問題や教育支援に対する来場者の理解と参加を促す。

CLOUDYによると、日本に輸入されるカカオ豆の約8割がガーナから輸入されている。また、ガーナで年間80万トンが生産・出荷されるカカオの75%が殻であり、使い道がなく廃棄され、ゴミの山を作っている。路上などで日常的に廃棄されているカカオの殻は単なる“ゴミ”の問題にとどまらず、有機廃棄物としての蓄積、地域社会や生態系への有害な影響といった課題につながっているという。こうした背景を踏まえ、同プロジェクトはカカオの殻を“問題”から“資源”へと再定義するため、アートを通じてまずは気づきを得てもらうことを狙いとしている。

来場者が“描いて関われる”インクルーシブな展覧会

同展では日本とガーナのアーティスト計36名が「チョコペン」を用いて制作した作品を展示。売り上げの一部は、ガーナの教育支援に寄付される。また、高さ2.7m、幅8mの白い壁が会場に設置され、来場者は用意された筆記具で自由に描くことができる。アートが“観る”ものから“創る”ものへと変える試みだ。さらに、会場で鉛筆を購入すると、同じ数の鉛筆がガーナの子どもたちに届けられる「ワン・フォー・ワン」形式を採用している。

初日の2日は、銅冶勇人DOYA・CLOUDY代表と数原滋彦三菱鉛筆社長がトークイベントを開催。本プロジェクト以外にも雇用・教育・健康を軸に主にアフリカのガーナ・ケニアにて支援活動を展開している銅冶代表は「フェアトレードという言葉は浸透してきたが、それが本当に“フェア”かどうか、使う側の私たちが考えることも含まれている。メーカーや流通だけの責任にせず、自分ごととしてとらえてほしい」と強調した。また、数原社長は今回のプロジェクトは、通常の製品開発よりもはるかにハードルが高かったと振り返る。「正直、社内でも“本当にできるのか?”という声もあったが、だからこそ、チャレンジする価値がある」などと話した。開発にあたっては現地で、現地調達の素材に日本の製造技術を組み合わせて実現した。現在、「チョコペンシル」の生産に関わる雇用は、ガーナの農家10人、工場勤務2人、チームメンバー3人の計15人で、今後も新たな雇用の創出を目指している。

参加アーティスト

森本啓太(KOTARO NUKAGA)/ 友沢こたお / 大和美緒(COHJU)/ 熊谷亜莉沙(ギャラリー小柳)/ 古武家賢太郎(MAHO KUBOTA GALLERY )/ Atsushi Kaga(MAHO KUBOTA GALLERY )/ 三瓶玲奈(Yutaka Kikutake Gallery)/今西真也(nichido contemporary art)/ 山本亜由夢(MAKI Gallery)/ ユーイチロー・E・タムラ(KOTARO NUKAGA)/ 井上七海(KOTARO NUKAGA)/ 小林万里子(KOTARO NUKAGA)/ 松川朋奈(KOTARO NUKAGA)/ 川井雄仁 (KOTARO NUKAGA)/ 木津本麗(KOTARO NUKAGA)/ マイケル・リキオ・ミング・ヒー・ホー(KOTARO NUKAGA)/ 寺本明志 / 熊野海 / 飯川雄大 / 川村摩那 / 品川美香 / 南依岐 / 米村優人 / 三浦光雅 / 東慎也(COHJU)/ 小左誠一郎(Yutaka Kikutake Gallery)/ 金田実生(ANOMALY)/ 津上みゆき(ANOMALY)/ 淺井裕介(ANOMALY)/ 潘逸舟(ANOMALY)

ガーナから参加するアーティスト

Edmund Boateng / George Ohene Gyamfi / Desmond Agbenyo Dawfor / Emmanuel Fynn / Simson Ackah/ Francis Quainov

■ゴミと鉛筆とアート展

日時:2025年5月2日(金)〜5月11日(日)
時間:5月2日(金)14:00〜18:00、5月3日(土)〜5月11日(日)11:00〜19:00
会場:アンノン原宿(UNKNOWN HARAJUKU)
住所:東京都渋谷区神宮前6-5-10
入場料:無料

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アシックス、開発競争激化のランニングシューズで超軽量モデル投下 片足129グラム

アシックス(ASICS)は、トップアスリート向けランニングシューズ“メタスピード”シリーズで、新たに軽量モデルの“メタスピードレイ(METASPEED RAY以下、レイ)”(3万3000円)を発表した。「アスリートからの軽量モデルへのニーズを受けて開発した」と、アシックス スポーツ工学研究所長の竹村周平Cプロジェクト部長。27.0センチで片足129グラムで、7月下旬から直営店や公式EC、スポーツ専門店などで販売する。走法別にそろえる既存の2モデル“メタスピードスカイ(METASPEED SKY以下、スカイ)”“メタスピードエッジ(METASPEED EDGE以下、エッジ)”でも、“トウキョウ”を名前に冠した新作(各2万9700円)を発売する。

「“レイ”という名前は、日本語のゼロがインスピレーションの1つになっている」と竹村部長。129グラムは、「現時点で発売されているカーボンプレート搭載の長距離用ランニングシューズの中でトップクラスの軽量性」(発表リリースから)といい、その言葉通り、競合であるアディダス(ADIDAS)が先日発表した軽量モデル“アディゼロ アディオス プロ エヴォ 2(ADIZERO ADIOS PRO EVO 2)”は、27.0センチで138グラムだ。

「1グラムを削り出す努力」

速く走るための機能性を損なうことなく、軽さを追求した。ミッドソール全体と中敷には、軽量性と反発性に優れているという新クッションフォーム材「エフエフリープ(FF LEAP)」を採用。“スカイ”“エッジ”の前モデルに使用していたフォーム材との比較で、「約15.0%軽く、約13.7%反発性を高め、クッション性は約30.0%向上させた」(発表資料から)。また、“レイ”のソール構造は、 “スカイ”“エッジ”に比べて1層少なくし、カーボンプレートもよりミニマムな形状を探った。シューレースの先端につけるプラスチックパーツを廃すなど「1グラムを削り出すような努力」(アシックス スポーツ工学研究所担当者)を重ねて、軽さにつなげたという。

“スカイ”と“エッジ”の新モデルは、前作からそれぞれ15グラム軽量化し、170グラム。それぞれエネルギーリターンを前作よりも高めている。「より軽量性を求める選手には“レイ”、安定性を求める選手には“スカイ”“エッジ”というように、選択肢を提示する」(同)。

9月の世界陸上に向け、
東京からグローバルに発信

アシックスは“レイ”をはじめとした“メタスピード”の新作発表として、東京に海外メディア(国内メディアと合わせ約100社)や契約アスリートらを招待してプレゼンテーションを実施した。プレゼン翌日の5月3日には、明治神宮外苑の特設コースで、ランニングイベント「トウキョウ スピード レース(Tokyo:Speed:Race)」を東京マラソン財団と共に開催する。前田穂南選手、太田智樹選手、ナディア・バットクレッティ選手らトップアスリートが競う5キロメートル、10キロメートルのエリートレースを一般客も観戦できるほか、ファミリーランやハーフマラソンのリレーなども企画し、大型連休のお出かけ先として楽しめるようにしている。

アシックスはこれまで、新作発表などのタイミングに合わせ、海外ではこのような大規模イベントを何度か行ってきた。日本での開催は近年では初という。「今年は9月に世界陸上、11月にデフリンピックが東京で予定されており、東京の年となる」と、廣田康人アシックス会長CEOは盛り上がりへの期待を語る。“スカイ”“エッジ”の新モデル名に“トウキョウ”と入っているのもそれゆえ。

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ユニクロ4月度、寒の戻りで1.3%減 月末からの大型連休は「順調な売れ行き」

専門店チェーン、セレクトショップの2025年4月度売上高(既存店ベース)は、月前半に気温が再び下がったことで、夏物の動きが鈍く、前年実績を下回ったという声が多い。

国内ユニクロの売上高は前年同月比1.3%減。「月の前半の気温が下がって夏物の動きが鈍った」と広報担当者。また、前年が一昨年に対し18.9%と大きく伸ばしていたことも伸び悩みにつながった。好調商品はウィメンズがニットポロ、ジャージーのバレルレッグパンツ、「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」とのコラボラインのストレートジーンズなど。メンズは「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」のスエットやカジュアルアウター、EZYジーンズ、ギアパンツなど。下旬からの大型連休期間は「気温も上昇し、順調」。

良品計画の「無印良品」は同9.8%増だったが、衣服・雑貨カテゴリーは同0.8%減。「3月まで実施した“無印良品週間”終了後の反動減は限定的だった」(発表資料から)。

しまむらの「ファッションセンターしまむら」(3月21日〜4月20日)は同1.8%増と微増。「婦人のニット類が低気温の中で順調だった」(発表資料から)。

アダストリアは同5.0%減。「低気温で夏物は主力のカットソーを中心に販売が奮わず、春物については値下げ販売を行った」(発表資料から)。

ユナイテッドアローズは同2.6%増。「低気温で初夏物のカジュアル軽衣料は鈍かったが、メンズはジャケット、スーツ、ウィメンズはジャケット、パンツが好調に推移した」。

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ユニクロ4月度、寒の戻りで1.3%減 月末からの大型連休は「順調な売れ行き」

専門店チェーン、セレクトショップの2025年4月度売上高(既存店ベース)は、月前半に気温が再び下がったことで、夏物の動きが鈍く、前年実績を下回ったという声が多い。

国内ユニクロの売上高は前年同月比1.3%減。「月の前半の気温が下がって夏物の動きが鈍った」と広報担当者。また、前年が一昨年に対し18.9%と大きく伸ばしていたことも伸び悩みにつながった。好調商品はウィメンズがニットポロ、ジャージーのバレルレッグパンツ、「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」とのコラボラインのストレートジーンズなど。メンズは「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」のスエットやカジュアルアウター、EZYジーンズ、ギアパンツなど。下旬からの大型連休期間は「気温も上昇し、順調」。

良品計画の「無印良品」は同9.8%増だったが、衣服・雑貨カテゴリーは同0.8%減。「3月まで実施した“無印良品週間”終了後の反動減は限定的だった」(発表資料から)。

しまむらの「ファッションセンターしまむら」(3月21日〜4月20日)は同1.8%増と微増。「婦人のニット類が低気温の中で順調だった」(発表資料から)。

アダストリアは同5.0%減。「低気温で夏物は主力のカットソーを中心に販売が奮わず、春物については値下げ販売を行った」(発表資料から)。

ユナイテッドアローズは同2.6%増。「低気温で初夏物のカジュアル軽衣料は鈍かったが、メンズはジャケット、スーツ、ウィメンズはジャケット、パンツが好調に推移した」。

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ダンスミュージック特化型フェス「THE BEACH 2025」が5月31日に幕張海浜公園で開催

5月31日に千葉・海浜幕張ビーチでダンスミュージック特化型フェス「THE BEACH 2025」が開催する。ヘッドライナーには、グラミー6冠、全英No.1アルバム6作を輩出したケミカルブラザーズ(THE CHEMICAL BROTHERS)が登場し、2時間半のロングDJセットを行う。また、先日開催された北米最大のフェス、コーチェラ(Coachella)では、ブラックピンク(Blackpink)のLisaやXGらがパフォーマンスしたSAHARAでプレイし、来月にはニューヨークのThe Brooklyn Mirageのリニューアルオープンのこけら落としイベントにも抜擢されたハードテクノのDJのサラ・ランドリー(Sara Landry)が初来日を果たす。

さらに石野卓球やムラ・マサ(Mura Masa)、ドングロッソ(DONGROSSO)、¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U(別名Yousuke Yukimatsu)、250(イオゴン)らが出演する。同イベントは2ステージ構成で、クライマックスには約1000発の花火が打ち上げられる予定だ。

出演アーティスト
THE CHEMICAL BROTHERS (DJ SET)
SARA LANDRY
MURA MASA (DJ SET)
石野卓球(TAKKYU ISHINO)
250(イオゴン)
AKIRA ARASAWA B2B GROUND
DONGROSSO
MELTMODE
QRION
RISA TANIGUCHI
SATOSHI TOMIIE
¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U

◼️THE BEACH 2025
日程:5月31日
会場:千葉県立幕張海浜公園「THEBEACH2025」特設会場
住所:千葉県千葉市美浜区ひび野2-116
時間:11:00(開場)、12:00(開演)〜21:00(終演)
※雨天決行、荒天中止
入場料:1万8000円(当日)、1万5000円(一般前売、販売期間:5月30日23:59まで)、5万2000円(一般グループチケット/4枚セット、販売期間:売り切れ次第終了)、3万円(デラックス、販売期間:5月30日23:59まで、サービス内容:専用エントランス、専用バー、専用トイレ、優先観覧エリア、ホスピタリティーエリア)、1万5000円(デラックス・アップグレード、当日会場にて限定数販売予定、別途入場チケットが必要)
https://thebeach.co.jp/

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「フジロック 2025」公式グッズの受注販売がスタート 羊文学やおとぼけビ〜バ〜とのコラボTシャツも

日本最大級の音楽フェス「フジロックフェスティバル 2025(FUJI ROCK FESTIVAL 2025)」は、公式グッズの受注販売を開始した。受注は5月11日23:59まで受け付けており、6月中旬から順次発送を予定している。

第1弾に発表された総勢60組の出演者名入り“Early Line Up Tシャツ”や今年の「フジロック」のキービジュアルがデザインされた“Extraordinary Tシャツ”、「フジロック」に出演する「おとぼけビ〜バ〜」「TOMOO」「羊文学」「離婚伝説」とのコラボTシャツなども販売。他にもTシャツやタオルなど定番アイテムのニューデザインに加えて、大人気の「ごんちゃん」グッズ、会場で大活躍間違いなしの「チェアー」の新作や「オリジナルトレー」「カップホルダー」が2025年カラーで登場する。

詳しくは公式受注販売サイトで確認
https://shop.fujirockfestival.com

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三上大進のヘアケア「ヘアセオリーラボ」から髪のうねりに着目したシャンプー&トリートメント

スキンケア研究家・コメンテーターの三上大進が代表を勤めるdr365が展開するヘアケアブランド「ヘアセオリーラボ(HAIR THEORY LAB.)」は5月8日、うねりケアにアプローチするシャンプーとトリートメントを発売する。取り扱いはブランド公式ECで、5月7日まで先行予約を受け付ける。

同ブランドは、日本人女性の髪悩み1位(※ヴァリューズ調べ/20~59歳 1万1367人の女性を対象とした女性のヘアケア・頭皮ケアの実態調査による)である髪のうねりに着目。毛髪内部がダメージにより空洞化することが原因であることを大学研究機関での実証実験を通して解明し、次世代補修成分のトステアを共通配合した。毛髪内部に残されたアミノ酸を補強するように結合して水分を抱え込み、毛髪内部の空洞を満たす。

ほか、加水分解ケラチンやリポソーム化セラミド5種など、まとまりやハリコシ、艶にアプローチする有用成分を配合し、潤いに満ちた髪に導く。ペアーとライチのトップノートから、フリージア、ピオニーのミドルノート、ムスク、パチュリ、アンバーのラストノートに移り変わるフルーティーフローラルの香り。

“セラムイン シャンプー”(300mL、4400円)は、クリーミーな濃密泡で髪を労わるシャンプー。美容液成分に加え、米由来の皮脂ケア成分を配合しダメージが気になる頭皮を優しくケアする。“セラムイン トリートメント”(300mL、4840円)は、美容成分約90%の処方を採用するほか、植物由来のフィトキューティクルを配合。髪内部からの補修をかなえ、速乾性を高めながら髪に輝きを宿らせる。

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三上大進のヘアケア「ヘアセオリーラボ」から髪のうねりに着目したシャンプー&トリートメント

スキンケア研究家・コメンテーターの三上大進が代表を勤めるdr365が展開するヘアケアブランド「ヘアセオリーラボ(HAIR THEORY LAB.)」は5月8日、うねりケアにアプローチするシャンプーとトリートメントを発売する。取り扱いはブランド公式ECで、5月7日まで先行予約を受け付ける。

同ブランドは、日本人女性の髪悩み1位(※ヴァリューズ調べ/20~59歳 1万1367人の女性を対象とした女性のヘアケア・頭皮ケアの実態調査による)である髪のうねりに着目。毛髪内部がダメージにより空洞化することが原因であることを大学研究機関での実証実験を通して解明し、次世代補修成分のトステアを共通配合した。毛髪内部に残されたアミノ酸を補強するように結合して水分を抱え込み、毛髪内部の空洞を満たす。

ほか、加水分解ケラチンやリポソーム化セラミド5種など、まとまりやハリコシ、艶にアプローチする有用成分を配合し、潤いに満ちた髪に導く。ペアーとライチのトップノートから、フリージア、ピオニーのミドルノート、ムスク、パチュリ、アンバーのラストノートに移り変わるフルーティーフローラルの香り。

“セラムイン シャンプー”(300mL、4400円)は、クリーミーな濃密泡で髪を労わるシャンプー。美容液成分に加え、米由来の皮脂ケア成分を配合しダメージが気になる頭皮を優しくケアする。“セラムイン トリートメント”(300mL、4840円)は、美容成分約90%の処方を採用するほか、植物由来のフィトキューティクルを配合。髪内部からの補修をかなえ、速乾性を高めながら髪に輝きを宿らせる。

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御殿場アウトレット、売上高が過去最高1409億円 盤石の「SC売上高日本一」

三菱地所・サイモンが運営する御殿場プレミアム・アウトレット(静岡県御殿場市)の2024年度(25年3月期)の売上高は、前年比13.7%増の1409億円で過去最高を更新した。都心を含めたショッピングセンター(SC)の売上高で日本一の規模となる。富士山や箱根など人気観光地のお膝元という立地の強みと、ラグジュアリーブランドをはじめとした品ぞろえの魅力で、国内外の消費者の支持を広げた。

同社は免税売上高を公表していないため、売上高に占めるインバウンド(訪日客)の比率は分からない。だが、現地に行くと、都心の繁華街と同じように多くの訪日客の姿があり、ラグジュアリーブランドのバッグや服を旺盛に買い求める光景がある。「海外からのお客さまはコロナ前は団体のバスツアーが多かったが、今は個人旅行が中心で、レンタカーを運転して近隣を観光する方も増えている」(山岸正紀社長)。

同社が運営する国内10のアウトレットモールの売上高合計は前年比6.8%増の4345億円だった。御殿場に続く同社2位の神戸三田プレミアム・アウトレット(兵庫県神戸市)が同10.1%増の742億円、3位のりんくうプレミアム・アウトレット(大阪府泉佐野市)が同10.7%増の556億円で、こちらもそれぞれ過去最高を更新している。

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御殿場アウトレット、売上高が過去最高1409億円 盤石の「SC売上高日本一」

三菱地所・サイモンが運営する御殿場プレミアム・アウトレット(静岡県御殿場市)の2024年度(25年3月期)の売上高は、前年比13.7%増の1409億円で過去最高を更新した。都心を含めたショッピングセンター(SC)の売上高で日本一の規模となる。富士山や箱根など人気観光地のお膝元という立地の強みと、ラグジュアリーブランドをはじめとした品ぞろえの魅力で、国内外の消費者の支持を広げた。

同社は免税売上高を公表していないため、売上高に占めるインバウンド(訪日客)の比率は分からない。だが、現地に行くと、都心の繁華街と同じように多くの訪日客の姿があり、ラグジュアリーブランドのバッグや服を旺盛に買い求める光景がある。「海外からのお客さまはコロナ前は団体のバスツアーが多かったが、今は個人旅行が中心で、レンタカーを運転して近隣を観光する方も増えている」(山岸正紀社長)。

同社が運営する国内10のアウトレットモールの売上高合計は前年比6.8%増の4345億円だった。御殿場に続く同社2位の神戸三田プレミアム・アウトレット(兵庫県神戸市)が同10.1%増の742億円、3位のりんくうプレミアム・アウトレット(大阪府泉佐野市)が同10.7%増の556億円で、こちらもそれぞれ過去最高を更新している。

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5月9日に「WWDBEAUTY」がオンラインで美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2025SS」を開催(視聴無料)

「WWDBEAUTY」は5月9日(金)20~21時、オンラインで美容師向け“ヘア&メイク トレンドセミナー2025SS”を開催し、ユーチューブでライブ配信します。主に全国の美容師に向け、2025年春夏シーズンのコレクションルックを見ながら、村上要「WWDJAPAN」編集長が、最旬のヘア&メイクトレンドを分かりやすく解説します。

第2部では、トレンドセッターサロン「SHIMA(シマ)」の嶋香緒里社長が出演。村上編集長とのトップ対談で、人気ヘアカラーブランド「イルミナカラー(ILLUMINA COLOR)」から3月に登場した新シェード“アースコレクション”の魅力をひもときます。

第3部では、3月に結果発表を行った「第8回 WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」でグランプリに輝いた、資生堂ヘア&メイクアップアーティストの須藤小百合さんが登壇。グランプリ受賞作品の制作秘話などを語ってもらいます。

第4部では、“変身動画”が大人気でインスタグラムのフォロワー数22万人超、ヘアサロン「ビュー トウキョウ(VIEW TOKYO)」の野中直矢さんが登場。美容と理容の免許を併せ持つ“ダブルライセンス”でもある野中さんに、理容免許も持つメリットや投稿動画のこだわりなどを聞きます。

—CONTENTS—

■美容師向け ヘア&メイク トレンドセミナー2025SS

<日時>
2025年5月9日(金)20~21時

【第1部】
美容師向け 2025年春夏コレクショントレンド解説(約25分)

■登壇者
村上要/「WWDJAPAN」編集長

【第2部】
「イルミナカラー」から登場の“アースコレクション”の魅力に迫る(約10分 ※録画)

■登壇者
嶋香緒里/「SHIMA」社長
村上要/「WWDJAPAN」編集長

【第3部】
「第8回 WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」グランプリ作品の制作秘話(約10分)

■登壇者
須藤小百合/資生堂ヘア&メイクアップアーティスト
村上要/「WWDJAPAN」編集長ほか

【第4部】
変身動画が大人気!“シルクハット ナオヤ”のこだわりとは(約15分)

■登壇者
野中直矢/「ビュー トウキョウ(VIEW TOKYO)」プレミアムスタイリスト
村上要/「WWDJAPAN」編集長ほか

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ヘアグッズブランド「マペペ」が頭皮を心地良く洗い上げるシャンプーブラシを発売

ヘアグッズブランドの「マペペ(MAPEPE)」は5月8日、絡まりをほぐして美髪に仕上げる“デタングリングブラシ”シリーズから、頭皮をすっきり洗う“デタングリングシャンプーブラシ<グレイッシュミント>”(1320円)を発売する。

同製品は、指先だけで落ちにくい頭皮の汚れや皮脂を落とすシャンプーブラシ。ウェーブ形状で頭皮にフィットし、広いブラシ面で広範囲を洗うことができる。長短2段で植毛した先の丸いピンが頭皮にしっかり届いて揉みほぐしながら髪の絡まりを取る。握りやすい角度が特徴のグリップは指の間に挟んで持てるハンドル付き。濡れた髪・乾いた髪両用で、ヘアブラシやトリートメントブラシとしても使用可能だ。

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ヘアグッズブランド「マペペ」が頭皮を心地良く洗い上げるシャンプーブラシを発売

ヘアグッズブランドの「マペペ(MAPEPE)」は5月8日、絡まりをほぐして美髪に仕上げる“デタングリングブラシ”シリーズから、頭皮をすっきり洗う“デタングリングシャンプーブラシ<グレイッシュミント>”(1320円)を発売する。

同製品は、指先だけで落ちにくい頭皮の汚れや皮脂を落とすシャンプーブラシ。ウェーブ形状で頭皮にフィットし、広いブラシ面で広範囲を洗うことができる。長短2段で植毛した先の丸いピンが頭皮にしっかり届いて揉みほぐしながら髪の絡まりを取る。握りやすい角度が特徴のグリップは指の間に挟んで持てるハンドル付き。濡れた髪・乾いた髪両用で、ヘアブラシやトリートメントブラシとしても使用可能だ。

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「クラウディ」が原宿で“ゴミと鉛筆とアート展”を開催 カカオの殻を鉛筆に再生

「クラウディ(CLOUDY)」は、三菱鉛筆と共同で、ガーナの道端で捨てられているカカオの殻を鉛筆に生まれ変わらせる“CHOCOPEN(チョコペン) プロジェクト”を開始する。またこれを記念して、5月2〜11日、アンノン原宿で“ゴミと鉛筆とアート展”を開催する。

同イベントでは、カカオ鉛筆や、現代美術アーティスト30人によるカカオ鉛筆を使ったアートの展示のほか、会場にある筆記用具で誰でも自由に描くことができる縦2.7m×横8mの真っ白な壁が登場する。

また、会場で鉛筆を1本購入すると、文房具が行き届いていないガーナの子供たちに鉛筆1本を寄付する取り組みも行う。

イベント概要

◾️“ゴミと鉛筆とアート展”

日程:5月2〜11日
時間:2日 14:00〜18:00/3〜11日 11:00〜19:00
場所:アンノン原宿内イベントスペース
住所:東京都渋谷区神宮前6-5-10
入場料:無料

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「クラウディ」が原宿で“ゴミと鉛筆とアート展”を開催 カカオの殻を鉛筆に再生

「クラウディ(CLOUDY)」は、三菱鉛筆と共同で、ガーナの道端で捨てられているカカオの殻を鉛筆に生まれ変わらせる“CHOCOPEN(チョコペン) プロジェクト”を開始する。またこれを記念して、5月2〜11日、アンノン原宿で“ゴミと鉛筆とアート展”を開催する。

同イベントでは、カカオ鉛筆や、現代美術アーティスト30人によるカカオ鉛筆を使ったアートの展示のほか、会場にある筆記用具で誰でも自由に描くことができる縦2.7m×横8mの真っ白な壁が登場する。

また、会場で鉛筆を1本購入すると、文房具が行き届いていないガーナの子供たちに鉛筆1本を寄付する取り組みも行う。

イベント概要

◾️“ゴミと鉛筆とアート展”

日程:5月2〜11日
時間:2日 14:00〜18:00/3〜11日 11:00〜19:00
場所:アンノン原宿内イベントスペース
住所:東京都渋谷区神宮前6-5-10
入場料:無料

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【2025年母の日】「ウカ」からバラの香りを集めた限定セット 日々の疲れを香りでいたわる

トータルビューティーカンパニー「ウカ(UKA)」は、5月11日の“母の日”に向けて限定のセットを発売している。「美」や「愛」の花言葉を持つローズの香りのアイテムをメーンに集めた同セットは、店舗は11日、公式オンラインストアは12日まで扱う。

日頃の感謝とともに渡す限定セット

今回は、“いつまでも美しく、健やかに過ごしてほしい”という願いを込めて、4つのセットをラインアップする。

3つの香りの中から1つを選べるフレグランス“ウカ プチューム ローズスタディ”(15mL)とローズカラーのオリジナルポーチが入ったAセット(1万1880円)や、ブランドを代表するスカルプブラシの“ケンザン”と髪のダメージを集中補修する“イズ シャンプー”(100mL)“イズ コンディショナー”(80mL)に加えて“イズ ボディー ウオッシュ”のサンプル(5日分)をまとめたBセット(6765円)など、日常使いしやすいアイテムを詰め込んだセットを用意。

また、ローズとゼラニウムが華やかに香る“ハンドクリーム 18:30”に美容液成分配合で爪を優しく守る“カラーベースコート ゼロ 3/0”、“イズ ハンドウォッシュ”のサンプル(3日分)をつけたオンライン限定のCセット(6325円)や、“ネイルオイル 18:30”、“ベターネイルセラム”、“イズ ハンドウォッシュ” のサンプル(3日分)で健やかな爪を育むDセット(7975円)など手元のケアに特化したものも展開する。

ギフトセットにはオリジナルのメッセージカードとギフトボックスが付属するほか、期間中はギフトラッピングのサービスも実施する。

猫好きの母には
限定デザインの“猫クッキー”を

さらに、「ウカ」が運営するカフェ「ウカフェ(UKAFE)」では、母の日に向けて数量限定の“母の日猫クッキー”(10枚入り、1944円)を用意。現在、公式オンラインストアで発売しているほか、一部の店舗でも5月2日〜11日にかけて販売する。

カーネーションを手にした猫を描いたボックスには、猫の姿を模ったプレーンタイプの白猫、ココア風味の茶色の猫に加え、有機栽培のビーツで色付けをしたピンクの猫とピンクのぶちが入った三毛猫を合わせた計5種類のクッキーを入れた。

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船井総研HDがアパレルウェブを子会社化

船井総研ホールディングスは、4月30日付でアパレルウェブを完全子会社化した。アパレルウェブは、ネット通販創成期の2000年に設立。アパレルに特化したデジタルマーケティングやECのコンサルティングや支援を行ってきた老舗ベンチャーで、船井総研HDはアパレルウェブをグループ化することでアパレル分野のコンサルティングを強化する。

子会社化に伴い、アパレルウェブ社長には船井総研の小平勝也上席執行役員が就任した。創業者で社長の千金楽健司氏は会長に、千金楽氏を取締役として長く支えてきた杉本慎太郎氏は専務取締役に就く。

アパレルウェブは、インナー卸の東京ダンケの専務だった千金楽氏が2000年に設立。インターネットの普及期だった当時、アパレルに特化したポータルサイト「アパレルウェブ」などいち早くアパレルに特化したウェブサービスやECのコンサルティングのほか、中国や東南アジア進出支援なども行ってきた。15年にはパルコと資本提携し、持分法適用会社になっていた。

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「バンフォード」が表参道に旗艦店移転 “自然光と風が通う”空間でブランド哲学を体現

英国発のプレミアムオーガニックライフスタイルブランド「バンフォード(BAMFORD)」が、旗艦店を東京・表参道の新商業施設「グリーンテラス 表参道」に移転した。これに伴い、六本木の東京ミッドタウンの店舗は3月15日に閉店。日本上陸10周年の節目に、ブランドの哲学をより深く体現する拠点として新たなスタートを切る。

新店舗が入る「グリーンテラス 表参道」は、旧「クレヨンハウス」跡地に建設された複合施設で、3月21日から順次オープンしている。植物や木々を外装に使用し、解体時に生じた廃材を再利用するなど、施設全体でサステナビリティに配慮している。移転先に選んだ理由は「その理念に共感し、バンフォードの価値観と親和性が高いと判断した」点にあるという。

店内はホワイトと木目を基調に、中央にシンボルツリーを配置。表参道の中心に位置しながらも、英国・コッツウォルズの自然を感じられる空間を目指した。スパトリートメントルームは従来の2室から、“WILLOW”“HAYBARN”“VIP”の3室に増設。それぞれ異なる内装で、没入感を高めている。

製品は、日本で展開中の全アイテムに加えて、今季のテーマカラーであるグリーンやネイビーを取り入れたアクティブウェアもそろえる。10周年を記念し、ブランドを象徴する香り“ゼラニウム”コレクションからは、初のホームフレグランスとしてキャンドルとディフューザーを発売。さらに、筋肉疲労やリカバリーをテーマにした“ビー ストロング”シリーズには、アルニカやウィンターグリーンを配合したボディバームも加わる。

「バンフォード」は、20代のギフトニーズから、40〜50代のリピーター層まで幅広い顧客を獲得しており、森を思わせる自然を感じる香りや、サステナビリティへの共感で支持を広げている。シンプルなデザインと香りの汎用性の高さから男性の愛用者も多く、ギフト需要も好調だ。鉄板の“ゼラニウム”コレクションのウォッシュ&ローションや“ビーサイレント”コレクションのピローミストは根強い人気を誇り、インテリア性の高いディフューザーも贈り物として定着。家族やパートナーとシェアしやすい製品も多く、特にウッディな香りを展開する“ウッドランドモス”シリーズのジェルクリームやハンドクリームなどは男性にも好評だという。

PR担当は、完成した空間について「自然光が入ってきて、緑があって、風が通る。本当に『バンフォード』らしい店舗になった」と話す。今後はヨガや瞑想、サウンドヒーリングなど、心と体の両面からアプローチするウェルネス提案にも取り組んでいく予定だ。

■バンフォード表参道本店
時間:11:00〜20:00
定休日:公式ホームページ、インスタグラムを参照
住所:東京都港区北青山3-8-15 GREEN TERRACE 表参道1階
面積:126㎡

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「バンフォード」が表参道に旗艦店移転 “自然光と風が通う”空間でブランド哲学を体現

英国発のプレミアムオーガニックライフスタイルブランド「バンフォード(BAMFORD)」が、旗艦店を東京・表参道の新商業施設「グリーンテラス 表参道」に移転した。これに伴い、六本木の東京ミッドタウンの店舗は3月15日に閉店。日本上陸10周年の節目に、ブランドの哲学をより深く体現する拠点として新たなスタートを切る。

新店舗が入る「グリーンテラス 表参道」は、旧「クレヨンハウス」跡地に建設された複合施設で、3月21日から順次オープンしている。植物や木々を外装に使用し、解体時に生じた廃材を再利用するなど、施設全体でサステナビリティに配慮している。移転先に選んだ理由は「その理念に共感し、バンフォードの価値観と親和性が高いと判断した」点にあるという。

店内はホワイトと木目を基調に、中央にシンボルツリーを配置。表参道の中心に位置しながらも、英国・コッツウォルズの自然を感じられる空間を目指した。スパトリートメントルームは従来の2室から、“WILLOW”“HAYBARN”“VIP”の3室に増設。それぞれ異なる内装で、没入感を高めている。

製品は、日本で展開中の全アイテムに加えて、今季のテーマカラーであるグリーンやネイビーを取り入れたアクティブウェアもそろえる。10周年を記念し、ブランドを象徴する香り“ゼラニウム”コレクションからは、初のホームフレグランスとしてキャンドルとディフューザーを発売。さらに、筋肉疲労やリカバリーをテーマにした“ビー ストロング”シリーズには、アルニカやウィンターグリーンを配合したボディバームも加わる。

「バンフォード」は、20代のギフトニーズから、40〜50代のリピーター層まで幅広い顧客を獲得しており、森を思わせる自然を感じる香りや、サステナビリティへの共感で支持を広げている。シンプルなデザインと香りの汎用性の高さから男性の愛用者も多く、ギフト需要も好調だ。鉄板の“ゼラニウム”コレクションのウォッシュ&ローションや“ビーサイレント”コレクションのピローミストは根強い人気を誇り、インテリア性の高いディフューザーも贈り物として定着。家族やパートナーとシェアしやすい製品も多く、特にウッディな香りを展開する“ウッドランドモス”シリーズのジェルクリームやハンドクリームなどは男性にも好評だという。

PR担当は、完成した空間について「自然光が入ってきて、緑があって、風が通る。本当に『バンフォード』らしい店舗になった」と話す。今後はヨガや瞑想、サウンドヒーリングなど、心と体の両面からアプローチするウェルネス提案にも取り組んでいく予定だ。

■バンフォード表参道本店
時間:11:00〜20:00
定休日:公式ホームページ、インスタグラムを参照
住所:東京都港区北青山3-8-15 GREEN TERRACE 表参道1階
面積:126㎡

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百貨店「免税ブレーキ」続く 伊勢丹新宿本店、阪急本店、高島屋大阪店など有力店も軒並み減収

百貨店主要4社の2025年4月度売上高速報が出そろい、おしなべて1ケタの減収だった。急激に円安が進行した前年同時期の反動に加え、近ごろのドル安・円高傾向の影響もあり、免税売上高が鈍化。インバウンドが買い支えてきたラグジュアリーブランドや宝飾などの高額品の売り上げが伸びず、業績全体を押し下げた。

各社の業績は、三越伊勢丹が前年同月比微増、高島屋が同5.0%減、大丸松坂屋百貨店が同微減、阪急阪神百貨店が同6.4%減だった。

旺盛なインバウンド消費を背景に業績を伸ばしてきた都心の大型店も、軒並み業績を落とした。三越伊勢丹の伊勢丹新宿本店は前年同月比1.2%減。日本人売上高は同5%増も、免税売上高の大幅な落ち込み(同22.2%減)をカバーできなかった。

阪急阪神百貨店は免税売上高全体が前年同月から約3割減となった。阪急本店の売上高は同7.7%減。婦人ファッションは前月に引き続き前年を下回ったものの、「不安定な気候の中でニット、羽織りは堅調で、雑貨では帽子が好調だった」(同社広報)。

高島屋も免税売上高が同32.5%減と落ち込んだ。店舗別では大阪店が同13.9%減だった。

インバウンドに強い松屋銀座本店も、やはり同18.4%減と苦戦。免税売上高は同34.3%減だった。

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百貨店「免税ブレーキ」続く 伊勢丹新宿本店、阪急本店、高島屋大阪店など有力店も軒並み減収

百貨店主要4社の2025年4月度売上高速報が出そろい、おしなべて1ケタの減収だった。急激に円安が進行した前年同時期の反動に加え、近ごろのドル安・円高傾向の影響もあり、免税売上高が鈍化。インバウンドが買い支えてきたラグジュアリーブランドや宝飾などの高額品の売り上げが伸びず、業績全体を押し下げた。

各社の業績は、三越伊勢丹が前年同月比微増、高島屋が同5.0%減、大丸松坂屋百貨店が同微減、阪急阪神百貨店が同6.4%減だった。

旺盛なインバウンド消費を背景に業績を伸ばしてきた都心の大型店も、軒並み業績を落とした。三越伊勢丹の伊勢丹新宿本店は前年同月比1.2%減。日本人売上高は同5%増も、免税売上高の大幅な落ち込み(同22.2%減)をカバーできなかった。

阪急阪神百貨店は免税売上高全体が前年同月から約3割減となった。阪急本店の売上高は同7.7%減。婦人ファッションは前月に引き続き前年を下回ったものの、「不安定な気候の中でニット、羽織りは堅調で、雑貨では帽子が好調だった」(同社広報)。

高島屋も免税売上高が同32.5%減と落ち込んだ。店舗別では大阪店が同13.9%減だった。

インバウンドに強い松屋銀座本店も、やはり同18.4%減と苦戦。免税売上高は同34.3%減だった。

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仏発スキンケア「ユリアージュ」から肌の“トリプルバリア”をサポートするクリーム

温泉水に着目した仏発のスキンケアブランド「ユリアージュ(URIAGE)」は5月1日、敏感肌シリーズ“シカデイリー”から、肌の“トリプルバリア”をサポートするクリーム“シカデイリー クリーム”(47g、4950円)を発売した。

同製品は、肌荒れを防ぎ、乾燥による小じわを目立たなくするクリームで、敏感肌やゆらぎ、初期のエイジングケアにアプローチする。保湿成分のユリアージュ温泉水にイヌリンを組み合わせた複合美容成分を配合。角層水分の蒸散を防ぐ“潤いバリア”、肌本来の“守る力”を助ける“ナチュラルバリア”、肌を整える“美肌菌バリア”の3つのバリア機能をサポートし、さまざまな環境や刺激から肌を守る。ほか、シカ成分をはじめ、整肌・保湿成分のセラミド類似物質、ビタミンB5、ヒアルロン酸を配合し、潤いに満ちた健やかなハリ肌に導く。

「ユリアージュ」は1992年に誕生。ブランド名は“温泉療法”発祥の地、ユリアージュ・レ・バンという町の名前に由来する。温泉水の優れた特性に着目し、皮膚科学研究に基づくダーマコスメを展開。ユリアージュ温泉水は仏国内で最も多いミネラル量を誇るほか、マグネシウムや亜鉛、鉄分、銅を含む。高い保湿力と肌なじみの良さで敏感肌のバリア機能をサポートし、健やかな肌に導く。

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ユナイテッドアローズが“韓国ファッション”に本腰 「ナイスウェザー」を国内で最大15店舗出店

ユナイテッドアローズ(以下、UA)はこのほど、韓国のライフスタイルセレクトショップ「ナイスウェザー(NICE WEATHER)」の日本国内独占販売権とライセンス権を、伊藤忠商事を通じて取得した。4月26日に阪急うめだ本店に日本初のリアル店舗をオープンし、ECサイトを開設した。今後5年間で10〜15店舗の出店を計画すると共に、「ひとつの“事業”として育てていく」(ユナイテッドアローズ開発本部 新規開発室室長の佐藤剛氏)考えだ。

「ナイスウェザー」は、ロ・スンフン氏が社長を務めるCNP社がブランドを運営。かつて日本を訪れた際に体験したコンビニ文化が着想源となり、“日常に寄り添うライフスタイル提案”を核に、ソウル市内に3店舗を展開。シンプルなカジュアルファッションから日用雑貨、化粧品、食料品まで取り揃える。10〜20代からの支持が特に厚く、ソウル・カロスキルの店舗には訪日客の姿も多く見られる。

韓国ブランドを集積展開

売れ筋アイテムは、ブランドロゴなどをプリントしたベースボールキャップやTシャツなど。日本ではこういったカジュアル衣料品だけでなく、UAらしいジャケット、コートといった重衣料もライセンス商品として企画・展開する。ライセンス商品は25年秋冬から本格的にスタートする。「(ライセンス商品を)韓国本国の店舗にも“逆輸入”できるクオリティーを目指したい」と佐藤氏。

韓国国内ではまだ規模・知名度ともに限定的な存在であるナイスウェザーだが、日本ではその分、世界観やブランディングを柔軟に構築できる自由度がある。国内での出店戦略としては、駅ナカのような10坪程度の小規模店舗から30〜50坪のファッションビル店舗、80坪前後のSC店舗まで、幅広いサイズと運営スタイルを想定する。ゆくゆくは「ナイスウェザー」の商品とともに韓国ブランドを買い付けて集積し、「韓国ファッションの箱」として活用する構想もある。

日本市場の水先案内人に
UAを選んだ理由とは

近年は韓国のブランドやショップが日本に進出する事例が増えている。「ゾゾ(ZOZO)」や「ムシンサ(MUSINSA)」といったECプラットフォームを活用した低リスクな参入や、ポップアップストアで感触を探る事例が一般的だ。その中で、「ナイスウェザー」が日本市場への水先案内人にUAを選んだ背景について、ロ社長は次のように語った。「海外戦略においては、現地の市場をよく知る小売業と組むのが最善だ。その中でもUAはファッション企業としての店舗運営や商品開発ノウハウが豊富で、とてもリスペクトしていた」。

今後は25年後半に米ロサンゼルスでのポップアップストアを計画しており、タイ・ベトナムでの展開についても商談を進めているという。

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「ラザール ダイヤモンド」が初のポップアップイベント“ダイヤモンドカフェ”を東京・表参道で開催

「ラザール ダイヤモンド(LAZARE DIAMOND )」(以下、「ラザール」)は5月23日より、表参道でポップアップイベント“ダイヤモンド カフェ”を開催する。ニューヨーク発の世界三大カッターズブランドと称される「ラザール」。ダイヤモンドの原石を厳選し、カラット数(重さ)よりも輝きを優先させたアイデアルメイクによる七色に輝くダイヤモンドは、“The World's Most Beautiful Diamond(世界で最も美しいダイヤモンド)”として奇跡の輝きを放つ。日本では、ブライダルジュエリーの企画・販売を行うプリモグローバルホールディングスが販売を手掛けている。

ブランド初となる同イベントでは、ダイヤモンドをイメージした空間の中に“世界で一番”の称号を持つ花や食品などさまざまなアイテムを展示。圧倒的な美しさ、精度、ユニークさなど、どこか突出したアイテムを眺めながら、自分に一番似合うジュエリーを提案してくれる“ジュエリー診断”を受けることができる。どんなシーンにも似合うスキンジュエリーシリーズから“イベント限定ネックレス”を販売するほか、新鮮なフルーツをトッピングした“オリジナルスイーツ”などを用意する。

会期は6月1日まで。公式LINE をお友達登録のうえ、事前予約をするとオリジナルステッカーのプレゼントがある。

■ラザール ダイヤモンド ダイヤモンド カフェ
会期:5月23日〜6月1日
時間:12:00~19:00(最終入場18:30)
会場:ZeroBase表参道 〒107-0062 東京都港区北青山3-5-22

問い合わせ先
ラザール ダイヤモンド
0120-760-763

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松屋銀座本店100周年 古屋社長「つながりに感謝」

松屋銀座本店は1日、開店100周年の記念セレモニーを開催した。

開店前に社員向けの祝賀会に登壇した松屋の古谷毅彦社長は、「百貨店は人とのつながりで成り立っている。社員、取引先、お客さま、そして銀座の街の人々にありがとうと伝えたい」とスピーチ。「つなぐ、つながる、つなげる」という100周年のテーマを強調しながら、感謝の意を示した。

あさ11時の開店時には役員や社員が法被(はっぴ)姿で客を出迎え、手渡しで記念冊子を配布した。銀座の老舗として長い付き合いのある煎餅の松﨑商店の松﨑宗平取締役、和服の銀座もとじの泉二啓太社長、若手経営者が集まる銀実会の露木佐瑛子理事長(天ぷらの銀座天國5代目)らと、鏡開きを行い、来店客にお酒を振る舞った。

松屋は関東大震災で神田の本店と横浜の支店を焼失した後、1925年5月1日に現在の銀座本店を開いた。終戦の45年11月から7年間は進駐軍に接収されてPX(進駐軍とその家族のための店舗)になり、百貨店の営業ができなかった。その後も高度経済成長やバブル崩壊、リーマンショックなどの荒波を乗り越えてきた。

4月に発表された同社の2025年2月期連結業績は、売上高に相当する総額売上高が前期比19.3%増の1371億円で、過去最高を塗り替えていた。旗艦店である銀座本店の総額売上高は、前期比20.3%増の1224億円。館単位でも売り上げレコードを更新し、100周年に花を添えた。

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「ディーゼル」渋谷店併設のレストランから人気メニューのアフタヌーンティーセットが登場

「ディーゼル(DIESEL)」が手掛ける渋谷店併設のレストラン「クッチーナ ディーゼル ファーム(CUCINA DIESEL FARM)」は、人気メニューを詰め込んだ“クッチーナ ディーゼル ファーム アフタヌーンティー”の提供を開始した。1ドリンク付きは3500円 、2時間のフリードリンク付きは4500円 、季節のパフェと2時間フリードリンク付きは5500円。

ミニサイズのハンバーガーやイタリア式モンブランなど
人気メニューを詰め込んだアフタヌーンティー

店内の雰囲気に合わせたピンクゴールドのティースタンド1段目には、イタリア式のモンブラン“モンテビアンコ”、「クッチーナ ディーゼル ファーム」のロゴあしらったグラスに盛り付けた“パンナコッタと4種のベリー 紅茶のジュレ”ほか、チョコレートケーキや“自家製チョコサラミのマカロン”などを並べる。

2段目には、ランチで登場以来人気のハンバーガーをミニサイズにした“ミニクラシックチーズバーガー”、一口サイズの“季節野菜とハーブオイルのタルトレット”、“フルーツトマトと黒大根”や“スモークサーモンとサワークリームのカナッペ”など、こだわりのメニューをラインナップ。さらに、「ディーゼル」の頭文字“D”をモチーフにしたロゴが目をひく“自家製ティラミス”もセットする。

アフタヌーンティー概要

◼️クッチーナ ディーゼル ファーム アフタヌーンティー
日程:4月28日〜
時間:5部制(14:00~ / 14:30~ / 15:00~ / 15:30~ / 16:00~)
場所:クッチーナ ディーゼル ファーム
住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16
料金:1ドリンク付/3500円 、2時間フリードリンク付/4500円 、季節のパフェ+2時間フリードリンク付/5500円
※事前予約限定

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「ジョンマスターオーガニック」が初の医薬部外品のスカルプケアを発売 “オーガニック+機能性”の第1歩

「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」は6月19日、ブランド初となる医薬部外品のスカルプケアアイテム“C&A薬用 ヘアグロースエッセンス”【医薬部外品】(50mL、5940円)を発売する。自然由来成分を99%配合した製品で、直営店およびオンラインストアで扱う。

同ブランドが医薬部外品に踏み出した背景には、生活環境やストレスの増加による髪と頭皮の悩みの深刻化がある。開発を担当した馬場まさみディレクターは、「『ジョンマスターオーガニック』が貫いてきた“自然の力で髪と頭皮をすこやかに美しく保つ”という目標をより高次元で実現するにはどうすべきか。その答えが、99%の自然由来成分で構成された医薬部外品の開発だった」と説明する。

有効性と自然由来の両立
鍵は摘果リンゴや宇陀金ごぼう

頭皮は紫外線やストレス、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れなど、日々さまざまな刺激にさらされている。毛髪は本来約7年周期で生え変わるが、こうした影響でサイクルが崩れて薄毛や脱毛の引き金になることも少なくない。「加齢やホルモンバランス、免疫、炎症など原因は多岐にわたるが、アプローチすべき場所は同じ」(馬場ディレクター)という考えのもと、今回の製品は頭皮環境と毛髪のサイクルをすこやかに保つことを目指して開発した。

処方は、自然由来成分と医薬部外品の有効成分を組み合わせた。ニンジン抽出液とタマサキツヅラフジアルカロイドが血行を促進し、毛乳頭に働きかけることで毛髪の成長をサポート。さらに、グリチルリチン酸ジカリウムが炎症を抑え、すこやかな頭皮環境へと導く。

加えて、毛髪の成長期を促し、休止期への移行を抑える働きがある“摘果リンゴエキス”や“発毛の司令塔”であるバルジ領域に作用する“宇陀金ごぼうエキス”の植物由来成分を配合した。

摘果リンゴは成長前のリンゴに多く含まれるポリフェノール重合体を豊富に含有。この成分が、毛髪の成長期移行因子の合成を促進し、退行期因子の合成を抑制することで、抜けにくく太い髪を育むとされている。

宇陀金ごぼうは奈良県宇陀地域で栽培される伝統野菜。豊富なイヌリンやクロロゲン酸が、加齢と共に減少する17型コラーゲンの産生をサポートし、毛包幹細胞の静止状態の維持・制御にも働きかける。休止期の毛髪環境を整え、隙のないボリュームのある髪へとつなげる。

これらの有効成分に加えて、椿油、アロエエキス、豆乳発酵液、トウキンセンカエキス、ゲンチアナエキス、海藻エキスといったオーガニックの美容成分も配合。頭皮環境を包括的に整えることで、すこやかな発毛土壌を育む。

2022年から代表を務める大滝雄一郎社長は、「単なるオーガニックでは差別化が難しい時代。われわれが掲げた“オーガニック+機能性”という新たな方向性を形にしたのが今回の製品だ」と語る。ブランドは今年で、創設31年、日本上陸17年を迎える。これまで貫いてきた“自然の力”に医薬部外品としての信頼性を掛け合わせた本製品で、ブランドの第2章の幕を開ける。

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資生堂「ザ・ギンザ」が艶と透明感を引き出すスキンケア2品を刷新 “ハイブリット”な洗顔料も

資生堂のプレステージスキンケアブランド「ザ・ギンザ(THE GINZA)」は5月1日、艶やかに磨く除去化粧水“クラリファイングローション n”(200mL、1万5400円※編集部調べ)と、キメを整える収れん美容液“コンディショニングリファイナー n”(200mL、1万8700円※編集部調べ)の2品をリニューアル発売する。加えて、マスクと洗顔料を兼ね備えた“ハイブリッドクレンザー n”(130g、1万3200円※編集部調べ)が新登場。ブランド取り扱い店舗や公式ECなどで展開する。

3アイテムとも、リンデンの花から抽出したエキスのほか、アシタバ葉・茎エキス、イチョウ葉エキスなど保湿整肌の複合成分を共通配合。肌を潤いで満たし、乾燥などの外部環境から守りながら滑らかに整える。銀座の並木通りにあるリンデンの生花に着想したグリーンフローラルの香りで、透明感あるリンデンにスウィートオレンジやローズが軽やかに重なる。

リニューアルの2品

リニューアルの除去化粧水“クラリファイングローション n”は、ごわつきがちな角層をほぐし、磨き上げたような艶と透明感あふれる肌に導く。同じく収れん美容液“コンディショニングリファイナー n”は、清涼感のある使い心地とともに潤いを与え、毛穴を目立ちにくくする。どちらもパッケージ容器をガラスボトルに変更し、プラスチック量を削減する。

新発売の洗顔料

“ハイブリッドクレンザー n”は、天然ミネラルクレイ配合のマスクと洗顔料のハイブリッドアイテム。洗顔フォームに置き換えて使用し、美容成分を抱え込んだクレイ状のクリームを顔全体にマッサージするように広げた後、約20秒放置して洗い流す。週1~2回のスペシャルケアをかなえ、肌に透透明感をもたらす。

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ZOZO、営業利益7.8%増の647億円 物価高で出荷単価は12四半期連続で上昇 25年3月期

「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するZOZOの2025年3月期通期決算は、商品取扱高(=GMV、その他商品取扱高を除く)が前年同期比7.0%増の5746億円、売上高が同8.2%増の2131億円、営業利益が同7.8%増の647億円、経常利益が同8.6%増の648億円、純利益が同2.3%増の453億円だった。配当は上期が53円、下期が54円、合計107円で配当性向は70.1%。同社は配当性向80%を目安としており、5月1日から9月1日まで100億円、または1000万株を上限とする自己株買いを行う。

GMV対比の粗利率は34.5%で、前期比0.4ポイント改善した。販管費は0.3ポイント悪化の23.2%。1〜3月のセールが振るわず、広告費を積み増したことで同期間の営業利益は9.6%減と減益となった。

主力の「ゾゾタウン」事業のGMVは同5.9%増の4919億円、LINEヤフーコマースが同20.6%増の696億円、広告事業の売上高が同15.1%増の112億円だった。ドラバラ系のアイテム拡充が進むZOZOコスメのGMVは、同30%増の147億円と好調だった。

商品単価及び出荷単価は、物価高の影響を受け、じわりと上昇している。商品単価は3四半期連続で増加しており、直近の4Qでは前年同期比で0.9%増の4038円。出荷単価は23年3月期の第1四半期以来、12四半期連続で増加している。

26年3月期の見通しは、GMV(その他商品取扱高を除く)が前期比1.5%増の6034億円、売上高が同5.1%増の2241億円、営業利益が同7.8%増の698億円、経常利益が同7.6%増の698億円、純利益が同7.0%増の485億円だった。英Lyst買収に伴い、今期からEBITDAを開示し、同項目は10.2%増の769億円、EBITDAマージンは12.7%になる。なお、いずれも4月に買収を発表した英Lystの影響は精査中で業績に反映していない。

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「フェイラー」が「母の日」イベントを開催 春満開なフラワーモチーフで溢れる空間

「フェイラー(FEILER)」は4月30日から5月6日までの7日間、六本木ヒルズで「母の日」にちなんだポップアップイベント「花言葉からハンカチを贈ろう フェイラー ポップアップ フォーマム(FEILER POPUP FOR MOM)」を開催する。ハンカチを販売するポップアップショップと、オリジナルフードを提供するカフェの2コンテンツで構成する空間だ。

ポップアップショップでは、ブランドの代名詞であるシュニール織りの花柄ハンカチ10種類(2750円)を販売する。今年の「母の日」のために2年前からブランドファンと共に開発した新作のスイートピー柄のほか、ネモフィラやバラ、スズラン柄などをラインアップする。花言葉からプレゼントに適したデザインを選ぶコーナーも用意しており、フェイラージャパンの八木直久代表は「お母様の人柄や一緒に過ごした時間を思い浮かべながら、『フェイラー』のハンカチを選んでいただきたい」とコメントを発表している。

カフェブースでは、ショップで取り扱うハンカチのデザインから着想したオリジナルドリンク3種と、ショートケーキとワッフルの2種を用意する。

ポップアップショップとカフェブース共に、10時から14時までの時間帯は事前予約が必要だ。来場する前日の23時59分までに、専用の予約フォームから申し込む。14時以降の枠については、当日13時から現地で入場を受け付ける。

■「花言葉からハンカチを贈ろう フェイラー ポップアップ フォーマム」
会期:4月30日〜5月6日
時間:11:00〜20:00(最終日は18:00まで)
会場:六本木ヒルズ内 ヒルズカフェ/スペース
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド2F
チケット料金:無料
予約専用フォーム:予約はこちらから

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「フェイラー」が「母の日」イベントを開催 春満開なフラワーモチーフで溢れる空間

「フェイラー(FEILER)」は4月30日から5月6日までの7日間、六本木ヒルズで「母の日」にちなんだポップアップイベント「花言葉からハンカチを贈ろう フェイラー ポップアップ フォーマム(FEILER POPUP FOR MOM)」を開催する。ハンカチを販売するポップアップショップと、オリジナルフードを提供するカフェの2コンテンツで構成する空間だ。

ポップアップショップでは、ブランドの代名詞であるシュニール織りの花柄ハンカチ10種類(2750円)を販売する。今年の「母の日」のために2年前からブランドファンと共に開発した新作のスイートピー柄のほか、ネモフィラやバラ、スズラン柄などをラインアップする。花言葉からプレゼントに適したデザインを選ぶコーナーも用意しており、フェイラージャパンの八木直久代表は「お母様の人柄や一緒に過ごした時間を思い浮かべながら、『フェイラー』のハンカチを選んでいただきたい」とコメントを発表している。

カフェブースでは、ショップで取り扱うハンカチのデザインから着想したオリジナルドリンク3種と、ショートケーキとワッフルの2種を用意する。

ポップアップショップとカフェブース共に、10時から14時までの時間帯は事前予約が必要だ。来場する前日の23時59分までに、専用の予約フォームから申し込む。14時以降の枠については、当日13時から現地で入場を受け付ける。

■「花言葉からハンカチを贈ろう フェイラー ポップアップ フォーマム」
会期:4月30日〜5月6日
時間:11:00〜20:00(最終日は18:00まで)
会場:六本木ヒルズ内 ヒルズカフェ/スペース
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド2F
チケット料金:無料
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「メゾン キツネ」から初のビューティライン 第1弾はヒノキの香りのフレグランスアイテム5品

「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」を展開するキツネは4月30日、新ビューティライン“キツネ ビアン エートル(KITSUNE BIEN-ÊTRE)”を発売した。第1弾はオードパルファムのほか、ボディー・ヘアケアなどヒノキの香りのセルフケアアイテム全5品そろえる。価格帯は3520〜2万4200円。ブランド公式ECと直営店で取り扱う。

“キツネ ビアン エートル”は、日本とフランスの文化を称えたブランド初のビューティライン。日本の化粧品の技術力とフランスの調香技術を融合し、今回“ヒノキの香り”がベースのフレグランスアイテムを用意した。「カフェ キツネ(CAFE KITSUNE)」の近くに位置するパリのオスマン建築様式パレ・ロワイヤルに着想し、磨き上げられた床やバラを想起させるワックスド・ウッドに日本の木々やスパイス、寺院を象徴するヒノキの香りを重ね合わせた。

ラインアップは、グラースローズとサンダルウッドを組み合わせた香りの“ノート ドゥ ヒノキ オードパルファム”(100mL、2万4200円)、乾燥を防ぎながら優しく洗い上げる“ノート ドゥ ヒノキ ハンド&ボディソープ”(300mL、4730円)、外的刺激から守りながら頭皮と毛髪を健やかに保つ“ノート ドゥ ヒノキ シャンプー”(300mL、4730円)、髪全体に潤いを与え艶のある髪に整える“ノート ドゥ ヒノキ コンディショナー”(300mL、4730円)、シアバター配合で高い保湿力の“ノート ドゥ ヒノキ ハンドクリーム”(50mL、3520円)の全5品。書道を彷彿とさせるタイポグラフィをあしらったパッケージデザインは、グラフィックデザイナーのカイサ・スタハル(Kajsa Stahl)が手掛ける。

キツネは、共同創設者のジルダ・ロアエック(Gildas Loaec)と黒木理也によって2002年に設立。ファッションブランド「メゾン キツネ」のほか、カフェ、ロースタリー、バー、レストラン「カフェ キツネ」、音楽レーベル「キツネ ミュージック(KITSUNE MUSIQUE)」を展開し、幅広いジャンルで独自のライフスタイルを築く。

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「メゾン キツネ」から初のビューティライン 第1弾はヒノキの香りのフレグランスアイテム5品

「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」を展開するキツネは4月30日、新ビューティライン“キツネ ビアン エートル(KITSUNE BIEN-ÊTRE)”を発売した。第1弾はオードパルファムのほか、ボディー・ヘアケアなどヒノキの香りのセルフケアアイテム全5品そろえる。価格帯は3520〜2万4200円。ブランド公式ECと直営店で取り扱う。

“キツネ ビアン エートル”は、日本とフランスの文化を称えたブランド初のビューティライン。日本の化粧品の技術力とフランスの調香技術を融合し、今回“ヒノキの香り”がベースのフレグランスアイテムを用意した。「カフェ キツネ(CAFE KITSUNE)」の近くに位置するパリのオスマン建築様式パレ・ロワイヤルに着想し、磨き上げられた床やバラを想起させるワックスド・ウッドに日本の木々やスパイス、寺院を象徴するヒノキの香りを重ね合わせた。

ラインアップは、グラースローズとサンダルウッドを組み合わせた香りの“ノート ドゥ ヒノキ オードパルファム”(100mL、2万4200円)、乾燥を防ぎながら優しく洗い上げる“ノート ドゥ ヒノキ ハンド&ボディソープ”(300mL、4730円)、外的刺激から守りながら頭皮と毛髪を健やかに保つ“ノート ドゥ ヒノキ シャンプー”(300mL、4730円)、髪全体に潤いを与え艶のある髪に整える“ノート ドゥ ヒノキ コンディショナー”(300mL、4730円)、シアバター配合で高い保湿力の“ノート ドゥ ヒノキ ハンドクリーム”(50mL、3520円)の全5品。書道を彷彿とさせるタイポグラフィをあしらったパッケージデザインは、グラフィックデザイナーのカイサ・スタハル(Kajsa Stahl)が手掛ける。

キツネは、共同創設者のジルダ・ロアエック(Gildas Loaec)と黒木理也によって2002年に設立。ファッションブランド「メゾン キツネ」のほか、カフェ、ロースタリー、バー、レストラン「カフェ キツネ」、音楽レーベル「キツネ ミュージック(KITSUNE MUSIQUE)」を展開し、幅広いジャンルで独自のライフスタイルを築く。

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敏腕PRディレクター南奈未が説くファッション業界の道標 Vol.2 【イマドキの“ラグジュアリーマーケティング”】

PROFILE: 南奈未

南奈未
PROFILE: (みなみ・なみ)アメリカの大学でマーケティングを専攻し卒業。米国や日本にて外資系企業などを経て、クリスチャン・ディオールに入社。その後ダミアーニ、ドルチェ&ガッバーナに転職。2004年に「ルイ・ヴィトン」で、ウィメンズとメンズのPRを担当。12年、マイケル・コースのコミュニケーション・ジェネラルマネージャーに就任。17年、ドルチェ&ガッバーナに復職し、PR&コミュニケーション ディレクターに就く。24年10月退職 PHOTO:MAKOTO NAKAGAWA(magNese) HAIR&MAKE UP:KIKKU(Chrysanthemum)
ファッション業界において、花形職とされるPR。そのトップに就くPRディレクターは、ブランドの“縁の下の力持ち”や“影の立役者”として認識されるほど、目立たずともブランドの大きな役割と責任を担っている。特にラグジュアリーブランドにおいては、常にVIP顧客やメディア、デザイナーやチームの中核的存在だ。交渉術やコミュニケーション能力も必要とされる。南奈未さんは約20年間、ファッションシーンをリードする数々の海外ブランドの日本法人のPRを統括。日本はもちろん、グローバルでその手腕を発揮してきた言わずと知れた人物だ。この10年でデジタルやマーケティングの概念が多様化する中、ファッションラグジュアリーの世界は大きく様変わりしているという。この連載では数回に分けて、南さんが培ってきたファッションPRの仕事そしてその裏側について語る。2回目は、時代とともに変化する“ラグジュアリーマーケティング”について。

ラグジュアリーを伝えるPRのあり方

南奈未:ファッション業界に長く携わってきましたが、デジタルファーストの現代におけて、ラグジュアリーファッションのマーケティングの考え方は大きく変化しています。そもそも“マーケティング”とは、消費者のニーズをブランドの商品やサービスに反映させ、自然に売れる流れを設計すること。ですが、これがラグジュアリーファッションだと顧客のニーズだけではなく、デザイナーのクリエイションが土台にあるので、一般的な量産型商品とは異なります。すべてではないですが、矢印がボトムアップというよりトップダウンの時もよくあります。例えば、ファッション・ウイーク中に発表されるものはデザイナーの個性やメッセージ性が色濃く表れていることが多く(昨今は消費者の顔色を伺ったコマーシャル寄りのものを発表しているコレクションも多くなりましたが)、そこから時代やトレンドを創造していき、消費者にぶつけていく。また、メディアがさまざまな切り取りをしていますね。

商品が店頭に並ぶ約半年前に行われるファッションショーは、最新コレクションを初披露する重要な場。20年前は主に百貨店バイヤーやモード誌編集長、VIP顧客など、世界中の限られた人数だけを招待するものでした。彼らの反応や意見を聞いては実際に販売するもの、しないものを取捨選択する場合もありました。だから、発表まで情報解禁されることはタブー。今のように、会場からのSNSを通じたリアルタイムの配信や投稿なんて全く想像もしなかったですよね。われわれPRもコンセプトなんて直前までまったく共有なんてされないから、よくショー終了後のバックステージに入り込んで、ジャーナリストたちのインタビューに応えるデザイナーの言葉をこっそり聞いて理解を深めたものです。思えばスッと気配を消す術を習得したのはそのころから(笑)。目立たなければ摘み出されることもないでしょ?

“ラグジュアリーファッションのマーケティング”は別格の概念

最近は、猫も杓子も「マーケティング」。果たして本来の意味を理解している人がどれほどいるのかと疑問に思うことがあります。商品もサービスもラグジュアリーブランドにおいては、仕組みや概念も別ものです。デザイナーがアーティスティック・ディレクターやクリエイティブ・ディレクターと呼ばれるようになったこの20年。ファッションだけじゃなく、アートやカルチャーに精通した多才なデザイナーがクリエイティブチームのトップとして、広告ビジュアルやショーの見せ方、コラボレーションなどを指揮することが主流になってきました。ブランドの世界観を伝えるには、洋服やバッグをデザインするだけでは不十分なのでしょう。ブランド間の競争が激化するほど、より多くの引き出しを獲得してどう魅せるのかがポイントになってきています。ラグジュアリーブランドは売り物が商品だけではありません。クリエイティブ・ディレクターはメゾンの歴史やアーカイブ、熟練の職人技を理解し、モダンに再解釈していきます。今のライフスタイルには、何が必要なのか。どんなウエアやバッグがスタイルを輝かせるか。それらのクリエイティビティーに見合う価格やサービスは、やはり従来のマーケティングとは違う特別な考えだと思います。常に変化する時代に沿って2歩、3歩先を行かなければならないので大変ですね。今は2歩、3歩じゃ足りないかも!

ただし、その“ラグジュアリーマーケティング”もまた変化を遂げています。ソーシャルメディアが普及してからは、世代を問わず、消費者の審美眼はどんどん鍛えられています。ここ5年ほどはラグジュアリーブランドもその世界に消費者を誘おうと、展覧会やポップアップストアといった一般の方も入れる間口の広い体験型イベントでブランドの新しい価値観や魅力を提供してきました。ただ、選択肢やSNS上のトレンドがあまりに多様化した今、従来の手法では物足りなさを感じる人も出てきているかもしれませんね。5月11日まで開催中の「ロエベ(LOEWE)」初の大展覧会(“ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界”)は、ブランドのヘリテージやクラフツマンシップを今っぽくモダンに仕上げていて一見の価値あり。ジブリファンの心も鷲掴みです!

最近はクリエイティブ・ディレクターの交代劇が盛んですね。ブランドの次なる価値を示す新しいマーケティングへの転換期に差し掛かっているかもしれません。

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「アンリアレイジ」がビヨンセの最新ツアー衣装を手掛ける 変幻自在のLEDドレスで圧巻の演出

「アンリアレイジ(ANREALAGE)」が、現地時間4月28日に米・ロサンゼルスで開幕したビヨンセ(Beyoncé)の新たなワールドツアー「Cowboy Carter & The Rodeo Chitlin’ Circuit Tour」の衣装デザインを担当した。2023年の「Renaissance World Tour」に続くタッグで、今回が2度目のコラボレーションとなる。

衣装の制作は、3月に発表された「アンリアレイジ」2025-26年秋冬コレクション「SCREEN」のルックがきっかけとなり、ビヨンセ側からの直接オファーで実現した。森永邦彦率いる「アンリアレイジ」チームは日本とロサンゼルスを往復しながら、オリジナルの衣装を開発。ステージで披露されたドレスは、“液晶のように表情を変える”布地「LED TEXTILE」を採用したクリノリン入りの一着だ。

このドレスは、楽曲「DAUGHTER」に合わせてプログラムされており、赤のタータンチェック柄から半身が青のチェックへ、さらに真紅のスパンコール、黒一色のロンプルイユ風レース模様へと、次々に変化していく。その後、ゴールドの輝きを放つスパンコールドレスから、アメリカ国旗を想起させる赤・白・青のノイズパターン、そして白黒へのステンドグラス模様のグラフィックが現れ、フィナーレでは、ステンドグラスの光が星々の爆発のように広がり、やがて宇宙の闇へと溶け込む。その闇から再び光が降り注ぎ、ドレスがまばゆい輝きをまとって完成するという、壮大な演出が展開される

テクノロジー面では、「アンリアレイジ」とクリエイティブカンパニー「MPLUSPLUS(エムプラスプラス)」による共同開発素材「LED TEXTILE」を使用。1着のドレスに約3万5000個のフルカラーLEDを搭載し、無線制御システムや映像設計もMPLUSPLUSが担った。さらに、黒のドレス表現には、京セラドキュメントソリューションズの次世代プリント技術「FOREARTH(フォレアス)」を採用。顔料インクジェット方式により、染料を用いず、水の使用量を99.98%削減したサステナブルな生産工程を実現。基布には、繊維メーカー・シキボウが開発した高機能素材「AZEK®」を採用。古代建築「校倉(あぜくら)構造」に着想を得た同素材は、光の透過性を活かして、布地そのものを映像スクリーン化することを可能にしている。

なお、ツアー初日を迎えるにあたり、森永を含む「アンリアレイジ」およびMPLUSPLUSのチームはロサンゼルスのSoFiスタジアムで最終の現地調整を実施。ツアー中は、両チームがスタッフの一員として全32公演に帯同し、ビヨンセのステージ演出を支える。

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ひろゆき&AKB48グループら総勢44人が集結、「UP-T」新CM発表

丸井織物の運営するオリジナルTシャツの制作プラットフォーム「UP-T」は4月30日、新CMを発表した。西村博之(ひろゆき)とAKB48グループのAKB48、SKE48、NMB48、佐久間宣行のプロデュースするラフ×ラフのメンバー総勢45人をイメージキャラクターに起用。都内で行った発表会にもCMのイメージキャラクター44人が駆けつけた。丸井織物の宮本智行・代表取締役副社長は「すでに米国でも販売を開始しており、今後は海外展開も強化する」という。

「UP-T」は、Tシャツやパーカ、スマホケースをオンデマンドで制作できる日本最大級のECサイト。誰でもデータをアップすればオリジナルで1枚・1着からアイテムを制作でき、作ったアイテムを販売もできる。

丸井織物は国内で1100台の織機を稼働させる日本最大級のテキスタイルメーカー。「UP-T」は宮本副社長がスタートした新事業の一つで、石川県内の自社工場内にTシャツプリント機を設置し、ECサイトの開発・運営からTシャツ生産、販売、発送までを行っている。

丸井織物とひろゆきのタッグはこの「UP-T」に加え、アラミド繊維を100%使った7万円の高級パーカでもコラボレーションしている。

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グラニフの台湾店が好調発進、初月の売上高5500万円

グラニフの台湾の台北市にオープンした大型ショッピングモール「ららぽーと 台北南港」が絶好調だ。同館開業日の3月20日に約100坪(約300㎡)でオープンし、初月の売上高が5500万円になった。計画比で3倍増と当初の計画を大幅に超えた。村田昭彦社長は「台湾は、今後の海外展開の重要なテストマーケティングの拠点と位置づけている。(好調を受け)今後も台湾を始めとした海外出店を加速する」とコメントした。

グラニフによると、「ららぽーと 台北南港」の衣料品カテゴリーの中でもナンバーワン(3月20日〜4月19日)だったという。品揃えはアパレルと雑貨が8:2で、国内とほぼ同じ。同社のオリジナルキャラクターから人気の有力キャラクターまで多彩なグラフィックのアイテムを、Tシャツやパーカーといったアパレル、シューズやキャップなどの雑貨まで幅広いアイテムで展開していることで人気を集めた。

グラニフは東京・原宿の旗艦店(約130坪=約430㎡)を筆頭に、店舗の大型化を進めてきた。コロナ前に20〜30坪(約66〜100㎡)が中心だった店舗面積は、スクラップ&ビルドで50〜100坪(約165〜330㎡)に拡大している。「ららぽーと 台北南港」も100坪で、国内を含めても大型店の一つになる。

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「ミューラル」の新拠点が南青山に 「ブランドのさまざまな花を育てる場所にしたい」

村松祐輔と関口愛弓が手掛ける「ミューラル(MURRAL)」が5月12日、「サロン ド ミューラル 南青山(Salon de MURRAL Minamiaoyama)」をオープンする。代官山で月に1回開催していた予約制ワークショップスペースを移転し、新たに完全予約制の店舗として構えた。

花を手にするトキメキとブランドの根源にある二面性をデザイン

ストアのコンセプトは「花屋」。村松デザイナーは、「僕自身、家に飾る花をよく買う。何か美しいものを求める時、人は自分に精神的な力を込めたいという思うからではないか。新店舗は、そんな花のように豊かできらびやかなものを日常に提供できる場にしたい」と語る。そこで「ブーケを受け取る感覚をデザインのヒントにした」。店内は白を基調に、「ミューラル」のために時間を設けてくれた客をゆったりもてなす客間をイメージ。角を丸く仕上げた中央の白い什器や、シンプルなシルバーラインのハンガーラックなど、ブランドが大切にする“有機質と無機質”や“直線と曲線”“柔らかさと硬さ”といった二面性を、空間の随所に落とし込んだ。さらに、コレクションの着想源や制作過程の展示など、モノ作りのストーリーも体感できる。

「南青山の閑静な雰囲気が新しい空間の一部になる」

店舗はあえて看板を持たない。場所は、六本木通りに程近い骨董通り沿いに位置。都心の中心にありながらも閑静なエリアで、店内から遠目に望む根津美術館の竹林のグリーンが白い空間を引き立てている。それほど、村松デザイナーはこのエリアとこの場所にこだわったという。「名の知れたファッションやアート、カフェの店が連なる通りでも、駅から離れた静けさもある。時には子連れのファミリーが通りがかり、子どもたちの声も聞こえて生活感も感じられる。この雰囲気がブランドの新たな空間に一部になる」と場所を決めた。

また「店自体も花のようでありたい」とサロンとしての新たな思いも語る。「他ジャンルのアーティストやクリエイターの作品も展示するギャラリーなど、ブランドの世界観や強みを研ぎ澄ませていくスペースを設ける。『ミューラル』だから体験できることを常に提案したい。種から始まり、いろんな活動や出会いを経て、さまざまなブランドの花を咲かせられるように。つぼみが開くまでどんな花になるかわからないし、時には咲かない花もある。ここを拠点にブランドの幅広い挑戦をつなげていきたい」。

オープン時は、ストアのコンセプトに合った植物や花をテーマにした最新の2025年春夏コレクションに加え、絵描きのイズミダリー(Lee Izumida)を起用したブランド初のカプセルコレクションを先行発売する。「エデン(EDEN)」をテーマに、映画監督のデレク・ジャーマン(Derek Jarman)の自宅の庭から着想を得たイズミダによるポピーの花のイラストが、キャミソールドレス(5万5000円)やノースリーブトップス(3万3000円)、スラックスパンツ(3万9600円)を彩る。また、帽子ブランド「メゾンドリリス(LA MAISON DE LYLLIS)」とコラボレーションしたハット(3万3000円)もラインアップする。

◼️サロン ド ミューラル 南青山
オープン日:5月12日
住所:東京都港区南青山6-7-1 タウンハウス南青山1F
営業時間:10:00〜19:00(完全予約制)
※月2回営業する土日の週末は13〜17時に限り、予約なしで入店可

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発酵スキンケア「ソフィスタンス」が米国進出 日本に伝わる“発酵療法”を啓蒙するイベントをNYで開催

日本発の発酵スキンケアブランド「ソフィスタンス(SOPHISTANCE)」はこのほど、米国に進出し、EC販売を開始した。米国三井物産(本社ニューヨーク)と販売代理店契約を結び、同社が手掛ける日本発スキンケアブランドをセレクトするECプラットフォーム「シコウ ビューティ(SHIKO BEAUTY)」で取り扱う。またニューヨークで開催した発売イベントでは、マンハッタンにあるギャラリー兼レストラン「ザ ギャラリー バイ オードー(THE GALLERY BY ODO)」で製品の主成分である“柚子”を堪能する懐石料理をゲストに振る舞い、日本の発酵文化やブランドの起源を食とともに啓蒙した。

同ブランドは、圧搾法でじっくり抽出された柚子エキスを主成分とし、さらに200年の歴史を誇る蔵元の杜氏(とうじ)職人の伝統発酵技法によって5年熟成したコメヌカ発酵液と美肌菌(皮膚常在菌)ケアの技術を組み合わせた、独自の“美活菌発酵液”を全製品に配合しているのが特徴。日本古来の発酵技術と自然療法を融合し、肌の皮膚常在菌のバランスを整えることで肌本来の再生力を促進するホリスティックな製品群を展開する。

日本市場では敏感肌、乾燥肌、脂性肌など肌質別の展開を特徴とするが、米国では現地の需要に合わせてエイジングケアに特化した製品を全面に押し出し、保湿美容液の“フローレス”(120mL、195ドル=約2万7000円)、乳液の“グロウ”(80g、180ドル)=約2万5000円、クリームの“ユナイト” (50g、180ドル=約2万5000円)、アイクリームの“インテンシブ”(15g、150ドル=約2万1000円)の4品を発売。米国でも昨今注目されるマイクロバイオームケアで敏感肌にもアプローチするラグジュアリースキンケアブランドとして打ち出す。

日本の美学、“調和”を世界に発信していく

ブランド誕生のきっかけは、作家兼脚本家としても活躍する河原れん=創業者が自身が手掛けた浮世絵師、葛飾北斎の伝記映画「HOKUSAI」の脚本を描く過程で、北斎が細かく切り刻んだ柚子を日本酒と煮詰めた自家製の薬で病を治したという記述を古文書に発見したことだった。自ら試作し肌に塗布してみたところ、長年悩まされていたニキビ肌に効果を感じたことから製品開発に至ったという。河原=創業者はブランドへの思いについて、「発酵液の効能を偶然発見したのが始まり。さらに知識を深めていくうちに肌の健康には善玉菌だけでなく悪玉菌の両方が必要であることを知り、肌の上でさえ“陰陽が調和・共存して生きる”という東洋哲学が通ずるのだと衝撃を受けた。化粧品という媒介を通して、日本の哲学や先人たちの叡智を世界に伝えていきたいという思いが根底にある」と明かし、また「世界に発信していく出発点として、ニューヨークが最もふさわしい場所だと思った」ことから今回の場所を選んだという。

「シコウ ビューティ」のマクギバン美登利マネージングディレクターは今回の提携について、「韓国ビューティの台頭から米国でもスキンケアに対する多様化が進み、Jビューティへの需要が確実に高まっている。『ソフィスタンス』は日本独自の発酵技術にレチノールなどモダンなスキンケア成分を組み合わせており、今の米国市場で勝負できるブランドだと確信している」と期待を寄せた。

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発酵スキンケア「ソフィスタンス」が米国進出 日本に伝わる“発酵療法”を啓蒙するイベントをNYで開催

日本発の発酵スキンケアブランド「ソフィスタンス(SOPHISTANCE)」はこのほど、米国に進出し、EC販売を開始した。米国三井物産(本社ニューヨーク)と販売代理店契約を結び、同社が手掛ける日本発スキンケアブランドをセレクトするECプラットフォーム「シコウ ビューティ(SHIKO BEAUTY)」で取り扱う。またニューヨークで開催した発売イベントでは、マンハッタンにあるギャラリー兼レストラン「ザ ギャラリー バイ オードー(THE GALLERY BY ODO)」で製品の主成分である“柚子”を堪能する懐石料理をゲストに振る舞い、日本の発酵文化やブランドの起源を食とともに啓蒙した。

同ブランドは、圧搾法でじっくり抽出された柚子エキスを主成分とし、さらに200年の歴史を誇る蔵元の杜氏(とうじ)職人の伝統発酵技法によって5年熟成したコメヌカ発酵液と美肌菌(皮膚常在菌)ケアの技術を組み合わせた、独自の“美活菌発酵液”を全製品に配合しているのが特徴。日本古来の発酵技術と自然療法を融合し、肌の皮膚常在菌のバランスを整えることで肌本来の再生力を促進するホリスティックな製品群を展開する。

日本市場では敏感肌、乾燥肌、脂性肌など肌質別の展開を特徴とするが、米国では現地の需要に合わせてエイジングケアに特化した製品を全面に押し出し、保湿美容液の“フローレス”(120mL、195ドル=約2万7000円)、乳液の“グロウ”(80g、180ドル)=約2万5000円、クリームの“ユナイト” (50g、180ドル=約2万5000円)、アイクリームの“インテンシブ”(15g、150ドル=約2万1000円)の4品を発売。米国でも昨今注目されるマイクロバイオームケアで敏感肌にもアプローチするラグジュアリースキンケアブランドとして打ち出す。

日本の美学、“調和”を世界に発信していく

ブランド誕生のきっかけは、作家兼脚本家としても活躍する河原れん=創業者が自身が手掛けた浮世絵師、葛飾北斎の伝記映画「HOKUSAI」の脚本を描く過程で、北斎が細かく切り刻んだ柚子を日本酒と煮詰めた自家製の薬で病を治したという記述を古文書に発見したことだった。自ら試作し肌に塗布してみたところ、長年悩まされていたニキビ肌に効果を感じたことから製品開発に至ったという。河原=創業者はブランドへの思いについて、「発酵液の効能を偶然発見したのが始まり。さらに知識を深めていくうちに肌の健康には善玉菌だけでなく悪玉菌の両方が必要であることを知り、肌の上でさえ“陰陽が調和・共存して生きる”という東洋哲学が通ずるのだと衝撃を受けた。化粧品という媒介を通して、日本の哲学や先人たちの叡智を世界に伝えていきたいという思いが根底にある」と明かし、また「世界に発信していく出発点として、ニューヨークが最もふさわしい場所だと思った」ことから今回の場所を選んだという。

「シコウ ビューティ」のマクギバン美登利マネージングディレクターは今回の提携について、「韓国ビューティの台頭から米国でもスキンケアに対する多様化が進み、Jビューティへの需要が確実に高まっている。『ソフィスタンス』は日本独自の発酵技術にレチノールなどモダンなスキンケア成分を組み合わせており、今の米国市場で勝負できるブランドだと確信している」と期待を寄せた。

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“雪肌精 ブルー” “プレディア ブルー”は海外展開に手応え 有楽町マルイの1号店から国内出店を加速

コーセーは4月24日、新スキンケアシリーズ“雪肌精 ブルー”と “プレディア ブルー”を融合した初の直営店を有楽町マルイ1階にオープンした。5月16日の全国展開に先駆けた先行販売の場と位置付け、今後の展開を見据えた発信の拠点とする。

“雪肌精 ブルー”は、東洋思想をベースに肌・体・心のホリスティックなアプローチによって、内外から整える提案を強みとする。一方、“プレディア ブルー”は“リフレッシュ ウィズ シー”をコンセプトに、海泥をはじめとした海由来成分を用い、肌と心を澄ませるような使用感を訴求。ブランドごとの訴求軸は異なるが、いずれもサステナビリティと透明性を重視しており、共存する空間設計が可能と判断した。

店舗面積は約27平方メートルで、常駐する販売員数は3名を想定。カウンセリングを重視しながら、従来型の対面カウンターではなく、販売員と顧客の空間をシームレスにつなぐ内装に仕上げた。動線に配慮し、顧客とスタッフの会話が自然に生まれる設計とすることで、ブランドが掲げる“心地よさ”を実装した場を目指す。

“雪肌精 ブルー”は17品目、“プレディア ブルー”は7品目をそろえる。“雪肌精 ブルー”ではライン使いを提案し、洗浄ケアを中心とする“プレディア ブルー”はポイント使いを提案することで、カニバリゼーションを避け、シナジー効果創出を狙う。

店頭では“雪肌精 ブルー”専用のカウンセリングアプリ「ファインド バランス(FIND BALANCE)」を体験できる。肌状態のほか、体質や気分のバランスをチェックし、ライフスタイルを提案。オンライン上でも利用可能で、OMOの起点としても活用する。

また、使用済み化粧品容器の常設回収ボックスを設置し、同社の他店舗に先駆けて再資源化の取り組みを本格化する。容器は回収後、分別・洗浄・乾燥・粉砕などの工程を経て再生。循環型社会に向けた実証拠点としても機能する。

有楽町マルイを1号店として選んだ理由は、20代後半〜30代前半の感度の高い層が多く来館するという立地特性にある。すでに両シリーズはジアを中心に約50店舗で展開しており、計画比を上回る伸長を見せているという。ブランド担当は「海外の方はクリーンビューティへの認知も高く、東洋思想への関心も追い風となっている」と分析し、国内でも同様の価値観に共鳴する層を中心に拡大を狙う。具体的な店舗数は非公開だが、国内での出店は重点を置いて加速させる意向だ。

■雪肌精BLUE 有楽町マルイ店
営業時間:11時〜20時
住所:東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町マルイ1階

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“雪肌精 ブルー” “プレディア ブルー”は海外展開に手応え 有楽町マルイの1号店から国内出店を加速

コーセーは4月24日、新スキンケアシリーズ“雪肌精 ブルー”と “プレディア ブルー”を融合した初の直営店を有楽町マルイ1階にオープンした。5月16日の全国展開に先駆けた先行販売の場と位置付け、今後の展開を見据えた発信の拠点とする。

“雪肌精 ブルー”は、東洋思想をベースに肌・体・心のホリスティックなアプローチによって、内外から整える提案を強みとする。一方、“プレディア ブルー”は“リフレッシュ ウィズ シー”をコンセプトに、海泥をはじめとした海由来成分を用い、肌と心を澄ませるような使用感を訴求。ブランドごとの訴求軸は異なるが、いずれもサステナビリティと透明性を重視しており、共存する空間設計が可能と判断した。

店舗面積は約27平方メートルで、常駐する販売員数は3名を想定。カウンセリングを重視しながら、従来型の対面カウンターではなく、販売員と顧客の空間をシームレスにつなぐ内装に仕上げた。動線に配慮し、顧客とスタッフの会話が自然に生まれる設計とすることで、ブランドが掲げる“心地よさ”を実装した場を目指す。

“雪肌精 ブルー”は17品目、“プレディア ブルー”は7品目をそろえる。“雪肌精 ブルー”ではライン使いを提案し、洗浄ケアを中心とする“プレディア ブルー”はポイント使いを提案することで、カニバリゼーションを避け、シナジー効果創出を狙う。

店頭では“雪肌精 ブルー”専用のカウンセリングアプリ「ファインド バランス(FIND BALANCE)」を体験できる。肌状態のほか、体質や気分のバランスをチェックし、ライフスタイルを提案。オンライン上でも利用可能で、OMOの起点としても活用する。

また、使用済み化粧品容器の常設回収ボックスを設置し、同社の他店舗に先駆けて再資源化の取り組みを本格化する。容器は回収後、分別・洗浄・乾燥・粉砕などの工程を経て再生。循環型社会に向けた実証拠点としても機能する。

有楽町マルイを1号店として選んだ理由は、20代後半〜30代前半の感度の高い層が多く来館するという立地特性にある。すでに両シリーズはジアを中心に約50店舗で展開しており、計画比を上回る伸長を見せているという。ブランド担当は「海外の方はクリーンビューティへの認知も高く、東洋思想への関心も追い風となっている」と分析し、国内でも同様の価値観に共鳴する層を中心に拡大を狙う。具体的な店舗数は非公開だが、国内での出店は重点を置いて加速させる意向だ。

■雪肌精BLUE 有楽町マルイ店
営業時間:11時〜20時
住所:東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町マルイ1階

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「アニヤ・ハインドマーチ」が空の旅がテーマのポップアップ 東京・六本木ヒルズで

「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」は5月5〜31日、東京・六本木ヒルズで空の旅がテーマのポップアップ“アニヤ エアー”を開催する。

目玉は、キャンバス生地の“ウォルトン”コレクション。スーツケースやトートバッグ、バニティバッグなどは同ポップアップで先行発売となる。どのアイテムもアルファベットのアップリケでカスタマイズすることが可能。ブリティッシュ・エアウェイズのコンコルドやパン・アメリカン航空のファースト・クラス用のタグをモチーフにしたタグやチャームも充実する。

同ブランドは6月5〜21日、同じ場所でポップアップ“アニヤズ ダイブ ショップ”を開催する予定。「“エアー アニヤ”で向かったのは海」という設定のもと、浮き輪やフィンなど海水浴にまつわるアイテムが登場する。

◾️アニヤ エアー
期間:5月5〜31日
時間:11:00〜20:00
場所:六本木ヒルズ「ヒルズ ボックス」(六本木ヒルズ ヒルサイド 2階)

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「アニヤ・ハインドマーチ」が空の旅がテーマのポップアップ 東京・六本木ヒルズで

「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」は5月5〜31日、東京・六本木ヒルズで空の旅がテーマのポップアップ“アニヤ エアー”を開催する。

目玉は、キャンバス生地の“ウォルトン”コレクション。スーツケースやトートバッグ、バニティバッグなどは同ポップアップで先行発売となる。どのアイテムもアルファベットのアップリケでカスタマイズすることが可能。ブリティッシュ・エアウェイズのコンコルドやパン・アメリカン航空のファースト・クラス用のタグをモチーフにしたタグやチャームも充実する。

同ブランドは6月5〜21日、同じ場所でポップアップ“アニヤズ ダイブ ショップ”を開催する予定。「“エアー アニヤ”で向かったのは海」という設定のもと、浮き輪やフィンなど海水浴にまつわるアイテムが登場する。

◾️アニヤ エアー
期間:5月5〜31日
時間:11:00〜20:00
場所:六本木ヒルズ「ヒルズ ボックス」(六本木ヒルズ ヒルサイド 2階)

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「アミ パリス」がパリのマレ地区に最大規模の旗艦店 景観に溶け込む「馴染みの店」で目指すもの

「アミ パリス(AMI PARIS)」は2月、パリのマレ地区にブランドにとって最大規模の旗艦店をオープンした。約600平方メートルの面積を擁する2フロアの店舗は、ショッピングストリートが交差する角地に位置する。

同店舗は、デスティネーションストアというより、景観に溶け込む「近所の馴染みの店」のような店舗を目指すという。ブランドの創設者であり、クリエイティブ・ディレクターのアレクサンドル・マテュッシ(Alexandre Mattiussi)は「ショップの周りにはカフェやレストラン、学校、薬局、パン屋がある。土曜日にカフェでコーヒーを軽く飲んだ後に『アミ パリス』をチェックしてもらうのもいいだろう。私たちは、マレ地区を散策する人々の日常の一部になる」と語る。大きな出窓から自然光が差し込む店舗の1階には砂岩の床に木製や革製の椅子を配し、温かみのある色を強調した。ジェンダーの境界を越えるというブランドコンセプトに沿い、メンズとウィメンズのアイテムは混在し、アクセサリーはスペース全体にわたって棚に並べる。

2012年にボーマルシェ通りにオープンした最初の路面店から徒歩5分の場所にある同店舗を、マテュッシ=クリエイティブ・ディレクターは「理想のワードローブを選べる巨大なドレッシングルームのような場所」と表現する。その言葉通り、今後はインテリア雑貨や、ブランドの中古品を扱うプログラム「アミ フォー エヴァー(Ami For Ever)」向けのコンシェルジュサービスなども追加していく。アートイベントや本の朗読会なども開催予定だ。

同店は、ニコラス・サンティ・ウェイル(Nicolas Santi-Weil)=最高経営責任者(CEO)にとって、国内外におけるブランドのポテンシャルを体現するもの。現在「アミ パリス」は、世界76店のブティックを抱え、100か国以上で700店の販売拠点を持つ。同社は24年度の最終的な数字をまだ把握していないものの、3億ユーロ(481億円)の売上を達成した昨年度と同等の業績を上げているという。「小売は自社主導で行い、自分たちのストーリーをコントロールできるようにしていく」とサンティ・ウェイルCEOは語る。現在はイタリアやベルギー、タイ、インドネシア、カナダ、米国、中国で店舗オープンを準備しており、今後も「理にかなったロケーション」に進出予定だ。ウィメンズはビジネスの15%を占めるまでに増加。2年前は5%に満たなかったアクセサリーは、現在10%を占め、大きな成長の可能性を示す。高騰するラグジュアリー市場において「アミ パリス」の価格帯には競合ブランドがほとんどないことも、ブランドが順調に成長する一因だ。

一方で、サンティ・ウェイルCEOは「『アミ パリス』の成長は金銭面だけで測れるものではない」と強調する。直近では、フランスの権威あるデザイナー賞「アンダム ファッション アワード(ANDAM fashion award)」のスポンサーになると共に、パリのファッションスクール、フランスモード研究所(Institute Francais de la Mode, 以下IMF)と提携して若手起業家を支援するために立ち上げた「アミ パリス」 x IFM アントレプレナーシップ賞の、4度目の開催に向けた準備を進める。またマテュッシ=クリエイティブ・ディレクターは、南仏のイエール市で開催されるファッション、写真、アクセサリーのコンペティション「イエール国際フェスティバル」で、今年度のファッション審査員を務める。

「この店舗での目標は、ブランドに対する私たちの野心にふさわしいプロジェクトを持ち、パリこそが流行の発信地であるというメッセージを世界に向けて発信すること」と、サンティ・ウェイルCEOは未来を見据える。

問い合わせ先
アミ パリス ジャパン
03-3470-0505

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「アミ パリス」がパリのマレ地区に最大規模の旗艦店 景観に溶け込む「馴染みの店」で目指すもの

「アミ パリス(AMI PARIS)」は2月、パリのマレ地区にブランドにとって最大規模の旗艦店をオープンした。約600平方メートルの面積を擁する2フロアの店舗は、ショッピングストリートが交差する角地に位置する。

同店舗は、デスティネーションストアというより、景観に溶け込む「近所の馴染みの店」のような店舗を目指すという。ブランドの創設者であり、クリエイティブ・ディレクターのアレクサンドル・マテュッシ(Alexandre Mattiussi)は「ショップの周りにはカフェやレストラン、学校、薬局、パン屋がある。土曜日にカフェでコーヒーを軽く飲んだ後に『アミ パリス』をチェックしてもらうのもいいだろう。私たちは、マレ地区を散策する人々の日常の一部になる」と語る。大きな出窓から自然光が差し込む店舗の1階には砂岩の床に木製や革製の椅子を配し、温かみのある色を強調した。ジェンダーの境界を越えるというブランドコンセプトに沿い、メンズとウィメンズのアイテムは混在し、アクセサリーはスペース全体にわたって棚に並べる。

2012年にボーマルシェ通りにオープンした最初の路面店から徒歩5分の場所にある同店舗を、マテュッシ=クリエイティブ・ディレクターは「理想のワードローブを選べる巨大なドレッシングルームのような場所」と表現する。その言葉通り、今後はインテリア雑貨や、ブランドの中古品を扱うプログラム「アミ フォー エヴァー(Ami For Ever)」向けのコンシェルジュサービスなども追加していく。アートイベントや本の朗読会なども開催予定だ。

同店は、ニコラス・サンティ・ウェイル(Nicolas Santi-Weil)=最高経営責任者(CEO)にとって、国内外におけるブランドのポテンシャルを体現するもの。現在「アミ パリス」は、世界76店のブティックを抱え、100か国以上で700店の販売拠点を持つ。同社は24年度の最終的な数字をまだ把握していないものの、3億ユーロ(481億円)の売上を達成した昨年度と同等の業績を上げているという。「小売は自社主導で行い、自分たちのストーリーをコントロールできるようにしていく」とサンティ・ウェイルCEOは語る。現在はイタリアやベルギー、タイ、インドネシア、カナダ、米国、中国で店舗オープンを準備しており、今後も「理にかなったロケーション」に進出予定だ。ウィメンズはビジネスの15%を占めるまでに増加。2年前は5%に満たなかったアクセサリーは、現在10%を占め、大きな成長の可能性を示す。高騰するラグジュアリー市場において「アミ パリス」の価格帯には競合ブランドがほとんどないことも、ブランドが順調に成長する一因だ。

一方で、サンティ・ウェイルCEOは「『アミ パリス』の成長は金銭面だけで測れるものではない」と強調する。直近では、フランスの権威あるデザイナー賞「アンダム ファッション アワード(ANDAM fashion award)」のスポンサーになると共に、パリのファッションスクール、フランスモード研究所(Institute Francais de la Mode, 以下IMF)と提携して若手起業家を支援するために立ち上げた「アミ パリス」 x IFM アントレプレナーシップ賞の、4度目の開催に向けた準備を進める。またマテュッシ=クリエイティブ・ディレクターは、南仏のイエール市で開催されるファッション、写真、アクセサリーのコンペティション「イエール国際フェスティバル」で、今年度のファッション審査員を務める。

「この店舗での目標は、ブランドに対する私たちの野心にふさわしいプロジェクトを持ち、パリこそが流行の発信地であるというメッセージを世界に向けて発信すること」と、サンティ・ウェイルCEOは未来を見据える。

問い合わせ先
アミ パリス ジャパン
03-3470-0505

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「オニツカタイガー」がイエローコレクションのコンセプトストアを表参道に出店 銀座に次いで2店舗目

「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、イエローコレクションのコンセプトストアを表参道にオープンした。同コレクションを中心に扱うコンセプトストアは、2023年8月に銀座でオープンした店舗に次いで2店舗目となる。

同ストアは、イタリア・ミラノを拠点に活動を行う建築事務所のSTUDIODINICATALDIが、“東京が持つエネルギッシュな一面と繊細な感覚の対比”に着想を得て手掛けた。外観は、ブランドのシグネチャーカラーである鮮やかなイエローやレタリングのブランドロゴなどを用いて、ブランドらしさを全面に表現した。

店内は4フロア構成で、地下1階から2階はミラノ・ファッション・ウイークで発表したコレクションや、日本製のデニムに焦点をあてたシリーズ“デニヴィータ(DENIVITA)”をメーンに展開。3階ではブランドのアーカイブを現代風にアレンジしたアイテムを中心にそろえる。

店内の天井や什器には、さまざまな素材を“障子”や“すだれ”などを彷ふつとさせるデザインで取り入れ、日本の伝統美を表現した。

店舗情報

◼️「オニツカタイガー」表参道 イエローコンセプトストア

時間:11:00〜20:00
場所:東京都渋谷区神宮前6-3-9

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「オニツカタイガー」がイエローコレクションのコンセプトストアを表参道に出店 銀座に次いで2店舗目

「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、イエローコレクションのコンセプトストアを表参道にオープンした。同コレクションを中心に扱うコンセプトストアは、2023年8月に銀座でオープンした店舗に次いで2店舗目となる。

同ストアは、イタリア・ミラノを拠点に活動を行う建築事務所のSTUDIODINICATALDIが、“東京が持つエネルギッシュな一面と繊細な感覚の対比”に着想を得て手掛けた。外観は、ブランドのシグネチャーカラーである鮮やかなイエローやレタリングのブランドロゴなどを用いて、ブランドらしさを全面に表現した。

店内は4フロア構成で、地下1階から2階はミラノ・ファッション・ウイークで発表したコレクションや、日本製のデニムに焦点をあてたシリーズ“デニヴィータ(DENIVITA)”をメーンに展開。3階ではブランドのアーカイブを現代風にアレンジしたアイテムを中心にそろえる。

店内の天井や什器には、さまざまな素材を“障子”や“すだれ”などを彷ふつとさせるデザインで取り入れ、日本の伝統美を表現した。

店舗情報

◼️「オニツカタイガー」表参道 イエローコンセプトストア

時間:11:00〜20:00
場所:東京都渋谷区神宮前6-3-9

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「DDDD」が2回目のショー開催 “夜明け”をテーマに内なる葛藤と前進を表現

ファッションブランド「ディフォー(DDDD)」が3月、2回目となるランウエイショーを寺田倉庫で開催した。テーマは“Dawn(夜明け)”。規律に縛られた環境から、自らの意志で一歩を踏み出すティーンエージャーの姿を、服を通して描いた。「自らの意思で何かを変えようとする、その内なる葛藤と一歩踏み出す瞬間を表現したかった」とSHIGEKIデザイナーは語る。映画「いまを生きる」「ウォールフラワー」など、若者の自立や挑戦を描いた作品から着想を得たという。

今回のコレクションでは、ミリタリーやトラッドなどの“規律ある服”をベースにしながら、そこに変化や破綻を加えることで、“型にはまらない意志”を38体のルックで表現した。ハイネックやベルトなど、身体を守る(保護する)ディテールも多く見られた。素材の9割以上は別注で製作したという。ホースレザーやチベットラム、ハラコなど、質感にこだわった生地を使用。色使いはブラックやベージュ、カーキ、チャコールを基調に、差し色としてワインやパープル、ピンクを用いた。シックな色味の中に、抑えきれない情熱を感じさせる構成となった。

ブランドの根幹にあるのは、“Dress Up Lazy(怠けたドレスアップ)”という考え方だ。「前回はカジュアルなストリート感が強かったが、今回はより“きれいなもの”に挑戦した。カジュアルとラグジュアリーの間にある“余白”がブランドの幅を生み出す」とSHIGEKIデザイナー。服作りでは、紙の上のデザインだけでなく「人が動いたときの揺れ」まで計算し、10年以上付き合いのある、信頼するパタンナーとともに一から練り上げたという。これまで20年以上にわたり、現場主義の服作りを貫いてきたSHIGEKIデザイナーが、前回に続き、展示会形式ではなくショーという発表形式を選択した。「人に見せるからこそ、ちゃんと作ろうと思える。ショーには“夢を見せる力”がある」と語る。

ショーは東京ファッション・ウイークの翌週に開催した。当初は公式スケジュールへの参加も検討していたが、希望する時間帯の会場枠がすでに埋まっていたため、独自開催を選んだという。「公式か非公式かよりも、どう見せるかを突き詰めたかった。むしろ、独自開催だからこそ、空間や演出も含めて、より深く掘り下げられた気がする」。

「ディフォー」は2024年9月にブランドを始動し、今年1月に東京・代官山に直営店(東京都渋谷区代官山町13-1)をオープン。店舗とアトリエ機能を併設し、製作と販売が一体化した運営体制を取っている。今後の展望について、SHIGEKIデザイナーは少し迷いながらも「ブランドとして、いつかパリ・コレクションで服を見てもらいたいという思いがある」と語った。今回のショーは、その実現に向けた“夜明け”を告げるものだった。

問い合わせ先
DDDD
dddd@nobuokaholdings.jp

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「DDDD」が2回目のショー開催 “夜明け”をテーマに内なる葛藤と前進を表現

ファッションブランド「ディフォー(DDDD)」が3月、2回目となるランウエイショーを寺田倉庫で開催した。テーマは“Dawn(夜明け)”。規律に縛られた環境から、自らの意志で一歩を踏み出すティーンエージャーの姿を、服を通して描いた。「自らの意思で何かを変えようとする、その内なる葛藤と一歩踏み出す瞬間を表現したかった」とSHIGEKIデザイナーは語る。映画「いまを生きる」「ウォールフラワー」など、若者の自立や挑戦を描いた作品から着想を得たという。

今回のコレクションでは、ミリタリーやトラッドなどの“規律ある服”をベースにしながら、そこに変化や破綻を加えることで、“型にはまらない意志”を38体のルックで表現した。ハイネックやベルトなど、身体を守る(保護する)ディテールも多く見られた。素材の9割以上は別注で製作したという。ホースレザーやチベットラム、ハラコなど、質感にこだわった生地を使用。色使いはブラックやベージュ、カーキ、チャコールを基調に、差し色としてワインやパープル、ピンクを用いた。シックな色味の中に、抑えきれない情熱を感じさせる構成となった。

ブランドの根幹にあるのは、“Dress Up Lazy(怠けたドレスアップ)”という考え方だ。「前回はカジュアルなストリート感が強かったが、今回はより“きれいなもの”に挑戦した。カジュアルとラグジュアリーの間にある“余白”がブランドの幅を生み出す」とSHIGEKIデザイナー。服作りでは、紙の上のデザインだけでなく「人が動いたときの揺れ」まで計算し、10年以上付き合いのある、信頼するパタンナーとともに一から練り上げたという。これまで20年以上にわたり、現場主義の服作りを貫いてきたSHIGEKIデザイナーが、前回に続き、展示会形式ではなくショーという発表形式を選択した。「人に見せるからこそ、ちゃんと作ろうと思える。ショーには“夢を見せる力”がある」と語る。

ショーは東京ファッション・ウイークの翌週に開催した。当初は公式スケジュールへの参加も検討していたが、希望する時間帯の会場枠がすでに埋まっていたため、独自開催を選んだという。「公式か非公式かよりも、どう見せるかを突き詰めたかった。むしろ、独自開催だからこそ、空間や演出も含めて、より深く掘り下げられた気がする」。

「ディフォー」は2024年9月にブランドを始動し、今年1月に東京・代官山に直営店(東京都渋谷区代官山町13-1)をオープン。店舗とアトリエ機能を併設し、製作と販売が一体化した運営体制を取っている。今後の展望について、SHIGEKIデザイナーは少し迷いながらも「ブランドとして、いつかパリ・コレクションで服を見てもらいたいという思いがある」と語った。今回のショーは、その実現に向けた“夜明け”を告げるものだった。

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dddd@nobuokaholdings.jp

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「アンプルール」が髪内部から補修するペプチド配合のヘアエッセンスを発売 黒くしなやかな艶髪に

「アンプルール(AMPLEUR)」は6月5日、睡眠の間に髪の芯まで修復する頭皮・髪用エッセンス“ナイトリペアスカルプ&ヘア エッセンス”(100mL、6600円)を発売する。

同製品は、エイジングによるうねりやパサつき、広がりを抑え、毛先までしなやかにまとまる艶髪に導くヘアエッセンス。切れたアミノ酸の結合を補強するボンディングペプチド、キューティクルを補修・保護するピノプレックス、流出したタンパク質を補充する発酵コラーゲン水を掛け合わせた独自技術「トリプルボンディングテクノロジー」を採用し、髪の内部構造からの修復をかなえる。ほか、メラニンを誘導する独自成分「ブラックキノン」が黒く若々しい髪色と艶やかさをキープ。ディフェンスカルプとヘマチンが頭皮トラブル改善と頭皮・髪のエイジングケアにアプローチし、頭皮に潤いを与えてフケや荒れを防ぎながら、ハリコシのある髪に仕上げる。

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「アンプルール」からPHA・AHA配合のひんやりピーリングマスク 潤いを守りながら角質オフ

「アンプルール(AMPLEUR)」は5月23日、ひんやりした使い心地のピーリングマスク“ポアクレイマスク”(100g、4400円)を発売する。

同製品は、涼しげな“毛穴レス肌”に磨き上げるクレイマスク。ピーリング成分のPHAとAHAが潤いを抱え込みながら古い角質を優しくオフ。くすみやゴワつきを払拭し、柔らかく澄んだ肌に導く。ほか、パパイン酵素が毛穴汚れを分解しながら微粒子クレイ3種が余分な皮脂を吸着。ヒト型セラミド3種に加え、吸着型ヒアルロン酸、CICAなどの美容成分を配合し、洗い流した後も保湿感をキープする。滑らかに伸びるクリームテクスチャーと天然色素によるブルーカラーが特徴で、メントール誘導体がひんやり感をもたらす。

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日本再上陸のホノルルコーヒーが銀座と麻布十番に新店オープン “アロハスピリット”を感じるくつろぎ空間

ホノルルコーヒージャパンは5月1日、ホノルルコーヒー銀座店と麻布十番店をオープンする。それぞれの街の雰囲気に合わせた内装が特徴で、銀座店はアートな雰囲気に、麻布十番店はラグジュアリーとローカルを両立させたインテリアに仕上げた。ホノルルコーヒーは2024年に日本に再上陸しており、今回の新店オープンで都内3カ所に店舗を構えることになる。

日本に溶け込むハワイのコーヒー体験 店舗ごとの限定メニューも

東銀座駅徒歩1分、銀座駅徒歩4分のエリアに構える銀座店は、高級感と伝統、文化が息づく銀座のムードにハワイのリラックス感を加え「上質だけど気取らない」都会のオアシスを目指した。席数は51席で、壁面アートエリアで知られるハワイ・カカアコ地区の倉庫をイメージ。店内にはカヌーのパドルや、コーヒー豆を入れる麻袋を飾る。

麻布十番駅からすぐの場所にある麻布十番店はテーブル席に加え、カウンター席やソファー席、麻布十番商店街を見渡せるテラス席など全39席を用意した。麻布十番の住民が日常的に立ち寄れる心地よさを意識して温かみのある家具を設置しつつ、店内の一角にはホノルルコーヒーの象徴的なデザインをハンドペインティングで描くなどし、ハワイらしい彩りも加えている。

日本でのホノルルコーヒーは2012年から米国本社とフランチャイズ契約を結んだフジオフードグループが店舗展開をしてきたが、契約満了とコロナ禍の客足減少により撤退。24年、新たにフランチャイズ契約を結んだホノルルコーヒージャパンにより、六本木の期間限定店を経て12月に再上陸1号店を原宿にオープンしていた。萩原利貴ホノルルコーヒージャパン社長は、「一部店舗では限定メニューの展開も予定している。3つの異なる表情を持つ店舗を巡りながら、各店舗に宿るハワイのエッセンスや“ホノルルコーヒーらしさ”を感じていただければ」とコメントしている。

■ホノルルコーヒー銀座店/麻布十番店
オープン日:5月1日
営業時間:8:oo〜20:00(オープン日のみ9:00/12:00から)
住所:東京都中央区銀座5-14-1/東京都港区麻布十番1-11-11

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日本再上陸のホノルルコーヒーが銀座と麻布十番に新店オープン “アロハスピリット”を感じるくつろぎ空間

ホノルルコーヒージャパンは5月1日、ホノルルコーヒー銀座店と麻布十番店をオープンする。それぞれの街の雰囲気に合わせた内装が特徴で、銀座店はアートな雰囲気に、麻布十番店はラグジュアリーとローカルを両立させたインテリアに仕上げた。ホノルルコーヒーは2024年に日本に再上陸しており、今回の新店オープンで都内3カ所に店舗を構えることになる。

日本に溶け込むハワイのコーヒー体験 店舗ごとの限定メニューも

東銀座駅徒歩1分、銀座駅徒歩4分のエリアに構える銀座店は、高級感と伝統、文化が息づく銀座のムードにハワイのリラックス感を加え「上質だけど気取らない」都会のオアシスを目指した。席数は51席で、壁面アートエリアで知られるハワイ・カカアコ地区の倉庫をイメージ。店内にはカヌーのパドルや、コーヒー豆を入れる麻袋を飾る。

麻布十番駅からすぐの場所にある麻布十番店はテーブル席に加え、カウンター席やソファー席、麻布十番商店街を見渡せるテラス席など全39席を用意した。麻布十番の住民が日常的に立ち寄れる心地よさを意識して温かみのある家具を設置しつつ、店内の一角にはホノルルコーヒーの象徴的なデザインをハンドペインティングで描くなどし、ハワイらしい彩りも加えている。

日本でのホノルルコーヒーは2012年から米国本社とフランチャイズ契約を結んだフジオフードグループが店舗展開をしてきたが、契約満了とコロナ禍の客足減少により撤退。24年、新たにフランチャイズ契約を結んだホノルルコーヒージャパンにより、六本木の期間限定店を経て12月に再上陸1号店を原宿にオープンしていた。萩原利貴ホノルルコーヒージャパン社長は、「一部店舗では限定メニューの展開も予定している。3つの異なる表情を持つ店舗を巡りながら、各店舗に宿るハワイのエッセンスや“ホノルルコーヒーらしさ”を感じていただければ」とコメントしている。

■ホノルルコーヒー銀座店/麻布十番店
オープン日:5月1日
営業時間:8:oo〜20:00(オープン日のみ9:00/12:00から)
住所:東京都中央区銀座5-14-1/東京都港区麻布十番1-11-11

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「モルック」が一番うまいのは誰? ビームスが厚木で大会

ビームスは5月4日、フィンランド発祥の投てき競技、モルックが楽しめる屋外イベント“ハッピー アウトサイド ビームス プレイ イン 厚木(HAPPY OUTSIDE BEAMS Play Molkky in 厚木)”を開催する。入場料は無料。

モルックを通じて外遊びの楽しさを提供

同イベントは、外遊びをテーマとしたレーベル「ハッピー アウトサイド ビームス(HAPPY OUTSIDE BEAMS)」が企画した。モルックは、1996年にフィンランドで発祥。木製のピンを倒して得点を競いあうシンプルな投てき競技で、子どもから大人まで誰でも気軽に楽しむことができるのが特徴だ。

会場では、モルック大会“ハッピーアウト サイド ビームス カップ(HAPPY OUTSIDE BEAMS CUP)”を開催するほか、さまざまなアクティビティーを体験できるプレイングエリア、サンフランシスコ発のサングラスブランド「サンスキー(SUNSKI)」や日本モルック協会のプレミアパートナーを務める「タイメックス(TIMEX)」などが出店するマーケットエリア、日本のモルック文化にちなんだ缶バッジなどを作れるワークショップエリアなど、計6エリアの展開を予定する。また、複数のコンテンツを体験するとブランドオリジナルのノベルティーがもらえるシールラリーなども実施予定だ。

イベント概要

◼️ハッピー アウトサイド ビームス プレイ モルック イン 厚木

日程:5月4日 ※雨天の場合翌日開催
時間:10:00~17:00
場所:厚木中央公園
住所:神奈川県厚木市寿町3-2
入場料:無料
共催:日本モルック協会
後援:厚木市
※公共交通機関での来場を推奨

◼️ハッピーアウト サイド ビームス カップ

日程:5月4日 ※雨天の場合翌日開催
時間:10:00~17:00
場所:厚木中央公園
住所:神奈川県厚木市寿町3-2
参加費:4000円(1チーム)
募集チーム数:最大72チーム(1チーム2〜4人)
エントリー方法:抽選、2025年4月1日18:00~22日23:59まで

イベントサイト

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「モルック」が一番うまいのは誰? ビームスが厚木で大会

ビームスは5月4日、フィンランド発祥の投てき競技、モルックが楽しめる屋外イベント“ハッピー アウトサイド ビームス プレイ イン 厚木(HAPPY OUTSIDE BEAMS Play Molkky in 厚木)”を開催する。入場料は無料。

モルックを通じて外遊びの楽しさを提供

同イベントは、外遊びをテーマとしたレーベル「ハッピー アウトサイド ビームス(HAPPY OUTSIDE BEAMS)」が企画した。モルックは、1996年にフィンランドで発祥。木製のピンを倒して得点を競いあうシンプルな投てき競技で、子どもから大人まで誰でも気軽に楽しむことができるのが特徴だ。

会場では、モルック大会“ハッピーアウト サイド ビームス カップ(HAPPY OUTSIDE BEAMS CUP)”を開催するほか、さまざまなアクティビティーを体験できるプレイングエリア、サンフランシスコ発のサングラスブランド「サンスキー(SUNSKI)」や日本モルック協会のプレミアパートナーを務める「タイメックス(TIMEX)」などが出店するマーケットエリア、日本のモルック文化にちなんだ缶バッジなどを作れるワークショップエリアなど、計6エリアの展開を予定する。また、複数のコンテンツを体験するとブランドオリジナルのノベルティーがもらえるシールラリーなども実施予定だ。

イベント概要

◼️ハッピー アウトサイド ビームス プレイ モルック イン 厚木

日程:5月4日 ※雨天の場合翌日開催
時間:10:00~17:00
場所:厚木中央公園
住所:神奈川県厚木市寿町3-2
入場料:無料
共催:日本モルック協会
後援:厚木市
※公共交通機関での来場を推奨

◼️ハッピーアウト サイド ビームス カップ

日程:5月4日 ※雨天の場合翌日開催
時間:10:00~17:00
場所:厚木中央公園
住所:神奈川県厚木市寿町3-2
参加費:4000円(1チーム)
募集チーム数:最大72チーム(1チーム2〜4人)
エントリー方法:抽選、2025年4月1日18:00~22日23:59まで

イベントサイト

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「モルック」が一番うまいのは誰? ビームスが厚木で大会

ビームスは5月4日、フィンランド発祥の投てき競技、モルックが楽しめる屋外イベント“ハッピー アウトサイド ビームス プレイ イン 厚木(HAPPY OUTSIDE BEAMS Play Molkky in 厚木)”を開催する。入場料は無料。

モルックを通じて外遊びの楽しさを提供

同イベントは、外遊びをテーマとしたレーベル「ハッピー アウトサイド ビームス(HAPPY OUTSIDE BEAMS)」が企画した。モルックは、1996年にフィンランドで発祥。木製のピンを倒して得点を競いあうシンプルな投てき競技で、子どもから大人まで誰でも気軽に楽しむことができるのが特徴だ。

会場では、モルック大会“ハッピーアウト サイド ビームス カップ(HAPPY OUTSIDE BEAMS CUP)”を開催するほか、さまざまなアクティビティーを体験できるプレイングエリア、サンフランシスコ発のサングラスブランド「サンスキー(SUNSKI)」や日本モルック協会のプレミアパートナーを務める「タイメックス(TIMEX)」などが出店するマーケットエリア、日本のモルック文化にちなんだ缶バッジなどを作れるワークショップエリアなど、計6エリアの展開を予定する。また、複数のコンテンツを体験するとブランドオリジナルのノベルティーがもらえるシールラリーなども実施予定だ。

イベント概要

◼️ハッピー アウトサイド ビームス プレイ モルック イン 厚木

日程:5月4日 ※雨天の場合翌日開催
時間:10:00~17:00
場所:厚木中央公園
住所:神奈川県厚木市寿町3-2
入場料:無料
共催:日本モルック協会
後援:厚木市
※公共交通機関での来場を推奨

◼️ハッピーアウト サイド ビームス カップ

日程:5月4日 ※雨天の場合翌日開催
時間:10:00~17:00
場所:厚木中央公園
住所:神奈川県厚木市寿町3-2
参加費:4000円(1チーム)
募集チーム数:最大72チーム(1チーム2〜4人)
エントリー方法:抽選、2025年4月1日18:00~22日23:59まで

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ニッチフレグランスの元祖「ラルチザン パフューマー」が最上陸 旗艦店で触れる半世紀にわたり愛される香りの数々

プーチ・ジャパンは4月25日、パリ発フレグランス「ラルチザン パフューマー(L’ARTISAN PARFUMER)」(以下、ラルチザン)の旗艦店を東京・表参道に出店した。日本語で“香りの職人”を意味する同ブランドは1976年、植物学者のジョン・ラポルトが創業。ニッチフレグランスの元祖ともいえる存在で、半世紀以上にわたりフレグランスの上級者に愛され続けている。最上陸を象徴する表参道の旗艦店は、パリ本店のコンセプトを反映。天井が高く、まるでパリのアパルトマンのようなシックで心地良い空間が広がっている。同店では、香水からホームフレグランスまでフランス本国同様、全てのラインアップをそろえる。

素材そのものの美しさを讃える名香の数々

「ラルチザン」といえば創業当時、フレグランスでは珍しかった一つの原料にスポットライトを当てた“アンソロジー”コレクションが代表的。ブラックベリーが主役の“ミュール エ ムスク”や“メモワール ド ローズ”など、素材そのものの美しさを忠実に表現した香りは時代を超えて愛されるロングセラーから構成される“ラ コレクション”シリーズとプロヴァンスやカマルグなどフランス各地の魅力を香りで表現した“レ ペイサージュ”シリーズで構成されている。それに加え、夜に花開く植物を神秘的に捉えた“オニリック”コレクションも販売する。

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渋谷スクランブル交差点直結「渋谷109マグネット」屋上でアニソンDJイベント絶賛開催

「渋谷109」を運営するSHIBUYA109エンタテイメントは4月25日、渋谷スクランブル交差点に接する「マグネット・バイ・渋谷109(MAGNET by SHIBUYA109、旧渋谷109メンズ館)」の屋上で、4回目となるアニソンDJイベント「アニソン スクランブル(Anisong Scramble)」を開催している。訪日客も含む大勢の人で賑わう週末の渋谷スクランブル交差点の真上で行うイベントには300人以上が詰めかけた。2月には韓国のサブカルフェス「イラスターフェス6(ILLUSTAR FES 6th)」にも参戦しており、「いずれはイベント自体をIP(知的財産)化し、海外にも進出したい」(丸山康太エンタテイメント事業部長)と意気込む。

同イベントは昨年9月にスタート。アニソンDJのカリスマであるDJ和(カズ)をプロデューサーに迎え、同社とソニーミュージック、ホリプロインターナショナルの3社でタッグを組んでイベントを実施している。4回目となる今回はトリを務めるDJ和、DJ YAGU、DJ SAAYA、kevin mitsunaga、DJ小岩井ことりに加え、ゲストアーティストに歌ってみた動画などで人気のアーティストであるシユイを迎え、ライブを行う。

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「ザボディショップ」が自閉症アーティストGAKUとコラボ 渋谷店15周年記を記念して

「ザボディショップ(THE BODY SHOP)」は、渋谷店15周年を記念し、自閉症アーティストGAKUとのコラボレーションを実施している。

同コラボにあたり、同店では、言葉の代わりに“絵”を通して自身の感情や内面を表現するGAKUの作品を店舗壁面に施した。また5月29日まで、2階に同氏の作品を展示している。

リフィルボトルを通してアートの力を生活に

また詰め替えサービスを行う“リフィルステーション”対象店舗では、リフィルボトル(550円)の購入者にGAKUによるオリジナルステッカーを数量限定でプレゼントする。

“リフィルステーション”の対象店舗は以下の通り。

◾️渋谷店、新宿店、有楽町マルイ店、アトレ川崎店、イクスピアリ店、イオンモール水戸内原店、タカシマヤゲートタワーモール店、アミュプラザ小倉店、ららぽーと福岡店、アミュプラザ鹿児島店、イオンモール沖縄ライカム店

PROFILE: GAKU/アーティスト

GAKU/アーティスト
PROFILE: (佐藤楽音)2001年横浜生まれロサンゼルス育ち。3歳の時に重度の知的障害と言語障害を伴う自閉症と診断され、16歳で絵を描き始めた。ニューヨークで個展、香港で巨大インスタレーションを実現。直感的で大胆な構図と鮮やかな色彩センスで描いた作品は、ポジティブなパワーに溢れ、見た人の心を勇気付けている。

店舗概要

◾️「ザボディショップ」渋谷店

営業時間:11:00〜21:00
住所:東京都渋谷区宇田川町25-8

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百貨店の3月免税売上高、36カ月ぶりマイナス 高額品が失速

日本百貨店協会は25日、3月のインバウンド(訪日客)による免税売上高が前年3月に比べて10.7%減の442億円だったと発表した。免税売上高がマイナスに転じるのは36カ月ぶり。花見シーズンを迎えて購買客数は13.4%増だったものの、ラグジュアリーブランドや時計・宝飾品などの高額品の売れ行きが鈍った。比較的単価の低い化粧品は好調だった。

日本政府観光局によると、3月の訪日客は349万人で3月として過去最高を記録している。にもかかわらず、百貨店の免税売上高は振るわなかった。日本百貨店協会は「円高傾向や世界的な景気後退懸念が、高額商材の買い控えなど消費者心理に影響した」とみる。

3月全体の全国百貨店売上高は、前年同月に比べて2.8%減の4953億円だった。2カ月連続の減収だった。

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元「ドゥーズィエム クラス」PRが新ブランド「インパーフ」始動 30代女性の“いいモノ”に触れる入り口に

元「ドゥーズィエム クラス(DEUXIEME CLASSE)」PRの佐藤麻里奈がディレクションするウィメンズブランド「インパーフ((IM)PERF.)」が2025年春夏に始動した。公式ECサイトを主販路に販売を開始した。

「『ドゥーズィエム クラス』で培った“いいモノ”を見極める力を強みに、自分と同世代である30代の女性が、上質なファッションに触れる入り口のような存在になりたい」と佐藤ディレクター。ブランドコンセプトは“不完全な美しさ”。削ぎ落としたデザインで、着る人の自然な魅力を引き立たせる余白を残すことを意識したという。

渾身の3型でデビュー

ファーストコレクションは、日本製にこだわった渾身の3型。ワードローブの定番となるコットンTシャツ(1万2100円)は、二の腕が隠れる袖丈や緩やかな逆三角形のシルエットが特徴だ。極限まで毛羽を落とし、ハリとコシ、滑らかさを兼ね備えた生地でエレガントな印象に仕上げた。

サテンのロングスカート(2万9700円)は、厚みのある生地を用い、薄手のトップスと合わせても高級感のあるスタイリングが叶うようにした。ブランドコンセプトを象徴するアシンメトリーのカットソー(1万9800円)は、身頃の流れるようなドレープとは対照的に、首元はシャープにカッティングすることでモードな印象も兼ね備える。ヒップが隠れる丈感や、インナーが見えにくい脇下の高さなど、細部にもこだわっている。

ECのほか、東京・三軒茶屋に構えたショールームでも随時販売会を実施。「顔の見える環境で、お客さまの反応を見ながら調整していきたい」と佐藤ディレクター。

佐藤ディレクターは2016年にベイクルーズに入社。「ドゥーズィエム クラス」の販売員を経て、同ブランドのプレスを約6年間務めた。目の肥えた40代以上の顧客を多く抱えるブランドで経験を積む中、自身と同世代である30代の女性にも上質なモノに触れるきっかけを提供したいと思ったのが立ち上げのきっかけだ。「ブランドが溢れている現代、立ち上げには勇気がいったが、前職で多くの良いモノに触れてきた自分だからこそ提案できるものがあると思う。30代はトレンドと長く着られる上質なモノの両方に挑戦したい年代だと実感している。日常とモードのバランスを捉えたファッションを届けていきたい」と語る。

秋冬シーズンに向けては、アウターやニットなどアイテム数を増やし、自身の得意分野であるスタイリング提案にも力を入れていく方針だ。

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「ジーユー」が今春新たに20店舗オープン 二子玉ドックウッドプラザ店では抽選会も

「ジーユー(GU)」は2025年春、全国各地で増床リニューアル3店を含む全20店舗をオープンする。

4月18日にオープンした室蘭モルエ中島店と5月16日にオープン予定の川西阪急店はそれぞれ市内初出店。3月7日にオープンしたアリオ亀有店と5月23日にオープン予定の二子玉ドックウッドプラザ店、6月24日にオープン予定のららテラス北綾瀬店はいずれも地域初出店となる。

2025年春のオープン予定店舗一覧

なかでも、二子玉川駅の改札を出てすぐに位置する世田谷エリア最大の二子玉ドックウッドプラザ店ではウィメンズ、メンズ、ティーン、キッズアイテムを幅広くそろえるほか、アクセサリーやシューズ、バッグなどの小物もバリエーション豊富にラインアップする。

二子玉ドックウッドプラザ店ではオープン記念イベントも

二子玉ドックウッドプラザ店のオープンを記念し5月23~25日の期間、5000円以上購入した人を対象にハズレなしの抽選会を開催する。さらに26〜30日は各日5000円以上購入した先着100人に、オープン記念のオリジナルマグカップをプレゼントするキャンペーンを実施する。

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ゴールドウインが富山県に40万㎡の「自然と遊ぶ公園」、年150万人の来場見込む

ゴールドウインは4月25日、富山県南砺市で進めている体験型複合施設「プレイアースパーク ネイチャリング フォレスト(PLAY EARTH PARK NATURING FOREST)」の全貌を発表した。創業地である富山県小矢部市に隣接する南砺(なんと)市の約40ヘクタール(約40万㎡)の敷地に、国内外のガーデンデザイナーや建築家によるキャンプ場やヴィラ、コテージ、物販、公園、ガーデン、アクティビティ施設などを備える。27年初夏の開園を予定し、年間100〜150万人の来場を見込む。ゴールドウインの渡辺貴生社長は「子どもたちの豊かな未来のため、魅力的な自然の遊び場を提供する」という。

「プレイアースパーク ネイチャリング フォレスト」の着工は今年5月で、27年春の竣工、同年初夏の開園を予定する。全体はヴィラ・レストラン、キャンプ場、ガーデンで構成される「ガーデンエリア」、子ども向けの遊具のあるパークやアクティビティのある「パークエリア」、森の中にコテージや展望台のある「フォレストエリア」の3つのエリアで構成する。総投資額や宿泊費、利用料などは今後の発表になるが、「近隣の住人も含めて子どもたちに遊んでほしいという思いがあり、そういった場合の経済的な負担はなるべく低くしたい」(渡辺社長)という。

国内外から気鋭のガーデンデザイナーや建築家が8組が参画

全体のランドスケープデザインは、カタール国土計画やあさひかわ北彩都ガーデンなど国内外の大型プロジェクトを手がける高野ランドスケープ・プランニングの村田周一氏、ガーデンデザインは世界的なガーデンデザイナーのダン・ピアソンが担当する。

キャンプ場はイギリスの建築家コレクティブで建築家として初めてターナー賞を受賞したアセンブル、展望台とコテージはレバノン出身の建築家で大阪・関西万博のバーレーンパビリオンも手掛けたリナ・ゴットメ、子どもの遊び場となる遊具建築は萬代基介、ヴィラはゴールドウインの中国の店舗設計なども手がける新素材研究所の榊田倫之、アウトドアのアクティビティセンターは地元富山の本瀬齋田建築設計事務所が手掛けた。

複数の物販施設等の入る「プラザ」は川島範久建築設計事務所が手掛け、県産材を活用した木造建築とし、国際的な持続可能な建築認証である「リビング・ビルディング・チャレンジ(Living Building Challenge)の国内初の取得を目指している。

施設及び公園の開発と運営は100%子会社のプレイアースパーク(PLAY EARTH PARK)が行う。ゴールドウインは4月に旅行会社のアルパインツアーサービスを子会社化しており、同社とも連携する。

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ゴールドウインが富山県に40万㎡の「自然と遊ぶ公園」、年150万人の来場見込む

ゴールドウインは4月25日、富山県南砺市で進めている体験型複合施設「プレイアースパーク ネイチャリング フォレスト(PLAY EARTH PARK NATURING FOREST)」の全貌を発表した。創業地である富山県小矢部市に隣接する南砺(なんと)市の約40ヘクタール(約40万㎡)の敷地に、国内外のガーデンデザイナーや建築家によるキャンプ場やヴィラ、コテージ、物販、公園、ガーデン、アクティビティ施設などを備える。27年初夏の開園を予定し、年間100〜150万人の来場を見込む。ゴールドウインの渡辺貴生社長は「子どもたちの豊かな未来のため、魅力的な自然の遊び場を提供する」という。

「プレイアースパーク ネイチャリング フォレスト」の着工は今年5月で、27年春の竣工、同年初夏の開園を予定する。全体はヴィラ・レストラン、キャンプ場、ガーデンで構成される「ガーデンエリア」、子ども向けの遊具のあるパークやアクティビティのある「パークエリア」、森の中にコテージや展望台のある「フォレストエリア」の3つのエリアで構成する。総投資額や宿泊費、利用料などは今後の発表になるが、「近隣の住人も含めて子どもたちに遊んでほしいという思いがあり、そういった場合の経済的な負担はなるべく低くしたい」(渡辺社長)という。

国内外から気鋭のガーデンデザイナーや建築家が8組が参画

全体のランドスケープデザインは、カタール国土計画やあさひかわ北彩都ガーデンなど国内外の大型プロジェクトを手がける高野ランドスケープ・プランニングの村田周一氏、ガーデンデザインは世界的なガーデンデザイナーのダン・ピアソンが担当する。

キャンプ場はイギリスの建築家コレクティブで建築家として初めてターナー賞を受賞したアセンブル、展望台とコテージはレバノン出身の建築家で大阪・関西万博のバーレーンパビリオンも手掛けたリナ・ゴットメ、子どもの遊び場となる遊具建築は萬代基介、ヴィラはゴールドウインの中国の店舗設計なども手がける新素材研究所の榊田倫之、アウトドアのアクティビティセンターは地元富山の本瀬齋田建築設計事務所が手掛けた。

複数の物販施設等の入る「プラザ」は川島範久建築設計事務所が手掛け、県産材を活用した木造建築とし、国際的な持続可能な建築認証である「リビング・ビルディング・チャレンジ(Living Building Challenge)の国内初の取得を目指している。

施設及び公園の開発と運営は100%子会社のプレイアースパーク(PLAY EARTH PARK)が行う。ゴールドウインは4月に旅行会社のアルパインツアーサービスを子会社化しており、同社とも連携する。

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吉田カバンが90周年 人気シリーズ“タンカー”の限定色を発売

吉田カバンは今年、90周年を迎えた。これを記念し、4月28日に人気シリーズの“タンカー”を限定色“コヨーテ”で発売する。「ポーター(PORTER)」のフラッグシップストアや公式EC(※同日12:00から)などで取り扱う。

“コヨーテ”は、落ち着いたブラウンの色合いが特徴。バッグの内側には、かつてのフライトジャケットに見られた“トラベリングマップ”をオリジナル柄で取り入れた。デイパック(14万3000円)、ヘルメットバッグ(8万300円)、スクエアトートバッグ(7万4800円)、スリングバッグ(7万1500円)、ロールバッグ(7万1500円)、ヒップバッグ(6万2700円)、エンべロープバッグ(5万8300円)の7型をラインアップする。

全てのアイテムに、90周年記念のタグを縫い付けたオリジナル巾着が付属する。シリアルナンバーのタグを付けたのも記念アイテムならでは。これは、90年の歴史で初の試みだという。

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吉田カバンが90周年 人気シリーズ“タンカー”の限定色を発売

吉田カバンは今年、90周年を迎えた。これを記念し、4月28日に人気シリーズの“タンカー”を限定色“コヨーテ”で発売する。「ポーター(PORTER)」のフラッグシップストアや公式EC(※同日12:00から)などで取り扱う。

“コヨーテ”は、落ち着いたブラウンの色合いが特徴。バッグの内側には、かつてのフライトジャケットに見られた“トラベリングマップ”をオリジナル柄で取り入れた。デイパック(14万3000円)、ヘルメットバッグ(8万300円)、スクエアトートバッグ(7万4800円)、スリングバッグ(7万1500円)、ロールバッグ(7万1500円)、ヒップバッグ(6万2700円)、エンべロープバッグ(5万8300円)の7型をラインアップする。

全てのアイテムに、90周年記念のタグを縫い付けたオリジナル巾着が付属する。シリアルナンバーのタグを付けたのも記念アイテムならでは。これは、90年の歴史で初の試みだという。

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“春夏夏秋冬”を見据えた「プラステ」の25年春夏“シン・クールビズスタイル”

ファーストリテイリンググループの「プラステ(PLST)」は、2025年春夏シーズンに向けた新商品とともに、気候の変化を見据えた“シン・クールビズスタイル”を発表した。21日の発表会には、ブランドミューズの桐谷美玲が1日人事部長として、元サッカー日本代表の内田篤人が1日人事課長として登壇。それぞれが新作スタイルを着用し、リアルなオフィスファッションの在り方を提案した。

延長化するクールビズ。“春夏夏秋冬”時代の声に応える新提案

クールビズのスタートから20年。「プラステ」は20〜59歳の働く男女500人を対象に夏のオフィスファッションに関する意識調査を実施した。その結果、約半数が「夏が長引いている」と実感しており、クールビズの着用期間も6〜9月の枠を超えて広がっていることがわかった。また、約9割が「現代の気候に合わせて服装規定も見直すべき」と回答。こうした声に応えるべく、“春夏夏秋冬”の五季を見据え、カジュアルダウンときれい見えを両立させた「プラステ」独自の“シン・クールビズスタイル”を発表した。

全て接触冷感機能付きでウオッシャブル素材のアイテムもそろえた「プラステ クール」から、ウィメンズは半袖のジャケットやカーディガン、デザインにひねりを加えた高機能Tシャツなどの新商品を発表。“UVカットレーヨンブレンド半袖カーディガン”(8990円)と“プレミアムオックス ハーフスリーブジャケット”(1万9000円)といった、単品でも主役になるアイテムをそろえた。また、大ぶりの袖が印象的な “ハンカチーフスリーブTシャツ”(5990円)は、風通しの良さと上品なシルエットを兼ね備えつつ、オフィスシーンでの着用も提案する。半袖カーディガンを着用した桐谷は、「なめらかな肌触りと軽い着心地、きちんと感もあるので、オフィスでも重宝するだろう」とコメント。

メンズは、凹凸のある肌離れの良い“マイクロサッカー”素材を用いたジャケット(2万1000円)とパンツ(1万2000円)を新たに投入。裏地のない軽やかな設計で、移動中にバッグに入れてもシワになりにくい、使いやすさがポイントだ。また軽さと伸縮性にすぐれた超軽量素材“プレシャスドライ”を用いたジャケット(1万9000円)は、カジュアルダウンできるきれいめアイテムとして提案。内田は、XXLサイズを加えた“ウォッシャブルニットTシャツ”(6990円)との着こなしを披露し、「移動から会食に向かうことも多く、だらしなく見えないTシャツと僕にも動きやすいジャケットが頼りになる」と語った。

「ユニクロ」シナジーで業績回復も、出店戦略は慎重に

「プラステ」は事業の採算性を見直し、23年秋から単独店の大幅閉店に踏み切り、「ユニクロ(UNIQLO)」店舗内へのショップ・イン・ショップや同フロア内の出店といった売り場改革を進めてきた。これにより、「ユニクロ」来店客の流入を促し「プラステ」の知名度も向上した。直近の25年8月期第2四半期決算では、戦略的な在庫管理や店舗オペレーションの改革が奏功し、増収・営業黒字を達成。今年3月には、「ユニクロ」店内出店11店舗目となる玉川髙島屋 S・C 南館4階にウィメンズとメンズの複合店「タマタカ」店をオープンした。ブランド最大級の品ぞろえと骨格診断アドバイザーを持つスタッフによる接客が好評で、順調に推移しているという。4月24日には名古屋の「mozoワンダーシティ」で「ユニクロ」の隣区画に移転オープンした。

1年半におよぶ事業転換の改革を経て、伊藤なつきプラステ マーケティング部長は、消費者ニーズに新たな発見があったという。「『プラステ』の価格帯は『ユニクロ』の2〜3倍で、ファーストリテイリングでも中価格帯に位置する。そのため両者のニーズは異なると分析していたが、実際には『ユニクロ』の幅広い層のお客さまにも『プラステ』の価格やクオリティーへの理解をいただき、ニーズがあると実感した。この成果は今後の新規顧客獲得への重要なヒントだと捉えており、商品や店舗の開発にしっかり反映していきたい」と話した。20年8月末に102あった店舗は、現在「タマタカ」店を含め41。今後は「ユニクロ」との差別化や相乗効果を模索しつつ、単独出店は慎重に進める方針だ。

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「POTR」と「スタジオニコルソン」がコラボ 創業者も愛用の“ボンサック”など全3型

吉田カバンの「ピー・オー・ティー・アール(POTR)」は5月1日、「スタジオニコルソン(STUDIO NICHOLSON)」とのコラボコレクションを発売する。「ポーター(PORTER)」のフラッグシップストアや「スタジオニコルソン」青山店、両ブランドの公式ECなどで取り扱う。

コレクションは、ニック・ウェイクマン(Nick Wakeman)「スタジオニコルソン」創業者兼クリエイティブ・ディレクターも愛用しているという吉田カバンの定番リュック“ボンサック”(6万6000円)、ショルダーバッグ(4万6200円)、キーウォレット(3万1900円)の3型。マットな質感の100%リサイクルナイロン生地を使い、「スタジオニコルソン」のシグネチャーカラー“ダーケスト ネイビー”で染めた。ワントーンですっきりとした印象にするため、ステッチを表に出さないようにしたのもポイント。ナイロンテープや付属のレザー部分には、通常の“四角バッテン”の代わりに、「スタジオニコルソン」のイニシャル“N”をあしらった。

「スタジオニコルソン」は2010年にスタート。コンセプトは、“モジュールワードローブ”(組合せ自由なモジュール式のワードローブ)。素材を最大限に生かすファブリックファーストのモノ作りと、汎用性の高いデザインを特徴に掲げる。

◾️スタジオニコルソン イン ザ ポーター ギャラリー2
期間:5月1〜19日
時間:12:00〜20:00
場所:ポーター表参道 ザ ポーター ギャラリー2
住所:東京都渋谷区神宮前 5-6-8

コラボコレクション一覧

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「POTR」と「スタジオニコルソン」がコラボ 創業者も愛用の“ボンサック”など全3型

吉田カバンの「ピー・オー・ティー・アール(POTR)」は5月1日、「スタジオニコルソン(STUDIO NICHOLSON)」とのコラボコレクションを発売する。「ポーター(PORTER)」のフラッグシップストアや「スタジオニコルソン」青山店、両ブランドの公式ECなどで取り扱う。

コレクションは、ニック・ウェイクマン(Nick Wakeman)「スタジオニコルソン」創業者兼クリエイティブ・ディレクターも愛用しているという吉田カバンの定番リュック“ボンサック”(6万6000円)、ショルダーバッグ(4万6200円)、キーウォレット(3万1900円)の3型。マットな質感の100%リサイクルナイロン生地を使い、「スタジオニコルソン」のシグネチャーカラー“ダーケスト ネイビー”で染めた。ワントーンですっきりとした印象にするため、ステッチを表に出さないようにしたのもポイント。ナイロンテープや付属のレザー部分には、通常の“四角バッテン”の代わりに、「スタジオニコルソン」のイニシャル“N”をあしらった。

「スタジオニコルソン」は2010年にスタート。コンセプトは、“モジュールワードローブ”(組合せ自由なモジュール式のワードローブ)。素材を最大限に生かすファブリックファーストのモノ作りと、汎用性の高いデザインを特徴に掲げる。

◾️スタジオニコルソン イン ザ ポーター ギャラリー2
期間:5月1〜19日
時間:12:00〜20:00
場所:ポーター表参道 ザ ポーター ギャラリー2
住所:東京都渋谷区神宮前 5-6-8

コラボコレクション一覧

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ナイキが女子初の1マイル走4分切り目指す“ブレーキング4”開催 業績不振の壁も破れるか?

ナイキ(NIKE)は、ケニア出身の陸上中距離選手フェイス・キピエゴン(Faith Kipyegon)と、女性として初の1マイル(約1.6キロメートル)走4分切りを目指すプロジェクト“ブレーキング4(Breaking4)”を立ち上げた。6月26日にパリの競技場スタッド・シャルレティで記録に挑む。キピエゴン選手は、2016年のリオ、21年の東京、24年のパリと女子1500メートルでオリンピック3連覇を果たしており、18年に娘を出産した母親でもある。「この挑戦を通じて、女性たちに『夢を持ち、その夢を実現しよう』と伝えたい」とコメントしている。

女子の1マイル走の世界記録は、キピエゴン選手自身が23年に樹立した4分07秒64。1マイル走は「北米において常にアスリートの運動能力を測る普遍的な指標と認識され、陸上競技、若い人の体力テストやさまざまなスポーツのトレーニングに用いられてきた」(発表資料から)という。フィニッシュラインでは、キピエゴン選手の娘が彼女を迎える予定。

“ブレーキング4”に先立ち、ナイキは17年に、ケニア出身のエリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge)選手らと、男子マラソンで2時間切りを目指すプロジェクト“ブレーキング2”を実施している。惜しくも2時間切りはならなかったが、この挑戦をテクノロジー面で支えたカーボンプレート入りの厚底シューズ“ナイキ ズーム ヴェイパーフライ4%”は、それまで薄底が当たり前だったランニングシューズにゲームチェンジを引き起こした。各社がナイキに追いつけ追い越せとランニングシューズ開発競争が激化。その結果、厚底カーボン入りシューズは、今や市民ランナーにとっても当たり前の存在になった。

「他のブランドにはなし得ない
イノベーションを提供」

“ブレーキング4”においても、ナイキは同様のゲームチェンジを目指している。エリオット・ヒル(Elliott Hill)ナイキ社長兼CEOは“ブレーキング4”について、「他のブランドではなし得ないレベルの専門性、イノベーション、サポート体制を提供する。当社のイノベーターたちは、先端のスポーツ科学、画期的なフットウエア、およびアパレルのイノベーションを融合させて、キピエゴン選手と共に彼女の歴史的ゴール達成をサポートし、壁を破っていく」とコメント。近年のナイキは、開発競争で他社に背中を追われる中、「定番品のアップデートばかりを繰り返し販売し、イノベーションが不足している」といった批判に晒されてきた。業績も直近の24年12月〜25年2月期までで、4四半期連続減収と苦しい状況にある。“ブレーキング4”によって、ナイキも壁を打ち破ることを目指す。

同時に、女性アスリートのエンパワーメントにもナイキは近年継続して力を注いでいる。男性アスリートに比べて競技を続けること自体にもハードルがある女性を支援するために、例えば日本では、プロ野球の読売ジャイアンツと協同で、女子のスポーツ活動に対する助成をスタートし、現在助成対象の団体を募っている。ナイキはメンズカテゴリーに比べてウィメンズカテゴリーが弱く、そのパイを「ルルレモン(LULULEMON)」などに奪われているといった指摘も多い。女性アスリートのエンパワーメントは、ウィメンズカテゴリー強化の一環でもある。

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世界の主要マラソンを席巻する「アディダス」の8万円超えシューズ、新モデルを5月23日発売

日本ではアディダス ジャパンが運営する「アディダス(ADIDAS)」は、パフォーマンスランニングシューズ“アディゼロ”シリーズで、ブランド史上最軽量のレーシングシューズの最新モデル“アディゼロ アディオス プロ エヴォ 2(ADIZERO ADIOS PRO EVO 2以下、エヴォ2)”を発表した。5月12日からアディダスアプリで先行抽選を受け付け、23日に一般発売する。価格は、2023年に発売した前作“エヴォ1”と同じく8万2500円。

前作の“エヴォ 1”は、24年のマラソン世界6大大会で男女優勝者12人のうち、半数が着用。25年1月の箱根駅伝では、総合優勝を果たした青山学院大学の選手らをはじめ、着用率ナンバーワンシューズとなるなど、国内外の主要大会でアスリートの好成績を支えている。

片足あたり138グラム

最新作の“エヴォ2”は、「さらなるエネルギーリターン、レースでのスピード向上を目指し開発した」(発表資料から)といい、ブランド独自の低密度高反発素材をベースにした次世代フォームテクノロジー“ライトストライク プロ エヴォ”を前足部に3ミリメートル増量。これにより、5%のエネルギーリターンの向上を実現したという。ただし、重量は27.0センチメートルで片足あたり138グラムと、前作から増えていない。

アウトソールは“エヴォ 1”から大幅刷新し、接地した際に適切なトラクションを発揮できるよう設計したグリップパターンのアウトソールを新採用した。同シューズの推進力のキモの1つである前足部のロッカーは、“エヴォ 1”同様にシューズ全長の60%を占める位置に設置。5本指形状のカーボンロッドも前作に続き搭載している。

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オンワードグループ表彰式、全国の活躍社員が勢ぞろい 最も躍進した店舗は?

オンワードホールディングスは24日、活躍したチームや個人を表彰する「2024年度オンワードグループ表彰式」を丸の内の東京會舘で開催した。昨年子会社化したウィゴーも含めたグループ各社から400人以上が出席し、50のチーム・個人に賞が贈られた。

販売、商品企画、マーケティング、デジタル、製造などファッションビジネスに関わる幅広い業務が対象になる。予算達成などの厳しい指標をクリアした人たちに、それぞれの賞が与えられた。「ジョゼフ」のロンドン・セルフリッジ店、「カシヤマ」の大連工場のスタッフら海外の従業員も出席した。初参加のウィゴーは、“レースアップ痛バッグ”のヒット、池袋ピーダッシュパルコ店やmozoワンダーシティ店の販売成績が評価され、プレジデントアワードを受賞した。ウィゴーを代表してスピーチに立った石川学さんは「今年は世界に向けて戦っていくのでよろしくお願いします」と抱負を述べた。

最も盛り上がりを見せたのは、中核会社オンワード樫山の全国の店舗の中から優れた店舗を表彰するベストショップアワードだった。最上位のゴールド賞に選ばれたのは「オンワード・クローゼットセレクト」のパークアベニュー・カワトク店(盛岡市)だった。岩手県唯一の百貨店である川徳に昨年3月にオープンしたばかりの同店は、1階グランドフロアの340平方メートルという立地を生かし、20〜30代の若い世代の女性客を獲得することに成功した。

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オンワードグループ表彰式、全国の活躍社員が勢ぞろい 最も躍進した店舗は?

オンワードホールディングスは24日、活躍したチームや個人を表彰する「2024年度オンワードグループ表彰式」を丸の内の東京會舘で開催した。昨年子会社化したウィゴーも含めたグループ各社から400人以上が出席し、50のチーム・個人に賞が贈られた。

販売、商品企画、マーケティング、デジタル、製造などファッションビジネスに関わる幅広い業務が対象になる。予算達成などの厳しい指標をクリアした人たちに、それぞれの賞が与えられた。「ジョゼフ」のロンドン・セルフリッジ店、「カシヤマ」の大連工場のスタッフら海外の従業員も出席した。初参加のウィゴーは、“レースアップ痛バッグ”のヒット、池袋ピーダッシュパルコ店やmozoワンダーシティ店の販売成績が評価され、プレジデントアワードを受賞した。ウィゴーを代表してスピーチに立った石川学さんは「今年は世界に向けて戦っていくのでよろしくお願いします」と抱負を述べた。

最も盛り上がりを見せたのは、中核会社オンワード樫山の全国の店舗の中から優れた店舗を表彰するベストショップアワードだった。最上位のゴールド賞に選ばれたのは「オンワード・クローゼットセレクト」のパークアベニュー・カワトク店(盛岡市)だった。岩手県唯一の百貨店である川徳に昨年3月にオープンしたばかりの同店は、1階グランドフロアの340平方メートルという立地を生かし、20〜30代の若い世代の女性客を獲得することに成功した。

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「ブラックアイパッチ」が名古屋に新店をオープン ヒップホップクルーTTTGとのコラボTシャツを販売

「ブラックアイパッチ(BLACKEYEPATCH)」は4月25日、3店舗目となる直営店「BlackEyePatch NAGOYA」を名古屋パルコの西館1階にオープンする。今回のオープンを記念して、ラッパーの¥ellow Buckを擁するヒップホップクルー「TTTG(To The Top Gang)」とのコラボレーションTシャツ(8800円)を製作。このTシャツは、4月25日から名古屋店限定で先行発売される。

Tシャツのデザインは、ブランドの代表的な「OG LABEL」ロゴ上部の「THE」を「TTTG」に置き換えたグラフィックをフロントに配置。バックには「HWC」のグラフィックにクルー名「To The Top Gang」を組み合わせた独自のデザインをプリントしている。ビジュアルには¥ellow Buckが登場し、コラボレーションの世界観を表現している。

TTTGは2019年に結成され、活動開始から6年を経た2025年4月に解散することを発表していて、ラストパーティー「WASSUP!! -LAST DANCE-」が4月26日に名古屋のクラブ「DELA YABAI(旧UTAGE)」で、TTTGと「「ブラックアイパッチ」の共同開催となる。

コラボレーションTシャツは名古屋店で先行発売後、その他の店舗やオンラインでの発売については公式インスタグラムで案内される予定だ。

アイテム画像

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「ブラックアイパッチ」が名古屋に新店をオープン ヒップホップクルーTTTGとのコラボTシャツを販売

「ブラックアイパッチ(BLACKEYEPATCH)」は4月25日、3店舗目となる直営店「BlackEyePatch NAGOYA」を名古屋パルコの西館1階にオープンする。今回のオープンを記念して、ラッパーの¥ellow Buckを擁するヒップホップクルー「TTTG(To The Top Gang)」とのコラボレーションTシャツ(8800円)を製作。このTシャツは、4月25日から名古屋店限定で先行発売される。

Tシャツのデザインは、ブランドの代表的な「OG LABEL」ロゴ上部の「THE」を「TTTG」に置き換えたグラフィックをフロントに配置。バックには「HWC」のグラフィックにクルー名「To The Top Gang」を組み合わせた独自のデザインをプリントしている。ビジュアルには¥ellow Buckが登場し、コラボレーションの世界観を表現している。

TTTGは2019年に結成され、活動開始から6年を経た2025年4月に解散することを発表していて、ラストパーティー「WASSUP!! -LAST DANCE-」が4月26日に名古屋のクラブ「DELA YABAI(旧UTAGE)」で、TTTGと「「ブラックアイパッチ」の共同開催となる。

コラボレーションTシャツは名古屋店で先行発売後、その他の店舗やオンラインでの発売については公式インスタグラムで案内される予定だ。

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「ロエベ」のレザーケースが付いた「ヘネシー」最高級コニャック ファッションメゾンとの初コラボで実現

MHD モエ ヘネシー ディアジオ(Moet Hennessy Diageo)のコニャックブランド「ヘネシー(HENNESSY)」は5月19日、「ロエベ(LOEWE)」とコラボレーションした“ヘネシー パラディ×ロエベ コラボレーション”(700mL、45万7600円※編集部調べ)を発売する。「ヘネシー」がファッションメゾンとタッグを組んだのは初めて。一部特定百貨店の和洋酒売場で取り扱う。

栗のイガからインスピレーションを得た特製レザーケース

「ロエベ」は同コラボのために、栗のイガからインスピレーションを得たレザーケースを作り上げた。スペインのアトリエに所属する熟練の革細工職人たちが10時間以上かけ手作業で製作。ボトルを保護するだけでなく、「ヘネシー」が樽を守るために伝統的に使用してきた栗の木の輪や、「ロエベ」のアイコニックなレザーグッズのシグネチャーを連想させるデザインに仕上げている。カラーは栗のライフサイクルの中で変化していくアニス、アンバー、チェスナットの3色を用意しており、それぞれ揃いのアクセサリーも付属する。

最も貴重な原酒を熟成させてきたメゾンの特別なコニャック

“ヘネシー パラディ”は熟成年数25〜130年の希少な原種を熟成させる貯蔵庫で生み出される、同社の最高級コニャックだ。最高格付けのグランド・シャンパーニュとプティ・シャンパーニュから生み出される貴重なオー・ド・ヴィーを約100種類以上ブレンドしており、美しい赤みのあるゴールド色や奥行きのある香り、胡椒のようなスパイシーさが、フローラルな香りに包まれながら独特のまろやかさを醸し出す。

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米「コトパクシ」が福岡に新店 国内販売代理店の降幡社長が語るブランドの現在地と期待

米発のアウトドアブランド「コトパクシ(COTOPAXI)」は、4月24日に天神ビックバンエリアで開業する大型複合ビル「ワン・フクオカ・ビルディング(ONE FUKUOKA BLDG.)」に、九州圏内唯一となる直営店「コトパクシ テンジン」をオープンする。

ワン・フクオカ・ビルディング内の商業フロアは、グローバルブランドなどの最新のファッション、カルチャー、書籍、カフェなど多様な店舗がそろう、新たなトレンドの発信拠点だ。そんなフロアにオープンする同店は、大量生産の残材を使用してフィリピンの工場で製作され、自由な配色が人気のバッグコレクション“Del Diaコレクション”を中心に販売する。オンラインストアではアソート販売だが、店頭は実際にモノを見て、好きな色合わせの商品を購入できるのが魅力だ。

同店は3月の大阪出店に続く、国内4店舗目の直営店。「コトパクシ」の独占輸入販売権を持つアルコインターナショナルの降幡昌弘社長は、「大阪店は過去最高の初日売上高を記録し、その後も安定した売り上げを維持している。大阪店と同様に交通の便が良く、購買意欲の高い顧客やインバウンド客も見込める福岡店にも期待している」と語る。福岡店の初年度売上高目標は京都店と同程度の1億2000万円を目指すという。過去のポップアップでは予想を上回る実績を出しており、京都店の売り上げも目標を上回っているため、ブランドが新店舗に寄せる期待は大きい。

「『コトパクシ』はアウトドアアイテムとしてだけでなく、カラフルでユニークなデザインが認知され、ファッションの一部として受け入れられている。使いやすく機能的であることも支持されている」と、降幡社長は自信をにじませる。売上高の内訳は「バッグが8割、アパレルが2割」。中でも前述の“Del Diaコレクション”の人気が高く、カラフルな色使いは「コトパクシ」のブランドアイデンティティーでもある。「色彩豊かで気分を明るくする商品が求められていると感じる」と語り、このアイデンティティーを今後も打ち出す方針だ。

またBコープ認証を受けている「コトパクシ」のサステナブルな活動への共感が商品の購入につながるケースも増えており、「日本市場におけるサステナビリティーへの意識変化を感じる」という。「コトパクシ」は、今後も名古屋や札幌、東京の新たなエリアなど、注目エリアに戦略的に店舗をオープンしていく予定だ。

問い合わせ先
アルコインターナショナル
pr-info@alco-group.com

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米「コトパクシ」が福岡に新店 国内販売代理店の降幡社長が語るブランドの現在地と期待

米発のアウトドアブランド「コトパクシ(COTOPAXI)」は、4月24日に天神ビックバンエリアで開業する大型複合ビル「ワン・フクオカ・ビルディング(ONE FUKUOKA BLDG.)」に、九州圏内唯一となる直営店「コトパクシ テンジン」をオープンする。

ワン・フクオカ・ビルディング内の商業フロアは、グローバルブランドなどの最新のファッション、カルチャー、書籍、カフェなど多様な店舗がそろう、新たなトレンドの発信拠点だ。そんなフロアにオープンする同店は、大量生産の残材を使用してフィリピンの工場で製作され、自由な配色が人気のバッグコレクション“Del Diaコレクション”を中心に販売する。オンラインストアではアソート販売だが、店頭は実際にモノを見て、好きな色合わせの商品を購入できるのが魅力だ。

同店は3月の大阪出店に続く、国内4店舗目の直営店。「コトパクシ」の独占輸入販売権を持つアルコインターナショナルの降幡昌弘社長は、「大阪店は過去最高の初日売上高を記録し、その後も安定した売り上げを維持している。大阪店と同様に交通の便が良く、購買意欲の高い顧客やインバウンド客も見込める福岡店にも期待している」と語る。福岡店の初年度売上高目標は京都店と同程度の1億2000万円を目指すという。過去のポップアップでは予想を上回る実績を出しており、京都店の売り上げも目標を上回っているため、ブランドが新店舗に寄せる期待は大きい。

「『コトパクシ』はアウトドアアイテムとしてだけでなく、カラフルでユニークなデザインが認知され、ファッションの一部として受け入れられている。使いやすく機能的であることも支持されている」と、降幡社長は自信をにじませる。売上高の内訳は「バッグが8割、アパレルが2割」。中でも前述の“Del Diaコレクション”の人気が高く、カラフルな色使いは「コトパクシ」のブランドアイデンティティーでもある。「色彩豊かで気分を明るくする商品が求められていると感じる」と語り、このアイデンティティーを今後も打ち出す方針だ。

またBコープ認証を受けている「コトパクシ」のサステナブルな活動への共感が商品の購入につながるケースも増えており、「日本市場におけるサステナビリティーへの意識変化を感じる」という。「コトパクシ」は、今後も名古屋や札幌、東京の新たなエリアなど、注目エリアに戦略的に店舗をオープンしていく予定だ。

問い合わせ先
アルコインターナショナル
pr-info@alco-group.com

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「セカンドストリート」、国内外1000店舗突破 シンガポールや香港に初進出で海外展開を加速

ゲオホールディングス傘下の総合リユースショップ「セカンドストリート(2nd STREET)」は、4月25日の「セカンドストリート上尾中妻店」オープンにより、国内外の店舗数が1000店舗を突破する。1996年に1号店を開業して以来、国内に加えアメリカ、台湾、マレーシア、タイなど4カ国に進出し、店舗数を拡大してきた。4月29日にはシンガポール、5月9日には香港に初進出を予定しており、海外での事業展開を加速している。

「セカンドストリート」は、2016年に500店舗、18年に600店舗、22年に800店舗の出店を達成。海外では25年3月末時点で、アメリカに47店舗、台湾に39店舗、マレーシアでは23店舗、タイは4店舗出店しており、各国のニーズに合わせた店舗展開を進めている。

初進出となるシンガポール

シンガポールは、政府主導でサステナビリティ政策が進み、若年層を中心に環境意識が高まる一方で、リユース品を扱う店舗が少ない。こうした現地のニーズを背景に、「セカンドストリート」は同国初のリユースチェーンとして出店。若者に人気が高いサマセットエリアの商業施設に店舗を構える。

香港店は、九龍・旺角エリアに位置する大型商業施設、MOKO内に出店。若者に人気が高いエリアであることから、カジュアルブランドやデザイナーズブランドをはじめ、トレンド感のある商品を中心に取り扱う。

「セカンドストリート」は今後、国内における未出店エリアを中心に出店を進め、2029年3月期までに国内1000店舗の達成を目指す。また新たな国への出店も積極的に検討し、手頃な価格で良質な品物を入手できるリユースの利点をグローバルで広めていく方針だ。

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「セカンドストリート」、国内外1000店舗突破 シンガポールや香港に初進出で海外展開を加速

ゲオホールディングス傘下の総合リユースショップ「セカンドストリート(2nd STREET)」は、4月25日の「セカンドストリート上尾中妻店」オープンにより、国内外の店舗数が1000店舗を突破する。1996年に1号店を開業して以来、国内に加えアメリカ、台湾、マレーシア、タイなど4カ国に進出し、店舗数を拡大してきた。4月29日にはシンガポール、5月9日には香港に初進出を予定しており、海外での事業展開を加速している。

「セカンドストリート」は、2016年に500店舗、18年に600店舗、22年に800店舗の出店を達成。海外では25年3月末時点で、アメリカに47店舗、台湾に39店舗、マレーシアでは23店舗、タイは4店舗出店しており、各国のニーズに合わせた店舗展開を進めている。

初進出となるシンガポール

シンガポールは、政府主導でサステナビリティ政策が進み、若年層を中心に環境意識が高まる一方で、リユース品を扱う店舗が少ない。こうした現地のニーズを背景に、「セカンドストリート」は同国初のリユースチェーンとして出店。若者に人気が高いサマセットエリアの商業施設に店舗を構える。

香港店は、九龍・旺角エリアに位置する大型商業施設、MOKO内に出店。若者に人気が高いエリアであることから、カジュアルブランドやデザイナーズブランドをはじめ、トレンド感のある商品を中心に取り扱う。

「セカンドストリート」は今後、国内における未出店エリアを中心に出店を進め、2029年3月期までに国内1000店舗の達成を目指す。また新たな国への出店も積極的に検討し、手頃な価格で良質な品物を入手できるリユースの利点をグローバルで広めていく方針だ。

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ユナイテッドアローズ原宿本店が刷新 “最上級の衣食住”を提案

ユナイテッドアローズは23日、原宿本店をリニューアルした「タバヤ ユナイテッドアローズ(TABAYA UNITEDARROWS)」をメディア向けに先行公開した。「これからのユナイテッドアローズの象徴となる店」と位置付け、ファッションのみならず衣食住全般にこだわりを持つ、高感度の大人層をターゲットとする。開店日は4月25日。

「史上最上級のユナイテッドアローズ」を表現

「史上最上級のユナイテッドアローズ」を掲げ、商品ラインアップから内装に至るまで、同社が考える“最上級”を詰め込んだ。「タバヤ」という名称は、社名にも込められている「ひとつの目的に向かって直進する矢(ARROW)を束ねた(UNITED)もの」のを意味し、創業当初から理念として大切にしてきた考え方だ。同社のロゴにも表現されており、その精神を象徴する言葉を店名に冠した。また深い蒼の色を“タバヤブルー”とし、ショッパーや同店の限定商品などにも採用した。

地下1階のアパレルフロア、1階のギャラリー併設の飲食フロア、2階の生活雑貨や工芸品を中心としたフロアで構成し、ユナイテッドアローズが考える“豊かな暮らし”を包括的に提案する。ディレクションを担当した田村麻衣子UA本部ウィメンズ商品課TABAYA課課長は、「駅から離れた立地だからこそ、わざわざ足を運んでくださったお客さまに、最高の時間を過ごしてもらえるよう意識した」と語る。同店のコンセプトに共感するスタッフを社内公募し、強みのおもてなしを提供する。

3フロアそれぞれで衣食住を提案

地下1階は自然光が差し込む京都の町屋を思わせる空間で、ウィメンズとメンズのウエアを中心に展開。「日本が影響を受け、また影響を与えているブランド」を軸に、取り扱いブランドは従来の半数程度に厳選した。「セッチュウ(SETCHU)」「サカイ(SACAI)」「シーエフシーエル(CFCL)」「オーラリー(AURALEE)」「コモリ(COMOLI)」「ミオ ハルタカ(MIO HARUTAKA)」「ロエベ(LOEWE)」「ザ・ロウ(THE ROW)」「メゾン・マルジェラ(MAISON MARGIELA)」など、国内外のブランドに加え、日本の産地と協業して開発したオリジナルウエアもそろえる。

1階の飲食スペースは従来の20席から37席に拡充し、ゆったり時間を過ごせるようにした。恵比寿の洋菓子店「レス(LESS)」と提携したカフェメニューのほか、ランチ、ディナー、アルコール類も用意する。飲食フロアのみ23時まで営業する。

入り口のアネックス棟は新たにギャラリースペースとし、月替わりで国内外のアーティスト作品を展示する。初回は「伝統的な和文化の形成に大きな影響を与えた」とされる、韓国の白磁をテーマに据え、伝統工芸作家のパク・ソングク氏、キム・ソヨン氏、ホン・ドゥヒョン氏ら7人の作家による作品の展示販売を実施する。

2階は「住」をテーマとし、工芸品や美術品、骨董品、生活雑貨を取り扱う。田村課長は「伝統工芸の魅力を再発掘することが第一の目的ではない。あくまで世界の中で1番かっこいいものを集めたら伝統工芸だった」と強調する。「ロエベ」などともコラボする茶筒ブランドの開花堂や、木村硝子のグラス類、中川木工芸の木桶など、選び抜かれた日本の手仕事がそろうほか、ユナイテッドアローズ共同創業者で名誉会長の重松理氏が手掛ける「順理庵」も同フロアに並ぶ。

内装は同店を手掛けたスペインの建築家リカルド・ボフィルによる外観はそのままに、和との親和性を追求した。壁は「幻の土」とも呼ばれる美里粘土に藁を練り込み、発酵させた土壁で左官職人の手仕事によって丁寧に塗り上げられている。床に敷かれたタイルは、岐阜県多治見市の工房に特注したもの。家具は木目の美しい日本の木材を採用するなど、細部に至るまで、「最上級」へのこだわりを込めた。

田村課長はユナイテッドアローズにアルバイト入社し、同社一筋20年以上のキャリアを持つ。直近ではウィメンズ商品の企画や、ウエアおよび生活雑貨のMDを担当してきた。プライベートでは華道や茶道、日本舞踊を趣味とし、和文化に根ざしたライフスタイルを送っていることから、今回のプロジェクトに抜擢されたという。

「実現に向けては、当社の創業メンバーから多くのアドバイスをもらった。鴨志田(康人)さんや栗野(宏文)さんからは、『ステートメントに掲げている“本物”とは、永続的に価値が変わらないもの。それだけを集める店にしなさい』という言葉をいただき、大きなヒントになった」と振り返り、「創業当時の、日本の生活文化の規範となる価値観を創造したいという思いを受け継ぎ、あらためて日本の伝統文化の奥深さや本質を多くの人に届けていきたい」と意気込む。

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漢方=苦いイメージを打破 クラシエの“おいしい和漢ドリンク”ブランド「エンユー」が誕生

クラシエは医・食・美を融合した新規事業を推進する。このほど、漢方薬と食品を掛け合わせた製品開発に取り組む新規事業開発プロジェクトからドリンクブランド「カラダととのうエンユー(ENN YOU)」(以下、エンユー)が誕生した。漢方薬の研究および開発を担ってきたクラシエ漢方研究所が監修し、体が整う“おまもり的存在のドリンク”3種(各378円)を、「エンユー」公式サイトやコスメキッチン(COSME KITCHEN)、ビープル(BIOPLE)、ビオップ(BIOP)などで販売中だ。今後はポップアップや漢方薬の啓もう活動などを実施するほか、販路拡大を視野に入れる。

同社は「世界を夢中にする100年企業」を目指し、2023年にホームプロダクツ(トイレタリー・コスメティックス)と薬品、食品の3つの事業カンパニー制に再編した。その中で、医・食・美の融合と新領域「快適」の創造を担う新規ビジネス部門の新設や、海外ビジネスの推進部門の新設など、新たな価値創造に取り組み成長を加速させる組織体制を強化している。「エンユー」は、「漢方薬を気軽に生活に取り入れて欲しい」との思いからスタートした新規事業開発プロジェクトから生まれた。

おいしく、続けやすいフレーバー3種

プロジェクトを率いる七森有貴 クラシエ 経営企画室室長 兼 フロンティアBC新規事業(enn you)開発担当は、「香港旅行に行った際、現地の人たちが漢方原料を煮出したお茶を飲みながら談笑している姿が印象的だった。この光景から、日本でももっと手軽に、その時々の体調に合わせて日常的に手に取れられる和漢ドリンクがあったらいいなと考えるようになり、『エンユー』の開発に至った」と語る。プロジェクトチームを編成し、女性特有の悩みに悩まされている人に寄り添える「“おまもり”のようなものを作りたい」と製品開発に着手した。

ドリンクは、リフレッシュ気分に導くレモネード味の“巡(めぐり)”、体を温めたいときに最適なジンジャーラテ味の“温(おん)”、体をスッキリと整える黒ごま味の“快(かい)”のフレーバー3種を用意。胃腸への負担が少ないやさしい味わいのライスミルクをベースに、それぞれのシーンや体調に合わせ和漢エキスを配合した。

直近1年で漢方を服用していない人は約70%

同社の調査によると、直近1年以内に漢方薬を服用していない人は約70%にのぼり、漢方薬の浸透に課題があった。漢方薬は未病対策に有効だが「体調が悪いときに飲むもの」という認識や、「高価格」「苦くて続かない」といったネガティブな回答があった。一方で、漢方薬に対し「苦いけど効果が高そう」というポジティブな意見もあったことから、「エンユー」はこの双方のバランスを取ることに苦戦し、試作を重ねた。

「エンユー」は軽やかな心持ちで健康を維持したいと願う人“ライトコンディショニスタ”をターゲットに設定。約3年をかけて毎日おいしく飲める和漢ドリンクに仕上げた。これまで「“漢方=ハードルが高い”と感じていた層にもアプローチし、愛飲者層の拡大を見込む」。ポップアップストアの開催やサンプリングなどの実施も検討しており、「エンユー」ブランドと製品の認知度拡大を目指す。

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漢方=苦いイメージを打破 クラシエの“おいしい和漢ドリンク”ブランド「エンユー」が誕生

クラシエは医・食・美を融合した新規事業を推進する。このほど、漢方薬と食品を掛け合わせた製品開発に取り組む新規事業開発プロジェクトからドリンクブランド「カラダととのうエンユー(ENN YOU)」(以下、エンユー)が誕生した。漢方薬の研究および開発を担ってきたクラシエ漢方研究所が監修し、体が整う“おまもり的存在のドリンク”3種(各378円)を、「エンユー」公式サイトやコスメキッチン(COSME KITCHEN)、ビープル(BIOPLE)、ビオップ(BIOP)などで販売中だ。今後はポップアップや漢方薬の啓もう活動などを実施するほか、販路拡大を視野に入れる。

同社は「世界を夢中にする100年企業」を目指し、2023年にホームプロダクツ(トイレタリー・コスメティックス)と薬品、食品の3つの事業カンパニー制に再編した。その中で、医・食・美の融合と新領域「快適」の創造を担う新規ビジネス部門の新設や、海外ビジネスの推進部門の新設など、新たな価値創造に取り組み成長を加速させる組織体制を強化している。「エンユー」は、「漢方薬を気軽に生活に取り入れて欲しい」との思いからスタートした新規事業開発プロジェクトから生まれた。

おいしく、続けやすいフレーバー3種

プロジェクトを率いる七森有貴 クラシエ 経営企画室室長 兼 フロンティアBC新規事業(enn you)開発担当は、「香港旅行に行った際、現地の人たちが漢方原料を煮出したお茶を飲みながら談笑している姿が印象的だった。この光景から、日本でももっと手軽に、その時々の体調に合わせて日常的に手に取れられる和漢ドリンクがあったらいいなと考えるようになり、『エンユー』の開発に至った」と語る。プロジェクトチームを編成し、女性特有の悩みに悩まされている人に寄り添える「“おまもり”のようなものを作りたい」と製品開発に着手した。

ドリンクは、リフレッシュ気分に導くレモネード味の“巡(めぐり)”、体を温めたいときに最適なジンジャーラテ味の“温(おん)”、体をスッキリと整える黒ごま味の“快(かい)”のフレーバー3種を用意。胃腸への負担が少ないやさしい味わいのライスミルクをベースに、それぞれのシーンや体調に合わせ和漢エキスを配合した。

直近1年で漢方を服用していない人は約70%

同社の調査によると、直近1年以内に漢方薬を服用していない人は約70%にのぼり、漢方薬の浸透に課題があった。漢方薬は未病対策に有効だが「体調が悪いときに飲むもの」という認識や、「高価格」「苦くて続かない」といったネガティブな回答があった。一方で、漢方薬に対し「苦いけど効果が高そう」というポジティブな意見もあったことから、「エンユー」はこの双方のバランスを取ることに苦戦し、試作を重ねた。

「エンユー」は軽やかな心持ちで健康を維持したいと願う人“ライトコンディショニスタ”をターゲットに設定。約3年をかけて毎日おいしく飲める和漢ドリンクに仕上げた。これまで「“漢方=ハードルが高い”と感じていた層にもアプローチし、愛飲者層の拡大を見込む」。ポップアップストアの開催やサンプリングなどの実施も検討しており、「エンユー」ブランドと製品の認知度拡大を目指す。

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アダストリア、原宿駅前にメディアストア型「アンドエスティ」開業 ECモールへの出店の呼び水に

アダストリアグループは4月24日、東京・原宿駅前に、ECモール「アンドエスティ(and ST)」と連動した旗艦店として、「アンドエスティ トーキョー」をオープンする。「当社は小売業からプラットフォーマーへの転換という、創業以来5回目の️“チェンジ”を今目指している。この店舗の開業は、プラットフォーマー化への軸となる」と、木村治アダストリア社長は力を込める。同店は物販のみを目的としないメディアストアを目指し、外部ブランドから出店料収入を得てのポップアップやサンプリングなどを積極的に行う。

場所は「ユニクロ(UNIQLO)」「イケア(IKEA)」などが入る商業施設「ウィズハラジュク」の1階で、2024年8月まで「資生堂ビューティ・スクエア」だった場所。通りに面した約760平方メートルの売り場に、2000SKU以上の商品をそろえる。原宿エリアの特性を踏まえ、訪日客売り上げ比率50%を目指し、初年度は訪日客、国内客合わせて年間100万人の集客が目標。中華圏の訪日客の誘致に向けて、ウィーチャット上での発信も強化している。

季節のイベントなどに合わせてテーマを設定し、売り場を編集していく。外部ブランドのポップアップは、2週間から1カ月での入れ替えを想定。自社ブランドもコーナーを固定化せず、テーマに合わせて入れ替えていく。柔軟に売り場を編集できるよう、店舗内の内装は可変性を意識した。扱うテーマにもよるが、平均して売り場面積の30〜35%で、外部ブランドによるポップアップや外部とアダストリアブランドとのコラボレーションを展開し、常に話題を発信する。

サンリオの次は「名探偵コナン」

オープン時は、「ローリーズファーム(LOWRYS FARM)」「ジーナシス(JEANASIS)」「ハレ(HARE)」のコーナーを設けると共に、雑貨の「ラコレ(LAKOLE)」を核とした訪日客向けスーベニアコーナーを展開。外部ブランドでは、化粧品や雑貨の「ポール&ジョー(PAUL & JOE)」が入り口すぐでポップアップを行っているほか、レジ前では、スタイリングライフ・ホールディングスの「キャス キッドソン(CATH KIDSTON)」が、「ローリーズファーム」のウエアとのミックスコーディネートでポップアップを実施している。

オープン時の集客の目玉としては、アダストリアの複数ブランドとの横断企画で、サンリオキャラクターズとのコラボを実施し、店内の大型サイネージでも打ち出す。フォトスペースや巨大ガチャも設置し、キャラクターと写真が撮れる撮影会イベントも企画した。こうしたIPコラボは訪日客獲得のために重視しており、オープン時は「ジーナシス」と漫画・アニメ「ハイキュー!!」とのコラボコレクションもそろえる。サンリオキャラクターズコラボの次としては、5月24日から「名探偵コナン」とのコラボを実施予定だ。

また、ECモール「アンドエスティ」の強みである、全国約4000人の販売員が参加するスタイリング投稿コンテンツ“スタッフボード”とも連携。人気スタッフがデザインしたトートバッグのコーナーを設け、スタッフの来店接客イベントも実施する。

「原宿エリアはポップアップスペースが不足している。また、通常はポップアップは販売員を自社で手配しなければならないが、『アンドエスティ トーキョー』ではアダストリア側が接客も行う」(小林千晃アンドエスティ取締役CBO)ことを打ち出し、外部ブランドのポップアップ出店を促す。店内でのポップアップや商品サンプリングだけでなく、サイネージや店内放送などもメディアメニューとして売り出す。好立地でのポップアップを目玉に外部ブランドとの関係性を深め、ECモール「アンドエスティ」への外部ブランドの出店の呼び水にする考え。

東南アジアにも出店へ

アダストリアグループは、プラットフォーマーへの転換に伴い、30年2月期に「アンドエスティ」で流通総額1000億円を掲げている(25年2月期実績は403億円)。そのためには、「アンドエスティ」の外部ブランドによる売り上げ比率を、現状の3%から40%にまで引き上げる必要がある。現時点で「アンドエスティ」に出店している外部ブランドの数は33。これを数百にまで増やすイメージだ。「アンドエスティ トーキョー」の開業を起爆剤に、外部ブランドの「アンドエスティ」への出店につなげる。

同時に、地方や郊外では、メディアストアとしての「アンドエスティストア」ではなく、21年以降展開してきた自社ブランド集約型の「アンドエスティストア」の展開を続ける。人口が減少する地方都市では、ブランド別の店舗を「アンドエスティストア」に集約して効率化を進めるという狙いがある。

メディアストア型の「アンドエスティストア」は、原宿でニーズを見極めた上で、「大阪など大都市への出店を考える。当社の戦略成長エリアと位置付ける、東南アジアの都市にも、26年2月期以降出店を目指す」(木村社長)。

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アダストリア、原宿駅前にメディアストア型「アンドエスティ」開業 ECモールへの出店の呼び水に

アダストリアグループは4月24日、東京・原宿駅前に、ECモール「アンドエスティ(and ST)」と連動した旗艦店として、「アンドエスティ トーキョー」をオープンする。「当社は小売業からプラットフォーマーへの転換という、創業以来5回目の️“チェンジ”を今目指している。この店舗の開業は、プラットフォーマー化への軸となる」と、木村治アダストリア社長は力を込める。同店は物販のみを目的としないメディアストアを目指し、外部ブランドから出店料収入を得てのポップアップやサンプリングなどを積極的に行う。

場所は「ユニクロ(UNIQLO)」「イケア(IKEA)」などが入る商業施設「ウィズハラジュク」の1階で、2024年8月まで「資生堂ビューティ・スクエア」だった場所。通りに面した約760平方メートルの売り場に、2000SKU以上の商品をそろえる。原宿エリアの特性を踏まえ、訪日客売り上げ比率50%を目指し、初年度は訪日客、国内客合わせて年間100万人の集客が目標。中華圏の訪日客の誘致に向けて、ウィーチャット上での発信も強化している。

季節のイベントなどに合わせてテーマを設定し、売り場を編集していく。外部ブランドのポップアップは、2週間から1カ月での入れ替えを想定。自社ブランドもコーナーを固定化せず、テーマに合わせて入れ替えていく。柔軟に売り場を編集できるよう、店舗内の内装は可変性を意識した。扱うテーマにもよるが、平均して売り場面積の30〜35%で、外部ブランドによるポップアップや外部とアダストリアブランドとのコラボレーションを展開し、常に話題を発信する。

サンリオの次は「名探偵コナン」

オープン時は、「ローリーズファーム(LOWRYS FARM)」「ジーナシス(JEANASIS)」「ハレ(HARE)」のコーナーを設けると共に、雑貨の「ラコレ(LAKOLE)」を核とした訪日客向けスーベニアコーナーを展開。外部ブランドでは、化粧品や雑貨の「ポール&ジョー(PAUL & JOE)」が入り口すぐでポップアップを行っているほか、レジ前では、スタイリングライフ・ホールディングスの「キャス キッドソン(CATH KIDSTON)」が、「ローリーズファーム」のウエアとのミックスコーディネートでポップアップを実施している。

オープン時の集客の目玉としては、アダストリアの複数ブランドとの横断企画で、サンリオキャラクターズとのコラボを実施し、店内の大型サイネージでも打ち出す。フォトスペースや巨大ガチャも設置し、キャラクターと写真が撮れる撮影会イベントも企画した。こうしたIPコラボは訪日客獲得のために重視しており、オープン時は「ジーナシス」と漫画・アニメ「ハイキュー!!」とのコラボコレクションもそろえる。サンリオキャラクターズコラボの次としては、5月24日から「名探偵コナン」とのコラボを実施予定だ。

また、ECモール「アンドエスティ」の強みである、全国約4000人の販売員が参加するスタイリング投稿コンテンツ“スタッフボード”とも連携。人気スタッフがデザインしたトートバッグのコーナーを設け、スタッフの来店接客イベントも実施する。

「原宿エリアはポップアップスペースが不足している。また、通常はポップアップは販売員を自社で手配しなければならないが、『アンドエスティ トーキョー』ではアダストリア側が接客も行う」(小林千晃アンドエスティ取締役CBO)ことを打ち出し、外部ブランドのポップアップ出店を促す。店内でのポップアップや商品サンプリングだけでなく、サイネージや店内放送などもメディアメニューとして売り出す。好立地でのポップアップを目玉に外部ブランドとの関係性を深め、ECモール「アンドエスティ」への外部ブランドの出店の呼び水にする考え。

東南アジアにも出店へ

アダストリアグループは、プラットフォーマーへの転換に伴い、30年2月期に「アンドエスティ」で流通総額1000億円を掲げている(25年2月期実績は403億円)。そのためには、「アンドエスティ」の外部ブランドによる売り上げ比率を、現状の3%から40%にまで引き上げる必要がある。現時点で「アンドエスティ」に出店している外部ブランドの数は33。これを数百にまで増やすイメージだ。「アンドエスティ トーキョー」の開業を起爆剤に、外部ブランドの「アンドエスティ」への出店につなげる。

同時に、地方や郊外では、メディアストアとしての「アンドエスティストア」ではなく、21年以降展開してきた自社ブランド集約型の「アンドエスティストア」の展開を続ける。人口が減少する地方都市では、ブランド別の店舗を「アンドエスティストア」に集約して効率化を進めるという狙いがある。

メディアストア型の「アンドエスティストア」は、原宿でニーズを見極めた上で、「大阪など大都市への出店を考える。当社の戦略成長エリアと位置付ける、東南アジアの都市にも、26年2月期以降出店を目指す」(木村社長)。

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米「キジック」が本格上陸 ナイキも頼るハンズフリーシューズの草分け的存在

米国発のハンズフリーシューズブランド「キジック(KIZIK)」が日本に本格上陸した。丸紅コンシューマーブランズが独占販売代理店契約を結び、主にECで売る。5月18日まで、東京・代官山でポップアップを開催している。

「キジック」は2017年、マイク・プラット(Mike Pratt)により誕生した。ハンズフリーシューズのみの取り扱いながら、直近3年間の米国における累計販売個数は300万足を突破。実業家のイーロン・マスク(Elon Musk)やミシェル・オバマ(Michelle Obama)元米大統領夫人の着用でも話題になった。元々はECブランドだったが、現在はソルトレイクシティーやボストン、フィラデルフィアなど米国内に約10店舗を構えている。今春には、日本を初めとする東アジア、イギリスやフランス、イタリアなどの欧州、中東や東南アジア、カナダまで事業領域を拡大した。

ハンズフリーシューズとは、その名の通り「手を使わずに履けるシューズ」のこと。近年、妊婦やシニアを中心に人気が高まっており、その熱は日経MJが発表した「24年ヒット商品番付」にもランクインするほど。日本でブームとなるはるか前の17年からハンズフリーシューズを手掛けていた「キジック」を、丸紅コンシューマーブランズの木下陽平 経営企画室 副室長は「ハンズフリーシューズの先駆者的存在」とアピールする。

「キジック」は、一足のシューズを作るために、200以上の獲得済みまたは申請中の特許技術を使用している。その技術力の高さはナイキのお墨付き。立ち上げから2年目となる19年にナイキから出資を受けてライセンス契約を締結し、これまでハンズフリーシューズ“フライイーズ”シリーズなどを共同開発してきた。

代表的な技術は、“スプリングバックヒール”だ。一般的なハンズフリーシューズは、かかと部分が靴ベラのような構造になっているため、履きやすいが脱げやすい。一方、「キジック」はかかと部分を潰すようにして履く。その際、“スプリングバックヒール”がバネ(スプリング)のように働き、踏んだかかと部分を一瞬にして元の状態に戻す。結果、足が固定され、フィット感が生まれる。木下副室長も「数あるハンズフリーシューズの中でも、脱げにくさまで徹底しているのは『キジック』くらい」と誇る。

一方、耐久性にも自信がある。「どのシューズも、かかと部分は3万回の脱ぎ履きに耐えられる樹脂素材を使用している。これは、1日に5回脱ぎ履きすると仮定して、10年以上履き続けられるほどの強度」と木下副室長。実際に、米国ではこれまで「脱げやすくなった」「かかと部分が壊れた」という声は届いていない。現時点でリペアサービスを提供していないのも、耐久性への自信の表れだろう。

「ハンズフリーシューズは
高齢者だけのものではない」

「キジック」のコア層は、仕事から子育てまで日々を忙しく過ごす30代女性で、一般的なハンズフリーシューズブランドと比較すると若い。トレンド感を抑えたデザインが功を奏していると分析する。一方、木下副室長は、「日本におけるターゲットはあえて絞らない。強いて言うなら1億2000万人の日本国民全員」と顧客層のさらなる拡大に意欲的だ。

木下副室長は「日本には靴を脱ぐ文化が根付いている。『キジック』を受け入れる土壌がある」とブランドの成長に期待をかける。慌てて忘れ物を取りに帰ったとき、訪れた居酒屋が小上がりだったとき、日々積み重なるちょっとしたストレスを解決する術として、「キジック」を選んでほしいと語る。

今回開催するポップアップの会場は、訪日客で溢れる原宿や渋谷ではなく、日本人の比率が比較的高い代官山を選んだ。1ヶ月という比較的長い期間を設けたのは、より多くの国内客とのタッチポイントを確保するため。主販路はECではあるものの、「『キジック』の良さは履いてこそ分かる」。今後も当面、積極的にポップアップを仕掛けていく考えだ。

◾️「キジック」ポップアップストア
期間:4月19日~5月18日
時間:11:00〜19:00
場所:東京都渋谷区猿楽町25-3

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美容室専売「インプレア」「アイエム」から盛夏対応アイテムが登場 汗や皮脂対策をかなえる

コーセー ミルボン コスメティクスの美容室専売化粧品ブランド「インプレア(IMPREA)」は5月10日、ひきしめ化粧水“アイス ジェリー ローションEX”(120g、3850円※数量限定)と洗顔フォーム“フェイシャル クレイ ウォッシュ”(130g、3080円)を発売する。全国の契約理美容室で扱う。

“アイス ジェリー ローションEX”は2023年に発売した際に好評を博したことからパワーアップ版として再登場した。美容室で夏場のクールメニューとして展開しており、PR担当は「暑い日に来店したお客さまに対してスタイリストが自然な流れで提案しやすく、かつ手軽に体験しやすいことが好調の要因」と分析する。

“アイス ジェリー ローションEX”はパチパチする泡が出てくるスプレータイプの化粧水だ。従来品の約3倍に炭酸濃度を高め、“パチパチ感”を長くキープできるようにしている。皮膚温度をマイナス5度程度まで急速に低下させ、火照りや汗を抑制する。皮脂吸着効果に加え、新成分の配合で引き締め効果や保湿効果も高めている。

“フェイシャル クレイ ウォッシュ”は、クレイの「毛穴をスッキリさせる」というポジティブな面を保ちつつ、「乾燥してしまう」「皮脂を取り過ぎてしまう」といったネガティブな面を払拭する洗顔料として開発した。同ブランドの洗顔のカテゴリーでは、固形石けん“フェイシャル バー”(80g、3080円)を展開してきたが、便利な容器タイプで異なるニーズを獲得し、リピート購入を狙う。

皮脂吸着に優れた“カオリン”と水分を抱え込む天然のクレイ“ベントナイト”の2種を配合し、毛穴より細かい泡が入り込むことで汚れを落とす。吸着型ヒアルロン酸など5つの潤い成分を配合し、つっぱりや乾燥を防ぐ。

「アイエム」は
2つのアイテムでメイクをキープ

コーセー ミルボン コスメティクスの美容室専売コスメブランド「アイエム(IM)」は5月10日、髪・顔用メイクパウダー“フェイス&バング リセットパウダー”(5.7g、3300円)、美容液ミスト“ビューティ アップ ミスト エクストラキープ M”(42mL、2420円)を発売する。全国の契約理美容室で扱う。

メイクアップアイテムを中心に展開する「アイエム」は「インプレア」よりも若い年齢層のZ世代をターゲットにしている。

“フェイス&バング リセットパウダー”は、「前髪へのこだわりが強い」というZ世代に顕著なニーズに応え、盛夏の前髪のベタつきが気になる時に使うアイテムとして誕生した。皮脂吸着パウダーと耐水成分を配合し、前髪のベタつきや肌のテカリをサラサラとした状態へと戻す。乾燥から守る保湿成分を配合し、香りはフローラルハーバルを採用。

“ビューティ アップ ミスト エクストラキープ M”は、メイク崩れをブロックする美容液ミストだ。ブランド内で美容液ミストは、キープ力と艶感の違いで3つの製品を展開しており、4つ目となる今回は、60種以上のミネラルを豊富に含んだ海洋深層水を新たに配合して素肌の潤い感を高め、マット肌と艶肌の中間である”セミツヤ“肌をかなえる。ウォータープルーフタイプでアウトドアの場面などにも適したアイテムだ。

美容室で展開しやすいように外包パッケージにも工夫を凝らした。横面にポップ広告をイメージしたキャッチーなデザインを施し、製品をディスプレイするだけで製品訴求ができるようにしている。

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美容室専売「インプレア」「アイエム」から盛夏対応アイテムが登場 汗や皮脂対策をかなえる

コーセー ミルボン コスメティクスの美容室専売化粧品ブランド「インプレア(IMPREA)」は5月10日、ひきしめ化粧水“アイス ジェリー ローションEX”(120g、3850円※数量限定)と洗顔フォーム“フェイシャル クレイ ウォッシュ”(130g、3080円)を発売する。全国の契約理美容室で扱う。

“アイス ジェリー ローションEX”は2023年に発売した際に好評を博したことからパワーアップ版として再登場した。美容室で夏場のクールメニューとして展開しており、PR担当は「暑い日に来店したお客さまに対してスタイリストが自然な流れで提案しやすく、かつ手軽に体験しやすいことが好調の要因」と分析する。

“アイス ジェリー ローションEX”はパチパチする泡が出てくるスプレータイプの化粧水だ。従来品の約3倍に炭酸濃度を高め、“パチパチ感”を長くキープできるようにしている。皮膚温度をマイナス5度程度まで急速に低下させ、火照りや汗を抑制する。皮脂吸着効果に加え、新成分の配合で引き締め効果や保湿効果も高めている。

“フェイシャル クレイ ウォッシュ”は、クレイの「毛穴をスッキリさせる」というポジティブな面を保ちつつ、「乾燥してしまう」「皮脂を取り過ぎてしまう」といったネガティブな面を払拭する洗顔料として開発した。同ブランドの洗顔のカテゴリーでは、固形石けん“フェイシャル バー”(80g、3080円)を展開してきたが、便利な容器タイプで異なるニーズを獲得し、リピート購入を狙う。

皮脂吸着に優れた“カオリン”と水分を抱え込む天然のクレイ“ベントナイト”の2種を配合し、毛穴より細かい泡が入り込むことで汚れを落とす。吸着型ヒアルロン酸など5つの潤い成分を配合し、つっぱりや乾燥を防ぐ。

「アイエム」は
2つのアイテムでメイクをキープ

コーセー ミルボン コスメティクスの美容室専売コスメブランド「アイエム(IM)」は5月10日、髪・顔用メイクパウダー“フェイス&バング リセットパウダー”(5.7g、3300円)、美容液ミスト“ビューティ アップ ミスト エクストラキープ M”(42mL、2420円)を発売する。全国の契約理美容室で扱う。

メイクアップアイテムを中心に展開する「アイエム」は「インプレア」よりも若い年齢層のZ世代をターゲットにしている。

“フェイス&バング リセットパウダー”は、「前髪へのこだわりが強い」というZ世代に顕著なニーズに応え、盛夏の前髪のベタつきが気になる時に使うアイテムとして誕生した。皮脂吸着パウダーと耐水成分を配合し、前髪のベタつきや肌のテカリをサラサラとした状態へと戻す。乾燥から守る保湿成分を配合し、香りはフローラルハーバルを採用。

“ビューティ アップ ミスト エクストラキープ M”は、メイク崩れをブロックする美容液ミストだ。ブランド内で美容液ミストは、キープ力と艶感の違いで3つの製品を展開しており、4つ目となる今回は、60種以上のミネラルを豊富に含んだ海洋深層水を新たに配合して素肌の潤い感を高め、マット肌と艶肌の中間である”セミツヤ“肌をかなえる。ウォータープルーフタイプでアウトドアの場面などにも適したアイテムだ。

美容室で展開しやすいように外包パッケージにも工夫を凝らした。横面にポップ広告をイメージしたキャッチーなデザインを施し、製品をディスプレイするだけで製品訴求ができるようにしている。

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西武池袋本店長に労組委員長 23年のスト主導した寺岡氏

そごう・西武は23日、西武池袋本店の店長に労働組合の寺岡泰博中央執行委員長(54)が5月1日付で就任する人事を発表した。寺岡氏はセブン&アイ・ホールディングスがそごう・西武の売却に動いた際、従業員の雇用への懸念から実行された2023年のストライキを主導し、大きな注目を集めた人物だ。西武池袋本店の売り場縮小に意義を唱えてきた寺岡氏を店舗営業の責任者に据え、年内に予定する改装オープンに向けて社内の団結を強める。

寺岡氏は1993年に西武百貨店(当時)に入社。西武高槻店、西武池袋本店などで主に婦人服、婦人特選などを担当し、販売部ゾーン店長や企画担当、商品部バイヤーなどを歴任した。組合役員としてはそごうと西武人事制度統一やセブン&アイHD傘下入りを経験。2016年中央執行副委員長、18年から中央執行委員長を務めてきた。

寺岡氏が注目を集めたのが23年8月31日の西武池袋本店でのストライキだった。セブン&アイがそごう・西武の売却を急ぐ中、蚊帳の外に置かれた労組は雇用などへの強い懸念を抱き、旗艦店である西武池袋本店で百貨店としては61年ぶりのストを決行した。だがセブン&アイは売却を正式に決議し、スト翌日にはそごう・西武は米フォートレス・インベストメント・グループの傘下になった。その後も新しい経営陣と話し合いを重ねて、雇用の維持や従業員の受け入れ先確保に奔走した。労組で培った粘り強い交渉力と統率力で従業員からの信頼が厚い。

寺岡氏について同社広報は「会社が再生計画を進める中、それを最も理解する一人。現場の叩き上げで店舗へのロイヤルティーが高い。(創業以来の大型改装という)大きなプロジェクトを進め、軌道に載せる大役を任せるにふさわしい」と起用理由を話す。現職の久保田俊樹・執行役員副社長池袋本店長は顧問に退く。

西武池袋本店は新しい経営体制のもと、百貨店区画の面積を約半分の4.8万㎡に縮小し、ラグジュアリーブランド、化粧品、食品の3カテゴリー中心の店舗へと刷新する。約半分の区画には、土地・建物のオーナーになったヨドバシホールディングスの家電量販店ヨドバシカメラの大型店が入る。グランドオープンは当初「夏」を予定していたが、「年内」にずれ込む見通しだ。

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「ポーター スタンド」が東北初の仙台に出店 「ア ベイシング エイプ®」とのコラボも

吉田カバンの「ポーター(PORTER)」は4月25日、仙台パルコに東北地方初となる「ポーター スタンド(PORTER STAND)」をオープンする。これを記念し、「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」とのコラボコレクションを発表。仙台、新宿、品川、京都の店舗で先行発売した後、5月24日からは吉田カバン公式EC、「ベイプ®(BAPE®)」各店舗および公式ECでも販売する。

「ポーター スタンド」は、「さまざまなバッグが集まる荷物預かり場所」をコンセプトに、バッグに精通するスタッフと顧客がコミュニケーションを図る場所として誕生した。東京の品川駅や新宿駅、京都の産寧坂といったターミナル駅や観光地に出店している。

コラボ商品は、デイパック(9万3500円)、ヘルメットバッグ(8万5800円)、ショルダーバッグ(7万1500円)、ナビゲーターバッグ(4万4000円)の4型が主役。「ア ベイシング エイプ®」のアイコニックな“ファースト カモ”と「ポーター」ロゴを組み合わせたオリジナルパターンを、ブラックのジャカード織りに落とし込んだ。ポーター スタンドのコンセプトの1つ「トラベル」を象徴する、スーベニアバッグが付属するのも特徴。そのほか、プリントTシャツ(1万2100円)やTシャツとトートバッグのセット(2万7500円)も発売する。

◾️ポーター スタンド 仙台
オープン日:4月25日
営業時間:10:00〜20:30
場所:仙台パルコ本館2階
住所:宮城県仙台市青葉区中央 1 丁目 2-3

◾️「ア ベイシング エイプ® トランク ショウ」バイ ポーター スタンド
日程:4月25日〜5月19日
場所:ポーター スタンド 仙台、新宿、品川、京都
※当日の販売方法を含む詳細情報は、「ポーター スタンド」のインスタグラムアカウントで告知する。店舗ごとで発売時間が異なる

コラボコレクション一覧

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大丸東京店に体験型売り場 美術品から盆栽、大谷選手のユニホームまで

大丸東京店は23日、アート、ホビー、カルチャーをテーマした新しい売り場をオープンした。10階の時計売り場だった場所を改装し、3カ所のアートギャラリー(279平方メートル)と7つの店舗(859平方メートル)に刷新した。美術作品、伝統工芸品、盆栽、アクアリウム、スポーツトレーディングカード、アニメやゲームのキャラクターのグッズといった希少性のある商材を扱い、国内外から客を集める。

アートギャラリーは面積を2.5倍に増床した。名の知られた大物から気鋭の若手まで幅広い作品を集めて展示・販売する。特に若手アーティストの発表の場として機能させ、才能の発掘に力を入れる。応接室も設けられており、ゆっくり商談することができる。

7つ店舗はバラエティーにとんだ顔ぶれで、販売だけでなくワークショップを開くなど顧客との交流に力を入れる。たくさんの水槽が並ぶアクアリウム専門店「ADA LAB TOKYO」は、愛好家が増えていることを受けて、ワークショップを定期的に開く。大宮の盆栽の「清香園」は新業態での出店で、販売や教室だけでなく、異業種との協業による商品企画や空間演出を発信する拠点にする。「おとなみラウンジ トーキョー」は物販だけでなく、店内に大きなテーブルを設置し、伝統工芸や和菓子、書道、水彩画などの分野の有名講師を招いて体験教室を開催する。

スポーツトレーディングカード専門店「ミント」では、大谷翔平選手の直筆サイン入りの着用ユニホームを1億円で売る。「刀剣乱舞万屋本舗」は公式グッズを幅広くそろえ、ファンの期待に応える。

大丸東京店で改装計画を担当した大竹輝樹・営業1部部長は「お客さまの『好き』が多様化する中、ニッチだけれども濃くてクセになるフロア、目的地になるフロアを目指した」という。ニッチなカテゴリーであっても、熱烈なファンを国内外から集められると読む。同店の免税売上高の比率は約10%で、都心の百貨店としては高くない。希少で付加価値の高いジャパンコンテンツを集めることで、訪日客にもアピールしたい考えだ。

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スイス発スポーツブランド「オン」、パリ五輪8位入賞の3000メートル障害三浦龍司選手と契約

スイスのスポーツブランド「オン(ON)」はこのたび、陸上競技の3000メートル障害走の日本記録保持者であり、2024年のパリ五輪でも同種目で8位入賞した三浦龍司選手(SUBARU陸上競技部所属)とアスリート契約を締結した。「今年の最大の目標は、9月に東京で開催される世界陸上でのメダル獲得。自国開催ゆえアピールできる面は大きい。『オン』の契約アスリートとしてしっかり結果を出していきたい」と、記者会見に登壇した三浦選手は話した。

会見に合わせて、「オン」で主に米国やアジア太平洋地域のアスリートマネジメントを担当するスティーブ・デコーカー氏も来日。「日本は『オン』にとって非常に重要で成長可能性の大きい市場。アスリートが始めたブランドとして、トップアスリートとの関係性作りを大切に考えている。三浦選手は日本でも海外でも結果を出している、トラック競技の世界ベストアスリートの一人」とコメント。「三浦選手をサポートすることで、日本の次世代アスリートにも(こんなふうに選手として活躍できるんだという)インスピレーションを与えられる」と続けた。

「オン」は1月に、当時駒澤大学4年で陸上競技部主将を務め、4月から実業団の名門の1つ、富士通に加入した篠原倖太朗選手とのアスリート契約も発表した。街履きのライフスタイルシューズとしての認知も高いが、箱根駅伝でも24年、25年と各3人の着用者が出て、アスリートが信頼するパフォーマンスシューズというイメージも広がりつつある。

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