フランス版人間国宝、日爪ノブキが作りたい帽子とは 「消費されないクリエイション」の裏側

PROFILE: 日爪ノブキ(ひづめ・のぶき)

日爪ノブキ(ひづめ・のぶき)
PROFILE: 1979年生まれ、滋賀県出身。2004年に文化服装学院を主席で卒業後、イタリアでアンダーウエアデザイナーとして自身のブランドを運営。帰国後にミュージカル「ボーイ・フロム・オズ」でヘッドピースや装身具のデザインを手掛けたことから、帽子デザイナーの道を歩み始めた。これまで数多くのオートクチュールメゾンの帽子制作を担当し、2019年5月、日本人として初めて帽子職人部門で「MEILLEUR OUVRIER DE FRANC(フランス国家最優秀職人章)を受賞した。22年春夏シーズンに「ヒヅメ」をスタート

2019年、フランスの「国家最優秀職人章(M.O.F.)」を、日本人として初めて帽子職人の分野で受章した男がいる。この称号はある道の技能を極めた職人に贈られ、フランス版“人間国宝”とも呼ばれる存在だ。

その男の名は、日爪ノブキ。庭、ワイルドフラワー、お盆、包む、折る、カビ、発酵……自然や構造物、人の所作など、縦横無尽なモチーフから生み出される彼の帽子は、さながら頭の上に載せる小宇宙。「最高の料理には、最高の技術が要る。僕はその感覚でやっている」。分業が当たり前のファッションの世界で、デザインから仕上げまで、自らの手で行うことにこだわり続けている。

日爪の技を求めるラブコールは後を絶たない。これまでに「ロエベ」など数々のラグジュアリーブランドのプロトタイプを手がけ、「コム・デ・ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARÇONS HOMME PLUS)」「キディル(KIDILL)」といったブランドとのコラボレーションも実現してきた。「M.O.F.」を獲得して以降、名声はさらに広がり、オーダーメードの依頼もひっきりなしに舞い込む。

ファッションデザイナーを目指した過去
なぜ帽子を選んだか?

キャリアの初めから帽子作りを志していたわけではない。文化服装学院に入学後、ファッションデザイナーを目指して、デザインコンテストへの応募活動を続けていた。巨大な革のコルセットで人間をブーケのように包んだ作品「人間花束」で「装苑賞」にノミネートされるなど実績を積む中で、イタリアのアンダーウエアメーカーから声がかかり、現地で自身のブランドを始める。念願叶ったのも束の間、ビザの都合で帰国を余儀なくされた。心機一転し、「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」や「イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE)」など日本のデザイナーズブランドに就職を試みたが、個性が強すぎることを理由に不採用通告を受けてしまう。日爪は当時を振り返り、「企業ではチームワークが大事。確かに、俺が経営者でも同じ判断をするかもしれないと思った」と話す。

そんな折に、ミュージカル「ボーイ・フロム・オズ(原題:THE BOY FROM OZ)」のプロデューサーからヘッドピースをはじめとする装身具の制作を依頼された。日爪は「文化服装学院1年生の時に、モダンコンテンポラリーダンスカンパニーの衣装を制作していたし、色んなデザインコンテストで入賞してきたから、僕の変遷を追いかけていてくれたんじゃないか」と推測する。これまでウエア以外のアイテムを手掛けたことはなかったが、何の気なしに快諾したところ、日爪の作品は関係者らから絶賛されることになった。「なぜだか分からないけど、学んだこともないのに帽子の作り方が自然に頭に浮かんできて、作ってみたら周囲が喜んでくれた。ファッションデザイナーを目指していた頃とは異なり、自分が作りたいものと予算の関係で悩むことも少なく、帽子なら“三方よし”を叶えられると思った」。これが日爪の帽子デザイナーとしての道を切り開く転機となった。

帽子という小さなプラットフォームに込める
クリエイションの大きな可能性

冒頭で述べた通り、日爪の帽子は異彩を放っている。自身のブランド「ヒヅメ(HIZUME)」には、縫い目を作らずドレープだけでフォルムを構築するキャップや、ベルクロで自在に折り畳んでシルエットを歪ませられるストローハット、キノコのひだのように内側にファーでボリュームを持たせたバケットハットなど、「こんな帽子見たことない」と思わせる作品が並ぶ。そこに、男らしさや女らしさといった既成概念を彷彿させる余地はない。人の想像力を掻き立てるクリエイションの秘訣を尋ねると、「いつも中庸を目指して作っているからかも」と一言。「例えば、カビをテーマにした2023-24年秋冬コレクションは、一般的に嫌われているものも角度を変えてみたら美しく見えるのでは?という思いから始まった。マイナスをゼロに、ゼロをプラスにできるのがクリエイションの力だから」。デザイン案は描くが、ゴールを決めないのも日爪に特有のスタイルだ。「制作途中で得た気づきを元に、次々とデザインを発展させていけば、唯一無二な帽子に仕上がる」。

人間には寿命がある一方で、作品は生き長らえることができるからこそ、消費されないモノづくりをしたい、と日爪は言う。「〜〜っぽい」と言葉で表現可能な分かりやすいものは、瞬間風速的に人気を生むかもしれないが、対抗馬が登場すれば淘汰されかねない。「自分の作品には、必ず“違和感”や“揺らぎ”、“間”といった未完成の要素を含めている。時代が進んでも、その時々で人が余白を補い、新たな意味を見出してくれるはず」。そう言いながら、ロイヤルブルーのバケットハットのエッジを指し、「これは、あえて生地を断ち落としたままで完成品とした。一般的な職人であれば、きれいに見せようと端を包む処理をするが、僕はデザイナーだから別の角度から美しさを提案したかった」。

世界に出た日本人として
帽子で戦う“人間国宝”の人間味

ファッション業界には、デザイン哲学を口に出さない寡黙なデザイナーも少なくないが、日爪は滋賀県出身ならではの関西弁と軽妙なトークで、惜しげもなく自身の考えを語ってくれる人物だ。「僕の話を聞いて、皆がもっと帽子のことを考えるようになってほしいし、世界を目指す服飾学生のロールモデルになりたいから」と温かい。取材中、話題は数学者のラマヌジャンから、自身の身体で生物の毒性を試す実験系YouTuber、モータースポーツへと次々と切り替わり、筆者はこれが人間国宝である「M.O.F.」の取材だと忘れてしまう瞬間もあったほどだ。「自分の固定観念がフラットになるような雑学を知れると、まっさらな状態でクリエイションに臨める気がする。『ヒヅメ』の帽子も、手に取る人にとってそんな存在になってほしい」。一つの道を突き詰めるため、相当な努力を積んできた者だからこそ、何気ない話の隅々にまで哲学が満ちていた。

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【メットガラ2025】BLACKPINKリサ、サブリナ・カーペンター、マドンナまで ポップスターの華麗なる衣装をチェック

「メットガラ2025」が5月5日(現地時間)、米ニューヨークのメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)で開催された。今年のテーマは、“スーパーファイン:テーラリング ブラック スタイル(Superfine: Tailoring Black Style)”。会場には、BLAKPINKからリサ(Lisa)、ジェニー(Jennie)、ロゼ(Rose)やマドンナ(Madonna)、サブリナ・カーペンター(Sabrina Carpenter)、チャペル・ローン(Chapell Roan)ら多数のポップスターが来場。今年のテーマに独自に解釈を加えて、カスタムデザインのルックや、大胆なシルエット、ドラマチックなテーラリングを披露した。

リサ

 

「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」でドラマデビューを果たしたばかりのリサは、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のボディースーツにレースとシアーなディティールを施したジャケットを羽織ってコーディネートした。

ジェニー

 

ジェニーのルックは「シャネル(CHANEL)」のカスタム。パールカボション、パールチェーン、ホワイトシルクのカメリア、ビジューボタンをつけたブラックレザーサテンのジャンプスーツに、ホワイトタフタの裏地をつけたオーバースカートを合わせた。

ロゼ

 

ロゼは、「サンローラン(SAINT LAURENT)」からシルクタフタのついたタキシードジャケットとパンツを着用。足元にはパテントレザーのリラサンダルを合わせた。

マドンナ

 

マドンナは、「トム フォード(TOM FORD)」のカスタムルックを披露。シャープなラペルのついたダブルブレストテーラードブレザーに、同色のハイウエストのワイドパンツを着用した。

サブリナ・カーペンター

サブリナ・カーペンター(Sabrina Carpenter)は、「ルイ・ヴィトン」のカスタムルックで登場。クリスタルのボタンがついたバーガンディカラーのピンストライプのテールコートに、同じくピンストライプのボディースーツでスタイリングした。

タイラ

タイラ(Tyla)は、アフリカ系アメリカ人で初めて「VOGUE」クリエイティブ・ディレクターを務めたアンドレ・レオン・タリー(Andre Leon Tally)をオマージュ。ゼンデイヤ(Zendaya)も担当したロー・ローチ(Law Roach)がスタイリングを務め、体にフィットした、「ジャックムス(JACQUEMUS)」のオフショルダードレスを着用した。タイラは、白黒のストライプ柄で床に届く丈のドレスに、同じ柄の長いトレーンが目を惹くドラマチックなコートを羽織った。

チャペル・ローン

 

チャペル・ローンはジェネシス・ウェブ(Genesis Webb)によるスタイリング。ピンクのブレザーにメタリックなアクセントを添えたドラマチックなケープを合わせ、自身のヒット曲「Pink Pony Club」にインスピレーションを得たルックを完成させた。

ミーガン・ジー・スタリオン

 

ミーガン・ジー・スタリオン(Meghan Thee Stallion)は、長いトレーンが特徴のドラマチックなファーコートつけた「マイケル・コース コレクション(MICHAEL KORS COLLECTION)」のカスタムドレスを身につけた。

デュア・リパ

 

デュア・リパ(Dua Lipa)は、「シャネル」によるカスタムのバックレスドレスを着用。ブラックシフォンの生地に、全体にパールやクリスタルをダイヤモンド形に埋め込んだコルセットをつけ、フェザーのペプラムで飾り、さらに長いシフォンを後ろに垂らした。

マイリー・サイラス

 

マイリー・サイラス(Miley Cyrus)は、ピーター・ミュリエ(Pieter Mulier)による「アライア(ALAIA)」のカスタムルック。貴重なクロコダイルレザーを使用したクロップド丈のテーラードハイネックジャケットにハイウエストのシルクタフタスカートを合わせた。

ドーチ

 

ドーチ(Doechii)は、全身「ルイ・ヴィトン」に身を包み、同ブランドのモノグラム柄をアピールして“ロゴマニア”に。

ドージャ・キャット

 

ドージャ・キャット(Doja Cat)は、「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」のカスタムレザーボディースーツを着用。「スワロフスキー(SWAROVSKI)」のクリスタルをピンストライプに刺しゅうし、オセロット柄をベルベット地にプリントした。

シャキーラ

 

シャキーラ(Shakira)のピンクドレスは、「プラバル グルン(PRABAL GURUNG)」によるカスタム。前面にシアーなパネル、バックにボリューミーなトレーンをつけた。

ロード

 

ロード(Lorde)は、「トム ブラウン(THOM BROWNE)」によるシルバーの滑らかな生地で作ったドレスとブレザーを身にまとった。

ロザリア

 

ロザリア(Rosalia)は、「バルマン(BALMAIN)」のストラップレスのシルエットの構造的なドレスを着用した。

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「ザ・ノース・フェイス」が気候変動に新提案 アウトドアの技術で“暑く長い夏”を快適に

ゴールドウインの「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」は2025年春夏、山岳アウトドア領域でつちかった機能性を生かし、気候変動の中でもより快適に過ごせることを追求したウエア群“Climate Adaptation Products(クライメット アダプテーション プロダクツ)”を始動した。パフォーマンスウエアだけでなく、ライフスタイル、キッズとカテゴリー横断で春夏製品型数の3割以上を企画。その背景や狙いを聞いた。

「環境変化へ
プロダクトとしての解決策」

WWD:気候変動による“暑く長い夏”は、世の中全体の課題となっている。

西野美加ザ・ノース・フェイス アパレル事業部長(以下、西野):年間365日のうち、150日近くが25度以上だといった話もある。こうした、“暑く長い夏”という環境変化に、「ザ・ノース・フェイス」のプロダクトとして解決できることはないかと考えたのが、“Climate Adaptation Products”の原点だ。「ザ・ノース・フェイス」では、トレッキングやトレイルランニングなど、さまざまなアクティビティーに向けた製品を開発している。アスリート用製品を企画する中で生まれた機能性を日常生活の普段着にまで落とし込めば、多くの人がより快適に、楽しく過ごせるようになると考えた。「ザ・ノース・フェイス」はダウンアウターがアイコンになっていることもあって、秋冬向けのブランドというイメージが強い。“Climate Adaptation Products”を確立すれば、春夏もお客さまの暮らしにもっと寄り添うことができ、それによってブランドとしてもさらに成長できるはずだ。

WWD:具体的に“Climate Adaptation Products”ではどのような機能性を持つ製品をそろえるのか。

西野:“FLASHDRY(フラッシュドライ)”“BREEZERANGE(ブリーズレンジ)”という2つの機能性を、パフォーマンスウエア、ライフスタイルウエア、キッズウエアのカテゴリー横断で打ち出す。“FLASHDRY”は吸汗速乾性で肌をドライに保つ機能であり、これまでも一部はブランドの中で展開してきた。“FLASHDRY”の中に4つの基準を設けており、特に注目してほしいのは、今季初登場の“FLASHDRY NATURE(フラッシュドライ ネイチャー)”のカテゴリー。天然繊維100%ながら、合繊並みの速乾性を追求している。見た目や肌触り、厚みは一般的なコットンTシャツなのに、洗濯後の乾きが早いというのは、日常生活や旅行時にも便利だと感じていただけるはずだ。また、“FLASHDRY PRO(フラッシュドライ プロ)”では、凹凸のある生地が発汗量の多いランニングシーンで高い吸汗速乾性を発揮し、肌をドライに保つことができる。

「暑さにためらわず、外で遊んでほしい」

“Climate Adaptation Products”のキャンペーンムービーから

WWD:もう1つの“BREEZERANGE”は、それ自体が今季初登場となる。

西野:“BREEZERANGE”では、高通気性とUVカットといった相反する機能が両立している。日傘を差しているのと同じくらいのUVカットを服として実現できないか、と考えて企画しており、サブカテゴリーの“BREEZERANGE PRO(ブリーズレンジ プロ)”では、遮熱性も備えた。キャンプやフェス、子どもの野外活動などに適している。高通気性のためにメッシュなどの組織を採用しているが、日常着としては素材が透けすぎても着用しづらい。日常着としても着こなせて、同時に機能性も備えているという点にはこだわった。

WWD:メンズ、ウィメンズアイテムだけでなく、キッズも企画している意図は。

西野:背丈の低いお子さんは、真夏に高温となる地面からの距離も近く、通気性、遮熱性などの機能が生きてくる。ブランドとして、アウトドアから日常着に広がり、キッズウエアにも領域を広げてきた「ザ・ノース・フェイス」だからこそできる提案だ。暑すぎると外出を控えようと考える親御さんもいるだろうが、われわれはアウトドアが原点であるブランドとして、“Climate Adaptation Products”のウエアを着ることでためらわずに外に遊びに出てもらいたい。大人と子どもとでリンクしたコーディネートも可能だ。

WWD:“Climate Adaptation Products”製品群の今後の展開予定は。

西野:7〜8月といった秋の立ち上がり時期は、今後はカットソーアイテムが中心となる。“FLASHDRY”“BREEZERANGE”製品の構成を通年で高めていくが、カットソーばかり売るというのでは商売として難しくなる部分もある。MDカレンダーの刷新も進めるし、われわれが得意とするアクティビティーと紐づけながら、事業としてどういった提案ができるかを今再考している。冬は冬として、インサレーションアイテムを組み合わせてどう温度調整に対応するかといった、冬の“Climate Adaptation Products”に挑戦していく。

吸汗速乾の“FLASHDRY”

“FLASHDRY”は、高水準で汗をすばやく吸い上げ、発散し、肌をドライに保つ「ザ・ノース・フェイス」独自基準の吸汗速乾素材。糸や風合いはさまざまながら、それぞれのシーンにおける最適な吸汗速乾性を発揮する4つの基準を設定。多様な活動を快適に行うことをサポートする。

高通気&UVカットの
“BREEZERANGE”

“BREEZERANGEジ”は「ザ・ノース・フェイス」独自基準の高通気、UVカット素材。特殊な生地組織や加工で両立が難しいとされる高い。通気性とUPF値(紫外線保護指数)を確保。気温や太陽光からの紫外線などで、過酷な気候となっている今日の外でのアクティビティーをサポートする。

問い合わせ先
ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
0120-307-560

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「マスターマインド・ジャパン」×「ニューエラ」 新作ヘッドウエアを“59FIFTY”デイに発売

「マスターマインド・ジャパン(MASTERMIND JAPAN )」と「ニューエラ(NEW ERA)」は「ニューエラ」の代表モデル“59FIFTY”の記念日である5月9日を祝したコラボレーションアイテムを同日に発売する。「ニューエラ」の一部店舗および公式オンラインストアで取り扱う。

両ブランドのアイコンとロゴを配した特別感のあるアイテム

同アイテムは、フロントパネルの左右に「マスターマインド・ジャパン」のスカルアイコンと「ニューエラ」のフラッグロゴをデザインし、記念アイテムならではの特別感を表現した。

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「マスターマインド・ジャパン」×「ニューエラ」 新作ヘッドウエアを“59FIFTY”デイに発売

「マスターマインド・ジャパン(MASTERMIND JAPAN )」と「ニューエラ(NEW ERA)」は「ニューエラ」の代表モデル“59FIFTY”の記念日である5月9日を祝したコラボレーションアイテムを同日に発売する。「ニューエラ」の一部店舗および公式オンラインストアで取り扱う。

両ブランドのアイコンとロゴを配した特別感のあるアイテム

同アイテムは、フロントパネルの左右に「マスターマインド・ジャパン」のスカルアイコンと「ニューエラ」のフラッグロゴをデザインし、記念アイテムならではの特別感を表現した。

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なごみが「フォーエバー21」のルックに “ボーホー”×スポーティースタイルを表現

アダストリアが展開する「フォーエバー21(FOREVER 21)」は5月9日、ユーチューバー、モデルとして活動する、なごみと協業した2025年春夏シーズンのルック第2弾を公開する。

なごみが登場
ルック第2弾が公開

本ルックは、”ROMANTIC BOHO&STREET CASUAL”と題し、5点を制作。ボヘミアンなスタイルを都会的に仕上げ、ロマンチックな要素を盛り込む“ボーホー”スタイルを土台とし、花柄のワンピースや透け感のあるレースアイテム、バブーシュカ、チェック柄のフリルトップスに、キャップやジーンズ、ラインパンツなど、カジュアルでスポーティーなアイテムを掛け合わせた。ルック第1弾“GRUNGE&SPORTY MIX ”は、4月に公開した。

なごみは、2000年生まれ兵庫県出身。2024年に結婚を発表した、“こーくん”とのユーチューブチャンネル“なこなこカップル”での活動で知られるほか、モデルやコスメのプロデュース業も手掛ける。

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なごみが「フォーエバー21」のルックに “ボーホー”×スポーティースタイルを表現

アダストリアが展開する「フォーエバー21(FOREVER 21)」は5月9日、ユーチューバー、モデルとして活動する、なごみと協業した2025年春夏シーズンのルック第2弾を公開する。

なごみが登場
ルック第2弾が公開

本ルックは、”ROMANTIC BOHO&STREET CASUAL”と題し、5点を制作。ボヘミアンなスタイルを都会的に仕上げ、ロマンチックな要素を盛り込む“ボーホー”スタイルを土台とし、花柄のワンピースや透け感のあるレースアイテム、バブーシュカ、チェック柄のフリルトップスに、キャップやジーンズ、ラインパンツなど、カジュアルでスポーティーなアイテムを掛け合わせた。ルック第1弾“GRUNGE&SPORTY MIX ”は、4月に公開した。

なごみは、2000年生まれ兵庫県出身。2024年に結婚を発表した、“こーくん”とのユーチューブチャンネル“なこなこカップル”での活動で知られるほか、モデルやコスメのプロデュース業も手掛ける。

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【メットガラ2025】今年はブラック・ダンディズムにフォーカス 全ルックを一挙にお届け!

「メットガラ2025」が5月5日(現地時間)、米ニューヨークのメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)で開催された。今年のテーマは、“スーパーファイン:テーラリング ブラック スタイル(Superfine: Tailoring Black Style)”。18世紀の啓蒙時代のヨーロッパから現代までの、アフリカ系移民のアイデンティティー形成におけるファッションの重要性にフォーカスする。

今年は、スポンサーでもある「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズ・クリエイティブ・ディレクター、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)、F1レーサーのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)、歌手のエイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)、俳優のコールマン・ドミンゴ(Colman Domingo)ら黒人男性と、米「ヴォーグ」編集長のアナ・ウィンター(Anna Wintour)が共同ホストを務めた。

「メットガラ」は、年に1度のファッションの祭典。ここでは、“ブラック・ダンディズム”を表現したレッドカーペットルックを一挙に紹介する。

「メットガラ2025」来場者スナップ

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ル セラフィムのKAZUHAが「ルルレモン」のアンバサダーに就任

 

「ルルレモン(LULULEMON)」は、ガールズグループLE SSERAFIM(ルセラフィム)のKAZUHAをアンバサダーに起用した。KAZUHAは今後、製品開発やアスレティック・ライフスタイルコレクションのデザインに意見を提供し、同ブランドのグローバルキャンペーン“リブ ライク ユー アー アライブ”にも登場予定だ。

KAZUHAは「ルルレモンのアンバサダーに就任できてとても嬉しいです。ルルレモンとは、“動くこと”を通じて人々が本来の可能性を発揮できるようサポートするという、深い想いを共有しています。ダンスやパフォーマンス、自然の中を散歩することもすべて、私の人生において欠かせない“動き”です。どんな場面でも、ルルレモンの高品質な製品が私を支えてくれると信頼しています。このパートナーシップを通じて、すべての人が自分らしく自由に表現し、“生きている”という実感を得られるようなインスピレーションを届けたいと思っています」とコメントしている。

ル セラフィムは2022年に韓国のエンターテインメントライフスタイルプラットフォーム企業ハイブ(HYBE)とその傘下レーベルがリリースした初のガールグループで、韓国と日本の両国で高い人気を誇っている。

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今トライしたい、ブルゾン着こなし新潮流【2025年春夏トレンド】

今シーズンは新顔のブルゾンが豊作です。もともと使い勝手のいいブルゾンにモードやアスレジャー風などが登場。スタイリングもきれいめやフェティッシュをはじめ、さまざまなテイストがミックスされています。パリやミラノで発表された2025年春夏コレクションから、今季らしいブルゾンコーディネートをより抜きました。

例えば「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」は、リゾート風のロマンチックな装いにライトなブルゾンを取り入れました。チューブトップの上から、ラウンドネックの軽快なブルゾンを重ねて素肌を見せ、バカンスな雰囲気に。プリント柄スカートのヘムが不ぞろいに揺れて、春夏らしい印象です。

ラグジュアリーボヘミアンで
ロマンチックな装いに

ビンテージの勢いが続く中、ブルゾンにも使い込んだ風合いを宿らせたタイプが登場しています。ボヘミアンのトレンドとも好相性です。
「サンローラン(SAINT LAURENT)」のルックは、スエードのブルゾンがキーピース。ビンテージライクな質感が落ち着きをもたらしています。マキシ丈のスカートともマッチしていて、ロマンチックボヘミアンのムードに整えました。

タフでリラクシングな
ユーティリティーブルゾン

心配事の多い社会情勢を受けて、身を守るプロテクション意識が強まり、アウトドア系のユーティリティーアイテムが息を吹き返しました。ジェンダーレスな装いにまとめやすいのも、着こなし面での魅力。ロングシーズンで着回せるアウターなので、重宝します。

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、メンズライクなブルゾンをキーピースに据えました。襟と袖口の折り返し部分に上品なチェック柄をのぞかせています。ベージュのパンツと合わせて、濃淡の異なる同系色の“トーン・オン・トーン”コーディネートに。タフでリラクシングな新ラグジュアリーの装いです。

ショート丈ブルゾンで
アスレチックなエレガンススタイル

バッサリ羽織ることが多かったブルゾンですが、近ごろは新発想のスタイルも提案されています。ショート丈のブルゾンは軽快さが持ち味。かさばって見えにくく、春夏に役立つアイテムです。

コンパクトなブルゾンを提案したのは、「ミュウミュウ(MIU MIU)」。ウエストから素肌がのぞくクロップド丈に加え、シルエットもタイト。ボトムスはきちんと感を印象付ける膝丈のプリーツスカートで、アスレチックエレガンスのミックスコーディネートに仕上げました。

ふんわりした素材で軽やかに
セットアップでチャーミングな印象

張り感のあるブルゾンが主流でしたが、ふんわりとした素材で柔和に整えたブルゾンも、シーンを選ばずまとえるアイテムです。
「グッチ(GUCCI)」のブルゾンは、カットジャカード風の質感がロマンチックなムード。従来のブルゾンのイメージを覆すかのような、優しげな雰囲気です。同素材のミニスカートと組み合わせたセットアップで、チャーミングに着こなしました。バッグと靴も白でそろえて、清らかで若々しい印象です。

モードなブラックブルゾンを
フェティッシュに演出

黒のシックなブルゾンは、ドレッシーにもクールにも着こなせるアウターですが、フェティッシュな演出とも意外となじみます。

「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、黒のブルゾンとパンツを合わせて、モードなスタイルに。レース素材のチューブトップをのぞかせて、メンズライクなスラックスに官能的なムードを交わらせています。スポーティーやカジュアルにまとまりがちなブルゾンスタイルに、妖艶さを盛り込んだ着こなしです。

ブルゾンはコートやジャケットより自由度が高く、自分好みにまといやすいアウターです。温度調節もしやすいので、ほぼ通年で出番あり。人気を追い風に、デザインのバリエーションがぐっと広がってきた今、着こなしのレパートリーも一段と増やせそうです。

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今トライしたい、ブルゾン着こなし新潮流【2025年春夏トレンド】

今シーズンは新顔のブルゾンが豊作です。もともと使い勝手のいいブルゾンにモードやアスレジャー風などが登場。スタイリングもきれいめやフェティッシュをはじめ、さまざまなテイストがミックスされています。パリやミラノで発表された2025年春夏コレクションから、今季らしいブルゾンコーディネートをより抜きました。

例えば「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」は、リゾート風のロマンチックな装いにライトなブルゾンを取り入れました。チューブトップの上から、ラウンドネックの軽快なブルゾンを重ねて素肌を見せ、バカンスな雰囲気に。プリント柄スカートのヘムが不ぞろいに揺れて、春夏らしい印象です。

ラグジュアリーボヘミアンで
ロマンチックな装いに

ビンテージの勢いが続く中、ブルゾンにも使い込んだ風合いを宿らせたタイプが登場しています。ボヘミアンのトレンドとも好相性です。
「サンローラン(SAINT LAURENT)」のルックは、スエードのブルゾンがキーピース。ビンテージライクな質感が落ち着きをもたらしています。マキシ丈のスカートともマッチしていて、ロマンチックボヘミアンのムードに整えました。

タフでリラクシングな
ユーティリティーブルゾン

心配事の多い社会情勢を受けて、身を守るプロテクション意識が強まり、アウトドア系のユーティリティーアイテムが息を吹き返しました。ジェンダーレスな装いにまとめやすいのも、着こなし面での魅力。ロングシーズンで着回せるアウターなので、重宝します。

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、メンズライクなブルゾンをキーピースに据えました。襟と袖口の折り返し部分に上品なチェック柄をのぞかせています。ベージュのパンツと合わせて、濃淡の異なる同系色の“トーン・オン・トーン”コーディネートに。タフでリラクシングな新ラグジュアリーの装いです。

ショート丈ブルゾンで
アスレチックなエレガンススタイル

バッサリ羽織ることが多かったブルゾンですが、近ごろは新発想のスタイルも提案されています。ショート丈のブルゾンは軽快さが持ち味。かさばって見えにくく、春夏に役立つアイテムです。

コンパクトなブルゾンを提案したのは、「ミュウミュウ(MIU MIU)」。ウエストから素肌がのぞくクロップド丈に加え、シルエットもタイト。ボトムスはきちんと感を印象付ける膝丈のプリーツスカートで、アスレチックエレガンスのミックスコーディネートに仕上げました。

ふんわりした素材で軽やかに
セットアップでチャーミングな印象

張り感のあるブルゾンが主流でしたが、ふんわりとした素材で柔和に整えたブルゾンも、シーンを選ばずまとえるアイテムです。
「グッチ(GUCCI)」のブルゾンは、カットジャカード風の質感がロマンチックなムード。従来のブルゾンのイメージを覆すかのような、優しげな雰囲気です。同素材のミニスカートと組み合わせたセットアップで、チャーミングに着こなしました。バッグと靴も白でそろえて、清らかで若々しい印象です。

モードなブラックブルゾンを
フェティッシュに演出

黒のシックなブルゾンは、ドレッシーにもクールにも着こなせるアウターですが、フェティッシュな演出とも意外となじみます。

「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、黒のブルゾンとパンツを合わせて、モードなスタイルに。レース素材のチューブトップをのぞかせて、メンズライクなスラックスに官能的なムードを交わらせています。スポーティーやカジュアルにまとまりがちなブルゾンスタイルに、妖艶さを盛り込んだ着こなしです。

ブルゾンはコートやジャケットより自由度が高く、自分好みにまといやすいアウターです。温度調節もしやすいので、ほぼ通年で出番あり。人気を追い風に、デザインのバリエーションがぐっと広がってきた今、着こなしのレパートリーも一段と増やせそうです。

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キャサリン妃の春の装いはアースカラー 結婚14周年にスコットランドを訪問

ケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下、キャサリン妃)とウィリアム皇太子は4月29、30日(現地時間)の2日間、スコットランドのマル島とアイオナ島を訪問した。なお29日、2人は結婚14周年を迎えた。

29日、キャサリン妃は、イギリスに拠点を置くブランドの「ホーランド・クーパー(HOLLAND COOPER)」から、シャープなテーラードシルエットが特徴的なブラウンのダブルブレストブレザーで、春らしいヘリンボーンの装いを見せた。

ブレザーを構成する際立った要素は、太めのラペルとさりげないヒップポケット。ブラウンのヘリンボーン生地に、「ホーランド・クーパー」のシグネチャーをあしらったゴールドのボタンがフロントとカフスについている。

 

また、ジャケットの下にはライトブルーのシャツを合わせ、袖元をジャケットの外に出して着用。ボトムスにダークブラウンのスキニーパンツ、「シーバイクロエ(SEE BY CHLOE)」のブラウンのレザーブーツを合わせ、「キキ・マックドノウ(KIKI McDONOUGH)」のイヤリングでコーデを仕上げた。

「ホーランド・クーパー」は、イギリスのブランドを着用することが多いキャサリン妃のここ数年の御用達ブランドだ。

2日目はオリーブカラーでスタイリング

 

30日には、マル島のアーデュラにあるアーデュラ・コミュニティー・フォレスト(Ardura Community Forest)を訪問。

キャサリン妃は、「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」から、オリーブカラーの“Schmitt ヘリンボーン ツイード ジャケット”を身につけた。リネンとシルクを混紡したイタリア製のオリーブグリーンのヘリンボーンツイード地が特徴的で、ジャケットの下にも「ジョンストンズ オブ エルガン(JOHNSTONS OF ELGIN)」のカシミアセーターでオリーブカラーをチョイス。さらに、「エムアイエイチジーンズ(M.I.H JEANS)」のイギリス刺しゅうを施した、襟とカフスにフリルがついたホワイトのシャツを合わせた。

 

ボトムスは、ダークカラーのスキニーカーゴパンツにベルトを締めて履き、前日と同じく「シーバイクロエ」のレザーブーツを合わせてコーデを完成させた。

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「ニューバランス」が東京・西麻布で展覧会 “グレー”にまつわるアートやフードが集合

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は5月16〜31日の間、エイベックスが運営する東京・西麻布のバー「ウォール オルタナティブ」で、アート展覧会“グレー アート ミュージアム(GREY ART MUSEUM)”を開催する。

“グレー”をテーマに
アートやフードが集合

「ニューバランス」は、毎年5月をブランドのシグネチャーカラーを祝う“グレー デイズ(Grey Days)”としており、同展はそれにちなんだもの。会場では、アートプロジェクト“ミート ユア アート(MEET YOUR ART)”のほか、品川亮、長島伊織、金子英、小笠原周、津田道子ら計5名の現代アーティストと協働し、シグネチャーカラーの“グレー”に関連するアート作品の展示を行う。

作品は、シグネチャーカラーを構成する5つの単語「タイムレス」「シームレス」「アーバン」「ランニング」「マスターピース」をテーマに、同展のために制作した、ブランドロゴのドローイングやシューズを模った石彫、会場を起点としたランニングマップなどを公開する。

また、アート作品とともに「ニューバランス」が5年ごとに復刻しているスニーカー“1300JP”も展示。なお、同スニーカーはイベント期間中の29日に販売を予定しており、詳細は12日に発表する。

さらに、会場内では飲食メニューの提供も行う。山梨県北杜市のワイナリー「ドメーヌ・デ・テンゲイジ」が醸造した国産ナチュラルワイン3種(赤、白、ロゼ)や、熊本県の製麺所「富喜製麺研究所」が開発した“グレー”ののどごし生麵を使用した限定ラーメンなども販売する。

イベント詳細

◼️“グレー アート ミュージアム”

日程:5月16~31日
時間:18:00〜24:00
場所:ウォール オルタナティブ
住所:東京都港区西麻布4-2-4 1階
入場:無料
予約:不要

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「ニューバランス」が東京・西麻布で展覧会 “グレー”にまつわるアートやフードが集合

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は5月16〜31日の間、エイベックスが運営する東京・西麻布のバー「ウォール オルタナティブ」で、アート展覧会“グレー アート ミュージアム(GREY ART MUSEUM)”を開催する。

“グレー”をテーマに
アートやフードが集合

「ニューバランス」は、毎年5月をブランドのシグネチャーカラーを祝う“グレー デイズ(Grey Days)”としており、同展はそれにちなんだもの。会場では、アートプロジェクト“ミート ユア アート(MEET YOUR ART)”のほか、品川亮、長島伊織、金子英、小笠原周、津田道子ら計5名の現代アーティストと協働し、シグネチャーカラーの“グレー”に関連するアート作品の展示を行う。

作品は、シグネチャーカラーを構成する5つの単語「タイムレス」「シームレス」「アーバン」「ランニング」「マスターピース」をテーマに、同展のために制作した、ブランドロゴのドローイングやシューズを模った石彫、会場を起点としたランニングマップなどを公開する。

また、アート作品とともに「ニューバランス」が5年ごとに復刻しているスニーカー“1300JP”も展示。なお、同スニーカーはイベント期間中の29日に販売を予定しており、詳細は12日に発表する。

さらに、会場内では飲食メニューの提供も行う。山梨県北杜市のワイナリー「ドメーヌ・デ・テンゲイジ」が醸造した国産ナチュラルワイン3種(赤、白、ロゼ)や、熊本県の製麺所「富喜製麺研究所」が開発した“グレー”ののどごし生麵を使用した限定ラーメンなども販売する。

イベント詳細

◼️“グレー アート ミュージアム”

日程:5月16~31日
時間:18:00〜24:00
場所:ウォール オルタナティブ
住所:東京都港区西麻布4-2-4 1階
入場:無料
予約:不要

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「ヴァジック」が10周年 クリエイティブ・ディレクターがメディアに初めて語るブランドの軌跡

PROFILE: カノコ・ミズオ/「ヴァジック」クリエイティブ・ディレクター

カノコ・ミズオ/「ヴァジック」クリエイティブ・ディレクター
PROFILE: 東京都出身。2000年に渡仏し、世界的ヘアアーティストのジュリアン・ディスに師事。05年、ニューヨークへ移住。ヘアスタイリストとして活躍する傍ら、09年にキャンドルブランド「ランドバイランド」、15年にバッグブランド「ヴァジック」を立ち上げる。21年、上質な素材にこだわったプレミアムライン「メゾン ヴァジック」も始動 PHOTO:DAISUKE TAKEDA
NY発のバッグブランド「ヴァジック(VASIC)」が10周年を迎えた。カノコ・ミズオ=クリエイティブ・ディレクターは10年間、「ヴァジック」ほか、プライベートヘアサロン、キャンドルブランド「ランド バイ ランド(LAND BY LAND)」の運営と活動の幅を広く保ちながらも、歩みを止めることはなかった。メディアから初めてインタビューを受けるというミズオ=クリエイティブ・ディレクターに、「ヴァジック」のこれまでを振り返ってもらった。

WWD:ヘアスタイリストからキャリアをスタートさせたと聞いた。

カノコ・ミズオ「ヴァジック」クリエイティブ・ディレクター(以下、ミズオ):私はもともと、パリでジュリアン・ディス(Julien D’ys)に師事していた。彼は、「ディオール(DIOR)」や「サンローラン(SAINT LAURENT)」、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」など、名だたるブランドに関わってきた世界的なヘアアーティストだ。私の妥協を許さないモノ作りは、彼からの譲り受けだと言って良い。ニューヨークに移住した後も、しばらくはヘアスタイリスト1本で活動していた。

WWD:そこから、なぜバッグブランドのクリエイティブ・ディレクターに?

ミズオ:顧客と「バッグブランドを立ち上げよう」と意気投合したのがきっかけ。ニューヨーク時代のお客さまは、ファッションに関わる仕事をしている人が多かった。ブランドを作ることにハードルの高さを感じる環境ではなかったように思う。

WWD:これまでどのようなバッグに引かれてきた?

ミズオ:大きめのサイズが好き。ブランドにこだわるタイプではないが、分かりやすいところだと「エルメス(HERMES)」の“バーキン”とか。私はもともと無類のハンドバッグ好きで、「買い漁っていた」という表現が正しいくらい、お金の使いどころはいつもバッグだった。

WWD:一方、「ヴァジック」の主力商品は小さめのバッグだ。

ミズオ:私は、ヘアもバッグも、自分の「なりたい」や「欲しい」をもとに作ることはない。ヘアはお客さまのご要望が第一。バッグも、「トレンドを作りたい」より「ファンが欲しいものを作りたい」という気持ちが強い。「お客さまは神様」は行き過ぎだと思うが、「お客さまありき」のクリエイションからはぶれずにいたいと思う。

WWD:ヘアとバッグ、クリエイション面で異なるところはあるか?

ミズオ:ヘアは1対1の商売。顧客の喜ぶ姿を見る度に、ヘアスタイリストとしての冥利に尽きる。実は、今も1年間の半分以上はニューヨークで過ごし、馴染みの客の髪を切っている。顧客を第一に置く私にとって、なくてはならない時間だ。

一方、バッグは1対大勢の商売。「ヴァジック」の顧客といえど、私とバッグを結び付ける人は多くはない。だからその分、「伝え方」にこだわりたい。展示会に合わせて年に4回来日しているが、それも自分の言葉でコレクションを説明するため。顧客と会えない分、顧客と関わる社員や卸先とのコミュニケーションを大切にしている。

10周年を迎えて

WWD:改めて、「ヴァジック」とは?

ミズオ:ベーシックを打ち出すブランドだ。私たちが考えるベーシックは2通りある。1つは、どんな人のスタイルにも合うこと。もう1つは、その人のどのような服にも合うこと。私たちはこれを“Various Basis”と呼んでいる。

WWD:10年を振り返って印象に残る出来事は?

ミズオ:やはり、“ボンド”がアイコンに育ったこと。と言いつつ、出来上がったときに売れるという確信があった。“ボンド”と言えば特徴的なノット(紐の結び目)だが、これはロサンゼルスで偶然見かけた、紐をベルトの代わりに身に付けていた人に着想している。見た瞬間に「これだ!」と思った。

WWD:10周年の“ボンド”はそのノットがリボンになっている。

ミズオ:ノットをアレンジしたのは、今回が初めて。結び目を立たせ、10周年をお祝いしているようなデザインにした。ずっと見ていると、ノットが手を挙げて喜んでいるように見えてくるだろう。

WWD:バッグだけでなくチャームも登場した。

ミズオ:10周年を盛り上げるため、キッチュでプレイフルなチャームを用意した。でも、どれも大人も身に付けやすい程度の遊び心。同時に発売した新型バッグ“ビビ”(3万3000円)と“ループ ミニミニ”(3万3000円)とのセット買いもおすすめだ。シンプルなデザインと手が届きやすい価格帯にこだわり、チャームとの合わせを前提にしている。

WWD:東京ミッドタウンにはエクスクルーシブライン「メゾン ヴァジック(MAISON VASIC)」の初の店舗をオープンし、10周年に華を添えた。

ミズオ:広々としたスペースに緩やかな曲線を描くインテリアを配置し、リラックスしたムードを演出している。来店した際は、店内奥のブランド初のアパレルとなるホワイトシャツに注目してほしい。シャツを選んだのは、バッグを引き立たせるシンプルなアイテムだから。「メゾン ヴァジック」は、このシャツを含め、一部のハンドバッグやジュエリーも日本で作っている。今後もメ―ドインジャパンにこだわりながら、ブランドのモノ作りを発展させていきたい。

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「パックマン」誕生から45年 「ハラカド」でコラボ多数の記念イベントを開催

バンダイナムコエンターテインメントは5月22日〜6月1日にかけて、東急プラザ原宿「ハラカド」でアーケードゲーム「パックマン」の生誕45周年を祝うポップアップイベント“パックマン 45th アニバーサリー 1980↗ イン シブヤ-ハラジュク(PAC-MAN 45TH ANNIVERSARY 1980↗ IN SHIBUYA-HARAJUKU)”を開催する。

ジャンルの垣根を越えて祝う
アニバーサリーイベント

同ポップアップは、「パックマン」生誕の地である渋谷、原宿エリアを舞台に開催するアニバーサリーイベント。メーンビジュアルには、水曜日のカンパネラの詩羽を起用した。同施設4階の特設スペースには、パックマンが誕生した1980年から現在に至るまでの渋谷をイメージした空間が広がる。

会場では、同施設の3階に出店しているカフェ「ハウズ(HOW'z)や渋谷のコーヒーショップ「コーヒー スプリーム」が限定メニューを提供するカフェゾーンや、懐かしのレトロゲームに加えて今夏発売予定の新作ゲームソフト「シャドウラビリンス(Shadow Labyrinth)」を体験できるゲームゾーン、パリを拠点に活動するアーティストのアンドレ・サライヴァ(Andre Saraiva)やクリエイティブユニットのオンナコドモ(onnacodomo)ら国内外のアーティストが制作したパックマンアートを展示するアートゾーンなどを展開する。

また、80年代の雰囲気を再現したスーパー風のストアには、「キューン(CUNE)」や「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」とコラボしたアパレルや、家族型ロボット“LOVOT”のコラボ商品が並ぶ。

イベント詳細

◼️“パックマン 45th アニバーサリー 1980↗ イン シブヤ-ハラジュク”

日程:5月22日〜6月1日
時間:11:00〜19:00
場所:東急プラザ原宿「ハラカド」4階 特設イベントスペース
住所:東京都渋谷区神宮前6-31-21 原宿スクエア内

イベントサイト

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ウエディングドレス最新トレンド 2026年春夏はマーメイドラインやリボン飾りなど7つのキーワードに注目!

“6月に結婚すると一生涯にわたって幸せになれる”という言い伝えから、洋の東西を問わず、ジューンブライドへの憧れを持つ人は少なくない。その季節を前に、米国では2026年春夏ニューヨーク・ブライダル・ファッション・ウイークが開催された。米「WWD」によれば、ウエストを意識したコルセットのトップスやマーメイドライン、カラフルなフローラルモチーフ、可憐なリボン飾り、中世風などのウエディングドレスが人気だという。ここでは、7つのキーワードとともに人気のデザインをまとめて紹介する。

1.コルセット

コルセットでウエストをシェイプしつつ、柔らかなドレープやシフォン使いで優雅さをプラス。

2.カラフルなフローラルモチーフ

ウエディングドレスといえば純白のイメージが強いとはいえ、昨今は花柄の刺しゅうやプリントで自分らしさを表現したドレスの人気も高まっている。

3.マーメイドライン

優美でエレガントでありつつ、少し官能的でドラマチックなマーメイドラインは、いつの時代も憧れのウエディングドレスの一つ。

4.ヒストリカル

一斉を風靡したドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)」の前日譚である「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(House of the Dragon)」が放送されていることもあり、中世風の雰囲気を持つドレスもトレンドに。

5.リボン飾り

リボン飾りは今季のファッショントレンドの一つだが、その可憐さやプレイフルな雰囲気はウエディングドレスにもぴったり。

6.レース使い

繊細な白いレースは、伝統的でクラシカル、ロマンチック、センシュアル、といくつもの顔を持ち、ウエディングドレスを美しく格上げしてくれる。

7.丸みのあるシルエット

ふんわりとしたパフスリーブや、バルーンのようにボリューミーなウエディングドレスは、今まさに台頭しつつある最新トレンド。

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ウエディングドレス最新トレンド 2026年春夏はマーメイドラインやリボン飾りなど7つのキーワードに注目!

“6月に結婚すると一生涯にわたって幸せになれる”という言い伝えから、洋の東西を問わず、ジューンブライドへの憧れを持つ人は少なくない。その季節を前に、米国では2026年春夏ニューヨーク・ブライダル・ファッション・ウイークが開催された。米「WWD」によれば、ウエストを意識したコルセットのトップスやマーメイドライン、カラフルなフローラルモチーフ、可憐なリボン飾り、中世風などのウエディングドレスが人気だという。ここでは、7つのキーワードとともに人気のデザインをまとめて紹介する。

1.コルセット

コルセットでウエストをシェイプしつつ、柔らかなドレープやシフォン使いで優雅さをプラス。

2.カラフルなフローラルモチーフ

ウエディングドレスといえば純白のイメージが強いとはいえ、昨今は花柄の刺しゅうやプリントで自分らしさを表現したドレスの人気も高まっている。

3.マーメイドライン

優美でエレガントでありつつ、少し官能的でドラマチックなマーメイドラインは、いつの時代も憧れのウエディングドレスの一つ。

4.ヒストリカル

一斉を風靡したドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)」の前日譚である「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(House of the Dragon)」が放送されていることもあり、中世風の雰囲気を持つドレスもトレンドに。

5.リボン飾り

リボン飾りは今季のファッショントレンドの一つだが、その可憐さやプレイフルな雰囲気はウエディングドレスにもぴったり。

6.レース使い

繊細な白いレースは、伝統的でクラシカル、ロマンチック、センシュアル、といくつもの顔を持ち、ウエディングドレスを美しく格上げしてくれる。

7.丸みのあるシルエット

ふんわりとしたパフスリーブや、バルーンのようにボリューミーなウエディングドレスは、今まさに台頭しつつある最新トレンド。

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KinKi Kidsの全356曲の配信を記念して、Spotifyで特別企画を実施

オーディオストリーミングサービスのSpotify(スポティファイ)は、KinKi Kidsの全356曲が5月5日に配信開始されることを記念して、同アーティストの音楽をより深く楽しめる特別企画・限定コンテンツを提供する。

すでに公開されているKinKi KidsのSpotifyアーティストページでは、アーティスト本人による音声メッセージを楽しむことができるほか、配信開始日には、MVが公開されている50曲を対象に、楽曲再生中のスマートフォン画面に表示される8秒間の背景動画「Canvas」や、代表楽曲を収録した公式プレイリスト「This Is KinKi Kids」を公開する。

さらに、その年の音楽シーンを象徴する名曲を収録したSpotify人気プレイリストシリーズ「スローバックTHURSDAY」とのコラボレーション企画「#Spotifyでキンキのキセキ」も同日よりスタートし、1997年から2019年までの全23年分のプレイリストカバーをKinKi Kidsがジャックする。あわせて、5月5〜14日にかけては、渋谷および大阪にて、23のプレイリストカバーを使用したポスター展開やプレゼントキャンペーンも予定している。

5月15日から配信されるSpotify限定コンテンツ「ArtistCHRONICLE」シリーズの第12弾にKinKi Kidsが決定。デビューから現在に至るまでの歩みを、数々の貴重な証言ともに振り返る「KinKi Kids: ArtistCHRONICLE」では、ナビゲーターに堂島孝平を迎え、彼らの音楽活動の軌跡を辿る。配信は5月15、22、29日の3週連続で全3回のエピソードを順次公開する。

そして、5月20日より、KinKi Kidsの対象アルバム/シングルから、ユーザー自身のトップ5を作成できるインタラクティブな体験「My Top 5」の提供を開始。国内アーティストによる同体験の実施は今回が初めてとなる。ランキング作成後には、SNSや友人に共有できるシェアカードも生成される。

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「トーガ」が青山の旗艦店で展示 斉藤思帆、森岡美樹の作品が洋服とともに並ぶ

「トーガ(TOGA)」は5月9日〜7月31日の期間、青山の旗艦店で展示プロジェクト「トーガ トライアングル(TOGA TRIANGLE)」を実施する。8回目となる今回は、アーティストの村田冬実が運営するギャラリー「18, Murata」を迎え、作家の斉藤思帆、森岡美樹による2人展“Pictura super Pavimentum”を開催する。

同展は、古代ラテン語で「床の上の絵画」を意味する“Pictura super Pavimentum”をテーマに、「視覚芸術と身体感覚」「生活と制度」「記憶と空間」の交錯を探究する。

斉藤は、和紙やアクリル、シルクスクリーンを用いて制作した絵画を棚や壁紙、机などの日常的なモチーフに配置し、「私的な空間に作品が置かれることで生まれる偶然性」を表現。また、森岡は「宗教施設や教育機関における身体感覚や記憶」に着目し、床という環境に根ざしたインスタレーションを展開する。

イベント詳細

◼️“Pictura super Pavimentum”

日程:5月9日〜7月31日
時間:12:00〜20:00
場所:トーガ アオヤマ
住所:東京都港区南青山5-3-5 ミル・ロッシュビル 地下1階

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「トーガ」が青山の旗艦店で展示 斉藤思帆、森岡美樹の作品が洋服とともに並ぶ

「トーガ(TOGA)」は5月9日〜7月31日の期間、青山の旗艦店で展示プロジェクト「トーガ トライアングル(TOGA TRIANGLE)」を実施する。8回目となる今回は、アーティストの村田冬実が運営するギャラリー「18, Murata」を迎え、作家の斉藤思帆、森岡美樹による2人展“Pictura super Pavimentum”を開催する。

同展は、古代ラテン語で「床の上の絵画」を意味する“Pictura super Pavimentum”をテーマに、「視覚芸術と身体感覚」「生活と制度」「記憶と空間」の交錯を探究する。

斉藤は、和紙やアクリル、シルクスクリーンを用いて制作した絵画を棚や壁紙、机などの日常的なモチーフに配置し、「私的な空間に作品が置かれることで生まれる偶然性」を表現。また、森岡は「宗教施設や教育機関における身体感覚や記憶」に着目し、床という環境に根ざしたインスタレーションを展開する。

イベント詳細

◼️“Pictura super Pavimentum”

日程:5月9日〜7月31日
時間:12:00〜20:00
場所:トーガ アオヤマ
住所:東京都港区南青山5-3-5 ミル・ロッシュビル 地下1階

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「サカイ」×「ナイキ」のスニーカーや「ジョンマス」のサウナハットなど! 来週発売のファッションアイテム9選【5/5〜5/11】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は5月5日〜11日に発売するアイテムを紹介します。「サカイ(SACAI)」と「ナイキ(NIKE)」のコラボスニーカーが9日、数量限定で登場します。シューズ側面には「ナイキ」 x 「サカイ」の象徴であるダブルスウッシュが、シュータンには「ナイキ」 x 「サカイ」のロゴがプリントされているデザインでカラーは全3色。「サカイ」青山と公式オンラインストアの抽選サイトでの発売です。

一方、「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」は8日、「ニューエラ(NEW ERA)」との限定コラボレーションアイテムを発売します。サウナ好きにおすすめの限定セットも登場。連休にサウナで疲れを癒す過ごし方もいいですね。

【5月7日発売】
アディダス オリジナルス
(ADIDAS ORIGINALS)

“アディゼロ アルク”から
新色オールブラックなど

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、ランニングシューズ“アディゼロ アルク”を発売する。“アディゼロ アルク”は、前身モデル“アディゼロ(ADIZERO)”を土台とし、2000年代のランニングシューズデザインと最新の素材を組み込んでアップデートしたモデル。オールブラックカラーのモデルが初登場するほか、昨年発売したレッドカラーも再販売する。

■商品詳細

ランニングシューズ(1万8700円)

【5月7日発売】
ファミリア
(FAMILIAR)

「コンバース」コラボ
“ファミリアチェック”の“オールスター”

「ファミリア(FAMILIAR)」は、「コンバース(CONVERSE)」との第2弾コラボスニーカーを発売する。“オールスター(ALL STAR)”に、“ファミリアチェック”柄をまとわせ、青を基調としたデザインに仕上げた。キッズサイズとベビーサイズもラインアップする。

■商品詳細

コラボスニーカー(2万2000円)
コラボスニーカー/キッズ(1万5400円)
コラボスニーカー/ベビー(1万3200円)

【5月7日発売】
ザ・シェパード アンダーカバー
(THE SHEPHERD UNDERCOVER)

「サンスペル」コラボ
Tシャツとパジャマをラインアップ

「アンダーカバー(UNDERCOVER)」のメンズライン“ザ・シェパード アンダーカバー(THE SHEPHERD UNDERCOVER)”は、「サンスペル(SUNSPEL)」とのコラボアイテムを発売する。Tシャツとパジャマシャツ、パジャマパンツの3型をラインアップする。

■商品詳細

Tシャツ(2万900円)
パジャマシャツ(3万5200円)
パジャマパンツ(2万6400円)

【5月7日発売】
マックスマーラ
(MAX MARA)

“ホイットニー バッグ”の記念モデル

「マックスマーラ(MAX MARA)」は、“ホイットニー バッグ”の10周年記念モデルを数量限定で発売する。今回は、登場から10年を迎える同バッグが初登場した時のモデルを復刻。アルミニウムカラーのレザーに、鮮やかなレッドのライニングが目を引く。

■商品詳細

バッグ(53万200円)

【5月7日発売】
クロックス
(CROCS)

「スワロフスキー」とコラボした
史上最高額の“クロッグ”

「クロックス(CROCS)」は、「スワロフスキー(SWAROVSKI)」とコラボしたフットウエア2型と“ジビッツ”チャームを発売する。コラボアイテムには“スワロフスキークリスタル”を惜しみなく散りばめた。中でも“スワロフスキー クロックス ベイ クロッグ”は「クロックス」史上最高額の19万8000円。

■商品詳細

フットウエア(4万9500〜19万8000円)
チャーム(4万1800円)

【5月8日発売】
アメリ
(AMERI)

「金子眼鏡」と初コラボ
アイウエア2型をラインアップ

「アメリ(AMERI)」は、「金子眼鏡」と初コラボしたアイウエアを発売する。ウェリントン型のサングラス/伊達眼鏡と、1980年代のアーカイブを生まれ変わらせたサングラスを制作。どちらにもテンプル内側に“AMERI KANEKO”“NO RULES FOR FASHION”の刻印を、テンプルエンドには「アメリ」ロゴをあしらう。

■商品詳細

コラボアイウエア(3万800円〜)

【5月8日発売】
ジョンマスターオーガニック
(JOHN MASTERS ORGANICS)

「ニューエラ」コラボ
キャップやサウナハットとのセットアイテム

「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」は、「ニューエラ(NEW ERA)」との第2弾コラボアイテムを数量限定発売する。サウナハットやトートバッグ、ポーチ、キャップなどとビューティアイテムを組み合わせたセットを多数ラインアップする。

■商品詳細

“ジョンマスターオーガニック×ニューエラ サウナハット&エコ トートバッグ/サウナーセット”(1万4300円〜)
“ジョンマスターオーガニック×ニューエラ マルチポーチ/トラベルセット”(7480円)
“ジョンマスターオーガニック×ニューエラ ナイントゥエンティー/スタイリングセット”(6930円〜)
“ジョンマスターオーガニック×ニューエラ マイ ファースト ナイントゥエンティー/マイ ファースト スタイリングセット”(6380円〜)

【5月9日発売】
サカイ
(SACAI)

「ナイキ」コラボの限定スニーカー
花井祐介によるスカルプチャーも

「サカイ(SACAI)」は、「ナイキ(NIKE)」とのコラボスニーカーを数量限定で発売する。「ナイキ」のトレイルランニングシューズ“ゼガマ(Zegama)”を土台とし、メッシュ、スエード、レザーの異なる要素を組み合わせ、“ナイキ×サカイ”を象徴するダブルスウッシュを、シュータンにはロゴをあしらう。またイラストレーターの花井祐介によるスカルプチャーも販売する。

■商品詳細

コラボスニーカー(2万5080円)
スカルプチャー(18万1500円)

【5月9日発売】
ジェイ ダブリュー アンダーソン
(JW ANDERSON)」

映画「クィア」公開記念
渋谷店と伊勢丹メンズ館で再販売

「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」は、映画「クィア」の公開を記念したアイテムを再販売する。劇中に登場する台詞やタイトル、グラフィックを配したパーカや、スエット、Tシャツ、キャップ、トートバッグなどをラインアップする。

■商品詳細

パーカ(5万3900円)
スエット(4万700円〜)
Tシャツ(2万6400円)
キャップ(2万6400円)
トートバッグ(2万9700円)

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「サカイ」×「ナイキ」のスニーカーや「ジョンマス」のサウナハットなど! 来週発売のファッションアイテム9選【5/5〜5/11】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は5月5日〜11日に発売するアイテムを紹介します。「サカイ(SACAI)」と「ナイキ(NIKE)」のコラボスニーカーが9日、数量限定で登場します。シューズ側面には「ナイキ」 x 「サカイ」の象徴であるダブルスウッシュが、シュータンには「ナイキ」 x 「サカイ」のロゴがプリントされているデザインでカラーは全3色。「サカイ」青山と公式オンラインストアの抽選サイトでの発売です。

一方、「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」は8日、「ニューエラ(NEW ERA)」との限定コラボレーションアイテムを発売します。サウナ好きにおすすめの限定セットも登場。連休にサウナで疲れを癒す過ごし方もいいですね。

【5月7日発売】
アディダス オリジナルス
(ADIDAS ORIGINALS)

“アディゼロ アルク”から
新色オールブラックなど

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、ランニングシューズ“アディゼロ アルク”を発売する。“アディゼロ アルク”は、前身モデル“アディゼロ(ADIZERO)”を土台とし、2000年代のランニングシューズデザインと最新の素材を組み込んでアップデートしたモデル。オールブラックカラーのモデルが初登場するほか、昨年発売したレッドカラーも再販売する。

■商品詳細

ランニングシューズ(1万8700円)

【5月7日発売】
ファミリア
(FAMILIAR)

「コンバース」コラボ
“ファミリアチェック”の“オールスター”

「ファミリア(FAMILIAR)」は、「コンバース(CONVERSE)」との第2弾コラボスニーカーを発売する。“オールスター(ALL STAR)”に、“ファミリアチェック”柄をまとわせ、青を基調としたデザインに仕上げた。キッズサイズとベビーサイズもラインアップする。

■商品詳細

コラボスニーカー(2万2000円)
コラボスニーカー/キッズ(1万5400円)
コラボスニーカー/ベビー(1万3200円)

【5月7日発売】
ザ・シェパード アンダーカバー
(THE SHEPHERD UNDERCOVER)

「サンスペル」コラボ
Tシャツとパジャマをラインアップ

「アンダーカバー(UNDERCOVER)」のメンズライン“ザ・シェパード アンダーカバー(THE SHEPHERD UNDERCOVER)”は、「サンスペル(SUNSPEL)」とのコラボアイテムを発売する。Tシャツとパジャマシャツ、パジャマパンツの3型をラインアップする。

■商品詳細

Tシャツ(2万900円)
パジャマシャツ(3万5200円)
パジャマパンツ(2万6400円)

【5月7日発売】
マックスマーラ
(MAX MARA)

“ホイットニー バッグ”の記念モデル

「マックスマーラ(MAX MARA)」は、“ホイットニー バッグ”の10周年記念モデルを数量限定で発売する。今回は、登場から10年を迎える同バッグが初登場した時のモデルを復刻。アルミニウムカラーのレザーに、鮮やかなレッドのライニングが目を引く。

■商品詳細

バッグ(53万200円)

【5月7日発売】
クロックス
(CROCS)

「スワロフスキー」とコラボした
史上最高額の“クロッグ”

「クロックス(CROCS)」は、「スワロフスキー(SWAROVSKI)」とコラボしたフットウエア2型と“ジビッツ”チャームを発売する。コラボアイテムには“スワロフスキークリスタル”を惜しみなく散りばめた。中でも“スワロフスキー クロックス ベイ クロッグ”は「クロックス」史上最高額の19万8000円。

■商品詳細

フットウエア(4万9500〜19万8000円)
チャーム(4万1800円)

【5月8日発売】
アメリ
(AMERI)

「金子眼鏡」と初コラボ
アイウエア2型をラインアップ

「アメリ(AMERI)」は、「金子眼鏡」と初コラボしたアイウエアを発売する。ウェリントン型のサングラス/伊達眼鏡と、1980年代のアーカイブを生まれ変わらせたサングラスを制作。どちらにもテンプル内側に“AMERI KANEKO”“NO RULES FOR FASHION”の刻印を、テンプルエンドには「アメリ」ロゴをあしらう。

■商品詳細

コラボアイウエア(3万800円〜)

【5月8日発売】
ジョンマスターオーガニック
(JOHN MASTERS ORGANICS)

「ニューエラ」コラボ
キャップやサウナハットとのセットアイテム

「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」は、「ニューエラ(NEW ERA)」との第2弾コラボアイテムを数量限定発売する。サウナハットやトートバッグ、ポーチ、キャップなどとビューティアイテムを組み合わせたセットを多数ラインアップする。

■商品詳細

“ジョンマスターオーガニック×ニューエラ サウナハット&エコ トートバッグ/サウナーセット”(1万4300円〜)
“ジョンマスターオーガニック×ニューエラ マルチポーチ/トラベルセット”(7480円)
“ジョンマスターオーガニック×ニューエラ ナイントゥエンティー/スタイリングセット”(6930円〜)
“ジョンマスターオーガニック×ニューエラ マイ ファースト ナイントゥエンティー/マイ ファースト スタイリングセット”(6380円〜)

【5月9日発売】
サカイ
(SACAI)

「ナイキ」コラボの限定スニーカー
花井祐介によるスカルプチャーも

「サカイ(SACAI)」は、「ナイキ(NIKE)」とのコラボスニーカーを数量限定で発売する。「ナイキ」のトレイルランニングシューズ“ゼガマ(Zegama)”を土台とし、メッシュ、スエード、レザーの異なる要素を組み合わせ、“ナイキ×サカイ”を象徴するダブルスウッシュを、シュータンにはロゴをあしらう。またイラストレーターの花井祐介によるスカルプチャーも販売する。

■商品詳細

コラボスニーカー(2万5080円)
スカルプチャー(18万1500円)

【5月9日発売】
ジェイ ダブリュー アンダーソン
(JW ANDERSON)」

映画「クィア」公開記念
渋谷店と伊勢丹メンズ館で再販売

「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」は、映画「クィア」の公開を記念したアイテムを再販売する。劇中に登場する台詞やタイトル、グラフィックを配したパーカや、スエット、Tシャツ、キャップ、トートバッグなどをラインアップする。

■商品詳細

パーカ(5万3900円)
スエット(4万700円〜)
Tシャツ(2万6400円)
キャップ(2万6400円)
トートバッグ(2万9700円)

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【スナップ】個性派ウエスタンルックがここでも人気! 「コーチェラ2025」来場者をチェック 

アメリカ最大級の音楽フェス「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル 2025(Coachella Valley Music and Arts Festival 2025)」(以下、「コーチェラ」)が4月11〜13日、18〜20日(現地時間)の2週に渡り、米カリフォルニア州インディオで開催された。会場には、渾身のフェスルックに身を包んだミュージックラバーが集結。アーティスト同様、各自のスタイルにフリンジやカウボーイブーツなどでウエスタン要素を取り入れたスタイリングが多く見られた。ここでは、来場者ベストルックをスナップ形式で紹介する。

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【スナップ】個性派ウエスタンルックがここでも人気! 「コーチェラ2025」来場者をチェック 

アメリカ最大級の音楽フェス「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル 2025(Coachella Valley Music and Arts Festival 2025)」(以下、「コーチェラ」)が4月11〜13日、18〜20日(現地時間)の2週に渡り、米カリフォルニア州インディオで開催された。会場には、渾身のフェスルックに身を包んだミュージックラバーが集結。アーティスト同様、各自のスタイルにフリンジやカウボーイブーツなどでウエスタン要素を取り入れたスタイリングが多く見られた。ここでは、来場者ベストルックをスナップ形式で紹介する。

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“ガラスのおもちゃ”へのときめきを閉じ込めた宝石 「アメリ・チバ」が提案する心が動くジュエリー

PROFILE: (ちば・あめり)「アメリ・チバ」デザイナー

(ちば・あめり)「アメリ・チバ」デザイナー
PROFILE: ベルギー人の父親と日本人の母の間に生まれる。日本で育ち、ベルギーへ渡り、ラ・カンブルでファッションデザインを専攻。フランスモード研究所でラグジュアリービジネスについて学ぶ。「バレンシアガ」「ニナ リッチ」「スワロフスキー」などで、コスチュームジュエリーのデザイナーとして活躍。帰国後、自身のジュエリースタジオを立ち上げ、国内外のブランドのジュエリーデザインを手掛ける。2025年に自身のブランドをスタート PHOTO:TSUKASA NAKAGAWA

パリのファッションメゾンでデザイナーとして活動した千葉愛芽里が自身のジュエリーブランドをスタートした。「アメリ・チバ(AMELIE CHIBA)」のファーストコレクションは、合成クオーツと染色アゲートを張り合わせた模造石“エコー”が主役。アゲートとはメノウのことで、カラフルに染められたものがアクセサリーやコースターなどとして販売されている。“エコー”は、高価な宝石にみせるために素材を貼り合わせるダブレットやトリプレットの技法を応用したものだが、一般的にイミテーションと呼ばれるそれらとは違う。本物に見せかけたり、本来の素材の色や輝きを高めたりするのではなく、光学的な意図によりデザインされたものだ。“エコー(共鳴)”は、その名の通り、透明なクオーツのファセットに鮮やかなカラーのアゲートが響き合い、ちょっとしたモダンアートのよう。不思議なカラーニュアンスが生まれ、ついつい見入ってしまう。“エコー”の誕生について千葉に話を聞いた。

純粋に“創る喜び”を見出したオリジナルの宝石

千葉は、ベルギーのラ・カンブル(La Cambre)でファッションを学んだ後、パリのメゾンでコスチュームジュエリーのデザインを担当。「バレンシアガ(BALENCIAGA)」では、シャルロット・シェネ(Charlotte Chesnais)のアシスタントとして、「ニナ リッチ(NINA RICCI)」では、当時のクリエイティブ・ディレクター、ピーター・コッピング(Peter Copping)の指揮の下、ショーピースからライセンスのジュエリーデザインまで手掛けた。「スワロフスキー(SWAROVSKI)」でもデザイナーとして活躍。だが、次々と新作が出て過去のものになっていくファッション業界のペースの速さに疑問を抱くようになる。彼女は、「作り手として、一つ一つのジュエリーに心を込めて制作していたが、作って、消費され、忘れさられてしまうサイクルに違和感を感じ、クリエイションが苦痛になった」と話す。

そして、仕事を辞め、夫と2019年に帰国。「一度でいいから、できる限りの時間とお金を使って純粋に“創る喜び”を思い出したい」と挑戦したのが“エコー”の開発だった。「スワロフスキー」では、クリスタルという素材を突き詰めてデザインしていたという千葉。クリスタルのファセットに色を塗って、色がどのように反射するか試すうちに、輝きや色を高める張り合わせの技法に興味を持つようになった。「宝石は光の芸術。光が入って反射して輝く。張り合わせの技法を使って自分でも宝石を作ってみたいと思った」。クリスタルを使って試行錯誤を重ね、光の通り道を可視化したのが“エコー”だ。

“エコー”は“美しい”と思う素直な気持ちの結晶

宝石とは、ダイヤモンドやトルマリンなどの貴石や半貴石のことだが、千葉にとって、“宝石”とは物質的な価値はなくても“美しい”と心が動くものだ。「ガラスのおもちゃが大好きだった。デザイナーになってからもラインストーンを集めている。人は、美に対する追求心からさまざまな方法で美しいと思うものを作り続けてきた」と千葉。子どものころには誰もが、キラキラ輝くガラスに心を奪われたり、海辺で拾った貝殻を持ち帰ってみたりした経験があるはずだ。その素直な気持ちを込めたのが“エコー”だった。

千葉は、「道端の石であっても、触れる人の思いがあればモノに命が宿る。そのモノに支えられ、導かれることだってあるかもしれない」と話す。モノの価値を決めるのはモノ自体ではなく“人”というのが、彼女の考えだ。“エコー”は模造石だが、枠に彼女が選んだのはシルバーではなく18金だ。「シルバーが妥当という人もいるだろう。だが、コスチュームジュエリーでは表現が不可能なディテールにこだわりたかった。また、職人と一緒に作りあげる“エコー”にも採掘された宝石と同様の価値があるので金がふさわしいと考えた」。

“心のオブジェ”としてのジュエリー

「アメリ・チバ」のコンセプトは、“ジュエリーを通して人とモノの関係を考える”。ジュエリーは、人類の歴史の中で富の象徴であり、愛や絆といった人々の思いと深く結びつくものだ。千葉は、単なる装飾品以上の意味を持ち続けるジュエリーを“心のオブジェ”と捉えている。「デザイナー、職人、鑑賞者、持ち主とそれを引き継ぐ人、それぞれの思いや記憶が積み重なることでジュエリーは“心のオブジェ”になる」。彼女が提案するジュエリーは、“所有するもの”ではなく、“関係を築くもの”だという。ジュエリーの価値は、素材の希少性や市場価値だけでは測れない。持ち主との間に特別な意味がなければ“単なるモノ”でしかない。「“エコー”は、持ち主と共に光を受けて変化し続けるジュエリーであってほしい」。

ジュエリーが持つ精神性にフォーカスし、独自で作り上げた“エコー”を使用した「アメリ・チバ」のジュエリー。アート作品のような佇まいと斬新な色の反射や輝き、ファインとコスチュームのハイブリッドなど、いろいろな意味での新しさがある。今後は、サロン形式で発表会を開き、自社ECなどでも注文を受け付けるという。

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“ガラスのおもちゃ”へのときめきを閉じ込めた宝石 「アメリ・チバ」が提案する心が動くジュエリー

PROFILE: (ちば・あめり)「アメリ・チバ」デザイナー

(ちば・あめり)「アメリ・チバ」デザイナー
PROFILE: ベルギー人の父親と日本人の母の間に生まれる。日本で育ち、ベルギーへ渡り、ラ・カンブルでファッションデザインを専攻。フランスモード研究所でラグジュアリービジネスについて学ぶ。「バレンシアガ」「ニナ リッチ」「スワロフスキー」などで、コスチュームジュエリーのデザイナーとして活躍。帰国後、自身のジュエリースタジオを立ち上げ、国内外のブランドのジュエリーデザインを手掛ける。2025年に自身のブランドをスタート PHOTO:TSUKASA NAKAGAWA

パリのファッションメゾンでデザイナーとして活動した千葉愛芽里が自身のジュエリーブランドをスタートした。「アメリ・チバ(AMELIE CHIBA)」のファーストコレクションは、合成クオーツと染色アゲートを張り合わせた模造石“エコー”が主役。アゲートとはメノウのことで、カラフルに染められたものがアクセサリーやコースターなどとして販売されている。“エコー”は、高価な宝石にみせるために素材を貼り合わせるダブレットやトリプレットの技法を応用したものだが、一般的にイミテーションと呼ばれるそれらとは違う。本物に見せかけたり、本来の素材の色や輝きを高めたりするのではなく、光学的な意図によりデザインされたものだ。“エコー(共鳴)”は、その名の通り、透明なクオーツのファセットに鮮やかなカラーのアゲートが響き合い、ちょっとしたモダンアートのよう。不思議なカラーニュアンスが生まれ、ついつい見入ってしまう。“エコー”の誕生について千葉に話を聞いた。

純粋に“創る喜び”を見出したオリジナルの宝石

千葉は、ベルギーのラ・カンブル(La Cambre)でファッションを学んだ後、パリのメゾンでコスチュームジュエリーのデザインを担当。「バレンシアガ(BALENCIAGA)」では、シャルロット・シェネ(Charlotte Chesnais)のアシスタントとして、「ニナ リッチ(NINA RICCI)」では、当時のクリエイティブ・ディレクター、ピーター・コッピング(Peter Copping)の指揮の下、ショーピースからライセンスのジュエリーデザインまで手掛けた。「スワロフスキー(SWAROVSKI)」でもデザイナーとして活躍。だが、次々と新作が出て過去のものになっていくファッション業界のペースの速さに疑問を抱くようになる。彼女は、「作り手として、一つ一つのジュエリーに心を込めて制作していたが、作って、消費され、忘れさられてしまうサイクルに違和感を感じ、クリエイションが苦痛になった」と話す。

そして、仕事を辞め、夫と2019年に帰国。「一度でいいから、できる限りの時間とお金を使って純粋に“創る喜び”を思い出したい」と挑戦したのが“エコー”の開発だった。「スワロフスキー」では、クリスタルという素材を突き詰めてデザインしていたという千葉。クリスタルのファセットに色を塗って、色がどのように反射するか試すうちに、輝きや色を高める張り合わせの技法に興味を持つようになった。「宝石は光の芸術。光が入って反射して輝く。張り合わせの技法を使って自分でも宝石を作ってみたいと思った」。クリスタルを使って試行錯誤を重ね、光の通り道を可視化したのが“エコー”だ。

“エコー”は“美しい”と思う素直な気持ちの結晶

宝石とは、ダイヤモンドやトルマリンなどの貴石や半貴石のことだが、千葉にとって、“宝石”とは物質的な価値はなくても“美しい”と心が動くものだ。「ガラスのおもちゃが大好きだった。デザイナーになってからもラインストーンを集めている。人は、美に対する追求心からさまざまな方法で美しいと思うものを作り続けてきた」と千葉。子どものころには誰もが、キラキラ輝くガラスに心を奪われたり、海辺で拾った貝殻を持ち帰ってみたりした経験があるはずだ。その素直な気持ちを込めたのが“エコー”だった。

千葉は、「道端の石であっても、触れる人の思いがあればモノに命が宿る。そのモノに支えられ、導かれることだってあるかもしれない」と話す。モノの価値を決めるのはモノ自体ではなく“人”というのが、彼女の考えだ。“エコー”は模造石だが、枠に彼女が選んだのはシルバーではなく18金だ。「シルバーが妥当という人もいるだろう。だが、コスチュームジュエリーでは表現が不可能なディテールにこだわりたかった。また、職人と一緒に作りあげる“エコー”にも採掘された宝石と同様の価値があるので金がふさわしいと考えた」。

“心のオブジェ”としてのジュエリー

「アメリ・チバ」のコンセプトは、“ジュエリーを通して人とモノの関係を考える”。ジュエリーは、人類の歴史の中で富の象徴であり、愛や絆といった人々の思いと深く結びつくものだ。千葉は、単なる装飾品以上の意味を持ち続けるジュエリーを“心のオブジェ”と捉えている。「デザイナー、職人、鑑賞者、持ち主とそれを引き継ぐ人、それぞれの思いや記憶が積み重なることでジュエリーは“心のオブジェ”になる」。彼女が提案するジュエリーは、“所有するもの”ではなく、“関係を築くもの”だという。ジュエリーの価値は、素材の希少性や市場価値だけでは測れない。持ち主との間に特別な意味がなければ“単なるモノ”でしかない。「“エコー”は、持ち主と共に光を受けて変化し続けるジュエリーであってほしい」。

ジュエリーが持つ精神性にフォーカスし、独自で作り上げた“エコー”を使用した「アメリ・チバ」のジュエリー。アート作品のような佇まいと斬新な色の反射や輝き、ファインとコスチュームのハイブリッドなど、いろいろな意味での新しさがある。今後は、サロン形式で発表会を開き、自社ECなどでも注文を受け付けるという。

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小木”Poggy”基史が原宿でトークイベント 「コモリ」などとコラボアイテムも

タバヤ ユナイテッドアローズ(TABAYA UNITED ARROWS)は5月9日、ファッションキュレーターの小木''Poggy''基史によるトークイベントを開催する。また同日、小木と「コモリ(COMOLI)」、ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)が、それぞれコラボしたアイテムを発売する。タバヤ ユナイテッドアローズおよび公式オンラインで取り扱う。

トークイベント

小木は、2025年3月にアメリカのリッツォーリ(RIZZOLI)社から、スタイルブック「POGGY STYLE: Dressing for Work and Play」(1万890円)を刊行。トークイベントは、同書にコラムを寄せた、ジャーナリストの⾧谷川喜美と、文筆家のデーヴィッド・マークス(David Marx)両氏をゲストに迎えて開催する。

コラボアイテム

コラボアイテムは、イタリアの生地メーカー、ヴィターレ・バルべ リス・カノニコ(VITALE BARBERIS CANONICO)が手掛ける、“オフリミッツ(OFFLIIMITS)”ラインの生地を採用。小木と「コモリ」がコラボしたスーツ(21万7800円)と、小木とユナイテッドアローズ&サンズがコラボしたベースボールシャツ(4万5100円)、フットボールシャツ(4万8400円)、バスケットボールシャツ(3万3000円)を制作した。

小木''Poggy''基史は、1976年、北海道札幌市生まれ。97年にユナイテッドアローズでキャリアをスタート、販売やPR、バイヤー業務などを務める。2006年に“リカー、ウーマン&ティアーズ(LIQUOR,WOMAN & TEARS)”、10年にユナイテッドアローズ&サンズを立ち上げ、18年に独立。23年には、英メディア「ビジネス・オブ・ファッション(THE BUSINESS OF FASHION)」が、ファッション業界で最も影響力のある人物を選ぶ“Bof500”にも選出。

タバヤ ユナイテッドアローズは、旗艦店のユナイテッドアローズ原宿本店を全館リニューアルし、2025年4月25日にオープンした。

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「サロモン」が“ととけん”でポップアップを開催 ランニングイベントも

「サロモン(SALOMON)」は5月10日〜6月8日、同ブランドが提案する自由なランニングスタイル“グラベルランニング(Gravel Running)”を表現したポップアップを、サウナとビールバーを併設するランニングステーション“ととけん”で開催する。

同イベントは、“グラベルランニング”の世界観や雰囲気を表現したラッピングをととけん施設内で展示するほか、「サロモン」のメンバーシッププログラム“エスプラス”会員を対象に“エアログライド3グラベル”(1万7600円)のレンタルも行う。

また18、24、28日には、グループランニングイベントも実施する。

ランニングイベント

同期間中には、第2弾となる“トーキョーグラベル”も開催。各エリアにあるベースポイントとチェックポイントのカフェを往復するランイベントで、今回、渋谷エリアだけでなく下町エリアまで拡大した。同イベント参加者には、チェックポイントのカフェで使える期間限定のフリードリンクチケットを、完走するとボーナスポイントで使えるスペシャル特典をプレゼントする。

イベント概要

◾️「サロモン」ポップアップ

日程:5月10日〜6月8日
時間:10:00~23:00(最終入場 22:00)
場所:ととけん
住所:東京都中央区日本橋浜町3-9-7

◾️ “トーキョーグラベル”

日程:5月10日〜6月8日
ベースポイント:SALOMON STORE TOKYO SHIBUYA/Victoria 御茶ノ水本店/ART SPORTS 本店
チェックポイント:coffee SUPREME TOKYO/PARLORS
ボーナスポイント:ととけん

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「サロモン」が“ととけん”でポップアップを開催 ランニングイベントも

「サロモン(SALOMON)」は5月10日〜6月8日、同ブランドが提案する自由なランニングスタイル“グラベルランニング(Gravel Running)”を表現したポップアップを、サウナとビールバーを併設するランニングステーション“ととけん”で開催する。

同イベントは、“グラベルランニング”の世界観や雰囲気を表現したラッピングをととけん施設内で展示するほか、「サロモン」のメンバーシッププログラム“エスプラス”会員を対象に“エアログライド3グラベル”(1万7600円)のレンタルも行う。

また18、24、28日には、グループランニングイベントも実施する。

ランニングイベント

同期間中には、第2弾となる“トーキョーグラベル”も開催。各エリアにあるベースポイントとチェックポイントのカフェを往復するランイベントで、今回、渋谷エリアだけでなく下町エリアまで拡大した。同イベント参加者には、チェックポイントのカフェで使える期間限定のフリードリンクチケットを、完走するとボーナスポイントで使えるスペシャル特典をプレゼントする。

イベント概要

◾️「サロモン」ポップアップ

日程:5月10日〜6月8日
時間:10:00~23:00(最終入場 22:00)
場所:ととけん
住所:東京都中央区日本橋浜町3-9-7

◾️ “トーキョーグラベル”

日程:5月10日〜6月8日
ベースポイント:SALOMON STORE TOKYO SHIBUYA/Victoria 御茶ノ水本店/ART SPORTS 本店
チェックポイント:coffee SUPREME TOKYO/PARLORS
ボーナスポイント:ととけん

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ダンスミュージック特化型フェス「THE BEACH 2025」が5月31日に幕張海浜公園で開催

5月31日に千葉・海浜幕張ビーチでダンスミュージック特化型フェス「THE BEACH 2025」が開催する。ヘッドライナーには、グラミー6冠、全英No.1アルバム6作を輩出したケミカルブラザーズ(THE CHEMICAL BROTHERS)が登場し、2時間半のロングDJセットを行う。また、先日開催された北米最大のフェス、コーチェラ(Coachella)では、ブラックピンク(Blackpink)のLisaやXGらがパフォーマンスしたSAHARAでプレイし、来月にはニューヨークのThe Brooklyn Mirageのリニューアルオープンのこけら落としイベントにも抜擢されたハードテクノのDJのサラ・ランドリー(Sara Landry)が初来日を果たす。

さらに石野卓球やムラ・マサ(Mura Masa)、ドングロッソ(DONGROSSO)、¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U(別名Yousuke Yukimatsu)、250(イオゴン)らが出演する。同イベントは2ステージ構成で、クライマックスには約1000発の花火が打ち上げられる予定だ。

出演アーティスト
THE CHEMICAL BROTHERS (DJ SET)
SARA LANDRY
MURA MASA (DJ SET)
石野卓球(TAKKYU ISHINO)
250(イオゴン)
AKIRA ARASAWA B2B GROUND
DONGROSSO
MELTMODE
QRION
RISA TANIGUCHI
SATOSHI TOMIIE
¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U

◼️THE BEACH 2025
日程:5月31日
会場:千葉県立幕張海浜公園「THEBEACH2025」特設会場
住所:千葉県千葉市美浜区ひび野2-116
時間:11:00(開場)、12:00(開演)〜21:00(終演)
※雨天決行、荒天中止
入場料:1万8000円(当日)、1万5000円(一般前売、販売期間:5月30日23:59まで)、5万2000円(一般グループチケット/4枚セット、販売期間:売り切れ次第終了)、3万円(デラックス、販売期間:5月30日23:59まで、サービス内容:専用エントランス、専用バー、専用トイレ、優先観覧エリア、ホスピタリティーエリア)、1万5000円(デラックス・アップグレード、当日会場にて限定数販売予定、別途入場チケットが必要)
https://thebeach.co.jp/

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「クオン」×サシコギャルズ 「クオン アトリエ バイ SG」の第2弾アイテムがリリース

今年の3月にスタートをした「クオン(KUON)」とサシコギャルズとの協業ライン「クオン アトリエ バイ SG(KUON ATELIER BY SG)」の第2弾アイテムが登場する。

今回は“カジュアル“をテーマに「スイコック(SUICOKE)」とのコラボアイテムをリリース。「スイコック」のシャワーサンダルをベースに、刺し子とボロのコンビネーションに夏らしい軽さが加わったアイテムに仕上がっている。価格は5万7200円でサイズは26.0、27.0、28.0cmの3サイズ、限定10足のみ販売する。人気シリーズの“刺し子キャップ“(1万9800円)には新カラーが登場。“刺し子ロンT”は伝統を重んじながらも、「刺し子の可能性を広げる」ことをイメージし日本の“カワイイカルチャー“に調整したデザインが特徴だ。価格は1万4300円。

サシコギャルズは、東日本大震災から13年を経て“復興のその先を示すことが、新しい日本の未来を描く“ことを目指して2024年に発足した。日本の伝統技術である「刺し子」を震災以後も続けてきた、40から80代までの女性15名によるプロジェクトで、すべてが手作業で一点もののアイテムを作り続けている。

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「クオン」×サシコギャルズ 「クオン アトリエ バイ SG」の第2弾アイテムがリリース

今年の3月にスタートをした「クオン(KUON)」とサシコギャルズとの協業ライン「クオン アトリエ バイ SG(KUON ATELIER BY SG)」の第2弾アイテムが登場する。

今回は“カジュアル“をテーマに「スイコック(SUICOKE)」とのコラボアイテムをリリース。「スイコック」のシャワーサンダルをベースに、刺し子とボロのコンビネーションに夏らしい軽さが加わったアイテムに仕上がっている。価格は5万7200円でサイズは26.0、27.0、28.0cmの3サイズ、限定10足のみ販売する。人気シリーズの“刺し子キャップ“(1万9800円)には新カラーが登場。“刺し子ロンT”は伝統を重んじながらも、「刺し子の可能性を広げる」ことをイメージし日本の“カワイイカルチャー“に調整したデザインが特徴だ。価格は1万4300円。

サシコギャルズは、東日本大震災から13年を経て“復興のその先を示すことが、新しい日本の未来を描く“ことを目指して2024年に発足した。日本の伝統技術である「刺し子」を震災以後も続けてきた、40から80代までの女性15名によるプロジェクトで、すべてが手作業で一点もののアイテムを作り続けている。

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「ルイ・ヴィトン」が爽やかなカラーリングのバッグやレザーアイテムをラインアップ

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、2025年プレフォール メンズ・コレクションから、爽やかなカラーリングのバッグとレザーアイテムを発売した。「ルイ・ヴィトン」一部店舗および公式オンラインなどで取り扱う。

旅客船を思わせる配色
バッグやウオレット、カードケースなど

アイテムは、旅客船を思わせる配色の“モノグラム・ヘリテージ キャンバス”を用いて制作。19世紀末に手掛けたトラベルトランクをイメージした“ソウル・トランク”(60万5000円)、1980年代に発表したクロスボディーバッグを讃えた“トロカデロ・ウェアラブル ウォレット”(29万4800円)、“キーポル・バンドリエール 25”(40万4800円)、バックル付きの縦型ストラップを配したバックパック“クリストファー MM”(58万8500円)、ブランドを代表するウィークエンドバッグ“キーポル・バンドリエール 50”(54万5600円)、また“Marque L. Vuitton Déposée”と配したウオレット“ポルトフォイユ·ミュルティプル”(9万4600円)や、カードケース“オーガナイザー·ドゥ ポッシュ”(7万5900円)、カードケース“ポルト カルト·スリム”(6万1600円)をラインアップする。

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「ルイ・ヴィトン」が爽やかなカラーリングのバッグやレザーアイテムをラインアップ

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、2025年プレフォール メンズ・コレクションから、爽やかなカラーリングのバッグとレザーアイテムを発売した。「ルイ・ヴィトン」一部店舗および公式オンラインなどで取り扱う。

旅客船を思わせる配色
バッグやウオレット、カードケースなど

アイテムは、旅客船を思わせる配色の“モノグラム・ヘリテージ キャンバス”を用いて制作。19世紀末に手掛けたトラベルトランクをイメージした“ソウル・トランク”(60万5000円)、1980年代に発表したクロスボディーバッグを讃えた“トロカデロ・ウェアラブル ウォレット”(29万4800円)、“キーポル・バンドリエール 25”(40万4800円)、バックル付きの縦型ストラップを配したバックパック“クリストファー MM”(58万8500円)、ブランドを代表するウィークエンドバッグ“キーポル・バンドリエール 50”(54万5600円)、また“Marque L. Vuitton Déposée”と配したウオレット“ポルトフォイユ·ミュルティプル”(9万4600円)や、カードケース“オーガナイザー·ドゥ ポッシュ”(7万5900円)、カードケース“ポルト カルト·スリム”(6万1600円)をラインアップする。

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【大阪・関西万博】ミャクミャク会場限定グッズまとめ 「たまごっち」や「ジェラピケ」とのコラボなど17選

4月13日に開幕した大阪・関西万博。パビリオンと並んで注目を集めているのが、公式キャラクターの「ミャクミャク」だ。細胞と水をイメージした独特なビジュアルにハマる人が続出し、SNSでもたびたび話題となっている。グッズも幅広く展開しており、人気キャラクターやブランドとのコラボレーションから、思わず二度見してしまうようなユニークなグッズまでそろう。なかでも万博会場内でしか手に入らない限定グッズは特に人気が高く、フリマサイトに高額で転売されていることも。今回は、そんな話題の“会場内限定アイテム”をピックアップして紹介する。

会場内の主なグッズ販売場所

ミャクミャクのグッズをはじめとする公式ライセンス商品は、会場内に設けられた4つのオフィシャルストアで主に販売している。会場は、万博のシンボルである全長約2kmの世界最大級の木造建築 “大屋根リング”を中心に複数のゾーンで構成しており、オフィシャルストアは東ゲートゾーンと西ゲートゾーンに位置。東ゲートゾーンにMARUZEN JUNKUDOと大丸松坂屋百貨店が、西ゲートゾーンにKINTETSUとJR西日本グループの店舗がそれぞれ出店し、グッズを取り扱っている。

ファミリア
(FAMILIAR)

「ファミリア(FAMILIAR)」は、読売新聞大阪とタッグを組み、ミャクミャクをデザインに落とし込んだアイテムを発売。デニムバッグには、万博のシンボルである“大屋根リング”を背景にミャクミャクと「ファミリア」のキャラクター ファミちゃん、リアちゃん、バーディーちゃんが手をつないだアップリケを施した。

アイテム一覧

・“バッグ”(2万9700円)
・“ポーチ”(1万4300円)
・“チャーム”(9900円)
・“扇子”(1万2100円)
・“ノート”(5500円)
・“ワッペン”(2750円)

売り場

万博会場内のオフィシャルストア 西ゲート店 JR西日本グループ

たまごっち

「たまごっち」とのコラボアイテムも登場。万博限定デザインの“Original Tamagotchi”やマスコット、クッション、トートバッグをラインアップする。

アイテム一覧

・“マスコット”(各2750円)
・“Original Tamagotchi”(5500円)
・“ラバーキーホルダー”(各825円)
・“トートバッグ”(3300円)
・“ステッカーブラインド”(660円)
・“クッション”(4400円)
・“Tシャツ” 大人用(4400円) 子ども用(3850円)
・“ポーチ付き吸水タオル”(2750円)

売り場

万博会場内のオフィシャルストア 東ゲート店 MARUZEN JUNKUDO

ジェラートピケ
(GELATO PIQUE)

「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」からは、ミャクミャクを大胆にデザインしたルームウエアと雑貨の全17型を用意。「ジェラート ピケ」らしい淡いカラーでアレンジしたアイテムはSNSでも話題を集めた。>記事の続きはこちら

アイテム一覧

・“エアリーモコミャクミャクプルオーバー”(9900円)
・“エアリーモコミャクミャクプルロングパンツ”(9900円)
・“エアリーモコミャクミャクルームシューズ”(5940円)
・“UNISEXエアリーモコミャクミャクショールカーディガン”(1万4300円)
・“エアリーモコミャクミャクヘアバンド”(3520円)※5月21日発売
・“エアリーモコミャクミャクチャーム”(3960円)※5月21日発売
・“エアリーモコミャクミャクブランケット”(8580円)※5月21日発売
・“エアリーモコミャクミャクティッシュケース”(7150円)※5月21日発売
・“エアリーモコミャクミャク抱き枕”(1万2980円)※5月21日発売
・“ミャクミャクワンポイント Tシャツ”(6380円)
・“ミャクミャクワンポイント ワンピース”(7920円)

売り場

万博会場内オフィシャルストア 西ゲート店 KINTETSU

エドウイン
(EDWIN)

デニムブランドの「エドウイン(EDWIN)」は、ミャクミャクをデザインに落とし込んだデニム素材のアイテムをラインアップする。デニム地のミャクミャクのぬいぐるみや刺しゅうでミャクミャクあしらったアップリケチャームデニム地のめがねケースなど9型を用意。>記事の続きはこちら

アイテム一覧

・“ぬいぐるみ”(8250円)
・“フェイスマスコット/カラビナ”(4180円)
・“アップリケチャーム”(3080円)
・“マスコット/全身”(6380円)
・“スマートキーケース”(3300円)
・”サコッシュ”(3300円)
・”がまぐち”(3300円)
・”めがねケース”(4180円)
・”パスケース”(3740円)

売り場

万博会場内オフィシャルストア 西ゲート店 KINTETSU
万博会場内オフィシャルストア 西ゲート店 JR西日本グループ
万博会場内オフィシャルストア 東ゲート店 MARUZEN JUNKUDO
万博会場内オフィシャルストア 東ゲート店 大丸松坂屋百貨店

金鳥

殺虫剤や虫除けなどを展開する「金鳥」とのコラボグッズも登場。お馴染みの殺虫スプレー“キンチョール”のデザインにミャクミャクをあしらったペットボトルホルダーや蚊取り線香の“金鳥の渦巻”のマグカップやステーショナリーセットがそろう。

アイテム一覧

・“ペットボトルホルダー”(2090円)
・“缶入りステーショナリーセット”(2530円)
・“トートバッグ”(3630円)
・“マグカップ”(2750円)

売り場

万博会場内のオフィシャルストア 西ゲート店 JR西日本グループ

プラザ
(PLAZA)

「プラザ(PLAZA)」がプロデュースしたミャクミャクをデザインに落とし込んだアイテムが発売。キャラクターの顔を付けたディスペンサーで知られる「ペッツ(PEZ)」のキーホルダーやスライダーバッグなどを用意する。

アイテム一覧

・“ミャクミャクPEZ RD/BL(キーリング)”(2640円)
・“スライダーバッグセット”(880円)
・“バッグポーチ ミャクミャク”(1430円)
・“クランチチョコBOX ミャクミャク”(1080円)

売り場

万博会場内のオフィシャルストア東ゲート店 大丸松坂屋百貨店

中川政七商店

中川政七商店は、ミャクミャクとコラボレーションした暮らしの道具12種を発売。“ミャクミャクだるま”やおみくじならぬ“おミャクじ”、さらにミャクミャクをあしらった有田焼や美濃焼の豆皿など日本の工芸を遊び心交えて表現したアイテムをそろえる。

アイテム一覧

・“ミャクミャクだるま“(各5500円)
・“ミャクミャク豆皿 有田“(各2750円)
・瀬戸焼のおミャクじ(1650円)
・“ミャクミャク張子“(各6600円)
・“ミャクミャク豆皿 美濃“(各2750円)
・“ミャクミャクふきん“(各880円)
・“小田原鋳物のミャクミャク鈴“(3630円)
・“注染こてぬぐい“(1485円)
・“ミャクミャク風呂敷“(4510円)
・“ミャクミャク扇子“(5500円)
・“ミャクミャクハンカチ“(2310円)
・“ミャクミャクマグネットしおり“(1320円)

売り場

万博会場内オフィシャルストア 西ゲート店 KINTETSU

ブンザブロウ
(BUNZABURO)

京都の老舗 絞り染め専門店の片山文三郎商店が手掛けるブランド「ブンザブロウ(BUNZABURO)」は、ブランドのアイコニックなバッグをミャクミャクのカラーで用意。価格は7700円。

売り場

万博会場内のオフィシャルストア東ゲート店 大丸松坂屋百貨店

かえるのピクルス

かえるのピクルスとのコラボでは、ミャクミャクを首飾りのようにあしらったぬいぐるみやオリジナル柄のエコバッグが登場。

アイテム一覧

・“かえるのピクルス ビーンドール”(3種、4840円)
・“かえるのピクルス マスコット”(3種、3850円)
・“かえるのピクルス ぷちかわマスコット”(2750円)
・“かえるのピクルス ぬいぐるみ”(3960円)
・“かえるのピクルス ぬいぐるみエコバッグ”(4400円)

売り場

万博会場内オフィシャルストア 西ゲート店 KINTETSU
万博会場内オフィシャルストア 西ゲート店 JR西日本グループ
万博会場内オフィシャルストア 東ゲート店 MARUZEN JUNKUDO
万博会場内オフィシャルストア 東ゲート店 大丸松坂屋百貨店

ドラゴンボール

大日本印刷(DNP)が“マンガの世界”をコンセプトとした「ドラゴンボール」とのコラボグッズを製作。作中の名シーンを集めた、全4種の両面プリントTシャツやコットントートバッグ、フェイスタオル、紙扇子などを用意する。

アイテム一覧

・“両面プリントTシャツ”(4種、各1万1000円)
・“コットントートバッグ”(4種、各5808円)
・“フェイスタオル”(4種、各5720円)
・“紙扇子”(5390円)
・“大判アクリルキーホルダー”(2090円)

売り場

万博会場内のオフィシャルストア 東ゲート店 MARUZEN JUNKUDO

箔一

金箔メーカーの箔一は、金沢の箔を使用した伝統工芸品にミャクミャクを忍ばせた商品を制作。葛飾北斎の画やガラストレー、酒器セットをラインアップする。

アイテム一覧

アイテム一覧
・“箔名画 北斎 ガラストレー 神奈川沖浪裏(金)とミャクミャク”(5500円)
・“箔名画 北斎 ガラストレー 凱風快晴(金)とミャクミャク”(5500円)
・“箔名画 北斎 立体額 神奈川沖浪裏とミャクミャク”(5万5000円)
・“箔名画 北斎 立体額 凱風快晴とミャクミャク”(5万5000円)
・“ミャクミャク貫入酒器セット”(1万9800円)

売り場

万博会場内のオフィシャルストア東ゲート店 大丸松坂屋百貨店

サンリオキャラクターズ

サンリオキャラクターズとミャクミャクのKINTETSUストア限定のコラボ商品が登場。アクリルキーホルダーやポーチ、トートバッグなど幅広い商品を取りそろえている。

アイテム一覧

・“アクリルキーホルダー”(4種、各770円)
・“ランチトートバッグ”(各1980円)
・“キッズTシャツ”(3960円)
・“舟形ポーチ”(1320円)
・“エコバッグ”(1760円)
・“アクリルパーツ付ボールペン”(各880円)
・“ボールペン”(5本セット、1650円)
・“和たおる”(1760円)

売り場

万博会場内オフィシャルストア 西ゲート店 KINTETSU

ベアブリック
(BE@RBRICK)

メディコム・トイが展開する“ベアブリック(BE@RBRICK)”は、ミャクミャクのベアブリックを制作。JR西日本が発行するICカード“ICOCA”のマスコットキャラクター イコちゃんのベアブリックと2個セットで販売している。価格は4950円。

売り場

万博会場内のオフィシャルストア 西ゲート店 JR西日本グループ

アーバンリサーチ
(URBAN RESEARCH)

大阪府門真市発のブランド「アーバンリサーチ」は、ミャクミャクをデザインに落とし込んだTシャツやソックスを用意。

アイテム一覧

・“ラグラン Tシャツ”(7260円)
・“UR ロゴプリントTシャツ”(7260円)
・“ソックス”(1650円)

売り場

万博会場内のオフィシャルストア 西ゲート店 JR西日本グループなど

海洋堂

フィギュア制作メーカーの海洋堂は、全8種のミャクミャクのカプセルフィギュアを展開する。価格は各500円。

売り場

万博会場内のカプセルマシン

ミャクミャクコスチューム商品

近鉄百貨店は、ミャクミャクをモチーフにしたなりきりメガネやカチューシャ、ヘアバンドなどを用意。会場巡りがより楽しめる、写真映えするコスチュームアイテムがそろう。

アイテム一覧

・“ミャクミャク テンガロンハット”(3740円)
・“ミャクミャク トイグラス”(2970円)
・“ミャクミャク カチューシャ”(2640円)
・“ミャクミャク ヘアバンド”(2530円)
・“ミャクミャク ハンドパペット”(3960円)
・“ミャクミャク フィギュア ハンディファン”(4950円)
・“ミャクミャク ブーブー”(2090円)

売り場

万博会場内オフィシャルストア 西ゲート店 KINTETSU

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【大阪・関西万博】ミャクミャク会場限定グッズまとめ 「たまごっち」や「ジェラピケ」とのコラボなど17選

4月13日に開幕した大阪・関西万博。パビリオンと並んで注目を集めているのが、公式キャラクターの「ミャクミャク」だ。細胞と水をイメージした独特なビジュアルにハマる人が続出し、SNSでもたびたび話題となっている。グッズも幅広く展開しており、人気キャラクターやブランドとのコラボレーションから、思わず二度見してしまうようなユニークなグッズまでそろう。なかでも万博会場内でしか手に入らない限定グッズは特に人気が高く、フリマサイトに高額で転売されていることも。今回は、そんな話題の“会場内限定アイテム”をピックアップして紹介する。

会場内の主なグッズ販売場所

ミャクミャクのグッズをはじめとする公式ライセンス商品は、会場内に設けられた4つのオフィシャルストアで主に販売している。会場は、万博のシンボルである全長約2kmの世界最大級の木造建築 “大屋根リング”を中心に複数のゾーンで構成しており、オフィシャルストアは東ゲートゾーンと西ゲートゾーンに位置。東ゲートゾーンにMARUZEN JUNKUDOと大丸松坂屋百貨店が、西ゲートゾーンにKINTETSUとJR西日本グループの店舗がそれぞれ出店し、グッズを取り扱っている。

ファミリア
(FAMILIAR)

「ファミリア(FAMILIAR)」は、読売新聞大阪とタッグを組み、ミャクミャクをデザインに落とし込んだアイテムを発売。デニムバッグには、万博のシンボルである“大屋根リング”を背景にミャクミャクと「ファミリア」のキャラクター ファミちゃん、リアちゃん、バーディーちゃんが手をつないだアップリケを施した。

アイテム一覧

・“バッグ”(2万9700円)
・“ポーチ”(1万4300円)
・“チャーム”(9900円)
・“扇子”(1万2100円)
・“ノート”(5500円)
・“ワッペン”(2750円)

売り場

万博会場内のオフィシャルストア 西ゲート店 JR西日本グループ

たまごっち

「たまごっち」とのコラボアイテムも登場。万博限定デザインの“Original Tamagotchi”やマスコット、クッション、トートバッグをラインアップする。

アイテム一覧

・“マスコット”(各2750円)
・“Original Tamagotchi”(5500円)
・“ラバーキーホルダー”(各825円)
・“トートバッグ”(3300円)
・“ステッカーブラインド”(660円)
・“クッション”(4400円)
・“Tシャツ” 大人用(4400円) 子ども用(3850円)
・“ポーチ付き吸水タオル”(2750円)

売り場

万博会場内のオフィシャルストア 東ゲート店 MARUZEN JUNKUDO

ジェラートピケ
(GELATO PIQUE)

「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」からは、ミャクミャクを大胆にデザインしたルームウエアと雑貨の全17型を用意。「ジェラート ピケ」らしい淡いカラーでアレンジしたアイテムはSNSでも話題を集めた。>記事の続きはこちら

アイテム一覧

・“エアリーモコミャクミャクプルオーバー”(9900円)
・“エアリーモコミャクミャクプルロングパンツ”(9900円)
・“エアリーモコミャクミャクルームシューズ”(5940円)
・“UNISEXエアリーモコミャクミャクショールカーディガン”(1万4300円)
・“エアリーモコミャクミャクヘアバンド”(3520円)※5月21日発売
・“エアリーモコミャクミャクチャーム”(3960円)※5月21日発売
・“エアリーモコミャクミャクブランケット”(8580円)※5月21日発売
・“エアリーモコミャクミャクティッシュケース”(7150円)※5月21日発売
・“エアリーモコミャクミャク抱き枕”(1万2980円)※5月21日発売
・“ミャクミャクワンポイント Tシャツ”(6380円)
・“ミャクミャクワンポイント ワンピース”(7920円)

売り場

万博会場内オフィシャルストア 西ゲート店 KINTETSU

エドウイン
(EDWIN)

デニムブランドの「エドウイン(EDWIN)」は、ミャクミャクをデザインに落とし込んだデニム素材のアイテムをラインアップする。デニム地のミャクミャクのぬいぐるみや刺しゅうでミャクミャクあしらったアップリケチャームデニム地のめがねケースなど9型を用意。>記事の続きはこちら

アイテム一覧

・“ぬいぐるみ”(8250円)
・“フェイスマスコット/カラビナ”(4180円)
・“アップリケチャーム”(3080円)
・“マスコット/全身”(6380円)
・“スマートキーケース”(3300円)
・”サコッシュ”(3300円)
・”がまぐち”(3300円)
・”めがねケース”(4180円)
・”パスケース”(3740円)

売り場

万博会場内オフィシャルストア 西ゲート店 KINTETSU
万博会場内オフィシャルストア 西ゲート店 JR西日本グループ
万博会場内オフィシャルストア 東ゲート店 MARUZEN JUNKUDO
万博会場内オフィシャルストア 東ゲート店 大丸松坂屋百貨店

金鳥

殺虫剤や虫除けなどを展開する「金鳥」とのコラボグッズも登場。お馴染みの殺虫スプレー“キンチョール”のデザインにミャクミャクをあしらったペットボトルホルダーや蚊取り線香の“金鳥の渦巻”のマグカップやステーショナリーセットがそろう。

アイテム一覧

・“ペットボトルホルダー”(2090円)
・“缶入りステーショナリーセット”(2530円)
・“トートバッグ”(3630円)
・“マグカップ”(2750円)

売り場

万博会場内のオフィシャルストア 西ゲート店 JR西日本グループ

プラザ
(PLAZA)

「プラザ(PLAZA)」がプロデュースしたミャクミャクをデザインに落とし込んだアイテムが発売。キャラクターの顔を付けたディスペンサーで知られる「ペッツ(PEZ)」のキーホルダーやスライダーバッグなどを用意する。

アイテム一覧

・“ミャクミャクPEZ RD/BL(キーリング)”(2640円)
・“スライダーバッグセット”(880円)
・“バッグポーチ ミャクミャク”(1430円)
・“クランチチョコBOX ミャクミャク”(1080円)

売り場

万博会場内のオフィシャルストア東ゲート店 大丸松坂屋百貨店

中川政七商店

中川政七商店は、ミャクミャクとコラボレーションした暮らしの道具12種を発売。“ミャクミャクだるま”やおみくじならぬ“おミャクじ”、さらにミャクミャクをあしらった有田焼や美濃焼の豆皿など日本の工芸を遊び心交えて表現したアイテムをそろえる。

アイテム一覧

・“ミャクミャクだるま“(各5500円)
・“ミャクミャク豆皿 有田“(各2750円)
・瀬戸焼のおミャクじ(1650円)
・“ミャクミャク張子“(各6600円)
・“ミャクミャク豆皿 美濃“(各2750円)
・“ミャクミャクふきん“(各880円)
・“小田原鋳物のミャクミャク鈴“(3630円)
・“注染こてぬぐい“(1485円)
・“ミャクミャク風呂敷“(4510円)
・“ミャクミャク扇子“(5500円)
・“ミャクミャクハンカチ“(2310円)
・“ミャクミャクマグネットしおり“(1320円)

売り場

万博会場内オフィシャルストア 西ゲート店 KINTETSU

ブンザブロウ
(BUNZABURO)

京都の老舗 絞り染め専門店の片山文三郎商店が手掛けるブランド「ブンザブロウ(BUNZABURO)」は、ブランドのアイコニックなバッグをミャクミャクのカラーで用意。価格は7700円。

売り場

万博会場内のオフィシャルストア東ゲート店 大丸松坂屋百貨店

かえるのピクルス

かえるのピクルスとのコラボでは、ミャクミャクを首飾りのようにあしらったぬいぐるみやオリジナル柄のエコバッグが登場。

アイテム一覧

・“かえるのピクルス ビーンドール”(3種、4840円)
・“かえるのピクルス マスコット”(3種、3850円)
・“かえるのピクルス ぷちかわマスコット”(2750円)
・“かえるのピクルス ぬいぐるみ”(3960円)
・“かえるのピクルス ぬいぐるみエコバッグ”(4400円)

売り場

万博会場内オフィシャルストア 西ゲート店 KINTETSU
万博会場内オフィシャルストア 西ゲート店 JR西日本グループ
万博会場内オフィシャルストア 東ゲート店 MARUZEN JUNKUDO
万博会場内オフィシャルストア 東ゲート店 大丸松坂屋百貨店

ドラゴンボール

大日本印刷(DNP)が“マンガの世界”をコンセプトとした「ドラゴンボール」とのコラボグッズを製作。作中の名シーンを集めた、全4種の両面プリントTシャツやコットントートバッグ、フェイスタオル、紙扇子などを用意する。

アイテム一覧

・“両面プリントTシャツ”(4種、各1万1000円)
・“コットントートバッグ”(4種、各5808円)
・“フェイスタオル”(4種、各5720円)
・“紙扇子”(5390円)
・“大判アクリルキーホルダー”(2090円)

売り場

万博会場内のオフィシャルストア 東ゲート店 MARUZEN JUNKUDO

箔一

金箔メーカーの箔一は、金沢の箔を使用した伝統工芸品にミャクミャクを忍ばせた商品を制作。葛飾北斎の画やガラストレー、酒器セットをラインアップする。

アイテム一覧

アイテム一覧
・“箔名画 北斎 ガラストレー 神奈川沖浪裏(金)とミャクミャク”(5500円)
・“箔名画 北斎 ガラストレー 凱風快晴(金)とミャクミャク”(5500円)
・“箔名画 北斎 立体額 神奈川沖浪裏とミャクミャク”(5万5000円)
・“箔名画 北斎 立体額 凱風快晴とミャクミャク”(5万5000円)
・“ミャクミャク貫入酒器セット”(1万9800円)

売り場

万博会場内のオフィシャルストア東ゲート店 大丸松坂屋百貨店

サンリオキャラクターズ

サンリオキャラクターズとミャクミャクのKINTETSUストア限定のコラボ商品が登場。アクリルキーホルダーやポーチ、トートバッグなど幅広い商品を取りそろえている。

アイテム一覧

・“アクリルキーホルダー”(4種、各770円)
・“ランチトートバッグ”(各1980円)
・“キッズTシャツ”(3960円)
・“舟形ポーチ”(1320円)
・“エコバッグ”(1760円)
・“アクリルパーツ付ボールペン”(各880円)
・“ボールペン”(5本セット、1650円)
・“和たおる”(1760円)

売り場

万博会場内オフィシャルストア 西ゲート店 KINTETSU

ベアブリック
(BE@RBRICK)

メディコム・トイが展開する“ベアブリック(BE@RBRICK)”は、ミャクミャクのベアブリックを制作。JR西日本が発行するICカード“ICOCA”のマスコットキャラクター イコちゃんのベアブリックと2個セットで販売している。価格は4950円。

売り場

万博会場内のオフィシャルストア 西ゲート店 JR西日本グループ

アーバンリサーチ
(URBAN RESEARCH)

大阪府門真市発のブランド「アーバンリサーチ」は、ミャクミャクをデザインに落とし込んだTシャツやソックスを用意。

アイテム一覧

・“ラグラン Tシャツ”(7260円)
・“UR ロゴプリントTシャツ”(7260円)
・“ソックス”(1650円)

売り場

万博会場内のオフィシャルストア 西ゲート店 JR西日本グループなど

海洋堂

フィギュア制作メーカーの海洋堂は、全8種のミャクミャクのカプセルフィギュアを展開する。価格は各500円。

売り場

万博会場内のカプセルマシン

ミャクミャクコスチューム商品

近鉄百貨店は、ミャクミャクをモチーフにしたなりきりメガネやカチューシャ、ヘアバンドなどを用意。会場巡りがより楽しめる、写真映えするコスチュームアイテムがそろう。

アイテム一覧

・“ミャクミャク テンガロンハット”(3740円)
・“ミャクミャク トイグラス”(2970円)
・“ミャクミャク カチューシャ”(2640円)
・“ミャクミャク ヘアバンド”(2530円)
・“ミャクミャク ハンドパペット”(3960円)
・“ミャクミャク フィギュア ハンディファン”(4950円)
・“ミャクミャク ブーブー”(2090円)

売り場

万博会場内オフィシャルストア 西ゲート店 KINTETSU

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「フジロック 2025」公式グッズの受注販売がスタート 羊文学やおとぼけビ〜バ〜とのコラボTシャツも

日本最大級の音楽フェス「フジロックフェスティバル 2025(FUJI ROCK FESTIVAL 2025)」は、公式グッズの受注販売を開始した。受注は5月11日23:59まで受け付けており、6月中旬から順次発送を予定している。

第1弾に発表された総勢60組の出演者名入り“Early Line Up Tシャツ”や今年の「フジロック」のキービジュアルがデザインされた“Extraordinary Tシャツ”、「フジロック」に出演する「おとぼけビ〜バ〜」「TOMOO」「羊文学」「離婚伝説」とのコラボTシャツなども販売。他にもTシャツやタオルなど定番アイテムのニューデザインに加えて、大人気の「ごんちゃん」グッズ、会場で大活躍間違いなしの「チェアー」の新作や「オリジナルトレー」「カップホルダー」が2025年カラーで登場する。

詳しくは公式受注販売サイトで確認
https://shop.fujirockfestival.com

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「ジェラート ピケ」がジョエル・ロブションとコラボ 夏のマリンコレクションを発売

「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は5月9日、ジョエル・ロブション(Joel Robuchon)とコラボレーションしたマリンディテールの新作クルーズコレクションを発売する。「ジェラート ピケ」店舗および公式オンラインストア、「ジェラート ピケ オム(GELATO PIQUE HOMME)」公式オンラインストア、マッシュストア(MASH STORE)、ウサギオンライン(USAGI ONLINE)で取り扱う。

同コレクションは、夏のフランスの開放的な雰囲気を感じられる爽やかなアイテムをラインアップ。”航海に出る”というメッセージを落とし込んだグラフィックやセーラーカラー、抜け感のあるスキッパーデザインなどリラックス感あるルームウエアがそろう。

海の景色を思わせる全16種

ニットシリーズ

ニットシリーズには、なめらかな肌触りが心地よい“スムーズィーライト”素材を使用。ニットシャツ(1万780円)は袖に立体的なワッフル編みを施し、マリンカラーのアップリケとラインデザイン、ロゴ入りのボタンをアクセントで添えた。プルオーバー(アイボリー/ブラック、各9900円)はマリンテイストなラインデザインをジャガードで表現し、オールインワン(1万5950円)は大きめのセーラーカラーで腕をほっそりと見せる。

カットソーシリーズ

カットソーシリーズには接触冷感生地を使用。ウィメンズのトップスはすっきりと着こなせるクロップド丈、メンズはゆったりとしたシルエットで仕上げた。配色は落ち着いたカジュアルになりすぎないカラーで、フロントにロゴプリントを大きくあしらった。

雑貨

また、夏を涼やかに過ごすための雑貨も用意。ニットブランケット(9900円)は、ウエアと同じく“スムーズィーライト”素材を採用し、ジョエル・ロブションの料理への想いを綴った文章をジャガードでデザインした。キーホルダー付きポーチ(4620円)は、ころんとしたサイズ感のふっくらとした素材に、水平帽をモチーフにしてデザインした。

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「ジェラート ピケ」がジョエル・ロブションとコラボ 夏のマリンコレクションを発売

「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は5月9日、ジョエル・ロブション(Joel Robuchon)とコラボレーションしたマリンディテールの新作クルーズコレクションを発売する。「ジェラート ピケ」店舗および公式オンラインストア、「ジェラート ピケ オム(GELATO PIQUE HOMME)」公式オンラインストア、マッシュストア(MASH STORE)、ウサギオンライン(USAGI ONLINE)で取り扱う。

同コレクションは、夏のフランスの開放的な雰囲気を感じられる爽やかなアイテムをラインアップ。”航海に出る”というメッセージを落とし込んだグラフィックやセーラーカラー、抜け感のあるスキッパーデザインなどリラックス感あるルームウエアがそろう。

海の景色を思わせる全16種

ニットシリーズ

ニットシリーズには、なめらかな肌触りが心地よい“スムーズィーライト”素材を使用。ニットシャツ(1万780円)は袖に立体的なワッフル編みを施し、マリンカラーのアップリケとラインデザイン、ロゴ入りのボタンをアクセントで添えた。プルオーバー(アイボリー/ブラック、各9900円)はマリンテイストなラインデザインをジャガードで表現し、オールインワン(1万5950円)は大きめのセーラーカラーで腕をほっそりと見せる。

カットソーシリーズ

カットソーシリーズには接触冷感生地を使用。ウィメンズのトップスはすっきりと着こなせるクロップド丈、メンズはゆったりとしたシルエットで仕上げた。配色は落ち着いたカジュアルになりすぎないカラーで、フロントにロゴプリントを大きくあしらった。

雑貨

また、夏を涼やかに過ごすための雑貨も用意。ニットブランケット(9900円)は、ウエアと同じく“スムーズィーライト”素材を採用し、ジョエル・ロブションの料理への想いを綴った文章をジャガードでデザインした。キーホルダー付きポーチ(4620円)は、ころんとしたサイズ感のふっくらとした素材に、水平帽をモチーフにしてデザインした。

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メンズクロージングの哲人、鴨志田康人の「現代紳士カバン考」

伊バッグブランド「フェリージ(FELISI)」は、ファッションディレクターの鴨志田康人と協業した新ライン“フェラレージ(FERRARESI)”をこのほどスタートした。

同ブランドが正式にコラボレーションを実施するのは、創業以来これが初めてだ。日本のドレスクロージングに精通し、ユナイテッドアローズ時代はバイヤーとして数多くのバッグを見てきた鴨志田氏。「フェリージ」も、そんな同氏の経験と審美眼に信頼を寄せたのだろう。

「フェリージ」は2000年代に日本に上陸。当時の野暮ったいビジネスバッグとは一線を画す、軽やかなナイロン素材のブリーフバッグで、おしゃれなビジネスマンたちを虜にした。

ただ20年が経ち、働く男性の価値観も装いも大きく様変わりした。現代の男性がバッグに求める条件とは何か。“フェラレージ”のプレス展で鴨志田氏に話を聞いた。

スタイリングを引き立てるバッグを

WWD:“フェラレージ”について教えてほしい。

鴨志田康人(以下、鴨志田):フェリージが本社を構えるイタリア・フェラーラの街並みや人々からインスパイアされたレザーバッグを作った。実は本社を訪れるのは今回が初めてだったが、街の温かみやこじんまりとした美しさ、石やレンガの色味などに惹かれ、ナチュラルでモダンなカラーリングのバッグを作ろうと思った。構想から完成まで2年ほど要したが、いいバッグができたと思っている。

WWD:「フェリージ」はこれまで、他のブランドや人物とはコラボしてこなかった。初めての協業のプロセスはどうだったか。

鴨志田:確かにフェリージはファミリー企業で、保守的な一面もある。でも今回は「新しいフェリージを作って欲しい」という言葉をもらったし、前向きな意思をすごく感じた。都度こちらの意見を柔軟に受け入れてくれ、スムーズでいいコラボができた。僕自身、バイヤーとしてバッグを見てきた経験はあるけれど、バッグを作るのは初めて。そこをプロの彼らがしっかり形にしてくれた。

WWD:「フェリージ」の既存商品とは、何が違うのか。

鴨志田:「フェリージ」はすでにバッグカテゴリーでは“オーセンティック”なイメージかもしれないが、自分たちが使い始めた2000年代初頭は、むしろ革新的なブランドだった。革の重たいブリーフケースが主流だったところに、ナイロン素材でカラーバリエーションも豊富な「フェリージ」が登場し、若いビジネスマンの装いにぴったりとはまった。

“フェラレージ”では、そうしたブランドの過去の文脈を踏まえつつ、今の時代のライフスタイルに合わせてアップデートした。今の人たちはワードローブにあまり色を使わず、黒やベージュ、グレーなどが主流。そこに少しだけ色を足すことで、全体のスタイリングが一気に引き立つ。そんな「さりげない主張」ができるバッグを目指した。

WWD:実用の面では、どうか。

鴨志田:今はデジタル化で書類もずいぶん減った。20年前と比べても、求められるバッグ像が変わっている。ポーチ1つで出勤する人も増えた。僕自身も仕事の必需品はiPadと生地のスワッチくらい。昔のような「いかにもビジネスマン」なバッグは、今はむしろ敬遠される。

一方で、用途によっていくつもバッグを持つのは、今の若い人にとってはリーズナブルじゃない。オフの日に旅行に行くときも使えたり、何でも放り込めるような使い勝手のよさがあったりと、自由度の高さも求められる。余計なコンパートメントを廃したのもそのためだ。

飽きずに愛用できるものが
自分だけのクラシックになる

WWD:「フェリージ」といえばナイロン素材だが、“フェラレージ”はレザー素材を採用している。その理由は?

鴨志田:いま街には機能性を前面に押し出したバッグがあふれているが、そこに少しだけエレガンスを加えたいと思った。たとえばTシャツ姿が少しかっこよく見えるような、そんなバッグだ。クラシック好きやモード好き、あらゆるジャンルの人に似合うバッグを意識した結果、やはり使いたいのはレザーだった。

“フェラレージ”のバッグはとても軽い。芯材を使わず、カッティングと組み立てでフォルムを作っている。素材そのものはしっかりとした厚みのあるバケッタレザーだから、形状を保ちつつ、耐久性も十分。美しさと実用が共存するバッグに仕上がった。

WWD:インポートのレザーバッグの価格が軒並み高騰する今、“フェラレージの”20万円を切る価格は“お値打ち”に映る。

鴨志田:ハイブランドのバッグが100万円を超える中で、この品質とデザイン、耐久性を考えれば、むしろ投資価値があると思う。長く使えば味が出てくるし、実際に1年使った僕のバッグは、とても良い雰囲気になってきている。そうやって「飽きずに愛用できるもの」は、やがて自分だけの“クラシック”になっていく。

WWD:バイヤーたちの反応はどうか。

鴨志田:すでにアジア圏のセレクトショップなどが高い関心を寄せてくれている。特に香港やバンコクなどでは、昔からの知人のバイヤーたちが「これはいい」と即決でオーダーを入れてくれた。

個人的に、メンズファッションにおいて、東南アジア市場はますます重要になるエリア。ファッションへの関心が高まっていて、モノの良さを理解する若い世代も増えてきている。彼らは東京にも頻繁に来ていて、感度が高いし購買力もある。だからこそ、クラフトマンシップに裏打ちされたプロダクトにはいいリアクションを示してくれる。

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メンズクロージングの哲人、鴨志田康人の「現代紳士カバン考」

伊バッグブランド「フェリージ(FELISI)」は、ファッションディレクターの鴨志田康人と協業した新ライン“フェラレージ(FERRARESI)”をこのほどスタートした。

同ブランドが正式にコラボレーションを実施するのは、創業以来これが初めてだ。日本のドレスクロージングに精通し、ユナイテッドアローズ時代はバイヤーとして数多くのバッグを見てきた鴨志田氏。「フェリージ」も、そんな同氏の経験と審美眼に信頼を寄せたのだろう。

「フェリージ」は2000年代に日本に上陸。当時の野暮ったいビジネスバッグとは一線を画す、軽やかなナイロン素材のブリーフバッグで、おしゃれなビジネスマンたちを虜にした。

ただ20年が経ち、働く男性の価値観も装いも大きく様変わりした。現代の男性がバッグに求める条件とは何か。“フェラレージ”のプレス展で鴨志田氏に話を聞いた。

スタイリングを引き立てるバッグを

WWD:“フェラレージ”について教えてほしい。

鴨志田康人(以下、鴨志田):フェリージが本社を構えるイタリア・フェラーラの街並みや人々からインスパイアされたレザーバッグを作った。実は本社を訪れるのは今回が初めてだったが、街の温かみやこじんまりとした美しさ、石やレンガの色味などに惹かれ、ナチュラルでモダンなカラーリングのバッグを作ろうと思った。構想から完成まで2年ほど要したが、いいバッグができたと思っている。

WWD:「フェリージ」はこれまで、他のブランドや人物とはコラボしてこなかった。初めての協業のプロセスはどうだったか。

鴨志田:確かにフェリージはファミリー企業で、保守的な一面もある。でも今回は「新しいフェリージを作って欲しい」という言葉をもらったし、前向きな意思をすごく感じた。都度こちらの意見を柔軟に受け入れてくれ、スムーズでいいコラボができた。僕自身、バイヤーとしてバッグを見てきた経験はあるけれど、バッグを作るのは初めて。そこをプロの彼らがしっかり形にしてくれた。

WWD:「フェリージ」の既存商品とは、何が違うのか。

鴨志田:「フェリージ」はすでにバッグカテゴリーでは“オーセンティック”なイメージかもしれないが、自分たちが使い始めた2000年代初頭は、むしろ革新的なブランドだった。革の重たいブリーフケースが主流だったところに、ナイロン素材でカラーバリエーションも豊富な「フェリージ」が登場し、若いビジネスマンの装いにぴったりとはまった。

“フェラレージ”では、そうしたブランドの過去の文脈を踏まえつつ、今の時代のライフスタイルに合わせてアップデートした。今の人たちはワードローブにあまり色を使わず、黒やベージュ、グレーなどが主流。そこに少しだけ色を足すことで、全体のスタイリングが一気に引き立つ。そんな「さりげない主張」ができるバッグを目指した。

WWD:実用の面では、どうか。

鴨志田:今はデジタル化で書類もずいぶん減った。20年前と比べても、求められるバッグ像が変わっている。ポーチ1つで出勤する人も増えた。僕自身も仕事の必需品はiPadと生地のスワッチくらい。昔のような「いかにもビジネスマン」なバッグは、今はむしろ敬遠される。

一方で、用途によっていくつもバッグを持つのは、今の若い人にとってはリーズナブルじゃない。オフの日に旅行に行くときも使えたり、何でも放り込めるような使い勝手のよさがあったりと、自由度の高さも求められる。余計なコンパートメントを廃したのもそのためだ。

飽きずに愛用できるものが
自分だけのクラシックになる

WWD:「フェリージ」といえばナイロン素材だが、“フェラレージ”はレザー素材を採用している。その理由は?

鴨志田:いま街には機能性を前面に押し出したバッグがあふれているが、そこに少しだけエレガンスを加えたいと思った。たとえばTシャツ姿が少しかっこよく見えるような、そんなバッグだ。クラシック好きやモード好き、あらゆるジャンルの人に似合うバッグを意識した結果、やはり使いたいのはレザーだった。

“フェラレージ”のバッグはとても軽い。芯材を使わず、カッティングと組み立てでフォルムを作っている。素材そのものはしっかりとした厚みのあるバケッタレザーだから、形状を保ちつつ、耐久性も十分。美しさと実用が共存するバッグに仕上がった。

WWD:インポートのレザーバッグの価格が軒並み高騰する今、“フェラレージの”20万円を切る価格は“お値打ち”に映る。

鴨志田:ハイブランドのバッグが100万円を超える中で、この品質とデザイン、耐久性を考えれば、むしろ投資価値があると思う。長く使えば味が出てくるし、実際に1年使った僕のバッグは、とても良い雰囲気になってきている。そうやって「飽きずに愛用できるもの」は、やがて自分だけの“クラシック”になっていく。

WWD:バイヤーたちの反応はどうか。

鴨志田:すでにアジア圏のセレクトショップなどが高い関心を寄せてくれている。特に香港やバンコクなどでは、昔からの知人のバイヤーたちが「これはいい」と即決でオーダーを入れてくれた。

個人的に、メンズファッションにおいて、東南アジア市場はますます重要になるエリア。ファッションへの関心が高まっていて、モノの良さを理解する若い世代も増えてきている。彼らは東京にも頻繁に来ていて、感度が高いし購買力もある。だからこそ、クラフトマンシップに裏打ちされたプロダクトにはいいリアクションを示してくれる。

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「ニューバランス」×「ディストリクト ヴィジョン」 ミニマルなデザインのトレランシューズ

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、スポーツブランド「ディストリクト ヴィジョン(DISTRICT VISION)」との第5弾コラボシューズ“エム ティ テン オー(MT10O)”を発売した。価格は1万9800円で、サイズは23.0〜29.0。ティーハウス ニューバランス(T-HOUSE NEW BALANCE)、「ニューバランス」公式オンライン、その他一部取り扱い店で販売する。

「ディストリクト ヴィジョン」コラボ
アウトソールはビブラム

コラボシューズは、ラバーオーバーレイに合成スエードのアンダーレイ、メッシュ地の甲革とタン、ビブラム(VIBRAM)のアウトソールを組み合わせたトレイルランニングシューズ。サイドにはステッチを施した“N”ロゴを、ヒールやインソール、タン部分には共同のブランドロゴをあしらう。地面を感じるような、裸足に近い履き心地を目指す一方、オフロードランニングでの耐久性にも配慮、デザインはミニマルな仕上がりにまとめた。

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「I’m donut?」を手掛ける平子良太シェフの新感覚スイーツ“シュークルーラー”を体験

“シュークリーム”と“フレンチクルーラー”を掛け合わせた新感覚スイーツ“シュークルーラー”のテイクアウト専門店「クリーム オア クルーラー(Cream or Cruller)」が5月2日、渋谷にオープンした。オープン前日の1日、プレスプレビューが開かれた。

「クリーム オア クルーラー」は、生ドーナツ専門店「アイムドーナツ?(I'm donut?)」やベーカリー「アマムダコタン(AMAM DACOTAN)」などを展開するピースプット(peace put)の新ブランド。同社の代表取締役でありシェフの平子良太氏が手掛けている。

新感覚スイーツ“シュークルーラー”

“シュークルーラー”は、フレンチクルーラーを揚げずにオーブンで焼いた平子氏による完全オリジナルのスイーツ。手のひらサイズで味はオリジナルとカカオの2種類を用意し、オリジナルは162円、カカオは194円。底面をキャラメリゼしており、"外はザクザク、中はフワッ"とした新しい食感に仕上げている。また3種のクリーム(カスタード、フランボワーズ、ピスタチオ)を別売りで購入でき、ディップして楽しむことができる。シュークリームのように軽やかな食感で、そのままでも美味しく味わえるが、クリームをつけて食べるスタイルも楽しい。個人的にはピンクの色も可愛い甘酸っぱいフランボワーズがイチオシ。クリームがたっぷり入っているため、大人数でシェアしながら食べるのにもぴったりだ。

店舗は渋谷駅から徒歩12分の場所に位置。道路を挟んだ向かいにある北谷公園や徒歩圏内の代々木公園でテイクアウト商品を楽しめる立地も魅力だ。

街に合わせた商品と店舗づくりのスタイル

新感覚スイーツ“シュークルーラー”誕生の背景には、平子氏ならではの店づくりのスタイルがある。「僕はいつも場所を見てから、何を作るかを考えるんです」と話す平子氏。今回もそのスタイルで、街に合わせて商品やデザイン店舗を設計した。「ストリートカルチャーが根づく渋谷の雰囲気に合わせて、カジュアルかつ洗練されたものを作りたかった」と平子氏は語る。

日本の味を世界へ「アイムドーナツ?」が米国初進出 

平子氏は海外への展開も積極的に進めている。「アイムドーナツ?(I'm donut?)」は4月22日(現地時間)、アメリカのニューヨーク・タイムズスクエアに海外1号店オープン。平子氏の手掛ける店舗としては、初の海外進出となった。オープンの様子を「スタンディングオベーションみたいな感じで盛り上がってました」と平子は振り返る。俳優のジェイク・ギレンホール(Jake Gyllenhaal)が「アイムドーナツ?」の写真をインスタグラムのストーリーズ投稿するなど、セレブからも注目が集まっている。また、26日には池袋店もオープンするなど、国内の店舗も増やしている。

今後について平子氏は、「日本の技術を世界に届けたいという思いがある。僕たちがつくった店舗を、ピースプットという社名のようにいろんな土地に置いていきたい」と語る。ニューヨーク・タイムズスクエア店では、日本らしさを意識した抹茶フレーバーも展開しており、「海外では日本の会社が作ったと感じてもらえるような商品構成とデザインを心がけている」と続けた。

■「Cream or Cruller(クリーム オア クルーラー)」

住所:東京都渋谷区神南1-8-11
営業時間:11:00~19:00(売り切れ次第終了)
定休日:不定休(公式インスタグラムお知らせ)

■商品詳細

シュークルーラー:オリジナル(162円)、カカオ(194円)
クリーム:カスタード(216円)、フランボワーズ(324円)、ピスタチオ(378円)

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「I’m donut?」を手掛ける平子良太シェフの新感覚スイーツ“シュークルーラー”を体験

“シュークリーム”と“フレンチクルーラー”を掛け合わせた新感覚スイーツ“シュークルーラー”のテイクアウト専門店「クリーム オア クルーラー(Cream or Cruller)」が5月2日、渋谷にオープンした。オープン前日の1日、プレスプレビューが開かれた。

「クリーム オア クルーラー」は、生ドーナツ専門店「アイムドーナツ?(I'm donut?)」やベーカリー「アマムダコタン(AMAM DACOTAN)」などを展開するピースプット(peace put)の新ブランド。同社の代表取締役でありシェフの平子良太氏が手掛けている。

新感覚スイーツ“シュークルーラー”

“シュークルーラー”は、フレンチクルーラーを揚げずにオーブンで焼いた平子氏による完全オリジナルのスイーツ。手のひらサイズで味はオリジナルとカカオの2種類を用意し、オリジナルは162円、カカオは194円。底面をキャラメリゼしており、"外はザクザク、中はフワッ"とした新しい食感に仕上げている。また3種のクリーム(カスタード、フランボワーズ、ピスタチオ)を別売りで購入でき、ディップして楽しむことができる。シュークリームのように軽やかな食感で、そのままでも美味しく味わえるが、クリームをつけて食べるスタイルも楽しい。個人的にはピンクの色も可愛い甘酸っぱいフランボワーズがイチオシ。クリームがたっぷり入っているため、大人数でシェアしながら食べるのにもぴったりだ。

店舗は渋谷駅から徒歩12分の場所に位置。道路を挟んだ向かいにある北谷公園や徒歩圏内の代々木公園でテイクアウト商品を楽しめる立地も魅力だ。

街に合わせた商品と店舗づくりのスタイル

新感覚スイーツ“シュークルーラー”誕生の背景には、平子氏ならではの店づくりのスタイルがある。「僕はいつも場所を見てから、何を作るかを考えるんです」と話す平子氏。今回もそのスタイルで、街に合わせて商品やデザイン店舗を設計した。「ストリートカルチャーが根づく渋谷の雰囲気に合わせて、カジュアルかつ洗練されたものを作りたかった」と平子氏は語る。

日本の味を世界へ「アイムドーナツ?」が米国初進出 

平子氏は海外への展開も積極的に進めている。「アイムドーナツ?(I'm donut?)」は4月22日(現地時間)、アメリカのニューヨーク・タイムズスクエアに海外1号店オープン。平子氏の手掛ける店舗としては、初の海外進出となった。オープンの様子を「スタンディングオベーションみたいな感じで盛り上がってました」と平子は振り返る。俳優のジェイク・ギレンホール(Jake Gyllenhaal)が「アイムドーナツ?」の写真をインスタグラムのストーリーズ投稿するなど、セレブからも注目が集まっている。また、26日には池袋店もオープンするなど、国内の店舗も増やしている。

今後について平子氏は、「日本の技術を世界に届けたいという思いがある。僕たちがつくった店舗を、ピースプットという社名のようにいろんな土地に置いていきたい」と語る。ニューヨーク・タイムズスクエア店では、日本らしさを意識した抹茶フレーバーも展開しており、「海外では日本の会社が作ったと感じてもらえるような商品構成とデザインを心がけている」と続けた。

■「Cream or Cruller(クリーム オア クルーラー)」

住所:東京都渋谷区神南1-8-11
営業時間:11:00~19:00(売り切れ次第終了)
定休日:不定休(公式インスタグラムお知らせ)

■商品詳細

シュークルーラー:オリジナル(162円)、カカオ(194円)
クリーム:カスタード(216円)、フランボワーズ(324円)、ピスタチオ(378円)

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「クラウディ」が原宿で“ゴミと鉛筆とアート展”を開催 カカオの殻を鉛筆に再生

「クラウディ(CLOUDY)」は、三菱鉛筆と共同で、ガーナの道端で捨てられているカカオの殻を鉛筆に生まれ変わらせる“CHOCOPEN(チョコペン) プロジェクト”を開始する。またこれを記念して、5月2〜11日、アンノン原宿で“ゴミと鉛筆とアート展”を開催する。

同イベントでは、カカオ鉛筆や、現代美術アーティスト30人によるカカオ鉛筆を使ったアートの展示のほか、会場にある筆記用具で誰でも自由に描くことができる縦2.7m×横8mの真っ白な壁が登場する。

また、会場で鉛筆を1本購入すると、文房具が行き届いていないガーナの子供たちに鉛筆1本を寄付する取り組みも行う。

イベント概要

◾️“ゴミと鉛筆とアート展”

日程:5月2〜11日
時間:2日 14:00〜18:00/3〜11日 11:00〜19:00
場所:アンノン原宿内イベントスペース
住所:東京都渋谷区神宮前6-5-10
入場料:無料

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「クラウディ」が原宿で“ゴミと鉛筆とアート展”を開催 カカオの殻を鉛筆に再生

「クラウディ(CLOUDY)」は、三菱鉛筆と共同で、ガーナの道端で捨てられているカカオの殻を鉛筆に生まれ変わらせる“CHOCOPEN(チョコペン) プロジェクト”を開始する。またこれを記念して、5月2〜11日、アンノン原宿で“ゴミと鉛筆とアート展”を開催する。

同イベントでは、カカオ鉛筆や、現代美術アーティスト30人によるカカオ鉛筆を使ったアートの展示のほか、会場にある筆記用具で誰でも自由に描くことができる縦2.7m×横8mの真っ白な壁が登場する。

また、会場で鉛筆を1本購入すると、文房具が行き届いていないガーナの子供たちに鉛筆1本を寄付する取り組みも行う。

イベント概要

◾️“ゴミと鉛筆とアート展”

日程:5月2〜11日
時間:2日 14:00〜18:00/3〜11日 11:00〜19:00
場所:アンノン原宿内イベントスペース
住所:東京都渋谷区神宮前6-5-10
入場料:無料

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「スター・ウォーズ」のエピソード1・4がモチーフ エストネーションから数量限定Tシャツ

エストネーション(ESTNATION)は、映画「スター・ウォーズ」をモチーフとしたTシャツを数量限定で発売した。エストネーション一部店舗および公式オンラインで販売する。

「スター・ウォーズ」モチーフ
刺しゅうロゴやラメ加工を施す

Tシャツは、映画「スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)」「スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)」をモチーフとし、フェード加工を施している。“アナキン・スカイウォーカー”のヘルメットとゴーグルに、シルバーのラメプリントを配したTシャツ、“STAR WARS EPISODE Ⅰ”の刺しゅうロゴや、エピソード1のビジュアルを背面にあしらったTシャツ、“R2-D2”とゴールドラメを施した“C-3PO”が並ぶTシャツ、“STAR WARS”の刺しゅうロゴと、エピソード4のビジュアルを配したTシャツの4型を制作した。価格は各2万900円。

またエストネーション大阪店は、5月4日の“「スター・ウォーズ」の日”を記念し、同作をテーマに店内を飾り付ける。“「スター・ウォーズ」の日”は、劇中の台詞“May the Force be with you.(フォースと共にあらんことを。)”から、“May the 4th”と語呂合わせしたもの。

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「スター・ウォーズ」のエピソード1・4がモチーフ エストネーションから数量限定Tシャツ

エストネーション(ESTNATION)は、映画「スター・ウォーズ」をモチーフとしたTシャツを数量限定で発売した。エストネーション一部店舗および公式オンラインで販売する。

「スター・ウォーズ」モチーフ
刺しゅうロゴやラメ加工を施す

Tシャツは、映画「スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)」「スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)」をモチーフとし、フェード加工を施している。“アナキン・スカイウォーカー”のヘルメットとゴーグルに、シルバーのラメプリントを配したTシャツ、“STAR WARS EPISODE Ⅰ”の刺しゅうロゴや、エピソード1のビジュアルを背面にあしらったTシャツ、“R2-D2”とゴールドラメを施した“C-3PO”が並ぶTシャツ、“STAR WARS”の刺しゅうロゴと、エピソード4のビジュアルを配したTシャツの4型を制作した。価格は各2万900円。

またエストネーション大阪店は、5月4日の“「スター・ウォーズ」の日”を記念し、同作をテーマに店内を飾り付ける。“「スター・ウォーズ」の日”は、劇中の台詞“May the Force be with you.(フォースと共にあらんことを。)”から、“May the 4th”と語呂合わせしたもの。

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河村勇輝選手のルーツをデザインに 「アシックス」が特別仕様のバスケシューズを発売

「アシックス(ASICS)」は、契約を結ぶプロバスケットボール選手の河村勇輝がデザインコンセプトを企画した、シューズ“アンプレアルスロー2アールティー(UNPRE ARS LOW 2 RT)”を発売する。価格は1万9800円。6月1日にアシックス フラッグシップ 原宿とアシックス大阪心斎橋で先行発売し、6月2日から「アシックス」公式オンラインで、6月5日から一部取り扱い店で販売する。また、5月21日から公式オンラインで予約を受け付ける。

“アンプレアルスロー2アールティー”
夕空をイメージした配色

本シューズは、河村選手が着用する“アンプレアルスロー2”の特別仕様で、同氏の“原点(ルーツ)”をコンセプトとした。自宅の庭に父が製作したバスケットゴールに向け、毎日シュート練習をした際に見た夕暮れの空の色“紅掛空色”をイメージした配色、かかと部分に庭の木漏れ日や日の丸に着想を得た意匠をあしらう。また、アッパーのタン部分には“Past efforts, future brilliance(努力の日々が未来につながる)”の文言、かかとには河村選手のサインを配した。ミッドソールには、中部外側に高高度のスポンジ材を用いた“サイドウォール構造”を設け、切り返しや左右へのステップ動作をサポートする。

河村選手は本シューズについて、「『アシックス』とともに、このシューズを作ることができたことを誇りに思う。“Past efforts, future brilliance(努力の日々が未来につながる)”という言葉には、結果だけでなく、そこに至るまでのプロセスや準備こそが成長につながるという強い想いが込められている。このシューズと自身の全力プレーが未来のバスケットボールを担う子どもたちに少しでも良い影響を与えられたら、これほど光栄なことはない。子どもたちが“このシューズを履きたい!”と夢見てくれるような、そんな1足とともにコートに立ち、バスケットボールの楽しさを伝えていく」と語っている。

ポップアップ「ルーツトゥルーツ」
シューズの先行予約も

発売を記念し、5月17、18日に、ポップアップ「ルーツトゥルーツ(ROOTS TO ROUTES)」を、同選手にゆかりのある福岡で開催する。会場では、シューズの先行予約も受け付ける。

■ポップアップ「ルーツトゥルーツ」
日程:5月17・18日
時間:11:00〜18:00/11:00〜17:00
場所:ソルトワン 福岡(SORTONE FUKUOKA)
住所:福岡県福岡市中央区大名1丁目2−51 ザイツビル2

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河村勇輝選手のルーツをデザインに 「アシックス」が特別仕様のバスケシューズを発売

「アシックス(ASICS)」は、契約を結ぶプロバスケットボール選手の河村勇輝がデザインコンセプトを企画した、シューズ“アンプレアルスロー2アールティー(UNPRE ARS LOW 2 RT)”を発売する。価格は1万9800円。6月1日にアシックス フラッグシップ 原宿とアシックス大阪心斎橋で先行発売し、6月2日から「アシックス」公式オンラインで、6月5日から一部取り扱い店で販売する。また、5月21日から公式オンラインで予約を受け付ける。

“アンプレアルスロー2アールティー”
夕空をイメージした配色

本シューズは、河村選手が着用する“アンプレアルスロー2”の特別仕様で、同氏の“原点(ルーツ)”をコンセプトとした。自宅の庭に父が製作したバスケットゴールに向け、毎日シュート練習をした際に見た夕暮れの空の色“紅掛空色”をイメージした配色、かかと部分に庭の木漏れ日や日の丸に着想を得た意匠をあしらう。また、アッパーのタン部分には“Past efforts, future brilliance(努力の日々が未来につながる)”の文言、かかとには河村選手のサインを配した。ミッドソールには、中部外側に高高度のスポンジ材を用いた“サイドウォール構造”を設け、切り返しや左右へのステップ動作をサポートする。

河村選手は本シューズについて、「『アシックス』とともに、このシューズを作ることができたことを誇りに思う。“Past efforts, future brilliance(努力の日々が未来につながる)”という言葉には、結果だけでなく、そこに至るまでのプロセスや準備こそが成長につながるという強い想いが込められている。このシューズと自身の全力プレーが未来のバスケットボールを担う子どもたちに少しでも良い影響を与えられたら、これほど光栄なことはない。子どもたちが“このシューズを履きたい!”と夢見てくれるような、そんな1足とともにコートに立ち、バスケットボールの楽しさを伝えていく」と語っている。

ポップアップ「ルーツトゥルーツ」
シューズの先行予約も

発売を記念し、5月17、18日に、ポップアップ「ルーツトゥルーツ(ROOTS TO ROUTES)」を、同選手にゆかりのある福岡で開催する。会場では、シューズの先行予約も受け付ける。

■ポップアップ「ルーツトゥルーツ」
日程:5月17・18日
時間:11:00〜18:00/11:00〜17:00
場所:ソルトワン 福岡(SORTONE FUKUOKA)
住所:福岡県福岡市中央区大名1丁目2−51 ザイツビル2

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G-DRAGON の姉が手掛ける韓国ブランド「ウェルダン」のポップアップが「GR8」で開催 

韓国発のファッションブランド「ウェルダン(WE11DONE)」は、5月8日から5月14日までポップアップストアを東京・原宿の「グレイト(GR8)」で開催する。

「ウェルダン」は、2014年にG-DRAGONの姉であるダミ・クォン(Dami Kwon)とジェシカ・ジュン(Jessica Jung)のによってソウルでスタート。「あいだの美学(the arts of the in-between)」をコンセプトに、東西の文化やメンズ/ウィメンズの境界を軽やかに超えるデザインを展開。ストリートとラグジュアリーを融合させたスタイルで注目を集めるブランドだ。

今回のポップアップでは、最新コレクションを中心としたアイテムが並ぶほか、税抜8万円以上の購入者には、ポップアップストア限定のブラックキャップを数量限定でプレゼント。また、会期中は店舗のウィンドウに特別なグラフィックも登場する。

販売予定アイテム

■WE11DONE×GR8 ポップアップストア
会期:5月8~14日
時間:11:00~20:00
住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6ラフォーレ原宿2.5F

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G-DRAGON の姉が手掛ける韓国ブランド「ウェルダン」のポップアップが「GR8」で開催 

韓国発のファッションブランド「ウェルダン(WE11DONE)」は、5月8日から5月14日までポップアップストアを東京・原宿の「グレイト(GR8)」で開催する。

「ウェルダン」は、2014年にG-DRAGONの姉であるダミ・クォン(Dami Kwon)とジェシカ・ジュン(Jessica Jung)のによってソウルでスタート。「あいだの美学(the arts of the in-between)」をコンセプトに、東西の文化やメンズ/ウィメンズの境界を軽やかに超えるデザインを展開。ストリートとラグジュアリーを融合させたスタイルで注目を集めるブランドだ。

今回のポップアップでは、最新コレクションを中心としたアイテムが並ぶほか、税抜8万円以上の購入者には、ポップアップストア限定のブラックキャップを数量限定でプレゼント。また、会期中は店舗のウィンドウに特別なグラフィックも登場する。

販売予定アイテム

■WE11DONE×GR8 ポップアップストア
会期:5月8~14日
時間:11:00~20:00
住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6ラフォーレ原宿2.5F

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LA発「オリバーピープルズ」の美学を支える「メイド・イン・ジャパン」

オリバーピープルズ,OLIVER PEOPLES

現在、世界60ヵ国以上で販売され、45店舗のブティックを展開するアイウエアブランド「オリバーピープルズ(OLIVER PEOPLES)」。創業当初から変わらないモノ作りへのこだわりは、確かな職人技に裏打ちされていなければならない。その想いに応える「メイド・イン・ジャパン」の精神に迫った。

「オリバーピープルズ」の歩みと
日本の技術力

「オリバーピープルズ」は1987年に創業、その第一号店はカリフォルニア州ウェスト・ハリウッドの中心地であるサンセット・ブールバードにオープンした。ブランドの創設者が所有していたアメリカ製ビンテージアイウエアのエステートコレクションをヒントに、そのエッセンスを取り入れたオリジナルデザインのフレームを発表、展開。その独自のビンテージ美学は時の映画俳優や監督の間で人気を博し、当時のスクリーンやファッション誌にも登場していく。

「オリバーピープルズ」のDNAとして刻まれているのは、ビンテージの優美なデザイン以外にも多岐にわたる。それは、ブランドが誕生したLA特有のファッションや映画、アート、音楽といったライフスタイルカルチャーだ。そんなルーツを持つ「オリバーピープルズ」のアイウエアの多くは、実は日本で作られている、ということをご存知だろうか。LAのカルチャーやビンテージデザインのエッセンスを表現するために必要なのは、匠の技を持つクラフツマンシップだ。軽量だが加工の難しいチタン製のアイウエアは、福井県鯖江市にある福井めがね工業が手掛けている。日本製眼鏡フレームの約90%を生産するこの福井めがね工業の製造拠点は、自動車学校跡地を利用して2021年に竣工、1日セルフレームを約1700本、メタルフレームを約1300本生産している。

アイウエア製作を熟知した職人がプロトサンプルを制作し、そこから数値化された設計図が作られ工場での量産がスタートする。鯖江のアイウエア製作の技術継承を重視し、チタンをはじめとした“メタル”とアセテートを中心とした“セルフレーム”にそれぞれ分かれて製作が進む。スタッフの制服は役割ごとに4色に色分けされ、作業の効率化に一役買っているのも特徴だ。

特注の機械を採用しながらも多くの工程で手仕事が用いられていることも、デジタル技術と職人の手仕事を推進する同社ならではだ。イタリアでは“ガラ”と呼ばれるウッドチップを使用した磨き上げの技法と、鯖江の伝統的な技法を融合させた製法が精度の高いアイウエアを生み出す要因で、良質なアイウエアを1日約3000本も製造できるスピード感は素早くトレンドに対応できる同社の強みでもある。

メイド・イン・ジャパンの
アイウエア

ブランドを展開する
日本法人代表が見る、
日本と「オリバーピープルズ」の
関係性

WWD:「オリバーピープルズ」のアイウエアの多くが日本で作られているのは、どのような背景からでしょうか。

フランチェスコ・アルクーリ(以下、アルクーリ):LAカルチャーやビンテージのエッセンスを美学として持つ「オリバーピープルズ」にとって、モノ作りに対するクラフツマンシップは非常に重要な要素です。日本伝統の匠の技によって生み出されたアセテートフレームは、面がクリーンかつ美しくフロントとテンプルが綺麗に接合され、角が丸くない“シャープなエッジ”が特徴です。その高精度な機械加工によるバレルの少なさと、手磨きによる艶のある美しい表面によって実現されています。その全てが日本の技術だからこそ可能なものです。「オリバーピープルズ」の美学を体現する、コアワイヤーに施されるフィリグリーと呼ばれる見せる彫金も日本のクラフツマンシップによって成り立っています。

WWD:日本におけるブランドの顧客層をどう分析していますか。

アルクーリ:日本の顧客はブランド・製品に対する審美眼が高く、常に厳しい視点で我々の商品を見ていると理解しています。それに応えることができるよう、常にクオリティーの高い製品を提供することはもちろんですが、店舗でのサービス、製品を購入いただいた後のアフターケアなどさまざまなことを日々アップデートしていくことが大切だと考えています。

WWD:現在日本のアイウエアのトレンドは、クラシックブームが根強く続く一方、90年代を彷彿とさせるデコラティブなデザインも増えています。「オリバーピープルズ」ではこのトレンドをどう捉えていますか。

アルクーリ:我々のコアにあるのは、常に自分たちのブランドを形作るカルチャーです。スタイルは時代を反映しますが、中には時代を超越しているタイムレスなトレンドもあります。そのクラシックなスタイルとタイムレスな価値観はブランドの根本でもあり、その進化こそが「オリバーピープルズ」のデザインを象徴しています。

WWD:今後のグローバル戦略について教えてください。

アルクーリ:LAでデザインされ、日本の伝統的なメガネ産地である福井県鯖江市で生産されたコレクションを通じて、「オリバーピープルズ」の位置づけを再定義すると同時に、メイド・イン・ジャパンの製品を世界へ送り出すことによる認知向上や技術伝承、雇用創出にも貢献を続けていきます。

WWD:日本のショップにはどのような思い入れがありますか。

アルクーリ:日本での代表着任前に、LAのオフィスにて「オリバーピープルズ」のビジネスを統括する立場にいたので、ブランドに対する想いは人一倍強いです。またLAで誕生した「オリバーピープルズ」ですが、東京のショップはブランド史上初の海外店舗となります。そのため日本はブランドにとってとても重要なマーケットでもあり、思い入れの深い場所でもあります。ブランドの持つ美学は日本人の持つ繊細な美学と共通する部分があると考えており、日本の顧客からの高い希望に応えることは、ブランド自身の向上にもつながります。今年、日本の3店舗が新たに直営店舗に加わりました。日本においてのブランドの存在感をより高め、日本の顧客とのさらなる結びつきを強化するチャンスと捉えています。

日本の直営4ブティックガイド

問い合わせ先
ルックスオティカジャパン カスタマーサービス
0120-990-307

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「ヨウジヤマモト」から“シワギャバ”を用いたオールブラックの日傘 日本橋の老舗傘店が制作

「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は、日傘“ヨウジヤマモト サン アンブレラ(YOHJI YAMAMOTO SUN UMBRELLA)”を発売した。価格は6万3800円。「ヨウジヤマモト」公式オンラインのザ ショップ ヨウジヤマモト(THE SHOP YOHJI YAMAMOTO)で取り扱う。

“ヨウジヤマモト サン アンブレラ”
小宮商店が制作

日傘“ヨウジヤマモト サン アンブレラ”は、「ヨウジヤマモト」を象徴するウールギャバジン素材“シワギャバ”を採用。傘の先端部分である石突きと、手元のリングに真鍮を、また表面は黒ニッケルで加工した。東京・日本橋の老舗傘店、小宮商店が手掛け、1点ずつ手作業で仕上げる。なお日傘のため、雨傘としては使用できない。

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「ギークス ルール」がアニメ「サムライチャンプルー」とコラボ 象徴的なシーンをプリント

「ギークス ルール(GEEKS RULE)」は、アニメ「サムライチャンプルー」とのコラボレーションによるTシャツ2型を発売する。本コラボTシャツの15版バージョンは、5月6日11時から「グレイト(GR8)」で店頭先行販売、7日11時から「グレイト」オンラインで販売、同日12時から「ギークス ルール」オンラインで抽選販売する。もう一方のムゲンTシャツは5月7日12時から、ブラックカラーは徳間書店のオンラインショップ「トクマショップ」限定で、ホワイトカラーは「ギークス ルール」オンラインで先着で販売する。※販売の詳細は「ギークス ルール」公式インスタグラムやXで要確認。

「サムライチャンプルー」は、「カウボーイビバップ」を手掛けた渡辺信一郎監督による2014年に放送されたテレビアニメ作品で、江戸時代を舞台にしながらも、ヒップホップを軸とした音楽やグラフィック表現が融合する異色のスタイルで、国内外の多くのファンに支持されている。

SAMURAI CHAMPLOO × GEEKS RULE
15 SILKSCREEN PRINTING T SHIRT

今回のコラボTシャツの1型目は、アニメ第3話「以心伝心 其之壱」でのムゲンとジンの象徴的な対峙シーンをフィーチャー。シルクスクリーン15版という手の込んだプリント手法に加え、ブランド初のボルドーのボディカラーを採用している。サイズはM〜XXLを展開。価格は1万2100円。

SAMURAI CHAMPLOO “MUGEN” × GEEKS RULE
SILKSCREEN PRINTING T SHIRT

ブラック

ホワイト

もう1型は、ムゲンのシルエットに本企画のために書き下ろしたタグ風の「サムライチャンプルー」ロゴをあしらったデザイン。こちらもシルクスクリーンプリントで仕上げている。カラーはホワイトとブラックの2色展開で、サイズはM〜XXLを展開。価格は各7700円。

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「スワロフスキー」とコラボした「クロックス」史上最高額のサンダル 驚きの1足19万8000円

「クロックス(CROCS)」は5月7日、「スワロフスキー(SWAROVSKI)」と初のコラボアイテムを数量限定で発売する。フットウエア2型と“ジビッツ”チャームをそろえ、セレクトショップの「グレイト(GR8)」で扱う。公式オンラインストアは10時から、ラフォーレ原宿店は11時から販売を開始し、ECで売り切れた場合は店頭販売を実施しない。

惜しみなくクリスタルを散りばめた
豪華絢爛なコラボアイテム

“スワロフスキー クロックス ベイ クロッグ”は、自然の美しさにインスピレーションを得たモデル。「クロックス」の厚底フットウエア“ベア(Bea)”をベースに採用し、アッパーやヒールストラップには“スワロフスキークリスタル”を星座のように散りばめた。価格は「クロックス」史上最高額の19万8000円。

“スワロフスキー クロックス クラシック クロッグ”は、アイボリーカラーの“クラシック クロッグ”をベースに、虹色に輝くトンボの羽を“スワロフスキークリスタル”で表現した。また、ヒールストラップにも“スワロフスキークリスタル”を用いた「クロックス」ロゴを配し、かかとからつま先に至るまで、高級感あふれるデザインだ。価格は4万9500円で、サイズはいずれも22〜25cmを用意する。

さらに、限定デザインの“ジビッツ”チャームもラインアップ。“幻の花”とも呼ばれるサボテン科の植物、月下美人をモチーフに、職人が手作業でクリスタルを散りばめた。価格は4万1800円。

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「スワロフスキー」とコラボした「クロックス」史上最高額のサンダル 驚きの1足19万8000円

「クロックス(CROCS)」は5月7日、「スワロフスキー(SWAROVSKI)」と初のコラボアイテムを数量限定で発売する。フットウエア2型と“ジビッツ”チャームをそろえ、セレクトショップの「グレイト(GR8)」で扱う。公式オンラインストアは10時から、ラフォーレ原宿店は11時から販売を開始し、ECで売り切れた場合は店頭販売を実施しない。

惜しみなくクリスタルを散りばめた
豪華絢爛なコラボアイテム

“スワロフスキー クロックス ベイ クロッグ”は、自然の美しさにインスピレーションを得たモデル。「クロックス」の厚底フットウエア“ベア(Bea)”をベースに採用し、アッパーやヒールストラップには“スワロフスキークリスタル”を星座のように散りばめた。価格は「クロックス」史上最高額の19万8000円。

“スワロフスキー クロックス クラシック クロッグ”は、アイボリーカラーの“クラシック クロッグ”をベースに、虹色に輝くトンボの羽を“スワロフスキークリスタル”で表現した。また、ヒールストラップにも“スワロフスキークリスタル”を用いた「クロックス」ロゴを配し、かかとからつま先に至るまで、高級感あふれるデザインだ。価格は4万9500円で、サイズはいずれも22〜25cmを用意する。

さらに、限定デザインの“ジビッツ”チャームもラインアップ。“幻の花”とも呼ばれるサボテン科の植物、月下美人をモチーフに、職人が手作業でクリスタルを散りばめた。価格は4万1800円。

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「ニューエラ」×「サンタ クルーズ スケートボーズ」 “スクリーミングハンド”を配したキャップなど

「ニューエラ(NEW ERA)」は5月8日、スケートボードデッキブランドの「サンタ クルーズ スケートボーズ(SANTA CRUZ SKATEBOARDS)」とのコラボアイテムを発売する。「ニューエラ」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。

「サンタ クルーズ スケートボーズ」コラボ
キャップやバケットハット、Tシャツなど

コラボアイテムは、「サンタ クルーズ スケートボーズ」を象徴する“スクリーミングハンド”モチーフや、ブランドロゴをデザインした、キャップ“フィフティーナインフィフティー(59FIFTY)”(6600円〜)や、“ナインフォーティー Aフレーム トラッカー(9FORTY A-FRAME TRUCKER)”(4400円)、“ゴルファー トラッカー(GOLFER TRUCKER)”(5500円)、“ナインサーティー(9THIRTY)”(4620円)、バケットハット“バケット01 セーラーブリム(BUCKET-01 SAILOR BRIM)”(5060円)、Tシャツ(5500円〜)をラインアップする。

「サンタ クルーズ スケートボーズ」は、スケートボードに初めてアートグラフィックを落とし込んだブランドの1つとして知られる。

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「ニューエラ」×「サンタ クルーズ スケートボーズ」 “スクリーミングハンド”を配したキャップなど

「ニューエラ(NEW ERA)」は5月8日、スケートボードデッキブランドの「サンタ クルーズ スケートボーズ(SANTA CRUZ SKATEBOARDS)」とのコラボアイテムを発売する。「ニューエラ」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。

「サンタ クルーズ スケートボーズ」コラボ
キャップやバケットハット、Tシャツなど

コラボアイテムは、「サンタ クルーズ スケートボーズ」を象徴する“スクリーミングハンド”モチーフや、ブランドロゴをデザインした、キャップ“フィフティーナインフィフティー(59FIFTY)”(6600円〜)や、“ナインフォーティー Aフレーム トラッカー(9FORTY A-FRAME TRUCKER)”(4400円)、“ゴルファー トラッカー(GOLFER TRUCKER)”(5500円)、“ナインサーティー(9THIRTY)”(4620円)、バケットハット“バケット01 セーラーブリム(BUCKET-01 SAILOR BRIM)”(5060円)、Tシャツ(5500円〜)をラインアップする。

「サンタ クルーズ スケートボーズ」は、スケートボードに初めてアートグラフィックを落とし込んだブランドの1つとして知られる。

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ガブリエラ・ハーストが語る、自然と社会を見据えたサステナブルデザイナーとしての哲学

PROFILE: ガブリエラ・ハースト

ガブリエラ・ハースト
PROFILE: ウルグアイにある家族経営の牧場で育つ。2015年秋に自身の名を冠した「ガブリエラ ハースト」を設立。「長年愛用できること」と「サステナビリティ」の価値観をコアに持つ。20年春夏コレクションでは、史上初のカーボンニュートラルなランウェイショーを実施。 16/17年のインターナショナル・ウールマーク・プライズのレディースウェア部門ほか、20年にはCFDAの「アメリカン・ウィメンズウェア・ デザイナー・オブ・ザ・イヤー」など多数のアワードを受賞。20年12月、「クロエ」のクリエイティブ・ディレクターに就任し、24年春夏シーズンをもって同職を退任。現在は「ガブリエラ ハースト」に専念 PHOTO:YOW TAKAHASHI

サステナビリティは、現代のデザイナーにとって大きなテーマのひとつだ。しかし、どの視点から持続可能性を語り、どのようにデザインに落とし込むかは人それぞれであり、その難しさゆえに語ること自体を避けるデザイナーも少なくない。そんな中、ガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst)は自らを「サステナブルデザイナー」と呼び、ウルグアイの田舎の牧場で育ったルーツから生まれた、自然との共生という揺るぎない信念を貫いてきた。ブランド設立10周年の節目を迎えた彼女に、そのデザイン哲学を聞いた。

WWD:「サステナビリティ」という言葉は、現在さまざまに解釈されている。あなた自身はどう定義している?

ガブリエラ・ハースト(以下、ガブリエラ):サステナビリティとは、その言葉が示す通り、「持続可能であること」。つまり、命を支え、製品を支え、長く存続するためのもので、人工的なものとは対局に位置する言葉だと理解している。私の考え方の根底には、「人間は自然の一部であり、自然を支配するものではない」という信念が深く刻まれている。これは牧場で育った幼少期に培った大事な価値観で、「ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)」を立ち上げた時から今に至るまで変わらない、ブランドのコアバリューでもある。一方、取り組み方に目を向ければ、私たちがブランドを始めた頃と比べて確実に進化し多様になった。私が関心を寄せている核融合エネルギーなど、気候危機を乗り越えるための頼もしい技術も多く誕生している。世界は混沌としているように見えるかもしれないが、私の見方はポジティブだ。

WWD:最近は多くのデザイナーが、現代を不安や混沌の時代と語る。あなたは今の時代をどう捉えている?

ガブリエラ:私のビジョンはいつも希望に溢れているし、デザイナーとしてそうでなければいけないと思う。母親でもある自分にとって、世界を今より少しでも良い場所にして次世代に渡す責任を感じているからだ。もちろん現状は厳しい側面もあるが、それでも私は未来に希望を持ち続けている。

人類の歴史の原点に持続可能性の解はある

WWD:“サステナブル素材“とされるものの基準も変化している。「ガブリエラ ハースト」では現在どのような基準で素材を採用している?

ガブリエラ:私は常に人類の服飾史に立ち返り、基本的に天然繊維100%の素材を優先している。もしその中でも「最もサステナブルな素材は何か」と聞かれたら、迷わずウールと答えるだろう。ウールは最も古くから使われてきた素材の一つで、温度調整など天然の機能性にも優れ、耐久性も高い。抗菌性もあり、結果長く着られる。

WWD:市場ではレザーに代わる代替素材も多く出てきている。

ガブリエラ:私はサステナブルデザイナーであって、ビーガンデザイナーとは違う。食肉の副産物である動物の革は使うのが基本的な考え方だ。ポリエステル製の人工皮革と天然レザーがあれば、必ず天然レザーを選択する。イタリアのタンナーは、水の使用量など環境対策にも非常に優れており、適切な水処理や認証取得も進んでいるため、安心して使用している。一方、新しいサステナブル素材にも挑戦している。最近注目している革新素材は、「インヴェルサ(INVERSA)」。これは、フロリダなどで繁殖しすぎて生態系を脅かしている外来種の蛇などから作られる革で、前回のパリで発表したショーにも採用した。とても機能的で素材としての美しさにも惹かれた。

WWD:そうしたサステナビリティへの考え方は顧客にはどの程度伝わっていると感じる?

ガブリエラ:これまではとにかく製品作りに集中していて、サステナブルにまつわる部分を積極的に発信することはしていなかった。顧客もサステナブルな背景よりもデザインに惹かれて購入していると考えていたから。でもブランド設立から10年経った今、環境に配慮したものであることがお客さまの重要な購入動機の1つになっていると感じる。先日うれしかったのは、あるお客さまが店で商品を購入した時のこと。スタッフが用意したパッケージングを見てお客さまは、「ガビー(ガブリエラ)は望まないと思う」とそれを断ったそう。ブランドの哲学が浸透しているんだと思った瞬間だった。最近では「この製品はどのように作られているのか」といった質問をするお客さまも増えてきた。それに応えられるスタッフが店にいてくれていることで実現できたことね。

WWD:2025-26年秋冬コレクションに込めたメッセージは?

ガブリエラ:コレクションは毎回、歴史の中で見過ごされてきた女性の物語からインスパイアされている。私の創造活動は、それらを掘り起こす意義もある。多くの場合、アイコンとなる女性たちとの出会いはとても偶然で、スピリチュアルと言っていいくらい。私がたまたま描いた絵とある作品がリンクしたりね。

今回はリトアニア出身の考古学者マリヤ・ギンブタス(Marija Gimbutas)の研究にインスパイアされた。彼女はヨーロッパの遺跡で数多くの女性を象った土偶を発掘し、そこから母性や女性神の文化を読み解いた人物。多くの女性の偶像が発見された当時の祭祀の場では、武器も要塞も見つからなかったそう。つまり、数千年前の人々は女性を崇拝し、自然と調和して平和に暮らしていた。長い歴史の中でそうした感覚は忘れ去られ、女性は抑圧されている。今回のコレクションでは、この母性の力や自然のサイクルを敬う文化をテーマにして、特に「蛇の女神」という生命創造を象徴する存在をモチーフとして取り入れた。スネークスキンは、カシミアのジャカードニットや「インヴェルサ」、レザーを編み込んで表現した。3つのビンテージのミンクコートを650枚のパーツにカットし、ヘリンボーン柄のコートに仕立て直したピースや、ビンテージバッグと合わせたレザージャケットのルックもお気に入り。洗練されているけど、生々しい。この「洗練された生々しさ」に、自然美を敬愛する私たちの感覚がよく表現されていると思う。

「クロエ」での学びは、サステナブルとビジネスは両立すること

WWD:「クロエ(CHLOE)」での経験を経て、現在は自身のブランドに専念しているが、デザインアプローチに変化はあったか。

ガブリエラ:大きな変化はない。ただ私が100%ブランドに集中するようになった分、チームのみんなは仕事が大変になったんじゃないかしら(笑)。「クロエ」での経験は本当に素晴らしいもので、今はそこで学んだことを活かしてブランド全体の成長につなげることができている。よくサステナビリティはコストがかかると言うけど、それは違う。実際に20年以降私たちのブランドの売り上げは倍増しているし、「クロエ」も短期間で大きく成長した。サステナブルとビジネスが両立することを「クロエ」でも実感できたのは大きい。

WWD:今後のブランドの展望は?

ガブリエラ:日本ではいまショップ・イン・ショップがメインだけど、将来的には直営店を出してブランドの世界観をより強く表現していきたい。ヨーロッパでも出店を進めると同時に、オンラインも強化していく。私たちは、一時期のロゴブームのような難しい時期もたくさん乗り越えてきた。今も社会は混沌としているけれど、私たちが貫いてきたことの価値は間違っていないと確信しているし、成長の道筋は明確に見えている。サステナビリティの面では、循環型のビジネスモデルにしていくための青写真を描いているところ。「より良い選択は何か」を追求することが、私自身のクリエイティビティーの発揮どころ。ラグジュアリーファッションを求める顧客の要望に応えつつ、よりサステナブルな商品を提供していきたい。

WWD:サステナブルデザイナーとして挑戦を続ける理由は?

ガブリエラ:私が常日頃自分に問いかけているのは、「自分は他者のために何ができるか」。非営利団体との協業であれ、別の形であれ、私の仕事には必ず社会的な要素が含まれてきた。なぜ私は人の役に立つことを続けるのか、続けなければいけないのか――。行き着いた答えは、この世界に存在する苦しみや痛みを認識せずに作るものは、「本物」にはなり得ないということ。デザイナーとして、創造する喜びを享受できることは大きな特権だと思う。だからこそ、創造の中に、他者のためになる要素を組み込むことで、より本質的なデザインになり得るのだと思う。

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韓国の人気バッグ「オソイ」は「あえてコンセプトを作らない」 狙いを創業者に聞く

PROFILE: ヒージン・カン/「オソイ」創業者兼CEO兼クリエイティブ・ディレクター

ヒージン・カン/「オソイ」創業者兼CEO兼クリエイティブ・ディレクター
PROFILE: 1982年生まれ、韓国・ソウル出身。2016年、バッグ&シューズブランド「オソイ」を創業する。現在は、CEOを務めつつ、デザインとクリエイティブを監修している PHOTO:DAISUKE TAKEDA
韓国発のバッグ&シューズブランド「オソイ(OSOI)」が、昨年同ブランドの国内独占販売権を取得したユナイテッドアローズとともに、日本での事業を拡大している。ブランド名は、日本語の「遅い」に由来。「自分たちのペースでモノ作りをしたい」というヒージン・カン(Hee Jin Kang)創業者兼CEO兼クリエイティブ・ディレクターの思いが込もるが、それとは裏腹に、ブランドの人気は急速な高まりを見せている。このほど来日したヒージン=クリエイティブ・ディレクターに、「オソイ」のブランド作りについて聞いた。

WWD:改めて、「オソイ」について教えてほしい。

ヒージン・カン「オソイ」創業者兼CEO兼クリエイティブ・ディレクター(以下、カン):「オソイ」は2016年、ウィメンズバッグ&シューズブランドとしてスタートした。当時は、30〜40代の女性がメインターゲットだったが、現在は20代まで裾野が広がっている。海外展開も進めている。日本ではユナイテッドアローズ、その他の国はタイのセントラル・グループが流通のパートナーだ。聖水(ソンス)の本店を拠点に、アジアから欧米まで全世界30ヵ所以上に卸している。

WWD:ブランドコンセプトは?

カン:あえて作らない。クリエイションの限界を定めたくないから。むしろさまざまなコンセプトを取り入れながら、ブランドを育てていきたい。その集積こそが、私たちのブランドコンセプトだと言い換えられる。

WWD:それだと、ブランドイメージを構築しにくくないか?

カン:私たちには、特徴的なシルエットがある。「オソイ」にとって、コンセプト以上にブランドを物語る存在だ。

WWD:「オソイ」のシルエットとは?

カン:曲線で描かれた、ボリューミーで遊び心のあるシルエット。ハイブランドのバッグで目が肥えてきた人の目にも留まることだろう。

WWD:代表的なバッグは?

カン:あえて選ぶなら、16年に発売した“ブロート”シリーズ。着想源は、古典映画の主人公が使っていたドクターズバッグだ。ローンチ時からあるバッグだが、今も売り上げのトップ5に入るほど継続的な人気を誇る。ちなみに、“ブロート”はドイツ語でパンを意味する。ずっと見ていると、ふっくらとしたシルエットが焼きたてのパンに見えてくるだろう。

WWD:カラーリングへのこだわりは?

カン:私たちが作っているのは、服ではなくバッグ。クリームやブラウンなど、服に合わせやすいカラーを意識している。

WWD:洗練されたビジュアルも印象的だ。

カン:バッグは、スタイルを作るものではなく、スタイルに溶け込むもの。だからこそ、ビジュアルで「どのようにスタイリングすべきか?」まで丁寧に伝える必要がある。20代までファンが広がっているのも、ビジュアル作りにこだわっているから。感度の高い見せ方が、新客流入のフックになっている。

ユナイテッドアローズと目指すもの

WWD:ユナイテッドアローズと組んだのはなぜか?

カン:私たちにとって、日本は最も重要なマーケット。23年の時点で、日本の売り上げは全体の20%を超え、旗艦店のソンス店も日本人の顧客が一番多い。それゆえ、日本でのパートナー選びは慎重にすべきと考えていた。ユナイテッドアローズは、卸先の中でも特段売れ行きが良かった。中には、立ち上がりから1カ月で売り切れるコレクションもあったほどだ。反応の良さは相性の良さ。私たちが日本で事業を広げていくにあたり、ユナイテッドアローズほど頼りになる企業はない。そう思い、力を貸してもらうことにした。

WWD:日本での戦略は?

カン:日本でしっかりと根を張り、ブランドを育てていきたい。2月中旬には、公式ブランドサイトを「ユナイテッドアローズ オンライン」内に開設し、「ユナイテッドアローズ」の一部店舗に常設コーナーを構えた。今年中には、東京に単独店もオープンする予定だ。内装にこだわり、「オソイ」の世界観をより立体的に伝えられる場所に仕上げたい。

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【スナップ】BLACKPINKジス、TXT、ハン・ソヒらが来場 「ディオール」がソウルで展覧会を開催中

「ディオール(DIOR)」は7月13日まで、“クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ”展をソウルの東大門デザインプラザで開催している。4月19日にはオープニングイベントが開催され、同ブランドアンバサダーを務めるBLACKPINKジス(Jisoo)をはじめとした多数のセレブリティーが参加した。

会場には、ジスのほか、ボーイズグループのトゥモロー バイ トゥギャザー(TOMORROW X TOGETHER以下、TXT)やセブンティーン(SEVENTEEN)のメンバー、ミンギュ(Mingyu)、俳優のハン・ソヒ(Han So-Hee)、キム・ミンジュ(Kim Min-Ju)ナム・ジュヒョク(Nam Joo Hyuk)、フィギュアスケーターのキム・ユナ(Kim Yuna)、ガールズグループミャオ(Meovv)のメンバー、ナリン(Narin)らが来場した。

韓国を代表するアーティストの作品も展示

同展覧会は、「ディオール」生誕70周年を祝してパリ装飾芸術美術館で始まり、その後ロンドン、上海、成都、ニューヨーク、ドーハ、東京、リヤドなどで開催。同ブランドのオケージョンドレスの歴史、クラフツマンシップを振り返り、また、創設者クリスチャン・ディオール(Christian Dior)の庭園への愛も取り上げる。

展示品は、1万5000着のドレスと1万5000個のアクセサリーを誇るアーカイブコレクションの中からそれぞれの都市に合わせて新しく選定される。ソウルの展示では、オークションで発見された未公開のものから、ジスやナタリー・ポートマン(Natalie Portman)がレッドカーペットで着用したものまで約250着のドレスが登場する。

 

ジスは、ジャガードとサテン地のブラックドレスに、ジュエリーをあしらった“レディディオール”バッグを持って登場し、自身が着用したドレスの展示の横でポーズをとっていた。

ソウルの開催では、新しいドレスに加え、「ディオール レディ アート プロジェクト」に新しく参加する、韓国出身アーティストの作品も発表する。“もの派ムーブメント”のパイオニアであるリ・ウファン(Lee Ufan)は、彼を象徴するスタイルであるジェスチャードローイングをブラック、ミント、ホワイトの全3色のウール製バッグに施した。

 

展覧会のハイライトは、朝鮮の伝統的な白磁器“月壺”をコンセプトにした空間で、クリスチャン・ディオールの庭園への愛がキム・ヒョンジュ(Hyunju Kim)による繊細なペーパーアートで再現される。

来場者スナップ

イベント概要

◾️“クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ”展

日程:〜7月13日
場所:東大門デザインプラザ
住所:ソウル特別市 中区 乙支路7街 2-1

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トラベルライター間庭がハコ推し! 今こそ行くべき“サティパホテル”「ジャヌ東京」

旅の質が重視される今、気分や価値観にフィットし、心から満足できるサティスファクション パフォーマンス=サティパのいいホテルが求められている。麻布台ヒルズに開業した「アマン」の世界姉妹ブランドホテル「ジャヌ東京」もそのひとつ。この春、現代アーティスト松山智一の世界観を感じるコラボレーションも企画され、これまでにないラグジュアリーライフスタイルを体感できる場となった。

世界初の「アマン」の姉妹ブランドとして
魂を刺激する旅をプロデュース

麻布台ヒルズが開業して1年以上が経った。日比谷線の各駅に六本木、麻布台(神谷町)、虎ノ門と3つのヒルズがそろったわけだが、洗練と華やかさだけでない、空間デザインで表現されるように少しオーガニックな要素がある麻布台ヒルズが一番好きだ。春になると広場や屋上の芝生が芽吹く。敷地内には農園もある。なんというか、きらびやかな非日常ではなく、富裕層の上質な日常、という余裕があるのだ。

麻布台ヒルズのなかにあるホテル「ジャヌ東京(JANU TOKYO)」はあのアマングループのブランドホテル。しかも世界に先駆けて東京からこのブランディングはスタートするという。すでにドバイやポルトガル、モンテネグロ、サウジアラビア、韓国など、世界各地でプロジェクトが進んでいるのだとか。

「アマン」が極上の隠れ家のようなラグジュアリーホテル&リゾートであるのに対し、ジャヌは「つながり」「インスピレーション」「探究心」をコンセプトに、人と人のつながりや、躍動的なソーシャルシーンを大切にしている。一度だけ、セレブな友人が滞在したとき、「アマン東京」のスイートを見せてもらったことがあったが、都心にあるのにまさに静謐。サンスクリット語で「平和」を表すのにふさわしい空間だった。対する「ジャヌ」は同じくサンスクリットで「魂」を意味し、アートやファッションなど感性を刺激するような交流点となっている。さまざまなカルチャーが交錯する麻布台ヒルズは絶好のロケーションなのだ。

近くて遠く、ハードルが高い…?
実はアクセサブルなダイニングも

まずはエントランスから。麻布台ヒルズの動線上にあるのだが、サインも極めて控えめ。知る人のみが通れる門という感じ。さりげないけれどハードルが高い…!右手にはアート作品やジャヌオリジナルグッズなどのアマンブランドのラインアップがそろう「アマン エッセンシャルズ ブティック」、正面に進むとインフォメーションデスクが。同階にあるイタリアンレストラン「ジャヌ メルカート」の入口横にも今回のコラボレーションの一環である作品展示があり、空間をカラフルに彩っている。心地よいテラス席では愛犬を連れての食事も可能。目の前の広場に現代美術家・松山智一氏のダイナミックなモダンアートが展示され、作品と一体化するような感覚に。朝から営業しているオールデイダイニングなので、思ったよりも気軽に立ち寄れそうだ。そう。意外にも「ジャヌ東京」にはアクセサブルなダイニングも多い。今回、「松山智一展 FIRST LAST」展覧会の半券を提示すると、ジャヌ東京内の6つのレストランでランチ、ディナー時のウェルカムドリンクを1杯プレゼントされる。スパークリングワイン片手にアート談義なんて粋だ。

5階のジャヌ ラウンジ & ガーデンテラスでは、今回展示された作品にインスパイアされたカラフルなアフタヌーンティーも1万100円(税、サービス料込)で提供。アートを映したホワイトチョコレートを添えた「ニューヨークチーズケーキ」「いちご杏仁豆腐」や「デコポンタルト」など、色鮮やかで繊細。セイボリーには松山氏の出身地である岐阜県産の「飛騨牛ローストビーフオープンサンド」に合わせ「サーモンムースとベジタブルのミルフィーユ」などが並び、これまたカラフル。食べるのが惜しくなる美しさだ。ここのテラスから眺める東京タワーも絶景だ。

ウェルネスの充実ぶりは7つ星級
魂がよろこぶホリスティックな体験も

「ジャヌ東京」のホリスティックなウェルネスセンターは、心と体が調和するサンクチュアリのような空間だ。約4000㎡の広さを誇るこの施設には、都内ホテル最大級のジム、素晴らしい景色を望む25mプール、スパハウスがあり、この空間にいるだけで心身が浄化されそうだ。ラウンジプール(ジェットバス)もある広々としたプールサイドでずっと過ごしたくなる。そしてスタジオではヨガやストレッチ、キックボクシングなど、1日平均10クラスのグループセッションにも参加できるのだ。パーソナルトレーニングを受けられるスタジオやボクシングジム、シミュレーションゴルフなどの設備もあり、ここがホテル内であることを忘れてしまう。メディテーションや呼吸法など、マインドフルネスのセッションがあるのもジャヌらしい。

スパハウスも秀逸だ。ロシア発祥のウッドサウナ「バーニャ」、トルコ発祥のスチームサウナ「ハマム」などがあるプライベートなスパハウスで、バーニャ スパハウス エクスペリエンス 2名2時間13万8000円、ハマム スパハウス エクスペリエンス 2名2時間11万5000円(それぞれ税、サービス料込み)から貸切れる。アウトドアのジャグジーやテラス(テラスは『ハマム』のみ)で整い、魂を開放させよう。シングルトリートメントでは、ヒマラヤン ポルティス トリートメントやスパハウスエクスペリエンスのトリートメントのメニューとは別になるが、アメジスト スクラブ & ラップなどのトリートメントも受けられる。

東京の中心でアーティスティックな休日を
一度は体験したい夢のバカンスがここに!

さていよいよゲストルームへ。122室は55㎡から284㎡までと広さはさまざまだが、とにかくその開放感に驚く。プレミアムルームは街に開いた大開口、バスタブと寝室、リビング空間の間にはシームレスで部屋全体が一続き。浴室は仕切ることはできるが、入浴時以外は開放するとテラスまで含めた大空間となる。ジャヌ全体のデザインに合わせて、客室も木材や石、布など自然由来の素材に囲まれているような安心感がある。サンドベージュやオフホワイトなど、目に優しい色でコーディネートされ、シンクやバスタブもその中で違和感のない色調。長期滞在を好むセレブが多いのもうなづける。まさに上質な日常…!

ジャヌ東京は、一番コンパクトな部屋で16万円台から、シンボリックな東京タワーの眺望が迫力のコーナースイートなどは1泊30万円以上だ。ほぼ全客室にゆったりとしたプライベートバルコニーがあり、暮らすようにくつろげる。私には手の届かないハイエンドなホテル…と思っていたのだが、その内容、唯一無二な滞在が可能であることを考えると、リーズナブルな気さえしてきた。都内であるメリットを生かし、エアチケットなどさまざまな移動費、時間を考えるとかえってコスパもタイパもいいのかも。宿泊費には朝食やウェルネス施設の使用料なども含まれている。海外旅行に行くつもりで、そのコストを宿泊費とすれば、今までにない夢のバカンスがかなう…!次の休みは麻布台でバカンスにしようか。本気で今、企んでいる。まずはジャヌ バーで東京の16の街をモチーフにしたカクテルを味わうなど、1ランク上の週末を過ごしてみようか。

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トラベルライター間庭がハコ推し! 今こそ行くべき“サティパホテル”「ジャヌ東京」

旅の質が重視される今、気分や価値観にフィットし、心から満足できるサティスファクション パフォーマンス=サティパのいいホテルが求められている。麻布台ヒルズに開業した「アマン」の世界姉妹ブランドホテル「ジャヌ東京」もそのひとつ。この春、現代アーティスト松山智一の世界観を感じるコラボレーションも企画され、これまでにないラグジュアリーライフスタイルを体感できる場となった。

世界初の「アマン」の姉妹ブランドとして
魂を刺激する旅をプロデュース

麻布台ヒルズが開業して1年以上が経った。日比谷線の各駅に六本木、麻布台(神谷町)、虎ノ門と3つのヒルズがそろったわけだが、洗練と華やかさだけでない、空間デザインで表現されるように少しオーガニックな要素がある麻布台ヒルズが一番好きだ。春になると広場や屋上の芝生が芽吹く。敷地内には農園もある。なんというか、きらびやかな非日常ではなく、富裕層の上質な日常、という余裕があるのだ。

麻布台ヒルズのなかにあるホテル「ジャヌ東京(JANU TOKYO)」はあのアマングループのブランドホテル。しかも世界に先駆けて東京からこのブランディングはスタートするという。すでにドバイやポルトガル、モンテネグロ、サウジアラビア、韓国など、世界各地でプロジェクトが進んでいるのだとか。

「アマン」が極上の隠れ家のようなラグジュアリーホテル&リゾートであるのに対し、ジャヌは「つながり」「インスピレーション」「探究心」をコンセプトに、人と人のつながりや、躍動的なソーシャルシーンを大切にしている。一度だけ、セレブな友人が滞在したとき、「アマン東京」のスイートを見せてもらったことがあったが、都心にあるのにまさに静謐。サンスクリット語で「平和」を表すのにふさわしい空間だった。対する「ジャヌ」は同じくサンスクリットで「魂」を意味し、アートやファッションなど感性を刺激するような交流点となっている。さまざまなカルチャーが交錯する麻布台ヒルズは絶好のロケーションなのだ。

近くて遠く、ハードルが高い…?
実はアクセサブルなダイニングも

まずはエントランスから。麻布台ヒルズの動線上にあるのだが、サインも極めて控えめ。知る人のみが通れる門という感じ。さりげないけれどハードルが高い…!右手にはアート作品やジャヌオリジナルグッズなどのアマンブランドのラインアップがそろう「アマン エッセンシャルズ ブティック」、正面に進むとインフォメーションデスクが。同階にあるイタリアンレストラン「ジャヌ メルカート」の入口横にも今回のコラボレーションの一環である作品展示があり、空間をカラフルに彩っている。心地よいテラス席では愛犬を連れての食事も可能。目の前の広場に現代美術家・松山智一氏のダイナミックなモダンアートが展示され、作品と一体化するような感覚に。朝から営業しているオールデイダイニングなので、思ったよりも気軽に立ち寄れそうだ。そう。意外にも「ジャヌ東京」にはアクセサブルなダイニングも多い。今回、「松山智一展 FIRST LAST」展覧会の半券を提示すると、ジャヌ東京内の6つのレストランでランチ、ディナー時のウェルカムドリンクを1杯プレゼントされる。スパークリングワイン片手にアート談義なんて粋だ。

5階のジャヌ ラウンジ & ガーデンテラスでは、今回展示された作品にインスパイアされたカラフルなアフタヌーンティーも1万100円(税、サービス料込)で提供。アートを映したホワイトチョコレートを添えた「ニューヨークチーズケーキ」「いちご杏仁豆腐」や「デコポンタルト」など、色鮮やかで繊細。セイボリーには松山氏の出身地である岐阜県産の「飛騨牛ローストビーフオープンサンド」に合わせ「サーモンムースとベジタブルのミルフィーユ」などが並び、これまたカラフル。食べるのが惜しくなる美しさだ。ここのテラスから眺める東京タワーも絶景だ。

ウェルネスの充実ぶりは7つ星級
魂がよろこぶホリスティックな体験も

「ジャヌ東京」のホリスティックなウェルネスセンターは、心と体が調和するサンクチュアリのような空間だ。約4000㎡の広さを誇るこの施設には、都内ホテル最大級のジム、素晴らしい景色を望む25mプール、スパハウスがあり、この空間にいるだけで心身が浄化されそうだ。ラウンジプール(ジェットバス)もある広々としたプールサイドでずっと過ごしたくなる。そしてスタジオではヨガやストレッチ、キックボクシングなど、1日平均10クラスのグループセッションにも参加できるのだ。パーソナルトレーニングを受けられるスタジオやボクシングジム、シミュレーションゴルフなどの設備もあり、ここがホテル内であることを忘れてしまう。メディテーションや呼吸法など、マインドフルネスのセッションがあるのもジャヌらしい。

スパハウスも秀逸だ。ロシア発祥のウッドサウナ「バーニャ」、トルコ発祥のスチームサウナ「ハマム」などがあるプライベートなスパハウスで、バーニャ スパハウス エクスペリエンス 2名2時間13万8000円、ハマム スパハウス エクスペリエンス 2名2時間11万5000円(それぞれ税、サービス料込み)から貸切れる。アウトドアのジャグジーやテラス(テラスは『ハマム』のみ)で整い、魂を開放させよう。シングルトリートメントでは、ヒマラヤン ポルティス トリートメントやスパハウスエクスペリエンスのトリートメントのメニューとは別になるが、アメジスト スクラブ & ラップなどのトリートメントも受けられる。

東京の中心でアーティスティックな休日を
一度は体験したい夢のバカンスがここに!

さていよいよゲストルームへ。122室は55㎡から284㎡までと広さはさまざまだが、とにかくその開放感に驚く。プレミアムルームは街に開いた大開口、バスタブと寝室、リビング空間の間にはシームレスで部屋全体が一続き。浴室は仕切ることはできるが、入浴時以外は開放するとテラスまで含めた大空間となる。ジャヌ全体のデザインに合わせて、客室も木材や石、布など自然由来の素材に囲まれているような安心感がある。サンドベージュやオフホワイトなど、目に優しい色でコーディネートされ、シンクやバスタブもその中で違和感のない色調。長期滞在を好むセレブが多いのもうなづける。まさに上質な日常…!

ジャヌ東京は、一番コンパクトな部屋で16万円台から、シンボリックな東京タワーの眺望が迫力のコーナースイートなどは1泊30万円以上だ。ほぼ全客室にゆったりとしたプライベートバルコニーがあり、暮らすようにくつろげる。私には手の届かないハイエンドなホテル…と思っていたのだが、その内容、唯一無二な滞在が可能であることを考えると、リーズナブルな気さえしてきた。都内であるメリットを生かし、エアチケットなどさまざまな移動費、時間を考えるとかえってコスパもタイパもいいのかも。宿泊費には朝食やウェルネス施設の使用料なども含まれている。海外旅行に行くつもりで、そのコストを宿泊費とすれば、今までにない夢のバカンスがかなう…!次の休みは麻布台でバカンスにしようか。本気で今、企んでいる。まずはジャヌ バーで東京の16の街をモチーフにしたカクテルを味わうなど、1ランク上の週末を過ごしてみようか。

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注目の韓国ブランド「ポスト アーカイブ ファクション」が”思い出の品”から着想を得たアイテムを発売

2018年にスタートした韓国発のファッションブランド「ポスト アーカイブ ファクション(POST ARCHIVE FACTION)」は5⽉2⽇、"スーベニア(思い出の品)"から着想を得たカプセルコレクション(全12型)を、オフィシャルオンラインストアで販売する。

本コレクションでは、Tシャツ11型、キャップ1型の全12アイテムを展開。"スーベニア(思い出の品)"をコンセプトに、⼼に残る瞬間を静かに呼び起こす存在として、各アイテムがデザインされている。ブランドのシグネチャーロゴのほか、バタフライ、猫、松の⽊、韓国陶磁器、さらに韓国を代表する詩⼈ユン・ドンジュによる詩「道」の⼀節など、多彩な象徴的グラフィックが表現されたラインアップとなっている。

「ポスト アーカイブ ファクション」とは?

「ポスト アーカイブ ファクション」は、18年にドンジュン・リムとスキョ・ジョンによってソウルで設⽴されたファッションブランド。既存のデザインの枠組みを超えた新たな創造性を追求するため、⾐服やオブジェクトを解体し、再構築することで新たな構造的フォーミュラを⽣み出している。このアプローチを通じて、アバンギャルドなスポーツウェアと未来的なアウターウェアを融合させた独⾃のスタイルを確⽴してきた。21年にはLVMH プライズのファイナリストにノミネートされ、21年から3年連続でHypebeast 100に選出されるなど、ファッション業界で注⽬を集めている。近年では、「オン(ON)」とのコラボレーションなどで話題を集めた。

カプセルコレクション
アイテム一覧

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注目の韓国ブランド「ポスト アーカイブ ファクション」が”思い出の品”から着想を得たアイテムを発売

2018年にスタートした韓国発のファッションブランド「ポスト アーカイブ ファクション(POST ARCHIVE FACTION)」は5⽉2⽇、"スーベニア(思い出の品)"から着想を得たカプセルコレクション(全12型)を、オフィシャルオンラインストアで販売する。

本コレクションでは、Tシャツ11型、キャップ1型の全12アイテムを展開。"スーベニア(思い出の品)"をコンセプトに、⼼に残る瞬間を静かに呼び起こす存在として、各アイテムがデザインされている。ブランドのシグネチャーロゴのほか、バタフライ、猫、松の⽊、韓国陶磁器、さらに韓国を代表する詩⼈ユン・ドンジュによる詩「道」の⼀節など、多彩な象徴的グラフィックが表現されたラインアップとなっている。

「ポスト アーカイブ ファクション」とは?

「ポスト アーカイブ ファクション」は、18年にドンジュン・リムとスキョ・ジョンによってソウルで設⽴されたファッションブランド。既存のデザインの枠組みを超えた新たな創造性を追求するため、⾐服やオブジェクトを解体し、再構築することで新たな構造的フォーミュラを⽣み出している。このアプローチを通じて、アバンギャルドなスポーツウェアと未来的なアウターウェアを融合させた独⾃のスタイルを確⽴してきた。21年にはLVMH プライズのファイナリストにノミネートされ、21年から3年連続でHypebeast 100に選出されるなど、ファッション業界で注⽬を集めている。近年では、「オン(ON)」とのコラボレーションなどで話題を集めた。

カプセルコレクション
アイテム一覧

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「インバウンド富裕層のスペシャリスト」を名乗るWIZって一体、何者!?

 

海外からのインバウンド富裕層の存在感が増す昨今は、彼らならではのニーズを掴み、商品をアレンジしたり新しいサービスを開発したりが必要だ。そんな中、WIZと名乗る金髪の男性は、自らを「インバウンド富裕層のスペシャリスト」と名乗り、こと中華圏の富裕層とのコミュニティーを拡大しながら、そこで得た知識や人脈を活かし、インバウンド富裕層向けのプロモーションやイベント企画、ブランディングに取り組んでいるという。この男は何者で、日本のファッション業界や富裕層ビジネスに何をもたらしてくれるのか?彼のレジデンスで話を聞いた。

WWDJAPAN:そもそも、あなたは一体何者?

WIZ:台湾で芸能活動をした後、ダンスのインストラクターや振付師、そして男性グループのプロデュースなどを手掛けた。その頃から日本語を学んで2015年、25歳の時に来日。今はアジアの芸能人が日本で、逆に日本の芸能人がアジアで活躍するサポートを行いながら、顧問としてインバウンド富裕層向けのプロモーションや、彼らに向けたブランディング活動などに参画しています。

WWDJAPAN:「インバウンド富裕層のスペシャリスト」としての活動は、どのように始まった?

WIZ:来日後はまず、ナイトクラブで働き始めました。そこで来日したVIPの対応や彼らに向けたプロモーションの必要性を感じたんです。当時は、中国人の“爆買い”が騒がれていた頃。中華圏の人たちは買い物だけではなくナイトライフも楽しみたいと思っていたけれど、「中国語が通じない」や「騙されないか不安」などの問題があり、安心して遊べてはいなかった。彼らに向けたプロモーションやサービス開発は大成功して、クチコミで広がるようになりました。そこで「同じことが、ファッションの世界でも通用するのではないか?」と思ったんです。まずは日本のセレクトショップと一緒に、中華圏からのインバウンド富裕層の来店促進施策をスタート。今は都内のラグジュアリー・レジデンスのプライベートセールスにも携わっています。

WWDJAPAN:今は、どのくらいのインバウンド富裕層と繋がっている?

WIZ:例えば中国ではビザの発給が厳しくなっているなどの理由で、各国から来日する人の流れにはトレンドがあります。だから具体的な数字を言うことは難しいけれど、「数千」と言うところでしょうか?いずれにしても、日本はやっぱり人気の国。これまでの円安はもちろんですが、日本には四季があり、夏の花火や冬のイルミネーションなど、それぞれの季節にイベントが存在しています。食事は、間違いなくアジアで一番。ホテルも都内からリゾートまで、5つ星が多いですよね?安全だから、買い物も楽しい。もちろん政治や訪日施策、各国の状況により流動的ですが、私がアプローチする人や繋がっているコミュニティーはますます増えています。

WWDJAPAN:インバウンド富裕層と繋がる秘訣は?

WIZ:インバウンドへのプロモーションなら、デジタル・マーケティングだと思います。でもインバウンド富裕層へのプロモーションなら、古臭いかもしれないけれど汗をかくことが大事。直接話を聞いて、センスとアイデア、コミュニティの力で楽しんでいただくことを繰り返すのが重要です。

WWDJAPAN:ケースバイケースだと思うが、繋がっているインバウンド富裕層は、日本で何を楽しんで、どのくらいのお金を落としていく?

WIZ:ニセコで雪を見て、京都を楽しんでから羽田や成田から帰国する2〜3週間の間に、宿泊や食事とは別に数百万円の買い物を楽しまれる方は、決して珍しい存在ではありません。確かに中国の経済状況は芳しくはありませんが、それでも大きな国だから富裕層の数は多く、お金を持っている人は今もたくさん持っています。

WWDJAPAN:そんな人たちは、日本での買い物をどう楽しみたいと思っている?販売する側が気をつけるべきポイントは?

WIZ:好みはそれぞれですが、共通するのは、「皆、時間を気にしている」。例えば、もちろんみんな高額品を買ったら素敵にラッピングして欲しいとは思っているけれど、免税手続きも含めて5分なら待てるけれど、20分なら省いてほしい人は大勢います。「ラッピングは?」「免税は?」と、先に聞いておくのがベター。売る側も、買う側もハッピーになれますからね。日本のサービスは丁寧な一方、特に時間がかかり、逆にストレスを感じる人もいるように思います。

WWDJAPAN:今は、セレクトショップのヌビアンと共に、インバウンド富裕層も興味を持ちそうな商品やイベントを企画している。例えば、インバウンド富裕層に向けたヌビアンのブランディングは、日本のファンや潜在顧客に向けたブランディングと何が違う?

WIZ:日本の業界やファンと、インバウンド富裕層では、そもそもヌビアンの捉え方や見方が根本的に異なっています。おそらく日本人は、ヌビアンを「ストリートで、ヒップホップなカンジのセレクトショップ」と捉えているのではないでしょうか?そして「ヒップホップなカンジだから、少し敷居が高い」と思っている人もいるでしょう。でも、インバウンド富裕層にとってのヌビアンは、「ジャストクール(ただカッコいい)」。「ヒップホップだから入りづらい」などの感覚もありません。こうした微妙な感覚、見方や捉え方の違いを把握することが重要です。

WWDJAPAN:そこで2月には、台湾のアーティスト羅志祥(ショウ・ルオ)が手掛ける「ゴットノーフィアーズ(GOTNOFEARS)」のポップアップストアを原宿店で開催した。正直、「ストリート」なヌビアンで芸能人イベントは意外な印象だった。

WIZ:来日コンサートの翌日、当初はインバウンド向けのイベントとして企画しました。インバウンド富裕層にとってのヌビアンは「ジャストクール」だから、同じく「ジャストクール」なアーティストとブランドを招待したカンジ。確かにヌビアンでは前例のないイベントでしたが、オープン前から大勢のファンに並んでいただき、商品は2時間で完売。ミート&グリート含め、大盛況でした。イベントとしては決して珍しいものではないかもしれないけれど、誰を思い浮かべ、実際コラボ商品を企画した上で来店してもらえるか?については、肌感覚やコミュニティが大事。ネットやAIでも調べられるけれど、言語が違えばニュアンスも違う。そこに私の価値があると思っています。

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「インバウンド富裕層のスペシャリスト」を名乗るWIZって一体、何者!?

 

海外からのインバウンド富裕層の存在感が増す昨今は、彼らならではのニーズを掴み、商品をアレンジしたり新しいサービスを開発したりが必要だ。そんな中、WIZと名乗る金髪の男性は、自らを「インバウンド富裕層のスペシャリスト」と名乗り、こと中華圏の富裕層とのコミュニティーを拡大しながら、そこで得た知識や人脈を活かし、インバウンド富裕層向けのプロモーションやイベント企画、ブランディングに取り組んでいるという。この男は何者で、日本のファッション業界や富裕層ビジネスに何をもたらしてくれるのか?彼のレジデンスで話を聞いた。

WWDJAPAN:そもそも、あなたは一体何者?

WIZ:台湾で芸能活動をした後、ダンスのインストラクターや振付師、そして男性グループのプロデュースなどを手掛けた。その頃から日本語を学んで2015年、25歳の時に来日。今はアジアの芸能人が日本で、逆に日本の芸能人がアジアで活躍するサポートを行いながら、顧問としてインバウンド富裕層向けのプロモーションや、彼らに向けたブランディング活動などに参画しています。

WWDJAPAN:「インバウンド富裕層のスペシャリスト」としての活動は、どのように始まった?

WIZ:来日後はまず、ナイトクラブで働き始めました。そこで来日したVIPの対応や彼らに向けたプロモーションの必要性を感じたんです。当時は、中国人の“爆買い”が騒がれていた頃。中華圏の人たちは買い物だけではなくナイトライフも楽しみたいと思っていたけれど、「中国語が通じない」や「騙されないか不安」などの問題があり、安心して遊べてはいなかった。彼らに向けたプロモーションやサービス開発は大成功して、クチコミで広がるようになりました。そこで「同じことが、ファッションの世界でも通用するのではないか?」と思ったんです。まずは日本のセレクトショップと一緒に、中華圏からのインバウンド富裕層の来店促進施策をスタート。今は都内のラグジュアリー・レジデンスのプライベートセールスにも携わっています。

WWDJAPAN:今は、どのくらいのインバウンド富裕層と繋がっている?

WIZ:例えば中国ではビザの発給が厳しくなっているなどの理由で、各国から来日する人の流れにはトレンドがあります。だから具体的な数字を言うことは難しいけれど、「数千」と言うところでしょうか?いずれにしても、日本はやっぱり人気の国。これまでの円安はもちろんですが、日本には四季があり、夏の花火や冬のイルミネーションなど、それぞれの季節にイベントが存在しています。食事は、間違いなくアジアで一番。ホテルも都内からリゾートまで、5つ星が多いですよね?安全だから、買い物も楽しい。もちろん政治や訪日施策、各国の状況により流動的ですが、私がアプローチする人や繋がっているコミュニティーはますます増えています。

WWDJAPAN:インバウンド富裕層と繋がる秘訣は?

WIZ:インバウンドへのプロモーションなら、デジタル・マーケティングだと思います。でもインバウンド富裕層へのプロモーションなら、古臭いかもしれないけれど汗をかくことが大事。直接話を聞いて、センスとアイデア、コミュニティの力で楽しんでいただくことを繰り返すのが重要です。

WWDJAPAN:ケースバイケースだと思うが、繋がっているインバウンド富裕層は、日本で何を楽しんで、どのくらいのお金を落としていく?

WIZ:ニセコで雪を見て、京都を楽しんでから羽田や成田から帰国する2〜3週間の間に、宿泊や食事とは別に数百万円の買い物を楽しまれる方は、決して珍しい存在ではありません。確かに中国の経済状況は芳しくはありませんが、それでも大きな国だから富裕層の数は多く、お金を持っている人は今もたくさん持っています。

WWDJAPAN:そんな人たちは、日本での買い物をどう楽しみたいと思っている?販売する側が気をつけるべきポイントは?

WIZ:好みはそれぞれですが、共通するのは、「皆、時間を気にしている」。例えば、もちろんみんな高額品を買ったら素敵にラッピングして欲しいとは思っているけれど、免税手続きも含めて5分なら待てるけれど、20分なら省いてほしい人は大勢います。「ラッピングは?」「免税は?」と、先に聞いておくのがベター。売る側も、買う側もハッピーになれますからね。日本のサービスは丁寧な一方、特に時間がかかり、逆にストレスを感じる人もいるように思います。

WWDJAPAN:今は、セレクトショップのヌビアンと共に、インバウンド富裕層も興味を持ちそうな商品やイベントを企画している。例えば、インバウンド富裕層に向けたヌビアンのブランディングは、日本のファンや潜在顧客に向けたブランディングと何が違う?

WIZ:日本の業界やファンと、インバウンド富裕層では、そもそもヌビアンの捉え方や見方が根本的に異なっています。おそらく日本人は、ヌビアンを「ストリートで、ヒップホップなカンジのセレクトショップ」と捉えているのではないでしょうか?そして「ヒップホップなカンジだから、少し敷居が高い」と思っている人もいるでしょう。でも、インバウンド富裕層にとってのヌビアンは、「ジャストクール(ただカッコいい)」。「ヒップホップだから入りづらい」などの感覚もありません。こうした微妙な感覚、見方や捉え方の違いを把握することが重要です。

WWDJAPAN:そこで2月には、台湾のアーティスト羅志祥(ショウ・ルオ)が手掛ける「ゴットノーフィアーズ(GOTNOFEARS)」のポップアップストアを原宿店で開催した。正直、「ストリート」なヌビアンで芸能人イベントは意外な印象だった。

WIZ:来日コンサートの翌日、当初はインバウンド向けのイベントとして企画しました。インバウンド富裕層にとってのヌビアンは「ジャストクール」だから、同じく「ジャストクール」なアーティストとブランドを招待したカンジ。確かにヌビアンでは前例のないイベントでしたが、オープン前から大勢のファンに並んでいただき、商品は2時間で完売。ミート&グリート含め、大盛況でした。イベントとしては決して珍しいものではないかもしれないけれど、誰を思い浮かべ、実際コラボ商品を企画した上で来店してもらえるか?については、肌感覚やコミュニティが大事。ネットやAIでも調べられるけれど、言語が違えばニュアンスも違う。そこに私の価値があると思っています。

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「マックスマーラ」の“ホイットニー バッグ”が10周年 初登場モデルを復刻&新14色を追加

「マックスマーラ(MAX MARA)」は5月7日、アイコニックな“ホイットニー バッグ”の10周年記念モデル(新14色、全6サイズ)を発売する。「マックスマーラ」表参道店、銀座三丁目店および公式オンラインショップをはじめ、全国の限定店舗で取り扱う。

“ホイットニー バッグ”は、2015年にリニューアルオープンした米ニューヨークのホイットニー美術館を記念し、建築デザイン図案集の「レンゾ・ピアノ・ビルディング・ワークショップ」とコラボレーションして発表した。

今回、同バッグの誕生10周年を記念し、15年に初登場したモデルを数量限定で復刻。ホイットニー美術館のメタリックなファサードを想起させるアルミニウムカラーのレザーに、鮮やかなレッドのナッパレザーのライニングを施した。価格は53万200円。

また、ソフトピンク、シルバー、ゴールド、キャメル、オーシャンブルー、リキン・グリーン、ディープブラウン、ブラックなど新たに14色を追加し、5本リブのデザインも登場。サイズ展開は全6種類となる。なお、全てのに“ホイットニー バッグ”に“Designed by Renzo Piano Building Workshop”の文字を刻印した。こちらの価格は19万2500〜48万1800円。

「マックスマーラ」表参道店は7日、特別なウィンドウディスプレイを開始する。同店舗では、“ホイットニーバッグ”の新たな表情や、メタフィジカルなインスピレーション、シュルレアリスムの要素を取り入れた演出で魅惑的な世界観を創り出す。

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「マックスマーラ」の“ホイットニー バッグ”が10周年 初登場モデルを復刻&新14色を追加

「マックスマーラ(MAX MARA)」は5月7日、アイコニックな“ホイットニー バッグ”の10周年記念モデル(新14色、全6サイズ)を発売する。「マックスマーラ」表参道店、銀座三丁目店および公式オンラインショップをはじめ、全国の限定店舗で取り扱う。

“ホイットニー バッグ”は、2015年にリニューアルオープンした米ニューヨークのホイットニー美術館を記念し、建築デザイン図案集の「レンゾ・ピアノ・ビルディング・ワークショップ」とコラボレーションして発表した。

今回、同バッグの誕生10周年を記念し、15年に初登場したモデルを数量限定で復刻。ホイットニー美術館のメタリックなファサードを想起させるアルミニウムカラーのレザーに、鮮やかなレッドのナッパレザーのライニングを施した。価格は53万200円。

また、ソフトピンク、シルバー、ゴールド、キャメル、オーシャンブルー、リキン・グリーン、ディープブラウン、ブラックなど新たに14色を追加し、5本リブのデザインも登場。サイズ展開は全6種類となる。なお、全てのに“ホイットニー バッグ”に“Designed by Renzo Piano Building Workshop”の文字を刻印した。こちらの価格は19万2500〜48万1800円。

「マックスマーラ」表参道店は7日、特別なウィンドウディスプレイを開始する。同店舗では、“ホイットニーバッグ”の新たな表情や、メタフィジカルなインスピレーション、シュルレアリスムの要素を取り入れた演出で魅惑的な世界観を創り出す。

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「ラザール ダイヤモンド」が初のポップアップイベント“ダイヤモンドカフェ”を東京・表参道で開催

「ラザール ダイヤモンド(LAZARE DIAMOND )」(以下、「ラザール」)は5月23日より、表参道でポップアップイベント“ダイヤモンド カフェ”を開催する。ニューヨーク発の世界三大カッターズブランドと称される「ラザール」。ダイヤモンドの原石を厳選し、カラット数(重さ)よりも輝きを優先させたアイデアルメイクによる七色に輝くダイヤモンドは、“The World's Most Beautiful Diamond(世界で最も美しいダイヤモンド)”として奇跡の輝きを放つ。日本では、ブライダルジュエリーの企画・販売を行うプリモグローバルホールディングスが販売を手掛けている。

ブランド初となる同イベントでは、ダイヤモンドをイメージした空間の中に“世界で一番”の称号を持つ花や食品などさまざまなアイテムを展示。圧倒的な美しさ、精度、ユニークさなど、どこか突出したアイテムを眺めながら、自分に一番似合うジュエリーを提案してくれる“ジュエリー診断”を受けることができる。どんなシーンにも似合うスキンジュエリーシリーズから“イベント限定ネックレス”を販売するほか、新鮮なフルーツをトッピングした“オリジナルスイーツ”などを用意する。

会期は6月1日まで。公式LINE をお友達登録のうえ、事前予約をするとオリジナルステッカーのプレゼントがある。

■ラザール ダイヤモンド ダイヤモンド カフェ
会期:5月23日〜6月1日
時間:12:00~19:00(最終入場18:30)
会場:ZeroBase表参道 〒107-0062 東京都港区北青山3-5-22

問い合わせ先
ラザール ダイヤモンド
0120-760-763

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松屋銀座本店100周年 古屋社長「つながりに感謝」

松屋銀座本店は1日、開店100周年の記念セレモニーを開催した。

開店前に社員向けの祝賀会に登壇した松屋の古谷毅彦社長は、「百貨店は人とのつながりで成り立っている。社員、取引先、お客さま、そして銀座の街の人々にありがとうと伝えたい」とスピーチ。「つなぐ、つながる、つなげる」という100周年のテーマを強調しながら、感謝の意を示した。

あさ11時の開店時には役員や社員が法被(はっぴ)姿で客を出迎え、手渡しで記念冊子を配布した。銀座の老舗として長い付き合いのある煎餅の松﨑商店の松﨑宗平取締役、和服の銀座もとじの泉二啓太社長、若手経営者が集まる銀実会の露木佐瑛子理事長(天ぷらの銀座天國5代目)らと、鏡開きを行い、来店客にお酒を振る舞った。

松屋は関東大震災で神田の本店と横浜の支店を焼失した後、1925年5月1日に現在の銀座本店を開いた。終戦の45年11月から7年間は進駐軍に接収されてPX(進駐軍とその家族のための店舗)になり、百貨店の営業ができなかった。その後も高度経済成長やバブル崩壊、リーマンショックなどの荒波を乗り越えてきた。

4月に発表された同社の2025年2月期連結業績は、売上高に相当する総額売上高が前期比19.3%増の1371億円で、過去最高を塗り替えていた。旗艦店である銀座本店の総額売上高は、前期比20.3%増の1224億円。館単位でも売り上げレコードを更新し、100周年に花を添えた。

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「スター・ウォーズ」三部作をテーマに 「ウィンダンシー」がTシャツとロンTを発売

「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」は5月4日、映画「スター・ウォーズ」三部作をモチーフとしたアイテムを発売する。「ウィンダンシー」直営店および公式オンラインで販売する。

「スター・ウォーズ 」三部作
キャラクターや“Xウィング”をデザイン

アイテムは、オリジナル三部作のエピソード4「新たなる希望」、エピソード5「帝国の逆襲」、エピソード6「ジェダイの帰還」をテーマとし、Tシャツ(9900円)とロンT(1万2100円)を多数制作。劇場公開時のポスターやフィギュアのパッケージ、撮影現場の記録写真、コレクターズアイテムなどをモチーフとしてデザイン、“ルーク・スカイウォーカー”や“ダース・ベイダー”などのキャラクターや、宇宙戦闘機“Xウィング”をあしらう。

製品ラインアップ

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ブレイク・ライブリーの最新ファッションは? 映画「シンプル・フェイバー」続編が公開

映画「シンプル・フェイバー」の続編「アナザー・シンプル・フェイバー」が5月1日、プライム・ビデオ(Prime Video)で独占配信する。「シンプル・フェイバー」は2018年に公開されたブラックコメディ映画で、今作も引き続き、ブレイク・ライブリー(Blake Lively)とアナ・ケンドリック(Anna Kendrick)が主演を務めた。

同映画でエミリーを演じたライブリーは今春、プロモーションのため、プレミアツアーをはじめとした数々のイベントに出席。スタイリストを雇わず、自らスタイリングすることで知られる彼女の最新ファッションをまとめてお届けする。

「2025 Time 100 ガラ」

4月24日(現地時間、以下同)、ライブリーは、ニューヨークで開催された「2025 Time 100 ガラ」に、母親のウィリー・エレイン・マッカルピン(Willie Elaine McAlpin)を連れて来場。「ズハイル・ミュラド(ZUHAIR MURAD)」25年春夏コレクションから、胸元と袖にギャザーが入った生地を使用したオフショルダーデザインのミュートピンクのドレスを着用した。このドレスは、ボリュームと立体感をプラスする、背中から伸びるケープのような生地がついたAラインシルエットのスカートが特徴的だ。

アクセサリーには、ピンクとのコントラストが弾けるグリーンカラーをチョイスし、「ロレイン・シュワルツ(LORRAINE SCHWARTZ )」のイヤリングにカクテルリング、ブレスレットを身につけた。栗色の髪はボリューミーに巻き下ろし、グラマラスさを演出した。

母親のマッカルピンは、ネックラインと袖がシアーになった床に届く丈の輝くブラックのドレスを着用した。

ロンドン・試写会

4月15日には、ロンドンで行われた特別試写会にケンドリックと共に参加。「デイビッド・コーマ(DAVID KOMA)」25-26秋冬コレクションから、ブラックレザーのジャケットがフリンジのついたロングスカートに移行するドレスに身を包み、モダンな遊び心に現代的なエッジを効かせた装いを披露。ロングスリーブのジャケット部分は、裏地と縫い目を露出させ、広く開いたネックラインが特徴。レザージャケットらしい質感を持たせるためのしなやかなラペルもついている。またライブリーは、ミラノ・ファッション・ウイーク中にカミラ・カベロ(Camilo Cabello)らが見せたトレンドに倣い、ドレスの下にはシャツを着ないスタイルを選んだ。

アクセサリーは、リングとステートメントイヤリングのみでミニマムにとどめた。ボリューミーにウェーブさせたブロンドヘアは肩に下ろし、メイクアップは、太めの眉とスモーキーなアイシャドウ、グロッシーなリップで仕上げた。

ロンドン・フォトコール

 

また同日、ライブリーは共演のケンドリックと共に、ロンドンアイの前でフォトコールに応じた。

 

ライブリーのスタイルは、「シャネル(CHANEL)」でリラックス感のあるエッジを効かせたレトロな1960年代風。ゴールドのボタンと2つのポケットがついた少しオーバーサイズのブラックとバターイエローのカーディガンに、ブラックのミニスカートというアンサンブルを身にまとった。また、シアーなブラックタイツをブラックのロングヒールブーツに合わせ、ゴールドのジュエリー、「シャネル」のブラックのミニバッグでコーディネートした。

トップをふっくらとさせたハーフアップスタイルに、キラキラのヘアクリップつけ、顔周りの毛は肩に下ろし、ヘアも60年代風に仕上げた。

 

ケンドリックは、ゴールドのボタンがついたレッドのベストに同色のミニスカート、「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」のポインテッドトゥパンプスを合わせた。ブルネットのヘアは真ん中で分け、柔らかくウェーブさせた。

サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)

ライブリーとケンドリックは3月7日、テキサスで開催された音楽・映画・インタラクティブ分野を中心とした祭典「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」のレッドカーペッドにも登場。

ライブリーのカスタムルックは、レディー・ガガ(Lady Gaga)の「アブラカダブラ」のミュージックビデオで衣装を担当した「ルネ・マスーミアン(RENEE MASOOMIAN)」によるもの。ライブリーは最初、チークカラーのシアーなミディコートを羽織って登場したが、カメラの前に立つと、裾にレースをあしらったマキシスカートとコルセットで構成されたラテックス製のドレスを露わにした。足元にはポンポンのついたピープトゥヒールを身につけ、ヘアはビンテージ風のピンナップスタイルに仕上げた。

ケンドリックもコルセットスタイルのルックを披露。「ラクワン スミス(LAQUAN SMITH)」25-26年コレクションから、胸元が開いた千鳥格子のコルセットとピンストライプのパンツスーツを着用。アクセサリーには、「ブルガリ(BVLGARI)」のゴールドとダイヤモンドの蛇を模したラリエットネックレスとブレスレットを身につけた。

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ディズニー古着のポップアップ「みんなのファンタジーTシャツ展」が5月4、5日に開催

「サンキュロット(Sans-Culotte)」が主催するディズニー古着のポップアップストア「みんなのファンタジーTシャツ展」が、再び東京・新木場の「ベイアパートメント」で5月4、5日に開催する。

6回目のイベントとなる今回は、昨年末の開催に続き「ベイアパートメント」で開催。「サンキュロット」がコレクトしてきた2000枚を超えるコレクションの中から選りすぐりのTシャツ約200枚を販売。今回はSサイズやKIDS向けの小さいサイズのみを集めたコレクションを中心に展開。通常の「サンキュロット」のコレクションは、ほぼXLサイズ以上という点が魅力の一つだが、タイトフィットでの着用ニーズに合わせたアイテムを豊富にラインアップする。また人気の集中する一部商品は、事前に抽選を実施する予定だという。

イベント当日の店内には、以前より「サンキュロット」と親交のある「K’s Good Doughnuts」も出店し、素材に保存料や添加物を一切使用しないドーナツや、コーヒーなども販売する。

LOOKは工藤司が撮り下ろし

今回のイベントに合わせ、「サンキュロット」のルックを撮影。撮影は「クードス(KUDOS)」「スドーク(SODUK)」のデザイナーであり写真家としても精力的に活動する工藤司が担当。「サンキュロット」のルーツである団地を舞台に、古着のある日常を工藤が撮り下した。

「サンキュロット」とは?

「サンキュロット」は、バンドや映画、アニメといったジャンルに疎く、“そんな自分でも着られるジャンルの古着”というキッカケで、キャラクター古着にのめりこみ、自身での着用を目的にコレクトを始め、結果2000枚を超えるTシャツを収集。趣味の延長線上として「みんなのファンタジーT シャツ展」開催。店舗はなく、ポップアップとオンラインのみで販売をしており、インスタグラムでコレクションの一部を掲載している。

「みんなのファンタジーTシャツ展」

■「みんなのファンタジーTシャツ展」
日時:5月4、5日
時間:12:00~18:00
場所:ベイアパートメント
住所:東京都江東区新木場2-15-14 3F
販売予定商品:Tシャツ、若干数のアウター、アクセサリー類
※一部商品は、事前に抽選販売期間あり
※店舗の都合上、開店前の並びは禁止

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三宅健が写真集「THE iDOL」で見せた“虚像とリアルの狭間”“——制作背景を語る

PROFILE: 三宅健/アイドル

PROFILE: (みやけ・けん)1979年7月2日生まれ。神奈川県出身。2023年7月、表現者として、新たなエンターテインメントの形に挑戦していくこと、そして新たな「アイドル像」を描いていくことを表明した。24年6月5日にリリースしたアルバム「THE iDOL」は豪華アーティストによる提供楽曲と進化し続ける三宅健の表現力をKEN MIYAKEの表現力を詰め込んだ表情豊かなアルバムとなっている。

デビューから30年。常に“アイドル”という存在を体現し続けてきた三宅健が、自身の原点をテーマに掲げ、自らクリエイティブディレクションを手がけた写真集「THE iDOL 三宅 健 写真集」(パルコ出版)が発売された。さらに写真集の刊行を記念して、渋谷パルコの「PARCO MUSEUM TOKYO」で、写真展「KEN MIYAKE PHOTO EXHIBITION “THE iDOL”」が開催中だ。

写真集は、写真家・小見山峻と草野庸子、スタイリスト・TEPPEIとともに、「虚像とリアルの狭間」をテーマに制作。展示では、写真集未収録のカットや展示限定のコラージュ作品、オリジナルグッズの販売なども展開する。

“被写体・三宅健”が浮かび上がらせる、新しいアイドル像。その裏側にある想いや制作背景を、三宅とスタイリングを手掛けたTEPPEIにじっくり語ってもらった。

「虚像とリアルの狭間」を捉える

WWD:今回の写真集は、いつ頃から構想していたのでしょうか?

三宅健(以下、三宅):写真集については、2年ほど前から考えていました。ちょうど「三宅健」として、新たな活動を始めるタイミングでもあって。長年、親交のあるスタイリストのTEPPEI君とお寿司屋さんで食事をしているとき、「自分自身を作品にできたらいいな」って話をしていて。その中で「虚像とリアルの狭間」をテーマにしたいと伝えたら、TEPPEI君が「やりましょう」と即答してくれて。そこから、今回撮影をしてくれた小見山さんの名前がTEPPEI君から挙がりました。

TEPPEI:お寿司屋さんで健さんと話していて、僕が知っている健さんはここにはいるんだけど、皆さんが知っているのは表に出ている三宅健さん。それで、この方どこの世界線で生きてるんだろうっていうのは常にあって。実際に彼が常にアイドルとして人生を歩み続ける中で、本当の健さんっていうのはどこにいるのか。そんな話からこの「虚像とリアルの狭間」というワードが出てきたんです。それで、実際に現実世界を少しファンタジックに撮影できる写真家として、小見山さんを提案しました。

WWD:それまで、三宅さんは小見山さんとはお仕事をされたことは?

三宅:僕自身は仕事をしたことはありませんでした。TEPPEI君から、「虚像とリアルの狭間」を捉えられる写真家として紹介を受け、「それならお願いしてみよう」という流れになりました。

WWD:もう1人、草野庸子さんも撮影を担当されていますよね?

三宅:草野さんは小見山さんからの提案でした。小見山さんが“虚像”を撮影し、草野さんが“リアル”、つまり撮影の裏側を記録するという形で進めました。本当は最初にTEEPI君と話してすぐに撮影を始めたかったのですが、準備や各所の調整などもあって、実際に撮影を開始したのは昨年7月でした。

TEPPEI:理想を言えば、本当は毎月とか毎週とか、定期的に撮影できるのがベストだったんですよね。でも、現実的にはなかなか難しくて……。このプロジェクトが始まった時は、ちょうど健さんの誕生日(7月2日)を起点に、1年かけて撮影する構想もあったんです。

三宅:もともとは、7月2日の僕の誕生日から日付を入れて撮影していくというアイデアがあって。でも、いろいろな事情があってスケジュール通りにはいかなくて。それでもようやく、去年の夏にプロジェクトが動き出した感じです。

WWD:小見山さんに撮影をお願いする際、何かリクエストはしたんですか?

三宅:タイトルは最初からアルバムと同タイトルである「THE iDOL」と決めていて、30年間アイドルをやってきた自分が、改めて “被写体”になることに意義を話しました。その上で、「虚像とリアルの狭間」というコンセプトも共有しつつ、これは僕の楽曲「悲しいほどにアイドル」の一節ともリンクしているテーマであることや、写真集のタイトルが過去にリリースした同名のアルバムとも一緒で、それとも繋がっているとか、そういう話はしましたね。

WWD:写真展の構想は、写真集の企画段階からあったのでしょうか?

三宅:いえ、最初はまったく予定していませんでした。当初は自社出版でオンライン販売だけで完結させるつもりでした。でも、アートディレクターのYARの横山さんという方が「三宅さんが普段話していることや考えていることは、もっと多くの人に知ってもらうべき」と言ってくださって。

それで、自社だけで完結せず、もっと広く展開できる方法を探る中で、パルコ出版さんから出版のお話をいただいて。それで横山さんが「写真展という形で多くの人に見てもらった方がいい」と背中を押してくれて、写真展も開催することになりました。

WWD:写真展で展示される作品は、三宅さんご自身でセレクトされたんですか?

三宅:全体の監修は僕がしていますが、2人の写真家の作品でもあるので、写真のセレクトは小見山さんと草野さんが中心にやっています。もともと写真集は148ページで構成する予定でしたが、最終的に128ページに落ち着いたので、掲載しきれなかった未公開写真も展示しています。

あと、このコラージュ作品は展示限定です。写真集は写真集で完結しているものなので、違う形で、より広がりを感じられる見せ方ができないかと考えて、このような展示構成にしました。

コンセプチュアルなスタイリング

WWD:TEPPEIさんは、今回の写真集のスタイリングで特に意識したことはありますか?

TEPPEI:写真集とは言っていますが、僕らの感覚としては「作品集」に近いです。健さんが“被写体”であることはもちろん、彼の生き方そのものを映し出す作品だと捉えていましたし、健さんが細いところまでディレクションをしている。そこに写真家の2人の考えもあって。その中で、ファッションがどういう役割を果たすかっていうことを考えてスタイリングは構成しました。

それで、普段のファッション撮影とは違って、かなりコンセプチュアルにスタイリングしました。皆さんが知っている“アイドル三宅健”というイメージを少し超えて、彼のあり方そのものが見えるようなスタイリングを目指しました。

この写真集では、彼がどこに存在しているか、ロケーションも結構重要なんです。例えば、あのカット(三宅さんの後ろのカット)は、渋谷パルコの下で突発的に撮影したものなんですが、健さんが寝起きのようなラフな雰囲気で行列に並んでいるんです。ちょっとファンタジーっぽさもありつつ、実際に起きているリアルな状況なんです。

三宅:そう、これは本当に偶然のショットでした。撮影時にたまたま人がたくさん並んでいて、皆さん他の目的があるから僕の存在には一切気づかない。ほとんどの人が前を向いている中で撮影することは、なかなか貴重なんです。だから「今しかない」と思って、そのまま列に並んで撮影しました。

TEPPEI:他にも、広場で寝転がっているカットなんかもあるんですが、そんなこと実際にはあり得ない。でも、あえて架空のストーリーをリアルに落とし込んで、小見山さんがその世界観を切り取っている。そういう“虚構と現実の狭間”をどう表現するかは、今回すごく大事なテーマでした。

三宅:現実をちょっとだけファンタジックに演出する。非現実をどうリアルに捉えるか。そういうことを、みんなで試行錯誤しながら撮影していました。

WWD:ちなみに、この場面(渋谷パルコの下)で撮影していても気づかれなかったんですか?

三宅:まったく気づかれなかったですね。

TEPPEI:周囲の人たちは完全に別のことに集中していて(笑)。だからこそ、ファッションの存在感が立っていないと意味がない。今回はいろんなブランドさんにもご協力いただいて、一部は僕の持っているアーカイブなどもミックスして、成立させています。

写真展の見どころは?

WWD:今回の展示で、三宅さんのお気に入りのカットはありますか?

三宅:一番は難しいですね……。でも、さっきも話したコラージュ作品はすごく気に入っています。なので、展示でも奥のスペースに配置しています。

TEPPEI:あのコラージュは、小見山さんと草野さん、2人の写真を組み合わせて作られているんですよ。モノクロ部分が草野さん、カラー部分が小見山さんという構成です。

三宅:今回の展示は、僕の写真展であると同時に、小見山さんと草野さん、そしてTEPPEI君の写真展でもある。そういう意味を込めて、コラボレーション感のある構成にしました。

WWD:小見山さんや草野さんと実際に一緒にお仕事をしてみてどうでしたか?

三宅:2人ともフィルムで撮っているので、現場ではどんな写真が撮れているのか全然分からないんですよね。それが逆に面白くて。仕上がりを見るまでドキドキしてました。実際に大きく出力された2人の写真はとても素敵でした。

TEPPEI:当たり前ですけど、同じ空間にいて、同じ時間に撮影しているのに、2人が撮る写真の“切り取り方”がまったく違っていたのも興味深かったですね。

三宅:当初考えていた小見山さんが“虚像”、草野さんが“リアル”を撮影するという構想の通りの仕上がりになりました。だからこそ、写真集では写真の並べ方のバランスをすごく考えました、何度も並びを変えてみて、やっと今の形になった感じです。実際は、2冊分くらいの写真のレイアウトが存在して。本当はもう1冊出してもいいくらいのボリュームなんです。

それで写真集の表紙も両A面のような作りにしています。表側が小見山さん、裏側が草野さんの作品。どちらから読んでもいいし、どちらも“表紙”っていう感覚で作っています。

WWD:今回のグッズもかなり充実している印象ですが、おすすめは?

三宅:アクリルキーホルダーのガチャガチャですね。全10種類あるので、集めてみてほしいです。あと、今回初めて展示作品の写真販売もしています。僕の写真が販売されるのは初めてなので、かなり貴重な機会だと思います。

TEPPEI:三宅さんの写真が販売されるって、本当に特別ですよね。ファンにとっては絶対に見逃せないと思います。

「アイドル」として活動する

WWD:タイトルに「アイドル」と入っている今回の写真集。昨年のアルバムと同じタイトルですが、三宅さんが考える“理想のアイドル”とは?

三宅:アルバムのリリース時にもお話ししましたが、グループを離れた時点で、アイドルとしての活動を終えるという選択肢もありました。でも僕は、もう一度“アイドル”と向き合おうと思ったんです。活動を再開する前に、「アイドルってそもそも何だろう」と考えて、辞書で調べたんです。そしたら、出てきた言葉が“幻想”と“偶像”でした。その時、僕はその言葉を「アイドルは、何者でなく、何者にでもなれる存在だ」と解釈しました。「アイドルって、何にでもなれる存在だな」って。

“幻想”や“偶像”って、何層にもイメージが重なっていくものですよね。それってまさに、アイドルという存在を象徴していると思います。だから僕は、「表現者」や「アーティスト」としてではなく、あえて「アイドル」でいたいと思った。その言葉が、僕にとって一番しっくりくるんです。

WWD:今後、やってみたいことはありますか?

三宅:「アイドル」という題材は、一つのコンセプトとしてまだまだ掘り下げられると思っています。だから、もう少し探求していきたいですね。アイドルという存在が持つ奥行きや可能性を、もっと表現してみたいんです。

WWD:三宅さんはアートがお好きですよね。ご自身がアーティストとして作品を発表したいという思いはありますか?

三宅:今回の写真展は、ある意味“アート作品”だと思っています。なので、そういった活動につながっていけたら面白いなと思っています。もちろん興味はありますよ。

WWD:ご自身で写真を撮ったり、絵を描いたり、そういった創作活動も視野に?

三宅:写真も好きですし、絵を描くのも好きです。でも、まだ具体的に「自分が手を動かし作品を発表する」とまでは考えていません。僕が撮った写真なんて、世の中に出せるレベルじゃないですし(笑)。

TEPPEI:でも、三宅さんの写真、きっと面白いと思いますよ。僕はぜひ見てみたいです。

PHOTOS:MIKAKO KOZAI(L MANAGEMENT)

「KEN MIYAKE PHOTO EXHIBITION “THE iDOL”」

■「KEN MIYAKE PHOTO EXHIBITION “THE iDOL”」
会期:2025年4月11日〜5月6日
会場:パルコミュージアム トーキョー
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ4F
入場料:1000円(入場特典付)
時間: 11:00〜21:00 (最終日は11:00〜18:00)
※入場は閉場時間の30分まで(20:30に入場締切。最終日は17:30に入場締切)
※事前予約・日時指定制。詳細は「入場券情報」で要確認。未就学児入場無料。大人1人につき未就学児1人まで無料入場可能。小学生以下の子どもは必ず保護者同伴(18歳以上)で入場(同伴の保護者有料)。
https://art.parco.jp/museumtokyo/detail/?id=1678

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「ディーゼル」渋谷店併設のレストランから人気メニューのアフタヌーンティーセットが登場

「ディーゼル(DIESEL)」が手掛ける渋谷店併設のレストラン「クッチーナ ディーゼル ファーム(CUCINA DIESEL FARM)」は、人気メニューを詰め込んだ“クッチーナ ディーゼル ファーム アフタヌーンティー”の提供を開始した。1ドリンク付きは3500円 、2時間のフリードリンク付きは4500円 、季節のパフェと2時間フリードリンク付きは5500円。

ミニサイズのハンバーガーやイタリア式モンブランなど
人気メニューを詰め込んだアフタヌーンティー

店内の雰囲気に合わせたピンクゴールドのティースタンド1段目には、イタリア式のモンブラン“モンテビアンコ”、「クッチーナ ディーゼル ファーム」のロゴあしらったグラスに盛り付けた“パンナコッタと4種のベリー 紅茶のジュレ”ほか、チョコレートケーキや“自家製チョコサラミのマカロン”などを並べる。

2段目には、ランチで登場以来人気のハンバーガーをミニサイズにした“ミニクラシックチーズバーガー”、一口サイズの“季節野菜とハーブオイルのタルトレット”、“フルーツトマトと黒大根”や“スモークサーモンとサワークリームのカナッペ”など、こだわりのメニューをラインナップ。さらに、「ディーゼル」の頭文字“D”をモチーフにしたロゴが目をひく“自家製ティラミス”もセットする。

アフタヌーンティー概要

◼️クッチーナ ディーゼル ファーム アフタヌーンティー
日程:4月28日〜
時間:5部制(14:00~ / 14:30~ / 15:00~ / 15:30~ / 16:00~)
場所:クッチーナ ディーゼル ファーム
住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16
料金:1ドリンク付/3500円 、2時間フリードリンク付/4500円 、季節のパフェ+2時間フリードリンク付/5500円
※事前予約限定

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「ミュウミュウ」がMEOVVのエラをブランドアンバサダーに任命

 

「ミュウミュウ(MIU MIU)」は、ガールズグループMEOVV(ミヤオ)のメンバー、エラ(Ella)をブランドアンバサダーに任命した。

 

エラはアンバサダー就任について、「『ミュウミュウ』はずっと大好きなブランドです!『ミュウミュウ』はいつも明るくてフレッシュなエネルギーを届けてくれるので、考えるだけでハッピーな気持ちになります。だからこそ、今回『ミュウミュウ』の新たなアンバサダーとして加わることができて、本当に光栄です。小さい頃からファッションに興味があったので、今こうして『ミュウミュウ』を通して自分のスタイルを表現できることに、ワクワクとドキドキ、そして大きな期待で胸がいっぱいです」とコメントした。

 

エラは2024年9月、ガールズグループMEOVVのメンバーとしてデビュー。11月にはセカンドシングル「TOXIC」と「BODY」をリリースした。今年3月に開催されたパリ・ファッション・ウイークでは、「ミュウミュウ」25-26年秋冬コレクションのショーに出席していた。

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「キョウトグラフィー」2025リポート 写真を通して「人間性」を問う国際フェスティバル

春の京都の名物になりつつある国際写真フェスティバル「キョウトグラフィー(KYOTOGRAPHIE)」が開催中だ。2013年にスタートした同フェスティバルは、毎年異なる社会的・文化的テーマのもと、世界から集まった写真作品を町屋や蔵などの京都ならではの建築で展示する。会期は桜の開花やゴールデンウィークに重なるため、日本のみならず、世界各国から多くの来場者が訪れる。京都という土地の魅力と、写真芸術の力を組み合わせたユニークな文化イベントだ。

そんな「キョウトグラフィー」の今年のテーマは「HUMANITY(人間性)」。同フェスティバルのルシール・レイボーズ共同ディレクターらが「日本と西洋という異なる文化的視点を通じて人間の営みの複雑さを浮かび上がらせる」と語るように、各作品は単なる人間讃歌にとどまるわけではない。環境やジェンダー、多様性、人権などの社会的トピックスに目を向け、人間性が抱える矛盾や負の側面をも浮き彫りにし、鑑賞者に問いを投げかける。集めた作品はどれも、アーティストたちのパーソナルな主題や問題意識から始まったプロジェクトだが、それらを語る中で見えてくる「人間性」にまつわるユニバーサルな問題を提示する。

全展示を見て回った「WWDJAPAN」記者が、読者にぜひ見てほしい5つの展示を厳選して紹介する。なお全ての展示が素晴らしかったので時間のある方はぜひ全てをチェックしてほしい。

JR(ジェイ・アール)「クロニクル京都 2024」
展示会場:JR京都駅ビルの北側通路壁面、京都新聞ビル

市民のポートレートで作り上げる壮大な写真物語

京都の玄関口、JR京都駅ビルの北側通路壁面に巨大な写真イメージを展示するのは、フランス人アーティストのJR(ジェイ・アール)。今回出展した「クロニクル(Chronicles)」シリーズは、地域社会の多様性と物語を巨大な写真壁画として表現する参加型アートプロジェクトだ。

「クロニクル」は、その土地に住む人々のポートレートを多数撮影し、コラージュして記念碑のようなパブリック・アートを作り上げる。JRは、今回の「キョウトグラフィー」のために昨年秋に京都に滞在。市内各所に設えた撮影スタジオで総勢505人の地元民を撮影し、それらを一つ一つパズルのように組み合わせていった。この気の遠くなるようなプロセスを経て、京都市長から舞妓や芸妓、さらにはドラァグクイーンまでの多種多様な京都人が織りなす「壮大な物語(=クロニクル)」を完成させた。

この作品が単なる合成写真ではなく(それだけでも甚大な労力だが)、奥行きある参加型アートプロジェクトとして成立するのは、街の人を撮影するだけでなく、全員に聞き取りを行い、彼らのライフストーリーも収集しているから。集めた各自の音声は、専用のウェブページで確認できるほか、作品に専用のアプリをかざすことで聴くこともできる。

別会場の京都新聞ビルの展示では、その膨大なライフストーリーや「クロニクル」の制作プロセスに光を当てる。特に同ビル地下の高さ10m、広さ1000平方メートルに及ぶ印刷工場跡地での展示は圧巻だ。提灯の手法で巨大な立体彫刻として再構築した数人のポートレートが、自らのストーリーを来場者に語りかける。空間の広さや作品の大きさも手伝い、そこで語られるパーソナルな物語は私たちの心を静かに揺さぶる。JRは「このプロジェクトの趣旨は、全ての人に平等に光を当てること。それだけに立体彫刻として再構築すべき人を選定するのは難しかったが、特異なストーリーを持っている10人を選んだ」と語った。あらためて、街という「クロニクル」はさまざまな個人のストーリーが折り重なって成り立っていることを思い出させてくれる作品だ。

レティシア・キイ
「ラブ&ジャスティス」「キョウト・ヘア・イメージ」
展示会場:アスフォデル、出町桝形商店街

アフリカ女性としての自分を受け入れ表現する毛髪アート

「キョウトグラフィー」は20年、アフリカ出身の若手作家を対象にしたアーティスト・イン・レジデンス(滞在制作)プログラムを開始した。今回、同プログラムに参加したのがコートジボワール出身のレティシア・キイ(Laetitia Ky)だ。

フランスの旧植民地国で生まれ育ったキイにとって、欧米を中心に形成された美の基準に当てはまらない自分の「白くない」肌や「まっすぐではない」毛髪を受け入れることは容易ではなかったという。自己受容のための模索のなかで出合ったのが、植民地期以前のアフリカの女性たちが編み出した自由で創造的な髪型の数々。それらに強い興味を持ったキイはリサーチを進め、当時の女性にとって髪は単なる「美」の道具でなく、アイデンティティを物語るための表現であり「対話」の形だったことを知る。それをきっかけに自分の髪の毛をメディアとして、造形物を作る活動を始めた。やがてキイの作品は、現代の女性を取り巻く規範やスティグマ、人種的な抑圧や不公正に対して、ブラック・フェミニストとして表明する詩的なメッセージとなっていった。

キイが展示を行ったのは、古くから舞妓やお茶屋の女将が活躍し、歴史的に女性の街とされてきた祇園。会場の「アスフォデル(ASHODEL)」には、女性の生理や体毛、妊娠など、社会的にはまだまだセンシティブな内容に触れる作品が並ぶ。しかし、キイが毛髪で作るポップな写真イメージは、身構える鑑賞者の緊張を解き、作品のメッセージをさりげなく心に届けてくれる。何より葛藤を乗り越えて自分を受け入れ、生き生きと写真に写るキイの姿そのものが、自分の境遇やアイデンティティを肯定することの意義を率直に伝えている。なおキイは、滞在制作の拠点だった出町桝形商店街にも作品を展示している。こちらには、シリアスなトピックスに触れる祇園の展示とは対照的に、アフリカ出身の若者が、京都の文化に触れて得たインスピレーションを形にしたユーモラスでコミカルな写真イメージが、バナーとして商店街を彩る。

リー・シュルマン&オマー・ヴィクター・ディオプ「ビーイング ゼア」
展示会場:嶋䑓ギャラリー

ノスタルジックな空間と写真が多様性を考える装置に

同じく写真イメージを通して、人種的なパワーバランスの不均衡というトピックに触れるのが、イギリス人アーティスト、リー・シュルマン(Lee Shulman)とセネガル出身の写真家、オマー・ヴィクター・ディオプ(Omar Victor Diop)の共作「ビーイング ゼア(Being There)」だ。

2人は、町屋を改装した「嶋䑓ギャラリー」に、ミッドセンチュリースタイルの家具とポップな色味の壁紙を配置。「古き良きアメリカ」を思わせる心地良い空間を設えた。展示するのは、家具と同時代のものと思われるノスタルジックな写真や映像。だがよく見ると、全てのイメージに同じ黒人男性が写り込んでいる。アーティストのヴィクター・ディオプ本人だ。実はこれらのイメージは、1950〜60年代の北米で撮られたスナップ写真に、ディオプのイメージを合成して作り上げたフィクション写真。しかし「そもそも、家族のアルバムは巧妙に作られたフィクションだ。調和のとれた世界を演出し、厄介な真実はフレームの外側に追いやる」とシュルマンは言う。

シュルマンは、匿名の家族写真や日常のスナップショットを収集・保存するプロジェクト「アノニマス・プロジェクト(The Anonymous Project)」を主宰する。現在、1950年代から2000年代までに撮られた100万点以上の画像を所蔵するシュルマンは、20世紀半ばに北米で撮られたスナップ写真を多数見るうち、牧歌的な魅力に引かれつつ、人口の多数を占めていたはずのアフリカ系アメリカ人の「不在」に気付く。それらを批判的に考察し、再構築するためにセルフポートレートを中心に活動する黒人アーティスト、ヴィクター・ディオプを写り込ませるアイデアを着想した。当時のアメリカは第二次世界大戦後の経済繁栄を謳歌していたが、平等とは程遠い状況にあった。人種隔離政策が敷かれ、多くの人が肌の色を理由に、基本的人権の制限を受けていた。その事実に向き合った時、先ほど使った「古き良きアメリカ」という言い回しの残酷さに気付かされ、快適だった「おしゃれ」な展示空間は、当時の白人中産階級的ライフスタイルの外側に追いやられた人種的マイノリティーたちへの想像を喚起する装置となる。

2人の作品は、そうした歴史を批判しつつも、どこか軽妙でユーモアすら感じさせる。しかし同時に、私たちにフレームの内側と外側に作用するポリティクスへの思考をうながし、複雑な歴史に滑らかなコーティングをほどこす「ノスタルジア」の危険な魅力を浮き彫りにさせる。

マーティン・パー「スモール・ワールド」
展示会場:タイムズ

観光がパッケージ化してしまう文化 写真で切り取るオーバーツーリズム

安藤忠雄の設計により1984年に建てられた高瀬川沿いの「タイムズ(TIME’S)」では二つの展示を見ることができる。一つはマーティン・パー(Martin Parr)の「スモール・ワールド(Small World)」。マグナムフォトのレジェンドの作品を、街中の会場で気軽に見ることができるのも「キョウトグラフィー」の魅力の一つだ。

今回展示している「スモール・ワールド」はパーの代表作のひとつ。国際的な観光の拡大とその表層性、均質化を鋭く、かつユーモラスに批評した写真シリーズだ。1980年代から90年代初頭にかけて、パーは世界各国の観光地(ヨーロッパ、アメリカ、日本など)をめぐり、観光客たちの行動、ポーズ、消費行動を写真で記録。「観光」という営みがもたらす画一的な光景──人々が同じ場所で同じポーズを取り、同じようにお土産を買う姿──を、鮮やかなカラー写真で捉えている。クスッと笑ってしまう作品群だが、グローバル化や消費社会に対する辛辣な風刺が込められている。

今回の「キョウトグラフィー」に合わせ、パーは一足早く来日。桜の開花でにぎわう京都の観光客にレンズを向け「スモール・ワールド」の京都バージョンを撮り下ろした。皮肉を感じさせる独特な距離感で切り取った京都のオーバーツーリズム。パーの冷静な態度は、京都観光で浮かれる観光客の「滑稽さ」を少し意地悪に浮き彫りにしてしまう。それに拍車をかけるように写真はコミカルなBGMにのせてスライドショー形式で展示される。インスタグラムの登場により、文化を「映えるか映えないか」という基準でジャッジする風潮が高まったが、パーが80年代から続けてきた「スモール・ワールド」は、それを予見してきた作品とも言え、今の時代にますます強いメッセージを放っている。

アダム・ルハナ「ロジック・オブ・トゥルース」
展示会場:「八竹庵」

パレスチナの日常の写真を通して問う「真実」

「八竹庵」で展示するアダム・ルハナ(Adam Rouhana)の作品「ロジック・オブ・トゥルース(真実の論理)」は、パレスチナの人々の日常生活を切り取った写真を通じて、歴史の操作や真実の歪曲に意義を唱え、観客に新たな視点を提供する。

パレスチナ系アメリカ人のルハナは、アメリカで育ち、現在はエルサレムとロンドンを拠点に活動する写真家だ。写真を通して、西洋を中心に構築されてきた「東洋」への偏ったまなざしを再構築することをテーマにかかげる。ルハナは、パレスチナの家庭や日常の美しい風景を撮影する。日本家屋の中にインスタレーションとして展示されるこれらの写真は、メディアによって描かれるステレオタイプなイメージとは異なる、現地の人々の生きた日常を伝えている。

ニュース番組を通して放映される戦地の映像は、私たちの日常とあまりにもかけ離れているからこそ、時に現実感に乏しく、戦禍の影響を受ける人々への想像力を奪ってしまう。繰り返し流される凄惨で「非現実的」な映像は、戦争被害者にもおだやかな日常や家族とのささやかな幸せがあったことを忘れさせてしまう。またその戦禍の「真実」は「誰が報じるか」によって見え方はまるで違ってしまうことも事実だ。「ロジック・オブ・トゥルース」は、そんな忘却や印象の操作に抗う作品だ。パレスチナの人々の生活を記録した写真を通して、私たちの想像力に働きかけ、植民地主義や帝国主義を起因とする混迷の歴史を見直し、真実とは何かを問いかける。

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「キョウトグラフィー」2025リポート 写真を通して「人間性」を問う国際フェスティバル

春の京都の名物になりつつある国際写真フェスティバル「キョウトグラフィー(KYOTOGRAPHIE)」が開催中だ。2013年にスタートした同フェスティバルは、毎年異なる社会的・文化的テーマのもと、世界から集まった写真作品を町屋や蔵などの京都ならではの建築で展示する。会期は桜の開花やゴールデンウィークに重なるため、日本のみならず、世界各国から多くの来場者が訪れる。京都という土地の魅力と、写真芸術の力を組み合わせたユニークな文化イベントだ。

そんな「キョウトグラフィー」の今年のテーマは「HUMANITY(人間性)」。同フェスティバルのルシール・レイボーズ共同ディレクターらが「日本と西洋という異なる文化的視点を通じて人間の営みの複雑さを浮かび上がらせる」と語るように、各作品は単なる人間讃歌にとどまるわけではない。環境やジェンダー、多様性、人権などの社会的トピックスに目を向け、人間性が抱える矛盾や負の側面をも浮き彫りにし、鑑賞者に問いを投げかける。集めた作品はどれも、アーティストたちのパーソナルな主題や問題意識から始まったプロジェクトだが、それらを語る中で見えてくる「人間性」にまつわるユニバーサルな問題を提示する。

全展示を見て回った「WWDJAPAN」記者が、読者にぜひ見てほしい5つの展示を厳選して紹介する。なお全ての展示が素晴らしかったので時間のある方はぜひ全てをチェックしてほしい。

JR(ジェイ・アール)「クロニクル京都 2024」
展示会場:JR京都駅ビルの北側通路壁面、京都新聞ビル

市民のポートレートで作り上げる壮大な写真物語

京都の玄関口、JR京都駅ビルの北側通路壁面に巨大な写真イメージを展示するのは、フランス人アーティストのJR(ジェイ・アール)。今回出展した「クロニクル(Chronicles)」シリーズは、地域社会の多様性と物語を巨大な写真壁画として表現する参加型アートプロジェクトだ。

「クロニクル」は、その土地に住む人々のポートレートを多数撮影し、コラージュして記念碑のようなパブリック・アートを作り上げる。JRは、今回の「キョウトグラフィー」のために昨年秋に京都に滞在。市内各所に設えた撮影スタジオで総勢505人の地元民を撮影し、それらを一つ一つパズルのように組み合わせていった。この気の遠くなるようなプロセスを経て、京都市長から舞妓や芸妓、さらにはドラァグクイーンまでの多種多様な京都人が織りなす「壮大な物語(=クロニクル)」を完成させた。

この作品が単なる合成写真ではなく(それだけでも甚大な労力だが)、奥行きある参加型アートプロジェクトとして成立するのは、街の人を撮影するだけでなく、全員に聞き取りを行い、彼らのライフストーリーも収集しているから。集めた各自の音声は、専用のウェブページで確認できるほか、作品に専用のアプリをかざすことで聴くこともできる。

別会場の京都新聞ビルの展示では、その膨大なライフストーリーや「クロニクル」の制作プロセスに光を当てる。特に同ビル地下の高さ10m、広さ1000平方メートルに及ぶ印刷工場跡地での展示は圧巻だ。提灯の手法で巨大な立体彫刻として再構築した数人のポートレートが、自らのストーリーを来場者に語りかける。空間の広さや作品の大きさも手伝い、そこで語られるパーソナルな物語は私たちの心を静かに揺さぶる。JRは「このプロジェクトの趣旨は、全ての人に平等に光を当てること。それだけに立体彫刻として再構築すべき人を選定するのは難しかったが、特異なストーリーを持っている10人を選んだ」と語った。あらためて、街という「クロニクル」はさまざまな個人のストーリーが折り重なって成り立っていることを思い出させてくれる作品だ。

レティシア・キイ
「ラブ&ジャスティス」「キョウト・ヘア・イメージ」
展示会場:アスフォデル、出町桝形商店街

アフリカ女性としての自分を受け入れ表現する毛髪アート

「キョウトグラフィー」は20年、アフリカ出身の若手作家を対象にしたアーティスト・イン・レジデンス(滞在制作)プログラムを開始した。今回、同プログラムに参加したのがコートジボワール出身のレティシア・キイ(Laetitia Ky)だ。

フランスの旧植民地国で生まれ育ったキイにとって、欧米を中心に形成された美の基準に当てはまらない自分の「白くない」肌や「まっすぐではない」毛髪を受け入れることは容易ではなかったという。自己受容のための模索のなかで出合ったのが、植民地期以前のアフリカの女性たちが編み出した自由で創造的な髪型の数々。それらに強い興味を持ったキイはリサーチを進め、当時の女性にとって髪は単なる「美」の道具でなく、アイデンティティを物語るための表現であり「対話」の形だったことを知る。それをきっかけに自分の髪の毛をメディアとして、造形物を作る活動を始めた。やがてキイの作品は、現代の女性を取り巻く規範やスティグマ、人種的な抑圧や不公正に対して、ブラック・フェミニストとして表明する詩的なメッセージとなっていった。

キイが展示を行ったのは、古くから舞妓やお茶屋の女将が活躍し、歴史的に女性の街とされてきた祇園。会場の「アスフォデル(ASHODEL)」には、女性の生理や体毛、妊娠など、社会的にはまだまだセンシティブな内容に触れる作品が並ぶ。しかし、キイが毛髪で作るポップな写真イメージは、身構える鑑賞者の緊張を解き、作品のメッセージをさりげなく心に届けてくれる。何より葛藤を乗り越えて自分を受け入れ、生き生きと写真に写るキイの姿そのものが、自分の境遇やアイデンティティを肯定することの意義を率直に伝えている。なおキイは、滞在制作の拠点だった出町桝形商店街にも作品を展示している。こちらには、シリアスなトピックスに触れる祇園の展示とは対照的に、アフリカ出身の若者が、京都の文化に触れて得たインスピレーションを形にしたユーモラスでコミカルな写真イメージが、バナーとして商店街を彩る。

リー・シュルマン&オマー・ヴィクター・ディオプ「ビーイング ゼア」
展示会場:嶋䑓ギャラリー

ノスタルジックな空間と写真が多様性を考える装置に

同じく写真イメージを通して、人種的なパワーバランスの不均衡というトピックに触れるのが、イギリス人アーティスト、リー・シュルマン(Lee Shulman)とセネガル出身の写真家、オマー・ヴィクター・ディオプ(Omar Victor Diop)の共作「ビーイング ゼア(Being There)」だ。

2人は、町屋を改装した「嶋䑓ギャラリー」に、ミッドセンチュリースタイルの家具とポップな色味の壁紙を配置。「古き良きアメリカ」を思わせる心地良い空間を設えた。展示するのは、家具と同時代のものと思われるノスタルジックな写真や映像。だがよく見ると、全てのイメージに同じ黒人男性が写り込んでいる。アーティストのヴィクター・ディオプ本人だ。実はこれらのイメージは、1950〜60年代の北米で撮られたスナップ写真に、ディオプのイメージを合成して作り上げたフィクション写真。しかし「そもそも、家族のアルバムは巧妙に作られたフィクションだ。調和のとれた世界を演出し、厄介な真実はフレームの外側に追いやる」とシュルマンは言う。

シュルマンは、匿名の家族写真や日常のスナップショットを収集・保存するプロジェクト「アノニマス・プロジェクト(The Anonymous Project)」を主宰する。現在、1950年代から2000年代までに撮られた100万点以上の画像を所蔵するシュルマンは、20世紀半ばに北米で撮られたスナップ写真を多数見るうち、牧歌的な魅力に引かれつつ、人口の多数を占めていたはずのアフリカ系アメリカ人の「不在」に気付く。それらを批判的に考察し、再構築するためにセルフポートレートを中心に活動する黒人アーティスト、ヴィクター・ディオプを写り込ませるアイデアを着想した。当時のアメリカは第二次世界大戦後の経済繁栄を謳歌していたが、平等とは程遠い状況にあった。人種隔離政策が敷かれ、多くの人が肌の色を理由に、基本的人権の制限を受けていた。その事実に向き合った時、先ほど使った「古き良きアメリカ」という言い回しの残酷さに気付かされ、快適だった「おしゃれ」な展示空間は、当時の白人中産階級的ライフスタイルの外側に追いやられた人種的マイノリティーたちへの想像を喚起する装置となる。

2人の作品は、そうした歴史を批判しつつも、どこか軽妙でユーモアすら感じさせる。しかし同時に、私たちにフレームの内側と外側に作用するポリティクスへの思考をうながし、複雑な歴史に滑らかなコーティングをほどこす「ノスタルジア」の危険な魅力を浮き彫りにさせる。

マーティン・パー「スモール・ワールド」
展示会場:タイムズ

観光がパッケージ化してしまう文化 写真で切り取るオーバーツーリズム

安藤忠雄の設計により1984年に建てられた高瀬川沿いの「タイムズ(TIME’S)」では二つの展示を見ることができる。一つはマーティン・パー(Martin Parr)の「スモール・ワールド(Small World)」。マグナムフォトのレジェンドの作品を、街中の会場で気軽に見ることができるのも「キョウトグラフィー」の魅力の一つだ。

今回展示している「スモール・ワールド」はパーの代表作のひとつ。国際的な観光の拡大とその表層性、均質化を鋭く、かつユーモラスに批評した写真シリーズだ。1980年代から90年代初頭にかけて、パーは世界各国の観光地(ヨーロッパ、アメリカ、日本など)をめぐり、観光客たちの行動、ポーズ、消費行動を写真で記録。「観光」という営みがもたらす画一的な光景──人々が同じ場所で同じポーズを取り、同じようにお土産を買う姿──を、鮮やかなカラー写真で捉えている。クスッと笑ってしまう作品群だが、グローバル化や消費社会に対する辛辣な風刺が込められている。

今回の「キョウトグラフィー」に合わせ、パーは一足早く来日。桜の開花でにぎわう京都の観光客にレンズを向け「スモール・ワールド」の京都バージョンを撮り下ろした。皮肉を感じさせる独特な距離感で切り取った京都のオーバーツーリズム。パーの冷静な態度は、京都観光で浮かれる観光客の「滑稽さ」を少し意地悪に浮き彫りにしてしまう。それに拍車をかけるように写真はコミカルなBGMにのせてスライドショー形式で展示される。インスタグラムの登場により、文化を「映えるか映えないか」という基準でジャッジする風潮が高まったが、パーが80年代から続けてきた「スモール・ワールド」は、それを予見してきた作品とも言え、今の時代にますます強いメッセージを放っている。

アダム・ルハナ「ロジック・オブ・トゥルース」
展示会場:「八竹庵」

パレスチナの日常の写真を通して問う「真実」

「八竹庵」で展示するアダム・ルハナ(Adam Rouhana)の作品「ロジック・オブ・トゥルース(真実の論理)」は、パレスチナの人々の日常生活を切り取った写真を通じて、歴史の操作や真実の歪曲に意義を唱え、観客に新たな視点を提供する。

パレスチナ系アメリカ人のルハナは、アメリカで育ち、現在はエルサレムとロンドンを拠点に活動する写真家だ。写真を通して、西洋を中心に構築されてきた「東洋」への偏ったまなざしを再構築することをテーマにかかげる。ルハナは、パレスチナの家庭や日常の美しい風景を撮影する。日本家屋の中にインスタレーションとして展示されるこれらの写真は、メディアによって描かれるステレオタイプなイメージとは異なる、現地の人々の生きた日常を伝えている。

ニュース番組を通して放映される戦地の映像は、私たちの日常とあまりにもかけ離れているからこそ、時に現実感に乏しく、戦禍の影響を受ける人々への想像力を奪ってしまう。繰り返し流される凄惨で「非現実的」な映像は、戦争被害者にもおだやかな日常や家族とのささやかな幸せがあったことを忘れさせてしまう。またその戦禍の「真実」は「誰が報じるか」によって見え方はまるで違ってしまうことも事実だ。「ロジック・オブ・トゥルース」は、そんな忘却や印象の操作に抗う作品だ。パレスチナの人々の生活を記録した写真を通して、私たちの想像力に働きかけ、植民地主義や帝国主義を起因とする混迷の歴史を見直し、真実とは何かを問いかける。

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「キョウトグラフィー」2025リポート 写真を通して「人間性」を問う国際フェスティバル

春の京都の名物になりつつある国際写真フェスティバル「キョウトグラフィー(KYOTOGRAPHIE)」が開催中だ。2013年にスタートした同フェスティバルは、毎年異なる社会的・文化的テーマのもと、世界から集まった写真作品を町屋や蔵などの京都ならではの建築で展示する。会期は桜の開花やゴールデンウィークに重なるため、日本のみならず、世界各国から多くの来場者が訪れる。京都という土地の魅力と、写真芸術の力を組み合わせたユニークな文化イベントだ。

そんな「キョウトグラフィー」の今年のテーマは「HUMANITY(人間性)」。同フェスティバルのルシール・レイボーズ共同ディレクターらが「日本と西洋という異なる文化的視点を通じて人間の営みの複雑さを浮かび上がらせる」と語るように、各作品は単なる人間讃歌にとどまるわけではない。環境やジェンダー、多様性、人権などの社会的トピックスに目を向け、人間性が抱える矛盾や負の側面をも浮き彫りにし、鑑賞者に問いを投げかける。集めた作品はどれも、アーティストたちのパーソナルな主題や問題意識から始まったプロジェクトだが、それらを語る中で見えてくる「人間性」にまつわるユニバーサルな問題を提示する。

全展示を見て回った「WWDJAPAN」記者が、読者にぜひ見てほしい5つの展示を厳選して紹介する。なお全ての展示が素晴らしかったので時間のある方はぜひ全てをチェックしてほしい。

JR(ジェイ・アール)「クロニクル京都 2024」
展示会場:JR京都駅ビルの北側通路壁面、京都新聞ビル

市民のポートレートで作り上げる壮大な写真物語

京都の玄関口、JR京都駅ビルの北側通路壁面に巨大な写真イメージを展示するのは、フランス人アーティストのJR(ジェイ・アール)。今回出展した「クロニクル(Chronicles)」シリーズは、地域社会の多様性と物語を巨大な写真壁画として表現する参加型アートプロジェクトだ。

「クロニクル」は、その土地に住む人々のポートレートを多数撮影し、コラージュして記念碑のようなパブリック・アートを作り上げる。JRは、今回の「キョウトグラフィー」のために昨年秋に京都に滞在。市内各所に設えた撮影スタジオで総勢505人の地元民を撮影し、それらを一つ一つパズルのように組み合わせていった。この気の遠くなるようなプロセスを経て、京都市長から舞妓や芸妓、さらにはドラァグクイーンまでの多種多様な京都人が織りなす「壮大な物語(=クロニクル)」を完成させた。

この作品が単なる合成写真ではなく(それだけでも甚大な労力だが)、奥行きある参加型アートプロジェクトとして成立するのは、街の人を撮影するだけでなく、全員に聞き取りを行い、彼らのライフストーリーも収集しているから。集めた各自の音声は、専用のウェブページで確認できるほか、作品に専用のアプリをかざすことで聴くこともできる。

別会場の京都新聞ビルの展示では、その膨大なライフストーリーや「クロニクル」の制作プロセスに光を当てる。特に同ビル地下の高さ10m、広さ1000平方メートルに及ぶ印刷工場跡地での展示は圧巻だ。提灯の手法で巨大な立体彫刻として再構築した数人のポートレートが、自らのストーリーを来場者に語りかける。空間の広さや作品の大きさも手伝い、そこで語られるパーソナルな物語は私たちの心を静かに揺さぶる。JRは「このプロジェクトの趣旨は、全ての人に平等に光を当てること。それだけに立体彫刻として再構築すべき人を選定するのは難しかったが、特異なストーリーを持っている10人を選んだ」と語った。あらためて、街という「クロニクル」はさまざまな個人のストーリーが折り重なって成り立っていることを思い出させてくれる作品だ。

レティシア・キイ
「ラブ&ジャスティス」「キョウト・ヘア・イメージ」
展示会場:アスフォデル、出町桝形商店街

アフリカ女性としての自分を受け入れ表現する毛髪アート

「キョウトグラフィー」は20年、アフリカ出身の若手作家を対象にしたアーティスト・イン・レジデンス(滞在制作)プログラムを開始した。今回、同プログラムに参加したのがコートジボワール出身のレティシア・キイ(Laetitia Ky)だ。

フランスの旧植民地国で生まれ育ったキイにとって、欧米を中心に形成された美の基準に当てはまらない自分の「白くない」肌や「まっすぐではない」毛髪を受け入れることは容易ではなかったという。自己受容のための模索のなかで出合ったのが、植民地期以前のアフリカの女性たちが編み出した自由で創造的な髪型の数々。それらに強い興味を持ったキイはリサーチを進め、当時の女性にとって髪は単なる「美」の道具でなく、アイデンティティを物語るための表現であり「対話」の形だったことを知る。それをきっかけに自分の髪の毛をメディアとして、造形物を作る活動を始めた。やがてキイの作品は、現代の女性を取り巻く規範やスティグマ、人種的な抑圧や不公正に対して、ブラック・フェミニストとして表明する詩的なメッセージとなっていった。

キイが展示を行ったのは、古くから舞妓やお茶屋の女将が活躍し、歴史的に女性の街とされてきた祇園。会場の「アスフォデル(ASHODEL)」には、女性の生理や体毛、妊娠など、社会的にはまだまだセンシティブな内容に触れる作品が並ぶ。しかし、キイが毛髪で作るポップな写真イメージは、身構える鑑賞者の緊張を解き、作品のメッセージをさりげなく心に届けてくれる。何より葛藤を乗り越えて自分を受け入れ、生き生きと写真に写るキイの姿そのものが、自分の境遇やアイデンティティを肯定することの意義を率直に伝えている。なおキイは、滞在制作の拠点だった出町桝形商店街にも作品を展示している。こちらには、シリアスなトピックスに触れる祇園の展示とは対照的に、アフリカ出身の若者が、京都の文化に触れて得たインスピレーションを形にしたユーモラスでコミカルな写真イメージが、バナーとして商店街を彩る。

リー・シュルマン&オマー・ヴィクター・ディオプ「ビーイング ゼア」
展示会場:嶋䑓ギャラリー

ノスタルジックな空間と写真が多様性を考える装置に

同じく写真イメージを通して、人種的なパワーバランスの不均衡というトピックに触れるのが、イギリス人アーティスト、リー・シュルマン(Lee Shulman)とセネガル出身の写真家、オマー・ヴィクター・ディオプ(Omar Victor Diop)の共作「ビーイング ゼア(Being There)」だ。

2人は、町屋を改装した「嶋䑓ギャラリー」に、ミッドセンチュリースタイルの家具とポップな色味の壁紙を配置。「古き良きアメリカ」を思わせる心地良い空間を設えた。展示するのは、家具と同時代のものと思われるノスタルジックな写真や映像。だがよく見ると、全てのイメージに同じ黒人男性が写り込んでいる。アーティストのヴィクター・ディオプ本人だ。実はこれらのイメージは、1950〜60年代の北米で撮られたスナップ写真に、ディオプのイメージを合成して作り上げたフィクション写真。しかし「そもそも、家族のアルバムは巧妙に作られたフィクションだ。調和のとれた世界を演出し、厄介な真実はフレームの外側に追いやる」とシュルマンは言う。

シュルマンは、匿名の家族写真や日常のスナップショットを収集・保存するプロジェクト「アノニマス・プロジェクト(The Anonymous Project)」を主宰する。現在、1950年代から2000年代までに撮られた100万点以上の画像を所蔵するシュルマンは、20世紀半ばに北米で撮られたスナップ写真を多数見るうち、牧歌的な魅力に引かれつつ、人口の多数を占めていたはずのアフリカ系アメリカ人の「不在」に気付く。それらを批判的に考察し、再構築するためにセルフポートレートを中心に活動する黒人アーティスト、ヴィクター・ディオプを写り込ませるアイデアを着想した。当時のアメリカは第二次世界大戦後の経済繁栄を謳歌していたが、平等とは程遠い状況にあった。人種隔離政策が敷かれ、多くの人が肌の色を理由に、基本的人権の制限を受けていた。その事実に向き合った時、先ほど使った「古き良きアメリカ」という言い回しの残酷さに気付かされ、快適だった「おしゃれ」な展示空間は、当時の白人中産階級的ライフスタイルの外側に追いやられた人種的マイノリティーたちへの想像を喚起する装置となる。

2人の作品は、そうした歴史を批判しつつも、どこか軽妙でユーモアすら感じさせる。しかし同時に、私たちにフレームの内側と外側に作用するポリティクスへの思考をうながし、複雑な歴史に滑らかなコーティングをほどこす「ノスタルジア」の危険な魅力を浮き彫りにさせる。

マーティン・パー「スモール・ワールド」
展示会場:タイムズ

観光がパッケージ化してしまう文化 写真で切り取るオーバーツーリズム

安藤忠雄の設計により1984年に建てられた高瀬川沿いの「タイムズ(TIME’S)」では二つの展示を見ることができる。一つはマーティン・パー(Martin Parr)の「スモール・ワールド(Small World)」。マグナムフォトのレジェンドの作品を、街中の会場で気軽に見ることができるのも「キョウトグラフィー」の魅力の一つだ。

今回展示している「スモール・ワールド」はパーの代表作のひとつ。国際的な観光の拡大とその表層性、均質化を鋭く、かつユーモラスに批評した写真シリーズだ。1980年代から90年代初頭にかけて、パーは世界各国の観光地(ヨーロッパ、アメリカ、日本など)をめぐり、観光客たちの行動、ポーズ、消費行動を写真で記録。「観光」という営みがもたらす画一的な光景──人々が同じ場所で同じポーズを取り、同じようにお土産を買う姿──を、鮮やかなカラー写真で捉えている。クスッと笑ってしまう作品群だが、グローバル化や消費社会に対する辛辣な風刺が込められている。

今回の「キョウトグラフィー」に合わせ、パーは一足早く来日。桜の開花でにぎわう京都の観光客にレンズを向け「スモール・ワールド」の京都バージョンを撮り下ろした。皮肉を感じさせる独特な距離感で切り取った京都のオーバーツーリズム。パーの冷静な態度は、京都観光で浮かれる観光客の「滑稽さ」を少し意地悪に浮き彫りにしてしまう。それに拍車をかけるように写真はコミカルなBGMにのせてスライドショー形式で展示される。インスタグラムの登場により、文化を「映えるか映えないか」という基準でジャッジする風潮が高まったが、パーが80年代から続けてきた「スモール・ワールド」は、それを予見してきた作品とも言え、今の時代にますます強いメッセージを放っている。

アダム・ルハナ「ロジック・オブ・トゥルース」
展示会場:「八竹庵」

パレスチナの日常の写真を通して問う「真実」

「八竹庵」で展示するアダム・ルハナ(Adam Rouhana)の作品「ロジック・オブ・トゥルース(真実の論理)」は、パレスチナの人々の日常生活を切り取った写真を通じて、歴史の操作や真実の歪曲に意義を唱え、観客に新たな視点を提供する。

パレスチナ系アメリカ人のルハナは、アメリカで育ち、現在はエルサレムとロンドンを拠点に活動する写真家だ。写真を通して、西洋を中心に構築されてきた「東洋」への偏ったまなざしを再構築することをテーマにかかげる。ルハナは、パレスチナの家庭や日常の美しい風景を撮影する。日本家屋の中にインスタレーションとして展示されるこれらの写真は、メディアによって描かれるステレオタイプなイメージとは異なる、現地の人々の生きた日常を伝えている。

ニュース番組を通して放映される戦地の映像は、私たちの日常とあまりにもかけ離れているからこそ、時に現実感に乏しく、戦禍の影響を受ける人々への想像力を奪ってしまう。繰り返し流される凄惨で「非現実的」な映像は、戦争被害者にもおだやかな日常や家族とのささやかな幸せがあったことを忘れさせてしまう。またその戦禍の「真実」は「誰が報じるか」によって見え方はまるで違ってしまうことも事実だ。「ロジック・オブ・トゥルース」は、そんな忘却や印象の操作に抗う作品だ。パレスチナの人々の生活を記録した写真を通して、私たちの想像力に働きかけ、植民地主義や帝国主義を起因とする混迷の歴史を見直し、真実とは何かを問いかける。

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ZOZO、営業利益7.8%増の647億円 物価高で出荷単価は12四半期連続で上昇 25年3月期

「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するZOZOの2025年3月期通期決算は、商品取扱高(=GMV、その他商品取扱高を除く)が前年同期比7.0%増の5746億円、売上高が同8.2%増の2131億円、営業利益が同7.8%増の647億円、経常利益が同8.6%増の648億円、純利益が同2.3%増の453億円だった。配当は上期が53円、下期が54円、合計107円で配当性向は70.1%。同社は配当性向80%を目安としており、5月1日から9月1日まで100億円、または1000万株を上限とする自己株買いを行う。

GMV対比の粗利率は34.5%で、前期比0.4ポイント改善した。販管費は0.3ポイント悪化の23.2%。1〜3月のセールが振るわず、広告費を積み増したことで同期間の営業利益は9.6%減と減益となった。

主力の「ゾゾタウン」事業のGMVは同5.9%増の4919億円、LINEヤフーコマースが同20.6%増の696億円、広告事業の売上高が同15.1%増の112億円だった。ドラバラ系のアイテム拡充が進むZOZOコスメのGMVは、同30%増の147億円と好調だった。

商品単価及び出荷単価は、物価高の影響を受け、じわりと上昇している。商品単価は3四半期連続で増加しており、直近の4Qでは前年同期比で0.9%増の4038円。出荷単価は23年3月期の第1四半期以来、12四半期連続で増加している。

26年3月期の見通しは、GMV(その他商品取扱高を除く)が前期比1.5%増の6034億円、売上高が同5.1%増の2241億円、営業利益が同7.8%増の698億円、経常利益が同7.6%増の698億円、純利益が同7.0%増の485億円だった。英Lyst買収に伴い、今期からEBITDAを開示し、同項目は10.2%増の769億円、EBITDAマージンは12.7%になる。なお、いずれも4月に買収を発表した英Lystの影響は精査中で業績に反映していない。

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「フェイラー」が「母の日」イベントを開催 春満開なフラワーモチーフで溢れる空間

「フェイラー(FEILER)」は4月30日から5月6日までの7日間、六本木ヒルズで「母の日」にちなんだポップアップイベント「花言葉からハンカチを贈ろう フェイラー ポップアップ フォーマム(FEILER POPUP FOR MOM)」を開催する。ハンカチを販売するポップアップショップと、オリジナルフードを提供するカフェの2コンテンツで構成する空間だ。

ポップアップショップでは、ブランドの代名詞であるシュニール織りの花柄ハンカチ10種類(2750円)を販売する。今年の「母の日」のために2年前からブランドファンと共に開発した新作のスイートピー柄のほか、ネモフィラやバラ、スズラン柄などをラインアップする。花言葉からプレゼントに適したデザインを選ぶコーナーも用意しており、フェイラージャパンの八木直久代表は「お母様の人柄や一緒に過ごした時間を思い浮かべながら、『フェイラー』のハンカチを選んでいただきたい」とコメントを発表している。

カフェブースでは、ショップで取り扱うハンカチのデザインから着想したオリジナルドリンク3種と、ショートケーキとワッフルの2種を用意する。

ポップアップショップとカフェブース共に、10時から14時までの時間帯は事前予約が必要だ。来場する前日の23時59分までに、専用の予約フォームから申し込む。14時以降の枠については、当日13時から現地で入場を受け付ける。

■「花言葉からハンカチを贈ろう フェイラー ポップアップ フォーマム」
会期:4月30日〜5月6日
時間:11:00〜20:00(最終日は18:00まで)
会場:六本木ヒルズ内 ヒルズカフェ/スペース
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド2F
チケット料金:無料
予約専用フォーム:予約はこちらから

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「フェイラー」が「母の日」イベントを開催 春満開なフラワーモチーフで溢れる空間

「フェイラー(FEILER)」は4月30日から5月6日までの7日間、六本木ヒルズで「母の日」にちなんだポップアップイベント「花言葉からハンカチを贈ろう フェイラー ポップアップ フォーマム(FEILER POPUP FOR MOM)」を開催する。ハンカチを販売するポップアップショップと、オリジナルフードを提供するカフェの2コンテンツで構成する空間だ。

ポップアップショップでは、ブランドの代名詞であるシュニール織りの花柄ハンカチ10種類(2750円)を販売する。今年の「母の日」のために2年前からブランドファンと共に開発した新作のスイートピー柄のほか、ネモフィラやバラ、スズラン柄などをラインアップする。花言葉からプレゼントに適したデザインを選ぶコーナーも用意しており、フェイラージャパンの八木直久代表は「お母様の人柄や一緒に過ごした時間を思い浮かべながら、『フェイラー』のハンカチを選んでいただきたい」とコメントを発表している。

カフェブースでは、ショップで取り扱うハンカチのデザインから着想したオリジナルドリンク3種と、ショートケーキとワッフルの2種を用意する。

ポップアップショップとカフェブース共に、10時から14時までの時間帯は事前予約が必要だ。来場する前日の23時59分までに、専用の予約フォームから申し込む。14時以降の枠については、当日13時から現地で入場を受け付ける。

■「花言葉からハンカチを贈ろう フェイラー ポップアップ フォーマム」
会期:4月30日〜5月6日
時間:11:00〜20:00(最終日は18:00まで)
会場:六本木ヒルズ内 ヒルズカフェ/スペース
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド2F
チケット料金:無料
予約専用フォーム:予約はこちらから

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「トゥミ」創業50周年 ゴールドカラーのキャリーケースなど世界250個限定発売

「トゥミ(TUMI)」は、創業50周年を祝し、ブリオンゴールドカラーのアイテムを世界250個限定で発売した。「トゥミ」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。

世界250個限定
シリアルナンバー入り

限定アイテムは、「トゥミ」を代表する“19 ディグリー アルミニウム(19 DEGREE ALUMINUM)”コレクションのブリーフケース(34万1000円)、“インターナショナル・キャリーオン”(26万4000円)、“ウォッチ・トラベルケース”(10万4500円)、ミノディエール(20万7900円)をそろえる。航空機規格のアルミニウム素材を用い、立体的な斜角をデザイン、それぞれシリアルナンバーを配す。

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「トゥミ」創業50周年 ゴールドカラーのキャリーケースなど世界250個限定発売

「トゥミ(TUMI)」は、創業50周年を祝し、ブリオンゴールドカラーのアイテムを世界250個限定で発売した。「トゥミ」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。

世界250個限定
シリアルナンバー入り

限定アイテムは、「トゥミ」を代表する“19 ディグリー アルミニウム(19 DEGREE ALUMINUM)”コレクションのブリーフケース(34万1000円)、“インターナショナル・キャリーオン”(26万4000円)、“ウォッチ・トラベルケース”(10万4500円)、ミノディエール(20万7900円)をそろえる。航空機規格のアルミニウム素材を用い、立体的な斜角をデザイン、それぞれシリアルナンバーを配す。

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エディフィス×「リー」×「マーカウェア」 コラボジーンズを101本限定発売

エディフィス(EDIFICE)は、「リー(LEE)」「マーカウェア(MARKAWARE)」とトリプルコラボしたジーンズ“リー 101(LEE 101)”を101本限定で発売する。価格は3万6300円。5月1日21時から「マーカウェア」公式オンラインで、5月2日からエディフィス一部店舗、「マーカウェア」直営店のパーキング(PARKING)、渋谷で開催する「リー」のポップアップで販売する。

“リー 101”が100周年
数量限定コラボジーンズ

コラボジーンズは、“リー 101”の100周年を記念したもの。1930年代のカウボーイパンツを土台とし、「マーカウェア」のワイドストレートシルエットでパターンから別注。デザイナーがウガンダで調達したオーガニックコットンを、国内でインディゴのロープ染色、岡本テキスタイルで白耳のセルビッチデニムに織り上げ、備中染工で仕上げた。ヘアオンハイドのラベルや、特別仕様のボタン、リベットをあしらったほか、シリアルナンバーが付く。

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軽井沢「万平ホテル」が「フェイラー」と初コラボ “すずらん”モチーフのハンカチを発売

長野県軽井沢町の「万平ホテル」は5月1日、ドイツの伝統工芸織物シュニール織のブランド「フェイラー(FEILER)」とコラボレーションした“万平すずらんハンカチ”(3800円)を数量限定で発売する。ホテルの店頭および公式オンラインストアのみで販売する。

クラシカルなホテルの雰囲気を落とし込んだデザイン

1894年の開業当初から万平ホテルの象徴であるすずらんをモチーフにした優雅なデザインが魅力。すずらんと可憐な小花を際立たせるため周囲をブルーで彩り、華やかな印象に仕上げた。

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敏腕PRディレクター南奈未が説くファッション業界の道標 Vol.2 【イマドキの“ラグジュアリーマーケティング”】

PROFILE: 南奈未

南奈未
PROFILE: (みなみ・なみ)アメリカの大学でマーケティングを専攻し卒業。米国や日本にて外資系企業などを経て、クリスチャン・ディオールに入社。その後ダミアーニ、ドルチェ&ガッバーナに転職。2004年に「ルイ・ヴィトン」で、ウィメンズとメンズのPRを担当。12年、マイケル・コースのコミュニケーション・ジェネラルマネージャーに就任。17年、ドルチェ&ガッバーナに復職し、PR&コミュニケーション ディレクターに就く。24年10月退職 PHOTO:MAKOTO NAKAGAWA(magNese) HAIR&MAKE UP:KIKKU(Chrysanthemum)
ファッション業界において、花形職とされるPR。そのトップに就くPRディレクターは、ブランドの“縁の下の力持ち”や“影の立役者”として認識されるほど、目立たずともブランドの大きな役割と責任を担っている。特にラグジュアリーブランドにおいては、常にVIP顧客やメディア、デザイナーやチームの中核的存在だ。交渉術やコミュニケーション能力も必要とされる。南奈未さんは約20年間、ファッションシーンをリードする数々の海外ブランドの日本法人のPRを統括。日本はもちろん、グローバルでその手腕を発揮してきた言わずと知れた人物だ。この10年でデジタルやマーケティングの概念が多様化する中、ファッションラグジュアリーの世界は大きく様変わりしているという。この連載では数回に分けて、南さんが培ってきたファッションPRの仕事そしてその裏側について語る。2回目は、時代とともに変化する“ラグジュアリーマーケティング”について。

ラグジュアリーを伝えるPRのあり方

南奈未:ファッション業界に長く携わってきましたが、デジタルファーストの現代におけて、ラグジュアリーファッションのマーケティングの考え方は大きく変化しています。そもそも“マーケティング”とは、消費者のニーズをブランドの商品やサービスに反映させ、自然に売れる流れを設計すること。ですが、これがラグジュアリーファッションだと顧客のニーズだけではなく、デザイナーのクリエイションが土台にあるので、一般的な量産型商品とは異なります。すべてではないですが、矢印がボトムアップというよりトップダウンの時もよくあります。例えば、ファッション・ウイーク中に発表されるものはデザイナーの個性やメッセージ性が色濃く表れていることが多く(昨今は消費者の顔色を伺ったコマーシャル寄りのものを発表しているコレクションも多くなりましたが)、そこから時代やトレンドを創造していき、消費者にぶつけていく。また、メディアがさまざまな切り取りをしていますね。

商品が店頭に並ぶ約半年前に行われるファッションショーは、最新コレクションを初披露する重要な場。20年前は主に百貨店バイヤーやモード誌編集長、VIP顧客など、世界中の限られた人数だけを招待するものでした。彼らの反応や意見を聞いては実際に販売するもの、しないものを取捨選択する場合もありました。だから、発表まで情報解禁されることはタブー。今のように、会場からのSNSを通じたリアルタイムの配信や投稿なんて全く想像もしなかったですよね。われわれPRもコンセプトなんて直前までまったく共有なんてされないから、よくショー終了後のバックステージに入り込んで、ジャーナリストたちのインタビューに応えるデザイナーの言葉をこっそり聞いて理解を深めたものです。思えばスッと気配を消す術を習得したのはそのころから(笑)。目立たなければ摘み出されることもないでしょ?

“ラグジュアリーファッションのマーケティング”は別格の概念

最近は、猫も杓子も「マーケティング」。果たして本来の意味を理解している人がどれほどいるのかと疑問に思うことがあります。商品もサービスもラグジュアリーブランドにおいては、仕組みや概念も別ものです。デザイナーがアーティスティック・ディレクターやクリエイティブ・ディレクターと呼ばれるようになったこの20年。ファッションだけじゃなく、アートやカルチャーに精通した多才なデザイナーがクリエイティブチームのトップとして、広告ビジュアルやショーの見せ方、コラボレーションなどを指揮することが主流になってきました。ブランドの世界観を伝えるには、洋服やバッグをデザインするだけでは不十分なのでしょう。ブランド間の競争が激化するほど、より多くの引き出しを獲得してどう魅せるのかがポイントになってきています。ラグジュアリーブランドは売り物が商品だけではありません。クリエイティブ・ディレクターはメゾンの歴史やアーカイブ、熟練の職人技を理解し、モダンに再解釈していきます。今のライフスタイルには、何が必要なのか。どんなウエアやバッグがスタイルを輝かせるか。それらのクリエイティビティーに見合う価格やサービスは、やはり従来のマーケティングとは違う特別な考えだと思います。常に変化する時代に沿って2歩、3歩先を行かなければならないので大変ですね。今は2歩、3歩じゃ足りないかも!

ただし、その“ラグジュアリーマーケティング”もまた変化を遂げています。ソーシャルメディアが普及してからは、世代を問わず、消費者の審美眼はどんどん鍛えられています。ここ5年ほどはラグジュアリーブランドもその世界に消費者を誘おうと、展覧会やポップアップストアといった一般の方も入れる間口の広い体験型イベントでブランドの新しい価値観や魅力を提供してきました。ただ、選択肢やSNS上のトレンドがあまりに多様化した今、従来の手法では物足りなさを感じる人も出てきているかもしれませんね。5月11日まで開催中の「ロエベ(LOEWE)」初の大展覧会(“ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界”)は、ブランドのヘリテージやクラフツマンシップを今っぽくモダンに仕上げていて一見の価値あり。ジブリファンの心も鷲掴みです!

最近はクリエイティブ・ディレクターの交代劇が盛んですね。ブランドの次なる価値を示す新しいマーケティングへの転換期に差し掛かっているかもしれません。

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「ストーンアイランド」がリアムの息子のジーン・ギャラガーを起用した最新キャンペーンを発表

「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」は、2025年春夏コレクションから独自の素材加工とガーメントダイが際立つ新作アウターウエア(3型)にフォーカスした新キャンペーンを発表した。アウターは全国の直営店および公式オンラインストアで販売中だ。

キャンペーンビジュアルは、写真家デイビッド・シムズ(David Sims)が撮影し、モデルには、リアム・ギャラガー(Liam Gallagher)の息子で、ミュージシャンのジーン・ギャラガー(Gene Gallagher)、映画監督のスパイク・リー(Spike Lee)、ロンドンの星付きレストラン「The River Cafe」のオーナーシェフ、ルース・ロジャース(Ruth Rogers)を起用。世代もジャンルも異なる3人が、「ストーンアイランド」の“機能美”を体現する。

TELA RESINATA BLOCK COLOUR

ジーン・ギャラガーが着用するのは、“テラ・レジナータ ジャケット”(18万920円)。「ストーンアイランド」が1982年に発表したファーストコレクション「テラ・ステラ(TELA STELLA)」からインスパイアされ、そのブランドの原点ともいえるアイコニックな素材を現代的に再解釈したテラ・ステラ(TELA STELLA)を用いたジャケット。片面に染色を施したコットンキャンバス地に、もう片面から顔料樹脂を浸透させたダブルフェイス構造。撥水加工も施され、機能性と独自のカラーコントラストが融合した一着。

MUSSOLA PRISMATICA

スパイク・リーが着用するのは、“ムソラ・プリズマティカ ジャケット”(29万2600円)。軽量なコットンモスリンに、光沢のある耐水・防風性を備えたポリウレタンフィルムをボンディング。素材全体に特殊な樹脂加工を施し、その上からガーメントダイを行うことで不均一かつ立体的な表情が生まれ、マーブル調の風合いに仕上げた。機能性とデザイン性を兼ね備え、背面には取り外し可能なポケットを配し、着脱によりシルエットを変化させることができる。

LINO GOMMATO

ルース・ロジャースが着用するのは、軽やかなリネン生地を使用した隠しフード付きの“リノ・ゴマート アウターウェア”(20万5700円)。ガーメントダイの工程で特別な透明樹脂を外側に染み込ませることで、リネン特有のスラブ(糸の太さのムラ)構造が 際立つよう仕上げられている。染色の際、樹脂を“動かす”ことで色の吸収に差が生まれ、その結果、スラブ感が一層強調される。 フードは襟の中に収納できる仕様で、異なる素材によって生まれるコントラストカラーが、ガーメントダイを引き立てる。

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「セント マイケル」×「ネイバーフッド」 グラフィックTやシルバー925のリングなど

「セント マイケル(©︎SAINT MXXXXXX)」は5月3日、「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」とのコラボアイテムを発売する。「セント マイケル」一部正規取扱店で販売する。

「ネイバーフッド」コラボ
Tシャツとアクセサリーの全7型

コラボアイテムは、グラフィックを施したTシャツ(4万2900円〜)や、「セント マイケル」では初となるシルバー925製のリング(17万6000円)、ネックレス(5万9400円)、キーホルダー(4万4000円)など全7型をラインアップする。

「セント マイケル」は、「レディメイド(READYMADE)」の細川雄太デザイナーと、アーティスト兼デザイナーのカリ・デウィット(Cali DeWitt)によるブランド。

「ネイバーフッド」は、滝沢伸介=クリエイティブ ディレクターが1994年に原宿で開始、メインラインに加え、キッズライン“ネイバーフッド ワンサード(NEIGHBORHOOD ONE THIRD)”や、植物をテーマとした“SRL”ラインなども手掛ける。

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「アンリアレイジ」がビヨンセの最新ツアー衣装を手掛ける 変幻自在のLEDドレスで圧巻の演出

「アンリアレイジ(ANREALAGE)」が、現地時間4月28日に米・ロサンゼルスで開幕したビヨンセ(Beyoncé)の新たなワールドツアー「Cowboy Carter & The Rodeo Chitlin’ Circuit Tour」の衣装デザインを担当した。2023年の「Renaissance World Tour」に続くタッグで、今回が2度目のコラボレーションとなる。

衣装の制作は、3月に発表された「アンリアレイジ」2025-26年秋冬コレクション「SCREEN」のルックがきっかけとなり、ビヨンセ側からの直接オファーで実現した。森永邦彦率いる「アンリアレイジ」チームは日本とロサンゼルスを往復しながら、オリジナルの衣装を開発。ステージで披露されたドレスは、“液晶のように表情を変える”布地「LED TEXTILE」を採用したクリノリン入りの一着だ。

このドレスは、楽曲「DAUGHTER」に合わせてプログラムされており、赤のタータンチェック柄から半身が青のチェックへ、さらに真紅のスパンコール、黒一色のロンプルイユ風レース模様へと、次々に変化していく。その後、ゴールドの輝きを放つスパンコールドレスから、アメリカ国旗を想起させる赤・白・青のノイズパターン、そして白黒へのステンドグラス模様のグラフィックが現れ、フィナーレでは、ステンドグラスの光が星々の爆発のように広がり、やがて宇宙の闇へと溶け込む。その闇から再び光が降り注ぎ、ドレスがまばゆい輝きをまとって完成するという、壮大な演出が展開される

テクノロジー面では、「アンリアレイジ」とクリエイティブカンパニー「MPLUSPLUS(エムプラスプラス)」による共同開発素材「LED TEXTILE」を使用。1着のドレスに約3万5000個のフルカラーLEDを搭載し、無線制御システムや映像設計もMPLUSPLUSが担った。さらに、黒のドレス表現には、京セラドキュメントソリューションズの次世代プリント技術「FOREARTH(フォレアス)」を採用。顔料インクジェット方式により、染料を用いず、水の使用量を99.98%削減したサステナブルな生産工程を実現。基布には、繊維メーカー・シキボウが開発した高機能素材「AZEK®」を採用。古代建築「校倉(あぜくら)構造」に着想を得た同素材は、光の透過性を活かして、布地そのものを映像スクリーン化することを可能にしている。

なお、ツアー初日を迎えるにあたり、森永を含む「アンリアレイジ」およびMPLUSPLUSのチームはロサンゼルスのSoFiスタジアムで最終の現地調整を実施。ツアー中は、両チームがスタッフの一員として全32公演に帯同し、ビヨンセのステージ演出を支える。

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「キス トリーツ」からタイダイ柄のグラフィックTシャツが登場 スペシャルドリンクの限定フレーバーも

「キス(KITH)」が手掛けるシリアルアイスクリームバー「キス トリーツ(KITH TREATS)」は、“トリーツ デスティネーション”と題し、タイダイ柄のグラフィックTシャツ3種と限定メニューを発売した。「キス トリーツ」全店舗で取り扱い中だ。

楽園のようなロケーションに構える「キス トリーツ」をプリントしたTシャツ

Tシャツは、トロピカル、シーサイドと砂漠をテーマにした楽園のようなロケーションに構える「キス トリーツ」の店舗をイメージしたイラストをプリントした。

ミルクシェイクベースのフルーティーな限定シェイクも

4月26日〜5月11日の期間限定で登場する限定メニューは、スペシャルドリンク“ザ チラー”(全3種、各1210円)の新フレーバー3種。“ザ チラー”ミルクシェイクをベースに、フルーティーなスラッシュを重ねた2層仕立てのフローズンハイブリッドドリンクだ。

今回登場するTシャツの各テーマとカラーから着想を得て、それぞれブルーベリーやストロベリー、抹茶をブレンドしたミルクシェイクにレモネードスラッシュを重ね、仕上げにフルーツガニッシュを添える。

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「キス トリーツ」からタイダイ柄のグラフィックTシャツが登場 スペシャルドリンクの限定フレーバーも

「キス(KITH)」が手掛けるシリアルアイスクリームバー「キス トリーツ(KITH TREATS)」は、“トリーツ デスティネーション”と題し、タイダイ柄のグラフィックTシャツ3種と限定メニューを発売した。「キス トリーツ」全店舗で取り扱い中だ。

楽園のようなロケーションに構える「キス トリーツ」をプリントしたTシャツ

Tシャツは、トロピカル、シーサイドと砂漠をテーマにした楽園のようなロケーションに構える「キス トリーツ」の店舗をイメージしたイラストをプリントした。

ミルクシェイクベースのフルーティーな限定シェイクも

4月26日〜5月11日の期間限定で登場する限定メニューは、スペシャルドリンク“ザ チラー”(全3種、各1210円)の新フレーバー3種。“ザ チラー”ミルクシェイクをベースに、フルーティーなスラッシュを重ねた2層仕立てのフローズンハイブリッドドリンクだ。

今回登場するTシャツの各テーマとカラーから着想を得て、それぞれブルーベリーやストロベリー、抹茶をブレンドしたミルクシェイクにレモネードスラッシュを重ね、仕上げにフルーツガニッシュを添える。

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ひろゆき&AKB48グループら総勢44人が集結、「UP-T」新CM発表

丸井織物の運営するオリジナルTシャツの制作プラットフォーム「UP-T」は4月30日、新CMを発表した。西村博之(ひろゆき)とAKB48グループのAKB48、SKE48、NMB48、佐久間宣行のプロデュースするラフ×ラフのメンバー総勢45人をイメージキャラクターに起用。都内で行った発表会にもCMのイメージキャラクター44人が駆けつけた。丸井織物の宮本智行・代表取締役副社長は「すでに米国でも販売を開始しており、今後は海外展開も強化する」という。

「UP-T」は、Tシャツやパーカ、スマホケースをオンデマンドで制作できる日本最大級のECサイト。誰でもデータをアップすればオリジナルで1枚・1着からアイテムを制作でき、作ったアイテムを販売もできる。

丸井織物は国内で1100台の織機を稼働させる日本最大級のテキスタイルメーカー。「UP-T」は宮本副社長がスタートした新事業の一つで、石川県内の自社工場内にTシャツプリント機を設置し、ECサイトの開発・運営からTシャツ生産、販売、発送までを行っている。

丸井織物とひろゆきのタッグはこの「UP-T」に加え、アラミド繊維を100%使った7万円の高級パーカでもコラボレーションしている。

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「アフタヌーンティー・リビング」×「サーティーワン」 人気フレーバーを描いた夏にぴったりなアイテムが登場

「アフタヌーンティー・リビング(AFTERNOON TEA LIVING)」は5月28日、アイスクリーム専門店「サーティーワンアイスクリーム」との初のコラボレーションアイテムを発売する。「アフタヌーンティー・リビング」の店舗および、公式オンラインストアで扱う。

人気フレーバーを書き下ろしたアイテムが登場
プレゼントキャンペーンも開催

同コラボでは、 “ポッピングシャワー”や“ラブポーションサーティーワン”などの人気フレーバーを「アフタヌーンティー・リビング」らしいオリジナルアートで描き下ろした。イラストを施したクリアボトルや接触冷感素材のクッションなど夏にぴったりなアイテムをそろえる。

また、アフタヌーンティー公式Xアカウントのフォローと該当投稿のリポストをすると抽選で31人にコラボレーションアイテムの“クールクッション”が当たるキャンペーンも実施する。

さらに5月28日から、「アフタヌーンティー・ホーム&リビング」ららぽーとTOKYO-BAYと「アフタヌーンティー・リビング」ルクア大阪店、ミナモア広島店の3店舗では、フォトスポットが登場し、写真撮影も楽しめる。

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「ミューラル」の新拠点が南青山に 「ブランドのさまざまな花を育てる場所にしたい」

村松祐輔と関口愛弓が手掛ける「ミューラル(MURRAL)」が5月12日、「サロン ド ミューラル 南青山(Salon de MURRAL Minamiaoyama)」をオープンする。代官山で月に1回開催していた予約制ワークショップスペースを移転し、新たに完全予約制の店舗として構えた。

花を手にするトキメキとブランドの根源にある二面性をデザイン

ストアのコンセプトは「花屋」。村松デザイナーは、「僕自身、家に飾る花をよく買う。何か美しいものを求める時、人は自分に精神的な力を込めたいという思うからではないか。新店舗は、そんな花のように豊かできらびやかなものを日常に提供できる場にしたい」と語る。そこで「ブーケを受け取る感覚をデザインのヒントにした」。店内は白を基調に、「ミューラル」のために時間を設けてくれた客をゆったりもてなす客間をイメージ。角を丸く仕上げた中央の白い什器や、シンプルなシルバーラインのハンガーラックなど、ブランドが大切にする“有機質と無機質”や“直線と曲線”“柔らかさと硬さ”といった二面性を、空間の随所に落とし込んだ。さらに、コレクションの着想源や制作過程の展示など、モノ作りのストーリーも体感できる。

「南青山の閑静な雰囲気が新しい空間の一部になる」

店舗はあえて看板を持たない。場所は、六本木通りに程近い骨董通り沿いに位置。都心の中心にありながらも閑静なエリアで、店内から遠目に望む根津美術館の竹林のグリーンが白い空間を引き立てている。それほど、村松デザイナーはこのエリアとこの場所にこだわったという。「名の知れたファッションやアート、カフェの店が連なる通りでも、駅から離れた静けさもある。時には子連れのファミリーが通りがかり、子どもたちの声も聞こえて生活感も感じられる。この雰囲気がブランドの新たな空間に一部になる」と場所を決めた。

また「店自体も花のようでありたい」とサロンとしての新たな思いも語る。「他ジャンルのアーティストやクリエイターの作品も展示するギャラリーなど、ブランドの世界観や強みを研ぎ澄ませていくスペースを設ける。『ミューラル』だから体験できることを常に提案したい。種から始まり、いろんな活動や出会いを経て、さまざまなブランドの花を咲かせられるように。つぼみが開くまでどんな花になるかわからないし、時には咲かない花もある。ここを拠点にブランドの幅広い挑戦をつなげていきたい」。

オープン時は、ストアのコンセプトに合った植物や花をテーマにした最新の2025年春夏コレクションに加え、絵描きのイズミダリー(Lee Izumida)を起用したブランド初のカプセルコレクションを先行発売する。「エデン(EDEN)」をテーマに、映画監督のデレク・ジャーマン(Derek Jarman)の自宅の庭から着想を得たイズミダによるポピーの花のイラストが、キャミソールドレス(5万5000円)やノースリーブトップス(3万3000円)、スラックスパンツ(3万9600円)を彩る。また、帽子ブランド「メゾンドリリス(LA MAISON DE LYLLIS)」とコラボレーションしたハット(3万3000円)もラインアップする。

◼️サロン ド ミューラル 南青山
オープン日:5月12日
住所:東京都港区南青山6-7-1 タウンハウス南青山1F
営業時間:10:00〜19:00(完全予約制)
※月2回営業する土日の週末は13〜17時に限り、予約なしで入店可

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「サカイ」から「ナイキ」コラボスニーカーと花井祐介によるスカルプチャーが販売

「サカイ(SACAI)」は5月9日、「ナイキ(NIKE)」とコラボレーションしたスニーカー“ナイキ × サカイ ゼガマドーム(NIKE x sacai Zegamadome)”(全3色、各2万5080円)を、「サカイ」青山と公式オンラインストアの抽選サイトで、数量限定で発売する。

さらに同日、昨年発売した「ナイキ」とのコラボレーションアパレルに着想したイラストレーター花井祐介とのスカルプチャー“ナイキ サカイ スカルプチャー バイ ユウスケ ハナイ(Nike sacai Sculpture by Yusuke Hanai)”(全3色、各18万1500円)も登場。「サカイ」公式オンラインストアで先着で発売する。

両アイテムの購入方法の詳細は、「サカイ」公式サイトから確認できる。

「ナイキ」の代表的な2シューズに「サカイ」の要素を融合

アッパーは「ナイキ」のトレイルランニングシューズ“ゼガマ(Zegama)”をベースに、メッシュ、スエード、レザーの異なる要素を組み合わせ、アウトソールにはハイキングブーツの”ラバドーム(Lava Dome)“から着想を得たデザインを採用した。ミッドソールにはズームエックスを、底面にはヴィブラム(VIBRAM)のソールを用いることで、ミニマルなフォルムでありながらも機能性と耐久性を備えた一足に仕上げた。

シューズ側面には“ナイキ × サカイ”の象徴のダブルスウッシュを、シュータンにはロゴをプリントあしらった。カラーは、“ブラック/アンスラサイト-ブラック”、“サミット ホワイト/ホワイト-ホワイト”、“マット シルバー/ツアー イエロー-ブラック”の全3色をラインアップする。

日本の美的感覚とアメリカのレトロなイラストレーションを融合

“ナイキ サカイ スカルプチャー バイ ユウスケ ハナイ”は、花井が考えた“つまずいて転んで、もう無理だと思ってもそこにいる誰かのおかげでまた一歩を踏み出せる”というストーリーからメッセージを落とし込んだデザインとなっている。カラーはブラック、グレー、ホワイトの全3色で展開する。

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「ファミリア」が「コンバース」と再びコラボ 青い“ファミリアチェック”の“オールスター”

「ファミリア(FAMILIAR)」は、「コンバース(CONVERSE)」との第2弾コラボスニーカーを発売する。5月7日10時から「ファミリア」公式オンラインで販売する。

「コンバース」コラボ
キッズとベビーサイズも制作

コラボスニーカーは、「コンバース」を代表する“オールスター(ALL STAR)”に、「ファミリア」を象徴する“ファミリアチェック”柄をまとわせ、青を基調としたデザインに仕上げた。ラインアップは大人サイズ(2万2000円)に加え、ハイカットモデルのキッズサイズ(1万5400円)、ゴムのシューレースを用いたベビーサイズ(1万3200円)で、インソールには、両ブランドネームを並べた。

両ブランドは2024年11月に初コラボ、赤い“ファミリアチェック”の“オールスター”を制作している。

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