古代蓮の里 (@g_kodaihasu )

【イベントのお知らせ】 5月19日(土)、20日(日)に古代蓮会館内で、青梅詰め放題イベントを開催します! また、うどん店隣の休憩所で、梅ジュースを販売いたします。 土・日はぜひ、古代蓮会館にお越しください。

はつなつ展

はつなつ展あと2日になりました(๑˃̵ᴗ˂̵) 早いものです。。 bag、お洋服、ストールなど夏の装いにぜひ 明後日20日は終日在廊しております ★お買い上げ頂いた皆様にちょっとおまけ。 ハギレを使ったおリボンを付けて頂いてます^ ^

PAZZO-DI-PIZZA!GYODA (@pdp_gyoda )

ランチタイム始まってますよー カフェタイムまで後少し⏳ て事でプリンできました。 固めのカスタードプリンです。 ミニプリンアラモード的な感じで🍮 ワタクシは窯の前で汗ダラッダラですが 店内は涼しくしてお待ちしてます。

フードキュレーターとその土地の食材生産者が創り出す、メイドイン国東の究極のおつまみとは。[LOCAL MEISTER PROJECT/大分県国東市]

大分県国東市シェフにその土地の食材の魅力を伝えるフードキュレーターだからこその発想を、『YEBISU MEISTER』とのペアリングに注ぎ込む。

一流の料理人がその土地の食材を新しい感覚で切り取った料理を、その土地を最も魅力的に表現する場所と演出とともに、五感全てで味わっていただくことをテーマとした野外レストラン『DINING OUT』。
5月26日(土)、27日(日)に開催が決定している『DINING OUT KUNISAKI with LEXUS』の舞台となるのは大分県国東半島です。

両子山という岩山を中心に6つの山稜に分かれている国東半島は、日本のひとつの宗教観である神仏習合の考え方が生まれた地とされ、同地にある寺院群を総称して「六郷満山(ろくごうまんざん)」と呼んでいます。2018年はその「六郷満山」開山1300年の節目の年。

そんな1300年の歴史や国東独自の文化に触れ、料理の腕を振るうのはオープンからわずか9ヶ月でミシュランガイド2つ星を獲得したことでも話題を集める『茶禅華』のシェフ川田智也氏。

シェフ自ら、国東半島の料理や農家を訪ね歩き、汲み取った生産者の想いまで昇華させ、感動的な料理を供するのが『DINING OUT』の醍醐味である一方、開催の半年前からリサーチを開始し、数百という食材を見つけ出している人物が『DINING OUT』の裏側を支えています。それが、『DINING OUT』食材調達チームリーダーであり、フードキュレーターの宮内隼人。

今回、ONESTORYではフードキュレーターの宮内が探しだした、その土地を知り尽くす生産者「地域のMEISTER(匠)」と共に、地場の食材をふんだんに使ったビールに合う究極のおつまみを創り上げる新たなプロジェクト『LOCAL MEISTER PROJECT』を立ち上げます。一緒にこのプロジェクトを進めていくのは『DINING OUT』のオフィシャルビールである『YEBISU MEISTER』。

そのプロセスの裏側を、『ONESTORY』と『YesMAGAZINE』で発信していく事で、世の中にまだ知られていない、その土地の上質な食材の魅力を伝えるとともに、開発された究極のおつまみは新たな特産品として商品化。様々な場所で販売する事で、その地域を多くの人に知ってもらう為のプロジェクトです。

全国各地のさまざまな食材を知り尽くす宮内と、国東の生産者が一体となって創り上げる、究極のおつまみとは。その全貌に少しずつ迫っていきます。

鹿の狩猟から加工まで一貫して行う田口幸子氏。元々、東京で映像関係の仕事をしていたが、故郷である国東に数年前にUターンしたそう。

大分県国東市害獣として駆除される鹿を無駄にしない。人と野生動物がともに生きていく上で最良の手段を考える。

まず、宮内が向かったのは、農作物を荒らすなど深刻な農業被害を生んでいる鹿を自ら狩猟し、解体、加工まで一貫する『TAG−KNIGHT』代表の田口幸子氏の加工場。

加工場に到着早々、「鹿が罠にかかったと連絡が入ったので、一緒に行きましょう」と田口氏。連れて行ってもらった場所は山間にあるミカン畑です。
「鹿も生きていくために一生懸命。果樹の新芽や野菜、植栽した杉の木の皮など、食べやすくて栄養豊富なエサを求めて、畑や人家が建つ地区に足を踏み入れてきます。そうなると人と野生動物が共存するためにどうしても駆除が必要で、そんな駆除された鹿を有効活用できないかという考えから、鹿肉の加工を始めました」と話す田口氏。

現在、鹿肉は無添加、無着色、無香料のジャーキーに主に加工され、大型犬などペット用として全国各地に販売されています。ただ、数年前に許可を取り、地元民向けにバーベキュー用などとしても販売しているという田口氏。鹿やイノシシなど野生動物の肉は独特の匂いがあると思われがちですが、田口氏は血抜きなど下処理を素早く終わらせることで、臭みのない鹿肉を提供されています。

そんな田口氏の加工場で宮内の興味を惹いたのが、一頭からわずかしか取れないロース肉。「本当に肉の色がキレイですね。匂いもほとんどない」と、肉質の良さを間近に見て実感した宮内。熱風で乾燥させるジャーキーの作り方や骨の活用法なども熱心に聞いていました。

駆除された鹿を廃棄するのではなく、活かす手段について田口氏から説明を受ける。

解体作業をしっかりと目に焼き付ける宮内。命の尊さ、大切さを改めて考えるきっかけにもなったと話す。

冷凍されたロース肉を手に取り、重さを量る。鹿肉は脂が少なく、タンパク質が豊富だ。

田口氏が製造しているのはペット用の鹿肉ジャーキーだが、どのくらい乾燥させているかなど、じっくり確認していた。

大分県国東市国東育ちの豚を原料とした生ハム。シンプルに“おいしい”と感じたからこそ、その理由を知りたい。

次に向かったのは国東半島を離れ、大分市。それだけ聞くと、国東半島で生まれ育った食材という、『LOCAL MEISTER PROJECT』のテーマからそれる気がしますが、「ここでは原料に注目してほしい」と宮内は話します。

そう、ハム、ソーセージを製造する『(株)ゆふいん牧場』まで足を伸ばした理由は、国東半島で飼育されたブランド豚『桜王』にあります。『桜王』とは国東市安岐町で飼育される安心安全なSPF豚のことで、『(株)ゆふいん牧場』では、この豚肉を使ったハムやソーセージを製造。大分県下でも『桜王』を加工しているのは唯一だそうです。

なかでも今回、宮内が実際に製造工程を見てみたいと強く熱望したのが、『桜王』を使った生ハムです。東京銀座にある大分県のフラッグショップ『坐来大分』で偶然食べた『桜王』の生ハム。宮内は「しっとりとしていて、旨みもしっかり閉じ込められていた。この生ハムは『LOCAL MEISTER PROJECT』にも活用できるんじゃないかと感じました」と話します。

実際にハムソーセージ課製造担当の江頭幸治氏に話を聞いてみると、原料以外にもおいしさの秘密が隠されていました。
それは熟成庫を活用し、2〜3週間と生ハムとしては短期間で作り上げる点がまず一つ。そして、宮崎県産のヤマザクラのチップで、華やかな燻の香りをほのかにまとわせる点も特徴です。「冷燻には香り、風味を高めるより良くするという狙い以外に、防腐の意味もあります」と江頭氏は話します。防腐剤や着色料など余計な添加物を使わないだけに、昔ながらの考え方も取り入れているのが印象的でした。

そんな一工夫を凝らした生ハムですが、食品加工事業部部長の小野晃正氏は、「実は当社の商品のなかでも生産量が極めて少ない商品で、販売しているのも直営2店舗のみ。『坐来大分』にも常時卸しているわけではなく、本当に極稀になんです。国東半島で『DINING OUT』を行うタイミングで、宮内さんが食べられたのは本当に奇跡ですね」と笑います。

『DINING OUT』から生まれたスピンオフプロジェクト『LOCAL MEISTER PROJECT』。今回初となる同プロジェクトで出合ったのは、“国東の野生の鹿肉”と“ブランド豚の桜王”。まだまだ、国東半島における宮内の食材探しは続きます。

(supported by YEBISU MEISTER

宮崎県産のヤマザクラのスモークチップの香りを嗅ぐ宮内。「生ハムは確かにほのかにスモークの香りがありますね。ただ、言われないと気付かないほど繊細」とコメント。その言葉に対し、製造担当の江頭氏は「よく分かられていますね。そうなんです。香りをつけるというよりも防腐の意味合いが強いんです」と返します。

生ハムの生産量は年間100kgにも満たない上、『坐来大分』に卸すのは極稀という小野氏の話しを聞き、驚き、偶然の出合いに思わず笑みがこぼれる宮内。

生ハムを販売しているのは大分市内にある老舗百貨店『トキハ本店』にある直営店をはじめ、大分駅構内のみやげ店のみ。

1977年東京都生まれ。18歳の時、海外経験のために訪れたカナダの日本料理店でのアルバイトで料理に目覚める。半年後帰国し、居酒屋で働きながら調理師免許を取得。系列のフランス料理店に異動。その後都内のカフェで働いた後、2001年から3年間「ラ・ビュット・ボワゼ」で本格的なフランス料理に触れる。株式会社HUGEの「ダズル」の立ち上げを手伝うなどした後に、2010年「HAJIME」に入り、5年半の経験を積む。生鮮食材の物流に関する知識習得のため大阪の特殊青果卸「野木屋」を経て、2015年より現職。