ヒッコリーショートパンツ【メンズ館】
こんにちは
晴れたと思えば雨が降ったり、、、
雨が降って傘をさした瞬間やんだり、、、、
(ちなみに今は降っています)
梅雨が明けると
ミーンミーンと焼けるような夏がすぐにやってくるわけですが
そんな時期にメンズ館からオススメするのは、、、
大人気児島ジーンズのショートパンツです
アメカジ定番インディゴデニムとヒッコリーを組み合わせたデザインのショートパンツ
シンプルなサイドライン切替デザインだったり、、、
インディゴに内股の部分がデニムの切替デザインのもの、、、
ピンクやイエローのヒッコリーだったり、、、
個性的なデザインからシンプルなデザインまで6種類ほど置いています
シンプルなTシャツと合わせるだけでオシャレに見えます
写真だけでは伝わらないと思うので
倉敷までお越しの際には是非お店にきて穿いてみてくださいね
お待ちしております
俗世から隔絶されたアンコールワットを思わせる山城。[岡城/大分県竹田市]
大分県竹田市自然に溶け込んだワイルドな城跡。
大野川の支流、稲葉川と白滝川とに挟まれた舌状台地上に築かれた「岡城」。高さ数十メートルの断崖にそそり立つその姿は天然の要塞に守られた難攻不落の城だったことが伺えます。大分県竹田市に対談の仕事で招かれた際、詳しく調べずにわからないまま訪れ、真っ先に連れて行かれたのがこの「岡城」でした。周囲を山に囲まれており、城下町から離れたところに位置し、住民の気配もありません。その名の通り丘の上にあり、規模も大きい。これほど大きな城跡は見たことがありません。有名な「荒城の月」の発祥地であり、瀧廉太郎は少年時代を竹田で過ごし、この曲を発表したと言います。かつて日本にあった多くの城は、明治政府によって取り壊され、この「岡城」もそのひとつです。高さのある立派な石垣は残されていますが、草木に覆われており、自然に溶け込んだワイルドな佇まいは一種の遺跡のよう。まるでカンボジアのアンコールワットを思わせ、非常にロマンチックです。
大分県竹田市登城口に残されたキリシタンの遺物。
「岡城」の特徴のひとつが、丸くカーブのついた独特のかまぼこ石。城に登っていく登城口や石垣に水を逸らすために使われており、これがまた美しい。この「かまぼこ石」はキリシタンの墓碑とも言われており、ひょっとしたら、岡藩は藩主が中心となって藩ぐるみでキリシタン隠しをしたと推測されている。実に独特な形をしています。これほどの規模でありながら、兵庫県竹田城のように観光地化されすぎておらず、周囲の景色や自然と溶け込み、世間からも隔絶されている。その佇まいが何よりの魅力と言えるでしょう。最近では、街の復興に貢献している若いアーティストがこの岡城からインスピレーションを受けているそうで、毎日登っても飽きないと聞きました。私もその気持ちがわかります。写真写りが良く、雨の日も雪の日もいい。100景で紹介したい好きな場所のひとつです。
Data
岡城
住所:〒878-0013 大分県竹田市竹田2912 MAP
拝観時間:9:00〜17:00(年中無休)
https://www.city.taketa.oita.jp/okajou/
1952 年生まれ。イエール大学で日本学を専攻。東洋文化研究家、作家。現在は京都府亀岡市の矢田天満宮境内に移築された400 年前の尼寺を改修して住居とし、そこを拠点に国内を回り、昔の美しさが残る景観を観光に役立てるためのプロデュースを行っている。著書に『美しき日本の残像』(新潮社)、『犬と鬼』(講談社)など。