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神の領域が幻想のデジタルアート空間になる。[下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab – TOKIO インカラミ/京都府京都市]

京都府京都市古都の神社が幻想の灯で満ちる。

真夏の神社。ノスタルジックな響きとともに、不思議な涼感と未知なる存在への畏怖(いふ)まで想起させてくれる言葉です。そんな真夏の神社で、今夏、幻想的な光の祭典が催されます。
 
その祭典の名は『下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab – TOKIO インカラミ』。
ユネスコ世界文化遺産の“古都京都の文化財”に指定されている下鴨神社(正式名:賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ))を舞台に、その参道や楼閣内を光のアート空間に変えるイベントです。
非物質的なデジタルアートによって「自然が自然のままアートになる」という『チームラボ』のアートプロジェクト、「Digitized Nature」の一環として企画されました。

舞台となる下鴨神社(賀茂御祖神社)は、東西の両本殿が国宝に指定されている由緒正しい神社。その参道と楼閣内を光のアートで彩る。

京都府京都市デジタル×自然が生み出す新たなアート。

『チームラボ』は2001年から活動を開始したアートコレクティブです。アーティスト・プログラマ・エンジニア・CGアニメーター・数学者・建築家など様々な分野のスペシャリストで構成されており、集団的創造によって人間と自然、そして、自身と世界との新たな関係をアートによって模索しています。
 
そんな『チームラボ』が展開する「Digitized Nature」は、光や音などの非物質的なテクノロジーによって、自然を破壊することなくアートにするという試み。自然が長い時をかけて築き上げた妙(たえ)なる造形を生かし、その悠久の時をもアートの中に映し出してくれます。

『呼応する、たちつづけるものたちと森 – 下鴨神社 糺の森 /Resisting and Resonating Ovoids and Forest – Forest of Tadasu at Shimogamo Shrine』。古社の参道と森を光と音で彩り、幻想的な空間へと変える。

京都府京都市厳粛な参道に「たちつづけるものたち」。呼吸を思わせる球体の明滅が神秘の世界へいざなう。

下鴨神社の参道沿いに広がる「糺の森(ただすのもり)」は、太古の姿をそのまま残した広大な森です。静寂の中に佇む高い木々の合間には、ゆっくり明滅する球体が並んでいます。それらは木々を照らす光と呼応するかのように、輝いては消え、消えては輝き、人が触れればそれぞれの色に応じた特有の音色を響かせます。
 
このアートの名は、『呼応する、たちつづけるものたちと森 – 下鴨神社 糺の森 /Resisting and Resonating Ovoids and Forest – Forest of Tadasu at Shimogamo Shrine』。
光と音は放射状に伝播し、連続して広がりながら、幻想の協奏曲を奏でていきます。光と音のさざめきは、下鴨神社の楼門の中に漂う光の球体にまで伝播していき、空間を超えて共鳴します。
 
長い参道の向こうから押し寄せる光は、自分以外の人や、森に住む動物たちの存在を知らせてくれます。他者の存在を強く意識して互いに感じ合う経験は、自らの存在の意味と、神社という神々の領域の神秘性をより高めてくれるでしょう。

『呼応する球体 / Resonating Spheres – Shimogamo Shrine』。空間に漂う球体が、触れることによってアートとなる。

京都府京都市光と音のデジタルテクノロジーを駆使した、「人々の存在によって変化するアート空間」。

参道の先に現れる荘厳な楼門の中には、宙に浮かんだ球体たちが漂っています。これらも自ら光を放っており、呼吸めいた明滅を見せてくれます。

このアートは、『呼応する球体 / Resonating Spheres – Shimogamo Shrine』。人の手で叩かれたり、何かにぶつかったりするなどして衝撃を受けると、その光は色を変え、特有の音色を響かせます。その反応は周囲の球体にまで広がっていき、色も同様に変化していきます。
球体の近くの木々も同様に呼応して、光と音を伝播させながらさざめきます。人工のマテリアルが、自然の木々や人々の存在と共鳴する――デジタルと自然と人によって織り成されるアートは、真夏の夜の神秘性をより高めてくれるでしょう。

球体たちは、参道の「たちつづけるものたち」とも楼門を超えて呼応します。境界を超えて伝播していく光と音は、やはり他の人々や動物たちの存在を強く意識させてくれます。

触れれば色を変え、それが他の球体や木々に伝播していく。ここを訪れるあなたの存在も、そのアートの一部になる。

京都府京都市大都市の中の自然を舞台に繰り広げられる、変幻自在のアート。

京都という大都市の中にありながら、森閑(しんかん)とした深山を思わせる空間がデジタルのアートで満ちる。非現実的な世界を創出しながらも、その成立には「人」の存在が不可欠です。ここを訪れ、鑑賞する人々の存在があって、初めて「光の祭」は完成するのです。
 
また、このイベントは単なるライトアップではなく、一過性の催しでもなく、京都の文化価値の向上をも図る継続的な取り組みです。伝統行事として根付かせる意図で企画されており、1回目の2016年に続いて、2018年で2回目の開催となります。更に、今後も末永く継続されていく予定です。

古都・京都と、そこで守り伝えられてきた文化財の価値を高める試み。神域を彩るデジタルアートは、真夏の夜の夢のように儚いが、人々の記憶に鮮烈に残りながら今後も続いていく。

<イベント概要>
世界文化遺産の神社が、光と音のデジタルアート空間に変貌するイベント。下鴨神社(賀茂御祖神社)の参道と楼門内が、チームラボによる作品『呼応する、たちつづけるものたちと森 – 下鴨神社 糺の森』と、『呼応する球体 – 下鴨神社 糺の森』の2つの作品によって彩られる。
開催期間:2018年8月17日(金)~9月2日(日)
開催場所:下鴨神社(賀茂御祖神社)糺の森 

京都府京都市 左京区下鴨泉川町59 MAP
※糺の森南側、御影通りからご入場ください。
時間:18:30~22:00(最終入場21:30)
※会場の混雑状況により変更することがあります。
入場料:平日1,000円 土日1,200円
※小学生以下無料
※8月17日(金)~19日(日)3日間のみ使用可能な限定前売ペア券 1,200円(2名1組)
※前売ペア券は、枚数限定で販売致します。
※販売場所:ローソン・ミニストップ各店舗
※Loppi【Lコード:57291】
ローチケ:http://l-tike.com/tl-sg/
HP:http://shimogamo-lightfestival.teamlab.art
※開催中は、会場でも販売致します。
写真提供:チームラボ