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ゴールクリアランス。ゴールラインを割ったときに最後に触れた選手が攻撃側だった場合、守備側のゴールキーパーがペナルティエリアの任意の地点からボールを投げる。直接ゴールに入れても得点とはならない。 #フットサル #サッカー #ユニフォーム

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ブラジルでは、「サロンフットボール」と呼ばれていた時代より、サッカー以上に身近なスポーツとして普及していた。そのためフットサルへのルール変更も、比較的スムーズに行われた。 #フットサル #サッカー #ユニフォーム

真夏の鶴岡お祭りウィークを存分に楽しむ。[赤川花火大会/山形県鶴岡市]

色鮮やかな花火を組み合わせたワイドスターマイン。

赤川花火大会二つの競技、割物花火とデザイン花火。

山形県鶴岡市では8月中旬に鶴岡お祭りウィークを開催しています。その中で行われる3つの大きなお祭りが荘内大祭・おぃやさ祭り、そして今回紹介する『赤川花火大会』です。

2018年で第28回を迎える『赤川花火大会』は、鶴岡市内を流れる赤川の広々とした河川敷を舞台に繰り広げられます。2018年のテーマは「誇り ~こころゆさぶる感動花火~」です。花火好きな人たちの間でも人気の高い『赤川花火大会』は、全国からトップクラスの煙火業者が参加し二つの競技大会が行われます。花火師さんの個性が光る匠の技を駆使した10号玉(尺玉)2発で競われる「割物花火の部」と、7号玉を最大として煙火業者がそれぞれのテーマに合わせて構成し、音楽とともに表現する「デザイン花火の部」です。競技を進行するアナウンスが丁寧なのも特徴のひとつです。「次は正面で上がります」とか、「次は右側で」など打ち上がる場所を教えてくれます。写真を撮る私にとってはとても親切に感じます。

『赤川花火大会』のもうひとつの特徴として、観客が気に入った煙火業者に投票できるシステムがあります。特別観覧席を購入した方はインターネットで投票ができます。お気に入りの煙火業者に1票を投じてみてはいかがでしょうか? この花火大会は音楽が重要な役割を果たしていますので、音楽がよく聴こえる有料席での観覧をお勧めします。

上段から順番に開花する柳のワイドスターマイン。

広い河原は有料席になります。

赤川花火大会競技の合間も気が抜けない珠玉の特別プログラム。

競技以外にも見逃せないのが特別プログラムです。2017年よりひとつ増えて5つの豪華なプログラムが用意されています。花火大会の開幕を彩るオープニング花火は秋田県大仙市大曲の北日本花火興業さん。ドラマチック花火は愛知県岡崎市の磯谷煙火店さん。この花火はストーリー仕立てになっており、それに合わせた花火の饗宴は夜空に開いた大きな絵本を読み進めるように展開してゆきます。2017年は人間の子供と仲良くなりたい優しくて可愛いオバケのマシューが奮闘する様子をストーリー仕立てで表現していました。2018年はどんなストーリーなのか期待が高まります。

そして市民花火は長野県上伊那郡の伊那火工堀内煙火店さん。希望の光は山梨県市川三郷町のマルゴーさん。エンディング花火は長野県長野市の紅屋青木煙火店さん。花火の盛んな地域から代表的な煙火業者が大集結します。これほどの贅沢はなかなかないといえる一押しの煙火業者さんが揃い踏みです。

尺玉三重芯花火。

赤川花火大会煙をも楽しんでしまう、観客の一体感を生むパタパタタイム。

『赤川花火大会』には可愛らしくて愛嬌のある「はなぶぅ」というブタのキャラクターが活躍しています。このキャラクターをデザインしたグッズの販売も行われています。グッズの中で人気なのが大きめのうちわ「パタパタうちわ」です。夏の花火大会は湿気が多く、その湿気を核に煙が増大してしまうのが悩みどころです。そこで考え出されたのが、滞留した花火の煙を流してしまおうというコーナーです。グッズの「パタパタうちわ」を使ってみんなでパタパタします。実際にうちわで起こす風で煙が流れるわけではありませんが、発想のユニークさがあり、観客に一体感が生まれて楽しく盛り上がるコーナーになっています。「パタパタうちわ」をお持ちでない方もお手持ちのうちわや扇子で一緒にパタパタすると楽しいですよ。気が付けば、パタパタしているうちに煙は風に流され、クリアな空になって花火が格段に見やすくなります。煙待ちをする時間も観客を飽きさせないようにしようという実行委員会の思いやりを感じます。

各地の花火大会では特徴を出そうと様々な工夫をしています。夏の花火大会の大敵、湿気によって増大する煙さえも楽しんでしまおうという逆転の発想のパタパタもそのひとつ。こういう企画を存分に楽しめるのも花火大会の醍醐味だと私は感じています。

夏の花火は浴衣姿の人たちで賑わいます。

日時:2018年8月18日(土) 19時15分〜
場所:山形県鶴岡市 赤川河畔 MAP
赤川花火大会HP:http://akagawahanabi.com/

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1963年神奈川県横浜市生まれ。写真の技術を独学で学び30歳で写真家として独立。打ち上げ花火を独自の手法で撮り続けている。写真展、イベント、雑誌、メディアでの発表を続け、近年では花火の解説や講演会の依頼、写真教室での指導が増えている。
ムック本「超 花火撮影術」 電子書籍でも発売中。
http://www.astroarts.co.jp/kachoufugetsu-fun/products/hanabi/index-j.shtml
DVD「デジタルカメラ 花火撮影術」 Amazonにて発売中。
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