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フリーキックが行なわれたのち、ゴールキーパーが触れるか、クロスバー・ゴールポストに当たるか、ボールがピッチ外へ出るまで、他のプレーヤーはボールに触ることができない。 #フットサル #サッカー #ユニフォーム

和蔵Gジャン【レディース館】

 

 

 

ずっと蒸し暑い日が続いていましたが

涼しい風が吹いて過ごしやすい時期になってきましたねichou☆☆落ち葉

 

ようやくがきたといった感じですねpompom紅葉

 

 

さて、今回紹介しますのは

デニムストリート オリジナルブランド

 和蔵のGジャンです

 

そう!この時期1枚持っていたら無敵のGジャンです

 

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和蔵 G ジャン ¥19,980

サイズは S,M,L展開ですpochakko星

 

 

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G ジャンって何とでも合いますよね~~安心音譜

 

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和蔵のGジャンはストレッチが入っているので

Gジャンのゴワゴワ感が無く

とっても着やすい!動きやすい!ですsinamoncrystal*

 

 

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ポケットもサイドと、、、、

 

 

内側にも付いているので、

ちょっとしたものを入れるのに便利ですmymelody桜

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着ていくうちに徐々に色落ちも楽しめて

どんどん味が出てきて、長くずっと着られるものになりますkeroppiクローバー

 

 

秋のオシャレに是非取り入れてみてはいかがでしょうかpompom音譜星

 

 

 

 

心に語りかける、民話の風情も色濃い茅葺き民家を訪ね歩く。[福島県南会津郡]

東洋文化研究家として著書も多いアレックス氏とともに巡る南会津の旅。

アレックス・カー

浅草から北を目指し鉄路の旅に出れば、いにしえの街道に沿って時を遡るような旅ができるでしょうか……。

豊かな田園地帯にぽつりと佇む、昭和の面影も濃い小さな木造駅舎をいくつも過ぎ、重畳(ちょうじょう)とした山々をくぐりいたるといつしか民話のような草屋根の家々が姿を現します。そう、ここは東北地方の南の玄関口・南会津。会津田島駅からクルマを足に、アレックス・カー氏とともに地元の「守り人」たちと出会うショートトリップに出かけてみましょう。

峠を下ると目に留まる、曲家を改修したスカンジナビア料理を味わえる宿。ヨーロッパのエッセンスが感じられる。

アレックス・カー北欧と曲家の古民家が融合する空間にて、スカンジナビア料理を頂く。

南会津町の中心部から国道を西へクルマを走らせ、険しい峠を越えた最初の集落に佇むのがスカンジナビア料理を味わえる宿『ダーラナ』。雪国独特の構造を持つ曲家の古民家を生かし、北欧のエッセンスを盛り込み改修された建物は、ヨーロッパの片田舎を訪れたかのような佇まいを見せています。

宿のオーナー・大久保清一氏は、10代でスウェーデンに渡り単身修業したスカンジナビア料理の第一人者。常連客は地元でとれる季節の食材、主にイワナや山菜、キノコ、近所の猟師が獲る新鮮なジビエなどを用いた大久保氏の料理を楽しみに訪れます。

四半世紀を重ねた古民家の宿の始まりは偶然の出会いから。レストランの新規開店を目標に、適地を求めて走り回っていた大久保氏がふと目に留め、無住の曲家に魅了されて、1年以上をかけてリノベーションしたのがこの宿です。

屋内は南会津の冬の厳しさをそのまま体感できる昔ながらの住環境です。南会津と北欧とがセッションするスペシャルな夕餉(ゆうげ)の後には、炉火を囲み自然と始まる夜長の会話のみが娯楽。時を急かす何ものも存在しない宿は、鄙(ひな)にありながらも多くの常連客を招き、愛されつつ時を刻んでいます。「こんなオーベルジュがあれば、アクセスの悪い地にも観光客は必ず足を運びます。大切なことは原状を磨き上げるセンスと魅力にあると思います」と、自身の経験からアレックス氏は語ります。

曲家に接続している蔵の重厚な扉。奥には会食用のテーブル席がある。

鹿肉と舞茸のストロガノフ。ジビエの鹿肉は要望があれば提供できる。

清流に棲むイワナのムニエルに、春の息吹を纏った山菜を添えて。どちらも地元のとれたて。

料理に腕を振るうオーナーシェフの大久保氏。御年72歳とは思えない早業で次々と皿を繰り出す。

ダイニングキッチンはかつて厩(うまや)だった所。大久保氏は曲家に魅了され1年以上をかけて民宿にリノベーションした。

アレックス・カー再生の日を待ちわびる、南会津の古材が眠る巨大な倉庫。

『大内宿』は江戸時代の宿場の佇まいを今に残した国の重要伝統的建造物群保存地区で、江戸時代に建てられた茅葺きの家並みが旧街道沿いに整然と並ぶ、古民家ファンの聖地。建物の保全だけでなく、里山と田畑の風景、昔ながらの民俗行事も大切に守り、里人の暮らしは30軒の茅葺き民家に静かに息づいています。

「これは……すごいです」と開口一番、アレックス氏は言います。自ら改築を手がけた古民家を有するアレックス氏だけに、膨大な量の希少な太い梁や柱のストックを陶然と眺めため息を漏らします。『ダーラナ』の設計施工に携わった『大内宿』の只浦豊次氏は『三澤屋』のオーナーでもあり、一本葱でそばを食するというインパクトある提供方法を発案、それまで年間3万人だった観光客数を飛躍的に伸ばしたいわば地域の先達です。旧街道沿いに膨大な量の古材を保管しているとうかがい、その巨大な倉庫を訪ねました。

「海外の作家を案内したことがあるのですが、彼は“新幹線の通っていない所に行きたい”と。今は国内外を問わず、不便であることに価値を感じる人が増えているようです。それは古民家住まいも同じこと」との只浦氏の言葉に、アレックス氏も同意を込め、膝を打ちます。「今は不便な所にムーブメントの兆しがあります。東京などの大都会から地方へ。そこにロマンを感じるのですね」。

『大内宿』のもうひとつの看板ともいえる「ねぎそば」。そばや餅はもてなしの「ごちそう」だった。

古民家の材や建具がそのまま保管されている巨大な倉庫。足下の長ネギは蕎麦処で提供する品。

明治時代の瓦や石材なども同じ敷地に整然と保管されている。

只浦氏(写真中央)は『大内宿』の蕎麦処『三澤屋』も経営しているアイデアマンだ。

アレックス・カー2つの危機を乗り越え、今も息づく民俗行事の里・大内宿。

『大内宿』で、この存在なくして現在の賑わいを語れない人物はもうひとりいます。通りの中ほどで、手ずから打ったそばを提供する『こめや』の吉村徳男氏です。『大内宿』は山間に40戸160名が暮らす小集落で、通り沿いに築300年の茅葺き民家が整然と並びます。江戸時代に本陣のある宿場として発展しましたが、幕末の戊辰戦争での戦火を免れ、明治時代に入っても近代化が進まなかったことが、今の景観を残せた2つの奇跡といえます。

そして、吉村氏は茅葺き職人でもあります。40代で勤めを辞し、熱意を持って「茅手」の道へ入りました。屋根葺きはもともと集落単位で力を合わせて行うことで各家の負担を軽くするものでしたが、茅葺き屋根の減少とともに廃れ、技術も失われつつあります。ここは茅葺きの技術を守るために伝習施設を造り、若い世代に技とともに「結びつきの大切さ」を伝えている希有な地なのです。

「この地をバトンとして子孫へ渡していくのが代々の役割と考えています。近場に素材となる茅地を確保し、手ずから屋根葺きをするなど、私たちの暮らしやなりわいをきちんと見せるのも、訪れる人々の楽しみにしたい」と熱く語る吉村氏。その熱意にアレックス氏も深く共鳴したようです。「技術と材料があれば、茅葺きには新しいチャンスがいくらでもありますよ。会津にはまだ茅葺きの建物が多いので、どんどん外にも出してほしいです」と語ります。さて、かつては技術の高さから関東方面で鳴らした『会津茅手』の復活となるでしょうか。

集落の子供たちが書いた「火の用心」「十一月十一日」の札。民俗行事は今もリアルに残っている。

街道沿いに茅葺き屋根の民家が整然と並ぶ。周囲の山々を背に、四季折々に美しい里。

廃校を再利用した若手のための茅葺き伝習施設を案内してくれた吉村氏。

『大内宿』の茅葺き屋根は全て、地元の若手らによって葺き替えられている。

アレックス・カーなだらかな山裾に身を寄せ合う「もうひとつの」茅葺き集落。

街道に沿って直線的に形成された近世の集落が『大内宿』であるなら、南会津町の南部にある『前沢集落』は、中世の村落スタイルを今に伝える山裾の民家群。『大内宿』と同じく人の暮らしとともにありますが、観光客で賑わう『大内宿』からここへ来ると、その静けさにほっとします。集落入口には水車小屋が建ち、それを動力に米搗(こめつ)きなどを行う「バッタリ小屋」が牧歌的な音色を響かせています。

集落の始まりは、中世にこの一帯を拝領した山内氏の家人・小勝氏が、主家が滅んだため移り住んだと伝わっており、集落住民の9割以上が小勝氏なのだそうです。オンシーズンは集落保全のための入場料が必要ですが、村内の『曲家資料館』は入館無料になります。初夏は集落右側に広がる花しょうぶ園でアヤメや花しょうぶ、ツツジなどが次々と開花し、ベストシーズンを迎えます。

「冬は2m近く雪が積もるので、道から直に出入りできる間取りの“曲家”は雪国ならではの構造です。60cmほどある茅葺き屋根の厚みが豪雪に耐え、夏には涼しさを生み出す機能もあります。この景観を今後も保持していくために、茅の葺き替えは喫緊(きっきん)の課題。若い人が入ってくれれば……」と心配そうに語るのは、案内して頂いた保存会長の小勝周一氏。「ここは自然に近くて個性もあり、とても絵になる集落。イギリスの田舎を思い出すような所です。全体の整備はほとんど済んでいるので、後は保全の扶けになるような仕組みができれば安心かもしれません」とアレックス氏。

南会津を中心に、今も多くの茅葺き屋根の古民家が多く守り残されているのが会津地方。そのほとんどは茅が傷まないように赤色や茶色などのトタンを被せられています。現代の住宅と違って、屋根が大きく厚みもあるため簡単に見分けられるはずです。自然豊かな風景の中に点在する集落から「隠れ茅葺きの家」を探しながらの会津旅も楽しいかもしれません。

屋根を保護するために焚かれる、囲炉裏の煙漂う資料館内で区長の小勝氏とアレックス氏。

前沢集落一帯で産出する名物、赤カブ畑の花が民家を引き立てる。家々でも庭で可憐な花を育てる。

無住になったため移築し、原状に復元した曲家の民家は内部見学用の資料館として公開。

住所:〒967-0000 福島県南会津郡南会津町 東居平426-1 MAP
電話: 0241-72-2838 ※完全予約制
http://dalarna.jp/guest/about.html

住所:〒969-5207 福島県南会津郡下郷町 大内字山本26-1 MAP

電話: 0241-68-2927
http://www.misawaya.jp/

住所:〒967-0306 福島県南会津郡南会津町 前沢 MAP
http://www.tateiwa-tic.jp/maezawa/

1952 年生まれ。イエール大学で日本学を専攻。東洋文化研究家、作家。現在は京都府亀岡市の矢田天満宮境内に移築された400 年前の尼寺を改修して住居とし、そこを拠点に国内を回り、昔の美しさが残る景観を観光に役立てるためのプロデュースを行っている。著書に『美しき日本の残像』(新潮社)、『犬と鬼』(講談社)など。