新たな地域のカタチの創造。津軽から世界へ。[ONESTORY×東日本旅客鉄道株式会社/青森県弘前市]
ONESTORY×東日本旅客鉄道株式会社新たな一歩を踏み出すゼロからのスタート。津軽の未来に向けたプロジェクトを始動!
青森県の県土を南北に縦走する奥羽山脈。その西側に広がる津軽地方は、ユネスコ世界自然遺産に認定された白神山地や標高1,625mの岩木山を抱き、北には津軽半島が広がる海山の豊かな地域です。
去る2018年9月26日、津軽地方の地方創生に向け、ひとつの協定が締結しました。
「津軽つながる交流都市づくり連携協定」と銘打たれたプロジェクトは、津軽地方の経済交通の中心を担い、県内3位の人口を有する「弘前市」と「青森県」、そして『東日本旅客鉄道株式会社』の3者によるものです。弘前市でかねてより進められていた津軽地方の観光資源の提案を行う事業「弘前感交劇場」に基づき、『東日本旅客鉄道株式会社』は弘前駅を観光の発信基地とする交流促進を、青森県は広域的な視点で、交流人口の拡大や地域活性化をサポートしていきます。
JR奥羽本線、五能線、弘南鉄道と3つの路線が集中する弘前駅は、秋田県や岩手県、北海道函館とつながる北東北の拠点。その地の利を活かし、駅周辺の活性化を進めることで観光客の誘致や地域の魅力拡散を狙います。
幽玄な花筏で魅了する春の弘前公園に、勇壮華麗な武者絵が街を練り歩く「弘前ねぷた」、生産量全国1位を誇るりんご栽培など、多彩な文化が花開く弘前市。こうした数多の文化はもちろん、一朝一夕で築き上げられたものではありません。
弘前ねぷたが公式文書に記載されたのは、1722(享保7)年、8代将軍徳川吉宗公の時代。りんごの栽培は、1875(明治8)年に東奥義塾が招いた米国人宣教師ジョン・イングが、12月25日のクリスマスに教え子や信者たちに西洋りんごをごちそうしてからと言われ、その後、諸説あるが、当時の東奥義塾長の菊池九郎が、このりんごの種を自宅の庭にまき、後年、穂木を接木したのが、弘前におけるりんごの繁殖の発祥とも言われており、現在に至るまで、地域の人々が試行錯誤を重ね、発展していったものだといいます。
連綿と続く探究心に裏打ちされた人々の努力、途切れない文化は伝統となり、新たな文化を呼び起こします。
日本が誇る津軽。津軽から世界へ。
そんな未来の津軽地方を創り上げるベースとなるものをひとつひとつ発掘し、『ONESTORY』は『東日本旅客鉄道株式会社』とパートナーシップを結び、新たな地域のカタチを表現していきます。
今後、その模様を特集化していきますので、是非ご期待ください。
(supported by 東日本旅客鉄道株式会社)