日本人が知らない日本酒が、今、パリで話題!?[秋田酒類製造株式会社/秋田県秋田市]

「うーん、いい香りだ。醸造方法を説明してくれ」と酒の造り方に興味津々のフランス人シェフのヤニック・アレノ氏。

秋田酒類製造株式会社パリでの秋田物産展で名店ソムリエのお眼鏡にかなった!

この秋、『ONESTORY』取材班は、とある情報の真偽を確かめるべく、遠くパリの3つ星レストランで取材を敢行しました。その「とある情報」とは?、日本ではほとんど流通していない、幻の日本酒が、パリのトップシェフの目に止まり、店のメニューにオンリストされたというものです。グルマンはもちろん、一部のトップシェフやソムリエの間で、新たな酒、新たな料理とのマリアージュを楽しませると、フランス料理界をざわつかせているというのです。

まずは真偽を確かめるべく情報の出どころを探ってみたところ、行き着いたのがルイ・ロブション・安倍氏という人物。そう、世界にフランス料理を知らしめたジョエル・ロブション氏を父に持つ、フランスと日本を行き来するスターソムリエだったのです。

「2017年、秋田県の食材をプロモーションするイベントをパリで行い、そのお手伝いをさせて頂いたのですが、その際にアラン・デュカスグループのソムリエが“解脱酒”を非常に気に入りまして、店での取り扱いを申し込まれたのがきっかけですかね」

ルイ・ロブション氏の話に出た、聞き慣れない“解脱酒”というお酒こそが今回の主役。秋田の老舗酒蔵『秋田酒類製造株式会社』が蔵の威信をかけて生み出したという正式名称『加温熟成解脱酒』のことなのです。蔵が編み出したという独自の加温熟成技術により、半年の熟成で10年古酒のような色と香りを放つ酒、それなのに味わいはフレッシュかつ喉ごしすっきり。古酒とフレッシュな酒の相容れない要素を併せ持つ酒こそが、『加温熟成解脱酒』の特徴です。それをアラン・デュカスグループが取り扱ったというのは、どうやら本当のようです。

さらには他にもこの酒に興味を持っているスターシェフがいると聞き、訪れたのがシャンゼリゼの林の中に佇む3ツ星店『Pavillon Ledoyen(ルドワイヤン)』だったのです。

2018年、パリの『ル・ブリストルホテル』で開かれた商談会。シェフ、ソムリエ、フランスメディアなども多数駆けつけた。

『秋田酒類製造株式会社』の代表取締役・平川順一氏自ら『加温熟成解脱酒』の魅力をPR。

「絶妙な酸味と甘味のバランスはフランス料理と相性がいい」とルイ・ロブション氏。

秋田酒類製造株式会社フランス料理界のスターシェフも「解脱酒」の味を絶賛!

『ルドワインヤン』の現シェフといえば、シェフ就任後、同店を2ツ星から3ツ星への返り咲かせたヤニック・アレノ氏。2017年にはミシュランでパリの『ルドワイヤン』に加え、リゾート地クールシュヴェルにあるレストランにおいても三ツ星を獲得し、現在3ツ星店を2軒同時に持っている唯一の存在。2018年度の「世界のベストラン50」においても堂々29位にランクイン。名実ともにフランス料理界を牽引し続ける名シェフであり、世界中にフランスガストロノミーの価値を証明し続ける同氏が、なんと『加温熟成解脱酒』に興味津々だというのです。

実際、1848年の邸宅を利用した『ルドワインヤン』内に新設された和食店『アビス』に通され、インタビューはスタートしたのです。
「うん、やっぱり美味しいよ。でも今日のはもう少し冷やした方がいい。合わせるなら、そうだな。リードヴォーとか鶏肉、白いフォンを凝縮したソースを使いたいね。あっ、そのままこの酒でソースを作っても面白い。あとは、フォアグラや、今が旬のジロール茸など、酸化熟成したキレイな特徴があるこの酒にはフランス料理はイメージしやすい。たっぷり脂ののった魚も合うね。野生の鮭や、サバとか。あ、たぶんトウモロコシのブランマンジェもいけると思うよ」

いきなりのテイスティングは微笑みながら会話がスタートしたかと思えば、少し時間を置いてまた変化した味をチェック。真剣な眼差しと穏やかな笑顔が交互に繰り返されるのです。その間も淀みなく、料理と合わせるならばと次々に食材やアイデアは語られていきます。

ちなみにアレノ氏は大の親日家とのことで、1988年の初訪日から和食と日本酒が大好きに。とくにテロワールを大切にする日本酒の酒造りはワインとも非常に考え方が近く、興味の赴くままに酒蔵を訪れるほど。土壌のストーリーが表現される日本酒が大好きだと笑ってくれます。さらに今年は、ルドワインヤンの一角に氏が和の料理人とコラボし新たなジャポニズムを楽しませる『アビス』もオープンし、ますます自らの味に和の要素を忍ばせていく模様。

世界を駆け巡り、フランス料理と和食の可能性を模索し続ける、ヤニック氏に『加温熟成解脱酒』はどう映るか?
「シンプルにすごく好きなお酒だよ。個性が際立ったものは、人も酒も好きなんだ。ウチの和食スペースで扱うということは、リストを共有する『ルドワインヤン』でももちろん飲めるということ。それが何よりの証明さ」

氏はそう笑いながら話し、この新たな日本酒との出合いを手放しで喜んでくれたのです。

営業前の『ルドワイヤン』にて『加温熟成解脱酒』をテイスティングするアレノ氏。

ひとたび味わい始めると、見る見るうちに真剣な眼差しに。頭の中で料理や食材とのマリアージュが完成されていく。

『ルドワインヤン』の一角に新設された『アビス』ではネオ・ジャポニズムをテーマに料理と酒を提案。

秋田酒類製造株式会社世界的な名ソムリエも新たな日本酒に驚く。

我々取材班は、更にもうひとり、とてつもない人物がこの日本酒をテイスティングし、賛辞を贈るという現場に遭遇したのです。その人物とは『ビストロ・デュ・ソムリエ・パリ』のフィリップ・フォールブラック氏。1992年に世界最優秀ソムリエを獲得し、今なおソムリエ協会の重鎮として活躍するフォールブラック氏が、この日本酒を真剣にテイスティングし、コメントを寄せたのです。

「こういう色付きの日本酒は珍しいね。とても香りがいい。そう、まずはスパイスの香り、コーヒーのような焦げた香り、ナッツ、ドライフルーツ……。梅のような香りもある。香りだけで美味しいお酒だとわかる」と、フォールブラック氏はまず香りでこの日本酒の複雑味が他にはないと褒め称えます。

「私が今まで飲んだ日本酒の中でもダントツな複雑味を持つ。うんうん、リンゴのような熟成した香りもあるな」と言ってひと口含み、またひと言。
「まろやかな舌触りとストレートな喉ごし、リッチな余韻も長い。甘さは控えめで、酸味とのバランスも良いアタックだね」と続けます。

その後も、サービス温度について、糖度の残り具合、ペアリングする食材も温度で変わるのが面白いなど、楽しそうに話すフォールブラック氏。
「バターソースは間違いなく合うだろうな。魚にナッツをまぶしたりレモンをかけたりして焼くのもいいね。ローストした鳥料理や茶碗蒸しも。お米の酒だからマッシュルームのリゾットも良さそうだ。それぞれ、アルコール度数は8度、12度、20度、40度でぜひ試してみたい。温かくしたものは、スパイシーなチョコレートも合うだろうね」とフォールブラック氏は言います。

更に、今までこれほど複雑味のある日本酒には出合ったことがない、熟成した日本酒だけど味が古くないとも付け加えてくれました。

最後に、フォールブラック氏は「フランスではまだまだ日本酒は新しい分野。これは私に言わせれば、米のワインだね。自信を持ってお勧めできるよ」と言ってくれたのです。

世界最優秀ソムリエもはっきりと『加温熟成解脱酒』を称賛してくれたのです。

店の地下にある石造りのセラーに招かれ、『加温熟成解脱酒』のテイスティングがスタート。

じっくりと香りを確かめるフォールブラック氏。

「なぜこの色になるのかもしっかりと説明できるとお酒好きのフランス人は喜びます」と氏。

秋田酒類製造株式会社世界を驚かせる日本酒は、まだ動き出したばかり。

フランスで確固たる地位を築き、今なお第一線で活躍するアレノ氏とフォールブラック氏。そんなふたりが賞賛を送る『加温熟成解脱酒』とは、一体どんな酒なのか?

次回、『ONESTORY』取材班は、パリで活躍する日本人シェフたちのもとへも突撃します。そこで『加温熟成解脱酒』を味わって頂き、その感想を頂くとともに、即席でこの日本酒に合う料理を提案してもらいました。それとは別で、仕込みの始まった錦繍の秋田酒蔵取材も敢行予定です。

日本ではなく、世界を見据える『加温熟成解脱酒』の今後を追っていきたいと思います。それは「ジャパンクリエイティブを世界に」というコンセプトをかかげる我々の志そのもの。世界を驚かせる日本酒は、今着実にパリでの開花を始めたのです。


(supported by  秋田酒類製造株式会社)

パリの地で密かにブームを起こし始めた『加温熟成解脱酒』。今後も注目したい!

住所:〒010-0934 秋田県秋田市川元むつみ町4-12 MAP
電話:018-864-7331
秋田酒類製造株式会社 HP:http://www.takashimizu.co.jp/

ウォバッシュワークベスト&ワークパンツ【メンズ館】

 

 

 

こんにちはもみじ本格的に寒くなってきましたね!

いや、まだ序の口か、、、、

 

 

今回は、

ストライクゴールドから新商品が入荷したので

ご紹介させてくださいきらきら。

 

 

TDJ012 ウォバッシュワークベスト

\19,440(税込)

TDWP016ウォバッシュワークパンツ

\23,760(税込)

 

セットできるとやっぱり決まりますなぁ…

格好いい苦笑ハート

 

 

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20世紀初頭からワークアイテムとして知られているウォバッシュ。

 

インディゴ生地に色を抜いて染める『抜染手法』

と言う手間のかかる作業で行われていました。

 

インディゴブルーに白のドットのストライプ見た目にも美しく

一説にはアメリカのインディアナ州にあるウォバッシュ川の、

川の流れをイメージして作られたと言われています。

 

ウォバッシュストライプと呼ばれる生地は、

今は存在しないシュティーフェル社が最初に開発したと言われています。

しかしながら大量生産には向いておらず、70年代以降は姿を消す幻の生地としても有名です。

そのためヴィンテージのウォバッシュストライプを使った

シャツやボトムス、カバーオール等は高値で取引されています。

 

(※サイトから引用しました)

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ベストのサイズ展開はS,M,L

 

 

ワークパンツのサイズ展開は28インチから38インチ

 

いまはまだ入荷したてなので

サイズが揃っていますGOOD。☆

 

倉敷にお越しの際には

ぜひ、当店にお立ち寄りくださいねハート

 

お待ちしております♪