@adidasfun
【NEW】映えスポット完成!
こんにちは
皆様いかがお過ごしでしょうか??
最近は日中でもマフラーが欠かせないほど
寒くなってきましたね
皆様体調管理には気をつけましょう
さて
最近インスタグラムやTwitterなどSNSが凄く流行っていて
嬉しいことにデニムストリートに来てくださった
お客様がSNSに上げてくださったり
人気のテイク商品や
キャラ工房にいるクマのぬいぐるみと写真を撮って
上げてくださったりしております嬉しみ
そ こ で !
デニムストリートはまた新たに
映えスポットを作成いたしました!
じゃじゃーん
(テイク横の壁面)
デニムストリートで大人気の
デニムマンやデニムバーガー等と一緒に
撮るのがオススメです!
(雑貨館とレディース館の間)
下にデニムのソファがあるので
デニムソファも一緒に、座って撮るのがオススメ!
(レディース館前)
デニムの薔薇で作ったハートの前で
写真を撮るのがオススメ!
実はこれ・・・
全てスタッフの手作業で作りました!!
(みんなでがんばったぞー)
すでにSNSでお客様が
あげてくださっており嬉しい限りです
映えスポット間違いなし!!!
老若男女問わず撮ってくださってます
倉敷に遊びに来られた際は
ぜひデニムストリートに足を運んでいただき
記念に写真を撮ってみてくださいね!
お客様にとって良い思い出になるよう願って
スタッフ一同お待ちしております
@adidasfun
名だたるブランド牛を生み出す、生みの親。[江藤ファーム/大分県竹田市]
江藤ファーム和牛人気を支える畜産農家。
今、世界中で注目を集めている「和牛」。1991年の牛肉輸入の自由化により、オーストラリアやニュージーランド、アメリカなどから安価な牛肉が入って以降、日本では和牛の品質改良を促進。全国各地で多くの銘柄牛が誕生しました。美しいサシや赤身と脂身との絶妙なバランスを保つ和牛は日本食ブームの後押しも受けて、世界中でニーズが高まっているのです。
今回紹介するのは、竹田市の久住町でブランド牛の“素”となる子牛を育てる畜産農家。地元へUターンし、実家の畜産業を手伝う江藤圭介氏。100頭の大規模飼育に向けて奮闘する、彼の牛舎を訪ねてみました。
▶詳細は、TAKETA TIMES メインページ/高原野菜に名湯、秘湯。知られざる魅力が満載の、名水の里。へ。
江藤ファーム夢あるベビーシッター。
一言に畜産農家とはいえ、その種類は大きく2つに分かれます。雌牛に子を産ませ、子牛を育てる繁殖農家、そして立派な大人にまで育て、肉牛として出荷する肥育農家。牛飼いの世界では「生みの親」と「育ての親」が別れているのです。
竹田市久住町は、壮大な高原地帯が広がる地域。牛舎の敷地が広く取れるほかに、久住町が数多くの牧場を有していることも「生みの親」となる繁殖業が盛んになった所以です。広大な牧場では放牧をすることができ、自由にのびのびと過ごすことで牛たちはストレスを解消。病気にかかりにくく、たくましい牛に育ちます。また母牛たちを放牧している間に牛飼いたちは、子牛のお世話に注力することができるのです。一頭一頭丁寧なケアをしてあげることができるため、久住町では品質の高い子牛たちが育つようになりました。
江藤氏の実家でも人工授精士の父が黒毛和牛の繁殖農家をスタート。その跡を継ぐため、江藤氏は10年ほど前に東京からUターンし牛飼いを始めました。市場では子牛が1頭80万〜100万にもなるという夢のある産業。立派な牛に育てるためには、子育てと同様に細やかな気配りが大事なのです。
江藤ファーム大きく強く育てるために。
母牛が30頭、子牛が20頭、50頭の牛たちがのびのびと暮らす江藤氏の牛舎。母牛たちは年に1頭を出産し、年間約30頭の子牛が市場に出ています。生まれた子牛を市場に出すまでに掛かるのは280日。その期間、牛たちが病気をしないように丁寧に丁寧に育てています。
「市場に出すときには330キロあるのが理想と言われています。だから1日に1キロ以上太らせないと育成失敗になるんですよね。太らせるために一番大事なのは、風邪を引かせないこと。だけど黒毛和牛は体温調節が苦手なんですよ。寒暖差の大きい久住では管理が大変で。風邪をひいて肺炎になると治らないですし、お腹を下すと背も伸びない。大きく育たせるために、一頭一頭毎日体調を見てあげるのが大事なんです」。
江藤氏の畜舎では、生まれてから2〜3日で母牛の元から離すといいます。その哺乳の段階が一番体調を崩しやすくなる時期。人間の赤ちゃんと同じように、気を張ってお世話を続けることで、病気をしない健康な牛が育つのです。
江藤ファーム手間を減らし、価値を上げる。
元気な子どもを産むために、母牛の管理も農家にとっては重要な仕事です。久住の高原で放牧をしたり、畜舎に併設されている放牧場で散歩をさせたり。牛たちのストレスを軽減してあげる他にも、江藤氏は様々な取り組みを始めました。
「父がやってきた手法を受け継ぎながらも、もっと良い牛を生んで育てるために自分なりの育て方に挑戦してみたいと思っていました。それを父に提案すると“いいぞ、やってみろ”って。だから今は何が一番良いのか色々試しながら、改良に取り組んでいます」。
江藤氏がはじめに取り組んだのは、餌の改善でした。長いままあげていた牧草を子牛でも食べやすいように細かくカットし、目分量だった餌を正確に計測。数値化してデータに残すようにしました。また濃厚飼料と牧草の分量を変えてみたり、野草や季節ものの草をブレンドしてみたり。さらに牛を温度センサーで監視し、分娩の時期を正確に把握できるシステムや監視カメラを導入。牛を健康に育てると同時に、人間の働き方改革にも試行錯誤をしながらチャレンジを続けています。
江藤氏には大きな目標があります。それが飼育頭数の拡大です。
「100頭飼育というのは大きな目標ですね。まずはちょっとずつ増やしていきたいですね。80頭くらい飼えるようになれば肥育も一部始めてみたいとも思っています」。牛飼いの世界では100頭飼育というのはかなりのチャレンジだと言います。質を落とさず量を増やすために、今後も改良を続けていきたいと江藤氏は情熱を燃やします。
2017年には和牛のオリンピックとして知られる「全国和牛能力共進会」の種牛部門で日本一を獲得した牛もおり、新規就農者も増えているという久住の牛飼い。盛り上がりを見せる畜産業のなかでどれだけ価値の高い牛を育てることができるか、江藤氏の挑戦は続きます。