【ギフトセット】藍染めとハンカチと藍染めプチ石けんセット

鮮やかな藍染めハンカチと小さな藍染め石けんのギフトセットです。お世話になったお礼のお品として、また就職や進学のお祝いのお品にも最適です。

藍染めハンカチと藍染めプチ石けんセットの商品画像

価格:2,310円(税込)

藍染めハンカチと藍染めプチ石けんセットトップ画像

◆ 鮮やかな藍染めハンカチと小さな藍染め石けんのセット

清潔感溢れる藍染めハンカチと小さな藍染め石けんのギフトセットです。
ご就職、昇進、お引っ越しなどのお祝いや、お世話になったお礼のお品として最適です。
ハンカチの種類は3種類よりいずれか1種類をお選び下さい。

藍染めハンカチ大柄チェックイメージ

藍染め石けん囲みイメージ

藍染めハンカチ群雲イメージ

<ハンカチ素材> 綿100%
<ハンカチサイズ> 約44cm×約44cm

<石けん全成分>
「グランブルー」:オリーブ油、水、パーム油、ヤシ油、水酸化Na、アイエキス、ホホバ種子油、香料(ラベンダー油)
※合成界面活性剤・合成保存料・合成着色料・合成香料・鉱物由来の成分は無添加です
※石鹸の青い色は、藍色工房特性のアイエキス由来の色で植物由来の色素です。


※この情報は実際のページと異なる場合がございますので、最新の情報は実際のページにてご確認ください。

料理人と魚屋、二人のプロフェッショナルの信頼関係が描き出した、常識を覆す全15品の魚料理。[DINING OUT AOMORI-ASAMUSHI with LEXUS/青森県青森市]

青森の魚介の豊かさを表現した小ポーション多種のアミューズ。

ダイニングアウト青森浅虫コースの前に登場した10種の小さな魚料理。そこに秘められた思いとは。

2018年7月6日、7日、青森県浅虫温泉で開催された『DINING OUT AOMORI-ASAMUSHI with LEXUS』は、大成功で幕を下ろしました。とりわけゲストを感動させたのは、魚介フレンチのスペシャリト・目黒浩太郎シェフが描き出した魚介料理の多様性。三方を海に囲まれた青森の豊かさを、コースのなかで見事に表現してみせたのです。

実は本番に先立ち食材視察のため訪れた青森で、目黒シェフは陸奥湾の魚介をみてつぶやいていました。「これほど豊かな魚介、当たり前のコースではとても表現しきれません」と。その言葉通り、本番で披露されたコースは、それぞれ異なる魚介を主役に据えた、15種類にも及ぶ料理。とりわけレセプションで供された2種のアペリティフ、そして常識を覆す8品ものアミューズは、一口サイズの小さな料理で魚介の個性を明確に伝える技と工夫が光りました。そこで今回はその10種の小さな料理の詳細と、そこに込めた目黒シェフの思いを紐解いてみましょう。

【関連記事】DINING OUT AOMORI-ASAMUSHI with LEXUS 

魚介フレンチに特化した目黒シェフが、青森のバラエティ豊かな魚介に挑んだ。

ダイニングアウト青森浅虫レセプション会場で待っていた青森を象徴する2つの魚介。

青森空港に降り立ったゲストが最初に向かったレセプション会場は、青森県立美術館でした。そこにはウェルカムドリンクとともに、2種のアペリティフが準備されていました。

1つ目はバフンウニ。「ちょうど旬を迎えたバフンウニの素晴らしい旨味をダイレクトに伝えたかった」という料理は、バフンウニと乾燥させた卵黄を、米糠のチップスに乗せたフィンガーフード。卵黄の濃厚な味わいが、同じく濃厚なウニの風味と重層的に響き合います。

続く2つ目は「青森といえばやはりこれ」と、マグロの赤身を主役にしました。合わせるのはビーツ。同じ色調の素材を合わせながら複雑な味わいを描き出すのは、目黒シェフが得意とする手法です。旨味ととともに爽やかさも併せ持つ夏のマグロに、ビーツの土のニュアンスが別の表情を加えます。

どちらも“わかりやすい”魚介を使いつつ、未知の表情やアクセントを演出する料理。目黒シェフの技と、魚介への深い理解が窺えるスタートです。

軽く摘めるフィンガーフードに魚介の魅力を凝縮した。

ウニと卵黄。濃厚というキーワドをで同方向に向く特徴を合わせて相乗効果を狙う。

マグロとビーツは、異なる特徴同士をぶつけることで味の広がりを演出。

ダイニングアウト青森浅虫さまざまな要素が絡み実現した、常識破りの8品のアミューズ。

会場へ移動していよいよ晩餐の開始。ここでも意表をつく展開が待っていました。先述の8品におよぶアミューズでの幕開けです。そもそもフレンチのアミューズは、コースの前のおもてなしとして、1~2品が登場するのが一般的。それを計8品。それ自体をひとつのコースのように、緩急をつけ、素材感を出し、それでいて満腹になってしまわないようにテンポよく提供する。青森の魚介、シェフの技と知見、地元スタッフのサービスなど、さまざまな要素がかみ合って実現したものでした。もちろん、その内容も圧巻です。

たとえば一品目のホヤ。「どれも甲乙つけがたい魚介ですが、しいて言うならもっとも印象に残った食材」と目黒シェフを惹きつけた陸奥湾のホヤ。それは透明感ある味わいと力強い磯の香りを併せ持ち、目黒シェフをして「いままでのホヤのイメージが覆りました」といわせる逸品。シェフはここにリンゴ酢とハチミツ、スパイスの淡いソースを合わせ、そのクリアな持ち味を際立てました。

続くホタテは、青森の郷土料理である貝焼き味噌を目黒シェフの解釈で再構築し、軽いスナックに仕立てました。訪れた地元ゲストは「ホタテそのものよりもホタテの風味が濃い」と笑いました。青森ならではの食材・フジツボは、甲殻類のような風味を活かしベシャメルソース仕立てのエッグタルトに。フジツボが食べられることさえ知らなかった多くのゲストにとって、驚きの一品となったことでしょう。

アミューズはまだまだ続きます。甘みの濃いムラサキウニは、じっくりと炒めた新タマネギと合わせて甘みの相乗効果を狙います。ナマコの卵巣を重ねて干した珍味バチコは、油で揚げて香りを引き出すべく、なんとチュロスになりました。旬のカワハギはラベンダーのアイスパウダーを添えて、脂の乗ったアイナメはソーセージに、ワタリガニはビスクに。

次々と届く料理を口にするごとに、ゲストは陸奥湾の豊かさを感じます。シェフはあえて陸奥湾の豊かさを説明することはありません。ただ次々と登場する料理、それぞれの魚介の個性、心に響くおいしさを感じるにつけ、ゲストは目の前の海の豊かさを自然と思うのです。料理が、言葉よりも雄弁に真実を語った瞬間でした。

眼前に広がる陸奥湾。その海の恵みをテーブルの上に再現した。

ホヤ。水、リンゴ酢、ハチミツの淡いソースが、その味わいを引き立てた。

郷土料理に着想を得たホタテのチップス。地元への理解と敬意がゲストを感動させた。

フジツボのエッグタルト。フジツボと卵黄のモルネーソースをパイ生地とともに。

ムラサキウニと新タマネギを、丸ズッキーニに詰めた一品。

珍味のバチコを、意表を突くチュロス仕立てで。バチコの風味がふわりと立ち上がる。

肝と和えたカワハギのクリーミーさを、ラベンダーのアイスパウダーで強調した。

脂の乗った旬のアイナメをソーセージに。魚のソーセージは代官山『Abysse』でも定番。

ワタリガニと香味野菜のビスクを、かたやきせんべいとともに味わう趣向。

ダイニングアウト青森浅虫魚介料理を影で支えた、ひとりのプロフェッショナルの存在。

役となる魚介の魅力と個性を見抜き、それを引き立てる素材と調理法を確実に見つけ出す。それにより、スプーンで一口ほどのサイズでありながら、はっきりと素材の存在感が立つ料理となる。その圧倒されるほどの品々、もちろん目黒シェフの実力を改めて思わずにはいられません。しかし、これらの料理の影には、ひとりの力強い助っ人の存在もありました。
「今回の一番の驚きは、15種の魚介がひとつとして欠けずに揃ったこと」目黒シェフは今回の成功をそう振り返りました。それは同時に、すべての魚介の仕入れを一手に担当した『塩谷魚店』店主・塩谷孝氏への感謝の言葉でもあったのです。

塩谷氏は陸奥湾の魚介を知り尽くした魚のプロフェッショナルであると同時に、北日本神経〆師会会長として、料理に合わせたオーダーメイドの魚を提供する人物。視察のタイミングから繰り返し行動を共にし信頼関係を築いた目黒シェフと塩谷氏は、料理のイメージを共有し、あのアペリティフとアミューズを実現しました。すべての魚介を「どの浜のどんな漁師が、どんな思いで獲ったか」まで伝える塩谷氏。そんな熱意がシェフに伝わり、それぞれの魚介がいっそう輝いたのかもしれません。

『DINING OUT』当日、料理を堪能した塩谷氏はしみじみと話しました。「驚きもあるし、おいしいというのもある。でも一番は“うれしい”って気持ちですかね。目黒さんが青森の食材や伝統に敬意をもってくれているのが伝わりますから。漁師のみんなもきっと喜ぶと思います」

魚のプロフェッショナルと、魚料理のプロフェッショナル。二人の思いが合致し、陸奥湾の豊かさを描ききった料理。2品のアペリティフと8品のアミューズの裏には、そんな二人の友情にも似たストーリーが隠されていました。

青森の魚介を知り尽くす『塩谷魚店』の塩谷孝氏(写真左)。強面だが、青森の発展を願う心優しい人物。目黒シェフは自身の店でも塩谷氏の魚の使用をはじめた。

終演後の目黒シェフと塩谷氏。互いを認め合う二人の会話は途切れることなく続いた。

料理人と魚屋、二人のプロフェッショナルの信頼関係が描き出した、常識を覆す全15品の魚料理。[DINING OUT AOMORI-ASAMUSHI with LEXUS/青森県青森市]

青森の魚介の豊かさを表現した小ポーション多種のアミューズ。

ダイニングアウト青森浅虫コースの前に登場した10種の小さな魚料理。そこに秘められた思いとは。

2018年7月6日、7日、青森県浅虫温泉で開催された『DINING OUT AOMORI-ASAMUSHI with LEXUS』は、大成功で幕を下ろしました。とりわけゲストを感動させたのは、魚介フレンチのスペシャリト・目黒浩太郎シェフが描き出した魚介料理の多様性。三方を海に囲まれた青森の豊かさを、コースのなかで見事に表現してみせたのです。

実は本番に先立ち食材視察のため訪れた青森で、目黒シェフは陸奥湾の魚介をみてつぶやいていました。「これほど豊かな魚介、当たり前のコースではとても表現しきれません」と。その言葉通り、本番で披露されたコースは、それぞれ異なる魚介を主役に据えた、15種類にも及ぶ料理。とりわけレセプションで供された2種のアペリティフ、そして常識を覆す8品ものアミューズは、一口サイズの小さな料理で魚介の個性を明確に伝える技と工夫が光りました。そこで今回はその10種の小さな料理の詳細と、そこに込めた目黒シェフの思いを紐解いてみましょう。

【関連記事】DINING OUT AOMORI-ASAMUSHI with LEXUS 

魚介フレンチに特化した目黒シェフが、青森のバラエティ豊かな魚介に挑んだ。

ダイニングアウト青森浅虫レセプション会場で待っていた青森を象徴する2つの魚介。

青森空港に降り立ったゲストが最初に向かったレセプション会場は、青森県立美術館でした。そこにはウェルカムドリンクとともに、2種のアペリティフが準備されていました。

1つ目はバフンウニ。「ちょうど旬を迎えたバフンウニの素晴らしい旨味をダイレクトに伝えたかった」という料理は、バフンウニと乾燥させた卵黄を、米糠のチップスに乗せたフィンガーフード。卵黄の濃厚な味わいが、同じく濃厚なウニの風味と重層的に響き合います。

続く2つ目は「青森といえばやはりこれ」と、マグロの赤身を主役にしました。合わせるのはビーツ。同じ色調の素材を合わせながら複雑な味わいを描き出すのは、目黒シェフが得意とする手法です。旨味ととともに爽やかさも併せ持つ夏のマグロに、ビーツの土のニュアンスが別の表情を加えます。

どちらも“わかりやすい”魚介を使いつつ、未知の表情やアクセントを演出する料理。目黒シェフの技と、魚介への深い理解が窺えるスタートです。

軽く摘めるフィンガーフードに魚介の魅力を凝縮した。

ウニと卵黄。濃厚というキーワドをで同方向に向く特徴を合わせて相乗効果を狙う。

マグロとビーツは、異なる特徴同士をぶつけることで味の広がりを演出。

ダイニングアウト青森浅虫さまざまな要素が絡み実現した、常識破りの8品のアミューズ。

会場へ移動していよいよ晩餐の開始。ここでも意表をつく展開が待っていました。先述の8品におよぶアミューズでの幕開けです。そもそもフレンチのアミューズは、コースの前のおもてなしとして、1~2品が登場するのが一般的。それを計8品。それ自体をひとつのコースのように、緩急をつけ、素材感を出し、それでいて満腹になってしまわないようにテンポよく提供する。青森の魚介、シェフの技と知見、地元スタッフのサービスなど、さまざまな要素がかみ合って実現したものでした。もちろん、その内容も圧巻です。

たとえば一品目のホヤ。「どれも甲乙つけがたい魚介ですが、しいて言うならもっとも印象に残った食材」と目黒シェフを惹きつけた陸奥湾のホヤ。それは透明感ある味わいと力強い磯の香りを併せ持ち、目黒シェフをして「いままでのホヤのイメージが覆りました」といわせる逸品。シェフはここにリンゴ酢とハチミツ、スパイスの淡いソースを合わせ、そのクリアな持ち味を際立てました。

続くホタテは、青森の郷土料理である貝焼き味噌を目黒シェフの解釈で再構築し、軽いスナックに仕立てました。訪れた地元ゲストは「ホタテそのものよりもホタテの風味が濃い」と笑いました。青森ならではの食材・フジツボは、甲殻類のような風味を活かしベシャメルソース仕立てのエッグタルトに。フジツボが食べられることさえ知らなかった多くのゲストにとって、驚きの一品となったことでしょう。

アミューズはまだまだ続きます。甘みの濃いムラサキウニは、じっくりと炒めた新タマネギと合わせて甘みの相乗効果を狙います。ナマコの卵巣を重ねて干した珍味バチコは、油で揚げて香りを引き出すべく、なんとチュロスになりました。旬のカワハギはラベンダーのアイスパウダーを添えて、脂の乗ったアイナメはソーセージに、ワタリガニはビスクに。

次々と届く料理を口にするごとに、ゲストは陸奥湾の豊かさを感じます。シェフはあえて陸奥湾の豊かさを説明することはありません。ただ次々と登場する料理、それぞれの魚介の個性、心に響くおいしさを感じるにつけ、ゲストは目の前の海の豊かさを自然と思うのです。料理が、言葉よりも雄弁に真実を語った瞬間でした。

眼前に広がる陸奥湾。その海の恵みをテーブルの上に再現した。

ホヤ。水、リンゴ酢、ハチミツの淡いソースが、その味わいを引き立てた。

郷土料理に着想を得たホタテのチップス。地元への理解と敬意がゲストを感動させた。

フジツボのエッグタルト。フジツボと卵黄のモルネーソースをパイ生地とともに。

ムラサキウニと新タマネギを、丸ズッキーニに詰めた一品。

珍味のバチコを、意表を突くチュロス仕立てで。バチコの風味がふわりと立ち上がる。

肝と和えたカワハギのクリーミーさを、ラベンダーのアイスパウダーで強調した。

脂の乗った旬のアイナメをソーセージに。魚のソーセージは代官山『Abysse』でも定番。

ワタリガニと香味野菜のビスクを、かたやきせんべいとともに味わう趣向。

ダイニングアウト青森浅虫魚介料理を影で支えた、ひとりのプロフェッショナルの存在。

役となる魚介の魅力と個性を見抜き、それを引き立てる素材と調理法を確実に見つけ出す。それにより、スプーンで一口ほどのサイズでありながら、はっきりと素材の存在感が立つ料理となる。その圧倒されるほどの品々、もちろん目黒シェフの実力を改めて思わずにはいられません。しかし、これらの料理の影には、ひとりの力強い助っ人の存在もありました。
「今回の一番の驚きは、15種の魚介がひとつとして欠けずに揃ったこと」目黒シェフは今回の成功をそう振り返りました。それは同時に、すべての魚介の仕入れを一手に担当した『塩谷魚店』店主・塩谷孝氏への感謝の言葉でもあったのです。

塩谷氏は陸奥湾の魚介を知り尽くした魚のプロフェッショナルであると同時に、北日本神経〆師会会長として、料理に合わせたオーダーメイドの魚を提供する人物。視察のタイミングから繰り返し行動を共にし信頼関係を築いた目黒シェフと塩谷氏は、料理のイメージを共有し、あのアペリティフとアミューズを実現しました。すべての魚介を「どの浜のどんな漁師が、どんな思いで獲ったか」まで伝える塩谷氏。そんな熱意がシェフに伝わり、それぞれの魚介がいっそう輝いたのかもしれません。

『DINING OUT』当日、料理を堪能した塩谷氏はしみじみと話しました。「驚きもあるし、おいしいというのもある。でも一番は“うれしい”って気持ちですかね。目黒さんが青森の食材や伝統に敬意をもってくれているのが伝わりますから。漁師のみんなもきっと喜ぶと思います」

魚のプロフェッショナルと、魚料理のプロフェッショナル。二人の思いが合致し、陸奥湾の豊かさを描ききった料理。2品のアペリティフと8品のアミューズの裏には、そんな二人の友情にも似たストーリーが隠されていました。

青森の魚介を知り尽くす『塩谷魚店』の塩谷孝氏(写真左)。強面だが、青森の発展を願う心優しい人物。目黒シェフは自身の店でも塩谷氏の魚の使用をはじめた。

終演後の目黒シェフと塩谷氏。互いを認め合う二人の会話は途切れることなく続いた。