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和牛の原型と言われる、幻の純血種から生まれた奇跡のハンバーグ。[やまぐち三ツ星セレクション・ハンバーグ/山口県]
やまぐち三ツ星セレクション希少な純血和牛「見島牛」を未来へ守る。
「見島牛(みしまうし)」という名を聞いたことはあるでしょうか。それは、山口県萩市の沖約44kmに浮かぶ離島、見島で飼育されている牛のこと。室町時代に朝鮮半島から渡来し、農耕用の役牛として飼育され、現代に至るまでその命が脈々と受け継がれてきました。西洋種の影響を受けていない、日本に残る純血和牛2種類のうちのひとつが見島牛。和牛の原型と言われる見島牛は、その文化遺産としての価値も高く評価されており、見島全域とともに「見島ウシ産地」として国の天然記念物に指定されています。
島人が育てる見島牛は、その数わずか約80頭。島内で見島牛を飼育する6戸のうちの一つであり、見島牛保存会会長を務める多田一馬氏を訪ねました。
「牛は家族の一員。物心ついた時から家に牛がおるのは当たり前で、子どもの頃には親父や爺さんが田んぼや畑で牛を使っていたのを覚えていますよ。専用の農耕具を引かせて土を起こしたり、整地したり。親父や爺さんは手綱1本で指示を出すとなんでも言うことを聞くんやけど、子どもの私やと全然だめでね。とても賢いんですよ、牛は」と笑います。
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▽見蘭牛 男の粗挽きハンバーグ
価格:1.620円
やまぐち三ツ星セレクション働き者で、グルマンも唸らせる、見島牛こそ牛の鑑。
見島牛は一般的な黒毛和牛と比較すると体格が小さく、成熟まで5年、7〜8歳まで成長が続くように発育は遅いのが特徴です。しかし、性格は穏やかで、粗食に耐え、病気に強く、力も強いとあって、農耕の重要な担い手となってきました。「まず牛に食べさせて、残り物を人間たちが食べたものです」と多田氏が話すように、室町時代から代々、各家庭で家畜以上の存在として大切に飼われてきたのです。
昭和30年代、その伝統が大きく変わってしまいます。農機具の機械化と共に見島牛の役牛としての必要性が薄れ、働き手とならず飼育にお金と手間がかかる牛を手放す農家が続出。一時は600頭もいた見島牛は33頭にまで激減してしまいました。
天然記念物の行く末に危機感を覚えた地元青年たちが中心となり、昭和42年に見島牛保存会が設立。共用の運動場を開設し、運動や健康診断を推進するなど地道な保護増殖の努力により、現在は80頭余りまで回復してきました。
現在、見島牛は保護増殖に影響しない去勢牛や雌の廃用牛が年間数頭ほど島外に出され、食用として消費されています。気になるのはその味です。
味わった人は「いくらでも食べ続けられる美味しさ」と絶賛します。一般的な高級和牛よりも霜降り具合が落ち着いていて、肉のサクサクとした小気味よい食感と力強い赤身の旨味を楽しめるとあって、牛肉マニア垂涎のブランド牛となっています。
やまぐち三ツ星セレクション見島牛の肉質を受け継ぐ「見蘭牛」をハンバーグに。
絶品と称されながらも、あまりにも希少な見島牛。一人でも多くの人にその魅力を体感してもらうことが、島民の暮らしを支え、見島牛の種の保存にも繋がります。そんな中で今、脚光を浴びているのが「見蘭牛(けんらんぎゅう)」です。見島牛を父親に、オランダ原産のホルスタインを母親に持ち、24カ月をかけて育てられる、萩市が誇る銘柄牛です。
見蘭牛を飼育する『ミドリヤファーム』の代表・藤井照雄氏は見蘭牛の特徴について話します。
「ホルスタインは乳牛のイメージがあるかもしれませんが、ヨーロッパでは肉牛としても肥育されます。ホルスタインと見島牛を交配すると、見島牛ならではの濃醇な風味やすっきりとした後味といった優れた肉質が受け継がれながら、ホルスタインのように四角く大きな体に育ちます。肉質は見島牛に匹敵する美味しさ。肉そのものの圧倒的な旨味を楽しんでいただくために、ぜひ塩で味わっていただきたいです」
そんな見蘭牛の味を手軽に、そして存分に楽しめるのが「見蘭牛・男の粗挽きハンバーグ」です。つなぎを一切使用せず、見蘭牛を100%使用。ソースではなく、添付の藻塩と胡椒でいただくという、肉のポテンシャルに裏打ちされた、なんとも潔いスタイルです。
商品担当の藤井治雄氏は、開発の苦労を振り返ります。
「ソースを使わずに塩で美味しいハンバーグを、しかもレトルトで完成させるのは想像以上に難しいチャレンジでした。当初はいろいろなつなぎを試しましたが、最終的には複数の大きさに挽いた見蘭牛の粗挽き肉、脂の比率、混ぜ方の順番を突き詰めることで満足のいく仕上がりに到達することができました。口に広がる肉本来の旨味を堪能していただきたいです」
孤島で奇跡的に命が紡がれてきた純血和牛から生まれた奇跡のハンバーグ。格別な食体験となるのは、間違いありません。
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