冴え冴えとした寒晴に深化する感覚。胎動する冬にTOKYOの本質を知る。[SIX SENSES TOKYO/東京都八王子市高尾]

シックスセンス東京OVERVIEW

冬はつとめて。
清少納言は『枕草子』で早朝に見る霜の白さに深い感銘を受けていますが、今年の高尾も冬は白く、美しい。都心とは全く異なる清冽な空気で満ちています。
頬を撫でる風は冷たく、身も引き締まるように感じられて、とても心地が良い。
ここが『京王線』で新宿からわずか1時間足らずとはにわかに信じられないほど、静かな朝を迎えています。

高尾山の頂に足を運べば、雪化粧した富士山が偉容を誇り、『髙尾山薬王院』では、「六根清浄」の精神に、「SIX SENCES」との驚くべき符合を感じます。

一方の『うかい鳥山』でも、冴え冴えとした空気の中、そびえる合掌造りに改めて日本人が大切に育んできた美意識の高さを感じ、文化まで移築せんと奔走した創業者の志に感銘を受けます。
共鳴した魂は連綿と受け継がれ、今の『うかい鳥山』にもしっかりと息づいている。
冬にしか出合えない鍋に舌鼓を打てば、身も心もほっこりと和みます。

冬の高尾も素晴らしい。
四季を通じて、TOKYOの四季を見つめてきたONESTORYの取材班は、新しい年を迎えた晩冬の高尾を目指しました。

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(supported by うかい京王電鉄)