手つかずの自然の残された、美しき母なる島へ。[東京“真”宝島/東京都 小笠原諸島・母島]

東京"真"宝島OVERVIEW

東京には、人が暮らす島が11島あります。
飛行機で30分もかからずに行ける島。
思い立ったらその日でもすぐに行ける島。
かと思えば入島が制限され上陸するのも一苦労という島。

その中でも本州からもっとも遠く、もっとも時間を要するのが今回ご紹介する母島です。

まずは竹芝桟橋から父島まで定期船「おがさわら丸」で24時間。
父島に到着し、約1時間後に出港する「ははじま丸」に乗ること2時間。
24時間+乗り継ぎ1時間+2時間=合計27時間かかる島、それが東京の有人島最南端の母島なのです。

人口は450人。
お店は3軒、高校や大学もなく、バスや、タクシー、信号もない。
ですが、ここには驚くほどきれいな海があり、
世界自然遺産にも認定された動物や植物が豊富に生きる。
島では、誰もが当たり前にあいさつし、
子どもたちは野山を走り、海で泳ぎ、自然が遊び場。
元気なおじいちゃんやおばあちゃんは会えば、立ち話。
都会のように便利ではないけれど、大切なものがたくさんある。
島の名が示すとおり、大きな愛に包まれる“母なる島”こそが母島なのです。

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(supported by 東京宝島)