布マスク入荷しました☆【レディース、メンズ館】

 

 

 

 

 

 

新型コロナウイルスの影響で マスクが不足しているため、

 みなさまの不安を少しでも解消できればとジービー製作所さんからマスク入荷しましたチューリップ黄

 

 立体マスク 大人用 子供用  税込990円

男女兼用 (約w18xH13.5cm)  綿100% .日本製 児島産

 

伸縮性のある紐は、結んで調節出来るようになっております!

 

 

 

生地や柄も様々ですコスモス

 

 

 

 

お子様用もございますクローバー

 

 

デニムストリートは4/29から開店しております馬流れ星

 

 

みなさま、マスク着用や手洗いうがいなどで予防し、お体ご自愛くださいませブーケ2

一日も早く不安無い日々を取り戻せますようにクローバー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラスと革。ふたつの素材が交わる時、夫婦ユニットならではの個性が生まれる。[ko-ma/鳥取県東泊郡湯梨浜町]

自宅兼アトリエがあるのは、鳥取県の保養地・はわい温泉の近郊。のんびりとした田舎時間がふたりを創作に没入させる。

コーマ自分が追い求める、革のカバンを作るため鳥取へ。

カバンを中心にした革職人の朝倉綱大氏と、オブジェやモビール(動く彫刻)を創作するガラス作家の柳原麻衣さん。夫婦ふたりの名前の頭文字をとったユニット名だから「ko-ma(コーマ)」。それが今回、ご紹介するユニークなおふたりです。多摩美術大学時代の同級生だったというふたり。活動の拠点は、鳥取県の中央に位置する湯梨浜町です。もともとは東京都と神奈川県の出身のおふたりは、なぜ鳥取に身を置き、創作活動を行うのか? そして、のどかな田園風景や日本海が広がるこの場所だからこそ生まれる作品についても伺いました。

まずは朝倉氏の創作の源について。
「現在のアトリエ兼住まいは僕の曽祖父の家なんです。4年ほど前に空き家になっていることを知り、安く借りられたことが移住の動機です。前の会社を退社するタイミングで、どこかないかなぁと考えていたんですよ」と朝倉氏。穏やかに話すその口ぶりと、のんびりと時が流れるこの場所、さらには後ほど紹介する独特な革製品が、妙にしっくりはまるように感じたのが第一印象でした。

革へのこだわりを伺えば、大学在学中に革という素材に興味を抱き、カバン職人を目指したのがその第一歩。ですが、思うように希望の就職が叶わず美大卒業後、渋谷にある専門学校『ヒコ・みづのジュエリーカレッジ』のカバンコースの門を叩きます。そこで一からカバン作りの基礎を学び、2年後、朝倉氏はカバンの町といわれる兵庫県豊岡市のカバンメーカーへの就職を果たすのです。

「念願叶い、やりたいことに近づいたのですが、自分の作りたいものとお客さまのニーズや会社の方針に温度差があり、すぐに煮詰まってしまったんです。これは作りたかったものじゃないって」。そう朝倉氏は過去を振り返ります。豊岡での生活は、社会と歩調を合わせつつまずは3年。その後、メーカー内に工房を立ち上げるプロジェクトのメンバーに選ばれ、大量生産ではできない少ロッドのカバンを作る部署に移動し約2年。徐々にやりたかったことを、自らの実力で手繰り寄せていったのです。
「やりたかったことに近づけば近づくほど、制約が多く、煮詰まってしまい……。やっぱり、縛られずに表現したいことがあるなって独立を決意したんです。そう、やりたいことを表現するために」

穏やかな口調とは裏腹に、創作への衝動は強く、欲求を抑えきれず動き出したのが30歳の目前。最初のお子様がまだ奥様のお腹の中にいる頃だったそうです。そうして見つかったのが、現在の鳥取という場所であり、この土地でオーダーメイドのカバン職人として、歩みをすすめることになるのです。

「でも、実は今は7:3の割合で、カバンは3割位。こっちに来て、作りたいもの、自分らしく表現できるものがようやく見えてきたんです」

そうなのです。現在、朝倉氏が精力的に創作に時間を費やしているのは、革を素材に使った人形やピン・ブローチ。そのモチーフがユニークで、日本遺産でもある鳥取の伝統芸能の麒麟獅子や森の精霊など。その妖しくもどこか可愛げのある、キャラクターは奥様である柳原さんの作風と、そして鳥取という場所があったからこそ生まれたのだと朝倉さんは教えてくれました。

父も姉も親戚も美大卒という美術一家に育った朝倉氏。なんと奥様の柳原さんも美術家系なのだそう。

鳥取市の柳屋さんで作られていた鳥取の郷土玩具のお面や獅子頭を革でピン・ブローチに。ほかにも精霊や動物などのシリーズがある。

鹿の精霊をモチーフにした人形。世界で伝承されている精霊も朝倉さんのモチーフに。

オーダーメイドのカバンはもちろん、最近では細かい手作業で生み出すピン・ブローチや人形の割合が増えてきた。

コーマガラスを素材に描き出すミクロの世界へ。

一方、奥様でありガラス作家の柳原麻衣さんは、幼少期を過ごした山形県新庄市の記憶が、創作の原風景にあるそうです。
「昔から虫や植物の絵を書くのが好きで、ひとりで原っぱや雪原で遊んでいた記憶があります。あとは近所の夏祭りの夜店で買った動物のガラス細工が宝物でした」
その楽しかった想い出は、今の柳原さんの作風そのものに。酸素とガスを融合させて約1400度の高温を生み出すガスバーナーを使い、ガラス棒をどんどん変化させていくバーナーワーク。多摩美術大学時代にこのバーナーワークという細かい技法に出会い、オリジナリティあふれる不思議な世界を作り出すのが柳原さんなのです。

「虫と植物の間のような生き物を作品に。言葉にすると分かりづらいですよね。例えば、胞子だったり、きのこだったり、雪の結晶、苔、深海など、目には見えないようなミクロの世界を想像してガラス棒で生み出していくのです」

大学時代に辿り着いたその世界観を今なおぶれずに追求する柳原さん。鳥取在住後は、ふたりのこどもを育てながら、年に5〜6回行う展示会に向けて、テーマを決めて作品を作り上げていくといいます。

「なんというか、芯がぶれずに突き進める強い気持ちを持っているのが彼女。大学時代からずっと自分の作品の世界を作り上げてきて、長年のファンも多い。彼女の影響で、僕の作品も大きく変わったと思います」

ご主人の朝倉さんを持ってして、芯が強い女性と言わしめる柳原さん。ただし朝倉さんに輪をかけたように振る舞いはおだやかで、口調もおっとり。その柳原さんの存在そのものが、ある種、作品の世界観とリンクしているようなのです。

透明感あふれるガラスを素材に、ミクロの世界を描き出す柳原さんの世界。繊細で壊れやすい作品の中に、妖艶で未知なる存在を生み出すのが、彼女のユニークな表現なのです。

高温のバーナーの炎によってガラスを熔融し、成形する技法がバーナーワーク。

作業中は紫外線、赤外線をカットする特殊なサングラスを着用して創作する柳原さん。

柳原さんが表現するミクロの世界。虫や植物を独自の視点で表現する。

動く彫刻ともいわれるモビールも柳原さんの作品のひとつ。独特の世界はインテリアとして人気。

コーマふたりだから、そして鳥取だから生まれる作品を。

最近では、ko-maとしての作品も多いという朝倉氏と柳原さん。例えば森の精霊の体躯はガラス細工で生み出し、顔の部分を革の面で表現するなど、革とガラスの融合した世界観を作り出し、高い評価を得ています。

「鳥取に来てから作風がすごく変わった。創作に没頭できる場所なんですかね。COCOROSTOREさんなど、すぐ近くにアドバイスをくれる人もいて、作品を通して鳥取と繋がれた気もします」と朝倉氏。
そうなのです。今では朝倉氏の代表作のひとつ、鳥取ピン・ブローチはCOCOROSTOREの田中氏から現在休業されている柳屋さんが作っていた郷土玩具をどうにか復活させたいと提案されピンに仕立てた。いわば郷土の伝統を、地元民を媒介に、朝倉氏が作品として融合させ、生まれたものなのです。

一方、美大時代から作風にブレのなかった柳原さんも鳥取に来て変化が出てきたと教えてくれました。
「ずっと今のまま好きな作品を続けたいです。でも、ファンの方へは新しい見せ方もしていきたい。進化ではないですがゆっくり考えていきたい。いつでも主人がアイデアをくれますし、素材が違うから面白いんですよね」

六畳の和室をアトリエとして共有するおふたり。芸術家としてぶつかることもあるというが、それも革とガラスを融合させた稀有なるユニットの醍醐味なのでしょう。柳原さんと朝倉さん、ガラスとレザーを融合させた夫婦ユニット。ふたりとも想いの強さは妥協なし。鳥取の静かな田舎町で、本日もまた妖艶でいて美しい、その独特のアートは生み出されてるのです。

創作前のラフスケッチ。お互いの世界観を大切に、融合した新たな作品が生まれる。

鹿の精霊。顔は革のお面、体はバーナーワーク作るガラス。異なる素材が違和感なく融合する。

毎年各地で行う展示会ではテーマを決め、それに沿った作品を展示販売している。

倉吉市にある山陰の民芸を扱う『COCOROSTORE』でも、ふたりの作品は購入可能。店主の田中信宏氏(写真右)もふたりのサポーターのひとり。

E-mail:komacraft.jp@gmail.com
https://www.ko-macraft.jp/
取扱い店:COCOROSTORE
https://cocoro.stores.jp/

(supported by 鳥取県)

ガラスと革。ふたつの素材が交わる時、夫婦ユニットならではの個性が生まれる。[ko-ma/鳥取県東泊郡湯梨浜町]

自宅兼アトリエがあるのは、鳥取県の保養地・はわい温泉の近郊。のんびりとした田舎時間がふたりを創作に没入させる。

コーマ自分が追い求める、革のカバンを作るため鳥取へ。

カバンを中心にした革職人の朝倉綱大氏と、オブジェやモビール(動く彫刻)を創作するガラス作家の柳原麻衣さん。夫婦ふたりの名前の頭文字をとったユニット名だから「ko-ma(コーマ)」。それが今回、ご紹介するユニークなおふたりです。多摩美術大学時代の同級生だったというふたり。活動の拠点は、鳥取県の中央に位置する湯梨浜町です。もともとは東京都と神奈川県の出身のおふたりは、なぜ鳥取に身を置き、創作活動を行うのか? そして、のどかな田園風景や日本海が広がるこの場所だからこそ生まれる作品についても伺いました。

まずは朝倉氏の創作の源について。
「現在のアトリエ兼住まいは僕の曽祖父の家なんです。4年ほど前に空き家になっていることを知り、安く借りられたことが移住の動機です。前の会社を退社するタイミングで、どこかないかなぁと考えていたんですよ」と朝倉氏。穏やかに話すその口ぶりと、のんびりと時が流れるこの場所、さらには後ほど紹介する独特な革製品が、妙にしっくりはまるように感じたのが第一印象でした。

革へのこだわりを伺えば、大学在学中に革という素材に興味を抱き、カバン職人を目指したのがその第一歩。ですが、思うように希望の就職が叶わず美大卒業後、渋谷にある専門学校『ヒコ・みづのジュエリーカレッジ』のカバンコースの門を叩きます。そこで一からカバン作りの基礎を学び、2年後、朝倉氏はカバンの町といわれる兵庫県豊岡市のカバンメーカーへの就職を果たすのです。

「念願叶い、やりたいことに近づいたのですが、自分の作りたいものとお客さまのニーズや会社の方針に温度差があり、すぐに煮詰まってしまったんです。これは作りたかったものじゃないって」。そう朝倉氏は過去を振り返ります。豊岡での生活は、社会と歩調を合わせつつまずは3年。その後、メーカー内に工房を立ち上げるプロジェクトのメンバーに選ばれ、大量生産ではできない少ロッドのカバンを作る部署に移動し約2年。徐々にやりたかったことを、自らの実力で手繰り寄せていったのです。
「やりたかったことに近づけば近づくほど、制約が多く、煮詰まってしまい……。やっぱり、縛られずに表現したいことがあるなって独立を決意したんです。そう、やりたいことを表現するために」

穏やかな口調とは裏腹に、創作への衝動は強く、欲求を抑えきれず動き出したのが30歳の目前。最初のお子様がまだ奥様のお腹の中にいる頃だったそうです。そうして見つかったのが、現在の鳥取という場所であり、この土地でオーダーメイドのカバン職人として、歩みをすすめることになるのです。

「でも、実は今は7:3の割合で、カバンは3割位。こっちに来て、作りたいもの、自分らしく表現できるものがようやく見えてきたんです」

そうなのです。現在、朝倉氏が精力的に創作に時間を費やしているのは、革を素材に使った人形やピン・ブローチ。そのモチーフがユニークで、日本遺産でもある鳥取の伝統芸能の麒麟獅子や森の精霊など。その妖しくもどこか可愛げのある、キャラクターは奥様である柳原さんの作風と、そして鳥取という場所があったからこそ生まれたのだと朝倉さんは教えてくれました。

父も姉も親戚も美大卒という美術一家に育った朝倉氏。なんと奥様の柳原さんも美術家系なのだそう。

鳥取市の柳屋さんで作られていた鳥取の郷土玩具のお面や獅子頭を革でピン・ブローチに。ほかにも精霊や動物などのシリーズがある。

鹿の精霊をモチーフにした人形。世界で伝承されている精霊も朝倉さんのモチーフに。

オーダーメイドのカバンはもちろん、最近では細かい手作業で生み出すピン・ブローチや人形の割合が増えてきた。

コーマガラスを素材に描き出すミクロの世界へ。

一方、奥様でありガラス作家の柳原麻衣さんは、幼少期を過ごした山形県新庄市の記憶が、創作の原風景にあるそうです。
「昔から虫や植物の絵を書くのが好きで、ひとりで原っぱや雪原で遊んでいた記憶があります。あとは近所の夏祭りの夜店で買った動物のガラス細工が宝物でした」
その楽しかった想い出は、今の柳原さんの作風そのものに。酸素とガスを融合させて約1400度の高温を生み出すガスバーナーを使い、ガラス棒をどんどん変化させていくバーナーワーク。多摩美術大学時代にこのバーナーワークという細かい技法に出会い、オリジナリティあふれる不思議な世界を作り出すのが柳原さんなのです。

「虫と植物の間のような生き物を作品に。言葉にすると分かりづらいですよね。例えば、胞子だったり、きのこだったり、雪の結晶、苔、深海など、目には見えないようなミクロの世界を想像してガラス棒で生み出していくのです」

大学時代に辿り着いたその世界観を今なおぶれずに追求する柳原さん。鳥取在住後は、ふたりのこどもを育てながら、年に5〜6回行う展示会に向けて、テーマを決めて作品を作り上げていくといいます。

「なんというか、芯がぶれずに突き進める強い気持ちを持っているのが彼女。大学時代からずっと自分の作品の世界を作り上げてきて、長年のファンも多い。彼女の影響で、僕の作品も大きく変わったと思います」

ご主人の朝倉さんを持ってして、芯が強い女性と言わしめる柳原さん。ただし朝倉さんに輪をかけたように振る舞いはおだやかで、口調もおっとり。その柳原さんの存在そのものが、ある種、作品の世界観とリンクしているようなのです。

透明感あふれるガラスを素材に、ミクロの世界を描き出す柳原さんの世界。繊細で壊れやすい作品の中に、妖艶で未知なる存在を生み出すのが、彼女のユニークな表現なのです。

高温のバーナーの炎によってガラスを熔融し、成形する技法がバーナーワーク。

作業中は紫外線、赤外線をカットする特殊なサングラスを着用して創作する柳原さん。

柳原さんが表現するミクロの世界。虫や植物を独自の視点で表現する。

動く彫刻ともいわれるモビールも柳原さんの作品のひとつ。独特の世界はインテリアとして人気。

コーマふたりだから、そして鳥取だから生まれる作品を。

最近では、ko-maとしての作品も多いという朝倉氏と柳原さん。例えば森の精霊の体躯はガラス細工で生み出し、顔の部分を革の面で表現するなど、革とガラスの融合した世界観を作り出し、高い評価を得ています。

「鳥取に来てから作風がすごく変わった。創作に没頭できる場所なんですかね。COCOROSTOREさんなど、すぐ近くにアドバイスをくれる人もいて、作品を通して鳥取と繋がれた気もします」と朝倉氏。
そうなのです。今では朝倉氏の代表作のひとつ、鳥取ピン・ブローチはCOCOROSTOREの田中氏から現在休業されている柳屋さんが作っていた郷土玩具をどうにか復活させたいと提案されピンに仕立てた。いわば郷土の伝統を、地元民を媒介に、朝倉氏が作品として融合させ、生まれたものなのです。

一方、美大時代から作風にブレのなかった柳原さんも鳥取に来て変化が出てきたと教えてくれました。
「ずっと今のまま好きな作品を続けたいです。でも、ファンの方へは新しい見せ方もしていきたい。進化ではないですがゆっくり考えていきたい。いつでも主人がアイデアをくれますし、素材が違うから面白いんですよね」

六畳の和室をアトリエとして共有するおふたり。芸術家としてぶつかることもあるというが、それも革とガラスを融合させた稀有なるユニットの醍醐味なのでしょう。柳原さんと朝倉さん、ガラスとレザーを融合させた夫婦ユニット。ふたりとも想いの強さは妥協なし。鳥取の静かな田舎町で、本日もまた妖艶でいて美しい、その独特のアートは生み出されてるのです。

創作前のラフスケッチ。お互いの世界観を大切に、融合した新たな作品が生まれる。

鹿の精霊。顔は革のお面、体はバーナーワーク作るガラス。異なる素材が違和感なく融合する。

毎年各地で行う展示会ではテーマを決め、それに沿った作品を展示販売している。

倉吉市にある山陰の民芸を扱う『COCOROSTORE』でも、ふたりの作品は購入可能。店主の田中信宏氏(写真右)もふたりのサポーターのひとり。

E-mail:komacraft.jp@gmail.com
https://www.ko-macraft.jp/
取扱い店:COCOROSTORE
https://cocoro.stores.jp/

(supported by 鳥取県)