なめがた ベジタブルキングダムまさかの台湾料理は、まかない料理の人気メニュー。
茨城県行方市を訪ねた『HATAKE AOYAMA』の神保佳永シェフが、今回出合った食材は、ブランド豚・美明豚。さっそく「赤身と脂のバランスが良く、肉質も脂身も上質」と絶賛するその豚を活かすメニューを考えてくれました。
今回の料理は、なんと魯肉飯(ルーローハン)。イタリアンの神保シェフのイメージとは異なりますが、実は店のまかない料理でスタッフに大好評のメニューなのだとか。
「脂がおいしい美明豚は、とくにバラ肉がおすすめ。今回はそんなバラ肉の魅力を引き立てるメニューとして魯肉飯を選びました。肉は大きめにカットして、本来のおいしさを際立てます」
という逸品。今回はそんな肉の魅力を前面に打ち出すために、本場の魯肉飯では必須の香辛料・五香粉は使用せず、シンプルな調味料だけで仕立てるといいます。ではさっそく、イタリアンシェフが作る台湾料理のレシピを見ていきましょう。
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なめがた ベジタブルキングダム美明豚バラ肉の簡単魯肉飯
材料 (2人分)
豚バラ肉 400g
玉ねぎ 1/2個
生姜すりおろし 小さじ1杯
ニンニクすりおろし 1片分
ごま油 大さじ1杯
八角 1個
ちんげん菜 4束
刻み万能ネギ 適量
目玉焼き 卵2個分
炊き上げたご飯 2膳分
★醤油、酒、みりん 各大さじ3杯
★黒砂糖・米酢・オイスターソース 各大さじ1杯
水2カップ
手順
1. 豚バラ肉を一口大にカットしてフォークで刺して筋を切り、軽く塩コショウをしておく
2. 熱したフライパンに胡麻油をひき、中火で豚バラ肉を焼く。焼き上がったらバットに取り出しておく
3. 手順2のフライパンでスライスしたタマネギを中火で2分ほどソテーする
4. フライパンに2の豚肉を戻し、ニンニク、しょうがを加えて合わせながら中火で炒める。全体に絡んだら★の調味料と水 1カップ、バットにある肉汁も入れ、強火でひと煮立ちさせる
5. 八角を加え、香りが立ってきたら弱火にし、蓋をして15〜20分煮込む
6. 煮詰まってきたらちんげん菜を手で割いて、肉を覆うように入れ、再度蓋をして弱火で2分半ほど蒸し焼きにする
7. 器に持ったご飯に6を盛り、目玉焼きを乗せたら完成
Photographs:TSUTOMU HARA
Text:NATSUKI SHIGIHARA
(supported by なめがたブランド戦略会議(茨城県行方市))