OVERVIEW
箱根はその全国的な知名度に対して、揺るぎない名物が少ないのではないか――。
ある人物のそんな思いから、この物語は動き始めます。
その人物の名は、貴島健太郎。
自身も神奈川で生まれ育ち、現在は箱根・仙石原の温泉ホテル『箱根リトリート före』を手掛ける『温故知新』で働くホテリエです。
「箱根に来たお客様が、箱根らしさを感じられる新たな名物を」
貴島氏の熱い想いは徐々に協力者を集め、そして夢は少しずつ形になり始めます。
心強い味方のひとりは、茅ヶ崎市で地元神奈川らしい酒造りを追求する『熊澤酒造』の杜氏・五十嵐哲朗氏。もうひとりの味方は、箱根の伝統的工芸品である箱根寄木細工に新たな風を吹き込む職人・清水勇太氏。ふたりの強力な助っ人とともに、挑むのは、箱根らしさを感じる何かしらの酒をつくること。
しかしこの物語は、まだ動き始めたばかり。
現在決まっているのは、何かしらの酒をつくるということだけ。
2024年春頃の完成を目指し、今まさにさまざまな可能性を追求している最中です。
ONESTORY編集部は、この工程に密着。いまだどうなるかわからない酒造りを追いかけます。
皆様もぜひこのチャレンジに注目し、まるで一緒に酒造りをするかのように物語の行く末を見守ってみてください。