百貨店は100に部門・アイテムを集めるのではなく、100の業態を集めるという考え方であれば、業態を新陳代謝させればいつも最新業態と言える。しかし最初の方の形ならオワコンどころかいらないと言われている事になる。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGH12BOW0S2A710C2000000/

ということじゃないの?価格帯がどうのこうのとか客層がどうのこうのとかではないということね。これって流通業関係者ならわかっている話ですよね。大昔から。

今の段階で国内ネット販売の小売業2位ぐらいかな????ヨドバシが頑張れば頑張るほど百貨店やその手の大型小売店舗の地盤が大きく下がる。ヨドバシ自体は効率の悪い品目を減らした新世代百貨店だからね。

ヨドバシ、ネット販売比率5割に上げ 全国で翌日配送 : 日本経済新聞 (nikkei.com)

極端な話、テレワークとSNSの通常化で今までの社員の動き方考え方評価の仕方が大きく変わったということに気が付いていないところは、完全に取り残される。まあ、レガシーな組織とこれからの組織との差が出てくるだろうね。

これからの組織というのは、SNSを駆使して自分だけの顧客やコミュニティを作り出せる人が集まっているということだ。自分だけの顧客やコミュニティを作り出せる人は、極端な話、そのコミュニティの質なので評価するべきだと思うし、下手すればその会社のトップよりも高給取りであってもいいと思う。それができない人は、ジュライ型の管理形態でもいいんだろうけども、たぶんそれほどいらない人材になるんだろうと思う。極端な話顧客をコミュニティを作り出せてSNSをフルに使える人が100人いた方が、事業規模数千人の会社よりははるかに稼ぐ可能性が高いということだ。

組織とかエンゲージメントという概念も一気に飛ぶだろうし、当然のように会社という物理的なスペースも限りなくいらなくなる可能性が高いと思う。社員教育はどうすれば自分の顧客やコミュニティを作ることができるのかということになるだろうし、最初のうちはフォロワーとかの数が大きな人事評価になるかもしれない。当然会社に入る前の段階でコミュニティが作れている人は優先的に入ることができるだろうし、どんどんほかの会社のオファーがくる人も増えてくるとおもうので、会社の待遇政策が最大課題になってくると思う。。。。なんてことが起こりうると思う。これに今の企業はついてこれるかどうかだね。DXだとか言ってる場合ではないのだ。

出口の見えない流通業。実は出口が見えないということが出口なんだ。。。ということに気がつかないといけない????

この時期に収益を上げているところもあれば、がっつり下げているとこもある。まあ基本はどこまでも損を出さない仕組みを作れるかどうかだな。ある意味極端なローコストオペレーションをみんな試されているわけで、それに挑戦しないと生き残れないということ答えが待っている。

まあこの件は一等地だということでとにかく家賃などを上げすぎて、ラグュジュアリーなテナントを集めれば成功するよという馬鹿げた考えと妄信が巻き起こしたのだと思うね。それを今回はインバウンド客がとかコロナでステイホームだからとかいって原因を転嫁するのもいいけど、といってインバウンドが戻っても自粛が緩和されても元に戻るとかは限らんということを思ってないとダメだと思う。

超一等地の商業ビルがガラ空き! 銀座、渋谷、新宿、秋葉原でじわじわ進む経済の“破壊” (msn.com)

コロナ禍で色々表面化してきたけど、アパレルは収束しても可能性がないことははっきりしてきたな。

まあ、コロナが始まる前から、ガタガタだったアパレルなわけだが、まあ経営者のビジネスモデル革新への手抜きとマーケティング能力なさと、売れれば儲かってたことへの慢心とか、、、、まあ原因は色々考えられるだろうが、日本の消費者がそれだけ賢くなったので、いらないものには金を使わないということなんだろう。実際にはユニクロとか売れてるしな。ユニクロで十分満足ということでもあるのかもしれないな。自分もそうだけどな。

アパレルだけが悪いわけじゃやなくて、周りの取り巻き業界も一蓮托生で、寄ってたかって自滅したとも言えなくもない。日本マーケットはやっぱり小さいので、伸ばしていこうとすると当然海外に進出することが必須になるだろうし、その結果いろんな環境での企業活動をすることで、今までにない強いビジネスモデルを築くことが出来たといういいではユニクロとかは見上げたもんだと思う。

狭いマーケットの中でちんまりも受けているとあかんということの見本かな。

消費者が買うのが減ったと嘆いている方々もいるけど、そりゃ買う気がおこらんということとイコールなんじゃないの? コンサル的なことから言うと、そんなんは自分で解決するのが本筋やろと言いたいね。

日本は世界的には品質の良いものが非常に格安で手に入るマーケットなんで、それだけ競争レベルも高いとはいえる。その中で落ちこぼれたと言うことはそういうレベルだったのよと言うことで、逆に周りの新興企業にとってはビッグチャンスとも言えるわけで、今のボロボロの百貨店で大きくマーケットを伸ばせるようなビジネスモデルを持ち込めば、昔レッドオーシャン今はブルーオーシャンなんで一気に伸ばせることも可能なんだと思うけど、そんなことを考えている人おるんかいな。周りのファッション系のコンサルとかと話すると、自分で可能性を潰してる人ばかりで、これじゃこの方々に依頼している企業もたまらんだろうなと言う感じはする。一番良い方法は、そんな暗い奴とはさっさと縁を切って、前向きな業界にいる前向きな?コンサルと縁を作った方がええと言う気がするね。

このコロナ禍で、自社の本質を見直そうとか、新規事業のトライしようとか、営業の手法等をテレワークならではの方法を構築しようとか、コネクテッドビジネスに移行しようとか、、、、、色々論議が出てるけど、どれがどうなんやろうね。

これ簡単にいうたら、

1、自社の本質を見直そうとか、

2、新規事業のトライしようとか、

3、営業の手法等をテレワークならではの方法を構築しようとか、

4、コネクテッドビジネスに移行しようとか

という順でやろうということとちゃうのかな?

大体論議してると前提とその上に必要な課題とその課題のやり方とその進むべき先の話とをごっちゃに話してるんだけど、ちょっと整理すれば、それが全部一本のラインの上に並んでいることが多いと思う。

なんやそういうことなんやということね。。。。

昔はファッション業界系だったけど最近はどうなっているんだろうね?

まあ、縮小均衡になるのはまだまだこれからでスーツ関連とかの外着関連アイテムはまだまだ底が見えんぐらい落出してるらしい。まあ、テレワークとかになったら、そんなもんもともといらんし、そんなん買うぐらいなら家でバリバリ仕事できる環境として、机とか椅子とかサブモニターとかいいキーボードとかデータ保管のハードディスクとか早い無線ルーターとかを買う方が先決だよな。

既にリクルートスーツが全くあかんし、モチベーション対応で入卒関連とかも全滅らしいし、、、、という話はよく聞く。

ファッションコンサルタントやコーディネーターとかVMDコーディネーターとか販売員とかもボリュームはどんどん小さくなってるだろうし、その周りのファッション誌とか専門学校もそれにファッションビルとかなんかも相当苦しい状態になるだろうと思う。

完全に今までのトレースではビジネスが持たないということだ。ということはここで会社が完全に新しいビジネスモデルに移行できるかどうかが分かれ目で、今までの資産を有効活用するということも忘れて白紙からやり直すぐらいのことが求められるだろう。まあ、ECにシフトしますとか一部カフェを増設しますぐらいで維持できるのかどうかということだ。

問屋やアパレルとかの役目はいらなくなるだろうし、SPAという業態も怪しいかもしれない。

インフルエンサーでなんとかなるんとかなるん違うかというところもあるみたいだが。ユーチューバーもツイッターもインスタグラムもブログもどこまで持つかわからん状態になりつつある。スマホの役割もそろそろ限界かというときに、今までの方法が使えなくなるという中で、新しい方法を見つけられるのかどうか不透明だ。

誰かがオムニチャネルとかショールーミング店舗とかいってたけど、そんなもんは根本から意味がなくなってきたし、そもそもファッション自体への関心比率が全世代で相当低調になっている気もする。

ブランド品も見せて満足できるので買うよという人も、外出が自制の中では根本てきな意味もなくなったよと思うし、インバウンド客も本当に以前のようになるのかどうかわからん中で、少なくともインバウンド客でリアル店舗がこむということがまた来るのかどうかも怪しいようになってきている。。。。なんていってると余計に暗くなりそうなんだが、いち早く他業界にあるいは新業界に移行できるところだけが生き残れる、あるいは、思い切って今のファッション業界に生き残って残存者利益を狙うというような逆張りの方法しかないのかもしれない。それとこれからまだ人口が伸びる海外の地域に行くというのもあるよな。

ペルソナ・カスタマージャーニーマプというコンサルタントは本当にリアルの流通(特に販売系)を知っているのかどうかを調べてから付き合おう。

よくネット系のコンサルタントでペルソナ設定やカスタマージャーニーマップを作ってタッチポイントを検討しましょうというコンサルタントが出てくるが、実際にオムニチャネルの世の中で現場で商品の売り方を知っていることを実現できるコンサルタントに出会ったことがない。特にIT系のコンサルはよく提案しているがリアルの系のコンサルタントなんかと比較すると結構現実的な話ではない。

毎年事業を継続している流通業のところでは、昨年比数%を上げるための努力をしている。出身母体がリアル系なのかネット系七日によってそれは大きく変わるが、リアル系のところにカスターマーオートメーションとか称して先のキーワードを振りかざしてくるところで実際に売り上げを上げることを実現したという話はほとんど聞いたことがない。

なぜか?

まず最初にペルソナを設定できにくいからだ。流通業でペルソナを一人に絞れるところはほとんどない。今までのクライアントでもザクっと顧客層イメージは大まかに数十ある。その中で顧客層別に見るとこちらのタイプは昨年比数%伸びているが違う層は昨年比数%落ちているというような状況だ。双方の買い方は相当違う。その層の中でも違う、さらには購入時期の直前によってもコロコロ変わるものだ。そんな感じで複雑に絡み合っているところはほとんどだと思うが現実的には商品戦略を重視しているところが多い。そのほうがカテゴリーも少なくわかりやすいということだろう。

ネットのシェアが増えてからネット視点で話をするところも多いけども、実際はそんな単純ではない。ネットで調べるのは消費者の側の特権だ。メールを使って販促をしてもSNSを駆使しても見るか無視するかは消費者側の主権だ。だから流通業がわがなかなか設定したような効果はあげられない。いくらSNSでフォロワーがいても売れないものは売れないし、SNSで情報流していなくっても売れているものは売れている。カスタマージャーニマップ的な発想はそこが根本的にわかっていないようだ。

流通業を経験していない中間管理職やライン以外の方には研修としてはペルソナ設定もカスタマージャーニーマップも面白いかもしれないが、あくまで研修レベルでの話だなというのが、われわれの周りの流通系でリアルもネットもコンサルできるメンバーの意見に集約されそうだ。

カスタマージャーニーマップとかペルソナとか、昔のやり方を今風にした感じがなかなか苦しい。流通に詳しくない人がベースを作ったのかなあ。​

研修とかでよく見るけどなかなか現実離れしてるよなあ。

経済系の新聞やニュースのあおり方や情報の流し方は、これでいのか。

なんて大上段に書くと周りからぶりぶりいわれるわけだが、最近のニュースはコロナの影響で「GDP実質27.8%減、4~6月年率 戦後最大の下げ」みたいなヘッドライナーで読者の興味????をつかむみたいな記事が毎日踊るわけである。これは有名な経済新聞社系の記事なんだが、誰が読んでもそりゃそうだろうし、コロナ下でバカバカ業績が上がることはなかなかないよなーと考えるわけだ。しかしこの手の新聞社&マスコミは延々とおなじようなことを書くわけで、それを毎日見てると当然のように自己催眠みたいになってくる人も多いわけである。

自分の場合は全く違う反応になるわけだが。

まあここでこの手の経済専門紙の役割って何なんの?と思うわけだ。情報を垂れ流すだけなら経済専門紙でなくてもネットでも何でもいい。専門誌というのは、長年特定の業界に接して状況を見ながらそれをクリアしていくそれに負けてつぶれていく方法も知っているはずである。だったらだらだら聞いた情報を流すだけでなく、どうすればそれが変わるのかの対応策を提言するとか、事例を引っ張ってくるとか、提言や事例をベンチマークしてみるとか、さらにはそれを実践しているところのインタビューをベンチマークして体系立てて、アクションプランを複数作るとか、、、、、そんな簡単な基本的なことをやらないのが、自分的には全くよくわからんのである。

もしかしたら情報知っているだけで、そこから先のノウハウがなかったりして、なんてことだと専門誌という看板は下ろしたほうがいいね。

ちょっと古巣のアパレル業界(ファッション業界でもいいですが)、このコロナ下でどう生き残るのみたいな記事が多い中。全員ピンぼけのが多いんだな。ECに特化しようが、ベーシックにしようが、サスティナブルにしようが、在庫管理(ERP導入)を徹底しようが、それで何か解決できるとは、誰もすでに思ってないんじゃないですかね?

もともと、トレンドとかシーズンとかECとかリアル店舗とか言ってる段階で、相当な含み損を抱えてるのがこの業界だ。当然最終的にはバーゲンだのアウトレットだので最終消化するんだといったところで、そこにかかる経費は最後まで分からんというところが多いものだ。つまり日本の場合は、シーズン終わるまで収益が読めないということになるわけだ。

最初の前提条件がこういった中で、その含み損を何とかするために素材15%ぐらいのを上代100%に換算して販売するわけだから、プロパーで販売するということがはなから難しくなる。さらに販売先がどこかの商業施設だったりすると、そこの家賃が50-10%ぐらいはとられたりするので、お客様の手に届くまでには様々な経費が積み増されているということになる。

この不確定要素をどこまで圧縮するのかということになるのが一般的なんだが、まあ、どこの企業もそれには相当苦心しているわけでうまくいく可能性はほんの一握りになっているというのが現実だ。

まあ、最初のビジネスモデルがだめということなんで、そこにECで自分で売るぞとか、他から儲かるのを仕入れて粗利を高めるぞとか、徹底的に経費・在庫削減だといったところでやっぱりあかんわけなんである。

ビジネスモデル的にはほかの部分で収益を雪だるま的に増やしていることを行うということしかないわけで、そのための入り口の手法がアパレルだのファッションだのということだという位置づけにすることがいいんだと考えられる(意外に簡単だったりして)。

まあ、今の経営者人やその周りのコンサルタントなんかがそのビジネモデルをわかりやすく説明し導入することができるかどうかがキーかな????

まあ、ファッション系アパレル系はこれからまだ苦境になると思うという感じだな。

www.nikkei.com/article/DGXMZO61725500Q0A720C2000000/

企業はまだテレワークの仕組みを、コロナで急に導入したところがほとんどだろうから、これからのリスク管理を考えればテレワークをベースに仕事の環境を考えてくるところが普通になるだろう。

つまり外着を買う必要がなくなってくると思う。実際、通常のビジネスミーティングでも黒のTシャツで十分だしね。スーツを買うことも、シャツを買うことも、ネクタイはもちろん、カバンを買うことも、靴を買うことも一切いらない時代が来ると思う。女性もほぼ同じだろう。オケージョン対応も同じようになってくると思う。フォーマルウェアもいらなくなる可能性は高い。例えばステータスだった時計もその必要性とか要らなくなる可能性がある。ファッション雑貨もほとんどいらなくなるということになるだろうな。

これからだ。地盤沈下するのは。

コロナ後のファッション業界は??みたいな話が周りで多いけど。

自分の出身母体が昔ファッション業界系だったので、周りの友達もその系統の人が多いということで、どうなの?的な話が多い。

通常の一般的な話ではリアル店舗はどんどん縮小し、ECに行くということなんだが、、、、、当然ECじゃウインドーショッピング効果は期待できないだろうし、全く知らない商品を買うにはサイズや素材感などで相当躊躇するだろうし、オムニチャネルと言ってみたところで街中に行ってウイズコロナの中でということ自体にも無理があるし、、、、ということなんで極論するとまだ縮小していくと思う。

以前買ったことがあるところでは、そのサイズ感とか商品のイメージがわかりそうなところ?まあユニクロみたいに商品がベーシックなところでは、ECでも全く問題がないけど、どんどんトレンドが変わるところは、そうはいかないだろう。世の中ベーシック帰りするということだ。まあ、トレンドなんてのももしかしたら死語になってしまうかもしれない。さらにシーズンごとに売れていたモチベーション対応やリクルートスーツなどは、リモートが今後も普及していくと、必要性がなくなるだろう。

根本的に従来のマーケットというのが全く形を変え、消滅する領域も出てくるだろうし、残ったとしても購入動機が今までとは全く変わってしまうことになるだろうと思う。当然規模感も大きく変わるということだ。もしかしたら、アパレルとかSPAとか百貨店とかファッションビルというのも数年後?には縮小して、なくなってしまっていることになるかもしれない。

昔のつながりで、ファッション系の方々から「今後ウイズコロナの中でどうしたらいいですか?」という質問が来たら「まあ、とにかく全く違う業界に行ったほうがいいです」というように答えることが多くなると思うね。

メジャーマスコミを読んでもほとんど意味がないなあという感じがする。

マスコミ自体が今のネット時代にそれほど対応しきれていないというか、せいぜい頑張っても紙媒体に内容をWEBやSNSにあげるだけ。これじゃね新しいビジネスモデルでもないし、時代についていけてないというか。そういうマスコミの情報とか新しいビジネスモデルはこれだみたいな記事を見ても、そういう当の本人がどうなの?ということになってる感じがする。

それに、裏読みとか独自分析とか全くないし、プレス向け発表したのをそのまま流しているだけとか、、、それぐらいならネットユーザーで情報発信してる方々の方がはるかにも面白いぞということになる。いづれなくなる運命と言えばそれまでだが、もうちょいブレイクスルーした方法が見つけられないのかなんて思うね。