目標達成するために仕事を細分化する

42012703 - consulting concept chart with business elements on whiteboard
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改めまして、新年明けましておめでとうございます。今年もエックスラボオンラインをよろしくお願い申し上げます。 さてさて、「一年の計は元旦にあり」と言われますが、2018年の目標は決めましたでしょうか?年末には目標を達成した充実感と達成感で美味しいお酒を飲みたいものですよね。 因みに目標の数が多い人も案外多いのではないでしょうか? 課題が多く、目標が多い人の気持ちもよく分かります。多くの経営者はビジネス構築、セールス、マーケティング、採用、人事、技術、経理、マネジメントなど、多岐に渡るタスクを抱えています。いわゆるマルチタスクという状態です。全てをこなそうとすると時間が足りません。 多くの作業をこなすために「時間は作るもの」「完璧を目指さない」「人に任せる」「やらない事を決める」などと、よく言われます。マルチタスクで多忙な僕を見かねて、諸先輩方からもよく言われました。そしてその意味もよく分かっています。言葉だけではなくて、本当に身に染みてよく分かります。 マネジメントの権威であるピータードラッカー氏も「もっとも重要なことから始めて、一度に一つのことしかしない」のが仕事のコツだと言っています。 でもね、、 「それを全て分かって実行しても、それでもやらなアカン状況やねん!」ていうのも本音です。中小企業の会社のリソースというのは限られていて、限られた資金とスタッフとその能力などで、顧客からの要望や新規ビジネスの立ち上げパワーをカバーしなければいけません。 一つの事に集中させてくれる環境があるのなら、凄いパフォーマンスを出せる自信がありますし、共感してくれるマルチタスクプレイヤーも多いでしょう。中小企業の経営者って組織を作るまでは、一つの業務だけでは成り立たないものです。でも抱え込みすぎるマルチタスクって、やはりボトルネックにもなります。マルチタスクって、その人やその組織の能力によってキャパや生産性が左右されますしね。 多忙な僕は諸先輩がたに批判され続けましたが、実際はスタッフ達には新規ビジネスに力を入れさせて、僕は彼らの力をそこまで借りずとも単体で6.5億の売上げを作り、グループ会社含めると10億に達したのは、マルチタスク以外の何物でもありません。 ※まぁ、マルチタスクのマンパワーで伸ばしてきた弊害も多々あるのですが、それはまた別の議題という事で。 マルチタスクとは、複数の業務や課題を同時に進行させる事です。やらない事を決めても、時間を作っても、人に任せても、目の前に複数の業務が残りマルチタスクをするなんて日常茶飯事です。 そんなマルチタスクを行うコツを紹介したいと思います。 マルチタスクを行うコツは仕事を細分化する事 大きな塊で見るとしんどい業務でも、細分化する事で時間の使い方や人に任せる事、自分がやるべき事が見えてきます。例えばブログを書くという事を例にとると・・ ①何を書くか(ネタ)を考える ②リサーチする ③とりあえず書く ④編集する ⑤アップする という風に細分化する事が出来ます。ブログの場合、ずっと続けていると①でネタが浮かばないとか、ネタが無いという人も多いですが、ここからがマルチタスクプレイヤーの脳みそ発揮です。 何故やるか?を自問自答すれば答えが出る事が多く、僕も自分によく問いかけます。「これは何の目的なのか?」「これは何故やるのか?」「この業務のセンターピンは何なのか?」などを自問自答すると答えに辿り着きやすくなります。 なぜネタを探すのか?・・・読者に何かのメッセージを発したいから?会社命令でのブログだから会社の代弁者として?新商品のリリースがあるから?自分の考えを整理したいから?などを問いかけると、どこかに焦点が合ってきます。これがその業務の目的になります。目的に焦点が合わないと最短距離で仕事を出来ないものですからね。 仮に、多くの人にブログ記事を読んでもらい、共感してもらい、見込み客として自社の事を知ってほしいから。と言うのが目的だとしましょう。そのためにネタを考えているんだと再認識できます。 次に、リサーチすると言う事。ブログを闇雲に書かずに、SEOを意識する場合などは、キーワードプランナーなどで、狙ったキーワードの検索数を調べ、そのキーワードで検索に引っかかるライバル記事なども調べます。何故、リサーチするのか?と言うと、「自分の記事がライバルに埋もれずに、どの記事よりも目に止まってほしいから」です。リサーチする事で、無駄な記事執筆を回避する事ができます。 その次に、とりあえず書くと言う事。言い換えると下書きですね。何のために下書きするのか?と言うと、自分の中にある言葉、リサーチしたネタなど点在するものをいきなり上手にはまとめられません。何故とりあえず書くのか?と言うと、「頭の中と情報整理のため」です。情報を整理すると、その後にまとめやすくなります。 ④の編集する目的は「文章を読みやすくし、無駄を削ぎ落とすため」です。 ⑤のアップするなどは、誰でも出来るので他者に振る人も多いですね。 このように、大きな業務でも細分化し、何故行うのか?何を求められているのか?を自問すれば、こなせるスピードも上がり、やり直しの回数も減り、もしくは人に任せる事と自分がすべき事が明確になり、多数の業務をこなせるようになります。 業務を細分化し、なぜやるのか?何をしないといけないのか?を明確にして、業務に当たる。言葉にすれば当たり前ですが、このスピードが遅いと、考える時間ばかり多くて、行動が遅くなり、結果としてシングルタスクでも仕事が遅い状態になりかねません。 仕事の細分化、試してみてください。 そして、目標を達成し続け、事業成長に繋げましょう!

「知る→分かる→出来る→教える」が出来ますか?

41129428 - learning. chart with keywords and icons
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社内で定期的に課題図書を出しているのですが、先日、スタッフの1人が「一度読んで大体知っているので、ポイントのみを読み返しています」と言っていました。「課題図書はレポーと提出もセットなので、自分の仕事に当てはめて出すためにもう一度読み直した方が良いよ」と伝えました。 よく言われるように、「知っている」と「分かる」と「出来る」は違います。どんな事でも、ビジネスに関連すること(関連しなくても)は、知らないよりは、知っておいた方が仕事の幅が広がります。 しかし「知る」と言うのは、全ての始まりとしては重要ですが、あくまで頭の中に入れただけの状態です。 次に重要なのは「分かる」と言うこと。「知る」と「分かる」の違いは、理解が深いかどうかです。深く理解するためにはアウトプットが即効性があるので、試験やレポート、感想文、日記などが手っ取り早く理解を深められます。 そして、よく言われるのが次の段階。「知る」と「分かる」の違いよりも、「分かる」と「出来る」の違いはとても大きな違いがあります。よく言われる「分かったつもりになるな!」と言うのは第三者から見ればよく分かるのですが、当事者は中々自分ごととしては認識していません。 しかし、実際の行動を起こしてみると「自分の理解(分かる)」と「アウトプットの結果(出来る)」の差を痛感する人が多いです。これは実際の行動を起こさないと理解出来ない事かも知れません。 しかし、ここまで(知る・分かる・出来る)は自分事の領域の話しです。 最後のステージは「教える」と言う事。自分の「分かっている」「出来ている」と言う事を、まだ分かっていない人に「理解させ」「出来るようにする」のには、様々な努力があります。 ・今までの知識を分かりやすく体系化する ・曖昧な部分は再学習する ・答えや方程式のみではなく、考え方やプロセスを理解しないといけない ・相手に理解してもらうためには、タイミングや情熱、根気がいる ・相手が出来るまで、見守らないといけない 「教える」と言うことは、自分自身の再学習にも役立つと同時に、チームとしては大きな成果を出すために必要不可欠なことです。しかし「自分」が相手だった時とは、主体が「相手」になるのでステージの違う問題になります。しかし、この人のステージを飛ばして事業成長はあり得ません。 今、知っているだけの事でも、深く理解し、自ら実践して結果を残し、人にも伝えてあげられるようになりたいものです。 そんなこんなで、今自分に教えられる事を久しぶりのセミナーで共有しようと思っていますので、下記のバナーよりお申込み下さい。一部キャンセルで若干名の空きがあるようです。 当日、会場でお会いしましょう!