伝える事が苦手な(話し下手)あなたへ

週末にとあるモノマネショーを見に行ったが、とてもエンターテイメント性の高いステージで、人を喜ばせよう!と伝わってくるものがあった。芸達者なモノマネタレント達の裏側の努力も多々伝わってきた。 伝わるといえば、我々人間は言葉で伝え合える。言葉は人と人が交じり合う潤滑油。話そうが、書こうが、手話だろうが同じ潤滑油だ。コミュニケーションは、伝えようとする姿勢が伝わるもの。  
あなたは下記の様に思ってはいないだろうか?
・セミナー講師や営業マンは話し上手じゃないといけない ・ブログやメルマガは文章上手じゃないと書けない ・手紙は字が綺麗じゃないといけない これは真実なのだろうか? もしかすると、ただの見栄ではないのだろうか?   大事な事は、「伝える事」と「伝わる事」。 下記の①と②の比較の場合、どちらの反応が嬉しいだろうか? 【話して、相手に何かを伝える場合】 ①話し上手だね!でもね、、、何を言いたいのか分からなかった。 ②ドモッてるし、早口だし、滑舌悪いけど、とても勉強になったよ。 一生懸命伝えてくれてありがとう。   【PC・スマホ等で書いて伝える場合】 ①文章力も語彙力もあるよね!難しい言葉も知ってるし。でも結局、何が言いたいの?? ②漢字間違ってるし、文法も句読点の位置もめちゃくちゃだけど、本当に勉強になったよ。良いこと教えてくれてありがとう。   【自筆で伝える場合】 ①字が綺麗だね!習字習ってたの? ※字の事だけ褒められる。 ②字は上手ではないけれど、、心温まるお手紙、ありがとう!   どう?対比するために極端な例をあげたけど、イメージは出来た?   恋愛でもノウハウばかり使ってる人。セールスでもマニュアル通りに話す人。政治家で話し上手なのに信用出来ない人。こんな人は、どうだろうか? 伝える時に大事な事は「どう伝えるか」じゃない。   「何を伝えたいか?」だ。   あえて極端に言うと・・・・、 どう伝えるか?ばかりを考えている人は、見栄っ張りでカッコつけだ。ノウハウをすぐに欲しがるし、人の目ばかり気にしている。 何を伝えたいか?を考えている人は誠実で真面目だ。人の目(自分の見られ方)を気にするよりも、きちんと伝えたい事、相手の得られる事を考えている。  
あなたは見栄っ張りのカッコつけになっちゃダメだ。
カッコだけじゃ営業も決まらないし、ブログも続かないし、どうせ伝わらない。人前でカッコよく話せたとしても、話している内容は薄く相手に見透かされている。そんなの、むしろカッコ悪いでしょ。 まずは下手でも良いから、受け手の事を考えて誠実に一生懸命伝えよう。下手くそでも、内容のある話しをする人はカッコいい。誰だって最初は下手だ。しかし、続けていたら、いつかきっと「もっと上手く」伝わる様になる。 勿論、様々なノウハウを全否定している訳ではない。ノウハウは時として、とても効果的だし、学ぶ程に、練習する程に秘術は上達する。しかし技術は武器に過ぎない。  
大事な事は、伝えたい本質そのもの。
武器(テクニックやノウハウ)を使う人の本質がスッカラカンのアンポンタンのチンチクリンのトンチンカンなのに、いくら高等な武器を使ったって全く意味が無い。当人は気付かずカッコつけているだけに、むしろ滑稽だ。 とっても大事な事だから、もう一度言おう。   伝えるという事は「どう伝えるか?」では無い。     「何を伝えたいか?」だ。    

伝える事が苦手な(話し下手)あなたへ

伝える事が苦手なあなたへ
伝える事が苦手なあなたへ
週末にとあるモノマネショーを見に行ったが、とてもエンターテイメント性の高いステージで、人を喜ばせよう!と伝わってくるものがあった。芸達者なモノマネタレント達の裏側の努力も多々伝わってきた。 伝わるといえば、我々人間は言葉で伝え合える。言葉は人と人が交じり合う潤滑油。話そうが、書こうが、手話だろうが同じ潤滑油だ。コミュニケーションは、伝えようとする姿勢が伝わるもの。  
あなたは下記の様に思ってはいないだろうか?
・セミナー講師や営業マンは話し上手じゃないといけない ・ブログやメルマガは文章上手じゃないと書けない ・手紙は字が綺麗じゃないといけない これは真実なのだろうか? もしかすると、ただの見栄ではないのだろうか?   大事な事は、「伝える事」と「伝わる事」。 下記の①と②の比較の場合、どちらの反応が嬉しいだろうか? 【話して、相手に何かを伝える場合】 ①話し上手だね!でもね、、、何を言いたいのか分からなかった。 ②ドモッてるし、早口だし、滑舌悪いけど、とても勉強になったよ。 一生懸命伝えてくれてありがとう。   【PC・スマホ等で書いて伝える場合】 ①文章力も語彙力もあるよね!難しい言葉も知ってるし。でも結局、何が言いたいの?? ②漢字間違ってるし、文法も句読点の位置もめちゃくちゃだけど、本当に勉強になったよ。良いこと教えてくれてありがとう。   【自筆で伝える場合】 ①字が綺麗だね!習字習ってたの? ※字の事だけ褒められる。 ②字は上手ではないけれど、、心温まるお手紙、ありがとう!   どう?対比するために極端な例をあげたけど、イメージは出来た?   恋愛でもノウハウばかり使ってる人。セールスでもマニュアル通りに話す人。政治家で話し上手なのに信用出来ない人。こんな人は、どうだろうか? 伝える時に大事な事は「どう伝えるか」じゃない。   「何を伝えたいか?」だ。   あえて極端に言うと・・・・、 どう伝えるか?ばかりを考えている人は、見栄っ張りでカッコつけだ。ノウハウをすぐに欲しがるし、人の目ばかり気にしている。 何を伝えたいか?を考えている人は誠実で真面目だ。人の目(自分の見られ方)を気にするよりも、きちんと伝えたい事、相手の得られる事を考えている。  
あなたは見栄っ張りのカッコつけになっちゃダメだ。
カッコだけじゃ営業も決まらないし、ブログも続かないし、どうせ伝わらない。人前でカッコよく話せたとしても、話している内容は薄く相手に見透かされている。そんなの、むしろカッコ悪いでしょ。 まずは下手でも良いから、受け手の事を考えて誠実に一生懸命伝えよう。下手くそでも、内容のある話しをする人はカッコいい。誰だって最初は下手だ。しかし、続けていたら、いつかきっと「もっと上手く」伝わる様になる。 勿論、様々なノウハウを全否定している訳ではない。ノウハウは時として、とても効果的だし、学ぶ程に、練習する程に秘術は上達する。しかし技術は武器に過ぎない。  
大事な事は、伝えたい本質そのもの。
武器(テクニックやノウハウ)を使う人の本質がスッカラカンのアンポンタンのチンチクリンのトンチンカンなのに、いくら高等な武器を使ったって全く意味が無い。当人は気付かずカッコつけているだけに、むしろ滑稽だ。 とっても大事な事だから、もう一度言おう。   伝えるという事は「どう伝えるか?」では無い。     「何を伝えたいか?」だ。    

あなたに求められる3つの思考法(ロジカルシンキング、クリティカルシンキング、ラテラルシンキング)

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私生活、ビジネス問わず、常に目標や課題、悩みがあるものです。課題や悩みにぶつかった時、逃げるか乗り越えるか、どちらかの選択肢があると思います。事柄にもよりますが、逃げればまたいつか同じ課題や悩みにぶつかることにはなるでしょう。結局、乗り越えるしかその先はありません。 事象の大きさに関わらず課題や悩みを解決しながら目標を達成していく訳ですが、そこには「考えること」が必要とされます。簡単に答えが見つかる時といつまで考えても答えが見つからない場合がありますが、同じ考え方を続けていても答えは見つかりません。 「考える力」は大人だけでなく、国の教育への取り組みでも子供に考える力をつける教育にも力を入れています。 2020年には、小中プログラミング教育が必修化となるようです。英語とともにプログラミングも当たり前にできなければいけない時代がやってきたと考えられるのですが、そのプログラミング必修化のテーマは「知識重視の教育から自分の問題を発見し自分で考える力を育む教育」とのこと。例えば、正しく設定したつもりがうまくいかなかった時に、なぜうまくいかなかったのかを自ら考え、答えを導き出す力を養うということです。プログラミング言語を覚えるというより、思考力をつけることを目的としています。 「考える」と一言で言いますが、目標を達成するためには3つの思考力が必要だと言われます。  

ロジカルシンキング(論理的思考)

垂直思考方とも言われます。実際に出た結果や原因、数値などのデータから合理的に理解し、それに基づいて深堀して考え、一つの答えを出すということです。自分の予想や都合のよい考え方ではなく、実際の因果関係を正確に理解した上で考えなければ、正しい答えが見つかりません。目標を立てて、事実に基づき、最短距離で向かうことができる施行法だと言えます。物事を整理して考えることです。ビジネスをうまく進めるためには基本となる考え方です。 だからと言って、論理的にだけ考えればよいというものではありません。論理的な思考があるのをベースとして、世の中は論理的なことだけでは解決できないことが多くあります。そこには、心を持った相手(人)がいること、外部要因があることを忘れてはいけません。  

クリティカルシンキング(批判的思考)

あえて批判的に考えてみる、客観的に考えてみるということです。批判的と言っても否定することではありません。ビジネスでも一方からしか見ていなければ、思いもしなかった問題が起こることになります。一度立ち止まって、本当に良いのかということを考えてみるということです。枠にはまった考えや思い込みにとらわれず、その事柄に疑問を持ってみることで解決策を導いていく思考力です。あえて批判的に考えてみることで、事前に起こる可能性がある問題点を洗い出し、問題を回避することもできます。 クリティカルポイントは3つの重要なことがあります。 1.本来の目的は正しいか疑問を持ち、本質を見極める 2.自分の意見には偏りがあるという前提から主観性を排除し、客観的に考えてみる 3.自分では当たり前と思うことでも常に疑問を持ってみる クリティカルシンキングは、問題解決能力を高めることにつながります。  

ラテラルシンキング(水平思考)

ロジカルシンキングは数学的なのに対して、ラテラルシンキングは右脳を使うような芸術的な能力を使います。論理だけでビジネスがうまくいくなら何も問題はありませんが、みんなが同じことをしても競合との争いが起きますし、その他いろいろな要因で計算通りにはいかないことが多くあります。ロジカルシンキングでは解決できないようなことをラテラルシンキングを使って解決できる場合があります。今までの考え方や枠にとらわれず、別の角度から自由な発想をして解決方法を導き出すという方法です。導き出す答えやアイデアは一つとは限らず複数あっても良いのです。発想力を鍛えることが重要です。新しいアイデアなどで、並みいる競合他社との差別化を図り、競合より一歩抜き出ることができるかもしれません。   まとめ ロジカルシンキングは必ず必要ですが、AIが進み、論理的に解決できることは機械でもできると言えます。論理的に考える力をベースとして、客観的に見て考える力や発想力やアイデア力を鍛えることは社会で生きていく上で必要な力と言えるでしょう。基本ロジカルシンキングで考え、それに対してクリティカルシンキング、さらにラテラルシンキングをバランスよく使うことで、私生活においてもビジネスにおいても画期的で最適な解決方法を導き出せると言えます。あえて、3つの思考法を意識して考えてみましょう。    

魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ!から考える教育論

魚を与えるのではなく、魚の釣り(方)を教えよ!から考える教育論
魚を与えるのではなく、魚の釣り(方)を教えよ!から考える教育論
「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」と言う言葉は、教育の世界ではよく出てくる言葉の一つ。 中国語では『授人以魚 不如授人以漁』と言われ、「人に魚を与えると1日で食べてしまう。しかし人に釣りを教えれば生涯食べていく事が出来る」と言う老子が言ったとされる言葉※。 ※出典元は様々のようです。老子の言葉という説やユダヤ系という説、東南アジア説などなど。出典はどうであれ、世界中で言われる含蓄深い言葉には違いありません。 翻訳の違いで「人に魚を与えると1日で食べてしまう。しかし人に《魚の獲り方》を教えれば生涯食べていく事が出来る」との訳もあります。「獲り方」を教えようと、それはノウハウ(方法論)なので、実践である「釣り」を教えた方が良いとされたりもするようですが、どちらにせよ伝えたい意味は「何を伝えるのか?」と言う事。 お腹を空かした人が居た場合、魚を与える事は一時的な空腹を満たすためには簡単な方法だけど、それでは、その人は空腹になる度に誰かを頼り、魚をもらい続けなければならないし、もらい続ける癖がついてしまう。どちらが本当にその人のためになるのか?と言うお話です。 本当に大事な教育とは・・ これに対し、釣りの道具を与えて魚の釣り方を教え、実践して身につけて貰えば、空腹になっても自らの力で魚を捕まえて食べられるようになります。勿論、目先の困難を助ける事も時には大事です。しかし「本質的には相手のためになる」とは限りません。本当は「相手のためには何が1番か?」と言う事を考え、教えてあげたり、環境を作ってあげたりする事も大事です。 コーチングの世界では「答えはその人の中にあり」と言われ、教えるのではなく、自分自身で気付く事がとても大切だとされています。 一時的な知識やノウハウの詰め込みもある側面では有りだとは思いますが、学ぶ事の意味や目的、仕事の仕方や考え方までのマインドセットも含めないと、いくら知識やノウハウが増えても通用しません。 出来る限り学んだ事で、「自ら答え(結果)を出せるようになってもらえれば教育者(親、教師、コーチ、上司、会社)としては正解」だと思います。答えを知っている者からすれば、答えを教えるのは簡単ですし、単刀直入に言いたくてモヤっとします。しかしそこをグッと堪えて、相手が自ら気付き、学ぶ機会を奪ってはいけないと言うのも教える立場の人の役目。 子育てでも社員教育でも、自己成長では本質は同じ 子供から「これってなーに?」と聞かれ、簡単に答えを教えてしまうのは、子供の考える力を育む意味で、成長機会を奪う場合もあります。 質問と答えの間には「疑問」があり、「なぜ?」「どうして?」「どうやって?」と言う過程があります。答えを教えてしまう事で、頭を使い考える習慣を飛ばしてしまうのです。答えを簡単に知る習慣を続ける事で思考停止状態になり、思考力、創造力など頭の筋トレが出来ない様になるようです。 なるべく子供が「これってなーに?」と聞いてきたら、「なんだと思う?」と聞き返し、考える習慣を付けさせたいものです。それは社員教育でも、自己成長でも同じものかも知れません。 自分自身にも「なぜ?」「どうして?」「どうやって?」と適切に自問自答する事で、考えるプロセスを学び、周囲にプレゼンする時にも説得力が増します。 Panasonicの創業者・松下幸之助さんやサントリー創業者・鳥井信治郎さんの「やってみなはれ」と言う言葉は挑戦心もさる事ながら、「(自ら考えて)やってみなはれ」と言っているのでは無いかと推測します。自ら考え、結果が出るとビジネス自体が楽しくなってくるものです。 魚(答え)を与えるよりも、魚の獲り方(ノウハウや知識)を教えるよりも、「釣り自体」を教える事が大事なのですす。道具、餌のつけ方、場所の選び方を与えたり、教えたりももちろん大事なのですが、楽しさや目的も含めたことまで教えて実践できる様になるまで見守ることが1番の教育なのでは無いかと、ここ最近再認識している次第です。 知識やノウハウを教えると言うのも「教育」ですが、環境を作り、仕事を作り、ただただ見守り、自ら考え、気付くまで待つのも「教育」です。きちんと知識やノウハウを教え、環境や仕事を与え、成長を見守りましょう。 きっと僕たちも誰か愛情ある人達から、そうやって育てられてきたはずです。

魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ!から考える教育論

魚を与えるのではなく、魚の釣り(方)を教えよ!から考える教育論
魚を与えるのではなく、魚の釣り(方)を教えよ!から考える教育論
「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」と言う言葉は、教育の世界ではよく出てくる言葉の一つ。 中国語では『授人以魚 不如授人以漁』と言われ、「人に魚を与えると1日で食べてしまう。しかし人に釣りを教えれば生涯食べていく事が出来る」と言う老子が言ったとされる言葉※。 ※出典元は様々のようです。老子の言葉という説やユダヤ系という説、東南アジア説などなど。出典はどうであれ、世界中で言われる含蓄深い言葉には違いありません。 翻訳の違いで「人に魚を与えると1日で食べてしまう。しかし人に《魚の獲り方》を教えれば生涯食べていく事が出来る」との訳もあります。「獲り方」を教えようと、それはノウハウ(方法論)なので、実践である「釣り」を教えた方が良いとされたりもするようですが、どちらにせよ伝えたい意味は「何を伝えるのか?」と言う事。 お腹を空かした人が居た場合、魚を与える事は一時的な空腹を満たすためには簡単な方法だけど、それでは、その人は空腹になる度に誰かを頼り、魚をもらい続けなければならないし、もらい続ける癖がついてしまう。どちらが本当にその人のためになるのか?と言うお話です。 本当に大事な教育とは・・ これに対し、釣りの道具を与えて魚の釣り方を教え、実践して身につけて貰えば、空腹になっても自らの力で魚を捕まえて食べられるようになります。勿論、目先の困難を助ける事も時には大事です。しかし「本質的には相手のためになる」とは限りません。本当は「相手のためには何が1番か?」と言う事を考え、教えてあげたり、環境を作ってあげたりする事も大事です。 コーチングの世界では「答えはその人の中にあり」と言われ、教えるのではなく、自分自身で気付く事がとても大切だとされています。 一時的な知識やノウハウの詰め込みもある側面では有りだとは思いますが、学ぶ事の意味や目的、仕事の仕方や考え方までのマインドセットも含めないと、いくら知識やノウハウが増えても通用しません。 出来る限り学んだ事で、「自ら答え(結果)を出せるようになってもらえれば教育者(親、教師、コーチ、上司、会社)としては正解」だと思います。答えを知っている者からすれば、答えを教えるのは簡単ですし、単刀直入に言いたくてモヤっとします。しかしそこをグッと堪えて、相手が自ら気付き、学ぶ機会を奪ってはいけないと言うのも教える立場の人の役目。 子育てでも社員教育でも、自己成長では本質は同じ 子供から「これってなーに?」と聞かれ、簡単に答えを教えてしまうのは、子供の考える力を育む意味で、成長機会を奪う場合もあります。 質問と答えの間には「疑問」があり、「なぜ?」「どうして?」「どうやって?」と言う過程があります。答えを教えてしまう事で、頭を使い考える習慣を飛ばしてしまうのです。答えを簡単に知る習慣を続ける事で思考停止状態になり、思考力、創造力など頭の筋トレが出来ない様になるようです。 なるべく子供が「これってなーに?」と聞いてきたら、「なんだと思う?」と聞き返し、考える習慣を付けさせたいものです。それは社員教育でも、自己成長でも同じものかも知れません。 自分自身にも「なぜ?」「どうして?」「どうやって?」と適切に自問自答する事で、考えるプロセスを学び、周囲にプレゼンする時にも説得力が増します。 Panasonicの創業者・松下幸之助さんやサントリー創業者・鳥井信治郎さんの「やってみなはれ」と言う言葉は挑戦心もさる事ながら、「(自ら考えて)やってみなはれ」と言っているのでは無いかと推測します。自ら考え、結果が出るとビジネス自体が楽しくなってくるものです。 魚(答え)を与えるよりも、魚の獲り方(ノウハウや知識)を教えるよりも、「釣り自体」を教える事が大事なのですす。道具、餌のつけ方、場所の選び方を与えたり、教えたりももちろん大事なのですが、楽しさや目的も含めたことまで教えて実践できる様になるまで見守ることが1番の教育なのでは無いかと、ここ最近再認識している次第です。 知識やノウハウを教えると言うのも「教育」ですが、環境を作り、仕事を作り、ただただ見守り、自ら考え、気付くまで待つのも「教育」です。きちんと知識やノウハウを教え、環境や仕事を与え、成長を見守りましょう。 きっと僕たちも誰か愛情ある人達から、そうやって育てられてきたはずです。

魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ!から考える教育論

「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」と言う言葉は、教育の世界ではよく出てくる言葉の一つ。 中国語では『授人以魚 不如授人以漁』と言われ、「人に魚を与えると1日で食べてしまう。しかし人に釣りを教えれば生涯食べていく事が出来る」と言う老子が言ったとされる言葉※。 ※出典元は様々のようです。老子の言葉という説やユダヤ系という説、東南アジア説などなど。出典はどうであれ、世界中で言われる含蓄深い言葉には違いありません。 翻訳の違いで「人に魚を与えると1日で食べてしまう。しかし人に《魚の獲り方》を教えれば生涯食べていく事が出来る」との訳もあります。「獲り方」を教えようと、それはノウハウ(方法論)なので、実践である「釣り」を教えた方が良いとされたりもするようですが、どちらにせよ伝えたい意味は「何を伝えるのか?」と言う事。 お腹を空かした人が居た場合、魚を与える事は一時的な空腹を満たすためには簡単な方法だけど、それでは、その人は空腹になる度に誰かを頼り、魚をもらい続けなければならないし、もらい続ける癖がついてしまう。どちらが本当にその人のためになるのか?と言うお話です。 本当に大事な教育とは・・ これに対し、釣りの道具を与えて魚の釣り方を教え、実践して身につけて貰えば、空腹になっても自らの力で魚を捕まえて食べられるようになります。勿論、目先の困難を助ける事も時には大事です。しかし「本質的には相手のためになる」とは限りません。本当は「相手のためには何が1番か?」と言う事を考え、教えてあげたり、環境を作ってあげたりする事も大事です。 コーチングの世界では「答えはその人の中にあり」と言われ、教えるのではなく、自分自身で気付く事がとても大切だとされています。 一時的な知識やノウハウの詰め込みもある側面では有りだとは思いますが、学ぶ事の意味や目的、仕事の仕方や考え方までのマインドセットも含めないと、いくら知識やノウハウが増えても通用しません。 出来る限り学んだ事で、「自ら答え(結果)を出せるようになってもらえれば教育者(親、教師、コーチ、上司、会社)としては正解」だと思います。答えを知っている者からすれば、答えを教えるのは簡単ですし、単刀直入に言いたくてモヤっとします。しかしそこをグッと堪えて、相手が自ら気付き、学ぶ機会を奪ってはいけないと言うのも教える立場の人の役目。 子育てでも社員教育でも、自己成長では本質は同じ 子供から「これってなーに?」と聞かれ、簡単に答えを教えてしまうのは、子供の考える力を育む意味で、成長機会を奪う場合もあります。 質問と答えの間には「疑問」があり、「なぜ?」「どうして?」「どうやって?」と言う過程があります。答えを教えてしまう事で、頭を使い考える習慣を飛ばしてしまうのです。答えを簡単に知る習慣を続ける事で思考停止状態になり、思考力、創造力など頭の筋トレが出来ない様になるようです。 なるべく子供が「これってなーに?」と聞いてきたら、「なんだと思う?」と聞き返し、考える習慣を付けさせたいものです。それは社員教育でも、自己成長でも同じものかも知れません。 自分自身にも「なぜ?」「どうして?」「どうやって?」と適切に自問自答する事で、考えるプロセスを学び、周囲にプレゼンする時にも説得力が増します。 Panasonicの創業者・松下幸之助さんやサントリー創業者・鳥井信治郎さんの「やってみなはれ」と言う言葉は挑戦心もさる事ながら、「(自ら考えて)やってみなはれ」と言っているのでは無いかと推測します。自ら考え、結果が出るとビジネス自体が楽しくなってくるものです。 魚(答え)を与えるよりも、魚の獲り方(ノウハウや知識)を教えるよりも、「釣り自体」を教える事が大事なのですす。道具、餌のつけ方、場所の選び方を与えたり、教えたりももちろん大事なのですが、楽しさや目的も含めたことまで教えて実践できる様になるまで見守ることが1番の教育なのでは無いかと、ここ最近再認識している次第です。 知識やノウハウを教えると言うのも「教育」ですが、環境を作り、仕事を作り、ただただ見守り、自ら考え、気付くまで待つのも「教育」です。きちんと知識やノウハウを教え、環境や仕事を与え、成長を見守りましょう。 きっと僕たちも誰か愛情ある人達から、そうやって育てられてきたはずです。

文章力を高めて伝えたい相手にメッセージを届けるために

623226 - pencils from natural wood of various type and the size near to a saw and a log
623226 - pencils from natural wood of various type and the size near to a saw and a log
謝るのも告白も大事なことを伝えるのもLINEやメールで伝えることが多い時代になりました。 人に何かを伝える手段として、対面や電話よりLINEやメールが増えたことは、「書く」ことでうまく伝えなければならないということです。「書く」と言っても実際にペンで文字を書くことはすっかり少なくなりましたが、FacebookやTwitterなどで文章で一方的に発信することも多くなりました。第三者的にそれを読む立場となると、同じような文章を読んでも面白いと感じることと、自慢や真実味がないように感じることがあると思います。これこそ文章力によって判断されるので、質の高い文章力を求められる時代だと言えるでしょう。 そして、インターネットを利用して購入や申込をすることが多くなったということは、ネット上でどのようにメッセージを伝えるか、ということで購入するかどうかを判断しているということ。面と向かっての営業では、相手がどんな表情をしているか分かるので、その反応によって次にどんな切り返しをしたら良いか分かりやすいですが、ネット上ではそうはいきません。もちろん、メッセージの問題だけではありませんが、文章力で購入率が左右されるというのは間違いありません。 ネット上では、感情が伝わりにくいことや、伝えたいこととは違うように解釈されたりと誤解を生むことになりかねません。実際、うまく伝わっていると思って文章上でのやりとりが進んでしまい、蓋を開けたら全くお互い認識が違っていたということもあります。一方通行となるHPやブログなどでは、誤解されたら挽回のチャンスはありませんので、伝え方がとても重要です。 文章力はセンスも必要ですが、鍛えることで文章力をあげることは可能です。ではどのように、文章力を高めれば良いのでしょうか。  
たくさん本を読む
文章力を高めるには語彙力が必要です。同じ一つのことを伝えるにもいろいろな言葉があります。「好き」「愛してる」「I Love you」どれも同じような意味ですが、伝わり方って違いますよね。その時、どのような言葉を使えば一番伝わるか、そもそもの知識がないと選びようにありません。多くの言葉に触れられるのが、本です。そして、いろいろな文章のスタイルを読むことで言葉の範囲を広げて、書く時に生かすことができます。普段から分からない言葉は調べるようにして、敢えてその言葉を使ってみましょう。自分が客観的に読んで伝わったスタイルなどをまずは真似をして書いてみるところから始めるといいかもしれません。  
とにかく書く
野球でも素振りさえもしなければバットにボールを当てるのも難しいものです。テストでも事前に勉強せずに良い点数が取れるはずがありません。コツコツ積み重ねて行くことで、簡単にボールが当たるようになったり、ヒットやホームランが打てるようになります。頭だけで考えていたり知識だけ身につけても文章力は上がりません。とにかく書いてみる、何度も書いてみる、ということが大事です。そうすれば、1回目より2回目、2回目より3回目はスムーズに書けるようになるでしょう。また、直後に読み返すのはもちろんのこと、時間をおいて読み返してみましょう。自分で声を出して読んでみたり、読んでもらって聞いてみるなど客観的にみてみると良いと思います。  
ペルソナをしっかりと決めて書く
あなたの読み手は誰でしょうか?誰にそのメッセージを届けたいでしょうか?文章を書くと言うことは読む相手がいるということです。押し付けがましい文章や一方通行の文章は読んでいて面白くありません。そして、それを読む相手によってどんな言葉、どんな表現をすれば心に響くのかを考えて書かなければあなたのメッセージは届きません。理想の顧客像である「ペルソナ」に有益になるような文章を書くことを心がけましょう。  
上手に書こうと思わない
大事なことは、上手に書くことではなく相手にうまく伝わること。思いを伝えるのは、テクニックだけではいけません。ビジネスにおいて、言葉の印象はとても大事です。格好をつけて難しい言葉を使ってもわかりにくいだけで、印象はよくはならないでしょう。難しい言葉はできるだけ使わないように分かりやすい言葉を使うことを心がけましょう。相手に伝えたい「大きなテーマ」を考え、そこから小テーマを考えてからその小テーマに沿って最後に結論がくるように内容を書くとスムーズにかけるでしょう。   文章を書くということは、日常でもビジネスでも切り離せません。文章力を上げて、人にうまく伝えられる能力を高めていきたいですね。私も文章力を高めて、有益な情報をお届けしたいと思います。    

ランチェスター戦略から考えるブログSEO

ランチェスター戦略とブログのSEOキーワード
ランチェスター戦略とブログのSEOキーワード
ランチェスター戦略とは第一次世界大戦中に、英国のエンジニアであるフレドリック・ランチェスターが提唱した軍事理論です。そして日本では、このランチェスター戦略が経営にも適応出来るということで様々な研究の上、書籍やセミナーによって幅広く提唱されています。 そんなランチェスター戦略ですが、ブログを書く時のSEOキーワードを考える時の戦略としても使えます。 ランチェスター戦略は弱者の戦略と強者の戦略に分かれる 弱者の戦略では、 局地戦で、大手企業が入らないニッチな分野で戦う。 接近戦で、大手企業よりも顧客と親しく関わり関係構築する。 一点集中にて、大手企業の苦手な分野に経営資源を集中する 陽動作戦で、ゲリラ戦法で戦う 強者の戦略では、 営業力や人員体制で戦う マーケティング力や情報力で戦う 予算(開発費や広告宣伝費)で戦う 商品力・サービス力(人員体制や開発費等)で戦う 上記を見て分かるように、私達中小企業の経営者は人員体制や情報力、予算などでは大手企業やシェアをとる企業には中々勝てません。これはSEO対策でも同じことで、ニーズの高い単一キーワードや検索数の多いヘビーキーワードで戦うのも同じことが言えます。と言うことは、我々中小企業が取るべきブログのキーワード選びなどでは、弱者の戦略を取ることが良さそうです。
局地戦では、地域やサービスの絞り込みを行なう
絞り込みというのは、複合キーワードで狙うということ。例えば、エステサロンの場合は「エステ」や「エステサロン」と言うニーズは圧倒的に高いけど大手企業がひしめくヘビーキーワードでは無く、「エステ 大阪」や「エステ 名古屋」等のような地域の絞り込みが大事。 まだこれだけでは絞り込みきれてはおらず、出来れば「エステ 梅田」「エステ 栄」「エステ 阿倍野」「エステ 武蔵小杉」などの様に出来うる限り地域を絞り込んだほうが成果は出やすいです。他にも「化粧品」では無く、「化粧品 使い方」「アトピー肌 化粧品」「顎ニキビ 化粧水」など、ニッチなキーワードに絞り込めば絞り込むほど、我々中小企業は戦いやすくなります。
接近戦では、心の通ったコミュニケーションを取る
大手企業では多大な広告費から親しみ易いイメージを演出し、ブランドイメージを利用した上で、CRMなどの顧客管理システムを活用し、顧客との接触を図っています。それは効率的なのですが、中小企業では簡単に真似が出来ないのも事実。 私達中小企業の取るべき戦略は、身近に感じられる距離感で顧客とのコミュニケーションを取る事です。例えばこのブログ(エックスラボオンライン)の新規ユーザー率は全体の85%ほどいますが、ニッチキーワードで入って来る方が多いです。メインワードよりもニッチキーワード(ロングテールキーワード)の方が、メルマガなどに登録してもらえれば良い見込み客になってもらえる可能性も高くなります。
1点集中により、ターゲットやニーズを絞る
大手企業は投網で見込み客で一気にさらっていきます。中小企業では、一本釣りで釣り上げないと中々体力が持ちません。ですので、まずはターゲットの絞り込みが重要です。 例えば広告代理店の場合、ターゲット企業は大手企業なのか、100人ぐらいの企業なのか、30人未満の企業か、個人事業主を狙うのかを絞り込まなければいけません。またサービスは「ホームページ制作」「SEO対策」「リスティング広告」「アフィリエイト広告」「システム開発」などの様に特化したキーワードの方が狙いやすくなります。あれもこれもキーワードを狙うよりは、ある特定のキーワードで攻めている方がユーザーには刺さりやすくなるでしょう。
陽動作戦により、大手企業の出来ないことをやる
オファーで大手企業との差別化をしましょう。返金保証や無料プレゼント、無料サービスなど、使い古された戦術でも、業界によっては大手企業が踏み込めない領域でもあります。大手がやりにくい戦略を取ることで、中小企業でもニッチなキーワードで大手と競合しても勝てる可能性があります。
まずは記事数という名の兵力(兵士の数)を増やしましょう!
ブログやオウンドメディアにとって、記事数というのは兵力(兵士の数)です。例えば渾身の力で書いた3記事があったとしても、この兵力数で戦うにはあまりにも難しいです。中には10記事で◯十万PVを達成したと言うような強い兵士(記事)を持ったブログもありますが、稀なケースであり中々書けるものではありません。 SEOやオウンドメディア構築と言う事を考えるとまずは平均点の兵士の数を増やすことを考えたほうが懸命です。まずは100記事を目指しましょう!
兵士を鍛えて、武器を渡す編集作業(リライト作業)
頭数が整ったところで、その兵士達(記事達)は1記事3PVしか上げない戦力かもしれません。その兵士たちを1記事30PVにすれば単純に10倍の戦力になります。今の記事のアクセス数を10倍にする方法の1つが編集(リライト)作業です。 ユーザーが求めているニーズを過去に書いた時よりも深く洞察し、書き直し、データや事例などで分かりやすくしてあげる(武器を持たせてあげる)。そうする事でその兵士(記事)達は鍛え上げられ、戦力として大手企業の兵士たちと戦ってくれるでしょう。 まとめ ブログにおいてランチェスター戦略を導入するなら上記に書いたような事を実践するのみ! 局地戦で大手企業が入らないニッチな分野(ジャンルやキーワード)で戦い、接近戦で大手企業よりも顧客と親しく関わり関係構築し、一点集中にて大手企業の苦手なジャンルやキーワードに経営資源を集中し、陽動作戦で大手の真似の出来ないオファーで見込み客を捉える。 ブログの方向性が決まれば、まずは記事数という名の新参兵を100名ほど揃え、リライトと言う名のトレーニングを行う。それだけで良いブログ(オウンドメディア)を構築できるでしょう。

目標達成するために仕事を細分化する

42012703 - consulting concept chart with business elements on whiteboard
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改めまして、新年明けましておめでとうございます。今年もエックスラボオンラインをよろしくお願い申し上げます。 さてさて、「一年の計は元旦にあり」と言われますが、2018年の目標は決めましたでしょうか?年末には目標を達成した充実感と達成感で美味しいお酒を飲みたいものですよね。 因みに目標の数が多い人も案外多いのではないでしょうか? 課題が多く、目標が多い人の気持ちもよく分かります。多くの経営者はビジネス構築、セールス、マーケティング、採用、人事、技術、経理、マネジメントなど、多岐に渡るタスクを抱えています。いわゆるマルチタスクという状態です。全てをこなそうとすると時間が足りません。 多くの作業をこなすために「時間は作るもの」「完璧を目指さない」「人に任せる」「やらない事を決める」などと、よく言われます。マルチタスクで多忙な僕を見かねて、諸先輩方からもよく言われました。そしてその意味もよく分かっています。言葉だけではなくて、本当に身に染みてよく分かります。 マネジメントの権威であるピータードラッカー氏も「もっとも重要なことから始めて、一度に一つのことしかしない」のが仕事のコツだと言っています。 でもね、、 「それを全て分かって実行しても、それでもやらなアカン状況やねん!」ていうのも本音です。中小企業の会社のリソースというのは限られていて、限られた資金とスタッフとその能力などで、顧客からの要望や新規ビジネスの立ち上げパワーをカバーしなければいけません。 一つの事に集中させてくれる環境があるのなら、凄いパフォーマンスを出せる自信がありますし、共感してくれるマルチタスクプレイヤーも多いでしょう。中小企業の経営者って組織を作るまでは、一つの業務だけでは成り立たないものです。でも抱え込みすぎるマルチタスクって、やはりボトルネックにもなります。マルチタスクって、その人やその組織の能力によってキャパや生産性が左右されますしね。 多忙な僕は諸先輩がたに批判され続けましたが、実際はスタッフ達には新規ビジネスに力を入れさせて、僕は彼らの力をそこまで借りずとも単体で6.5億の売上げを作り、グループ会社含めると10億に達したのは、マルチタスク以外の何物でもありません。 ※まぁ、マルチタスクのマンパワーで伸ばしてきた弊害も多々あるのですが、それはまた別の議題という事で。 マルチタスクとは、複数の業務や課題を同時に進行させる事です。やらない事を決めても、時間を作っても、人に任せても、目の前に複数の業務が残りマルチタスクをするなんて日常茶飯事です。 そんなマルチタスクを行うコツを紹介したいと思います。 マルチタスクを行うコツは仕事を細分化する事 大きな塊で見るとしんどい業務でも、細分化する事で時間の使い方や人に任せる事、自分がやるべき事が見えてきます。例えばブログを書くという事を例にとると・・ ①何を書くか(ネタ)を考える ②リサーチする ③とりあえず書く ④編集する ⑤アップする という風に細分化する事が出来ます。ブログの場合、ずっと続けていると①でネタが浮かばないとか、ネタが無いという人も多いですが、ここからがマルチタスクプレイヤーの脳みそ発揮です。 何故やるか?を自問自答すれば答えが出る事が多く、僕も自分によく問いかけます。「これは何の目的なのか?」「これは何故やるのか?」「この業務のセンターピンは何なのか?」などを自問自答すると答えに辿り着きやすくなります。 なぜネタを探すのか?・・・読者に何かのメッセージを発したいから?会社命令でのブログだから会社の代弁者として?新商品のリリースがあるから?自分の考えを整理したいから?などを問いかけると、どこかに焦点が合ってきます。これがその業務の目的になります。目的に焦点が合わないと最短距離で仕事を出来ないものですからね。 仮に、多くの人にブログ記事を読んでもらい、共感してもらい、見込み客として自社の事を知ってほしいから。と言うのが目的だとしましょう。そのためにネタを考えているんだと再認識できます。 次に、リサーチすると言う事。ブログを闇雲に書かずに、SEOを意識する場合などは、キーワードプランナーなどで、狙ったキーワードの検索数を調べ、そのキーワードで検索に引っかかるライバル記事なども調べます。何故、リサーチするのか?と言うと、「自分の記事がライバルに埋もれずに、どの記事よりも目に止まってほしいから」です。リサーチする事で、無駄な記事執筆を回避する事ができます。 その次に、とりあえず書くと言う事。言い換えると下書きですね。何のために下書きするのか?と言うと、自分の中にある言葉、リサーチしたネタなど点在するものをいきなり上手にはまとめられません。何故とりあえず書くのか?と言うと、「頭の中と情報整理のため」です。情報を整理すると、その後にまとめやすくなります。 ④の編集する目的は「文章を読みやすくし、無駄を削ぎ落とすため」です。 ⑤のアップするなどは、誰でも出来るので他者に振る人も多いですね。 このように、大きな業務でも細分化し、何故行うのか?何を求められているのか?を自問すれば、こなせるスピードも上がり、やり直しの回数も減り、もしくは人に任せる事と自分がすべき事が明確になり、多数の業務をこなせるようになります。 業務を細分化し、なぜやるのか?何をしないといけないのか?を明確にして、業務に当たる。言葉にすれば当たり前ですが、このスピードが遅いと、考える時間ばかり多くて、行動が遅くなり、結果としてシングルタスクでも仕事が遅い状態になりかねません。 仕事の細分化、試してみてください。 そして、目標を達成し続け、事業成長に繋げましょう!

1,000円と980円の違いで分かるシャルパンティエ効果とは?

1,000円と980円の違いで分かるシャルパンティエ効果とは
1,000円と980円の違いで分かるシャルパンティエ効果とは
シャルパンティエ効果と言う表現を知らなくても、この記事を読めば、「分かる、分かる!」と言う感じを受けるのが、このシャルパンティエ効果。このシャルパンティエ効果は、スーパーでも、家電大手量販店でも、コンビニでも、結婚式場でも、自動車販売でも、コンサルタントでも、塾でも使われていたります。 ちょっとした心理テクニックですが、これで少しでも購買率が上がるのであれば、ビジネスを行う身としては使わない手はありませんね。 シャルパンティエ効果とは 同じ重さのものでも、イメージだけで重い・軽いと判断してしまう様な現象をシャルパンティエ効果と言います。商品の大きさを説明する時にタバコやボールペンと並べたり、甲子園球場◯個分と表現することで、内容を理解してもらいやすい効果もあります。 英語の Size‒weight illusion(大きさ、重さの錯覚)はシャルパンティエ効果として知られています。フランス人医師のオーグスチン・シャルパンティエ氏(Augustin Charpentier)が一番最初に(1891 年)、大きさと重さの錯覚について実験を行ったことから、シャルパンティエ効果と名付けられたようです。 シャルパンティエの実験 同じ重さで、大きさが違う2つの球(4cm と 10cm) を用意。それぞれの球を持ち上げて、どちらが重たいかを比べてみます。すると被験者は「10cm の方が軽い」と答えました。これがシャルパンティエ効果の起源です。 このシャルパンティエ効果は、100 年以上にわたって様々な研究者によって研究されていて、一般的に人は、同じ重量であるにも関わらずサイズが小さいものの方がより重たく感じる傾向がある事が証明されています。サイズが小さい=軽いという思いこみからくる錯覚現象であると分かっていながらも、人間の脳は重量を正確に把握する事が出来ない様です。 10キロの砂糖と10キロの綿菓子どちらの方が重そうですか? 同じ10キロなのに、砂糖の方が重そうに感じませんでしょうか?同じ重さなのに、綿菓子よりも砂糖のほうが重いというイメージだけで「軽い」「重い」と錯覚してしまうのです。これが、シャルパンティエ効果です。  

このシャルパンティエ効果は、マーケティング手法として頻繁に使われています。

■お客様がよりイメージしやすいサイズ・重さなどで表現 例)どちらの方が、ビタミンCがたくさん含まれてる様に感じますでしょうか? ①レモン100個分のビタミンC配合 ②ビタミンC2,000mg配合 ①の方がたくさん含まれているような感じないでしょうか?実際は、レモン1つあたりのビタミンCの含有量は20mgなので①も②も含有量は同じなのですが、一般的にビタミンCの含有量に対して、いまいちイメージが湧かないですし、ピンときません。でも、レモン100個分と言われたら、なんとなく想像できます。 ■お得に感じる価格 1,000円と980円を比較すると、たった20円しか変わらないのに、人は980円の方がお得に感じます。 例)10,000円と9,800円 この場合でも200円しか変わりませんが、お客様は9,800円の方が結構お得だと感じるでしょう。 ■漢数字を使用しない 「3千個の販売実績あり!」と書くよりも、「3,000個の販売実績あり!」と記載した方が、インパクトがあり、多く売れている感覚になります。これも心理効果の1つです。 ■商品やサービスをディスカウントする場合 例) 定価 5,000円の商品、どちらの方が、安くなったと感じますか? ①全品50%OFF、さらにレジにて 20%OFF ②全品60%OFF なんとなく①の方が安くなったと思いませんか? では、計算してみましょう。 ①全品50%OFF、さらにレジにて20%OFFの場合の価格 5,000円が50%OFF(2,500円引き)で2,500円。さらにレジにて、2,500円が20%OFF(500円引き)で2,000円。 ②全品60%OFFの場合の価格 5,000円の60%OFF(3,000円引き)で2,000円。 実は、両方とも5,000 円の商品が2,000円になるので、割引率は同じなのです。本当は、50%OFFのさらに20%というのは、60%となるのですが、「単純に50%+20%なので、70%OFF?」みたいな錯覚にも陥り、商品が買われやすくなったりします。ちょっとした数字のマジックですね。 シャルパンティエ効果は、使い方によっては、商品やサービスのイメージを膨らませたり、良く見せたりする事が出来ます。また、数字のマジックを使って、お得感を演出することも出来ます。人の心理を理解した効果的な手法ですが、くれぐれも過大表現にならないように気を付けて、マーケティングに活用してみて下さい。 日常でシャルパンティエ効果を活用するのは勿論のこと、クリスマスシーズン、年末年始、バレンタイン、入学シーズンや新卒シーズン、ゴールデンウィークなどのイベントシーズンでは最大限に売上げを上げるために、期間限定のキャンペーンを打ちながらシャルパンティエ効果を活用すると尚更売上げは上がりやすいでしょう。

的確で明確なKPIを設定するということ

55237083 - performance businessman drawing landing page on blurred abstract background
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ビジネスをしていれば当たり前のように使う「KPI」。ビジネスの指標としてなくてはならないKPIですが、これを間違えるとビジネスは間違った方向に進むことになります。KPIを正しく理解して、正しく設定することによって、ゴールにたどり着くことができます。   まずは改めて、KPIとは何か見てみましょう。 KPIとは、「key performance indicator」の略で、ビジネス、チームなどの目標の達成度を測定するための重要指標のことです。「重要業績評価指標」と言われます。 ちなみにKPIとともに使われる言葉にKGIがあります。これは、「Key Goal Indicator」の略で、「重要目標達成指標」とも言われます。 KGIは最終的なゴール(目的)を示すもので、KPIは、実際にその目的に向かうためにすべきことが、しっかりとゴールに向かっているかどうかを測るための重要な指標となります。よって、KPIはKGIを前提にしているということです。   例えば、KGIは売上1億円とするならば、 「売上 = 顧客数 × 顧客単価 × リピート率」 から考えて、売上1億円を作るために何をするべきか、どこをどのような数値にするべきかを考えます。 顧客単価が30,000円として、必要な顧客数を増やすために、 ・サイトの流入数をどれだけにするか ・契約件数をいくつにするか ・CPAをいくらにするか 実際の営業であれば、 ・訪問件数 ・アポの件数 というような指標がKPIの候補となります。   何事も目的や目標の設定が必要なように、ビジネスでも目的と目標を明確に設定する必要があります。目的がKGI、目標がKPIとなります。このKPI目標を達成することによって、「売上1億円」という目的を達成できるという訳です。ですので、KPIの指標を間違えれば、最終ゴールである「売上1億円」は達成することができません。そして、チーム内で目指す指標が違ったり、統一されていなければ、目指す場所が異なってしまいます。 そもそも認知拡大のためにKPIをサイトの流入にするのか、CV数増加のためにCPAにするのかで、施策は全く変わってきますね。KPIを間違えるということは、ボーリングで言うと隣のレーンに投げてストライクを取って喜ぶというような状況にもなりかねません。 ですので、的確なKPIの指標と数値の設定が必要となります。その数値は具体的なものでなければなりませんが、設定数値は手の届かないような高い数値では意味がありません。   では、Web集客においてどのようなKPIを設定したら良いのでしょうか。 大きく分けて3つあります。  
認知拡大
・Webサイトへの流入数 ・Webサイトのユニークユーザー数 ・広告の表示回数 ・広告のクリック数 ・SNSのフォロワー数、いいね数  
見込み客獲得
・顧客リスト獲得 ・お問い合わせ ・資料請求  
顧客獲得
・CV獲得(予約・購入・申込など) ・顧客単価   Webマーケティングでは、常に効果測定をしてPDCAを回していくことで、目的を達成することに繋がります。ビジネスの目的は、売上や利益を出すことになりますが、現状のフェーズに合わせて、的確なKPIの設定をすることが成功への道標になるでしょう。    

気付きを得て、視野を広げるということ

気付きを得て、視野を広げるということ
気付きを得て、視野を広げるということ
視野を広げろって、昔から年上の方を中心によく言われましたけど、最近になってやはり視野が狭かったんだなぁと、自分自身で気付けるようになりました。 おそらく指摘をされている頃って、周囲の人達から見て視野が狭いなぁとか偏っているなぁと思われていたんでしょうが、自分ではイマイチ分からないものです。しかし、誰しもが昔よりは色々と経験をして来た今になって、多少は物事を多角的に捉えられるようになったのでは無いでしょうか。 因みに「ジョハリの窓」という心理学でよく使われるフレームワークをご存知ですか? ジョハリの窓とは、下記の4つで分類されます。 「開放の窓」 自分も他人も知っている自己 「盲点の窓」 自分は気がついていないが、他人は知っている自己 「秘密の窓」 自分は知っているが、他人は気づいていない自己 「未知の窓」 誰からもまだ知られていない自己 この自分の窓を如何に広げるか?という事が、視野を広げることに繋がります。 そもそも視野が狭い、視野が広いの定義とは 一般的には、視野が狭い人は「目先」「いま目の前にある事だけ」「一方的な物事の捉え方」「思い込み」をしていて、視野が広い人は「目先の事の奥にある事柄」「目の前に見えているもの以外の周辺にある事柄」「物事の多角的な捉え方」を指しています。 視野の広い、狭いとは、知識の差や経験の差、環境の違いが多分にものを言うために、この差をすぐに理解してもらうには中々難しい事です。 マネジメントでも「アドバイスに意味はほとんど無い※」と言う考えがあるのもこの理由からです。本人が経験したり、気付きを得ないかぎり、視野がせまい事には気付きません。 ※とあるマネジメントの考え方では、技術的なアドバイスには意味はありますが、成長という意味ではアドバイスにほとんど無いと言われています。そして成長に1番大事なのは「気付き」だと言う考えです。 思い込みが強いのは、視野がせまいということ 世の中にはあらゆる文化や、価値観、宗教、考え方があり、様々な価値観や考え方を提供しています。自己啓発本でも同じような事を言っている箇所もあれば、正反対のことを言っている箇所もあります。成功している経営者達でも、同じような事を言っている部分もあれば、真反対の価値観を言っている部分もあります。 その考え方や価値観のどれもが、ある人やある側面では正しく、ある人やある側面では間違っているかもしれません。もしくは今の時代では正しいけど、5年後には間違っている可能性もあります。 何かを決めつけてしまうと、視野が狭くなり、大きな可能性を閉ざしてしまうことがあるのは、若かりし頃の自分を振り返ると、誰もが胸が痛くなる部分はあるのではないでしょうか。 知らなかった事を知る 自分の視野が狭かったと自分で気付くのは、自分自身が「知らなかった事」「思い違いをしていた事」を知ることです。 沢山の書物を読む、今までの経験とは違う経験をする、様々な種類の人に会う、行ったことのない場所に行く、経験したことのない事をしてみる、食べたことのないものを食べる、見たことのないものを見に行く等など、今までの自分とは違うものに触れることで、世の中の広さを感じ、知らなかったことを学び、感性を磨き、視野の狭かったことに気付くのです。 知らなかった事を知ることで、人はやっと視野を広げる事が出来るのです。大事なことは「素直に気付く」という事。 視野を広げるのは人生を豊かにするため 本人が納得して幸せを感じている限り、視野が狭くて考えが偏っていても問題ないと思いますし、他人が干渉しても意味が無いことです。 しかし、本人が成長したい、変わりたいと思っているのであれば、視野を広げるのはとても意味のある事です。物事の捉え方が増えれば、勘違いや判断ミスも防ぎやすく、人間関係が円滑になる可能性が高まります。 今までは近視眼的に捉えていた「頑固な人」と言う判断も、裏返して見れば「信念がある人」となりますし、「優柔不断な人」も「物事を慎重に進められる人」なのかも知れません。中国のことわざにあるように「人間万事塞翁が馬」のように、災も幸福も表裏一体かも知れません。多面的にあらゆる可能性を考えられると、一方的に捉えていた時よりも人生が豊かになります。 物事を多面的に見られるということは、あらゆる可能性を残し、決めつけず、本質を見やすくするでしょう。それは人生が豊かになっていると言うことだと思います。 知識や考え方、経験で得た「気付き」が人生の財産になる マネジメントや教育でも、どういった知識や考え方を学んでもらうか、どういった経験をしてもらうかが、何よりの教育かと考えています。百聞は一見に如かずと言われるように、どれだけ聞くよりも、1回の経験で学ぶことは多く、それらが財産になっています。 個人的にも、沢山の経験の中にはとても有意義だったものもあれば、全然面白くなかったこと、興味がなかったこと、面倒で意味が無い時間だと思ったこともあります。しかし、今となればそれらも含め大きな学びだと思えます。むしろそういった経験がある方が自分の考えや価値観を形作り、人の気持ちを理解出来るようになるかも知れません。 もちろん座学もとても大事なのですが、実体験をしたことの方が大きな学びや経験になっているのは誰しもが感じているのではないでしょうか。 何を言いたいかというと・・・ 僕はこれからも色々と経験をしたいし、成長したい。だから周囲にも色んな人が居たら良いなと思っています。自分と似ている人といるのも楽しいですが、個性ある人、様々な価値観を持っている人と話すのも楽しい。 だからもっと視野を広げたいし、自分の知らないことを知りたいと思っています。周囲も一緒に成長してくれたら、お互いに刺激し合えるし、成長し合える。最高な環境でしょう! 結局、知的欲求や向上心、好奇心の強い人は勝手に吸収していくので、視野は勝手に広がっていくのかも知れませんね。そしてそういう人達が沢山周囲にいれば良いなと思っています。   「人にものを教える事は出来ない。自ら気付く手伝いが出来るだけだ。」 ガリレオ・ガリレイ   気付きこそ、人生の財産!   P.S. 今回、大阪・東京で60名のお申込みを頂き、大好評だった「気付き」を得るための勉強会を再度開催した際には、是非ご参加下さいね。  

人を動かす共感マーケティングとは

10224279 - male and female hands (palms) stretch  to each other
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どこにいてもどんなものでも簡単に手に入る世の中になりいろいろなものが売りにくくなった、今までの販売方法で売れなくなった、ということは感じませんか? 今、人々がどのようなことに反応するかというと、FacebookやInstagram、Twitterなどのソーシャルメディアで「いいね!」や「シェア」をするということです。いいね!やシェアをするということは「共感する」からです。ユーザーは、共感することに反応するということですね。 例えば、 毒舌の漫談家「綾小路きみまろ」が、中高年のアイドルと言われているのはご存知のとおりです。きみまろのファンというよりは、きみまろのコンテンツが面白いからライブを見に行く人が多いようです。なぜ中高年に支持され続けるのかというと、あの「あれから40年」に続くネタにあるように、毒舌ですが「そうそう」という自分に当てはまる部分を明確に表現していて共感を呼ぶからです。 若い世代には面白さはわからないかもしれませんが、中高年という「共感」世代に入れば、その面白さがわかるという訳です。そしてその「共感」を笑いに変えるという、お笑いの中でも独特で他の人には真似できないポジションを保っていますね。通常ならファンも年をとっていくわけですが、世の中の中高年はどんどん増えていくので、どんどん新しいファンができ永遠に爆笑ライブが満席なのです。 「自分も同じように感じる」 「そうそう、そうやねん」 「わかるわかる!」 ということが共感です。その共感がどこからくるかというと・・・ 同じ境遇、同じ年齢、同じ故郷、同じ立場、同じ性別、同じ趣味、同じ好み などからなんですね。 これは、マーケティングにも共通します。もしあなたなら共感する人、気持ちをわかってくれる人、自分と共通点がある人、もしくは同じ経験をした人にアドバイスを求めたくなりませんか?そして、その人が発する言葉って説得力あると思いませんか? 例えば、経営者の苦悩は経営者が一番理解できて共感できますし、経営をしたことがない人より実際に経営している人の意見の方が説得力があります。男の子を持つママの気持ちは、女の子を育てているママには理解できない、その反対もあるというように。 マーケティングに置き換えると、誰がどこで何を言うか、で共感を呼べるかどうか変わってくるということです。または、ユーザーと共感できることをあえて探すことも必要です。ユーザーの共感の呼ぶことで、信頼感や説得力が増し、「購入」に繋げられるのではないでしょうか。 では、どんなことが共感を呼びやすいのか・・・ それは、悩みや欲求です。 特に悩みを共感してもらえて、心に寄り添う。それを解決できる情報を共有できれば・・・。 それが、売上につながる、これが共感マーケティングと言えるでしょう。   そして、そこには必要なのは、「売込み」ではなくストーリーです。人は、「買って、買って」と言われると必然的に拒否反応が出ます。どれだけ、ターゲットユーザーの共感を得られるかが、効果を上げる最大のポイントと言えます。  

「知る→分かる→出来る→教える」が出来ますか?

41129428 - learning. chart with keywords and icons
41129428 - learning. chart with keywords and icons
社内で定期的に課題図書を出しているのですが、先日、スタッフの1人が「一度読んで大体知っているので、ポイントのみを読み返しています」と言っていました。「課題図書はレポーと提出もセットなので、自分の仕事に当てはめて出すためにもう一度読み直した方が良いよ」と伝えました。 よく言われるように、「知っている」と「分かる」と「出来る」は違います。どんな事でも、ビジネスに関連すること(関連しなくても)は、知らないよりは、知っておいた方が仕事の幅が広がります。 しかし「知る」と言うのは、全ての始まりとしては重要ですが、あくまで頭の中に入れただけの状態です。 次に重要なのは「分かる」と言うこと。「知る」と「分かる」の違いは、理解が深いかどうかです。深く理解するためにはアウトプットが即効性があるので、試験やレポート、感想文、日記などが手っ取り早く理解を深められます。 そして、よく言われるのが次の段階。「知る」と「分かる」の違いよりも、「分かる」と「出来る」の違いはとても大きな違いがあります。よく言われる「分かったつもりになるな!」と言うのは第三者から見ればよく分かるのですが、当事者は中々自分ごととしては認識していません。 しかし、実際の行動を起こしてみると「自分の理解(分かる)」と「アウトプットの結果(出来る)」の差を痛感する人が多いです。これは実際の行動を起こさないと理解出来ない事かも知れません。 しかし、ここまで(知る・分かる・出来る)は自分事の領域の話しです。 最後のステージは「教える」と言う事。自分の「分かっている」「出来ている」と言う事を、まだ分かっていない人に「理解させ」「出来るようにする」のには、様々な努力があります。 ・今までの知識を分かりやすく体系化する ・曖昧な部分は再学習する ・答えや方程式のみではなく、考え方やプロセスを理解しないといけない ・相手に理解してもらうためには、タイミングや情熱、根気がいる ・相手が出来るまで、見守らないといけない 「教える」と言うことは、自分自身の再学習にも役立つと同時に、チームとしては大きな成果を出すために必要不可欠なことです。しかし「自分」が相手だった時とは、主体が「相手」になるのでステージの違う問題になります。しかし、この人のステージを飛ばして事業成長はあり得ません。 今、知っているだけの事でも、深く理解し、自ら実践して結果を残し、人にも伝えてあげられるようになりたいものです。 そんなこんなで、今自分に教えられる事を久しぶりのセミナーで共有しようと思っていますので、下記のバナーよりお申込み下さい。一部キャンセルで若干名の空きがあるようです。 当日、会場でお会いしましょう!