大企業のジレンマ打破!イノベーションを起こす組織づくりの秘訣

「良いデザイン」とは?GoogleのUX Lead Designerから学んだ5つのこと

GoogleとAppleの違いを画像で表現してみた

Googleによるスタートアップ買収と事業シナジー事例8選

社員の自律性が企業を強くする!セルフマネジメントを促す組織体制とは?

ズルや手抜きは通用しないSEOの基本

42883298 - search seo online internet browsing web concept
42883298 - search seo online internet browsing web concept
Webからの集客を成功させるために、検索結果に自社のWebサイトを上位表示させることは欠かせません。そもそも見込み客が検索している場所に自分のサイトが表示されなければ問題外ですね。表示されていたとしても2ページ目、ましてや3ページ目に表示されているサイトをクリックされる確率がほとんどないことはあなたもお判りでしょう。 Webサイトを上位表示させるには、リスティング広告を活用する方法がありますが、自然検索(オーガニック検索)で上位に表示させることは長期的にみてもお金をかけずに集客することに繋がります。  
自然検索とリスティング広告
自然検索とは、キーワードを検索したときに出てくる検索結果の広告の下に表示される部分のことを指します。お金を出せば上位表示されるリスティング広告と違い、自然検索枠はお金をかけずに検索上位に表示することが可能です。自然検索で上位表示されているサイトは、より多くのアクセスを集めることができ、売上も期待できます。 スクリーンショット 2017-11-29 19.31.32   では、自然検索結果に表示される検索順位でどのくらいクリック率が違うのか見てみましょう。 スクリーンショット 2018-01-07 19.27.39

参照サイト:「Internet Marketing Ninjas社」Announcing: 2017 Google Search Click Through Rate Study

1ページ目の中でも1つ順位が変わるだけでクリック率はこれだけ変わるんですね!改めてグラフで見ると驚きます。やはり、上位表示させるための施策は欠かせないことが分かります。この上位表示させるための施策を「SEO対策」と言います。一概にSEO対策と言っても一体どうしたら良いのか、また以前は通用したことが今は通用しない、なんてことも多いのです。改めて、SEOの基本から考えてみたいと思います。  
SEOとは
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、「検索エンジン最適化」とも言われます。SEO対策とは、簡単に言うと自社のWebサイトを自然検索結果で1ページ目に表示させる施策のことなのですが、間違えてはいけないことがあります。ただ単に「検索順位を上げる」ために何をしてもよいというものではありません。結果に繋がらないキーワードやターゲットユーザーのニーズがないキーワードで上位表示させても意味がありません。SEOは、Webサイトのアクセスを集めるための施策であることを忘れてはいけません。  
Googleのルールに従うべし
SEO対策をする場合、Googleのルールに従わなければなりません。日本の検索ユーザーは、現在Google6割Yahoo!3割と言われています。しかし、なぜGoogleだけのルールと言われるのかというと、Yahoo!もGoogleの検索アルゴリズム(ルールを守っているか判別するための独自プログラム)を使用しているからです。現在、Googleのルールは600以上あると言われ、それを全て把握するのは不可能に近いと言えますが、この検索アルゴリズムが検索順位を決めるため、適切なWebサイトを作成する必要があります。そして、ルールを守らなければ「ペナルティ」として、いきなりWebサイトが検索結果の順位が落とされる、インデックスが削除されるなどの措置が取られます。一度順位を落としたWebサイトを再度上位表示させるには大変な労力と対処が必要となりますし、信頼、アクセス数ともに大打撃を受けると考えられるので要注意です。また、Googleのアルゴリズムは常にアップデートされていますので、最新情報をチェックする必要があります。 大きなアップデートとしては、下記が挙げられます。
  • ペンギンアップデート・・・被リンク対策(スパム行為)に関する変更
  • パンダアップデート・・・コピーコンテンツやサイトの質に関する変更
  • モバイルフレンドリーアップデート・・・スマホ画面サイズの最適化されていないページに関する変更
   
どうしたら上位表示されるのか
検索結果は全ての人が同じ順位で表示される訳ではありません。使うユーザーの検索履歴や検索場所によって、ユーザーに合った検索結果を表示してくれます。 昔は、検索回数さえ多ければ上位表示されると思っていた方も多いと思います。実際、コピーコンテンツの作成、サイトの質に関わらず被リンクさえ多ければ上位表示されるなど、テクニックだけで上位表示が可能でした。もちろん被リンクは現在も評価の一つですが、現在はテクニックだけで上位表示することはできません。ズルをしたり裏技を使えば、上位表示されないどころかペナルティを受ける可能性があり逆効果です。ペナルティに関してGoogleの対応は日に日に厳しくなっています。Googleが何を重要視しているかというと「ユーザーにとって有益なサイト」ということです。ユーザーが検索するキーワードに対して、探している情報が的確に見つけられることが重要ポイントです。  
王道SEOは地道に積み重ねること
同じキーワードで上位表示するためには、ユーザビリティを考慮しながらコツコツと積み重ねる必要があります。具体的に下記を意識しましょう。  
  •  検索上位に表示させたいキーワードに見合ったコンテンツの内容であること ユーザーが検索する目的を満たせるようなコンテンツを作成しましょう。ユーザー目線で考えることが重要です。
  • サイトの内容をGoogleに分かりやすくすること サイトの質を判断するのはGoogleです。例えばいくらキレイなサイトでも画像ばかりのサイトはGoogleには有益なコンテンツだと判断してもらえません。検索エンジンからも判断してもらえるコンテンツ作りをしましょう。
  • ページにリンクを集める 「被リンク」を集めることは、Googleにとって評価の対象となります。紹介してもらえるようなサイト作りをすることで、信頼性を高め、サイトの質を高めましょう。
  常にアップデートしているGoogleのルールを把握するのは大変ですが、重要なことは「ユーザーにとっての利便性」です。すぐに上位表示させることは難しいですし、いつ順位が上がるのかも分かりません。長期的な施策になりますが、正しい知識を身につけて地道にコンテンツの質を上げることが王道のSEO対策であることは確かです。
 

CPAだけで判断するな!アトリビューションの重要性

49455721 - business woman looking at road with maze and solution concept
49455721 - business woman looking at road with maze and solution concept
Web広告の種類や媒体、手法はどんどん増え、拡大しています。様々な手法を併用して運用することも多くなりました。それに伴い、近年アトリビューションという考え方が重要視されるようになりました。   広告の成果といえば直接CV数(ラストクリック)で評価されることが多く、CPA重視で判断することが多いもの。しかし、CVに至るまでには他の広告を見た、SNSでいいね!をしたというきっかけがあったり、ブログを見たりする経緯があるのです。ユーザーは「比較検討」したり、いろいろな情報を得た上で購入や登録などのCVに至るということ。その中で、それぞれのマーケティング施策が実際どれだけCVに貢献しているかを計測、分析すること、それがアトリビューションです。 もちろん、直接集客につながるCVを獲得できる媒体でのCPAは重要です。しかし、そのラストクリックだけを重視していると間違った判断をし兼ねません。   こんなことがありました・・・ ECサイトのリスティング広告で、検索連動型広告とディスプレイ広告を配信していたのですが、CVは検索連動型広告がほとんどでCPAも安く取れている。ディスプレイ広告はクリック数は多いがCPAも高いしCVがあまり上がらない。ディスプレイ広告は無駄だ、効果がないと判断し、ディスプレイ広告の配信を停止したら検索連動型広告のCV数が減少し、結果的に全体のCPAも上がってしまったのです。   これを分析すると・・・ CVに至ったユーザーは最初から検索連動型広告をクリックしてCVしたのではなく、ディスプレイ広告を経由して最終検索連動型広告からCVしたということ。もしディスプレイ広告が直接ではなく、間接的にCVに貢献していることがわからなければ、「ディスプレイ広告は効果がない」という誤った判断になります。 この場合、そもそもディスプレイ広告でユーザーとのファーストコンタクトがなければ、検索連動型広告でのCVもなかったと考えられます。どうしてもCPA重視になり、今すぐ客だけを追い求めたくなりますが、そればかりしていると、見込み客を集めることはできません。この間接効果を数値化して、CVがどの経路を通ってCVに至ったかが分かれば、ディスプレイ広告にどれだけ広告費をかけるべきか、ということも明確になります。   アトリビューションを取り入れると・・・ さまざまな広告媒体に加え、ソーシャルメディア、ブログなどさまざまな施策を併用していることが多いです。その中で、最初に何を目にしたか どの施策、どの手法がどのように貢献しているかを知ることは、点と点を結ぶような形でビジネス全体の売上につながります。 現在は、このアトリビューションも簡単に計測することができます。Google アナリティクスでもアトリビューション機能がありますが、さらに独自のツール「Googleアトリビューション(Google Attribution)」を開始しました。特にGoogleアナリティクス、アドワーズ、ダブルクリックのデータを分析できるようになっています。また、Facebookでもアトリビューションツールを取り入れています。 アトリビューションの考え方を導入することで、それぞれの施策を適切に評価することで、マーケティング施策全体の最適化・最大化を目指すことが可能になります。アトリビューションの指標も一つではなく、最初にクリックされたとされるファーストクリック、クリックはしていないけれど広告を見たとされるビュースルー、バナー広告をクリックしたかどうかの評価としてクリックスルーというような指標があります。アトリビューションを計測することは、特に貢献度を図ることが難しいソーシャルメディアの活用方法や重要度を見極めるポイントにもなります。ビジネスやキャンペーンの内容に合わせて分析する必要があります。   まとめ 直接集客につながるCVを獲得できる媒体でのCPAが分かりやすく数値化もしやすいので、アトリビューションが大事だと分かっていても実際、これに基づいて判断していくのは難しいものです。最終はCVを上げることですが、そこに至るまでのプロセスを分析して、全体を通して認知からCVを最大化させる流れを作り上げることが、目先だけでなく先を見た戦略が立てられると言えるでしょう。  

リスティング広告とSEOどちらがいいの?

10640392 - balance
10640392 - balance
「リスティング広告とSEO対策、どっちをしたらいいのでしょうか?」 こんな質問を受けることがあります。 一言で言うと、リスティング広告とSEO、どちらもマーケティングには欠かせない施策です。 私たちが、インターネットで検索するという行動は当たり前のように常にされており、その数は膨大なものです。GoogleやYahoo!のこの検索エンジンを利用し、検索したユーザーをサイトに誘導することができる手法、それがリスティング広告とSEO対策です。自ら検索するという行動を起こしているユーザーを集めることができるので、この2つの手法は、基本的に費用対効果がいいとされています。この2つの手法をうまく活用することで、多くの検索ユーザーを集めることができるのです。さらには、検索しているという購入意欲が高いユーザーに対してアプローチしないということは、それだけのビジネスチャンスを逃しているとも言えます。 実は、同じ画面上に表示されるリスティング広告とSEOの対象となる自然検索枠なのですが、一体何がどう違うのでしょうか?それぞれの特徴を理解してどのように活用すべきか考えてみましょう。 下記の図のように、検索結果画面において、赤枠がリスティング広告(検索連動型広告)、緑枠が自然検索枠といってSEO(検索エンジン最適化)の対象となる場所となります。どちらも検索窓にキーワードを入力して、表示される検索結果画面に表示される共通点があります。   スクリーンショット 2017-11-29 19.31.32  
SEOとは
SEO対策とは、自社のホームページを検索結果1ページ目に表示させる施策のことです。SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化とも言われます。 Google、Yahoo!の、検索エンジンのアルゴリズムという独自のルールによって、順位が決められて表示されます。現在は、Yahoo!もGoogleのアルゴリズムを使っているので、Googleでの上位表示が叶えばYahoo!でもSEO対策ができているということになります。SEO対策をするには、まずは、コンテンツがあることが条件となります。それぞれのキーワードで、検索する人が求めている最も良質なコンテンツが自動的に上位に表示される仕組みで、そのアルゴリズムは、常に改善され、アップデートされています。Googleはユーザーファーストを掲げており、表示させたいコンテンツが、ユーザーにとって価値がある情報であるように充実させるという必要があります。ただ、アルゴリズムを自由にコントロールすることはできず、細かいターゲティングなどは不可能です。 広告費をかけて表示させる広告ではないので、取り組み方によっては、少ない費用で上位表示させることも可能です。ユーザーの中には、広告を避けてクリックする場合も多く、1ページ目の上位に表示されれば、高いクリック率も見込めます。 ただ、SEOは、すぐに効果が出るわけではありません。上位に自分のサイトが表示されるのを待っているだけではいつになるか分かりません。コンテンツ作りや施策に労力や時間、費用がかかることも多く、上位表示されるまでに時間がかかりますし、必ず上位表示される保証はありません。  
リスティング広告とは
リスティング広告を掲載できる検索エンジンはいくつかありますが、そのうち日本人の9割の利用率を占めるのがGoogleとYahoo!です。この二つを抑えておけば大丈夫です。 Google AdWordsは世界での検索エンジンシェアが圧倒的1位であり、Yahoo!プロモーション広告は日本国内ではGoogleに次ぐ利用シェアを誇る大手検索エンジンです。Googleアドワーズ広告とYahoo!プロモーション広告はユーザー層が違っており、ビジネスや商品に合わせて効果は変わります。 リスティング広告とは、キーワードの入札価格や広告文を設定し、その品質によって順位付けられて表示される広告です。リスティング広告は、広告が表示されただけでは課金されず、クリックした時にだけ課金されるというPPC(Pay Per Click)というクリック課金型の広告で、出稿すればすぐに上位に表示させることが可能です。短期戦略としてはなくてはならないものだと言えます。また、広告を表示させたい期間やキーワード、広告文を自由に設定することができるため、費用なども含め、自分でコントロールすることができます。 リスティング広告の中でも検索連動型広告は、自然検索枠より上に表示され、ファーストビューでもほとんどがこの検索連動型広告スペースとなっています。広告が多数表示されているキーワードの場合は、自然検索で1位なってもその表示の上部の目立つ場所にリスティング広告が表示されているので、リスティング広告を表示させることは効果的だといえます。  
まとめ
同じ画面上に表示される自然検索枠とリスティング広告ですが、上記のように全く性質が異なるものです。コンテンツでユーザーを集めるか広告で集めるかという大きな違いがありますが、それぞれの特徴があるので、どちらが良くてどちらが悪いということはありません。そもそも検索ボリュームが少ない商品やサービスの場合は、検索エンジンでの集客は不向きな場合がありますが、基本的にビジネスにおいては、どちらの施策も必要であると考えられます。常に、地道にコンテンツを充実させることも重要ですし、リスティング広告を使ってスピーディーに露出を増やし集客することもマーケティング戦略には欠かせないものとなっています。どんな商品やサービスを提供するのか?ユーザーを集める目的などによっても施策が変わってきます。 どちらにしても現在、そしてこれからますますビジネスにインターネットの活用は欠かせません。 リスティング広告やSEOを専門知識を持っている業者に頼むとしても、知識を知らず、すべて任せておけば集客ができると思っていてはいけません。 最低限、基本的な知識を身に付けておきましょう。 そして、このリスティング広告、実はコツを掴めば自分でも簡単に運用できるものなのです。ユーザーが検索エンジンを活用はなくなることはありません。現在のビジネスにはもちろん、どんなビジネスにも活用できるこの知識を身につけることは、さらに加速するインターネット社会の波に乗るために欠かすことのできないものです。 このリスティング広告の入り口や概要だけでも理解しておくことをおすすめします!