跳んでヘディングするという動きを理解しよう

みなさんこんにちは。
サッカーライフを楽しんでいますか?
ロンヨンでは今日もサッカーに役立つ知識を紹介していきますので、練習の息抜き程度に見ていってください。
今日は初心者向けの記事で、サッカーに関する動きを根本から理解していこうという話をしたいと思います。
サッカーでは色々な動きがありますね。
蹴るだけでなく、走る、跳ぶなど。
そんなサッカーに関する動きをしっかり理解してできていますか?
根本を理解するだけで、サッカーレベルがあがったり、うまくなることもあるんです。
体を動かすことも重要ですが、しっかり動きについて理解していきましょう。

跳んでヘディング

サッカーの動きで跳ぶという動作があります。
そして跳ぶ動作の延長にあるのが、ヘディングです。
この跳ぶ動作に加えてヘディングについても理解していきましょう。

サッカーにおいて跳ぶとは?

みなさん跳ぶと聞いたらどんな動いを思い浮かべますか?
例えばバレーボールのブロックやアタックのように、足を使って脚力で跳ぶという意識がみんさん強いのではないでしょうか?
尚且つバレーでは手も一緒に使って跳びますが、サッカーは手を使わず足だけを使うというイメージを持っている人が多いです。
実際にサッカーの試合の中で、バレーのアタックのように、深くしゃがみ込む動作は非効率です。
だからこそバレーのように足や腕の力を使って思いっきり飛び上がるのは、サッカーの跳び方ではないんです。
ではサッカーの跳び方はどうなるんでしょうか?
サッカーの跳び方は脚力よりも、地面からの反発エネルギーを多く使います。
足が地面についたときに、力が体に伝わるようにするために、跳ぶときの姿勢が大事になってきます。

跳び方①

 

力をしっかり体に伝えるために、上体が丸まっていては絶対にだめです。
画像のように、おへそをしっかり前に出すようし、接地と同時に、股関節を伸展させます。
このように体を棒状にすることで、しっかりと力が伝わり、跳躍力につながるのです。
この形に加えて、腕も振ることによって上に引き上げてくれます。
ジャンプのイメージはバレーボールではなく、高跳びや幅跳びのような感じです。
この流れをマスターすると、試合の中の一瞬の時間で、しっかりと相手に競り勝つようなジャンプをすることができるようになります。

ヘディングに関しての間違い

これができるようになったら、ヘディングについても理解していきましょう。
ヘディングに関してよく見る光景が、首を固定して、腕を上半身を反らして、腕と腕の間から顔を出すような動きです。
しかし実際のゲームの中で、上体を反らすような時間は無駄になってしまいます。
この上半身を反らすという動きを行うことで、時間的にもロスですし、上体がぶれるので、ヘディング自体のぶれにも繋がってしまいます。

改善方法

それでは間違ったジャンプや、ヘディングに関してどのように改善していけばいいのかをまとめてみましょう。
まずジャンプに関してですが、ジャンプに関しては先ほど紹介したような、サッカーの正しい跳び方を繰り返し練習するのが効果的だと思われます。
実際に意識しようとしていても、試合になると今までの癖が残ってしまうのが現実です。
だから普段からボールを使わず、その場でジャンプする動作を繰り返しやっていきましょう。
ポイントは地面と接地する瞬間に股関節をしっかり伸ばし、飛び上がるときに腕もしっかり振るということです。
これを繰り返し繰り返しやって癖づけることで、試合でも自然とこういったジャンプができるようになります。
両足で跳ぶバージョンと、片足で跳ぶバージョンなどバリエーションを増やして練習していきましょう。
ヘディングに関してはどうしたらいいのでしょうか。
こちらもシンプルな練習を取り入れましょう。
よくある対面形式の練習の形をとります。
きたボールに対して、大きく上体を動かしてヘディングするんのではなく、キックと同じように一瞬のしなりを使って返すようにします。
初めは腕を使わないように後ろで組み、上体の力だけでボールをヘディングします。
跳び方②

このときにしっかり、上体のしなりだけでボールをヘディングすることを意識しましょう。
これがスムーズにできるようになったら、腕を外してやっていきましょう。
ぶれないヘディングがどんどん体にしみついてくると思います。
最後にジャンプとヘディングを合わせて練習していきましょう。
それぞれがしっかりできていれば、スムーズにできると思います。
こういった地味なことですが、一気にやろうとせず、細かく細かく、そして何度も繰り返して練習していくことが重要なんだとわかっていただけたでしょうか?

理解するだけで変わる

今日は初心者向けのジャンプからのヘディングという動作に関する理解について書いてみました。
わかっているようで、動きが伴っていない人も多いはずです。
今日紹介したような練習は地味でおもしろくないかもしれませんが、こういった練習を取り入れるだけで、クオリティーがあがり技術向上に繋がります。
しっかり動きの根本を理解し、地味な練習をこなすことで、一段と強い選手を目指してください。