「トゥー(TWEO)」が2021-22年秋冬コレクションを発表した。
The post 「トゥー」2021-22年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.com.
バイヤー向けにトピックスを拾います。
「トゥー(TWEO)」が2021-22年秋冬コレクションを発表した。
The post 「トゥー」2021-22年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.com.
「トゥー(TWEO)」が2021-22年秋冬コレクションを発表した。
The post 「トゥー」2021-22年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.com.
花王は、欧州でプレステージブランド「センサイ(SENSAI)」の直営ECを14日にオープンした。これまでリテーラーなどを通じてネット販売を行っていたが、直営ECをオープンすることで、より一人一人のニーズに添った独自サービスを実施する。展開国はイギリス、ドイツ、フランス、スイス、イタリアで、イタリアのみ4月28日オープン予定。
1983年に誕生した「センサイ」は、欧州や中東などの百貨店やパヒューマリーで展開。日本原産の小石丸シルクを主原料に、メード・イン・ジャパンのもの作りを訴求する。コロナの影響で顧客のデジタル化が加速していることから、顧客のライフスタイルに合わせた購入の場の一つとして直営ECをオープンした。ECでは製品の販売だけでなく新サービスの提供も行う。第1弾の「ファンデーションファインダー」は、自身の顔をAI が診断してその人に合ったファンデーションの色を提案。店頭同様のカウンセリングをウェブ上でも実現する。また、ECを通して得られる顧客データを今後の商品開発にも生かす予定だ。
山口聡一SENSAIブランドグループ長は、「ブランドが大切にしている『丁寧に繊細に生きる、真のラグジュアリーライフ』を提供するため、お客さまとのパーソナルな関係を重視した最高の顧客体験を、店頭と同じようにECでも実現していきたい。欧州でも日本でも、一人一人に最適な内容にパーソナライズされたカウンセリングを、最適なタイミングで提案し、『センサイ』らしい CXM(顧客体験マネジメント)の実現を図っていく。中国においては今後C to Cの取り組みを始動し、今秋には中国国内でのECをスタートする予定」と述べた。
The post 「センサイ」が欧州で直営ECをオープン 最適なファンデーションの色を提案する新サービスも appeared first on WWDJAPAN.com.
「あなたたち!昨日の『ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)』のニュースは見た!?」
それが、私のパーソンズ初日の授業で教授が発した言葉だった。その瞬間、「これが好きなことを学ぶということなのだ」と感じた。
毎日授業と課題に追われ、24時間ほぼファッションのことしか考えていなかった。それまで“勉強=嫌なもの”と考えていた私は、勉強を勘違いしていたと気付いた。好きなことを学べる幸せを噛みしめ、まるで何かのボタンを押されていたかのようにファッションに没頭した。
留学前は23歳での大学進学について、周りは懸念していたがフタを開けてみると、私はクラス最年少だった。人種もバラバラ。同じクラスには60代の女性もいて、「歌手になる娘の衣装を作ってあげたい」と話していた。スキルアップのために受講している有名アパレルブランドの現役社員もいて、そんな生徒たちとの情報交換も楽しかった。
中でも、「ウィンドウディスプレイ」「ファッションライティング」「ファッションマーチャンダイジング」など、デザイン以外のクラスが私の脳を活性化させたことは間違いない。
例えば、「ウィンドウディスプレイ」の授業では、人の目の動きを学んだ。広告やウィンドーという箱の中に“目”をつけると、人は洋服より先に“目”に視線がいくらしい。だから“目のない”マネキンがあるのか、と納得した。多様性の観点から使うライトにも配慮し、肌の白い人や黒い人をはじめ、それぞれに合うライティングがあることも日本では気付けなかったことだ。
「ファッションライティング」の授業では、教授の「言葉を添えることで、服そのものの美しさに何倍もの輝きとパワーを与えることができる」という言葉が印象的だった。
「ファッションマーチャンダイジング」では、デパートを何十周もして地図を描き、人の流れを観察した。一つの建物の中で、何を、どこに、どう置くかをどのように決めているのかひたすら探った。
どれも充実した授業だったが、実は英語へのコンプレックスが半端なく、人前ではほとんど喋れなかった。だから最後の授業での作品発表後、そそくさとクラスの隅に引っ込んだ私を教授とクラスメイトが引っ張り出してくれて、「パスカルはシャイだけれど、作品は素晴らしい」と笑って讃えてくれたことはうれしかった。
成績は、苦手だった「パターン」のクラス以外全てAだった。言葉が苦手な分、“伝えたい”という気持ち一心で技術を磨いてきた。辛い戦いの日々だったが、それでもやめなかったのはやはり“好きなことに出会ったから”。
これは、私が学んだ持続可能な社会を作るための一つのヒントだ。日本で「好きなことを仕事に」というと、「ずるい」とか「ラクしてる」と思われることもあるが、私は“好きだからこそ”続けられ、問題や壁にぶつかっても乗り越えられている。そこに“持続可能な社会”が存在すると信じている。
次世代には、ぜひ好きなことを仕事にできる未来を描いてほしいと心から願う。そして、私たち大人はその未来をデザインし続けなければならない。
さらにもう一つ伝えたいのは、大人も何度でもやり直せるということ。だって、私がそうだから。
The post マリエが本音で語る「私の33年目のサステナブル」 Vol.11 ファッション好きの少女がデザイナーになるまで【パーソンズ編】 appeared first on WWDJAPAN.com.
「コーチ(COACH)」「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」「スチュアート・ワイツマン(STUART WEITZMAN)」などを擁するタペストリー(TAPESTRY)は、2020年7月より「コーチ」のブランドプレジデント兼最高経営責任者(CEO)を暫定的に務めてきたトッド・カーン(Todd Kahn)を4月15日付で同職に正式に任命した。
「コーチ」はここ数年、トップの異動が続いていた。17年6月から同ブランドを率いていたジョシュア・シュルマン(Joshua Schulman)元ブランドプレジデント兼CEOが20年3月に退任した後、ジデ・ザイトリン(Jide Zeitlin)前タペストリー会長兼CEOが同職を兼任していた。しかし、同氏は07年に女性を誘うためにフォトグラファーを装ったという疑惑が表面化したことを受けて20年7月に退任。このため、当時は社長兼最高管理責任者兼書記役を務めていたカーン=ブランドプレジデント兼CEOが暫定的に就任していた。
ジョアン・クレヴォイセラ(Joanne Crevoiserat)=タペストリーCEOは、「トッドは入社以来、当社の戦略策定に欠かせない人物として活躍してきた。またここ9カ月間にわたって素晴らしい業績を上げ、コロナ禍の中でリーダーシップを発揮している。『コーチ』はデジタル強化などの戦略によって、より若い新規客を獲得して勢いを増している。トッドは同ブランドを率いるのに最適な人物だと確信している」と語った。なお、同氏はザイトリン前タペストリー会長兼CEOの後任として20年7月から暫定CEOを、同10月からは正式にCEOを務めている。
カーン=ブランドプレジデント兼CEOは、「『コーチ』という長い歴史と素晴らしいチームを持つブランドを率いることができ、大変光栄に思っている。『コーチ』はデータを駆使して消費者とコミュニケーションを取り、顧客志向のブランドとして成長してきた。今後もマジックとロジックをバランスよく配分して差別化を図り、エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターであるスチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)によるオーセンティックで魅力的な商品を世界中の顧客に提供していく。またオペレーションを磨き上げ、利益性をさらに向上させたい」と述べた。
同氏は08年にシニア・バイス・プレジデント兼ジェネラル・カウンセル兼書記役として入社。最高法務責任者などの要職を経て現在に至る。米証券取引委員会に提出された書類によれば、同氏の基本報酬は年間95万ドル(約1億円)で、業績ベースのボーナスも支払われるという。
タペストリーの20年10~12月期(第2四半期)決算は、売上高が同7.1%減の16億8540万ドル(約1837億円)、純利益は同4.0%増の3億1100万ドル(約338億円)だった。
The post 「コーチ」CEOが正式に決定 暫定役がそのまま就任 appeared first on WWDJAPAN.com.
「ルメール(LEMAIRE)」は、メキシコ人の“アウトサイダーアーティスト”マルティン・ラミレス(Martin Ramirez)とのカプセルコレクションを発売した。ラミレスを象徴する遠近法を無視した風景画などを、シャツやTシャツ、スカート、ドレス、ジャケット、スカーフ、バッグといったアイテムに落とし込んだ。価格は3万〜24万4000円で、表参道の直営店「スクワット」や一部店舗で扱う。「スクワット」では、同コレクションにまつわるショートムービーと、ラミレスの作品集を展示している。
カプセルコレクションでは、「Madonna(マドンナ)」「Boat and Canal(ボートと運河)」
「Landscape(風景)」「Horse and Rider(馬と騎手)」「Horserider(騎手)」の5作品に着想したアイテムを制作。コットンリネンやボイルドコットンなど春夏らしい素材に、各モチーフを大胆にプリントした。メンズ、ウィメンズのほか、ユニセックスのアイテムも用意する。
“アウトサイダーアーティスト”とは、美術学校で専門教育を受けず、独学で作品を制作する美術家のこと。ラミレスは1895年にメキシコで生まれ、家族を支えるためアメリカに移住したが、大恐慌でホームレスとなり精神疾患を患って病院に入った。病棟で治療を受けるかたわら、紙袋や検査用紙など施設で手に入る素材を使ってドローイングやコラージュの制作を開始。固定観念にとらわれない作風が注目され、一部の作品が大学や美術館で展示・保存されるまでになった。近年は“20世紀の最も優れたアウトサイダーアーティスト”と称され、回顧展などが行われている。
The post 「ルメール」が“20世紀の最も優れたアウトサイダーアーティスト”とコラボ 作品集の展示も appeared first on WWDJAPAN.com.
高品質のイタリアブランド「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」は、建築家の青木淳の企画展「青木淳展 -The Touch Of Architecture-」を4月16日〜5月9日、銀座店4階で開催している。青木は昨年6月に銀座中央通りに開かれたロロ・ピアーナ銀座店のファサードを設計。「ロロ・ピアーナ」の滑らかで柔らかいファブリックから着想を得て、スカーフが風になびくようなうねりのあるデザインが特徴になっている。
同展ではその銀座店のファサードが完成する前の行程をスクリーンに映し出し、青木本人のスケッチとともに見ることができるほか、インスピレーション源になった高品質な素材の”手触り(Touch)”に触れることができる。これまでに青木が手掛けてきた青森県立美術館や京都京セラ美術館、個人住宅の資料を展示。青木がアイデアを書き溜めているキャンパスノートも初公開している。会場は普段VIPルームとして使用されている空間で、「家の中のようなカジュアルでリラックスした雰囲気が出るように演出した」(青木)という。
また「ロロ・ピアーナ」は同展の会期に合わせて、スマートフォン用の壁紙をLINEの公式アカウントでプレゼントしている。LINEで友達追加をすることで、青木によるファサードの写真と、そのスケッチの2種類をダウンロードすることが可能だ。
青木は東京大学を卒業後、磯崎新アトリエで経験を積み、1991年に青木淳建築計画事務所を設立。公共建築、商業施設、個人住宅のほか、アートインスタレーションや出版物なども手掛ける。主な作品は「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の世界各地の主要店舗、新潟の遊水館のプール施設(93年)、同・潟博物館(97年)、青森県立美術館(2006年)など。05年に文化庁芸術選奨新人賞を受賞している。
■青木淳展 –The Touch Of Architecture –
開催日程:2021年4月16日〜5月9日(日)
時間:11:00 - 20:00(最終入場:19:30)
場所:ロロ・ピアーナ銀座店
住所:東京都中央区銀座3-5-8
The post 「ロロ・ピアーナ」が建築家の青木淳の企画展 appeared first on WWDJAPAN.com.
古着屋デプト(DEPT)を運営するデプトカンパニー代表のエリ(eri)と、モデルで気候アクティビストの小野りりあんは4月17〜23日までの期間、気候変動危機を訴える「ピースフル クライメイト ストライキ」を行う。
17〜20日は、気候変動を基礎から学ぶことができるトークセッションなどをユーチューブ(YOUTUBE)でライブ配信する。モデルの水原希子や歌手でアーティストのコムアイ、二階堂ふみ、根岸由香里・ロンハーマン(RON HERMAN)事業部長兼ウィメンズ・ディレクターらも参加する。20日からは、エリと小野りりあんによるハンガーストライキを実施し、その様子を配信する。紗羅マリーや坂本美雨らによる音楽ライブも予定。最新のスケジュールは随時、公式ホームページで発表する。
今回のストライキを通して、日本政府の温室効果ガス削減目標(NDC)を60%以上に引き上げることと、脱原発・脱炭素社会に向けたアクションを求める。日本は現在2030年までに温室効果ガスを13年比で26%削減することを目標に掲げているが、50年までに実質排出ゼロに向けては不十分であると指摘されている。
エリは「温暖化を1.5度未満に抑えなければ、この地球で人類が暮らすことが難しくなると科学者たちが警報を鳴らしている。生きられる未来が欲しいというシンプルな願いが、声をあげなければ得られないことを知った。すべての人へ公平で安全な世界を作るために、一緒に声を上げる仲間に加わってほしい」とコメントした。
The post デプトのエリと小野りりあんが気候変動危機を訴えるハンガーストライキ 二階堂ふみや水原希子らによるトークショーも appeared first on WWDJAPAN.com.
「アシックス(ASICS)」は、リサイクル糸(再生ポリエステル)を使用したシューズシリーズ“アースデー パック(EARTH DAY PACK)”を発売した。ランニングシューズ6型、タウンユースシューズ3型、テニスシューズ2型の全11型で、価格は1万1000~1万8700円(税込、以下同)。アシックス直営店と公式オンラインストア、全国のスポーツ用品店などで扱う。
リサイクル糸は、不要な衣類や工場で出た繊維ゴミから作られた糸で、主にアッパーに使用した。シリーズ全体でTシャツ2万5000枚に相当する、約5トンを使っている。中敷には、あらかじめ原料自体を着色する手法“ソリューションダイ”を採用。生地製造後に着色する従来の方法と比べ、水使用量とCO2排出量を大幅に削減できるという。いずれのシューズもベージュとクリームをベースにしたシンプルなデザインで、中敷にサステナビリティを表現した“ひまわりアイコン”が付く。
ランニングシューズは、靴底のカーブがスムーズな足運びをサポートする“グライドライド2(GLIDERIDE 2)”(1万8700円)や、初心者向けに安定性を重視した“ジーティ1000 10(GT-1000 10)”(1万1550円)などを用意。タウンユースモデルは、1990年に誕生した“ゲルライト3(GEL-LYTE III)”をベースに、シュータンを縦に分割した独自構造が特徴の“ゲルライト スリー オージー(GEL-KYTE III OG)”(1万4300円)や、バレーボールシューズに着想したアッパーとミニマルなアシックスストライプがアイコンの“スカイコート(SKYCOURT)”(1万1000円)などをそろえる。テニスシューズは、ソールの外側に壁状の樹脂パーツを施し、左右への素早い切り返しや力強いフットワークを支える“ゲルレゾリューション8 エルイー(GEL-RESOLUTION 8 L.E.)”(1万7050円)などがラインアップする。
廣田康人代表取締役社長COOは、「スポーツを通して健康で幸せな生活を実現するには、健やかな地球環境と社会環境が必要だ。現在、世界の繊維廃棄物のうち新しい服に生まれ変わるのはわずか1%で、アパレルの70%以上が埋め立てや焼却によって処分されると言われている。(同シリーズをはじめ)今後も全ての製品カテゴリーで製造プロセスなどを変革し続け、循環型経済の構築を推進していく」とコメントしている。
The post 2万枚の廃棄Tシャツがシューズに 「アシックス」の新シリーズ“アースデー パック” appeared first on WWDJAPAN.com.
イタリア発ジュエラー「ダミアーニ(DAMIANI)」から、新作ジュエリー“ベル エポック クラウン(以下、クラウン)”が登場した。クロスモチーフの“ベルエポック”ネックレスは、同ブランドのベストセラーで、男女ともから高い支持を得ている。新作“クラウン”はその名のとおり王冠から着想を得たデザイン。クロスの先端が王冠のようなシェイプで、ホワイト、ピンク、イエローゴールドにダイヤモンドが散りばめられている。サイズはS、Lの2サイズ展開で、価格はSが41万8000円(税込、以下同)、Lが126万5000円。ホワイトゴールドにダイヤモンドを施したインパクトたっぷりのマスターピースは、1087万9000円だ。
「ダミアーニ」は新作ジュエリーのキャンペーンに、モデルの佐々木希を起用。彼女は“クラウン”をまとい、ショートフィルムやビジュアルに登場している。
The post 「ダミアーニ」のベストセラー“ベル エポック”からニューモデルが登場 キャンペーンに佐々木希を起用 appeared first on WWDJAPAN.com.
「ヴェトモン(VETEMENTS)」は15日、モスクワのコンセプトストア「KM20(ケーエムトウェンティ)」内のカフェでベジタリアンバーガーを発売した。バーガーはフライドポテトとレモネードのセットで、包み紙には「ヴェトモン」ロゴを使用。2000食限定で販売する。
「KM20」は2009年にオルガ・カープット(Olga Karput)創業者が設立。「ヴェトモン」とは2014年のブランドデビュー以来、セレクトショップ内で商品を多く扱ってきたつながりを持つ。またカフェメニューのハンバーガーは消費者からも厚い人気を集めるが、グラム・ヴァザリア(Guram Gvasalia)=ヴェトモン最高経営責任者(CEO)のお気に入り。今回、新たにポルトベッロマッシュルームやチーズを加えて、インスタグラム映えもする“ファッション ミール”に仕上げた。トレンドセッターとしても注目を集めるカープット創業者は、「ヴェトモン」2021-22年秋冬コレクションを着て同バーガーの広告キャンペーンに登場している。
「ヴェトモン」は、2020年春夏コレクションをパリのシャンゼリゼ通りにあるマクドナルドの店内でショーを開催した。今回なぜファッションからファストフードに進出を決めたのか尋ねられたグラムは、「いいと思ったから。わたしたちはいつも何か新しいことができないか考えているし、そのためにはとにかく始めてみないと。今年はもっと胸が躍る仕掛けを各国で展開する予定だ。食べ物に限らずね」と語った。
The post 「ヴェトモン」がベジタリアンバーガー ロシアのコンセプトストアで限定発売 appeared first on WWDJAPAN.com.
ヴァレンティノ(VALENTINO)の伊トスカーナ州の靴製造工場、ヴァレンティノ シューズ ラボ(VALENTINO SHOES LAB以下、VSL)で4月1日の夜間から2日にかけて発生した大火災を受けて、競合相手でもあるプラダ(PRADA)がいち早く支援を表明し、靴の製造と仕上げを行うための工場施設をヴァレンティノに提供した。
ヤコポ・ヴェントゥリーニ(Jacopo Venturini)=ヴァレンティノ最高経営責任者(CEO)は「われわれの製造拠点からわずか数km先にある工場施設を提供するべく、即座に連絡をしてくれたパトリツィオ・ベルテッリ(Patrizio Bertelli)=プラダCEOには心から感謝している。社会的、経済的影響を最小限に抑えるために製造拠点の稼働を再プログラムするなど、出来る限りの方法で今後の課題に取り組んでいる」と語った。
火災発生時は夜間で工場が無人であったことから、死者、負傷者は共にゼロであったが、工場の90%および3万8000足の靴が焼失した。火災の原因については現在も調査中だが、損失額は数百万ユーロに達すると予想されている。
VSLでは160人の従業員が勤務し、1日に1300足の靴を製造。高価かつ人気の高い「ヴァレンティノ」のアイコン、“ロックスタッズ(ROCKSTUD)”のシューズやサンダルなども製造していた。
ヴェントゥリーニCEOは「今回の工場火災時に限ったことではないが、社内の結束力には深く感銘を受けている。効果的な行動計画を迅速に立案することができたのは、社員たちがヴァレンティノを愛しているからに他ならない。工場は火災に見舞われたが、5月からはモンテルーポ・フィオレンティーノにある近隣の工場で交替制のシフトを組み、以前とほぼ同じペースで製造を行う予定だ。また一部の従業員は、近隣のVSLロジスティクス ハブ(VSL Logistics Hub)に移動する。さまざまな取り組みを同時に行ったことによって、季節ごとの注文の大部分を通常通りに製造することができそうだ」とコメントした。
The post 「ヴァレンティノ」の工場火災に「プラダ」から支援の手 appeared first on WWDJAPAN.com.
輸入代理店のビヨンクール(東京都、荒井正敏社長)はこのほど、フランスの時計ブランド「リップ(LIP)」の日本における独占輸入販売権を取得し、4月下旬に発売する。同権利は2020年12月末までDKSHジャパン(東京都、石原滋社長)が所有していた。
「リップ」は1867年、フランス東部の都市ブザンソンで創業。ニューヨーク近代美術館(MOMA)のパーマネントコレクションにもなっている“マッハ2000”や、レクタンギュラーケースの“チャーチル”などがシグネチャーモデルだ。
販路は引き続き時計専門店やセレクトショップなどで、価格については「内外格差があったため、一律10~20%下げて適正化する」(渡辺雅己「リップ」ブランドマネジャー)という。
The post ビヨンクールがフランス時計「リップ」の日本代理店に appeared first on WWDJAPAN.com.
「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」は3月26日、東京・青山のフロムファースト通りに表参道店をオープンした。地上2階、地下2階の4フロアからなる専有面積約915平方メートル(売り場面積約600平方メートル)のショップは国内最大。設計は、世界中の「ブルネロ クチネリ」の店舗を手掛けるイタリア人建築家のロレンツォ・ラディ(Lorenzo Radi)が担当した。コンセプトは“イタリアと日本のデザインの融合”だ。
自然光が差し込む店内では
随所で日伊が融合
1 / 9
「ブルネロ クチネリ」表参道店に足を踏み入れたゲストは、まずグレージュの空間に包まれる。ブランドらしい、優しく穏やかで明るい色の世界だ。ウッドとメタルを組み合わせた店内に配置したのは、丁寧に修復したアンティークのソファやテーブル。2階にしつらえた木製の大型什器は、18世紀に北イタリアの教会で使われていたアンティークだ。イタリアのプロダクトを日本のショップに持ち込んで異文化を融合したほか、片田舎で見つけたビンテージに再び命を注ぎ込むことで、「ブルネロ クチネリ」らしい地元愛やサステナブルな精神を表現する。
日本古来の文化に対するリスペクトも特徴で、カウンター横の2階に続く階段には、“ルーバーウォール”と呼ぶ日本の障子をイメージした木製の鎧戸のような装飾を施す。壁面の一部には掛け軸をモチーフに、ジュート(麻)にセメントを重ねたテクスチャー感のある壁紙を採用した。また全ての家具・資材をイタリアから輸入した。日本とイタリア、伝統とコンテンポラリーなど、「ブルネロ クチネリ」表参道店は地理的・時間的な隔たりを超越する。
地下フロアには
テーラードスペースと“知の空間”を
1 / 6
地下1階のメンズの売り場も空間をぜいたくに使い、ゲストの居心地を重視する。一角には、ブランドが“サルトリア ソロメオ”と呼ぶメードトゥメジャー(カスタムメード、以下MTM)を受け付けるテーラードスペースを設ける。MTMは、「ブルネロ クチネリ」でも人気のサービスの一つ。ベスト1枚から注文を受け付け、ブランドが推すセパレートのコーディネートも完璧なフィッティングで楽しめる。リネンやコーデュロイなど季節の素材も充実し、MTMスペシャリストや地下2階には2人のテーラーも常駐し心強い。
約6メートルと天高な地下2階に広がるのは、ブランドの本拠地であるイタリア・ソロメオ村の劇場や図書館のように、広く一般に開放する学びのアートスペースだ。日本とイタリアの懸け橋になるべく、初回は陶芸家・辻村史朗氏の器を並べた。辻村氏は「私のモットーは“好きなことを、好きなように、好きなだけやる”。だから、お客さまにも私の作品を好きなように楽しんでほしいです」と話す。今後は、世界中の店舗に先駆けた“知の空間”として、ゲストアーティストにちなんだワークショップも開催予定だという。
地下2階の壁面にディスプレーするのは、イタリア・ウンブリア州の職人が手掛けるセラミックの食器や花器、カッティングボード、大理石のテイストを持つ箸&箸置きセットなどの“ライフスタイルコレクション”で、その奥には本を愛するブルネロ・クチネリ会長兼クリエイティブ・ディレクターにちなみ、ブランドの哲学を知ることができる“ライブラリー”も構えた。
「恐れを希望に変えて、
共にリスタートしましょう」
表参道店のオープンに際してクチネリ会長は、「この美しい街に、新たな店舗をオープンできて大変うれしく思います。これを機に、あらためてわれわれの商品と哲学を日本の皆さまに知っていただきたいです。日本のアート、そしてサムライスピリットは常に私を魅了します。あなた方の同胞であるパオロ・ナガイ(被爆者であり医師・作家の永井隆)は『希望のない人生は生きるに値しない』と書き残しています。だから、恐れを希望に変えて共にリスタートしましょう」とエールを送る。
また宮川ダビデ・ブルネロ クチネリ ジャパン社長は、「コロナ禍での出店準備となりましたが、クチネリ会長は常に私をサポートし、『現状を見るのではなく、10~100年先を見るように』と励ましてくれました。われわれは表参道店を“カーサ・クチネリ(クチネリの家)”と呼んでいます。顧客のみならず、全ての人がイタリアと日本の文化・芸術を分かち合える懸け橋としたいです」と述べた。
イタリアに生き、
イタリアから発信するブランド
「ブルネロ クチネリ」は1978年に創業。ブランドコンセプトに“スポーツ・シック ラグジュアリー”を掲げ、今なおメード・イン・イタリーにこだわる。カラーカシミヤで一世を風靡したのち、85年にクチネリ会長の妻の故郷であるイタリア中部のソロメオ村にある14世紀に建てられた城を購入。修復して本社とした。村民を雇用し、村に新たに劇場を作るなど地域の発展に寄与。2013年には、職人の技術を継承するための“ソロメオ学校”を開校した。18年には、次世代に美しい大地と風景を残す“A Project for Beauty(美のためのプロジェクト)”により、東京ドーム約18個分の平野に公園を作った。
The post 「ブルネロ クチネリ」が表参道に作った日伊の懸け橋は、優しく穏やかで明るい“家” appeared first on WWDJAPAN.com.
松屋の2021年2月期連結業績は、売上高が前期比41.3%減の527億円、営業損益が39億円の赤字(前期は9億6300万円の黒字)、純損益が44億円の赤字(同8億5600万円の黒字)だった。
松屋銀座本店の売上高は前期比43.1%減の434億円。新型コロナの影響によるインバウンド客の激減に加え、国内消費においても、都心を避けて生活圏へ向かう消費マインドの変化が如実に現れた。ただし国内顧客への売り上げは、上期(3〜8月)で前年同期比42%減だったものの、下期(9〜2月)は同11%減まで戻した。うち高額品(ラグジュアリーブランド・宝飾・時計)の売り上げは前年同期を16%上回った。21年春の上顧客向け催事は、19年秋に次いで過去2番目の売上高となるなど、富裕層の旺盛な消費が目立つ。
2022年2月期連結業績は売上高が前期比29.0%増の680億円、営業損益が14億円の赤字、純損益が14億円の赤字を見込む。早期の黒字化に向けて店舗運営要員を約6%削減し、デジタルや構造改革など重点分野への配置転換を行う。外商事業の売り上げ拡大のため、経験豊富なバイヤーを外商部門に配置転換し、商品提案力を強化する。展覧会などのイベントやECでの関連グッズ販売にも力を入れる。
The post 松屋の売上高4割減 21年2月期、インバウンド消失 appeared first on WWDJAPAN.com.
スノーピークはこのほど、全国10カ所の主要拠点と直営キャンプフィールドで使用する電力を、再生可能エネルギーに順次転換していく方針を発表した。
使用する電力はみんな電力が供給する再生可能エネルギーで、主要拠点のうち新潟県・三条市に位置する本社と、代表商品の焚き火台などを製造する戦略拠点「スノーピーク オペレーション コア HQ2」では三条保内発電所の木質バイオマス発電によるエネルギーを導入する。木質バイオマス発電とは、里山の整備により生じる間伐材などを燃料に発電するもの。今回の取り組みにより、同社の電気由来のCO2排出量はゼロになる。
今後は製造工程におけるCO2排出量削減に向けて取り組むほか、外部サプライヤーにも再生可能エネルギーへの切り替えを呼びかけていく。
The post スノーピークが直営キャンプフィールドなどの電力を再エネ化 みんな電力と連携 appeared first on WWDJAPAN.com.
「グッチ(GUCCI)」が2021-22年春夏コレクションを発表した。
The post 「グッチ」2021-22年春夏コレクション appeared first on WWDJAPAN.com.
「キールズ(KIEHL'S SINCE 1851)」は4月30日、ブランド誕生170周年を記念した限定コレクション“170 周年記念エディション”と“ヘリテージコレクション”を発売する。公式オンラインショップでは4月16日から先行販売する。
同ブランドは1851年にニューヨークでアポセカリー(欧米などの調剤薬局)として誕生し、今年で170周年を迎える。“170 周年記念エディション”は、ブランドの人気製品“ハーバルトナー CL アルコールフリー”(230mL、税込4400円)、“クリームUFC”(49g、税込4400円)、“キールズ ミッドナイト ボタニカル コンセントレート”(50mL、税込9900円)、“アイ トリートメント AV”(14mL、税込4180円)の 4品を限定パッケージで展開する。アポセカリーで販売されていた製品パッケージからインスピレーションを受け、ゴールドとホワイトを基調としたガラスパッケージのクラシックなデザインでブランドの歴史を表現した。さらに、“170 周年記念エディション”を含む人気アイテムや限定ポーチのセットも販売する。
過去に人気を博した製品を復刻する“ヘリテージコレクション”は、1960年代に誕生したローズの花びらを配合した化粧水“フローラル トナー RS”(230mL、税込4400円)や、1920年代に幸運をもたらす香りとして流行したフレグランスエッセンスオイル3種(各10mL、税込各4180円)が数量限定で登場する。
The post 「キールズ」がブランド誕生170周年 限定製品やローズの化粧水など復刻製品も登場 appeared first on WWDJAPAN.com.