「アー・ペー・セー(A.P.C.)」が2021-22年秋冬コレクションを発表した。
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バイヤー向けにトピックスを拾います。
「アー・ペー・セー(A.P.C.)」が2021-22年秋冬コレクションを発表した。
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アートとファッションを融合したクリエイションが近年増え続けている。中嶋峻太のメンズブランド「オールモストブラック(ALMOSTBLACK)」は、ブランド立ち上げ時からこの手法を用いており、2021-22年秋冬シーズンはアーティストの白髪一雄と妻の富士子とコラボレーションした。“阿吽”と題したコレクションは、一雄と富士子の作品をプリントしたり、貼り付けているだけではない。素材のカッティングやムードをテーラリングやミリタリーベースのスタイルに盛り込み、コレクション全体を通して白髪夫妻の芸術性を表現している。ここまでならば、他ブランドでも珍しいことではない。「オールモストブラック」は、表面的な部分よりもさらに深いところでファッションとアート、白髪夫妻と中嶋デザイナーの感性を結びつけるクリエイションに挑んでいる。果たしてファッションとアートは“阿吽”のごとく共鳴し合えるのか。中嶋デザイナーと、「オールモストブラック」21-22年秋冬シーズンのルックブックにあとがきを寄稿した、美術・写真の批評などを行うライターの村上由鶴(ゆづ)に聞いた。
WWD:白髪一雄さんと富士子さんをテーマに選んだ理由は?
中嶋峻太「オールモストブラック」デザイナー(以下、中嶋):2016-17年秋冬と17年春夏シーズンに、白髪一雄さんが所属していたアーティスト集団「具体」をテーマにし、後々になって一雄さんのアシスタントを妻の富士子さんが務めていたのだと知りました。「オールモストブラック」でも、僕が服を作り、妻が全てのグラフィックを手掛けているので、その関係性がいいなと思ったんです。ただ有名な芸術家なだけに、説得が簡単ではなかった。
WWD:どのように説得した?
中嶋:まずは手紙を出しました。一雄さんと富士子さんは故人なので、息子さんから返事がきて会えることになったんです。実際に会ってからは、僕が1人でたぶん2時間ぐらい必死に喋りっぱなし。自己紹介から始めて、こういうデザインの服に作品を取り入れたいという絵型をあらかじめ全部描いて説明しました。それから「ファッションを通じて作品を世の中に広めたい」という思いを伝え、財団の方のサポートもあって承諾を得ることができたんです。最終的には5作品をコレクションで使用しています。
WWD:主に美術批評の執筆が多い村上さんがルックブックに参加した理由は?
村上由鶴(以下、村上):共通の知人から中嶋さんを紹介してもらい、「アートは、批評することで文脈的に深まる。それをファッションでもやってみたい」と相談を受けたんです。私も昔はアパレル販売のアルバイトをしていた経験があり、特に男性でファッションやカルチャーが好きな人って知識をこれでもかというほど深掘りする人が多かったので、美術批評にも通じると思ったんです。直感的な「かっこいい」ももちろんいいんですけど、美術は何から影響を受けたかやどういうカテゴリーに属しているか、誰が評価したかを知ることで知識が深まり、理解が広がっていくんです。
中嶋:今は美術批評ほどの影響力がファッションの批評にはありません。影響力という点ではカニエ・ウェスト(Kanye West)が着たからバズる、売れるといったものはありますけど、それはあくまで一過性のものでカルチャーとは少し違う。であれば、人や作品の関係性をもっと深いところまで掘り下げる批評のようなことがファッションでもできるんじゃないかと。
WWD:普段はアート界に軸足を置く村上さんが、今回の協業で感じたことは?
村上:服に絵をプリントしただけのお土産感覚なTシャツは数多く見てきましたけど、今回は高い水準で協業しているなと感じました。実際に服を見ると、一雄さんと富士子さんの作品がパターンで表現されていたり、富士子さんの和紙を引き裂いた作風を生地のカッティングで見せていたりと、エッセンスがしっかり汲み取られていた。こういう軸でのコラボレーションを私は初めて見たので、いかに深いところで共鳴し合えるかがファッションとアートの融合には大切なのだなと思いました。
中嶋:深いところ、というのは協業するうえでは重要ですね。キム・ジョーンズ(Kim Jones)やヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)はよくアーティストと組んでコレクションを作っていますが、アートに精通している2人だからこそクリエイションも深く、ファッションを通じて作品を世に広めたいという意思が感じられます。
村上:アーティストの作品をプリントして直感的に「いいね」と思わせるのも大事なのですが、商業的なコラボレーションの多くはそれが“作品”ではなく“柄”としてしか認識されていません。個人的には、アーティストがどういう人で、作品がどんなコンセプトで、それが服作りとこういう共通点があるから協業した、という背景を伝える方が説得力があり、消費者にも受け入れられると考えています。とはいえ、アートの入り口を広げるのはとっても大事なことなのですけどね。
WWD:昔に比べてアートとファッションの距離感が縮まったと感じる?
中嶋:最近はSNSの浸透もあり、アートがより身近になりました。例えば美術館の展覧会に行くにしても、昔は意識的にアンテナを張っていないと気が付かなかったのが、今ではみんながSNSでシェアするから意識しなくても情報が入ってきます。
村上:確かに距離は縮まりましたけど、アートは敷居が高く狭い業界というのは相変わらず。それがよしとされてこれまで成立してきた部分もあるのですが、最近はその壁がちょっと強固すぎる気もしています。だから親しみやすいファッションとつながることで、その壁が少しでも崩れるといいですね。
WWD:ファッションとの商業的なコラボレーションに否定的な声はない?
村上:アート界には服が好きな人が多いので、まだ現役アーティストの場合は特にどういうレベルでのコラボレーションかをシビアに見られている気がます。レベルというのは、組むブランドも含め、作品をファッションでどう表現しているかや、両者の創造性が合致しているかなどです。
WWD:外から見ると敷居が高く狭い業界、というのはファッション界も同じでは?
中嶋:そうですね。だからこそお互いを高め合う協業がしたいんですよ。ファッションの商業的な部分をポジティブに生かしつつ、アート界も一緒に盛り上げていきたい。両方が好きな僕からすると、純粋にファッションもアートもたくさんの人に知ってもらいたいという気持ちだけなので。
WWD:日本では最近、アートがよく売れていると聞くが?
村上:確かに、アートバブルではあると思います。起業家や経営者がアートを買い始めて、それが徐々に広がっていますね。ただ、本当に好きで買っている人もいれば、資本として見ている人、著名人が“いいね”したから買っているなどさまざまで、作品の価値がガラパゴス化してしまっている。今、世間で1500万円前後で取引されている有名アーティストの作品が、アート界での価値が実はゼロに等しいということも珍しくありません。美術作品はいかに新しい創造性を生み出しているかが重要なので、過去の有名作家の作風を焼き直しても、美術作品としての価値はないんです。世間の印象と作品の価値のギャップを埋めるのが批評だと信じてはいるのですが、深く難解な批評によって世間からの敷居を高くしてしまっているというのも否定できません。
中嶋:外から見ていると、今のアート界は少し前のファッション界と重なる部分があるので学ぶ点が多いですね。ファッションでも、自らの価値を落としてまで目先のバズを追いかけると、長期的には衰退していくだけ。だからこそシンプルに、作り手の人柄や、どういうものに影響を受けたか、なぜ今このクリエイションなのかという背景を伝えてきたいし、ファッションメディアにもそうあってほしい。服や作品の純粋な価値がビジネスにつながる環境を、デザイナーとして作っていきたいです。
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アートとファッションを融合したクリエイションが近年増え続けている。中嶋峻太のメンズブランド「オールモストブラック(ALMOSTBLACK)」は、ブランド立ち上げ時からこの手法を用いており、2021-22年秋冬シーズンはアーティストの白髪一雄と妻の富士子とコラボレーションした。“阿吽”と題したコレクションは、一雄と富士子の作品をプリントしたり、貼り付けているだけではない。素材のカッティングやムードをテーラリングやミリタリーベースのスタイルに盛り込み、コレクション全体を通して白髪夫妻の芸術性を表現している。ここまでならば、他ブランドでも珍しいことではない。「オールモストブラック」は、表面的な部分よりもさらに深いところでファッションとアート、白髪夫妻と中嶋デザイナーの感性を結びつけるクリエイションに挑んでいる。果たしてファッションとアートは“阿吽”のごとく共鳴し合えるのか。中嶋デザイナーと、「オールモストブラック」21-22年秋冬シーズンのルックブックにあとがきを寄稿した、美術・写真の批評などを行うライターの村上由鶴(ゆづ)に聞いた。
WWD:白髪一雄さんと富士子さんをテーマに選んだ理由は?
中嶋峻太「オールモストブラック」デザイナー(以下、中嶋):2016-17年秋冬と17年春夏シーズンに、白髪一雄さんが所属していたアーティスト集団「具体」をテーマにし、後々になって一雄さんのアシスタントを妻の富士子さんが務めていたのだと知りました。「オールモストブラック」でも、僕が服を作り、妻が全てのグラフィックを手掛けているので、その関係性がいいなと思ったんです。ただ有名な芸術家なだけに、説得が簡単ではなかった。
WWD:どのように説得した?
中嶋:まずは手紙を出しました。一雄さんと富士子さんは故人なので、息子さんから返事がきて会えることになったんです。実際に会ってからは、僕が1人でたぶん2時間ぐらい必死に喋りっぱなし。自己紹介から始めて、こういうデザインの服に作品を取り入れたいという絵型をあらかじめ全部描いて説明しました。それから「ファッションを通じて作品を世の中に広めたい」という思いを伝え、財団の方のサポートもあって承諾を得ることができたんです。最終的には5作品をコレクションで使用しています。
WWD:主に美術批評の執筆が多い村上さんがルックブックに参加した理由は?
村上由鶴(以下、村上):共通の知人から中嶋さんを紹介してもらい、「アートは、批評することで文脈的に深まる。それをファッションでもやってみたい」と相談を受けたんです。私も昔はアパレル販売のアルバイトをしていた経験があり、特に男性でファッションやカルチャーが好きな人って知識をこれでもかというほど深掘りする人が多かったので、美術批評にも通じると思ったんです。直感的な「かっこいい」ももちろんいいんですけど、美術は何から影響を受けたかやどういうカテゴリーに属しているか、誰が評価したかを知ることで知識が深まり、理解が広がっていくんです。
中嶋:今は美術批評ほどの影響力がファッションの批評にはありません。影響力という点ではカニエ・ウェスト(Kanye West)が着たからバズる、売れるといったものはありますけど、それはあくまで一過性のものでカルチャーとは少し違う。であれば、人や作品の関係性をもっと深いところまで掘り下げる批評のようなことがファッションでもできるんじゃないかと。
WWD:普段はアート界に軸足を置く村上さんが、今回の協業で感じたことは?
村上:服に絵をプリントしただけのお土産感覚なTシャツは数多く見てきましたけど、今回は高い水準で協業しているなと感じました。実際に服を見ると、一雄さんと富士子さんの作品がパターンで表現されていたり、富士子さんの和紙を引き裂いた作風を生地のカッティングで見せていたりと、エッセンスがしっかり汲み取られていた。こういう軸でのコラボレーションを私は初めて見たので、いかに深いところで共鳴し合えるかがファッションとアートの融合には大切なのだなと思いました。
中嶋:深いところ、というのは協業するうえでは重要ですね。キム・ジョーンズ(Kim Jones)やヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)はよくアーティストと組んでコレクションを作っていますが、アートに精通している2人だからこそクリエイションも深く、ファッションを通じて作品を世に広めたいという意思が感じられます。
村上:アーティストの作品をプリントして直感的に「いいね」と思わせるのも大事なのですが、商業的なコラボレーションの多くはそれが“作品”ではなく“柄”としてしか認識されていません。個人的には、アーティストがどういう人で、作品がどんなコンセプトで、それが服作りとこういう共通点があるから協業した、という背景を伝える方が説得力があり、消費者にも受け入れられると考えています。とはいえ、アートの入り口を広げるのはとっても大事なことなのですけどね。
WWD:昔に比べてアートとファッションの距離感が縮まったと感じる?
中嶋:最近はSNSの浸透もあり、アートがより身近になりました。例えば美術館の展覧会に行くにしても、昔は意識的にアンテナを張っていないと気が付かなかったのが、今ではみんながSNSでシェアするから意識しなくても情報が入ってきます。
村上:確かに距離は縮まりましたけど、アートは敷居が高く狭い業界というのは相変わらず。それがよしとされてこれまで成立してきた部分もあるのですが、最近はその壁がちょっと強固すぎる気もしています。だから親しみやすいファッションとつながることで、その壁が少しでも崩れるといいですね。
WWD:ファッションとの商業的なコラボレーションに否定的な声はない?
村上:アート界には服が好きな人が多いので、まだ現役アーティストの場合は特にどういうレベルでのコラボレーションかをシビアに見られている気がます。レベルというのは、組むブランドも含め、作品をファッションでどう表現しているかや、両者の創造性が合致しているかなどです。
WWD:外から見ると敷居が高く狭い業界、というのはファッション界も同じでは?
中嶋:そうですね。だからこそお互いを高め合う協業がしたいんですよ。ファッションの商業的な部分をポジティブに生かしつつ、アート界も一緒に盛り上げていきたい。両方が好きな僕からすると、純粋にファッションもアートもたくさんの人に知ってもらいたいという気持ちだけなので。
WWD:日本では最近、アートがよく売れていると聞くが?
村上:確かに、アートバブルではあると思います。起業家や経営者がアートを買い始めて、それが徐々に広がっていますね。ただ、本当に好きで買っている人もいれば、資本として見ている人、著名人が“いいね”したから買っているなどさまざまで、作品の価値がガラパゴス化してしまっている。今、世間で1500万円前後で取引されている有名アーティストの作品が、アート界での価値が実はゼロに等しいということも珍しくありません。美術作品はいかに新しい創造性を生み出しているかが重要なので、過去の有名作家の作風を焼き直しても、美術作品としての価値はないんです。世間の印象と作品の価値のギャップを埋めるのが批評だと信じてはいるのですが、深く難解な批評によって世間からの敷居を高くしてしまっているというのも否定できません。
中嶋:外から見ていると、今のアート界は少し前のファッション界と重なる部分があるので学ぶ点が多いですね。ファッションでも、自らの価値を落としてまで目先のバズを追いかけると、長期的には衰退していくだけ。だからこそシンプルに、作り手の人柄や、どういうものに影響を受けたか、なぜ今このクリエイションなのかという背景を伝えてきたいし、ファッションメディアにもそうあってほしい。服や作品の純粋な価値がビジネスにつながる環境を、デザイナーとして作っていきたいです。
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これは、パンを愛する大学生3人が中心となり開発。「パンの匂いをずっとかいでいたい」という夢をかなえる、(おそらく)世界初の食べられるマスクだ。
単なるお遊びのようにも思えるが、実はマスクとしての性能も確か。マスクの第三者試験機関であるユニチカガーメンテック研究所で、4月に実施した製品性能試験によると、飛沫防止性能可視化試験において メロンパンは市販マスクと同等か、それ以上の結果を示した。マスクとしての大きな可能性を示し、パン好きの夢をかなえる“世界一幸せなマスク”として今回の発売に至った。
発表に先立ち、5月に東京・渋谷と秋葉原で配布イベントを実施。用意した200個の“マスクパン”が約10分で配布終了するなど大きな反響があった。思わず笑い出す人たちに、「感染対策としてメロンパンは人を幸せにする」ことに自信を深めたという。
発売に際し、同社担当者は 「こんな時代でも、いつか未来で楽しく自慢したい、という思いで発売する。みんなでメロンパンをつけて笑い合う日本で、この時代を上書きしたいと願っている。このマスクにはそんな願いも込め、マスク性能試験の第三者試験機関やメロンパンの専門店の協力を得て、市販のマスクと同等以上の性能のメロンパンに仕上げた」とコメント。
悟空のきもち ザ ラボは、65万人待ちを誇る頭のほぐし専門店「悟空のきもち」の実験会社として、2021年に本格稼働。日本を驚かす“ピュア発想企業”として、これまでにないような製品を世に送り出している。
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「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」は、「シュプリーム(SUPREME)」とコラボレーションしたコレクションを6月10日に「シュプリーム」、11日に「エミリオ・プッチ」のオンラインストアで発売し、日本の「シュプリーム」店舗で12日から販売予定だ。
「エミリオ・プッチ」のアーカイブプリントである、1965年の“トゥリパーニ(Tulipani)”と1970年の“ファンタジア(Fantasia)”の2つをデザインソースに、14点のアイテムを製作した。シルクのスモーキングジャケットや、耐水性を備えたナイロンスポーツジャケット、プリントや刺しゅうでロゴを施したシャツやTシャツ、スエットシャツとパンツ、サッカージャージーやショーツをそろえた。“ファンタジア”柄のアクセサリーではサングラスやベースボールキャップ、ベルト、「ジッポー(ZIPPO)」とのライターをそれぞれ3カラーでそろえる。
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「スリー(THREE)」は6月11日、天然由来成分100%のオーガニック“ホームフレグランス”(全3種、各74mL、税込各3960円)を発売する。「空気を浄化するように、整える」をコンセプトに、エントランスやスタディルーム、ベッドルームなど空間に合わせて3種の香りをラインアップ。ブランドのコンセプト原料であるフランキンセンス油、バチョリ油、マンダリンオレンジ果皮油に加え、オリジナル原料のチャ葉エキスやレモン果実エキスを共通成分として配合する。
“オープンマインド”は、エントランスやリビングなどコミュニケーションの場に向けて開発。タイム油やユーカリラディアータ油、ティートリー油を配合し、清潔感のあるトップノートに甘さを感じるパチュリ、上質なハーバルグリーンが爽やかに香る。
“ポッシビリティ”は、スタディルームやリモートオフィスをよりクリアな時間を過ごせる空間に演出。爽快なローズマリーに軽く甘さのあるフレッシュなニアウリ、清涼感のあるローレルをブレンドし、集中力を高めたい時のマインドセットを助ける香りに仕上げた。
“レリーヴド”は、ベッドルームに向けて心地よい睡眠へと導く香りが特徴。繊細なベルガモットの芳香がトップノートに香り、ウッディとシトラスにフローラルが溶け合うプチグレンのハートノートに、落ち着きのあるネロリを配合した。
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国際的デザインの祭典「ミラノサローネ国際家具見本市( MILANO SALONE以下、ミラノサローネ)」が今年は「スーパーサローネ(SUPER SALONE)」と名称を変え、イタリア・ミラノ郊外のローフィエラで9月5〜10日に開催される。通常、一般が入場できるのは会期終わりの週末だけだが、今年は初日から一般へも解放。6月30日には、イベントのコンテンツを発信するデジタルプラットーフォームを開設し、リアルとデジタルが融合したイベントになる。
展示形式は、製品カテゴリーごとにパーテーションで区切るモジュラー形式で、会場を構成する全ての素材と製品は解体して再利用できる。同展で展示されるインテリア各社が過去1年半の間に制作した新製品に関しては、デジタルプラットフォームで購入でき、収益の一部は慈善団体に寄付される。フィエラ会場の東ゲートには、200本の木で構成される緑のレセプションエリアが設けられ、イベント終了後には、ミラノ市内に移植される。
The post 国際的家具の見本市「ミラノサローネ」の特別展「スーパーサローネ」が9月に開催 オンラインでの購入が可能に appeared first on WWDJAPAN.
国際的デザインの祭典「ミラノサローネ国際家具見本市( MILANO SALONE以下、ミラノサローネ)」が今年は「スーパーサローネ(SUPER SALONE)」と名称を変え、イタリア・ミラノ郊外のローフィエラで9月5〜10日に開催される。通常、一般が入場できるのは会期終わりの週末だけだが、今年は初日から一般へも解放。6月30日には、イベントのコンテンツを発信するデジタルプラットーフォームを開設し、リアルとデジタルが融合したイベントになる。
展示形式は、製品カテゴリーごとにパーテーションで区切るモジュラー形式で、会場を構成する全ての素材と製品は解体して再利用できる。同展で展示されるインテリア各社が過去1年半の間に制作した新製品に関しては、デジタルプラットフォームで購入でき、収益の一部は慈善団体に寄付される。フィエラ会場の東ゲートには、200本の木で構成される緑のレセプションエリアが設けられ、イベント終了後には、ミラノ市内に移植される。
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「WWDJAPAN」は、6月26日にトークイベント“WWDJAPAN Circle”を開催する。 “WWDJAPAN Circle”とは、専門家やインフルエンサーとともに今関心がある出来事について考え、語り合う読者・ユーザー参加型の企画だ。取り上げるテーマは“広義のサステナビリティ”。環境やジェンダー、働き方といった社会的課題をデジタル空間で一つのテーブルについて本音で語り合う。目指すのは白か黒かの2者択一ではなく、知恵を持ち寄ることで“ポジティブなグレー”のムーブメントを起こす場の創出だ(イベントへの応募は記事後半のリンクボタンから)。
第1回のテーマは「100年後の地球」。パネリストにアーティストのMIYAVIと、環境NGOのキーマンである日比保史コンサベーション・インターナショナル・ジャパン代表理事兼CIバイスプレジデントを迎え、トークイベントを開催する。サポーターは、サステナビリティに先進的に取り組む「グッチ」だ。同ブランドは、2017年にリアルファーの使用を廃止する“ファーフリー宣言”以降、ファッションショーで排出したCO2を植樹で相殺、サステナブルな素材のみを採用した“グッチ オフ ザ グリッド”を発表するなど、ファッション業界の環境負荷軽減に尽力してきた。ここでは「グッチ」のサステナビリティの取り組みや6月にローンチする新作を紹介する。
「グッチ」サステナビリティの歩み
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2015年にマルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)=グッチ社長兼CEOが、今後10年間で推進する包括的なサステナビリティ戦略「カルチャー・オブ ・パーパス(Culture of Purpose)」を発表。人と地球の未来をより良いものにするために積極的に取り組んでいる。
その一環として、2018年6月5日の「世界環境デー」に合わせて、ポータルサイト「グッチ エクリブリウム(GUCCI EQUILIBRIUM)」を開設。“人”と“地球”、そしてパーパス(目標)をつなぐことを目指して、環境負荷の低減や自然保護活動、人々の権利や個人の尊重などに対する「グッチ」の取り組みや視点を発信し続けている。
2020年にリニューアルした同サイトと連携させるかたちで、サステナビリティに関するコンテンツに特化したインスタグラムアカウントも新たにスタート。高い問題意識を持つ「グッチ」のコミュニティーと、公正かつ公平な世界を実現するための変革をもたらす体験やアイデアの共有を促進している。
2020年春夏のミラノ・コレクションでは、“カーボンニュートラル(炭素中立)”を宣言。ファッションショーの環境と社会への影響を考慮し、国際規格ISO20121に準拠したイベント運営を行い、サステナブルイベント認証を取得した。これには持続可能な資材の調達も含まれ、再利用やリサイクルが可能な資材をショー全体の80%に利用した。他にも、グリーン電力およびエネルギー消費量が少ない LED 照明を使用し、使い捨てプラスチックの回避やショーに出席するゲストや関係者の移動によるCO2排出量も算出してオフセットするなど、サステナブルなショーに挑んだ。ショーの参加者1人につき1本ずつミラノ市内に植樹を行い、同イベントで発生したCO2排出量を完全に相殺した。
なおショー会場となったミラノ社屋のグッチ ハブは、16年に省エネと環境に配慮した建物・敷地利用を先導する環境性能評価システム、LEED認証でゴールドレベルを取得している。
2020年6月、循環型デザインのビジョンに基づくイニシアチブ「グッチ サーキュラー ラインズ(Gucci Circular Lines)」から、サステナブルな要素を全面に取り入れた初のコレクション“グッチ オフ ザ グリッド(GUCCI OFF THE GRID)”をローンチした。
環境に配慮してデザインしたウエアやバッグ、シューズなどには、漁網やカーペットなどの廃棄物を100%原料にしたリサイクルナイロン糸「エコニール(ECONYL®)」を使用。さらに「グッチ」のロゴを刻印したレザータグはメタルフリー・クロムフリーで加工したものを使用したり、リサイクルポリエステルのライニングや縫い糸、リサイクルプラスチック、無溶剤接着剤を用いたり、リサイクル素材と持続可能性の高い方法で調達した素材のみで制作したりと、ディテールにも徹底してこだわる。また製造の過程で発生したリサイクルナイロンの端材も回収してリサイクルし、レザーの端材はアップサイクルしている。
2021年に新たに発表した環境戦略では、これまで進めてきたカーボンニュートラルに加えて、自然環境にさらにポジティブな変化を生み出すことを目指し、マングローブ林など重要な森林の保全と再生や、自社サプライチェーンにおける環境再生型農業を支援。温室効果ガスの排出回避・削減は継続しながら、生物多様性の保護と気候変動対策を目的に、サプライチェーン全体の改革を推進する。
マングローブ林は一般的な森の最大約10倍の炭素を蓄えることができ、地球温暖化の防止に重要な役割を担うといわれている。そのため「グッチ」は、サウスポール(SOUTH POLE)によるホンジュラスの森林保全プロジェクト「モスキティア ブルーカーボンREDD+プロジェクト」に投資し、これによって約5000haにおよぶマングローブ林と28万5000ha以上の森林が保護される。
また、同戦略での環境再生型農業に向けた取り組みは、国際環境NGOのコンサベーション・インターナショナル(CONSERVATION INTERNATIONAL)とサウスポール、ネイティブ(NATIVE)との共同で行う。環境再生型農業プロジェクトの実行可能地域の特定と規模拡大を目的に調査し、自社製品に再生可能な原材料の使用を目指す。またサプライチェーンだけでなく、生産者にも環境再生型農業に切り替えるよう奨励している。ほかにも再生可能エネルギーへの切り替えやサステナブルな原料調達、循環型ビジネスモデルの推進などにも取り組んでいる。
“グッチ オフ ザ グリッド” 第3弾に
新色アッシュグレーが登場
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2020年にローンチした“グッチ オフ ザ グリッド” コレクションから、日本限定カラーのブルーに続く新色アッシュグレーが第3弾として登場。今回も環境に配慮したサステナブルなコレクションで、スポーティーなアウターからバッグ、キャップ、スニーカーまで幅広く取りそろえる。アイテムは全てユニセックスで、旅にも日常にも使える実用的なラインアップだ。他にもイエローやブラックなど、色も多岐にわたる。
メインとなる素材は、これまで同様に漁網やカーペットなどの廃棄物を100%原料にしたリサイクルナイロン「エコニール」だ。「グッチ」を象徴するGGパターンを織り込んだ「エコニール」に、クロムフリー加工のアイボリーのトリムとレザータグを組み合わせたデザインが特徴だ。他にも、アウターのフード部分のコードとファスナーにペットボトルが原料のリサイクルポリエステルを採用したり、アイレットにリサイクルスチールを、スナップボタンにリサイクルブラスを用いたりするなど、細部まで環境に配慮している。
なお、“グッチ オフ ザ グリッド” コレクションの新作発売に合わせて、6月29日まで阪急うめだ本店、6月30日までグッチ新宿のストア内で期間限定ショップ、“グッチ ピン(Gucci Pin)”も開催中だ。
サステナビリティイベント開催
MIYAVIらと100年後の地球を考えよう
「WWDJAPAN」と「グッチ」は、アーティストのMIYAVIと環境NGOのキーマン、日比保史コンサベーション・インターナショナル・ジャパン代表理事兼CIバイスプレジデントをゲストに迎え、サステナビリティイベント“WWDJAPAN Circle”を6月26日に開催する。“グッチ オフ ザ グリッド” コレクションを題材に、作り手のビジョンや経営哲学にもアプローチしながら、循環型ファッションや100年後まで持続可能なデザインについて参加者と一緒に考える。
日程:6月26日
登壇者:MIYAVI × 日比保史コンサベーション・インターナショナル・ジャパン代表理事兼CIバイスプレジデント
ナビゲーター:向千鶴=執行役員「WWDJAPAN」編集統括兼サステナビリティ・ディレクター
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モデルの黒田エイミはパートナーでもあるヘアスタイリストDai Michishitaとライフスタイルブランド「サン アンド ソイル(SUN AND SOIL)」をスタートした。黒田は20代後半に後天性の肌アレルギーを発症し、その悩みに寄り添ったオーガニックコスメとの出合いをきっかけに「ジェンダーレスでエイジレス、誰もが心癒される最高のオーガニックケアを提供したい」という思いからブランドを立ち上げた。第1弾では、コスモスオーガニック認証を取得したヘア&ボディーオイルを8月8日に発売する。5月19日からは公式オンラインストアで先行販売しており、一般実店舗での取り扱いは今のところ未定だ。
ヘア&ボディーオイル「“Healing”バラシングオイルセラム」(50mL、税込7480円)は、“本能に触れる”をコンセプトにした香りを追求し、約2年の期間を経て開発した。黒田は、「当初はフェイスオイルを考えていたが、香りの印象を強めたく、(パートナーであり共にプロデュースするMichishitaが)ヘアスタイリストでもあるので、まずは1品でヘアケアを含めた全身ケアオイルを作った」と話す。そこで、自律神経のバランスケアをサポートし、心身ともに深い癒しを与える香りを調合、ヘアケアへの有効成分も配合した。有機栽培の植物だけを用いたココナッツオイルやオリーブオイル、月見草オイルなど7種のオイルをベースに、オーガニック認証のゼラニウムやシダーウッドなど13種類の精油をブレンドしている。
今後は、ビューティ以外にファッションやウエルネス、フードなど“生活を豊かにする”商品を展開する予定だ。Michishitaは、「ウェブでも好評の声をいただいている。インスタグラムやYouTubeなどコミュニケーションツールを使い、ユーザーと一緒にブランドを育てていきたい」と意気込む。
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「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」から、ブランド初のレイヤリング(重ね付け)フレグランス“ストリエ ディ セタ(Storie di Seta)”が登場した。「サルヴァトーレ フェラガモ」を象徴するシルクのクリエイションにインスパイアされたシリーズだ。
コレクションは、4種類のオーデパルファムと2種のブースターをそろえ、それぞれ単独でも、複数の香りを組み合わせて使うことが可能だ。オードパルファム“ジャルディーニ ディ セタ”は赤い果実のジューシーなテイストをムスクで包み込んだフローラル フルーティ、“ジュングレ ディ セタ”は生き生きとしたグリーンピースとピオニーブロッサムのコントラストが生み出すエキゾチックなフローラルグリーン、“サヴァーネ ディ セタ” ははつらつとした黄色野菜とサンダルウッドのミルキーな香りが合わさった官能的なシトラスフローラル、“オセアニ ディ セタ”はピュアなマグノリアと柔らかなヘリオトロープが奏でるフローラルアクアの香り。それぞれにはシルクを表現したアコード(香り)を配合しており、これにより何種類を重ねても香りがぶつかることなく調和される。ブースターはムスキーなタイプと、ウッディーなタイプの2種をラインアップする。
香水は50mLサイズと100mLサイズに加え、ミニサイズのオードパルファムを4種類セットにした“ディスカバリーキット”、ブースターのローラーボールタイプ2種類をセットにした“ブースターキット”を販売する。
なお、「サルヴァトーレ フェラガモ」はこれまで約20年にわたり自社で手掛けてきたが、現在大手フレグランスメーカー、インターパルファム(INTERPARFUMS)との提携を交渉中だという。
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「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」が“ワードローブ 02(Wardrobe 02)”コレクションを発表した。
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服は縫製されて完成ではない。美しいシルエットに欠かせないのがプレス加工だ。
東京・足立区の住宅街にあるセキグチ(関口謙一郎社長)の本社工場では、今の時期、夏物の追加発注品のプレス加工が行われている。手がけるのは主に国内の縫製工場から届くブラウスやワンピース。縫製工程の縫い針などが紛れ込んでいないか調べる検針、アイロンによるプレス加工、値札つけ、最終検品などを行う。その後、ハンガーに掛けられた状態で百貨店やセレクトショップの店頭に出荷される。
プレス加工はシワを伸ばすだけでなく、服の魅力を最大限引き立てる作業である。スカートのドレープ感、シャツのパリッとした印象、ジャケットやコートのシルエット、フリルやプリーツの微妙なニュアンスをアイロンの技によって完成させる。服の素材だけでなく、その日の気温や湿度も出来上がりが左右される繊細な仕事だ。工場内では熟練の技術者が手際よくブラウスにアイロンをかけていた。店頭での商品の印象に大きな影響を与えるため、ブランド側もプレス加工の出来を厳しく確認する。
1963年創業の同社の本社工場では、この道40年のベテラン技術者を含め約20人が働き、1日平均500着の服のプレスや検品を行う。イトキン、トゥモローランド、TOKYO BASE、アルページュなどの大手から新興のデザイナーブランドまで幅広い服を扱っている。
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透ける“シアー素材”のパンツの人気がじわじわ高まっています。これまでシアー素材といえば、ブラウスやスカートなどに生かすケースが多かったですが、この夏はパンツに取り入れているブランドを多く見かけます。透け感のおかげで見た目も涼しく、軽やかなスタイリングに仕上がります。多彩な重ね着コーディネートが登場して、装いの表情も豊かになってきました。
「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」は、オーバーサイズのジャケットに薄いカーキ系のシアーパンツを合わせました。ジャケットの落ち感とパンツの軽やかさがコントラストを際立たせています。さらに、シアーなハイソックスを合わせることで、透け感に濃淡が生まれました。エアリーでありながら、ほんのり色香を薫らせたムードが大人っぽい印象。レッグラインもすっきり見える、今夏おすすめのレイヤードです。
「ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)」は白のシアーシャツとシアーパンツをコーディネート。ノーブルな印象のある白は、透けて見える肌となじんで上品に仕上がります。腰にケーブル編みのニットを巻いて、素材のコントラストを際立たせました。結び目を正面ではなく、わざと横にずらすことでこなれ感も演出。シアーとニットの異素材ミックスが、やわらかい雰囲気を生んでいます。
ブルーのワントーンでまとめたのは「ハイク(HYKE)」。五分袖のトップスと裾がフリンジのスカートのセットアップに、シアーなブラウスとパンツを忍ばせる、“透ける×透けない”のミックスレイヤードです。膝下、肘下といった中心から離れたポジションにシースルーを取り入れて、エアリー感をさりげなくプラスしているのがポイント。同系色でまとめることによって、透け感も落ち着いてみえる仕掛けです。
通常のパンツの上からシアーなパンツを重ねれば、ボトムスにフェアリー(妖精)な雰囲気が漂います。「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」のサマールックは、白のストレッチパンツの上にシアーパンツを重ねて立体感を引き出しました。歩くたびにチュールがなびき、ロマンチックな風情に。優しげなムードが宿るのがシアーパンツのいいところ。素肌は透けないのに、“透け感”だけをまとえる欲張りコーディネートです。シアー素材をやさしいムードで演出したいときに使える手です。
シアー素材のワイドパンツを選べば、シースルーのスカートのようにロマンチックな装いに仕上がります。「エリコカトリ(ERIKOKATORI)」のグリーンパンツは、まるで花柄のロングスカートをはいているかのよう。裾広がりのシルエットが風をたっぷりはらんでクールに揺らめきます。ワイドな幅のおかげで、レッグラインがほっそり映る効果も発揮。袖のベルスリーブとも好相性です。素足を露出するミニボトムスよりも、センシュアルで大人っぽいヌーディー感を醸し出せます。
透けないボトムスとのレイヤードは、シアー素材の持ち味を引き立ててくれます。「スリュー(SREU)」は黒のショートパンツの上から、同じく黒のシアーパンツを重ねるコーディネートを披露。レッグラインをカムフラージュするだけでなく、膝から下だけが透けるシルエットが、かえってシースルーの印象を強めています。トップスは、Tシャツで合わせてストリート風にアレンジ。夏らしいTシャツ姿をフェミニンに整えるテクニックです。
シアーパンツは涼しげなイメージが強く、サマールックにぴったり。ショートパンツや同系色のパンツ、レギンスの上から重ねると、表情がいっそう深まります。ソックスやショートブーツの上からかぶせてスパイスの効いたコーディネートに仕上げるのもおすすめ。チュニックやワンピースの下からのぞかせて、夏の生足カバーにも役立つアイテムです。1枚使いと重ね着の両方で便利な着回し度の高いシアーパンツを、夏のコーディネートのキープレーヤーに迎えてみませんか。
ファッションジャーナリスト・ファッションディレクター 宮田理江:
多彩なメディアでコレクショントレンド情報、着こなし解説、映画×ファッションまで幅広く発信。バイヤー、プレスなど業界での豊富な経験を生かし、自らのTV通版ブランドもプロデュース。TVやセミナー・イベント出演も多い
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英投資会社CVCキャピタル・パートナーズ(CVC CAPITAL PARTNERS以下、CVC)は6月3日、「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®以下、ベイプ)」への投資を発表した。投資額などの詳細は明らかにされていない。
「ベイプ」を展開するノーウェア(NOWHERE)は、2011年に香港のアパレル企業I.Tリミテッド(I.T LIMITED以下、I.T)におよそ280万ドル(約3億円)で買収された。その後、I.TはCVCと手を組んで自社株買いを行うことを20年11月に発表し、21年4月に株式を非公開化。I.Tのシャム・カー・ワイ(Sham Kar Wai)会長兼最高経営責任者らの創業者一族がその50.65%を、CVCが49.35%を保有することになり、「ベイプ」はこれを機にI.Tから独立した。今回の投資によってCVCは「ベイプ」の共同経営権を取得しており、同ブランドの中国や米国、欧州市場などでの事業拡大を狙うほか、ECを強化する。
CVCのヤン・ジャン(Yann Jiang)=ディレクターは、「『ベイプ』はストリートウエアの定義を作り出したアイコニックなブランドで、熱心なファンベースを持っている。シャム会長および『ベイプ』チームと組むことができ、大変うれしく思っている」と語った。
I.Tのシャム会長は、「『ベイプ』のこれまでの成長を誇らしく思っている。さらなる長期的な成長に向けてブランドを変革するに当たり、CVCは適切なパートナーだ」と述べた。
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こんにちは。
バーニーズ ニューヨークでは、今週末6月11日(金)から恵比寿のEBiS303イベントホールで3日間限定のお得なザ グレート セールを開催します。
会場内では、オンオフ問わずデイリーに活躍する春夏シーズンのアイテムが多彩にラインナップ。
人気のデザイナーブランドの一部アイテムをウィメンズ・メンズともにセールプライスより最大70%オフにてお求めいただけるほか、
<バーニーズ ニューヨーク>オリジナルコレクションの一部アイテムがセールプライスより最大50%オフに。
6月11日(金)・12日(土)・13日(日)の3日間限定の開催です。
ご入場には入場券が必要です。入場券はこちらから↓
http://www.barneys.co.jp/events/the-great-sale.html
THE GREAT SALE @ EBiS303 イベントホール
6/11 FRI. 11:00 – 19:00
6/12 SAT. 11:00 – 19:00
6/13 SUN. 11:00 – 17:00<最終日16:30入場締切>
EBiS303 イベントホール
東京都渋谷区恵比寿1-20-8 エビススバルビル3階
感染拡大防止へのお願いと安全・安心への取組みについて
会場内では、お客様ならびに従業員の健康と安全に配慮し、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、お客様に以下のご対応をお願いしております。
・発熱、せき、のどの痛み、体調不良などの症状がある場合はご来場をお控えください。
・入場時に検温、マスクの着用、手指の消毒をお願いいたします。
・できるだけ少人数でのご来場をお願いいたします。
・ご案内状をお持ちでないお客様は受付にて、お名前と日中に連絡がつく電話番号の記入をお願いいたします。万が一、新型コロナウイルスの集団感染が発生した場合にご連絡させていただきます。
・レジや試着室には間をあけてお並びくださいますようお願いいたします。
・混雑時は、会場内への入場制限および、オープン時間を早めさせていただく場合がございます。
会場運営ならびに従業員の対応について
・従業員のマスク常時着用
・従業員の勤務前の検温(37.5℃以上は勤務不可)、体調確認
・従業員の定期的な手洗い、うがい、手指の消毒
・消毒液を使用した定期的な会場内清掃、消毒液を使用した試着後の試着室の清掃
・接客時のお客様との一定距離の確保、およびお客様に直接触れる接客の自粛
お客様に安心してお買物いただくため、ご理解ご協力のほど、よろしくお願い申しあげます。
「ロクシタン(L'OCCITANE)」は9月8日、金木犀をイメージしたフレグランスシリーズ“オスマンサス”を発売する。定番のフレグランスシリーズが誕生するのは、2019年4月に発売した“エルバヴェール”ぶりだ。
“オスマンサス”は、秋頃に満開となる花の金木犀をイメージ。月が美しく輝く時期に咲き誇る金木犀は、甘く可憐ながらもどこかミステリアスな香りを放つ。そんな多面性を持つオスマンサスを表現するために、甘酸っぱいアプリコットや芳香なラ・フランスに熟成した金木犀をブレンドした。トップノートにはジューシーなアプリコット、ラ・フランス、ビターオレンジ、ミドルノートにはオスマンサス、キャロットシード、スズラン、ベースノートにはシダーウッド、サンダルウッド、アンブレットシードを組み合わせた。金木犀は香りと質の安定性が高いとされる黄色い花を咲かせる種類を使用。1kg抽出するのに900kg(およそ5億個)の花が必要な貴重な原料だ。花は全て手づみで収穫し、約3カ月かけて熟成して香り成分を抽出している。
商品はオードトワレ(75mL、税込6820円)とミニサイズのロールオン(10mL、税込3190円)に加え、植物由来の洗浄成分が肌を優しく洗い上げるシャワージェル(250mL、税込3109円)、滑らかな艶肌へ整えるボディーミルク(250mL、税込4290円)、手指をしっとり保湿するハンドクリーム(30mL、税込1540円)をラインアップする。
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